富山県議会 2022-11-01 令和4年11月定例会 代表質問
今回、国宝指定となれば、県内では瑞龍寺に続く25年ぶり2例目となり、高岡市はもちろん富山県としても、北陸3県で唯一、2つの国宝建築を有するところとなります。関係の皆様のこれまでの努力に深く敬意を表するとともに、高岡市民の一人として大変うれしく思っております。
今回、国宝指定となれば、県内では瑞龍寺に続く25年ぶり2例目となり、高岡市はもちろん富山県としても、北陸3県で唯一、2つの国宝建築を有するところとなります。関係の皆様のこれまでの努力に深く敬意を表するとともに、高岡市民の一人として大変うれしく思っております。
傷んだ部分を新しい材料に変える修復を通して,「国宝建築が外国産材に置き換わってしまわないか」と危惧する文化財所有者もいるそうです。問題の底流には,文化財保護に関する現状が社会に知られず,関心を持たれないで来たことがあります。
(1)の湖南三山が始まって10年、何が変わって、何が進んできたかについてですが、湖南三山につきましては、平成16年10月の湖南市発足に伴い、市内に国宝建築物を有する天台宗の寺院が3か寺存在することになり、これらを線で連結することにより、新たな観光資源として今日まで発信してまいりました。
文化財の保護と活用につきましては、本年11月、20年に一度の国宝仁科神明宮の遷宮祭がとり行われますことから、これに先立ち本殿などの屋根のふきかえ工事を初め、国宝建築物の修繕に対し国・県補助を活用して助成することといたします。
1つ目は、家康公を起源とした漆塗りの国宝建築や伝統工芸、現代のホビー産業につながる技の伝承についてです。こちらは本市単独でストーリーづくりを行い、既に本年1月に申請を行ったところです。 2つ目は、本市を東西に貫く東海道における古くからの往来により根づいた街道文化についてです。
やはりなかなか文化財を引き継いでいくということも難しいものだななんていうふうに思いますが、私も結構フットパスガイドをやりながら、地域を回って文化財を伝えたりするんですが、いわゆる国宝建築というのは約600年間その地にあり続けて、建物としてそこに体をなしていくんですが、そのためには、その600年という間、その建物を守っていく、例えば住職さんであったり、そういった人、また檀家さんも当然いらっしゃいますし
直近では、参加者に本市の魅力を再認識し、発信していただくことを目的にふるさと魅力再発見「国宝神谷神社と山樋地区の古墳群をめぐる」を開催し、本市の国宝建築物である神谷神社や加茂町山樋地区の古墳群を地元の方々にガイドしていただき、参加者にその価値と魅力を知っていただいたところでございます。
御案内のとおり、仁科神明宮の本殿と中門、釣屋は、我が国古来の建築様式である神明づくりを伝える最古の建造物として、県内に5つしかない国宝建築物の一つに指定をされております。現在のものは1636年の建築ですが、その創建は古く平安時代中期までさかのぼり、室町時代初めからの27枚の棟札と銅製の懸仏5面が国の重要文化財に指定されており、周辺の森は県の天然記念物になっております。
ぜひこの国宝化を記念した関連グッズの販売や、もう一つの国宝建築物であります神魂神社も有効に活用した観光プロモーションを積極的に展開していただき、地域を活性化していただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
県内には、阿蘇や熊本城以外にも、世界遺産に推薦される明治日本の産業革命遺産、九州・山口と関連地域に入っている万田坑や三角西港、全国的にも珍しい伝統的な芝居小屋の様式を残している八千代座、キリスト教関連の施設が今でも残っている天草、国内で最南端の国宝建築物になっている青井阿蘇神社など、数え上げたら切りがありません。ほかにも、温泉など世界に誇れるものが数多くあります。
特に、旧石部町に2カ所、そして旧甲西町に1カ所ありました国宝建築物を、それまでは点在していたものを線で結んだという形で、目に見えてきた。そこに発信という形を加えて、市域外からのお客様を誘致することができたということであったと思っております。
時期を同じくして、これまで市内に点在しておりました国宝建築物を有する天台寺院である常楽寺、長寿寺及び善水寺を「湖南三山」と称してPR展開するとともに、11月12日から27日までの16日間、初めての同時公開を実施いたしました。その結果、県内はもとより、東海北陸を初めとして広く国内から観光客が誘致され、期間中は2万5,600人の参拝客でにぎわいを見せるとともに、地域経済への刺激を得ることができました。
平等院鳳凰堂は阿弥陀如来像を安置する中堂の重厚さに対して左右の翼廊の軽やかさが調和し、棟の一対の鳳凰がさらに建物を瀟酒に彩る国宝建築物の中でも他に類例を見ない優美な建築物として、また宇治上神社は国宝の本殿が神社建築としては日本最古の建築物であり、鎌倉時代に建てられた拝殿は、現存する日本最古の拝殿であり洗練された寝殿造住宅風の建築様式を残しているとして、京都市、大津市などの神社、寺院などの建築物とともに