大阪市議会 2002-03-07 03月07日-03号
世界貿易センタービル(WTC)、アジア太平洋貿易センター(ATC)は、大阪市の6つの局が入居したり、大阪市がテナントを借りてたくさんの事業を行うなど、異常な支援を行ってようやく経営を成り立たせています。
世界貿易センタービル(WTC)、アジア太平洋貿易センター(ATC)は、大阪市の6つの局が入居したり、大阪市がテナントを借りてたくさんの事業を行うなど、異常な支援を行ってようやく経営を成り立たせています。
(「そうだ」と呼ぶ者あり)最も早く取り組んだ大阪のFAZ事業では,総事業費1,500億円で建設したアジア太平洋貿易センタービルの国際卸売マートへの入居率は95年度末現在40%でしかなく,年間55億円の赤字を出し,大阪ワールドトレードセンターも入居率が50%で採算がとれず,大阪市が空きフロアを80億円で買い取り,そこに市の1部局を移しました。まるで上大岡駅西口再開発ビルでの本市の対応とそっくりです。
全国18ヵ所でFAZ事業が進められていますが,最も早く取り組んだ大阪のFAZ事業は,総事業費1,500億円もかけて建設したアジア太平洋貿易センタービルの国際卸売マートへの入居率は40%程度で,年間55億円の赤字を出しています。事業が成功しても失敗しても,市民と市財政に大きなツケが回る事業であります。決して正しい税収,税源培養とは言えないものです。