糸満市議会 2022-12-16
12月16日-04号
令和4年第9回
糸満市議会定例会会議録令和4年12月16日出席議員 20人1番 大 城 むつみ 2番 玉 城 哲 郎3番 山 内 竜 二 4番 前 田 潤5番 浦 崎 暁 6番 伊 敷 郁 子7番 賀 数 郁 美 8番 金 城 一 文9番 長 嶺 安 浩 10番 新 垣 勇 太11番 平 田 健 人 12番 金 城 悟13番 金 城 寛 14番 山 城 渉15番 西 平 賀 雄 17番 金 城 敦18番 金 城 敏 19番 金 城 幸 盛20番 新 垣 安 彦 21番 徳 元 敏 之欠席議員 1人16番 大 田 守 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。 市長 當 銘 真 栄 副市長 神 谷 和 男 教育長 幸 地 政 行 総務部長 福 元 信 美 企画部長 金 城 満 市民健康部長 新 垣 政 喜 福祉部長 島 根 辰 也 こども未来部長 国 吉 丘 経済部長 大 城 司 建設部長 上 原 斉 水道部長 伊 敷 勝 消防長 平 田 徳 明 教育委員会 金 城 秀 教育委員会 有 銘 真一郎 教育部長 教育指導監本日の議事日程 日程第1 一般質問 ――
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○議長(金城寛) これより本日の会議を開きます。 ――――――――――――――――――――――――――――――
○議長(金城寛) 一般質問を行います。質問通告書により、順次質問を許します。
◆18番(金城敏議員) おはようございます。通告書に従い早速質問をいたします。 件名1、教育行政について。小項目1、
高嶺小学校校舎建設について。ア、改めて
高嶺小学校校舎建設入札不調に至った原因について伺う。イ、今後の計画について伺う。 小項目2、高嶺小中一貫校に向け、現場の教員も様々な想定をし、研修等や自主的にも準備をしてきたと聞いております。それに対し市はどのように考えているか伺う。 小項目3、2023年度から2025年度の移行期間を経て2026年度より本格的に導入される部活動の地域移行について本市の計画について伺う。 件名2、土地開発事業について。小項目1、
真栄里地区物流団地等造成事業について。ア、進捗状況について伺う。イ、今後の計画について伺う。 小項目2、県道平和の道線整備計画について伺う。 小項目3、旧南部病院跡地について。ア、進捗状況について伺う。イ、土地の購入価格について伺う。 小項目4、
社会福祉センターグラウンドの計画について伺う。 件名3、スポーツ行政について。小項目1、沖縄県
高校新人駅伝大会が令和5年1月29日、日曜日に本市で開催されるが本市の協力体制について伺う。 小項目2、
西崎運動公園陸上競技場メインスタンド側照明の改修整備計画について伺う。 小項目3、去る11月に本市で行われた県民体育大会に向け、環境整備が間に合うよう予算化された西崎運動公園のトイレの改修がいまだ行われていないが原因を伺う。 件名4、動物愛護について。小項目1、猫対策について。ア、野良猫対策について本市の取組を伺う。イ、問題になっている多頭飼育崩壊の解決について本市の取組を伺う。 件名5、世界の
ウチナーンチュ大会について。小項目1、
イチマンチュ大会について。ア、本市の歓迎イベントについて伺う。 小項目2、ハワイから豚を贈った事業の中心人物、故嘉数亀助氏の功績について、くくる糸満での展示について伺う。 以上、質問を終わり再質問は質問席より行います。
◎市長(當銘真栄) おはようございます。金城敏議員御質問、件名3、スポーツ行政について。小項目1、沖縄県
高校新人駅伝大会への協力体制についてお答えいたします。 これまで本島北部地区で実施されておりました駅伝大会が本市で開催されることによって、地元選手の家族及び学校関係者等の応援の機会が拡大され、選手にとっても励みになると考えております。また間近で選手の走りを市内小中学生が見ることによって、駅伝の魅力向上及び普及・育成に大きく寄与するものと思われます。なお協力体制については、駅伝大会が安全かつ円滑に実施できるよう事務局と西崎運動公園施設の利用調整や物品貸出し、交通規制などを市ホームページで周知を図ってまいります。 その他の御質問につきましては、教育長及び関係部長より答弁をさせていただきます。
◎教育長(幸地政行) おはようございます。議員御質問、件名1、教育行政について。小項目1及び2についてお答えいたします。 小項目1、ア、
高嶺小学校校舎建設入札不調に至った原因につきましては、まずJVが行った積算金額と設計金額の乖離があったことと、配置技術者不足があったと考えております。1回目につきましては企業のほうからの理由として、まず積算金額が設計金額を上回ったJVが6JV、技術者不足、配置困難なためが1JV。また2回目につきましては、その理由としましては配置技術者不足4JV、積算金額と設計金額が合わなかったのが3JV、下請業者の確保が困難だった事業者が1JVとなっております。またその要因として、物価高騰によるものが挙げられると考えております。 次にイ、今後の計画につきましては
高嶺小中一貫教育校の方針は堅持し、将来の中学校の建て替えも見据えた
小学校校舎配置計画、構造の見直し等を検討し、中学校の建て替え敷地や課題でもある運動場の確保など学校敷地の拡張も含めた計画検討を行ってまいります。現在、
基本計画策定業務を行っているところです。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午前10時09分) (再開宣告午前10時09分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◎教育長(幸地政行) ただいまの答弁で3か所訂正があります。まず御質問、件名1、教育行政について。「小項目1及び2」と申し上げたところ「1」のみであります。それから企業のほうからの理由として、まず「見積金額」というところを「積算金額」というのは間違いで「見積金額」が正しいです。それから今後の計画について「構造」のところで「鉄骨構造の見直し等を検討し」というところの3か所を訂正します。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午前10時11分) (再開宣告午前10時12分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◎教育長(幸地政行) 議員の御質問、件名1、教育行政について。小項目1についてお答えいたします。 小項目1、ア、
高嶺小学校校舎建設入札不調に至った原因につきましては、まずJV共同企業体が行った積算見積りと設計金額の乖離があったことと配置技術者不足があったと考えております。1回目につきましては企業のほうからの理由として、まず見積金額が設計金額を上回ったJVが6JV、技術者不足、配置困難なためが1JV。また2回目につきましては、その理由としましては配置技術者不足4JV、積算金額と設計金額が合わなかったのが3JV、下請業者の確保が困難だった事業者が1JVとなっております。またその原因の1つとして、物価高騰によるものが挙げられると考えております。 次にイ、今後の計画につきましては
高嶺小中一貫教育校の方針は堅持し、将来の中学校の建て替えも見据えた
小学校校舎配置計画、鉄骨構造の見直し等を検討し中学校の建て替え敷地や課題でもある運動場の確保など、学校敷地の拡張も含めた計画検討を行ってまいります。現在、
基本計画策定業務を行っているところです。
◎
教育委員会教育指導監(有銘真一郎) おはようございます。御質問、件名1、教育行政について。小項目2及び3についてお答えいたします。 小項目2、
高嶺小中一貫教育校に向け、教職員が研修等を行い準備をしてきたことについては、学校教育課の担当も研修等に参加しており承知しております。これまでの研修等の内容がすぐには生かされないことは残念ですが、今後もこれまでの研修等の内容を踏まえ小中間での連携を継続していきたいと考えております。 小項目3、部活動の地域移行について。本市の計画については、スポーツ庁より出されている部活動の地域移行に関する提言について、本市は令和3年度にスポーツ庁の
地域運動部活動推進事業を沖縄県からの委託を受け取り組みました。今年度も引き続き沖縄県からの委託を受け、
地域運動部活動推進事業を実施しております。今後は検討委員会を立ち上げ、提言書で示されている受皿となるスポーツ団体等の整備やスポーツ施設の確保の方策、会費の在り方や保険の在り方など諸課題等について調査研究を継続し、本市に合った取組になるよう検証を継続して取り組みたいと考えております。
◎建設部長(上原斉) おはようございます。御質問、件名2、土地開発事業について。小項目1及び2についてお答えいたします。 小項目1、
真栄里地区物流団地等造成事業について。ア、進捗状況については、沖縄県
環境影響評価条例に基づき令和元年9月に
環境影響評価配慮書、令和2年9月に
環境影響評価方法書の策定を行っております。現在は
環境影響評価準備書を作成するための調整や、
土地区画整理事業に係る都市計画決定に向けた住民説明会の開催及び関係機関協議等を行っているところであります。 次にイ、今後の計画については、令和4年度、環境アセスメントの法手続である
環境影響評価準備書の策定を行い、並行して令和4年度から令和5年度中にかけて
土地区画整理事業に係る市決定である都市計画案として区画整理、用途地域、道路5路線、下水道の公告縦覧の手続を進める計画であり、併せて県都市計画決定である区域区分の手続について引き続き県と協議を行っていく予定であります。また令和5年度末には環境影響評価書の作成とともに、手続中である市及び県都市計画の決定に向けた法手続の完了に努めてまいります。 小項目2、県道平和の道線整備計画については、事業主体である沖縄県に確認したところ、平和の道線は平和創造の森公園から喜屋武岬、喜屋武漁港、名城ビーチ等を経由し沖縄西海岸道路(糸満道路)に至る総延長7.8キロメートル、幅員構成については中央分離帯はなく片側1車線の2車の道路で、平成20年度から事業に着手しており令和3年度末の進捗率は真栄里から喜屋武までの工区において、事業費ベースで約72%となっております。また工事については、喜屋武から真栄里区間を優先的に実施し早期供用を目指しているとのことでありました。 次に件名3、スポーツ行政について。小項目2及び3についてお答えいたします。小項目2、
西崎運動公園陸上競技場メインスタンド側照明の改修整備計画については、照明塔に落雷したことによることが原因で設備8か所のうち
メインスタンド側2か所の照明設備の一部が点灯しない状態となっております。本照明設備は市有物件共済保険に含まれておらず、改修にかかる費用約730万円は市単独予算となることから担当部局と調整の上、整備に向けて対応ができないか検討してまいります。 小項目3、西崎運動公園のトイレ改修が行われていない原因については、現在トイレの改修設計を行っておりますが、現場調査に時間を要したことが原因で改修工事が遅れております。なお設計が完了次第、速やかに工事発注を行います。また改修工事については、トイレブースや便器の納品に時間を要することから令和5年2月の完成を目指してまいります。
◎企画部長(金城満) おはようございます。件名2、土地開発事業について。小項目3及び4についてお答えいたします。 小項目3、旧南部病院跡地のア、進捗状況については8月22日に市長が県の池田副知事に面談し、譲渡の要請を行っております。その後11月28日には副市長が病院事業局長と面談を行い、改めて市長の要請文を手交し要望を伝えております。現在、本市への、公社への譲渡に向けて、継続して協議を進めているところです。 次にイ、土地の購入価格については、現在県と公社、双方の鑑定状況や現況、これまでの経緯等を基に沖縄県との協議が行われているところです。 小項目4、
社会福祉センターグラウンドの計画については、現在市からの依頼を受けた土地開発公社が
南部病院跡地等造成事業基本計画を策定する中で、
真栄里屋外運動場を含め今後の検討を進めている状況であります。その中でコンサルタントの助言を受けながら、ゾーンや配置などについて複数案の中からよりよい方法を検討しているとのことであります。 件名5、世界の
ウチナーンチュ大会について。小項目1、
イチマンチュ大会についてお答えします。世界の
ウチナーンチュ大会は、
新型コロナウイルス感染症の影響により1年の延期を余儀なくされましたが、今年11月に開催することができました。本市の行った世界の
イチマンチュ大会では、市内の観光施設や門中墓を巡る市内バスツアーに約60名、歓迎の夕べには116名の糸満市にルーツを持つイチマンチュや関係者がそれぞれの思いを語り合い交流を深めていただきました。 件名5、世界の
ウチナーンチュ大会について。小項目2、ハワイから豚を贈った事業の中心人物、故嘉数亀助氏の功績について、くくる糸満での展示についてお答えします。第7回世界の
ウチナーンチュ大会については、長引くコロナ禍の中、今年6月14日に第7回世界の
ウチナーンチュ大会実行委員会が、市町村に対し大会に係る説明会を開催。その後8月8日の同実行委員会において開催を決定、8月16日付で開催方針を示されました。それに合わせて世界の
イチマンチュ大会の開催に向けて議論を本格化してまいりました。これまでの開催とは違い、
新型コロナウイルス感染症対策を講じての開催となることから、感染対策や人数制限などの調整に多くの準備時間を要し、故嘉数亀助氏の特別展示について内部で検討しましたが、資料調達に時間がかかり今回の展示は見送ることになりました。次回の世界の
イチマンチュ大会ではパネル展示ができるよう検討してまいります。
◎市民健康部長(新垣政喜) おはようございます。御質問、件名4、動物愛護について。小項目1、猫対策について。ア及びイについてお答えいたします。 小項目1、ア、野良猫対策について、本市の取組については糸満市犬・
猫不妊去勢手術費補助金と公益財団法人どうぶつ
基金さくらねこ無料不妊手術事業における
さくらねこTNRチケットを活用して野良猫をこれ以上増やさない取組を行っております。 次にイ、多頭飼育崩壊の解決について、本市の取組については公益財団法人どうぶつ基金の多頭飼育救済を活用し、令和3年度には18匹の不妊去勢手術を行い、令和4年度においても6匹が不妊去勢手術を実施中であります。今後も住宅訪問が多い関連部署と連携を取りながら、解決していきたいと考えております。
◆18番(金城敏議員) 最後にお答えになった動物愛護から再質問させていただきます。 まず糸満市犬・
猫不妊去勢手術費補助金とどうぶつ
基金さくらねこ無料不妊手術事業TNRチケットの内容について、その違いについて説明をお願いします。
◎市民健康部長(新垣政喜) 再質問にお答えいたします。 糸満市犬・
猫不妊去勢手術費補助金は、手術費に対する市の一部補助金となっており、飼い犬、飼い猫、飼い主のいない猫が対象となっております。
さくらねこTNRチケットにつきましては、公益財団法人どうぶつ基金が全国の市町村から申請を受け、各市町村に
手術費全額負担無料のTNRチケットを分配しております。
◆18番(金城敏議員) 昨年と比べて、この無料の配布されたどうぶつ
基金TNRチケットの枚数を伺います。
◎市民健康部長(新垣政喜) 再質問にお答えいたします。 令和3年度の5月実施分から毎月チケットを頂けるようになりましたので、5月実施分から12月実施分までで比較しますと、令和3年度は222枚で令和4年度が126枚となっており、令和3年度と比べますと96枚減少しております。
◆18番(金城敏議員) 本市はどうぶつ基金の無料チケットを、かなり枚数が限られていますけれども、市民にどのように周知して使ってもらっていますか。
◎市民健康部長(新垣政喜) 再質問にお答えいたします。 どうぶつ基金のチケットの配布につきましては、自治会等から市へ事前に申込みのある地区から優先的に配布を行っておりますので、個人ボランティアに対しましては市へ問合せがある場合にお答えをしております。
◆18番(金城敏議員) やはりこの枚数ですと、非常に限られた配布しかできないと思うんです。私はこの犬・猫問題に取り組んできた感想ですが、本市は県内の自治体の中でも積極的に取り組んでいる自治体だと思っております。ですがやはり無料チケットの絶対枚数が足りないです。これは提案ですが、次年度以降クラウドファンディングで集めた基金、糸満市犬・
猫不妊去勢手術費補助金を、この野良猫、多頭飼育対策に活用できないでしょうか。毎回聞いておりますが。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午前10時31分) (再開宣告午前10時31分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◎市民健康部長(新垣政喜) 再質問にお答えいたします。 多頭飼育に関しましては、公益財団法人どうぶつ基金と連携して対応してまいりたいと考えております。
◆18番(金城敏議員) 毎年同じ回答になっておりますが、この問題になっている野良猫や多頭飼育対策のため県も動き出しております。最近新聞にも載っておりましたが、県自然保護課は多頭飼育の届出制と義務に近い不妊去勢手術の実施を求める
県動物愛護管理条例骨子案をまとめて、県議会2月定例会に提出すると明言しております。そうなった場合の市の対応について伺います。
◎市民健康部長(新垣政喜) 再質問にお答えいたします。 現在、沖縄県動物の愛護及び管理に関する条例骨子案に対して、意見の募集期間を行っていることを承知しておりますので、その結果を踏まえまして対応してまいりたいと考えております。
◆18番(金城敏議員) ぜひよろしくお願いします。3年計画の中に盛り込まれておりますから、恐らく今のやり方を変えられないとは思いますが、この改正のときにはぜひそれを使えるようにお願いしたいと思います。 続いてスポーツ行政について。まず
高校新人駅伝大会について再質問いたします。沖縄県内各地から選手、役員や関係者が訪れます。歓迎や開催を知らせる、例えば歓迎高校駅伝、そして日時といった横断幕設置は必要だと思うが、市が用意できないか伺います。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午前10時33分) (再開宣告午前10時34分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 御提案の件につきましては、関係機関と連携して設置が可能かどうか検討してまいります。
◆18番(金城敏議員) ぜひお願いします。先ほどホームページで知らせるとありましたが、市の広報で大会を市民に知らせることや、答弁にもありました、小中学生に駅伝を間近で観戦させる教育的効果は大きいと思いますが、学校で小中学生に呼びかけることについてはできないか伺います。
◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 令和5年1月号の広報紙に周知する予定をしております。
◎
教育委員会教育指導監(有銘真一郎) 再質問にお答えいたします。 小中学生への広報については可能であると考えておりますので、1月の定例校長会、それから教頭会で周知していきたいと考えております。
◆18番(金城敏議員) ぜひ一人でも多くの市民に観戦していただけるように御配慮をお願いしたいと思います。 続いて公園トイレについて伺います。県民体育大会時点で故障して使えない箇所は何か所あったか伺います。
◎建設部長(上原斉) 再質問にお答えいたします。 西崎運動公園内での故障して使えないトイレの数は6か所でございます。
◆18番(金城敏議員) 部長、場所も把握しているか伺います。もし調べていないならいいです。
◎建設部長(上原斉) 再質問にお答えいたします。 先ほど申し上げた6か所の内訳なんですが、まず陸上競技場の屋外の1階の北側、同じく陸上競技場の屋外2階の北側、西崎球場の2階3塁側、あと運動公園内の陸上競技場の北側、陸上競技場の南側、2工区側の1か所の合計6か所となっております。
◆18番(金城敏議員) 県民体育大会は終わりましたので仕方がないにしても、これからキャンプとかスポーツ合宿等が行われますので、ぜひ早めに対応をお願いしたいと思います。 これから整備していくトイレ、シャワー室の壁、ドア等の材質について伺いたいと思います。水に強くないと恐らく1年でもう下のほうはぼろぼろになってきます。その辺について配慮があるか伺います。
◎建設部長(上原斉) 再質問にお答えいたします。 現在、既設の材料は木材となっております。今回も木材ということで考えておりますが、これ以上に、今後耐水性が既設の木材よりは高い材料を使用する予定となっております。
◆18番(金城敏議員) 最後よく分からなかったのですが、木材は使わず耐水性のあるものを使うということですか。
◎建設部長(上原斉) お答えさせていただきます。 現在、木材ということになっております。今後も木材を考えておりますが、その木材の材質を耐水性が既設の現在のものより高い材料を使用して整備するということでございます。木材でありますが、今のよりは耐水性の高い材質を使用して整備するということでございます。
◆18番(金城敏議員) 耐水性が高い木材というのは、私は勉強不足かもしれませんが分からないんですが。アルミのほうがずっと長くもちそうな感じがしますが、そういう検討は、アルミと木材の価格の検討とかはやっているんですか。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午前10時39分) (再開宣告午前10時39分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◎建設部長(上原斉) 先ほどの御質問ですね、アルミの検討はしていないかということでございましたが、やはりコスト面で相当高くなるということもございまして、耐水性の高い木材で対応していきたいということでございます。
◆18番(金城敏議員) 分かりました。続いて件名5に移ります。世界の
ウチナーンチュ大会についてです。
イチマンチュ大会歓迎の夕べにおいて、挨拶を含めハワイから豚が贈られた話題が出たか伺います。
◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 大会には多くの方々が参加されており、英語等での表現もあったので、そこのところはちょっと分かりかねます。事務局のほうに嘉数氏の功績をたたえるようなものであったり、そういう関係者からの声は、事務局に確認しましたけれども届いていなかったということでございます。
◆18番(金城敏議員) なぜこの質問をしたかと言いますと、
