ツイート シェア
  1. 鹿児島県議会 2020-06-01
    2020-06-01 令和2年環境厚生委員会 本文


    取得元: 鹿児島県議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 七、審査経過        ……………………………         午後一時十六分開会        …………………………… ◯前野委員長 定足数に達しておりますので、ただいまから環境厚生委員会を開会いたします。  本日、当委員会に付託されました案件は、議案第六八号令和二年度鹿児島県一般会計補正予算(第五号)のうち、くらし保健福祉部関係の議案一件及び専決処分報告三件であります。  ここで、審査日程等協議のため、暫時休憩いたします。         午後一時十六分休憩      ────────────────         午後一時二十分再開 2 ◯前野委員長 再開いたします。  審査日程につきましては、お手元に配付しております日程案のとおり進めてまいりたいと思いますが、御異議ございませんか。    [「異議なし」という者あり] 3 ◯前野委員長 御異議ありませんので、日程案のとおり進めることに決定いたしました。  それでは、ただいまから、くらし保健福祉部関係の審査を行います。  議案第六八号の議案一件及び専決処分報告三件を一括議題といたします。  初めに、くらし保健福祉部長の総括説明を求めます。 4 ◯地頭所くらし保健福祉部長 くらし保健福祉部から提出しております議案等の概要につきまして御説明いたします。  お手元の資料、令和二年第二回県議会定例会提出議案等の概要の一ページをお開きください。  初めに、一の令和二年度六月補正予算(案)でございます。
     一般会計の補正予算額は、補正額の計の欄にありますとおり四億一千三百万円余りの増額補正であり、補正後の予算額は千六百三十一億四千三百万円余りとなっております。  次に、予算議案について主なものを御説明いたします。  二ページをお願いいたします。  上から一つ目の障害福祉サービス等衛生管理体制確保支援等事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するため、マスクや消毒液などの衛生用品等を県で確保し、障害福祉サービス事業所等に配布することとしております。  下から二つ目の新型コロナウイルス感染症に対応した心のケア支援事業につきましては、精神保健福祉センター新型コロナウイルス感染症に対応した心のケアを行う相談員を配置し、電話相談や対面相談を行うこととしております。  三ページをお願いいたします。  上から三つ目の県地域生活支援事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大防止及び聴覚障害者が安心して相談できる体制の整備を図るため、医療機関受診等の際に利用できるスマートフォン等を通じた遠隔手話サービスの提供体制を整備することとしております。  四ページをお願いいたします。  通所介護事業所等サービス継続支援事業につきましては、休業要請を受けた通所系介護サービス事業所等が規模を縮小してサービスを提供する場合や連携先の事業所が利用者を受け入れる場合等、サービス提供の継続に要する経費を助成することとしております。  高齢者施設等への応援職員派遣支援事業につきましては、新型コロナウイルスの感染等により職員が不足する高齢者施設等に他の施設から応援職員を派遣し、サービス提供の継続を支援することとしております。  次に、五ページをお願いいたします。  二の令和二年度補正予算専決処分(四月二十一日付)について御説明いたします。  一般会計の補正予算額は、補正額の計の欄にありますとおり、五億三千九百万円余りの増額補正であり、補正後の予算額は千六百二十四億九千二百万円余りとなっております。  主な内容について御説明いたします。  一番上の新型コロナウイルス感染症患者等に対する遠隔医療設備整備事業につきましては、医療機関において、入院治療の必要がない患者等に対し遠隔医療を実施する際に必要となる情報通信機器整備費用等に対する補助を実施することとしております。  飛びまして、七ページをお開きください。  三の令和二年度補正予算専決処分(五月一日付)について御説明いたします。  一般会計の補正予算額は、補正額の計の欄にありますとおり一億一千百万円余りの増額補正であり、補正後の予算額は千六百二十六億四百万円余りとなっております。  内容について御説明いたします。  新型コロナウイルス感染症の軽症者等のための宿泊施設確保事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染者が増加した際に、重症者への入院医療の提供に支障を来さないよう、軽症者または無症状者が療養するための宿泊施設を確保することとしております。  八ページをお願いいたします。  四の令和二年度補正予算専決処分(五月十五日付)について御説明いたします。  一般会計の補正予算額は、補正額の計の欄にありますとおり一億二千五百万円余りの増額補正であり、補正後の予算額は千六百二十七億二千九百万円余りとなっております。  主な内容について御説明いたします。  感染症発生動向調査事業につきましては、県内における感染拡大を防止するため、さらなる検査体制の充実を図るととともに、入院医療機関への個人防護具の整備などにより、医療供給体制の確保を図ることとしております。  以上で、くらし保健福祉部関係の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 5 ◯前野委員長 続いて、関係課長の説明を求めます。  