熊本県議会 2045-06-01 06月16日-06号
一つは、干がたの貝類及びノリ養殖漁業の開発、二つは、魚の放流、魚礁の設置、モ場の造成等の資源増殖対策でございます。 このうち干がた漁場の開発につきましては、干がたの主要魚種でございますアサリを対象に今後の振興策を具体化するため、二カ年にわたって三角町大岳の地先等で実験区を設定し、その成長率、生存率等について試験した結果、いずれも好結果を得られました。
一つは、干がたの貝類及びノリ養殖漁業の開発、二つは、魚の放流、魚礁の設置、モ場の造成等の資源増殖対策でございます。 このうち干がた漁場の開発につきましては、干がたの主要魚種でございますアサリを対象に今後の振興策を具体化するため、二カ年にわたって三角町大岳の地先等で実験区を設定し、その成長率、生存率等について試験した結果、いずれも好結果を得られました。
有明海は、大小の河川から搬入される土砂によって広大な干がたが発達し、これら多くの河川から流入する栄養塩により生産力豊かな海域であり、古くからノリ養殖が発達し、全国有数のノリ生産地であることは御承知のところでございます。
養殖のもう一つの柱でありますノリ養殖は、技術の進歩と生産者の努力によって、生産量だけは安定向上してきたものの、これまた全国的な過剰生産により価格は大幅に下落してノリ養殖漁家の経営をだんだん苦しいものに陥れております。
まず、ノリ養殖についてでございます。有明海区のノリ養殖の生産状況でございますが、年内に行われる秋芽網は、窒素やリンといった栄養が十分にありまして、品質が良く、単価も高かったために、秋芽生産としては過去最高の生産額となりました。 一方で、年末から高水温や晴天が続きましたために、植物プランクトンが高密度で発生しまして、栄養が減少いたしました。
◆問 家島や坊勢では、ノリ養殖の時期に水道から出る水の勢いが弱くなるということが聞かれる中で、海底送水管の更新に際して口径を縮小するとのことだが、人口減少に伴う水需要の減少を踏まえ、配水ポンプを強化することで低水圧に対応しようと考えているのか。
167 ◯吉田政策支援課長 県では、これまで御説明してきた取組に加え、今年度新たに、市町村と連携して、地域の特色ある就業先、例えば有明海でのノリ養殖や昔ながらの染物作業の就業体験などを掘り起こし、居住、就業、交流体験が一体となったプログラムを移住者に提供しております。これまでに四十六プログラムを作成、提供し、七十三件の申込みをいただいております。
これに対し、委員から、下水処理場における栄養塩類の季別運転の取組について、熊本市や荒尾市は実施しているが、八代海の状況はどうかとの質疑があり、執行部から、熊本市や荒尾市は、ノリ養殖の関係上、地元の要望を受けて実施している、生物を豊かにするためには栄養塩が必要となるが、八代海では、夏場の魚類養殖への赤潮被害もあるため、バランスが重要となるとの答弁がありました。
主力のノリ養殖は、昨年度は兵庫県産が金額、枚数とも20年ぶりにトップに返り咲きました。しかし、これは国内主要産地の有明海での不作によるもので、決して喜ばしいものではありません。 幸い、今年度も、姫路市内でのノリ生産は今のところ順調ではありますが、栄養塩の不足による色落ちの懸念は続いており、予断を許さない状況であります。
次に、有明海におけるノリ養殖について伺います。昨年は、ノリの天敵とも言える植物プランクトンが大発生したことで栄養が不足し、初摘みノリの段階から不作となりました。県では連日のように海況調査などを行うとともに、資金面でも償還の猶予や漁業共済金の早期支払いなど、迅速な対応を行っていただきました。
次に、有明海のノリ養殖について伺います。ノリ養殖は昨シーズン、西日本を中心に記録的な生産不調となり、本県の福岡有明のりについても、例年になく植物プランクトンが増えたため大変残念な結果に終わったことは記憶に新しいところであります。今期も昨年春頃から世界的な異常気象をもたらすとされているエルニーニョ現象が長期に、かつ大規模に発生し続けているとの報告もあります。
