綾町議会 2022-09-28
09月28日-05号
令和 4年第6回定例会( 9月)令和4年第6回(9月)綾町議会(定例会)会議録令和4年9月28日再開 令和4年第6回綾町議会(定例会)が令和4年9月28日午前10時綾町役場議場に招集された。 出 席 議 員┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────
┐│議席番号 │氏 名
│議席番号 │氏 名 │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│1 │山 田 由 美 子 │6 │日 髙 憲 治 │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│2 │池 田 和 昭 │8 │日 高 幸 一 │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│3 │松 本 俊 二 │7 │兒 玉 千 歳 │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│4 │青 木 實 │9 │松 浦 光 宏 │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│5 │児 玉 信 │10 │橋 本 由 里 │└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘ 事 務 局┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────┐│局 長 │高 松 俊 秀 │書 記 │野 村 美 樹 │└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘ 説 明 員┌─────────┬──────────┬─────────┬──────────┐│町 長│籾 田 学 │副 町 長│中 薗 兼 次 │├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤│教 育 長│岩 切 康
郎 │総務課長 │竹 下 琢 郎 │├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤│財政課長 │兒 玉 良 次
│福祉保健課長 │佐 藤 光 久 │├─────────┼──────────┼─────────┼──────────
┤│農林振興課長 │入 田 賢 一
│総合政策課長 │松 下 栄一郎 │├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤│町民課長 │野 村 修 │建設課長 │中 原 修 一 │├─────────┼──────────┼─────────┼──────────
┤│教育総務課長 │野 村 敏
幸 │社会教育課長 │森 園 由美子 │├─────────┼──────────┼─────────┼──────────
┤│ユネスコエコパーク│倉 前 省
吾 │会計管理者 │吉 鶴 慶
久 ││推進室長 │ │ │ │├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤│監査委員 │郷 田 五
男 │ │ │└─────────┴──────────┴─────────┴──────────┘令和4年第6回(9月)綾町議会(定例会)議事日程令和4年9月28日再開 開 議 日程第1議案第41
号綾町議会議員及び綾町長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例 日程第2議案第42号職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例 日程第3議案第43号公平委員会の委員の選任につき同意を求めることについて 日程第4議案第44号教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについて 日程第5議案第45号財産の処分について 日程第6議案第46号令和4年度
綾町一般会計補正予算(第3号) 日程第7議案第47号令和4年度
綾町国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 日程第8議案第48号令和4年度
綾町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 日程第9議案第49号令和4年度
綾町介護保険特別会計補正予算(第2号) 日程第10議案第50号令和4年度
綾町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) 日程第11議案第51号令和4年度
綾町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号) 日程第12議案第52号令和4年度
綾町浄化槽事業特別会計補正予算(第1号) 日程第13議案第53号令和4年度
綾町水道事業会計補正予算(第2号) 日程第14認定第1号令和3年度
綾町一般会計決算 日程第15認定第2号令和3年度
綾町国民健康保険特別会計決算 日程第16認定第3号令和3年度
綾町後期高齢者医療特別会計決算 日程第17認定第4号令和3年度
綾町介護保険特別会計決算 日程第18認定第5号令和3年度
綾町農業集落排水事業特別会計決算 日程第19認定第6号令和3年度
綾町公共下水道事業特別会計決算日程第20認定第7号令和3年度
綾町浄化槽事業特別会計決算 日程第21認定第8号令和3年度
綾町水道事業会計決算 日程第22意見書案第2号消費税のインボイスの実施の延期を求める意見書 日程第23令和4年請願第1号「水田活用の直接支払交付金」の見直しを中止し、すべての農家経営への支援策強化を求める請願 日程第24令和4年陳情第3号バス停のベンチ設置についての陳情書 日程第25議員派遣の件について 日程第26各常任委員会の閉会中の審査及び調査について 日程第27
議会運営委員会の閉会中の審査について 日程第28二反野地区
メガソーラー建設計画等調査特別委員会の閉会中の審査及び調査について 追加日程第1 意見書案第3号 水田活用の直接支払交付金の見直しをやめ、
農家経営支援強化を求める意見書会議に付した事件・議事日程と同じである。──────────────────────────────(再開午前10時00分)
○議長(松浦光宏君) おはようございます。 本日の議事日程は、委員長報告、討論、採決となっております。なお、議事進行については、ご協力をお願いいたします。 ただいまから本日の会議を開きます。────────────・────・────────────
△日程第1.議案第41号
△日程第2.議案第42号
○議長(松浦光宏君) 日程第1、議案第41号、
綾町議会議員及び綾町長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例から日程第2、議案第42号、職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例までを一括議題といたします。 なお、委員長報告の後に、質疑、討論、採決を行います。 総務委員長の報告を求めます。
児玉信委員長。
◎総務委員長(児玉信君) おはようございます。 それでは、議案番号、第41号、
綾町議会議員及び綾町長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例につきまして、結果を報告します。 審査の経過及び結果、期日9月12日から9月22日、説明者は竹下総務課長でございます。 主な内容につきましては、公布日以降の選挙(4月の統一地方選挙)から選挙運動費用の一部を公費負担するための条例を、新規制定するものでございます。 委員会審査で分かったこと。
①選挙運動用自動車の使用、ビラの作成、ポスター作成が公費負担の対象。それ以外のマイクやスピーカー、免責保険料は対象外。 ②選挙が無投票となった場合は、届出日の1日のみが公費負担の対象となる。
③供託物没収点に達する得票を得られない場合は、公費負担は受けることができない。
④町議会議員選挙の場合、有効投票の10分の1以下の得票であった場合は、供託金は没収となる。 ⑤今回、条例化を行うことで、町長選挙の場合、候補者1人当たり28万円程度、
町議会議員選挙の場合、1人当たり26万円程度の予算を要する。 主な意見といたしまして、公費負担されることにより個人負担が減額となり、立候補しやすい環境をつくることができる。 審査の結果、全員賛成で可決でございます。 引き続きまして、議案番号、第42号、職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例でございます。 審査の経過、結果はご覧ください。 主な内容は、育児休業を取得しやすい環境の整備を行うもの。 委員会審査で分かったこと。
①非常勤職員の
育児休業取得要件のうち、在職した期間1年以上が廃止される。
②非常勤職員の子の出生後57日以内の育児休業(パパ休)を取得することができる。 ③男性職員で育児休業可能な人数は常勤で8名であるが、過去の取得実績は1名。 主な意見といたしまして、子育てしやすい環境整備のための改正である。 審査の結果、全員賛成で可決でございます。
○議長(松浦光宏君) 日程第1、議案第41号、
綾町議会議員及び綾町長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の委員長報告に対する質疑を許します。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) 1点伺いたいと思います。ごめんなさい、1点じゃなく2点です。 1つは①の委員会審査で分かったことの中に、マイクやスピーカーまた免責保険料が対象外とありますけれども、審査の中で、例えば綾町のようにあんまりレンタカーを貸してくださる、最近は1か所あるような気がしますけれども、印刷屋さんも町にはありませんし、そういった不便、逆に使い勝手が悪いというような意見は出されなかったのかどうか。 それから、④に
町議会議員選挙の場合として報告がありますけれども、町長選挙の場合には、この得票率の要するに10分の1というのは町長選挙では別になるでしょうか伺います。
○議長(松浦光宏君)
児玉信委員長。
◎総務委員長(児玉信君) 委員会審査の中で先ほど申されましたように、レンタカーの件なんですけれども、基本的にはそういう意見は出ました。 まずこのハイヤー契約とかいう部分で、どうしてもそういうことになると運転手を頼んでという話になりまして、そこについては綾町の場合とおっしゃいましたけれども、今回のこの条例の中では、反映はされなかったというふうに理解しております。 それから、町長選の部分でございます。町長選の場合はどうかということでございますけれども、これは当然得票率の10分の1というのはございまして、そういうことであります。 以上です。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) ④のところは
町議会議員選挙も町長選挙の場合も、有効投票の10分の1ということで確認してよろしいですか。
○議長(松浦光宏君)
児玉信委員長。
◎総務委員長(児玉信君) よろしいです。
○議長(松浦光宏君) 総務課長。
◎総務課長(竹下琢郎君) ここの部分ですけれども訂正がございます。
町議会議員選挙の場合は、候補者数でまず有効得票数を候補者数で割って、その10分の1が供託金の没収点になります。町長選の場合には、有効投票数の10分1が供託物の没収の対象ということになります。 以上でございます。 そこが10分の1というところが、まず候補者数で
町議会議員選挙の場合には割って、ですから、町長選と町議選の場合には、町議選の場合は供託物の没収点がかなり低くなるということでございます。 以上です。
◆議員(松本俊二君) 議長。松本。
○議長(松浦光宏君) 松本議員。
◆議員(松本俊二君) すみません。質問しようとしたところ、確認しようとしたところ、今、竹下課長が答弁されましたけれども、竹下課長の答弁にも若干間違いがあるかというふうに思います。 私の認識としては、まず町長選挙の場合は、有効投票の総数の10分の1未満というのがルールになっているかというふうに認識しております。町議会議員の場合は、有効得票数の総数を定数で割って、なおかつそれの10分の1未満が没収の対象となるということですので、それで間違いないか確認をしたいと思います。
○議長(松浦光宏君) 総務課長。
◎総務課長(竹下琢郎君) それで間違いはございません。
○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第41号の原案に反対の討論を許します。
◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◎議員(橋本由里君) 議案第41号、
綾町議会議員及び綾町長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例につきまして、反対の討論を行います。 採決に当たっての主な意見のところには、公費負担がされることで立候補しやすい環境をつくることができるとありますけれども、私はこれは全く反対だと思っております。公費負担はありますけれども、それは全部ではありませんし、また先ほど質問でも申し上げましたように、町内には印刷業者などもありませんから、結局きちんとした領収書を発行してもらうためには、それなりのところを探さなければならない。また車についても同じだと思っております。 さらに今回は、この改正で供託金15万円を事前に用意しなければならないということも、私は、立候補のしやすい環境をつくることにはならないものと考えております。 以上を述べて、討論といたします。
○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。
◎議員(松本俊二君) 議長。松本。
○議長(松浦光宏君) 松本議員。
◎議員(松本俊二君) まず討論を行う前に、今般の台風14号で被害に遭われた町民の皆様に対して、お見舞いを申し上げるとともに、被害対応にご尽力ご協力いただいた皆様に感謝を申し上げたいと思います。 行政としては、事前の準備や対応、情報の収集や発信、町民の避難状況、避難所の状況、町内の被害状況など様々な観点から考察と検証を実施した上で、11月に予定している防災訓練はもちろん、今後の綾町の防災及び災害対策に必ず生かさなければならないと考えております。 また、いつ綾町が甚大な被害に見舞われるか分かりません。お互いさまの気持ちで近隣の自治体へのできる限りの支援・協力についても、心を寄せて対応していただきたいと思います。町民の皆様には、今回の台風の影響を含め、綾町としての防災、災害対策に対するご意見に加えて、町政に対するご意見やお困り事など様々な声を議会、また議員にぜひとも届けていただきますよう、何とぞお願いを申し上げます。 それでは、議案第41号、
綾町議会議員及び綾町長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例につきまして、賛成の立場で意見を述べて討論を行います。 令和2年6月の公職選挙法の一部改正によるもので、町村選挙の立候補の環境改善が目的であります。綾町においては来年の選挙から適用されるわけですが、内容については分かりやすく、丁寧な説明と周知を徹底していただきたいと思います。 今の委員長報告に対する質疑についても、若干そごがありましたので、そこは徹底をしていただきたいと思います。 また、来年の選挙に向けて、公職選挙法に抵触するような活動が既に行われているとの町民の声を耳にしますが、改めて公職選挙法の遵守を徹底すべきと考えます。 議員選挙においては、立候補に当たり15万円の供託金が必要になったが、これまでよりは金銭的な負担が軽減し、立候補がしやすくなったと言えます。一方で首長や議員をはじめ行政に関わる人の資質向上は待ったなしであり、町民の行政に対する関心度にも直結します。議員の定数や報酬にも関わる問題であります。現職はもちろん新たに立候補する人、そして職員は、より一層の覚悟と研さんに努めならなければならないと考え討論を終わります。
○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第41号に対する総務委員長の報告は可決であります。 委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名)
○議長(松浦光宏君) 起立多数。よって、議案第41号、
綾町議会議員及び綾町長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例は、委員長報告のとおり可決されました。 暑い方は上着を脱いでいただいて結構です。 次に、日程第2、議案第42号、職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の委員長報告に対する質疑を許します。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) ここもちょっと2点伺いたいと思います。 男性職員で育児休業可能な人数が常勤で8名とありますけれども、非常勤ではいらっしゃらないという認識かどうか伺います。 また、過去の取得実績が、多分これ常勤職員のことだと思うんですけれども、1名となっておりますけれども、今、男性の育児休業取得を国も進めていると思いますけれども、綾町で実績が1名であるということの理由といいますか、そういうことは委員会で審査されなかったんでしょうか伺います。
○議長(松浦光宏君) 児玉信委員長。
◎総務委員長(児玉信君) 最初の件なんですけれども、非常勤の男性の職員ということでございますけれども、この件につきましては、非常勤では対象者がいないということでございます。 それから2番目につきましては……すみません、ちょっと2番目の質問は、すみません、再度お願いします。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) 育児休業を取った職員が1人しかいないという理由について、執行部はどのような認識を持っているか、伺っていればということで。