初めに、保健医療福祉課長の説明を求めます。 6 ◯伊地知保健医療福祉課長 保健医療福祉課関係の補正予算につきまして御説明申し上げます。  くらし保健福祉部から提出しております白い表紙の議案等説明書によりまして主な事業について御説明申し上げます。  以下、部内各課ともこの説明書により説明申し上げます。  一ページをお開きください。  医務費の災害時医療支援費でございますが、災害時医療確保対策事業につきましては、新型コロナウイルス感染症患者が増加し、通常の医療提供体制において当該患者への対応が困難、またはその状況が見込まれる場合に、DMATを県調整本部等へ派遣するために要する経費の補正でございます。  次に、医療提供体制確保対策費でございますが、一の新型コロナウイルス感染症に係る多言語案内看板等整備事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の疑いがある外国人が医療機関を適切に受診できるよう医療機関における多言語案内を行うための看板や電光掲示板等の設置支援に要する経費の補正でございます。  二の感染症対策専門家派遣等事業につきましては、新型コロナウイルス感染症小規模患者クラスターが一部地域で発生するなど、早急に感染拡大防止対策を講じる必要が生じた場合に、感染症対策に係る専門家の派遣に要する経費の補正でございます。  以上で、保健医療福祉課関係の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 7 ◯前野委員長 次に、社会福祉課長の説明を求めます。 8 ◯宮地社会福祉課長 社会福祉課関係の専第七号の専決処分につきまして御説明申し上げます。  三ページをお開きください。  生活福祉資金貸付補助事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、収入減少がありました世帯の資金需要に対応するため、緊急小口資金等の特例貸付けを行う県社会福祉協議会に対しまして、貸付原資の補助をする経費の補正でございます。  同資金の貸付けにつきましては三月二十五日から開始したところでございますが、当初の想定を超える貸付け申込みがありましたことから、貸付原資を積み増すものでございます。  生活困窮者自立支援事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、収入が減少し、住居を失うおそれが生じている方に対しまして、有期で家賃相当額を支給するための補正でございます。また、保護施設等における新型コロナウイルス感染症の拡大防止を図りますため、衛生用品の確保支援に要する経費の補正でございます。  福祉・介護人材確保事業につきましては、同じく感染拡大防止を図りますため、マスクや消毒液等を県で一括購入し、介護福祉士養成施設等へ配布するための補正でございます。  以上で、社会福祉課関係の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 9 ◯前野委員長 次に、健康増進課長の説明を求めます。 10 ◯亀之園健康増進課長 まず、健康増進課関係の補正予算の主なものにつきまして御説明申し上げます。  四ページをお開きください。  予防費の感染症予防費でございますが、感染症予防対策事業につきましては、感染症に係る対策等を総合的かつ計画的に推進するための対策本部会議等の開催や三島村・十島村のへき地診療所や県保健所への感染症患者搬送用バッグの整備に要する経費の補正でございます。  次に、健康増進課関係の専第七号の専決処分につきまして御説明申し上げます。  五ページをお開きください。  感染症予防対策事業につきましては、離島を所管する保健所への感染症患者搬送用バッグの配備強化や新型コロナウイルス感染症患者が滞在した施設等が行う消毒費用の補助、感染症指定医療機関や帰国者・接触者外来等に対する非接触体温計の整備等に要する経費の補正でございます。  感染症医療対策事業につきましては、新型コロナウイルス感染者感染症指定医療機関等において受ける入院医療費自己負担相当額になりますが、それの公費負担に要する経費の補正でございます。  感染症発生動向調査事業につきましては、国内外において、新型コロナウイルス感染症の拡大が進む中、県民の安心・安全に向けて取り組むに当たり、県の行政機能と維持するために必要なマスクの備蓄に要する経費の補正でございます。  以上で、健康増進課関係の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 11 ◯前野委員長 次に、障害福祉課長の説明を求めます。 12 ◯田中障害福祉課長 障害福祉課関係の補正予算の主なものにつきまして御説明申し上げます。  七ページをお開きください。  まず、障害者自立支援費でございますが、二の市町村地域生活支援事業は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、地域活動支援センター等における消毒液購入等の支援に要する経費の補正でございます。  次に、四の在宅障害者等に対する見守り等支援事業は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から在宅生活を強いられている障害者等について、相談支援専門員等の専門職が個別訪問などの見守りを行った場合等の追加的経費に要する経費の補正でございます。  五の障害福祉サービス確保のための支援対策事業は、通所サービス事業所が休業を要請をされる事態が生じた場合に、利用者の居宅を訪問するなど、特別な形でのサービスを提供することにより生じる経費の増分についての補正でございます。  