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  1. 鹿児島県議会 2011-05-02
    平成23年5月臨時会(第2日目) 本文


    取得元: 鹿児島県議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1  午前十時開議    △ 開  議 ◯議長金子万寿夫君)ただいまから、本日の会議を開きます。  本日の日程は、配付いたしております議事日程のとおりであります。       ━━━━━━━━━━━━━  議 事 日 程  一、開  議  一、常任委員選任  一、議会運営委員選任    ─────本会議休憩─────    常任委員会委員長、副委員長互選等)    議会運営委員会委員長、副委員長互選等)    ─────本会議再開─────  一、常任委員会及び議会運営委員会委員長及び副委    員長互選結果報告  一、議案第五一号の上程提案理由説明質疑討論、    表決  一、報告第二号の委員会付託
       ─────本会議休憩─────    総務委員会報告第二号の審査)    議会運営委員会    ─────本会議再開─────  一、報告第二号の委員長報告質疑討論表決  一、閉会中の継続審査の件    ─────知事あいさつ─────  一、閉  会       ━━━━━━━━━━━━━ 2    △ 各常任委員選任 ◯議長金子万寿夫君)まず、常任委員選任を行います。  お諮りいたします。  常任委員選任については、委員会条例第六条第一項の規定によって、配付いたしております常任委員名簿のとおり指名いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり] 3 ◯議長金子万寿夫君)御異議なしと認めます。  よって、常任委員は、ただいま指名いたしましたとおり選任することに決定いたしました。       ━━━━━━━━━━━━━  常任委員名簿 総務委員会     大久保 博 文   桃木野 幸 一     き 久 伸一郎   小園 しげよし     堀之内 芳 平   前 原   尉     成 尾 信 春   青 木   寛     柴 立 鉄 彦   山 田 国 治                  (十人) 産業経済委員会     瀬戸口 三 郎   井 上 章 三     園 田   豊   柳   誠 子     まつざき 真琴   与   力 雄     吉 永 守 夫   外 薗 勝 蔵     た け 昭 一   中 村   眞     上 野 新 作                  (十一人) 企画建設委員会     下 鶴 隆 央   堀 口 文 治     まえの 義 春   田 中 良 二     永 井 章 義   桑 鶴   勉     日 高   滋   池 畑 憲 一     田之上 耕 三   二牟礼 正 博                  (十人) 文教警察委員会     西 高   悟   ふくし山ノブスケ     中 重 真 一   松 田 浩 孝     吉 留 厚 宏   岩 崎 昌 弘     永田けんたろう   松 里 保 廣     吉 野 正二郎   おつじ   義                  (十人) 環境厚生委員会     遠 嶋 春日児   柚 木 茂 樹     藤 崎   剛   酒 匂 卓 郎     高 橋   稔   持 冨 八 郎     大 園 清 信   鶴 田 志 郎     小 幡 兼 興   金 子 万寿夫                  (十人)       ━━━━━━━━━━━━━ 4    △ 議会運営委員選任 ◯議長金子万寿夫君)次に、議会運営委員選任を行います。  お諮りいたします。  議会運営委員選任については、委員会条例第六条第一項の規定によって、配付いたしております議会運営委員名簿のとおり指名いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり] 5 ◯議長金子万寿夫君)御異議なしと認めます。  よって、議会運営委員は、ただいま指名いたしましたとおり選任することに決定いたしました。       ━━━━━━━━━━━━━  議会運営委員名簿 議会運営委員会     園 田   豊   田 中 良 二     小園 しげよし   桑 鶴   勉     与   力 雄   鶴 田 志 郎     外 薗 勝 蔵   た け 昭 一     成 尾 信 春   青 木   寛     小 幡 兼 興   中 村   眞     山 田 国 治   二牟礼 正 博                  (十四人)       ━━━━━━━━━━━━━ 6 ◯議長金子万寿夫君)これより、常任委員会及び議会運営委員会委員長及び副委員長互選などのため、休憩いたします。  再開は、ブザーでお知らせいたします。        午前十時 一分休憩       ───────────        午前十時四十分再開 7 ◯議長金子万寿夫君再開いたします。       ───────────── 8    △ 各常任委員会及び議会運営委員会の正副委員      長互選結果報告 ◯議長金子万寿夫君)ただいま常任委員会及び議会運営委員会委員長及び副委員長互選結果が報告されましたので、これを朗読させます。    [議事課長朗読]  総務委員会   委員長 堀之内芳平君  副委員長 き久伸一郎君  産業経済委員会   委員長 吉永 守夫君  副委員長 園田  豊君  企画建設委員会   委員長 永井 章義君  副委員長 田中 良二君  文教警察委員会   委員長 岩崎 昌弘君  副委員長 松田 浩孝君  環境厚生委員会   委員長 酒匂 卓郎君  副委員長 藤崎  剛君  議会運営委員会   委員長 与  力雄君  副委員長 青木  寛君       ─────────────    [退席する者あり] 9    △ 議案第五一号上程
