沖縄市議会 > 2020-06-30 >
06月30日-03号

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  1. 沖縄市議会 2020-06-30
    06月30日-03号


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    第408回 沖縄市議会定例会┌──────────────────────────────────────┐│                                      ││  令和2年                                 ││          沖縄市議会定例会会議録                 ││  第408回                                 ││                                      ││           令和2年6月30日(火)午前10時開議           ││                                      │└──────────────────────────────────────┘              議  事  日  程   第 3 号                 令和2年6月30日(火)                  午前10時 開議第 1        一  般  質  問     ──────────────────────────────本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件      (議事日程のとおり)     ──────────────────────────────出  席  議  員  (30名)  1 番 島 田   茂 議員    16 番 藤 山 勇 一 議員  2 番 栄野比 和 光 議員    17 番 宮 城   浩 議員  3 番 仲宗根   誠 議員    18 番 森 山 政 和 議員  4 番 嵩 元 直 萌 議員    19 番 高江洲 義 八 議員  5 番 町 田 裕 介 議員    20 番 諸見里 宏 美 議員  6 番 瑞慶山 良一郎 議員    21 番 新 屋   勝 議員  7 番 屋富祖   功 議員    22 番 小 浜 守 勝 議員  8 番 稲 嶺 隆 之 議員    23 番 大 城   隼 議員  9 番 眞榮城 健 二 議員    24 番 新 里 治 利 議員 10 番 喜友名 秀 樹 議員    25 番 高 橋   真 議員 11 番 喜友名 朝 彦 議員    26 番 阿多利   修 議員 12 番 金 城 由 美 議員    27 番 伊 佐   強 議員 13 番 小 谷 良 博 議員    28 番 桑 江 直 哉 議員 14 番 伊 禮   悟 議員    29 番 池 原 秀 明 議員 15 番 上 地   崇 議員    30 番 前 宮 美津子 議員     ──────────────────────────────欠  席  議  員  (なし)     ──────────────────────────────説明のため出席した者の職、氏名 市長       桑 江 朝千夫    総務部長       石 原 昌 尚 副市長      仲 本 兼 明    企画部長       宮 里 善 伸 副市長      與那嶺 克 枝    企画部参事兼     山 内   強                     プロジェクト推進室長 市民部長     大 庭 隆 志    上下水道局長     仲 本 兼 章 健康福祉部長兼  與那嶺 智 才    上下水道部長     新 里 智 昭 福祉事務所長 こどものまち   上 里 幸 俊    消防長        仲宗根   繁 推進部長 経済文化部長   上 原 三千代    教育長        比 嘉 良 憲 建設部長     仲宗根 保 彦    教育部長       島 袋 秀 明 建設部参事    比 嘉 直 樹    指導部長兼      與那嶺   剛                     教育研究所長     ──────────────────────────────職務のため議場に出席した事務局職員の職、氏名 事務局長     平 田 嗣 巳    議事課長       中 村 厚 夫 事務局次長兼   仲宗根   剛    議事課長補佐     金 城 優 一 庶務課長                兼調査係長 ○小浜守勝議長 これより本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員数30名、全議員出席でございます。 休憩いたします。  休 憩 (午前10時01分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前10時03分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 休憩いたします。  休 憩 (午前10時03分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前10時03分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 本日は、議事日程第3号によって議事を進めます。 △日程第1 これより一般質問を行います。 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 それでは市民の皆様、市長、市当局の皆様、会派公明党の藤山勇一でございます。皆様、おはようございます。本6月定例会、一般質問を通して、より一層市政の発展のために頑張ってまいる決意でございますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。本議会、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、これまでどおりではない状況でスタートした議会でございます。まだまだ慣れていないところもありますけれども、しっかり頑張ってまいりたいと思います。本日の新聞では、小浜議長が我が沖縄市議会の対応として、みんなの協力をいただいたと。この沖縄市議会、しっかりいろいろな形で、市当局と皆さんと一緒にこの大変な状況を乗り越えていきたいと思っておりますので、一般質問をさせていただきたいと思います。 通告書1ページでございます。質問事項1.新型コロナウイルス感染症対策関連等について伺いたいと思います。今回の新型コロナウイルス感染症の感染拡大が我が県、全国、世界各地域で猛威を振るっております。県内においては、本年2月、1例目の発症が確認されて、3月末よりは感染者が徐々に増えて、感染者数は県内では140人余りとなりました。現在、県内での感染者はゼロ人ということであります。感染された方々へ改めてお見舞いを申し上げ、またお亡くなりになられた方々への御冥福をお祈り申し上げるとともに、御遺族の方々へ心よりお悔み申し上げます。また、さらに引き続き医療従事者、また福祉関係者、様々な分野で今回のコロナウイルス感染症をしっかりと支えて、御尽力いただいている皆様に厚く感謝を申し上げたいと思っております。この新型コロナウイルス感染症拡大という経験を踏まえて、今後新たな社会像、また社会生活、様々な生活が変わってくる時代でありますけれども、しっかり質問を通して確認させていただきたいと思います。質問の要旨(1)沖縄市における感染の状況と経過について伺います。また沖縄市として、感染予防対策や経済対策にどのように取り組んできたのかお伺いします。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 おはようございます。藤山議員の一般質問にお答えいたします。 新型コロナウイルス感染症に関する経済対策といたしましては、新型コロナウイルス感染症の早期収束と市民の雇用、生活等を守るとともに、収束後の需要喚起等を促すため、市長を本部長とした沖縄市新型コロナウイルス感染症緊急経済対策本部を設置し、全庁的に進めております。主な取組といたしましては、市内の中小・小規模事業者に対する支援金や認可外保育施設への利用料補助、介護施設、障がい者施設等への支援、ひとり親世帯等への臨時特別給付、小中学校の給食費等の支援、農水産業者への支援などとなっております。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長福祉事務所長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長 おはようございます。藤山勇一議員の御質問にお答えいたします。 まず感染状況と経過についてでございます。4月8日に本市最初の感染者が確認されて以来、4月28日までに男性13人、女性3人、合計16人の方が陽性となり入院されました。そのうち2人の方が再び陽性となりましたが、新規感染者は確認されておらず、6月6日に最後の方が退院されております。次に感染拡大予防につきましては、本市ホームページにおいて、新型コロナウイルス関連情報を集約して掲載しているほか、広報おきなわ、SNS、防災無線、広報車なども活用し、周知を行いました。全国に緊急事態宣言がなされた後の大型連休前には、市長のメッセージとして、ステイホームと3密回避を呼びかけるチラシを全世帯に配布いたしました。またゴールデンウィーク期間中に市長をはじめ、県内著名人によるステイホームを呼びかける情報を大型テレビジョン搭載メディアランナーにて、市内全域を周回し、配信するなど、分かりやすい周知に努めたところでございます。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 企画部長、健康福祉部長、御答弁ありがとうございました。 様々な状況を踏まえて、本市としては、緊急対策本部チームなどをされまして、また感染防止をしっかりとした上で、現在、退院されて、皆さん御無事でということで確認させていただきました。 続いて、質問の要旨(2)感染症の第2波などへ警戒すべきであるが、今後の対策等についてお伺いします。昨今、全国的にはまだ関東、東京等を中心にですけれども、コロナは、まだ国としても感染再拡大が警戒されております。世界中では死者も50万人超、また感染の方たちも1,000万人を超えている中で、第2波、次の警戒が大切だと思いますけれどもいかがでしょうか。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長福祉事務所長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長 お答えいたします。 県内におきまして、5月に入ってから新規感染者数ゼロの状態が続いておりますが、これからは新型コロナウイルスとの共存を意識した持続的な生活様式と事業活動に取り組まなければならないと考えております。このため本市主催のイベント、会議等の開催について、感染症の発生段階に応じて、判断基準を設けた新型コロナウイルス感染症に係る沖縄市主催イベント、市施設の貸館業務等実施ガイドラインを策定し、取り組んでいるところでございます。市民や事業者の皆様への周知といたしまして、本ガイドライン及び各省庁から発出されている業種別ガイドラインのほか、感染拡大を予防するための新しい生活様式を定着させ、手洗いや身体的距離の確保、3密の回避など、一人一人が取り組んでいただくためにホームページ、SNS、広報おきなわなどを活用した周知を行っており、今後も継続して実施してまいります。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 今後の警戒心を緩めることなく、また感染防止、また様々な対策をお願いしたいと思います。市長もメッセージ等も発信していただいているので、そこもしっかり新しい生活様式を頭に入れながら、今後のことに警戒したいと思っております。 質問の要旨(3)令和2年度予算・補正を踏まえた財政運営について。①新型コロナ対策などを講じた一般財源の現状や今後の予算の見直し、感染症対策対応地方創生臨時交付金の本市の見解についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 お答えいたします。 新型コロナウイルス感染症対策事業としましては、21事業で、総額14億4,255万4,000円となっており、一般財源が4億3,477万円となっております。全島エイサーまつりなど、一括交付金を活用したイベントにつきましては、新たな取組への変更等について、国、県と調整を進めてまいります。また市の一般財源で行う沖縄国際カーニバルなど、仮にイベントが中止になった場合につきましては、庁内において活用方法等を検討してまいります。新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するとともに、感染拡大の影響を受けている地域経済や住民生活を支援し、地方創生を図るため、地方公共団体が地域の実情に応じて、必要な事業を実施できるよう創設されております。本市の緊急経済対策につきましては、感染症拡大の収束にめどがつくまでの間の国の示す緊急支援フェーズを基本に、早急な対策が必要となる事業について取り組んでおります。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 御答弁ありがとうございました。 今回、令和2年度は様々な緊急対策として沖縄市はすごいスピード感を持った対応をしていただいていると思っております。先ほどありました経済的な支援、感染防止対策として、今回、予算の状況を見ると、この財源が厳しい中での対策で、皆さんも大変な中だと思っておりますけれども、国のほうでも第2次補正予算など、様々なコロナに対する予算がありますので、先ほどありましたが、今回イベント等がなくなったので、予算をどう組み替えていくのか、一括交付金とかの兼ね合いがあるともお伺いしましたので、この年度、そして今後につなげていただきたいと思っております。大変な状況の中でありましたけれども、本員たち会派も途中、提言等をさせていただきました。様々な市民の声を聞かせていただいて、沖縄市は今、地域の実情に応じて、きめ細やかな必要な事業ができるようなということで答弁がありましたので、一つ一つ本員たちも、例えば経済をしっかりと支えていく施策であったり、例えば今回、子育て世帯への臨時給付金とかが高校1年生まであったのですが、高校2年生、3年生にはなかったので、どうにかここも支給ができないかなど、また給付金の基準日とかがあったのですが、一律10万円まで。4月以降に生まれたお子さんにはないので、その辺をどういう形で沖縄市として考えていくのか。また高齢者福祉施設もコロナの状況ではなかなか厳しい環境になりましたというお声も聞かせていただきました。また中間世帯の経済的な家庭支援も様々あると思います。国が示した様々な臨時交付金の活用事例も見させていただきましたけれども、沖縄市の現状をしっかりとニーズを捉えながら、この施策を進めていただければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 続いて、質問の要旨(3)②税収への影響における今後の見通しについてお伺いします。今回、市税とか様々な猶予期間があったり、経済的にも大きなダメージを受けているので、今後令和2年度はもちろんですけれども、令和3年度という形で予算組みなど心配なところもありますので、お伺いしたいと思います。よろしくお願いします。
