宜野湾市議会 > 2021-09-17 >
09月17日-03号

  • "臨時休校措置"(1/3)
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  1. 宜野湾市議会 2021-09-17
    09月17日-03号


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    令和 3年  9月 定例会(第439回)   令和3年第439回宜野湾市議会定例会会議録(第3日目)                       午前10時01分(開議時刻)            令和3年9月17日(金)                       午後3時56分(散会時刻)1.出席議員(23名)     議席番号   氏名    議席番号   氏名       1   上地安之     3   平安座武志       4   又吉 亮     5   栄田直樹       6   上里広幸     7   宮城政司       9   濱元朝晴    10   宮城 司      11   石川 慶    12   宮城 克      13   山城康弘    14   真喜志晃一      15   知念秀明    16   米須清正      17   伊佐哲雄    18   屋良千枝美      19   知名康司    20   呉屋 等      21   平良眞一    22   桃原 朗      23   伊波一男    24   岸本一徳      25   桃原 功2.欠席議員(2名)     議席番号   氏名    議席番号   氏名       2   伊佐文貴     8   宮城 力3.欠員1名(26番)4.説明のために出席した者      職名       氏名     職名       氏名     市長       松川正則   副市長      和田敬悟     教育長      知念春美   上下水道局長   島袋清松     総務部長     伊波保勝   企画部長     安藤 陽     基地政策部長   米須良清   福祉推進部長   岡田洋代     健康推進部長   崎間 賢   市民経済部長   国吉孝博     建設部長     石川康成   教育部長     嘉手納貴子     指導部長     又吉直正   消防長      浜川秀雄5.議会事務局出席者      職名       氏名     職名       氏名     事務局長     東川上芳光  課長       仲村厚子     議事係長     平田駒子   議事担当主査   大城拓也     主任主事     棚原裕貴6.会議に付した事件は議事日程第3号の2及び第3号のとおりである。              議事日程第3号の2         令和3年9月17日(金)午前10時01分開議 日程第1 議案第56号 令和3年度宜野湾市一般会計補正予算(第6号)             (総務常任委員長報告) 日程第2 議案第60号 令和3年度宜野湾市介護保険特別会計補正予算(第1号)             (福祉教育常任委員長報告)              議事日程第3号 日程第1 一般質問    (1)真喜志晃一    (2)山城康弘    (3)知念秀明     (4)宮城 克 ○上地安之議長 おはようございます。ただいまから第439回宜野湾市議会定例会第3日目の会議を開きます。(開議時刻 午前10時01分) 本日の日程は、お手元に配付してあります議事日程表第3号の2から進めてまいります。 日程第1.議案第56号 令和3年度宜野湾市一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。 本件に対する委員長の報告を求めます。総務常任委員長。 ◆桃原朗総務常任委員長 議員諸公の皆さん、おはようございます。ただいま議題となりました議案第56号 令和3年度宜野湾市一般会計補正予算(第6号)について、審査の経過及び結果を御報告いたします。 本委員会は、令和3年9月13日から3日間の日程で委員会を開催し、審査に当たっては総務部次長、企画部次長及び関係職員の出席を求め、関係資料を提出させ、説明を聴取して審査を行ってまいりました。 本件における主な質疑内容として、宜野湾市マリン支援センター管理運営事業に関し、同センター売却の際の事業者選定方法について質疑がなされ、それに対し、施設売却の意図として、施設のフレキシブルな活用という面があり、事業者の運営に当たっての工夫等にも着目したいと考えていることから、価格を含めて総合的に判断できるプロポーザル方式での選定を検討しているとの答弁がなされてございます。 さらに、新型コロナウイルスワクチン接種事業における時間外勤務手当の増に関し、業務負荷の大きさが推察されるが、従事する職員に対しどのようなケアを行っているか質疑がなされ、これに対し、職員及び兼務職員の増を図って対応しているが、業務の多様さに加え、誰もが未経験の事業であるため、時間外勤務の増を余儀なくされている。また、土日勤務を行った場合には、プロジェクトチーム内で調整をし、可能な限り振替休日等が取得できるよう努めているとの答弁がなされております。 以上が議案第56号についての主な審査経過であり、慎重に審査をした結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定をいたしております。 以上、御報告申し上げて、あとは皆様方の御質疑にお答えしたいと思います。 ○上地安之議長 ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。     (「進行」という者あり) ○上地安之議長 質疑もないようですので、質疑を終わり、併せて委員長報告も終わりたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○上地安之議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 本件に対する討論を許します。     (「省略」という者あり) ○上地安之議長 討論もないようですので、討論を終わり、表決に移りたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○上地安之議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 これより議案第56号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○上地安之議長 御異議ありませんので、本件は原案のとおり可決されました。 日程第2.議案第60号 令和3年度宜野湾市介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 本件に対する委員長の報告を求めます。福祉教育常任委員長。 ◆山城康弘福祉教育常任委員長 ただいま議題となりました議案第60号 令和3年度宜野湾市介護保険特別会計補正予算(第1号)について、審査の経過及び結果を御報告いたします。 本委員会は、令和3年9月13日から3日間の日程で委員会を開催し、審査に当たっては健康推進部次長をはじめ、関係職員の出席を求め、説明を聴取して審査を行ってまいりました。 本件における主な質疑内容として、歳入11款4項1目の返還金の内容について質疑がなされ、これに対し、県の実地指導で事業者による介護給付費の不適切な請求実績が判明したために発生した返還金であり、現在は全額返還済みであるとの答弁がございました。 また、不適切な請求が故意によるものではなかったかという質疑に対し、介護給付費の算定誤りであり、故意によるものではないという答弁がございました。 以上が議案第60号についての主な審査経過であり、慎重に審査した結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。 以上、御報告申し上げまして、皆様の御質疑にお答えしたいと思います。 ○上地安之議長 ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。     (「進行」という者あり) ○上地安之議長 質疑もないようですので、質疑を終わり、併せて委員長報告も終わりたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○上地安之議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 本件に対する討論を許します。     (「省略」という者あり) ○上地安之議長 討論もないようですので、討論を終わり、表決に移りたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○上地安之議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 これより議案第60号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○上地安之議長 御異議ありませんので、本件は原案のとおり可決されました。 以上で議事日程表第3号の2は終了しました。 これより議事は、議事日程表第3号により進めてまいります。 日程第1.一般質問を行います。一般質問は時間の制限を行います。質問時間は、答弁を含めないで1人30分以内といたします。14番 真喜志晃一議員の質問を許します。真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) おはようございます。14番、公明党の真喜志晃一です。議長のお許しがありましたので、通告してあります一般質問を行わせていただきます。 小中学校の学校再開に伴う新型コロナウイルス感染症対策の取組について、今月9月から小中学校では2学期がスタートし、児童生徒の登校も始まっていますが、病欠や自粛などで欠席をしている児童生徒はそれぞれ何名いるかお伺いいたします。残りは自席にて伺います。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 おはようございます。真喜志晃一議員の御質問にお答えいたします。2学期が開始した9月1日のコロナ関連以外も含めた欠席者は、市内全小学校で730名、市内全中学校で275名でございました。この欠席者のうち、感染不安から出席を控えている児童生徒は、全小学校で253名、全中学校で53名でございました。 また、9月1日から10日までの期間におけるコロナ関連以外も含めた欠席者の平均は、小学校で593名、中学校で290名でございました。不安により登校を控えている児童生徒の平均は、小学校で252名、中学校で34名でございました。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員
    ◆14番(真喜志晃一議員) それでは、登校に不安を抱える児童生徒や保護者に対して、どのように案内を行っているのかお伺いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。登校に不安を抱える児童生徒や保護者に対しましては、教育委員会より8月30日に発出した文書において、本人や家族に健康面の不安があり出席できない児童生徒については、欠席扱いいたしませんとお伝えしてございます。また、給食を食べる際の感染不安から給食を取らない児童生徒の対応や、そのほか、保護者からの相談等につきましても、各学校と教育委員会が連携を取りつつ、柔軟に対応しているところでございます。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) それでは、休校や学級閉鎖の要件、また誰がどのような基準で判断を行っているのかをお伺いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。新型コロナウイルス感染症に係る学級閉鎖、学校閉鎖等の措置につきましては、県のガイドラインに基づき、陽性となった児童生徒の最終登校日や症状の有無、学校での教育活動の状況等を基に、感染拡大防止の観点から総合的に判断し、教育委員会と学校で協議をしながら決定してございます。また、学校PCR検査を実施することとなった場合については、県教育委員会より、学校PCR検査の対象となった学級の児童生徒及び接触のあった児童生徒は、結果が判明するまでの期間、学級閉鎖及び出席停止とすることという旨の通達があり、本市教育委員会におきましては、そのように対応しているところでございます。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。では、2学期に入ってから休校になったクラスが何クラスあるのかお伺いします。 また、休校は大体何日間ぐらいになるのかも併せてお伺いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。2学期が始まった9月1日から13日までの期間に閉鎖となった学級の数は、小中学校合わせて10クラスでございました。また、2日間休校した学校が1校ございました。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。それでは、休校やまた自主的に登校を控えている児童生徒への対応はどのようになっていますか。また、休んだ場合、勉強、授業の確保などもどのように行っているのかお伺いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。休校や自主的に登校を控えている児童生徒への対応につきましては、学級担任より電話にて連絡をし、家庭での様子を聞いたり、学級の様子を伝えたりと学級と家庭をつなげ、孤立させないような支援を行っているところでございます。 また、学びの保障につきましては、プリントによる課題の提供や学習課題を指示して、家庭学習に取り組ませるなどの対応をしているという報告を各学校より報告を受けてございます。 また、GIGAスクールパソコンを活用して、オンラインによる学習を実施している学校も一部あり、今後は他の学校においても実施できるよう準備を進めているところでございます。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。このまま続いて次のGIGAスクールの取組のほうにも移っていきたいと思うのですけれども、まずは、市内の小中学校の全生徒には、既に1人1台パソコンが配られておりますが、授業での利用実績や状況を伺います。 また、このパソコンを自宅に持って帰っているクラスは何クラスあるのか、この全体の何%に当たるのかお伺いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。各学校にGIGAスクールパソコンの利用状況について確認しましたところ、全ての学校、クラスでGIGAスクールパソコンを使い始めており、97%に当たる281クラスが通常の授業での利用を行っております。また、自宅へ持ち帰るよう実施しているクラスは、10クラスでございました。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。持って帰っているクラスが約10クラスほどということで、県内において緊急事態宣言も今月まで延長しました。また、テレビのニュースなどでは、この12月には第6波が来るかもしれないという報道もされております。またいつ学校が休校になるか分からない状況ですが、パソコンを持ち帰り、オンライン授業ができる体制は既に整っているのか、もしまだ整っていなければ、いつから整うのかお伺いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。オンライン授業の実施については、教員、児童生徒の機器操作習熟度や授業の進捗、学級、学年閉鎖、または休校期間等を踏まえ各学校で判断することとしております。 また、実際にオンライン授業を実施する際に、トラブルなく行うためには、事前に児童生徒の家庭のネットワーク環境調査などしっかりとした準備が必要であり、各学校にてその調査や準備を進めているところでございます。そのため、市内小中学校一斉にオンライン授業の実施とはいきませんが、各学校の実情や準備状況を踏まえて、オンライン授業が実施できる環境の準備、そして支援を進めてございます。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。中学生と小学校の高学年、また小学校1年生とでは差があるのは当然だと思いますので、当然、1年生に教える大変度合いと言ったらいいですか、差があるかと思いますので、できるところから速やかにこのオンライン授業も、もし休校になった場合、できるような体制を整えていただきたいと思います。 持ち帰る場合に、購入した端末にセットでついている充電器、こちらが学校から取り外して持ち帰るのが大変手間がかかり難しいと聞いています。しかし、休校になった際は、パソコンだけを持って帰るということはあり得ないというか、電池切れたら使えなくなりますから、当然充電器も一緒に持ち帰るということは普通に当たり前だと思うのですけれども、このパソコンと充電器をセットで自宅に持ち帰りできる環境があるのか、そういったものをつくっているのかお伺いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。GIGAスクールパソコンに附属の充電器は、学校内の充電保管庫内に設置済みで、簡単に取り外すことができません。家庭で規格が合致した充電ケーブルをお持ちの場合は、スマートフォンなどで使用するUSB充電器と組み合わせて充電することが可能でございます。そのため、家庭で規格が合致する充電ケーブルをお持ちの場合は、それを使用して充電していただくことも可能でございます。現在、各学校に進めている家庭のネットワーク環境調査の中で、充電ケーブルの保有についても確認を進めているところであり、その結果を踏まえながら、充電器の貸出しが必要な場合は、各学校でUSB充電器や充電ケーブルの準備を進めているところでございます。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。ぜひこの充電器、ある家庭とかはいいですけれども、ない家庭にはちゃんとしっかりとその辺も準備していただきたいと思います。 また、せっかく1人1台整備したパソコンなので、子供たちが自由に使える環境、要は触れれば触れるほど操作も慣れてくるかと思いますので、そういった子供たちが自由に使える環境にしていただきたいと考えますが、この使用基準などはどのように決められているのかお伺いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 お答えいたします。使用基準につきましては、現時点では特に定めはございません。ただし、GIGAスクールパソコンは、学習用途での使用が前提でございますので、まずは授業中のみの使用を考えております。休み時間の使用につきましては、教員の目の届かないところでの機器の扱いに関するトラブルや管理上の課題から、現段階では制限をかける必要があると考えております。使用においては、長時間の使用や無理な姿勢による健康への影響が生じないように、学級担任、教科担任から注意や指導を行っていく予定でございます。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。授業のみということでもできるだけ多くの授業で使って、触れる機会を増やしていただければと思います。 最後の、こちらが一番重要というか、一番やっていただきたいのですけれども、この就学援助の家庭というのが宜野湾市内にもあるかと思います。この就学援助の家庭の対応、いわゆる就学援助を受けている家庭は自宅にインターネットの環境の整備が難しいという場合もあるかもしれません。このような家庭には、パソコンを持ち帰る際に、就学援助などを活用したモバイルルーターの貸出しなども検討する必要があると思うが、教育委員会の見解をお伺いいたします。 今ですと、通常の購入というよりも、3日間ですとか1週間などの短いレンタル期間のモバイルルーターなどもありますので、そういったものをパソコンを持ち帰る際に同時に貸出しできる環境にしていただきたいと思いますが、見解を伺います。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。家庭にインターネット環境がない、または家庭でオンライン授業などを受講することが困難な児童生徒につきましては、感染対策を徹底した上で登校していただき、直接授業を受けるなどの対応を予定しております。しかし、感染不安などによる登校控えで登校が難しい児童生徒への対応も必要と考えております。その中で、家庭にインターネット環境が整っておらず、かつインターネット環境の準備が難しい家庭もあるかと思います。そのような家庭に対してどのような支援が可能か、財政的な課題も確認しながら検討を進めてまいりたいと存じます。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。今後の検討課題だと思いますので、よろしくお願いします。