○議長(松浦光宏君) 児玉信委員長。
◎総務委員長(児玉信君) すみません。この件につきましては、執行部として、現状、そういうことがなかったということで言われておりまして、それは今後、そういう場合には、検討していくということではないかと思います。 以上です。
◆議員(松本俊二君) 議長。松本。
○議長(松浦光宏君) 松本議員。
◆議員(松本俊二君) ③のところなんですけれども、今、橋本議員からもありましたけれども、取得者増に対する具体的な今後の取組について、執行部から何か意見、発言はありましたか、それをお聞きしたいと思います。
○議長(松浦光宏君)
児玉信委員長。
◎総務委員長(児玉信君) 今回は、執行部からその発言はございませんでした。 以上です。
○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第42号の原案に反対の討論を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。
◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◎議員(橋本由里君) すみません、原稿を用意していなかったんですけれども、賛成の討論を行いたいと思います。 議案第42号、職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例につきまして、討論をいたします。 非常勤職員も育児休業、育児休暇が取れるということでは、よい改正だと思っております。 しかし、綾町では常勤の職員であっても過去の実績は男性で1名だけです。これは、もちろん職員の認識が、まだなかなかその社会の変化についていってないって面もあると思いますけれども、私どもが議員として職員を見ていると、やはり忙し過ぎて、気兼ねで取れないというのはあると思っております。 今、委員長報告に対する質疑でも伺いましたように、なぜこの休業権利があるのに取れないかというところは、まだまだ精査をされていないという現状も、今、明らかになったのではないかと思います。 社会では、みんなで子育て応援しようとか、そういう意気込みだけはよく耳にいたしますけれども、綾町のような現状は全国にあるのではないかと思っております。 執行部におかれましては、ぜひこういったことも精査していただいて、職員が遠慮なく当然の権利として、育児休業が取れるような環境づくりを求めて、討論といたします。
○議長(松浦光宏君) 反対の討論を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。
◎議員(山田由美子君) 議長。山田。
○議長(松浦光宏君) 山田議員。
◎議員(山田由美子君) 議案第42号、職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例。 非常勤職員に対する育児休業を取得しやすいようにすることで、仕事と育児の両立を図ると期待されております。 職員の育児休業の要望が1人出ているということでありますので、今後期待ができると思いますが、男性職員に対して、また非常勤職員に対して、男性には第二の子供にならないように、男性の方々の育児参加をお願いします。よろしくお願いいたします。賛成です。
○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第42号に対する総務委員長の報告は可決であります。 委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名)
○議長(松浦光宏君) 起立全員。よって、議案第42号、職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・────────────
△日程第3.議案第43号
○議長(松浦光宏君) 日程第3、議案第43号、公平委員会の委員の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。 討論を行います。 漆島基明氏を選任することに反対の討論を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。
◎議員(松本俊二君) 議長。松本。
○議長(松浦光宏君) 松本議員。
◎議員(松本俊二君) 議案第43号、公平委員会の委員の選任につき同意を求めることについて、賛成の立場で意見を述べて討論を行います。 候補者の漆島氏については直接は存じ上げませんが、まずは綾町民であること、そして経歴から、人事評価を含む人事の経験をお持ちと推察できること。 また、選任に至るプロセスも、特に問題はないと考えるため同意いたします。 現教育長である岩切氏の選任のときには、岩切氏自身の問題ではなく、町長の候補者選任におけるプロセスが問題視されました。 今後も選任や任命の人事においては、本人のこれまでの経験を基にした職務適性はもちろん、適切なプロセスを踏むことを遵守していただきたいと考えます。 また、公平委員会が3年以上にわたり一度も開催されていません。公平委員会への申出がしにくい状況や環境にないか、いま一度チェックを行うべきだと考えます。 以上で討論を終わります。
○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。採決は無記名投票で行います。 ここで議場の閉鎖をいたします。(議場閉鎖)
○議長(松浦光宏君) ただいまの出席議員は9名であります。 次に、立会人の指名をいたします。
綾町議会会議規則第30条第2項の規定により、立会人に日高幸一議員、池田議員を指名いたします。 ただいまより投票用紙を配ります。(投票用紙配付)
○議長(松浦光宏君) ここで、念のため申し上げます。 本案に賛成の方は賛成と、反対の方は反対と記載してください。 なお、白票については
綾町議会会議規則第79条の規定により、反対といたします。 投票用紙の配付漏れはありませんか。(なし)
○議長(松浦光宏君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱の点検をいたします。(投票箱点検)
○議長(松浦光宏君) 異状なしと認めます。 ただいまから投票を行います。局長が議席番号と氏名を呼び上げますので、順番に投票をお願いします。(事務局長点呼・議員投票)……………………………………………………………………………… 1番 山田由美子議員 2番 池田 和昭議員 3番 松本 俊二議員 4番 青木 實議員 5番 児玉 信議員 6番 日髙
憲治議員 7番 兒玉 千歳議員 8番 日高 幸一議員10番 橋本 由里議員 ………………………………………………………………………………
○議長(松浦光宏君) 投票漏れはありませんか。(なし)
○議長(松浦光宏君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終わります。 開票を行います。日高幸一議員、池田議員、開票の立会いをお願いいたします。(開票)
○議長(松浦光宏君) 投票の結果を報告します。 投票総数9票、有効投票9票、無効投票0票です。有効投票のうち賛成9票、反対0票。 以上のとおり全員賛成であります。よって、議案第43号、公平委員会の委員の選任につき同意を求める件については、同意することに決定いたしました。 議場の閉鎖を解きます。(議場開鎖)────────────・────・────────────
△日程第4.議案第44号
○議長(松浦光宏君) 日程第4、議案第44号、教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。 討論を行います。 山口昇氏を選任することに反対の討論を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。
◎議員(松本俊二君) 議長。松本。
○議長(松浦光宏君) 松本議員。
◎議員(松本俊二君) 議案第44号、教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについて、賛成の立場で意見を述べて討論を行います。 候補者は当初5人で、そのうち3人は町民であったということが説明されました。町民候補者につきましては兼業の問題等があり断念し、結果的に過去に綾中学校の教頭を3年間務められた経験がある、山口氏が新たな教育委員候補者として提示されました。人柄については直接存じ上げないので判断できかねますが、これまで教育現場における経験が豊富で、教育委員として適任ではないかと考えます。 また、任命に至るプロセスについても、特に問題はないと考え同意いたします。 ただできれば、町民の中から任命していただきたかったという気持ちを少なからず持っていることをお伝えして、討論を終わります。
○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。採決は無記名投票で行います。 ここで議場の閉鎖をいたします。(議場閉鎖)
○議長(松浦光宏君) ただいまの出席議員は9名であります。 次に、立会人の指名をいたします。
綾町議会会議規則第30条第2項の規定により、立会人に橋本議員、児玉信議員を指名いたします。 ただいまより投票用紙を配ります。(投票用紙配付)
○議長(松浦光宏君) ここで、念のため申し上げます。 本案に賛成の方は賛成と、反対の方は反対と記載してください。 なお、白票については
綾町議会会議規則第79条の規定により、反対といたします。 投票用紙の配付漏れはありませんか。(なし)
○議長(松浦光宏君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱の点検をいたします。(投票箱点検)
○議長(松浦光宏君) 異状なしと認めます。 ただいまから投票を行います。局長が議席番号と氏名を呼び上げますので、順番に投票をお願いします。(事務局長点呼・議員投票)……………………………………………………………………………… 1番 山田由美子議員 2番 池田 和昭議員 3番 松本 俊二議員 4番 青木 實議員 5番 児玉 信議員 6番 日髙
憲治議員 7番 兒玉 千歳議員 8番 日高 幸一議員10番 橋本 由里議員 ………………………………………………………………………………
○議長(松浦光宏君) 投票漏れはありませんか。(なし)
○議長(松浦光宏君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終わります。 開票を行います。橋本議員、児玉信議員、開票の立会いをお願いいたします。(開票)
○議長(松浦光宏君) 投票の結果を報告します。 投票総数9票、有効投票9票、無効投票0票です。有効投票のうち賛成9票、反対0票。 以上のとおり全員賛成であります。よって、議案第44号、教育委員会の委員の任命につき同意を求める件については、同意することに決定いたしました。 議場の閉鎖を解きます。(議場開鎖)────────────・────・────────────
△日程第5.議案第45号
○議長(松浦光宏君) 日程第5、議案第45号、財産の処分についてを議題といたします。 総務委員長の報告を求めます。児玉信委員長。
◎総務委員長(児玉信君) 議案番号、第45号、財産の処分についてでございます。 審査の経過及び結果は9月12日から9月22日となっております。 説明者は兒玉財政課長でございます。 主な内容、黒岩町有林、杉1ヘクタール、それから立山町有林、杉4ヘクタールの伐採でございます。競り売りでの売却となっております。 委員会審査で分かったこと。 ①年次的に伐採計画に基づき5ヘクタール(杉約800本余り)を伐採し売却するもの。 ②町有林の施業については、植林から全伐までの施業管理を宮崎中央森林組合に委託している。 ③国庫補助事業を受けて実施することになり、民間業者では、あらゆる工程において不備が生じる可能性があると思われる。 また、国富町、宮崎市においても同様の対応をしており、国富町での民間委託は、地区の部分林の委託であり町有林は対象としていない。 主な意見といたしまして、町有林の施業計画に基づく計画的なものであり、今後も計画的な施業を望むが、木材価格の動向も見極めての実施を望む。 審査の結果、全員賛成で可決でございます。
○議長(松浦光宏君) 委員長報告に対する質疑を許します。
◆議員(松本俊二君) 議長。松本。
○議長(松浦光宏君) 松本議員。
◆議員(松本俊二君) ①と③についてお伺いします。 杉約800本余りというふうに記載されておりますけれども、町長の提案説明の中では、伐採計画の総本数は2,500本余りという説明がございました。今年度の伐採が800本余りということでしょうか。 また、伐採完了予定はいつになるのか。 次に、③についてですけれども、民間業者では、あらゆる工程において不備が生じる可能性があるというふうに記載されておりますが、具体的に、どのような不備が生じる可能性があるのか議論されたのかお聞きします。
○議長(松浦光宏君) 児玉信委員長。
◎総務委員長(児玉信君) 今回、杉約800本余りと書いておりますが、当初、町長が言われましたように、本数が違うということでございますけれども、今回審議した中で、800本余りというふうに聞いておりますから、認識的には1,000本ぐらいとは聞いとったんですけれども、800本余りということで私は聞いておりまして、その件につきましては、そういうことでありましたので書いております。 それから、この伐採がいつになるかていうことなんですけれども、一応伐採計画に基づきというようなこともございますが、この伐採の時期については、委員会では、いつになるのかということは聞いておりません。 それから、3つ目、あらゆる工程において不備が生じる可能性があるということについて、説明したいと思います。 この件につきましては、要は民間業者になりますと、まず一番問題になるのはこの計画において、例えば、植林します、それから間伐をします。管理が、どうしても民間業者では間伐をして、伐採をしていくということになりますが、計画的にできないと。要は民間業者となれば、そこら辺も策定してやるべきでしょうけど、現実的にはできないということで聞いております。 そういうことにおいて、宮崎中央森林組合に委託しているということでございました。 以上です。
◆議員(松本俊二君) 議長。松本。
○議長(松浦光宏君) 松本議員。
◆議員(松本俊二君) それは、執行部側からの説明という認識でよろしいんでしょうか。委員長の個人的な見解ということなのでしょうか。 どちらでしょうか。 それと、最初の800本余りって書いてあるわけですけども、1,000本余りというふうに聞かれたということと、どういう整合性があるのか。その辺について、もし分かれば担当部署から答弁をいただきたいと思います。
○議長(松浦光宏君) 担当者が今日いらっしゃらないので、あの委員長に対する質疑なんで、担当者に対する質疑は、今日はお控えください。 また、あの先ほど児玉信委員長から報告があったんですけれども、伐採後の植林については行っていくということで、50年で伐採。民間事業者では、その後の施業契約が難しいということでありました。 国富、宮崎も中央森林組合ていうことで、民間業者というよりかは中央森林組合とやっているということで、綾町森林整備計画に基づいた施業計画を行うと国から補助が出るということで、そういう形でやっているということで報告を受けておりますので、ご理解いただければと思います。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) 私もそこを聞きたかったんですけれども、いわゆるその国庫補助事業を受けることと、その森林組合、要するに言い換えれば民間に委託できないということとは、因果関係があると思っていいのかどうか1点伺います。 これは意見なんですけれども、木材価格の動向云々というふうに書いてありますけれども、例えば、役場がその施業計画は多分、年単位でされていると思うんですけれども、木材価格の下落だったり高騰だったりがあるとすれば、今日は担当課長がいらっしゃらないんですけれども、木材が高いことを見計らって伐採、売却っていうことはやっているのかどうか、委員会審査で分かれば教えていただきたいと思います。
○議長(松浦光宏君) 児玉信委員長。
◎総務委員長(児玉信君) 先ほどの最初の質問なんですけれど、因果関係についてどうなのかということでございますけれども、この件につきましては、私も分かりかねます。 それから、最後の木材の高いときに競りにかけるということについては、委員会では、競り売りするときに、高いときにというような、競りの関係でございますので、そういう議論はいたしましたけれども、そういうことで、高いときに当然でございます。そういうことで委員会では審査しました。 以上です。
○議長(松浦光宏君) 委員長のほうで、今、高いときにということだったんですけれども、高いときではなく、計画に基づいてやっているということで、高いから伐採するというわけではないということですので、そこは訂正を行っておきたいと思います。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) 先ほど申し上げました施業計画は、多分、単位としては最低でも1年単位とかってことはあると思うんです。 ただ、伐採して、私も全然森林のこと分からないからなんですけれども、木材というものが切ってすぐ売るものなのか、一定期間寝かして売るものなのかがよく分からないので、例えば1年間の間で高い時期、安い時期、それが決まっているものかどうかも私も知りませんけれども、森林組合のほうは少しでも高いときを見計らって言い方が正しいかどうかは分かりませんが、競りにかけるとかいうことの工夫はあり得ることなのかどうか伺いたかったので、施業計画は計画で、理解はしております。
○議長(松浦光宏君) 児玉信委員長。
