那覇市議会 2016-09-30
平成 28年(2016年) 9月30日厚生経済常任委員会(厚生経済分科会)-09月30日-01号
平成 28年(2016年) 9月30日
厚生経済常任委員会(
厚生経済分科会)-09月30日-01号平成28年 9月30日
厚生経済常任委員会(
厚生経済分科会)
厚生経済常任委員会(
厚生経済分科会)記録
平成28年(2016年)9月30日(金)
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●開催日時
平成28年(2016年)9月30日 金曜日 開会 午前10時
閉会 午後2時52分
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●場所
厚生経済委員会室
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●会議に付した事件
常任委員会
1 議案審査
(1)議案第79号 那覇市
消費生活センターの組織及び運営等に関する条例制定について
議案第80号 那覇市
個人情報保護条例の一部を改正する条例制定について
(2)議案第81号 那覇市
IT創造館条例の一部を改正する条例制定について
(3)議案第94号 訴えの提起について
2 議員間討議
分科会
1 議案審査
(1)議案第87号 平成28年度那覇市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
議案第89号 平成28年度那覇市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
(2)議案第86号 平成28年度那覇市
一般会計補正予算(第4号)中関係分
2 議員間討議
常任委員会
1 付託議案の表決
2 陳情審査
(1)陳情第162号
宇栄原公設市場内の廃家電物に関することについて
(2)陳情第169号 ハーブ(バジルベト病)被害に対する生産資材補助及び農業施設に対する補助事業に関することについて
3 議員間討議
4 陳情の取扱いについて
5 閉会中
継続審査申し出について
6 平成27年度決算の審査日程について
7 第7回議会報告会における市民意見・要望等の取り扱いについて
8 平成28年度
行政視察調査報告書について
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●出席委員
委 員 長 湧 川 朝 渉 副委員長 宮 城 恵美子
委 員 中 村 圭 介 委 員 屋 良 栄 作
委 員 糸 数 昌 洋 委 員 下 地 敏 男
委 員 花 城 正 樹 委 員 金 城 敏 雄
委 員 平 良 仁 一
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●説明のため出席した者の職、氏名
渡慶次 一 司 市民文化部副部長兼
市民生活安全課長
宮 里 綾 子
市民生活安全課市民生活相談室長
宮 城 寿満子
市民文化部参事兼
ハイサイ市民課長
石 川 修
ハイサイ市民課担当副参事
仲 地 宗 俊
ハイサイ市民課担当副参事
砂 川 龍 也 文化振興課長
山 里 実 文化振興課新
市民会館建設室長
岸 本 修 文化財課長
比 嘉 勉 経済観光部副部長兼
商工農水課長
高 宮 修 一
商工農水課担当副参事
西 原 浩 也 なは
まちなか振興課長
池 村 博 之 観光課長
中 村 英 雄 環境部副部長兼環境政策課長
本 田 邦 夫
クリーン推進課長
上 原 克 一
クリーン推進課環境美化推進室長
座嘉比 光 雄 健康部副部長兼
国民健康保険課長
砂 川 早百合 健康部参事兼健康増進課長
根 間 秀 夫
国民健康保険課副参事
比 嘉 哲 也
国民健康保険課担当副参事
屋 嘉 のり子 地域保健課長
仲 真 均 健康部参事兼保健総務課長
具志堅 政 人
保健総務課担当副参事
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●職務のため出席した事務局職員の職、氏名
波 平 治 次長
比 嘉 昭 夫
議事管理課主幹
兼 島 理
調査法制課主事
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(午前10時 開会)
○委員長(湧川朝渉)
おはようございます。
委員会を開会する前に、本日の出欠状況についてご報告を申し上げます。
委員会定数10人中、出席9人、欠席はゼロです。
○委員長(湧川朝渉)
それでは、定足数に達しておりますので、ただいま本日の
厚生経済常任委員会を開会いたします。
初めに、平成28年9月定例会における審査日程の協議をいたします。お手元に審査日程(案)を配付しておりますので、休憩をして協議したいと思います。
休憩いたします。
○委員長(湧川朝渉)
再開いたします。
今定例会の審査日程につきましては、休憩中に協議したとおりに進めることに異議はありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○委員長(湧川朝渉)
異議なしと認め、そのように決しました。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入室)
○委員長(湧川朝渉)
再開いたします。
初めに、議案第79号、那覇市
消費生活センターの組織及び運営等に関する条例制定についてを議題といたします。
渡慶次一司市民文化部副部長兼
市民生活安全課長、説明をお願いいたします。
◎市民文化部副部長兼
市民生活安全課長(渡慶次一司)
ハイサイ、
市民生活安全課です。
それでは、議案書5ページをお開きください。
議案第79号、那覇市
消費生活センターの組織及び運営等に関する条例制定について、提案理由をご説明申し上げます。
本案は、消費者安全法第10条の2第1項の規定に基づき、
消費生活センターの組織及び運営並びに情報の安全管理に関する事項について定めるため提案するものです。不当景品類及び
不当表示防止等の一部を改正する法律の制定により、消費者安全法の一部が改正され、
消費生活センターを設置する市町村は、
消費生活センターの組織及び運営に関する事項等について、内閣府令で定める基準を参酌して条例で定めることとされたほか、
消費生活相談等の事務の実施により得られた情報の安全管理に関する事項について定めることとされております。
本市では、平成21年に改正前の消費者安全法第10条の第2項により、
消費生活相談室を
消費生活センターとして既に設置しております。具体的には議案書6ページのとおりになっております。
ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(湧川朝渉)
これより質疑に入ります。
糸数昌洋委員。
◆委員(糸数昌洋)
すみません、法改正はいつでした?確認です。
◎市民文化部副部長兼
市民生活安全課長(渡慶次一司)
平成26年の6月に改正されております。
○委員長(湧川朝渉)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
消費生活センターは平成21年の改正前に設置をされたけれども、2年前に法改正されて、2年間たっていますけど、これは条例制定がおくれた理由というのは何ですか。
○委員長(湧川朝渉)
渡慶次副部長。
◎市民文化部副部長兼
市民生活安全課長(渡慶次一司)
法の施行は今年度になっておりますので、法の施行に合わせて今回制定をしております。
○委員長(湧川朝渉)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
最後に1点だけ。今回の条例も初めて制定ということで、特に安全管理に関する事項に該当する部分の説明だけちょっとお願いします。条例の中でね。これまでと変わった点があるのかどうか。
○委員長(湧川朝渉)
渡慶次副部長。
◎市民文化部副部長兼
市民生活安全課長(渡慶次一司)
第4条のほうで情報の安全管理ということで規定をしておりますが、既に現在運用の中でも消費相談の実施状況の記録ですとか、そういったものはこの条例の趣旨に沿って、今でも保管庫に整備して管理していますので、特段これまでと状況としては変わっておりません。
◆委員(糸数昌洋)
以上です。
○委員長(湧川朝渉)
ほかに質疑はありませんか。
金城敏雄委員。
◆委員(金城敏雄)
今の
消費生活センターの3条の中に、センターにはセンターの事務を負うということで、センター長というのは、どなたがセンター長というのを兼ねますか。
○委員長(湧川朝渉)
渡慶次副部長。
◎市民文化部副部長兼
市民生活安全課長(渡慶次一司)
現在でも市民相談室の中に消費生活相談のセンターがありますので、室長が兼務をしております。
○委員長(湧川朝渉)
金城委員。
◆委員(金城敏雄)
ありがとうございます。以上です。
○委員長(湧川朝渉)
ほかに質疑はございませんか。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(湧川朝渉)
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
次に、議案第80号、那覇市
個人情報保護条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。
引き続き、渡慶次一司副部長兼
市民生活安全課長、説明をお願いいたします。
◎市民文化部副部長兼
市民生活安全課長(渡慶次一司)
それでは、議案第80号、那覇市
個人情報保護条例の一部を改正する条例制定について、提案理由をご説明申し上げます。議案書7ページをご覧ください。
特定個人情報の目的外利用等の手続及び
個人番号利用事務において、庁内連携をする
特定個人情報に係る規定を追加し、並びに
情報提供ネットワークシステムを介した
特定個人情報の提供等の記録の取り扱いに係る規定を整備するために、本案を提案するものです。
議案書8ページから9ページをご覧ください。
具体的には、
特定個人情報の目的外利用、または提供する場合の本人への通知、市長への届出及び公表についての規定を追加し、生活に困窮する外国人に対する保護の決定等の事務において、庁内連携する
特定個人情報を別表第2に規定するほか、
情報提供等記録について定義、目的外利用の規定の適用除外、訂正をした場合の通知先、他法令などによる開示の実施等の調整規定の適用除外について規定するものです。
以上で提案理由の説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(湧川朝渉)
これより質疑に入ります。
糸数昌洋委員。
◆委員(糸数昌洋)
すみません。今回の中で生活に困窮する外国人に対する保護の決定等の事務?
◎市民文化部副部長兼
市民生活安全課長(渡慶次一司)
はい。
◆委員(糸数昌洋)
というものが別表第2に追加というふうになっていますけれども、これは資料の中には、別表第2というのはどこに該当するんですか。これは配付資料にはないのかな。探しきれない。
◎市民文化部副部長兼
市民生活安全課長(渡慶次一司)
お答えいたします。
議案書9ページのほうの改正後、別表第2の中段のところに、改正前と改正後の別表第2が規定されております。
○委員長(湧川朝渉)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
結構です。別表第2のところに、改正前からもともとあった事務ですよね。それが
特定個人情報の。
◎市民文化部副部長兼
市民生活安全課長(渡慶次一司)
個人番号利用事務という。
◆委員(糸数昌洋)
利用事務に入ってきたという理解でよろしいですか。
○委員長(湧川朝渉)
渡慶次副部長。
◎市民文化部副部長兼
市民生活安全課長(渡慶次一司)
事務としては、
個人番号利用事務ということで既に規定をされておりますけれども、その中で、利用する
特定個人情報を追加したという形になっています。
○委員長(湧川朝渉)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
以上です。
○委員長(湧川朝渉)
ほかに質疑はございませんか。
下地敏男委員。
◆委員(下地敏男)
1つだけ教えてください。特定個人ということと、保有特定個人というのが今、出てくるんですけれども、これは特定個人というのがあって、そして個々の一人一人のことを保有特定個人というふうにして理解するんですか。何かほかにまた、どういう違いがあるんですか。
○委員長(湧川朝渉)
渡慶次副部長。
◎市民文化部副部長兼
市民生活安全課長(渡慶次一司)
保有個人情報は、公文書に記録されているものが。
◆委員(下地敏男)
何ページかにあるんですか。
◎市民文化部副部長兼
市民生活安全課長(渡慶次一司)
いえ、これは条例本文の中のほうに規定をされておりまして、今回、抜粋の改正の部分の中には資料は入っておりません。
◆委員(下地敏男)
じゃ説明を続けて。
◎市民文化部副部長兼
市民生活安全課長(渡慶次一司)
那覇市
個人情報保護条例の規定の定義、第2条の8号の中に、保有個人情報ということで定義がございまして、那覇市の
個人情報保護条例に係る公文書に記録されているものが保有個人情報という定義になっております。
○委員長(湧川朝渉)
下地委員。
◆委員(下地敏男)
ありがとうございます。以上です。
○委員長(湧川朝渉)
ほかに質疑はございませんか。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(湧川朝渉)
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(湧川朝渉)
再開いたします。
次に、議案第81号、那覇市
IT創造館条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。
比嘉勉副部長兼
商工農水課長、説明をお願いします。
◎経済観光部副部長兼
商工農水課長(比嘉勉)
それでは、議案第81号、那覇市
IT創造館条例の一部を改正する条例制定について、提案理由をご説明いたします。
本案につきましては、平成15年に設置いたしました那覇市IT創造館の管理運営に関する事項について、構成施設の一部及び設備を廃止し、並びに事業及び入居施設の利用期間に係る規定を整備するものとなっております。主な改正点につきましては、設備の構成並びに実施事業のうち、人材育成事業について条文を修正し、あわせて字句を整備するものとなっております。
お手元の議案書の14ページが新旧対照表になっているかと思います。お開きください。
表の左側が改正前、右側が改正後ということで、その左側のうちの改正前のアンダーラインが引かれている部分が改正したい箇所になっております。
まず、一番上のほうから、3条、施設等の構成の第1号ですね。主要施設のウ
インターネットコーナーにつきましては、特に児童生徒の利用によります有害サイトとか、あるいはSNSによる犯罪の被害など、
青少年健全育成上の課題があるということで、近隣の小中学校から問題点の指摘等がございました。これに伴う廃止を想定しているものです。
続いて、エ
インターネットカフェにつきましては、近年、
スマートフォン、それから
タブレット端末等が普及しておりますので、利用者も減少していることから廃止をするものでございます。また第4号の作業室と第5号の設備のア
サーバーラック、それからイ サーバーマシーンにつきましては、利用がされていないことから廃止するものとなっております。
次に4条でございますが、4条、事業の第2号につきましては、情報通信分野における人材育成の範囲について、これまではOJT活動に限定されていたものを、人材育成の範囲を拡大するために字句を整備したものとなっております。
次に6条でございますが、利用期間につきましては、利用許可の権限及び期間について、規定が少し不明確であったものですから、これらを整備する内容となっております。
続きまして15ページの表をご覧ください。第10条でございます。これは利用料金となっておりますけれども、これは設備を廃止したことによります、次の16ページに利用料金表がございますが、その利用料金表の別表第5から別表第7までを廃止するものと、あと字句の整備、15ページに戻りまして、さらに12条でございますが、利用許可の制限につきまして、作業室及び設備を廃止したことによります字句の整備をしたものとなっております。
提案理由は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○委員長(湧川朝渉)
これより質疑に入ります。
屋良栄作委員。
◆委員(屋良栄作)
インターネットコーナーの廃止について、SNS、有害サイトという話をどこから、いつ持ってきたのかというのが知りたい。一般的にネットカフェとか、ああいう大人が出入りして個室になっていることについては、小学生とか中学生というのは気を使うという部分はあると思いますが、私が知る限り、あのコーナーというのは事務所の目の前ですし、逆に子どもたちに
インターネットをしっかりとした教える、いいきっかけになる場所だったと思いますね。
要は一般的にSNSの被害とか有害サイトというのは問題なのであって、IT創造館に子どもたちが出入りしてパソコンを使っているから問題という話ではないんですよ。まさにさっきおっしゃっていたように、パソコンというのは、
スマートフォンでできるわけですから、だからちょっと理屈が、ちょっと意味が薄いと思うので教えていただきたいと思います。
○委員長(湧川朝渉)
比嘉勉副部長。
◎経済観光部副部長兼
商工農水課長(比嘉勉)
実は、近隣の小中学校のほうにヒアリングをいたしまして、特に小学校のほうからは学校にカバンを置いたまま、このコーナーに行っていることがたびたび見受けられたということで、問題点の指摘がございました。そういうことも考慮した上で、議員がおっしゃるように、確かにSNSというのは全般的なお話でございますので、それだけではございませんけれども、やはり学校側からの問題点の指摘などもございましたので、それにあわせて廃止をするということでございます。
○委員長(湧川朝渉)
屋良委員。
◆委員(屋良栄作)
ポイントとして、学校にカバンを置いていくというのは、学校側が注意すべき話であって、あれは大人も使っていたわけですよ、私が見る限り。ニートみたいな人も使っていましたよ。使っていました。
ですから、小学生に関しては学校側が注意するべきであって、なんでこっちが、学校が言われたからやるのかと、一方で、貧困世帯というのもあるわけだから、ああいうところでただ勉強できるという子たちも出てくるわけですよ。ご存じのように。
しかも、私が聞いた話では、前の運営者から聞いた話では、逆に居場所づくりみたいな感じに、自然発生的になっている部分もあるという話もありました。ですから、そういうものを総合的に言ったのかどうか。例えば負の側面だけ、こうなっているからだめじゃないかという話で、皆さんが即解釈して、これ上等と思って廃止したということではないと信じていますけれども、良の側面、明るい側面というのもちゃんと検証したのかどうかというのをちょっとお聞かせいただきたいと思います。
○委員長(湧川朝渉)
比嘉副部長。
◎経済観光部副部長兼
商工農水課長(比嘉勉)
休憩してよろしいでしょうか。
○委員長(湧川朝渉)
はい。
○委員長(湧川朝渉)
再開します。
比嘉副部長。
◎経済観光部副部長兼
商工農水課長(比嘉勉)
負の部分ではなくて、明の部分も検証したかということでございますけれども、平成15年に設置されて、市民の
情報リテラシーという所期の目的についてはある程度達成ができているというふうに考えている部分もございます。
○委員長(湧川朝渉)
屋良委員。
◆委員(屋良栄作)
であれば、それはちゃんと理由で述べるべきであって、何か小学校から文句が来たという話は一面的だと思いますよ。しかも小学校がちゃんと指導すれば済む話で、ましてや今、貧困の格差がある中で、もしかしたら本当に生活保護世帯で、スマホも買うお金がない子どもたちが来て、パソコンに触れているかもしれない。そういう子どもたちが来たら、有害サイトは見ないでねとちゃんと指導してあげるというのが、もしかしたら那覇市としてのいい活用の仕方だったのではないのかなと、教育的にも思うわけですよ。そこら辺はしっかりと反省して精査してほしいと思います。大人も来ていますからね、あそこは。
それからもう1ついいですか。あの
インターネットカフェ、お客さんが減ったと言いますけれども、これはパソコンの利用者が減ったという理由でよろしいんですか。
○委員長(湧川朝渉)
比嘉副部長。
◎経済観光部副部長兼
商工農水課長(比嘉勉)
パソコンを使う方も減ったというふうに理解をしております。
○委員長(湧川朝渉)
屋良委員。
◆委員(屋良栄作)