水産業においては、AIによる自動魚種選別機の実証試験やノリ養殖業におけるリモートセンシング技術の確立に向けた検討など、スマート水産業を実現する取組を進めます。あわせて、安定供給を可能とするギンザケ等の陸上養殖技術の導入を引き続き支援します。 林業については、広葉樹の利活用に向けたビジネスモデルの構築を図るため、需要等調査や商品開発などに取り組みます。
今朝もニュースで、玉名か長洲だったのか確認できませんでしたけれども、ノリ養殖の現場で、親方が外国人を手取り足取りその現場で研修している......(発言する者あり)荒尾でしたっけ、見させていただきました。
次に、ノリ養殖業の振興について質問いたします。 本県の海面養殖業生産量の約7割を占めるノリ養殖ですが、温暖化による海水温の上昇により、養殖に適した海水温の期間が短くなることで、養殖ができる期間も短くなっています。 また、イスラエルとハマスによる紛争やウクライナ侵攻の影響などもあり、燃油や資材価格の高騰に伴い生産経費が増加するなど、ノリ養殖業を取り巻く環境は毎年厳しくなっています。
ところが、錦江湾内の水質が良くなったおかげでノリが育たないという説が、ノリ養殖業者の中ではあるらしいです。 有明海に関しては、筑後川とか、それから佐賀の、農水省が大きな干潟を埋めましたけれども、あの影響が大きいということで、そういった意味では、農業者と水産業者の間で綱引きが大分あった。
有明海での魚介類やノリ養殖等の漁獲量は、減少傾向にあります。これは、諫早湾干拓事業により有明海の生態系に悪影響が及んだことが大きな要因ではないかと考えています。 1997年4月14日に堤防が閉め切られて以降、有明海の潮流が遅くなり、ノリ養殖も、赤潮の異常発生による色落ち被害によって大きな不作になりました。アサリやタイラギ等も激減し、タイラギ漁は現在でも休業が続いています。
また有明海におきましても、ノリ養殖の品質向上や生産安定を図りますため、これまで提供してまいりましたリアルタイムの水温、塩分といった海の状況や気象台の予報に加えまして、今年度からは潮の高さや水温などを予測できる技術の開発に取り組んでおります。県といたしましては、今後も新たな技術の導入を進めるとともに、きめ細かな技術指導を行うことにより、農業者、漁業者の経営安定を図ってまいります。
◆9番(中村崇春) アサリに対しての補助ということなのですけれども、常滑市の漁業で代表するものとしてノリ養殖、ノリがあると思いますけれども、ノリの漁業者からのご意見ちょっとご紹介したいと思います。 最近、ノリ養殖が終わった後に発生する廃棄物の処理というのが、近年経営を圧迫してきている。
まず、ノリ養殖についてでございます。有明海区のノリ養殖の生産状況でございますけれども、昨年度はノリの種付けを行いました十月以降、例年になく高い水温や晴天が続きましたことから、植物プランクトンが高い密度で長期にわたり発生いたしまして、ノリに必要な栄養が不足してしまいました。
県では、ノリ養殖の安定生産に必要な栄養塩量を把握するとともに、沿岸市との連携による下水処理施設の管理・運転や、漁業者による海底耕うんに対する助言や支援など、栄養塩を増やす取組が行われています。しかし、漁場生産力の向上のためには、栄養塩を今以上に増やすとともに、魚介類の産卵や育成の場所となる藻場の造成など、さらなる取組が必要です。
我が県では、昨年、ノリ養殖やワカメ養殖などは他の生産地の不作等から高値取引となり、なおかつ燃料や資材、飼料の高騰などに対しても、県・市町において適宜補正等の支援を打ち出していただいたことで、何とか乗り越えた感があります。令和五年度は漁業権の一斉切替えにも当たっておりますが、課題の一つである漁場の適切かつ有効活用について、県の認識と見解を伺います。