八ページをお開きください。  六の障害福祉サービスにおけるテレワーク等導入支援事業は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、就労移行支援事業所就労継続支援事業所における障害者の在宅就労を推進するためのテレワーク導入等の支援に要する経費の補正でございます。  七の障害福祉分野におけるロボット等導入支援事業は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止や介護業務の負担軽減等を図るため、障害福祉の現場における見守りロボット等の導入支援に要する経費の補正でございます。  精神保健福祉費精神保健費でございますが、二の精神科医療機関設備等整備補助事業は、精神疾患の患者が新型コロナウイルスに感染していることが判明した際に、治療や移送などに対応する医療従事者の防護服等の設備整備の支援に要する経費の補正でございます。  九ページをお開きください。  児童福祉総務費心身障害児(者)福祉費でございますが、特別支援学校等の臨時休業に伴う放課後等デイサービス支援事業は、特別支援学校等の臨時休業に伴い、放課後等デイサービスの利用増が見込まれることから、追加的に生じた利用者負担を軽減するのに要する経費の補正でございます。  こども総合療育センター費でございますが、こども総合療育センター運営事業は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、こども総合療育センター等における消毒液の整備に要する経費の補正でございます。  次に、障害福祉課関係の専第七号の専決処分につきまして御説明申し上げます。  十ページをお開きください。  障害福祉サービス等衛生管理体制確保支援等事業は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、マスクや消毒液などの衛生用品等を県で確保し、障害福祉サービス事業所等に配布するのに要する経費の補正でございます。  以上で、障害福祉課関係の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 13 ◯前野委員長 次に、子ども家庭課長の説明を求めます。 14 ◯川畑子ども家庭課長 子ども家庭課関係の専第九号の専決処分につきまして御説明申し上げます。  十一ページをお開きください。  ひとり親家庭等たすけあい資金貸付事業につきましては、新型コロナウイルス感染症に関連した休業等により、一次的に収入が減少し、生活状態が窮迫した独り親家庭に対する生活資金の貸付けに要する経費の補正でございます。  同資金の貸付けにつきましては四月一日から開始したところですが、当初の想定を超える貸付け申込みがあったことから、貸付原資を積み増すものでございます。  以上で、子ども家庭課関係の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 15 ◯前野委員長 次に、子育て支援課長の説明を求めます。 16 ◯三反田子育て支援課長 子育て支援課関係の補正予算につきまして御説明申し上げます。  十二ページをお開きください。  児童福祉施設費保育所整備運営費でございますが、子ども・子育て支援総合対策事業につきましては、認可外保育施設における新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するため、マスクや消毒液等の衛生用品等の確保に要する経費の補正でございます。  次に、専第七号の専決処分につきまして御説明申し上げます。  十三ページをお開きください。  子ども食堂緊急対策事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けた対応を行った上で活動を行う子ども食堂に対して、活動に要する経費の一部を補助することにより、子ども食堂による子供の食事や安心して過ごせる場所の確保を支援するために要する経費の補正でございます。  子育て世代のための感染症対策周知事業につきましては、新型コロナウイルス感染症対策や国・県の支援策を紹介するチラシを作成し、保育所、幼稚園、放課後児童クラブ等の保護者に対し、周知を行うために要する経費の補正でございます。  以上で、子育て支援課関係の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 17 ◯前野委員長 最後に、高齢者生き生き推進課長の説明を求めます。 18 ◯小田原高齢者生き生き推進課長 高齢者生き生き推進課関係の補正予算の部長説明以外のものにつきまして御説明申し上げます。  十四ページをお開きください。  まず、老人福祉費の下の段、老人福祉施設対策費でございます。介護施設等感染拡大防止対策事業につきましては、介護施設等における新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するため、マスクや消毒液等の衛生用品等の確保を支援する経費の補正でございます。  次に、十五ページをお開きください。  老人福祉施設費でございますが、一の地域介護基盤整備事業につきましては、介護施設等における新型コロナウイルス感染症の拡大防止のための簡易陰圧装置の設置等に対する助成に要する経費の補正でございます。  二の老人福祉施設等整備事業につきましては、介護施設等における新型コロナウイルス感染症の拡大防止のための多床室の個室化改修に対する助成に要する経費の補正でございます。  次に、十六ページをお開きください。  専第七号の専決処分につきまして御説明申し上げます。  