山口県議会 2019-02-01 02月28日-05号
県では、こうした医療関連企業の立地促進や、瀬戸内海沿岸地域を中心とした全国屈指のせとうち・ものづくり技術基盤を背景に、医療関連産業の育成・集積に取り組んでこられ、産学公金の幅広いネットワーク形成、全国トップ水準を誇る研究開発補助金の活用による多数の事業化、戦略的な企業誘致による多くの新規雇用など、多くの成果が上がってきているとのことであり、これまでの取り組みについて高く評価するものであります。
県では、こうした医療関連企業の立地促進や、瀬戸内海沿岸地域を中心とした全国屈指のせとうち・ものづくり技術基盤を背景に、医療関連産業の育成・集積に取り組んでこられ、産学公金の幅広いネットワーク形成、全国トップ水準を誇る研究開発補助金の活用による多数の事業化、戦略的な企業誘致による多くの新規雇用など、多くの成果が上がってきているとのことであり、これまでの取り組みについて高く評価するものであります。
この構想は、瀬戸内沿岸に立地する、全国で唯一、三つある石油・石炭化学コンビナートを中心に育まれてきた、本県の高い技術基盤をせとうち・ものづくり技術基盤と称され、これらを親和性・関連性のある環境・エネルギー分野と医療関連分野に活用して、新たな成長産業の育成を図ろうとされるものであります。
現在、山口県におかれましては、石油・石炭化学コンビナートを中心に育んできたせとうち・ものづくり技術基盤を医療関連や環境・エネルギー分野に活用して、新たな成長産業の育成・集積を図ることを目的としたやまぐち次世代産業クラスター構想を策定し、新産業の創出に取り組まれております。
一方、山口県におかれましても、石油・石炭化学コンビナートを中心に育んできたせとうち・ものづくり技術基盤を医療関連や環境・エネルギー分野に活用して、新たな成長産業の育成・集積を図ることを目的としたやまぐち次世代産業クラスター構想を平成26年度に策定するとともに、企業の戦略的な研究開発・事業化を支援するためのやまぐち産業戦略研究開発等補助金を創設するなど、新産業の創出に取り組まれております。
本県においても、こうした国の取り組みと呼応するように、大学が有する医療等の研究シーズと、せとうち・ものづくり技術基盤を融合した取り組みにより、医療関連分野における産業クラスターの形成を目指し、本年四月に医療関連産業クラスター構想を策定されました。
こうした本県特有の基礎素材型産業の集積を通じて、部材・素材、化学工業技術、中小ものづくり技術に象徴される全国屈指のせとうち・ものづくり技術基盤が育まれています。これらの技術基盤は、次世代を担う新たな成長分野である環境・エネルギー及び医療関連分野との親和性が極めて高く、同分野への応用・発展について大きな潜在的な可能性を有しています。
すなわち、「地域産業とマッチしたものづくり技術基盤を支える創造豊かな実践的技術者を育成できる工業の専門技術系列学科を市内の総合学科である富岳館高校に併設を望む」ということであります。多分、遠い将来はわかりませんけれども、近い将来、中期的に見ても、工業基盤の整備、経済基盤の改善・発展というのが市の発展の大前提になると思います。
ただ、そういう中において市民需要にこたえて子供たちの医療費助成の拡大や、今ほど論議がありました健康保険料金の値下げや、私どもが昨年指摘をいたしました非核平和友好事業の復活だとか、雇用に向けた雇用プロジェクト会議の設置だとか、ものづくり技術基盤振興対策事業など、新たな事業も着実に対応されているという点については評価をいたすところであります。
今日、経済のソフト化、サービス化が進む中で、本県ならではのものづくり技術基盤の蓄積を生かしつつ、産学官やNPOなどとの連携により、3K、バイオ、IT関連産業を中心に新産業の育成をさらに進めるとともに、既存企業の経営革新を支援するなど、県下中小企業の振興、育成によって新たな雇用の創出、確保に努めてまいる考えであります。 次に、BSE──牛海綿状脳症についての御質問にお答えします。
その背景には、近年、ものをつくるという我が国のすぐれた技術が、産業基盤や人的側面からもその特徴が失われ、このままでは技術立国日本は21世紀には大きく取り残されてしまうのではないかという危機感から策定されたものであり、いわゆるものづくり技術基盤をさまざまな側面から改めて振興していこうという計画であります。