南城市議会 > 2020-06-16 >
06月16日-03号

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  1. 南城市議会 2020-06-16
    06月16日-03号


    取得元: 南城市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-30
    令和 2年  6月 定例会(第4回)       令和2年第4回南城市議会(定例会)会議録1.開議     6月16日 10時00分 宣告2.散会     6月16日 16時38分 宣告3.出席議員   1番 安谷屋 正議員  11番 上地寿賀子議員   2番 運天貴也議員   12番 吉田 潤議員   3番 宮城秋夫議員   13番 平田安則議員   4番 森山 悟議員   14番 中村直哉議員   5番 新里 嘉議員   15番 大城竜男議員   6番 宮城康博議員   16番 宮平憲二議員   7番 島袋裕介議員   17番 松田兼弘議員   8番 仲間光枝議員   18番 親川孝雄議員   9番 前里輝明議員   19番 玉城 健議員  10番 知念俊也議員   20番 国吉昌実議員4.欠席議員   なし5.本会議に職務のため出席した事務局職員の職、氏名  事務局長      山城 匡   事務局主査     島袋旭史  事務局主事     宮城安奈6.地方自治法第121条の規定により、会議事件説明のため出席した者  市長        瑞慶覧長敏  教育長       上原廣子  副市長       新屋 勉   教育部長      上原 昇  総務部長      屋比久正明  上下水道部長    知念哲雄  企画部長      糸数義人   農林水産部長    嶺井 洋  市民部長      永吉盛哲   土木建築部長    玉城 勉  福祉部長      城間みゆき7.議事日程-----------------------------------     令和2年第4回南城市議会定例会 議事日程[第3号]                令和2年6月16日(火)午前10時開議日程第1       会議録署名議員の指名について日程第2       一般質問(7人)           (1)運天貴也           (2)前里輝明           (3)知念俊也           (4)安谷屋正           (5)島袋裕介           (6)中村直哉           (7)宮城秋夫-----------------------------------8.会議に付した事件  議事日程の事件と同じ9.会議の経過  次のとおり ○議長(国吉昌実)  これから本日の会議を開きます。 諸般の報告を行います。 本日の議事日程はお手元に配付したとおりであります。 これで諸般の報告を終わります。 日程第1.会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定によって、7番島袋裕介議員及び8番仲間光枝議員を指名します。 日程第2.これより一般質問を行います。 なお、本日の質問者はお手元に配付してあります議事日程のとおりであります。 順次発言を許します。 最初の質問者、運天貴也議員。 ◆2番(運天貴也議員)  おはようございます。 令和2年6月議会、一般質問2日目、トップバッターで登壇させていただきます運天貴也です。よろしくお願いします。 まず、新型コロナウイルス感染症でお亡くなりになられました皆様へ御冥福を申し上げたいと思います。 また、感染のリスクを抱えながら、国民、県民、市民の感染防止のために医療現場で闘われている医療関係者の皆様、そして、高齢者施設やその他社会福祉施設で頑張られているスタッフの皆様、加えて、社会機能維持のために日々奮闘されている多くの皆様に感謝とお礼を申し上げます。 さて、一昨日14日、午後7時半に南城市など最大約8,800戸が8時間余り停電しましたが、沖縄電力職員の皆様が全力で復旧作業に当たり、翌朝、午前4時頃に、停電は全て解消されました。 その間、市民は不安な夜を過ごしたことでしょう。 私に寄せられた市民の声です。友人が、避難できると思い市役所に行ったら開庁してなくて、緊急事態ではないとの判断で、レストランだけを開けていると説明されたそうです。 私たちは、現在、何とか一晩を過ごせていますが、室温は30度を超え、こんな中、命の危険にさらされている方もいる中で、それでも緊急事態でないと言えるのが疑問です。普通であれば、防災の管理者である市長、副市長は真っ先に庁舎に入り、職員に対し指示系統を図るべきだと思います。 電力を失うということは、ライフラインを断たれるということ。緊急事態ではないかと思います。人口が少ない東側だから対応がおろそかにしているのかとあります。 ホームページでの更新もなく、とても残念です。できれば、議会で追及していただきたいとありました。 銭又にお住まいの市長、船越にお住まいの副市長、停電の中、どのように過ごされましたか。 今朝の新聞記事では、窓を開けて寝ていたが、湿気がひどく眠れなかった。外を見ると、車でエンジンをかけて寝ている家族もいた。突然テレビが消えた。台風と違い、全く心得てなかったので驚いたとありました。 多くの市民が不安で眠れない一夜を過ごしたことでしょう。熱中症の危険もあったでしょう。 私の息子が通う知念中学校では、睡眠不足の生徒が多く、熱中症対策の理由から、昨日の部活動は1時間早く切り上げて帰ってきました。教育現場はしっかり考えてくれました。 沖縄電力の皆さん、社員、深夜にもかかわらず復旧作業をしていただきありがとうございました。 昨日、議論された業務継続計画、本市の災害時の対応方法をいま一度、考え直す時期ではないでしょうか。 防災士として、我々議員も何かお伝えできることがあればと思います。 さて、一般質問に戻ります。 我が国において、1月15日、国内初となる新型ウイルス患者が出ました。県内でも、2月14日に感染者が確認された後、142名の方が感染、7名の方がお亡くなりになっております。 現在は、4月29日を最後に感染者は出ていない状況ですが、全国ではまだ300名以上の方がウイルスと戦っている状況です。 では、第2波をどう乗り越えていくのでしょうか。 インターネットを検索しますと、患者、感染者の増加は避けられない見通しと報じられ、理由はワクチンがなく、集団免疫を獲得していない現在の状況の下で緊急事態宣言が解除されたため、仕事やプライベートで外出する人数が増え、感染の可能性が高まるとあります。 そこで、防災に強いまちづくりの視点から質問事項、新型コロナウイルス感染症について一般質問したいと思います。 ①市民の感染防止のための、マスクや消毒液、防護服など、備蓄状況について伺う。 ②特別定額給付金について。 1、オンライン申請方式の受付開始日と現在までの支給状況(件数、金額、率)、また、支給するまで要した日数と今後の計画を伺う。 2、郵送申請方式申請資料送付と現在までの支給状況(件数、金額、率)、また、支給するまで要した日数と今後の計画を伺う。 3、市民からの問合せについて、内容と対応策を伺う。 ③第3回臨時会において可決された「議案29号令和2年度南城市一般会計補正予算(第2号)」歳出2款1項13目コロナ対策費について。 1、1次産業を支援する3事業は、ほかの事業者向けの支援施策に比べ、支援内容が弱いと感じます。事業内容の決定理由について伺う。 2、市民向け10事業、事業者向け6事業の進捗状況について伺う。 ④第2弾の市独自のコロナ支援策があるか伺う。 ⑤市民や団体、事業者より市へ届けられたマスクや消毒液など、支援物資について伺う。 以上です。よろしくお願いします。 ◎市民部長(永吉盛哲)  おはようございます。 運天貴也議員の1、新型コロナウイルス感染症についてお答えします。 ①と⑤は関連しますので、市民部のほうでお答えします。 初めに、①市民の感染防止のためのマスクや消毒液、防護服など、備蓄状況についてお答えします。 令和2年6月10日現在、市が備蓄している物資はマスクが1万7,050枚、手指消毒用アルコール液一斗缶13缶、防護服50着、ガウン10枚、フェイスシールド150枚、ゴーグル50個が備蓄されています。 次に、⑤市民や団体、事業者より市へ届けられたマスクや消毒液など、支援物資についてお答えします。 令和2年6月10日現在、市民や団体、事業者より市へ寄贈されたマスクは12件で1万8,159枚、消毒液1件50本の支援物資が届いております。 その寄贈物資は、4月に福祉関連施設、学童、児童館へ、5月には市内の保育園、学童、放課後デイサービス事業所へ配布しています。 ◎総務部長(屋比久正明)  おはようございます。 それでは、運天貴也議員の1、新型コロナウイルス感染についての②特別定額給付金の御質問についてお答えします。 初めに、1、オンライン申請方式の受付開始と現在までの支給状況(件数、金額、率)、また、支給するまで要した日数と今後の計画についてお答えします。 特別定額給付金オンライン申請については、5月11日より受付を開始し、6月10日現在、578世帯(3.2%)、1,708人分(3.8%)で、1億7,080万円(3.8%)の給付となっています。 給付までに要した日数は、約2週間から3週間程度となっています。 今後の計画につきましては、オンライン申請の件数は減少傾向にありますが、今後も申請ニーズが予測されるため、継続して事務処理を続けてまいります。 次に、2、郵送申請方式申請資料送付日と現在までの支給状況(件数、金額、率)、また、支給するまで要した日数と今後の計画についてお答えします。 郵送による申請方式については、全世帯へ郵送分からオンライン申請のあった分の申請書を抜き取り、5月20日に、1万7,801通の申請書を郵送し、返信用封筒による受付や窓口での申請受付を開始しています。 6月10日時点における申請受付件数は、1万5,078世帯(82.6%)、3万8,153人分(85.6%)で、38億1,530万円(85.6%)となっております。給付までの期間に約3週間程度を要しています。 現在、給付期間の短縮を図るため、時間内及び時間外の庁内各部からの職員の動員協力を得て取り組んでおり、6月10日までに申請書を受理している分については、6月18日の口座振り込みの予定であり、本市の受給対象者の92.1%が給付済みとなる予定であります。 今後の計画としては、市内全世帯へ早期の給付を目指し、未申請者への周知のため、広報誌、ホームページQABデータ放送等による広報活動のほか、早めの申請を促すための通知書を世帯主宛てへ送付する予定であります。 また、それでも申請のない世帯については、電話や訪問等による申請を促していきたいと考えております。 次に、3、市民からの問合せ内容と対応策についてお答えします。 5月20日の申請書が送付されるまでの間については、申請書の発送日の確認等についての問合せが多くありました。当初、5月22日を発送する予定としていましたが、早期に印刷物の納品が可能となり、2日前倒しして発送することができました。 また、申請書発送後の問合せの内容については、申請書の書き方や申請してから給付までの期間についての問合せがありました。 そして、申請者が申請書を提出後の問合せについては、大多数が給付日に関する問合せでありました。 この、現状を鑑み、先ほど申しましたが、早期の給付を図るため、庁内職員を時間内・時間外と急遽、動員し、給付期間の短縮に取り組んでおります。 それにより、現時点の申請受付分につきましては、そのほとんどが6月18日に申請者の口座へ振り込まれることとなっており、順調に事務処理が行われていると捉えており、今後の申請者につきましても、迅速に給付できるよう取り組んでまいります。 ◎農林水産部長(嶺井洋)  おはようございます。 運天貴也議員の1、新型コロナウイルス感染症についての③の1、1次産業支援の事業内容の決定理由についてお答えいたします。 事業内容を決めた理由として、第1次産業が盛んである南城市において、新型コロナウイルス感染症拡大防止の影響を受けた農業・畜産農家及び水産業者の多くの方に支援する必要があると判断し決定しております。 今回の支援額については、国から交付決定された地方創生臨時交付金の配分額の範囲内の対応をしており、第3回臨時会に提示した額となっております。 以上です。 ◎企画部長(糸数義人)  おはようございます。 運天貴也議員の1、新型コロナウイルス感染症についての③の2、市民向け10事業、事業者向け6事業の進捗状況についての御質問にお答えします。 去る5月25日の臨時会において可決されました16事業の進捗状況としましては、申請及び給付を開始している事業が、南城市新型コロナウイルス感染症対策事業者応援支援金や、就学援助世帯支援事業などの9事業、調整中や準備中の事業が南城市子育て世帯臨時特別給付金認可外保育園等保育料補助事業などの7事業となっております。 続きまして、④第2弾の市独自コロナ支援策があるかという御質問にお答えします。 本市におけるコロナ対策事業の第2弾につきましては、国の第2次補正予算における新たな支援策や今後の県の対策事業を踏まえ、地域の実情や状況に応じ、時宜を得たコロナ支援策の実施を検討してまいります。 以上でございます。 ◆2番(運天貴也議員)  ありがとうございます。 順を追って再質問をさせていただきたいと思います。 コロナウイルス感染症対策についての説明を受けましたのが2月4日、当時の市民部長、健康増進課長、観光商工課長、教育指導課長より受けました。 そのとき、十分な備蓄数はなく、市民に配布できる状態ではない、マスクについてですけれども、取り急ぎ対策として、職員分を業者へ注文していると説明を受けましたが、今回の、マスク1万7,000枚、消毒液、防護服等、備蓄されておりますが、それについてはどのような活用方法をお考えでしょうか。 ○議長(国吉昌実)  休憩します。     (休憩 10時18分)     (再開 10時19分) 再開します。 ◎市民部長(永吉盛哲)  運天議員の再質問にお答えします。 備蓄品の活用方法につきましては、第2波、第3波が襲来するということを一応想定がされます。 そのためにも各自治体、小学校、中学校、学校関係ですね、そして、何か災害があった場合には、避難場所への、市民が集まる場所への備蓄として、今後、活用していきたいと考えております。 ◆2番(運天貴也議員)  僕らが2月に受けたときには、職員向けということがありました。 今回は市民向けということでありまして、まだまだ不足するような感じがしてなりません。やはり医療機関等にも、もっともっと、市から支援をしていただきたいなというのがあります。 現状、マスクが今現在、落ち着いてきていますので、そういった部分については、やはり早急にですね、2波が来てからではなくて、予算がついてからじゃなくて、市の独自の政策を打っていただきたいなというのが私の意見です。 というのは、一般市民も、そういう部分で、インターネットを調べたり、薬局を回ったり、いろいろそういった部分では危機感を持って行動しております。 ですので、自宅と同様に、市民を守るという部分でいきますと、行政のほうもしっかり、備蓄品を置いていただいて、学校現場にも置いていただきたいなというのが私の意見でありますので、その分について2次の、市の独自の部分で検討していただきたいと思います。 では、2番の給付金についていきたいと思います。 給付内容ですね、私のほうで、6月12日現在なんですけども、各市町村の状況を調べてみました。 これは給付内容というよりは、最初の初動ですね、最初の活動、確かに南城市が5月20日ですけども、近隣が、発送が南風原町が14日、与那原町が8日でした。八重瀬町が20日。与那原町においてはマイナス12日。人口の多さ、少なさ、あると思うんですけども。 では、浦添市はどうだったか、5月14日には発送しています。南城市より6日も早く発送しているという状況です。 給付開始も5月の20日。もう南城市よりはるかに早く給付されているんですが、これの遅れはどういう考えでしょうか、教えてください。 ◎総務部長(屋比久正明)  運天議員の再質問にお答えします。 各市町村ですね、申請書の送付について、いろいろ日数的に遅れ等々出ているのが現状でございます。 うちの場合も、約4万4,000余りの人口を抱えまして、約1万8,000世帯分の申請書、いろいろ印刷等々、いろいろ金融機関、印刷業者、いろいろ調整した結果、やっぱりうちは希望として、当然、早めがよかったんですけど、いろいろ調整していく中で、その日数でしかできないということがあって、他市町村に比べて若干の遅れが出たのかなと感じております。 ◆2番(運天貴也議員)  それについては、私のほうも、職員の皆さん頑張っているというのは分かります。 我々、5月1日に臨時会を開いてですね、もう明日にも、その連休明けにも、即それが執行されるんじゃないかと期待して、5月1日の議会に臨みました。 ですけれども、新聞発表等を見ますと、6月の初旬にしか給付されないという予定ということがありました。 市民は苦しんでおります。それを気づいていただいて、早急に対応していただくべきではなかったかなと思います。 それについてもう一度、部長お願いします。 ◎総務部長(屋比久正明)  お答えします。 職員としても、うちの携わっている対策室にしても、早急な対応で、もう申請書を早め、早めにということで、一応、希望といいますか、一応、持ってはいたんですけど、なんせ申請書、先ほど申したとおりですね、その部分での調整等々いろいろあってですね、言い訳に聞こえるかもしれないんですけど、職員もできるだけ早く送って、給付を早く、早めて給付したいという希望は持っていたのですが、先ほど申したとおり、調整等々で遅れてしまったということになります。 ◆2番(運天貴也議員)  あと、数字でいくと5%ですか、市民の皆さんですね、届いてないところあります。 最終的には訪問までしていきたいということでありますけども、ぜひとも1軒1軒残らず給付を活用してほしい。その辺を意識して指示をしていただくこと、ぜひともお願いしたいんですが、これについてお約束できないでしょうか。 ◎総務部長(屋比久正明)  お答えします。 あと申請書が届いてない世帯部分についても、本人からの申請が遅れたり、今、やっと出て、受付している部分の給付分がある程度、もう90%以上給付ができている状態なんで、今後はまた、この申請者、未申請者に関してのですね、一応、状況等々を確認した上で、電話なり、督促状なり送って、もしくは最悪はまた、家庭訪問等々してですね、しっかりと、市民全員に給付できるように努めていきたいと思っています。 ◆2番(運天貴也議員)  ぜひともお願いします。 あと、発送までのお問合せについて、いつ入金されるのかという、大多数が給付日であったとありますけども、浦添市のホームページを見ますと、第1回目の振込予定日、第2回目の予定日、そういうふうに親切に指示されておりました。 そうすると、私に市民から問合せが来たときにも、ホームページ上に案内はされていますので確認してください、もしくは私がこれを見て、いつ頃申請しましたかということでお答えができたはずなんですが、南城市のホームページを見ますと、6月2日に追記されていまして、市で申請を受理してから2週間程度と案内しておりましたが、現在、申込みが集中しているため、3週間ほどかかりますという文章のみでした。 私はオペレーターに確認して、ぜひともアナウンスしてほしいと。これは防災無線を使ってでもアナウンスしてほしいということを伝えております。 それについて、今後、第2波、第3波、どういう議案が上がってくるか分かりませんけれども、努力する部分についてホームページの活用等、その辺についてはやっていただけますでしょうか。いかがでしょうか。 ◎総務部長(屋比久正明)  ただいまの質問にお答えします。 緊急事態等々を踏まえて、今後、またそういった放送、あと、QABデータ放送FMラジオ関係、積極的にまたその辺を活用して取り組んでいきたいと思います。 ◆2番(運天貴也議員)  じゃあ次に進めます。 ③ですね。一般会計につきましては、去った5月25日に行われました委員会についても、農林部長と課長のほうからも詳しく聞いております。 答弁でも、第1次産業が盛んであるということは、まさしくそうであります。南城市は、モズクも含め、養鶏、酪農、野菜、モズクなど県下トップでございます。 そういった地場産業を支えていくにはどのような形があるのかということで、私は再度、ここで質問したいと思います。 ここ市長と副市長に聞きたいと思います。 人間が生きていくための基本は衣食住であり、その中でも特に食は毎日のように食べる必要性があることから特に重点を置く必要があると思います。 沖縄の産業別就業人口も、第3次産業は72%なんですけど、第1次産業は1.1なんですね。 そこで、今こそ第1次産業を支えるべきだと思いますが、いかがでございましょうか。 ◎副市長(新屋勉)  運天貴也議員の再質問にお答えします。 第1次産業は南城市の基幹産業であります。非常に大事な部分であります。 今回のコロナウイルスの支援事業におきましては、弱いんじゃないかということがあるんですが、南城市の予算の中で、精いっぱいのことをやった予定であります。 今後とも、第1次産業の支援には、できるだけ可能な限り努めていきたいと思っております。また、第2次補正においても、そういう分がありましたら、そこも含めて検討していきたいと思っております。 以上です。
    ◎市長(瑞慶覧長敏)  運天貴也議員の農業に関する再質問にお答えいたします。 おっしゃるとおり、人間は食べていかないと生きていけません。そして、その食を支えているのが第1次産業、農家の方々でございます。 南城市は、言うなれば農家の皆さん、漁業者も含めて、畜産も含めて、その方々に支えてもらっているということでございますので、しっかりそこら辺は支援に関しても対策を立てながらやっていきたいと思っております。 ◆2番(運天貴也議員)  市内農家の、ゴーヤーを生産する農家さんはですね、収穫が始まると数か月にわたって様々な肥料、農薬を使用するので、肥料代が平均2万5,000円というのは考え切れないと申しておりました。 ぜひとも、次の支援策については、いま一度考えていただいて、飲食業に行ったぐらいですね、思い切りやっていただきたいなと、検討していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 一つお伺いしたいのが、水道料の減免も出てきました。 我々、会派はですね、4月15日に要請文を市長のほうにお渡ししまして、公共料金の減免という形でお願いしましたけれども、公共料金、今回初めて、半額ということで申出がありましたけども、実は、愛知県は4月17日の時点で、刈谷市なんですけども、公共料金、水道料金を免除するということが出ていました。 その部分でまた、水道部長、もしその分で説明ができましたらお願いしたいですが。 ◎上下水道部長(知念哲雄)  運天議員の質問にお答えします。 おっしゃるとおり、4月15日付でゆまぢり会、それから、会派ニライ・カナイのほうから要請が出てございます。その以前にも、一応、私のほうに相談もございました。何とか免除とか支援ができないのかと。 これにつきましては、基本的に地方公営企業法の中で、運営に係る経費は全て料金で賄うことになってございます。それ以外の施策の部分があれば、一般会計から繰入れ、要するに、補助金で適用するということになってございまして、その時点で、国から、それから、県のほうから減免等に対する部分についての財政支援の明確な答えが出てございませんでした。 県内の自治体、企業、公営企業、水道事業ですけれども、県を通して国のほうにも照会をかけている最中でございます。 それが出たのが昨日の大城議員の説明、答弁の中でもお話ししましたけれども、5月19日付の文書で、それについても補助金を適用しますということが出ましたので、それを踏まえて適用させていただいたということでございます。 愛知県、それから、県内で言うと那覇市等は、そういう支援とかがない中で素早く動いたところについての判断については、それぞれの公営企業の経営のゆとりというか、留保財源等の問題もございます。 南城市においては水道料金の部分も、ほかの市町村に比べて多少、高いという御意見もございますが、南城市が持っている地理的な要因等もございまして、そういう料金設定をさせていただいているという中での、ぎりぎりの選択として、私どもとしては、その補助金が入った上で基本料金の2分の1まではそれで適用することが可能ではないかという判断に至ったのが、国からの通達に基づいたところであるということで御理解いただければと思っております。 ◆2番(運天貴也議員)  理解しました。 私が伝えたいことは、次の段階でお伝えしたいと思います。 ④に行きたいと思います。 第2段のですね、市独自のコロナ支援策があるか伺いたいと思います。 ◎企画部長(糸数義人)  ただいまの御質問にお答えいたします。 現段階において、温めている案等はございますが、あくまでも実施可能かどうかというところは、事業の詳細を確認した上でということで考えております。 以上となります。 ◆2番(運天貴也議員)  ちょっと一つ確認したいと思います。 国からのですね、地方創生、今回、恐らく2兆円ということになると思うんですけども、その具体的な、どういうふうに使うという状況が示されるんですか。 ◎企画部長(糸数義人)  今、新聞報道等でももう表に出てきておりますが、その2兆円のうち1兆円は家賃支援や雇用維持の観点から、そして、もう1兆円は地域経済活性化の観点からということで、それぞれ配分額の算定基準も違っております。 したがいまして、第1次補正で示された内容とは多少、変更点も出てくるだろうということから、現段階においては、当然に国のほうから詳細が示されるものだと認識しております。 以上でございます。 ◆2番(運天貴也議員)  では、第1次、1回目の支援事業と2回目の支援事業というのは、示されて初めて計画を立てていくということで認識してよろしいでしょうか。 ◎企画部長(糸数義人)  ただいまの御質問にお答えいたします。 示されて初めて動くようですと、やはりスピード感の部分で後れを取ってしまうというふうに所管部としては認識しております。 