西原町議会 2019-06-11
06月11日－03号
令和 元年 ６月 定例会（第３回）令和元年第３回
西原町議会定例会議事日程（第３号）
６月１１日（火） 午前１０時 開議日程
番号事件番号事件名１ ◇
会議録署名議員の指名２ ◇一般質問 ４人
与儀 清
屋比久 満
大城純孝
伊計裕子令和元年第３回
西原町議会定例会会議録招集年月日令和元年６月７日（金） ＝５日目＝招集の
場所西原町議会議事堂開会等日時及び宣告開議 ６月11日 午前10時00分
散会 ６月11日 午後３時51分議長
大城好弘出席議員議席番号氏名議席番号氏名１番宮里芳男２番真栄城 哲３番伊計裕子４番与儀 清５番崎原盛秀６番伊集 悟７番屋比久 満８番長浜ひろみ９番上里善清10番大城誠一11番平良正行12番喜納昌盛13番新川喜男14番宮里洋史15番大城純孝16番仲松 勤17番与那嶺義雄18番前里光信19番大城好弘 欠席議員
会議録署名議員13番新川喜男14番宮里洋史職務のため出席した事務局職員の職、
氏名事務局長城間英明書記新川高志説明のため出席した者の職、氏名町長上間 明副町長小橋川
明教育長大濱進総務部長與那嶺 剛福祉部長小橋川健次建設部長玉那覇満彦教育部長兼
教育総務課長新垣和則総務課長兼
選挙管理委員会事務局長翁長正一郎企画財政課長島袋友一生活環境安全課長外間哲巳税務課長高江洲昌明町民課長城間 靖こども課長山城宏達福祉保険課長呉屋真由美健康支援課長富原素子土木課長小橋川生三
都市整備課長又吉宗孝都市整備課主幹呉屋定政産業観光課長兼
農業委員会事務局長呉屋邦広産業観光課主幹玉那覇敦也文化課長新城 武教育総務課主幹照屋心一郎生涯
学習課長花城清紀
○議長（大城好弘） これから本日の会議を開きます。
△日程第１
会議録署名議員の指名
○議長（大城好弘） 日程第１．
会議録署名議員の指名を行います。 本日の
会議録署名議員は、１３番新川喜男議員及び１４番宮里洋史議員を指名します。
△日程第２ 一般質問
○議長（大城好弘） 日程第２．これより一般質問を行います。 発言時間について申し上げます。 「西原町議会運営に関する申し合わせ」により、本日の一般質問についての各議員の発言は、会議規則第５６条第１項の規定に基づき、それぞれ３０分以内とします。 順次発言を許します。 ４番与儀 清議員。
◆４番（与儀清議員） 皆さん、おはようございます。４番議員の与儀 清であります。一般質問３日目、あいにくの天気でありますが、野球御存じの方は大丈夫だと思いますけれども、大丈夫ですよ、本日９番バッターですので。一般質問に先立ちまして、少し所見を述べたいと思います。去る４月７日、８日、第４６回の中頭地区の中体連の卓球大会がありまして、私の息子が卓球をやっているものですから、最終日の８日に見に行きましたけれども、「来るな」と言われましたので、星飛雄馬のお姉さんのように、また家政婦は見たのごとく、壁のほうからこっそり見たわけであれますけれども、皆さん喜んでください。本町の東中学校の１年生の女子、シングルスで嘉陽田澪さんが優勝いたしました。１年生といえば、まだ３カ月前までは小学生がいきなりの優勝であります。ものすごい快挙だと思います。ちなみにうちの息子も最後と思っていたんですけれども、本人は負けたんですけれども、団体戦に出まして、本人は負けたけど優勝いたしまして、さらに県大会に続くという形で、祝勝会には本人だけでやるということで、また参加できず、金だけ出して、私は一人コーラを飲んでいました。しかしまた、最後だと思っていたんですけれども、またもう一回見られるということで、息子には心から感謝しています。 それでは通告書に従って、一般質問に入りたいと思います。 まず大きな１番目、シェア農園についてであります。シェア農園は「農業初心者でも簡単に始められ、手ぶらで行ける
サポート付き貸し農園」ということであり、本町においても農業によるまちづくりが進んでおり、農業と観光を推進する「農水産物流通・加工・観光拠点施設」も２０２０年秋にオープンを目指している中、
町観光まちづくり協議会が字津花波にシェア農園「さわりん
ガーデンビレッジ」を３月から始めたということでありますが、評判はどうなっているのか。また、現状はどうなっているのか、お聞きしたいと思いまます。 大きな２番目、環境整備についてであります。（１）
西原東小学校裏門側の小那覇川が雑木、雑草が繁って、水の流れにも支障をきたすのではと思われ、景観上もよろしくない。またこの川は、過去に氾濫したこともあり、なおかつ現在梅雨の時期でもあり、早急な対応が必要と思われるがどうでしょうか。（２）字掛保久８０番地は現在新築中であるが、左側の下水溝にふたがされておらず、においや安全性の面からも何らかの対応が必要だと思うがどうか、お尋ねします。 大きな３番目、町の施設（サッカー・野球）の利用状況について、伺います。本町のサッカー（運動公園のグラウンド）野球場（東崎）の平成３０年度１年間の利用状況を伺います。（１）サッカーの利用可能日数と利用日数のその料金はいかほどなのか。（２）野球場の利用可能日数と利用日数のその料金は幾らになっているのか。お伺いします。（３）サッカー場、野球場の平成３０年度の１年間の本町の中学校、小学校の利用回数は何回なのか。 大きな４番目、墓地の問題について、伺います。（１）平成２８年度から平成３０年度までの墓の申請件数と認可件数を伺います。（２）
西原運動公園東入口左側の散策道は車止めがされているが、右側の脇を広げて車両が出入りしているということだが、そこには墓地しかなく、無認可・無届出の墓建設が行われているのではないかと危惧するのでありますが、管理・対策はどうなっているか、伺います。（３）本町の墓（墓地）のマップの有無について伺います。あるのか、ないのか。（４）少子化・お年寄りの一人暮らしが増えている今、有料の町営「施設型共同墓」、「納骨堂」の建設も念頭にいれるべきではないかと思うのでありますが、どうでしょう。浦添市は既に始めているとのことであります。 大きな５番目、教育行政についてであります。（１）本町の中学校にクーラーが故障して使えない教室があるというが、今時クーラーなしの授業は困難だと思うのでありますが、対策はとっているか。また本町の小中学校でクーラーを完備していない教室は何パーセントあるのか。あるのか、ないのか、伺います。（２）父母、こども等よりトイレの洋式化、美化の要望が多くあるがどうか。（３）平成３０年度の給食の６月、１１月の残量調査について伺います。結果はどうだったのか。（４）小学校、中学校の給食時間は何分とっているのか、伺います。 大きな６番目、火葬場建設問題についてであります。私は去る３月定例会において、本町の火葬環境は非常に厳しい状況にあることを指摘した。本町の火葬のほとんどを担っているのは、いなんせ斎苑と南斎場の２カ所であるが、いなんせ斎苑は共用開始から１７年目で今年度炉の調査が入り、来年度は修理改善の工事がありうる旨を指摘した。南斎場も火葬件数が急激に増えて、
南部広域行政組合である３市３町より、かなりの苦情があるとのことであり、近々いろいろな規制があるのではと思われ、悠長なことを言っている場合ではなく、可及的速やかな対応をお願いしたわけであるが、あれから何らかの行動をとったのかどうか、起したのかどうか伺います。以上であります。 再質問に際しましては、一般質問席から行いたいと思います。御答弁のほどよろしくお願いいたします。
○議長（大城好弘） 建設部長。
◎建設部長（玉那覇満彦） 私のほうからは建設部関連の質問にお答えいたします。 質問項目１．シェア農園について、お答えいたします。「さわりん
ガーデンビレッジ」は、現在農園利用タイプの市民農園として運営しております。現在の利用者は１０名で、うち町外の方が９名となっております。契約者のほとんどが子供に農業を体験させる目的で契約しております。技術的指導、農機具のレンタル等、手軽に農作業の体験をはじめられるということで、利用者からは好評を得ております。あと数区間空いておりますので、引き続き利用者募集を図り、本町を訪れる交流人口の増加を図ってまいります。 質問項目２．環境整備について、お答えいたします。（１）について、お答えいたします。現場を確認したところ、土砂堆積しているところに草が生い茂っていましたので、まず草の撤去を進めていきたいと考えております。現在、小那覇川下流の除草を進めており、また町民から清掃要望等も多くありますので、状況を見ながら、対応を早目に考えていきたいと思います。 （２）について、お答えいたします。現場を確認したところ、この水路は民間が整備したもので、民地境界のブロックの間をコンクリートを敷いて排水が流されていました。将来的には整備の必要性はありますが、今後補助メニューや町の財政状況、町内の排水整備の優先順位等を見ながらの対応になると考えております。 質問項目４．墓地の問題についての（２）について、お答えいたします。現場を確認したところ、農林事業で遊歩道整備を行った横から車が出入りしている形跡がありました。出入りの箇所は私有地であり、勝手に通行しているものと考えられます。そこで私有地の所有者と調整しながら、遊歩道に侵入できないように対策を講じたいと思います。以上です。
○議長（大城好弘） 教育部長。
◎教育部長（新垣和則） おはようございます。それでは質問項目３の（１）について、お答えいたします。平成３０年度の
西原町民陸上競技場における
サッカー利用可能日数は、２２７日となっております。うちサッカーによる利用日数は１１３日あり、使用料金はトータルで１９９万９，６６０円となっております。 続きまして３の（２）について、お答えいたします。平成３０年度の
東崎公園ソフトボール場利用可能日数は２７４日、うち野球による利用日数は４１日であります。使用料金は３３万７，０００円となっております。 続きまして３の（３）について、お答えいたします。平成３０年度の町民陸上競技場の町内小学校のクラブ活動によるサッカー利用は４回でございました。東崎公園の町内小学校のクラブ活動によるサッカー利用はありませんでした。野球の利用は１回でございました。両施設ともに中学校の部活動での利用はありませんでした。 続きまして質問項目５の（１）について、お答えいたします。空調設備の故障につきましては、学校運営に支障を来たすため、早急な修繕対応をしているところでございます。対策としましては、空調保守の専門業者と年間の保守点検業務の委託契約を行っており、定期的に機器の点検、電気回路やガス漏れ等の点検、空調機器のフィルターの清掃作業などを実施し、空調設備が常時正常に機能するように努めております。また、故障時の際には、すぐに保守業者に原因調査等を依頼し、見積もり徴収後、修繕内容、金額等の確認、調整を速やかに行って修繕を実施しているところでございます。本町の学校施設では、これまで沖縄防衛局の
防音事業補助金等を活用した空調整備を進めてまいりました。現在、本町の小中学校全ての教室にはクーラーが整備されており、設置率は１００％でございます。 続きまして５の（２）について、お答えいたします。議員御質問のとおり、保護者や学校現場からトイレの洋式化の要望がございます。校舎改築によって、洋式化が進んでいる学校もありますが、建築年が古い校舎につきましては、和式トイレが多いのが現状となっております。学校施設につきましては、各学校の建物や設備関係の老朽化が進んでおり、修繕につきましては、危険や安全に関する案件、授業ができない、または学校運営に支障となる案件、電気、水道、空調、プール、給食、エレベーター等の設備でありますが、について、限られた予算で優先的に現在実施しているところです。現状を維持する修繕対応に予算が大きくかかってしまっていることと、あとトイレの洋式化には、洋式トイレへの取りかえだけではなく、場所によりましては、扉が当たるなどで、
トイレブース自体改修も必要となる場合があります。その場合は、改修費用が大きくなり、学校現場からの改修要望に対して、対応できていない案件もあります。しかしながら、教育委員会としましては、トイレの洋式化につきましは、必要な改修と考えており、特に女子児童生徒の不便解消のため予算及び改修費用を県と調整し、年次的に洋式トイレへの改修を進め、児童生徒のために少しでも学校施設の環境改善の要望に応えたいと考えております。 続きまして５の（３）について、お答えいたします。平成３０年度の給食の残量調査は、小学校が坂田小学校、中学校が西原東中学校で調査を行っております。まず６月の残量調査は平成３０年度６月４日から６月の８日までの５日間実施し、坂田小学校の残量率は４．８％、西原東中学校の残量率は７．６％となっております。１１月の残量調査は平成３０年１１月５日から１１月９日までの５日間で実施し、坂田小学校の残量率は４．５％、西原東中学校の残量率は１３．２％となっております。 続きまして５の（４）について、お答えいたします。町内小中学校における準備、片づけを除いた給食時間は、小学校は平均しまして２１分、中学校は平均しまして２０分となっております。以上でございます。
○議長（大城好弘） 総務部長。
◎総務部長（與那嶺剛） おはようございます。私のほうからは総務部関連の答弁を行います。まず初めに大項目４番の墓地の問題について。４の（１）について、お答えいたします。墓地経営に関する過去３年間の件数については、平成２８年度墓地経営許可、個人が申請２２件、許可２２件。平成２９年度、申請４２件、許可４２件。平成３０年度、申請３４件、許可３４件となっております。 続きまして４の（３）について、お答えいたします。本町で建てられている墓地、または許可されている墓地に関してマップとして作成しているものはございません。 次に４の（４）について、お答えいたします。有料の
町営施設型共同墓、納骨堂の建設の提案ですが、公園墓地、納骨堂の整備にあたっては、用地取得や建物の建設といった財政負担、運営に必要な人員確保などの課題があり、現時点で建設や整備を行うのは厳しい状況にあります。公営墓地、納骨堂の必要性は認識しておりますが、優先順位、今後の財政状況等を鑑みながら検討したいと考えます。 続きまして大項目６の火葬場建設問題について、お答えいたします。いなんせ斎苑にお聞きしたところ、改修工事は早くて令和３年度から予定しており、利用への影響が多少はあるのではないかということでした。現在、火葬炉が８基ありますが、常時稼働しているのは６基ということで、改修工事を行う際は、稼働する火葬炉を調整しながら、極力利用に影響がないようにしたいということでした。南斎苑については、現在火葬炉は６基ありますが、近年利用者の増加により待ち日数が出てきており、今後の対応を検討中ということでございました。火葬場建設については財源、建設地など課題等は多く、単独建設も厳しいことから、公益的な計画が持ち上がったときには検討したいと考えております。以上です。
○議長（大城好弘） ４番与儀 清議員。
◆４番（与儀清議員） それでは今少し、順序立てて再質問をいたしたいと存じます。大きな一番目、シェア農園についてでありますけれども、これについては、趣旨はとても理解できます。賛成なんですけれども、やり方にちょっと私は若干問題があると思います。この２０２０年「農水産物流通・加工・観光拠点施設」直売所もできる予定ですので、これに対して、農業に理解ある生産者の裾野を広げる意味で、わりとつかみとしてこのシェア農園、いいと思うんですけれども、現状を見たら、とてもじゃないけど、問題が多すぎますね。この何が問題なのか。まずこのまちづくり、町の
観光まちづくり協議会、メンバーはどうなっていますか。教えてください。
○議長（大城好弘）
産業観光課主幹。
◎
産業観光課主幹（玉那覇敦也） お答えいたします。
観光まちづくり協議会は、会長が副町長の小橋川 明副町長で、あとは商工会、農協とあとはＮＳ２ＢＰ、あとはちょっと今、資料持ち合わせていないんですけれども、そういったメンバーで構成されております。
○議長（大城好弘） ４番与儀 清議員。
◆４番（与儀清議員） 何名おりますか。これは冠に私、うちの象徴である「さわりん」を入れているんですけれども、これちょっと名称の経緯を、このシェア農園の経緯を伺いたい。「さわりん
ガーデンビレッジ」という名称は、どういう経緯でつけたのか。
○議長（大城好弘）
産業観光課主幹。
◎
産業観光課主幹（玉那覇敦也） お答えいたします。 まず「さわりん」は西原町の
観光キャラクターでございますので、その冠をつけまして、「ガーデン」が農園ということで、それぞれ小さく農園を利用するということで、ガーデンという名前をつけまして、ビレッジというのは農園の集まり、村という意味で、
ガーデンビレッジという名前をつけております。以上です。
○議長（大城好弘） ４番与儀 清議員。
◆４番（与儀清議員） これ私、新聞を見たときに、ちょっとやろうとするのはいいんだけど、やり方がちょっと厳しいんじゃないかと思う。今、聞いたら１０名ですよね。いつ来るかわからないんですよね。常時、指導者は配置しておかないといけない、人員。しかもこれは農業についてわかる方を、できていますこれ。
○議長（大城好弘）
産業観光課主幹。
◎
産業観光課主幹（玉那覇敦也） この農園は農業の作業を体験していただくということで、５坪をそれぞれお借りしていただいて、西原町外の方がほとんど借りていらっしゃいます。それで西原町から週末等を利用して、子ども連れで訪れていただいて、農機具やら、水とかは全て常時されていますので、自由にそこで体験をしていただくと。そのときに指導とかが必要なときは、指導員と連絡をとって指導を受けるような形になっております。以上です。
○議長（大城好弘） ４番与儀 清議員。
◆４番（与儀清議員） ということは、常時その場にいるのではなくて、呼んだら来ますということで、私これこの坪数も小さいと思うし、料金もものすごく高いと思う。普通小作というのは、農地坪１年間で８０円から１００円ですよね、私の考えでは。これ１００倍します。しかもやるにしては、５坪といったら、とてもじゃないけれども、最低でも二、三十坪ぐらいは、いろんなものをつくるとすれば、５坪だったら、１種類つくって。例えばキャベツとか植えたら全部キャベツだけでいっぱいになってしまう。それに対して何するかといったら来て、５坪といったら、来て５分で終るような仕事。私のところでもやっている方、借りている方はいるけど、２０坪でも那覇市から来る方で、２０坪でも全然足りないという。１週間に１回来て。料金も月５，０００円、普通年間で８０円から１００円ぐらいだと私は思うんですが、どうですか。間違っていますか。大体私のイメージではそうなんですけれども。
○議長（大城好弘）
産業観光課主幹。
◎
産業観光課主幹（玉那覇敦也） 与儀議員がおっしゃるように、農業という観点から捉えますと、農業を日々やられている方は、５坪というのは、ちょっとした面積かもしれませんけれども、都会にお住まいになっている方とか、これまで農業をやられていない方からすると、５坪というだけでも結構な広さになります。実際、トマトやらオクラやら、５坪で４種類ぐらいは同時に植えられますので、そういった意味で家庭菜園という意味合いで楽しんでもらっています。 あとは、この「さわりん
