嘉手納町議会 > 2019-06-13 >
06月13日-03号

  • "行政センター駐車場"(1/3)
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  1. 嘉手納町議会 2019-06-13
    06月13日-03号


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    最終取得日: 2021-05-12
    令和 元年  6月 定例会(第28回)      令和元年第28回嘉手納町議会定例会 会議録第3号       令和元年6月13日(木) 午前10時00分 開議出席議員は次のとおりである。    1番 仲村 一議員       2番 志喜屋孝也議員    3番 花城勝男議員       4番 宇榮原京一議員    5番 古謝友義議員       6番 安森盛雄議員    7番 奥間政秀議員       8番 新垣貴人議員    9番 照屋唯和男議員      10番 仲村渠兼栄議員    11番 石嶺邦雄議員       12番 當山 均議員    13番 田崎博美議員(11:24退席)14番 田仲康榮議員    15番 知念 隆議員       16番 徳里直樹議員欠席議員は次のとおりである。    なし職務のため本会議に出席した事務局職員は次のとおりである。    前原信博   事務局長     稲嶺綾子   係長    金城洋平   主任主事地方自治法第121条の規定による出席者は次のとおりである。    當山 宏   町長       比嘉孝史   副町長    比嘉秀勝   教育長      山内 智   会計管理者    金城 悟   総務課長     當山哲也   基地渉外課長    我謝治彦   企画財政課長   喜友名朝順  企画財政課主幹    奥間勝美   税務課長     野村順子   福祉課長    上原 学   子ども家庭課長  町田 優   町民保険課長    天久 昇   都市建設課長   上地康夫   産業環境課長    金城睦和   教育総務課長   金城博吉   上下水道課長    浦崎直哉   教育指導課長   嵩本さゆり  社会教育課長    新垣美佐   中央公民館長本会議に付した事件は次のとおりである。  日程第1       会議録署名議員の指名  日程第2       一般質問 ○徳里直樹議長  これから本日の会議を開きます。 日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって、13番田崎博美議員、14番田仲康榮議員を指名します。 日程第2「一般質問」を行います。 質問時間は30分以内とします。通告順に従い、発言を許します。 1番仲村一議員。 ◆1番(仲村一議員)  1番仲村でございます。3点通告していますので、一問一答でよろしくお願いします。質問に入る前に、3月定例会で要望した久得の駐車場の手すりの件、早急に対応いただいてどうもありがとうございました。多くの方々から感謝の言葉をいただいております。これからも迅速な対応をよろしくお願いしたいと思っております。それでは本題に入ります。今回いろんな方々と意見がかぶっているかとは思うのですけれども、よろしくお願いします。 質問事項1.備蓄品の管理体制は。質問要旨、災害時における食料・水等が公共施設に備蓄されているが管理体制を伺う。(1)現在、何施設に備蓄しているのか。(2)最初に導入したのはいつなのか。(3)食料品等の賞味期限は何年か、お伺いします。よろしくお願いします。 ○徳里直樹議長  答弁を求めます。 ◎金城悟総務課長  それでは質問事項1(1)についてお答えいたします。本町の備蓄する食料品につきましては、平成30年度現在19施設に備蓄しておりましたが、平成31年2月に8施設の備蓄食料の賞味期限が切れたことにより、現在は11施設に1万5,855食が備蓄されている状況となっております。今後19施設に再配分をする予定としております。 質問事項1(2)についてお答えいたします。備蓄食料の導入については、平成25年度に各コミュニティセンター等8施設に、アレルゲンフリーのカレー9,000食を導入したのが最初となっております。 質問事項1(3)についてお答えいたします。これまで導入した備蓄食料品等につきましては、全て賞味期限5年のものを購入しているところでございます。 ◆1番(仲村一議員)  現在19施設で、賞味期限が切れて11施設、1万5,000食ということでよろしいですよね。一昨日も知念議員、また昨日も照屋議員、また花城議員からもありましたが、食品ロス削減推進法が5月24日に成立しております。その課長の答弁でもありましたけれども、コンビニとかスーパーでも、今ポイント還元をしたり、また値引きしたりということで店舗も企業努力をしております。今回最初に購入した9,000食のうち、残りは何食残っていますか。 ◎金城悟総務課長  9,000食のうち約8割は啓発等に利用したということを昨日も話したとおりでございます。今残っているのが1,700食程度、全体の2割程度になると算定しております。 ◆1番(仲村一議員)  1,700食残っているということで、これは廃棄というか、家畜の飼料になるということをお伺いしましたけれども、この管理体制というのですか、配付した先の施設の人が管理するのか。管理はもちろん施設管理をしている方々が管理をしているとは思うのですけれども、最終的な管理体制というか、賞味期限が切れるからいついつまでにどうしてくださいという最終的な管理体制は町当局でやっているのか。そこをお聞きします。 ◎金城悟総務課長  昨日の質問でも使用権限についてのお話がありました。そこでもお答えしたのですけれども、この避難施設に備蓄品として配付しているものについては、この施設管理者の権限において使用することを当然妨げないのですけれども、一旦賞味期限が切れてしまっているものについては、こちらから配付しておりますので回収して、処分については役場で一括して行いたいと考えているところです。 ◆1番(仲村一議員)  今回最初に導入したのが9,000食ということで、結構な数を導入しているので余ったとは思うのですけれども、昨日祭りとかいろんなところで使っているとお話しされていたのですが、今現在、比謝川行政事務組合の焼却場も延命化をするために結構な費用がかかっております。やはり捨てるということは焼却場の延命化にも影響するのかと思っていますので、ぜひこういった食品ロスをなくすような方向で考えてもらいたいと思っています。今回1,700食余っていると言うのですけれども、こういったものをなくすために社協にもフードバンク、また中央区に子ども食堂があるのは御存じだと思うのですが、そういった方々に前もって、賞味期限が切れる前に配付するなりできなかったのかなと今回痛感しております。これから先のこともあるのですけれども、準要保護とか生活困窮世帯、そういった方々に、こういう食料がありますという形で配付できないものか。そういったお考えはお持ちなのか、お聞かせ願います。 ◎金城悟総務課長  この備蓄食料に関しましては、防災用の食料ということで補助金を活用して導入しています。したがいまして防災啓発品として配付する。あるいは訓練の際に利用するというのは特に問題ないと考えているのですけれども、これをフードバンク、あるいは子ども食堂に提供するということになると、目的外になってしまいます。そのあたりは可能なのかどうなのか。目的外ということで、かなり厳しいですが、慎重に検討は必要かと思います。ただかなりハードルは高いということで認識いただきたいと思います。 ◆1番(仲村一議員)  ハードルが高いと今課長はおっしゃっていたのですけれども、今回家畜の飼料にやるということですが、やはり金で買っている備蓄なので賞味期限が切れる前に、どうせ捨てるのだったら有効活用というか、そういった面で考えられないのかと思っております。これから毎年毎年更新していくとは思うのですけれども、こういった食品ロスがないように対応をよろしくお願いします。南区においても、老人クラブと子ども会との交流のときに試食をしたり、また評議員研修のときにこういったものがありますということで、区民の方々にはなるべくこういうものがありますということで使っているのですけれども、有効な活用をよろしくお願いします。 続きまして質問事項2.水釜護岸工事の進捗状況を伺います。古謝議員とかぶる面があるとは思いますが、よろしくお願いします。質問要旨、昨年の台風24号で水釜の護岸で甚大な被害が発生している。近くに住まわれている方々にとっては、いつ工事が始まるのか、いつ終わるのか、気が気でならない。5月の時点でまだ改良工事がなされていない。今後の工事の日程はどうなっているか、お聞かせください。よろしくお願いします。 ◎天久昇都市建設課長  質問事項2についてお答えいたします。先日の古謝議員からの一般質問でもお答えいたしましたが、沖縄県中部土木事務所に確認しましたところ、前年度台風で被災した防波堤天端ブロックや防護柵の復旧につきましては、復旧工事に着手しており、兼久海浜公園内に仮置きしておりました堤防天端ブロックは再設置のため被災箇所に移動され、順次再設置を行い、コンクリートの増打ちを行っているとのことであります。また防護柵の復旧につきましても、ことしの9月末までには完了予定とのことであります。 防波堤自体の機能強化の工事につきましては、先日町長が副知事に要請した際にも、予算の流用等も検討し、早期に着手したいとの回答を得ております。なお具体的な日程等につきましては、これからとのことであります。 ◆1番(仲村一議員)  5月の時点で護岸沿いを通ったときに、まだ工事は行われていなかったのでお聞きしております。天端の下のグリ石が5キログラム、10キログラムぐらいのものが20個ぐらい転がっていて、これどうするのかなというのが懸念されていたものですから一般質問をしているのですけれども、これから台風シーズンを迎えます。近くの住民はやはりいつ始まるのか、いつ終わるのか、本当に気が気でならないと思うのです。今仮置きしていたのはもとの位置に戻っているのは確認しておりますが、これから先どういった方法で行うか。そういった詳細はお聞きしていますか。 ◎天久昇都市建設課長  先日の副知事要請時においても、防波堤の機能強化の際に前面部の改良も検討してほしいということを伝えておりますが、その際には具体的な回答はございませんでした。今現在設計を行っているという段階でございますので、町としてもその傾向を注視していきたいと考えております。 ◆1番(仲村一議員)  これから台風シーズンを迎えるに当たって、本当に早急に対応しないと、また同じことが起こるのではないかという可能性も含めています。以前に田崎議員からも提起があったのですけれども、現状の復旧だけではやはりまた同じようなことが起こる可能性が非常に高いと思います。今の防波堤の前に、一文字というのですか、波消しブロック。そういったものもやってほしいという要望はなされたのか。その点をお聞きします。 ◎天久昇都市建設課長  先ほどの御質問に対しても同様でございますが、現在の防波堤の機能強化の際に前面部、海側の改良も検討してほしいということで伝えております。 ◆1番(仲村一議員)  わかりました。以前にも増して町民が安心できるような工法でやってもらうように。また県との調整もあるとは思うのですけれども、早急に行ってほしい旨を再度お願いしてほしいと思っております。 続きまして質問事項3.駐車場に看板を。質問要旨、役場駐車場横に労金のATMがあります。利用者からは、いつも車がとまっていて利用がしづらいとの声が上がっております。専用・優先などの看板は設置できないか、お伺いします。(1)現在、東駐車場と中央駐車場に駐車できる台数は何台か。(2)月の定期券の発行枚数は何枚なのか。2点、お伺いします。 ◎天久昇都市建設課長  質問事項3(1)についてお答えいたします。中央駐車場の駐車台数は190台、東駐車場の駐車台数は335台で、合計525台となっております。 質問事項3(2)についてお答えいたします。平成30年度の実績で年間の定期券発行件数は984枚になっており、月の平均発行枚数は約82枚となっております。 ◆1番(仲村一議員)  月の定期券の発行枚数は82枚、ちょっと少ないなと、もっと多いのかなと予想していましたが、なぜこの質問をしたかと言いますと、役場前の駐車場はどうなっているかということで、1週間ほど目視してきました。そのときに7時半から9時まで目視をしたのですけれども、もう8時の時点で東駐車場、また中央駐車場、満車になっているのがほとんどなのです。それでとめられない方々が役場と嘉手納警察署の間にとめているというのが実情で、その内訳というか、ほとんどが防衛局の方々がとめているのですが、そういった方々がとめているために労金の前のスペースも常時とまっている状態が続いていると思っております。こういったのも鑑みて、昨日も駐車場問題が取り上げられていましたけれども、現在町として今の台数で役場の駐車場も含めて、駐車場は今の状態で足りているのか。その辺、お伺いします。
    天久昇都市建設課長  現在の駐車場の状況は、先ほど議員がおっしゃったように満車状態が続いておりまして、町全体の駐車場的には足りていないような状況ということで、今は把握しております。 ◎金城悟総務課長  通称役場前駐車場と言っておりますけれども、我々行政駐車場としての利用ということで認識しております。こちらに嘉手納町役場職員、あるいは嘉手納警察署の職員、防衛局の職員が駐車をしているという苦情がたびたび上がってきますので、先日我々も立証調査をしまして、その状況を確認しております。6月に入ってからですが嘉手納警察署と防衛局の総務課と話をしまして、行政駐車場については利用客のための駐車場であるので、職員の駐車については特に業務時間帯に駐車することについて、我々としては許可するつもりはないということで注意をしまして、警察署、防衛局の両方に、職員に周知徹底をしてくれということで注意はしてきたところです。もちろん町役場職員についても、管理職会議等で駐車についてはしないようにということで厳重に注意をしているところでございます。管理体制としては以上のように、今注意を行っているところです。 ◆1番(仲村一議員)  最近結構スペースがあいているというのを感じました。本当に課長がおっしゃったように警察、防衛局に注意をしたのが功を奏しているのかと思っております。質問要旨にも書かれているのですが労金のATMがあるのですけれども、そこの前を1台でも2台でも労金専用というのですか、優先というのですか、そういった看板の設置とかはできないものか、お聞きします。 ◎金城悟総務課長  このATMにつきましては、業者より設置をさせてほしいという依頼がありまして、それについては駐車場を準備するとかという条件等は全くありません。指定金融の隣のATMがありますけれども、位置づけとしては同じなのです。たまたま役場にATMがあるという認識でいていただければいいのかと思います。駐車場につきましては先ほどお話ししましたとおり、行政駐車場ということで役場利用者、皆さんが利用するために供している駐車場ということになっておりますので、ATMを利用する方も役場、あるいは警察、防衛局を利用する方と同じ条件で使っていただくというのがルールかと思っております。利用者数から言っても、ATMの利用者よりも役場に来る方のほうが多いわけで、時間帯が決まっているわけでもないATMの利用者のための優先であるとか、専用ということにすると、やはり役場に用事のある方が不便を来すということになりますので、我々としては今ATMのための専用、あるいは優先駐車場を設置するということは考えていないところです。 ◆1番(仲村一議員)  役場を利用する方々の駐車場ということで、理解できました。今ロータリー第1駐車場、第2駐車場、また新町の駐車場、この駐車場の運営自体が赤字になっていて、中央駐車場、また東駐車場で補っているというのが現状で、全体的に赤字になっています。またこれから先、出入り口の機械も新たにかえないといけないということで、これから負担が徐々に増えてくる可能性が高いと思います。それで東駐車場、中央駐車場に関しては立体駐車場でやって、これから先の駐車場運営に関してどうにか補っていく必要があるかと思うのですけれども、こういった観点から立体駐車場に検討できないものか、再度お伺いします。 ◎天久昇都市建設課長  確かに駐車場の問題については大変苦慮している状況でございまして、また立体駐車場は以前、整備等を少し検討したことがございますが、整備に向けた積算を現在は行っておりませんが、はっきりと数字は答えられないのですけれども、1台当たりを聞いたときには、整備費用が1台当たり約80万円程度かかるということで伺っておりまして、200台で試算しますと1億6,000万円ほどかかるのかということで思っております。現在の駐車場の100円で試算しますと、約22年で建設費と同額になると思いますが、またその間維持管理費等がかかってきますので、大分建設コストがかかるのかということで考えております。 ◆1番(仲村一議員)  1億円で22年間かかるということで、少しびっくりしております。嘉手納町にとって駐車場問題はこれから先もいろいろ出てくると思いますので、どうにか検討していく課題ではないかと思っていますので、よろしくお願いします。きのう30分延長したので、きょうは早目に終わりたいと思います。これで終わります。 ○徳里直樹議長  一般質問を続けます。 7番奥間政秀議員。 ◆7番(奥間政秀議員)  7番奥間政秀です。ハイサイ、グスーヨー、クタンデーネーミソーラニ。6月ヌ、ハーリー大会ン、成功裏ニ終ティ、ウミーナークナトーンヤーサイ。トー、6月定例会ン、マタ、ウマンチュ町民ヌタミニ、ウミハマラヤーンチ、ウムトーイビーグトゥ、最後マディ、ユタシクウニゲーサビラ。さて、2019年は本当に節目の年であります。當山町長が3期目の当選を果たし、そして5月には元号が変わり、平成から令和へと。そしてこの議場内も、これまで町花ハイビスカスのごとく2輪の華麗な花がありましたが、6月定例会からまた2輪追加しまして、華麗な雰囲気になっております。そして町木クロキのごとく、副町長もまた樹齢68年から63年と、たくましくまた町長を支えるということであります。1番バッターがホームランを打ってしまったものですから、私の時間の口上をいかに使うかということで、あと30分で終わると3番バッターに回ってしまうものですから。そういうことで歴史的な年でもあるということで、一般質問を2問通告しております。既にきのう當山議員から観光についての質問がありまして、駐車場問題は今、仲村議員、そして初日に安森議員から、これはやはり同じ質問をそれぞれの町民から声を吸い上げて、そして調査をし、行政へ訴えていくと。問題解決のために、行政のほうも大変でしょうけれども、町民のためにぜひ知恵を絞って執行してもらいたいと思います。それでは質問に移ります。 質問事項1.町営駐車場の利用状況と活用について。(1)新町第2駐車場・ロータリー第1駐車場・ロータリー第2駐車場の利用状況と、1日平均の駐車台数を把握しているか、お願いします。(2)駐車場を利用する町民や事業者より、最近日中の時間帯が大変混んでいると。そして駐車ができないということでありますが、その声を行政は把握しているか、御答弁お願いします。 ○徳里直樹議長  答弁を求めます。 ◎天久昇都市建設課長  質問事項1(1)についてお答えいたします。ロータリー第1駐車場の1日の平均利用台数は121台、ロータリー第2駐車場の1日の平均利用台数は145台、新町第2駐車場の1日の平均利用台数は413台となっております。これは入出庫の台数でございます。 質問事項1(2)についてお答えいたします。日中それぞれの駐車場が常に満車状態であることは把握しております。午前7時30分には各駐車場を利用されている車両は数台程度でございますが、午前9時ごろになりますと満車状態になっているのを把握しております。 ◆7番(奥間政秀議員)  幾つか再質問をさせてください。今課長がおっしゃったように、今定例会で四、五名の議員からも提案がありまして、受けた時点で課長、担当課が町内を回っているのを私も拝見をしました。まず、先ほど仲村議員からもありましたけれども、ちょっと調査を報告させてください。私のほうでも5月26日日曜日、ちょうど狂犬病予防接種で産業環境課が総出で業務をこなしておりました。9時30分、役場、地主会館から防衛局側、約65台、新町第2駐車場、こちらのほうが6台。ロータリー第1駐車場4台、ロータリー第2駐車場3台。そして6月3日月曜日、朝7時45分、役場、約55台、日曜日と平日、余り変わりません。新町第2駐車場9台、ロータリー第1駐車場5台、ロータリー第2駐車場6台。昼間の12時45分、役場満車、新町第2駐車場ほぼ満車、残り3台。ロータリー第1駐車場満車、ロータリー第2駐車場ほぼ満車、残り3台。同じ日の19時35分、役場満車、新町第2駐車場15台、ロータリー第1駐車場2台、ロータリー第2駐車場1台。翌日の6月4日火曜日、同じく7時45分、役場、約57台、新町第2駐車場9台、ロータリー第1駐車場5台、ロータリー第2駐車場6台。14時45分、役場満車、新町第2駐車場ほぼ満車、残り3台、ロータリー第1駐車場満車、ロータリー第2駐車場ほぼ満車、残り3台。19時25分、役場15台、新町第2駐車場2台、ロータリー第1駐車場1台、ロータリー第2駐車場2台。このような平日と日曜日、先ほどの答弁にもありましたが、総務課長が防衛局、嘉手納署、そして役場。私は役場職員がとめているというのは、ほぼないと感じているのです。防衛局のほうも中央、東と。朝議会等でも早く来る場合、大分歩いて来られると。防衛局を誘致する際、恐らく駐車場の拡大もやっております。ただ、今ありましたように昼間がほとんど満車ということで、課長、改めて嘉手納町再開発駐車場の目的を教えてください。 ◎天久昇都市建設課長  嘉手納町再開発駐車場条例の設置目的でございますが、第1条に「新町・ロータリー地区第二種市街地再開発事業地区内に駐車場を整備することにより駐車環境の改善を図り、もって町民の利便及び地域の商工業の活性化に資するため、嘉手納町再開発駐車場を設置する」となっております。 ◆7番(奥間政秀議員)  駐車場条例の目的にうたわれております。やはり町民の利便及び地域商工業の活性化に資することが目的で、この3つの駐車場はつくられていると思います。現状、先ほど申し上げましたように朝7時ごろはあいているのですけれども、9時、10時と同時に満車。大体商店街が開くのが10時ごろではないかと通常は考えます。銀行が9時、企業関係、あるいは個人でも現金の出し入れ、あるいは振り込み等の業務もあろうかと思いますけれども、一斉に9時に満車状態になるというのは、やはり調査をすべきかと思います。新町第2、ロータリー第1、第2にしても有料化にして、当初はかなり台数が減りました。そしてやはり町民への還元ということで、駐車料金の改定もして、夜は社交業組合の方々からも要望があり、11時でしたか、クローズなく24時間という形ですが。いま一度行政だけではなくて、町民も企業もともにまちづくりをやっていかないと、これから今後観光協会の設立、そして観光客誘致のために道の駅のリニューアルも行うのですが、それを中心地に持ってくるために、この状況では恐らく観光客ががっかりするのかと。我々また町民も、いつ行ってもいっぱいの状態と。その改善に向けて、今どのような対策を行おうとしているか御答弁願いします。 ◎天久昇都市建設課長  ただいま議員からありましたこの駐車場、私も現地を何日か調査して、現在議員がおっしゃったような状況は確認しております。その状況に大変苦慮している状況でございますが、駐車場の利用状況について担当課及び商工会などと意見交換を行いながら、今後どのような駐車場運営ができるのか検討していく必要があるのかということで考えております。 ◆7番(奥間政秀議員)  商工会を中心に、特に新町通りの通り会の事業者の皆さん、再開発に入居の町民の皆さんに丁重にお話をして、この駐車場がやはり来客者のためということでありますので、その辺も理解をしていただいてアンケート、あるいは話し合う機会の場を持つというところでお願いをしてみてください。実は沖縄市登川で、かりゆし公園の前に駐車場があるのですが、その際に周辺の事業所に役場職員が、道は反対側なのですけれども、もともとその公園の駐車場は福祉センターの利用とか、予防接種の利用のため施錠されています。しかし公園は24時間あいているものですからそこがいっぱいになったということで、周辺の事業者にそういう感じでアンケートを行っておりますと。大変恐縮ですけれども、公園利用者の部分で皆さんの企業、あるいは従業員の方がおとめになっていませんかと、非常に丁寧に訪問をして、ですから余り不愉快な思いは受けなかったです。そういう形で行政の管理するほうも大変ですけれども、やはり町民の理解も必要ですので、そういった形の部分のアンケート調査の前に現地調査といいますか、その辺を行ってはいかがでしょうか。 ◎天久昇都市建設課長  先ほどと同様なことだと思っておりますが、商工業を担当する課と、また商工会と通り会等と話し合いをしながら、先ほど議員から提案されたアンケート調査等も含めまして、意見交換会を行っていきたいということで思っております。 ◆7番(奥間政秀議員)  それについて、産業環境課はどのようにお考えでしょうか。 ◎上地康夫産業環境課長  先ほど都市建設課長も申したとおり産業環境課も事業所、また商工会等も含めて一緒に連携して、その問題に取り組んでいきたいと考えております。 ◆7番(奥間政秀議員)  上地課長、そして天久課長、質問が提示されて、本当に四、五名の議員から駐車場の質問がありました。その間、課同士の連携といいますか、話し合いとかは持たれたのでしょうか。 ◎天久昇都市建設課長  今回の問題におきまして、産業環境課とどのようにやっていこうかということで話し合いは持っております。 ◆7番(奥間政秀議員)  やはり管理する方と、また産業環境課の役割がありますので、その辺を今おっしゃったように深刻に受けとめて、両課で共通して問題解決に向けてということであると思います。ぜひ今後も同様に、その駐車場問題の原因を見つけ、そして問題解決のために両課で知恵を絞ってほしいと思います。 当然近隣もお調べしていると思いますけれども、実は北谷町フィッシャリーナ、公共駐車場有料化に関するお知らせということで北谷町へ行ってまいりました。そして北谷町でもこれまで無料だったのです。それを今年度から有料化にしていくということで、平成31年4月22日から実験を開始しますということで、その目的が町内外の来訪者(お客様)のために設置されたものですが、現在の利用者の大半が来訪者以外の方々であり、常に満車状態であります。この来訪者の利用がしにくい状況を打破するため、改善するため、平成31年4月2日から公共駐車場の適正管理に向けた有料化の社会実験を行います。「社会実験開始当初の料金は以下のとおりです」ということで、嘉手納と同じように2時間無料、2時間以上は60分100円と、最大限が400円ということで、その実験を行う前に駐車場に看板を設置し、そしてホームページ、広報ちゃたんにおいて社会実証の開始時期、理由を掲載し、アンケート調査を実施し、この実験に入ったということであります。当然嘉手納町の場合もそういった形で、慎重かつスピーディーに町民の方、あるいは事業者の方の理解も得ながら、スピーディーに解決するものと思われます。 あと那覇市においては先週、6月2日、業界の講演会がパレットくもじでありまして、那覇市は御存じのように新庁舎になって有料です。ですが平日の月から金曜日までは来庁者優先と。そして夕方から一般開放して、そして土日はパレットくもじ等もございますので、どうぞ市民が利用してくださいということで開放をしております。そして委託管理をすることによって維持費の軽減が図られ、約1,500万円の削減ができ、その収入を各自治会の外灯の電気代に充てているということであります。嘉手納と那覇では人口の規模が違うのですが、私は嘉手納町もこれだけ基地にとられ密集した、コンパクトな都市型の町だと思います。これ以上平面に土地は伸ばせませんので、中層化、上に伸ばしていかないと。駐車問題は今後の事業においても解決していかないといけないものだと思います。そういった形で民間委託も考えたことはあるのか、お伺いします。 ◎天久昇都市建設課長  民間委託につきましてですが、私が来てからはまだ検討していないのですが、以前いろいろどうかという話はしたことがあるということは伺ってはおります。 ◆7番(奥間政秀議員)  民間委託が全て、その自治体自治体によって変わるというのはありますけれども、先ほども申し上げましたが我が町も本当にコンパクトシティーで都市型だと思います。我々の町民の1万3,000人余の人口、あるいは昼間の流入人口、そして今後の観光客誘致の人口等含めて、また事業者が嘉手納町で事業をして法人税も納めるわけですし、事業者がいないと町の活気もございません。そういう意味で各事業所、金融関係とか何社か聞きました。やはり近隣の民間地を月極めでお借りして、そして行員はこちらから、あるいは社員はこちらからとちゃんと用意をしているようです。地域の方々にあいているスペースをみずからお願いして、そういった形で協働の作業も必要なのですけれども、これからはやはり先んじてこの駐車場問題も解決しないといけないと思うのです。例えばこれから2番地問題があります。きのうですか、道の駅の駐車場は当分工事車両等に利用するということでした。では2番地問題の工事も同じように駐車場が必要になってきます。完成後は近隣住民の、これまで恐らく月極めでお借りしている住民もいらっしゃいます。ますます増えてくると思いますが、その辺も含めて防衛予算の関係もあると思いますが、町長、東駐車場、こちらは今防衛局の夜のパトロールで、またかなり台数が増えております。その辺も含めて東駐車場を立体化すると。先を見据えて、そういうお考えはないでしょうか。お伺いします。 ◎當山宏町長  今議員から御指摘のあるように、嘉手納町にとっては駐車問題がいつの時点でも課題となってきております。特に有料化をしたときには、つい最近までうまく回転していたのです。ここ最近なのです。役場前の駐車場も、そして有料駐車場も常に満杯状態。ですから担当課には、原因をまず探ってくれと。原因がつかめなければ、解決策もなかなか見出せないということで指示をしてきているところです。そういったことで、今議員から提案のあった点等も参考にしながら進めていかなければいけませんけれども、東駐車場についてはおっしゃるように青パトの駐車場となっておりまして、約30台ぐらいあるということで聞いております。これが常に、あの車は夕方しか動きませんので、昼間はずっと駐車をしているということがあって、町民からもなかなか駐車ができないという苦情も寄せられておりました。役場から防衛局に周辺財産があるでしょうと。要するに防衛省が買い取った土地があるでしょうと。そこをうまく活用して、そこに移転できないかということを今提案しておりまして、これについて具体的に防衛局でも検討をしてもらっております。近々その対応ができるだろうと思っておりますので、それが移った段階では、約30台近くのスペースが確保できるというふうになると思います。そういった状況も見ながら、立体化するかどうかについてはコスト面もありますし、あるいは現在の状況。以前はうまく回転していたときがあるわけですから、現在何が理由で今こういった状況になっているのかと。まずそれを踏まえながら、先ほど議員からも提案のありました近隣の事業所への協力依頼等も含めていろんな対策も講じながら、その上でどうするのかということは考えていく必要があるだろうと思っています。とりあえず東駐車場については、今防衛局にはそういった形で働きかけておりますので、近々いい結論が出るのではないかと期待をしているところです。 ◆7番(奥間政秀議員)  既に防衛局との話し合いも進めていらっしゃるということです。ただ、やはりそのパトロールカーも県民の安全を守るために、防衛局を主として沖縄全島をパトロールしているわけですから、その分のものも含めて通常は夜ずっと出っぱなしだったらいいのですけれども、8時から恐らく11時ぐらいまでにはまた戻ってきてという形になりますので、その辺の安全面は協力すべきは協力し、そして増設に関しては特殊な設置かもしれませんけれども、ぜひ町長話し合われて、そして原因を追求して、先ほどから何度も申し上げますが、今の現状では54万人でしたか、目標とする観光客を中心市街地に流すようなシステムを、今観光政策では行っているわけですよね。そういった部分でぜひ早目に町民の理解、事業所の理解もいただいて解決してもらいたいと思います。 続きまして、(3)町内への買い物客等、利用者・事業者の利便性向上への対策は。(4)役場庁舎と防衛局側のスペースの活用はできないか、お伺いします。 ◎天久昇都市建設課長  質問事項1(3)についてお答えいたします。再質問でほとんどしゃべったのかと思っておりますがお答えいたします。これまで御質問の駐車場につきましては、以前はフリーでの駐車場となっていたことから、常に満車状態となっておりました。