綾町議会 2023-07-10
07月10日-02号
令和 5年第5回定例会( 6月)令和5年第5回(6月)綾町議会(定例会)会議録令和5年7月10日再開 令和5年第5回綾町議会(定例会)が令和5年7月10日午前9時30分
綾町役場議場に招集された。 出 席 議 員┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────
┐│議席番号 │氏 名
│議席番号 │氏 名
│├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤|1 |上 野 一 八 |7 |児 玉 信 |├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤|2 |中 神 智 光 |8 |日 高 幸 一 |├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤|4 |外 山 ひ ろ 子 |9 |松 浦 光 宏 |├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤|5 |海 江 田 和 久 |10 |橋 本 由 里 |├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤|6 |山 田 由 美 子
| | |└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘ 欠 席 議 員┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────
┐│議席番号 │氏 名
│議席番号 │氏 名
│├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤|3 |興 梠 智 一
| | |└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘ 事 務 局┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────┐│局 長 |高 松 俊 秀 |書 記 |野 村 美 樹 │└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘ 説 明 員┌─────────┬───────────┬─────────┬───────────┐|町長 |松 本 俊 二
│教育長 |岩 切 康 郎 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤|総務課長 |竹 下 琢 郎 |財政課長 |兒 玉 良 次 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤|福祉保健課長 |入 船 秀 康 |
農林振興課長 |入 田 賢 一 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤|総合政策課長 |松 下 栄一郎 |町民課長 |野 村 修 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤|建設課長 |中 原 修 一 |
教育総務課長 |野 村 敏 幸 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤| | |ユネスコエコパーク| ||
社会教育課長 |佐 藤 光 久 |推進室長 |倉 前 省 吾 │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────
┤|会計管理者 |阪 元 裕 一 |監査委員 |郷 田 五 男 |└─────────┴───────────┴─────────┴───────────┘令和5年第5回(6月)綾町議会(定例会)
議事日程令和5年7月10日再開 開 議 日程第1
一般質問会議に付した事件・議事日程と同じである。──────────────────────────────┌───────────┬──────────────────────────────────┐│質 問 事
項 │質問の要旨
│├───────────┼──────────────────────────────────
┤│提出議員 松浦 │ ││1.町長の施策方針につ│(1)町長が考える政策を伺う。 ││ いて │(2)
地域公共交通について伺う。 ││ │(3)高校生の通学補助、医療費の無償化について伺う。 ││ │(4)役場の体制は今のままでいいのか。職員の配置、人数は。 ││ │(5)
綾照葉樹林マラソンの復活はあるのか。復活するのであれば、どのよう
││ │ に行うか。
││ │ ││2.活性化協会について|(1)今後どのように運営していくのか。 |│ │(2)指定管理を受けた施設を貸すことができるのか。 ││ │(3)
活性化協会会則等の条件を満たしているのか。
││ │ 満たしていない場合は改訂を行うのか。 ││ │(4)綾川荘の運営方法は今のままで良いか。
││ │ │├───────────┼──────────────────────────────────
┤│提出議員 橋本 │ ││1.軍備増強 │(1)町長の見解を聞く。
││ │ ││2.高校生の医療費 │(1)前町長試算では400万円あれば可能とのことだった。
││ │ 県内でも取り組みが広がっている。町長の考えは。
││ │ ││3.学校給食費 │(1)国の財政支援があれば取り組むという前町長の答弁があった。町長の考
││ │ えは。
││ │ ││4.活性化協会 │(1)活性化協会の組織はどうするのか。 ││ │(2)各施設の現状と今後について。 ││ │(3)自治体としての責任をどう考えるか。 ││ │(4)
長期臨時的扱いの職員の待遇(処遇)改善は。
││ │ ││5.上水道未整備・公共│(1)
公共下水道加入工事費は分割払いがあるが、上水道引き込み工事費は分
││ 下水道未
加入世帯 │ 割払いがない。その理由及び分割払い導入の考えはないか。 ││ │(2)
公共下水道工事の分割払いを具体的に示してほしい。
││ │ ││6.人工透析患者への支│(1)大部分の透析患者は週3回の通院が必要で交通費負担が重い。改善を求 ││ 援 | める。
│├───────────┼──────────────────────────────────
┤│提出議員 日高 | ||1.町長が目指す町づく|(1)まず何を主に取り組むか。 || りについて |(2)防災、災害対策の充実とは。 |│ │(3)スポーツと先端技術の融合とは。 ││ │(4)
照葉樹林マラソンを復活させたいか。 ││ │(5)
活性化協会宿泊3施設の改善策としての取り組みは。 │├───────────┼──────────────────────────────────
┤│提出議員 中神 │ |│1.町長の施政方針につ│(1)町長のマニフェスト、三つの大きな柱の基に13の取り組みについて次 |│ いて │ の点について伺う。
|│ │ ①町民所得向上に向けた取り組みとして、農家、商店、
飲食店等経営者に
││ │ どのような支援を行うのか。
││ │ ②ウィズコロナから
アフターコロナヘ少しずつ動き出しているが、外貨を
││ │ 稼ぐためのどのような施策を考えているのか。
|│ │ また、
ふるさと納税寄付金アップのため、どのような取り組みを考えて
|│ │ いるのか。
|│ │ ││2.オーガニックスクー│(1)今回1名の受講者でスタートされたが、入学金55,000円、
授業料年││ ルについて
│ 額660,000円、研修期間が2年であるが、研修を受けたいがこの金
|│ │ 額がネックとなり断念された方はいなかったか。
|│ │ |│3.将来に希望が持てる│(1)施設野菜、露地野菜、果樹農家については収入保険制度があるが、畜産
││ 農業であるために │ 農家にはない。特に畜産農家は飼料代の高騰と子牛価格の下落により経営
││ │ 圧迫している。以前の基金の教訓を生かした農家が安心して営農できるよ
|│ │ うに綾町独自の
農産物総合基金の再構築はできないか。
|│ │ 綾町が先陣となり新たな基金制度を構築することにより、宮崎県全体の
農|│ │ 業経営改善を図ることができるのではないか。
││ │ ││4.
尾立養豚センターし│(1)
尾立養豚センターのし尿流出から2年半が経過している。この間幾度と |│ 尿処理問題について| なく生産者、JA、行政で話し合いがなされ、JA総代会においてし尿の
|│ │ 脱水機設置に関し総代会で6,500万円を支出することの議決をしてい
|│ │ る。これは河川放流または下水処理ができるようにするための施設整備に
││ │ 関する予算を確保するもの。
││ │ 私がJA理事の時に行政からは、9月までに何らかの方向性を示すと聞い
││ │ ていたが、現状はどうなっているのか。 │└───────────┴──────────────────────────────────┘(再開午前9時30分)
○議長(松浦光宏君) おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、一般質問となっております。議事進行については、格段のご協力をお願いいたします。 発言につきましては、簡潔にまとめられ、また、
綾町議会会議規則及び申合せ事項を守っていただきますようご協力をお願いいたします。 なお、執行部におかれましても、簡明に要領よくまとめられ、答弁漏れのないようにお願いいたします。 暑い方は、上着を脱いでいただいて結構です。────────────・────・────────────
△日程第1.一般質問
○議長(松浦光宏君) 日程第1、一般質問を行います。 あらかじめ、本日の質問者の順序を申し上げます。1番、松浦議員。2番、橋本議員。3番、日高議員。4番、中神議員。以上の順序で行います。 なお、関連質問につきましては、あとの
一般質問通告者で関連のある質問につきましては、先の質問者の質問終了後に関連質問を許します。 なお、1番目が私ですので、議長席を児玉副議長と交代いたします。(議長交代)
○副議長(児玉信君) 議長を交代いたしました。 松浦議員の一般質問を許可いたします。
◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。
○副議長(児玉信君) 松浦議員。
◆議員(松浦光宏君) まず、町長、6月9日よりご就任いただき、また今回の補正予算の議会に関しまして、バタバタした感じになったかと思います。しかしながら、様々な課題というのは山積みになっております。これからもスピード感を持ってやっていただければと思います。 それでは、私の一般質問をさせていただきたいと思います。 まず最初に、町長の施策方針について伺います。 これまで、町長は新聞等において、また前回の所信表明におきましても、様々な政策を述べられたと思います。いま一度、町長が考える政策を伺いたいと思います。よろしくお願いします。
○副議長(児玉信君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 6月9日に就任いたしまして、きょう、初めて皆さん方の一般質問に答弁をするためにここにおります。 3か月半前には、そちらのほうにいた人間でございますので、お互い少しやりにくい部分もあるかもしれませんけれども、ぜひともよろしくお願いしたいと思います。 また、今は、ちょうど九州の北部では線状降水帯ということで、警戒5レベルということで、
日高幸一議員の第二のふるさとである、私どもも議員の広報研修でお邪魔をした東峰村が、非常に危険な状態にあるということで心配をしております。 また、被害に遭われた方、被害が出たところに対してましては、心からお見舞いを申し上げたいというふうに思います。 それでは、松浦議員の質問に対してお答えをさせていただきます。 今、松浦議員がおっしゃったように、基本的には先日の所信表明で述べたとおりでございます。加えて、広報あや7月号での就任の挨拶や町長選挙に関する
宮崎日日新聞の記事をはじめ、選挙広報や後援会発行の文書などを通して、私の町政に関する基本的な考え方は既に示しております。 その中で一貫してお伝えしていることは、綾の原点に立ち返り、綾らしさ、すなわち綾ブランドを進化発展させ、幸福度の高い綾町の再生、そして、その自信と誇りを未来につないでいく、すなわち再び光り輝く綾町にする、そのためのまちづくり、人づくりに一致団結して取り組んでいきましょうということであります。 この後、各議員からの一般質問の通告内容を見ますと、重なる部分もあるかと思いますが、それらも含めて、少し話をさせていただきたいと思います。 まず、綾町が抱えている課題についてですけれども、人口減少や
少子高齢化対応、地場産業の振興、文化芸術の振興、災害の備えをはじめ様々な分野で取り組んでいかなければならないことが山ほどあります。 また、
自治公民館制度や活性化協会をはじめとする各種団体などの在り方に加えて、役場内改革にも取り組んでいかなければならないと考えております。 そして、これらはどれも、待ったなしの課題であると同時に、それぞれが関連していることもあり、ある程度同時進行で進めていく必要があるとも考えています。 まず最初に、先ほど申し上げましたけれども、今、九州北部のほうでは、非常に危険な状況になっておりますけれども、綾町での災害の備えについて申し上げます。 町民の生命と財産、生活を守るということは行政の使命であります。また、災害に対する具体的かつ実効性のある
マニュアル整備や訓練が重要であります。 まずは、災害時に迅速かつ適切な避難が行える体制を整えることを第一に、
職員行動マニュアル、
避難所運営マニュアルの作成の取組に加えて、町民の意識向上のための啓発、啓蒙活動などを実施し、全町的な訓練につなげたいというふうに考えております。 また、消防資材、機材の充実、各地区公民館に防災倉庫の設置、
インバータ発電機の配備も、順次進めてまいりたいというふうに考えております。 次に、町民の所得向上についてですけれども、これは、きょう、また明日の一般質問の中にも含まれますけれども、簡単にここではお話をしておきたいと思います。 会社勤務の方の所得向上については、自治体でできることというのは限られているというふうに思っております。地元の会社であれば、その会社の業績がよくなれば、社員である町民の給与やボーナスにも影響いたします。例えば綾町として、その会社の商品を使ってみるとか、そうすることで会社の宣伝につなげてもらうということなどはできるのではないかというふうに考えています。 また農業については、生産量の拡大及び品質の向上、販路の拡充に加えて、販売価格の向上、すなわち綾町産としての付加価値を評価してもらえるような
アピール活動などを支援することにより、生産者の所得向上に寄与できるのではないかと考えております。 商業部門につきましては、町内消費のさらなる拡大、町内外への
広報宣伝活動拡充、
町内マルシェ開催など、イベント企画などへの支援が考えられます。また一方で、負担軽減も所得向上につながる手段の一つと考えております。 様々な観点から、町民の所得向上に寄与する支援策を検討していきたいと考えております。 次に、まちづくり、ひとづくりについてであります。 町民の生活環境のさらなる充実については、まちづくりを異なる表現で示したものだというふうに理解をしていただきたいと思います。 道路をはじめとした
町内インフラの整備、町内の景観・美化、町内施設のメンテナンスなど、町民生活を取り巻く様々な環境を充実させるということであります。 また、多様性の尊重と一体感の醸成につきましては、
町民いや人間の考え方は人それぞれであります。自分と違う考え方を一方的に排除するのではなく、お互いの考え方を尊重することは、極めて大切なことだというふうに考えております。 例えば、綾町には移住されてきた方がたくさんいらっしゃいます。その人たちとの関係においてもそうですが、町民の世代間においても考え方に相違があります。そういう場合、綾町の歴史や文化をしっかり伝え、基本的な考え方を理解していただいた上で、方法論についてはじっくり協議し、柔軟に対応していく必要があると考えております。 そうすることが、一体感の醸成につながるのではないかというふうに考えております。 さらに、ワクワク感ですけれども、何か新しいことに挑戦している、またそういう状況を見ているとき、皆さんもワクワクするというふうに思います。 綾町は、何か楽しいことをやっているね、綾町は今も時代を先取りしたことをやっているねと、町内外の人に感じていただけるようなことをやることで、ワクワク感や一体感の醸成につながり、綾町に住んでよかった、綾町に行ってみたい、綾町に住みたいにつながり、まさに幸福度の高い町の実現につながっていくのではないかというふうに考えております。 以上、松浦議員の最初の質問に対しての答弁であります。
○副議長(児玉信君) 再質問ございますか。
◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。
○副議長(児玉信君) 松浦議員。
◆議員(松浦光宏君) 今、町長から政策について答えていただいたんですけれども、新聞等で話されたこととか、所信表明で話されたことも含めて、お聞きしていきたいと思います。 まず一つ、ちょっと学校給食のことに関して、今回、
コロナ給付金、終わります。前回の前町長、この後、橋本議員も質問の中に入れられているんですけれども、前町長が、何か対策があればやるということだったんですけれども、町長として、今後も無償化を続けていかれるのか、どのようにお考えか教えていただければと思います。
○副議長(児玉信君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 前町長の議会での発言では、橋本議員が指摘されているとおり、約400万円あれば可能だということでありました。現在も、その試算状況は、ほとんど変わっていないというふうに聞いております。また、認識もしております。 基本的には、給食費につきましては、今年度いっぱいは全額支援をするというふうな形にしております。 来年度に向けては、金額的に大体7,000万円弱の費用がかかるということであります。これを継続的にやっていくということは、現実的に難しいのかもしれませんけれども、できる限り支援をしていく、そういう方向で、今後、詳細を詰めていきながら検討していきたいというふうに考えております。 以上です。
◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。
○副議長(児玉信君) 松浦議員。
◆議員(松浦光宏君) 今年度いっぱいは全額で、来年度以降は7,000万円かかるということで、大変厳しいものだとは思うんですけれども、やはり保護者のほうも全額負担になっていくと、様々な困難というか、また混乱も起きると思います。 しっかりと保護者の方には説明していただいて、今後進めていただきたいなと思っております。 また今回、町長が答えていかれた中で、人口減少、これが一番大きな問題になってくるかと思います。その中で早急にやらなくちゃいけないことと思われるのが、空き家、空き店舗、空き農地の対策だと思いますけれども、町長、これから、この空き家、空き店舗、空き農地については、どのようにやっていこうというお考えかお教えください。
○副議長(児玉信君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 空き家につきましては、先般の選挙期間中、綾町をくまなく回りまして、非常に多いということを改めて感じました。何とかしなければいけないということはありますけれども、もちろん所有者がいらっしゃることですので、そういうことにつきましては、地元の不動産会社さん含めて、様々な情報を収集した上で対応してまいりたいというふうに思っております。 また空き店舗についても、大変多く空き店舗となっているところがあります。議員時代に商工会主催のワークショップに参加させていただいて、その中で、あるグループから、まずは現状把握をしたいと、することが第一だということを発表されておりました。 そういう空き家、空き店舗マップというものを作成しようじゃないかというようなことがありましたので、そういう活動と連携を取りながら、しっかり把握した上で個別で対応をしてまいりたいというふうに考えております。 以上です。
◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。
○副議長(児玉信君) 松浦議員。
◆議員(松浦光宏君) 今回、オーガニックスクールが開校したということもありまして、綾町に移住されてくる方の中にも、有機農業をやりたいという方もたくさんいらっしゃるのかなと思います。 ただ、しかしながら有機農業をやるためには、農地の確保というのは必要不可欠であります。この空き農地の管理をすることによって、また空き家の管理をすることによって、空き店舗を管理をすることによって、ここを町がしっかり把握していけば、こちらに移住されて何かやりたい、農業をやりたい、何か商売をやりたいという方が、住まい、そして店舗、農地の確保というのにもつながると、また移住されて来られる方、またその仕事、職についても、早急に相談してもらえるものだと思っております。 今、町長がおっしゃられたように、町が空き家についてのしっかりとした考えを持って、空き家バンクなりを町内の不動産屋と相談しながらやっていく、空き農地に関しても、しっかり管理した上で、農地が衰退していかないような形で管理をしていく、誰かがやりたい、この野菜を作りたいといった場合に、ここだったら適していますよという、すぐ紹介ができる、そういった施策を進めていただきたいなと思っております。 早急にやっていただきたいことだと思いますけれども、総合政策課、農林振興課、町民課、いろいろと横のつながりも必要になってくる対策だと思います。しっかりと町長主体で進めていっていただければと思いますが、どのようなお考えでしょうか。
○副議長(児玉信君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 空き家、空き店舗につきましては、先ほど申し上げたとおりです。 農地につきましては、現在も農業委員会と連携をしながら、麓地区、それから錦原のところで、そういう整理をやっております。 これは、なかなか一緒くたに進むというわけではなく、やはり、ここも所有者がいらっしゃいますし、なかなか自分の土地、農地に、思い入れがある方がたくさんいらっしゃいます。そういう方々を含めて、今だからこそできることというのはあるのかなというふうに思っております。 やはり、同年代の方々に今の現状を説明をしていただきながら、ご理解をいただいて、若い方に農地を譲るというようなこともしていかなければいけないというふうに思っています。その橋渡しを、町としてもしっかりやっていきたいというふうに考えております。 そういうことを、とにかくこれから、一つ一つしっかりと対応してまいりたいというふうに考えております。 以上です。
◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。
○副議長(児玉信君) 松浦議員。
◆議員(松浦光宏君) 大変前向きな回答でありがとうございます。 空き家については、もう長くなれば長くなるほど所有者も分からなくなってくると思います。これは、空き農地も一緒ですけれども、今、スピード感を持ってやることによって、しっかり管理していただいて、進めていただきたいなと思っております。 次に、災害の件で少しお答えいただいたんですけれども、今回、発電機、
インバータ発電機です。何台か購入される予定でもあります。各公民館に配置されるものだと思っておりますけれども、ただ配置されるだけではなくて、しっかりとした使い方の訓練、そして立町公民館が、いい事例として、その
インバータ発電機を公民館につないで電気が確保できるような形にもなっております。こういった工事とかを、どのようにやって、実際、災害で避難されたときに、できるだけ、そこが避難場所になるようにしていかなければならないと思いますけれども、このような指導、また訓練というのは行われる予定でしょうか。
○副議長(児玉信君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 議員時代も、この防災、災害対策というのは話をしてまいりました。同僚議員も熱心に、約2期にわたって、この問題に取り組まれた議員もいらっしゃいました。なかなかその中で進んでいかなかったという、そういうジレンマを感じておりましたので、私としましては、やっぱり町民の生命、財産を守るという観点からも、しっかりと対応してまいりたいというふうに思っております。 もちろん、各公民館ごとで、それぞれ事情が異なるかというふうに思っておりますので、公民館長さんたちのご意見も頂戴しながら、進めてまいりたいというふうに考えております。 以上です。
◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。
○副議長(児玉信君) 松浦議員。
◆議員(松浦光宏君) ぜひよろしくお願いいたします。 また、年々災害も激しくなり、予想のつかないものになってきております。避難する私たちの立場からすると、一度避難すると、大丈夫だったときに、また次も大丈夫だろうということで、年々、避難者の方も避難するのが遅くなったり、避難されなかったりというのも出てくると思います。 今まで、そういう避難訓練というものが行われていなかったんですけれども、避難、どのタイミングでするのがいいのか、またその指導というのはどのように行っていくのか。町長は、避難所のほうにも避難されたことがあると思いますので、避難の現状というのはよくご存じだと思います。どのようにしていくのが一番よろしいかとお考えでしょうか。
○副議長(児玉信君) 町長。
◎町長(松本俊二君) まずは、やはり、しっかりとしたマニュアルを構築することが大切かというふうに思っております。 それは指揮をする役場であったり、それから消防団であったりというところかというふうに思います。 また、地区への啓発をしていただく、お声がけをしていただくというのは、民生委員の方々もしかりというふうに思っております。そういう方々に分かりやすいマニュアルというのは、しっかり提示をして、そして周知をしてやっていくということが、まず最初かなというふうに思っております。 また避難所に行ったときに、私も2回ほど綾小学校に避難をいたしましたけれども、避難をしている側の立場に立って、役場の職員もそうですし、そのほか、関係する方々は、そういう視点で物事を見ていかなければいけないというふうに思っています。 例えば、つい立てのあるもの、テント式のものがありますけれども、私が小学校に避難しているときには、それをただ教室に置いて、使ってくださいということしか、残念ながら話が来ませんでした。2人以上じゃないと、なかなかできないものですので、そういうことをしっかり一緒になって、それを立てる、もしくは造るということをしなければ、なかなか実際にそういう状況になったときに対応できないというふうに思っておりますので、もう少し気配りをした、そういう説明であったり対応というのは、必要なのかなというふうに思います。 様々な備品は、しっかり準備をされているというふうに思いますので、そういうものを、きちんと公民館であったり、それから避難所となるべき小学校であったり、もしくは中学校であったり、その他の避難所に常備できる、そういう体制も必要かというふうに考えております。 以上です。
◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。
○副議長(児玉信君) 松浦議員。
◆議員(松浦光宏君) マニュアル作成が大切であるということで、
職員行動マニュアル、
避難所運営マニュアルの作成に取り組むということで、最初にお答えいただいたんですけれども、いつ頃までにこれをつくられる予定で考えられておりますか。
○副議長(児玉信君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 基本的には、今年度中にはそろえたいというふうに思っております。県の防災センター、危機管理部署とも連携をしながら、しっかりとつくり込んで、またつくり込んだ上で全町的な訓練を行っていくということが、大事かというふうに思います。 議員時代にも、滋賀県にある研修所で、この防災についての研修を受けました。そのときには、熊本の水害のときの熊本市の危機管理課の方、それから先日起きました熱海の土砂崩れを対応された熱海市の市議会議長さんの話を聞きました。 そこで、とにかくやっぱり、最低限マニュアルはつくっておかなければいけないと。その上で、なかなかそのとおりに行かないんだとこういう話を聞いておりますので、まずはそういう基本的なところをしっかりやった上で、そして、それをきちんと行動に移すということを繰り返しやるということが、一番の訓練になるかというふうに思っております。 以上です。
◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。
○副議長(児玉信君) 松浦議員。
