宜野座村議会 2015-03-10
03月10日-04号
平成27年第2回
定例会┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃ ┃┃ 平成27年第2回
宜野座村議会定例会会議録 ┃┃ ┃┠──────────┬─────────────────────────────────────┨┃ 招 集 年 月 日
│ 平 成 27 年 3 月 5 日 ┃┠──────────┼─────────────────────────────────────┨┃ 招 集 場 所 │ 宜 野 座 村 議 会 議 事 堂 ┃┠──────────┼───┬──────────────────┬───┬──────────┨┃ 開 ・ 散 の 日 時 │開 議│ 平成27年3月10日 午前10時00分 │議 長│ 小 渡 久 和
┃┃ ├───┼──────────────────┼───┼──────────┨┃ 及 び 宣 言 │散 会│ 平成27年3月10日 午後3時09分 │議 長│ 小 渡 久 和 ┃┠──────────┼───┼──────────┬───┬───┼───┴──────┬───┨┃ 応(不応)
招議員 │議 席│ 氏 名 │出 席│議 席│ 氏 名 │出
席┃┃ │番 号│ │の 別│番
号│ │の 別
┃┃ ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨┃ 並びに出・欠席議員 │ 1 │ 新 里 文 彦
│ ○ │ 9 │ 安 富 繁
│ ○ ┃┃ ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───
┨┃ │ 2 │ 当 真 嗣 信
│ ○ │ 10 │ 當 眞 嗣 則
│ ○ ┃┃ ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨┃出 席 12 名 │ 3 │ 浦 崎 康 之
│ ○ │ 11 │ 伊 芸 朝 健
│ ○ ┃┃ ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨┃欠 席 0 名 │ 5 │ 照 屋 忠 利
│ ○ │ 12 │ 石 川 幹 也
│ ○ ┃┃ ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨┃ 凡
例 │ 6 │ 眞栄田 絵 麻
│ ○ │ 13 │ 小 渡 久 和
│ ○ ┃┃○ 出 席 ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───
┨┃△ 欠 席 │ 7 │ 平 田 嗣 義
│ ○ │ │ │ ┃┃× 不 応 招 ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨┃△(公)
公務欠席 │ 8 │ 山 内 昌 慶
│ ○ │ │ │ ┃┠──────────┼───┼──────────┴───┼───┼──────────┴───
┨┃ │ 12 │ 石 川 幹 也
│ │ ┃┃会 議 録 署 名 議 員├───┼──────────────┼───┼──────────────
┨┃ │ 1 │ 新 里 文 彦 │
│ ┃┠──────────┼───┴───┬──────────┴───┴──────────────┨┃ 職務のために
出席 │事 務 局 長│ 島 田 忠 治
┃┃ ├───────┼─────────────────────────────┨┃ した者の
職氏名 │主 幹│ 北 城 暁 ┃┠──────────┼───────┼──────────┬───────┬──────────
┨┃ │村 長│ 當 眞 淳
│健康福祉課長 │ 幸 喜 均
┃┃ ├───────┼──────────┼───────┼──────────
┨┃ │副 村 長│ 岸 本 宏 和 │農 業 委 員 会│ 山 城 智
┃┃ │ │ │事 務 局 長
│ ┃┃ ├───────┼──────────┼───────┼──────────
┨┃地方自治法第121条 │教 育 長│ 志良堂 芳 男
│産業振興課長 │ 河 上 正 秀
┃┃ ├───────┼──────────┼───────┼──────────
┨┃ │会 計 管 理 者│ 金 城 弘 美 │建 設 課 長│ 仲 程 司 ┃┃により説明のため ├───────┼──────────┼───────┼──────────
┨┃ │総 務 課 長│ 新 里 隆 博
│上下水道課長 │ 山 城 次 雄
┃┃ ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨┃出席した者の
職氏名 │企 画 課 長│ 新 里 清 次 │教 育 課 長│ 宮 里 久 美
┃┃ ├───────┼──────────┼───────┼──────────
┨┃ │観光商工課長 │ 金 城 勉 │
│ ┃┃ ├───────┼──────────┼───────┼──────────
┨┃ │村民生活課長 │ 金 武 司 │
│ ┃┠──────────┼───────┴──────────┴───────┴──────────┨┃会 議 の 経 過 │別 紙 の と お り
┃┗━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 平成27年第2回
宜野座村議会定例会議事日程(第4号) 平成27年3月10日 開 議 午前10時
┏━━━━┯━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃日程番号│ 議 案 番 号
│ 件 名 ┃┠────┼────────┼─────────────────────────────────┨┃ 1
│ │一般質問(新里文彦・浦崎康之・山内昌慶・安富 繁・
平田嗣義) ┃┃ │ │ ┃┃ │ │ ┃┃ │ │ ┃┃ │ │ ┃┃ │ │ ┃┃ │ │ ┃┃ │ │ ┃┃ │ │ ┃┃ │ │ ┃┃ │ │ ┃┃ │ │ ┃┃ │ │ ┃┃ │ │ ┃┃ │ │ ┃┃ │ │ ┃┃ │ │ ┃┃ │ │ ┃┃ │ │ ┃┃ │ │ ┃┃ │ │ ┃┃ │ │ ┃┃ │ │ ┃┃ │ │ ┃┃ │ │ ┃┃ │ │ ┃┃ │ │ ┃┃ │ │ ┃┃ │ │ ┃┃ │ │ ┃┃ │ │ ┃┃ │ │ ┃┃ │ │ ┃┃ │ │ ┃┗━━━━┷━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
○議長(小渡久和) これから本日の会議を開きます。(10時00分)
△日程第1.一般質問を行います。 一般質問は、会議規則及び
申し合わせ事項により、答弁を含めないで30分以内とします。なお、1回目の質問及び答弁は登壇して行い、2回目以降の質問は質問席で、答弁は自席にて行うこととします。 通告順により、順次発言を許します。
新里文彦議員。
◆1番(新里文彦) おはようございます。議長のお許しが出たので、さきに通告いたしました
一括交付金について御質問いたします。 その前に、きょうの新聞に取り上げられていました前田桜茄さんの記事を見ながら、琉球新報、
沖縄タイムスと、大きく掲載されていました。本当に沖縄県から2番目というような状況で、宜野座村初の
プロ女子野球選手が誕生したことはうれしく、また去る2月、阪神タイガースのキャンプの盛大な
盛り上がり等、
観光推進課が先頭を切って村全体を盛り上げたことは、村長、職員、全体の協力で成し得るものだと思いますので、ぜひ職員を褒めてあげて、笑顔で褒めてあげれば、また職員も笑顔で士気が上がると思いますので、この笑顔が村外、また県外に宜野座村はこういうところだとリピーターもふえていくと思います。そういう中で村長には、職員全員を褒めるという宿題を残して、私の質問に入ります。 1.
一括交付金についてであります。 施設整備と
ソフト事業を考え、本村の交付金の
助成対象事業について、公共施設の維持管理を考慮し、将来を見据えた支出削減の整備等、計画はあるか伺います。 以上です。よろしくお願いします。
○議長(小渡久和) 當眞村長。
◎村長(當眞淳) おはようございます。それでは
新里文彦議員の一般質問にお答えする前に、職員を激励しながら、村民福祉の向上、また
地域活性化に今後も取り組んでいきたいと思います。ありがとうございます。 それでは
一括交付金についての質問にお答えいたします。
沖縄振興特別推進交付金、いわゆる
一括交付金は沖縄の自立的、戦略的発展に資するものなど、沖縄の特殊性に起因する事業を支援するために平成24年度に創設された補助事業でございますが、村では施設の
機能高度化事業や
人材育成事業等に充当しているところでございます。これまでの経費節減につながる事業としましては、平成24年度事業で整備しました、
かんなパークゴルフ場に3.6キロワットの
太陽光発電システムを導入し、平成25年度から導入しております。平成25年度から実施しております
総合体育館の
機能高度化事業においては、照明をLEDへ改修しております。また、
サーバーファーム機能高度化事業においては、将来のICT産業の発展と企業誘致を見込んだ改修工事を行っているところでございます。今後は、
漢那リバーパーク整備事業の一環として整備する予定の
観光センターの建設も
一括交付金を活用する予定ですが、省エネに対応した施設として整備していきたいと考えております。
○議長(小渡久和)
新里文彦議員。
◆1番(新里文彦) ありがとうございます。
総合体育館のほうもLED化されたということで、まだ工事期間中でどのぐらいの消費電力か、まだ動いていないので比較はできないとは思いますが、新聞に取り上げられていました、LEDは蛍光灯に比べて電気消費量は58%削減されるとあります。また、寿命期間が10年以上と言われるような機材でありますが、そういう工事費を含め、4年以内もしくは3年というようなことで58%の経費削減はできるとあります。そういう中で公共施設に対する
LED事業の取り上げはできないものなのか。よく使われる学校、幼稚園、また役場、職員が消灯とか、節電に努めているいろいろなものは理解しておりますが、その辺の検討はなされていますか。村長、お願いいたします。
○議長(小渡久和) 當眞村長。
◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 新規事業で
省エネ関係のシステムを導入するということは可能なんですけれども、既存施設の一部改修については、他の省庁の補助事業などの関係もありまして、補助事業がなければ該当するという可能性は十分あります。これまで
一括交付金ではないんですけれども、公共施設に導入された事例としましては、村内の
農業集落排水、
クリーンセンターのほうの施設、
松田小学校、
宜野座中学校、それから
オガコ製造施設のほうに太陽光発電のシステムを入れています。また今、松田区のほうにLEDの防犯灯が一部、それから宜野座村役場、
宜野座中学校に蓄熱型のエアコンなどの導入が行われております。今後、いろいろ施設の改修、またタイミングを見ながらこういう省エネのものについては取り組んでいく必要があると考えております。
○議長(小渡久和)
新里文彦議員。
◆1番(新里文彦) こういう環境の中で環境学習、また科学学習というような、子供たちを通して、ここに集まる父兄、また一般住民にも多く知らせる機会があると思いますので、ぜひ導入を検討していただきたいと思います。実現化に向けて検討していただきたいと思います。 また、
一括交付金におきまして、各学校施設の
グラウンド、中学校におけます
テニスコート、
村営グラウンドにおけます第2コーナーの
法面整備事業、こういう整備事業を通して
一括交付金が使えないか、お伺いいたします。
○議長(小渡久和) 當眞村長。
◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。
一括交付金については、ほかの省庁の補助事業がないメニューというのが、基本的に事業を導入する際の要件としてあります。さらに、既存の施設にやるとなると、先ほども申し上げましたけれども、設置したときの、いろいろ省庁との補助の関係もありますので、その中で調整した上でやらないといけないということがあります。個別の案件については具体的な確認をしないと答弁はできないんですけれども、可能性としてはありますし、また
調整交付金とか、そういうものを活用する方法もありますので、
一括交付金に限定した形ではなくても、そういう部分の一部改修などについては対応可能かと思っております。
○議長(小渡久和)
新里文彦議員。
◆1番(新里文彦) 平成27年度の各小学校の運動会が事業計画の中で6月に行われるというような中で、
漢那小学校の
グラウンドが
グラウンド全体を使った催し物ではあるんですが、運動会というのは学校の
一大イベントでもあります。そういう中で大雨によりまして土が流され、石が上に上がっている状態。また、
