東村議会 2023-12-12
12月12日-01号
令和 5年12月 定例会(10回)
△令和5年第10回
東村議会定例会会期日程 自:令和5年12月12日 7日間 至:令和5年12月18日┌───┬────┬──┬────┬─────────────────────────┐│日 次│月
日 │曜 │会議区分│摘 要 │├───┼────┼──┼────┼─────────────────────────┤│第1日│12月12日│火 │本会議 │1.開会宣告
││ │ │ │ │2.
会議録署名議員の指名
││ │ │ │ │3.会期の決定
││ │ │ │ │4.議長諸般の報告
││ │ │ │ │5.
一般質問 ││ │ │ │ │6.
行政一般報告 ││ │ │ │ │7.提案理由の一括説明
││ │ │ │ │8.議案の内容説明
││ │ │ │ │9.散会宣言 │├───┼────┼──┼────┼─────────────────────────┤│第2日│12月13日
│水 │休会 │議案研究 │├───┼────┼──┼────┼─────────────────────────┤│第3日│12月14日
│木 │休会 │議案研究 │├───┼────┼──┼────┼─────────────────────────┤│第4日│12月15日
│金 │委員会 │1.
予算審査特別委員会 ││ │ │ │ │2.
条例審査特別委員会 │├───┼────┼──┼────┼─────────────────────────┤│第5日│12月16日
│土 │休会 │議案研究 │├───┼────┼──┼────┼─────────────────────────┤│第6日│12月17日
│日 │休会 │議案研究 │├───┼────┼──┼────┼─────────────────────────┤│第7日│12月18日│月 │本会議 │1.
委員長報告 ││ │ │ │ │2.質疑、討論、採決
││ │ │ │ │3.閉会宣告 │└───┴────┴──┴────┴─────────────────────────┘┌─────────────────────────────────────────────┐│令和5年第10回
東村議会定例会会議録 |├─────────┬───────────────────────────────────
┤│招集年月日 │令和5年12月12日 |├─────────┬───────────────────────────────────
┤│招集場所 │東村議会議事堂 |├─────────┼───┬─────────────────┬───┬─────────┤│開・散の
日時 │開会 │令和5年12月12日 午前10時00分
│議長 │神 谷 牧
夫 |│及び宣言 ├───┼─────────────────┼───┼─────────
┤│ │散会 │令和5年12月12日 午後2時55分
│議長 │神 谷 牧
夫 |├─────────┼───┼─────────────┬───┼───┴─────────┤│出席(応招)
議員 │議 席│氏 名
│議 席│氏 名
││ │番 号│ │番 号│ ││ ├───┼─────────────┼───┼─────────────
┤│ │1 │福 永 政 也 │6 │伊 佐 真 次
││ ├───┼─────────────┼───┼─────────────
┤│ │2 │宮 城 毅 │7 │仲 嶺 眞 文
││ ├───┼─────────────┼───┼─────────────
┤│ │3 │東 江 光 枝 │8 │池 原 憲
勇 ││ ├───┼─────────────┼───┼─────────────
┤│ │5 │宮 城 準 │9 │神 谷 牧 夫 |├─────────┼───┼─────────────┼───┼─────────────┤│欠席(不応招)
議員| | | | |│ ├───┼─────────────┼───┼─────────────┤| | | | | |├─────────┼───┼─────────────┼───┼─────────────
┤│会議録署名議員 │5 │宮 城 準 │ │ |│ ├───┼─────────────┼───┼─────────────┤| │6 │伊 佐 真 次 │ │ |├─────────┼───┴────┬────────┴───┴─────────────┤│職務のために出席 |事務局長 | 比 嘉 誠 ||した者の
職氏名 ├────────┼──────────────────────────
┤| |書記 | 神 谷 愛 子 |├─────────┼────────┼────────┬────────┬────────
┤|地方自治法第121│村長 │當 山 全 伸
│建設環境課長 │上 原 朝 文 │|条により説明のため│副村長 │又 吉 一
樹 │農林水産課長 │宮 城 調 秀 │|出席した者の
職氏名│教育長 │比 嘉 鶴 見
│教育課長 │仲 嶺 真
文 ││ │会計管理者 │宮 平 勇 二
│ │ ││ │総務財政課長 │宮 田 健 次
│ │ ││ │企画観光課長 │平 良 洋 一
│ │ ││ │住民課長 │金 城 幸
人 │ │ ││ │福祉保健課長 │平 田 尚
樹 │ │ │└─────────┴────────┴────────┴────────┴────────┘
△令和5年第10回
東村議会定例会議事日程表(第1号) 令和5年12月12日開 会 午前10時┌────┬─────┬──────────────────────────────
┐│日程番号│議案番号 │件 名 │├────┼─────┼──────────────────────────────┤│1
│ |会議録署名議員の指名(5番 宮城 準君・6番 伊佐真次君) │├────┼─────┼──────────────────────────────┤│2
│ │会期の決定 │├────┼─────┼──────────────────────────────┤│3
│ │議長諸般の報告 │├────┼─────┼──────────────────────────────┤│4
│ │一般質問 │├────┼─────┼──────────────────────────────┤│5
│ │行政一般報告 │├────┼─────┼──────────────────────────────┤│6
│ │提案理由の一括説明 │├────┼─────┼──────────────────────────────┤│7
│議案第48
号│福地川海浜公園の設置及び管理運営に関する条例の一部を改正する
││ │ │条例について
││ │ │ (内容説明・質疑・
委員会付託)│├────┼─────┼──────────────────────────────┤│8
│議案第49
号│固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例について
││ │ │ (内容説明・質疑・
委員会付託)│├────┼─────┼──────────────────────────────┤│9
│議案第50
号│東村印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例につい
││ │ │て
││ │ │ (内容説明・質疑・
委員会付託)│├────┼─────┼──────────────────────────────┤│10
│議案第51
号│東村営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例につ
││ │ │いて
││ │ │ (内容説明・質疑・
委員会付託)│├────┼─────┼──────────────────────────────┤│11
│議案第52
号│東村国民健康保険税条例の一部を改正する条例について
││ │ │ (内容説明・質疑・
委員会付託)│├────┼─────┼──────────────────────────────┤│12
│議案第53
号│東村簡易水道事業の設置等に関する条例について
││ │ │ (内容説明・質疑・
委員会付託)│├────┼─────┼──────────────────────────────┤│13
│議案第54
号│東村簡易水道事業の剰余金の処分等に関する条例について
││ │ │ (内容説明・質疑・
委員会付託)│├────┼─────┼──────────────────────────────┤│14
│議案第55号│令和5年度
東村一般会計補正予算(第6号)
││ │ │ (内容説明・質疑・
委員会付託)│├────┼─────┼──────────────────────────────┤│15
│議案第56号│令和5年度
東村国民健康保険特別会計補正予算(第4号)
││ │ │ (内容説明・質疑・
委員会付託)│├────┼─────┼──────────────────────────────┤│16
│議案第57号│令和5年度
東村後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第2号)
││ │ │ (内容説明・質疑・
委員会付託)│└────┴─────┴──────────────────────────────┘
△令和5年第10回
東村議会定例会議事日程表(第1-2号) 令和5年12月12日開 会 午前10時┌────┬─────┬──────────────────────────────
┐│日程番号│議案番号 │件 名 │├────┼─────┼──────────────────────────────┤│4
│ │一般質問 │├────┼─────┼──────────────────────────────┤│4-1
│ │福永 政也 「
平良宇出那覇川の浚渫及び草木の撤去について」 │├────┼─────┼──────────────────────────────┤│4-2
│ │宮城 毅 「1.無
電柱化推進協議会について
││ │ │ 2.簡易水道の供給について
││ │ │ 3.要請事項への対応について」 │├────┼─────┼──────────────────────────────┤│4-3
│ │宮城 準 「職員及び
会計任用職員の人事評価について」 │├────┼─────┼──────────────────────────────┤│4-4
│ │伊佐 真次 「やりがいのある
職場づくりについて」 │├────┼─────┼──────────────────────────────┤│4-5
│ │東江 光枝 「
鳥獣被害防止総合対策交付金(
ワイヤーメッシュ柵││ │ │ 等)について」 │└────┴─────┴──────────────────────────────┘
○議長(
神谷牧夫君) おはようございます。ただいまから令和5年第10回
東村議会定例会を開会します。(10時00分) 本日の会議を開きます。
△日程第1.
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第120条の規定により、5番、宮城準君、6番、伊佐真次君を指名します。
△日程第2.会期の決定の件を議題とします。 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日12月12日から12月18日までの7日間にしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
神谷牧夫君) 「異議なし」と認めます。したがって、会期は本日12月12日から12月18日までの7日間に決定しました。
△日程第3.議長諸般の報告を行います。 まず初めに、公務の報告でございます。 9月21日は、第47回
北部地区畜産共進会が今帰仁村で開催され、参加してまいりました。 11月2日は、
北部広域市町村圏事務組合と
公立学校法人名桜大学との懇談会が名桜大学で開催され、参加してまいりました。 11月7日は、沖縄県
町村議会議長会定例総会が那覇市であり、参加してまいりました。 11月8日は、沖縄県
町村議会議長会主催による
町村議会議員・事務局職員研修会が読谷村であり、議員7名と事務局で参加してまいりました。 11月20日は、
北部市町村議会議長会第3回理事会・定例総会が名護市であり、参加してまいりました。 11月29日は、第67回
町村議会議長全国大会が東京・
NHKホールで開催され、参加してまいりました。 11月30日は、東京都において、
北部市町村議会議長会の
県外視察研修があり、
消防防災ヘリコプターと地域連携について、
総務省消防庁広域応援室航空専門官の奥田氏の講演を拝聴し、意見交換をしてまいりました。 以上で、議長公務の報告を終わります。 次に、
地方自治法第235条の2第3項の規定により、
例月現金出納検査の結果報告書をお配りしておりますので、議員各位お目通しをお願いいたします。 請願・陳情・要請書について申し上げます。 9月から11月までに受理された陳情は、陳情第15号から陳情第17号までの3件となっております。
付託一覧表とその写しを配付しておりますので、議員各位お目通しをお願いします。
公共工事発注状況については、報告書が提出されておりますので、御確認をお願いします。 これで、議長諸般の報告を終わります。
△日程第4.