また、もしこのルーターなど貸出しするというのが決まった場合なのですけれども、人によってはパソコンだけ持って帰る子と、ルーターとセットで持って帰る子、周りから見たときに、ルーター持って帰る子が就学援助の子だというような見方をされないような工夫、そういったものも同時に一緒に考えていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 次の質問に移らせていただきます。キャッシュレス推進の取組についてお伺いいたします。まず、初当選から3年間連続13回、いろいろな角度からキャッシュレス推進のお願いをしてまいりました。3年前は、宜野湾市議会でもキャッシュレス推進を取り上げているのは私一人でしたが、私自身、宜野湾市商工会のメンバーとして、市内の商工業者が潤う環境をつくる努力をしてまいりました。また、公明党としても毎年政策要望をさせていただきました。今回、そのことが実り、キャッシュレス推進の事業を取り組んでいただき、ありがとうございます。市長並びに関係部署の皆様には感謝申し上げます。 今回のクーポン&キャッシュレス推進事業、クーポン券が順次今発送されているかと思いますが、受け取った市民の方がクーポン券のホームページにアクセスした際に、まだ作成途中なのですかとの問合せなどもありましたが、こちらホームページは委託業者と宜野湾市どちらが作成しているのかお伺いいたします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 おはようございます。真喜志晃一議員の御質問にお答えいたします。専用サイトに関しましては、当事業の受託事業者において作成しておりまして、現在準備中の項目もございますが、順次、掲載に努めているところでございます。市のホームページにも掲載しておりまして、そこからもアクセスできますし、また市報の9月号に折り込んだチラシの中にQRコードがあり、スマホ等でアクセスすることもできるような仕組みになっております。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。では今回、委託業者にホームページの作成もお願いして委託しているということですが、この委託業者、応募などは何社あったのかお伺いいたします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。応募事業者は6社でございました。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) こちらは、前回の6月議会のときに換金のスピードが速い業者、また複数の決済を導入する業者を選定してほしいと依頼させていただきました。今回受注した業者は、クーポン券の現金化に約10日前後で換金できるということで、ありがとうございます。本当はもう少し早い、2~3日の要望もしていましたが、前回の議会でも1か月以上待たせるようなことのないようお願いしたことを聞き入れていただき、感謝申し上げます。 また、このQRコード決済、こちらは市民の利便性のためにも複数の決済をお願いしていましたが、今回はペイペイのみと聞いています。他社もこの応募要件ですか、同じような状況だったのかお伺いいたします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。去る6月議会におきまして真喜志議員から御提案がございました事業者選定の評価においても参考にさせていただいております。 換金の頻度に関しましては、換金のスピード性を審査項目に設けており、換金頻度だけではなく、受付から振込までの一連の流れを総合的に評価してまいりました。受託事業者におきましては、換金申請を受け付けてから10日ほどで振込が可能となっておりまして、事業期間内に10回の振込を予定しております。 また、応募事業者の中で複数の決済手段の提案はなく、各事業者とも1ペイメントの提案となっておりまして、その中にはペイペイ以外の提案もございました。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。各社もどれも一つのQRコードだったということで、ペイペイに決められたということです。市内で、現在ペイペイ導入している店舗、こちらは約1,000店舗近くあるかと思うのですけれども、何もせずにもう自動で今回のこの事業ですか、参加できると思ってよいのかお伺いいたします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。議員おっしゃるとおり、既にペイペイを導入しており、本事業の参加資格を有する事業者においては、自動で参加が可能となっております。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。今回のこのクーポン&キャッシュレス推進事業のホームページ、私も拝見させていただいたのですけれども、参加店舗が一覧で検索できるようにはなっていますが、市民の方からもちょっと見にくく使いづらいという声もありました。市民の利便性、事業所の新規顧客獲得を考えると、最低限、この参加店舗を地図で表示するべきだと考えますが、委託業者に依頼をしていただきたいと思うのですけれども、ただ追加費用がかかるような性能のよい地図、いわゆる検索してスーパーだけを出すとか、そういった検索機能とかそういったものは要りませんので、例えば今あるホームページにグーグルマップ等を貼りつけて、このクーポン券が利用可能な事業所をピンで表示させるだけなどでも構いませんので、ぜひそちらをお願いしたいのですが、いかがでしょうか。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。現在、受託事業者において専用サイトの作成を行っているところでございます。議員の御提案の地図表示に関しましては、事業者と協議し、市民に分かりやすいサイトづくりに努めてまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。一覧表示ですと、知っているお店などには、そもそもクーポン券使って行くかと思うのですけれども、知らないお店は、やっぱり地図表示のほうが自分の家の近所にこういった店があるのだというのも分かるかと思いますので、ぜひ取組のほうをお願いいたします。 次の質問に移らせていただきます。市公式ユーチューブチャンネルの活用について。同じ内容になりますが、今回このクーポン券利用可能事業所は、現在、今のところ約190か所ほど聞いていますが、キャッシュレス決済のペイペイが利用可能事業所が市内で1,000か所というふうに聞いております。このクーポン券を利用できる店舗、この190のほう、クーポン券を利用できる店舗を増やす取組の一つとして、まずクーポン券利用可能な事業所になるメリットと、登録のやり方を動画にして市の公式ユーチューブアカウントに載せてはどうでしょうか。実際、私もお店の登録の仕方途中までやりましたけれども、非常に簡単でした。多分、ただこれインターネットに慣れていない方とかですと、最初からちょっと難しいイメージが持たれてしまうかもしれませんので、そういったものも動画で簡単に見せられたらいいのかなと思います。 クーポン券が全世帯に配られるので、取扱い事業所になると新規のお客さんも増える可能性があると思われます。せっかくあるユーチューブアカウントですので、ぜひ有効に活用をしていただきたいと思いますが、御見解を伺います。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。クーポン事業の事業者向け説明動画につきましては、現在、受託事業者と作成に向け調整しているところでございます。作成後は、市のホームページへの掲載と併せて、御提案の公式ユーチューブチャンネルの活用についても、担当部署と調整し進めてまいります。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) 進めていただけるということで、ありがとうございます。ぜひペイペイと同じぐらいの数とまではいかないかもしれないですけれども、今の約190よりもっとさらに増えるようにしていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 次の質問に移らせていただきます。留守番電話以外での基地被害110番の設置について、まずは平日日中の対応はどのように行っているのかお伺いいたします。 ○上地安之議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 おはようございます。真喜志晃一議員の御質問にお答えいたします。平日日中の対応につきましては、職員が電話応対しております。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。平日日中は職員が電話を受けて対応しているということで、では休日や夜間は留守番電話の対応受付になると思いますが、この留守番電話の録音時間が何分あるのかお伺いいたします。 ○上地安之議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。留守番電話の録音時間は、約30分間となっております。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) 30分ということで、以前もこの30分の時間を超えてしまった場合に、録音ができなかったという電話、そういったクレームもあったかと思うのですが、この録音時間を超えた場合は、現在どのような対応になっているのかお伺いいたします。 ○上地安之議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。録音時間を超えた場合は、基地被害110番へ御連絡いただいたとしてもつながらない状態となってしまうことから、現在、録音時間の見直しなどを含め検討を行っているところでございます。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) 30分を超えたらもうそのまま録音できずにということですけれども、そこで提案になるのですけれども、例えば今宜野湾市の公式ラインアカウントありますが、それは別に、宜野湾市の基地被害110番の公式ラインなどを作成してみたり、またはホームページですとかメールで基地被害110番対応できるようにしてはどうでしょうか。メールなどの対応も増やすことによって、平日日中、職員の方が電話受付の場合、当然それを記録に残すために文字起こしという作業を多分職員の方がされているかと思うのですけれども、電話から文字起こしするよりも、メールなどの文字媒体での受付が増えれば、文字起こしをする職員の負担も大分減ると考えますが、御見解を伺います。 ○上地安之議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。議員から御提案をいただきましたインターネットを活用した苦情受付というのは、基地被害の実態を把握する手段が拡充され、市民の利便性の面からも非常に有益だと考えております。また、現在の電話応対の場合、職員が聞き取り、文書化する作業が発生しており、今後、インターネットを活用した苦情受付が定着することになれば、職員の負担軽減にもつながると考えられますので、ぜひ前向きに検討させていただきたいと思います。 まずは、ホームページやメールなどの導入について検討を行い、その後、公式ラインなどの活用について検討してまいります。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。メールなどの場合はそのまま受け付けるだけという形になりますが、ラインを使った場合は何かしらの返信を自動でできたりとかいろいろありますけれども、そちらのほうも、何で対応されてもいいかと思いますので、そういったネットでの文字での受付も早めに増やしていただけるようにお願いいたします。 次の質問に移らせていただきます。企業版ふるさと納税についてお伺いいたします。まず、企業からの企業版ふるさと納税の件数と額をお伺いいたします。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 おはようございます。真喜志晃一議員の御質問にお答えいたします。企業版ふるさと納税、こちらのほうは企業から宜野湾市に御寄附いただいた場合に、最大で9割の税額控除等が行われる制度でございますけれども、令和2年度に大きな改正がございまして、控除額が6割から9割に拡充されたものでございます。現在、企業版ふるさと納税の本市の状況でございますが、本日現在で2件、20万円となってございます。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) この企業版ふるさと納税、企業からしたら、今までの負担が大分減って、約1割の負担でできるということで、ちょうど今がこの企業版ふるさと納税を活用するチャンスかなと思っておりますが、このふるさと納税をしてもらう企業を、どのように今現在集めているのかお伺いいたします。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。令和3年6月定例会で企業版ふるさと応援寄附金基金条例採択後に、応援寄附要綱を作成いたしまして、市のホームページで周知を図ったほか、地域再生計画で重要業績目標指標のKPIを設定した事業に関する部署と、現在、情報共有を図っているところでございます。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。先ほどこの企業版ふるさと納税の件数は2件というふうにお伺いいたしましたが、宜野湾市からの受注業者で企業版ふるさと納税があった件数などはあるのかお伺いいたします。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。本市からの受注業者で企業版ふるさと納税の実績ですが、本日現在で1件、10万円となってございます。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。2件中1件が受注業者で、1件はもしかしたら宜野湾市出身の会社の方なのかなと思いますが、市外の受注業者に対して、この企業版ふるさと納税という制度のお知らせという形でふるさと納税してくださいになると、ちょっと言い過ぎだと思いますので、こういった制度をまだ始まったばかりで知らない企業も多くあると思いますので、こういった制度がありますよみたいなお知らせなどをしてみてはいかがでしょうか。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御提案ありがとうございます。本市からの受注業者に対するそのふるさと応援寄附金のお願いというか、そういうものは議員御指摘のとおり、やはり企業版ふるさと納税の制度上、その利益を供与してはいけないということもありますので、誤解を受けないようにしなければいけないなというふうに考えてございます。 現在、ふるさと納税の周知につきましては、受注業者のみに対してだけでなく、市外、県外の企業に対して周知方法を検討しているところでございます。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) 今周知方法を検討されているということで、この企画部の職員の方が市外の企業に出向いて、企業版ふるさと納税の説明なども計画しているというふうに伺っていますが、企業版ふるさと納税のいわゆるプレゼンの動画を作成して、市の公式ユーチューブに載せてみてはどうでしょうか。 例えば、企業とやり取りした担当の職員が企業に対して、企業版ふるさと納税の紹介ですとか、企画部の職員が挨拶に行ってなどの場合に、いわゆるちょっと営業のような感じになって難しいかなというか、やりにくいのではないかなと思うのですけれども、例えばどの職員でも知り合いの企業ですとか、いろんなところにこの動画のURL、これを案内するだけという形にしておけば、簡単にこのふるさと納税の案内などもできるかと思います。例えばメールの定型文なども企画部で作成をし、そこにユーチューブ動画のアドレスを貼りつけておけば、いわゆるそのままコピペして、企業の担当者とかそういったところにメールをするだけということにしておけば、例えば日頃の職員の方の業務に差し支えることがなく、企業版ふるさと納税の収入アップにもつながると考えますが、ぜひ取り組んでいただきたいと思いますが、見解をお伺いいたします。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。御提言どうもありがとうございました。現在、本市の取組は、周知方法は公式ユーチューブや市のホームページも活用して、多くの企業に宜野湾市の地方創生プロジェクトを応援いただけるように取り組んでいるところでございます。ただ、やはり職員のほうと市外の企業とのつながりというのがなかなかないのが現状でございまして、議員おっしゃられるように、いわゆる寄附のお願いしに行くのに、例えば他市の企業を訪問するというのはなかなか難しいと思いますので、今後は、企業版ふるさと納税制度というのがまだスタートして間もないということもあります。令和2年度の実績が約110億円ということで、前年度に対して3倍以上に増えているというこの実績の強さと、あとその企業に対するメリット、また宜野湾市の企業版ふるさと応援寄附金をしていただく事業の魅力をお伝えするという形が重要なのかなというふうに考えております。その上でやはりその企業の方に簡易に企業版ふるさと納税の制度を知っていただくために、例えば名刺サイズの小さいお渡しできるようなものを企画部で作って渡すようなことを検討させていただいて、例えば議員の皆様方からも周知していただきやすいような環境というのはつくってまいりたいというふうに考えております。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。ぜひこの企業の負担が1割で済むという時期に、多くの企業版ふるさと納税、宜野湾市でも集められるようにしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 次の質問に移らせていただきます。市内道路の愛称名付与についてお伺いいたします。実は、こちらはある地域の方からの御相談もありまして、近所に住む高齢者の方が倒れた際に、実は119番へ救急車の依頼をして住所を伝えたら、この住宅前の通り名教えてくださいというふうに電話で消防の受付担当から言われたそうです。この通り名、何という通り名なのか、当然慌てて電話しているようですから、びっくりして言葉見つからなかったそうですが、近くに有名な施設があったので、そこの施設の名前を言ったそうです。人命救助に通り名が役立つのであれば、各通りに名称をつけることを市が中心となって道路の愛称名付与事業として、例えば各自治会等とも一緒になって取り組んではどうでしょうか。 また、道路については、通常何号線と数字で呼ばれているので、なかなかこの自宅前の通りの名前については、急に言われても思い出しにくい、そういった部分もあるかと思います。名前を看板に貼りつけて、子供から大人まで認識させることで、事件や事故、また災害時等に通り名を言うことで、急速な人命救助につながるのではないでしょうか。 また、通り名称をつけることで、その通りに住んでいる市民の方は通りへの思いなども湧いて、自宅前の通りのごみ拾いや美化活動につながれば自治会活動の活性化にもつながるのではないでしょうか。この各通りによる美化コンクール等も開催することで自然に活性化につながると思いますがと、市民の方からも意見もございました。この通り名、通りの愛称名付与事業として取り組んでみてはどうでしょうか、お伺いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 おはようございます。真喜志晃一議員の御質問にお答えいたします。通りの名称については、地域から呼ばれている名称や商店街、事業所などで構成されている通り会においてつけられた名称などがございます。道路管理者としましては、市道名及び都市計画道路名がございますので、これまでどおり路線名での名称を使用してまいりたいと考えております。 ただ、地域自治会や通り会で名称をつけることがありましたら、道路管理者としても協力してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員
    ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。では、地域でそういった話題というか、話になっていった際は、例えば看板をつけていただくとか、そういった協力もぜひ市のほうとしてもしていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 次の質問に移らせていただきます。嘉数小学校区への児童センターの設置についてお伺いいたします。市長の公約でもあります各小学校区への児童センターの設置ですが、現在は普天間小学校は計画があると聞いていますが、嘉数小学校区の児童センター設置の計画はどのようになっているのかお伺いいたします。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 おはようございます。真喜志晃一議員の御質問にお答えいたします。児童センターの整備につきましては、宜野湾市子ども・子育て支援事業計画におきまして、小学校区ごとに1か所の整備を目標に取り組むこととしております。現在、市内に6か所設置されているところでございます。普天間小学校区につきましては、普天間飛行場周辺まちづくり事業において、交流施設内に児童館機能を有した子供交流スペースを設ける予定となっております。嘉数小学校区の児童センター設置の計画につきましては、今後も継続して場所や設置形態など関連部署と連携し取り組んでまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) 要約すると、まだ特に決まっていないということで、保健相談センターが現在嘉数小学校に隣接しておりますが、そちらが令和7年には移転するという計画があると思いますが、この保健相談センターの跡地利用の計画、実際今あるのかお伺いいたします。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 真喜志議員の御質問にお答えいたします。現時点での具体的な跡地利用計画は持ち合わせてはございません。今後、当該施設敷地が行政財産から普通財産に変更後においては、総務部の所管となりますので、(仮称)総合福祉健康増進センター建設の進捗を踏まえながら、関係部、関係各課と意見交換あるいは協議を行いながら、跡地利用について検討を進めてまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) まだ跡地利用の計画は特にないということで、この保健相談センターの跡地に、いわゆる現在の真栄原公民館と嘉数小学校区の、こちらだと真栄原児童センターになりますか、の複合施設などの設置を要望しますが、見解を伺います。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。児童センターにつきましては、福祉推進部よりお答えいたします。未整備地区における児童センターの設置につきましては、複合施設も視野に他の公共事業の整備の機会も伺いながら、関係部署と連携し取り組んでまいりたいと考えているところでございます。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。御質問の真栄原公民館の整備について、市が整備する場合は学習等供用施設になるかと思いますが、議員御提案の複合施設としての整備につきましては、長田自治会と長田児童館の事例もございますので、検討していけるものと考えております。 また、事業の検討に向けましては、自治会や庁内関係部署などと調整を行いながら、進めてまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) 検討できるということで、ありがとうございます。 最後に、市長にお伺いいたします。この嘉数小学校区の児童センターですけれども、現在の保健相談センターが移転した後、そこに設置をしていただければ、嘉数小学校と隣接しているため、例えば子供たちの交通安全の面からも、また不審者などから子供たちを守る面からも、ここの場所が最高の場所になるかと思いますが、市長の公約でもありますので、ぜひこの保健相談センターの跡地に設置をしていただきたいのですが、いかがでしょうか。御見解を伺います。 ○上地安之議長 市長。 ◎松川正則市長 おはようございます。お答えを申し上げます。ただいま各小学校区への児童センターの設置、市長の公約でもございます。ただいま真喜志議員から御提案があった内容につきましては、非常に内容的にもいい提案だと考えております。ただ、ほかの事業との絡みもございます。すぐ対応ができるかというと、やはり様々な事業の進捗状況も検討しながら進めてまいりたいと思います。 また、あとは予算面を含めまして、どういった補助が活用できるか、補助メニュー等も検討してまいりたいと、いい御提案でございますので検討してまいりたいと考えております。以上です。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。当然、真栄原の複合施設ですか、そちらの建設にある程度めどが立たないと、計画自体もできてこないのは承知しておりますので、ぜひ前向きに検討していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 次の質問に移らせていただきます。部活動指導員制度の活用についてお伺いいたします。まず、制度の概要からお伺いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 真喜志晃一議員の御質問にお答えいたします。部活動指導員制度の主な概要は、中学校における部活動指導体制の充実を推進し、部活動を担当する教員の支援、負担軽減を図ることでございます。平成29年4月1日、学校における適切な練習時間や休養日の設定など部活動の適正化を進めるため、校長の監督を受け、部活動の技術指導や大会への引率等を行うことを職務とする部活動指導員制度が学校教育法施行規則において改定されております。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。この部活動指導員の報酬になりますが、国、県、市の予算配分、こちらをお伺いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。本事業は、設置者である市と県、国、それぞれ3分の1ずつ負担することになっております。報酬の国の上限額は、時給1,600円ですので、本市負担額は1人当たり年額約27万円でございます。現在実施しております他市町村の状況を参考に検討しているところでございます。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) 1人年間約27万円ということです。ありがとうございます。 あと、文科省のこの基準ですけれども、各学校3名になっていますので、宜野湾市としては中学校4校ございますので、12名の指導員を採用できると思いますが、この12名を同時に配置しなくてはならないのか、例えばまずは市内でテスト的にどこかの中学校にお一人だけ配置することは可能なのかをお伺いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。議員御提言の内容でございますが、本市におきましては、他市町村の状況を踏まえ、各学校に1名や2名の配置案も検討しているところでございます。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。今回12名、一気に全員となると、この報酬だけでも予算的に約324万円かかりますし、さらにこの遠征費、いわゆる部活などで九州大会ですとか全国大会、そういったところに行く場合の遠征費なども予算化すると、市の負担にもなって高額になってしまいますので、まずは例えばちょっとテスト的にという形で構いませんので、国や県からの補助のつく予算だけを導入してはどうでしょうか。本来であれば、この遠征費などもつけてはいただきたいのですけれども、この遠征費をつけることによって予算が膨らんで、そもそもこの制度が使えないというのではもったいないかと思いますので、国などの補助がついている予算だけを先にまずはテスト的に導入、そうすることによって、現在ボランティアで指導員と同じことをしていただいている方々も多くいらっしゃいますので、そういった方々の手助けになると考えます。ぜひ来年度の予算要求が間もなく始まるか始まっているかと思いますので、この部活動指導員制度のテスト的導入をお願いしたいと思いますが、御見解をお伺いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。教育委員会としましては、議員御提言内容も踏まえ、部活動指導員導入の実現に向け関係部局と調整し、体制を整えてまいります。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。まずは、この市内で1人だけというと27万円という数字も先ほど出ましたので、こちらはぜひ市長と企画部のほうになるかと思いますが、ぜひこの1人だけでもまずは構いませんので、来年度の予算措置のほうお願いして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○上地安之議長 以上で14番 真喜志晃一議員の質問を終わります。 ○上地安之議長 暫時休憩いたします。(休憩時刻 午前11時11分) ○上地安之議長 再開いたします。(再開時刻 午前11時21分) 休憩前に引き続き一般質問を行います。13番 山城康弘議員の質問を許します。山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) ハイサイ、グスーヨー、チューウガナビラ。議席番号13番、絆クラブ、山城康弘でございます。議長のお許しが出ましたので、通告してありました5項目順を追って質問させていただきます。 まず初めに、ウチナーグチの普及促進について質問させていただきます。沖縄県が平成18年、ウチナーグチの普及継承を図る目的として、9月18日にしまくとぅばの日を条例制定しております。その後、平成25年にしまくとぅば普及推進計画を策定しまして、年間5,000万円の一括交付金を使った事業として、前期行動計画3年、中期行動計画3年、そして後期の4年間計画をしております。令和3年度は、後期計画の3年目に入っており、今県のほうでも最終版の目標値を掲げた推進計画が行われております。 私は、このウチナーグチ、先人が残していただいた美しい言葉、そのチムグクルがある言葉をしっかりと後世に残していかなければならない、そういった強い思いで今日は質問させていただきます。 そこで、まずこのウチナーグチの継承について、宜野湾市のお考えをお聞かせください。あとは自席より質問を続けてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。 ○上地安之議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 こんにちは。山城康弘議員の御質問にお答えいたします。ウチナーグチは、地域の伝統行事などで使われる大切な言葉であるとともに、組踊や琉球舞踊、沖縄芝居などといった沖縄文化を支える基礎であり、各地域で受け継がれてきたウチナーグチを次世代に継承していくことは重要なことだと認識しております。 また、沖縄県が令和2年度に実施しましたしまくとぅば県民意識調査によりますと、しまくとぅばに親しみを持っている人は、県民の約8割となっている反面、しまくとぅばの使用頻度では、しまくとぅばを挨拶程度以上使う人は約4割にとどまっており、減少傾向の結果が出ております。これらの調査からもウチナーグチを継承していくためには、若い世代への普及促進や育成がとても大切なことだと考えております。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) 皆さんの宜野湾市学校教育の基本構想の中にも、郷土文化の継承ということでウチナーグチの促進という項目がございます。今、部長の答弁をお聞きしまして、我々と一緒の認識で、この言葉をしっかり残していかないといけないという思いが今の答弁で分かったので安心しました。 そこで、この言葉を必ず継承していくという事業が必要になります。あるいは継承する計画が必要であります。今現在、皆さんのこのウチナーグチの普及促進計画、あるいは現場で取り組んでいる取り組み状況についての説明をお伺いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 山城康弘議員の御質問にお答えいたします。学校では、日々の授業や学校行事の中で児童生徒の発達の段階に応じて、郷土の文化等を学び、しまくとぅばに触れる機会を設けております。小学校では、国語や総合的な学習の時間などの授業の中でしまくとぅばに触れ、郷土の文化を学んでおります。また、運動会では、ウチナーグチバージョンでのラジオ体操、競技紹介のアナウンスや学習発表会での挨拶など、学校行事の司会進行などを通してしまくとぅばに慣れ親しむようにしております。 宜野湾小学校では、しまくとぅば普及センターへ講師派遣を依頼し、しまくとぅば講座の授業を行った様子がテレビで報じられております。中学校では、国語の授業で補助教材を活用してしまくとぅばを学んでおります。また、9月18日のしまくとぅばの日に向け、図書館にてしまくとぅばなどに関する本のコーナーを設け、生徒に制定の経緯等を伝えることも行ってございます。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) 皆さんから資料をいただきまして、このウチナーグチの広め方、子供たちに対してのものとしまして、例えば学校給食で「いただきます」を「クワッチーサビラ」と、「ごちそうさま」を「クワッチーサビタン」というふうな試みも聞いております。 ちょっと今答弁でなかったので、少し御紹介させていただきたいのですけれども、沖縄県のしまくとぅば普及センターが令和3年3月、かたてぃちからなしまくとぅばというふうな、これ大山の独特の方言です。これを取り上げた本を作成しております。これは県がやっているのです。 それと、もう一点は、宜野湾小学校でなのですけれども、しまくとぅば検定、これは県のほうが独自に現場サイドでやっているのですけれども、教育長もうちょっと、県との連携、やはり県が悪いのかどうか分からないのですが、ちょっと少し連携が薄いなというのを感じておりますので、ぜひともこういったことも情報交換しながら、学校現場でもいろいろやられていますので、やってください。 このかたてぃちからなしまくとぅばは、地域の言葉、これは細かく後で宮城政司議員が地域の方言ということで、中に入っていきながらいろんな質問をすると思うので、あとは私は省略いたしますけれども、よろしくお願いいたします。 そこで、この普及推進する中でなかなかこの子供たちの意欲を喚起できていない、あるいは社会でも民間団体も頑張っているけれども、喚起できていない。そういったことが、今現状として県のほうもそういった課題が出ているというふうなお話もありましたけれども、今、宜野湾市において普及推進する中で、課題等は何なのかお聞かせください。よろしくお願いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。学校においてしまくとぅばに親しみを持たせる取組をする上で、しまくとぅばを指導できる教員が少ないことが今現在課題であり、外部の人材に頼らざるを得ない状況がございます。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) 今、部長が学校で子供たちに勉強を教えていただく先生方がまず分かっていないと、まさにそのとおりです。私、今年で54歳になりますけれども、若い頃に高校の観劇でウチナー芝居を拝見したときに、僕の同級生の年代ですら芝居言葉が分からなかったのです。僕はたまたま環境がそういう環境にあったものですから、少しは理解しております。ですから、今部長がおっしゃったように、学校現場の先生たち、私の年頃というのはもうベテランの域です。そのベテランの域の先生たちがまだウチナーグチをあまり理解していないというのが一つの課題だと思います。 そしてもう一点、私が思うのは、子供たちが今学校現場で使う機会を皆さんが増やしているのは分かりますけれども、子供たちが上手になっていくのは何だと思いますか、部長。私は、興味を持たすことだと思うのです。ウチナーグチに興味を持ってもらう、この取組が少し弱いのではないかなというふうに思います。これは後で提言のときにまとめてお話ししますけれども、この沖縄の方言、行政も含めてそうですけれども、頑張っている。ですけれども、民間で、宜野湾市でもやっていらっしゃる方がいらっしゃるのです。宜野湾市うちなぁぐち会、今日後ろに見えております。與儀清子会長を筆頭に、宮城政司議員のお母さんである宮城勝子前市議も含めて、一生懸命各施設を回りながら、学校も含めて日頃からこのウチナーグチを絶対なくしてはいけないと、この強い思いで、民間で活動されている団体もあるのです。 1つ質問なのですけれども、こういう団体がありますので、皆さんは民間団体への支援というのはどのようにやっているのか、現状を答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 御質問にお答えいたします。本市といたしましては、しまくとぅばの普及促進活動を行っている「うちなぁぐち部」が所属する市文化協会に対し補助金を交付し、活動の支援を行っております。また、中央公民館登録サークルの宜野湾市うちなぁぐち会と連携し、生涯学習フェスティバルでうちなぁぐちかるたの紹介や、お手玉を使った童謡の伝承、うちなぁぐち芝居の発表など普及活動に協力しているところでございます。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) 今、文化協会等に補助金出しているというお話ありましたけれども、これ豊見城市も実は文化協会を通して活動をやっているのです。ですけれども、この文化協会に予算を出して、しっかりと今ボランティアで活動している方々に、行動するに当たって、あるいは普及するに当たってのその予算措置ができるような、やはり教育委員会でもいろんな方法を考えていただきたい。もう手弁当でやっていらっしゃるのです。こういったこともしっかり後支えしていただきたいと思います。 そこで、この沖縄県の推進計画をやりまして、今年で8年目になります。この8年間で、私は、数値目標を掲げながら、沖縄県が計画しておりますけれども、少し進み具合が鈍いような感じがいたします。数値目標を設定していますけれども、ちょっと広がりがない。これは、私の思いでは、市町村にしっかりと落とし込みができていないのではないかなと、先ほどの答弁でも大山でこういう本を作りました、小学校で検定していましたという情報を教育委員会とあまり共有されていない。これ県にもう少し進め方を是正していかないといけないと思うのですけれども、このウチナーグチの普及推進、他市、ほかの市はどのように動いているのか、御説明をお願いいたします。 ○上地安之議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 御質問にお答えいたします。県内11市にしまくとぅば普及に関する取り組み状況の聞き取りをしたところ、主に文化協会が主体となり、沖縄市では市民講座、豊見城市においては夏休みに小学生を対象とした講座、石垣市では沖縄県が取り組んでいるしまくとぅば検定を実施したなどの回答を得ております。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) 今の答弁でも分かるように、各市も含めてやはり浸透していない。独自にこの普及促進の対策、あるいは事業をしているところがないです。ですから、やっぱり落とし込みがしっかりされていないなというふうに思います。 私、ここからいろいろ提言も含めてお話をさせていただきますけれども、東風平中学校におきまして、平成9年から週に2時間の時間をつくりまして、例えば琉球舞踊、三線の古典音楽、あるいは空手、組踊などの授業を3年生2か年間、平成9年からやっているそうです。平成9年からのこの予算としては単費で、そして平成25年からは一括交付金を利用した、この学校でのそういった伝統芸能の教育をしているそうです。ここ2か年はコロナ禍の中で少しこの授業はストップしていますけれども、この先生は、私が話した先生は、神谷武史先生といって、沖縄県立芸大の講師であります。組踊の立ち方、あるいは琉球舞踊の先生でもありますし、空手家でもあります。この先生とお話ししたら、やはりなくなってほしくないなと、そしてこの授業でどういったことが起きてきたか。1、2年生が、3年生が1年間勉強をして、学期末に組踊の公演をするらしいです。そうしたら、1、2年生の子供たちが、「先生、僕もあの役やりたい」、「私はああいう三線したい」とか、こういう子供たちがいっぱいいるそうです。これはまさしく、私が先ほど申し上げました興味を持たす試みではないかなというふうに思います。 そこで、こういった伝統芸能あるいはウチナーグチのこの授業として、学校現場でぜひとも取り組んでいただきたいと思いますが、教育委員会の見解をお願いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 山城康弘議員の御質問にお答えいたします。各学校での授業に関しましては、各教科や総合的な学習の時間及びクラブ活動など、教育課程の中で発達段階に応じた授業を行っております。教育委員会としましては、今後もしまくとぅば普及センターや宜野湾市文化協会うちなぁぐち部などの地域の人材を活用して、各学校の実情に応じてしまくとぅばの授業に取り組むよう助言をしてまいりたいと思います。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) 話をちょっとまとめたいと思います。今、部長からも前向きな答弁がございました。提言として、まず1点目、今学校現場でもそういう授業を取り入れてほしい、これ1点です。 そして、先ほど申し上げました宜野湾市うちなぁぐち会、そういった民間団体への支援、それもしっかりしていただきたい。そして、先ほど御指摘させていただきました県との連携もしっかりとやってほしい、こういったことを一つ一つ解決することによって、市民がその気持ちを喚起しながら、子供たちが興味を持ってその普及の環境づくりがされると思います。よろしくお願いいたします。 最後に、私の大好きな丘の一本松のこのガンクースーグヮーの子供に対しての気持ち、強い気持ちが入ったせりふを最後に言って、この質問を教育長に見解いただきながら終わりたいと思います。 