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09月24日-06号

  • "安心対策緊急総合支援事業"(/)
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  1. 宜野湾市議会 2021-09-24
    09月24日-06号


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    令和 3年  9月 定例会(第439回)   令和3年第439回宜野湾市議会定例会会議録(第6日目)                       午前10時00分(開議時刻)            令和3年9月24日(金)                       午後2時52分(散会時刻)1.出席議員(24名)     議席番号   氏名    議席番号   氏名       1   上地安之     2   伊佐文貴       3   平安座武志    4   又吉 亮       5   栄田直樹     6   上里広幸       7   宮城政司     9   濱元朝晴      10   宮城 司    11   石川 慶      12   宮城 克    13   山城康弘      14   真喜志晃一   15   知念秀明      16   米須清正    17   伊佐哲雄      18   屋良千枝美   19   知名康司      20   呉屋 等    21   平良眞一      22   桃原 朗    23   伊波一男      24   岸本一徳    25   桃原 功2.欠席議員(1名)     議席番号   氏名    議席番号   氏名       8   宮城 力3.欠員1名(26番)4.説明のために出席した者      職名       氏名     職名       氏名     市長       松川正則   副市長      和田敬悟     教育長      知念春美   上下水道局長   島袋清松     総務部長     伊波保勝   企画部長     安藤 陽     基地政策部長   米須良清   福祉推進部長   岡田洋代     健康推進部長   崎間 賢   市民経済部長   国吉孝博     建設部長     石川康成   教育部長     嘉手納貴子     指導部長     又吉直正   消防長      浜川秀雄5.議会事務局出席者      職名       氏名     職名       氏名     事務局長     東川上芳光  課長       仲村厚子     議事係長     平田駒子   議事担当主査   大城拓也     主任主事     渡嘉敷 真  主任主事     棚原裕貴6.会議に付した事件は議事日程第6号のとおりである。              議事日程第6号         令和3年9月24日(金)午前10時00分開議 日程第1 一般質問    (1)平良眞一     (2)上里広幸    (3)桃原 朗 ○上地安之議長 おはようございます。ただいまから第439回宜野湾市議会定例会第6日目の会議を開きます。(開議時刻 午前10時00分) 本日の日程は、お手元に配付してあります議事日程表第6号のとおり進めてまいります。 日程第1.一般質問を行います。21番 平良眞一議員の質問を許します。平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 皆さん、おはようございます。絆輝クラブ平良眞一でございます。ただいま議長よりお許しをいただきましたので、通告をしてあります一般質問を始めさせていただきたいと思います。 まず初めに、新型コロナ感染対策と支援策について、1番目の感染予防ワクチン接種状況についてお伺いしたいと思います。この件に関しては、これまで同様の質問が多くありましたが、確認を含めて質問をしていきたいと思います。 新型コロナウイルス感染状況においては、昨年のコロナウイルスとは異なり、現在は非常に感染力の強い変異したデルタ株が蔓延し、報道にもありますように10歳未満や10代、20代の若年層で感染が広がっている状況でもあります。このような中、沖縄県はじめ、各市町村で蔓延防止や感染予防のためのワクチン接種が行われておりますが、そこでお聞きをいたしたいと思います。本市の現在までのワクチン接種状況と、いつまでに希望する市民への接種を終える予定なのか、今後の計画を御答弁お願いしたいと思います。 あとは自席から質問を続けてまいります。よろしくお願いいたします。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 おはようございます。平良眞一議員の御質問にお答えいたします。まず、接種率につきましては、沖縄県で公表している接種対象者人口12歳以上に対する接種率で申し上げますと、9月21日現在で、本市における1回目接種率は57.2%、2回目接種率が39.5%となっております。また、現時点での見通しでございますが、11月末までには希望する市民へ接種を行う予定となってございます。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 接種率が39.5%、11月までには希望する市民への完了を予定しているということであります。 それから、確認をしたいのですけれども、現在本市は市立体育館での集団接種、そして県主体のコンベンションセンターでの接種、それから医療機関での個別接種高齢者施設等々でそれぞれ接種をしているのですが、誤接種等はないのか。そして、各機関との連携、接種等の把握などはどのようになっているのか、御答弁をお願いします。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。本市で実施していますワクチン接種では、保健師や医師によります問診や予診のときに、予診票並びに接種済証を用いて1回目接種か2回目接種かの確認と、2回目接種が3週間の間隔が空いているかなど確認を行い、間違い接種がないようチェックをしております。 また、県広域接種センターでの接種については、接種会場が隣接していることもあり、間違って入場する市民の方もいらっしゃいます。ただし、入場時、市側の予約システムにて接種券番号を用いて確認を行うことから、県広域接種センターでの予約者を間違って接種することがないように、チェックして実施している状況でございます。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) これまでもそういった誤接種等はないということで、分かりました。 それからまた、他議員からも、多くの議員からもありましたけれども、いま一度確認をさせていただきたいと思います。県内11市の接種状況と、本市と他市との接種率の状況はどのようになっているのか、御答弁をお願いいたします。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。まず、本市の接種率ですが、先ほども御答弁申し上げましたとおり、9月21日現在で1回目接種率が57.2%、2回目接種率が39.5%となっており、県内の11市の2回目接種率で見てみますと、石垣市が最も高く77.3%、次いで宮古島市、南城市の順となってございます。宜野湾市、本市は11市の中で一番低い接種率となっております。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 本員も資料で確認をさせていただいたのですが、他市あるいは県内41市町村と比較して、宜野湾市のワクチン接種率が最下位なのです、今部長が答弁あったように。本市の接種率の低い要因はどのように分析されているのか。ワクチンの本市への配分が少ないのか、あるいはワクチンを接種していただいている医療従事者が少ないのか、それともワクチン接種を希望する方、申込みする方が少ないのか、そのほかにもあるのか、それ以外にもあるのか、要因について御説明を願いたいと思います。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。まず、接種率が低い要因といたしまして、ワクチンの供給につきましては、本市が希望する供給量が満たされているので、不足ということはございません。低い要因といたしましては、接種回数枠の不足が挙げられると思います。そのため、ワクチン接種の加速化を図り接種率を上げるため、9月より集団接種においては、毎週水曜、木曜、日曜日の週3回から、新たに土曜日を追加し、週4回の実施となってございます。また、午前中実施分を300人規模から400人規模に拡大しております。接種枠を拡大することで、1週間当たり1,800回接種から2,800回接種となっております。また、9月18日より、半日当たりの対応人数をさらに400人から500人規模に拡大したことから、1週間当たり3,500回の接種体制を整えております。 医療機関における個別接種では、市内医療機関21か所の協力の下、実施しております。当初、1週間当たり約1,300回の実施でございましたが、現時点では協力の下、約1,900回へ接種枠を拡大し、実施しているところでございます。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) これまでも部長の答弁に関しては同じような答弁なのですけれども、これまで接種回数枠が少ないために、接種率が悪いという説明がございましたけれども、現在接種枠は拡大しているとの説明あったのですが、10月の空き情報を見ますと、相当数が空いているのです。先日の部長の答弁で、10月の予約がまだ52~53%だと説明をされていたのですけれども、この接種枠を増やしても、接種予約する人が少ない。10月の空きが半分も空いているわけです。これは部長の答弁とは矛盾するような部分があるのかなと思いますけれども、市としてはその対応をどのように考えておられるのか、御答弁をお願いいたします。 ○上地安之議長 健康推進部長
    崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。今回の議会におきましても、各議員からも宜野湾市の接種率が、県内他市と比較して低い状況であるとの御指摘も受けてございます。担当部署としましても、接種率向上に向けては接種回数の増加が必要であることから、集団接種の日に土曜日を加えるなどして、接種回数の確保に努めてきたところでございます。 しかしながら、今回9月13日から予約を受け付けた日程で見てみますと、9月についてはほぼ予約は埋まっておりますが、特に10月の中旬以降予約の空き状況があることから、未接種者に対しての予約の空き状況について、ラインを活用した情報発信ですとか、また自治会、商工会へのチラシ配布、本庁窓口へのチラシの設置、コミュニティFMラジオでの呼びかけなど、接種率の向上、予約がスムーズにできるよう取組を進めているところでございます。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 本員は、市当局、そして職員も大変頑張っていらっしゃるというのは承知しております。初めての事業だと思うのですけれども、ただ他市町村に比べて本当に最下位なものですから、非常に危惧しているのです。それから、感染者数に関しても、宜野湾市は上から5番目ぐらいの感染者がいらっしゃるものですから、非常に危惧をしておりまして、空き情報を見ますと、今部長から答弁があったように、中旬以降、10日以降、私が持っているこの空き情報の資料では、10日は110名ぐらいの空き、あと54名とか、200名余りとか、そういった多くの空きがあるものですから、なぜ接種枠を増やしても空きがあるのかなというのが、非常に疑問といいましょうか、広報の仕方が少し弱いのかなという部分もありまして、今部長がしっかりその枠を埋めるために、いろんな媒体を使ってやっていくということもございました。ワクチンの接種が、今の一番の感染予防策だと思いますので、今後もしっかりと取り組んでいただきたいと思います。 それから、ワクチン接種された方で、現在までのワクチン接種後の副反応の発生状況はどのようになっているのか、御答弁をお願いいたします。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。副反応の状況ということでございますが、まだ副反応と明確に認定された部分はございませんが、これまでに集団接種会場におきまして、接種後の蕁麻疹症状による救急搬送というものが1件ございました。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) これまでの中で1件救急車の搬送があったということで、分かりました。 本市は、12歳以上64歳までの人数で約6万6,000人、7月13日付で接種券を発送しておると思うのですけれども、当初の65歳以上の場合、非常に予約が取れないとか、いろんな問題あったのですけれども、今回は6万6,000名の接種券を発送して、そういった混乱等はないのか確認をさせてください。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。64歳以下の接種券発送は、7月13日に一斉発送してございます。予約が殺到しないよう事前に対象を分け、予約を受け付けております。7月当初は基礎疾患のある60代から50代の予約を開始し、40代、30代以下と年齢を引き下げながら受付を行いました。8月からは基礎疾患のない市民を対象に、60代から予約受付を始め、順に年齢を下げながら予約を段階的に行うことで、大きな混乱はなく予約を受け付けることができました。 また、若い年齢層になりますと、ホームページでの情報確認やウェブで予約する方が多くなったことなども、混乱が回避できた要因となっているものと考えております。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 今回、12歳以上というと6万6,000名に接種券を送っているものですから、前回みたいな感じはないのかなと危惧があったものですから、今回はないということで、先ほども申し上げたのですけれども、ワクチンが一番の感染予防策だというふうに思いますので、希望する市民が一日も早く接種ができるように取組をしていただきたいというふうに思います。 それでは、次の質問に移りたいと思います。本市の感染状況とその対応策についてお伺いいたします。沖縄県も新型コロナウイルス感染者の増加によって、緊急事態宣言が何度となく延長されております。そのような中でも、宜野湾市も感染者が多い状況になっております。本市の現在までの感染者の状況を御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。9月23日時点での本市新規陽性者の累計としましては、3,321人となっております。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 3,321名、これまで感染者3,321名だと、宜野湾市の人口約10万人とした場合には、約30人に1人が感染したということになるのです。感染者が多くなっている要因というのは、当局としてどのように分析していらっしゃるのか。そして、その対応策はどのように考えているのか、取られているのか、御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。8月に入り感染力の強いデルタ株が猛威を振るい、感染が拡大したことにより、国では9月9日に沖縄県の緊急事態措置を9月末日まで延長を決定しており、県内においても感染者の確実な減少と医療体制を守り抜くため、対処方針の変更を行っております。