令和三年度十二月
補正予算案追加提案分につきましては、総額二十五億九千九百万円余りの
増額補正で、補正後の
一般会計予算の額は、二百二十九億九千七百万円余りとなっております。
海岸漂着物地域対策推進事業につきましては、
海岸漂着物等対策に係る国庫補助を活用し、本県に大量に漂着した軽石等の
海岸漂着物等の回収・処理を行うものでございます。
鳥インフルエンザ環境調査事業につきましては、出水市の死亡野鳥などから高
病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたことから、野鳥の
監視体制の強化等を図るものでございます。
造林補助事業につきましては、
地球温暖化防止や水源涵養など森林の有する多面的な機能を発揮させる観点から、間伐や再造林等による多様で健全な
森林づくりに取り組むものでございます。
二ページをお開きください。
林道事業につきましては、森林の整備、林業経営の合理化を図り、併せて農山村地域の
生活環境の改善に資する林道の整備を行うものでございます。
一般公共治山事業につきましては、山地に起因する災害から県民の生命・財産を保全するため、
治山施設の整備を行うものでございます。
災害関連緊急治山事業につきましては、令和三年七月豪雨により発生した
林地崩壊箇所において、県民の生命・財産を保全するため、緊急的に
治山施設の整備を行うものでございます。
直轄治山事業につきましては、
火山噴出物の
土砂流出等による山地災害から県民の生命・財産を保全するため、国が行う桜島地区
民有林直轄治山事業に負担金を支出するものでございます。
以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。
5
◯郷原委員長 次に、
くらし保健福祉部長の
総括説明を求めます。
6
◯谷口くらし保健福祉部長 くらし保健福祉部から提出しております議案等の概要につきまして御説明いたします。
お手元の
追加提案分資料、令和三年第四回
県議会定例会提出議案等の概要の一ページをお開きください。
令和三年度十二月
補正予算案追加提案分でございます。
今回の
補正予算は、
新型コロナウイルス感染症に係る対策として追加計上するものであります。
初めに、一の補正総額でございます。
一般会計の
補正予算額は、補正額の計の欄にありますとおり、三十八億四千三百万円余りの
増額補正であり、補正後の予算額は二千百五十五億八千四百万円余りとなっております。
次に、二の概要について御説明いたします。
一つ目の
生活困窮者自立支援金支給事業につきましては、
新型コロナウイルス感染症の長期化に伴い、
生活福祉資金の特例貸付けを終了した
生活困窮世帯に対し、
新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金を支給するものであります。
次の
生活福祉資金貸付補助事業につきましては、
新型コロナウイルス感染症の影響により収入減少があった世帯の
資金需要に対応するため、
生活福祉資金貸付制度の
緊急小口資金等の特例貸付けを行うものであります。
二ページを御覧ください。
一つ目の
新型コロナウイルス感染防止対策調査事業につきましては、
緊急事態宣言等の下において、飲食分野における行動制限の緩和を可能とするため、
ワクチン・
検査パッケージ制度を活用しようとする事業者を登録の上、公表するものであります。
次の
新型コロナウイルス感染防止対策PCR等検査無料化事業につきましては、健康上の理由等により
ワクチン接種を受けられない者が
経済社会活動を行う際の検査を無償化するとともに、
感染拡大時に県の判断により感染の不安がある無症状者への検査を無償で実施するものであります。
以上で、
くらし保健福祉部関係の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
7
◯郷原委員長 続きまして、
関係課長の説明を求めます。
初めに、廃棄物・
リサイクル対策課長の説明を求めます。
8
◯中尾廃棄物・
リサイクル対策課長 廃棄物・
リサイクル対策課関係につきまして、
議案等説明書、
追加提案分により御説明申し上げます。
以下、各課ともこの説明書により御説明申し上げます。
一ページをお開きください。
第三目
環境衛生対策費の
海岸漂着物地域対策推進事業につきましては、
漂着軽石の
回収処理等に要する経費の補正でございます。
以上で、廃棄物・
リサイクル対策課関係の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
9
◯郷原委員長 次に、
自然保護課長の説明を求めます。
10
◯宮澤自然保護課長 自然保護課関係につきまして御説明申し上げます。
二ページをお開きください。
第七目
鳥獣保護対策費の
鳥インフルエンザ環境調査事業については、高
病原性鳥インフルエンザの発生に伴う野鳥の
監視体制の強化や死亡野鳥の回収、
検査体制の充実に要する経費の補正でございます。
以上で、
自然保護課の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
11
◯郷原委員長 次に、
森林経営課長の説明を求めます。
12
◯松枝森林経営課長 森林経営課関係につきまして御説明申し上げます。
三ページをお開きください。
第
五目造林費の
造林事業費につきましては、国の