    ◯議長金子万寿夫君)次に、議案第五一号「鹿児島監査委員選任について同意を求める件」が提出されておりますので、これを議題といたします。  朗読を省略いたします。       ━━━━━━━━━━━━━  議案第五一号 鹿児島監査委員選任について同意         を求める件       ━━━━━━━━━━━━━ 10    △ 知事提案理由説明質疑 ◯議長金子万寿夫君知事提案理由説明を求めます。    [知事伊藤祐一郎登壇] 11 ◯知事伊藤祐一郎君)本日提案いたしました議案につきまして、御説明申し上げます。  本議案は、県議会議員任期満了に伴い欠員を生じております監査委員選任につきまして、議会同意を得る必要がありますので、提案いたしたものであります。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 12 ◯議長金子万寿夫君)お諮りいたします。  この議案は、会議規則第三十九条第三項の規定によって、委員会付託を省略し、直ちに本会議で審議いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり] 13 ◯議長金子万寿夫君)御異議なしと認めます。  よって、そのように決定いたしました。  御質疑はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] 14 ◯議長金子万寿夫君)御質疑はありませんので、質疑は終結いたします。       ───────────── 15    △ 討  論 ◯議長金子万寿夫君)これより討論に入ります。  まつざき真琴君から討論通告がありますので、発言を許可いたします。    [まつざき真琴登壇] 16 ◯まつざき真琴君 私は、日本共産党県議団として、議案第五一号の監査委員自民党吉留厚宏議員公明党持冨八郎議員選任することに同意を求める件について、同意できないことを表明し、その理由を述べ、討論いたします。  監査委員の性格と任務については、地方自治法でも明らかなように、その職務権限は、本県の財務に関する事務執行本県の経営する事業監査はもとより、みずからが必要と認めれば、本県補助金交付金負担金損失補償利子補給、その他財政的援助を与えているものの出納、また指定管理者など公の施設管理を行わせているものについても監査ができるなど、非常に広範な内容を含んでおり、憲法と地方自治法に基づいて住民の命と暮らしを守り、汚職や腐敗を厳しくチェックして、真に住民本位の公正にして厳正、効率的な財政執行を保障する上で、その果たすべき役割と権限は極めて重大なものがあります。  今回の提案と同様、自民党公明党議員監査委員であった二〇〇九年、一件の住民監査請求が行われました。それは、いわゆる志布志事件にかかわって、原告十一名の弁護士が接見交通権侵害されたとして、国と県に対し損害請求した裁判判決に基づいて支払われた損害賠償金五百五十万円のうち、県が支払った五十万円と遅延損害金を合わせた六十万百十三円について、元鹿児島県警本部長と元志布志警察署長に対してその損失を求償するよう勧告をすることを求めたものであります。  これに対して、監査委員会監査を行い、求償権の根拠となる国賠法第一条第二項を踏まえて検討した結果、本件訴訟判決において、弁護人固有接見交通権侵害し、過失があったと認定されているものの、故意または重大な過失があったとは認定されていないこととして、求償権を認めず、請求には理由がないと棄却判断を下しました。  監査委員会は、判決において故意または重大な過失があったとは認定されていないとしていますが、本裁判自体接見交通権侵害の有無を争っているものであり、これに故意または重大な過失があったという表現がなかったからといって、故意または重大な過失がなかったとは言っておりません。判決文を読めば、重大な過失どころか、故意で行われたことは明らかです。  請求人が述べているように、本件公職選挙法違反事件の当時の最高責任者であった元警察本部長と現地の元志布志警察署長は、裁判で認められた違法行為に重大な責任があることは明らかであり、十一名の弁護人に対する損害賠償金を県民に負担させることは許されません。  この住民監査請求は、県自身が被告となった裁判判決請求の原因であることに対して、監査委員会が真に住民本位で公正に判断を下すことができるのかが問われています。  裁判でも違法が認められた踏み字や接見交通権侵害を含め、証拠もないままに違法捜査で自白を強要し、冤罪を生み出した志布志事件の本質を見ようとせず、表面的な検討で棄却という判断を下しており、違法捜査を行い、冤罪をつくり出した県警を擁護する立場で検討されたと思わざるを得ません。  伊藤知事就任以来、本県議会では、我が党を除いて、提案されたすべての議案賛成するオール与党議会となっています。四人の監査委員のうち、一人は県職員OB、そして議員二人は知事議案にオール賛成与党議員。さきに述べた志布志事件にかかわる住民監査請求監査に見られるように、県政執行に対して公正、厳正な監査ができるのか甚だ疑問であります。  以上の理由により、両氏の監査委員選任同意できないことを申し述べ、討論を終わります。 17 ◯議長金子万寿夫君)以上で、討論を終結いたします。       ───────────── 18    △ 議案第五一号同意起立採決◯議長金子万寿夫君)これより、議案第五一号を採決いたします。  この議案は、同意することに賛成の諸君の起立を求めます。    [賛成者起立] 19 ◯議長金子万寿夫君起立多数であります。  よって、この議案は、原案同意することに決定いたしました。    [着席する者あり]       ───────────── 20    △ 報告第二号委員会付託 ◯議長金子万寿夫君)次に、報告第二号の委員会付託であります。  