感染拡大の要因としましては、8月1日から9月20日現在の年代別陽性者数を見てみますと、10代以下では全体の26%、40代以下では全体の78%を占めており、若い世代において感染が広がっております。本市の陽性者数は、8月15日の週合計が313人とピークになった以降、直近の9月12日の週では117人となり、減少傾向となってございます。 本市の感染拡大防止に対する対応といたしましては、人が集まる事業、集会、イベント等の原則自粛及び県と同様市内公共施設の原則休館を9月30日まで延長することを決定し、引き続き人流を抑制する対応を実施しております。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 昨今は少し減少ぎみかなというふうにありますけれども、ぜひ対応策をしっかりと取っていただきたいと思います。 それから、教育委員会の小中学生への対応についてお聞きをしたいと思います。県内でも小中高と新型コロナウイルス感染拡大のために、感染状況に応じて学級を閉鎖あるいは学年閉鎖、臨時休校している学校もあるとお聞きしておりますけれども、本市の小中学校の状況はどのようになっているのか、御答弁をお願いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 おはようございます。平良眞一議員の御質問にお答えいたします。令和2年度は、4月7日から5月20日の期間に全国一斉の臨時休校がございました。その後、市内小中学校において、学級閉鎖が1学級、学年閉鎖は3学級、学校閉鎖は1校でございました。また、今年度の学級閉鎖等の数につきましては、9月21日時点で21学級の学級閉鎖と2校の学校閉鎖がございました。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) デルタ株になってから、非常にそういった感染者が多くなっているということだと思います。 それから、県内学校は2学期が始まって、新型コロナ感染拡大の不安から学校を休ませる、登校を控える子供たちが多数いて、学校側が対応を検討しているという報道もありましたけれども、宜野湾市の状況はどうなのか。そして、その出欠の対応はどのように考えておられるのか、御答弁をお願いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。9月1日から10日までの感染への不安から登校を控える児童生徒の1日当たりの平均人数は、小学校児童が252名、中学校生徒は34名でございました。出欠の取扱いにつきましては、本人や家族に健康面の不安がある場合は欠席扱いとせず、出席停止扱いとすることとしております。また、健康面以外の理由から出席を控える場合についても、緊急事態宣言が発令中であることも考慮し、教育委員会と各学校で連携しながら欠席扱いはしないなど、児童生徒が不利益を被ることのないよう適切に対応しているところでございます。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) そういう生徒には出席停止という形を取るということで、出席でもないし欠席でもないという出席停止ということらしいのですけれども、そういう取扱いをするということで、進級あるいは進学には別に問題ないということで理解しておきたいと思います。 それから、多くの子供たちが出席停止をされた場合、その子供たちの学習支援は先日もあったのですけれども、いま一度学習支援についての対応はどのようになっているのか、御答弁をお願いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。感染への不安から、登校を控えている児童生徒への学習支援につきましては、プリントによる課題の提供や教科書等から学習課題を指示し、家庭学習に取り組ませるなどの対応をしているという報告を各学校より受けております。また、GIGAスクールパソコンを活用してオンラインによる学習を実施している学校も一部あり、今後はほかの学校においても、同様に実施できるよう準備を進めているところでございます。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 一部の学校ではオンライン授業をしていると。7~8割方は、まだ一部オンラインの授業もやっていないという説明もございましたけれども、そのオンライン授業も早めに始められるように努力方、市内の子供たちを公平にそういった学業する義務もあると思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。 次は、また分散登校についてもお聞きしたいと思っていたのですけれども、今朝の新聞で、27日から普通の授業に戻すということがございましたので、この質問は止めたいと思います。 そして、現在宜野湾市は12歳以上のワクチン接種券の発送し、完了していると思いますけれども、要するに12歳といえば小学6年生、そして中学生の接種券が発送されております。接種券は7月13日頃に発送されておりますので、本員は小中学生は8月の夏休み中にワクチンを接種するものだというふうに思っていたのですが、8月にはその年代の申請受付はなされておりませんでしたので、受けられなかったのです。現在、12歳以上の接種が可能となったのですけれども、2学期が始まり、授業のある平日に小中学生がワクチンを接種した場合や、あるいは接種後の副反応で学校を休んだ場合の出欠の取扱いはどのようになるのか、御答弁お願いします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。本市においても、新型コロナワクチン接種の対象が12歳以上となり、児童生徒については保護者同意の下でワクチン接種が行われております。児童生徒新型コロナワクチン接種に伴う出欠等の取扱いについては、可能な限り平日の放課後や土曜日または日曜日に接種できるよう、日程の調整をお願いしております。 しかしながら、やむを得ず授業に支障のある時間帯でしか予約が取れないなどのケースにつきましては、文部科学省の通知の中で、欠席としないなどの柔軟な扱いをすることも可能と明記されていることから、本市としましては欠席扱いとしてはございません。また、副反応が出た場合の対応につきましても、副反応であるかにかかわらず、接種後に発熱等の風邪症状が見られるときには、症状が治るまでは出席停止とし、欠席扱いしないこととしております。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 今の指導部長のほうから答弁をいただいたように、父母にはぜひ教育委員会の考え方とか、そういったのを早めに知らせて安心して接種ができるように、不安なくできるように、ぜひ取り組んで対応していただきたいと思います。 それでは、次の質問に移りたいと思います。3番目の救急搬送業務の現状についてをお伺いいたします。まず、コロナ禍による119番通報、要請によるコロナ関連と、他の急病による救急搬送のおのおのの件数を御説明いただきたいと思います。 ○上地安之議長 消防長。 ◎浜川秀雄消防長 おはようございます。平良眞一議員の御質問にお答えいたします。令和3年1月から同年8月末日までの救急出動における急病件数につきましては、合計2,104件となっており、最も多い月が8月の344件、次に7月の305件、5月の285件となってございます。また、急病件数のうち新型コロナウイルス陽性者における出動件数は合計125件でございます。その内訳につきましては、5月及び8月を除く月においては、1桁台となっておりますが、5月については21件、8月は最も多い79件となっており、新型コロナウイルス陽性者に対応する救急事案は増加してございます。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) コロナ関連125件の出動要請があったということで、県内まだまだ終息の先が見えない中で、他市のほうでの状況で、新型コロナウイルスデルタ株の急拡大で県内の病床が逼迫し、一般傷病を含めた緊急搬送業務に大きな支障が出ているということで、特にうるま市消防本部では、8月に入って30分以上の現場待機、病院4件以上への搬送問合せを強いられていると。緊急搬送困難事案が目立っているとの報道もありましたけれども、宜野湾市の救急搬送業務の現状はどうなっているのか、御説明お願いいたします。 ○上地安之議長 消防長。 ◎浜川秀雄消防長 御質問にお答えいたします。現場到着から患者を救急車へ収容し、現場出発までの時間、いわゆる現場滞在時間と申しますが、その滞在時間に30分以上要した件数につきましては、令和3年では合計104件となっており、そのうち最も現場滞在を要した時間は114分、約2時間弱となってございます。病院問合せ回数につきましては、収容先病院を探す照会に4回以上問い合わせた事案は、令和3年においては40件となっており、こちらも増加傾向でございます。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) あと一つ確認させてください。県内で自宅療養者の死亡例が報道されて以降、搬送要請が増えているということで、搬送先は調整することができたのだけれども、搬送先が圏域外の病院もしくは離れた入院待機ステーションに行くように指示される事例など、搬送困難事案もあるとの報道もあるのですけれども、宜野湾市においてはそのような状況はないのか確認させてください。 ○上地安之議長 消防長。 ◎浜川秀雄消防長 お答えいたします。まず初めに、救急業務における患者搬送先病院の選定方法につきましては、傷病者の状況によりますが、診療科目等を考慮し、まず第一に近隣の救急病院、次にかかりつけ病院等圏域を広げながら選択していきます。中部圏域以外の病院への搬送、いわゆる遠方地域への搬送につきましては、令和3年は329件となっており、令和2年中305件と比較しますと、8月時点において既に前年を超えた数値となってございます。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) いろんな方面で新型コロナ感染者の増加によって緊急搬送が増えている中で、そういった搬送困難事案というのがあるということなのですけれども、他の急病、先ほど御答弁いただきました2,104件あるということなのですけれども、その業務に影響はどれほどの影響が出ているのか、御説明をお願いいたします。 ○上地安之議長 消防長。 ◎浜川秀雄消防長 お答えいたします。初めに、新型コロナウイルス陽性者または疑う傷病者の対応については、通常の救急事案と比較し、異なる点が3点ございます。まず、1点目に救急出動前において、全身を覆う感染防止策を図った防護服の着装に始まり、2点目に先ほど述べました現場滞在時間の延長、3点目に事案終了後における救急車の消毒燻蒸並びに活動した隊員の洗浄シャワー等の実施。したがいまして、通報から出動までの時間において5分から10分、滞在時間において30分から60分、燻蒸、シャワーにおいて30分から45分、合計で1時間30分から2時間程度、1件の救急事案に対応する時間が長くなってございます。その影響を受けて、新型コロナウイルス陽性者以外の急病事案の対応についても、現場到着後救急隊が病院へ照会を行いますが、病床に空きがない、処置困難等の理由で断られるため、残念ながら照会回数も増えております。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) いろんな障害が出ているのですけれども、そのような場合、どのような対応されているのか、御答弁お願いできますか。 ○上地安之議長 消防長。 ◎浜川秀雄消防長 御質問にお答えいたします。コロナ禍における救急活動状況の変化に対応するために、県では新型コロナウイルス陽性者の入院調整が整うまでの間、6月3日から南部地区に、さらに9月1日から沖縄市立体育館に入院待機ステーションを開設しており、当消防本部においても当該ステーションへ、6月12日から8月28日までの間に救急救命士を含む隊員を合計16名派遣してございます。 さらに、本市独自の救急体制の強化の取組につきましては、通常は消防署に2台、真志喜、我如古出張所にそれぞれ1台、合計4台の救急車を運用してございますが、コロナ禍においては、新型コロナウイルスに関連する救急出動が3台出動した時点において、真志喜出張所に3名の非番、週休の職員を非常招集し、車両においては予備の救急車を活用し、5台目の救急体制を整えており、その救急体制の強化により、これまでに合計13回、39名の非常招集を行ってございます。いずれにしましても、医療体制の崩壊を招かないためにも、今後も感染防止の徹底と早めのワクチンの接種をお願い申し上げます。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) いろんな対応しているということで、市民においては消防の緊急搬送業務が一番の頼りですので、今後もしっかりと取り組んでいただくようお願いをしたいと思います。 それでは、次の質問に移りたいと思います。4番目の一般会計補正予算第5号専決処分の進捗と、今後の支援策をお伺いしたいと思います。補正第5号、これは7月1日付の専決だったのですけれども、新型コロナウイルス感染対策として専決処分で3つの事業が進められていると思いますが、その進捗を確認したいと思います。 1つ目の生活困窮者自立支援金事業については、事業費が1億8,000万円余りが専決処分をされておりまして、8月31日が支援金の申請期限との説明もございましたが、事業の進捗状況についてを御説明お願いしたいと思います。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 おはようございます。平良眞一議員の御質問にお答えいたします。令和3年8月31日現在の進捗状況でございますが、申請用紙等を郵送した支給対象者の数754件のうち、申請を申し出ている世帯数は181件で、支給対象者数の約24%、支給決定世帯数は129件で、支給対象者数の約17%となっております。 しかし、コロナ禍の影響等を勘案し、新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金の申請期限を8月31日から11月30日まで延長し、また社会福祉協議会で実施している各種貸付金の申請期限につきましても、同様に延長されており、当初想定していた支給対象世帯数が800件から最大1,200件程度の増加が見込まれております。今後、コロナ禍の影響次第では、さらなる申請期限の延長や申請要件の緩和など、状況を注視し、迅速に対応してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) ただいまの部長の説明で、8月31日時点で対象世帯数の約24%の申請しかないとの説明が今あったのですけれども、本員、その原因の一つに、ハローワークへの求職の申込みの条件等が新たについたためなのかなというのも思うのです。しかし、申請期限が11月末まで延長されたということで、さらに支給対象世帯が増える見込みとのことなのですけれども、支給される期間はどの程度の延長になるのか。そして、支給対象世帯への周知、まだ24%の申請しかないのですけれども、その支給対象世帯への周知はどのようにやっていくのか。それから、件数も増えると予想しているということなのですが、今後の予算の対応についてお伺いいたします。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。当初の申請期限であります令和3年8月末までに申請された部分につきましては、11月末までに支給し、対応することとしておりましたが、申請期限が令和3年11月末までの3か月間延長されたことに伴い、支給する期限につきましても、令和4年2月末まで延長されるものと想定しております。 