したがいまして、第1次の際に様々出てきた案件がございますので、その案件のブラッシュアップも兼ねながら、実情に応じた、今すべきであろうというような事業に的を絞って取り組んでまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ◆2番(運天貴也議員)  ぜひとも、現状に合った、的を絞った形でやっていただきたい。 ただですね、新聞を見ますと、宮古島市が、4月15日に独自で6億円の支援をもう決めて、新聞発表しています。浦添市は、4月17日に2億円の支援をやると。恩納村も5月ですけども、13億円やるという部分で、恐らく国からの示しがない場合、ない前に前倒しでやってきたということがうかがえます。 南城市にも、そういったときに使う基金というのが、僕はあるかと思うんですが、基金を取り崩す形で市民を支援するということは考えていないでしょうか。 ◎企画部長(糸数義人)  ただいまの御質問にお答えいたします。 基金を取り崩して、いわゆる一般財源を投じてという、事業をする予定はあるかというお話だと認識しました。 今回のコロナの件に関しましては、長期戦が予想されております。今、第1波がある程度落ち着いてきたところでございます。今後、第2波、第3波が想定される中におきまして、どこまで長期化するのか、そこら辺の予見が全然できない状況にございますが、必要に応じましては、やはり一般財源も投入して対応してまいりたいと。 ただ、その際には、財政のほうとも調整を重ねた上でということになりますので、その点はどうぞ御理解ください。やる方向ではございます。 以上でございます。 ◆2番(運天貴也議員)  コロナの影響でできなかった事業等もあると思います。今、行われてない。今、実際止まっている、簡単に言えば体協も今、5の競技が止まっております。そういった予算は浮いてきているような感じは、僕は受けますけれども。 そういった予算からコロナの基金に回す、一般予算を移動する、流用する、その方向の考えがないか、市長、お願いします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  運天貴也議員のコロナ対策の予算についての再質問にお答えいたします。 当初の支援策の段階から、私たちのほうでは、一般財源を使う気持ちでやろうというふうに支援策を整えてまいりました。そしてまた、もう一つは、イベント等で浮いた財源とかですね、それも検討するようにという指示は出しておりますので。 ですから、今、おっしゃってるように、運天貴也議員の提案等に関しては、私たちも対策本部会議の中で議論をしているところでございます。 ◆2番(運天貴也議員)  しっかり取り組んでいただきたいです。 皆さんのほうにも声が届いていると思います。私のほうにも声が届くんです。いつ支援してくれるの、市は助けてくれるの、困っていますという声が非常に、毎日届いてですね、本当に心痛い日々があります。 僕のおうちの前にも民宿があるんですけど、そこにもやっぱり、民宿に泊まってくれる人がいなくて困っているという部分のお話も聞かせてもらいました。飲食店もあります。飲食店もそういった部分では十分ではないと思います。 そういった部分でも、いろんな方向から支援策を考えていただきたい。 確かに、2波、3波、来る。これも僕も今、発信しようと思っていました。必ず来ると言われております。その分の蓄えも必要ですけれども、今現状を乗り越えていかないといけない方もありますので、そういった部分を精査していただいて、しっかり取り組んでいただきたいと思います。 次に行きたいと思います。 市民や団体、事業者より、市へ届けられたマスク、消毒についてなんですけども、6月の広報なんじょうにも掲載されて確認させていただきました。非常に多くの皆様から、このように支援していただいたことは感謝申し上げるんですけども。 今回、僕が思ったのは、マスコミ等のですね、もしくは、市のホームページ等でそういった発信が非常になかったものですから不安だったんですね。 今、1万8,000枚のマスクが届けられているということもありますけども、どんどんマスコミを活用すべきじゃなかったかなと思いますが、お願いいたします。 ◎市民部長(永吉盛哲)  運天議員の再質問にお答えします。 寄贈品の配布につきましては、新型コロナウイルス対策本部の了承を得て、総務部、教育部、福祉部、市民部の各部署で調整後、対策本部で決定し、4月と5月に、福祉施設や児童施設に配布をいたしております。 マスコミにつきましては、こちらのほうの周知不足、それから、連絡不足等もありましたので、今後はそういうマスコミも活用していきたいと考えております。 ◆2番(運天貴也議員)  ぜひともお願いします。 これも市民の活力になります。南城市は元気だということがあると思います。 ただ、すみません、例えちゃいけないんですけども、例えさせていただきます。 宮古島市、マスク8万2,000余りの寄贈をいただいているようです。これはホームページにもしっかり数字まで公表されております。 この数字の差はですね、やはり南城市の皆さんも元気がないんじゃないかなと思います。 ですので、活力を上げていただきたい。しっかり支援をしていただきたいというのが結果に出てるんじゃないかなと思いますので、ありがたく1万8,000、本当にありがたいんですけども、その差の影響というのは、南城市が今、元気がないんじゃないかと。 ぜひ、活力を上げてほしいということが、私からのお願いがあります。 最後に、最後ですね、友好都市交流のですね、中国江陰市からマスクの提供の申出について確認します。 江陰市より、マスク1万枚が、申出があった日付はいつなのか伺います。 ◎企画部長(糸数義人)  ただいまの御質問にお答えいたします。 除葆光の道を歩もう会様を通じて、江陰市からマスクを寄贈したいという連絡をいただいたのは3月12日となっております。 以上です。 ◆2番(運天貴也議員)  受入れに対して回答が遅れた理由、私が認識しているのは、24日まで12日間、メールの返信が行われてないと、私のほうで把握しています。また、決定権は誰にあったのか、市長、お願いします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  決定権に関しては市長だと思っております。 ○議長(国吉昌実)  24日遅れた理由というのは。 ◎企画部長(糸数義人)  ただいまの御質問にお答えいたします。 時系列を追って説明させていただきます。 まず、3月12日に江陰市様から寄贈のメールを頂いております。除葆光の道を介して頂いております。 3月16日に事務調整を行った結果、市長からマスクを頂くようにとの判断を受けております。 しかしながら、マスクを受け取る旨の回答のメールを除葆光の道を歩もう会様に返信したのは、3月24日となっております。この間、およそ、市長の決定後、8日を要しております。土日祝日等を挟みますが、8日を要しております。 この点につきましては、事務方の事務遂行の部分で、非常に遅滞を招いたという部分を感じております。 市民の目線で考えれば、スピード感を持って対応するというのが当然のことではございますが、事務方のほうでスピード感、それと、市民目線という部分が欠けていたのかなと反省しております。 今回の件を、この件を糧にですね、今後におきましては、やっぱり市民目線、そして、スピード感というものを大切に諸事、取り組んでまいる所存でございます。そのように努めてまいりたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 以上です。 ◆2番(運天貴也議員)  教育長に質問します。 友好都市、江陰市とは本年度も中国国際交流派遣事業が組まれております。 そういった中、今回の対応、影響が出ないかお伺いします。 ◎教育長(上原廣子)  ただいまの運天議員の質問にお答えします。 私ども、中学生10名を毎年、江陰市のほうに派遣しているんですが、今回のこのコロナの関係で、今、対外的な交流に伴う留学に関しては、今、中止を決定しております。 江陰市以外にも、アメリカの短期留学とか、それから、ESLキャンプなども全て今、子どもたちの健康、安全のために、今年度は中止ということで決定させていただいております。 ○議長(国吉昌実)  今後、交流をしていこうとするときに影響が出ないかという話です。 ◎教育長(上原廣子)  大変失礼いたしました。 マスクとの関係は、私ども、子どもたちとの関係は、一切影響はないかと思っております。 ◆2番(運天貴也議員)  じゃあしっかり教育長、江陰市とのほうですね、情報共有をお願いします。 というのはですね、この交流事業を通して、高校、大学と進んで中国語を専攻されて勉学に励んでいる娘さんを育てる親御さんからお礼の言葉を頂くことがあったんですよ。 そういった中国留学も一つの、南城市の発展に築かれていますので、しっかりと江陰市との情報共有、これからのですね、お願いしたいと思います。 事業に影響がないかですね、お願いします。 最後、私は、3月議会の最終日、23日に緊急質問の通告を提出しました。それに対し、新型コロナウイルス感染症についてのみ議長より発信されました。 なぜ、同僚の議員が、緊急質問の必要性がないと判断できたのか、今でも不思議でなりません。 議会運営委員会では、全会一致で、本会議に臨んだにもかかわらず、反対多数で否決されました。 市長は私に反問権を行使するとも耳にしました。それは私に対して圧力でしょうか。市民に知らされたら困ることでもあったのでしょうか。 マスクが市場から消え、非常にマスクが貴重だった時期だったと記憶しております。市民及び職員の安心安全の確保を考えるための緊急質問でした。市民の安心安全を考え、緊急質問でした。 何か所見があれば、市長、所見をください、市長、副市長、教育長、所見をお願いします。 ◎副市長(新屋勉)  運天貴也議員の再質問にお答えします。 マスクの、除葆光の道を歩もう会のマスクの寄贈の件ですが、これについては市は、これは要りませんという回答をしておりません。ですから、そういうことでの誤解はあったと思います。 そういう部分はちゃんと、それはなかったということを説明しておきます。 ただ、今回、手続の遅れでそういう、市に届かないで別の形で配布されたということは非常に残念でありますが、今後も、市民からのですね、そういう寄贈については、市民のために生かしていきたいと考えております。 以上です。 ◎教育長(上原廣子)  ただいま副市長の申し述べたとおりだと私も認識はしております。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  運天貴也議員の緊急質問に関することだと思います。 それに関しては、議会のほうでお決めになったことだと認識をしております。 ○議長(国吉昌実)  次の質問者、前里輝明議員。 ◆9番(前里輝明議員)  おはようございます。 それでは、すぐ質問に入らせていただきます。 新型コロナウイルスの影響と対応について。 新型コロナウイルスの感染防止のため、南城市内の小中学校が臨時休校となりました。令和元年度においては、令和2年3月2日から3月15日までを臨時休校、令和2年度は、令和2年4月7日から5月20日まで臨時休校。5月21日からは学校は再開しましたが、令和2年度において28日分の授業が実施されておりません。 学校再開を今、しておりますが、学校生活も変わり、今後、様々な対応が必要となりますが、以下についてお伺いいたします。 授業時数の確保や行事等の影響が出てきますが、対応について伺います。 オンライン学習の導入について、方針や今後の取組について伺います。 豪雨による農地被害について。 5月6日、そして、また5月2日にも降っています。そして、5月6日以降も大雨がありましたが、その大雨による豪雨、豪雨による農地被害や浸水等の被害がありますが、それについてお伺いいたします。 6日午前のピーク時で、南城市糸数で朝6時から7時で1時間当たり93ミリの猛烈な雨が降り、6日朝には洪水・大雨警報、そして、土砂災害警報が出されておりました。 5月6日の農地被害について、そして、今後の対応策について伺います。 子育て支援について伺います。 今回、令和2年3月において、第2期南城市子ども・子育て支援事業計画が策定されました。令和2年度から令和6年度の5か年を計画期間として、子育て支援を推進いたします。 これまでは、第1期の計画を基に、待機児童解消に向けての対策とか様々な子育て支援が第1期の中で示されておりましたが、これからの5年間、令和6年度までの5年間は、第2期子ども・子育て支援事業計画の中において計画に沿って事業が推進されてまいります。 今回の直近の待機児童数と第2期子ども・子育て支援事業計画をしっかり見比べて、現状の状態から、今度、令和6年まで、どういうふうな子育て支援をしていくのかという部分において、子育て支援の最大の、今、問題となっております待機児童の問題についてお伺いいたします。 直近の待機児童数と今後の対応について、よろしくお願いいたします。 ◎教育部長(上原昇)  ただいまの質問、前里輝明議員の授業時数の確保や行事等の影響への対応についての御質問にお答えいたします。 議員のおっしゃるとおり、臨時休校で28日間の授業日が欠となっております。児童生徒の学びを保障するため、夏休みの短縮や学校行事の精選により授業日の確保に取り組んでおります。 具体的な学校行事の実施につきましては、新型コロナウイルス感染防止の視点と行事で得られる児童生徒の成長の視点から、校長と相談もしながら、現在調整中でございます。 次に、オンライン学習の導入についての方針や今後の取組についての質問にお答えします。 現在、本市においてはGIGAスクール構想で、一人1台の端末実現に向けた取組を行っております。 本6月定例議会においても、学校のネットワーク環境について全校の整備費として予算計上して、整備を行うことになっております。 また、地方創生臨時交付金は第2号補正予算により、家庭でのオンライン学習のための環境整備についても計画中であり、現在、児童生徒の各家庭においての通信環境、これはWi-Fi環境ですけども、その整備状況の調査を行って、今現在、集計中でございます。 以上です。 ◎農林水産部長(嶺井洋)  前里輝明議員の2、豪雨による農地被害についてお答えします。 先ほど前里議員からありましたように、質問の中では5月6日となっておりますが、5月2日と5月6日の合計のほうで説明させていただきます。 農地被害状況については、現在、把握しているところで被害件数は34件。これは農地、畑地でございます。主な被害内容につきましては、畑の土砂流出や農作物の冠水被害等となっております。 今後の対策につきましては、現場調査を行い、緊急性・危険性がある箇所から、予算の範囲内において対応してまいりたいと考えております。 以上です。 ◎福祉部長(城間みゆき)  おはようございます。 前里輝明議員の子育て支援についての質問にお答えいたします。 令和2年4月1日時点の待機児童数は110名となっております。 今後の対応につきましては、令和2年8月に90名定員の保育園を開園するとともに、分園の整備や認可外保育園の認可化、補助事業を活用した保育士の確保により待機児童の解消に努めてまいります。 ◆9番(前里輝明議員)  それでは、再質問を行います。 まず、学校における授業数の確保についてですが、まず、前年度、令和元年度においては3月2日から3月15日まで臨時休校なので約10日分の授業が実施されていないと思います。 特に小学校においては、3月といえば振り返り授業、大体3月、3学期に学力到達度テストが来ますので、それに合わせて1学期、2学期に、その年度の授業を詰め込む、3学期には振り返りという形になる中で、振り返りができないまま、10日分の授業が実施されなかった。それが新年度になって、4月7日から5月20日、そしてまた、28日分の授業が実施されていない。 要は、振り返りもできず、今、新学期が始まっている状況の中で、校長先生と相談しながら現在調整中というのは、進める方針が僕はちょっと遅いんじゃないかなというのは今、答弁を聞いて思いますが。 これまでの、前年度の振り返りの部分、中学校においては、また内容が違うと思いますから、その10日分、新年度においては28日分、計38日分の授業日数が足りない部分においての今後の方針というのは何も決まってない状況なんですか。 ある程度の方針を持ちながら、学校と調整中というふうに理解してよろしいのか、ちょっと見解をお願いいたします。 ◎教育部長(上原昇)  28日分の不足分については、もちろんの行事等の精選等もあります、あるいは夏休みの短縮とか、あるいはさっき言った、主に運動会の中止とか学芸会をなくすとか、そういうふうに振り当ててですね、できるだけ、28日分、遅れた分は取り返していくということの考えであります。 だから、先ほど、校長と調整中というのは、そういった行事はどうするのとかですね、その辺の調整を行っているという認識でよろしいと思います。 ◆9番(前里輝明議員)  前年度の3月2日から3月15日までの臨時休校分の10日分の授業が未実施だったところもありますけど、そういったのも含めて今、方向性を、学校の校長先生とも話合いだと思いますけど、方針というのはないんですか。 教育委員会のほうでは、今年度、始まりましたよね、授業日数が足りない。運動会や夏休みがなくなることによって17日分の授業が確保できるというふうな通達が保護者のほうにも回ってきたので、新年度、28日、学校の授業日数が足りないけども、夏休みで17日分は取り返すと。 ということは、残り11日分が足りないのがあります。ましてや、前年度は学校がなかった分、振り返り授業ができなかった子どもたちもいる。 そういった部分の遅れというのを、学校は、教育委員会のほうで、学力のほうに遅れがないように、支障がないようにという方針とか、そういった年度の計画というのは今、計画を立てていないんでしょうか。それをまた確認をお願いいたします。 ◎教育長(上原廣子)  ただいまの前里議員の再質問についてですが、学校現場のほうでは今、カリキュラム・マネジメントの視点を持って学習を進めるということで取り組んでおります。 これはどういう意味かといいますと、学習内容を各教科横断的に、同じ内容を全部やるのではなくて、教科書を全部やるのではなくて、各教科に振り分けて学習内容を進めていく、指導していくということなので、内容の精選っていうんですか、それが進められているということと、もう一つは、1年間で必ずこの内容やりなさいということではなくて、年間、あるいは中学生だと3年間を見込んで学習内容を習得させるという方向で今、学校現場のほうでは進んでおります。 それから、行事のほうの精選に関しても、それぞれの行事の中で学ぶという大事な要素も持っているので慎重に行事の精選も考えて、教科と絡められるような行事の持ち方をするということで、学校現場のほうでは今、進んでいます。 ◆9番(前里輝明議員)  進めていく学習過程において、優先順位をつけてしっかり選んでいくという部分もあると思いますし、この3年間、中学校だと、中でやると言ったんですけど、中学校3年生からしたらもう卒業しますから、そういった部分でできるというのは、確かに優先順位をしっかり絞っていかないといけないと思います。 僕は、今回の6月予算のほうで、授業が遅れている中で、学校で例えば特別支援員を、学習支援員とかを増やすような取組とか、学校の現場の授業を行う先生なんかの支援とか、そういった体制の予算が大きく組まれてくるかなというふうに思ったんですけど。 そういった予算が今ない中で、こんなに授業日数が遅れている中で、授業を取り戻すような補習とか、そういうのが出てくると思うんですね。だけど、現場で今でもいっぱい、いっぱいなのに、そういった遅れを取り戻すような補習授業等が来たら、正直、対応できないのが現状だと思うんです。 だから、教育委員会のほうで、私は、学校と調整しながら、今やるべき優先的な授業、内容というのを進めていきながら、しっかり学校を支援できるような体制というのは今後、つくっていかないといけないなと思っています。 今回、6月議会ですから、これから9月とか来ますけど、もし臨時議会とかある際に、学校を支援するような、サポートするような、今、学習支援員というのはなかなか見つからないとかありますけど、そういった方が例えば、極端に言えば時給を上げるとか優遇してでも、人が見つかるような、学校をサポートできるような取組というのを、学校現場をですね、教育委員会はこれから考えていかないといけないというふうに思いますが、それについて、今後の学校の支援ですね、現場の支援としてはどういうふうに考えているか、答弁をお願いいたします。 ◎教育長(上原廣子)  はい、ただいまの前里議員の質問ですが、各学校に学校支援ボランティアの皆さんがおいでになって、優先的にぜひ学校を助けていただきたいということで要請は出したんですが、残念ながら皆さん高齢ということで、コロナのために、学校に入るということを今できなくて、皆さんジレンマを抱えている状況でございます。 今、支援員で予算を組んでという、今、提案がありましたので、改めてその点も検討させていただきたいと思っております。 ただ、なかなか学校現場のほうに入ってくださる方がいらっしゃるかどうかは、やってみないと分からないことだと思っておりますので検討させてください。お願いいたします。 ◆9番(前里輝明議員)  学習支援員をつけていいと言いますけど、なかなかその方が見つからないというのも、これまでの現状ですから、学校とのヒアリングをしっかりしていって、どういうサポートができるか。 今年度から学習指導要領が変わって小学校は新しい学習指導要領になっていますし、次年度は中学校に新しい学習指導要領が入ってきます。その新しい指導要領に変わっただけでも大変なのに、この授業の遅れがあるというのは、本当に先生なんかが今、対応できない状況があります。 そして、一つ一つの判断を学校長とか先生に持っていくというのも重過ぎるんですね。学校でもちろん決めることもあります。ただ、教育委員会がリードして決めていくというものをしっかり先導してですね、今の教育をしっかりと引っ張っていきたいと、引っ張っていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。 それと、学校行事についてですが、まず、入学式は小学校はあったけど中学校がないという、今回の対応でしたが、中学生でも特別支援の子とか、小学校は卒業したけれども中学校に入学した意識がないという子がやっぱりいるんですね。そういった子に対しての教育課程上の、どうやって補っていく、その節目ですね。 特に入学式を通して、中学校に入ったという感覚をすごく持つ子もいれば、持たない子もいます。 これまで、中1ギャップとか、いろんな小1プロブレムとかありました。 中1ギャップというのは、環境が変わることによって不登校になるとかですね、そういったのが全国でも、国立教育研究所の調べで、中1ギャップで20%から25%いるという状況の中で、今回というのは、この中1ギャップというのはさらに起きやすいのかなというふうに思いますが。 そういった面での教育課程上のサポートというのは、どういうふうに一応考えているか、今、見解があればお願いいたします。 ◎教育長(上原廣子)  ただいまの質問にお答えします。 入学式に関しては、小学校に関しては義務教育のスタートですので、ぜひ持っていただきたいということで、各小学校、入学式は開いていただいたと思います。中学校に関しては、連絡入学という形になっておりますので、それより授業を優先させたいということでしたので、中学校のほうでは、式典自体は持たなかったんですが、各学校入学に関するセレモニーは持つようにということで、それぞれの学校、入学式ではないんですが、新入生の入学のセレモニーは持ったということを聞いております。 それから、それぞれの新入生のギャップに関しては、やっぱり1年生、1学年の先生方皆さん知恵を出し合って子どもたちのケアをするようにということは、臨時の校長会で、入学式に代わるような、あるいは新入生に関する指導に関しては十分注意をするようにということで、連絡会のほうで校長にお願いはしてあります。 それから、必ずしも行事全てを省くのではなくて、学びの保障のためには必要な行事もあるので、可能な限り行事は進めていただきたいということで、先生方皆さんで知恵を出し合って頑張っていただきたいということは伝えてあります。 ◆9番(前里輝明議員)  この環境の変化によって不登校になるというのは、本当に身近にある問題だなと、うちの南城市でもある問題だなというのは常に感じておりますので、今回は特にコロナの部分がありますので、なかなか中学校に入学した実感も湧かないとか、長い休みの中で、学校を始めてもう行く気がなくなるとか、意欲がなくなるというのも普通にあることだと思うんですよね。 そういったのを今いる、スクールソーシャルワーカーとかもいらっしゃいますし、いろんな部分の機関を使って支援していただきたい。 さっき言った、授業日数の学校現場への支援という部分も含めてですね、これは一つの学校の支援という形で、予算を投入してでも、私は支援していくべきだと思います。ぜひその対応のほうよろしくお願いいたします。 行事の部分で、もう一点ですけど。 学校の、教育委員会のほうから保護者向けに学校行事の変更についてという形で送られているのがありますが、職場体験については対応可能な範囲で実施、修学旅行については2学期以降に延期、もしくは中止という形になっていますが、その方針というのは今、決定しているのはありますか。特に修学旅行ですね。 職場体験においては、可能な受入れができる職場だったら、職場体験してくださいというような理解でまずよろしいのか。あと、修学旅行については、もう方針というのは何か定まっているのがあればお願いいたします。 ◎教育長(上原廣子)  宿泊を伴う旅行の行事に関しては、特に中学生の修学旅行に関しては県外ということがありましたので、今この時期、県外で子どもたちを引率しての旅行は難しいということで、県外への修学旅行は今のところ、各学校とも中止する方向でいっています。 ただし、県内で、ある程度の感染防止を図りながら、何らかの形で修学旅行を実施できないかということで、今、各中学校、知恵を出し合っているところでございます。