愛媛県議会 2006-12-04 平成18年第299回定例会(第2号12月 4日)
県警では、本年を組織犯罪対策の本格的展開の年と位置づけておりまして、県警一体となって取り締まりを行った結果、山口組系暴力団組長らによる企業恐喝事件や山口組系暴力団組長らによるけん銃不法所持事件などの主要事件を多数検挙するとともに、暴力団員などからけん銃4丁を押収いたしました。
県警では、本年を組織犯罪対策の本格的展開の年と位置づけておりまして、県警一体となって取り締まりを行った結果、山口組系暴力団組長らによる企業恐喝事件や山口組系暴力団組長らによるけん銃不法所持事件などの主要事件を多数検挙するとともに、暴力団員などからけん銃4丁を押収いたしました。
一方,けん銃の摘発は,暴対法に基づく指定暴力団である住吉会系の武器庫を摘発し,一度に13丁押収したほか,不法残留外国人によるけん銃不法所持事件を検挙するなど,24丁を押収しております。このうち暴力団からは21丁を押収しており,また,押収したけん銃はすべて外国製であります。
さらに,本年9月には結城市におけるイラン人らによるけん銃不法所持事件でけん銃1丁を押収し,また,現在,中国人の密航組織である蛇頭らによる鹿島港からの中国人集団密入国事件につきましても,組織の実態解明に向け,鋭意捜査中であります。 今後とも,不法滞在外国人の把握に努めるとともに,違法行為の検挙を推進してまいりたいと考えております。
それから,松葉会系暴力団幹部による覚せい剤並びにけん銃不法所持事件,これは麻生署検挙でございます。それから,住吉会系暴力団組長等による競売入札妨害事件,那珂署検挙でございます。多種多様な事件を検挙しまして,その結果,県内における暴力団勢力は,前年に比較しまして3組織,50人ほど減少し,現在は 121組織,約 1,400人となっております。
また,自殺を装った松葉会系暴力団組長代行等による殺人事件,それから松葉会系暴力団幹部による覚せい剤,けん銃不法所持事件,それから住吉会系暴力団組長等による競売入札妨害事件と,多種多様な事件を検挙したところでございます。その結果,県内における暴力団勢力は,前年に比べまして,3組織,50人ほどが減少しておりまして,現在は, 121組織,約 1,400人となっております。
なお,昨年は,大日本菊水会会長等によるけん銃不法所持事件の検挙等,9丁のけん銃を押収し,全国1位の成果をおさめたところであります。 標榜右翼による悪質な街宣活動につきましては,抗議,糾弾先等に対する管理者対策やあらゆる法令を適用した現場検挙を徹底するほか,恐喝,強要罪など,潜在的違法行為につきましても掘り起こし捜査による事件化を推進することとしております。
さて、本県における銃器事犯取り締まり状況を見ると、平成四年には、けん銃不法所持事件等十件十五人を検挙、けん銃十一丁を押収、平成五年には五件六人、けん銃十五丁、平成六年には七件九人、けん銃十三丁、ことし九月現在まで十五件十二人を検挙、けん銃十七丁押収となっており、このペースで推移すれば、確実に銃器はふえ、これが引き金になって、凶悪犯罪と犠牲者がふえていくことが心配されるのであります。