宜野座中学校でも一緒です。また、
テニスコートでも子供たちが頑張っているところで踏ん張りがきかない。
宜野座小学校においては2センチほどの石がみんな上がってきています。また、
松田小学校におかれては、白線ラインではなく、仕切りがセメントになっているせいか、土が流れてこの角が浮き上がっている状態で、少年野球をやられているところの芝生と
グラウンドの間が顎ができるような状況まで盛り上がって、危険をさらしている状態です。そういう整備事業において運動会まで、また地域の方々が使う場所でもありますので、この補助制度をどうにか事業計画までに対応できないものか、もう一度お伺いいたします。既存ではありますが、よろしくお願いします。
○議長(小渡久和)
宮里教育課長。
◎教育課長(宮里久美) 続けて、
新里文彦議員にお答えします。 おっしゃるとおり、今、
漢那小学校、
宜野座中学校、
松田小学校で石が出たり、雨で土が流されている部分があります。その辺は
野球関係者とか、そういう方々から話を伺い、現場も確認しておりますが、先ほど村長からありましたように、
補助メニューの関係とか、そういうものを調整して平成27年度は検討していきますが、6月というのはかなり厳しいものがあると思います。でも子供たちが一番使うところですので、その辺は村としても取り組んでいきたいと考えています。
○議長(小渡久和)
新里文彦議員。
◆1番(新里文彦) 育成、指導に当たり、こういう教育施設の中で子供たちを伸び伸びと夢を追いかけながら、また指導していきながら文武両道というのかわかりませんが、けがの心配のないような
環境整備事業を行うよう、ぜひ早急な対応を検討していただきますようお願いいたします。 こういう
学校関係等もありますが、無駄な支出の削減を図るというようなことで、村営住宅の入れかえをするときには内装はきれいにされるんですが、老朽化ということで取り壊し等、また次に建てるとかというのもすごくお金がかかると思います。今、既存の村営住宅において、防水、また補修、ペンキ塗りかえ等の維持管理の検討は
一括交付金でできないものなのか、外の壁から浸透水が来て、中のベニヤ板が落ちてきたとか、生活されている方に支障を来しております。その辺、今後の管理を考慮した事業計画をそれに充てられないか、お願いいたします。
○議長(小渡久和) 當眞村長。
◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 村営住宅とかの改修については、住民の方々の声を聞きながら、防水とかいろいろなものを随時行っているところです。もし、そういう事例があれば早目に言っていただいて、早急な対応をしたいと思いますが、
一括交付金の使途というのは、生活というよりも観光とか、またITとか、どちらかというと沖縄の抱える問題、子育ての部分、それから福祉の問題、学力向上、そういう部分にある程度絞られた予算となっております。自由度の高い予算ではあるんですけれども、何にでも使えるということではありませんので、そのあたり、今おっしゃられている村営住宅の件は
一括交付金には該当しないと思います。ただ、その部分については、ほかの部分で単費も含めて改修しているところでございます。
○議長(小渡久和)
新里文彦議員。
◆1番(新里文彦) わかりました。
情報通信産業振興費というようなことで
ソフト事業の
一括交付金があります。そこにおいて、
村内防災無線の活用のあり方において、台風時期は警戒態勢を促すことはできても、停電が始まったときには一切の放送が使われていない。広報車が回って水の使用制限とかいろいろあると思うんですが、この停電時に防災無線の強化体制で蓄電池を投入して、いつでも使える、情報をいち早く伝えるというような
システム体系はとれないものか伺います。
○議長(小渡久和) 當眞村長。
◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。
一括交付金については、防災関係は該当します。いろいろ備蓄倉庫を各区に設置しましたけれども、それも
一括交付金で導入したものでございます。今おっしゃられている部分も、今まで使ってきた防災無線も古くなってきている部分もありますので、時代に即した
防災無線システムというのはいろいろ検討しているところではございます。ただ、宜野座村においては、今おっしゃられているとおり停電が多く発生していて、新しい
防災システムというのはネットを使ったりとか、いろいろな形で行われている。光ファイバーなどを活用したものとかいろいろあるんですけれども、アナログ的なものもまだ宜野座村にとっては必要ではないかという話をしているところです。ただ、各家庭にお配りしている防災無線の子機のほうも、電池を入れれば停電時でも使えるような状況でございますので、そのあたりについてはあえて蓄電池というようなことではなくて、各家庭でそのあたりを準備していただいて、情報を入手するというような形をとっていただければと思っております。
○議長(小渡久和)
新里文彦議員。
◆1番(新里文彦) 私のほうでも子機の使用というのは、村民の皆様にも聞かれたときには話をしているんですが、子機がないというようなところもありまして、また村全体の災害状況がどういう形で、ここは電気がついているけれども、ここは電気がついてないとか、やはり避難するための施設への移動とか、また家族のほうへの移動等、公民館とかの避難場所の指定とかはあるんですが、限られたスペースだと思います。また、
ひとり暮らしの方もいらっしゃいます。そういう中でこんな情報を速やかに通知するための強化をどうしても図っていただきたいと。また前年、電柱が折れて大きな被害がありました。そういうときに珍しく折れて、もし感電の事故とかがあれば、本当に大変なことになりますので、こういう安全面を配慮して、ここには近づかないでほしいなど、こういう復旧作業がいつごろ開始できるなど、住民へのサービスの防災無線として強化体制を図っていただきたい。また、そういう事業を早急な導入で対応していっていただければと思っております。
○議長(小渡久和) 當眞村長。
◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 今おっしゃられた部分、まずは情報発信の体制もあるかと思っております。今、こういう細かい部分までの防災無線を活用した周知というのは行われておりません。水道の制限だとか、そういう呼びかけというのはしますけれども、例えばどこどこで電柱が倒れて通行止めですということはないかと思っております。そういう部分も今後、台風情報も含めて、もう少し丁寧にする形も必要かということで考えておりますので、そのあたりについて検討させてください。 また、公民館の避難場所の件ですけれども、各区長を初め、御理解いただいて避難場所として使わせていただいております。ただ、今年度の事例で反省事項というか、あったことが、医療行為というか酸素、そういうものが必要な方が各区事務所に避難してきた場合にどう対応するかということで、そのあたりのフォローでかなりばたばたしたことがあります。今年度は新年度予算にも計上しておりますけれども、社協のほうでそういう体制がとれないかということで、また医療行為など、介護を必要とする方、そういう方の受け入れというのは社協のほうでやってもらう形づくりもしておりますので、今、議員がおっしゃられた部分も含めて、改善できる部分はしっかり取り組んでいきたいと思います。
○議長(小渡久和)
新里文彦議員。
◆1番(新里文彦) よろしくお願いします。 別ではありますが、これまで各区で管理されていました下水道施設を村が一括で運営されるというようなことで、これまで使われていた各区に分けられたポンプ施設等、圧送ポンプというんでしょうか、自然勾配を利用した無駄のない、電気代や基盤、ポンプ、維持管理、メンテナンス等を含めたこういう削減につながる事業を、惣慶であれば漢那のほうまでラインを伸ばしてつなげて、既存にあった設備を廃止していくような、緊急対応の備品として置いていけるような、継続、管路延長というようなことで、
一括交付金で無駄を省くことはできないかということでありますが、この辺はどうお考えでしょうか。
○議長(小渡久和) 當眞村長。
◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 今の集落排水は、それぞれの地区で整備されてきた経緯もあって、本当に無駄が多い施設となっていると私は思っております。実際、特に松田を事例に挙げますと、橋を越えて旧国道があります。それから高松のほうにのぼっていきますけれども、その途中の住宅から出る汚水とかというのは、一度宜野座福地川まで下りてきて、それから前原を回ってのぼっていくわけです。小学校の横を通って、また潟原まで持っていくということをしているんですね。本当に無駄なことになっています。やはり今おっしゃられたものは、事業導入の段階での進め方がそうだったので今はそうなっておりますけれども、村のほうで一括管理していくことになっていますので、そのあたりを今後は経費がかからないように、そういう圧送ポンプなどが少なくて済むような形も含めて検討しているところですので、そのあたりの細かい点については上下水道課長のほうから説明させます。
○議長(小渡久和) 山城上下水道課長。
◎上下水道課長(山城次雄) それでは1番
新里文彦議員にお答えいたします。 平成25年10月までは各区の管理ということでやっていまして、整備も各地区だけの排水を考えていました。それで平成25年1月から一括管理ということで、全体を村が管理しているわけでございます。新年度予算でもお答えしましたけれども、今回、ストックマネジメント事業ということで、村全体の集落排水の処理を考えていこうという構想の委託業務を今回、平成27年度、予算化しております。そういう中で先ほど議員が言いましたように、近いところで処理していくという構想をまとめるという業務でございます。そういうことで平成27年度以降、これは策定しましたから、平成28年度からこの事業を導入していきたいと考えているところでございます。
○議長(小渡久和)
新里文彦議員。
◆1番(新里文彦) これまで別々だったものがまとまって、無駄を省くというような事業をぜひお願いしたいと思います。 また、上下水道課長にもう1点お伺いしたいと思いますが、家を建てるときに家主が水を引っ張りたいと。その水の本管がものすごく遠くにあって、家主自体が引きなさいと。それは可能というような水道施設整備が滞っている状況の場所が数多くあり、住宅を建てるにおいても莫大なお金がかかるような事例がこの数年で出ております。そういう道ができれば必ず建物が建っていく。また、そういう道と同様に、管路工事をなされる計画等があるのか、確認したいと思います。お願いします。
○議長(小渡久和) 山城上下水道課長。
◎上下水道課長(山城次雄) 再度お答えいたします。 うちの水道の条例の中には、水道既設管を引く場合は申請者の負担ということになっておりまして、議員がおっしゃるとおり、個人で引いている状況でございます。それで今年ですけれども、管路の老朽化が激しくて漏水も多いということで、今回、平成27年度予算で配水管の更新事業ということで、防衛の
調整交付金で予定しております。それができ次第、いろいろと集落内は配水管の敷設ということで考えていきたいと思っております。
○議長(小渡久和)
新里文彦議員。
◆1番(新里文彦) 防衛予算でというようなことでしたので、私は
一括交付金でできるものかと思っておりました。まず、住民が住みよい宜野座村にするために、10メートルほどだったら個人負担でも可能だと思うんですが、それがものすごい距離になると、確実に負担増で上がってくるものだと思っておりますので、生活の向上を図るためにもそういうサービスの事業計画を進めていってほしいと思います。 また、
一括交付金において道路施設整備事業というような形で福山地区の、あれは防衛になるのかわかりませんが、崩れて長いことカラーコーンが立てられていると。福山団地から、元の粗大ごみ置き場に向かっての中間ではありますが、軍用車両が通る、大雨で二次災害もあり得る可能性もある中、緊急な対策がなされていない。また、仮舗装さえもされていない。ただカラーコーンが立っているだけで、事業計画に置かれてはいると思いますが、こういう場所も住民の生活道でありますので、そういう整備を事業計画の中で構想を含めて、補修を行うまでの
一括交付金の使用はできないのかお伺いいたします。
○議長(小渡久和) 當眞村長。
◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 まず、
一括交付金はこういう道路整備は該当しません。ただ、その道路については防衛の障害防止でできないかということで事業を考えておりまして、その部分については村営住宅から一旦、低く下がってコーナーになっているところの左手だと思うんですけれども、今、線形とコーナー、カーブになっているということもありますし、縦断勾配もきついですので、その部分についてはショートカットできないかということで進めています。上のほうから線形をきれいにしたまま、下におりずにショートカットする道路整備の方向で防衛と調整しているところです。今後めどもつきそうな流れもありますので、そういう今後の事業ともあわせて考えていきたいと思っております。この部分については、災害が起こらない体制づくりはしないといけないと思っていますので、そのあたりの措置については建設課長のほうから対応について、現在の取り組みについては建設課長のほうから説明させたいと思います。