    小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 おはようございます。藤山勇一議員の一般質問にお答えいたします。 今回、地方税法の改正により、新型コロナウイルス感染症経済対策における税制上の措置といたしまして、徴収猶予制度の特例が設けられました。本特例の対象となる場合には、納付期限を1年間猶予できるものでございます。この特例制度の適用により、納付期限を1年間猶予した場合、令和2年度の税に関する歳入は、令和3年度分の歳入として受けることになるため、令和2年度の税収は減ることになります。また新型コロナウイルス感染症による経済の悪化により、令和3年度の申告においても個人市民税法人市民税の税収が減る可能性が高いと考えております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございました。 いろいろな状況で、本当に今後心配であります。しっかり既存のやらないといけない予算もありますし、施策事業もあるので、この辺企画部として今後、どういう形で予算組みを考えていくのか、お伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 お答えいたします。 令和3年度当初予算につきましては、大変厳しい状況でございますが、市税等が減収になった場合の対応として、地方税の徴収猶予や減収を補填するために発行可能となる地方債の活用も検討していきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございました。 様々大変な中ですけれども、今後の必要な事業はしっかり進めないといけませんし、コロナ対策もしないといけませんので、各部、課の聞き取りなどを丁寧にしながら進めていただきたいと思います。 続いて、質問事項2.子ども子育て支援についてお伺いします。質問の要旨(1)ひとり親家庭支援について。①本市独自のひとり親世帯等への給付金の制度概要・対象者などについてお伺いします。先ほど経済対策、また感染症対策で沖縄市独自でひとり親家庭の給付金も進んでいるとお伺いしました。本員たち会派としても強く求めていただけに、皆様が積極的に取り入れていただきまして、本当にありがとうございます。そこの概要、また対象などを詳しくお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎上里幸俊こどもまち推進部長 おはようございます。それでは藤山議員の御質問にお答えいたします。 本市独自のひとり親世帯等への給付金の概要については、児童扶養手当受給世帯公的年金等を受給していることにより児童扶養手当の受給を受けていない世帯及びそれに準ずるもの、それから新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変するなど、直近の収入が児童扶養手当を受給している方と同じ水準まで減少したひとり親世帯に対して、1世帯当たり3万円を給付する内容となっております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 部長、御答弁ありがとうございました。 今回の沖縄市独自で本当にすばらしいことに児童扶養手当受給者世帯だけの対象ではなくて、本当に厳しい状況で、対象を拡大したということが本当に感謝しかないかと思っております。ひとり親のお母さん方からも給付金が入っていたということで、スムーズな対応をありがとうございますということを何人もおっしゃっていましたので、本当に感謝申し上げます。その中で今回対象を広げていただいたので、この部分で申請の方法とか、また周知が必要かと思っておりますけれども、どのように再度、皆さんに呼びかけするのか、お伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎上里幸俊こどもまち推進部長 お答えいたします。 申請の周知の方法でございますけれども、ホームページや、市の広報おきなわへの掲載、あるいはLINEなどを活用して周知してまいりたいと考えております。それから申請方法につきましては、毎年8月に行う児童扶養手当の現況届時から申請の受付を開始し、申請者から提出された申請書等の審査を行った上で、該当者に対し、随時給付を行う予定となっております。ちなみに児童扶養手当の支給者、あるいは年金等による児童扶養手当を支給していないものにつきましては、申請が不要で、先ほど議員からございましたが、今月6月22日に給付を完了しているところでございます。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 それでは質問の要旨(1)②今後様々な対策があるとお伺いしていますので、国などの支援についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎上里幸俊こどもまち推進部長 お答えいたします。 国についてもひとり親、低所得者のひとり親世帯への臨時特別給付金が予定されております。当該給付金の概要は、基本給付と追加給付から構成されており、基本給付については児童扶養手当を受給している世帯、または公的年金等を受給していることによって、児童扶養手当の受給を受けていない世帯、それから新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変するなど、直近の収入が児童扶養手当を受給している方と同じ水準まで減少したひとり親世帯等への給付で、1世帯当たり5万円、これは子供が1人いた場合5万円、第2子以降1人につき3万円が加算される内容となっております。続きまして、追加給付については児童扶養手当受給世帯、それから公的年金給付等の受給世帯のうち、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変し、収入が大きく減少しているとの申し出があった世帯に対して、5万円を1回限り支給する内容となっております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございました。 しっかり周知しながら丁寧な対応を心がけているとお伺いしました。8月は大変忙しくなる中ですけれども、皆さん御尽力をいただいていることに感謝したいと思います。ありがとうございました。 続いて、質問の要旨(2)弁当などの食事提供支援についてお伺いしたいと思います。今回コロナ対策で、沖縄市に様々な寄附や寄贈がありました。その一つで、お弁当の支給とかの寄附もありましたので、それをうまく沖縄市は活用されたとお伺いしました。①支援内容・対象者についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎上里幸俊こどもまち推進部長 お答えいたします。 こどもの居場所における食事支援といたしまして、学校の臨時休校期間中に居場所を開所していただいた団体においては、夕食の提供から昼食の弁当配布等に切替え、取りに来てもらうなどにより子供たちの様子を確認するという形で食事支援を行っていただきました。また、市内外の飲食店から食事に困っている子供や、その家族に届けてほしいとの要望で、多いときには1日160食、合計で約3,500食の弁当提供がございました。また、弁当の配布方法としましては、こどもの居場所づくり支援員家庭児童相談員教育委員会とも連携を図り、それぞれの職員などが直接家庭訪問して、弁当を配布したところでございます。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございました。 続いて、質問の要旨(2)②今回、様々急な対応で支援チームとして、皆さんされたと思いますが、この支援、またサービスがどのような効果があったのか、効果についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎上里幸俊こどもまち推進部長 お答えいたします。 効果につきましては、新型コロナウイルス感染拡大防止により学校が休業となったことから、子供たちの生活様子が確認できないなどの課題がございました。今回、こども相談・健康課や教育委員会指導課の職員が直接気になる子供の家庭に弁当を届けることにより、子供たちの様子や家庭状況の変化について確認することができたことで、子供たちの見守りや支援対象者との信頼関係を築くことができたと考えております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 今回すばらしい取組ができたと本員は実感しております。 質問の要旨(2)③今回の支援を活かして、支援対象児童等見守り強化事業の取組を検討することはどうか、お伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎上里幸俊こどもまち推進部長 お答えいたします。 議員御指摘の支援対象児童等の見守りを強化することにつきましては、今回の学校休業により、その重要性がこれまでより増してきたと感じております。本市においては、今回教育委員会やこどもの居場所、民間企業と連携して支援が必要な子供と、その世帯に対して食事の提供や状況を把握するなどの取組が行われました。国においては、今年4月に子どもの見守り強化アクションプランを策定しておりますので、本市といたしましても学校や保育所などの関係機関やこどもの居場所、民生委員・児童委員、母子保健推進員などの地域ネットワークとの連携を図り、今回の取組をさらに強化する形で、支援対象児童等の見守りの強化について、引き続き検討してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 今回の大変な状況の中、しっかり皆さん結集をして、それを乗り越えるという大変すばらしい取組でありましたので、教育委員会ともども、こどものまち推進部もしっかりつなげていただいたと思っておりますので、鋭意また進捗を期待します。よろしくお願いします。 質問の要旨(3)子ども貧困対策についてお伺いしたいと思います。今回こういう配食事業であったり、コロナ禍の中で子供たちを見守る中のこういう対策もありました。本市はこどもの居場所等、先進地として様々やっております。こども食堂としてスタートして、はや5年が過ぎましたので、確認のため質問したいと思います。①こどもの居場所等の運営支援や貧困対策支援員の効果についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎上里幸俊こどもまち推進部長 お答えいたします。 こどもの居場所等の運営支援の効果につきましては、令和元年度の延べ利用者数は拠点のこどもの居場所が5,120人、通常のこどもの居場所が2万2,242人と、前年度比で1,370人増加しており、放課後のこどもの居場所として地域で定着していっていると考えております。また前年度新設した拠点型こどもの居場所については、保護者支援など手厚い支援ができたことで、子供たちの基礎的な生活習慣の習得や学習意欲の向上といった効果から、保護者自身の負担軽減で自炊の増加や衛生面の改善、子供の通院まで、これまでなかなか改善できなかった事項についても改善されたと報告を受けております。 それから貧困対策支援員の効果につきましては、学校や教育委員会などからの相談等を通して支援が必要な子供をこどもの居場所や関係機関へつないで支援を行っているほか、つないだ後の見守りや支援についての調整会議等も行っており、子供の変化にも迅速に対応することができることから、子供や支援する居場所のスタッフの安心感にも寄与しているものと考えております。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 おはようございます。藤山勇一議員の一般質問にお答えいたします。 教育委員会といたしましては、子供の生活サポートチームを中心とした支援の活動を通して、関係機関を含めたチーム支援の体制が整備され、お互いの連携や情報共有から、家庭環境や子供と学校、そして保護者の状況を共有しながら理解を深め、学校と連携した効果的な指導支援につながっているものと理解しているところでございます。また、保護者支援としては、制度やサービスにつなげるための情報提供、手続支援、動向支援を行うことで、経済的な支援へつなげることができ、保護者の信頼関係が構築されたものと理解をしております。その結果として、家庭訪問や不登校児童生徒への登校支援の継続へつながり、子供が登校し、学校生活が充実してくると保護者も学校や地域に対して関心が生まれ、家庭の教育的な理解がより高まることにつながっているものと理解しているところでございます。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 御答弁ありがとうございました。 続いて、質問の要旨(3)②令和3年度以降の事業方針が今後分からない状況もありますので、令和3年度以降の事業方針についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎上里幸俊こどもまち推進部長 お答えいたします。 内閣府の沖縄子供の貧困緊急対策事業費補助金につきましては、令和3年度まで引き続き実施することとなっておりますが、その後の補助事業の継続については、まだ国としても方針が示されておりません。しかし、沖縄県は子供の貧困率が全国の2倍と非常に高いことから、本市といたしましても、引き続き中長期的な視点で子供の貧困対策を進めていく必要があると考えております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ぜひ様々取り組んでいただいて、教育委員会のほうとも一緒にやって、今回、子供の貧困6年間、モデル事業から集中的期間ということで、いよいよ効果が出てきて、沖縄市の子供たちのためにどういう状況になるのか、しっかりと見守っていきたいと思います。本員はコロナの配食で、本市200人分ですか、配食があったということは、まだ200人のお子さんで困り感がある家庭があるのか、それともその5年間、6年間でしっかり対策をしたから200人に減ったのか、こういうところがポイントだと本員は実感しております。今回のこれをきっかけにしっかり教育委員会、また、こどものまち推進部としてもこの分野、またニーズ調査しながら最後また仕上げていく年だと思っておりますので、あとは支援員、様々な方たちの研修、スキルアップであったり、3者の連携を密に今後も対策をしていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 それでは質問の要旨(4)保育行政についてお伺いします。①令和2年度の入所申込みや待機児童数の推移についてお伺いいたします。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎上里幸俊こどもまち推進部長 お答えいたします。 これまでの待機児童数の推移といたしましては、平成29年度の440人をピークに、平成30年度264人、平成31年度198人、令和2年度100人となっております。また申込者数の推移は、平成29年度4,947人、平成30年度5,275人、平成31年度5,427人、令和2年度5,609人となっております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございました。 本市の状況をお伺いさせていただきまして、前年から100人近く待機児童が減ったと。その中でもゼロ歳から2歳の待機児童数の割合が若干多いということで、その中でもしっかり保育施設をどんどん定員数を上げて、沖縄市がすばらしい結果を出していただいていることは本当にすばらしいと思っております。98人という待機児童ですので、次年度以降いよいよ待機児童が解消されるのかと思っております。本員としては、すごい期待を持って質問させていただいて、やり取りもさせていただきましたので、あとは保育の質とか、いろいろな相談の充実が求められると思います。 質問の要旨(4)②待機児童解消に向けてのさらなる取り組みについてお伺いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎上里幸俊こどもまち推進部長 お答えいたします。 待機児童の解消につきましては、引き続き認可保育園の定員拡充に取り組む必要がございますが、保育士の確保も重要な施策として考えておりますので、保育士就職説明会の実施や、復職応援給付金を支給するなど、保育士の確保に努めてまいりたいと考えております。また入所調整におきましては、AIシステムを最大限活用し、できるだけ多くの保護者の希望がかなえられるようなきめ細やかな入所案内に努めてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 部長、ありがとうございます。 しっかりAIを駆使したり、また対面でうまく聞き取りをしながら、市長、副市長、本当に保育を待ち望んでいる本員の思いも受け止めていただきまして、次年度期待しておりますので、よろしくお願いいたします。 それでは質問事項3.畜産行政についてお伺いします。質問の要旨(1)CSF(豚熱)対策についてお伺いしたいと思います。これは本年1月に発生して、ようやく終息を見まして、再開に尽力する、皆さんありましたけれども、コロナの状況もありまして、再建状況が厳しいことがあります。第407回2月定例会でも質問をさせていただきました。その後、再建に向けた取組、防疫対策など、様々な支援を丁寧に本市は行うと力強い答弁もいただいておりますので、重ねて確認の質問をしたいと思います。①養豚農場経営に対しての支援策についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 おはようございます。藤山勇一議員の一般質問にお答えいたします。 豚熱により被害を受けた畜産農家の早期営農再開を支援することを目的に、当初予算においてCSF緊急対策補助金を計上してございます。支援の内容としては、種豚や畜舎の修繕等の飼養衛生管理上、必要な資材の購入費、豚の販売等に係る広告宣伝費等となりますが、全頭殺処分の被害を受けた養豚農家に対しては最大で200万円を、移動制限を受けた養豚農家に対しましては、最大で25万円を補助することとしております。また豚熱ワクチンの接種が義務化されたことから、今年度は農家負担のワクチン接種料を全額市の負担で行うべく、6月補正予算において必要な予算を計上させていただいたところでございます。ほかにも家畜伝染病予防対策の一環として、養豚農家だけではなく、市内の全畜産農家を1軒1軒回って、消毒資材等の配布を行いながら、飼養衛生管理の遵守等の啓発活動を行っていくこととしております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 経済文化部長、答弁ありがとうございました。 