令和 3年 3月定例会(第1回)令和3年第1回
姶良市議会定例会議事日程第8号 3月22日(月)午前10時 開 議┌──┬────┬────────────────────────────┬──────┐│日程│議 案│ 議 件 名 │ 備 考 ││番号│番
号│ │ │├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 1│ │行政報告 │ │├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 2│議 案│姶良市土地開発基金条例の一部を改正する条例の件
│総務常任委員││ │第10
号│ │長の
一括報告││ │ │ │の後、一括で│├──┼────┼────────────────────────────┤質疑を行い、││ 3│議 案│姶良市
公共施設等総合管理基金条例制定の件 │1件ずつ討論││ │第11
号│ │、採決(
電子││ │ │ │表決) │├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 4│議 案│姶良市介護保険条例の一部を改正する条例の件
│文教厚生常任││ │第14
号│ │委員長報告の
││ │ │ │後、質疑、
討││ │ │ │論、採決(
電││ │ │ │子表決) │├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 5│議 案│財産の無償譲渡に関する件
│総務常任委員││ │第20
号│ │長の一括報告│├──┼────┼────────────────────────────┤の後、一括で││ 6│議 案│財産の無償譲渡に関する件 │質疑を行い、││ │第21
号│ │1件ずつ討論│├──┼────┼────────────────────────────┤、採決(電子││ 7│議 案│財産の無償譲渡に関する件
│表決) ││ │第22
号│ │ │├──┼────┼────────────────────────────┤ ││ 8│議 案│財産の無償譲渡に関する件 │ ││ │第23
号│ │ │├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 9│議 案│令和2年度姶良市一般会計補正予算(第12号) │質疑の後、委││ │第34
号│ │員会付託を省
││ │ │ │略して、
討論││ │ │ │、採決(
電子││ │ │ │表決) │├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│10│発 議│姶良市議会会議規則の一部を改正する規則の件
│議会運営委員││ │第 1
号│ │長趣旨説明の
││ │ │ │後、質疑、
討││ │ │ │論、採決(
簡││ │ │ │易採決) │├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│11│ │常任委員会の閉会中の特定事件(所管事務)の調査の
件 │ │├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│12
│ │議会運営委員会の閉会中の所掌事務調査の件 │ │├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│13│ │議員派遣について │ │└──┴────┴────────────────────────────┴──────┘┌──┬────┬────────────────────────────┬──────┐│追加│議 案│ 議 件 名 │ 備 考 ││日程│番
号│ │ │├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 1│議 案│姶良市副市長の選任について議会の同意を求める件 │無記名投票 ││ │第35
号│ │ │├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 2│議 案│姶良市公平委員会委員の選任について議会の同意を求める件 │無記名電子採││ │第36
号│ │決 │└──┴────┴────────────────────────────┴──────┘┌───────────────────────────────────────────
┐│ 令和3年第1回姶良市議会定例会 │├────────────────────────┬─────┬────────────
┤│ │開会(議)│ 午前10時00分 ││ 令和3年3月22日(月)本会議 ├─────┼────────────
┤│ │閉会(議)│ 午後 2時24分 │└────────────────────────┴─────┴────────────┘┌────┬──┬──────┬──┬──┬──────┬──┬──┬──────┬──┐│出席議員│議席│ 氏 名 │出欠│議席│ 氏 名 │出欠│議席│ 氏 名 │出欠││及
び│番号│ │の別│番号│ │の別│番号│ │の別││欠席議員├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│ │ 1│新福 愛子 │出 │ 9│上村 親 │出 │17│谷口 義文 │出 ││ ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│ │ 2│竹下日出志 │出 │10│森川 和美 │出 │18│小山田邦弘 │出 ││ ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│ │ 3│国生 卓 │出 │11│岩下陽太郎 │出 │19│萩原 哲郎 │出 ││ ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│ │ 4│峯下 洋 │出 │12│松元 卓也 │出 │20│堂森 忠夫 │出 ││ ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│ │ 5│田口 幸一 │出 │13│湯元 秀誠 │出 │21│ │ ││ ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│ │ 6│湯之原一郎 │出 │14│堀 広子 │出 │22│有川 洋美 │出 ││ ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│ │ 7│鈴木 俊二 │出 │15│吉村 賢一 │出 │23│犬伏 浩幸 │出 ││ ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│ │ 8│湯川 逸郎 │出 │16│和田 里志 │出 │24│東馬場 弘 │出 │├────┴──┴──────┴──┴──┴──────┴──┴──┴──────┴──
┤│ 出席 23人 欠席 0人 │└───────────────────────────────────────────┘┌─────────┬────────┬───────┬────────┬───────┐│ 本
会議書記氏名 │ 事務局長 │ 迫田 耕蔵 │ 事務局次長 │ 竹中 裕二 │└─────────┴────────┴───────┴────────┴───────┘┌───────┬────┬──────┬────┬──────┬────┬──────┐│ 地方自治法 │市 長│湯元 敏浩 │蒲生総合│原田 正巳
│建設部長│松里智一朗 ││ 第121条
│ │ │支 所 長│ │ │ ││ の規定によ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│ る説明のた │副 市 長│前畠 実 │企画部長│松林 洋一 │消 防 長│米澤 照美 ││ めの出席者 ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│ の職氏名 │教 育 長│小倉 寛恒 │市民生活│福元 義行 │水道事業│新門 哲治
││ │ │ │部 長│ │部 長
│ ││ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────
┤│ │総務部長│宮園 正浩 │保健福祉│竹下 晃 │総 務 部│今別府浩美
││ │ │ │部 長│ │次 長 兼│ ││
│ │ │ │ │行政管理│ ││ │ │ │ │ │課 長
│ ││ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────
┤│ │加治木総│濱田 耕一 │農林水産│吉田 孝 │総務部次│原口 浩幸
││ │合支所長│ │部 長│ │長兼
危機│ ││ │ │ │ │ │管 理
監│ ││ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────
┤│ │企画部次│髙山 八大 │建設部次│田代 信彦 │水道事業│岩下 伸一 ││ │長兼地域│ │長兼
都市│ │部次長兼
│ ││ │政策課長│ │計画課長│ │施設課長│ ││ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────
┤│ │市民生活│吉永 惠子 │農林水産│萩原 安信 │総 務 部│堂路
温幸 ││ │部次長兼│ │部次長兼
│ │財政課長│ ││ │男女共同│ │農政課長│ │ │ ││ │参画課長│ │ │ │ │ ││ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────
┤│ │保健福祉│向江 美喜 │教 育 部│前田 浩二 │企 画 部│竹ノ内敬明
││ │部次長兼│ │次 長 兼
│ │商工観光│ ││ │健康増進│ │学校教育│ │課 長
│ ││ │課長 │ │課 長│ │
│ ││ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────
┤│ │保健福祉│野村 昭彦 │教 育 部│塚田 佳明
│ │ ││ │部次長兼│ │次 長 兼
│ │ │ ││ │保険年金│ │保健体育│ │ │ ││ │課 長│ │課 長│ │ │ │└───────┴────┴──────┴────┴──────┴────┴──────┘ 3月22日
○議長(東馬場弘君) これから本日の会議を開きます。(午前10時00分開議)
○議長(東馬場弘君) 会議は、お手元に配付しています日程により議事を進めます。
○議長(東馬場弘君) 日程第1、行政報告を行います。 市長から行政報告の申出がありました。これを許します。
◎市長(湯元敏浩君) 登 壇 皆様、おはようございます。本道原地区水道施設の給水開始につきまして、行政報告を申し上げます。 本道原地区は、県道隼人加治木線の霧島市との市境付近に位置しており、これまで水道未普及区域となっておりましたが、平成30年度に変更事業認可を行い、新たに給水区域として追加した地区であります。 施設の整備につきましては、平成30年度に実施設計及び用地取得を行い、令和元年度から配水管布設工事、配水池などの施設整備工事を行い、本年4月から給水を開始することができるようになりました。 今後は、本道原地区に安全な水を安定的に供給し、地域生活の利便性の向上を図るとともに、同地区の世帯数の増加や企業進出の一助となればと期待しております。 以上で、行政報告を終わります。
○議長(東馬場弘君) これで、行政報告は終わりました。
○議長(東馬場弘君)
△日程第2、議案第10号姶良市土地開発基金条例の一部を改正する条例の件 及び
△日程第3、議案第11号姶良市
公共施設等総合管理基金条例制定の件 を一括議題とします。
○議長(東馬場弘君) 総務常任委員長の報告を求めます。
◎総務常任委員長(犬伏浩幸君) 登 壇 ただいま一括議題となりました議案第10号 姶良市土地開発基金条例の一部を改正する条例の件と議案第11号 姶良市
公共施設等総合管理基金条例制定の件について、審査の経過と結果を報告します。 当委員会は2月25日、3月2日に開会し、関係職員の出席を求めて審査しました。 まず、議案第10号 姶良市土地開発基金条例の一部を改正する条例の件は、基金額10億6,610万5,000円を5億円に改めるものです。 本市における用地の先行取得の状況や今後の見通しにより、現在の基金額全てを保有する必要はないと考えられることから、財産を有効活用するためにも、基金額を一部減額します。 本条例は公布の日から施行し、その際、本基金に属する現金のうち5億円を除いた額は、姶良市市有施設整備積立基金に属するものとします。 次に、議案第11号 姶良市
公共施設等総合管理基金条例制定の件は、新たに基金の設置をするものです。 今後、姶良市公共施設等総合管理計画に基づき、長寿命化のための保全や施設総量縮減のための建物の統廃合及び除却など、公共施設マネジメントを推進するためには、多額の事業費が必要となるため、これらを計画的に進めていくための財源に充てようとするものです。 本条例は、令和3年4月1日から施行します。 そして、これまでの市の施設整備の財源として活用してきた姶良市市有施設整備積立金は、その条例を廃し、施行日において本条例により積み立てられた基金とみなすものです。 主な質疑を申し上げます。 質疑、土地開発基金を5億円に変更するが、この金額で今後、目的を十分に果たせると考えるか。 答弁、5億円でこの先ずっと十分であるか分かりません。やがて景気がよくなり、民間も市も土地を積極的に取得するような社会情勢となるようなときには、この基金額を増額する可能性はあると思います。 質疑、令和3年度予算に市営住宅の解体があるが、公共施設等総合管理基金が活用されるものか。 答弁、令和3年度にこの基金を活用して施設を除却等する計画はありません。国の指示に基づき、今後のマネジメントのための基礎資料となる、施設ごとの個別施設計画が令和2年度末に完成予定です。これを基にして、今後の整備が具体的に計画されていくものと考えますが、そのときにこの基金が活用されるものです。 以上で質疑を終結しました。 次に、自由討議を行い、次のような意見が出されました。 土地開発基金条例の一部改正について、・姶良市が発展するために先行取得すべき土地はまだまだある。基金額を減らすのは果たしてよいことか。・目的を持って積み立ててきた基金を他の基金に移すのは納得しがたいが、やむを得ない。・活用されていない基金を有効に活用するための改正であると理解する。
公共施設等総合管理基金条例制定について、・無駄な施設を解体、譲渡する財源に活用されるのであれば、この基金設置は妥当である。・残す必要のある建物について、保全していくための大事な財源にもなることが分かった。・開発から施設の維持、整理にシフトしていくことが分かった。そして、実際に実行していこうとする思いが見える。・公共施設マネジメントを進めるにあたり、財源不足を解消するための基金である。除却後に公売等で財源を増やすよう、有効に運営してほしい。 以上の議員間討議を経て、土地開発基金の積立額の減額と公共施設等総合管理基金の新設は、大変厳しい財政状況の下、多くの老朽化した公共施設の維持と整理にシフトしていく方向性の中で適切な条例改正であり、必要な基金の設置であることを共通で理解しました。 次に、討論に入りましたが、討論はなく、採決に入りました。 採決の結果、議案第10号 姶良市土地開発基金条例の一部を改正する条例の件及び議案第11号 姶良市