○議長(小渡久和) 仲程建設課長。
◎建設課長(仲程正) 引き続き、
新里文彦議員の質問にお答えします。 まず現場ですが、向こうの現状は重力式擁壁が滑って傾いているという状況です。仮舗装の件もありましたが、あれを仮舗装して車を通した場合、余計に被害が大きくなると予想しております。というのは、大型車が通ると、擁壁が傾いて転倒するという状況が起こると思っております。これは福山区にも説明しておりますが、しばらくはそのままで別のルートを検討していると。その道路には下水道管、集落排水の汚水管、ガス送管、農水水道の埋設管が埋設されていまして、擁壁が転倒して道が崩壊した場合は、その施設に大きな被害を及ぼすと予想しておりまして、現在はそのまま仮舗装もせずに、車を通さないようにしている状況であります。
○議長(小渡久和)
新里文彦議員。
◆1番(新里文彦) 仮舗装をしたら二次災害が起きるということで、今後の安全面も考慮した対応だと思いますが、向こうは外灯もなく、コーナーになっていて、車がスライドさえもできないような状況です。それに米軍車両等の大型車、またジープみたいなものが通れば、どこかがヒヤリ・ハットというようなことでブレーキを踏み、道を譲らないといけないような状況になっております。そういう配慮も、事業が進むまで待っていてくださいではなく、そういう対応を考えながら、カーブミラー、外灯、またスピードを落とす注意喚起、こういう配慮も生活されている方たちへやっていただきたい。また、こういうものはすぐにでもできると思いますので、事業が進むまで安全対策として行ってほしい。また、今後の検討をお願いいたします。 以上をもちまして、私の質問は終わりますが、村民のために早急な対応をよろしくお願いいたします。以上で質問を終わります。
○議長(小渡久和) これで
新里文彦議員の一般質問は終わりました。 順次発言を許します。 浦崎康之議員。
◆3番(浦崎康之) 皆さん、おはようございます。2番バッターの浦崎であります。3番にきちんとつなげるように頑張りますので、ひとつよろしくお願いします。 さきに通告しました一般質問をさせていただきます。まず最初に、1.子誉め条例の制定について。 去った1月25日の宜野座村学力向上推進実践発表会では、地域関係者275名もの出席者があり、児童生徒の学習成果に関心の高さを示すものだと思います。 さて、その実践報告書の中で、「あなたは大人から言われてうれしい言葉は何ですか。」というアンケートで、小学校では、「ありがとう。上手だね。スゴイね。」中学校では、「ありがとう。頑張ったね。やればできる。」という答えが返ってきたそうです。昔から子供は叱るよりも、誉めて育てよと言われておりますし、誉められた以外でも自立自戒につながるであろうと思います。そこで私は、地域ぐるみで子供を健全に育てようとする目的で、困っている人を助けたり、スポーツ大会等で優秀な成績をおさめたりした場合に、誉めてあげる「子誉め条例」を制定してはいかがと提言するものであります。 条例では小中学生を対象に地域住民及び学校長は、善行を行ったまたは、他の範となる者を村長に推薦し、村長はこれを表彰するとし、「心身ともに健全な児童を育成する。」という意味合いから早急に実現すべきだと考えます。村長はいかがお考えか所信をお伺いいたします。 2.インフルエンザの対策についてお伺いします。 まず、村内での現在のインフルエンザの感染者の発生状況をお伺いいたします。 次に、村では学校や幼稚園、保育所についてどの程度の感染者が発生した場合に学級閉鎖や学校閉鎖、施設の閉鎖等とするのか基準を設けていると思いますが、この現在の基準についてお伺いいたします。 さらに集団感染が懸念される学校や幼稚園、保育所での感染予防対策として、どのようなことを実施しているのかお伺いいたします。
○議長(小渡久和) 當眞村長。
◎村長(當眞淳) 浦崎 康之議員の一般質問にお答えします。 私のほうからは子褒め条例の制定についてとインフルエンザ対策についての保育所の部分、健康福祉課が担当している分は私のほうから答弁しまして、学校関係は教育長のほうから答弁することになっておりますので、よろしくお願いします。 まず、子褒め条例の制定についてでございますが、鹿児島県志布志市の子ほめ条例というのが制定されております。ボランティア活動に参加したり、親孝行や挨拶をきちんとしたりする子供を積極的に表彰し、成長をサポートしようという趣旨で制定されているようであります。子供を褒めて育てることについては、私も賛成であります。現在、宜野座村においては、子供たちを激励する意味でいろいろな取り組みがありますけれども、まずは例を挙げますと、宜野座村ふるさと基金の設置管理及び処分に関する条例が制定されており、その基金運用規程により児童生徒が体育活動や文化活動において、優秀な成績によって県内の離島及び県外等へ派遣される場合は、一定額の奨励費を助成しております。また、各区においても同様な取り組みが行われております。それから各区の学事奨励会、また子ども会などで子供たちが表彰される場面はあるように感じております。地域ぐるみでの取り組みも当然大切でございますけれども、まずは家庭内で保護者が率先して褒める意識の啓蒙が必要かと考えております。子褒め条例の制定については、関係者の意見等を拝聴しながら検討していきたいと考えております。 それからインフルエンザ対策についてでございます。村内の現在のインフルエンザ感染者の発生状況についてでありますが、成人の方の発生数は把握できません。しかし、保育所の発生数は把握しておりますので、御報告いたします。まず3保育所において、昨年10月以降の発生数でございますが、園児については松田保育園が20名、村立保育所が16名、かんな保育園が11名、計47名。職員の感染については、3園合わせて7名となっております。2月26日現在、インフルエンザで休んでいるのはかんな保育園の園児1名となっております。村内保育所における施設の閉鎖基準についてでございますが、保育所は両親共働きなどで保育に欠ける子を受け入れているため、基本的に閉鎖はしないこととなっております。それによって閉鎖の基準というのは設定されておりません。 保育所における感染予防対策についてでございますが、保護者に予防接種の勧奨(2回接種)やインフルエンザの発生状況等の情報提供をするともに、保育所においては毎日の手洗い、うがい指導、登園時の玄関での体温測定、積極的なマスクの着用などを実施しております。体温が37.5度以上ある場合は登園を控えてもらって、症状があれば病院受診をさせるなどの対策をとっております。インフルエンザを発症した園児は、発生から5日間が経過し、かつ解熱後3日間が経過するまでは休んでもらうような対策をとっているところでございます。私からは以上です。
○議長(小渡久和) 志良堂教育長。
◎教育長(志良堂芳男) それでは引き続き、浦崎議員にお答えいたします。 インフルエンザの発生状況並びに学校における閉鎖基準、そして予防対策についてでございます。今年度のインフルエンザ調査は、平成27年1月5日から始まり、1月5日から1月11日はインフルエンザ感染者が村内幼・小・中合わせて27人、翌週も27人と最も多くなっておりましたが、1月19日から2月1日の期間は平均14.5人と、大分回復傾向となっておりました。ところが2月2日から2月8日の期間で24人と上昇しており、その後、2月9日から2月15日は21人、2月16日から2月22日は25人と横ばい状態にあるため、継続して注意が必要であると考えております。 今年度は1月15日から1月16日の期間に、
宜野座中学校の1学年が学級閉鎖となっております。インフルエンザ等感染症の出席停止及び学級閉鎖、学校閉鎖等の臨時休業につきましては、学校保健法第19条及び第20条で定められております。インフルエンザは発病後5日間、かつ解熱後2日間の出席停止期間となっております。インフルエンザの発生に対し、臨時休業の決め方に関しましては、欠席率の急激な増加、罹患者が多くなったとき感染症の流行状況等を考慮し決定されます。その場合、臨時休業が有効かどうか判断するには、学校医または地域の保健所と学校が相談の上、学校の報告を受け、最終的な決定は教育委員会となっております。 また、各学校はインフルエンザの予防対策として、帰宅や食事の前には手洗い、うがいの励行、また学校においては教室の換気を十分行う。保健だよりでの呼びかけ、生活リズム、食事、運動による免疫力アップなど、基本的な生活習慣の重要性等の対応を行っております。
○議長(小渡久和) 暫時休憩します。 (10時49分) 再開します。 (10時49分) 浦崎康之議員。
◆3番(浦崎康之) まず、子褒め条例の制定ということで質問しましたけれども、先ほど村長から学事奨励会とか、いろいろ表彰をしていると。那覇市でも退職校長のOB会ですか、子褒め条例ではないんですけれども、そういう全校児童の表彰制度を行っていると。あちこちで表彰制度もあります。私も少年野球をずっと指導していて、「監督、いつも頑張っているね」と言われたら、大人でもとてもうれしいものです。褒められて悪い気はしません。なおさら、子供たちも褒められたらうれしいと思います。「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば人は動かじ」という言葉があります。こういう施策は財政的負担が伴うものではないと思いますので、改めて村長の子褒め条例に対する考えをお聞かせください。
○議長(小渡久和) 當眞村長。
◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 条例の制定について、予算的にもかかるものでもないと思いますし、制定するということはそんなに難しいことではないとは思うんですけれども、ただ、制定する上でしっかりとした取り組みというのをしていかないと、条例を制定して満足しては困ります。ですから、そのあたりを教育委員会の皆さんとか、今、地域でやっている、褒めていろいろ激励しているものもありますので、その辺も踏まえて、条例を制定する際、どういうものにするかという審議もしっかりとやった上でないと、また制定したけれども中身が伴っていないということであったら、それは意味がないものになりますので、今、地域で子供たちを激励しているところ、またいろいろな表彰があったときに私のところにもよく来るんですけれども、子供たち、みんな激励しております。そういう流れも、今、議員がおっしゃられている条例制定については十分理解はしているんですけれども、制定する上でのしっかりとした話し合いというのは私は必要だと思うので、それを踏まえて検討したいと考えております。
○議長(小渡久和) 浦崎康之議員。
◆3番(浦崎康之) わかりました。 しっかり検討して、できれば条例の制定をして、もしできるなら一緒に前向きに考えていきたいと思っております。 インフルエンザの件ですが、高齢者の65歳以上のインフルエンザの定期ですか、10月から2月までだと思いますけれども、その接種率を教えていただけますか。
○議長(小渡久和) 幸喜健康福祉課長。
◎健康福祉課長(幸喜均) それでは、3番 浦崎康之議員にお答えいたします。 65歳以上のインフルエンザの接種者数は840人です。接種率は約70%ということになっております。
○議長(小渡久和) 浦崎康之議員。
◆3番(浦崎康之) 予算にも係ると思いますけれども、高齢者のインフルエンザは990名で10月から2月までですか、予算をとっていますよね。この2月を超してしまうと接種ができないんですか。それだけ聞かせてください。
○議長(小渡久和) 幸喜健康福祉課長。
◎健康福祉課長(幸喜均) 引き続き、3番 浦崎康之議員にお答えいたします。 10月から1月末までという接種期間を定めております。理由は、早目に接種してもらわないと、期限をいつまでも決めないでやっていると、一番ピークの時期に抗体ができていないということになってしまいますので、10月1日ごろには個別通知で対象者全員にお知らせしておりますので、十分周知はされているかと思います。
○議長(小渡久和) 浦崎康之議員。
◆3番(浦崎康之) 十分周知はしていると思いますけれども、70%しかないんですよね。金武町も恩納村にも聞いたら、やはり70%から80%未満なんですよ。金武町はチラシ、広報で呼びかけているらしいんですけれども、宜野座村はチラシ、広報等をどういう形でやっているのか教えてもらえますか。
○議長(小渡久和) 幸喜健康福祉課長。
◎健康福祉課長(幸喜均) チラシに関しては、個別通知と一緒に送付しております。その中には予診表を事前に書いてすぐ受けられるように医療機関に持っていって、いついつまでに受けてくださいということはそのチラシの中でお知らせしております。広報というのは、個別通知をやっていますので65歳以上の方には行っておりませんが、それ以外の方には全世帯のチラシとか、そういう形で広報は行っております。