ここもボタンの掛け違えになったら困るんですけど、あそこで食事する人というのは、やっぱり減ると思うんですよ。私も行っていたからわかるけれども、レトルト食品しかないんですよ。火が使えなかったでしょ。だから電気で温めてというところなので、だからそういうのも含めて、料理がまずいから客が減ったという部分とか、いろいろ出てくると思うので、客を増やす努力を皆さんは経営者と聞いて真摯にやったのかという話も、やったのかという話ですよね。
言っている意味はわかりますか。あそこは、ひとつ商談する場所としては上等だったわけですよ。あそこでやらなければモスバーガーに行くとか、近隣のお店に行ってやるんだろうけれども、簡単にコーヒー飲みながら、食事しながら商談をやる分にはいい場所であったはず、中にいる人たちも含めて。だけれども、料理を毎日レトルトを食べるのも問題なので、あれがちゃんとした設備が整っていれば、最初の設計時からね。もっと僕はできたと思いますけれども、そういう部分の分析というのはされたんですか。
○委員長(湧川朝渉)
比嘉副部長。
◎経済観光部副部長兼
商工農水課長(比嘉勉)
確かに食事がレトルトであったということは、私も存じ上げておりますが、食事だけではなくて、例えば商談コーナーとして使っておられたということもあろうかと思いますが、一応、IT創造館の各階には会議室等も準備してございまして、商談等についてはそこを活用することも可能ではあったのではないかなというふうに考えております。
○委員長(湧川朝渉)
屋良委員。
◆委員(屋良栄作)
ありがとうございます。まあいいでしょう。
あれ多分、家賃を数十万円払っていたと思うんですけれども、あれは一応、創造館の収入として年何百万となっていたと思うんですけれども、その場所を何に使って、費用対効果というのはどういうふうに考えているのか。
○委員長(湧川朝渉)
比嘉副部長。
◎経済観光部副部長兼
商工農水課長(比嘉勉)
インターネットカフェがあった部分等については、
インキュベート室というような形で少し整備をして、インキュベーターが活用できるような方向に変えていきたいということで今、考えております。
○委員長(湧川朝渉)
屋良委員。
◆委員(屋良栄作)
いいです。ありがとうございます。
○委員長(湧川朝渉)
ほかに質疑はございませんか。
糸数昌洋委員。
◆委員(糸数昌洋)
第4条の今回は人材育成というところの範囲を拡大したと、OJTに限定せずにという話なんですが、その範囲の拡大が想定される分野、人材育成のですね。皆さんが今、考えているところ、それをちょっと教えてもらえますか。
○委員長(湧川朝渉)
比嘉副部長。
◎経済観光部副部長兼
商工農水課長(比嘉勉)
OJT活動というものが、当初は中核企業の方々が、例えば大学生でありますとか、そういった方々とうまく、OJTの活動の中で利用していただくということで考えていたようでございますが、そういうOJTだけに絞るのではなくて、例えば広く人材育成ができるような、セミナーの実施でありますとか、そういったのも含めて事業の中に入れていこうということで、今回、そのOJT活動の部分を削除したということでございます。
○委員長(湧川朝渉)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
全体的には、この利用期間であるとか、それから駐車場の件であるとか、第12条の案件であるとか、さまざま今、直営の間に皆さんが整理できることをいろいろやられていると思うんだけども、いずれこれはまた指定管理、来年以降やるわけですよね。そういう意味では、直営のときはいいけれども、指定管理に移行したときに、皆さんが使い勝手がいい。それから指定管理を受けるメリットがあるというところも含めて、一連の条例改正、こういう作業を進められてきたのかどうか、その辺はどういう方々と相談しながらやってこられたのか。これは内部検討だけで進めたのか、含めてちょっと答弁願えますか。
○委員長(湧川朝渉)
比嘉副部長。
◎経済観光部副部長兼
商工農水課長(比嘉勉)
今回の条例改正につきましては、確かに直営になったことも大きな理由の1つではございますが、改正するに当たっては、もちろん内部的な検討ももちろんございますが、やはり入居されている方々とか、あとは県でありますとか、その他の機関の方々からもどういうのが望ましいのかというようなヒアリング等もさせていただきましたので、そういうのを考慮した形で今回は提案をさせていただいております。ただ今後、直営が終了して、指定管理者にしたほうがいいという判断がつくのであれば、当然、また指定管理者にお願いをすることになると思いますが、その際に、見直しをしなければいけないというようなものがございましたら、また改めてそれは改正の提案をしていきたいというふうに考えております。
○委員長(湧川朝渉)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
指定管理に関する事項の整理をやりながらということで、今後、指定管理に移行する可能性の高い公共施設ということもあって、指定管理になってから、また新たに指定管理の方々と協議して見直しをするというよりも、これまでやってきた方々もいらっしゃるし、提案をされてきた方々もいらっしゃるので、やはり二重の負担が生じてはいけないと思いますので、その辺はいろいろ改修するところもいっぱいあるじゃないですか。そういうところを含めて、それを視野に入れてやっていかないと、またもとに戻ったりとかということがないように、ぜひ、今の段階からしっかりその辺の協議は外部ともやっていただきたいなと思います。要望です。
○委員長(湧川朝渉)
ほかに質疑はございませんか。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(湧川朝渉)
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(湧川朝渉)
再開いたします。
次に、議案第94号、訴えの提起についてを議題といたします。
座嘉比光雄副部長兼
国民健康保険課長、説明をお願いいたします。
◎健康部副部長兼
国民健康保険課長(座嘉比光雄)
議案第94号の訴えの提起についてご説明いたします。議案書は37ページとなっております。
この事件なんですけれども、市内にありました精神科クリニックの事務長の内部告発で、豊見城警察署のほうが平成24年8月に、被告の人である②番目の元保健医療機関施設長、これは個人、この方が実質的な経営者となります。この人と、この方の部下であった告発をした事務長、そして事務員の3人が詐欺事件としまして豊見城警察署のほうが起訴・逮捕を行いまして、平成24年12月に、この②の元保健医療機関施設長が懲役2年と6カ月、執行猶予5年。事務長のほうが懲役2年、執行猶予4年。事務員が懲役1年6カ月の執行猶予3年の有罪判決を受けた詐欺事件であります。
この詐欺事件においての被害額なんですけれども、104万円余りでありました。内訳といたしましては、社会保険診療報酬の支払基金のほうが診療報酬としての約26万円、沖縄県のほうが自立支援医療費の約22万円、那覇市が国保の診療費約56万円の被害でありました。
実は、九州厚生局沖縄事務所のほうには、この有罪判決を受けた②の元保健医療機関施設長と元事務長、事務員が逮捕される以前から、①の元法人経営の医療機関、そして③の個人経営の医療機関は、精神デイナイトケアに参加していない患者の水増し請求をしている。そして施設基準を満たしていないのに、精神デイナイトケアを実施しているということの情報提供があったようです。
それに伴いまして3人が逮捕されたということがございまして、九州厚生局は事実を確認する必要があるということがありまして、監査を実施しております。九州厚生局なんですけれども、監査の結果、やはり不正があったということが確認できたということがございまして、今回の被告である①の医療法人経営の医療機関、そして③の個人経営の医療機関の元開設者、この2つの医療機関のドクターは同じ方です。この元開設者に対しまして、不正請求のあった機関の全ての診療分を自己点検をして返還するよう行政指導をしております。
これに対しまして、元開設者、ドクターなんですけれども、この方からは、「私自身が不正請求に係るお金を着服したわけではなく、利用されたにすぎない。また、元開設者としての責任はあるにしても、不正請求についての直接的な責任はない」という形で文書でもって返還に応じないという意思表示があったようです。
この返還に応じないと意思表示があったということがございまして、九州厚生局は監査権限しかないというのがありまして、この返還請求に向けては、各市町村の判断だということがありまして、関係する市町村に対して、昨年5月27日に説明会がございました。本市としましては、この被告となっている①と③の開設者に対しまして、国民健康保険法による規定の返還請求をことし4月28日、督促状を6月10日、催告書を6月21日に送付しましたが、全く反応がないというような状況です。顧問弁護士と相談の結果、被告の①と③に対しては、国民健康保険法65条3項に基づく返還請求、被告の②に対しましては、民法709条に基づく損害請求として訴えを提起するということで調整を終えています。
配ってあります資料の1ページをお開きください。ここに不正請求の一覧表があるんですけれども、これが今回、同じ時期に提起することになっている6市町村になります。この不正請求金額には、国民健康保険法の適用の加算金40%を含めた金額となっています。
以上が訴えの提起についてでございます。よろしくご審議くださるようお願いします。
○委員長(湧川朝渉)
これより質疑に入ります。
中村圭介委員。
◆委員(中村圭介)
これは那覇市が請求できるのは、那覇市が負担した分を請求するという理解でいいですか。
○委員長(湧川朝渉)
座嘉比副部長。
◎健康部副部長兼
国民健康保険課長(座嘉比光雄)
そうです。那覇市の
国民健康保険課が出した分だけの請求になります。
○委員長(湧川朝渉)
中村委員。
◆委員(中村圭介)
じゃ国が負担した分とかというのは誰も請求できない状態になっているんですか。
○委員長(湧川朝渉)
座嘉比副部長。
◎健康部副部長兼
国民健康保険課長(座嘉比光雄)
そうです。私たちは那覇市が負担した分だけの請求になります。那覇市が負担した分にプラス40%の加算金をつけて請求をするということになります。
○委員長(湧川朝渉)
中村委員。
◆委員(中村圭介)
訴えの今後の展開というのはちょっとわからないんですけれども、この不正請求というのが確定しているのであれば、取れる見込みというのはあるんですか。
○委員長(湧川朝渉)
座嘉比副部長。
◎健康部副部長兼
国民健康保険課長(座嘉比光雄)
元開設者については、同じような形で、この事業をやっているという情報があります。これは内々の情報なんですけれども、元開設者につきましては、北部の病院で勤務をしているという情報があります。ただ現在、私たちに調査権限がないもので、そこは確認できないんですけれども、そこら辺は裁判を通して明らかにしていくという状況になります。
○委員長(湧川朝渉)
中村委員。
◆委員(中村圭介)
以上です。
○委員長(湧川朝渉)
糸数昌洋委員。
◆委員(糸数昌洋)
確か議案説明のときに、これは那覇市から6市町村にまたがっていますよね。那覇市が取りまとめて訴えるという話があったと思うんですけど、今の話だと那覇市の分だけのという話が、この辺はどうなったんですか。
○委員長(湧川朝渉)
座嘉比副部長。
◎健康部副部長兼
国民健康保険課長(座嘉比光雄)
実はこの問題は、6市町になっているんですけど、実際的には浦添と糸満がありまして、8市町にまたがっていました。浦添市が490円、糸満市が2万2,904円と少額ということがありまして、訴えはしないということになっています。
この取りまとめについて、実は沖縄県のほうに、もう市町村にまたがっているというのがありました。沖縄県のほうに取りまとめをお願いしたんですけれども、沖縄県としては保険者ではないので取りまとめをしないというふうにありまして、ほかの市町村のほうで、この訴えの提起の手法がわからないというのがありまして、那覇市がまとめるというのも、那覇市がこういう形に持っていくというような形で指導をやったという状況であります。
○委員長(湧川朝渉)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
なるほど。じゃ那覇市は那覇市の分だけ請求訴えを行うという理解でよろしいですね。
○委員長(湧川朝渉)
座嘉比副部長。
◎健康部副部長兼
国民健康保険課長(座嘉比光雄)
はい、そうです。
○委員長(湧川朝渉)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
あと1点だけ。説明では、この①番、③番、個人経営クリニックともに既に会社は倒産されているというふうなことをお聞きしたんですが、ちょっと中村委員の質疑とも重なるんですけれども、この辺の訴えた場合の回収の見込みですね。その辺はちょっとどのように具体的に考えていらっしゃるのか。
○委員長(湧川朝渉)
座嘉比副部長。
◎健康部副部長兼
国民健康保険課長(座嘉比光雄)
この部分については、実は九州厚生局の監査で判明していまして、私たちとして、国の交付金の中から天引きされるというのも確定しています。これは訴える、訴えないにかかわらず、国としては調整交付金の中からこの分を差し引くというのが国民健康保険法の中にありまして、これをやらなければ、いずれにしても逆に那覇市は回収する努力を怠ったということで、逆に言うと住民監査請求の対象になる可能性があるというような状況です。
回収の見込みなんですけれども、この元個人の開設者につきましては、北部の法人病院のほうでまだ勤務医をしているという情報が実はあります。ですから、全く回収できないのではなくて、ある程度の回収が見込めるというふうに踏んでいまして、全額かどうかというのはわからないんですけれども、一応、そういう形で進めていくという形です。ですから、これは裁判を訴えていかないと、調査権限が今ないものですから、判明できない部分で、訴えて動きを確認していくというふうに考えています。
○委員長(湧川朝渉)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
今、国の査定にもかかわってくるという話もあって、これは回収の努力をまずしっかりやるということで、それで回収できなかった場合に、その辺の国との関係等において何か影響というのはあるんですか。
○委員長(湧川朝渉)
座嘉比副部長。
◎健康部副部長兼
国民健康保険課長(座嘉比光雄)
回収できなかったときに、国のほうから何らかの補填があるかという部分なんですけれども、これはこの金額程度では全くないというふうに確認しています。
○委員長(湧川朝渉)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
以上です。
○委員長(湧川朝渉)
ほかに質疑は。
金城敏雄委員。
◆委員(金城敏雄)
この国民健康保険診療報酬というのは、これは私のほうが勉強不足でわかりませんけれども、診察手数料とかそういう関係ではないですか。
○委員長(湧川朝渉)
座嘉比副部長。
◎健康部副部長兼
国民健康保険課長(座嘉比光雄)
これは診療をした部分に対する支払いです。
○委員長(湧川朝渉)
金城委員。
◆委員(金城敏雄)
これは今のほうの話を聞きましたけれども、27日に説明会があったよということを今、話がありましたよね。説明会を受けましたというお話をしている中で、それで倒産もして、相手側に請求する側がちょっと今、働いているかもしれないから、そういう返還をということらしいですけれども、今、聞いた話では、やはり国との交付金関係もありますから、これは変な話ですけど、市の弁護士と相談の上に進めたものということで理解していいですか。
○委員長(湧川朝渉)
座嘉比副部長。
◎健康部副部長兼
国民健康保険課長(座嘉比光雄)
そうです。市の顧問弁護士と調整して進めているということです。
○委員長(湧川朝渉)
金城委員。
◆委員(金城敏雄)
どうぞ。
○委員長(湧川朝渉)
座嘉比副部長。
◎健康部副部長兼
国民健康保険課長(座嘉比光雄)
この弁護士費用については、今回の補正予算でまた後の中でご説明いたします。
○委員長(湧川朝渉)
金城委員。
◆委員(金城敏雄)
ありがとうございます。
これは住民監査請求の話も出ていましたけれども、市が行政がやるべきものは、やはりそういうことできれいに精査して請求する。取れる、取れないことではないと思いますので、その辺のことは進めていただきたいなと思います。
以上です。
○委員長(湧川朝渉)
ほかに質疑はございませんか。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(湧川朝渉)
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者退室)
○委員長(湧川朝渉)
再開いたします。
これより議員間討議に入ります。
ご意見はございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○委員長(湧川朝渉)
ないようでありますので、討議を終了いたします。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入室)
○委員長(湧川朝渉)
これより
厚生経済分科会を開会いたします。
初めに、議案第87号、平成28年度那覇市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
座嘉比光雄副部長兼
国民健康保険課長、説明をお願いいたします。
◎健康部副部長兼
国民健康保険課長(座嘉比光雄)
議案第87号の平成28年度那覇市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明いたします。前もってお配りした資料の2ページ、A3の部分をお開きください。
今回の2号補正は、歳入歳出ともに4億5,893万4,000円を減額いたしまして、補正後の歳入歳出の予算総額を524億2,159万円とするものであります。国保特会は、右側の歳出予算から説明したほうがわかりやすい部分がありますので、歳出予算を説明して、関連する場合におきましては続けて歳入部分を説明いたします。今回の補正のある科目については、科目のほうを赤文字で記載してありますから、赤文字の部分を説明いたします。
まず、右側の歳出の46行目の一般事務費で596万4,000円の増額補正がございます。これは先ほど常任委員会の訴えの提起において説明いたしました裁判に向けた弁護士費用としての着手金194万4,000円と、平成30年度から開始いたします国民健康保険事業納付金算定システムというのがありまして、これのシステム改修費用で402万円の合計金額となっています。この増額となる596万4,000円を左側の歳入の26行目、職員給与費等繰入金で一般会計から繰り入れるということになります。
次に、歳出右側56行目の後期高齢者支援金、59行目の前期高齢者納付金、63行目の介護納付金で、292万4,000円、103万円、1,091万7,000円の増額補正があります。これはこの3科目とも診療報酬支払基金からの納付金等の確定通知に基づく増額補正であります。
次に、82行目の繰上充用金で4億7,985万円の減額補正があります。これは平成27年度の国保特会の決算によりまして、累積赤字額が32億2,015万円に確定しましたので、それに伴う減額補正であります。
次に、左側歳入について説明いたします。まず4行目の療養給付費負担金、5行目の後期高齢者支援負担金、7行目の介護納付金負担金、10行目の国の普通調整交付金、19行目の県の普通調整交付金で増額補正があります。これは今、説明いたしました右側歳出の56行目の後期高齢者支援金、59行目の前期高齢者納付金、63行目の介護納付金で増額補正がありますので、この増額補正に連動いたしまして、国・県からの交付金も定率で増減しますので、この増減補正であります。
次に、15行目の療給交付金過年度分で1,880万8,000円の増額補正であります。65歳未満の年金受給権がある方は退職保険者と言っているんですけれども、その方々の医療費は診療報酬支払基金から療養給付交付金として交付される仕組みとなっております。これは前年度の療給交付金の精算の結果、交付額が少なかったということがありまして追加交付されるので、そのための増額補正であります。
最後に、41行目の歳入欠かん補填収入が4億1,330万1,000円の減額補正があります。これは右側歳出予算に対して歳入予算が不足をしていますので、予算の編成上、翌年度、平成29年度の予算から繰り入れるための空財源としての計上となっています。この不足分は今年度、平成28年度決算後において、29年度の国保特会から繰入充用金として受け入れるということになります。