◆議員(松浦光宏君) マニュアルは今年度中に作成ということなので、ぜひいろんなことを考えた上で、作成していただきたいなと思いますが、ただ、災害のほうも待ったなしで訪れるものであります。これから災害が増える時期になってきておりますし、現在、町内でも新型コロナウイルス感染症、インフルエンザが増えてきております。全国的に見ましても、九州、沖縄から、鹿児島、宮崎のほうとかなり増えてきているものだと思っております。 こうした感染症にかかった方々が避難する際に、どのような方法で行えばよいのか、またどこに行けばいいのかというのが、常時分かる状態にする必要性があると思います。これについては、どのようなお考えで対応していくものだと考えておりますでしょうか。
○副議長(児玉信君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 感染症につきましては、非常に難しい対応を迫られるかというふうに思っております。現在、新型コロナについては5類に引き下げられているわけですけれども、やはり感染をするというリスクはありますので、そういうものについても、このマニュアル等に盛り込みながら、そういう施設、またそういう場所を確保していく必要があるかというふうに思っております。 私も民間にいるときに東日本大震災、その前の阪神淡路大震災を体験をしております。東日本大震災のときには、大阪で一報を受けたわけですけれども、すぐ東京に戻って対策本部を立ち上げて、その指揮を執ったという経験もあります。 様々なそういう経験を、この綾町の町民を守るために生かしていきたいというふうに考えております。 以上です。
◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。
○副議長(児玉信君) 松浦議員。
◆議員(松浦光宏君) 町長の施策については、議員時代より、ここにいらっしゃる現職の議員、また辞められた議員とかもいらっしゃいますけれども、様々な議論を交わしてきたものを積み重ねてきたその先だと思っております。しっかりやっていただければと思っております。 次に、
地域公共交通について伺います。 現在、100円バス、タクシー券、それに巡回バスと3つあると思うんですけれども、これからどのような観点で行っていくのか、どのように行おうとしているのかお教えください。
○副議長(児玉信君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 今、議員がおっしゃったように、現在、巡回バスの運行やタクシー券の配布を行っておりますが、高齢者の交通手段については、さらなる充実を図っていきたいというふうに考えております。 巡回バスについては、その頻度やコースなど、タクシー券につきましては、使用枚数制限の撤廃や免許返納者を含めた対象者の見直しなど、利便性向上に向けた検討をしてまいりたいというふうに考えております。 また、町外の病院巡回バスなどの、そういう運行なども、ぜひ検討したいというふうに考えております。 なお、現在、100円バスを含め、様々な制度が混在している状況であります。相互の関連性や財源に加えて、宮崎交通様との関係なども踏まえた上で、総合的に検討してまいりたいというふうに考えております。 以上です。
◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。
○副議長(児玉信君) 松浦議員。
◆議員(松浦光宏君) 巡回バス、これについて、前は免許を持っていらっしゃる方は使えないという縛りがあったりですとか、そういったものがあって、大変使いづらいものだったと思っております。 また、巡回バスが運行しているかどうかというのが、なかなかパッと見て分かりづらいものであるので、周知がなかなか行き渡っていないんではないかなと思っております。 使いやすい巡回バスにするためにはどうすればいいのか、また、今、軽自動車と普通車とで走っているような状態なんですけれども、どの車が巡回バスなのか、一目見て分かりづらい状況にあります。 これが、少し分かりやすいような環境で走っていると、そういったものも使えるんだという宣伝効果もあると思うんですけれども、どういった方法で今後周知していくのか、また、この運転手に関して、前社協の会長が、働ける運転手の年齢制限を65歳にしたという話も聞いております。 今の仕事をされる中では、65歳っていったら、かなり若い年齢だと思っております。この年齢制限をしたことの経緯が、もし分かれば教えていただければと思いますし、もしそうであれば、今後、このままの状態でやっていくのかどうかというのをお聞かせいただければと思います。
○副議長(児玉信君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 町内巡回バスにつきましては、議員のおっしゃるとおり、もう少し目立つような形で検討したいというふうに考えております。 例えば、私が選挙のときに使っておりましたようにラッピングをするとかというような形で、高齢者にはっきり分かるような、そういうことも一つの方法ではないかというふうに考えております。 それから、様々な告知、周知をした上で、利用の利便性を高めるということに努めてまいりたいというふうに思っております。 それから、バスの運転手の年齢制限につきましては、その経緯については、私はちょっと存じ上げませんけれども、現在、65歳ということになっていることにつきましては、これは見直す必要があるかというふうに思います。 ただ状況によっては、やはり、例えば負荷がかかるとか、そういうようなことも考えた上で、そこは、その辺は臨機応変に対応してまいりたいというふうに考えております。 一概に65歳以上になったら駄目だというような、そういうふうな制度にはしたくないというふうに考えております。 以上です。
◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。
○副議長(児玉信君) 松浦議員。
◆議員(松浦光宏君) ぜひよろしくお願いいたします。 また今回、巡回バスを、町外の病院の巡回バスの運行も考えられるということであるんですけれども、今後、その巡回バスの台数とかも増やすようなお考えもあるんでしょうか。 今、社協で運営しておりますけれども、どのような形で行おうとしているのか、もし、今の時点で分かることがあれば、少し詳しくお教えください。
○副議長(児玉信君) 町長。
◎町長(松本俊二君) まだ、具体的な内容は固まっておりません。また実際に実現できるのかというところも、現時点では、まだ分からないんですけれども、やはり病院に行かれるために100円バスというのを、制度をつくったというふうに理解をしておりますので、そういう方々が使い勝手のいい形にしなければ、乗り降り含めて、やはりバスの運転手さんは、乗り降りまで手伝っていただくということは、それは難しいというふうに思っております。ただ町が運行する巡回バスであれば、そういうことも可能なのかなと。 また、ドア・ツー・ドアで行けるということも含めて、それは非常に重要なことではないのかなというふうに思っております。 先ほど申し上げたように、台数を含めて今、様々な制度が混在しておりますので、財源面も含めて総合的に考えて、便数であったり、実現に向けた工夫をしてまいりたいというふうに思っております。 以上です。
◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。
○副議長(児玉信君) 松浦議員。
◆議員(松浦光宏君) 予算のこともありますので、大変難しい問題かとは思います。ただ、町長、おっしゃられるように、なかなか、今、100円バスのほうでは、病院に通うというのは難しいものだと思っております。 また、バスの本数もかなり減ってきておりますので、なかなか思う時間にそこに行けないということもあります。 また、市内の病院にタクシーを使っていこうと思うと、かなりの金額がかかることになりますので、なかなか、このタクシー券だけでは対応できない状況になってきているものだと思っております。 ぜひ、この町外の病院巡回バスについては、実現できるように、しっかりと練っていただいて、実現に向けてやっていただきたいなと思っております。 またタクシー券については、今度からの使用枚数の制限とかを撤廃したり、免許返納者についても考えるということなんですけれども、実際、高齢者だけでなく、障がい者の方、免許を返さざるを得ない方とかの足についても、しっかり考えていただきたいと思いますし、それを含めて、この3つの
地域公共交通について、今後、どのように運営していくのが一番望ましいのかということを考えた上で、行っていただきたいと思います。ぜひよろしくお願いいたします。 次の質問に移ります。3番です。 高校生の通学補助、医療費の無償化についてお伺いいたします。 現在、通学補助については4分の1補助、これ、
コロナ給付金で行われていたものだと思います。今回からなくなりますけど、どのような財源で、これをどこまでやっていくのかということについて伺いたいと思います。 また、医療費の無償化についても、私がここで一般質問させていただいたときには、県内では、まだどこもやっておりませんでした。現在では高鍋町、新富町、西米良村がやっております。また、新たに都城市のほうでもやろうということになっていると思っております。綾町としては、どのようにやっていこうと思っているのか、町長のお考えをお聞かせください。
○副議長(児玉信君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 高校生の通学援助につきましては、今、松浦議員がおっしゃったとおりでありますし、先ほど私も説明したとおりであります。今、実質的には約半分の支援というところに至ったわけです。それでもまだ半分という状況であります。 今回、4分の3まで上げようという検討を、執行部のほうでもしたんですけれども、様々なことを考えていかなければいけないということで、少し、その辺を整理をした上で、9月の議会のほうに上げさせていただきたいというふうに考えております。 その時点で、4分の3まで引き上げたいというふうに思っております。 そのときには、今は就学支援と、それから通学費を分けてやっておりますけれども、これを一体化した形でやると。今、対象になっていない、いわゆる学校が出しているスクールバスであったり、それから、町外から県外に行っていらっしゃる高校生をお持ちの家庭についても、支援をしていきたいというふうに思っております。 その辺を、しっかり細かいところまで詰めた上でご提示させていただければというふうに思っております。 したがいまして、今回の6月議会の補正には上げておりませんので、そこはご理解をいただければというふうに思っております。 また、医療費の無償化につきましては、松浦議員がおっしゃったとおり、今、高鍋町、新富町、西米良村、そして都城市、この4自治体が行うということであります。綾町としても無償化に向けて、前向きに検討してまいりたいというふうに思っております。 これも法則的に考えて、財政面含めて考えていく必要があるかというふうに思っております。 以上です。
◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。
○副議長(児玉信君) 松浦議員。
◆議員(松浦光宏君) 町長が、今、回答されたとおり、現在4分の1で就学支援金、年間3万6,000円と併せて、バスの定期の約2分の1が今の補助率であります。これを4分の3程度まで拡大していただけるということで、9月議会に、今、出されるという回答でありました。 また、これがスクールバスや町外、県外についても支援するということであるんですけれども、ほかに自転車通学をされている方ですとか、部活の関係上、送迎をされている親御さんたちもいらっしゃると思います。燃油の高騰もあって、ガソリン代とかもかなりかかってきているものと思いますが、その方たちにも支援していただけるという考えでよろしいんでしょうか。 また、9月に出される際の、もう少し具体的にこういった形でやるんだということがあれば、今の時点で分かっている範囲で結構です。お教えください。
○副議長(児玉信君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 基本的には全ての対象者というか、全ての対象者を支援するという考え方でおります。したがいまして、自転車で通学をしている方々も含まれるということです。その辺につきましても、詳細をしっかり詰めてまいりたいというふうに思っております。 以上です。
◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。
○副議長(児玉信君) 松浦議員。
◆議員(松浦光宏君) ぜひよろしくお願いいたします。9月議会のときにですので、またこれが、今、人口減少が進んで、本当に少なくなっている年齢の世代だと思っております。 どうにか、この世代が綾町に残ってもらえるような対策をやっていただきたいなと思います。 また、町長にひとつお願いがあるんですけれども、実際、今のバスの運行が、なかなか少なくなってきて、特に土曜、日曜、部活に通っていらっしゃる高校生は、通学される、その部活に行かれる時間帯にバスがないという状況で、結局送迎をしなければ学校に行くことができないという状況であります。 ここを、ちょっと宮交さんとお話ししていただいて、土日もその子どもたちが通学するような時間に、1本でも2本でも走らせていただけるように相談いただければと思うんですけれども、どのようにお考えでしょうか。
○副議長(児玉信君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 宮崎交通さんも、前期は黒字化できたということでありますけれども、やはり一企業としての収益性というのも、当然、考えているかと思います。 したがいまして、余り無理を言ってもしょうがないというふうに思っております。選択と集中というのを宮崎交通さんにもご提案をして、本当に空っぽで走っている時間というのもあります。私もバスを見かけるんですけど、空っぽであるという状況がありますので、その辺のところをしっかり分析した上で、ちゃんと利用者が多い時間帯を増やしてもらうということであれば、宮崎交通さんとしても、コストはそんなにかからない、減らせるということもあると思いますし、利用者が増えるということもあると思いますので、そういうところはしっかりと、宮崎交通さんと話をしていきたいというふうに思っております。 以上です。
◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。
○副議長(児玉信君) 松浦議員。
◆議員(松浦光宏君) ぜひよろしくお願いいたします。 次に、医療費の無償化なんですけれども、前向きに検討はしていただけるということでありますが、実際、高校生の医療費を無償化にしたとき、前回、前町長は400万円程度だという回答をしてるんですけれども、実際はそこまでかからないんじゃないかなと分析はしております。 今の中学生の医療費無償化に対してどのぐらいの予算が実際かかっているのか、小学生の無償化に関してはどのぐらいかかっているのか、そういった分析ができているのであればお教えいただきたいと思います。
○副議長(児玉信君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 残念ながら、そこまで、今、まだ分析は進んでおりません。 ただ、400万円以上になるという考え方は、私もそういう認識は持っておりません。 高校生の場合は、やはり部活でのけがとか、そういうものもあると思っておりますので、そう考えれば、そこまで多額の金額にはならないというふうに思っておりますけれども、そういう制度設計の部分につきましては、やはり慎重に設計をしていかなければいけないのかなというふうに思っておりますので、少し時間をいただきたいというふうに考えております。 以上です。
◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。
○副議長(児玉信君) 松浦議員。
◆議員(松浦光宏君) 通学補助のこともありまして、一貫してやっていただくのが一番望ましいものであるとは思うんですけれども、何せ予算の都合というものもありますでしょうから、それに関しては早急に確保していただいて、早期の実現を目指していただければと思っております。 次の質問に移ります。(4)です。 役場の体制は今のままでいいのでしょうか。 職員の配置人数は、今現在、町民課、総合政策課、また福祉保健課、本当にその中身の仕事が、僕らから見ても分かりづらいものであるし、どこがどの範囲でやっているのかというのが、いまだになかなか分からないところもあります。 それに対しての職員の人数が、今、適切であるのか、またそれが適切でないのであれば、今後どのようなことをやっていくのか、町長の考えをお聞かせください。
○副議長(児玉信君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 役場の現体制につきましては、令和3年4月にスタートして、機構改革を行ってから2年以上が経過しているわけです。 その間、自治体DXとか防災減災、それから環境施策、福祉、教育施策など、社会の変化や町民のニーズも大きく変化をしてきております。また、それぞれの業務において、職員に求められる専門性というのも高くなってきており、職員を増員して対応せざるを得ない状況を迎えております。 現在、特別職を除く正職員数は98名であり、職員数の上限は、令和4年4月から定員95名を100名にしましたけれども、今後、定数条例の改正と併せ、気候改革についても検討を重ねてまいっていないというふうに考えております。 ただ、その大前提となるのは、やはり事業や業務の棚卸しをしっかり実施した上で、効率化と適正化を図っていかなければならないというふうに考えております。 これは、私が議員のときから、それをずっと言ってきておりますので、そこはしっかりと対応してまいりたいというふうに思います。 したがいまして、人数を増やすということと併せて、そういう業務の見直し、それから事業の見直しというのをしっかりとやっていく必要があるというふうに、まず、そこからだというふうに考えております。 以上です。
◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。
○副議長(児玉信君) 松浦議員。
◆議員(松浦光宏君) 町長、おっしゃられるとおり、令和4年の4月から、定員95名を100名にしたんでありますけれども、それでも足りないというのであれば、また、そこの増員というのも考えていただかなくちゃいけないと思いますし、現状、町長が議員時代からよくおっしゃっていましたし、よくご存じだと思いますけれども、新たな職員の異動があったときに、課内でその部署を任されて、その担当を持ったときに、なかなか自分が何をしていいのか分からない状況があっているんではないかなと思います。 特に総合政策課なんかは、抱えている案件がすごく複雑でありますし、前町長時代には、何かこう、思いついてやろうということで、課に任せられるものが、全て総合政策課に行っていたものだと思います。 まして、近年、急に12月になってから、活性化協会でまたやるということで、その業務ものしかかってくるものだと思います。仕事量だけが増えていて、実際、その担当されている職員については、もう何をしていいのか、自分が何をしなくちゃいけないのか、本当に分からない状況であると思いますし、これが町民から見ると、担当職員の責任になったり、担当課の責任になったりと、職員が責められる事態にもなっていると思います。 ここを、しっかり分かりやすく職員に負担にならないように、あとは職員が、自分の仕事がこういうものだというのを明確に分かった上で、できるような体制づくりをしていただきたいと思いますけれども、町長の考えが何かあれば、お教えください。
○副議長(児玉信君) 町長。
◎町長(松本俊二君) つい先日も、兼務の職員3名へ辞令を発したところであります。 様々な理由はあるんですけれども、そういうような状況が、やはり続いてきているということですので、それについては根本的に考え直さなければいけないということは、先ほど申し上げたとおりであります。 また、そういう機構改革を含めた業務の内容についても、しっかりと精査をした上で、また整理をして、職員にも分かりやすい、また町民にも分かりやすい、そういうものをつくっていきたいというふうに考えております。 そして、そういう兼務をする、また兼務をさせられる職員というのは、私は優秀な職員だというふうに認識をしております。そういう人たちには、しっかりと評価をしてあげるべきだというふうに思っておりますので、みんなと同じということではなく、しっかりとモチベーションを持って仕事に励んでもらう、また、そういうふうに一つだけではなく、いくつもの業務を任せられる、そういう職員になりたいというふうに思ってもらえるような、そういう環境をつくっていきたいというふうに考えております。 そういう意味では、幹部職員に対して、職員のマネジメントについての勉強をするようにということで、今、ある本を皆さんで読んで、回し読みをしていただいているという状況であります。 以上です。
◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。
○副議長(児玉信君) 松浦議員。
◆議員(松浦光宏君) 難しい問題ではあるとは思うんですけれども、新型コロナに対し制限が緩和されたことによって、いろんな事業もまた再開されるものだと思います。 しっかりと、必要なもの、必要ではないものというのを精査した上で、また新しく始めるものがあれば、それを変えていったりとかいうのも必要になってくるかと思いますけれども、できるだけ職員に負担のかからないやり方でできるような対策をやっていただきたいと思います。 また、私たちの時代の職員と、今、入って来られる職員とで考えたときに、やっぱり受けている教育が違いますので、なかなか同じやり方では、いい職員というのは育っていかないんじゃないかと思います。 私たちが、また若い職員に対して、私たちの世代が若い職員に対して歩み寄るところ、また若い世代が、私たちの時代のいいところを分かってもらって、そっちに近づいてもらえるようにやっていくこと、いろんな教育、実習というのも必要ではないかと思いますので、いろんな研修とか、いい研修があれば積極的に参加していただいて、職員を育てていただきたいなと思っております。ぜひよろしくお願いいたします。 次の質問に行きます。
綾照葉樹林マラソンの復活はあるのか。また復活するのであれば、どのように行うのか、お教えください。
○副議長(児玉信君) 町長。
◎町長(松本俊二君) この
照葉樹林マラソンにつきましては、残念ながら33回で幕を下ろしたわけですけれども、その後も、今、火は消えず、町内の若手を中心に、もう一度復活させようという機運があります。私も、その方々と一緒にやっているということであります。 今年度のマラソンについてですけれども、10月29日、日曜日に、約200人規模で吊橋を出発して錦原運動公園をゴールとしたハーフマラソンの部の大会というのが計画されているようであります。 先日、実行委員会からの要望もありまして、高岡警察署に道路使用についての協議もしたところであります。 近日中に公募し、参加者を募るということを聞いております。 来年度につきましては、ぜひとも本格的な復活を目指して取り組んでいきたいというふうに考えております。詳細な実行計画については、今後しっかりと協議をしていく考えでおります。 今回、町長就任の挨拶で各方面回りましたけれども、必ず言われるのが、このマラソンのことでありました。3年前に、プレのマラソンを120人でやりましたけれども、来年度は、ぜひ、これ人数は私の勝手な想像ですけれども、4,000人規模ぐらいの、そういうもので対応したいというふうに思っております。 それで、これまでいろいろ課題となっていたところも、しっかりと分析をした上で、そういう負荷がかからない、また、お金のかからない、そういうものを考えております。 以上です。
◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。
○副議長(児玉信君) 松浦議員。
◆議員(松浦光宏君) 今回、その今年度については200人規模で、吊橋出発ということであるんですけれども、実際、今、吊橋のほうの携帯電話等の通信に関しては、つながるようになっているんでしょうか。担当課長のほうで分かれば、よろしくお願いします。
○副議長(児玉信君) 総合政策課長。
◎総合政策課長(松下栄一郎君) ご質問にお答えしたいと思います。 吊橋での携帯電話の使用は、まだ電波が通じない状況でありますので、使えない状況は続いているところでございます。
◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。
○副議長(児玉信君) 松浦議員。
◆議員(松浦光宏君) 吊橋は観光客も多いですし、そして古いナビとかだと小林インターで降りて、ちょっと須木方面のほうに寄っていくと、ナビゲーションが須木線から吊橋方面に抜けてくる道を示したりするんです。 実際、その辺を示すと、今、落石とかも多くて、とがった石とかが落ちていて、タイヤがパンクをしたりとかする方たちは、そこを車が通るまで、その状況を知らせることができない。ましてや、今までだったら吊橋まで行けば、何とか電波が通じる、またそこに行けば誰かがいるということで、そんな状況が続いていたんですけれども、これは早急に、その吊橋周辺に関しては電波を通していただきたいなと思うんですけれども、いつ頃通じる予定でしょうか。分かればお教えください。
○副議長(児玉信君) 町長。
◎町長(松本俊二君) まだ時期は、はっきりしておりません。吊橋近辺で携帯電話が通じるというように、私も思っておりました。それが、全く進んでいないということで、たしか、この議会の席でもそういう話が出たときに答弁をされていると思うんですけれども、それが一向に進んでいないということに驚いたわけであります。 これは、もちろんマラソンだけではなく、様々な観光客も増えておりますので、そういう方々の危機管理上の問題もありますので、早急に対応したいというふうに考えております。 今回のマラソンにつきましては、無線であったり、そういうものをちゃんと使ってやるということを聞いておりますので、そういう危機管理上の問題は基本的にはないというふうに考えております。 以上です。
◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。
○副議長(児玉信君) 松浦議員。
◆議員(松浦光宏君) 僕も通じるものだと思っていましたので、通じないということで、ちょっとびっくりしたところもあったんですけれども。ここは町長もおっしゃられるように、観光客も大変多い場所でもあります。これからどんどん増えてくると思いますので、早期の回復をしていただきたいなと思っております。 また、このマラソン開催において、高岡警察署の道路使用の許可というのが、やっぱり、町が何らかの形で関わらないと下りないということもあって、なかなか復活までは、その閉ざされた門であったと思います。 今後は復活を目指して取り組んでいきたいということで、その予算についても、どのような感じで予算確保を考えているのかお教えください。
○副議長(児玉信君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 今年の分につきましては、200人規模ということで、そんなに大きな金額にはならないというふうに思っておりますし、次回の実行委員会のほうで検討していただけるものだというふうに理解をしておりますけれども、また何か相談があれば乗っていきたいというふうに思っております。 来年度以降の本格的な復活につきましては、基本的な考えとしては、参加費で賄うというのが大原則だというふうに思っております。また、それでシミュレーションを立てた結果が、基本的には、やっぱり2,000人以上の参加人数でやらなければ、なかなかペイをしないということもありますので、4,000人規模の、そういう大会にしていきたいというふうに思っておりますし、もし、それで不足するようなことがあれば、議員の方々にもいろいろご協力をお願いしながら、町内、町外の方への寄附であったり、そういうことを声がけをしていきたいというふうに思っておりますし、私もトップセールスをして、寄附金を集めたいというふうに考えております。 以上です。
◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。
○副議長(児玉信君) 松浦議員。
◆議員(松浦光宏君) 基本的に参加費で賄うということで、本当、それが長く続けていく上では大事なことだと思いますし、なるだけ町の負担にならないように行うというのは、もう大前提であるとは思っております。 また、そのスタッフに関しても、できる限りボランティアを募集して、職員が今まで町でやっているときには、かなりの負荷がかかってきたと思います。早い段階から後片づけまで、相当な時間を要したものだと思いますし、大変な形で参加させられていたんではないかと思っております。 そうしたことがないように、やりたいという職員とかがいらっしゃればボランティアで、本人の意思を優先して、できるだけ、このマラソンに関わりたいという人間、やる気のある方、そういった方を募集していただければと思っております。 これについては、町長が言われるような方法で、また復活していただければよろしいかと思います。 私もいろんなところに行くと、マラソンの復活というのは、その都度、話題に出されて、復活してほしいということは言われております。一つの綾の顔であったということでありますし、また新しい形で再開できれば幸いだと思いますので、ぜひじっくり検討した上で、再開をよろしくお願いいたします。 次に、2番の質問に移らせていただきます。