様々なきめ細やかな対応をずっとしていただいて、経営者、感染が発生したところも、していないところも本当にきめ細やかな対応があると思っておりますので、引き続き支援をしていただいて、また本市の発展のためにもなる産業でありますので、よろしくお願いいたします。今回、一般質問をなかなか厳しい状況の中でありましたけれども、本年は豚熱(CSF)から、この辺の対応を生かしながら、今回のコロナ対策も本市を挙げて、しっかりとやったのではないかと思いますので、ぜひ引き続き様々な対応をよろしくお願いします。以上で一般質問を終了します。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で藤山勇一議員の一般質問を終わります。 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 おはようございます。議席番号27、会派群星、伊佐 強が一般質問通告書どおりに質問いたします。通告書の質問事項1に入る前に、コロナウイルス感染症の質問については、先ほど藤山議員からもありましたが、これから多くの議員の皆様からもあると思います。答弁は分かりやすく、丁寧にお願いいたします。 それでは質問事項1.コロナウイルス感染症経済対策について。質問の要旨(1)コロナウイルス感染症経済対策について以下を教えてください。①個人事業主へのコロナウイルス感染症経済対策を市・県・国ごとに伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 伊佐 強議員の一般質問にお答えいたします。 まず本市が実施している支援策のほうから御説明いたします。本市では休業店舗支援金、事業者支援金、融資支援金の3つの支援策を実施しております。休業店舗支援金については、休業したライブハウスや接待を伴う飲食店を対象とし、1店舗につき10万円の支援金を給付しております。事業者支援金については、飲食店や宿泊業など、特に新型コロナウイルス感染症の影響を受けたと思われる事業者を対象に、個人事業主であれば10万円、法人事業主の場合は30万円の支援金を給付しております。融資支援金については、中小企業セーフティネット資金等を利用し融資を受けた事業者を対象に、10万円の支援金を給付しております。次に県の支援策ですが、県のほうはうちなーんちゅ応援プロジェクトとして3つの支援金を実施しております。飲食店を対象とした緊急支援金として、1事業者当たり一律10万円、小売業、旅行代理店等を対象とした支援金として、1事業者当たり一律10万円、休業要請に応じた遊興施設や大学・学習塾、劇場、商業施設等を対象とした協力金として、1事業者当たり一律20万円の給付を行っております。国においては、持続化給付金として、対象事業者は特定せず、前年同月比で50%以上減少している事業者を対象に、中小法人等は200万円、個人事業主等は100万円を上限に支援金を給付しております。また雇用調整助成金として、事業主が負担した従業員の休業手当に要した費用を助成しております。以上です。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 再質問いたします。 ただいまの答弁に含まれていなかった、例えば何々教室、何々道場、何々サークル、リサイクル回収業者、また貸家等を営む方々には今後何か対策はあるのか、教えていただきたいと思います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 本市独自の3本の支援金の対象業種については、コロナの影響により、3月以降、セーフティネット融資の認定申請が多かった業種に絞って制度設計を行っており、そこから漏れる方は全業種を対象とした融資支援金のほうで幅広く救う考えでしたが、融資を受けない事業者は対象とならないなどの課題が出てきております。申請窓口やコールセンターのほうには、なぜうちは支援金の対象とならないのか等、様々な御意見を多数伺っており、対象から漏れた事業者への支援は、必要であると認識しております。そういう事業者の皆様からの御意見を集約して、どこが足りなかったのか見極めながら、財政当局とも調整し、次回第3弾の支援策に向けて検討してまいります。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ありがとうございます。 ぜひ多くの個人事業主の皆様に寄り添うようお願いいたします。 続きまして、質問事項2.こどもの国について。質問の要旨(1)コロナウイルスの影響について以下を教えてください。①コロナウイルスでの影響(月別入場者数・月別事業収益の対前年度比・職員負担・目標入場者数・工事への影響等)を伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 企画部参事プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 おはようございます。それでは伊佐議員の一般質問にお答えいたします。 沖縄こどもの国につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、4月11日から5月末まで休園措置を講じたところでございます。その結果、前年度と比較しますと、4月の入場者は約5万人減少し、入園料収入が約1,400万円の減収となっております。5月につきましては、入場者数が約7万人減少し、入園料収入が約2,000万円の減収となっております。続きまして、休園期間中の勤務体制につきましては、2交代制勤務とし、動物の飼育や修繕等の業務を行っているところです。現在、募集しております臨時職員につきましては、市の経済対策として採用するもので、コロナウイルスの影響による来園者サービスの低下を招かないよう、沖縄こどもの国の管理運営業務に努めているところでございます。続きまして、工事への影響についてでございますが、現場でも手洗いや消毒液を設置するなど、感染拡大防止対策を行いながら、工事を進めているところでございます。最後に令和2年度の目標入園者数についてでございますが、現在、指定管理者と協議を進めさせていただいているところでございます。以上です。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ありがとうございます。 4月、5月入場者数は約12万人が減、入場料収入約3,400万円の減と伺いました。目標入園者数等を含め、ぜひ指定管理者と密な協議を進め、沖縄こどもの国の運営に支障がないよう、また、県も含め協議をよろしくお願いいたします。 次の質問は北中城村の住民から拡張によって安全性は保たれるのか、補償対象はどこなのかと声がありましたので、質問させていただきます。 質問の要旨(2)拡張(現区域の南側に約12.4ヘクタール)整備について以下で教えてください。①北中城村までの拡張による整備について、北中城村との調整内容(住宅地や北中城村立島袋小学校への配慮・安全・雨水溝整備)を伺います。 ○小浜守勝議長 企画部参事プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 お答えいたします。 沖縄こどもの国の拡張区域につきましては、約12.4ヘクタールの区域全てが北中城村に位置しており、北中城村及び村議会へ事業内容を説明させていただいております。また、都市計画決定につきましては、北中城村都市計画審議会の御意見も聴取し、平成30年12月に区域拡張が決定されております。地域からは近隣の小学校や住宅地への配慮について御意見がございましたので、駐車場の増設や住宅地などと近接する場所には、緩衝区域を設けるなど、周辺環境に配慮した計画を検討しているところでございます。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ありがとうございます。 これからも北中城村との調整を密によろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(2)②拡張区域の土地・建物の権利所有者数を伺います。 ○小浜守勝議長 企画部参事プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 お答えいたします。 拡張区域につきましては、土地の筆数は約280筆となっており、権利者数は約180人となっております。建物につきましては、拡張区域の南側の市道コザ給食センター線沿いに位置する住宅1棟と事業所1棟の合計2棟となっております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ありがとうございます。 これからも権利者との調整よろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(2)③令和2年度の予定補償契約数を伺います。 ○小浜守勝議長 企画部参事プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 お答えいたします。 令和2年度の補償件数につきましては、用地5件と物件1件を予定しております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ありがとうございました。 続きまして、質問の要旨(3)中央公園側の遊歩道について以下を教えてください。①こどもの国正面入り口の歩道(美島通り側)は、ベビーカーでの対面通行では狭く危険なため、以前一般質問での答弁で、「歩道と一体的な公園園路整備につきましては検討」とありましたが、その後の進捗状況を伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 おはようございます。伊佐議員の一般質問にお答えいたします。 沖縄こどもの国正面入り口から南向け、美島通り側に向けて市道中央公園線の歩道は、一定区間ではありますが、標準幅員が約1.4メートルしかなく、現在の基準に満たない構造となっており、歩行者にとって不便な状態となっていることは認識しております。しかし、市道中央公園線は、平成25年度から平成27年度にかけて、既存歩道空間におけるカラー舗装化等の改修整備を実施しており、国庫補助を活用した早期の拡幅整備は困難な状況でございます。また沖縄こどもの国公園では、斜面地調査を実施しており、調査結果は当該道路側の擁壁の早期改修は必要ないというものでございました。これらのことから現時点においては、新たな歩行空間の整備は困難な状況であると考えております。歩行空間の確保につきましては、沖縄こどもの国公園が拡張され、歩行者が増えることが考えられることから、利用者が安全、安心して沖縄こどもの国公園に来園できるよう、まちづくりの観点からも今後、関係部署と連携しながら取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ありがとうございます。 以前要望していた擁壁内の地権者の把握は行ったとのことでありますが、再度要望いたします。危険な状況をなくすためにも中央公園線の歩道とは別に美島通り側から公園内に遊歩道が設置できないか、関係部署と連携し、取組をお願いいたします。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午前10時55分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前11時08分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、質問事項3.諸見里(近隣)公園について。質問の要旨(1)里道整備について以下を教えてください。この質問は以前に建築・公園課が担当するとのことでしたので、また、近隣自治会からも整備の要請書が提出されていると思うので、再度質問いたします。①市道園田5号線から諸見里(近隣)公園への里道整備の進捗状況を伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 おはようございます。伊佐議員の一般質問にお答えいたします。 諸見里公園の東側出入り口への通路となっております里道につきましては、幅員が狭小な上、段差や凸凹、また排水処理等の課題があることから、改修へ向け検討を進めているところです。しかし、当該里道の改修においては、隣接地との高低差解消における工法の検討や、改修に係る財源確保が厳しいことから、実施に至っていない状況でございますが、今後限られた予算の中で、まずは排水処理を優先するなど、段階的な整備により、課題解消に努めてまいります。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ありがとうございます。 この里道は高低差や凸凹に現在なっており、近くの保育園児やお年寄りが利用しておりますが、雨降りは特に危険な状況であります。また、防災マップにも諸見里(近隣)公園は、一時避難場所に指定され、近隣の園田、久保田地域の住民が避難する際に、この里道を通り避難することが考えられますので、ぜひ財源確保をよろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(2)遊歩道整備について以下を教えてください。①湧き水や清掃用軽トラ等で凸凹になったり、藻が発生し滑る箇所がある遊歩道整備の進捗状況を伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 遊歩道に湧き出ている水については、1か所がトイレ配管からの漏水が原因であったため早急に対応し、補修を完了しております。もう1か所につきましては、地下水が原因と考えられることから、その地下水を池へ排出する管の埋設を8月に予定しております。また、遊歩道のくぼみは、管理車両の通行や経年劣化等により部分的に見受けられることから、他の公園の修繕箇所との優先順位を勘案しながら、当面は部分的な補修で対応してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ありがとうございます。 これからもよろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(3)設置物について以下を教えてください。①以前設置されていた健康遊具の再度設置を伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 公園内に設置されておりました健康遊具につきましては、部材の腐食や破損箇所が多く確認されたことから、平成27年度に撤去しております。遊具の再整備においては、他の遊具も老朽化により更新時期を迎えていたことから、平成29年度に7施設の遊具を集約し、公園南側の駐車場に隣接する広場に複合遊具として設置しております。遊具の集約及び選定に当たっては、広範囲に遊具があると目が行き届かないことや、児童対象のアスレチック的な遊具の要望など、地域からの意見を踏まえ、これまでの単体遊具から、より魅力的な多機能な複合遊具として設置したところでございますので、健康遊具を新たに設置する予定は現在のところございません。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ありがとうございました。 以前に健康遊具を利用されていた高齢者より、再度設置できないのかと尋ねられたので、質問いたしました。 続きまして、質問の要旨(4)地域と行政の連携について以下を教えてください。質問に入る前に、諸見里(近隣)公園はごみのポイ捨てが多いので、公園がきれいに利用されることを目的に、蛍が観察されれば、ポイ捨てもなくなるのではと、蛍観察を手段として、環境美化が図られるのではと質問いたします。①久保田地域住民から、湧き水が沸いている池へ「蛍放流」の声があるが、行政とどのような連携(他市町村・民間等から蛍がいただけるか、池周辺の環境美化指導)が図れるか伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 建設部参事