ウチナーンチュ大会が終わっていろいろ各地で、この七勇士に、豚にまつわる交流とか、そういったのが結構新聞に載っていたんです。ところが糸満市は、糸満市内の交流というのは全くなかったんですよ。今ハワイでは、2世から3世へと世代が代わり、ハワイから豚が贈られた史実は知らない世代が非常に多くなっていて、携わった親族あるいは関係者しか知らない状況になってきているそうです。贈った側は、ハワイの方々は忘れても、恩恵を受けた沖縄県民は忘れてはならない出来事だと思います。うるま市は、豚を運んだ七勇士のモニュメントを建立し、功績を後世に伝えようとしています。本市出身の方々も、この事業に大きく貢献しております。この贈る事業を立案、計画し実行した中心人物が嘉数亀助氏です。そしてあまり知られておりませんが、この豚を運んだ七勇士の中に、本市宇江城出身の仲間牛吉氏もおります。ぜひ次回の
イチマンチュ大会では、資料を用意し展示コーナーを設け、ハワイの方々に糸満市民は皆さんの恩を忘れてはいませんよという感謝の意を込めて展示していただきたいと思います。なるべくできるならくくる糸満の玄関にモニュメントを建立していただきたいと思いますが、その辺についていかがですか。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午前10時42分) (再開宣告午前10時42分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 おっしゃられるとおり恩を忘れてはいけない、それから後世に伝えることが非常に大事だと認識しております。今回はコロナの対応ということで御希望に沿えることはできませんでしたが、今後ですね、教育委員会のほうにも資料があるということは確認できておりますので、仲間さんの分も含めてそういう資料を早めに整える準備をさせていただきたいと思います。またくくる糸満については所管が異なりますので、関係部署と調整をさせていただきたいと思います。
◆18番(金城敏議員) ぜひ前向きによろしくお願いいたします。 件名1に再質問いたします。
高嶺小学校校舎建設について、先ほど不調に終わった原因を伺いましたが、ほかに原因はないですか。
◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 ほかに原因ということは、今のところ考えられません。
◆18番(金城敏議員) それではこの基本設計、実施設計の期間について伺います。
◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 基本設計の業務委託の期間は、令和2年1月17日から令和3年3月25日です。実施設計につきましては、令和3年5月18日から令和4年5月31日です。
◆18番(金城敏議員) ここに當銘市長の市政報告会で参加者に配られたチラシに、入札不調になった原因についてこんなことが書かれています。借金返済中のプールを壊して新設で再借金、小学生は中学校運動場を共同利用などの事故のリスクあり。前市政の問題山積みの結果を引き継いだ結果、入札不調。教育長、これは合っていますか。これも原因ですか。
◎教育長(幸地政行) 議員の再質問にお答えいたします。 ただいま議員から紹介がありました輝く市民の会の発行チラシの内容については、差し控えたいと思います。
◆18番(金城敏議員) 先ほどは、ほかに原因はないとおっしゃったんですよね、部長は。そしてこの中身を検証しましょう。基本設計期間は令和2年1月17日から令和3年3月25日までとお答えになりました。當銘市長が誕生したのは、たしか令和2年7月からですよね。基本設計期間の長い時間を當銘市政にもう移っているんです。9か月間も。実施設計期間については、丸々當銘市政の代になってからです。それがこういう書き方をしているんですよ。教育委員会が認めないなら返事は結構です。 市長は、事実と異なることを御自分の市政報告会で参加者に配ったことについてはどうお考えですか。
◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えさせていただきます。 輝く市民の会のチラシを向こうで配ったということは、私は承知していません。
◆18番(金城敏議員) 市長、ここに挨拶も載っけられていますけれども、そこで配られたということは御存じなかったということでよろしいですか。
◎市長(當銘真栄) 挨拶は提供をしてくださいということで提供はしました。その場で配ったということは、私は承知していません。
◆18番(金城敏議員) 分かりました。では現実に配られたんですよ、この内容がですね。それに対してはどうお考えですか。
◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えさせていただきます。 私は、皆さんをお送りするために入り口のほうにいましたけれども、それが配られたということは承知していないということであります。
◆18番(金城敏議員) 市長、今このことを聞いていないですよ。今、分かりましたよね、こういう内容が配られたということについて、どうお考えですかと。私は市民から、市長の報告会に参加された市民から、あなた方の言うことは間違っているじゃないか、こういうことがあったからじゃないかということで問い詰められましたよ。そう信じている人たちがいるんですよ、実際に。そのことについてどう思いますかということを聞いているんです。
◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えさせていただきます。 チラシのこの内容については、私も今しか知っていませんので、挨拶文としては提供しましたけれども、その内容について発行者のほうには確認させていただきたいと思います。
◆18番(金城敏議員) 確認はすぐできると思いますので、この議会中に、この後続く方々もおりますから、ぜひそのときに答弁をお願いしたいと思います。 続いて設計者の設計金額は、品確法運用指針にのっとり設計書、仕様書等の作成を行ったとのことでありますが、なぜこれだけ受注者側と差額が出たか、設計金額を第三者機関に精査させるぐらい必要だと思いますが、その考えはないですか。
◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 設計金額につきましては、公共建築工事積算基準等に基づき作成しており、問題がなかったと認識しておりますので必要はないと考えております。
◆18番(金城敏議員) これは前もって言っていなかったので答えられるだけでいいんですが、過去にこれだけ2回も3億円近くの差額があった見積りというのはこれまでありますか。知ってる限りでいいです。
◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 私のほうでは、今確認は取れない状況でございます。
◆18番(金城敏議員) 本当に前代未聞のことが起こっているんですよ。やはり私は絶対に調査すべきだと思うんですよ、今後のためにも。これも次に続く方がまたやると思いますのでお任せして、今後の計画や検討委員会の委員選定について、教育長もまた先日副市長も真栄里の地域懇談会において、地元高嶺地域の意見をしっかり聞いて決めていくとお答えになりました。しかしながらいまだ地域住民説明会をやっていないんですよ。皆さんがおっしゃる、具体的にどのように説明しながら進めていくという方法を取られるのかお聞きします。
◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 現在、見直し作業を行っている段階で、委員会を立ち上げていく予定です。その委員会につきましては、現在各地域の代表者から推薦を頂いているところでございまして、その中で来年2月頃につきましては、各地域をまた回りまして、今後の計画を含めて説明会をしていきたいと考えております。
◆18番(金城敏議員) 先ほど地域の代表を1人出していただくという話は進めているということなんですが、私の地域でこの話が出ました。まだ地域の人たちが何にも知らない状況で推薦を出すというのはどういうことかと怒られておりました。実際にそうですよ。今回断念した原因を一般市民は知らないんですよ。しかも皆さんは9月の区長さん方への説明会のときに、区長さんがこれは一区民にも、みんなに知らせたほうがいいですかと申し出たときに、皆さんはそれを断ったんですよね、その機会を。おかしいですよ。保護者には説明しています。でも保護者だけじゃないんですよ、これから関わっていく方は。ぜひ地域住民にまず説明して納得させた上で、では今後はこの学校の造る方にはどういった人たちがいいんではないかと、自主的に地域から上がってくるような体制を、時間があるわけですから、そういう時間をしっかりつくっていただいて進めていただきたいと思うんですが、改めて考えをお聞きします。
◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 今回の見直しに係る委員の選定につきましても、地域の区長を集めてこういったことで進めていきたいということで一度持ち帰っていただいて、地域でお話をしていただいて推薦を受けております。進めていく中で、来年1月後半から2月頃につきまして、各地域を回って説明していきながら、またそういったことの意見も聞きながら委員会において今後の計画について話をまとめていきたいと考えております。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午前10時55分) (再開宣告午前10時55分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◆18番(金城敏議員) 訂正させていただきます。説明会とは言っていません。地域の人たちにしっかり説明した上で進めていくと、そのようにお答えになりましたか、それも言っていない。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午前10時56分) (再開宣告午前10時57分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◆18番(金城敏議員) それでは訂正させていただきます。「副市長も先日真栄里地域懇談会において、地元高嶺地域の意見を聞いた上で検討委員を選定していくとお答えになっておりました」に訂正お願いします。 では私はこの不調に終わった段階から、何度も地域の声をしっかり聞いた上で進めてほしいとやりました。ところが皆さんは、既に自治会長に丸投げじゃないですか。御自分たちの努力は何もないですよ。区長に推薦してください、これではおかしいですよ。今非常に困っている自治会もありますよ。しっかり説明をした上で、地域説明会をやった上で再度上げてもらうというやり方には変えられないんですか。
◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 地域への説明会は先ほどから申し上げていますとおり1月後半から2月頃にやる予定ですので、その中で話も組み入れながら、その検討委員会の中で議論を進めていきたいと考えております。
◆18番(金城敏議員) ちょっと堂々巡りになるかもしれませんけれども、やはりこの検討委員が非常に大事なんですよ。地域の声も拾いながらですね、この人だけが決めるわけじゃないんですよ。当局と、その計画に対して検討委員会は再度また地元に持ち帰って、こういう案が出ているけれどもと、相談しながら進めていくのが本来の検討でしょう。それを地域の人たちには説明なしに、すぐ選んでいくこのやり方は絶対にまずいと思いますよ。どうですか。
◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 先ほどから申し上げていますとおり、地域の説明会を1月の後半に予定しておりますので、その地域の意見をそこで取り入れながら、意見として委員会のほうで反映させていきたいと考えておりますので、そういった中で各地域からの代表者も含めてそういった意見交換ができると考えております。
◆18番(金城敏議員) 説明会をやった上で、その委員を選定するということですか。それとも委員は前もって決める。
◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 委員につきましては、既に各地域からの代表という形で推薦頂いている部分もございまして、既に各自治会から推薦を頂いているところでございますので、そこはそのまま進めさせていただきたいと考えております。
◆18番(金城敏議員) 分かりました。ではプレハブ校舎は令和6年から令和9年途中まで使用するとのことですが、昨日の答弁にありましたが、場所について再度伺います。
◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 現在、確定ではございませんけれどもグラウンドの一部を活用しながらという形で考えております。
◆18番(金城敏議員) 高嶺小学校の場合、200メートルトラックもつくれないぐらい、ただでさえ狭い運動場なんです。そこにプレハブを建設して、一部建設してまともにこの運動場は使えますか。
◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 プレハブ仮設校舎を造った場合には、グラウンドがまた狭くなるということは認識しております。仮設校舎を造った際に、高嶺中学校との連絡通路がありますが、その辺を整備して高嶺中学校のグラウンドで体育の授業等ができるような形で調整していきたいと考えております。
◆18番(金城敏議員) これは長い目で計画していると思いますので聞きますけれども、中学校の運動場を使用するということは、中学校の運動場に小学校の建設はもうないと考えていいんですか。
◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 高嶺小学校の建て替えする、これから計画見直しという校舎につきましては、既存の計画をベースに配置の見直しを行ってまいります。高嶺中学校のグラウンドに建設しないと決定するわけではございません。そこに建てる可能性もありますので、ですから建設工事が始まると高嶺中学校についてもグラウンドについては狭くなる可能性も出てきます。
◆18番(金城敏議員) 本当に計画を立ててやっているんですか。令和9年の途中まで小学校はまず使えない。恐らく令和8年度初期からは工事が始まりますよね。今度は中学校も使えない、そういったことが予想されるんですよ。狭くなるんじゃないですよ、建設現場の周りで小中学生同時に使わせるつもりですか。そういうことを想定した上でこの建設は進めていくべきではないですか。見解を伺います。
◎教育委員会教育部長(金城秀) 高嶺小中学校の体育の授業につきまして、クラス数が小中学校、各学年2クラス、また1クラスという形でありますので、その辺は時間調整で対応可能なのかと考えております。
◆18番(金城敏議員) 市長、小学校も運動場を使えない、中学校は建設中、こんなところで体育をさせる、クラス数が2クラスで少ないからそこでさせると言っていますけれども、認めるんですか、そういうことを。そうなった場合に。
◎教育長(幸地政行) 議員の再質問にお答えいたします。 今のプレハブ校舎は小学校の運動場にできるという中において、今の体育の授業等、非常にどこになるのかということになりますけれども、やっぱり非常に子供たちの体育の授業については少し不便を囲うところが出てきます。これについては小学校の学級数が2学級ですので、そこにはまず大きめの体育館があります。ここは種目によっては、2学級ずつ使えるスペースもあります。それからプールもあります。確かにプレハブの建設している時期は、子供たちにまた窮屈な思いをさせますけれども、プレハブができた後の東側運動場の部分もとても大きくはないんですけれども使えるんじゃないかと思っています。また今部長が話したように中学校のほうも道があって、そこを中学校の運動場側に、カリキュラムを小中で工夫しながら、ここは大変申し訳ないんですけれども、子供たちにも、やっていきたいなと思っているところであります。
◆18番(金城敏議員) 教育長、先ほど検討する事項の中に、敷地の拡張がありましたでしょう。それをすればすぐ解決するんですよ。まずそういう努力をやった上で、どうしても仕方がないのであれば分かりますよ。こういった検討をするわけでしょう。高嶺の利点というのは、周りが農地だらけですよ。比較的安価で土地が購入しやすい、この町方と違って。その利点をしっかり生かした上でまず拡張して、その場を体育をやる運動場をしっかり確保した上で進める、なぜそれが言えないんですか。何か話を聞いていますと、現中学校の敷地内に閉じ込めようというふうにしか聞こえてこないんですよ。敷地を拡張すればおのずと解決するんですよ、どうですか。
◎教育長(幸地政行) 議員の高嶺小中学校が入る敷地を拡張ということは、これはぜひ必要ですよねという話だと思います。これについては基本計画策定委員会がありますので、その中にまた地域の方々が5人いらっしゃいますし、また先輩方も多いですので、これまでの経緯も含めて、御高配もとても強いと思いますので、これまでの経緯、それから周りの農地も含めて状況が出てきて、またいい方向に今の学校敷地の拡張も含めた計画も見据えているということです。これはまた策定検討委員会の中でもむことだと思っております。
◆18番(金城敏議員) そういった条件の中に、拡張しなければならない条件の中にそういったことを入れてもらえば、選択肢というか選ぶ順位が、敷地拡張の順位がおのずと上がってくると思いますので、ぜひその辺の対応をお願いしたいと思います。 続いて小中一貫校に当たって、現場の教員の皆様も本当に、非常に努力なされたと聞いておりますし、非常に残念がっております。今後も小中間で連携を図って研修等を継続していくと先ほど答弁がありましたので、ぜひお願いしたいと思います。 続いて部活動の地域移行について再質問いたします。土日の部活動地域移行は、教員の負担軽減が目的ではありますが、そのまま土日の部活動を指導したい教員もおられます。この制度はそれを妨げるものではありません。現場の教員の意向調査も必要だと考えておりますが、その取組についてお伺いいたします。
◎
教育委員会教育指導監(有銘真一郎) 再質問にお答えいたします。 これは教員の兼職兼業についての御質問だと理解しております。それにつきましては今年の9月に6中学校にアンケートを実施いたしました。その結果、13名の先生方が兼職兼業を希望しております。
◆18番(金城敏議員) これはすごいことだと思います。ぜひ褒めてあげていただきたいと思います。私はこの地域移行制度で、これまでなかったスポーツへの取組ができるチャンスと捉えております。例えばこれまで在籍数の少ない学校では、野球やサッカー等の団体スポーツは人数が足りず廃部や大会参加ができないといったことがその都度ありました。限られたスポーツしかできませんでしたが、これからは近隣の中学校が土日に合同で練習して合同での大会参加が可能となってきております。これまで施設がなくスポーツクラブに通っていた水泳、あるいは柔道、空手などがそのままスポーツクラブ名で中体連の大会に参加が可能になっております。文部科学省傘下のスポーツ庁も、こういった学校単位だけでなくスポーツクラブでの大会の参加を認めているのもこの制度に対応するためであります。またスポーツ指導を仕事としたい方々にも門戸が開けます。もちろん指導料等の財源確保も課題になります。うるま市は民間企業と連携し2017年から取り組み、2021年度は企業版ふるさと納税で約1,500万円集めてこれに充てております。先ほどの答弁で、本市に合った取組になるよう検証していくとのことでした。スポーツ庁のこの制度に非常に詳しい専門家が本市にはおられます。あえて名前は申し上げられませんが、ぜひこの方がいらっしゃるうちにこの制度の道筋をつけていただきたいと要望いたします。 続いて件名2、土地開発事業について伺います。
真栄里地区物流団地等造成事業は、計画どおり進んでいるか伺います。
◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 物流団地等、現在土地開発公社において行われている南部病院跡地等造成の基本計画の策定を今進めているところです。地域の方も含めた懇談会も組成しましたので、着々とその準備を進めているところでございます。
◆18番(金城敏議員) 土地改良事業を進める場合は、地権者の7割以上の賛同が得られなければ事業は進められないと、7割から8割ないと進められないと聞いておりますが、この区画整理事業については、そういった条件はないか伺います。
◎建設部長(上原斉) 再質問にお答えいたします。 今回、市施行として計画している真栄里の区画整理事業に関しては、事業化に必要な条件として同意率の要件はありませんが、都市計画法の法手続として必要があると認めるときは公聴会を開催させることや、都市計画案の縦覧期間中に意見書の提出等により住民の意見を反映することを認めております。今後も引き続き地権者において本区画整理事業の周知、理解を得られるよう全体説明会や個別説明会の実施、また事業の進捗に関する広報紙の配布等を通して真摯に対応してまいりたいと考えております。
◆18番(金城敏議員) つまり縦覧期間に自ら申し出ないといけないということで理解してよろしいですか。
◎建設部長(上原斉) 議員のおっしゃるとおりだと理解しております。
◆18番(金城敏議員) これは地権者にしっかり説明しないと分からないですよ。私も分かりませんでした。やはり意見を言いたい方々は何人かいらっしゃいます。ところが知らないうちに進められたらとんでもないことですので、それはしっかり説明をお願いしたいと思います。 次に平和の道線についてです。先ほどお答えがありましたが、この平和の道線が進まないと、この
真栄里地区物流団地等造成事業にも大きく影響が出てきますが、その点について県南部土木事務所とはどのような調整を行っているか伺います。
◎建設部長(上原斉) 再質問にお答えいたします。 真栄里区画整理事業に係る県道平和の道線の県南部土木事務所との調整としては、まず真栄里交差点国道331号の右折車線の5メートル延長、それと区画整理事業地区内平和の道線の両側歩道の設置、そしてラウンドアバウト交差点の道路高のかさ上げ等の協議などを行っているところでございます。区画整理事業と道路整備事業の間で手戻り工事が生じないよう、引き続き県南部土木事務所と綿密な調整を行い早期整備の実現に結び付けたいと考えております。
◆18番(金城敏議員) ぜひよろしくお願いします。 続いて南部病院の跡利用について、福祉センターグラウンドの計画は、基本計画を策定する中で検討していくとありましたが、なくなる可能性もあるんですか。
◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 グラウンドというのは真栄里屋外運動場のことだと思いますが、現在、
真栄里屋外運動場を含めた市有地、それから県有地の購入に向けて、含めて公社のほうで造成等事業の基本計画を策定しているところです。その中において各種福祉ゾーンも含めて、ゾーンや規模または配置などについては複数案を考えて調整していくものであります。そう聞いております。現時点でグラウンドをなくすという考えはないと聞いております。