○議長(小渡久和) 浦崎康之議員。
◆3番(浦崎康之) 先ほど村長から成人は把握していないと。インフルエンザの発症について、一般の人数がわからないと。あれは保健所から役場のほうに通知が来るのではないですか。
○議長(小渡久和) 幸喜健康福祉課長。
◎健康福祉課長(幸喜均) 引き続き、浦崎議員にお答えいたします。 保健所から報告は来ます。ただ、これは保健所管内での発生者数でありまして、それも指定された医療機関で全ての患者数をそこも把握しているわけではありません。それで大方の動向を見るという程度なので、その中で宜野座村がどれぐらい発生したかということは、正確な数字はつかめません。
○議長(小渡久和) 浦崎康之議員。
◆3番(浦崎康之) わかりました。 金武町と恩納村、宜野座村も含めて、宜野座村は高齢者は無料ですよね。金武町は高齢者、小学校、中学校、高校、1,000円負担しているそうです。恩納村は高齢者1,000負担、小・中・高、一般は有料だそうです。宜野座村はすごく先進をいっていると思っているんですけれども、小・中・高の接種率がまだ低いと思うので、小・中・高も無料にしたらいかがかと思いますが、どうでしょうか。
○議長(小渡久和) 當眞村長。
◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 こういうものについては財源の関係もございますので、誰でも無料のほうがいいに決まっているんですけれども、そのあたりも確認した上でやらないといけないというのがございます。また、今年度のインフルエンザの予防接種については、子供を持つ親の世代、働き盛りの世代、それを追加して補助して、以前は3,000円程度の持ち出しがありましたけれども、1,000円でできるようにという支援も行っているところでございますので、さらに安くということは、今の財源からいくとちょっと厳しいのかなという感じはしています。
○議長(小渡久和) 浦崎康之議員。
◆3番(浦崎康之) わかりました。 財源的に厳しいということで、できれば頑張ってほしいと思います。 この間学校に聞きましたけれども、予防接種は予防であって、かかるかかからないかは予防をしてもわからないということだったので、それでもせっかく公の助成をしているので、皆さんが受けるようにチラシ等、10月から広報紙にも載せてもらって、来年はインフルエンザの発症が少なくなるように期待して、これで質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(小渡久和) これで浦崎康之議員の一般質問は終わりました。 暫時休憩します。 (11時00分) 休憩前に引き続き会議を開きます。 (11時13分) 順次発言を許します。 山内昌慶議員。
◆8番(山内昌慶) さきに通告いたしました件につきまして、議長の許しが出ましたので質問をさせていただきます。 1番目に、宜野座村の農業について。 宜野座村は長きにわたり、農業立村という考えのもと、農業を振興してきたと思いますが、現実を直視すると、なかなか厳しい状況だと思います。なぜかと振り返って見ると、農業を営んでいる方々で儲かって豪邸を建てている方々が見当たりません。宜野座村はいろいろと農業への補助があり、宜野座村で農業ができなければどこでもできないと言われた時期もありました。しかし実態は、農地を手放さなくてはいけない状況になっている方々も少なくないように私の目には映ります。しかし中には後継者もいて希望に胸を膨らませている方もいますが、数は多くないように思います。そのような中、TPP問題等で農業は厳しくなるばかりですが、村長に次のことについて伺います。 (1)農産物はそれぞれあり、端的には答えられないと思いますが、農家側と行政側との協力関係で、農家の農業所得を向上させる方法がないか伺います。 2番目に、関連質問がありますので、この問題は大体わかるんですけれども、質問させていただきます。現焼却炉の使用期限延長交渉の進捗状況について。 現焼却炉の使用期限の迫る中、新焼却炉建設問題の件については、當眞村長の5年という確実なる回答のもと、ほぼ終了に近い状況だと考えられますが、消防衛生組合が管理する現焼却炉の管理上の問題として、ビニールの焼却臭、そして黒煙の問題について城原区民による10日間の追跡調査をした結果、ほぼ原因がわかってきました。その原因の解決方法は、これまで城原区側が金武地区消防衛生組合側に数年前から数回の提言をした「長崎県大村市の管理方法に学べ」ということを言ってきています。このことがこれまでも城原区との問題解決策だったにもかかわらず、消防衛生組合側に動きがなかったことですが、ここにきて管理者、副管理者がかわり、フットワークよく、早速解決に向け実行に移すとの話を聞いていますが、村長に次のことを伺います。 (1)長崎県大村市中心部に位置する焼却炉を持ち、以前城原区と同じ悩みを市民に与え、その問題を市職員等で解消した地域への研修を正・副管理者と担当者で行くということは本当でしょうか、伺います。 (2)どんな立派な施設であっても、管理能力が伴わないと機能を十分に活用できないと思います。ましてや老朽化した現焼却炉についてはなおさらのこと、管理能力の向上を図る必要があるとの思いから、現焼却炉施設職員の研修会への動向を求めたいが、そのことについて村長の見解を伺います。
○議長(小渡久和) 當眞村長。
◎村長(當眞淳) 山内昌慶議員の一般質問にお答えいたします。 農家の所得を向上させる方法はないかということでございますけれども、農家、それから作物、それぞれ条件が異なる中で、具体的な方法というのは、こちらで答弁はできませんが、村としましては多くの農作物に対応したさまざまな支援を行うことで、農家の所得向上につなげてほしいと考えております。まず、具体的な支援策としましては、農産物の生産性の向上のための農機具購入補助を初め、農薬、肥料、サトウキビ及びパイナップル等、種苗植えつけ圃場など、27項目の農林漁業関係の補助を行っております。また、農業労働力の向上に向けましては、JA及び宜野座村が事業主体となり整備いたしました農業機械、ハーベスターやトラクターなどでございますが、その導入事業の実施並びに組織力の向上に向け、JA各生産部会への活動費の助成なども行っております。それから土地改良区の組織及び圃場維持や夏場のかん水費用を関係各区の負担金に加え、村も一部助成しており、引き続き関係団体と連携して、農家支援を行ってまいります。そのほかにも平成26年度に各区で実施いたしました「人・農地プラン」策定に向けた農家会議を基礎に、地域別農業の指標を作成し、それに基づき担い手農家の育成と農地集積や家族協定の締結の推進等、人と農地の問題解決についても取り組んでまいります。それ以外に現在、有機の里宜野座村推進基本計画に基づき事業展開しております、宜野座型エコ農業の推進を最優先に進めるため、農業技術営農指導員及び土壌分析、肥料設計、エコファーマー認定指導員等を配置し、より一層農家と密接に連携しながら、本村農産物の差別化並びに知名度アップを図り、農家収入の向上を目指していきたいと考えております。それに加え、農産物直売センター「未来ぎのざ」を拠点とした、本村農産物の販路戦略の展開を実施しながら、あわせて農家が直接生産、加工、販売を展開する6次産業化事業を支援していきたいと考えております。 次に、質問2点目の現焼却炉の使用期限延長交渉の進捗状況についてでございます。(1)(2)はまとめて答弁させていただきます。現ごみ焼却施設の使用期限延長についても、今後の運用についても、城原区民の皆様の御理解がなければ難しいと考えております。そこで平成27年2月28日から金武地区消防衛生組合の管理者である仲間 一金武町長と副管理者の私、そして消防衛生組合の衛生課職員2人、それに加え、現焼却施設の運転管理委託先の技術者も長崎県大村市の研修に同行させ、技術向上を図り、運転管理を改善するため研修を行ってきたところでございます。今後、プラントメーカーだけではなく、コンサルタントなどの意見も踏まえつつ、対策を講じ、城原区民の皆様の御理解を得られるような対応をしてまいりたいと考えております。
○議長(小渡久和) 山内昌慶議員。
◆8番(山内昌慶) 農業についていろいろな施策をやっているということはある程度わかるんですけれども、これからの農業についても自分の意見を含めて、農家は自然との闘いをしながら農作物をつくっていくため、台風被害、病害虫被害等に悩まされ、加えて産地との競争があり、なお一層の厳しさを増してきて、予想どおりの収入が入ってこないこともあり大変だと思います。また、せっかくつくった作物が売れなくなった場合はなおさらのことであり、このように踏んだり蹴ったりを何回か繰り返していくと、負債を抱え農地を手放す方も出てくると思います。そのような農家もいると思う中、宜野座村はこれまで対策として、土地改良をし、ハウスに補助をし、台風対策をし、肥料、農機具、農薬等への補助も出し、農家の所得向上対策をやってきたと思いますが、農家の状況は昔より悪くなっているような気がします。昔は借金のため農地を売る方はほとんどなかったと思います。これからの農業政策は大きな見直しをしていく必要があるのではないかと思います。最近、庭先農家の栽培技術が向上し、野菜や果物を未来ぎのざへ出荷する方々が多くなっているとの話を聞き喜んでいますが、未来ぎのざの役員である村長に次のことを伺います。 出荷者のAさんが並べている野菜の上に、Bさんの出荷物が置かれていたため、Aさんの野菜がしおれて怒っていたとの話や、バックヤードにしおれた野菜が置かれているという話を聞きますが、農家と管理者側の約束はあると思うんですけれども、そういう状態が実際にあるのか、村長に伺います。
○議長(小渡久和) 當眞村長。
◎村長(當眞淳) 引き続き、山内議員にお答えします。 未来ぎのざにおける販売の店舗での問題についてでございますが、今、議員がおっしゃられている部分、あると伺っております。今、未来ぎのざのほうは体制として、以前より1人少ない体制で運営している状況でございまして、その店舗を総合的に見る人、そして農家を回ったり、そういう役割の人がいない現状であります。そういう部分で農家の皆さんとのかかわり方とか、ルールなどの指導も、指導体制が少し弱くなっているのかという気がしております。今後、そういう部分も含めて、また道の駅に登録されたこともございますので、そのあたりの体制強化を図りたいということで、当然会社は別ですので、そこの役員会を経て、いろいろな体制強化を図りたいという考え方を現在持っているところでございます。
○議長(小渡久和) 山内昌慶議員。
◆8番(山内昌慶) 実態がわかっているのであれば、その対策もよろしくお願いいたします。 農家の所得の向上を図るという目的もありますけれども、極端に言うと、今のままだと農家殺しのようにも聞こえてくる話がありますので、そこのところの御配慮をよろしくお願いします。 また、宜野座村にはたくましい生産者がいて、自分で生産した作物を自分のブランド品として本土に自分で送っている方がいて、その人の話を聞いてみますと、流通の面で中間業者に半分近くの利ざやを取られてしまうため、自分で那覇港に持っていって、そこから船積みをし、消費者のところに売ることにより所得が向上するということを言っておりました。JAだけに頼っていると殺されてしまうということも言っていましたけれども、独自でそういう取り組みをしている農家もいて、所得が向上するということがよくわかったような気がするんですけれども、今後そのような形態につながっていく農業になっていくのかなと思いますけれども、そういう方々から生産から出荷まで何か行政側に支援が求められたとき、できる範囲での支援ができるかということを村長に伺いたいと思います。
○議長(小渡久和) 當眞村長。
◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 今の質問から輸送量の補助のことなのか、まだはっきりしませんけれども、きちんと輸送量の補助というのも制度としてはありますので、きちんと相手先がわかる場合にはそういうもので対応していると思います。また、先ほどJAの話もありましたけれども、JAはJAの役割があると思いますし、その中で我々としては今は未来ぎのざでいろいろやっておりますけれども、お互い敵対するとかということではなくて、お互いのいい面をお互いて伸ばしていけるような、弱い部分を補完していけるような関係というのは大切だと思っておりますので、そういう意味ではJAも含めて、本村の農業振興に取り組んでいるところでございます。
○議長(小渡久和) 山内昌慶議員。