この芝居の中で、常に息子に対して小言を言いながら、文句を言いながらやっているお父さん、ある日、ほかの人たちからの指摘を受けて、息子はしっかりやっているということで、そういう場面があったときに、やっぱり認めないといかんなというふうなお母さんとの会話の中で、このお母さんが「スーヨー チャーゴーーグチェーシンソーンナヨー」と言うのです。その後に、このおじいちゃんが言った言葉が私はもう忘れられないのですけれども、少しお聞きください。 「アンマーヨー ワーガゴーグチシーネーワッサンナー マーヌウヤドゥンヤレーヤー ドゥヌクヮチムカラシンカラミックヮサヌゴーグチシミシェールウヤヌメンシェーガ クヮンディルムノー ミーンカイイッティンヤマンアタイカナサンドーヤー カナサルナカー ブチカキリンディイチ チュンカイマキラチェーナランムンヤーンディ ウムイグトゥルゴーグチェースン クヮンディイルムノースダティヨウナムン タイヌウヤサーニヌライドゥンシェーヒンジムンナスン タイサーニフミードゥンシェーフリムンナスン チュイガヌライネー チュイヤカニマーチョーティドゥクヮスダティンドーヤーアンマー 良助ガ シキンヌチュカラフミラリールバスネー ワンネー ククルヌウチウドテー シタイヒャーワークヮ ウヤマサイングヮナティトゥラシヨーヤーディ ワンネーカンシドゥウムトンドーヤー アンマー」というふうなせりふがあります。 安藤部長、分かりますか。後で松川市長に聞いてください。 この言葉は、親が子を思う心、そしてさらには、この言葉、ウチナーグチの中身を学ぶことによって、子供たちが親に対して愛されている。そして、さらにこの子供たちが大人になったときに、そして子供を持ったときに、あのガンクースーグヮーは、このように子供を育てなさいよと言っていたなと、まさにこれは教育長、教育ではないですか。ですから、こういったいい芝居の中の言動もあります。これは、標準語に訳したら、全く素っ気も何もありませんので、やはりウチナーグチを学ぶことによって、この美しいウチナーグチを理解する。そして、子供たちが誇りを持っていけたらなと思いますけれども、最後に教育長、見解をお願いいたします。 ○上地安之議長 教育長。 ◎知念春美教育長 山城康弘議員の丘の一本松のしまくとぅば、ウチナーグチ、見事でさすがでございます。議員おっしゃるように、これは家庭教育の大切さ、親の愛の深さを学ぶ大変すばらしい題材だと思います。 「ムカシンチュヌナラシグトゥヌ イジヌイジラーティヒキ ティーヌイジラーイジヒキ」という言葉がございます。これは、今風でいうと、アンガーマネジメントでございますが、沖縄には伝承したいクガニクトゥバやチムグクルがございます。学校教育で可能な限りウチナーグチが伝承できますよう、しっかりと取り組んでまいります。山城議員の御提言に100%賛同いたします。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) 教育長、どうもありがとうございました。みんなで我々のウチナーグチに誇りを持って、後世に残すように頑張ってまいりましょう。よろしくお願いいたします。これで質問を終わります。 次に、児童健全育成事業補助金交付状況について質問させていただきます。この児童健全育成事業補助金交付の目的と概要を説明ください。よろしくお願いいたします。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。児童健全育成事業補助金交付の目的と概要についてでございますが、近年における女性の就業割合の高まりや核家族化の進行など、児童と家庭を取り巻く環境の変化を踏まえ、放課後や週末等に児童が安心して生活ができる居場所を確保するとともに、次代を担う児童の健全な育成を支援することを目的とし、社会福祉法人及び児童厚生施設等における児童の健全育成事業に対し、予算の範囲内において補助金を交付するものでございます。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) 少しつけ加えたいと思いますけれども、皆さんの宜野湾市児童健全育成事業補助金交付要綱の中の目的にもあります。当該事業で充実を図り、児童福祉を向上させることを目的とすると、ですからこの学童クラブの現場サイドがしっかりと子供たちを面倒見ていける環境づくりをするということで私は認識しております。 そこで、この補助金の支給方法、そして回数及び支給時期についての答弁をお願いいたします。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。補助金の支給方法でございますが、年に2回の補助金交付を行っております。まず、8月に交付申請額の約8割を概算交付し、翌年の5月に実績交付を行っております。なお、新型コロナウイルス感染症に関連する補助金の申請、交付につきましては、随時対応しているところでございます。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) 回数は年2回、8月末と5月ということです。この補助金をもらうには、まず補助金交付申請しなければいけません。そして、その使っているところは実績報告も含めてやらぬといけない。ですから、まず補助金交付申請と補助金実績報告についての詳細の説明をお願いいたします。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。まず、補助金交付申請でございますが、6月に交付申請の提出依頼を行い、7月に申請の締め切り、8月に補助金交付の決定を行い、請求書を提出いただいた後に、8月に交付決定額の約8割を概算交付しております。また、11月に変更申請の提出依頼を行い、変更申請があれば、12月に補助金変更交付決定を行っております。 次に、補助金実績報告でございますが、3月に3月末までの実績報告の提出依頼を行い、4月上旬までに提出していただき、その後、補助金の確定通知、5月に確定した補助金の実績交付を行うという流れになっております。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) この補助金の概算払いの1回目、今2回やられていますよね。1回目の8月末、部長、単純に考えますと、4月、5月、6月、7月、8月、これ5か月間は学童クラブの現場サイドで資金繰りをしないといけない状況です。私が皆さんにお聞きしたいのは、この8月に概算払いになっている、5月に概算払いになっている理由。それと、この概算払いの時期についての学童クラブからの支給時期への要請はなかったのか、この2点説明をお願いいたします。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。支給時期を8月、5月としている理由でございますが、市内学童クラブにおきましては、4月に新規受入れや学年更新による事務手続が発生し、あわせて3月末の実績報告など事務が繁忙となることが見込まれるため、6月に補助金交付申請の提出を依頼し、提出締切りを7月の上旬としております。提出された交付申請書の確認作業後、補助金確定等を行い、8月に概算交付を行っております。 また、実績報告につきましては、3月末までの実績報告が必要となるため、提出締切りを4月の上旬としております。提出された実績報告の確認作業後、補助金確定を行い、5月に実績交付を行っております。 学童クラブからの支給時期の要請につきましては、概算交付時期を少し早めてほしいとの要望がございます。現在、支給時期につきましては、8月と5月の補助金交付となっておりますが、要望等もありますことから、今後、学童クラブの御協力もいただきながら、速やかな補助金交付ができる仕組みづくりを検討してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) 部長、今の答弁で、申請に関しては6月ぐらいから始まっていると、7月の頭ぐらいに締め切ってね。これは、補助金要綱の第4条には、この補助申請の時期というのは市長が定める日までに提出しなければならないというふうにあります。これ非常に弾力性があります。ですから、前倒ししてもいいのです。この実績報告に関しては、4月15日というふうな日がしっかりと記載されていますけれども、申請に関しては、弾力あるから、今よりかもうちょっと早めるとか、そういった対応で、先ほどおっしゃっていた8月末になっているのは、いろいろ書類の手続があるという、ですから逆にその辺を是正していけば、これ現場サイドの悩みというのは解決できるのではないですか、と思います。 ちなみに、ほかの市町村のことも部長にちょっとお聞きしたいのですけれども、今宜野湾市は8月概算払い、そして5月に年度末の概算払いあります。他市はどのような状況になっていますか。答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。近隣の4市の補助金交付状況でございますが、浦添市におきましては、7月、10月、1月に概算交付、5月に実績交付の年に4回の交付となっており、沖縄市におきましては、6月、10月に概算交付、4月に実績交付の年に3回の交付となっております。また、うるま市につきましては、7月に概算交付、4月に実績交付の年に2回の交付となっていることを確認しております。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) 今の部長の答弁のとおり、7月に概算払いしているのです。現場サイドの声は、7月から夏休みに入っていったら、子供たちが学童にずっと朝からいる。非常に経費もかかっていく。ですから、夏休み前後までに補助金がいただければ本当に助かりますという声が上がってきているのです。実際、浦添市も3回概算払いで、最初の1回目が7月になっています。うるま市も7月にできているのです。ですから、宜野湾市ができないことはないと思います。 ちょっと認可保育園の話もさせていただきますけれども、皆さんから資料を頂いたら、認可は毎月10日までに毎月毎月お金払っているではないですか。かわいそうですよ、学童クラブの希望を聞かないと。 国からの補助金というのは、多分10月前後と年度末で2回ぐらいだと思うのです。これは、認可保育園の補助金の国からの交付も学童クラブの補助金の交付も一緒だと思うのです。ですから、できているところがありますので、私は毎月しなさいとは言いません。ですけれども、せめて現場が運用しやすいような環境づくりをしてほしいと思いますけれども、部長、再度これできますか。答弁をお願いいたします。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。議員おっしゃるとおり、児童の健全な育成を図る上でも、学童クラブの健全な運営が不可欠であると認識しております。今後は、放課後児童クラブ連絡協議会などと連携を図り、速やかな補助金交付に向け、鋭意取り組んでまいります。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) 部長の鋭意取り組んでいくということは、やるということで私は受け止めておきますので、ぜひともよろしくお願いいたします。これでこの質問を終わります。 続きまして、学校現場での生理用品配布の支援策についてをお伺いいたします。これは、6月議会におきまして、屋良千枝美議員がコロナ禍の中、生理の貧困の問題が今社会問題になっていると、さらには学校現場での子供たちの貧困、あるいはネグレクトが原因としたこの生理用品の貧困の話をされておりました。私は、今日は、この学校現場の児童、子供たちを少し限定してお話をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 6月に屋良千枝美議員がいろいろ質問しまして、いろいろ改善もしてきたと思います。今の現状、支援状況についての説明をお願いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。生理の貧困問題が新聞等で取り上げられたことを受け、現在、JAおきなわ宜野湾市内各支店の職員一同様をはじめ、宅建業協会女性会員有志の会様、沖縄コンベンションシティ会様より各小中学校に生理用品の寄贈がございました。現在は、寄贈いただいた生理用品を気兼ねなく使えるよう、小学校では5、6年生フロアトイレ、中学校では全学年のフロアトイレの各個室に設置してございます。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) ありがたいことで、部長、JAおきなわ宜野湾さん、そして宅建業協会の女性会員有志の会の皆さん、そして沖縄コンベンションシティ会の前森理事長、これ個人的に寄贈していると思うのですけれども、そういった寄贈に対して本当に感謝を私はこの場で申し上げたいと思います。 6月の屋良千枝美議員との議論の中で、皆さんが5月頃に養護教諭との事情聴取、そして子供たちへのアンケート調査もしたというのですけれども、この生徒へのアンケート調査も含めて答弁をお願いできますか。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。教育委員会では、生理の貧困について、困り感のある児童生徒に早急に対応できるよう、5月に臨時の養護教諭担当者会を持ち、情報交換を行っております。家庭で生理用品が準備できないなどの相談があるかどうか、また学校での生理用品等への対応について聞き取りを実施しております。学校での生理用品等の対応は、各学校とも保健室で予備を準備し、申出のあった児童生徒へ必要数を配布するなど対応しているとの回答を得ております。 また、各学校の子供たちの実態を詳しく把握するために、小学校5、6年生の児童と中学校全学年の女子生徒を対象に、生理用品の準備についてのアンケート調査を実施いたしました。家に生理用品がなくて困ったことがありますかとの問いには、よくある、時々ある、以前はなかったが今はあると答えた児童生徒が25%で、困り感がある児童生徒がいることを確認しております。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) アンケートでも結果出ています。やはり需要はあるのです。学校現場でのこの問題というのは、私はコロナ禍で出てきている問題ではないと思いますよ、教育長これ。前からあったのです。この子供たち、親がネグレクトの子たち、あるいは貧困の子たちいらっしゃいますので、ですからこの問題というのは子供たちがしっかり学校で勉強する環境をつくるために、心配事をなくしてあげないと。私は、屋良千枝美議員の話を聞いたときに、とても心が痛かった。この子供たちの心境を感じると。ですから、この生理用品の支援策については、恒久的な予算措置が私は必要だと思いますけれども、企画部長、これ予算づけしてほしいのですけれども、要するに今寄贈品が来ている状況というのはありがたいです。ですけれども、予算措置をしっかりして、3年後も5年後も10年後もこういった子たちが心配しないで通える環境づくりやってもらいたいと思いますけれども、部長どうですか、恒久的な財源措置、前向きな答弁をお願いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。
    又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。昨年来、学校現場におきましては、コロナ禍の影響によって様々な課題等が明るみになってまいりました。貧困で困っている児童生徒を含め、生理用品の配備につきましては、初めて気づかされるものでございました。今回の生理用品配備の支援につきましては、指導部として配備に向け検討してまいりたいと考えておりますので、今後関係部局と調整してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 山城康弘議員の御質問にお答えいたします。議員御提案の生理用品の配布支援につきましては、今し方指導部長よりもございましたように、生理の貧困につきましては、若年層の問題が非常に大きくクローズアップされているところでございますので、こういった配布に係る公共予算の規模、またその配布の手法などについて、教育委員会と協議を行いながら、前向きに予算措置について検討していきたいと考えております。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) いい答弁ありがとうございます。ぜひとも実現していただきたいと思います。 こういった御意見もあると思うのです。私はトイレに置いてほしいという思いがあります。これは、この子たちが気兼ねしなくて、トイレでしっかりこれを利用していくと、保健室で管理していたら、もう何回も行かぬといけない。ちょっと遠慮も出てくる。そういった思いをさせたくない。トイレのほうがベストではないかなと、そういうふうな話をすると、トイレだったら対象外の子供たちも取れるだろうというふうな話もありますけれども、そういった小さいことはもうどうでもいいと思います。こういうふうに対象にならない子たちが常備されているトイレから持っていくのは、学校教育現場でモラルとして道徳として教えるべきなのです。ですから、ぜひともこの子供たちがしっかりとした環境で勉強ができるような、心配のない現場をつくってほしいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。あとは屋良千枝美議員が全部、また皆さんと議論すると思いますので、よろしくお願いします。 ○上地安之議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後0時04分) ○上地安之議長 再開いたします。(再開時刻 午後0時04分) 午前の会議はこの程度にとどめ、残りの質問については午後1時30分から行います。その間休憩いたします。(休憩時刻 午後0時04分)              午後の会議 ○上地安之議長 再開いたします。(再開時刻 午後1時30分) 午前に引き続き13番 山城康弘議員の質問を許します。山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) 午前中に引き続き、よろしくお願いいたします。放置車両の対応方についてお伺いいたします。まず、放置車両の定義についての見解をお願いいたします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 こんにちは。山城議員の御質問にお答えいたします。宜野湾市放置自動車の発生の防止及び適正な処理に関する条例がございまして、その第2条第3号において、自動車等が正当な権原、これは権利の発生する原因という意味ですが、正当な権原に基づき置くことと認められた場所以外の土地に規則で定める期間にわたり置かれていることと定義しております。期間につきましては、同条例施行規則第3条で14日間と定めております。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) 今、部長が答弁したとおり、この条例の施行規則の中で14日間の日が決まっているというふうに思います。そこで、現在、宜野湾市における放置車両の対応はどのように行っているのか、御答弁をお願いいたします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。放置車両の対応につきましては、同条例に基づき適切に管理していたにもかかわらず、自動車等が放置されているときは、土地の所有者及び管理者から撤去を進めるための調査依頼がなされた場合に、市として調査を行うこととしております。調査を行い、放置車両として認定された場合は、関係機関と連携し、車両の所有者並びに使用者を特定し、書面にて撤去勧告及び命令を行っております。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) 施行規則の中で、この放置車両の所有者が分かった場合、皆さんのほうで勧告して30日以内に期限を指定して、撤去されない場合は処分ができるような、条例の中にもうたわれていると思います。現状、市内でこの放置車両はどのぐらい発生しているのですか、状況的なものの説明いただけますか。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。土地所有者及び管理者から相談を受け、現在調査中の物件は9台となっております。内訳としましては、車両5台、バイク4台でございます。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) ちょっとこれから個別の案件を少しお話をしたいと思いますけれども、私たちは上大謝名なのですけれども、公民館から真志喜向けにフェンス沿いを通って大謝名に行く道、あるいは真志喜に抜ける道のフェンス沿いが約200メートルぐらいある中で、そこに放置車両が2台止まっております。ここは、県道34号線の渋滞に伴って、朝夕と両方の方向から車が行き交う非常に交通量が多いところになっておりまして、この放置車両がフェンスのそばに止まっているのです。ちょっとお伺いしたいのは、このフェンスから通常何メートルが米軍基地なのか、その辺の答弁をお願いできますか。 ○上地安之議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 こんにちは。山城康弘議員の質問にお答えいたします。米軍基地フェンス外側の基地範囲につきましては、フェンスの外側にコンクリートの材質などで地面に打ち込まれている境界くいが確認できる場合は、そこまでが米軍基地、普天間飛行場の敷地内と認識をしております。また、境界くいが確認できない箇所につきましては、沖縄防衛局に対し、普天間飛行場の敷地の内側か外側かについての確認を行っております。