◆18番(金城敏議員) もう少し突っ込ませてください。これは優先順位とかはないですか。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午前11時19分) (再開宣告午前11時19分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 南部病院跡地の基本計画の前に可能性調査というのを市のほうで報告させていただいております。その中においてもこの地区に求められる機能が6点ほどございました。その機能に合った土地の利用を図るということが前提ですので、グラウンドも多目的運動場の中で必要だと位置づけております。優先順位というお話でありますけれども、その地区で今考えられているのは、福祉避難所兼ふれあい交流センターというのを考えていこうというところもありますので、それぞれ必要なものだと思っております。バランスを取って整備していく、そのような調整を図っていきたいと思います。
◆18番(金城敏議員) この屋外運動場は、真栄里からヘーカタ、三和方面にかけて唯一の運動場でありますので、ぜひ残していただくようお願い申し上げ私の一般質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午前11時21分) (再開宣告午前11時21分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◎建設部長(上原斉) すみません。先ほど西崎運動公園内のトイレの故障箇所について、私6か所と申し上げましたが、資料を見落としておりまして西崎総合体育館の3か所が漏れておりました。よって合計9か所であります。訂正しておわび申し上げます。すみませんでした。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午前11時22分) (再開宣告午前11時22分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◆9番(長嶺安浩議員) おはようございます。所感を述べさせていただきます。先月11月、糸満市を主会場として沖縄県県民体育大会が行われました。この陸上競技の中で一般男子が総合優勝したということで、三十数年ぶりの出来事だということで、大変喜ばしく思います。そしてその中には、私は得点源にはならなかったんですけれども、私も選手の1人として50代の砲丸投げに参加しました。しかし結果は残念なことに1点も糸満市に貢献することはできなかったです。でも自分も若いときからやっていたものですから、今回は地元主催ということで参加しました。そしてバドミントン競技につきましては男女が優勝したということで、やっぱりすごいなということで。また議員の中には、ほかにも野球とか陸上またゴルフに携わって糸満市に貢献している方々もいらっしゃいます。私も1人の議員として、また糸満市民として少しでも糸満市に貢献できるように頑張りたいと思います。またいろいろ県民体育大会に携わった関係者の方々、また市長も各会場を回って応援しに来ていました。本当に選手の皆さん、また関係者の皆さん本当に御苦労さまでした。また来月は金城敏議員からあった駅伝大会があるということで、自分たちもまた応援に駆けつけたいと思います。よろしくお願いします。それでは一般質問を行いたいと思います。 件名1、市長の選挙公約実現について。小項目1、市長の公約達成状況について伺います。 件名2、農業行政について。小項目1、JAおきなわ糸満支店との意見交換会について伺います。ア、意見交換会の内容について伺います。イ、全国和牛能力共進会について伺います。ウ、糸満市さとうきびハーベスタ収穫運営委員会について伺います。 件名3、糸満北地区の農業用水について。小項目1、再生水等循環型実証事業の現在の状況について伺います。 件名4、武富ハイツ西側の急傾斜地工事について。小項目1、現在の進捗状況について伺います。 件名5、公園整備について。小項目1、武富児童公園修繕の進捗状況について伺います。 件名6、道路行政について。小項目1、市道田里線舗装工事について伺います。ア、現在の進捗状況について伺います。イ、始点と終点を伺います。ウ、工事の内容を伺います。 以上、残りは質問席から伺いたいと思います。よろしくお願いします。
◎市長(當銘真栄) 長嶺安浩議員御質問、件名1、市長の選挙公約実現について。小項目1、公約達成状況についてお答えします。 私は市民に寄り添い、心の通った政治を政治理念として市長就任後から現在に至るまで、選挙の際に市民と約束した公約に取り組んでまいりました。公約の取組状況につきましては、さきに行われた市政報告会においてお示ししたとおりであります。今、そして未来の子供たちに誇れる糸満市づくりに挑戦として掲げた30の公約のうち29の公約につきましては、達成または着手済みという状況であります。主なものとしましてはデジタル図書の貸出しや図書の宅配サービスの開始、プロ野球キャンプの受入れ、いとちゃんminiの運行時間延長、市内バス南部循環線の路線延長、真栄里物流団地等造成事業の推進、南部病院跡地利用の推進、学校や公共施設のトイレ洋式化の拡充、生徒1人1台のパソコンの配布、児童虐待防止条例の制定、市営団地入居時の多子世帯優先案内や市営住宅の保証人廃止などがあります。引き続き公約の実現に向けて取り組むとともに、今後も地域懇談会等を開催し多くの市民の声を聞き市政へ反映してまいります。 その他の御質問につきましては、関係部長より答弁をさせていただきます。
◎経済部長(大城司) 御質問、件名2、農業行政について。小項目1、JAおきなわ糸満支店との意見交換会について、アからウについてお答えいたします。 小項目1、ア、意見交換会の内容については、市長、副市長、担当部課長などが出席し、第1回目を令和4年7月15日、第2回目を令和4年11月18日にJAおきなわ糸満支店と意見交換会を行い、第2回目の内容としましては小規模農家への平張ハウスの導入や、JAおきなわ糸満支店購買店の防水工事、真栄平土地改良区の排水対策などについて意見交換を行いました。 次にイ、全国和牛能力共進会については、第12回全国和牛能力共進会が令和4年10月6日から10月10日までの間、鹿児島県で開催され、沖縄県代表として初めて糸満市から山城義光さんの繁殖牛ふくなみみが種牛の部、若雌部門に出場し、出品頭数32頭中優等15席の優秀な成績を収めました。 次にウ、糸満市さとうきびハーベスタ収穫運営委員会については、令和4年10月25日と同年11月16日にJAおきなわ糸満支店で行われ、令和4年から令和5年期の申込み状況や収穫範囲の振り分け、収穫順路、作業料金の改定について審議されました。また令和4年12月14日には、12月21日から始まる製糖工場の操業開始を前に市やJAおきなわ糸満支店、ハーベスタ保有者などの関係者参列の下、ハーベスタ安全祈願祭が開催されました。 続きまして御質問、件名3、糸満北地区の農業用水について。小項目1、再生水等循環型実証事業の現在の状況についてお答えいたします。当事業は糸満市浄化センターの下水処理水の有効利用を検討するため一括交付金を活用し、民間企業2者と京都大学及び本市の4者共同により平成29年度と平成30年度の2年において実証実験を行っております。事業内容としましては再生水プラントシステム機器の運転、水質検査、再生水を使用した農作物の生産、実演販売を試験的に行い、農業用水の有効利用の可能性について検討しております。実験後は本市が自主研究として令和4年度を終了予定に定期的に再生水プラントを稼働し、データ蓄積のため水質検査を行うとともに必要な方への水の無償提供を行っております。つきましては糸満市北部地域への国営かんがい事業における農業用水の新たな水源確保として、今後の見解があれば再生水の利用を推進していきたいと考えております。
◎建設部長(上原斉) 御質問、件名4、武富ハイツ西側の急傾斜地工事について。小項目1、現在の進捗状況についてお答えいたします。 令和4年10月14日に沖縄総合事務局から沖縄県を通して事業計画が対象事業となる旨の通知を頂いており、現在は沖縄県と起債の事前協議を行っているところであり、協議が整い次第設計業務の入札を行う予定としております。 次に件名5、公園整備について。小項目1、武富児童公園修繕の進捗状況についてお答えいたします。武富児童公園の遊具更新工事は、令和4年9月22日に工事請負契約を締結しており、令和5年2月中旬に完成予定で進めております。自治会において公園整備に係る役員説明会において指摘されました転落防止柵の更新については、12月定例会にて補正予算を計上し、先議にて議決を頂いており、令和4年度中に更新する予定です。またあずまやの更新についてはアスベスト含有に係る委託費を同じく補正予算を議決していただきましたので、年度内で調査を実施する予定です。建て替えにつきましては今後担当部局と調整の上、整備に向けて対応できないか検討してまいります。 最後に件名6、道路行政について。小項目1、田里線の舗装工事について。ア、現在の進捗状況、イ、施工区間、ウ、全面舗装かについて一括してお答えいたします。市道田里線の舗装打ち替え工事は令和4年10月4日付で契約を締結し、令和5年1月末の完了を見込んでおります。現在は補修が必要な縁石等、道路に付随する構造物等の補修を終え、現況舗装の剥ぎ取りを行っております。その後、路盤の不陸整正を行った後、舗装を行い完了する予定です。なお進捗率は11月末で26.7%であります。また施工区間については、田里線の起点側、県道奥武山米須線から終点の県道那覇糸満線までの1,342メートルのうち武富東線との交差点から豊見城側約250メートル及び終点側約100メートルを除く延長約1,000メートルを施工区間とし、その区間の全面舗装としております。
◆9番(長嶺安浩議員) 再質問させていただきます。 件名3、糸満北地区の農業用水について。皆さんも御承知のように、安定した農業を続ける上で水の確保は最優先事項であります。北地区へのかんがい事業導入は、多くの方々が待ち望む事業であり再生水や湧水を含めた多様な可能性を確認することは重要だと思います。再生水と湧水によるかんがい事業の水単価や維持管理費などの比較のほか、地下ダムとの比較も予定しているのか伺います。
◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 先ほども答弁したように、過去検討のあった下水処理再生水の検証結果に新たな水源候補となる湧水の水単価や維持管理費を試算し、国営かんがい事業との比較による水源開発の可能性をシミュレーションする予定であります。
◆9番(長嶺安浩議員) ありがとうございます。続きまして件名4、武富ハイツ急傾斜地工事について再質問させていただきます。 武富ハイツの住民と意見交換をする中で、急傾斜地の崩落により住宅の基礎部分があらわになり危険な状況が長年続いているにもかかわらず行政の取組がなく、多くの不満の声に接してきました。當銘市長に変わり国、県への積極的アプローチをしていることや、緊急自然災害防止対策として事業化の可能性があるとの説明があり、地域の方々は強い関心を寄せてまいりました。特に本定例会で対策に係る設計費用の補正予算が計上されていることは、武富ハイツ住民に大きな喜びをもたらしています。地域に関わる者としてお礼を申し上げます。何点か確認したい点がありますので、御答弁をお願いします。今回導入する緊急自然災害防止対策事業の前に道路関連事業で地域の説明会がありましたが、その違いについて伺います。
◎建設部長(上原斉) 再質問にお答えいたします。 工事の内容については両方の事業とも同じ工事となりますが、事業の性質上、緊急自然災害防止対策事業については土地の所有者により対策が困難な斜面を所有者に代わって対策を行う事業のイメージであります。道路事業については、斜面が崩れることによる道路の危険除去のために行う工事ということになります。また道路事業においては、施工範囲を道路区域に指定し所有権を市へ移転させないといけませんが、今回予定している緊急自然災害防止対策事業ではこのような制限はなく、地権者の同意のみで行えることも大きな違いになると思います。
◆9番(長嶺安浩議員) ありがとうございます。起債事業と聞いています。事業費のうち起債充当と交付税措置の割合について伺います。
◎建設部長(上原斉) 再質問にお答えいたします。 起債充当率は100%、交付税措置率が70%となっており、起債事業ではありますが財政負担としては70%の補助事業と遜色ない事業と考えることもできると思っております。
◆9番(長嶺安浩議員) ありがとうございます。本定例会で災害防止対策として予算化されていますが、年次的事業計画について伺います。
◎建設部長(上原斉) 再質問にお答えいたします。 まず令和4年度は武富ハイツ側の設計と近隣地区の工事を予定しております。武富ハイツ側の対策工事については、令和5年度から令和6年度にかけて予定しているところでございます。
◆9番(長嶺安浩議員) ありがとうございます。地域の長年の課題である急傾斜地の対策をしっかり取り組み、地域の安全安心を確保できるように頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いします。 続きまして公園整備について質問させていただきます。同公園は、あずまやや転落防止柵は劣化による剥離が進み危険な状態であります。また現在、規制線が張られ地域の憩いの場は常に危険な状態と隣り合わせであります。令和3年度末の説明会では、公園全体に整備を行うと伺いましたが、現在のところ遊具の更新工事の実施のみとなっています。当局の認識や今後のスケジュールについて現時点での考えを伺います。
◎建設部長(上原斉) 再質問にお答えいたします。 国庫補助との兼ね合いにより、一括での整備工事が厳しい状況となっております。先ほど答弁したとおり、転落防止柵の更新については12月定例会にて補正予算を議決頂いており、令和4年度中に更新する予定であります。またあずまやの更新については、今後担当部局と予算化できるか調整してまいりたいと考えております。
◆9番(長嶺安浩議員) ありがとうございます。続きまして道路行政について再質問させていただきます。自治会から何らかの要請はなかったか伺います。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午前11時44分) (再開宣告午前11時46分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◎建設部長(上原斉) 再質問にお答えいたします。 自治会からの要望がなかったかということでありますが、恐らく田里線と武富東線の三差路のところですか、私も現場へ行って確認をしました。課長、係長ともですね。恐らく三差路に止まれの表示等ができないかという御質問かと思います。それについては交通規制に係る表示は糸満警察署に要請していきたいと思います。また武富東線については交差点の路面表示が消えかかっておりますので、それについては速やかに道路管理者で対応していきたいと考えているところでございます。
◆9番(長嶺安浩議員) ありがとうございます。よろしくお願いいたします。 続きまして農業行政について。質問ではないですけれども、私のちょっとした意見を述べようと思います。今、農業、経済に関してはいろいろな面で厳しい状況があると思いますけれども、やっぱり農業というのは、私もサトウキビ生産者として農業に携わっていますので、農業のことに対してちょっと質問じゃないですけれども意見を言いたいと思います。ウのハーベスタ収穫運営委員会について、今糸満市は沖縄本島では八重瀬町と糸満市の生産数が一、二番を争っているサトウキビ生産地です。それでサトウキビが今年も12月21日から操業開始されます。そして進んではいくんですけれども、今ハーベスタの運営委員会の中では、なかなか生産法人を設立するには大分ハードルが高いというよりも、今の御時世では厳しいということで、なかなか手を挙げてくれる農家がいらっしゃらないです。そしてハーベスタ事業に関しては、今手刈りからハーベスタ、機械刈りに作業が移行されている途中であります。糸満市でも60%近い機械の作業率になっています。これからもっと増えると思いますけれども、これに対してなかなかハーベスタが、刈取り数よりもハーベスタの台数が少なくて、いつも3月末日には、今年も3月21日が終了予定だと思いますが、3月に詰まれば、いつも毎年のようにハーベスタが間に合わなくて、各市町村から応援が来ます。去年も大分市長のほうにも迷惑がかかったと思いますけれども。一生懸命やっているんですけれども、なかなか雨とか、天候によって遅れたりするところもあります。その辺もありますので、どうしてもサトウキビ産業は本当に厳しい、いろいろ農業では厳しいんですけれども、やっぱりサトウキビ産業は天候によって、日にちも決められているものですから、この辺は今回いろいろJAおきなわ糸満支店と意見交換があると思いますけれども、この辺を糸満市は農業都市ですので、本島1番、もしかしたら沖縄で1番の農業都市じゃないかと思いますので、この辺を必ずしも補助金、助成金がどうのこうのじゃなくて、やっぱり農家の方々の意見を取り入れるように今は頑張っていますけれども、さらに頑張って市長も土曜日も日曜日も忙しいとは思いますけれども、この辺はまたよろしくお願いします。 そして全国和牛能力共進会について、市長は南部地域の共進会の議長として、鹿児島までいらっしゃっています、また応援しに行っています。糸満市長としてまた行っています。その件について、共進会の会員の皆様方が、市長が間近で鹿児島まで来てもらって激励してもらったということは、本当にうれしく思って語っていました。本当にありがとうございましたというお褒めの言葉を頂きました。これについて和牛組合もこれからまた一つ一つ努力を重ねながら、また優勝を目指して頑張りたいということで、また沖縄でも指折りのブランド、糸満産和牛のブランドを立ち上げて、またPRしていきたいということを市長のほうにもお手伝いというよりは、てこ入れができたらということを話していました。そして意見交換については、私はいろいろな漁業組合、農業組合、いろいろな人と一緒に市長は意見交換会をやっています。これからも少しずつでもいいですから、市民のために頑張ってください。 それでは最後の質問をさせていただきます。市長の選挙公約実現について再質問させていただきます。私は當銘市長が登校する子供たちの安全を見守り、土日はワクチン接種会場でスタッフの激励、さらに地域を回り直接対話を行うなど市民に寄り添い心の通った政治を実践している場面を何度も確認しています。2年を超えて継続していることに敬意を表します。さて市長就任3年目を迎え行われた市政報告会へ参加された多くの市民は、今後の市長の活躍に期待を寄せています。市民との約束が進展していることは承知ですが、今後も當銘市政を大きく前進させていただきたく、市長の決意をぜひともお聞かせください。
◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えさせていただきます。 私は選挙で市民から多くの負託を受け、市長に就任してから2年半がたちました。これまでの間、先ほど答弁したとおりの取組のほか、多くの公約に取り組んでまいりました。
新型コロナウイルス感染症対策として地域経済と暮らしを支えるプレミアム商品券や、女性デジタル教育・就労支援事業をはじめとした各種事業の実施、子育て支援として待機児童の解消に向けた保育士確保やアプリ等の活用による子育て応援情報の拡充、文化の観光資源化として南山城跡、嘉手志川、ミーカガンを含む漁労具の国指定に向けた取組、また糸満漁港北地区に高度衛生管理型荷捌施設が整備されたことを契機に周辺施設のふれあい公園や道の駅いとまんとの連携により相乗的に産業振興や地域活性化に向けた取組を進めているところでもあります。これらの取組は道半ばでありますが、今後とも着実に前に進めてまいります。引き続き市民に寄り添い心の通った政治を政治理念として、常に市民目線で取り組んでいく所存であります。しかしながら私1人の力では限りがありますので、市民をはじめ議員、企業・団体、市職員の力添えを頂きながら公約の実現を果たしてまいります。今後ともよろしくお願いいたします。
◆9番(長嶺安浩議員) ありがとうございました。ぜひ市長の政治信条でもある、市民に寄り添い心の通った政治を実践していただき、市政を発展させてください。これで私の一般質問を終わりたいと思います。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午前11時55分) (再開宣告午後1時10分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◆11番(平田健人議員) 議場の皆さん、議会中継を御覧の皆さん、こんにちは。それでは早速通告書に従い一般質問を行います。 件名1、道路行政について。小項目1、喜屋武の広場(ヘーランメー)前の県道3号線と喜屋武公民館前道路の交差点は交通事故が多く発生している場所である。ア、この件について前回の定例会で質問したが調査、進捗状況を伺う。 件名2、不登校生徒の居場所づくりについて。小項目1、全国規模で不登校生徒の増加が昨今問題となっているが、私は生徒たちが学校に行かないこと自体が問題ではなく、生徒自身に家以外の居場所がなくなることが問題だと捉えている。ア、糸満市小中学校の不登校児童生徒の数を伺う。イ、子供たちに市として提供している居場所があるか伺う。 件名3、健康遊具について。小項目1、市民にとって体を動かすことは健康寿命を延ばすことにつながり、運動できる場所を市としてもっと提供するべきだと考える。ア、ストレッチや筋肉を鍛えたりできる「健康遊具」は市内にどれだけあるか伺う。イ、これから増やしていく予定がないか伺う。 件名4、地域の飲食店応援について。小項目1、インバウンドが戻りつつある昨今、糸満市内の飲食店には発信力を必要とする店舗は多く、観光客も情報をキャッチしたい現状にあると考える。ア、糸満市内外のホテルなどで配布できる糸満市内の飲食店情報をまとめたグルメマップ作成を提案するが実行できないか伺う。 件名5、いとちゃんmini運用について。小項目1、いとちゃんminiは市民にとって便利な移動手段となっていると考えるが、市民の中で利用の仕方や目的が広く伝わってないと感じる。ア、いとちゃんminiの1日の平均利用者を伺う。イ、市外からの観光客の利用の是非について伺う。 件名6、保育行政について。小項目1、糸満市でも希望する保育園に入園できない子供は多く存在しており、入園できただけでも幸運で、そこから理由があっても転園するのは非常に難しいとの市民の声を頂いている。ア、入園している状態で他の園を探すことは可能なのか伺う。 件名7、市の情報発信について。小項目1、市民にとって有益な情報を得るためのソーシャルメディアの役割、市の認識について。ア、ツイッターの開設やインスタグラムのフォロワー増加に向けた取組を前回提案したが、進捗状況を伺う。 以上、再質問は質問席より行わせていただきます。よろしくお願いします。