◎総務委員長(児玉信君) その宮崎中央森林組合というところについては、私もこの件につきまして聞いているわけではございませんので、分かりかねます。 以上です。
◆議員(松本俊二君) 議長。松本。
○議長(松浦光宏君) 松本議員。
◆議員(松本俊二君) すみません、先ほどの質問なんですけれども、委員長にお聞きしたいんですけれども、この杉約800本という本数は、これは委員会審査で執行部からの説明という認識でよろしいでしょうか。恐らく提案説明で2,500本というのと私の聞き覚えでは間違いないと思いますけれども、そこはいかがでしょうか。何が正しいのかが知りたいので、回答をお願いします。
○議長(松浦光宏君)
児玉信委員長。
◎総務委員長(児玉信君) 最終的にこの本数につきましては、書いてあるとおり、杉約800本余りと聞いております。 以上です。
○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第45号の原案に反対の討論を許します。
◎議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。
○議長(松浦光宏君) 兒玉千歳議員。
◎議員(兒玉千歳君) 議案番号、第45号、財産の処分についての反対意見を申します。 町内の業者も町内産業発展、人材育成には本当に貢献しております。綾町も林業が盛んな町でありますけど、この業種を本当に育てるという意識の下であれば、もっと町内の業者にも開放して入札参加をできるようにお願いいたします。 それと、先ほどから出ております伐採してからの植林もですけど、下草狩りとかそういうのも国、県の補助が出て民間業者もやっております。 ぜひそこ辺のとこも認識の中に入れて取り組んでいただきたいと思います。 以上です。
○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第45号に対する総務委員長の報告は可決であります。 委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名)
○議長(松浦光宏君) 起立多数。よって、議案第45号、財産の処分については、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・────────────
△日程第6.議案第46号
○議長(松浦光宏君) 日程第6、議案第46号、令和4年度
綾町一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。 文教福祉委員長の報告を求めます。橋本委員長。
◎文教福祉委員長(橋本由里君) 委員会の審査報告をいたします。 議案番号、第46号、令和4年度
綾町一般会計補正予算(第3号)のうち文教福祉常任委員会に審議委任された部分につきまして報告いたします。 期日は9月12日から9月22日まで。説明者はご覧をいただきたいと思います。 初めに、教育委員会から申し上げます。 主な内容につきましてはご覧ください。 教育総務課、委員会審査で分かったこと。 ①給食費負担軽減は学校給食会へ給付するもので、結果として保護者負担を免除するものです。弁当持参の場合、町外通学児童生徒分は、扶助費のほうで計上をしております。対象人数は、合わせて560人となっております。 ②中学校駐車場樹木剪定及び伐採は、正面玄関と駐車場の間の樹木を対象としており、委託先は町内業者ということは分かっておりますが、まだ決定していないということです。 次に、社会教育課です。 公民館費の報償費。実はこの公民館費の報償は教育総務課のほうの管轄でございますけれども、ちょっと内容が社会教育課のほうも一緒に記入してしまいましたので、一緒に報告させていただきます。 報償費は綾小学校合唱部の九州大会大分県出場の児童分です。もう既に九州大会は終了しております。銀賞だったと報告を受けました。スポーツ選手への激励金にならった額です。当初予算で10万円計上してありました。合唱部や太鼓などの文化活動で活動する児童生徒が多くなったために今回8万円を追加するものです。綾小学校合唱部参加者は34名、引率教諭1人、激励金は3万円となっております。 今回、この報告書を書いた後に教育委員会のほうとだと思うんですけれど、学校側と協議をされたそうで、子どもたちが──結果としては保護者が負担するわけですけれども──その費用の2分の1を公費で見るということになったと報告を受けました。 ②体育施設費、光熱水費は電気料金値上げに伴うものです。 ③自動ライン引きロボットはサッカー場1コートを30分から40分で引くことができるそうです。人の力では現在3人で半日かかるそうです。慣れた人だと二、三時間だということでした。 ふるさとサポート基金が財源となっております。 ④体育施設費、修繕費30万円は、幼児プールの止水弁やドームのドアなど数か所分となっております。 次に、町民課について報告いたします。 主な内容はご覧ください。 委員会審査で分かったこと。 ①総務費国庫補助金、個人番号カード交付事務費補助金の906万円はマイナカード交付事業に充当される補助金です。出張サポートを受けることが交付対象事業となっております。内容としては会場設営、受付、写真撮影などです。 10月以降にノウハウを持つ県外の事業者へ委託を検討しているそうです。土曜、日曜日の各3回、計6回の予定です。1回で最大100人を目標としているようです。これが達成しますと、交付率8.4%アップになるということです。 10月は主に広報に努めて、11月、12月、1月に実施する計画となっております。 現在、日曜日に実施している申請手続は職員2人体制で行っておりますが、申請者は1日平均10人程度、詳しくは括弧書きをご覧ください。 申請率6月末現在、綾町が36.3%、県平均が58.6%。全国平均は45.3%となっております。申請者は61歳から70歳の方が多く、11歳から32歳は低い傾向があるということです。 申請が低い理由として執行部がつかんでいる情報は、身分証明書としての役割しかないと思っている町民が多い。また、自分でオンライン手続をしてみるけれども最後まで行きつかず、完了せずに終了してしまうという理由が多いそうです。 次に、福祉保健課です。 主な内容はご覧ください。 委員会審査で分かったこと。 ①障がい児通所給付費増額は令和3年の4月、5月の利用がそれぞれ月16件だったんですけれども、令和4年の4月から5月は27件、29件と利用増となっているそうです。利用可能施設は町内にはなく、町外となっています。 ②国庫補助金返還は新型コロナ臨時交付金の事業です。年度途中に事業通達があり、対象者については事業採択後のシステム改修後で確定するものでした。 国への事前申請では対象者を推定値で予算計上が必要だったということです。これは追加申請が不可能だったために多く計上していたということです。 ③児童運営費、工事請負費は中坪保育所空調改修工事費です。資材値上げによる不足分の追加となっています。 ④児童運営費負担金、補助金及び交付金は公立保育所、私立保育所の副食費軽減分です。1人当たり4,500円です。 採決に当たっての主な意見を申し上げます。課ごとには分けておりません。 ①生活、教育、福祉、文化の各分野で一層きめ細やかな施策が必要。各分野で情報の収集力及び分析力を強化し、財政調整基金やふるさと綾サポート基金を積極的かつ効果的に活用し、町民の生活や福祉の向上に確実につながる施策を実施してほしい。 ②綾町のマイナンバーカード登録は県内最低である。役場職員の取得も低過ぎる。都城と比較すると首長のリーダーシップの問題とも言える。町長はじめ三役はもっと責任感を持って対応すべきである。また、町民の理解を深めるべくメリットや今後の生活との関連について分かりやすい説明や周知方法に努めて格段の取得向上を図るべき。 ③職員の休業に備えるべく人員の確保に努めてほしい。 ④中学校の樹木の剪定は、今回、一部を剪定し、残りは来年度に実施する計画だが、来年度となると半年以上先になる。まとめて実施することで費用抑制になる可能性もある。予備費を活用するなどして今年度中に対象樹木全部を剪定できるよう検討してほしい。本当に必要な事業であればできる限り速やかに実施すべき。 ⑤綾小学校合唱部の九州大会参加激励金予算は規定の改定や新設を行い、学内活動の成果としての大会出場については、激励金や通常の遠征費に対する補助とは別にふるさと綾サポート基金を活用するなど、生徒の交通費や宿泊費の支援の充実を図ってほしい。 ⑥小学校合唱部の九州大会出場は同伴する教諭は、当然、手当等があると思う。主人公の子どもたちに僅かな激励金というのでは合点がいかない。負担をかけない支援が必要。このようなときこそ、綾サポート基金を使うべき。 ⑦資材高騰やエネルギーコストの増大に伴う増額補正が計上されている。物価高騰は今後も続く可能性がある。施策の実行を先延ばしにすることなく、速やかに実行することが重要。 ⑧ライン引きロボット導入の予算計上がある。他の分野でもICTなどの高度な技術を活用して、業務の効率化や生産性の向上を図り、町民サービスの向上はもちろん職員の働き方改革などDX化の推進につなげてほしい。 ⑨GPSライン引きロボットは三、四年で元が取れるというが、高額であり、サポート基金活用だ。大切に使うとともに、公の施設の町民利用の拡大も考えるべき。また、以前からその必要性があったのなら、当初予算に計上すべきではないか。 ⑩町公民館の空調修理は天井設置型空調から家庭用エアコンに変更したほうが将来的なコストは低減できると考える。今後、町公民館に限らず、天井設置型空調の新規設置や修理をする際には十分な検討が必要。 ⑪公の施設の管理は総合政策課とも協議し、町民がどこかの施設を優先的に使えるような振り分けと利用料金の見直し、特に町外利用者への値上げなど、利用方法の根本的な見直しの検討が必要。また、特にプロチームや実業団チームに対しては施設の維持管理費への理解と協力を得るために、もっと積極的に働きかけを行うべき。 ⑫コロナ禍での自治公民館活動の難しさは認識しているが、この2年半で状況は変化している。公民館もできない理由よりも現状でどうしたらできるのかという建設的かつ積極的な考え方を前提とした取組が必要である。行政も指導力を発揮すべき。行事やイベントをやらないことが当たり前のこととして習慣化されることは絶対に避けるべき。 ⑬オミクロン対応ワクチン接種は4回目のワクチン接種と重なることもあり、町民が混乱する可能性がある。ワクチンの切替えのタイミング等を含めて町民に対して分かりやすい丁寧な説明が必要。 ⑭旧北俣保育所に冷蔵庫を購入することは問題ないが、コロナ感染対策備品の購入も含め他の施設でも必要かどうか想像力を働かせてほしい。まとめて購入することで費用削減につながる可能性もある。 ⑮育休等に伴う人員補充に当たっては、短時間勤務といった柔軟な働き方を認めるなど工夫してほしい。短時間勤務についてはニーズがあると思う。 ⑯福祉保健課の本庁勤務と保育所勤務の職員との業務負担格差軽減については、業務状況に応じて相互サポートが柔軟にできるよう協力体制の構築が必要などの意見が出されまして、採決の結果、全員賛成で可決されております。 以上、報告といたします。
○議長(松浦光宏君) 総務委員長の報告を求めます。
児玉信委員長。
◎総務委員長(児玉信君) 議案番号、第46号、令和4年度
綾町一般会計補正予算(第3号)につきまして総務委員会の所管の部分について説明をいたします。 審査の経過及び結果についてはご覧ください。 まず、総務課でございます。 今回、歳入はございませんでした。 歳出、①総務費に10月採用の2名分の人件費を計上。 ②消防費は7月に実施した部長研修の執行残の減額。 ③電動草刈り機の仕様変更に伴う増額。 委員会審査で分かったこと。 各部に配備する電動草刈り機は当初36ボルト使用から防水40ボルト使用に変更。18台でございます。 主な意見として、電動草刈り機の充電の管理をしっかり行ってもらいたいということでございます。 財政課でございます。 主な内容についてはご覧ください。 委員会審査で分かったこと。 ①地方特例交付金及び地方交付税については、国の算定額が確定したことによる増額の補正。 ②財産管理の委託料については、庁舎の建築物環境衛生管理業務を専門業者に委託するもの。 ③財産管理の工事請負費については庁舎玄関前の緑地帯のツツジを撤去するものと、庁舎警備員室の隣にトイレを設置するもの。 ④備品購入費はスポーツ施設管理の軽トラックを購入するもの。 主な意見として。 ①庁舎内の保守点検について以前から指摘を行っていた。今回の取組で安全性を重視し、庁舎の維持管理に努めてほしい。 ②庁舎玄関前の緑地帯は景観が悪かった。雑草対策を含めすっきりとした緑地にしてほしい。 ③橋本議員からも要望があったが、来客用のトイレについても、今後、検討・改修が必要。 続きまして、ユネスコエコパーク推進室でございます。 主な内容はご覧いただくようにお願いいたします。 委員会審査で分かったことでございます。 ①自然体験アクティビティ看板設置工事場所は、イオンの森と馬事公苑2か所を予定している。 主な意見として。 ①町内で集客力のあるほんものセンターに案内看板の充実を図ってほしい。 次に、農林振興課でございます。 主な内容についてはご覧ください。 委員会審査で分かったこと。 ①みどりの食料システム戦略緊急対策交付金についての減額の理由は、自然生態系農業推進会議へ直接交付するため。 ②宮崎県農業人材投資事業補助金100万円は、親元で就農する場合であり、条件は50歳未満、今回1名分の補助として計上。財源の内訳は、県費50万円、町費50万円。 ③新規就農者育成総合対策事業は2名分で、夫婦での就農の場合は225万円、単身の場合は150万円。3年間交付するもの。財源は全額国費。 ④県産農畜水産物応援消費推進事業補助金は学校給食で取り入れるもので、県産牛肉や、みやざき地頭鶏が対象食材となり、6月補正で68万2,000円を計上していたが、県からの交付額が決定したことに伴い、追加補正するもの。 主な意見。 ①みどりの食料システム交付金については、有機農業の学校設立や有機給食の推進が計画されている。今後の取組に期待する。 ②宮崎県農業人材投資事業は新規就農者育成総合対策などの補助事業は重要である。広く広報を行い、実効性のある補助事業となるようにお願いする。 ③学校給食において県産牛肉や、みやざき地頭鶏などは積極的に取り入れ、子どもの成長に合わせ、今後の対応をお願いする。 引き続きまして、総合政策課でございます。 主な内容はご覧ください。 委員会審査で分かったこと。 国庫補助金197万円の減額と観光費、委託料550万円の減額は、綾川荘西館の耐震診断を国の補助事業で申請していたが、今年度事業採択にならなかったことから減額するもので、次年度、改めて予算計上をし、耐震診断を行うことで計画中である。 それから、ふるさと納税の積立金は前年度精算分として4,258万7,000円を積み立てるもの。ふるさと納税については今年度も前年度を上回る寄附金額で推移している。 主な意見。 綾川荘西館の耐震診断業務を含む宿泊施設の改修等については、コロナ後の宿泊施設の在り方も含め十分協議・検討した上で、次年度事業採択に向けて県へ強く要望すること。 建設課でございます。 主な内容はご覧ください。 委員会審査で分かったこと。 ①新型コロナ原油価格及び物価高騰対策で水道料金軽減補助金は基本料金の2か月分を軽減するもの。11月と12月の利用分でございます。 ②浄化槽設置補助は宮谷公民館の補助金であります。 ③道路草刈り業務は地区座談会での要望4か所を整備するもの。 ④千草通り線の花壇撤去工事は3か所を予定している。 ⑤築山公園手洗い場移設補償は、町管理の樹木の影響により手洗い場等が傾いたものに対する補償。 ⑥災害復旧事業は4路線を工事するもの。 主な意見として。 ①水道料金軽減については水道代未納世帯もあることから、慎重に対応していただきたい。 ②地区座談会の要望はできるだけ早急にお願いする。 審査の結果、全員賛成で可決でございます。
○議長(松浦光宏君) 委員長報告に対する質疑を許します。
◆議員(松本俊二君) 議長。松本。
○議長(松浦光宏君) 松本議員。
◆議員(松本俊二君) 幾つかあります。 まず、総務課のところで委員会審査で分かったところの①ですけれども、現在は消防団各部には草刈り機がないということで、そういう認識でよろしいかどうかをお伺いします。 次に、農林振興課の委員会審査で分かったことの①。ここに記載の自然生態系農業推進会議の責任者について確認されてれば教えていただきたいと思います。 次に、ふるさと納税費のところです。4,258万7,000円を追加で積み立てた結果、提案説明では基金残高が3億8,149万3,000円になったというふうに説明されています。今後の基金の有効活用について執行部から何か具体的な計画等の説明があったかどうかをお聞きします。 最後に建設課。まず、委員会審査で分かったこと②のところです。宮谷公民館に対する補助金の件ですけれども、今後、ほかの公民館においても宮谷公民館と同様に補助金を出すという認識でよいのか、確認できていれば教えてください。 4番目の花壇の撤去工事3か所予定しているとありますけど、3か所の花壇を撤去した後どういうふうになるのかというのが確認できてれば教えていただきたいと思います。 以上、5点になりますかね。よろしくお願いします。
○議長(松浦光宏君)
児玉信委員長。
◎総務委員長(児玉信君) まず、1番目なんですけれども、消防団に草刈り機があるのかないのかということでございますけれども、消防団には草刈り機は現状としてありますけれども、今回それを換えていくということでございます。 それから、2番目の自然生態系のことなんですけれども、これにつきましては誰が長かていうふうにちょっと、私、聞いてるんですけれども、それでいいんですか。誰が責任者でっていうふうにおっしゃったですかね。この件につきましては町長でございます。 それから、3番目の財政調整基金の今後どういうふうなことを考えているのかということについては……。
○議長(松浦光宏君) 具体的な計画等の説明はあったかということだったので、聞いてなければ聞いてないでよろしいです。
◎総務委員長(児玉信君) その分については聞いておりません。 それから、財政調整基金の使い道というか今後の在り方なんですけれども、このことについては、財政調整基金のやっぱり積立てという中でどうしても……。