一般質問を行います。 この際、申し上げます。
一般質問は、順番に
一般質問席にて行います。 質問時間は、答弁を除いて20分とします。 発言を許します。1番、
福永政也君。
◆1番(
福永政也君) おはようございます。
一般質問をする前に、去った10月29日に開催されました東村村制100周年式典及び祝賀会において、は村民、村外から多数の来賓等に祝賀していただきました。当日までの準備に、職員の皆さん、大変どうも感謝申し上げます。 これまでに先人たちの方々が築き上げた歴史の重みを痛感し、今後の東村の飛躍に期待し、村民、行政、議会と力を合わせて邁進していければと思っています。大変ありがとうございました。 続きまして、
一般質問を行います。 質問事項、
平良宇出那覇川の浚渫及び草木の撤去について。 質問の要旨、
平良地内宇出那覇川は村が管理する普通河川である。
宇出那覇川は全長約2キロで、現状は上流からの砂利などが流れ、全体にわたり堆積し水深が浅く、また、草木が怏怏に繁茂し、そのため川の水流には勢いがない状況である。 村は、過去約30年ぐらい前に
宇出那覇川の浚渫工事を行っており、一部に木造で擁壁が造られたが、現在ではその機能を果たしていない。
宇出那覇川周辺には民家が数軒あり、大雨時には川が氾濫し屋敷内に浸水すると聞きます。村民の生命、財産を守る立場としての村として、浚渫及び草木の撤去ができないのかをお伺いします。お願いします。
○議長(
神谷牧夫君) 答弁の発言を許します。村長、當山全伸君。
◎村長(當山全伸君) おはようございます。それでは、福永議員の質問にお答えいたします。 東村は
宇出那覇川を含む二級河川以外の河川に関して、
東村法定外公共物管理条例に基づき、その使用の適正性を確保し、公共の安全及び福祉の増進に貢献する責務があります。 当該河川は東村が管理する河川であり、平成10年に中
山間農業排水路整備事業によって整備され、階段が設置された
親水性河川です。また、一部には、
環境配慮型濁水処理フィルターとして、ヤシがらを活用した構造があります。 議員から指摘により、当該河川において土砂の堆積や草木の繁茂が確認されました。この問題について、計画的に草木の伐採及び堆積土の処理を検討したいと考えております。 この対策により河川の状態を改善し、氾濫のリスクを軽減し、村民の安全を確保するための取組を進めてまいります。 以上、答弁といたします。
◆1番(
福永政也君) 休憩をお願いします。資料を配りたいので休憩をお願いします。
○議長(
神谷牧夫君) 暫時休憩いたします。 (10時09分) 再開いたします。 (10時10分)
福永政也君。
◆1番(
福永政也君) 村長、答弁ありがとうございました。 今、渡しました資料は、この
宇出那覇川、5班の上流から4班にかけて2号橋というんですか、橋が4号橋と2号橋がありまして、3号橋がちょっと見当たらなかったんですが、その状況であります。 まず左上です。5班の旧具志堅宅前です。もうこんな状態で、もう川なのか水が流れているのかも見えない状態。真ん中のほうが
宇出那覇の国道331号、これは4号橋のところかな。今、橋梁の何か修繕工事をやっているところからの
宇出那覇川の状況です。 続きまして、右上のほうは、これは民家近くの状況です。この辺小っちゃくくいが見えると思うんですけど、先ほど30年前に私の質問でやった擁壁というのは、その擁壁が大分20メーターぐらい、以前は造っていたみたいですけど、木製なので、今、駆逐して何も機能が果たせてないという状況です。 左下です。これは越地原のほうの状況です。 そして、右下のほうが、これは2号橋、島ぞうりさん近くの橋のほうから写した状況です。 主管課長にお尋ねします。この
宇出那覇川の状況は御存じですか。
○議長(
神谷牧夫君)
建設環境課長、上原朝文君。
◎
建設環境課長(上原朝文君) ただいまの御質問にお答えいたします。 村長の答弁にもあったように確認しております。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君)
福永政也君。
◆1番(
福永政也君) 確認しているということでありますが、どんなですか。先ほど、平成10年には中
山間整備事業で整備されたというのは、部分、部分あるんですが、この上流のほうではないんです、そういったのが。4号橋の橋のぐらいのほうから事業が入っていて、その下流まで行っているんですが、その後、
先ほど答弁の中では平成10年とありましたけど、もうあれからもう20何年かたっています。その間、恐らく2年ぐらい前に、2号橋の付近で堆積をしゅんせつしたというのは、区長から聞いております。 そこら辺の長期にわたって河川が管理されていなかったというのは、ちょっと残念であります。 東村には、恐らく大小14ぐらいの河川があると聞いています。これ、主管課長、どの部分が県で、どの部分が村ですか。
○議長(
神谷牧夫君)
建設環境課長、上原朝文君。
◎
建設環境課長(上原朝文君) ただいまの御質問にお答えします。 東村が管理している河川というのは、答弁書もあるように二級河川以外ということで、二級河川というのは、新川川、福地川、有銘川です。そのほかにもありますけれども、代表的なものは3本ということです。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君)
福永政也君。
◆1番(
福永政也君) 確かにそうなんです。大小14の河川があると、そのうち、今、主管課長がおっしゃいました有銘川、福地川、新川川が県管理の二級河川ということになっています。 その他、じゃあ11河川についての整備状況を教えてください。
○議長(
神谷牧夫君)
建設環境課長、上原朝文君。
◎
建設環境課長(上原朝文君) ただいまの御質問にお答えします。
東村河川台帳というのがなくて、整備の状況というのは把握しておりませんが、浚渫は、ひどいところだと、ひどいところとはおかしいですね。5年に1回ぐらいは浚渫をしているところです。 ちゃんとした台帳がないものですから、記録は確認できておりません。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君) 暫時休憩いたします。 (10時14分) 再開いたします。 (10時15分)
福永政也君。
◆1番(
福永政也君) ありがとうございます。実は、今、手渡ししました資料は、
宇出那覇川河川の近くにある民家のおうちの状況なんです。一番前のその1という写真は、村長と所管課長しか見ていないんですが、大分すぐ右側に
宇出那覇川があって、左側で自分でこれは柵を造っているんです。水が越してこないように。ところが、結構、雨季時期に水がここを越してきて、大分、自分の縁側近くまで来ているという状況も聞きます。 2枚目はその2で、先ほども申し上げましたくいが見えます。その2にはくいが見えますけど、これが大分、30年ぐらい前に、当時担当者はM氏だったと聞いていますが、大分駆逐してこの機能は果たしていないと。 その3の写真は、その奥手のほうの写真です。 かなり雨季とか大きな台風とかになりますと、本人も大分不安がっているんです。そこら辺も今後の整備、先ほどの答弁でもありましたように、処理を計画的に草木の伐採と堆積の処理を検討していきたいと言いますので、ぜひそこら辺をお願いしたいと思います。 ちなみに、計画的に処理を検討していきたいという答弁ではあるんですが、実際どのぐらいの規模で、何年かを費やすのか教えてください。
○議長(
神谷牧夫君)
建設環境課長、上原朝文君。
◎
建設環境課長(上原朝文君) ただいまの御質問にお答えします。 具体的な整備計画というのは、まだ立てておりません。2キロにもわたるということでありますので、大分予算がかかるだろうというふうに予想しておりますが、まず伐採をして、川の状態を確認してから積算していく必要があるだろうというふうに考えておりますので、今すぐ何年、いつ何をするというのはお答えできないというところであります。 ただ、この写真に写っているくいがありますよね。これは、答弁でも述べておりますように、ヤシがらの
環境配慮型濁水処理フィルターというものがあって、調べてみますと、大体8年ぐらいで自然に返っていくというふうなものになっていますので、これはこれで機能していたのだろうというふうに考えています。 これは自然に戻るタイプの擁壁です。普通だと、布団籠とかグリースとかを入れてやるんですけども、これはヤシがらです。これは自然に返っていく。普通の河川の状況に戻す、以前の河川に戻すというようなものだったようです。 以上で、答弁を終わります。
○議長(
神谷牧夫君)
福永政也君。
◆1番(
福永政也君) これも先ほどの私のこの数字、2キロとか約30年前というのも、私の本人から聞いた数字でありまして、なかなか特定的に必ず2キロとかいうことは言えません。ただ、30年ぐらい前には、今、課長がおっしゃるような整備事業はあったよということを言っていました。ただ、それが逆に詰まってしまって、水はけが余計悪くなっているという話も聞いていますので、そこら辺も検討していってほしいなというふうに思います。 ただ、大ざっぱに2キロと距離をしていますが、一挙に2キロというのは、かなりの膨大な予算がかかりますので、年間年間、5年スパンで何百メートルずつかというふうなやっていく方法もあるのではないかなというふうに思いますので、ぜひそこら辺は検討していってほしいなというふうに思います。 最後に、當山村長に伺います。先ほど、主管課長は河川台帳がないと言っていました。私たち住民課には住民基本台帳、各課が毎年購入する備品には備品台帳、そして、主管課の建設課で管理するのは村道・農道台帳というそれぞれ台帳というのがあるんです。この台帳があれば、この河川の管理というのはできると思うんですが、今後、この台帳整備について、長の考えを教えてください。(発言する者あり)
○議長(
神谷牧夫君)
建設環境課長、上原朝文君。
◎
建設環境課長(上原朝文君) ただいまの質問にお答えします。 確かに自分が来た当時、台帳がなくて、いろいろ調べて14と言われる河川なんですけれども、実際に数えたら28ぐらいあって、大分多いということもあります。今、手がけているのが、道路台帳の整備ということで、道路台帳についても紙ベースでやっていますので、更新がなかなかままならないということがあって、デジタル化を進めているところです。 それが終わり次第、河川についても整備を進めていきたいというふうに考えておりますが、これを整備するに当たっても、大分予算がかかるということでありますので、もうすぐにはできないとは思いますが、なるべく河川の状況を把握して整備をかけられるように、定期的に計画的に整備ができるように処置していきたいと考えております。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君)
福永政也君。
◆1番(
福永政也君) 確かに大小14の河川があると聞いていますが、14ではちょっと足りないんじゃないかなという感じを私も受けました。ぜひ、今後、主管課長のほうで、村長が答弁できなかったのはちょっと残念ではあるんですが、主管課長のほうで河川台帳というものを作っていただいて、村民の河川の安全管理にぜひ徹してほしいなというふうに希望を持って、私の
一般質問といたします。ありがとうございました。
○議長(
神谷牧夫君) これで、
平良宇出那覇川の浚渫及び草木の撤去についての
一般質問を終わります。 手を挙げないと指名できないんですけど。2番、宮城毅君。
◆2番(宮城毅君) 皆さん、改めておはようございます。 福永議員からもありましたけれども、去った10月29日の100周年式典、村長を筆頭に職員の皆様の大きな努力があって、成功裏に終わったことを本当感謝申し上げます。 また、その式典に花を添えていただきました各行政区の御尽力、また、その場で村制功労賞を受けられた皆様のますますの御健勝と、裏方でそれを成功に導いてくれた関係者の皆様方に、この場を借りて感謝を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。 では、
一般質問に移らせていただきます。 質問事項といたしまして、1点目に無
電柱化推進協議会について、2点目に簡易水道の供給について、3、要請事項について。 質問の要旨といたしまして、1点目に無
電柱化推進協議会の発足時期について、2点目に簡易水道が供給されていない箇所について、3点目に各行政区からの要請などに対する対応についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(
神谷牧夫君) 答弁の発言を許します。村長、當山全伸君。
◎村長(當山全伸君) 宮城議員の質問にお答えいたします。 1点目の質問について、無
電柱化推進協議会の発足時期についてお答えいたします。 沖縄ブロック無
電柱化推進協議会の規約によりますと、平成5年1月25日に発足され、令和5年11月20日の会議では、沖縄県全市町村が参加しております。 無電柱化推進計画策定の状況は、10市町村が策定済みとなっており、令和5年度策定予定は4市町村です。 2点目の簡易水道の供給についてお答えいたします。 簡易水道の供給は、東村簡易水道事業給水条例第2条で定められた区域において、給水を希望する方からの給水申込みを受け給水することとなっております。このため、給水希望者に対して給水をお断りすることはありません。したがって、給水区域内において給水されない箇所はないものと認識しております。 3点目の行政区からの要請に対する対応についてお答えいたします。 村では、毎年11月頃に各字からの要請を受けて内容を精査し、次年度以降に実施可能か否かを含めて検討し、予算措置を行っているところであります。要請については多岐にわたることから、その重要性、緊急性、必要性、経済性などを考慮して対応をしております。 また、要請で多額の費用を要するものについては、村の単独予算では財政的な負担が大きいことから、補助事業の活用を模索して、実施に向けて対応しているところであります。 なお、通常の維持管理については各区と調整しているところであります。 以上、答弁といたします。
○議長(
神谷牧夫君) 宮城毅君。
◆2番(宮城毅君) 村長、どうもありがとうございます。 1点目の無
電柱化推進協議会についての件なんですけども、11月21日の琉球新報紙面において……。ちょっと休憩して資料を配りましょうかね。
○議長(
神谷牧夫君) 暫時休憩いたします。 (10時26分) 再開します。 (10時27分) 宮城毅君。
◆2番(宮城毅君) これにありますように、新たに12市町村が加わり、41市町村全てが参加することになったとありますけれども、東村がその推進協議会にそのときに加わったのか、当初から東村がその推進協議会のメンバーとして入っていたのか、その件についてお答えをお願いします。
○議長(
神谷牧夫君)
建設環境課長、上原朝文君。
◎
建設環境課長(上原朝文君) ただいまの御質問にお答えします。 東村がこの協議会に入ったのが今年の11月20日です。そのときに入ったのが、東村も含めて南城市、嘉手納町、中城、与那原、座間味、渡嘉敷、粟国、伊是名、伊平屋、多良間、北大東ということで、それで全てこの協議会に参加したということになっております。 東村が参加したのは今年の11月20日ということです。
○議長(
神谷牧夫君) 宮城毅君。
◆2番(宮城毅君) 先ほど村長の答弁の中で、平成5年1月25日にその会が発足されたと答弁がありました。なぜ当初からそこへ参加しようというお考えはなかったのか、それに対する村長のお考えをお伺いしたい。
○議長(
神谷牧夫君)
建設環境課長、上原朝文君。
◎
