南城市議会 2020-06-17
06月17日-04号
令和 2年 6月 定例会(第4回) 令和2年第4回
南城市議会(定例会)会議録1.開議 6月17日 10時00分 宣告2.散会 6月17日 16時12分 宣告3.出席議員 1番 安谷屋 正議員 11番
上地寿賀子議員 2番 運天貴也議員 12番 吉田 潤議員 3番
宮城秋夫議員 13番
平田安則議員 4番 森山 悟議員 14番
中村直哉議員 5番 新里 嘉議員 15番
大城竜男議員 6番
宮城康博議員 16番
宮平憲二議員 7番
島袋裕介議員 17番 松田兼弘議員 8番
仲間光枝議員 18番
親川孝雄議員 9番 前
里輝明議員 19番 玉城 健議員 10番
知念俊也議員 20番
国吉昌実議員4.欠席議員 なし5.本会議に職務のため出席した
事務局職員の職、氏名 事務局長 山城 匡
事務局主幹兼係長 玉城光也
事務局係長 仲村勝尚6.地方自治法第121条の規定により、
会議事件説明のため出席した者 市長
瑞慶覧長敏 教育長 上原廣子 副市長 新屋 勉 教育部長 上原 昇 総務部長 屋比久正明
上下水道部長 知念哲雄 企画部長 糸数義人
農林水産部長 嶺井 洋 市民部長 永吉盛哲
土木建築部長 玉城 勉 福祉部長 城間みゆき7.
議事日程----------------------------------- 令和2年第4回
南城市議会定例会 議事日程[第4号] 令和2年6月17日(水)午前10時開議日程第1
会議録署名議員の指名について日程第2 一般質問(5人) (1)宮平憲二 (2)玉城 健 (3)吉田 潤 (4)
上地寿賀子 (5)森山
悟-----------------------------------8.会議に付した事件 議事日程の事件と同じ9.会議の経過 次のとおり
○議長(国吉昌実) これから本日の会議を開きます。 諸般の報告を行います。 本日の議事日程はお手元に配付したとおりであります。 これで諸般の報告を終わります。 昨日、6月16日でございますが、
知念俊也議員に対する答弁の中で、教育部長より訂正の申出がありましたので発言を許します。
◎教育部長(上原昇) おはようございます。 昨日、一般質問の中で、
知念俊也議員の質問に対して私の答弁で、非
接触型体温計について
ディスカウントショップや
メイクマンなどで購入した場合は壊れやすいというような感じで、固有名詞で発言したことについて訂正します。
メイクマンの固有名詞をホームセンターなどに訂正したいと思います。申し訳ございませんでした。(156ページ5行目の発言訂正)
○議長(国吉昌実) 日程第1.
会議録署名議員の指名を行います。 本日の
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定によって、9番前
里輝明議員及び10番
知念俊也議員を指名します。 日程第2.これより一般質問を行います。 なお、本日の質問者はお手元に配付してあります議事日程のとおりであります。 順次発言を許します。 最初の質問者、
宮平憲二議員。
◆16番(
宮平憲二議員) グスーヨー、チュウウガナビラ。そして、おはようございます。 今日はちょっと時間が足りなさそうなので、早速、通告書に従いまして質問を行いたいと思います。 1、
特別支援教育等について。
特別支援教育の必要性やさらなる充実を望む声が年々増える中、文科省の調べでは通級を利用する児童生徒は平成19年度を基準にして平成29年度時点で2.4倍に増えております。南城市においても重要な課題として、今後も
特別支援教育を推進・充実する必要があると考えます。 ①令和2年度の
通級指導教室設置状況を伺います。 ②通級による特別な教育支援を必要とする南城市内の全
小・中学校ごとの児童の人数及び
通級待機児童の人数。 ③平成30年度の南城市
教育事務点検評価報告書において、
特別支援教育支援員配置事業・
学習支援員配置事業で内部評価と外部評価に大きな差異があるが、
特別支援教育支援員及び
学習支援員の
年度配置計画に対する実際の月ごとの配置状況について伺う。さらに、令和元年度の状況も同様に伺います。 ④通級などの支援を受けた児童が、
中学校入学時から、これまでの話です、これは。
就学先選びが通常学級か
特別支援学級に限られており、これは児童や保護者にとっては将来の就学や就職を早い段階で想定、考慮を強いることになると思います。 高等学校の通級も制度化されている今日、以前の議会答弁にあるように、支援を必要とする児童へも保育園から高校以降も教育支援が切れ目なく引き継ぎ行き渡るべきだと考えます。市長と教育長の見解を伺います。 発言事項2、家庭ゴミの
地域別ゴミ収集の現状と課題について。 2006年に4町村が合併し南城市が誕生しましたが、その頃に収集業者の
家庭ごみ地域割等が確定したものと思われますが、現在、南城市内でも人口増加が顕著な大里地域においては、
家庭ごみ排出量も急激に増加しております。 主な収集業者8社とも契約金額は同額、業務内容も同一でありながら、業者間で処分するごみの量は大きな差があります。公平さを欠いております。 そこで、以下について伺います。 ①主な収集業者8社の先月の
東部環境美化センター・
島尻環境美化センターへの毎日の最終搬入時間を確認したい。 ②現在、人口分布により
家庭ごみ排出量に地域差が生じており、一部業者が過重な負担を担っているとの声が上がっています。 現状の
担当地区割りは適正ではないと考えるがいかがか。 ③年度途中であっても8業者の
運搬トン数がほぼ公平になるように、ほぼ公平という意味は、誤差は生じてもいいと、ただしこれが許容できる範囲で均等にしてほしいということです。現在の
業者担当地区割を地域(大里・玉城・佐敷・知念)で区切るのではなく、業務量の公平性に重きを置いて変更改善すべきだと思います。 以上です。
◎教育部長(上原昇)
宮平憲二議員の
特別支援教育等について①令和2年度の
通級指導教室設置状況についての質問にお答えします。 本年度から、
大里中学校に設置され、設置校は
大里南小学校、
大里中学校の2校となっております。
船越小学校、
玉城小学校については対象児童が基準定員に満たないため設置されなかったが、本年度は、
大里南小学校の
通級担当職員が週1回、巡回での指導を行っている状況であります。 次に、②の通級による特別な教育支援を必要とする市内の全
小・中学校ごとの児童の人数及び
通級待機児童の人数についてお答えします。 中学校が19名、小学校が31名、待機児童が、学校に設置がなく通常に通う子が1名となっております。
通級待機児童は、希望したが
通級指導教室が学校に設置できなかった児童として捉え、
玉城中学校に1名の対象児童がおり、通常学級へ通っているところです。 次に、③平成30年度の南城市
事務点検評価報告書において、
特別支援教育支援員配置事業・
学習支援員配置事業での内部評価と外部評価に大きな差異があるが、両支援員の
年間配置計画に対する実際の月ごとの配置状況について、令和元年度の状況についての質問にお答えします。 平成30年度の
評価報告書による差異については、評価の視点によるものと捉えております。内部評価としては、年間を通して評価し、外部評価は4月開校時を捉えて評価しているため差異が生じております。 募集をかけていますが、4月の開校時までに計画人数が配置できていなかったため、苦慮している現状があります。 令和元年度についてはこれから評価が行われますが、昨年度よりも配置が厳しい状況となっております。 次に、④小学校で通級などの支援を受けた児童が、
中学校入学時から
就学先選びが通常学級か
特別支援学級に限られており、これは児童や保護者にとっては、将来の就学や就職を早い段階で想定や考慮を強いることになると思います。 高等学校の通級も制度化されている今日、支援を必要とする児童へも保育園から高校以降も教育支援が切れ目なく引き継いで行き渡るべきだと考える、その見解についての質問にお答えします。 小学校で通級などの支援を受けた児童だけが、
中学校入学時の就学先は通常学級、
特別支援学級に限られているわけではありません。
通級指導教室について
県教育委員会では、
対象児童生徒がおおよそ10名以上の設置基準が示されており、
特別支援学級の1人からとは異なります。また、知的障害を持っている児童生徒は通級指導の対象にはなりません。
通級指導教室については、
特別支援学級も含めた
教育支援委員会で審議し、その後、保護者と合意形成を行っているところでございます。 今後、市の
生きがい推進課、
健康増進課、
子育て支援課の担当者で福祉との連携の下、情報共有を行い、切れ目のない支援活動についての協議を始めていくことになっております。
◎市民部長(永吉盛哲) おはようございます。
宮平憲二議員の2、家庭ゴミの
地域別ゴミ収集の現状と課題についてお答えします。 初めに、①主な収集業者8社の先月の
東部清掃施設組合ごみ焼却場・
島尻環境美化センターへの毎日の最終搬入時間を確認したい。(データに基づく)についてお答えします。 令和2年5月のデータで見ると、燃やす
ごみ焼却施設である
東部環境美化センターへ1か月のうち一番遅く搬入した最終搬入時間は、A業者12時14分、B業者14時56分、C業者15時16分、D業者11時44分、E業者12時26分、F業者14時31分、G事業者16時28分、H業者15時33分であります。 次に、同施設へ1か月間のうち一番早く搬入が終わった最速搬入時間は、A業者9時44分、B業者11時4分、C業者9時40分、D業者10時12分、E業者10時8分、F業者11時19分、G業者13時18分、H業者10時40分であります。 続きまして、燃やせないごみ等の搬入施設である
島尻環境美化センターへ1か月のうち一番遅く搬入した最終搬入時間は、A業者13時24分、B業者14時56分、C業者16時2分、D業者13時8分、E業者12時30分、F業者13時52分、G事業者17時41分、H業者16時42分。 次に、同施設へ1か月間のうち一番早く搬入が終わった最速搬入時間は、A業者11時7分、B業者10時49分、C業者9時21分、D業者9時57分、E業者9時51分、F業者11時0分、G業者11時35分、H業者10時28分となっています。 日ごとの状況は、別紙でお渡ししている資料のとおりであります。 次に、②現在、人口分布による
家庭ごみ排出量に地域格差が生じており、一部業者が過重な負担を担っているとの声が上がっている。現状の
担当地区割は適正ではないと考えるがいかがについてお答えします。 現在、一部業者が、前年度と比べ収集時間の遅れが生じています。
新型コロナウイルス感染症拡大に伴う外出自粛や学校等の休校で家庭のごみが増えた状況等もありますので、今後の状況を調査した上で精査していきたいと考えております。 ③年度途中であっても8業者の
運搬トン数がほぼ公平になるように、現在の
業務担当地区割を地域(大里・玉城・佐敷・知念)で区切るのではなく、業務量の公平さに重きを置いて変更改善すべきではないかについてお答えします。 現在、業務量の公平性を図るために、平成26年4月1日から大里地区の湧稲国、目取真の2自治会を玉城地区へ、玉城地区の親慶原、親慶原団地、垣花、仲村渠の4自治会と佐敷地区のつきしろ1自治会を知念地区に移動し、収集業務の範囲の調整を行っております。 ごみの収集運搬は、単純にごみ量だけで公平性を保てる業務ではありませんので、各地区の状況等を調査した上で精査し、検討していきたいと考えております。
◆16番(
宮平憲二議員) ありがとうございました。 まず、
特別支援教育について。 ①今年度、
大里中学校に通級教室が1教室、
大里南小学校に2教室ということでありますけれども、これは南城市が誕生して14年になります。長敏市長になってから初めて、中学校の
通級指導教室が設置されております。小学校から
特別支援教育の継続が図られたことは大変よいことで評価をしたいと思います。 一方で、継続的な指導の必要性や保護者のニーズがあるにもかかわらず、今まで、
小学校卒業により指導が終了となっておりました。 今回、中学校が、大変いいことでありますけれども、
通級指導教室が設置できた、あるいは設置した理由というんですか、きっかけというんですか、そういうのをお聞かせください。
◎教育部長(上原昇) 10名以上という、またニーズができたということで、今回、新たに設置できたということになります。
◆16番(
宮平憲二議員) 今、10名というお話がありましたけれども、私の記憶では、
通級指導員設置基準というのが改正されております。それによりますと13名だと思いますが、10名でよろしいでしょうか。
◎教育部長(上原昇) 現在、宮平議員の質問の中には、各学校、何名いますかということがあったんで、資料が長いもんでちょっと割愛しております。 実は、
大里中学校は
通級教室対象者が今現在、19名となっております。それで1か所設置したということになります。
◆16番(
宮平憲二議員)
大里南小学校は14名で2校ですか。中学校は19名で1人ということなんでしょうか。
◎教育部長(上原昇) 現在、
大里南小学校は24名、24名で2ということで配置しております。
◆16番(
宮平憲二議員)
大里中学校の19名の内訳ですけれども、これは今年度、審査をして19名ということではないと思うんですけど、学年ごとに、もし分かればお願いします。
◎教育部長(上原昇) 19名の内訳ですけども、1年生が9名、2年生が4名、3年生が6名の内訳になっております。
◆16番(
宮平憲二議員) 在校生も含まれるということですけれども、これは今年度、審査をして、普通学級から繰入れなのか、あるいは
特別支援学級からの通級への配置なのかお聞かせください。
◎教育部長(上原昇) 通級教室に通う対象者というのは特別学級とは全然違っていますので、かぶらないですので、それは別だという認識でお願いしたいと思います。
◆16番(
宮平憲二議員) 分かりました。 それから、大里以外で通級の指導を必要とする子どもの数がかなり少ないような感じがしますけど、これはそういう調査は行った上での数字なんでしょうか。
◎教育部長(上原昇)
通級対象者の児童生徒についてはちゃんとした
支援委員会を設けて、それに審査をかけて判断されて、
子どもたちをですね、
通級対象児童ということで今、捉えています。保護者の了解も得てですね。
◆16番(
宮平憲二議員)
島尻教育事務所管内の小中学校について調べてまいりました。 その中で、通級教室についてですけれども、各市町において糸満市が4校、そして、豊見城市が5校、これ小学校ですね、八重瀬町が2校、南風原町が3校、与那原町が1校です。 中学校においては糸満市が3校、豊見城市が2校、八重瀬1校、南風原町2校ということで、複数の学校に通級教室があるということになっております。 複数の中にも自校通級、他校通級あるわけですけれども、南城市において他校の生徒が大里の小学校、中学校に通う、拠点校みたいな扱いでやるのか、他校に通級教室が設置されるまでですね。そういう配慮とかは考えているんでしょうか。
◎教育部長(上原昇) 南城市も、本年度からですけども、例えば県のほうに報告するときには、南城市内で
通級対象者は何名いますかというふうに、学校単位で報告するんじゃなくて、全体を網羅して、例えば南城市は今、31名、南小学校が24、例えば船小が5名、玉小が2名ということで31名。その31名を報告したときに、県からの指導によると、
通級指導教諭というんですか、1人当たりのキャパというのは大体22名というふうな話を聞いております。 それからすると、31名については、1人以上、2名ということで、現在、南城市には2名の配置と、そういうことになっております。 教員ですので、取りあえずは籍のほうは学校に置かないといけないということで、
大里南小学校に今、配置しております。1人は南小学校で専属というような感じでとらせていただいております。あと一人の教員については、船小と玉小への巡回をしながら指導を行うという感じで、今、南城市はそういった取組を行っているところでございます。
◆16番(
宮平憲二議員) あと、設置された通級教室の種類といいますかね、他の市町では発達教室、あるいは
言語教室等も設置されております。南城市の児童生徒の中で、言語教室を必要とする子どもとかはいらっしゃいますか。
◎教育部長(上原昇) 現段階では、言語の児童の対象者はいないというふうに報告を受けております。
◆16番(
宮平憲二議員) では、続いて3番に行きたいと思います。 3番、南城市
教育事務点検評価報告書について伺います。 評価の時期なんですけれども、4月開校時を捉えて評価しているということですけれども、1年終了、
スタート地点で評価というのはできるんでしょうか。
◎教育部長(上原昇) この件については、前年度の決算を受けてからということになりますので、どうしても、早くしても7月、議会までの報告にはもう12月になるということで、早めということでやろうとしているんですけど、決算後にしかやらないというふうに担当課からは伺っております。
◆16番(
宮平憲二議員) ということは、前年度の評価ということでよろしいんでしょうか。
◎教育部長(上原昇) はい、そういうことです。
◆16番(
宮平憲二議員) その評価の中で、延べ60名という表現がありますけれども、この延べというのは、
特別支援員が延べ60名、他市町では年間何名という表現をしていましたけれども、延べというのはどういう意味なんでしょうか。
○議長(国吉昌実) 休憩します。 (休憩 10時30分) (再開 10時32分) 再開します。
◎教育部長(上原昇) 60名というのは、延べになります。年間のですね。
○議長(国吉昌実) 教育部長、延べという表現を使っているのはどういうわけかという。 休憩します。 (休憩 10時32分) (再開 10時33分) 再開します。
◎教育部長(上原昇)
配置予定支援員、これ延べという表現がされていますけど、年間を通して60名の実数ということで認識をお願いします。御理解をお願いします。
◆16番(
宮平憲二議員) 年間を通して60名という、私の考え方からすると、60名の採用をして、その臨時職員、非常勤職員になるんですかね、その方が年間を通して配置されたというので60名という表現だと思うんですけど、今、延べということですから、年間の中で、人の出入りがあったという捉え方にもなりかねないんですけど、この辺はどうでしょうか。
◎教育部長(上原昇) 毎月、やっぱり
入れ替わりが激しくて、例えば1月は46名、5月は48名とかいろいろ、全部、
入れ替わりがあります。それの実数が、60名というような感じで捉えております。
◆16番(
宮平憲二議員) これも、人材確保が難しいというのは理解をしております。 なぜそういう質問をするかといいますと、
子どもたちを年間を通して見守りしてくださる方です、そういう方たちが月替わりで代わっていくというのは好ましくないのかなということで、これは前から言われております。人材確保が遅れている、毎年。 そういうことで、ぜひ他の市町に遅れをとらないように、先手、先手でやっていただきたいと今までは思っていましたけれども、今年度から
包括業務委託となっております。市としても当然、前回は60名でしたかね、60名の配置、
特別支援員の60名配置を業者に指示していると思いますが、これは今までの理由で人材確保が難しいということにはならないと思うんですけど、その辺はもう確実に配置できるということでよろしいでしょうか。
◎教育部長(上原昇) この件について担当課に聞いたら、依然まだ、今、確保は厳しいというような状況ということで報告を受けています。
◆16番(
宮平憲二議員) 業務委託に変えた理由の一つが、確保が難しいからということであったと思うんですけれども、それを難しいという話をされると、その委託自体の根本が疑問に思うんですけど、どうでしょうか。
◎教育部長(上原昇) 包括の場合、とても探しやすいという趣旨もあったと思うんですけど、実際、お願いをして、努力をしていると思うんですけども、なかなか集まらなくて、こちらのほうとしても、
情報提供等をしながら確保に今、努めているところでございます。
