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10月09日-04号

  • "井上英之"(/)
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  1. 南城市議会 2018-10-09
    10月09日-04号


    取得元: 南城市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-30
    平成30年  9月 定例会(第6回)       平成30年第6回南城市議会(定例会)会議録1.開議     10月9日 10時00分 宣告2.散会     10月9日 16時01分 宣告3.出席議員   1番 安谷屋 正議員  11番 上地寿賀子議員   2番 運天貴也議員   12番 吉田 潤議員   3番 宮城秋夫議員   13番 平田安則議員   4番 森山 悟議員   14番 中村直哉議員   5番 新里 嘉議員   15番 大城竜男議員   6番 宮城康博議員   16番 宮平憲二議員   7番 島袋裕介議員   17番 松田兼弘議員   8番 仲間光枝議員   18番 親川孝雄議員   9番 前里輝明議員   19番 玉城 健議員  10番 知念俊也議員   20番 国吉昌実議員4.欠席議員   なし5.本会議に職務のため出席した事務局職員の職、氏名  事務局長      新垣 聡   事務局次長     仲村幸也  事務局係長     当山美由紀  事務局主査     島袋旭史6.地方自治法第121条の規定により、会議事件説明のため出席した者  市長        瑞慶覧長敏  教育長       上原廣子  副市長       新屋 勉   教育部長      上原 昇  総務部長      知念哲雄   上下水道部長    仲里康治  企画部長      當眞隆夫   農林水産部長    森山紹司  市民部長      城間みゆき  土木建築部長    玉城 勉  福祉部長      井上英之   福祉部参事     屋我弘明7.議事日程-----------------------------------     平成30年第6回南城市議会定例会 議事日程[第4号]               平成30年10月9日(火)午前10時開議日程第1       会議録署名議員の指名について日程第2       一般質問(7人)           (1)平田安則           (2)宮城康博           (3)吉田 潤           (4)森山 悟           (5)安谷屋正           (6)知念俊也           (7)上地寿賀子8.会議に付した事件  議事日程の事件と同じ9.会議の経過  次のとおり ○議長(国吉昌実)  皆さんおはようございます。 これから本日の会議を開きます。 諸般の報告を行います。 10月4日に行われた議会運営委員会の決定事項については、お手元に配付してあるとおりであります。 本日の議事日程はお手元に配付したとおりであります。 これで諸般の報告を終わります。 日程第1.会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定によって、5番新里嘉議員及び6番宮城康博議員指名します。 日程第2.これより一般質問を行います。 なお、本日の質問者はお手元に配付してあります議事日程のとおりであります。 順次発言を許します。 最初の質問者、平田安則議員。 ◆13番(平田安則議員)  おはようございます。平田安則でございます。 本来であれば先週木曜日、こんにちはの第一声から始まるところでしたけども、台風24号、25号の影響で本日1番バッターになりました。よろしくお願いいたします。 そして、始める前にですけれども、台風24号、25号がかなり強い勢力で私たちの南城市にやってまいりました。多くの被害が発生しているようでございます。被害に遭われた皆様にはお見舞い申し上げます。 さらに、復興作業、現在、精力的に行われております。まだまだ暑い日が続きますので、どうぞ体に十分気をつけながらですね、熱中症等にかからないように要望しながら、しっかり復興作業にも携わっていただきたいと思います。 それでは、始めさせていただきます。 発言事項1番、消防、救急活動について。 (1)平成28年1月から12月、急病、交通事故等によって救急搬送された人数は3,000名、救急車の出動件数は3,192回あり、そのうち現場までの所要時間10分以上20分未満が約39%、20分以上が約1%で、全出動の約40%を占めております。 これは、平成28年度消防年報より数字をいただきました。 標準的なレスポンスタイムは9分程度と言われていますが、現状をどのように認識しておられるのかお伺いいたします。 (2)出動距離の最も長い地域と思われる佐敷津波古、大里嶺井・銭又付近、これについては、今3カ所の地名挙げましたけども、東部消防組合と隣接している区域ということで御理解いただきたいと思います。 レスポンスタイム改善のため近接している東部消防と日常的に連携できるよう、現在の応援協定とは別途に業務委託協定等で対応できるようにできないかお伺いいたします。 (3)広域連携についての見解及び取り組みをお伺いいたします。 発言事項2番目、南部東道路について。 以下にお伺いいたします。 (1)直接乗り入れ部の協議及び作業の進捗状況。 (2)上記工区部以外(2、3、4、5工区)での作業の実施事項及び進捗状況。 (3)4工区及び全線の開通時期、当初計画との対比でお願いいたします。 (4)つきしろICからの延伸への取り組み状況。 (5)開通遅延による南城市地域公共交通網形成計画への影響についてお伺いいたします。 発言事項3番、国道331号改善要請について。 先だって、先月ですけども、シュガーホール入口交差点信号機が、街路樹が、視認をしづらいとの情報提供をしたところ、翌日には周辺街路樹の剪定をしていただきました。 また、国道事務所においては、バス停上屋設置や定期的に除草を行い、道路利用者の利便性向上に努めておられますことや、南城市らしい景観で市民や観光客から親しまれているヤシ並木の管理を徹底され、景観保全に努められ、南城市観光振興に寄与されていること、さらに、台風24号、25号による飛散物の後片づけ等、迅速に対応していただきましたことを感謝申し上げます。 さらに、より安全で快適な公共交通環境形成のために以下について、担当当局への改善要請をお願いいたしたいと考えております。 (1)新里交差点付近の排水路への転落防止柵の設置をお願いいたしたい。 (2)兼久(知念方向)、佐敷小学校(那覇方向)、シュガーホール入り口(那覇方向)3カ所のバス停のベンチの設置をお願いいたしたい。 (3)佐敷小学校前ののびるっこ学童前の歩道ですけども、車道側に防護柵がついておりませんので、その設置をお願いいたしたい。 (4)佐敷小学校前歩道橋に、合併12年以上経過しておりますけども、まだ佐敷町佐敷との表示がございます。これを南城市佐敷への表示変更をお願いいたしたい。 (5)道路標識、44キロメートル付近、屋比久地内です。同じく44.9キロメートル付近、これは佐敷から手登根の区間であります。 それぞれ、約400メーター程度、目視によりますけれども、そこに道路照明がなく、夜間交通及び歩道利用上、人・車の通行に危険であり、街路灯の設置をお願いいたしたい。 以上についてよろしくお願いいたします。 ◎総務部長(知念哲雄)  おはようございます。 それでは早速、平田議員の消防、救急活動についての御質問1点目についてお答えいたします。 緊急出動件数は全国的に毎年増加傾向にあり、島尻消防本部署管内においても救急需要が増加し、平成29年度中は3,451件と過去最高の救急出動件数でございました。 現場到着時間の遅れの一因として考えられるのが、救急要請が重複し、現場直近の救急隊が別事案出動中で現場対応できず、現場から遠い消防署からの救急出動となり、現場到達時間の遅れにつながっているものと把握してございます。 2点目の質問についてお答えします。 所轄境界付近の出動につきましては、隣接している両消防から出勤し、連携をとりながら現場活動を行っております。 南城市及び八重瀬町の北部地域においては、島尻消防署から距離があるため、緊急車両の現場到達の遅れなども課題だと感じております。 今後、県内消防が広域化となれば、所管の再編成を行い、課題の解決につながると考えております。 現状の対策としましては、消防職員の増員及び出張所、また、詰所の増設等が最善策だと考えておりますが、建設に係る財源の確保など、構成市町村との連携、協力が必要となっております。また、所管内の出動に関しましては、県内各消防機関ともに沖縄県消防相互応援協定に基づき活動をしているため、隣接消防機関個別の協定等はございません。 隣接している東部消防本部においても平成29年度中の出動件数が4,347件と多く、島尻消防本部の所管部分をカバーするとなると、東部消防本部の負担増大、さらには業務に支障を来すことも考えられるところです。 3点目の質問についてお答えいたします。 県内消防の広域化については、前述問題を解決する上でも有効だと考えており、過去にも、全県的に広域化に向けての協議があったものの進展していないのが現状でございます。 また、広域化については、県内全域又は那覇市を含む南部全域であれば賛成できるが、一部広域化により不平等な広域化になるのを避けるためにも、各消防機関の消防力などを加味して、十分に検討して慎重に進めるべきものであるというふうに考えてございます。 以上でございます。 ◎土木建築部長(玉城勉)  おはようございます。 平田安則議員の南部東道路についての御質問のうち、1から4については土建部が所管しておりますので、1から4についてお答えしたいと思います。 まず、1点目の直接乗り入れの協議及び作業の進捗状況については、昨年11月29日に、国・県・南城市・南風原町で構成する南部東道路・那覇空港自動車道直接乗り入れ検討協議会において、直結ランプ形式で那覇向け、名護向けの両方向に乗り入れ可能なインターチェンジ案が合意されました。 その後の進捗状況につきましては、沖縄県に確認したところ、平成30年3月に事業計画の変更が認められたことから、平成30年度は周辺環境への影響調査を行っているとのことでございました。 2点目についてお答えします。 南部東道路の整備については、4工区から3工区、2工区、5工区の順で進める予定であるということであります。 現在、4工区については、用地取得をほぼ終え橋梁及び道路改良工事を実施しているとのことであります。3工区については、引き続き用地取得に努めている状況。2工区については、直接乗り入れ部の追加に伴う環境調査を行っているところであり、平成31年度以降直接乗り入れ分の影響範囲と併せて都市計画の変更手続等を進める予定であるとのことでございました。 そして、5工区については、3工区、2工区の進捗を踏まえ、用地取得等に取り組むとのことでありました。 3点目の4工区及び全線の開通時期についてお答えいたします。 事業化前の当初の段階では、事業期間は平成18年度、本工事着工は20年度からということでございました。それと同時に、平成29年度で暫定2車線の供用開始をするというふうな事業計画案でございました。 その後、4工区の部分については、平成29年度(平成30年3月)に一部供用開始。現時点ではそれより遅れまして、平成31年度ということになっております。 全線開通時期については、当初より明確に時期が示されまして、平成30年度前半という話になりました。 その後また、さきの土木建築部と南部市町村長との行政懇談会においては、平成38年度を予定しているというふうな説明に至っているという状況でございます。 次に、4点目のつきしろインターチェンジからの延伸の取り組み状況についてお答えします。 同区間については、地形条件が厳しいこと、一部地すべり地帯があることから、詳細な検討が必要となるため、事業区間の現在事業化している区間の整備を推進しつつ、調査検討を進めていきたいということでございました。 以上でございます。 ◎企画部長(當眞隆夫)  平田安則議員の、南部東道路遅延による南城市地域公共交通網形成計画への影響についてお答えします。 平成28年度に策定しました南城市地域公共交通網形成計画では、南部東道路を経由して、中核地に整備するバスターミナルと市外を結ぶバスを定時・速達性の高い幹線バスとして高速バスを導入する予定となっております。 南部東道路の開通遅延は、その導入検討時期に影響を与えることになります。 ◎土木建築部長(玉城勉)  平田安則議員の国道331号改善要請についてお答えします。 まず、1点目の新里交差点付近の排水路への転落防止柵設置についてでありますが、平成29年2月20日に新里自治会より要請がございました。それを受け、平成29年3月9日に南部国道事務所に設置要請を行っております。 その後、回答がないことから、先月9月21日に再度、確認したところでございますが、まだ回答を得ないという状況でございます。 2点目、3点目、4点目のバス停ベンチ、防護柵設置及び地名表示変更等については、今後、地元自治会等と連携、共有しながら要請をしていきたいというふうに考えております。 5点目の街路灯の設置につきましては、本年6月19日に屋比久区から要請書が提出され、7月19日付の文書にて南部国道事務所長へ要請をしております。 南部国道事務所からは、文書での回答はいただいておりませんが、7月21日の会議において、対象区間の過去4年間の交通安全分析の結果、夜間の人身事故はなく、急ブレーキの件数が年間4件と少ないであるとのことから、設置については厳しい旨の回答を受けているところでございます。 以上であります。 ◆13番(平田安則議員)  再質問をさせていただきます。 発言事項3点目の要請事項についてからですけれども、新里交差点付近の転落防止柵については、国道のほうも、ロープで囲ったりして、既に危険性を承知していると存じております。私も直接話したところ、その旨しっかり認識しておりましたので、再度、要請をしていただきたいと思います。 2点目、3点目、4点目は要請するということですので、ぜひとも、しっかり強い気持ちで要請をお願いしたい。 街路灯の設置、5点目ですけれども、夜間の人身事故がなく、急ブレーキの件数が少ないから検討しないというのは、ちょっと考え方おかしいですよね。本来、何のために街路灯を設置するのかということですよ。その目的を全然理解してないで、こういう回答をしているんじゃないかと、今、読みながら一瞬、怒りが込み上げてきたところです。 そういう意味で、厳しい旨回答を受けたとありますけれども、これについてもしっかり要請をしていただきたいと考えておりますけれども、いかがでしょう。 ◎土木建築部長(玉城勉)  再質問にお答えします。 平田議員がおっしゃるとおり、私もその話を聞いてですね、やっぱり視点が違うんですよ。車道のみの考え方でブレーキをかける件数が少なかったとか、事故がなかったというよりは、むしろ私も向こうをジョギング等々で使っているんですけども、夜、全く足元が見えないということで、車の進入防止のポールとかですね、構造物に当たるようなことがございますので、次に話をする際はですね、実際使われている視点、その部分で要請していきたいと。 それと同時に、先ほど答弁で言ったように、やっぱり地元からの声っていうものを受けとめて、それを向こうに強く言うということが、やっぱり国・県に対しては要請する上で非常に重要になってきますので、その分については、区長さんとかですね、地域の人たちとも共有、協力しながら行っていきたいというふうに考えております。 ◆13番(平田安則議員)  よろしくお願いいたします。 次に、1点目の消防、救急活動について再質問させていただきます。 まず確認ですけども、答弁の中で、緊急要請が重複、直近の救急隊が別の事案出動中で現場対応できず遠いところの消防からの救急出動となったっていうことになっておりますけれども、島尻消防、八重瀬、佐敷、それと本部、署にそれぞれ何台ずつ救急車がありますか。 ◎総務部長(知念哲雄)  ただいまの御質問にお答えします。 申しわけございません。資料等、手元に準備しておりませんので、本部に1台、それから八重瀬に1台あるのは確認しておりますけれども、佐敷支所に今、何台あるかというのは今のところちょっと把握していない状況でございます。 ◆13番(平田安則議員)  今、重複してどうこう、この出動件数から考えてですね、今、消防年報を見させていただきました。そしたらですね、署に救急車2台あります。八重瀬のほうに2台あります。佐敷のほうに1台。合計5台の救急車が存在しております。それが、もう全車対応可能かどうかは別として、そういうふうに5台存在しております。 そしてですね、消防庁が出しております標準的な、10万人規模の人口を有する市町村で救急車の標準台数が5台ということで、ほぼ全国の基準の、10万人、南城市は4万3,000です。 そういうことからいっても、こういう重複ということについてはあまり言葉としてすんなり理解できないのかなっていうのが本音なんですけど、ここら辺についてはどういう認識を持たれているんでしょうか。 ○議長(国吉昌実)  休憩します。     (休憩 10時23分)     (再開 10時24分) 再開します。 ◎総務部長(知念哲雄)  ただいまの御質問にお答えします。 数字からもお示ししたとおり、出動件数がかなり増えてきております、近年。その対応で、件数が増えているのと、発生の時期がどうしても重なる場合がございます。そのときに、例えば事故、要請が3件となりますと、出払ってしまっている部分あると、遠いところから行く、もしくはその救急車両が病院まで送り届けてから戻ってくるということになってしまうので、どうしてもその辺が、慢性的にというわけじゃないんですけども、ある一定の時期にそういうことが発生するというふうなことは報告を受けているところでございます。 ◆13番(平田安則議員)  私が考えているのはですね、南城市民であれば、例えばこの地域に住んでおられる方、また、端っこのほうに住んでおられる方、ある意味、管轄、隣接区域に住んでおられる方、それぞれ市民であり、それぞれの生命、財産はひとしく市の恩恵を受けなければいけない。そういう思いは皆、ひとしく持っていると思います。 そういう意味でも、特にそういう消防、救急についてはですね、そういう組織のしがらみ的なものを取り払って、例えば、東部に近い皆さんは、東部の消防にお願いして搬送していただく。我々島尻消防で、他の地域の対応できる分については対応していく。そういう、お互い共助の精神というのをしっかり持っていかなきゃいけないと思うんですよ。 そういう考え方についてはいかがでしょうか。 ◎総務部長(知念哲雄)  ただいまの質問にお答えします。 議員のおっしゃるとおり、そこは当然の考え方だとは思います。とはいえ、それぞれの消防のほうでも充足率の兼ね合いもございまして、例えばこちらと島尻消防全体も含めて、そういう形での連携協定を結んだ場合でも、新たな空白地区というか、レスポンスタイムがどうしても遅れてしまうエリアというのが発生してくる可能性もあります。 その辺も含めて、以前、県のほうで一回、協議をしているんですけども、そういう課題もあって今、頓挫している状況にあるのかなというふうに思っているところでございます。 ◆13番(平田安則議員)  消防の広域化、これについてはかなり難しい問題かなり抱えているのは十分承知しております。 しかし、我々政治家としてそういう難しい問題、特に市民の皆さんの生命、財産に係る問題についてはしっかり取り組んでいかなきゃいけないということを、まず我々自身が強く持たなきゃいけない事案だと考えております。 そういう意味で、南城市、島尻消防本部については、それぞれの所有機械とか、そういうものを他の消防署と比べてみたところ、かなりですね、ある意味進んでいる。人員の充足率についても73%ということで、沖縄県内でもかなりトップクラスの充足率であります。 そして、車両等についてもかなり進んだ消防署でありますので、ぜひともこの広域化について、南城市が、島尻消防本部でありますけれども、南城市が主体的に南部地域一つをまとめていく、そういう心構えでやっていただくということが重要かなと考えております。 それについて、市長の見解をお願いします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  平田議員の御質問にお答えいたします。 