ガーデンビレッジ」を始めたのは、やはり都市部からどう西原町にお客さんを呼び込むかということで、都市部にはそういった自由に使える農園がございませんので、そういう農業体験をする場所がございませんので、そういったものを文教のまち西原町で、やっていただくという意味で、試験的に始めさせてもらいました。もちろん最初は５坪５，０００円というのが破格な値段ですので、実際どうなるかと思いましたけれども、実際今、１０区画埋まっていますけれども、これは１０区画で抑えているんです。今はとりあえず、軌道がうまくいくまでは１０区画で抑えて、将来的には２０区画、３０区画と広げていこうと思っております。そうするとこれが一つの農家の農業支援、経営の一つの収入、副収入になりますので、そういった形で考えていますし、あとはこの週末に西原町の畑で作業をやった方がそのまま観光拠点施設に立ち寄っていただいて、そこで御飯を食べたり、お土産を買ってもらうことで、西原町に来る仕掛けの一つとして考えて始めていますので、そういったふうに御理解いただければと思います。以上です。
○議長（大城好弘） ４番与儀 清議員。
◆４番（与儀清議員） これを見ると７５０坪の土地がありますよね。５坪で１０名といったら５０坪ですよね。ほとんど使っていないですよね、７００坪は。だったら発展的に値段を安くして、２０坪やりたい人は２０坪、３０坪やりたい人は３０坪って、段階的にふやしていく方法で、今は初級ですよね。初級の人はそういう形にして、中級、上級と。上級になったらまた違うところを管理機構が紹介するという形で、発展的に捉えて、もうここの５画だけでしたら、７５０坪これ使いきれないと思うんです。だからどんどん使う方には発展的に、初級は５坪、私は全然小さいと思うんだけど、もっと１０坪でも小さい、２０坪ぐらいからまた、中級は始められるような形でやるという考えはどうでしょうか。
○議長（大城好弘）
産業観光課主幹。
◎
産業観光課主幹（玉那覇敦也） 議員のおっしゃるとおり、農業という職業の入り口としてもこの「さわりん
ガーデンビレッジ」は機能すると思っておりまして、御指摘のとおりもっとやりたいという方は、ぜひもっと広い土地を借りてもらうような形で、そういった中間管理機構等の案内もしていきたいと思っております。以上です。
○議長（大城好弘） ４番与儀 清議員。
◆４番（与儀清議員） それでは大きい２番目、環境整備についての（１）これは雑草を今、撤去中ということですけれども、下に土砂がたまっているという。それに草が生えているということでしたけれども、これは土砂までいったら、大がかりになりますよね。どの段階、雑木は刈る予定なんですか。
○議長（大城好弘） 土木課長。
◎土木課長（小橋川生三） お答えしたいと思います。 この小那覇川、今確認したところ、土が堆積して、そこに雑草が生い茂っているということで、今回はうちの嘱託職員の係で草は撤去すると。ただ土砂については、これは外注しないといけないということもありまして、まずはこの草からやっていこうと。給油所の後ろ、今まで雑木が大きいのが生い茂って、枝を切っても、根から切ってもまたここに生命力が強いものですから、だからどうしてもこれは枯らさないといけないということで。去年はこの雑木の大きな木をまずは根元を枯らそうということで、見に行ったら全部枯れていました。だからそういう溝の流れを阻害しないように、やはりこういう雑木を処理する。いまやっているのは、国道から下側ですね。ちょうどそこは雑草が生い茂っているものですから、やはり小那覇川の氾濫とか、そういうのを見ますと、やはり早目に対応しないといけないということで今、国道から下側をやっている最中で、次はこの今言われているこの給油所の上側、陸の後ろ側、この部分について、今度は対応していきたいと考えております。
○議長（大城好弘） ４番与儀 清議員。
◆４番（与儀清議員） よろしくお願いします。２の（２）の掛保久８０番地のほうは、これは個人でやっているから、しょうがいないという考えですか。それとも何か対策とかはあるんですか。あれ下水ではないけど、汚水みたいのが流れるんですよ。私が見たときは、そのにおいがして、住宅の環境としては、その後ろの方の住人の方もひどいということで、何とかしてくれという苦情を言っていたんです。対策は何かありますかね。
○議長（大城好弘） 土木課長。
◎土木課長（小橋川生三） お答えしたいと思います。 この掛保久はどんどん住宅がそこに押し寄せてきていると。今までいろいろ排水路、道路整備をしたのは集落地域をどんどん整備をやってきてはいるんですが、ただここについては、住宅がどんどん張りついて来て、そこで素掘りだったところを、ブロック塀のそばに、もともとこれは下にコンクリートを敷いて、そこに雑排水が流れてきていると。これがふたをかけられるかどうかということになりますと、普通のＵ字溝ではないものですから、ふたがかけられない。だからここをする場合にはやはり側溝を設置して、ふたをかけるような、こういうつくりにしないといけないということもありまして、だからこういう地域が幾分か、新たに住宅がどんどん立ち並んできているところが多々あります。だからそういったところは、やはり補助メニューとか、また町の財政状況を見ながらやらないといけないというのはわかってはいるんですが、この状況を見ながら優先順位を決めて、今後この対応をしていく必要があるとは考えております。
○議長（大城好弘） ４番与儀 清議員。
◆４番（与儀清議員） 住民のために、よろしくお願いします。 それから大きな３番目、町施設の利用状況について、お聞きします。これサッカーですね、利用日数２２７日のうち、半分使われている。私あっち、毎日といっていいぐらい二、三回通って上から見るんですけれども、ほとんど使われているのを見たことがないんです。これはもしかして、夜とか、朝早く使っているということですかね。私いつも昼から夕方ぐらいに通るんですけれども、往復で二、三回。２２７日利用日数があって、１１３日、ほとんど半分使われていると、平日も半分使われているということは、大体私見るはずなんだけど。これ使われている日にちというのは、何時間ですか。６時間とか、４時間とか使われていますか。ちょっとだけ、時間数は。
○議長（大城好弘） 生涯学習課長。
◎生涯学習課長（花城清紀） それではお答えいたします。 平成３０年度につきましては１１３日ということで、この時間帯というのは、丸一日使う場合もありますし、二時間とかその辺もありますので、この日数は間違いない数字でございます。以上です。
○議長（大城好弘） ４番与儀 清議員。
◆４番（与儀清議員） これは野球は大体土、日、使われている。私が通るときは大体試合しています。これでも４１日ということは、大体土日ですよね。土日は大体あいているのは、あまり見たことはない。だからそれが相場なのか。サッカーがちょっと私、不思議なんですけれども…。 それからこのすばらしい施設が二つあるにもかかわらず、本町の小学生、中学生ほとんど利用されていない。町長も今度の施政方針の中にもスポーツの奨励推進あげていますよね。施政方針の中でも、スポーツの。こんなすばらしい施設が２つもあるのに、本町の中学生ゼロ、小学生が４回、野球に対しては小・中合わせて１回だけ。それでよろしいんですかね。何か普及する方法はないですか。できるだけ使う。こんなすばらしい施設があるんだから、小学生、中学生に。だから、私が思うには、前にも言ったんですけれども、野球なんてほとんどあいているわけだから、これを見たら。案内して、月に一、二回は無料で開放して使っていただく。多分、利用の仕方がわからないせいだと思います。料金もこの前私、西原東の監督に聞いたら、半額になっているのもわからなかった。「今は利用半額ですよ」と言ったら「あっ、そうねー」と、わからなかった。だからそういうのをもっと知らせて、利用促進する方法を考えてほしいんですけれども、どうですかね。
○議長（大城好弘） 生涯学習課長。
◎生涯学習課長（花城清紀） お答えいたします。 この施設の利用については、ホームページあたり等で周知しているところではございますけれども、確認の問い合わせ等があれば、しっかりと周知をしていきたいと思います。あと芝生の養生期間や作業期間もありますけれども、その利用できない期間があって、あと町内の学校、部活動等からのもし借用の相談等があれば、調整を行って、できる限り優先的に利用させたいと思います。あと、利用料については、規則等がございますので、無料開放というのはまた、調整が必要になってくるかと思います。以上です。
○議長（大城好弘） ４番与儀 清議員。
◆４番（与儀清議員） 使われていない日が相当ある。町長も施政方針の中で、スポーツは奨励していると。こんなすばらしい施設があるのに、小学校の子供たちが、うちの子供たちが全然使っていない。もったいないと私は思います。利用に対しては申し込み、１週間ぐらいは町民を優先にするという方法もあります。論外ですけれども、火葬場なんかはこの関係した火葬場はみんな優先で使っています。受付も３０分早く、地元がとってから他の市町村はとっていくという形で、料金も半分以下、３分の１近く、だから関係ないとは思いますけれど、野球と火葬場は。でも、時間的優先はできるはずです。使いやすくするために、使っていただくためには料金をまた安くする。もしくはお試し期間でしばらくは年に一、二回は無料で開放する。そういう方法もあると思いますけれども、どうですかね。まず時間、時間を使っていただくために、優先して１週間ぐらいは早目に受け付けできるようにする。あいている時間が相当ありますので、あいているときは、お試しで無料でもいい。１回５００円でもいい、とにかく安くして使いやすくして、まずは使っていただくという方法をお願いしたいんですけれども、どうですかね。
○議長（大城好弘） 生涯学習課長。
◎生涯学習課長（花城清紀） お答えいたします。 小・中学校から、そういった利用の要望とか、そういったのがあれば調整をしてやっているところなんですけれども、あと抽選に関しても、東崎公園のほうで月一回、抽選会が開催されていると思いますけれども、それも町内の方々から優先をして、町外にやっていると思いますので、その辺はしっかりと対応できているかと思います。以上です。
○議長（大城好弘） ４番与儀 清議員。
◆４番（与儀清議員） できるだけ町民の子供たちに、こんなすばらしい施設なんだから、使っていただくように努力していただきたい。連絡するにしても、ホームページとか何とかというのではなくて、野球でも４カ所、５カ所ぐらいでしょう。西原小学校、東小学校、南小学校、坂田小学校、中学校も２校しかない。５校ぐらいなものですから、連絡はすぐ電話でできると私は思うんです。例えば、野球ではほとんどあいている時間が多いわけだから、もしあれだったら利用できますよぐらいは、月に二、三回は無料で開放して、ぜひお願いしたいと思います。サッカーでも、一回やれば芝の上でこんな、もうはっきり言って悪いけど、運動場なんかほこりだらけでやるよりは、全然いいと思うんです、グラウンドの芝は。だからできるだけ使っていただくような形で、ぜひお願いしたい。よろしくお願いします。 それから４番目、お墓の問題ですけれども、２２件して、２２件、４４件申請して、全部あれですね。これは許可するのはこれは西原町墓地整備基本計画検討会議で、許可はするんですかね。
○議長（大城好弘） 生活環境安全課長。
◎生活環境安全課長（外間哲巳） それではお答えいたします。 許可につきましては、条例や規則に基づきまして、町長のほうで許可をする形になっております。以上です。
○議長（大城好弘） ４番与儀 清議員。
◆４番（与儀清議員） じゃあこの委員会とか、そういうのは……この西原町の墓地整備基本計画策定委員会なるものは、どういうときに会合を開くんですか。あります、そういうの。
○議長（大城好弘） 生活環境安全課長。
◎生活環境安全課長（外間哲巳） 以前に西原町の墓地基本計画を策定したときに、その委員会を設けて、基本計画を策定しております。以上です。
○議長（大城好弘） ４番与儀 清議員。
◆４番（与儀清議員） この策定委員会でつくったので、後は全部、町でこの許可とか、認可は申請はやっているということですか。
○議長（大城好弘） 生活環境安全課長。
◎生活環境安全課長（外間哲巳） 以前は、この許可権限は県のほうが持っておりまして、たしか平成２５年度だったと思いますが、県から権限移譲を受けまして、現在町のほうで許可を出しております。以上です。
○議長（大城好弘） ４番与儀 清議員。
◆４番（与儀清議員） 今、私は、津花波のそばから通ってきたんだけど、そこのお墓とか、あれは全部、認可が許可されたお墓で、無許可でつくっているお墓は全然ないわけですか。
○議長（大城好弘） 生活環境安全課長。
◎生活環境安全課長（外間哲巳） 今、現在あるお墓につきましては、以前から大分古いものもございますので、許可を受けていない墓もあるかもしれません。最近につきましては、ちゃんと町に申請をしていただいて、許可をしたものが建設されていると認識しております。以上です。
○議長（大城好弘） ４番与儀 清議員。
◆４番（与儀清議員） 平成２４年以後は、無許可はないということですね。全部確認していますか。
○議長（大城好弘） 生活環境安全課長。
◎生活環境安全課長（外間哲巳） 無許可墓につきましては、町のほうで毎日パトロールをして、そういった指導等を行っております。仮にそういった建築があった場合は、一旦工事をとめていただいて、ちゃんと申請をしていただいて、許可できるという条件があれば、またそのように許可を出して、ちゃんと申請を受けた段階でやっております。以上です。
○議長（大城好弘） ４番与儀 清議員。
◆４番（与儀清議員） わかりました。ありがとうございます。 それから４の（２）の西原運動公園の東入口の散策道の車どめの件に関しては、対策するということですので、よろしくお願いします。また本町の墓のマップ、ないということですので、できれば早目につくっていただいて、どの辺に墓はつくれる。どのぐらいあるという形で、何件ぐらいあるのかがわかれば、わかりやすいのではないかと思います。 それから４の（４）少子化、お年寄りの一人暮らしがふえている中で、私は町営の納骨堂が必要になってくると思うんです。これは間違いなく。今現在聞いたら墓じまいといって、墓を取り壊しても見る人がいないから、どんどん納骨堂に納めるというのが相当ふえているらしい。西原町もやがてはそうなると思います。少子化だから、見る人がいない。また全部子供たちは内地に行っている。そうなってくると町が管理して、これはでもはっきりいって、そんなに赤字にはならないと思います。 いやいや、ちょっと言いにくいんですけれども、－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－だからぜひこれは、これはもう必要性が出てくると思う。もう一人暮らしや面倒を見ない人が出てくると、どうしても町が町営のお墓になってくるという形になりますので。 大きな５．教育行政について。クーラーに関しては１００％ついているということですけれども、今この中学校にクーラーのないところがあると私は聞いたんですけれども、これはもう今、じゃあ済んでいるということですね。みんな修理が終わって、ことしの夏は万全にできるということですね。
○議長（大城好弘） 教育部長。
◎教育部長（新垣和則） 御質問にお答えいたします。 全てのクーラーは、もう全て修繕は完了しております。以上です。
○議長（大城好弘） ４番与儀 清議員。
◆４番（与儀清議員） ありがとうございます。それからトイレ、これは確かにお金のかかることではありますけれども、できるだけ洋式化というのは難しいけれども、まめな掃除で、せめてにおいぐらいはないような、あいているドア、壊れかけているドア、あれもできたら回っていただいて、修繕してください。 ３番目の残量ですけれども、坂田小学校は優秀ですね。比較的少ないような感じがします。中学校はちょっと１１月が１３％はちょっと出過ぎのような気がします。飽食の時代なので、しょうがないかもしれないですけれども。 ４番目、給食時間、２１分、２０分というのは、これは準備は入ってなくて、食べている時間ということですか。
○議長（大城好弘） 教育部長。
◎教育部長（新垣和則） ただ今の御質問にお答えします。 準備、片づけを除いた時間、食べる時間ということでございます。
○議長（大城好弘） ４番与儀 清議員。
◆４番（与儀清議員） 若干、低学年の小学生にしては２１分は短いような気もするんですけれども、もう大丈夫だと思います。－それでは最後の６番目、私１６回連続でやっているんですけれども、やめようと思っているんですけれども、－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－この現状は私は本当に厳しいと思っているんですけれども、まだまだ皆さん方の認識は「大丈夫だ」ということなんですけれども、火葬場のつくりにあたって場所を選定するにあたっての基準というのは西原町にありますか。もし、場所を選ぶのであれば、場所を選ぶにあたっての条件、例えば国道から１００メートル離れているとか、何とかから１００メートル離れているとか。公共施設から学校から２００メートル離れているとか。
○議長（大城好弘） 生活環境安全課長。
◎生活環境安全課長（外間哲巳） それではお答えいたします。 基本的な場所につきましては、議員おっしゃったように、条例とか規則のほうで定めております。以上です。
○議長（大城好弘） ４番与儀 清議員。
◆４番（与儀清議員） 私ちょっと調べてみたんですが、２つぐらいしかなかったんです。場所の選定にあたっては、国道、県道から、直線距離で１００メートル離れているとか。またどこからどうのこうのとか。一つと。あと、公共施設、住宅、学校、医療施設から、（議長注意。「時間です。」）直近で２００メートル以上離れているとか。２つぐらいしか場所に対する規制はなかったんですけれども…（議長注意。「与儀議員、時間です。」）。失礼しました。
○議長（大城好弘） 順次発言を許します。 ７番屋比久 満議員。