補正予算に伴う補正でございます。
以上で、
森林経営課関係の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
13
◯郷原委員長 次に、
かごしま材振興課長の説明を求めます。
14
◯岩元かごしま材振興課長 かごしま材振興課関係につきまして御説明申し上げます。
四ページをお開きください。
第七目林道費の
林道事業費につきましては、国の
補正予算に伴う補正でございます。
以上で、
かごしま材振興課関係の説明を終わります。よろしくお願いします。
15
◯郷原委員長 次に、
森づくり推進課長の説明を求めます。
16
◯川畑森づくり推進課長 森づくり推進課関係につきまして御説明申し上げます。
五ページをお開きください。
第八目治山費の
一般公共治山事業費、
災害関連緊急治山事業費及び
直轄治山事業費につきましては、国の
補正予算に伴う補正でございます。
以上で、
森づくり推進課関係の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
17
◯郷原委員長 次に、
社会福祉課長の説明を求めます。
18
◯黒崎社会福祉課長 社会福祉課の
補正予算追加提案につきまして御説明申し上げます。
六ページをお開きください。
社会福祉総務費のうち
社会福祉振興費でございます。
生活困窮者自立支援金支給事業につきましては、
新型コロナウイルス感染症の長期化に伴い、
生活福祉資金の特例貸付けを終了した
生活困窮世帯に対する
新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金の支給に要する経費の補正でございます。
次に、
生活福祉資金貸付補助事業費でございます。
生活福祉資金貸付補助事業につきましては、
新型コロナウイルス感染症の影響により収入減少があった世帯の
資金需要に対応するため、
生活福祉資金貸付制度の
緊急小口資金等の特例貸付けに要する経費の補正でございます。
以上で、
社会福祉課関係の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
19
◯郷原委員長 最後に、
健康増進課長の説明を求めます。
20 ◯亀之
園健康増進課長 健康増進課の
補正予算追加提案につきまして御説明申し上げます。
七ページをお開きください。
予防費のうち
感染症予防費でございます。
一の
新型コロナウイルス感染防止対策調査事業につきましては、
緊急事態宣言等の下において、
感染リスクを低減させることで、飲食分野における行動制限の緩和を可能とするため、
ワクチン・
検査パッケージ制度を活用しようとする事業者の登録・公表及びステッカーの交付に要する経費の補正でございます。
二の
新型コロナウイルス感染防止対策PCR等検査無料化事業につきましては、健康上の理由等により
ワクチン接種を受けられない方が
ワクチン・
検査パッケージ利用時等に必要となる
PCR等検査や特措法に基づき、
感染拡大時等に知事が県民に受検を要請した場合の
PCR等検査の
無料化等に要する経費の補正でございます。
以上で、
健康増進課関係の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
21
◯郷原委員長 以上で説明が終わりましたので、議案についての質疑をお願いいたします。
なお、質疑に当たりましては、関係調書の
ページ等も併せてお知らせくださるようお願いいたします。
22 ◯き久委員
議案等説明書一ページの廃棄物・
リサイクル対策課、今回の補正額が三億六千八百七十九万五千円というふうに出されていまして、事業としては
海岸漂着物地域対策推進事業としての補正ですね。今回、
漂着軽石の回収等がありましたのでその部分と、
海岸漂着物回収・
処理事業費補助、軽石ではなくて、これは従来のペットボトルとかいろいろなのが打ち上げられているんですけど、そういった部分の回収ですよね、この数字の整合性について確認です。コメントをお願いいたします。
23
◯中尾廃棄物・
リサイクル対策課長 今回の
補正予算につきましては、大量に漂着した軽石に対応するために軽石の回収に要する経費を中心に積算しております。一部その中で通常の
海岸漂着物等の回収に要する費用を含んではおります。
今回の積算に当たりましては、一旦回収しました海岸等への再漂着や新たな海岸等への漂着が見られましたことから、これらへの対応も含めて、今後必要と見込まれる補助金額について、改めて市町村及び庁内の
海岸管理担当課に調査を行い、その要望額を基に所要額を計上しているところです。
24 ◯き久委員 分かりました。この
漂着軽石の
回収処理等に要する経費の部分ですが、当然のことを聞くという話になるかもしれませんけど、これは一時、何か月か前に物すごく大量にばっと押し寄せて、各町村を見てみますと、行政の職員とか、
建設業協会とか、ボランティアを含めて回収をしたと。まず、数か月前に対する回収の経費というふうな認識で当然いいのかなと思いますし、また、その後も軽石が打ち寄せているところがありました。昨日一昨日、徳之島へ行きました。井之川湊を視察しましたが、また大分軽石が入っていまして、そういった部分も時限的にというか、第一段階、、第二段階、第三段階というような部分で補正を組んで当然されていくんでしょうか。それについてお願いいたします。
25
◯中尾廃棄物・