◆8番(山内昌慶) JA関係には宜野座村民のJA職員もたくさんいますけれども、宜野座村の農家の所得向上を考えてくれるのであればそれに越したことはないと思いますので、そこのところは同じ農家の所得向上のためにということで競争するのではなくて、お互いに力を寄せ合って頑張っていくよう私も話をしていきたいと思います。 その中で現役農家を支援し、農業も頑張ればもうかることを若者たちに示すことができたら、農業後継者はおのずと育ってくるものだと私は思います。農業は難儀だけしてもうからないということが若者たちに浸透していると思うんです。だからそういうことで現農家の人たちがもうかっているというような形に持っていって、行政側が支援できる範囲でそういうところに持っていけたら、農家ももうかるんだということで農業をする青年たちがふえたら、後継者育成の資金のところも軽くなってくるのではないかと思いますので、補助の体制についても考え直す必要があるのではないかと思いますが、そのことについて村長の見解を伺います。 現役農家の支援をしてもうかってもらうような方法に、先ほど6次産業ということもありましたけれども、そのような関係の質問です。
○議長(小渡久和) 當眞村長。
◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 農業の後継者を育成するには、やはり農業の魅力、そしてもうかるというのがないと続かないということでありましたが、最もだと思います。今、村のほうでも青年クラブなども活発に活動してきておりますし、独自でいろいろな取り組みがなされてきております。また、JAに頼らずにネットだとかそういうものを活用して、若者特有のそういう部分を活用して販売を展開している人も出てきております。そういう意味では、今の農業の魅力というのを若い人たちがみずから実践している部分もありますので、我々としてはその後押しをするのが役割だと思っております。ですから、いいものができたらそれを発信したりとか、青年クラブにいろいろな情報を提供するとか、そういうかかわりの中で今後も引き続き、次世代を担う農業の青年クラブの皆さんを含めた若者に、農業の魅力という部分を一緒になって支援しながら後押ししていきたいと考えております。
○議長(小渡久和) 山内昌慶議員。
◆8番(山内昌慶) 農業に関して、ぜひそのように頑張っていただきたいと思います。 焼却炉について、去る2月27日と28日に焼却炉の現場職員は実費で、城原区から2人、行政委員長と区長の都合により、私が代理で行って見てきました。前回、私たちも行ってきて、何箇所か行った中でそこが一番城原区の焼却炉の問題解決が図れるということがありましたので、消防衛生組合に何度も話をして、見てきてそれを実施してくれということで持ちかけたんですけれども、なかなか動かなかったという経緯がありました。先ほど読み上げた質問の中にも、管理者がかわればいろいろなことが変わってくるということで、今、大変いい状況になりつつあると私は感じてはいるんですけれども、しかしながら27日、28日に実際に見てきて、学んできて、そのことが反映されるのかというのを、お金がかかることは後回しでいいとして、すぐにできることが何点かあったことは私も覚えています。そのことを現在実施すれば、80%ぐらいの悩みの解決はできると思うんです。そこのところについて、学んできたことを実施しているかを村長に伺います。
○議長(小渡久和) 當眞村長。
◎村長(當眞淳) 引き続きお答えいたします。 これまで城原区民の皆さんにおかれましては、ごみ焼却施設の受け入れをしていただいておりまして、本当に感謝しているところでございます。また、米軍との関係の中でなかなか新しい施設の建設着手ができないということで御心配、そして引き続き御迷惑をかけることになることを大変心苦しく思うんですけれども、やはり城原区民の皆さんの御理解がなければ使用延長もないと思っておりますので、現在取り組んでいる状況について少し御報告いたします。 今、御質問にあった大村市の現状を踏まえて、視察を踏まえてどういうことを行ったかということについては、山内議員も現場に一緒にいましたので、まずは黒煙の問題ですね。黒煙が出る大きな理由については、やはりバーナーの清掃というのが一番ポイントだというお話がありました。この清掃については、現在、研修から帰ってきて後は周1回、バーナー周りの清掃を実施している状況でございます。研修に行く前に大村市のほうから話を伺って対応していることもございましたので、最初のバーナー着火時の、バイパスを通さずにバグフィルターに最初からつなぐ、そういうことで黒煙が出るのを防ぐということは継続して行っているところです。今後、そういう御指摘があった部分、向こうで研修してきた部分の中で、どうしても予算がかかることもございますので、そのあたりについては計画的なものを提示しながら、また施設についてもコンサルタントなども入れて、実際、効率的にどのようにできるのかという部分もアドバイスを受けながら、現施設の運用の改善、また城原区民の皆さんに理解が得られるような取り組みもしていきたいと考えているところです。
○議長(小渡久和) 山内昌慶議員。
◆8番(山内昌慶) 大変重要なことだと思いますので、ぜひ実施してほしいと思います。 この件については城原区でも、協力というよりは近いところにいる方の精神的な立証のできない被害を受けているというようなことで、実際に被害を受けているか、受けていないか証明はできないんですけれども、ぜんそくとかそういう方々がその地域には、一番近いところには最初は3人だったのが今は5人ということで、またちょっと離れたところに子供2人と。また、その上のほうに1人と、5世帯あるんですけれども、そういう感じでその地域は、立証はできないんですけれども、部落の人たちにも全体が迷惑がかかっているという考えのもとではあるんですが、特にそのエリアの5世帯に城原区独自で空気清浄器を入れて、少しでも緩和していただこうということで協力体制をとっておりますので、管理者のほうも手抜きのないように、きちんとやれば今までのビニール臭、黒煙とかは出ないということをこの間学んできましたので、それを手抜きしないように実施していただきたいと思いますが、それについて村長、よろしくお願いします。
○議長(小渡久和) 當眞村長。
◎村長(當眞淳) 引き続き、山内議員にお答えします。 当然、手抜きということではなくて、しっかりした取り組みというのはやっていきます。ただ、大村市と施設の状況が違うとかということもありますし、また老朽化している部分も正直言ってありますので、その中でいかに最善の策をとっていくかということは大切だと思っていますので、その対応をさせていただきます。また、これまでの話し合いの経緯を振り返ると、私がかかわるようになってからは、どちらかというと新しい施設がいつできるのかと、建設問題について話し合いが主に行われていたと思います。その時点から今の施設の運用改善も含めてやっていればよかったなという部分は正直、反省しているところでございます。いろいろな指摘の中で運用の仕方、施設のタイプというか、いろいろ違うということで線を引いていた部分があったのかなということで、本当に反省したところなんですけれども、今後しっかりと今の施設の中で住民の負担が少しでも軽くなるように、また精神的に安心してできるような運用の仕方についても取り組んでいきたいと思いますので、今後もいろいろ気づいた点等、御指摘があれば対応していきたいと思っております。
○議長(小渡久和) 山内昌慶議員。
◆8番(山内昌慶) 私も区長をしているときから十二、三年、十四、五年ぐらいになりますか、この件についてかかわっているんですけれども、基本的には手抜きみたいなことがなければ、ずっと以前に解決していた問題だと思います。一貫した主張をしてきたんですけれども、なかなか管理者側に理解してもらえず、ここまで来ているんですけれども、福山区にできるということが確実にわかって、また新しいところでも、新しい施設であっても管理者がちゃんとしないと問題は起こってくると思いますので、そこら辺を十分に考慮して、今後も含めて環境行政に対しても十分配慮していただきたいと思います。 これで私の質問を終わります。
○議長(小渡久和) これで山内昌慶議員の一般質問は終わりました。 暫時休憩します。 (11時44分) 休憩前に引き続き会議を開きます。 (14時00分) 一般質問を続けてまいります。順次発言を許します。 安富 繁議員。
◆9番(安富繁) 議長の許可が出ましたので、質問させていただきます。 まず1番目に、総合運動公園内の駐車場整備についてでございます。 本村の総合運動公園の施設は阪神タイガースの春季キャンプ場として使用され12年になります。マスコミ関係者や野球の好きな方々がたくさん訪れ、宜野座村の知名度アップや、各方面の活性化に貢献していると思います。今年度においては野球場の屋根、内野スタンド、外野スタンド、打撃練習場等の整備がなされ、また、昨年度に完成した電光掲示板等もあわせて野球環境は相当のグレードアップになったと誇りに思います。しかし来訪客の増加に伴い、現在の駐車場ではおさまりがつかないような状況があり、特に練習試合等がある場合は民間地域まで路上駐車が見受けられます。交通安全や村民に迷惑をかけないためにも駐車場の整備は必要と思いますので、以下のとおり伺います。 (1)当総合運動公園内にある墓地の撤去をお願いし、駐車場として整備する考えはないか。 (2)村立の打撃練習場(バッティング練習場)の横の窪地を埋め立てて駐車場に整備できないかということでございます。 次、大きい2です。村道赤平線の整備についてでございます。 当道路は漢那区と福山区を結ぶ生活用道路、及び農業用道路として重要な利便性のある道路であります。また、村の防災上の避難ルートとして指定されています。現在の当道路は水道管埋設の跡が沈下しているところや、道路幅員が狭く車両が相対する場合、不便を来している。地形的な勾配の強い道路である上に上記のような状態では突発的な事象に避難道路として、また、
防災用道路としての役目が円滑に機能できるか疑問である。早期に整備が必要と思いますが、どう考えているか伺います。
○議長(小渡久和) 當眞村長。
◎村長(當眞淳) 安富 繁議員の一般質問にお答えします。 総合運動公園内の駐車場整備についてでございます。まず最初に、総合運動公園内にある墓地の撤去及び駐車場として整備する考え方はないかとの質問でございますが、平成21年度に宜野座区長、行政委員長、区有識者3名に用地取得委員を委嘱し、4名の墓地の地主または所有者と何回か交渉を行った経緯があります。交渉状況は、2名の地主は現在の場所よりよい場所があれば検討してもよいとのことでございましたが、しかし村としては同時、宜野座区が墓地団地を整備していた場所しか提供できないという回答をいたしました。地主としては納得できる場所ではないと断られております。またもう1名は、最近土地を購入し、墓を修復しているので、現在の場所から移動したくないとのことでございました。あと1名につきましては、隣接地主の土地を借用し墓をつくっているので、隣地主が同意すれば、一緒に移転は可能であるとのことでした。以上が当時の地主あるいは所有者の回答であり、墓を移転して用地の購入は厳しい状況でございました。その後、用地交渉は行っておりませんが、阪神タイガースのキャンプ時期などにおいて駐車場の不足は承知しておりますので、改めて地主の意向も確認した上で、対応について検討していきたいと考えております。 次に、打撃練習場横の窪地を埋め立てて駐車場の整備ができないかという質問でございますけれども、現存の駐車場について説明いたしますが、国道バイパス工事に伴い、地山を掘削し駐車場を整備した箇所と、後日、埋め土をして駐車場にした部分があります。埋め土部分につきましては、元の村道に沖縄県企業局の導水管が占用されており、埋め土による管への影響について検討するよう依頼した結果、占用者において補強工事を行い、村で土どめ擁壁を設置し、埋め土して駐車場として整備した経緯がございます。御質問の場所は、土地は旧村道のほか、建設省や沖縄県所有、管理施設も企業局の排水栓マンホール、水道の取水栓、野球場や
テニスコート、福山周辺からの排水施設のはけ口などがあり、かさ上げなどの改修、企業局導水管の補強工事など、かなりの整備費用がかかると思われ、以前の埋め土工事が企業局の補強工事を含めて3,500万円ほどの工事費がかかった事例を考えますと、駐車場に整備することについては費用対効果は低いのではないかと思われます。ただ、阪神タイガースキャンプ時以外でも
総合体育館でのスポーツ大会の開催時や村まつりなどのイベント開催時など、駐車場の不足が指摘されておりますので、現給食センターの取り壊しや中央公民館の建てかえなども控えておりますので、総合的に施設の配置、駐車場の整備についても検討していきたいと考えております。 次に2点目であります。赤平線の早期の整備が必要ではないかとの質問でございますが、現在、一時避難場所及び収用避難場所である
漢那小学校への道路整備を先に行うことを考えておりまして、災害時の避難を円滑に行えるよう、平成27年度に仮称ではありますが、村道赤崎中山線として、その部分については整備を進める予定でございます。御質問の村道赤平線整備につきましては、村道赤崎中山線の実施めどがついた時点で整備計画を作成し、順次実施に移していく考えでおります。東日本大震災以来、災害に対して備えることが意識され、漢那地域においても以前から避難道路の整備について要請が出されており、村としましても災害時の避難路対策、確保については緊急に対処すべき事項であると認識しております。
○議長(小渡久和) 安富 繁議員。