○副議長(児玉信君) 松浦議員、ここで暫時休憩いたします。(休憩午前10時28分)………………………………………………………………………………(再開午前10時38分)
○副議長(児玉信君) それでは、会議を再開いたします。
◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。
○副議長(児玉信君) 松浦議員。
◆議員(松浦光宏君) それでは、休憩前に引き続いて、私の質問を再開いたしたいと思います。 2番の活性化協会についてです。 今後、どのように運営していくのかお教えください。
○副議長(児玉信君) 町長。
◎町長(松本俊二君) まず、活性化協会の組織についてですけれども、町が施設を保有している以上、その管理運営する部門というのは必要であるという認識は変わりません。 ただ、組織構成や在り方を考えたときに、今のままでいいというふうには考えておりません。 例えば、理事についても、役場の幹部職員が理事を兼ねている状況には、大きな違和感を感じております。必要な検討期間を経て、改めたいというふうに考えております。 将来的には法人化できないかも含めて、しっかり検討してみたいというふうに思っております。 以上です。
◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。
○副議長(児玉信君) 松浦議員。
◆議員(松浦光宏君) 私も、今の理事が役場の幹部職員が全て兼ねているというのは、違和感を覚えるところであります。 実際、そして今の理事が、何かをやるときに機能しているのかって言われたときに、実際、前町長時代にいろんなことがありましたけれども、本当に、活性化協会の理事で理事会を開いた上で決定していたのか、そういうことも何も理事が知らないままに、いろんなことが行われていたんじゃないかと思います。 こうしたことが起こらないように、活性化協会の運営については、町長、おっしゃられるように変えていくべきだと思います。例えば、その理事のメンバーを変えるとしたら、どういった形で変えることを考えられているのか、今、分かっていれば、このようにしたいということでも結構です。お教えください。
○副議長(児玉信君) 町長。
◎町長(松本俊二君) まず、理事の半分、過半数以上は役場の職員以外で構成をしたいというふうに考えております。 これは、民間企業でも最近は社外取締役を過半数入れるとか、社外監査役を入れると、そういうふうな流れで外部のチェックをしっかりと経た上で、様々なことを決定していくというふうになっておりますので、この活性化協会の理事の構成についても、そういうことを基本的に考えております。 ただ今後、様々な検討を重ねていきたいと思っておりますし、議員の皆様方に、またお知恵なり、考え方をお聞かせいただければというふうに考えております。 以上です。
◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。
○副議長(児玉信君) 松浦議員。
◆議員(松浦光宏君) ぜひよろしくお願いいたします。 (2)の指定管理を受けた施設を貸すことはできるのか。お教えください。
○副議長(児玉信君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 指定管理を受けた施設についてですけれども、指定管理者は、清掃、警備など、個々具体的な業務を第三者に委託することは差し支えありません。管理する業務を一括して第三者に委託するということはできないというふうに定められております。 ご指摘いただいているのは、恐らくアイス工房と観光案内所、現在、インディゴになっておりますけれども、そのことだというふうに認識をしております。 ご承知のように、この2つの施設は、令和3年度からアイス工房として活性化協会が指定管理を受け、管理運営を行っているところであります。ただ、昨年6月にアイス工房を廃止し、当初の形とは大きく変わってしまいました。今年度でほんものセンターの指定管理期間が満了を迎えることもありますので、改めて指定管理者の募集を行う中で、ほんものセンターとアイス工房、さらには観光案内所の運営の方法も含めた形で募集することができるように、見直しを検討したいというふうに考えております。 今の綾川荘を見ていただくと分かるように、綾川荘は全てを1つの会社に任せているというわけではなくて、3つの会社がありまして、そこに対して業務委託を、活性化協会が行っているという、そういう立てつけになっております。 そして、活性化協会の職員というのが、今、13名近くおりますけれども、そういう形で先ほど言いましたように、一括して委託しているということではないので、綾川荘の場合は大丈夫ですけれども、残念ながらアイス工房と、いわゆる観光案内所、いわゆるインディゴのところは、もう、今、アイス工房はなくなっている状況ですので、そういう状況になっていないということで、問題が発生しているというふうに認識をしております。 そういうところも活性化協会の中身を変えるということに併せて、そういうこともしっかりと整備をしてまいりたいというふうに思っております。 以上です。
◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。
○副議長(児玉信君) 松浦議員。
◆議員(松浦光宏君) この件に関しては、町長、まだ就任されて、実際、町長が行われてきた内容ではないと思いますので、担当課の課長にいろんな確認をしていきたいと思っております。 まず、このアイス工房、現在は商工振興会が借りているものだと思います。ふるさと納税等の返礼品等でです。なぜここで、また新たにそのアイス工房の販売していた小さな部分を、また貸すということで、今、2者ほど来るということでなっていると思います。こんな話が、一体どこから湧いてきて、いつ、こういうことをやろうと思ったのか、それが答えられる範囲で結構ですので、お教えいただければと思います。
○副議長(児玉信君) 総合政策課長。
◎総合政策課長(松下栄一郎君) ご質問にお答えしたいと思います。 先ほど言われましたように、元のアイス工房です。奥のほうはふるさと納税の返礼品ということで、商工振興会にお貸ししています。 手前のほうのアイスを売っていた売り場のほう、小さい面積のところを、今回、お貸ししようとしています。 話があったのは年度末だったと思います。商工会のほうから話がありまして、あそこで店を出したいという方がいらっしゃるということでご紹介を受けて、当時の町長にご相談したときに、公募して募集したらということで、今回のような運びになったところでございます。 以上です。
◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。
○副議長(児玉信君) 松浦議員。
◆議員(松浦光宏君) 年度末に商工会からあったということなんですけれども、実際、商工会の方たち、それ、ご存じだったんですか。私が聞いたのは、何も知らないうちに、そこで何か入るというような話を聞いたということで、実際、そのやろうとしている中身についても、ジェラートだとかそういう関係であります。 観光案内所の今、お貸しされているところは、インディゴがハンバーガーショップをやっているんですけれども、前回のときに、そのアイス工房を潰す際に、ソフトクリームの事業とか、そういうのをどうするのかということで、そういったものをインディゴのほうにやってくれということで、やらせた経緯があると思います。 実際、その機械等も壊れたりしてから、また新しいものに変えたんじゃないかというのも考えられますけど、同じような事業を同じような場所で、また新たに、その町から、そのインディゴのほうにこれをやってくれということでお願いしておいて、また同じようなものをそこに持ってくることをやる。 ましてや、今の段階から考えると、その商工振興会にお貸ししているものに対して、また、それを部分的に又貸しするというような形になりかねないんじゃないかなと思うんですけれども、それは、この内容が、この解釈の仕方によってはオーケーであり、でも解釈の仕方によっては駄目だと思うんですけれども、この中身について会則とかそういったもの、いろんなものを変えていく必要性があるのではないかと思うんですけれども、その辺りについては、本当にその商工会のほうから、そこでやらせたいということだったんでしょうか。 振興会のほうでは知らないということで回答もらったんですけれども、本当にそうだったのか、お教えいただきたいと思います。
○副議長(児玉信君) 総合政策課長。
◎総合政策課長(松下栄一郎君) 商工振興会のほうからは、そこで店を開きたいんだということで、その方をご紹介いただきました。そこでやらせてくれという話ではなくて、そこでやらせたい方があるということでご紹介をいただいて、その後に公募をさせてもらったという経緯で、公募をしたときに2者、最初からご紹介があった方と、それからジェラートをやられる方、2者、手が挙がってきて、今回のような運びになったところでございます。 言われるように、会則上問題がないのかということでございますが、会則上は、そこは触れないと思っています。 ただ、先ほど町長が言われるように、全く問題ないのかと言われると、当然、見直しが必要だと思っていますので、今回、今年度末で、ほんものセンターの指定管理期限が切れますので、そのタイミングで見直しをさせていただきたいというふうに考えているところでございます。
◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。
○副議長(児玉信君) 松浦議員。
◆議員(松浦光宏君) こうしたことを、3番とも触れる質問でありますので、3番も含めてから答弁いただければと思うんですけれども、こういったことを決める際に、やっぱり、その活性化協会として理事会があるんであれば、理事会をしっかり開いて、その中で様々な意見をもらった上でやっていれば、いろんな問題も少なかったんじゃないかと思いますけれども、こういったことを決定するときに、今まで理事会とかを開いて、その理事の皆さんはそういうことをご存じだったんでしょうかお伺いいたします。
○副議長(児玉信君) 総合政策課長。
◎総合政策課長(松下栄一郎君) 活性化協会の理事会についてでございますが、昨年末だったと思いますけれど、宿泊施設を町に移管するかどうかというタイミングのときには、理事会を開かせていただいて、皆さんに説明をさせていただいたところでございます。 今回の件につきましては、理事会を開いておりませんで、事務局とそれから当時の町長で話をさせていただいたところでございます。
◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。
○副議長(児玉信君) 松浦議員。
◆議員(松浦光宏君) そういった形で物事を進めていくと、様々なずさんなところが出てくると思います。実際、綾川荘の経営に関して、トピカへ民間委託をした際も、しっかりした引継ぎができない、職員の確保ができない、また施設の修繕が終わっていない、そういった問題からすれ違いが生じて、大きな問題へと発展していったものだと思います。 そのとき結んだ協定書に関しても、議会からは早急に結び直すように提案もしましたが、結局結び直されることもなく現在に至ったわけであります。 インディゴとも契約書を交わしていると思いますけれども、この契約書の内容を見ましても、施設が観光案内所兼一般事務所として使用するものであったりというところが、使用目的で書かれてあったりしますけれども、実際、何をやるかというのはお聞きした上で、貸すことが決定したものだと思っております。 そうであれば、その内容にしっかり合うような契約書の内容にしていかないと、実際、こういったことで観光案内所が入って、それの、兼一般事務所として使用するとかが入っていると、観光案内所としては機能してないではないかということで突っ込まれかねません。 もう、しっかり事業内容を分かっているんであれば、そういった契約書を作っていただきたいなと思いますし、また、この契約を結んでいる中で、当時は代表が郷田さんだったと思うんですけれども、実際、今は代表もかわられています。代表者がかわった場合には、契約書って結び直す必要性というのはないんでしょうか、お伺いいたします。
○副議長(児玉信君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 今、松浦議員から、少々ご指摘をいただきました。そういうものを踏まえて、それを私も議員時代に当然知っておることですので、そういうことがあるからこそ、今回、この活性化協会を見直すと、それから指定管理者制度についても、後ほど橋本議員の質問にもありますけれども、そういうことも含めて、基本的なところをしっかり見直した上で、契約書、それから協定書を結び直していくという必要があるかというふうに思っております。 その辺については、極めてずさんな契約書であったり、協定書であるということを感じておりますので、そこは、きちんと私も認識をして、対応していきたいというふうに思っております。 代表者が替わったからといって、法人格が変わっていなければ、基本的に結び直す必要はないかというふうに私は認識をしております。法人格自体は、特に問題はないということでございますので、ただ協議は、当たり前のように、やっぱりするべきであって、今後、来年の3月までの契約ということで、私も決裁印を押しております。 その間に、しっかりと準備をして、また、すっきりした形の活性化協会であったり、そして機能する活性化協会であるという、そういうものをつくり上げていきたいというふうに考えております。 以上です。
◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。
○副議長(児玉信君) 松浦議員。
◆議員(松浦光宏君) 私も担当課が悪いとは思っておりません。急に振られて、急に貸すということになって、そういったことを吟味することもなく貸すことが決まり、その後に契約書を取ってつけたものだと思っております。 中身に関して、今回の契約書の中でも、改装状態のまま引き継ぎ、使用したい場合、現状回復により事業の引継ぎや業務に悪影響があると判断された場合は費用などを協議し、負担額を決定するとか書いてありますけれども、実際、あそこも改装費だけで、かなりの金額をかけてからやっているものだと思っております。 しっかりした契約を結ぶ必要性もありますし、今後、どれぐらい続けることによって、その改装費にかけた部分も回収できるのかというところまで、しっかりと把握していく必要性というのはあるのではないかと思います。 先ほど、町長がお答えになったときに、今後、指定管理者の募集を行う中で、ほんものセンターとアイス工房、さらには観光案内所に関して、含めた形で募集を考えるということだったんですけれども、今、そこを一括して貸してしまうと、ほんものセンターをやっている振興会が借りた場合、今度はインディゴに対しては、また、そこが又貸しという形になってくると思います。 今のこの契約書の中で、本施設に関する電気、水道、ガス使用料は、全額使用者が負担することになっております。今、実際、そこのインディゴに関する電気代が、そこだけでいくら使ったかというのは、大変分かりづらいものになっていると思います。 もう、その施設を、現在貸しているわけですし、そこはそこで1か所と契約を結ぶような形で、分かりやすい契約内容にして、電気代はそこがいくら使ったのかという負担が分かる形でお貸しするのが一番いいかと思います。 これが、もうどうしてもまとめて貸すことになると、後々もめる原因にもなりかねませんし、そこはしっかりと理事会を開いて、どういった内容にするのか、どういった契約書にするのかもしっかり意見を出し合って決めていただいて、今後はやっていただきたいなと思います。いかがでしょうか。
○副議長(児玉信君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 今、ご指摘いただいたところは、現在、進めているところであります。電気料も、それぞれ分かるような形で、今、対応しているところでありますし、また契約の仕方についても、今後しっかりと精査した上で、適切なスキーム(仕組み)で契約を結んでいく、そういうことに取り組んでいきたいというふうに思っております。 以上です。
◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。
○副議長(児玉信君) 松浦議員。
◆議員(松浦光宏君) ぜひよろしくお願いいたします。 今の町を盛り上げようと、今、あそこでバーガーショップをやっているわけですけれども、今後も同じ事業者が、がすこん跡地で、また新たな事業をやろうとしております。そういった元気な方たちが増えてくることによって、綾の中心街が盛り上がってくるのは望ましいことかと思いますので、本当にどのような契約方法がいいのか、そこはしっかり考えた上でやっていただければよろしいかと思います。 最後の質問になります。 綾川荘の運営方法は今のままでいいのでしょうか。お伺いいたします。
○副議長(児玉信君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 宿泊3施設の運営方法についてですけれども、新型コロナ感染症が5類に移行されたからといって、右肩上がりでよくなっていくというふうには言えない状況であります。今、昨年並での推移にとどまっております。 運営方法については、決して今のままでいいというふうには思っておりません。もっと施設の有効活用を含めて、改善が必要だというふうに思っております。今後も多くの方々のご意見を伺いながら、施設の有効活用も含めた施設の運営方法について、協議、検討してまいりたいというふうに考えております。 私も、とにかく議員時代から、この綾川荘には深く関わってきております。様々な長期的なプランも必要かというふうに思っております。ただ、綾川荘だけにお金をつぎ込むということも、これもまた問題かというふうに思っておりますので、綾町全体を見ながら適切に、綾町の宝、財産であることは間違いありませんので、どういうふうにそれを生かしていくのかということは、皆さんと一緒に考えていきたいというふうに思っております。 以上です。
◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。
○副議長(児玉信君) 松浦議員。
◆議員(松浦光宏君) 綾川荘については、現在、委託業者が3つ入っているということもありまして、大変複雑な営業管理内容になっていると思います。 とてもじゃないけど、今の状況で総合政策課で、活性化協会として管理していくのは大変難しいんじゃないかと思います。 また、決算とかそういうのも出していかなくちゃいけない、経営も進めていかなくちゃいけない、とてもじゃないけど担当職員が、それを全てやれるのかって言ったら、やれないんじゃないかなと思ってるんですけれども、そこはそこで、しっかりそういうことが分かる方を置いて経営していかなければ、今までと変わらない活性化協会の運営方法になってくると思います。そこに関しては、どういった対策をお考えでしょうか。
○副議長(児玉信君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 新しい体制でスタートするまでには、しっかりと対応してまいりたいと思いますけれども、現時点では、私のほうから直接指示を出しておりますので、そこはしっかり対応できているというふうに考えております。 その辺については、やはり民間で経験をしたことをしっかり生かしていけるんではないかなというふうに思っております。 現在の、いわゆる綾川荘、3者に対する業務委託、そして活性化協会の職員を入れたこのスキーム(仕組み)については、私も考えた部分でもありますので、やむを得ないという、そういう緊急事態でもありましたので、そうでなければ1月1日から、本当に閉めなければいけないというところで、苦肉の策でこういう仕組みをつくっております。 ただ、来年の3月には、この指定管理の時期も終了するわけですので、それまでにしっかりと、また公募なりを行って、適切な運営に戻していきたいというふうに思っております。 以上です。
◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。
○副議長(児玉信君) 松浦議員。
◆議員(松浦光宏君) 運営方法に関しては、職員で担当される方も素人であります。そういった経験があるわけではないですし、そこに全て任せるというのはなかなか難しいものだと思います。 町長、おっしゃられるように、今後また指定管理、結びなおす際にどうするのかということは、しっかり吟味した上で、できるだけ職員に負担がかからない状態で活性化協会の運営をお願いしたいと思います。 また今後、今、3者へ委託されているんですけれども、民間でやろうという考えもあるのかないのか、今の段階の考えでも結構です。分かればお教えください。
○副議長(児玉信君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 様々な方法というのが考えられるかと思います。現在のように、活性化協会で運営すること自体が悪いというふうに私は考えておらず、議員のときにも申し上げておりましたけれども、活性化協会でやるというのが悪いのではなくて、活性化協会が機能していない、その中で運営をしていること自体が問題であるというふうに指摘をしてきたわけです。 それから、委託をされた民間の会社さん自体、その方々がどういうふうな運営をするかというふうなところも関係してくるわけですけれども、したがって、以前のトピカに委託をしていた、指定管理を任せていたということも、一つ経験をしておりますので、そういうことも含めて様々な状況を勘案した上で、検討してまいりたいというふうに考えております。 以上です。
◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。
○副議長(児玉信君) 松浦議員。
◆議員(松浦光宏君) ぜひよろしくお願いいたします。 町長、おっしゃられるように、綾川荘に関しては、町民の憩いの場でもありますけれども、余りにやっぱり運営が悪くなりますと、最終的には町民の税金を大量につぎ込むことになります。そうすることで、町の財政が苦しくなることは避けていただきたいなと思いますし、また今は、綾川荘本館(旧てるはの森の宿)の部分でしか実際機能してないものだと思っております。まだまだ、その綾川荘に対して、旧館のことをどうするか、お風呂の問題をどうするか、様々な課題は残っておりますけれども、今後どのようにしていくのが一番いいのか、また、後には合宿センターを含めて3つの施設が機能できるような運営方法を、ぜひ考えていただいてやっていただきたいなと思いますがいかがでしょうか。
○副議長(児玉信君) 町長。
◎町長(松本俊二君) おっしゃるとおり、3つの施設が機能して、初めて綾町に貢献してもらえるのではないかなというふうに思っております。 綾川荘本館につきましては、非常にきれいにもなりましたし、使い勝手のいい、そして私も一度泊まらせていただきましたけれども、普通のビジネスホテルと変わらない、そういう施設になっておりますので、そこは遜色がないというふうに思っております。 綾川荘の奥の本館のほうです。今の綾川荘奥座敷につきましては、合宿、サッカーチームの合宿等では利用していただいておりますけれども、やはり、非常に古い、そういう建物でありますし、内装でもあります。 実際に、今年のはじめ、同僚議員だった方々と掃除をお手伝いに参りましたけれども、やはり、なかなかこれでプロのサッカーチームが合宿するというのは、なかなかしんどいなというふうに思っていたこともありますし、合宿センターにしても、手前のほうの新しいところは、もう全然問題はないんですけれども、昔からあるところは雨漏りはするし、壁は剥がれているしというような、そういう状況の中で利用してくださる方がいらっしゃるというのは、非常にありがたいなというふうに思っていますけれども、こういうのを、やっぱりしっかりと計画的に対応していく必要があるかなというふうに思っております。 先ほど申し上げたように、やはり、かなりの金額もかかることが予想されますので、そういうところもしっかり踏まえながら、また、奥座敷については、耐震の問題がありますけれども、それをやった上、やるのがいいのか、それとも本当に新しい奥座敷を建て直すのがいいのか、それともそれ以外の方法があるのか、そういうのを含めて、ぜひ検討をしていきたいというふうに考えております。 以上です。
◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。
○副議長(児玉信君) 松浦議員。
◆議員(松浦光宏君) 今、町長、おっしゃられるように、旧綾川荘に関しましては、一度、耐震工事とかで予算とかも出てきましたけれども、それにかかる金額とかを考えると、もう、とてもじゃないけど耐震工事というものは無理じゃないかなと思います。 実際、建物も古いですし、今後どうするのかということは、いろんな補助とかそういうものも考えながら、またそういったものを町長、ぜひいろんなところから取ってきていただいて、新しい綾川荘として、3つの施設が運営できるように、今後やっていただきたいと思います。 最後に町長、就任されて課題も多いと思いますが、じっくりと課題を見直していただいて、検討されて、そんな中でもスピード感を持って、今後、行政を前に進めていただきますようお願いをしまして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○副議長(児玉信君) 関連質問の希望はありませんか。(なし)
○副議長(児玉信君) 松浦議員の一般質問を終わります。………………………………………………………………………………
○副議長(児玉信君) ここで、議長を松浦議長と交代いたします。(議長交代)
○議長(松浦光宏君) ここで暫時休憩いたします。(休憩午前11時07分)………………………………………………………………………………(再開午前11時08分)