リサイクル対策課長 漂着した軽石の処理につきましては、当初予算、当初で交付決定を受けておりました補助金を活用して処理を行っていただいているところです。その分について不足する分につきまして、今回、
追加補正ということで計上させていただいております。
今回の補正につきましては、先ほども申し上げましたとおり、今後必要と見込まれる補助金も含めて改めて調査を行って積算をしております。ただし、今後も軽石の
漂着状況というのを踏まえまして、適宜必要な
国庫補助金の確保については国に要望してまいりたいと思っております。
26 ◯き久委員 県本土のほうの海岸線に準じている行政、そして離島の行政、大体どこどこの町には幾らぐらいとか、何千万円とか、何百万円とか、そういった数字も出てくると思うんですけど、後ほどで結構ですから、資料をお願いできればというふうに思います。
以上で終わります。
27
◯柴立委員 関連でお聞きしたいんですけれども、改めて
軽石漂着について調査を行っていると、最近の調査というのは大体いつ頃されたのか、どういう連携を取られているのかというのが分かったら教えてください。
28
◯中尾廃棄物・
リサイクル対策課長 今回の調査は市町村及び県庁内の
海岸管理担当課に対しまして、十二月に入りましてから漂着が広がっているというところも含めまして調査を行って、要望額のほうを確認しているものになります。
29
◯柴立委員 分かりました。ありがとうございます。
各市町村からも要望が上がっていると思うんですけど、美しい海岸だったり、景観だったり、環境保全を図るために国や県の
補正予算、今回の県の
補正予算も成立次第、早く市町村に予算が行き渡って適切な措置ができるように要望させていただきますので、よろしくお願いいたします。
30
◯小園委員 せんだってからこの問題については、委員会でいろいろと御質疑をさせていただいておりますが、先ほどき久委員のほうからありましたように資料はぜひまた委員の皆さん方に配付をお願いしたいというふうに思っております。
昨日の夕方テレビを見ておりましたら、与論に軽石が漂着したということで、地域の人たちとか子供たちとかいっぱい出られて回収している様子が出てきたんですが、現在の軽石の
漂着状況と今後分かっておられる
漂着予定といいますか、そういうのが分かるのかどうか、済みません、申し訳ないんですが、分かっている範囲で教えてください。
31
◯中尾廃棄物・
リサイクル対策課長 軽石の
漂着状況につきましては、
危機管理防災局が取りまとめてホームページでも情報を公表しております。その情報によりますと、十二月十七日時点(後ほど「十五日時点」に訂正発言あり)になりますが、県下十八の市町村で百二十五か所に漂着しているという状況があります。内訳としましては、港湾が三十五か所、漁港が三十か所、海岸が三十六か所、農地海岸が二十四か所となっていると把握しております。
32
◯小園委員 としますと、場所によってはどうしても回収が不可能みたいなところもありますよね。そういうのは市町村にあとはお任せをするといったような状況になるわけですかね。
33
◯中尾廃棄物・
リサイクル対策課長 漂着した
海岸漂着物等につきましては、
海岸管理者と市町村においてその回収を行っております。回収困難な地域というのも確かにございます。あとは利用に影響があるかという観点でありますとか、あるいは景観上の問題があるかというところも含めまして、その対応、可能なところをそれぞれの管理者、市町村のほうで実施をしているというふうに聞いております。
34
◯小園委員 せんだっての委員会でもお聞きをしましたが、鹿児島県はブリとかカンパチとか養殖をしているんですが、そういうところに軽石が入っていって魚が食べると予期しないような状況が生まれてくるのではないかなというふうな話をいろいろと聞いているんですが、そこの対策というのはこの費用の中には見込まれているんですか。それとも何か今後そういう対策をしようということがあるんでしょうか。
35
◯中尾廃棄物・
リサイクル対策課長 今回計上の予算につきましては、海岸に漂着した軽石を中心とした
海岸漂着物の回収の費用になります。漁業被害を含めた経済的な面も含めました部分につきましては、それぞれの所管課のほうにおいて対応されるものと考えております。
36
◯小園委員 海岸に漂着した軽石がまた大きな波が来てまた流れ出してということもあるわけですから、これはこれでしっかりやっていただきたいというふうに思っておりますし、またそういったことも含めて関係各課と連携を取りながら、ブリ、カンパチが軽石を食べてその魚が売れなくなったというのでは海外輸出なんかは止まってしまいますので、ぜひそういったような配慮もお願い申し上げたいと思います。
以上です。
37
◯大園委員 議案等説明書七ページ、
健康増進課の
新型コロナウイルス感染防止対策PCR等検査無料化事業で大体どれぐらいの方が想定されているのか、そしてまた、これまでに健康上の理由で
ワクチン接種を受けられなかった方々に対して検査をどれぐらいされてきているのか分かる範囲でいいですので教えてください。
38 ◯岩元参事
新型コロナウイルス感染防止対策PCR等検査無料化事業の関係の件数の想定でございますけれども、こちらの事業につきましては、大きく二つございまして、一つが今健康上の理由等で
ワクチン接種を受けられない方が
ワクチン・検査パッケージ等に必要となるPCR検査ということで、