国保課分は以上であります。ご審議のほどよろしくお願いします。
○委員長(湧川朝渉)
これより質疑に入ります。
糸数昌洋委員。
◆委員(糸数昌洋)
1点だけね。歳入の17番の前期高齢者交付金、これは今回、1億9,700万円余り減額という形になっていますけれども、これは通知によるものとあるんですけれども、大体例年並みの動きですか。この時期の補正としては。
◎健康部副部長兼
国民健康保険課長(座嘉比光雄)
休憩お願いします。
○委員長(湧川朝渉)
休憩します。
○委員長(湧川朝渉)
再開いたします。
◎健康部副部長兼
国民健康保険課長(座嘉比光雄)
この部分については、例年29億程度だったものが増えてはきています。増えている理由としましては、前期高齢者の加入割合が若干増えてきているということでございます。
○委員長(湧川朝渉)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
以上です。
○委員長(湧川朝渉)
ほかに質疑はございませんか。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(湧川朝渉)
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
次に、議案第89号、平成28年度那覇市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
引き続き座嘉比光雄副部長兼
国民健康保険課長、説明をお願いいたします。
◎健康部副部長兼
国民健康保険課長(座嘉比光雄)
では、議案第89号、平成28年度那覇市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について説明いたします。資料は3ページ、最後のほうになります。
今回の第2号補正は、歳入歳出ともに2,261万1,000円を増額いたしまして、補正後の歳入歳出の予算総額を30億5,348万9,000円とするものであります。
まず、歳入の12行目の繰越金で2,234万9,000円の増額補正があります。これは平成27年度後期高齢者医療特別会計が黒字決算となっておりますので、この黒字額を今年度の歳入に繰り越すための増額補正であります。
次に、16行目の保険料還付金で24万4,000円、17行目の還付加算金で1万8,000円の増額補正があります。過年度分の保険料を還付する場合においては、この還付額を後期高齢者医療広域連合へ請求することとなっていますが、昨年度において請求漏れがあったということで、この請求額を受け入れるための増額補正であります。
次に、歳出の26行目の保険料等負担金で、2,251万2,000円の増額補正がございます。これは27年度分として徴収した後期の保険料を今年度、28年度分として後期高齢者医療広域連合へ納めるための増額補正となっています。
最後に、31行目の一般会計繰出金で9万9,000円の増額補正があります。これは平成27年度の一般会計から繰り入れた事務費と繰入金の精算によって一般会計へ繰り出す、戻すための増額補正でございます。
以上が今回の補正でございます。
○委員長(湧川朝渉)
これより質疑に入ります。
金城敏雄委員。
◆委員(金城敏雄)
保険料の還付金の16と17、加算金なんですけれども、先ほど漏れがあったということなんですけど、少しだけ詳しく教えていただけませんか。
○委員長(湧川朝渉)
座嘉比副部長。
◎健康部副部長兼
国民健康保険課長(座嘉比光雄)
27年度分の現年度ではなくて、27年度の過年度分、過年度分で返したものを27年中に本来は請求すべきものを、出納閉鎖、会計年度の前後にあったものですから、その分が抜けていたというのがありまして、これを今年度で請求して受け取るという形の処理になります。
○委員長(湧川朝渉)
金城委員。
◆委員(金城敏雄)
過年度分と現年度分の考え方の違いでということですね。
◎健康部副部長兼
国民健康保険課長(座嘉比光雄)
はい。
◆委員(金城敏雄)
わかりました。ありがとうございました。以上です。
○委員長(湧川朝渉)
ほかに質疑はございませんか。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(湧川朝渉)
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(湧川朝渉)
再開いたします。
次に、議案第86号、平成28年度那覇市
一般会計補正予算(第4号)中関係分を議題といたします。
初めに、健康増進課関係分について、砂川早百合参事兼健康増進課長、説明をお願いします。
◎健康部参事兼健康増進課長(砂川早百合)
ハイタイ。それでは、よろしくお願いいたします。
お配りしております健康部の説明資料の3ページ、4ページが私たちの資料になっておりますので、そちらのほうをお願いいたします。
それでは、議案第86号、平成28年度那覇市
一般会計補正予算(第4号)中、健康増進課分についてご説明いたします。
お手元に配付されている説明資料をご覧いただきながら説明を差し上げたいと思います。説明資料の右端の欄に補正予算書のページを振ってございますので参考にしていただければと思います。
初めに、3ページにありますが、歳入予算についてご説明いたします。1番目、第14款国庫支出金第3項委託金第3目衛生費委託金第1節国民健康・栄養調査委託費につきましては、国の指定による健康・栄養委託調査でございまして、対象調査地区が当初予算で予定していたときより増えることに伴う委託金の増額で、116万8,000円が追加交付される予定でございます。この費用は、歳出のほうで述べますが、健康・栄養調査委託事業へ充当されております。
続きまして歳出予算の説明です。配付資料の4ページをご覧ください。1番目、第4款衛生費第1項保健衛生費第2目予防費の中の予防接種事務費につきましては、10月から定期予防接種となるB型肝炎予防接種の開始に伴い、事務量の増加がございますので、職員手当等の増額分として4万3,000円を計上しております。
次に2番目、予防接種事業につきましては、先ほど説明しましたように、10月から定期接種となるB型肝炎の予防接種を実施するための費用でございまして、その内訳は医師会等へ予防接種を委託する委託料3,103万2,000円、予診票等を印刷する需用費33万5,000円、郵送費用等の役務費30万5,000円、合わせて3,167万2,000円を増額補正するものでございます。
次に、3番目、健康増進事業(健康診査)につきましては、厚生労働省のがん検診ガイドライン、平成28年2月に通知がございましたが、の改正に伴い、乳がん検診の項目を変更、視触診廃止に伴うシステム改修費用でございまして、委託料として70万7,000円を増額補正しています。
次に、4番目、健康・栄養調査委託事業につきましては、歳入予算の際に説明を差し上げておりますが、国からの指定委託統計調査でございまして、国民の健康増進の総合的な推進を図るため、国民の身体の状況、栄養摂取量及び生活習慣の状況を明らかにするために実施する事業でございます。対象地区が、当初の2地区から3地区に増えたことによる諸費用として158万2,000円を増額補正しております。その費用のうち、主な費用は、197人分が増加しておりますので、その検査委託料89万7,000円、検査はヘモグロビンA1cとか、総コレストロールとか、HDL-コレステロール、LDL-コレストロールをはかります。あと、検査協力者への報償費の増額分として23万1,000円、歩数計等の増加分の費用として、需用費20万8,000円となっております。
以上でございます。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
○委員長(湧川朝渉)
これより質疑に入ります。
糸数昌洋委員。
◆委員(糸数昌洋)
お疲れさまです。予防接種事業ですけれども、これは10月からB型肝炎予防接種が入るということで、これの事務費等なんですが、これは全部一般財源になるんですね。この辺の財源内訳がどうなっているのか聞かせてください。今後もそうなるのか。
○委員長(湧川朝渉)
砂川参事。
◎健康部参事兼健康増進課長(砂川早百合)
はい。定期接種の場合は、9割普通交付税でその額が措置されるということになっております。
○委員長(湧川朝渉)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
今回は定期接種ではないという、定期接種ではないけれども。
◎健康部参事兼健康増進課長(砂川早百合)
今回は定期接種でございます。
◆委員(糸数昌洋)
この辺の9割補助で、こちらから出る分だけがこれだけという理解でよろしいですか。
○委員長(湧川朝渉)
砂川参事。
◎健康部参事兼健康増進課長(砂川早百合)
歳入として、普通交付税に入りますので、私たちのところではわかりませんけれども、普通交付税の措置があるというふうになっておりまして、私たちが今かかる費用を算出して出しております。
○委員長(湧川朝渉)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
今回、接種委託料で見込み者数で4,487人という、これは皆さんからの政策説明資料に入っているんですが、この見込みの数の出し方というのはどういうふうな基準に基づいているんですか。
○委員長(湧川朝渉)
砂川参事。
◎健康部参事兼健康増進課長(砂川早百合)
ゼロ歳児の人口が一応、3,205人と、その予算書を提出したときになっておりましたので、その計算を生後2カ月からということで計算をやりまして、この予防接種は2カ月目に1回、3カ月目に1回、3回目が7~8カ月目に1回になるので、そういう積算をして、一応、延べ人数を出しております。大体7割から8割ぐらいじゃないかということの計算式になっております。
○委員長(湧川朝渉)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
うちの代表質問でもあったかと思うんですけども、この接種される期間が非常に短いということで、対象年齢の3歳ぐらいまでの拡大というのは、これは検討はできないんですか。
○委員長(湧川朝渉)
砂川参事。
◎健康部参事兼健康増進課長(砂川早百合)
今年度、4月生まれの方が10月から改新されるということで、議会答弁で部長がしましたが、初年度に限って、次年度、4月から9月、1歳を過ぎても予定されている回数が終わっていない方には補助をしていくということにしております。ゼロ歳児に国は定期接種をしっかりすることが今後、B型肝炎の少数ながら報告されている水平感染等を予防できるということでしたので、予算が潤沢にあれば2歳未満までという広げる話になりますが、今、大変財政が厳しい状況なので、しっかりゼロ歳児を、スタートする皆さんに定期接種を受けていただくというところに力を尽くしていきたいと思っております。
○委員長(湧川朝渉)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
以上でいいです。
○委員長(湧川朝渉)
宮城恵美子委員。
○副委員長(宮城恵美子)
4項の健康・栄養調査委託事業についてでですけれども、今まで2地区から3地区へという、地区を拡大する。例えば今、子どもの貧困とかいろいろ言われていて、例えば朝ご飯をほとんど抜きの子がいるとか、いろいろ心配も出てきているんですけど、その世代を中心に何かするとか、そういうことではなく、対象地区を広げてやるということなんですか。
○委員長(湧川朝渉)
砂川参事。
◎健康部参事兼健康増進課長(砂川早百合)
これは平成22年に国勢調査がございまして、そのときに国が基礎となる人たちをランダムに抽出して指定をしているんですね。私たちとしては2地区50世帯で100人ぐらいだということで当初予算を予定しておりましたが、実は3地区175世帯428人ということでなっております。それは国が指定をしていますので、通知をして協力をしていただくんですが、皆さん全員が全員希望するわけではないんですね。血液検査と身体の身長・体重をはかって、腹囲をはかったり血圧をはかりますが、栄養調査がその家族全員の食べたものの栄養調査になるものですから、そのご協力をいただくということでのものになっているので、それが大体6割、6割いかないかもしれませんが、6割ぐらい協力いただけるだろうということでの積算で今、出しております。
○委員長(湧川朝渉)
宮城委員。
○副委員長(宮城恵美子)
今までの調査の積み重ねはどこかで報告書として出ているわけですよね。
○委員長(湧川朝渉)
砂川参事。
◎健康部参事兼健康増進課長(砂川早百合)
国のもちろんホームページにも出ておりますし、私たちも去年、健康なは21を策定するときに、栄養の状態がどうなっているかということで参考にさせていただいております。
○委員長(湧川朝渉)
宮城委員。
○副委員長(宮城恵美子)
了解しました。どうもありがとうございました。
○委員長(湧川朝渉)
ほかに。
金城敏雄委員。
◆委員(金城敏雄)
今の話が続きますけれども、この地区が当初の2地区が3地区になったということなんですが、地区というと、どこの地区かということをこの50世帯を選出してやるという話なんですけども、これは地区の1、2地区から3地区になったという、この地区はどこの地区ということはわかりますか。
○委員長(湧川朝渉)
砂川参事。
◎健康部参事兼健康増進課長(砂川早百合)
これは国が選ぶんですけれども、何番地か何番地とか、古島とか真嘉比とか、そういうのが指定されています。首里のほうですね。5地区、一応、されていまして、実際にはこの住所が転居しても、ここに住んでいたらやってくださいとか、真嘉比で実際に起こっているんですが、新しくいっぱいアパートが建ったりして、その番地にいるんですが、この人たちも入れてくださいということになっているので、調査が拡大しているということで、調査数が増えてしまっているということになっています。
○委員長(湧川朝渉)
金城委員。
◆委員(金城敏雄)
これは地区の、2地区から3地区になったということで、今、5地区というような話になっているわけですけど。
◎健康部参事兼健康増進課長(砂川早百合)
3地区です。
◆委員(金城敏雄)
2から3になっていて、それをまた私ども那覇市としては、また何かに参考になるのもあるんですか。
○委員長(湧川朝渉)
砂川参事。
◎健康部参事兼健康増進課長(砂川早百合)
はい。実は選ばれた方が健康なは21でもご説明差し上げましたが、例えば選ばれた方はよく書く人ではあるので、既に健康意識が高い人になるんですけれども、実際に歩数が6,000歩ぐらい歩いていますよというふうなデータが健康なは21でも示したと思いますが、こんなに歩いていますかということで議員の皆さんから逆に質問を受けたという実態があります。そういうふうな調査のものは、全てこういう健康のいろんな調査をした診断をするときに役立てるということになっております。
○委員長(湧川朝渉)
金城委員。
◆委員(金城敏雄)
ありがとうございます。
○委員長(湧川朝渉)
ほかに質疑はございませんか。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(湧川朝渉)
休憩します。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(湧川朝渉)
再開いたします。
次に、地域保健課関係分について、屋嘉のり子地域保健課長、説明をお願いいたします。
◎地域保健課長(屋嘉のり子)
議案第86号、平成28年度那覇市
一般会計補正予算(第4号)の地域保健課分についてご説明をいたします。
お手元の資料の5ページを開いていただいてよろしいでしょうか。右端のほうに予算書の番号がありますので、確認をお願いいたします。
それでは、5ページを開いていただいてよろしいでしょうか。
では、第4款衛生費第1項保健衛生費第1目保健衛生総務費、事業名、保健センター管理運営事業の中の保健センター及び北保健センターの警備委託料についてです。入札の結果、不落随契となり、今年度当初予算である80万円では、4月から10月の7カ月分の支払いで、不足が生じることになるため、残り11月から3月の5カ月分の警備委託料の増額補正であります。
以上でございます。よろしくご審議のほうをお願いいたします。
○委員長(湧川朝渉)
それでは、これより質疑に入ります。
糸数昌洋委員。
◆委員(糸数昌洋)
今回の49万6,000円の増は、これは夜間警備、巡回警備にするということ、これは那覇市保健センター1カ所の分になるんですかね。北保健センターの分も入るんですか。
○委員長(湧川朝渉)
屋嘉課長。
◎地域保健課長(屋嘉のり子)
こちらは保健センターと北保健センター、2センター分になります。
○委員長(湧川朝渉)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
はい、了解です。
○委員長(湧川朝渉)
ほかに質疑はございませんか。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(湧川朝渉)
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(湧川朝渉)
再開いたします。
次に、保健総務課関係分について、仲真均参事兼保健総務課長、説明をお願いいたします。
◎健康部参事兼保健総務課長(仲真均)
ハイサイ。平成28年度那覇市
一般会計補正予算、保健総務課分をご説明いたします。説明資料1ページをお開きください。歳入は2件でございます。
1番目、14款国庫支出金1項国庫負担金4目衛生費国庫負担金1節保健衛生費負担金結核対策費(過年度分)は、補正額、補正後の額がともに484万円で、これは結核入院患者の医療に係る国の負担分で、平成27年度実績による追加交付分となっております。
続きまして下の2番目、14款国庫支出金2項国庫補助金3目衛生費国庫補助金1節保健衛生費補助金結核対策費(過年度分)につきましては、補正額、補正後の額がともに8万3,000円で、これにつきましては結核外来一般患者の医療に係る国の補助金ということで、平成27年度実績による追加交付分となっております。
続きまして、説明資料2ページ目をご覧ください。歳出でございます。1番目、4款衛生費1項保健総務費1目保健衛生総務費、病院事業運営費負担金、こちらは補正前2億6,063万8,000円、補正額1億6,057万3,000円、補正後の額が4億2,121万1,000円となっております。こちらにつきましては地方独立行政法に基づきまして、独立行政法人那覇市立病院に対し、設立団体である那覇市が負担する必要がある負担金で、総務省通知による基準に基づき、説明欄にあるそれぞれの項目について査定するものでございます。
なお、補正額の内訳としましては、平成28年度分の基準改定などによる見直し分と、そして平成27年度における市立病院の実績に係る補正分となっております。
続きまして、下の2番目でございます。10目感染症対策費事業、結核定期健康診断促進事業は、補正前の額118万8,000円、補正額27万5,000円、補正後の額146万3,000円となっております。これは結核患者の早期発見と患者拡大防止を図る目的で、結核健康診断に要する経費の一部を交付している補助金でございますが、その取り組みを強化するため、補助金の対象を従来の私立学校、専門学校等から日本語学校まで拡大することによる補正増となっております。日本語学校につきましては、アジア諸国など結核感染者が発生する割合が高い地域の出身の学生が多く、去年からことしにかけまして6人の学生の結核患者が発生したこともあり、早急にその対策を講じる必要があることから、交付金の拡大を図ったものでございます。
以上で説明を終わります。ご審議よろしくお願いします。
○委員長(湧川朝渉)
これより質疑に入ります。
金城敏雄委員。
◆委員(金城敏雄)
今、説明を受けまして、ちょっと教えてもらいたいのがありまして、結核保健衛生費の負担金の結核対策費の過年度分ではございますけれども、補正前の額がゼロという、単純な質問ですけれども、過年度分は本当は予算としては歳入の受けはなかったんだけども、また新たに実績による負担金の追加交付があったということであるということで、ちょっとこの辺を教えてもらえますか。
○委員長(湧川朝渉)
仲真均参事。
◎健康部参事兼保健総務課長(仲真均)
こちらにつきましては、平成28年度の予算の補正でございますので、平成27年度分の追加分ということで、当初予算はゼロとなっております。
○委員長(湧川朝渉)
金城委員。
◆委員(金城敏雄)
これはじゃ予算科目としては、今、27年度にはそういう予算が取られてなくて、28年度も27年度のがゼロだったから、この補正予算前のゼロという考え方ということなんですか。その辺をちょっと教えてください。