中学3年生に関しては、できる限り最大限の努力をしていただいて、何とか修学旅行は実施していただきたいというところで、その方向で今、中学校のほうは進んでおります。 ◆9番(前里輝明議員)  今の答弁では、もう前向きに工夫して考えていると、知恵を出し合って考えているということですので、しっかりその方向で。 県内でできることもあると思いますし、6月19日からはもう県境を、県境を人がまたぐことも全国的に解除されますので、全面解除されますので。 県外に行くとどうしても宿泊になるから、3密を招いてしまうからもうできないというのも理解できます。ただ、修学旅行というのは、しっかり子どもたちの思い出にもなるし、ぜひやっていただきたい行事だと思いますので、ぎりぎりまで検討していただきたいと思います。 僕も、PTAとかいろんな場でそうですけど、子どもたちには工夫しなさいと言っています。すぐ諦めるんじゃなくて工夫しなさいと。 今回のコロナの件で、いろんな懸念されることありますけど、工夫してどうにか違う形でできるかというのは、教育委員会もそうですし、大人の立場からしてもですね、子どもたちに見せる姿だと思いますから、工夫して知恵を出していろんな形を出す、すぐ諦めないというのを見せる形で、ぜひ修学旅行においては考えていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 最後に、教育委員会においてはオンライン学習についてですが、教育の基本というのはもう先生が直接、生徒に指導するという形だと思います。だから、子どもの今後の学習理解とかを深めて、今後の時代に対応するためには、オンライン学習、そしてまた、文科省が掲げるGIGAスクール構想においても、ソサエティ5.0の社会を生きる子どもたちにとって、このICT環境の整備をつくるのも大事だと思っています。 今回のコロナでも全国的に取り組んでいるいろんな教育委員会がありますので、私も、今回を機に、南城市の教育委員会としてもオンライン学習というのは進めていくべきだと思います。 今、部長から答弁もありましたけど、教育長の、また今後の方針とか、また、見解等をお願いいたします。 ◎教育長(上原廣子)  ただいまの前里議員の質問なんですが、今後、今回のコロナの件以外に、これからもいろんな災害が目の前に来ると、どうしても子どもたちは学校を離れての学習の充実ということを図らないといけないかということも踏まえまして、今、私ども教育委員会のほうでも予算を取って、子どもたち一人一人にタブレットを持って、それから、オンラインでの学習を進められないかということで、今、担当の者が機種の選定やOSの選定などに、現在、今やっている最中でございます。 できる限り今年度の、本年度でめどがつけばいいかなということで私のほうも考えておりますが、予算が膨大な予算になるということもありまして、ぜひ子どもたちにはこれから生き抜くための手段になると思いますので、この件は積極的に進めてまいりたいと思っております。 ◆9番(前里輝明議員)  なかなか、こういったオンラインとかは教育長からしたら難しい分野かなというふうには思うんですけど。 今の時代、ソサエティ4.0、これからソサエティ5.0という部分で、それに対応できる子どもたちをやっぱり私たちは育成していかなければならないと思いますので、そういった環境をまずつくることによって、覚えるより慣れろですから、このネット関係というのはですね。そういった部分では、環境をしっかりつくっていって、何かあっても、インフルエンザで学校に通えないときでも、そういったオンライン学習ができるような体制をつくっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 それでは、豪雨による農地被害についてお願いいたします。 多くの方が、今回も質問入れていますので、私のほうで確認できた場所をしっかり質疑してまいりたいと思います。 まず、1点目に、これまで大雨・洪水警報、そして、避難が必要となるレベルの土砂災害警報が発令されたときも、大体同じ場所が農地被害として上がっていると思いますが、その現状についてはどうでしょうか。 毎回、違う場所が起きているのか、いつも僕は、その警報が出た際には同じ箇所がいつも農地被害が起きているような感覚があるんですが、それについて答弁をお願いいたします。 ◎農林水産部長(嶺井洋)  ただいまの質問にお答えいたします。 やはり災害的なものに関しましては、1時間雨量20ミリ以上、それと、1日80ミリ以上というのが原則、災害の申請の分ですね。 今回、100ミリ前後の雨が降っておりますので、その被害状況につきましては、やはり同じ箇所がおおむね、被害が起こっている状況であります。 ◆9番(前里輝明議員)  今、大きく全体的な話の中では、今回、把握している被害件数は34件、農地被害として34件というのがありますけど、やはりこれまで、この大雨が降ったときに思うんですね、あそこも冠水しているだろうなと。行ったらやはり被害が起きているわけですね。 そういった部分では、これまでの取組の中でいろんな事業を入れていると思うんですけど、改善された点というのはあるんでしょうか。 今その現状ですね、これまでと比べ、農地被害というのはいろいろあったと思うんですけど、ある程度もう改善されてきているんだけども、今、残っているのは県との交渉とかでなかなか前に進まない現状があるとか、そういったちょっと状況というのを教えていただければと思いますので、よろしくお願いします。 ◎農林水産部長(嶺井洋)  ただいまの質問にお答えします。 例えば継続中の事業、特に百名地区の部分で住宅が2世帯ある箇所については、大雨が降るたびに床下、床上浸水している状況がございます。 これは琉球ゴルフ場からの雨水等が全部入ってきてですね、このため池、ガマがあるんですが、そこの排水能力がないという状況で被害を受けている状況があります。 これは今現在、次年度に向けて整備を進めている状況でございます。そのほうが行けば、ある程度の緩和ができるかと思っています。 あと、具体的な細かい部分については、やはり佐敷で言いましたら、大雨が降るたびに、カイヤンというところですね、それと、浜崎とか、雄樋川、大里辺りでは、船越辺りも、特に船越小学校の前とかですね、そういったところが頻繁に起こる状況になっております。 ◆9番(前里輝明議員)  ざっくりした質問に丁寧に答えていただいてありがとうございます。 これまでいろんな被害がある中で、取り組んでいるのも、現地に職員がいたりとか、関係団体が来たり、商工会とかもそうなんですが、建設部会が来たりとか、いろんなサポートがある中で、今その対策に取り組んでいるのも分かりますので、しっかり改善できるように進めていただきたいと思います。 ちょっと資料を私、用意していますので、お願いいたします。 これは私が行った知念のほうなんですけど、これは知念村時代からずっと起きている農地被害で、知念の志喜屋山里土地改良区の農水タンクの下にある農地なんですが。 ○議長(国吉昌実)  休憩します。     (休憩 11時21分)     (再開 11時21分) 再開します。 ◆9番(前里輝明議員)  これはですね、ある程度、雨がやんだ後に行きました。この奥のほうの排水のほうが、水があふれて。 次、お願いします。そして、畑のほうから全部土を流しながら水が出てきます。 その次お願いします。そして、この畑の土も全部丸ごと持っていきます。 次お願いします。そして、川も全部土砂が流出しています。 次お願いします。これが全部、海に流れていっています。 私が最初、つきしろのほうから、現地を見に行ったときにですね、もう海が茶色くなっていました。この茶色くなった時点で土砂がいっぱい流れているんだなという中で、この農地被害が起きているということで確認しましたが。 山里、そして、志喜屋土地改良区の農水タンクのこの下のほうですね、例えばタンクに水が行ってそれが、オーバーフローした水が排水を流れていくと思うんですけど、この排水が90度の直角になっています。この直角の90度に当たる部分がですね、そこから水がもうあふれて、そして畑のほうに水が流れていましたが、1回ですね、担当の職員も来てくれていましたので対応、清掃してくれたんですね、排水路の。でも、それから5月の末ぐらいにまた大雨があって、同じような被害がまた起きていました。同じようにまた土が流されていました。 そのときにですね、終わって見にいったら、そことまた違う部分の排水路の中に農業用パイプとか、いろんな物が入って排水路を塞いでいたんですね。そういった部分の影響で冠水が起きたんじゃないかなと思いますけど、その持ち主の人も知念村時代から同じ被害が続いているし、土砂も海に流出していますので、こういったのをしっかり対応していただきたいなというふうに思いますので、それについてまた答弁をお願いいたします。 ◎農林水産部長(嶺井洋)  ただいまの質問にお答えします。 現地のほうですね、山里地区については、報告を受けた分の中では、雨水のほうから道路に伝って農地に行ってという状況がありました。 こういった箇所については現地調査をした上でですね、アスカーブというんですけど、アスファルトでこう、農地に行かない部分とかの対策は可能かとかですね、そういったものを検討していってですね、これはもちろん、今回、これは土建部も一緒なんですが、非常に5日と6日の中で予算を増やした部分がありまして、予算の範囲内で対応している状況がございますので、緊急性があるところについては先に対応していきたいと考えております。 ◆9番(前里輝明議員)  職員の方は、朝、大雨があったときに、もう既に、僕が行ったときにはもう職員が見に来てくれたりとか、本当に迅速に、スピーディーに対応して現場を見ていたなと思いますので、そういったのを含めて、農地の方も、畑の方も困っていますので、ぜひ対応していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 それでは、子育て支援についてお願いします。 今回、待機児童数110名というふうになっていますけど、それは入所待ちの児童は含めていないということで、ただの待機児童ということで、認識でよろしいかお願いいたします。 ◎福祉部長(城間みゆき)  ただいまの御質問にお答えいたします。 前里議員のおっしゃるとおりであります。入所待ち児童は、また別の人数であります。 ◆9番(前里輝明議員)  待機児童は、今回、待機児童としては110名となっていますけど、入所待ちについては6月1日現在で266名という形になっています。 いわゆる待機児童の規定と入所待ちというのはやっぱり若干違いますので、そういった意味では110名だけれども、実際、保育園に入れない子どもたちというのが266名いるというのが今の現状だと思います。 それについて今回、第2期子ども・子育て支援事業計画を策定しましたけども、待機児童に向けて取り組む中で、子どもたちの受皿づくりとして保育園の整備とか保育士確保に向けてこれから取り組むわけですけど、現在のこの待機児童110名、入所待ち266名というのは、これは計画においてずれというのはありますか。この計画を基に、現状を基に第2期、令和6年までしっかり取り組むという流れの中で数字のずれがないか。 待機児童は110名というところも捉えどころなんですけど、入所待ち266名っていうのは、僕はしっかり把握していかないといけないと思いますが、それについて福祉部長の見解をお願いします。 ◎福祉部長(城間みゆき)  ただいまの御質問にお答えいたします。 第2期子ども・子育て支援計画、もちろん第1期もそうなんですけれども、これは予測、あくまでも5年間予測でつくってありまして、今回につきましも実はもう令和2年度で、就学前児童数にも乖離が既に生じております。予測と現状ではもう乖離が生じているという部分がありますので、今後、私たちとしてはもう毎年、検証していかないといけないということで、数字を追っている状況でございます。 入所待ち児童、先ほど前里議員、266名、6月1日ということで、報告が4月1日と10月1日ということで、私の手持ち資料が4月1日で持っていたんですけれども、4月1日が226、実際、国に報告する待機児童というのはどういうものを除いていけるという部分があって、110名で報告しているところではございますけれども、向こうの入所待ち児童数にも実際、入所している方々も含まれているんですね、転所希望者であったり、また、企業主導型保育園に実際通っているんですけれども、認可保育園にも希望しているという皆さん方も含まれていますので、実際の待機児童というのが入所待ち児童、報告待機児童とも少し差が出てくるのかなということで認識しております。 計画はもう本当にもう、申し訳ございません、予測になっておりますので乖離は絶対生じてくるものだと思っておりますので今後、毎年、検証はしていきます。 ◆9番(前里輝明議員)  第1期もそうですけど、やはり予測、見込みで考えている量と現実の数字とやっぱり違いますから、ただ、スタートラインがずれているか、ずれていないかという確認はしたかったもんですから、数字の取り方としては待機児童の110名をベースで考えていくという部分では、僕もそのほうがやっぱりはっきりした保育園に入れていない子どもの数だと思います。もっといるとは思うんですけどね。 ただ、今、把握できるのは110名ということで、ぜひ待機児童の解消に向けて取り組むということですが、弾力率についても前年度は105%、いわゆる定員より、通常の定員よりも弾力化して89名を多くとったというふうになっていますので、本当に園側もいっぱい、いっぱい、弾力率105%ですけど頑張っているなというふうに思いますので、あとはもう、市のほうでどういうふうな子育て支援をやっていくかというところでですね。 令和元年10月からもう幼児教育無償化が実施されております。その中で、待機児童の子と待機児童じゃない子の恩恵の差というのはすごく受けていると思うんですね。前回、僕が話したんですけど、待機児童に対してファミサポの利用というのを無償化してはどうかと。 今回、いろいろ待機児童の関わっている方が、幾らまでは無償化であるけど、それ以上はもう預けきれなかった、それ以上預けるとまた料金が出たとかいう話だったんですね。 やはりかなりファミサポの利用というのはあるのかなと、待機児童の方には。 それについて今後、ファミサポの待機児童の、幼児教育無償化の対象者の方には必要ではないかなと思います、そういった支援が。 それについて部長のほうの見解をお願いいたします。 ◎福祉部長(城間みゆき)  ただいまの御質問にお答えいたします。 ファミサポ、この無償化対象になっている方がいるというのは確認をしているところですけれども、正しい数字は私のほうでは、すみません、今、手持ちございません。 ファミサポにつきましては、非常に重要だと私たちも認識しておりまして、これまで現在もですけれどもファミリーサポートセンターの事業は社会福祉協議会に委託している状況なんですけれども、今年度からもう一緒に取り組んでいく、情報を共有していこうということで進めておりますので、ぜひこの待機児童解消にも役立てるように、そして、もっと利用しやすいように市民に周知を図っていきたいと思います。 もし何か、いい知恵がありましたらまた貸していただきたいなと思っております。 ◆9番(前里輝明議員)  こどものまち宣言に向けて、待機児童ゼロは取り組まないといけませんので、市長の見解もお願いいたします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  前里輝明議員の、子育て支援に関する再質問にお答えいたします。 住んでよいまち、暮らしたいまち、子育てしたいまちを目指して取り組んでおりますので、今後とも、またいろいろな御提言をいただきたいと思っております。ありがとうございます。 ○議長(国吉昌実)  休憩します。     (休憩 11時30分)     (再開 11時40分) 再開します。 次の質問者、知念俊也議員。 ◆10番(知念俊也議員)  皆さんこんにちは。 本日3番手、知念俊也です。お昼前でもございますが、新型コロナウイルス感染症という混乱で、自由で平穏な日々がいかに大切かと痛感させられたこの頃でございます。 こういう時期ですので、早速質問に行きたいと思います。 まず1点目、環境について。 最終処分場付近に、民間業者による焼却炉建設予定があると聞きます。この地域、最終処分場もあり、また、過去には村営の火葬場や公共焼却炉などがあり、環境的に多大な負担を負う地域でございます。 焼却炉建設予定に、地域住民より懸念する声が上がる中、市の見解を伺います。 2点目でございます。 新型コロナウイルス感染症の対応・対策について。 ①市民への生活支援について伺います。 ②教育現場における感染症対策を伺います。 ③市の経済支援・活性化取組を伺います。 ④災害避難場所における感染症対策を伺います。 よろしくお願いいたします。 ◎市民部長(永吉盛哲)  知念俊也議員の1、環境について。 焼却炉建設予定に、地域市民より懸念する声が上がる中、市の見解についてお答えします。 産業廃棄物処理施設の許可につきましては、沖縄県知事に申請を行い、許可を受ける必要があります。 焼却施設を設置する場合は、県との事前協議を初め、設置許可申請、使用前検査、処分業変更許可申請の流れを完了して処分業を行うことができます。 県との事前協議の中で、住民説明会の開催、地域住民の意見及び市長の意見聴取等があり、これらを完了しないと、設置許可申請の条件を満たしていないということで、設置許可申請をすることはできません。 現時点で、沖縄県知事に事前協議に基づく申請は出ていませんので、今後は沖縄県と情報を共有していきたいと考えています。 ◎企画部長(糸数義人)  知念俊也議員の発言事項2、新型コロナウイルスの感染症の対応・対策についての①市民への生活支援について伺うと、③市の経済支援活性化取組を伺う御質問にお答えします。 まず、①につきまして、本市ではコロナ対策事業第1弾として、南城市子育て世帯臨時特別給付金をはじめ、就学援助世帯支援事業や上水道基本料金の半額を3か月間減免する事業など10事業を市民への生活支援として実施しております。 次に、③につきまして本市では、南城市新型コロナウイルス感染症対策事業者応援支援金をはじめ、農産物安定生産奨励事業や水産業活力支援事業など7事業を経済支援として実施しております。 今後は、国の第2次補正予算における新たな支援策や県の対策事業の動向を注視しつつ、地域の実情や状況に応じた経済支援事業・活性化事業を検討してまいります。 以上でございます。 ◎教育部長(上原昇)  知念俊也議員の2の②教育現場における感染症対策についての質問にお答えします。 市内幼小中学校においては、南城市小中学校感染症対策ガイドラインに基づいて感染症対策を行っております。 具体的には、マスクの着用や手洗いの基本的な感染予防対策を継続しております。また、学校活動の中で、教室内の換気を行う、教室内の座席間隔を空ける、グループでの話合い活動を避けるなどの3つの密対策を講じております。 消毒清掃につきましては、各学校とも1日1回以上、児童生徒が手を触れるドアノブ、手すり、スイッチ、机、椅子などを教職員が次亜塩素酸ナトリウム等を使用して消毒するなど対策を行っております。 以上です。 ◎総務部長(屋比久正明)  知念俊也議員の2、新型コロナウイルス感染症の対応・対策についての④災害避難場所における感染症対策についてお答えします。 災害避難場所における感染症対策については、消毒液の設置、マスクの配布、体調面の聞き取り、必要であれば検温等を適宜行い、災害避難場所が3密とならないよう、感染防止対策に努めてまいります。 ◆10番(知念俊也議員)  まず1点目、行きましょうか。環境について。 皆さん場所、御存じだと思うんですけど、最終処分場、玉城地域にあります。この地域です。最終処分場は大分、建設問題で揺れた地域でございます。 部長はっきり答弁にないんですが、実際、この建設の予定はあるんですか。私が聞いた話で、もう2地区の住民説明、行われているというお話も聞こえてきます。 その中で、市がそういう予定、情報を知り得ないというのはいかがなものかと思いますが、部長いかがでしょうか。 ◎市民部長(永吉盛哲)  知念俊也議員の再質問にお答えします。 市としては、その状況につきましては、2回、業者のほうから説明を受けております。 最初に、平成29年12月に1回、そして、平成30年6月に1回の計2回ですね。焼却炉建設予定案があると、その概要の説明を受けております。 県のほうに問合せしましたところ、先ほど答弁しましたとおり、事前協議はまだ出されてないということであります。事前協議をしている期間の中で住民説明会の必須項目がありますので、事前協議を出された後に正式な住民説明会があると思われます。 それを加味していくと、建設予定地というのは、まだ未定だというふうにこちらは認識しております。 以上です。 ◆10番(知念俊也議員)  部長、ありました。県のほうが主体となって申請許可を受ける、その中で県との事前協議、そして、設置許可申請、使用前検査といろいろ出てくるとは思います。 その手順として、沖縄県産業廃棄物処理施設等の設置に関する指導要綱になろうかと思います。その中で、9項目の事前協議の手続の流れというのがあります。その中で、1番のまだ事前協議前の提出もされてないと、その前段階だというお話を伺いました。 既に地域住民には説明を行っているところだというんですが、この地域ですね、市長にちょっとお伺いしょうと思っていたんですが、先にお話ししますけど、この最終処分場を造るときにですね、これ以上この周辺にはそういった迷惑施設は造らせないと、そういうお話があったと、地域に説明あったという方がいらっしゃるんですよ。市は、民間だから知りませんで通るのかと。そういうお話もございます。 迷惑施設問題なんですけど、全体の利益のために、一部の地域だけが苦痛を受けるのは、まさに資源配分が不公正な形で行われているということになります。これはある意味、私、市長、辺野古問題にも似てくるんじゃないですか。 これ、県外の法令を見ましたら、県としては法令に基づく施設の構造基準や周辺地域の生活環境の保全など、許可要件を満たしている以上、手続上は県は許可しなければならないという見解も出ているんですよ。そういった業者が、そういった手続を踏まえてやればなかなか止める手だてがない。ただ、地域住民のそういった心情を考えた場合、私はどうかなという思いがとても強いです。 冒頭申したように、村営の火葬場もありました。島尻環境美化センター焼却炉がありました。最終処分場を造りました。今回また民間の焼却炉です。これ、地域の方々は本当に納得できるでしょうか。 まだまだそういった申請がなされてないという中で、ぜひこの辺ですね、市としても、地域、そして、業者、その辺しっかり対話されていただきたいと思います。 市長、この事前審査の手順の中で、6項目めに関係市町村長の意見聴取という項目もあるんですよ。それを踏まえて、聴取があった場合、市長の見解としていかがでしょうか。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  知念俊也議員の環境についての再質問にお答えいたします。 市長の意見聴取等もあるというふうに書いていますので、その場合、資料を見ながらどういうものかというのを、それを判断材料にしていくということになると思います。 ◆10番(知念俊也議員)  市長、しっかりとこの周辺地域の皆さんの思いも確認していただいて、それに臨んでいただきたいと思います。 それと部長、今、2地区だけが何か説明を受けているんですけど、周りにまだ、二、三か所、そういったお話しされている地域もありますんで、どこまでがこの対象範囲なのか。 立地地域の同意という部分があるんですけど、行政指導要綱で定める同意書の取得範囲ですね、その辺もぜひ確認していただいて、区長会あたりで、周辺の区長にお話ししていただきたい。多分、私たちも関係しますよという自治会が出てきますよ。 その辺、2回も説明を受けている中で、なぜ周辺地域の区長さん方にもそういうお話がありますよと、お話しなさらないんですか。これ大変重要な問題ですよ。ある地域から、うちは何も話聞いてないよと。もう既に身構えています。ほかの地域からそういう説明会があった時点で何もない。もう身構えていますよ。 その辺、部長、しっかりよろしくお願いいたします。 この件はもういいです。次に移ります。よろしくお願いします。 部長じゃあ、何か答弁ございましたらよろしくお願いします。 ◎市民部長(永吉盛哲)  知念議員の再質問にお答えします。 この焼却施設が造られるという説明は先ほど申しましたとおり、平成29年にこちらのほうには案として来ております。これを、そのときはまだ案ということで決定というか、造りますよではなくて、そういうものを造りたいなというふうな希望的な説明ですので、こちらとしてはやっぱり建設がもう進められる、そういうふうな時期に来たら区長会、また、その周辺まで周知もして、住民のほうにもこういう施設が予定されていますよということを周知、その周辺区域の区長さんに周知をしていきたいと考えております。 以上です。 ◆10番(知念俊也議員)  市民部長、考えれば部長、4月から部長、おめでとうございます。よろしくお願いします。しっかりとよろしくお願いします。それでは、2点目に移りたいと思います。 新型コロナウイルス感染症の対応・対策についてでございますが、コロナ対策として多くの質問者がいらっしゃいますが、私なりに伺います。 4月16日付で凛の会から、新型コロナウイルス緊急対策要請として、市民の生命を守ることについて6件、そして、経済対策について5件、教育について5件要請しております。 補正予算(第1号)、特別定額給付金給付事業44億7,000万、補正予算(第2号)にてコロナ対策経費2億1,135万円計上し、しっかり対策・対応しておられると思いますが、先週、国としても2次補正、約32兆組まれた中で、市としてもさらなる対策・対応、スピード感を持ってやっていただきたいと思います。 それでは、①でございますが、子育て世帯の臨時給付金、就学援助、そういった事業を10事業、市民の生活支援として実施しているということがございます。 また、せんだっての報道で生活保護相談の申請数が出ておりました。