建設環境課長(上原朝文君) その前に、この協議会というのは国が主導しているわけですけれども、沖縄県においては南のほうから、まち型のほうから整備をかけていっているようです。それと58号線沿いです。それで、国頭も大宜味も先に入っていたということです。 それで、以前は景観を重視した無電柱化ということでありましたけれども、近年の気象の台風の大型化とか、強風、すごい台風が来て道に電柱が倒れて通行ができなくなったというようなことも、新聞で多分皆様も御存じかなと思いますが、そういった面からも、緊急避難道路というのが指定されておりまして、東村においても331号、70号線、それと70号線から役場に至る道、それが緊急指定道路になっておりますので、その分については、地中化を進めていったらどうかということで国からもありましたので、東村も参加して、今現在、計画書を作成しているところです。 以上です。 以前から参加していなかったというのは、この存在自体も知らなかったということも大きな要因かなと思いますし、この需要がなかったというか、この予算が、これ1キロ埋設するのに3億から5億かかるというふうに言われております。これが予算を削減した状況です。以前は100億かかったということもありますので、このまち型というか、人口の多いところから推進していこうという国の意図があったのかなというふうに感じてはいます。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君) 宮城毅君。
◆2番(宮城毅君) どうもありがとうございます。 新聞の資料を今お渡ししたんですけども、その中で、座間味村長は、小規模な離島にとっては、無線電中化の目的は生活そのものだと。一気に全ては無理だと思うんですけども、重要な幹線のほうから進めてほしいと話したと掲載されています。その件についての村長の考えをお聞かせください。
○議長(
神谷牧夫君) 副村長の又吉一樹君。
◎副村長(又吉一樹君) ただいまの宮城議員の質問にお答えいたします。 座間味村長が言っているのはもっともなことかなと思っております。村としましても、国道、県道が整備されないと、その次にする村道とかの部分も先にしてもちょっと不十分だと思いますので、そこの幹線のほうから先に整備してほしいと思っているんですけども、ただ、やっぱりこれだけの東村では距離がある、また、東村は隣の大宜味村、名護市から電中が来ていますので、そこが先にしないことには、やっぱり防災の面では東村だけ先にしても不十分だと思いますので、これだけの長い距離になりますと、継続的に長い時間がかかってもやっていってほしいなというところでございます。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君) 宮城毅君。
◆2番(宮城毅君) どうもありがとうございます。 今回、新聞で見ても分かるように、国も電力強靱化に向けて電線地中化を加速すると表明して、離島のほうに1億ぐらいの金をかける、そういった発信もしておりますけども、私ども東村の村民の安心・安全の面と、観光の面のメリットもすごく大きいと思うんです。その辺もまた協議会の中でいろいろ議論もあろうかと思いますけども、大宜味、国頭、両村とも連携を取りながら、その実現に向けて頑張っていただきたいと思います。 次に、2点目の簡易水道の供給についてお伺いします。 予算面と本当に厳しいと思いますけども、県民の水がめを有する東村、何とか知恵を絞り、大宜味、国頭両村とも連携をし、その実現に向け進んでいくべきだと思いますが、先ほど村長の答弁の中で、給水されていない箇所はないものと認識しているという発言がありましたけども、私が村内を回らせてもらったときに、具体的に申し上げませんけれども、給水されていない地域もあると。その辺を含めて、先ほど申し上げたように、大宜味、国頭と連携しながら、3村とも県民の水がめを抱えているわけです。 確かに、予算面とか厳しい面もあろうかと思います。それを知恵を絞って何とかの形で供給をしていく、そうすることが村が掲げている移住の促進もつながっていくと私は考えます。それについての村長の考えをお伺いします。
○議長(
神谷牧夫君)
建設環境課長、上原朝文君。
◎
建設環境課長(上原朝文君) その前にお答えしたいのですが、東村の給水状況というのは、まず条例でうたわれているとおり、村内の6字ありますけども、これが給水の地域といいますか、行政区で、その中で認可が下りた区域が給水区域となっております。 給水区域においては、水が必要な方は申請していただければ、水を引かないということはありませんので、もし給水区域にありながら給水されていない地域があるということですので、後で教えていただければ、調べて、どういうことかというのをやりたいと思います。 役場の認識としては、給水区域において給水されていない状況があるということはないというふうに考えております。 給水の状況を見ても100%に近い状況がありますので、この一部の0.何%という数字が出てきますけれども、これは給水を申し込んでいない方というふうに考えております。給水申込みをまずしていただいて、それから給水を行うということになりますので、本人の申出がないと給水は行えないということがあります。そこら辺も踏まえて御理解をお願いしたいなと思います。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君) 宮城毅君。
◆2番(宮城毅君) ありがとうございます。 私の認識不足もあったかと思いますけども、その辺またいろいろ御相談させていきながら、相談にお受けしたいと思いますので、その節はよろしくお願いを申し上げます。 次に、3点目の要請事項への対応について。 各担当課が努力されて対応していることに本当に感謝を申し上げます。それに関連したことなんですけども、7月の臨時議会において、村内唯一の給油所がなくなったと新聞に掲載されました。それを見たある担当部署のほうから、そういう事業があるよということを、現在、副村長であられる又吉副村長が企画観光課課長時代に、僕、その話を聞いたと思っております。その件について副村長とお伺いしたいんですけど、どういう経緯でそういう。 副村長が企画観光課長時代に、先ほど申し上げたように新聞紙上に掲載されたもんだから、そういう事業があるよとお話があったという話を聞いているんです。これ聞き違いやったら間違いないんですけど、申し訳ないんですが、それに対する。
○議長(
神谷牧夫君) 企画観光課長、平良洋一君。
◎企画観光課長(平良洋一君) ただいまの質疑にお答えします。 給油所問題につきましては、まず給油所がなくなった後に、SS対策協議会を立ち上げまして、今、村の燃料供給に対する計画の策定の準備をしているところであります。 つい先月に、村民に対して給油所の必要かどうかとか、どういった在り方がいいのかというアンケートも取っておりまして、そのアンケートを踏まえて、また協議会でいろいろ吟味しまして、今後の方向性について検討しようという状況でございます。 以上で説明を終わります。
○議長(
神谷牧夫君) 宮城毅君。
◆2番(宮城毅君) どうもありがとうございます。 私がなぜこの質問をしたかといいますと、村民の要望に対し行政側が動く、すばらしい事例だと思い質問をさせていただきました。前例云々でなく、該当する補助事業はないか、アンテナを張り巡らして対応し、実現をしていく、それが行政のあるべき姿だと思いますが、それに対する村長の考えをお聞かせ願いたい。よろしくお願いします。
○議長(
神谷牧夫君) 質問中ではあるんですけども、何か質問の趣旨がだんだん離れていくんですけども。お答えしますか。副村長、又吉一樹君。
◎副村長(又吉一樹君) ただいまの宮城議員の質問にお答えします。 やはり村としましては、なるべく国や県の補助事業があるものについて、あるいは、また起債とかという、後に普通交付税で戻ってくるような起債事業とかもありますので、そういった部分を活用できる分は活用した上で、地域からの要望、あるいは村が実施したい事業について、補助事業等についていろいろ検討していくというのは各課共通の認識だと思っておりまして、今回、給油所の件につきましては、報道とかでも大きく、県内のほう、あるいは県外のほうにも周知されまして、それを見た県や国の職員のほうから、こういった事業がありますよというふうな提案もあったりして、村のほうでもいろいろ調べた結果、今、補助申請を行って、採択された事業のほうが最も適しているかなということで進めているところでございます。 それぞれの要望、あるいは村が実施したい事業については、様々な補助事業等がございますので、その辺を見極めた上で、実施の可否、あるいは実施の実現性について検討していきたいというところでございます。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君) 宮城毅君。
◆2番(宮城毅君) ありがとうございます。 最後になりますけども、私ども議会の予算確保の行動など、そのほうとタイアップしながら向かっていく、それが村民の幸せにつながる、よりよい東村づくりにつながっていくと思いますので、くどいようですけども、本当に議会を大いに活用してくれることを再度お願いをし、質問を終わります。
○議長(
神谷牧夫君) これで、無
電柱化推進協議会について、簡易水道の供給について、要請事項への対応についての
一般質問を終わります。 5番、宮城準君。
◆5番(宮城準君) それでは、
一般質問を行います。 質問する前に、先ほど福永議員、宮城議員からあったように、10月29日の100周年記念式典、大変御苦労さんでありました、1世紀を飾るいい式典だったのかなというふうに思っています。皆様のその努力に感謝を申し上げます。 それでは、
一般質問を行います。 職員及び
会計任用職員の人事評価について。 質問の要旨、昨年6月定例会を含め、同様な質問をこれまで幾度か行ってまいりました。そこで、次のことについて伺います。 1、評価基準の標準化・統一化を図り、次年度以降の実施を目指すと発言があったが、その進捗状況はどうなっていますか。 2点目に、規程を見ると、1年間の能力評価と業務評価を行うことに見直しを行っているが、令和4年度の1年間の職員の評価は本年度行うことになると思うが、実施しているのか。 3点目に、
会計任用職員にも次年度以降勤勉手当が支給があると伺っています。
会計任用職員についても人事評価を行っていくという旨の発言がありましたが、早急に取り組む必要があると思いますが、その実施時期はいつですか。 以上、3点伺います。
○議長(
神谷牧夫君) 答弁の発言を許します。村長、當山全伸君。
◎村長(當山全伸君) それでは、宮城議員の質問にお答えいたします。 1点目の評価基準の標準化・統一化を図り、次年度以降の実施を目指すことについては、人事評価について改めて御説明いたします。 年度初めの4月に、各職員が1年間の業務目標を立て、1次評価者である課長が目標の達成方針、方法などについて面談を行い目標を決定しております。年度末に職員が自己評価を行い、1次評価者が評価し、2次評価である副村長または教育長が確認し、村長及び教育長と調整の上、評価を決定して、職員へ結果の開示面談をすることとなっております。 評価基準については、令和5年3月に規程を一部見直しており、一般行政職と業務内容に合わせて、保育士・保健師及び調理師の様式も変更し、本年度より実施をしております。 2点目の令和4年度の職員評価の実施については、基本的に、評価は年度内に行うこととしており、令和4年度の職員評価は3月に終えております。評価を受けての勤勉手当への反映については、評価実施規程の見直しを3月に行っており、本年度が本格実施となることから、令和6年度の勤勉手当などへの活用を予定しております。 3点目の会計年度任用職員の人事評価については、次年度からの勤勉手当の支給を予定しているところであります。指摘のありました人事評価については、去る10月に会計年度任用職員向けに制度の説明会を行っております。 また、制度の周知を兼ねて、10月から3月までの業務執行計画表を用いて、おのおのが目標を設定しているところであります。会計年度任用職員については、個々が業務管理を計画的に行いやすい様式としております。 以上、答弁といたします。
○議長(
神谷牧夫君) 宮城準君。
◆5番(宮城準君) 村長の答弁、ありがとうございます。 それでは、幾つか質問をさせていただきたいと思います。 まず、答弁書を見ますと、もうやっていますよという形になっていますけど、令和4年度の部分について、今年の3月には評価は終わったという理解でいいのか、それと、令和5年度については、4月から示されたとおり計画をして、今、それに向けて進んでいるということでよろしいか伺います。
○議長(
神谷牧夫君) 総務財政課長、宮田健次君。
◎総務財政課長(宮田健次君) お答えします。 令和4年度につきましては試行期間ということでありましたけども、3月いっぱいで評価を終えているところであります。あわせて、5年度につきましても今年から実施ということでありますので、実施を開始しているところであります。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君) 宮城準君。
◆5番(宮城準君) 規程を見させていただきましたけど、3村、恐らく国頭村とほぼ同じような内容になっているんですけど、国頭村のを参考にしたのかなという感じがしますけど、実は中身を見ますと、4月1日から3月31日のものを評価するわけですよね。そしたら3月中に評価するというのは、僕は3月の部分が欠落するんじゃないかなという少し思いがあるんですけど、年度いっぱいを見て、次の年というか、やるのが流れじゃないかなという気がするんですけど、答弁書を見ると、その年度の3月でもう終わりますよという形になっている。その辺はどうなんでしょうか。
○議長(
神谷牧夫君) 総務財政課長、宮田健次君。
◎総務財政課長(宮田健次君) 議員御指摘のとおり、年度につきましては3月が年度末となるところであります。これにつきましては、課長会議といいますか、調整会議の中でも議論があったわけなんですけども、制度としまして、年度いっぱいで評価しなさいという国の標準的なものもありますので、それに倣って今回というんですか、年度いっぱいで評価を終えているということとなります。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君) 宮城準君。
◆5番(宮城準君) 分かりました。国からそういうように示されているということであれば、3月でやるというのもいいかと思いますが、規則や規程にわざわざそううたっているもんですから、その辺もじゃあうたうべきだったのかなというふうな気がします。 あと、これはちょっと確認してほしいことなんですけど、今回の見直しを見たら、東村のを見たら、人事評価の第1条でしたか、地方公務員法の第40条の規定に基づいてというのがあるんですけど、調べてみたら、地方公務員法にはもう第40条はないんです。それがこの規程の中にはまだ残っているんです。せっかく令和5年の3月にこの期間のこれを訂正したときに、そしていろんな文献を見ても40条というのがなかなか出てこないもんですから、それで調べたら明らかにおかしいというのがありますので、ぜひその辺を確認されて、恐らく第23条の2項かな、そういう形になるかなと思いますが、その辺どうですか。
○議長(
神谷牧夫君) 総務財政課長、宮田健次君。
◎総務財政課長(宮田健次君) 御指摘につきましては、ちょっと今確認してはいないわけなんですけども、40条が現在ないということでありますので、ちょっと確認させていただきたいと思います。 23条につきましては、ちょっとこちらのほうでも確認はしてあったんですけども、40条が、現在、地公法の中でないということはちょっと確認は、ちょっとまだしていなかったので、ちょっと確認させてください。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君) 宮城準君。
◆5番(宮城準君) ぜひ確認をしていただきたいと思います。 それと、今回の答弁書で見ますと、これまで幾つか、3回ぐらいこの件でやったんですけど、その都度、言葉が「次年度以降」だったんです。今年は、来年度平成6年度から実施しますと言い切っておりますので、ぜひ実施に向けて取り組んでいただきたい。当然、言い切っていますから、やると期待をしておきたいと思います。 ちなみに、北部の11市町村でやっていないのは3町村だけですので、東とどこだったかな、あまり言わないほうがいいかな。東村を含めてあと2か所しか残っていませんので、県内でも北部は非常にいいほうです。県内でも16市町村だったかな。ですから、北部のほうは非常に進んでいます。ですから、それに足並みをそろえるというか、遅れを取らないように、ぜひ早めに完全実施をしていただきたい。 そこで、6年度から実施するということですが、人事評価は単純に勤勉手当に当てるだけではなくて、いろんな要素があると思うんですが、例えば昇給とか勤勉手当、昇任、昇格、あるいは分限等、いろいろそれを適用する範囲があると思うんですが、どこまでそれを考えているか教えてください。