◆７番（屋比久満議員） ハイサイ、グスーヨー、チュー ウガナビラ。７番議員の屋比久 満ヤイビーン。クネーダヌ新聞ヌカイ、ヌトービータシガ、ナマヌ ウフッチュカラ、ワラビンチャーヤ、シマクトゥバ、チケーンチュガ、イキラクナトーンディ イチョービーン。また、ワンネー、議員ナティカラ、ウヒィグヮーナー、シマクトゥバ チカトーイビーシガ、ナマカランマタ、チカレーヤー ンディウムトーイビーン。また今回、町長がウフィガー、シマクトゥバシ、エイサツグヮー ソービータン。ウリン、上等ヤイビーテーグトゥ、またマナカラン、チカティ キミソーリヨーサイ。アンシェー、一般質問例のごとくやります。 大項目１、教育行政についてであります。沖縄県が重要施策に位置づけている「しまくとぅば」の普及について、２０１８年度県民意識調査によると「はいさい」など挨拶程度以上にしまくとぅばを使うと回答した人は４９．８％で、前年度比４．８ポイント。１３年度の調査以降、過去最低だったと報じておりました。また、玉城知事は「しまくとうばは、県民のアイデンティティー。（消滅すれば）伝統文化の衰退だけでなく、チムグクルやユイマールなど『沖縄の心』を失ってしまう」と述べておりました。そこで以下について伺います。（１）上間町長の上記の「しまくとぅば」についての見解を伺いたいと思います。（２）本町での学校現場で、しまくとぅばを活用しているか伺います。（３）今後、本町の教育現場で、どのように普及させるのか伺います。 大項目２、公園行政についてであります。東崎公園の現状について、以下について伺います。（１）東崎公園の野球場、バスケットコート、サッカー場について、平成２８年度から平成３０年度までの使用料実績を伺います。表のとおりに答えていただければ、ありがたいです。（２）バスケットコートは、いつから使用禁止になっているのか伺います。（３）バスケットコートは、なぜ今まで補修していないのか伺います。 大項目３、農水産物流通・加工・観光拠点施設について。２０２０年１２月にオープンする予定の「町農水産物流通・加工・観光拠点施設」について、本町とＪＡおきなわは指定管理の基本協定を結んだと掲載されておりましたが、以下について伺います。（１）指定管理公募要領や議員団への説明では、全施設ＪＡが指定管理するということでしたが、観光案内所などについては、町の観光関連団体に委託し見直すか検討していると、新聞に掲載されていましたが、議員団への説明と違うと思いますが、どういうことなのか伺いたいと思います。（２）同施設の進捗状況を伺います。（３）ＪＡ側によると、何度も足を運ぶような施設になるよう、計画・運営したいとのことですが、具体策、考えを伺います。（４）観光拠点施設で販売する野菜は、６割以上を町内産で賄うことを目標にするとのことですが、平成３０年度の出荷状況を伺います。 大項目４、税の徴収についてでありますが、平成３０年度の町税の徴収について伺います。（１）町民税、固定資産税、軽自動車税の徴収率を伺います。（２）上記の滞納者への督促状を発送した件数を伺います。（３）１２月末日までに、コンビニで納税を済ませたが、督促状が届いたという声が町民からありましたが、チェック体制を伺います。（４）コンビニ納税で、督促状を出した件数を伺います。 大項目５、児童の交通安全についてであります。最近、児童生徒が交通事故に巻き込まれることが多く新聞報道でありますが、滋賀県大津市で、交通事故に巻き込まれて、園児が亡くなるという痛ましい事故がありましたが、本町でも課外（校外）授業があると思いますが、以下について伺います。（１）保育所・幼稚園・小学校の課外・校外授業に関するマニュアル等はあるのか伺います。（２）本町でも学校周辺等に危険な交差点等があると思われるが、把握しているか伺いたいと思います。 答弁を受けまして、再質問につきましては、一般質問席からいたしますので、ユタシク、ウニゲーサビラ。
○議長（大城好弘） 休憩します。
△休憩 午前１１時０３分
△再開 午前１１時０３分
○議長（大城好弘） 再開します。 町長。
◎町長（上間明） それではまず１点目の教育行政（１）について、私のほうに答弁を求めているので、お答えをさせていただきたいと思います。 県内各地で受け継がれてきた「しまくとぅば」これは言うまでもなく、沖縄の伝統行事、あるいはまた伝統芸能を推進していく上で、極めて重要な言葉であると思います。ユネスコ文化遺産の「組踊」や「琉球舞踊」、また、「沖縄芝居」といった琉球文化の基礎をなすものでありまして、沖縄県民のアイデンティティーのよりどころであると考えております。平成２１年にはユネスコで消滅の危機にある言語と指定されておりまして、まさに本町においても、方言を使える若者は非常に少なくなっている感をしております。私などが幼少期のころ、方言しか使えず、学校で叱られて、たたかれたりした時代からすると、まさに隔世の感がいたす次第であります。可能であればやはり我々の世代、方言を使える世代が日常的に可能な限り使うということ。その場合、やはり先輩、後輩とか、そういうことを気にしてしまうと、どうしても謙譲語、丁寧語、そういったことにこだわって、なかなか使いづらい。そういったものを抜きにして、もう少し気さくに使えるように、あまり気にすることなく使うということが大事なのかなと。最近、そんな思いであります。そういうようなことで今後、この方言をどうつないでいくか。極めて大事であると思っています。いずれにしても、おっしゃるように沖縄の心を後世にしっかりつないでいく。「しまくとぅば」の継承、普及は極めて沖縄県民自体が今、問われている最大の課題でもあると思っていますので、屋比久議員がおっしゃるように、方言の大切さを肝に銘じながら、日常生活を送るように、私自身も心がけるように努力していきたいと、そういう所感を感じております。
○議長（大城好弘） 教育部長。
◎教育部長（新垣和則） 質問項目１の（２）について、お答えをいたします。 現在、県のほうから配付されております「しまくとぅば」読本を活用し、小学５年生と中学２年生において、国語の授業や朝の読書の一環として、「しまくとぅば」の学習を行っております。また、西原小学校と西原南小学校におきましては、クラブ活動で「しまくとぅばクラブ」があり、地域の方々や町文化協会の協力を得て、しまくとぅばの学習を行っております。また、給食の号令や挨拶を「しまくとぅば」で行う学校もあります。 続きまして１の（３）について、お答えいたします。次年度から始まる新学習指導要領におきましては、現在より小学校において授業時数がふえるため、新たに時間を設けるのは厳しい状況でありますが、次の３点を中心に実施し、普及を図りたいと考えております。まず１つ目に、国語や総合的な学習の時間など、各教科におきまして、「しまくとぅば」読本を活用し、今後も授業内容と関連させて取り組みます。 そして２つ目に、クラブ活動の一環として、「しまくとぅばクラブ」で外部講師を招いて取り組み、県文化協会主催の「しまくとぅば語(かた)やびら大会」や、町の子ども文化祭に参加し、活動を発信したいと考えております。 ３つ目に、日常の活動の中で、挨拶や給食の号令、読み聞かせなどで、しまくとぅばに触れ、学ぶ機会を促進いたします。子供たちの親世代もしまくとぅばを使う方が少なく、触れ合う機会が少なくなってきております。しまくとぅばの衰退は、文化・産業・郷土愛、誇りの喪失につながると考えております。学校においてもしまくとぅばに慣れ親しんでもらう機会を設けていきたいと考えております。 質問項目２の（１）について、お答えいたします。まず、野球場からお答えしていきたいと思います。野球場、平成２８年度が４０万４，０００円、２９年度が２０万９，０００円、３０年度が３３万７，０００円。続いて、サッカー場にいきます。サッカー場、平成２８年度が７７万６，０００円、２９年度が１０８万２，８００円、３０年度が１１０万８，７００円。続きまして、バスケットコートです。平成２８年度が２８万７，２００円、２９年度が２２万６，３００円、３０年度が１０万７，６００円となっております。 続きまして（２）について、お答えいたします。昨年１０月１日より使用禁止になっております。 続きまして、質問項目５の（１）について、お答えいたします。西原町教育委員会学校管理規則では、町外で実施するもの、また宿泊を伴う学校行事につきまして、校外における学校行事等実施計画書の提出を義務づけております。しかし、それ以外に校外学習に関するマニュアルはございません。また、町内幼稚園及び小学校においても園外、校外学習に関するマニュアルはございません。 続きまして５の（２）について、お答えいたします。学校周辺の危険な交差点の把握につきましては、毎年実施しております通学路合同点検において、各小学校から報告されてくる危険箇所等の情報をもとに、把握をしているところでございます。以上でございます。
○議長（大城好弘） 建設部長。
◎建設部長（玉那覇満彦） 建設部関連の質問にお答えいたします。質問項目２の公園行政についての（３）について、お答えいたします。 平成１７年度に整備しましたバスケットコートの工事費につきましては、バスケットコートのみの工事だけでなく、他の整備工事を含む工事として整備を行っておりますが、概算でのバスケットコート整備費は約１，４００万円であります。平成２５年度に見積書を依頼したところ、約１，５９０万円との金額の提示で、補助事業を検討してみましたが、該当する補助事業がなく、単独事業としては、町の財政では厳しく補修することができない状況であります。そのような中、既設のコート表面仕上げのゴムチップ舗装を剥ぎ取り、安価なアスファルト舗装の打ちかえを行い、コートライン引きを行う工事見積書で約２３７万円となっておりますので、今後予算及びアスファルトコート仕上げでの使用開放について、実施できるのか検討してまいります。 質問項目３について、お答えいたします。まず（１）についてでありますが、本施設の運営管理については、一括管理ということで議員の皆様への説明どおり、基本協定書を交わしております。施設の一部については、指定管理者が効果的な運営を行うため、専門的ノウハウや経営実績を有する関連事業者や団体と連携した運営を行うことや、施設機能の一部を外部委託しながら運営することにより、サービスを充実させることになると考えております。 続きまして（２）について、お答えいたします。建設工事の進捗状況につきましては、昨年度に１期工事の造成工事及び事業基礎工事が完了し、今年度は一括交付金特別枠を活用し、２期工事として建築工事とそれに附随する電気工事、機械工事を行います。その後、外構工事等の施工により供用開始となります。次に施設運営における取り組みの状況については、御質問にあったとおり、基本協定締結により指定管理者が決定しましたので、いよいよ施設オープンに向けて、準備作業に入ることとなります。 （３）について、お答えいたします。オープン準備の取り組みや運営計画において、店舗品ぞろえの充実とラインナップの差別化、独立性を進めていくことになります。施設の知名度を高めるための発信媒体を活用してのピーアール活動や小中規模のイベントを定期的に開催し、集客と地域活性化を推進してリピーターが確保されていくことにつながると考えております。 （４）について、お答えいたします。本町では野菜等の出荷実績等につきましては、ＪＡおきなわ西原支店が介在しております地域営農ビジョン進捗管理会議へ参加し、その実績を確認しているところでございます。平成３０年度の実績につきましては、数量が４３９．８トン、金額が６，９４９万８．０００円となっております。以上です。
○議長（大城好弘） 総務部長。
◎総務部長（與那嶺剛） 質問項目４の税の徴収について。（１）について、お答えいたします。 平成３０年度、歳入としての４月末現在の徴収率は、現年度、過年度分合計で、個人町民税が９１．２％、法人町民税が９９．５％、固定資産税９５．９％、軽自動車税９２．３％、全体で９４．６％、前年度同月と比較しまして町税全体で０．４％の増となっております。 続きまして（２）について、お答えいたします。平成３０年度督促状の発送件数は、町民税４，５９４件、固定資産税６，０３９件、軽自動車税２，８５４件で合計１万３，４８７件となっております。 （３）について、お答えいたします。督促状につきましては、地方税法に基づき、通常各税の法定納付期限を過ぎてから、約２０日後に送付を行っております。コンビニ納付については、役場への収納前に速報データがありますので、督促状作成日までの速報データを把握し、督促状作成対象者から除いております。作成時には複数人で条件設定などを確認しております。また、年末年始等の長期の連休後の督促状については、納期限直前に納付した方への行き違いを防ぐため、督促状発送を数日おくらせるなど、法定納期内納付者への督促状が発送されないよう慎重を期しているところであります。 続きまして（４）について、お答えします。一連の質問にあります１２月末日後の督促状ということでしたら、恐らく直近の固定資産税、第３期分の督促状だと思われますが、１２月末日にコンビニ納付を行った分の役場への収納日が１月１６日となります。納付と督促の行き違いを防ぐため、数日後の１月２２日に作成、送付しておりますので、コンビニで法定納期内納付者に対して、督促状を発送はしてないと認識しております。ただし、分割納付をしている方々については、分割納付の承認が督促免除の要件とはならないため、計画どおり分割納付を行っていても、本来の法定納期内に未納がある場合には、督促状を発送しております。この点につきましては、分割納付されている方々に、督促状が届く旨を制約時に説明し、本人へお渡しする分割納付計画書及び督促状自体にも記載しているところであります。以上です。
○議長（大城好弘） 福祉部長。
◎福祉部長（小橋川健次） 私のほうからは、５の児童の交通安全についての、保育所部分について、お答えをさせていただきます。 公立保育所におきましては、散歩における安全対策マニュアルの策定が行われており、保育士へ共有されております。以上です。
○議長（大城好弘） ７番屋比久 満議員。
◆７番（屋比久満議員） では順を追って再質問いたします。 「しまくとぅば」についてでありますが、上間町長が言ったように、私もイントネーションがチネンムニー（南城市の知念地域のなまり）するんですけれども、やはり先輩、後輩に気兼ねしないで使うことによって、普及が上がると思いますので、ぜひ町長もいろんな場で使っていただければ、やはりトップがやれば部課長も使うと思いますので、ぜひこれを実践していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長（大城好弘） 町長。
◎町長（上間明） それではお答えします。 日常の業務の中で方言でいろんな意見交換をするというのは、なかなか難しいのかなと。業務を外して、５時以降といいますか、いろんな懇談の席では、比較的使いやすいだろうと思うんですが、業務で方言で会話をして、どの程度お互い意思の疎通ができるのか。事実、業務の効率性が高められるのか、ちょっと難しい面はあると思いますが、できればプライベートで５時以降で、いろいろと話をする、懇談するとき、懇親を深めるときは、そういう方言も結構使えるのかなと思いますので、そういったことができるところからまず使ってみることが大事ではないかと思っています。
○議長（大城好弘） ７番屋比久 満議員。
◆７番（屋比久満議員） 私はプライベートとか、業務の中で話すのではなくて、さわりの部分、挨拶程度でやれば、皆さん方もそういう感じで使えば、普及率が上がるのではないかということですので、ぜひそれはやってもらいたいと思います。 続いて（２）学校現場での、しまくとぅば活用ですが、教育部長のほうからありました、この「しまくとぅば読本」は、小学生は５年生ですか。中学生は２年生がやっているということですが、これは県からの「しまくとぅば読本」ということで、よろしいんですかね。これはどういう感じでこの読本を使っているのか。学校の先生がやっているのか。それともまた外部からお年寄りを招いてやっているのか。伺いたいと思います。
○議長（大城好弘） 教育総務課主幹。
◎教育総務課主幹（照屋心一郎） ただいまの御質問にお答えいたします。 「しまくとぅば読本」は、基本的に小学校５年、中学校２年は国語の教科とあわせて使用するようにしてはいます。ただし、授業実数、進路との関係もあるので、なかなか国語だけでは十分に活用できていない現状があります。そこでその他の時間、すき間時間、例えば、朝の読み聞かせとか、朝読書とか、そういうようなところを活用しながら、中身に触れていくようにしていると、学校現場からは聞いております。以上です。
○議長（大城好弘） ７番屋比久 満議員。
◆７番（屋比久満議員） 私が聞いたのは、例えば小学校５年生の担任が、方言も流暢ではないけど、こういうふうに「しまくとぅば読本」の読み聞かせをやっているのか。中学生もそうですけれども、そういった担任がやっているのかどうかというのを、専門的な方なのか、担任なのかということを聞いております。
○議長（大城好弘） 教育総務課主幹。
◎教育総務課主幹（照屋心一郎） お答えいたします。 基本点に担任のほうで行っております。
○議長（大城好弘） ７番屋比久 満議員。
◆７番（屋比久満議員） 町長とか副町長のときには、「方言は使うな」ということで、方言札があったと思いますけれども、今は全く真逆になっていて、「方言＝しまくとぅば、を使ってください」というふうな町長からもありましたけれども、ユネスコ絶滅の言語であるというふうなのがありますけど、あと「しまくとぅばの日」の条例が、平成１８年３月３１日に沖縄県で制定されており、この事業、第３条の２項で、「県は市町村及び関係団体に対し、しまくとぅばの普及促進のための事業が行えるよう、協力を求めるものとする」とありますが、本町ではどのような普及促進を行っているか。お聞きしたいと思います。
○議長（大城好弘） 文化課長。
◎文化課長（新城武） それではお答えします。 平成２５年に、県のほうで「しまくとぅば普及促進計画」というのが、平成２５年９月に策定された年から、町立図書館では毎年この９月１８日の「しまくとぅばの日」の前後に、しまくとぅば資料展というのを、毎年開催しております。また、過去には、平成２６年と２７年に一括交付金を活用した「しまくとぅば講座」を、中央公民館を中心に十数回開催して、継続的に一括交付金のものは、２６年、２７年の２カ年ですけれども、図書館においては「しまくとぅば資料展」を毎年、今年度も開催する予定でいますので、そういった形で普及につなげて行っています。以上です。
○議長（大城好弘） ７番屋比久 満議員。
◆７番（屋比久満議員） 先ほど、教育部長のほうで、３つやっているということで、国語や総合学習で読本を使っているとか、あと２番目で、しまくとぅばのクラブが西原小学校と西原南小学校にあると。これは外部講師を雇っているということで、あとは３番目に、日常で挨拶や号令で使っているということがありましたけど、皆さん方も御存じだと思いますけれども、県教育庁のホームページに、「しまくとぅばハンドブック」とか、「しまくとぅばの森」という五十音表とかもありますので、これのデータはアウトプットできると思いますので、ぜひそういったのも活用して、これは無料でできると思いますので、各小・中学校に配付したら、より話せる環境になるんじゃないかと思いますので、ぜひまたホームページも見て、いろいろと普及させてもらいたいと思います。 それで、玉城知事の言葉でもありますが、沖縄県は２０２２年までに挨拶程度の割合を８８％という目標を掲げておりますが、西原町ではそういった数値的な目標を設定しているのか。やっていなければ、やっていないということでいいですから、お伺いしたいと思います。
○議長（大城好弘） 文化課長。
◎文化課長（新城武） お答えします。 本町では数値目標は設定しておりません。以上です。
○議長（大城好弘） ７番屋比久 満議員。
◆７番（屋比久満議員） ぜひ、子供からそういった幼少時から、こういったしまくとぅばを教えれば、話せない子供たちでも、やはりのみ込みが早いですので、片言は話せるようになると思いますので、新聞紙上で玉城知事が言っております「しまくとぅばは県民のアイデンティティー。（消滅すれば）伝統文化の衰退だけでなく、チムグクルやユイマールなど、『沖縄の心』を失ってしまう」と述べておりますので、また知事が本年度中に琉球歴史文化の日を制定するとしたいということも述べておりますので、ぜひ西原町としても、いろいろとそういった「しまくとぅばの日」は９月１８日でありますので、何らかのイベントをやってもらいたいと思いますが、教育長いかがでしょうか。
○議長（大城好弘） 教育長。