なお、これら周知等につきましては、支援金対象者に対し申請用紙などを直接郵送し、支援金の趣旨、内容等の周知を行い、また未申請世帯に対しては、10月初旬をめどに改めて郵送する予定となっております。 また、支援金につきましては、約1億8,000万円の予算措置をしておりますが、今後不足が見込まれる場合には、補正予算での対応を行い、遅滞なく支援金の支給ができるよう取組を進めてまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 今年度いっぱいだと思いますけれども、コロナ禍で厳しい生活をしておられると思いますので、早急な対応をお願いしたいと思います。 それでは、2つ目の宿泊業等支援事業は、今回で第3弾になるのですが、緊急事態宣言等の発令により、移動自粛やイベント等の中止など人の動きが制限されたことにより影響を受けている観光関連事業者に対し、雇用維持と事業継続のための支援金を給付する事業だと思いますが、その進捗状況を御答弁いただきたいと思います。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 おはようございます。平良議員の御質問にお答えいたします。宿泊業等支援事業につきましては、今回で3回目となります。7月13日から8月31日までを申請期間とし、対象業種につきましては、前回までの対象業者に海域レジャー業、観光イベント業及び酒類卸売業を加え、272事業者に対し3,716万円を支給し、事業完了いたしました。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 該事業、前回までの対象者に新しく海域レジャー業、観光イベント業、酒類卸業者の3業種を加えて、272業者に対して支給をして事業を完了したということで、分かりました。 それでは、3つ目の高機能換気設備等導入支援事業についてお伺いいたします。該事業、宜野湾市内に店舗や事業所等を構える中小小規模事業者が対象で、募集期間が7月から8月だったのですが、その申請件数を含め進捗状況を御説明お願いいたします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。高機能換気設備等導入支援事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている市内事業者において、市民や観光客が安心して来店できる環境を整備するために、市内の事業者が換気扇や換気機能つきエアコン等の高機能な換気設備の導入を行う場合、その経費の一部を宜野湾市ふるさと応援寄附金を活用し、予算の範囲内で補助する事業でございます。宜野湾市商工会に委託し、実施しております。7月19日から8月20日までを申請期間とし、39件の申請がございました。審査委員会の審査により、37件に対し1,265万円が交付決定されており、予算の執行率は60.2%となっております。9月21日から2次募集を行っておりまして、11月12日まで申請を受け付ける予定でございます。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) それから、今年6月30日付で絆輝クラブ会派から要請した当該事業の対象者を4月まで遡って対応していただきたい旨の対応は、どのように取り組んだのか、御説明お願いいたします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。当初は、当該事業の申請開始日である令和3年7月19日以降に換気設備を導入した方を、当該事業者の対象とすることを予定しておりましたが、御提言を受けて、当該事業者の対象を令和3年4月1日から令和3年12月31日の期間に換気設備等を導入したものとし、今年度に入って設備導入した方であれば、遡及して申請ができるように対応しております。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 分かりました。先ほどの答弁で、8月20日までの申請期間で39件の申請との説明があったのですが、予算の執行率が60.2%、11月12日まで2次募集を行っているということなのですけれども、申請件数少ないと思うのですが、その要因は何だとお考えなのか、御説明お願いいたします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。国より発令されている新型インフルエンザ対策特別措置法に基づく緊急事態宣言の延長が続いており、現在休業中の酒類を提供する飲食業を営んでいる方々が、今後の事業再開の時期を見通せず、設備投資の判断に踏み切れていないのが一因ではないかと考えております。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 部長、該事業はいつまでに終了する計画なのか、御答弁お願いします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。現在、9月21日から2次募集を行っておりまして、11月12日まで申請を受け付ける予定でございます。当該事業の終了は、今年度末の令和4年3月31日を見込んでおります。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 年度いっぱいまでということですね。しっかり取り組んでいただきたいと思います。 それでは、4番目の今後の支援策についてをお伺いしたいと思います。まず、現在執行しているクーポン券、そしてキャッシュレスの推進事業の進捗状況から御説明お願いしたいと思います。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。クーポン&キャッシュレス推進事業に関しましては、10月の利用開始に向け、対象世帯に対しまして、現在クーポン券を各世帯へ郵送しております。地域によって配達時期が異なっておりますが、順次発送を行っているところでございます。クーポン券が利用できる取扱い店舗の登録数は、9月17日現在215件となっております。大型店舗、スーパー、チェーン店の区分においては、サンエーやユニオン、かねひでなどスーパーで利用でき、中小店舗においても、ホテルや居酒屋、ヘアーサロンなど様々な業種で利用可能となっております。取扱店舗の情報に関しましては、市報9月号に折り込むチラシで御確認いただけます。また、専用サイトでも最新の登録店舗が確認できるよう、随時情報を更新しているところでございます。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 9月17日までの利用できる店舗が215件と。今後も順次募集していくということで、市内全世帯へクーポン券を発送しているということなのですけれども、まだ届いていないところもあるのです。使用期限は12月末までに使わなければ、失効になるのでしょうか、御答弁お願いします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。クーポン券の中に使用期限がうたわれておりまして、12月31日までということになっております。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 今回、国のほうから新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が宜野湾市は8,400万円余りが追加交付されると思いますけれども、その交付金を活用した新たな支援策はどのように考えているのか。そして、時期についてはいつ頃を検討しているのか、御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 おはようございます。平良眞一議員の御質問にお答えいたします。国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金に係る追加の支援につきましては、現在国の令和2年度第3次補正予算における同交付金の繰越し分を活用し、市町村に1,000億円を事業者支援分として追加交付されております。本市には、令和3年8月20日付で8,422万2,000円の交付限度額が通知されているところでございます。事業者支援分につきましては、令和2年度第3次補正予算の繰越し分であることから、今年度中の執行が必要だというふうに考えております。 また、今年度内の執行が必要であるという形でございますので、10月から11月にかけて予算化できるように、手法等も含めて新たな支援策を早急に検討してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 該交付金は、地域交付金は今年度、年度内で執行しないといけないという事業ですので、この支援策も早めに考えてつくっていかないと、令和3年内にはなかなか間に合わないのではないかという、せっかくの地方交付金ですからしっかりと、またこの感染もいつ終息するか分からない、先が見えない状況ですので、ぜひ早めの対策を考えていただきたいというふうに思います。 それでは、次の2番目の質問に移りたいと思います。海浜公園施設等再編整備事業について、再編整備事業が今計画をされているのですけれども、どのような事業なのか、概要を御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 おはようございます。平良眞一議員の御質問にお答えいたします。本事業につきましては、平成30年に作成した宜野湾市海浜公園施設等再編整備基本構想・基本計画に基づいて整備を進めております。海浜公園は、都市公園上の運動公園に位置づけられ、体育館、テニスコートなどのスポーツ施設や様々なイベントに利用できる多目的広場、遊具を備えた子供広場など、レクリエーションやレジャーに欠かせない施設が整備された公園でございます。しかしながら、開園から30年以上が経過し、施設の経年による劣化が進行しております。利用者の安心・安全や利便性の確保などを行うため、海浜公園と市立グラウンドの再編整備を実施するものでございます。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) その整備事業の事業期間等、年次的に大まかでいいですので、どのような整備になるのか御答弁お願いします。 ○上地安之議長 建設部長。
    ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。現在の予定では、令和10年度までの事業スケジュールとなっており、主な整備内容として、今年度は投球練習場と管理用倉庫の整備、令和4年度から令和5年度にかけましては駐車場部分の整備、令和5年度から令和6年度にスケートボード場とテニスコートの整備、令和7年度から令和8年度に市立グラウンド管理棟の解体と整備、令和9年度から令和10年度にかけましてグランピング施設等の整備を行う予定でございます。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 基本計画の中に石川慶議員と、そして克議員からもあったのですけれども、スケート広場の場所が単独にあるのですけれども、現在通路の一部ですけれども、やっているのですが、再編整備事業の中で新しくスケートボードの広場を整備するということなのですが、そのスケジュールも含めて整備内容をもう一度お願いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。さきに御質問のあった宮城克議員や石川慶議員にも答弁をいたしましたが、基本構想・基本計画に基づき整備を進めているところでございまして、スケートボード場の整備につきましては、海浜公園駐車場北側の広場に建設を予定し、令和5年度以降に実施設計を行い、翌年に整備工事を行う予定となってございます。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 実施設計はこれからということなのですけれども、これはいこいの市民パークにあるようなスケートボード場のようなものを計画されているというふうに思っていいのでしょうか。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。整備の方法につきましては、いこいの市民パークにございます形態での整備を予定してございます。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 今後、実施設計これからですけれども、実施設計のときにその造りがコンクリート造りにするのか、そういった材質も含めて専門の方の意見も参考にして、ぜひ設計していただきたいというふうに思います。 それから、該事業の計画案では、海浜公園のほとんどの施設が整備されるということでありまして、令和10年までの長期の計画となっているのですけれども、その事業についての補助メニューのめどはついているのか、御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。現在の補助メニューにつきましては、一括交付金で整備しているところでございますが、今後も一括交付金の制度の継続と、また制度の切替えがあった場合には、ほかのメニューについても要求してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) しっかりと予算を確保していただいて、令和10年までの長いスパンですので、できるだけまた早期の完了を目指していただきたいと思います。 それでは、次の宜野湾市西海岸地域音楽活性化等事業についてお伺いいたします。屋外劇場に関しては、築30年経過により老朽化が進み、補修や更新等の課題を踏まえ、各種イベントやコンサートなど音楽活動の拠点としてさらなる需要に応えられる機能を持った施設を整備していくということでの地域音楽活性化等事業だと思いますが、令和2年6月議会の答弁では、令和2年度は沖縄音楽文化の情報発信を行うことを目的とした陳列館も計画し、劇場との複合施設として整備をしていくと。そして、令和2年度には基本及び実施設計、令和3年度では既設劇場の解体工事を経て、新たな屋外劇場を整備してまいりますと答弁されておりますが、まずその進捗状況はどのようになっているのか、御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。令和元年度に市民経済部において宜野湾市屋外劇場機能強化及び陳列館の整備に係る需要調査及び基本構想・基本計画を作成し、令和2年度から建設部において基本実施設計業務を行い、今年度は既存屋外劇場の解体工事と、支障となる園路内の電気、管設備を新たな園路に付け替える園路盛り替え工事の発注を行ってございます。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 基本設計、実施設計も令和2年度から令和3年度にかけて進んだと思いますけれども、まず劇場の現施設の収容人数と、これまでどのようなイベント、年間何件利用されていたのか。そして、今回新しく計画している新しい施設の規模、収容人数、その施設概要は今後どのような施設になるのか、御説明をお願いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。現在の屋外劇場の収容人数は、固定席、立ち見席合わせて4,000人収容規模で、利用件数としましては平成26年度から令和元年度までの平均で、年10件程度の利用がございます。利用内容としましては、アーティストライブやバレエ公演、学園祭、後夜祭などのほか、多目的広場でのサッカー大会の控室などに利用されてございます。 また、新たな施設の収容人数と施設の概要につきましては、収容人数につきましては、固定席、立ち見席、車椅子席合わせまして約8,000人収容規模となり、施設の概要としては、舞台のほかに楽屋、打合室、シャワー室、陳列館、陳列館事務所などとなってございます。