広島県議会 2023-01-17 2023-01-17 令和5年デジタルトランスフォーメーション推進・行財政対策特別委員会 本文
今回のDXで一番期待しておりますのは、子育てに関することで、広島県では子供の予防的支援構築事業をいち早く始められました。子供に関する福祉と学校のデータなどを連携させて、子供が大変な状況になることを予防していくという、非常に画期的な事業を始められました。
今回のDXで一番期待しておりますのは、子育てに関することで、広島県では子供の予防的支援構築事業をいち早く始められました。子供に関する福祉と学校のデータなどを連携させて、子供が大変な状況になることを予防していくという、非常に画期的な事業を始められました。
本事業は広島県の子どもの予防的支援構築事業のモデルとして、現在県内の4市町、府中町、府中市、海田町、三次市が参加しておりまして、運用開始に向けての取り組みを進めているところでございます。 広島県は令和6年度までを、この4市町による実証実験とし、令和7年度から段階的に県内市町へ本事業の展開を予定しているところでございます。
県では、妊娠期から子育て期まで切れ目のない見守り、支援を充実させる取組として、ひろしま版ネウボラ構築事業や、子供の予防的支援構築事業などに取り組んでいます。
1つ目は、177ページの子供の予防的支援構築事業について質問させていただきます。 これまでの委員会等で、この事業スキーム自体はある程度理解しております。
続いて、子供の予防的支援構築事業について質疑をしたいと思います。 令和3年度の事業になっていまして、福祉の情報、母子保健の情報、生活保護の情報でありますとか、それから、学校現場の出欠席の情報といったあらゆる情報をAIに判断をさせて、できるだけ早めに見守りが必要な家庭などを抽出していくというモデル事業になっています。
また、庁内業務の効率化など、共通する取組の市町間連携における調整等の支援やAIを活用した子供の予防的支援構築事業のように、県の事業にモデル市町として協力いただいて進める県と市町の連携プロジェクトの実施など、様々な形での連携を行ってまいりたいと考えております。
子供の予防的支援構築事業につきましては、府中町において児童虐待などの子供の育ちに関わるリスクを予測するためのAIシステムの開発を進めるとともに、新たに府中市においてもAIモデル導入に向けた準備を開始しております。
こうした中、本県では、子供の予防的支援構築事業として、福祉や教育を初め、子供の育ちに関するさまざまな情報をAIで分析することにより、子供や子育て家庭が抱えるさまざまなリスクを予測し、その情報を参考に関係者間で支援の必要性などを判断することで、虐待などの問題を未然に防止する仕組みづくりに取り組むこととしています。
そして、それを狙った県の事業の中に、今年度から開始されている、安芸郡府中町をモデルにした子供の予防的支援構築事業がございます。これは、子供の育ちにつながるリスク、すなわち虐待、不登校、問題行動、社会孤立などを早期に把握し、予防的支援を行うことで、子供が心身ともに健やかに育つことを狙った事業です。
子供の予防的支援構築事業の実施に当たっては、個人情報に関して十分な情報漏えい対策を講じるとともに、情報の取り扱いやシステム開発など、福祉、法務、情報といった各専門分野との連携が重要となることから、県がリーダーシップを発揮し、市町を支援していく必要があること。
こうした中、現在策定中のひろしま子供の未来応援プランでは、子供たちの人生や将来に重大な影響を及ぼす乳幼児期や児童虐待防止対策に特に注力して取り組むこととしており、このうち、ひろしま版ネウボラや子供の予防的支援構築事業では、全ての子育て家庭を把握する中で、健康や経済状況のほか、養育環境、社会的孤立といった、家庭が抱えるさまざまな課題やリスクを早期に発見して具体的な支援につなげるなど、個々のニーズに応じた
子供の育ちにかかわるリスクを早期に把握し予防的支援を行うことにより、問題を未然に防止する子供の予防的支援構築事業につきましては、今年度から府中町をモデルに行政の保有する情報をAIを活用して分析、予測する仕組みの検討を進めております。