○議長(松浦光宏君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。 橋本議員の一般質問を許可いたします。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) 今回、6つの問題について通告をいたしました。 4月に選挙がございましたので、選挙期間中も含めまして、町民の方々から、いろいろなご意見やご要望をお聞きする機会がたくさんございました。 時間の制限がありますので、全部を取り上げるわけにはいきませんでしたので、6月議会にどうしても質問しておきたいという点につきまして、6つ通告いたしました。 初めに、軍備増強ということで書きました。 松本町長は、ご本人もおっしゃいましたように、前期、議員として、同僚議員として活動してまいりましたので、私どもの考え方など、よくお話しする機会も多かったと思いますので、通告の仕方にすごく迷いまして、これでも分かっていただけるかなという通告の仕方をしております。 これまで、議員している中で、すごく詳しく通告書を書いてみたり、今回のように大まかに書いてみたり、いろんな経験もしてまいりましたが、これが一番いいという方法はなかなかありませんで、申し上げましたように、4年間、同僚議員として一緒に活動したということで、簡単な書き方に、あえてさせていただきました。 前籾田町長に、同じような質問をしております。前町長は、軍備拡大ではなくて防衛力強化だというふうに言われました。私は、どんな言い方をしても、中身にそう大差があるわけではないと思っています。 今、日本、国の増大する防衛関係の予算というのは、私は憲法に違反するものであると思っています。いわゆる憲法に違反する戦争の準備のための予算であるということは否定できないものだと思っています。 町長が、いわゆる首長が、どのような見解を持った人物なのかというのは、住民にとっては大事なことだとの考えから、今回、このような通告をさせていただきました。 先に申し上げましたように、選挙期間中、私、150回ぐらい、多分5日間で街頭演説をさせていただきましたが、戦争への町民の不安について、どこの場でも演説の中に入れさせていただきました。 高齢の方からも、不安だという声もお聞きいたしましたし、選挙の後にわざわざ訪ねてこられて、不安が募っているんだけれども何ができるんだろうかという方もいらっしゃいました。 そんなに、日々のお茶飲み話に戦争の問題が出てくるということはないかと思っておりますけれども、心の奥で不安を持っている町民がいるいらっしゃるということも、また事実であると思っています。 町長の基本的な考え方について、答弁を求めます。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 橋本議員、この答弁につきましては、綾町長という立場で見解を述べるということは差し控えさせていただきたいと思います。私個人、松本俊二としての基本的な考え方を、今回は述べさせていただきたいと思います。 私は、やはり戦争は起こしてはいけないし、起こされてはいけないというふうに考えております。亡くなった父から、小さい頃から戦争の話を聞いておりました。また、この綾町に戻ってきてからも、近くに、橋本議員もご存じのとおりの、ご存じの方が、今、97歳、98歳になられますか、方から、いろんな非常にありがたい話を聞かせていただきました。 それを聞くたびに、とにかくやっぱり戦争を起こしてはいけないし、それから、それに巻き込まれてはいけないというふうに感じております。まず、それが大前提であります。 ただ、今回のこの軍事増強という、この、いわゆる表現につきましては、私はそういう認識を持っていないということであります。前町長と同じというふうに受け取られると、またそれは、また心外でございますけれども、やはり防衛力、そして自衛力の強化というふうなそういう認識を持っています。 表現云々というのは別としてというふうに、橋本議員、おっしゃいましたけれども、少なくとも、私はそういう認識を持っております。 国民の命や暮らしを守り抜く上で、まず優先されるべきは、日本にとって望ましい国際環境をつくるための外交努力であることは、誰もが疑わないというふうに考えております。 自由、民主主義、人権、法の支配といった普遍的な価値や原理原則を重視しつつ、積極的な外交を行っていくことが必要不可欠だとも考えております。同時に、外交の裏づけとなる防衛力が必要だとも考えております。 ロシアによるウクライナ侵攻から、間もなく1年5か月、正確には7月8日で500日が経過しました。残念ながら、終わりが見えない状況であります。また、台湾や南シナ海に対する中国の動きや、無節装にミサイルを発射する北朝鮮など、日本の安全保障環境は、以前とは比較にならないほど緊迫化しております。 ウクライナに起きていることが日本でも起きる可能性は、誰も否定できない状況であるというふうに考えております。 戦争が始まれば、なかなか終わらせることができないということも、このウクライナ情勢から分かってくることであります。また、今までの戦争の歴史を見ても、それは分かることだと思っております。 そして、多くの人の命が失われ、家族をはじめ、多くの人の絶望や悲しみを生むというのが戦争であります。だからこそ、最初に申し上げたように、戦争を絶対に起こしてはいけないし、起こされてもいけないという考え方に立つわけです。 外交によって、戦争を未然に防ぐことは最も重要であります。しかしながら、外交努力を尽くしても戦争に至ってしまうことがあります。またウクライナのように、ロシアから国を守るための十分な力、すなわち防衛力を持っていないというふうに思われたことが、このロシアの侵略を思いとどませることができなかった一因だとも、私は考えております。 戦争を未然に防ぐためには、国を守り抜く力を持って、ほかの国に、日本を攻めても目標を達成できないと思わせることも必要だと思っております。 したがって、現状の日本の安全保障環境を踏まえた上での防衛力の強化は、必要だと考えております。 最後に日本の国を守るという強い覚悟と決意を持たない国は、誰も本気で助けてくれないということも忘れてはいけないと思います。ウクライナは、大統領をはじめ国民にその覚悟と決意があるからこそ、日本を含めた多くの国が支援しているのだというふうにも思っております。 戦争は、絶対に起こしてはいけないし、起こされてもいけない、この大前提に立って、今の状況というのを見ていきたいというふうに思っております。 ただ一つ言えることは、私も自民党の党員であります。また、直近までは自民党の綾町の支部長をやっておりました。自民党のやり方が全て正しいというふうには思っておりません。もう少し説明を尽くすという努力も必要だというふうには考えておりますけれども、基本的な考え方とすれば、間違っていないというふうに、そういうふうに思っております。 以上です。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) すみません。町長の答弁は、大体、私の想定内の答弁でございました。 以前にも、その戦争について、絶対やってはいけない、起こされてもいけないというお話も伺っておりますので、それが町長の答弁であろうというふうに認識はしておりました。 ただ、私たちはそうは言っても、やっぱり町長も申されたように、やっぱり始めてしまったら本当に終われなくなっています。やっぱりエスカレートしていくというところが、一番大きな問題ではないかなと、私は思っています。 数日前から、クラスター爆弾を、アメリカがウクライナに提供するという話が出てまいりました。何人死んだら戦争は終わるという保証は全くありません。私たちも、今まで、私も74歳になりましたけど、一度も日本が戦争に組み込まれるということを考えた、考えたことがないという言い方は違うかもしれませんが、少なくとも戦争の不安にさらされることなく生きてまいりました。今後もそういう時代が、長く続くようにと思っています。 ただ、やっぱりその防衛力、その力を持ってみんなが同じ力になれば、戦争は起きないという考え方もあるんでしょうけど、じゃあどれだけ持ったら戦争を仕掛けられないかという意味で言えば、先ほど、町長は自らの覚悟と決意を持たない国を助けることは誰もしないということと、それだけ持っているんだったら、目標は達成できないからやめておこうって相手に思わせればというふうな思わせ、ウクライナがそうできなかったからロシアから攻められたんだというような見解だったと思うんですけれども、その持っているものというものが、常に武器であるわけで、持たないという選択肢は、やっぱり私は必要だと思っています。 核兵器もそうですけれども、核抑止力というものを信じて持っていくわけですけれども、そういう武器が抑止になるという考え方を変えていかない限りは、相手よりも、常に一つでも多く持とうとするというのが、人間のさがという言い方がいいのかどうか分かりませんけど、それは、要するに限りのない競争というところに行ってしまうということが、一番の問題だと思っています。 私は議員になって、SDGsというのを、恥ずかしいことですけれども、ここで子ども議会を開いたときに、小中学生の子ども議会での発言の中で初めて知りました。それまで、SDGsということを知らずに参りました。4、5年前だったでしょうか。 この持続可能な社会というのを一番壊すのは、やっぱり戦争だというと思うんです。ですから、今、いろんな問題を私たち、ここで一般質問で、議員は町長に問うわけですけれども、そういうことの全て、暮らしの全てを破壊してしまうのが戦争だと思っています。 ですから、持続可能な社会づくりとか、子どもたちに教えてもらって、その子どもたちに持続可能でなくなるような戦争の恐怖にさらすということは、非常に私たちの責任ではないかと思っています。 このことで、町長は個人的な見解とおっしゃいました。ここで、町長といろんなそれをやりあったからといって、国の政治を、即、動かすことにならないと思っておりますけれども、そういうことで、町民はそういう不安を持ちつつ、今、暮らしているということを、ぜひ分かっていただきたい、理解していただきたいと思っております。 綾の子どもたちの正義というものを裏切らないためにも、私は、この戦争とか軍備増強、要するに予算を増大する防衛予算については、反対をし続けていきたいということを申し上げておきたいと思っております。 新しい議員の方も多くいらっしゃいますし、職員の方も、もう覚えていないかもしれませんけれども、直接、軍備増強と関係が、直接的に結びつくわけではありませんけれども、綾町は1984年の12月に、綾町議会として非核平和都市宣言をしております。この文章を、ちょっと読み上げさせていただいて、この問題については終わりにしたいと思っております。 非核平和の町宣言。世界の恒久平和は人類共通の願望であります。而るに全世界は核兵器の脅威にさらされ、その危機感はますます増大しつつあります。わが国は世界唯一の核被爆国として、この地球上に広島、長崎の惨禍をふたたびくりかえしてはならないと訴えるものです。綾町は平和憲法の精神にのっとり「非核三原則」を厳守し、あらゆる核兵器の廃絶を全世界に強く訴え、核兵器の全面撤廃と軍縮を推進し、以って世界の恒久平和達成をめざすものです。わが綾町は核兵器の標的にさらされることのないよう、強く望むものです。ここに綾町は「非核平和の町」の宣言を行うものであります。昭和59年12月27日。となっております。 郷鴫の交差点で宮崎のほうから帰られるときに、赤信号で止まられたら、左側の電光掲示板に表示されておりますので、ぜひ心に留めていただきたいと思います。 当時は、綾町に2か所、大きな看板が立っていたんですけれども、経年の老朽化で朽ち果ててしまいました。その後、またの建設も求めたこともございますが、今、電光掲示板で表記されておりますので、ぜひ気に留めていただけたらと思っております。 次に、高校生の医療費について伺います。 先ほど、松浦議員からも質問がありました。高校生の医療費につきましては、もうこれは、以前には制度上にペナルティーがあったんです。高校生まで医療費を拡大すると、国民健康保険への国庫負担の減額がされておりました。それは、今、廃止をされたということで、ペナルティーはなくなっています。 そのことで県内もさることながら、全国でも取り組む自治体がたくさん増えております。要は、取り組みやすくなったという言い方もできますし、国も、高校生までの医療費は、どうぞ自治体の財政の中で、国は支援はしませんけれどペナルティーも課しません、どうぞご自由におやりくださいという方針だと思っておりますが、町長、いかがでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 医療費につきましては、先ほど答弁をいたしましたけれども、前向きに検討してまいります。 給食費であったり、それから通学の補助も含めてですけれども、これも併せてやっていきたいというふうに考えております。 その辺の制度設計、細かいところを精査した上で検討してまいりたいというふうに思っておりますので、もうしばらくお時間をいただければというふうに思っております。 以上です。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) 次に、学校給食費につきましても、先ほど同僚議員への答弁がございました。 私は、ひとつ町長に伺いたいのは、少なくとも令和5年度、2023年度は遡って無料にされるということです。この中で入院した場合、児童生徒が入院した場合の給食費について伺いたいと思っています。 今、県内ではまだ取り組んでおりませんが、県外では入院すると、もちろん学校の給食は食べないわけですけれども、病院の給食代、食事代として取られています。その分を給食費として補てんするということに取り組んでいる自治体があるのですけれども、いかがでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 私も、そこまでは存じ上げませんでした。したがいまして、入院した場合のケースも含めて、今後検討していきたいというふうに思っております。 現時点では、まだ僅かの支援しかできていないというのは、議員時代にも、橋本議員からいろいろと教えていただいたこともあります。小学校で補助金がない場合は3,850円、月額です。中学校では4,300円という負担が11か月、夏休み期間を除いてということになるわけですけれども、それだけの金額が負担になっているということであります。かといってこれを、じゃあ本当にゼロにしていく、それを継続的にやっていくというのは、先ほど答弁申し上げましたけれども、約7,000万円近くの負担が財政的にもかかるということもありますので、そのへんのバランスをしっかり考えた上で、医療費含めて検討してまいりたいというふうに思っております。ありがとうございます。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) 通告書に書いておりますけれども、いわゆる前町長のときは、教育長の答弁にもあるんですけれども、国の財政支援の、いい政策支援があれば取り組むという答弁でございました。 先ほど、松浦議員の質問に対する答弁、また、ただいまの答弁は、国の財政支援とは無関係でというふうに受け止めてよろしいでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) そうですね。町の財政の中で、できる限り対応したいというふうに思っております。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) たまたま、これ、インターネットで見つけたんですけど、兵庫県の加西市というところの、「加西市でただ、幸せ!」というチラシがあるんです。カラーの。「ただのまち 加西」というところです。市ですから、多分、4万人弱ぐらい、人口はかなり減ってきているようです。 そこで、5つの無料化というチラシです。1つは保育料の無料化、2、給食の無料化、3、医療費の無料化、4、子どものおむつなどの無料化、5、病児病後児保育の無料化というふうに自治体が出しているチラシです。 綾町は、今のところ保育料もゼロ歳から3歳までは無料じゃありませんし、給食も無料じゃありませんし、医療費も無料じゃありませんし、おむつ代の無料もなく、病児病後児保育の利用料も徴収しております。 ぜひこういった進んだ自治体、今、私は少子化対策は、よその自治体から移住してもらって増やしても、しょうがないなと思っているんです、原則は。本当は自分の町で子どもを産んでいただいて、そこの町で育つ子どもたちを増やしていくというのが原則ではないかと思っておりますけれど、こういうふうに無料化をうたっている自治体も、今、たくさん増えておりますので、綾町も少子化対策の一つとして、綾町民に子どもを産み育てていただける政策のために、ぜひ取り組んでいただきたいと思っております。いかがでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 兵庫県は、そういう意味では非常に進んだ自治体が多くあるというふうに認識をしております。 町長選挙のときの討論会でも、明石の前泉市長も5つの無償化を実現された市長のうちの一人でありますけれども、そういうことも勉強しながら、ただ、やはり財政規模も違いますし、それから人口構成含めた、そういうものも違ってきておりますので、綾町としてどこまでできるのかというところをしっかり考えていきたいというふうに思っております。 その少子化というのは、本当に難しいということで、先般も県の部長と話をしたんですけれども、少子化って、やはり少子化というものは、個々人の価値観の問題というのも最近は関係してきておりますので、そこをどういうふうにしていくのか、諦めれば、もちろん今後、衰退していくということになりますので、そういうことを踏まえながら、そして子どもを産む前提というのが、やはり、日本の場合は結婚というような、そういう形式的なものがあります。外国では、事実婚というようなことも、非常にたくさんあるということです。特にフランスなんかでは、事実婚が少子化の対策として有効だというようなことも言われております。それが日本の文化に合致するかというのは、またこれは別の問題ではありますけれども、様々な観点から、しっかりその辺を勉強しながら、研究しながら、綾町としての対応策を考えてまいりたいというふうに考えております。 以上です。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) 4つ目の活性化協会について移りたいと思います。 多くは、先ほど同僚議員が質問されましたので、観点の違うところだけ質問したいと思います。活性化協会の組織をどうするかにつきましては、松浦議員の答弁で、町長の現在の考え方は分かったと思っています。 2つ目の各施設の現状と今後についてというところについて、ごめんなさい。1番目でも、ちょっと伺いたいことがあります。 綾町活性化協会の事業、事業所という言い方をすればいいんでしょうか。事業はいくつありますでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) まずは吊橋があります。それから馬事公苑、綾城、クラフトの城です。そして綾川荘の4つかというふうに私は認識をしておりますが、足りない部分があれば、課長、補足をお願いいたします。
○議長(松浦光宏君) 総合政策課長。
◎総合政策課長(松下栄一郎君) 今、町長が答弁した施設に加えまして、指定管理は、今、言われた施設です。 それから委託事業として、産直あやというのを、今、運営をさせてもらっています。 以上でございます。
○議長(松浦光宏君) 総合政策課長。
◎総合政策課長(松下栄一郎君) すみません。先ほど、松浦議員のところでも答弁させてもらいましたけど、アイス工房も、指定管理の中に、まだ入っている状況なので、アイス工房を含めた5施設です。プラス産直が入るということでございます。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) じゃあ、綾町産業活性化協会会則というのを頂いたんですけれど、事業として17番目はその他必要なって書いてあるから16、16もあるか。全然分からないところがいっぱいあって、綾町木材利活用促進施設の管理運営とか、緑地等管理中央センターの管理運営というのはどこでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 総合政策課長。
◎総合政策課長(松下栄一郎君) それぞれ補助事業で造っている施設がありますので、その補助事業の名前がここに入っているんだと思います。 例えば、綾町木材利活用促進施設というのは綾川荘のことだと思いますし、地域支援活用総合交流促進施設は、合宿センターの一番手前の棟、それから、綾川荘本館もこの施設名で造っています。そういった事業名が入っていますので、こういう事業の形態になっているということでございます。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) 少なくとも、施設名としては15を表記されておりますので、ぜひ議会中でなくても結構ですけど、整理していただいて、分かりやすいようにして教えていただきたいと思っておりますが、いかがですか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) その辺につきましても、先ほど答弁しましたけれども、活性化協会そのものを見直していく考えでありますので、その中でそういうことをきちんと整理をした上で、進めていきたいというふうに思っております。 現時点で、それをなしても余り意味がないのかもしれませんので、その辺はもう少しお時間を頂いた上で、活性化協会の新しい組織であったり、やり方というところで、ぜひ協議をさせていただければというふうに思っております。 以上です。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) 活性化協会に対して聞くと、全部そういうふうに答弁されちゃうと、私の質問は、ほかはできないような気もしますので、答弁できることは答弁していただきたいと思います。 (2)の活性化協会の各事業所の現状と各施設の現状と今後についてということをところに移りたいと思います。 私が問題があると思っている点について伺いますので、先ほど申し上げましたように、今後、改善するということではなくて、現状について伺いたいと思います。 まず一つ目に吊橋ですけれども、店舗の開業の見込み、それと担当している人員が不足していないのかどうか伺いたいと思います。
○議長(松浦光宏君) 総合政策課長。
◎総合政策課長(松下栄一郎君) 吊橋に関してでございます。 人員については、年度当初、4名でスタートしましたけど、今、1人辞められて3名になってしまっています。今、シルバーにお願いをして、人員を1人確保させてもらって、ようやく4名で、今、動き始めたところでございます。 4名で足りるかどうかと言われると、もう一人いたほうがいいのだと思いますけど、シフトの関係で、今の状況で4人で回せている状況は、今の状況で回っています。 それから、店舗のことだと思いますけど、あの売店のことだと思います。売店も、7区画あるんだと思いますけど、今、実質4区画、3店舗、4区画しか店が埋まっていない状況が、ずっと続いています。 店舗の活用の方法もあるんでしょうけれど、併せまして、上の食堂の売店のところも週末しか、今、オープンできてない状況は、ずっと続いてますので、もう少してこ入れが必要だとは思っています。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) 昨年の台風の後に、遊歩道がかなり壊れてしまって、たまたま正月だったと思うんですけれども、久しぶりに吊橋に行ったときに、なかなかその改良工事に取り組んでもらえなくて、職員でやって、先週の土曜日からやっと通れるようになりましたってお話を、人とされているのを耳にいたしました。 だから、なかなか吊橋は距離的にもあるので、目につかないところなので、現場の職員は随分苦労されているんだなというふうに思ってまいりました。 災害が発生したときには、やはり町全体で、活性化協会全体でって言い方がいいんでしょうか、対応してほしいと思っております。そういったことはお耳に入っていたでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 総合政策課長。
◎総合政策課長(松下栄一郎君) 災害で通れない状況があったというのは、報告を受けています。遊歩道は県の管轄になっていまして、県にご相談しながら、災害復旧をずっと相談してきたところです。 ただ、県としましても予算がついてないということもありまして、なかなか復旧工事を発注してもらえなかった状況でございます。 したがいまして、町の吊橋の職員が自分たちで災害復旧をして、倒木処理をして、今、通れる状況をつくっている状況でございます。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) 次に、じゃあ馬事公苑について伺います。 1年間を通して、子ども、町民が遊べるところというのはあそこしかないなと思っています。施設の充実を求める声が前からもありました。遊具を増やしてほしいということと、遊具自体が、例えば、今からこの季節ですと、動物にまたがって遊ぶ遊具があるんですけれども、何も知らずに座ってしまったら、皮膚をやけどしてしまうぐらい、かんかん照りのところに置いてあります。そうした管理をしてほしいということ、また草刈りもちゃんとしてほしいという要望がございます。そのことについての対応を答弁いただきたいと思います。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 現状でできることにつきましては、早急に対応したいというふうに考えております。ただ、この馬事公苑につきましても、今、橋本議員がおっしゃったように、土日になりますと本当にたくさんの方が見えられているというのを、私も直接見て知っております。 ここにつきましても、今後、2027年には国スポの馬術競技も開催される予定ではありますので、そういうことも踏まえた上で、この馬事公苑、それから、もう少し広げると錦原をどのようにしていくのかということを、計画的に考えていかなければならないというふうに考えておりますので、その中で、しっかりとこの馬事公苑を整備していきたいというふうに考えております。 以上です。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) 馬事公苑は、今後も観光施設として運営していくお考えはございますでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 観光施設、観光も一つでしょうし、これは、私の個人的なアイデアですけれども、例えば、せっかく馬がいるわけですのでホースセラピーであったりとか、それから、今、遊具がありますので、子どもたちが遊べる場所、それから、今も使っていますけれども避難所であったりとか、様々な用途で使えるかというふうに思っておりますので、そういうものを踏まえた上で、整備等を進めていきたいというふうに思っております。 以上です。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) ここの施設についても、従業員数の状況、管理も含めて足りているのかどうか、担当課長でも結構です。
○議長(松浦光宏君) 総合政策課長。
◎総合政策課長(松下栄一郎君) ご質問にお答えします。 従業員が足りているのかと言われると、馬術、馬のお世話をする関係で、誰でもできないということもありまして、募集してもなかなかいない状況でございます。 できれば、あと一人欲しいということは、常々、話は聞いていますけど、なかなか見当たらないのが現状でございます。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) 先ほどの質問ともかぶるんですけれども、いわゆる子どもたちが遊べる場所としての馬事公苑と、それから馬のお世話をするという両方の仕事をするわけですけれども、私、先日、孫を連れて行って、たまたま見ておりましたら、職員が草刈りをやっておられました。非常に、何か私の家の農機具よりも、かなり年数のかかったような草刈り機で草を刈っておられました。女性の方でしたけれども。 今、乗用の草刈り機が教育委員会にも入ったりしているわけですけれども、消防にも入るような話があったと思うんですが、何かそういう使っているものも、非常にその馬の専門性と言われながらも、やっているお仕事は、そこまで専門的な仕事でもないこともたくさん見受けます。うち、土日は、必ず馬事公苑に行っておりますので、そうしたところの、やっぱり現場の要求、要望というのも、ぜひ聞き入れていただいて、今、人手がなかなかないということですけれども、従業員の待遇改善も含めて、そうした使われる道具につきましても、ぜひ管理をしていただけたらと思っております。 併せてですけれども、いわゆる多少なりとも収益を上げようということが、私、支配人の中にあるのかなと、実は疑問を持っております。 先日、孫を馬に乗せたいということで、家族が行きました。ちょっと天気が悪かったんですけれども、きょうは雨なので引き馬はできませんと。雨は降っていませんよというふうに家族が言って、結局、引き馬はしてもらったんですけれども、人出がなくてなかなかできないんですってことを客に言ってしまうと。 だから、その専門性の必要な部分と作業という部分での、きちんと分けていただいて職員配置をしていただかなければ、収益を上げるための手立てまではなかなかいかないというのが現状ではないかと思っておりますけれども、その点はどのようにご理解いただいているでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 支配人とも話をしております。確かに、先ほど課長が言ったように、馬事公苑というのは、一般の人ができる仕事とできない仕事と、やはり両方あります。草を刈ることは両方できる人ということもありますけれども、草刈りだけはやっていただいているという方もいらっしゃいます。 そういうような方々がいらっしゃる中で、この事業なり業務を遂行していかなければいけないということは認識をしておりますので、そのへんにつきましては、先ほども申し上げましたけれども、2027年の国スポに向けても、充実していかなければいけないというふうに思っております。 その準備も含めて、人数も必要になってくると思いますので、その中でしっかりと対応していきたいというふうに思っております。 もちろん収益性をということは、これは収益性をゼロにするというわけにはいかないと思っておりますので、そこのバランスだというふうに思っておりますので、できるだけ町民のそういうリクエストに応えられるような馬事公苑に、やっぱりしていきたいというふうに思っておりますし、その辺については支配人と、また改めて話をしたいというふうに思っております。 以上です。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) 子どもたちが親子連れてきておりますので、今、馬事公苑ではジュースの販売機、自販機があるだけなんです。私は、道の反対側にある駐車場、余り利用されておりませんので、ぜひ、すごく浅はかな考え方かもしれません、すみません。商売に対しては、全く私、何て言うんでしょうか、アイデアがない人間でして。ただ、最近いろんなところ行くとキッチンカーを見かけるもんですから、道の反対側の駐車場にキッチンカーに来ていただいて、場所代だけ頂いて、運営はお願いするというのもいい方法ではないかなと、実は今回、提案したいと思っていたんですけれども、3日ほど前に、宮崎市内の方が2人お見えになられました。 お一人は、昔、多少面識のあったという記憶程度の方なんですけれども、今、馬事公苑に行ってまいりましたと。職員に会ってきましたというのは、役場のほうの総合政策課なんですけれども、2階の元レストランを運営させてほしいというようなお話をされました。 私は、ある意味、私と同じ年格好の方なので、まあ冗談半分かなと思ったんですけれども、話をした、聞いた担当職員に聞いたら、結構真面目な話だったということでございました。そういうことの可能性というのはいかがでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 大変ありがたいお話かというふうに思いますけれども、先ほど申し上げた、今、期限を切った形でそういうことをアイデアとして持つということは、非常に重要かというふうに思っております。 ずっとというわけにはいかないでしょうし、また、その管理面をどういうふうにするのかというところも検討しなければいけないというふうに思っておりますので、その辺についても担当部署、それから支配人とも協議をしてみたいというふうに思っております。 以上です。