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 今の説明で規模の大きい立派な施設になるそうなのですけれども、収容人数が8,000人規模、これまでの倍ということで、8,000人規模の屋外劇場は国内にどこがあるのかよく分からないもので、御答弁、御説明できますか。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。現在、把握できている他の屋外劇場につきましては、ほとんどの施設が5,000名以下の収容規模となっております。本市の新たな屋外劇場と同じような施設としましては、香川県さぬき市野外音楽広場テアトロンが約1万人の収容人数となっております。ほかに東京都の日比谷公園音楽堂が3,000人、埼玉県の秩父ミューズパーク野外ステージが約5,000人などがございます。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 国内にも、同程度の規模の施設はなかなかないということなのですけれども、確認したいのですけれども、この新しい施設の屋根の部分に関して、資料によると3パターンの形状が検討されているのですが、どの形態の屋根を計画しているのか、御説明お願いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。屋根の形状につきましては、ステージ上部と客席後方の天井側において、ステージを照らすピンスポットと言われる部分の上部に屋根がつく形状となってございます。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 資料による3パターンの屋根とは全然違う屋根を造るという説明なのですけれども、本員、これは屋外ですから、雨天とか天候を考えると、横はオープンにしても、屋根はつけるべきだと思うのです。そのほうが主催する立場の方々にとっては、雨天のための中止などのリスクを少なくすることができるし、また熱中症等も安心して利用、そして運営側のほうも中止等なくて、運営が確実にできるのではないかと思いますけれども、再度答弁をお願いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。新たな屋外劇場の整備につきましては、今後の本市の財政負担も考慮し事業費を決定した経緯もあり、また本市の魅力の一つである西海岸の眺望や海岸線での立地特性を生かし、屋外ならではの開放感のあるほかにはない施設を提供できるものと考えております。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 屋根は予算的にもつけることができないということなのですけれども、国内にも先ほど市民経済部長からありました同程度の規模の施設はなかなかないということなのですけれども、現在の屋外劇場は4,000名の収容規模で、年間10件程度の利用なのです。本員は、これはちょっと少ないのではないかなと思うのですけれども、それで新しい施設は2倍の8,000人という収容人数になるのですが、この収容の増に関しての具体的な計画をどのようにお考えなのか、御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。新たな屋外劇場の整備につきましては、行政だけではなく、実際に音楽イベントの運営を行う民間業者との意見交換を積極的に行いながら、要望などをできる限り反映させるよう設計を進めております。 当施設は、音楽イベント中に感じる野外ならではの潮風や開放感、サンセットロケーション、壮大な花火などによる多彩な演出により、アーティストや観客にとって他の屋内施設とは異なった感動が味わえる施設となっております。現在の施設よりも利便性が高く、音楽イベントが実施しやすい環境に加え、収容人数も増えることから、これまで採算面で断念しておりました県外アーティストによる沖縄での音楽イベントの実施も可能になるかと思いますので、当施設のプロモーションを積極的に行い、施設の稼働率を高めてまいります。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) 施設もこれまでの10件程度の年間の利用率で、それが施設が倍になりますので、ひとつしっかりと計画を立てていただきたいと思います。 この該施設、屋外劇場のイベント等の誘致活動あるいは音楽などの専門的なノウハウも必要となってくると思うのですけれども、該施設の管理運営は、現在の指定管理制度でやっていくのか、どのような方法でやるのか。 それから、今後来場者の増加による交通手段の整備も課題になると思うのですけれども、その点等はどのように考えておられるのか、御説明お願いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。今後の管理運営につきましては、現在の屋外劇場と同じように、基本的には屋外劇場部分は建設部が管理者となります。陳列館や陳列館管理事務所につきましては、市民経済部において管理者となる予定でございます。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。交通手段につきましては、市民経済部より答弁申し上げます。これまで海浜公園においてイベントを実施する際に、主催者側において公共交通機関を案内することが一般的となっております。それ以外の交通手段としましては、主催者において無料シャトルバスの運行、また自家用車やレンタカーによる来場者のために、宜野湾マリーナの利用も検討されるものと考えております。 ○上地安之議長 平良眞一議員。 ◆21番(平良眞一議員) そこははごろも祭り等も含めて、老人クラブの皆さんから、行くときは連れていってくれるのだけれども、帰りはなかなかタクシーとか拾えないというお話もあって、はごろも祭りにあまり参加したくないという話もあるものですから、ぜひそういった交通手段も市のほうでもしっかりと考えていただきたいというふうに思います。 時間もありませんので、以上で私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○上地安之議長 以上で21番 平良眞一議員の質問を終わります。 ○上地安之議長 暫時休憩いたします。(休憩時刻 午前11時17分) ○上地安之議長 再開いたします。(再開時刻 午前11時28分) 休憩前に引き続き一般質問を行います。6番 上里広幸議員の質問を許します。上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 皆さん、こんにちは。議席番号6番、和みクラブ、上里広幸でございます。議長からお許しがありましたので、一般質問を進めていきたいと思います。 まず初めに、市道の道路愛称名付与の推進についてでございます。この質問は、以前平成30年6月定例会において佐喜真進前議員が、地域を明るくするためには、地域の名称をつけ、親しみやすい地域づくりにしたほうがいいということから、また地域の住民から、地域の公民館がどこにあるかが分からないということをヒントに、通り名をつけ、親しまれる地域づくりが必要だということで一般質問をされておりました。そのときの市民経済部長の答弁は、市内各所において、地域独自に呼ばれている通りの名称があることは承知していて、市としては推進したことがない。地域の方が通り名をつけることに関しては、地域への愛着を育むことにもつながり、その地域の歴史、文化を知るきっかけにもなる可能性があると考えるというふうにして答弁がありました。そのときの一般質問の内容は、地域の住民が分かりやすく名称をつけて地域を盛り上げていこうということでした。予算に関しても、自治会育成金について標識等は対応していただきたいということでございました。 今回、私が質問するのは、地域が主導していくわけではなくて、まず先に自治体が主導して地域に道路の愛称をつけ、それから波及して地域につながっていくことができないか、行政としても推進していく必要があるのではないかということで質問させていただきます。現在、道路は路線番号、例えば20011、宜野湾11号と、路線番号と路線名で管理しています。 そこで、質問します。市道に愛称をつけると、市民に覚えやすく、分かりやすく、伝えやすいという利点があると考えます。当局の御見解をお伺いいたします。 残りは自席にて質問いたします。よろしくお願いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 上里広幸議員の御質問にお答えいたします。通りの名称については、地域から呼ばれている名称や、商店街や事業所などで構成される通り会においてつけられた名称などがございます。地域の方々が通り名をつけることにより、地域への愛着を育むことにもつながり、その地域の歴史や文化などを知るきっかけになるものと考えております。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 答弁ありがとうございました。おっしゃるとおり、愛着が湧いて、またさらに以前つけられていた通り名が復活したり、それを語る上で文化を知るきっかけにもなる可能性があるという、本員も同感でございます。 もう一点、違う観点なのですけれども、例えば西海岸、宜野湾バイパスとかトロピカルビーチもあって、西海岸地域は発展してきておりますが、本市のイメージアップのためにも、また観光にも明るい通り名があると役立つと考えておりますが、当局の御見解をお願いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。通り名がございますと、やはり観光客の交通の利便性にも役立つものであると考えておりますが、道路管理者といたしましては、市道名や都市計画道路名がございますので、これまでどおり路線名での名称を使用してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) ありがとうございます。もちろん観光にも役立つということがあって、管理する立場で言うと、今までどおり路線番号、路線名で管理することが必要だと思うのです。今までどおり、従来どおりやっていくのであれば。本員が今また質問していくのですけれども、それではなくて、道路を利用する側の立場から見ると、通称、名称も必要ではないかと本員は考えます。 もう一つ質問させていただきます。もちろん交通の利便性が図られ、災害時における避難、緊急輸送をスムーズに行うためにも役立つと考えますが、当局の御見解よろしくお願いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。市内道路の愛称があれば、交通の利便性が図られ、災害などの場合における避難や緊急輸送に寄与するものと考えております。地域自治会や通り会から要望がございましたら、どのようなことができるか検討し、協力してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 答弁ありがとうございました。様々な利点があるということは、お互い共通で認識しています。ちょっと質問が食い違っているのが、私、冒頭でも言ったのですけれども、通り会や自治会等から要望があれば受け付けていると。今現在、市の見解なのですけれども、今はもちろん事業化もしていなくて、今回の定例会においても、通称等に対しては計画がないという答弁も聞いております。本員は、この通り会とか地域自治会等が地域の名称をつけていく、理解しています。これを止めることも、もちろん行政がすることもないですよね。やっていくのですけれども、行政、自治体が先導して明るいまちづくりにつなげていくことも必要ではないかと考えております。 そこで、まず1つ、いろいろ調査すると事例のほうがあるのですけれども、少し紹介させていただきたいと思います。日本全国様々あるのですけれども、東京都で組織された東京都通称道路名検討委員会をはじめとして、自治体の主導で事業化し、愛称名を募集している自治体は数多くあります。これは答弁いいですので。まず、福岡市、1969年に福岡市市制施行80年を記念して初めて事業化として実施。それから、90年、100周年、110周年、120周年、そして継続実施して42の通り名を愛称として制定しているのです。これの愛称は、もちろん市民の公募もあるのですけれども、当時事業の制定以前から、住民や市民から呼ばれているものを掘り起こしてつけたものもあるわけです。 もう一つは、1995年に開催されたユニバーシアード福岡大会、これは全世界の学生たちが集うスポーツ大会、学生のオリンピックとも呼ばれている大会らしいのですけれども、その会場を造る際、主会場のアクセス道路、会場を整備して、大会後もこの通りを記念してユニバ通りとして、現在も愛称としてつながっているという自治体の事業としての例もあります。 そして、もう一点、通り名が必要ではないかという観点は、宜野湾市議会でも本員だけではなく取り上げられております。例えば、今現在、西普天間住宅地区、そこで平成31年3月議会なのですけれども、普天間・喜友名線、喜友名23号、24号、市道認定する際にも、この通りを普天間・喜友名線もいいのですけれども、ここは安仁屋という地域が以前存在していて、この安仁屋という名称を復活させたらどうかということも本会議で投げかけて、経済建設常任委員会の中でも議論されているのです。キャンプ瑞慶覧内にあった安仁屋地区の名称をつけたほうがいいのではないか。距離的に言うと、普天間、安仁屋、新城、喜友名と来るのですけれども、安仁屋が長い。だけれども、なぜできないのですかという答弁で、県が作成した起点、終点の土地を表記するルールがあると。それに準じて現在はできないが、今後通りの通称として検討したいという答弁があるのです。実際、検討していると思います。そういった観点も一つです。 もう一つ、本市議会と市民との意見交換会にも、地域を明るくするために、分かりやすくするために、道の名称をつけたらどうかというようにして声が上がってきています。去る真喜志議員の中でも、地域からの声も上がってきている。こういった地域を明るくするために、非常に私は機運があると思うのです。宜野湾市を明るくしていきたい。そのためにも、本員は、先ほど部長から答弁あったのですけれども、地域が通り名をつけて親しんでいく。これは現在やってきていることなのです。さらに明るい地域をつくって、今後つないでいく。地域のつくった名は必要ではないかと思っています。 先ほど福岡市の例も挙げたのですけれども、我々、現在返還地、市道宜野湾11号もあります。これから普天間・喜友名線、喜友名23号、24号、市道が出てきています。ここに名称をつけて、それからさらに地域に下ろしていくやり方も必要ではないかというふうにして思います。そして、来年、本市は令和4年度、市制60周年を迎えますので、その事業としても検討の余地はあると思いますので、ぜひ市道の愛称名付与の事業化について検討していただきたいと思います。前回、計画がないという答弁でしたので、ぜひまた計画をしていただきたいと思います。この質問は以上です。 続いて、市道宜野湾11号の冠水原因と対策についてでございます。ここ市道宜野湾11号、皆さんも御存じですので、詳細のほうは割愛させていただきますが、供用開始して、近隣4自治会の皆さんは待っていました。時間短縮できるというふうにして利便性を期待しつつも、抜け道にならないかとの懸念、そして安全対策をしっかりやってほしいという声もありました。そこで、私たち議会としても様々な観点から市道宜野湾11号を注視してまいりましたが、実際冠水してしまっている状況です。6月議会において担当より説明がありましたが、改めて御確認いたします。冠水原因と今後の対策をお伺いいたします。御答弁お願いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。