◆9番(安富繁) 質問をさせていただきます。 村長の答弁では、まず最初に駐車場の増設整備が必要ということだったと思いますが、それはそれでよろしいですよね。 先ほどもありましたけれども、阪神タイガースが使って13年、練習試合のときは1万人近くのお客さんがお見えになって、路上駐車とかいろいろ村民に迷惑をかけたんですが、これまで最大どれぐらいの駐車があったか把握されていますか。
○議長(小渡久和) 金城観光商工課長。
◎観光商工課長(金城勉) 安富 繁議員にお答えいたします。 阪神タイガースのキャンプをする上で、観光商工課のほうで駐車場の台数について若干調べましたので、御報告させていただきます。まず、役場周辺の駐車場、慰霊塔横の駐車場、
村営グラウンドのトイレ周辺の駐車場、中公民館周辺の駐車場、村営体育館前の駐車場、バッティングセンター西側の駐車場、それから国道の反対側にも駐車場がございます。それらをトータルしますと、約820台ほど駐車できるスペースがございます。そのほかに村営体育館横の公園のほうの臨時駐車場としての台数を加えますと、最大で950台前後の駐車スペースの確保が可能だと試算しております。 これまでの阪神タイガースキャンプの観客動員数ですけれども、練習試合とか、それから紅白試合などで、今回におきましては最大で9,500名ほどの観客動員数を数えております。
○議長(小渡久和) 安富 繁議員。
◆9番(安富繁) ありがとうございます。 観客数ではなくて、これまでキャンプ中に1日で最大でどのくらいの駐車数があったか把握していますかという質問でございましたが、把握されていますか。
○議長(小渡久和) 金城観光商工課長。
◎観光商工課長(金城勉) 続けてお答えいたします。 最大の駐車数については、現在のところ把握はしておりません。
○議長(小渡久和) 安富 繁議員。
◆9番(安富繁) わかりました。 いつでしたか、数年前に有名選手が来たときに、この辺ずっと並んでいたんです。近隣の住民にも村民にも相当迷惑をかけたと思うんです。ですから、そのときにどのぐらいいたか、把握したかということでお聞きしたかったんですが、今回は観客が最大で9,500人と先ほどありましたが、今、駐車場として820台、農村公園も入れたら950台という話がありました。それでもとめられないところがあるわけですよね。それは認識していますね。
○議長(小渡久和) 金城観光商工課長。
◎観光商工課長(金城勉) 続けてお答えいたします。 駐車場以外の村道沿いとか、それから国道沿いなど、いろいろ県外から訪れる方々が駐車している状況は確認しております。
○議長(小渡久和) 安富 繁議員。
◆9番(安富繁) お客さんがたくさん来てうれしい悲鳴ではあるんですが、やはり駐車場の整備がついていけないという、そういう現状だと思います。そういうことで今、私は質問をしているんですが、先ほど説明がありましたように、その結果からどうしても駐車場の整備は必要になろうかと思います。 先ほどの墓地の件に関してですが、まず墓は何基あって、そして関係地主は何名で、その墓地関係で何平米ぐらいあるのかお願いします。
○議長(小渡久和) 仲程建設課長。
◎建設課長(仲程正) 引き続き、安富 繁議員の質問にお答えします。 現在、墓地は4基です。地主は3名です。その墓地の面積は470平米あります。
○議長(小渡久和) 安富 繁議員。
◆9番(安富繁) この470平米をもし整備できるとしたら、何台ぐらい駐車可能ですか。
○議長(小渡久和) 仲程建設課長。
◎建設課長(仲程正) 引き続きお答えします。 墓地が470平米ですが、その周辺に例えば法面とか、村有地があります。それは境界ではないので、面積としては概算にしかならないんですが、おおよそ1,100平米あります。それを1台当たりの所要面積、1台5ナンバーで12.5平米ぐらいなんですが、おおよそ60台の駐車スペースができます。
○議長(小渡久和) 安富 繁議員。
◆9番(安富繁) 60台も止められるということはすばらしいですよね。 先ほど村長からありましたけれども、折衝はしていないということでございましたが、これは平成21年度の話ですよね。それ以降はやっていないと。今回、こういう問題が出ていることで折衝する気持ちはなかったんですか。問い合わせとか、そういうものもやっていないんですか。
○議長(小渡久和) 當眞村長。
◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 この場所については、もっと有効活用できないかという考え方は日ごろ持っておりましたけれども、直接地主にアプローチをかけるというようなことは今まで行っておりません。ただ、この部分を整備してもキャンプ時に来る方のボリュームを考えると厳しいだろうということで、昨年は練習試合のある日に未来ぎのざからピストン輸送して駐車場を確保するということができないかということを試みたことがあります。ただ、急な話だったものですから、なかなか周知ができていなくて、うまくいかなかった部分はあるんですけれども、名護の事例を考えても、名護の野球場周辺の駐車場というのは知れているんですけれども、名護漁港からバスを出してやっているという状況がございます。そういうことも総合的に考えていかないといけないかと。やはり公共施設の有効利用というのもありますので、その辺をトータルして、観光客を未来ぎのざに運ぶということも一つの手ではないかということも考えていますので、今、議員がおっしゃられている部分の課題は当然あるんですけれども、総合的にそのあたりを含めて考えていきたいと思います。
○議長(小渡久和) 安富 繁議員。
◆9番(安富繁) わかりました。 先ほど4基あると説明を受けましたけれども、これを移転するとして、移転費用はどのぐらいかかるんでしょうか。
○議長(小渡久和) 當眞村長。
◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 今、確認したところ、まだそこまで試算はしていないということでございます。
○議長(小渡久和) 安富 繁議員。
◆9番(安富繁) この件に関して、移転の件にも関して宜野座区に問い合わせをしたんですが、宜野座区では移転は大丈夫ですよという話でございました。いろいろ条件がありまして、宜野座区に住所があること。それと、購入後1年以内に墓を建設すること。30筆余りあるそうです。それから1区画というんですか、1筆が約7坪。坪当たり1万5,000円、1区画が10万5,000円程度になります。それと、公共工事等に関連して移転する場合は優先しますという話がありました。ですから調整すればできるのかなと思いましたが、先ほどありましたように、いろいろあるみたいですね。沖縄は祖先崇拝とか、いろいろ慣習等がありまして、単年でできない場合ももちろんありますよね。これもそうでございましたが、でも公共施設の真ん中の重要な場所にありますので、移転をしたほうがいいのではないかと思っているんです。村長も先ほど移転は必要だと感じているということでございましたが、公共施設の整備の観点から誠意を尽くして粘り強く移転交渉をしていただきたいと思っていますが、いかがですか。
○議長(小渡久和) 當眞村長。
◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 今、議員がおっしゃるように、場所的にすごくいい場所であるということですので、村としても駐車場整備を含めて、何らかの形で活用したいと思っておりますけれども、地主を含めて、墓地の所有者の意向が一番大きいところでございますので、そのあたり、また改めて声かけして、御意見などを賜りながら、別に土地の確保も含めてできないのか、そのあたりについては相談していきたいと考えております。
○議長(小渡久和) 安富 繁議員。
◆9番(安富繁) 先ほど説明がありましたように、絶対できないということではなかったと思うんです。それで今年はいいとか、そういうチャンスにも巡り合えるかなと思いますので、毎年そういう交渉は必要ではないかと思いますので、その辺、途切れなく頑張っていただきたいと思います。この件に関しては、以上にしたいと思います。 それから、(2)の村立の打撃練習場の窪地を埋め立てて車場に整備できないかということを質問いたしました。村長から説明を受けますと、いろいろあるわけですね。私はある程度手を加えて、例えば端居がありますよね。その辺を継ぎ足しして残土置き場に指定して、そうやればお金もかからないし、自然に埋まってくるのでという意識で質問したわけですが、先ほど伺いますと、何か下水管渠の問題とか、バルブの問題とかいろいろあるということで、できないということでございましたが、そういうものを乗り越えてできるという可能性はないですか。どうしても駐車場は必要ということになるものですから、その辺を克服してできる可能性はないか、再度伺います。
○議長(小渡久和) 當眞村長。
◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 この場所の一番大きいものは、企業局の導水管の問題だと思います。この土捨て場みたなことにすると、土圧に管が耐えられないということもあって、それで以前にコンクリートで補強して、その上に土を盛っているというような状況でございまして、今の場所をさらに埋めていくとなると、かなりの土量も必要ですし、土圧もかかってくると思います。そういう中で補強工事をして確保できる面積というのも、恐らく下の土地の関係からいうと、そんなにまで多くはスペースとして確保するのは難しいのかなという感じがします。技術的にはできないことではないと思うんですけれども、それまでのコストをかける必要性があるのかという部分になってくるかと思うので、その点についてはなかなか難しいのかなと考えております。
○議長(小渡久和) 安富 繁議員。
◆9番(安富繁) わかりました。 なかなか難しいようでございますが、次に、私が提案した2カ所以外にも、どこか駐車場として予定しているところはありませんか。
○議長(小渡久和) 當眞村長。
◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 具体的に駐車場整備をしていくということではないんですけれども、宜野座バイパスと高速が交差しますね。漢那向けに行くと左手のところ、今は窪地になっていますけれども、そのあたりについて国道のほうで埋める計画になっております。ここの土地については、あと何年かかるか、国道の残土処理の状況にもよるんですけれども、そこの場所を有効活用したいと考えておりまして、そのあたりも運動公園の一画として整備できないかというのはあります。ですからそのあたりで、今、議員のおっしゃられている駐車場の確保も一緒に検討していけたらと考えております。
○議長(小渡久和) 安富 繁議員。
◆9番(安富繁) 今、説明いただいた土地につきましては、所有者はどちらですか。
○議長(小渡久和) 當眞村長。
◎村長(當眞淳) その場所については、全て個人地主であります。今回、国道の残土を活用して埋めるということに伴って、地主の同意を得て国道の残土処理置き場という形でやっているところでございます。
○議長(小渡久和) 安富 繁議員。
◆9番(安富繁) わかりました。 先ほど申し上げましたように、駐車場確保はぜひ必要でございますので、更に検討していただきたいと思います。よろしくお願いします。 それから大きい2番目、村道赤平線の整備についてでございます。この道路は過去2回ほど、村と漢那区の行政懇談会においても要望がありました。そういうことで私も再度質問しているわけですが、先ほどの説明では平成27年度に整備予定ということで聞いたんですが、再度確認したいと思います。
○議長(小渡久和) 當眞村長。
◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 今、漢那区のほうから避難路としての整備を求められているのが、今、議員が提案されている赤平線の部分と
漢那小学校側に抜ける道、その部分がありまして、我々としては平成27年度に整備を進めるというのは、
漢那小学校側のほう、仮称ですけれども、村道赤崎中山線という道路のほうから先に進めていこうと計画しているところでございます。
○議長(小渡久和) 安富 繁議員。
◆9番(安富繁) 今、私が質問している赤平線というのは、いつごろの予定になっていますか。
○議長(小渡久和) 仲程建設課長。
◎建設課長(仲程正) 引き続き、安富 繁議員の質問にお答えします。 村道赤平線は、まず平成27年度、村道赤崎中山線の実施設計にかかります。その後、順調にいくと平成28年度、工事にかかるんですが、そのときに村道赤平線の実施計画、実施設計に入ろうかと。平成28年度になるだろうと予想しています。
○議長(小渡久和) 安富 繁議員。
◆9番(安富繁) 平成28年度から実施設計が始まるということで確認してよろしいですね。
○議長(小渡久和) 仲程建設課長。
◎建設課長(仲程正) それは村道赤崎中山線が順調にいってからの話になりますので、村道赤平線の設計、現場状況を見て平成28年度以降に進めたいという予定であります。