ワクチン・検査パッケージ等の定着促進事業と申し上げますのが、国の試算等を参考にしまして、約十五万五千回分を想定しているところでございます。
それから、こちらの後段部分になります特措法に基づきます
感染拡大時に知事が県民に受検を要請した場合のPCR等の検査の無料化の部分ですけれども、こちらのほうの
感染拡大傾向時の一般検査事業につきましては、現在の感染状況等に鑑みまして、当面必要となる回数としまして約一万五千回を見込んでいるところでございます。現在、健康上の理由で
ワクチン接種を受けられない方でどれくらいの方が検査を受けているかという情報についてはこちらのほうでは情報を把握していないところでございます。
以上です。
39
◯大園委員 健康上の理由で
ワクチンを受けられない方がおられるということで、社会問題となっているのは、
ワクチンを受けられない方が就業の段階とか、学校の登校等で問題になっているわけですけれども、過去のそういったものもある面ではしっかり把握しておかないといけないことではないかと思いますが、これまで恐らくPCR検査無料化というのは、
ワクチンを受けられない方についての対応が少し遅れているのではないかと思うんですけど、そのことについて教えていただけますか。
40 ◯岩元参事 感染防止対策のためのPCR検査につきましては、県においてはこれまで感染状況に応じて
感染リスクの高いところに必要に応じて講じてきたところでございます。
今回、無料化の事業につきましては、国のほうの事業を用いまして国の
補正予算でも審議中でございますけれども、健康上の理由等で
ワクチンを受けられない方が
ワクチン・検査パッケージを利用するとか、
感染拡大時に感染の不安を持たれた方が検査をする分について無料というような形にしているところでございまして、これまでのところについては行政検査等で必要な方に関しては、行政検査で受けていたという部分もあるかと思います。そういうところで、繰り返しになりますけど、これまでのスタンスとしては、感染状況を見て効果的にPCR検査をやってきたと、今回につきましては、国の
補正予算等の事業を活用しましてこういった無料化の事業を設けたということでございます。
以上でございます。
41
◯大園委員 このPCR検査等は実施医療機関というのは何か決めて行うんですか、それとも今までPCR検査をしているところに任せるという形になりますか。というのも一つには、PCR検査をどこで受けたらいいですかというような話はよく相談を受けるんですね。だから、この事業で
ワクチンを受けられない方がPCR検査を受けられますよという医療機関というのは何らかの形でアナウンスするわけですか。
42 ◯岩元参事 こちらの事業の検査を受けられる場所についてでございます。
こちらの検査につきましては、今、民間の検査機関でございますとか、国のほうで想定しているのが薬局でキット等を使って検査をする部分、あとは医療機関等での検査等を想定されているところでございまして、国のほうからは年内の事業開始に向けて必要な体制整備を進めた上で検査拠点を順次拡大していくように言われているところで、本県でもこういう事業を進めるに当たり、離島を含めて広く検査を受けられるような体制にする必要があるというふうに考えているところでございます。
検査拠点の確保につきまして、民間の検査事業者とか市町村と意見交換をしてきたり、薬局とか自費検査をやっている医療機関に意向調査なんかも行ってきているところで、県民の方々が検査を受けやすい体制をつくるということが必要かと思っております。医師会とか薬剤師会、市町村と引き続き連携しながら早期に
検査体制を整備していくように努めてまいりたいと考えております。
以上です。
43
◯大園委員 ぜひ
PCR等検査無料化事業は大変いい事業だと思っておりますので、県民に広く広報していただいて、どういう形で受けられるか分かりませんけど、広く案内をしていただきたい、これは要望にしておきます。
その下の新型コロナウイルス感染防止対策の件ですけれども、例えば、これまでは感染をされた方々の濃厚接触者を中心としたPCR検査だったと思うんですけど、できるだけ広く心配される濃厚接触者以外の方もPCR検査を容易に受けられるようにという国の方針かと思うんです。そのことについてはどのように考えていらっしゃいますか。
44 ◯岩元参事 例えば、濃厚接触者等の行政検査につきましては、保健所等の判断により本県においても濃厚接触者だけではなく幅広く行ってきているところでございます。
45
◯大園委員 要望に代えさせていただきますけど、感染が一番ひどかったときは、PCR検査は濃厚接触者を中心として、周囲の方々もやはり受けたいという中で結構皆さん方から受けられないという苦情がたくさんあったわけですね。今後そういうものがないような形で、当然濃厚接触者以外にも、自分で濃厚接触に当たるのではないかなと不安を持っておられる方もいらっしゃるわけですので、そういう方に対しては、ぜひ幅広くPCR検査を実施していただきたいということで、その体制づくりも、保健所によってハードルが高い場合もありますので、ぜひハードルを下げていただいて、不安な方はPCR検査を受けられるんだよという、そこも市町村に対しても徹底していただきたいということで御要望に代えさせていただきます。
以上です。(「関連」という者あり)
46