◎市長(當銘真栄) 平田健人議員御質問、件名1、道路行政について。小項目1、喜屋武の広場(ヘーランメー)前交差点について、ア、調査、進捗状況についてお答えいたします。 当該箇所については、学校関係者との調整及び現場調査の結果、横断歩道の視認性を高めるカラー横断歩道を整備し運転手へ注意を促すよう対策をしております。それ以外の対策についても、糸満警察署等とも調整を行いながら交通安全対策に努めてまいりたいと思っております。 その他の御質問につきましては、教育長及び関係部長より答弁をさせていただきます。
◎教育長(幸地政行) 議員の御質問、件名2、不登校生徒の居場所づくりについて。小項目1、家以外の居場所について、ア及びイについてお答えいたします。 小項目1、ア、不登校児童生徒の数については、令和3年度不登校だった児童生徒は小学校119名、中学校116名となっており、昨年度より増加しております。 次にイ、提供している居場所については、学校教育課においては適応指導教室とびうお教室、自立支援室希望(のぞみ)を設置して児童生徒の支援を行っております。また今年度より県から委託を受け校内自立支援室を市内6校に設置し、学校にある空き教室等を活用して不登校児童生徒及び学校には登校できるが教室には入れない児童生徒の支援を行っております。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午後1時17分) (再開宣告午後1時18分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◎教育長(幸地政行) 先ほどの答弁の中で不登校の児童数、「昨年度より増加しており」という文言ですけれども、「令和2年度より増加している」に訂正いたします。
◎こども未来部長(国吉丘) こんにちは。御質問、件名2、不登校生徒の居場所づくりについて。小項目1、家以外の子供の居場所について。イ、子供たちに市として提供している居場所についてお答えいたします。 こども未来課が所管している子供の居場所は5か所あり、サタデークッキング、がじゅまる学習支援、ふらっとこうえん前、無料塾ゆいと、拠点型子どもの居場所いっぽとなっています。各居場所では食事支援、生活指導、学習支援、キャリア教育支援などを実施しています。また拠点型子どもの居場所いっぽでは社会福祉士などの専門職員を配置しており、不登校やひきこもりなど特に支援が必要な子供や保護者に対しソーシャルワークを行うとともに、家庭以外でも安心して過ごすことのできる居場所を提供しています。 次に御質問、件名6、保育行政について。小項目1、保育園の転園の難しさに対する市民の声について。ア、入園している状態で他の園を探すことは可能かについてお答えいたします。保育施設に在園している児童が他の保育施設に転園を申請した場合には、転園に伴う空き枠にも他の待機児童を入所させる必要があることから、原則的に転園希望先に入園できるかどうかにかかわらず在園していた保育施設を退園する必要があります。
◎建設部長(上原斉) 御質問、件名3、小項目1、運動できる場所を市としてもっと提供すべきではないかについて、ア及びイについてお答えいたします。 小項目1、ア、健康遊具は市内にどれだけあるかについては、市内都市公園では5か所、南浜公園、町端公園、南近隣公園、みなと公園、西崎近隣公園に合わせて21基設置されております。 次にイ、増やしていく予定については、現在糸満市の公園面積は国の基準を満たしており、新規の遊具設置については国庫補助の対象とならず増設していくことは困難と考えております。しかし国庫補助等、他事業が活用できる状況になりましたら健康遊具の設置について検討してまいりたいと思います。
◎経済部長(大城司) 御質問、件名4、地域の飲食店応援について。小項目1、ア、市内外ホテル向けの市内グルメマップの作成についてお答えいたします。 アフターコロナを見据え、県内外の観光客向けに市内で取れる農産物や海産物などの地域食材を用いた料理等を掲載した飲食店や主要観光地、体験、ショッピング、宿泊などを紹介したガイドマップを昨年度作成いたしました。周知については、道の駅いとまんや市内主要宿泊施設及びくくる糸満などに設置し周遊促進を図っております。
◎市民健康部長(新垣政喜) 御質問、件名5、いとちゃんmini運用について。小項目1、利用の仕方や目的について、ア及びイについてお答えいたします。 小項目1、ア、1日の平均利用者は令和3年10月の本格運行開始から令和4年9月までに74.7人であります。 次にイ、観光客の利用の是非については、いとちゃんminiが交通弱者の足として運行を開始しておりますが、どなたでも予約センターへ午後4時半までに事前予約をして利用できるものとなっております。
◎企画部長(金城満) 件名7、市の情報発信について。小項目1、ソーシャルメディアの役割について。ア、ツイッターの開設やインスタグラムのフォロワー増加に向けた取組の進捗状況についてお答えします。 公式ツイッターの開設につきましては他自治体の事例を確認すると、どの自治体もフォロワー数と比較してリアクション数が乏しいため、現時点では開設に課題があると考えています。また認証マークの有料化や文字数制限の緩和など様々な情報があるため、まずは自治体のツイッターの有効な活用例などを検証した後、導入の検討をしていきたいと考えております。インスタグラムのフォロワーの増加に向けた取組については、ハッシュタグの有効活用、メンション、リポストなど各種機能を活用するなど予算を伴わない方法でフォロワー増につながるよう取り組んでまいります。
◆11番(平田健人議員) ありがとうございます。件名1から再質問させていただきます。 道路行政についてで、喜屋武の広場前の交差点、9月定例会でも質問をさせていただいたんですが、交差点付近、早速動いてくれたようで色付けされていて見やすくなっていると思います。ただ交差点付近だけではなくて、喜屋武公民館からのスピード違反の車が危ないということで近隣住民からの声を頂いている状況なんです。なので南近隣公園前のガタ原線に立体的に見える路面表示があって、通称ソリッドシートがあって、このような立体的に見える路面表示ができないかというのを提案させていただきたいんですけれども、いかがでしょうか。
◎建設部長(上原斉) 再質問にお答えいたします。 議員御提案のソリッドシートという立体的に見える路面表示にすることで、より運転手へ注意喚起ができるものと考えております。今後この提案の内容も含めて、関係機関と調整、検討してまいりたいと考えております。
◆11番(平田健人議員) ぜひお願いします。この交差点が子供たちの通学路にもなっていますので、私が提案した内容も含めて検討していただき交通安全対策に努めてもらいたいです。ぜひよろしくお願いします。 続いて件名2、不登校生徒の居場所づくりについてですが、そもそもこの不登校生徒の居場所づくりについて考えるきっかけとなったのが、去る10月に総務委員会として神奈川県大和市に視察に行ってまいりました。そのときの内容が、不登校特例校分教室ということで小学校5年生から中学校2年生までの不登校生徒を対象とした居場所づくりを大和市が行っていたんですけれども、実際に見てみるとすごいびっくりなのが子供たちがすごく自由で、机とかも結構なくて椅子が雑に置かれていたり漫画が置かれていたり、卓球台が置かれていたり、これからの課題として学業をもっと向上させたいというのはあったんですけれども、実際に見た子供たちが元気ですごい居場所になっているなというのを感じて、それが不登校で学校に行けない生徒たちにとって、一番の策なんじゃないかと見て感じました。心の健康にもつながっているなと感じましたので、このような子供たち、自分の家、自分の部屋以外の居場所づくりをつくるというのが市にとっても大切だと考えています。なので社会的な自立を求める子供たちにとっては、必ず学校への復帰ということではなく、様々な居場所の提供が必要になっていくと思いました。そして糸満市の設置している自立支援教室などもしっかり支援を行っていただいて、もっと発信していただきたいと思っております。ちなみに自立支援について、子供たちの自立支援のサポートについて、子供たちはどのような周知方法を行っているのかというのを聞きたくて、お願いします。
◎
教育委員会教育指導監(有銘真一郎) 再質問にお答えいたします。 周知につきましては、年度当初の定例の校長連絡会、それから教頭連絡会、生徒指導主任研修会等、各連絡会等で周知をしております。
◆11番(平田健人議員) 実際に学校に行くのがちょっとおっくうになってしまっているという子供たちに対しての周知方法はどのような形がありますか。
◎
教育委員会教育指導監(有銘真一郎) 再質問にお答えいたします。 学校の学級担任もしくは係の先生から家庭に連絡が行っているかと認知しております。
◆11番(平田健人議員) ありがとうございます。実際、糸満市でも年々増えていって、これからは学校復帰という選択肢だけでもないのかと思っています。実際、学校の集団生活が厳しい子供たちに対しては選択肢を与えられるように、これからも引き続き発信していっていただきたいと思います。また一人一人の子供たちの状況に合わせた無理のない居場所づくりを市長、目指していただきたいと思います。よろしくお願いします。 続いて件名3について再質問いたします。現在、市内に設置されている健康遊具を幾つか教えていただきたいと思います。
◎建設部長(上原斉) 再質問にお答えいたします。 主な健康遊具として、ベンチに座って背中を伸ばす背伸ばしベンチ、あとバランス感覚や下肢の筋力向上を行うリズムボード、また腰や背骨の柔軟性の向上、足底への刺激、腰痛改善などを行うツイストなどがあります。
◆11番(平田健人議員) ありがとうございます。このようなストレッチや筋力を鍛える器具というのが、市民にとってすごい有益だと感じていまして、糸満市に実際にあることをもっとアピールしていただきたいと思っておりまして、実際に利用で地域コミュニティーがつくれたりジムの費用が浮いたり、市民にとってすごい有益だと思うので。実際、隣の豊見城市のホームページを見ると、市内の健康遊具一覧というのが設置場所と使い方と一緒に見やすくまとめられていまして、糸満市では増設は困難という回答を頂いてしまいましたが、今あるものをもっと発信することが非常に大切だと考えています。ホームページなどでまとめページをつくれないか伺います。
◎建設部長(上原斉) 議員のおっしゃるとおり市民に伝わっていない部分があるかと思いますので、ホームページを含めてあらゆる方法でそういった健康遊具の設置場所とか遊具、器具の種類とかについて周知していきたいと考えております。
◆11番(平田健人議員) ぜひこれはすぐにでも行っていただきたいと思います。私の周りでも、わざわざ豊見城市に行ってこの器具を使って帰って来るという人も多いので、市内にもあるというのを発信してください。お願いします。 続いて件名4、地域の飲食店応援について。今、現在掲載している飲食店の選定なんですけれども、これはどのように行っていますか。
◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 ガイドブック作成委託事業者の糸満市観光協会と協議しながら、市商工会及び観光協会会員を主に選定しております。
◆11番(平田健人議員) 今、このガイドマップを市内の観光協会だったりホテルに置いているということだったんですけれども、このガイドブックは飲食店にとって非常に助かるものになっていると思います。まだまだ掲載できていない店舗もあると思うので、なるべく多くの飲食店を掲載してほしいと考えているんです。なので商業地帯のエリアごとのマップというのをつくれないかというのを提案するんですが、いかがでしょうか。
◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 議員御提案の地域ごとのマップということなんですけれども、観光協会及び糸満地区社交飲食業組合などと協議して考えていきたいと思います。
◆11番(平田健人議員) ぜひ私も飲食店出身で、ホテルだったり観光協会にはお願いして発信力をどんどんつけたいと思っているので、飲食店全部そうだと思うので、発信力を糸満市がサポートしてあげるというのが非常に大切だと思っています。ぜひなるべく多くの店舗の掲載を検討よろしくお願いします。 そして件名5の再質問に移ります。いとちゃんmini運用についてですが、観光客の皆さんも活用していいと認識いたしました。例えば道の駅だったりお魚センターにお昼以降集まる観光客の方が皆さんたくさんいると思うんですけれども、そういった集まっている観光のお客さんがそのまま夕方までに用事を済ませてホテルに帰ってしまうのではなくて、いとちゃんminiを使って商業地帯、西崎6丁目だったりゼロ番地とか、そういった飲食店があるところに移動手段としていとちゃんminiを活用するという方法もあると、飲食店はすごい盛り上がるなと思うんですけれども、そういった観光のお客さん向けにいとちゃんminiの周知活動を行う予定がないか伺います。
◎市民健康部長(新垣政喜) 再質問にお答えいたします。 観光客向けにPRをできないかということでございますけれども、現在いとちゃんminiの周知は広報、ホームページ、パンフレットを活用して案内をしております。この観光客だけということはつくっておりませんけれども、これは今後調査研究をさせていただきたいと思います。
◆11番(平田健人議員) 提案の延長でまた話させていただくんですけれども、食事、お昼で道の駅周辺に集まるんですよね。そこに観光客向けでつくってもらいたいということなので、それをぜひ行っていただきたいです。お魚センターでお昼に食事をして夕方、受付が4時半までですよね。4時半までに予約をすると、例えば6時に来てほしいとかと伝えると移動手段として使えるということを、こういったものをやっていますということだけでも観光の方が集まるところに周知活動をしていただきたいと思うので、ぜひ前向きな検討をよろしくお願いいたします。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午後1時38分) (再開宣告午後1時39分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◆11番(平田健人議員) そのまま件名6、保育行政について伺いたいと思います。 転園する児童は、少し難しいという声を頂いて、実際に頂いた声というのは入園している状態でほかの園を探すことが難しいので一度園を辞めないといけない。それに対してほかの待機児童の方もいらっしゃるから、転園するには一度退園していただかないといけないという回答だったと思うんですけれども。これいろいろと聞き取りだったり職員の方とやり取りをさせていただくなかで、AIで児童の皆さんの様々な状況を判断してポイントを素早く分けるサポートを利用している自治体が多いと伺ったんです。伺ったら豊見城市も利用していて、振り分けに今すごい時間がかかっていると思うんです。それで今ポイントがどうでとか、いろいろな子供たちの分けるという作業が一番大切なので、それさえクリアできれば時間がかからない作業であれば、転園も考える余地が生まれるんじゃないかなと。AIを使うことによって、転園がスムーズに、難しいという回答だったんですけれども考える余地が生まれるんじゃないかと思って、このAIを使うという考えはないでしょうか。伺います。
◎こども未来部長(国吉丘) 再質問にお答えいたします。 他の自治体で使っているAIとかを活用してという質問ですが、確かにおっしゃるようにこういう転園のシミュレーションにかなりの時間を要しているということがありまして、あと待機児童のほうの点数が高い場合がございますので、転園を希望する方よりも待機児童のほうが点数が高いケースがございますので、在園を保証したままシミュレーションしますと、どうしても入りきれなかったときに再度やり直しが出るとか、そういったものが非常に煩雑になっている状況にございます。他市町村でそういう情報システムを活用したシミュレーションを活用されていますので、そこら辺については今後導入について検討していきたいと思います。
◆11番(平田健人議員) 頂いた声とかでは、保育園の方向性が少し合わなかったりとか、すごい簡単な事情であればいいんですけれども、保育園側とすごい大きな問題があって転園したいけどできないという状況、今はないんですけれどもそういう状況が生まれたときに、そういったときに対応はしていただきたいと思って、頂いた回答の中ではそういったAIが活用されると考える余地は生まれるんじゃないかと認識するので、ぜひAIを入れていただいて、様々な複雑な、子供たちが平等に不公平なく扱われるというか、振り分けできるようにお願いしたいと思います。ぜひ訴えていただいて、導入をすぐにでも入れていただきたいと思います。よろしくお願いします。 件名7、市の情報発信についてですが、そもそも前回強く訴えさせていただいたのはインスタグラムの発信だったんですけれども、今、回答を頂いた中でメンションだったりハッシュタグ運動を実際、結構前に糸満市はもう常に行っていて、そういう認識なんですけれども、ハッシュタグで糸満PR大使だったりというのをつけると、市の広報紙だったり公式アカウントで紹介しますというのをずっとやっている状態なんですね。これはこれからする取組でも何でもないなと思っていて、実際にこれをやった上でフォロワーが増えなかったと思うんです。なので前回も提案したんですけれども、コンテストという形でハッシュタグ運動を広げていただいて、糸満市が発信することを市民が広げて、それで広げていくことによってフォロワーが増える仕組みなんですけれども。今、少し市民にとって広げるやりがいがないという状況だと思うんです。なので実際、調べて出たフォトコンテストを昨日まで行っていたところがあって、茨城県の行方市、これは観光協会が行っている実例なんですけれども、実際にそこは景品があって市の特産物だったり市の飲食店で使える2万円分のクーポンだったりとかというのをやっていて、そこに予算を下ろしていただきたいと思っています。そうじゃないと、今実際にずっとハッシュタグ運動というのはやっているので、その効果というのはもう底が見えているのかと思っていますので、このフォトコンテストを実際にやっていただきたいんですがいかがでしょうか。
◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 議員の前回の御質問について、内部でもいろいろ検討させていただいております。例えばツイッターの導入自治体の事例でいえば、沖縄県ではフォロワー数は1.6万人となっております。ところがリツイート数については1桁。それからいいねがついても10件から20件程度、そういったところでツイッターが行政情報の発信につながるかというところで課題があろうというのが見えております。これは沖縄県だけに限らずほかの市町村も調べておりますけれども、そこはいろいろ調査研究をする必要があると思っております。今回の議員御提案のフォトコンテストに関してですけれども、八重瀬町でも同じような取組をやっていると伺っております。予算を投じて例えばお礼を差し上げてやるというやり方もあるんですけれども、原課のほうではある企業と相談をさせていただいて、企業のほうからそれを提供していただく形で、予算を投じないでウィン・ウィンの関係をつくって広げていく取組を、まずそれから取り組もうと思って今手がけているところです。もうしばらく時間がかかると思いますが、進めているところでございます。
◆11番(平田健人議員) なるべく早くお願いします。実際、このSNSを使ってできることというのはすごい多くて、いざというときの情報発信というのは訴えてまいりましたけれども、若者の地元離れに対して発信ができるんじゃないかと思っていて、例えば様々な世代、特に若い人に対してですけれども地元の特産や名所というのを若い人が知らなかったりすると、愛着心が薄くなっていって、これで地元に対する、ちょっと離れてしまうということにもつながってきます。SNSで自分たちのまちの魅力というのを知って自分で発信すると愛着心も増えていくと思うので、すごいいい効果がSNSで生まれる。しかもインスタグラムというのは若い人の利用も多いので、市が市民に寄り添って有益なことになると喜ぶと思います。民間で特産物を用意するというのもいいんですけれども、何かもっとできることがないかというのをしっかり検討していただきたいと思います。前回、9月定例会でもツイッターの開設について訴えたんですが、インスタグラムでまだ結果が得られていないので、そういったツイッターに対してもこれから先が見えづらいというふうになっていると思います。前回、すごい私が勘違いしていた部分があって、いとちゃんをツイッターのアイコンにして、いとちゃんの人気も高めつつ糸満の情報発信ができないかと言ったんですけれども、それが私の勘違いで、いとちゃんってそういうふうな活動ができないと伺ったんですね。いとちゃんの活動範囲みたいなのが答えられるのであればお願いしたいです。
◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 市のいとちゃんの取扱規定というのがございまして、糸満市地場産品推奨キャラクターいとちゃん使用取扱要領というのがございます。それによりますと、いとちゃんの使用は糸満市の地場産品の消費拡大、周知推進をはじめとする市の商工観光振興に資することを目的としているということでございます。
◆11番(平田健人議員) すみません。それを知らずに前回発言したんですけれども、それでもキャラクターというのは使ったほうがいいと思っていて、前回も言いましたけれども市の飲食店だったり興行イベントとかをキャラクターが紹介する、糸満市の市章のアイコンとかはちょっと固いので、キャラクターのアイコンにしてキャラクターとして発信すると軟らかくなるんじゃないかと言ったんですけれども。それはちょっと変わっていなくて、いとちゃんが実際に活動できていないというのは知らない人も多いと思うんですけれども、そういう幅が広げられないかというのを伺いたいです。
◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 行政の情報発信、あらゆる行政の情報発信について使用することは現状では難しいとは思っているんですけれども、そういった制限の解除については今後検討したいと思っております。
◆11番(平田健人議員) ツイッター開設を例えばインスタだったりツイッターでやって、市の情報発信というのは、飲食店だったりというのはできるけれども、有事の際の例えば避難場所だったり市の発信をしていただかないとフォロワーを増やしても意味がないと思っているんです。なのでそういったときにいとちゃんが活躍できないとなると、また何か新しい市のキャラクターが必要なんじゃないかと考えるんですけれども、そういった予定はありますでしょうか。