○議長(
神谷牧夫君) 総務財政課長、宮田健次君。
◎総務財政課長(宮田健次君) お答えします。 基本的には、先ほど議員のおっしゃいました能力評価と業績評価というのを評価するわけなんですけども、それを活用しまして勤勉手当への適用だとか昇給です。昇給につきましては、業績評価と能力評価を掛け合わせて、その昇給対応表というのを作っておりますので、それに基づいて決定するということとなります。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君) 宮城準君。
◆5番(宮城準君) 分かりました。ぜひお願いをしたいと思います。 そこで、去った臨時会のときに、給与の今年のベースアップ等々を含めたときに、次年度以降に任用職員の勤勉手当も発生するという答弁がありました。そこで、これまでの質問の中でも、任用職員についてもやっていきますよという答弁があったと思うんですが、私は質問で、その時期はいつ頃考えているかというような質問をしたつもりなんですが、その適応をする時期については答弁書の中では触れられてはいないんですが、その辺、いつ頃をめどにやろうと考えていますか。
○議長(
神谷牧夫君) 総務財政課長、宮田健次君。
◎総務財政課長(宮田健次君) お答えします。 会計年度任用職員の人事評価につきましては、国においても、次年度以降実施しなさいということを示しているところであります。本村においても、次年度以降実施する予定であります。 村長の答弁でもありましたように、去る10月には会計年度任用職員を対象としまして、人事制度についての制度を説明しているところであります。 あわせて、10月以降につきましては、慣れというんですか、練習のために業務管理を計画的に行うために、業務執行計画表を用いながら、ちょっと慣らすための周知をしているところであります。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君) 宮城準君。
◆5番(宮城準君) ぜひお願いをしたいと思います。 そこで、直接この質問と要旨が少し違うかもしれませんが、現在、
会計任用職員は何名いらっしゃいますか。
○議長(
神谷牧夫君) 総務財政課長、宮田健次君。
◎総務財政課長(宮田健次君) お答えします。 現在、会計年度任用職員につきましては、4月ではあるんですけども、85名を雇用しているところであります。現在、産休とか育休とか、途中で増したりしますので、4月でいきますと85名ということになります。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君) 宮城準君。
◆5番(宮城準君) 分かりました。 現在、
会計任用職員はフルタイムはいないと認識をしていますけど、恐らく職員より30分ぐらい短いタイムで働いていると思うんですが、例えば、週当たり、今、38時間45分で任用職員は普通はやっていると思うんですが、それ以外に、またパートタイムというか、週に二、三日とか、そういう形で働いて、ちょっと見たら、任用職員でパートタイムの方は、普通の別の企業でも働いてもいいというような法律もできているみたいですけど、そういうような職員もいるのかどうか、おりますか。
○議長(
神谷牧夫君) 総務財政課長、宮田健次君。
◎総務財政課長(宮田健次君) 基本的には、週に3日とかそういった方はいます。副業になるかと思うんですけど、副業についても制度上認められておりますので、ちょっと人数は把握していませんけど、数名はいます。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君) 宮城準君。
◆5番(宮城準君) 分かりました。数名いるということであれば、この方々は、当然、届出はされていますよね。届出しないとできないような形にもなっていると思うんですが、その辺どうですか。
○議長(
神谷牧夫君) 総務財政課長、宮田健次君。
◎総務財政課長(宮田健次君) 届出をした上での副業になっております。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君) 宮城準君。
◆5番(宮城準君) 分かりました。 85名という任用職員がいるわけですから、それの評価をするというのは、大変な時間も苦労もするかなと思うんですが、ぜひ、当然、その働きに当たった勤勉手当が支給をされるというのが流れですので、ぜひその辺は完全に実施できるように努めていただきたいなというふうにお願いをしておきたいと思います。 それと、なぜ人事評価という部分をやらなければいけないということ、当然、これは国からの義務というか、通達でやらなきゃいけないという形になっているわけですから、それがなかなかできないということは、やっぱり法律事項に違反してるということですので、それであえて、そういうことが行政の中であってはいけないということでやっていますので、何回も同じことを聞くなと言わないで、やっと来年からできるみたいですから、ぜひ完全実施をしていただきたいと。 それで、なぜそこまで聞いているかというのは、実は、村長の施政方針にも所信表明でもありましたように、職員の要するにすぐれた職員を育成するためには、この人事評価も欠かせないと思うんです。やっぱり、日頃から一生懸命やっている人はそれなりに認めると。そして、それを評価して、最大限そういう昇給、昇格、あるいは手当等でやっぱりある程度の差別化をしていくと、それはその人のやる気を出したり、東村のために将来的に私は必ずなると思っておりますので、ぜひ、その辺については後退せず、前進してやっていただきたいというように思いますが、村長どうですか。
○議長(
神谷牧夫君) 村長、當山全伸君。
◎村長(當山全伸君) 宮城議員の質問にお答えいたします。 ただいまはもう本当に我々が思っていることを提言していただいて、ありがとうございます。人事評価というのは、やはり職員の能力をいかに発揮させて、村民の福祉の増進に職員全体として努めていくか、これが大きな目標である、それがひいては村民の福祉のため、発展のためにつながるのではないかなと思っております。 そういうことからすると、職員のまずはどういった形で職員が業務を遂行していくか、その流れの中で、自分で自分はこういう形で東村づくりをしたいと、そういうことがあれば、それを自分の評価書の中で提案していただいて、これを上司が判断しながらそういう方向に導いていくと、これが人事評価の最大の目的ではないかなと考えておりますので、我々もこの人事評価、せっかくここまで来ましたので、ぜひ職員の明るく、職場が明るくやる気のある職員になっていけるように、我々も努力していきたいと思っておりますので、ひとつよろしくお願いいたします。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君) 宮城準君。
◆5番(宮城準君) 村長、前向きな答弁をしていただきまして、本当にありがとうございます。ぜひ、皆さんの力で推し進めていただきたいと思います。 そこで、最後に、今回のこの人事評価の規程の見直しは、どっちかというと評価者、要するに評価をする人たちがやりやすいための要するに規程の見直しだったのかなと私は思います。 例えば、1年間の評価をする。その前は半年間ずつなんです。それはなぜかといったら、やっぱり勤勉手当。年間2回あるわけですから、そこに反映をさせるというのが大きな目的で、半年半年に分けていたと思うんです。1年間をやると、丸1年間、前年で評価されたのが1年間もその評価を使うわけですから、被評価者にとっては、途中で改めても、1年間は前年度の評価がそのまま適用されるというような形にもなりかねませんので、今回これでいくということで非常にいいことだと思うんですが、やっぱり少しこの評価についても落ち着いてきたら、やっぱり半年に1回は見直しをするというような心意気はあってもいいのかなというふうに思いますが、最後にそれについてどう思うか聞いて、終わりたいと思います。
○議長(
神谷牧夫君) 総務財政課長、宮田健次君。
◎総務財政課長(宮田健次君) お答えします。 年に2回というのが標準的なものでありまして、議員指摘のとおりではあるんですけども、まずは人事評価というのを慣れるというのが一番大事なのかなと思っていまして、おっしゃりましたように、慣れてきたらおのおのがそれなりにこの人事評価について思うところがあると思いますので、そういった場合には、またさらに発展して従来の2回の評価に進めていくことになるかと思います。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君) 宮城準君。
◆5番(宮城準君) ありがとうございました。 これで私の
一般質問を終わります。
○議長(
神谷牧夫君) これで、職員及び
会計任用職員の人事評価についての
一般質問を終わります。 暫時休憩いたします。再開は11時15分に再開いたしますのでよろしくお願いします。 (11時07分) 再開いたします。 (11時15分) 6番、伊佐真次君。
◆6番(伊佐真次君) おはようございます。
一般質問を行いたいと思います。 質問事項、やりがいのある
職場づくりについて。 質問の要旨、人事評価の利点、欠点、短所、長所、思うところがあればお答えください。 日本国憲法第15条では、全ての公務員は全体の奉仕者とありますけれど、評価される立場では、萎縮したり思うような仕事ができないということがあるのかもしれません。村職員、会計年度任用職員も含む働き方、働きがい、生きがいなど、職場の雰囲気などをどう考えているでしょうか。 ノー残業デーはきちんと行われていますか。役場内でのハラスメント等の有無、職員向けの相談窓口や意見箱の設置はありますか。精神的苦痛、心の病のため休職者や退職者の数、その内容、対応は改善されているのか、お願いします。
○議長(神谷牧夫君) 答弁の発言を許します。村長、當山全伸君。
◎村長(當山全伸君) それでは、伊佐議員の質問にお答えいたします。 まず、公務員については、これまで職員の業績を待遇、処遇に反映されるような人事評価制度ではありませんでした。民間の企業と異なり、利益などを追求することはあまり求められませんでした。地方公務員法の改正により、2016年に人事評価制度が施行されました。 主な目的といたしまして、職員のセルフコントロール(自己管理)意識の向上、コミュニケーションの活性化、スキルアップ、組織のパフォーマンス(行政サービスの向上)などが上げられます。公務員は住民の福祉の増進のために日々働いており、人事評価はその成果を図るツールの一つだと考えております。 憲法15条第2項は、全ての公務員は全体の奉仕者であり一部の奉仕者ではないと明記されておりますが、人事評価により全体的に萎縮することは考えておりません。評価により個々が仕事を把握でき、円滑な業務の遂行につながるものと考えております。 職場の雰囲気については、長引いたコロナ禍により、職員同士のコミュニケーション不足は感じているところであります。また、近年、社会制度の複雑化などにより、職員の働きが過密になることは懸念しているところであります。より働きやすい環境づくりは必要であります。 ノー残業デーについては、毎週水曜日にグループウェアのトップページで職員へ周知しているところであります。 役場内のハラスメントの有無、精神的苦痛のための休職者、退職者、その内容などについては、個々に関わることであり、発言により特定されるおそれがありますので、答弁は控えさせていただきますので、御理解ください。 なお、今年2月には、職員のハラスメント防止等に関する要綱を策定しております。職員向けの相談窓口などについては、総務財政課で対応しております。また、ストレスを少しでも軽減するために、LINEによる東村職員SNS相談を設置しており、職員用掲示板などで周知をしております。 以上、答弁といたします。
○議長(神谷牧夫君) 伊佐真次君。
◆6番(伊佐真次君) ありがとうございます。 総務省の説明によりますと、人事評価制度とは、職員がその義務を遂行するに当たり発揮した能力及び上げた業績を把握した上で行われる業務成績の評価というふうになっています。平たく言えば、各人、職員の働きぶりを見て任用、働きぶりを見て給料を決めて、働きぶりが悪ければ降格というか、最悪解雇もできるんじゃないかというようなことにもなるのではないかと思いますが、その辺はいかがでしょうか。
○議長(神谷牧夫君) 総務財政課長、宮田健次君。
◎総務財政課長(宮田健次君) お答えします。 人事評価につきましては、いろいろ評価、優秀だとか現状維持だとか、ちょっと目標に達していないという評価はいろいろしてくるんですけども、最終的に解雇ということも考えられることは考えられます。当然、職務を遂行していない状況、怠慢とかそういったのがあれば、最終的にはそういった懲戒の可能性はあるものと考えております。 以上です。
○議長(神谷牧夫君) 伊佐真次君。
◆6番(伊佐真次君) 分限処分というのがあります。降格、免職、休職、公休とかというのがありますけれども、今まで、まだ1年でしたっけ、2年でしたっけ、やったの。そういう事例もあるのか、お聞かせください。
○議長(
神谷牧夫君) 総務財政課長、宮田健次君。
◎総務財政課長(宮田健次君) 人事評価につきましては、今年より本格的実施となりますので、現状ではありません。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君) 伊佐真次君。
◆6番(伊佐真次君) 本当に人を評価するというのは、本当に大変なことだと思います。評価する側が神経も大変使うんではないかなというふうに思いますけれども、民間の企業、業者でしたら、売上げとか商品開発など、そういうことで成果を上げるなどで業績をはかるなどして、評価できるのは難しくないかもしれませんが、公務員の場合、どのようなものというか基準を評価するのか、基準にして評価するのか、その辺をお願いします。
○議長(
神谷牧夫君) 総務財政課長、宮田健次君。
◎総務財政課長(宮田健次君) 人事評価におきましては、目標を設定するところであります。目標レベル設定ということでありますけども、例えば、困難度、貢献度を主に、各項目につきまして目標を設定します。その項目をどの水準まで、どのような方法でいつまで実践するかということをおおむね目標としているところであります。 例えば、一般事務であれば事務処理のミスの軽減を目標としたり、ミスの件数は年間何件以内を目指すとか、手順の見直しを年度末まで行うとか、こういった目標をおのおのがすることとなります。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君) 伊佐真次君。
◆6番(伊佐真次君) 仕事ぶりなどもやはり見ますよね。その場合、例えば、庁舎内で働いている皆さんは、課長の皆さんが目に届くわけで、仕事ぶりが大体分かると思うんですが、庁舎外といいましょうか、いると思うんですが、その職種をちょっと上げてもらえないでしょうか。どういった人たちが外で働いているか。
○議長(
神谷牧夫君) 総務財政課長、宮田健次君。
◎総務財政課長(宮田健次君) 職員で申し上げますと、庁舎外になりますと学校の事務だったり調理師、あと幼稚園、それに保育所などが上げられます。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君) 伊佐真次君。
◆6番(伊佐真次君) 学校職員、調理師、幼稚園、保育士ですか。そういう場合は、例えば、課長の皆さんが評価する側だと思うんですが、そう直接目に触れないというか、仕事ぶりが分かりにくい場合もやはり課長の皆さんが評価するんでしょうか。
○議長(
神谷牧夫君) 総務財政課長、宮田健次君。
◎総務財政課長(宮田健次君) 保育所につきましては、所長がいますので、所長のほうで評価してもらいます。あと、学校につきましては、課長のほうでやることとなります。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君) 伊佐真次君。
◆6番(伊佐真次君) 学校の場合、課長がやると言いますけれども、一番やっぱり見ているのは学校長じゃないかなというふうに考えるんですが、その辺はいかがでしょうか。
○議長(
神谷牧夫君) 教育課長、仲嶺真文君。