南城市は前年とほぼ変わらない件数、都市部に増加していると報道されていましたが、それでもですね、やっぱり市内飲食業、観光業、また、私びっくりしたんですが、知り合いの製本業の方なんですが、もう1か月以上仕事がなくて休業させられているということもありました。 本当に幅広いところに影響しているなという思いがあります。そういった中で、市としてもしっかりと生活支援、やっていただきたい。 また、国としても予算が組まれているんで、その辺もしっかりやっていただきたいという思いがありますが、部長、いかがでしょうか。 ◎企画部長(糸数義人)  知念俊也議員の再質問にお答えいたします。 第2次補正予算におきまして、地方創生臨時交付金が2兆円予算化されます。配分につきましては、これから枠が本市にも届くこととなっておるところでございます。 第1弾の事業は既に進めておりますが、第2弾につきましては、まず、昨日の答弁でも申し上げましたが、新たな生活様式、これが経済の活動と両輪で動かなければ、また第2波が早々にやってくるということが予見されます。したがいまして、まず、新たな生活様式の周知徹底、そして、浸透を図りつつ市内経済の維持、また、回復のために、全力で第2次補正予算を活用して、努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ◆10番(知念俊也議員)  企画部長、私は議員になりまして五、六年になりますけど、初めて私より年下の部長になりまして、私も年を感じるところでございますが、大変優秀な人材だと聞いていますので、共に市政を盛り上げていければと思います。 部長、答弁ありましたように、しっかりとそういった市の実情も踏まえながら、やっぱりそういう世帯、また、そういう事業者、しっかりと手厚くしていただきたい。お願いをしたいと思います。 それでは、②に行きます。 教育現場における感染症対策についてでございますが、教育部長、委員会のほうで議論をちょっとさせていただきました。朝の出校時の検温の体制、そういった話もありました。 ただ、先生方の負担が、放課後、教室の中の消毒とか、また、理科備品、音楽、そういった部分の先生方の負担が多くなりますよというのがございましたんで、その辺もやっぱり学校現場、しっかりとお話、対応させていただきたい。 それと、私ちょっと学校のほうにお邪魔させていただいて、いろいろちょっと要望とかないかとか、そういったことを聞いた中で、やっぱり、部長、朝の検温なんですけど、マスクの忘れ、検温の忘れが毎日、二、三十名ぐらいいるそうなんですよ。そういった方の対応に対しては、学級担任でない先生、図書館司書であったり、音楽の先生、理科の先生ですか、そういった方が当たっている。 要望としてあったんですけど、正直言って、マスクを忘れてくる子たち、学校側から渡していますよと。お話を聞いた中で、運天議員からちょっと寄附の話がありましたけど、商工会からいただいたマスクは一応、在庫ありますと。ただ、これに関しては、全校生徒分のマスクは非常時のために置いておきたいというお話でございました。 市民部長、お話がありましたけど、1万枚以上も在庫があるんだったら、そういった学校に回してもいいんじゃないですか。 保健室の先生に聞きましたら、もう自腹で買ったこともありますよと、本当に涙ぐましいお話もございましたが、なかなかマスク忘れの子に対応しきれない部分があります。そういった部分もぜひ学校側と検討していただきたい。 それと、もう2点ございますが、非接触体温計、補正で一応、1台組まれていましたけど、もう既にPTA予算で1台購入したそうです。ただ、ちょっと安いのか分からないんですけども、液晶の部分が壊れて使えないと。中国製ですかと言ったら、はいそうですと言っていましたけど。 できれば、各学級に1台欲しいですと。やっぱり普通の体温計であれば、これいちいち消毒したり、時間もかかりますんで。市長とぜひお話ししていただいて、各学級2クラスあれば、12台ですか。特別支援学級もありますので13、14になろうかと思いますが。その辺の予算に関してはどうでしょう、市の一般財源を投入しても私はいいかなと思いますけど。 これ、最後にまた予算の件触れますけど、部長、もう一点あります。 この学校、学校の独自の取組として、休み時間ごとに手洗いしているそうです。そのために液体石けん、3週間で10リッター使うそうです。これはいい習慣づけだと思うんですけど、ただ、この液体石けんの予算がないと。そういった部分がありましたので、その辺もぜひ検討していただきたい。 核心言いますけど、先週、予算可決された中で、学校感染症対策、学習保障として、地域の感染状況に応じて1校当たり100万から300万程度の緊急的に支給というものがございます。その辺のめどが立っているんであれば、もうこれ来週にでもそういった、この3件に対して対応できるんであれば、市長含めて、ぜひ検討していただきたい。部長、いかがでしょうか。 ◎教育部長(上原昇)  知念俊也議員の再質問、4件、ちょっとメモしてみました。当たっているかどうか確認はお願いいたします。 まず、学校での消毒ですね。これは学校の単位でも違うんですけども、きめ細かくですね、例えば8時45分にはもう玄関、手すり、靴箱は清掃する、拭くという感じで。あるいは9時45分には手すりとトイレと体育館をやるとか。あるいは10時にはまたさらに、手すりとトイレの巡回という感じで、細かく全部学校から出していただいているんですよ。実際、それをやっているのかといったら、先生方は大変負担があるそうです。 それで、学校によっては学校アシスタントをお願いしたりとか、先ほど議員がおっしゃったように、空いている職員で手配をして、分担をして実際やっているというような感じで、確認はされております。 それと、2点目ですね。マスクの件ですね。 マスクの件については、先ほど運天議員のほうからPTAを通じてということで、江陰市からですかね、中国から寄附があったということ、4,500枚でしたかね、ちょっとメモしていないんですけども。それと今回、市のほうで独自で5,000枚ということで、約1万枚以上は配布されています、学校にはですね。それはあくまでも、全児童生徒にいきなり配るんじゃなくて、忘れた子用ということで取りあえずは確保しているところでございます。 3点目ですね、体温計。体温計については、確かに今、我々が注文しているのはちょっと高いやつなんですよ、1万四、五千円ぐらいするもんですから。なかなか製造が間に合わないという状況です。 おっしゃるとおり、ここで企業さんの話でちょっと失礼になるので、メイクマンとかあの辺では安いのがあります。あれを使えば、多分、二、三度の誤差が出たりしたら大変なことになるので、学校の子どもたちなんで、また、壊れやすいということで、それは購入してないと、確かなものを買うということで、今ちょっと注文しているところであります。(201ページ9行目に訂正発言あり) 4点目にですね、石けん等をずっと使うということですんで、今、幸いにですね、次亜塩酸水生成器ということで、各学校で今、注文しようとしたんですけど、それは今、経産省からもストップ、文科省からも使うなということで、これは今、注文を止めています。予算的には約300万近くだったんじゃないかなと思っています。それは変更して、そういった子どもたちの消毒用に使えないかということで、今、ちょっと検討しているところです。 その辺りの予算が活用できるのであれば、知念議員のおっしゃるような対応にできるんじゃないかということの見解でございます。 以上です。 ◆10番(知念俊也議員)  教育部長、いい答弁をいただきました。最近、相性が合いますね。 しっかりと学校現場の予算措置をお願いしたいと思います。 それでは、③市の経済支援・活性化取組を伺います。 今議会にもですね、商工会、そして、観光協会より、支援要請、陳情書が上がっている中で、多岐にわたる項目がございますが、その辺を踏まえ企画部長、どのようにお考えなのか見解を伺います。 ◎企画部長(糸数義人)  ただいまの再質問にお答えいたします。 先ほどの答弁と重複するところが多くなるかと思いますが、その点は御了承ください。 5月21日付で、南城市商工会会長、そして、南城市観光協会会長の連名で、新型コロナウイルス感染拡大に関する経済対策の支援要請についてというのが市長宛てに提出されております。議会のほうにも提出されておるようでございます。同じような内容となっております。 その要請内容をしっかりと踏まえてですね、まず、市民の感染拡大予防、そして、市内経済の維持回復という視点から、限られた予算ではございますが、それをいかに有効に活用していくかというところに視点を置きまして、全庁体制で事業に取り組んでまいりたいと考えております。 以上でございます。 ◆10番(知念俊也議員)  部長、しっかりと要請書も勘案しながら対応していただきたいと思いますが、私、知り合いの飲食店、そういった業者に聞きますと、やっぱり一様に言われるのが、利用してくださいと、それだけですと。そういうお話がありました。 商工会、観光協会から要請が出ている8項目の中で、宿泊券や食事券などの発行、6番目ですね。7番目に、南城市独自の商品券発行事業の実施と、そういった部分もございます。 これは市内のそういった経済を回す起爆剤になろうかと思いますので、その辺もですね、予算、大変難しいところもあろうかと思いますが、これ的確に効果が出ると思います。この辺しっかりお願いしたいと思いますが、部長いかがでしょうか。 ◎企画部長(糸数義人)  ただいまの再質問にお答えいたします。 知念俊也議員のおっしゃるように、市内経済の起爆剤になるだろうと私も認識しております。この点につきましては、第1弾の事業化をいろいろやる中でも、案としては上がっておりました。ただ、時期としては、第1弾の実施時期ではないであろうということで、今現在、温めている事業のうちの一つには入っております。 私も、知念議員と同じように、やはり市民の感染拡大を防ぎながら市内の経済循環、そして、活性化という視点から取り組んでまいりたいと思います。どうぞその際には、よろしくお願いいたします。 以上でございます。 ◆10番(知念俊也議員)  副市長も前回おっしゃっていますけど、各部下から本当にいい提案が上がってきていると。ただ、その中で優先順位があるよというお話もございましたんで、その辺もしっかり部下、また、市長、副市長含めしっかり検討していただきたいと思います。 それでは、④ですね。 災害避難場所における感染症対策、これは昨日、平田議員よりありましたが、まだマニュアル、そういった部分ができていないという見解で伺いますが。 災害避難場所なんですけど、私も東北のほうに2回ほど視察に行きました。その中で、その当時、ノロウイルスが避難場所で相当はやったと。1か所では5日で二十何名、最終的に200名を超えたという、福島ヴィレッジでしたかね、そういったお話もあります。 ということであれば、東北、あの辺がそういった部分の先進的なガイドラインマニュアルを持っているんですよ。細かいことを言われてもなかなかね、分からないところもあると思うんで、ぜひですね、専門家も交えてそういった策定をしてほしい。 ちょっと私が聞いた中で、やっぱり段ボールの確保、何をするかというと、一家に対して間仕切りをすると。そして、そういった飛散する部分に関しては段ボールでベッドを作るとか。そういった分も結構、知識ありましたんで。 最悪の場合、施設内に入らないで車中泊をお願いする場合もあるというのもありましたんで、その辺の、車中泊の場合の部分のマニュアルも検討していただきたい。 時間もないんで、部長にお願いしたいのは、早めにそういった部分のマニュアル、そういった先進事例の件がありますので、そういった部分も参考にしながら策定していただきたいと思いますが、その辺の見解いかがでしょうか。 ◎総務部長(屋比久正明)  知念俊也議員の質問にお答えします。 先進地域で、先進地であるいろんな地域の、そういったマニュアル等々、ガイドライン等々をいろいろ参考にしながら、いいものをうちでもまた取り組んでいける計画を今後、また、つくるように努めていきたいと思います。よろしくお願いします。 ◆10番(知念俊也議員)  しっかりとですね、市民の生命を守る、そういった部分ですのでやっていただきたいと思います。 最後になりますが、市長、やっぱり飲食業者は市長が食べに来ないというお話しもあります。しっかりと、飲食業に顔を出して、また、意見も聞きながら、そういった部分を、経済を回す部分も必要だと思いますが、市長いかがでしょうか。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  なるべく、そういう形で市内をくまなくお尋ねして、飲食店の方々のおいしいものを食べて、そして、消費にも貢献して、コロナの激励というんですかね、それもやっていきたいと思っております。 ○議長(国吉昌実)  休憩します。     (休憩 12時17分)     (再開 13時30分) 再開します。 一般質問を続けます。 次の質問者、安谷屋正議員。 ◆1番(安谷屋正議員)  こんにちは。 午後の1番バッター、安谷屋でございます。 今日は3点取り上げております。早速質問に入っていきたいと思います。 まず、1点目、災害対策について。 この件については昨日、今日と各議員からいろいろありますけれども、5月2日、6日の立て続けの大雨のときに、市内各地で被害の発生が確認され、近年増加傾向にある記録的な大雨時の対応についての議論が求められる状況にあることから、以下について伺います。 まず、1番目、字親慶原462番地及び353番地付近は、かねてから地域住民からの苦情を基に冠水被害対策を求めてきたところであります。 今回の大雨時の状況把握がなされているのか、問題解決に向けての市の見解をお聞かせください。 ②今回の大雨では親慶原土地改良区においても、今までにない冠水被害が確認されました。 現状のような、自然壕(ガマ)への流末処理では根本解決は難しいものと思います。根本解決に向けた市としての新たな取組を検討していただきたく、市の見解をお伺いします。 ③百名土地改良区近接の住宅では、今回もまた浸水被害が起こっています。 冠水被害の根本解決策として住民が期待している農地耕作条件改善事業の進捗状況を伺います。 ④災害発生が想定される場合、市として対策本部を設置すると思いますが、設置基準と対策本部の体制について伺います。 大きく2点目、新型コロナウイルス関連支援策について。 世界的に猛威を振るった新型コロナウイルス感染症は、国内での緊急事態宣言も解除され、社会経済活動が徐々に再開されつつある状況である。以下について伺います。 ①特別定額給付金の申請者数及び受給者数、率も示してください。 ②独居老人等申請困難者への対応の実態を伺います。 ③、これは先週可決されていますので。ただ、しかし今回想定された中での市の対応を伺う予定でしたので、そのまま読み上げます。 ③国会で議論されている第2次補正予算で、新型コロナウイルス対策支援について2兆円規模の地方創生臨時交付金が予算化される見通しとなっていますが、市の取組状況を伺います。 ④今後、市単独予算での支援策の検討があるのか伺います。 ⑤最近、北九州市でクラスター感染が発生するなど、第2波、第3波への脅威が報じられていることから、先を見据えた対策を講ずるべきだと考えるが、市の見解を伺います。 ⑥去った5月25日の臨時議会で、次亜塩素酸水生成装置購入費用が予算化された後、次亜塩素酸水のウイルス除菌効果が確認されていないとの報道がありましたが、市の認識と対応を伺います。 大きく3点目、地域課題について。 市道親慶原ナイキ線を回避する車の流れが、別の箇所での危険状態を発生させています。 当該地区へのハンプ(減速帯)設置について、平成30年9月3日付で親慶原区長から要請があったと思いますが、対応状況をお伺いいたします。 以上3点よろしくお願いいたします。 ◎土木建築部長(玉城勉)  安谷屋正議員の1点目、災害対策についての①点目についてお答えいたします。 字親慶原462番地付近の冠水箇所は背後に丘陵地があり、県道137号線より低い地盤で、集落側の市道側溝流末は県道沿いの排水路に対して直角にて接続しております。 このことから、大雨時には雨水の集中を招くとともに、県道の排水路の水量、水位、流速が増加することで、集落側の雨水が県道側の水路に排出できない(ブロックされる状態)となり、地盤が低い市道(民地)が冠水すると考えております。 また、353番地付近の冠水につきましては、排水路が整備されておりますが、周りが丘陵地に囲まれ、今回のような大雨においては、短時間に雨水が集中し、現状の県道沿いの排水路、あるいは市道排水路の排水能力を上回り、冠水している可能性が考えられます。 御指摘の2か所につきましては、今後さらなる調査により、冠水原因の精査が必要であり、緊急的対応、抜本的対応の両面において検討する必要があると考えております。 ◎農林水産部長(嶺井洋)  安谷屋正議員の1、災害対策についてお答えします。 初めに、②親慶原土地改良区について、本地区は周辺よりも低く平らな地形となっており、その地形条件から、地区内にある自然壕、これはガマですが、その排水路の末端となっております。隣接する県道付近や斜面からの排水が地区内に集中するため、大雨時には冠水被害を起こしやすい現状となっております。 御指摘の根本解決については、自然壕(ガマ)に代わる排水路の末端の検討や、地区外からの流入抑制対策など、地形的な制約も考慮し、広域的な雨水排水の整備計画を検討していく必要があると考えております。 次に、③百名地区農地耕作条件改善事業の進捗状況についてお答えします。 本事業は、平成30年に着手し、令和元年度末における進捗率は、事業費ベースで50%となっております。 本地区に近接する住宅の浸水被害に関連する整備については、令和3年度に完成する計画となっております。 以上でございます。 ◎総務部長(屋比久正明)  安谷屋正議員の1点目の災害対応対策についての④設置基準と対策本部の体制についてお答えします。 南城市地域防災計画に基づき、災害対策本部の設置の基準は、市内において大規模な災害の発生が予想され、その対策を要すると認められるとき。市内に災害が発生し、その規模及び範囲から判断し、本部設置による対策を要すると認められるとき。県対策本部が設置された場合において、市が対策本部の設置の必要を認めたとき。本市域において震度5弱以上の地震が発生したとき。本市域において津波警報が発表された場合となります。 また、その体制については、災害対策本部に本部長及び副本部長を置き、本部長には市長を、副本部長には副市長、教育長をもって充て、本部に部及び班を設け、部に部長、班に班長及び班員を置きます。本部には災害対策本部会議を置き、本部長、副本部長、部長その他本部長が必要と認める者をもって構成し、本部長がこれを招集することになっております。 引き続き、安谷屋正議員の2、新型コロナウイルス関連支援策についての①特別定額給付金の申請者数及び受給者数と、②の独居老人等、申請困難者への対応の実態についての御質問にお答えします。 初めに、特別定額給付金の申請者数及び受給者数(割合)についてですが、6月10日時点の申請者数が1万6,148世帯(88.4%)で、受給者数が4万1,034人(92.1%)となっております。 次に、2、独居老人等申請困難者への対応の実態については、現時点では、一般世帯の方々もまだ申請中の段階であり、どの世帯が申請困難な独居老人等か、申請困難者であるかの実態把握がつかめていないのが現状であります。 今後、申請の状況が、落ち着き次第、対象者名簿等により申請がまだの方を抽出し、世帯状態等を把握の上、民生委員や関係機関と連携し、給付申請につながる方策を検討していきたいと考えております。 また、現状が確認できた段階で、市役所への来庁が困難な方に対し、携帯コピー機等を持参して家庭訪問申請等の方策についても検討してまいりたいと思います。 以上です。 ◎企画部長(糸数義人)  安谷屋正議員の発言事項2の③国会で議論されている第2次補正予算で、新型コロナウイルス対策支援について2兆円規模の地方創生臨時交付金が予算化されましたが、市の取組状況への御質問と、④今後、市単独予算での支援策の検討があるのかについての御質問に一括してお答えします。 本市におけるコロナ対策事業の第1弾は、上水道基本料金減免を含む17事業を実施しておりますが、第2弾につきましては、国の第2次補正予算における新たな支援策の詳細が確定後、感染拡大防止と経済活動回復の視点などから、本市の実情や状況に応じた支援策をスピード感を持って検討してまいります。 また、今後の感染拡大の状況や経済活動回復の状況によりましては、市単独予算での支援策を検討する必要もあると考えております。 以上でございます。 ◎市民部長(永吉盛哲)  安谷屋正議員の2、新型コロナウイルス関連支援策についてお答えします。 初めに、⑤クラスター感染が発生するなど、第2波、第3波への脅威が報じられていることから、先を見据えた対策を講ずるべきだと考えるが、市の見解についてお答えします。 新型コロナウイルス感染拡大防止に向けては、密集、密接、密閉の三つの密の回避を初め、マスクの着用、手洗い、せきエチケットなどの基本的な感染症予防対策の継続実施及び新しい生活様式を日々の生活の中で実践し定着することが重要と思われますので、引き続き市民の皆様へ周知していきたいと考えています。 新型コロナウイルス対策本部会議におきましては、第1波において各部が実施した感染防止対策における課題などの集約を行い、第2波の襲来に備えた対応策を検討していきます。 また、国、県における新型コロナウイルス感染状況を注視し、感染拡大の傾向が見られた際には速やかに対策本部を開催し、適切な対応策を実施するとともに、庁内の各部署、関係機関、団体等との情報の共有と連携を図り、市民へ正確な情報を発信していきたいと考えています。 次に、⑥次亜塩素酸水生成装置の市の認識についてお答えします。 新型コロナウイルス感染の発生に伴い、マスクをはじめ、手指消毒用アルコール液などが入手困難になり、市としては、アルコール消毒液に代わるものとして、次亜塩素酸水生成装置の購入を予算計上いたしましたが、新型コロナウイルスへの有効性が確認されていないという報道等がありましたので、その有効性が立証されるまでは次亜塩素酸水生成装置の購入は保留とし、有効性の検証が確定されましたら、結果に基づいて再検討していきたいと考えております。 ◎土木建築部長(玉城勉)  安谷屋正議員の地域課題についての御質問にお答えします。 平成30年9月3日付で親慶原区長からハンプ設置の要請書が提出されており、その提出書類の中にハンプ設置における関係者の同意が添付されております。 この同意書の中の部分では、ハンプの設置要請路線につきましては、市道親慶原北線となっていまして、その関係者(沿線住民の方)の未同意、未同意というのは同意が確認取れていない方々がまだいるということ。それと、他の地域で、このハンプを設置後に苦情があったことなどから、設置に至っておりません。 ハンプの設置については、スピード抑制の効果がある一方、路面上の障害物になる側面もあり、苦情や自転車、そしてバイクの走行に対する危険性などの課題があること。 また、スピードの抑制はドライバーの運転モラルに起因するところもあることなどから、道路管理者としてハンプのみの設置は慎重な対応を取らざるを得ない(判断し難い)状況であります。 よって、要請があったハンプの設置については、その他の交通安全対策も含めた対応や、道路を利用する方々の理解と協力(合意形成)が不可欠であると考えており、交通安全対策の所管課(生活環境課)の関与・連携の下、地域及び与那原警察署との協議調整を図りながら取り組む必要があると考えております。 ◆1番(安谷屋正議員)  ありがとうございます。 ちょっと順番は遡りますけれども、3点目のハンプ設置からお願いしたいと思いますが。 大変すみません、区長のほうからはまだ未同意というか、その辺確認取れていない住民がいるということは聞いていなかったものですからそういう質問を挙げましたけども、その辺も含めて、再度持ち帰ってやりたいんですけれども。 今、答弁にもありますようにやっぱり騒音というんですかね、ガタガタやったりとか、またそこでオートバイ、自転車の転倒とか、そういったものの現実があるというのも、何度かお聞きしています。 しかし現場、行かれたかとは思うんですけども、結構な直線になっていまして。 最近そこにアパートが2棟建って、子育ての世帯と小っちゃい子どもがいたりして、なかなかその交差点のところでスピードを、地元の人間だとそういうことがないんですけども、地域の住民の方の話によると、もうかなりのスピードで出てくるということで、危険性をもろに感じている様子なんですよ。 ですので、そういう形でハンプというのが、大分あちこち設置されている中で、そういう苦情があることも理解しますし、しかしながら、やっぱり市民の安全というのを考えた場合には、何がしかの対策は必要だろうというところに、この回答の中では交通安全対策の所管部分との連携の下で対応策を取り組む必要があるだろうという答弁になっています。 土建部としての意見はそれで受け止めますけれども、生活環境課を預かる市民部として、例えば今言った直線距離、交わる交差点の十字路の部分ですね、そこをカラー舗装するなりして、ここは交差点だよと分かるような注意喚起というんですかね、そういう対策とか、その辺の検討ができるのかお答えをお願いできますか。 ◎市民部長(永吉盛哲)  安谷屋正議員の再質問にお答えします。 その地域につきましては生活道という部分でありまして、知らない人が車を入れた場合にはスピードを出す、そういう地域でもあるというふうに認識しております。 そういうことで市民が安全に、安心に日常生活が過ごせるよう、さっき話出ましたハンプも含めて、その他の交通安全対策について、必要だということは認識をしています。そのために関係部署、関係機関と協議していきたいと考えております。 以上です。 ◆1番(安谷屋正議員)  市民部としてもできる対応は検討していただけるというふうに理解しますけども、市の体制として、今言うハンプになると土建部、こういう安全対策となると市民部という中で、どこに行けばいいのか分からない、しかも、こういう要請出して、今までに、まだ区長のところに回答がないからそういう問合せになったと思うんですよ。 その辺については、毎月区長会もございます。 そういう中で、検討結果とか、ここまでの検討結果が出ているわけですから、そういう報告とかその辺に対して、ちょっと見解があるんであればお願いします。 ◎土木建築部長(玉城勉)  再質問についてお答えします。 今回の箇所の部分については、都市建設課のほうでこの要請をいただいて、考え方を整理したようです。 御指摘のように、その結果という部分については、他でちょっと苦情が多かったもんですから、直接親慶原区長に、こういう理由だからとか、区長会で報告をしたということではございません。 そこは間をちょっと空けたので、区長さんのほうにちょっと申し訳なかったなという気持ちでおります。 我々としてもやっぱりこの辺の部分はちょっと改善をしないといけないというふうに考えております。 今御指摘のように、カーブミラーとかいろんな部分を含めて交通安全対策なんですけども、こういった交通安全対策の部分の窓口をどうするかという部分について、今後ちょっとその辺の体制的な面も含めて調整した上で改善を図りたい。 そういった上で、やっぱり直接、道路管理者に来るんじゃなくて、一旦はカーブミラーとか、横断歩道とか、いろんな交通安全施設を設置する場合は、何らかの形で区長を通じて、団体を通じて、学校を通じて、安全協議会なり何なりに出していただいて、それから、きちんともんだ形でやらないと、安易に我々がつけちゃいますと、さっき言ったように、こちらの方は賛成しているんですけど、もう一方の方は反対ということで苦情を受けるという形になりますので、そういった手続上の改善、窓口の改善と手続的なものも含めて、今後改善していきたいというふうに考えております。 ◆1番(安谷屋正議員)  回答にもありますように、地域の合意形成、あとまたドライバーのモラルとか、いろんな総合的なものが要因として挙げられると思います。 しかし、今、部長からもあったように、やっぱり庁内での情報の共有というんですかね、窓口の一本化、そういったものに関しては少し議論の余地はあろうかと思います。 今の議論を聞いて、市長、その辺に対しての市長からの、所見があればお願いいたします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  安谷屋正議員の、再質問にお答えいたします。 今部長からもありましたが、手続の改善、それから窓口への改善等、常に庁内でも議題に上がることでございますので、さらなる改善を目指していこうと思っております。ありがとうございます。