消防に関しては広域化の話は県も挙げて今、進めているところです。国からもそういう方針が示されておりますので、南部全体として、あるいは沖縄県全体として広域を進めていくことに関しては賛成でございます。 ただその場合、それぞれの地域の機関の充足率とか、そういうのがございますので、広域化によって、さらに南城市の市民の命も守られるようになるという、やはりそういった前提は必要かなと思っております。 そういう意味でも、那覇市も含めて、県も含めて、消防の現場の方々の声も含めながら進めていければと思っております。 ◆13番(平田安則議員)  消防広域化については、ぜひとも南部、沖縄全体が早急に広域化して、我々の生命、財産がひとしく享受できるような、守れるような環境を早目に作っていただきたいと思います。 次、南部東道路について。 細かく回答していただきました。ありがとうございます。私の知っている範囲で回答していただきましたことに、ちょっと違う数字もあったりしますけれども、それについては全体的にそういう方向であるということで確認いたしました。 しかし、今回、質問の私の大きな意図は、正直今の状況、南部東道路の取り組みについて、南城市であったり、沖縄県であったり、取り組みがかなり弱いんじゃないかというのが私の率直な印象です。もっと積極的に取り組んでいただきたい。そういう思いで今回の一般質問に上げさせていただきました。 なぜ私が弱いかということを感じているかについてお話しします。 これまで、直接乗り入れ、先ほど合意されたどうこうの話もありました。これについても、南城市、商工会、観光協会、区長会、老人クラブ連合会、女性会、青年連合会、PTA連合会、こういう市民の方々がですね、わざわざ事業促進のために労力を使って9月に総決起大会まで開いていただきました。その結果を携えて10月には、西銘代議士であり、前の古謝市長、商工会長他5名の方が国土交通省の道路局長、内閣府の沖縄振興局長にその要請を手渡しました。要請しに参っております。 29年8月には、同じく西銘代議士、古謝前市長、土木建築部長、同課長、商工会長他6名で内閣官房長官総理大臣補佐官財務省主計局長財務省大臣官房審議官国土交通省交通局空港業務課長に要請に伺っております。 その次の日には、国土交通大臣、国土交通省の道路局長、内閣府特命担当大臣、内閣府振興局長、内閣府官房審議官、内閣府政策統括官、財務大臣、2日間で11名の国の要職の皆さんに要請をしております。 その結果、それを受けてだと思います、29年10月には国、県、南城市、南風原町で協議会が開かれております。そこで接続方法についての提案がされ、11月には2回目の協議会で新たなICを設けることで合意。 30年1月29日には県の公共事業評価監視委員会、直接乗り入れをすることで約200億円の総事業費が増額になりますよと。事業完了時期、当初予定の33年から平成38年に変更しますよという報告がされております。 そこで事業費も当初予算の182億、進捗状況を考えて残り150億、120、130億ですかね。それと、今回の200億を入れて、合計300億以上の事業費に膨らんできております。 今の事業費が、平成30年の沖縄県の道路事業、南部東道路に至っては17億円しかついておりません。前年度と一緒です。 他の県の事業、社会資本整備総合交付金、もう道路だけの話しします。8.2%増の約46億3,000万。一括交付金のハード事業での道路関係予算38億3,000万、約11%の増。南部東道路は同額です17億円。 これを国交省が今年7月に発表した道路建設工事のデフレーター、これは2013年、15年を平均値にしたもの。この数字は114.7%です。それから概算すると、17億円という数字は14億円程度の事業しかできないということになるんですよ。 それを考えたらこの南部東道路、あと20年かかるんです。本当に我々南城市、先ほど基幹バスを運行させるという話もありました。ある意味、我々南城市の将来のかかっているこういう事業はこういう感じで延々と進まない。こういう状況を我々は、さらに進展させるためにはどうすればいいのか、そこら辺を真剣に考えていただきたい。 もっと、県であり、国でありに対して要請をしっかりかけていただいて、我々の思いを伝えていかなければいけないと、私はそう考えますけども、市長いかがでしょう。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  南部東道路に関しましては、これまで平田議員がおっしゃるとおり、様々な機関、あるいは団体等の皆様の要請に基づいて国も県も動いたということはよくわかりました。 今後、さらなる進展に向けて、要請活動も今以上に強化をしていって、平成38年の全面開通ではなくて、もっと早目にできないかどうかも含めて、要請の活動を強化してまいります。
    ◆13番(平田安則議員)  沖縄県、ここで話をするのも、皆さん既に御承知だと思いますけれども、沖縄振興予算、私が初当選させていただいたのは平成26年です。そのときに、沖縄県の予算書を調べてみると沖縄振興予算3,520億円ありました。今年度、30年度は3,010億円ということで、約510億円減らされております。これが現状であります。 そして、沖縄県の予算の使い方は、県の事業についてはほぼ同じだけども、市町村に配分する事業がものすごく減っている現状にあるということも御理解いただきたい。 そういうことで、もっと主体的に、積極的に要請活動をお願いしたい。 ○議長(国吉昌実)  時間です。 ◆13番(平田安則議員)  もう一度、御答弁お願いいたします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  新しい知事に玉城デニーさんが就いておりますので、県とも連携を深めながら、国への要請もしっかりとやってまいりたいと思っております。 ○議長(国吉昌実)  次の質問者、宮城康博議員。 ◆6番(宮城康博議員)  議長のお許しがありましたので、6番宮城康博、一般質問を行わせていただきます。 一般質問の前に、今回は大里北小学校区の地域の皆さんに後援会を組織していただいて、初めての選挙でこの議会に、皆さんの一員に加えさせていただきました。まことに地域の皆さんの期待と、そして自分が背負った責任の大きさ、重さを今、痛感しているところであります。そして、同時に広い南城地域の市民の生命と財産、安全を守るために日夜努力なされている執行部の皆さんに深く敬意を表するものであります。 今回、私、一般質問として2点大きく事項を分けさせていただいております。 まず、発言事項の1点目、大里北小学校の移転に関することであります。要旨としては2点あります。 ①用地選定にあたっては校区変更などの要件はなかったと聞いているが、設計にあたって校区変更を前提にした規模になっている。用地選定委員会の委員であった方々は、校区変更が要件になれば選定用地は変わっていたという。なぜこのような事態が生じたのか明らかにされたし。 ②校区変更対象にされた4地域との話し合い及び学校教育審議会の同案件に関する審議の状況を問う。 このことについては、先だって宮城秋夫議員の一般質問の中でも教育部長のほうが御答弁なされていますが、重複することがあったとしてもかいつまんで答弁いただければと思います。 質問と答弁をしっかりかみ合わすために、資料を1枚用意いたしました。用地選定及び校区再編に関する経緯として、私がまとめさせていただきました。①から⑧まであります。 まず、これは2011年と西暦で書いていますが、平成でいうと23年ですね。 2011年5月に地区自治会へ移転改築の説明。 そして2番目に、2011年10月に大里北小学校用地選定委員会が開催されます。用地選定委員会のメンバーは地区内の区長7名、地区内のPTAプラス学校関係者で構成されております。 2012年2月に大里北小学校用地選定委員会より選定箇所の答申があり、それによって用地としては確定なされたようであります。 2013年大里北小学校校舎の基本設計がなされました。その際には現在のような校区再編という事柄は要件として何も入っていない基本設計がなされたようであります。 5番目に挙げていますが、2013年度より現敷地の用地交渉及び事業認定に約3年間かかっております。 ここまでのところ、上のほうを括弧でAとして囲ってありますが、これは用地選定がなされているプロセスの中に校区再編は一切入ってきていなかった部分が、2013年までずっと続いています。それで、基本設計をして事業認定されるまで、その後3年間かかるわけですね。 2015年10月から2017年11月まで計4回、校区再編に伴う学校教育審議委員会が開催されております。その際に審議委員より、校区再編対象地区内の自治会やPTAのアンケートや説明会が必要との声があり、教育委員会が同開催を行っております。 それが2016年1月より、校区再編対象地区4地区への住民説明会として開催されております。その中では、皆さん御存じのように通学距離が長いであるとか、危険な箇所があるとか、いろんな事柄で地域からは猛反発と言っていいような反対の声が多く挙がっているようであります。これらについては、まだ何ら解決をされていません。 2016年6月に大里北小学校の実施設計が発注されます。 2017年10月に完成されます。校区再編がこれには想定されています。 先ほど、学校教育審議会が始まってから今日までのことをBというふうに囲っていますが、これは校区再編が入り込んだ時期ということであります。 私が一つ非常に疑問に思っているのは、地域の方々に、今年、私、市民としてもうちょっといろんな事柄を注意深くみていれば、既にわかっていたことだとは思うのですが、今年の7月、8月にこの問題について初めて市民より聞かされわかり、そして南城市議会で、あれは玉城健市議だったと思いますが、質問をなされていくプロセスの中でやっと私この問題に気づき、それからいろいろ調べていったんですが。 用地選定委員会の方々がおっしゃっている、校区再編されるんだったら用地はこの場所ではなかったというような事柄が非常に私には真っ当な意見であると同時に、何でそうならなかったのかということが不思議でしょうがないので、そこら辺については教育委員会の事務局のほうからしっかり答弁をいただきたいと思っております。 発言事項の2点目として、大里北地域の劣悪な道路の整備について質問を通告しております。質問の要旨が2点あります。 大里北地域は近隣都市へのアクセスも良く、住宅の建設増、人口増の傾向がずっと続いています。しかしながら、道路は歩道もなく狭隘で、なおかつ与那原や那覇方面等への抜け道になって交通量も多く、危険な箇所が多々あります。当局の現状認識と善処のための施策の方針についてお尋ねをします。 2点目に、小中学校への通学路になっている道路の危険な状況は速やかに対処すべきだと考えるが、当局の現状認識と計画をお尋ねすると。 5分でここは終わりたいと思っているのですが、議論をちゃんとかみ合わすために地図を1枚用意しました。モニターに映ると思いますので見てください。 私が用意した地図ですが、この地図は大里北地域のグーグルのマップを取り込んだものです。黒い丸印の中に1、2、3と番号が書かれています。 この1が、現在の大里北小学校の位置です。2が、移転され来春開校する大里北小学校の位置です。 3を私は置きました。これは用地選定委員会の方々が口々に、校区再編されるならばその位置だろうというふうにおっしゃっている位置であります。 県道77号線に沿ってガソリンスタンドがあり、今ここは保育園があります。あれは、あおぞら第2保育園も一時期ここにあったんですが、今はまた違う保育園がそこにあります。そこら辺の場所のことを指しています。 青い、薄いブルーをかけて地名が書かれているのが、現在の大里北小学校の区域です。学校区域ですね。西原から福原まであります。7カ所ありますね。黄色いところ、平良、大里団地、当間、銭又というのが今回再編で組み込もうとしている学校区であります。 これらを見ると、3の位置にするべきではないか、そうであったのではないかという用地選定委員会の方々のお説はごもっともであるというふうに私は考えざるを得ないというふうに思っています。 もう一つ、私の今の2点目の通学路等々の問題について関係するのでここで御説明しますが、字南風原地域から平良を通ってファミリーマートのところまで延びている道があります。これは1.16キロメートルぐらいあるんですが、ここが通学路になっているのは、もう皆さん、これは地図見れば一目瞭然ですけど、西原や南風原の子供たちが大里中学校に通うにはこの道を通ります。ここは非常に危険な道路で、横断歩道どころか歩道もないというような道であります。 これは南風原地域の方々にお聞きしたら、これはもう大里村時代から要請していたと、余りにも危険だと、この通学路はという事柄で要請をしているようですが、なかなか予算がつかないとかいろんな事柄があって、何一つ動いていないような状況であるようであります。 南風原から古堅に向かって、また薄いだいだい色のマーカーがありますが、ここが先だって新里嘉議員のほうからも質問がありましたが、古堅に向かっていくときには右側に水タンクがあり、左側が胸壁になっていて、それでカーブになっていて、なおかつ上り下りのアップダウンになっているので見通しも悪く、車が飛ばしたら本当に怖い道です。歩道が一切ありません。 私が自分の子供をあおぞら第2保育園に通わせているんですが、できるだけ子供たちの成長段階に合わせて歩かせようと思って、歩いて送り迎えをしています。とても危険で、本当に怖い思いをしています。 このような箇所についての地域からの改善の要望は多々上がっていたはずなのですが、いまだにそれらについて進捗が見えないということを私は非常に懸念しているので、それらについても具体的に御答弁をいただければと思います。 長くなってしまいました。下に下りて2次質問を行います。御答弁よろしくお願いします。 ◎教育部長(上原昇)  ただいま、宮城康博議員の大里北小学校の移転に関する質問①の用地選定委員会において校区変更を前提とした用地選定はなかった。なぜこのような事態になったかについての質問にお答えします。 初めに、選定委員会の流れについては先ほど説明がありましたけれども、私のほうからもちょっと時系列の説明を申し上げたいと思います。 まず、平成23年5月から6月にかけて既存の校区内の7自治体について、自治会ごとに校舎移転についての説明会を開催しております。 次に、同年の10月に大里北小学校移転に伴う用地選定委員会を開催し、教育委員会より移転用地の選定についての諮問を行っております。 翌年の24年2月に第4回の委員会を開催し、2月27日に教育長へ答申を行っております。 用地選定の答申の行われた24年当時においては、大里南小学校のクラス増(生徒増)についての議論はされておらず、答申後の平成26年度から27年度にかけて急激に大里南小学校の児童生徒が増えたということで、校区再編の議論が行われてきたものだと私のほうは認識しております。 次に、②の校区変更対象地区4地区との話し合い、学校教育審議会の審議状況について説明をいたします。 4地区については、自治会ごとに平成28年1月末頃に行われております。また、新しく代わられた各自治会長さんへの状況説明については、去った7月に行っているところであります。 次に、学校教育審議会については、これまで4回開催しております。 以上です。 ◎土木建築部長(玉城勉)  宮城康博議員の1点目の大里北地域の道路整備に係る現状認識と善処のための施策についてお答えします。 大里地域(旧大里村)は、平成22年8月以前は佐敷地域(旧佐敷町)とともに那覇広域都市計画区域に属し、大里地域はそのほとんどが開発を抑制する市街化調整区域に指定され、都市的土地利用が図れない地域でございました。 また、大里北地域は与那原町との分離した歴史的な背景、その後の周辺の土地改良事業等により大里地域の北の端に飛び地な形で位置する状況になったことなどから、旧大里村時代には道路整備が進まない状況にあったというふうに考えております。 本市の市道整備については、町村合併当初から数年間は旧4町村から引き継いだ道路事業の整備を行い、その後の整備状況等の目途を見極めつつ、新市の一体的なまちづくりを支える幹線道路網の強化を見据えた、新市の道路網整備計画を立て取り組んでまいりました。 しかしながら、本市の一体的なまちづくりを進めるべく実現した平成22年8月の都市計画区域の見直し(南城市単独の都市計画区域の指定)により土地利用規制が大きく改善され、住宅の建設増、人口増につながった一方、宮城議員の御指摘のように、大里北地区等、各所において交通量が一気に増大している状況にございます。 大里北地区の道路整備については、平成20年度に着手した南風原福原線が今年度に完了いたしました。現在は、同じく平成20年度に着手した南風原田原線、西原南風原線、平成27年度に着手した嶺井土改1号~高俣線の3路線が整備中であります。さらに、西江戸東江戸線、嶺井土改1号~高俣線(その2)の2路線が着手に向け取り組んでいるところでございます。 それらの事業を早期に完成させることにより改善を図っていきたいと考えております。 2点目の小中学校への通学道路の認識と計画についてお答えします。 1点目の御質問にお答えしたように、大里北地域では1路線が完了、整備中が3路線、新規事業着手が2路線あります。これらの整備により車両の円滑な通行と歩道が確保されるというふうに考えております。 しかしながら、全ての道路を直ちに十分な歩道付道路に整備することは困難であるため、生活道路や通学路として機能している道路については、まず交通安全対策を図ることが現実的であると考えており、古堅区内の市道高俣線では歩行する部分を広くするための白線の設置、スピードを抑制するための減速帯、これはハンプですね。ハンプを設置しております。 今後につきましては、教育委員会や交通安全の所管部署等との連携、情報共有の強化により、道路整備の所管部署として通学路・スクールゾーンの安全対策を協力し取り組んでいきたいというふうに考えております。 ◆6番(宮城康博議員)  2次質問をさせていただきますが、教育部長、用地選定の答申の行われた平成24年度、2012年においては、大里南小学校のクラス増については議論をされていないと、26年度から27年度にかけて急激に増加したためということのようですが、小学校の児童がどれほど入学してくるのかは人口動態等々を見ていればわかるでしょう。 それらが急激に増加したというのはどういうことですか。当局としては全然理解できないような形で急激にぼんと増えたのですか。お答えください。 ◎教育部長(上原昇)  宮城議員の再質問にお答えします。 急激に増えたというのは、たまたま22年の10月ですかね、南城市都市計画変更されまして、主に南小学校中心地域、例えば仲間地区とか稲嶺地区あたりが、急激に集合住宅が建ち並んだということで、急激という言葉を使っていますけれども。 たまたま、学校建築については人口ピラミッド、先ほど議員がおっしゃるように人口ピラミッドでもって0歳児から1歳児、2歳児とありますけど、それは彼らが小学校入るまでにどれぐらい伸びていくかということで、補助金等も申請できるわけなんですよ。 22年当時は都市計画、南小学校建築当時はそういうのがなくて、通常の校区で人口ピラミッドでもって教室等も造ったところであります。 ところが、北小学校移転に伴って議論している中で、急激に南小学校がパンク状態が出たと。そこで急遽、事務局内において北小学校移転に伴う、どうにかできないかということで恐らく校区再編の話が出たものかなということで私は認識しているところであります。 以上です。 ◆6番(宮城康博議員)  認識しているところでありますと言うけど、私にはそれはちょっと想像できないのよ。 都市計画を策定して、大里地域と玉城の西地域も増えましたが、市街化調整区域から外すということは住宅が建つということを大前提としているわけでしょう。南城市の都市計画ではそうなっていますよね。だとしたら、都市計画でそういうことをやってしまったらそうなるだろうということは十分想定できるじゃないですか。 どうしてそういうような事柄について事前に察知して学校区の編成、再編等々も含めて考えてこなかったのか。私にはちょっといぶかしいというのと、もう一つ、時間がないのでお尋ねしますが、2013年度より、今の部長のお話だったら、当時そういう事柄は想定していなかったんだと、増えるのは。2013年度に大里北小学校の用地選定委員会が選定した場所に事業認定をするために3年間要するわけじゃないですか。 