○委員長(湧川朝渉)
仲真参事。
◎健康部参事兼保健総務課長(仲真均)
27年度分の補助金の流れをちょっとご説明させていただきますが、当初27年度につきましては、去年の7月に収入が入ります。当初は、27年度予算については入りますが、この交付が確定するのは28年度に入ってからでございますので、既に27年度につきましては決算、確定していますので、今年度について、27年度分を補正するという形で収入と、収入につきましては28年度収入ということで整理しています。
○委員長(湧川朝渉)
金城委員。
◆委員(金城敏雄)
ちょっと予算の、変な話ですけど、つくり方、見方ということからすると、ゼロという予算のところに、新たにできた科目であれば、それは費目とかというのはなかったんですか。
○委員長(湧川朝渉)
座嘉比副部長。
◎健康部副部長(座嘉比光雄)
実は、保健総務課は今年度新しくできた課になります。今の部分の費目存置という形、何らかの1,000円なりの予算計上をすべきではあるんですけれども、前の健康増進課のときは計上していたんですけど、新しい課になったときに計上の漏れがあったということで、本来であれば金城委員がおっしゃるとおりに費目存置として何らかの1,000円という計上をしなければいけない部分があります。
以上です。
○委員長(湧川朝渉)
金城委員。
◆委員(金城敏雄)
わかりました。やはり予算の説明、今、副部長のほうからお話があったので理解できましたけれども、こういう予算のつくり方、見方を少し考えると、費目は1,000円は取っていただくほうがよかったのかなということだけを申し上げまして終わりたいと思います。ありがとうございました。
○委員長(湧川朝渉)
中村圭介委員。
◆委員(中村圭介)
今の結核の件についてなんですけれども、今月も新聞にも出ていたと思うんですけど、それも受けてのものではなくて、その前から予算は計上する予定だったんですよね。
○委員長(湧川朝渉)
仲真参事。
◎健康部参事兼保健総務課長(仲真均)
はい。今回の報道プレスとは別に予算計上する予定でございました。
○委員長(湧川朝渉)
中村委員。
◆委員(中村圭介)
今回の事件を受けて、特に何か今後対策を強化するとか、検査をどうにかするという話というのはあるんですか。
○委員長(湧川朝渉)
仲真参事。
◎健康部参事兼保健総務課長(仲真均)
今回のプレスもございますが、集団感染という、その以前から、先ほど説明したとおり、日本語学校につきましては、結核の流行地域からの結構学生が多いということで、我々は対策を講じてまいりまして、8月にも先月も日本語学校の経営者を呼んで説明会をさせていただいて、従来より取り組んでいるところでございます。
○委員長(湧川朝渉)
中村委員。
◆委員(中村圭介)
報道には、感染拡大のおそれはありませんということではあったんですけれども、これはなぜそういうふうに言えるのかということをちょっと教えていただけますか。
○委員長(湧川朝渉)
仲真参事。
◎健康部参事兼保健総務課長(仲真均)
今回、集団感染ということで報道させていただきました。主な内容につきましては、発病者が3人ということでございますが、こちらは発病者ですけど、排菌といいまして、菌を外に排出することはないということで、服薬しているということで拡大するおそれがないと、そういう判断でございます。
○委員長(湧川朝渉)
中村委員。
◆委員(中村圭介)
はい、わかりました。ありがとうございます。
○委員長(湧川朝渉)
宮城恵美子委員。
○副委員長(宮城恵美子)
私も報道に接して、ある意味では結核はもうなくなったものかなと思っていたものが、こう出てきているということをあれして、いつごろから那覇では結核患者が発見されたのかとか、それはやっぱり海外との交流、観光客がいろいろ増えて、日本語学校がどんどんできてくる、この流れの中で増えているんでしょうかね。その辺をちょっと教えていただきたいと思います。
○委員長(湧川朝渉)
仲真参事。
◎健康部参事兼保健総務課長(仲真均)
結核は、今、委員もおっしゃるとおり、なかなかあまり報道にも出れませんけど、実は従来から私どもは、まだまだ過去の病気ではないということで、毎年ずっと新規の患者が発生して、去年も那覇市内で56人の新規、そういう状況でございます。従来よりですね。
○委員長(湧川朝渉)
宮城委員。
○副委員長(宮城恵美子)
そういう意味では、ますます交流も盛んになり、底辺のずっとあったという状況で途絶えていなかったわけなんですよね。非常に予防意識が足りなかったかなと、この部分については。思っておりまして、そういう意味では結核、昔は死に至るぐらいでしたけど、今は治せる病気であったとは思うんですけど、ここへの周知とかも、あるいはいろいろ必要になってくる分野なんでしょうかね。この辺をお尋ねしたいと思います。啓蒙といいますか。
○委員長(湧川朝渉)
仲真参事。
◎健康部参事兼保健総務課長(仲真均)
今おっしゃるとおり、広報は結構強化しておりまして、いろんな取り組みをしてございます。ただやはり結核は過去の病気という、そういうイメージがありますけど、私どもにつきましては、結核外来も保健所でやっている状況で、あとはいろんな機会を通して周知に努めてまいりたいと考えています。
○副委員長(宮城恵美子)
頑張っていただきたいと思います。
○委員長(湧川朝渉)
糸数昌洋委員。
◆委員(糸数昌洋)
病院事業運営費負担金について少しお聞きしたいのですが、この時期の補正で1億6,000万円と、特に救急医療の確保に関する経費ということでございますけれども、基本的には昨年27年が、それとの関連も含めてお聞きしたいんですけど、27年は市立病院は赤字決算になったということの影響とか、この時期の1億6,000万円の補正というのはちょっと大きいのかなという印象があるんですが、そことの関連を含めて答弁を願いたいと思います。影響は出ているのか。
○委員長(湧川朝渉)
仲真参事。
◎健康部参事兼保健総務課長(仲真均)
今、委員のおっしゃった件につきましては、実は救急医療の確保の経費につきましては、平成24年度までは支出しておりました。ところが25年から27年度までは、実質として市立病院の救急外来が黒字ということで、それを考慮して、実質的には救急部門についての負担金は出していなかったのが現状です。ただ先ほどあったとおり、平成27年度に独法後、初めての赤字を計上したということもありまして、それを受けて28年度からちょっと補正して、やはり救急外来をしっかりつけていこうということで計上しているところでございます。
○委員長(湧川朝渉)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
当初予算からの計上ということもあって、補正で1億6,000万ついて、トータルで4億2,000という、やっぱり額的にも非常に大きいし、これだけの額が一般財源から出ていくということは非常に大きいなと思うんですが、これはちょっと病院事業は後であるので、そのときとの関連でまたやりたいと思いますので、皆さんの見込みとしてはどうなんでしょうかね。やはり次年度以降も同じように運営負担金が出ていくという見通しでおりますか。
○委員長(湧川朝渉)
仲真参事。
◎健康部参事兼保健総務課長(仲真均)
病院への運営費負担金につきましては、実は今、先ほども申しましたとおり、初めての赤字ということで、この辺は運営費負担金のあり方について整理しているところでございます。全国の独法病院の設立団体の負担がどれぐらいあるのかというのを今、整理しているところで、那覇市の場合は負担が非常に低いレベルにあるということが言われていまして、この救急につきましては、来年度は当初予算からつけていこうということで、今のところ調整しているところでございます。
○委員長(湧川朝渉)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
以上です。わかりました。
○委員長(湧川朝渉)
ほかに質疑はございませんか。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(湧川朝渉)
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(湧川朝渉)
再開いたします。
次に、ハイサイ市民課関係分について、宮城寿満子参事兼
ハイサイ市民課長、説明をお願いしたします。
◎市民文化部副部長(渡慶次一司)
すみません。その前に少し政策説明資料の件で、皆様に配付漏れしたことをこの場を借りて改めておわびさせていただきます。大変申しわけございませんでした。
◎
市民文化部参事兼
ハイサイ市民課長(宮城寿満子)
ハイタイ。おはようございます。ハイサイ市民課の宮城でございます。
それでは、議案第86号、平成28年度那覇市
一般会計補正予算(第4号)中、ハイサイ市民課分について、お手元に配付してありますこちらの説明資料、こちらのほうでご説明申し上げます。
まず、資料の2ページご覧ください。
歳入予算に関しまして、個人番号カード交付事業補助金でございますが、これは各市町村が地方公共団体情報システム機構、通称J-LISと申しますが、こちらへ委任している通知カードやマイナンバーカードの作成業務などに係る経費として、市町村がJ-LISへ支払う交付金に対する国からの補助金分でございます。交付金の上限見込額について、正式な通知がまたございましたので、当初予算編成時との差額分であります7,583万7,000円を増額補正しております。
続きまして、3ページご覧ください。まず事業60、個人番号カード交付事業でございます。これは歳入予算にもございましたように、個人番号カード交付事業の委任に係るJ-LISへの支払い分として歳出補正、同額を歳出補正してございます。
続きまして、事業01支所事務費でございます。これは、支所や銘苅センターで徴収した証明書の発行手数料の運搬業務、また本庁、支所、センター間での文書の転送の業務委託料の分となっております。10月からのコンビニの証明書交付サービスの開始に伴いまして、当初、銘苅証明発行センターを9月末で閉鎖する予定でございましたが、地域住民の方への周知を図ることや、またマイナンバーカードの申請から交付までに要する期間を勘案しまして、センターの閉鎖を29年3月末までと延長したことによります、延長期間分、半年分の業務委託料として30万5,000円を増額補正しております。
次に、事業01一般事務費でございます。こちらも銘苅証明発行センターの閉鎖が延びたことに関連するものでございまして、センター職員の時間外、繁忙期の臨時職員の手当等を増額補正し、また閉鎖に伴うパソコンとかキャビネットなどの機器の移動搬出のための費用を計上してございましたが、今年度その分は不用ということになりましたので、その分を減額して、トータルで減額補正となっております。
最後に、事業05自動交付機運用事業についてご説明します。こちらにつきましてもコンビニ交付事業の開始に伴って自動交付機の稼働を当初は9月末で終了する予定でございましたが、同様に延長をするということで、28年12月28日までの期間ということにされましたので、この関連経費としまして48万4,000円を増額補正しております。延長期間の自動交付機から手数料の回収、運搬等の業務委託料が主なものとなってございます。
以上、平成28年度那覇市
一般会計補正予算中、市民文化部ハイサイ市民課関係分について概要をご説明いたしました。ご審議のほどよろしくお願いたします。
○委員長(湧川朝渉)
これより質疑に入ります。
中村圭介委員。
◆委員(中村圭介)
自動交付機なんですが、これは市内全部の自動交付機ということでよろしいですか。
○委員長(湧川朝渉)
宮城参事。
◎
市民文化部参事兼
ハイサイ市民課長(宮城寿満子)
自動交付機は那覇市内に設置しています。今現在6台ございますが、この6台分の自動交付機ということです。
○委員長(湧川朝渉)
中村委員。
◆委員(中村圭介)
以上です。
○委員長(湧川朝渉)
ほかに質疑はございませんか。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(湧川朝渉)
ないようでありますので、本件については、この程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(湧川朝渉)
再開いたします。
次に、文化振興課関係分について、砂川龍也文化振興課長、説明をお願いいたします。
◎文化振興課長(砂川龍也)
ハイサイ。それでは、文化振興課分についてご説明申し上げます。
お手元の説明資料の4ページをお開きください。なお、予算書では16ページとなっております。
まず、歳入でございますけれども、21款市債01項市債06目総務債ですけども、この後、歳出で述べます文化芸能発信拠点施設事業、パレットの減額補正に伴い、市債を4,610万円の減額を補正するものでございます。
続きまして歳出でございますが、説明資料の5ページとなります。お開きください。予算書のほうでは18ページと19ページとなっております。
02款総務費01項総務管理費12目文化費、事業名でいいますと、12新文化芸術発信拠点施設整備事業は、旧久茂地小学校の校舎解体工事実施設計業務を行うに当たり、成形板等のアスベストの調査を行う必要があることと、用地取得に向けた土地鑑定業務を行うために、合計で255万6,000円を増額補正するものでございます。
次に、事業15文化芸術発信拠点施設整備事業(パレット)のほうでございますが、これは一括交付金申請時に県との協議の結果、今年度は施設の機能強化に対するプランニングの策定を行って、工事自体は平成29年度に延ばすようにということに指導がありまして、総額2億3,072万1,000円を減額補正するものでございます。
次に、事業16那覇市文化振興事業等補助金事業、これはウチナーンチュ世界大会のウェルカムイベントとしまして、それで開催します「2016年空手・古武道のまち那覇シンポジウム」に対する補助金としまして30万円の増額補正を行うものでございます。
以上が文化振興課分でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(湧川朝渉)
これより質疑に入ります。
屋良栄作委員。
◆委員(屋良栄作)
那覇市議会が、「空手・古武道のまち」の宣言をして、その年にシンポジウムがあったんですが、あれの似たようなバージョンと理解してよろしいですか。
○委員長(湧川朝渉)
砂川課長。
◎文化振興課長(砂川龍也)
その事業とはちょっと趣向を変えまして、今回ウチナーンチュ大会がございます。それと絡めた本当にウェルカムイベントとしまして、来県しますウチナーンチュの海外の方の演技を披露したり、県とのタイアップによって少し広報等を行って、沖縄県のほうにいらしてくださった方々も呼び込んだ形でのシンポジウムを開催しようと思っております。
以上です。
○委員長(湧川朝渉)
屋良委員。
◆委員(屋良栄作)
趣旨は全く賛成なのでやってほしいんですけども、空手も流派とかいろいろ複雑なものですから、うまく整合性をとって継続的にやっていただきますことを要望いたします。
○委員長(湧川朝渉)
ほかに質疑はございませんか。
下地敏男委員。
◆委員(下地敏男)
直接皆さんが今、提案しているものについてではないんですけれども、予算書全般的に言わせるんですけど、特に市民文化部の中で文化財課が市民課に統合されて、市民文化部ということの中で文化財課があるというときに、予算そのものが、まだまだ教育委員会の社会教育費に残っていて、それを皆さんのほうでは、私たちのほうから見づらいということがあったりして、この辺のことは今回の補正でもそうなんですけども、当初予算もそうなんですけども、話し合われたことはないですか。この予算についての。
○委員長(湧川朝渉)
渡慶次副部長。
◎市民文化部副部長(渡慶次一司)
ただいまのご質問については、文化財課のほうの文化振興課に入っていますので、文化財課の分でなるかと思います。
○委員長(湧川朝渉)
ほかに質疑はございませんか。
糸数昌洋委員。
◆委員(糸数昌洋)
文化芸術発信拠点施設整備事業、これは一括交付金事業なんですが、今回、全額補正減になったということで、皆さんの理由の中で、県との協議の調整の結果、機能強化についてのプランニングを今年度は行うとありました。ただ、そもそもこの事業は平成24年からスタートして、施設整備と機能強化を図っていこうということでスタートしていますよね。機能強化のプランニングというのは最初で立てるんじゃないですか。これでは説明足らずと思うんですよ。プランニングがあってはじめて予算要求して、それで成り立つ事業ですよね。
それを県からあえてプランニングのやり直しを命じられたみたいな印象を受けるんだけれども、具体的にどういうところを指摘されたんですか。
○委員長(湧川朝渉)
砂川課長。
◎文化振興課長(砂川龍也)
お答えいたします。
事業目的当初が、市民県民へより魅力的な舞台芸術活動の場を提供するという趣旨で機能強化のほうを行っており、成果目標が著名な音楽家や劇団等の招聘等が可能になる施設ということで、事業目的を掲げ、一括交付金事業を進めてまいりましたけれども、これをそうではなくて、利用者、利用団体の満足度の向上に向けるような形の成果目標に変えたほうがよろしいのではないかということで説明がございまして、より利用者に目を向けた形の事業目標に変えて予算要求をして改修をしていただいたほうが、国との調整もやりやすいというお話を伺って、今回、新たに微修正ではあるんですけども、修正をかけるようにということで指導を受けております。
○委員長(湧川朝渉)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
今回初めて一括交付金を申請したわけではないですよね。これまでも協議の中で、先ほど述べた目的に沿ってやってきた。この時点になって、著名人を呼んでの機能強化云々ではなくて、市民が対象で云々というのは非常に基本的な当たり前の話であって、なぜそれが理由になって、要は、それは県側の一括交付金計上を見送る理由としてあげられたといったというような印象なんですか。皆さん自体が今、言う事業目的そのものが、ちょっと弱かったという認識なんですか。
○委員長(湧川朝渉)
砂川課長。
◎文化振興課長(砂川龍也)
事業趣旨にとって我々の考えとしては特に間違えではないというふうに考えてはいたんですけども、より一括交付金を活用するに当たって、やはり国等に説明する内容に少し改正してほしいという意見がございまして、取りあえず3月に一旦は取り下げはしたんですけれども、ただ再申請という手段がございましたので、その再申請に向けて、我々のほうが協議を重ねてまいりましたけれども、国のほうの交付決定の時期、再申請による交付決定の時期というのはまた後ろのほうにずれていってしまったものですから、そうなりますと、パレット市民劇場休館をして工事をするために市民への周知等がやはり予算確定しないことにはとめることができないものですから、そういった物理的な条件等も考えた上で、今年度はとめて、次年度のほうに工事は回したほうがいいなということで、今回は取り下げるという形にしております。
○委員長(湧川朝渉)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
なるほど。この辺の物理的なスケジュールの問題が非常に大きかった。予算のその辺の査定を含めてということで理解はできました。先ほど述べた部分の目的も含めて、基本的には全部市民のためということですので、そこのところはしっかり。皆さんのスケジューリングのことも含めて、もうちょっとしっかりタイアップして、全額減みたいな補正減みたいな形はなるべくないように、県をともかく説得できるぐらいの材料を持ってやっていただきたいなと思います。
要望で終わります。
○委員長(湧川朝渉)
屋良栄作委員。
◆委員(屋良栄作)
さっきの空手のシンポジウムの件で、世界のウチナーンチュ大会との絡みもおっしゃっていたので、ちょっと追加で聞いてみたいんですけれども、市民から見たら、行政が宣言しようが、例えばレインボー何とか宣言と行政がやっていますが、議会がやろうが、那覇市の宣言だと思うですね。特に今回、「空手・古武道のまち」宣言というのは議会全会一致でしたから、ですから、これを活用していただきたいというのがあるのですが、例えば世界のウチナーンチュ大会でそういうのを伝えるということであれば、文化振興課的立場から言えば、外国語に訳してスペイン語とか、ポルトガル語とか英語、フランス語とかそうチャンスではないかなと、逆に広めるという意味では。ブランドづくりも含めてチャンスじゃないかなと思うんですけど、そういう発想とか戦略というのは持っていますかね。
○委員長(湧川朝渉)
砂川課長。
◎文化振興課長(砂川龍也)