    ◎比嘉直樹建設部参事 公園の環境美化につきましては、ポイ捨て禁止の看板による注意喚起や市職員によるごみの清掃回収及びシルバー人材センターによる草刈り清掃を行っているところでございますが、一部の公園利用者によるごみの散乱は後を絶たず、マナーの悪さが見受けられます。本市では環境美化の取組として、公園愛護団体により、子供からお年寄りまで地域が一体となって公園をきれいにしていただき、その活動を通して、公園への愛着が湧いたり、人と人との交流が生まれ、公園をコミュニティの活動や憩いの場、健康増進の場として大事に活用していただいております。現在、市内には40の愛護団体により、87か所の公園を清掃管理していただいており、諸見里公園においても愛護団体による環境美化が図られるよう地域の自治会と団体の結成へ向け意見交換してまいります。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ありがとうございます。 この公園に環境美化団体が結成された際には、ぜひお力添えをお願いいたします。 続きまして、質問事項4.放課後児童クラブについて。質問の要旨(1)民設民営・公設民営・公設公営について以下を教えてください。①民設民営・公設民営・公設公営の放課後児童クラブ数を小学校区ごとに伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎上里幸俊こどもまち推進部長 それでは伊佐議員の御質問にお答えいたします。 まず北美小学校区については、民設民営が4か所、美原小学校区、民設民営6か所、美里小学校区、民設民営2か所、安慶田小学校区、公設公営1か所、それから民設民営1か所、室川小学校区、民設民営2か所、宮里小学校区、公設民営1か所、民設民営6か所、中の町小学校区、民設民営5か所、コザ小学校区、民設民営1か所、諸見小学校区、民設民営2か所、山内小学校区、公設民営1か所、民設民営2か所、美東小学校区、公設民営1か所、民設民営4か所、高原小学校区、公設公営1か所、公設民営1か所、民設民営4か所、安慶田小学校区、民設民営4か所、比屋根小学校区、民設民営4か所、それから越来小学校区と島袋小学校区はゼロ箇所、ちなみに越来小学校区につきましては、現在整備中でございまして、令和3年度に供用開始の予定でございます。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、質問の要旨(2)放課後児童クラブ(民設民営・公設民営・公設公営)の利用について以下で教えてください。①利用状況(利用者数・補助対象者数・利用料金等)を平成29年度から令和2年度で伺います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎上里幸俊こどもまち推進部長 お答えいたします。 平成29年度利用児童数1,286人、うちひとり親助成が204人、利用料金については最大1万7,500円、最小が6,000円となっております。平成30年度利用児童数1,445人、うちひとり親助成が309人、利用料金については最大1万7,500円、最小が6,000円、令和元年度利用児童数1,750人、うちひとり親助成が367人、利用料金については最大1万7,500円、最小6,000円、令和2年度利用児童数1,923人、うちひとり親助成が353人、利用料金等については最大1万7,500円、最小が6,000円となっております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 質問の要旨(2)②利用したくても利用できない待機児童数を、平成29年度から令和2年度で伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎上里幸俊こどもまち推進部長 お答えいたします。 待機児童数の推移については、平成29年度129人、平成30年度107人、令和元年度88人、令和2年度76人となっております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ありがとうございます。 利用者数は年々増えていき、待機児童数は年々減っているのですが、やはり待機児童をなくすためにもどのようなことができるのか、また担当部署として御検討をよろしくお願いいたします。 質問の要旨(3)平成28年3月付の、沖縄市放課後児童健全育成事業整備計画のP100に、小学校区における公設放課後児童クラブの整備の方針が記載されておりますが、令和2年度以降の公設放課後児童クラブについて以下で教えてください。①令和2年度(越来小学校区)以降の公設放課後児童クラブ(整備を検討8校区・公設放課後児童クラブの整備の必要性も含め検討2校区)の整備予定を伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎上里幸俊こどもまち推進部長 お答えいたします。 本市においては、1小学校区1か所以上の公設放課後児童クラブの設置を目標に整備を進めており、現在建設中の越来小学校で6校区目となりますが、同時に待機児童の解消に向けて、民設民営の放課後児童クラブの設置を促進してきたこともあり、公設の放課後児童クラブの整備については、地域ニーズを確認しながら、慎重に検討していきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 検討とあった8校区、また必要性も含め検討とあった2校区、大変でしょうが、平成28年度からこれが打ち出されているわけです。ぜひ慎重に審議しながら、待機児童がなくなるよう、これからもよろしくお願いいたします。 次の質問に入る前に、教育委員会の皆様には青年会活動に対し、日頃より多大なる御理解をいただき、感謝申し上げます。 青年会(団)については、本年度全島エイサーまつりやエイサーナイトが中止となり、大きな祭りやイベントがないので、もしかしたら今年度、全ての地域活動も中止する青年会が出るのではと危惧し、質問いたします。それでは質問事項5.青年会(団)について。質問の要旨(1)沖縄市青年団協議会の宿泊研修について以下で教えてください。①研修の趣旨・目的・内容を伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 こんにちは。伊佐議員の一般質問にお答えさせていただきます。 沖縄市青年リーダー宿泊研修会は、各自治会青年会の役員を対象に開催しております。研修目的は、地域リーダーの養成に努め、会員の資質向上を図る。また情報交換を行うことで、組織間の連携を強化し、青年会のさらなる活性化を図ることとなっております。研修内容といたしまして、青年会活動についての講話や視察研修などを行っております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、質問の要旨(1)②地域青年会参加数、先ほど役員数とおっしゃっていましたが、地域の青年会が参加しているのが、平成27年度から令和元年度を伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 お答えいたします。 平成27年度20団体が参加し、56人の参加となっております。平成28年度17団体、68人、平成29年度16団体、63人、平成30年度15団体、62人、令和元年度15団体、58人となっております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 質問の要旨(1)③リーダー宿泊研修の成果を伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 お答えいたします。 沖縄市青年リーダー宿泊研修会は、自治会青年会の役員改選時期に合わせて、毎年5月に実施しているところでございます。新任役員に対する研修会となることから、リーダーとしての意識の芽生えや、他の青年会の情報を知ることができること。また交流による絆が生まれることで、自治会青年会活動の活性化につながるなどの成果が期待されております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 再質問いたします。 令和2年度の宿泊研修はコロナウイルスの影響で開催されていないと思うので、沖縄市青年団協議会と話合いを持ち、10月頃に研修は可能か伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 当初5月に予定しておりましたけれども、コロナウイルスの影響で今、延期しているところでございます。議員の質問のとおり、市青協と連携を図りながら、早めに研修ができないか、検討させていただきたいと思います。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、質問の要旨(2)地域青年会支援事業について以下で教えてください。①支援事業の趣旨・目的を伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 お答えいたします。 沖縄市青年会活動支援事業は、各自治会青年会活動の活性化を図ることを目的に実施しております。支援内容といたしまして、青年が自己及び相互の資質向上を図るための活動、地域への貢献及び活性化に寄与する活動、地域の伝統文化の活動に資する活動などを行う事業へ助成をしております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、質問の要旨(2)②成果を伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 お答えいたします。 沖縄市青年会活動支援事業の成果といたしまして、地域の伝統文化の振興に資する活動への支援や、地域への貢献及び活性化に寄与する活動への支援を行うことにより、事業目的であります各自治会青年会の活性化に寄与していると考えております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 再質問いたします。 沖縄市青年団協議会未加盟の自治会長も含め、この事業が活性を目的とするならば、この支援事業などについて各自治会長と青年会について話されたことはあるか、伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 現在37自治会の中で青年団体が21団体ございます。特に東部地域におきましては、市青協に加盟する団体がないことから、今年度重点的に自治会長、公民館長をはじめ、自治会へ赴いて、今、情報交換を行っております。今後どのような形で青年団が消滅している地域で再結成ができるのか、市青協、自治会、教育委員会を合わせて話し合っていきたいと思っております。以上でございます。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 質問の要旨(3)社会教育について以下を教えてください。①担当部署は社会教育の観点から、地域青年会に意図的・計画的な教育活動を指導助言する立場であると思いますが、地域青年会に意図的・計画的にどのような指導助言を行っているか伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 お答えいたします。 青年会をはじめ、社会教育団体を取り巻く状況は、全国的に厳しい状況にあります。特に青年会の活動については、会自体の存続が危ぶまれる地域もございます。そのような状況において、本市ではエイサー活動を中心として活動が続いており、高く評価しているところでございます。今後も活動が継続していけるよう、これまで以上に支援をしていきたいと考えております。特に今年度は新型コロナの影響で、例年どおりの活動が厳しいことから、宿泊研修や青年フォーラムを早めに実施し、活動に影響が出ないよう注視するとともに、永続的な活動となるよう適宜、適切に指導助言に努めてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 部長、青年会は20代前半が役員をやっていると思うのです。地域に帰れば多くの先輩がいらっしゃるわけです。上は90代。100歳ぐらいまでの方々もいます。その方々に自信を持って堂々と臆することなく話ができるよう自信を持たすことが必要かと思いますが、先ほど青年会の加盟が21団体とおっしゃっていましたが、研修が15ぐらいまで減っていく。今、答弁にエイサーを中心にとありましたが、聞いたところ人数が少なくなった。でも島回りはしたいのだと。OBに声をかけたところ、ハジカサー、ワンネー、ウッサナーヌ人数でスンナーと。サンケー。地方(じかた)も撤退。それで次の年は青年会活動ができない。本員はあまりにもエイサーに重きが置かれているのかと思うところがあるわけです。青年会というのは何かと。もう少し宿泊研修を通してでも話されてはどうかと思います。再質問いたします。 部長は長年青年会に携わっておりますが、部長の経験から地域青年会には何が必要と思われるか、教えてください。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 お答えいたします。 地域青年会、私が社会教育課、当時社会教育課というのがありましたが、そこで地域青年会の役員といつもお話をさせていただいておりました。突然、青年団協議会が活動停止に陥った状況もございました。そこからまた再結成という動きが図られて、現在市内で青年会が頑張っているところでございます。今後、伊佐議員が懸念されておりますように団体数が若干減ってくる状況にございます。特に東部地域において、市青協に加盟する団体がないということが非常に懸念として持っておりますので、その辺、各平準的な青年会活動ができるよう市青協、役員も含め、各自治会長の協力も得ながら、また、ない地域において青年会が立ち上がるような支援をしていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ありがとうございます。 先ほどの質問の要旨(1)②の答弁で、研修に参加できない青年もあるわけです。何かしらの事情で参加できていないと思います。また、支援は受けるが研修に参加できない青年会もあるわけです。この辺がなぜなのか、把握できているのか。何をもとに指導助言を行うのか。本員は地域青年会は自治会に協力しながら、おのおのの活動も入れながら年間活動を行うものだと思っていますが、ぜひ担当部署は自治会長からの意見も含め、沖縄市青年団協議会と話をされ、青年会の地域での役割、地域で何を担っていくのか、沖縄市青年団協議会とともに考えてください。それでは伊佐 強の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で伊佐 強議員の一般質問を終わります。 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 皆さん、こんにちは。議席番号7番、会派にぬふぁ星おきなわ、屋富祖 功でございます。このようなコロナウイルスの中、議場でも議員の皆さんは約半分、そして当局の皆さんも半分という中で、一般質問のほうも15分ということになっていますので、早速質問事項に入りたいと思いますけれども、今、本員はマスクをしています。皆さんほとんどやっておりますけれども、紹介したいと思います。このマスクはうちの会派の宮城 浩議員の奥さんの手づくりでございます。会派の皆さんに2枚ずつ手づくりで作っていただきました。本当に助かっています。ありがとうございます。早速でございますけれども、質問事項1.新型コロナウイルス感染対策についてでございます。質問の要旨(1)教育分野における新型コロナウイルス感染症対策についてでございます。①タブレット等を使ってのオンライン授業導入についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 こんにちは。屋富祖 功議員の一般質問にお答えいたします。 現在、教育委員会といたしまして、GIGAスクール構想の実現に向け、校内の無線通信環境及び児童生徒1人1台のパソコン整備に向け取組を進めているところでございます。議員御指摘のオンライン授業につきましては、学校内外の無線環境及び学習者用のPCの整備、さらに児童生徒の自宅のネットワーク環境が整えば実現可能となっております。以上でございます。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。 子供たち1人1台というタブレットが準備されるという説明でありますけれども、今回のコロナウイルスのように自宅でタブレットを活用できるように環境を整えていく。いろいろな環境等がありますけれども、Wi-Fi機能であったり、この持ち出しに当たっても市の財産ということで、いろいろな懸念されることがあります。例えば故障した場合とか、紛失した場合とか、そういう対策の見解をお聞かせください。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 お答えいたします。 故障につきましては、議員も御指摘のとおり、通常は備品ということで、備品は校外へ持ち出しはなかなかしておりません。ただし、自宅で学習するとなったときに、そこはしっかり対応できるように考えていかないといけない。やはり子供たちが使うわけですから、故障であったり、紛失だったり、いろいろ想定されるものがございます。そういうところにつきましては、子供たちが安心して使える保証は何かというところを、現在やっているところも研究しながら、安心して使えるような保証の在り方については検討してまいりたいと考えているところでございます。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。 ネットのほうで保証問題を調べたところ、タブレットの紛失とか、水漏れ、落下による破損、そういう保証をやっているところもあるそうですので、それを調べていただいて、いち早く子供たちが自宅でも学習できる環境をつくっていただければと思っております。 続きまして、質問の要旨(1)②長期休校により、学校に来られない児童生徒はいるかお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 お答えいたします。 長期休校明けの5月21日の学校再開後より県が調査いたしておりまして、7日間の欠席状況調査によりますと、7日間中3日以上欠席した小学生が本市におきまして119人、中学生が120人、合計239人いるということが学校から報告されております。