報告第二号は、総務委員会に付託いたします。  これより、委員会開催などのため、休憩いたします。  再開は、ブザーでお知らせいたします。        午前十時四十八分休憩       ────────────        午後零時  十分再開 21 ◯議長金子万寿夫君再開いたします。       ───────────── 22    △ 報告第二号上程 ◯議長金子万寿夫君報告第二号を議題といたします。       ───────────── 23    △ 総務委員長報告 ◯議長金子万寿夫君)これより、委員長報告に入ります。  総務委員長報告を求めます。  堀之内芳平君。    [総務委員長堀之内芳平登壇] 24 ◯総務委員長堀之内芳平君)総務委員会審査結果について、御報告いたします。  当委員会に付託されました報告第二号専第二号平成二十二年度鹿児島一般会計予算補正の件につきまして、全会一致原案のとおり承認すべきものと決定いたしました。  審査の過程の主な論議について申し述べます。  まず、専決後の財政調整に活用可能な基金残高及び県債残高見込みについての質疑があり、「平成二十二年度末の財政調整に活用可能な基金残高は、今回の専決処分によって、財政調整積立基金からの繰入金を十八億二千六百万円減額し、財政調整に活用可能な基金の一つである県有施設整備積立基金に二十九億八千七百万円を積み立てることとした結果、二百十三億円となる見込みである。平成二十二年度末の県債残高は、地方交付税の振りかえである臨時財政対策債の発行が多額に上ることなどから、一兆六千五百二十九億円となる見込みであるが、臨時財政対策債等を除いた本県独自に発行する県債残高ベースでは、平成二十一年度末から三百四十億円減の一兆三千六百九億円となる見込みであり、着実に減少している。また、平成二十三年度末の県債残高は、平成二十二年度末を十三億円下回る一兆六千五百十六億円、臨時財政対策債等を除いた本県独自に発行する県債残高ベースでは、四百六十八億円減の一兆三千百四十一億円となる見込みである」との答弁がございました。  次に、国の補正予算など、東日本大震災後の本県財政運営についての質疑があり、「東日本大震災対応し、必要な財政措置を講ずるため国の補正予算が成立したが、その財源は、子ども手当の減額や基礎年金国庫負担見直し等歳出削減等によるものであり、歳出としては、災害救助災害復旧事業等被災者団体向け内容となっており、本県財政運営に直接関係してくるものではない。しかしながら、本年度の公共事業執行に当たって、国の補助金交付金を五%留保し、その分を震災に向けられるようにするとされており、また、追加の補正予算の編成やその財源として税制改正による対応も俎上に上るなど、今後の地方財政に与える影響を注視していく必要があると考えている。したがって、国の対応状況を見ながら、慎重な予算執行に努めつつ、被災地域以外の地域における財政運営に大きな影響を与えることのないよう、国に対して求めてまいりたい」との答弁がありました。  以上で、報告を終わります。 25 ◯議長金子万寿夫君)以上で、委員長報告は終わりました。  御質疑はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] 26 ◯議長金子万寿夫君)御質疑はありませんので、質疑は終結いたします。       ───────────── 27    △ 表  決 ◯議長金子万寿夫君討論通告はありませんので、これより、報告第二号を採決いたします。       ───────────── 28    △ 報告第二号専第二号承認 ◯議長金子万寿夫君)お諮りいたします。  委員長報告は、承認でありますが、そのように決することに御異議ありませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり] 29 ◯議長金子万寿夫君)御異議なしと認めます。  よって、この報告は、委員長報告のとおり承認されました。       ───────────── 30    △ 閉会継続審査申出可決 ◯議長金子万寿夫君)次に、閉会中の継続審査の件を議題といたします。  お諮りいたします。  各常任委員長及び議会運営委員長から、配付いたしております申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありましたが、そのように決することに御異議ありませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり] 31 ◯議長金子万寿夫君)御異議なしと認めます。  よって、申出書のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。  これで、今回の臨時会に提出されました議案などは全部議了いたしました。       ───────────── 32    △ 知事あいさつ ◯議長金子万寿夫君)ここで、伊藤知事から発言を求められておりますので、これを許可いたします。    [知事伊藤祐一郎登壇] 33 ◯知事伊藤祐一郎君)今議会提案いたしましたすべての案件につきまして、承認並びに議決をいただきまして、まことにありがとうございました。心から厚く御礼を申し上げます。  また、新しい議会の構成も決定されましたが、今後とも、皆様方とともに、県勢のさらなる浮揚発展に向け全力を傾注してまいる所存でありますので、格別の御指導、御支援を賜りますようお願い申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。  ありがとうございました。       ─────────────
    34    △ 閉  会 ◯議長金子万寿夫君)以上をもちまして、平成二十三年五月鹿児島県議会臨時会閉会いたします。        午後零時十七分閉会 鹿児島県議会 ↑ ページの先頭へ...