◎教育課長(仲嶺真文君) ただいまの質問にお答えいたします。 やっぱり、今、おっしゃったとおり、学校長がよく見ているところではございますが、やはりこの人事評価が始まりまして、私もたまに学校を表敬したり、校長先生からお話を聞いたり、やるようにしておりますので、それを基にまた自己評価というのもございます。それを基に評価をやっていこうと考えております。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君) 伊佐真次君。
◆6番(伊佐真次君) ぜひ、間に校長を挟んで評価するという形ですけども、本当によく現場に行かないとなかなか見えないものもあると思うんですが、その辺はぜひ足を運んでやっていただければいいと思います。 この人事評価で、あってはいけませんけれども、評価する側の主観とか、あるいは好き嫌いが気持ち的に入ってしまうというような可能性もあるのかないのか、ちょっとそこ辺をお願いします。
○議長(
神谷牧夫君) 総務財政課長、宮田健次君。
◎総務財政課長(宮田健次君) 人事評価につきましては、客観的に、できた、できなかったというそういった単純的なものになりますので、好き嫌い、おのおのが好き嫌いということは絶対あり得ません。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君) 伊佐真次君。
◆6番(伊佐真次君) 可能な限り公平性が確保されるべきだと思っています。 また、評価される側も納得の上で、この点そうだったらいいなというような形になるのかどうなのか、その辺はどうでしょうか。
○議長(
神谷牧夫君) 総務財政課長、宮田健次君。
◎総務財政課長(宮田健次君) 年度末に自己評価をするわけなんですけども、それにつきまして、1次評価者であります課長、2次評価、村長の確認をするわけなんですけど、それを受けまして、職員にその評価を面談して開示します。そのときに納得するか否かはまた別問題でありますけども、それで納得いかなければ、またちょっと修正というか、ちょっと意見を言う場を設けておりますので、それはそれで機能するのかと思っております。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君) 伊佐真次君。
◆6番(伊佐真次君) 本当に本人は一生懸命やっているのに、なかなか評価が上がらないなとかという納得いかない方も出てくる可能性もあります。そうなると、やっぱりやる気をそいでしまうというか、そうなると、結果的には住民サービスの低下につながる可能性もあるのではないかということも心配をしています。 やはり上司に気に入られるような評価を上げるための仕事になってしまわないのかなとか、なってしまったら大変だなとかというふうに思いますけれども、本当に慎重な評価をお願いしたいというふうに思います。 それから、今、課長おっしゃいました面談があるというふうにおっしゃいましたけれども、この面談はどういう形で行われます。1対1で行われるんでしょうか。
○議長(
神谷牧夫君) 総務財政課長、宮田健次君。
◎総務財政課長(宮田健次君) 基本的には1対1で行っております。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君) 伊佐真次君。
◆6番(伊佐真次君) 1対1というのはなかなか緊張感がこの部屋の中で生まれて、自由に思ったことが発言できないという場合もあるのではないかと思います。この密室化させないというのも大切なことではないかと、やはり第三者もいて、一緒に評価についてお互い意見交換できるというような、そういう空気感のある面談というふうにはちょっと心がけていただきたいんですが、どうでしょう。
○議長(
神谷牧夫君) 総務財政課長、宮田健次君。
◎総務財政課長(宮田健次君) 1対1ということには基本的にはなりますけども、指摘のありました第三者が入るということも考えられるところであります。人によりましては、逆に第三者がいますとしゃべりにくいという場合もありますので、それは個々に検討していきたいと思っております。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君) 伊佐真次君。
◆6番(伊佐真次君) ぜひ職員一人一人皆さん違いますので、その辺は大らかに臨機応変にやっていただければいいと思います。 職員の働きがいということで、これは、ある自治体の職員の声です。決して東村のことではありません。こういう声があります。このまちと、このまちに暮らす住民のために仕事がしたい、そういう思いで役所に入りました。国民健康保険の仕事に就きました。ですが、窓口では国保料が高いとか、そういうクレームが住民から来ると。その住民との制度との板挟みになって、何だか住民を苦しめているような仕事をしているのではないかと、そういうような思いで最近感じているというような、ある地方の声ですけれども、そういう本当に窓口で困っている方がいると、やりがいと現実のギャップに悩みながら、こういう働く職員がいると思うんですが、そういう職員の悩みに応える相談窓口というのがあったらいいなと思いました。 先ほどの答弁では、職員用掲示板などがあるというふうに言っていますが、そういう本当に大変だよというようなそういう声が実際あるのかないのか、ちょっとお聞かせください。
○議長(
神谷牧夫君) 総務財政課長、宮田健次君。
◎総務財政課長(宮田健次君) 今、内地の事例であったんですけども、窓口におきましては、いろんな住民の方がいらっしゃるところであります。当然、ちょっとクレームといいますか、言葉の強いお客さんもいるわけなんですけれども、そこに対していろいろ、今後、研修はやる必要があると思いますけども、それに対して、ちょっとまだ相談というのは直接はありませんけども、こういった方が来たと、そういった上司への相談はあるものかと感じでおります。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君) 伊佐真次君。
◆6番(伊佐真次君) ぜひ、この窓口の職場の方が本当に生きがいややりがいのある仕事というふうにしてできるように、皆さんでフォローもしてあげていただきたいと思います。 ノー残業デーについては、トップページで職員は周知しているところでありますとありますが、周知はしていますけれど、実際はどうでしょうか。行われているのか。
○議長(
神谷牧夫君) 総務財政課長、宮田健次君。
◎総務財政課長(宮田健次君) ノー残業デーにつきましては、平成31年度から実施しているわけなんですけども、グループウェアの中で、毎週水曜日に必ず表記されるようにしております。 実際、じゃあどうかといいますと、なかなか個々の仕事だったり、事業が集中的になる月があったりしますので、一斉にノー残業デーになるということはないと感じております。しかしながら、そのノー残業デーということを設置することによって、おのおのがそれなりに感じるところがあるのかなと思っております。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君) 伊佐真次君。
◆6番(伊佐真次君) ぜひ早くおうちに帰って、子供の面倒も見ないといけないし、それはもう徹底させてもらったらいいんじゃないかなというふうに思っています。 ハラスメントの有無ですけれども、あるかないか。最近では、プロ野球選手がパワハラがあって非常に問題になっているというのが、この間テレビで見ましたけれども、本人が気がつかないうちに、そうとは思わずにそれがパワハラになっていたりということもあると思うんですけれども、なかなか発言によると特定されるおそれがあるということで、答弁は控えますということですが、人数は公表はできるんじゃないでしょうか。何人ぐらいは休職したよとか、辞めてしまったとかという人数はできないでしょうか。
○議長(
神谷牧夫君) 総務財政課長、宮田健次君。
◎総務財政課長(宮田健次君) 人数につきましては、平成31年から令和5年までにつきましては、休職したりする者が5名ということになります。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君) 伊佐真次君。
◆6番(伊佐真次君) これは休職ですね。5人というのは。長期。
○議長(
神谷牧夫君) 総務財政課長、宮田健次君。
◎総務財政課長(宮田健次君) 長期及び退職が2人含まれておりますけども、1人につきましては……。2人です。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君) 伊佐真次君。
◆6番(伊佐真次君) 財団法人地方公務員安全衛生推進協会というところが出している地方公務員健康状況等の現況の概要の中の長期療養者、これは令和3年ですけれども、10万人ですということですが、令和2年より7.39%増加をしていますと。これは全国的な話ですので、一概にこことはつながらないかもしれないですけれども、全国的に精神及び行動の障害による長期病休者数は、令和2年度より9.98%増加しています。10年前の1.6倍、15年前の約2倍ということで、全国的にも精神が追い詰められて、長期休んでしまうという方が増えているというようなことがあります。 それから、一般定期健康診断の有所見率は80%であり、令和2年度より1%増加しており、近年は増加傾向にあるというふうに言っています。 長期病休者の疾病分類別の構成比では、やはり一番多いのが63.1%で、精神及び行動の障害というのが63.1%で一番多くなっています。あとは、消化器系とか結合組織の疾患とか循環器系の疾患とかありますけれど、一番多いのが精神及び行動の障害ということで、やはり職場、地方公務員の中での病気が精神的に大分厳しいところが見受けられるというのが、この調査で分かっています。 本当に大変な仕事を皆さんしているのだなというような感じですが、町村では、都道府県からいろいろあるんですが、町村だけ見ると、血中脂肪質というのが一番多くて、次は肝機能が2番、血圧とか血糖検査というふうにしてなっています。本当に皆さんに、まず健康でなければ、本当に職員が住民とのコミュニケーションもきちっとやっぱり取れないので、健康がまず第一だということを私も含めてですけれども、ちょっと見ていきたいなというふうに思います。 以前、何年か前、メタボ改善というふうにして、ここのトイレにも、メタボに何とかいろいろ改善しましょうというような貼り紙があってやっていましたけど、今そのメタボ改善のことは、今、どうなっているんでしょうか。途中で終わってしまったのか、誰か。
○議長(
神谷牧夫君) 福祉保健課長、平田尚樹君。
◎福祉保健課長(平田尚樹君) ただいまの御質問にお答えいたします。 確かに、前まで各議会含め庁舎のほうにメタボ改善の貼り紙がございました。ちょっと時間が経過したのに伴いまして、ちょっと剥がされてしまっているような形だとは思いますけれども、村民の健康状態、特定健診とかを見ますと、やはり東村もメタボ率がかなり高い状況になっております。 今回、御指摘がありましたので、再度作って貼らさせていただきたいと思います。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君) 伊佐真次君。
◆6番(伊佐真次君) ありがとうございます。 本当に東村の職員が生き生きと働けるように、心身とも良好で働きがいのある職場を全員でつくっていただきますように希望して、質問を終わります。 ありがとうございました。
○議長(
神谷牧夫君) これで、やりがいのある
職場づくりについての
一般質問を終わります。 暫時休憩いたします。午後1時30分から再開しますので、よろしくお願いします。 (11時42分) 午後の部、再開いたします。 (13時30分) 3番、東江光枝君。
◆3番(東江光枝君) これから
一般質問を行いたいと思います。 質問事項、
鳥獣被害防止総合対策交付金について。 要旨1、
鳥獣被害防止総合対策交付金について、東村における鳥獣被害の状況はどうなっていますか。 2、鳥獣被害防止対策の取組の事業内容。 3、侵入防止柵の支援はどうなっていますか。 4、令和6年度
鳥獣被害防止総合対策交付金の事業導入実施のための令和5年度の要望調査を行いましたか。 以上、質問します。よろしくお願いします。
○議長(
神谷牧夫君) 答弁の発言を許します。村長、當山全伸君。
◎村長(當山全伸君) ただいまの東江議員の質問にお答えいたします。 村内での鳥獣被害の主な内容は、イノシシによるパインアップル、カボチャ等の苗や実の食害、カラスによるパインアップルへの食害と認識しており、鳥獣被害対策としては、鳥獣の圃場への侵入防止と鳥獣駆除が重要だと考えております。 1点目の鳥獣被害状況について、令和4年度の被害調査では、イノシシによるカボチャの被害が12万8,000円、カラス・イノシシによるパインアップル被害が347万6,000円となっており、農家の努力や東村鳥獣被害対策実施隊の協力によって、被害は抑えられてているものと考えております。 2点目の鳥獣被害防止対策の取組内容については、農家が行う被害防止対策資材購入費への50%補助と東村鳥獣被害対策実施隊が行う鳥獣駆除への支援を行っております。 農家補助については、令和4年度の主な内容は、ワイヤメッシュが37件で延長1万370メーター、防鳥ネットが17件で延長1万4,893メーター、合計54件となっております。 有害鳥獣駆除について、令和4年度は東村鳥獣被害対策実施隊の協力を得ながら、カラス484羽、イノシシ177頭の実績となっております。 3点目の侵入防止柵への支援については、2点目でも申し上げました農家が行う被害防止対策資材購入費へ50%の補助を行っております。 4点目の質問について、令和6年度
鳥獣被害防止総合対策交付金の内容は、鳥獣の捕獲、侵入防止対策、生息環境管理の3本柱となっております。 東村での農林水産振興補助金の活用状況から、被害発生前に侵入防止策を設置するのが一般的となっており、農地の確保から作物の植付け準備も早いことから、臨機応変に対応できる単独予算での農家支援が有効だと考えております。 議員指摘の
鳥獣被害防止総合対策交付金を活用しての侵入防止対策については、被害が発生した農地が対象要件となっていること、受益農家3戸以上、整備地区としてのまとまり等の採択要件もあることから、事業導入の要望調査は行っておりません。今後の事業導入については、希望する農家さんには、採択要件の確認、事業実施の時期と営農計画等の見直しも想定されることから、事前に調整を行ってから県への申請等を行いたいと考えており、相談をしていただきたいと考えております。 以上で、答弁といたします。
○議長(
神谷牧夫君) 東江光枝君。
◆3番(東江光枝君) 鳥獣被害状況についてちょっと答弁があったんですけど、この被害金額等をどのように算出されたのか教えてください。
○議長(
神谷牧夫君) 農林水産課長、宮城調秀君。
◎農林水産課長(宮城調秀君) ただいまの東江議員の質問にお答えします。 1点目の被害状況の金額につきまして、これにつきましては、農協のほうからの営農指導の担当からのデータであります。 調査方法につきましては、例えば、パイン1個の被害が何個あったとかということではなくて、担当の圃場を回った感覚というんですか、農家とかからの聞き取り等による感覚での報告の数字というふうに聞いております。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君) 東江光枝君。
◆3番(東江光枝君) ありがとうございます。 農協等からというのも、大体これは予測していました。今、ちょっと聞いて安心したのは、農家さんからの聞き取り等があったということで、ちょっとよかったかなと思っているんですけど、実際はその金額を上回るということはどうですか。考えていますか。
○議長(
神谷牧夫君) 農林水産課長、宮城調秀君。
◎農林水産課長(宮城調秀君) ただいまの東江議員の質問にお答えします。 この金額より多いと考えるか、少ないと考えるかという質問かと思いますけれども、その辺につきましては、ちょっと何とも言い難いところがあるのかなという、私自身も個別全体の農家を日々回っているわけではありませんので、この調査につきましては、農協さんの営農指導の方々の日々の感覚ですので、ちょっと上か下かというのは申し上げにくいところではありますけれども、ただ、先ほども村長の答弁にもありましたとおり、農家さんは、結構、畑を作るというか、植付けの前に対策をしてから営農に入るというのが一般的ですので、そういったことからすると、被害は結構抑えられているのかなというふうには考えております。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君) 東江光枝君。