◎企画部長(金城満) 経済部のほうからいとちゃんの制限の解除について今後取り組んでいくということでしたので、企画部のほうで。 本年度、ホームページを管理するシステムの更新を10年ぶりに行っています。その中において災害緊急時用の専用ページに切り替えられるような、いざというときにはホームページのトップがそれに切り替われるような仕組みに変えるということをやっております。併せてAIを活用した、ホームページに訪れた方が、見た方がどんなところを見ているかというようなものが、AIがお伝えするような仕組みは整えております。先ほど言ったような認知度を高める取組と併せてホームページ内で回遊性を高めるような仕組みに今取り組んでいるところでございますので、そういったものを活用して災害時の備えにも貢献していきたいと考えております。
◆11番(平田健人議員) そういった有事の際のことをまとめるのはいいんですけれども、それに入る入り口が少し固いなと思っているので、マスコットキャラクターを新しくつくれないかという質問だったんですけれども。キャラクターをつくるのは難しいんですか。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午後1時53分) (再開宣告午後1時53分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 さらに新しいキャラクターというお話だと思いますけれども、広報機能として新しいキャラクターを新たにまた設けるということについては、今後の検討課題とさせていただきたいと思います。
◆11番(平田健人議員) ぜひ様々な世代が情報をキャッチできるようにしていただきたいというベクトルでの提案になるので、そのいとちゃんの活動範囲を広げるだったり、新しいキャラクターをつくって糸満のことをもっとアピールできるようなことになればと思っています。実際にさっきおっしゃられたホームページをAIを入れて情報発信できるということもすごい大事なんですけれども、市民がその場所を分からなければ意味がないと思っているんです。なので様々な市民に届くようにSNSというのをもう少し活用していただいて、予算が下りてほしいと思っております。 以上で私の一般質問を終わります。これからもよろしくお願いします。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午後1時55分) (再開宣告午後1時55分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◆10番(新垣勇太議員) こんにちは。一般質問を始めたいと思います。 件名1、市民サービスについて。小項目1、すみません。字句の追加をお願いいたします。原動機付自転車及び小型特殊自動車試乗ナンバー取得についてに変更をお願いいたします。ア、近隣の市町村同様に店舗で試乗ナンバーを管理できるようにしたほうがよいと思うが、市の見解を伺う。 件名2、福祉行政について。小項目1、介護有料老人ホームについて。ア、介護有料老人ホームとデイサービスを連携している事業所は市内に何施設あるか伺う。 件名3、商工行政について。小項目1、糸満市場いとま~るについて。ア、現在の店舗募集の申込みの手順を伺う。イ、屋根がない部分に屋根をつける考えがないか伺う。 小項目2、西崎6丁目の客引きについて。ア、市の考えを伺う。 小項目3、おきなわ物価高対策支援金について。ア、支援事業の内容を伺う。 件名4、地域懇談会について。小項目1、名城自治会からの要望について。ア、北名城の海浜条例制定について市の見解を伺う。イ、ハーリー舟保管庫建設について市の見解を伺う。 件名5、環境行政について。小項目1、糸豊環境美化センターの管理費委託について。ア、他市同様に適正な委託費に金額を引き上げるべきだと思うが市の見解を伺う。 件名6、働き方改革について。小項目1、一般質問の答弁調整について。ア、夜遅くまで答弁調整を行い職員の負担がかなりあると聞いているが、市の見解を伺う。イ、部長の権限を伺う。 件名7、教育行政について。小項目1、高嶺小中一貫校について。ア、入札不調になった原因究明をしっかり果たすような声が市民から多くあるが、市は特別委員会を設置するべきだと思うが市の見解を伺う。 小項目2、市内の小中学校の飲料水について。ア、現状はどのようになっているのか伺う。 小項目3、子供たちに関わるスポーツ大会について。ア、会場使用料の減免ができる条件を伺う。 件名8、行政サービスについて。小項目1、糸満市LINE公式アカウントの活用について。ア、令和4年9月定例会一般質問からの進捗状況について伺う。 小項目2、マイナンバーカードについて。ア、マイナンバーカードの普及をどのように考えているのか市の見解を伺う。イ、マイナンバーカードの普及が進んでいる都城市の取組を伺う。 小項目3、キャッシュレスサービスについて。ア、キャッシュレスサービスのメリット、デメリットを伺う。 件名9、行政改革と議会改革について。小項目1、タブレット端末導入について。ア、タブレット端末導入に関する実施計画が不採択となったが、その理由を伺う。 件名10、人口ビジョンについて。小項目1、人口を増やす政策はどのように考えているのか伺う。 以上、演壇での質問を終わり、あとは質問席より行います。
◎市長(當銘真栄) 新垣勇太議員御質問、件名10、人口ビジョンについて。小項目1、人口を増やす政策はどのように考えているかについてお答えいたします。 本市では、令和2年度に第5次糸満市総合計画と第2期糸満市まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定しまちづくりに取り組んでいるところであります。第2期総合戦略において、若者や子育て世代が地域で住み続けていくための施策や雇用を創出するための施策などを基本目標として設定しており、これらの施策を全庁体制で取り組むことにより人口ビジョンで掲げた将来人口の展望につながるものと考えております。 その他の御質問につきましては、教育長及び関係部長より答弁をさせていただきます。
◎教育長(幸地政行) 議員の御質問、件名7、教育行政について。小項目1、高嶺小中一貫校について。ア、入札不調になった原因の究明をしっかり果たすような声が市民から多くあるが、市は特別委員会を設置するべきだと思うが市の見解を伺うについてお答えいたします。 これまで高嶺小学校の移転改築事業を推進してまいりましたが、2度の入札不調があったことで計画の見直しを行っております。前回に行った入札に係る事務につきましては、適正だというふうに考えておりますので特別委員会等の設置につきましては予定しておりません。
◎総務部長(福元信美) 御質問、件名1、市民サービスについて。小項目1、原動機付自転車及び小型特殊自動車試乗ナンバー取得について。ア、市の見解についてお答えいたします。 議員の御質問は、オートバイなどの販売業者が125㏄以下のオートバイ及び小型特殊自動車を対象として購入希望者に試乗させる場合の試乗標識(ナンバープレート)を申請に基づいて市が販売業者に交付する内容と理解しております。現在、県内11市の中で那覇市、浦添市、豊見城市が試乗用の標識(ナンバープレート)を交付しております。本市においては、これまで試乗用原動機付自転車等への標識交付に関し制度が整備されておらず、販売業者からの要望もなかったことから交付実績はございません。これにつきましては条例等の改正も必要なことから、今後市内販売業者からの要望などを踏まえ、既に実施している3市の状況も確認しながら検討していきたいと思います。 次に御質問、件名6、働き方改革について。小項目1、一般質問の答弁調整について、ア及びイについてお答えいたします。小項目1、ア、夜遅くまで答弁調整を行い職員の負担がかなりあると聞いているが、市の見解について。議員各位の一般質問に誠意ある答弁をするため、議員からの質問の内容、趣旨を聞き取り部内で調整を行った後、答弁に漏れや趣旨に沿う答弁となっているかなど三役と調整を行っております。そのため部内での調整、三役との調整に時間を要しており、結果、遅くまで職員が対応することとなっておりますが、質問に対し誠意ある答弁をするためにはやむを得ないものと考えております。 次にイ、部長の権限については、糸満市事務専決及び代決規程により、共通専決事項の休暇の承認、旅行命令などの人事に関する事項、所属予算の編成執行などの財務に関する事項、方針の決定した市政の総合企画などの庶務に関する事項が定められており、決められた事項について自らの責任において意思決定することとなっております。 最後に御質問、件名8、行政サービスについて。小項目3、キャッシュレスサービスについて。ア、キャッシュレスサービスのメリット、デメリットについてお答えいたします。現在、本市においては市民税や固定資産税などの市税を中心にキャッシュレス納付のサービスを実施しております。メリットとして1、スピーディーな行政サービスの提供ができること。2、住民にとって支払いの選択肢が増加するなどのメリットが考えられます。逆にデメリットとして、キャッシュレスには不可欠なスマートフォンやパソコンなどの活用に際し、高齢者の方など活用が難しい場合が多いため、利用者に偏りが生じるなどデジタル格差への配慮が必要となることや、従来の現金での取扱事務も残さなければならず二重に管理が必要となることなどが考えられます。
◎福祉部長(島根辰也) 御質問、件名2、福祉行政について。小項目1、介護有料老人ホームについて。ア、介護有料老人ホームとデイサービスを連携している事業所は市内に何施設あるかについてお答えいたします。 両方の介護サービスを有する事業所及び法人は市内に17施設あります。
◎経済部長(大城司) 御質問、件名3、商工行政について。小項目1及び小項目3についてお答えいたします。 小項目1、糸満市場いとま~るについて。ア、店舗募集の申込み手順については、空き店舗が出た際に市ホームページ等を活用し募集を行い、糸満のくらし体感施設入居者選定委員会の審査を経て入居店舗者を選定しております。 次にイ、屋根がない部分について屋根をつける考えについては、糸満市場いとま~るのオープン当初より屋根開放部の雨よけ対策等について、入居店舗者及び利用者から改善の要望があり緊急に遮光ネット等を設置しておりますが、十分な対応でないことは認識しております。屋根の新設については構造上の課題や市の財政状況等も勘案しながら総合的に判断してまいりたいと考えております。 最後に小項目3、おきなわ物価高対策支援金について。ア、支援事業の内容について沖縄県のホームページを確認したところ、
新型コロナウイルス感染症による経済的影響に加え原油価格・物価高騰によって多くの事業者が影響を受けている中、事業継続を支援するため中堅企業、中小企業、その他の法人及び個人事業者に対して支援金を給付する事業であります。 続きまして件名4、地域懇談会について。小項目1、名城自治会からの要望について、ア及びイについてお答えいたします。小項目1、ア、糸満市
海岸管理条例の制定については、同条例の制定や管理権限移譲を行うと恒久的に本市が海岸管理を行うこととなるため、慎重に検討をせざるを得ない状況でございます。なお海岸域の環境保全対策としましては、環境維持、改善に対する利用者のマナーの啓発などの実施を海岸管理者、市、地域の方々と一体となり取り組み、日常管理を推進できればと考えております。また去る11月25日に沖縄県、糸満市、名城自治会と北名城ビーチについて意見交換会を実施しており、今後とも自然海浜の保全について沖縄県、名城自治会と連携して取り組んでいきたいと考えております。 次にイ、ハーリー舟保管庫建設については、現地の保管施設を確認したところ老朽化した建造物となっていることは認識しております。なお本案件の保管施設を築造する予算については、保管だけを目的とした建設事業は現時点で国、県、市では合致する補助メニューがなく早急な支援については厳しい状況となります。
◎市民健康部長(新垣政喜) 御質問、件名3、商工行政について。小項目2、西崎6丁目の客引きについて。ア、市の考えについてお答えいたします。 公共の場において不特定な者に対する強引な客引き行為は、沖縄県条例で不当な客引き行為として禁止しておりますので、市としては市民や観光客が事件や事故など不測の事態につながらないよう不当な客引き行為がある場合は、警察などの関係機関や関係部署と連携し対応してまいります。 次に御質問、件名5、環境行政について。小項目1、糸豊環境美化センターの管理費委託について。ア、他市同様に適正な委託費に金額を引き上げることについてですが、令和4年度は令和3年度と比較し増額となっていることは確認しておりますが、南部広域行政組合が契約した委託料のため、本市での答弁は差し控えさせていただきます。 最後に御質問、件名8、行政サービスについて。小項目2、マイナンバーカードについて、ア、イについて順にお答えいたします。小項目2、ア、マイナンバーカードの普及については、マイナンバー制度は行政の効率化、国民の利便性の向上、公平・公正な社会の実現のための社会基盤であり、それにはマイナンバーカードの普及が必要であると認識しております。 次にイ、マイナンバーカードの普及が進んでいる都城市の取組については、市のホームページによりますと庁内の特設会場や各総合支所で申請補助の実施、またマイナンバーを利用する税務署や金融機関と連携した広報を実施し、住民を申請補助へ誘導するとともにマイナンバーカードの申請割合が特に少ない就業者層をターゲットとし、企業巡回型、公共施設・商業施設巡回型、説明会一体型の申請補助を実施しているとのことであります。
◎教育委員会教育部長(金城秀) 件名7、教育行政について。小項目2、市内の小中学校の飲料水について。ア、現状はどのようになっているかにつきましては、学校施設の給水方式は水道本管から高架水槽へ貯水し、各給水装置(蛇口)へ送水しております。また水質管理につきましては、水質法定点検を年1回、学校側でも水質基準にのっとり簡易水質検査を実施し水質管理を行っております。
◎建設部長(上原斉) 御質問、件名7、教育行政について。小項目3、子供たちに関わるスポーツ大会について。ア、会場使用料の減免ができる条件についてお答えいたします。 糸満市有料公園施設の利用料減免規定運用基準において、全額免除ができる条件として糸満市、糸満市立こども園、小中学校、糸満市スポーツ少年団及び糸満市体育協会が主催する大会があります。また糸満市が共催する大会等に利用する場合は2分の1減免となっております。
◎企画部長(金城満) 件名8、行政サービスについて。小項目1、糸満市LINE公式アカウントの活用について。ア、令和4年9月定例会一般質問からの進捗についてお答えいたします。 現在、糸満市ホームページのリニューアル中であり、その中でホームページの記事と連携したLINEのセグメント配信と呼ばれる分野別配信を実施する予定です。分野別配信では、例えば防災、子育てなど分野別で情報をお届けすることが可能となりますので、LINEで公式アカウントをフォローしている皆様に最適な情報が届くものと認識しております。 件名9、行政改革と議会改革について。小項目1、タブレット端末導入について。ア、実施計画が不採択となったがその理由を伺うについてお答えいたします。実施計画は、総合計画で定めた政策・施策を推進するため、令和5年度以降に実施する事務事業を明らかにするものです。現時点において実施計画は策定過程にあり、個別の事務事業の採択等に係る内示は、意思形成過程情報であることから答弁は差し控えさせていただきます。
◆10番(新垣勇太議員) 答弁ありがとうございます。再質問を件名1から行っていきたいと思います。 試乗ナンバーの件に関して、今総務部長から答弁頂きました。前向きな答弁だったと理解します。今後、条例改正も含めていろいろと検討をして、私のほうにバイクショップのほうから提案があって、浦添市、那覇市、豊見城市のほうでは改正もして乗れるようになっていると。そういったことも糸満市でできないかという相談がありましたので、そのバイクショップのほうから市のほうに提案できるように要望していきたいと思いますので、今後とも対応のほうをよろしくお願いしたいと思います。 福祉行政についてですが、今なぜこれを質問したかといいますと、介護有料老人ホームとデイサービスを連携している施設の多くに、高齢者の抱え込みということが起きているんじゃないかということをよく耳にして、その抱え込みをなくすことによって介護、医療の軽減であったり、介護者の自立に向けた取組がもっとできるんじゃないかということを思って、今回この質問をさせていただきました。再質問で、介護有料老人ホームとデイサービスのそれぞれの事業目的をお伺いいたします。
◎福祉部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 介護有料老人ホームは民間が運営する施設です。高齢者を入居させ入浴、排せつ、食事の介助、食事の提供等、日常生活上必要な便宜を提供する施設です。介護が必要な場合は、デイサービスなどの外部サービスを利用しながら生活することができます。デイサービスは、日中デイサービスセンターなどに通い、食事、入浴、その他必要な日常生活上の支援や生活機能訓練などを日帰りで提供するサービスです。利用者の心身機能の維持向上と自立支援及び重度化防止を目指しながら利用者家族の介護負担の軽減も図っております。
◆10番(新垣勇太議員) ありがとうございます。内容は分かったんですけれども、系列と同グループ、連携グループだったり、要介護者の抱え込みが起きている現状があると聞いているんですけれども、市はその現状を認識しているのかお伺いします。
◎福祉部長(島根辰也) 認識をしております。利用者の状態やニーズを超えた過剰な介護サービスの提供がないか、危惧をしているところです。
◆10番(新垣勇太議員) 認識していると思います。その中で、今後市としてどのような対策をしていくかというのが大事になってくると思うんですけれども、市はどのように考えているのかお伺いします。
◎福祉部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 現在、市においては利用者の状態やニーズを超えた過剰な介護サービスとなっていないかをチェックするため、事業所に対する運営指導をはじめ利用者のサービスを決定するケアプランの内容について、点検・指導を行う介護給付費等適正化事業を通して適正化に取り組んでいるところでございます。
◆10番(新垣勇太議員) なかなか今までやらなかったことを新しく取り組むというのは難しいことだと思うんですけれども、やはり無法地帯にならないように、しっかりルールを決めるところはルールを決めながら、ぜひ適正化を図っていただきたいと思います。そこでなんですけれども、今、適正化ということではなくて日頃から取り組んでいるデイサービスであったり有料老人ホームもあると思うので、そういった有料老人ホーム、デイサービスで要支援者、要介護者も含めて、その方々が自立した場合、例えば本当にこの施設にいなくてもできるようなことが、自立した場合に市としてそういった施設、あるいはその要支援者に対して表彰であったり、そういった付加価値があるような取組ができないか、お伺いしたいと思います。
◎福祉部長(島根辰也) 再質問にお答えいたします。 現在、県内では表彰制度を導入している自治体はありません。先行して導入している県外の自治体を参考に、来年度策定する第9期介護事業計画において、事業所支援策についても議論してまいりたいと考えております。
◆10番(新垣勇太議員) ぜひお願いしたいと思います。仕事を、働くためのモチベーションにもつながると思いますし、それが介護事業者も含めて、デイサービスも含めて本当にいい方向に進むと思っております。やっぱり介護事業というのは抱え込むことで経営を成り立てている部分もあるんですけれども、そこにかじを切るのではなくて、本当に自立するということを目的としている企業、事業者にはしっかりと市からサポートしていけるような体制づくりをしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 続きまして商工行政について。ア、なんですけれども、今、事業者が集まらないと公募をかけないということになっていると思うんですけれども、それはなぜかお伺いします。
◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 今、議員が事業者が集まらないと公募をかけないという話だったんですけれども、少し解釈が違っていると思うんです。入居店舗者の選定については、空き状況に応じ随時募集は行っておりますが、募集から選定委員会までどうしても一定期間要することから、長いスパンになって、それで入居の円滑化、そういったことがあるものですから、今後入居の円滑化及び事務の効率化を図れるように新たな選定方法を考えていきたいと思います。
◆10番(新垣勇太議員) 私の言葉足らずですみません。多分選定委員会に諮ることで時間がかかっているということなので、選定委員会にかけずに入居者を選べるような仕組みづくりもぜひ体制を整えていただきたいと思います。 次に屋根に関してなんですが、多分認識をしていて、雨が入ってくる状況ではあると思うので、今週夜市というイベントもあって天気は悪いです。多分雨が降ってずぶぬれでお客さんがいるかどうか分からない状況でもあるんですが。そこに屋根をつけることで平時から市場で働く方の、あそこでもやしを取ったりしている方の利便性向上にもつながりますし、イベント活用のときにも集客にも寄与するものと思います。再度お聞きしますが、財政面も勘案するところはありますけれども、市の見解をお伺いします。
◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 議員がおっしゃるように、屋根の新設については屋根を造ることによって市場の利便性の向上、そしてイベント時の集客に寄与するものとは認識しております。しかし先ほども申し上げたんですけれども、施設の構造上の課題と、先ほども申し上げましたけれども財政状況を勘案しながら判断したいと思っております。
◆10番(新垣勇太議員) 糸満市は地方創生臨時交付金、コロナ交付金の中でベンチを変えたわけですよね。ベンチをあの予算で変えられたということは、屋根をつけることも普通にできると思うんです。そういった今後地方創生臨時交付金がまた活用できるのであれば、本当に市民が集う場所として使っている市場を、もう一回リニューアルするということも一つの手だと思うんですけれども、それについてはいかがでしょうか。
◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 今、議員からコロナ交付金というようなお話がありましたけれども、関係部署と相談しながらと言いますか、調整しながら考えていきたいと思います。