○議長(松浦光宏君) 財政調整基金じゃなくて、ふるさと納税の積立基金なんで、それのその具体的な計画等の説明はあったかっという質問だったので……。
◎総務委員長(児玉信君) ここが違う。
○議長(松浦光宏君) やってないということであればその内容については……。
◎総務委員長(児玉信君) 分かりました。すみません。
○議長(松浦光宏君) 必要ない。
◎総務委員長(児玉信君) それから、宮谷公民館の関係でございます。公民館の浄化槽でございますけれども、今回、宮谷ということで、それぞれ公民館で浄化槽のそういう設置がある場合は当然対応するべきと思います。 それから、5番目の花壇の撤去。どういうふうになるのかということは直接的にはどのようになるかということは聞いておりません。 以上です。
◆議員(山田由美子君) 議長。山田。
○議長(松浦光宏君) 山田議員。
◆議員(山田由美子君) 8ページの教育総務課の中学校駐車場樹木剪定及び伐採は、正面玄関と駐車場の間の樹木の委託先は未定ということで、この中学校の駐車場の樹木は中学校ができるときにかなり伐採した覚えがあります。それでまた今回も伐採というのはどういうことでしょうかということと、社会教育課、公民館費、小学校の合唱部の2分の1を公費で見るということでしたので、今回はその計上はされていないのでしょうかということです。 それと福祉保健課、委員会審査で分かったこと。障がい児通所給付費増額は令和3年4月、5月の利用それぞれ月16件で、令和4年、4から5、27件、29件利用増となっていて、利用者が全て町外ということでしたので、その後、町内での利用ができるかどうか、その可能性というのは聞かれたのでしょうか。 以上です。
○議長(松浦光宏君) 橋本委員長。
◎文教福祉委員長(橋本由里君) 中学校の樹木の伐採っていうことですが、1本1本どの木を伐採するかについて委員会で審査はしておりませんが、駐車場と玄関との間の樹木がやはり落ちてきたり折れたりするという心配があるということの理由だったというふうに記憶しております。 それから、小学校の合唱部の2分の1を、今回、公費で見ようということは、今日、朝に協議をした結果、そういう話になりましたという報告を受けましたので、この補正予算には反映はされておりません。 次に、障がい児の施設通所利用なんですけれども、町内には施設がないということで、利用されている方は全て町外というふうになっています。 町内での利用が今後できるかどうかっていうのは施設をつくるかどうか──つくるというのは建物という意味だけでもなく──そういうことが必要になってくると思いますので、具体的に、今後、綾町でできるようになるといいという話は委員同士ではしましたけれど、執行部から今後の計画は示されていません。
○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第46号の原案に反対の討論を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。
◎議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◎議員(青木實君) 議案第46号、令和4年度
綾町一般会計補正予算(第3号)に対して賛成をいたします。 体育施設費、備品購入のGPS自動ライン引きロボット693万円は高額であります。三、四年で元は取れると言います。綾サポート基金が財源であり、効率化が図られると言われますが、大切に使ってほしいと思います。 また、その一方で、施設の町民の利便性も考えていただきたいと思います。 文化スポーツ関係大会出場者激励金支給制度があります。今回、大分県に綾小学校のコーラス部が九州大会に出場しました。同伴の先生には手当があるそうですが、主人公の子どもたちに対するその額はあまりにも少ないと思います。どんな形でもよいから、一切の負担をかけないように援助してほしいです。こんなときの綾サポート基金ではないでしょうか。 以上で、賛成いたします。
○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。
◎議員(松本俊二君) 議長。松本。
○議長(松浦光宏君) 松本議員。
◎議員(松本俊二君) 議案第46号、令和4年度
綾町一般会計補正予算(第3号)につきまして、賛成の立場で意見を述べて討論を行います。 今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ3億7,587万2,000円を追加して、予算総額を55億7,648万円とするもので、歳出の主な内容は7月の台風4号に係る災害復旧事業費、コロナ対策や物価高騰対策に係る事業費、財政調整基金やふるさと納税事業への積立金の増額などであります。 当該補正予算の全体としては、コロナ対策や物価高騰対策に係る事業について一定の評価はするものの、生活、教育、福祉、文化の各分野において、より一層きめ細やかな施策と迅速な実行が必要であると考えます。早急に各分野における情報の収集及び分析を強化するとともに、財政調整基金やふるさと綾サポート基金を積極的かつ効果的に活用し、町民の生命と財産を守ることはもちろん町民の生活や福祉の向上に確実につなげるべきと考えます。 町民が困っているのに基金を積み増すことを優先し、満足している場合ではありません。もっと町民に寄り添うべきだと考えます。今般の台風14号の被害等に対しても町独自に迅速かつ積極的な予算措置を強く求めるものであります。 また、これまで繰り返し提言をしてきましたが、全ての部署において業務の棚卸しを行い、優先順位を含む業務の整理を行った上で、業務のスリム化、効率化と町民サービスの充実の両立を図るべきと考えます。また、委員長報告にあった各意見等を真摯に受け止め、誠実かつ迅速に対応していただきたいと考えます。 最後に、綾川荘西館耐震診断業務に対する県の補助金が不採択となったことについては、多くの自治体から申請があったとのことでしたが、他の自治体との競争に負けたということであります。 県とのパイプの弱さ、町長が日頃から県役人との関係強化を怠ってきた結果だと言われても仕方がないのではないでしょうか。実際に、県や国の町長に対する評価は大変厳しいものがあります。町長としての任期は残り少ないですが、せめて最後の数か月だけでも綾町のために汗をかくことを町長に切望して討論を終わります。
○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第46号に対する各委員長の報告は可決であります。 委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名)
○議長(松浦光宏君) 起立全員。よって、議案第46号、令和4年度
綾町一般会計補正予算(第3号)は、委員長報告のとおり可決されました。 ここで暫時休憩いたします。(休憩午前11時28分)………………………………………………………………………………(再開午前11時38分)
○議長(松浦光宏君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。────────────・────・────────────
△日程第7.議案第47号
△日程第8.議案第48号
△日程第9.議案第49号
○議長(松浦光宏君) 日程第7、議案第47号、令和4年度
綾町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)から日程第9、議案第49号、令和4年度
綾町介護保険特別会計補正予算(第2号)までを一括議題といたします。 なお、委員長報告の後に、各議案ごとに質疑、討論、採決を行います。 文教福祉委員長の報告を求めます。橋本委員長。
◎文教福祉委員長(橋本由里君) それでは、3件続けて報告をさせていただきます。 初めに、議案第47号、令和4年度
綾町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について報告をいたします。 期日、説明者、主な内容はご覧ください。 委員会審査で分かったこと。 まず歳入です。 ①国庫補助金78万6,000円の減額は、当初予算時に県支出金で計上すべきものであったということです。今回それを財源組替えしたものです。 ②一般会計繰入金512万2,000円の減額は、令和4年度の地方交付税が確定したため繰入金を減額するものです。 歳出の①会計年度任用職員報酬ほかの減額は、レセプト点検職員が今年度当初から雇用できておらず、4月から8月までの人件費を減額するものです。 この間、職員が対応していたようですけれども、負担が重く、現在レセプト点検は停止をしております。 そこに米印でレセプト点検とは何ぞやということを簡単に記載しておりますので、ご覧ください。 採決に当たっての主な意見。 ①会計年度任用職員の雇用ができず、減額することは残念である。医療費の適正化のためには必要であるという意見。 ②会計年度任用職員が雇用できないのは、待遇面での問題があるのではないか。 ③当該業務による業務負担増の定量的な調査・分析をした上で、現在の業務を見直すなどの対応策も検討してほしい。 ④基金積立金を増やしているが、国保税の重税軽減のために活用すべき。一方、制度が行き詰っており、国の支援を願う。 採決の結果、全員賛成で可決されております。 続きまして、議案第48号、令和4年度綾町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1号)について報告いたします。 期日、説明者、主な内容はご覧ください。 委員会審査で分かったこと。 ①歳入の後期高齢者医療保険料が本算定によって増額となっています。 ②令和3年度決算により繰越金が20万1,000円となり、繰越金合計が21万5,000円となっております。 ③歳出では、本算定による過年度、これは生産じゃない精算です。過年度精算の字が間違っております。精算という字に書き換えてください。後期高齢者医療広域連合納付金が75万4,000円増額となり、合計1,244万9,000円となるものです。 採決に当たっての主な意見として、数年安定した運営が続いているが、この10月から医療費の窓口負担が1割から2割に上がることには不安があるとの意見が出されました。 採決の結果、全員賛成可決されております。 続きまして、議案第49号、令和4年度
綾町介護保険特別会計補正予算(第2号)についてご報告いたします。 審査の経過及び結果、主な内容はご覧ください。 委員会審査で分かったこと。 ①地域支援事業費委託料110万1,000円の増額は、介護予防普及啓発事業のミラクルジムの追加分です。令和3年度は中止が多かったのですけれども、今年度は中止を少なくしているために不足するものです。8月9日から31日までは休止をしております。 ②償還金1,620万9,000円の増額は、補正予算書にあるように各事業の未実施によるものです。 採決に当たっての主な意見。 ①ミラクルジムなどの介護予防事業の効果か、要支援・要介護者の減少が見られる。喜ばしいことだ。 ②参加者が増える工夫をしてほしい。 このような意見が出されまして、採決の結果、全員賛成で可決されております。 以上、報告といたします。
○議長(松浦光宏君) 最初に、日程第7、議案第47号、令和4年度
綾町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。
◆議員(山田由美子君) 議長。山田。
○議長(松浦光宏君) 山田議員。
◆議員(山田由美子君) 歳出のところで、4月から8月人件費を減額ということで、職員が対応していたが負担が重く、現在レセプト点検は停止しているということなんですけど、レセプト点検は停止していますが別に業務には支障はないのでしょうか。そのままレセプト点検せずに国庫のほうに提出しているのでしょうか。そこだけお聞かせください。
○議長(松浦光宏君) 橋本委員長。
◎文教福祉委員長(橋本由里君) 米印のところにも書いてありますように、レセプト点検というのは一度、国保連合会で行っているものです。 その国保連合会が点検して、これだけの金を綾町は使ったのでください、というものなんですけれども、綾町はそれでも間違いがあるのではないのかということで、これまでレセプト点検をしてきました。ですから、すぐ事業に支障があることにはならないと考えております。全く私事ではございますが、私が一度手術を受けたときに国保連合会が認めたのですけれども、綾町は認めなかったということがありました。それは30万円ぐらいの費用だったと思うんですけれども、町としては医療機関に払わないということを決定して、私が個人的に福祉保健課の課長の指導もいただいて、私が不服申請みたいな形を取りまして、それは医療機関に払わないで済んだということがあります。ですから、国保会計を間違いなく行うためには必要な事業ではあると思いますが、職員が担うことは事業に支障が来すことはあると思いますけれども、すぐすぐ国保会計の運営が滞るものではないと認識しております。
◆議員(山田由美子君) 議長。山田。
○議長(松浦光宏君) 山田議員。
◆議員(山田由美子君) そしたら、国保連合会に持って行ったものをまた持って帰って、それをもう一度再度見直すということの点検と認識してよろしいでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 橋本委員長。
◎文教福祉委員長(橋本由里君) 国保連合会から、医療機関に払うお金を、請求書に間違いがないかどうか点検するということを二重に行っている事業だというふうに思っております。
○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第47号の原案に反対の討論を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。
◎議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◎議員(青木實君) 第47号の議案に対して賛成をいたします。 レセプト点検事務職員が見つからないというのは残念であります。医療費の適正化の観点からもよろしくありません。基金に2,500万円が積立てられましたが、国保税の重税感を少しでも緩和するためにもその運用を考慮してほしいです。 制度そのものが無理なように思うので、広域化や国の大幅な援助を強く願います。
○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第47号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。 委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名)
○議長(松浦光宏君) 起立全員。よって、議案第47号、令和4年度
綾町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第8、議案第48号、令和4年度
綾町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第48号の原案に反対の討論を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第48号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。 委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名)
○議長(松浦光宏君) 起立全員。よって、議案第48号、令和4年度
綾町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第9、議案第49号、令和4年度
綾町介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第49号の原案に反対の討論を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第49号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。 委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名)
○議長(松浦光宏君) 起立全員。よって、議案第49号、令和4年度
綾町介護保険特別会計補正予算(第2号)は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・────────────
△日程第10.議案第50号
△日程第11.議案第51号
△日程第12.議案第52号
△日程第13.議案第53号
○議長(松浦光宏君) 日程第10、議案第50号、令和4年度
綾町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)から日程第13、議案第53号、令和4年度
綾町水道事業会計補正予算(第2号)までを一括議題といたします。 なお、委員長報告の後に、各議案ごとに質疑、討論、採決を行います。 総務委員長の報告を求めます。
児玉信委員長。
◎総務委員長(児玉信君) 議案番号、第50号、令和4年度
綾町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)につきまして報告をいたします。 審査の経過及び結果、主な内容はご覧ください。 委員会審査で分かったこと。 前年度繰越金が確定したことによる予備費として計上するもの、286万5,000円でございます。 主な意見としては特にございませんでした。 審査の結果、全員賛成で可決でございます。 引き続きまして、議案番号、第51号、令和4年度
綾町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)でございます。 審査の経過及び結果、主な内容はご覧ください。 委員会審査で分かったこと。 前年度繰越金の補正額として124万6,000円、備品購入費として49万円は、浄化センターで使用する酸性度計測器及び汚泥濁度計測器をそれぞれ1台を更新するもの。 主な意見として、高額な計測器であり、慎重に取扱いをお願いする。 審査の結果、全員賛成で可決でございます。 続きまして、議案番号、第52号、令和4年度