公共施設等総合管理基金条例制定の件は、それぞれ全会一致で原案のとおり可決することに決しました。 以上で、総務常任委員長の報告を終わります。
○議長(東馬場弘君) 委員長報告が終わりました。
○議長(東馬場弘君) これから質疑を行います。質疑は一括で行います。質疑はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(東馬場弘君) 質疑なしと認めます。委員長、降壇ください。
○議長(東馬場弘君) これから日程第2、議案第10号について討論行います。討論はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(東馬場弘君) 討論なしと認めます。
○議長(東馬場弘君) これから、議案第10号 姶良市土地開発基金条例の一部を改正する条例の件を採決します。 この採決は押しボタン方式によって行います。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 [賛成・反対者ボタンにより表決]
○議長(東馬場弘君) ボタンの押し忘れはありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(東馬場弘君) なしと認めます。 採決を確定します。 賛成多数です。したがって、議案第10号は委員長報告のとおり可決されました。
○議長(東馬場弘君) 次に、日程第3、議案第11号について討論を行います。討論はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(東馬場弘君) 討論なしと認めます。
○議長(東馬場弘君) これから、議案第11号 姶良市
公共施設等総合管理基金条例制定の件を採決します。 この採決は押しボタン方式によって行います。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 [賛成・反対者ボタンにより表決]
○議長(東馬場弘君) ボタンの押し忘れありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(東馬場弘君) なしと認めます。 採決を確定します。 賛成多数です。したがって、議案第11号は委員長報告のとおり可決されました。
○議長(東馬場弘君) 日程第4、議案第14号 姶良市介護保険条例の一部を改正する条例の件を議題とします。
○議長(東馬場弘君) 本案について、文教厚生常任委員長の報告を求めます。
◎文教厚生常任委員長(小山田邦弘君) 登 壇 ただいま議題となりました議案第14号 姶良市介護保険条例の一部を改正する条例の件について、審査の経過と結果について報告します。 当委員会は、2月26日、3月2日に開会し、関係職員の出席を求めて審査しました。 今回の改正は、第8期介護保険事業計画、高齢者保健福祉計画に基づき3年ごとの見直し(令和3年度から令和5年度)を行うものです。 主な改正内容は、第1号被保険者の保険料率について、第5段階の方を年額6万9,600円、月額5,800円に改正し、この額を基準として第1段階から第9段階までの額をそれぞれ改正するものです。 主な質疑を申し上げます。 質疑、基準額の引上げによる、これまでの月額保険料の推移を示せ。 答弁、第6期が5,150円、第7期が5,500円となり、今回第8期が5,800円となります。 質疑、基準額は他市と比較して、どのような位置づけにあるか。 答弁、県内19市と比較すると、今までは下から2番目の額であり、今回で3番目くらいになるものと見ています。ただ、第7期において6,000円台になっているところも多く、第7期で一番高いのが奄美市の6,600円、鹿屋市が6,430円、南九州市が6,400円となっており、第7期の平均は6,036円です。 以上で質疑を終結し、議員間討議を行いましたが、特に報告すべきものはありませんでした。 次に討論に入り、次のような反対討論がありました。 反対討論、第8期介護保険事業計画に基づき、保険料の基準額を5,800円とし、第7期と比べて300円引き上げるもので、所得段階別の全ての階層で保険料が引き上げられている。コロナ禍で経済状況が厳しい今、これ以上の負担を市民に押しつけるべきではなく反対とする。 ほかに討論はなく、採決に入りました。採決の結果、議案第14号 姶良市介護保険条例の一部を改正する条例の件については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、文教厚生常任委員長の報告を終わります。
○議長(東馬場弘君) 委員長報告が終わりました。
○議長(東馬場弘君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(東馬場弘君) なしと認めます。委員長、降壇ください。
○議長(東馬場弘君) これから討論を行います。 本案につきましては、1名の議員より通告がありました。14番、堀広子議員の発言を許します。
◎14番(堀広子君) 議案第14号 介護保険条例の一部改正の条例に反対の立場で討論を行います。 第8期介護保険事業計画に基づき、保険料の基準額を5,800円とし、第7期と比べて300円引き上げるものです。所得段階別の全ての階層で保険料が引き上げられます。生活保護を受給している世帯や、世帯全員が住民税非課税の世帯にも及んでおります。介護保険料は、介護保険制度が始まってから3年ごとに引き上げられ、今では約2倍の高い保険料にもかかわらず、保険料は年金から差し引かれます。 昨年の決算時、保険料の滞納者は現年度分で346人、それ以前の分で、延べ人数で485人も払うことができておりません。コロナ禍で経済状況が厳しい今、これ以上の負担を市民に押しつけるべきではないと思います。 市は保険料引上げを抑えるため、約4億9,000万円の介護保険準備基金のうち1,000万円を活用するとしております。第7期では基金への積立てが取崩し額より多く行われております。第8期で準備基金の活用をもっと増やし、保険料の負担を抑えるべきであります。 第2の理由は、介護保険法改定に伴うデイサービスやショートステイなどの介護報酬単価を0.7%引き上げました。しかし、コロナ感染症の下で介護事業所の倒産が過去最高の状況で、全産業平均より8万円も低い介護職の給与を引き上げ、人員確保するためには全く足りません。 しかも、僅かに引き上げた報酬単価分の財源は、保険料50%に乗せるだけで、国の負担はこれまでと変わりません。その結果、保険料や利用料の引上げにつながっております。サービスの内容は変わらないのに、利用料だけが高くなります。既に利用抑制が起きております。必要な介護を保障するためには、市独自の利用料軽減策を行うべきでもあります。 コロナ禍で介護保険の構造上の課題を利用者や保険料に課すのではなく、安心して介護を利用でき、そして介護で働く人が安心して働き続けられる環境にすることは、国や行政の責任です。市民に対してこれ以上の負担増を行うべきではないことを申し上げ、討論といたします。
○議長(東馬場弘君) ほかに討論はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(東馬場弘君) これで討論終わります。
○議長(東馬場弘君) これから、議案第14号 姶良市介護保険条例の一部を改正する条例の件を採決します。 この採決は押しボタン方式によって行います。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 [賛成・反対者ボタンにより表決]
○議長(東馬場弘君) ボタンの押し忘れはありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(東馬場弘君) なしと認めます。 採決を確定します。 賛成多数です。したがって、議案第14号は委員長報告のとおり可決されました。
○議長(東馬場弘君)
△日程第5、議案第20号財産の無償譲渡に関する件
△日程第6、議案第21号財産の無償譲渡に関する件
△日程第7、議案第22号財産の無償譲渡に関する件 及び
△日程第8、議案第23号財産の無償譲渡に関する件 4案件を一括議題とします。
○議長(東馬場弘君) 本案について、総務常任委員長の報告を求めます。
◎総務常任委員長(犬伏浩幸君) 登 壇 ただいま一括議題となりました議案第20号から議案第23号 財産の無償譲渡に関する件について、審査の経過と結果を報告します。 この議案は、財産の処分に関する観点から当委員会に付託され、2月25日、3月2日に開会し、関係職員の出席を求めて審査しました。 姶良市立保育所等民営化実施計画に基づく保育所等の民営化について、姶良市立保育所等の民間移管にかかる法人選考委員会で、移管先法人の募集及び候補者の選考を行いました。 選考委員会の選定内容を市として慎重に精査した結果、重富保育所は社会福祉法人クオラへ、帖佐保育所は社会福祉法人建昌福祉会へ、加治木保育所は社会福祉法人たちばな会へ、大楠ちびっこ園は社会福祉法人太陽の風へ移管することが決定しました。 移管先法人の初期投資を極力軽減することで、以後の施設運営に要する経費を抑え、保育サービスの一層の充実を期待して、建物は無償譲渡とするものです。 令和3年度は本市と移管先法人との間で事務引継ぎ及び共同保育を実施し、令和4年度から移管先による運営を予定していますので、令和4年4月1日に建物は移管先の所有となります。 主な質疑を申し上げます。 質疑、これまで市の所有だった建物が民間の所有となると税収を見込めるのではないか。 答弁、社会福祉法人がその建物で社会福祉法人の目的に沿った運営を行う場合には、固定資産税は課税されませんので、税収の増加は見込めません。 質疑、行政財産の処分において、財政課はどのような関わりを持つか。 答弁、行政財産をどのように処分していくか、方針を定めるのは、それぞれの所管課です。譲渡の条件や譲渡後に事態が変更した場合はどうするかといった詳細についても、所管課が相手方と協議します。財政課は、行政財産が普通財産に変更となった後に事務手続を行い、その後の管理や活用方針の検討などを行います。 質疑、財政課は、無償譲渡が適切か否かについて、協議の過程で判断しないのか。 答弁、財政課が判断をするものではありません。もちろん、この無償譲渡が検討される過程においては、財政課も財政的な視点から検証しました。本件は、姶良市立保育所等民営化実施計画に基づく民営化という政策を推進するための無償譲渡です。その中で財政面でもトータル的にメリットがあることを確認しました。 以上で質疑を終結しました。 次に、自由討議を行い、次のような意見が出ました。・大楠ちびっこ園は新しい。果たして一律に無償譲渡してよいのか。・無償譲渡にふさわしくなるよう詳細な協議が必要である。・安易に無償譲渡するということではなく、その妥当性が共通理解されるものでなければならない。・子どもたちの保育を継続するために、建物の無償譲渡を決断されたことが分かった。 議員間討議を経て、保育所等の民営化を推進する上で、質の高い保育を継続するために、建物を無償譲渡することを理解しました。 討論に入りましたが、討論はなく、採決に入りました。採決の結果、議案第20号から23号 財産の無償譲渡に関する件は、全会一致で可決することに決しました。 以上で、総務常任委員長の報告を終わります。
○議長(東馬場弘君) 委員長報告が終わりました。
○議長(東馬場弘君) これから質疑を行います。質疑は一括で行います。質疑はありませんか。
◆10番(森川和美君) 1点だけお尋ねしたいわけですが、保育所の財産の無償譲渡に関しては、総務委員会はかなりご苦労されたというふうに思っているわけですが、単なる保育所の継続するための財産譲渡だけの執行部の出し方というのは、私は問題であると思っておるわけですけども、そこでお尋ねしたいのは、最初、移管先法人の募集を行い、2保育園は速やかに決まったということです。 そして、加治木保育所と重富保育所が1回目の募集では受入先がなかったということなんですが、1回目に移管先が決まらなかった2保育所の主なる要因というのは、どのような要因で移管先が決まらなかったのか。これがまず1点です。議論がどのようにされたのか。 そしてまた、2回目で重富保育所、加治木保育所が市外の事業者に決定しておるわけですが、私は可能な限り、市内の事業所を現在運営される方が、園児等やら保育士確保の点、総合的な面からおいて、運営をしやすいという観点から、あらゆる努力をすべきだったんじゃないかと思っておるんですが、その辺の議論はなかったんでしょうか。
◎総務常任委員長(犬伏浩幸君) 2点、ご質疑があったかと思いますが、私ども総務委員会として、保育所民間移管について、2園が最初決まらなかったということについては、我々、財政課とやり取りをしておりますので、質疑は行っておりません。 ただ全員協議会の中で民営化に係る募集要項ということで、皆さん、お持ちだと思いますけれども、これにのっとって募集をされたというふうには認識をしております。
○議長(東馬場弘君) よろしいですか。ほかにありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(東馬場弘君) 委員長、降壇ください。
○議長(東馬場弘君) これから討論を行います。 まず、日程第5、議案第20号について討論を行います。 本案につきましては、1名の議員より通告がありました。14番、堀広子議員の発言を許します。
◎14番(堀広子君) 議案第20号 財産の無償譲渡に関する件について、反対の立場で討論を行います。 この議案は、公立保育所、重富保育所の民営化に伴い、保育所の建物を社会福祉法人に無償譲渡するものです。公立保育所は、市全体の保育水準と保育の質の維持と向上に指導的役割を担い、知識や経験を広げ、要の役割を果たしてまいりました。 しかし、保育所の老朽化で建て替えに多額の費用が必要などとのことから、民間譲渡が進められてきました。民営化の目的は、人件費の削減による経費の削減です。民営化でベテラン保育士の代わりに経験年数の少ない保育士を配置することによって経費を削減し、結果的に保育の質の低下にもつながりかねません。これは保育行政への責任放棄であり、次世代育成にも反します。 民営化によるコスト削減は、人件費削減と労働条件の悪化に直結し、福祉水準の低下を招く危険性が高まること。保育士の離職率を高め、人材確保が困難になること。質のよい保育を公平に提供するため、公的保育制度が必要なことから、民営化に伴う財産の無償譲渡に反対といたします。
○議長(東馬場弘君) ほかにありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(東馬場弘君) これから、議案第20号 財産の無償譲渡に関する件を採決します。 この採決は押しボタン方式によって行います。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 [賛成・反対者ボタンにより表決]
○議長(東馬場弘君) ボタンの押し忘れはありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(東馬場弘君) なしと認めます。 採決を確定します。 賛成多数です。したがって、議案第20号は委員長報告のとおり可決されました。