「続けよう!!介護予防・フレイル予防普及啓発事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大に係る外出自粛等の影響により、社会活動を控えている高齢者に対し、心身機能の維持、フレイル状態の予防のため、自宅で簡単にできる体操等について、テレビでの動画放送等による啓発活動に要する経費の補正でございます。  以上で、高齢者生き生き推進課関係の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 19 ◯前野委員長 以上で説明が終わりましたので、議案等についての質疑をお願いいたします。  なお、質疑に当たりましては、関係調書のページ及び事業名等も併せてお願いいたします。 20 ◯吉留委員 十四ページの介護施設等感染拡大防止対策事業でマスクや消毒液を確保し介護施設に出すということですが、御案内のとおり、今回の新型コロナウイルス感染症では、亡くなった方は七十五歳以上の高齢者の方が圧倒的多数で、今日現在は分かりませんが、四十代以下で亡くなった方は、八百人の中でたしか三人か四人だったと思います。二十代、十代は、この前、力士の方が一人亡くなりましたけど、その方だけですよね。高齢者、特に七十歳以上の方に亡くなった方が集中しているということであります。ヨーロッパやアメリカの例でも分かるように、高齢者施設、病院等でかなりの方が亡くなるということでありますので、感染するかどうかと亡くなる方を重点的に扱えば、病院と高齢者施設で集団感染を起こさないことが肝心になります。介護施設、高齢者施設における職員のマスクや消毒液の確保など十四ページ、十五ページに事業としてあります。十四ページの介護施設等感染拡大防止対策事業で三千四百万円計上されているが、要望等に対してどのぐらい充足しているのか。
     あと、十五ページの老人福祉施設費の中で、簡易陰圧装置は今回どのくらい設置するのか。  多床室の個室化はどれぐらいの施設を考えているのか,以上三点お聞きします。 21 ◯中尾介護保険室長 使い捨てマスクにつきましては、三月に県の備蓄分四万枚余りを配布したほか、県予算で二十四万枚余りを調達しまして、五月十九日から不足する施設に配布したところでございます。マスクの調査につきましては、四月に調査した不足量については、今回の配布で一〇〇%配布いたしました。また今後は、新たに調査を実施しまして不足数について調達・配布について努めてまいりたいと思っております。そのほか、同じように五月十九日から、使い捨ての手袋についても配布をしております。これにつきましては、調達がまだ十分にできなかったこともありますので、不足量調査の中で、四六%程度配布が終えたところでございます。引き続き、衛生用品の確保と高齢者施設への配布に努めていきたいと思っております。 22 ◯小田原高齢者生き生き推進課長 初めに、地域介護基盤整備事業簡易陰圧装置の設置に対する支援については、感染拡大のリスクを低減するために、居室内の気圧を低くする簡易陰圧装置を設置する事業でございます。一台当たり四百三十二万円を補助上限としておりまして、今回、補正予算には八台分を計上してございます。  次に、居室の個室化に係る経費でございます。こちらにつきましては一床当たり九十七万八千円を補助上限といたしておりまして、全体で百十五床分を予算計上しているところでございます。 23 ◯吉留委員 フェイスシールドや防護服は対象になっていないのか。  補助について一台四百三十二万円で八台分ということは、その後の個室化改修も含めて、施設の自己負担割合はやはり五〇%なのか。 24 ◯小田原高齢者生き生き推進課長 フェイスシールドやゴーグルは、五月中に大体千発注しているところでございまして、六月中には入る予定になっております。  また、簡易陰圧装置は、四百三十二万円となっておりますが、陰圧装置自体は百万円程度でありまして、そのほか工事に係る費用を三百万円程度補助できることになっております。施設側の負担は上限を超えなければございませんので、恐らく四百三十二万円の中でできるということでございます。  また、個室化の経費でございますけれども、一床当たり九十三万二千円(後ほど「九十七万八千円」に訂正発言あり)ということで予算計上しておりますが、こちらも上限でございまして、これを超えなければ施設の負担はございません。これまでプライバシー保護のために施設改修、個室化の改修を行っているわけですが、平均して八十万円程度で個室化ができております。ただし、その場合は、壁の上部や下部に隙間がございまして、それを今回は完全に仕切る形で工事をしていただきますので、八十万円よりも若干費用がかかるのではないかと思っております。 25 ◯吉留委員 事業所の都合で造る施設ではないので、介護施設の自己負担があまりないのはいいことだと思います。衛生用品を順次発注しているということですから、防護服も含めて早急にぜひお願いしたい。先ほど申し上げましたが、高齢者施設での集団感染がヨーロッパでの大量死です。そこを抑えれば全体がそんなにありませんので。日本では今も九百人近い方が亡くなっています。感染した人からいうと致死率五%ですね。尾身座長によると十倍か二十倍か誰にも分からないということなので、十倍であれば〇・五%ですから、これがやはりインフルエンザとさして変わらないじゃないかということになってきますので、そういった意味では、高齢者に非常に重篤化が見られる疾病ですので、第二波という意味では、高齢者施設に来るかと思います。ぜひ早急に整備をお願いしたいと思います。 26 ◯瀬戸口委員 二ページの新型コロナウイルス感染症の軽症者等のための宿泊施設確保事業について、何室ぐらいで何か月間の予算となっているのか。 