◆16番(
宮平憲二議員) 今の答弁に対して、もうちょっとあれなんですけれども、次の質問もありますので。 ということで、今までの議論を聞いて、教育長、市長、所見を伺いたいと思います。
◎教育長(上原廣子) 宮平議員の、私の所見ということでしたのでお答えします。 特別支援のお子さんというのは、将来、やはり自立に向けて私たちは支えていかなければいけないかと思っております。 ところが、残念ながら今、支えてくださる支援員の確保がなかなか、包括であっても見つけづらくて、とてもジレンマを抱えている状態でございます。 これからより一層、私たちも、この
特別支援教育に対する皆さんの認識、それから、みんなで支えていくという社会情勢をもっともっと広く展開して、教育委員みんなで、支援を必要としているお子様の支援ができるように努めてまいりたいと思います。 包括のほうに委託しているというのも、広く支援員の皆さんを確保していただくというのもありますし、私
たち教育委員会としても、できる限り支援員を集めるように努力していきたいと思います。
◎市長(
瑞慶覧長敏)
宮平憲二議員の教育に関する再質問にお答えいたします。 教育部の中でも、非常に努力をしながら支援員の確保をこれまでずっと続けてきておりますが、その確保に係る業務が膨大に上がるという内部からの声もございました。それで、それを包括で業務軽減させるというのも大きな目的だったんですね。 今後もそういった努力も重ねながら、誰一人取り残さないという理念の下、しっかりとそういう行政に当たっていきたいと思っております。
◆16番(
宮平憲二議員) ありがとうございました。 通級教室も増えたということで、
特別支援員の数も重要になってきます。ぜひ確保に努めてくださるようお願いしたいと思います。 続きまして、2番、家庭ゴミの
地域別ゴミ収集の現状と課題について伺います。 ①の先月の8社の各
美化センターの毎日の
最終搬入データについてですけれども、私の手元には細かい数字をもらっております。 その中で、トン数の少ない業者とトン数が多い業者の比較としまして、本当にトン数の少ない業者はほぼ午前中で終わっております。トン数が多い業者については午後まで、ひどいときは17時を超えているということでなっております。これが、月に何回かではなくて、ほぼ常態化している状態ですね。 それで、伺います。 こういう状況で時間、量ともに過重な負担となっている業者がどういうふうな状態に置かれているかということを部長、どう考えているのか、認識しているのか伺います。
◎市民部長(永吉盛哲)
宮平憲二議員の再質問にお答えします。 ごみの運搬につきましては、トン数の多いところは時間がかかっていると、トン数が少ないところは時間が早く終わっているというふうな御質問だと思います。 ごみの収集運搬については、住宅が密集している、またはアパートがあるところは一括してごみが収集、回収できるというところがあります。 そして、そういうところは移動が少なく効率よく運搬できて、トン数も回収できるというところもありますし、普通の集落ですね、一戸建てで家と家が離れていて各家の玄関先で収集しているため、収集が非効率であるということで、ごみの収集量、トン数も少なくなるということであります。 また、車が入れない集落もあります。狭い道で、人力で玄関先からごみを取って車まで徒歩で運んでいるという状況もありますので、そういう地域の道路整備の状況ですね、そして、ごみ処理施設への距離、移動距離など、そういう様々な要因がありますので、私たちとしては、ごみの量だけでは公平性は保てないと考えています。
◆16番(
宮平憲二議員) 私がお聞きしたのは、こういう過大な負担をしている業者が、どういうふうに困っているかということを推察していますかと、部長としては。それをお聞きします。
◎市民部長(永吉盛哲) 毎年、4月に契約更新をしております。その際、こういうふうに、ごみの収集について、運搬についていろいろと説明をしておりますけども、そういうところでの、そういう困っているとか、ごみの運搬の量とか、そういう声は出ていませんし、現在もそういう声が主管課のほうには届いていないので、私たちとしては、そういうバランスが取れていないということは一応、確認はしていません。
◆16番(
宮平憲二議員) このデータからして、地域状況があるというお話ですけれども、量も少なくて、時間も早く終わる、これは明らかに、地域のことを考えても格差があると。一方は量も多くて、時間も17時までやるということをやっているわけですから、これは明らかにこっちのほうが不利ですよね、時間も量も。 量が多くて早く終わっているということであれば理解できますけれど、量も少ない、時間も早いということは、明らかにこれは不公平です、と思います。 そして、困っている業者は自分たちなりに努力はしています。いっぱい課題も持っています。なぜかと言いますと、従業員の方がどんどん辞めていくんですよ。 なぜかというと、
美化センター2か所ありますけれども、ここに運搬していくんですね、彼らは。どの業者も同じところ。そうすると、午前中でほかの業者は終わるんだけど、自分たちの運搬車だけが午後もやっていると。これを見てこの職員は、同じ契約額なのになぜ自分たちだけ難儀するのということで不満があります。で、どんどん辞めていくと。募集しても来ないということで、もう1社はそれを防ぐために、昼食時間を抜いて、終わってから昼食を食べると。午後まで行ってしまうと作業員が逃げるということです。 それで、ぜひ来年ですね、改善してくれるというお話を期待して、部長のお話をお願いします。
◎市民部長(永吉盛哲) 再質問にお答えいたします。 ただいまですね、やっぱり業務の負担に差があるということであります。 前回、改正したのが、平成26年に範囲の見直しをやっております。それから約7年たっていて、人口の増加の率が高いところ、変わらないところがありますので、やっぱり出るごみも量も違ってきます。 そこら辺も、私たちとしては、見直しする時期だというふうには認識しております。 そういうことで、私たちは、ごみの量、住宅の密集地、世帯数、回収方法、そして、住宅間の距離、移動時間の様々な調査を分析して、収集業者の意見も聞きながら、次年度に向けて収集範囲の見直しを検討していきたいと考えております。 以上です。
◆16番(
宮平憲二議員) ありがとうございました。 できれば、今年度中にやっていただきたいんですが、よろしくお願いいたします。次年度でも。 市長にお伺いします。 市長も認定こども園、それから、話は飛んでいるようですけど、後でつなぎますから。それから、大里南・北幼稚園の位置も変更なさいました。これも、市民の声を聞いて、状況の変化で変更しました。 ということで、今の過重な負担を改善する必要があると思いますが、市長のお考えをお聞かせください。
○議長(国吉昌実)
宮平憲二議員、これは通告にありませんので、何かの関連があれば関連も。
◆16番(
宮平憲二議員) すみません。じゃあ市長の見解をお願いいたします。
◎市長(
瑞慶覧長敏)
宮平憲二議員のごみ収集についての再質問にお答えいたします。 先ほど担当課のほうからもありましたが、見直しから7年経っているので再度、調査をして、精査をして、次年度に向けて調査する、見直しを図っていくということですので、市長としてもそれでいいかと思っております。
○議長(国吉昌実) 次の質問者、玉城健議員。
◆19番(玉城健議員) ハイサイ、グスーヨー、チュウウガナビラ。マスクをしているので、少しボリュームを上げて質問したいと思いますので、よろしくお願いいたします。 昨今、本当にコロナ感染、そしてまた、大雨と、市民を取り巻く生活環境が大変厳しいものになっているということで、私を含め我々も一生懸命、市民生活を守るために、また頑張らなければいけないなということを感じながら一般質問をしたいと思います。よろしくお願いいたします。 本日3点、通告してありますが、まず、1点目からよろしくお願いします。 まず、1点目、中国江陰市友好都市についてでございます。 2016年、中国江陰市と南城市は友好都市として提携調印をし、中学生国際交流派遣事業で中学生の派遣をしております。友好都市として江陰市の状況がなかなか見えてこない状況があり、以下に伺います。 ①友好都市締結調印までの経緯をお聞かせください。 ②調印式の日時、場所、参加者及び調印内容をお願いいたします。 ③友好都市を結ぶ目的及び効果をお願いいたします。 ④江陰市、南城市それぞれの交流実績を年度別にお聞かせください。 ⑤中学生派遣事業の研修内容と派遣期間のスケジュール及び研修参加者の感想をお願いいたします。 ⑥これまでの状況を踏まえ、江陰市との友好都市の在り方について市の見解をお願いいたします。 2番、3番については自席で行いますのでよろしくお願いいたします。
◎企画部長(糸数義人) おはようございます。 玉城健議員の発言事項1、中国江陰市友好都市についての御質問にお答えします。 まず、1点目の江陰市との友好都市締結調印までの経緯についてでございますが、南城市と江陰市は、2011年に沖縄で開いた江蘇料理フェアや江陰市の企業視察団が南城市を訪問したことをきっかけに、行政間交流、市民レベルの交流を続けてきました。 2015年8月からは、中国の文化・歴史・教育に対する相互理解と友好親善を図ることなどを目的に、南城市中学生
中国国際交流派遣事業により市内の中学生を毎年派遣しています。 2016年5月には、相互の理解と信頼の下に友好と親善を深め、教育・文化・人材などのさらなる交流や協力関係を推進することを確認し、友好交流都市締結に向けての覚書に調印いたしました。同年の6月、議会における議決を経て、8月8日に締結しております。 次に、2点目の調印式の日時、場所、参加者及び調印内容等についてでございますが、締結式は2016年8月8日の11時に江陰市役所にて行われ、南城市長及び
南城市議会議長をはじめとする代表団が参加いたしました。また、当時、現地にて国際交流研修に参加していた南城市の中学生も同席しております。 締結書の主な内容としましては、「両市は提携して各領域の交流を促進します。本締結書に署名後、両市は提携できる領域を探し、計画を立て、協力して活動を行い、両市の交流を促進します。 両市は長期的な交流コンサルティング制度を創設し、両市間の協力関係を基に各種事業を検討します。 本締結の条項を履行するため、両市間で提携する各種プロジェクトは特別協議(他政府機関の参加も許可する)を設け、同協議には両方履行するための承諾と義務を記載します。 両市は適切な連絡体制を維持し、本締結書に記載することを実行するため共同で協議します。 締結期間は、本締結書に署名した日から有効期限は5年間とし、締結期限満了時に両市ともに異議がなければ、有効期限は自動的に延長されます。 締結期限の延長を望まない場合は、締結期限の一月前に相手方の市に告知します」となっております。 次に、3点目の友好都市を結ぶ目的及び効果についてでございますが、当締結書は、南城市と江陰市の経済・文化・教育・科学・人材などのさらなる交流と協力を推し進め、両市の友好関係を強化し、併せて、日中両国民の友好事業に貢献することを目的としております。 友好都市締結以降は、毎年、10名程度の中学生を派遣し、ホームステイや授業参加を通じて交流を深めており、教育分野においては一定の効果を上げております。 次に、4点目の江陰市、南城市それぞれの年度別の交流実績ですが、友好都市締結以前につきましては、2011年4月に南城市長が江陰市を初訪問しており、同年11月に江陰市の企業家視察団が南城市を訪問いたしました。 2014年5月には、市長及び観光商工課長らが江陰市の中学校を視察いたしました。 2015年7月には、江陰市民を中心とする交流団43名が南城市を訪問し、商工会や観光協会を中心とする市民と民間交流を行いました。同年8月には、南城市中学生
中国国際交流派遣事業を開始し、以降、毎年、10名程度の市内中学生を江陰市に派遣しております。 締結年の2016年5月には、江陰市副市長が南城市を訪れ覚書に署名いたしております。 締結以降では、2017年に江陰市の政策研究室主任ほか5名が南城市を訪問し、市内公共施設などを視察しております。 次に、6点目のこれまでの状況を踏まえ江陰市との友好都市の在り方について市の見解でございますが、民間、行政ともに交流が活発だった友好都市締結前の時期と比較しますと、締結後は中学生の国際交流事業のみが毎年、継続して実施されている状況でございます。 友好都市の在り方としましては、民間・行政の相互往来による交流を通じて両市が経済・教育・文化等の各分野で協力し、共に発展することだと認識しております。 以上でございます。
◎教育部長(上原昇) 玉城健議員の1、中国江陰市友好都市についての⑤についてお答えいたします。 事前学習として搭乗手続の説明、中国語の自己紹介などの挨拶の練習、中国の紙幣・通貨の確認、海外旅行保険の加入手続、現地交流会で披露する演目の練習等を3回から5回程度、帰国後には全参加者の感想を発表する報告会を開催しております。 事業の内容について、沖縄と中国は文化的・歴史的に深いつながりがあり、本市の中学生が現地学生との交流から、互いの文化、・歴史・教育に対する相互理解と友好親善を図ることと、また、広い視野に立った国際感覚豊かな人材の育成を目的としております。 派遣期間についてですけども、7日間となっております。 次に、参加者からの主な感想についてですが、これもたくさんある中から6点ほど集約しております。 まず、1点目、ホームステイ体験で、食事の文化や生活習慣の違いを実感したと。 次、現地の方とのコミュニケーションを取ることで学ぶことが多かったと。 次、3点目ですね、長江を見学したことにより、中国の生活を支えていた歴史について学んだ。学ぶことができたということですね。 次に、初めて日本から外国に出たことで、改めて沖縄のことや外国語についてもっと勉強したくなった。 次に、直接、行って見てきたことで、中国に対しての印象がすごく変わった。自分の目で世界を見ることはとても重要なことだと感じた。 最後に、海外のイメージをいいものにし、同時に日本の良さも実感できた。 以上のことが、交流中学生の主な感想でありました。 以上です。
◆19番(玉城健議員) ありがとうございました。 まず、我々、私も含めて南城市民が、江陰市という、あまりイメージが、どういう都市なのかがなかなか把握できないという状況だと思いますが、まず、江陰市はどんな都市なのか概要をお聞かせください。お願いします。
◎企画部長(糸数義人) ただいまの再質問にお答えいたします。 江陰市は、2017年時点ですが、人口約125万人、面積としまして987平方キロメートルを有する大都市でございます。北側を長江が流れ、南側に太湖がございます。また、東側には上海、蘇州、西側に常州、南京といった中枢都市が控えております。 港町としての長い歴史がございまして、重要な国際港として、韓国、東南アジア諸国のほか、我が国とも密接な関わりがございます。 工業は、繊維・機械・科学・軽工業・建設資材・電気機械・船舶などが主力産業となっております。 観光地は、明王朝時代の有名な地理学者であり旅行家の徐霞客の住宅や現代作家の劉半農、民俗音楽家である劉天華の記念ホールがございます。 1000年以上の歴史がある孔子の寺と風光明媚な黄山などがございます。 以上でございます。
◆19番(玉城健議員) ありがとうございます。 かなり発展した土地ということは聞いておりますが、その中でですね、この江陰市には日本企業がたくさん進出しているということでありますが、どんな会社とかが、企業が進出しているか御存じでしたらよろしくお願いします。
◎企画部長(糸数義人) 再質問にお答えいたします。 具体的な企業名につきましては、私のほうでは把握しておりませんが、今、御質問の中にありましたように、数多くの日本企業が進出しており、現地には日本に好意的な市民が多いというふうに伺っております。 以上です。
◆19番(玉城健議員) なぜこれを聞いたかといいますと、前回、前市長のときに、私が中国ととても緊張感があるときに中学生を送って大丈夫なのかという私の質問に対して前市長が、企業が守ってくれるということを答弁したことがありまして、それを聞いたわけであります。そういうことで今まで、答弁にあったみたいに、しっかり交流が始まっていったということであります。 その中で気になるのが、友好都市を締結したのが2016年で、中学生を最初に送ったのが2015年なんですね。これは締結前に、まず第1回目の中学生が派遣されておりますが、そのいきさつについて御存じでしたらお願いします。
○議長(国吉昌実) 休憩します。 (休憩 11時06分) (再開 11時12分) 再開します。
◎教育部長(上原昇) 手元の資料によりますと、2013年4月に、江陰市の無錫市というんですかね、外交のトップで団長と南城市長と会談を行い、南城市で歓迎会を開催されております。 その後、2015年3月に江陰市より南城市と友好都市の関係を結びたいとの御提案があり、その年の8月に南城市中学生の中国交流研修が開催されたということになっております。 以上のとおりとなっております。
◆19番(玉城健議員) 前市長との物すごい信頼関係があってのことだと思いますが。これについてですね、これは通訳に立っておりました揚華さんという方が発表したものですが、これは2015年の5月なんですがね。 中国では市長が会談に出てくるのは極めてまれで、通常は市長代理、副市長か外事弁主任が対応するということで、江陰市の市長が直接会っているんですね。その中で、南城市の市長の場合は、それだけ大事に扱われていることですねということで書かれていて、南城市長は、
子どもたちが滞在中、安心・安全に過ごせるよう御配慮をお願いします。そして、それを機会にぜひ江陰市の
子どもたちも南城市に派遣してくださいと話していましたと。 これに対して、沈市長は、南城市とは観光・教育・文化の面で交流できる可能性はとても高い。今回、中学生の派遣事業はとてもいい企画です。日中交流は若い人たちによって明るい展望が開かれてきますと応じ、中学生については、マカチョーケーと述べていましたというコメントがあるわけですね。 そういうことを踏まえて、今の答弁の中にありますが、両市の交流につきましてはなかなか、南城市からは中学生を毎年、送っているんですが、江陰市からの市民、そして、
子どもたちの交流がないということで、江陰市との事務的なやり取りはどういう形で行われていたのか、よろしくお願いします。
◎企画部長(糸数義人) 中国とのやり取りにつきましては、除葆光の道を歩もう会にアテンドしていただいて行っておりました。
◆19番(玉城健議員) 2016年から、現在、行政対行政ということで、間に除葆光の道を歩もう会の方が入って交流していたということで、友好都市、やっぱり締結した後は自治体同士でダイレクトに事務調整ができなければスムーズにいかないというのは、どうもここら辺がひっかかっているんですが、これはどういった理由があって、直接な江陰市と南城市のやり取りができなかったのか教えてください。
◎企画部長(糸数義人) ただいまの再質問にお答えいたします。 本市はアメリカのほうにも
子どもたちを送っております。職員も英語の力に特化したというような方を採用してきたという経緯もございまして、英語であれば、これも琉米歴史研究会でしたかね、そちらに間に入ってもらっているわけですけれども。 やはり直接、中国語を話せる職員がいなかったというところ、言葉の壁というのが一番の大きな課題だったのかと認識しております。 以上でございます。
◆19番(玉城健議員) 職員に言葉を話せる方がいないということで、直接できなかったということでありますが、それがなかなかダイレクトに江陰市と南城市のやり取りが進まない状況だったのかなということを感じますが。 これこそ職員を採用してですね、こういう友好都市であるにもかかわらずそれができないというのは、こういう中国語に堪能な方を採用して、その業務に当たらせるというのは、これは当然だと思いますが、これにつきまして、市長はどう思いますか。
◎市長(