そのような状況を改善するため、さまざまな議論を重ねながら現在の機械式にて入場制限を行い、新町第2駐車場、ロータリー第1駐車場、ロータリー第2駐車場は近隣の商店街を利用される方向けに、入場から2時間以内は無料となっており、また無料時間を2時間に制限することで、同駐車場への長時間駐車をする方は1時間100円として有料にしております。そうすることにより駐車回転率を上げ、買い物客、利用者、従業者の利便性向上に努めてまいりましたが、近年満車状態が続いており、対策に大変苦慮している状況にございます。駐車場の利用状況といたしましては、先ほども答弁いたしましたが商工業担当課と、また商工会、通り会等と意見交換を行っていきたいと考えております。 ◎金城悟総務課長  それでは質問事項1(4)についてお答えいたします。議員御提示の役場庁舎と防衛局の間の駐車スペースにつきましては、行政センター駐車場と位置づけられており、役場庁舎、文化センター、沖縄防衛局、ロータリープラザ等を利用する方々を主な対象とした駐車スペースとして、管理をお行っております。行政センター駐車場の利用につきましては、たびたびその利用状況について課題が挙げられているところでもあり、現在のところ平日の利用については、買い物客や事業者の皆さん向けの駐車場として利用に供することは考えておりません。 ◆7番(奥間政秀議員)  総務課長へ再質問をさせてください。御答弁がありましたように、ロータリープラザ、防衛局、行政センターのための駐車場ということです。しかしながら先ほどから御質問、あるいは答弁にあるように、通常はもう70台ぐらい、これは行政センターもとめられないぐらいの部分になっております。実は2014年の6月定例会において、役場駐車場内に立体駐車場のスペース増設はできないかという質疑を行いました。その当時の都市建設課長の部分の答弁では、「立体駐車場につきましては、その必要性について十分な検討をしなければならないと考えており、東駐車場にはまだ駐車場できるスペースがあります。絶対数が不足し、平面ではさばききれないという状況になった場合、立体化も視野に入れた対策を考えております」という御答弁でございました。まさに今この時期になっているのではないかと思います。新町第2駐車場がいっぱいになるのは、お客さんがたくさん来ていいことなのです。とめられなくて、その問題解決はぜひ行ってほしいと思いますし、今進行中ということですが、それでまた住民の方が、あるいは事業者の方がとめるスペース、先ほども民間をお借りしているという事例を申し上げました。そういう経済が活性化するというのは、事業者もしっかりこの町で事業を行い、商店街も工夫をしながら空き店舗もゼロ状態になっています。それは行政の支援があり、また事業者の努力だと私は思っております。そして町内はもとより、町外からもお客様がお見えになってくるというところだと思いますので、この辺について2014年にそういう対策を行うという行政のお考えがありますけれども、再度お尋ねします。 ◎金城悟総務課長  議員がおっしゃるように、商工業の活性化等に駐車場の整備の必要性というのは非常に理解できるお話でございます。我々が今、その立場で答弁をしているのが都市建設課、産業環境課になるかと思うのですけれども、私の立場でお答えしているのが庁舎管理、あるいは行政センターの管理という立場でお答えしているところで、先ほどの答弁をさせていただきました。ただ、私の立場でお答えするということですけれども、平成30年3月に花城議員の質問にお答えした際にも述べたのですが、この行政センターの駐車場スペース、土地については今後庁舎の建て替え等を我々は検討する可能性もあります。その辺の利用も踏まえた土地の活用というのを考えていかないといけないというところで、固定化する駐車場を立体化等を行ってしまうと、またその辺の検討がしづらくなるというところもございます。この行政センター駐車場、役場庁舎を含む周辺の土地の利用については、そういったところも踏まえて慎重に検討する必要があると考えているところでございます。 ◆7番(奥間政秀議員)  先ほどから前向きな御答弁だと思います。ぜひ解決に向けての原因、そして対策、行政、町民、そして事業者、お客様のために。それがひいては嘉手納町のためにということで施策を打っていらっしゃると思いますので、丁重でスピーディーな、そしてしっかりした調査を行うと確信しておりますのでよろしくお願いします。 もう一点だけ、今総務課長からありましたが、いろんな事例をごらんになってもらいたい。最近嘉手納町内ではJAが建て替えの際に、嘉手納町役場の向かいに、もともとあれだけのスペースではないのですけども、民間では例えば200坪から100坪のところに必要最小限の仮庁舎をつくって、完成までいった。私は嘉手納町のこれまでの先代、そして現在もそうですけれども、この駐車スペースというのは中部に誇れるぐらい、文化センターにも近い、ロータリープラザにも近い、町民としても本当に使いやすいというところです。ですからそのスペースで考えると、今後庁舎建て替え計画等も含めて、民間では仮庁舎は小さく、あるいは分散してという形になります。その後の利用ということで空間が出てくると思いますので、そういう意味を含めて経費はかかると思いますが、将来移設可能な立体駐車場の考えも踏まえて御検討をお願いしたいと思います。それでは次の質問に移ります。 質問事項2.観光振興について。これは昨日、當山議員からもありました。ほとんど答えは出ておりますけれども、改めてお聞きします。(1)観光協会設立に向けての進捗状況は。(2)プロジェクトマネージャーの選定方法はどのように行う予定か。(3)沖縄振興特別推進交付金(一括交付金)または観光庁予算を活用して、観光資源になる水陸両用車を導入し、新たな観光資源として活用できないか、お伺いします。 ◎上地康夫産業環境課長  質問事項2(1)についてお答えいたします。観光協会設立につきましては、これまで資料や情報の収集を中心に進めてまいりましたが、今年度より具体的に取り組みを進めてまいります。まず検討委員会につきましては、今月6月より庁舎内検討委員会を設け、町の方針をある程度固めた上で、10月ごろより各種団体や外部委員で構成されます設立検討委員会を立ち上げ、議論を行ってまいりたいと考えております。庁舎内検討委員会では8月ごろまでに町としての方針、移管する事業等を固め、10月ごろより設立委員会を設置し、2月ごろまでに観光協会の法人形態、定款、組織体制、事業計画、予算計画の検討を行い、内容が固まり次第、設立総会の準備を進めてまいりたいと考えております。 質問要旨(2)についてお答えいたします。プロジェクトマネージャーにつきまして現在の方向性としては、事務局長と兼任することを想定しております。当該事務局長の選定方法といたしましては、公募を行うことと想定しておりますが、地域に密着した人材を確保したいという考えもあるため、町内公募から必要に応じて募集の範囲を広げていきたいと考えております。また実際の選定においては、外部委員からなる観光協会設立検討委員会の委員による面接を実施し、選考することを想定しております。 質問要旨(3)についてお答えいたします。議員より御提案のございました水陸両用車の導入につきましては、観光資源とするのであれば、利用客より料金を徴収しての運営をされることが想定できますので、基本的には民間等において導入を検討すべきものであると考えております。町が導入するということであれば、費用対効果を鑑みることが前提となるため、補助金等の活用がなければ導入は難しいと考えております。しかしながら一括交付金につきましては、これまでの他市町村の事例や過去の実績等を鑑みても、収益を上げる目的の備品購入費を対象とするのは難しいと考えており、また官公庁の補助金につきましては、令和元年度の官公庁補助金メニューを確認いたしましたが、対象となるようなメニューがないものと認識をしております。したがいまして現在のところ計画は持っておりません。 ◆7番(奥間政秀議員)  それでは再質問をさせてください。プロジェクトマネージャーなのですが、第2次観光推進基本計画、そして検討報告書の中で、課長も立派なものをつくって取り組んでいるものと思います。15ページ、16ページの中で、プロジェクトマネージャーの選定、育成に関する方向性、恐らくこの流れで行くのでしょうか。これを参考にしていくと思いますが、いかがでしょうか。 ◎上地康夫産業環境課長  この報告書の中の15ページにプロジェクトマネージャーの選定、育成に関する方向性とプロジェクトマネージャーの必要性等、そういったことも書かれていて、他市町村の観光協会の状況等も含めて、どういった役職の方々が担っているかというのも含めて書かれております。確かにこの内容をもとに、今後この観光協会の設立に向けて準備を進めながら、また先ほど答弁いたしましたマネージャーに関しましては事務局長も兼任することも視野に入れながら考えているところでございます。 ◆7番(奥間政秀議員)  それでは課長、16ページの県内における公募の待遇例というのを参考にしております。この中で嘉手納町に近い人口規模、あるいは近隣、沖縄市観光協会、北中城村観光協会、読谷村観光協会等に出向いて、これまでお話、意見交換をしたことはあるのでしょうか。 ◎上地康夫産業環境課長  この報告書を作成するに当たり、現在書かれています市町村等にも出向いてコンサルも含めて、うちの職員も含めて、その当時の内容等については確認をしているところでございます。 ◆7番(奥間政秀議員)  当然観光基本計画、あるいは検討報告書が平成30年3月に上がって、私どももいただいております。その前にいろいろコンサルも含めて進めていっていると思います。その後、観光協会は令和元年中の年度で設立。今課長からあったように6月検討委員会、10月設立委員会、2月に観光協会設立という目標はもう決めています。去年、先ほど申し上げましたように16ページにある、去年は情報収集というのでしょうか。やはり公募の問題もあります。意見交換をしたことはありますか。 ◎上地康夫産業環境課長  昨年度におきましては、他市町村に出向いての意見交換会というのは、すみません、実際のところは行っておりません。昨年度におきましては観光協会を立ち上げるための準備作業といたしまして、先ほどお話ししました人員等の内容等、また定款、組織体制というのをまずうちのほうで決めて、そういった作業スケジュール等を行っております。他市町村等との意見交換会というのはこれから、直近で立ち上げました市町村がございますので、また嘉手納町と似たような規模を持った市町村、そういったところから設立当時でどういった問題があり、どういった解決をして今に至ったということを確認する作業を今回予定しているところでございます。 ◆7番(奥間政秀議員)  観光協会設立だけが産業環境課の仕事ではありません。やはり産業振興、環境に関する全般の仕事を担当課は行って、この仕事の姿勢と多忙な部分に、本当に敬意を表します。しかしながら、もう直前と申し上げているように来年2月には設立するのです。ですからそれに合せてではなくて、課長がおっしゃいました最近できた観光協会、同じ悩みを持って公募型にするのか、町内・村内から公募するのか、そのメリット・デメリットを体験しているわけですから、それを検討委員会の前、あるいは設立委員会の前に担当課として情報収集をしておかないと、検討委員会の中で、人事に関しての部分をまた検討するとなると、少し遅いような気がすると思いました。 