◯柴立委員 今の事業を確認したいんですけれども、PCR検査を拡大、拡充できないという理由として、これまでは擬陽性というのがありましたよね。擬陽性の発生があるために陽性者数が増えるのではないかということが根拠だというふうに確認していたんですけれども、この事業の実施に当たってその点をどのように整理しているのか教えてください。
47 ◯岩元参事 こちらの検査の無料化事業につきましては、基本的に対象となる適用される時期というのがいわゆる
感染拡大傾向時に例えば、感染の不安があるということですので、ある程度感染が広がっている段階では適用になるものと考えておりますし、あと
ワクチン・
検査パッケージ制度自体も
感染拡大傾向時になりますので、かなり感染状況が広がっている状況において、飲食店等における行動規制の緩和をするために健康上の理由で受けられない方々が無料ということになります。そういった面においては、ある程度感染状況がある中での検査というふうな認識を持っているところでございます。
48
◯柴立委員 分かりました。大丈夫です。確認取れました。
49 ◯鶴薗委員
議案等説明書六ページ、
社会福祉課長にお尋ねします。
まず、
社会福祉振興費、説明の中で特例貸付けを終了した
生活困窮世帯に対する新たな自立支援資金ということでございますが、何名ぐらいの方を予想されて予算化されているのか、まず一点。
それから、その下の
生活福祉資金貸付補助事業については、新たな一つの従来のこういった事業の中で枠が足らずに補正を組まれたと思うのですが、おおよそ何名ぐらいの予算が確保されているのか、そこを二点教えてください。
50
◯黒崎社会福祉課長 まず一点目の
生活困窮者自立支援金支給事業につきましての想定人数でございます。
これまで県のほうでは十一月末で十五件を支給決定しているところでございますが、今回の補正につきましては大体五十七件を予定しております。
続きまして、
生活福祉資金貸付補助事業につきましての想定でございます。
まず、現状のほうから御説明させていただきます。
生活福祉資金の特例貸付けにつきましては、昨年の三月から本年十一月まででトータル二資金でございますが、三万三千百四十三件、約百二十五億円貸付けを決定したところでございます。今回の補正につきましては、二資金合わせて六千六百件ほど想定しているところでございます。
以上でございます。
51 ◯鶴薗委員 当然、両資金とも市町村の社会福祉協議会との連携の中で動いていくというふうに見ればいいんですかね。
52
◯黒崎社会福祉課長 生活困窮者自立支援金支給事業につきましては、実施主体が福祉事務所設置自治体ですので、県、市町村、それぞれ市町村社協と連携することもありますが、実施主体はそういうことになります。
もう一つの
生活福祉資金貸付補助事業につきましては、実施主体が県の社会福祉協議会でありまして、窓口のほうで市町村の社協と連携しながらやっていくことになっております。
以上でございます。
53 ◯鶴薗委員 それこそ三日ぐらい前に地元の社協の会長さんとお会いして、まず、これで貸付けが億を超えましたと立ち話でお聞きしたんですが、年度末までのおおよその予算を組んでおられるんでしょうけれども、年内、ある意味十二月、正月を待っていろいろ申請が上がってきているところもあると思うんですね。ですから、スピーディーな対応というんですか、そこあたりについてはどのように考えておられるか教えてください。
54
◯黒崎社会福祉課長 委員おっしゃるとおり、年末年始にかけて生活に困窮する方に迅速に資金の貸付けができるようにということで、県の社会福祉協議会、また、
生活困窮者自立支援金支給事業においては各福祉事務所において迅速に対応いただいていると思っております。特に県社会福祉協議会が貸付けをしている緊急小口資金につきましては、申請から大体三日から四日程度で貸付けができると聞いております。
以上でございます。(「はい、結構です」という者あり)
55 ◯遠嶋委員 確認ですけど、
議案等説明書四ページ、
環境林務部のかごしま材振興課の
林道事業ですけど、一億五千六百八十万円の予算ですが、これは新規事業は入っていますか。
56
◯岩元かごしま材振興課長 十二月補正の一億五千六百八十万円についてのお尋ねがございました。
この事業につきましては、継続路線の部分でございます。内訳といたしましては、佐賀利山線、瀬戸平山線、横見谷線の三線を予定しているところでございます。
57 ◯遠嶋委員 ありがとうございます。たしか今議会の前の常任委員会で林道関係は繰越明許費が相当大きくありましたよね。それを補充するような形の予算になっているということでしょうか。
58
◯岩元かごしま材振興課長 繰越明許費との関係でございます。
今回の三路線につきましては、令和二年度の
補正予算で行ったところが完了したところの工区について、改めてまた次の先線のほうの工事を行うところでございまして、繰越明許費はそのほかの路線のほうで随時完成を目指して取り組んでいるところでございます。
59 ◯遠嶋委員 前回は繰越明許費で何本かありましたけど、今回のはそれは含まれていないと。以前、事業が終わったところの三本の引き続きの計画にこの予算は使うということで理解してよろしいんでしょうか。
60
◯岩元かごしま材振興課長 委員御指摘のとおりでございまして、繰越明許費はあくまでも令和三年度の当初予算でついた部分についての繰越しでございます。(「了解しました。ありがとうございます」という者あり)
61 ◯森 委員