◆10番(新垣勇太議員) ぜひお願いしたいと思います。今、糸満市場いとま~るの周りもかなり発展してきて、いろいろな若手の経営者も含めて起業する人が増えてきている状況ですので、再開発も含めて市がサポートできるような環境をつくっていただきたいと思います。 小項目2の6丁目の客引きについてなんですけれども、現状、現場を確認したことがあるかお伺いいたします。
◎市民健康部長(新垣政喜) 再質問にお答えいたします。 客引き行為があるのは聞いておりまして、不当な客引き行為に当たるかを糸満警察署に確認している状況であります。
◆10番(新垣勇太議員) あれは完全に不当な客引き行為に当たると思います。本当に土日も含めてすごい週末は、このファミリーマート周辺には人がいっぱいいて、そこに客引きをする人がいるということで何度も苦情が来ている状況です。そこをテナントで何かやるということも多少なりとはやってはいるんですけれども、それでも聞かなくて警察と連携している状況ですけれども、市としてもある一定程度の姿勢を示すべきだと思います。那覇市は同じような形で観光振興条例というものを制定して、この客引きに対しても取り組んでいるんですけれども、市としてこういった取組ができないかお伺いします。
◎市民健康部長(新垣政喜) 再質問にお答えいたします。 風営法と沖縄県迷惑防止条例がございますので、警察などの関係機関との連携により対応してまいりたいと思います。具体的には市の広報紙やホームページで注意喚起を促すような周知を警察と相談して実施することを検討したいと思います。
◆10番(新垣勇太議員) 飛びますけれども、市長にお伺いします。市長は、その6丁目の客引き行為の現状を見たことはありますか。
◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えさせていただきます。 承知はしていません。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午後2時29分) (再開宣告午後2時30分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◆10番(新垣勇太議員) 市長、1度見てもらって、1回客引きされたほうがいいと思います。それぐらいうっとうしくて問題になる可能性があって、私が懸念しているのは客引き行為ということも駄目なんですけれども、それが裏金に回っている、例えば反社会勢力の組織に裏金で回っているような人たちがやっているといううわさも聞こえるわけですね。そういったことにならないためにも、やっぱり糸満市としてどういう方向性をするかというのは示していただきたいと思うので、警察と連携することもそうなんですけれども、そういったことを再度検討できないかお伺いしたいと思います。
◎市民健康部長(新垣政喜) 再質問にお答えいたします。 先ほどとほとんど一緒ではありますけれども、本市としては広報紙やホームページでの注意喚起、あと警察と連携してこういったことが早期改善できるよう対策を進めてまいりたいと考えております。
◆10番(新垣勇太議員) ぜひ現場を見ながら調査していただきたいと思います。 次におきなわ物価高対策支援金なんですけれども、この支援金というのは沖縄県が今実行していて、非常に商工会も含めて使い勝手が悪い補助金だと言われているんですけれども、それについて市に対して何か問合せとかがあったのかお伺いします。
◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 おきなわ物価高対策支援金について、使い勝手が悪いという話が事業者から届いているかという話なんですけれども、沖縄県が実施しておりまして、現段階においては市にそのような声は届いておりません。
◆10番(新垣勇太議員) 私たちのところには届いていて、電気料金を2年遡ってそれを申請できるという内容があるんですけれども、電気料金を2年遡って領収書を持っているかというところもあったりするんですけれども、そういった使い勝手が悪いという意見が結構あって、市町村首長として、市長も例えば沖縄県に要請に行くと思うんですけれども、各首長からもそういった意見が上がってくるかもしれません。そういった上げようという声を耳にしたので、そういったときがあったら糸満市としても商工会なり事業者に聞き取りをして、使い勝手がいいのか悪いのかも含めて検討していただきたいと思うんですけれども、それについていかがでしょうか。
◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 そのような声が届きましたら、精査して対応してまいります。
◆10番(新垣勇太議員) ぜひよろしくお願いしたいと思います。 次に件名4、名城自治会からの要望なんですけれども、今、県が管理するのか市が管理するのかというので、綱引きをしているのかなと思います。管理するにしても、しっかりとした管理費、そういった予算がかかってくることも承知であります。その中で私が提案したいのは、市としてサウンディング調査、北名城ビーチを含めた管理ができるかできないかも含めた企業に対してサウンディング調査ができないか、お伺いしたいと思います。
◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 市が独自にサウンディング調査ができないかというお話ですけれども、北名城ビーチは市内で数少ない自然海浜で貴重な資源であると考えております。現時点において市独自でサウンディング調査は予定しておりませんけれども、引き続き沖縄県、糸満市、自治会と意見交換を行って管理方法について調整したいと思います。
◆10番(新垣勇太議員) お願いしたいと思います。北名城地域だけではなくて真栄里海浜も含めた可能性調査というのを調べていただきたいなと。今、市はいろいろなところでパークPFIだったりPFIの可能性調査をしておりますけれども、今、西海岸に残されている真栄里から北名城にかけての海浜というのはすごい魅力的な場所で、企業に提案型にすればすごい人を集客できるような観光スポットにもなるんじゃないかと思っていまして、そうすることによって今行われている北名城の違法というか、ルールをつくれるような状況にもなるし、自治会からの要望に応えられるようなことができるんじゃないかと思うんですけれども、そういった真栄里から北名城にかけた可能性調査も含めて調査する考えがないか、再度お聞きしたいと思います。
◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 先ほども答弁しましたけれども、現時点においては沖縄県、糸満市、自治会と意見交換を行って管理方法について調整していきたいと思いますので、今の時点でサウンディング調査は予定しておりません。
◆10番(新垣勇太議員) 多分解決方法というのは、市が責任を持ってやるというのか、それとも民間に委託してやるというのかに限るのかなと。沖縄県としては、全体を見ている立場上、あそこを沖縄県として管理するということは非常に難しい状況だと思うし、その中で恩納村だったり渡嘉敷村で独自で海浜条例をつくって自分たちのやりたいようにやっているというのは、確かにあると思うんです。そういった中で可能性調査というのをしっかりした上で今後の対策をしてほしいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ハーリー舟に関しても同じような意見です。ハーリー舟保管庫建設に関しても公民館建設も含めて連携させた、複合的に建設したほうがいいと思いますが、PFI、PPPの民間活力を活用できないか、これもサウンディング調査はできないかお伺いしたいと思います。
◎市民健康部長(新垣政喜) 再質問にお答えいたします。 議員御提案の本件につきましては、名城区の方々と意見交換を行うのが優先と考えておりますので、まずは区の方々と意見交換の上、調査研究をしてまいりたいと考えております。
◆10番(新垣勇太議員) 一応私も名城区の役員として話を聞いている立場で、どうにかしてほしいという意見の中で今質問しているんですけれども。その建て替えができるという条件があれば、名城区の皆さんは賛同してくれると思うんですけれども、それが賛同していただければ調査していただけるということで理解していいですか。
◎市民健康部長(新垣政喜) 再質問にお答えいたします。 まず公民館の主な建設の仕方なんですけれども、宝くじ助成金、市の補助金、各区自治会の積立金等を活用して各自治会が建設する形で行っております。そのためPFI、PPP等の民間活力を活用することができるかどうかにつきましては、今後自治会等の提案があれば意見交換を行って調査研究してまいりたいと考えております。
◆10番(新垣勇太議員) 今、部長が答えたように、宝くじとかいろいろな補助金を活用できないかと言ってもできない状況にあって、今後はどういうふうにして公民館建設を、リニューアルしていくのかというところなんですけれども、そういった中で名城の地位的優位性、サンセットが見えて高台にある。名城の若者が今少なくなっている中で、過疎化対策としてアパートを複合的に造る案も可能性的にはあると思うんです。そういったところで名城区でやっていいのか、それとも市がそこにそういったサウンディング調査をして、公民館建設も含めた複合的なものを造るという調査をしてくれるのか。その辺、もし聞かせていただければお願いしたいと思います。
◎市民健康部長(新垣政喜) 再質問にお答えいたします。 今のお話からしますと、結論が出ているような形になりますけれども、今現在はまずどういった方法があるかとかも、今後こういった提案は初めてだと思いますので、今後名城区の方々と意見交換をして、ともに調査研究をしていきたいと考えております。
◆10番(新垣勇太議員) ぜひお願いします。今、いろいろな調査をしていろいろな意見交換をしてきて、現状も民間活力しかないんじゃないかという状況にきているのは、確かな情報だと私も理解しているので、そこら辺の中でもう一度名城区民の意見を聞きながらぜひ進めていただきたいと思います。 件名5、環境行政についてなんですが、再質問をしたいと思います。全国都市清掃会議積算要領が示している物品費、業務委託費、技術費、一般管理費をそれぞれお伺いいたします。
◎市民健康部長(新垣政喜) 再質問にお答えいたします。 積算基準についての具体的な数字の答弁については、差し控えさせていただきます。
◆10番(新垣勇太議員) 適正比率は、物品費が1から3、業務管理費が6から10、技術経費が10から20、一般管理費が20から25というふうになっております。これはしっかり要領で示されているんですけれども。しかしながらさっきの答弁で南部広域のほうで決められたことなので答弁ができないということだったんですけれども、これは糸満市と豊見城市に関わってくることだと思います。多分、市長のほうにも要請があった案件だと思うんですけれども。金額を上げてくれということではなくて、適正な金額に戻すことが今重要じゃないかと私は思っております。そこの中で、糸豊環境美化センターの比率というのが、本来1から3でなければいけないものが、物品費が0.6、業務管理費が6から10ないといけないものが1.0、技術費が1.4、管理費が20から25なければいけないものが2.1、そういった状況になっていて金額的に表すと本来なら5,000万円ぐらい負担しないといけないものを、ほかのところで管理しているものを合算して運営している状況があると聞いております。その中でこれだけ糸満市と豊見城市が出していない状況があるんですけれども、なぜこれだけ差があるような状況に陥ったのか、お伺いします。
◎市民健康部長(新垣政喜) 再質問にお答えいたします。 本件につきましては、南部広域行政組合と委託業者との契約になりますので、南部広域行政組合で議論していただきたいと思います。
◆10番(新垣勇太議員) 糸満市も予算を負担している立場だと思うんですけれども、今後糸満市で増額していく考えがあるのかお伺いしたいと思います。
◎市民健康部長(新垣政喜) 再質問にお答えいたします。 地方自治法で最小の経費で最大の効果を上げるようにしなければならないとされております。そういうこともありますので、予算につきましては南部広域行政組合から説明を受けて、豊見城市と糸満市で検討することになります。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午後2時44分) (再開宣告午後2時44分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◆10番(新垣勇太議員) 豊見城市と糸満市に南部広域から話が上がってくれば検討してもらえるということで理解していいですか。
◎市民健康部長(新垣政喜) 再質問にお答えいたします。 予算の要求が毎年度ございますので、それを精査させていただきたいと考えております。
◆10番(新垣勇太議員) 毎年度、南部広域のほうに予算を上げているんだけれども、全然予算が上がってくれないという悲痛な業者の声がありました。業者は最初の入札をしたからこれでやらないといけないという思いでずっと続けてきたと思うんですけれども、それでも糸満市も人口が増えて豊見城市も人口が増えて、ごみの量もかなり増えている。そういった状況の中で悲痛な思いで私たちのほうに御相談に来たと思っております。しっかり南部広域から上がってきたことに関しては真摯に受け止めて、予算の増額も含めて豊見城市も予算を上げてくれるような話もしておりましたので、ぜひ協議していただきたいと思いますが、それについていかがでしょうか。
◎市民健康部長(新垣政喜) お答えいたします。 繰り返しになりますけれども、必要性がある予算要求であるか、慎重に確認し査定を行わせていただきたいと思います。
◆10番(新垣勇太議員) ぜひよろしくお願いしたいと思います。 件名6、働き方改革について再質問します。何時頃まで答弁調整を行っているのか、お伺いします。
◎総務部長(福元信美) 答弁調整が終わるまでですが、また日によって違いますが、おおむね午後10時から11時頃までとなっております。
◆10番(新垣勇太議員) それに対して時間外手当は発生しているのでしょうか。
◎総務部長(福元信美) 再質問にお答えいたします。 時間外勤務手当については各所属部署において支給されているものと考えております。
◆10番(新垣勇太議員) 10時、11時という話でしたが、私が聞いたのは本当に12時を過ぎて1時、2時までやっているということも聞きました。そこでお伺いしたいんですけれども、三役、市長、副市長、教育長のほうも待機しているのか、お伺いします。
◎総務部長(福元信美) 再質問にお答えいたします。 三役も調整が終わるまでいらっしゃいますが、私の記憶では12時を超えていらっしゃるというのはなかったのかと思います。
◆10番(新垣勇太議員) 12時を超えているのが、多分前の議会のときにあったと思うんですけれども。私もちょうどその役員会があって、その後に行ったときにそういう話を聞いたので、それは間違いだったのかなと思いますけど、10時、11時までやっているというのは確かだなというふうに聞きました。今、この答弁調整のやり方というのは、前回、今まではどういう答弁調整のやり方をやっていたのか、お伺いしたいと思います。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午後2時47分) (再開宣告午後2時48分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◎総務部長(福元信美) 再質問にお答えいたします。 基本的には部内で精査して三役調整するという流れは一緒です。
◆10番(新垣勇太議員) この部内で精査した上で総務部に1回持って行ったりはしていないですか、総務部に1度持ってくるという話はしていないですか。
◎総務部長(福元信美) これは短い期間で答弁調整をしないといけないので、部内で調整したものにつきましては、総務部の行政係のほうに答弁書案を集約します。それからまとめて答弁調整の順番とかというのを調整しなければいけませんので、その時点で総務課がチェックを入れるということはありません。誤字脱字のチェックだとか、件名の間違いとかというのはチェックしますけれども。そのやり方についても、これは基本的には以前から変わっておりません。
◆10番(新垣勇太議員) 今、私が職員のほうからいろいろ要望があって、あまりにも答弁調整が長いと。これは確かに誠意ある答弁をするために皆さんが頑張っているというのは分かるんですけれども、そこは議員もしっかりと趣旨を説明しないといけない義務があると思います。そういった中で我々もしっかりと説明をする責任もありますし、しかしながらこれだけ遅くまで残ってやるということが、本当にいいことなのかというと、私はそう思わないんですね。それに対して市長にちょっと聞きたいんですけれども、市長はこの時間が遅くなることに関しては、別にそこまでやり方を変えたいとか、もっとコンパクトにして意見ができるような形をしたいとかという考えがないかお伺いしたいと思います。
◎総務部長(福元信美) 答弁調整のほうは私も全て同席させていただいていますので、その中でやはり質問に対する答弁の内容について、市長、三役に対して説明をするということはありますし、できればそうですね、私たちも早く帰れるのであれば早く帰りたいというところはありますけれども、短期間の間に全ての答弁調整をするという流れがありますので、再質問の対応も含めて、日々再質問の内容に対応するというところもありますので、そちらに関しましてはやはりできれば短時間の拘束がいいかとは思いますけれども、それよりはやはり誠意ある答弁をしたいというところの調整が優先しているのかなと思います。
◆10番(新垣勇太議員) 分かりました。これは今後提案をしていきたいと思います。 部長の権限というところなんですけれども、これは提案の中で部長にある程度答弁の権限を持たせて人材育成も含めてしたほうがいいと思うんですけれども、それについていかがでしょうか。
◎総務部長(福元信美) それぞれの部の答弁内容につきましては、必ずやはり所管部長と調整をした上で三役調整という形になっております。なので基本的にはそれを確認したり、細かいところをチェックしたりということはありますけれども、部長に対する権限というのはあると思っています。
◆10番(新垣勇太議員) 私はないと思っているんですよ。私は、部長が上げたものをまた三役にやってということを1度はやっていいと思います。それを何度も何度もやるというのがナンセンスだなと思っているので、ある程度内容が、趣旨が理解できたらある程度部長に任せて答弁をさせるということをやっていかないと、今後、本当に人が育たない状況になってくるのかと思っていますので、これは再度質問をしていきたいと思います。 教育行政についてですが、先ほど敏議員からもありました。借金返済中のプールを壊して、新設で再借金。小学校は中学校運動場を共同利用など事故のリスクあり。前市政の問題山積の計画を引き継いだ結果、入札不調となったというのは事実なんでしょうか。
◎教育長(幸地政行) 今の議員からの御指摘の内容なんですけれども、これは教育委員会がコメントすることではないと思っています。そのことについてはコメントを差し控えます。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午後2時54分) (再開宣告午後2時54分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◎教育長(幸地政行) ただいまのチラシの内容ですね、それについても承知しておりませんのでコメントは差し控えます。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午後2時55分) (再開宣告午後2時55分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◎教育長(幸地政行) 繰り返しになりますけれども、このチラシについては承知しておりませんのでコメントしようがありません。控えさせていただきます。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午後2時55分) (再開宣告午後2時56分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◎教育長(幸地政行) チラシの内容も承知していませんし、またいつのときの内容なのか、どういう内容なのかも分からないので控えさせていただきます。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午後2時56分) (再開宣告午後3時37分)
○議長(金城寛) 再開いたします。 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。
◎教育委員会教育部長(金城秀) 再質問にお答えいたします。 教育委員会としましては、
高嶺小学校校舎建設入札が不調に至った原因としまして、まずJV共同企業体が行った積算金額と設計金額の乖離があったことと配置技術者不足があったことと考えております。1回目につきましては、企業のほうからの理由としてはまず積算金額が設計金額を上回ったJVが6JV。技術者不足・配置困難なためが1JV。また2回目につきましては、その理由としまして配置技術者不足4JV、積算金額と設計金額が合わなかったのが3JV、下請業者の確保が困難だった事業者が1JVとなっております。その要因の1つとしては物価高騰によるものと考えております。またチラシにつきましては行政が作成した文書ではないため、答弁を差し控えさせていただきます。
◆10番(新垣勇太議員) 行政がつくったどうこうではなくて、それを見た市民から、正しいのか正しくないのかを聞かれているのが、今の現状なんです。だから再度聞きます。前市政の問題山積の計画を引き継いだ結果、入札不調に至ったというのは事実なのか事実じゃないのかを明確に答えてください。
◎教育委員会教育部長(金城秀) 繰り返しの答弁になりますけれども、チラシにつきましては先ほどから申し上げましたとおり行政が作成した文書ではないため、また教育委員会の入札原因につきましては先ほど申し上げたとおりになりますので、答弁を差し控えさせていただきます。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午後3時40分) (再開宣告午後3時42分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◆10番(新垣勇太議員) 市長にも聞きたいと思います。前市政の問題山積で計画を引き継いだ結果、入札不調といったことになっているのが事実かどうかというのを聞きたいんですけれども。これはあくまでもチラシに書いていたことかもしれないんですが、それを見た市民が私たちにそうなんでしょうと来た。いや私たちはそうじゃないよ、そうじゃないということを行政側に聞こうとしても、それを答えてくれない現状があるわけですね。それに対して市長はどのような見解を持っているかお伺いします。