その3年の間に学校が、大里南がパンクするということが起きたときに、それは要件が違うのだから、まだ事業認定されていないんだったら、そこに差し戻して話し合うということはできなかったのかどうかを尋ねる。 ◎教育部長(上原昇)  確かに用地選定委員の皆さんが選定した場所が今の、現建っているところであります。今、議員さんがおっしゃる27年から3年間について、校区再編について、まずは地域説明会が先だったのではという話だったのかな。 ちょっとすみません、休憩お願いします。 ○議長(国吉昌実)  休憩します。     (休憩 11時00分)     (再開 11時01分) 再開します。 ◎教育部長(上原昇)  当時はまず、大里北小学校の改築する計画というのは、供用開始というのは25年だったと思います。 25年に、本来であれば今の危険改築から3年後には移転という話で進められてきたときに、まず25、6年というのはもう用地、事業認定を行っているところなんですよ。これを逃した場合には、まず改築が遅れると、どんどん遅れる中で、市としては早目に改築を進めたい中において、まず用地はもう決まっているものですから、そこに校区再編を組み入れたということでの理解でよろしいかと思います。よろしいでしょうか。 ◆6番(宮城康博議員)  先ほど私が地図で示した1と2と3があるんだが、2で決まりましたというのがあるよね。しかし、用地選定委員会の皆さんや地域の方々が言うには、校区再編を入れるのだったら3で決まっただろうというふうにおっしゃっています。同時に用地選定委員会の中で、この3は用地の中での選定の議論の中にはあった場所なんですよ。わかりますよね。 県道77号線に隣接してそういうような場所を小学校にしようではないかという話はあった。あったのにもかかわらず、2で事業認定3年もかかる、農振を入れていろいろ問題がある土地、そこに何でこだわったのか、何で3にしましょうという話に戻せなかったのか。 まだ事業認定されていないんでしょう、事業認定の手続入っていて、そういうふうになっているときにどうしてそうしないのか、僕には不思議でしょうがないの、それ。教えて。 議長、多分答弁困るだろうから、もうちょっと補足して僕、言いますよ。いいですか。 ○議長(国吉昌実)  どうぞ。 ◆6番(宮城康博議員)  2011年、13年、そして2013年から3年間、用地選定が上がって確定して、その後、事業認定するまでの間の教育長は誰で、教育部長は誰で、教育施設課長は誰なんですか。当時起こっていた事柄を詳細に知らないと、何でこんなこじれた状態になったのかということは解明できないでしょう。 同時に、私がお話ししますが、学校教育審議会にも重要な案件について審議すると条例にも書かれていますよ。学校区を再編するか、しないかという重要な案件だから審議するわけだが、最初からもう、建物を建てるのに校区再編を盛り込んで建てた建物、そしたら、学校教育審議会には、もうとにかく校区再編しなきゃいけないんだということが大前提になっているような審議じゃないですか。そんな諮問のあり方ってありますか。 今でもそうじゃないですか。自由選択制にしようと事務局は思っていますということを、じゃあ教育審議会にかけたら、審議員はそうしなきゃいけないような形になるじゃないですか。そんなことはしないで、出口は定めないで、教育審議会の方々にこの一連の経緯、そして、現状の問題点の中でしっかりと答申してもらうべきじゃないですか。 そこがね、私は本当に教育委員会のここまでのこの手つきは非常にいぶかしい。 瑞慶覧長敏市長の公約の一丁目一番地は、市民の声でまちづくりですよ。教育委員会は市民の声をどのように聞くんですか。用地選定委員会の委員の方々だってそうおっしゃっているんですよ、かつて。もう解散なされていますけど。 教育審議会の中には今でもいろんな異論がありますよ。どうして自由に闊達に議論していただいて、ちゃんとした答申をもらって、その答申の中で物事を進めていくように考えないんですか。 大里南小学校のパンク状況については、私も重大問題だと思っています。しかし、それを今、大里北小学校が開校をする、それに合わせて校区再編するというような形で進めるのは、私は物事の本質としては間違っていると思う。 大里南小学校のことは大里南小学校で解決しなきゃいけない。解決するために、じゃあどのような道があるのかということを一生懸命、教育委員会は考えないといけない。 それを、大里北が新しくなるからそこにぶち込めと。道路で線を引いて学校区を決めるから、銭又の遠いところからも歩いて通わなきゃいけない。間には通学路、歩道もない危険区域たくさんある。 先ほどもお話ししましたけど、南風原の子たちが今、中学校に行くのに非常に危険な通学路を通っていますよ。平良の子供たちが大里北小学校に行くのにはどう行くんですか。県道77号線に行って古堅の中を通っていくんですか。それとも目の前の道路を南風原のほうに向かって行くんですか。どんだけ危険な道を通らせるんですか。そこはね、真剣に考えないといけないと思う。 答弁お願いします。 ◎教育部長(上原昇)  宮城議員のおっしゃるとおり、行政の問題、南小学校みたいに道路は整備して、それから、安全の確保の上に学校というのは、私も配置すべきじゃなかったかなということは思っております。 そもそも事のですね、私のちょっと調べたところなんですけれども、那覇市とか他の市町村においても、本来は学校規模適正委員会ということで、ビジョンをつくった段階で、そもそも学校っていずれはどっか偏ってくるということがあるんですよ。我々としては、今たまたま出ている北小学校と南小学校の問題で議論をしているわけなんですけれども。 そもそも基本となるのは、本来であれば南城市全体を含めた校区の適正配置を我々議論をして、そもそも北小学校と南においては南、北で解決するんじゃなくて全体を見据えた上で、校区を再編した計画を、しっかりした計画を立てて、5年かかろうが、10年かかろうが、いずれはそういう校区を適正な配置にもっていくという考え方を今後、進めていきたいと思います。 今回は北と南については、ちょっとその辺が説明不足という行政としての反省事項かなということで思っております。 以上です。 ◆6番(宮城康博議員)  本当の話、この問題はちょっと何だろうな、行政側の御都合主義、都市計画をしました、住宅が増えました、それは都市計画をしたからだよ、市街化調整区域外したからだよ。とってもいいことなのかもしれない。しかし、それによって生じる諸問題は十分に事前に検討をして対策をとるべきであった。学校のあり方についても考えるべきであった。そこがやられていない。 やられていない、つけ焼き刃で何をしたかというと、北小学校を小学校区の再編は考えないで用地選定させて、そして、決まった場所に校区再編して子供たちをそこにぶち込もうと。それはね、余りにも乱暴。手つきとしては僕は間違っていると思う。 それは一回、教育委員会の中で本当に今回起きた事柄について猛省して、どのようにしていったら一番いいのかということを真摯に考えながら、学校教育審議会には自由に闊達な議論をしていただいて、しっかりとした答申を示していただくようにしてください。 最後になりましたけれど、もう時間がないので、ちょっと通学路のこととか余りお話しできなくて、するためにいろんなことを考えてきたんだけど。 市長、多分これは3、4年前に始まっていることで、市長が直接あずかり知らないこともあるのかもしれない。しかし今現在、市長が教育行政を教育長とともに進めていくためにも、南城市の子供たちの安全を守るためにも非常に重要なことだと思います。先ほどちょっと、質問の中で言いましたけれど、市民の声でまちづくりという原点に立ち返って考えてみると、このような進め方というのはしてはいけないというふうに私は思います。 それらについてボタンをかけ違っていた事柄をかけ直す作業というのはとっても大変だと思う。市長の決意と、続いて教育長の決意もお尋ねして私の質問を終わりたいと思います。 御答弁いただいたら、もうそのまま私の質問は終わりで構いません。よろしくお願いします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  校区問題も含めて、それから、通学路の安全対策も含めて非常に重要な案件でございます。南城市の今、抱えている最も重要な案件だと、私も市長として認識しております。 今後、地域の皆様方に理解をしていただくためにも、説明会も含めながら、そしてまた、教育長からまたあると思うのですけれども、強引なやり方で校区を決めるということはしないという方針を我々は固めておりますので、そこは地域の皆様にも本当に安心していただいて、自由校区にするとかいろんな方法がございますので、長いスパンも含めながら、子供たち、あるいは地域の保護者の皆様、地域の皆様方にこれ以上の心配がかからないように、しっかりと教育行政をやっていきたいと思っております。 ◎教育長(上原廣子)  宮城議員のお言葉に、地域の皆さんの大体の声を拾い上げて私たちのほうに問いかけているものだということをとても身に感じてお聞きしておりました。 私も市長と同じように、学校は地域の皆さん、保護者の皆さんの協力がないと、子供たちに最高の教育を提供はできないものだと思っております。それで、地域の皆さんの声をしっかり聞いて、それから御理解を得ながら今の北小学校の問題は解決していこうかと思っております。 そのために部長も私も市長も、3人、今後の南城市の教育について長期的な計画が必要だろうということは3人共通理解しておりますので、長い目で見て進めるもの、それから、短期にしないといけないものを整理しまして、子供たちのためにこれから取り組んでいきたいと思っております。よろしく御協力お願いいたします。 ◆6番(宮城康博議員)  答弁ありがとうございます。 時間がまだ少し残っているので、提案をさせていただきます。 大里南小学校の過密問題は北小とは切り離すべきだと僕は考えています。 いろいろ考えていますけれど、大里北小学校は島袋や嶺井のほうに新しい集合住宅がどんどん建って、これからも増えるはずです。福原のほうに伸びしろはたくさんあります。 そう考えると、校区再編しなくても十分大里北小学校はいけると、過大設計ということには陥らないで、十分地域の小学校としてやっていけると思っていますので、大里南小学校をどうするかという事柄について。 ○議長(国吉昌実)  時間です。 ◆6番(宮城康博議員)  別途、真摯に考えていただければと思っております。よろしくお願いします。 終わります。 ○議長(国吉昌実)  休憩します。     (休憩 11時14分)     (再開 11時25分) 再開します。 次の質問者、吉田潤議員。 ◆12番(吉田潤議員)  ハイサイ、グスーヨー、チュウウガナビラ。今日3番手の吉田潤でございます。 去った台風24号、25号の襲来で市民のライフラインが断たれ、さぞ影響があったと思いますが、さらには、被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げます。 それでは、一般質問させていただきます。 発言事項の1点目の災害対策について伺います。 佐敷地区から玉城地区までの海岸沿い(いわゆる農地護岸)に整備されている水門(フラップゲート)13基が設置されていると思いますが、現在のフラップゲートの状況を伺います。 ①保守点検の有無。 ②不具合が出ているところはないか。 ③県と管理協定を締結していると思いますが、内容を伺います。 次に、発言事項2点目の、玉城、大里庁舎の跡利用について伺います。 玉城庁舎は沖縄インターナショナルスクールが独自に改修工事、大里庁舎はソニービジネスオペレーションズと賃貸契約を結び、市が改修工事を進めていると思いますが、進捗状況を伺います。 ①玉城庁舎の進捗状況。 ②大里庁舎の進捗状況。 3点目の発言事項については、自席で行います。 どうかよろしくお願いいたします。 ◎農林水産部長(森山紹司)  おはようございます。それでは、吉田潤議員の1点目、災害対策についてお答えします。 農地護岸に整備されている水門等は、14基設置されております。 1番目の保守点検について、年度初めと台風及び大雨時に点検を行っております。点検内容といたしましては、破損の有無、堆砂の状況を確認しています。 ②不具合についてですが、今回の台風により、字知念にある防潮門、横引きゲートというんですけど、及びフラップゲート1カ所の破損を確認しております。 3番目の県との管理協定について、日常的な管理とそれに係る費用については本市が負担することとなっております。 管理方法又は管理費用に関することで、疑義が生じた場合は県と協議するものとなっております。 以上です。 ◎総務部長(知念哲雄)  それでは、吉田議員の2点目、玉城庁舎、大里庁舎跡利用についてにお答えします。 まず、①点、玉城庁舎の進捗状況についてお答えいたします。 玉城庁舎につきましては、沖縄インターナショナルスクールによるバカロレア校としての活用を来年4月より実施する予定でございましたが、事業計画に少し変更が生じております。現時点ではその調整を行っているところでありまして、具体的な進捗としては今、協議を行っているというところでございます。 ②の大里庁舎の進捗についてお答えします。大里庁舎につきましては現在、市の改修工事を行っております。11月の初旬にはソニービジネスオペレーションズのほうへ引き渡しを行うと。その後、ソニービジネスオペレーションズのほうで内部の備品等の搬入等が行われて、来年の2月には事業、営業を開始するということでの調整を今、行っているところでございます。 以上でございます。 ◆12番(吉田潤議員)  それでは、順を追って再質問させていただきます。 まず、1点目の災害対策についてでございますが、今回、一般質問を出す前には台風はまだ襲来してはいなかったんですが、今回、台風が来たということで、タイミングとしては一般質問、良かったのかと思っております。 そういう中で、先ほど部長から答弁がありましたが、知念にある防潮門が破損したということで、私もそれを翌日、台風24号が襲来した翌日に現場を調査して確認をしております。 そういう中でまた、再度、破損した箇所を応急に対策をしていただいて、ありがとうございます。おかげで畑のほうに塩害が入らなくて、未然に防げたと思っております。 こういう対策に対してですね、本当に緊急に対策していただいて、職員の皆さんには厚く敬意を表したいと思っております。 そういう中で、年に2回ほどそういった形で点検をしているということですが、もちろん点検をなさるときには作動の状況、そういったことも確認をしているとは思いますが、そういったことについてはいかがでしょうか。 ◎農林水産部長(森山紹司)  ただいまの質問にお答えします。 やはり点検するときには、年2回ではなくて、大雨時にも、全ての降雨時に点検をしています。通常が年2回というふうに、年明けてからやるのとあるんですけど、やはりそういう状況のときには常に点検、14カ所については点検に回っているところであります。 地震が起きた場合についても、以前、津波、東北大震災のときにもあったんですが、全ての門の点検等も含めて、いろんな形ではやっています。 今後もこのように日常的な管理を行い、弊害がないよう管理に努めてまいりたいと思っております。 以上です。 ◆12番(吉田潤議員)  ありがとうございます。 そういう中で、恐らくこういった災害がきた場合、そういった連絡も、地域に関してどういった形で、そういった水門の開閉、閉め開け等々どういった形でこの地域に連絡をとっているのか、そういった連絡網をお願いいたします。 ◎農林水産部長(森山紹司)  ただいまの質問にお答えします。 まずは、地域の区長さんを通じて連絡網をとっているような状態ではあります。 ただ、今回の台風については、台風以前にこの扉については開け閉めが悪かったんです。これは常に地域からも要請が上がったりありましたので、県にはその旨を要請しております。 今後の対策としましては、地域からもそういう要望があれば、常に県のほうに。この農林土木の管理班、南部農林土木で一応やっているんですけれども、維持管理については、そういう災害について、今回のこの門なんですが、実質上、災害復旧で対応するということで今、査定前の準備をしております。 これも含めて今後また連絡網を、地域との連絡網を考えながら、こういう災害時にどうするか検討してまいりたいと考えています。 以上です。 ◆12番(吉田潤議員)  そういった災害に備えるということは大事なことですので、ぜひこういった連絡網を徹底した形で行うよう、お願いいたします。 そういう中で、1点だけ確認したいんですが、海野地域において、この水門が3分の1程度ぐらいしか開いていない状態でありましたが、その状況、確認をしたかどうか、お願いできますか。 ◎農林水産部長(森山紹司)  休憩でよろしいですか。 ○議長(国吉昌実)  休憩します。     (休憩 11時36分)     (再開 11時36分) 再開します。 ◎農林水産部長(森山紹司)  これについてはですね、やはり我々、農水部で管理しているのは農地護岸部分で、海岸防災管理課というふうに港湾関係、そういう管轄があるもんですから、多分、海野については、県と直接、乗り降りする扉、門については、県と管理協定されているのか、ちょっとこの辺はわかりませんが、そういうこともございます。 ただ、今の水産部で管理しているのは農地護岸付近の現在の14カ所であります。 ○議長(国吉昌実)  休憩します。     (休憩 11時37分)     (再開 11時39分) 再開します。 ◎農林水産部長(森山紹司)  ただいま吉田議員からありました護岸からの昇降口、それについてのほうも、農林水産部、海岸防災といわず、その辺も含めて今後、連携に努めてまいりたいと思います。 以上です。 ◆12番(吉田潤議員)  ぜひよろしくお願いいたします。 災害というのは、いつ起こってくるかわからないのが災害ですので、そういったことでは、市民の安全安心で暮らせるような環境をぜひとも今後ともお願いしたいと思っております。 次に、2点目の玉城庁舎、大里庁舎跡地利用について伺います。 玉城庁舎の進捗状況によっては、事業計画変更が生じたということでありますが、この生じた変更がどういった形で変更になっているのか、そこ具体的に説明できるんであれば。 ◎総務部長(知念哲雄)  ただいまの御質問にお答えします。 まず、事業計画の中で資金繰り等の部分で若干変更が出て、当初の計画に対して若干変更が出てきているということがありまして、その部分を今、精査しているところでございます。 ◆12番(吉田潤議員)  じゃあ当初、我々に説明がありましたが、今年いっぱいで、今年度いっぱいでというか、改修工事も済ませ、さらには来年4月の移転で開校も予定したという説明だったと思いますが、この件に関してはどういった、4月の開校が間に合うのか。それとも、今後どういった形で、流れとしてはなっていくのか、そういったことが説明できるのであれば、お願いいたします。 ◎総務部長(知念哲雄)  ただいまの御質問にお答えします。 現状で今、インターナショナルスクールさんのほうが行っているのが、幼小中までの部分を行っています。 今回、玉城のほうで新たに高等部を、できれば行っていきたいという考えで進めていたところですけれども、その部分が少し当初の計画よりもずれ込む可能性がある。今の段階ではまだ、小中学校とか中学校の部分は、じゃあ4月からこちらでできるのかどうなのかっていうのを今、議論をさせていただいているところでございます。 ここの部分が少し、4月からというスタートはちょっと厳しくなるかもしれませんよねということでの調整を行っているところでございます。 ◆12番(吉田潤議員)  小中学校においては、厳しい状況ではあると、開校が。 そういう中で、市としては今後そういう状況の中でどういった、できれば皆さん、小中学校の開校ができればということで待ち望んでいた方々も市民の中にはいらっしゃると思うんですが、4月から予定どおり開校ができなければ、途中からでもそういった形として、予定があるのか、そういうことを答弁できるのであればお願いいたします。 ◎総務部長(知念哲雄)  前向きな御意見ありがとうございます。 この部分につきましても、事業主体がどうしてもインターナショナルスクールさんになりますので、年度途中からの移転等も可能なのかということも踏まえて、これから調整をさせていただきたいと思います。 ただ、向こうとしても、できるだけ早くこちらのほうで開校したいという意思はございます。 とはいえ、行政側としても、提案された条件の部分が若干変更になってきたものについては、当然、市民の方々にも説明会を開いておりますので、変わった部分については、こういうふうに変わりますということもお伝えする義務もございます。