○議長(松浦光宏君) 総合政策課長。
◎総合政策課長(松下栄一郎君) キッチンカーに対するご提案を頂きました。今年度初めてですけれど、ゴールデンウィークにキッチンカーをお願いしました。ただ天気の関係で、余り、初日、3日の日だけでしたか、天気がいい日だけ、1日3台ほど来ていただきました。 それ以降も、高校総体であったり、県民総合スポーツ祭という大きな人が集まるようなときにはキッチンカーをお願いしておりますというか、向こうに来てもらっている状況が続いているのは、今も引き続きそういうことは取り組んでいます。 以上です。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) もう一つ、クラフトの城です。綾城と展示の、その備品の管理につきまして、何か新しい施策があれば伺いたいと思います。
○議長(松浦光宏君)
社会教育課長、何かありますか。クラフトの城。
◎
社会教育課長(佐藤光久君) 今、展示については、具体的に検討がされているものはありません。 以上になります。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) 活性化協会としての、何か示していただくとか、考え方を伺うということはないんでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) これについても、議員のときから橋本議員には、いろいろとご意見をいただいているところであります。 例えば階段にしてもそうなんですけれども、展示にしてもそうなんですけれども、あそこも非常に有益な観光資源であるというふうに考えております。 また、ああいう城というのは、なかなかほかのところにはありませんので、それについても、今後検討はしていきますけれども、現時点で、じゃあ具体的にどういうふうな展示品をするというような考え方は、今、アイデアとして持っておりません。 ただ、今あるものを、やっぱりもう少し見やすく、例えばビデオにしても、何か映るのか映らないのか分からないような状況になっておりますので、そういうところはしっかりと、今、できることをやっていきたいというふうには思っております。 以上です。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) じゃあ、活性化協会の宿泊3施設のことについて伺います。 松浦議員の質問にもお答えになっていらっしゃいますので、私は、具体的に分かっていないことについて伺いたいと思います。 そもそも、今の体制がよく分からないです。いろいろ資料を出していただきました。業務委託契約書、綾町と活性化協会の分、それから3つの会社のそれぞれと活性化協会の契約書も読ませていただきましたけれども、やっぱりよく分かりませんでした。 それで一般的な、一般的なと言いますか、具体的に私が疑問に思っていることを伺いたいと思います。 例えば3者の人件費というのは、どこが支払うようになっているのでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 総合政策課長。
◎総合政策課長(松下栄一郎君) 3者それぞれで雇用されている人件費については、活性化協会から、それぞれの会社にお支払いしている委託料の中でお支払いいただくということになっています。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) そうすると、例えば、これは会社の名前が非常にちょっと分かりにくくて読めないんです。グリーンヒルズジャパンというところには、契約書の中では、月60万円支払うというふうに契約書になってあります。 60万円の中から、グリーンヒルズで雇用されている職員にも払っているというふうに理解してよろしいですか。
○議長(松浦光宏君) 総合政策課長。
◎総合政策課長(松下栄一郎君) そういうところでございます。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) そのほかに、活性化協会の職員がいらっしゃいますけれども、活性化協会の職員には、活性化協会が払うということだと思うんですけれども、それぞれの職員の給与体系、給与、要するに人件費には差異はあるのでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 総合政策課長。
◎総合政策課長(松下栄一郎君) それは、活性化協会の職員ということでございますか。 3者それぞれの賃金は、それぞれの会社で決めていただいているということです。 それから活性化協会で、宿泊施設で雇用しているのは、職員が1人だけです。あとはパート、アルバイトの方でございます。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) 職員とか、パート、アルバイトでもいいんですけれども、比較した場合、活性化協会のパートと、3者のパートと職員との間の給与の差異はあるかということです。
○議長(松浦光宏君) 総合政策課長。
◎総合政策課長(松下栄一郎君) 同じ職場で働いてますので、それはないと思っています。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) 入浴料とか、プールの利用料を今度は引き上げる議案が出されておりますけれども、それぞれの利用料はどこの収入となりますか。
○議長(松浦光宏君) 総合政策課長。
◎総合政策課長(松下栄一郎君) 活性化協会の収入となります。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) 具体的ではないんですけれども、質疑での町長の答弁で、町民はなるべく負担が引き上げにならないような工面というか、施策を講じるということだったと思っておりますけれども、町民の利用を一般客と差をつけて安くした場合に、その安くした部分の利用料は補てんがあり得るのかどうか伺います。
○議長(松浦光宏君) 町から補てんをすることでということでいいですか。 総合政策課長。
◎総合政策課長(松下栄一郎君) あり得る可能性があるということだと思います。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) そうしないと、活性化協会の収入は減ってしまうということになるのではないかというふうに考えておりますので、あり得るという断言じゃなくて、あり得る可能性があるというふうに理解いたします。 それから、綾町の責任はどこにあるかという通告をしたのですが、事前に町長から問合せがありました。 いわゆる、そもそも民間委託にした結果としては、いろんな問題が起きて、裁判沙汰になったりもしてきたと。そのことについての綾町としての責任というのは、明確にどこにあったのかということは、今後の活性化協会、宿泊3施設の運営を、また指定管理することになった場合などのいい経験としなければ、無意味なことになるというふうに考えておりますけれども、そもそもどういうところに問題があったと分析されているでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 今の件ですけれども、活性化協会の当初の設立目的というのは、地元商店街を含めた地場産業の振興と雇用の場を確保するということで活性化を図ろうと設立された団体であるというふうに認識をしています。現在でもその役割と責任を果たすべく、活性化協会の職員としてご尽力を頂いております。 少なくとも私は、活性化協会の設立自体に問題や責任があったというふうには考えておりません。先ほど松浦議員の質問で答弁しましたけれど、活性化協会が組織として機能していなかったことがやっぱり問題であったというふうに考えています。 それから、指定管理者制度についてですけれども、そもそも指定管理者制度というのは、公共施設や公共サービスの運営を外部の民間団体や非営利団体に委託する制度であります。その代表的なメリットは3つあります。専門的な運営や効率的なサービス提供が期待できること、2つ目は、公共機関の運営費用の削減が期待できること、3つ目が、公共サービスの質や効率を向上させるための新しいアイデアや手法の導入が期待できること、この3つが主に挙げられます。 一方でデメリットとしましては、1つは、情報共有や広告が不足することで透明性や公開性が低下する可能性があること、2つ目は、公共性と収益性の間で利害衝突が生じる可能性があること、3つ目に、公共機関による監督や評価が不十分な場合、不適切な運営や問題が生じる可能性があるということであります。残念ながら、この綾川荘においては、メリットということではなく、デメリットの部分だけが表面化してしまったと言わざるを得ません。 いずれにしても、活性化協会の組織を含めたその在り方や指定管理者制度の運用についても見直していく考え方ですので、今回、これまでのことをしっかり教訓にして、適正な運営を行ってまいりたいというふうに考えております。 以上です。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) 現在の3委託業者の中から活性化協会ではない指定管理をするという可能性はあるでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) それはあると思います。公募を行う予定ですので、それに応募をしてきた方々の中から選ぶということになりますので、今やっている方々がそのまま運営をするという、そういう確約はできないというふうに考えております。 以上です。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) 議会の5人が新しい方ですから、前の議員の中でよく言われている、宿泊3施設、利益が上がれば、業務委託を受けているそれぞれの会社の収入となる。赤字になった場合には、活性化協会という言い方がいいのか、町がという言い方がいいのか、補てんするというふうなことについては、間違いないかどうか確認させてください。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 基本的には、現時点でそういう考え方を持っておりません、私はですね。また、それを今話をする状況ではないというふうに考えております。まだ体制が整っていない中で、どこまでこの綾の財産、そして綾のシンボルである綾川荘を建て直していくかというところが当面の課題であるというふうに考えておりますので、もうけたらどうとか、損したらどうとかということではなく、私はとんとんでいいというふうに、当面はまずとんとんにするというふうに考えております。そのためのいろんな様々な施策を打つ必要があると思っておりますし、今年度に公募をして、新しくそこを運営することになるところに対しても、それについてはしっかりと伝えていきたいというふうに思っておりますし、町としても様々な情報を提供したりしながら、綾川荘の健全な運営、そして経営をしていきたいというふうに考えております。 以上です。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) 最後に4つ目ですけれども、活性化協会全体の職員の待遇改善を通告しております。 今回、活性化協会の職員について、勤務年数などを出していただきましたが、私が思っている勤務年数と記載されている年数については大きな差がありました。パートであるとか、アルバイトであるとか、専門的な資格を持っていないとか、いろいろあるとは思うんですけれども、長年にわたって職に携わっている方、もしかすると会計年度任用職員のように時間的な制限もあるのかもしれませんけれども、それにしてもあまり待遇がいい状況ではないというふうに思っております。今後の処遇改善はどのようにお考えでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 処遇については、それぞれの職務形態によって異なってくるかというふうに思っております。正規の職員、それからパート、アルバイトの方々ということになりますけれども、しっかりと面談をして、その仕事ぶりを含めて、そういうことで判断をしていく必要があるのかなというふうに思っております。これは決して活性化協会だけの話ではなくて、先ほど松浦議員の質問にもありましたときに答弁をしましたけれども、これ役場の職員においても同じことが言えるかというふうに思います。年功序列とかそういうものではなく、例えばその年数ではなくて、しっかりと仕事内容を評価する制度というのを導入をしているというふうに議員のときも聞いておりますので、それをきちんと評価に反映させることができる、そういう仕組みをしっかりつくっていきたいというふうに思っておりますし、活性化協会そういう団体の方々についても、そういう観点でいわゆる報酬というものを捉えていきたいというふうに思っております。通常から悪いというようなそういう待遇については、それは改善をしていく必要があると思いますし、働き方改革等も含めて行っていきたいというふうに思っております。 以上です。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) 役場職員と違って、活性化協会には多分そういう人事管理みたいな部分があまりきちんとされていないと私は思っています。それぞれの施設に支配人の方がいらっしゃるわけですから、支配人の考え方、感じ方だけではなくて、きちんとやっぱり面談もしていただいて、本人の希望なり、働く環境がどうなっているのかということもぜひ把握頂いて、今は町長が活性化協会理事長ですから、ぜひその立場で取り組んでいただきたいと思っています。 続けていいでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 次の質問に行かれますか。(「はい」と呼ぶ者あり) それでは、ここで暫時休憩いたします。午後は1時半より再開いたします。(休憩午後0時00分)………………………………………………………………………………(再開午後1時30分)
○議長(松浦光宏君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) それでは、次に、上水道未整備・公共下水道未加入世帯の質問ですが、1つ目は
公共下水道加入工事費には分割払いがありますが、上水道の引き込み工事は分割払いがありません。その理由と分割払い導入の考えはないのか答弁を求めます。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) お答えします。 公共下水道については、法により要請された町の責務であり、公共下水道の区域内の方は、公共下水道に流入するために遅滞なく排水施設を設置しなければならないとなっています。 公共下水道の場合、既存住宅では、住宅内の配管工事、トイレ、台所などの水回りの改修が必要となり改修費用が高額であるため、町としましては、加入促進及び費用負担の軽減を図る観点から、月賦弁償制度を整備した次第です。 次に、水道にない理由ですが、井戸から上水道への切り替えは、本人の自由意志によるもので、井戸から上水道へ切り替えたいという相談を受けたことがありませんので、月賦弁償制度の必要性を認識していませんでした。 次に、上水道の引込みも分割払いができないのかということですが、今後そのような相談を見越して、高齢者支援の観点から、給水区域内に対する方々の公衆衛生の向上と生活環境の改善とに寄与することを目的として、費用弁償制度を検討してまいります。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) 町長から答弁をいただきましたが、担当の建設課からの事前の資料では、綾町汚水処理施設整備推進に関する住宅改修事業要綱が制度としてあり、①本町に家屋を有し現に住んでいること。②70歳以上のみの者だけの世帯であること。③税金を滞納していないことというふうになっています。おおむね上水道は、管の埋設が1メートル当たり1万5,000円から2万5,000円程度かかるということで、公共下水道を接続するときの工事費は、実績でいくと13万5,000円から31万7,000円ぐらいになっているということです。水道は、だから、引込線がどのぐらいの距離かということが工事費用の大きな条件と、それから、地盤が土壌であるのか、コンクリートであるのかということで変わってくるようです。 今、町長から高齢者に対する制度にするということからいくと、70歳以上という条件はそのままということになるのかなと思っているんですけれど、そのように理解してよろしいでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) その内容につきましては、今後きちんと精査をしてやっていきたいというふうに思っています。様々な環境、状況というのがあるかというふうに思いますので、そういうのも含めて検討してまいりたいというふうに思っております。 以上です。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) 皆さんが取り組むことが非常に重要だと思っておりますので、条件については緩和頂くように要望を申し上げておきたいと思います。 頂きました資料では、公共下水道の場合、現在1件だけが利用されているということでございますが、(2)のところに移りますけれど、
公共下水道工事の分割払いその1件、具体的に費用や分割状況などが分かりましたら教えてほしいと思っております。基本的には10年以内で分納するということになっておりまして、金額の限度は決められていないというふうにお聞きしておりますけれども、具体的に今の1件の利用状況を教えてください。
○議長(松浦光宏君) 建設課長。
◎建設課長(中原修一君) それでは、お答えいたします。 今現在、1件の方が利用されておられますが、工事費につきましては、台所、トイレ等の水回り及び外構工事が入りまして、155万8,000円かかっております。これを月1万5,000円ずつ分割してもらって、9年8か月で完納という形になっております。 次に、この制度の内容ですが、弁償期間は10年以内と定めておりますので、費用を10年で除して、それからまた12か月を除した額になるんですが、これも相手さんと一緒に、過度な負担とならないよう金額を協議して額を決めております。 以上です。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) 具体的な1件ですので、今のところ分納、収納はうまくいっているというふうに理解してよろしいですか。
○議長(松浦光宏君) 建設課長。
◎建設課長(中原修一君) 毎月遅滞なく納めていただいております。 以上です。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) 私のところへの相談も具体的な町民がいらっしゃいますので、建設課に相談に行って、それなりの要望なども持っていったら、話には乗っていただけるというふうに答えてよろしいでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 建設課長。
◎建設課長(中原修一君) はい、大丈夫です。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) 町の中に住んでいらっしゃっても、まだ井戸水を利用されていたり、公共下水道に費用負担が理由で引きそびれていらっしゃる世帯というのはあると思いますので、まして公共下水道が今1件しか利用がないというところが、なかなか情報が行き届いていないのではないかと考えております。このあたりの情報を住民に知らせるということにも、今までも何でもそうなんですけれど、一度広報しましたとか月報に載せましたということではなくて、ぜひもう少し細やかに情報提供していただきたいと願うものですが、いかがでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 建設課長。
◎建設課長(中原修一君) この改修事業要綱につきましては、あまり月報等でお知らせしておりませんので、また改めまして月報等で周知したいと思っております。 以上です。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) 町長の答弁のように、上水道にもこの制度が導入されるという見込みもありますので、ぜひそちらのほうについても広報していただきますようにお願いをしたいと思っております。 6番目の人工透析患者への支援について通告をいたしました。今回は具体的に相談を頂きまして、私も試算をしてみたいというふうに思って、いろんな執行部からも情報も頂きました。 人工透析はご存じのように週3回、主に週3回。病院勤めの知り合いに聞きましたら、8割以上が週3回だそうです。たまに2回という方もいらっしゃるそうですけれども、この透析をするということの意義からすると、やはり回数とか時間はきちんと確保するほうが、体調管理の目的に沿うということを聞いております。綾町でもおおむね3回の方が多いのではないかと思っております。 こういう病気はあんまりないと思うんですね。週3回行かなければ命の保持が保たれない病気というのは、そうそうないと思っているんですけれども。綾町での現在、人工透析患者への支援にはどういうものがあるか、伺いたいと思います。
○議長(松浦光宏君) 福祉保健課長。
◎福祉保健課長(入船秀康君) お答えいたします。 現在、人工透析通院の交通費の助成を行っておりまして、年額2万5,000円から3万5,000円の助成を行っております。 また、腎臓機能障害1級の方につきましては、加えて、高齢者等タクシー利用料金助成事業も併用して利用ができるようになっております。ほとんどの方がこのタクシー利用助成の対象となっておりますけれども、実際に交通費の負担が大きいことは認識はしておるところでございます。 以上です。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) 具体的にどのぐらいの交通費を負担しているかと、試算をされたことはあるでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 福祉保健課長。
◎福祉保健課長(入船秀康君) 交通費の負担でございますけれども、自家用車で片道8キロ通院される方で試算した場合に、1年間のガソリン代が1万9,514円となって、7,500円ほどが自己負担となるというとこで試算をしております。 また、タクシー料金で年間交通費を試算した場合は、国富町の近場でいいますと山下医院となっておりまして、役場から山下医院まで7キロほどでございますので、その往復のタクシー料金を年間で行いますと、1人当たり75万8,160円となるところでございます。先ほど言いましたように、年額2万5,000円から3万5,000円の助成と加えてそのタクシー助成がありましても、最大8万5,000円程度の助成額となっておるところでございます。 以上です。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) 私に相談を受けた方は、国富町の医療機関を利用されている方です。私もナビの計算なので本当に正しいかどうかは別としても、その方は私のところから山下医院までは8.5キロ、これはスマホの距離ですけれども。その方の家を計算すると10キロかなというふうに試算をいたしました。前議員に相談してリッターどのぐらい走れるものかというふうにお尋ねしたら、非常に分かりやすい数字を持ってきた、わざわざ持ってきたわけじゃないんですけれども、軽自動車でクーラーをつけてリッター10キロ。だから、2リッター往復必要だというふうに私は計算をいたしました。週3回。この方は、本当は1回4時間は最低、透析したほうがいいんだそうですけれど、非常に透析すると疲れるんですね。それで4時間ちょっともたなくて、3時間やっているというご家族の話でした。それで計算すると、国富町に自宅から10キロ。その方は自家用車とタクシーと家族の送迎と併用して使っていらっしゃいました。なぜかというと、お金がかかるからですね。家族の方がパートタイムで働いて、なるべく帰りは迎えに行けるようにしているという方でした。ちょっと年金では賄えなくなっていて、そのような形を取っていると。先ほど担当課長からもありましたけれども、自家用車のみの場合には、片道10キロだと。いま農協給油所が私が試算したときは173円でした。月に12.6回、4,360円、往復だと8,720円のガソリン代がかかると。それを12か月続けると10万4,640円。ちょっと端数を切り捨てたりしております。ガソリン代、車だと1万2,000円なんですね。先ほど2万円から2万5,000円とおっしゃったかな。車だと往復20キロ未満の自家用車を利用する方は1万2,000円の助成になっておりますので、1万2,000円を引くと年間9万2,640円になると。そのほかに車を所有するための経費が必要になる。これが宮崎市になると、倍になるということ。平和台病院で約うちから20キロでした。タクシーを利用したときには、片道10キロで最初の初乗りが690円。残りの8.5キロは、298メートルごとに80円だそうです。これが2,972円、往復だと4,944円を月12.6回、掛ける12か月、89万8,732円になると。それから、年間2万5,000円のタクシーを利用するための費用助成を頂くのと、タクシー券が100枚頂けるので、自己負担は年額82万3,730円になるという計算になりました。これはとても人工透析を受けている方が賄える費用を超えていますので、ご家族の方がパートで働いて、そのためにパートで働いているかどうか分かりませんけれど、パートで働いて夕方は迎えに行ってくださると。自家用車もかなり運転が危なくなっているけれども、自家用車がなくてタクシーだけを頼っていたのでは、とても生活ができないからということでした。 頂いた資料によりますと、医療機関が送迎バスを出しているところもありまして、そこは、今、人工透析23人のうち、送迎を利用している方は4人だそうです。それは、利用したくてもほかはないからですね。あるところに通っている方が4人だそうです。こうやって、今週は費用が足りないから1回で済ませようということができないのが人工透析ですので、ぜひ交通費の負担軽減をぜひ具体的にお願いしたいという思いで、今回この質問をしております。町長の考え方伺いたいと思います。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 人工透析をされている方のご苦労はよく理解をします。ただ、様々な病気を抱えていらっしゃる方はいらっしゃるわけであって、人工透析の方だけという形には、やはりなかなかなりにくいのではないかなというふうに考えております。 だからこそ、この現状をしっかり踏まえた上で、個人への助成額の増額以外の方法。例えば、先ほど答弁でも話しましたけれど、病院の巡回バスの運行など、そういう交通手段の充実、多様化を含めて負担軽減につながるような、そういう検討も併せて進めていけたらなというふうに思っております。やはりここにあまり集中しすぎた支援というのは、決して公平・公正にはなっていかない部分があるかなというふうに思っております。事情は十分理解をしておりますけれども、違う方法でのそういう支援というのもしっかり考えていきたいというふうに思っております。 以上です。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) 先ほども申し上げましたように、今週は休みにしようということができない病気という意味では、私かなり特異なものだというふうに考えています。現実問題として、若い方も40代も1名いらっしゃるし、50代2名、60代7名いらっしゃいますけれども、年金をもらえる65歳以上が、人数的には60代入れれば20名ほどいらっしゃいます。人工透析だけに手厚くはできないとおっしゃることは、全く否定するつもりはありませんし、先ほど松浦議員の質問に対して、町長が医療機関に行く方の巡回バスのことはおっしゃいました。ぜひそこでも対応はしてもらえるなと私も思いながら答弁は伺いました。 ただ、医療機関を選ぶというのは、本当にみんないろんな理由があって、必ずしも本人が──私、相談頂いた方に、近いということで山下医院を選ばれましたかというふうにお聞きしたら、いろんな地域連携の今グループがありますので、そういうところから近くがいいですねと言われて紹介頂いたということでした。23名、いろいろ医療機関は、小林市のほうに行っていらっしゃる方もいらっしゃるので、町長が医療機関を回る巡回バスをどのように計画していただくかというのはあるんですけれども、今費用負担が重くて、仕事ができる年齢でもないという方が実際いらっしゃいますので、何がしかの、タクシー券を枚数制限しないとおっしゃったので、それでも対応できるかなと思っておりますが、なかなか厳しい生活をしていらっしゃる方が実際いらっしゃいますし、車の運転の方確かに多いんですけれども、いろいろ調べましたら、人工透析をされている方の車の運転の事故率が高いということはないそうです。ほかの一般のドライバーと同じように、同じぐらいの事故率で、透析やっているから事故率が高いということはないそうですけれども。万が一交通事故とかに遭いますと血液が止まりにくい状況が起こりますし、先ほど申し上げましたように、人工透析ってすごく体力を消耗しますので、そういう意味での運転は控えたほうがいいというのは、専門の見解だというふうに認識しておりますので、タクシー券のもし枚数撤廃をしていただくのであれば、一日も早く対応していただきたいというふうに思っています。いかがでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) できるだけ早くそれは対応したいというふうに思っております。先ほども申し上げましたけれども、本当に様々な病気を抱えて苦労されている方がいらっしゃるというのも当然あるというふうに、そういうふうに認識をしておりますので。ただ、それぞれに対応するということもなかなか難しい部分もあるかというふうに思いますし、そこについては橋本議員もご理解を頂けるというふうに思っております。できる限りバスであったり、そのタクシー券の枚数制限を撤廃するなど、様々な手段を講じて、できるだけ負担を抑えられるような形で検討してまいりたいというふうに思っております。様々事情も含めて、また情報を頂ければありがたいというふうに思っております。 以上です。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) 今回、この質問をするに当たって、いろんな試算もしてみたりはしました。今回、今朝になって一つ分かったことなんですけれども、担当課長にもぜひ対応してほしいんですけれども、通院交通費の助成事業の実施要綱ですね、自家用車またはバス・タクシーと、要するに2つに給付額が分かれるんですけれども、先ほど申し上げましたように、人工透析の総患者数は現在23名だそうです。そのうちに通院交通費の助成事業を申し込んでいる方が14名しかいらっしゃらないんですね。ほかの方が経済的に何の不安もなく、困ることもなく、わざわざタクシーだ、自家用車のガソリン代だの給付を受けなくてもいいというのかもしれないんですけれども。今朝聞きましたら、タクシーを利用したいという方が1名、私、資料提供頂いた後に申請があったそうです。その方は忘れていたというふうに言われて申請をされたと、きょう聞きました。ですから、それで15名。だから、8名の方は申請をされていないんですね。年度初めに該当者には案内を差し上げていると担当職員から伺いました。ですから、経済的に何も困っていないから申請をしていないんだという方も中にはいらっしゃると思うんですけれども、総数で23名ですから、個別に申請を促すことは可能ではないかと考えておりますが、いかがでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) そうですね、件数的にはそんなに多くないので、それについても役場のほうで検討して、できる限りそういうふうな形で申請を促すような形、もしくは周知するような形で行っていきたいというふうに思っております。 以上です。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) いろんな制度というのは、結局使わなければなくなっていくものだと常に私は不安を持っています。該当する方が皆さんそのサービスというんでしょうかね、行政のそういう支援を受ければ、やっぱり話は広がっていくと思うんですね、家族も含めて。そういうことをいくら役所から封書で頂いたりしても、いろんなことがそうですけれど、なかなか100%には満たない。10万円の個人給付のときに、綾町で2名の方が国から10万円頂くのは拒否されたという方がいらっしゃいましたので、中にはそういう経済支援を受けることに抵抗がある方もいないとは限らないと思っておりますけれども、結局手続が面倒だったり、役場に土日以外の日に来ることがかなわなかったりすることがあると思いますので、ぜひ手続についてはお手伝いも頂きながら対応していただきたいと思っております。担当課長、そうしたことについてどのようなお考えでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 福祉保健課長。