その理由といたしまして、前年度からの不登校と思われる小学生が57人、中学生が67人と最も多く、その次に病気が51人、学校再開への不安が15人となっています。その他の理由といたしましては、生活リズムの乱れや家庭環境の変化などがございます。昨年度の夏季休業後の出席状況と比べますと、小学校が夏季休業後の初日225人の欠席で、今回でいうと106人の減、中学校が233人で113人の減となっており、小中学校合計でも夏季休業明けより今回の学校再開後の欠席は半数程度となっております。現在、学校再開から約1か月経過しておりますが、長期休校の影響と思われる欠席児童生徒が9人おります。内訳として、生活リズムの乱れが小学生2人、学校再開から病気が継続している小学生が1人、学校再開への不安が小学校2人、中学校3人となっております。学校再開への不安の要因として、家庭内に疾患を抱えていて、感染した場合のリスクを考えて保護者が判断して、学校になかなか登校できないという子もいるということが調査から明らかになっているところでございます。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。 いろいろな要因で学校に来られない子供がいるという説明ですけれども、誰もが経験したことがない状況の中で、教育現場でも予期せぬ事態や想定外のことが多々あるかと思いますが、保護者や先生方と市教育委員会が連携して、子供たちが以前のように楽しい学校生活が送れるよう支援していただければと思っております。よろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(1)③休校による不足分の授業日数をどのように補うのか、特に受験を控えた中学3年生の対応をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 お答えいたします。 4月から5月中旬までの臨時休業期間中の授業日数、授業時数の確保につきましては、夏季休業の期間で補習をいたす計画となっております。学校からの報告によれば、臨時休業期間中の授業時数については、夏季休業を縮減して時数を確保すれば、ほぼ標準授業時数を確保できるとの試算をしているところでございます。一方、受験を控えた中学校3年生に対しては、現在市教育委員会として放課後ひやみかち教室を活用しておりますので、そういうところで工夫をしながら、受験に向けた不安を少しでも軽減できるよう配慮して取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 御答弁ありがとうございます。 今の答弁の中で、夏季休業を減縮して授業時数を確保するという答弁ですけれども、夏休みはいつからいつまでで何日間なのか。それと今の授業時間、通常だと1単位45分を短縮して40分にして、通常6時間のところを7時間にするということでよろしいのですか。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 まず夏休みは8月1日から8月10日の10日間になるのでしょうか、そういうことで考えていて、議員御指摘の1単位当たりの時間は中学校50分、小学校45分ですけれども、現在それを5分間圧縮してということではなくて、基本的には通常どおり夏休みを調整すれば、基本的には試算の中では対応できると。ただ、今後第2波、第3波が出たときには、当然この試算からまたさらに別の対応が出てきますので、国においてもそういう単位時間数を圧縮することは可能だと言っておりますが、現在、我々は第1波で止まっている状況ですので、まずは通常どおりの授業をしながら夏休みで対応するということで考えております。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。 通常の単位が6時間だったのが7時間となるという説明ですけれども、一番懸念されるのが子供たちの長時間というか、授業日数、ここに集中する時間、そういうのも今後懸念されるのか。子供たちのスイッチの入れ方です。それをしっかり先生方がどういうふうに取り組んでいくかというのも今後、今まで経験したことがないことですので、そういうこともしっかり考えて、子供たちのスイッチが入りやすいような授業に持っていければと思っていますので、よろしくお願いします。 続きまして、質問の要旨(1)④修学旅行や運動会・職場体験等の学校行事はどうするのかお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 お答えいたします。 新型コロナウイルス感染防止に伴う臨時休業期間中、校長会を何回か開催しております。学校側の行事の在り方について意見交換、情報交換をいたしました。そのことを踏まえながら、市教育委員会といたしましては、今後のコロナウイルス感染の状況を注視しながら、可能な学校行事は実施できるよう支援していきたいと考えております。例えば体育祭や学芸会、文化祭等は感染症対策を実施した上で行えるものと考えており、校長先生方もできるだけやってあげたいという意向があるものと承知しております。また修学旅行については、小学校6年生での実施になっておりますので、バス会社とか委託している旅行会社と調整しながら、年度内に実施できればと考えているところでございます。教育委員会として、一律実施しないでおけということを言っているわけではなくて、やはり状況を見ながら可能な限り、学校としてはやれるならやっていただきたいと考えているところでございます。また、中学校に関しては、本市においては、全ての学校の中学校2年生で実施しております。県外でございますので、可能な限り2年生の実施が望ましいと考えますが、やはり状況によってはどうしても3年生に少しずらして対応することも考えられると考えています。ここも学校と旅行社と緊密に連携しながら、実施できるよう必要な指導助言を行ってまいります。また、議員から御質問があります職場体験については、令和2年度、今年度は実施せず、令和3年度、あるいは令和4年度で実施できるよう調整をしてまいりたいと考えているところでございます。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。 修学旅行も子供たちにとっては本当にすごい思い出に残る行事、運動会もそうですけれども、先ほどの答弁の中で、再質問しますが、教育委員会の判断でやるのか、それとも各小中学校の校長先生の判断で運動会なり、修学旅行なりやるのか、判断するのはどちらなのか、お聞かせください。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 学校行事というのはまさに教育課程そのものでございますので、基本的には学校長、学校で判断することになると思います。ただし、いろいろな学校の心配事がございますので、相談は当然受けますけれども、我々としては学校長の悩みを聞きながら、学校のほうで判断して実施できるものと考えているところでございます。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 どうもありがとうございます。 学校長の判断という非常に厳しい選択のときもあると思いますけれども、そういうときには教育委員会として正しい助言をしていただければと思っていますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(2)経済分野における新型コロナウイルス感染症対策について。①現在の事業者支援から漏れた業種を全事業者拡充して支援すべきと考えるが、本市の見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 それでは屋富祖議員の一般質問にお答えいたします。 申請窓口やコールセンターのほうには、なぜうちは支援金の対象とならないのか等、様々な御意見を多数伺っており、対象から漏れた事業者への支援は必要であると認識しております。そういう事業者の皆様からの御意見を集約し、どこが足りなかったのか見極めながら、財政当局とも調整し、次回第3弾の支援策に向けて検討してまいります。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。 第1弾で、すぐに影響が出たところにはすぐに支援していただきました。本当にこれは助かったと思います。しかし、業種によって徐々に影響が出始めているところも今実際、先ほどの答弁の中では多数の人たちの御意見があるとおっしゃっていましたけれども、今後そういう漏れた方たちにぜひ同じような支援ができればと思っていますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(2)②現在ある基金の中で、感染予防対策・事業者支援策・生活者支援策等に充当することができる目的基金をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 屋富祖議員の一般質問にお答えいたします。 一般会計における基金は現在15基金となっており、それぞれの基金の設置目的により、事業への充当が可能となります。特定財源となっている他の基金と異なり、充当先の事業のない一般財源となっております財政調整基金は、様々な状況に対応可能で、必要に応じて活用が検討されることとなります。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。 基金といえば、多いにこしたことはないと思いますけれども、その基金をどうやってためていくかというのも今後いろいろ行政の皆さん方の課題だと思いますけれども、歳出を極力減らす。そして歳入を増やしていくという中で、行政の役割としては、しっかりこれを取り組んでいかないといけない。今回は想定していない部分ではありましたけれども、コロナウイルスというのは今回、第2波、第3波と来る予測もされています。これが5年後、10年後、将来にわたって、またどういうことが起きるか分からないので、そういう基金を災害時とかに使えるようなものをしっかりと置いておく必要があるのかと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午前11時50分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 2時00分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 午前に引き続き一般質問を行います。 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 午前に引き続き、午後のほうも一般質問をさせていただきます。午前では新型コロナウイルス感染対策についてお伺いいたしました。午後からは質問事項2.エネルギー政策(電力自由化)について質問いたします。質問の要旨(1)他市町村では学校施設において、沖縄電力から新電力企業への電力切替えが進み、コスト削減実績(計画)が図られているとの情報がありますが、他市町村の導入実績・計画(市町村名・コスト・削減計画など)をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 こんにちは。午後もよろしくお願いいたします。屋富祖 功議員の御質問にお答えいたします。 お尋ねの電力会社の切替えの件についてのお答えを申し上げます。まず他市町村の導入状況についてでございますが、県内市町村で学校施設で電力会社の切替えを行っているのは、令和2年度より西原町、読谷村、八重瀬町などが実施していると聞いております。電気料金のコスト削減につきましては、切替え直後で、また新型コロナウイルス対策の休校など特殊事情もあり、実績については現在調査中ということでございます。また県内10市の学校施設の電力会社の切替えの導入状況については、どの市も導入している実績がないと聞いているところでございます。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 御答弁ありがとうございます。 このエネルギー政策ですけれども、本員も4年ほど前からずっとこの問題について質問してきましたけれども、今の答弁ではなかなか研究もされていない。他市に比べると本市は非常に遅れている気もいたします。今うるま市のほうでも議会が行われているのですが、うるま市のほうでも同じ質問が出ておりました。それをちょっと読み上げてお話しさせていただきます。令和2年6月19日のうるま市議会で同じように他市町村で学校施設において沖縄電力から新電力企業への電力切替えが進み、コスト削減実績が図られているとの情報がありますが、他市町村の導入実績、計画、市町村名、コスト、削減計画などを伺うというふうに同じような質問がされています。今、部長から説明がありました西原町のほうは細かく、うるま市の企画部長の答弁であります。西原町が昨年9月から導入試験を行っており、まだ最終的な結果は出ておりませんが、今年度8月末までの1年間で町内6小中学校の電気料金について500万円の削減を見込んでいると。小中学校で6校ありますので、その6校で500万円の削減が見込まれると。それからうるま市のほうは、県外の調査もしていまして、県外においては福岡県久留米市、人口が約30万人余りの久留米市ですけれども、久留米方式と言われる、まず自治体の電力入札が集まる年度末を避けた秋に入札をしているそうです。それから入札不調にならないように施設ごとの入札ではなく、部局を超えた施設をグループ化した入札、それから立会い入札から郵送入札、そして役所内の担当窓口一本化等を行い、平成15年度から平成17年度の3年間で削減額は4億8,000万円超えとなっておりますと。このように県外でも真っ先に取り組んでいるところはこれだけの数字として出てきています。2000年から電力自由化になってきているので、もう20年たちますので、本市も本当に力を入れて、本当に財源にゆとりがあるのだったらあれなのですが、今、厳しい中で少しでも歳入が入ってこないといけない。今やることは非常に難しいように考えていると思いますけれども、これは事務的な手続、そういうのはそんなに難しいものではないので、一度調査して、見積りを取るとかやっていただければと思いますので、ぜひ御検討をお願いします。それから、うるま市のほうでは、新たな公共施設の見積りについての質問がありました。これは新電力事業者から平成31年8月14日付で、市民芸術劇場の見積書が提出されております。その内容は、現状では年間2,123万3,649円、それを新電力に移行した場合、1,541万2,366円となり、削減額は582万1,283円、削減率が27.4%だそうです。これは一つの施設で27.4%の削減。金額的にもすごい金額になっていますので、本市にある学校施設、そういうのも見積りを取っていただいて、本市全体の公共施設、それを全体的に取った場合、本員はすごい市の歳入として億近いものが入ってくるのではないかと思いますけれども、ぜひこれを行っていただきたいと思っております。 続きまして、質問の要旨(2)過去の一般質問で本庁舎への導入を質問しました。今回は上記に鑑み、本市の学校施設への導入について見解をお伺いします。平成26年の本員の一般質問に挙げています。本庁舎の過去3年間の電気料は当時の総務部長が答弁しております。3年間の平均は5,971万272円となっており、その過去3年間の電気料金の平均で試算をいたしますと、まず5%安くなった場合、年間5,672万4,759円の電気料金となり、298万5,513円の削減額となります。約300万円の削減になるわけです。ということで、できれば早めに電力自由化を勉強して取り組んでいただきたいと思います。 続きまして、質問事項3.熱中症警戒アラートについてお伺いいたします。質問の要旨(1)環境省と気象庁は7月1日から、関東甲信地方の1都8県で「熱中症警戒アラート(試行)」を先行実施すると発表しています。①本市の熱中症警戒アラート実施の見解をお伺いいたします。