お答えします。
今、屋良委員からの提案を初めて聞いてそうだなということを確信しておりますけれども、実際の話はまだそこまでの知恵といいますか、計画のほうは考えておりませんでした。
○委員長(湧川朝渉)
金城敏雄委員。
◆委員(金城敏雄)
予算の件なんですけども、新文化の件で1つ教えてもらいたいのがあるのですが、255万6,000円の旧久茂地小学校の件なんですけども、アスベスト調査とかいろいろ土地鑑定評価業務を行うために増額をするという、そのことを今、聞きましたけども、当初予算でこういうことがわからなくて、これが新たに発生したので補正しますというような内容で受け取っていいですか。
○委員長(湧川朝渉)
山里実新市民会館建設室室長。
◎文化振興課新
市民会館建設室長(山里実)
アスベスト調査につきましては、旧久茂地小学校校舎については、平成17年度当時に飛散性のあるアスベスト、基本的には吹きつけているようなアスベストにつきましては事前の調査をして、アスベストが含まれていないという調査結果があったんですけれども、ほかに非飛散性といいまして、建設材とかで天井ボードとか壁材等で使われているものにつきましては、直接すぐ被害が出るというものではないということで、通常、解体の際に事前に調査をするということになっておりましたが、今回、計上漏れということがありまして、次年度、校舎を解体するに当たりまして、今年度補正で追加させていただいております。
○委員長(湧川朝渉)
金城委員。
◆委員(金城敏雄)
だから、その辺のことを当初で、漏らしたというのかな、そういうことで新たな補正にあげなければならないというようなことであるという。その調査の内容というのは、255万6,000円ぐらいで済むだろうと。また増えることは考えられないですか。
○委員長(湧川朝渉)
山里室長。
◎文化振興課新
市民会館建設室長(山里実)
今、積算をしまして、その予算内でおさめるということで考えております。
○委員長(湧川朝渉)
金城委員。
◆委員(金城敏雄)
わかりました。以上です。
○委員長(湧川朝渉)
ほかに質疑はございませんか。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(湧川朝渉)
ないようでありますので、本件については、この程度にとどめておきたいと思います。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(湧川朝渉)
再開いたします。
次に、文化財課関係分について、岸本修文化財課長、説明をお願いします。
◎文化財課長(岸本修)
ご説明を申し上げます。平成28年度一般会計9月補正予算の文化財主管分についてご説明させていただきます。お手元の補正予算説明資料6ページをお願いいたします。
今回、補正で計上しておりますのは、安谷川(アダニガー)修復事業でございます。安谷川は市指定文化財でございまして、龍潭から旧県立博物館横を通りまして儀保駅へおりるところの途中にあるカーでございます。今回、経年劣化によりまして屋根部分が落下をいたしまして、先ほどお配りしました写真資料の写真②のとおりの、今は仮設の状態で補強しているような状況でございます。
補正予算では落下しました屋根の設置、石積みの修復、さらには周辺の樹木の撤去及び写真資料の写真③をご覧いただきたいのですが、安谷川のほうへ向かいます通路が現在石段の状態でございますけれども、従来から高齢者の方がおりられるように、傾斜がきついというふうなご要望がございましたので、今回、石積みの補修とあわせて、その石段のほうへ木道を設置しまして、歩きやすいような状況にしていきたいというふうなことでの工事を予定しております。
合計いたしまして、今回の補正金額が329万4,000円となっております。全てこれは工事請負費ということで計上しております。
以上でございます。よろしくお願いいたます。
○委員長(湧川朝渉)
これより質疑に入ります。
金城敏雄委員。
◆委員(金城敏雄)
この安谷川の首里のほうの安谷川、私も何回か見学に行きますけれども、これは指定文化財ですか。
○委員長(湧川朝渉)
岸本課長。
◎文化財課長(岸本修)
市指定の文化財でございます。
○委員長(湧川朝渉)
金城委員。
◆委員(金城敏雄)
ありがとうございます。補正予算で329万4,000円ということで、階段部分、それから屋根の修復での合計がかかるだろうという金額でいいですか。
○委員長(湧川朝渉)
岸本課長。
◎文化財課長(岸本修)
ご指摘のとおりでございます。
○委員長(湧川朝渉)
金城委員。
◆委員(金城敏雄)
この市指定文化財なんですけれども、私もこれを見ていていつも気になるんですが、草が生えたり、石垣にガジュマルが生えてきて押し出してというようなことが見受けられるのですが、サイドにあるガジュマル等については触らなくて屋根の部分と階段の部分だけということですか。
○委員長(湧川朝渉)
岸本課長。
◎文化財課長(岸本修)
先ほどのご説明の中でも若干触れましたけれども、樹木の撤去についても今回着手をいたします。ただ伐根というふうな大がかりな作業になりますと石垣への影響はかなり大きくなりますので、今回は撤去というふうな形で予定をしております。
○委員長(湧川朝渉)
金城委員。
◆委員(金城敏雄)
わかりました。頑張っていただきたいと思います。ありがとうございました。
○委員長(湧川朝渉)
糸数昌洋委員。
◆委員(糸数昌洋)
予算の関係だけ教えてください。これは一括交付金で今回充てられていますけど、6月に屋根部分が崩落したとか。それから調査に入って、それから一括交付金の申請という形をとっていますよね。これは時期的にはどんな感じだったんですかね。6月の崩落を受けて、この9月議会での計上というところになっていますけど、交付金の申請を含め、そのような段取りは、こういうタイミングでもできるんですね。ちょっとこの辺、使い方として。
○委員長(湧川朝渉)
岸本課長。
◎文化財課長(岸本修)
ご指摘のとおり、落下がありましたのが6月でございました。それを確認いたしまして、私どものほうでは応急の処置ということで、お手元の資料のとおりの仮設の処置をしたところでございますけれども、その後、一括交付金については、年度途中での申請のタイミングがありますので、それにあわせまして8月に申請をしたところでございます。
◆委員(糸数昌洋)
ありがとうございます。終わります。
○委員長(湧川朝渉)
ほかに質疑はございませんか。
下地敏男委員。
◆委員(下地敏男)
この一帯は那覇市の崩落危険箇所77カ所のうちの1つだと思うんですけれども、皆さんがこの部分を、今、石積みを補修したとしても、その一帯が崩落危険場所になっているときに、消防防災との横の関係での話し合いがどのようなところまでいっているのかを教えてください。
○委員長(湧川朝渉)
岸本課長。
◎文化財課長(岸本修)
現状においては、消防と特に今回の補修について調整を行ったという経緯はございません。この部分については、今回補修で当たります部分については、お手元資料のとおり安谷川があります、この一部分ですね。それに付随するところの壁面の石積みの補修というところを予定しておりますので、この周辺全体にかかわる部分ではないのではないのかというふうな認識のもとで、特に消防との調整は行ってはおりません。
○委員長(湧川朝渉)
下地委員。
◆委員(下地敏男)
よろしいです。
○委員長(湧川朝渉)
ほかに質疑はございませんか。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(湧川朝渉)
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(湧川朝渉)
再開いたします。
次に、商工農水課関係分について、比嘉勉副部長兼
商工農水課長、説明をお願いいたします。
◎経済観光部副部長兼
商工農水課長(比嘉勉)
それでは、お手元に平成28年度
一般会計補正予算(第4号)中、商工農水課分の資料がお手元にきているかと思います。1ページをお開きください。
歳出でございますが、06款農林水産業費03項水産業費01目水産業総務費、事業としては団体負担金(水産業総務費)でございますが、沖縄県漁港漁場協会のほうから28年度会費が確定したということでの請求がございました。これが当初、予算計上のときにあった金額よりも増額していたために補正するものでございます。2万6,000円でございます。
続きまして07款商工費01項商工費02目商工業振興費の事業番号が10番、企業立地促進奨励助成事業でございますが、これは金額の変動はございませんけれども、一括交付金を活用することによる財源更正となっております。
続きまして事業番号14那覇市ITインキュベート施設運営事業でございますが、これについては、トータルで204万3,000円の増額を補正しているものでございますが、内容といたしましては、施設の経年劣化等を原因とする設備の一部不具合が生じているために、施設の保守点検業者からの報告、指摘等もございまして、施設の運営管理に支障がないように、修繕を行うための補正となっております。主な修繕箇所といたしましては、空調設備、それから給水管、これはトイレでございますが、その次に消防設備等をあわせて204万3,000円の増額となっております。
続きまして事業36番ですね。那覇市IT創造館基盤整備事業、これにつきましては2,283万2,000円の補正となっておりますが、IT創造館の
インキュベート室を現状は13室でございますが、これを20室に増設して、さらに館内のセキュリティーを強化するということで、防犯カメラのリニューアルをしたいということで補正要求しているものでございます。これにつきましては、一括交付金を活用して実施したいということの内容でございます。
以上が商工農水課分でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○委員長(湧川朝渉)
これより質疑に入ります。
中村圭介委員。
◆委員(中村圭介)
企業立地促進奨励助成事業について詳細を教えていただきたいんですけれども、地方創生先行型の決定要件を満たすことが困難であると判明した。それをもう少し詳しく教えていただけますか。
○委員長(湧川朝渉)
比嘉副部長。
◎経済観光部副部長兼商工農水課長(比嘉勉)
地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金、これが地方創生先行型の交付金でございますが、申請はしたんですけれども、結果的にはそれが認められなかったものですから、今回、一括交付金を活用して実施したいということで財源更正を行うものでございます。
○委員長(湧川朝渉)
中村委員。
◆委員(中村圭介)
一括交付金も期限があったかと思うんですけれども、これは結果は前もってわかっていたことだったんですかね。
○委員長(湧川朝渉)
比嘉副部長。
◎経済観光部副部長兼商工農水課長(比嘉勉)
現在、申請中でございまして、まだ交付決定を受けているわけではございませんが、一括交付金の活用がおおむね認められるのではないかということで申請をしているところでございます。
○委員長(湧川朝渉)
中村委員。
◆委員(中村圭介)
じゃ既にこれは走り出している事業になるんですかね。
○委員長(湧川朝渉)
比嘉副部長。
◎経済観光部副部長兼
商工農水課長(比嘉勉)
これにつきましては、交付決定後に補正も終了した後に募集して開始をしたいというところでございます。
○委員長(湧川朝渉)
中村委員。
◆委員(中村圭介)
わかりました。ありがとうございます。
○委員長(湧川朝渉)
ほかに質疑はございませんか。
屋良栄作委員。
◆委員(屋良栄作)
補正予算のIT創造館のインキュベート施設を13から20にという量の部分を拡充するのはいいことだと思いますが、今13ルームというのは一応、どんな稼働状況になっているんですか。
○委員長(湧川朝渉)
比嘉副部長。
◎経済観光部副部長兼
商工農水課長(比嘉勉)
今、1室まだ空きがございましたけれども、現在募集中でございます。残りは全部入っております。
○委員長(湧川朝渉)
屋良委員。
◆委員(屋良栄作)
わかりました。量を増やすことは悪いことではありません。ただインキュベーションというのは非常に専門的で、ソフトの部分が難しいので、そこら辺もあわせてアップするように、もう1つ取り組んでいただきたいと要望して終わります。
○委員長(湧川朝渉)
糸数昌洋委員。
◆委員(糸数昌洋)
すみません、1点だけね。先ほどの企業立地促進奨励助成事業ですけれども、これは平成12年からの事業ですよね。スタートが、開始年度は。
まあまあ一応、政策説明資料にあるので、違っていれば後で言ってください。
それで今回、地方創生先行型の交付金に応募したけれども、決定要件を満たさなかったという説明がありました。この地方創生先行型というのは従来やっている事業の振りかえでは、僕はそもそも厳しいと思うんですよ。ただここにきて一括交付金を使うという判断をされたけれども、これはどうなんでしょうね。そもそも一括交付金がスタートした時点で既存事業の振りかえというのはだいぶやっていますよね。その時点でこれをのっけるということは可能ではなかったのか。どうなんですか。これは補正の部分ではあるけれども、例えばこの補正が通ったとしたら、従来、当初予算から組んでいる分もありますよね。これも別の交付金を使っているかと思うんだけど、それをひっくるめて一括交付金で使える可能性が出るということ?
◎経済観光部副部長兼
商工農水課長(比嘉勉)
休憩お願いします。
○委員長(湧川朝渉)
休憩します。
○委員長(湧川朝渉)
(再開せず)
下地広樹主幹。
◎商工農水課主幹(下地広樹)
ご説明します。
企業立地促進奨励助成事業ですけれども、当初は一般財源を活用して企業立地していただいた企業さんに向けて補助金を支給するという形で進めてきたものでありますが、実は一括交付金の導入当初、やはり振りかえというところも検討をいたしました。ただし、性質が補助金というお金を支給するという位置づけになっているものですから、その当時はなかなか補助金というものをそのまま一括交付金に使うのは難しいというところがございましたので、その当時は断念いたしました。
一括交付金に関しては少し状況が変わってきて、現在はこの形でも申請が可能だという判断を企画サイドと、ところがいけるんじゃないかという判断でおりましたので、今回、申請に至ったという経緯がございます。
○委員長(湧川朝渉)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
これは財源更正で今回は一般財源の345万円の分の財源更正を行ったということですけれども、これが8月の申請ですかね。これが認められた場合は今後どうなんですか。当初予算から一括交付金で組んでいくということも考えられますか。全体の費用として。
○委員長(湧川朝渉)
比嘉副部長。
◎経済観光部副部長兼
商工農水課長(比嘉勉)
一括交付金で対応が可能ということであれば、今後実施していきたいというふうに考えております。
○委員長(湧川朝渉)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
以上です。
○委員長(湧川朝渉)
ほかに質疑はございませんか。
金城敏雄委員。
◆委員(金城敏雄)
IT創造館のインキュベーション室の13室から20という増設だとありますけれども、この説明資料というのかな、見たら合計17室とかあるんですが、教えてもらいたいんですが、この20というのは17ですか、20ですか、どうなんだろう。
○委員長(湧川朝渉)
比嘉副部長。
◎経済観光部副部長兼
商工農水課長(比嘉勉)
これにつきましては、
インキュベート室は13室で、中核企業室が4室ということになっております。今回は
インキュベート室の13室から20室に増やすという形での補正でございます。
○委員長(湧川朝渉)
金城委員。
◆委員(金城敏雄)
それで7室増になるわけですけども、この18節の備品購入費なんですが、7室が増えたから、その内容の備品がここに増えたということでよろしいですか。
◎経済観光部副部長兼
商工農水課長(比嘉勉)
委員長、休憩お願いします。
○委員長(湧川朝渉)
休憩します。
○委員長(湧川朝渉)
再開いたします。
比嘉副部長。
◎経済観光部副部長兼
商工農水課長(比嘉勉)
この備品購入費につきましては、実は現在あるIT創造館の防犯カメラがかなり老朽化をしておりまして、もうほとんど使えない状況であるということから、入居している企業のほうからもこの辺は整備をしてもらいたいという要望もありましたので、今回、備品購入という形で補正増しているものでございます。
○委員長(湧川朝渉)
金城委員。
◆委員(金城敏雄)
防犯カメラですね。わかりました。
以上です。
○委員長(湧川朝渉)
ほかに質疑はありませんか。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(湧川朝渉)
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(湧川朝渉)
再開いたします。
次に、なはまちなか振興課関係分について、西原浩也なは
まちなか振興課長、説明をお願いいたします。
◎なは
まちなか振興課長(西原浩也)
ハイサイ。第4号補正予算のうち、なはまちなか振興課分についてご説明申し上げます。
お手元の説明資料の1ページをお開きください。なお、予算書では32ページとなります。歳出でございます。
07款商工費01項商工費02目商工業振興費、事業名が26国際通り情報発信大型ビジョン活用事業は、那覇てんぶすビジョンの運用を担うコンピューターサーバー機器を移設するため、需用費及び業務委託料について158万9,000円を増額するものです。ことしに入り大型ビジョンの故障が相次いでおり、サーバー機器を設置している地下の環境に原因があることから、当該サーバー機器を環境の整った1階へ移設することといたします。
ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○委員長(湧川朝渉)
これより質疑に入ります。
下地敏男委員。
◆委員(下地敏男)
この大型ビジョンの保証期間というのがあろうかと思うんですけれども、あるいはまたこの保険ということがあると思うんですけれども、それはあれなんですか、故障したことの修理というのはどんななっているんですか。
○委員長(湧川朝渉)
西原課長。
◎なは
まちなか振興課長(西原浩也)
このビジョンに関しましての機器、これはシステムで構成されていますけれども、このシステムの機器の一覧というのがございまして、たくさんの機器がございます。保証期間についてですけれども、おおむね1年から最長で5年ということになっていまして、多くが1年というようなことでございます。
○委員長(湧川朝渉)
下地委員。
◆委員(下地敏男)
じゃほとんどその1年で故障したら、うちで直すかというようなことになるわけですね。
あと1つ、保険についてどうなっていますか。
○委員長(湧川朝渉)
西原課長。
◎なは
まちなか振興課長(西原浩也)
特に保険というものには入っておりません。
○委員長(湧川朝渉)
下地委員。
◆委員(下地敏男)
以上です。
○委員長(湧川朝渉)
中村圭介委員。
◆委員(中村圭介)
1階に移設するということなんですが、具体的にはどの辺、あいているスペースを使ってということになるんですかね。
○委員長(湧川朝渉)
西原課長。
◎なは
まちなか振興課長(西原浩也)
これまでてんぶすの1階にFMなはさんが入っておられたサテライトスタジオがございました。そちらのほうに移設を。
失礼しました。FMレキオさんが入っておりました。サテライトスタジオがあります。そこに24時間クーラー完備で移設する予定でございます。
○委員長(湧川朝渉)
中村委員。
◆委員(中村圭介)
今はサテライトスタジオをレンタルしていたと思うんですが、その機能は維持されるんですか。
○委員長(湧川朝渉)
西原課長。
◎なは
まちなか振興課長(西原浩也)
お答えします。
レンタルについては商工農水課から引き続き継続して使用いたします。
○委員長(湧川朝渉)
中村委員。
◆委員(中村圭介)
そのレンタルはするけれども、そこにサーバーは置くよと、これはスペース的には問題ないサイズなんですかね。
○委員長(湧川朝渉)
渡嘉敷洋美主幹。
◎なはまちなか振興課主幹(渡嘉敷洋美)
サテライト室の一角にこのサーバーを設けることになりまして、特にサテライトの機能としての運用を妨げるものではないということです。
○委員長(湧川朝渉)
中村委員。
◆委員(中村圭介)
セキュリティー上も特に問題はないですか。
○委員長(湧川朝渉)
渡嘉敷主幹。
◎なはまちなか振興課主幹(渡嘉敷洋美)
お答えします。
セキュリティーもかぎをかけてやりますので、サテライトとしてのレンタルのときは、それなりにちゃんと使用許可でやりますので問題はないと考えております。