◆3番(東江光枝君) そうですね、被害は抑えられているといいなと思っています。 私の聞いたところ、ある農家さんからの話ですけど、被害がある前に対策を打つというのは、もちろんこれは農家としては当然だと思うんですけど、中にはいろいろ金銭的に困っているとか、いろいろ諸事情があって、なかなか50%補助だといっても、ある農家にとってはもうこれ大変な大きな金額になると思います。 それで、ちょっとまた再三質問になるんですけれども、なぜ、去年の12月の定例議会で質問したんですけど、そのときは課長も村長さんも、令和5年度に要望をして6年度に実施したいということをおっしゃっていたんですけれども、それができなかった理由というんですか、もう一度お願いします。
○議長(
神谷牧夫君) 農林水産課長、宮城調秀君。
◎農林水産課長(宮城調秀君) ただいまの東江議員の質問にお答えします。 やらなかった理由につきましては、
先ほど答弁にもありましたとおり、若干、採択の要件等があるということで、できましたら、役場のほうで調整をしていただいて、例えば、来ていただいて、その土地がどういう形になっているのかとか、あとは先ほど言いましたように受益3戸以上が可能なのかどうか、あとは、このまとまりというんですか、若干この辺がちょっと曖昧なところがあるんですけれども、採択の要件を満たすエリアなのか、そういったことを事前に調整していただきたいというのがあります。 ただ、一般的に募集しますと、どうもそれがすぐできるものだというような認識をちょっと持たれると、ちょっとまた勘違いのところがあるのかなと思って、やっぱり事前に調整をしていただきたいということであります。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君) 東江光枝君。
◆3番(東江光枝君) 今ありましたように、事前に調整というのは、どこが調整するんでしょうか。
○議長(
神谷牧夫君) 農林水産課長、宮城調秀君。
◎農林水産課長(宮城調秀君) ただいまの東江議員の質問にお答えします。 役場に来ていただいて、担当の者がおりますので、そこと調整していただきたいということで、答弁にもありましたとおり、例えば金銭的な理由があるとすれば、例えば、今、一般的なのは半額補助ですけれども、計画的な営農計画といいますか、申請しても、すぐ来年できるかどうか、もしくは希望どおりの延長ができるかどうかも、ちょっとはっきりしない部分もあります。 ただ、今、おっしゃられるような方もいるわけですから、事前に調整して、例えば来年だったらできる、再来年だったらできるというような形の調整を頂ければ、そういったことは可能なのかなというふうに思います。 ただ、先ほど採択要件はありますけれども、そういった採択要件をクリアして、例えば来年、2年後とかというようなパターンを事前に調整できれば、それも可能なのかなというふうに考えております。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君) 東江光枝君。
◆3番(東江光枝君) 今、課長の答弁によりますと、やっぱり農家さんが直接役場に出向いて、やっぱり申請をしないと始まらないということですか。
○議長(
神谷牧夫君) 農林水産課長、宮城調秀君。
◎農林水産課長(宮城調秀君) 東江議員の質問にお答えします。 今、おっしゃったとおりでありますけれど、やっぱり何事も農家さんが申請、今、例えば単独でやっている予算につきましても、事前に申請という形を取っておりますので、ただ現在の単独予算についてはかなり簡素化されていますので、そんなに時間はかからないんですけれども、ただ、議員指摘の交付金につきましては、やっぱり国、県を巻き込んでの事業であります。また、これについては採択要件等に何かの不備があった場合には、最悪補助金返還等のことも発生することも懸念されますので、やっぱり役場に来て、ほぼ必ず役場に来て調整をしていただくことになると思います。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君) 東江光枝君。
◆3番(東江光枝君) ありがとうございます。 やっぱり、今、課長のおっしゃったように、役場に出向いて申請制度であるということがとても耳に残っているんですけれども、実際問題として、農家がやっぱり役場に行くというのは、本当に限られた方が行って申請をすると思うんです。 私としては、去年、村長の答弁にもありましたように、要望調査、例えばこういった感じが、国の事業があるんですけどどうですかということで広報でも流して、一応募集をかけて、その中で役場で説明をして、こういった要件ですよということで、全体にはいかないにしても、ある程度の方々が集まると思うので、そのときに知らしめるということが必要かなと思うんです。 なぜなら、いつもこのワイヤメッシュ、隣村の大宜味村、国頭村の例を取って、ちょっと私にいろいろ言ってくる方がいるんです。大宜味村は全額無料でできて、何で東はできないのとか、いろいろそういったのがあるので、やっぱりうわさがうわさを呼んで、ちょっととんでもない方向に行っているような気もありますので、やっぱりしっかりと役場のほうがこういった制度がありますということで募集をかけて、そのときに役場側がちゃんと説明して、先ほど課長おっしゃったような、こうこうです、ちょっと事業を申請するためには、やっぱり補助事業を取るためには、また後々、後のこともありますということで、つまびらかに説明を行って、農家さんも納得するんじゃないかなと思うんですけど、要望調査、これ調査というのをやっぱり皆さんにアピールして集まってもらって、その場を借りて説明するという方法はどうでしょうか。
○議長(
神谷牧夫君) 農林水産課長、宮城調秀君。
◎農林水産課長(宮城調秀君) ただいまの東江議員の質問にお答えします。 ちょっと若干説明不足もあったのかなと。要望調査と申請についての先ほど自分としては、申請の手続等について説明をしたつもりではありますけども、議員指摘のように、事業の周知ということでは、要望調査等を行って周知してからのことはいかがでしょうかというふうに聞いていますけれども、そういったことが必要であれば、事業の説明会等を開催することについては、何ら問題はないのかなというふうに考えております。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君) 東江光枝君。
◆3番(東江光枝君) 住民説明会、農家さんへのです。これをぜひやってほしいと思います。そうすることによって、農家さんもやっぱり村のこの50%の補助を活用して、どんどん進めていくと思うんです。もうどうにかしたらもうお金の工面とかいろいろあると思うんですけど、今、片一方では、先ほど話したように、隣村のこととかいろいろ耳にしている方々が何名かいて、私のほうにいろいろ疑問を投げかけてきたのでこういう質問になったんですけど、やっぱりある程度の説明責任というんですか、あると思いますので、ぜひこれをやってほしいなと思います。考えているのではなくて、進めてください。よろしくお願いします。
○議長(
神谷牧夫君) 農林水産課長、宮城調秀君。
◎農林水産課長(宮城調秀君) ただいまの東江議員の質問にお答えします。 若干の村民の声もお聞きしましたので、まず説明会をして、その事業の必要性を感じる方については、また調整等、相談等をさせていただきたいと思います。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君) 東江光枝君。
◆3番(東江光枝君) すみません。これはもう念押しですけど、これは令和5年度、来年の3月までに説明とかができるのか、次年度になるのか、そこら辺ちょっと明確にお答えください。よろしくお願いします。
○議長(
神谷牧夫君) 農林水産課長、宮城調秀君。
◎農林水産課長(宮城調秀君) ただいまの東江議員の質問にお答えします。 説明会等については大きな支障はないと考えておりますので、できましたら、年度内、3月までにしていきたいと考えます。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君) 東江光枝君。
◆3番(東江光枝君) ありがとうございます。これで農家さんも安心して選択する余地も生まれて、またより一層の作業に取り組めていけると思います。どうもありがとうございました。 これで、私の
一般質問を終わりたいと思います。
○議長(
神谷牧夫君) これで、
鳥獣被害防止総合対策交付金(ワイヤメッシュ柵等)についての
一般質問を終わります。
△日程第5.
行政一般報告を行います。 村長から
行政一般報告の申出がありました。これを許します。副村長、又吉一樹君。
◎副村長(又吉一樹君) それでは、
行政一般報告を申し上げます。 令和5年第10回
東村議会定例会の開会にあたり、
行政一般報告を行います。 初めに、総務財政課について申し上げます。 去る10月29日に、村民郷友会はじめ国、県、市町村などの関係者約350名御出席の下、村制施行100周年記念式典及び祝賀会を村営体育館で開催しました。 当日は、これまで村に多大な貢献、功績のあった24名と2団体の皆様を功労表彰いたしました。また、各区のアトラクションや村内関係者による演舞などで祝賀会を盛り上げていただきました。 コミュニティバスについて、10月2日より利用者の利便性向上と効率的な運用を行うために、事前予約によるデマンド運行の実証を行っております。おおむね利用者からは評価を得ておりますが、さらなる利用しやすい運行を目指してまいります。 11月2日に、村内一斉に地震・津波避難訓練を実施しました。当日は、地域住民や村内各学校の児童生徒及び教職員、村内の各事業者などから多くの方が訓練に参加していただきました。訓練を通して災害時に生かせるよう取り組んでまいります。 東村ふるさとづくり応援寄附金は、11月末現在で3,872件、6,542万9,000円の実績となっております。今年度の配分はコミュニティバス運営事業、農林水産業振興、つつじ祭り、出産祝い金、赤土等流出防止対策などに配分し、寄附金の活用を図っております。 次に、企画観光課について申し上げます。 8月1日より利用が開始されました東村消費喚起商品券発行事業の利用率は、11月末で73.4%であります。来年1月末までの利用期間となっており、村民の皆様におかれましては、早めの利用をお願いします。 9月17日に、世界自然遺産登録2周年を記念し、北部3村において、やんばるビーチクリーンを実施しました。本村においては、平良海岸にて開催し、約80名の参加がありました。村民及び関係者の皆様の御参加ありがとうございました。 11月12日に開催されましたツールドおきなわは、約1,200人のサイクリストが東村を通過しました。村民の皆様の御協力、沿道での御声援ありがとうございました。 村営屋外運動場とその周辺の村有地及び慶佐次通信所跡地の有効活用を図るため、9月29日に民間企業向けに事業募集の説明会を開催いたしました。事業提案については、令和6年3月までを期限としております。 7月に契約いたしました慶佐次湾のヒルギ林遊歩道整備工事につきましては、11月末の進捗が31.1%となっており、3月末までの完成を目指しております。 次に、住民課関係について申し上げます。 令和5年10月末現在における主な村税及び住宅使用料の徴収状況などについて申し上げます。 村民税の徴収率(合計)は57.7%(対前年度比マイナス2.3%)。固定資産税が62.9%(対前年度比プラス0.6%)。軽自動車税が93.2%(対前年度比1.0%)。村営住宅使用料については53.6%(対前年度比プラス4%)となっております。 なお、11月、12月は、県税・市町村税徴収強化月間となっております。主な取組としては、電話による督促や個別面談による納付方法などの相談業務及び福祉保健課と連携した合同訪問徴収を実施するなど、徴収業務を強化しております。 今後も引き続き、納期内納付及び自主納付を促進するための広報や滞納者に対する督促、催告等を行い、年度末に向け、自主財源である村税・使用料の重要性を認識し、徴収率の向上に努力してまいります。 次に、福祉保健課関係について申し上げます。 特定健診事業につきましては、6月に各区において実施いたしました健診において、受診できなかった方々を対象に、漏れ者検診を11月19日に実施しました。6月に実施した特定健診受診者と合わせると、全体で256名、57.4%の受診率となっております。 次に、東村社会福祉協議会に委託しております高齢者福祉サービスに関わる事業について、11月末までの実績を報告します。 移動支援サービスの利用件数が448件、軽度生活支援事業(ヘルパー派遣)が229件、食の自立支援事業(配食サービス)が3,903食となっております。 障害者福祉サービスにおける移動支援事業の11月末までの利用件数は395件、うち村内移動が51件、村外への移動が344件となっております。 村立保育所の11月1日現在の入所は62名となっております。今後の受入についても、新たに保育士等を確保するなど保育体制を整え対応してまいります。 国民健康保険事業について申し上げます。 国保税の徴収業務においては、住民課と共同で臨戸訪問を実施するなど、徴収強化に取り組んでいるところです。現在、5期分までの納付を依頼しているところで、11月末現在で、現年度分の納付額が2,028万4,200円で、収納率が60.38%、過年度分においては納付額が119万2,300円で、収納率は30.18%となっております。 今後とも厳しい財政状況の中、医療費抑制に取り組むとともに、収納率の向上に努めてまいります。 次に、建設環境課関連について申し上げます。 赤土等の流出対策については、赤土等流出防止地域協議会において、9月から11月末まで10.6ヘクタールの実績となりました。 粗大ごみ・リサイクル家電に関しては、同期間中に30件の申請があり収集・運搬しております。 また、ボランティアによる海岸清掃は5件の申請があり、約64袋のごみを回収しております。 一括交付金事業を活用した東村環境保全・猫の適正飼養推進業務において、11月26日に博物館で出張手術などを行いました。不妊・去勢手術、マイクロチップ装着、ワクチン等、合計51件の処置を行いました。今後も引き続き飼い猫の適切な飼育を促進し、飼い主不明猫の保護や譲渡に努めてまいります。 道路管理について、台風6号の影響により被災した村道大保ダム線、村道福地線、村道