あと一点だけ。やはりこの観光協会も必要です。我が町は基地も抱えて、きのうの質問にもありましたようにPFOSの問題も産業環境課になってきます。観光協会ができる仕事、3月定例会でも御提案をしましたが、設立して令和2年度、屋良城跡公園もこれからです。比謝川は今シーカヤックで非常ににぎわっております。漁業関係者と連携を密にして、観光協会としてどうかかわっていくかというところも具体的に検討委員会等であると思いますが、進めていってほしいと思います。 16ページ、待遇についての下の段ですけれども、北中城村観光協会及び沖縄市観光協会は全国公募を行うために、いろんな施策を打っております。その中に総務省地域おこし協力隊制度を活用した町の特別職、非常勤職員として雇用し、これは総務省に依頼をして。任期後には観光協会への正職員の雇用の移行を図るケースも見られると。あるいは先ほど答弁がありました国交省の官公庁の予算、使えるものもあります。そういった総務省の部分も考えているのでしょうか。御答弁願います。 ◎上地康夫産業環境課長  すみません、その前に先ほど私のほうで観光協会を立ち上げる前に、いろいろ作業が確かにございます。その中でその報告書をつくる際に、他市町村の現状の内容的な確認といった、人員をそろえて、どういった方向性で持ったというのは、この中で情報交換を行いながら行います。ただ先ほど私が言いました、今後他市町村と意見交換を行うということを、その後の状況です。その当時は協会立ち上げに向けて頑張っていたというのがございます。その間に正式に観光協会を設立したという市町村もございますので、その中で議員がおっしゃったどういった問題点があって、どのように解決したというのを今後聞いて、うちの協会を立ち上げるための材料に、いろんな内容を確認しながら次のうちのためにしたいということで、今後意見交換会で確認をしたいということの意図がございますので、その辺は御理解よろしくお願いします。 すみません、再質問の本題に戻ります。16ページにございますその人材の確保のため、総務省なりそういったところからの人員確保というのも確かにございます。北中城村に関しましてはそういった方々を観光協会以外にも、役所内にも3人ほど雇用したという実績を聞いております。嘉手納町に関しましても、今後この人員を公募していく中で、こういった総務省の方法、そういったものもございますので、それも視野に入れながら検討していきたいと考えております。 ◆7番(奥間政秀議員)  それでは各団体、商工会、漁業組合、委託管理の道の駅といった皆さんとの話し合いは何回ぐらい持っているのでしょうか。直近でよろしいです。 ◎上地康夫産業環境課長  この観光協会を立ち上げる中で、観光協会設立準備検討委員会というのを立ち上げます。その中で先ほど議員がおっしゃいました各種町内の団体へ今後呼びかけをしていきますので、一括にして全体的な形で各団体に意見を聞いたということはございません。ただ、いろいろ私どもも団体とのつき合いがございますので、その中で会合があるたびに、観光協会を設立するためにいろいろお力をかしてくださいということと、またこの検討委員会を今後立ち上げていきますので、その中でよりよい推薦の方を紹介していただくという形で、そういった内容のお話をしているところでございます。 ◆7番(奥間政秀議員)  それでは、時間もちょっと限られていますが副町長へお尋ねします。観光協会は、今課長が答弁をなされたように計画的に進んでいると思います。実は沖縄市ではいろんな経緯があり、3年前に観光協会が大赤字になりまして、そして市内、県内、県外ということでほかの力を入れて、1年経過して黒字転換をしました。行政からの補助金もかなり減額されて、そしてまた補助金も戻ったという事例があります。この辺も副町長、ぜひ担当課を後押しする形、また副町長も検討委員会の中に入っていくという御答弁でしたので、情報収集とリーダーシップを発揮してもらいたいのですが、いかがでしょうか。 ◎比嘉孝史副町長  4月から副町長に就任いたしまして、この観光協会を今年度中に設立するということで聞いております。日程的に大変厳しいスケジュールでございますが、ぜひ担当課と協力しながら、観光協会設立に向けては努力していきたいと考えております。 ◆7番(奥間政秀議員)  ぜひサポートをお願いしたいと思います。もちろん産業環境課も頑張っていますので。 それでは(4)一括交付金を活用し、栄橋(別名二重橋)の復元は可能か。 ◎上地康夫産業環境課長  質問事項2(4)についてお答えいたします。現状におきまして栄橋の復元の予定はございませんが、仮に今後栄橋の復元について検討していく場合、多方面からの検討が必要であると考えております。現在、栄橋付近は屋良虎地原線としての計画がございますので、将来的な整備計画を考慮し検討する必要があるものと考えております。また観光資源としての復元ということであれば、復元の前に太平洋戦争、沖縄戦において米軍侵攻阻止のため、旧日本軍の手によって爆破されたという歴史自体が観光資源になり得ることも想定できます。観光の担当であります産業環境課といたしましては、現状の歴史的観光資源としてどのような活用方法があるかを、今後設立予定の観光協会とともに検討していくことが必要であると考えております。 ◆7番(奥間政秀議員)  以上で一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○徳里直樹議長  しばらく休憩します。 △午前11時24分 休憩 △午後1時30分 再開 ○徳里直樹議長  休憩前に引き続き会議を開きます。 本日の会議録署名議員として、13番田崎博美議員を指名しましたが、午後より欠席でありますので、本日の会議録署名議員として15番知念隆議員を追加指名いたします。 それでは一般質問を続けます。 11番石嶺邦雄議員。 ◆11番(石嶺邦雄議員)  11番石嶺邦雄でございます。一般質問を2点通告しておりますので、順を追って質問をしていきたいと思います。 それでは1番目、パークゴルフ場の進捗状況はということで質問をしていきます。パークゴルフのルールは至ってシンプル。子どもからお年寄りまで誰もが身近なスポーツとして手軽にできる三世代スポーツとして人気を集めております。地域の活性化や健康増進、また医療・福祉分野への貢献など、パークゴルフの多様な可能性が今注目を集めています。これまでにパークゴルフ場の設置に関する質問がされてきました。平成29年12月議会で3番議員からの質問では、ドーム北側の多目的広場を活用して調査研究を行うとの答弁でありましたが、現在はどのような方向で協議されているのか、お伺いいたします。(1)ドーム北側での仮設的な整備で町民ニーズを確認するとあったが、どのような結果で今後はどのように考えているのか。(2)町内で候補地はあるのか。(3)4月、先々月よりお隣読谷村でもすばらしいパークゴルフ場が完成し、オープンしております。施設整備や年間の維持管理を考えると嘉手納での設置は考えず、読谷を利用する方向に持っていったほうが得策だと思うが、町当局の見解は。その際に、村外利用による金額の差額分を嘉手納町で助成しての利用、もしくは読谷村と交渉して、嘉手納町料金でプレーできるようにできないか。よろしくお願いします。 ○徳里直樹議長  答弁を求めます。 ◎嵩本さゆり社会教育課長  質問事項1(1)についてお答えいたします。現在スポーツドーム北側多目的広場において、9ホールを仮設的に整備し、グラウンドゴルフの道具を使用するなどして、レクゴルフとして簡易的に利用できるようにしています。平成30年度の利用状況は、町内の各種団体が7回程度利用しています。現段階で必要性について判断できず、本格的な施設整備に向け踏み込んだ検討は行われていないのが現状でございます。引き続き、各区自治会、各種団体等へ周知を図り利用していただくことで、興味・関心を高めるようにしていきたいと考えております。 質問事項1(2)についてお答えいたします。現在スポーツドーム北側多目的広場以外、候補地について検討は行われておりません。 質問事項1(3)についてお答えいたします。読谷村ではユンタザパークゴルフ場が4月24日にオープンし、休日はにぎわっているようです。施設は敷地面積約1万9,000平方メートルで全18ホール、シャワー室、駐車場を完備した施設となっております。議員御提案の利用料金の助成、嘉手納町民料金の設定等については、他の施設の利用等にもかかわることから難しいものと考えております。今後読谷村の利用状況等を確認しながら、当町での必要性を検討していきたいと思います。 ◆11番(石嶺邦雄議員)  ドーム北側、こちらのほうは平成30年度で7回程度ということで、やはり利用がまだまだ少ないというか、周知もちょっと弱いかと思われます。今後候補地に関してもまだ検討できていないということでありますけれども、隣の読谷村の18ホールを見に行ったのですが、約6,000坪近くの広大な敷地にすばらしい施設ができています。総工費自体も5億円近く。そのうち七十四、五%は一括交付金で賄われて、残りは起債と単費でつくったと聞いていますが、年間の維持管理も確認すると、概算で約1,600万円近く年間維持費がかかると聞きました。実際に今回この料金を設定されているのですけれども、読谷村民が一般の金額ですると400円、村外料金は700円ということで嘉手納町民が利用すると300円高い700円になるのですが、村内の方の利用は年間約1,000万円近く見込んでいると言っていたのですが、何回かそのパークゴルフ場を見ましたら、実際稼働率はそんなにまで思わしくないと思います。やはり週末、家族とかいろんな団体等で活用するときには、ある程度のにぎわいはあると思うのですけれども、嘉手納町も今後整備をする方向になった場合でも、やはり規模的なもので9ホール程度のものしかできないのであれば、思い切って逆に読谷を活用する方向がいいのではないかということで今回の提案になっています。今課長から答弁があったとおり嘉手納町料金ということで読谷との協定ではないですが、やった場合にはまた逆に嘉手納町のドームの料金を読谷村料金にしてくれとか、そういうやりとりになってくるという想定で、多分可能ではないようなお答えだったのですけれども、隣にこういういい施設があって、場所的に18ホールもつくれる土地が嘉手納町はないと理解しているので、やはり隣を村民料金同等でできるのであれば、嘉手納からも10分前後で行ける場所であるので可能ではないかということで。ただ先ほど言った嘉手納町料金といって読谷との相互協定をするのではなく、嘉手納町民として読谷でパークゴルフを700円出してやります。だけれどもその領収書を持って嘉手納町の窓口でやったら、前の医療費やり方ではないのですが、その差額分は戻ってくるというやり方であれば、読谷村との協定ではなく、あくまで嘉手納町として、健康増進としてお隣を使いましょうというやり方でやれば、嘉手納町にまた莫大なお金をかけて整備して、年間の維持管理費を支払って赤字運営してまでつくるような施設ではないのかということで今回の提案になっていますが、今の説明の流れで今後町内に必要なのかも含め、担当課としての回答をよろしくお願いします。 ◎嵩本さゆり社会教育課長  当町において読谷村と同様の広さの専用施設をつくるということは現実的ではございませんが、当町に合った施設を設置するのかどうか、現段階で必要性の判断ができませんので、読谷村の利用状況、また運営状況等を確認しながら設置の必要性について協議をしていきたいと考えております。また差額分を戻すという考え方につきましても、やはり他の施設利用について全体に及ぶこととなりますので、こちらも慎重に協議をしていく必要があると考えております。 ◆11番(石嶺邦雄議員)  今回この質問をつくる前に読谷の管理をしている方に、今現在は直営で運営をしていて、3年後には指定管理を考えているということでお話を聞きました。そのときに読谷村が言ったのは、18ホールをつくったのだけれども、全国大会等がある場合は36ホールが必要という話をしていました。あちらが言うには、うちは18ホールつくったのだけれども、ぜひ嘉手納も18ホールつくってくれという話があって、そしたら広域で、お互いで全国大会を誘致しましょうみたいな話もあったのですが、全国大会を誘致するためだけに、また18ホールを嘉手納で、どう敷地を確保してやるかはちょっと厳しいかと思って、今回パークゴルフ場を整備するという方向の質問ではなく、逆に隣を使いましょうという提案になっております。先ほど課長は差額分は厳しいと言っていたのですけれども、お互いのではなくて先ほど言ったとおり、あくまで読谷村には村外料金の700円を払って、読谷村とは施設的に関係ないやり方、何か方策がないかということの提案ですので、また何かやり方がありましたら、そういう方向でやれば多額の金額を投資せず、嘉手納町に整備せず、お隣を活用できるのではないかと思いますので、ぜひ今後とも研究をしていただきたいと思います。 それでは2点目の質問に移りたいと思います。2.幼児無償化による影響は。2月12日、政府は幼児教育・保育の無償化のための子ども・子育て支援法改正案を閣議決定しております。これによってことしの10月から3歳から5歳児の認可保育所、認定こども園・幼稚園よりも保育料が安いということはなくなります。そこで無償化による影響について町ではどのように考えているか、お伺いいたします。(1)現在の幼稚園の預かりの時間と保育所の保育時間はどのようになっているか。また、10月以降は両方の保育時間に変更はあるのか。次に(2)今回の無償化により、市町村の負担は現在と比べてどれくらい軽減されるのか。(3)今回の無償化の中には給食費は含まれておらず、保護者負担だと聞いております。小中学校と同様に浮いた予算で給食費をカバーできないか。(4)子どもたちは、必ずしも希望する園に入所できるとは限りません。また親のほうから、この園ではなく、ほかの園に移動したいという希望がない場合、そのまま継続して同じ園に通えるように配慮しているか、お伺いいたします。 ◎上原学子ども家庭課長  質問事項2(1)についてお答えいたします。幼稚園の預かり保育の時間につきましては、平日は午後2時から午後6時30分までとなっております。また春休みや夏休みなどの長期休業中は、午前8時30分から午後6時30分までとなっております。10月以降の預かり保育の時間につきましては、現行どおりで特に変更はありません。また保育所におきましては、現在の保育時間は午前7時30分から午後6時30分までの11時間保育に加え、午後6時30分から7時30分までの1時間で延長保育を実施しております。10月以降も保育の実施時間に変更の予定はございません。 質問事項2(2)についてお答えいたします。現在、国が定める基準の利用者負担額から町が定めた利用者負担額の差額につきましては、町の一般財源を用いて独自に利用者負担の軽減を図っております。今回の無償化により、市立認可園や認定こども園、子ども・子育て支援新制度の対象となる私立幼稚園並びに地域型保育施設であります。小規模保育園や事業所内保育施設の場合、町の一般財源を用いて独自に利用者負担の軽減を図っている部分に国や県の負担金が入るため、その分について町の負担が軽減される見込みであります。しかし公立保育所や公立幼稚園の利用者負担額が無償化により減額となる分につきましては、国や県の負担金はなく、町の歳入が減となります。実際に軽減される額が幾らになるかにつきましては、現在慎重に精査を行っているところであります。 質問事項2(3)についてお答えいたします。今回の無償化におきまして、一定以上の収入のある世帯においては給食費が利用者負担額から切り出され、実費負担となる見込みであります。小中学校と同様に負担軽減された予算で給食費をカバーできないかということですが、先ほど質問要旨(2)でお答えしたように軽減される額がどれくらいになるか、現在精査を行っているところであります。 質問事項2(4)についてお答えいたします。現在保護者からの園の移動希望がなければ翌年度も継続して同じ園に通えるように、平成30年度入所分より配慮を行っております。 ◆11番(石嶺邦雄議員)  町の一般財源からの予算がどれくらい軽減されるか、まだ数字を出していないということだったのですけれども、私が調べている中で単純に2号認定、3号認定等の中から算出して、所得割が9万7,000円以上、16万9,000円未満、第5階層の人の基準で調べたところ、まず国基準の金額が4万1,500円であるのに対して、嘉手納町の利用料が2万7,000円で、嘉手納町が単独で1万4,500円保護者に助成している形と聞いております。これが10月に無償化された場合には、先ほど言った国基準の4万1,500円から、給食費は国が示した数値が約4,500円としたら、この国基準から差し引いた額が3万7,000円で、3万7,000円が数字的に今回無償化対象になる予定だと。それの2分の1が国負担で4分の1が県負担、残りの4分の1が嘉手納町ということで、今の概算でやると3万7,000円の4分の1で嘉手納町が約9,250円。今単純に簡単な計算なのですけれども、町が今1万4,500円を保護者に助成している中で、先ほどの9,250円を差し引いたら約5,250円が軽減されるのではないかという想定で、今回この給食費の4,500円以上の金額が出るのでカバーできるのかということで質問をしております。しかしながら先ほども言ったとおり、1号認定等ほかの部分で負担軽減の部分を上回る持ち出しも少し出てくるというのも想定されるのですけれども、やはり今回の無償化によるタイミングでできることがたくさんあると思うので、この数字の軽減される分の算出です。10月まで期間はあるのですが早目にやって、何がこの保護者負担を助成できるのかも含め担当課で検討できないか。 それ以外にもう一点。今回よく聞くのが、無償化になることによって園で少し利用料を上げるということを全国的に聞いたことがあるのですが、今回の10月から無償化になることによって、町内の保育所、幼稚園等で金額的な増額があった園があるのかも含め、この辺も確認しているか。この2点、お願いします。 ◎上原学子ども家庭課長  今石嶺議員がおっしゃったとおり10月から保育、教育の無償化が始まります。この内容といたしましては、1号認定の3歳、4歳、5歳の子が無償化、それと2号の3歳、4歳、5歳の子、こちらも無償化の対象になります。その中で今まで2号の保育料の中に含まれていた給食にかかわる部分が切り出されて、別途給食費として徴収するということになっておりまして、その分に関しては先ほど答弁で申しましたように今現在精査を行っている段階で、あとそれに伴ってただ一つだけ言えるのは、今現在の保育料より、この切り出した給食費が上がるということはなく、現在の保育料以上になるということはございません。軽減にはなるという形です。ただ石嶺議員がおっしゃるように小中学生の給食が今補助を行い、無償となっております。その辺の整合性とかを考えながら進めていきたいと思います。これも早目にやりまして、町としての方向を出したいと思います。 それと無償化に伴って保育料を上げるという形ですが、子ども・子育て支援制度にのっかっている園につきましては、各市町村もそうなのですが、嘉手納町が定めた利用者負担額を徴収するということで、そこが上がるということはございません。ただ認可外保育施設につきましてはそれに伴って上限が設定されていますので、上げるような動きというのは、ほかの市町村では聞いております。ただ町内で認可外保育施設が保育料を上げるという情報は入っておりませんが、ただ上げる場合はどうしても保育の質、それを担保しないと。ただ無償化になって国・県、市町村から補助がもらえる、だから上げるということはいかがなものかと考えています。その辺は各市町村で認可外保育施設の保育料が上がる場合は、精査をしながら対応したいと考えております。 ◆11番(石嶺邦雄議員)  先ほども言ったとおり私が算出した金額等はあくまで理想的な数字であって、いろんな1号認定等を全部含めた場合には、やはり給食費までカバーできない数字になるかと想定されます。そこで給食費をカバーするという目的だけではなく、ある程度軽減されて、一般財源の持ち出しの金額が軽減される部分等の差額分を給食費ではなく、ここ最近北谷、読谷にも倣って保育士の給料の改定等をやられてきたのですけれども、その分また逆に保育の質を上げるために、今後そういう保育士たちの質を高めるためのほうに予算を回せるのかも考えられるのかも含め、お願いします。 ◎上原学子ども家庭課長  今石嶺議員からの提案、ありがとうございます。確かに各市町村とも今保育士不足で、言葉は悪いのですが取り合いという形になっているのは事実です。今回どうしても嘉手納町としても、議員がおっしゃる保育士の給料というのは公立保育所と考えて今お答えいたしますが、私立はおのおのの園が経営いたしますので、そこで給与等は定めております。公立の保育所につきましては、今年度4月から給与等は今アップをしております。ただそのアップのほうで十分かというのは、今から調査をしながら、まだ上げるのか、今のままでいいのかというのはまた判断をしながら、対応をしていきたいと考えます。 ◆11番(石嶺邦雄議員)  当初の質問の中では給食費のカバー等の提案でありますけれども、やはり今回の政府からの無償化の導入によって、ある程度財源的なものでいろいろ組み替えて調整できる部分、そういう保育士の質の向上と、本当に保育士だけではなくいろんな職種で、今募集を出してもなかなか人が来ないと、いろんな部署であると思います。ぜひ嘉手納町の子どもたちのために質の高い保育ができるために、いろんなできることを担当課で考えていただいて、今後とも進めていただきたいと思います。以上で私の一般質問を終わります。 ○徳里直樹議長  一般質問を続けます。 2番志喜屋孝也議員。 ◆2番(志喜屋孝也議員)  2番志喜屋孝也でございます。最近はちょっと運動不足でありまして、教育長に弟子入りをしまして社交ダンスに最近ははまっております。皆さんも健康増進のために、ぜひいろいろ入ってレッスンを受けてください。ちょっとタイミングが早く回ってきたものですから、質問時間もありますので、私の質問は短く、答弁は長く、時間の配分は考えてよろしくお願いしたいと思っています。