瑞慶覧長敏) 優秀な人材を採用して国際交流を深めていくというのは、いいことではないかと思っております。
◆19番(玉城健議員) 答弁が、当然の答弁だと思いますが、どうしてそれやらなかったのかというのが、ちょっと引っかかる点ではあります。 それからですね、毎年、その後、中国に送っているわけでありますが、中学生も向こうのホームステイで入ったりしておりますが、まず、スケジュールですね、ずっと江陰市にいたわけではないと思うんですが、日本を出てどういう形で、帰ってくるまでの大まかなスケジュールが分かるんでしたらよろしくお願いします。
◎教育部長(上原昇) 中学生の交流の件と思うんですけども、まず、期間が約7日間ということで、まず、日程的にもですね、初め上海のほうに着きまして、その後、高速に乗って直接、空港バスにて江陰市のほうに渡っています。 そして、その後ですね、中国江陰市というのは華西村ということで、世界一裕福な村ということで、それを売りにしているところであります。そこのほうを見学しまして、その後、2日間、現地の
子どもたちとホームステイをしながら、これは年度によって違うと思うんですけど、私が行った一昨年のときは、現地の学校に直接入って、
子どもたちを入れて授業をさせたというような交流もしたところもあります。 その後、2日間、交流ホームステイ等を終えて、あとまた上海に戻って、上海のほうで買物とか町並みを歩くとか、文化を楽しんだということで、翌日帰る、帰路につくというような感じの7日間の研修となっております。
◆19番(玉城健議員) ただいまの答弁を聞いておりますと、直接、江陰市にいたのは2日間ということですか。
◎教育部長(上原昇) 3日間になります。
◆19番(玉城健議員) 3日間ということで、上海から入っていって3日間は江陰市にいたということで理解いたしました。 それでですね、この今までのやり取りの中で、江陰市の市民がこの南城市をどういうふうに見ているかというのを把握しておりますか。よろしくお願いします。
◎企画部長(糸数義人) ただいまの御質問にお答えします。 現状において把握はしておりません。 ただ、先ほどの答弁の中でも申し上げましたが、日本国内の企業、多数進出しているわけでございます。その中には、やはり大手さんですね、ソニーさん、パナソニックさん、ニコン、シャープ、クボタなどの大手企業も進出しております。やはりそれは地域に対して働く、職場として入っていっているわけですから、やはり日本に対しては好意的に思っているものだと考えております。 以上です。
◆19番(玉城健議員) 企業がいっぱい出ていっているからいいだろうということでですね、やはり友好都市としてお互いの市を理解していないというのがあまりにも多いんじゃないかなという感じを受けます。 そこでですね、教育長も同行されたと思いますが、教育長から見た、研修も含めて江陰市の印象をお願いします。
◎教育長(上原廣子) 玉城健議員の質問にお答えします。 私のほうも昨年、
子どもたちを引率して行ってまいりました。 その中で、一番の成果は
子どもたちが自分の目で中国という国を見てきたという、実際に見たということが一番、
子どもたちの成果じゃないかなと。ふだん、文献やテレビ等で見ている中国と、実際に目で見たというところの部分では、
子どもたちはこれからのグローバル社会で生きていく
子どもたちですので、一番の成果だったと思います。 ただ、私のほう、大人の目から見て、派遣している
子どもたちだけにその恩恵を与えていいのかなというのはとても感じました。10名連れて行ったんですが、毎年、10名の
子どもたちは確かに意義がある、有意義な時間を過ごしてきたんですが、そのほかの市民、大勢の南城市の
子どもたちに中国との交流で得るメリットというんですか、それが還元できないというのがすごく残念だなという感じはしました。 それから、あれだけ大きな国ですので、いろんな文化や歴史を持っている国なので、江陰市というのはその中のある一部なので、もっと広い中国の歴史が学べるようなところも、私のほうとしては
子どもたちに見せてあげたいという思いを持って帰ってまいりました。 以上です。
◆19番(玉城健議員) 百聞は一見にしかずと言われますが、答弁の中の
子どもたちの感想を見ても、やはり昨今、尖閣問題で中国に脅威を感じるという中で、実際に見た中国というのが物すごくすばらしいものだったという、
子どもたちに与えた影響というのは大変意義があり、いいことだと思います。 今の教育長の答弁によりますと、ほかの
子どもたちにも見せてあげたいくらいのすばらしいところであるということもあります。 最初に戻りますが、やはり、江陰市から、これまでまだ市民レベルの交流がなされてないということに関して、南城市からもそういうアプローチとかそういうのは話もなかったのか、そこら辺よろしくお願いいたします。
○議長(国吉昌実) 休憩します。 (休憩 11時26分) (再開 11時27分) 再開します。
◎企画部長(糸数義人) ただいまの質問にお答えいたします。 中国のほうから
子どもたちがこちらに来ないことについては、やはり交流というのは相互交流が基本となりますので、こちらから送っているように、中国のほうからも、江陰のほうからもということは、やはり議論にはなりました。 しかしながら、お国柄と言いますか、お国の事情だと思いますが、出国する際の手続がかなり難しいんですね。日本のように容易に諸外国に出ていくということが可能ではないという部分から、やはり難しさがあるということで、なかなかそれが実現に至ってないという現状でございます。 以上です。
◆19番(玉城健議員) ただいまの答弁を聞いておりますと、これ友好都市として大丈夫なのかなという感じがします。 またですね、これは同じく、中国江陰市と友好都市を結んでいます群馬県の藤岡市というところですが、見てみますと、これは市民にツアーを募集して3泊4日、江陰市を訪れているんですね。そのときに市からの通訳もつけて、向こうとの、江陰市とも交流をするという、そういうこともやっている市もあるわけですね。 それも含めて、今、16年から始まっていますからやがて5年になりますが、そこら辺の考慮が全くなされていないというのが、果たしてこれは友好都市としてこれからどうなるのかなということを感じざるを得ないと感じております。 これにつきまして、これから先ですね、5年、期限ということでありますが、最終期限は来年8月ということでよろしいですか。
◎企画部長(糸数義人) ただいまの御質問にお答えします。 来年の8月7日をもって満5年ということになります。 以上です。
◆19番(玉城健議員) これまでの状況を踏まえて、来年の8月には、継続するか、何らかの答えを出さなければいけないということでありますので、これ関して教育長、そしてまた市長、見解をよろしくお願いいたします。
◎教育長(上原廣子) ただいまの質問にお答えします。
子どもたちの交流に関しては、これから生き抜く
子どもたちですので、世界的な視野でいろんなものを見ていただきたいという思いがありますので、海外との交流は必要だと思っております。 江陰市と交流が継続されるのかどうかというところの部分は、これから企画部のほうとも調整しながら、江陰市という形でしたら、企画部と調整しながら考えてまいりたいと思っております。 中国との交流に関しては、できるだけ
子どもたちにも継続させていただきたいなという思いは持っております。
◎市長(
瑞慶覧長敏) 課題等もありますので、事業の成果は精査した上で判断していきたいと思っております。
◆19番(玉城健議員) 隣国、中国とは我々、琉球は物すごく先祖からの深い関係、歴史があるので、ぜひそういうのも踏まえて、財政も含めて判断していただきますようよろしくお願いします。 そのまましておきますと自動継続ということで、また今のままうやむやのまま、向こうからも来ない、通訳もワンクッションかませてということになりますので、そこら辺もぜひ庁内で検討して、いい判断をよろしくお願いいたします。 それでは、また2点目に移りたいと思います。 大雨被害についてよろしくお願いいたします。 昨今の短期間の大雨は各地で大小多くの被害が出ており、農家及び市民に大きな影響が出ております。 個人での対応にも限界があり、行政の支援も必要と思われますが、市の見解をお願いいたします。 ①5月の大雨による被害状況を部門別にお願いします。 ②被害対応状況を即対応できたもの、まだ対応できてないものをお願いいたします。 3番目に、中長期的に対応していかなければならない状況があると思いますが、その場所も含めてですね、その場所があれば、この方針も含めて、よろしくお願いいたします。
◎総務部長(屋比久正明) 玉城健議員の2、大雨被害対策・支援についての御質問にお答えします。 まず、①の5月の大雨による被害状況についてですが、土木建築部関連においては、市道等破損5件、排水路等破損4件、市道等への土砂流出9件、側溝の詰まり7件、市道冠水15件、側溝、排水路等の氾濫26件、側溝蓋の外れ8件、その他民地から民地への雨水流出などの5件の合計79件の被害が報告されております。 農林水産部関連については、土砂流出被害が9件、土砂崩れ被害が2件、冠水被害が27件、排水路破損が3件、道路破損が2件、擁壁破損が1件の、44件が報告されております。 農作物については、オクラ、ゴーヤー、ピーマン、ナスなどの作物の被害があり、花卉作物についても、トルコギキョウや菊などの被害の報告を受けており、合計17件が報告されております。 総務部においては、これまでに申請のあった床上浸水2件、床下浸水3件、車両の水没3件(車両8台)、室外機などの水没2件の合計10件の罹災証明書等の発行を行っております。 次に、②の被害対応状況についてですが、土木建築部においては、6月10日時点で、対応済み25件、対応中8件、対応検討中31件、その他関係機関への引継ぎ等が15件となっております。 農林水産部関連についても、6月10日時点において、対応済みが17件、対応中7件、対応検討中7件、経過観察中13件となっております。 次に、③の中長期的に対応しなければならない案件についてお答えします。 令和2年5月2日、6日のような、短時間大雨(集中豪雨)では、市内の多くの地域において排水路の氾濫や市道の冠水等が発生しております。 今回の大雨時における排水路の氾濫や道路冠水などを最小化するには、局部的な整備ではなく、複合的・面的なハード整備が必要であると考えております。 しかしながら、その整備は多額の費用(予算)と時間が必要であり、ハード整備だけではなく、ソフトや自助による総合的な防災対策を検討する必要があると考えております。 以上です。
◆19番(玉城健議員) ありがとうございました。 この5月の最初の雨はまれに見る、本当に大雨でした。私も朝、早朝6時過ぎですかね、出ていってもう雨の中、本当に恐怖を感じるぐらいの雨で、この雨、本当にいつやむのかなというぐらいの、降り続けるような状況でしたので、これすごいことだなと思って、もう翌朝からは各地域からですね、もうみんな流されたり、もう畑、そしてまた道路に土砂、土、なかなかこれまで経験したことのないような大雨でありました。 そういう状況の中で今、畑、特に畑ですね、春植えとか、耕うんされた畑はあふれた水でごうっと土ごと流されて、ガバッと空いているわけですね。それはもう、とてもじゃないが農家個人ではなかなか難しいということで、ぜひともですね、そういうことに対して何らかの策が取れないかということを考えておりますが、
農林水産部長、いかがですか。
◎
農林水産部長(嶺井洋) 玉城健議員の質問にお答えします。 特に畑の部分については、上流側からの雨水があふれ出して流れている形跡と、あと、側溝等が詰まってですね、枯葉等、そういった要因が見受けられます。 今の質問の中の、土の運搬等については、原材料支給が対応できるかどうか、それはちょっと検討したほうがいいかなと思っております。 ただ、これは個人の部分ではちょっと今、対応が厳しい実情がございますので、自治会からそういった要請を受けて、そういったところが必要ということであれば、その原材料支給でも何とか対応できるのかなというふうには考えております。
◆19番(玉城健議員) もうあまりにもですね、報告を受けた数どころじゃないと、把握してないとこでありとあらゆるところでそういうことが起こっており、やっぱり答弁にもありました自助によるというのは、これは当然だと思いますが、やっぱりそれで流された土を持ってくるというのは、恐らく畑の中は作物も入っておりますので、難しいというところですね。 やはり相談を受けた場合、自治体もですね、何らかの形で応援していただきたいと、ぜひそれを考えていただきたいと思います。 今回の雨はですね、本当に何年かぶりですねこれ。これ2007年の12月に八重瀬町で道路が冠水して、この橋をですね、車が止まって、おじいちゃんがまず男の子を助ける間に7歳の女の子が流されて翌朝、4キロ下の下流で亡くなったということがあったわけですね。これ川としては、湧稲国から流れていく川で、南城市と直接、目と鼻の先なんですね。そういうことが起こっております。このおばあちゃんはまた、船越の方でありますのでとてもよく覚えているわけですね。 そういうことがあるんで、昨今のこの流速なんですよね、これ話にもありましたが、この間の、10分で1メートルぐらい上がってしまったと、目の前が。こういうときにはもう避難どころじゃないと思うんですね。 そういうところについて、こういう地域ですね、ポール立ててここまで上がりましたよと、何年何月の雨にということで、あちこち、そういうところを印できないかと。そうすれば、別のところから来た人にとっても、この地域は大雨のときはここまで水が上がるんだなということを認識できるということで、ぜひこれをやってもらいたいと。 今、津波のことで、何メートルという印ありますよね。ああいう形で、何年何月でここまで上がりましたっていうのをそういうところにできないかなということを考えておりますが、いかがですか。
◎
土木建築部長(玉城勉) 代表して私が答弁いたします。 南城市の防災マップ、こちらの中には大雨時冠水予想箇所図とあります。私もこれを見ているんですけども、これちょっと不十分なところがあります。 今、議員が御指摘いただいたようにですね、こちら冠水箇所あるんですけども、それ以外にでも実際、起こっている場所、この間、私が言ったように、内水氾濫を起こしそうな場所というのはあるので、これはちょっと情報を収集した上で、それに入れること、あとは御指摘のように、電柱か何かに冠水注意とか、ここまで水が大雨時には来ますよというふうな何らかの表示、そういった部分については防災の担当部署である総務部総務課等々もちょっと連携しながら、あと、データ等々については農水部とか上下水道部、いろんなところで持っている情報を集めてそれを整理した上で、御指摘のような、この市民周知、市外から来られる方々への周知、それと、自助、共助、それができやすい方向に持っていくように、取り組んでまいりたいと考えております。 その件については、総務部長に振りたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
◎総務部長(屋比久正明) お答えします。 ただいま
土木建築部長よりあったように、いろんなデータを基にいろいろ情報収集した上で、今後また、防災マップ等々に反映させていきたいと思います。
◆19番(玉城健議員) 防災マップというのがありますが、やはりその現場に立てたほうが、その効果があると。 なぜかといいますと、私もその住宅、浸水したところに呼ばれて行ったんですけど、建て売りなんですね。もうここに来て7年になるけど、こんなことなかったよと。こんなことであれば、ここに来なければよかったまで言われたんですよ。 その真向かいはもともと地元の方で、1メートルもう屋敷、上がっているんですね、向かいが。分からなかったということなんですよ、家建てるときに。 だから、そういうことがあれば、その判断するところを、何年の大雨にはここまで来ましたという印があれば気づくということになると思いますので、ぜひともそれについてはよろしくお願いいたします。 時間がないので、次、3番目に移りたいと思います。 3番目、ふるさと納税についてでございます。 ふるさと納税返礼品について今年度、取扱委託先が観光協会地域物産館から変更になりましたが、以下の状況についてお願いいたします。 この変更後ですね、市内の返礼品出品利用者からの評価について、よろしくお願いします。
◎企画部長(糸数義人) 玉城健議員の発言事項3番ですね、ふるさと納税についての、変更後の市内返礼品出品利用者からの評価についてお答えいたします。 本市では、令和2年4月よりふるさと納税に係る返礼品の取扱いに関しては、市観光協会から株式会社JTB沖縄に委託先が変わっております。 委託先の変更により、システムで分からないことが多いという意見がある反面、システムで管理できるから便利になったなどの意見もございます。 出品利用者からの評価につきましては、現段階におきましては
新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあることから。 休憩願えますか。
○議長(国吉昌実) 休憩します。 (休憩 11時46分) (再開 11時47分) 再開します。
◎企画部長(糸数義人) 委託先の変更により、システムで分からないことが多いという意見がある反面、システムで管理できるから便利になったなどの意見もございます。 出品利用者からの評価につきましては、現段階におきましては新型コロナウイルス感染拡大の影響もあることから、新型コロナウイルスの影響がある程度落ち着いて一定期間を経て、全体的に事業評価をしていきたいと考えております。 以上でございます。
◆19番(玉城健議員) これは私のところに相談ということで寄せられてきたんですが、地域の農家さんですね、これまでは何かシールを出荷するときに、剥がしてぱっと貼ったらすぐ出荷できたと。しかし、業者が変わってからは、パソコンに独自で打ち込んでいかないといけないということで、農家の方々がですね、とてもじゃないがこれまでやり切れないと、やっぱりパソコンとかそういうのになかなか苦手な方々が困っているということでありまして、今回までは去年の予約で出荷できますが、もう次からはやめますと。もうできませんということを言われたんですね。 そういうことについて、例えばそういうのが本当に上手な方々はもうぱっぱっぱっとやれると思いますが、農家の方々でそれは、やっぱりあまりなじまない方々がいらっしゃるわけですね。 そういう方々に対して、やはり何らかの、南城市から、南城市で一生懸命作ったものを出したい、とても喜ばれていたものが、そういうパソコンのことでなかなか対応できなくて、もう来年からできないということが実際、起こっているということでありますので、ぜひそれについても、これコロナで今はちょっと厳しいということでありますので、その対応をぜひよろしくお願いいたします。 これについて、またよろしくお願いします。
◎企画部長(糸数義人) ただいまの再質問にお答えいたします。 コロナの影響でというような表現をさせていただいておりますが、実は、この株式会社JTB沖縄さんから、出品者のほうに出向いていってパソコンの指導といいますか、フォローアップをやっていくという流れを予定しているんですね。 しかし、今、3密を避けるという観点からアプローチがなかなかできないという時期がございました。 今、一通りコロナのほうも落ち着いてきていますんで、今、農家に対してですね、また指導していける状況が整ってきていますんで、これからしっかりとその辺はフォローアップに入っていきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(国吉昌実) 休憩します。 (休憩 11時50分) (再開 13時00分) 再開します。 次の質問者、吉田潤議員。