◎福祉保健課長(入船秀康君) 先ほど町長が言われましたように、申請に該当する方に対しましては、こちらのほうからも確認を取りながら、利用に向けて確認を取っていきたいと思っております。 以上です。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 私から1つだけお願いをしたいと思っております。確かに様々な情報をしっかり配信するということは、役場として絶対にやっていかなければいけないと。それは議員のときもそういうふうにお話をしておりました。やはり広報「あや」であったり、それから議会だよりもそうなんですけれども、一般質問でこういうふうな形で通告をしていただいて質問をしていただくことが、また町民に知らせる、そういう一つの手段になるかというふうに思っております。 そういう意味からも、前から懸案になっている、例えばユーチューブでの配信であったりとか、そういうことも様々なところで活用ができるんではないかなというふうに思っておりますので、そういうこともしっかり取り組んでまいりたいというふうに考えておりますし、また広報「あや」、そして議会だより、そして各回覧板とか、そういうものについてもぜひ町民の方に読んでいただけるよう、議員の方もぜひお声がけをしていただくように、私のほうからお願いをしておきたいというふうに思っております。役場もしっかりとその辺は対応していきたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(松浦光宏君) 関連質問の希望はありませんか。(なし)
○議長(松浦光宏君) 橋本議員の一般質問を終わります。………………………………………………………………………………
○議長(松浦光宏君) 引き続き、日高議員の一般質問を許可いたします。
◆議員(日高幸一君) 議長。日高。
○議長(松浦光宏君) 日高議員。
◆議員(日高幸一君) お疲れでしょうけれども、私の質問とさせていただきます。 今回の質問は、町長が目指す町づくりについてということでありますが、議員生活4年間、松本町長と一緒にいろんな話をしてきたつもりであります。意義、意味多い部分もありましたし、また、前町長の話が出たりとかいうような部分で、気持ちは前町長と同じようにまちづくりという部分では、同じ方向に向いているのかなというふうには思いますけれども、タイミング的なもの、そして、また新型コロナウイルスという、これは全国的な部分でありますけれども、思い切った政策ができなかったなというふうに思っております。そういうジレンマなり何なりというのが、松本町長においては特にそういうのを感じたんではないかなというふうに思います。 あえて、町長が目指す町づくりについてというようなことで質問させていただきたいというふうに思います。 まず、何を主に取り組みますかということなんですけれども、いろんな部分が課題が山積しているんではないかなというふうに思います。しかしながら、ホップ、ステップ、ジャンプですか、前町長も言われましたけれども、本当にホップという感じで町民と語り合い、そして執行部、そして我々議会というような部分で十分練った上で行動に移していただければなというふうに思います。体あってのことですけれども、ご自愛頂きまして頑張っていただければというふうに思います。 町長が求めようとする綾町の理想像、再び輝く綾町にしなければならないというようなことは、いろんなところで話されております。私もそれも本当に同感であります。 あえて、何を主に取り組みますかということなんですけれど、もし答えられたらお願いしたいと思います。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) この件につきましては、先ほど松浦議員の質問の中で答弁をさせていただきました。今、
日高幸一議員がおっしゃったように、綾町が抱えている課題については本当に山ほどあります。そして、それをしっかり対応していかなければいけない。また、この4年間で実は対応できることは多々あったのではないかなというふうに考えております。それはコロナ禍であろうがなかろうが、やっていかなければいけない、また、やっていけたというふうに思っていることも多々あります。その分だけ山積する課題が多いということであります。 優先順位をつけてというのは、もちろん当然のことなんですけれども、ただ、先ほど答弁したように、様々なことが非常に関係性がある、絡み合っている部分がありますので、現時点では、ほとんどのことを同時進行でやっていく必要があるというふうに思って取り組んでおります。まだはっきりとしたことをここで申し上げるということにはなりませんけれども、9月そして12月には次の新年度の予算編成、それから役場内の機構改革、人事異動を含めて、そういうところでしっかりと打ち出していきたいというふうに考えております。そうした上でも、やはり同時進行でやっていく必要が多分にあるんではないかなというふうに思います。 ある方は、1期目はしっかりと基礎を築いてというふうにおっしゃる方もいらっしゃるんですけれども、私はそういうスピード感というのは持っておらずに、今年度できちっとある程度整理をして、来年度から全速力で走っていきたいというふうに考えております。 以上です。
◆議員(日高幸一君) 議長。日高。
○議長(松浦光宏君) 日高議員。
◆議員(日高幸一君) 私もそれは同感であります。今、綾町というこのブランド、すばらしいまちをつくっていただいたなというというところは、松本町長もいつも言っておられるかと思います。それが今後、また町長が首長として進めていこうというふうな部分でありますけれども、この3年、4年、ちょっと停滞ぎみというところであるからこそ、目に見えるところはまた大きいんではないかなというふうに思います。課題は今たくさんあるとおっしゃいました。確かに一つ一つ町民と語らいながらまちづくりをしていく。じゃあ、綾町のそのまちづくりって何だろうかというところを原点にまた立ち返っていただきまして、よさ、要するに観光のまち、また、スポーツランド綾町というような部分でもあります。芸術のまちであったりとか、自然生態系の農業のまちであったりとかというところをしっかりと汲んでいただいた上で、これもしなきゃいけない、あれもしなきゃいけないということではなくて、これまでつくっていただいた先輩の方々の努力といった部分が今の綾町にあるんではないかなというふうに思っております。もちろん特別なことをしなきゃいけないということでもないかと思います。決して都会のまねをしなきゃいけないということでもありませんし、そこがよくて、そこが綾町のよさというところでありますので、一つ一つ背伸びをせずにしっかりやっていただきたいなというふうに思います。 課題はたくさんあるわけですけれども、最初に綾町に入り、そして、ここが綾町なのかというように感激していただける、たくさんの方がそう思っていただけると思います。私は綾町生まれ育ちですから、なかなかそこには気がつかないで生活しているわけですけれども、やっぱりほかにない綾町の空気、シンボルは照葉樹林の大きなああいう母体があるわけですけれども、それを大切にしながら、そこで我々は生活しているわけですけれども、そこのよさを崩さず、そして人間と一緒に人と共生をするという生活があるんではないかなというふうに思います。 ほんものセンターのお客さんを見ていますと、ここで買うものは、本当に安心して野菜でも何でもそうなんですけれども、お土産として買っていくんだと。ほかのところにも道の駅はたくさんありますけれど、しかし、やっぱり一つ一つの内容は、他の道の駅とは全然違うなというふうにいつも見ております。その成果が今の売上げにもつながっているなというふうに思っております。全てがバランスよくまちづくりがされているなというところで見られる人もいるかもしれませんけれども、やっぱり商店街のほうを見てみますと、都市計画でまちづくりを実際今やっております。電柱の地中化もほぼ終わり、あとは道路整備、それから空き店舗対策という部分も大変大きな課題ではないかなというふうに思います。そして、町長もまた特別思いは深いんではないかなと思いますけれども、酒泉の杜の再オープンというのも、これも綾町にとっては大きな課題ではないかなというふうに思います。常に町長の頭の中にあろうかと思いますけれども、酒泉の杜の再オープン、宿泊施設、そしてお風呂が今休館しておりますけれども、そっちのほうでは、町長、見通しといいますか、何かありますでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) まず全体的なことですけれども、今、
日高幸一議員がおっしゃったように、この綾町は、本当にすばらしいそういう素材があるというふうに私は思っておりますし、だからこそ、この町をまた未来にしっかりつないでいかなければいけないという、そういう志を持って戻ってきたわけであります。 新しい町長には新しいことを求められる可能性もあるんですけれども、私はやはり今あることをしっかりもう一度見直して磨いていくということが、この綾町にはやっぱり大事かなというふうに思います。ほかの自治体は、もしかしたら、新しいものをつくり出さなきゃいけないということをまずやらなければいけないということがあるのかもしれないんですけれども、綾町の場合は、それは私は必要ないというふうに思っています。今あること、今までやってきたことをしっかりもう一度見詰め直して磨き直す。これが綾町のいわゆる発展につながっていくんだろうというふうに思っています。ただし、いろんなやり方であったりとか、アイデアであったりとか、そういうものについては、新しい考え方を導入したりしていく必要はあるかというふうに思っております。 そこで、酒泉の杜についてですけれども、先般、雲海酒造の社長にご挨拶に行かせてもらいました。そのときにもその話に当然なるわけですけれども、まず新しく、新しくというか、今閉めているお店を一つ開けるということをおっしゃっておられました。ただし、宿泊とお風呂については、もう少し時間がかかりそうだということです。それは一つはコロナに対する基本的な考え方というのがありまして、まだ十分に安心できるような状況ではないというふうに社長は考えていらっしゃるみたいでした。それは実際に、酒泉の杜の前に掲げている看板を見たら分かるかというふうに思います。そういうところがもう少しクリアになった段階で、改めて検討していただけるというふうに、私はそういう感触を持ちました。決して諦めていらっしゃるというわけではないです。 ただ、お風呂というのは一度止めますと、これは非常に再開するのは難しく時間がかかるものであります。また新たな免許を取得すると許可が必要になってくるということもありますので、そういうことも踏まえて、もう少し時間がかかるというふうにおっしゃったのだというふうに理解をしております。 また、いま閉めている店を1店舗開けるということですけれども、やはりどこの会社であったり、それから、どの分野でも人手不足というのが非常にいま起こっております。何とか綾町の人を採用したいというふうなこともおっしゃっていましたので、そういうところもぜひ綾町としても協力をしていきたいと思っておりますし、皆様方の中、議員さんの中、それから町民の中で、そういうリクエスト、また、働いてみたいという方がいらっしゃれば、ぜひこちらのほうに連絡を頂ければというふうに思っております。 以上です。
◆議員(日高幸一君) 議長。日高。
○議長(松浦光宏君) 日高議員。
◆議員(日高幸一君) ぜひトップセールスでそっちのほうも松本町長の経験の下に、またいろいろと社長とお話をし、そしてまた再オープンということになればありがたいなというふうに思いますので、どうぞよろしくお願いしたいというふうに思います。 それから、宿泊3施設の改善というのも、これもまた綾町にとっては、とっても大きな課題ではないかなというふうに思います。綾町イコール国民宿舎綾川荘というところ、このイメージはどうしても今これまでの綾町をつくってきた部分でとっても大きな部分かと思います。奥座敷という名前を聞いたときにはどきっとしましたけれども、確かにそういう綾川荘ではないかなというふうに思っております。 今、昔懐かしい綾町に来て、この間来たけれども、休館になっていて本当に悲しい思いをしたという人はたくさんおられます。そして、昔の綾川荘なんだというようなところで今そういう形を取られているわけですけれども、何かやっぱり悲しいなというふうに思っております。あれほどの景観を持つ場所はないんではないかなと。あの景観だけでもお金を半分取れるんではないかなというふうな気持ちは町長も同じだというふうに思います。この件に関しましては一番最後に質問をしていますけれども、ちょっとだけ触れさせていただきたいと思います。 今、綾川荘本館がいっぱいになって、そして奥座敷のほうに移すというように、お客さんを案内するということであります。それぞれありがたいことに、本館は本館の顔があり、奥座敷は奥座敷の顔があり、合宿センターは合宿センターの顔がありというようなところで、お客さんを分けてお客さんをこっちのほうにという部分ではできるのかなというふうに思っていますけれども、何せ新型コロナ対策でもありました。そんだけ職員を抱えるわけにはいかんというようなところで休館という形になっております。どこを取っても、お休みというのは、なかなか町としてはマイナスであろうかと思いますので、将来的にはそこを、一般客を入れるところが綾川荘奥座敷で、スポーツ関係は本館でという、そしてまた合宿センターももちろんそうなんですけれども、そういうすみ分けができたらいいなと。そしてまた、なおかつ奥座敷ではワンランク上の食事も提供できて、宿泊料もちょっと高めだけれども、この環境に酔っていただきたいと、満足していただきたいというところに、綾川荘奥座敷があるんではないかなというふうに思いますけれども。町長、そのあたりは自分のご希望として、将来的にはそういう夢がありますか。どうぞお願いいたします。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) まさに今、
日高幸一議員がおっしゃったことは、議員のときに一緒に話をしたというふうに記憶をしております。まさに今おっしゃったように、一つのアイデアとしては、やはり差別化を図ると。いわゆる、本館、奥座敷、そして合宿センター。これは、それぞれいいところがあるわけですけれども、その差別化を図るということはすごく大事なことではないかなというふうに思っております。 当初から私もこの綾川荘、いわゆる奥のほうの昔の綾川荘、そして式部、玄丹というあの一帯については、少しランクを上げたお客様対象にした施設にすべきではないのかなというふうに考えておりました。実際にそれができるかどうかというのは、もちろん今後検討していく必要はあるというふうに思います。耐震の問題も先ほどありましたけれども、そういうことも踏まえた上で、どういうふうな形のものがいいのかということを考えていく必要はあるというふうに思いますけれども、そういうこともいろんな方々の意見を聴きながら、話を聴きながらまとめていきたいなというふうに思っております。 お風呂の問題もありまして、なかなかああいう構造でお風呂を2階につくるというのは、私の前職の経験からするとあり得ない話でありまして、下に機械室があるというようなそういう施設自体は非常にリスクが高いですし、何かあったときにはすぐ駄目になってしまうということもありますので、そういうことも踏まえて、様々な検討をしていきたいというふうに思います。とにかく、綾川荘一帯、合宿センターを含めて、トータル的なまた計画を練っていきたいというふうに思っておりますし、あそこを中心に、また綾町を活性化させていきたいという思いは全く以前と変わっておりません。またいろいろとお知恵を貸していただければというふうに思っております。 以上です。
◆議員(日高幸一君) 議長。日高。
○議長(松浦光宏君) 日高議員。
◆議員(日高幸一君) 確かにそういうふうな形になればいいなというふうに思います。しかし、課題は山積しているわけでありますけれども、どこかでやっぱり休館という話はないだろうと。どこかでやっぱりこれは町民の皆さんにご理解頂かなきゃいけないというところに来るんではないかなというふうに思っております。 そういった面では、どこからお金を引っ張ってくるかというようなところでもあろうかと思いますけれども、ああいう宝を休館という形ではなくて、綾町の奥座敷にするようなすばらしいところでありますので、早く再開できればなというふうに思っております。どうぞよろしくお願いいたします。 2番目の質問に入らせていただきます。 防災、災害対策の充実とはというようなことで質問させていただきました。この防災に関しましては、町長は本当に人一倍エネルギーを注がれているというところでは感じております。 ゆうべからまた今朝ほどにかけて、福岡県の大雨特別警報が出ております。東峰村も先ほど町長からもご紹介がありましたけれども、またこの間みたいな大災害がなければいいなというふうに思いますけれども。人ごとではありません。綾町にとりましても、本当にその可能性は十分あるわけであります。 先ほど言いましたように、町長はこの防災に関しましては、いろんなことをしなきゃいけないなと頭に描いておられるかと思いますけれども、まずはその災害対策という部分では、町長、具体的には、この間広報の挨拶の中でそこにはちょっと災害の部分は書いてないなというふうに思いましたけれども、ただ書いてなかっただけで、早速取り組まなきゃいけない、そういう時期に来ていますので、具体的にはどういうことをやる、そして今やらなきゃいつやるのですかというようなところでしょうから、そこのところをちょっとお聞きしたいなというふうに思います。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 繰り返しになりますけれども、やはり今までやっていなかったというツケが来ているかというふうに認識をしております。先ほども言いましたように、様々なマニュアルというのをまずは見直して整備をするということと同時に、それをベースにした避難訓練、それも町全体の避難訓練というのをやっていく必要があるかというふうに思います。 また、各公民館ごとにそれぞれ事情も違っているというふうに思っておりますので、そういうところの情報を入手しながら、どういうふうに機動的に、何かあったときの対応ができるようなそういう仕組みというものをつくっていきたいというふうに思っております。そのためには、やはりその地区のコミュニケーションというのはすごく大事になってくるかというふうに思います。最近は、どうしてもそういう絆であったり関係性が薄れてしまっていますので、それはまた自治公民館活動の活性化というところにもつながってくるかというふうに思っております。そういうのもひっくるめて、この綾町の防災災害対策というのを練っていく必要があるかというふうに思います。 繰り返しになりますけれど、いろんなものを準備をしてあります。それをどういうふうに使うのか、そして、それをどういうふうな順番で、どういうふうなときに何をどうするのかというところをしっかりと頭にたたき込んでおかないと、いざというときに役に立たないということになってしまいます。そうならないように準備を進めていきたいというふうに思っておりますし、これまで4年間、そういうことについてもしっかり言って話をしてきた人間でありますので、スピード感を持って対応したいというふうに思っております。 以上です。
◆議員(日高幸一君) 議長。日高。
○議長(松浦光宏君) 日高議員。
◆議員(日高幸一君) 昨年は私も初めてだったんですが、ああいう経験をしたのは。停電ですね、停電がありました。ただただ我々は、いつ電気が来るのかなと、ただただ待つばかりであるんですけれども、現場では本当に寝ずで、電気が早く来るようにというようなことで対応されていたと思うんですけれども。明けたら電気が来るだろうというふうに思っていましたけれども、うちの地区で1日、そして隣が3日かかる。そして、地域によっては3日、4日かかるというようなところで、本当に大変な思いをしたなというふうに思います。だからこそ、今何が準備されましたか。そこで、その対策として、今現時点でどういうこと、そういうことがあり得るわけですから、停電というようなことがあるわけですから。その対策として、何か今回ことしは、もしああいうことが来たときにはこういうふうに対策したいなというとこが、もし具体的にあるんであればお願いしたいと思います。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) これも先ほど申し上げましたけれども、インバーターの発電機というのを、今回、公民館のほうに設置をするということで、立町公民館のをモデルにした形になります。まずは、公民館が一番身近な避難所であるというふうにも考えております。 ただ残念なことに、前回、去年の台風のときも、南麓公民館に行きましたら、お一人だけでした。なかなか公民館に避難をしていただくということが、まだ習慣づいていないのかなというふうに思っております。もっとひどくなれば、今度は小学校であったり、それから中学校であったり、あとは町の公民館であったりというようなところには行かれますけれども、最寄りの公民館に行かれるというのは、なかなかあまりないような、そういうふうな印象を受けておりますので、まずは公民館に避難をしていただく、そのために必要な、そういう停電になったときでも、公民館だけはちゃんと電気がつく、もしくは様々な、携帯の充電が利くであったり、ラジオが聞けるとか、そういうような体制を、まず取っていきたいというふうに考えております。 以上です。
◆議員(日高幸一君) 議長。日高。
○議長(松浦光宏君) 日高議員。
◆議員(日高幸一君) 今年は、ぜひ、どこどこの公民館に行って、全ての公民館が安全というわけではありませんけれども、停電であるというところにはならないように、その対策はしっかりと取っていただきたいなというふうに思っております。 そして、また、それぞれの地域によって環境が全然違うところもあるわけでありまして、例えば、錦原であったりとか、それから久木野々であったり、我々、昭和であったりと、住んでいる環境によって全然違います。ですから、水災害であったりとかいうような部分で、それぞれ心配するところは違うわけでありますけれども、しかし、その対策として、今、必要なのは、地域で話をし、どこに避難するかというようなところは大切なことではないかなというふうに思います。そういう連携といいますか。 ぜひ町長、実行していただきたいなと思うのは、公民館長会があります。その公民館長会のときに、各地域、地区、4つに分かれて、グループ討議なんか僕はとてもいいのではないかなというふうに……。そして、そこで持ち上がって、じゃあ東なら東、南なら南はこういうような部分でいいんじゃないかなと。そこに住んでいる者しか分かりませんので。そして、それを班長会に持って帰るというようなグループ討議なんかは、これからとても実行していただきたいなというふうに思いますけれども、町長いかがでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) まさしく自治公民館の制度で、こういうものをしっかりと議論するということが大事だというふうに思っております。この前は、初めて公民館長会に出席をさせていただきましたけれども、残念ながら、ちょっと別の公務が入っておりましたので、頭だけで失礼させていただいたのですけれども、今後は、そういうことも含めて、町のほうからも様々な議案を提出させていただいて、公民館長の皆さんにいろいろと議論をしていただく、また、アイデアを出していただくということを実施したいというふうに考えております。 以上です。
◆議員(日高幸一君) 議長。日高。
○議長(松浦光宏君) 日高議員。