現在、設置されている雨水排水施設は、設計指針などに定められた技術基準に基づき、当該流域の雨水流量に見合った断面で整備なされておりますが、これまでの冠水は想定外の冠水であったものと考えております。冠水対策として、基地側の下流排水能力を高めるために、現在沖縄防衛局及び米軍側と対応について協議を行っているところでございます。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 御答弁ありがとうございました。想定外であったということで、対応は前回も確認させていただいております。本員は、この市道宜野湾11号を注視させていただいて、予算のほうも承認してきているのです。それで、冠水してしまっている。本員としても実際これが正しかったのかなというふうにして、今でもずっと検討しているのですけれども、当該場所のもちろん設計に入っていくと、施工して維持管理、会計法上の検査とか流れていくのですけれども、実際設計していく前の見通し段階、どうだったのかというのを確認したいのです。 なぜかというと、私たち近隣に住んでいて、地域住民にも説明してくる中で、地域住民はもともと相当起伏があるけれども、大丈夫ですかと。宜野湾中学校のそばと神山側は埋めるけれども、宜野湾側は埋めないで大丈夫なの、橋架けないで大丈夫なの、いろんな説明を受けて、それで当局の皆さんと確認して大丈夫だよということで、本員も住民の方に説明した。しかし、冠水してしまっているのです。 そこで、確認したい。計画段階での見通し、それとまた着工後、実際見通しがよくて、設計が始まって工事しました。そこで、工事している途中で気づかなかったのか、この期間、2工区ですね、をお伺いいたします。御答弁お願いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。市道宜野湾11号につきましては、民地側から米軍基地内へ排水している箇所が、当該箇所を含めて9か所ありますが、設計段階から米軍側の排水施設も含めて時間をかけて調整した結果、現在の形となっており、冠水するということは想定してございませんでした。 また、当該箇所の工事着工後の状況につきまして、さきに整備された基地内巡回道路に埋設された雨水排水路の流入口に侵入防止用の柵が設けられてございますが、そこにごみがたまったことが原因で冠水したことはございますが、それ以外の地形での冠水は想定してございませんでした。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 答弁ありがとうございました。今、計画段階での見通し聞いたのですけれども、聞き取りの段階でもあったのですけれども、実際着工して工事中、工事期間の中に、そういったことがもちろん計画、設計の段階では、冠水することの目的で工事をしないですよね。実際、工事が始まった後、あの区間というのはしばらく止まっていましたよね。冠水していなかったのか確認します。答弁お願いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。工事着手後の状況につきましては、基地内に整備された雨水排水路の流入口にごみがたまったということでの原因でしたので、道路の形状による冠水とは認識してございませんでした。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 部長、私が聞き取りやっているときと内容が違うので、もう一度確認します。冠水した経緯はあるのですか。私は、一切こういったことがないというふうに確認しているのです。あったのですか、もう一度答弁お願いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。工事中のごみによる冠水はございましたけれども、それ以外の冠水についてはございませんでした。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 調整のときと全然話が違うのであれなのですけれども、実際ごみが詰まって冠水したことはあるのですよね。このときに立ち止まって計画を変え切れなかったのですか。ほかにも何か対策考えなかったのですか、御答弁お願いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。ごみの詰まりにつきましては、排水路の途中にございますスクリーンでございますので、その下水道整備が完了すれば、冠水は改良するものと考えておりました。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 私、この一般質問の中で時間がありませんので、答弁の内容も違いますので、再度調査をさせていただきたいと思います。本員が聞いたのは、想定外だった、何回も確認したのです。私も議会で承認しているからです。何度も説明受けて、何度も私たちもチェックした。法的なもの、予算、安全対策等やってきたのです。万全を尽くして想定外だった。市民に説明しないといけない。私、何度も確認したのです。工事期間中に冠水はなかったですかと。なかったですかを何回も確認しました。土木課だけではない。下水道の担当の皆さんも一緒に何名もいた。何回も確認しました。その中で、私はないという報告を受けているのです。その中で今議論するには、進行上ちょっと都合ありますので、私、再調査したいと思います。答弁を想定していろいろ質問しようと思ったのですけれども、私、合っているか再確認して、具体的に聞いてもう一度質問したいと思いますけれども、議長、よろしいですか。 では、この質問は今回は終わって、次の質問3に移っていきたいと思います。部長、私、何回も確認しましたよ。 それでは、(3)、普天間飛行場から派生する問題について移っていきたいと思います。それでは、普天間飛行場から派生する問題についてでございます。よろしくお願いします。今回、有機フッ素化合物を含む汚染水の放出の件と夜間飛行の件、お伺いしていきたいと思います。様々な観点あるのですけれども、放出が起きた、また夜間飛行が非常に多いということで苦情がたくさんある。その中で市長、また市当局の皆さんがどういった対応をしていったのかという観点でお伺いさせていただきます。 まず、8月26日、汚染水の処理方法を協議しているさなか、日本の指針値を下回る2.7ナノグラム・パー・リットル以下に処理し、安全だとして汚染水を一方的に放出されました。皆さん御存じです。本市下水調査において、670ナノグラム・パー・リットルの国の暫定指針値の13倍の高濃度が検出されております。 そこで、時系列でありますが、質問させていただきます。8月26日に在沖海兵隊から、PFOS等を含む処理水を本市の公共下水道へ放出したとの連絡を受けた後、本市の対応についてお伺いいたします。御答弁お願いします。 ○上地安之議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 上里広幸議員の御質問にお答えいたします。米軍による普天間飛行場からの処理水放出の経緯につきましては、8月26日午前9時30分頃、沖縄県より海兵隊太平洋基地はPFAS排水処理システムで処理された水を公共の下水道を通して放出するとの連絡がありました。普天間飛行場に所在するPFOS含有水につきましては、これまでも日本政府並びに米軍に対し、放出することなく適切に処理することを求めてきており、日米両政府において放出しない方向で検討が行われていると承知をしておりました。 しかしながら、一方的に放出する旨の連絡があったことから、10時頃に沖縄防衛局長並びに外務省沖縄事務所特命全権大使に対しまして、本事案に対し抗議し、事実確認と詳細な情報提供を求めるとともに、今からでも放出を止めるよう要請いたしましたが、当日の午後6時30分過ぎに、約6万4,600リットル全ての放出が完了したとの連絡を受けております。本事案に関しまして、今回の放出があまりにも一方的であり、地元である宜野湾市民への配慮が著しく欠けていることから、宜野湾市長といたしましても遺憾である旨のコメントを発出しております。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 答弁ありがとうございました。そのコメントも確認させていただきました。 その後、9月2日に政府が本市を訪れて説明があったことを確認しております。その内容についてお伺いします。御答弁お願いします。 ○上地安之議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。放出の経緯について不明な点が多く、詳細の説明を求めたところ、9月2日に防衛省地方協力局環境政策課長、環境省水・大気環境局総務課長などが来庁し、市長に対し8月26日の普天間飛行場からの米軍による処理水の放出により、市民の皆様に御心配と御不安をかけたことに対しおわびがございました。また、日米間で協議中の段階での放流については極めて遺憾であり、米側から放流を開始した旨連絡を受け、直ちに米側に対し抗議し、放流を中止するよう申入れを行ったこと、さらなる放流阻止と適切な措置について、日米間でしっかり協議していくこと、政府としては市の協力や連携が不可欠であり、沖縄防衛局を通じて情報提供を含め、連携させていただきたいなどについての発言がございました。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 御答弁ありがとうございました。そのときに市長の発言もあるのですけれども、本当に放水の可能性があるのであれば、情報提供してほしかったという市長の言葉もお伺いしております。 その後、本市がPFOS、この放出について調査した結果を副市長のほうから説明を受けました。説明の中では、8月26日と9月9日に市が採水した分析結果と、8月26日に県が浄化センター付近で採水を行った分析結果を見て、今後の対応を検討していますと、議会に説明ありました。その後どうなっているのかお伺いいたします。御答弁お願いします。 ○上地安之議長 上下水道局長。 ◎島袋清松上下水道局長 御質問にお答えいたします。普天間飛行場に保管されておりましたPFAS含有水が、8月26日に本市が管理する公共下水道への放出に伴い、本市上下水道局におきましては、同日の11時10分頃に採水した汚水の水質調査の結果を9月10日、市のホームページにて公表いたしました。また、同日、沖縄県においては、宜野湾浄化センターの下水流入側で採水した汚水の水質調査の結果を、9月16日に県のホームページにおいて公表しております。本市におきましては、8月26日の処理水を含まない通常の汚水についても水質調査をするため、9月9日に改めて同地点から採水した水質の調査結果につきましては、現在報告待ちの状況でございます。 また、先般の新聞報道によりますと、普天間飛行場におけるPFOS等を含む排水の取扱いにつきましては、今後国において普天間飛行場に残っている未処理の排水を全て引取り、焼却処分すると承知しておりますので、適切な処置が講じられるよう、その動向を注視してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) ありがとうございます。今、説明あったのですけれども、県や市の基地内において実際行われているか、調査も必要と考えますが、今実際基地内で調査すらできないのが現実でございます。そこで、また抗議、要請含めてできる取組を、市長は粘り強く積み重ねていっていただきたいと思います。 ○上地安之議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後0時00分) ○上地安之議長 再開いたします。(再開時刻 午後0時01分) 午前の会議はこの程度にとどめ、残りの質問については午後1時30分から行います。その間休憩いたします。(休憩時刻 午後0時01分)              午後の会議 ○上地安之議長 再開いたします。(再開時刻 午後1時30分) 午前に引き続き6番 上里広幸議員の質問を許します。上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) それでは、午後もよろしくお願いいたします。 質問(3)の普天間飛行場から派生する問題についての(2)、夜間飛行に…… ○上地安之議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後1時30分) ○上地安之議長 再開いたします。(再開時刻 午後1時30分) 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 午後もよろしくお願いいたします。それでは、質問項目3の普天間飛行場から派生する問題についての(2)、夜間飛行について伺うでございます。ここは、夜間苦情の件数が年々増えていっている状況でございます。資料のほうを確認させていただいたのですけれども、令和元年、123件、令和2年、177件と増えてきている状況であります。8月でも31件と、夜間飛行について市民から多くの苦情がありますが、その要因についてお伺いいたします。御答弁お願いします。
    上地安之議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。夜間に寄せられる苦情につきましては、普天間飛行場所属機の飛行がその要因であると認識をしております。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 御答弁ありがとうございます。そのままの御答弁だったのですけれども、夜間苦情が年々増えてきている状況でございます。現在、市長の動向を確認させていただきますと、抗議、要請をしっかり行っていると確認いたしております。議会のほうからも抗議等、意見書等も出してするのですけれども、抗議、要請以外にも、負担軽減に向けた取組が必要だと考えますが、見解を伺います。御答弁お願いします。 ○上地安之議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。基地負担軽減の実現に向けた抗議、要請以外の取組につきましては、平成26年2月より政府、沖縄県、宜野湾市の3者を構成員とする普天間飛行場負担軽減推進会議及び同作業部会において、負担軽減へ向けた協議が取り組まれているところであり、推進会議及び同作業部会を開催し、具体的に協議を積み重ねていくことが、危険性除去や基地負担軽減の実現に向けた道筋であると考えております。 また、普天間飛行場の固定化は、絶対にあってはならないという強い願いを実現していくためには、日本政府はもとより、もう一方の当事者である米国政府の協力が必要であると考えることから、令和元年度米国政府に対し要請行動を行い、返還を望む市民の強い思い、地元の生の声を直接伝えながら、普天間飛行場の早期返還の必要性を共有するとともに、返還へ向け日米両政府が協力して取り組んでいただくよう要請しております。 加えて、普天間飛行場司令官との意見交換会を開催し、普天間飛行場から派生する騒音問題をはじめとする負担軽減策を協議するなどの取組を行っており、今後も継続して取り組んでまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 御答弁ありがとうございました。平成26年から普天間飛行場負担軽減推進会議、同作業部会を開催しているということでありました。資料のほうでも確認させていただいて、議事録のほうも確認させていただいております。 その中で、今実際夜間飛行の苦情件数も年々増えてきている。この抗議、要請、普天間飛行場負担軽減推進会議、作業部会等を持っても増えてきている状況、外来機の飛来と、今回のようなPFOSを含む汚染水の放出とかも負担が増えてきていると思うのです。市民の負担を軽減していくためにも、今おっしゃったような普天間飛行場負担軽減推進会議、作業部会、またクオータリーミーティング、意見交換会等を持って負担軽減に取り組んでいくとあるのですけれども、実際確認すると、平成30年から今見ると、作業部会が3回、推進会議が1回と、去年から今年度は日程も確認したのですけれども、訪米要請行動についても実際現在できていない状況。