◎市長(當銘真栄) 再質問にお答えさせていただきます。 このチラシに関しては、市政報告会実行委員会が配ったものではないです。輝く市民の会が出したチラシで、その発行者の考え方をそこに述べられたということであると私は認識しております。 繰り返しの答弁になりますけれども、発行者の考えの下で、これはそのチラシに載せられたものだと私は認識しています。
◆10番(新垣勇太議員) 設計見直しを指示したのはどなたでしょうか。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午後3時44分) (再開宣告午後3時44分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◎教育委員会教育部長(金城秀) 設計は、事業の見直しという形でお答えいたしますけれども、2回目不調になったその後、様々な状況を勘案しまして教育委員会、市長部局、またその内容については教育委員にも説明をしながら、最終的には協議の中で最終的に判断したという形になります。教育長がそういったことになっているということで、市長部局と検討をしながら最終的にはそういった判断になったということであります。
◆10番(新垣勇太議員) この問題は、教育長が判断したということよりも、やっぱり市長部局が積極的に関わらないといけなかったことじゃないかと思います。新聞記事の中で教育長が謝罪したということが書かれていて、すごいがっかりした教育者がいました。これは教育長の問題じゃなくて、市全体の問題じゃないかという教育者の方がいて、私もそう思いますと。市長のほうがしっかり謝罪すべきだったんじゃないかという意見も頂いておりますので、ぜひそこの御理解を頂きたいと思います。この件に関しては、やっぱり調査委員会を立ち上げるべきだと思います。こんな中途半端、適当な答弁をしてもらったら困ります。あれだけ正確にビラをつくって、輝く市民の会かもしれないんですけれども、市長の顔写真、市長の挨拶もあって、いつもこれで答弁逃げるんですよ。そうじゃなくてしっかりと正しい情報なのか、正しくない情報なのかというのを見極める場所がこの議会なんですよ。この議会で、私たちが幾ら聞いてもそれは答弁できませんというのは通りません。これをしっかりとただすために私たちは議会でやっていると私は思っています。そういったしっかりとした正確な情報を市民に周知してもらわないと、変なふうに行政を進めてしまう。だからこそ教育委員会の今の不調に至った経緯に関しては、再度特別委員会を設置すべきだと思いますが教育長、また市長の考えをお聞きしたいと思います。
◎教育長(幸地政行) 今回入札に係る不調につきましては、先ほども述べましたけれども入札に係る事務については適正だったと思っていますので、従いまして特別委員会の設置は考えておりません。
◎市長(當銘真栄) この件に関しては、教育委員会が適正に判断されると思いますので、その判断を見たいと思います。
◆10番(新垣勇太議員) 前回、私たち特別委員会設置に向けて取り組んだときに、賀数郁美議員が言っていました。市長が先頭になってやるべきだと、私もそう思います。そういった再発防止を見据えた、今後例えばそういった不調になったときに、また物価高騰、資材高騰と原因がそういうふうになったときに、そういうふうに逃げるんではなくてしっかりと原因を究明した上で再発防止につなげるべきだと私は思っておりますので、また特別委員会設置に向けて提案をしていきたいと思います。 最後に人口ビジョンに関してですが、今の市の人口ビジョンの将来人口の展望をお伺いします。
◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 糸満市人口ビジョンにおける将来人口の展望としまして、2040年の6万4,733人をピークに2060年には6万2,650人と、2020年と同程度の人口を維持することを目指しております。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午後3時49分) (再開宣告午後3時50分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◆10番(新垣勇太議員) 2040年、あと18年ぐらいなんですけれども、あまりにも私は少ないと思うんですけれども、市の見解をお伺いします。
◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 試算に当たっては国立社会保障・人口問題研究所の将来人口推計準拠によると、本市の将来人口は2030年をピークに減少傾向に転じ、2060年には5万8,000人程度まで減少する推計となっております。本市では第2期総合戦略において2060年に現在と同程度の人口である6万2,650人程度を目指すこととしており、その実現に向けて全庁体制で各種施策に取り組んでまいりたいと考えております。
◆10番(新垣勇太議員) 2060年度に5万8,000人になる推移をしているということなんですけれども、先に先手先手で自分たちで政策を打っていかなければその人数になっていくんじゃないかと思います。だからこそ今物流団地の構想も含めて、新たな住宅地の確保も含めて急務だと思うんですけれども、市の見解をお伺いします。
◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 糸満市人口ビジョンの将来展望を目指すため、真栄里地区への物流団地等造成事業のほか、南部病院跡地及びその周辺の計画的な土地利用などに取り組んでいるところであります。その中で産業をリードする次世代型物流団地や利便性の高い公共交通ターミナルなどを形成するとともに、その周辺に住宅地を整備することで雇用拡大、定住促進及び産業振興による将来の魅力あるまちづくりにつながるものと考えております。
◆10番(新垣勇太議員) 今、少子高齢化と言われる時代で2060年、40年後には人口が1億2,000万人から8,000万人に減ると言われております。これは8,000万人になることで糸満市が本当に5万8,000人が担保されているのかというと分からない状況でありますから、先ほど市長が第5次総合計画で述べたように住み続けたいまち、また子育てしやすい糸満市をつくっていくために様々な施策を講じて、人を呼び込む、あるいは住み続けてもらうということをやらなければなりません。その計画として物流団地もそうですけれども、新たにビジョンをもっと高いところを持って、6万4,000人と言わず8万人、9万人を目指して、糸満市がしっかりと人口ビジョンを目指していくことを願ってこの一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午後3時53分) (再開宣告午後3時54分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◆14番(山城渉議員) 皆さん、こんにちは。山城渉です。今日最後となっておりますので、よろしくお願いします。私、所見を述べてスタートさせていただきたいと思います。12月3日、4日に私は第23回創造アイデアロボットコンテストの九州地区大会長崎県大会を視察してきました。それは再来年に九州各県持ち回りをしているのを沖縄県で開催することが決定されています。その子供たちをどうにか糸満市のほうで大会ができないかということを直に見に行きました。本当にすばらしい、これからのエンジニアを育成する大会でございました。その大会には九州7県の300名余りの中学生が4競技に参加しておりました。大会では三和中学校が動画作品部門においてパフォーマンス賞を取りました。これは優勝ということとなっております。それで全国大会が1月に開催される。その作品が1月には東京のほうで審査をするということになっております。その三和中学校なんですけれども、3年前にもその動画の部門で九州でアイデアパフォーマンス賞を取りました。そのメンバーである現在南部工業高等学校の3年生の高原宗士君が、沖縄県の高等学校ロボット競技大会のロボット相撲、ラジコンの部で優勝するなどIT関係の競技でも糸満市の子供たちが活躍しております。本格的に新時代に向けたデジタル社会を牽引する次世代の産業人材育成を本市でも前向きに提案していきたいと思いますが、本日ちょっと寂しいお話もあると思いますが、負けずに頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。では一般質問に行きたいと思います。 件名1、糸満市民の所得について。2019年度の沖縄県市町村民所得が発表されました。1人当たりの糸満市の平均所得は218万円、沖縄県の平均所得は241万円となり23万円の開きがあります。そこで市民の所得向上を図る施策等について伺う。小項目1、前年からの増加率(糸満市平均、県平均)。 小項目2、豊見城市の平均所得。 小項目3、全国平均は幾らか。 小項目4、市民の所得を向上させる取組について。 件名2、次世代人材育成について。小項目1、昨年12月、今年の3月、6月、9月定例会において次世代人材育成について取り上げましたが進展がないように見える。糸満市の次世代IT人材育成の重要性について認識を伺う。 小項目2、東洋経済社のIT職種別平均年収1位から11位が発表されておりました。1位のコンサルタント928万5,000円、11位のSE・プログラマ568万5,000円である。このような職種を目指すプロジェクトをなぜできないのか伺います。 小項目3、これまでの調査研究の内容を時系列に伺う。 小項目4、パソコンやソフトウエアの更新などを行うために、ふるさと納税の枠として「次世代人材育成」を増やすことはできないか伺う。 件名3、スタートアップ企業誘致の取組について。小項目1、政府の「スタートアップ育成5か年計画」の原案がまとまりました。首相官邸の公式サイトによると、スタートアップへの年間投資額を現在の約8,000億円から2027年度までに10兆円規模に引き上げる目標を掲げ、さらに将来に向けて、ユニコーンを100社創出し、スタートアップ企業を10万社創出することを目指すという中で糸満市の取組を伺う。 件名4、議会の電子資料について。小項目1、次年度の新規事業として議会の資料を電子化するための参考機種等を使って体験したが、市として電子資料を導入する考えはないか伺う。 件名5、三和地域市営住宅建設について。平成31年に三和地域市営住宅建設の計画が策定され、また當銘市長の選挙公約でもある喜屋武地域での市営団地建設の挑戦についてPFIを活用しての早期建設の可能性を伺う。小項目1、三和地域市営住宅建設の進捗状況について。 小項目2、PFI手法による地域優良賃貸住宅整備は、自治体の財政支出が実質ゼロ(0系PFI)での早期建設は検討できないか。 件名6、糸満市スポーツ観光交流拠点施設について。財政力指数にゆとりがあるとまでは言えない中で、糸満市において屋内練習場が必要な理由を伺う。小項目1、どのような観光交流事業を建設予定の施設で行うのか。 小項目2、建設後の維持管理について。 件名7、光ケーブル普及について。小項目1、市内の一部において光ケーブル接続サービスが受けられない地域があり、地域イントラネットを活用できないか伺う。 件名8、人口増減と市税収入の関係について。2030年より本市も人口減少が予測されるが、人口減少による市税等の収入の関係と人口減少の対策について伺う。小項目1、市民1人当たりの国からの補助額等を伺う。 小項目2、人口減少ではなく、人口増を目指す取組を伺う。 小項目3、移住永住の促進は考えていないか伺う。 小項目4、地域おこし協力隊を久米島町の17名を例に本市でも17名の隊員を雇用した場合の経済波及効果を伺う。 以降は質問席のほうで対応したいと思います。市当局の誠意ある対応をお待ちしております。よろしくお願いします。
◎市長(當銘真栄) 山城渉議員御質問、件名1、糸満市民の所得について。小項目4市民の所得を向上させる取組についてお答えします。 当市では、第5次糸満市総合計画において産業人材の育成や商工業等の活性化を掲げております。商工業においては、真栄里地区に整備する新たな物流団地等に企業を誘致することにより、雇用を創出し市民所得の向上を図ってまいります。また農業においては沖縄型耐候性園芸施設整備事業や特定地域経営支援対策事業などの補助事業でビニールハウスや出荷場、機械などを導入し生産量や品質向上に取り組み、農家の所得向上を支援しております。さらに水産業においては水産庁の補助事業、離島漁業再生支援事業を活用し新たな漁場の資源調査やパヤオの設置などを行っており、漁業者の所得向上につなげる取組を行っております。 その他の御質問につきましては、教育長及び関係部長より答弁をさせていただきます。
◎教育長(幸地政行) 議員御質問、件名2、次世代人材育成について。小項目3、これまでの調査研究の内容を時系列にお答えいたします。 山城渉議員より御提案のあった次世代産業人材育成について、参考のために今年4月に県内教育機関で活動していますロボットクラブを視察しております。同年8月には商工水産課、情報政策課、生涯学習課の3課で現状についての意見交換を行い、市の課題について共有いたしました。同年9月には3課で市内事業所と意見交換いたしました。同年10月中旬に親子プログラミング体験講座を視察しました。現在、視察しました2企業の協力を得て、親子でプログラミングや産業用ロボットの体験ができる講座を企画しているところであります。年度内にできるように進めております。
◎企画部長(金城満) 件名1、糸満市民の所得について。小項目1から3についてお答えいたします。 小項目1、前年からの増加率(糸満市平均、県平均)については、県統計課の資料によると2018年度からの増加率は糸満市が0.2%、県が0.8%となっております。 小項目2、豊見城市の平均所得については、県統計課の資料によると228万1,000円となっております。 最後に小項目3、全国平均は幾らかについては、県統計課の資料によりますと318万1,000円となっております。 件名2、次世代人材育成について。小項目4、パソコンやソフトウエアの更新などを行うためにふるさと納税の枠として次世代人材育成を増やすことについてお答えいたします。現在、寄附者は自らの寄附金を7つの事業の財源としてあらかじめ指定することができます。議員御提案の次世代人材育成については新たに枠を設けるのではなく、既存の7つの事業のいずれかを活用することになるものと考えております。 件名7、光ケーブル普及について。小項目1、市内の一部において光ケーブル接続サービスを受けられない地域があり、地域イントラネットを活用できないかについてお答えいたします。本市は、平成14年度から光ケーブルにて高速なネットワーク環境を整備した地域イントラネットを利用してきましたが、経年劣化及び民間主導による環境整備が進んだことにより、平成29年度に本市が整備した光ケーブルは撤去しております。現在は民間事業者が提供する回線を利用していますので、御質問の光ケーブル接続サービスが受けられない地域も接続できないものと認識しております。 件名8、人口増減と市税収入の関係について。小項目2及び3についてお答えいたします。小項目2、人口減少ではなく人口増を目指す取組について。本市では、令和2年度に第5次糸満市総合計画と第2期糸満市まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定し、まちづくりに取り組んでいるところであります。第2期総合戦略において、若者や子育て世代が地域で住み続けていくための施策や雇用を創出するための施策に取り組むなどを基本目標として設定しており、これらの施策に全庁体制で取り組むことで人口ビジョンで掲げた将来人口の展望につながるものと考えております。 小項目3、移住永住の促進は考えていないかについて。第2期総合戦略において、安心して元気に暮らせるまちづくりの推進に向けて移住希望者の相談・サポート体制の構築に努めることを設定しており、他自治体の事例を参考に移住促進に向けた取組について調査研究してまいりたいと考えております。移住促進に向けた取組として、平成25年度から現在まで5名の地域おこし協力隊を配置し、地域ブランドや地場産品の開発、販売、PRなどの地域おこし支援や住民支援としての地域協力活動を行いながら、地域への定住・定着を図る取組を行っております。
◎経済部長(大城司) 御質問、件名2、次世代人材育成について。小項目1及び小項目2についてお答えいたします。 小項目1、糸満市の次世代IT人材育成の重要性について、当市としましては次世代IT人材育成の重要性は十分認識しております。しかしながら議員が9月定例会で確認された糸満市次世代産業人材育成事業糸満IOTクラブについてにつきましては、現時点で事業化することは難しいものと考えております。 次に小項目2、IT職種を目指すプロジェクトについて。東洋経済社の情報は確認できませんでしたが、経済産業省のIT関連産業の給与等に関する実態調査結果によると、1位コンサルタント、11位SE・プログラマとなっております。同調査にはIT関連企業の給与水準のみならず給与制度及び人事評価制度、採用、残業時間と勉強時間、兼業・副業に関する実態についても調査結果が報告されております。当市としましては、プロジェクトの必要性について調査してまいりたいと考えております。 続きまして御質問、件名3、スタートアップ企業誘致の取組について。小項目1、政府のスタートアップ育成5か年計画に対する糸満市の取組についてお答えいたします。政府のスタートアップ育成5か年計画は、令和4年11月28日に開催された第13回新しい資本主義実現会議の中で原案が示されております。当市としましては今後の産業振興施策に向けた活用可能性を調査してまいりたいと考えております。
◎総務部長(福元信美) 御質問、件名4、議会の電子資料について。小項目1、電子資料を導入する考えはないかについてお答えいたします。 現在、議会の資料につきましては資料をPDFに電子化して庁内LANの議会用フォルダーに保存し、各職員のパソコンから全て閲覧することができるようにしてありますので、既に議会資料の電子化は導入済みとなっております。 次に御質問、件名8、人口増減と市税収入の関係について。小項目1、市民1人当たりの国からの補助額等についてお答えいたします。地方交付税を例に挙げて申し上げますと、毎年度地方公共団体が標準的な行政水準を確保できるよう国から地方交付税が交付されます。これは地方公共団体間の財源の不均衡を調整し、どの地域に住む住民にも標準的な行政サービスを提供できるよう財源を保障するため本来地方の税収入とすべきところを国税として国が代わって徴収し、一定の合理的な基準によって再配分するものです。本市の令和3年度普通交付税額は55億6,180万6,000円で、令和2年度国勢調査の人口6万1,025人を用いて算定すると、市民1人当たり9万1,139円となります。 最後に御質問、件名8、人口増減と市税収入の関係について。小項目4、地域おこし協力隊を17名雇用した場合の経済波及効果についてお答えいたします。地域おこし協力隊は一定期間地域に居住して地域おこしの支援を行いながら、その地域への定住・定着を図るものです。そのため隊員の活動によっては例えば地場産品のブランド化、開発及び販路拡大、観光資源の開発なども期待されます。また市民生活支援などによる地域コミュニティーの活性化や活気のあるまちづくりが人口流入にもつながるものと考えております。総務省の資料によると、地域おこし協力隊員1人当たりの特別交付税措置額は、令和3年度上限額470万円となっており、仮に17名を採用した場合は隊員の報償費等基準額270万円で試算すると4,590万円となります。一方、令和3年度特別交付税措置額は、国の事業費総額1億5,000万円で、全国の地域おこし協力隊は約6,000名いることから、1人当たりの措置額は単純計算で約2万5,000円となります。よって隊員の給与や諸経費に充てる財源の差額は各自治体負担となり、約4,547万5,000円を毎年度市が負担する必要があります。このことから地域おこし協力隊の拡充については、財政的に厳しいものと考えております。
◎建設部長(上原斉) 御質問、件名5、三和地域市営住宅建設について。小項目1及び2についてお答えいたします。 小項目1、三和地域市営住宅建設の進捗状況については、平成31年に三和地域市営住宅建設基本計画を策定しており、喜屋武地区において1棟18戸程度を建設する計画になっております。現在行っている老朽化している既存市営住宅の建て替えが急務であるため、市財政における市営住宅建設に投入できる投資額との調整を図りながら、三和地域市営住宅建設を進めてまいります。 小項目2、PFI手法による地域優良賃貸住宅整備についてですが、現在、糸満市営住宅整備事業は沖縄振興公共投資交付金事業を活用しており、補助率の優位性等の理由から地域優良賃貸住宅事業での市営住宅建設は行っておりません。議員御提案の件については、今後、調査研究してまいりたいと考えております。 次に件名6、糸満市スポーツ観光交流拠点施設について。小項目1及び2についてお答えいたします。小項目1、どのような観光交流事業を行うのかについては、令和4年3月に策定した糸満市スポーツ観光交流拠点施設基本計画において、スポーツ関連としてプロ野球キャンプやフットサル大会、平和トリムマラソン、保育運動会、スポーツ講演会など、また産業教育関連として展示会や教育旅行民泊対面式などの実施を位置づけております。 小項目2、建設後の維持管理については、市内都市公園を管理している指定管理者への委託による維持管理を実施していきたいと考えております。
◆14番(山城渉議員) どうもありがとうございます。再質問に行きたいと思います。 市民の所得を向上させる取組の中で、真栄里の物流団地のお話も出ていたと思うんですけれども、これは何年後の話を今なさっているのかお聞きします。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午後4時20分) (再開宣告午後4時23分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◎建設部長(上原斉) 再質問にお答えいたします。 現在、
土地区画整理事業、真栄里について現時点の計画では申込み分譲については令和9年頃から始めて令和10年から分譲開始ということでの現時点の計画になっておりますので、それ以降に企業が張り付いて立地していただけるのではないかと考えております。
◆14番(山城渉議員) 市民の所得というのは5年後の計算をするのもいいと思うんですけれども、即効性のある取組というのはないのかお聞きします。
◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 即効性のあるというような再質問かと思いますけれども、現在当市におきましては女性の経済的自立とジェンダーギャップの解消を目的とした女性デジタル教育の就労支援事業や事業者の稼ぐ力を高めることを目的とした糸満市地場産品販路拡大事業に取り組んでおります。販路拡大事業においては、ECやSNSといったデジタルコンテンツを活用したマーケティング手法を事業者が習得できるよう、産業人材のスキルアップに取り組んでおります。