○委員長(湧川朝渉)
中村委員。
◆委員(中村圭介)
もしわかれば教えていただきたいんですけど、サテライトスタジオの利用状況ってどのようになっていますか。もう担当は違うんですか。
◎なはまちなか振興課主幹(渡嘉敷洋美)
わかる範囲でお答えしてよろしいでしょうか。
商工農水課に確認すると、あんまり貸し出しがうまくいっていないようでして、宣伝をかけていかないといけないねということになっております。
○委員長(湧川朝渉)
中村委員。
◆委員(中村圭介)
わかりました。ありがとうございます。
○委員長(湧川朝渉)
ほかに質疑はございませんか。
糸数昌洋委員。
◆委員(糸数昌洋)
政策説明資料によると、運用3年目で機器故障が頻発したということで、去年の4月から29回という説明がありますけれども、こういう地下の高温多湿な環境が原因であるというのは、やはり3年目でやっとわかったという話なんですかね。もうちょっと早い対応ができなかったのかなと思うんですけども、この辺はどうなんでしょう。検証について。
○委員長(湧川朝渉)
西原課長。
◎なは
まちなか振興課長(西原浩也)
おっしゃるとおりだと思います。実は今も申し上げましたけれども、FMレキオさん、当初、我々はこのサーバーを当初からFMレキオさんのサテライトスタジオになる一角に設置する予定でございました。
しかし、当時はレキオさんが本来、そこを賃貸借を終わって出ていくということになっていましたので、我々はそこに置こうと、ところが諸事情がございまして、レキオさんがそちらに長らくおられました。そういうことがあって、やむを得ず1階の地下のほうに置いていたという次第でございます。
○委員長(湧川朝渉)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
わかりました。ありがとうございます。
○委員長(湧川朝渉)
金城敏雄委員。
◆委員(金城敏雄)
このサーバー移設については、確かにこの場所が場所にしか置けないのかもしれませんけれども、ここの施設の利用の、今、中村委員からも話がありましたとおり、このサーバーの大きさとかはどのぐらいですか。ごめんなさい。大きさ。どの程度の大きさなのかな。
○委員長(湧川朝渉)
西原課長。
◎なは
まちなか振興課長(西原浩也)
サーバーの大きさにつきましては、今、こちらに写真がありますけれども、60センチ角のボックスがございます。その中に実際にはサーバーが入っておりまして、これが2段ということですので、120センチ。
失礼しました。ボックスは3つということで、後ろのほうにも1つ隠れているということでございます。
○委員長(湧川朝渉)
金城委員。
◆委員(金城敏雄)
今のスタジオを見ますと、小さいわけでして、次の利用者に差し支えが出てくるんじゃないかなという懸念されるわけね。だからこういう長い間、スタジオがあきっぱなしで、私もこれ一般質問とか何かで挙げたことがありまして、なおさらここに置いたら借りる人はいないなという懸念はされますけど、その辺のことを少し教えてもらえませんか。
◎なは
まちなか振興課長(西原浩也)
休憩お願いします。
○委員長(湧川朝渉)
再開いたします。
西原課長。
◎なは
まちなか振興課長(西原浩也)
今、確認しました。サテライト室は、本来のサテライト室がありまして、その奥に小さな部屋がございます。サーバー室はサーバーを置くところはそちらのほうに置くということになりますので、本来のサテライトの部分は大丈夫と、そういうことになります。
○委員長(湧川朝渉)
金城委員。
◆委員(金城敏雄)
ぜひこのビジョンも今から管理が相当お金がかかってくるだろうなという気はします。だからその辺のことも前に何かスポンサーをちょっと募集して、ただ流しているようなものではなくて、例えば御菓子御殿の方々にスポンサーを依頼して、こういう費用対効果を今から皆様のほうで進めていかないと、なおさら費用対効果の件ではかかると思いますから、ぜひその辺のことも早目に企画立案をしていただいて進めていただきたいと思います。
以上です。
○委員長(湧川朝渉)
ほかに質疑はございませんか。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(湧川朝渉)
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(湧川朝渉)
再開いたします。
次に、観光関係分について、池村博之観光課長、説明をお願いいたします。
◎観光課長(池村博之)
ハイサイ。こんにちは。では、平成28年度一般質問会計補正予算の観光課分についてご説明させていただきます。今、お手元にお配りしております説明書に沿ってご説明をさせていただきます。1ページ目をお開けください。
観光課分ですが、7款商工費1項商工費3目観光費、事業名としましてプロ野球キャンプ等支援事業、補正額が184万9,000円の減となっております。
続きまして外国人観光客誘客促進事業につきましては、100万円の増となっております。
まずプロ野球キャンプ等支援事業につきましては2件ございます。まず1点は、2月のジャイアンツの春季キャンプがございます。好評のうちに続いておりますけれども、移動式の防球ネット、野球の練習の際に使うネットではございますが、その防球ネットを6台ほど準備してほしいという要望がございました。その件で115万1,000円の増額となっております。
また、今年度、巨人軍のファームの公式戦、2軍の公式戦ではございますが、過去に3回ほど開催しておりましたが、その後はなかなか開催できませんでした。28年についてもなんとか開催したいということで調整を続けてまいりましたが、その金額300万円ほど補助金として予算計上しましたが、その後に開催が難しいということになって、開催されなかったということになりますので、この300万円は減額するということで、相殺して184万9,000円の減額となっております。
続きまして外国人観光客につきましては、那覇港クルーズ船の寄港増のために、臨時観光案内所分の対応が今、当初予算では厳しい状況でございます。そこで100万円の増額をいたしまして、その臨時観光案内所の対応をしたいというのが内容でございます。
ちなみに、27年度につきましては129回対応させていただきましたが、28年度、今、予定でございますが215回に増える可能性があるということで、その対応のために今回増額補正となっております。
説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(湧川朝渉)
これより質疑に入ります。
下地敏男委員。
◆委員(下地敏男)
この外国人観光客誘客促進事業なんですけれども、那覇クルーズ促進連絡協議会というのは、自主事業というのはないんですか。
○委員長(湧川朝渉)
池村課長。
◎観光課長(池村博之)
自主事業についてはやっておりません。
○委員長(湧川朝渉)
下地委員。
◆委員(下地敏男)
クルーズ船ターミナルでテントを張って県産品を販売しているというところはここじゃないんですか。
○委員長(湧川朝渉)
池村課長。
◎観光課長(池村博之)
それは特にやっておりません。
○委員長(湧川朝渉)
下地委員。
◆委員(下地敏男)
じゃ私の勘違いではあるんですけれども、そうしますと、今回は100万円、さらにまた増えてくると、また補正額が補正をするというようなことも生じてくるわけですよね。
○委員長(湧川朝渉)
池村課長。
◎観光課長(池村博之)
これにつきましては、今回、倍近くの船が来るということもありましたので、今回補正ということになっておりますが、この船の増加につきましては、なかなか数字が見えないところで、また来年ももっと増えるのではないかと、これは那覇港管理組合の申し込みといいますか、そういうのを確認してからでないとなかなか数字が確定しないんですけれども、今回9月補正で100万円やります。その後、またじゃ12月でもあるかというと、今の予定では今回の100万円の増額で年度内はなんとか乗り切れるのではないかというふうに思っております。
○委員長(湧川朝渉)
下地委員。
◆委員(下地敏男)
大体わかりました。クルーズ船が入ってきたときに、観光客に対してエイサーをやって見せたり、それからエイサーというんですか、太鼓というんですかね。そうしたことをこの方々が取り組んでいるんですよね。
○委員長(湧川朝渉)
池村課長。
◎観光課長(池村博之)
これにつきましては、実はクルーズ促進連絡協議会の中での予算の関係で、歓送迎関係は一度も行われていないという状況で、今年度はですね。臨時観光案内所が主にやっているという予算になっております。
○委員長(湧川朝渉)
下地委員。
◆委員(下地敏男)
本来であれば、連絡協がやるべきのを、今おっしゃった、どこでした?案内所がこの観光客に対してのおもてなしの太鼓の演舞をやったりするというのをやっているということですか。
○委員長(湧川朝渉)
池村課長。
◎観光課長(池村博之)
クルーズ促進協議会というのがございますが、そこは那覇市、沖縄県、観光協会、コンベンションビューロー、那覇港管理組合が主な団体となっておりまして、これは那覇市のほうは今、約300万円の補助金、ビューローのほう、県を通してビューローからですけれども、も同じぐらいの金額ということで、あとは去年までですかね。那覇港管理組合からも500万円余りの補助金といいますか、負担金等がございました。その金額を集めて臨時観光案内所、そして歓送迎の演舞も行ってまいりました、今まで。
ところが今年度、那覇港管理組合のほうからの補助がなくなりまして、予算自体が600万円程度という状況の中で、歓送迎演舞ができないという現状がございます。そこで最低、何が今できることかというと、臨時観光案内というのは、これはもうずっとやっておりまして、外国人のためにパンフレットを配ったり、そしてフリー客が多いですので、そういう方にタクシーでどこまで行きたいというのを案内したりとか、そういう通訳がちゃんと案内をさせていただいている。そのサービスは一番最低でもやらないといけないサービスだということで、今、その臨時観光案内所を中心に今年度はやっております。
○委員長(湧川朝渉)
下地委員。
◆委員(下地敏男)
わかりました。ほとんどが人件費ということですね。
○委員長(湧川朝渉)
池村課長。
◎観光課長(池村博之)
臨時観光案内所の費用ということになります。
◆委員(下地敏男)
わかりました。
○委員長(湧川朝渉)
金城敏雄委員。
◆委員(金城敏雄)
キャンプの件ですけれども、プロ野球キャンプ等の支援事業なんですけど、今、184万9,000円の減額だということでお話聞かせてもらえました。この巨人軍の2月のキャンプに向こうから要望があってという話を聞きましたけど、ちょっとわからないので教えてもらいたいんですが、これは巨人軍からの、毎年キャンプに来ると市に対するそういう受け入れというか、歳入がありますか。
○委員長(湧川朝渉)
池村課長。
◎観光課長(池村博之)
巨人軍のほうから全くそういうのはございません。
○委員長(湧川朝渉)
金城委員。
◆委員(金城敏雄)
これはみんな那覇市の持ち出しで、持ち出し分の支援をしている歳出だということですか。
○委員長(湧川朝渉)
池村課長。
◎観光課長(池村博之)
これにつきまして、今回はこの要望がございますが、毎年何かあるかということではなくて、要望があれば、こちらも対応できる分については対応するという形で、このフェンスに関しましては、キャンプだけで使えるというわけではありませんので、これを置くことによってキャンプの後の利用の方法もあるものですから、今回、那覇市の予算で購入するということでございます。
○委員長(湧川朝渉)
金城委員。
◆委員(金城敏雄)
これはキャンプのために支援をするために、事業としてのものではあるんだけど、ほかのものにも使えるからという考えだということですね。
○委員長(湧川朝渉)
池村課長。
◎観光課長(池村博之)
はい、支援事業ということですので、当然キャンプで利用するというのが主な目的ではございますが、ではキャンプに使って、あとは1年間何も使わないものかというと、そういうことではなくて、通常でも利用はできるものとなっております。
○委員長(湧川朝渉)
金城委員。
◆委員(金城敏雄)
巨人軍が那覇市でキャンプをしているわけですけど、皆様のところ、商工観光課のほうでは、巨人からそういう使わせていただいているので、市のほうに年間100万の寄附をしますとかというのは何もないんですか。
○委員長(湧川朝渉)
池村課長。
◎観光課長(池村博之)
毎年そういうことはございません。ただ1年目だけにつきましては、巨人軍のほうから1,500万の寄附金といいますか、スポーツ関係の費用に充ててほしいということでの寄贈はございました。
○委員長(湧川朝渉)
金城委員。
◆委員(金城敏雄)
これ、他市町村とは違うと思うのだけれども、ここに来てキャンプしてあげているんだみたいなような感じにしか見えないので、子どもの育成のための野球大会とか、そういうことの巨人軍からの助成というのはないのですか。
○委員長(湧川朝渉)
池村課長。
◎観光課長(池村博之)
どうしてもキャンプの期間が2月の後半ということで、キャンプの後半、もう大詰めの時期ということですね。そして、ここにきて練習ももちろんですが、実践、練習試合だったりオープン戦だったり、そういう実践を中心としたメニューになっておりますので、なかなか少年野球教室とか、そういう選手を拘束したイベントができないというのが現状でございますが。そのかわり巨人軍のファンサービス部という部がございますが、そこのほうで見に来られるお客様に、例えば朝の練習をしているところを見学させるとか、そういうことのサービスはやっております。
○委員長(湧川朝渉)
金城委員。
◆委員(金城敏雄)
できたら、そういうここらの支援も、キャンプをやってもらうからということではあるんですが、ぜひそういう青少年の育成のためにもできるような事業も、ここで企画立案してもらって、巨人軍のほうに申し込むとか、そういうことを計画してほしいと思いますので、ぜひその辺のことをよろしくお願いいたします。
○委員長(湧川朝渉)
宮城恵美子委員。
○副委員長(宮城恵美子)
下地議員の質問に連続してなんですけど、お聞きしたいのは、港湾組合とかこの協議会の話もされていたんですが、クルーズ船寄港時の受入業務を行っている団体として、例えばNPOとか民間会社とかもおありなのか。幾つのグループがこういう業務の受入業務を行っているのか。もしおわかりでしたら、教えていただけますか。
○委員長(湧川朝渉)
池村課長。
◎観光課長(池村博之)
臨時観光案内所につきましては、那覇市観光協会にこのクルーズ促進協議会が委託をした形で行っております。そして今年度は、歓送演舞とかできてないという状況ではございますが、今まではやっておりました。そこはNPO法人、今までの実績ではシーパラダイスさんとか、ほかの団体とか、そういう演舞をやっていただける団体にお願いしてやっていただいております。
○委員長(湧川朝渉)
宮城委員。
○副委員長(宮城恵美子)
そういうNPOとしてはそのぐらいで、民間会社とかはないんですか。
○委員長(湧川朝渉)
池村課長。
◎観光課長(池村博之)
クルーズ促進協議会の中に、補助団体といいますか協力団体のようにということで、バス協会であったり、タクシー・ハイヤー協会であったり、いろいろそういう団体も入っております。バス協会と、あとタクシー関係につきましては、バスのツアーがあったりとか、タクシーで個人で買い物されるお客様はタクシーが来ますので、そういう方々は係員を出して誘導の手伝いをするとかございますが、それ以外はなかなか負担を出すということでもないものですから、それ以外の作業というので何かをやっているかというと、特にやっていないというのが現状でございます。
○委員長(湧川朝渉)
宮城委員。
○副委員長(宮城恵美子)
はい、了解しました。どうもありがとうございました。
○委員長(湧川朝渉)
ほかに質疑はございませんか。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(湧川朝渉)
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(湧川朝渉)
再開いたします。
次に、クリーン推進課関係分について、本田邦夫
クリーン推進課長、説明をお願いいたします。
◎
クリーン推進課長(本田邦夫)
ハイサイ、クリーン推進課でございます。では、クリーン推進課の分についてご説明いたします。あらかじめお配りした資料、この3枚綴りの資料があるかと思いますが、主にこれについて説明いたします。お手元の資料です。
2ページ目をご覧ください。歳入歳出ございますが、関連しますので、歳出のほうからご説明いたします。
予算書のページが29ページでございます。事業名が資源化物持去り防止拠点回収事業、これは事業の概要といたしましては、家庭から出された資源化物が行政の回収前に持ち去られてしまうことを防止するために、資源化物の拠点回収を行うものでございまして、方法といたしましては、地域自治会、あるいは学校団体などが主となりまして、資源化物を1カ所に集めたものを行政が回収を行い、その後、回収量に応じて奨励金として各団体へ交付する事業でございまして、今回の補正の理由といたしましては、どうしても1団体当たりの回収量がだいぶ増加したということと、あるいは当初予定の30団体が、今現在36団体ございますけれども、最終的には40団体に増加することを予測しておりますので、これに対応するために報償費(奨励金)を145万2,000円、あと備品購入費、これは計量器です、これ今現在2台ございますけれども、もう1台、9万3,000円を購入するものでございます。補正の額が154万5,000円、補正後の額が266万3,000円となります。
続きまして1ページをご覧ください。歳入のほうです。
先ほど集めました、回収した資源、それを売却した収入の金額でございまして、補正額が257万6,000円、補正後の額が5,639万1,000円となるものでございます。
以上で説明を終わります。よろしくご審議のほどお願いいたします。
○委員長(湧川朝渉)
これより質疑に入ります。
下地敏男委員。
◆委員(下地敏男)
回収して、そしてそれを、収益を5,600万上げて、その回収した学校や団体には256万円、約20倍の収益を皆さん上げているわけですけれども、私の数字に間違いがなければ後で訂正してください。こういう収益の上げ方というのは公共としていいのかどうか。私からすると、これだけの収益があって学校に備品の購入させるためには、もっと奨励金というんですか、これを今回の補正で上げるべきだったんじゃないかなと思いますけれども、どうですか。
○委員長(湧川朝渉)
本田課長。
◎
クリーン推進課長(本田邦夫)
これ5,381万5,000円というのは、拠点回収事業で売却した収入ではございません。これは市内から全部通常の収集で全域から集めた部分でございます。拠点回収事業というのはその一部の事業でございまして、その分は257万6,000円、これは拠点回収で集めた金額です。それを報償金として各団体へ補助するという事業です。
○委員長(湧川朝渉)
下地委員。
◆委員(下地敏男)
歳入の257万6,000円の補正と、今回の145万2,000円、この100万が収益だということですか。
○委員長(湧川朝渉)
本田課長。
◎
クリーン推進課長(本田邦夫)
そういうことでございます。売却収入は今回は257万6,000円ですね、その中の補正額は154万5,000円です。それが各自治体等で奨励金として交付する金額でございます。
○委員長(湧川朝渉)
下地委員。
◆委員(下地敏男)
先ほどの、私はてっきりこの拠点で5,600万と思いましたけど。それにしても、256万円あるんであれば、やはり学校の、ここで収益を上げるということの考え方よりも、皆さんは補正で学校に備品を買う。学校も予算が足りないわけだから。学校に備品を買うためのというようなことでの考え方に立って補正を組むべきだったんじゃないかなと思いますけど、どうですか。
○委員長(湧川朝渉)
本田課長。
◎
クリーン推進課長(本田邦夫)
今回の、私どもが回収団体というのは学校の団体だけではなくて、自治会であるとか、あるいはいろんな各団体ございます。その中で私どもは環境部の予算として組んでおりますので、学校にあげるというのはまたこれは別の、例えば教育委員会が組むとか、そういう感じになるだろうと思います。我々としては、あくまでもこれは、今言った回収した団体に補助する部分と、あるいはそれ以外は環境部の予算として別途財源で上げていくというところでございます。
○委員長(湧川朝渉)
下地委員。
◆委員(下地敏男)