○議長(東馬場弘君) 次に、日程第6、議案第21号について討論行います。討論はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(東馬場弘君) 討論なしと認めます。
○議長(東馬場弘君) これから、議案第21号 財産の無償譲渡に関する件を採決します。 この採決は押しボタン方式によって行います。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 [賛成・反対者ボタンにより表決]
○議長(東馬場弘君) ボタンの押し忘れはありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(東馬場弘君) なしと認めます。 採決を確定します。 賛成多数です。したがって、議案第21号は委員長報告のとおり可決されました。
○議長(東馬場弘君) 次に、日程第7、議案第22号について討論を行います。討論はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(東馬場弘君) 討論なしと認めます。
○議長(東馬場弘君) これから、議案第22号 財産の無償譲渡に関する件を採決します。 この採決は押しボタン方式によって行います。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 [賛成・反対者ボタンにより表決]
○議長(東馬場弘君) ボタンの押し忘れはありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(東馬場弘君) なしと認めます。 採決を確定します。 賛成多数です。したがって、議案第22号は委員長報告のとおり可決されました。
○議長(東馬場弘君) 次に、日程第8、議案第23号について討論を行います。討論はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(東馬場弘君) 討論なしと認めます。
○議長(東馬場弘君) これから、議案第23号 財産の無償譲渡に関する件を採決します。 この採決は押しボタン方式によって行います。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 [賛成・反対者ボタンにより表決]
○議長(東馬場弘君) ボタンの押し忘れはありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(東馬場弘君) なしと認めます。 採決を確定します。 賛成多数です。したがって、議案第23号は委員長報告のとおり可決されました。
○議長(東馬場弘君) 日程第9、議案第34号 令和2年度姶良市一般会計補正予算(第12号)を議題とします。 この案件につきましては、3月19日の会議で提案理由の説明を受けておりますので、これから質疑に入ります。質疑はありませんか。
◆15番(吉村賢一君) 議案第34号 令和2年度姶良市一般会計補正予算について質疑いたします。 まず、市の市事業継続支援金給付事業、商工観光課の件なんですが、この商工観光課の中で、以下を満たす幅広い業種が対象ということになっておりますが、この件について教えていただきたいと思います。 まず、この中小企業者と個人事業者を含むということですが、この範囲、つまり商工会の会員でなければいけないとか、そういう縛りがあるのか。あるいは在宅のテレワークといいますか、そういった方々にも対象の範囲を広げてあるのか。 そこともう一つ、3番で予算額の積算基礎ということでございますが、合わせますと2億1,650万円が給付金額全体になっています。これは今年度において、総額、ここまでになるということでしょうけど、新年度のほうでは何らかの予想が、つまり追加の予想がされているかどうか伺います。 続いて、同じく商工観光課で、観光地等維持管理事業、この中で龍門滝のトイレなんですが、まず全般について聞きますと、トイレ洋式化というのが1個、ざっと60万円、いわゆる洋式化にしてもシャワートイレじゃなくて単なる洋式化と、構造を変えるだけということで利便性は少し高まるのかなと思うんですが、まず費用的にこんなに高額なものなのかということと、龍門滝につきましては、非常に周りの導入路、入っていく進入路がぎくしゃくしているわけです。ですから、もしこれをそういう弱者に対して優しいトイレを造るとすれば、そこも併せて検討されているのかどうかお伺いします。 それと姶良ニュータウン中央公園トイレ、これについては塩釜公園、あるいは西宮島公園は同じなんですが、できたら女子トイレは2つあったほうがいいのじゃないかなと思うんです。その辺まで検討されたかどうか。 以上、お伺いします。
◎企画部長(松林洋一君) 事業継続支援金の関係についてご質問いただきましたので、私のほうでお答えをさせていただきます。 まず1点目の交付要件につきましてお答えいたしたいと思いますが、今回もこれまでの第3弾と同様に、中小事業者を対象としているものでございます。 それと併せまして、個人でも要件に達しているというふうに思っておりますので、テレワークという形で、会社に属しているとすれば、そこは該当しないのかもしれないというふうには思いますが、個人事業主という形で事業されているのであれば、該当することは可能であるというふうに考えております。 それから、積算については、追加の資料もお渡ししてございます。これまでの第2弾、第3弾の交付済み事業所数を勘案いたしまして、今回の第4弾の積算をいたしているところでございます。 新年度、令和3年度につきましては、切れ目のない支援をしてまいりたいということで考えておりますが、現在のコロナ禍の状況、これ等を見極めながら対応を図っていきたいということでございますので、現段階でこう考えていますといったような状況ではございません。 それから、答弁が漏れておりました。要件の中に商工会の加入が要件かということでございましたが、商工会の加入は要件ではございませんので、そのようにお考えくださればよろしいかと思います。 続きまして、トイレの関係で、全般的なことで、まず高額ではないかといったお尋ねがあったかと思います。後もって追加資料でお渡しした分にございますが、対象事業としては3か所ございます。重富海岸、これはトイレの4基の洋式化、これは工事費、今のところ150万円ほどを見込んでおります。 それから、龍門滝につきましては、工事費430万円ほど計画いたしているところなんですが、これはトイレ3基の洋式化と一部改修工事が入っております。それと併せまして、ここの場所は石造りになっていまして、暗いといったようなこともございましたので、照明のLED化、これ等も含んでの工事費ということでお考えくださればよろしいかと思います。 それから、蒲生の観光交流センター、これにつきましては3基の洋式化ということで、工事費としては約100万円ほどということになっております。 それから、龍門滝のトイレの関係についてご質問でございますが、確かに場所が滝見台に至る途中にございますので、行きづらいという部分があろうかと思いますが、これまでも今年、令和2年度において立ち木の整理をいたしたり、それから歩道もかなり歩きやすい形で改修をかけておりますので、以前からすると随分歩きやすくなったのかなというふうには思っているところでございます。 以上でございます。
◎建設部次長兼都市計画課長(田代信彦君) お答えいたします。 姶良ニュータウンのトイレの関係で、女子トイレを2つということで今質問がございましたけれども、男女の関係につきまして、今までの利用状況を考慮し、それから令和元年度に総合運動公園の子ども広場に設置、整備しましたトイレをモデルにしておりまして、男女及び多目的トイレの3室で考えております。塩釜公園や西宮島公園と同じタイプで考えておりまして、今後も同様のタイプで整備を進めていきたいと考えております。 また、多目的トイレは男女とも洋式、全部洋式トイレということで整備することにしております。 以上です。
◎企画部長(松林洋一君) 龍門滝のトイレまでの動線につきましては、先ほどもお答えいたしましたように、滝見台の真ん中にあるということで、行きづらい面もあるかと思いますが、本年度、立ち木の整理、それから歩道の一部改修をいたしておりまして、以前からすると随分行きやすい形にはしてありますので、またご確認くださればと思います。
◆15番(吉村賢一君) まず、滝のトイレ、私、もちろん見に行ったんです。すごく明るくなっていまして、トイレも昔は見えなかったんです。やぶで見えなかったんですけど、ちゃんと見えるようになっていますから、それはそれでいいと思うんです。 ただし、やはり進入路を何とか、せっかく車椅子用、身障者用という看板が貼ってあるのにもかかわらず入れないです。あんなにかくかくっと、車椅子を、ある意味、半分持ち上げて回さないと行けないような状態です。 せっかく改修されるんだから、できたらここを本当に使えるように、見栄えはよくなったんですけど、現実に行く方はちょっと、車椅子で行かれる方は非常に変わらない状況があるのかなと思います。ですから、ぜひ何か検討はできないものか、お願いするところです。 それから、先ほどの女子トイレ2つというのは、都市計画側の考えとすれば、身障者トイレもあるんで、それを兼用して使えばいいかなという考えで、需要数がこれに見合っているということでしたけど、そういう考えですか。
◎企画部長(松林洋一君) 今回のトイレの改修につきましては、第一の目的としましては、新しい生活様式、新しい観光の受入れに対応した飛沫感染リスクの少ない洋式便所に転換して、安心して利用できる観光地トイレということが主眼としておりますので、それに応じた改修をということにいたしているところでございます。 そこまでの動線の関係につきましては、確かにそういう面も、ご指摘の面もあろうかと思いますので、今後ちょっとどういった方法がいいのか勉強させていただきたいというふうに思っております。
◎建設部次長兼都市計画課長(田代信彦君) お答えいたします。 今おっしゃられたとおり、利用状況を鑑みまして、今の段階、女性のトイレが1つでも利用状況が今の段階では困っておりませんので、多目的トイレを利用していただきたいと思っております。 以上です。
○議長(東馬場弘君) ほかにありませんか。
◆10番(森川和美君) まず、議案第34号の市事業継続支援金給付事業の第4弾についてでありますが、まず、1弾から4弾まで今回の支援事業であるわけですが、今、対象になる事業者はもうあしたでもあさってでも、この支援金をいただきたいわけです。そういうスピード感を持って、できるだけ1日でも2日でも早く手元に届く努力というのをどのような形でされているのか、これが1点です。 それと、ここの4番目の事業種別ごとの給付実績が示されておりますけれども、一番下のこのその他が727件で49%となっておりますが、ここら辺りの主な事業者名をお知らせをいただきたいと思います。 それと、コロナに負けるな頑張る学生応援事業ということですが、まず、対象者を何名程度と想定されているのか。それと、贈答品がお米、お茶、ドレッシング、みそ、菓子類とございますけれども、私、個人的に考えて、自炊をされている方が都会では少ないのかなと思ったりするんですが、これにプラス、全国で使える商品券等々は検討はなかったのかどうか。まず2点。
◎企画部長(松林洋一君) まず、事業継続支援金の関係についてお答えをいたしたいと思います。 1点目の一日でも早くというのは、もちろんそのように考えているところでございます。今回の第4弾につきましても、議決をいただけるのであれば、そのあとすぐ広報をいたしたいというふうに考えております。そして、支給につきましては、申請を4月1日から受けましたら、支給までは10日以内で今までも交付をいたしているところでございますので、今回もそのような対応をさせていただきたいというふうに考えております。(「内訳も」と呼ぶ者あり) その他の内訳につきましては、建設業の下がたしか美容業だったと思います。その下については、ちょっと詳細が手元にございませんので、私の答弁の後、担当課長のほうから答弁させます。 それから、学生応援の関係でございますが、この人数の把握につきましては、市内の県立高校、それから私立学校から県外の大学等に進まれる学生というのは把握をできておりまして、それと市外の、例えば鹿児島市内にある学校から県外の大学等に進学される方も把握をできております。その人数が1学年150名でございますので、これを4年間かけた600名が今回対象になるのではということで積算をいたしているところでございます。 それから、商品についてはどのようなものをといったようなお話でございますが、今のところ、特産品協会と協議中ではございますが、米であったりお菓子類であったり、レトルトカレーであったり、お茶、漬物、ドレッシング、おみそ等々、学生の自炊にも喜ばれるものも入れていければなというふうに考えているところでございますが、今回の事業につきましては、学生を支援するだけではなくて、それに加えまして物産展とかが中止になりまして、かなり販売の機会が激減をした地元の特産品の取扱いをする事業者、これの支援も併せて行っているということでございますので、お話がありました商品券については、今回対象としていなかったところでございます。 以上でございます。
◎企画部商工観光課長(竹ノ内敬明君) 商工観光課の竹ノ内と申します。よろしくお願いいたします。 第3期のほうの後でいいますと、最初、一番多かったのが飲食業、2番目が小売業、3番目、サービス業、4番目、建設業、5番目が美容業です。6番目に製造業、7番目に建築業、次が整体業という形になっております。 以上です。
◆10番(森川和美君) 分かりました。 それでは、コロナに負けるな起業家支援事業、ここの対象者のところの……。
○議長(東馬場弘君) 森川議員、最初の質問に対しての疑念があったときの2回目ですので、新たな質疑は控えてください。
◆10番(森川和美君) 何で。3回発言……。
○議長(東馬場弘君) 3回できますけども、一番最初に質疑した分に対しての関連ですので、その分の最初出なかった分については認めますけど、それ以外は控えてください。
◆10番(森川和美君) 分かりました。
○議長(東馬場弘君) ほかにありませんか。