それも含めて、向こうの方針と行政側としての方向性が固まった時点で再度、御説明はしたいというふうに考えております。 ◆12番(吉田潤議員)  そういう中では、まだこの沖縄インターナショナルスクールさんと市においても、また賃貸の契約はまだですよね。 そういう中で、どの段階で、市としては相手方とそういった賃貸関係を契約するのか、この見通しというか、そういうのがあれば、答弁できるのであればお願いします。 ◎総務部長(知念哲雄)  ただいまの御質問にお答えします。 今、インターナショナルスクールさんとのやりとりの中では、10月、今月いっぱいに、向こうとしての基本的な方向性、要するに、当初出していただいた計画に対してこう変わりましたと、今後こういう計画でやりたいというのをまとめて出してくださいと。それを提出していただいた上で行政側としては判断して、委員会等で、内部ですね、それから市民の方々への周知も含めて検討させていただきたいと。 それがうまく事業として取り組めるということであれば、以前、御説明を申し上げておりますけれども、一部、無償で貸し付ける面積がございます。これは、ある意味、市民に対しての還元の部分を含めて事業を展開してもらう上での無償の部分ですので、これについては議会の議決事項になります。ですので、その辺のスケジュールがうまくいけば、早ければ12月の議会に上程できるのかなと。ただ、そこの部分が少し時間かかるのであれば、年を越す。今後の議論の中で、どうしていくかと。 この件につきましては、せっかくある施設ですので、なるべく早く活用したいというふうに考えているところではございます。 ◆12番(吉田潤議員)  確認ですが、まだ改修工事は全然入っていないという状況なんですか。玉城庁舎においては。 そういう中で今、部長は、11月目途と言いましたか、賃貸契約の。賃貸契約については、11月を目途にということでありましたか、今、答弁は。 ◎総務部長(知念哲雄)  これあくまでもですね、土地の、建物もそうですけども、有償で貸す場合には議会のほうに、それが著しく低くなければ議会の議決事項ではないんですけども、今回、建物の一部面積については、市民への還元の部分もあって、一部無償を考えているところがあるんです。そこについては、議会の承認をいただいてからじゃないと契約ができないということがございますので、その手続を踏んで、それから向こうが工事に入りますから、それがいつになるのか、そこの計画が見えてからの賃貸借契約をということの流れになる予定でございます。 ◆12番(吉田潤議員)  わかりました。 できるだけですね、市民がそういった期待もしておりますので、その事業が順調に運ぶことを期待しております。 大里庁舎に関しては、11月初旬にソニービジネスオペレーションズへ引き渡す予定だということであります。その後、また、内装工事が行われ、来年2月から営業開始に向け調整しているところであるという答弁でしたが、たしか、ソニーオペレーションズにおきましては、今現在、豊見城市内で営業をやっているということでありますが、南城市に移転した場合には、さらに従業員の増員を目指すということで、我々は説明を受けておりますが、それに関しては、確実に南城市に移転した場合にはプラス、増員になるのか、そういうところも、そういうことであれば、市内の市民を優先に採用ということも配慮してもらいたいというふうに思いますが、その点についてはどうですか。 ◎総務部長(知念哲雄)  ただいまの御質問にお答えします。 ソニービジネスさん、もう既に一応、もう募集もかけてございます。ただ、この御時世ですので、なかなか応募していただける方も少ないということもございます。 実際は、市民の方、先月ですかね、何名か対応されてもおります。ただ、業種が、どなたでもというわけにいかない部分もあったりするので、なかなか厳しいんですけれども、できるだけ市民の方にお勤めいただきたいという意向もお伺いしております。 まだまだ足りなくて、定期的に募集を、新聞それからチラシ等も含めてかけているところということで説明を受けているところでございます。 ◆12番(吉田潤議員)  できるだけ、広報等あたりもですね、ぜひ市民の方に応募をかけて、1人でも多くの市民が採用されるよう、御協力をお願いしたいと思っております。 次に、3点目の、発言事項3点目の市長の市政運営について伺います。 市長は副市長人事に関し、定例3月議会及び5月の臨時議会で提案した副市長、教育長、教育委員人事は、否決をされた後に、野党会派に歩み寄り、副市長、教育長、教育委員の人事に対して調整をするという、持ち帰り再度提案が議会に上げられたのが8月22日の臨時議会で、しかも、副市長の提案はなく、そこまで時間を要したのか、経緯を伺います。 次に、今回の沖縄県知事選についての市長の所見を伺います。 以上、よろしくお願いいたします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  吉田潤議員の市長の市政運営についての御質問1点目についてお答えいたします。 先週の同意案件に対する質疑でもお答えしたと思いますが、時間を要した経緯等としましては、ベストな時期を模索していたということであります。 人事に関する件ですので、これ以上の詳細に関してはお答えすることは差し控えたいと思いますので、どうか御了承ください。 次に、2点目についてお答えします。 このたびの沖縄県知事選挙で、辺野古新基地建設に明確に反対をした玉城デニー氏が8万票以上の大差で新知事に当選をされました。4年前に辺野古新基地建設反対を掲げ、県知事選挙に当選された翁長氏に続いて2度目でございます。辺野古に新基地はつくらせないという沖縄県民の民意、意思が再度示されたという認識を私は持っております。 日米両政府は民主主義のルールにのっとり、辺野古新基地の建設を断念すべきだと考えます。 玉城デニー新知事には強いリーダーシップを発揮していただき、沖縄県民のより良い明日を創造するために尽力していただきたいと思っております。 以上です。 ◆12番(吉田潤議員)  副市長人事に関しては、質疑の中であったように、詳細なことは申し上げられないということでありますが、我々は、我々はというか、私は、南城市民の代表の議員であります。そういう中では、市民にそういった経緯を説明をする私は義務があると思っております。 そういう中では、常々、市長は、市民に開かれた行政をということでありますが、私は、そういった中では、やっぱりこの経緯についてはいろいろあったかと思いますが、全市民に広く公平公正に、そういった経緯を申し上げるべきではないかと思っておりますが、再度、市長にお伺いいたします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  市民の意見等を広く聞く、丁寧に聞く、そして、それを開示するっていうのは当然のことだと思います。 ただ、それは議会の中で政策のこととか、あるいは議論することとか、そういったことでございまして、人事案件に関しましては、個人のプライバシーに関わることが多くございますので、そこを開示するというのとはまた、全く別問題だと考えておりますので御了解ください。 ◆12番(吉田潤議員)  今回、10月4日には新しい副市長、新屋勉氏が誕生いたしました。 そういう中では、今回の私の質問の中では、当事者だと思っておりますが、あえて副市長になられた新屋さんにお伺いいたします。 私が、先ほど申し上げた、そういった経緯について、副市長としてやっぱりこういった人事に関しては、やっぱり細かいところは説明すべきではないというふうに考えなのか、それとも、心を開いて市民に経緯を説明するのか。よろしくお願いいたします。 ◎副市長(新屋勉)  吉田潤議員の質問にお答えします。 人事に関しては、市長の、私は専権事項だと思っておりますので、私は受ける立場ですので、私のほうからのコメントは差し控えたいと思っております。 ◆12番(吉田潤議員)  わかりました。 それではですね、幾ら議論してもかみ合わない状況ですので、私の思いを伝えたいと思っております。 この経緯に関しては、市長は5月の臨時議会終了後、それ後に、ある方に副市長の依頼をされたと思います。 そういう中で市長は、ある方の了解も得て決意を、私はされたと思っておりますが、その後になって、自分が決意されたことがまた再度、保留になったということでありますが、私としては、やっぱり行政のトップというのは、最終的には自分の決意したことに対して信念を持ってやるべきだと思います。 そういう中では、今回の副市長人事、5月の臨時議会時点では、我々、野党会派ゆまぢり会派が否決をしたということで、市民の皆様への、こういったことがあって否決をされたという認識を持っていたと思います。 その後においては、調整をし、先ほど私が申し上げた市長のこの決意の中で信念を持ってできなかった、そのことが今回の副市長人事の、9月の改選後に延びた状況だと私は思っております。 そういうことで、先ほど来から議論ができなくて本当に残念ではありますが、そういうことで、私の今回の副市長人事に関しての率直な意見といたします。 次に、県知事においては、確かに圧倒的な票差で玉城デニーさんが県知事に当選をされました。それに関しては今後、沖縄県民のために、あるいは、南城市民のためにも、ぜひ4年間頑張っていただきたいと、エールを送りたいと思っております。 市長は、今回の知事選において、建設部会の何名かを市長室に呼んで、今回の市長選に対していろいろお話があったということでございますが、その内容について伺います。 あと一点は、市長の1日の行事日程の中で、立て続けに企業訪問という項目が出ておりましたが、あれは市民に誤解を与えたのではないかと思いますが、これに関して市長の見解を伺います。 2点、よろしくお願いいたします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  吉田潤議員のいう建設部会というのは、南城市商工会の建設部会のことだと思っておりますが、選挙のことではなくて、今後の南城市をつくっていく上で、都合の悪いこととか、そういうことじゃなくて、一緒になってつくっていきましょうということを、前向きな話し合いをしたということ、意見交換を行ったということでございます。選挙に特化したということではありません。 それから2点目、企業訪問ということですけども、企業に特化することじゃなくて、現場視察という形で行っています。 ですから、農地を見たり、あるいは今回の台風災害を受けての防災のこととか、あるいはその後の処置とかを含めて現場を視察していっているということでございます。 ◆12番(吉田潤議員)  時期が時期でありまして、そういったのもやっぱり市民からすると、変な疑いを持って、そういうことがありますので、ぜひそういうところは配慮するなり、今後はやっていただけたらなというふうに思います。 以上で私の一般質問を終わります。 ○議長(国吉昌実)  休憩します。     (休憩 12時04分)     (再開 13時30分) 再開します。 次の質問者、森山悟議員。 ◆4番(森山悟議員)  皆さんこんにちは。午後一発目、森山悟と申します。新人議員なので、何もわからない点もありますが、ぜひよろしくお願いいたします。 皆さん、台風24号に続き、25号の被害は大丈夫だったでしょうか。 今回、南城市知念の久高の糸数陽一さんが、福井国体でも4連覇を成し遂げたっていうことで、やっぱりスポーツ面に関しても南城市は素晴らしい、今度またオリンピックのほうも出ると思います。 この議会も4年間、皆さんとともに一生懸命頑張っていきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。 それでは、発言事項に移りたいと思います。 百名小学校のプールの現状。 私は百名小学校で環境委員長やPTA会長をさせていただきました。環境委員長のときには、プールサイドのPCフェンスが腐食していて、子供たちが寄りかかったら倒れるところでした。そこで、市役所の方で早急に対応していただきました。大変ありがとうございます。 今回もプールの件になりますが、プールの側面が剥がれ、小さな破片になって散乱しているため、子供たちの健康に悪影響がないか、保護者が心配しています。 ①百名小学校のプールは、今年で築何年になりますか。 ②側面の塗料が剥離していることを把握していますか。 ③どのような対策をとるか、お聞かせください。 次の事項2は、自席にて行います。よろしくお願いします。 ◎教育部長(上原昇)  ただいまの森山議員の、大きい1点目の、百名小学校のプールの現状についてお答えいたします。 ①百名小学校のプールは、今年で築何年目になりますかということなのですけれども、築34年ということになっております。 ②プールの側面の塗料がはげ落ちているということを把握していますかについての御質問ですけども、既に現場を確認して、把握しております。また、保護者からも何度か委員会のほうに、そういった剥離しているということで、こちらのほうに直接、状況の報告がありました。 次に③ですけども、どのような対策をとるかにつきましては、対策として今、考えているのは、既に企業さんのほうに塗装、再塗装というんですか、それの対処のための見積もりも取っているところであります。当分の間は塗装で、塗り替えで対処したいという考えであります。 ◆4番(森山悟議員)  建物は31年となっていますが、多分、僕が小学校5年だったと思いますが、大体そのぐらいになります。 今回、建物の法定耐用年数をちょっと調べたところ、鉄筋コンクリート住宅学校等で約47年ということが掲載されていましたが、建物が建っている場所にもよるとありました。 このような状況に対して、いつまでこの建物をそのままにしておくという考えがあるか、ちょっとお聞かせください。 ◎教育部長(上原昇)  百名小のプールですけども、プールについては、市の全体計画というのが立てられておって、今の実施、全面改修の、全面改築の計画というのは、平成34年度に既に実施する予定ということになっております。 以上です。 ◆4番(森山悟議員)  今、平成34年とありましたが、建て替えのほうには莫大な費用がかかると思うんですが、もし役所のほうで考えた47年という期間があるのであれば、補修等のほうで賄うのも考えていらっしゃいますか。 ◎教育部長(上原昇)  先ほども答弁にもあったと思うんですけども、既に見積書もとっています。 34年までというと、あと4年ということでありますので、とりあえずは補修、塗り替えで、全面改築までの間は塗り替えで対処しようということで考えております。 ◆4番(森山悟議員)  この塗り替えに関してなんですが、このプール専門業者に確認したところ、剥離する年数が25年以上というふうになっているんですが、多分、自分がPTA会長、その前の環境影響委員長をやっているから、この意見に対して質問等を上げていたんですが、このときから先にもう塗り替えをしていたら、早くできなかったかなと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(国吉昌実)  休憩します。     (休憩 13時36分)     (再開 13時37分) 再開します。 ◎教育部長(上原昇)  申しわけないですが、私も4月から入りまして、いつ頃から剥離したというのが今ちょっと把握していなくて申しわけないですけども、私が来てから、保護者が来て剥離しているという状況を確認したときに、担当職員には早目に対処せんといけないだろうということで見積もり依頼も、子供たちの安全が第一ということで、早目に塗装なり、補修すべきじゃないかということで指導をしてあるところであります。 ◆4番(森山悟議員)  その確認をされたということなんですが、今日ちょっとサンプルのほうをお持ちしているんですが、事務局、先ほどのありますかね。 これ、見えますかね。これが今回、百名小学校ではゴーグルのほうを使用しているのですが、これは塩素により目の充血を守るのと、剥がれたペンキが目に入ったり、また、口にも入ったり、体にもこれたくさんついたりして、大変保護者の方が困っていらっしゃるということで、子供たちが、とても害がないかということで、業者のほうに調べてみたら、口に入ればやっぱり害があるということで、この点もうちょっと強目に確認をとってくれということがありました。 先ほど、建て替えの件と張り替えの件もちょっとわかったんですが、これはいつぐらいからという明確な時期はわかりますか。 ◎教育部長(上原昇)  今、たしか塗り替えの件だと思うんですけど、次年度ですね、今年度でもう見積もりを何社かとっていますので、次年度に向けて実施したいという考えであります。 ◆4番(森山悟議員)  回答ありがとうございました。 いつもなんですが、今回、ちょっと話は変わるんですが、大阪の小学校であったブロック塀の事件等あったと思うんですが、地震の件で。やっぱり子供たちの置かれる場所によっては、学校がとても傷んでいるところがたくさんあります。これを未然に早く調べて、何かあってからでは遅いので、そういったものに関しても役所のほうで対応のほうができないかということなんですが、いかがでしょうか。 ◎教育部長(上原昇)  学校の施設内のブロック塀の危険箇所については、さきの新聞でも、報道であったんですけども、それについてはもう全学校とも、こちらのほうで調査済みであります。 そこにおいて一番危険な箇所、緊急性を要するところということで、順次的に今、予算も計上しています。既に、大里中学校ですか、一部決壊もありましたけれども、それについても、向こうも一番危険性あるだろうということで、次年度、既に今回の補正予算も計上して、次年度対処したいという考えであります。 随時また危険箇所については整備していく考えであります。 以上です。 ◆4番(森山悟議員)  回答ありがとうございます。 次の発言事項に移りたいと思います。 2、南城市の児童生徒の泳力などについてでございます。 ① 南城市のプール指導の課題はどのようなことですか。 ② プール指導における事故防止、対策は万全ですか。 ③ 南城市の児童の泳力は全国平均、県平均と比較してどうなっていますか。 ④ 教職員の泳力指導技術は十分でしょうか。 よろしくお願いします。 ◎教育部長(上原昇)  ただいまの御質問、大きい2点目のほうになると思います。南城市の児童生徒の泳力などについてにお答えいたします。 今、まず①南城市のプール指導の課題についてですが、まず、水泳の指導は天候によって実施時期がずれ込むなどなどの課題があります。 次に、本市の25メートル以上泳げる児童生徒の割合は、学年が上がるにつれて上昇しているところであります。男女の差が開く傾向にあり、発達に応じた指導方法の工夫・改善を図る必要があると考えております。 また、中学校1年生では25メートル以上泳げる生徒の割合が経年比較において減少傾向となっていることから、小中を連携した指導の工夫・改善を図る必要があると考えております。 次に、②プール指導における事故防止、安全対策についてですが、まず、各学校においては、授業の前にオリエンテーションを実施し、安全指導の徹底を図っております。 また、本市では、水泳指導補助員等派遣制度を設けております。指導補助員又は監視員は、安全管理及び水泳授業の補助にあたっております。さらに、小学校低学年でボランティアによる児童の安全確保に努めている学校もあります。 今後とも、児童生徒の安全を第一に、水泳指導を行ってまいります。 次に、③南城市の児童の泳力は、全国平均、県平均と比較してどうなっていますかについてですが、沖縄県の泳力調査は、小学校3年生以上の児童生徒に行われております。 平成28年度の調査において、本市の25メートル以上泳げる割合が、小学校6年生と中学校3年生は県平均を上回り、それ以外の学年では県平均を下回っております。全国については、比較となる資料がございません。 ④教職員の泳力技術は十分ですかについてですが、教職員は教員採用試験において水泳の実技試験があり、小学校教員養成過程において必須となっております。指導は十分だと考えられます。 今後、指導力向上について研修を推奨し、向上に努めてまいりたいと考えております。 以上です。 ◆4番(森山悟議員)  ①南城市の児童の泳力などについてなんですが、このことに対して、自分たちの子供のときは、先生たちが体力向上、競争心、助け合いの心を目標にし、自分の泳げる力をどんどん伸ばしていく目標型の指導があったんですが、こういった今の小学校におけるところでは、そういった実行はないでしょうか。 ◎教育長(上原廣子)  森山議員の質問にお答えします。 