27 ◯伊地知保健医療福祉課長 感染者の増加で入院医療の提供に支障を来す場合に備えまして、軽症または無症状の感染者につきましては、ホテル等で宿泊療養する体制を整えておりまして、現在三か所、百八十八室を確保しているところでございます。また、借り上げ期間につきましては、療養期間や療養終了後の清掃期間等を考慮しまして一・五か月分の予算を計上しているところでございますが、本県ではこれまで十人の感染者が発生したものの全員退院しておりまして、宿泊療養は開始していないところでございます。 28 ◯瀬戸口委員 この三か所の施設は今は使われていないのか。 29 ◯伊地知保健医療福祉課長 三か所の宿泊所、ホテル等につきましては、現時点では使われていないところ等がございます。(「分かりました」という者あり) 30 ◯安楽委員 七ページの在宅障害者等に対する見守り等支援事業に関して、この文言の中に、在宅生活を強いられている障害者等についてという表現がある。この強いられているという表現が配慮に欠けている表現ではないかと思うが、この点についての考えを教えてください。 31 ◯田中障害福祉課長 このメニューは国から示されているものであり、その表現を使ったものでございます。この事業につきましては外出自粛が長期化すると心のケアを必要としたり、虐待やDVの発生率が高まることから、見守り等の取組によって心身の状況や生活実態を把握することが必要ということで予算計上したものでございます。 32 ◯安楽委員 私は中身を聞いたのではない。この表現に関して、国から示されたとはいえ、配慮に欠けている問題ではないかという問いに関しては明確な答えではなかったと思う。強いられているという言葉は不適切だと私は感じておりますので、その点も踏まえて今後こういう取組をしていただければと思います。 33 ◯田中障害福祉課長 ただいま御指摘がございましたので、その点十分注意していきたいと思っております。 34 ◯安楽委員 よろしくお願いします。  七ページの県地域生活支援事業に関して、遠隔手話サービスの提供体制の整備について、聴覚障害者に関しても手話以外を必要とされている方も実質いらっしゃるわけで、字幕対応なども体制として含まれているのかお聞かせください。 35 ◯木村障害者支援室長 本事業につきましては、国で令和二年度の補正予算で聴覚障害者の相談体制を整備するために遠隔手話サービス、これは全国的に導入しようということで設けられた事業でございます。新型コロナウイルス感染症の感染拡大によりまして、聴覚障害者の方、特に手話を言語としている方がお困りということでございまして、全日本ろうあ連盟や日本手話通訳士協会、こういったところから厚生労働省に対して、全国的な導入について要望がなされ、国で予算化したものでございます。今回につきましては、緊急的なというところもございますので、まずは手話を言語とされている方を対象に導入をしていきたいと考えております。 36 ◯安楽委員 八ページの精神保健費新型コロナウイルス感染症に対応した心のケア支援事業の相談員の体制について、人員と、どういう専門性の方を体制として整えるのか。  また、電話対応とありますけれども、精神に障害のある方にとっては、決して電話だけでは十分な体制ではないと思うが、電話以外での対応を検討されているのか。 37 ◯鵜木精神保健福祉対策監 これにつきましては、新型コロナウイルス感染症の対応が長期化することに伴いまして、精神保健福祉センターに心のケアを行う相談員を一人設置することとしております。相談員の条件は、保健師や看護師、精神保健福祉士等の専門職を考えております。今から公募して、面接,採用の流れで考えております。  電話以外の相談方法については、必要によって面接相談ですとか、対象者によってはファクス等による相談も準備してございます。 38 ◯安楽委員 電話や対面以外もやはり必要とされている方がいらっしゃるので、ファクスでもし対応される場合は、住所や電話番号など、専用シートがあると回答もしやすいという他県の状況もありますので、参考にされて、相談しやすい体制づくりをぜひしていただければと思います。 39 ◯中村(素)委員 備品の購入に関して、マスクの備蓄に関する経費の補正をされています。県の行政機能を維持するために必要なマスクということで、大体どういうところで使用されるものを備蓄されようとしているのかお示しいただきたいと思います。 40 ◯亀之園健康増進課長 備蓄用のマスクにつきましては、必要数二ヶ月分一人二枚の四十八万枚ということで、現在の備蓄量からの不足分を今回予算に計上しております。 41 ◯中村(素)委員 どこで誰が使うマスクかということの質問ですけれども。 42 ◯亀之園健康増進課長 県職員が業務継続計画において使用する八週間分を計上しております。 43 ◯中村(素)委員 県職員というのは、保健所ですか、それとも行政棟で働いておられる方々ですか。 44 ◯亀之園健康増進課長 保健所も含めて全県職員ということであります。 45 ◯中村(素)委員 一千万円ぐらいの計上があるのですけれども、全て執行済みなのでしょうか。 46 ◯亀之園健康増進課長 ただいま注文をかけている状況にあります。(後ほど訂正発言あり) 47 ◯中村(素)委員 購入に関してかなり緊急性もあると思うのですけれども、購入先は、随契ですか、それとも入札ですか。(「暫時休憩を」という者あり) 48 ◯前野委員長 暫時休憩します。         午後二時一分休憩      ────────────────         午後二時二分再開 49 ◯前野委員長 再開します。 50 ◯中村(素)委員 一枚当たりのマスクの価格がどんどん今、値が崩れてきていて、どれぐらいで買い求めようとしているのかをお伺いしたかったので、入札か随契かを聞いたところでございます。  