◎教育長（大濱進） 現在進めております図書館での事業とか、それから「しまくとぅば読本」を活用しての授業とかをやる中で、また９月１８日の「しまくとぅばの日」にいろんなことを計画するということで、そのあるイベントということについて、まず定着していく。日ごろから、しまくとぅばを話すという雰囲気をつくるということが大事だと思います。その意味では、学校だけではなく、家庭でも地域でも、みんなが意識をして、しまくとぅばを使うということが大事だと思いますので、その辺の呼びかけもしながら、いろんなことをまずは定着をしていって、機が熟してきたときにイベント等を考えたいと思います。以上です。
○議長（大城好弘） ７番屋比久 満議員。
◆７番（屋比久満議員） ぜひ教育長をはじめ、そういったことの普及活動をやってもらいたいと思います。 次に、公園行政についてでありますが、サッカー場の使用料については、平成２８年から２９年は１００万円を超えていました。３０年も１００万円を超えています。野球場についても、平成２８年は４０万４，０００円ということで、２９年が２０万９，０００円でちょっと落ちてはいるんですけれども、３０年に３３万７，０００円に使用料が上がっておりますが、バスケットコートが平成２８年が２８万７，２００円、２９年度が２２万６，３００円、３０年度が１０万７，６００円ということで、３０年は１０月１日から使用されていないから、減ったということでよろしいでしょうか。
○議長（大城好弘） 生涯学習課長。
◎生涯学習課長（花城清紀） お答えいたします。 そうです。３０年につきましては、活用できた期間というのは半年間でしたので、この半年間の使用料金が影響しているかと思います。以上です。
○議長（大城好弘） ７番屋比久 満議員。
◆７番（屋比久満議員） 本町は再三、金がないから何も進捗の事業は控えているということですから、やはりこういった小さい額ではありますが、利用者はいるわけですから、やはり町民も何で去年の１０月からやがて８カ月、９カ月使用していないのかという不満がありますので、またバスケットは今、Ｂリーグで琉球ゴールデンキングスとかが優勝とかもしておりますので、ぜひ盛り上がっていますので、西原町も子供たちに夢を持たせるために、ぜひ補修をやってもらいたいと思います。 あと、建設部長のほうで、１，４００万円の補修費がかかるということですけれども、これはどういった工事になるか伺います。
○議長（大城好弘） 都市整備課長。
◎都市整備課長（又吉宗孝） お答えいたします。 補修につきましては、ひさしのほうにアスファルト舗装されています。その上のほうにウレタンとゴムチップを施しております。今回はアスファルトのほうを精製しまして、その上にウレタン及びゴムチップを施工する費用となっております。以上です。
○議長（大城好弘） ７番屋比久 満議員。
◆７番（屋比久満議員） これは使用、つくってから何年ぐらい経過しているんですか。教えてください。
○議長（大城好弘） 都市整備課長。
◎都市整備課長（又吉宗孝） 東崎公園につきましては、供用開始は平成１９年度となっております。以上です。
○議長（大城好弘） ７番屋比久 満議員。
◆７番（屋比久満議員） 平成１９年度にこういったアスファルトとかウレタンとか、ラバーとかやって、１１年乗り越えて剥がれたということで、今回もまたこういった再度１，４００万円かけて、私はやる必要もないと思います。 先日、清掃の日に副町長と教育長に見せて、説明もしましたけど、与那原町の与那古浜公園はアスファルトは半コートしかないんですけれども、そういうふうにやっていますので、ぜひ西原町でもやはり今、金がないですので、大掛かりな補修は難しいと思いますけど、２３７万円ですか。これはどういった工事なのか、教えてください。
○議長（大城好弘） 都市整備課長。
◎都市整備課長（又吉宗孝） 工事の内容なんですが、現在あるゴムチップの舗装を剥ぎ取りまして、安価なアスファルト舗装をいたしまして、またコートラインの線引きになります。先ほど部長のほうから説明がありました２３７万円というのは、施工費でありまして、それプラスまたゴムの処理費が今後、追加されると思いますので、おおむね４００万円前後かかるかと思います。以上です。
○議長（大城好弘） ７番屋比久 満議員。
◆７番（屋比久満議員） アスファルトでやれば２３０万円ぐらいで済むと思いますけど、これは単純計算で１０年かかるとペイアウトすると思いますので、またアスファルトですと半永久的に使えると思いますので、この工事はいつごろから始める予定なのか。ちょっと教えてもらいたいと思います。
○議長（大城好弘） 都市整備課長。
◎都市整備課長（又吉宗孝） お答えいたします。 いつごろということは確約はできないんですが、現在、西原町内の遊具等の修繕費等、いろんな箇所、使用禁止の遊具がございます。優先順位を決めながら、限られた予算の中で補修等を進めていきたいと思っております。以上です。
○議長（大城好弘） ７番屋比久 満議員。
◆７番（屋比久満議員） この東崎公園内でも遊具が３カ所ぐらい使用禁止になっていて、テープで張ってあるとか、そういうのが見受けられます。このバスケットコートは年間２０万円から２８万円、果実をうむわけです。ぜひ果実をうみますので、そういったのは優先的に使用できるように、先ほども言いましたけど、ＢＪリーグとか、いま盛り上がっていますので、ぜひ子供たちに夢を与えるためにも、早期に工事してもらいたいと思いますけど、これは見積もりやって、再度伺いますけど、今年度中にはめどが立つ予定ですか。確認します。
○議長（大城好弘） 建設部長。
◎建設部長（玉那覇満彦） 公園の修繕につきましては、先ほども担当課長から説明がありましたように、何カ所か使用禁止になっているところもありまして、財政の状況を見ながら、これも検討することになりますので、その辺もただ使用料が入るとかということではなくて、子供たちがいっぱい利用する箇所もありますし、その辺また財政状況等も協議しながら検討していきたいと思います。以上です。
○議長（大城好弘） ７番屋比久 満議員。
◆７番（屋比久満議員） 町長に伺います。そういったやはり西原町は今、財政が逼迫していますので、費用対効果があると思いますが、ぜひこういったバスケットコートですね。早目にやってもらいたいと思いますけど、具体的な工期の説明がないですけど、町長としてのお考えをお聞かせください。
○議長（大城好弘） 町長。
◎町長（上間明） 現段階では具体的にこうだという説明はできませんが、基本的には部長のおっしゃるとおりだと考えております。
○議長（大城好弘） ７番屋比久 満議員。
◆７番（屋比久満議員） では部長に伺います。去年の１０月１日から使用禁止になっておりますけれども、これはいつまで、今年中使用禁止にするつもりなのか。いつごろめどを立てたいとか、教えてください。
○議長（大城好弘） 建設部長。
◎建設部長（玉那覇満彦） 先ほども説明したとおり、具体的に使用できる時期が回答できる状況ではありませんので、その辺は財政状況も勘案しながら、協議しながらということになるかと思います。以上です。
○議長（大城好弘） ７番屋比久 満議員。
◆７番（屋比久満議員） 私も町民からの苦情ですので、これはじゃあ、「今は無理だ」というふうに答えてよろしいでしょうか。
○議長（大城好弘） 建設部長。
◎建設部長（玉那覇満彦） 現段階で、いつからということをお答えすることは厳しいということです。以上です。
○議長（大城好弘） ７番屋比久 満議員。
◆７番（屋比久満議員） では、次の１２月議会でこれは再度、お聞きします。 続きまして、農水産物流通・加工・観光拠点施設でありますが、当初、募集要項では、指定管理者が農水産物直売施設、地域食材提供施設、特産加工業、歴史、文化展示、地域情報発信施設とか、ピロティ多目的スペースをやるということでしたけれども、新聞紙上によりますと、関連団体に依頼を検討するかもしれないということですけれども、これは新聞紙上で言っているように、町も把握しているということで、よろしいでしょうか。
○議長（大城好弘） 産業観光課長。
◎産業観光課長（呉屋邦広） お答えいたします。 指定管理者が決まりまして、民間のノウハウを生かして、施設の運営に当たるかと思われます。施設の一部については、委託方式もまたテナントもございますので、そういった事業者が、そういった確保は行うものと思われます。
○議長（大城好弘） ７番屋比久 満議員。
◆７番（屋比久満議員） じゃあこれに関連して、委託する場合には、ＪＡは委託料を取るということで、よろしいでしょうか。
○議長（大城好弘） 産業観光課長。
◎産業観光課長（呉屋邦広） お答えいたします。 委託料を取るのか。あるいは払うのか。それについては、ＪＡとその業者との話し合いになるかと思います。
○議長（大城好弘） ７番屋比久 満議員。
◆７番（屋比久満議員） 先月の２１日に基本協定を結んだということで、委託料とかについては、ＪＡ側に全て委ねて、町はもう関係ないということで、よろしいでしょうか。
○議長（大城好弘） 産業観光課長。
◎産業観光課長（呉屋邦広） お答えいたします。 いろんな施設がございまして、そういったパーツ、パーツによって、どこに委託したいとか、どういった団体にやりたいというのは、また今後、ＪＡから相談があるかと思われます。
○議長（大城好弘） ７番屋比久 満議員。
◆７番（屋比久満議員） ぜひ、こういった委託状況については、町当局が知り得たら、我々議員団にも開示してもらいたいと思います。よろしくお願いします。
○議長（大城好弘） 産業観光課長。
◎産業観光課長（呉屋邦広） お答えいたします。 できるだけ早い段階で、そういった情報は公開したいと思います。
○議長（大城好弘） ７番屋比久 満議員。
◆７番（屋比久満議員） ありがとうございます。続きまして３の（４）拠点施設で販売する野菜は、6割以上を町内産で賄いたいということを目標にしているということで、平成３０年度の出荷が４３９トンですか。あと６９万円の収益というふうに聞いたんですが、これでよろしかったでしょうか。
○議長（大城好弘） 産業観光課長。
◎産業観光課長（呉屋邦広） お答えいたします。 数量が４３９．８トン、金額で６，９４９万８，０００円となっております。
○議長（大城好弘） ７番屋比久 満議員。
◆７番（屋比久満議員） すごい売り上げだと思います。あと、これは４月２５日の新聞に掲載されていた農業でまちづくり推進ということで、シェア農園は先ほど言っておりましたが、町産業観光課によりますと、拠点施設で販売する野菜は６割以上、町内産で賄うことを目標とするということで、課長は述べておりますが、これは具体的に可能なのでしょうか。伺いたいと思います。
○議長（大城好弘） 産業観光課長。
◎産業観光課長（呉屋邦広） お答えいたします。 売り上げ高が、当初は農産物で１億３，０００万円から１億５，０００万円を農産物で売り上げを見込んでおりますので、現在約７，０００万円ですので、軌道に乗るときには、５割から６割を目標に、あくまでも目標ということで目指していきたいと思います。
○議長（大城好弘） ７番屋比久 満議員。
◆７番（屋比久満議員） ぜひ、あと２年後にはオープンしますので、こういったシェア農園とか、いろいろとやって、農業に関心を示しているということで、いいことだと思います。また何といいますか、小作でやっている農家が出荷できるような、いろんな面を考えてもらいたいと思います。今一部の地域でも、ＪＡの東浜に２００坪から３００坪ぐらいですけど、こういった野菜を出しておりますので、こういった仕組みも観光拠点施設は、そういう仕組みも取り入れる予定でしょうか。伺います。
○議長（大城好弘） 産業観光課長。
◎産業観光課長（呉屋邦広） 屋比久議員のおっしゃるとおり、現在専業農家、大規模にやっている専業農家、野菜農家もございますが、そういう直売所と申しますと、やはり中規模といいますか。家庭菜園とか、あるいはアタイグヮーで本当に１００坪程度で余っているのは、大体エーカンチャー（方言で「縁者、関係者」。）に配ったり、そういった形で、隣近所に配っているのを直売所に出したら「売れたよ」とか。そういった野菜農家といいますか。そういった方々がまた生きがいを感じて、出荷するような形になるかと思いますので、今後指定管理者のＪＡと、地域でそういった説明を行いたいと思います。以上です。
○議長（大城好弘） ７番屋比久 満議員。
◆７番（屋比久満議員） 開業まで２年間ありますので、こういったのをやってもらいたいと思います。先ほど話をした方も定年退職して、カボチャとか、いろいろとトウガンをつくっていて、またファーマーズから携帯にこれだけ売り上げたとか、足りないから持ってきてくれとか、そういうのは多分、ＪＡが指定管理をやりますので、そういった仕組みはできると思いますけれども、ぜひそういったのを活用していただきたいと思います。 続きまして、質問項目４の税の徴収でありますが、総務部長が述べておりました。年度といいますか。１２月末で支払って、通常１６日ぐらいなんですけれども、１月は４日、５日をみているということでしたけれども、こういった今回は督促は出していないという感じでしたけれども、コンビニ納税ですね。これは聞いたんですけれども、ゼロ件ということで、よろしいでしょうか。
○議長（大城好弘） 税務課長。
◎税務課長（高江洲昌明） お答えいたします。 この件に関しては、一応は内部のほうで調査をいたしました。その調査の結果、特に督促状の発送はないということで、確認をしております。以上です。
○議長（大城好弘） ７番屋比久 満議員。
◆７番（屋比久満議員） 分割納付でやっている場合には何か、そういったのが見受けられるかもしれないということですけれども、もう一度、その点を教えてください。
○議長（大城好弘） 税務課長。
◎税務課長（高江洲昌明） お答えします。 分割納付については、本来税に関しては、この納付期限、実は固定資産税であれば１期、２期、３期、４期ありまして、本来は法定的な期限があります。分割納付をやっている方については、当然、１０回払いとか、１２回払いで払ってはいるんですけれども、本来の納付期限が過ぎてもこの督促状は、法律上は送らなければならないんです。それについては、分割納付の誓約書を取る場合も、納税者に対しては、説明をしておりますし、また計画書のほうには、その旨の趣旨のことも記載をしております。以上です。
○議長（大城好弘） ７番屋比久 満議員。
◆７番（屋比久満議員） 分割納付については、文面で記載とか、そういうことを口頭で言っているということで、今後もそういう感じで、ぜひチェック漏れがないようにやっていただきたいと思います。 質問項目５番目の児童の交通安全でありますが、教育部長のほうで、保育所、幼稚園、小学校の課外（校外）授業に対するマニュアルはないということでしたけれども、沖縄県の教育委員会でいろいろとこういった、これは平成２５年度に危機管理マニュアルというのをつくって、各学校に配付していると思いますけれども、西原町にもありますか。確認します。
○議長（大城好弘） 教育総務課主幹。
◎教育総務課主幹（照屋心一郎） お答えします。 県から出されている危機管理マニュアルは、各学校に配付されております。
○議長（大城好弘） ７番屋比久 満議員。
◆７番（屋比久満議員） その中でいろいろとありますが、これにのっとって、課外授業とか、校外授業をマニュアルとか、やはり今、事故が多発していますので、作成してもらいたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長（大城好弘） 教育総務課主幹。
◎教育総務課主幹（照屋心一郎） お答えします。 各学校においては、県から作成し、配付されているマニュアルをもとに、学校ごとに学校の実情に応じて、マニュアルを作成して、対応しているところですので、今後この件についても、検討して、校長会等で情報交換等をしてまいりたいと思います。以上です。
○議長（大城好弘） ７番屋比久 満議員。
◆７番（屋比久満議員） ぜひ、今ニュースで毎日のように高齢者とか、そういった方々が、高齢者だけではないんですけれども、沖縄は特に酒気帯び運転も多いですので、児童生徒を守るために、ぜひ周知していただきたいと思います。その点に対して福祉部長のほうで、私の聞き間違いかどうかわかりませんが、保育所では安全マニュアルが策定されているというふうに聞いたんですけれども、いかがでしょうか。
○議長（大城好弘） こども課長。
◎こども課長（山城宏達） 今の御質問なんですけれども、公立の坂田保育所のほうで、自主的に作成している散歩マニュアルがございます。散歩する際の基本的事項としまして、散歩についての始点、出発時の取り組み、道路の歩き方、目的地の選定ということで、これはあくまでもうちの公立の保育所のほうで定めているものになりますので、今回の事故を受けて、各法人保育所のほうにも、このマニュアルを活用いただくよう周知を図っているところでございます。以上です。
○議長（大城好弘） ７番屋比久 満議員。
◆７番（屋比久満議員） 坂田保育所が独自でつくっているということで、今、こども課長からもありましたように、やはりこれがたたき台になって、各保育所に配付して、よりよいマニュアルをつくれば、交通事故等から守れると思いますので、ぜひそれは実践していただきたいと思います。 あと（２）のほうでありますが、学校周辺に危険な箇所があって、把握しているということで、毎年チェック、実施しているということなんですけれども、こういった危険箇所というのは、例えば小学校４校と、中学校２校で何カ所ぐらいあるか、把握していたら教えてください。
○議長（大城好弘） 教育部長。
◎教育部長（新垣和則） 今、小学校区で通学路の安全点検を実施しておりますが、これは先ほど答弁いたしました学校のほうにまずは危険箇所とか、注意する箇所を挙げてもらって、その箇所を教育委員会、土木課、そして警察署を含めて、防犯の観点も兼ねたチェックを行っているところです。その中では、まずは交通安全関連では、この４校で、小学校４校で２４カ所、そして防犯観点では９カ所、トータルの３３カ所、３０年度の安全点検では、実施をしております。以上です。
○議長（大城好弘） ７番屋比久 満議員。
◆７番（屋比久満議員） こういった３３カ所、学校周辺にはあるということで、また美咲自治会では、毎日自治会長が横断歩道、国道沿いで横断歩道、安全点検やっていますので、ぜひそういった学校周辺の自治会に、こういった危険箇所だよということであれば、また我々もそういった巡回とか、パトロールできますので、その３３カ所の例えば、西小校区であれば、何カ所あるということを開示できれば、やってもらいたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長（大城好弘） 教育部長。
◎教育部長（新垣和則） 御質問にお答えします。 ぜひ、こういう情報は広く公表して、また皆さんにもぜひ協力をいただきたいと考えております。以上です。
○議長（大城好弘） ７番屋比久 満議員。
◆７番（屋比久満議員） ぜひ、こういった３３カ所、危険箇所があるということですので、ぜひ我々議員とか、区長にも開示をして、みんなで交通安全、児童生徒を守るという観点から、ぜひ配付していただきたいと思います。 以上で、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。
○議長（大城好弘） 答弁の訂正がありますので、それを許します。 都市整備課長。