◆14番(山城渉議員) どうもありがとうございます。農業、水産業での今お話ししたいろいろな事業があるかと思うんですけれども、現在行われている件数をお聞きしたいと思います。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午後4時25分) (再開宣告午後4時27分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 先ほどの答弁の中で農業についての事業と水産業についての事業ということで、例えばこういった事業があるという答弁をしたんですけれども、その件数については今現在数字、持ち合わせておりません。
◆14番(山城渉議員) 今現在行われている事業というふうに認識してよろしいですか。
◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 現在行われている事業でございます。
◆14番(山城渉議員) やはり所得向上に関して失業率を低減していかないといけないと思うんですけれども、現在の糸満市の失業率は何%ですか。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午後4時27分) (再開宣告午後4時28分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 現在の失業率については、把握しておりません。 今の答弁を訂正いたします。数字は今現在、ここには持ち合わせておりません。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午後4時29分) (再開宣告午後4時29分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◆14番(山城渉議員) 失業率を上げていけば、おのずと給与所得がない方々が年収が上がっていくというのは事実だと思いますので、その辺、糸満市も真剣になって取り組んで行ってほしいと思います。 それとスタートアップのことについてなんですけれども、今、国を挙げて行おうとしているんですけれども、そういった国の新しい施策に対して市の幹部の中でそういったお話をする機会というのはあるのかないのか、お聞きします。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午後4時30分) (再開宣告午後4時30分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◆14番(山城渉議員) 訂正です。下げていくです。先ほど言った失業率ですね。
◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 先ほど答弁しましたけれども、最近、令和4年11月28日に原案が示されたばかりですので、そういった取組についてまだ話合いはしておりません。
◆14番(山城渉議員) 国を挙げてのプロジェクトですので、早めに糸満市のほうもそういったものに乗れるような形で、役所の幹部の職員が中心となってお話合いが持てれば本来はいいのかと考えていますので、引き続きよろしくお願いします。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午後4時31分) (再開宣告午後4時32分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◆14番(山城渉議員) 続きまして次世代人材育成についてお聞きします。 先ほど教育委員会のほうから時系列で丁寧なお話があったんですけれども、それ以外に何かそういったことがなかったのか。恐らく教育委員会だけの今お話だと思うんですけれども、6月か何月か覚えていないんですけれども、企画部長のほうで担当のほうは経済部ということをお聞きして、経済部のほうからの時系列の中でまだ足りない部分があると思うんですけれどもお聞きします。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午後4時32分) (再開宣告午後4時33分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 先ほど教育委員会のほうから答弁ありましたけれども、その内容については3課一緒に取り組んでおります。
◆14番(山城渉議員) 私のほうでも商工水産課のほうに足を運んで、パワーポイントでつくった資料をお見せしている部分はこの時系列に含まれない、参考にならないということでよろしいでしょうか。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午後4時34分) (再開宣告午後4時35分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 議員が提案したことについて議論したのかという御質問だと思いますけれども、先ほど教育委員会のほうから答弁がありました同年8月に商工水産課、情報政策課、生涯学習課の3課で現状について意見交換を行いという答弁がありましたけれども、その中で議論をしております。
◆14番(山城渉議員) その時系列の中に、私が商工水産課に入って説明したというのは含まれていないんですかとお聞きしています。
◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 含まれております。
◆14番(山城渉議員) 率直な意見を聞きたいと思います。部長はその資料を見てどう思いましたか。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午後4時36分) (再開宣告午後4時36分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◎経済部長(大城司) 事業としてはすばらしいものだと思います。
◆14番(山城渉議員) どうもありがとうございました。すばらしいものというお話を頂いて、もううれしくて終わって帰りたいぐらいなんですけれども。そういった事業をなぜ行えないのか、お聞きします。
◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 議員からの企画書には、小学校低学年から中学生まで約60人の子供たちに対する教育サービスを提供すること。また全国大会上位を目指す選抜制のクラスを設けることが記載されておりました。特定少数の優秀な人材に対して行政が集中的な投資を行うことは、公共性の観点から懸念があると考えておりますので、次世代IT人材育成につきましては当市の現状を踏まえた上で取り組んでまいりたいと考えております。
◆14番(山城渉議員) 職員の方にもお渡ししたんですけれども、豊見城市でも同様な事業が行われているんですけれども、その件に関して通常何か今おっしゃったのが公共の場でというお言葉があったんですけれども、豊見城市でもそういった事業が行われています。それについてはどう思いますか。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午後4時38分) (再開宣告午後4時39分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 豊見城市の事業について内容を詳細に把握しておりませんので、当市としては当市の現状を踏まえた上で取り組んでまいりたいと考えております。
◆14番(山城渉議員) 私も6月の所見の中でも、群馬県太田市のプログラミング学校のお話をしたと思うんですけれども、私議員ではあるんですけれども、議員の提案というのを調査研究の中の材料にはなっていないのかどうかをお聞きしたいと思います。
◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 議員提案が調査研究の対象になるかならないかの質問だと思うんですけれども、きちんと調査とか研究はしております。
◆14番(山城渉議員) 私のほうもいろいろな資料を印刷してきれいにお渡しして、口下手ではあるんですけれども、自分の言葉で説明しているつもりではあります。ですけれども1年かけてそういった対応をされるというのが、私はちょっと寂しくて仕方がないんですけれども。産業人材育成を幼少期から行う、5年後、10年後の新しい産業というのはどういうふうになっているのか。恐らく私たちでも分かりませんが、今国を挙げてこういった人材をつくっていこうとしています。これは確実にそこに向かっております。もう一度、再度一緒になって研究していく考えはないかお聞きします。市長。
◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 一緒になって考えていきましょう。
◆14番(山城渉議員) 明日から部長室に毎日行くけれども、嫌がらないでお願いしたいと思います。本当にありがとうございました。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午後4時41分) (再開宣告午後4時42分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◆14番(山城渉議員) ちょっとうれしくなって早く終わらせようというふうになっていますけれども、頑張っていきたいと思います。 件名5、三和地域市営住宅建設について再度質問したいと思います。市長の選挙公約の中に、喜屋武地域への市営住宅建設に挑戦というふうなものが、先ほど問題になったチラシとは別に選挙前に出ています。そのほうで三和地域の関係者は大変期待をして當銘真栄に1票入れた方々も多くいると思います。市長就任後二年半ですか、もうたっていると思うんですけれども、いまだ喜屋武地域への市営住宅の話が聞こえてきませんが、市長の公約にある挑戦という二文字はどのような位置づけなのか、市長にお聞きしたいと思います。
◎建設部長(上原斉) 再質問にお答えいたします。 喜屋武地区への市営住宅の整備については、先ほど答弁したとおり三和地域市営住宅建設基本計画に位置づけられており、これまで既存市営住宅の建て替えと同時に実施の検討を行ってまいりました。しかしながら補助金等財政的な面から実施に至っておりません。今後は議員御提案の件も含めて調査研究を行い、早期に実施できるよう取り組んでまいりたいと考えております。
◆14番(山城渉議員) タイミングが合えばという意味ではないんですけれども、頭の中で離れずに今後も調査研究しながら調整していくという考えで認識してよろしいですか。
◎建設部長(上原斉) 再質問にお答えいたします。 議員のおっしゃるとおりそういうことでございます。
◆14番(山城渉議員) どういうことですか。
◎建設部長(上原斉) 再質問にお答えいたします。 議員御提案の点も含めて、先ほど申し上げましたとおり調査研究を行って早期実現に取り組んでいくということが挑戦ということでございます。
◆14番(山城渉議員) どうもありがとうございます。 件名6、糸満市スポーツ観光交流拠点施設についてお聞きします。施設を今体育館もあり陸上競技場もあり、いろいろなものがあると思うんですけれども、その中で新たなスポーツ施設を建設するということは、その辺の利用する方々が増えてきているのかどうかも注目しないといけないのかと思っております。西崎総合体育館の過去5年間の利用者数を教えてください。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午後4時45分) (再開宣告午後4時45分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◎建設部長(上原斉) 再質問にお答えいたします。 過去5年の西崎総合体育館の利用者数ということで、平成29年度から令和3年度までの実績として36万4,553名であります。
◆14番(山城渉議員) 私の聞き方がまずかったかと思うんですけれども、1年単位の報告はできますか。
◎建設部長(上原斉) 再質問にお答えいたします。 西崎総合体育館の過去5年の年度単位の人数を報告いたします。まず平成29年度9万1,927名、平成30年度7万4,821名、令和元年度、平成31年度9万4,495名、令和2年度5万5,050名、令和3年度4万8,260名、合わせて36万4,553名となっております。
◆14番(山城渉議員) 陸上競技場の過去5年の利用者数を年度ごとにお願いします。
◎建設部長(上原斉) 再質問にお答えいたします。 陸上競技場の過去5年の年度ごとの利用者数でありますが、平成29年度3万6,476名、平成30年度4万825名、令和元年度、平成31年度2万2,296名、令和2年度1万95名、令和3年度1万2,549名となっております。
◆14番(山城渉議員) 体育協会加盟団体の過去5年間の推移をお願いします。
◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 体育協会加盟団体の過去5年の会員数についてですけれども、平成30年度が27団体、令和元年度から令和4年度までの4年間は26団体となっております。
◆14番(山城渉議員) スポーツ少年団の過去5年の会員数をお聞きします。
◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 スポーツ少年団の過去5年の会員数につきましては、平成30年度が37団体、令和元年度が36団体、令和2年度が35団体、令和3年度及び令和4年度が39団体となっております。
◆14番(山城渉議員) すみません。会員数というのも把握されていますか。
◎経済部長(大城司) 再質問にお答えいたします。 今手元に資料がございません。
◆14番(山城渉議員) コロナ禍で利用者数は少なくなってきていると思うんですけれども、よく聞くのがスポーツ離れをしているというのをお聞きしていて、それが実際に果たしてこの糸満市に必要なのかどうかというのを、私は今聞いてみただけです。ですけれどもスポーツする人が令和元年には体育館を使う利用者も増えてきているということから、スポーツ交流拠点のほうの整備が必要なんだなというふうに再認識させていただきました。この辺も今大変物価高騰もあると思うんですけれども、きれいに推進していってほしいなと認識しました。ありがとうございます。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午後4時50分) (再開宣告午後4時51分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◆14番(山城渉議員) 件名7、光ケーブルの普及についてお聞きします。 糸満市では地域連携、企業のほうと行っていると思うんですけれども、情報通信産業の企業との地域連携を行っている企業はありますか。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午後4時51分) (再開宣告午後4時51分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◎企画部長(金城満) 包括連携協定というのがございまして、農業関係ではKDDIと連携しててるちゃんというようなシステムが開発されたと伺っております。
◆14番(山城渉議員) それが一番いいのかなと思うんですけれども、現在私がお話しているのが大度地域でございます。大度地域も国道から1つ路地のほうなんですけれども、保育園側のほうは光ケーブルが来ているそうです。それ以外に下のほうなんですけれども、海側にまだ光ケーブルが届いていないということで、そちらは農村地域でございますので、どうにかその通信事業者のほうにお願いしてでも光ケーブルが引けないかという交渉をしていただけないかと思っていますがどうですか。
◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 連携協定のお話を先ほどもしましたけれども、ほかにISCOのほうとも連携協定を結んでおります。そこに三大キャリアのほうも加わっております。その際にこの件ではありませんが、子供のパソコン、学校のほうで配布して持ち帰っていただいている、GIGAスクールのほうでですね、この通信費の負担の軽減をお願いしたこともありました。ただ三大キャリアとも料金のほうはかなり近年減額したところもあって、体力的にできないということを伺っています。ちょっと厳しいのかなと思います。光ケーブルを設置している事業者が接続が困難であるかと思いますので、まずは個々の家庭で接続を希望する事業者に御相談をお願いしたいと思います。現在のインターネット接続環境は、有線に限らず無線でも接続可能であり、無線環境では市全域が接続対象となっています。ぜひ有線が接続困難な地域も、無線での接続で御利用できることがございますので、御理解のほどをよろしくお願いします。
◆14番(山城渉議員) 今、無線の話をしていたと思うんですけれども、家の中、沖縄は鉄筋コンクリート構造になっております。なかなか入りづらい地域があって、今回コロナ禍の中でオンラインの授業が受けられなかった子もたくさんいたと聞いておりますので、どうにか市長のほうで一言キャリアのほうに連絡していただいて、どうにかお願いできないかというお話もしていただきたいと思いますがどうですか。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午後4時55分) (再開宣告午後4時55分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◎企画部長(金城満) 再質問にお答えいたします。 以前もお願いはしたところではありますけれども、再度相談させていただきたいと思います。
◆14番(山城渉議員) これはやはり役所が提供するサービスではないんですけれども、住民はそのインターネットの環境で役所のサービスを受けることもあるかと思いますので、どうか真摯に糸満市の田舎のほうも交通弱者、救急車も到着の遅い地域も、1つでも住みやすい環境の整備も役所のほうで頑張っていただきたいなと思いますのでよろしくお願いします。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午後4時56分) (再開宣告午後4時57分)
○議長(金城寛) 再開いたします。 先ほどの答弁で企画部長の答弁を訂正したいとの申出がありましたので許可いたします。
◎企画部長(金城満) 先ほどの答弁の中で、KDDIと連携協定を結んでいると申し上げましたが、正しくはCloud ON OKINAWAと結んでおりまして、その監事をされているKDDIウェブコミュニケーションズというのが監事をされている関係でお話をさせていただいたということでございます。
◆14番(山城渉議員) どちらにしても通信環境の市内全域での光ケーブルの接続ができるように、糸満市の協力も仰ぎたいと思いますのでよろしくお願いします。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午後4時58分) (再開宣告午後4時58分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◆14番(山城渉議員) 議会での電子資料についてのお話なんですけれども、先ほど総務部長のほうからフォルダーに電子化しているファイルがあるということではあったんですけれども、これは議員の皆さんも見れるフォルダーがあるんですか。
◎総務部長(福元信美) こちらに関しましては、電子化して庁内掲示板のほうですが議員の皆さんが見れるかどうかについては、すみません。確認はしておりません。職員の共有としては、予算書であったり議案書につきましては、部長につきましては紙媒体ですが職員につきましてはPDFで電子化してそれで確認をしてくださいということで通知をしております。
◆14番(山城渉議員) それも恐らく議員の皆さんも見れるようにするというのが、今回私たちにもデモンストレーションしていただいたものだと思うんですけれども、そういった取組ができないという理由をもう一度お聞きしたいと思います。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午後5時00分) (再開宣告午後5時02分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 電子情報の共有化に関しましては、今議会会派室にあるパソコンをサーバにつなぐためにはLGWANにつながないといけない状況ですので、そこには課題があります。現時点でできないところです。ただLoGoチャットというソフトを使って情報を共有化することは可能でございます。
◆14番(山城渉議員) やはり世の中DXというふうに進んでいる中で、糸満市も情報課が係から課に上がったと思うので、そういったものからまず最初に手がけていくのが一番いいんじゃないかと思うんですけれども、そういった部分で市民の代表である私たちがDXを体験できるような仕組みづくりをしていただけないか、再度お聞きしたいと思います。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午後5時03分) (再開宣告午後5時04分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◎企画部長(金城満) 再質問にお答えします。 DXの推進を支える事務局として情報政策課を今年度から立ち上げたところでございます。先ほどの議会の電子情報化につきましては、現在LoGoチャットを活用すれば可能ということでございますので、それの活用方法等を含めて議会事務局とも相談させていただきたいと思います。
◆14番(山城渉議員) ここでのお話かどうかは分かりませんが、では議会の中で個人のタブレットか何かを持ってきて資料を閲覧するということは可能なんですか。
○議長(金城寛) 休憩いたします。 (休憩宣告午後5時05分) (再開宣告午後5時05分)
○議長(金城寛) 再開いたします。
◆14番(山城渉議員) やはり世の中は変わってきていますので我々も変わらないといけない、市も変わらないといけない。次世代のやはり子供たちが住みよい社会をつくるために、議会、市長、市役所職員みんなで盛り上げていければいいのかと思っていますので、今後とも前向きなお話をしたいと思いますので、皆さんの御協力をよろしくお願いします。以上です。 ――――――――――――――――――――――――――――――
○議長(金城寛) 以上で本日の会議を終了いたします。 (散会宣告午後5時06分)...