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) 部長、私が調べた範囲では、基本的にフェンスから2メートルぐらいが米軍基地になっているのではないかというふうな話がありますけれども、当該地域、今2台放置車両がある地域なのですけれども、調べてもらったら5メートルが米軍基地の範囲になっているということなのです。そのそばに里道があるのですけれども、ということは、この上大謝名の放置車両2台というのは、米軍基地内の土地に放置されている。ですから、私たち宜野湾市の管轄外になっているのです。そういったときに、先ほど部長から説明あった宜野湾市の条例に基づいて処分することはできないと思います。ですから、こういった管轄外の放置車両についてはどのように対応していくのか、御説明をお願いいたします。 ○上地安之議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。普天間飛行場のフェンスの外側で、かつ普天間飛行場の敷地内に放置車両などがあった場合の対応につきましては、沖縄防衛局などの関係機関と協議調整を行い、適切に対応してまいります。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) 部長、これ間違いなくこれは米軍基地内になっているので、先ほど申し上げましたけれども、当該地域、その道路は、この私道は、朝夕本当に大渋滞ではないですけれども、車が非常に行き交っていると、私が心配しているのは、この放置車両によって道の幅が狭くなっている。お互い2車線というか、この反対側からも車が行き交う中で事故が起きないか、とても心配しているのです。そして、私たち上大謝名の地域からも、自治会長はじめ皆さんから、多くの声で、早くこれ撤去してくれというお話がありますので、今おっしゃった、これはもう国の、米軍のほうにお願いして、あと防衛局のほうだというふうなお話がありましたので、早めに防衛局に連絡して、これが速やかに撤去されるように手続してもらいたいと思いますけれども、どうですか、よろしくお願いします。答弁お願いします。 ○上地安之議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。先ほども申し上げましたが、沖縄防衛局などの関係機関と協議調整を行い、適切に対応してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) 部長、ありがとうございました。ぜひ早めの対処をよろしくお願い申し上げまして、この質問を終わりたいと思います。 次に、私道排水溝の維持管理について御質問させていただきます。まず、私道の側溝あるいは排水溝の維持管理につきまして、今現在どのように維持管理をされているのか、御説明をお願いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 こんにちは。山城康弘議員の御質問にお答えいたします。私道の排水溝の維持管理につきましては、所有者がするべきものとして、市のほうでは維持管理を実施してございません。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) 今、部長の答弁はごもっともな答弁だと思いますけれども、ただやっぱり地元では、やはりこの維持管理をするに当たって、側溝なんかは水のはけが悪いときには機能していないというふうなものが現れております。先ほど言ったフェンスの近くは維持管理されているのです。これは、防災の観点からというお話も聞いたことあるのですけれども、やはり先ほどおっしゃったように、私道に関しては別の人の土地ですから、市の管轄ではないというのは分かりますけれども、これ、治水あるいは防災の観点から、これ役所も少し地域と相談できる状況をつくってほしいと思うのですけれども、この治水の観点から維持管理に向かっていってほしいのですけれども、その辺部長どうですか。答弁をお願いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。基地フェンスそばのグレーチングの部分の管理につきましては、その下のほうに下水道管理の排水路がつながってございます。その観点から、下水道のほうで維持管理しているところでございます。 御質問の私道のほうの治水については、やはり土地所有者、住宅地域の管理者がいらっしゃいますので、道路の維持管理についても管理者で行う必要があり、市で実施するものではないと考えております。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) 部長、これはもちろんそうです。道路の維持管理者、要するに所有者です。管理している会社がやるべきことなのです。だけれども、実際できていないところが多いものですから、これは一つちょっと提案したいのですけれども、自治会からこういうふうないろんな問題が上がってきます。自分たちでやるにしても、例えば側溝の蓋がコンクリートの場合なんかは、非常に作業厳しいです。そういったことも含めて、今後、自治会からこういう話が上がってきたら、いやこれは管轄外ですからという話ではなく、いろいろ相談できる、少しは相談していただける環境づくりをしてほしいのですけれども、その辺部長どうですか。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。自治会からの要望などがございましたら、地域の安全安心のためにどのような形で協力できるか検討してまいりたいと考えております。例えばおっしゃるとおり、作業に必要な資機材の提供などが可能か検討してまいります。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) 部長、前向きな答弁ありがとうございます。ぜひ、自治会が作業する方向もあると思うのです。ですけれども、やはりそういったいろんな材料も必要だとか工具も必要だとかいう状況がありますので、ぜひとも地域から声が上がったら、では役所として何ができるかというふうなことも含めて、地域と相談しながら進めていただきたいと思いますので、ぜひともよろしくお願いいたします。 これで私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○上地安之議長 以上で13番 山城康弘議員の質問を終わります。進めてまいります。 ○上地安之議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後1時43分) ○上地安之議長 再開いたします。(再開時刻 午後1時43分) 引き続き一般質問を行います。15番 知念秀明議員の質問を許します。知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) 議員の皆様、こんにちは。議席番号15番、共生の会、知念秀明でございます。どうぞよろしくお願いします。午前中すばらしい芝居を見て、質問を見て、非常に感動しました。大体の方々がA席で、それも満席で、そしてB席も満席で、大変すばらしい一般質問を聞かせていただきました。その後に食事をして、少しだるいとは思うのですけども、皆さん午後のほうも私も宮城克議員もおりますので、どうぞよろしくお願いします。 それでは、議長の許しを得たので、一般質問いたします。都市計画決定後、未着手の道路及び公園について伺います。本市の都市計画決定後で、まだ工事に着手していない公園及び道路の数と名称をお聞きします。あとは自席にて質問させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 知念秀明議員の御質問にお答えいたします。昭和43年都市計画決定の未着手の公園については、8か所ございます。公園の名称でございますが、喜友名公園、野嵩第二公園、神宮公園、伊佐第三公園、礼泉児童公園、伊佐浜児童公園、ウシナー公園、貝塚公園の8か所でございます。 都市計画道路につきましては、7路線ございます。路線名につきましては、野嵩3区地域の3・5・39東本町通り線、普天間1区地域の3・5・40普天間野嵩線、基地返還の調整が必要な3・5・34大山東線及び3・4・73普天間中学校線、大山土地区画整理事業区域の3・5・41大山中通り線、3・4・62学園通り大山線、3・4・3宇地泊伊佐線でございます。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) たくさんの道路、そして公園がまだ着手していない状態というのが分かりました。昭和43年に都市計画決定後、もう本年で53年たっております。この53年たった今もなぜこれが着手できないのか伺います。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。長期未着手の理由といたしましては、個別の施設で事情は異なりますが、国庫補助採択要件や補助金の財源等が厳しい状況もあり、事業採択ができず、進捗が図られていない状況でございます。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) いろんな事情があるのは分かっておるのですけれども、この未着手の公園、道路は、今後もこれ着手が見込まれない、そういった道路また公園はあるのか、それを伺います。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。現時点におきましては、既に決定された公園及び道路整備の進捗が図られるよう、必要な財源確保に取り組み、着手できるよう努めてまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) 道路が着手できていないのが7か所、そして公園が8か所ですか。やはりこれ着手するようにどうしたらいいかと考えるべきだと私も思います。この都市計画決定後に、本市で見直し、その見直しがあった事例があるのか、それをお聞きします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。平成18年11月の沖縄県が策定いたしました都市計画道路の見直しガイドラインに基づき、長期にわたり事業が未着手の都市計画道路10路線の見直し検討を行った結果、3・4・68我如古線につきましては、県道34号宜野湾西原線の整備がなされたことにより、本市において廃止候補路線と評価し、見直し検討委員会にて廃止路線として同意されました。その後、都市計画変更手続を経て、平成23年3月に廃止に至りました。また、都市公園につきましては、廃止の見直しなどはございません。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) 見直しが1件、3・4・68我如古線ですか、それが平成23年3月にあったと今お聞きしました。その見直しする場合の手続があると思うのです。どういった手続で見直しをするのか、それをお聞きします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。本市では、沖縄県が作成しました都市計画道路の見直しガイドラインに基づき、路線評価カルテの作成を行い、まず評価・採点には、都市計画道路の必要性、実現性について評価いたします。必要性に関しましては、道路ネットワークや交通機能、まちづくり及び防災、また医療支援機能などの観点から比較評価いたします。実現性に関しましては、現地の状況、構造面や社会情勢の変化などの観点から比較評価いたします。廃止候補路線となった場合は、地域住民や権利者との合意形成を図り、都市計画変更手続を行うこととなります。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) たくさん見直しするためには、たくさんの段階を踏んでいって、最後に地域住民との合意形成を行うと、もう昭和43年の都市計画から53年もの間、未着手の公園や道路は、スケジュール、そして全体をもう見直す、私はもうそういう検討をするべき時期に来ていると思います。ぜひ整理をしていただきたいと思います。 国交省から、都市計画道路の見直しの手引というのを、これ100ページ近いのですか、出ているのですけれども、都市計画課の中のこの見直しするに当たってというのがあるのです。その中で、長期にわたり未整備の路線については、長期的視点からその必要性が従来位置づけられてきたものであり、単に長期未着手であるとの理由だけで、路線や区間の見直しを行うことは望ましくないが、目指すべき都市構造を踏まえ、必要な判断とされる場合は、都市全体あるいは開通する都市計画道路全体の廃止等を検討するなど、都市計画を見直し、必要に応じて都市計画を変更すべきであると。また、都市の骨格を定める都市計画道路について、目指すべき都市構造と対応したものであるか、必要な事業の選択と集中が図られているか再検証が求められると。あとは、さっき部長がおっしゃったとおり、地域住民の方々と合意形成など、そして選択と集中、ここにもその選択と集中という言葉が非常に書かれております。53年たった今、改めて選択をしていく、集中してこの事業をどうしていくかということを考えて着工に向けていく、そのスケジュールをつくるべき、私はその時期にもう来ていると思いますので、ぜひ検討していただきたいと思います。この件についてもう一度答弁あればお願いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。未着手の公園や道路においても必要なものと考えております。優先順位を整理しながら、財源の確保並びにスケジュール管理に努めてまいりたいと考えており、現時点での見直し等の検討については予定してございませんが、今後、社会情勢の変化などがあれば検討すべきものと考えております。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) 私は、一度見直す、これを着手するかしないかとかではないです。その意味ではなくて、昭和43年に決定したこの事業が今本当に必要な道なのかどうか。昭和43年に沖縄県が夢を持って沖縄県をどうしてつくっていこうと各市町村が出し合ったら提案ですから、すばらしい提案だと思います。しかし、そこを53年前につくった後に、違う道路ができて、必要性のない道路というのも私はあると思います。ですから、その辺はもう一度検討していただきたいと思います。以上です。 次に、市職員に配付しているパソコン等のデータの取扱いについて質問いたします。2019年、神奈川県庁において保存されていた個人情報が流出した情報漏えい事故が発生し、総務省では、総務省セキュリティーポリシーガイドラインを改定し、情報機器を破棄する際、情報の機密性に応じて情報を復元困難な状態にする措置を徹底したと思われますが、本市の対応を伺います。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 知念秀明議員の御質問にお答えをいたします。IT推進課のほうでは、宜野湾市情報セキュリティ対策基準に基づきまして、パソコン内のデータを復元をされないよう適切に対応しているところでございます。まず、廃棄対象のパソコンにありますデータは初期化をして削除します。次に、データの復元ができないよう、米国国防総省準拠方式と呼ばれる厳重な規格でデータ削除処理を施します。そして、パソコン本体とハードディスクドライブを分離し、処分の際にはハードディスクドライブを破砕をして溶解処理を行いますので、専門の金属処理業者に依頼をしている状況でございます。なお、処理終了後には、業者のほうからデータ消去作業完了証明書の交付を受けているところでございます。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) 分かりました。そのデータを抹消する場合に、ランクと分類定義というものがあると思います。その説明を伺います。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えをいたします。まず、データ抹消ランクでございますけれども、上のほうから順番にデストロイ、続いてパージ、最後にクリアというものがあります。その分類の定義ですけれども、一番厳重でありますデストロイがマイナンバー利用事務系として住民情報を含むものに適用をされておりまして、その次に、パージがLGWAN等の接続系としての文書管理や人事庶務などのデータを含むものとなっておりまして、最後にクリアがインターネット接続系でホームページの作成やインターネットで得た情報などを含むものとされております。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) デストロイとパージ、そしてクリア、この機密性の一番低いのがクリアであります。最低でも公のデータはクリアしないといけないというものがありますが、それをして破棄をしているのかどうか、それを伺います。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。本市の情報セキュリティー対策基準によりまして、本市で使用をしておりますパソコンの廃棄時には、復元不可能な状態にするというふうに規定をされておりますので、本市のほうでは一番厳重でありますデストロイの分類として処理をして廃棄をしているという現状となっております。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) デストロイで廃棄をしていると、パソコン等を廃棄する場合の経費について伺います。あわせて、廃棄の処分料と、パソコンの引き取りで処分料がゼロになる事業者もあると、それを聞いているので、ぜひともそれを検討していただきたいと思います。いかがでしょうか。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。契約更改に伴いますパソコンの一斉入替えに際しては、契約業者が廃棄を含め対応をすることとなっておりますけれども、それとは別に、パソコンやディスプレー、プリンター等の廃棄が必要になる場合がございます。その際には、パソコン本体については、貴金属が回収をされてくることから、ハードディスクドライブ、ディスプレー、プリンター等の処分料と合わせて調整をすることで、廃棄費用の低減になるよう現在でも取り組んでいるところでございます。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) 総務省が事業を委託している、アドバイスを聞いているこのエイデックというのがあって、そこの認定を受けた業者が本市にもあるみたいです。しっかりとこのデータを破棄して、無料でこのパソコンの破棄もしてくれる業者があるようですので、そこもまた本市にあるので、ぜひ検討していただきたいというふうに思います。 それでは、次の質問に移らせていただきます。新型コロナウイルス感染予防及び経済支援についてお聞きします。まず、経済支援について伺います。宜野湾マリーナ内でマリンレジャー事業を行っている市内事業者と意見交換を行っておると思いますが、その内容を伺います。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 知念秀明議員の御質問にお答えいたします。今年5月26日に、知念議員同席の下、宜野湾マリーナ内でマリンレジャーを行う事業者との意見交換を沖縄県マリンレジャー事業協同組合を交え実施いたしました。その中で、コロナ禍で売上げは大幅に減少している一方、雇用の継続やボートなどを維持管理する固定費は発生しているなどの報告があり、今後も経営が維持できるための支援について要望がございました。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) ありがとうございます。私の一般質問の中で本市でマリンレジャーを行っているこの事業者、昨年の売上げが3,000万円、4,000万円あった事業者が昨年から落ちてきて、今年の売上げが46万円という業者もありました。もう本当に厳しい実態だということが把握できたのかなと思います。 そこで、このマリンレジャー事業者への支援内容、それについて伺います。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。マリンレジャー事業者への支援につきましては、6月2日に沖縄県マリンレジャー事業協同組合、宜野湾ダイビング協会及び宜野湾マリン協会に集まっていただき、現状報告及び支援方法の意見交換を行いました。その中で、迅速に支援できる助成金の要請を受け、市としましては海域レジャー業者を追加した宿泊業者等支援事業を一般会計補正予算に計上し、7月8日の臨時議会にて専決処分の承認をいただき、支援を行ってまいりました。 具体的な支援内容につきましては、事業者の経営維持を目的に、1事業者当たり法人20万円、個人10万円を支給するため、7月13日から8月31日までの間、40事業者に対し550万円の支援金を支給いたしました。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) ありがとうございます。そのマリンレジャーの事業者の方々が、今まで私たちの存在というのを宜野湾市は分かってくれていますかというお話があったのです。いろんなダイビングの事業とか、今まで本市もコロナ対策の事業としてやってきたのですけれども、自分たちがここで事業をやっているということを宜野湾市は気づいていないのだな、そういう話があったのです。いや、気づいていないのではなくて、お互いに、事業者がアピールできていないのだよと、そういった中で、そのことを3月で一般質問して、担当部署が来ていただいたことに対して、事業者は本当に喜んでおりました。 また、よく言っていたのが、コロナ禍の前の話なのですけれども、市民に対して、中学生、高校生、小学生に対して、無料でもいいから宜野湾市の海を楽しんでほしいということで、事業をしたいという話も、これ4~5年前からおっしゃっている事業者なのです。今回、この支援金、法人20万円、個人10万円は、大変ありがたくは思ってはいるのですけれども、やはり本市に住んでいる住民の方々に海を知っていただいて、宜野湾市のきれいな海でレジャーをしていただいて、そこでそういった支援を受けて、例えばバナナボートが6,000円かかるのでしたら、本市の支援を受けて、宜野湾市が2,000円で、乗りたい市民が4,000円を払うとか、そういったことでできないかというそういった相談もありました。それに対して部長どう思われますか。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。マリンレジャー事業者との意見交換の場におきましても、市民などがマリンアクティビティーを体験できるメニューの事業化について意見がございました。本市としては、これまでも海の環境保全とダイビング事業者の雇用継続を図るための美ら海クリーン活動支援事業や、市民がダイビングやサンゴの植樹を体験し、宜野湾市のすばらしい海を対外的に発信した宜野湾美ら海体験・PR事業を実施し、事業者の経済的な支援及び環境保全並びに宜野湾市の海の魅力を全国に発信してまいりました。こういった意見交換会が持てたのもこういった事業がきっかけで、それまでは個別に動いていたマリン事業者が一つの団体として集まって意見を交換できる、そういった取組の成果の一つだと考えております。 議員御質問の体験メニューの支援につきましては、県によるおきなわ観光体験支援事業もあることから、県事業との併用が可能か、また秋から冬にかけての季節的な状況及び新型コロナウイルス感染状況を踏まえ、事業化できるタイミングなどを調査研究してまいります。 ○上地安之議長 知念秀明議員。