市民の負担が増えている中で、当局としても、市長としても、もっと市民の声を県、政府に訴えていくには、こういった会議の場を開催するように求めて、しっかり開催していただきたいと思うのですけれども、その見解をお伺いいたします。答弁お願いします。 ○上地安之議長 市長。 ◎松川正則市長 御質問にお答えいたします。上里議員御提言のように、様々な機会、場で普天間飛行場の早期、一日も早い移設、返還、そしてそれまでの間の市民の危険性の除去、騒音の被害からの市民の負担を何とかしていただきたいということは、常々発信もしております。今、御質問にありました推進会議であり作業部会、普天間ミーティング、開催を常にお願いもしているのですが、昨年来コロナ禍の中でなかなかそういった機会が持てないと。それをそのままにはしておけないということで、何とか防衛大臣であったり、あるいは官房長官であったり、官邸のほうにもそれは申し上げております。しっかり日本政府が米側とその対応をしていただきたいということは、市民の声として常々届けるようにはしております。 宜野湾市長としても、市民のこれだけの負担、子供たちの健康、学習環境、そういったことを守るためにも、絶対に普天間飛行場の固定化はやってはいけないと。一日も早い閉鎖、返還に向けては、これからも様々な機会を通して、私も一生懸命取り組んでまいる覚悟です。議会の皆様も連携して、そこはぜひまたこれからもお願いをしたいところでございます。これからも粘り強くしっかりコロナの状況も見ながら、何とかそういった会議等も含めて開催ができるように、申入れができるようにしっかり取り組んでまいりたいと思います。以上です。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 市長、御答弁ありがとうございました。しっかり取り組んでいくということでありました。この会議と、しっかり政府にも訴えていくために、粘り強く開催ができるように取り組んでいっていただきたいと思います。また、市民の命を守るために毅然とした対応で、今実際放水等もして負担が増えてきていますので、粘り強く取り組んでください。この質問は以上です。 次の質問に移りたいと思います。質問事項4、愛知まつぼっくり公園内の土砂災害についてでございます。当該場所は、愛知区公民館の隣にあるまつぼっくり公園です。ふだんは朝のラジオ体操、お昼にはグラウンドゴルフ、ゲートボール、夜になると青年エイサー、納涼祭を開催している場所で、愛知区の中心にある公園です。そこが、6月の豪雨で土砂崩れが起きている状況にあります。その土砂崩れの発生状況と、本市の対応についてお伺いいたします。御答弁お願いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 上里議員の御質問にお答えいたします。まつぼっくり公園の土砂崩れにつきましては、令和3年6月11日から12日にかけて1メートル程度の落石が発生し、落石箇所周辺をカラーコーン及びロープなどで囲み、園路の一部を通行禁止とした安全対策を行っておりました。その後、6月15日深夜から早朝にかけて大雨の影響を受けたことで、1度目にあった落石箇所付近で最大1.5メートル程度の落石が多数あり、その後も大雨による崩落のおそれが予想されたため、上部広場の斜面周辺箇所一部を立入禁止とし、また国道側入り口と公園側にフェンスを設置し、公園に続く園路を完全通行止めとし、現在も規制中でございます。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 御答弁ありがとうございます。1メートルとか1メートル50とかの岩が落ちてきている状況なのです。初めの予兆段階で気づいたのが、被害が出なかった原因だと思います。ここは頻繁に使われている道ですので、けが人が出ず非常に安心しております。 当該場所は、以前は滝だったのです。それが、今、公園の整備によって生活用水が流れている状況なのですけれども、以前から水がたまるところであるのですけれども、災害の土砂崩れの要因をお伺いいたします。御答弁お願いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。当該箇所は、平成7年の公園整備において、上部広場を樹木保全区域として自然地形を生かした整備を行っており、そのために崩落箇所が急な崖地の形状となっておりました。災害の要因はいろいろ推測されますが、崩落箇所の地層が砂岩泥岩層で形成され、それぞれが風化、劣化の過程により凸凹な突出した地形が形成されて、木の毛根の張り出しによりそこへ雨水が浸透したことで、亀裂や剥離などで落石崩壊が発生したものと考えております。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 答弁ありがとうございます。今、対策として通行止めをして、人が通らない状況であるということで安心はしています。 今後、今おっしゃったように土砂崩れする可能性がある。早急に対応していくというふうにお伺いはしているのですけれども、今後復旧までの計画をお伺いいたします。御答弁お願いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。現在、当該箇所は完全通行止めで封鎖しており、早急に施設開放ができるよう検討してまいりましたが、やはり地域の皆様が安全・安心して利用できるよう、慎重に復旧しなければならないと考えております。今後の復旧計画といたしましては、土質調査、予備調査等を進め、斜面上の落石の分布状況や不安定度を把握し、その調査によって落石、岩盤崩落の対策を要すると判断された斜面に対し、詳細調査、実施設計を実施し、落石対策工法を検討、工法決定の上で整備を行っていきたいと考えております。 しかしながら、調査、計画を進める上で、広範囲で傾斜地の落石対策を行うことが予想されることから、多額な整備費用を要するため、補助事業メニューの都市公園安全・安心対策緊急総合支援事業の活用を念頭に入れ、整備を進めていきたいと考えております。具体的なスケジュールは、今年度において土質調査、予備調査などの基本計画を作成、その成果を基に令和4年度から補助事業により詳細調査、実施設計を進め、落石崩壊箇所の改修整備を進めてまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 答弁ありがとうございました。土質調査とか、そういったのも基礎調査の中で入っているというふうにして今確認できました。崩れたからといってすぐ応急措置をせずに、しっかりと土質の調査をしていただいて推進していただきたいと思います。予算のほうも、今補助メニューのほうをいろいろ検討しているということですので、ぜひ推進していってください。その中の対応でも、ここは先ほどあったのですけれども、地域の本当に中心となる地域でございますので、自治会長とも連携を取りながら、慎重に計画を進めていっていただきたいと思います。この質問は以上です。 質問5に移っていきたいと思います。土砂災害防止対策の推進についてでございます。昨今、報道等でもありますとおり、土砂災害が全国的に起きております。本市においても、この議会の中でも、土砂災害についていろいろ質問がなされております。そこで、確認していきたいと思います。市内でも大雨の影響で土砂災害が発生していることを確認しておりますが、令和元年から令和3年8月までの本市の土砂災害の発生状況をお伺いいたします。御答弁お願いします。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 こんにちは。上里広幸議員の御質問にお答えいたします。本市での土砂災害の発生状況でございますけれども、令和元年が3件、令和2年が2件、令和3年が8月まででございますけれども、4件発生している状況でございます。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) ありがとうございます。場所のほうをお伺いしているのですけれども、質問2に行きます。昨今の大雨で、市民からも土砂災害について不安の声が上がっております。土砂災害のおそれのある地域をどのように把握しているのかお伺いいたします。御答弁お願いします。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えします。土砂災害のおそれのある地域でございますけれども、土砂災害警戒区域に指定をされていない地域については、あらかじめ調査をした危険箇所や過去に土砂被害、災害があった記録により把握をしている状況となっております。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 御答弁ありがとうございます。土砂災害の警戒区域以外は、災害が起きた後のデータを拾って調査して保存しているということが確認できました。 そこで、土砂災害防止法により、県が土砂災害のおそれのある区域を指定しております。本市がどのように指定されているのか、そしてまたその件数をお伺いいたします。御答弁お願いします。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。本市におきましては、土砂災害防止法に基づきまして、土砂災害警戒区域として市内22か所が指定をされております。この指定においても、現象の種類としましては3通りございまして、土石流、急傾斜地の崩壊、地滑り等3種類ほどございますけれども、本市の22か所については、全て急傾斜地の崩壊危険箇所というふうになっております。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 御答弁ありがとうございます。この災害区域によって指定された本市の役割をお伺いいたします。御答弁お願いします。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。市町村の役割でございますけれども、災害対策基本法第56条、第58条から第60条及び第62条に基づきまして、災害の拡大を防止するために必要な応急措置、避難呼びかけ、救助等応急対策及び避難所への立ち退き指示など、ソフト的な対策となっております。平時においての取組としましては、土砂災害警戒区域を周知するため、年に数回警戒区域の見回りを行うとともに、付近住民へ注意喚起やハザードマップの配布を通し、危険箇所の周知啓発を行っている状況でございます。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 御答弁ありがとうございます。今、土砂災害警戒区域のお話をなさっていて、新たに特別警戒区域として指定されている箇所があると思います。斜めになっている部分ですね。11月頃に開催の予定とお伺いしているのですけれども、その説明会はどのような説明会になるのか、御答弁をお願いいたします。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。まず、議員からございました土砂災害警戒区域、あと土砂災害特別警戒区域というものがございます。土砂災害警戒区域については、土砂災害のおそれがある区域ということとなっておりまして、土砂災害特別警戒区域でございますけれども、今説明申し上げました土砂災害警戒区域のうち、建築物に損壊が生じ、住民に著しい危害が生じるおそれがある区域ということで指定をされているところでございます。 現在、本市におきましては、土砂災害警戒区域のみ県によって指定をされている状況でございますけれども、議員からございました今年の11月8日から9日にかけて、午後7時から地域住民に向けましての土砂災害特別警戒区域等指定の説明会を、多目的会議室にて説明を行っていく予定となっております。 ○上地安之議長 上里広幸議員。 ◆6番(上里広幸議員) 御説明ありがとうございます。また、今回から特別警戒区域ということで新たに指定されていますので、その区域に指定されている方々に、住民への周知啓発等徹底して行っていただきたいと思います。 以上です。ありがとうございました。 ○上地安之議長 以上で6番 上里広幸議員の質問を終わります。 進めてまいりましょう。よろしいですか。     (「はい」という者あり) ○上地安之議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後1時55分) ○上地安之議長 再開いたします。(再開時刻 午後1時55分) 引き続き一般質問を行います。22番 桃原朗議員の質問を許します。桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 皆さん、こんにちは。議席番号22番、絆クラブ、桃原朗であります。ただいま議長よりお許しをいただきましたので、順を追って一般質問を始めてまいりますが、少しだけ今朝いいことがありましたので、皆さんにお聞きいただけたらと思います。 私以外にも議員諸公の何名かは、朝の子供たちのために立哨を行っていると思いますが、私、立哨を始めて10数年になりますが、今朝は特にいいことがありました。子供たちに朝、おはようの挨拶をかけながら、今、ハイタッチできないコロナ禍でありますので、グータッチをしながら、信号が青になりましたら、手を挙げて渡るのですよというふうな声をかけて交通指導をしておりますが、今日は姉と弟2人の兄弟が手を挙げて渡って、渡り切ってくるりと転換をして、また私に対してお辞儀をしました。これは、私とドライバーに対しての合図だというふうに思います。大変気持ちいい1日で今過ごしております。教育長も校長会等でもこういった事例を伝えて、ぜひとも朝の挨拶、横断歩道では手を挙げるということを、少しでも多くの児童が実行していただけたら、交通事故も少なくなるのではというふうに感じております。 それでは、私の一般質問を始めてまいります。まず、1番目、市税の在り方、また課税誤りが市の財政に与える影響についてをお聞きいたします。本市においては、過去に市民から申出により、本来住宅が建っている土地の固定資産税については、課税標準価格が6分の1、3分の1になるという特例措置が、それが適用されていない固定資産税があることが分かり、市においては平成29年から市内全戸の現況調査を実施し、対応していると伺っております。特に地方税で定められた5年間の更正期限が超えたものについては、市独自の要綱で還付の対応となるが、現在どのような状況になっているかをお伺いいたします。 あとは自席にて質問を続けてまいります。よろしくお願いをいたします。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 桃原朗議員の御質問にお答えいたします。土地の固定資産税の住宅特例の適用誤りにつきましては、平成29年度から2か年にかけて調査を行い、地方税法で定められた5年間の更正期限を超えたものにつきましては、宜野湾市固定資産税過誤納付金補填金支払要綱でもって、原則10年、最長20年まで遡及して還付をすることとなっております。実績としまして、平成31年度に321件、6,733万1,356円、令和2年度が1,500万円余りの補填金を支出しており、平成29年度当時の調査で判明したものにつきましては、迅速に対応して還付を行っている状況でございます。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 部長、ありがとうございます。ただいま令和元年と令和2年度にわたって8,200万円余り還付をしたということをお聞きいたしました。ありがとうございます。 また、この固定資産税について、先日9月21日の伊佐哲雄議員の質問の中にも、算定方法でありますとか、本市には4万8,000筆ほどあるとお伺いをしております。そして、9種類ほど種類があって、これに評価を行っていると。