綾町浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)でございます。 審査の経過及び結果、主な内容はご覧いただきますようにお願いします。 委員会審査で分かったこと。 一般会計からの繰入金の増額は、昇格した職員1名分の人件費である。 主な意見としては、特にありませんでした。 審査の結果、全員賛成で可決でございます。 続きまして、議案番号、第53号、令和4年度
綾町水道事業会計補正予算(第2号)でございます。 審査の経過及び結果、主な内容についてはご覧ください。 委員会審査で分かったこと。 ①収益的収入の増額は、新型コロナ原油価格・物価高騰対策に関するもので、基本料金を2か月分免除するもの。 ②免除対象者は個人とし、法人・公共施設などは対象外とのこと。 ③基本料金は、13ミリ口径を使用している世帯が1,760円で、20ミリ口径を使用している世帯が1,860円とのこと。 ④収益的支出の増額は、主に漏水対策に関するもので、委託料の増額は漏水調査の範囲を広め、また、調査期間を長くして実施していくとのこと。 ⑤修繕費の増額は、当初40件で計画していたが、60件になる見込みとのこと。漏水調査で、さらに増える可能性もあるとのこと。 主な意見として、①漏水や災害に強い耐震配水管の導入を計画的に実施をしていただき、漏水の軽減に努めていただきたい、という意見がございまして、審査の結果、全員賛成で可決でございます。
○議長(松浦光宏君) 最初に、日程第10、議案第50号、令和4年度
綾町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。
◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。
○議長(松浦光宏君) 兒玉千歳議員。
◆議員(兒玉千歳君) 1点だけお伺いします。 予算現額が224万円、補正額が286万5,000円となっておりますけど、補正後の予算額がこれで正しいのかちょっとお聞きします。
○議長(松浦光宏君)
児玉信委員長。
◎総務委員長(児玉信君) これ、私、確認した上で書いてございますけれども、この予算額はこういうふうに聞いております。確認したけれども。いずれにしましても、これでいいのかということについては、これでいいと思います。 以上です。(発言する者あり)
○議長(松浦光宏君) 歳出合計の計というところで、総額は2,526万5,000円です。
◎総務委員長(児玉信君) えっ。
○議長(松浦光宏君) 2,526万5,000円です。
◎総務委員長(児玉信君) 2,000……。
○議長(松浦光宏君) 補正予算書の第1号、ページ数で第3ページです。歳出合計額が書いてあります。
◎総務委員長(児玉信君) 2,600……。
○議長(松浦光宏君) 2,526万5,000円。(「286万円が違ったんじゃけん」と呼ぶ者あり)
◎総務委員長(児玉信君) 2,240万円に……。えっ。(発言する者あり) だから、2,526万5,000円が正解。(発言する者あり)
○議長(松浦光宏君) もう一回。2,526万5,000円です。で、いいですよね。よろしいですか。
◎総務委員長(児玉信君) はい。すみませんでした。
○議長(松浦光宏君) いえいえ。 委員長報告書の補正後予算額のところを訂正されてください。
◎総務委員長(児玉信君) すみません、訂正をお願いします。 2,526万5,000円です。すみません。
○議長(松浦光宏君) ほかに質疑はありますか。(なし)
○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第50号の原案に反対の討論を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第50号に対する総務委員長の報告は可決であります。 委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名)
○議長(松浦光宏君) 起立全員。よって、議案第50号、令和4年度
綾町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第11、議案第51号、令和4年度
綾町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第51号の原案に反対の討論を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第51号に対する総務委員長の報告は可決であります。 委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名)
○議長(松浦光宏君) 起立全員。よって、議案第51号、令和4年度
綾町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第12、議案第52号、令和4年度
綾町浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第52号の原案に反対の討論を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第52号に対する総務委員長の報告は可決であります。 委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名)
○議長(松浦光宏君) 起立多数。よって、議案第52号、令和4年度
綾町浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第13、議案第53号、令和4年度
綾町水道事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。
◆議員(松本俊二君) 議長。松本。
○議長(松浦光宏君) 松本議員。
◆議員(松本俊二君) 委員会審査で分かったことの②と③についてお聞きします。 免除対象者を個人だけとして、法人、公共施設などは対象外ということを記載されておりますけれども、公共施設は分かりますけど、法人を対象外にした理由というのが分かれば教えてください。 それから、③のこの金額ですけれども、これは基本料金2か月分という理解でよろしいか、の確認でございます。
○議長(松浦光宏君)
児玉信委員長。
◎総務委員長(児玉信君) はい、法人は対象外ということで、どのようなことかということでございますけど、この法人につきましては、委員会でこのことで聞いておりません。また後日、法人についてお知らせしようと思っております。それから、2番目の基本料金の考え方は、そういうことでございます。よろしくお願いします。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) はい、2つ伺いたいと思います。 私も委員会審査で分かったことの③なんですけれども、これは水道管の口径で基本料金が違うからこの2種類を出しているんですけれども、町内の利用家庭の口径は執行部は全て把握されているのかどうか伺いたいと思います。 もう1点ですけれども、今回は決算を見るとそうなんですけれども、有収率がすごく下がっているんです。私が長いこと議員させていただいておりますので、日髙
憲治議員も覚えてらっしゃると思いますけれども、有収率を上げることに当時職員が一生懸命になってた時期がありまして、漏水機を導入したときには議会も現場にお邪魔させていただいて、漏水機はどうやって漏水を見つけるのかという現場も経験させていただいたりしてきました。 有収率が低いということは、作った水をお金にしないで捨ててしまっている。もちろん工事とかできれいにするために濁り水を流したりするのも含まれるそうですけれども、有収率について委員会の中で、有収率向上のための審議はされていないかどうか伺いたいと思います。
○議長(松浦光宏君)
児玉信委員長。
◎総務委員長(児玉信君) この漏水の有収率の向上と申しますか、その件については、漏水のそういう漏水をしてるとこがたくさんあるというふうには聞いておりましたけれども、この有収率をどういうふうにして向上していくかということについては、審議をしておりません。 それから、最初の1番目の13ミリ口径の話ですけれども、これについてはですね、13ミリ世帯とそれから20ミリ口径ということで聞いておりまして、ここについては、直接20ミリ口径が何世帯とか、どのようになっているかということは委員会では聞いておりません。 以上です。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) 水道管の口径のことなんですけれど、今は指定事業者というのが町で指定してて、水道工事をする事業者は、一定の町からの指定業者にならなければ工事できないんですけれども、昔は、そういうのがなかった時代は、私も記憶してるんですけど、自分たちで掘ってつないだりしてたんですね。 それから四枝のある地区では、水圧が低いということで近所の人にお願いして、そこから小分けにしてもらって使っていたところも知っておりまして、この口径を全世帯把握しているというふうに私はちょっと思えないもんですから、心配になってお尋ねいたしました。 改めてまたそういう世帯数も聞いてみたいと思います。ありがとうございます。
○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第53号の原案に反対の討論を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。
◎議員(松本俊二君) 議長。松本。
○議長(松浦光宏君) 松本議員。
◎議員(松本俊二君) 議案第53号、令和4年度
綾町水道事業会計補正予算(第2号)について、賛成の立場で意見を述べて討論を行います。 町民の生活支援策の一つとして提案しておりました水道料金の負担軽減について、基本料金2か月分の免除が予算措置されたことを高く評価いたします。 状況に応じて期間の延長や、他の基本料金等の減免についても、ぜひ検討していただきたいと考えます。 また、今後、老朽化した施設等の更新に伴う水道料金の改定は必至であります。 だからこそ、以前から申し上げておりますが、将来の水道料金の値上げ等については、できる限り早く町民への説明を開始し、理解を得る努力が必要であると考えます。 以上で、討論を終わります。
○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第53号に対する総務委員長の報告は可決であります。 委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名)
○議長(松浦光宏君) 起立全員。よって、議案第53号、令和4年度
綾町水道事業会計補正予算(第2号)は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・────────────
△日程第14.認定第1号
○議長(松浦光宏君) 日程第14、認定第1号、令和3年度
綾町一般会計決算を議題といたします。 先に、文教福祉委員長の報告を求めます。橋本委員長。
◎文教福祉委員長(橋本由里君) 報告をいたします。 認定第1号、令和3年度
綾町一般会計決算のうち、文教福祉常任委員会に審議委任された部分につきまして報告をいたします。 期日、説明者、また主な内容については各課に分けておりますけれども、主な内容についてはご覧をいただきたいと思います。 初めに、教育委員会から始めます。委員会審査で分かったことです。 ①小中学校とも、学校の警備・整備等の委託のうち、時間外の電話の対応はシルバー人材センターに委託をされております。1日3時間となっております。 ②小学校のプレハブ校舎リースは、当初5年計画でしたので、今年度令和4年までで終了の予定でしたけれども、教室不足があるということで来年度からリースをこのまま延長するのか、買い取りにするのか検討をするそうです。 どちらを選択しても400万円程度の費用がかかるということです。 ③小学校ですね、これ体育館は小学校のことです。綾小学校体育館の建て替えを検討する時期に来ておりますが、現状の場所を使うということはできないそうです。急傾斜地にかかるということです。個別施設計画の中で様々な選択肢を出して検討していきたいということが言われました。 社会教育課です。主な内容はご覧ください。 委員会審査で分かったこと。 ①自治公民館講座不用額108万2,000円は、自治公民館講座の休止期間が長かったためです。コロナの影響です。 ②文化ホールの使用は公民館ということで、営利目的の事業には貸すことはできませんけれども、入場料を取ることそのものを規制しているわけではありません。 次に、福祉保健課です。 委員会審査で分かったこと。 ①民生委員・児童委員の任期は今年の11月30日までとなっております。現在の委員のうち、5つの地区から辞退の届出がありました。 4地区については引き受けていただき今、県に報告をしておりますが、1地区はまだ未決定です。 ②タクシー券の申請者は1,616人、申請率34%。申請者を100とした場合、利用率は46%です。 ③100円バスの申請者数は429人、申請率は31%です。利用は綾から国富町と宮崎市の境辺りまでの区間が多いそうです。 ④外出支援事業は、昨年度比2.3倍に増えています。10人乗りと軽自動車の2台体制になったことで、効率よく利用ができるということの効果と思われます。 ⑤新型コロナ対策、デイサービスセンター分302万8,000円は自動車を1台と、空気清浄機を購入しております。 ⑥現在、高年者クラブの主催ですけれども、高齢者の体育大会は実施はされておりません。 ⑦ファミリーサポート制度は利用実績がありませんでした。 ⑧病児病後児保育所利用者、令和2年度88人から、令和3年度は323人に増えております。 町民課です。 委員会審査で分かったこと。 ①滞納繰越分の町税の収納率が下がった理由は、昨年度が持続化給付金というのがありましたけれども、その給付金を受ける条件が滞納がないことだったために、滞納が減ったのではないかと思われるということです。 ②狂犬病の予防接種は、登録犬数の約半分だそうです。ただ、登録犬の死亡届の義務がないことから正確にパーセンテージは把握できないということでした。 ③地籍調査は昭和60年度で一旦休止をし、今回は平成29年度から令和8年度まで実施をされます。対象地域はナフコの後ろから四枝までの農地、竹野、上畑の松原地区の農地となっております。 採決に当たっての主な意見を申し上げます。 意見が大変多いので、全体と各課ごとに分けて記載をしております。 全体として、①不用額が相変わらず高い水準である。予算措置の段階での精査をより一層強化すべき。 ②これまでも繰り返し指摘してきたが、行政の目的や使命は町民の生活及び福祉の向上であり、そのために必要な施策に十分な予算措置を行うべき。決して基金残高を増やすことが目的や使命であってはならない。基金残高はあくまでもその結果であるべき。 ③決算説明書に間違いや修正がいまだに多数見られ、この3年間一向に改善されない。 作成した部署では見落してしまう可能性があるため、最終チェックを担当する財政課や事務方の総責任者である副町長はもちろん、行政のトップであり「行政の信頼回復」を二大看板の一つに掲げる町長は、もっと責任感を持って自ら厳しくチェックすべき。資料全体の信憑性が揺らぐことで、行政の信頼も大きく損なわれることになり、極めて遺憾である。 ④令和3年度当初予算は反対多数で否決され、その後1円の修正もなく再提出され形だけの町長の謝罪と議会の恩情と期待で可決された。しかし、町長の姿勢は何ら変わらない。 ⑤町長の場当たり的な行政手法、泥縄的な考え、ビジョンのなさ、人とのコミュニケーションの欠落、独善的な考えなど、町長としての資質のなさが全ての原因と結果がある。 次に、町民課です。 ①地籍調査を実施しているが、境界の決定や確認は登記に基づく公図が基本であること。口約束などで決めるとトラブルになる可能性が高いこと。制度やルールについて、町民に分かりやすく丁寧な説明が必要。 ②マイナンバーカードの交付率は上がっていない。国のポイントサービスも含め、PR不足ではないか。まず、職員自らの姿勢が大事。 ③ごみ問題は収集だけでなく、減量化の施策も必要。 次に、教育総務課です。 ①学校の体育館の建て替え計画は、PFI、民間資金等活用方式を含めた様々な手法の活用について検討してほしい。 ②学習や生徒とのコミュニケーションにおいては、タブレットを積極的かつ有効に活用してほしい。 ③学校給食は、学校や農林振興課とも十分な連携を図りながら、綾町ならではの取組をより一層スピーディーに推進してほしい。 ④コロナ対策の備品購入等については、小学校と中学校で情報を共有した上での効率的な対応を改めて求める。 ⑤幼保・小中学校の連携は行われているが、所管部署が教育委員会と福祉保健課に分かれている。より一層の連携強化と子育て・教育の充実を図るためにも、教育委員会に一元化すべき。あわせて、人員数などの適正化を求める。 ⑥今回の台風14号の影響で、避難所である小学校でも樹木の大きな枝が折れて道をふさぐ状況が発生した。現在、折れかかっている枝も多数あると考えられるので、子どもたちに被害が出ないよう、保育所や学校などへの点検の徹底と対応を早急に指示してほしい。 次に、社会教育課です。 ①社会教育課が管理する施設を含め、全ての公の施設の使用料については、今一度見直すべき。 また、施設予約の重複などで利用者に迷惑をかけないよう、宿泊3施設との連携を密にしてほしい。 ②自治公民館活動は、加入者減や役員のなり手不足など、様々な課題を含む自治公民館の在り方について協議すべき時期に来ている。 ③花いっぱい運動と多年草プロジェクトについては、町全体の美化景観に対する町としてのビジョンを明確にすると同時に、それぞれの企画の内容や費用対効果について町民の理解と納得が得られるよう、また、深まるよう対応してほしい。 ④スポーツ施設を町民が自由に使えない問題は未解決。 Jリーグのチームや実業団などの利用により、数字に表れないものがあるというのは詭弁だ。6,000万円に及ぶ赤字解消策を提示できないのは大問題。利用料は一桁違う。 ⑤ジムのインストラクターによる指導は何人利用があるのか。これについては、月2回、10人から20人という報告を頂いております。実態を把握すべき。筋肉づくりは自分でやってほしい。 福祉保健課。 ①100円バスの令和3年度のパスカ保有率が4月31.5%から、3月31.1%に低下している一方で、すみません、4月と3月は翌年ということです。 実利用者数は21.9%増、利用件数は42.1%の大幅増となっている。同じ人が複数回利用していることが推察される。令和4年度からは70歳以上が対象になっていることから、利用区間や利用目的などについて今一度調査する必要がある。 ②町内巡回バスの利用者が、軽自動車の導入により機動性かつ利便性が高まったことで増加しているが、タクシー利用券の利用促進を図るためにも利用制限の撤廃が必要。 ③南俣保育所と中坪保育所との統合構想については、拙速に進めるべきではないし、統合ありきの考え方ではなく、もっと保護者の意見に真摯かつ誠実に耳を傾けるべき。また、南俣保育所の閉所をほのめかして入所断念を誘導しないよう職員に徹底すべき。 ④宅食サービスは、町民による事業として実施できないか検討してほしい。 ⑤社会福祉協議会の決算状況については、3月末時点の資金収支の開示では全く不十分。5月末の出納閉鎖時点の正確な損益計算書を開示すべき。 ⑥民生委員の役割は一層重要で、公民館長との連携が特に大事だ。研修会などを一緒に行い、共有認識を持つ必要がある。 ⑦出生率の向上対策として、また、木育という認識から綾町ならではの木工芸手づくり椅子のプレゼントは、何十年も残るお祝い品として残すべきだった。工芸の町を次世代に引き継いでいくためにも何とか再度計画してほしい。 ⑧病児病後児保育利用者は、令和3年度と比較して4倍に伸びている。コロナによるものか、共働き家庭の増加によるものか把握すべきである。 ⑨包括支援センターは場所も含めて利用しやすい対策をすべき。 採決の結果、可否同数でした。そこで私、委員長の採決の結果、否決となりました。 以上報告いたします。