    ◆15番(知念秀明議員) 部長よろしくお願いします。今後も意見交換会をやっていただきたい。その中でどう支援していくべきなのかということがまたいろいろ出てくると思いますので、そのときはよろしくお願いいたします。 それでは、次の質問に移らせていただきます。本市庁舎内の感染対策について伺います。現在の庁舎内の感染対策についてどのように行っているのか伺います。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 知念秀明議員の御質問にお答えいたします。市庁舎では、市民の皆さんに安心して御利用をいただくとともに、職員の安全を確保するため、新型コロナウイルス感染防止対策としまして、庁舎出入り口3か所に非接触体表面温度測定サーマルカメラと手指用アルコール消毒液を設置をし、入庁者の検温や手指消毒を行っております。また、各課窓口に飛沫防止アクリルのつい立ての設置や、空調による換気運転及び定期的な窓の開放による換気の徹底を行うとともに、密を避けるための待合座席の一部制限を行っております。 そのほか職員のほうでは、手洗い、マスク着用を徹底をし、窓口カウンターや机など庁舎内における小まめな消毒を実施している状況となっております。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) 丁寧な説明ありがとうございます。庁舎内にコロナ感染者や濃厚接種者や、体温37.5度以上の市民が来庁した、そういう事例や報告があったのか伺います。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。まず、新型コロナウイルス陽性者の来庁でございますけれども、保健所からの連絡により、陽性者の行動履歴から市の国民健康保険課窓口や市民課窓口を手続のために訪問をしているとの報告を受けております。市では報告を受け、窓口の消毒作業や対応をした職員の健康状態を確認をするとともに、陽性者が市役所を来庁した旨を市ホームページで公表する等の対応を行った経緯がございます。 また、濃厚接触者や37.5度以上の市民の来庁につきましては、濃厚接触者の疑いがある方や熱っぽいと訴える市民の来庁事例は確認はしております。そのような場合には、まずは来庁を控えていただくようお願いをし、来庁をした場合には、窓口の消毒作業や対応した職員の健康状態を確認をするなどの対応を行っております。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) 先日、中城村に訪問する機会がありました。出入り口で職員が検温を行っておりました。私は、本庁でも職員が検温するべきだと思っておりますが、どう思われるかお聞きします。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えをいたします。現在、市庁舎におきましては、市民の皆さんに安心して御利用いただくとともに、職員の安全確保の面から、防止対策としまして出入り口の3か所に非接触体表面温度測定サーマルカメラを設置をして対応をしている状況でございます。このサーマルカメラのほうでも37.5度以上の判定が出た場合、あるいはまたマスクを着用していない場合には、アラーム音を発して入庁を控えていただくようお願いしているところでございますので、引き続き同様の対応をしてまいりたいというふうに考えております。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) うるま市でも先日から出入り口を少なくして、警備員による検温を行っております。例えば飲食店、映画館、病院とかでも中に入る場合は、職員が検温をしている事例が非常に多いです。本庁に入る際には、ちゃんとそのサーマルカメラあるのですけれども、だからそこで測っている人が本当にたくさんいるのかなと思ったら、そうではない気がします。ぜひこの感染、本庁で、宜野湾市役所でクラスターが発生しないようにどうしたらいいかということを、デルタ株は多いですから、この辺は検討していただいてください。よろしくお願いします。 それでは、次の質問に移らせていただきます。ワクチンの接種について伺います。本市のワクチンを接種した現在までの人数と、12歳以上の接種率を伺います。あと、他市との接種率を比較した本市の順位も伺います。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 こんにちは。知念秀明議員の御質問にお答えいたします。まず、沖縄県で公表しています接種率で申し上げますと、9月14日現在で本市における1回目接種件数は4万1,825件、2回目接種件数が3万227件となっております。接種率で申し上げますと、1回目41.6%、2回目30.1%になってございます。 県内の11市の接種率で見ますと、宮古島市が最も高く、1回目66.1%、2回目58.7%、次いで石垣市、名護市となってございます。本市は、11市の中で一番低い接種率となっております。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) 部長、沖縄県の平均の接種率というのは分かりますか。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。先ほどと同様、9月14日時点での沖縄県における2回目の接種率は39.63%となってございます。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) ちょっと私が調べた数字とは違うのですけれども、私が調べたら52%という数字にはなっておりました。これは、はっきりした数字はないので、また後で調べさせていただきたいと思うのですけれども、沖縄県がいつも発表しているワクチンの接種率なのですけれども、昨日、担当の次長のほうにお渡しはしたのですけれども、その沖縄県がいつも発表しているワクチン接種率は人口全体なのです。昨日お渡したのは12歳以上、ワクチン接種可能な人数で接種率を出しているものがあるのです。それで見ると、ファイザー製ワクチンが2万6,445人で、これ9月14日時点です。30.58%。そして、モデルナ製、それが2回目を接種した方が3,782人、4.37%。アストラゼネカ製ワクチンの接種が1回目は5名で、2回目がゼロということでゼロ%。全体で本市は34.95%という数字になっております。 部長おっしゃったように、残念ながら41市町村で一番悪い結果になっているのですけれども、それでは接種率を上げていくための今後の取組をどうやっていくか、それを伺います。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。ワクチン接種の加速化を図り、接種率を上げるため、9月より集団接種においては毎週水曜日、木曜日、日曜日の週3回の接種から、新たに土曜日を追加し、週4回の実施となってございます。また、午前中300人、午後400人という規模で行っていたものを、午前中も400人規模へ拡大しております。 接種枠を拡大することで、週1,800回接種から2,800回の接種へと拡大してございます。また、9月18日、あしたからなのですが、半日での対応人数をさらに400人から500人規模へ拡大することから、1週間当たり3,500回の接種体制を整えていく計画でございます。 また、医療機関における個別接種につきましては、市内医療機関21か所の協力の下、実施しております。8月末に、また各医療機関にも予約枠の拡大につきまして、さらに協力をお願いいたしまして、1週間当たり1,200から1,500回の実施だったものから、1,800から1,900回へ接種枠を拡大し、実施しているところでございます。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) 9月から接種枠を拡大していっている。そうすることで接種率が上がっていくことでよろしいですね。 他市では当日のワクチン接種のキャンセルがあれば、情報をラインで流している事例があります。また、ワクチン接種日の空き状況も情報として流している事例がありますが、本市も取り組んでいただきたいと思っていましたが、聞き取りした後に、すぐにラインにそれを実行していただきました。素早い対応ありがとうございます。 また、この空き情報を月曜日に聞き取りをした後に、火曜日には流れていたのです。その後のこのワクチン接種の空き状況、これがまだ流れていないのですけれども、それもどのペースで流していくかということは、部長、その辺お分かりですか。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 知念議員の御質問にお答えいたします。ラインのほうで流しました集団接種空き状況につきましては、基本、今後1週間ごと、できれば月曜日のタイミングで流すということで計画しているところでございます。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) 1週間のペースだとやはり遅いのです。火曜日に流れていて、その空き状況を見た市民がここで予約してくれないですかという私に連絡があり、それから9月26日の日曜日がその火曜日には空いていたのですけれども、連絡があったころにはもう28日は埋まっていたり、2~3日で状況が思い切り変わっていくのです。ですから、大変ですけれども、それは2日とか3日以内に情報を流していただくようにぜひ検討していただきたいのと、あと副反応の事例とかワクチンの効果、これも月曜日に流していただいたのですけれども、そういったものもラインで一遍に流していただいて、私たちでもラインに流していただいたものに、いろんなグループラインとかにも流せられますので、皆さんができるだけどうやってワクチンの接種をしやすくするか、皆さんがこの空き枠を拡大していった、そこに行きやすくどうしていくかということもみんなで協力してできると思うので、一緒にワクチン接種率を上げていくことが私たちは目的ではないのです。ワクチンを受けたい人が、接種をしたい人が早めに受けられる体制をつくるのが私たちの仕事だと思っていますから、それを一緒にやっていくように、また当局も頑張っていただきたいと思います。この質問に関しては以上です。 次に、小学校の休校及び学級閉鎖について伺います。新型コロナウイルス感染拡大によるこれまでの小中学校の休校の日数及び回数を伺います。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 こんにちは。知念秀明議員の御質問にお答えいたします。新型コロナウイルス感染症に係る令和3年度の本市小中学校の休校の日数及び回数についてお答えいたします。小学校は、県内一斉の臨時休校措置が取られた6月8日から6月20日までの9日間、臨時休校をいたしました。中学校は、6月8日から20日までの9日間の臨時休校に加え、2学期開始日を当初計画しておりました8月27日から9月1日へと変更し、3日間夏休みを延長いたしましたので、1学期と2学期を合わせまして12日間の臨時休校措置等を行ってございます。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) ありがとうございます。それでは、学級閉鎖の日数と回数、それを伺います。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。本市小中学校の今年度の学級閉鎖の日数については、9月13日時点で16学級の学級閉鎖がございました。日数につきましては、学級の状況によりその日数に違いがございますが、多い学級で4日間、平均して2.2日間でございました。また、2日間休校した学校が1校ございました。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) 結構学級閉鎖も行っていた状態なのですね。小学校では、標準授業時数、これ文科省が出しているものなのですけれども、小学校4年生から6年生は年間1,015時間、週28時間から29時間、1単位45分とする1,015時間の授業を受けないといけない。中学校は、年間、一緒です。1,015時間、週28時間から29時間、これも50分の授業の中で1,015時間授業を受けないといけないという規定があると思います。 この規定は、特に小学校6年生とか大事な時期、ずっと大事なのですけれども、小学校6年生とか中学校3年生、その規定に今年度達する見込みはありますか、お聞きします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。これまでの臨時休校措置に伴い、小学校6年生で約60時間、中学校3年生で約80時間の授業カットがございます。しかし、夏休みを短くしたことにより、小中ともに40時間の授業時数を確保いたしました。例年、小学校6年生で90時間程度、中学校3年生で45時間程度の予備時数がございますので、文部科学省の規定には達するものと考えてございます。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) 先ほど真喜志晃一議員でしたか、12月にはまた第6波が出る可能性があると、そうなったときには皆さんがたくさんの質問をしていく中で、やはりオンライン授業、これどうしていくのだということがあると思いますが、ぜひそのオンライン授業、大変だと思うのですけれども、できるようにしていただきたいと思いますが、お答えください。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。臨時休校や学級閉鎖の場合、子供たちの学びの保障として、オンライン学習、オンライン授業が重要と考えてございます。オンライン学習等の際には、各家庭のパソコンやネットワーク環境の調査が必要になります。家庭にネットワーク環境があればGIGAスクールパソコン、または家庭で所有しているパソコン、タブレットなどを利用し、オンライン学習、オンライン授業を受講することが可能となります。既に一部の学校では、GIGAスクールパソコンや家庭のパソコン等を利用し、オンライン授業を実施しているところもございます。しかし、家庭にネットワーク環境がない、または家庭でオンライン授業などを受講することが困難な児童生徒につきましては、感染対策を徹底した上で登校していただき、直接授業を受けるという対応を考えてございます。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) よろしくお願いします。先ほどの部長の答弁で、学校によってばらばらでオンライン授業が行われる可能性があるみたいな御答弁いただいたのですけれども、なるべくあまり差がないようにしていただきたいと思います。例えば近く同士にある普天間小学校と普天間第二小学校、普天間小学校はいつでももうオンラインできる体制にありますよとか、そういった場合に、普天間第二小学校がまだまだ整理が行き届いていないとかとなると、やっぱり教育の格差というのが出てくるのかなと思っていますので、皆さんの指導の下、なるべく早い時期に宜野湾市内の小中学校一斉にスタートできる体制も、それも考えていただきたいと思います。この質問にとっては以上です。よろしくお願いいたします。 それでは、児童福祉施設(認可保育園、学童クラブ)の職員の休暇についてお伺いいたします。ちょっとすみません、時間がないので、1番、2番は飛ばしていただいて、3番の質問からよろしくお願いいたします。認可保育園等では、休園になった場合の職員の休暇は有給で対応しているのかお伺いします。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 知念秀明議員の御質問にお答えいたします。休園期間中の職員の休暇につきましては、新型コロナウイルス感染症の特別休暇や在宅勤務など、それぞれの施設が対応している状況でございます。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) 園によってコロナウイルス感染等で職員の休暇が有給や自宅勤務や特別休暇など、ばらばらな対応で、保育士も大変困っていると私は伺いました。ぜひ、在宅勤務や特別休暇などで対応していただきたいと思います。本市からも助言できないかお伺いします。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。新型コロナウイルス感染症に伴う休園中の職員の休暇の取得につきましては、厚生労働省並びに内閣府から指針が示されております。内容といたしましては、3点ございます。まず1つ目、職員体制の縮小等に当たって、やむを得ず職員を休業させる場合には、休業させたことに対する手当が支払われるよう就業規則に定めるなど、労働者が安心して休むことのできる体制を整えること。次に、2つ目、市から給付費が休園期間中も通常どおり支給されていることを踏まえ、職員体制の縮小に当たっては、休ませた職員についても通常の賃金を支給するなど、人件費の支出について適切に対応すること。さらに、3つ目、有給休暇は労働基準法において、原則として労働者が請求する時季に与えなければならないものであり、使用者が一方的に取得させることができないなどが示されております。市といたしましても、改めて各施設に対し本指針の趣旨と内容の周知を図り、休園期間中の保育士の休暇取得が適正に行われるよう、市といたしましても考えてまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) ぜひ部長、よろしくお願いします。大変困っている職員がおりますので、もう一度再度通知を出していただいて、職員が離職しないようにしていただきたいと思います。 それでは、4番は飛ばしていただいて、5番の沖縄振興特別推進市町村交付金事業について質問していきます。まずは、どうしてこの一括交付金が創設されたのか、長くなりますが、認識を確かめながら質問を行っていきたいと思います。 第5次といいますか、現行計画の現行法は、来年3月で期限を迎えます。本土復帰の昭和47年に、沖縄の特殊事情を踏まえ、沖縄振興特別措置法、全会一致の特別立法が施行され、その特殊事情、4つの事情があると思います。1つは、歴史的事情、そして2つ目は、地理的事情、南北1,000キロ、東西400キロの広大な海域に多数の離島があり、そして本土から遠隔にある。3つ目は、自然的事情、そして4つ目が社会的事情、国土面積の0.6%に、米軍専用施設70%以上がこの沖縄県に集中していることから、この沖縄振興開発計画がスタートしました。そして、第1次のこの沖縄振興開発計画がスタートしたのは、本土との格差是正、そして自立発展の基礎を整備していく、それが第1次から第3次まで、第3次振興開発計画と私は認識しております。そして、第4次になると、沖縄振興開発計画から沖縄振興計画に変わっていきました。そして、第5次現行計画、これは国が策定した基本計画に基づいて、沖縄県が主体となって沖縄振興計画を策定して、現在の自主性が最大限発揮できる沖縄振興交付金の創設を行い、沖縄21世紀ビジョン計画がスタートをし、全国一律の仕組みでは困難であった沖縄県の特殊事情に起因する課題にも柔軟に対応できる仕組みになったと認識しております。 それでは、質問に移ります。現行計画、平成24年からスタートした沖縄振興特別推進交付金、一括交付金の本市の交付金事業として、基地返還跡地転用推進事業という将来を見据えた事業、返還後に学校や道路、公共施設の土地を取得する大変よい事業だと思いますが、その事業内容を伺います。 ○上地安之議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 知念秀明議員の御質問にお答えいたします。普天間飛行場内の土地先行取得につきましては、基地返還跡地転用推進事業にて公共施設用地を計画的に取得することで、円滑な跡地利用の推進が図られるよう、沖縄県と連携して取組を進めております。市が取得する土地につきましては、学校用地として特定事業の見通しを定め、小学校2校、中学校1校の面積11万5,000平方メートルを目標としております。昨年度までの実績につきましては、7万5,532平方メートルを取得しており、目標面積11万5,000平方メートルに対して、達成率は65.68%となっております。沖縄県が取得する土地につきましては、道路用地として特定事業の見通しを定め、面積17万1,500平方メートルを目標としております。昨年度までの実績につきましては、11万8,000平方メートルを取得しており、目標面積17万1,500平方メートルに対して、達成率は68.8%となっております。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) 達成率68.8%、これ引き続き次期振興計画がスタートすれば、継続するのか伺います。 ○上地安之議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。基地返還跡地転用推進事業につきましては、跡地利用特別措置法に基づき一括交付金を積み立てた基金を活用した事業となっており、実施期限は今年度末までの事業となっております。しかしながら、今年度で目標面積の11万5,000平方メートルの土地を取得することは厳しい状況にあるため、次年度以降も継続して事業が実施できればと考えております。そのためには、新たな沖縄振興計画に基づく制度などの継続が必要となりますので、国への要請を引き続き実施するとともに、沖縄振興計画の策定状況を注視しながら検討してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) この事業すばらしい事業だと思いますので、ぜひ国に訴えて、できるようにしていただきたいと思います。 一括交付金を活用した31の事業があると思いますが、来年3月で現行計画は終わります。この事業の総括をすべきだと私は思いますが、その辺についてどう思われるかお聞きします。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 知念秀明議員の御質問にお答えいたします。議員御指摘のとおり、現行のいわゆる一括交付金制度につきましては、今年度が最終年度となってございます。これまで本市におきまして同交付金をはじめとする様々な沖縄振興の継続について、国や県に対して要望を行ってきておりますが、同時に同交付金を活用した事業の検証、見直しにも取り組んでいるところでございます。 今後、国における沖縄振興策の検討状況に注視しながら、各事業のこれまでの実績を踏まえて、事業の検証や見直し、今後の方向性について引き続き検討を行ってまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) 戦後50年で13.5兆円という予算がこの沖縄県の自立に向けて、沖縄県に補助されてきました。たくさんの国庫補助、他都道府県では10分の5.5という道路を整備する場合の補助、しかし沖縄県は10分の8、たくさんの補助を受けてきました。この一括交付金も現在981億円予定しておりますが、ぜひこの活用をして、自立に向けて取り組んでいただきたいと思います。 以上をもちまして私の一般質問を終わります。ありがとうございます。 ○上地安之議長 以上で15番 知念秀明議員の質問を終わります。 ○上地安之議長 暫時休憩いたします。(休憩時刻 午後2時49分) ○上地安之議長 再開いたします。(再開時刻 午後3時00分) 休憩前に引き続き一般質問を行います。12番 宮城克議員の質問を許します。宮城克議員。 ◆12番(宮城克議員) こんにちは。一般質問初日のラスト、議席番号12番 宮城克、絆輝クラブでございます。まず、冒頭で報告なのですが、去る8月24日に地元新城区自治会の学習等供用施設建設工事に伴う安全祈願祭を無事に終えることができました。御尽力された市長、そして副市長、担当課の職員の皆様には、代わって心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。これで本当に公民館が建て替えされていいいものができていくのだなという実感を感じましたので、来年の3月竣工予定ですので、その際には、また多くの皆さん、コロナ禍というものもあるのですが、ぜひそれが収束して、みんなを御案内できたらいいなというふうに思っていますのでよろしくお願い申し上げます。報告でした。 では、議長よりお許しがありましたので、自身の一般質問連続45回目、順を追って進めさせていただきたいと思います。では、1番目のスケートボードができる環境の整備について、質問、提言させていただきます。この件に関しましては、8月11日に会派のほうで市長、そして教育長、宜野湾市のほうに宜野湾市の子供たちへのスケートボード環境整備に関わる政策等の要請という形で要請行動をさせていただきました。まず、この内容を少し今読み上げていきますので、聞いていただきたいと思います。 宜野湾市の子供たちへのスケートボード環境整備に関わる政策等の要請について。スケートボードは、全国的に人気のあるスポーツで、東京2020オリンピック競技大会にて新種目となったことから、全国的に注目されている一方で、スケートボードを楽しめる施設が少ないことから、公道や公園等で練習などを行うことによる危険性や騒音等のトラブルが多発しております。本市普天間中学校へ通う1年生を中心としたスケートボードに熱中する生徒とその保護者も、地域に安心して滑れる(練習)環境がないことから、安心・安全に練習ができる施設等の整備を切に求めております。 東京2020において男子ストリートでは、堀米雄斗選手22歳、女子ストリートでは西矢椛選手13歳が共に初代王者として金メダルに輝き、中山楓奈さん16歳は銅メダルに輝きました。さらに、女子スケートパークにおいて、四十住さくらさん19歳が金メダル、そして開心那さん12歳が銅メダルと、世界中に最高のパフォーマンスと感動を発信してまいりました。 本市には、いこいの市民パークや宜野湾海浜公園にてスケートボードが行える環境整備がなされておるが、利用者が多いことと、地域によっては通うことが困難であります。本市スケートボードに熱中する子供たちを未来のプロスケーター、オリンピック競技選手として、人材育成の観点からも全面的に支援し、速やかな環境の整備の実施を下記のとおり強く要望する。 1つ、市内4中学校施設内でのスケートボード環境を整備していただきたい。 1つ、市内公共施設(市役所や公園を含む既存の公共施設)等において、スケートボード環境を整備していただきたい。 1つ、いこいの市民パーク宜野湾海浜公園でのスケートボード環境整備拡大を取り組んでいただきたい。 1つ、普天間第二給食センター跡地へスケートボード環境を整備していただきたい。 1つ、西普天間住宅地区へスケートボードパーク整備を今後計画に取り組んでいただきたい旨の要請をさせていただきました。 今回、まず1番目に、この5項目要請させていただいた内容に対しての御見解をお聞きしたいと思います。あとは自席から進めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 宮城克議員の御質問にお答えいたします。市内4中学校でのスケートボードの環境を整備していただきたいという要請についてでございますが、中学校の敷地内へスケートボードの環境を整備することは、敷地内のスペースの問題や既存の部活動、その他の活動との兼ね合いであったり、また本人や周りの生徒たちの安全確保、技術指導者がいない状況下での活動の懸念等様々な状況下を勘案しますと、学校の敷地内へのスケートボードの環境整備は厳しいものと考えてございます。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 宮城克議員の御質問にお答えいたします。要請書の5点の中で総務部の関連としまして2点ほどございますので、お答え申し上げます。まず、市役所駐車場でスケートボードの環境整備ということでございますけれども、市役所の駐車場は利用者やお子様連れの方、あるいは高齢者、障害をお持ちの方が安全に利用する環境を確保する必要があるというふうに考えます。また、場所柄、国道330号に接しており、車両の往来や歩行者通行が多いことを踏まえますと、安全上の観点からはスケートボード広場としての利用は大変厳しい、適していないというふうに考えてございます。 もう一点の普天間第二給食センター跡地でございますけれども、教育委員会の行政財産として、跡地の一部を普天間中学校テニスコートの拡張用地として活用をしているところでございます。今後、残地の面積測量や分筆などを踏まえて、普通財産として総務部に所管換を行う予定をしております。残地の跡地活用、利用につきましては、市の全体的な計画や財政等も勘案しながら、関係部課と協議、調整もしてまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 宮城克議員の御質問にお答えいたします。建設部では、要請のございました2番目の既存公園のスケートボード環境の整備、3番目のいこいの市民パーク、宜野湾海浜公園でのスケートボードの環境整備拡大、また5番目の西普天間住宅地区へのスケートボードパーク整備の計画への取組について答弁を申し上げます。 既存公園の整備につきましては、整備には十分な広さの確保や近隣への騒音対策及び安全管理の面から管理棟の配置が必要になり、既存公園での整備は厳しいものと考えます。また、いこいの市民パークへの拡大整備では、こちらは再編計画はなく、これ以上の環境整備を拡大する広さがないことから、今以上の拡大整備はできないものと考えております。 宜野湾海浜公園への拡大整備につきましては、平成30年度に作成した宜野湾市海浜公園施設等再編整備基本構想・基本計画の中にもございますが、今後整備を行う予定でございます。また、西普天間住宅地区でのスケートボードパーク整備の計画への取組につきましては、今年度発注しております公園緑地等基本計画策定業務委託において、地域住民などの参加するワークショップなどを開催し、スケートボードパークなどの設置についても意見交換し、必要性について検討してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 宮城克議員。 ◆12番(宮城克議員) 各担当部長から御説明、御見解いただきました。なかなか簡単にはいかないなと、こちらも確かに簡単に考えているつもりはないのですが、やっぱり公共施設というのは、いろんないわゆるルールがある、その中でどのように今回この要望に歩み寄っていけるかというのが争点ではございましたが、まだまだ勉強、そして研究の必要性があるというのが分かりました。その後、8月17日に経済建設常任委員会、そして経済建設分科会において、市民からの意見交換の中の要望として、海浜公園と野嵩第一公園もその候補地して視察のほうをさせていただきましたが、そのときの説明も、今回議員諸公に聞いていただきたいと思いますので、答弁いただけますか。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。8月17日の経済建設常任委員会の視察では、海浜公園でスケボーで利用されている園路の確認と、今後の施設整備について、野嵩第一公園では、公園の整備状況の確認とスケボー施設設置要望の視察で、建設部次長、施設管理課長が同行し説明を行いました。海浜公園では、噴水広場から屋外劇場へ向かう平行して2本ある園路の1園路を暫定的にスケートボードができる空間として利用させ、視察時においても数名の少年たちが利用しておりました。また、今後の整備については、現在の海浜公園駐車場北側の広場に整備予定がある旨の説明を行っております。 野嵩第一公園におきましては、整備状況の確認や今後の公園の整備の予定、また公園内でスケートボードをしている際に、隣接している住民の方から騒音の苦情などがある旨の説明を行っております。 ○上地安之議長 宮城克議員。 ◆12番(宮城克議員) 説明したとおり、海浜公園に関しましては一部今開放されている場所のみならず、改修工事を進めてもっと練習、そのエリアを広げていくということで説明がありました。まず、この今回のその要請に関しましても、同じ会派の石川慶議員とともに要請書、そして内容も意思疎通して、すごい意気投合した中で一緒に作成をしてまいりました。海浜公園などに関する質問は、後日石川慶議員のほうから、また詳しく質問、提言があると思いますので、そこはまたバトンタッチしてお任せしたいと思います。 今回、なぜこの件をクローズアップしたかというのは、まず普天間中学校に通う子供たちがそのスケートボードというところでマスコミ等々で紹介されて、そしてその保護者のメンバーから要請を受けたことが事の発端でございました。というのがきっかけでございました。そこで、改めてお聞きします。特に本員は、普天間中学校をモデルケースに部活として、もしくは同好会として学校の施設の一部を練習場として開放していただけないかというふうに考えています。さらには、県内外の公立学校において、スケートボードの部活であったり、学校の施設の一部を練習場として提供しているところがあるのか、御存じでしたら答弁いただきたいと思います。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。県内の公立学校において、スケートボード部や学校施設の一部を練習場として提供しているところがあるかどうかについてですけれども、調査しましたところ、県内の公立学校においてスケートボード部がある学校は、現時点ではございませんでした。また、中頭管内の学校で学校施設の一部を練習場として提供している学校もございませんでした。 ○上地安之議長 宮城克議員。 ◆12番(宮城克議員) 今の説明の中で、学校で部活として認めているところはない。そして、施設の一部をまた開放しているところもないということでしたが、この件に関してはもっと詳しく調べる必要があるのかなと思います。 ただし、ただ言っているだけではございません。また、今から一部読み上げるものがありますので、ちょっとしばらく聞いていただきたいと思いますけれども、時間ないので少し早口で行きます。 文部科学省中学校学習指導要領、生きる力において、(1)、部活動の位置づけ、学校の教育活動は、学習指導要領に示された教育課程と呼ばれる内容と学校が計画する教育課程外の内容で構成されています。部活動の位置づけは教育課程外とされていますが、生きる力を育む観点から、学校の教育活動の一環として教育課程との関連が図られるよう、中学校学習指導要領の総則に示されているというふうに記されています。 それから、その(2)番に、部活動の意義というのが記されているのですが、部活動は、学級や学年の枠を超えて同好の児童生徒が自主的・自発的に集い、顧問指導の下で個人や集団としての目的や目標を持ち、切磋琢磨することを通して、人間関係の大切さ、組織を機能させることの重要性を学ぶことができる教育活動であると説いてあります。 それから、ほかに文部科学省中学校学習指導要領第1章、総則、第4の2、(13)の中に、生徒の自主的、自発的な参加により行われる部活動については、学習意欲の向上や責任感、連帯感の涵養等に資するものであり、学校教育の一環として、教育課程との関連が図られるよう留意すること。その際、地域の人々の協力、社会教育施設や社会教育関係団体等との連携など、運営上の工夫を行うこととあります。 さらに、もう一個、スポーツ庁運動部活動の在り方に関する総合的なガイドラインについて、平成30年3月19日策定、政策課学校体育室、第4、生徒のニーズを踏まえたスポーツ環境の整備、(1)、生徒のニーズを踏まえた運動部の設置、校長は、生徒の運動、スポーツに関するニーズは、競技力の向上以外にも友達と楽しめる、適度な頻度で行える等多様である中で、現在の運動部活動が、女子や障害がある生徒等も含めて、生徒の多様なニーズに応じた活動を行うことができる運動部を設置するとあります。 以上の内容を踏まえて、その部活動の設置というものは義務ではないのですけれども、そこに集い、成長の過程において、目的、目標、人間関係の大切さなどを学ぶためのその空間の居場所をつくってあげるのが我々の責務であるというふうに考えますが、以上、長くしゃべりましたが、以上のことを踏まえて御見解のほうをお聞きしたいと思います。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。部活動の位置づけにつきましては、教育課程外とされてはおりますが、生きる力を育む観点から、学校の教育活動の一環として関連が図られていることや、運動部活動の在り方に関する総合的なガイドラインには、生徒のニーズを踏まえたスポーツ環境の整備がうたわれております。スケートボード部に限らず、新たに部活動を設置するためには、各学校長の判断で設置は可能であると考えております。 また、部活動を新たにつくる条件としましては、教職員数や施設、設備等の学校の状況を踏まえ、指導内容の充実や生徒の安全の確保及び活動場所の確保等の観点から、1年間は同好会として活動し、継続して活動が行える状況にあると認められた場合に、正式な部として発足することができるものと考えております。 ○上地安之議長 宮城克議員。 ◆12番(宮城克議員) 部長、ありがとうございました。今、この答弁、説明の中でいい回答ではありましたが、やはり聞き取りの中でも、やっぱりその校長の判断であったり、例えば人数を集めてきたからすぐ部活動という形にしてしまうというのが、果たして本来あるべき姿なのかというのは、聞き取りの中でも相当意見交換させていただきました。これも今の答弁があったからということで、すぐに申請ということではなくて、いろいろとまだまだ調査研究、そして調整することはあると思いますので、その辺に関しましてはもしニーズが、また要望があればまずはお話を聞いていただきたい、そういうふうに要望いたします。 あと、実は今回、このスケートボードのことをいろいろと勉強はさせていただいているところではありましたが、実はスケートボードによる様々な活動を行っている人物と知り合うことができました。その彼の活動とスポーツにかける思い、そういうものを聞く機会がありまして、実はその方というのは、国内でプロスケーターとして活躍する読谷村在住の才哲治さんという方なのです。実はその彼は、3度の日本チャンピオンに輝き、沖縄のスケーター界の第一人者であります。と同時に、今回この東京オリンピック2020のスケートボード競技、今日冒頭で説明しました、皆さんの記憶にもありますメダルを取った子たち、あの子たちのオリンピックの強化コーチされている方が沖縄にいるのです。その方は、またそのコーチだけではなくて、コースの選定委員も務めているということで、いろいろと県内で様々な活動をしております。 実は今回、一般質問を踏まえて、この定例会前に、同じように市長や教育長や担当部署と意見交換する予定だったのですが、なかなか日程の調整がつかなくて、定例会の終了後にまた改めて調整をするということになっておりますので、ぜひ日程を調整した後に、彼の話も聞いていただきたいなというところから、今回はこの程度にとどめて、次の機会にまた質問させていただきたいと思いますので、担当部署とはまた窓口のほうでいろいろとやり取りさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 では、次の大きな2番、暴力や虐待から子供と女性を守る拠点整備について質問を変えさせていただきたいと思います。前回の6月の一般質問においては、児童相談関連施設の複合拠点整備化についてというタイトルで質問させていただきました。これは、自身の(仮称)ぎのわんハートフル支援構想という政策の中の一つでありまして、今回は、暴力、虐待からというタイトルで、幾つか提言、そして指摘も踏まえてやり取りをさせていただきたいと思います。 まずは、前回教育委員会と福祉のほうに質問を投げかけており、その後検討してまいりたいというふうに双方答弁していますので、その後どのように検討を行ったのかお聞きしたいと思います。答弁ください。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。現在、福祉推進部におきましては、相談体制の中で相談者の状況に合わせた寄り添い支援に努め、関係機関と連携を図りながら相互の関係構築ができていると認識してございます。今後もこのような取組を進めながら、議員御提言のございました複合拠点化整備につきましても、多角的な視点を持ち、様々な角度から調査研究が必要であると考えております。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。議員御提言の機能の集約化に関してですが、現状の体制において関係部署との迅速な連携や体制の構築が図られていると認識しているところでございます。したがいまして、議員御提言の複合拠点化整備には様々な角度からの調査研究が必要であると考えております。 ○上地安之議長 宮城克議員。 ◆12番(宮城克議員) 今、双方の部長から答弁いただきました。6月の定例会の後に、本員の一般質問を耳にされた虐待やDV、ネグレクト等の問題、シングルマザーの支援や相談、そのようなものをされている方々からお呼びがありまして、意見交換をする機会がありました。