    ◆1番(安谷屋正議員)  市民サービスにつながるように、ぜひ庁を挙げて、そういった窓口の一本化を含めて検討していただければと思います。そのような回答だと理解します。 では、次にいきたいと思いますが、今回の議会では多数の議員の方がコロナウイルスの支援策ですかね、それについても昨日からかなり議論されておりますが、今の申請者数が、率で88.4%、受給者数で92%ということは、まだ受給者のレベルでいくとあと10%程度、4,000人ぐらいになるんですかね、その辺がまだ受給していないという状況だと思いますが、そこの数々議論もあって重複するところなんですけども、総務部としてそこを100%にするための努力というんですかね、その辺の方向性を再度お聞かせください。 ◎総務部長(屋比久正明)  安谷屋正議員の再質問にお答えします。 現在、約90、今週の木曜日あたりには多分93%を超えるぐらいの給付率になると思います。 残る数パーセントについて、1,700人程度分の支給が残ると思います。 その分に関して、漏れのないようにしっかりと、給付終わった方々を除いての未給付分についてしっかり把握して、しっかり世帯主等々と連絡をとって、いろいろ対策を組んで、完全に給付できるように努めていきたいと思います。 ◆1番(安谷屋正議員)  実を言いますと、今、速報値なんですけども、浦添のほうではもうほぼ100%、99.8%の方が、申請が済んでいるという情報がお隣のほうから入ってまいりまして、そのことは参考に伝えておきたいと思います。 ぜひ努力なさって、漏れのないようにお願いしたいと思います。 独居老人とか、そういう申請困難者の方に対しての対応、いろいろ、現実はもう、これからというような形の回答だと思っておりますけども。 実を言いますと、こっちにもありますけど、民生委員の方とも連携しながらという項目で答弁が返ってきていますけども、地元のほうで民生委員の方と一緒に気になる家庭を訪問したときに、現実問題として、封筒は封を切られて、それがもうそこに、見える場所に置かれていると。 その方は実際、めいっ子さんが面倒を見ていらして、近くにいないもんですから、どうしても時間が空いてしまうと。民生委員の方を通してその確認をすると、全く内容が分かっていない。しかし、封は切られている。かなり危ない状況があってですね。それを、民生委員の方に直接、そのめいっ子さんに連絡を取ってもらって手続をしてもらえたんですけども。 今はもう、報道等でも詐欺に関しての注意が喚起されていますけども、現実、それがもう間に合わない。そういう現実が起こり得る可能性があるなという気がしてならないんですね。 ですからぜひ、窓口申請が落ち着いてからというような回答になっていますけども、1日も早くそういう対応をできるようお願いしたいので、再度その辺の見解をお願いします。 ◎総務部長(屋比久正明)  お答えします。 この事務的な処理も、もう大分、落ち着く頃になると思います。 残された期間、3か月という給付期間ございますので、その間、早ければ早いほど、私たちもいいと思っているんで、同時にですね、今、独居老人とか申請困難者に関して、早め早めに対応していけるように、その体制をとっていきたいと思います。 ◆1番(安谷屋正議員)  そういう点からいきますと、やっぱり地域の活動されている民生委員の方というのはかなり有力になってくるんだろうと思います。 いろんな業務を抱えながらなので、また民生委員の方の負担も増えるとは思うんですけれども、その辺の理解をいただきながら、ぜひ漏れのない支援につながるように、ぜひ検討していただきたいと思います。 それでは、次亜塩素酸水からいきましょうかね。 予算化はしたんですけども、ああいう報道、有効性についての正式な確証がないということの報道を受けて、今とめているということで回答いただいています。 これは今、市民部の回答でしたけども、教育部のほうでも、学校での設置の予定もあったと思うんですけど、教育部のほうの所見はいかがでしょうか。 ◎教育部長(上原昇)  教育部も、先ほども答弁があったと思うんですけども、当初は次亜塩素酸水は効くものという認識していて、最後に文科省、経産省の試験結果、あるいは文部省から、急にできないという通知が来たのが、たしか経産省のほうが出したのが6月4日で、文科省から来たのが6月の何日かと、時間はタイムラグがあったんですけど、使用禁止という正式な文書が来たもんですから、取りあえずは今とめているという状況でございます。 ◆1番(安谷屋正議員)  そういう面では一応、これも市民の方からも、我々もちょっとニュースを見て、予算を可決した直後だったのでびっくりしたんですけども、その辺は情報の基で、早急に対応していただいて、まだ発注に至っていないということは評価いたします。 そういう形で何事にも臨機応変に対応できるような、そういう体制づくりをしていただきたいなと思います。 しかしながら、これも先ほどちょっと手紙が届きまして、保育の現場ではまだそれを使っているというような便りが今し方届いたんですけども、それについて、担当部署の見解をお願いします。 ◎福祉部長(城間みゆき)  安谷屋議員の再質問にお答えいたします。 私のほうには手紙が届いていなくて、何とコメントしてよろしいか悩むところではございますけれども、確かに令和元年度の予算で何か所かの保育所は購入しております。これは国から50万円の補助があった関係上、そろえた保育所があるというのは聞いております。 確認したところ、噴霧には使っていないと。しかし、消毒には使っているという報告を受けたところでございます。 先ほど教育部長からもありましたように、経産省、文科省から通知が出ている。 ただし私のほうで、厚労省から出ている通知を確認していないということもございまして、消毒にも使っていけないんであれば、早急に保育所のほうには伝えていきたいなと思っています。 ただ、今確認したところは、噴霧はしていない。 文科省の通知では、噴霧はするな、しないようにということで出ていて、経産省では効果を検証できないという部分で、じゃあ消毒用はいいのかと、手洗いはいいのかという部分でちょっと今悩んでいるところでありますけれども、現状としては、消毒や手洗いには使っているという現状を把握しているところでございます。 今後ちょっと情報収集しながら、情報発信をしていきたいと思っております。 ◆1番(安谷屋正議員)  この点については、先ほどちょっとネットでも見てみたんですけども、やっぱり経産省と厚労省と文科省の見解の違いがちょっとあるようで、信用度というんですかね、次亜塩素酸水に対して、効果があるなしの見解がまだはっきりしていない部分があってそういう現状になっているかと思います。 ただ、ちょっとそこで、苦言になるのか分からないんですけども、せっかくそういう、文科省から噴霧はするなというような通達がある中で、同じ庁舎内でそういう連携が取れていない、その部分に関してはやっぱり市民の安心・安全を考えた場合には、少し問題が残るのかなというふうに思います。 その点については、先ほども市長にお伺いしましたけども、そういう横の連携、そういったものが構築できるような形をやっぱりつくり上げるべきだというふうに考えます。 その点についても、市長の見解をお願いいたします。 ◎福祉部長(城間みゆき)  安谷屋議員、私、先ほどの答弁で、噴霧はしておりませんと、保育所で噴霧はしていないという確認は得ているところでございます。 すみません、付け加えてよろしくお願いいたします。 ◆1番(安谷屋正議員)  自分が聞き漏らしたのかと思いますけども、ぜひそういう情報が入ったときにはそれが横断的に展開されて、いち早く、各関連部署が対応できる、そういった構築をしていただきたいなと思います。 あと、2次補正についての予算についてお伺いしたいんですけども、先日、どなたかの議論の中で、副市長の答弁で、2次補正の予算からGIGAスクール構想の、それに対しての予算も検討しているというような発言があったと思うんですけども、その認識でよろしかったでしょうか。 ◎副市長(新屋勉)  これは現在、6月でGIGAスクール構想のネットワークの構築をしております。 今後の2次補正に向けて、そういうのも情報としてありますよということでありますので、そこをやるかどうかについては、今後ちゃんと詰めていかないとできないという理解であります。 ◆1番(安谷屋正議員)  今回、予算の中で、GIGAスクールの中で、LAN整備とかそういったものが予算計上されています。 そういう中で、この地方創生臨時交付金の中からそういうものに、それは先週成立してますんで、方向性は見えていると思うんですけども、地方創生臨時交付金というのは、そういったGIGAスクール構想に対しても予算化できる予算という認識でよろしいんでしょうか。 ◎教育部長(上原昇)  GIGAスクール構想の実現ということで、二転三転しているわけなんですけども、このコロナ禍の中でですね。 当初、市としては5年計画ということでやっておりました。しかし、1月頃になりますと方針が変更されまして、2年以内に整備しなさいということで、方針が変わりました。 それに基づいて、また、コロナがあまりにも急激に蔓延したということで、早急な手当てが必要ということで、5月11日の文科省のウェブ会議で、全国一斉の、市町村宛てのウェブの、GIGAスクール構想の実現ということで、説明会があったわけです。 その中においても、その対応については、市町村、財政が厳しい自治体があるということで、その中で案内されたのが、内閣から出ているこの臨時交付金等も裏に充てられますので検討くださいというような説明があったものですから、それを今、検討しているということでございます。 ◆1番(安谷屋正議員)  これから具体的な予算という形になっていくと思いますけども、できれば、そういう文科省からの通達がそれに使いなさいという形で来ているんであればどうしようもないのかなと思うんですけども、このコロナ禍で苦しんでいる市民の生活により特化するような、そういう予算の組み方をお願いしておきたいと。 ここではもう、この件に関しましてはこれぐらいの議論にとめておきたいと思います。 では、災害対策のほうに行きたいと思うんですけども、今回の大雨は多数の議員の方が議論なさっていますけども、1時間雨量が93ミリというような大雨で、本当に我々もその当日、現地、地域を回りながら、怖い思いをしながら回った覚えがあります。 この大きな問題となっていますガマですね。ガマに流してしまって、あと流末の処理がどこに行っているのか、検査したことがあるのかどうか分からないんですけど、ガマが詰まったときにどうなるのという地域の声がありますんで、できれば、広域的な考え方で取り組んでいきたいというような答弁もらっていますけども、かなり厳しいとは思うんですけども、これを佐敷側に流したらどうかという地域の声があるんですが、それに対しての見解があればお願いしたいと思いますが。 ◎農林水産部長(嶺井洋)  安谷屋正議員の再質問にお答えします。 佐敷地区側に流していいのではないかという御質問がありますが、私は直接は新里出身ということもございまして、この庁舎を建設する際も、非常に地域から、大井川という、この上から流れている川があるのですが、非常に満水になるということで、国道近くのほうですね。そういったことがあります。 ここのほうも、実は断面的にやっぱり厳しい状況があるということであります。 また、地下水に関しましても、この庁舎を造る際も、澤川というのがこの下にあるんですが、水が湧いたところがあるんですが、この工事する際も、やはり地下をむやみに工事しないほうがいいということで、極力地下駐車場もしていない状況でございます。ですので、新里側というのは非常に厳しい状況がございます。 ◆1番(安谷屋正議員)  苦しい答弁をさせて申し訳ございませんでした。 ただ、やっぱりガマでそのままというわけにはいきませんので、その手前にある沈砂池、そこの維持管理、その辺についての見解があればお願いします。 ◎農林水産部長(嶺井洋)  ただいまの再質問にお答えします。 沈砂池の、やっぱり維持管理は定期的に必要だと思っています。 特に大雨時には枯れ葉とか、そういった草木等がいろいろたまっている状況がありましたので、例えば極端に言えばビニール系とか、そういったのは特に阻害する状況でございます。 人間でいいますと、血管の動脈硬化という感じで、そういった状況がありますので、そういった部分がならないように、定期的なパトロールを実施していきたいと思います。 ちなみに、今のガマの話が出ておりましたので、調べさせてもらいました。どこに流れているかということで、これは地下浸透のほうですね。 これは玉城村水利長期計画策定調査報告書の中で、平成3年3月なんですが、垣花のほうに流れているという報告書になっております。 以上です。 ◆1番(安谷屋正議員)  調査結果まで公開いただきまして、ありがとうございます。 とにかく定期的な維持管理をお願いしたいと思います。 お聞きしたいんですけども、市長、いろいろと現場視察等を行われていまして、3月に取り上げた土地改良区の落石現場も早速、市長が直接見に来ていたということで、住民の方も喜んでいました。 今回この親慶原地域に関しては、13日の視察の中では確認できたんでしょうか。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  大雨の後は、そこにはまだ行っていないです。今回の親慶原のところにはまだ行っていないです。 ◆1番(安谷屋正議員)  ぜひ現場も確認して、大きな面で、大変根本解決には相当の時間と、また予算も要すると思いますので、その辺の獲得がですね、事業取得に向けてもぜひ尽力していただきたいなと思います。 それは要望にとめておきます。 さて、5月2日、6日の大雨のときの災害対策についてですけども、災害対策本部は設置するに当たっての条件をいろいろ回答もらいました。 この2日、6日、2日間、災害対策本部というのは立ち上げたんでしょうか。 ◎総務部長(屋比久正明)  お答えします。 2日、6日、両日、対策本部は立ち上げております。 というのは今回、大雨警報等が出ると対策本部を設置するという決まりになっておりますので、警報等が出たら、総務課担当職員、課長、部長、早速すぐ庁舎のほうで待機することというふうになっております。 ◆1番(安谷屋正議員)  2日間とも災害対策本部を立ち上げたということの中で、実際現場で、現場確認なり、現場対応された職員、あとまた、建設部会ですか、その辺の作業があったのかどうか、お願いします。 ◎農林水産部長(嶺井洋)  ただいまの再質問にお答えします。 災害協定を結んでいる商工会の建設部会のほうに、百名のほうにお願いをしまして、このほうにつきましては、4トンダンプ、それと発電機、水中ポンプ、あとジェッター等をお願いして、協力したことがあります。 以上です。 ◆1番(安谷屋正議員)  現実として、2日と6日の2日間、こういう対策本部を立ち上げて、現場でも動いている。 そういう中で、昨日の平田議員との議論の中で、本部長である市長、副本部長である副市長も不在だったということがありました。 それについては、電話で対応したから何の問題もないんだというような、昨日、副市長、市長の答弁でしたけども、それでは市民感情として、現場で動いている職員、もしくは建設部会の皆さん、とてもじゃない、いたたまれない思いだと思います。 そのことについて、再度お気持ち、見解、所見をお聞かせいただけますでしょうか。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  本当に職員も朝早くから、早ければ朝6時とか5時半から待機とかするんですね。そして昼夜待機したりとか、場合によっては2日、3日、庁舎に泊まるという状況もございました。 その中で、市長がどうするかということに関しては、対策本部、そこに張りついたほうがいいという見解だと思うんですけれども、ポイントはきちんと指示が出せているかどうかが一番大きなポイントです。当然、職員に関しては、常に彼らの働きというのをおもんばかっております。 それから、昨日も申し上げましたが、建設部会の方々にも、本当にそのたびに協力をいただいているところでございます。 ですから、その気持ちは大事にしながらやっていくという姿勢は変わりございません。 ◎副市長(新屋勉)  市長のお考えと同じであります。 そういう災害が予想されるときは、私は総務部長とか総務課長に、明日の状況を見て、そういう対応ができるようにという指示をしております。 いつでも駆けつけられるように準備はしておりますので、そこにいないからできないということじゃなくて、市民のためにどうすれば対応できるかと、これが大事だと思っています。 今後については、そういう連携をとって、そういう災害の被害が最小限になるように努めてまいりたいと思います。 以上です。 ◆1番(安谷屋正議員)  私も、何も張りついておけというような話ではございません。最初にまず、陣頭指揮でしっかり判断を下した上で、その後は自宅待機だろうが、それはいいと思います。そういうことを申し上げているつもりです。 今後、そういった形で動いていただけるのか、その辺の意見を、市長、お願いします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  今後に関しても、その対策本部に関して市長がそこにいるのか、いたほうがいいのか、あるいはそうじゃなくても、電話できちんと指示が出せるのかどうかというのは、対策本部長である市長の判断でやってきたいと思っております。 ◆1番(安谷屋正議員)  本部長の判断ということですので、それはもう委ねますけれども、では、この2日と6日のお二方の、どういう過ごし方をされたのかをお聞かせください。 2日と6日、両日です。 ◎副市長(新屋勉)  自宅待機で、いろいろ、コロナ問題とかありますので、そういうようなものも含めていろいろ勉強をしておりました。 それから、災害の状況、それも常に連絡をとって、満潮時間とかそういうのも含めていろいろ、自宅で待機をしておりました。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  自宅で待機しておりました。 ◆1番(安谷屋正議員)  市長、これは確定ではありません。 市民からの情報で、市長が6日の日にサボテンの手入れをしていた、世話をしていたという目撃情報があるんですね。 それに関してはいかがでしょうか。そういった行動があったんでしょうか。 市民からの通報です。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  覚えておりませんが、6日に関しては、災害の現場をちょっと視察に行ったりとか、そういうことをやったのを記憶しておりますけれども。 以上です。 ◆1番(安谷屋正議員)  この件に関してこれ以上議論するのもあれですけども、その一報があった方は、そういう公の場で証言する機会を設けてくれるんであれば話をしていいとまで言っていますので、その辺のところを重々考慮してください。 ○議長(国吉昌実)  時間でございます。 ◆1番(安谷屋正議員)  よろしくお願いします。 ○議長(国吉昌実)  次の質問者、島袋裕介議員。 ◆7番(島袋裕介議員)  皆様こんにちは。お元気さまでございます。 午後2番手、島袋裕介でございます。よろしくお願いいたします。 一般質問を始める前に、2点ほどお話しさせていただきたいと思います。 6月7日、県議会議員選挙。南城市から2名の候補者が当選いたしました。2名とも南城市議会経験者でもありますし、今後も党派にこだわらないような政治家として、南城市民のために、沖縄県全体のためにも頑張っていただき、市議会で対応できないところは連携して取り組んでいけたらと思います。 しかし、投票率が低い状況は我々議会も真摯に受け止める必要があります。税金を使って選挙をして、税金で報酬をいただきながら税金の使い道を判断していく政治家を決めていくわけでありますから、南城市議会としても、市民の皆様へ、政治に対していかに興味関心を持っていただけるように取り組むべきか、議会として考えていけたらと思います。 それからもう1点、去った6月13日、公共駐車場を利用したドライブシアターが開催されました。 私は足を運べませんでした。というのも、私、一緒に行く人がいなかったもんですから、パートナーがいなかったもんですから行けませんでしたけれども、たくさんの方が来場されているのをSNSでも拝見しました。公共施設を民間事業者が活用している、本当にすばらしい取組だなと感じました。 今後もいろんな利活用を、議会としても提案できたらと思います。また、職員の皆さんも大変お疲れさまでした。 それでは、通告に従いまして、一般質問を行っていきたいと思います。 本日は3点でございます。 1、自然災害対策・避難所について。 2、新型コロナウイルス感染症について。 3、大里南小学校の通学路についてでございます。 まず1点目、自然災害対策・避難所について。 近年、ゲリラ豪雨や想定外の大雨などにより、道路の冠水、住宅への浸水、農地への冠水、土砂崩れのおそれや地滑りの危険性など、異常気象により、予想できないような自然災害が発生する危険が高まっております。 私の住む大城区においても川が氾濫し、あふれ、道路が冠水、住宅への浸水など危険な状態でありました。 そして、南城市全体でも、様々な箇所で大雨による被害があったかと思われます。 そういう自然災害に対してどのように対策していくのか、行政ができること、市民がやるべきことをいま一度確認し、災害への備えや役割分担が確認できればと思いますので、以下、伺います。 ①想定外の大雨などによる本市への影響について伺う。 ②災害時における避難場所・避難経路について伺う。 ③防災情報発信の取組について伺う。 残りの質問事項に関しては、自席にて行います。 以上、よろしくお願いいたします。 ◎総務部長(屋比久正明)  島袋裕介議員の自然災害対策・避難所についての質問についてお答えします。 まず、①想定外の大雨等による本市への影響についてですが、突発的な大雨が降ると、市内の多くの道路等において冠水の発生が予想されます。また、大雨が継続的に降り続くことにより、土砂崩れ等の土砂災害の発生も予想されます。 次に、②災害時における避難場所・避難経路についてですが、本市では、指定避難所が10か所、一時避難場所と呼ばれる緊急指定避難場所が134か所となります。 また、避難経路については、これらの避難所・避難場所へ続く国道、県道、市道、農道等の道路を想定しております。 次に、③防災情報発信の取組についてですが、防災情報の発信については、広報誌で特集記事を掲載し、防災に関する啓発を行い、南城市防災メールの登録の呼びかけ等を行っております。 また、令和元年度において、新たな防災マップを作成し、全世帯へ配布を行い、市民の皆様に対して情報発信を行っているところでございます。 以上です。 ◆7番(島袋裕介議員)  再質問に入る前に、先ほどもお話しましたが、大城区においても、大雨により道路が冠水し、避難どころではない状況となっておりました。 今、住宅が増え、南部東道路の整備に伴う側溝の整備などで水の流れるスピードが速くなったのかなと。雄樋川の水位が増すのも早くなっているような感じがしております。 しっかり情報が共有できていると思いますので、議長の許可を得て写真と動画を提出していますので、お願いいたします。 これ、公民館の下のほうですね。 次、お願いします。 これも公民館の下ですね。 次、お願いします。 これもウーグスクのバス停のほうですね。 次、お願いします。 もうあっという間に水位が増していますよね。 次、お願いします。 これは動画なんですけど、これお願いします。 これは雄樋川ですね。もう川があふれている状況でございます。もう避難できる状態ではない状況ですね。 ありがとうございます。 