宇出那覇2号線の3か所において、去る11月22日に災害査定を終え、12月中に3か所全ての発注を行い、早急に現況復旧ができるよう取り組んでまいります。 村道や橋梁については、今後、補修や整備を計画している高江橋やトバヤ橋に関して、調査設計業務を進めています。 また、各区からの要請があった道路などの修繕にも段階的に取り組んでおり、危険な木についても、危険度を考慮しながら伐採を進めています。 簡易水道事業については、10月からスタートしたインボイス制度に対応するため、水道料金システム改修を行いました。 有銘水源の調査について、河川への影響を確認するため、追加揚水試験業務を11月6日に発注しております。 令和6年4月から地方公営企業法に適応した公営企業会計を導入すべく、移行準備を進めております。 次に、農林水産課関係について申し上げます。 初めに、農林水産物条件不利性解消事業について申し上げます。 本県の地理的不利性の改善を図るため、農林水産物の県外出荷に要する物流コストのうち、鹿児島県までの輸送費相当分を沖縄県が助成する事業であり、本村では、令和5年度より1組合、1法人、1団体が生産振興計画に登録しております。 令和5年4月から9月までの総出荷量は75トンで、補助額は258万円となっております。 総合農産加工施設の操業状況について申し上げます。 加工用パインアップルは、11月末現在で1,536トンの原料搬入となりました。昨年同時期に比べ316トンの減となっております。うち本村からは1,124トンが搬入されております。 なお、本年度の加工用原料の北部全体での計画は1,890トンで、そのうち東村の搬入は1,350トンとなっており、達成は厳しい状況であります。 そのほか、シークヮーサーの搬入については、今期計画搬入量1,500トンに対し、11月末現在で1,290トンとなっております。 また、村内の生果用パインのJA出荷は全て終了しており、本年度計画228トンに対し136トンの実績となっております。 次に、ジェイドルフ製薬の工場建設関係について申し上げます。 去る11月20日に竣工式が行われ、令和6年4月からの本格操業を目指して取り組んでいくとの報告を会社側から受けております。 農業委員会活動について申し上げます。 9月から11月までの農業委員会総会案件は、農地法第3条の規定による許可申請5件、同5条の規定による一時転用申請1件、非農地証明願3件、農用地利用集積計画書案に係る意見決定9件、農業経営基盤の強化に係る意見聴取について1件、農地の契約解除について1件などとなっております。 最後に、教育委員会関係について申し上げます。 9月のてぃーだ学校、10月の運動会や11月の修学旅行など、各種学校行事については開催することができました。 沖縄振興特別推進市町村交付金を活用した小学校電子黒板設置事業は、9月13日までに村内3校の特別教室などに9台の設置を完了しております。 引き続き、教育環境の効率化及び総合的な教育の質の向上を推進してまいります。 村制施行100周年記念事業として、沖縄県芸術文化祭写真・美術選抜展を開催しました。写真展は例年どおり博物館で行い、美術部門は文化・スポーツ記念館にて行い、多くの村民の来場がありました。 博物館の企画展では、9月に「東村のふくじ川」、10月に「福地川にひそみしものたち」を開催し、11月には博物館講座として第2回しまくとぅば講座を開催しました。 文化・スポーツ記念館においては、イベントを実施することによりSNSや新聞等を活用し情報発信を行い、東村のPRに取り組んでいるところであります。今後も村出身者による絵画の個展を開催するなど、新たな人材発掘にも努めてまいります。 また、10月に第13回ハロウィン・スポピクを開催。村出身者による作品づくり教室や藍染め体験、音楽ライブなど9つの体験ブースに191名の参加がありました。 今後も、村出身者による様々な企画展を実施することで情報発信につなげ、東村のPRに取り組んでまいります。 以上、9月から11月における行政の取組について、御報告させていただきました。 今後とも地域の福祉の増進に尽力してまいる所存でありますので、議会議員の皆様におかれましては、御理解をお願いし、本定例会において提案しております議案等について十分御審議いただき、原案どおりの御採択を頂けるようお願い申し上げ、
行政一般報告とします。 令和5年12月12日、東村長當山全伸。
○議長(
神谷牧夫君)
行政一般報告が終わりました。
△日程第6.提案理由の説明を一括して求めます。村長、當山全伸君。
◎村長(當山全伸君) それでは、提案理由を申し上げます。 令和5年第10回東村定例会において提案いたします議案について、一括して提案理由を申し上げます。 議案第48号福地川海浜公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例については、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により、議会の議決を求めるものであります。 議案第49号固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例については、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により、議会の議決を求めるものであります。 議案第50号東村印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例については、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により、議会の議決を求めるものであります。 議案第51号東村営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例については、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により、議会の議決を求めるものであります。 議案第52号東村国民健康保険税条例の一部を改正する条例については、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により、議会の議決を求めるものであります。 議案第53号東村簡易水道事業の設置等に関する条例については、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により、議会の議決を求めるものであります。 議案第54号東村簡易水道事業の剰余金の処分に関する条例については、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により、議会の議決を求めるものであります。 議案第55号令和5年度
東村一般会計補正予算(第6号)については、現時点における事務事業費の過不足を補うために、
地方自治法第218条第1項の規定により、議会の議決を求めるものであります。 議案第56号令和5年度
東村国民健康保険特別会計補正予算(第4号)については、現時点における事務事業費の過不足を補うために、
地方自治法第218条第1項の規定により、議会の議決を求めるものであります。 議案第57号令和5年度
東村後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第2号)については、現時点における事務事業費の過不足を補うために、
地方自治法第218条第1項の規定により、議会の議決を求めるものであります。 以上で、議案の説明といたしますが、御審議の上、原案どおり議決を賜りますようお願いし、提案理由といたします。
○議長(
神谷牧夫君) 提案理由の一括説明が終わりました。 この際、お諮りいたします。日程第7.議案第48号から日程第13.議案第54号までを一括して議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
神谷牧夫君) 「異議なし」と認めます。したがって、日程第7、議案第48号から日程第13、議案第54号までを一括して議題とすることに決定しました。 議案第48号から、順に内容説明を求めます。企画観光課長、平良洋一君。
◎企画観光課長(平良洋一君) 議案第48号福地川海浜公園の設置及び管理運営に関する条例の一部を改正する条例について、御説明いたします。 1ページをお開きください。 福地川海浜公園の設置及び管理運営に関する条例の一部を改正する条例について、条例の一部を別紙のとおり改正したいので、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により、議会の議決を求めます。 提案理由、福地川海浜公園利用料金の見直しに伴い、条例を改正する必要が生じたので本案を提案いたします。 3ページをお開きください。 今回の改正案につきましては、本条例第7条に規定する別表中の広場に関する部分、河川部分となっております。現在、海浜公園のキャンプサイト利用につきましては、日帰りの利用と1泊の利用といった利用形態がございますが、現行の条例では、1日というくくりとなっていることから、利用形態に合わせ、1日と1泊とそれぞれ区別して料金を定めることとし、併せて、ゴールデンウイーク等のハイシーズン料金について設定できるよう上限額の見直しを行いました。 ここまでを内容説明といたしますが、詳細につきましては各自お目通しください。
○議長(
神谷牧夫君) 住民課長、金城幸人君。
◎住民課長(金城幸人君) それでは、議案第49号の内容説明を行います。 固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例について、固定資産評価審査委員会条例の一部を別紙のとおり改正したいので、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により、議会の議決を求める。 令和5年12月12日提出、東村長、當山全伸。 提案理由は省略いたします。 6ページ目からの新旧対照表を御覧ください。 主な改正内容につきましては、改正前の手数料の額等、第10条及び手数料の減額、第11条に係る条項を削除しております。 理由といたしましては、関連する他条例の東村行政不服審査関係手数料条例に手数料に関する同様の条項がありますので、削除しております。 その他、委員会の名称や条例のタイトルの最初に東村を表記した改正内容となっております。 以上で内容説明といたします。各資料につきましては、各自でお目通しをよろしくお願いいたします。 以上です。 それでは、議案第50号の内容説明を行います。 東村印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例について、東村印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を別紙のとおり改正したいので、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により、議会の議決を求める。 令和5年12月12日提出、東村長、當山全伸。 提案理由は省略いたします。 11ページ目からの新旧対照表を御覧ください。 主な改正内容につきましては、印鑑登録の第5条第2項において、住民票への旧氏併記の手続を行っている方の印鑑登録と外国人住民の通称記載及び片仮名表記で印鑑登録ができるようにしたものと、印鑑登録証明書の交付の第10条第2項にただし書で、個人番号カードを活用して印鑑登録証明書の発行ができるとしたなどの改正内容となっております。 以上で、内容説明といたします。各資料については、各自でお目通しをお願いいたします。 続きまして、議案第51号の内容説明を行います。 東村営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、東村営住宅の設置及び管理に関する条例を別紙のとおり改正したいので、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により、議会の議決を求める。 令和5年12月12日提出、東村長當山全伸。 提案理由は省略いたします。 17ページ目からの新旧対照表を御覧ください。 主な改正内容は、入居者の資格第6条第1項において、村営住宅の入居者の資格要件にある年齢や障害者等に関する要件の改正及び入居基準額として国が定めている政令月収15万8,000円と、高齢者や未就学児及び障害者世帯等の裁量階層世帯に係る政令月収21万4,000円の収入基準額を定め、また、入居者の選考につきまして、第9条第2項において、入居者の選考に係る具体的な方法などの項目を追加したものが主な内容となっております。 以上で、説明といたします。各資料につきましては、各自お目通しをお願いいたします。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君) 福祉保健課長、平田尚樹君。
◎福祉保健課長(平田尚樹君) それでは、議案第52号国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、内容説明を行います。 ページが22ページとなります。 東村国民健康保険税条例の一部を別紙のとおり改正したいので、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により、議会の議決を求めるものであります。 提案理由といたしましては、国民健康保険法施行令の一部改正に伴い、出産被保険者の産前産後における国民健康保険税の所得割額及び均等割額の免除措置が講じられることから、東村国民健康保険税条例の一部を改正する必要があるため、本案を提出するものとなっております。 改正内容といたしましては、子育て世帯の負担経験を目的としており、その年度に納める保険料の所得割額と均等割額から、出産予定月の前月から出産予定月の翌々月相当分を減額する内容となっております。 対象となる方は、令和5年11月1日以降に出産予定の国保被保険者の方が対象となり、免除対象月は令和6年1月1日以降となります。 23ページから26ページまでがその条例改正文、27ページから30ページまでが改正に係る新旧対照表となっております。あと、その辺は各自お目通しをお願いしたいと思います。 簡単ではございますが、以上で内容説明といたします。
○議長(
神谷牧夫君)
建設環境課長、上原朝文君。
◎
建設環境課長(上原朝文君) 続きまして、議案第53号東村簡易水道事業の設置等に関する条例について、内容説明を行います。 東村簡易水道事業の設置等に関する条例を別紙のとおり制定したいので、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により、議会の議決を求めるものとなっております。 東村簡易水道事業の地方公営企業法適用に伴い条例を制定する必要があるので、本案を提出するものとなっています。 32ページをお開きください。 今回は新設ということであります。 公営企業会計を導入するに当たり、条例の制定目的や地方公営企業法の財務規定適用、経営については経済性の発揮、公共の福祉増進、業務状況説明書類の作成等を規定しています。 附則においては、関係する条例の廃止や一部改正が含まれています。いずれも引用法例の変更や追加、あと、所管省庁が厚生労働省から国土交通省に移管されることから、引用省令の変更となっています。 それでは、第1条です。簡易水道事業の設置ということで、生活用水や浄水を供給するために簡易水道事業を設置することを定めています。 第2条につきましては、法の財務規定等の適用、簡易水道事業に地方公営企業法の財務規定を適用するための規定を定めています。 第3条につきましては、経営の基本ということで、簡易水道事業は経済的な側面と公共の福祉を向上させることを両立させながら運営されるべきであることを述べています。 第2項につきましては、従来どおりの給水区域を指定させていただいています。 第4条、重要な資産の取得及び処分ということで、公営企業法では、管理及び処分は管理者が行うこととなっており、種類及び金額については条例で定める必要があります。予定価格が700万円以上の不動産や動産の取得、処分について条例で定めてあります。土地につきましては、1件5,000平米以上となっています。 第5条、議会の同意を要する賠償責任の免除、職員の賠償責任に関する免除について、30万円以上の場合は、議会の同意を必要とするということで定めています。 第6条、会計事務の処理、公金の収納や支払い、保管、帳票の管理などの会計事務の権限を会計管理者に与えるということで定めてあります。 第7条、議会の議決を要する寄附金等、100万円以上の負担を伴う寄附や増与、150万円以上の損害賠償については、議会の議決を必要とするということで定めてあります。 次に第8条、業務状況報告書類の作成です。村長は業務の状況を説明する書類を毎年作成し、前年度の決算状況や当該年度の予算の概要と経営方針を明らかにしなければならないというふうに定めております。 附則のほうで、条例の施行日、それと関連する条例の廃止、監査委員条例の一部改正、簡易水道事業給水条例の一部改正などが規定されております。 この条例では、簡易水道事業に関する様々な側面について、予算、会計、業務報告、資産管理などを規定しています。自治体の水道事業の運営において、公共の福祉を確保しつつ経済性を追求するための法的基盤を提供するものとなっております。 以上で、議案第53号の内容説明を終わります。 続きまして、議案第54号、ページ35ページになります。 東村簡易水道事業の剰余金の処分等に関する条例について、東村簡易水道事業の剰余金の処分等に関する条例を別紙のとおり制定したいので、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により、議会の議決を求めるものとなっております。 これも第53号と一緒で、地方公営企業法の適用に伴う制定ということになっています。 次のページ、36ページがその条文となっています。 東村簡易水道事業の剰余金の処分等に関する条例ということで、第1条で趣旨をうたっております。 この条例は地方公営企業法に基づき、東村簡易水道事業の剰余金について規定するものです。具体的には、利益の処分方法や積立金の運用について規定しています。 第2条、利益の処分方法及び積立金の取崩しということで、企業債を取り崩す場合ということで、借金のほうです。毎事業年度の利益から欠損金を埋めた後の残金の20分の1を減債積立金として積み立てること。欠損金補填残高が減債積立金の20分の1に満たない場合は、それを企業債の額に達するまで積み立てることが求められています。 次、利益の処分です。欠損金補填残額や積立金の取崩し以外の利益の処分は、議会の議決を要件としています。 あと、積立金の目的です。積立金は減債積立金、利益積立金、建設改良積立金の3つの目的のためにそれぞれ積み立てられるものであり、それ以外の目的には使用できないというふうに規定しております。 あと、例外ですけれども、積立金の使用例外ということで、議会の議決を経て積立金を目的以外の使途に使用することができるというふうに定めてあります。 第3条、資本剰余金です。資本剰余金の処分について規定してあります。 毎事業年度生じた資本剰余金は、それぞれの内容を示す科目に積み立てる必要がありますということで、あと、積み立てた後の処分の方法としましては、利益積立金で欠損金を埋めた後に残額がある場合、それを取り崩す方法、それと前項の方法で処分した後の残金を資本金に組み入れる方法等々が規定しています。 本条例は令和6年の4月1日から施行を予定しているものであります。 以上が、東村簡易水道事業の剰余金の処分に関する条例の説明となります。 この条例は、利益や剰余金の処分、積立金の運用などを厳格に規定しており、地方公営企業法に基づいてその運用が行われるというふうに予定をしています。 以上で、内容説明とします。