○議長(小渡久和) 安富 繁議員。
◆9番(安富繁) 引き続きお伺いします。 私が質問している村道赤平線については、どういう道路形状になるんですか。例えば幅員は幾ら、歩道はつかないかもしれないけれども、排水とか、総合的な幅員というんですか、そういう形状はどのように考えていますか。
○議長(小渡久和) 仲程建設課長。
◎建設課長(仲程正) 引き続きお答えします。 まだはっきりは言えませんが、5メートル道路というふうに考えます。路肩を入れて5.5メートルになるんでしょうけれども。排水については、排水の不備でして、管渠型の側溝の排水形状となります。
○議長(小渡久和) 安富 繁議員。
◆9番(安富繁) やっていただけるのは大変ありがたいんですが。 実施につきましては、どの方向からやるとかあると思うんですが、やはり災害防止、避難路のことから考えれば、下からやったほうがいいと思うんですが、そういう配慮はできますか。
○議長(小渡久和) 仲程建設課長。
◎建設課長(仲程正) その件については、地元の意見を聞きながら調整していきたいと思います。
○議長(小渡久和) 安富 繁議員。
◆9番(安富繁) 今、検討しているということでございますので、早目の実施をお願いします。前倒しということでもよろしいですので、早目にお願いしたいと思います。 それから一つだけ疑問があったんですが、私、村道の幅員は何メートルから指定するのかということでお聞きしたかったんですが、宜野座村道路の構造の技術的基準等を定める条例について、幅員の基準は規則で定めるとあるのですが、この規則が見当たらないんです。規則は制定されていますか。
○議長(小渡久和) 仲程建設課長。
◎建設課長(仲程正) 規則は制定されております。ただ、多分公布はされていないかもしれません。
○議長(小渡久和) 安富 繁議員。
◆9番(安富繁) 今の発言はちょっと理解できないんですが、例規集にも載っていないし、インターネットからも引きますよね。あれにもないんですよ。規則で定める事項が結構あるんですよね。それなのに片手落ちではないのかなということで思っているんですが、再度確認をお願いします。
○議長(小渡久和) 仲程建設課長。
◎建設課長(仲程正) 規則については、これから公布したいと思っています。
○議長(小渡久和) 安富 繁議員。
◆9番(安富繁) 行政手続は、遅滞なく進めてくださるようにお願い申し上げます。 私の質問は終わりますが、前向きに捉えていただいてありがとうございます。ぜひ実現をお願いしたいと思います。私の質問はこれで終わります。ありがとうございました。
○議長(小渡久和) これで安富 繁議員の一般質問は終わりました。 順次発言を許します。 平田嗣義議員。
◆7番(平田嗣義) こんにちは。議長の許可を得ましたので、一般質問を行います。 1.第一次産業、農業の振興について。 本村の基幹作物であるサトウキビの振興についてどのような課題があるのか、今後どのような取り組みをしていくのか伺います。
○議長(小渡久和) 當眞村長。
◎村長(當眞淳) 平田嗣義議員の一般質問にお答えします。 第一次産業、農業の振興についてでございます。現在、サトウキビの振興については、村では農薬や肥料及び種苗植えつけ圃場や有害鳥獣駆除対策等を行っており、また北部地区さとうきび生産振興対策協議会及び球陽製糖株式会社、JAおきなわなどと共催して、栽培農家向けの技術講習会や栽培品質の改良、そして優良種苗の奨励などを推進しております。そういう中、サトウキビの振興の大きな課題として挙げられるのが単収の低迷でございます。この問題を解決するためには、圃場の地力向上が重要だと考えております。平成22年3月に策定されました「有機の里宜野座村推進基本計画」をもとに、平成23年度、平成24年度に実施いたしました堆肥投入事業の成果からも実証されましたように、有機肥料による地力増強に向けた事業化をJA等と協力して推進していきたいと考えております。それから日ごろの肥培管理及びかん水対策、防災対策等も大切でございます。同計画の中にも提案されています作土の15センチ以上の確保に努めるための深耕作業の実施及び圃場排水性の向上のための心土破砕等の推進を、作付農家及びサトウキビ生産の各協議会等と実施して行っていきたいと考えております。そのほか農家所得を補填する手段としまして、輪作及び間作体系の営農手段の検討、また作業の受委託の推進等についても関係者と協議をしていきたいと考えております。それから農業全般になりますけれども、今後、担い手不足の深刻化や高齢化の進展などの課題解決に向け国が推進しております、食と農林漁業の再生のための基本方針に基づき、人・農地プランの策定、農地集積の推進、新規就農者の増大に向け、今後も努力していきたいと考えております。
○議長(小渡久和) 平田嗣義議員。
◆7番(平田嗣義) 村長のただいまの答弁、非常にいいなと思います。できたら施政方針にその文書を載せていただければ非常によかったのかなと理解しております。施政方針の中では、サトウキビにつきましては6,000トン以上の生産目標を目指して単収を上げるということしか主体としては載っていないというような格好で、できたら今の答弁をそのまま載せてもらったら非常にわかりやすい状態ではなかったのかと理解しています。今から具体的に質問していきたいと思います。 農業委員会の農家の戸数からすると約400世帯。実際、農協のほうでサトウキビを生産している人が200名。村内400世帯のうち半分はサトウキビを生産しているという実態だと理解しております。その中で耕地面積480ヘクタールの中で125ヘクタールでサトウキビが生産されていると。約4分の1強の農地でサトウキビが生産されていて、宜野座村の非常に重要な作物の一つだというような格好であるんですが、今、村長がおっしゃったように単収がそんなに伸びていかないということで、行政としては勾配修正、あるいは機械を導入して機械化をするという格好で、いろいろな面でやってはいるんですが、なかなか単収が伸びないということで、その方向で申し上げていましたけれども、2年前の堆肥の導入ということでありましたけれども、今後、その堆肥の導入を続けられていくのかどうかお願いしたいと思います。
○議長(小渡久和) 當眞村長。
◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 このことについては、今、村では事業主体になれないと聞いております。その具体的な内容については、産業振興課長のほうから答弁させたいと思います。
○議長(小渡久和) 河上産業振興課長。
◎産業振興課長(河上正秀) 続けて平田議員にお答えします。 平成22年から平成24年にかけて堆肥投入事業、戦略作物整備事業という名目でしたけれども、この事業を導入して堆肥投入事業をしましたが、これが平成25年度に終了しました。その後は市町村が事業主体にはなれなくて、今、農協、団体が事業主体であればできる事業に移行しております。ですから農協にも働きかけて、再度堆肥投入事業を導入できたらと思っております。農協も去年からやってはいるんですけれども、堆肥ではなくて化学肥料、クーゲーですね。BB16とか、そういうものの導入をやっているわけなんです。そこに宜野座村は有機の里なので堆肥もぜひ一緒に入れてやってくれというお願いはしているところです。
○議長(小渡久和) 平田嗣義議員。
◆7番(平田嗣義) 今、農協のほうでは、国のさとうきび増産基金事業の中で化学肥料の30%の事業というような格好で農家にやっているんですけれども、今、課長がおっしゃったように、堆肥事業もその事業の一環だと理解はしているんですが、今、村長から答弁がありました。堆肥を入れることによって増産が図られたということでありますので、有機肥料を入れるという方向で農協と具体的に進めて、できるような体制を取り計らって、サトウキビの増産に頑張っていただきたい。村長、その件については農協と話し合いをするお考えはありますか。
○議長(小渡久和) 當眞村長。
◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 この件については担当課からもありますし、いろいろ声かけはしております。また、次年度以降、そういうことができるように、私からもJAのほうにも要請したいと思います。
○議長(小渡久和) 平田嗣義議員。
◆7番(平田嗣義) 堆肥の導入についてはよろしくお願いしたいと思います。 次に、苗圃の件なんですけれども、村は自家苗圃を推進というような格好で進めているわけなんですけれども、自家苗圃をつくっている方々も大勢いらっしゃいます。自家苗圃と村が確保した苗圃は何対何の比率で農家が活用しているのか。村長、実態がわかりましたらよろしくお願いします。
○議長(小渡久和) 河上産業振興課長。
◎産業振興課長(河上正秀) 平田議員にお答えします。 比率はまだ出てはいませんが、村配布の種圃のほうが約8割ぐらいだと認識しております。
○議長(小渡久和) 平田嗣義議員。
◆7番(平田嗣義) これは間違いないですか。8割。
○議長(小渡久和) 河上産業振興課長。
◎産業振興課長(河上正秀) ただいま資料を持っていませんので正確には答えられませんが、大体それぐらいだと思っております。
○議長(小渡久和) 平田嗣義議員。
◆7番(平田嗣義) わかりました。 以前から村が自家苗圃育成というような格好で取り組んでいながら、なかなか進まない。2割しか進まないということについては、行政がもっと力を入れて農家に浸透させる必要があると理解するんですが、その辺の取り組みについては、村長、どう考えていますか。
○議長(小渡久和) 當眞村長。
◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 村が推進しているものがなかなかできていないというところは、やはり改善の余地があると思っておりますし、また村が配布しているものについてもきちんと活用されていない部分もあるという話も聞いておりますので、そういうことも含めて改善する余地はあろうかと思っております。
○議長(小渡久和) 平田嗣義議員。
◆7番(平田嗣義) 村が自家苗圃を推進というような格好で進めているわけですから、これからも自家苗圃育成に対して力を入れていただきたいと思います。そこで、村が買い上げした苗圃の件についてお伺いしますけれども、夏植えや春植え、買い上げして苗圃をとってもらいます。そして農家においては、そのまま全部、その畑一体全部とるわけではなくて、半分は残ってしまうと。この場合にどういう対処をするのかと。結局、村は買い上げして農家の皆さんにお金は支払いしております。その後の対策を農家がやるべきなのか、村のほうで対応してやるべきなのか、その辺、村長、お願いします。
○議長(小渡久和) 當眞村長。
◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 この苗圃の買い上げについては、農家の理解も得て進めていることだと思いますので、その後の活用については農家個人で考えることではないでしょうか。
○議長(小渡久和) 平田嗣義議員。
◆7番(平田嗣義) だからそこら辺がちょっと問題かなと理解しているんですけれども、結局、春植え、あるいは夏植え、買い上げました。農家は少し残りましたというような格好で、本来は買い上げした人たちが全部とって地主に返すのが基本ではないかと私は理解しているんですけれども、そのまま残してしまったら、農家は一部は管理しますけれども、ここは残っているからどうしようもないんです。自分で手売りしないといけないというような格好になる。そのまま置いていたら翌年の収穫になるわけなんです。そうしたらサトウキビ自体、枯れてしまうんですね。2カ年以上になってしまうと。その辺の問題が出てきて、農家はグーグーしている農家もいらっしゃいます。これでは困ると。だから根本的に残った場合には農家がやりますよということで話し合いをされて買い上げしているのかどうか、具体的にそこまで了解させているのかお願いしたいと。
○議長(小渡久和) 河上産業振興課長。
◎産業振興課長(河上正秀) 買い上げ圃場につきましては、全体を一括して買い上げしております。ただ、今申し上げているような問題は、苗圃の申し込みをしてから途中でやめる方もいたりして、サトウキビが残ったりするわけですね。それともう一つの問題は、OCRの調査の中で大体何坪という申し込みをするんですが、この大体何坪が正確ではないんですね。不正確なところがあって、それで今年からレーザーの測量器を買いまして、申し込みされた畑を測定して面積を確定するようなことも今年から始めていきたいと思っております。
○議長(小渡久和) 平田嗣義議員。
◆7番(平田嗣義) 今、私の答弁には答えていなくて、私の答弁に村長、答えてください。
○議長(小渡久和) 河上産業振興課長。
◎産業振興課長(河上正秀) 続けてお答えします。 残った苗圃の処理については取り組みはされていなくて、圃場の農家に任せている状況です。
○議長(小渡久和) 平田嗣義議員。