現在でも、小中学校水泳の目標には、自分で目標を立てて、その目標に挑戦するということを狙いで学習を進められております。 ◆4番(森山悟議員)  次に、プール指導における事故防止安全対策は万全かという件でありましたが、水泳の指導による補助員の派遣制度とありますが、私たち百名小学校のほうでは、ミントンの会というメンバーがボランティアに入ってもらい、低学年はもちろんなんですが、先生たちの数ではどうしても足りません。低学年というのは目を離せば何をするかわかりません。そこで、ミントンの会のメンバーが対応にあたっていらっしゃいます。 高学年に関しては、言ったらそういうのを聞いてもらえるっていうのもあると思うんですが、こういった面で他の学校等とかでもそういった補助をとっている学校とかも、役所のほうでわかりますか。 ◎教育部長(上原昇)  プールについては、どうしても教員1人ではもう見切れないということで、常に監視員等を学校のほうで探していただいて、常に配置、安全安心を考えてもうぜひ配置ということで、他の学校でも進めているところであります。 ◆4番(森山悟議員)  先ほど、児童の泳力全国平均と県平均ですね、まさしく私が調べたのもそのとおりだったんですが、このように、南城市で低学年のほうは、児童に行っている、これは他のところに比べて弱いんですが、高学年になると強いという、この強みをもっと生かして子供たちに泳ぐ力をつけてもらい、ぜひ南城市から国体選手とか、また、オリンピック選手になれるような感じで、どんどんいろんなものをやっていきたいんですが、こういった考えに対して、役所のほうは何か指導をする人を入れたりとかありますか。 ◎教育長(上原廣子)  ただいまの質問なんですが、学校教育は全ての子供たちが等しく受けるという形で、それぞれの指導要領にのっとって指導をしているところであります。 国体とかオリンピックのトップを目指すアスリートに関しては、子供たちそれぞれ自分の特技を見出して、自分でその道をきわめていくというところまでいくものだと思います。 それで学校のほうは、子供たちの特技を見つけ出すまでが学校の仕事。その後は社会教育、あるいは地域、あるいは御家庭というところの部分の働きになるかと思います。 それで、先生方は子供たちの特技や好きなもの、それを発見させるのに体育の先生方は頑張っていらっしゃると思います。 ◆4番(森山悟議員)  ありがとうございます。 ④教職員の泳力指導力は十分ですかなんですが、今お答えがあったように、教職員の先生方も大変御苦労なさっていると思いますが、私が小学生のときは、玉城村役場のほうから指導で、新垣事務局長が教えに来ていたんですよ。その件で、役場の方にも水泳が得意な方とかもっといらっしゃったら、そういうのもまたできないかなという意見があるんですが、それはいかがでしょうか。 ◎教育部長(上原昇)  そういう指導の専門の方がこちらにいらっしゃるようですので、また再度お声かけしてみたいと思います。 ◆4番(森山悟議員)  すみません、もう時間まだ全然あるんですが、もう、自分の今回、もういっぱい質問しました。また勉強して、またいろんな意見等を言いたいと思います。 これで私の質問等を終わらせていただきます。よろしくお願いします。ありがとうございました。 ○議長(国吉昌実)  次の質問者、安谷屋正議員。 ◆1番(安谷屋正議員)  皆さんこんにちは。午後の2番手ということで、眠い時間になろうかと思いますがひとつよろしくお願いしたいと思います。 9月の改選を受けて初めての議会ということで、愛着のある6番から1番議席に移りまして、何よりも市長の顔がちょっと見づらい、なおかつ市長が深く腰かけた場合に顔がこの演台に隠れて見づらいところがありますんで、ひとつ顔の見えるような形でやっていただければなと、見えないとちょっと寂しいですので。これ本音でございます。 では、冗談はさておいて、一般質問に入っていきたいと思います。 本日は2点取り上げてございます。 まず1点目、市民説明会について。 市長は6月議会において、給食費無料化についての内容説明会を開催すると答弁しておりました。その後の経過についてお聞かせください。 2点目、スクールバス導入について。 昨今の、いろんな児童の通園通学、あと、下校時の全国的にも悲惨なる事故とか、そういったものがある背景を受けて、児童の安全確保に向けて市内全域へスクールバスを導入してほしいとの切なる市民の声がございました。市としての考え方をお聞かせください。 以上、よろしくお願いいたします。 ◎教育部長(上原昇)  安谷屋議員の1点目、市民説明会について。 6月議会において、瑞慶覧市長は給食費無償化についての説明するということで答弁しておりました。 給食費無償化については、内容説明会の開催とその後の経過についてですけれども、7月か8月には給食費無償化についての懇談会を設ける予定であるとお答えしたところでありますが、まだ開催しておりません。 理由としましては、各部局に対するヒアリングを行った結果、給食費以外の施策についても、市民の皆様との意見交換の必要があると判断したからであります。 まず最初に、市内の老人会や婦人会、青年会、子供会等の各種団体との意見交換会を行った上で、市民の皆様との意見交換会、懇談会を開催できればと考えております。 次に2点目、スクールバスの導入についてお答えいたします。 現在、南城市におきましては、佐敷地区、玉城地区、大里地域で通園通学バスを運行しているところでございます。 来年10月に実施予定の公共交通の再編では、通園・通学バスと路線バスを統合する方向で調整を進めてきております。 それにより、知念地域を含め、園児・児童生徒の通園通学の利便性を図ってまいりたいと考えております。 以上です。 ◆1番(安谷屋正議員)  まず1点目ですけれども、教育費無償化についての説明会、まだ実施されてないというところなんですけども、大変申しわけございません。 この件に関しては、市長が6月議会の中で、7月から8月までには開催するということでの答弁ですので、ぜひ市長の言葉で、これまでの経過とやらなかった理由、併せていつ頃開催できるのかまで含めて答弁を求めたいと思います。よろしくお願いします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  安谷屋正議員の質問にお答えいたします。 できれば7月か8月かというふうにお答えいたしましたが、なかなか時期が合わなくて、検討はしたんですけれどもできてないことになっております。 なるべく早い時期に、教育部長が答弁したとおり、時期が整った上で開催をして、市民の皆様にもできるだけ丁寧な説明を行っていきたいと思っております。 ◆1番(安谷屋正議員)  これは、先日、新里議員の中で話がありまして、大里グリーンタウンの体育館ですかね、それの跡利用とかっていうのに関しては、今後の認定こども園等を含めて方向性を定めた上で説明会をするというような明確なお答えがありました。 それに関しては異論はございません。当然そういう方向性が定まらなければ説明もできませんでしょうし、意見交換にもならないということでは理解しますけども、この無償化については6月の議会でも議論しましたけども、これを公約だと受けとめて市民の皆様が投票行動に移った市民がいるということに関しても市長も認めてございました。 そういう中では、早目にそういう、市長の答弁の中では市民の中にそういう、自分はそういったことを当初から政策として掲げたこともないし言ったつもりはないと。しかし、誤解をしている市民がいるんであればしっかり説明すべきだろうという答弁でした。 であれば、この点については早急にやらないと、今後の市政運営に関しても、やっぱりもうずっと疑問を残したまま、僕は6月にも申し上げましたけど、その方向が続いてまいります。 そのことに関して、もう一度どういうふうに考えるのかお聞かせください。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  なるべく、私自身も早い時期に市民の皆様と意見交換をして、誤解をしているのであれば誤解を解くということでやっていきたいと思っております。 ですから、ただ明確な時期とかっていうのは、今は申し上げることはできませんが、部内でも調整をしながら、なるべく早い時期に、安谷屋議員なるべく早い時期に行ってまいりますのでよろしくお願いします。 ◆1番(安谷屋正議員)  市長、一応、私なんかも、そういう議論になるとついつい追求する形の質問になってしまうんですよ。できればもうこういうようなものは終わらしてしまいたいと、建設的に前を向いて当然この議場で議論していきたいという本心がございます。 これに関しては、市長の思いなんですよね。給食費無償化に関しても、いや、自分が言ってきたのは、そういう生活困窮者とか今までの政策の中でそれを100%補完するための動き方を約束したんだと。これは市長の思いなんですよ。 それを説明するのに、いろんな他の政策と抱き合わせて、それも含めてやるとか、そういう問題ではないと私のほうは考えます。 だから、なるべく早くっていう回答では、今日もまた終われなくなる。6月もこの点だけで16分使いました。 その点を考えた上で、今の答弁だと残念ながらもう議会軽視にあたるんじゃないのということまで言わざるを得ない。7月か8月には説明する、これに関しては特に、そういう調整がつかないんであれば、市長の思いとしてばんとやる。そういう覚悟を決めていただいて答弁していただかないと、またこの議論を続けてしまう形になりますので、ぜひ、そこら辺の覚悟といつまでにやるということを明言していただきたい。よろしくお願いいたします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  なるべく早くということに、思いに変更はありません。 担当部局と詰めながらなるべく早い時期に説明会、あるいは意見交換会なりを開いて、市民の皆様と話し合いをしていきたいと思っております。 ◆1番(安谷屋正議員)  市長、どうも私の思いとなかなか相通じないのか、質問の仕方が悪いのか悩みますけども、これは市長の思いなんです。市長の思いに対して、市長の言葉を受けての説明会、懇談会っていうことなんですよね。特に、他部局のヒアリング含めて全体でこの時期を見定めてっていうのはいかがなものかなっていう気がするんですよ。 ぜひその公約、しかも6月の議場の場で、誤解をした皆さんがいるんであれば、それは早目に説明すべきだと。6月の議会で言って早目っていっても10月終わりますよ。6月の中でもお話ししました、こういった形では4年あっという間に過ぎますよと、そういう状況でいいんですかと。それはまずいですよねっていうことが根本にございます。 ぜひ、もう早目にっていう答弁では、6月にもそういう答弁しといて、もう10月、9月議会ですけども10月まで入ります。その間、1回も説明会も懇談会も何もないまま引っ張ってきて、なおかつ早目にやるように努力します。そういう答弁で、ちょっと私は今日このまま納得するわけにはいきませんので、ぜひ市長の口からいつまでにと。 これは、何回も申しますよ。市長の思いでいついつ場所決定して、市民に周知して、こういうことに関して、給食無償化に関してはこういうことなんだと、こういう説明をしますよと。全世帯が無償になることはありませんっていう説明会をしますよと。それだけで済むと思います。 いつまでにやるのか、ぜひお答えください。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  前回、できるだけ早く、できたら7月か8月かという答弁をいたしました。本当にやりたいという思いでございましたので。 ただ、いろいろな行政の中での事情とかがあったんですね、実際にいろんなこと検討した中で、なかなか難しいということになりました。 それで、今回も明確な時期をと、安谷屋議員がおっしゃるのももちろんわかります。私も、そういう明確な時期を答弁したほうがいいかなとは思いますが、しかし、一旦市長として、そういった時期を示すと、やっぱりそれにまたとらわれてしまう。 今回、この場で、じゃあいついつまでにというふうな答弁をして、それがまた何らかの事情でできなくなったときはかえって混乱を招きますし、不信感をあおることにもなります。 ですから、安谷屋議員におかれましては、わかります、安谷屋議員の気持ちもわかりますが、そこはぜひ重々酌んでいただいて、できるだけ早い時期に開催したいと、私も思っておりますので調整をしながらやっていきたいと思っております。 ◆1番(安谷屋正議員)  もうこれ以上議論しても平行線なのかなというような気はいたしますが。 であればですね市長、この件に関しましてはできるだけ早い時期で、そういった場所を設けてやるということで理解いたしますが、今おっしゃったように、自分の口から出て、それに責任を持てずに3カ月も引っ張って1回の開催もないままで、また早い時期、そういう答弁していることに対して、すみませんが一言釈明、謝罪の言葉を一言言っていただければ、もうこれで終わりとします。この件に関しては。よろしくお願いします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  安谷屋議員の、本当に一生懸命な気持ちに応えることができなかった。そして、一旦、7月か8月と時期を言ったにもかかわらずできなかったことに関しては、市民に対しても申しわけなかったと思っております。以後、気をつけるようしっかりと詰めてまいりますのでよろしくお願いいたします。 ◆1番(安谷屋正議員)  今の言葉は本当に大切だと思います。 市民に対しても、そういう説明をするっていう議場で発したことをそのままないがしろにするっていうのはおかしな話ですので。 ただ、以後気をつけますということで、その答弁がぜひ早い時期にとか、そういう答弁で終わらないことはまた期待したいと思います。 これは、今後の課題としてまたひとつ期待申し上げまして、2点目に移りたいと思いますが。 スクールバス導入に関しましては、今、答弁書の中では、公共交通網の再編の中で通園・通学バスと路線バスを統合する方向性で調整すると。知念地域を含め、園児・児童生徒の通学、通園の利便性を図りますとあるんですが。 今回、この質問を取り上げたのは、冒頭申し上げましたが、登下校時の全国的にもいろんな悲惨な事故、交通事故含め、あと、言葉は悪いんですが、実際問題として児童が亡くなるというような悲惨なことも受けまして、そういう安全確保の、利便性だけじゃなくて、通園・通学、登下校時の児童の安全確保の観点から、そういうスクールバスを配置できないかという趣旨での、まず一番の趣旨はそこでございますので、この利便性を上げることによって、その安全性をどう確保して、どう担保するのか。 それについてお答えをお持ちであれば、答弁よろしくお願いします。 ◎教育部長(上原昇)  確かに一番の目的は安全・安心であります。 実際に市内でも、直近5年ですけども事件、交通事故っていうのは報告を受けているところであります。 例えば今年で既に2件が報告されております。29年、去年で4件、28年度で5件ということで、徐々に少なくはなってはいるんですけど、事件、事故というのは発生しているところであります。 今後、先ほども答弁したんですけども、バスの再編については総務部のほうで詰めているところであるんですけども、教育部としては、当面はバスは継続したいなという考えはありました。 なお、もう統合について、まだ大里のほうは幼稚園との統合があって場所が決まらないとか。そういう方面もありますので、今後、公共交通と併せて、子供たちの交通安全第一に考えながら、バスの運行については議論していきたいと考えております。 ◆1番(安谷屋正議員)  今の答弁で、児童の安心安全の確保について、ということに対しては少し、ちょっとずれがあるのかなっていう気はしますけども、バスの統廃合、そういったものを含めて利便性を上げながら安全を確保する。そういう観点であれば、その方向で進めていくのも一つの手かとは思うんですが、実際イメージとして、通園バスを統廃合するっていうような、路線バスと関連づけてっていうような方向だと思うんですが、ちょっとイメージがしづらいんですけども、路線バスのバス停留所までは通園バスが送り届けるっていうような認識でよろしいんですかね。 例えば、各自治体単位、自治会単位で各字のところに集まってもらって、そこから路線バスの発着所までは送迎するというようなイメージになるんですかね。 その辺のイメージを少し、もっとわかりやすく答えていただけませんでしょうか。
    ◎企画部長(當眞隆夫)  バス路線の再編に関わる分ですので、私のほうでお答えしたいと思います。 イメージとしては、各4地区をバス停方式で巡回する方式を考えております。 ですから、子供たちについても、基本的にはバス停まで出てきていただいて、そこからバスを利用するという形をイメージしております。 これは昨年、小中学生も高校生もそうですけれども、バス利用に関するアンケートをとっております。 その中でいきますと、バスを利用したいと、意向調査をしておりますけれども、登校に関しては、小学校で20%の子供たちが利用したい、あるいは、やや利用したいと考えている。それ以外は、8割はどちらとも言えないであるとか、あるいは利用しないという回答が出ております。 中学生に至っても、27%の子供たちが利用したい又は利用を考えているというふうにとどまっているというところでございます。 そういうことで、市内全域のスクールバスを走らすっていうのは、数的にもまず限界があるだろうということで、企画部のほうとしては再編に伴って、その路線バスを利用した形での、あれができないかと、通学に使えるように路線バスの再編ができないかということで、今、実施計画を策定している最中でございます。 これについては、まだ確定に至っておりませんので、今、検討中ということで御理解いただきたいと思います。 ◆1番(安谷屋正議員)  各4地区に分けて、バス路線と絡めてやっていくというような答弁ですけども、財政面等いろいろ考えると、致し方ないのかなっていう気がします。 最低限、そういう形ででもあれば、地域のスクールガードとか、そういう見守り隊の方々がバス停まではしっかりとフォローしてあげるというような体制も作れるのかなっていう気はするんですけども、いかんせん今、そういう再編に関しても、まだ通学に使えるような路線バスという考え方は、まだ決定は見ていないということで、未知数の部分がございます。 それから考えるとちょっと、やっぱり市民が心配している通学時の安全確保、これに関しては当局の回答としては、言い方悪いですけど、少し弱いのかなというふうに感じてしまうところなんですが。 ぜひ、何ですかね、ここから少し通告とはずれる部分に入ってくるかもしれませんが、ずっと今議会でも大里北小学校の校区問題とか、いろんな校区問題に関して、校区再編に関して、相当皆さんが関心持って質問を投げているようでございますが、そういったことで大里北小学校の校区再編に対しても、一番の心配されている懸念材料として通学路の未整備、歩道がついてないとか、そういう不安の声が多数寄せられておりました。 であればそこの、今、対象が4地区ですかね、そこの部分でも、そういう通学路での不安を解消できれば、来年4月にはもう開校するわけですから、校区再編の議論を加速させる意味でも、そういう、あの地区だけに限ってやりなさいっていうのも今回の質問からはちょっとずれるんですけども、そういう手立ても含めて、児童の安心安全確保のために、まずは校区再編で今揺れている4地区に対して、そういう手立てができるのかできないのか、今、現状すぐできるっていう返事はできないかもしれませんけれども、そういった検討する余地があるのかどうかを含めて答弁お願いできますか。 ◎教育部長(上原昇)  校区再編に向けてのバスの運行ルートということで、何度か図面に、地図に写してルート、学校終わったら児童館へどういうふうにいくのかというような、何度も検討して、事務局のほうでは検討しているところであります。 ただまだ、先ほども話したんですけど、煮詰まらないのはですね、幼稚園。幼稚園の統合した場所が決まらないと、幼稚園も含めた運行ルートをどうするかということで、まだたたきの段階で、我々としては、どうにか安全を第一に考えているところから、どうにかルートを検討して、ベストな路線を実施していきたいというふうに考えております。 ◆1番(安谷屋正議員)  今、ちょっとお伺いしたのは、校区再編で揺れている北区域の早期解決策として、一つの一時的な措置でいいと思うんですけど、それができないかっていうような思いでちょっと聞いたつもりではあったんですけれども、なかなか的を射た回答にはなってないのかなっていう気はします。 