◆議員(日高幸一君) 停電になって初めて気がつくことって、いっぱいあるわけですけれども、やはり2日、3日、停電になりますと、いろんな工夫をしなきゃいけないなというふうに思っております。冷蔵庫の中のやつが全部腐ったりとかいうようなことはそれぞれの家庭であったのではないかなというふうに思います。その対策が、我々にはなかったわけですけれども、しかしそれだけの長時間になりますと、こうやればよかったな、これもしておけばよかったなというところで、例えば、ほんものセンターで、お預かりの品物が、5万円ぐらいありましたか、もう売ることができない。要するに、冷蔵庫の中のものですから全部腐ってしまったというところなのですけれども、じゃあ今年の場合はどうするかと。その対策は全くありません。しかし、やれることは、台風が来るな、大雨になるなというときには早めに返品をして、各それぞれ持って帰っていただくという対策を取ろうかというふうに、ほんものセンターとしては対策をそういう形で取りたいなと。発電機を持ってくればいいんじゃないのというところもありますけれども、なかなかそこでは大きな財政的にもないわけでありまして、そういう準備がもしできるのであれば、それはそれでいいでしょうけれども、まずは我々でやれること、そして、家族の中でも、もし昨年と同じように停電になったときにはどうしようかと。冷蔵庫を開けないほうがいいのですけれども、どうしても、ついつい開けてしまう。そのたびに電気が来るだろうと思っていたやつが、まだ来ないというようなところで、私が使ったのが氷、そして発泡スチロール。発泡スチロールを準備して、その中に氷を入れて、そのまま開けないというような対策を取りました。私だけではなかったようであります。 そういう話を公民館長会の中でも話していただければ、そういう対策で、まずはやれることかなというようなところです。早く電気が来ることを期待するというようなところは、もちろんあるのですけれども、私たち人間だけではありません。二反野の地区の人の話を聞いてみますと、牛、豚、この辺にも非常に大変な思いだったというところであります。その対策を今やっておくということは、絶対に必要なことではないかなというふうに思います。まさかポンプアップの電気が来ないために回らないということは、ああいう現実がないと分からないというようなところでありますので、今年はそういうことがないように、対策をお願いできればなというふうに思います。 3番目の質問に入らせていただきたいと思います。スポーツと先端技術の融合とはというふうに町長の挨拶の中であります。スポーツと先端技術の融合とはどういうことなのかなということで、質問をさせていただきたいと思います。 綾町には、今、平成17年、18年ぐらいだったでしょうか、年間110万、120万の観光客が見えていました。それはスポーツの融合という部分もあるんでしょうけれども、五、六年前は500、600団体の人たちが綾町でスポーツにいそしむというようなところでなっているわけですけれども、今、少しずつ、そういった部分も増えてきているなと。 きのうも綾町てるはドームで高校の選手権のバレーボールの大会があったようであります。中に入ったら、本当にびっくりしました。何百人という高校生が集まって、そして優勝まで決めるという県予選です。ここに綾町の施設といった部分が愛されているところがあるんだなというふうに思っております。施設があるからでしょうけれども。1日であったのかな、午前中、午後、全体を使われるということなんですけれども、通告とちょっと離れているかもしれませんけれども、てるはドームを1日お借りをするということで、いくらぐらいの利用料というのがいるのでしょうか、質問したいと思います。
○議長(松浦光宏君)
社会教育課長。
◎
社会教育課長(佐藤光久君) 質問にお答えいたします。 昨日、天皇・皇后杯のバレーボール大会が行われたのですけれども、中学生から大学生までが参加して、県の代表を決める大会がありました。てるはドームのほうは、1時間当たり、町内と町外で利用した場合、金額は違っております。町内であれば、850円ほどのコートの使用料と、あと電気代というようなところで、合計2,970円が1時間当たりの使用料になります。町外のほうは、その2,970円に対して、掛ける2倍であります。5,950円が1時間当たりの使用料になります。午前というのが、決められているのが8時から12時まで、午後が1時から5時までというような時間で分けられております。ですので、8時間であれば5,950円の8掛けで1日の使用料になるかと思います。 以上になります。
◆議員(日高幸一君) 議長。日高。
○議長(松浦光宏君) 日高議員。
◆議員(日高幸一君) これが高いか、安いのかというのところは、あれだけの人を見てみますと、安いのかなというふうに私は思っております。1クラブといいますか、例えば、高校生で言えば、いろいろなところから来てるわけですけれども、頭割りしたときには、随分安く借りられているんだなということでございます。施設を抱えている綾町としましては、やはりそういうところから、今回、各施設の値上げというような部分が上がっておりますけれども、てるはドーム、それからサッカー場もそうなのですけれども、料金の見直しというのは、今、タイミングとしてはいいというのではありません。もうそういうときに来ているのではないかなというふうに思っていますけれども、町長いかがでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) おっしゃるとおり、料金の見直しというのは今後やっていく必要が当然あるというふうに考えております。もちろん、この施設があるからこそ、たくさんの人たちが来ていただくということも忘れてはいけないと思います。どうも箱物を造ったから悪いというふうにおっしゃる方も中にはいらっしゃいますけれども、箱物あってのお客様ということもあります。 ただ、やはり学生が使うときには、そんなに高い値段を取れないという、この現実もあります。また、なかなか料金を取れないというようなケースもあるというふうに聞いております。そういうことについても、例えば、学校がもらえないのであれば、もしくはその競技団体がもらえないのであれば、例えば県から助成をして、そしてその中から払ってもらうというような考え方もありだというふうに私は思っているので、その辺については、県とか、そういう団体にも話をしていきたいというふうに考えております。 それから、このスポーツと先端技術の融合というのは、ぱっと読むと分かりにくいかもしれませんけれども、まさにスポーツランド綾の進化系であるというふうに理解をしていただければいいのかなというふうに思います。今ある施設を使うというのは、それは当然なのですけれども、それを、例えばサッカーにしてもそうですけれども、サッカーだと、例えば上からドローンで映している。北海道からも学生であったり、子どもたちがサッカーをしに来ると。なかなか親まで一緒についてくるというのは非常に難しい部分があると。であれば、そういうふうなドローンを使って、映像を北海道に送るというようなことも、そういうのも一つのサービスではないかなというふうに思っています。 また、あとはプロスポーツの選手たちもたくさん見えられます。スポーツ医学であったり、それからスポーツと食の関係であったり、そういう意味での先端技術との融合をすることによって、さらにスポーツランド綾の魅力を高めていけるのではないかなというふうに考えております。それには、なかなかいろんなことを考えなければいけないですし、様々な大学であったりとか、企業とか、そういうところとの連携というのも必要になってくるというふうに思いますけれども、ぜひ取り組んでみたいというふうには考えております。 以上です。
◆議員(日高幸一君) 議長。日高。
○議長(松浦光宏君) 日高議員。
◆議員(日高幸一君) 本当に、綾町にとりましては宝でありますので、スポーツランド綾町と言われるぐらい、各施設、本当に自信を持っているのではないかなというふうに思います。しかし、そこには維持しなきゃいけませんので、そういう形式的な部分として、バランスが取れた料金体制というのも必要ではないかなというふうに思います。 綾町の施設を借りればいいがというような他町村の考え方、これも一ついいでしょうけれども、ほんものセンターなんかは、ああやって大会があると、ほとんど全部売り切れなんです。弁当なんかは特にそうなんですけれども、費用対効果といった面では非常に効果があるわけでありまして、だからこそ、夫婦で来られる方もいらっしゃるかもしれないけれども、生徒掛けるの2倍ぐらいは、その大会に参加していただいている、どこかで弁当を買っていただいていると。そして、歩いてぐるぐる回れる人もいるのですけれども、その中で、まちの中もきれいであればなというふうに思いながら、いつも見てはいるのですけれども。しかし、本当に満足していただいているのかなというふうに思っております。 てるはドームもちょっと暗いねというご指摘があったようでありますけれども、あの照明を明るくしたところで、じゃあそんな財政的に余裕があるのかなというところの心配もありますけれども、少なくともきのうの大会においては、私個人的にですけれども、そんなふうには感じませんでした。プロのプロが見ますと、やはり暗いなというふうに指摘をしてくる人もいるかもしれませんけれども、そういったところで、大きな大会ならば、お金の出所も、今、町長が言われましたように、県の代表を決めるのであれば、当然、そこの運営といった部分も参加していただきたい。河野知事がいつも言っておられるように、スポーツランド宮崎県というのは、それが顔でありますので、であれば、代表を決める予選というのも、当然、綾町だって同じように予算をつけていただいてもいいのではないかなというふうに思いますので、1日にして決勝までできるというのは、てるはドームがあればこそでありますので、まだまだ綾町としても、例えばトイレが少ないとか、いろんな部分で課題はありますけれども、ああやって来ていただけるというのは大変ありがたいなというふうに思っております。 また、これはサッカーにおいても、本当に自信を持って、プロの人たちが、ここはすばらしいコートだなというようなことをよく言われています。だからこそ、ガンバ大阪であったり、川崎フロンターレであったりという部分が綾で合宿していただいたというのは、ああいうグラウンドといいますか、維持しているからこそでありますので、そういう綾町を、またそういうことになればいいかなというふうに思います。財源がいることでありますから……。 その中に、一つ課題なのは、小田爪に競技場があります。あのトラックが、なかなかの課題であろうかと思います。あれが今、400メートル、4コースですから、あれがあと2コース、6コースあれば、いろいろな大会ができるんだけどというような悩みでもあります。そしてまた、旭化成さんが使われるということでスタートしたのですけれども、トラックがでこぼこなものですから、どうしたもんだろうかというようなところで、今、キャンプを張っていただけないのですけれども、しかし、そのままでいいのかなというところ、また、財源的にも、2億、3億いるのかなと思いますけれども、何とも大きな課題ではないかなというふうに思います。県にもお聞きし、また、国にもお聞きしました。なかなか、もう、綾町は1回使われていますよというような部分で、宝くじの関係の部分なのですけれども、できないのは分かっています。そして、それをできるようにお願いしているんですというところを、今、国にお聞きしているのですけれども、そういうところで、ちょっと冷たいなというふうに思っております。町長、今、グラウンド、トラックがああいう感じなのですけれども、何か今後、じゃあこうしようという考えがありますか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) グラウンドにつきましては、先日、旭化成にご挨拶に伺ったときに、宗総監督とお話をする機会がありました。実際に旭化成が使っているグラウンドも見せていただき、また、技術的な面も、ご高話をいただいたところであります。 今はかなり技術が進化しているということと、今、旭化成のグラウンドは、かなり耐久性があるということで、毎日のように選手が走っているわけですけれども、全然そういうふうに感じられないという、そういう素材もあるということで、金額的にも安く済みますよということがありましたので、直接、それだけでは、いろんな補助金がもらえないのかもしれませんけれども、様々な中に入れ込むということで、もしかしたらそういう調達もできるのではないのかなというふうにも考えておりますので、その辺については、少しいろんなところに働きかけて、情報を収集した上で対応していきたいなというふうに思っています。 あそこが旭化成と同じグラウンドになれば、すぐ行きますというような、そういう勢いで宗監督に言われましたので、分かりましたと、いろいろ検討してみますということでお返しをして帰ってきた次第です。 以上です。
◆議員(日高幸一君) 議長。日高。
○議長(松浦光宏君) 日高議員。
◆議員(日高幸一君) ぜひ旭化成というようなところで、確か改善したのではないかなと思いますけれども、4コースを6コースというようなことは、場所が広がるわけではありませんので、それはしょうがないとして、少なくともそこでキャンプを張っていただければ、皆さんに使っていただけるのかなというふうに思います。中学生、高校生も同じなのですけれども、陸上というような部分で、キャンプ地として練習できればなというふうに思っております。 今、旭化成という話が出ましたので、柔道の畳、あれが綾町には600枚ほどあるなと、今、思いましたけれども、利用度は。1年間に何かそういう大きな大会って組まれていますか。ちょっとお聞きしたいと思います。
○議長(松浦光宏君)
社会教育課長。
◎
社会教育課長(佐藤光久君) 質問にお答えいたします。 現在は柔道の畳を使って、てるはドーム内に敷いて行われる大会は行っておりません。 以上になります。
◆議員(日高幸一君) 議長。日高。
○議長(松浦光宏君) 日高議員。
◆議員(日高幸一君) どうしましょう、本当に宝の持ち腐れといいますか、あのままでは畳自体も傷むのかなと思っていますけれども、コロナでこれまでいろんな大会が中止になったり、延期になったりしてきたことは、もう十分理解できるわけですけれども、これも含めてPRしていかなきゃいけないなというふうに思いますけれども、そのお気持ちがありますか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 皆さんもご承知かと思いますけれども、綾町には世界的な柔道家の方がいらっしゃいます。その方にも、お知恵をお借りしながら、何か対応策がないかというのは、ぜひ検討してみたいというふうに思っております。 以上です。
◆議員(日高幸一君) 議長。日高。
○議長(松浦光宏君) 日高議員。
◆議員(日高幸一君) 畳の話はそのようなことで。小田爪の陸上競技場のトラックの改善につきましては、決して補助金が全くないわけではありませんので、ここのところに、もう一度、国のほうに電話をくださいと言って、私も連絡を受けていますので、また町長にもこれを見せてみたいなというふうに思います。ぜひチャレンジしていただきたいなというふうに思いますので、全くないということではありませんので、よろしくお願いしたいなというふうに思います。 それでは、4番目、
照葉樹林マラソンを復活させたいかというのことなのですけれども、先ほど同僚議員もお聞きしました。今年は200名ぐらいでやりたいんだと。残念なことに、前回は歩道を走るというテストランでありましたけれども、それと同じような体系ではないかなというふうに思います。テストランですから、1回目はテストランでいいんでしょうけれども、2回目はテストと言わないのよと僕は言ったのですけれども。しかし、本人たちは堂々と車道を走る、そして、今年の場合には、つり橋からスタートですから、またちょっと空気も違ってくるかなと思いますけれども。 彼たちにちょっと聞いたんです。町長はマラソンに関しては強い思いがあるんだけれども、以前、
照葉樹林マラソンのああいう形、4,000人、5,000人、6,000人と、一番多いときは7,000人ぐらい、町民と同じ人口の人が綾町に来た年がありました。そういう形ではなくても、きょう言われましたけれども、4,000人ぐらいで考えているんだということを聞きました。そして、それを言いましたら、蚊口さんが中心になっているのですけれども、ちょっと気持ち、冷ややかな感じがしたのですけれども。町がやられるんだったらどうぞというような感じでした。それって何なのかなと、ちょっと思ったんですけれども、また、彼たちともゆっくり話をして、ひょっとしたら、そっちの方向に彼たちは向かっていないのかなというふうにも、ちょっと感じたのです。何なんだろうというふうに思いましたけれども、また機会があるごとに、そこ辺は追求したいなというふうに思います。
照葉樹林マラソンを復活させたい、もし、先ほど答弁していただきました、やりたいんだということであれば、今まではUMKとの共同主催ではありましたけれども、なかなかこれは同じような形は取らないでしょうから、やり方をちょっと変えるというようなことでありましょうけれども、もしやるのであれば、1日も早く立ち上げをして、事務局なり、2人、3人雇用をして、参加費で賄うんだということであれば、ある程度、計算ができるかなというふうに思っています。 今までは、約四千二、三百万円のお金が動いていました。参加費が二千四、五百万円、それと綾町が2,000万円近いお金だったと思います。半日にして、台風のごとく去っていくという形でありました。残念なことに、もう少しそれを費用対効果的に利用するような部分があればよかったのですけれども、商工会もなかなかそこ辺の立入りができず、車の出入りができないというところが一番ネックかなという部分で、ほんものセンターもかなり売上げが、その日だけはどんと落ちるというようなことであります。これって何なのかなというようなところで、マラソンのせいにすることではなくて、我々がもっとうまくそれを活用するというような部分であればよかったんだけれども、それも含めて、開催できるのであれば、そういったことも大きな反省として、課題として、迎えればいいのかなというふうに思います。 まずは、今、実行委員会の立ち上げをして、準備をしていくという形は必要ではないかなというふうに思いますけれども、町長いかがでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 実行委員の人たちとの考え方というのは、もちろん全部、100%合致しているというふうにも思っておりません。これは最初のテストランのときもそうだったのですけれども、やはり小規模でもいいからということでやりました。そういう考え方を尊重した形で、私もそれでまずはやろうということなのですけれども、こういうものは、逆に少なければ少ないほどものすごく大変なんです。大変だったんです。最初のテストランをやったときは120人。お土産も、みんな自分たちで袋に詰めて、私もそれをやりましたけれども、キャベツを入れて、いろんなものを入れて、それを120作ったわけですけれども、それを全部、みんな、その実行委員会のメンバーでやったわけですけれども、少なければ少ないときなりに、本当に大変。というのは、みんなが関わらなきゃいけないからです。大きくなれば、先ほど松浦議員もおっしゃいましたけれども、例えばボランティアをしっかり確保して、そして、そこにきちんと説明をすれば、彼らが動いてくれるというのもあります。実際に青太(青島太平洋マラソン)はボランティアを中心に動かしているわけなんです。 様々な行事をするときに、自分たちが動くとなると、すごく大変だというイメージを持たれている部分があるかと思います。私は、やはりこういうイベントをやるときには、例えば200人のわくわくよりも、4,000人のわくわくのほうがはるかに影響は大きいというふうに考えております。それは綾町のためになるからだというふうに思っています。200人のためにマラソンをやるわけでもないわけであって、やはり綾町のため、そして綾町に来ていただける人たちのわくわく感、そして綾町に住んでいる人たちがそれを見て、わくわく感を持ってもらう、そういうことの意味合いで、このマラソン大会というのを復活させたいというふうに思っています。 その辺のすり合わせというのは、今後、必要になってくるかというふうに思っていますし、実行委員の人たちも、実際にそういう運営をやったことがあるわけですので、そこのところはしっかり協力をしていただきながら、お手伝いもしていただきたいなというふうに思っていますので、いや、そっちでやればという考え方ではないというふうに私は思っています。 また、メディアとの関係ですけれども、今回、ご挨拶に行きましたけれども、もちろんUMKさんでもマラソンを来年は本格的に、今年は200人規模という形で、若者がやる予定ですけれども、来年は本格的にやりたいと考えていますというふうに、UMKさんにも話をしましたし、MRTさんにも話をしましたし、宮日さんにも話をしました。いろんなところで話をしております。様々なところのご協力をいただけるように、今後取り組んでいきたいというふうに思っていますし、まだ、残念ながら、今、その体制を整えるほどの、私の頭の中に余裕がないので、そこは少し時間をいただきたいというふうに思っておりますし、4年後の国スポに向けての準備が始まったばかりでもありますので、そういうところとの兼ね合いも考えながら、準備をしていきたいというふうに思っております。 以上です。
◆議員(日高幸一君) 議長。日高。
○議長(松浦光宏君) 日高議員。
◆議員(日高幸一君) そうですね。正直、なぜ
照葉樹林マラソンを継続できなかったかというのは、町民、あれだけ参加、ボランティアで出ていたわけですけれども、そこに費用対効果というのでしょうか、なかなか数字的に上がってこないなというところであります。 しかし、正直、マラソンというのは、共に綾町をつくってきたという部分では、間違いなく目玉的な部分、宮崎県にとりましても、私は大きな大きなイベントではないかなというふうに思っています。マラソンランナーにとりましても、全国から見えていましたけれども、1年1回の楽しみであると。そういったことでは、綾町の
照葉樹林マラソンというのを、もう一度挑戦をする、やってもいいのではないかなというふうに思います。 町長がよく言われるように、やめるのではなくて、その方法を考えてみる、どういうふうにしたらやれるかというところを考えていただいて、UMKさんでないとできない、ああいう方がいらっしゃらないと、それこそあれだけの準備はできないわけでありまして、それはスポンサーはMRTでもいいのですけれども、しかし、そうやって動いていくからには、参加料を総取りというような、前回はそうだったものですから、これではなかなか相手も苦しいなというところであります。それはやり方だと思います。話し方だと思います。また、職員が総出で、それに向かうわけですけれども、そこ辺も少しネックがあったわけであります。 決してこの事業は終わったということでは私も思っていませんので、何らかの方法、形を取って、これが再開できればいいかなというふうに思います。これもまた時間を要することでありますので、今、言われました国スポもあります。いろんなやらなきゃいけないことがいっぱいあるわけですけれども、だからこそ綾町の
照葉樹林マラソンというのは、スポーツランド綾町といった部分では外すことのできない部分ではないかなというふうに思いますので、十分検討を重ね、また町民と語らいをしながら、前に進んでいただければというふうに思いますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。 それでは、5番目、最後になりますけれども、
活性化協会宿泊3施設の改善策としての取り組みはというようなことであります。先ほどもちょっと触れさせていただきましたので、時間をかけたくはありませんけれども、思いは先ほど言ったようなことであります。今の形は決してよろしくないよねというようなところであります。それぞれの顔、綾川荘本館の顔、そして奥座敷の顔、そして合宿センターの顔、それぞれカラーが違います。そこのところをうまい具合、バランスよく取っていくのが一番ではないかなというふうに思いますので、最後にその思い、決意、また奥座敷だなというような決意を、もう一度お聞きし、そしてまた、玄丹、それから式部屋敷、そこも大きな顔でありますので、ここも前に進んでいったらいいかなと思いますけれども、何せ維持費がいるものですから、また屋根の修理とか、瓦ぶきの補修をしなきゃいけないんだという話も聞いております。ここが非常に難しいところでありまして、思い切った、ここにお金を投資するという時期がくるだろうなというふうに思っています。ひいては、これも綾町の顔でありますので、どこかで思い切ってやるという方向もあるのかなというふうに思います。 最後の思いで、ここの部分、ぜひ早く、早くなくてもいいのですけれども、再開できればなというふうに思いますけれども、最後に町長、思いをお願いいたします。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 今、綾川荘につきましては、本当に綾町の核となる宿泊施設でもありますし、歴史のある施設であります。そこをしっかり立て直すことが綾町の入り込み客、または観光客、そして様々なことに通じるものであるというふうに考えております。 とにかくやらなければいけないことはあるのですけれども、私は今、綾川荘の総支配人に、この前も申し上げたのは、確かにいろんなアイデアをいただいております。でも、すぐにやれることとやれないことがありますということで、今やるべきことは、綾川荘周辺の草をきちんと刈るとか、そういうことから、まずはしっかり始めてくださいと。そうしないと、新しいことを始めれば、また人もいります。今の状況で人が足りるということにはなっていないわけですし、また、採用をするにしても、非常に厳しい環境の中での人材の採用ということになってくるので、今できることは、そういう周囲の景観であったり、それから今の施設をしっかりと掃除をする。また、お風呂についてもしっかりと掃除をする。きれいな施設であるということから、まず始めていただきたいということをお伝えしております。 それをやりながら、玄丹、それから式部での食事も再開をするということを聞いておりますので、それに向けたPRというのも今後やっていきながら、宿泊客、また利用客の増に努めたいというふうに思っております。ただ、玄丹のほうは、今、カヤのふき方があまりうまくなかったのか、雨漏りがするというような状況になってしまっていますし、見栄えも非常に悪いということなので、せっかく中は非常にきれいになっているのに、そういう状況でお客様を迎えるということは非常に失礼に当たるということなので、そこは早急に対応したいというふうに思っております。 とにかく繰り返しになりますけれども、いろんなところに行くと、昔は年末に、今の式部に行って、シシ鍋を食べた、それが本当に懐かしいんだという、ある会社の会長さんからお話をお聞きしました。もうあれが、とにかく年の終わりだと、1年の締めくくりだということで、綾川荘に行って、シシ鍋を食べるというのが、本当に当たり前のような状況になっていたというお話を聞いて、またもう一度、そういうふうな形に戻せたらいいというふうに思っていますというふうにお話をしたことを覚えております。そういうことをしっかり頭に入れて、対応してまいりたいというふうに思っております。 以上です。
◆議員(日高幸一君) 議長。日高。
○議長(松浦光宏君) 日高議員。
◆議員(日高幸一君) 最後の質問をさせてください。 施設においてはそうです。以前から申し上げていますトレイルセンター、これを何とか、今だったらまだ間に合います。かなり老朽化していますけれども、見た感じ以上に、まだまだ使えますので、トレイルセンターを本当に再開できないかなというふうに思います。 支配人にちょっとお聞きしたところ、中身が結構あるものですから、そこのところを倉庫を建てて、そこを見直せばできるのではないかなと。そこをまた新たなメニューとして、施設としてできるのであれば、綾川荘本館に合宿した方、そして奥座敷にお泊まりの方々が、あそこでひとときの時間を得るというようなところでは、とてもいい感じではないかなと、景観的にも最高の場所ではないかなというふうに私は思っています。 いろんなことを考えますと、そこでライブがあったりとか、ちょっとした空気が違う場所でありますので、これは支配人も同じようなことを言っておられました。そこが改善できて、またリニューアルオープンと同時に、あそこもまたオープンしますよというところになればいいかなというふうに思います。民間の方で、そこをもし貸していただけるのであれば、ぜひやりたいという方もいらっしゃいますので、前向きに考えていただければというふうに思います。 私の質問を終わります。
○議長(松浦光宏君) 関連質問の希望はありませんか。(なし)
○議長(松浦光宏君) 日高議員の一般質問を終わります。………………………………………………………………………………
○議長(松浦光宏君) ここで暫時休憩いたします。(休憩午後2時56分)………………………………………………………………………………(再開午後3時08分)
○議長(松浦光宏君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 中神議員の一般質問を許可いたします。
◆議員(中神智光君) 議長。中神。
○議長(松浦光宏君) 中神議員。