それでは一般質問を4問通告しております。一問一答でお願いいたします。 質問事項1.高齢者移動の側面からシルバーカート、買い物カートの導入を問う。高齢者社会が進み、買い物難民が増えている。高齢者の健康促進と福祉の観点から、形態に関する明確な区分はないが、シルバーカート(荷物が入れられて座って休憩ができ、使用者が前に押しての使用)と買い物カート(かごつきで使用者が引っ張っての使用)導入をお伺いします。(1)高齢者の外出促進シルバーカート、買い物カートの補助金の導入は可能か、お伺いします。(2)腰かけられるシルバーカート、階段が上れる買い物カートの確認はできていますでしょうか。(3)高齢者の体力づくり、行動範囲を広げるための対策はどのようなものがあるか、お伺いいたします。 ○徳里直樹議長  答弁を求めます。 ◎野村順子福祉課長  質問事項1(1)についてお答えします。荷物が入れられて座って休憩ができ、使用者が前に押して使用するシルバーカートについては、介護保険の福祉用具貸与事業の中で貸与が可能な種類のカートがございます。それに関しては歩行器としての位置づけとなっておりますので、要介護認定を受けていただき、ケアプランに基づき貸与されるものとなっております。買い物カートについては介護保険給付対象外となっております。歩行器として位置づけられているシルバーカート、買い物補助具としての買い物カートについて補助金の導入が可能なのか、他市町村の動向も踏まえ検討していきたいと考えております。 質問事項1(2)についてお答えします。腰かけることのできるシルバーカートは介護保険の福祉用具貸与事業の中で貸与が可能な種類のカートも含め多数ございます。階段が上れる買い物カートはショッピングカートという名称で、6輪キャスターが回転することで階段などの段差をスムーズに昇降できる商品がございました。 質問事項1(3)についてお答えします。介護予防高齢者の体力づくりという目的で筋力向上教室を実施しております。各区で開催しております「ふう体操」、健康増進センターで開催しております水中運動教室がそれに当たります。ほかに「じんぶん倶楽部」を開催し、認知症予防及び体力づくりにつなげています。また老人クラブで行われている舞踊、カラオケ等サークル活動を高齢者の生きがいづくりとして支援しており、それも高齢者の体力づくりにつながるものと考えております。行動範囲を広げる対策としては、タクシー利用助成事業を開始する予定としており、その実証実験を7月より開始いたします。 ◆2番(志喜屋孝也議員)  シルバーカートの使用状況に関する調査がありますので、その点から何点か再質問をしたいと思います。シルバーカートの使用者は80歳代以上に多い。歩行補助具として第二の杖、自分の第三の足として使用する人が多い。平均年齢は85歳である。使用目的は買い物が主である。ペットボトル2リットル1本2キログラム、2本買うと4キログラムになります。とても重いという感じがいたします。買い物の荷物を楽に運ぶため、また杖のかわりとして、どこに行くにもシルバーカートを使用する人がいると聞いております。シルバーカート、それを見たり、利用したり、触れたり、携わったりしたことがあるのか。使用状況を確認したことがあるのか。その点をお伺いいたします。 ◎野村順子福祉課長  福祉用具についてカタログでの確認をさせていただいたところです。あとは介護保険広域連合の給付実績を確認させていただきまして、福祉用具等の貸与というところで毎月258件の利用があるということを確認させていただいております。 その福祉用具に関しては確認させていただいております。すみません、本物は今回確認したわけではなく、以前見たことはあります。 ◆2番(志喜屋孝也議員)  近くになければあれなのですけれども、触ったり持ち上げたり動かしたりして、どういうものかという確認はやはり必要かと思いますので、その辺は後ほどまた確認してください。 先ほど行動範囲を広げるには福祉タクシー事業と。これからなのですが、遠くはタクシーを利用してもらって、近くの自治会、役場までとか、やはり近距離は自分の足で歩くということがとても大事ではないかという考え方なのですが、その辺答弁もらえますか。お願いいたします。 ◎野村順子福祉課長  議員がおっしゃるとおり高齢者にとって歩いて買い物ということは、とても大切なものだと思っております。それがやはり体力づくりにもつながるものだと考えております。 ◆2番(志喜屋孝也議員)  課長、私も最初はこんなでしたので、お互いに切磋琢磨して頑張っていきたいと思います。 シルバーカートの調査で使用理由には、身体的理由と心理的理由がある。使用理由は足腰が弱ってきたためという身体的理由と、持つことによって安心感があるという心理的理由に大別されます。シルバーカートを使用している多くの人は行動範囲が広くなったという。さらにシルバーカートを利用することは便利で、友人が持ち始めたからという要素もあります。高齢者には高齢者独自の移動特性がある。これを高齢者のモビリティー環境、動きやすさ、移動性、機動性と定義いたします。そういったことで、やはりまずは外出してもらって、閉じこもっている方々が便利なように、今言ったように第三の足、そして杖がわりになるといった感じで大変利用はできると思うのですが、外出させる、自分の足で歩く、健康増進、体力増進につながると思っておりますけれども、もう一度シルバーカートについて検討はできないか、お伺いします。 ◎野村順子福祉課長  シルバーカートの利用によって行動範囲が広がり、それが体力づくりにもつながると思っておりますので、これの補助、助成について検討をしていきたいと考えております。 ◆2番(志喜屋孝也議員)  すみません、私の質問がちょっとわかりにくかったと思います。シルバーカートに補助金の導入なのですが、その使用状況にはまた日本の気候風土もあるみたいなのです。シルバーカートの使用を促進していることには、日本の雨が多い気候風土の中で、傘をフレームにセットして使用することができる。両手が自由に使えるということで、雨の日の外出に安定感を増すということに役立っているという調査結果もあります。また夏の暑い直射日光の日を避けるために日傘をさす。そして外出すると、やはり熱中症とかそういったことがありますので、そういった便利なものという形になっています。そのシルバーカートなのですが、面を使って座って休憩したいという希望を高齢者の方は持っているということです。足腰が弱ってきたなどという身体的理由を持つ人が多く、いつでもどこでも自分が休憩したいと思うとき。座って休憩したい、外出時にとまって座り、社会における自分用の移動型ベンチとして快適に休憩できるという場所の確保が急務であるということであります。そのように自分が疲れたなと思ったら座ったり、そういったことに役立つということのシルバーカートなのですけれども、そういった点について同じ質問にはなるのですが、補助としての方向で予算化できないか、もう一度お伺いいたします。 ◎野村順子福祉課長  今回シルバーカートの助成について、各市町村を確認させていただいたところ、県内で助成してる市町村はございませんでした。県外は助成している市町村が10市町村確認できましたので、本町でも助成、補助については検討をさせていただきたいと考えております。 ◎當山宏町長  今課長が答弁したことに少し補足させていただきたいと思います。この資料をきょう見させていただきました。大変参考になった資料だと思っています。実はこのシルバーカートというものの中に、これだけの機能があるということは私もわかりませんでした。傘をさして、そのまま押して歩けるという機能があるということと、そして一番は座れるという機能があることが重要ではないかと思いました。実はこれまでも新町通りのお店の皆さんからも、以前議員の皆さんからも提案がありましたけれども、各店舗の前に椅子が置けないかという話がありました。この話の発端は、スーパーで買い物をして帰られる皆さんが、高齢者の方がやはりそこで休憩をするのだと。ですから、そういった対策ができないかという要請等も受けたことがあります。だからそういったことからしましても、利便性に富んだものではないかと今思っております。ただ、これを助成するかどうかについては、またいろいろと検討をしてみる必要もあると思いますので、現在介護保険の枠で行われている部分、それの利用者が今どれくらいいるのか。そしてこれを助成するとした場合に、どういった方策を講じればいいのかと。いろんな制度的な整合性も考えていかないといけないと思いますので、課長が答弁をしたようにその導入については内部でも検討をさせていただきたいと。即結論を出せるというわけではないですけれども、検討の余地はあるのではないかと思っておりますので、そういう形で少し深く研究、検討をさせていただきたいと思います。 ◆2番(志喜屋孝也議員)  私もたくさん質問をつくってきたものですから、重複して同じことを聞いているような感じはしたのですが、御了承ください。 最後に、多くの高齢者は住みなれた地域で自立して住み続けたいと願っている。シルバーカートは外出を促すという側面から見た場合、高齢者と社会をつなぐ窓口的役割を有し、社会との交流に関しても貢献している。また、ちょっと休憩できる空間、高齢者のための小空間、これは通りながら木陰でちょっと休むということです。シルバースポットの提供、そういった人々との出会い、交流するための空間として提供する必要が、高齢者のための環境整備につながっていくと考えられます、ということになっております。今要介護とかそういった認定の話は聞いたのですが、そうではなくて転ばぬ先の杖といいますか、やはりそこまでいかない間に健康を維持するように、ぜひ検討をしていただきたいと思っております。 それでは質問事項2に入ります。交通事故防止のために通学路交差点の安全対策を。交通事故で園児、小学生を巻き込む事故が起きているが、本町の通学路または交差点の安全対策を問う。(1)本町でのここ二、三年の交通事故の発生件数と内容は。(2)事故の多発箇所はどこか。(3)交差点の安全対策は。(4)嘉手納署との話し合いはありますでしょうか。お伺いします。 ◎金城悟総務課長  それでは質問事項2につきましては内容が複数の課にわたるため、総務課にて答弁いたします。まず質問事項2(1)についてお答えいたします。嘉手納警察署に確認したところ町内事故件数につきましては、平成28年、事故件数41件、死者1人、負傷者61人。平成29年、事故件数32件、死者1人、負傷者45人。平成30年、事故件数40件、死者0人、負傷者48人となっており、事故内容につきましては、追突、出会い頭及び右折・左折時の事故が多いとのことでございます。 質問事項2(2)についてお答えいたします。同じく嘉手納警察署に確認したところ、事故の多発場所としては、1番目に役場前から国道交差点までのロータリーの周辺、途中に新町との交差点があります。2つ目として、水釜交差点、これは旧水釜交番前の交差点になります。3、道の駅の周辺ということになっております。以上が多発箇所として挙げられるとのことであります。ただし多発箇所については、具体的な件数によるものではなく、事故分布により判断されているとのことでございます。 