大変申しわけないんですけども、そういう観点で、児童の安心安全が確保できるんであれば、当然、校区再編、編成にも、賛成なさる御父兄、保護者の皆さんも出てくるのかなっていう気がします。 実際問題、自分も今度から新1年生が、孫が百名小学校通っておりまして、当初はバスで行くって言いながら、バス停までのやっぱり不安を考えると、なかなか親の、自分も含めてなんですけども、そこまで見届けられないという状況から、自家用車で送迎するっていうような形を両親がやったりしていますけども。 それを含めて、そういうところの安全面が確保できれば、大里北小学校の校区再編についても、もう来年開校でございます、待ったなしで。 前回、補助金の返還はないんじゃないかというふうな、そういう部長の答弁もございましたが、果たしてそれがそのまま補助金の返還もなしでやっていけるのか、これも明確に答えが出ている状況じゃない中で、本当に、暫定的でも構いませんので、北の地域だけでも、やっていくような方向を検討する価値はあるんだろうというふうに考えますが、市長、銭又出身ということで市長の地元でございます、ぜひ、そういったことも踏まえて、校区再編に関しての市長の思い、この4地区だけでもいいから通学路の危険があるんであれば、そういう一時的にでもいいから開校、ちゃんとした、しっかり措置ができるまでの間でも、そういうことを検討していただけないものか。 もしくは、検討して、ぜひリーダーシップを発揮して、北小の今の校区再編問題を解決するに向けての思いを聞かせていただければと思いますが、よろしくお願いします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  午前中も答弁、教育部長、あるいは教育長のほうからも答弁あったかとは思いますが、校区再編に関しては、教育審議会をもう一回再開すると。 そして、その上で、地域の方々の御意見も聞きながら、それから方針を決めていくということですので、まずはそれを見守りながら、安谷屋議員がおっしゃっているような、声も挙がっていくのであれば、スクールバスのことも含めてですね、スクールバス走らすということは、その校区も了解した上でということになるわけですから、そこも含めてどういう御意見が出ていくのかを見きわめて、市のほうとして、方針を決めていきたいと思います。 いずれにしても、子供たちの通学路に関する安全性の確保というのは必須ですので、しっかりとそこはやっていきたいと思っております。 ◆1番(安谷屋正議員)  市民の声があって、スクールバスという形での導入の検討について取り上げたわけですけども、当然、スクールバスを導入するとなると財政的な負担も発生しますし、いろんな問題が出てくるだろうと思う。 一部地域だけやることによって、よその地域がまた、どういうんですかね、反対っていうか、うちの地域はどうなるのっていうふうな思いに至ることも重々考えられますし、なかなか簡単ではないんだろうなっていう気はしましたけども。 ただ、市長もおっしゃいましたように、とにかく子供たちの通学路の安全確保、これに関してはもう本当に待ったなしで進めないといけないでしょうし、誰もが思うところでございますし、南城市の人口ビジョンの目標達成に向けても、子育て環境を整える、そうやって若者が、子育て世代がちゃんと定着できる、そういう状況を作り上げていくことは、やっぱり行政の責務だと感じております。 そこのところは、酌み取っていただいて、しっかりと市の政策の中にも反映させていただければと思うんですが。 4日から、副市長として議場参加しておられる新屋副市長、そういう子供の安心、通学路の安心安全確保、通学路の安全対策、将来の南城市の人口ビジョンに向けての、そういう子育て世代の居場所、住みやすい環境作りというのは必須だと思って、もう欠かさないことだと思っていますので、ぜひ、副市長としての意気込みを一言お聞かせいただければと思うのですが。よろしくお願いいたします。 ◎副市長(新屋勉)  安谷屋議員の質問にお答えします。 子供たちの安心安全を守るっていうのは非常に重要なことだと思います。 教育委員会と連携をとって、子供たちが安全に学校に行けるように、そして、校区再編も含めて調整していきたいと思っています。 ◆1番(安谷屋正議員)  長い間、空白になっていました副市長の席も決まりまして、市長、副市長、そして教育長と、三役もしっかりそろったわけでございますので、そういう教育行政含めて市の、まず子育て世代がとにかく定着して、しっかり豊かな南城市ができていくような、そういう政策論争を緩みなくスピード感を持ってやっていただければなというふうにお願い申し上げまして、今日の一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(国吉昌実)  休憩します。     (休憩14時20分)     (再開14時30分) 再開します。 次の質問者、知念俊也議員。 ◆10番(知念俊也議員)  皆さんこんにちは。知念俊也でございます。 2時半ということで大変きつい時間の中、手短にという先輩がいなくなって寂しい思いもいたしますが、後ろのほうから手短にという先輩もいらっしゃいました中、2期目ですね、この壇上に立たせていただいた重圧、責任を感じますとともに、各議員皆様とともに、より良い南城市を築いてまいりたいと思います。 また、先週日曜日、市の陸上競技大会ございました。選手の皆様、役員の皆様、暑い中御苦労さまでございました。 それでは、通告に従い、質問をしていきたいと思います。 1点目でございます。農業の振興について。 本市における家畜の改良増殖及び畜産振興を図り、畜産経営の発展に寄与する南城市畜産共進会について以下を伺います。 ①点目、本年度の出品頭数・現況を伺います。 ②点目、南部家畜市場(糸満市)にて開催される中、本市にての開催を望む声があるが、見解を伺います。 ③点目、共進会と合わせた畜産まつり開催は。見解を伺います。 ④点目、昼食をチケット制にした理由を伺います。 続きまして、山羊振興について。 ①点目、沖縄総合事務局農林水産部による本市役所で行われた南部地域の山羊生産組合等に対する畜産クラスター事業説明会について概要見解を伺います。 ②点目、本市における山羊振興の支援見解は。 それでは、2点目の質疑に移ります。市道整備について。 ①点目、喜良原新里長作原線進捗状況について伺います。 ②点目、富里~屋嘉部線、富里127番地5付近、陸上競技場クラブハウス増設時の工事車両通行による道路沈下が見られる。対策を願います。 ◎農林水産部長(森山紹司)  こんにちは。知念俊也議員の1点目、農業振興についてお答えします。 本年度の南部畜産共進会への出品頭数なんですが、ヤギ43頭、肉用牛50頭となっております。 次に、②畜産共進会を本市で開催できないかについて、牛、ヤギとも安全性の観点や衛生環境(ウイルス感染を防ぐ防疫体制)の整った開催場所が必要になるため、南部家畜施設で開催するのが良いと考えております。 ③畜産共進会と合わせた畜産まつり開催について、山羊生産部会を含め、畜種の部会とも連携を図り、開催できれば畜産業の活性化及び地域活性化にもつながるものと考えております。今後も各畜産部会を主体とした様々な取り組みに期待しております。 ④昼食をチケット制にした理由についてでありますが、平成28年度開催された畜産共進会で、北部地域から大勢の方が見学にこられ、出品農家の昼食が足りない事態が発生いたしました。そのため、平成29年度から、出品農家への配慮からチケット制にしております。 2点目の、山羊振興についてお答えします。 ①去った8月に行われました畜産クラスター事業説明会の概要については、地域の畜産関係者が連携して地域協議会を立ち上げ、収益性を向上させるために必要な施設整備や、機械導入を支援する事業と理解しております。 ②山羊振興の支援について、沖縄県において、自給率向上に向けた基礎調査や飼養管理、消費促進、流通拡大、優良種ヤギの導入支援等を行っております。今年度から、優良ヤギ導入に対して補助を行っており、この活動を推進していきたいと考えております。 本市としては、隣町村の支援も参考に、山羊振興の支援を図っていきたいと考えております。 以上です。 ◎土木建築部長(玉城勉)  知念俊也議員の市道整備についてお答えいたします。 まず、1点目の喜良原新里長作原線の進捗状況については、平成30年度末時点で、工事延長920メーターに対し、410メーターが完了する予定であり、事業全体の進捗状況は約44%となる見込みであります。 続いて、2点目の市道整備についてお答えいたします。 富里~屋嘉部線の道路沈下の修繕につきましては、マンホール部分の沈下も見受けられましたので、所管課と調整しながら対応してまいります。 ◆10番(知念俊也議員)  それでは先に、2点目の市道整備についてからお願いしたいと思いますが、まず、①の喜良原新里長作原線でございますが、市役所へ通ずる道路、利便性などから、市民よりも、早期の開通を望む声が多いところであります。 質問1日目にも、玉城議員からの質問もございまして、大体お伺いはしておりますが、答弁書を見ますと、平成30年度末で工事全延長920メーターに対して410メーター、44%ということでございますが、全線開通、その辺の部分は大体、予定としては、年度、ありますでしょうか。 ◎土木建築部長(玉城勉)  現時点での事業の完了時期については、平成32年度であります。 ◆10番(知念俊也議員)  前回の玉城議員のときにも、平成32年見込む中、振興予算の部分で、なかなか予算がつかないと、そういった理由をお伺いしておりますので、よろしいんですが、私から1点だけ確認いたしますが、南部東道路の交差する部分においての工法ですね。 そして当初、県が負担する予定分が、調整中だと聞いていますが、その辺の経緯、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(国吉昌実)  休憩します。     (休憩 14時40分)     (再開 14時40分) 再開します。 ◎土木建築部長(玉城勉)  知念俊也議員の再質問にお答えします。 南部東道路の交差の部分につきましての経緯等々の御質問でございますが、まず、当初の計画では橋で市道を通すという形になっておりました。 その後、詳細設計等々がございまして、南部東道路にボックスカルバートを県のほうでつくって、その上を市が通るという形に最終的になっております。 当初においては、この費用負担、交差する部分についての市道と地域高規格道路が通るわけですから、どちらがどのくらいの費用負担をすべきという話は具体的には行われておりませんでした。 ですけれども、平成26、27年あたりだったと思いますけども、やっぱり工法が決まった後に、やっぱりこういった公共事業同士が交差する場所については、事業者同士で各々建設負担金というものを定めて、幾ら同じ公共事業であっても負担すべきという話がございまして、昨年来、県と協議を進めているところであります。 我々としては、いろんな紆余曲折がありまして、この市道につきましては、南部東道路を以前から玉城地域と佐敷地域をつなぐ道路ということで市道認定をしておりました。 その中で、南部東道路は事業化されたんですけども、なかなか、事業化までの時間がかかったことと、その後の部分でずっと市道が待たされた状況で置かれておりました。 簡単に言いますと、逆に先につくっておれば、機能補償という形で全額県が持つという話もあったんですけども、やはり双方で事業を持つ上では紳士協定ですから、ある事業が決まっているものに対して先につくるということはできませんでしたので、南城市のほうではずっと待っていたという経緯がございます。 現在の部分については、その費用負担についての割合、その部分について協議を行っていると。近々その部分については覚書を結んだ上で、双方の補助事業の採択を受けて支払うという形になります。 県が先につくりますから、我々はボックスカルバートの部分についても一定の負担を、補助事業の予算を確保して支払うという形になっていくという見通しになっております。 ◆10番(知念俊也議員)  県のほうと調整中だということでございますが、ぜひ頑張っていただいて、市の負担を少なくというのと、それとまた早期の開通ですね、ぜひ平成32年度、お願いをしたいと思います。 それでは、②点目、富里~屋嘉部線でございますが、所管課と調整しながらということですが、ぜひ早目の対応をお願いしたい。 1つ、私ちょっと気になるところなんですが、たびたび各議員より、そしてまた自治会長さんより、市道の補修願いあると思います。その中で、部署としてどれぐらい把握しているのか、それがとても気になるところですね。 市道の安全パトロール実施していると思いますが、どれくらいの頻度で行われているのかお聞かせ願えますか。 ◎土木建築部長(玉城勉)  月何回パトロールを行うということで定めてやっているわけでございません。 その代わり、やはり自治会からの要請、それと電話での要請等々がございまして、そういったものを確認しながらパトロールも兼ねていると。その際に、市のほうで逆に補修箇所を見つけた場合は、主体的にやっているということでございます。 何分、市民の皆さんもぜひ御理解いただきたいと思いますけれども、市道は330キロあります。ヤンバル行って帰ってきてまた行くぐらいの距離がございまして、その部分を随時見直していきたいという部分がございますけれども、やっぱり地域、通っている方々がその辺は、日々の状況を御存じなので、できるだけ電話で、区長さんの方々からあった、要望があった部分について優先的に補修をしていこうというところで今、頑張っているという状況でございます。 ◆10番(知念俊也議員)  パトロール等は頻度等を決められていないということでございますが、国道などよくパトロール車を見かけるところ、そして、要望処置を含めて、軽微なうちに補修すれば、軽微な費用で整備できるという部分もあると思うんですよ。 1番気になる部分は、じゃあ職員の皆さんパトロール出ました。これ報告書というのはあるんですか。 ただ回ってきて報告はないというような、ちょっと民間的にはどうかなと思うんですけど、その辺、報告書があるのかどうか、ちょっと確認お願いします。 ◎土木建築部長(玉城勉)  今、都市建設課のほうでは、自ら見つけた部分も含めて、電話での問い合わせ、区長さんからの要請等々については、都市建設課内全員が共有できる形で、日々、何番地どこどこの亀裂あり、要望があった、それに対してパトロールをして確認をして、その上で対処しました。この部分については検討を要するというふうなことで、毎日、書き込んでいっています。 今、現状ではそれをしていかないと、なかなか全てを把握できない、レポートを書くよりも今、うちの共有するフォルダーの中に、随時この情報を書き込んで対処していくようなやり方でやっているところでございます。 ◆10番(知念俊也議員)  部長、聞いていますと、電話がきたところは対応しているというところでございますが、これちょっと外れ、目の届かない部分もありますんで、ぜひ部署での検討資料、検討資料といいますか、話し合いの報告書をたたき台にしてまた検討していただくという部分で、パトロールして、そういった気になったところがあれば文書で残すと。そういった部分もぜひお願いしたいと思います。 それと、国道、県道に比べて市道ですね、何か埋設物の沈下が結構多いのかなと思うんですよ。 仲里部長見ていますけど。今年度も上水道下水道埋設管いっぱいあると思うんですが、しっかり、上下水道部においてもしっかり管理、指導されていると思うんですが、やっぱり業者間のそういった技量的なものも出てくると思うんですが、その辺もしっかり指導をお願いしたいというところで、部長、答弁お願いします。 ◎上下水道部長(仲里康治)  知念議員の質問にお答えをします。 上下水道部におきましては、上水道、下水道ともインフラの整備の部分でございまして、日常生活において重要だということは十分認識をしております。 我々も日夜、状況について把握はしたいんですが、マンホールにつきましては市内で約8,000個あるということで、なかなかこの把握が難しいと。市民からの通報等があれば、すぐ現場のほうに行って現場を確認して、安全性を考えながら早急に対応をしているところでございまして、今後ともそのようにやっていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ◆10番(知念俊也議員)  しっかり市民の安全、また、そういった部分を考えて、予防措置等を含めて検討をお願いしたいと思います。 それでは、1点目ですね、1点目でお願いしたいと思いますが、まず、①点目の本年度出品頭数・現況なんですが、今年度、肉用牛が50頭、そしてヤギが43頭。私、お伺いしましたら、県内の共進会においても頭数かなり、一番多いのですかね、そういった部分で、南城市の共進会、大分盛況だというのを、お伺いをいたしております。 そして、南城市では、そういった振興、改良増殖を図るために、和牛繁殖基盤の改良強化を図るための優良繁殖牛導入支援事業に2,500万、そして、乳用牛においても2,500万をかけております。 その中で、この共進会、費用対効果を含めて、この事業の成果を確認するいい場だと思っております。 その中で、また、和牛に関しては南城ブランド牛、誕生する、期待する声もありますんで、一定の成果が出ているという見解の中で、部長、一言お願いをいたします。 ◎農林水産部長(森山紹司)  やはり今、優良牛については年々増加傾向という形であります。年間2,500万の予算かけてやっているんですけど、その件につきましては、やはりこの間の共進会においても、肉質とか、いろんなものを見学してですね、やはり、南部代表になるぐらいの牛がそろっているという評価を受けております。 私は久しぶりに行ったんですけど、なかなか牛の中身がわからなくて、それを審査する先生たちから聞いたら、やはりいい牛がいるということは聞いています。 以上です。 ◆10番(知念俊也議員)  そうですね、審査委員の評価のほうも大変高かった、これだけ事業、2,500万投入した中でやっぱりそういった成果もしっかり出てきているということで、大変うれしく思いますが。 ヤギについては、県内で一番多い出展数、聞いていますが、次の山羊振興の部分でお伺いしたいと思いますが、②点目の、共進会を本市にての開催を望む部分で、部会の中から、市役所2,000台の駐車場があるのではないか、また、グスクロード公園内のコア施設でもできるんじゃないか。なかなか移動距離が長いというか、高齢の方もいらっしゃいますんで、近くでというお話もあったんですが、答弁書を見ましたら、そういったウイルスとか環境衛生、そういった部分もあるということでございますので、その辺はまた部会の皆さんと調整をしていただきたいと思います。 それでは、③点目ですけど、畜産まつりの開催はということでございますが、これ、以前にも私、質疑の中で入れておりましたが、答弁書の中にも、開催できれば畜産業の活性化及び地域の活性化につながると。また、乳用牛においても県内で一番戸数が多いということで、いいPRに私もなると思いますので、その辺はぜひ、市としても検討していただきたい部分と、企画部長、何か11月に食の祭りか何か計画されているんですか。何か祭り、新しいのはありますか。 ◎企画部長(當眞隆夫)  企画部のほうでは、公共駐車場を使ったイベントということで予定をしております。 これについて、内容等について今、精査をしている最中でございます。 ◆10番(知念俊也議員)  イベントということでございますが、ぜひそういった、乳業であれば牛乳であったり、また和牛であったら、そういった肉用牛の肉とかですね、ヤギであればヤギ汁とか、そういった部分で、県の共進会やった場合は、隣の駐車場でかなり大きいそういった食の祭りをやっているんですよ。 結構また安く提供していただけるということで、結構なお客さん来られていますんで、その辺もまた、南城市の畜産もPRしながら、もしまた、そういった南城市のセレクションPRしながら、そういった統合した祭りも、畜産まつりを含めて考えていただきたいと思います。 それでは、次の④点目、昼食をチケット制にした理由でございますが、部長これ、大勢の方が見学に来られた、うれしいことではないでしょうか。 私は、この共進会というのは、そういった方々の情報の交換の場、そういった、また、生産意欲を高めるためにね。 牛汁ですけど、皆さん聞いたら、南城市だけお金取るよと。これ、他の市町村どうなっていますか。 ◎農林水産部長(森山紹司)  ただいまの件なんですけど、やはり、他の市町村についてはちょっと把握はしておりませんが、この間、28年度の結果の中で、やはりこういう肉牛者の方の食が足りなかったということで、こういう形になっています。 今後こういう予算との兼ね合いもありますので、これも現地調査の確認も含めながら、検討させてください。 以上です。 ◆10番(知念俊也議員)  私確認しましたところ、全県で南城市だけ金を取るそうです。この情報交換の場とかそういった、来ていただいた部分でも、ありがとうです。 ぜひですね、これ、お金握っているのは総務部長ですか。 予算の中でも畜産振興事業として、予算も組まれていると思います。平成29年度520万、今年度が581万。61万アップしている中で、10万ぐらいあれば牛汁を振る舞えるだけの予算あるんじゃないですか。 市長、南城市こんな、何万円くらいちょっとあれじゃないですか、他の市町村の方々からも、何かちょっとどうかなという声を多々いただいてますんで、ぜひですね、市長の接待費もあるのかな。 その辺も含めて、ぜひ来られた方、そういった、また、部長、大丈夫ですよね。来年から予算取れるよね。 ◎農林水産部長(森山紹司)  ただいまの質問に対しまして、前年に戻るんですけど、やはり予算が不足して、やはり、肉用部会からも牛汁の提供も受けています。 本当は人数が来る分、全部にあげたいのはやまやまなんですけど、先ほど言ったように、今後の動向も見ながら、予算確保に努めてまいります。 以上です。 ◆10番(知念俊也議員)  力強い答弁ありがとうございました。 ぜひそういった慰労も含めていますんで、お願いをしたいと思います。 時間ないんで、ちょっとまた、次、山羊振興にいきますが、先だって、8月15日ですか、南城市の大ホールのほうで、私のほうに出席者名簿ございますが、国のほうから、また、県のほうから、そして、八重瀬町、糸満市担当者の方も見えられた中で、このクラスター事業というのが、全県に先駆けて南城市で行われたという部分。これですね、南城市の山羊部会もありますけども、本年度は20ある、JAの沖縄山羊生産振興協議会20部会ある中で、南城市の部会から会長が誕生しています。 その中で、南城市においては特区を活用した部会も出ている中で、やっぱり総合事務局としても、和牛、アグー豚ですね、沖縄ブランド化として定着してきたと。その中で、国内消費が、ヤギ、かなり需要が高まっています。 以前にもお話ししましたけど、沖縄県においても6割はオーストラリアからの冷凍肉と。その中で100トンと。県外のほうでも300トン、オーストラリアのほうからヤギ肉を輸入しているんですよ。 まして、聞きましたら、観光客の増加、そしてイスラム圏のハラール料理、そういった需要が多いと。そういった部分で、沖縄総合事務局のほうとしても、かなり力を入れていきたいというお話をお伺いしました。 その中で、クラスター事業なんですが、これ、メリット、デメリット。 正直言って南城市、肉用牛、乳牛ですか、クラスター事業やっていますよね。乳牛にクラスター事業を投入されている方がいらっしゃるそうです。 これ、ヤギにも当てはめれば、畜舎であり、そういった補助メニューがかなりあると。機械導入の部分もあるので、その辺もこれ、1事業者だけではできない。JA、また、市町村そういった部分が絡んできますので、その辺含めて南城市役所が事務局とか、そういった部分も検討していくのか。その辺ちょっと見解があればお聞かせ願います。 ◎農林水産部長(森山紹司)  ただいまの質問に対してお答えします。 協議会立ち上げについては、他の町村も含めてなんですが、JAが中心にやってやるべきではないかという形ではあるんですけど、やはり今後、南城市にはそういうのが、山羊部会についてのそういう協議会立ち上げができないということで、恐らく南城市が、産業振興課が担当になるんじゃないかと、今、国との調整になっています。 ただ、これについては年度内に可能かどうか、早目に立ち上げたいのですが、それも含めて、さらに局と調整して進めていきたいという考えであります。 ◆10番(知念俊也議員)  役所的にも前向きに検討していきたいということで、よろしくお願いします。 それと、クラスター事業の説明会あった中で、9月19日、本庁のほうでヤギの多面的活用推進検討会、本庁のほうでございました。 その中で職員お2人派遣していただきありがとうございます。 部長、これ見ましたか。 ◎農林水産部長(森山紹司)  細かいのは見ていないです。 ◆10番(知念俊也議員)  見ましたらですね、総合事務局のほうもかなり本腰を入れますということもございました。 畜産クラスター事業をヤギにも当てはめていきます。 その中でうれしかったのが収入保険制度、そういったのも取り組みますということもありました。そして、農村漁村振興交付金、そういった資金もございますという説明もございましたので、かなり力を入れていくんじゃないかなという思いで聞いておりました。 そして、県のほうもそういった振興に関して説明がございまして、いろいろ、平成20年度から取り組みをしている中で、今度、第2弾で3月にニュージーランドから、さらに大型のボア種を投入するということもお伺いしてますんで、その辺も含めて、ぜひ調整していって、お願いしたいと思います。 ちょっと時間もないんで、それと助成金も、それと副市長、部会の特区取得にも尽力していただいたと聞いています。 今後も山羊振興において御尽力くださいますよう、また、県の農林水産部長、南城市の出身でございます。ぜひパイプ役としてお願いしたいところ、副市長の見解もお伺いいたします。 ◎副市長(新屋勉)  知念俊也議員の再質問にお答えします。 山羊振興については、南城市のほうで県の国家戦略特区として、農家レストランとして第1号として認定されております。 それで、今回のクラスター事業の説明会も、南城市のほうから部会長が出ているということで、南城市のほうで説明会があったというふうに理解しています。 この農家レストランについては今、認定されまして、開業に向けて金融機関のほうと調整を進めているというような段階でございます。 クラスター事業については、市としても、先ほど森山部長からもあったように、市のほうで協議会のほうをなるべく関わって作って、今後とも、この事業が成功裏に、他の市町村の見本になるような形で取り組んでいきたいと考えております。 県の農水部長からは4日付で就任したときに電話ありまして、市のほうと農林水産業について意見交換したいということがありました。 今後とも県とも連携して、市の農林水産業の発展に尽力していきたいと思っております。よろしくお願いします。 ◆10番(知念俊也議員)  もっと言いたいこといっぱいあったんですが、もう時間もないので、市長、山羊振興をお願いしますとともに、先だって、日本トランスオーシャン航空の機内誌「Coralway」取材のほう、一緒に受けられております。 その中で、学術博士、獣医師の平川先生より、県内への山羊振興への思い、そしてまた、御提言もあったと思います。南城市、先導的にしっかり頑張ってくれとあったので、市長、見解のほうよろしくお願いいたします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  私もヤギの農家さんとの現場視察を行いまして、意見交換も行いました。その中で、非常にヤギに対する需要も増えてきているということも、知念俊也議員がおっしゃるように報告を受けました。 そしてまた、雇用創造協議会の皆さんもヤギ肉の加工を様々な形で取り組んでいて、一生懸命やられているというのも聞いております。 そういうことからすると、ヤギのことに関しても、おもしろい展開になっていくのではないかなと思っております。 ヒージャー博士の平川宗隆さんから様々な提言も受けておりますので、うまくいくような形で、ヤギの発展が南城市の産業の発展にもつながるように、市長としても取り組んでいきたいと思っております。 以上です。 ○議長(国吉昌実)  次の質問者、上地寿賀子議員。 ◆11番(上地寿賀子議員)  皆様こんにちは。上地寿賀子でございます。 去った台風24号、25号の襲来におきましては、台風などの被害状況の確認の巡回もしたんですけれども、市の職員もパトロールをしておりまして、また、市の職員と併せて商工会建設部会の皆様によります、被害箇所の迅速な対応には敬意を表します。 あれから日常に戻ってはおりますけれども、改めて災害のときの水や食料の備えを痛感させられる台風でございましたので、また、市民の皆様の備え、特にひとり暮らしの高齢者宅の備えが十分かどうかっていうところも気になりますので、その点につきましては、12月の一般質問で取り上げていこうかなと思っております。 それでは、通告に基づきまして一般質問を行います。 1点目、特別支援教育支援員の体制について。 インクルーシブ教育の一環として、サポートが必要な児童生徒には特別支援教育支援員が配置されておりますが、人材の確保不足と体制が不十分な点が懸念されております。 子供たちの自立の助長と社会参加の観点からも、多様で柔軟な仕組みを整理することが重要であることから、次についてお伺いをいたします。 ①特別支援教育支援員の人数とサポートが必要な児童生徒の人数について。 ②特別支援教育支援員が欠勤するときの代替支援員の体制について。 ③特別支援教育支援員の事前研修やスキルアップ研修の実施について。 以降、2点目につきましては自席にて質問いたします。よろしくお願いいたします。 ◎教育部長(上原昇)  ただいま上地寿賀子議員の質問の1、特別支援教育支援員の体制について。 ①特別支援教育支援員の人数とサポートが必要な児童生徒の人数について、幼・小・中の順にお答えいたします。 まず、幼稚園の支援員の数が14人で、サポートが必要な園児は22人であります。小学校の支援員の数は35人で、サポートが必要な児童は102人となっております。中学校の支援員が4人で、サポートが必要な生徒は13人です。 次に、②特別支援教育支援員が欠勤するときの代替の支援員の体制についてお答えします。 特別支援教育支援員が欠勤するときの代替の支援員につきましては、以前から要請に応じられるよう努力しているところではありますが、人材の確保が厳しく対応できていないのが現状であります。 次に、③特別支援教育支援員の事前研修やスキルアップ、研修の実施についてお答えします。 市では年3回、各学期ごとに1回ですね、特別支援教育支援員及び学習支援員合同連絡会を開催し、幼稚園、小・中学校の特別支援教育支援員及び学習支援員の資質向上及び連携を図る目的で研修会を開催しています。 また、島尻教育事務所でも年1回、県主催でも1回、計5回の開催となっている状況であります。 ◆11番(上地寿賀子議員)  今回、特別支援教育に関する要望書は、今年の2月に有志の会の皆様からも要望書が上げられていまして、今議会にも陳情書が上がってきております。 まずですね、この特別支援教育の支援員を配置する狙いを当局としてどのようにお考えでしょうか。 ◎教育部長(上原昇)  うちの支援員を配置する狙いといいますとですね、障害のある子供たちが自立して、社会参加するためにも必要な力を培うため、子供一人一人の教育のニーズを把握し、その可能性を最大限に伸ばして、生活や学習上の困難の改善を、克服するために、適切な指導及び必要に応じて市として支援員を配置するということで、これは国のほうから直接通達があって、市としても特別な支援員配置計画を立てているところであります。 ◆11番(上地寿賀子議員)  非常に重要な考えだと思いますけれども、その配置する狙いを達成する意味でも、まず③点目の、支援員の事前研修やスキルアップ研修の実施についてですが、今、年に3回ですね。年に3回開催をしているというところですけれども。 例えばこの研修につきましては、基礎的な研修と、あとステップアップ研修の段階を設けて、支援員さんの経験に応じたプログラムも用意する必要があるかと思いますが、それが十分なカリキュラムになっているかどうかっていうのと併せて、また、今後は支援員の雇用を外部委託にする方針というふうに伺っておりますけれども、その雇用の確保だけではなく、支援員の質の確保も保たれるのか、併せてお伺いいたします。 ◎教育部長(上原昇)  先ほども申し上げました、市では年3回、市の特別支援コーディネーターの方にお願いをして、学期ごとに、まずはもう支援員の役割からですね、支援員の心構えとか、主な障害を持った特性を理解していくための対応の仕方とかですね。 あるいは各支援員、各学校に配置されていますので、その方々からの意見の集約。どのような子が、どういうふうな対応していますよということで、お互いに研修を重ねていきながら、質の向上を図る研修を行っているところであります。 ○議長(国吉昌実)  休憩します。     (休憩 15時16分)     (再開 15時20分) 再開します。 ◆11番(上地寿賀子議員)  議長、休憩お願いします。 ○議長(国吉昌実)  休憩します。     (休憩 15時20分)     (再開 15時21分) 再開します。 ◎教育部長(上原昇)  先ほど、もう支援員は派遣契約でできませんかという質問があったんですけども、それについては一括交付金を活用していることから、派遣は契約委託はできないということで御理解お願いしたいと思います。 ◆11番(上地寿賀子議員)  そこは理解できましたけれども、今後も教育委員会が責任を持って雇用をしていくっていうところからも、まずこの人材不足をどうやって補っていくか。また、一括交付金がなくなった場合はどう、市として対応していくのか、そこをお願いいたします。 ◎教育部長(上原昇)  人材の不足ですね、何とか努力して呼びかけはしています。まだ集まらないところもあるんですけども。 今後はですね、一括交付金も切れる中でどのような予算の配置、あるいは人材を確保していくかというのが今後、特別支援のみだけじゃなくて学習支援もまさにそうです。全てにおいて人材の確保、あるいは財政の確保については今後、教育委員会で詰めていきたいと考えております。 以上です。 ◆11番(上地寿賀子議員)  よろしくお願いします。 ②点目の、この支援員さんが仕事をお休みする場合、欠勤するときの代わりの支援員さんの体制についてですけれども、答弁には体制については、これも人材の確保が厳しいというふうにありますけれども、例えばこれは幼稚園と連携してはどうかというふうに考えるんですけれども。 例えば幼稚園の場合は、クラス担任の先生が休みの場合は日々雇用の先生が、この日だけ登録されている方が入る仕組みになっています。 これは特別支援員に限らず、クラス担任がお休みの場合は、日々雇用の人が入る仕組みになっているんですけれども、この登録されている方々っていうのは幼稚園教諭の資格とかもきちんと持っていますし、こういった幼稚園に登録されている人材を小学校でもうまく活用できないか。そうすれば人材の確保も解消できて、新たに人を探すっていうこともしなくてもいいと思うんですけども、その活用についてはいかがでしょうか。 ◎教育部長(上原昇)  幼稚園の場合は臨時の対応をする体制をとってはいるんですけども、先ほども申し上げたように、余りにも多過ぎるんですかね、先ほど説明したとおり、例えば10名以上欠員もいるわけですよね。そんな中で、そこだけに1人充てられるかという問題もあるし。 今後も、やっぱり欠員体制については、本当に人材を捜さないと解消できないのかなということは考えております。 欠員体制ですね、今後も、去年からずっと引きずっている問題であるんですけども、今後また教育委員会内で詰めて、幼稚園みたいな交代でどうにか対応できないかというのは議論していきたいと思っております。 ◎教育長(上原廣子)  補足させていただきます。 現場を知っている私のほうから、中学校のほうに関しては副担任制っていうことで、その学級に副担任がおりますので、支援員がお休みで、どうしても支援の必要なお子さんに対しては、その副担任が対応するという形で対応されていると思います。 小学校に関しては、欠員のための応援をする職員を充てるということは、学校の、そのお子さんを持っている担任と、それから学年主任、それから教頭、教務など、学級を持ってない先生方の対応で、どうしても支援の必要なお子さんに対しては学校のほうで対応をとってお子さんの支援にあたっていると思います。 私が現場にいるときでも、どうしても必要なお子さんに関しては、その対応がとられていましたので、今もその体制はとられているのではないかと思います。 ◆11番(上地寿賀子議員)  実際、保護者のほうからは不十分だというような声が上がってきていますけれども、私が先ほど申し上げましたのは、幼稚園で必ずしも特別支援員の欠員の代わりではなくて、クラス担任の代わりとして登録されている方がいらっしゃいます、その方々を小学校でも活用できないかっていうところを申し上げたいんですけれども、その辺の議論を始めてもいいのかなと思うんですが。答弁お願いします。 ○議長(国吉昌実)  休憩します。     (休憩 15時26分)     (再開 15時27分) 再開します。 ◎教育部長(上原昇)  今の質問は幼稚園教諭の代替職員が小学校の特別支援員の補充ということですので、これはですね、ちょっと仕組みを、まだ私のほうも勉強不足で、持ち帰ってですね、できないかどうかまた再度、検討させていただきたいと思います。 ◆11番(上地寿賀子議員)  ぜひ前向きに検討を進めていただきたいんですけども。 幼稚園から小学校に上がるときに、例えば同じ方が見ていれば子供も安心をするっていう大きなメリットもあると思いますので、その辺もきちんと分析しながら、ぜひ進めていってくださるようお願いいたします。 この件に関しましては瑞慶覧市長の施政方針にもありますけれども、どの子も等しく生きる権利、どの子も等しく守られる権利、どの子も等しく育つ権利、どの子も等しく参加する権利を尊重して、全ての子どもに向き合っていくと瑞慶覧市長の施政方針にはあります。 そして、公約にもありました。特別支援員の増員、待遇改善、子供支援予算を大幅に増やすと公約に明記してあります。 しかしながら、今、答弁にもございましたように、実際はそうなっていない。困っている保護者や子供たちがいるのが市の現状であるわけですけれども、今回も、陳情を上げてらっしゃる有志の会の皆さんは、瑞慶覧市長とも直接お話をして現状を訴えてきていると思います。 ここに有志の会の保護者の皆様からのアンケートの結果がございますけれども、一部を抜粋します。 支援員が休む場合、幼稚園では代わりの配置職員があったが、なぜ小学校では活用ができないのか。 子供のタイプも違うので、1人の支援員が複数の子供を見るのは大変であり、行き届かない部分が多々ある。そして、不安で仕方がない。 市長、保護者は不安で仕方がないんです。これが一番保護者が、行政に、そして、市長に感じ取ってほしい。この非常に切実な声を聞いてほしい。私はこれだと思います。子供たちを学校に安心して通わせられない、通わせることに不安で仕方ないんです。 市長、これは早急に解消していかなければいけない。どのようにお考えでしょうか。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  全ての子供たちがしっかりと公平な、あるいはちゃんとした教育を受けられるように、また、今おっしゃっていたように保護者の方々の不安をできるだけ早急に解消できるように、担当部局、教育長、教育部長含め、教育委員の方々も決まっておりますので、しっかりと取り組んでいきたいと思っております。 ◆11番(上地寿賀子議員)  保護者の不安をもう早急に払拭させるっていう意味でも、先ほどの幼稚園と小学校の連携について市長の考えをお願いいたします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  連携できるところは連携をしていくと。本当にどういうふうになっているのかも含めて、しっかりと検討してまいります。 ◆11番(上地寿賀子議員)  それは市民との約束ということで捉えてよろしいですか。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  議場での答弁というのは全て市民との約束でやっております。 ◆11番(上地寿賀子議員)  先ほど申し上げました、不安で仕方ない、それはもう第一に、早急に払拭してもらうよう、市長、お願いいたします。 やっぱりですね、親御さんは子供たちが周りの子供とうまくやっていけているのかなとか、授業についていけているのかなとか、やっぱりもう心配なんですよね。不安もあるんです。 また、そういった中でも、この障害とか合理的配慮ということについても、もっともっと周りの方にも理解を深めてもらいたい。