アドバイスもいただきましたし、大半がお叱りをいただきました。すごい勉強にもなりましたし、私自身のスイッチを切り替えるきっかけにもなりました。それで、いろいろと今後どのような活動をしていこうかというそのさなかに、ある知人よりある案件を頼まれたのです。ここから少しゆっくり、慎重にしゃべらせていただきたいと思います。 というのは、現時点でその内容はほとんど割愛させていただきます。というのは、現在取り扱っている案件なのです。いわゆるその当事者の身元とかそういったものが特定されないように、本員も気をつけながら今しゃべっていきたいと思います。というのは、必要なことでありますから。 担当課の協力をいただきました。特に、市民課の担当職員には、もう何回も行き来をしてもらいながら、いろんな手続をサポートしていただきました。その支援者も手続のありがたさ以上に、いわゆるその人としてのありがたみをすごい感じたと、いろんな励みももらいながら、次のステップを踏める、そのような決意、そして勇気をいただけたと、そのように感謝しております。 ですが、正直、今回のその案件、いろんな手続を取っていく過程の中に、やはり宜野湾市において、担当課のリスクを伴った場面が結構あったのです。それが何だったというのは、今はお伝えすることできません。しかしながら、先ほど指導部長も連携が取れていると認識していると言っていますが、取れていないのです。取れていません。というのは、後に関連することではあるのですが、一部これは今しゃべっても大丈夫だと思います。関連の担当課、そして警察であったり、沖縄県の福祉事務所の担当、社会福祉協議会の担当者、沖縄県の労福協の関連団体の担当者が、実は今、もう宜野湾市にはいないのですけれども、そこの次に関連する市町村で相談を受けた際には、今述べた関係者が全部一堂にそろって、何時間もかけて今後どうしていこう、そういう話を議論してくれたのです。時には、その集まった担当者同士でけんかするぐらい、「それ絶対そうではない、こうあるべき、いやこうだ」というのをやりながら、本当にそのサポート、助けを必要としている当事者の身になって、いろいろと相談に乗ってくれました。すごいフットワーク軽いなと、本当にいろんなことを気にかけてくれるのです。それを振り返ったときに、では宜野湾市で相談、話を聞いていただいたあの時間は何だったのかなと、全然連携取れていないではないかと、リスクも伴う、そういうところなのです。というか、宜野湾市が同じように、そういう相談体制が、環境が整っていたら、今ここでこんな話をしなくてもいいわけです。だから、それを踏まえると、宜野湾市にもそういう協力体制、後にこういうことを言われた。その関係の市町村が、そのときに携わった人たちからもあり得ないと言われたのです。皆さん大丈夫ですかと、そんなことしてと、命に関わるのですよと言われました。命を守るチームの支援、それをしっかりとやるべきではないですか、そんなふうにとても感じています。後に聞き取りを、今回のこの件で聞き取りを進めていく中に、私今ほえていますけれども、結局、何が悪かったというのは、私の経験不足もそうです。ただし、関連部署同士の連携が取れていなかったというのも事実なのです。それを踏まえると、本来であれば個人的な意見としてはもう改善の余地なし、ただし新しいものをしっかりつくっていこう、そのような気持ちでやっていますが、担当部署と話をしたらそうではないと、しっかりとやっていけると言っていますので、改めてここで要望します。命を守るためのチーム支援、しっかりと宜野湾市でその環境をつくりましょう、これ御答弁いただけますか。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。暴力や虐待から子供と女性を守るためには、それぞれの相談者等が抱える課題を解決していく必要があり、複数の相談窓口が関わることが多く、その一つ一つに相談者が出向き、手続を進めていくことは精神的負担であると認識してございます。そのため、少しでも相談者の負担軽減を図るために、市役所内で可能な相談、手続等につきましては、相談室などに各窓口から担当者が出向くなど、柔軟な対応を心がけているところでございます。また、沖縄県女性相談所や警察、児童相談所等への情報提供をはじめ、支援依頼、同行支援等を行うことで、支援がスムーズに進むということもあることから、連携の重要さも認識してございます。今後も、暴力や虐待から子供と女性を守るため、相談者等の心情に寄り添い、議員御指摘の点も踏まえまして、迅速な支援並びに体制づくりの強化に努めてまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 宮城克議員。 ◆12番(宮城克議員) ちょっと一部是正させていただきたいのが、先ほど指導部長が連携取れているものというものに対してできていないと叫びましたけれども、すみません。あれは感情的でした。できていないというか、教育委員会に関しましては、やはりそこも助かりました。いろいろとやっていただきました。でも、全体的に見たときにやはり連携は取れていないというのは間違いないと思うのです。今後、同じように相談に来る女性であったり、守らないといけない子供たちを発見した際、我々、そして宜野湾市ができるもの、しっかりと構築していただきたい。今、私の評価としては、全くできていないに等しいというふうに評価しています。なので、今回の件、携わった人たち、職員もいます。分かっていますので、しっかりと周りの体制であったり、今ここでしゃべれないことだらけなので、必要であれば、またその辺は一部情報提供をしながら、その後に何か所か行政を転々としているのですけれども、宜野湾市以外はほとんどその体制がしっかりできていました。ちゃんと会議室に、いろんな民間団体だったりいろんな人たちが一気に集まる、そういうふうな体制があった。でも、ここではなかった。だから、それは反省点、そして改善点、今後あるべき姿としてしっかりと構築していただきたいというのは、強く要望します。ぜひやっていただきたい。 だから、前回の一般質問の中で、例えば赤道の社会福祉協議会が後に引っ越したときに、そこに拠点をつくりたいと言ったのですけれども、それ以前の問題でした。拠点の前に、箱の前に、まずは環境、その環境をチームとしてしっかりと組んでいく、そこはどの担当課も一つになってやっていただきたい、そういうふうに思いますので、ぜひよろしくお願いします。 では、次の3番目の質問に変えさせていただきたいと思います。婚姻届を提出する夫婦に対するサービスについてということで、幾つか要望させていただきたいと思います。全国的に婚姻届を提出する際に、この夫婦に対して独自のサービスを行う自治体が増えているそうです。例えば自治体のマスコットキャラクターを背景に一緒に記念撮影を行うとか、独自の趣向を凝らしたウエディングボードであったり、景品をあげたり、いろんなものを試行錯誤して、新たなその夫婦をまちに迎え入れる。そのような事業が全国的にもあるというふうに聞いていますが、県内、その事業を幾つかその担当課のほうでも把握されているものがありましたら、説明いただきたいと思います。 ○上地安之議長 市民経済部長。
    国吉孝博市民経済部長 宮城克議員の御質問にお答えいたします。県内においては、南城市、名護市に加え沖縄市、恩納村において婚姻届を提出された方へ結婚記念証の発行、写真撮影用パネルの貸出しや撮影スペースを庁舎内に設置していることを把握しております。南城市においては、8月10日をハートの日のイベントの企画として、事前予約の3組を対象に記念品を贈呈し、南城市のキャラクター「なんじぃ」が立会いで市内景勝地での記念撮影を実施していると伺っております。 ○上地安之議長 宮城克議員。 ◆12番(宮城克議員) 「なんじぃ」の今の説明があったやつは、本員もニュースで見たことがあります。その辺を踏まえて改めてお聞きしますが、本市において婚姻届や出生届、離婚届にはないと思いますけれども、そのような様式に変えた記念サービス、そういったものを実施しているか確認させてください。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。本市においては結婚記念証の発行や記念撮影が可能なスペースはございませんが、有料広告事業を活用し、婚姻届を提出する皆様を祝福できるよう、宜野湾市の花木であるサンダンカが印刷されたカラーのオリジナル婚姻届と新生活スタートブックを提供しております。また、本市で婚姻届を提出された夫婦が交付を希望すれば、有料で上質紙に市のマーク、市章を印字した婚姻届受理証明書を取得することもできます。 ○上地安之議長 宮城克議員。 ◆12番(宮城克議員) 婚姻届の様式であったり、そのようなものはあるが、そのパネルとかボードとかというものはないというふうに今説明をいただきました。ぜひ本市においてもそのようなウエディングボード、ウエディングパネル、その記念パネルなんかを設置して、それを背景に写真が撮れる、そのようなサービスをしていただきたいなと。私も1999年、このときは世紀末と言われていたのですけれども、そのときに妻が保護課のほうで臨時職員をしていましたので、役所のほうで婚姻届を出して記念撮影を撮ったのですけれども、やっぱり何か、改めて見ると少し殺風景というか、何かあまり格好よくないなと、私自体も当時110キロ体重あったので、もうパンパンで汗かいている写真ではあったのですけれども、でもやっぱり記念のパネルとか何か背景が宜野湾市とか何かというものがあったりいいなと思うのです。その辺も踏まえても、またロビーも活用したり中庭の活用、これは次の質問で同じように入っていくのですけれども、そのようにサービスをやっていただきたいなと思うですけれども、改めて答弁いただきたいと思います。やっていただけないでしょうか。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御提言ありがとうございます。今後につきましては、議員から御提言のございましたウエディングボードや記念パネル等の記念撮影のサービスが市民サービスの向上にもつながることから、関係部署と場所や在り方などについて調整してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 宮城克議員。 ◆12番(宮城克議員) ぜひ調整の方向になっていただきたいと思います。 関連づけで次に行くのですが、4番目の庁舎1階ロビー及び中庭の憩いの場としての整備についてをまた改めてお聞きしたいと思います。継続的にお願いはしてある内容ではございます。前回もこの内容に関しまして質問しております。平成28年9月、それから令和2年9月という形で1階ロビーの改善、それに対する当局の答弁がありました。それに対して、その後どのように取り組んでいたのか、1階ロビーの要望に対してのその後の取組、どのようにしていったのかお聞きしたいと思います。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。宮城克議員のこれまでの御要望に対する取組でございますけれども、庁舎1階ロビーのまず照明でございます。耐震改修工事におきまして、フロア内の既設蛍光灯を全てLED照明に更新を行い、室内の照度を上げるとともに、総合案内と市民課記載台近くに新たにLED照明を3基設置をして、明るさの環境改善に取り組んでいるところでございます。 また、耐震改修工事の際、1階ロビー内のエレベーター前に、耐震鉄骨ブレースを設置をしておりますけれども、その表面を覆います壁色は議員の御指摘も踏まえ、明るい色に選択をした経緯がございます。 また、今年度におきましては、市役所ロビー内から市庁舎玄関前にろうきんATMブースを移設をすることで、ロビー内で活用できる新たなスペースを確保するとともに、窓からの採光が増えたことで、以前に比べ明るい広いロビー空間を提供しているというふうに考えております。1階ロビーにつきましては、市民の皆様を気持ちよくお迎えできるスペースとなるよう、引き続き検討してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 宮城克議員。 ◆12番(宮城克議員) 説明いただきました。それに対して、また今回確認、要望、2番、3番の質問なのですけれども、中庭の凹凸のところの改善方法をどのように検討したのかなというふうに確認したいです。本員的には、その凹凸は直すとお金かかりますので、いわゆる中庭のあの全面ウッドデッキにしてやると、工事費も軽減できますし、見た目も涼しい、そんなふうに思います。そこに、会議用テーブルを置いたり、何を置いたり、ベンチを置いたりすると、会議、打合せ、そこで休憩することもできると思いますが、この2番、3番、まず改善方法をどのように検討したのか、それに対してウッドデッキにしていただけないかというふうに要望しますので、答弁いただきたいと思います。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えをいたします。これまでの議会でも多くの議員の皆様から中庭活用についての要望、御指摘も受けておるところでございます。現状でございますけれども、議員からありましたように、表面の凹凸が生じて均等な床ではないために、大変難しいスペースということでございます。現在の取組でございますけれども、造園会社あるいは建築士などにも相談を行っておりまして、アドバイスも受けながら、そのアドバイスの中で議員からございましたウッドデッキという言葉もいただいてございます。そういったことも含めまして、歩きやすいあるいはまた休憩、打合せが行える憩いの場、スペースとなるような使い勝手のよい活用について鋭意検討もしておるところでございますので、今後またそういった面も含めまして、予算であったりあるいはまた建物への影響、施工、あるいはまた維持管理の手法も含めて引き続き検討させていただきたいと考えております。 ○上地安之議長 宮城克議員。 ◆12番(宮城克議員) よろしくお願いします。本当に中庭がそのような憩いの空間に生まれ変わると、先ほどからの繰り返しですけれども、休憩をしたり打合せをしたり、先ほどウエディングボードの話をさせていただきましたが、例えば雨が降ったときはロビーでその写真を撮るために、イメージとしてはホワイトボードあるではないですか、この脚にキャスターがついているやつ、あのような形で作成しても、裏表もツーバージョン作れますし、前に日付を置いたりして写真が撮れたり、そんなふうにしてやっぱり中庭、もったいないです、あれだけのいい空間があるわけですから、そのように改善していただきたい。市民が憩える場、今でも子供をあやすために何かないですかと言ったら、道の向こうにローソンありますよなんて、本来ではあまり言いたくないなと、そういうのが改善できるためにも、中庭の活用というのはしっかりとやっていきたいなと、そういうふうに思いますので、ぜひある種、最重要課題として検討していただきたいというふうに思いますので、引き続きよろしくお願いします。 では、最後、5番目の生活道路、そして安全対策及び道路整備について質問させていただきたいと思います。(1)番です。市道普天間3区・喜友名線の道路整備について、2019年12月に片側の車線整備が終わりました。その際にも話しさせていただきました。例えば、卵を運搬、販売している後輩が、アスファルトがきれいになったところはサァーと静かに行けるけれども、そうではないところはガタガタ揺れるので、トラック2台に満載の卵を積んだ状態でというので、早く改善していただけないかというのをまた再度確認してくれと言われましたので、これを併せて確認したいと思います。残りの片側車線、いつ頃になるでしょうか、答弁いただきたいと思います。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。市内の道路維持管理は限られた予算で対応するため、道路劣化の激しい箇所や安全確保を優先し、道路修繕などを行っているところでございます。市道普天間3区・喜友名線の道路修繕につきましては、平成31年3月に片側車線部分27メートル、令和元年12月に片側車道部分の約250メートル、令和2年8月には片側車道部分の約20メートルの修繕を道路維持管理で行っているところでございます。今年度においても部分的な修繕となり、道路維持管理での対応となるところではございますが、今後、大規模改修が補助事業として採択できないかなど、関係部署とともに調査研究してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 宮城克議員。 ◆12番(宮城克議員) ありがとうございます。そこはもう楽しみに待っておきますので、またいいものが、あまりまたせかしてもよくないので、今の答弁で内容が把握できましたので、よろしくお願いします。 では、次です。前回の質問時に、交通量の調査を実施していくというような答弁ありました。それと重ねて、これが1つ、そして2つ目の質問で、この街灯とかガードパイプ、道路の反射鏡の設置などというふうに前回要望させていただいている点が何点かありますので、この1番、2番併せて答弁いただきたいと思います。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。まず、1番目の市道宜野湾11号全線供用開始後の交通量調査につきましては、現時点ではまだ行ってございませんが、整備効果の検証のため、今年度内に調査を実施する予定でございます。また、街路灯の設置につきましては、防犯灯での対応も含め、設置の必要性について今後も検討してまいります。ガードパイプ及び反射板の設置につきましては、今年度から交通安全対策事業での設置を要請しております。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。市道宜野湾11号の速度規制に係る道路標識の設置につきましては、9月14日に現場を確認しましたところ、上原交差点から佐真下交差点までの約3.5キロメートルの区間に片道8か所ございました。そのうち、今年3月に供用が開始されました約2キロメートルの区間内の設置につきましては、上原1丁目23番付近といこいの市民パーク付近となっており、上原1丁目23番付近からいこいの市民パーク付近までは、地図上でおよそ約1.3キロメートル離れていることを確認しましたので、速度規制の看板等の追加設置について宜野湾警察署と調整を行っているところでございます。 また、駐停車禁止等の標識の設置につきましては、同じく9月14日に現場を確認しましたところ、上原交差点から佐真下交差点までの区間に片道11か所程度設置されており、全区間駐車禁止となっておりました。議員から御提案の同区間の駐停車禁止措置につきましては、宜野湾警察署に確認したところ、住宅街も含まれていることから、駐車のみならず停車まで禁止にするのは現実的ではなく、違法駐車や長時間の停車を見つけた際は、宜野湾警察署に通報してくださいとのことでございました。 ○上地安之議長 宮城克議員。 ◆12番(宮城克議員) 分かりました。もう時間ないので、次に進みます。以前より市道宜野湾11号の既設側なのですけれども、既存の道路、フェンス沿い、飛行場側のいわゆるフェンス沿いのオレンジ色の街灯があるのですが、結構台風の後なんかにブレーカーが飛んでいるのか消えたりするのです。その際に、フェンス際のこのクリアゾーンに結構粗大ごみとか違法投棄というのですか、そういったものが結構見受けられるということで、その地域の方々から要望を受けました。それを踏まえたときに、新設の宜野湾11号2キロ区間のフェンス沿いというのに、いわゆるこのオレンジ色の基地内の巡回道路の街灯が設置されるという計画があるのか、ちょっと確認させていただきたいと思いますが、答弁できますか。 ○上地安之議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 宮城克議員の御質問にお答えいたします。基地内巡回道路への街灯設置計画につきましては、現在のところ把握しておりませんが、街路灯の明かりがフェンス沿いまで届いている箇所もございますので、今後確認してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 宮城克議員。 ◆12番(宮城克議員) よろしくお願いします。では、もう最後です。市道宜野湾11号沿い、結構議員諸公からも要望があると思いますが、雑草が伸び切って、なおかつ例えば暗かったりすると、中からハブが出てきて、実は近くまで近寄ってくるまで気づかなかったとか、そういう実例も聞いているのです。だから、定期的にあの雑草を除去してほしいのですけれども、その要望いかがでしょうか。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。宜野湾11号基地側フェンス沿いの除草につきましては、道路に飛び出した除草について、市の維持管理で年に数回除草を行っております。また、道路と基地フェンスの間の軍用地緩衝地帯については、関係部署と調整し沖縄防衛局へ除草依頼を行っております。宜野湾11号も全線開通したことから、新しく開通した区間も含め、関係部署と連携し適正に管理してまいりたいと存じます。 ○上地安之議長 宮城克議員。 ◆12番(宮城克議員) 答弁ありがとうございます。では、今の内容も含めてまたよろしくお願いします。以上です。 ○上地安之議長 以上で12番 宮城克議員の質問を終わります。 以上をもちまして本日の全日程が終了いたしましたので、本日の会議を閉議いたします。なお、次の本会議は9月21日午前10時から会議を開きます。本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでございました。(散会時刻 午後3時56分)...