◆16番(和田里志君) 議案第34号 令和2年度一般会計補正予算(第12号)の2つの事業についてお尋ねをいたします。 まず、都市公園等整備事業、姶良ニュータウンの中央公園のトイレの件ですが、まず、私の認識が悪いのかもしれませんが、姶良ニュータウンの要するに中央公園のグラウンドは都市公園という位置づけでいいのか、都市公園扱いされるのかということです。ちょっと民間が造成してできたところですんで、ちょっと私の認識がちょっと間違っているのかもしれませんけれども、その点。 なぜ、姶良ニュータウンの、都市公園であれば、まだほかにも都市公園と言われるところいっぱいあるわけですけれども、そして整備されていないトイレが、例えば永池公園であったりとかあるわけですけども、なぜこの時期にニュータウンのここになったのか、その点。 それと、設置される場所なんですが、北側の、説明によりますと、公園のオープンスペースを安全、安心に利活用できる環境の整備ということで、ここはソフトボールをしたりとかバックネットがあったりするわけですけれども、この場所を安心、安全でという判断をされたのか、地元と協議をされているのかどうかというところです。 それと、給水管と排水管が、排水管については2丁目側のほうに落としていらっしゃいますよね、計画でいきますと。それと給水管のほうは南側の3丁目のほうから引っ張るような計画じゃないかと思うんですが、何で同じ近いほうから取れなかったのか、給水管のほう。 それと、その給水管の配置の矢印だけしか示していませんが、配管を予定されるほうにはコミュニティの大型倉庫、それと老人クラブかどうか分かりませんが倉庫、それとソフトボールの貨車に使われたような倉庫が3つほど並んでいると思うんですが、それをのけてまでされるのか、もし南側、このままで計画されるとすればです。無駄じゃないかなと思うんですけれども。 それと、先ほど同僚議員からもありましたちょっと女子トイレが少ないんじゃないかということで、多目的トイレを使うということで3つ計画をされているわけですけども、一番誰のためのトイレなのかということです。多目的トイレというのは身障者であったり子ども連れの乳母車を押したりとかいうような方なんかも使われると思うんですけど、そこはどのように判断されたのか。 それと、現在2か所ある、既に2か所水洗トイレがありますよね、姶良ニュータウンの中央公園の場合。だから先ほども言いましたけれども、既にあるのに、必要性は認めます。若干段差があったりとかそういうようなことで。だから、先ほどの優先順位と関連してくるんですけども、そこです。 それで、そこの2か所あるトイレ、これを何か地元の方は壊されるんじゃないかという、壊すというような説明も受けたという方もいらっしゃるんですが、その辺はどうなのかです。 あと、地元からトイレを造ってくれという陳情書が出ているかと思うんですが、あわせて、南側の3丁目側からの入り口、あそこがちょっと隅切りをしてもらえないかと、車が入りづらいという陳情も併せて出ていると思うんですけど、こういう工事をするときに併せてやってほしいということもお聞きしたんですが、そこら出ている陳情との関係です。 中央公園のトイレについては以上です。 それと、もう一つ、蒲生のくすの湯の関係についてお尋ねしますが、これは資料もいただいているんですけども、まず、これ引き上げてみないと故障の原因も分からないということですよね。そうしますと、この引き上げる業者はどこなのか。工事をした業者なのかどうか、それが1点。 それと、まだ1年もたっていない水位計ですよね。工事して新設して。これが故障したわけですけれども、これカタログを見ますと、唯一温泉に適した高性能の水位計というようなことでメーカーはうたっているわけですけれども、200万円からするようなこういうのが1年もたたないうちに故障するというのがちょっと考えられないんですけれども、工事をするときの保証関係、通常、1年は保証しますよとか、2年保証しますよとかあるかと思うんですが、それはどうなっているのか。 あと、引き上げてからその原因を究明して、瑕疵の協議をするというようなことですよね、この資料を見ますと。瑕疵の判断、この判断というのは誰がされるのか。瑕疵の判断です。 それともう一つ、市有物件災害共済保険、これは災害があったときの保険だろうと思うんですけど、これも協議をするというようなことが書いてありますけど、これ、考えただけで災害じゃないと思うんですけども、そういう対象になるのかどうか。 取りあえず、一応それだけお願いします。
◎建設部次長兼都市計画課長(田代信彦君) お答えいたします。 最初に、なぜここに優先的に整備するかというご質問だったですけれども、都市公園ということでございましたが、姶良ニュータウンの中央公園も永池公園とかそこも全部都市公園としております。 その中で、都市公園の中で現在トイレがある公園53か所ございますが、その中で水洗化をされていない公園ということが、西宮島公園、塩釜公園、永池公園、それから西餅田公園、山田川公園、宇都公園とありまして、そのくみ取り式のところのトイレを優先というのがまず基本でございまして、姶良ニュータウンも中央公園も水洗ではございますがバリアフリーではございません。そして、今、既存のトイレについても男女共用のトイレが和式が1つあるという格好でございまして、取り壊す予定ではございませんが、上のほうの公園、児童公園等にありますので、そのまま利用していただきたいと考えております。 それから、自治会のほうの協議会から要望が出されていることは、この隅切りの要望、それからトイレの要望というのは両方とも上がっております。ただ、隅切りの要望については、やっぱり縦断勾配がきつい関係で、ちょっと入り口の関係をまたこの前も現地を調査したんですけれども、上に上がる階段の関係やらいろいろありまして、ちょっと今すぐにできるような状態ではございません。 それから、排水管と給水管の接続のことでございますが、今、引いておるところが給水管が今の上り口のほうから給水を取っておる関係で、そこから分岐して持っていく予定にしておりまして、ただ、今から設計委託を出す予定にしておりますので、排水と給水の関係については、実施設計の段階で検討したいと思っております。 それから、設置場所についても、今の野球場のバックネット、それの左側については自治会の資源物収集とかそういった倉庫とかが並んでおります。右側のほうについては倉庫とかちょっとありますけれども、その端っこのほう、入り口のほうに近いところに、要するに野球には支障のないところに建てる計画にしております。 それから、先ほども申しましたけれども、女子トイレの関係につきましては、ほかの公園の利用状況も鑑みましたところで、2つ以上というのはちょっと大きくなりそうな感じでありましたので、多目的のトイレ、今、多目的トイレと言いますけれども、今は誰でもトイレという名称がついて整備するようになっております。 以上です。
◎蒲生総合支所長(原田正巳君) ただいま4点ほどご質問をいただいたと思っております。順を追ってご説明をさせていただきたいと思います。 まず、1点目でございます。今回の施工業者としましては、昨年夏に据付け工事をお願いしましたところの業者、同じ業者に施工をお願いしたいということを考えているところでございます。 2点目でございます。水位計、1年未満で故障という判断でございますが、これは今現在は、施工業者そしてポンプ業者と話をする中で、水位計の故障と思われるということでございますので、全協の場でもご説明申し上げましたけど、まず引き上げてみて、そして水位計の故障判断をさせていただきたいということでございます。 その水位計につきましては、確かに高性能とうたっております。物は88万円でございます。そこに付随するところのケーブル等を含めまして200万円ほどになるかということでございます。なお、保証期間につきましては、ポンプ工事同様、ポンプと一緒で1年間の保証がついております。昨年の8月7日から本年の8月の6日までということでございます。 そして、3番目、瑕疵についてでございますけど、現在、契約書の中には瑕疵という言葉は使っておりません。契約不適合責任という言葉を使いまして、契約書の第45条と57条にその内容、加えてその期間もうたってございます。瑕疵としましては2年間ということでございまして、これにつきましても、業者とこれまで幾度となく協議を進めてまいりました。その中で、もしもといいますかいろんなケースを考える中で、業者とあるいは製品とに非があった場合には、その分は当然のごとく向こうのほうで負担をしてもらう形になりますけど、その判断についてでございます。 私どもは今現在、施工業者とは信頼関係の中に契約を取っております。したがいまして、全てこれまで順調に流れてきたところでございますけど、もし今回、業者さんのほうからの報告事項に疑義が生じた場合には、こちらのほうも第三者、いわゆる専門家を立てて検討させてくださいということでお話がしてございますので、この件は調査結果次第によっては、まだちょっと時間を要するのかなということも考えております。 そして、最後4番目でございます。災害保険に関しましてですが、これは、落雷のみに適用ができる、これは姶良市が加盟している保険でございまして、今回、業者等と話を進める中で、いろんな原因が考えられました。いわゆる泉源の変化、あるいは落雷、あるいは停電、あるいはポンプから何かの影響があるのかどうか、いろんなことを想定する中で、もしもに備えてそういった保証があるだろうかということで考えたときに、落雷に関しては市が加盟している災害保険が適用できるということでございました。 以上、4点お答えします。
◆16番(和田里志君) それじゃあ、2回目、質疑させていただきますが、先ほどもその都市公園の優先順位、くみ取りのところを水洗化していくのを優先順位で考えているということで答弁あったかと思うんですが、何回も言いますけど、現在2か所ある、さらに欲しいのは分かります。つけたらいいというのはよく分かるんですが、永池公園、あるいは西餅田公園とかそこよりも優先された理由というのは何なのか。そこはちょっとお聞きできなかったんじゃないかなと思っております。 それと、排水ですが、給水管、これは現在あるところから引くということでありますが、示された図面というか図でいきますと、コミュニティの倉庫とかその倉庫のところを一番フェンス側を走るような格好になっているんじゃないかなという感じなんですけど、そうしますと、もうあのフェンスにぴしゃっとくっついていますので、今の倉庫は大型倉庫なんかも一旦外すのか、そこまでやるのかという気がするんですが、その点です。 それと、私がたまたま呼ばれてお聞きした範囲では、あのソフトボールの倉庫、あそこを、あれは勝手に置いているんだと。それであれを撤去してあそこに造ってくれとお願いをしたんだというお話も聞きました。それは共通した認識かどうか分かりませんけれども、だから場所が皆さんが今計画されているそこ、2丁目側の入り口に近い入り口ですよね、階段に近いあそこになった理由。あるいは、今後まだ地元と協議して変更の余地があるのかどうか。 それと、トイレの利用される方は女性の方については分かったんですが、トイレの造りからして、多目的トイレ、障がい者であったりとか乳母車を押したりとか、あるいは障がいもいろんな、車椅子とかありますので、障がいの方いらっしゃいますので、いろんな方が利用されると思うんですけど、そこまで想定されているのか、ただ、いつもグラウンドゴルフをされる方々、私が聞いた範囲では障がい者なんか使わないよというようなこともちょっと言われたんですけれども、もし障がい者とかそこまで今いったような障がいをお持ちの方、車椅子、あるいは乳母車を押すような方々の利用も考えていらっしゃるんであれば、要するに入り口はもう1か所しかないんですよね。車椅子が行けれるところ、乳母車が行けれるところ、3丁目の南側の入り口しかないんですよね。そうしますと、3丁目の今資源物をやっているとかいろいろ駐車場やっているとか言われたんですが、資源物なんかパレットが置いてあるだけですから簡単に移動できると思うんです。駐車場の位置も。だから、一番3丁目側の方向で言えば南側です。そこの入り口、右か左か、そこが一番ふさわしいんじゃないのかなという気はするんですけど、それも含めてお答えください。 それと、隅切りについては答弁で分かりましたんでいいです。 あと、くすの湯の関係ですが、信頼関係の中でやっていますということで、それも大事なんでしょうけれども、工事をした業者が引き上げて、工事をした業者が見て、本当に原因が正当な判断ができるのかなというちょっと疑念を持ってしまうんですけれども。私はもう第三者に見てもらって判断したほうがいいんじゃないかなと思うんですが、先ほど、信頼関係の中でやっているからと、そして疑念が生じた場合は第三者をということも言ってはおるということですけど、その辺の考え方をもう一回お尋ねいたします。 以上です。
◎建設部次長兼都市計画課長(田代信彦君) お答えいたします。 永池公園ではなく姶良ニュータウン中央公園なのかということで、順番がどういうことかということでございましたが、年次計画的に整備することとしている中で、当該公園は西姶良校区のコミュニティ協議会の夏祭りやグラウンドゴルフ大会などの活動の場所となっておりまして、ここにトイレ関係を整備することによりまして、公園利用の利便性が向上して、また協議会活動の活発化やより一層の地域づくりの活性化が図られるということで、また、ここも緊急避難場所にも指定されておる関係から、多目的トイレの誰でもトイレというところで、身障者の人たちも避難してくるということを考えて、多目的トイレも造るようにしております。 それから、場所については、今おっしゃられたとおり、バックネットのとこを通っていくということで考えてはいますけれども、今からまだ実施設計関係をまだ行っていく段階でおりますので、今支障のないところということで選んで、今そういった位置関係をつくっております。実施設計の段階で費用を考えて、給水、排水が費用がかからないところを選びながら、また、地域の協議会の方々と協議をしながら進めていきたいと考えております。 それと、永池公園については、次の整備箇所として考えています。実施計画に基づいておりますと、令和3年度に塩釜公園と西宮島公園を計画しておりまして、今回、令和4年度に計画しておりました姶良ニュータウン中央公園を今回の計画に上げたというところでございます。 以上です。
◎蒲生総合支所長(原田正巳君) お答えいたします。 まず、施工業者で原因解明ができるかということでございますが、これは南国殖産でございますけど、実際お伺いしましても正式に判断できるものではないということがございます。当然のことですけど、製品、水位計でございますけど、日高システムという神奈川県にあるところの業者でございます。そこの製品でございますので、施工業者のほうから神奈川県のほうまで送り届けまして、そして詳細な調査をしてもらって、そして送り届けていただくにそういった調査書もつけていただくという形になっております。したがいまして、1か月ほどちょっと時間をいただく形になろうかと思っております。 以上でございます。
◆16番(和田里志君) 最後になりますが、中央公園のトイレの関係ですが、障がい者も対象にされているというようなお話でございました。そして場所についても、今からまた再度地元の方と協議しながら実施設計の中でというお話かと思うんですが、特に身障者とかそういう弱者に対する配慮というのをお願いしたいんですけど、今、計画されている場所だったらどうしても公園を実際利用される人たちだけの、あるいは夏祭りとかそれはまた別ですけれども、だけのトイレになってしまうような気がするんです。 せっかくこうしてあちこちに地域に今トイレの整備をやっていただいているわけですんで、そういう身障者が利用できるトイレのマップという、市内にどこにありますよというような形でマップも今後必要になってくると思うんです。私も自分でそういう体になってみて、初めて感じたんです。だから、やはりそういうのを考えながら、車で行ってぱっとなるべく近くに楽に行けるような場所に設置していただきたいということをお願いして終わります。
○議長(東馬場弘君) ここでしばらく休憩します。10分程度にします。(午前11時16分休憩)
○議長(東馬場弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午前11時25分開議)
○議長(東馬場弘君) 質疑を続けます。質疑はありませんか。