じゃあ、私の質問がおかしかったかもしれません。学校ということよりも、回収した自治会だとか、あるいはその団体に、その収益の分に合うぐらいのものを、皆さんがこれで収益を上げるんじゃなくて、合うぐらいのものをやったらどうかということで質問を変えたいと思いますけど、どうですか。
○委員長(湧川朝渉)
本田課長。
◎
クリーン推進課長(本田邦夫)
例えば、今、私どものほうは各団体に古紙1キロ当たり10円ということで報奨金額を報酬しております。これは各一般の市民が古紙回収業者に納品したときに、持ち込んだときに、これもキロ当たり10円で各市民に還元しているんです。その辺のところも勘案して、私どもはそういう、一般の方々も持って行ってもらう金額がキロ当たり10円、私どもが各拠点回収団体に、私どもがこれ運ぶわけです、実際。運んで、歳入として那覇市に入った分から各団体にキロ当たり10円ということで、市民が持ち込む場合の金額とも大体勘案しながら、今回の奨励金額は決めております。
○委員長(湧川朝渉)
下地委員。
◆委員(下地敏男)
わかりました。そのかかる経費については市の持ち出しだということで理解します。わかりました。ありがとうございました。
○委員長(湧川朝渉)
ほかに質疑はございませんか。
(「進行」と言う者あり)
○委員長(湧川朝渉)
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者退室)
○委員長(湧川朝渉)
再開いたします。
これより議員間討議に入ります。
はい、どうぞ。
◆委員(屋良栄作)
文化振興課の中で、空手・古武道のまちのシンポジウムに対する増額補正というのがありました。それで、私も流れの中で気づいたんですけれども、世界のウチナーンチュ大会を意識してやるということでございましたが、どうも認識が薄かったように感じました。空手が東京オリンピックで決まり、県も型競技の誘致とか、今取り組もうとしている中ですから、質疑の中で、私も中でそういうきっかけがありましたけれども、世界のウチナーンチュ大会も絡めて、那覇は空手古武道のまち宣言をいち早くやっていますから、力を入れるようにというのを委員会の意見として、格上げして述べることは可能かどうか、ちょっと提起したいなと思います。
○委員長(湧川朝渉)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
議員間討議ですので、今、屋良委員から議員間討議のテーマが投げられたものだと思います。テーマについてお互いで議論し合おうということだと思うので、せっかく空手・古武道のまち宣言を議会としてやったけれども、空手道会館は豊見城に持って行かれ、いろんな意味で、そういう状況の中でオリンピックで、次期オリンピックから空手が入ってくるというところもあわせると、やっぱりこういう機会に、せっかくやるわけだから、シンポジウムをやるわけですので、議会で採択したこともあり、やっぱりそういう空手古武道のまちを宣言するいい絶好の機会というふうに捉えて、何らかの意見を付すことはぜひやったほうがいいのかなというふうに、今、聞きながら、先ほどの審議の中でも、まあもったいない話だなと。しかもいろんな国から来るので、それをぜひPRする機会にしていただけるとありがたいなという意味で、どういうふうにやるかは、これは行政側に任せるとして、議会が意見を付すことはいいんじゃないでしょうか。
○委員長(湧川朝渉)
ほかにありませんか。
◆委員(花城正樹)
先ほど質疑に対する答弁の中で、屋良議員が提案されたもの、非常にいいアイデアだっていうようなところでとどまっていたわけです。ですので、このイベントを機に、例えば那覇市としては姉妹都市として福州、そしてホノルル、サンビセンテ、そこだけこだわるわけではないんですけど、例えば中国語、ホノルル英語、またスペイン、ポルトガル語、そこで多言語で発信をしていくということは非常に意義のあるものだと思っております。
○委員長(湧川朝渉)
ほかにありませんか。
◆委員(糸数昌洋)
この予算内でできるかどうかというのもありますね。それを考えていただくということで。
○委員長(湧川朝渉)
宮城委員。
○副委員長(宮城恵美子)
議員報告会をしたときに、那覇市は何を文化として発信するものを持っていますかという鋭い質問がありましたよね。ともかく浦添も、隣の豊見城も持っていると。那覇がいろんな文化の発祥の地であったはずなのに、全部とられているんじゃないか。これは厳しい指摘だったと思うので、私はやっぱりウチナーグチと、それから芝居とか、それから空手とか、そういうものではないかなと本当は思っているんですが、今そういうふうに空手に補助していくというんであれば、私も積極的にここにアピールをする内容を盛り込んで織り込んでいくと。そして、かつて宣言をしているんであれば、それを私たち気がつきませんでしたので、忘れ去られないためにもう一度宣言し直すとか、何か工夫したほうがいいかと思います。
○委員長(湧川朝渉)
最初の提案者である屋良委員から、最低こんなことはどうかというのがあればまたお願いします。
◆委員(屋良栄作)
施策的にできるのであれば、翻訳というので発信するというのが一番いいと思いますね。あとはやはり、議会として結論というのは、これは全体の話なので置いといて、委員会審議の中での議論の延長戦ですから、委員長報告の中で委員会としての意見であったという形を、今私のほうでは希望させていただいた次第であります。それ以上膨らむという部分については大歓迎でございます。
○委員長(湧川朝渉)
では、ここで整理しましょうね。これについては皆さん賛成の立場で。
1つは、付帯決議か委員長報告かなんです。委員長報告はこういう意見があったと、強調して報告するんです。どちらにするかと。
◆委員(屋良栄作)
私、個人的な意見では、そうではなく、委員会で討論の結果、委員会としてという感じのまとめ方がいいのかなと。
○委員長(湧川朝渉)
今、屋良委員が言ったのは、技術的に議員間討議を通し、委員会の総意としてということで屋良さんが具体的に指摘した、あの4カ国語ですか、宮城さんが提案したウチナーグチも含めて。それと、うちは先に宣言やっているのがある、宣言。あれもまた資料として、この4カ国語の中でお伝えするとかというのができるわけだから。
◆委員(糸数昌洋)
宣言文も配ることもできるし。
○委員長(湧川朝渉)
できますよ。これは今おっしゃった中身で言うと、補正予算の理由の中にも7ページと、この資料で言うと5ページにも書かれていて、ウチナーンチュ大会のウェルカムイベントということですよね。ですから、そういう趣旨からも全く反していませんし、もう1つは、これをつくった後の、後なのか前なのか置いといて、オリンピックとの関係で言えば、全くそれをアピールするいい場でもあるわけですから。
◆委員(花城正樹)
これは技術的な問題なんですけど、ここで挙げるのは、予算決算常任委員会の中の分科会報告で挙げて、また予算決算常任委員会の中で最終的に付帯をつけるかどうかという話になるんですか。
○委員長(湧川朝渉)
そこはちょっと技術的なので、今。
◆委員(糸数昌洋)
これは分科会だからね。
◎
議事管理課主幹(比嘉昭夫)
要するに、今、分科会の中で報告しますよね、予算決算。そのときにこういう意見があったということを分科会で報告しますよね。予算決算常任委員会で本会議に挙げるときに、それぞれ常任委員会審査報告書って毎回提出していますよね、議長宛てに。その中にコメントとして、こういった形で、予算決算常任委員会の意見として、何とかと事業に関してこういった意見が全会一致でまとまったので意見を付するみたいな形でやるという形になると思いますね。もしやるんであればですよ。予算決算常任委員会で総意をとらないといけないと思います。
◆委員(中村圭介)
ただ議案じゃないので、ちょっと手間がかかりそうな感じはしますね。
○委員長(湧川朝渉)
ただ、時期的にはいいですよ。
◆委員(屋良栄作)
新たな手法として開拓しますよ。
○委員長(湧川朝渉)
しかし、その予算の中で無理のない範囲でね。これはアイデアさ。実際にアイデアで。僕も聞いていて思ったのは、全く想定してなかったよね。目がきょとんとして。ただ、違和感はなかった。想定してなかったのはまずかったなという。ちょっと反省も込めた、想定していませんでしたということだから。いい提案だったわけです。
◆委員(糸数昌洋)
これはウェルカムイベントなので、10月のも、もう来月といったらすぐでしょう。その前に「なはの誇らしや」公演というのが、文化協会主催の、この流れの中で補正として入ってきているイベントなので、事業骨格がある程度固まっている可能性はあるよね。その中でどうやって盛り込んでいくかというところがあると思うので、今の方向でいいと思うんです。委員会の一致した意見として、ぜひこういう、屋良議員が言っていたのは、空手・古武道のまち那覇というところをどうPRするかというところの部分で工夫を凝らしていただきたいというようなところの提言ができればいいんじゃないかな。細かい何カ国語にやるとか云々というのはどういうふうになるのかちょっと、事業骨格がある程度狭まっていく中でどうなるのかよくわからないけど。
○委員長(湧川朝渉)
屋良議員が言った、委員会で提案した、シンポジウムのまとめになるの。そういったものを屋良議員はもう1回具体的に言って。
◆委員(屋良栄作)
私の希望としては、外国の方が、世界のウチナーンチュとは言え外国の方、いろんな方がいらっしゃるので、例えばスペイン語系、ポルトガル語系、英語系とかって3つに分けたら、その言語で宣伝できれば一石二鳥じゃないかなと。ただ、ホームページに載せるだけではなくて、来た方に働きかけるということで。これは前からあたためていたテーマではあるんですが。
○委員長(湧川朝渉)
その翻訳する中身ですよ。シンポジウムのまとめ。
◆委員(屋良栄作)
いいえ、違います。那覇市の空手・古武道のまち宣言というのが、日本語でつくったじゃないですか、お互いで。あれは英訳されてないんです。変な話ですけど。英訳すらされていないので。
○委員長(湧川朝渉)
古武道宣言をスペイン語、ポルトガル語、それと英語。3カ国語、中国語ね。シンポジウムに。
◆委員(屋良栄作)
お任せします、手法は。ただ、この宣言自体が、今日本語でパッとされていて、生かされてないので、せっかくこのシンポジウムやるのであれば、当初私が申し上げているのは、外国から来る人がわかるように、その国の言葉に翻訳したものを配れば、「あ、那覇はそうなのか」という話にもなるんじゃないか。
○委員長(湧川朝渉)
このシンポジウムで古武道宣言をお知らせしてほしいと。PRしてほしいと。多国語でPRしてほしいという具体的な。
◎
議事管理課主幹(比嘉昭夫)
那覇市が空手・古武道宣言について、多国語で翻訳し、シンポジウムでPRできるよう工夫をしてほしいという、そういうことですか。
◆委員(屋良栄作)
そうそう。時期的には東京オリンピックの空手競技が決まりということというのは、また背景としてはある。
○委員長(湧川朝渉)
じゃあ、これが補正予算議論の中で、補正予算をまとめるにあたっての議員間討議で、ただ行政は縦割りだから、これを翻訳する場合は、このシンポジウムを主催する方々じゃないよね。これは行政で考えてくれということなの。
◆委員(屋良栄作)
行政で考えてくれという感じ。
○委員長(湧川朝渉)
となるよね。平和という骨子になるからね、具体的にはね。
◆委員(屋良栄作)
要望なんですよ、基本的にはね。
○委員長(湧川朝渉)
じゃあ、そのような指摘じゃなくて要望があったと。要望があったということで、そうですね、今、糸数委員の指摘もあるので、現実的な対応として、付帯決議云々じゃなくて委員長報告で。議員間討議で全員の意見としてそのような意見にまとまりましたということで、委員長報告で出す方向でよろしいですか。それとも付帯決議にしますか。
◆委員(屋良栄作)
付帯決議のほうが重々しい感じ。
○委員長(湧川朝渉)
重みは付帯決議ありますよ。
◆委員(糸数昌洋)
中村委員が言っていたように、分科会の委員長報告になると思うよ。
◎
議事管理課主幹(比嘉昭夫)
予算決算常任委員会で。
◆委員(糸数昌洋)
予算決算常任委員会で2日までやるでしょう。
◎
議事管理課主幹(比嘉昭夫)
はい、そうです。
◆委員(糸数昌洋)
2日挙げるよね。報告をする。それを本会議でもやりますかという話でしょう。
◎
議事管理課主幹(比嘉昭夫)
そうですね。予算決算常任委員会で報告した後、これで終わっちゃうじゃないですか、この。その後どうするかと。
◆委員(糸数昌洋)
委員長報告で挙がったものを、できれば全体に。
◆委員(屋良栄作)
だからこれは委員長提案、
厚生経済常任委員会分科会長の、予算委員会の中の、決まってないけど、議員間討議なる的なものでやれれば一番いい。
◎
議事管理課主幹(比嘉昭夫)
予算決算常任委員会のときに、また報告はします。予算決算常任委員長。この中で盛り込むこともできますよ。そういった形で。
◆委員(下地敏男)
そのほうがいいんじゃないの。
◆委員(中村圭介)
予算決算常任委員会の議員間討議の中で誰かに発言してもらって、それで全体で挙げるべきじゃないかというのをちょっとしたいですね。
○委員長(湧川朝渉)
いや、ここはちょっと待って。予算決算常任委員会での議員間討議となるとまた。
委員長報告でやるさ。受けて、あれを予算決算常任委員会委員長が承る、4分科会で。承ったものを委員長がどのように報告として今度本会議の場に報告するか。そのときには、ぜひそれも、付帯決議の中で、委員長報告でもいいし付帯決議でもいいから、それをぜひ予算決算常任委員会の意見としてほしいというふうにやるんです。諮ってほしいと。
◆委員(糸数昌洋)
予算決算常任委員長からはかると。
○委員長(湧川朝渉)
はかってほしいと。
◎
議事管理課主幹(比嘉昭夫)
提案するということですね、厚生経済のほうから。
○委員長(湧川朝渉)
ほかの委員会からもいいんじゃないのとなれば、本会議で予算決算常任委員長は報告の中に入れるわけさ。
◆委員(屋良栄作)
いいんじゃないですか、新しい流れが。
◎
議事管理課主幹(比嘉昭夫)
この中にコメントみたいなものを入れるということですよね、委員会報告書で。
○委員長(湧川朝渉)
そうそう。僕らが今議論できるのは、分科会委員長の中に入れましょうと。その後の手続はどんなふうになるか。ここで全部確認できることじゃないから。後で事務的な。
◎
議事管理課主幹(比嘉昭夫)
本会議に反映したいということですよね。
○委員長(湧川朝渉)
本会議に反映したいから、反映したい技術は事務方で確認して。
◆委員(糸数昌洋)
本会議の予算決算常任委員長報告書に反映。
○委員長(湧川朝渉)
反映したいわけ。
◆委員(屋良栄作)
そしたら、那覇市議会の意見になるじゃないですか。格上げされていくわけ。2階級特進。
○委員長(湧川朝渉)
だから、その手続を踏めるかどうか。踏めないというんだったら、予算決算常任委員会のもとでの僕の委員長報告でとまるわけ。ところがそういう手続を踏むと、だけどあなたが言う手続上は、予算決算常任委員長報告になるか。
◆委員(屋良栄作)
その次のことは考えますから、とりあえずこの中でできることをやりましょう。
○委員長(湧川朝渉)
やって、あとは事務的に整理してください。
(休憩せず)
○委員長(湧川朝渉)
では、再開いたします。
議員間討議において、那覇市文化振興事業など補助事業、中身としては那覇市空手連盟主催の2016「空手・古武道のまち」NAHAシンポジウムについて、既に挙げられている那覇市空手・古武道宣言を外国の方々に宣伝、お伝えできるように多言語で翻訳し、シンポジウムでアピールできるよう工夫する要望を全会一致で議員間討議で確認したということでよろしいでしょうか。
(「はい」と言う者あり)
○委員長(湧川朝渉)
では、異議なしとして認めます。
では、これで議員間討議を終了いたします。
○副委員長(宮城恵美子)
先ほどの意見で気になったのは、外国人観光客の。
○委員長(湧川朝渉)
気になった質問はできない。ここは質疑する場じゃないから。議員間討議は出されていたものに対して賛成なのか、反対なのかという立場を表明して、その立場で深めるという。
○副委員長(宮城恵美子)
そうですね。これはいいとして。
どうしようかなと思っているものがあるんですけど、あれですかね、言ってはだめですかね。
○委員長(湧川朝渉)
だから、あれはどう思うんですかという質疑は僕にやらないで。
○副委員長(宮城恵美子)
いえいえ、あなたにしているんじゃないですよ。
このテーマをどうするかという、気になっているのは、先ほどのクルーズ船がどんどん増加していく中で、いわゆるウェルカムの接客が、対応が非常に四苦八苦しているという様子をうかがえるわけですよ。いわゆるエイサーは抜きにしたとか、粗雑になっていく様子を感じたものですから、これだけ外国人観光客が急増していく中で、船の数に追いつかないぐらい、この受け入れ業務が間に合ってないし、回転しきれていないという状況をとても感じるので、もっとリピーター客を本当は増やす戦略をしっかり持って、予算も前もって付けていくという工夫もなくてはいけないという感じはもっているんですが、今どなたもいないので、ここで意見なんですけど、こういうのは議員間討議で何か議論し合ってということはできるんですか。
○委員長(湧川朝渉)
難しいね。
○副委員長(宮城恵美子)
オーケー、ごめんなさい。こういう意見をもちましたということです。
◆委員(糸数昌洋)
議員間討議そのものは合意形成をできればという場なので、異なる意見も含めて、結論は出さなくてもいいんですよ。それで当局を抜いて、お互いで深められればいい話なので、テーマとしていいじゃないですか。
○委員長(湧川朝渉)
では、14ページ、政策説明。外国人観光客誘致促進事業についてですけれども、これについてはクルーズ船にも入港する際、観光客への対応が不十分ではないかと。予算については大いに賛成と。賛成なんだけど、まだまだ不十分さを感じるという意味での議員間討議です。どうぞ。
屋良委員。
◆委員(屋良栄作)
これもみんなの合意があればですよ、1議員からこういう意見があったという説明からちょっと格上げして、委員会の問題意識としても、委員会としての問題意識であるという程度の委員長報告への盛り込み方というのはありかなと思います。具体的なものについてはちょっと置いといて、幾ら付けるとかという細かいものではなくて、総論的なものでいいのかなと思いますね。
○委員長(湧川朝渉)
下地委員。
◆委員(下地敏男)
私が先ほど質問したときに、100万でまたさらに増えてきたらどうするのかということの質問をしたときに、当局からは、補正ということではなかったと思うんですけれども、増額もあるというようなことも話はしていましたので、それは向こうも十分これ認識していると思いますので、おっしゃるように、ウェルカムそのものが本当にもっと充実するようなことは、こちらのほうで今、屋良さんも言われるような、お互いでこれも合意形成できたらいいんじゃないかなと思っています。向こうもそういうふうに考えていましたから。
○委員長(湧川朝渉)
どうぞ。
◆委員(糸数昌洋)
両委員からの意見とほとんど同意見なんですけど、非常に予算が削られる中で、抱えている団体さんの歓迎のために、なかなか送り出すこともできないという状況というのは、ちょっとやっぱり寂しいなというふうに思いますね。だから、具体的に那覇港管理組合からもう少し出してくれとかと、ここで求めるのはなかなか難しいかもしれませんけど、ただ、何らかの形で歓迎イベントがちゃんとできるように、ウェルカムなものができるようにというのは委員会の意見として、委員長報告の中に盛り込んでいくというのはいいんじゃないでしょうか。
○委員長(湧川朝渉)
では、こうしましょうか。事業名をこれも予算だから、やって、意見としてはクルーズ船寄港時の受入活動について、その充実を強く求めるというふうにしますか。そこには観光エイサーであったり、案内所の充実であったり。
それで、まとめましょうね。議員間討議を通して、それをさらに充実するよう求めると。それがあれば、クルーズ促進連絡協議会の場で各団体ももう少し積極的に対応してほしいと。
◆委員(下地敏男)
自主事業がないというのが寂しかったですね。もう少し自分たちで物販というか、物を売るもの、ああいうものをやるとかということもやってほしいと思う。龍柱のお菓子とかいうのはつくれる。
○委員長(湧川朝渉)
では、いいですか。これはまたぜひ拾って生かしていきましょう。
では、これにて
厚生経済分科会を終了いたします。
○委員長(湧川朝渉)
これより
厚生経済常任委員会を再開いたします。
それでは、付託議案の表決を議題といたします。
お配りしました付託議案一覧表をもとに、本委員会に付託された4件の議案の取り扱いについて、休憩して協議したいと思います。
休憩いたします。
○委員長(湧川朝渉)
再開いたします。