◆議員(中神智光君) 何分にも初めてでありますので、要を得ないこと、先輩方の議員さんには足元にも及びませんけれども、私なりに質問させてもらいます。 まずは、町長、就任おめでとうございます。4年間のこれからのかじ取りを任されたわけでございますが、何分にも忙しい日々を送られると思いますけれども、休めるときはしっかりと休んで、体を十分ご自愛いただきますようお願い申し上げます。 それでは、私から質問をさせていただきますが、まず町長の施政方針ということでありますけれども、同僚議員も、きょう何人か質問をされていましたが、私といたしましては、まず2つ。1つは、一番気になったのは、町民の所得向上に向けた取組ということが、選挙のビラ等にも書いてありました。町民の所得の向上というのは、やはりサラリーマン世帯では、それなりのサラリーがあると思うのですけれども、農家とかで商店、例えば飲食店経営者、いわゆる自営業者に対する所得向上に向けた支援等があればお聞かせ願いたいと思っております。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 最初の質問につきましては、基本的には松浦議員の質問に対して答弁をしたとおりでありますけれども、もちろん農業が基盤になっている綾町でございますので、農業であったり、それから商店、飲食店ということもありますけれども、いわゆる給料、会社勤めの方も私は町民の一人であるわけですので、そういう方々も含めての、この所得向上ということで先ほど答弁をさせていただきました。ただ、会社勤務の方の場合には、なかなか限られているというふうに思っていますので、会社に対する何か支援であったりとか、応援というような形で、できることはやっていきたいというふうに思っております。 そして、農家の方についても、それは基本的に同じ考え方でありまして、先ほど申し上げたように、生産量の拡大をしていただくということが必要になってくるかというふうに思います。また、生産量の拡大だけではなくて、やはりいいものを作っていただく必要があるというふうに思っておりますので、そのためには、農家の方々、生産者の方々の研究であったりとか、そういうことも当然必要になってくるというふうに考えております。それをどこまで支援をできるかという、そこが行政の役割かなというふうに思っております。商店にしてもそうです。品ぞろえをどういうふうにしていくのか、また、町民のニーズであったり、そういうところもしっかりマーケティングをしていただく、市場調査をしていただいた上で、品ぞろえに工夫を加えていただくということも必要だというふうに思っておりますし、飲食店においても、今、何を皆さんが求めているのか、そして、例えば特徴のあるメニューであったりとか、そういうものも必要かというふうに思っています。 幸い、綾町の場合は、食材については綾のブランドというのがありますので、そういうものを活用しながら、収益につなげていただければというふうに思います。それが所得向上につながるということだというふうに思っています。所得向上につながれば、それはまた所得税として返ってくるわけですので、そういう考え方から、この所得向上というのを大きくまとめて、私の選挙における所信表明でもお伝えしましたし、様々なものに書かせていただいているということであります。 以上です。
◆議員(中神智光君) 議長。中神。
○議長(松浦光宏君) 中神議員。
◆議員(中神智光君) これまでコロナ対策等で、各プレミアム商品券等も出されていると思うのですけれども、そういったものが、いかに地元の商店及び飲食店で使われたか、もしくはこれから使われることによって、それも少しでも所得向上になると思っております。今回も、そのようなものは計画はされておりますけれども、今までの商品券等が、きちんと地元の商店及び飲食店でどのくらい使われたものかというのを教えていただければお願いします。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 私は細かい数字は今、持っておりませんので、分かれば課長から答弁をさせます。 今回、また6,000円の商品券をお配りするわけですけれども、これまでも基本的に町内で使っていただく、そういう商品券になっておりますので、町内での消費がなされているということであります。以前は、例えばガソリンスタンドだけに非常に集中するというような傾向もあったりしましたけれども、それはそれで、なかなか規制がかけにくいという部分もあるかというふうに思いますけれども、そこはそれぞれが必要なものに必要なお金を投じるということで、そこまで町のほうで制限をするということは難しいかというふうに思っております。ただ、しっかりと町内で消費につながっているというふうに思っております。 私のほうからは以上です。
○議長(松浦光宏君) 総合政策課長。
◎総合政策課長(松下栄一郎君) ご質問にお答えいたします。 商品券発行の各事業ごとに参加事業者を募ります。商工会の加盟店は、ほぼ全てですけれども、それ以外に加盟していない店舗にも役場のほうから照会をかけさせていただきまして、参加事業所を募った上で、商品券の発行時に加盟店舗一覧をお配りしながら利用を促しているところでございます。 換金率は99%以上だと思っています。細かい数字は持ち合わせていませんけれども、かなり利用いただいているというふうに認識しているところでございます。
◆議員(中神智光君) 議長。中神。
○議長(松浦光宏君) 中神議員。
◆議員(中神智光君) 昨今の物価の高騰等もあります。そういった中でこういった支援がされるということは、町民も大変うれしく思っておりますので、どうぞ今後も厚い、できる範囲の支援を、またよろしくお願いしたいと思っております。 次に、②ですけれども、ウィズコロナから
アフターコロナということを書いているのですけれども、ここに来て、また第9波が迫っていると感じているのですけれども、そうした中で、今後、少しずつ外貨を稼ぐために、どのような町長の考えがあるのかをお聞かせ願えば、よろしくお願いしておきます。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 外貨を稼ぐということは、単純に言いますと、町外からのお金を綾町に落としてもらう、呼び込むということであります。綾町に対するふるさと納税を一層拡大するということも、その大きな一つの目標といいますか、それも外貨を稼ぐということになるかというふうに思っております。 一般的に言われていることではありますけれども、基本的に重要なことは、先ほども言いましたけれども、第1はマーケティングです。市場や人が必要とするものや求めているサービス、それに目を向けるということが一番重要かというふうに思っています。それに加えて、価値の提供です。言い換えると、本当の価値、いわゆる本物の価値を、より多くの人々に提供する。それは、すなわちブランディングということになります。また、PR、宣伝も忘れてはいけないというのは当たり前のことであります。そういう顧客満足度を高めて、リピーターを獲得したり、よい評判が広がることにつなげるためにも、それらのことが必要になってくるというふうに思っております。 もちろん、先ほどの繰り返しになりますけれども、質の高いものやサービスであるということは大前提であります。綾町においては、ふるさとの納税の返礼品にも採用されているもののほかにも、自信を持って提供できる様々な綾らしさ、綾ブランドというものがたくさんあります。それにさらに磨きをかける必要があるというふうに思っております。そういう基本的なことを抑えた上で、町民個々人の努力に任せるだけではなく、綾町として、町ぐるみで、その商品であったりサービスであったりを、そのストーリーに乗せて、フェイスブック(Meta)やツイッター(X)、それからインスタグラムなどの様々な媒体を駆使して、発信力を強化して、外貨獲得やふるさと納税の寄附金獲得につなげたいというふうに考えております。 以上です。
◆議員(中神智光君) 議長。中神。
○議長(松浦光宏君) 中神議員。
◆議員(中神智光君) 外貨を稼ぐためにという文言で私も質問したのですけれども、その中心的な役割を担っているのは、私はほんものセンターがあると思っております。ただいまトイレを改装中でありますが、旧のトイレ等を利用したというか、そこに拡張したりとかしてのリニューアルの計画等はないんでしょうか、お伺いします。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 今、トイレとして使っているところを拡張して、それを活用するということは、商工会のほうから聞いております。 以上です。
◆議員(中神智光君) 議長。中神。
○議長(松浦光宏君) 中神議員。
◆議員(中神智光君) それから、外貨を稼ぐ中で、先ほど日高議員からもお話がありましたが、やはり私もスポーツ施設を今後活用して、プロ、アマ、学生等のキャンプの受入れ等を進めるのもいいんじゃないかと思っておりましたが、そういった中で、先ほども同僚議員からも話がありましたが、酒泉の杜の協力がどうしても必要と思ってはいるのですけれども、聞いた話によりますと、今、閉館中でもあるという話も聞いております。今後、きちんとした形で宿泊施設等の再開は望めるものなのでしょうか。よろしくお願いいたします。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) これは先ほど答弁をいたしました。先般、飯干社長にお会いしたときに、全く諦めているわけではないと。ただ、先ほど申し上げた理由もありまして、少し時間をいただきたいということでありましたので、また調整をしながら、再開に向けて、綾町としても協力をしたいというふうに思っております。 ただ、先ほども言いましたように、今、閉めているお店、奥のほうにありますけれども、その中から一つ、またオープンをするということですので、少し
アフターコロナに向けての動きも、雲海酒造さんのほうでも考えていらっしゃるんだなというふうに、そういう感触は持っております。閉館をしているというよりも、今、休業をしているわけですので、ちょっと行けば、中神議員のハウスから近いですから、ぜひ立ち寄っていただいて、今、どんな状況になっているのかというのも自分の目で確認をしていただけるとよろしいかというふうに思います。 以上です。
◆議員(中神智光君) 議長。中神。
○議長(松浦光宏君) 中神議員。
◆議員(中神智光君) 私も勉強不足でありましたので、実際に行って、自分の目で確かめてみたいと思っております。 もう一つ、ふるさと納税等も、ただいま町長からいろんな話があったわけですが、返礼品等の上位を見てみますと、綾町の野菜セットとか、季節的にはマンゴーとかが、今、上位を占めておるのですけれども、これも一つの綾町らしさかなとは思っているのですけれども、一方では季節的なものでもあるわけです。そうした中で、町長も所信表明をされたときに、何か新しいものの開発をという話もありましたので、そういったものが農商工連携という形で、きちんとした形でできれば、また新しい返礼品の顔になるのではないかと思っておりますが、今後、そういった計画等があればお伺いしたいと思っております。よろしくお願いします。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 新商品の開発については、それを手がけられる生産者の方々の支援というのは、町としてできるかというふうに思いますけれども、町が新商品を開発するということは、なかなかそこまでは考えておりません。 ただ、議員時代に商工会のワークショップで一つアイデアを出したことがありまして、エコバッグを作って販売したらどうかなと。それには綾のいろんな観光地であったり、名産品なんかを町民の誰かにデザインをしてもらって、そしてエコな素材で作って、それを綾に来た方々に、例えばほんものセンターで買って、そしてそれに物を入れていただいて帰ってもらうとか、それから、いろんなところに、私も含めて役場の人間も行くし、町民の方々も行かれると思うのですけれども、そのときに軽くて持ち運びができるものということで、エコバッグをお土産に持って行っていただくというようなこともアイデアとして出しております。それをまたどういうふうな形で実現できるかというのは、まだ現時点では分かりませんけれども、そういうアイデアとかは出せるというふうに思っておりますし、あとは各農家の方々、それからまた商工会を中心として商店の方々の様々なアイデアというのをしっかり聞いて、それに対するいろんな支援、PRであったり、それから助成金であったりというところは、今後考えていけるのではないかなというふうに考えております。 以上です。
◆議員(中神智光君) 議長。中神。
○議長(松浦光宏君) 中神議員。
◆議員(中神智光君) ふるさと納税に関しましては、担当課長及び職員の皆さんが寄附金アップに向けて大変努力されております。そういったことに関しましては大変感謝を申し上げたいと思っております。 それでは、次の質問に移らせていただきます。2番ですけれども、オーガニックスクールが今回開校されました。今回は1名の受講者でスタートされたわけですが、入学金が5万5,000円、授業料年額66万円、研修期間が一応2年となっておりますが、この研修を受けたくても、この金額がネックになって断念された方はいらっしゃらなかったのかなと思っております。そこ辺をお聞かせ願えれば。よろしくお願いいたします。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) まず、結論から申し上げると、それを理由に断念された方はいらっしゃいません。なぜかと言いますと、綾オーガニックスクールは農業次世代人材投資事業(準備型)の研修機関として、令和5年4月17日に宮崎の認定を受けました。これによって、入学希望者は就学準備資金として年間150万円を上限に交付金を受けることができます。それを入学金、授業料に充てることが可能だからであります。したがって、手出しで60万円を出すということではありませんので、これを理由に入学を断念された方はいらっしゃらないということです。 また、入学を検討されている方とは、事務局が直接、またはオンラインで面談を行っております。その中で学習期間中の資金や、それから住まい、自立後の農地の確保など、就農のハードルとなる可能性がある事項についての不安や困り事を聞き取って、安心して学ぶことができる、そういう環境づくりをサポートしております。開校したばかりですけれども、本町の農業技術の継承や担い手の確保等につながるよう、入学生の就農までしっかり支えるスクール運営を行っていきたいというふうに考えております。 現在も1人、宮崎市から、確か中神議員の近くに家を購入して住まわれるということですので、そういうことで消防団にも入るという意欲を持っていらっしゃる方ですので、ぜひしっかりと育てていきたいというふうに思っておりますし、支援をしていきたいというふうに思っております。 以上です。
◆議員(中神智光君) 議長。中神。
○議長(松浦光宏君) 中神議員。
◆議員(中神智光君) 先ほど150万円の話がありましたが、これも50歳未満には農業次世代人材投資資金といって最長5年間はもらえると、ホームページ等で見ておりましたが、そうした資金が、また今後、営農を開始したときの土地の購入費とか、いろいろあるわけです。そういったものに、町の手厚い援助がお願いできれば、次の受講者が入りやすくなるんじゃないかと考えておったわけですけれども、そういった面での支援等があればお聞かせ願いたいと思っております。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 単純に支援、援助だけをやっていくという考え方は持っておりません。ただ、今、入っている方もそうなのですけれども、この綾町が学校をつくった一つの要因としては、今、出口があるからなんです。作った農産物を売る先があるということなんです。これは、全くそれがない中で新規就農された場合は、じゃあどこに売っていくのかと。農協に出荷をしてということになるかというふうに思うわけですけれども、そうではなくて、直接、市場のほうにつないでいただける、そういうようなルートがあるということが非常に強みなわけです。したがって、安心して就農に専念できる。また、初めての農業ということでも、安心して勉強をできるということになってまいりますので、そこについては、しっかりやっていただければ、農地のほうも、当然、対応していきたいというふうに思っていますし、そして、販路が既にあるわけですので、そこに見合う商品を作っていただければ、そこに乗せて売れるということになりますから、収入もしっかりと読めるということになりますので、そういうところがほかの自治体とは違うところであり、この学校のメリットかなというふうに考えております。 以上です。
○議長(松浦光宏君)
農林振興課長。
◎
農林振興課長(入田賢一君) 併せて補足いたします。 先ほど就農準備資金の年間150万円のお話がありましたけれども、併せまして、国のほうで新規就農者育成総合対策事業というものを持っておりまして、先ほどの資金面の援助のほかに、経営発展支援事業といたしまして、機械の導入、施設導入、家畜導入等に対して補助が設けられております。補助対象事業額につきましては、上限額1,000万円のうち国が2分の1、県が4分の1、本人4分の1というのを上限に、そういう支援事業も持っております。 以上です。
◆議員(中神智光君) 議長。中神。
○議長(松浦光宏君) 中神議員。
◆議員(中神智光君) 我々の世代からすると、大変うらやましい事業だと思っております。そうした中で、そういうのをもっとどんどんアピールして、今後の綾町の農業の未来に一翼を担っていただければ幸いだと思っております。 続きまして、将来に希望が持てる農業であるためにという質問でありますが、ここ数年、飼料・肥料価格高騰が農家の経営に大変圧迫を強いられております。そうした中、特に畜産なんですけれども、きのうも競りにちょっと行ったわけなんですけれども、競りのスタートが30万円とか35万円からのスタートでありました。そうした中、先月の6月期の競り市は、雌で平均約49万円、雄で58万円でありまして、前回5月より3万5,000円ぐらい安い、そしてまた前年同期よりも8万5,000円安い価格でありました。 そしてまた一方では、先ほど来、指定管理者の話もありましたけれども、綾町農協も肉用牛サポートセンターを指定管理者として、今、運営しておりますが、ここもなかなか経営が厳しいのが現状であります。 そうした中、やはり畜産対策を、今後充実させてもらいたいという希望があるわけですが、そうした中で、飼料価格高騰対策等がきちんとした対策費が今回も予算で組んでありますけれども、一時的なコロナ対策というか、飼料対策よりも、やはり農家が安心して経営ができる、そんなものがもう一度構築できればと思って、私、今回、町の総合基金制度で、もう一度、前のような形じゃなくてもいいですけれども、何かできればと思っております。 一方では、ハウス農家とか露地野菜農家には収入保険があります。だけど畜産農家には、こういうのがないんです。そうした中、やはり綾町が前回の教訓を生かした中で、もう一回、こういった総合基金制度ができれば、また安心して農家も経営にいけると思っているのですが、綾町が前回打ち出した中では、そういった面に対してはパイオニア的な存在だったのではないかと思っております。今後、こういった計画というか、農家の声を聞いた、そういった対策を町長が何か考えていらっしゃればお聞かせ願いたいと思っております。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 総合基金につきましては、私も非常に残念に思っております。総合基金問題、いろいろ、この議会でも議論をしてきましたけれども、なくなったということ自体は非常に遺憾であります。ただ、最終的には、総会で決められたということでありましたので、そこは総会の生産者の皆さんが決めたということかというふうに私は理解をしております。 その中で、綾町農業経営安定対策基金事業、それから旧綾町農畜産物総合価格安定基金事業については、農業者の経営安定を目的に、生産者、JA、町が基金積立てを行って、それぞれの基準価格を下回ったときに発動が実施される制度で、平成12年より施行されてきました。ただ、今、お話したように、令和4年度をもって廃止することが総会で決定されたということであります。 また、議員が言われたように、平成31年度から収入保険制度が施行されています。これは自然災害や価格低下などによる収入減少に対して補償される制度であります。農業者の経営安定の観点から、町でも保険加入者に対して、初回のみ5万円を上限に補助金を交付し、加入促進を図っています。令和4年度末の加入率は60.4%であります。 また、議員から指摘がありました畜産農家は本制度の対象外になっております。その理由としては、牛、豚等の畜産農家に対しましては、畜産経営の安定に関する法律に基づく経営安定交付金制度、いわゆるマルキン制度というのが設定されております。これは販売価格が低落し、保証基準価格等を下回ったときに補給額が交付される制度であります。かつて農業者の経営安定を支えるために、綾町が先陣を切って総合基金制度を立ち上げ、運用してまいりましたが、国主導で同様の制度が設立されたこともあり、町独自の基金制度は一定の目的に達したとして、前町長の籾田氏が廃止を打ち出し、結果として廃止されました。極めて遺憾であり、本当に残念に思っております。 綾町の基盤産業は農業であります。現在、物価高騰をはじめ、農業を取り巻く環境は非常に厳しい状況にありますが、経営の持続性が向上し、農家の経営意欲が湧くような事業・施策を講じていきたいと考えております。 私もきのう競りに行ってまいりました。当初、私が行ったときには、去勢のほうは平均50万円出ていましたけれども、帰るときには50万円を切っているという状況でした。先月も、今、議員が報告されたような数字であります。幹部の方々に話を聞いても、まだもう少し我慢する時期が続くだろうということです。そうは言っても、インバウンドも増えてきております。また、国民の消費力というのも少しずつ向上してくるかというふうに思いますので、本当に今が我慢のしどころかというふうに思っています。したがって、今回も飼料につきましては、当初の予算よりも増額をした補正予算を組んでおります。継続的にやるということは、なかなか相場があるものに対しては非常に難しいかというふうに思っておりますので、自助努力ももちろんしていただくと同時に、状況を見極めながら、適切な支援を行っていくという考え方でおります。 以上です。
◆議員(中神智光君) 議長。中神。
○議長(松浦光宏君) 中神議員。
◆議員(中神智光君) 自助努力も、ここに来て、私はもうかなり限界があると思います。そうした中で、やはりきちんと農家が安心して生産ができるシステムづくりを、今後、考えていく必要があると思っておりますので、前回みたいな総合基金制度でなくても、本当に全ての農家が安心して物が生産できる喜びを構築できるような、そしてまた、綾町がさらに有機農業の町、綾という名の下に若者等が新規就農者及び若手の農家が本当に綾で農業ができる、そういった環境づくりを今後もお願いしたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。 最後に、養豚センターのことについて質問させていただきます。尾立の養豚センターのし尿流出から約2年半が経過しております。この間、幾度となく、JA、生産者、行政等で話合いが行われておりましたが、いろんな考えなりがまとまらず現在に至っておると私は思っております。そうした中、やはり2年前のJAの総代会においては、し尿脱水機処理で6,500万円を支出することを議決しております。それも河川放流、または下水処理ができるようにするための施設の設備に関する予算を確保したものであります。私は、JAの理事のときに、行政からは9月までに何らかの対応というか、方向性を示すと聞いておりました。現状、今どうなっているかということを町長及び
農林振興課長にお伺いしたいと思っております。よろしくお願いします。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 本件については、本当にこの議会でもかなりやり取りをいたしました。事故とか、それから事件だというような、そういうやり取りもありましたけれども、もう2年半がたとうとしているわけですので、とにかく1日も早く解決したいというふうに私は思っております。長引けば長引くほど、いろんな問題が起きてきている。2年半かけて、今、何も進んでいないというような状況は非常に残念な状況だというふうに思っています。これは、やはり生産者、JA、そして町がきちんと連携を取って対応していく必要があるというふうに思っております。もちろん県であったり、畜産協会、経済連などの関係機関との協議を重ねていく必要もあるというふうに考えております。 現在、議員もご承知だと思いますけれども、し尿処理は、ふんと、し尿に分離した後、ふんは堆肥化、し尿は液肥化して、今、農地散布をしております。しかしながら、散布農地の減少や施設の老朽化に伴う維持管理費の増大、労力の確保などの課題があって、継続が難しい状況になっております。 生産者から河川放流の相談を受けております。ただ、河川放流に当たっては、水質汚濁防止法や綾川の河川をきれいにする条例に定められている基準等をクリアしなければなりません。そのために、先ほど議員がおっしゃったように、脱水機等の設備が必要となり、その費用というのが6,500万円という形になります。ただ、付帯工事を含めると、億という金が必要になってくるということも、これも現実であります。 また、ここ数年、資材、燃料、それから飼料等の高騰を受けて、経営上の問題も持ち上がってきており、課題が多様化、複雑化している現状であります。 町では、2月にし尿処理の問題をはじめ、生ごみ堆肥工場や液肥工場の継続性についての方針を打ち出すことを目的に、綾町廃棄資源の循環活用を考える庁内ワーキンググループというのを立ち上げ、調査、検討、協議を進めております。綾町は先人たちのたゆまぬ努力により、廃棄資源を堆肥化するなどの産業廃棄物を有効活用して、循環型のまちづくりを推進してまいりました。そのことが綾ブランドの確立、ユネスコエコパークの登録、さらにはふるさと納税への貢献などにつながっていることは皆さんもご存じのとおりだというふうに思っております。 現状のままでは、これらの取組が継続しがたい状況になってきておりますけれども、安易に河川放流という手法を取る前に、環境面、それから社会面、経済性などを総合的に勘案した上で、綾町の将来を見据えた判断をしていきたいというふうに考えております。 その一つは、例えばバイオマスを使ったものというのも、最近では新富町に設置をされているということを聞いておりますので、そこもぜひ参考のために見に行くということで、今、既に予定を入れております。 また、先日もJA綾町の三役とも話をして、とにかく生産者、JA、行政とが協力して、早期に解決を目指すということを確認しております。もうしばらく時間をいただくと同時に、議員の皆さん、それから町民の皆さんのご理解、ご協力も併せてお願いをしたいというふうに思っている次第でございます。 以上です。
◆議員(中神智光君) 議長。中神。
○議長(松浦光宏君) 中神議員。
◆議員(中神智光君) 今後、養豚の経営が継続できるか、できないかは、やはりこのし尿処理にかかっております。この問題です。こういった中がクリアできない中で、もしできなければ、一方では廃業にも関わってきます。そうした中で、そういったことになれば、もちろんふるさと納税にも、綾ぶどう豚が一役買っているので、そしてまた、一方では、このし尿漏れの事故から、JAと生産者も稚魚の放流等にも一役を買っているのが、今、現状であります。できるだけ早めにご決断いただいて、養豚農家が安心して経営ができるように、早めに行政の対応及び農協と一緒になって、そういった構築をお願いしたいと思っております。 そして、やはり河川放流等になりますと、綾町の環境保全審議委員会等の理解が得られないのであれば、下水処理等も、そういったものも考えられていたと思っておりますが、そういった下水処理は、今後できるものなのでしょうか。そしてまた、今、し尿等を農地に還元はしておりますが、一方では、これも産業廃棄物扱いで、今後できなくなるとも聞いております。そういった対応も、もちろん生産者、農協も一緒になってやらなければいけないことではありますけれども、また行政の一番の協力等がもらえれば、いい方向性が見出せると思っておりますが、少しでも今後、養豚農家の経営が続けられるように、しっかりとした行政対応をお願いしたいと思っております。 河川放流等は、審議委員会からの理解がもらえないのでしょうか。これを最後に質問させていただきます。
○議長(松浦光宏君) 町長。
◎町長(松本俊二君) 審議委員会の部分というよりも、やはり科学的な検知に基づいて、実際に広沢につくった養豚の繁殖施設の水は河川放流をされております。それは基準を満たしているからということであります。綾町の場合も、そういう基準をきちんと満たせば、特に河川に対する悪影響というのはないというふうな判断ができるのではないかなというふうに思います。ただ、感情的なものというのもありますので、そこはしっかりと説明をしていく必要はあるかと思います。ただ、先ほど申し上げたように、河川放流だけではなく、それから下水処理につなぐということも、これも資金的な問題も多分にあります。先ほど言ったように、バイオマスということも、今、助成金、補助金がもらえるという制度もありますので、いろんなものを考えながら、早期に解決していきたいというふうに思っております。 ただ、一つ忘れてはいけないのは、中神議員は農協の筆頭理事でありましたけれども、養豚センターの所有者は、あくまでもJA綾町であります。したがいまして、やはりその辺については、JAの主体的な動きであったり、判断というのは、当然必要になってくるかというふうに思っておりますので、JAとしてやるべきことをやっていただく、それから行政としてやるべきことをやる。そして生産者もやるべきことをやると、そういう三者がきちんと意識を一つにしてやっていくことが早期解決の道につながるのではないかなというふうに思っておりますので、ぜひJAのほうにも中神議員から働きかけていただければというふうに思っております。 以上です。
○議長(松浦光宏君) 関連質問の希望はありませんか。(なし)
○議長(松浦光宏君) 中神議員の一般質問を終わります。────────────・────・────────────
○議長(松浦光宏君) 以上で、本日の議事日程の全部を終了いたしました。 これをもちまして、本日の会議を散会いたします。(散会午後3時50分)──────────────────────────────...