◆13番(湯元秀誠君) くすの湯の件の一件に質疑をしたいと思いますが、この今回の説明の中では、水位計引き上げ工事ということで58万8,500円、このまず水位計自体がこれ長寿命化を含めたポンプを守るための水位計だと私は判断して、この水位計の必要性はあると思うんですが、その肝心要のポンプを守らないといかん水位計が壊れましたよという致命的なものです。それも1年満たない中で。 これを一つのポンプを点検する、いろんな形でする場合には、この引上げ料、引上げ工事、これをもう最初から予算化しておけばいいんじゃないですか。これ、特異なやっぱり財産だと思います、考え方によっては。蒲生町時代はポンプ故障が多額な金がかかるということで、引き上げて故障をしたポンプを修繕をしたのは、予備機として保管しておりました。そして、トラブルが出たときには引上げ工事は予算化しておりました。これができないものかです。 このような形で、議会が間近に迫った中でのトラブルであれば、引上げ工事も予算化ができますが、こういう定例議会が終わった直後にトラブルが出た場合は、臨時議会とかそういう形で出さなければ、この点検さえもできない、原因の追求もできない、このようなここの分の井戸関係はそのような事情に予算が立てにくい、原因がつかみにくい要素をはらんだ施設だと思うんです、特異な。要するにこれはやっぱりそういう見方をしなければならないのじゃないかなあと考えますと、トラブルが起きるたびにまずこういう予算を、引上げの工事を調べるため、原因調査をするための予算をまずつくらなければならないということが1点です。これはこういう大きなことへつながる、そこに行けない部分があります。原因は追求できないところに行けないというところ。その点が1点と、予備費とか財政課と相談されるこの予算確保はどういう形を取ればいいか、そこは行政側で考えればいいことですが、そこが1点。 それと、この水位計の在り方。非常に同僚議員がここの点については質問してくれました。中身にはちょっと細かく言いませんが、この水位計自体は2.3cmです、長さは。2mの長さです。直径が2.3cmでしょ。2m。ということは、弾力的に動くようなものだと思うんです。パイが23.0と書いてありますから、23mmです。そのようなことを考えますと、ポンプにくっついてバンドで止め込んで一緒に下ろすものですよね、この水位計は。別にこれが単独で引き上げたりできるものじゃないわけですから、揚湯ポンプと揚湯管と同時にその下に揚水ポンプがついていれば、その横に抱かせて下ろすんです。その位置がこれでいいのか、業者は何と言っているかです。今までこの今回の原因の想定されるところは、その水位計の取り付け場所のことはどう言っているかです。 それと、今回のこういう施設は人命には直接関係はないですが、例えば、今のこういう人間が届かないところに物を送ったり、災害のときの今いろんなロボット等がありますが、そういうものについては回路が2つとか3つとか確保してあるわけです。ポンプを守るための水位計がトラブりましたとなると引き上げにゃいかんと。仮に、水位計が2本、これがついていたとしたら、分かりますか、完全に1本が駄目ということはもうすぐ分かるわけです。2つ回線があればです。そしたらポンプは異常か異常じゃないかと分かるわけです。これ、今回、水位計を上げて、ポンプがトラブルの場合この予算はどうされるんですか。ポンプがもし動かない状態に陥っているとか判断されたら、ポンプの修繕料、また6月補正ですか。 ですから、業者といろんな形を想定された中で、水位計をチェックするのに回線をあと1本、水位計を2本つけるとか方法論はあると思うんです。これは私は素人ですよ。でも、ここのやり方はこのようなやり方で必ずトラブルが出たたびに引き上げんないといかん。ましてやポンプを守るための施設がこの井戸の中に入っていれば手も届かない中でチェックができない。非常に複雑絡んだ予算化しづらいものですね。そこら辺りを含めて業者はどう言っているかということと、ポンプ修理の場合はこの予算はどうするのか、そこら辺りを含めてご答弁願います。
◎蒲生総合支所長(原田正巳君) 4点ほどだと思います。順を追ってまたご回答いたします。 まず、水位計自体は仰せのとおりポンプを守るものでございますが、その中で、ポンプの引き上げを当初、あらかじめ予算を組むという形でございます。これにつきましては、また今後検討させていただきたいと思っております。といいますのが、ポンプ自体も複数年に1回はチェックも必要がある、故障の可能性があるということでチェックの必要がありますので、確かに仰せのとおり事が起きてからということであれば、ポンプの稼働ができない、いわゆるその間は白湯営業ということをまた強いられますので、それを含めますとまた財政サイドともいろいろ話をする中で、頭に組めないかどうかもちょっと検討してまいりたいと思っております。 あと、水位計でございます。この取付け位置につきましては、くすの湯の泉源でございますところの井戸の深さ、そして水位、そういったものを考慮して取り付けてございまして、数字を申しあげますと、ポンプ自体は地下569mでございます。そこから9m上部、いわゆる地下560mのところにいわゆる揚湯管ポンプに固定バンドでくくりつけてあるということでございますので、これにつきましては、先ほど申し上げましたように井戸の深さを考慮したところの設定位置であるということでご理解いただきたいと思っております。 そして、回路につきましても、2つの回路、いわゆる設置です。水位計の2基設置、ここらもまた今回の引き上げをしてみての結果によっては検討していく必要があるのかなとは思っておるところでございます。 あとポンプ、一番恐れていることですけど、現段階の業者判断ではポンプ故障はないということで、これは施工業者ではございません。グルンドフォスポンプ社にも一応検知器、機械をもって検査をしてもらったところですけど、ポンプの故障はないということは一応言葉をいただいたところでございますけど、もしもということもございます。仮にポンプに異常があった場合には、先ほどちょっと触れましたけど、物自体、ポンプ、水位計の保証期間は1年間でございます。そこに加えまして、不適合責任という言葉を出しましたけど、工事に対するところのいわゆる場合で申し上げます瑕疵期間、これは2年間が設定してございますので、仮に今回、それがあたるようであれば、工事期間の中には、工事でいうところの適合期間には入ってくるかなということも考えておりますので、実際、引き上げてみての判断でもって検討していきたいと思っております。 以上でございます。
◆13番(湯元秀誠君) 昨年度のトラブルの場合は、原因は温泉水に含まれるガスがそういう要因を引き起こしたんじゃないかというところでポンプの故障ということになったわけですよね、これは間違いでしたか。そうでしたよね。今回は専門の業者がまたあるでしょうけど、引き上げたり、投入する業者、これは我々も誰も井戸をボーリングする際に真っすぐ掘られているという保証はないわけです。というのは、そういうことをなぜ言うかというと、蒲生町時代はポンプを引き上げるのに、引っかけてしまったんです。長いポンプです。長さも長い。あれが井戸に引っかかってしまって最終的に落としてしまって、それを今度は回収するために特別な機械を作って、その機具を投入して中のポンプから粉砕して、粉々にしたやつをつまみ上げていって、時間をかけて中を上げて、処理したという過去があるわけです。今回、井戸は違いますよ。 しかし、この瑕疵の問題を含めて保証の問題も瑕疵という言葉を使わないということですが、引き上げる人に原因があるのか、投入した人に原因があるのか、入れるときに傷をつけているかもしれないという少々なところでじわじわと傷から劣化が早まってトラブルになる可能性もありますね。でも、業者はそういうことは認めないはずですが、今、先ほど同僚議員が言われたように第三者の目、第四者の目、このような見方をしなければ、自分たちの自前で投入した、関わった人たちは自分の非を認めたくないための原因は別個に探すと思うんです。それは専門的なガスとか何とかになってきますとなお分かりづらくなる。でも、原因はそこだったとしても、そういう井戸の実情を私はストレートに五百何m、600mというのが真っすぐ直線で穴が掘られているとは限らないと。それはそういう過去がありますから。 ですから、専門的なことは分かりませんが、機具自体が本体が保証に入るようなトラブルなのか、上げたり下ろしたりするときのそういうものが要因になっているのか、そこら辺の判断というのは、やはり引き上げる業者とメーカーのポンプを提供しているその業者との中の判断でしょうか、それとも第三者的、第四者的そういう判断をいただく方も入れてのそういう判断になるんでしょうか。そこらをやっぱり同じことを繰り返さないと言いましても、やっぱり今回も同じですが、やっぱりトラブルには間違いないわけで、温泉を上げるというところの仕事のところの部分ができていないわけですから、そこの究明のためには、今後ともそれを生かされるやり方をやらないとまた同じことになるなということを感じます。どうでしょうか。
◎蒲生総合支所長(原田正巳君) 蒲生時代のこともお話をいただきました。確かにガスが原因でポンプ故障ということで、今回も想定される原因の中にガスという言葉も、一応業者さんとの話の中では入っております。ただし、何遍も申し上げますけど、まだ特定できるものではないということでございますので、そしてあと、井戸に関しましても真っすぐ掘っておるかどうか、これに関しましても私どもは一応設計図を見る限りでは当然のごとく真っすぐでございますので、しかも揚湯ポンプ管も鋼管でございまして一つが8m90cmです。これを64本つないで下に下ろしておりますので、真っすぐ下りているものだということを100%信じているところでございますが、いかんせん、地中深くでございますので、議員仰せのとおりのパターンもあるかもしれません。考えたくないことでございますけど。 あと、工事問題でございます。実際、今回、南国殖産が前面に出ましての工事契約でございますが、ポンプ、いわゆるボーリングに関しましては鹿児島市の鶴見工業さんが入っておられます。そして、先ほど申し上げました水位計に関しましては、日高システムという業者でございます。そして、ポンプに関しましてはデンマーク製のグルンドフォスポンプ社の製品でございまして、この4つの業者といいますか、事業者に対しても今回の件は全て連絡はしてございますので、原因解明にあたりましては、全ての4社共同といいますか、協議をもって判断をさせていただきたいということを考えておるとこでございます。 以上でございます。
◆13番(湯元秀誠君) 先ほども、今、支所長が全て答弁してくれていますが、この予算の立て方のところで、こちらの財政を預かる方の答弁でもいいと思うんですが、その考え方は予備費といいますか、そういう常時引き上げるぐらいの予算はもう確保しておくという考え方については、執行部はどうでしょうか。
◎総務部財政課長(堂路温幸君) お答えします。 予算というのは提案をしていただいて議決をしていただいて、それを執行していくわけですけれども、今回のパターンのようにまず仰せの予備費の考え方なんですが、当然、年度途中で予期しない事態、しかも緊急的な事態に対応するために、議会、臨時会にしましても開いていただくいとまがないような対応が必要になったときのために、執行機関の権限を持たせていただいて予算化しているのが予備費でございます。 今回の場合、このくすの湯の修繕といいますか、点検が必要になったものにつきましては、くしくも第1回のこの定例会の会期中の出来事でございました。予算を執行する中におきましては、予備費を充用して行うこと、それから予算の流用、これにつきましても、議会の開会期間中においては当然できないと。そのできないといいますよりは、予算はもともとが補正予算として上程をして議決をいただくべきものというのがまず前提にありますことから、議会の開会中であったことから、この補正予算として対応しているところでございます。 ですので、これが議会開会中ではなかったとしますならば、当然、議会の皆様に対して報告を何らかの形で申し上げた上で、予備費の予算化している範囲内の金額で対応できるようであれば、予備費を使わせていただくことが一つの方法であろうと思います。それから、当初予算にやはりある程度計上しておくべきではないかというところは、もっともでございます。 ただ、蒲生時代からこのポンプの異常とかいうのは、例えば毎年とか、こればかりは2年に1回は必ず起きるよというところではございませんので、それに備えて修繕料を幾ら当初予算の段階で計上できるかということにつきましては、なかなかのところはありますが、やはりそこは統計的にでも出る部分と、議員仰せの最低点検の何かあったときに引き上げる部分とかというものにつきましては、今回の状況も踏まえ、またこれまでの状況も踏まえながら検討すべき点であると思いますので、今後、検討してまいります。 以上でございます。
○議長(東馬場弘君) ほかに質疑はありませんか。
◆3番(国生卓君) 商工費の中の、先ほどから同僚議員が出ていますが、事業継続支援金の第4弾なんですが、第1弾は前年と比べて20%以上、50%未満、これは姶良市のほうで支援金を出しました。それで、50%以上は申請すれば国のほうから出ております。それで、決算を見てみますと、第1弾が2,790万円の額が姶良市では出ておりまして、その後、2弾、3弾におきましても5,000万円ほどずつ支援金を出しております。 それで、実は現在のどこの市もそうなんですけど、昨年の12月から1月まで非常に厳しいという声を聞いております。この第1弾の不用額という言葉は適切なのか、ちょっとこれは財政のほうがどのような形で不用額を出されているのか分かりませんけど、最終の第4段階におきまして、20%以上50%未満は現在の10万円と、50%以上はこれは私の考えなんですが、20万円ほど支援金を出すというような検討はなされなかったのかお聞きします。 それと、2つ目が……。
○議長(東馬場弘君) 国生議員、今の質疑は何かちょっと一般質問みたいになっていますので、要望みたいな感じになっています。質疑に変えていただきたいです。
◆3番(国生卓君) 検討されたのかどうかを。
○議長(東馬場弘君) そういった感じで。
◆3番(国生卓君) 検討されたのかどうかをお聞きいたします。 それと、2つ目がコロナに負けるな、新しく事業を始めた事業者に対する20万円の支給なんですが、これが19日の日に市長から提案理由があった中で、支援の対象条件は入っておりません。ただ、その19日の日の南日本新聞の記事を見ますと、市の商工会に入っていることが条件と書いてあるんですが、これはどちらが正しいのかお聞きいたします。
◎企画部長(松林洋一君) 大きく2点のご質問でございました。まず、事業継続支援金の第4弾の関係についてお答えいたしたいと思います。 資料にもございますとおり、今回、事業継続支援金につきましては、これまでの第3弾に加えまして第4弾ということで、切れ目のない支援をしていきたいということでの提案となっております。 したがいまして、この第1弾、第2弾の不用額と申しましょうか、予算残については、次の第3弾、第4弾に充当しているというふうにお考えくださればよろしいかと思います。 それから、20%以上が10万円で50%以上は20万円といった段階を踏むべきではないかといったようなご指摘だろうと思います。50%以上減少の事業所の支援といたしましては、別途県の支援金メニューがございますので、その支援も受けられますので、今回、第4弾の事業継続支援金の検討にあたりまして、その加算の検討はいたしていないところでございます。 それから、起業家支援の関係でございますが、これは商工会の加入を条件といたしております。これは、今回コロナ禍の地域経済が低迷する中にあって、起業されるといったような特殊事情もございますので、事業継続のためにも商工会の経営指導員からのアドバイスとかサポート、これが不可欠ではないかと考えたところでございます。このようなことから、商工会の加入を要件の一つとしたところでございます。 また、この事業につきましては、昨年の11月に開催をいたしました行政と商工会役員との意見交換会の中において、新規事業創業者に対する補助制度の創設について要望が商工会のほうからございました。このことも、今回、商工会加入を要件としたことの要因の一つでございます。 以上でございます。