八ページに障害福祉サービスにおけるテレワーク等導入支援事業が計上されておりますが、障害者の在宅就労を推進するためのテレワークとはどういうものをイメージすればいいのか御説明していただけますでしょうか。 51 ◯田中障害福祉課長 就労系の事業所においては、印刷業務が多いのですけれども、パソコンでイラストやデザインを作成したり、あとは伝票入力、チラシ作りなどの業務でございます。 52 ◯中村(素)委員 テレワークの環境を整備するということで八百六十六万円計上されていると理解したのですが、これは補助率が幾らで、何か所の環境を整備しようと想定しておられるのかお示しいただきたいと思います。 53 ◯田中障害福祉課長 負担割合は国が二分の一、県が二分の一でございます。一事業所当たり百二十五万円を上限としております。大体五か所か六か所程度と考えております。 54 ◯中村(素)委員 どのように選定をされるのか。 55 ◯田中障害福祉課長 今後、要望を取ってまいりますけど、事前にどれくらいか調査したときに五、六か所程度ありました。 56 ◯中村(素)委員 障害者の皆様方は移動されるのに大変な御負担もあられるので、テレワークが進むのはいいことと思います。現場の希望をしっかりと吸い上げて、必要なところには必要な手配ができるよう御要望申し上げたいと思います。 57 ◯たいら委員 九ページ、それから十ページです。障害福祉課や子ども家庭課、そして子育て支援課などが同じようにマスクや消毒液など必要なものに対する経費の補正を計上されております。例えばマスクの購入、衛生品の購入など、必要数についてはそれぞれの管轄部署で別々に購入対応されているのか。 58 ◯田中障害福祉課長 消毒液でございますけれども、国の優先供給のスキームを活用しまして、手指消毒液を県で一括購入して施設等に配布しております。障害者の施設とか、高齢者の施設とか、一括してやっております。 59 ◯伊地知保健医療福祉課長 社会福祉施設等におけますマスクにつきましては、これまで計上されておりましたマスクにつきまして、当課で一括で購入しまして、各施設への配布の準備を進めているものもございます。 60 ◯三反田子育て支援課長 幼稚園とそれから保育施設につきましては、子供用のマスクになりますので、一括発注は非常に難しいということでございます。子供用マスクにつきましては、こちらで単独で動いて調達を試みているという状況でございます。 61 ◯たいら委員 それぞれの部署がそれぞれに注文をかけると、経費関係も含めロスが出るのではないかと思いお聞きしたところです。今お聞きしたところ、一括して購入し、それを分けると認識しましたので、それでよろしいかと思います。ただ子供のものにつきましては特別なものですから、別に発注をかけているということで理解しました。どうもありがとうございました。  続いて、健康増進課の予算について伺いたいと思っております。健康増進課といいますと、PCR検査の促進や、医療機関への備品配布など主に担当されていると思います。そういう意味でいきますと、感染防止対策のところの要になるのではないかと思いますが、それにしては全体の予算が少な過ぎるのではないかと感じております。  以前の三月補正からずっと調べてみました。そうしたところ、五月十五日付までの専決も含めての全体の補正予算としましては約五十億円あるのですが、そのうちの一億九千百万円が健康増進課の予算になっておりまして、今回、令和二年度の六月の補正だけで見ますと、全体で五十一億二千九百万円の予算規模に対して、健康増進課は七百三十五万円、全体の〇・一%という状況です。PCR検査についてはもっと促進といいますか、今も御努力いただいているのはよく分かりますが、これから先の状況を考えると、もっと進めていく観点から、予算もそれだけ必要ではないかということと同時に、医療機関に聞き取りを行ったところ、N九五マスクも含めて、マスクやガウンなどの備品関係が本当に不足しているという状況が今でも続いています。そうした状況の中で、六月補正が七百三十五万円で、中身を見ますと、離島・僻地の感染症患者搬送用バッグとなっていますが、今後第二波、三波がうかがえる中で、予算としてこれで大丈夫なのかと危惧しますが、いかがでしょうか。 62 ◯亀之園健康増進課長 PCR検査機器につきましては、購入も含めて現在検討しているところでございます。あと、医療物資に関しましても、今回購入も考えており、今後対応していきたいと思っております。 63 ◯たいら委員 聞くところによりますと、いろいろな機種があるかもしれませんけど、PCR検査の機械は一台一千万円ほどということでございます。今、離島とかも含めて、そういう検査を進めたほうがいいのではないかという要望も一応聞いておりますし、先ほど申しました医療機関の備品関係が少ない、足りないということに関しては、聞き取りとか含めて状況把握はされているのでしょうか。 64 ◯地頭所くらし保健福祉部長 PCR検査体制の拡充については、これまで鹿児島市や鹿児島大学病院、民間の検査機関等に御協力いただきまして拡充に努めてまいりました。機器につきましては、県の環境保健センターの機器の更新も専決で上げさせていただいておりますし、今後また、公共的な機関などでそういう動きがあるようでしたら、また必要な対応をしていきたいと思っております。ただ、あくまでも機械だけではなくて、やはりスタッフですね、検査ができる体制が非常に大事だと思いますので、そういったものも含めて、今後ともPCR検査の体制整備については努めていきたいと思っております。  