議案等説明書七ページ、
新型コロナウイルス感染防止対策調査事業についてお聞きいたします。
先ほど下の説明のところでこちらの
ワクチン・検査パッケージに関しても、
感染拡大傾向時にということでお話がありました。この飲食分野における行動制限の緩和を可能とするということは、今実施されている第三者認証制度との絡みがどういうふうになるのか。また、なかなか第三者認証制度が進んでいない中で
ワクチン・検査パッケージもどのように進めていくのか教えてください。
62 ◯岩元参事
ワクチン・検査パッケージの飲食分野の行動制限のお話でございました。
感染拡大時におきまして、認証店において、非認証店と違って一定の緩和が認められているところですけれども、今回、こちらの
ワクチン・検査パッケージを適用するということで、飲食店につきましては、対象が第三者認証店になりますが、そちらを登録していただくと、同一テーブル、同一グループでの五人以上の会食というのが緊急事態宣言下とか
感染拡大時でもできるようになるということになっております。
それで、今の感染状況においては、例えば、飲食店が
ワクチン接種とか陰性結果を提示した利用者に対して割引をしますといいいますか、そういったものをするというような民間の自主的なところの部分が今の時期では適用対象になるところでございます。
第三者認証が遅れている中でどう進めていくかということですけれども、第三者認証の促進につきましては、PR等々いろいろな媒体を使いましてやっていくことにしているところですけれども、今回また改めてこの制度の案内、チラシ等も飲食店にも配布することにいたしまして、第三者認証の取得も促しつつ、こちらの登録を希望される方に申請をしていただくと、あといろいろテレビCMとか新聞広告などを使ったような周知とか宣伝、飲食業の生活衛生同業組合といったところなんかと連携しまして、実際、モデル的にどういう形で
ワクチン・検査パッケージを使いながらやっていったらこうなるといいますか、そういう実証的なイベント的なものも今後検討しながら飲食店の方々への周知というのに努めていきたいというふうに考えております。
以上です。
63 ◯森 委員 この第三者認証制度がなかなか進まない状況がある中で、これだけ減ったのは
ワクチンのおかげというふうに思っている方が多く、また、ブースター接種が行われる中で
ワクチン・
検査パッケージ制度というのはかなり皆さん関心があるのではないかと。ただ、第三者認証制度を取らないとこれが使えないと。確認したいのが、例えば第三者認証制度を取りたいですという場合、審査してもらうときに同時に
ワクチン・
検査パッケージ制度というのもお願いできるのか、それともあくまでも第三者認証制度を取った後に再度申請をしていかなければいけないのか、その辺はどのようになっていますでしょうか。
64 ◯岩元参事 今回の
ワクチン・検査パッケージを適用する希望者の登録に当たりまして、今既に認証を取っているところにつきましては、認証事務局を通じまして改めて周知をしますけれども、実際の申込みにつきましては、認証番号とお店を書いていただければ、すぐ登録できるような形で今の認証店舗について利便を考慮しているところでして、そのほかの認証を取っていないところにつきましては、認証をするのに合わせてこちらの制度も御案内して、あわせて、登録の申込みを取るような方向で考えておりまして、基本的には、今、認証事務局がありますけれども、そちらのほうに委託をしまして、そこの手続を進めることとしております。
以上です。
65 ◯森 委員 この
ワクチン・検査パッケージは、先ほどあったように関心があると思います。なので、同時にこれから取りたいという方については第三者認証制度をしっかり取れるような形の丁寧な説明というか、ないと取れないよという形ではなくて、あくまでもこういう状況になったときでもお店が開けて、いろいろな形ができて、しかも来る方が安心できるということをしっかりとお伝えしていただいて、ぜひより広がるようにしていただきたいことを要望して終わります。
66 ◯鶴薗委員
議案等説明書の三ページ、森林経営課、
造林補助事業で十一億一千七百万円余りの補正ですが、造林補助はどのぐらいの面積を予定されているのか。それと、当初、皆さん方が計画されたそこらあたりとの連動性というのかな、達成率というかな、そこあたりはどういう状況になっているのか中身を含めて教えてくださいませんか。
67
◯松枝森林経営課長 今回の十一億一千七百万円余りの補正ですけれども、今後の再造林、人工造林に係るのは六百八十ヘクタール程度を見込んでおりますし、このほか搬出間伐になりますけれども、間伐を一千二百五十ヘクタールといったようなものを確保する予算で計上をしているところです。
それで、今年度の造林の状況でございますけれども、今年度に入りましてから、現在、十一月末ぐらいの状況ですけれども、再造林のほうで大体四百五十町歩ぐらいを実施しているところでございます。再造林、それから間伐といったような森林整備はこれからが本格的な時期に入りますので、こういった
補正予算等を活用させていただきまして、春期に集中しておりますけれども、推進が円滑に進むように努めていきたいというふうに考えているところでございます。