これ自体は本日通告しておりませんので、今後も大城区としても情報提供、共有しながら、災害対策を共に、土建部長と考えていけたらと思いますのでよろしくお願いいたします。 この大雨により、新型コロナとダブルの影響を受けている方々もたくさんいると思いますので、しっかり担当課と、影響を受けている方々でしっかり情報を共有して対策を取っていただきたいと思います。 災害時における避難所ということで、指定避難所が10か所、一時避難場所が134か所と答弁がありました。 ホームページでも、南城防災ポータルサイトにて、避難所情報ということで、公民館、学校、公園、体育館など施設名が載っております。庁舎を除いて、大里が36か所、玉城が34か所、佐敷が42か所、知念24か所とありますけれども、この中には大里の勤労者体育センターも載っているんですよね。 玉城の福祉センターなんかも、ホームページ上ですけど載っているんですけど、これを見て避難してくる方もいるかもしれないですし、いろいろ載っているんですけれども、本当にその場所が避難する場所に適しているのかというのは、どのように考えているかお願いします。 ○議長(国吉昌実)  休憩します。     (休憩 14時32分)     (再開 14時33分) 再開します。 ◎総務部長(屋比久正明)  島袋議員の再質問にお答えします。 今、グリーンタウンにある勤労者体育館、向こうはもう塞いでいる状況なもんですから、今後またその避難所から削除していきたいと思います。 ◆7番(島袋裕介議員)  先ほども言ったんですけど、ネットを見て避難する方もいると思いますので、何かあったらホームページに載っていますよというのがあると思いますので、しっかり直していただきたいなと思います。 この避難する場所という観点から、社会体育施設が毎週火曜日、全館休館になっております。万が一ですけれども、万が一のときにこの毎週火曜日に休みだと、対応が遅れるのではないかなと思うんですよね、社会体育施設が。火曜日は全館休みなんですけど、せめて休館を地域によってずらすことなどはできないか、お願いします。 これは教育部長なのかな。 ◎教育部長(上原昇)  体育施設については、条例で定めて、火曜日は定休日というふうにうたっています。 今のような質問に対しては、今後、検討していきたいと思っております。 ◆7番(島袋裕介議員)  ぜひ万が一がありますのでしっかりと、それ以外にも、利用するときに困っているという声もありますので、前向きに検討していただきたいと思います。 災害時における避難経路についてですけれども、地域によっては市道と個人の土地が混在している、津波古区のほうなんですけれども、例えで言うと。災害で避難しなければいけないときに、ふだんから車などが止まっており、避難するのに困難が予想される地域があるんですけれども、そういう地域に対してどのような対策をとっていくのか、考えがあればお願いします。 ◎総務部長(屋比久正明)  お答えします。 津波古地域、ほとんど住宅地が密集する地域だと思います。 避難場所と指定している場所までに、経路としまして、その間にはいろいろ、災害の状況によって状況が変わってくると思います。 その地域に住む方々で、ある程度、想定できる範囲内で、初期の行動を取れるような、そういった呼びかけ等々を行ってきたいと思います。 ただ、災害によっては、道が寸断されたり、冠水したり、車が通れない状況等もありますので、その部分はもう地域の皆さんである程度、地域を、道、よく知っていただいた上で、避難へといけたらなと思いますので、よろしくお願いします。 ◆7番(島袋裕介議員)  ちょっとこの地区の方から、やっぱり困っている、何かあったとき、緊急時に何かあったら大変だよという声があったので、その地域の方と意見交換とかしてもらえたらなと思います。 ゲリラ豪雨や自然災害への備えや役割分担ということで、日頃から排水溝が詰まらないように地域の方々に清掃していただく、日頃からごみが落ちていないようにしておく必要がありますけれども。 県外の取組、県外なんですけれども、東京都の世田谷区のほうでは、世田谷区豪雨対策基本方針を策定し、区民自らが生命と財産を守る家づくり、まちづくり対策を促進していますと。区民がいつでも土のうを使える土のうステーションを52か所設けていると。 こちらの写真、提出してあるので、お願いしてよろしいですか。 このように、台風などの大雨などに御自由にお使いくださいと、こういうものが設置されているそうです。 そこで、世田谷区のようなこの取組ができないか。必要性も含めながら検討できないかですね。 これを、じゃあ市が置きますよ、管理は地域でお願いしますねとか、そういうことも必要じゃないかなと思うんですけど、いかがでしょうか。 ◎土木建築部長(玉城勉)  島袋議員の再質問にお答えします。 土建部のほうでも、市道のあらゆる箇所で冠水するということで、今回もこういった冠水箇所については土のうを提供しております。 我々もこういった冠水に備えて土のうを保管しておりまして、冠水する場所の方々に提供しているという状況ですね。 東京都のように、その場所に土のうを保管するというところまではまだいっていませんので、今は庁舎の倉庫の中に土のうをストックしておりますので、希望者がおられましたら、ぜひ電話いただければ、お届けに上がったりとか、冠水が発生したときは随時そこに土のうを持っていって対応しているという状況です。 ◆7番(島袋裕介議員)  ちょっと冠水が起こるときに、やっぱり自分で行く、住んでいる人が早急に対応するのも必要かなと思いますので、しっかりそこは調整できたらいいかなと思います。 次ですね、防災情報発信についてなんですけれども、南城市防災メール、登録していただいて発信すると思います。このメール配信はどれぐらいの方が登録しているのか把握できているのか。 そのメール配信で災害情報をしっかり伝えることができているのか、情報量として足りている認識なのか、お願いします。 ◎総務部長(屋比久正明)  お答えします。 その件数等について資料が、持ち合わせておりませんので、追ってまた報告したいと思います。 ◆7番(島袋裕介議員)  やっぱりどれぐらいの方が登録しているかと把握しておくのは必要だと思いますので、ぜひお願いしたいと思います。 以前、私も一般質問で取り上げたんですけど、市民サービス向上についてということで、ラインアカウントの導入をしましたが、いまだ導入には至っておりません。 担当課と話したところ、欲しい情報だけを入手できるような仕組みをつくりたいということだったんですけれども、ほかの自治体では様々な情報を発信していますし、ラインで災害情報、災害場所の地図、災害の写真などを発信しております。 石垣市、うるま市は様々な情報を発信しておりますし、メッセージ数も多い。登録者数も、石垣市が1万7,000、うるま市が1万5,000。登録している数も分かる。メッセージの通知が多いほど登録者数が多いと。 ぜひこのラインアカウントを導入して、防災、災害情報、様々な情報を発信していくべきだと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(国吉昌実)  休憩します。     (休憩 14時41分)     (再開 14時42分) ◎企画部長(糸数義人)  ただいまの御質問ですが、今、情報伝達する手段としては、ライン以外のフェイスブック等もございます。また、当然ホームページ等もございますが、ラインという通信媒体も視野に入れて、今後どのような、それ以外にもどのような手法が取れるのか、そこら辺を総合的に検討してまいりたいと思います。 以上でございます。 ◆7番(島袋裕介議員)  ラインは、しっかりほかの自治体でも波及効果が出ているので、ぜひ前向きに検討していただきたいと思います。 続いて、発言事項2に行きたいと思います。 新型コロナウイルス感染症について。 ①新型コロナウイルスによる本市への影響について伺う。 ②本市独自の支援対策について伺う。 ③新型コロナウイルス感染症による今後の課題を伺う。 お願いします。 ◎企画部長(糸数義人)  島袋裕介議員の発言事項2の①新型コロナウイルスによる本市への影響についての御質問にお答えします。 今回の新型コロナウイルス感染症拡大により、市民生活においても、小中学校の休校や観光客の減少に伴う市内の各種事業所の収入減少など、広範囲に多大な影響を及ぼしております。 市政運営におきましても、尚巴志ハーフマラソンや南城市まつりの延期、各種イベントや集会などの規模縮小開催や開催自体の中止、各種事業実施の遅れなどの影響が出ております。 次に、②の本市独自の支援対策についてお答えします。 本市独自のコロナ対策事業としては、5月25日の臨時会において可決されました南城市子育て世帯臨時特別給付金や、南城市新型コロナウイルス感染症対策事業者応援支援金などの16事業と、上下水道基本料金の半額を3か月間減免する事業の17事業を実施しております。 今後も引き続き、国の新たな支援策や県の対策事業を注視しながら、地域の実情や状況に応じた時宜を得たコロナ対策を検討してまいります。 次に、③の新型コロナウイルス感染症による今後の課題についてお答えします。 沖縄県では、4月末以降、新たな感染者は確認されておりませんが、経済活動の活性化に伴い、第2波、第3波の襲来が予測されております。 今後は、政府の専門家会議から提唱されました新しい生活様式を市民生活や経済活動の場に広く浸透させつつ、次の流行に万全の備えを固めながら、市として限られた財源を活用し、経済活動を力強く後押しするための有効策をどう実施していくかが大きな課題だと考えております。 以上でございます。 ◆7番(島袋裕介議員)  本当に新型コロナの影響はいろんなところに広がっている状況でございます。 ②の本市独自の支援対策ということだったんですけども、先ほどもあったかと思うんですけど、単独で支援を行う予定があるか、ちょっともう1回お伺いしてよろしいですか。 ◎企画部長(糸数義人)  ただいまの再質問にお答えいたします。 本日の答弁でも既に申し上げたとおりでございますけれども、やはり必要に応じては、感染拡大の状況、また、市内経済の状況等を総合的に勘案して、必要がございましたら、やはり一般財源の投入も考えております。 以上でございます。 ◆7番(島袋裕介議員)  やはり一般財源で厳しいからこそ、地方創生臨時交付金に頼るしかないかなという現状がありますので。 ただ、この当初予算で組んでいる一般財源を使った事業、一括交付金活用した事業がありますけれども、先ほども言っていたんですけども、この新型コロナの影響により執行できない事業などがあります。尚巴志ハーフだったり、南城市まつり、東京オリンピック聖火リレー、海外との交流事業なんかは執行が難しい状況だと思うんですけれども、やっぱり予算を組み替える必要があると思うんですよね。 一括交付金使った事業なども、コロナで影響を受けた事業者など支援できるように、事業を変えて、県に交渉して対応するべきだと思うんですけれども、そういう話し合いというのは内部でされているのか、お願いします。 ◎企画部長(糸数義人)  ただいまの再質問にお答えいたします。 世間では、執行できなくなった事業の予算の組替えというようなことで、そのような情報が出ておりますが、実際その事業を延期して実施しなければならない。その場合には、当然にまた財源が必要になってくるわけでございます。 今年度実施できなかったことにより、もう次年度以降も実施しないというような事業がありましたら、それに充当していた一般財源というのは当然、別の事業にも回していきますが、今のところそのような事業が、これといって目立ったのがないんですね。延期等というのがほとんどでございます。 したがいまして、やっぱり今年度実施できなくても、次年度ですね、後年度において実施しなければならないということになっておりますので、そちらの財源としてストックをかけなければならないというところも、実情としてございます。 ただ、今御質問にありましたように、そのような組替えができるのかできないのかという部分についての検討があったかと申しますと、当然、内部においては、そのような事業はないかという部分で検討してきたところでございます。 以上でございます。 ◆7番(島袋裕介議員)  検討しているということで、ちょっとまた難しいんで、次にいきたいと思います。 議会開会日、6月10日に期末手当が振り込まれたかと思います。 南城市例規集にもしっかり三役の給与、議会の給与、期末手当の算出方法が載っております。 期末手当に関すると、議会で約1,300万、三役で約400万、合計で1,700万以上、税金から支払われている計算になります。 この新型コロナウイルスによる影響の下、これだけの期末手当が税金で賄われている。 本市議会では、代表者会で話し合った結果、半年分の政務活動費を受け取らないという形になりました。月1万円の約半年分、6万掛ける20名で120万の削減。政務活動費は活動するためのものなので、そのまま懐に入る、報酬を削減するべきという話合いの中、半年分の政務活動費を受け取らないという落としどころになりました。 新聞でも、ほかの自治体の取組が取り上げられております。 その中で、市長の給与減額が広がるという見出しがあります。 新型コロナウイルスの影響で経済的な打撃を受けている住民事業者への支援金の足しにする。豊見城市、与那原町、宜野座村など、市長や三役の給与を減額する動きが出ています。 西原町は三役の6月分の給与から10万ずつ減額、合計30万円を創設するコロナ感染症防止対策等基金に充てる予定。 豊見城市議会は、6月定例会本会議で市長、副市長、教育長の三役の給与を減額する条例改正案を提出。全会一致で可決。給与減額期間は7、8月。市長は各月50%減額、副市長、教育長はそれぞれ25%減額、また、市議会議員22名いますけれども、10%減額とあります。 ほかの自治体もこういう減額の方針を示しております。 ただ、給与減額とかそういうことでないんですけれども、議会としても、公共料金の減免とかやってはいるんですけれども、やっぱり市民のために何かするためには財源をつくらなければいけないし、しっかり市民の立場、困っている方々の立場にならないといけないと思うんですよ。 仕事がなく収入もない方々、ボーナスなんてもってのほか、そういう状況の中、公務員や我々議会に報酬が入ってくる。本当にこのままでいいのかと。 市長が先頭に立って、三役を中心にこういう給与削減、賞与カットなど提案し、議会も連携して、本当に困っている市民のために給与を削減し、財源をつくりましょうとやるべきだと思いますが、市長いかがですか。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  島袋裕介議員の質問にお答えいたします。 他市町村の動きも、当然、私も把握をしております。 ただ、今時点で、南城市でそのような考えを持っているわけではありません。 市民の痛みというのは常に共有しながら、しっかりと要請をしていこうと思っております。 ◆7番(島袋裕介議員)  ぜひほかの自治体のリーダーを参考にして動いてほしいなと思います。 続いて、発言事項3いきたいと思います。 大里南小学校の通学路について。 ①事業が終了し、いまだ開通していない通学路について現状を伺う。 職員の皆さんも少ない人員の中で、用地交渉等など頑張っていただいて、大変苦労していると思います。 瑞慶覧市長が誕生し、大里地域の、市長に対する期待として、1日でも早い整備が望まれておりますので、お互いの認識を確認できたらと思います。お願いします。 ◎土木建築部長(玉城勉)  島袋裕介議員の3点目、大里南小学校の通学路への対応についての御質問のうち、開通していない通学路の現状についてお答えいたします。 これまで未整備区間の用地取得に向け、地権者が求めております代替地の検討を行いましたが、農地法の制限で交換が行えないということが分かり、再検討が必要となっております。 現在、事業再開(事業化)に向け、どのような手法があるか関係機関へ問合せなどを行っておりますが、現時点ではまだ見通しは立っていない状況であります。 なお、通学路につきましては、大里南小のPTA等から陳情・要請があった通学路交通安全対策について、教育部との協議・連携を図り、饒波川沿いにグリーン帯を設置するなど、対応を行っている状況であります。 ◆7番(島袋裕介議員)  ありがとうございます。 大変難しい案件だと思っております。 市長、地権者といろいろ話合いしているというのは聞いたことがあるんですけれども、それ以外に、何か、通学路開通するために取り組んだことなどありますか。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  島袋裕介議員の大里南小学校の通学路についての再質問にお答えいたします。 地権者の方とももちろん、何度もお会いしております。それから、庁内担当課との調整も何度も行っております。 何とか解決する方向に向けて、今、島袋議員が訴えた、市民の期待に応えられるように頑張っているところでございます。 ◆7番(島袋裕介議員)  ぜひ大里地域の方々の思いもありますので、最後の最後まで地権者の理解も得られるように努力していただき、子どもたちの安全安心な通学路が1日でも早くできるように、市長のリーダーシップの下、取り組んでいただきたいと思います。 最後にもう一度だけ意気込みをお伺いして、私の一般質問を終わります。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  非常に大事な通学路ですので、何としてもこれは、開通に向けて解決していきたいと思っております。 ○議長(国吉昌実)  休憩します。     (休憩 14時56分)     (再開 15時05分) 再開します。 次の質問者、中村直哉議員。 ◆14番(中村直哉議員)  こんにちは。ゆまぢり会の中村直哉です。 一般質問に入る前に、少し私見を述べさせていただきます。 我々は皆様御存じのとおり市議会議員でありますけれども、同時に一市民として頑張っております。 議員としては、選挙で選ばれ、市民の代表として、その立場で、我々同僚20名の議員、それぞれ頑張っているんだろうと思っております。 そういった立場の中で、様々な市民の疑問や地域の課題を聞き取り、調査を重ねて一般質問等でただし、その答弁を基に市民に説明をしております。 しかし、市民の代表者である議員への質問に対し、議会での答弁が、次の議会では変わったり、あるいは訂正したり、事業実施の際には全く違うものになっていることが、ままあります。全員協議会での事前説明と議会での説明が違うこともあります。 市民の皆さんからは、話が違うじゃないか、どうなっているのか等の意見が多数寄せられております。 私ども議員もそうですけれども、市長をはじめ執行部の皆様には、この市議会で答弁をするということは、市民に向かって説明をしているんだと同時に、市民と約束をしているんだ。それが、そういうことだと再認識をしていただいて、正確に誠実に答弁していただきたいと思います。 また、答弁後に様々な理由で変更等も、それは事実あるかと思います。そういった際には、ぜひスピーディーに、また連絡もしていただければ、我々も市民にその旨報告もしやすくなりますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。 それでは、通告に従いまして、執行部の皆様を尊重しながら質疑をさせていただきます。 発言事項、四つ準備してございます。よろしくお願いします。 1、中山地区の農地耕作条件改善事業について。 この事業は、大雨のときなどに農作物が冠水被害を受けることを防止する目的で採択され、今、事業展開されています。 中山1期地区が令和2年度完成、中山2期地区が令和3年度完成の予定だと認識をしております。 以下について伺います。 ①用地買収など事業の進捗。 ②海への土砂流出を防ぐ目的で落差工を5か所計画するとの答弁が以前ありました。現状を伺います。 ③圃場からの土砂流出を防ぐ目的の沈砂池の現状を伺います。 ④5月の連休では冠水被害が出ましたが、要因と対策を伺います。 発言事項の2点目、水産業の振興策について。 水産業の振興策について、以下に伺います。 ①今後の奥武漁港並びに港湾整備について。 ②今後の志喜屋漁港並びに港湾整備について。 ③今後の久高漁港並びに港湾整備について。 ④モズクやアーサの収穫量が減少傾向であります。様々な理由が考えられますけれども、その一つに、海の栄養不足があると思っております。 県外では海底耕運を行っている場所もありますけれども、その事業も検討していただいて、栄養価の高い漁場をつくることができないか伺います。 発言事項の3点目、道路網整備について。 第5次沖縄振興計画も来年度で最終年度を迎えます。高額補助が継続されるのか、まだまだ不明なところもあります。 そこで、以下について伺います。 ①一括交付金を活用して事業採択された路線は何路線で、総延長と総事業費は幾らか。 ②ハード交付金は年々減少しているが、最終年度に残る総延長と総事業費は幾らか。また、一般財源の持ち出しは幾らか。 ③大里地域の道路整備は高率補助の期限内に完成するのかどうか。できない場合の対応も含め、伺います。 発言事項の4点目、県議会議員選挙について。 6月7日執行の県議会議員選挙について伺います。 ①投票率についての所見。 ②期日前投票所を増やすことへの所見。 ③市長が応援した立候補者の氏名と出身地並びに選挙の結果。 ④今後、県との交渉はどのように行うのか。これまでの実績も併せて伺います。 以上、よろしくお願いします。 ◎農林水産部長(嶺井洋)  それでは、中村直哉議員の1、中山地区の農地耕作条件改善事業についての御質問にお答えします。 初めに、①用地買収など事業の進捗について、中山1期地区は6筆(740平米)のうち4筆(707平米)を買収しております。残りの2筆については、今年度買収する計画となっております。 中山2期地区においては、4筆(665平米)を今年度買収する計画となっております。 事業の進捗につきましては、令和元年度末において、事業費ベースで中山1期地区は67%、中山2期地区は10%であります。 次に、②落差工について、事業採択時には1号幹線排水路において5か所設置する計画でありました。 しかし、実施設計において、経済性や施工性、維持管理等を比較検討した結果、落差工は設けない計画に変更となっております。 また、1号幹線排水路は、住宅地等の地区外が流域範囲となっており、基本的に土砂の流出はないものと考えております。 ③沈砂池の現状につきましては、既存の沈砂池はなく、大雨時には土砂が流出している状況であります。当該事業において、土砂流出防止のため、圃場周辺の排水路に対し4か所の沈砂池を設け、対応する計画となっております。 次に、④5月の連休における冠水被害の要因、対策についてお答えします。 冠水被害の要因については、既存排水路の断面不足、記録的な豪雨と満潮時の気象条件が重なったことが原因だと考えております。 対策につきましては、継続中の事業を推進するとともに、事業完了までの期間において、維持管理を行いながら対応してまいりたいと考えております。 引き続き、2、水産業の振興策についての①、②、③については、関連しますので一括してお答えします。 3漁港とも漁村地域整備交付金事業(南城市Ⅲ地区)で取り組む予定でございます。 整備内容につきましては、係留施設や漁港施設用地の整備であり、令和4年から令和7年までの計画を進める予定であります。 ④海底耕運については、水産庁が実施している水産多目的機能発揮対策交付金が該当する事業と思われ、地域の環境や生態系の維持・回復する活動の一つとして海底耕運が実施されております。 県外では、幾つかの自治体で地域漁業者や市民団体で構成する地域協議会を結成し、海底耕運による漁場再生活動を行っているところでございます。 南城市においても本事業が活用できるか、関係機関と協議を行い、検討してまいりたいと思います。 以上でございます。 ◎土木建築部長(玉城勉)  中村直哉議員の3、道路網整備についてお答えします。 ①点目の一括交付金(公共投資交付金)以下ハード交付金と言います。活用して事業採択された路線は5路線で、総延長は6,080メートル、総事業費約27億9,700万円となっております。 一括交付金(ハード交付金)は、次年度(令和3年度)が最終年度とされ、近年は交付決定額の減少が続き、本年度の交付決定額は要望額の28%で、次年度(最終年度)の交付決定額は見通せない状況であります。 御質問の②点目の最終年度の残事業費等につきましては、令和3年度当初、当初といいますと、今年度末の令和2年度末の時点で試算した結果、残る総延長が4,247メートル、事業費が約10億9,900万円、うち市の負担分が約2億2,000万円となっております。 次に、③点目の大里地域の道路整備が高率補助の期限内に完成するのかについては、一括交付金(ハード交付金)終了後の取扱い(残事業がどのように引き継がれるか)について沖縄県に確認したところ、現状では把握できていないということでありました。 よって、現在の補助率がいつまで続くかが分からない状況で、かつ、用地取得にも時間を要することも予想されますので、目標期限内に完成するかお答えできる状況ではございません。 今後、ハード交付金で事業採択される事業につきましては、社会資本総合整備交付金等への移行も予想されますので、交付金等を活用し、事業を継続していきたいというふうに考えております。 ◎総務部長(屋比久正明)  中村直哉議員の4点目、県議会議員選挙についての①投票率についての所見についてお答えします。 沖縄県議会議員一般選挙について、市ホームページ、市広報誌での選挙期日などの掲載や、FMなんじょう、QABデータ放送、明るい選挙推進協議会の広報車による呼びかけなどの選挙周知を実施しましたが、投票率は54.55%と前回より5.09ポイント減少しました。 しかし、県全体でも投票率が減少しており、毎回投票率の減少傾向が続いております。 その中で、南城市は県平均の46.96%を7.59ポイント上回っており、島尻・南城市選挙区での投票率は1位で、11市の中でも、糸満市の54.86%に次ぐ2位の投票率になっております。 投票率が減少した理由につきましては、新型コロナ感染の警戒感から有権者が投票を控えたことと、投票日当日の大雨が影響したものと考えております。 今後も投票率向上のため、様々な選挙啓発に取り組んでまいります。 