富山県議会 2024-02-15 令和6年ブランディング対策特別委員会 開催日: 2024-02-15
14 辻生涯学習・文化財室長 本県には、国宝瑞龍寺や勝興寺、世界遺産の五箇山合掌造り集落、ユネスコ無形文化遺産に登録された高岡御車山祭などの曳山行事、そして日本遺産に認定された高岡や井波など、地域において大切に保存・継承されてきた貴重な数多くの文化財がございます。
14 辻生涯学習・文化財室長 本県には、国宝瑞龍寺や勝興寺、世界遺産の五箇山合掌造り集落、ユネスコ無形文化遺産に登録された高岡御車山祭などの曳山行事、そして日本遺産に認定された高岡や井波など、地域において大切に保存・継承されてきた貴重な数多くの文化財がございます。
県内の文化財の被害状況については、市町村教育委員会と連携し随時情報収集を行っており、現時点では、国宝瑞龍寺や勝興寺など、国や県の指定などの文化財で63件の被害報告を受けております。 特に、高岡市や氷見市など県西部の文化財建造物の外壁などの剥落や亀裂、建物の傾きのほか、仏像の一部破損などが報告されており、一部の文化財では立入禁止の措置が取られているところです。
本県には、富山県美術館をはじめ、高志の国文学館や水墨美術館といった文化芸術振興の中核施設をはじめ、国宝瑞龍寺や勝興寺などの歴史的な文化資源も豊富であり、また、立山博物館を中核とした文化観光拠点計画が文化庁に認定を受けたことも追い風にして、県内各地に存在する文化資源や観光スポットを活用、連携した施策の推進により、関係人口のさらなる増加や地域活性化等に結びつけなければなりません。
県西部は、世界遺産五箇山合掌造り集落や国宝瑞龍寺・勝興寺、数多くの伝統工芸など、外国人観光客にも人気の高い文化的、伝統的な観光資源に恵まれております。高付加価値化も実践でき、飛越能ラインをはじめとした広域観光など、まだまだポテンシャルがあると考えます。
本県にも、御存じのとおり新幹線駅は3つございまして、県都の玄関口であります富山駅、また黒部宇奈月温泉駅は黒部宇奈月キャニオンルートの玄関口、さらに新高岡駅は2つの国宝、瑞龍寺、勝興寺の玄関口でもあります。
県西部は、世界遺産五箇山合掌造り集落、国宝瑞龍寺や勝興寺、雨晴海岸をはじめ、ユネスコの無形文化遺産に登録された御車山、城端の曳山、さらには漆器や銅器、木彫刻等の伝統工芸など、観光資源の宝庫であると認識しております。
また、本県には、富山湾随一の水揚げを誇る氷見漁港ですとか、黒部宇奈月キャニオンルート、加賀藩ゆかりの国宝瑞龍寺や勝興寺など、金沢にはない魅力的な観光資源もあることから、来年度秋に開催されます全国宣伝販売促進会議におきまして、これらもPRしまして販売につなげるとともに、本県の豊かな食や宿などを組み合わせまして、県内での滞在につなげてまいります。
国宝瑞龍寺に加えて、江戸時代の荘厳な姿を取り戻した勝興寺も昨年12月に国宝になったことから、その文化遺産の強みが増したことと存じます。 これまで以上に、大いに様々な活用を図ることで関係人口の増加に期待するものであり、文化遺産群としての面的整備が求められると考えます。
国宝瑞龍寺と国宝勝興寺をつなげるためにも、例えば瑞龍寺駅を検討すべきではないでしょうか。 沿線人口だけでなく、観光客などの需要も見込まれるため、城端線・氷見線活性化調査等事業においては、新駅の設置も主要なテーマとして検討すべきだと考えますが、知事に所見をお聞きします。
国宝勝興寺、そして先ほど御紹介いただきました国宝瑞龍寺などを最大限に生かした歴史都市高岡のまちづくりに向けて、市民の皆様の御協力をいただきながら、そしてまた市民の皆様と心を一つにして、引き続き市政に邁進してまいりたいと考えております。
そして次に、本市の「高岡の水」ペットボトルでございますが、現在、ラベルには「国宝 瑞龍寺」「重要文化財 勝興寺」と表示されております。更新の際には「国宝」と変えることはもちろんなのですが、参道を汗を流して上がってこられた方が喉を潤す水などとして国宝勝興寺オリジナルラベルの「高岡の水」を限定販売してはと考えますが、見解をお伺いします。
勝興寺の国宝指定を踏まえまして、今後、効果的に誘客を図っていくためには、勝興寺に加えて高岡市内の国宝瑞龍寺や雨晴海岸をはじめ、県内に様々ある魅力的な観光地に周遊滞在いただけるよう取り組んでいくことが重要でございます。
具体的な事業としては、例えば、県域全体にある個性的な美術館や博物館、世界遺産の五箇山合掌集落、国宝瑞龍寺や国指定重要文化財の勝興寺をはじめとする多彩な有形無形文化財などを巡るもの、令和6年度の黒部宇奈月キャニオンルートの一般開放を見据えた立山・黒部周辺の文化観光の推進、北陸新幹線敦賀開業を契機とした北陸3県の文化資源を活用した広域連携でのイベントの開催、立山、白山、富士山の日本三霊山をテーマとした石川県
中でも、国宝瑞龍寺での住職の案内付夜間特別拝観や金屋町重要伝統的建造物群保存地区でのギャラリーの見学、工芸体験などが特に充実していると評価され、特別感のある体験や地元の人との交流を通して、来訪者の心に残る日本遺産の魅力を伝えることができているとの意見をいただいております。
本市の歴史・文化資産につきましては、例えば国宝瑞龍寺は、その建築的、文化財的な価値にとどまらず、前田利長公の菩提寺であり、かつその墓所が高岡にあるという歴史的背景も含めて楽しめる魅力的な観光素材であります。
国宝瑞龍寺に代表されます本市の主な歴史・文化資産は、公共交通の利便性が高い中心市街地一帯の長さ約1キロメートルの範囲内に位置しておりまして、また、高岡地域地場産業センターでは、富山県西部地域の伝統的工芸品の見学はもとより、鋳物や漆工のものづくり体験におきましても大人数の受入れが可能というふうになっております。そのことから、教育旅行先として一定の評価をいただいているところでございます。
具体的には、デスティネーションキャンペーン期間中の入り込み数について、富岩水上ラインが前年比299%、国宝瑞龍寺は188%、宇奈月温泉の宿泊者数も136%と大きく伸びるなど、新幹線開業効果も相まって、キャンペーンの成果が数値に表れております。
本市ではこれまで、国宝瑞龍寺をはじめとした日本遺産に認定されたストーリーを構成する歴史・文化資産や、鋳物づくりに端を発し、受け継がれてきた伝統産業技術を生かしたものづくりの技などといった魅力を発信することで、観光地としての認知度を高めてまいりました。
そして、富山県唯一の国宝瑞龍寺、平成の大修理を終えたばかりの国指定重要文化財「勝興寺」、祭りにおいては豪華けんらんな御車山祭、けんか山で知られる勇壮な伏木曳山祭。高岡御車山祭の御車山行事は、国が指定する重要有形民俗文化財、重要無形民俗文化財の両方に指定されており、日本で5つしかありません。 しかし、このことを知っている高岡市民は非常に少ないのではないでしょうか。
新幹線が分離駅になったおかげで、そして国宝瑞龍寺から金屋のあそこまで、その辺は率直に細川地域産業支援課長の目で見て、広過ぎると思いますか。もっとコンパクトにしなきゃいけないと思いますか。どう思われるか、それをちょっとお聞かせください。