68 ◯鶴薗委員 十一月末でというのはこの前常任委員会で聞きましたが、当初、皆さん方が再造林とかいろいろな目標を立てていますよね、今度の補正を含めて、ここぐらいまではいこうと、そこにどのぐらい近づいているのかと、それを聞きたいんですよ。再造林率何パーセントという目標を立てていますよね、この補正を含めてそこにどういう形で近づいていっているのかという数字的なものを確認をさせてくださいということです。
69
◯松枝森林経営課長 今年度の伐採の状況がよくまだ分かりませんので、率のことはなかなか申し上げにくいんですけれども、今回の補正と当初予算を合わせまして、例えば再造林で申しますと、一千二百ヘクタール程度の予算を確保しているところでございます。
先ほども申しましたとおり、今既に造林というものが本格的に行われる時期に入っておりますけれども、こういった予算を活用させていただきまして、造林面積の再造林の円滑な執行に努めてまいりたいというふうに思っております。
なお、先ほども申しましたとおり、率につきましては、今年度の伐採の状況というものがまだよく分からないものですから、申し訳ございませんけれども、率についてはお答えすることができません。(「はい、結構です」という者あり)
70 ◯き久委員 議案に直接関係はないんですけど、関連でPCR検査の件で聞きたいので、許可いただきたいと思います。
PCR検査の無料化、有料化という観点を教えていただきたいのですが、まず、擬陽性、クラスターが発生をして、そこに関連する人をPCR検査する場合は無料、一般で検査を望む方は有料、こういう認識でよろしいのですか。
71 ◯亀之
園健康増進課長 PCR検査の無料といいますと、保健所が必要と認めた方に対しては行政検査として無料ということになります。それ以外の保健所の認めていない方に関しては、保険診療もしくは場合によっては自費診療という形になっています。
72 ◯き久委員 昨日、感染者が与論町で五、六名発生したといって、その前、知名町で三、四名発生したと、それで病院にPCR検査目的で人が並んでおられたということですが、地域が地域だけに緊張感というのは高い部分がありまして、多分検査に行かれている方たちは有料でしょうね。そういった場合、金額としては幾らぐらいになるのですか。
73 ◯亀之
園健康増進課長 金額につきましては正確に把握しておりませんけれども、自費検査でする場合には大体一万八千円程度というのが多いのではないかと思います。保険診療に関しては、その中の負担は保険によりますので少し違いが出てくると思います。
74 ◯中俣医療審議監兼
くらし保健福祉部次長 先日の沖永良部島とか与論島の場合は保健所長等が判断した濃厚接触者の方に対する行政検査として位置づけられたものは基本無料です。それと、先ほど来出ていますが、自分は濃厚接触者ではないんだけれども、保健所長がそう判断していないんだけど不安がある方々については、その状態に応じて医師が診察した場合、保険診療でやる場合もありますし、全く症状もなくて関係もないのにという場合には御本人の自己負担になるようなこともあると思います。なお、これまで例えば、指宿さがら病院様でクラスターが起きたときに指宿市独自に不安のある方々に市として検査の負担をした事案はあります。
以上です。
75 ◯き久委員 時間の都合もありますので後ほどでいいんですが、行政側の保健所長、そういう状況を見計らって陽性になった方とかいろいろなことを総合的に判断されるんでしょうけれども、沖永良部のPCR検査をされた方、与論のほうも何人か行かれているというようなことですけれども、それが無料なのか有料なのか後で教えてくれませんか。
76 ◯中俣医療審議監兼
くらし保健福祉部次長 先ほど申し上げましたように、保健所長がこの方々ですよと言って、行政検査とした、例えばそれが十何人だとかという部分については当然お答えできると思うのですが、それ以外で、それぞれの事情で有料で受けた方が何人いるかについてまでは行政としては把握できないところでございます。
77 ◯き久委員 地域の保健所がどういう判断をされたかという部分も含めてですが、後ほどまた教えていただければと思います。
終わります。
78
◯大園委員 PCR検査を希望される方は、御本人はもしかしたら濃厚接触者になるのではないかなと、そこを保健所がどういう判断をされるかが問題であって、ちょうど八月、九月の感染時に家族でも接触した方はやはり不安に思って濃厚接触者になるのではないかなと思ったけど、実際には自費でされているところもあるわけですよね。だから、そこはもう少し県として保健所と幅広くPCR検査はしてあげてほしいなという気持ちがありますので、そこの一定のところを県と市町村、あるいは医療機関と話をしていただいて、ある程度緩やかにしていただかないとやはり不安を持って生活されると思いますので、またそこは検討してください。よろしくお願いします。
79
◯小園委員 感染症予防費の関連としてお伺いしますが、先ほど、知名町とか与論町とか新たな感染者が出ておりますけれども、実は金曜日に博多で忘年会があったものですから行ってみたら、コンサートが三件あって、それはすごい人通りでした。私はそそくさと逃げたんですが、鹿児島市内のほうも相当人が多かったということで、オミクロン株に置き換わってきているのではないかというふうに言われておりまして、傾向的にそういうふうになっていくのかなと、与論島も沖縄県に近いし、そういう傾向はこれまでもそうだったよな、そんなことを思っているんですが、今後の傾向として、やはりそういったようなオミクロン株に置き換わっていって鹿児島県もそういうふうに進んでいくのかなと聞かれたりもするんですが、どうなんでしょうか。