◆12番(吉田潤議員) ハイサイ、グスーヨー、チャーガンジューシアッチミセーミ。今日、午後のトップバッター、ゆまぢり会派の吉田潤です。 今度のチチにクヌ、コロナンディルマジムングヮーが、ヤマトからウチナーンカイ、ケーヘーティチチ、ウチナーンチュ、ムル、ヤーグマイシミティデージヤイビータンヤ。そういう中では、市民の皆様におかれましては、新型コロナウイルス感染防止対策に関しまして、不要不急、自粛の御協力ありがとうございました。心より感謝を申し上げます。 それでは、一般質問をさせていただきます。 発言事項の1点目、災害対策について伺います。 市道知念23号線が通る字知念674番地付近の道路から大雨時のたびに冠水し道路下の民家に流れ込み危険な状態であるが早急な対応ができないか伺います。 発言事項の2点目、市道の安全対策について伺います。 市道知念12号線が通る字知念1127-2番地付近の道路が宅地と高低差があり転落防止(ガードレール)の設置ができないか。また、市道12号線と交差する字知念915-1番地裏側の道路は国道331号線に抜ける道路で知念城址やカフェくるくまに訪れる観光客が頻繁に利用する道路で、排水溝に蓋が設置されていないためによく脱輪があり地域の方々に迷惑をかけている状態である。転落防止と脱輪防止の早急な対策ができないか伺います。 発言事項の3点目、認定こども園について伺います。 当初の方針では、令和3年度から玉城、佐敷を認定こども園として移行し、令和4年度には大里、知念も移行する方針でありましたが、再度、方針を検討することでありますが、そこまでに至った経緯を伺います。よろしくお願いいたします。
◎
土木建築部長(玉城勉) 吉田潤議員の1、災害対策についてお答えします。 市道知念23号線から民家への雨水流入については、5月6日に知念区長と共に現場を確認しております。 地形的条件から、御指摘のように、大雨時には雨水が市道を介し道路下の民家へ流れ込む状況になっており、擁壁崩壊等も懸念されることから、現在、コンサルタントに調査・設計を依頼しているところでございます。 その結果を踏まえ、どのような対応・対策を講じる必要があるかについて検討してまいりたいと考えております。 続きまして、2点目の市道の安全対策の御質問のうち、市道知念12号線が通る字知念1127-2付近の道路における転落防止(ガードレール設置)についてお答えします。 転落防止の交通安全対策としての新規ガードレール等の設置については、同様の要望が他地区からも多数頂いており、道路状況や通行する車両、歩行者の通行安全性等の観点などを踏まえる必要があります。 特に車道幅員が狭い場合などは、設置の可否について交通安全担当部署や警察署との協議・調整が必要となると考えており、今回の要望箇所につきましても、それを確認した上で、必要性や緊急性、予算の状況、ほかの対策の有無、優先順位等を考慮し、検討・対応していきたいと考えております。
◎
農林水産部長(嶺井洋) 皆さんこんにちは。 吉田潤議員の2、市道の安全対策についてお答えいたします。 御質問の中の、市道12号線と交差する字知念951-1番地裏側の道路についてお答えします。 当該道路は、平成18年度に村づくり交付金事業(佐敷・知念地区)において農道として整備されております。 農道の附帯施設として整備されている排水路は圃場から土砂流出等による排水溝内に堆積した土砂の撤去などの維持管理のため、農道の排水路の基準は原則、蓋は設置されておりません。 しかし、御指摘の箇所は観光客などの利用者が増え危険性が高いことから、スピードを減速させる観点からも、排水路沿いにポストコーン等を設置し、転落・脱輪防止の対策も併せて検討してまいりたいと考えております。 以上です。
◎市長(
瑞慶覧長敏) 吉田潤議員の認定こども園について、方針を検討するに至った理由についてお答えいたします。 再度、方針案を検討するに至った経緯は、当初、令和3年度に佐敷、玉城幼稚園の2園、令和4年度に大里、知念幼稚園を認定こども園へ移行する予定でしたが、市民説明会の後、公立の役割そのものに関して、1園では果たせないのではないかという懸念の声も上がり、さらにコロナウイルス感染症の拡大により、そういった懸念に応える場を確保する機会も取れなくなったことから、認定こども園移行の方針案を一度取り下げ、再度、検証することとしたものであります。 ただし、認定こども園移行については、ニーズ調査等からも導き出された結果であり、こども園に移行する方針そのものに変更はございません。
◆12番(吉田潤議員) それでは、再質問を順を追って再度、質問させてもらいます。 議長にお断りしますが、関連することが2点ほどありまして、通告には加えてないんですが、再度、質問を許してもらいたいんですが、よろしいですか。
○議長(国吉昌実) 関連であれば、その関連性を、理由を述べていただいて、よろしくお願いします。
◆12番(吉田潤議員) 災害対策については、この道路の隣接する畑が冠水したりすることがあり、その道路沿いの畑が以前に道路に面して陥没があり、早急に対策していただきたいが、今回の雨でまた同じところが同じ状態で、直径2メートルぐらいの陥没が見られます。 そういう中で、2回とも同じところが陥没をしているということで、原因究明も兼ねた対策ができないか再度、お伺いいたします。
◎
土木建築部長(玉城勉) 再質問についてお答えします。 御指摘の話がございまして、当初、担当者は今回の御指摘を受けた箇所の下のほうの、水が流れ込む対策について現場を見にいっています。 そのときは気づかなかったようなんですが、御指摘を受けてこの場所を確認したら大きな穴が空いていたと、陥没していたということがございました。 この道については、やっぱりこういった道路を介して雨水が流れることによって、道路そのものに悪影響を及ぼしている部分が懸念されます。 ですから、この水をどう処理するかということで、コンサルタントにも見せてですね、今回の陥没している場所は、同じ場所で依然、五、六年前にも一度、直したという話を聞いていますので、その手当てをした後にまたできたというのは、どこからかの何らかしかの水みちができているのか、それとも、その下に空洞があって抜けたのか、その辺を詳しく調査したいと。 通常であれば、この道というのは、外側のほうに水が流れていったりとかするんですけど、内側のこの隣の畑のほうが抜けているという状況なんで、この辺はうちの職員とコンサルタントと現地を見て、まず、原因を究明して、どんな対策が一番効率的なのかということを踏まえて対処していきたいというふうに考えております。
◆12番(吉田潤議員) この件に関しては、その道路の下から下水道管が通っているんですよね。もし、下水道管の下に水が誘導して流れているんであれば、全体的にその下水道管の下が空洞になっている可能性もなきにしもあらずかと思っていますので、ぜひコンサルさんに徹底的に原因究明をしていただいて、安全であるという確証ができるまでお願いします。 再度、答弁お願いします。
◎
土木建築部長(玉城勉) 我々も、下水道のマンホール等々がございましたので、その位置等々の確認をいたしました。 それと、やっぱりこちらのほうについては道路を流れる水が、雨水が多いんですけど、横断側溝、要は、グレーチングがあってそれを処理するという雨水処理の部分がないんで、その設置等々も踏まえて、それと、今言っている下のほうの穴があく原因等を踏まえて、どの場所にそれを設置することが必要なのか。それと違う対処が必要なのかという部分について、早急に検討していきたいというふうに考えております。
◆12番(吉田潤議員) 今、部長から、この排水溝の話があったんですが、このグレーチングから90度に直角に排水が整備されているんですよね、こっちね。そういうこともあって、ぜひ緩やかに流れるようにですね、この排水溝も排水路も、ぜひ今回で整備をしていただきたいと思いますが、どうですか。
◎
土木建築部長(玉城勉) しっかり原因究明をした上で対応したいというふうに考えております。
◆12番(吉田潤議員) よろしくお願いします。 次に行きます。 市道の安全対策について。 これも関連しますので、再質問の中で質問をさせていただきます。 この道路は幅員も狭く、以前にもレンタカーを利用した外国の観光客が頻繁に車での移動が多く、接触事故や脱輪があり、安全運転を促す看板を設置するよう前回も質問をしましたが、いまだに対策がなされていないのが現状であります。ぜひこの点も加味していただいて、対策ができるか再度伺います。
○議長(国吉昌実) 休憩します。 (休憩 13時16分) (再開 13時16分) 再開します。
◎市民部長(永吉盛哲) 吉田議員の再質問にお答えします。 この場所はくるくまから字知念の国道へ抜ける幅員の狭い道だというふうに認識しております。 現場を確認して、与那原警察署と、スピードを制限する標識が設置できないか協議したいと思っております。 また、設置が難しい場合には、市で作成した、徐行またはスピード落せという看板がありますので、そういう注意喚起のある看板が設置できるか、それも含めて検討していきたいと思っております。
◆12番(吉田潤議員) 管轄の与那原署と、そういった制限速度の看板が設置できるかということでありますが、ぜひ検討していただいて、早急にできることがあれば、早急にできる措置をしていただきたいですが、再度、お願いいたします。
◎市民部長(永吉盛哲) あの道は、今から観光シーズンになりますので、レンタカーとかが結構、通る道というふうに思いますので、こちらも早急に対応していきたいと考えております。 以上です。
◆12番(吉田潤議員) ここは、先ほど申し上げたとおり、観光客、外国の観光客が結構、8割以上を占めて、その道路を頻繁に利用していますので、そういったことも配慮していただいてできるのか、再度、お伺いいたします。
◎市民部長(永吉盛哲) 再質問にお答えします。 与那原警察署の、今から協議していくんですけども、与那原警察署の道路標識では多分、外国語の表示の看板というのは、多分、難しいかなと思われます。 もし、そういうふうに外国語も含めた看板であれば、市で作っています注意喚起の看板であれば、ローマ字で書いてですね、これはカーブミラーの支柱に結束バンドで取り付けていけるんですけども、そういう看板ならローマ字表示で設置が可能だと思いますので、それも検討していきたいと思います。
◆12番(吉田潤議員) ぜひ検討していただいて、早急にですね、安全運転を促すようなことができるよう願っています。 次に、認定こども園について再度、質問させていただきます。 平成27年の4月から施行された子ども・子育て支援制度では、国全体としての子ども・子育て支援の対策が総合的に推進されることになり、南城市においては平成30年度にニーズ調査を実施した結果、幼稚園における保育機能の充実を求める声が多数を占め、認定こども園に移行する方針で現在に至っていると認識しますが、南城市第2次総合計画の整合性を図る上からも、認定こども園の移行方針を策定し、南城市立幼稚園の認定こども園移行に関する庁内検討委員会を設置し、様々な調査・検討・議論を行い、併せて南城市子ども・子育て会議や南城市教育委員会議においても検討内容の審議を経て認定こども園移行方針を策定し、3月27日の市民説明会も開催された中で、公立の認定こども園は2園残してほしいとの少数の声はありましたが、大多数の市民の方が市の方針に理解をしていただいたと私は思いますが、市長の所見を伺います。
◎市長(
瑞慶覧長敏) 吉田潤議員の認定こども園等についての再質問にお答えいたします。 3月27日の市民説明会においては、非常に厳しい意見がたくさん出たということを、私の考えとしてはそういうふうに思っております。
◆12番(吉田潤議員) これは見解の違いであって、私は市長がおっしゃるような方々は少数ではなかったかと認識しております。 同僚議員の質問の中で、市民説明会の終了後に、三役で各種団体や関係機関との意見交換を持ったと副市長の答弁がありましたが、どの時期で意見交換会を持ったのか各種団体というのはどの団体か、関係機関の担当課はどこなのか伺います。
◎副市長(新屋勉) 関係機関との意見交換については、様々な団体と意見交換をしております。市民説明会の後、開催しております。 その中で、主に懸念というか、反対意見については、公立1園にすることで他の地区からの園児が入らなくなるんじゃないかと、公平性に欠けるんじゃないかという意見、それから、南城市全体のバランスを考えて公立2園と、複数園がいいというような話、それから、1園にすることで人事異動とかができなくなってモチベーションが低下しますよと、そういう話がありました。 それから、賛成意見もありました。 南城市の財政面からは仕方ないというようなお話もありました。それから、市の職員、正職員を重点的に配置できるので賛成。それから、保育士、幼稚園の教諭の不足等、本務職員の採用が見込めないというようなことを考えると1園のほうがよいと。 それから、ちょっと要望みたいなのもありました。 6か月間の短期間、幼保無償化、包括外部委託、会計年度職員とかですね、そういうものがある非常に激変のときに、これを短期間に説明をして納得するまでには時間がもっと欲しかったというような意見もありました。 以上です。
◆12番(吉田潤議員) 副市長、様々な団体と言っていますが、具体的にどういった団体なのか、その関係機関というのはどういう課だったのか、説明をできるんであれば再度お伺いいたします。
◎副市長(新屋勉) 様々な団体であります。
○議長(国吉昌実) 休憩します。 (休憩 13時24分) (再開 13時25分) 再開します。
◎副市長(新屋勉) いろいろな団体なんですが、団体名を公表すると、ちょっとその団体のほうにいろいろと差し支える問題もありますので、団体名の公表は差し控えさせていただきます。
○議長(国吉昌実) 休憩します。 (休憩 13時25分) (再開 13時26分) 再開します。
◎副市長(新屋勉) 様々な団体であるんですが、一応、幼稚園の園長、教頭とかも入っております。 あと、様々な団体です。
◆12番(吉田潤議員) 逆に、こちらから固有名詞を出したいんですが。 その中では、南城市には子育て会議という会があると思うんですが、この子育て会議はこの様々な団体に入っていますか、入っていないですか。はい、いいえでお願いします。
◎副市長(新屋勉) 今回は子育て会議との意見交換の分には、これには含まれておりません。
◆12番(吉田潤議員) 副市長、こういう職員と一緒になって、2か年間方針を出してきたこの大きな問題に対して、こういった子育て会議とか、そういった方々の意見を聴取してないということはどういうことですか。全然、理解に苦しむんですよ。 再度、お願いいたします。
◎副市長(新屋勉) この子育て会議のメンバーともやる予定だったんですが、コロナ問題とかいろいろありましたので、なかなかそういうのができないと。それから、保護者の皆さんともやる予定でしたが、それもできなかったということがあります。 ですから、それに影響ないような範囲内で、そういう要請とか相談とかですね、そういうようないろんな関係者の意見を聞いて、そういう見直しの判断をしております。
◆12番(吉田潤議員) そういうことではですね、これから質問していこうとする私の質問がもうこれで、再度、質問できないです。 そういった大事なこと、南城市にあるそういった会議も活用しないで、市長の支持する方々とやったということで理解していいですか、そういうことであれば。そこをはっきりおっしゃってください。
◎副市長(新屋勉) そういうことではありません。 認定こども園移行については、大方賛成なんです。公立1園か2園か、複数公立、1園か複数かということでの議論が、どうもまだ懸念の声があるということでの見直しでございますので、御理解をお願いします。
◆12番(吉田潤議員) この件に関しては、そういう団体名とかそういうのが公表できないのであれば、この質問に対しては、私はできないので、次の質問、角度を変えた質問に移らせていただきます。 昨日の同僚議員の議論の中で、公立の2園の認定こども園の場合の財政負担のシミュレーションの説明の中で、平成30年度の幼稚園関連決算と比較して約8,400万円の負担増との答弁がありましたが、初日の議論の中で、公立の認定こども園で捻出した予算は国から交付税として戻ってくるとの説明がありましたが、この交付税、何%が戻ってくるんですか、分かるんであれば答弁をお願いいたします。
◎副市長(新屋勉) 吉田潤議員の再質問にお答えします。 この交付税というのが何%で戻ってくるかということでありますが、財政問題については国会のほうで議論がされております。2004年から2006年まで三位一体改革のほうで、公立の分が公立保育所とかの国・県の負担分が一般財源化されております。 しかしながら、国においては国会答弁、これは総務大臣の答弁なんですが、従来の国庫負担分も含めた地方負担の全額です、全額について基準財政需要額に適切に措置されるよう各市町村の実際の入所児童数に応じた補正を行っていますよという、そういう答弁があります。 しかしながら、実際、県とか市町村に幾らの交付税が措置されたかという部分については明確に示されてないんですね。そういう状況でありますので、これが幾ら入っているというようなものは明確には示せないと思います。 ただ、福祉部長が前、答えたのは、決算のを見て大体これぐらい入っているんじゃないかというようなものであると理解しております。
◆12番(吉田潤議員) 今の答弁では、恐らく100%戻ってくるのではなく、何らかのあれで返ってくるのは間違いないが、そういうことでありますが、そういう大事な予算です。担当課ではいろいろ、こういう予算に関して何園にしたらどのぐらいの負担増になるとか、そういうシミュレーションとかは行っていないですか。 行っているのであれば、再度、お伺いいたします。
◎副市長(新屋勉) 担当部のほうでもシミュレーションは行っているんですが、これは交付税がどれぐらい入ってくるか分からない中での部分ですので、これを一概にそのまま財政負担になるというようなものは厳しいのかなと思っています。 私はこの公立1園か2園かの議論についてですね、財政も含めた1園か2園かという検討じゃなくて、できるだけ公立の必要性、その部分が大事なポイントじゃないかなと思っています。 なぜかというと、この交付税の部分が、国においては地方負担を全額見ているというような方針が出ているわけです。ただし、幾ら来ているかというのが示されていないということでありますので、そこの部分に重きを置いて今後の検証はしていきたいと考えております。
◆12番(吉田潤議員) この公立を残すのであれば、少なからず市の財政負担があるということでよろしいですか。
◎副市長(新屋勉) これについては、先ほども言いましたが、国会答弁の中では地方の負担分を全部見ているというような国会答弁があります。ですから、そういう中で、地方が幾ら負担しているかという部分は見えないんですね、よく。はっきりしていないんです。 ですから、それについて、地方負担が幾らあるかという部分はちゃんと言える立場じゃ、状態じゃないと理解しております。
◆12番(吉田潤議員) 少なからず負担はあるということで理解をいたします。 そういう中で、今、先ほど副市長は、この公立の1園、2園で役割を果たすかということで進めているということですが、この認定こども園の公立でなければならないという理由がありますか。分かるのであればお願いいたします。
◎副市長(新屋勉) ですから、この部分がまだちゃんと把握できておりませんので、それを専門家の意見も踏まえて検証していきたいというふうに考えております。
◆12番(吉田潤議員) この公立を残す理由も今、答弁できない。専門家と相談して検討する。 今まで方針を打ち出したのはどういうことですか。そういう検討もした中で、市長は昨日の答弁でもベストだと答弁していますよ。 その答弁で、我々は納得できないですよ。もうちょっと、しっかり答弁お願いします。
◎副市長(新屋勉) 今、現行の計画でも、公立は1園は残すという計画であります。ですから、公立を残す意義はおおむね理解をされたと思っております。 ただ、公立1園でいいのかと、1園か2園かというような、そういうような議論も含めて、公立の果たす役割、要するに、1地域だけに公立があって、ほかのところから希望する人が入れないとか、そういう問題もあるわけです。 なので、そういうのも含めて検証していきたいというふうに考えております。