この学校の関係者だけではなくて、全体の保護者とか、地域の住民の皆さんとかにも理解を周知していただきたいと思うのですが、その辺については要望にとどめておきますけれども答弁があればお願いいたします。 ◎教育長(上原廣子)  ハンディを持っているお子様に関しては、健常児のお子さんよりもより多くの方の心配り、目配り、いろんな支えが必要かと思います。 それは、私たちが、全子供たちの自立を願って教育を進めていく上で健常児のお子さんも、障害を持っているお子さんも目的は一緒でございます。そのために支えられる、支えることができる手だてを私たち教育委員会は考えるのが努めだと思っておりますので、先ほどの御意見もきちんと対応して、検討して、お子様にとっていい方向にいくように、私たちのほうも頑張っていきたいと思います。 以上です。 ◆11番(上地寿賀子議員)  心強い答弁でございました。ぜひ、保護者と子供たちに寄り添ったサポートをよろしくお願いいたします。 次に、大きい2点目の質問に移ります。 本市のまちづくりビジョン(将来像)について。 本市は合併して13年目に入り、合併がうまくいっているまちとして県内外から高い評価をいただいておりますが、まだ発展の可能性を秘めております。 その中でも第2次南城市総合計画では、2022年の目標人口を4万5,000人とし、将来の目標人口として2040年に5万人を掲げております。 目標人口の達成とともに、地域バランスを考慮したまちづくりが必要であることから、次についてお伺いいたします。 ①将来の目標ビジョンと地域人口バランスについて。 ②ビジョン(将来像)達成のための課題と対策について。 ③基本方針5本柱のうち、「まちが整う」生活インフラ整備についてお願いいたします。 ◎企画部長(當眞隆夫)  上地寿賀子議員の2点目、本市のまちづくりビジョンについてお答えいたします。 1の地域人口バランスにつきましては、市内の旧町村別の4地域は、都市計画見直し前の2005年から2010年までは、大里地域と玉城地域は人口増、佐敷地域と知念地域は人口減となっております。中でも知念地域は、2005年から2010年ではマイナス8%と大幅な人口減となっております。 一方、都市計画見直しの後の2010年から2015年の人口増加率は、大里地域が群を抜いて高い他、玉城地域と佐敷地域でも人口が増えておりますが、知念地域は減少し、地域間の差が大きくなっております。 知念地域の人口減少の要因の一つに、公共交通の利便性の悪さが挙げられます。公共交通には通勤、通学、買い物や、通院など、市民の日常的な身近な移動を支える役割が求められますが、現状では利便性が良いとは言えません。 現在、市内地域間移動及び那覇向け路線バスの利便性向上を目指し、公共交通の再編を目指して取り組んでおります。 また、市域東側地域には規模の大きな小売店がないため、日用品の買い出しは、市域東側や近隣市町へ出かけなければならない状況となっています。 市役所新庁舎から南部東道路つきしろインターチェンジにかけた先導的都市拠点区域へ商業施設や企業誘致し、利便性向上、雇用の場を確保することで、東側地域の利便性向上、地域活性化及び人口増加につなげてまいります。 次に、ビジョン達成のための課題と対策についてお答えいたします。 第2次南城市総合計画では、まちづくりの主な課題として、未来を担う人づくりの推進、協働によるまちづくりの推進、安心して健やかに暮らせるまちづくりの推進、地域ブランド力の強化、快適な生活空間の創出を掲げております。 未来を担う人づくりの推進では、情報化・グローバル化が進み、個人の生き方や価値観も変化しているとともに、人口減少、少子高齢化などの課題があります。また、子供を安心して産み育てることができ、子供たちが変化の厳しい時代を生き抜く力を身につけることも必要となります。 子育て中の家庭への情報提供や、相談対応、保育環境の充実及び教育環境の整備等を進めてまいります。 協働によるまちづくりの推進では、行政と市民、民間企業などが連携して進めていく必要があるとともに、ムラヤーを拠点とした地域コミュニティーの活性化を図る必要があります。地域コミュニティーのキーパーソンとなる人材を育成し、地域課題を主体的に取り組む市民リーダーの育成や、市民自らが地域課題の解決や、地域活性化のための取り組みに対する支援などを行ってまいります。 安心して健やかに暮らせるまちづくりの推進では、台風などの自然災害に対する備え、犯罪や交通事故などへの対応が必要となります。また、市民が健康で健やかに暮らしていくため、生活習慣病の発病化予防、重症化予防が重要となります。 防災面では、災害時に迅速な情報伝達ができる防災システムの構築や、自主防災組織の設立推進を図ってまいります。防犯、交通安全については、市民の防犯意識向上と地域における防犯活動の推進、関係機関と連携した交通安全活動を通し、交通ルールの遵守、運転マナーの向上に努め、交通事故のないまちづくりを目指します。 地域ブランド力の強化では、本市の自然、歴史・文化などの環境特性を生かした地域ブランディングにより、付加価値の高い産業育成、農水産業を含む市内事業者と連携した市産商品の販売力強化が必要となります。また、農業や畜産業などの担い手不足対策が必要となります。 観光については、本市を訪れる観光客は堅調に推移しておりますが、さらなる観光振興のためには情報発信、観光人材の育成及び受け入れ体制の整備などが必要となります。 農業、畜産、漁業の生産力向上に向けた取り組みを推進し、農家の経営安定化につなげてまいります。また、市産商品の沖縄県内外へのプロモーションを行い、販売力強化を行ってまいります。 観光については、体験・滞在・交流型観光の推進、本市の有する自然、歴史・文化などの資源を活用した観光を推進してまいります。 快適な生活空間の創出では、本市の豊かな自然環境や良好な景観を維持しつつ、市民生活の利便性を高める必要があります。市民の利用しやすい、観光客が来訪しやすい公共交通網の再編、各種インフラの老朽化対策、市中央部の先導的都市拠点の整備、企業誘致などを進めてまいります。 次に、基本方針5本柱のうち、「まちが整う」生活インフラ整備についてお答えいたします。 第2次南城市総合計画では、基本施策3の「生活インフラ整備」で、公共交通網の整備拡充、上下水道の拡充、適切なごみ処理を掲げております。 公共交通網の整備拡充ですが、市内ではバス事業者3社が運行しておりますが、路線バスの市内地域間の移動が不便な状況になっており、市民はもとより、本市を訪れる観光客なども利便性が良いとは言えない状況となっております。路線バスの利便性向上を図るため、公共交通の再編を進めております。 上下水道の拡充ですが、水道施設整備については、施設の老朽化対策と適切な維持管理に努め、安全で安心な水の供給に努めてまいります。 下水道施設については、整備が完了してない地域の整備促進、既存処理施設の老朽化対策、適切な維持管理を行い、生活環境の改善、海や河川の水質改善を図ってまいります。 適切なごみ処理ですが、大量生産、大量消費、大量廃棄の社会の仕組みは、私たちに物質的な豊かさをもたらしてきた一方で、大量の廃棄物を生み出し、ごみの排出量は増加傾向にありました。持続可能な循環型社会を構築するには、ごみの発生を抑えるとともに、リサイクルなど資源循環の取り組みを推進してまいります。 なお、上記取り組みは、それぞれの所管課の計画に基づき進めていくことになります。 ◆11番(上地寿賀子議員)  まちづくりビジョンにおいては、様々な課題と対策も講じて計画はされておりますけれども、今回の質問の意図は、市内の人口バランスについてでございますけれども、人口が目まぐるしく伸びているところ、そして、一方で減少傾向にあって、高齢化が進んでいるところのバランスを考えて市がどのような方向でまちづくりを行っていくかというところでありますけれども、今、御丁寧な説明がありましたけれども、交通の便が良くなれば、地域人口バランスも課題を解決できると思っていますけれども。 そうですね、また、さきの質問でもありましたけれども、海野漁港の整備について、人口が減少傾向にある海野漁港の背後地を整備して、宅地を整備して、ウミンチュや若者を呼び戻そうという計画もありますけれども、人口の増加には若者の定着が不可欠であるということから、この、海野漁港背後整備事業につきましては、入居者の年齢制限も設けていく考えなのか、例えばウミンチュプラス、子育て世代に限っての入居になるのかどうか、そのあたりも計画があればお願いいたします。 ◎農林水産部長(森山紹司)  ただいまの質問についてなんですが、海野背後地については、前にも説明したように、本年度要綱を固めて、若年層も含めてですね、固めていきたいというふうに考えております。 以上です。 ◆11番(上地寿賀子議員)  できればですね、ウミンチュプラス、若い子育て世帯が購入しやすいような価格設定をお願いしたいところでございますけれども、若い世代が増えてくるっていうことは、それに伴って交通の便も必要になって、便ができれば知念一帯に住んでみようかなっていう若い人も出てくると思います。あの一帯は自然の魅力があふれているところですから、子育てをするにも本当に魅力があるところだと思っています。 そして、「まちが整う」っていう生活インフラ整備につきましては、南部東道路の延伸の可能性についても先々から挙げられておりますけれども、現在、延伸につきましては調査、検討中であるというところで、全線開通が平成38年度というところで、この延伸の可能性についてもぜひ要請をして、突き進んでいってほしいんですけれども。 やっぱり生活していく上では交通のあり方が影響してくるわけですけれども、ちなみに南城市、目標人口なども先ほどありましたけれども、今、人口が4万3,000人余りとなっていて、戸籍人口が6万人と言われている中で、この差約1万7,000人の人口が南城市から出ていって他の市町村で生活しているわけですね。 このもともとの市民を呼び戻す、戸籍人口の市民を呼び戻していくっていう対策があればお伺いいたします。 ◎企画部長(當眞隆夫)  おっしゃるとおりですね、戸籍人口は住民基本台帳人口を上回っております。 基本的には、そういった方々を呼び戻すということも大事ではありますけれども、それ以外の県内外を含めてですね、やはり人口を呼び込む必要があるんじゃないかなと思っています。県内で人口を引き合いしても、しょせん限界が来るだろうと思っています。 そういった意味ではですね、全国的にこういった南城市のまちづくりというのを、もっともっと上手に発信をして、若者が定住できるようなまちづくりというのをですね、これ企画部だけではできません。市、各部局がですね、それぞれが、その方向に向かって進んでいくということが大事だと思っています。 そういった部分でですね、企画部として全体的な総合調整を図りながら進めていきたいと考えております。 ◆11番(上地寿賀子議員)  ぜひ部を超えて、チームをつくって取り組んでいっていただきたいんですけれども。 市外の方の移住も歓迎ではありますけれども、もともとの市民をやっぱり呼び戻すっていうことも大事で、そこからまた人口も増やしていくっていうことも大事でありますので、まちづくりは全てがつながっていると考えますが、そのつながっているという部分から、次に、大きい3点目の質問に移ります。 大きい3点目、自治会の加入について。 この質問につきましては、平成30年3月議会の一般質問でも取り上げましたが、自治会の継続や地域コミュニティーの活性化にとっても、自治会への加入は大変大事であります。 また、災害のときの相互扶助としてお互いを助け合う基盤づくりになることから、地域みんなで支え合える自治会の継続として、加入率アップのための対策をお伺いいたします。 ①不動産業界などと連携した加入促進について。 ②自治会加入促進課の設置について。 ③自治会加入促進条例の制定について。 以上、よろしくお願いします。 ◎企画部長(當眞隆夫)  上地寿賀子議員の自治会加入についての御質問にお答えいたします。 まず、1点目の不動産業界などと連携した加入促進についてですが、これ3月の定例会でも答弁いたしておりますけれども、各区、自治会においては、区長、自治会長等が新たに建設される一戸住宅及びアパート等の家主及び不動産業者に対し、入居される方へ自治会への加入を促すようお願いしている状況であります。 次に、2点目の自治会加入促進課の設置についてでございますが、設置する予定は今のところございません。 次に、3点目の自治会加入促進条例の制定については、自治会の法的性格は任意団体であり、加入の義務づけには法的限界があることから、本市では条例を制定する予定は今のところございません。 ◆11番(上地寿賀子議員)  促進課の設置条例の制定の予定は現在ございませんという答弁でしたけれども、自治会は大事な役割をしているということは当局も認識はしているかと思うんですけども。 南城市はますます市民活動が活発になってきていて、ボランティアも育ってきておりますし、公民館でのミニデイとか、また、夏祭りとかですね、中学校の中学生の卒業祝いなども公民館を活用して、自治会を中心になって行われている南城市でありまして、そこで、地域みんなで子供を育てていく、公民館で大人も子供も世代を超えてつながっていくっていうことからも、自治会の重要性もわかりますし、なおかつ市民みんながふだん何げなく使っている街灯の電気代なども自治会費から充てられているわけですね。そういった意味からも、やっぱり自治会に加入する率を上げていく、理解を深めていくっていうところも必要でありますけれども。 例えばこの、不動産とかアパートで大家さんが徴収しているっていうところですが、自治会費と一緒に社協の赤い羽根共同募金なども徴収されるときがありますけれども、そういったものも徴収されていますでしょうか。 年に1回、赤い羽根共同募金が各世帯から500円とか緑の募金、そういうのも徴収されますけれどもアパート、不動産業界も徴収されているのかどうか。 ○議長(国吉昌実)  休憩します。     (休憩 15時52分)     (再開 15時53分) 再開します。 ◎企画部長(當眞隆夫)  赤い羽根共同募金につきましては、これは社会福祉協議会から委託を、恐らく自治会長にやられているかと思います。 共同住宅について、そこまでやっているかというのはちょっと把握をしておりませんけれども、自治会によってはですね、自治会長、もしくは役員の皆さんでそういう共同住宅については、加入促進と合わせて回っているところもあるようです。ただ、これは自治会によって取り組みが違うと思いますので、ちょっと全体的にどうかというのは、ちょっと把握はできていません。 ○議長(国吉昌実)  本日の会議は議事の都合によって延長します。 ◆11番(上地寿賀子議員)  なぜこの質問したかといいますと、社協の助成金、通称フッくん・シーちゃんという助成事業があって、これは赤い羽根共同募金が充てられているんですけれども、この事業を採択した自治会の加入率が上がったんですよ。この赤い羽根共同募金のおかげで、この助成金がもらえたっていうことで、区の理解が深まって加入率が上がったっていういい効果もありますので、自治会費を払うメリットもどんどん、どんどん周知をしていってほしいと思います。 また、前回も申し上げましたけれども、宜野湾市のほうがパンフレットを配布していまして、その中には、もし自治会がなかったらというのがございます。 もし自治会がなかったら、まちにはごみがあふれ、防犯灯が消えて夜道は真っ暗で怖い。ひとり暮らしの高齢者、体調を崩しても誰にも気づかれない。そんなまちは犯罪者にも狙われるでしょう。防犯については、どんな最新のセキュリティーシステムよりも、地域の目が最高の抑止力、防犯になるとあります。 去った台風24号の際には、市内ほぼ全域で停電して、2、3日市全体が真っ暗な状態、信号もつかない、街灯もつかないで真っ暗。皆さんそのときのことをよく思い出してほしいんですけれども、私はこの真っ暗な状態でいつ犯罪が起きてもおかしくないなっていうふうに思いました。 こういった経験からも、自治会に加入するっていう意義をもっともっと市民に伝えていく、周知していく、加入率を上げていくという対策を講じることが大事だと思いますが、いま一度、お考えをお願いいたします。 ◎企画部長(當眞隆夫)  自治会加入率を高めるというのは地域だけでは限界にきているかなと私ども感じております。 そういった意味で、3月定例会でもですね、上地寿賀子議員のほうから御提案のあったパンフレットですね、その作成についても検討していきたいと思っています。 あと、9月広報誌でも、しっかり加入についての記事を載せて、行政としてもですね、自治会があってこそ地域コミュニティーっていうのは生まれてきます。防災にしても何にしても。 そういうことで、本市のほうでも、今後はムラヤーというところでですね、ムラヤー構想を実現するためには、やっぱりこの地域コミュニティー力っていうところが大事になってきますので、その辺は本市も一緒になって自治会と協力しながら、加入促進、どういったことができるかっていうのを一緒になって検討していきたいというふうに考えております。 ◆11番(上地寿賀子議員)  それでは自治会の加入促進条例を制定している先進地事例があればお願いいたします。 ◎企画部長(當眞隆夫)  作られたかどうかちょっとあれなんですけれども、塩尻市というところがですね、みんなで支える自治会条例の案ということで検討した形跡がございます。ですから、もしかするとそこが作っている可能性はあるかなと思います。 ただその中で、自治会条例についてはやっぱり賛否両論ございます。先ほど言ったように、任意団体であるということで、これを条例で縛るのはいかがなものかということで、かなり議論になったという情報もあります。 そういった意味ではですね、我々としましては、条例という形でやるんではなくして、もともと持っているムラヤー構想、そちらを中心に自治会の加入促進等を含めて検討していきたいと思っております。 ◆11番(上地寿賀子議員)  例えばですけれども南城市で、仮定として南城市でこの自治会加入促進条例を制定するとすればどのような流れが必要ですか。 ◎企画部長(當眞隆夫)  まず、条例を制定するためにはですね、これは普通の条例とは違って、我々だけでは作れないと思っています。行政主導ではなかなか難しいだろうと。 そういった意味では、条例を制定するためにですね、委員会なり、外部を含めた委員会なりというところを設置して、定めていく必要があるんじゃないかなと。 場合によっては、法律の専門家の意見も取り入れていく必要があるんではないかと考えております。 ◆11番(上地寿賀子議員)  今、全国的にも自治会の必要性が今、非常に大きく訴えられてきておりますので、ひとり暮らしの高齢者だけではなくて、市民の安心・安全を守るため、そして、また何かあったとき、災害のときなんかでも、お互いを助け合えるための南城市を作っていくためにもぜひ必要だと思いますし、この条例の制定に向けましても、委員会を設置するなり、この加入につきましても、区長さん任せにするだけではなくて、今までも市のほうも横断幕の周知とか、広報誌載せてきたことはありますけれども、あと一歩踏み込んでほしいっていうのがあります。 ですので、この条例の制定につきましても、もう議論を始めて、必要であれば委員会を設置して、課に昇格して条例を制定していくっていう流れが可能だと思いますので、ぜひ議論の方を始めていただきたいと思います。 これについて市長の見解をお伺いいたします。 ◎市長(瑞慶覧長敏)  各自治会が元気になっていくことは非常に望ましいことです。そのためには、100%を目指したほうが一番いいことではあるんですけども。 ただ、長年アパートの方々も含めて、マンションも含めて、なかなか自治会への加入率が進まないということもずっと抱えている問題ではあるんですね。 その意味では、市としても自治会とも連携を図りながら、いい方向に持っていけるような努力は重ねていくつもりです。 ◆11番(上地寿賀子議員)  自治会の地域コミュニティーというのはもう目に見えない、お金で買えないものがありますので、ぜひ市としてもこの条例の制定に向けて議論を始めていただくよう強く要望いたします。 以上です。 ○議長(国吉昌実)  これで本日の一般質問を終わります。 以上で本日の日程は全部終了しました。 次回は10月10日水曜日、午前10時から本会議を開きます。 本日はこれで散会します。     (散会 16時01分)地方自治法第123条第2項の規定により署名する。議長    国吉昌実署名議員  新里 嘉署名議員  宮城康博...