○議長(
神谷牧夫君) 以上で、内容説明が終わります。 これより一括して質疑を行います。質疑の発言を許します。1番、
福永政也君。
◆1番(
福永政也君) 1点だけ教えてください。議案第48号福地川海浜公園設置及び管理運営に関する条例の中で料金の改定がありますが、この改定は、恐らく今まで持っている料金と追加ということになりますが、この場合には、お客様の通知はどのように考えていますか。
○議長(
神谷牧夫君) 企画観光課長、平良洋一君。
◎企画観光課長(平良洋一君) ただいまの質疑にお答えします。 本案が通った後に、指定管理をしています観光推進協議会のホームページ等で周知を図りたいと思っております。 以上です。終わります。
○議長(
神谷牧夫君) ほかに質疑はありませんか。質疑はありませんか。(「なし」と言う者あり)
○議長(
神谷牧夫君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 ただいま議題となっています議案第48号から議案第54号までを、会議規則第39条の規定により、議長を除く議員全員で構成する
条例審査特別委員会を設置し、これに付託審査することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
神谷牧夫君) 「異議なし」と認めます。したがって、
条例審査特別委員会を設置し、これに付託審査することに決定しました。 これより、
条例審査特別委員会において、委員長及び副委員長の互選をしていただきます。 暫時休憩いたします。再開は35分から行います。 (14時26分) 再開いたします。 (14時34分) これから、議長諸般の報告を行います。 休息中に
条例審査特別委員会を開催し、委員長及び副委員長の互選が行われました。その結果、委員長に7番、仲嶺眞文君、副委員長に6番、伊佐真次君が選出されております。 以上で、議長諸般の報告を終わります。 この際、お諮りいたします。日程第14.議案第55号から日程第16.議案第57号までを一括して議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
神谷牧夫君) 「異議なし」と認めます。したがって、日程第14、議案第55号から日程第16、議案第57号までを一括して議題とすることに決定しました。 議案第55号から順に内容説明を求めます。総務財政課長、宮田健次君。
◎総務財政課長(宮田健次君) それでは、ページ39ページをお開きください。 議案第55号令和5年度
東村一般会計補正予算(第6号)、令和5年度
東村一般会計補正予算(第6号)は次に定めるところによる。 歳入歳出予算補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6,926万円を追加して、歳入歳出予算の総額をそれぞれ40億1,218万8,000円といたします。 2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」によるものであります。 次ページをお開きください。 第1表、歳入歳出予算補正であります。 歳入からいきます。 1款村税、補正額マイナス14万3,000円。 9款国有提供施設等所在市町村助成交付金1,227万9,000円。 14款国庫支出金5,041万8,000円。 15款県支出金79万4,000円。 18款繰入金547万5,000円。 20款諸収入43万7,000円であります。 41ページです。歳出、参ります。 1款議会費5万円。 2款総務費3,991万3,000円。 3款民生費256万2,000円。 4款衛生費234万2,000円。 6款農林水産業費1,157万3,000円。 7款商工費41万1,000円。 8款土木費80万4,000円。 10款教育費155万3,000円。 12款公債費2万円。 13款諸支出金1,003万2,000円であります。 43ページであります。 歳入歳出予算事項別明細書においては、お目通しいただきたいと思います。 次ページ、44ページですけども、その中で財源内訳、総務費の120万円、その他にありますけども、それにつきましては、特定防衛施設周辺交付金の事業基金であります。 45ページ、歳入です。 主な歳入について説明いたします。 9款国有提供施設等所在市町村助成交付金が769万1,000円、国有提供施設等所在市町村助成交付金が458万8,000円となっております。 次ページをお願いいたします。46ページです。 総務費、国庫補助金、17節特定防衛周辺施設助成交付金1,414万9,000円につきましては、2次交付金の配分であります。 20款番号制度システム整備費補助金280万5,000円につきましては、住基システムフリー化の対応等のシステム改修費であります。 27節新型コロナ感染症対応地方創生臨時交付金3,358万6,000円につきましては、国の施策であります7万円給付、低所得者への7万円給付であります。465世帯分及び事務費を計上しているところであります。 15款県支出金の農林水産業費県補助金132万7,000円につきましては、松くい虫対策事業等が主になっております。 下へ参りまして、18款繰入金です。財調が427万5,000円。特定防衛施設周辺交付金事業基金が120万円であります。 次ページ、お願いします。 歳出になります。 主な歳出について御説明いたします。 6款企画費、負担金及び交付金180万6,000円につきましては、高江地区コミュニティー事業費の補助金としまして120万円となっております。 下へ参りまして、沖縄振興特別推進市町村交付金、一括交付金でございます。委託料1,520万円、工事請負費マイナス1,520万円は組替えでございます。健康づくり事業費の残を委託費へ組み替えているところであります。 支援給付金の負担金及び交付金3,255万円につきましては、先ほど申し上げました低所得者を対象としました7万円給付でございます。 50ページをお願いいたします。 中ほど、総務費、戸籍住民基本台帳費の委託料280万5,000円につきましては、戸籍システム委託料へ135万3,000円、住民基本台帳システム委託料としまして145万2,000円となっているところであります。 次ページ、51ページ下のほうです。 民生費、児童福祉費、総務費の中の報酬費120万8,000円につきましては、産休対応による代替採用分となっております。 次ページ、衛生費の予防費、22節償還金利子及び割引料243万9,000円につきましては、新型コロナウイルスワクチン予防接種に係る国庫返還金となった清算に係る国庫返還金となっております。 続きまして、53ページ、農林水産業費の農業振興費につきましては、事業費128万5,000円につきましては、主に総合農産加工施設の金属探知機の修繕費となっております。 下へ参りまして、負担金及び補助金及び交付金416万円につきましては、主に化学肥料等の購入補助395万円等などとなっております。 次ページ、お願いいたします。 林業振興費の委託料235万円につきましては、沖縄型森林環境保全事業です。これは松くい虫の委託追加の分であります。 55ページ、お願いいたします。 漁港建設費の工事費310万円につきましては、慶佐次漁港集会所のトイレ設置に伴う浄化槽設置工事等となっております。 飛びまして、59ページ、お願いいたします。 諸支出金、特定防衛周辺整備調整交付金の事業基金1,003万2,000円につきましては、保育所運営事業費及び地域福祉支援事業の積立金となっております。 以上で、内容説明といたしますが、詳細につきましては各自でお目通しお願いいたします。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君) 福祉保健課長、平田尚樹君。
◎福祉保健課長(平田尚樹君) 議案書の61ページをお開きください。 議案第56号令和5年度
東村国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について、内容説明を行います。 歳入歳出予算補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の歳入歳出をそれぞれ61万2,000円を増額して、歳入歳出予算の総額を3億7,531万円とする。 2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」によるものであります。 次ページをお願いいたします。 歳入歳出予算補正歳入のほうですけれども、6款県支出金で61万2,000円の増額。 10款繰入金につきましては、財源組替えとなります。 続いて、次ページをお願いいたします。 歳出におきましては、1款総務費57万5,000円の増。 2款保険給付費で9万5,000円の増額。 3款国民健康保険事業費納付金で財源組替え。 6款保健事業費で5万8,000円の減額。 9款諸支出金で財源の組替えとなっております。 なお、歳入歳出の詳細につきましては66ページ以降となっておりますので、各自お目通しをお願いいたします。 以上で、議案第56号の内容説明といたします。 続きまして、71ページをお開きください。 議案第57号令和5年度
東村後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第2号)について内容説明を行います。 歳入歳出予算補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の歳入歳出それぞれ16万4,000円を増額して、歳入歳出予算の総額を2,025万円とする。 2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。 次ページ、お願いいたします。 第1表、歳入歳出予算補正、歳入の4款繰入金で16万4,000円の増額。 次ページ、歳出のほうです。 後期高齢者医療広域連合納付金で16万4,000円の増額となっております。 これにつきましては、令和5年度の基盤安定負担金の額が確定したことによる増額というふうになっております。 以上で、議案第57号の内容説明といたします。
○議長(
神谷牧夫君) 以上で、内容説明が終わります。 これより一括して質疑を行います。質疑の発言を許します。質疑はありませんか。2番、宮城毅君。
◆2番(宮城毅君) 平田課長にお伺いしたいんですけど、今説明のあったP73ページの歳出、何の残額、発生でしたっけ、教えてください。73ページのです。後期高齢者医療広域連合納付金。
○議長(
神谷牧夫君) 福祉保健課長、平田尚樹君。
◎福祉保健課長(平田尚樹君) ただいまの質疑にお答えします。 73ページの後期高齢者医療広域納付金で16万4,000円の増額ということになっておりますけれども、これは令和5年度の基盤安定負担金という額、基盤安定負担金。それの額が確定したことによる増額というふうになっております。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君) 2番、宮城毅君。
◆2番(宮城毅君) どうもありがとうございました。
○議長(
神谷牧夫君) ほかに質疑はございませんか。5番、宮城準君。
◆5番(宮城準君) 委員会がありますからそこでも聞きたいんですけど、一括しての質疑になりますが、一般会計で県の国保の分のマイナスがあるんですけど、国保特会では繰入れ部分ではまともにも示されていなくて、一般会計の県からの補助金の繰入金の減額分は、当然、当初予算か何かでは、繰入れとして国保会計に入っているはずなんですけど、その辺理解できないんです。一般会計で国保会計の繰出金分でマイナスが出ているのに、今回、国保の中ではやりくりしているわけですよね。 どうも、この繰出金、繰入金の流れ上、こういうのがあるのかなと思って。例えば、マイナス分は一般でその分補填して繰り出すようするというんであれば、まだ何とか分かるんだけど、そういう操作もなくて国保の中だけでこれができるのか、その辺、そのシステムという絡みがよく分からないんですけど教えていただけますか。
○議長(
神谷牧夫君) 福祉保健課長、平田尚樹君。
◎福祉保健課長(平田尚樹君) ただいまの質疑にお答えいたします。 歳入のほうで県支出金のほうが減額という形になっております。こちらが保険基盤安定負担金、こちらのほうが一般会計のほうに入りまして、国保特会では一般会計からの繰出しという形で出てきます。4項目ほど一般繰出しの中にありまして、保険基盤安定負担金、これの保険者支援分とかそういったのがあります。 今回、補正に関しましては、その一般会計繰入金の中の財源のみ、中でちょっと財源の組替えを行ったという補正になっております。 以上です。
○議長(
神谷牧夫君) 質疑はありますか。(「なし」と言う者あり)
○議長(
神谷牧夫君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 ただいま議題となっております議案第55号から議案第57号までを、会議規則第39条の規定により、議長を除く議員全員で構成する
予算審査特別委員会を設置し、これに付託審査することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
神谷牧夫君) 「異議なし」と認めます。したがって、
予算審査特別委員会を設置し、これに付託審査することに決定しました。 早速、
予算審査特別委員会において委員長及び副委員長の互選をしていただきます。 暫時休憩いたします。 (14時53分) 再開いたします。 (14時55分) これから、議長諸般の報告を行います。 休憩中に
予算審査特別委員会を開催し、委員長及び副委員長の互選が行われました。 その結果、委員長に1番、
福永政也君、副委員長に宮城毅君が選出されております。 以上で、議長諸般の報告を終わります。 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 なお、12月15日午前10時より
予算審査特別委員会及び
条例審査特別委員会を行いますので、御参集ください。 次の会議は、12月18日月曜日午後3時に会議を開きます。 本日はこれにて散会します。お疲れさまでした。 (14時55分)...