◆12番(吉田潤議員) 僕はそういうことは聞いていないです。 今、聞いたのは、公立を残す理由、それを納得できるような説明であれば、これはもう納得します。 どういうことで公立を残すんですか。それを答弁してください。
◎副市長(新屋勉) 先ほども申しましたが、公立を1園残すということについては、この間の3月27日の市民説明会でも行っております。公立を1園にして正職員を集約するというようなこともありました。そういうようなことも含めてありました。ですから、公立の必要性というのは、ある程度、理解されていると考えております。 ただ、これが公立1園で本当に市の全体の公立の役割が果たせるかというのが懸念になっているわけですから、そこの部分も検証していきたいというような話でございます。
◆12番(吉田潤議員) 副市長、市民の方がこの議会を傍聴して、インターネットで見てもいます。 そういう中で、今の副市長の説明では、公立のこども園と民営化にするこども園、どう違うのか。 だから、公立を残す意味、何で公立を残すのか、そこを、市民が分かりやすいように説明、答弁できないですか。
◎副市長(新屋勉) 公立が必ずしもいいとは言っておりません。民間のいいところも当然あります。 だけど、公立の果たす役割というのがあると思っておりますので、そこについては専門家の意見も聞いて、しっかり検証していきたいと考えております。
◆12番(吉田潤議員) もう議論がかみ合わないです。 そういう中でですね、僕としては、今まで職員が2年をかけて、いろんな形で調査もし、議論もし、庁内会議にもかけて、庁内会議でも議論し、そういう方針で行くということで、3月27日、説明会を持っています。 私がこの説明会を聞いた中では、一部の方が1園の公立のこども園を残すのは反対だと、ぜひ2園でも残してほしいという声はありました。 そういう中で、市長は、財政が厳しい中で、市民の皆様にはそういうことで進めますということで、説明会の中では堂々とおっしゃっていたという、僕は見ています。 そういう中では、また一から出直す。その再度の中で、2年遅れでまた検討するということになっていますので、そういうことじゃなくて、市長のリーダーシップを生かして、財政面から考えても、ぜひ今までの方針を変えないで予定どおり、認定こども園、知念と大里は4年度ということでありましたが、ぜひ、3年度からですね、玉城、佐敷。 今なんですよ、市長の英断する時期というのは。ぜひ今の方針で推し進めてもらいたいんですが、大里の幼稚園統合とは切り離して考えていただいて、ぜひ今までの方針で推し進めてもらいたいんですが、市長の所見を伺います。よろしくお願いします。
◎市長(
瑞慶覧長敏) 吉田潤議員の再質問にお答えいたします。 3月27日、私も自信を持って、議員がおっしゃるように、我々の認定こども園の方針案を説明させていただきました。 ただ、その時点でいろんな意見がございまして、懸念事項もあったので、これはまずいなと私も思ったんですね。だから、引き続き市民説明会も開かないといけないなということで、その計画もしていたわけです。 ところが、残念ながら、コロナのことでそれがかなわなかったわけですね。 その間、コロナがどうなるかも見据えながら、庁内でもいろんな検討もしながら、悩んだ結果ではあるんですけれども、認定こども園移行については当然そのままやるという、方針はそのままです。 ただ、公立の果たす役割とか、1園でいいのか、本当にそれでいいのかという、その懸念に対して答えることができていない、市民の声でまちづくりということで、市民の声も丁寧に聞きながらやるというのが私の姿勢ですので、ですから、そこはもう2年間かけて、本当に議論をしながらやってきたものではあるんですけども、一旦見直して、今抱えている課題、公立の本当の在り方をもう一度、再検証する。それから、当然、保育の在り方、教育の在り方、財政も含めてやっていきたいと思っております。
◆12番(吉田潤議員) 今、答弁を聞いて、腑に落ちないところがあります。 市長は、5月25日の全員協議会の中でも、その方針には変わりないということで堂々と答弁なさっております。 その中で、市民、市民というんだけど、一部の市民が市民なのか、4万4,000人が市民なのか、市長の、そういう市民というのはどういう解釈でいるんですか。
◎市長(
瑞慶覧長敏) 当然、全ての市民でございます。
○議長(国吉昌実) 次の質問者、
上地寿賀子議員。
◆11番(
上地寿賀子議員) こんにちは。 一般質問、
上地寿賀子でございます。よろしくお願いいたします。 早速ですけれども、通告に基づいて一般質問を行います。 まず、大きい1点目、学校給食の異物混入とその後の対応について。 去った3月議会において、学校給食の異物混入について一般質問をいたしました。その中で市長より、保護者の方々に説明責任を果たしていくと答弁がございましたが、その後の保護者への説明や対策が見受けられません。 安心安全な学校給食の提供は給食センター運営の基本であり、設置者である市町村教育委員会は、適切な改善を図ることが求められております。 異物混入につきましては、新聞報道やネットニュースにも取り上げられたことから、保護者の皆様からも関心が高く、市の姿勢が問われております。 児童生徒の健全育成を図る上で、学校給食の果たす役割は重要であり、それを念頭に、学校給食の安心安全な提供について再度お伺いいたします。 ①異物混入について保護者への説明責任について。 ②南城市独自の学校給食センター管理運営マニュアルについて。 次に、大きい2点目、国民健康保険加入者の傷病手当について。 国民健康保険は加入者が安心して暮らせるセーフティネットであります。しかしながら、加入者が病気やけがなどにより仕事ができなくなり、収入がない方への傷病手当の支援がない現状であります。 5月臨時議会におきまして、新型コロナウイルスに感染した方、感染の疑いがある方を傷病手当の対象とする条例改正の提案があったことは大変評価しますけれども、新型コロナウイルス関連だけではなく、そのほかの病気やけがなどで仕事ができなくなり、収入がない方への支援も必要であります。 加入者みんなが安心して暮らせる国民健康保険としても、次についてお伺いをいたします。 ①南城市における国民健康保険加入者数、世代別にお願いします。 ②これまでに国民健康保険加入者からの傷病手当相談のありなしについて。 ③国民健康保険傷病手当を実施している自治体について。 ④国民健康保険傷病手当の課題と対策について。 次に、大きい3点目、認定こども園の移行方針について。
子どもたちを取り巻く環境として、福祉行政や教育行政も時代とともに多様化してきており、保護者からも様々なニーズがあります。 南城市におきましては、幼稚園は現在、公立幼稚園としての運営でありますが、3月27日の市民説明会では認定こども園移行の方針を示し、その後、方針転換、2022年度(令和4年度)以降に先送りをすると新聞でも報道されております。 議会への市の方針説明でも、質問に対し二転三転し、方針が定まらない状態でありました。
子どもたちの成長のためにも、未来を見据えた福祉行政、教育行政が重要だと思いますが、次についてお伺いいたします。 ①当初の認定こども園計画について。 ②認定こども園移行計画から現在までの経緯について。 ③現在の公立幼稚園教頭先生方から提出があった意見書について。 ④今後の方針について。 以上3点でございます。よろしくお願いいたします。
◎教育部長(上原昇)
上地寿賀子議員の、学校給食の異物混入とその後の対応についての①異物混入について保護者への説明責任についての質問にお答えします。 保護者への説明については、教育委員会のホームページに掲載することになっております。 次に、②の南城市独自の学校給食センター管理運営マニュアルについてお答えします。 本市では、国が示した衛生管理基準と沖縄県の資料を準拠し、独自に作成・運用してきたところであります。今後も引き続き、衛生管理体制等の実態把握に努め、また、調査研究を行いながら改善に努めていく考えであります。
◎市民部長(永吉盛哲)
上地寿賀子議員の2、国民健康保険加入者の傷病手当についてお答えします。 初めに、①南城市における国民健康保険加入者数及び世代別人数についてお答えします。 令和2年5月29日現在において、加入者数が1万2,247人となっております。 世代別人数は、0歳から9歳が1,002人です。10歳から19歳が915人、20歳から29歳が807人、30歳から39歳が1,180人、40歳から49歳が1,350人、50歳から59歳が1,589人、60歳から69歳が3,579人、70歳から74歳が1,825人となっております。 次に、②これまでに国民健康保険加入者からの傷病手当相談の有無についてお答えします。 令和2年5月に新型コロナウイルス関連での傷病手当の相談が1件ありました。 次に、③国民健康保険傷病手当を実施している自治体についてお答えします。 国民健康保険での傷病手当については、国民健康保険法第58条第2項において、任意給付の規定で明記されておりますが、これまで全国の市町村国保において、条例等で傷病手当金支給を定めている自治体はございません。 次に、④国民健康保険傷病手当の課題と対策についてお答えします。 課題としましては、市町村国保は制度的に、加入者の年齢層が高く医療水準が高い、失業者等の低所得者が多く所得水準が低いことから、他の被用者保険に比べて保険税負担が重いといった、保険者の取組だけでは解決できない構造的な問題を抱えております。 市の国保財政運営は極めて厳しく、毎年一般会計からの繰入金で赤字を補填している状態の中で、新型コロナ関連の要因で、病気やけがなどで収入がなくなった方への傷病手当のみ、国からの財政支援があり、一般の傷病手当に対しては国からの財政支援がないため、傷病手当金支援の拡充には至ってないことなどが課題であると認識しております。 対策については、国保加入者全てが安心して暮らせる国民健康保険にするために、国保財政基盤の強化が必要であると考えております。 国保財政を取り巻く環境は厳しい状況にありますので、引き続き、沖縄県、県内各市町村、県国保連と連携しながら、国に対し沖縄の特殊事情等に配慮した財政支援の拡充を求めていきたいと考えております。
◎市長(
瑞慶覧長敏)
上地寿賀子議員の認定こども園の移行方針について、①当初の認定こども園計画と、②移行計画から現在までの経緯、そして④今後の方針については関連しますので、一括でお答えいたします。 ①当初の認定こども園移行案については、令和3年度に佐敷、玉城幼稚園の2園、令和4年度に大里、知念幼稚園を認定こども園へ移行する予定でございました。 ②認定こども園移行計画から現在までの経緯については、市民説明会の後、公立の役割そのものに関して、1園では果たせないのではないかという懸念の声があり、さらにコロナウイルス感染症の拡大により、そういった懸念に応える場を確保する機会も取れなくなったことから、認定こども園移行の方針案を一度取り下げ、再度検証することとしたものであります。 ただし、認定こども園移行についてはニーズ調査等からも導き出された結果であり、こども園に移行する方針そのものに変更はございません。 ④今後の方針については、大里幼稚園統合の方針が決まり次第、公立が果たす役割や公平性など、公立1園でいいのかも含めて再考していきたいと考えております。
◎副市長(新屋勉)
上地寿賀子議員の認定こども園への移行方針について、③現在の公立幼稚園教頭先生方から提出があった意見書についての質問にお答えします。 南城市内教頭先生方からの提出があった意見書については、5月に市長、副市長、教育長の三役で、市内幼稚園の教頭等へ認定こども園の方針案の見直しについて説明をしました。それを再確認したいというものでありました。 その際の内容については十分理解できなかったことから、再確認したいとのことで面談したものであります。 内容については、市長が先ほど答弁した内容についてであります。
◆11番(
上地寿賀子議員) まず、大きい3点目、認定こども園の移行方針についてから再質問をいたしますけれども、この件につきましては、これまで方針が二転三転していまして、保護者も混乱。そして、職員がこれまで積み上げてきた議論も時間も無駄にしているのかなという気もしないでもないんですけれども、3月の市民説明会では、公立1園でいくと、断言に近い市長の力強い発言もありました。 それから一転しまして、市民説明会が大きな要因として、認定こども園への移行方針を取り下げるとして、5月25日、議員への説明があったんですけれども、この議員全員に説明会があったとき、その場で私が打ち込んだ議事録を基に再質問をしますけれども。 そのときに、教育長のほうから、今回は公立幼稚園を造り、いずれ認定こども園に移行すると。また、0から2歳にアンケートをしている最中と答弁がありましたけれども、答弁というか説明ありましたけれども、そこを再確認いたします。 今回の大里統合幼稚園は公立幼稚園として造るのですか、認定こども園として造るのですか。 教育長、お答えをお願いいたします。
◎教育長(上原廣子) 大里の北と南の幼稚園は統合するということで、当初、3月27日には統合幼稚園という形で造っていくということで進めてまいりました。 先日の全員協議会での説明も、私のほうとしては、教育委員会は統合幼稚園という形で進めていって、いずれは認定こども園に移行しないといけないんじゃないかということで認識をしております。そのつもりで発言したという認識でおります。
◆11番(
上地寿賀子議員) 教育委員会としては公立幼稚園で造ると。これまで福祉部との協議とかはなかったんでしょうか。
◎教育部長(上原昇) 今の質問は、流れから言いますと、3月27日には公立認定こども園というのもまだ方針は決定されていない状況。教育委員会としては、統合の幼稚園を建設するという説明が一緒になったわけです。 その後に、方針が決まり次第、教育委員会としても認定こども園の施設として整備するという話は常に協議をしながら進めてきたところでございます。よろしいですか。
◆11番(
上地寿賀子議員) 先ほどの質問に戻りますけれども、公立幼稚園で造り、いずれ認定こども園に移行するとおっしゃっているんです。その計画についてはどうですか。
◎教育部長(上原昇) 教育委員会では、施設、箱を造るんですけども、箱の中身は、まずは当初から認定こども園と打ち出しての箱も造れます。統合の幼稚園としての名目で、箱も造れるわけですよ。 僕なんかが今進めているのは、いずれにしろ、両方を踏まえて事業は進めているんですけど、早めにということで、3月中には結論の方針が出るというのであれば、出た段階で認定こども園ということで申請をしましょうということで事業を進めてきているわけです。 その説明、さっきもしましたけど、よろしいですか。
○議長(国吉昌実) 休憩します。 (休憩 14時06分) (再開 14時09分) 再開します。
◎教育部長(上原昇) 取りあえず、統合幼稚園として設計を進めています。 その間に、今進めている認定こども園の問題が解決次第、それに向けて、また設計を、こども園に移行するための設計を進めるというんですかね。 以上です。いいですか。
○議長(国吉昌実) 休憩します。 (休憩 14時10分) (再開 14時14分) 再開します。
◎教育長(上原廣子) 行政の進め方と私の思いとで、ちょっとずれがあったようなんですが、方向は一緒なんですね。 今現在、まだ認定こども園の方針が定まっていないというところの部分で、私のほうは、統合幼稚園を先に進めないといけないということで今そういうふうに進めてもらっています。 方針が出た時点では、認定こども園に移行するということで、今、認定こども園の方針がまだ出ていない段階では、統合幼稚園を造っていくということで進めさせてもらって、いずれ認定こども園になるという方向で私のほうは答弁したつもりでございます。 方針がまだ、はっきりした方針が出ていない時点では、私たち教育部としては、統合幼稚園を進めないといけないということで、私のほうは答弁しているつもりでございます。
◆11番(
上地寿賀子議員) であれば、先ほど副市長も答弁されていましたけれども、方針は、1園でいくと。 市長も、先々の答弁からおっしゃっていますので、方針は1園、公立認定こども園へ行くという、方針は出ていますので、後々この大里統合幼稚園を認定こども園に移行するのであれば、当初から認定こども園の設計建築で行ったほうが合理的にいいんじゃないでしょうか。
◎教育部長(上原昇) 何度も同じことを言うような感じになるんですけども、市民説明会でも説明したように、統合は決定しています。南北の統合は決定している。予算計上のときも統合幼稚園を設計をしますということで一応、説明してきているわけです。 その後に福祉部との調整の中では、3月27日の市民説明会を終えて、認定こども園が方針が確定するという想定で、そうした段階で、私としては、認定こども園と公立幼稚園と、施設的に違うもんですから、それに向けた設計に変えるんだなということである程度は想定をしながら進めてきておりました。 今一般質問でも、先ほどの質問でありました。吉田潤議員にもあったように、こども園に移行する方針も変更はないということで市長もおっしゃっていたので、認定こども園へ向けての方針に向けて設計をするのかなということで私は理解をしていたところでございます。 よろしいですか。
○議長(国吉昌実) 休憩します。 (休憩 14時17分) (再開 14時20分) 再開します。
◎教育部長(上原昇) 先ほど私が申し上げた、現在は認定こども園への方針は定まっていないという考えで、南北の統合幼稚園を設計して、その後変更して、認定こども園に変更して進めていくということであります。
◆11番(
上地寿賀子議員) そうしますと、幼稚園の規模と認定こども園の規模ではキャパも違ってくると思うんです。 今、設計だけでも9,000万という南城市の予算が組まれていますけれども、後々認定こども園にすると、これは過大設計というふうになってしまって、無駄な部分が出てくるんじゃないんでしょうか。 それとあわせて、合理的なという視点から再度同じような質問を、私もしますけれども、例えば幼稚園で造りました、認定こども園に移行しますとなった場合に、建設の補助金の適正化法に触れるおそれはないですか。そうなったら補助金返還になりますけれども、その辺のお考えはどうですか。
○議長(国吉昌実) 休憩します。 (休憩 14時21分) (再開 14時22分) 再開します。
◎教育部長(上原昇) 当初、統合した場合の幼稚園の規模というのを我々、積算したのは12クラス。確実に統合してくれたら文科省の人口ピラミッドで、規模ができます。 その設計をするんですけども、統合を見据えてクラスを減らして、入園率というんですかね、下げて、認定こども園にも対応できるような感じで設計を進めてから、合理的にはなると思います。 補助金については、厚労省と文科省、プールにした新たな認定こども園の建設できるように、二、三年前でしたかね、そういったふうに補助金要綱も変わっていますので問題はないということで、県には確認されております。
◆11番(
上地寿賀子議員) その辺もスムーズに答弁できるように、内部でもうちょっと慎重に議論をして議会に臨んで、また、市民にも説明をするようにお願いをいたします。 やっぱり認定こども園に、後々移行するという、ちょっとこの計画はいかがなものかなというふうに思うんですけれども。 それじゃあ、次に、0から2歳児への保護者アンケートをとっている最中ということだったんですけれども、そのアンケートについて内容と、その集計の回答の結果をお願いいたします。
◎教育部長(上原昇) 令和2年4月1日時点で大里地域在住の、平成29年4月1日から令和2年4月1日までに生まれた児童、その方を対象にアンケートを配布しております。 配布数が576、有効回答ということで265、回収率46%を得ているところであります。 内容ですけれども、大里北小学校跡地に大里南北統合幼稚園を建設することについて、賛成、反対という感じで出されております。賛成が53%、反対が47%ということになっております。 その内訳ですけども、大里南校区の保護者からについては、北小学校跡地に造ることについて賛成が41%、反対が59%という感じですね。北区小学校の方々の保護者について、賛成という方が82%ですね。反対といったのが18%というふうになっています。 それで、問2ですけれども、問1で反対と答えた方、反対理由なんですけども、反対理由として挙げられたのが、通学路の問題が28%、地理的問題というのが63%というような集計になっております。 以上です。