質問事項2(3)(4)については一括してお答えいたします。交差点を含む通学路につきましては、学校、行政、警察で定期的に安全点検を行っており、危険箇所等について意見を交わしているとのことでございます。その結果、危険と判断される場所が判明した場合、必要な措置を実施しており、これまでにもグリーンベルトの設置や注意喚起のための看板の設置等を行っているとのことであります。しかしながら議員の御質問にあるとおり、最近子どもたちを巻き込む事故が相次いで報道されている事態を受け、教育委員会としては今後交通安全指導員の増員を検討しているとのことでございます。 ◆2番(志喜屋孝也議員)  事故が以外に多いのではないかという感触は持ちました。事故にはいろんな事故があると思うのですが、信号待ちの間、交差点でやはり皆さん青になるのを待っておくのですけれども、その交差点に安全対策としてガードパイプとかの設置とか、そういった防護柵の設置は可能かどうか。 その辺と、今交通安全教室ということですけれども、親と一緒に危険箇所の確認ということだとは思うのですが、ただ危険ではわからないということらしいのです。何がどのように危険なのか、その辺も子どもと一緒に教えてほしいという形で言っています。その辺に関して、ガードパイプの設置とそういう教え方。角になるとやはり見えませんので、首を先に出して、左右を見てからという安全対策とか、そういったものをとったほうがいいという話がありますが、その2件について確認をしたいと思います。 ◎天久昇都市建設課長  まず1点目の再質問についてお答えしたいと思います。都市建設課でその都度現場を確認しながら、どのような対処方法があるのか、望ましいのか。また関係機関と協議を持ちながら、設置が必要なところについては設置していきたいと考えております。 ◎浦崎直哉教育指導課長  交通安全教室につきましては日曜参観等を通しまして、親子下校を通して危険箇所等につきましては確認をしているのですが、今議員から提案がございましたように、何が危険なのかということをしっかり把握させるということはとても大事でございます。例えば横断歩道では離れて待つとか、それから渡るときには右を見て、左を見て、再度また右を見ると。こういった細かいところを親子で確認する。または学校で確認をしていくということがとても大事なのかと思っておりますので、子どもたちには危険を予測するための力を身につけさせるような指導が必要ではないかと思っております。 ◆2番(志喜屋孝也議員)  そうですね。安全にはもっと慎重に、これでいいということはないと思いますので。 これは他府県なのですけれども、交通事故防止のための5つの行動というのがありまして、「もしかして 危険予測、とまる 一時停止、みる 安全確認、まつ 安全確保、たしかめる 再確認」といったことを進めている他府県もあるということでございます。一件でも交通事故が減るように、ぜひ御尽力してもらいたいと思います。 それでは質問事項3に移ります。新町駐車場の現状または、管理を問う。(1)現状の問題点は。(2)開門時間と閉門時間は。(3)閉門後の駐車車両の確認と対策は。(4)ロックプレート、フラップ式の導入はありますでしょうか。お伺いいたします。 ◎天久昇都市建設課長  質問事項3(1)についてお答えいたします。日中など満車状態であることから、車でお越しの同駐車場付近の商店街を利用される方々が、満車のためにとめられないということが見受けられております。 質問事項3(2)についてお答えいたします。同駐車場は6時開錠、24時施錠管理を行っている状況でございます。 質問事項3(3)についてお答えいたします。委託管理業者に同駐車場の施錠・開錠を委託しており、施錠と開錠の際に駐車場に駐車している車両を確認し、放置していると思われる車両を特定していただき、毎日嘉手納町に報告をしてもらっております。対策といたしましては、長時間駐車されていると思われる車両につきましては初期動作として張り紙をし、移動するよう注意喚起を行っております。また、張り紙による注意喚起をしたにもかかわらず長時間放置している車両につきましては、陸運事務所などに車両照会をし、所有者に直接連絡をとり、車両移動をするよう注意を行っております。 質問事項3(4)についてお答えいたします。同駐車場は17台駐車可能であり、ロックプレート(フラップ式)を導入した場合、設置費用及びその後の維持管理費の総合支出費用に対し収益が少ないと予想され、費用対効果の面から同駐車場へのロックプレート(フラップ式)の導入は厳しいと考えております。 ◆2番(志喜屋孝也議員)  すみません、ちょっと私の聞き損じがありましたので、もう一度お伺いします。違法駐車は誰が、どのように注意なされているのかと、これはちょっと質問外になるかもしれないけれども、防犯カメラに写って確認はできているのか。この辺、2点を確認したいと思います。 ◎天久昇都市建設課長  注意している者については委託管理業者、かでな振興でございますが、そのかでな振興に施錠管理を委託しておりまして、そこのほうから長期駐車をされている車両について報告を受けまして、嘉手納町からまたこの長時間駐車されている車両については張り紙等を行いながら、管理運営を行っている状況でございます。 あと防犯カメラについては、向こうについては設置されていない状況でございます。 ◆2番(志喜屋孝也議員)  ちょっと確認です。最後は役場でそういった注意はなさるということでよろしいでしょうか。 ◎天久昇都市建設課長  こちらで注意をしている状況でございます。 ◆2番(志喜屋孝也議員)  地域住民の方々から、課長もお伺いしたことがあるのではないかと思うのですけれども、朝から晩まで同一の車両がとまっているという地元の話がありましたので、やはりそういったことも気をつけて駐車場の管理はやっていただきたいという思いはしております。 ロックプレート(フラップ式)の導入ということが費用対効果…、そうですね。私の試算が当たっているかどうかはわからないですが、1,500万円、2,000万円とカタログでは見ました。それは台数によって違うのですけれども、やはりそれぐらいの値段がかかる機械ですので、費用対効果も考えないといけないというのは私も理解をします。ただ、ずっととまっているという状況があるということも現実ですので、その辺もまた考えていってもらいたいと思います。 それでは最後の質問に移ります。質問事項4.米空軍兵等の相次ぐ道路交通法違反を問う。4月、5月と米空軍兵等の道路交通法違反(酒気帯び運転)が連続で発生している。町外での事案ではあるが、本町でも起こり得る可能性があり町の対策をお伺いします。(1)今回の道路交通法違反の把握はできていますでしょうか。(2)過去二、三年内の米軍による、町内での道路交通法違反と内容をお聞かせください。(3)米空軍との話し合いは持たれているでしょうか。(4)米空軍兵等に対する米空軍内の罰則、その辺もお聞きします。(5)町の対策をお伺いいたします。 ◎當山哲也基地渉外課長  質問事項4(1)についてお答えいたします。米空軍兵による酒気帯び運転については、4月17日、北谷町。4月21日、沖縄市。4月26日、那覇市。5月23日、北谷町。5月26日、沖縄市にて現行犯逮捕されており、飲酒検知拒否については、5月5日、北中城村にて米空軍兵。5月12日、北谷町にて米陸軍兵が現行犯逮捕されております。また5月28日に、本町屋良の県道において米海兵隊員が酒気帯び運転で現行犯逮捕されております。これらの案件については、事故発生後に沖縄防衛局より情報提供を受けており、同日中にその内容を把握しております。 質問事項4(2)についてお答えいたします。過去3年の米軍による町内での道路交通法違反について、沖縄防衛局より提供していただいた情報を確認したところ、平成28年5月12日に字水釜において、米海兵隊員による酒気帯び運転、同年6月4日に字水釜において米海軍兵による酒酔い運転、平成30年7月29日に字水釜において米海兵隊員軍属による酒気帯び運転、同年8月25日に字嘉手納において米空軍兵による酒気帯び運転、令和元年5月28日に字屋良において、米海兵隊員による酒気帯び運転の計5件の道路交通法違反が発生しております。 質問事項4(3)についてお答えいたします。道路交通法違反に限らず、嘉手納基地にかかわる事案については三連協として、また嘉手納町独自に抗議要請を行っており、米空軍についてもその抗議要請の場で徹底した綱紀粛正や再発防止策の実施を要請し、相互の意見交換を行っています。 質問事項4(4)についてお答えいたします。沖縄防衛局に照会をかけたところ、米軍人及び軍属が酒気帯び運転により有罪となった場合は、最低1年の免許停止処分が課される制度がある旨、回答がございました。 質問事項4(5)についてお答えいたします。本町としましては、嘉手納基地所属の米空軍兵等が道路交通法違反を起こした場合は、米軍と関係機関へ、その都度抗議要請を行っており、あらゆる再発防止策を講じるよう、今後も引き続き強く要請していきたいと考えております。 ◆2番(志喜屋孝也議員)  酒気帯びの罰則が1年の免許停止ということなのですが、これは県外に赴任した場合とか、あるいは海外に行ったら、もちろんなくなるのではないかと私は思っているのですが、日本の法律は当てはめられてないという認識でよろしいでしょうか。例えば酒気帯びで30万円とか、日本では50万円の罰金とかがあるのですが、そういったことは米軍にはないという認識でよろしいでしょうか。その辺私も一緒にやりたいと思いますけれども、答弁をお願いします。 ◎當山哲也基地渉外課長  まずは公務内であるか、公務外であるかというところが一番大きいかと思います。公務外においては、日本国内の法律が適用されると私どもは確認をしております。今回も道路交通法違反ということで、日本の国内法が適用された上での逮捕ということで聞いております。1年の免許停止、これは米軍内で課せられる罰則ということで、日本国内の罰則とはまた違う。さらに1年の免許停止という、向こうの独自の罰則と私どもは考えております。基本的にはこれまでの飲酒運転と国内法が適用されての逮捕、事案と考えております。 ◆2番(志喜屋孝也議員)  酒を飲んで運転はもちろんのことなのですが、やはり米軍に運転代行とか、そういった活用を進めていけば酒気帯び運転は減るのではないかと。その辺の周知を米軍にはちゃんとされているのか、ちょっと疑問ではあります。またそういった車はちゃんと保険に入っているのか。対人対物、その辺もいろいろ心配なところはあります。嘉手納町でもスクールゾーン、学校通路への進入とかが前にありましたので、その辺は私も基地対策特別委員ですので、一緒になって米軍との話し合いには頑張って、いろいろそういった事件・事故が完全になくなるように努力していきたいと思います。以上で私の一般質問を終わります。 ○徳里直樹議長  以上で、本日の日程は全部終了しました。 本日はこれで散会いたします。 △午後2時39分 散会 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 嘉手納町議会議長  徳里直樹 嘉手納町議会議員  田崎博美 嘉手納町議会議員  田仲康榮 嘉手納町議会議員  知念 隆...