◆7番(平田嗣義) そこで実際に行ったら、農家は非常に泣き寝入りしている状態なんですよね。結局そのままの状態で残されているんです。収穫時期にどうにか手入れしていきたいという場合には、逆にとってからそばに置くんですね。枯れたものが多くなると。結局、全部刈り取ってしまえば、夏植えにしても、春植えにしても一緒になって管理が可能なんです。だけどそのまま残されていた場合には、一部であっても農家の手間がかかるんです。今、実際春植えの時期で取り組んでいるわけなんですから、こういうことがないように、できるのかどうか、村長、お願いします。
○議長(小渡久和) 當眞村長。
◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 農家との取り決めの中でこういう買い上げ等を行っていると思います。そこで今、問題があるということであれば、そのあたり、しっかりともう一度確認して、農家の理解が得られていないということであれば、それはまた問題ですので、改善していく必要があると考えております。
○議長(小渡久和) 平田嗣義議員。
◆7番(平田嗣義) ちょうど今、春植えの時期になっていますので、村長がその点、取り組んでいくというような格好でありますので、農家は一生懸命頑張っているんですけれども、このように残された場合には来年までは残さないといけないというような状態が生じてくるわけですので、その辺は行政で対応してもらうようにお願いしたいと思います。 そしてもう一つ、単収をアップしていくということを基本的に私も考えているんですが、2年ぐらい前に指定圃場として各地域に圃場をつくってやったと思うんですが、その成果を農家の皆さんに具体的にどういう成果が出ましたということを公表したことがあるのかどうか、村長、お願いします。
○議長(小渡久和) 河上産業振興課長。
◎産業振興課長(河上正秀) 平成25年度に実施した栽培管理委託の結果については、報告書はでき上がっております。これを今から増刷して、農家の皆さんにも今年、配布しようかと考えているところです。
○議長(小渡久和) 平田嗣義議員。
◆7番(平田嗣義) 2年おくれ、1年おくれというような格好になるわけなんですけれども、実際、この場でどういう成果が出たのか公表してもらえませんか。
○議長(小渡久和) 河上産業振興課長。
◎産業振興課長(河上正秀) 最後の結果のほうだけお答えします。 松田区の方で単収が平均3.3トンだったのに対して4.1トン。宜野座区のほうが平均3.8トンに対して5.8トン。惣慶区のほうが4.2トンに対して9トン。漢那区のほうが平均5.2トンに対して5.4トン。総合的な平均でいきますと、標準の平均4.1トンに対しまして、単収は6.1トン。圃場の坪面積は600坪でやっております。 成果といたしましては、単収がこれだけ上がったというのが成果。一芽苗だとか欠株、それと肥培管理、除草、あとは施肥ですね。そういうものを徹底して、マニュアルどおりやって成果が上がっております。
○議長(小渡久和) 平田嗣義議員。
◆7番(平田嗣義) そのような格好で平成25年度、指定してやったら成果が上がってきたということで、非常にいいことなんですね。これは平成25年、平成26年産ですよね。そうしたらもう1年過ぎているわけなんですよ。どうしてもそういう成果が上がったという状態のものは、できるだけ早く農家にこういう成果が上がりましたというような格好で公表して、農家の意欲を高める体制というのをつくっていただきたいと思います。 そして1年で終わるのではなくて、昨年はやっていないですね。今年もありますか、村長。
○議長(小渡久和) 河上産業振興課長。
◎産業振興課長(河上正秀) 本年度も栽培管理委託を予算化してやる予定であります。
○議長(小渡久和) 平田嗣義議員。
◆7番(平田嗣義) そういう取り組みを続けていくことによって、農家の意欲を高める体制というのができてくると思います。そして成果が上がるということも大事でありますので、今年度あるとしたら平成25年度にやった農家ではなくて、別の農家にかわっていただいて、そのマニュアルどおりやってもらう体制をしてもらって、あるいは半年後でも、どんな伸びですよ、どんな生育ですよというような状況を農家の皆さんに知らせる。あるいは農家の皆さんにこの圃場をみんなで見てみようかと。見てくださいではなくて、見てみようかで動いていただけたら、サトウキビの振興、単収アップにつながっていくだろうなというふうに理解しますので、その取り組み、今年度も予定があるということでありますので、頑張っていただきたいと思います。 次、4月の第3日曜日はさとうきびの日ですね。4月の第3日曜日はさとうきびの日なんですが、その日について村長はどう思っているのか、お願いしたいと思います。
○議長(小渡久和) 當眞村長。
◎村長(當眞淳) さとうきびの日については、防除なり、肥培管理などの徹底を図っていこうと周知する日だと認識しております。
○議長(小渡久和) 平田嗣義議員。
◆7番(平田嗣義) そういうことで農家の皆さんと一緒になってサトウキビを育てて増産を図っていこうと考える日だと理解はしています。ですので、ただ広報で流すとかということではなくて、その日、農家の畑はどうなっているのかなという状態を行政としては見て回るというのも大事ではないのかと理解しますけれども、村長、その辺についてはどうですか。
○議長(小渡久和) 當眞村長。
◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 私も時間のあるとき、畑など、村内を回ったりするときもあるんですけれども、なかなか時間がなくて厳しいところもあります。こういう日にちを決めて逆に設定したほうがいろいろと行動しやすい部分もありますので、このあたりについては検討していきたい。実施していきたいと思います。
○議長(小渡久和) 平田嗣義議員。
◆7番(平田嗣義) ぜひそういう努力もよろしくお願いしたいなと思います。 そして、補正予算でも減額された予算がありましたけれども、今回、施政方針の中でも病害虫防除や管理作業の徹底を図りということで施政方針に載っています。その件、補正でもありましたけれども、再度お願いしたいと思います。 防除につきましては、現在1回しか行われていないというような格好で、1回ではどうしようもないだろうなと理解しますけれども、その辺、村長はどう考えているのかお願いします。
○議長(小渡久和) 當眞村長。
◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 今回も2回予定していたのができなかったということもあります。本来行うべきものだと思っておりますので、今後、そういうことが徹底できるようにしていきたいと思います。また、こういう部分については行政だけではなくて、さとうきび生産組合等が各地域にありますので、そういう皆さんも一緒にならないと、なかなかできないと思うんです。特に単収アップの件についても、やはり農家個人の肥培管理も大変重要な部分、大きなウエートを占めていると思いますので、そのあたりもきちんとやりながら、一緒になってサトウキビの振興というのは図っていくべきだと思っております。足並みそろえてできるように今後も取り組んでいきたいと思います。
○議長(小渡久和) 平田嗣義議員。
◆7番(平田嗣義) 村長がおっしゃるとおり、農家も一緒にならないとできない事業だと思います。その件で農協のほうにも話を投げかけました。防除体制をつくれないのかと。年1回では厳しいと。なぜ2回できないのかというような格好で、向こうも生産組合協議会、農協のほうが事務局でやっていますよね。その中でも話し合いをしてもらえないかというような話も投げて、なかなかお金のかかることですねというような話がありまして、そうしたら、その裏には補正で減額になっているのかなというような格好で自分で思ったんですけれども、地域の区の区長にもこういうことがあればどうですかということを申し上げたら、農家の皆さんがそういう考えであれば別に差し支えないのではないかというような格好で、地域の区長のほうからもそういう話があるわけなんです。防除については1回して、後は農家でやりなさいという場合には、できる農家とできない農家がいるわけなんですね。できない農家がやらなければ蔓延してしまう。これは蔓延してしまってからではどうしようもないということがありますので、ぜひその辺、防除協議会もあると思いますけれども、その中でも年2回はやりましょうというような格好で、行政のほうからも強く申し上げて、ぜひ最低でも2回はやってもらうような体制を考えていただくように。そしてもう一回、よろしくお願いします。
○議長(小渡久和) 當眞村長。
◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 年2回必要と。必ずやってくれということを各さとうきび生産組合も含めて意見を出していただければ、こちらはその意見を踏まえて対応していきたいと思います。農家自身からのそういう提案も必要だと思っておりますし、またそういうことを提案するのも生産組合なり、さとうきび生産振興対策協議会の役割だと思いますので、いろいろ今期の操業は、もう終わりに近づいて打ち上げなどもあるようですので、そういう場で意見を踏まえて、次年度に向けた対策がとれればいいのかなと思っております。
○議長(小渡久和) 平田嗣義議員。
◆7番(平田嗣義) ぜひそういう取り組みを行政のほうからも進めていただきたいなと思います。どうしても単収アップ、施政方針の中では6,000トン目標というような格好ではあるんですが、単収アップしない限りは農家の生活がゆとりがないと。所得向上につながらないということでありますので、農家をいかに奮い立たせるかということも行政の一つの役目だと、私は理解しているわけですので、そういう面からもぜひ取り組みを公開していただきたいと思います。まずは平成23年度、面積はほとんど変わらないんですね。125ヘクタール、この四、五年面積が変わっていないんですよ。だけれども、サトウキビの収穫からすると、この二、三年、3,500トンというような格好で、単当たり大体3トン余りなのかなと。今年度も125ヘクタールの中で、当初5,600トンを目標にしていましたけれども、台風があるということでだんだん落としてきて5,000トン。収穫してみたら、それ以上ないと。今回、4,000トンを割るのではないかという話になっているわけなんですね。だからその辺からすると、いかに肥培管理が大事かというのは理解しています。だからその肥培管理をさせるために、農家を奮い立たせるためには、行政の力というのは大事だと理解しますので、その辺はぜひ行政として、村として農家に刺激を与える体制をつくり上げていただきたいと思います。 ちょうど今、サトウキビを収穫して、今日、16日で搬入が終わりというような格好になっていて、根切りとか、春植えとかいろいろ進められています。ぜひその機会に広報車でもよろしいです。村内一円回るとか、あるいは農家をやっている皆さんに声をかけるとかということも大事かなというふうに理解しますので、その辺を取り組んでいただいて、次年度、6,000トンの目標を達成できるような体制をぜひつくっていただきたいと。農家をいかに奮い立たせるかというのは大事だと思いますので、一緒になって農家の悩みも聞きながら、常に一緒になって単収アップ、サトウキビの振興に頑張っていただきたいなと思いますけれども、最後に村長、その方向で進めてもらうような体制が可能かどうかお願いします。
○議長(小渡久和) 當眞村長。
◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 議員がおっしゃる部分も十分わかります。ただ、農家自身も生活の中で肥培管理も含めた、自分で所得を上げていくんだという思いもどうしてもセットでないとなかなかうまくいかないと思っております。最近はハーベスターでの収穫が主になりまして、雑草とかそういうものもなかなか処理しないで置いているというような畑も多くみられると伺っております。そのあたり、私たちも当然、サトウキビというのが基幹作物でありますし、振興についてはどんどん取り組んでいきたいということがあります。ただ、繰り返しになりますけれども、生産組合を含め、農家個人を含め、一緒にそういう目標に向かって進んでいけるように取り組む必要があると思いますので、いろいろな会議の場などの中でお互い、また議員のほうからもそういう農家の皆さんに叱咤激励していただいて、「リッカ、一緒に盛り上げていこうや」というような声かけもしていただければ幸いかなと思います。ぜひ本村の基幹作物のサトウキビ、これからも振興を図っていこうと思っていますので、皆様方の御協力をあわせてお願いしたいと思います。
○議長(小渡久和) 平田嗣義議員。
◆7番(平田嗣義) 村長がそういう取り組みを強化していくというようなことで理解しまして、ぜひ農家の意欲を高める方策を村としてもより強化していただき、そして、今、申し上げた苗圃の件は、すぐにでも解決できる体制だと思いますので、今期から対応していただくように申し上げまして、以上で私の質問を終わります。
○議長(小渡久和) これで平田嗣義議員の一般質問は終わりました。 これで一般質問は全部終了しました。 以上で本日の日程は終了しました。 本日は、これで散会とします。 大変お疲れさまでした。(15時09分)...