80 ◯安本
新型コロナウイルス感染症対策室長 今後のオミクロン株の動向ということでございますけれども、今現在、国のほうで水際対策のほうをしていただいているところではありますけれども、そうした中でも感染が一部必ずしも水際で止め切れていない部分というのも散見されるようなところでございます。
そうした中で、一部、オミクロン株については実効再生産数がデルタ株の約四倍ほどというデンマークの調査結果というのも出ておりますけれども、そうした中でまずは現状、先ほど申しました水際対策ですとか、日頃からの感染対策をしっかりしていただくということが重要になってくると思います。そうした中で、感染力がデルタ株の四倍、実効再生産数が四倍ということですので、場合によっては今後拡大していく可能性もあるのかなとは認識しているところでございます。
以上でございます。
81 ◯東 委員
議案等説明書二ページの
鳥インフルエンザ環境調査事業で三百六十二万六千円の予算を上げていますが、野鳥の
監視体制の強化と死亡野鳥の回収などに要する経費の補正ですが、今の状況を教えていただければありがたいと思います。野鳥の死亡例とか、何羽ぐらい月に死んだ例があって、検査して鳥インフルエンザにかかっている野鳥の死亡例がどのぐらいあるのか、現在の状況を教えてください。
82
◯宮澤自然保護課長 これまでの野鳥の死亡状況ですけれども、先週時点の情報になりますけれども、これまでは死亡野鳥に関して七十件程度回収をしております。その中で全ての個体を検査するということではなくて、種によってどの程度死亡していると検査をするとか、あるいは状態によって検査をするかどうかというのも異なってまいりますので、その中で検査としては三十件程度をしてきております。ただ、その中で県内で野鳥の死亡個体から高
病原性鳥インフルエンザが確認されているものというのは出水市のナベヅルの一羽のみという形になっております。
83 ◯東 委員 野鳥もたくさん種類がいると思います。渡り鳥、スズメから、ハトから多分たくさんいると思うんですけど、七十件ぐらい死んだという鳥は大体種類別には何が多いですか。
84
◯宮澤自然保護課長 回収の死亡で多い種類ですけれども、回収された中ですと、やはりツル類は多くなっております。それから、カモ類といったものが多くなっているかなというふうに思います。
85 ◯東 委員 出水市は野鳥の大規模生息地でもありますので、ツル類、カモ類が多いということですね。今のところは鳥インフルエンザも一応抑え込んではいると思うんですけど、引き続き緊張感を持って取り組んでいただきたいと思います。
以上です。
86
◯柴立委員 先ほど質問、要望させていただいた
海岸漂着物地域対策推進事業の一般財源三千二百二十万円余りありますけど、これは純粋な一般財源なのか、国からの補助とか交付の裏づけがあったりするのか確認で教えてください。
87
◯中尾廃棄物・
リサイクル対策課長 海岸漂着物地域対策推進事業の
補正予算の一般財源についての御質問になります。
海岸漂着物地域対策推進事業に関して今回補正計上しておりますのは、環境省の
海岸漂着物等地域対策推進事業に要する経費であります。この補助事業につきましては、国庫補助率が十分の七から十分の九というふうになっております。そのうち県が一般財源で負担する部分、この一般財源の地方自治体負担分につきましては八〇%に特別交付税措置がされるということになっております。市町村も同じような取扱いになっております。(「ありがとうございます」という者あり)
ここで、冒頭の軽石の
漂着状況につきまして、一部調査時点の誤りがありましたので、訂正させていただきたいと思います。
十二月十七日時点というふうに答弁をいたしましたが、正確には十二月十五日時点の
漂着状況についてでした。訂正をしておわび申し上げます。
88
◯郷原委員長 ほかに質疑はありませんか。
[「なし」という者あり]
89
◯郷原委員長 ほかにありませんので、これで議案に対する質疑を終了いたします。
これより付託議案の採決を行います。
それでは、議案第一一七号について、取扱い意見をお願いします。
90 ◯鶴薗委員 議案第一一七号につきましては、必要な経費の補正と認められますので、原案のとおり可決の取扱いでお願いします。
91
◯郷原委員長 ほかに御意見はございませんか。
[「なし」という者あり]
92
◯郷原委員長 それでは、採決をいたします。
議案第一一七号につきましては、原案のとおり可決すべきものとすることに御異議ありませんか。
[「異議なし」という者あり]
93
◯郷原委員長 御異議ありませんので、議案第一一七号につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で、当委員会に付託されました議案の審査は全て終了いたしました。
なお、委員長報告の文案につきましては、当席に御一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。
[「異議なし」という者あり]
94
◯郷原委員長 御異議ありませんので、そのようにいたします。
以上で、当委員会の日程は全て終了いたしました。
これをもちまして、
環境厚生委員会を閉会いたします。
午前十一時十四分閉会
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