◎都市整備課長（又吉宗孝） 訂正をお願いいたします。大項目２の公園行政の（３）バスケットコートの補修についての答弁の中で、処分費を含めると４００万円という回答をいたしましたが、訂正いたします。処分費も含まれての当初の答弁の２３７万円ということですので、訂正しておわびいたします。
○議長（大城好弘） しばらく休憩します。 （昼食）
△休憩 午後０時０５分
△再開 午後１時３０分
○議長（大城好弘） 休憩前に引き続き会議を開きます。 順次発言を許します。 １５番大城純孝議員。
◆１５番（大城純孝議員） 皆さん、こんにちは。１１日の午後の１番バッターで質問をさせていただきたいと思います。大きい項目で５点、その中で順次質問をさせていただきたいと思います。 １．町政についてでございます。（１）今、西原町のおかれている状況は、すごく厳しい財政状況が続いておりますが、この要因は国保の赤字が大きく、本町の財政を圧迫していると思います。平成３１年度の予算においても、同様な状況でありましたが、財政を立て直す取り組みは、当局としてどのように考えていらっしゃるのか。お伺いをしたいと思います。（２）同じような財政状況になっております南部のＨ町ということで、表現させていただきますが、本町とは情報交換として、どういう情報を同じ立場として、交換しているのか。またその流れで、皆さんも向こうとの共通の課題をどのように取り上げていくのか。お聞きをしたいと思います。 それから２．国保についてでございます。これはきのう、前里議員も質問されていましたが、質問が重複するところもありますけど、よろしくお願いしたいと思います。 ２．国保について。（１）国民健康保険料（税）の見直しで、増額をどのように見込んでいるのか。ことしも多分、国保税の値上げに皆さんは踏み切ると思いますが、その辺増収した分の流れが赤字対策にどのように充填されていくのか。お伺いしたいと思います。（２）５月の臨時会で繰上充用の手続きをしました。一時的に会計上の処理をしましたが、実質的に累積赤字の現状ですね、繰上充用をして、一旦、帳尻を合わせたんですが、実際、累積の赤字がどのようにそこに数字的に見込んでいくのか。その辺のところをお聞きをしたいと思います。それからこれはホームページに載っていたお知らせですが、（３）国民健康保険のポイント事業が始まっているという表示がありました。この事業の中身について、ポイントをいただくと、このポイントはどのようにまた、使っていくのか。またそういう面でこれからポイント制のこの事業を皆さんはどのようにまた推進していくのか。お伺いしたいと思います。 ３．都市計画マスタープランについて。これは前回も質問をしました。なかなかホームページで探すことができなかったんですけど、お伺いしたところ、ホームページのここにあるよということで、資料を今、確認している段階でありますが、（１）都市マスタープランは、平成２２年を基準年次として、中間の年次を平成３２年を見直しの時期だというふうに表現をされておりましたが、この計画の変更がどのようなことを目指しているのか、お伺いしたいと思います。（２）マスタープランの変更は、土地利用や都市計画の将来を表していると思います。将来の具体的な手法はどのように考えているのかお伺いしたいと思います。特に、土地利用の関係、これは大型ＭＩＣＥの誘致決定以来、すごく重要な西原町の課題となっていますが、そこを重点的にお伺いをしたいと思います。 ４．子どもたちの安心・安全についてでございます。これは、テレビ報道で滋賀県もありましたし、この前は、神奈川の殺傷事件がありましたし、それも鑑みたところ、子どもたちを巻き込む事件・事故が発生しています。本町も日頃から、これらの対策をしていると思いますが、どのように考えているのか、お伺いしたいと思います。特に通学路も含めて、防犯のあれも結構対策としてあると思いますから、よろしくお願いをしたいと思います。 ５．大型ＭＩＣＥ（マイス）の決定以来、お聞きをしておりますが、大型ＭＩＣＥは、今度また振り出しに戻って、一括交付金が活用できないと。それができないことになった状況の中で、県は調査費を計上して、今の状況が続いていると思いますが、県の状況は皆さんどのように見ているのか。お伺いをしたいと思います。（２）西地区区画整理事業の進捗なんですが、特に今、現状この地域は、浦添市の前田地域のモノレールの終着駅、そして浦添・西原線の高架の道路がやがて完成に近づいておりますが、西原町として、このモノレール駅ができたときにまた、この問題がはっきりと町民に見えてくるような形になると思いますが、その辺のところをお伺いしたいと思います。（３）モノレール開通に伴って整備が急がれると思います。西地区区画整理事業の県道・浦西線はどうようになるのか。重複していますが、お伺いしたいと思います。（４）これは地元、私たち兼久・東崎線沿道の用途の見通しを、３月の議会で、町長の施政方針の中でもありましたが、用途変更について、今後手続としては、どのような形で進んでいくのか。お伺いしたいと思います。 大きい項目で５点、皆さんに御質問しました。皆さんの答弁を受けて、再質問は一般質問席でやっていきたいと思いますので、答弁をよろしくお願いします。
○議長（大城好弘） 町長。
◎町長（上間明） お答えします。 まず１点目の財政問題についてであります。財政を立て直すために、取り組みはどう考えているかということであります。御承知のとおり、昨年１１月に西原町財政シミュレーションと対策について、公表をいたしました。それに基づきしっかりと取り組んでいきたいと思っております。その対応策を踏まえた上で、予算編成緊急アクションプラン第二次、それから予算編成方針に沿って、各費目の削減目標を着実に実践していきたいと思います。具体的にはスクラップ・アンド・ビルドを徹底し、事業の縮減や延伸、または休止、廃止を検討し、優先度の高い事業であっても、コストの見直しをしていきます。それにより国民健康保険特別会計、累積赤字の解消計画の計画どおり、実施できるように進めていきます。 それから５点目の大型ＭＩＣＥ施設の件でございます。県の状況はどうなっているかということでございます。これまでの答弁でも申し上げましたように、令和元年度の県のほうは、大型ＭＩＣＥ施設のみならず、周辺地域との一体開発も視野に入れながら、他方で民間資金の活用の可能性を調査していくということであります。決して、一括交付金事業を断念したということではなくて、それも視野に入れながら、民間資金の活用をその可能性について調査をしていくと。こういうことを考えているようであります。我々、大型ＭＩＣＥ施設の建設のマリンタウン地区の町としても、やはりサンライズ推進協議会、そことしっかり連携をしながら、ときによっては、県にまた逆に提案をしていく。あるいはまたそのほかの手立て、方策がないか。十分、意見交換をしながら、今後大型ＭＩＣＥ施設のこの状況について、対応をさせていただきたいと思います。以上です。
○議長（大城好弘） 総務部長。
◎総務部長（與那嶺剛） 私のほうからは、大項目１．（１）につきましては、今しがた町長のほうから答弁がありましたので、（２）情報交換について、お答えいたします。 質問にありますＨ町は、南風原町と認識してお答えいたしますが、平成２９年度、昨年度に２回にわたりまして、副町長、総務部長、企画財政課長で、南風原町を訪問し、情報交換を行っております。また今年度も企画財政課長及び財政係の事務レベルで、南風原町の担当課と情報交換を行っているところでございます。そのほか、課題、疑問等があれば日常的に、電話が中心になりますが、情報交換を行っているところでございます。以上です。
○議長（大城好弘） 福祉部長。
◎福祉部長（小橋川健次） 私のほうからは、大項目２．国保についてお答えいたします。 まず２．（１）について、お答えいたします。国民健康保険税の見直しについては、昨年策定した国民健康保険特別会計の累積赤字解消計画に基づき、次年度に見直しを予定しております。額ということですが、おおよそ６，０００万円程度の増を見込んでおります。 次に（２）について、お答えします。平成３０年度における累積赤字は、９億２，７２６万５，８９０円となっております。 次に、２．（３）について、お答えいたします。国民健康保険の健康ポイント事業は、国民健康保険被保険者の健康増進及び健康意識の向上を図るため、西原町国民健康保険の被保険者の３０歳以上、７４歳以下の方を対象に実施しております。内容としましては、町が実施する健康づくり事業などへの参加、特定健診やがん検診などの各種検診の受診や保健指導を受けた際に、ポイントを付与し、応募ポイント数を満たした方を対象に、抽選により特典を贈呈する予定でございます。以上です。
○議長（大城好弘） 建設部長。
◎建設部長（玉那覇満彦） 建設部、残りの質問にお答えいたします。質問項目３．都市計画マスタープランについて、（１）について、お答えいたします。 都市計画マスタープランは平成１２年２月に当初計画となる西原町都市基本計画を策定し、その後、沖縄都市モノレール延長等による見直しを平成２４年３月に全面改定しております。さらに大型ＭＩＣＥ施設の建設地が平成２７年５月にマリンタウン地区へ決定され、一部改定を平成２９年１２月にしております。今後の見直し時期につきましては、上位計画である那覇広域都市計画の区域区分の規制緩和等の見直しやてだこ浦西駅及び沖縄自動車道幸地インターチェンジ周辺の土地利用情勢の動向や、地域からの要請等を勘案し、改定となる基準年次や中間年次を定めていきたいと考えております。 （２）について、お答えいたします。西原町都市計画マスタープランに基づく西原町の都市づくりを推進するため、町民、事業者、行政等の協働によるまちづくり体制を整え、民間活力を導入した効果的な都市づくりを推進するとともに、社会経済の変化に対応した適切な進行管理を行うことによって、本町の将来都市像の実現を目指します。一般的な整備の手法としましては、民間開発、土地区画整理事業、地区計画における整備、沖縄県土地開発公社、住宅供給公社の利活用が考えられます。 質問項目５．大型ＭＩＣＥ施設と土地整備について、（２）西地区区画整理事業の進捗について、お答えいたします。当該地区の進捗は、平成３０年度末現在、事業費ベースで約４９％となっております。 続きまして（３）について、お答えいたします。現在、浦添・西原線の整備につきましては、琉球銀行坂田支店付近において、現県道３８号線から県道浦添・西原線バイパスへ連結する一部暫定供用の整備を完了しております。その後、県道、浦添・西原線の整備計画として坂田交差点まで優先に整備を行ってまいりたいと考えております。県道浦添・西原線の進捗率は約３６％となっております。 続きまして（４）について、お答えいたします。今年度において地区計画の導入と合わせて、用途変更の手続を進めていく予定であります。以上です。
○議長（大城好弘） 教育部長。
◎教育部長（新垣和則） 質問項目４．について、お答えいたします。 教育委員会における子供たちへの安全対策としましては、各学校で作成される学校安全年間計画等に基づき、保護者や警察と連携をしながら、計画的な安全指導を実施しているところでございます。各学校での取り組みも含めた具体的な事例といたしましては、まず保護者や地域の方、校長先生による通学路における朝の交通安全指導や立哨、そして毎日の先生方による朝や帰りの会においての不審者への対応及び交通安全指導、各中学校におきましては、年６回開催される生徒指導連絡協議会における情報の交換、そして浦添警察署を招いての交通安全教室、小学校におきましては、校区探検やまち探検を通しての交通安全マップづくり、ＰＴＡや職員、警察による通学路、巡回パトロール、全体集会における交通安全指導などであります。子供たちが安心、安全に過ごせるよう、学校、保護者、地域、行政が協力して、日々取り組み、犯罪や交通事故の抑止に努めております。以上でございます。
○議長（大城好弘） １５番大城純孝議員。
◆１５番（大城純孝議員） 答弁をいただきまして、順次、再質問を行っていきたいと思います。町政についてでございますが、町長は平成３０年１１月の財政シミュレーションをもとに取り組みたいと。そして削減目標、事業の縮減、コスト見直しと、これは私たちも何回もお聞きをしたんですが、この財政シミュレーションでもって、今の状況を乗り越えられるということで、皆さんはどのように、これで十分なのか。見てみると削減ありきのシミュレーションではないかと思いますけれども、いつも質問の中で、「増収分はないのか」とか、「ふるさと納税はないのか」とか、言われていますが、その増収と削減とのバランスといいますか。この辺、削減ありきでやれば、事業の中止とか、いろいろと出てくると思いますけれども、そうするとまた足りない分は税金を引き上げないといけないという状況が出てくると思いますけれども、この辺、削減ありきでいいのでしようか。それとも別の対策というのは考えられないのでしょうか。確認をしたいと思います。
○議長（大城好弘） 副町長。
◎副町長（小橋川明） お答えいたします。 言葉の……用語の使い方といいますか。削減ありきというのは語弊があるのかと思っております。まず我々はこれまでの議会の中で、議員の皆さん方から歳入も検討すべきではないかというお話はいろんな意見をお聞きしました。それも我々も含めて、そこら辺の歳入問題についても、何とかふやしていくこの手法は、いろんな面で考えて取り組んでいるところであります。ただ、今の本町の財政問題については、そうは言っていられない状況にあるということ。歳入については、いろんな方法があると思いますけれども、これがすぐ特効薬で来年は増収５，０００万円、６，０００万円入ってくるというような状況には至らない。どんなことがあっても、数年あるいは１０年単位あたりとか、そういった状況の中で努力をしていく。これは当然、姿勢として持つべきではあるかもしれませんけれども、効果としては、今の財政再建に特効薬としてなかなかやりきれない。そういうことがあって、当面は今の国保財政問題も含めて、それを解決するためには、どんなことがあっても歳出をどう抑えていくか。それを今やっていかなければいけない状況にあるということをぜひ、御理解いただきたいと思います。 そういう意味で、町長も言っていましたけれども、これまでやってきたこと。それについてもっともっと強化を図って、当面する財政問題について、解決を図っていく。そうした上で、一定程度見通しがきく中で、数年たてば歳入も何とか効果が出てくる。そういうことも期待をしていきながら、今歳出問題について、しっかりと対処していきたいと考えおります。
○議長（大城好弘） １５番大城純孝議員。
◆１５番（大城純孝議員） 今、副町長からいろいろ歳入についても、対策をとっていると。これらの効果がまだまだ出ていないという話ではあるんですけれども、この財政難になった時期といいますか。恐らくこの（町予算額が）１００億円を超えた時期ぐらいから、そういうことが出始めてきたのかと。その前から国保の赤字は３億円とか出てきたんですけれども、そういう面で交付税の西原町に交付される金額というのは、大幅に伸びる要素というのは、ないのでしょうか。この辺はどうなんでしょうか。
○議長（大城好弘） 企画財政課長。
◎企画財政課長（島袋友一） お答えしたいと思います。 交付税は大元は地方財政計画という国が８月に発表するんですけれども、大体この枠の中で決まってきます。その枠で地方はこのぐらい必要だという枠の中で、もしその市町村が税収が多ければ、その分交付税の枠が減ってくるということで、我々自治体が期待したいのは、その地方財政計画が大きくなってくれることを望むんですけれども、その枠の中でしか動きがないので、今のところ税収は増加傾向ですので、交付税は減少傾向という形になります。ただ今回の予算に関しては、交付税は増額するという官房長官あたりのコメントがあったものですから、少し去年の当初予算よりは少しは上げた形での当初予算計上というふうになっております。そこに期待しているところです。以上です。
○議長（大城好弘） １５番大城純孝議員。
◆１５番（大城純孝議員） これは新聞報道でもあって、西原町は若干ふえるんだろうというのは見ました。そういう面で、この状況がいつまで続くのか。いろんな面でどこに行っても「予算がない」「予算がない」という話が蔓延していて、なかなか町民も元気がなくなるような状況が今、発生しているように思います。ですから基本的にこの流れを何とか断ち切るために、ぜひですね。当局も努力していると思いますけれども、そういう面で町民に聞かれたときに「なんで」という話になったときには、説明を十分にやらないと、これが鬱積して、いろんな面で「またか」という話になると思います。私たち西原町はいろんな事業も抱えて、これまでの事業の流れでいろんなことをやってきたと思いますけれども、基本的に身軽になる状況には今はならないと思いますけれども、基本的にこのハード事業であったり、ソフト事業であったり、それを含めた形で予算の審議にまずは入っていくような状況が続くと思いますけれども、私たち町民の気持ちも、できれば聞いていただいて、削減するのか。まずそういう面では、予算の中でどういうふうにすればいいのか。ぜひお願いをしたいと思います。 次に移ります。南風原町ということで、私も同じ状況だと南風原町の町政説明会の中でも国保問題が取り上げられて、一般の町民から質問があったと、状況的にも全く西原町と似たような状況があるということを認識しました。こういう状況が続きますと、一括交付金も使いづらい状況になってきていますし、それからするとまたこれからの私たちの西原町も今の状況で、財政シミュレーションをやって、いろんなことをやらないといけないような状況がありますけど、やはりこういう困難なときには、やはり情報を共有できる南風原町との今、情報交換ですね。これをぜひ進めていただきたいと思います。これは２回ほどやったというんですけれども、これから頻繁にやる必要があると思いますけれども、その辺どういうふうに考えていますか。
○議長（大城好弘） 企画財政課長。
◎企画財政課長（島袋友一） お答えします。 大城議員のおっしゃるとおり、南風原町とは情報交換を密にしてやっていく必要があると思っております。また南風原町は一般財源の当町の予算もそうでありますけれども、東部消防組合の関係でも、連絡を密にしておりまして、また消防の担当課長会議等もよくありますので、その中でも情報交換をしっかりやっていきたいと考えております。以上です。
○議長（大城好弘） １５番大城純孝議員。
◆１５番（大城純孝議員） よろしくお願いします。 私たちのそういう状況を県、国、ぜひその辺の、こういう状況が続いているんだということで、ぜひ国や県に接触を図りながらやっていただきたいと思います。特に一括交付金の負担分、これがずっと同じような状況になっているんですけれども、これについて、県の会議の中でも議論したことがあると思いますけれども、この状況を町長、負担金の問題はどうなんでしょうか。お伺いしたいと思います。
○議長（大城好弘） 町長。