    小浜守勝議長 健康福祉部長福祉事務所長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長 こんにちは。屋富祖議員の一般質問にお答えいたします。 ただいま議員からお話のありました環境省と気象庁による熱中症警戒アラートは、先行実施の後、検証を踏まえ、令和3年、来年夏から全国で本格実施と伺っております。今年は新型コロナウイルス感染症の影響を受け、マスクをしながらの日常生活となっていることから、例年以上に熱中症予防が必要となっております。そのため本市では現在、市のホームページやSNSだけでなく、広報車マイクを活用し市内全域を周回し、涼しい服装や水分補給などの熱中症対策を呼びかけているところでございます。これから夏本番で、さらに暑さが厳しくなることから、防災無線を活用した熱中症予防対策を関係部署と調整してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 屋富祖 功議員。 ◆屋富祖功議員 ありがとうございます。 今回、議会でも持ち時間15分という中でなかなか調整できなかったのですけれども、9月の一般質問で今回の熱中症の件はやりたいと思います。その頃には結果とか出てくると思いますので、ぜひ防災無線等を使って行っていただければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。これをもちまして、屋富祖 功の一般質問を終わります。ありがとうございます。 ○小浜守勝議長 以上で屋富祖 功議員の一般質問を終わります。 森山政和議員。 ◆森山政和議員 それでは皆さん、こんにちは。会派にぬふぁ星おきなわの森山でございます。一般質問に入る前に、お礼を述べさせてください。新型コロナウイルス感染拡大により、私たちの日常が一変しました。この間、私たち市民の安心、安全な生活や命を守るために日夜御奮闘いただきました市長をはじめ、市職員の皆様に心から感謝申し上げます。また医療現場に立ち続けている方々、それを支える方々にも心から感謝と敬意を表します。話は変わりますが、去る第406回定例会一般質問において、市道諸見里5号線の側溝蓋の整備についてお願いしましたところ、早速整備していただきました。スピーディーに対応していただきました道路課の皆さん、大変ありがとうございました。地域の方々に代わりまして感謝申し上げます。 それでは一般質問に移らせていただきます。通告書の6ページをごらんください。質問事項1.学力向上と学校教育について。質問の要旨(1)新型コロナウイルスの感染拡大で学校の休校が続いた。この長期間の休校で、学校現場や保護者からは勉強の遅れ等を心配する声が上がっています。以下伺います。①文部科学省が示す標準授業日数について小・中学校別にお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 こんにちは。森山議員の一般質問にお答えをいたします。 まずお尋ねの文部科学省が示す授業日数についてお答えをいたします。年間の授業日数につきましては、小中学校ともに国の基準で直接日数が定められてはおりませんが、通常は休業日を除いた日を授業日として捉えております。ただし、年間授業日数を設定する際には、学習指導要領で示された各教科等の標準授業時数の確保と教科等の内容に支障がないように配慮して、教育課程が編成されるものとなっております。年間授業時数は小中学校で最大1,015時間の授業時数が示されております。その標準授業時数は年間35週以上の実施で確保できるとされており、例年小中学校ともに200日前後の日数で授業日数を設定しているところでございます。今年度におきましては、議員御指摘のコロナウイルスの感染防止のため、1月半の休校がございました。これを補うため夏休みを短縮することにより、39週を確保し、標準授業時数を確保できるものと試算をしているところでございます。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 どうもありがとうございました。 次のところまでお答え願ったような感じになりますけれども、特に授業日数、標準授業日数というのはないということですね。大体200日前後が標準ではないかというお答えでした。 それでは質問の要旨(1)②文部科学省の標準授業日数確保と教育課程の完全実施の方策を小・中学校別にお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 お答えをいたします。 授業日数、授業時数の確保につきましては、先ほど御答弁させていただきましたとおり、夏季休業期間を調整することで対応してまいりたいと考えております。具体的には夏季休業期間を小中学校とも8月1日から8月10日までと設定して、授業日数の確保に努めてまいります。市内の小中学校では約200日の授業日数を確保することができるものと試算をし、授業時数についても同様の対応は可能と試算をしております。教育課程の質というか、完全実施に向けては教科内容を国が示すとおり、一部を2年から3年かけて学べるよう学習指導の在り方について通知が来ております。教育委員会におきましては、各学校の学習指導の在り方の工夫が行われ、教育課程が完全実施できるよう指導助言に努めてまいります。また昨年度3月の後半に休校がありましたが、その辺の内容についても今年度中に実施をし、子供たちの学びをしっかり確保するというところで学校と連携しながら取り組んでまいりたいと考えているところでございます。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 今、部長の御答弁の中に、夏休みを短縮してということがありましたが、これまで夏休みは大体40日ぐらいあったと思うのですが、これは文科省からの特別に夏季休業は40日というふうに指示はあるのかないのか、それを教育委員会で毎年、夏季休業の設定ができるのかどうか。今回はコロナウイルスで授業時数が足りなくなって、そういうやむを得ない措置になったと思うのですけれども、そうでなくても例えば教育委員会の指導で夏休みを短縮して、ほかの教育課程に回すとか、そういうのができるかどうか、どうでしょうか。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 文科省のほうで夏休みをいつからいつまで示していることはございません。いわゆる各市町村、自治体において学校管理規則の中で、いつからいつまで夏季休業、あるいは冬季休業、いわゆる学期の設定は教育委員会がすることになっておりますので、議員御指摘のように、教育委員会の規則で定めれば、それはそれとして設定ができると捉えております。ただ今回はまさに不測の事態で、いわゆる学年が始まった当初で1月半にもわたる休業が出てしまったということについて、その確保のために夏休みを圧縮しているというところでございまして、これは実は我々管理規則がありますので、その辺でどう考えていくのかというところは、これから調整しながら、いわゆる今年度限りのものにするのか、それから今後そういうことに持っていくのかというところは、今後、教育委員の先生方の意見も聞きながら検討してまいりたい。ただ、今年に関しては、本当に不測の事態で、こういう圧縮しているというところでございます。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 分かりました。教育委員会がそういう特別なカリキュラムがあればできるというふうに解釈をいたしました。 続きまして、質問の要旨(1)③土曜日授業についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 お答えいたします。 授業時数、あるいは授業日数の確保につきまして、先ほどの答弁のように、夏季休業期間を調整、縮減することで確保できると試算しておりますので、現在の状況の中で土曜日を授業に振り替えるということを想定しているものではございません。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 週休2日制になっていったら子供たちは土曜日の日程が、要するに授業以外のものが入っていると思うのです。だからそういうところを考えて、ぜひ土曜日の授業は避けていただきたい。 質問の要旨(1)④臨時休校中の子供たちの学び方について学校間、子ども間で差が生じてないかどうか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 お答えいたします。 令和元年度末の3月の臨時休校、それから令和2年度当初の臨時休業の間、児童生徒は各家庭で学校から指示のあった課題に取り組みながら学びを進めてきたものと承知をしております。課題や内容の量、配布、あるいはまた回収方法、その行ってきた課題の見取りの方法等につきましては、各学校規模や地域環境にも差があるため、本市で統一した取組ではなく、学校の実情を踏まえて対応されているものと理解をしております。課題の内容については、学年では統一をしながら、課題の配布や回収について学校で統一した対応をとっている学校が多く、いわゆる密を避けた方法を工夫しながら、各学校で創意工夫をしながら課題については対応しているものと理解しているところでございます。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 なぜこの質問をしたかというと、これまで子供たちや保護者の皆さんの不安というか、お話を聞きましたら、要するに学校間によっても課題の出し方が違うし、同じ学年担任によっても違うような感じがするものですから、そこでかなり不安を感じていらっしゃる方がいる。生徒も、子供たちもそういうふうに感じているということでこの質問をしましたが、そういうところの対応もよろしくお願いしたいと思います。 質問の要旨(1)⑤約2か月間続いた臨時休校で、オンライン授業が注目されている。子供たちの「学ぶ権利」を保障するためにもシステムの導入が必要と考える。可能性について、教育委員会の見解をお伺いいたします。先ほど屋富祖議員からもありましたが、よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 お答えいたします。 現在、国の示すGIGAスクール構想の実現に向け、校内の無線通信環境及び児童生徒1人1台のパソコン整備に向け取り組んでおります。オンライン授業につきましては、学校内外の無線環境及び学習者用のPCの整備、さらに児童生徒の自宅のネットワーク環境が整えば実現可能となります。今後は家庭通信環境の把握や教職員研修を実施しながら、もちろん幾つかの検討課題が想定されておりますので、その課題を一つ一つクリアしながら、子供たちの学びが保障できるように取組を進めてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 質問の要旨(1)⑥新型コロナ「第2・3波」に備え、全児童生徒へのタブレット端末導入が必要と考える。早急な対応について、教育委員会の見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 お答えいたします。 現在、GIGAスクール構想の国庫補助を活用しながら、今年度で児童生徒用の端末整備に向け取り組んでいるところでございます。児童生徒の端末の貸出しにつきましても、保証の問題等ありますが、様々検討しながら進めてまいりたいと考えているところでございます。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 オンライン授業については、今だからこそ本員は必要だと思うのです。今、コロナウイルスの感染拡大のため、これから第2波、第3波も考えられるわけです。だからこそ早期の整備というか、教育委員会の取組が必要だと思うのです。だから第2波、第3波が起こって、学校がどうするかということになったときのことを想定して、こういう質問をしているのですが、ぜひそういう対応を早急な計画をぜひお願いしたいと思います。 続きまして、質問の要旨(2)学校が「3密」になって新型コロナに感染するのではないかと不安を持っている子供もいるようです。①その対策についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 お答えをいたします。 文部科学省より5月22日付、学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアルが発出されております。その中に、3つの密が重ならないような対策をはじめ、集団感染のリスクへの対応が示されており、学校においてはそのマニュアルを活用しながら、3つの密が重ならないような対策を講じながら、学習活動を行っているものと承知しております。例えば換気の在り方であるとか、座席の間隔の目安であるとか、マスク着用、手洗い等について、学校が取るべき方策が示され、それを適用しながら、子供たちの不安を取り除きながら、学習活動を展開しているものと承知しているところでございます。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 続きまして、質問の要旨(2)②学校再開後の出欠状況についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 長期休校明け5月21日の学校再開後より7日間の欠席状況調査が県によって行われ、この7日間中3日以上欠席した小学生が119人、中学生が120人、合計239人いると学校からの報告がなされております。その欠席の理由として、前年度からの不登校と思われる小学生が57人、中学生が67人と最も多く、その次に病気が51人、学校再開への不安が15人となっております。その他の理由として、生活リズムの乱れや家庭環境の変化などがあります。学校再開から約1か月経過した現在、新型コロナウイルス長期休校の影響と思われる欠席の児童生徒が9人いるとの報告があります。内容として、生活リズムの乱れが小学生で2人、学校再開後から病気が継続している小学生が1人、学校再開への不安を抱える小学生が2人、中学生が3人いるとなっております。学校再開への不安の要因として挙げられることは、家庭の中に疾患を持っている方がおり、そのリスクが高いと保護者が判断をして、なかなか送り出せないという状況があるという報告を受けているところでございます。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 質問の要旨を先ほどお聞きしましたけれども、今、子供たちが学校再開によって一番不安になっているところは、今、休んでいる子たちはほぼそうですけれども、休んでいない子供たち、登校している子供たちの心のケアが一番大事だと思うのです。そこをどうなさっているか、お聞きします。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 今、③の答弁ということでお答えをいたします。 学校再開後の1週間の期間内に各学校では子供たちの心の状態について把握するため、一人一人に休校期間中の生活習慣や再開後の心と体の状態を調査、あるいは面談をしながら相談を行っております。市として、ぜひ1週間程度は心のケアのための時間を割いてくれということで、お願いをしたところでございます。また、その中で欠席が多い児童生徒につきましては、家庭訪問や保護者面談、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーとの連携により、児童生徒の心のケアに努めてまいりました。学校再開後、約1か月後には、市の教育委員会が毎年計画しております心理検査を実施し、児童生徒一人一人の結果を分析し、長期的な心のケアが図られるよう支援を行ってまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 どうもありがとうございました。 続きまして、質問の要旨(3)文部科学省は新型コロナウイルスの影響で「全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)」を中止しました。しかし、県教育庁は県内各小中学校に小6、中3のテストの実施を通知した。以下お伺いします。①その実施の意義や目的についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 お答えいたします。 森山議員御指摘の令和2年度の全国学力・学習状況調査については、文部科学省は国としての実施を見送り、各自治体において、地域の児童生徒の学習状況の見取りと教員の授業力の向上に資する目的で、調査問題の活用ができるよう通知をしたところでございます。本市教育委員会といたしましても、この休校期間中の学習の見取り、それは学びの保障をどう図っていくかという観点から、その学力調査を活用することによって、児童生徒の学習状況を把握し、児童生徒のつまづき、あるいは苦手な部分を見取り、先生方の対応に生かすという目的で、小学校6年生、中学校3年生において、その問題を活用することとしたところでございます。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 続きまして、質問の要旨(3)②実施日と実施教科についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 実施につきましては、8月中を目安に各学校で日程を工夫していただき、実施することとしております。教科内容は小学校6年生が国語と算数、中学校3年生が国語と数学となっております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 質問の要旨(3)③コロナ対策や授業時数の確保等、問題が山積する学校の現況なのですが、ア.準備や採点処理の時間確保についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 お答えをいたします。 実施につきましては、8月中を目安に各学校で日程を工夫していただいて、実施をお願いしているところでございます。通常はある日を一日指定しておりますが、今回は幅を持たせながらやっていくという対応でございます。また採点についても極力、学校の負担にならないよう、実施を見ながら、各学校で採点をお願いしております。データの入力については、市教育委員会で受け持っていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 質問の要旨(3)③イ.結果の活用についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 今年度、令和2年度の全国学力・学習状況調査の結果については、先ほども御答弁をさせていただいたように、各学校の児童生徒の学びの確認のために行うことでございます。