それから、医療関係のマスクとか、そういった物資でございますけど、現在、国で、医療機関におけるマスク等の医療用資材の在庫とか、今後の消費量とか、不足状況を一元的に把握するようなシステムが動いておりまして、県もその情報は把握できるような体制になっております。国では、特に感染症指定医療機関、それから帰国者・接触者外来に関しましては、その不足状況に応じて、直接資機材を送付するシステムができているところでございます。また、一般の医療機関に対しましても県でも備蓄マスクを医師会を通じて配布しておりますし、また、補正予算の中でも医療資機材の整備をした上で配布する予定としておりますので、今後とも医療資機材の不足状況についてはしっかり把握しながら対応してまいりたいと考えております。 65 ◯前野委員長 大変申し訳ないんですが、ちょうど一時間になりましたので、休憩を入れたいと思います。換気をします。  それでは、休憩をします。  おおむね十分間ですので、大体二十五分をめどに再開したいと思います。         午後二時 十五分休憩      ────────────────         午後二時二十四分再開 66 ◯前野委員長 再開いたします。  小田原高齢者生き生き推進課長と亀之園健康増進課長から発言を求められておりますので、これを許可します。 67 ◯小田原高齢者生き生き推進課長 先ほど吉留委員の答弁におきまして、老人福祉施設整備事業の多床室の個室化改修、これの補助単価を一回目に床当たり九十七万八千円、二回目に床当たり九十三万二千円と答えておりました。一回目に申し上げました九十七万八千円が正しいですので、訂正しておわび申し上げます。 68 ◯亀之園健康増進課長 先ほど中村委員からの御質問がありました備蓄マスクについて、訂正等させていただきます。  先ほど発注していると答弁しましたけど、まだ未発注であり、現在調整中であります。今後マスクの調達状況等を踏まえまして対応してまいりたいと思います。 69 ◯中村(素)委員 未発注ということは、随契か入札かというのもまだこれからという理解でよろしいでしょうか。 70 ◯亀之園健康増進課長 今後また調整してまいりたいと思います。 71 ◯中村(素)委員 うちにも政府からのマスクも届きましたので、使っていない自分が言うのもなんですけれども、これから先使いたいと思っておりますので、県庁の皆様方もぜひ御利用いただけたら、そうすることによって、経費もある程度削減ができるのではないかと思いますので、御要望です。 72 ◯たいら委員 引き続き、繰り返しますが、全体の補正予算に対する健康増進課の補正の金額があまりにも少ないのではないかと考えているところでありまして、健康増進課そのものは、県民の新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止する要になる部署だと思っていますので、このような形でお聞きしています。  先ほど答弁にありましたが、PCR検査については促進してまいりますと、ただ機械について、そういっても人員が足りない状況ではということであれば、やはり機械と同時に人員も増やすべきだと思います。それにはきちんとした予算が必要だと思いますが、今回、令和二年の六月補正では、全体で五十一億円の予算に対して七百三十万円。PCR検査の機器や人員に対する手当が予算計上されていないのではないか。言葉ではどんどん推進していきますとおっしゃいますが、実際のところではどのような形で推進しようと思っていらっしゃるのか。この予算の数字だけ見ますと、なかなかその熱意が伝わってこないというのが実情なのでお聞きしました。  先ほどの回答の中で、医療機関へのマスクを含めた備品については、国が今後直接納入するということですけれども、大体いつぐらいからそれが始まるのかお示しいただきたいと思います。 73 ◯地頭所くらし保健福祉部長 PCR検査の体制でございますが、今、報道等によりますと、一部民間機関におきまして、もう少し体制を整備するような動きもございますし、あと霧島市でも新しく整備する動きもあるところでございますが、まだ私ども予算を計上するまでの熟度が足りていない状況でございます。現時点では補正予算の中には入れておりませんが、今後、それぞれの取組等につきまして、情報交換をしながら、ある程度内容が固まってきた段階で必要なものは予算措置をしていきたいと考えております。  それから、マスクの配布等につきましては、感染症指定医療機関と患者を受け入れているところに対しましては、もう既に国から必要な医療資機材は配布をされているところでございます。まだ一般の病院までなかなかその体制が整っていないというところがございますので、県としましては、そういったものも含めまして必要な対応がどのような形でできるか検討していきたいと考えております。  それから、全体の予算のお話でございます。健康増進課だけではございませんで、部内各課で役割が分かれているところもございます。例えば保健医療福祉課では、先ほど申し上げました軽症者の宿泊療養の施設に対する予算の部分を計上しておりますし、部内のそれぞれの課で所管している業務について予算計上しているところでございます。  それと今後の取組につきましても、国では二次補正の動きもございますし、医療機関等に対する様々な支援のスキームが出来上がってくると思いますので、各医療機関等の状況や需要をしっかり把握しながら、必要な予算計上を行ってまいりたいと考えております。 74 ◯たいら委員 今後、第二波、第三波が懸念されている状況の中で、今のこの時期を含めて、これから先のことに対処していただきたいと切に思いますので、ぜひ今後よろしくお願いしたいと思っています。 75 ◯安楽委員 八ページの障害福祉サービスにおけるテレワーク等の導入支援事業であります。