◎町長（上間明） お答えします。 一括交付金事業は、基本的には平成２４年度スタート以来、当初は８割が県からの交付金で、そして残りの２割について各自治体負担ということでスタートしたと思います。その後、離島、町村のほうが、財政状況が厳しいということで、２割のうち１割を県のほうで負担すると。こういうことになってまいりました。そして本島の町村については、７町村が２割を負担して、残りは１割負担となりました。その７町村の２割負担は、依然としてそのまま残ったんですが、その理由が県としては、やはり基地交付金関連のそういう収入がある。それからもう一つは、財政力指数が高い、こういうようなことを理由にして、７町村が依然として２割負担で推移しております。７町村のうち、基地交付金関連で収入があるところが５町村で、残りの２町は西原町と南風原町だけなんです。そういうようなことで一括交付金事業が毎年進捗する中で、その裏負担の捻出、結局これは一般財源でどうしても対応しなければならないわけですから、だんだん厳しい状況になる。当初はこの１０年の一括交付金事業、５年まで果たしてもつのか。本当に厳しいんじゃないかということが首長の皆さんからも意見として、相当出ておりました。そうした状況ではあるんですが、やはり一括交付金事業、どこの市町村もせっかくの交付金事業、これを最大限に活用すべきだと。こういうような声に押されて、結局は対応しているというような状況が現状かなと思っております。西原町もその例外ではありません。皆さんからも交付金事業、一部執行できずにある意味で、もったいないと。こういうようなことで指摘もされたことがあります。そういうようなこともあって、なかなかこの２割負担の問題。県は一律、全てそういうような形で、１割というわけにはいかないというのが現状です。当時の企画部長、その後かわった企画部長とも、何度もこの件について話をさせていただきました。しかしこの一つの条件、これを取っ払うと、その負担の理由が不明確になってしまうということで、なかなかその考え方を変えるというわけにはいかない状況で、今日に至っているというのが現状であります。
○議長（大城好弘） １５番大城純孝議員。
◆１５番（大城純孝議員） この問題やはり、これは本当にまさに西原町と南風原町、問題が噴き出している状況だと私は思っております。５年もたって一括交付金事業を今後続けるにしても、なかなか今の状況でいくと活用ができない。そうすると負担の分でどうしてもこれは国、県と交渉しないと、お金が使えない。こういう状況がますます厳しい状況に陥っていくと思います。ですから、せめてあと１割、負担が減らせるような状況をつくっていただきたい。これは町長、特に県、国に直談判してでもいいから、南風原町の町長も交えて、直接やってもらえれば、反応を見てどういうふうにするのか、考えるべきだと私は思っています。ぜひこの辺、町長にお願いをしたいと思います。 ２番目に移ります。健康保険税の見直しで６，０００万円ほど増収したと。そっくりそのまま増収分は赤字補填のほうにできる金額なのか。これをどういうふうに丸々そこにオンできるのか。お伺いしたいと思います。
○議長（大城好弘） 福祉保険課長。
◎福祉保険課長（呉屋真由美） 再質問にお答えいたします。 ６，０００万円の増額、およそですけれども、その分が赤字分にそのままいけるのかということでありますけれども、沖縄県においては、令和６年度までに保険料の水準の統一を目指しておりますので、それまでに現行のこの国保の累積赤字の解消に向けて、この医療費などの水準の推移を見ながら、段階的に国保税の見直しを行う予定となっております。開きが６，０００万円以上ありますので、単年度赤字もそれ以上ありますので、その６，０００万円のほうの次年度増額をいたしましてまた、段階的にまた見直しを行って、国保税の見直しを予定して、増収のほうに向けて、赤字のほうに充てていきたいと考えております。以上です。
○議長（大城好弘） １５番大城純孝議員。
◆１５番（大城純孝議員） 答弁をいただきましたけど、これは実行できる数字なのか。それとも何といいますか。繰上充用と、５月の臨時会で９億円余りの繰上充用、そして累積赤字が９億円ぐらいあるという話なんですけれども、この数字が近いというのは、これは理由としてどういう状況なんでしょうか。これ結局、繰上充用した分が累積になっているのか。それともその辺、ちょっとよろしくお願いしたいと思います。
○議長（大城好弘） 福祉保険課長。
◎福祉保険課長（呉屋真由美） お答えいたします。 今年度の単年度収支なんですけれども、１億８，５００万円の一般会計からの法定繰入を行いました。それによって、９億５，０００万円ほどあった累積赤字が２，３００万円ほど減りまして、９億２，０００万円ほどになっております。 ただ、法定外のこの繰り入れを除いた実質的な単年度収支については、この１億６，１００万円ほどの赤字となっております。以上です。
○議長（大城好弘） １５番大城純孝議員。
◆１５番（大城純孝議員） 今、聞いたのは、繰上充用と累積は一緒なのかということなんですけれども、どうなんでしょうか。
○議長（大城好弘） 福祉保険課長。
◎福祉保険課長（呉屋真由美） はい、おっしゃるとおり、一緒でございます。
○議長（大城好弘） １５番大城純孝議員。
◆１５番（大城純孝議員） わかりました。疑問が解けたような感じがします。やはりどうしてもこういう会計上の話になると、数字がどうしても気になるものですから、お聞きをしておりますが、累積がことしも９億円、そして１億何千万円かは補填したと。この状況、来年度はまた医療費とその兼ね合いがあって、来年度の赤字分がどのぐらい出るのか。これ予想はどのようになっておりますか。
○議長（大城好弘） 福祉保険課長。
◎福祉保険課長（呉屋真由美） お答えいたします。 昨年、策定いたしましたこの西原町国民健康保険特別会計の累積赤字解消計画の中で示して、推定している数字なんですけれども、今年度は単年度実質収支の赤字見込み額が、１億８，６００万円ほどで、累積赤字額が８億４，３００万円ほどになるというふうに見込んでおります。以上です。
○議長（大城好弘） １５番大城純孝議員。
◆１５番（大城純孝議員） わかりました。このまま何とか踏ん張るしかないなということは理解をしております。その辺はまた追って、随時また質問をさせていただきたいと思います。 ３番目なんですけれども、ポイント事業ということで、新しい健康保険のポイントということで、このポイントというのは、私たちが一般で使っているポイントではなくて、独自のポイントで抽選をして、商品みたいなものをあげるという話ではあるんですけれども、これはことしやって、ことしの１２月で締めて、来年度にそれは公表する予定なんですか。お聞きをしたいと思います。
○議長（大城好弘） 健康支援課長。
◎健康支援課長（富原素子） 大城議員のただいま質問にお答えします。 ポイント事業については、町独自のものとなります。この実績の確定については、年度途中でポイントがたまった方については一度、抽選会を予定しておりまして、また年度末に２回目の抽選会ということで、２回の抽選会で今、考えております。以上です。
○議長（大城好弘） １５番大城純孝議員。
◆１５番（大城純孝議員） 町独自の事業ということでお聞きしたんですけれども、これはポイントの還元といいますか、これは。基本的に１ポイント１円という感じでよろしいですか。
○議長（大城好弘） 健康支援課長。
◎健康支援課長（富原素子） この事業を始めたきっかけについては、西原町の特定健診の受診率と健康事業への参加を促すことを目的として実施をしております。特定健診を受けたということであるとか、がん検診を受けたものに対して、ポイントを付与する形で、このような形で、ポイントカード、特定健診を受診した方とかに配付をさせていただいて、それぞれの事業にポイントを付与しているんですけれども、考えているのはポイントが１００ポイント以上、たまった場合に、抽選に行けるという形で考えております。以上です。
○議長（大城好弘） １５番大城純孝議員。
◆１５番（大城純孝議員） わかりました。Ｔポイントかと思ったんですけど…。やはり町独自でやる場合には、やはり何といいますか。せっかくの事業ですから、町民にもう少し広報をしてほしいし、またそういう面でこのポイントのたまり方によって、こういう還元というか、還元ですかね、これは。「抽選をして何かあげますよ」という話だと思うんですけれども、この辺、町の中での広報というのは、どういうふうに考えているのでしょうか。
○議長（大城好弘） 福祉部長。
◎福祉部長（小橋川健次） お答えいたします。 町独自事業ですが、これは全国で１，０００億円かけて、市町村分と都道府県分、５００億円ずつ掛けて、そういったポイント事業を実施する中で、町の職員が一生懸命、頭を使って考えてやって、そういうふうになっています。単独事業というか、それが国保の特別調整交付金の中から出てきますので、そういった事業であります。広報につきましては、自治会長会でも御案内をさせていただきましたし、広報そしてホームページ等でやっていますが、これはあくまでも今、案ですが。先般行われた第１回西原まつり実行委員会の中で、西原まつりの中で、一部表彰させていただけないかということで、お願いをしています。西原まつりのほうでちょっと時間的なものもありますので、今後の調整になりますが、少し時間をいただけたら、大勢の町民の前で表彰をして、町民の健康意識の高揚を図っていきたいと考えております。以上です。
○議長（大城好弘） １５番大城純孝議員。
◆１５番（大城純孝議員） わかりました。理解しました。でも、ちょっと研修受けてポイントをもらって、商品もらって、でも何回かという話でいくと、ちょっと感覚としてはどうなんでしょうか。これはまだこれからまた研究していく必要があると思いますので、よろしくお願いします。 次に移りたいと思います。３．都市計画マスタープランについてでございますが、平成２４年度のこのマスタープランを全面的に改定をしたと。以前のマスタープランに比べて、この辺どう、どこをどういうふうに変えたのか。お聞きをしたいと思います。
○議長（大城好弘） 都市整備課長。
◎都市整備課長（又吉宗孝） 平成２４年に改定された都市マスタープランなんですが、当初計画と変わった点は、人口フレームでございます。当初は４万４，５００人の人口に対しての都市計画マスタープランを策定しておりまして、平成２４年度につきましては、３万７，０００人の人口フレームによる土地利用の構想として策定しております。以上です。
○議長（大城好弘） １５番大城純孝議員。
◆１５番（大城純孝議員） 適正な進行管理ということで２１ページに載っていますが、この進行管理というのは、皆さんどのように、これは評価だと思いますけれども、このマスタープランの達成度とか、そういうことは管理するよということだと思うんですけれども、全体的なこのマスタープランの中で、どういうふうにこの進行を管理していくのか。この辺どういうふうに、皆さん捉えているのか。お伺いしたいと思います。
○議長（大城好弘） 都市整備課長。
◎都市整備課長（又吉宗孝） 進行管理というお話ですが、当初、平成１３年ごろですか。当初の都市マスタープランを策定いたしまして、その後、市街地整備プログラムというのを策定しております。これは都市マスタープランの実現方策という形での財源をもとにしたプログラムをつくっております。それの進捗を検証する形での執行管理になるんですが、現在、マスタープランの改定に基づいた市街地整備プログラムは策定されていない状況でございます。以上です。
○議長（大城好弘） １５番大城純孝議員。
◆１５番（大城純孝議員） 現在、策定されていないというんですけれども、これは予算上の問題なのでしょうか。それとも人手が足りないのか。予算がつかなかったからできないのか。これはどうなんでしょうか。
○議長（大城好弘） 都市整備課長。
◎都市整備課長（又吉宗孝） 人的なものなのか。財政的なものなのかという御質問なんですが、マスタープランを改定する中で、上位計画等のタイムラグといいますか。今でいうと大型ＭＩＣＥ施設の建設があったりとか、都市モノレールの延伸、幸地のインターチェンジ、そういった形でのタイムラグ、マスタープラン等がありまして、市街地整備プログラムがそれに追いついていけない状況がございましたので、策定を見送った経緯だと考えております。以上です。
○議長（大城好弘） １５番大城純孝議員。
◆１５番（大城純孝議員） マスタープランの変更で、私も動くんだなと思っておりましたけれども、なかなかそれが見えてこない。基本的に大型ＭＩＣＥをきっかけに動きが早まるのかなと思っていたんですけれども、これも今ちょっと足踏みしているのかという感じがするんですけれども、このマスタープランの策定の中では、ＭＩＣＥ関連で東海岸沿いの土地の見直しを図っていくんだということで、私は理解をしておりましたけど、その辺の動きとしてまだまだやるべきことはあると思いますけれども、マスタープランの計画を見直して、それを都市計画に落としていってやる期間というのは、どのように考えているのでしょうか。
○議長（大城好弘） 都市整備課長。
◎都市整備課長（又吉宗孝） お答えいたします。 当初が、平成１２年で１０年後の見直しで２４年、その中間年で大型ＭＩＣＥ施設の建設が決定されたということでの一部改定ということでされております。基本的には２４年度の策定のマスタープランの改定が、社会情勢のそういった変動で、３４年ごろという形での期間になります。そのあたりで、基準年を定めまして、向こう２０年の人口とか、そういった土地利用を踏まえた形でのマスタープランの策定になっていくかと思われます。
○議長（大城好弘） １５番大城純孝議員。
◆１５番（大城純孝議員） ２９年度のこのマスタープランの計画の改訂版の中で、マスタープランを都市計画の決定、それから個別のまちづくりの計画に落として、町民参画を交えて、まちづくりを実践していくんだという。この中身になっているんですけれども、やはり土地利用については、地主の意向もありますし、皆さんまたこれ大型ＭＩＣＥの関連で、平成２９年１月に説明会を開いていますよね。その結果、いろんな面で地主の意向とか、それは調査をしてこの文章をつくって公表しているんですけれども、これ自体、この大型ＭＩＣＥ関連で、地主の意向を反映した形でマスタープランにつぎ込むような状況は、どういうふうにやるのか。お聞きをしたいと思います。
○議長（大城好弘） 都市整備課長。
◎都市整備課長（又吉宗孝） お答えいたします。 前回、平成２９年の改定時におきまして、住民参加型の取り組みを行っております。その中で住民アンケートをとりまして、将来の土地利用について、商業地とか、住宅地とか、工業地の拡大等を皆様に説明いたしまして、その需要等を説明して、住民の方々の意向を踏まえまして、地域の方々が住宅地が欲しいという方々の希望もございましたので、一部住宅地を土地利用として位置づけております。以上です。
○議長（大城好弘） １５番大城純孝議員。
◆１５番（大城純孝議員） 住民の皆さんの御希望という形で後ろにありますよね。図面が。そうしますとだから、西原町の今まで事業の振興の中で、元々住んでいる方が、例えば代替地が欲しいとか。そういうことはどんどん出てくると思いますけれども、そうするとこのマスタープランの見直しで、この住宅地を誘導するような形でできないものかという思いがありまして、この辺マスタープランと、また都市計画と早めるべきだと思うんですけれども、どういうふうに思っていますか。
○議長（大城好弘） 都市整備課長。
◎都市整備課長（又吉宗孝） お答えいたします。 主に、土地利用の見直しを行ったのが第２ステージという形の１０７ヘクタールの地域かと思います。その地域につきましては、今は事業調査にまだ入れない状況がありまして、そういった形で、もしそれが進捗するのであれば、そういった方々、お持ちの土地を商業、ホテル用地という形で使われる方、十分住宅がほしいよという方であれば、また住宅用地にそういった区画整理でそういった感じで、土地の利活を図っていく形で進めていきたいと考えております。以上です。
○議長（大城好弘） １５番大城純孝議員。
◆１５番（大城純孝議員） 一応、基本は区画整理とか、そういう土地の利用を図っていくと。その前に今、布設している道路ですね。道路をもっと急ぐべきだと思いますけれども、この辺、道路が途中でとまったりして、これを早目にやらないことには、それも進まないと思うんですけれども、道路はもっと急ぐべきだと思うんですが、この辺はどうなんでしょうか。
○議長（大城好弘） 土木課長。
◎土木課長（小橋川生三） お答えしたいと思います。 国道から下につきましては、現在、兼久・仲伊保線、元の宿(しゅく)道(みち)（首里王府と各地の間切（県の市町村をむすぶ幹線道路。））ですね。これの現在整備で、小波津川北線、南線で、あとは東崎兼久線ということで、道路がどんどん整備されていて、その中には県道の浦添西原線という道路がありまして、大体この道路間隔からいきますと、大体補助事業の適応範囲ということで、道路整備を一応進めている最中で、あとは事業のスピードなんですが、これにつきましては、現在土木課が持っている道路事業５本、街路事業２本、その７本の事業を動かすにあたって、最優先の道路からやはり予算をつける必要がありまして、今は街路の東崎兼久線、どうしてもそれを最優先に持ってくる。本来は兼久・仲伊保線も、それをすることによって国道から下の今後の土地利用がしやすいというのはございますが、現在、浦添西原線の進捗状況とか、それと絡めてくる交差点が用地、地権者が同一に地権者がいたり、そういったもので一応状況を見ながら、兼久・仲伊保線は対応をしていきたいと考えております。
○議長（大城好弘） １５番大城純孝議員。
◆１５番（大城純孝議員） 説明をいろいろと受けましたけど、これはまた引き続き、長いスパンの話になってくると思いますけれども、ぜひ早目に皆さんの動きで、完成に至るまで、議会の中でも取り上げていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 次に移ります。質問項目４番目、子どもたちの安心・安全についてでございます。これは報道の中で、保育園児が交通事故で何名か亡くなったと。それからいろんな面で、小学生が刺されたりしたような事件がありました。それからすると、やはり私たち西原町にとっても、文教のまちとして、こういう問題を取り上げないといけない。それからすると、取り組みはどうなっているのかということで、お聞きをしたい。そういうことで今の質問になっています。これは各学校で安全対策をやっていますよということで、答弁がありました。特に、小学校で国道を渡る子供たちがいるところは重点的にこの対策をする必要があると思うんです。やはり国道はスピードが出て、いろんな面で危険がそこにあるという状況がありますので、やはり国道を挟んだ小学校２校、それから県道に面した坂田小学校があったりして、特に子供たちの安全、安心をぜひこの対策事業の中で進めていけて、これもまた地域におろしたような形でやっていただきたいと思います。 この安全対策は、いろんな面で子供たちにどのように現場で教えているのか。またどういうふうに先生方も対応しているのか、お聞きをしたいと思います。
○議長（大城好弘） 教育総務課主幹。
◎教育総務課主幹（照屋心一郎） お答えします。 各学校では、学校安全について、計画を策定しております。その中には安全学習、安全について、知識を身につける。そういうのを教科等で行っており、また安全な行動ができる態度や能力ということで、安全指導について、道徳、学級活動等で行っております。日々の授業の中でもそれから朝の会、帰りの会、そういうところを使って、安全注意等を行っております。さらに対人管理として、防犯訓練等を通して、その能力を高めているところです。以上です。