なので、そのデータ分析を生かして、教育委員会といたしましては、単元構成、あるいはできていないところをどのように補っていくかというところについて、校長会、あるいは教頭会、そして担当者会で指導助言しながら、有効に学びの状況を踏まえた指導ができるよう、その活用をしていきたいと考えているところでございます。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 この問題というのは結局4月に行う予定だったものです。ということは、昨年で作った問題なのです。これはあまり新型コロナは関係ないと思います。 次に行きます。質問の要旨(3)④コロナによる休校が再びあった場合の対策についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 第2波、第3波があったときのことだと考えておりますが、まず本市児童生徒のいわゆる蔓延状況を当然把握しながら、また併せて学びの保障も考慮しながら、必要な措置を取らないといけないと考えているところでございます。その上で、全国学力・学習状況調査につきましては、本市は8月中を目安に実施する予定になっておりますので、それまでに新たな感染が出て休校になるというようなことが起こった場合は、例えば時期をずらし実施をするのか、その辺を含めて検討をしてまいりたいと考えているところでございます。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 関連しますので、8月中旬までに、例えばある学校で要するに子供が1人感染したとします。感染者が出たとします。その学級が閉鎖になるのか、それとも学校自体が閉鎖になるのか、それとも沖縄市全体を閉鎖にするのか、これはどうなのですか。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 まず1人出ているという状況が当初の状況と違っておりますが、基本的に国の休校の在り方について通知がありますので、それを踏まえながら対応すると思いますが、基本的に1人ですぐオール休校にするのかということについては、やはり校医の先生の判断も仰ぎながら考えていくことになると思いますので、今、感染者が出たからといってすぐオール休めるかどうかというところについては答えが難しいと思っております。ただ、いずれにしてもこれで全校休校になったときに、実施そのものが学校は止まっておりますので、そういうときに実施ができるかということについて、時期をずらすのか、あるいは日常そのものができるかどうかを含めて、検討してまいりたいということでの答弁をさせていただいたところでございます。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 本員が聞いたのは、学級閉鎖にするのか。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午後 2時34分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 2時34分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 先ほど答弁いたしましたが、1人感染者が出たという状況の中では、やはり文部科学省が第2波、第3波が出たときの対応のマニュアルを出していると思いますので、それを踏まえて、校医を交えながら、いわゆるインフルエンザと同様な、いわゆる学級閉鎖がいいのかとか、学年閉鎖がいいのかとか、そして学校全体としたほうがいいのか、あるいは市全体としたほうがいいのかというところは検討すると思いますが、いずれにしてもただ一つの学校から感染者が出たからといって、全て市全部の学校を閉じるということにはなかなかなりにくいと考えているところでございます。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 今、本員が心配したのは、これは市長部局の対策会議の問題にもなると思いますので、それは後でゆっくりお願いします。 続きまして、質問事項2.沖縄市立病院の建設について。質問の要旨(1)新型コロナ専用病棟を設置し20人近くの入院患者を受け入れた民間病院は、約1億円の減収となり経営危機に直面していると言われています。「医療崩壊」を防ぎ、「第2・3波」に備えた本市の医療体制の確立が急務となっております。以下お伺いします。①市内病院の入院病床数についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長福祉事務所長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長 森山議員の一般質問にお答えいたします。 議員お尋ねの沖縄市内の病床数につきましては、中部保健所からの資料による令和2年3月31日現在の数でお答えいたします。沖縄市内の病院及び病床診療所の病床数は、1,240床となっております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 質問の要旨(1)②新型コロナに対応可能な病院数についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長福祉事務所長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長 お答えいたします。 新型コロナウイルス感染症の対応が可能な医療機関は、第2種感染症指定医療機関のうち、感染症病棟を有する医療機関となっております。県内には県立病院5か所と琉球大学医学部附属病院の合計6か所となります。また新型コロナウイルス感染流行拡大時に患者を受け入れる協力医療機関がございますが、患者の集中を防ぐために医療機関名、医療機関数は非公開となっております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 質問の要旨(1)③新型コロナに対応可能な入院病床数についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長福祉事務所長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長 新型コロナウイルスに感染した患者を受け入れる入院病床数につきまして県へ問い合わせたところ、協力医療機関の病床や人材、機材など、対応できる数は日々変動するため、県内の感染拡大状況に応じて必要数が調整されるとの回答でございました。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 質問の要旨(1)④新型コロナウイルスと戦うために、仕事や社会生活、文化・スポーツや教育、他人への配慮など全てにおいて抜本的に変更せざるを得なくなりました。市民の安心安全、命を守るために、沖縄市立病院の建設が必要だと考えますが、見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長福祉事務所長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長 お答えいたします。 病院、診療所の病床数につきましては、都道府県が地域で必要とされる基準病床数を全国統一の算定方式により算出することになっております。沖縄県におきましては、平成30年3月に策定されました第7次沖縄県医療計画において、中部圏域の基準病床数は、3,512床と算出されております。一方、既存の病床数はと申しますと、3,886床と基準より374床多い状況にございます。したがいまして、新病院の建設は厳しいものと認識しております。市内には公共性の高い医療を提供する社会医療法人があり、加えて近隣市町村にも県立病院や医療法人などがございます。また日頃より市内の多くの医療機関には御協力をいただいております。本市といたしましては、既存の医療機関のお力添えをいただきながら、県と協力、連携して感染症予防に力を入れていくことが重要だと考えております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 今、部長がおっしゃったのは、新型コロナが発症する前の基準です。コロナが出てからの基準というのは、まだ見たことも検討したこともないわけです。実際、これがあったときに世界中が困ったわけです。病院が足りない。医者が足りない。検査機が足りないと。想定外のことが起こっているのです。だから今こそ沖縄市の病院が市民の命を守るためには必要ではないかという提言なのです。だからこれからどういうことが起こるか分からない。今までの病床数はそれで足りている、基準がオーバーしているかもしれませんけれども、新型コロナ以降は全然違うと思うのです。時間がありませんので、議論はしませんが。 次に行きます。質問事項3.道路行政についてです。質問の要旨(1)沖縄県及び関係機関との連携によるバス網の再編に取り組むとともに、交通渋滞を軽減させ、安全で快適な生活道路を確保することについて。以下お伺いします。①市内の幹線道路や循環バス路線の屋根付きバス停の数についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 森山議員の一般質問にお答えいたします。 沖縄市内の道路に設置されている屋根付きバス停の数につきまして、沖縄県バス協会や沖縄総合事務局、南部国道事務所に確認したところ、22基あると聞いております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 質問の要旨(1)②屋根付きバス停の設置責任者はどこですか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 路線バスの運行に必要なバス停標識につきましては、上屋も含め、運営主体である民間事業者が設置することが一般的であり、市内におけるバス停上屋につきましても民間団体である一般社団法人沖縄県バス協会が主に設置していると聞いております。なお、その他の方法として、バス協会の理事を務める沖縄県道路利用者会議における要望については、必要に応じて国道管理者において上屋を整備する事例もあると聞いております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 再質問ですけれども、現在市内に屋根付きのバス停が点在していますけれども、その設置基準や設置条件があるかどうか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部長。
    ◎仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 沖縄県バス協会が上屋を設ける場合には優先順位があり、県内バス事業者4社と協議の上、整備が必要な箇所を決めていると聞いております。また道路構造令上、歩道幅員が確保できない箇所等については、上屋の設置ができない場合もあると聞いております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 質問の要旨(1)③県道20号線(高原十字路)及びその近隣の市民から、屋根付きバス停設置の強い要望がありますが、見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 快適なバス待ち環境の整備は、公共交通の活性化及び再生のために重要であるものと認識しております。地域や自治会などから屋根付きバス停の設置の要望があった場合、事業主体のバス協会等に要請してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 森山政和議員。 ◆森山政和議員 快適な道路環境のためにも、市当局の皆さんからもぜひ強い要望をしていただきたいと思います。これをもちまして本員の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で森山政和議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午後 2時45分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 3時00分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 こんにちは。本日最後の一般質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。一般質問に入る前に、皆様、この国からのマスク届きましたでしょうか。いろいろ報道などでは言われておりましたけれども、当初何か四百何十億円とか、最近では二百何十億円かかったというものなので、ちょっと使いにくいと思いながら、役所にマスク回収ボックスでもあるのかと思ったらなかなかなくて、友人にも託されて、本員は2つ持っています。どなたか本当に有効に利用していただける方にと思っていますので、ぜひお願いします。庁舎内でこのマスクを使っている人を見たことがないので、子供用なのかという感じなので、どこかあればぜひ届けてください。総務部長、似合わないと思います。 それでは通告書に従いまして、一般質問をさせていただきます。8ページ、質問事項1.企画行政についてお伺いします。コロナウイルスの関連で、本市の経済も大変なことになっているということで、最近は少し景気が戻ってきたのかと。お店も開け始め、そしていろいろな人から伺っていると、他市といいますか、観光客を中心に潤っていたまちよりは、本市は立ち直りが早いのではないかという声が多く聞かれましたので、少しお伺いさせていただきます。質問の要旨(1)コロナウイルスの影響と対策についてお伺いいたします。①本市の経済について。ア.ステイホーム自粛も解除されて、お店も開いてきて、ほとんどの業種が仕事も始めて、本市の経済、現況認識として、本市としてどのようにお持ちなのか、お聞かせください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 こんにちは。稲嶺議員の一般質問にお答えいたします。 現状ですが、渡航制限も解除されて、だんだん経済も回るようにはなってきてはいるのですが、コロナが始まった当初から5月にかけての状況についてお話しさせていただきます。この新型コロナウイルスの感染拡大が本市へ与えた影響は計り知れないものがあると思います。これは例年数件しか相談がない融資認定の申請に、今回は6月19日現在で604件を超えており、いかに本市の中小事業者の資金繰りが逼迫しているかが分かります。中でも飲食業が約4分の1を占め、次いで卸小売業、建設業と続き、この3つの業種で約半数を占めており、特に影響を受けていると考えられます。4月に事業者アンケートを実施しましたが、回答のあったほとんどの業種で売上げに影響があったと答えており、収入は平均で約55%の減少率であったとの結果が出ております。また外出自粛により約半数の飲食店が休業し、BARやスナック、ライブハウスにあってはほとんどの店が休業しました。宿泊業にあっては、スポーツ合宿のキャンセル等が相次ぎ、稼働率が10%まで低下、さらにエイサーまつりの中止も相まって、その先の宿泊予約も入ってこない状況と伺っております。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 ありがとうございます。 今、答弁をいただきました。業種によっては、観光業などは9割減とか、売上げが55%落ちたとか、業種によっていろいろあると思いますし、先ほど来いろいろな質問が出ておりましたが、これを踏まえて、質問の要旨(1)①イ.今後の見通し、どういう支援をしていけば、本市の経済というのは早く立ち直るのか、どういう業種から支援するべきなのか、そして全業種に支援しないといけないという意見もいろいろございましたが、全体的に行政側として見たときに、どのような支援の順番を組み立てていくのか、いつ頃までにコロナの前の経済に、人の流れに戻せるのかという見通しはあるのか、この辺を教えてください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 現在は県をまたぐ渡航自粛も解除され、接待を伴う飲食業やライブハウス等も感染防止策を徹底した上で開業することができますが、客足は従来のように戻ってはきていないのが現状だと感じております。経済のV字回復はすぐには見込めない状況ではありますが、国や県もおきなわ彩発見キャンペーンやGo Toキャンペーンといった新しい支援策を次々と打ち出しており、本市としても経済回復に向けた第3弾の支援策を検討しているところでございます。どうか市民の皆様には1人10万円の特別定額給付金をぜひとも市内で消費していただき、本市経済の回復に御協力いただければと思います。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 いろいろ休業店舗支援金とか、本市も独自でいろいろな支援をしておりますが、給付金や支援金だけでは元には戻らないと本員は思います。どういう形で支援ができるのか。