これは三月補正でも同じ内容、金額は五百万円程度だったと思いますが、計上されています。今回八百万円、金額を変えて上げているのですが、これは追加されて導入されるという認識でいいのでしょうか。 76 ◯田中障害福祉課長 今、委員がおっしゃるとおりでございます。 77 ◯安楽委員 さらに追加で行うということでいいということですね。 78 ◯田中障害福祉課長 追加で行います。 79 ◯安楽委員 七ページの障害福祉サービス確保のための支援対策事業で、通所サービス事業所が居宅を訪問するなど、特別な形という表現がありますけれども、どのような想定をされているのか。また、月の上限金額や利用できる時間、そして、現在、居宅サービスを抱えていらっしゃる事業所も多くあります。さらに、新たに居宅介護サービスを行うということは、人材不足も現場から聞くことがありますので、どのような想定をされて検討されているのか教えてください。 80 ◯田中障害福祉課長 この事業は、休業等を要請される事態等が生じた場合におきましても、障害福祉サービス事業者は、障害児(者)とか、その家族の日常生活を支えるために、感染対策を実施徹底した上で支援を継続していく必要があります。例えば通所サービス事業所ですけれども、通常は居宅訪問をしませんが、代替サービスとして居宅訪問を行った場合に、訪問に要する交通費とか、衛生用品等は通常では想定されない経費となりますことから、そういったかかり増し経費を補助するものでございます。 81 ◯安楽委員 交通費や衛生費等の金額という認識でいいということですよね。 82 ◯田中障害福祉課長 この事業は二つに分かれていますけれども、休養要請を受けた事業所はそういった経費になります。休業した事業所等の利用者の積極的な受入れとか、応援職員の派遣を行った連携先の事業所に対しましては、連絡調整費や職員確保のための費用も計上できることになっております。 83 ◯安楽委員 連携先とは、そこの事業所と提携されているとか、また同じグループ内とか、そういう連携と捉えていいのでしょうか。 84 ◯田中障害福祉課長 そういった場合が想定されますけれども、必ずしもそういったところに限らず、そのような経費は見れるということになります。 85 ◯寿 委員 保健福祉部の皆様、いつもありがとうございます。  一点だけ要望であります。高齢者生き生き推進課の介護予防・フレイル予防に関して、先日、整形外科の先生にお話を聞く機会がありまして、自粛が解除されてから、高齢者の方が病院に押しかけてきていると、特にステイホームの期間の中で手足が動かなくなった高齢者の方が随分増えたと、このままいくと大変なことになると、せっかくこういった事業を行っているのであれば、どこか告知する場所等を考えていただければよいのではないか。また、知事の定例記者会見の中でも発表したり、病院でもDVDを流したりしていただいたらよいのではないかと思います。せっかくこういった事業をしているのであれば、皆さんに知っていただきたい。おじいちゃん、おばあちゃんの方々が全然動けなくなっていると、今後何かあったときに大変ではないのかというお話をいいただいたのでぜひ考えていただければと思います。 86 ◯澁谷地域包括ケア対策監 外出の自粛等によりまして、身体機能の低下、筋力の低下とか、あるいは少し認知機能が進んだというようなことなどを市町村から情報も少し得ているところでございます。今回、そういう方々が身体機能の維持向上、あるいはフレイル予防ということで啓発動画を作成いたしまして、これからテレビ等で放送する予定ではございますけれども、市町村等を通じまして啓発に努めていきたいと考えております。 87 ◯寿 委員 ぜひともよろしくお願いいたします。ありがとうございます。 88 ◯前野委員長 ほかに質疑はございませんか。    [「なし」という者あり] 89 ◯前野委員長 ほかにありませんので、これで議案等に対する質疑を終了いたします。  これより、付託議案の採決を行います。
     それでは、議案第六八号の議案一件及び専決処分報告三件について取扱い意見をお願いいたします。 90 ◯吉留委員 議案第六八号並びに報告第二号専第七号、専第八号、専第九号につきましては、いずれも適当であると認められますので、議案につきましては原案のとおり可決、専決処分報告につきましては承認の取扱いでお願いします。 91 ◯前野委員長 ほかに御意見はございませんか。    [「なし」という者あり] 92 ◯前野委員長 それでは、採決をいたします。  ただいま議案第六八号につきましては可決との御意見がありましたが、原案のとおり可決すべきものとすることに御異議ございませんか。    [「異議なし」という者あり] 93 ◯前野委員長 御異議ありませんので、議案第六八号につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、報告第二号専第七号を含む三件につきましては、承認との御意見がありましたが、報告のとおり承認すべきものとすることに御異議ございませんか。    [「異議なし」という者あり] 94 ◯前野委員長 御異議ありませんので、報告第二号専第七号を含む三件につきましては、報告のとおり承認すべきものと決定いたしました。  以上で、議案及び専決処分報告の審査を終了いたします。  なお、委員長報告の文案につきましては、当席に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。    [「異議なし」という者あり] 95 ◯前野委員長 御異議ありませんので、そのようにいたしたいと思います。  本日の委員会は、これで散会いたします。         午後二時三十九分散会 鹿児島県議会 ↑ ページの先頭へ...