○議長（大城好弘） １５番大城純孝議員。
◆１５番（大城純孝議員） 学校でそういう対策をされているということですので、何といいますか、これだけやって十分、ではないですので、これは何回も何回もお願いをしたいと思います。よろしくお願いします。 次に移ります。質問項目５番目なんですけれども、大型ＭＩＣＥについては、県の状況ですので、これは町長からお聞きしたとおりで、そのままの状況で確認をしました。それから西地区区画整理事業も４９％と進捗率、それからモノレールの関連で整備事業、いろいろと進捗しているという状況であるんですけれども、なかなか西原町の動きが鈍いというのが見えてくるような状況がありますけど、ことし中に何とか坂田交差点を含めた皆さんの動きというのは、どのような形で進めるのか。お伺いしたいと思います。
○議長（大城好弘） 都市整備課主幹。
◎都市整備課主幹（呉屋定政） 再質問にお答えします。 現状としては坂田交差点の大型店舗のマックスバリュの移転先の造成工事を主に、中心にやっております。浦添市方面からの高架橋から西地区に向けてはほぼ物件等については、ほぼ解決しておりまして、残る大型店舗のマックスバリュの１店舗だけは移転に向けて進めておりますので、この移転時期としても今年度、来年度まではどうしても造成工事、周辺の道路整備も含めておりますので、店舗の移転が令和３年度を予定しております。店舗が移転することによって大分、浦添西原線のバイパスの整備につながるのではないかと思っております。以上です。
○議長（大城好弘） １５番大城純孝議員。
◆１５番（大城純孝議員） 最大の目標は大型店舗の移転だと。ぜひですね、それに向けて頑張っていただきたい。それさえ何とか移転完了すれば、また我々の西地区ももっと動くだろうと。そういうことでぜひ、西地区の進捗に向けて頑張っていただきたいと思います。 最後になりますが、兼久・東崎線の沿道の用途見直しなんですけれども、これは３月の議会でも質問しました。この件について説明会やまた用途見直しのそういう図面とか、そういう日程的なところはどのような日程になっているのか、お伺いしたいと思います。
○議長（大城好弘） 都市整備課長。
◎都市整備課長（又吉宗孝） お答えいたします。 目標としては今年度に都市計画審議会のほうに諮る予定でございます。その中で県との協議とか、住民説明会等の手続が出てきますが、現在この沿線沿いのほうで、今後大型商業施設を検討されている権利者の方が２カ所というか、２名といいますか、ございまして、その方々からの意見聴取を聞いている状況でございます。その状況を踏まえて、その変更の区域が変わってきますので、それをもってまた県のほうと協議を行うという状況になっております。以上です。
○議長（大城好弘） １５番大城純孝議員。
◆１５番（大城純孝議員） 今、御説明あったように、この道路は西原町の中でも商業系が張りついて、これがまた役場までつながる形になって、大きなメーンの一つなってくると思いますので、ぜひ早目に東崎のほうから道路が完了し、そして国道に抜けてこの西原町の役場までスムーズに抜けるような形で皆さん、頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いします。 一般質問、大きい項目で５点やりましたけれども、また皆さんの仕事の中を見ながら、また質問をさせていただきますので、よろしくお願いします。以上で、一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
○議長（大城好弘） 順次発言を許します。 ３番伊計裕子議員。
◆３番（伊計裕子議員） 皆さん、こんにちは。日本共産党、伊計裕子です。よろしくお願いします。 大きい項目１．平和行政について。安倍首相・自民党は「２０２０年を新しい憲法が施行される年に」と公言し、９条改憲の条文案をまとめています。憲法第９条とは、「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」です。 日本共産党は、自民党の改憲条文案の２つの大問題を指摘しています。１つは、第９条２項の後に「前条の規定は、…自衛の措置をとることを妨げない」として自衛隊の保持を明記していることです。そうなると、９条、とくに２項の制約が自衛隊に及ばなくなり、海外での無制限の武力行使が可能になってしまいます。２つ目に、「自衛隊の行動」は「法律で定める」と書いていることです。これまで政府は、「自衛隊の行動」を憲法との関係で説明してきましたが、法律さえ通せば、自衛隊の行動を無制限に拡大できるようになってしまいます。安倍首相は「違憲論争に終止符を打つ」と言いますが、自衛隊は違憲という批判があったからこそ、政府は自衛隊が憲法に「適合」することを説明する責任が負わされ、それが海外派兵の一定の歯止めとなり、１人の戦死者も出さず、殺すこともなかったのです。憲法によって、自衛隊が「合憲化」されたら、政府は説明責任から解放され、海外派兵の歯止めは失われます。この「戦争する国」への歯止めなき暴走に対して、「平和月間」である６月、町長の基本姿勢の一つである「平和なくして町民福祉なし、平和がすべての原点」、そして、憲法第９９条の公務員等の憲法尊重擁護義務に照らして、町長の決意と見解を伺います。 大きい項目２．地域福祉計画策定について。去る５月２１日、文教厚生常任委員会と社会福祉協議会の意見交換会を持ちました。社協がいかに多くの町民福祉に関わる事業を行っているのかを委員一同、驚きと敬意を持って意見交換を行いました。一番の課題は、やはり地域福祉計画策定とのことでした。財政がひっ迫している状況で厳しいと思いますが、早期の計画策定実現を望みます。そこで以下の点について伺います。（１）県内他市町村の策定状況をお聞かせください。（２）予算はどの程度見積もっているのでしょうか。（３）今の財政状況で、どの程度の予算であれば策定が可能と思われるのでしょうか。（４）策定実現のために、どのような努力を行う予定なのかお聞かせください。 大きい項目３．放課後児童健全育成事業について。去る５月２５日、西原町学童保育連絡協議会定期総会が行われ、参加しました。学童連と役場との定期的な意見交換会（年３回）が行われているようです。以下の点について伺います。（１）臨床心理士巡回の実施状況についてお聞きします。（２）今年の待機児童数をお聞かせください。（３）放課後児童クラブ支援員の配置基準（２人以上）を「参酌すべき基準」に緩和する政府案に対する見解、これも参議院で決定しました。それに対する見解を伺います。 大きい項目４．男女共同参画について。昨年、政党に男女均等の候補者擁立の努力義務を課す「政治分野における男女共同参画推進法」が成立しました。また、昨年は、「世界人権宣言７０周年」でした。浦添市では「性の多様性を尊重する社会を実現するための条例」の２０２０年４月施行を目指しているとの新聞記事がありました。西原町でも、誰もが尊厳をもって自分らしく生きることのできる西原町をめざした条例を策定する考えはお持ちでしょうか。 以上、御答弁よろしくお願いいたします。
○議長（大城好弘） 町長。
◎町長（上間明） それでは、私のほうからは１点目の平和行政について、お答えをさせていただきます。 今、憲法改正問題が、焦眉の急、的になっていると思います。戦後７０年余りが経過して、さきの沖縄太平洋戦争がその記憶の中から忘れさられているのかなという思いが、とりわけ戦後世代の若者から感じるように、昨今思っている次第であります。そうした中でまたビザなしの北方交流団員の一人として、国会議員が参加されておりましたが、その発言にもあるように、まるで北方領土を戦争で奪い返すというような、全く信じられないような、こういうような発想の国会議員もおりました。もとより、日本国憲法第９９条、今おっしゃるように、「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」ということで、憲法にも定められております。このような９９条があるにもかかわらず、このような発言が出ること自体、やはり異常というか。やはりさきの大戦が風化しつつあるなということで、非常に怖い思いをいたしております。 とりわけ、沖縄県民はこの沖縄戦において、唯一、地上戦を経験しました。それこそ悲惨な戦争であった。これはもう記憶の中のみならず、現に沖縄に住む人たちが今でも感じることだと思っております。その戦争体験をした方々が言っていることは、軍隊は決して住民の命は守らない。二度と戦争はしてはならない。そして「命(ぬち)どぅ宝(たから)（命こそ宝物）」という、それこそこの地上戦の悲惨な状況の中で生まれた言葉だというふうに思っております。本町はその沖縄戦で約半数がその尊い命を失いました。戦後、西原町は焼け野が原から、二度と戦争はしてはならないと。そういう思いで、平和を希求する心は、ことのほか強いものがありました。私はそのことを踏まえて、「平和なくして町民福祉なし、平和がすべての原点」そういう思いで、これまで平和行政を進めてきております。そういう面で日本国憲法、その前文、極めて格調高い前文であると思います。そしてそれに続く９条、この９条と前文は、きわめて相関関係にあると思っております。９条の解釈は、前文に立ち返るというふうに私は考えております。そういうようなことから、やはり二度と戦争はしてはいけない。戦争のできる国になってはいけない。という思いを今なお、こういう時期だからこそ、痛感している次第であります。今後とも、西原町の発展のためにも、二度と戦争はしてはならない先人の思いを大事にして、西原町の平和行政をしっかりと推進していく。そういう決意を新たにしているところであります。以上であります。
○議長（大城好弘） 福祉部長。
◎福祉部長（小橋川健次） 私のほうからは、大きな項目２と３について、お答えさせていただきます。まず２の（１）について、お答えいたします。 沖縄県内における地域福祉計画の策定状況につきましては、４１市町村のうち、２２市町村で策定済みで、残り１９町村が未策定となっております。 次に、どれぐらいの予算を見積もっていますかという御質問でございますけれども、委託の範囲とか、内容にもよるとは思いますけれども、策定におよそ４００万円から７００万円程度の予算が必要になるのではないかと考えております。 次に２の（３）について、お答えいたします。今の財政状況で、どの程度の予算があれば策定可能かということですが、４００万円以上あれば、策定に取り組めるのではないかと考えております。 次に、２の（４）について、お答えいたします。計画策定実現のために、どのような努力を行いますかということですが、今現在、策定に取り組めない最大の原因は、予算が確保できていないことでありますので、まずは何といっても計画策定に必要な予算を確保できるよう努めることが、もっとも重要であると考えております。 次に大きな項目３について、お答えいたします。３の（１）臨床心理士の巡回の実施状況ですが、現在のところ１学童当たり、年に１回程度の巡回を行っております。 （２）ことしの待機児童数ということでございますが、５月１日時点で３８名となっております。 次に質問項目３の（３）について、お答えいたします。国は人手不足から配置基準の緩和をするとされておりますが、現場での安全性の問題が危惧されるのではないかと考えております。
○議長（大城好弘） 総務部長。
◎総務部長（與那嶺剛） 私のほうからは４番の男女共同参画について、議員から御提案のあります誰もが尊厳をもって、自分らしく生きることのできる社会というのは、お一人、お一人の人権を尊重する上で、大切な考え方であると思います。 那覇市でも平成２７年に「性の多様性を尊重する都市・なは」がなされ、浦添市でも平成２９年１月に同様の宣言がなされ、浦添市においては、条例化を目指す報道がありました。本町においても、この流れは重要だと考えておりますが、議員から御提案のある条例化については、浦添市の動向と予算面、体制面を調査しながら、検討していきたいと思います。以上です。
○議長（大城好弘） ３番伊計裕子議員。
◆３番（伊計裕子議員） 質問項目１番の平和行政ですけれども、本当にまさに西原町こそ「非核反戦都市宣言」というのを、「非核都市宣言」というのは、全国でやっているんですけれども、その中でこの反戦、非核反戦というこの「反戦」の文字を入れているのは、ちょっと私の調べたところでは西原町だけではないかと思っています。この西原町でこそ、本当に「絶対に戦争はさせない」という声を大きく上げていくこの町長の先ほどの決意には、本当にこれを町民全体で頑張っていけたらと思っています。先ほど町長がおっしゃったように、軍隊は住民を守らないということが、本当にこれまでいろんな人の聞き取りだったり、本が出されていたりとかしたときに、本当にこの体験者が身をもって語られていることで、本当にこの沖縄を捨て石にするということの、この本土のそのときは天皇の軍隊と言われているこの日本軍が、そういう方針でやってきた。そういう中で本当に住民がこの軍隊とともに行動することによって、多くの犠牲者を出してきたということが、本当に怒りをもって感じるんですけれども、これがこの戦争が終ったにもかかわらず、アメリカ軍が沖縄に基地を置き、そして占領し、占領が終った後も基地をそのまま温存することによって、米軍だけの支配が今度は日米両政府によって、この沖縄の人権がないがしろにされている。やはり一番の人権をないがしろにするのが戦争になると思いますので、絶対に戦争はさせないということで、一緒に頑張っていきたいと思います。 次に、２．地域福祉計画策定についてです。先ほども報告しましたように、本当に私たち文教厚生常任委員会としては、この西原町の社会福祉協議会がいかにこの町民のための福祉のために、多くの事業をやり、そして職員がこの資格を本当に積極的にお互いが資格を取って、町民のために頑張っているというのは、とても敬意と、この驚きをもって、本当にみんなが話を伺っていました。今回、与那嶺議員や真栄城議員もこの問題について、質問していますけれども、きのうの話でも福祉部長はじめ本当にこの計画策定はすごく重要なんだという認識、そしてこの社会福祉協議会がやっていることに対する、本当に町としての敬意を持っているという感じを受けたんですけれども。このきのうの話の中で「優先順位が」とおっしゃっていましたけれども、この必置義務が優先とおっしゃっていましたが、町民にとって本当にその必置義務とされていることが、優先すべきことになるのかどうかというのをとても疑問に感じるんですが、いかがでしょうか。
○議長（大城好弘） 福祉部長。
◎福祉部長（小橋川健次） お答えいたします。 私、きのうも申しましたが、我々、地域福祉計画については、大事な計画だと思っていますし、これからのいろんな地域包括ケアとか、「我が事・丸ごと」の中で全部、組まれているので大事だと思っています。ただ必置規定の計画というのは、法律で定められてつくらなければいけないマスト（ｍｕｓｔ）な計画なんです。我々行政がそれをつくらないということはできない。この計画に基づいて、国は施策を展開し、補助金を交付し、我々は保育施設とか学童とか、そういう施設整備を行っているわけです。ですから必置規定は必ずつくらないといけない。今、本町はきのうも申しましたけれども、子ども・子育て支援計画を今年度、見直しております。見直しです。実施計画もつくります。来年度もまた計画、必置規定の計画がございます。その必置規定の計画策定をするのも、ようやく今、やっている状況の中で、じゃあ地域福祉計画も一緒にということができない。そこがもう本当に担当課もそうですが、非常に厳しいということで、それぐらい町財政が厳しいということを、御理解いただきたいと思います。以上です。
○議長（大城好弘） ３番伊計裕子議員。
◆３番（伊計裕子議員） この必置の確認ですけれども、この必置規定のものをつくらないと、国からのこの必要な補助、交付金なりがおりず、本当に町民にとって必要なこの福祉の行政が滞ってしまう。町民のためにやるべきことができなくなってしまうということでしょうか。
○議長（大城好弘） 福祉部長。
◎福祉部長（小橋川健次） はい、そのとおりでございます。 県が補助金を交付する場合、目標、要するにどれぐらいの施設で、どれぐらいの収容人員を目標とするかという報告をします。それは官とか町でやったかというのではなくて、策定委員会というちゃんとした委員の皆さんの御意見を伺いながら、町として決定した事項を、県、国に申し上げて、お金をそのとおり整備させる。そうでないと、じゃあ「２つつくりたいから、２つください」と、そういう話になってしまいます。そうではなくて、その計画に基づいた整備をやっていくというのが、基本と考えておりますので、それは補助うんぬんとかという前に、県、国との関係においては、そういう計画が必要だということでございます。それで法に定められているということでございます。
○議長（大城好弘） ３番伊計裕子議員。
◆３番（伊計裕子議員） わかりました。本当に何とも言えない、何とかなる。「何とかならないかな」という、ちょっと期待をしていたんですけれども、本当に財政をいかにつくっていくのかということに尽きるのかなと思っていますけれども、先ほどの大城純孝議員の話にもありましたように、やはり国保の問題というのを、本当に国が先ほどの平和の問題にもかかわりますけれども、この体制によって、この前期高齢者の人数が全国的に比べて少ないという。それに対するやはり国がちゃんとこの他府県と同じように、沖縄県にもちゃんと交付してくれれば、こんなに国保の繰り入れで苦しめられることはなかったのではないかと本当に思うんですけれども。国の政治、本当に先ほどの９９条にありましたように、本当に国民の権利を、福祉を守るために、やはり国や県や、自治体の行政があると思いますから、国にも物申しをこれからもしていきたいと思います。
○議長（大城好弘） 休憩します。
△休憩 午後３時０２分
△再開 午後３時２０分
○議長（大城好弘） 再開します。 ３番伊計裕子議員。
◆３番（伊計裕子議員） それでは、大項目３．に入ります。御答弁いただきましたけれども、定期的に意見交換会を行っているようなんですけれども、この学童連のほうからは、１５名とか、１６名、１７名という形で参加しているんですけれども、役場のほうからは何名の方が参加されているのか。お願いします。
○議長（大城好弘） こども課長。
◎こども課長（山城宏達） お答えします。 担当課のほうからは課長、そして係長、そして担当職員になりますが、課長のほうに関しましては、業務の都合上、参加できない場合もございます。以上です。
○議長（大城好弘） ３番伊計裕子議員。
◆３番（伊計裕子議員） 私が聞いた話では、この年３回のうち、２回が担当者お１人で、１回が係長が同席してくれたというふうに聞いたのですが。聞き間違いですかね。
○議長（大城好弘） こども課長。
◎こども課長（山城宏達） 申し上げます。 昨年のすみません、実績に関しましては、私のほうで確認はしていなくて、手元に資料がございません。ですが、担当係としましては、子育て支援係というところになりまして、その係の中には、要保護児童対策、あとは貧困対策、さまざまな緊急課題、緊急対応が必要な部署がございます。なので今、議員おっしゃっていただいている、もしかしたらそのタイミングで、どうしてもやはり職員、どうしても係内に１人常駐しないといけないという状況が生じた場合につきましては、派遣のほうは、申しわけございません、１人で対応せざるを得ない状況もあったかと思っております。以上です。