休憩中に協議いたしましたとおり、本委員会に付託されております議案第79号、議案第80号、議案第81号及び議案第94号の4件の議案については、質疑を終結し、討論を省略して採決を行うことに異議はありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○委員長(湧川朝渉)
ご異議なしと認め、そのように決定しました。
それでは、これより採決を行います。
議案第79号、那覇市
消費生活センターの組織及び運営などに関する条例制定について。議案第80号、那覇市
個人情報保護条例の一部を改正する条例制定について、及び議案第81号、那覇市
IT創造館条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決すべきものと決することに、議案第94号、訴えの提起については、同意すべきものと決することに異議はございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○委員長(湧川朝渉)
ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入室)
○委員長(湧川朝渉)
再開いたします。
それでは陳情審査に入ります。
初めに、陳情第162号、
宇栄原公設市場内の廃家電物に関することについて議題といたします。
西原浩也なは
まちなか振興課長、説明をお願いいたします。
◎なは
まちなか振興課長(西原浩也)
ハイサイ。なはまちなか振興課でございます。
陳情の理由をご覧になっていただきたいと思いますけれども、陳情の理由にありますように、廃家電物の置き場として許可等をしていなければ撤去させ、本来の使用目的に供することが望ましいとありますことに異論はございません。
したがいまして、この事案につきましては、随時指導を行って、改善を図ってまいります。
以上でございます。
○委員長(湧川朝渉)
これより質疑に入ります。
下地敏男委員。
◆委員(下地敏男)
写真がありますよね。1、2、3つですか。これだけなんですか、廃棄物家電というのは。
○委員長(湧川朝渉)
西原課長。
◎なは
まちなか振興課長(西原浩也)
実は今週、直近で現状を確認してまいりました。そうしますと、今週の月曜日時点では、テレビが5台、冷蔵庫、洗濯機、クーラーがそれぞれ1台ございます。
○委員長(湧川朝渉)
下地敏男委員。
◆委員(下地敏男)
これは沖縄家電修理センターが持ってきたというよりも、団地に住んでいる方が持ってきてもあるんですか。
○委員長(湧川朝渉)
西原課長。
◎なは
まちなか振興課長(西原浩也)
ちょっとご説明が不足したことをお詫びいたします。何分、陳情審査は初めてでございまして、我々は宇栄原の公設市場を管理している部署でございます。そちらに小間使用者として、こちらでこの方が沖縄家電修理センターというような事業をなさっているということでございまして、古い家電の買い替えとか修理とかをなさっている事業者が自分の商品を、中に入りきれないというようなことで外に出しているというのが状況でございます。
○委員長(湧川朝渉)
下地敏男委員。
◆委員(下地敏男)
皆さんとしては指導をしているわけですよね、廃棄するなり、中に入れるなりということで。
○委員長(湧川朝渉)
西原課長。
◎なは
まちなか振興課長(西原浩也)
おっしゃるとおりでして、実は昨年の11月ごろからこういうような状況が散見されましたので、担当のほうで現場に行って口頭指導というようなことをやっております。しかしながら、その方はその指導になかなか従っていただけないというのが現状でございまして、一定期間がたったら片づけるよというようなことで、それが3月あたりに一旦は片づけられた。ですけれども、またこういうような状況が出ているということで、ことしに入りましても指導をしているというところでございます。
○委員長(湧川朝渉)
ほかに質疑はありませんか。
金城敏雄委員。
◆委員(金城敏雄)
これは今、家電修理センターがあるわけで、この建物の下に、はじの下に置いているだけで、自分の屋敷の中に置いているわけだから、そのへんのことの指導というのはどこまでが指導できるのか。この屋敷の中に置いているのは、私が言いたいのは、この修理センターの建物のはじの下に置いているから、こっちはこの方々の持ち物ですよね、早く言えばね。それをどういうように早く片付けるようにとかいう、何か法律があるんですか。
○委員長(湧川朝渉)
休憩します。
○委員長(湧川朝渉)
再開します。
◎なは
まちなか振興課長(西原浩也)
我々が貸している、許可を与えているスペースというのは、このシャッターの内側でございます。
○委員長(湧川朝渉)
金城敏雄委員。
◆委員(金城敏雄)
わかりました。ありがとうございました。
○委員長(湧川朝渉)
ほかに質疑はございませんか。
(「委員長、補足」と言う者あり)
○委員長(湧川朝渉)
西原課長。
◎なは
まちなか振興課長(西原浩也)
前は犬走りみたいな部分になるんですけれども、共有部分というような認識でございます。
○委員長(湧川朝渉)
ほかに質疑はございませんか。
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
当局の皆様、お疲れさまでございました。
休憩いたします。
(休憩中に答弁者入れかえ)
○委員長(湧川朝渉)
再開いたします。
次に、陳情第169号、ハーブ(バジルベト病)被害に対する生産資材補助及び農業施設に対する補助事業に関することについて、議題といたします。
比嘉勉経済観光部副部長兼比嘉勉
商工農水課長、説明をお願いいたします。
◎経済観光部副部長兼
商工農水課長(比嘉勉)
今回の陳情につきましては、2件の内容で構成されております。
1件目につきましては、ハーブの安定化への支援ということで、ハーブ生産につきましては、那覇市においても第4次総合計画、で生産性の高い農業として市は推進をしていきたいという位置づけをしてございます。これまでハーブの生産については順調に推移をしてきた経緯等もございますが、JA小禄における平成27年のハーブ類販売実績といたしましては、1億7,500万円余りに達しており、市の中核的な農産物に成長しているということと、近年では若い就農者が実際に始めていたりしまして、将来性も高いのではないかというふうに考えております。
しかしながら、今回、収穫時期である1月にバジルベト病が発生したということが確認されて以降、昨年1月に比べて8割に減少、2月には3割、3月には2割にまで落ち込むというような深刻な状況等が生じております。
バジルベト病そのものというのが、何か空気感染により拡散する特有の病状ということで、おととし関東で初めて確認されて以降、昨年は北海道、九州に広がったということでございます。
県内では、ことし1月に本島の南部で確認がされ、急速に広がったこれまでにない事態となっているんです。まだ確実に効果がある農薬等がないために、農地に対する熱処理、あるいは効果のあるとされている肥料の使用、それから施設の換気等々、対処的な対策が中心になっているということでございまして、この対策には新たな費用負担が生ずるため、被害で収入が激減している農家だけでは対応が非常に困難となっていると。そのために、バジル生産を継承するためにはどうしても対策を講じる必要があるから、市も支援をしてもらいたいという内容でございます。
2点目については、農業施設補助事業ということでございますが、那覇市在住の農家というのはほとんどが他市町村の農地で実際に農業を行っている方々が多いです。農地が所在する市町村からは、ビニールハウスの整備等の助成が非常に受けにくいという実態があるようでございます。例えば農業地域振興とか国の施策等々が指定されているところですと、さらに高い割合での助成がある。ところが那覇はそれがないものですから、今回、国の「強い農業づくり交付金」というのを活用してビニールハウスの整備を計画していきたいということで、この「強い農業づくり交付金」は補助率が5割となっています。ところが、他市町村の場合は先ほど申し上げた農業振興地域の助成等、それから一括交付金と組み合わせるとほとんどが8割の補助で、低い補助率となっていることから、その一部を補助してもらいたいというのが内容となっております。
ちなみに、県のほうでは1割程度を助成したいということで、お話もあるようでございまして、この辺は那覇市のほうでもぜひ格差を是正するための対応をお願いしたいというのが陳情の概要となっております。陳情の概要については、以上でございます。
○委員長(湧川朝渉)
これより質疑に入ります。
屋良栄作委員。
◆委員(屋良栄作)
ありがとうございます。1と2がありますけれども、私は1は緊急性が高いのかなと思いますが、当局の見解を伺いたいと思います。それから、1の陳情については検討という形になっておりますが、いろんな検討があるわけなんで、支援もね。どういう状況を皆さん想定されているのかという、どういう支援というのがあり得るのかどうかというのをちょっとお聞きしたいと思います。
○委員長(湧川朝渉)
比嘉副部長。
◎経済観光部副部長兼
商工農水課長(比嘉勉)
検討というふうに申し上げましたけれども、実は那覇市の市長のほうにも陳情がございまして、市長のほうからは対応策についてすぐにでも検討しなさいということで、私どもといたしましては12月補正、特にこのハーブの件につきましては12月補正ができないかということで、関係部局と調整していきたいというふうに考えているところでございます。
○委員長(湧川朝渉)
糸数昌洋委員。
◆委員(糸数昌洋)
那覇市在住の農家の方々が市外で、特にこのハーブを中心に非常に頑張られているというのはお聞きをしておりますし、今回、こういう病気で大変な被害を受けているということでございますけれども、この1番目の支援、資材の導入とか環境整備という部分で、農家の皆さんの希望を含め、どの程度の支援、例えば予算で言えばどのぐらいの規模のものが求められているのか、皆さんの想定されている分をちょっと教えてもらえないですか。
○委員長(湧川朝渉)
高宮修一担当副参事。
◎
商工農水課担当副参事(高宮修一)
支援については、熱処理に使う資材であったり、肥料であったり、あと換気をよくするための機材であったりということで、総額で約500万程度、そのうちの半額を那覇市のほうとしては補助していきたいと。残りの半額についてはJAさんのほうで補助していきたいということで、JAと那覇市と合わせて、この分については補助していけないかということで相談をしているところでございます。
○委員長(湧川朝渉)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
那覇市とJAとでやっていきたいという話と、あと、これは農家さんは那覇市だけではないですよね。その那覇市外の市町村の対応とか、あと、県の対応というものが情報的にないですか。
○委員長(湧川朝渉)
高宮担当副参事。
◎
商工農水課担当副参事(高宮修一)
ハーブ農家の方はやっぱり市外の方もいらっしゃるんですけれども、今回の補助については那覇市内の方だけということで限定させていただいております。JAとしましては、那覇市外の方も含めて支援するということで、また市外の方については豊見城在住の方もいらっしゃるんですけれども、豊見城のほうでは補助は今のところ考えていないということでお聞きしております。
○委員長(湧川朝渉)
糸数委員。
◆委員(糸数昌洋)
はい、結構です。大体わかりました。
○委員長(湧川朝渉)
中村圭介委員。
◆委員(中村圭介)
確認をしたいんですが、生産農家代表の方の名前と外36人というふうに名前はなっているんですけれども、この署名をされている方というのはこの茄子についても同じく要望されているということでいいんですか。
○委員長(湧川朝渉)
比嘉副部長。
◎経済観光部副部長兼
商工農水課長(比嘉勉)
この陳情署名簿につきましては、両方の方が含まれているということでございます。
○委員長(湧川朝渉)
中村委員。
◆委員(中村圭介)
承知いたしました。ありがとうございます。
○委員長(湧川朝渉)
平良仁一委員。
◆委員(平良仁一)
この陳情、私も立ち会って陳情を行いました。JA小禄の経済部長に聞いてみますと、今、那覇市内でも小禄地域の若い人たちが農業に対する関心が非常に高くて、ハーブの場合は今は本当に順調にきていたのが、急にこういう病気が発生して大変困っているというような話をされておりました。先ほど申し上げた若い人たちは、農業に関心を持っている。そういう人たちの後押しをするためにも、やっぱり行政でできる手助けといったのはやってほしいなと私はあのとき感じました。やっぱり、よく地元の産業の育成とか何とかおっしゃいますでしょう。僕は、これも1つの地元の産業の育成だと思っております。そういう面からしても、ぜひこれは行政側からも力を貸してほしいなと思っております。
○委員長(湧川朝渉)
ほかに質疑はございませんか。
下地敏男委員。
◆委員(下地敏男)
新種の病気ということなんですけれども、これはどこから入ってきたかということの原因もまだわからない中で、やっぱり気になるのは、私もハーブを台所でやっていますけれども、豊見城にあるDIYで購入してやるんですけれども、そこら辺のものが農家のほうに混ざっていってということも考えられないかなというときに、この方々はそこら辺までの原因究明みたいなものはやっていますかね。苗を購入するときのあり方です。
○委員長(湧川朝渉)
比嘉副部長。
◎経済観光部副部長兼
商工農水課長(比嘉勉)
先ほども少しご説明申し上げたんですが、これは空気感染をするということでございますので、実際に例えば苗を購入したときにそれが含まれているかどうかというのは恐らくわからないであろうと思います。ですから、そのための対処策として、例えば熱処理でありますとか、肥料の交換でありますとか、あるいは換気をするというようなことで、あくまでもこれは対処方法でございますので、まだ実際にこのベト病に効く農薬が出てきているということで決まっているわけではございませんので、この辺、恐らく注意をしながら対応しているところだというふうに考えております。
◆委員(下地敏男)
ありがとうございます。
○委員長(湧川朝渉)
屋良委員。
◆委員(屋良栄作)
1番はわかりました、先ほどね。
2番、これは那覇市から助成するということであれば、一般財源からの持ち出しになると推察しますけれども、皆様のやる気度というのはどうなっているんですかね。
○委員長(湧川朝渉)
比嘉副部長。
◎経済観光部副部長兼
商工農水課長(比嘉勉)
2件目の農業施設補助支援事業の支援につきましては、実際にビニールハウスを整備する、その整備の着工を植え付けに間に合わすためには、どうしても10月、11月には着工しないと間に合わないということがございまして、今年度の支援というのは少し難しいかなと。一応、農家の方々にはその旨ご説明をさせていただいておりますけれども、今後、例えばビニールハウスの整備をなさりたいということであれば、あらかじめ相談いただいて、こちらのほうで予算化をして、対応するような方向で検討をしていきたいなということはご説明させていただいております。
◆委員(屋良栄作)
わかりました。
○委員長(湧川朝渉)
ほかに質疑はございませんか。
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
お疲れさまでした。
(休憩中に答弁者退室)
○委員長(湧川朝渉)
再開いたします。
これより議員間討議に入ります。
ご意見はございませんか。
なければ、陳情の扱いに入りますよ。
○委員長(湧川朝渉)
ないようでありますので、討議を終了いたします。
休憩いたします。
○委員長(湧川朝渉)
再開いたします。
次に、陳情の取り扱いについてを議題といたします。
本日、審査した陳情第162号、陳情第169号のほか、現在、本委員会において継続審査となっている陳情の取り扱いについて、休憩をして協議したいと思います。
休憩いたします。
○委員長(湧川朝渉)
それでは再開いたします。
お諮りいたします。
休憩中に協議いたしました陳情第169号については、質疑を終結し、討論を省略することに異議はございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○委員長(湧川朝渉)
異議なしと認め、さよう決しました。
それでは、これより採決を行います。
陳情第169号、ハーブ(バジルベト病)被害に対する生産資材補助及び農業施設に対する補助事業に関することについては、採択すべきものと決することに、ご異議はありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○委員長(湧川朝渉)
ご異議なしと認め、さよう決しました。
休憩中に協議いたしましたとおり、陳情第3号、陳情第12号、陳情第19号、陳情第22号、陳情第39号、陳情第42号、陳情第45号、陳情第46号、陳情第55号、陳情第58号、陳情第72号、陳情第73号、陳情第82号、陳情第87号、陳情第91号、陳情第94号、陳情第113号、陳情第126号、陳情第128号、陳情第142号、陳情第144号、陳情第162号、以上、22件の陳情については今後とも十分に審査をする必要があるため、継続審査とすることにご異議はありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○委員長(湧川朝渉)
ご異議なしと認め、さよう決しました。
休憩いたします。
○委員長(湧川朝渉)
再開いたします。
次に、閉会中
継続審査申し出についてを議題といたします。
お手元に閉会中継続審査申出書(案)を配付しておりますので、休憩をして協議したいと思います。
○委員長(湧川朝渉)
それでは、再開いたします。
閉会中
継続審査申し出につきましては、休憩中に協議いたしましたとおりとして、議長あてに提出することにご異議はございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○委員長(湧川朝渉)
ご異議なしと認め、そのように決しました。
次に、平成27年度決算の審査日程を議題といたします。
休憩いたします。
○委員長(湧川朝渉)
では、再開いたします。
平成27年度決算の審査日程につきましては、休憩中に協議したとおりとし、仮に変更が必要になった場合は正副委員長に一任することにご異議はございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○委員長(湧川朝渉)
ご異議なしと認め、さよう決しました。
次に、第7回議会報告会における市民意見・要望等の取り扱いについてを議題といたします。
去る8月3日、4日開催の議会報告会での市民意見や要望等については、議会改革推進会議で確認の上、今度は班から議会改革推進会議にかかったんですよ、議会改革推進会議で異議なしということで確認して、今度はこれを4常任委員会に振り分けられております。
本委員会にかかる市民意見・要望等はお手元に配付しているとおり、取りまとめておりますので、取り扱いに注意して休憩して協議したいと思います。
休憩いたします。
○委員長(湧川朝渉)
再開して確認いたします。
今、糸数委員から提案があったように、決算審査の中の3日間で確認したいと、取り計らいたいということでよろしいでしょうか。
(「はい」と言う者あり)
○委員長(湧川朝渉)
では、異議なしと認め、そのように取り扱いたいと思います。
最後に、平成28年度
行政視察調査報告書についてを議題といたします。
去る8月19日の委員会審査における委員からの提案を踏まえ、正副委員長において平成28年度
行政視察調査報告書を取りまとめております。
また、本日までに委員から報告書の内容について追加の提案がありました。平成28年度
行政視察調査報告書及び委員からの審査提案についてお手元に配付しておりますので、ご確認をお願いいたします。
本件については、本委員会としての視察調査報告書を取りまとめ、議長に対し提出する必要がありますので、その取り扱いについて休憩をして協議をしてまいりたいと思います。
○委員長(湧川朝渉)
再開いたします。
本件については、休憩中に協議したことを踏まえ、正副委員長でまとめ、議長あてに提出したいと思います。
これにご異議はありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○委員長(湧川朝渉)
では、ご異議なしと認め、そのように決しました。
休憩いたします。
○委員長(湧川朝渉)
再開いたします。
以上をもちまして、今定例会における
厚生経済常任委員会及び分科会の日程を全て終了いたしました。
(午後2時52分 閉会)
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那覇市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。
平成28年(2016年)9月30日
厚生経済常任委員長 湧 川 朝 渉...