◆3番(国生卓君) 第1点目のほうなんですが、20%と50%以上、県の支援金とおっしゃいましたけど、これは飲食店を対象にした事業者、それと代行自動車とかタクシーも入っていましたですか。たしかそういう特定の給付、支援金だと記憶しております。その件はもうよろしいです。 それと2つ目のほうなんですが、これはなぜ商工会の会員だけなのか。商工会に入っていない事業者の個人の方も多々いらっしゃるんじゃないのかなと私は聞いております。それでやはり、今後またこういう支援金を、給付事業をやられるんでしたら、個人の方も商工会に入っていない方も検討していただければと要請して、私の質疑は終わります。
◎企画部長(松林洋一君) 起業家支援事業の関係につきましては、商工会への加入というのを条件にはいたしておりますが、法人でなくても個人事業主でもそこは差し支えございませんので、その点ご了解いただければと思います。
○議長(東馬場弘君) よろしいですか。ほかに質疑ありませんか。
◆18番(小山田邦弘君) 補正予算(第12号)について、2つのタイミングで質疑をさせていただきたいと思います。 一つは、この補正予算案を出されるタイミングをもうちょっと早くできなかったものなのか、検討されたのかどうかということ。これがもうちょっと具体的に出てきていれば、当初予算の印象もまた変わったのかなという気もするんですけれども、何かもうちょっと近づけられなかったものかということが1点です。 それと、もう一つは個別の事業なんですけれども、コロナに負けるな学生応援事業、これの実施のタイミングをどのように考えていらっしゃるか。
◎総務部財政課長(堂路温幸君) お答えします。 今回の補正予算(第12号)の中で、くすの湯維持管理事業の修繕料を除きます予算が、コロナ感染症対策の追加対策と捉えていただいていると思います。これにつきましては、昨年から国に措置されております新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した内容となっております。これまでにも市の単独費とか、それから、この地方創生臨時交付金ではないそれぞれの省庁からの補助金を活用した事業展開もたくさんなされているところなんですが、今回、この3月議会が2月中旬から始まるタイミングにおいて、せめてその最初の11号補正、その中に溶け込ますなり、議員がおっしゃってくださいました3年度の当初予算の中に上げられなかったというところは、この地方創生臨時交付金を活用をしている、当然、前々から臨時交付金が次も来るぞという情報は全国ありましたので、それに向けてずっとコロナが続く中で、今どっちだろうか、支援金なんだろうか、それとも経済回復のほうなんだろうかということで、いろんなメニューを各課と相談をしながら準備をしている中でです。 実際、このタイミングというのは、ほかの自治体でも多うございますけれども、くしくも2月の中旬、議会開会ぐらいに国から1次補正分の残りの1兆円のうちの残りの3,000億円分が示されまして、これもある程度予想がついて、億単位、千万単位で姶良市にこれぐらいじゃないかなという予想がつくものであれば、それを見越して提案はできるんですけども、なかなか、私どもの技量不足と言われればそれまでなんですが難しいところがございます。 これについてが7,168万2,000円という通知を受けて、じゃあその金額だったら、しかも2月のコロナの状態だったらどれだというようなところで計画をしているところがございます。 これ、コロナウイルスワクチン接種の予算も、自治体によっては当初予算に組み込まれて、ある程度予想が難しい中で組み込まれているところもありますけれども、国が動いていく中で、提案をされた当初予算の中身がかなり今の国の状態とずれてしまって、また補正だとか難儀をされているところもあるので、早め早めに情報提供をすることは必要なんですけれども、少し言い訳っぽくもなるかもしれませんが、その金額とこの事業が何を選択して幾らでという部分は、その観点でございました。 以上でございます。
◎企画部長(松林洋一君) コロナに負けるな頑張る学生応援事業の関係について、お答えをいたしたいと思いますが、この実施のタイミングというのは、いつ事業に打たすかという意味なのか、それとも、学生応援の基準日というか、そちらのほうをお尋ねなのかちょっと分かりかねましたので、まず、学生の基準日について申し上げたいと思います。 対象となる学生につきましては、基準日、これは本年の4月1日におきまして県外──これは国外を除くんですが──に居住をしている学生を対象といたしているところでございます。なお、年齢的には18歳から30歳ということで、高校生は対象外といたしているところです。また、その学生の保護者等が姶良市内に居住しているという方になろうかというふうに考えております。 それから、事業の開始につきましては、議会の議決をいただけるならば、この後広報等に努めまして、4月1日から5月31日までを申込期限というふうに考えているところでございます。 申込みにつきましては、市の商工観光課のほうで受け取りまして、内容確認をさせていただいて、それを市の特産品協会のほうにおつなぎいたします。それで4月に受付をした分は5月の発送、5月に受付をした分は6月に発送というようなことを想定いたしているところでございます。 以上でございます。
◆18番(小山田邦弘君) 最初のタイミングのほうは大変なんだなということがよく分かりました。 もう一つの学生さんへのタイミングなんですけども、これを私、鹿児島市がされたときに、非常にいい施策だなというふうに思ったところなんですけれども、あのときは年末で、年末年始に学生さんたちに我慢して動かないでいてくださいよというときに出された施策だったので、私は施策効果としてはすごいなというふうに思ったんです。でも、今回はもう今日から動き出すタイミングにある中でやると、帰ってきたいなと思っていた子たちにまだ我慢せえよと言っているような印象もあるので、何か例えば実際するタイミングもどうでしょう。第4波を意識するとかというような検討はされていない、今すぐ送る理由がよくつかなくなってしまうので、逆に第4波まで送るのを待つとか、あるいは学生さんを応援するのにもっと別な方法でするとかという事業内容に変更を加えてもいいのかなというふうに思うんですが、その辺りをちょっとお聞かせください。
◎企画部長(松林洋一君) 確かに今すべきタイミングなのかということにつきましては、こちらとしても検討いたしたところでございますが、ふるさとへの帰省もかなわず、それからアルバイト先、学生さんにとってはこれ非常に大きな話らしいんですが、アルバイト先の減少、これ等によりまして大きく生活環境が変わっていっているということで、不安を抱えながら県外で生活する本市出身の学生に、何とかこれからの生活への支援という形で、応援という形で気持ちを伝え、少しでもふるさと姶良市を感じてもらえたらというような企画になっているところでございます。 将来的に地元にまた帰ってきて働きたいとか、地元に貢献したいといったような方々が一人でも増えてくれたらと期待を込めて、先行投資とでも申しましょうか、そのような意味も込めているところでございます。 あわせまして、先ほどもちょっとお答えいたしましたが、物産展等が中止になりまして販売機会がかなり激減いたしました地元の特産品を扱う事業所、こちらの活性化の一助にもなるのではないかと企画したところでございます。 以上です。
◆18番(小山田邦弘君) 地域業者の云々というのも、12月の時点でも私もそう思っていたことなんでそれはいいんですけれども、本当そのタイミングがどうなのかなというのがあるので、この事業そのものを認められないということではないんですけど、中身はもうちょっと検討されてもいいのかなというふうに思っています。 もう一つ気になるのが、この申請主義を取られるということで、実際、申請をされるときの申請率、私は大学生の息子を持っていますけれども、申請率だと大分低いんじゃないかなというふうに思うんですけれども、申請率は今の時点でどれぐらいというふうに見込んでいらっしゃるでしょうか。
◎企画部長(松林洋一君) 現時点で申請率の見込みというものを立てたものはございません。できれば、対象になると思われる方々全員に申請をしていただければありがたいなと思っております。そのために、広報紙等で保護者の方々に周知を図ったり、その子どもさんたちから同郷の友人とかにSNSとかその辺りを使いながら、広めていただければさらにありがたいなというふうには思っているところでございます。
○議長(東馬場弘君) ここで、しばらく休憩します。 午後からは1時10分からとします。(午後0時00分休憩)
○議長(東馬場弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午後1時10分開議)
○議長(東馬場弘君) 質疑を続けます。 ほかに質疑はありませんか。
◆12番(松元卓也君) 事業継続支援給付金第4弾についてと、コロナに負けるな起業家支援事業についてですが、聞きたい内容は重複すると思うのですが、この給付を受ける対象者についてですが、このフリーランス業務委託者等についてどこまでを範囲内とするのかがちょっと曖昧な点で、自分も事業をしてる際に聞かれたことがあるんですが、今コロナ禍において結構フリーランスになったり業務委託という形で雇用の体系を変わられた方たちが多数いらっしゃいます。昨年、初めは正社員だったが会社によっては業務委託ていう形になった方などは、この事業継続給付金の対象事業者、個人事業主になるので対象になるのか。 それと、先ほどの2点目のコロナに負けるな起業家支援事業者も、新規事業者として新しく自分で事業主になった方の対象は、個人事業主もこの対象になるのかお聞きいたします。
◎企画部長(松林洋一君) お答えいたしたいと思います。 もう答えとしては共通になるわけでございますが、第4弾についても起業家支援についてもフリーランスは該当ということで考えております。 それから、委託を受けてという部分がはっきり分からないんですが、その特定の会社に雇われていてその委託を受けているということであれば、その特定の会社に属している方ということであれば対象にならないというふうに思いますが、完全に独立して自分で個人事業主として業を起こしているのであれば対象になってくるというふうに思っております。 それと、あとはもう個々そのご相談を受けて判断させていただくということになろうかなというふうに思っております。
◆12番(松元卓也君) ちょっと難しいんですけども、その事業者の考え方っていうのが元々は雇用されてるんですよ。もともと雇用されてる状態から働き方改革、その日数等いろいろあって、あとコロナで、その事業所自体が売上が低迷しているためにスタッフを雇いきらないという形になったときにその方に対して、社会保険が適用されない形で個人事業主に転換してもらう。そうするとその方は個人事業主になるんですよね。 けど、同じお店の中で働いているんですよ。業務委託になってるという形になるんですよね。こちらから請求書を上げてくるんですよね、売上に対して。技術職の人が多いと思うんですが、建設業だったり美容業、理容業、マッサージ関係等いろいろあるんですが、その一つのものを貸してるという考え方の事業所っていうのもあるので、そのもの、マッサージ師でしたらベッドを1台貸してる状態。その中でテナント業務じゃないですけど、そういう形でそこに働いてる方は個人事業主になるんですね。そのような方たちもこの継続支援金はどちらも対象になるのか。けど、事業所自体はもともと、多分それはもらってると思うんですよ。そこに働く人たちも個人事業主に、個々になってしまうので、その方たちもこのどちらの場合も当てはまるのかどうかという確認したいと思うんですが。
◎企画部長(松林洋一君) 今の話を聞く限りは、この2つの事業ですね対象となってくるというふうに考えますが、詳細につきましては申請を受ける段階でその事業の中身等々について確認をさせていただきたいというふうに思います。 以上でございます。
○議長(東馬場弘君) ほかにありませんか。
◆19番(萩原哲郎君) 土木経費について、中央公園のトイレについてお尋ねいたします。 姶良ニュータウンのこのトイレについて、住民からの話では説明がほとんどなくて、説明がほしいということを言われました。そのことについて説明があったのかどうか。 それと、あともう1つ、この姶良ニュータウンももう42年経過して、この公園のトイレとそれと上のテニスコートにあるトイレ、この2か所はものすごく老朽化しており、今回このトイレの設置について地域住民からはありがたいという物事ありました。また場所についても、なるべく角のほうに設置していただければ大丈夫とのことをお聞きしました。 その中で、このニュータウンのこの2か所のトイレ、今現在あるトイレですね。ここは公園からすれば段差があって、高齢者の方大変窮屈、大変だということで、今回下のトイレはものすごく利便性が高いということでいい声いただいております。 その中で、このトイレを今女子1か所になってるんですけど、これをせっかく新設されるんであれば女子2にしていただきたいと、検討してもらいたいということであります。 それとあと、この公園の工事の期間ですね、どのくらいかかるのか。 それとあと、グラウンドゴルフをされたときに、平日グラウンドゴルフを行いますのでそのときにグラウンドが使用できるのか。その4点お伺いいたします。
○議長(東馬場弘君) 萩原議員、今質疑された中でちょっとこの予算に直接関係ないのがありました。一応答弁はしてもらいますけども、この予算に対しての質疑でお願いしたいと思います。
◎建設部次長兼都市計画課長(田代信彦君) お答えいたします。 姶良ニュータウンのトイレについては、今の、ここに計上するに当たりまして、西姶良校区コミュニティ協議会とも協議をしております。それの内容を聞いて、今案をつくったところでございますが、先ほどから申しますようにまだ実施設計を行う前ですので、今からその位置関係については検討したいと思っております。 ただし、女子トイレの2つ増やすということについては、今までの公園関係もあちこち造りましたけれども、その中での利用状態を考えた場合に、2つまで造る、過大設計というまではいきませんけれども、利用者の状況を考えますと1つでも十分であるのではないかとこちらのほうでは計画しております。 それから、工事期間ですけれども、工事期間中も使えるように安全対策をしながら工事をしたいとは思ってはいますけれども、日程は設計ができ上ってそれから、設計が二、三か月かかりますので、その後工事は5か月ぐらいかかるかなと思っております。 以上です。