○議長（大城好弘） ３番伊計裕子議員。
◆３番（伊計裕子議員） それでは課としては、本来であれば、最初に課長がおっしゃったように、課長、係長、担当職員ということで、対応。この条件さえあえば、その３人が対応するのが当然という認識ということでよろしいでしょうか。
○議長（大城好弘） こども課長。
◎こども課長（山城宏達） はい、おっしゃるとおりでございます。
○議長（大城好弘） ３番伊計裕子議員。
◆３番（伊計裕子議員） それでしたら、日程を決めるとき、緊急なときにはいたし方がないと思うんですけれども、できるだけやはり課長、係長も参加されての意見交換会のほうが実のある意見交換ができるのではないかと思いますので、ぜひよろしくお願いします。 そういう意味では、町としては、この意見交換会で、どういうことを目的として、この意見交換会を定期的に行おうと。今年度から、ことしからは１年に３回ではなく４回、今後やっていこうかという話もあると聞いているんですけれども、すみません。２つになりましたけれども、まずこの意見交換会を、町としてどういうことを目的として、行おうということになったのか。
○議長（大城好弘） こども課長。
◎こども課長（山城宏達） お答えいたします。 昨年度、前係長のほうからの内容を聴取したところによりますと、学童連のほうからも、やはりなかなか役場の職員と会う機会がないということの話もいただきまして、まずは年に数回程度、会う機会を設けましょうというのが始まりだと聞いております。以上です。
○議長（大城好弘） ３番伊計裕子議員。
◆３番（伊計裕子議員） わかりました。ぜひ、お互いに意見交換をして、本当に何を、町民のこの子供たちのために、お互いに何ができるのかということが見えて、実際にいろいろ動いていけたらと思います。よろしくお願いします。 あと３の（１）臨床心理士巡回が各学童、年に１回行われているということなんですけれども、そちらのほうの巡回の目的は、町としてはどういうことなのか、お願いします。
○議長（大城好弘） こども課長。
◎こども課長（山城宏達） お答えさせていただきます。 臨床心理士の巡回につきましては、従来からこども課のほうで保育施設を重点的に対応しております。その流れの中で、以前、学童連、学童保育の現場におきましても、別の補助金交付金等で、配置していた経緯がありまして、今「子ども・子育て支援交付金」という補助事業を活用した中で、各学童クラブにも障がい児受入推進事業ということで、実施させていただいております。その専門の支援員、職員となる方を配置させていただいておりますので、そういった方へのサポートを含めて、回数的には年に１回でございますけれども、その巡回を行うということで、対応させていただいているものになります。以上です。
○議長（大城好弘） ３番伊計裕子議員。
◆３番（伊計裕子議員） そうしますと、この臨床心理士のほうは、その各学童にいらっしゃるこの支援員へのサポート、このいろいろなアドバイス、実際に巡回をして、その意見を、アドバイスをするという位置づけということですか。
○議長（大城好弘） こども課長。
◎こども課長（山城宏達） お答えさせていただきます。 今の支援員のサポートというのは、支援員に対しての研修事業を行ったりとか、そのときに講師としての立ち位置でお呼ばれすることがございます。そういったのは年に１回か２回程度、想定しております。 あと、具体的にはそこに障がい児ということで、何らかの支援が必要なお子さんに入所していただいています。そのお子さんに対しての助言等について、それがメーンになります。その際に各支援員のほうで、サポートプランというのを作成していただいていれば、そのサポートプランにのっとって、助言を行ったりとかということを行っております。以上です。
○議長（大城好弘） ３番伊計裕子議員。
◆３番（伊計裕子議員） 先ほどこの交付金、そういうメニューの中に入っているということだったんですけれども、これは１年に１回しか、なかなか予算的にも難しいですかね。
○議長（大城好弘） こども課長。
◎こども課長（山城宏達） お答えいたします。 今の子ども・子育て交付金というのは、学童に支給している補助金で、臨床心理士とはちょっと関係ないんですけれども、現場に配置させていただいている職員のための人件費等々について、補助金を活用しているというお話です。 臨床心理士については基本、こども課の保育現場、今お話しいただいている学童現場とか、また事業として持っている発達支援保育等々のいろんな事業等に活用させていただいて、そういった流れの中で今回、学童のほうに年に１回程度、巡回を行っているんですけれども、これだけの幅広い業務を担っている関係上、なかなかその回数の幅が広がることができないというのが現状です。以上です。
○議長（大城好弘） ３番伊計裕子議員。
◆３番（伊計裕子議員） ではこの臨床心理士の方は、町でお一人ということですか。
○議長（大城好弘） こども課長。
◎こども課長（山城宏達） はい、１人配置しております。以上です。
○議長（大城好弘） ３番伊計裕子議員。
◆３番（伊計裕子議員） これは複数にというのは、また予算的なことが出てくるのでしょうか。
○議長（大城好弘） こども課長。
◎こども課長（山城宏達） お答えします。 臨床心理士の報酬につきましても、なかなか予算が厳しくて、人件費当たり１人配置するのに、今の報酬額でいいますと月に２６万６，０００円相当かかりますので、その財源自体今、２人分というのは厳しい状況がございます。以上です。
○議長（大城好弘） ３番伊計裕子議員。
◆３番（伊計裕子議員） わかりました。本当に財政を何とかしないといけないというのが、とても感じられました。 次にいきます。待機児童ですけれども、今５月１日現在、３８人ということですけれども、ホームページで各学童の空き状況が更新されているかと思うんですけれども、以前は週に一回更新されていたけど、最近は月に一回になっていると聞いたんですが、確認したいのですが、お願いします。
○議長（大城好弘） こども課長。
◎こども課長（山城宏達） 今のホームページの更新でございますけれども、すみません。更新のほうは今は行き届いていない状況があると思いますので、そこについては業務、速やかに執行できるように管理の体制等を捉えていきたいと思っています。以上です。
○議長（大城好弘） ３番伊計裕子議員。
◆３番（伊計裕子議員） わかりました。あとそこを見ていて、気になったことがあるんですけれども、さうんど学童と、こばと学童と、マイマイクラブというこの３つの学童は、各自で問い合わせてくださいというふうになっているんですけれども、この３つの学童はどういうことで、そうなっているのか。教えてください。 議長（大城好弘） こども課長。
◎こども課長（山城宏達） 今、議員からおっしゃっていただいた学童に関しましては、個人で運営されている施設になりますので、こちらで学童保育の部分で登録されている事業所ではないということになります。以上です。
○議長（大城好弘） ３番伊計裕子議員。
◆３番（伊計裕子議員） わかりました。あと待機児童ですけれども、この間の総会に参加していても、保護者の方が何とか入れたから、「自分は仕事もできた」ということで、その方の周りには、やはり預けられなくて、仕事につくことができなかったというような保護者もいると聞いています。保育所の場合は認可に入れなくて、認可外に入るということもあり得たりするんですけれども、学童って結局、全くもうその子がどこにも行く場所がなくなってしまうという感じがあると思うので、その辺の待機児童の対策というのをやはり、町としてももう少し何とか対策を考えていただけないかと思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。
○議長（大城好弘） こども課長。
◎こども課長（山城宏達） ただいまの待機児童の解消という部分につきましては、担当課としましては、まずできることから始めたいと思っています。まずできることとしまして、低学年、主に１年生の待機が多く、年度当初、発生いたしますので、その小学１年生ないし２年生、３年生までの低学年の部分について、何とか優先的に利用調整と申しますか。早目に入る調整ができないものかどうなのかというところにつきまして実際、運営を担っていただいている現場のほうとの調整が図られればというふうに考えております。以上です。
○議長（大城好弘） ３番伊計裕子議員。
◆３番（伊計裕子議員） 私のほうからですけれども、うるま市とか浦添市とか、ほかの市町村でもやっているのが児童館の一室を借りて、学童を運営しているところが結構あるんですけれども、そういうのが公立民営というのがありますよね。それに対する県の補助とかというのがあったりすると思いますけれども、そういう形で、この４つある児童館の中で、そういう一室をその学童が使えるような感じで、結構今は既存の学童でも分園を考えたいとかというところもあったりして、そういうところを優先にどこか、とりあえずその４つのうちの一つの児童館の中で、そういうちょっと改造とかというのが必要になってくるかもしれませんけれども、児童館に学童を併設するということだったり、あとは今、公民館を新しくつくらないといけないというところも幾つか出ていて、実際これは財政問題でどこまですぐできるかという問題はあるんですけれども、そういう公民館と併設するとか。そういうことは考えられないのだろうかと思うんですが、いかがでしょうか。
○議長（大城好弘） こども課長。
◎こども課長（山城宏達） お答えします。 児童館を活用した学童保育の運営というお話をいただきました。児童館につきましては、さきの答弁の中で、児童福祉法第４０条に基づく施設だということで、まず対象児童が今、利用されているのが小学生、中学生、ないし一部、高校生も出入りしています。その中で、宿題を見たりとか、あとは一緒に交流を深めながら、その地域の子供たちが遊ぶ場として、その場所を提供しております。利用人数につきましても、全体で６万２，０００人の児童が年間活用。この４児童館で活動されているということもございますので、児童館の取り扱いについては、ちょっと学童という部分とはちょっと厳しいのかなというふうに考えております。 公設民営につきましては、また別のところでそれが検討ができるのかどうかにつきましては、今後、こども課内部で検討を図っていきたいと思っています。以上です。
○議長（大城好弘） ３番伊計裕子議員。
◆３番（伊計裕子議員） 児童館はおっしゃるように、そういういろんな高校生までいるというのはわかるんですけれども、私もうるま市しか見に行ったことがないんですけれども、そういう児童館に来る子供たちと、この学童の子供たち、部屋の一室を借りて、その一室だけでいるのではなくて、かばんを置いたりとか、おやつだったり、学童としてのという形で結構、共存というか、できている感じなんですけれども、ちょっと検討する余地はないでしょうか。
○議長（大城好弘） こども課長。
◎こども課長（山城宏達） 児童館の活用方法につきましての、再質問でございますけれども、なかなかこの児童館の内部をごらんになられたと思いますけれども、スペース的になかなか確保するところが難しい状況がございます。というのは今話したように、子供たちが遊ぶスペースをメーンにつくり込みをしていて、どの施設も今、人数的には子供で狭隘、かなりいっぱいの子供が使用します。夏休みなんかになりますと、今の通常受け入れている倍の子供が４０人、５０人と殺到しますので、そういった地域の活用方法のあり方の中で、児童館というものの必要性というのがあるのかと、担当課としては感じておりますので、今の学童クラブの運営とは、ちょっと切り離して考えていきたいと思っております。以上です。
○議長（大城好弘） ３番伊計裕子議員。
◆３番（伊計裕子議員） わかりました。またいろいろと考えてみたいと思います。よろしくお願いします。 次に３の（３）支援員の配置基準の「参酌すべき基準」に緩和されていることに対して、安全性が危惧されると御答弁をいただきましたけれども、これを国はもうそれぞれの自治体の判断に任せるとなっているんですけれども、本当に部長がおっしゃったように、子供たちを学童の指導員が一人で見るとなったら、本当に危険がある、安全性が確保されないということを感じます。 東日本の大震災のときに、この学童の人たちの実際の体験とかを聞いていると、やはり複数でお互いに知恵を出し合ったから、子供たちを安全にちゃんと安全なところに連れていけたという話がいろいろと聞こえてきていて、あと西原町でもちょっと学童に通っている子がたまたま道で倒れて、救急対応しないといけないとなったときに、もし一人だったら、みんな子供たちが帰ってくる。でもこの救急対応もしないといけないとなったときに、本当に一人の指導員しかいない。しかも例えばこの国の基準だと、ちゃんと資格を持っていない人でもいいとなったら、本当に安心して子供が預けられないということになると思いますので、西原町としては、ちゃんと今までどおり、基準を定めるというふうに、ちゃんと表明していただけるのかどうか。よろしくお願いします。
○議長（大城好弘） こども課長。
◎こども課長（山城宏達） ただいまの配置基準の緩和をするということで、マスコミ等でも報道がございました。町としましては、やはり現場の意見をまずは聞かせていただきながら、マスコミ報道にある例えば、現場の人材不足、そういった面で運営が厳しいのかどうかとか。いろいろと書かれていることなどをお互い意見交換をして、そういったすり合わせを行った後に、検討した結果を踏まえていきたいと思っております。ちょっとこの場では、どちらになるかというところについては、判断しかねております。以上です。
○議長（大城好弘） ３番伊計裕子議員。
◆３番（伊計裕子議員） わかりました。私のほうでも、いろいろと資料とかありましたら、ぜひ差し上げたいと思いますので、また現場の人たちの声を本当にちゃんと聞いて、本当にこの子供たちの安全・安心な放課後を過ごせるように努力していただきたいと思います。よろしくお願いします。 続きまして、大きな４番にいきます。浦添市の動向とか、予算を見ながら検討していくと御答弁をいただきましたけれども、那覇市のほうでのこの「レインボーなは・性の多様性を尊重するまちづくり」のこの冊子が出されていまして、その中で２０１３年の調査によりますと、人口の８％、１２．５人に１人はセクシャルマイノリティで、あと自分がセクシャルマイノリティかもしれないと気づいた時期は、多くが小学校から高校生までの間で、あとは９３％の子供たちが、学校ではそういうことを教わっていないと。あと、大人に話したのは、ほんの１割で、４割が大人にも、同級生にも打ち明けられていない。特に性別違和のある男子のうちの８２％がいじめや暴力を受けたことがある。異性愛でない人の自殺未遂率は異性愛者の約６倍と調査結果が出ているとあります。 ２０１５年に文科省のほうから通達が出ていたと思うんですけれども、そのときに西原町ではそういう該当する子がいないということで答弁をいただいたような気がするんですけれども、学校の中でそういう……本当に西原町のこの男女共同参画の条例は、とてもすばらしい、男女というのではなくて、「すべての人」というふうにちゃんと記されていて、それはすばらしいなと思うんですけれども、そういうことを学校教育の中で、どのように子供たちに伝えられているのか。お知らせください。
○議長（大城好弘） 教育総務課主幹。
◎教育総務課主幹（照屋心一郎） お答えいたします。 まず西原町の現状というのは、私は今把握していないんですが、一般的に学校現場でのことでお話をいたします。男女の性差別とか、そういうことでのお話だと思いますが、まず学校現場で進んでいるのが混合名簿、男性、女性と規定しないというところから入っていって、学校においては人権教育等において、そのセクシャルマイノリティの方を直接にお呼びして、話をしてもらうとか。そういう事例もあります。 それから制服等についても、緩くなっているところもあります。特に高校ではそうだと思いますけれども、中学校でも強制しないとか。そういうことも聞いたことがあります。これは私がいたところではないんですけれども。そういうところでさらに例えば、トイレについてとかも、規定はできないんですが、職員の中で共通理解を図るというレベルではありました。以上です。
○議長（大城好弘） ３番伊計裕子議員。
◆３番（伊計裕子議員） 西原町の小・中学校では、そういう性の多様性ということを授業の中だったり、あるいはそれこそ朝の会、帰りの会とか、そういうところで一般論というか、どの子がというのではなくて、そういうものを当たり前のようにあるということの教育というか、今先生がおっしゃった、話の講演会を持つとか。いろんな形で、何らかの形でその行ったことがあるのか、行う予定があるのか。その辺のところはどうでしょうか。
○議長（大城好弘） 教育長。
◎教育長（大濱進） 先ほど混合名簿の件が出ましたけれども、県下で混合名簿を導入したのが西原町でした。それが定着しておりまして、各市町村にも及んでいるという状況でございます。 それと昨年、北中城村、中城村、西原町の３町村合同で、教職員を対象にして、マイノリティーの方をお呼びをして、このさわふじホールで講演会も行いました。それをもとにして、各学校でも「いろいろと教育をしてください」という話もしております。個別、具体的には今、申し上げられませんけれども、各学校でも、特に中学校で、そういった教育はしております。以上です。
○議長（大城好弘） ３番伊計裕子議員。
◆３番（伊計裕子議員） わかりました。ぜひ本当に子供たちが当たり前のように、そういういろんな人が当たり前というふうになってほしいと思いますので、うれしいです。ありがとうございます。 ちょっと関連してというか、もっと進んでこの浦添市のこの性の多様性を尊重する社会を実現するための条例ということを今、つくろうということになっているんですけれども、その中にもパートナーシップ制度の導入というのがありますけれども、渋谷区でしたが、東京でもあちこちでパートナーシップ制度というのが導入されたりとかしているところがあると思いますけれども、西原町でもそういうことは検討されているのかどうか、お願いします。
○議長（大城好弘） 企画財政課長。
◎企画財政課長（島袋友一） お答えします。 本町のほうではまだ、検討というレベルではないんですが、情報収集といいますか、そのレベルであります。パートナーシップを導入しますと、それを生かすための関係機関との調整等が出てくるというのは想像しえるところなんですけれども、その辺、体制面とかもありますので、那覇市、浦添市の状況を見ていきたいと考えております。以上です。
○議長（大城好弘） ３番伊計裕子議員。
◆３番（伊計裕子議員） ぜひ本当に誰もが住みやすい西原町にしていくためにも、情報収集をして検討していただけたらと思います。よろしくお願いします。ありがとうございます。
○議長（大城好弘） 以上で本日の日程は、全部終了しました。 本日は、これで散会します。
△散会（午後３時５１分） 令和元年６月１１日 地方自治法第１２３条第２項の規定により、署名する。 西原町議会議長 大城好弘 署名議員 新川喜男 署名議員 宮里洋史...