○議長(松浦光宏君) 総務委員長の報告を求めます。
児玉信委員長。
◎総務委員長(児玉信君) 認定第1号、令和3年度
綾町一般会計決算、総務委員会所管の説明をいたします。 審査の経過及び結果、主な内容、委員会審査で分かったことはご覧いただきますようにお願い申し上げます。 総務課の主な意見として。 ①消防団員数は、現在200人を切っている。条例定数210人を確保し、災害等に十分対応できる体制を維持してもらいたい。 ②無線LANの環境整備については、行政施設の全てが対応できるようにしてもらいたい。 財政課でございます。主な意見。 ①経常収支比率の改善は、他市町村においても90%台となっている。せめて90%前半を目指し、鋭意努力をお願いする。 ②財政調整基金の積み増しについては財政改革の下、一定の評価はするが、せめて10億円を目標に積立てをしてもらいたい。現状は、災害時の対応など予期せぬことが今後も起きる可能性がある。実効性のある政策をお願いする。 ユネスコエコパーク推進室でございます。 主な意見。ユネスコエコパークに登録され今年度で10年目を迎えたが、町民への普及啓発が進んでいないように感じる。次年度は20年目に向けて次のステージへ進むと考えられるので、環境保全等の取組、普及に加え、ユネスコエコパークの町を前面に押し出し、総合政策課と連携して、観光面でもPRをお願いしたい。 農林振興課でございます。 主な意見といたしまして、①新規就農者支援について、補助内容は3年間に限定されている補助事業だが、将来的に持続可能な経営を指導し、条件つきで補助期間が終了しても継続的に農業ができるように対策を講じてほしい。 ②森林環境譲与税基金は毎年積み立てることができるもの。内容を充実し、有効利用をお願いする。 ③農業支援センターに代わる事業も今後、取組をお願いする。 総合政策課でございます。 主な意見でございます。 ①ふるさと納税による寄附金は町の貴重な財源である。苦労も多いと思うが、引き続き、綾町の認知度アップに努め、返礼品に無理が生じない範囲で寄附獲得にご尽力をいただきたい。 ②コロナ感染拡大が長期化していることに加え、今般の燃油・物価高により、町民をはじめ多方面への影響が懸念される。多くの意見を聞いて、内部で協議、検討し、しっかりした対策が講じられるようにお願いしたい。 ③人口減対策が喫緊の課題であることは言うまでもないが、基本的なまちづくりは変わらないにしても、人口減を見据えた町の在り方についても十分協議され、各施設の改修等について計画的に実施すること。 ④宿泊施設の運営がなくなった産業活性化協会の運営については、施設を管理する部分だけになったことから、予算の見通しも立てやすくなった。決算余剰金を残すことがないよう検討すること。 ⑤新型コロナ対策臨時交付金事業の有効利用に関して様々な部署で対応してきたが、対象事業の位置づけを明確にし、充当については的確に処置をすること。 建設課でございます。 主な意見でございます。 ①災害復旧については今後、予期せぬ事態が予想される。災害に強い綾町を目指し、建設課を中心に安心、安全な町になるように強靭化対策を講じていただきたい。 ②道路維持管理事業は毎年5地区をめどに行っている。また、近年、土砂崩れなども多発している現状で、優先順位を決め、段階的に整備をお願いする。 ③花壇展開プロジェクト事業の内容について。 景観を重視し、市町村地域づくり総合支援事業の有効的な活用を望む、などの意見がございまして、審査の結果、全員賛成で可決でございます。
○議長(松浦光宏君) 令和3年度
綾町一般会計決算の途中でありますけれども、ここで暫時休憩いたします。 午後は2時より開会いたします。(休憩午後0時27分)………………………………………………………………………………(再開午後2時00分)
○議長(松浦光宏君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 各委員長報告に対する質疑を許します。
◆議員(松本俊二君) 議長。松本。
○議長(松浦光宏君) 松本議員。
◆議員(松本俊二君) 総務委員長に対して質問を行います。 まず、財政課のところです。主な意見のところで、せめて90%前半を目指しとか、2のところで、せめて10億円を目標にというふうな数字が記載されておりますけれども、他市町村との比較でせめて90%前半を目指してほしいというふうになっているわけですけれども、最終的に目指す数値目標があるのか、それが何%が適正かということについては、総務委員会で議論なされたのか、またこの90%前半というのの根拠があれば教えていただきたいと思います。 また、10億円の目標についても同様に、何か根拠があっての10億円なのかというのをお聞きしたいと思います。 次に、農林振興課のところであります。 農業支援センターに代わる事業も、今後、取組をお願いするというふうな意見が出たということですけれども、この農業支援センターに代わる事業というのは、具体的にどのような事業を指している意見だったのかというのをお聞きいたします。 次に、総合政策課の④産業活性化協会の令和3年度決算に関することについてですけれども、これについてはさきの一般質問等で出た元従業員との訴訟問題に絡む弁護士への着手金とか、一部従業員との和解金についての支出が含まれているかと思いますけれども、それについて審査を行ったのかどうか。 また、それと別に、これは農林振興課のほうになるんですかね、旧総合基金の訴訟に係る弁護士費用等の支出、加えて、宿泊3施設の委託料2,500万円というのが、この決算には含まれておりますけれども、この支出の基となる指定管理者の令和3年度の決算を、町長自らが認めていないという状況であります。 そのような中で、この令和3年度の決算について、その算定について、委員会で議論をしたのか、審査をしたのかどうか、また、どういうふうな意見が出たのか、その上で、全員賛成ということになっているのかというのを確認したいと思います。
○議長(松浦光宏君) 児玉信委員長。
◎総務委員長(児玉信君) まず、経常収支比率の90%を目指してというところと、それから、2番目のせめて10億円の目標をというようなことでございますけれども、これは他市町村の、やっぱり比較してみると、どうしても財政課の場合、3番に書いてありますように財政調整基金でも、最下位からは脱出できたというような状況でございます。したがいまして、目的とすればやっぱり90%前半というのは、目標にしてほしいなということで書いておりますし、10億円はせめて財政調整基金として持っていっていただきたいということの意見でございます。 それから、農業支援センターに代わる事業の関係でございますけれども、これについては、ここが終了いたしまして、今後これに代わる代替を考えてほしいというところを含めて、意見として出しておりまして、結果的に農業支援センターが、じゃあ、どういうものに代わりますよというところまでは聞いておりません。 それから、産業活性化協会の問題でございますが、これについて審議をしたのかということでございます。 実は、私ども総務委員会として、この件については委員会で、実は事前に松下課長に説明を受けました。その中で、テープを止めての前段の採決前の話でしたので、話を聞きました。全てに話を聞いた上での話の中で、このことについて、この2,500万円の中の根拠であったり、今回のこの活性化協会から拠出をしたというような部分については、やっぱりここについては問題があるんじゃないかというようなことであります。 しかしながら、このことについて2,500万円を町長が認めないということを確かにおっしゃいました。しかし、そのことというのは、私ども総務委員会は、この中の審議の中でそこを正すというより、この案件につきまして、総務委員会の全体の審議の中ではどうなのかというところにウエートを置いたわけでございます。 したがいまして、今回のその2,500万円の町長の答弁もあったとは思うんですけれども、私どもとしては、会計監査委員が本当にそのことでやっぱり審査したという決算書に基づいて、おおむねそれは妥当であるということですので、そういう形でやったということでございます。 以上です。
◆議員(松本俊二君) 議長。松本。
○議長(松浦光宏君) 松本議員。
◆議員(松本俊二君) 一つは、質問に対する回答漏れがありますけれども、総合基金の問題等々についても審議をしたのか、これ決算に関わる話です。 それから、財政調整基金の残高については、この議場でも私も何回か説明をしたかと思いますけれども、実際に平成29年11月の総務省の調査では、市町村の8割以上が標準財政規模の20%以下というのを、あるべき水準というふうにしております。 そういうことを考えると、やはり10億円というのもおかしな話ですし、経常収支比率はまた違った話になりますけれども、少なくとも財政調整基金の残高については、そういうような基本的なデータに基づいてやるべきだというふうに思いますけれども、そういう調査は総務委員会のほうでされたのでしょうか。 その2つ、もう一度お願いします。
○議長(松浦光宏君) 児玉信委員長。
◎総務委員長(児玉信君) まず、総合基金については、今回は、私ども審査はしておりません。そして、先ほど言われる件につきまして、じゃあ、総務委員会として、そういうことの審議をしたのかということについても、それは行っておりません。 以上です。
○議長(松浦光宏君) ほかに質疑がありますか。
◆議員(日高幸一君) 議長。日高。
○議長(松浦光宏君) 日高幸一議員。
◆議員(日高幸一君) 委員長に1点だけ。今、同僚議員から質問がありましたが、委託料の関係で、一つの委託料6,629万1,000円なんですが、その中のトピカさんに払っている2,919万1,000円、当初、2,500万円でスタートして419万円というのは塗装の部分かなというふうに、プールの部分かなというふうには思ってますけれども、その向こうから決算資料といった部分が、満足のいく決算資料というものが出てないということで、今、ごたごたがあるんではないかなというふうに思います。 委員会のほうで、そのような質問もされたかと思うんですけれども、委員長としてどのような判断をされたでしょうか。この、今、報告書の中には、その点が全然入ってないなというふうに思ってますので、もう一度、ちょっとお聞きしたいなというふうに思います。
○議長(松浦光宏君)
児玉信委員長。
◎総務委員長(児玉信君) この、先ほどから私が申しますように、この2,500万円のことについて、委員会の中で使途目的なりいろいろあると思うんですけれども、委託料として支出をしているものは補助金と違うよと、補助金はいろんな形で使途目的にあったことをしないといけないと、しかし、この委託料については、それはおっしゃいますように、正確な明細とかそういう部分については私もそう思います。それがやっぱり信頼と申しますか、やってそこは当然だと思っておりますが、そのことについて、私自身どういう判断をしたかというのは、先ほども申し上げましたように、2,500万円について、それは現時点でそのことについて、全協でもお話がありました。全てを総合した上で、確かにいろんな諸問題があることは分かっております。 しかしながら、先ほど申し上げたように、何度も言いますけれども、そこの部分については、そういう認識で行ったということでご理解をお願いしたいと思います。 以上です。
◆議員(山田由美子君) 議長。山田。
○議長(松浦光宏君) 山田議員。
◆議員(山田由美子君) 質問させてください。 教育総務費の中の審査で分ったことの、小中学校ともに学校警備、整備など委託のうち、時間外の電話等の対応をシルバー人材センターに委託していると、1日3時間。これは何時から何時まででしょうかということで、この電話などの対応ということ、これ転送というのも考えられるということは、委員会ではなかったのでしょうか。 それと、社会教育課の社会教育総務費の中学生学習教室の昴74日実施、これは対象者は3年生で、何曜日と何曜日でしょうか。それと何人ぐらいが学んでいるのでしょうか。 これはとっても、子どもたちが、私が中学校の子どもを持っていたときには、とても助かった学習教育でしたので、そのことをちょっと聞きたいと思います。 それと、社会福祉総務費の中の──これ、44ページです──7番、⑦ファミリーサポート制度の利用がないということでした。どのようなサポートだったのでしょうか。それと、なぜ利用がなかったのか、利用をしづらかったのかと、そういうことまで話は聞いておられますでしょうか。よろしくお願いいたします。
○議長(松浦光宏君) 橋本委員長。
◎文教福祉委員長(橋本由里君) お答え申し上げます。 昴塾に関して、今回、人数とかの把握はしておりません。ただ、新年度予算では、たしか事業はやめているのではなかったかなと思っております。うちの委員の皆さん、違っていたら補足で説明をお願いいたします。 それから、シルバー人材センターが小中学校の時間外に電話番をしているということですけれども、多分先生方の残業が非常に多いということから、働き方改革の一環で、時間外の部分をシルバー人材センターに委託している事業だと思っております。 何件ぐらいの相談があって、転送をしているのかとかいう点につきましては、委員会では説明を受けておりません。 3つ目のファミリーサポート制度は、山田議員がうちの委員会にいらっしゃったときにできた制度ではなかったかと思っておりますが、子どもたちの親御さんが共働きが多いですから、ご家族が保育園に迎えに行くとか、そういうことができないときに利用する制度ですけれども、綾町でもファミリーサポーターとして登録されている方は、たしか3人いらっしゃったというふうに思っております。 ただ、なかなか利用がないために、今、宮崎市と国富町と綾町の広域でやっております。今だと、広域の事業所は宮崎にあるためになかなか利用しにくい、また、そのことをきちんと親御さん、保護者の皆さんにお知らせしている部分も不十分だということが委員会では話し合われました。少なくともこの決算の中では、1件の利用もございませんでした。 以上です。
○議長(松浦光宏君) ほかにございますか。(なし)
○議長(松浦光宏君) 昴塾に関しましては、委員長が言われたとおり、新年度予算のほうには入っておりません。今期はなくなったものと思われます。 質疑を終わります。 討論を行います。認定第1号の原案に反対の討論を許します。
◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◎議員(橋本由里君) 認定第1号、令和3年度