この評価方法についても、私どもにはちょっと難しいので、また折を見て絆クラブにおいてでも勉強会等を含めまして、資産税の算定方法、また評価替え、3年間における資産価格の変動に対し、評価価格を適正な均衡の取れた価格に見直す作業、またこれが先週の9月22日の新聞にも、地価の評価が新聞に載っておりましたけれども、近々また勉強会等をして認知というか、理解度を深めてまいりたいと思います。 この住宅特例の適用の誤りの問題については、過去の議会に対しても陳情が出された経緯もあり、市の課税誤りにより市民に大きな負担を与えたということで、本員としても、その経過については非常に関心を持っておりましたが、一通りの整理ができているという状況で理解ができました。今後も引き続き課税誤りが生じないよう、適切な課税に努めていただきたいと思っております。 次に、今議会には令和2年度一般会計歳入歳出決算の認定が議案として上程されており、今後審議に入っていく予定となっておりますが、令和2年度一般会計予算における市税の状況についてお伺いをします。まず、市税の調定額及び収入済額、収入未済額は、令和元年に比較してどのようになっているのかお伺いします。 また、徴収率についても、他市と比較し、どのようになっているのかお伺いをいたします。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。令和2年度一般会計決算における市税の調定額でございますけれども、令和元年度調定額が120億5,341万80円に対しまして、令和2年度が122億4,394万7,328円となり、1億9,053万7,248円の増額となっております。収入済額におきましても、令和元年度が117億7,795万5,063円に対しまして、令和2年度が119億6,556万9,911円となり、1億8,761万4,848円の増額となっております。収入未済額でございますけれども、令和元年度が2億6,446万9,958円に対しまして、令和2年度が2億7,360万3,563円となり、913万3,605円増えている状況でございます。 また、徴収率でございますけれども、これは速報値となりますけれども、令和元年度と同様の97.7%となりまして、11市の中でも本市におきましては、過去最高となります2番目の徴収率というふうになっております。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 部長、ありがとうございます。この徴収率についても、平成27年度には宜野湾市は11市の中で7番目でございました。それが年々上がっていく様子が見えるということは、皆様方の努力の要因かというふうに思っております。トップがずっと平成27年度から令和元年まで那覇市が1位、ずっと1位でしたが、浦添市がずっと2位。今回、浦添市が1位で宜野湾市が2位、那覇市が今速報値で3位ということで、しっかり市民に対してもこの大切な税について理解をいただいて、納税をしていただいているものだと認識をいたします。 令和2年度の市税の決算状況については、調定額、収入済額、徴収率等比較的よい状況であり、特に徴収率については他市と比較しても、非常に努力されているとうかがえ、職員の御尽力に感謝申し上げるとともに、コロナ禍で大変厳しい経済状況の中でもしっかりと納税され、一生懸命に日々の生活を送っていただいている市民の皆様にも、さらなる感謝を申し上げたいと思います。 そこで、次の質問に参ります。市税の収入未済額は900万円余り増えているとのことですが、収入未済額の要因についてはどのように分析をされているのかお伺いをします。また、収入未済が増えないような取組についてお伺いをいたします。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。先ほど御答弁申し上げましたように、収入済額の伸びと同時に、収入未済額のほうも900万円余り増えている状況となっております。コロナ禍の影響もあり、これまで年々上昇してきた徴収率が、令和2年度は令和元年度とほぼ同水準であったため、その分調定額が伸びた状況を勘案しますと、収入未済額も増えたというふうに考えているところでございます。それぞれの要因につきましては、様々あろうかというふうに考えてございますけれども、一般的には他の支払い優先あるいは事業不振、生活困窮、うっかり忘れなどが滞納の要因になっているというふうに認識をしているところでございます。 また、収入未済額が増えないための取組でございますけれども、納期限が過ぎても支払いがない方への督促状や催告書の送付、納税相談等を行うとともに、財産調査や差押さえ等の滞納処分を行っている状況でございます。さらに、納税に関する周知を市報あるいはまた市ホームページを活用し、取り組んでいるような状況となっております。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 部長、ありがとうございます。収入未済額については、様々な要因があると理解いたしました。市民も日々忙しい中、つい納め忘れてしまうというケースもあると思われますが、市としても納税に関する情報の提供はしっかり行っていただき、市民の理解を深めていただきたいと存じます。 それでは、引き続き質問いたします。令和2年度一般会計における市税の決算状況については、令和元年度の実績が反映されるため、調定額等も比較的よい状況でありましたが、令和3年度以降の市税については、令和2年度以降のコロナ禍での経済状況が直接的に反映されるため、より厳しい状況になると思われますが、市当局の見込みをお伺いいたします。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。御指摘のようにコロナ禍の影響につきましては、令和3年度以降より市税に反映されていくというふうに見込まれ、コロナ禍の状況がどのような形でいつまで続くのか不透明な状況でもあり、これまで人口増等に伴い増加傾向でありました市税への影響が懸念をされている状況となっております。先ほど桃原議員からは、納税職員への激励の言葉もいただきました。本市としましては、地方財政の根幹である地方税の安定的な確保のため、より一層適正課税、徴収率の向上に引き続き取り組んでまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 部長、ありがとうございます。コロナ禍で市民は非常に厳しい経済状況の中、生活をしなければいけません。同時に、市も厳しい財政状況の中、市民や事業者に対してコロナ対策を迅速に丁寧に支援していかなければなりません。そのためにも、市の財政をしっかりと運営していく必要があり、地方財政の根幹である市税の適切な確保により一層努めていただきますようお願い申し上げまして、この質問は終わり、次の質問に移りたいと思います。ありがとうございました。 2番目の質問、西普天間住宅地区土地区画整理事業及び関連事業等についてお伺いをいたします。まずは、道路事業等についてお伺いをいたします。図面等も頂き、ありがとうございます。これ、西普天間地区の地図でございますが、これについてお伺いします。当該地区において、県道から現在4か所の仮設道路がありますが、そこは将来交差点になるというふうな計画であるということは、私も知っておりますが、この交差点になる箇所は、県道に出る際、右左折帯が設置をされる予定であるのか。また、信号機について、矢印つきの信号機も設置を視野に入れているのかお伺いをいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 桃原朗議員の御質問にお答えいたします。現在、当該地区においては、県道側から4か所の出入口を設けておりますが、新城側の最も東にある出入口は、幹線道路であります西普天間線との交差点となる予定でございます。また、喜友名側にある出入口につきましては、補助幹線道路の喜友名線との交差点となる予定でございます。 右折及び左折帯の件でございますが、西普天間線の交差点につきましては、右折・左折帯を計画しており、喜友名線につきましては、交通量の推計から右折帯のみの設置を計画しております。信号設置につきましては、現在のところ整備する交差点の形状に合わせ、既存の信号を移設するものでございます。 なお、矢印信号の設置につきましては、供用開始後交通の流れや交通量などの状況を見ながら、関係機関と調整してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 様々な道路事業の中でも、交通量の調査をしてから大体矢印の信号でありますとか、そういうのは公安委員会に上程をして認可をいただくというふうな運びとなろうかと思います。また、しっかり調査して必要性があるときには、信号の矢印の設置についても御検討願いたいと思います。 当該地区には幹線道路の西普天間線と補助幹線の喜友名線の計画がなされておりますが、現在の進捗状況はどうなっているのかお尋ねをいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。幹線道路であります西普天間線に関しましては、令和6年度末に予定される琉球大学医学部及び大学病院の開学・開院に合わせまして工事を進めております。現在、西普天間線につきましては、当該地区の東側、イシジャーの上部において地形的に橋梁が必要な箇所がございますので、令和5年度完了を目指し橋梁工事を行っているところでございます。また、橋梁工事以外にも、今年度当該道路につきましては、県道側より地区の北側に向けて約500メートルの道路工事を行う予定でございます。補助幹線であります喜友名線に関しましては、令和5年度から着手、令和8年度完了の予定でございます。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 部長、ありがとうございます。確かにイシジャーのところは結構な落差があり、橋梁工事、今現在発注もかけて橋梁下部から工事が進んでいるかと存じます。しっかりと工事が進むようお願いをいたします。 当該地区の電線等の地中化計画をしていると認識をしておりますが、アスファルト舗装後の工事になるのか、それともまた地中化工事と道路工事のタイミングについて、どのような形で工事を進めていくのかについて御説明をお願いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。電線等の地中化につきましては、道路築造と併せまして、電線共同溝を道路内に埋設してまいります。今年度より電線共同溝工事を着手する予定でございますが、埋設物にはその他上下水道施設もありますので、道路を整備する際には、できるだけアスファルト舗装の掘り返しがないよう、関係部署と十分調整しながら進めてまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 部長、ありがとうございます。協議の上、スムーズに事業が進むようお願いをいたします。 続きまして、上下水道等についてお伺いをいたします。平成31年3月31日、上下水道局策定の上下水道事業経営戦略で、西普天間住宅地区の水道配水の施設は、整備期間が令和4年から令和7年までの4年間で施設整備費が約16億円、下水道施設については整備期間が令和2年度から令和9年までの8年間で、汚水と雨水整備費合わせて18億円と計画をされております。下水道施設整備については、令和2年から整備着手していると思いますが、上下水道両施設整備のこれまでの進捗状況と、今年度の整備予定についてお伺いをいたします。 ○上地安之議長 上下水道局長。 ◎島袋清松上下水道局長 桃原朗議員の御質問にお答えいたします。西普天間住宅地区内の下水道施設整備につきましては、同地区内の汚水幹線及び一部の汚水枝線並びに雨水支線の実施設計を令和2年度に置いておりますので、今年度より同地区内の造成工事が完了しております都市計画道路西普天間線の一部区間における伊佐浜汚水幹線工事(第7工区)及び西普天間住宅地区雨水支線工事(第6工区)の2件の工事と、地区内の汚水枝線の実施設計を行ってまいります。 また、水道施設の配水施設の整備につきましては、同地区内の道路整備の進捗状況に合わせながら、令和4年度から整備を行ってまいります。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 今年度の下水道施設整備では、西普天間住宅地区雨水支線工事(第6工区)と伊佐浜汚水幹線工事(第7工区)が予定されているようですが、両工事の工事内容と進捗状況をお願いをいたします。 ○上地安之議長 上下水道局長。 ◎島袋清松上下水道局長 御質問にお答えいたします。今年度整備いたします西普天間住宅地区雨水支線工事(第6工区)の工事内容でございますが、都市計画道路西普天間線の一部区間における雨水支線の新設工事で、直径700ミリから1,100ミリのヒューム管の布設工事で、敷設延長が373.5メートル、契約額が8,856万8,590円の工事となっております。 また、伊佐浜汚水幹線工事(第7工区)の工事内容としましては、先ほどの雨水支線工事と同一区間における汚水幹線工事の新設工事で、直径450ミリの硬質塩化ビニール管及び直径500ミリのヒューム管敷設工事で、布設延長が541.1メートル、契約額が7,325万7,030円の工事となっております。現在の進捗状況といたしましては、両工事とも令和3年8月に工事請負契約を締結し、現在10月初旬からの現場着手に向けて準備作業を進めているところでございます。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 部長、ありがとうございます。この汚水幹線、雨水支線、様々な上下水道の工事ですが、特に排水に関しては、水は高いところから下がっているところに流れますので、どうぞインダストリアル・コリドー返還を早く要望して、下も一緒に工事ができるような形でできれば最適なのですが、そのような形でスムーズに事業が進むよう努力なさっていただきたいというふうに思います。 次の質問は、水道施設整備は次年度から始まるとの答弁でありましたが、今年度着手の下水道工事等のトラック等の搬入がございますね。県道に出入りする際の車のタイヤの清掃など、水道はどのようにして供給をしているのかお伺いをいたします。 ○上地安之議長 上下水道局長。 ◎島袋清松上下水道局長 御質問にお答えいたします。現在、西普天間住宅地区内の工事車両が県道に出る際に、タイヤに付着した土などの清掃に使用する水は、伊佐区内にございます湧水を利用しております。清掃後の使用済みの水は、地区内の赤土流出防止用の沈砂池に戻し土砂などを沈殿させ、上水を繰り返し再利用しております。同地区内の水道水が供給されるまでの間は、下水道工事の工事車両につきましても、同様の対応で工事を進めてまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) ぜひタイヤを洗った後、出入りする車が少しはまだ付着をして、道路に出る際ほこりがたまらないような処置も取っていただき、たまには散水をするとか、そういったことも考慮していただき、工事を進めていただきたいと思っております。これについては以上で質問を終わり、また次へ質問を移らせていただきます。 次の質問は、3番、多文化共生推進事業についてお伺いをしたいと思います。沖縄における在外国人と多文化共生の現状と課題等に関する調査報告書ということで、独立行政法人JICA、国際協力機構でございますけれども、一部引用しますけれども、沖縄県が超高齢化社会に突入したのは2017年、全国から10年を遅れる形で2020年12月、人手不足が深刻化する中、失業率は減少したものの、依然として全国平均よりは高い状況で推移したと分析をされております。その要因が、雇用と職業間のミスマッチが原因であろうかというふうに捉えられておりますが、現在日本における在留外国人の数は、1990年の出入国管理及び難民認定法改正による在留資格、定住者の創設もあり、同年以降大幅に増加した。