○議長(東馬場弘君) よろしいですか。ほかに質疑はありませんか。
◆23番(犬伏浩幸君) 新型コロナウイルス感染症拡大防止対策事業の避難所の備蓄倉庫の件についてお伺いをいたします。 この事業の概要、そして経緯、内容等は資料いただきましたので理解するところでございます。その上で質疑をさせていただきます。 今年度は特に、感染症対策の備品が増えたということで私も理解をしてますし、委員会の中でもそういった質疑もあったかと思います。その上で、現在の保管状況とそれとこの補正が議決された後のこの倉庫にどんなもの、何を保管をするのか。どういったものを保管をするのかという予定を教えてください。
◎総務部次長兼危機管理監(原口浩幸君) 現在の備蓄状況、特にコロナの関係についてお答えいたしたいと思います。 まず不織布マスクですけれども、これが今4万9,000枚程度。それとアルコール消毒液、これに関しましては92L、これは全体でです。それと、あと段ボールベッドでございますがこれが129床、サマーベッドこれが38床、折り畳みの簡易ベッドこれが23床、次に、簡易テントでございますがこれが41セット、段ボールパーテーションこれが150セット、それとテント型パーテーション200セット、以上のようなものが備蓄の中で感染症対策として今市全体で備蓄している数量でございます。 それと、倉庫に何をということですが、今言ったような品物のほかに非常食であったりとか、あるいは毛布、これらをこの倉庫の中に保管というようなことで計画しております。 以上でございます。
◆23番(犬伏浩幸君) 承知をいたしました。この倉庫について、誰が管理をするのか。例えば数だったり、食料品だったらいわゆる賞味期限といいますか保管する期限があると思いますけれども、また倉庫には鍵をかけると思いますが、誰が鍵を保管するのか、そういった面を含めて誰が管理するか、予定をしているかお伺いをいたします。
◎総務部次長兼危機管理監(原口浩幸君) 倉庫の中身の管理につきましては、基本的に危機管理課のほうで行います。危機管理課のほうでは、現在もなんですが各避難所ごとに何がどれだけあるという一覧表をつくっておりますので、その表に基づいて、なお、非常食については全て賞味期限というのがございます。いつまでの賞味期限が、どこの避難所には幾つ今整備されてるというものをこちらのほうでは管理しております。 それと、あと鍵についてですが、鍵につきましては設置する箇所の建物の管理者に1つ、もう1つは危機管理課のほうで保管しまして、避難所に配備される職員がその鍵を持ってそれぞれの避難所のほうで避難所運営にあたっていただくというなことにしておるとこです。 以上です。
○議長(東馬場弘君) ほかに質疑はありませんか。
◆5番(田口幸一君) ページが打ってありませんけど、私のこれでは議案第34号というところで、ここに7贈答品というのが掲げてございます。県外にお住まいの学生への贈答品は、ふるさと姶良市を感じていただけるよう、括弧してお米、お茶、ドレッシング、みそ、菓子類など本市の特産品相当分(送料を含む)、準備しますとなっております。 なお、常温で比較的賞味期限の長目のものを選択することといたしますとなっておりますが、この贈答品、今私が読み上げたお米、お茶、ドレッシング、みそ、菓子類などというのが姶良市にはどのように生産されているのかどうか、その詳細の説明を求めます。
◎企画部長(松林洋一君) 今回のコロナに負けるな、頑張る学生応援事業の件についてのご質問だろうというふうに思っております。 贈答品につきましては、今議員からご紹介いただきましたようにふるさと姶良市を感じていただけるような品物をということで、考えているとこでございます。これらに上げました商品につきましては、いわゆる市の特産品協会のほうで取りまとめをいたしているもので、この特産品協会に属している個々の事業者のほうで生産は行っております。 その生産量的なものは、ちょっとこちらでは把握いたしてないとこでございます。 以上でございます。
◆5番(田口幸一君) 今企画部長が答弁してくださいましたが、申込み、受付、贈答品発送となっておりますが、このように掲げてございますが、これは初めての試みじゃないかと思うんですけど、4月受付、5月受付、5月発送、6月発送となっておりますが、このように5月発送、6月発送がこれは今からの計画だと思うんですが、できますかね。
◎企画部長(松林洋一君) 今回のこの事業につきましては、今議員からご紹介ありましたように本市としては初めての取組でございますが、県内におきましては午前中も小山田議員からご案内ありましたように鹿児島市、それから県内におきましては出水市、伊佐市といったところも取組をされてる事案はございます。 今のところ、申込みから贈答への流れということで資料のほうにお示しいたしているとおり、4月受付分は5月発送、5月受付分は6月発送とこのような形で発送できるように、特産品協会のほうとは話合いを既に始めさせていただいていますので、このスケジュールでいけるように努力してまいります。 以上です。
◆5番(田口幸一君) 今企画部長がるる詳しく説明してくださいましたが、これが計画実施に移った場合、うまくいくようにということを願って質疑を終わります。
○議長(東馬場弘君) ほかに質疑はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(東馬場弘君) 質疑なしと認めます。
○議長(東馬場弘君) ここでお諮りします。ただいま議題となっています議案第34号は、会議規則第37条第3項の規定によって、委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(東馬場弘君) 異議なしと認めます。したがって、議案第34号は委員会付託を省略することに決定しました。
○議長(東馬場弘君) これから議案第34号について討論を行います。本案につきましては、1名の議員より通告がありました。 10番、森川和美議員の発言を許します。
◎10番(森川和美君) 今回の令和2年度の姶良市一般会計補正予算(第12号)については、誰も反対できる内容じゃないと思っておりまして、私が賛成討論が一人ぐらいないといけないということで通告をいたしました。 まず、この市の事業継続支援金給付事業第4弾について、もうこれは今までいろいろありましたように地方臨時創生交付金をうまいこと使いながら、あるいはまた県の協力を得ながら事業者を支援するということで、恐らく本市が第4弾というのは他の市町村にあまりないのではないかというふうにして、この厳しい状況にあるところに、金額的には少し不満はあるんですが10万円ずつ今回も4弾として計上されてることに評価をするものであります。 今本市の事業者も個人、中小、零細企業が主なんですが、ニュースを見るたびにこの事業者、あるいはまた消費者も気持ちが萎縮して、時短要請をしないところでもほとんど全国的な厳しい状況になってるということで、これは非常に頼もしい事業ではないかというふうに思うところでございます。 さらに、このコロナに負けるな、頑張る学生応援事業についてもるるありますように、県外にお住まいの学生への贈答品を贈ることによって、ふるさと姶良市を思い起こしたり、あるいはまた姶良市が気にかけているんだなと感謝を再度呼び起こすことの事業だと考えるところでございます。 併せて、本市のこの特産品の様々な事業者においても、これが起爆剤となっていくのではないかとこのように思っているところでございます。このことが移住定住の原因にもつながっていくというふうに評価するものでございます。 それと、ちょっと間違ったなタイトルを。今のはコロナに負けるな頑張る学生応援事業でしたね。 次に、このコロナに負けるな起業家支援事業についてでございますが、今までの起業家継続事業支援金というのはほとんどのものが、本市に限らずですが昨年度同月の何%が、それに当てはまらないいわゆるこの今回の計上になっている新規事業の方に支給をすると。 しかも市外の方が、居住が姶良市でなくても今回20万円という、かなり額を支援するということで、私も最初全員協議会で資料をもらったと同時にめぼしのところの6か所7か所にすぐお知らせに行きました。もう喜んで、間違いなく通りますか、これに反対する人誰もおらんよと、もう100%出るというふうにお伝えしておりまして喜んで、あるラーメン屋さんは冷蔵庫がもうちょっとやっせんごとなっておるから冷蔵庫を買わんならということで、非常にいい事業だなあと。恐らくこれ、県下にはそうたくさんやってない事業だと思うんですが、高く評価をするものでございます。 それと、観光地等維持管理事業、3か所のトイレを洋式化に。今このトイレは洋式化がもうこれ基本だということでいろいろ議論もありましたけれども、これはもう速やかに進めていかれて姶良市の観光の交流がさらに進んでいくものと考えておるとこでございます。 そういったもろもろのことで今回、先ほどの給付事業も説明の中では速やかに、10日前後ぐらいで給付が進んでおると。これからもそのような形でスピード感を持って進めていくという報告がございました。 コロナ禍は第4波も想定されますので、これからも現場の状況をしっかり見つめながら、ちゅうちょなく必要であるところに、無駄なところを省きながら今後も市民のために知恵と工夫を凝らしながら、職員一体となって進めていかれることをつけ加えて賛成討論といたします。
○議長(東馬場弘君) ほかに討論はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(東馬場弘君) これで討論を終わります。
○議長(東馬場弘君) これから議案第34号 令和2年度姶良市一般会計補正予算(第12号)を採決します。 この採決は押しボタン方式によって行います。 本案を原案のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 [賛成・反対者ボタンにより表決]
○議長(東馬場弘君) ボタンの押し忘れはありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(東馬場弘君) なしと認めます。 採決を確定します。 賛成全員です。したがって、議案第34号は原案のとおり可決されました。
○議長(東馬場弘君) 日程第10、発議第1号 姶良市議会会議規則の一部を改正する規則の件を議題とします。
○議長(東馬場弘君) 提出者の新福愛子議会運営委員長に趣旨説明を求めます。
◎議会運営委員長(新福愛子君) 登 壇 ただいま議題となりました発議第1号 姶良市議会会議規則の一部を改正する規則について、趣旨説明を申し上げます。 これまで全国市議会議長会は、女性をはじめとする多様な人材の市議会への参画を促進することが議員の成り手の確保にもつながるとの観点に立ち、必要な環境整備を図ることを政府に求めてきた経緯があります。今回の改正が、全国市議会議長会の要望の趣旨と軌を一にするものであることから、要請に沿った対応を図ることが適当であるとの判断をいたしました。 内容につきましては、住民が議員として活動するにあたっての制約要因の解消に資するため、本会議や委員会への欠席事由として育児、看護、介護等を明文化するとともに、出産について産前産後期間にも配慮した規則の整備を図ります。 さらに、行政手続等において原則として押印を廃止する政府の政策動向を踏まえ、姶良市議会に対する請願に係る署名押印を、署名または記名押印に改めるための姶良市議会会議規則の一部改正になります。 以上で趣旨説明を終わります。
○議長(東馬場弘君) 新福議会運営委員長の趣旨説明が終わりました。
○議長(東馬場弘君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(東馬場弘君) 質疑なしと認めます。
○議長(東馬場弘君) これから討論を行います。討論ありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(東馬場弘君) 討論なしと認めます。
○議長(東馬場弘君) これから発議第1号 姶良市議会会議規則の一部を改正する規則の件を採決します。 この採決は簡易採決によって行います。 お諮りします。本件を原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(東馬場弘君) 異議なしと認めます。したがって、発議第1号は原案のとおり可決されました。 ここでしばらく休憩します。全員協議会を開きますので、議員の皆さんは議員控室にお集まりください。(午後1時39分休憩)
○議長(東馬場弘君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。(午後1時43分開議)
○議長(東馬場弘君) ここでお諮りします。 市長より、議案第35号 姶良市副市長の選任の件について議会の同意を求める件及び(発言する者あり)配られてないですか。 しばらく休憩します。(午後1時43分休憩)
○議長(東馬場弘君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。(午後1時46分開議)
○議長(東馬場弘君) ここでお諮りします。 市長より、議案第35号 姶良市副市長の選任の件について議会の同意を求める件及び議案第36号 姶良市公平委員会委員の選任について議会の同意を求める件の2案件が提出されました。これを日程に追加し、追加日程第1及び追加日程第2として議題にしたいと思います。ご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(東馬場弘君) 異議なしと認めます。議案第35号及び議案第36号を日程に追加し、追加日程第1及び追加日程第2として議題とすることに決定しました。
○議長(東馬場弘君) 追加日程第1、議案第35号 姶良市副市長の選任について議会の同意を求める件 及び追加日程第2、議案第36号 姶良市公平委員会委員の選任について議会の同意を求める件の2案件を一括議題とします。 各提出議案の提案理由の説明を求めます。