綾町一般会計決算に反対の討論を行います。 まず、私ども文教福祉常任委員会に審査委任された部分につきまして、可否同数の中で、私が委員長採決として反対をしたことについてから触れさせていただきます。 これは、私立保育園や認定こども園が、子どものための教育・保育給付費負担金というものを受け取っておりますが、この負担金どおりの教育及び保育を実施しているかどうかを確認できなかったことです。 国、県、町からの多額の補助金で運営されている事業者であるのに、町は監査をしておりません。また、監査をする、しなければならないという認識もないと、私は思いました。現場に足も運んでいない状況です。 県の監査情報の開示を求めたことに対し、県からは、事業者の同意がなければ開示できないとの回答だと、町の職員から連絡がありました。県も町も、補助金どおりの運営をしているのかどうか確認をしておりません。 今決算で見る限り、民生費から綾保育園には1億1,688万2,000円、認定こども園には7,171万1,000円支出をされております。少なくとも1か所は、給付費負担金に見合った運営をしていないことは明らかです。町は直ちに指導すべきですし、利用者に情報を伝え、正しい事業を実施するよう求めるべきです。 国も進めている保護者の多様な働き方や子育て支援につながるよう、行政が果たすべき責任を明確にして改めるよう求めるものです。 次に、今決算は、監査委員が決算を承認していないことです。監査委員が承認しない理由は、令和2年12月議会に、町長自ら選んで議会に同意を求めた宿泊3施設の指定管理者、この指定管理者への委託金の使途を町長自身が承認せず、議会には決算を認めるよう提案することは認められないことだと思っています。 さらに、多年草植物花壇プロジェクトについて意見を申し上げます。 花々は、人のくらしにとって大事なものであるという認識は、共有できるものと思っています。私も、個人的には花が好きで、あまりに花や花木を買ってきては鉢を大きくするので、家人から花屋への出入りを禁止された時期もありました。 花を歓迎できなくなるような取組は、やめていただきたいと思っています。担当間で協議するように再三申し上げてまいりました。町長も、そうすると公言してまいりました。しかし、今日まで協議されず、双方の予算は減ってはいません。むしろ全体では増えています。 町民は、皆、花が嫌いなのではありません。町の財政規模、他の予算とのバランス、町民のくらし向きからして、多額の経費をかけていることに違和感を持っているのです。コロナ禍、物価高騰も重なり、厳しい暮らしが続いている中、今決算で見れば、多年草花壇に661万7,000円、花いっぱい運動に696万9,000円は、容認の限界を超えていると言わざるを得ません。さらに、今年の4月だったと思いますが、月報に令和4年度多年草関係予算800万円という掲載を見て、驚いた町民から意見が寄せられました。 町長は同僚議員の質問に対し、ご自身の評価は80点から90点と答えたと記憶しております。町長ご自身の評価ですから疑義は申しませんが、町長としては人の声に耳を傾けるのは最初の一歩です。その声にどう応えるのか、庁舎内で協議し、出された意見を実行するのかしないのか、きちんと伝え、さらに協議を重ねていかなければ、高得点は難しいと私は思います。 例えば、保護者との話合いもせず、議会への説明もなく、南俣保育所の民間委託の決定、その後、よく考えたら民間委託は無理だと今度は統合すると決める、町長の独りよがりの町政運営の典型的な例ではないでしょうか。行政の信頼回復を訴えて、町長に就任された方の手法とは思えません。 町長の周りには、行政経験の豊かな副町長や課長たちもおられます。まず、身近にいる人たちの意見を聞いてください。町長一人より、町民の声を聴く機会、量は人数分ほど多いです。町長に直接意見を言えない人の声も、たくさん耳にしているはずです。副町長、職員を信頼し、町民のくらしと福祉向上のために取り組んでいただくよう願っております。 最後に、一般質問でも申し上げましたが、幼児の送迎バスの事件、よそごととせず、また、バスがなければうちは大丈夫だということではなく、あらゆる活動で、そして公立私立を問わず、安全確認を取るよう行政として指導や注意喚起をすべきです。 最後に、国は先日9月20日に、予備費による臨時交付金4,000億円の増額を閣議決定し、4月の物価高騰対策分1兆円のうち留保していた2,000億円と合わせて、6,000億円を新たに電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金として交付することを決定し、自治体に通知をしたことが分かりました。 実施計画の締切りは10月31日です。宮崎県の市町村分として31億464万8,000円、宮崎県分は別途47億8,800万7,000円となっています。綾町では、早急に交付限度額が幾らなのかを確認し、切実な住民要求への活用をされることを求めます。 推奨事業メニュー以外でも、地域によって、さらに効果があると考えるものは、実施計画に記載して申請することも認められていますので、ぜひ、想像力を発揮し、くらしを応援する施策に、その財源を使われるよう求めて、反対の討論といたします。
○議長(松浦光宏君) 交互に行います。賛成の討論を許します。
◎議員(児玉信君) 議長。児玉。
○議長(松浦光宏君) 児玉信議員。
◎議員(児玉信君) 令和3年度
綾町一般会計決算につきまして、賛成の立場で討論いたします。 会計監査報告がありまして、決算についておおむね適正であるという報告でありました。その上での討論であれば、今回の指定管理の委託料というものが問題になっております2,500万円について、これは内部監査も行ったようですが、指定管理者に対して、当然、使途金について明確に示すべきであると考えます。 委託料については、使途目的は様々と思います。ここについては、性質上の補助金とは違う。よって、このことで決算に反対となれば、いかがなものかと疑問視いたします。 また、今回、一番問題になっているのは、活性化協会の支出で裁判や弁償費用に使ったという部分で、このことについては、これはもってのほかと考えております。このことについては反省すべきだし、そして、こういうものの支出については、町費から支出するべきであると考えます。 いずれにせよ、私が町長に対して発言を早く撤回することができなかったことは、本当に申し訳なく思ってます。一般会計決算について、おおむね認められていることから、今回は承認をいたしますが、こういうことで、町長の言ったことに対して、やっぱり責任ある発言をしていただきたいということを申し添えて、賛成といたします。 以上です。
○議長(松浦光宏君) 交互に行います。反対の討論を許します。
◎議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◎議員(青木實君) 認定第1号、令和3年度
綾町一般会計決算に対して反対をいたします。 令和3年度の当初予算は反対多数で否決され、その後、1円の修正もなく再提出された予算は、形ばかりの町長の謝罪と議会からの温情、今後の期待感によって可決されました。私は両方に反対いたしました。 その後、町長の姿勢は以前と何ら変わることもありません。この決算に賛成する理由は全く見つかりません。聞くところによると、監査委員も非常に困惑し、押印をしないというのは前代未聞であり、委員に対して私は同情いたします。 スポーツ施設を町民が自由に使えない問題は、いまだ解決されておりません。Jリーグや実業団などの利用により、数字に表れないものがあるというのは詭弁であります。6,000万円に及ぶ赤字解消策は、何ら提示できないのは大問題であります。利用料金は1桁違うように思います。 また、宿泊3施設のトピカへの業務運営委託は、進言にも一切耳を貸さず、拙速に進められました。トピカへの調査が十分に行われず、2,500万円の委託料の支出、それから収入の確認、そういったものの証明資料も提出されておりません。 さらに、町長はトピカとの業務の解約を断言いたしました。全ての責任は町長にありますが、その重大さに思いをはせることのないその姿勢には唖然とされます。責任を回避する発言は許されるものではありません。 町長の場当たり的な行政手法、泥縄的な考え、ビジョンのなさ、人とのコミュニケーションの欠落、独善的な考え等、町長の町長としての資質のなさに全て原因、結果があります。 町長は、同僚議員の一般質問に対し、これまでの約3年半の実績に対する自己評価を80点から90点と回答しました。全くの笑止千万であきれます。 日頃の役場職員の努力に対して申し訳ないとは思いますが、強く反対をいたします。 以上です。
○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。
◎議員(池田和昭君) 議長。池田。
○議長(松浦光宏君) 池田議員。
◎議員(池田和昭君) 私は、3年度の一般会計決算について、賛成の立場で意見を述べさせてもらいます。 令和3年度始まった当初、夏場ですけれども、プールの利用をしたいということでトピカ側から利用についての要請がなされ、そして、その施設についての修理、修繕、整備といいますか、そういうものが行われたわけでございます。 この施設につきましては、これは町の施設でございます。町が、その施設を準備して、そして委託事業者がその事業を貸してもらって営業をするというものであると私は思っております。したがいまして、この419万1,000円ですか、これにつきましては、町の施設を造るための資金であるというふうに私は思っております。 したがって、令和3年度の支出委託金、これは2,500万円は、これは町が支出した金額であると言うふうに考えております。 そして既に、3年度の決算というのは、4月1日から3月31日をもって決算を行っておりますので、3年度の決算というのはもう既に行われているというふうに私は考えております。 したがって、このトピカの決算は、一応2,500万円について監査をし、そしてその出し入れについて監査意見を述べるものだというふうに思っております。 それで、4年度に入りまして、町の3年度の決算について、町側からいろいろなことについて精査をしたいということでお話があって、何回されたかは分かりませんけれども、そのお話というのが続いておって、もう既に6か月が過ぎております。このようなことで、この意見がどうしてもまとまっていない、しかし、決算は終わったと。だから、私はここで3年度の決算は決算として、指定管理の決算意見も述べておられます。したがいまして、それに従って行うのが本当ではないかというふうに考えております。 今、町長、あと委託業者側との間でいろんな問題について、それぞれ協議がなされることは議会の中でも知っております。そして、町としては、最終的といいますか、ただいま現在やっていることは、その資料というのが出てこないことには話が先に進まないということで、運営上の労務関係とか、3年度の決算書、まとめ案について弁護士を通じて提出を頂くようにということで、委託業者のほうに連絡が行っておりますが、これにつきましても、委託者のほうからの返答はないということで、大変こじれた問題に発展しているのではないかと思います。 しかし、この問題は町側が委託業者に対して、その経営の状況、その労務の問題、もう一つちょっと思い出せませんが、そういう問題を聞き取らんことには、この問題の話合いというのは、何回やっても同じような結果を生み出すんではないかと思います。 そして、もう4年度の事業が中間まで来ておりまして、あと半年しか期間がありません。 だから、先ほどから申しましたように、決算は決算として監査委員の意見書にあるように、おおむねこれは適正であるということを表明しておられますので、もう決算は承認してやって、そしてその後の町長それからトピカが抱える問題は、これから協議をして早めに解決をしていただくというのが、私はいいんではないかというふうに考えております。 しかし、弁護士を通じて、その書類を提出をしてくれと言っても、トピカ側は、私はなかなか応じてくれないと思うんです。そういった関係書類が出てまいりますと、トピカの経営内容というのは裸同然で、いろんなことが前部に出てまいって分かってしまいます。それから、その書類を出してくれというのに対しても、なかなか自主的に提出してくれないんじゃないかという危惧をいたしております。しかし、その数字が分からないことには、この問題は解決の方向へとは向かわないような気がするわけでございます。 それから、3年度の決算については、先ほど児玉議員も申されましたように、おおむね承諾をするという監査結果も出ております。したがいまして、この結果に従って3年度の決算を終えたらというふうに考えております。 それと、皆さんもでしょうけれども、2,500万円の使途について、これは絶対監査をして明らかにすべきではないかという意見がございます。しかし、これを明らかにするためには、町の監査に頼むにいたしましても、よその調査員に頼むにいたしましても、監査のための書類、その関係書類をきちっとそろえて監査をお願いしますということで、頼まなければならないというふうに考えます。それを、請求するのさえ難しい中で、それができるのかどうか。 そして、また、監査について、監査はもうしなくてもいいんだという話も聞きました。そして、それが先ほど児玉議員が申されましたように、補助金とか町が支出したものではなくて、委託料として払ったものでありますから、その話合いの行方というのは今後もずっと続いていくのではないかというふうに考えており、また、その行方がどこへ向かっていってしまうのかということは、私自身も危惧をいたしております。 いずれにしても、難しい選択でありまして、なかなか進まないと思いますが、もう今は、継続をして町長と委託業者が話合いをしてやるべきだというふうに考えます。まして、その委託金だけの支出の決算書でありますから、これが補助金とかそういうものではありません。したがって、委託金の出入りというのは、すぐに監査委員にも分かるはずでございます。 それで、いま申し上げましたように、いずれにしても難しい道のりがあるというように考えております。これを、何といいますか、解決するには、思い切った話合いというのも出てくるんじゃないかというふうに私は思います。 それで、3年度の決算につきまして2,500万円は認定をして、次に進むと、そうしないことには時間が何ぼあっても足らないというように思います。 私の意見は、したがいまして、決算は賛成ということで意見を述べさせていただきます。 以上です。
○議長(松浦光宏君) 反対の討論を許します。
◎議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。
○議長(松浦光宏君) 兒玉千歳議員。
◎議員(兒玉千歳君) 認定第1号、令和3年度
綾町一般会計決算について、反対の立場で討論を行います。 今、いろいろ賛成意見、反対意見が討論されましたけれども、私たちははっきり言いますけれども、町長が認めてないことに対しては、何ぼ私たちが監事でも印鑑は押せません。これは、もうこの前、全員協議会の中でもちゃんと説明したとおりです。誤解のないようにお願いいたします。 それでは、反対討論いたします。 現在、非常に深刻な少子高齢化現象が全国で起きている。現場をしっかりと認識しての対策が必要ではないでしょうか。籾田町政になって4年目でも見えない、若者移住者を増やして定住につなげるべきである。 また、今年度、旧綾川荘含めトピカ社に委託した施設も軌道に乗らないまま、移譲問題が起きている。 町民が真ん中、町民中心の行政と言っているが、多くの事業を廃止して、未来につなげ再稼働が見えないままで財政健全化で基金を増やして、町民生活も日本一、宮崎一とは言えない状態で、先行きが不安である。 さきの台風14号でも避難所が停電して困窮し、また飲料水が、他地域でも今も不便を強いられている。 また、尾立地区での対策も進行していないまま、また問題が起きている。金をためるでなく、町民のためにもっと有意義に生かしてほしい。計画、実行が見えない状態なので、反対といたします。 以上です。
○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 反対の討論を許します。
◎議員(日高幸一君) 議長。日高。
○議長(松浦光宏君) 日高幸一議員。
◎議員(日高幸一君) 認定第1号、令和3年度
綾町一般会計決算について、反対の立場で討論します。 令和3年度は、行政の信頼回復と財政再建に本格的に取り組みますという言葉でスタートしております。 籾田町長就任以来、町民が真ん中という視点で、そして2020年1月15日に新型コロナウイルス感染者第1例が東京でありました。日本中に驚きと衝撃が走り、その後3年目に入り、その間、人と人との交流が制限され未だ経験したことのない窮屈な生活が始まりました。 綾町は、産業観光のまちとして綾ブランドが根づき、これまでまちづくり、半世紀にわたりこだわりの、そして付加価値のついたまちとして、今年は町制施行90周年を迎えます。 コロナの影響は収まることなく、何と綾町でも1,000人を超す感染者数にまでなりました。産業観光のまちとして、影響は計り知れないほどの大打撃を受けています。綾町の顔である酒泉の杜の休館は、さらに綾町にとりまして大きな衝撃でありました。 町長、何か手のつけようはなかったのでしょうか。首長として反省の念はありませんか。 そして、これまでの綾町の顔として出でてきた綾川荘3施設の民営化は本当に寂しいことでありました。しかし、何とかこの綾町を救ってほしいという願いを込めて、大きな期待をしてトピカに委託したと思います。それは、町民だって同じことをエールを送っているかと思います。残念ながらコロナにより、予想以上に客足は遠のき、まさかの綾川荘休館。酒泉の杜の休館よりももっと大きな、綾町にとりまして大きな打撃どころではありません。 今現在でも、トピカと町長との話合いは決裂したままで、前に進んでないと聞いております。令和4年度の委託費が半年たった現在でも、1円も払われていない状態で、3年度の決算資料の不備ということであります。町長が認められないものは、議員として当然のこと認めることはできないと判断します。一日も早く和解を望み、平常な綾川荘運営ができることを期待して、令和3年度一般会計決算について反対といたします。
○議長(松浦光宏君) 続けて、反対の討論を許します。
◎議員(松本俊二君) 議長。松本。
○議長(松浦光宏君) 松本議員。
◎議員(松本俊二君) 認定第1号、令和3年度