沖縄県における増加率は、2014年と2019年で比較いたしますと89%増と、全国一高くなっております。全国平均は43%でございますけれども、中でもうるま市、那覇市の増加率は102%と98%、同時期比較となっており、全国の市区町村の増加率は上位20位に含まれております。うるま市は13位、那覇市は15位。他方で総人口当たりに占める割合は、2019年時点で1.4%となっており、全国平均の2.3%は下回っております。 2020年6月時点での沖縄県における在留外国人は、出入国在留管理庁、在留外国人統計によると2万591人で、1,000人以上の在留外国人が居住する市町村では、多い順に那覇市、5,652人、全在留外国人の27%、沖縄市は1,932人、同約9%、宜野湾市が1,696人、同8%、うるま市が1,404人、浦添市1,221人、同6%というふうになっております。 そこで、多文化共生推進事業の事業概要と事業目的をお伺いをいたします。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 桃原朗議員の御質問にお答えいたします。多文化共生事業につきましては、国籍等の異なる人々がお互いの文化の違いを認め合い、対等な関係を築きながら地域の一員として共に生きていくことを目的に、平成27年度から平成28年度までの2年間、本市は沖縄県多文化共生モデル事業として事業を開始いたしました。 事業概要といたしましては、通訳コーディネーターの配置、行政文書の翻訳のほか、交流会を通した外国人ネットワークの構築など、生活面やコミュニケーション支援に取り組んでまいってきたところでございます。平成29年度以降は、市の単独事業といたしまして、一般財団法人自治体国際化協会のJETプログラムを活用し、国際交流員を1名配置し、来庁された外国人の方々の通訳や翻訳のほか、英語版仕様の発行など行政情報の発信を行っているところでございます。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 在住外国人に対し、生活を営む上で必要な各種制度の情報を多言語にて提供を行うことで、納税申告、保険料の納付等の義務や享受できるサービス等について理解が得られ、在住外国人が安心して生活できる環境づくりにつながるとともに、地域参加促進による地域活性化を図ることができるのではないかというふうにうたわれております。 在住外国人が生活を営む上で必要な行政サービスについて、どのような支援を行っているのか、本市の取組をお聞かせいただきます。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。これまで各課依頼による通訳や翻訳サービスの提供に加えまして、昨年、令和2年度には日本語と英語を併記した多言語生活ガイドブック、こちらを作成いたしました。このガイドブックには、地域の生活情報がいろいろ書かれていまして、右側に日本語訳、左側に英語訳が書かれております。また、各種ホームページの英語版のQRコード等も記載しておりまして、こちらを市役所に訪れた方に対して配布をしているというところでございます。 また、ほかの行政サービスとしては、毎月「市報ぎのわん」のほうを発行しているのですけれども、こちらを1枚紙の両面のほうになるのですが、こういう「Ginowan City Newsletter」ということで、英語版に抜粋をして翻訳をさせていただいておりまして、こちらのほうも市役所のほうで配らせていただいているところでございます。 また、外国人市民への配慮といたしまして、庁舎玄関前の電子案内板、また各課の窓口の看板の下に英語表記をしているのにお気づきの議員の方々もいらっしゃると思うのですが、そういう表記をさせていただいておりまして、本市としては多文化共生を意識した取組を現在も進めているところでございます。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) すばらしい取組を行っているというふうに理解をいたしております。 現在、本市に在住している外国人の数を把握しておられるのかお伺いをいたします。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。令和3年8月末現在、本市の総人口の10万236人に対しまして、住民登録のある外国人の数が1,593名となっておりまして、本市人口の約1.6%を占めております。5年前と比較いたしますと、およそ300人以上の増加となっているところでございます。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 先ほど冒頭で、私はJICAの説明をいたしましたけれども、昨年の6月時点では1,696人でしたけれども、若干少なくなっているのは、コロナウイルスの影響もしくは短期労働者、中期労働者の一時帰国というふうなものも含まれているのかなというふうに存じておりますけれども、平成29年度から継続事業であるが、過去5年間の事業実績をお伺いできますか、お願いをいたします。
    上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。過去の通訳、翻訳等の件数、実績でございますが、平成29年度が280件、平成30年度が387件、令和元年度が322件、令和2年度が512件となってございまして、今年度、令和3年度は8月末時点で189件となってございます。 主な多文化共生の事業の取組といたしましては、先ほど御答弁申し上げましたガイドブックの作成に加えまして、職員向けの窓口対応講座やランチ英会話のほか、市民図書館での読み聞かせイベント、やさしい日本語講座、また外国人の方々を対象とした防災ワークショップを開催したところでございます。また、令和2年度以降につきましては、新型コロナウイルス感染症に関する通訳、翻訳が急増いたしましたが、とりわけ1人当たり10万円を給付させていただいた特別定額給付金事業の案内、また申請書の翻訳につきましては、本市独自で取り組んでいったところでございます。今年度に入りましてもコロナワクチン接種のお知らせを作成し、コロナ禍におきましても誰一人取り残さず、安心して生活できるよう、様々な情報を発信しているところでございます。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 部長、ありがとうございます。本当に本市はすばらしい取組をしているのだなというふうに改めて思いました。コロナウイルス感染症の猛威も相まって、令和2年度の件数が多くなっておりますが、特別定額給付金のチラシでありますとか、庁内案内板、先ほども部長から説明がございましたとおり、設置等も含めまして、在外国人に対しても分かりやすい工夫がされていて、しっかりした対応を取っていただいているのではないかというふうに思います。 さて、宜野湾市独自の取組として、昨年度の特別定額給付金事業で英語版の案内文を作成し、分かりやすく理解をしていただくためのものであったかというふうに理解をいたしますが、その発送件数が何件あったのか、御質問にお答え願います。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。先ほど答弁申し上げました特別定額給付金事業の英語版案内文書及び申請書につきましては、世帯主が外国籍または世帯員に外国籍の方がいらっしゃる世帯を対象に、1,237世帯へ発送をしたところでございます。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 部長、ありがとうございます。1,237世帯への発送いただいているということで理解をいたしました。 感染症の影響により解雇等され、実習が継続困難となった技能実習生、特定技能外国人等の日本国での維持するために、関係省庁と連携をし、特定産業分野、14分野における再就職の支援を行っている外国人生活支援ポータルサイト等への案内等も行っているのか。また、そういう帰るに帰れないコロナ、飛行機に乗れない、様々な要因があろうかと思いますけれども、そういう方々の状況はいかがになっていますでしょうか、お聞きいたします。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。まず、本市のホームページでございますが、こちら英語版のほうもございまして、新型コロナウイルス感染症に関連して様々な情報につきましては、関係省庁からの相談窓口等の案内があった場合に、本市の英語版のホームページ、また市報などで外国人市民向けの情報提供を現在行っているところでございます。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 部長、ありがとうございました。本当に本市は誰一人取り残さないという熱意が伝わってきておりますが、令和4年度以降の、本市が今この事業をやっておりますけれども、そういった事業はどういうふうな変化をするのか、また今後も続けていくのかについて、どのような取組を考えているのかお伺いいたします。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。今後のグローバル化を勘案しますと、本市の在住外国人はさらに増加することが予想され、これまで行ってきた講座やイベントに加えまして、多言語生活ガイドブックなども活用し暮らしやすい環境づくりを進め、日本人住民と在住外国人が地域社会で共生できるよう、多文化共生の推進に取り組んでまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 部長、ありがとうございます。本当に誰一人取り残さないSDGs、これは後で亮議員に何番に当たるのか確認をしたいと思います。 最後の質問であります。市民防災事業についてお伺いをいたします。1番と2番を一緒にお願いしましょう。自主防災組織の役割がどのようになっているのか。それと、現在の自主防災組織の結成状況と今後の結成予定を確認をいたしたいと思います。よろしくお願いします。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 桃原朗議員の御質問にお答えいたします。自主防災組織の役割で期待をされておりますのは、地域住民が日頃の防災意識を向上させることがまず基本でございます。災害の規模が大きいほど、市内至るところで火災や人身被害等が同時発生することが予想され、災害の発生直後は消防、警察などの公的な救助活動が十分機能するまでには、一定の時間がかかるというふうに想定をされております。被害を最小限に抑えるためには、地域住民一人一人が自分たちの地域は自分たちで守るという共助の取組が、大変重要であろうと考えております。そのためには、初期消火、避難誘導、避難所開設などを住民自身の手で行うために、地域や職場の人たちと協力をして、災害への備えや防災訓練等地域単位の自主的な防災活動が求められてまいります。これらの重要な役割を担う組織が自主防災組織であるというふうに考えております。 2点目の御質問でございますけれども、自主防災組織の結成状況と今後の予定となりますけれども、令和2年度に5つの自主防災組織が結成をされており、合計17の自主防災組織となっております。令和3年度に入りまして、6自治会から結成届を受理し、内容を審査したところ、基準を満たしており、認定を済ませていることから、年末には認定証授与式を開催し、今年度中には全自治会で結成をされる運びとなる予定となっております。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 令和2年度より本市主催で防災士養成講座を開始しておりますが、各自治会に防災士が何名ほどいるのか、それをお伺いをさせていただきます。よろしくお願いします。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。少し長くなりますけれども、令和3年8月末現在の数字となっております。野嵩1区5名、野嵩2区は1名、野嵩3区1名、普天間1区が3名、普天間2区はゼロ、普天間3区3名、新城区3名、喜友名区4名、伊佐区8名、大山区8名、真志喜区8名、宇地泊区1名、大謝名区2名、嘉数区が3名、真栄原区4名、我如古区5名、長田区10名、宜野湾区5名、愛知区5名、中原区1名、大謝名団地5名、嘉数ハイツ1名、上大謝名3名、合計で市内89名となっております。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 部長、ありがとうございます。本員が住所を構えている普天間2区、ゼロであります。今回、私もこの講習を受けて防災士になりたいということで申込みをいたしましたので、頑張って勉強したいというふうに思っております。 この資料を見ますと、長田区の10人という突出している理由はなぜかというふうに担当にお聞きしたところ、元消防であるとか、そういう救急救命、消防辺りでは防災士の資格を持っているというふうにお伺いをいたしました。人口の少ない私どもの普天間2区では、消防にお勤めの方がたまたまいらっしゃらないということだったかと思います。ぜひしっかりと私も防災士の資格を取りたいというふうに思っております。 防災士がいない自治会または自主防災組織へどのような支援を行っているのかについてお伺いをさせてください。よろしくお願いします。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。令和2年度の議員からございました宜野湾市防災士養成講座では、全自治会及び消防団から受講希望者を推薦していただきました。残念ながら試験に不合格の方もおります。防災士がいない自治会もございます。そういった方につきましては、再度講座を受講する必要もなく、今後の試験を合格していただくことで防災士になれることから、県内または本市開催の防災士養成講座情報をお知らせをしながら、引き続き市民の防災意識の向上に資する防災士の育成に努めてまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 宜野湾市地震・津波避難訓練、その訓練を行う目的について分かりやすく御説明願えませんか。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。防災訓練におきましては、災害が起きたパニック時に自分自身の身を守る行動や、冷静な対処ができることを目的として開催をしております。訓練を通しまして、関係機関との連絡体制の確認、防災資機材の使用や操作点検、地域における避難ルート、津波一時避難ビルまたは指定避難所を確認することができるなど、市民の防災意識の高揚と防災行動力の向上をもたらし、なおかつ訓練時の反省点を今後に生かしていく効果もあるというふうに考えております。 ○上地安之議長 桃原朗議員。 ◆22番(桃原朗議員) 部長、ありがとうございます。今回、また50名の方が11月に養成講座を受講いただいて、大多数が取得できましたら、130名、40名くらいの防災士が誕生するかと存じております。この方々が、ひいては災害のときに地域のリーダーとして力を発揮することだと存じておりますので、ぜひとも受講なさる方々にはしっかり勉強していただいて、地域の共助に寄与できるよう努めて頑張っていただきたいと思っております。 以上で私の一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○上地安之議長 以上で22番 桃原朗議員の質問を終わります。 以上をもちまして本日の全日程が終了いたしましたので、本日の会議を閉議いたします。なお、次の本会議は9月27日午前10時から会議を開きます。本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでございました。(散会時刻 午後2時52分)...