◆11番(
上地寿賀子議員) 保護者アンケートでは、有効回答数が、北小跡地に統合幼稚園を造るのに賛成が多かったという結果になっていますよね。 これはですね、この0から2歳の保護者からも、こんなアンケートが来ているんだけど、何で市民説明会では北小跡地に認定こども園造るという説明だったんじゃないのという、何で今さらアンケート取るのという連絡もあったんですけれども、それがまた、結果は北小跡地に統合幼稚園造るのが、賛成が多かったという結果があるにもかかわらず、また、南側に統合幼稚園つくるという方針に転換する。 用地交渉等もしています。 これ、どういう過程でそうなっているのか。 保護者アンケートをしたにもかかわらず、賛成の意見が多いにもかかわらず、この決定のプロセスというのに瑕疵があるんじゃないですか。そういうふうに思われてもしょうがないと思うんですけれども。 保護者の皆さんはこのアンケートに真剣に答えていますよ、本当に。この統合幼稚園に希望を持って。それを、賛成の意見が多いにもかかわらず、また南側に方針転換する。これは、保護者のアンケートも無意味、無視していませんか。どうですか。教育長も含めて、部長、お答えください。 これは教育長名でアンケートを出されていますので、教育長も答弁をお願いいたします。
◎教育長(上原廣子)
上地寿賀子議員の再質問にお答えします。 方針を変えた理由の一番大きい理由、まず、議会のほうから、大里の位置的、地理的なものですね、中央のほうが、できればバランスを考えて設置していただきたいという附帯決議と、それから、大里南区の皆さんからは、交通問題、要するに幼稚園が来たときに、住民の皆さんの生活道路、朝の通勤時間帯にかなり道路が混むのではないかということで、交通面での、もう少し配慮をしてもらいたいという意見がありました。 それから、整備されていないので、交通の
子どもたちの安全面から見ると、通学路が整備されていないので、南区の方からの意見がございました。 それから、送迎バスを出していただきたいという要望があったり、それから、大方、南小学校区の方たちからは、大里北では距離的に遠いという御意見がありましたので、総合した限り、私としては、面積的な、統合幼稚園を造る、あの大里北の広さはすごく魅力的で、思ったような、本当に
子どもたちに自由な園舎が提供できるんじゃないかという思いを持ってはいたんですが、保護者の皆さんからの、特に南地区の皆さんからの要望があったということで、変更せざるを得ない状態になったということでございます。
◎市長(
瑞慶覧長敏)
上地寿賀子議員の大里南北統合幼稚園の再質問にお答えいたします。 確かに3月27日の説明会の後、説明会当日の私の北小学校跡地のほうがいいんだという、力説したのと、それから、その後、アンケートの結果に関して、ちぐはぐな結果にもなっていますし、決定過程においてもなかなかスムーズにいっていない部分もございます。 ただ、何度も申し上げますが、やはり市民の声を丁寧に聞きたいという私の方針の下、こういうふうになってきております。 当然、議会の皆さんからも、市民との合意形成をやるべきだという附帯決議もございました。それも重く受け止めております。 ですから、アンケートもやっぱり南の方、それでも59%が北のほうに反対をしているという結果が出てはおります。 丁寧にやりたいというのが、少し時間もかかっていますし、混乱を招いてはいるんですけれども、担当課も含め、教育部も含め、我々も含めて、よりいいもの、そして市民が本当に納得していただけるようなものをつくっていきたいという思い、それは一緒だと思いますので、時間がかかってはいるんですけれども、ぜひそこら辺は御理解いただきたいと思っております。
◆11番(
上地寿賀子議員) 市民感情からしますと、何で賛成したのに、賛成が多かったのに何で南につくっちゃうのという不満の声も出てくるかもしれません。でも、市長、それに丁寧に答えていっていただきたいなと思います。 先ほど吉田潤議員の質問にありました各関係団体の意見、幼稚園の園長先生、教頭先生に伺ったとありました。 議員への説明の際、市長から、幼稚園の先生に、1園で説明をしてきており、先生方からも認定こども園移行は進めていただきたいという要望があったと、市長から御説明がありました。 今回の、今日の答弁では、先生方が十分理解できなくて、再確認の面談。これは幼稚園の先生方が十分理解ができなくて再確認の面談だったという先ほどの答弁だったんですけれども、ちょっとつじつまが合わないんじゃないかなというふうに疑問を感じるんですが。 幼稚園の先生方も認定こども園に関しましては、研修とか、勉強会も重ねてきていまして、プロですから、理解する力は、私たちよりはるかに十分に持っていると思います。なので、面談ということではないのかな。 その以前にも、面談、意見聞き取りもしていますので、その場では、ちょっと違うんじゃないのかなというふうな感じもしますけれども。 そのときに、公の場で市長にも意見書を提出されているというふうにありました。 この現場の先生方の意見というのは、私たち議会としても非常に参考になるものでありますので、この意見書の提出を求めたいのですが、今この場で提出をお願いできますか。
◎市長(
瑞慶覧長敏) 意見書ということよりも、ちょっと経緯を説明しますと、教頭先生、それから園長先生との意見交換がありました。 そのときには、後で分かったんですけども、1園にする、幼稚園を認定こども園1園に集約するということに対する不安というか、少しそういうのがあったんですね。 その後、この先生方のほうから、私のほうが、一旦その1園案というのは取り下げるということを出したもんですから、その後、幼稚園の教頭先生のほうから、いろいろ確認したいことがあるということできたんですね。そのときに、全協で言ったその文書もありましたかということでしたので、文書もありましたよと申し上げました。 御本人たちが同意するのであれば、その文書も出してもいいですよというふうに私は答弁しております。 その後、教育委員会が調整をしたんですけれども、御本人たちは、市長にお任せしますということだったらしいです。 私のほうで今回、その意見書は出さないほうがいいという判断をしております。 それはなぜかというと、やはり正式なものでもないし、それから確認していきたいことということ、それを文書として出してしまうと、その方々たちに対して、またいろんな質問が来たりとか、ちょっと心配事があるもんですから、ですから今回は出せないという判断をしております。 ただ、全員協議会でその内容等については大体私のほうで答えておりますので、そこはもうぜひ御理解していただきたいと思っております。
◆11番(
上地寿賀子議員) 先生方は市長室に出向いて、書面をもって文書で提出をされているわけですよね。これは正式な意見書として認められると思います。 答弁お願いします。
◎市長(
瑞慶覧長敏) 書面では出しているんですけれども、果たしてそれが本当に、公に出していい正式なものかどうかということに関して、私のほうでは、正式なものというふうには捉えていません。 少し聞きたいことがあるのでそういうことを確認していきたいということなもんですから、出すことによっていろんなまた、誤解を招いたりとかそういうことがあるとやっぱりよくないと思っています。 先生方でもあるし、我々みたいに選挙で選ばれたとかそういう方ではないので、そこへ非常に私の、だから懸念はそこなもんですから、そこは御理解していただきたいと思っています。
◆11番(
上地寿賀子議員) 何が公の文書じゃないのか、市長室に出向いて提出をしているにもかかわらず、何が公じゃないのか、何がプライベートの文書になるのか、そこはちょっと理解しかねるんですけれども。 教頭先生方が総意として出している意見書として受け止めています、私たちは。なので、個人的な意見でもないですし、先生方の総意、みんなの意見ですというふうに出されていますので、議会に対しても提出をする、公開をするということに何ら問題ないと思いますけれども。 市長、問題ないと思いますよ。堂々と出していいと思います。お願いします。紙で出してください。
◎市長(
瑞慶覧長敏) 何度も申し上げますが、意見書ということではないんですね。意見書というふうに書いていませんし、確認したいことがあるということで箇条書にして持ってきているものですから。 ですから、出すことが問題あるかないかということは私のほうで懸念があるので、今回は出すべきではないという判断をしております。
○議長(国吉昌実) 休憩します。 (休憩 14時39分) (再開 14時40分) 再開します。
◆11番(
上地寿賀子議員) 全協の際には、先生方に確認をして、よければ提出をしますということでした。その後、確認をとりまして、オーケーです、市長に委ねますということになっていますよね。それは大丈夫ですか、そこまでは。 今この場で、市長が提出を止めているわけですよ。それが、納得できない。何も問題はないのに、何で出さないのかという、ただそれだけです。 出してください市長、お願いします。
◎市長(
瑞慶覧長敏) 市長にお任せしますというふうには聞いていますけれども、私は、それを出すことによっていろんなことが生じるという危惧があるもんですから、何の問題がないとかではないんです。 その判断というのを私に任されていますので、全協の時点では、そこまでの思いは至っていなかったのでそういうふうにしていますけれども、出してもいいと思ったんですけれども、これまでのいろんなことを考えたら、そこは、出すことによって不利益を被るんじゃないかという危惧があるもんですから、そういう判断を、市長として、しております。
○議長(国吉昌実) 休憩します。 (休憩 14時42分) (再開 14時44分) 再開します。
◆11番(
上地寿賀子議員) それでは市長、紙で公開できない、出せないということでしたら、この文書のタイトルとポイント、内容についてのポイントを三つぐらいお願いします。 大きなポイント、恐らくあるでしょうから。
◎市長(
瑞慶覧長敏) ポイントとしては、とにかく確認をしたいということだったんですね。
上地寿賀子議員も言っていたと思うんですけども、御本人たちはいろんな説明も受けて、市の方針も理解して、もう認定こども園でいくんだということだったんですね。私のほうが、1園に不安があるからということで一旦取り下げた。それに対して、どうしてだろうということなんです。市長に対して、なぜそういうふうになったんですかとか、あるいは保護者の皆さんも期待しているんですよとか、そういうことでした。 最後は、ぜひ自分たちも行政の一員でもあるし、これまでの方針、1園の方針でいってくださいと、こういう内容でございました。
◆11番(
上地寿賀子議員) 市長、御丁寧にありがとうございます。 1園で進めてほしいと、先生方も。そういう要望であるということで理解をいたしましたけれども。 この件につきましては、やっぱり現場の先生方の意見とか声はとても大事ですし、議会としても非常に参考にしていきたいというところですので、今後、総務福祉委員会で、委員長に申し入れて現場調査をしていって、党派を超えて取り組んでいきたいなと思いますので、そのときはまた、市長のアドバイスもよろしくお願いします。 そして、財政面のほうからちょっと質問しますけれども、公立1園、ほかは民営化にしたほうがメリットがありますと、財政でも、市長もそういう分析をされて勉強もなさっています。 今、南城市はこれまで公立保育園を民営化してきましたけれども、その後、市民から民営化に対しての不満とか、そういう声はありますか。この認定こども園を民営化するに当たっての参考にしたいので、その辺をお願いいたします。
◎福祉部長(城間みゆき) 私のほうで答弁させていただきます。 保育所が民営化したことによって、苦情とかというのは、担当課では受けておりません。 以上です。
◆11番(
上地寿賀子議員) そうしましたら、民営化のメリットもあると、今も運営も順調にいっているということからしましたら、市長もおっしゃっています公立1園、認定こども園でいくという方針を進めていってもらえたらなというふうに思いますけれども。 今みんなが混乱しているのが、公立を1園にするのか、民営にするのか。はたまた全て公立にするのか、全て民営化にするのか。そういった方針が二転三転するので、みんな混乱していますね、市民も、職員も含めて、保護者も含めて。 なので、市長、ここはやっぱり自信を持って説得するぐらいの市長であってほしいなというふうに思うんですけれども、今はただ先延ばしにして、問題を先送りにして、ただ逃げているだけじゃないかなというふうに思うんですけれども。 決して厳しいことを言っているんじゃないですよ。市長なら、市民に向き合って対話をして、ちゃんと、市民から反対されようが、反対意見を言われようが、市民の声を聞いてそれを説得していく、そういうことができる市長だと思っています。どうでしょうか。
◎市長(
瑞慶覧長敏) ありがとうございます。 丁寧に、やはり市民の声を聞きたいというのがまず、前提にあったもんですから、3月27日以降それができていないので、そういう結果にはなっているんですけども、今後とも市民の意見を丁寧に聞きながら、そして集約をしていくというふうな形で進めていきたいと思っております。
◆11番(
上地寿賀子議員) 多くの市民、多くの部下のトップリーダーですからね、市長。そこは少数の反対意見に押されないで、後ずさりしないで前に前に進むような政策をお願いいたします。 こどものまち宣言も、このままじゃできないんじゃないかなと思ったくらい心配していましたけれども、市長もちょっと前向きな考えのようなので、この大里統合幼稚園も含めて、公立認定こども園、その件は今後も、市民が利益があるように、
子どもたちの将来を見据えた計画をぜひつくっていってほしいと思います。 では次、大きい1点目、学校給食の異物混入についてお伺いいたします。 この件については、今からホームページで掲載をするということですけれども、3月議会で取り上げてから、新型コロナで臨時休校があったにしても、周知が遅過ぎないですか。それについてはどうですか。
◎教育部長(上原昇) その件については、3月議会に、上地議員のほうから指摘をされまして、その後、持ち帰って部内で協議をして、全て公表という話になったわけです。 でも、これについては、年1回開催される学校給食運営委員会というのが設けられています。その中で、運営委員会の中には、各学校長ですね、校長とか各支部の学校のPTA会長等も含め、給食センターの栄養士等も含めた段階で、全ての公表等について、献立とかもそうなんですけども、全てそこに諮って、どういった感じで公表するかという感じで議論するということで、取りあえず、たたき台を全てつくってはあります。準備のためにですね。どこまで載せるのかという感じと、今後の注意喚起等も含めてですね。これが7月7日に予定しています。 その中で議題として取り上げて、今後の公表の仕方、どこまでやるのかというのは準備をしているところでございます。
◆11番(
上地寿賀子議員) この件は新聞報道もされましたし、若い人たちはネットニュースからの情報が伝わって、そのときは相当な不安と衝撃が走りました、保護者の間で。なので、保護者の不安を払拭するためにも、素早い対応として、また、より隅々まで周知をしていただきたい。また、異物混入ゼロも目指していただきたいんですけれども。 また、②番の給食センター管理運営マニュアルというところからしますと、4月に南城市の学校給食センターで、新型コロナウイルスに感染した職員が出てしまって、そのときも新聞報道をされました。 そのときは何に基づいて対応を取ったんでしょうか。
◎教育部長(上原昇) 当時は県の保健所等の立会いの下、指導を受けながら、消毒等についてはやっております。 職員等についても、全て検査、やはり濃密なのかという検査もしながら指導を受けたところでございます。
◆11番(
上地寿賀子議員) 南城市独自のマニュアルというのはありますか。
◎教育部長(上原昇) マニュアルというのは、基本的に学校給食については、どこの市町村もほぼ同じだと思うんですけども、学校給食法に準じて、その中に学校給食衛生管理基準というのを設けられます。それに準じた、おのおののマニュアルというのが作成されるわけです。 それをかみ砕いて、また異物とか、異物対策とか、そういったおのおのの衛生管理体制についてのマニュアルを、準じて作られているというところでございます。
◆11番(
上地寿賀子議員) そうすると南城市独自のマニュアルはないんでしょうか。
◎教育部長(上原昇) 先ほども申し上げたとおり、事あるごとに全部報告事項としてまとめて、運営委員会等にもかけて、その件について今後の改正どうするのかというのは、全部会議でかけるわけです。 改正というより何というんですかね。 学校給食衛生管理基準というのは、全て賄われているわけですよ。その中で、どこを改正するのかというのではなく注意喚起以外はないんじゃないかと。 給食センター、何度も相談をしているんですけども、そういった議会でも取り上げられていると。ゼロに向けての注意喚起、管理マニュアル自体がもう全部できているという中で、あくまでも事故で入ってきたというんですかね。 今、南城市にとっても、異物、危険物とかそういうのは入っていないわけです、実際に。 前回の報告したのは、髪の毛とかですね、そういった、小バエ、ショウジョウバエというのなんですけど、そういったのについては、このマニュアルでも対処はしています。 でも、それをくぐり抜けてというんですかね、入ったのが出たもんだから、それを、もっともっと注視して、再度気をつけてということで指導をしているという段階であります。
◆11番(
上地寿賀子議員) 髪の毛でも、虫でも、異物混入は混入なんですよね。 マニュアルについては、多分、部長がおっしゃっているのは各市町村どこでも使えるマニュアルじゃないかなと思うんですけど、そうですか。
◎教育長(上原廣子)
上地寿賀子議員の再質問にお答えします。 先ほど部長が答弁したんですが、私のほうで補足したいと思います。 学校給食法という法律にのっとって、それぞれに管理規則、それから対応基準などが書かれている管理の基準というのがありまして、その中で、例えば伝染法ですね、感染しない、食材に関して衛生的に運営管理するというところの部分の細かい指示があります。 例えばちょっと話長くなるかもしれませんが、定期的な検査であるとか、それから臨時の検査、それから毎日の点検の検査の仕方などなど細かく規定されている法律がありますので、職員は給食管理の基準に従って毎日、給食を作っているというところでございます。 その中では、やっぱり管理基準が厳しくなっているところがありますので、それを、施設設備の管理を一層充実させて、それから職員一堂緊張感を持って、異物が混入しないようにということで毎日の対応を徹底していくということで、給食センターは運営されております。 そういう意味では、管理を厳しくするという、定期、臨時、毎日の点検活動をしっかりやることによって、安全安心な給食の提供ができるものだと思っておりますので、国や県の基準に合う管理規則にのっとって、南城市内の給食センターの管理運営がなされているということを御理解いただきたいと思います。 それから、
子どもたちの安全安心というのが一番ですので、日頃から安全安心な給食を提供するために、設備や、それから施設などの管理をきちんと、給食センター長や、あるいは調理人の皆さん、栄養士の皆さん、毎日の安全点検をきちんとやっているということを御理解いただきたいと思います。 幸い、南城市の給食センターはここ数年間、