次に、②期日前投票所を増やすことへの所見についてお答えします。 期日前投票所については、南城市の中心地にある新庁舎で実施しており、Nバスの運行もあり、市内各地からの有権者の利便性が向上していることから、今のところ期日前投票所を増やすことは考えておりません。 しかし、今後の期日前投票者数の増加や投票区別の投票状況などを踏まえ、検討していきたいと考えております。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  中村直哉議員の県議会議員選挙について、③市長が応援した立候補者名及び選挙の結果についてお答えいたします。 私は2015年12月に結成された辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議に賛同するものです。 イデオロギーよりアイデンティティーを唱え、保守や革新などの政治信条や立場の違いを乗り越えたオール沖縄の先頭に立ち、命を賭してまで、最後まで沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に反対を貫いた翁長雄志前知事の急逝から、もうすぐ2年になります。 2018年の南城市長選挙においては、オール沖縄の一員として、翁長前知事の応援も受けました。 翁長前知事の急逝の後、翁長前知事の政治姿勢を受け継ぎ誕生した玉城デニー知事もオール沖縄の一員でございます。 私はオール沖縄の一員として、玉城デニー知事を支える市長として、市民の声でまちづくりをモットーとして、市政運営に努めてきたところでございます。 今回の県議選の大きな争点の一つに、辺野古埋立ての賛否がございました。 私の立場も、玉城デニー県知事の立場も、辺野古埋立てには反対であります。 また、さきの県民投票でも、埋立て反対が72.15%であり、賛成の19.10%を圧倒的に上回りました。沖縄県民の民意はここではっきりと示されました。 県議会議員の立場というのは、県民の声を県政に届け、政策に反映させるものだと考えております。 今回、私が県議選で応援したのは、その基準の下、辺野古埋立てにはっきりと反対の意思を示し、玉城デニー県政を支えると表明した方々を応援いたしました。 選挙の結果については既にマスコミ等で発表されているとおりでございます。 次に、④県との交渉、これまでの実績についてお答えいたします。 私はこれまで南部東道路の早期完成要請を初め、佐敷地区の環境問題要請、水溶性天然ガスの施設整備要請、有機フッ素化合物汚染問題の調査の要請など、機会あるたびに県知事へ要請をしてまいりました。 また、知事とも直接対話等を重ね、南城市の基本政策実現に向けて努めてまいりました。 今後とも玉城デニー知事を支える市長の1人として県政との連携を深め、市民の声でまちづくりを政策の柱として市政運営に努め、南城市民生活の向上が図れるよう全力投球していきたいと考えております。 ◆14番(中村直哉議員)  ありがとうございます。 再質問をさせていただきます。 まず、中山地区の農地耕作条件改善事業の部分ですけれども、基本的には予定どおり進んでいるよと、そのように理解してよろしいですか。 ◎農林水産部長(嶺井洋)  予定どおり進んでおります。 ◆14番(中村直哉議員)  事業については予定どおり進んでいるということで安心をします。 ただ、落差工の部分ですね、落差工のところが、計画にあったけれども、いろんな、様々な観点から今回、採用されていない。その部分について少し懸念を、僕は持っています。 なぜかというと、これについては、対岸が奥武の海でして、そこに中山からの土砂が毎回大雨のたびに流れ出ると。それで、海に砂が、赤土がたまって、漁場を悪化させていると。船も、沈砂することによって干潮時には船が通らないと。プロペラがそこにつくと。そういう影響があるために、しゅんせつ工事もやっていただきました。 そのしゅんせつ工事と並行して1期工事、2期工事で、そういう落差工工事、泥よけですよね、泥だめの施設を造ることによって、これまでのような土砂の流出を防げるんじゃないかという観点から、僕はそれをずっと言い続けてきましたけど、これが採用されなかったと。 非常に残念なんですけれども、それだと、しゅんせつ工事の効果も薄れるのかなという気がしますので、今後何らかその対策を少し考えてもらえないかなと思うんですけど、それについて、部長、所見をお願いします。 ◎農林水産部長(嶺井洋)  ただいまの再質問にお答えします。 この事業につきましては、平成30年から令和3年度、中山1期地区が平成30年から令和2年度、中山2期地区が令和元年から令和3年度という事業で進めております。 平成30年度に採択をされた経緯がございます。その前には、先ほども説明したとおり、落差工が必要だということで、概略の中では落差工が必要じゃないかという検討をしたんですが、先ほど説明した、事業採択における経済性とか、そういった比較、様々な部分を経て、ヒアリングを経てそういった経緯になっています。 ですので、この本路線の中でおいては採択された経緯がございますので、いわゆる会計検査上も含めて、ちゃんとした設計で一応計画されている状況ございます。 その事業外、例えば上流とかそういった部分で、落差工的な泥だめます等ができるか、今後、検討してまいりたいと思います。 以上です。 ◆14番(中村直哉議員)  市長に伺います。 部長から、今回の事業については計画がなくなってしまったけれども、今後、上流のほうで、そういうことも考慮しながら進めていきたいということで答弁いただきましたけれども、市長も奥武島のほうにお越しいただいた際には、赤土で海が汚れている現状も多分、御覧になったこともあるかと思います。冠水被害の場所も御覧になったかと思います。 そういったことも含めて、やはり、あの場所では、泥だめのますも、落差工という表現が正しいのかどうかはちょっと別として、そういう少し泥だめができるような場所も必要だと僕は今でも思っています。すぐにでも取りかかっていただきたいぐらいなんですけれども、それについて市長の所見を伺いたいと思います。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  中村直哉議員の再質問にお答えいたします。 当然、市民の方々にとってもいいものに工事はならないといけないし、環境的なことも配慮をしたものになってほしいと思っておりますので、専門家、担当課の意見も尊重しながら、しっかりとやっていきたいと思っております。 ◆14番(中村直哉議員)  部長からも、市長からも、その点も考慮して今後検討する必要があるだろうということで、私は受け止めます。 しゅんせつ工事の際にも申し上げましたけれども、やっぱり中山のほうから流れ出てくる土砂を止める工事と、しゅんせつする工事を同時期に行わなければ、しゅんせつする効果も薄れてくる。 先ほども申し上げましたけれども、そういう意味では、若干タイミングをずらしてしまいますけれども、今回の大雨でもかなりの赤土が海に流れています。そういう意味でも、ぜひ3年、1期工事は今年で完成ですかね、来年2期工事が終わりますけれども、ぜひ引き続き、ますのほうの部分ですね、ぜひ実現に向けて取り組んでいただきたいと思います。 以上で、次に移りたいと思います。 水産業の振興策についてですけれども、これは市が管理する三つの港の部分については、南城Ⅲ期地区で取り組む予定ということで、令和4年から令和7年までということで今、計画が進められているということでありますが、各漁港の皆さんとの意見聴取ですね、意見交換、あるいは漁業組合の本部の、海野にありますけれども、漁協組合長あたりとの意見交換ですね、そういうのも踏まえて、それが進行されていると、そのように理解してよろしいですか。 ◎農林水産部長(嶺井洋)  ただいまの再質問にお答えします。 先ほど説明した事業につきましては、各漁港とも調整をしながら進めてきているという経緯がございます。そういった部分も、要望も踏まえて調整してまいったということでございます。 事業がそのとおり通るか分かりませんが、それに向けて今、進めている状況です。 ◆14番(中村直哉議員)  実はこのコロナでなかなか人が集まれない、2月でしたけれども、ゆまぢり会と会派ニライ・カナイの皆さんと一緒に、奥武島の漁業組合の皆さんと久高のウミンチュの皆さん、総勢30名ぐらいでしたけれども、いろんな意見交換をしようということで、今後の水産業の振興策について少し意見交換をさせていただきました。 その中で、部長がさっきおっしゃったように、農林水産部の職員の皆さんとも意見交換をしながらやっているよということも、若いウミンチュの皆さんから話もありました。 ただ一方で、また別の人の意見を聞くと、これよりもこの施設が欲しいんだという意見もあったんです。だから、やはり、やっている、例えばモズク業とか、養殖ですよね、それとマグロ、それと定置網、そういった部分からすると、様々な意見の相違は出てくるのかなという気がします。 ですので、そういった皆さんの意見も少し聞きながら、聞く範囲を広げていただいて、それをしっかり反映できるような政策でやっていっていただきたいなと思いますので、それについて、部長、所見をお願いします。 ◎農林水産部長(嶺井洋)  ただいまの再質問にお答えします。 もちろん、様々な意見があると思います。その意見を集約して、何がベターかということで取りまとめて、最終的には県、国とのヒアリングを行いながら、事業の実施に向けて進めていきたいと思っております。 ◆14番(中村直哉議員)  ④の海底耕運の件ですけれども、県外で実施されているということも調査、答弁の中から見えてきております。 自分も調べて、その資料も持っていますけれども、それがそっくり、南城市の漁場に当てはまるかという、また課題も出てくると思います。その漁場の土壌がどういった性質を持っているのかとか、そういったことも含めて、その事業が入れられるのかどうかもあると思います。 また、モズクの場合は鉄筋が打ち込まれていますので、その鉄筋がもう何千、何万という形になりますので、それを抜く作業が必要なのか必要じゃないのか。 そういうのも含めると、少しまた検討する材料も出てくるのかなと思いますけど、協議して、向けて検討していきますという答弁ですので、それに期待して、これはそのまま進めたいと思います。よろしくお願いします。 土建部、お願いします。 部長、僕もですね、要は、もう高率補助が切れるよと。それまでに、そういう道路網整備がどこまでできるのかなというのを大変に危惧しております。 恐らく部長もそういう認識では、共通認識として持っていらっしゃると思うんですけれども、体制として、職員体制とかそういった部分では、予算が増えた場合に対応できるのか、あるいは技術職は足りているのか、そういった部分からすると、今、土木建築部としてはどのような現状なのかというのはお答えできますでしょうか。 ◎土木建築部長(玉城勉)  再質問にお答えします。 先ほど答弁した中身というのは予算の状況であります。 予算、28%、本年度ついたということなんですけれども、予算が多くついたから、少なくついたからといって、やる中身というのは同じです。 例えば2,000万で発注するのか、5,000万で発注するのかというと、やる発注作業とか施工管理とか、いろんなもの、ほぼ変わらない。 だから、どうせならいっぱい一般予算がついて、計画どおり進めば一番やりやすい。予算がつけば用地交渉もいろんなところできるんですが、つかなければ用地交渉が中断してしまう。その間にまた地権者とちょっとこじれて長くなってしまうということで、予算がつかない不利益の部分は、そういった部分があると思います。 あと、御質問の体制の部分につきましては、今、満額ついた場合ということになりますと、新設の部分とかそういったところでは、今ぎりぎりの状態です。 それプラス、昨今、今議会でもいろいろ取り上げられているんですけれども、強靭化。老朽化しているインフラの強靭化と、今回の水害等々の対応という部分につきますと、手つかずです。 それまで一緒にやるとなると非常に厳しいということがございまして、土建部の今の体制としては、新設道路一辺倒だけでも、今の体制では無理というか、もう対応できないので、バランスを取りながら、軸足をバランスを取りながらやりたいというふうに考えております。 体制としましては、団塊の世代の先輩方が一挙にこの数年で抜けていってしまいました。今、何とか土建部、上下水道部、農林水産部もそうなんですけど、係長クラスが技術屋で、その下は事務屋という体制で何とかもっています。 今後、係長職が管理職になると、本当にこの現場を見て、会計検査に対応して、設計図書とかいろんなものをチェックしてという部分については、ちょっと今の体制では厳しい。そういったことから今、ここ一、二年、中途採用の技術職ということで採用するようにしているんですけども、やはり今現時点ではなかなか応募がないというところもございまして。 本当にこの予算もそうなんですけども、体制の部分の改善もどうするか、正直言ってちょっと頭を悩ませているというのが現状でございます。 ◆14番(中村直哉議員)  体制も厳しいということですよね。 南城市が合併してもう十四、五年になりますけれども、ほかのところを見ていると、大体、例えば南風原でも、八重瀬町でも、豊見城でもそうですけれども、大体、大きな道路工事が、一つやっているなというのは非常に思うんですよ。それがもう二、三年ではかなりのスピードで整備されている。 南城市は、合併したという影響もあるんでしょうけれども、整備する路線が多くて、なかなか進んでいない。そこに市民の不満も出てくる。でも、県の予算もつかない。 そういった中で、今後、高額補助が、例えば本土並みに50%、50%になると、南城市の財政を今度は逼迫してしまう。そうなる前にしっかり予算を確保していかないといけないと思います。 市長に答弁していただきたいんですけど、来年に向けてかなり、やっぱりそういった予算を獲得するために、ぜひ市長が県知事、先ほど実績も言っていただきましたので、予算獲得の部分で、ぜひ市長に頑張っていただきたいなと思うんですけども、市長、その予算の獲得の部分について少し意気込みを聞かせてください。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  中村直哉議員の、予算獲得についての御質問にお答えいたします。 当然、市長先頭になって県のほうにも交渉をしながら、しっかりと予算獲得して、道路整備につなげていきたいと思っております。 ◆14番(中村直哉議員)  市長、今、一括交付金で5路線採用されて、6,000メートルのうち残っているのが4,200メーターということで、事業費が約10億円、まだまだ必要だよという中で、来年、再来年、この費用をしっかり獲得する、あるいはそれに近い額を獲得するという意気込みを、私は受けたということで理解してよろしいですかね。もう一度お願いしたいと思いますけど。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  実現できるように、最大限の努力をしてまいります。 ◆14番(中村直哉議員)  ちょっと前後しますけど、部長にもう一回聞きますけれども、先ほど新規の道路整備も手いっぱいだよと。ただ、今、大雨、防災の部分でも、強靱化にも少しシフトチェンジしないといけないという話を少しされていましたけれども、その辺をもう少し聞かせてもらえないですか。 ◎土木建築部長(玉城勉)  再質問についてお答えします。 南城市は合併してもう14年になります。当初から、新しいまちづくりということで、議員御指摘のとおり、南城市は、いろんなタイプの道路の需要が一気に増えました。これは他の市町村とは全く違います。 例えば地域間を結ぶ佐敷、大里と、玉城とか各地域を結ぶ道路が脆弱なもんでしたから、そういったものと、あとは南部東道路との連結した道路ということで、そういった道路を手がけてまいりました。 特徴としては、他の市町村と比べて物すごい量の道路事業をやっております。 一括交付金では5路線ですけども、社会資本整備総合交付金事業でやっているのは、橋梁も含めて五つ。これも減りました。マックスのときは13路線やっていましたんで、その部分については、技術屋を投入して、何とか事務屋と一緒になってクリアしていったというところです。 そういった部分というのもあるんですけれども、やっぱり新設道路だけじゃなくて、やっぱり老朽化したインフラ、これは排水路も含めてそうです。道路の部分。 各議会で、道路のり面が崩れたとか、その辺の剥離があるとかというところがあります。今は事務屋でそれを当たっている状況でございます。 どうしても技術的な考え方が必要になってきますんで、やっぱりこの部分については十分、技術的な考えを持っている人たちをしっかり充てて、それでバランスを取りたい。 そのためで、やっぱり新規の道路事業、その部分も、もう少し抑えるというんですか、その辺をバランス取らないと、やっぱり新設一辺倒では、今の体制のままではちょっときついのかなと。 それと、やっぱり生命財産を守るというのが第一なので、その辺の軸足を少し考えるべきときなんだろうというふうに感じております。 ◆14番(中村直哉議員)  新しいまちづくりの部分、根幹となるまちづくりの部分、あと、新たな道路、それと既存の道路をどうして維持していくか。非常に予算が少ない中、大変なんだろうなということで理解しますけれども、ちょっと時間がないので、細かい議論はまた次の機会にお願いします。 最後の県議会議員選挙についてになりますけれども、投票率についてですけれども、ほかに比べたらいいよということでありますけれども、一つ、様々な、投票率を上げる活動していますけれども、防災無線とか公民館の放送を使って投票の呼びかけというのも、僕はいいんじゃないかなと思うんですけど。 南風原町を走っているときに、南風原町は呼びかけしていました。聞いたら、1時間に1回ぐらい、期日前、あるいは当日はどこどこで投票をやっていますよという放送していると。それを聞いて投票に行く人もいるということでしたので、南城市もすぐできるのかなと思っています。 それについて、部長、どうですか。 ◎総務部長(屋比久正明)  中村議員の再質問にお答えいたします。 周知、PRに関して様々な媒体といいますか、広報を重点的にできるように、公民館、あと防災無線はちょっと、その辺、協議していかないといけないと思うんですけど、投票率関係、いろいろ関係機関と調整した上で、広報活動にもっと力を入れていこうかなと考えております。 ◆14番(中村直哉議員)  期日前投票所を増やすことについてもそうですけれども、なかなか人員とか財源の関係で増やせないんであれば、曜日を決めて自分たちが出ていく。月曜日は例えば玉城とか、火曜日は大里、水曜日は佐敷、木曜日は知念とかですね。例えば午前午後で分けてもいいと思います。 そういった展開をすることによって、有権者の興味も湧くでしょうし、行きやすくなる可能性もあると思うんです。 今ある現状のものを、また改善していくというのも必要だと思うので、それについての所見もまた聞かせてください。 ◎総務部長(屋比久正明)  お答えします。 有権者の、いろいろ混乱等々がちょっと懸念されるかもしれないという懸念もありますので、その部分いろいろ、また関係者関係、検討を重ねて、その部分はまた、期日前場所をいろいろ設けていくところを検討していきたいと思います。 ◆14番(中村直哉議員)  市長に伺います。 市長が応援された、当選された候補者ですけれども、電信柱にポスターを貼り付けて、まだ撤去されていません。その中には、南城市長として市長の顔写真も載っています。 ぜひ応援された皆さんにその撤去の要請をしていただけないかなんですけれども、市長、お願いします。 ○議長(国吉昌実)  休憩します。     (休憩 15時47分)     (再開 15時47分) 再開します。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  そういうポスターが残っているというのはあまりよろしくないことでございますので、機会を見て私のほうからも撤去の要請をしていきたいと思っております。 ◆14番(中村直哉議員)  市長、このポスターですね、ちょっと電信柱のこれぐらいの高さに張られています。ぐるぐる巻きにテープが張られていて、ビニールが切られると、これがぺらぺらして、ちょうど子どもの顔に当たるんですよ。奥武島でそういう事故が1件あって、その親が、そこの電話に電話をして、撤去してくれないかということを申し入れました。撤去されていません。 僕はその話を聞いて、選管に電話をしました。選管も、対処させていただきますということで返事をもらいました。でも、いまだに撤去されていません。 ですので、市長の名前があるので、そこは市長から、これを早めに撤去するように伝えていただきたい。機会を見てじゃなくて、もう今日、今すぐにでも、その指示を出していただきたい。ぜひお願いします。いかがですか。
    ◎市長(瑞慶覧長敏)  早急に指示を出してまいります。 ◆14番(中村直哉議員)  よろしくお願いします。 県議選で市長が応援された南城市の方というのは、残念ながら結果は出なかったと思います。 先ほども少しありましたけれども、南城市ではお二人の県議会議員が今回当選をして、新たに県議会でまた頑張るわけですけれども、そのお二人としっかり連携をしながら、先ほどもありました党派を超えて様々な南城市の課題解決に向けてやるべきだと私も思っております。 市長個人の思いも理解いたします。それとはまた別にして、南城市長として、南城市民のために予算も獲得していかないといけない。トップセールスとして、県知事、あるいは国ともしっかり交渉をしていかないといけない。 そういう中で、現職の県議お二人との連携は、僕は不可欠じゃないかなと思っていますけれども、その辺に向けて、市長のお考えも聞かせていただきたいと思います。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  おっしゃるとおりでございまして、私は市長になってこの間、議会の場でもそうですけれども、政治をこの場に持ち込むことはしておりませんし、それから国への要請活動、県への要請活動等も、市民の立場を持ってやっておりますので、そのような形で、当選された県議の方々ともしっかりとやっていきたいと思っております。 ◆14番(中村直哉議員)  様々な課題が、まだまだ南城市にはあります。 やっぱり予算というのもついてきます。やっぱり予算がなければ何もできないというのも事実、理解できますので、そこはやはり市長がしっかり先頭を切って頑張っていただきたいなと思います。 そのためにまた、県議もしっかり協力するだろうと思っておりますので、そこはひとつよろしくお願いして、私の一般質問を終わりたいと思います。 以上です。 ○議長(国吉昌実)  本日の会議は、議事の都合によって延長します。 次の質問者、宮城秋夫議員。 ◆3番(宮城秋夫議員)  ハイサイ、グスーヨー、チュウウガナビラ。 会派ニライ・カナイの宮城秋夫ヤイビーン。ユタサルグトゥ、ウニゲーサビラ。 まず、新型コロナウイルスに感染されお亡くなりになった皆さんの御冥福をお祈りするとともに、医療関係者をはじめ、新型コロナ感染症対策に対応された皆さんに心から感謝を申し上げます。 このようなコロナ禍の中、6月7日に県議会議員選挙が行われ、私は、開票立会人として開票状況を見させていただきましたが、3密に気をつけながらも、スムーズな開票でありました。対応された職員の皆様、大変お疲れさまでございました。 開票立会人として、白票が意外に多いことにびっくりしています。わざわざ足を運んで、明確な意思表示であると考えると、我々議員も、選ばれる議員になるよう、日頃からしっかり活動しないといけないと感じました。 当選された方々が南城市、南部、沖縄県の発展のために御尽力されることを祈念いたします。 それでは、今回は通告に従いまして4点質問させていただいております。 まず、発言事項の1、大里幼稚園の建設等についてでございます。 大里北、南幼稚園を統合する大里幼稚園建設の費用が令和2年度の一般会計予算に計上され、3月27日に統合幼稚園用地選定について住民説明会も実施されました。 そこで、下記について伺います。 1、先日の住民説明会の意見集約について。 2、大里統合幼稚園の用地決定について。 3、今後の建設に向けての工程表について。 次に、発言事項2、認定こども園への移行についてでございます。 市はこれまで、令和3年度に佐敷、玉城幼稚園の2園、令和4年度に大里、知念幼稚園を認定こども園に移行することとしていましたが、その整備方針を見直すとのこと。 そこで、下記について伺います。 1、これまでの方針の見直しの理由について。 2、今後の整備・運営について。 次に、発言事項3、災害対策についてでございます。 5月11日の沖縄地方の梅雨入り前後で集中豪雨があり、南城市でも災害等が発生しています。 そこで、下記について伺います。 1、今年の大雨等での災害及び農作物等への被害状況について。 2、県道86号線(仲程区から当間区向け)の土砂崩れ対策について。 最後に、発言事項4、GIGAスクール構想についてでございます。 文部科学省がGIGAスクール構想を打ち出しました。既に取組を発表している自治体もありますが、何をすればいいのか迷っている自治体も多いと伺っています。 そこで、下記について伺います。 1、GIGAスクール構想の概要について。 2、本市のGIGAスクール構想への取組等について。 以上4点でございます。よろしくお願いいたします。 ◎教育部長(上原昇)  宮城秋夫議員の1、大里北、南幼稚園建設費用が令和2年度一般会計予算に計上され、また、住民説明会の開催も実施された後の以下についての質問にお答えします。 1)先日の住民説明会の意見集約についての質問にお答えいたします。 市の方針として示した旧北小学校跡地について、地理的条件や道路の問題などで市民の多数の反対の意見が寄せられたことでございます。 次に、2)用地決定についての質問ですが、関係部局を交えて改めて選定地、これは候補地についてですけども、検証を行った結果、大里農村環境改善センター駐車場の一部と、南城市総合保健福祉センター敷地への候補地として見直しを行うことで、6月の庁議でも確認を行っており、現在、関係機関と最終調整を行っているところでございます。 