◎市長(湯元敏浩君) 登 壇 議案第35号 姶良市副市長の選任の件について議会の同意を求める件につきまして、提案理由をご説明申し上げます。 本件は、姶良市副市長前畠実氏が今月末をもって退任されることから、後任として宮田昭二氏を選任いたしたく、地方自治法第162条の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。 前畠氏につきましては、市制施行10周年を含んだ本市の発展期に副市長という大役を十分に果たしていただき、深く感謝しているところであります。 後任の宮田氏は、昭和60年に合併前の加治木町役場に入庁され、平成21年7月に総務課長補佐兼庶務係長に、本市誕生後は秘書広報課長、商工観光課長、農林水産部長、企画部長など数々の要職を歴任されております。 また、令和2年3月に本市退職後から今月まで姶良市土地開発公社の事務局次長として本市の振興・発展に尽力してこられました。 副市長の職務は、市長の補佐、補助機関たる職員の担任する事務の監督はもとより、地方分権改革に伴う地方公共団体の役割と責任が広がる中で、組織運営面における自主性・自律性の一層の拡大、強化を図る上でも、市長と共により積極的な政策判断、企画立案の一翼を担っていただかねばなりません。 宮田氏は、長年の経験と幅広い知識で姶良市行政の最前線で活躍され、人格、経験とも併せまして卓越した識見と指導力を高く評価しております。 また、職員からの人望も厚く、職員のよき相談役として、また私との橋渡し役としても、姶良市がワンチームとなり「可能性全開!夢と希望をはぐくむまちづくり」の積極的な展開を図る姶良市の副市長として最適任者であると確信し、提案するものであります。 次に、議案第36号 姶良市公平委員会委員の選任について議会の同意を求める件について、提案理由をご説明申し上げます。 今回提案します山本敬生氏は、本年3月31日で任期満了となりますので、再度山本氏を委員に選任いたしたく、地方公務員法第9条の2の第2項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。 山本氏は、お手元の資料にありますとおり平成4年に成城大学を卒業された後、早稲田大学大学院や慶應義塾大学大学院で法学を専攻され、15年から鹿児島県立短期大学講師、18年以降は志學館大学、鹿児島国際大学、鹿児島大学の非常勤講師として勤務され、23年から現在に至るまで鹿児島県立短期大学の准教授として勤務しておられます。 山本氏は、大学におきまして法学、特に行政法の研究に携わる傍ら、平成25年から県内市町村と一部事務組合で運営する統一的情報公開・個人情報審査会の会長としてもご活躍されており、27年からは県後期高齢者医療広域連合の特定個人情報保護評価審査会の委員として、法令に対する専門的見地からご活躍されております。 また、本市においては姶良市行政不服審査委員会会長、姶良市行政改革推進委員会委員長として行政が取り組むべき課題や問題に積極的に関わっておられます。 山本氏は、高い識見と経験を持ち、今後も中立・公正に審査されることが期待されるとともに、人柄は温厚で実直であることから、引き続き本市の公平委員会委員として最適任者であると確信し、提案するものであります。 よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願いいたします。
○議長(東馬場弘君) ここでしばらく休憩します。全員協議会を開きますので、議員の皆さん議員控室にお集まりください。(午後1時52分休憩)
○議長(東馬場弘君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。(午後2時00分開議)
○議長(東馬場弘君) これから質疑を行います。質疑は一括で行います。質疑はありませんか。
◆10番(森川和美君) 議案第35号 姶良市副市長の選任の件について議会の同意を求める件について二、三お尋ねいたしますが、この中の中段のところに、副市長の職務は市長の補佐、補助機関たる職員の担任する事務の監督はもとより、地方分権改革に伴う地方公共団体の役割と責任が広がる中で、組織運営面における自主性・自律性の一層の拡大、強化を図る上でも、市長と共に積極的な政策判断、企画立案の一翼を担いますというくだりがあるわけですけれども、市長は今回選任を求めたい宮田氏とは2年間のお仕事をされたと思うんですが、2年ぐらいで果たしてこの今るる申し述べておられる中での辺りがしっかりと連携できるかということが一つですね。 普通、これ人事案件というのは市長の専権項目ですが、国あるいは県から、あるいはこの内部から登用するということも大いにあるわけですが、一旦退職された、そして外郭団体に1年間お勤めになされた宮田氏を選任をしたいという、大きな1つの要因というものをお聞かせいただきたいと思うんですが、私は個人的には現職員の士気が上がらんのではないかと思ったりするんですが、そこら辺りまでひとつご答弁願います。
◎市長(湯元敏浩君) 就任3年目の私にとっては、2年一緒に仕事をしたのはもう3分の2一緒に仕事をしているということございますので、その中で企画部長として非常に識見も高く、様々なところで私を助けていただいたところもあります。企画部長としてですね。これからも、今言われた副市長の役割というのは十分に担っていただけると思っているところでございます。 これまで10年間県のOBの方々、そして現職の方々に副市長として就任していただいておりましたけれども、今回初めて市のOBとして、市の職員の出身者として副市長として頑張っていただくという趣旨が私にはございました。 それは市民に寄り添う、そしてまたこれから未来をつくっていく子どもたち、また教育関係、そしてまだまだ姶良市に足りないところ、これを十分に認識している宮田氏であるということを私は実感しておりますので、今回推挙をさせていただいたところでございます。
○議長(東馬場弘君) ほかにありませんか。
◆22番(有川洋美君) 議案第35号 姶良市副市長の選任について質問があります。 まず、今回2年前と一緒で男性の副市長ということで選任のほう、議案として上がっておりますが、女性の登用を考えなかったのかということを一つ。 そして、今回令和2年3月に退職された宮田氏が副市長候補として上がってきておりますけれども、ほかにも退職者がたくさんいらっしゃった中で、宮田氏に市長がこの人だって思った大きなポイントは何だったのかということ。 あと求められる副市長像として考えられることが、市長とのコンビネーション、あと議会との良好な関係の構築、職員とのコミュニケーション能力、市民との対話、冷静な判断、的確な答弁能力、温厚な人柄、節度あるふるまい、そしてイエスマンではなく市長に一言苦言を呈することもできるような人物像が私は理想像だと考えておりますが、どのようにその辺を考えていらっしゃるか教えてください。
◎市長(湯元敏浩君) 男性女性問わず有能な方であれば女性も考えられたと思いますが、私もこの狭い交友関係というか人脈の中で考える中で、今宮田さんが最適だと思っております。これが男性だから女性だからという考えは私には毛頭ございません。女性で有能な方がいらっしゃれば女性を副市長にというのは十分に考えられたところでございます。 そして、ポイントですが、もちろん私が行政の何たるかを知らないまま市長になったときに、企画部長として後ろで座っていらっしゃったというのを十分に頼りがいを持って経験しております。その中で、議会答弁、そして企画制作能力、そしてまた人柄、そういったものを2年間十分に助けていただいたという気持ちもございます。 ですので、たくさんOBの方がいらっしゃいます。有能な方がいらっしゃいますが、この3年の中で私がどれだけ実務として感じたかということで、宮田氏に非常に実務の部分で一緒に両輪としてやっていただいたという実感がございますので、今後も姶良市民のために一緒に市政を行っていけるという私は確信を持っているところでございます。 そして、副市長像、今議員がおっしゃった副市長像全て理想だと思います。そのとおりになっていただきたい。その期待も込めて、それができる方だと私は思っておりますし、その要素の中でもう既にクリアされているところもございますので、そこも期待も含めて一緒に市民のために、姶良市のために頑張っていける人材だと私は思っておりますので、副市長として推挙させていただいております。 以上です。
◆22番(有川洋美君) よく理解できました。市長とのコンビネーションはうまくできるような、今の答弁から感じられるところでした。 私の理想の副市長像の中にもありましたけれども、その中に職員とのコミュニケーション能力というのがあります。副市長というのは、私も議員になりましてまだ3年ですけれども、副市長職というのがどれだけ重要な責務のある仕事なのかということがよく分かりました。 あらゆる庁内の検討委員会等には、副市長が長になって行うものが多くあったところで、感じるところが市民との対話、弱者に寄り添う姿勢、そして職員との関係ですね。その職員というのも、例えば新卒で来られた新しい職員さんたちとの若い意見をくみ取る能力というのも非常に重要だと考えておりますが、そこに関しましてどのような人物、これに関しましての人物像を教えていただけるといいかと思います。よろしくお願いします。
◎市長(湯元敏浩君) 職員に対する対応の仕方というのは、部長職であったときと副市長になってからとはまた違うと思います。特別職と職員、そして上司と職員という関係性は違うと思いますが、それをしっかりとこなしていける人材だと私は思っております。 職員をかわいがるだけではなくて、特別職として俯瞰した目でこの組織をまとめていく、そういった実力を発揮しなければいけないのがこの副市長職だと思っておりますので、特別職として実力を発揮してくれるものと期待しております。
○議長(東馬場弘君) ほかに質疑ありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(東馬場弘君) 質疑なしと認めます。
○議長(東馬場弘君) ここでお諮りします。ただいま議題となっています議案第35号及び議案第36号は、会議規則第37条第3項の規定によって、委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(東馬場弘君) 異議なしと認めます。したがって、議案第35号及び議案第36号は委員会付託を省略することに決定しました。
○議長(東馬場弘君) これから議案第35号について討論を行います。討論はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(東馬場弘君) 討論なしと認めます。
○議長(東馬場弘君) これから議案第35号 姶良市副市長の選任の件について議会の同意を求める件を採決します。 この採決は会議規則第71条第1項の規定によって、無記名投票で行います。 議場の出入り口を閉めます。 [議場閉鎖]
○議長(東馬場弘君) ただいまの出席議員は議長を除く22人です。 次に、立会人を指名します。会議規則第31条第2項の規定によって、立会人に1番、新福愛子議員と2番、竹下日出志議員を指名します。 投票用紙を配ります。 [投票用紙配付]
○議長(東馬場弘君) 念のため申し上げます。本件に賛成の方は賛成、反対の方は反対と記載願います。なお、記載については自席で記載願います。 投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、会議規則第73条第2項の規定によって否と見なすことになっております。
○議長(東馬場弘君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(東馬場弘君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を点検します。 [投票箱点検]
○議長(東馬場弘君) 異状なしと認めます。 ただいまから、投票を行います。事務局長が議席番号と氏名を読みあげますので順番に投票願います。 [事務局長氏名点呼・投票] 1番 新福 愛子議員 2番 竹下日出志議員 3番 国生 卓議員 4番 峯下 洋議員 5番 田口 幸一議員 6番 湯之原一郎議員 7番 鈴木 俊二議員 8番 湯川 逸郎議員 9番 上村 親議員 10番 森川 和美議員 11番 岩下陽太郎議員 12番 松元 卓也議員 13番 湯元 秀誠議員 14番 堀 広子議員 15番 吉村 賢一議員 16番 和田 里志議員 17番 谷口 義文議員 18番 小山田邦弘議員 19番 萩原 哲郎議員 20番 堂森 忠夫議員 22番 有川 洋美議員 23番 犬伏 浩幸議員
○議長(東馬場弘君) 投票漏れはありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(東馬場弘君) 投票漏れなしと認めます。これで投票を終わります。 開票を行います。新福議員、竹下議員、開票の立ち会いお願いします。 [開 票]
○議長(東馬場弘君) 開票作業が終わりました。投票結果を報告します。 投票総数 22票 うち 有効投票 22票 無効投票 0票 有効投票のうち、賛成12票、反対10票。 以上のとおり賛成多数です。 したがって、議案第35号は同意することに決定しました。 議場の出入り口を開きます。 [議場開鎖]
○議長(東馬場弘君) これから、議案第36号について討論を行います。討論はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(東馬場弘君) 討論なしと認めます。
○議長(東馬場弘君) これから議案第36号 姶良市公平委員会委員の選任について議会の同意を求める件を採決します。 この採決は、会議規則第73条第3項の規定によって、無記名電子票決システムで行います。なお、出席議員が賛否のボタンを押していないときは会議規則第73条第5項の規定によって否と見なすことになっておりますのでご注意願います。 ただいまの出席議員は議長を除く22人です。 本件に賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 [賛成・反対者ボタンにより表決]
○議長(東馬場弘君) ボタンの押し忘れはありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(東馬場弘君) なしと認めます。 投票を確定します。 投票結果を報告します。 投票総数 22票 賛成 21票 反対 1票 以上のとおり賛成多数です。 したがって、議案第36号は同意することに決定しました。
○議長(東馬場弘君)
△日程第11、常任委員会の閉会中の特定事件の調査の件 及び
△日程第12、議会運営委員会の閉会中の所掌事務調査の件 を一括議題とします。 各常任委員長並びに議会運営委員長から、会議規則第111条の規定によってお手元に配付しました継続審査・継続調査事件一覧表のとおり申し出がありました。
○議長(東馬場弘君) お諮りします。各委員長からの申し出のとおり閉会中の継続審査・継続調査とすることにご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(東馬場弘君) 異議なしと認めます。したがって、各委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査・継続調査とすることに決定しました。
○議長(東馬場弘君) 日程第13、議員派遣についてを議題とします。 議員派遣については、会議規則第167条第2項の規定によって議員研修会等の派遣の目的、場所、期間等を明記した議員派遣計画一覧表をお手元に配付しております。 お諮りします。議員研修会等の派遣については、議員派遣計画一覧表のとおり議員を派遣することにご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(東馬場弘君) 異議なしと認めます。したがって、議員研修会等の派遣の目的、場所、期間等を明記した(議員派遣)計画一覧表のとおり議員を派遣することに決定しました。 お諮りします。本会議の案件中、字句等の軽微な整理を要するもの及び行事・計画の変更等については、その整理を議長に委任されたいと思います。ご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(東馬場弘君) 異議なしと認めます。したがって、字句等の軽微な整理及び行事・計画の変更等については、議長に委任することに決定しました。
○議長(東馬場弘君) 以上で、本日の議事日程は全部終了しました。 したがって、本日の会議を閉じ、令和3年第1回姶良市議会定例会を閉会いたします。(午後2時24分閉会) 地方自治法第123条第2項の規定によってここに署名する。 姶良市議会議長 姶良市議会議員 姶良市議会議員...