子どもたちの健康被害になるような、安全を損なうような異物混入がなく、日頃の点検を徹底して守っていくということで、これからもやって運営していきたいと思っております。 以上です。
◆11番(
上地寿賀子議員) 学校法とかも文科省もいいんですけど、私が心配しているのは、今後さらに南城市、人口増で児童数もどんどん増えていくことが予想されていますけれども、1日の稼働率というんですか、食事を作る数。 今5,400食作っていると思うんですけど、それが100%、100%を超えた、120、150%となった場合に、不備が出ないような危機管理、予防対策が必要だと思っているんですけれども、各市町村、児童数とか規模によって、給食センターの設計も違います、大きさも違いますというところを危惧しているわけですけれども、それに基づいたマニュアルを作ってほしいということです。 そこについて御意見をお願いします。
◎教育長(上原廣子) ただいまの
上地寿賀子議員の御質問なんですが、本南城市の給食センターも設立から今5年たっております。 それから、先ほどおっしゃっていました
子どもたち、人口増の関係もありまして、これから今後考えられることだと思っております。 5年たったということで、施設設備の老朽化も、あるいは故障箇所も出てくるかと思います。設備も出てくるかと思います。 そういう点に関しては私たちも承知しておりますので、これに対応できるように、また職員一同、
子どもたちの増加にも伴って対応できるように今後考えていきたいと思っております。 何よりも、5年たっているというところでは、やはりいろいろ見直さないといけない部分があるかと思います。そういう点は、見逃さないように対応してまいりたいと思っております。
◆11番(
上地寿賀子議員) では、今時点でチェック機能はどうなっていますか。
◎教育部長(上原昇) 法律に基づいた定期検査はずっとやっております。 要するに毎日の点検と、何月点検というのがあるので、それのうたわれた点検をずっとやっているということであります。
◆11番(
上地寿賀子議員) このチェックリストも、やはり教育長もおっしゃっていました、規模も、もう5年たっていますというところで、調理数のキャパと照らせ合わしながら、また再度見直しをして、改善しなくてもいいんだったらそれはそれでいいんですよ。 ただ、そこを、もうそろそろ見直しをする時期に来ているんじゃないかというのと、あと、新型コロナウイルスの件もありましたので、そういった非常事態にどう対応するのかということも、南城市独自のマニュアルとして作っておくべきだと思うんですが、そこを再度お願いします。
◎教育部長(上原昇) ちゃんと、コロナについてもそうなんですけども、学校給食衛生管理基準というのがちゃんとあります。それに基づいてガイドラインを、また確認をしながら作っていきたいと思っております。
◆11番(
上地寿賀子議員) では、お願いします。 恐らく給食センターの職員も不安だったと思うんですよ、感染しないかとか、また、風評被害がないかとか。そういった不安もあったと思いますので、マニュアルも、センターの職員を守るという意味でも必要ですので、ぜひお願いします。 あともう一つ、コロナの関係で臨時休校になりました。 第2波、第3波が予想される中で、学校給食センターを活用した昼食の提供が
子どもたちにできないか、検討をお願いいたしますというところで、答弁をお願いします。
◎教育部長(上原昇) コロナ禍の最中で、給食センターを活用した食事の提供ができないかということで、この件については、確かに市民のほうからも問合せがありました。 庁内でも検討をしたんですけども、そのとき検討したのが、他府県のものを見たんですけども、そのときもう他府県は見られなかったんですけども、実際どのように運営やるかということで協議をしました。 本市ではあまりにも多く、5,000食余りの給食センターであるということと、範囲が広過ぎるということで、また、自治会においても、作ったとしても自治会に搬送した場合には自治会が受け入れるかどうかの課題とか、あるいは、コロナ禍の中、3密、自粛規制という中において、センター職員から派遣できるのかということと、会社と調整ですとか、あるいは、食品衛生面、センターから配送すると、冷蔵庫とか、そういったのを管理できるのかということで、いろいろな課題がありまして、それをちょっとクリアしないとできないんじゃないかという判断で、今後そういったふうにできるような体制で、今、議論をしています。 取りあえず、災害時における給食センターの活用については、防災計画にはちゃんと炊き出し等、給食センターは補助施設ということで載ってはいるんですけども、こういったコロナ禍の、疫病についての対応については今後、上地議員がおっしゃるように、どうにか活用できるような方法でマニュアルを検討してもいいのじゃないかなということで今、考えているところでございます。
◆11番(
上地寿賀子議員) ぜひ非常事態にも対応できるように、そしてまた地域のみんなに親しまれるような学校給食になることを期待していますので、よろしくお願いいたします。 国民健康保険加入者の傷病手当、これ大きい質問ですけれども、これは財政が課題だということは重々承知しておりますが、この質問をきっかけに議論の入り口としてスタートできそうですか。
◎市民部長(永吉盛哲) 上地議員から再質問ありました件ですね。 傷病手当ですね、一般の、それが国保で作れるかということですけども、現在のところ、やっぱり一般財政、これは国からの補助はありませんので、市の財政で賄うということになりますので、そこら辺を今、県を中心に各市町村、課長を含めた担当者会議を年3回開催しております。 その中で、南城市からは、そういう傷病手当関係ですね、そこら辺を国への要請に含んでいけたらいいなということで、担当課のほうでは、話はしていました。 以上です。
◆11番(
上地寿賀子議員) 市民部長、ありがとうございます。 ぜひこの議論をきっかけに、県、そしてまた国へと要請が届くようにお願いします。 傷病手当がないばかりに。
○議長(国吉昌実) 時間でございます。
◆11番(
上地寿賀子議員) よろしくお願いいたします。
○議長(国吉昌実) 休憩します。 (休憩 15時08分) (再開 15時20分) 再開します。 次の質問者、森山悟議員。
◆4番(森山悟議員) 皆さんこんにちは。 一般質問、今日最後になります。皆さんお疲れと思いますが、もう少しの時間よろしくお願いいたします。 今回は新型コロナウイルスの影響により世界的にも大変な状況の中、私たちが暮らす南城市の市民の皆様にも大変な影響が出ています。 去った5月25日の臨時会において、コロナ対策支援事業の予算も決まり、ほかの市町村に遅れを取りましたが、市民の皆様の安心安全を取り戻せるよう、みんなで頑張ってまいりましょう。 去った5月2日、5月6日に大雨により、大里地区、佐敷地区、知念地区、玉城地区において冠水や土砂崩れの被害がありました。 職員の皆様には、朝早くから対応御苦労さまでした。 職員の人数が限られている中で、4地区に分けての対応、建設部会の皆さんとの連携、お疲れさまでした。今後も職員の皆さんと、台風、大雨などへの備え、大雨が予測される情報を聞いたとき、どれだけ災害を意識するかが大事になってくると思います。 それでは、一般質問を行っていきます。 発言事項1、百名地区農地耕作条件改善事業について。 百名土地改良の冠水の対策のために行っている工事の現状について。 ①工事の進捗状況を伺う。 ②5月2日、6日の冠水の対応について伺う。 ③今後の市の方針について伺う。 残りの質問等は自席にて行います。よろしくお願いします。
◎
農林水産部長(嶺井洋) 森山悟議員の1、百名地区農地耕作条件改善事業についてお答えします。 初めに、①工事の進捗状況について、これは令和元年度末時点における進捗状況を報告させていただきます。 防災工調整池2か所及び浸透池2か所については、調整池1か所が完了しております。 また、排水路工については、総延長452メートルのうち63メートルが完成しております。 現在施工中の排水路整備工事、延長173メートルについては、7月末に完了する見込みであります。 次に、②冠水の対応について。 本地区に近接する住宅の床上浸水や農作物等の冠水被害がありました。その対応につきましては、職員による清掃、片づけ及び災害時対応に関する協定を締結している本市商工会建設業部会の協力の下、これは発電機、4トンダンプ、水中ポンプ、ジェッター等の設置、これは5月6日です。復旧作業を行っております。 ③今後の市の方針につきましては、令和2年度に事業費の増額に伴う計画変更の法手続を進め、令和3年度に残工事を行い、事業完了する計画となっております。
◆4番(森山悟議員) 議長のお許しを得て資料を提出していますので、お願いします。 これですね、こちらの現場のほうなんですけど、5月6日のほうの、これだけ浸水のほうがすごくて。 次の資料をお願いします。 見て分かりますか、道がもうなくなっていますね、これは。 次お願いします。 これが通常の道、土地改良のところの道になっているんですが、これだけ水がたまって、奥のほうまで行くと1メーター以上、もっと超えていると思うんですけど、かなり水が引くのも、今回、5月2日に比べて6日のほうはかなり遅かったです。 建設部会、水中ポンプのほうで、6日の、ずっと水を上げているんですが、夕方まで抜けなかったんじゃないかなと思います。 これに関して、今後、どのような対応を。今こういう通常の雨とは違う、こういった対応のときに、どのような対応がいかに取れるかということについてお伺いします。よろしくお願いします。
◎
農林水産部長(嶺井洋) ただいまの再質問にお答えします。 去った5月6日においては、ポンプアップをしてもらいました。これは建設部会の協力の下でありました。 今後の対応策につきましては、ここは実は住宅2軒ございまして、防災費のほうで、総務課のほうで土のうを設置しております。 その部分があって、個人のほうにいざ何かあった場合については、警報とか出た場合、職員が移動する間に、短時間雨量というのが100ミリぐらいありますので、冠水する状況になりますので、事前に、個人になりますが、土のうとか置いてもらうように、一応総務課のほうから連絡をしてもらって、事前対応もお願いしたいということの対策もやっております。
◆4番(森山悟議員) 資料、またお願いします。 次お願いします。これじゃなくて土地改良のところのですね。 次ですね。 こちらですね、このお家のほうですよね。 このお家のほうもかなり水がすごくて、この日も自分が駆けつけたのが6時過ぎで、6時50分、このところに来て、人の確認が取れないということで消防を呼んで、こちらがポンプ車等を呼んで、この人のお家を確認してもらいました。 確かに部長が言っているみたいに、土のうで、自分たちでやっていたんですけど、車1台は那覇のほうに持っていって浸水を免れたんですけど、1台、車がちょっと駄目になっていました。床上浸水。 確かに、自分たちでそういう対策も取っていますが、今回みたいなすごい大雨の中、やっぱりとても身の危険を感じたということで、今後やっぱりこういったところの工事を早めに、ぜひやっていただきたいんですが、ここを水が、池を作りますよね、2か所。これ、大雨時でもバックブローしないぐらいの水の容量をためられるあれは大丈夫なんですか。
◎
農林水産部長(嶺井洋) ただいまの再質問にお答えします。 先ほど進捗状況のほうを説明いたしましたが、実はグスクロード公園の市道がありますが、琉球ゴルフ場の上のほうにも、実は浸透池ということで2か所、これも工事予定をしております。 これは今、計画変更中でございますので、今年度のほうは。来年度、一気に1年間で、上のほうと下のほうも整備する計画になっております。それで、対応するということで今、検討しております。
◆4番(森山悟議員) これは、水の容量は全然大丈夫かということなんですけど。
◎
農林水産部長(嶺井洋) 再質問にお答えします。 もちろんこれは計算をして一応やっておりますので、ただ先ほど来からいろいろ、この本議会でもありますように、やっぱり100ミリ以上と、短時間にきますと、急遽このガマが、枯れ葉とか、ビニール袋とかいろんな要因があって、あと、大きい木がかかったりとかですね、そういう阻害要因も出てきた場合については、そこが吐かないという状況もありますので、やっぱりこれは維持管理を定期的に行いながらやっていきたいなと思っております。 その容量については、計算上は一応達するということで報告を受けております。
◆4番(森山悟議員) この5月6日、本当に市職員、建設部会の皆さんの対応のほうですね、本当に御苦労さまでした。対応のよさで、引くのはちょっと遅かったんですが、心配は取れたと思うんですが。 このときに、昨日もあったんですけど、市長、前回の台風17号のときには部落のほうに来て、市民の声を聞いていろんな形で動いていたんですけど、今回は来ていらっしゃらなかった。昨日の話もあったんですが、市長として、市民の声が大事ということは言われています。 ここに来れば市民の声は聞こえます。それに対して、市長の意見を伺いたいと思います。お願いします。
◎市長(
瑞慶覧長敏) なるべくそういう形で、市民の声を直接聞くようにしたいと思っております。 この場所に関しては、災害の後、現場視察はしております。そして、その計画等に関しても説明を聞いているところでございます。
◆4番(森山悟議員) では、副市長に問います。 副市長、対策本部、昨日の話では、1人、電話でも大丈夫というお話があったんですが、3名いる中で1人が対策本部にいて、誰かが現場を見に行くという話合いとかはないのかなと思ってお聞きしたいんですが、よろしくお願いします。
◎副市長(新屋勉) 森山悟議員の再質問にお答えします。 なるべくそういう体制でやろうと思っておりますが、今回、災害対策本部じゃなくて災害警戒本部ということになっております。 災害対策本部は平成30年に本部が設置されて、それ以来、設置はされておりません。 今回については、私は、大里の当間地区の地滑りとかもございました。それで、土建部とか連絡とって、これは県道ですから、県のほうに電話したり、所長と話したり、早期に災害対応できるようにというような調整をしました。 今後については、職員、土木、農林みんな一生懸命やっている中ですので、私もできるだけ、災害警戒本部長として、役所でその調整をしていきたいと考えております。
◆4番(森山悟議員) ありがとうございます。 今後も、沖縄、今度台風のほうも出てくると思います。 台風のときにはやっぱり大雨、風、やっぱりそういった災害が出てくるので、その災害に対して今後どういった対策等を取るか、市長、前置き、準備ですね、それをちょっと教えていただきたいと思います。
◎市長(
瑞慶覧長敏) これまで同様、何かあったときはすぐに対応できるような防災の訓練等も含めて、組織機構がどうなっているか、あるいは細かいところまで、もう一回確認をしながら、再確認しながら、しっかりと万全の体制を築いていきたいと思っております。
◆4番(森山悟議員) ありがとうございます。 対応のほう、またよろしくお願いいたします。 続きまして、大きい発言事項2に移りたいと思います。 新型コロナ問題について。 ①今回、新型コロナウイルス感染拡大防止対策事業において購入する次亜塩素酸水生成装置の安全性について伺う。 ②今後のコロナ対策について伺う。 ③コロナの影響で3密を避けるため、海岸等に人が訪れることが多く、ごみが捨てられている状況がある。下田海岸・海岸に向かう農道のごみ問題について伺う。よろしくお願いします。
◎市民部長(永吉盛哲) 森山悟議員の2、新型コロナ問題についてお答えします。 初めに、①今回、新型コロナウイルス感染拡大防止対策事業において購入する次亜塩素酸水生成装置の安全性についてお答えします。 次亜塩素酸水は、食品の殺菌洗浄として使用し、水ですすぎ、最終食品が完成する前に除去する場合は安全性に懸念がないとされています。 しかし、空気清浄機などで噴霧について、経済産業省は、安全について確立された評価方法が存在しないと報告し、文部科学省も、全国の教育委員会などに、子どもがいる空間では噴霧しないよう通知されていることから、安全性に懸念があると考えています。 次に、②今後のコロナ対策についてお答えします。 社会経済活動の停滞防止、感染拡大の防止に向けては、三つの密の回避をはじめ、マスクの着用、手洗い、せきエチケットなどの基本的な感染症予防策の継続実施と、新しい生活様式を日々の生活の中で実践し、定着することが重要と思われますので、引き続き市民の皆さんへ周知していきたいと考えています。 新型コロナウイルス対策本部会議におきましては、第1波において各部が実施した感染防止対策における課題などの集約を行い、第2波の襲来に備えた対策を検討していきます。 また、国、県における新型コロナウイルス感染状況を注視し、感染拡大の傾向が見られた際には、速やかに対策本部会議を開催し、適切な対応策を実施するとともに、各部署、関係機関、団体等との情報の共有と連携を図り、市民へ正確な情報を発信していきたいと考えています。 以上です。
◎
農林水産部長(嶺井洋) 森山悟議員の2、新型コロナ問題についてお答えします。 ③下田海岸・海岸に向かう農道のごみについては、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当該海岸付近にバーベキュー等の利用自粛や、ごみ持ち帰り等の看板を設置して注意喚起を行ってまいりました。 しかしながら、現地を確認したところ、やっぱり飲食ごみ等が散乱している状況でございました。 今後の対応としましては、引き続き利用者への注意喚起に努め、定期的にパトロールを実施してまいりたいと考えております。 以上です。
◆4番(森山悟議員) 再質問させていただきます。 この次亜塩素酸水についてお聞きしましたが、これは当初、調べてこの機械を買うということで、告示にも載っていますが、厚生労働省第75号、告示212号及び厚生労働省医薬食品基準課通知ということで、こういったのを調べて購入の考えがあったと思いますが、今回、文科省からあって、今回はやめてくれということでなっていると思いますが、今これをやらないということで、学校のほうでハイターを使って、昨日の話であったんですが。学校の先生方から、このハイターをやるということが、仕事が増えて大変ということがあるんです。 それで、今後これに代わるように何か考えがあるのかをちょっとお聞きしたいんですが、この物に代わるですね。作ったりするというのが大変な仕事だと思います。これに関して、意見をお願いします。
◎市民部長(永吉盛哲) 再質問にお答えします。 次亜塩素酸水につきましては、まだ新型コロナウイルスのほうに有効性がないという、立証がされていないということがありますので、私たちの生成装置は今、保留をしているところであります。結果が出次第、コロナに有効性があればそれを取り付けていきたいと思っております。 これに代わって何があるかといいますと、今言われているのは、次亜塩素酸ナトリウム、さっき言ったハイターを薄めたものですね。それと、アルコール度70度ですかね、そこら辺のアルコールが効くというふうに言われていますので、その二つのうちどちらかを使って、新型コロナウイルスの対策に活用してほしいなと思っております。 以上です。
○議長(国吉昌実) 学校現場においての仕事が増える部分についてというのは。
◎教育部長(上原昇) 学校現場でも、同じような答弁になると思うんですけど、多分、先生方が次亜塩素酸水の、ハイターみたいな感じで今やっているんですけども、今後はエタノール、アルコールのほうに変えるということで今、話も進めています。 それと、基本的なものは、本当に石けんですね。 昨日の一般質問にもありました、学校は石けんが不足ということでありましたので、それも交えて一緒に買って対応していきたいということであります。
◆4番(森山悟議員) 今回、昨日の話でもあったんですが、購入はされていないということで企画部長から話があったんですが、生成器7台と、役所のほうでも多分1台購入のあれが書かれていますよね。 これは購入しないんでしょうか。お願いします。