次、3)今後の建設に向けての工程表についての質問にお答えします。 本議会終了までには関係機関との調整を終え、方針を決定し、7月初旬には嶺井区自治会等への説明と、その後、大里地区を対象にした市民への説明を行う予定となっております。 そこでちょっと確認したいんですが、大里農村環境改善センター駐車場の一部と、ずっと昨日から説明していますけども、実際、テニスコートなんですよ、あれは。テニスコート、今現在、車を止めているから駐車場という表示しています。その辺を御理解お願いしたいと思います。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  宮城秋夫議員の、認定こども園への移行について、方針見直しの理由と今後の整備・運営方針について、関連しますので一括してお答えいたします。 これまでの方針見直しの理由については、当初、令和3年度に佐敷、玉城幼稚園の2園、そして令和4年度に大里、知念幼稚園を認定こども園へ移行する方針案でございましたが、市民説明会の後、公立の役割そのものに関して、1園では果たせないのではないかという懸念の声があり、さらにコロナウイルス感染症の拡大により、そういった懸念に応える場を確保する機会も取れなくなったことから、認定こども園移行の方針案を一度取り下げ、再度検証することとしたからであります。 ただし、認定こども園移行については、ニーズ調査等からも導きだされた結果であり、こども園に移行する方針そのものに変更はありません。 今後の整備・運営方針については、大里幼稚園統合の方針が決まり次第、公立が果たす役割や公平性など、公立1園でいいのかも含めて再考していきたいと考えております。 ◎農林水産部長(嶺井洋)  宮城秋夫議員の3、災害対策についてお答えします。 今年度の大雨等での災害や農作物への被害状況についてということなんですが、これはゴールデンウイーク期間中が多く発生しておりますので、その報告とさせていただきます。 災害の発生状況については、現在把握している被害件数は44件でございます。主な被害内容は、畑の土砂流出や農道等の冠水被害、排水路の一部倒壊がありました。 次に、農作物では、オクラ、ゴーヤー、ピーマン、ナスなどの被害があり、花卉作物では、トルコギキョウ等や菊などの被害報告を受けております。 その他、林業関係では安座真の守礼カントリークラブ付近において、沖縄県が治山事業で整備した斜面の崩落がございました。これは県のほうで対応するということで報告を受けております。 以上です。 ◎土木建築部長(玉城勉)  宮城秋夫議員の3点目、災害対策についての御質問のうち、(2)点目の県道86号線の土砂崩れ対策についてお答えします。 今回の5月2日の大雨で土砂崩れが発生した際、市において、当該歩道への立入り禁止処置及び注意喚起を行い、直ちに道路管理者である南部土木事務所へ通報し、同日に県担当職員が現場を確認しております。 また後日、南部土木事務所長へ直接、早期復旧対策の要請を行っております。 今後の対策について、南部土木事務所の担当者に確認したところ、災害復旧事業を導入し、工事実施を検討しているということでございました。 ◎教育部長(上原昇)  宮城秋夫議員の4点目、GIGAスクール構想についての1)概要についての質問にお答えします。 Society5.0の時代の到来といわれる令和時代のスタンダードな学校像として、子どもたちに求められる能力が変化していることを踏まえ、全国一律で教育のICT化を推進するために文部科学省から打ち出された計画となっております。 具体的には、高速大容量の校内通信ネットワークの構築と、児童生徒1人1台端末環境の整備を行い、誰一人取り残すことのない、子どもたち一人一人に個別最適化され、創造性を育む教育ICT環境の実現を目指すこととされています。 次に、2)本市のGIGAスクール構想への取組についてお答えします。 本6月議会にて久高小中学校と大里中学校を除く市内小中学校の校内通信ネットワークの再構築費を計上しております。 既設の校内ネットワークをGIGAスクール仕様に変更し、1人1台端末環境に耐え得る環境を構築する工事となっております。 次に、児童生徒1人1台端末の整備については、OSの選定や近隣市町村の状況も考慮しながら、現在、調整を進めているところであります。 ◆3番(宮城秋夫議員)  それでは、順を追って再質問させていただきたいと思います。 まず、発言事項の1の大里幼稚園の建設等についてでございます。 3月27日の説明会は、南城市立幼稚園の今後の在り方に関する市民説明会と銘打って、第1部で市立幼稚園の認定こども園への移行に関する方針案について、第2部が大里統合幼稚園の用地選定についてであり、私も参加させていただきました。 先ほど答弁でもありましたけど、いろんな御意見がありましたというようなことでございますが、そういった部分の中で、地理的条件とか道路の問題とか、そういったものが反対意見という部分がありました。 その理由をどのように分析されているか、お聞かせ願います。 ◎教育部長(上原昇)  地理的というのは、やっぱり指摘のとおり、南と北区の人口の比率ですね、それから中心地でないという見解と、交通については、まず、生活道路でもある中で、一気に通園のときに車が混雑するだろうというお話であったと認識しております。 ◆3番(宮城秋夫議員)  そういったことが懸念されて、多くの反対意見があったということですね。 そこの中で、道路の問題の中で、嶺井区、北小学校跡地という部分は、嶺井区の言わば生活道路みたいな部分がありまして、朝の登園時など、本当に混雑が予想される、その対策どうするのという部分の質問がありました。 それに対して、一方通行をすると答えていましたが、それは嶺井区と調整されていたわけではないのですか。 ◎教育部長(上原昇)  もしも向こう来たときに、質問が出たときに、交通の心配ということがあって、我々としては、中身としては、迂回路で全部それは解決できるだろうということで認識していたわけです。 それについては、嶺井区には、直接は、当時は説明をしていません。幼稚園の誘致についても、そのときに、初めて北小学校跡地ということで聞いた住民もいたと思います。 そのときに出たのが、現在の交通についての質問だったんじゃないかなと思っております。 ◆3番(宮城秋夫議員)  ここら辺の部分については、非常に私は、えっと思っていますし、嶺井区の皆さんも、えっと思っています。 といいますのは、やっぱり区民に説明がない。そして、全体の説明会の中で、何も約束がないのに、一方通行にする。誰も聞いてないという。 多分そこの中では、一部、いや、幼稚園が来てもいいのかなと思っていた方も、私だったら反対しますということになったんじゃないかなと思います。 そこら辺の部分としては本当に、非常に、どうだったかと、そういう進め方等についてどうだったか、見解があればお願いします。 ◎教育部長(上原昇)  今の質問は、説明会の進め方ということか、それとも周知をしてから説明したかということなんでしょうか。ちょっとすみません、もう一度お願いしたいと思います。 ○議長(国吉昌実)  休憩します。     (休憩 16時08分)     (再開 16時10分) 再開します。 ◎教育部長(上原昇)  説明会に、恐らく、今、手元に図面はないんですけども、説明会のときには、土地改良を迂回して、区の中には支障ないような感じで説明したということでちょっと覚えているというんですかね、そういった説明をした覚えがあります。 ◆3番(宮城秋夫議員)  ちょっと私の勘違いかもしれませんけど、多分、多くの方はそうでもなかったかなと思います。 ここの部分は、そういう部分で止めておきたいと思いますけど。 6月の庁議では、決定ではなくて、また方針みたいなことで言っているんですけど、ここら辺の部分とすると、最終的にいつ頃になる予定なんですか、決定としては。 ◎教育部長(上原昇)  今、6月の庁議に、教育委員会としてはそういうふうにやりたいというのは提案をしました。 決定に向けての提案だったんですけれども、実情、敷地のほうが、農林水産省管轄と、厚労省管轄もあると。その中で、また総合保健センターで活動しているサークルとか、あるいは地域の活用しているデイサービスとか、そういった各種団体との調整、説明会等もまだ控えているということ、確定していないということで、取りあえずは第1候補にして、先ほど答弁もしたんですけど、6月以内には、議会中には各種団体調整を終えて、最終決定をして、7月初旬には、市民への説明会ができるまでには方針を決定したいということであります。 ◆3番(宮城秋夫議員)  3月も一般質問をさせていただきました。 そのときに工程のことを確認させていただきましたが、5月中に決めて、用地を決めて、場所を決めて、実施設計に入らないと間に合わないとありましたけど、それからすると7月、もっと、8月ぐらいなんですけど、その工程で間に合うんでしょうか。 ◎教育部長(上原昇)  恐らく前回の一般質問でも、答弁の中で、5月いっぱいまでにはもう発注を全て終わっていないと厳しいだろうと、私は答弁したと思います。 現状では、今現時点で方針が定まっていないというところと、6月、計画では、7月初旬までには方針決定をし、市民への説明とかですね、各種団体との説明を終えて方針決定を定めて、7月いっぱいまでには企業さん、入札をしたいという方針を持って、予定をしております。 恐らく、気になる工程なんですけども、現段階においては若干遅れているということであります。 ◆3番(宮城秋夫議員)  遅れているという、工程的に遅れているという部分がございます。 改善センターの駐車場の一部と、総合保健センターの敷地を候補地としてやっていくということで、御承知のように総合保健センター、今、稼働して、社協等が使っています。いきいきデイサービスなど、いろんな教室等がございます。そこら辺の調整は今からだという。 そうすると、また今度、反対されたらどうするんですか。また見直しをされるということですか。 ◎教育部長(上原昇)  事前に社協さんとも、会長さん等も交えて、その件についてお話は進めています。 各関係機関、これは各部に及ぶものですから、サークル関係とか、あるいは、例えばちょっと今、資料はないんですけど、各部の使っている、例えば福祉センターを活用しているのを改善センターに動かす、改善センターで使っているところを、あるいはこの庁舎の空き室に移動するとかですね。 それと、移動については、各部から職員を出していただいて、今、協議を進めているところです。それを6月いっぱいまでには全て解決したいなということで進めているところでございます。 ◆3番(宮城秋夫議員)  教育部長も、大変お忙しいと思いますが、ぜひまたオンベースになるように頑張っていただきたいなというふうに思っています。 ちょっと時間の制約もございますので、次のほうに行きます。 発言事項の2番、認定こども園への移行についてということでございますが、これまでのいろんな部分を踏まえて令和3年度に2園が移行する、認定こども園へ。4年度に2園が移行するという方針を1回取り下げて再度検証するというような御答弁になっていますし、また、今後の運営についてはまた、大里幼稚園の方針が決まり次第、また再考していくというようなことであります。 これも2年近くかけてやっていると思うんですが、これまでの部分として、果たしてどれくらいの会議を重ねてきたのか。 議会のほうにも、全員協議会等で2回説明がありました。 そういった部分の中で、会議ごとの回数、どれだけやったかどうか、お分かりであれば教えてください。 ◎福祉部長(城間みゆき)  お答えいたします。 公立幼稚園の認定こども園化については、平成29年度から実は、教育部と福祉部で話合いをした経緯がございまして、令和元年、去年ですね、10月の庁議で、市長から、公立幼稚園の認定こども園化について、福祉部で、子育て支援課を所管として検討するようにという指示がございまして、その後、私たち福祉部を中心に関連部と調整をしながら行ってきたところであります。 それを進める中において、今、説明をどれだけやってきたかということの御質問だと思っておりますけれども、私が持ち合わせている資料の中で答弁していきたいと思います。 庁内検討委員会、これは役所内の関連部長、副市長を委員長に、関連部長職です。これが3回。 その下に作業部会、関連部の課長、係長を中心として作業をしていただいた、いろんなシミュレーションをしていただいた会議でございますけれども、これが3回。 子ども・子育て会議、これには多くの関係者が委員となっておりますので、いろんな説明をして意見を頂戴したところでございます。それが、5回やっております。 あと、幼稚園が教育委員会所管でございますので、教育委員会議にも3回、説明をしてきたところであります。 それと現場、幼稚園の先生方ですね、幼稚園の教頭に対して2回、幼稚園の先生方に対して2回、総合教育会議、これは市長と教育委員の会議の場であります。その場で1回。 その後、幼稚園の園長先生、これは玉城幼稚園を除いて、各小学校の校長先生になりますけれども、進めていることを報告しております。 あと、先ほど宮城議員からもございましたように、議会に対して、全員協議会の中で2回、説明を行いました。 そしてあと保育所、市内の認可保育園ですね、公募に応募したいという声もありましたことから、保育園の園長会に2回、説明を行っております。 そして、3月27日の市民説明会というふうに、この半年でこれだけ関係者に説明を行ってきたところでございます。 ◆3番(宮城秋夫議員)  今、福祉部長からありましたいろんな会議ですね、10以上の会議、それから回数にしたら25以上の会議があったということで、その部分の中で、会議を進める中では、5倍から10倍の職員が、また労力を費やしていっていると思います。 そういう部分が、取り下げとか、再度また検証するといったことが本当にいいのかということを、私は少し疑問に思っています。 それで、説明会の中でもいろんな、やっぱり財政面からという部分の中で、市長も意見がある中で、やっぱり財政的に厳しいというようなことをおっしゃっていました。 もしお持ちであれば、この公立の問題が、公立でないといけない、あるいは、こども園に移行する方針は変わらないと。 であれば、公立の役割が1園では果たせないというようなことで、少し立ち止まろうかという部分ございますけど、財政シミュレーション的にいかがですか。 例えば公立2園とか1園とか、そうした場合のシミュレーションがあればお教え願います。 ◎福祉部長(城間みゆき)  私たち、先ほども申しましたように、作業部会を中心にシミュレーションした結果がございますので、しかしこれはもう、あくまでも一部というか、これが確実ですよと言えない部分もございますけれども、平成30年度の決算を基に、民営化した場合、また公定価格という部分がございますので、公定価格も毎年基準が変わっていきますので、これはあくまでも私たちが算定したときの結果でございます。 これがそのまま、じゃあ使えるかといったらそうではなくて、今年、また平成31年度の決算をもって出していってみようと思っているところではございます。 平成30年度の決算に比較して、全園公立にした場合というのは、1億9,911万2,768円の増、年間ですね。約2億ぐらいの増になると出されているところでございます。 あと、2園となりますと、パターンが幾つかあります。4か所、幼稚園が4地域にあるものですから、佐敷・玉城、佐敷・大里、知念・大里でやった場合、それぞれ額が違ってくるものですから、例えば佐敷・大里を公立にした場合というのがどれだけかとなりますと、7,015万1,300円増になります。 例えば玉城と大里を公立にした場合、1億372万3,590円。 大里だけ公立にした場合、今、私たちの方針案では、大里を公立で、案としてお示ししたところですので、大里を公立にした場合、御承知のとおり、大里は幼稚園が5歳児だけ1年教育なんですね。それを認定こども園化にすることで3歳、4歳、5歳になりますので、大里だけ1園にしても現在よりは予算は上がるというか、平成30年度の決算に比較すると1,897万7,550円は増になるという結果が出ております。 全園民営化した場合というのは、これも一応出してございますので。9,572万4,790円マイナスになるという試算が出ているところでございます。 ◆3番(宮城秋夫議員)  部長、ありがとうございました。 非常にいろんな、物価も変わるだろうし、なかなか難しい答弁だったと思いますが。 でも、市民説明会の中でもそういった部分で、財政的に厳しいからこうしたいということを市長もおっしゃっていましたし、そういうことをお伝えして、それだったらしょうがないねということの形もあったかなというふうに思っています。 昨日も城間部長からありました。27日の説明会の中で、12名の質問の中で、明確に反対しているのはお一人だったというふうにありますし、賛成している方もあるし、ちょっと不安だという方もあったし。私も、その認識でいます。 そういった部分の中で、本当に、今後ですよ、財政、今のお話でいくと、1園の場合と4園の場合と、1,800万の増加、約2億の増といったような形が出てきます。 そういう財政的なことを抜きにして考えてもらうという部分もあるかと思いますけど、ここら辺がですね。 市長は3月27日の説明会でも財政的なお話をされていましたし、5月29日の全員協議会の場でも、1園が望ましいと自信を持って、福祉部が立てた1園が望ましいとおっしゃっていました。 その考えは変わっていないでしょうか。お願いします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  宮城秋夫議員の認定こども園に関しての御質問にお答えいたします。 当然、私たち、福祉部、子育て支援課を中心に、公立1園という案を作って、自信を持って3月27日の説明会に臨んだところでございます。 今でも、ベストな案だということに変わりはございません。 ◆3番(宮城秋夫議員)  福祉部さんが考えてくれた案がベストだというふうに理解をしています。 それから、この説明会の中でも、市長は公と民の格差、1園では公立の役割を果たせないんじゃないかというようなことの心配がありますよということで、立ち止まろうということでやられていますけど、その心配されている意見に対して、公と民の格差を心配されていますが、今は民の質が非常に上がっていて、南城市の認可保育所も人気があって、遠くからも来ている。私たちは、優秀な民の力を借りてまちを発展させていくということが非常に大切だと思っている。これは財政的なものもありますが、保育の質の面に関してもそうだと思いますということで、堂々と言い切っています。 これは私のメモからですけどね。 そういう部分からすると、私も同感だと思います。 今、PPP、PFIとか、民の力を借りてやっていこうという部分が、まさにそうだと思いますので、ここら辺は、できるものはそうやっていこうという部分でありますし。 これからGIGA構想、後で触れますけど、GIGA構想の部分も文科省から出ているし、そういった膨大なお金がかかる。いろんなことで、やっぱり全体を見ていただくという部分が大事かなと思っていますけど。 そういう中で、市長が今でもベストだと考えているんだと。 何を検証されるということなんでしょうか。お願いします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  これまでもそうですけれども、市民の声でまちづくりということで取り組んでまいりました。 ですから、丁寧に、丁寧に意見を聞くというのが私の姿勢なんですね。 ですから、3月27日以降、合意形成ができていない中で、1回立ち止まって、もう1回、じゃあその1園で本当に大丈夫なのかという方々の声にも答えないといけないと思っていますし、公立の果たす役割ということに関しても、もう1回改めてしっかりとやっていこうと、そういう検証したいということでございます。 ◆3番(宮城秋夫議員)  しっかりと検証していきたいという部分。 私としては、本当に何を検証するんだろうという、これだけみんなで議論をして、いろんな、何回も何回も。もちろん議員の皆さんからも、これ1園で大丈夫かという意見出ていましたよね。そういったこともクリアして、説明を申し上げて、もうそれは私は、それでいいというふうに評価をしておりますけど。 ちょっと市長に再度伺いますけど、何回か庁議にもかけています。市長の庁議という部分、どういう位置づけなのですかね。 市の意思決定機関の中で、最終の意思決定機関ではないのですかと思いますけど、いかがでしょうか。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  そのとおりです。 ◆3番(宮城秋夫議員)  庁議の中で決定した方針案が、説明会で一部の方が、市民の声、大事なことですけど、市民の声を聞いて変えていくというのは大事なことかもしれません。 庁議が最高意思決定機関であって、じゃあ庁議、それがまた崩れる。また戻して再考するということになっているんですか。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  宮城秋夫議員、少し誤解されていると思います。 この認定こども園に関しては、案ということで、庁議のほうではかけているんですね。 ですから、案を持って市民説明会に行くと。庁議の中でも、案なので、市民説明会の進み具合によってはまた変更もあるということは、庁議の中でも確認しながらやっていることでございます。 ◆3番(宮城秋夫議員)  私もそこは組織の中で生きてきましたので分かります。 それは案としてやりますけど、でも、そういった部分の中は、確固たる、いろんなことをやってこの案でいこうというのを各方面からやっています。 じゃあ、この案が来るという部分は考えていなかったという形になろうかというふうに思います。 そこは市長のお考えですからいいと思いますけども、私が思うリーダーシップというのは、明確なビジョンを示して冷静に判断することだと思っています。 残念ながら、大里統合幼稚園の用地選定、認定こども園への移行について明確なビジョンの下の冷静な判断とは言いがたいと言わざるを得ません。 目まぐるしい現代社会の中、いろんなことが起きています。 方針変更、朝言ったことがまた変わるというところもあろうかと思いますけど、ただ、それは明確なビジョン、そういったものがないと職員も納得しない、モチベーションも上がりませんよ。 先ほど土建部長が、技術屋さんがいないというふうな中で、じゃあ職員増やしましょう、いいですよ、お金も使いましょうというふうになるのかどうかですね、そこら辺は、明確に、こういうことがとても大事なんだよという部分、それは一生懸命やられてきたと思いますので、そういった部分をぜひ。職員のモチベーション維持のためにも、ぜひ市長のリーダーシップをよろしくお願いします。 これは要望で止めておきたいと思います。 では、次いきます。 発言事項の3番ですね、災害対策についてということでございます。 ここの中では、昨日の平田議員、それから、今日の安谷屋議員の部分の中で、災害対策本部の中に市長と副市長が不在であったと。 これは、市長も副市長も、命令系統はしっかりやっていたから問題ないということでありますけど、この部分で、自宅に待機されていたという、お二人に伺います。市内に待機をされていたのか、お伺いします。 ◎副市長(新屋勉)  市内で待機でございます。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  市内で待機で、自宅で待機という。私の自宅は市内ですから、自宅で待機でございます。 ◆3番(宮城秋夫議員)  私も、民間のライフラインを守る会社におりました。 そこの中では、そういう危機管理がすごく言われています。 特に台風時とか、いろんな場面の場合ですね。まずは、我々は準備指令というのが出て自宅待機です。そして、警戒指定が発令されるよとなると招集かかってきますというような部分で、もう夜中から出たり、あるいは二、三日泊まったりというようなことがあります。 そういう部分で、先ほども安谷屋議員への答弁でも、別に市長、副市長、本部長が出る必要がないということでありました。 再度伺います。その見解で、自宅待機でよろしいという見解でよろしいですか。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  先ほども答弁したとおりでございます。 自宅待機にするのか、あるいは対策本部のほうに行くのかというのは、そのときの災害対策本部長の判断、市長の判断でございます。 ◆3番(宮城秋夫議員)  災害対策本部条例というのが平成18年、合併して1月1日にできていますね。そういった部分の中で、本部長が指揮をするということです。 では、いつ、じゃあ駆けつけるんですか。 今、自宅待機しています。いつ、事態が変わったら駆けつけるんですか。お答えをお願いします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  災害の状況次第でございます。 ◆3番(宮城秋夫議員)  これは合併のときにできていますけど、前の市長からそういう、市長は自宅待機でいいよということの、これは市の中で決まった、あるいは慣例になっていたのでしょうか。お願いします。 ◎副市長(新屋勉)  明確には確認しておりませんが、前の市長のときも、自宅で待機したこともあると思っております。 その場そのときの状況で、市長が駆けつけたり、あとは連絡を取って災害に対応していたと認識しております。 ◆3番(宮城秋夫議員)  ここで市長、副市長のお考えで対応されると思いますけど、これはやっぱり市民の生命、財産を守るという立場からしっかり今後も、指揮をそういう部分で取れるという自信があればいいかと思いますけど、しっかり対応をお願いしたいと思います。 以上で私の質問を終わります。 ○議長(国吉昌実)  これで本日の一般質問を終わります。 以上で本日の日程は全部終了しました。 次回は6月17日水曜日、午前10時から本会議を開き、一般質問を行います。 本日はこれで散会します。     (散会 16時38分)地方自治法第123条第2項の規定により署名する。議長    国吉昌実署名議員  島袋裕介署名議員  仲間光枝...