行政だけのお金だけでは限界がありますので、経済ですので、どのように組み立てていけば民間のお金といいますか、経済が流れるのかというのを、もう少し見通しを立てて、来年度にはこれぐらいとかというのを、我々議会もですけれども、一緒に考えていくべきではないかと思っていますので、またこれは次回流れを見て、また何か機会があれば質問させていただきたいと思います。 次に、このような経済状況の中で、本市の予算というのは財政調整基金も切り崩し、いろいろな支援で使ってきたというところもあります。質問の要旨(1)②今後の予算編成についてお伺いいたします。ア.これまでイベントなども中止してきておりますし、また9月にもいろいろな補正が出てくるのかと思いますが、先ほど藤山議員からもありましたけれども、補正予算9月、12月はどうなっていくのか、教えてください。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 こんにちは。稲嶺議員の一般質問にお答えいたします。 今後の補正予算につきましては、新型コロナウイルス感染症対策の影響を受け未執行となる予算や、国の第2次補正予算等も勘案しながら検討していきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 質問の要旨(1)②イ.来年度予算編成、午前中の答弁で地方債の活用もという答弁もありましたけれども、来年度の予算はどのように税収が入ってくるのかという見込みと、予算を組むときに、もしイベントなどが中止になって余ったのをそのまま残して、財政調整基金に入れていくのか、それともどうなるか読めない状況で、何といいますか、予備費を大きくしておいて、どっちも使い勝手はいいと思うのですが、予備費を大きくしておいて、予算編成するという方向なのか。年末には予算を組むと思うのですが、今回は事情が違うと思うので、早め早めに何か対策があるのであれば、その辺も教えてください。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 お答えいたします。 令和3年度当初予算につきましては、令和2年度補正予算における未執行分の減額補正や、前年度決算剰余金による財政調整基金の繰戻し等により財源の確保に努めてまいります。また国の経済対策による補助金や地方財政計画における地方交付税の状況も見据えながら、予算編成を行っていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 ありがとうございます。 よくといいますか、挨拶のように10万円入ったかとか、お前のところは50万円かという話がよく聞かれるようになってきたのですが、本市もかなり早い対応をしていただきまして、市民から入ったよという声をたくさん聞いてきました。これまで特にトラブルも聞かず、うまく順調にここまで来ているのかと思いますが、質問の要旨(1)③特別定額給付金についてお伺いします。ア.現時点の本市給付率、総額は幾ら給付したのか、教えてください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 対象者14万2,691人に対し、現時点で13万7,664人の方に給付しておりますので、給付率は96.48%、支給額は137億6,640万円となっております。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 13万7,000人、すごいです。96%を超えていると。残り3.何パーセントですね。せっかく沖縄市にこれだけお金が入ってきているので、未申請分というのは、8月21日まででしたか、申請されなければ、補正で国に返されることになるわけです。質問の要旨(1)③イ.その3%の未申請対策をどのようにお考えでしょうか。もしそのまま返金になるとかなりもったいないと本員は思うのですが、いかがでしょうか。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 未申請の方々に対しましては、再度申請書を送付するほか、7月の広報おきなわやホームページ等においても周知を行います。さらに民生委員児童委員協議会や、社協、市老連、障がい者協会、地域包括支援センター等へも訪問の際に申請はお済みですかなど、お声かけの協力をお願いできないか検討しているところでございます。また宛先不明等により、役所に戻ってきた申請書もございますので、現在、訪問調査等を行っているところであり、今後全ての市民に給付金が届くよう対応に努めてまいります。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 住民基本台帳ですので、100%は無理だと思うのですが、ぜひ0.1%でも、1人でも多く届くように、御尽力いただきたいと思いますので、これからもよろしくお願いいたします。 次、質問の要旨(2)沖縄市応援寄附金についてお伺いします。ふるさと納税です。①実績をお伺いいたします。ア.直近3年の寄附額は幾らになっているのか、お願いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 お答えいたします。 過去3年間の寄附金額につきましては、平成29年度2,548万2,000円、平成30年度2,348万円、令和元年度3,125万円となっております。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 平成30年度は前年より少し落ちた感じはあるのですが、令和元年度が結構増えているという感じなのですが、今年も心配ではあるのですが、質問の要旨(2)①イ.使い道別寄附額を教えてください。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 お答えいたします。 過去3年間の使途別寄附金額につきまして、平成29年度は市長におまかせが1,978万7,000円、こどものまち応援が258万7,000円、エイサーのまち応援が113万9,500円、沖縄こどもの国応援が111万3,500円、音楽のまち応援が56万8,500円、アリーナ応援が28万6,500円、平成30年度は市長におまかせが1,755万1,000円、こどものまち応援が248万1,000円、沖縄こどもの国応援が170万3,000円、エイサーのまち応援が111万3,500円、音楽のまち応援が36万5,500円、アリーナ応援が26万6,000円、令和元年度は市長におまかせが1,228万5,000円、こどものまち応援が911万6,000円、エイサーのまち応援が530万7,000円、沖縄こどもの国応援が234万5,000円、アリーナ応援が145万9,000円、音楽のまち応援が73万8,000円となっております。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 それなりにいろいろ分散しているといいますか、全部の使い道に寄附があるのだというのを見て取れます。 質問の要旨(2)②今回コロナの関連で、どうなっているのかと思ってホームページを見るようにしていたのですが、ホームページのトップページに応援寄附金がなかったのですけれども、ホームページの表示についてどうなっているのか、教えてください。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 お答えいたします。 市ホームページにおけるふるさと納税のページにつきましては、特段の事情がない限り、市ホームページトップ画面から直接アクセスできるバナーを掲載しております。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 一般質問の通告前にはなかったのです。トップページを皆さんごらんになったことはあると思いますが、画面を見て右側にこどもの国とか、市立図書館とかバナーというのですか、なかったのですが、今日はありました。何か一時的に何かトラブルがあったのかと思っていたのですが、今日あったので大丈夫なのですね。常に表示されている、載っているのですよね。分かりました。 次に行きます。質問の要旨(2)③使い道にコロナ対策支援の追加は可能かどうか。ふるさと納税もいつまでもあるか分かりませんし、いただけるものはたくさんいただいておくべきかと。項目を増やせば入ってくる人もいるのかという思いがあるので、全国的にもしかしたらやっているところもあると思いますので、そういうのが可能かどうかだけお聞かせください。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 お答えいたします。 ふるさと納税の活用に当たっては、本市のまちづくりに関する取組について、寄附者に関心を持っていただき本市の施策の向上につなげるというふるさと納税制度の趣旨を踏まえ、地域の活性化に広く寄与する分野、寄附者の共感が得られる分野について、寄附金を充当していくことが重要だと考えております。また寄附金で得られた財源は恒久的なものではないことから、通常の行政サービスや突発的な事業への補填ではなく、地域活性化のための事業に活用したいと考えております。一方、新型コロナ感染症対策に伴う事業等については、臨時交付金の活用などで取組を進めていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 それでは次に行きます。 質問事項2.経済文化行政についてお伺いいたします。質問の要旨(1)芸能文化支援について。先ほどもありましたが、いろいろな形で支援策を打ち出しておりますが、芸能関係者などもかなり厳しいというお話はもちろん皆様の耳にも届いていると思うのですが、お店の経営とかではなくて、例えば歌手なり、舞台に立つ人たちは大変苦しい思いをしております。例えばあるお笑い芸人というのですか、芸人の方は、例えばYouTubeなどを使って、動画配信をしても利益率が低いといいますか、持っていかれる分が大きいというところで、なかなか仕事と呼べるほどはないということだったのです。ただ芸能人に対してどうのこうのしてほしいということではなくて、本市にもそういう方は結構いるのではないか。例えばライブハウスだったらライブハウスを借りてそこで演奏している演者とか、そういう方の支援策というか、今後厳しい状況がずっと続くのではないかと。新しい生活様式を取り入れて、3密を避けて生きていくことになると。こういうのがずっと続くと、こういう方は本当に大変ではないかと思いますので、お伺いさせていただいます。①本市の芸能文化に対しての支援策とかあればお聞かせください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 本市独自の支援策としては、休業店舗支援金、事業者支援金、融資支援金の3つの支援金を用意しております。文化芸能団体関係の事業者、また個人についてもいずれかに該当する方には支援を行っているところでございます。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 もちろん給付や支援金というのもあれなのですが、例えばキャパが100人のところでいつも演奏していたとします。やってもいいよ、興行打ってもいいよと。けれども客は3分の1しか入れられないとなると、これが興行にならない。なので、例えば音市場や市民会館だと100人とか、200人とか入れきれるわけです。市民会館も多分、今後、大ホールも1,500人入れるというのは、当分できないのだろうと思います。やはり500人ぐらいなのかよく入れてもというところなのですが、100人分チケットを売らないと興行として成り立たないとなると、やはり音市場とか、そういうところを使わせていただきたいと思います。その場合に、逆に100人だと音市場の使用料を払えない。そういう場合の支援というのもぜひ考えていただきたいと思います。これは要望です。大体イメージではそういう感じなのです。なので200人ぐらいの音楽演奏会をしたいのだったら、大ホールしかないわけです。いつもぎゅうぎゅう詰めで入れていたのだけれども、そういうわけにはいかないと。そういう場合の減免とか、指定管理者もいますので、そういうところともきちんと相談していただけないかというのが思いですので、市長、よろしくお願いいたします。 次、本市主催のイベントについてお伺いいたします。これはどういうことかといいますと、民間も、例えば自治会の行事でも主催をしても人を集めにくいというところで、市のイベントが何かが始まると、屋外のイベントはこれぐらいはオーケーだという出口戦略みたいなそういうので示していただくと、民間もいろいろなことを始めやすいかと思っています。質問の要旨(1)②本市主催のイベント開催の見通しをお聞かせください。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上原三千代経済文化部長 お答えいたします。 本市主催のイベントにつきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から開催を自粛してまいりましたが、現在は全国に出されていた緊急事態宣言や県をまたぐ渡航自粛も解除され、徐々に経済活動が再開されてきております。今後は第2波に警戒しつつも市のガイドラインに沿った対策を取った上で、実施する方向で取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 ありがとうございます。 ぜひ少しずつ前向きに進んで行けるようによろしくお願いいたします。 次に行きます。質問事項3.環境行政についてお伺いします。質問の要旨(1)野良猫対策について。昨年度から市民部環境課が御尽力いただきまして、さくら猫TNRのチケットが配布されるようになりました。本当に感謝申し上げます。多くの市民から感謝の言葉はいただいておりますし、当局にもあるかと思います。①さくら猫TNRについてお伺いいたします。ア.前年度から始まったこのチケット配布枚数を教えてください。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 こんにちは。稲嶺隆之議員の一般質問にお答えいたします。 TNR活動につきましては、地域における飼い主のいない猫によるふん尿被害等の問題解決のため、平成30年度に全ての自治会が賛同し提出された請願を受け、令和元年7月よりチケット申請のあった自治会へチケットの配布を行っております。令和元年度につきましては、公益財団法人どうぶつ基金から取得した280枚のチケットを自治会へ配布しております。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 質問の要旨(1)①イ.280枚のうちのTNR実施数をお聞かせください。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 お答えいたします。 令和元年度のTNR実施数につきましては、11自治会から280頭分のチケット申請があり、そのうち210頭のTNRが実施されております。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 質問の要旨(1)①ウ.は割愛させていただきます。 質問の要旨(1)①エ.ホームページの掲載はなかなか見受けられませんが、掲載可能かどうか、お聞かせください。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 お答えいたします。 現在、沖縄市のホームページにて、公益財団法人どうぶつ基金が実施するさくら猫無料不妊手術事業の概要や、令和元年度に実施したTNR活動の実施頭数を掲載しております。またTNR活動に伴い誤って飼い猫が混入してしまうトラブル防止の観点から、飼い猫の室内飼育や首輪などの装着による所有者明示を行うよう周知を行っております。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 質問の要旨(1)①オ.沖縄市応援寄附金の活用について可能なのか、お伺いします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 お答えいたします。 本市ではふるさと納税制度の趣旨を踏まえつつ、地域の活性化に広く寄与する分野、寄附者の共感が得られる分野について、寄附金の使い道を設定しております。どのような対応が可能か、関係部署とともに調査研究してまいります。 ○小浜守勝議長 稲嶺隆之議員。 ◆稲嶺隆之議員 ありがとうございました。 以上で終わらせていただきます。 ○小浜守勝議長 以上で稲嶺隆之議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午後 3時30分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 3時32分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 お諮りいたします。 本日はこれをもちまして、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○小浜守勝議長 御異議なしと認めます。よって、本日は延会することに決定いたしました。 次の本会議は、明日7月1日水曜日、午前10時より会議を開きます。 本日は、これをもちまして延会いたします。  延 会 (午後 3時33分)...