◎市民部長(永吉盛哲) 次亜塩素酸水生成装置ですね、これは役所のほうで1台設置しようということで、前回の補正で予算措置しております。 こちらも、国からの通知を受けて、準備は進めていたんですけれども、この通知を受けた時点で一応保留をすると。 経産省のほうでは、継続して有効性を調査して立証していきたいということでしたので、その結果を見て、予算はそのまま置いておいて、その結果が出次第、どういうふうに予算を使うかについては今後検討していきたいと思っております。 以上です。
◆4番(森山悟議員) 再質問させていただきます。 今後のコロナ対策についてなんですが、先ほどありましたようにマスク着用、手洗い等がありました。 確かに今後のコロナ対策に対しては大丈夫だと思いますが、今回、熱中症の観点もありますんで、その熱中症を防ぐためにも、どういった、二つを絡めていくのかというのもちょっとお聞きしたいんですが、お願いします。
◎市民部長(永吉盛哲) 再質問にお答えします。 やっぱりマスク着用で外を歩くというか、外で作業する、そういうふうな環境にある人については、熱中症にかかりやすいというふうなことで今、報道されています。 これにつきましては、私たちとしては、その本人に、そういう熱中症の可能性がありますので、そういう対策はやるようにということで、今ホームページのほうに、熱中症対策ということでアップしていますので、そういう方法で市民に周知していっていますので、そういうふうにやっております。 以上です。
◆4番(森山悟議員) 教育長、学校関連からですが、学校のほうでも、
子どもたち、久しぶりに学校に出て、楽しいあれもあるんですが、やっぱり無理をするというのがあると思います。 これを周りから、先生方からも、熱中症、コロナの対策も含めて、気をつけるような感じで、南城市の全体にそういった通知もできないかと思いますが、そういうのも考えていらっしゃいますか。
◎教育長(上原廣子) 森山悟議員の再質問にお答えします。 学校の
子どもたちに関しましては、私ども今ガイドラインを作成して、校長先生をはじめ先生方、それから御家庭の協力も得て、このコロナ対策、感染症防止に取り組んでいる次第でございます。 ガイドラインの周知を図っているところでございます。
○議長(国吉昌実) 休憩します。 (休憩 15時46分) (再開 15時46分) 再開します。
◎教育長(上原廣子) 大変失礼いたしました。 学校の学習活動の中における
子どもたち、今マスクを着用しながらの学習をやっているんですが、学校全体、クーラーをフル稼働して学習環境を整えているところではございますが、外での活動であるとか、それからマスクをやって、熱中症対策に関しては、先生方に気をつけていただいて、定期的にマスクを外したり、それから活動の中で、熱中症にならないような活動を選択しながら教科を進めていくということで、校長連絡会を通して、それから教頭連絡会を通して、先生方への御協力をお願いしているところでございます。
◆4番(森山悟議員) 教育長、ありがとうございます。 教育長、今は現場のほうに行って確認とかは行かないんですか。
◎教育長(上原廣子) 森山悟議員の質問にお答えします。 学校再開したときに各学校を、小学校、中学校を回ってまいりました。 それから、今は、教育指導課にいらっしゃる指導主事の先生方、分担して今学校巡りをやっていただいております。学校からの情報も指導主事を通して私のほうに入ってくるようになっております。 以上でございます。
◆4番(森山悟議員) ありがとうございます。 3番目の、コロナ影響での3密を避けるための下田海岸の件に関して再質問させていただきます。 今回、ごみが増えている中、今後、努めていくのは分かるんですが、今あるごみを撤去とかはしてもらえるんですか。よろしくお願いします。
◎
農林水産部長(嶺井洋) ただいまの森山悟議員の再質問にお答えします。 ごみについては、現場を確認しながら、ある程度は一応片づけたと、担当のほうからは報告を受けております。
◆4番(森山悟議員) 早い対応ありがとうございました。 今後もパトロール等もまたよろしくお願いいたします。 続きまして、3番目のほうに入りたいと思います。 5月6日は短時間に大雨が降り、いろいろな地域に多大な影響がありました。今後のことも考えて確認いたします。 ①百名小学校前の道路冠水について伺う。 ②百名874-1番地の前の道路冠水について伺う。 ③百名1771番地横の道路冠水について伺う。 ④ヤハラツカサ付近の側溝の状況について伺う。 ⑤玉城19-1付近の道路冠水について伺う。よろしくお願いします。
◎
土木建築部長(玉城勉) 森山悟議員の5月6日、大雨対応についてお答えします。 まず初めに、①点目の百名小学校前の道路冠水につきましては、百名小学校前の道路は市道百名小学校東線で、以前にも冠水被害がありました箇所であります。 百名小学校東線は、平成19年度に地方改善事業で排水路工事を行った箇所であります。 事業完了後10年以上経過していますので、排水路の詰まり等も含めて調査を行い、改修等が必要な箇所については対応していきたいというふうに考えております。 次に、②、③百名874-1、それと百名1771番地の道路冠水についてお答えします。 現地調査を行い、維持管理で対応できるものなのかどうか、それと改修等が必要なのかも含めて検討していきたいと思います。 ④点目のヤハラツカサ付近の側溝の状況については、現地を確認したところ、議員の御指摘のとおり、側溝の詰まり及び草の繁茂している状況を確認しました。 排水の詰まり及び草の除草については、現時点での予算の範囲内で対応できるか検討したいというふうに考えております。 最後の⑤玉城19-1付近の道路冠水につきましては、圃場整備が完了した地域で海抜が低く、潮位の影響を受けやすい地域となっております。 先月の大雨の中で、5月6日の際は降雨量が1時間に93ミリの記録的な豪雨でありました。ちょうどその頃大潮の満潮と重なり、道路冠水が発生していると考えております。 当該地域では、農業排水路の改修工事を予定しているということであり、その対策等も踏まえながら市道冠水への対応を検討していきたいというふうに考えております。
◆4番(森山悟議員) 資料のほうをよろしくお願いします。 これは百名小学校の前の道ですね。すごい水がたまっています。分かりますかね、皆さん。 これ本当に学校の時間等だったら大変危ないです。 そばのほうにデイサービスハピネスがあるんですが、ここ2日の日には床下、6日の日は床上、お年寄りもここに来れないぐらいの状況でございました。 これはもう、前もだったんですけど、今回で4回目ですかね。4回目こういうふうになっていますので、市側としてどうにかしていただきたいということで、百名区にも多分上がっていると思いますが、それに対してお願いいたします。
○議長(国吉昌実) 本日の会議は、議事の都合によって延長いたします。
◎
土木建築部長(玉城勉) 再質問についてお答えします。 先ほども答弁したとおり、こちらの箇所につきましては、ちょうどくぼ地になっておりまして、以前から冠水が起こっている。それと同時に、この地域の周辺には河川がないということです。 そういったことから、生活改善事業で排水路を整備しております。その部分も含めて、改良が必要なのか、それをやりたい。 それはなぜかというと、こういった排水路等々、河川がない場所を新たにつくると、今度は下流部のほうに負荷がかかってきます。 こちらの水を一気にまた下流部に流すとなると、今度は下流部のほうに影響が起きるということになりますので、やはりこういった冠水が起こりやすい場所という部分については局部改良も必要なんですけども、全体的にどうするかというところも含めて考えていく必要があると思います。 ですから、短期的な応急的局部処置と、中長期的にどうやるかという、この両面で今後検討していきたいというふうに考えております。
◆4番(森山悟議員) 資料を、またお願いしていいですか。 次です。 これは水が抜けて大体、今回は4時間から5時間ぐらい抜けていました、これ。 次お願いします。 次。こんな状況です。残った後はこんな感じなんですが、今部長が言うように、今後は下がっているところには水たまってくるかもしれないですけど、どうにか排水をちょっとやってもらって、学校の前でもありますんで、ぜひ安全にできるよう、よろしくお願いいたします。 じゃあもう1回質問します。 教育長、これ百名小学校前、分かりますか。 この小学校の前は、百名小学校だけじゃなく、
船越小学校の前のところも水がかなりたまります。 この危険性、教育長として、
子どもたちが通う学校の周り、危険性があるのは御存じかなと思ってお聞きしたいんですが、よろしくお願いいたします。
◎教育長(上原廣子) 森山悟議員の質問にお答えします。 私も以前、百名小学校に勤めておりましたので、梅雨時になると前に、やはり水がたまるというのは私も経験しております。 それから、
船越小学校も、以前
玉城中学校に勤務していたので、職員が帰るときに、あそこは水がたまっているから回り道しなさいという情報がよくありました。 以上です。
◆4番(森山悟議員) 知っているのもいいですが、今後どういった感じでやっていくかというのもお聞かせいただけますか。お願いします。
◎教育長(上原廣子) 大変失礼いたしました。 今、水がたまるという予想があるときには前もって対応できるように、回り道とか、それから
子どもたちの下校時間とかに関しましては保護者の皆さんに呼びかけたり、それから校門以外のところから安全な場所を早急に、校長先生をはじめ皆さんの、PTAの御協力もいただいて、安全に下校できる場所、それから抜け道等々を準備させて、保護者に安全に下校してもらえるような御協力をお願いしたいと思っております。 以上です。
◆4番(森山悟議員) 続きまして、再質問させていただきます。 百名874-1番地前の道路冠水について、資料のほうをお願いします。 これ百名から新原のほうに行くところなんですが、今回も久しぶりにこんなに水がたまって、これはまだ水が抜けた状況なんですよ。これは7時半。 6時半のときは写真写したんですけど、曇って見えなくて。 次、お願いします。 どんどん、カラーコーンが前に寄っていってると、抜けてきてはいるんですけど、これも今回、後ろのほうの排水が詰まってかなり抜けるのが時間かかっておりました。 次、お願いします。 これ大体30分置きにちょっとずつずらしていっているんですけど。 次お願いしてよろしいですか。 これがその近くにある、道路より下がった畑のところなんですけど、相当すごい水で、もう抜けるのにかなり時間かかるんですよね。 自分たちが小学校五、六年のときにたまった以来のかなりのあれで、一時期、排水溝を大きいのをつけて直したんですけど、多分これが詰まったと思います。 今回、上下水道課の方が担当で来ているときにこういうのを見せて、どこかが詰まっているねという話もしていたんですけど。 次、お願いできますか。 もう水がずっとたまってですね。 ここの詰まり具合とか、今後、水が抜けやすくするためにどういった措置が取れるかというのも確認したいんですが、よろしくお願いいたします。
◎
土木建築部長(玉城勉) 再質問にお答えします。 御指摘の箇所についても現地調査等々をやっているんですけども、道路上の側溝については詰まりがなかったと。その先の部分、流末の水路のほうまではまだちょっと調査していないんですけども、その部分がもしかしたら枯れ葉等、もしくはいろんな障害物で詰まったんじゃないかと。 そういった部分で末端が詰まると、どんどん、どんどん水位が一気に上がって、周辺が全部冠水したという可能性もあるので、その辺の末端の部分がどうなっているかという部分も確認したいと。 あとは、それと、やっぱりいろんなところで道路排水等でグレーチングとかあるんですけども、一時的に枯れ葉が、周辺の農地とかいろんなところ、枯れ葉が集中をして、それがブロックすることによって道路が冠水するという状況になるのは結構ございます。 ですから、常日頃のやっぱり市も市道の部分での清掃も必要なんですけども、やっぱり地域とも、個人とかも、やっぱり農地から、どの辺がよく詰まるよねという情報を御存じかと思いますので、そういった部分の情報提供とか、あとは自助・公助という部分で常にこういったものを撤去するということをやれば、やっぱり一時的な大雨という部分については被害を軽減できるというふうなことにつながりますので、そういった部分も含めて対応が必要かなというふうに考えております。
◆4番(森山悟議員) ありがとうございました。 続きまして、3番、4番、5番ということで、ちょっと映像のほうを出してもらっていいですか。 これは5番の、玉城19-1付近の道路冠水なんですが、通常はここまでたまることはありません。 このほうに書いているように、満潮と全く当たってしまって水が吐かない状況でございました。 次お願いします。 ここですね、かなり水がたまって、先ほど部長が言ったみたいに、側溝のほうを掃除したんですけど、全然流れません。逆からも水が戻ってきて、こちらも抜けるのがかなりだったんで、やっぱり今回の一時的なすごい九十何ミリの雨というのは、1時間にですね、すごい周りに影響があったんじゃないかなというのを、これで感じると思いますが、道路の周り見ても分かると思うんですけど、やっぱり草刈り等もちょっと少ないとか思うんですが、側溝のほうに行くまでの道のそばに草が多いんじゃないかと、そういうのも感じました。 次に4番、ヤハラツカサ付近の側溝のありますか。これですね。 ヤハラツカサへ行く前に、ここに皆さん車を止めたりするんですけど、ここの側溝がもう土で埋まって草が生えて、土が雨であふれて反対側に漏れるような。 次お願いします。 こちらのほうもですね、よく拝みに来る人がいっぱい来ますんで、やっぱり南城市は掃除されていないというのも大変なんで、できたらこちらのほうの管理のほうもできたら助かります。 この件に対してはこれで終わりまして、続きまして、発言事項4、地域の課題要望について伺いたいと思います。 ①国道331号から八幡亭に上がる道の整備及び草の伐採について伺う。 ②バンビ保育園前の安全対策について伺う。 ③受水走水横散策道の土の撤去について伺う。よろしくお願いします。
◎
土木建築部長(玉城勉) 森山悟議員の4点目、地域の課題要望についての御質問のうち、①点目についてお答えします。 ①点目は、国道331号から八幡亭に上がる道の整備と草の伐採についてです。 まず、整備の部分なんですけれども、現在この道路、これは市道富里志堅原線なんですけども、整備の予定はございません。 次に、御指摘の草の除草については、両方の出入り口付近で草が繁茂し見通しが悪い状況でございました。こちらのほうの地権者は南部国道事務所、国道敷になっていますので、南部国道事務所に要請していきたいというふうに考えております。
◎市民部長(永吉盛哲) 森山悟議員の②番、バンビ保育園前の安全対策についてお答えします。 バンビ保育園前の安全対策については、バンビ保育園、与那原警察署等と状況を確認し、安全対策についての意見交換をした上で、付属物が必要であれば道路管理者であります沖縄県へ要請していきたいと考えています。 以上です。
◎
農林水産部長(嶺井洋) 森山悟議員の4番目、地域の課題要望についてお答えいたします。 ③受水走水横の散策道の土の撤去については、散策道は東御廻りの巡拝道路として整備され、前年度において散策道路に堆積している土砂撤去や、散策道周辺の樹木の伐採を行ったところでございます。 しかしながら、去った5月の大雨で、現場を確認したところ、隣接する斜面から大雨の雨水が流れ込み、一部の農地に被害がありました。その対応につきましては、地権者と調整を進め、処理を講じております。 今後も大雨時には斜面から大量の雨水が流れ込むことから、今後とも定期的にパトロール等も実施して対応していきたいと考えております。
◆4番(森山悟議員) では、①に対して再質問させていただきます。 331号から八幡亭へ上る道の道路整備の草の伐採についてなんですが、最近、二、三か月前にはなると思うんですけど、あそこで後ろから玉突き事故があって、国道なんで、早く曲がらないと前からも速い車が来ます。1台行ったらその次の1台も上に行こうと思ったら、上からも車が来て、玉突き事故がありました。 やっぱり狭い道なので、上から来るのが見えにくい。この草ですね、本当に草がなければまだ見えると思うんですよ。 そういったのも、国道事務所のほうに行って伐採のほうもやってもらって、早急に安全のほうを取ってほしいなと。 まして、こっちはダンプカーも通るんです。あんなに狭いのに。大型車もちょっと、ここから迂回ができるような感じにしてほしいなと思って。危ないので。 子どもなんかもこっちを渡るんですよ。上から歩いてくるんで、歩道もない。 渡るなと言われても、やっぱりここから近道なので、どうしても出ていってしまうと、そういうのもちょっと配慮していただいて、もっとよくしていただけたらなと思いますので、よろしくお願いいたします。 2番目のバンビ保育園前の安全対策についてなんですが、これ今、バンビ保育園、独自で花壇を壊して広くしてあります。 ただ、私、前回の一般質問でもさせていただきましたが、まだ渡るには危ない、小さい
子どもたち。できたらポストコーンでも、市側としてやっていただけないかなと思うんですが、それもぜひ検討をお願いできないですか。
◎市民部長(永吉盛哲) 森山議員の再質問にお答えします。 バンビ保育園前の、横断歩道前の安全対策ですけども、向こうは県道になっておりまして、付属物を設置する場合は県道のほうが実施するというふうになっております。 私たちとしては、この公道上に付属物が必要であるかということを与那原警察署と一緒になってちょっと調査し、協議して、もしそれが必要であれば、県道の管理者のほうに要請をしていきたいと思っております。 以上です。
◆4番(森山悟議員) よろしくお願いいたします。 3番目、受水走水の散策道の土撤去について、資料のほうをお願いできますか。 次お願いします。 これなんですが、今回、先ほど部長が言ったみたいに土を撤去して、大雨が流れて、土の中に水がたまってしまって、ほかのところに漏れてしまったという状況があります。 これも今後とも撤去できるような格好で、よろしくお願いいたします。 ちょっと今これ終わったんですけど、先ほどのコロナ問題のものに戻っていきたいと思いますが、コロナの中で、企画部長にちょっと確認をお願いしたいんですが、今後のコロナ対策について、2次補正のもので、新生児特別給付金というのができないか。 新生児特別給付金、北海道の根室なんかはこれをやっているんですが、今年4月27日までに住民登録されている人が対象ということで、12月31日までに生まれる子にはお金をやってほしい。 やっぱり、一緒にコロナ対策していますよね、親御さんは。そういうのをできないかということで、お願いします。
◎企画部長(糸数義人) ただいまの森山悟議員の再質問にお答えいたします。 もう既に幾つかの自治体において、4月27日以降出生されたお子さんに対して給付金を、ほかの市民と同じように支給するということをやっている自治体があるのは存じ上げております。 ただ、企画部としましては、全体的な取りまとめを担っておりますが、実施するに当たりましては、既に今実施している17事業もそうですけれども、所管する部においてこちらは検討していくということになりますので、事業として可能かどうかといいますと、今財源のほうは抜いて、可能だと考えております。 以上でございます。
◆4番(森山悟議員) 最後に市長、よろしくお願いいたします。今の意見に。
◎市長(
瑞慶覧長敏) 全ての
子どもたちというんですかね、市民の方々が等しく恩恵を受けるというのはとても大事なことだと思いますし、また元気になっていくと思いますので、いい御提案だと思っております。検討させていただきます。
○議長(国吉昌実) これで本日の一般質問を終わります。 以上で本日の日程は全部終了しました。 次回は6月18日木曜日、午前10時から本会議を開きます。 本日はこれで散会します。 (散会 16時12分)地方自治法第123条第2項の規定により署名する。議長 国吉昌実署名議員 前里輝明署名議員 知念俊也...