綾町一般会計決算について、反対の立場で討論を行います。 決算説明書1ページの財政概要に記載されている内容について、9日の質疑において町長に質問をいたしましたが、残念ながら町長の答弁からも具体的な取組は見えませんでした。結局は、目標に向けた具体的な方針を示さずに、思いつきで場当たり的な行政運営を行っていることが再認識できただけで、極めて残念な結果でありました。 全体的な決算に対する評価でありますが、まずは、不用額が相変わらず高水準であり、予算策定の段階での精査をより一層強化すべきであると考えます。これまでも繰り返し、また先ほど令和4年度一般会計補正予算の討論でも指摘しましたが、行政の目的や使命は、町民の生命と財産を守ることはもちろん、町民の生活及び福祉の向上であり、そのために必要な施策に十分な予算措置を行うべきであります。決して、基金残高を増やすことが目的や使命であってはなりません。基金残高はあくまでもその結果であるべきで、町長は根本から考え方を改めるべきであります。 さらに、委員長報告でもありましたように、決算説明書に間違いや修正がいまだに多数見られます。この3年間で一向に改善しておりません。作成した部署では見落としてしまう可能性があるため、最終チェックを担当する財政課や、事務方の総責任者である副町長はもちろん、行政のトップであり、行政の信頼回復を二大看板の一つに掲げている町長は、もっと責任感を持って、自ら厳しくチェックすべきであると考えます。 資料全体の信憑性が揺らぐことで、行政の信頼も大きく損なわれることになり、極めて遺憾であります。 そして、何より当該決算に反対する理由は、宿泊3施設の指定管理者への委託料2,500万円の支出について、町長自身が指定管理者の3施設に係る令和3年度決算、収支に疑問を持っており、いまだそのことが解決されておりません。 また、先ほど監査委員からもありましたけれども、監査委員は、現時点で決算を承認しておりません。そのような状況において、決算に賛成することはあり得ません。 また、宿泊3施設については、元従業員から提訴されており、現在係争中であります。8名とか16名とか、そういう人数から提訴されていると聞いております。そのうち2名とは、和解が成立したということでありますが、町長が会長を務める綾町活性化協会の不誠実かつ不適切な対応が提訴された原因であることから、弁護士費用や和解金を公金から全額支出することは、当然認められません。さらに訴訟が長引けば、弁護費用や、2名以外の原告への和解金の合計金額は1,000万円をはるかに超えることが予想されます。そうなれば、活性化協会の財務内容からしても支払能力を超えてしまいます。またぞろ町の予算から補填をするのでしょうか。 それから、旧総合基金においても、同じように弁護士費用等を支出しておりますが、適正な手続を経ていないばかりか、組織としての承認も得られておらず、独断で支出している状況であります。 これらは、町長としての権限を逸脱した行為であり、まさに職権乱用と言わざるを得ません。しかも、監査報告においても、適正とは言えないと指摘されておりますが、その対応についてもいまだ何ら報告もないというのは、極めて異常であります。 繰り返し申し上げますが、このような不適正な支出が幾つも含まれている決算に賛成することは断じてできません。そればかりか、議員として、また一人の町民、そして納税者としての良識が問われる、極めて重大な問題であるということを認識しなければいけないと思います。 この決算に賛成の立場でいかなる理由を並べたとしても、その発言は全くの詭弁であり、納税者や有権者である町民への背信行為となることを強く認識した上で、心して判断をすべきであります。町民の皆様もしっかり見届けていただきたいと思います。 町長は就任直後から常に、自責、すなわち自分の責任ではなく、他責の立場、すなわち自分ではなく相手や周りが悪い、認識の違いだという立場を取られてきましたが、リーダーとしては、絶対にやってはいけないことであり、マネジメントの基本でもあります。それができないのであれば、民間だろうがそうでなかろうが、トップに立つ資格はありません。上記のことに限らず、もめごとや混乱を生じさせている原因が、常に町長の発言や行動にあることを自覚し、猛省すべきと考えます。 先ほども述べましたが、町長としての任期は残り少ないですが、せめて最後の数か月だけでも綾町の名を汚さぬように、町長が自責の立場で町政に当たることを切望して、討論といたします。
○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。認定第1号に対する総務委員長の報告は可決、文教福祉委員長の報告は否決であります。よって、原案について採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 4名)
○議長(松浦光宏君) 起立少数。よって、認定第1号、令和3年度
綾町一般会計決算は、否決されました。────────────・────・────────────
△日程第15.認定第2号
△日程第16.認定第3号
△日程第17.認定第4号
○議長(松浦光宏君) 日程第15、認定第2号、令和3年度
綾町国民健康保険特別会計決算から日程第17、認定第4号、令和3年度
綾町介護保険特別会計決算までを一括議題といたします。 なお、委員長報告の後に、各認定ごとに質疑、討論、採決を行います。 時間が1時間近くたちましたので、文教福祉委員長の報告を求める前に、ここで暫時休憩を一度入れさせていただきます。 暫時休憩します。(休憩午後2時55分)………………………………………………………………………………(再開午後3時08分)
○議長(松浦光宏君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 文教福祉委員長の報告を求めます。橋本委員長。
◎文教福祉委員長(橋本由里君) 3件続けて報告をさせていただきます。 初めに、認定第2号、令和3年度
綾町国民健康保険特別会計決算です。 申し訳ございませんが、61ページ、62ページに訂正箇所がございます。文言につきましては、読んだとき多少の「てにをは」の違和感があることはお許しください。内容に関わる点だけ訂正させていただきます。 61ページの②です。下の主な意見の②の頭のところです。「現年度滞分」と訳の分からないことを記載してしまいました。「滞納繰越」というふうに変えてください。滞納繰越分です。 それから、62ページの⑦の1行目の最後のほうです。「や」という字を消してください。よろしくお願いいたします。 それでは、報告をいたします。 主な内容につきまして、審査期日や説明者、主な内容はご覧ください。 委員会審査で分かったこと、①1人当たりの医療費は伸びているとの説明ですが、令和2年度は38万4,661円で、令和3年度が37万7,517円と減となっております。決算資料の説明の「上昇」を「減少」に変更しております。 ②現年度分の収納率は94.5%で、前年度比0.3%の上昇です。滞納分は14.4%で、前年度比6.2%の減少です。全体では77.8%で前年度と同数になっております。(「委員長」と呼ぶ者あり)失礼いたしました。後で読みながら訂正させていただきます。 ③ですね。県からの交付金は7億602万1,000円で前年度より3,617万9,000円減っております。理由は、療養給付費──療養給付費というのは、一般的に言われる医療費のことです──や高額医療費が少なかったためとなっております。 ④特別調整交付金2,633万5,000円は、国保制度に伴う経費や市町村の取組の評価に応じて交付されるものです。特定健診の受診率がいいと交付金が増えるという仕組みです。 不用額の主なものは、療養給付費4,133万9,000円、高額療養費2,968万5,000円となっております。 そこに米印で書いておりますのは、目を通してください。 採決に当たっての主な意見です。 ①コロナ禍での受診控えは、状況の変化などを正確に説明することで特定健診や特定保健指導の受診率向上に繋げてほしい。 すみません、先ほど訂正しましたその②ですが、現年度分は正しい訂正でした。ごめんなさい。滞納の滞を消してください。現年度分の収納率が改善している。引き続き収納率向上に努めてほしい。 ③決算概要の文章中に間違い──先ほど申し上げました減少を上昇と記載があったことです──しっかりしたチェックが必要である。 ④令和2年度の決算説明書に記載されている数値と令和3年度の決算説明書に記載されている令和2年度の数値が異なっています。前年度との正しい比較や分析ができないので、そのような数値の違いについては、資料配付の際に説明及び修正をすべきである。 ⑤特定健診の受診率向上を図り、町民の健康維持や増進に加え、保険料抑制につなげるためにも、町民に対して健診の重要性を認識してもらえるようさらなる工夫が必要。 現在、綾町ではですけれども、国民健康保険と後期高齢者医療と介護保険の所管部署は、町民課と福祉保健課に分かれております。国民健康保険は町民課になっておりまして、後期高齢者と介護保険は福祉保健課になっております。町民の健康に関わることから、所管部署の一元化と人員数等の適正化を求める。 ⑦機構改革で国民健康保険関係が町民課になったことから、予算書や決算書の資料関係も煩雑で分かりにくくなっております。改めて改善すべきであるという意見です。 ⑧特定健診受診率向上のための施策が必要である。 ⑨滞納分を見過ごせば不公平になることが懸念されるが、一方で制度的な問題も解消されなければならないと考える。 このような意見が出されまして、採決の結果、全員賛成で可決となっております。 続きまして、認定第3号、令和3年度
綾町後期高齢者医療特別会計決算について、ご報告申し上げます。 主な内容をご覧ください。 委員会審査で分かったことを申し上げます。 括弧書きに書いてありますけれども、1,000円単位で記載しているものは四捨五入をさせていただいております。 ①医療費は1人当たり74万1,000円で、前年度比6,212円、率では0.8%減少しています。 ②保険料は、現年度分が99.3%、滞納分が28.9%の収納となっております。 ③特定健康診査、高齢者の方の健康診査は受診率が56.5%です。 採決に当たっての主な意見。 ①滞納繰越分の収納率の改善については、令和2年度の組織変更に伴うものです。滞納者へのアプローチ不足が改善されたことによると思われます。引き続き、収納率向上に努めてほしい。また、健康診査の受診率向上にも努めてほしい。 ②国民健康保険特別会計決算と同様、当該特別会計決算でも前年度の数値に間違いがあったことが判明しています。当該会計に限らず、決算資料のチェック体制の見直しを含めた再発防止策の提示を強く求めるという意見です。 ③広域連合の基金は、決算時点で73億円を超えている。保険料の引上げをせずに運営してほしい。 以上の意見が出されまして、採決の結果、全員賛成で可決をされました。 続きまして、認定第4号、令和3年度
綾町介護保険特別会計決算について報告をいたします。 期日や内容はご覧ください。 委員会審査で分かったことといたしまして、①1号被保険者数は2,678人。 ②要介護認定者は、1号被保険者が400人、2号被保険者が8人です。令和4年度の直近では391人で、3年目になる予防事業の効果ではないかと感じているということです。また、要介護4、5号の減少は自然減、いわゆる亡くなられた方がいらっしゃったということだと見られております。 ③基金が6,951万2,000円になる見込みであり、基金が増えれば第9期計画の保険料引上げを抑えるのに役立てたいということを言われました。 決算後の金額はご覧ください。 次は④です。介護事業所の運営が厳しくなっているようで、撤退しないか不安があるということでございました。 採決に当たっての主な意見を申し上げます。 ①以前から指摘している紙おむつの支給方法の見直しについては迅速に対応してほしい。コロナ関連の業務過多は理解するが、時間がかかり過ぎている。 ②当該特別会計の資料にも修正シールが貼ってあるが、決算書は円単位で決算説明書は1,000円単位の表示であることから、数字に誤差が生じるのは当然のこと。その点は説明すれば済むことだということです。もっと重要な部分に神経を使って、間違いがないようにしてほしい。 ③介護職員の不足は待ったなし。施策を検討すべき。 ④被保険者負担を減らすためには、国県の負担を増やす対策が必要であるという意見が出されました。 採決の結果、全員賛成で可決をされております。 以上で報告を終わります。
○議長(松浦光宏君) 最初に、日程第15、認定第2号、令和3年度
綾町国民健康保険特別会計決算を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。認定第2号の原案に反対の討論を許します。
◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◎議員(橋本由里君) 年に1度ぐらい発言させていただくんですけれども、私は委員長報告では全員賛成で可決と、今、報告をいたしました。 私は委員会の報告には私の意見は一切記載しておりませんので、委員会としては全員賛成で可決されましたが、私は反対の討論を行います。 認定第2号、
綾町国民健康保険特別会計決算、反対の討論です。 まず、当初予算に反対をした立場です。負担の重い国保税は、多くの被保険者のくらしをさらに苦しいものにしています。行政も制度の行き詰まりを認識しておりますが、何の手も打たれないままだと思っています。その中で、被保険者だけは仕方がないと諦めさせられている、このような状況です。 滞納すれば正規の保険証は交付されず、誠意がないと判断されれば、不公平、不公正を理由に差押えを強めるというのが綾町の、そして国の方針です。手をこまねいて見ているだけで、打てる手も打たず、例えば、法定外の繰入れも全く実施されないままの予算や決算に議会を挙げて同意をすれば、つらい思いをしている被保険者の声はどこにも反映をされないことになります。職員がアイデアを出し合い、ご苦労されていることは認めますが、他の自治体の先進的な取組も研究、そして協議頂くよう求めまして、討論といたします。
○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。認定第2号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。 委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名)
○議長(松浦光宏君) 起立多数。よって、認定第2号、令和3年度
綾町国民健康保険特別会計決算は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第16、認定第3号、令和3年度
綾町後期高齢者医療特別会計決算を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。認定第3号の原案に反対の討論を許します。
◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◎議員(橋本由里君) 認定第3号、令和3年度
綾町後期高齢者医療特別会計決算に反対の討論を行います。 この議案にも、当初予算に反対をいたしました。 ご存じのように、この制度は75歳以上の高齢者を別保険制度に移行させ、都道府県にそれぞれ一つの広域連合をつくって運営をしております。 被保険者は保険証を交付され、負担は減り、以前と変わらず医療を受けていると思っている方が多いことと思いますが、実際、自治体では、保険証の交付と保険料の徴収のみを行い、運営は広域連合が行っています。 ですから、被保険者本人にはもちろん、行政や私たち議会にもその内容は見えません。特に綾町は、この長い間、広域連合の議会に議員を出していないために、これはなおさらです。今回、委員会審査で、宮崎県後期高齢者医療広域連合の基金が73億円であることが分かりました。2年に一度の保険料見直しが行われておりますが、ここ3回、保険料の引上げは行われていません。 73億円の基金があるということで、思ったより医療費がかかっていないというのがその理由だと思いますけれども、そもそも保険料の設定が高過ぎたことの裏返しでもあると思っています。また、後期高齢者の皆さんは、この10月から窓口負担が1割から2割と2倍になります。 私自身、年を取るということは、どういうことなのかということを実感することも多くなりました。年を重ねることの切なさに、社会のお荷物だと思わされる経験も増えてまいりました。せめて、社会保障制度は、社会の発展とともに充実されるべきだと思っております。 以上、討論といたします。
○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。認定第3号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。 委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名)
○議長(松浦光宏君) 起立多数。よって、認定第3号、令和3年度
綾町後期高齢者医療特別会計決算は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第17、認定第4号、令和3年度
綾町介護保険特別会計決算を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。認定第4号の原案に反対の討論を許します。
◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◎議員(橋本由里君) 認定第4号、令和3年度
綾町介護保険特別会計決算に反対の討論を行います。 この予算にも反対をいたしました。 委員会審査の中で、町内の介護事業者の話が出ました。引き続く事業計画は困難になる可能性があると感じました。制度創設当初から、綾町のような人口の少ない自治体では、介護保険制度の全てのサービス提供が困難なことは明らかでした。数年前に、デイサービス事業所1か所が撤退した後、多くの人が町外のデイサービス事業所を利用しています。今現在、揚町にある2施設が撤退ということになったら本当に大変ですが、その可能性は否定できないと思います。また、慶明会が実施しているデイサービスも継続に不安があるようです。民間事業所は赤字を出してまで運営はしません。保険料を徴収している以上、サービス提供は自治体の責務です。 先日、町民の方から、自分の周りの高齢者は、一日でも長く自分の家で誰の世話にもならずにくらしたいと、運動や散歩や、そして、サプリメントの服用も含めて、食べ物にも気を遣っている。でも、はたから見るとそれがだんだん困難になる。そうなったときに、年金で入所可能な施設が欲しい。そういうところがあれば、老いることに対する不安が少しは減ると話されました。身近な高齢者が幸せそうでない姿を見ると、自分の今後が不安でたまらない。そうなったときのために、介護保険料を払ってきたとおっしゃいました。 その声に応えるのは、町長、自治体です。国が頼れないのなら、自治体で独自の取組をしてください。そうやっているところが全国にはあります。 撤退したデイサービス事業所は空いたままです。委員会審査でも話が出ました。綾町として改めて施設を建てることは大変ですが、綾町にある資源と考えれば、家賃を払い、町の運営での活用はできるのではないでしょうか。ぜひ、検討してください。 介護保険制度は、介護を社会で支えるという触れ込みでできた制度です。目的達成に努めてくださるよう求めて討論といたします。
○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。認定第4号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。 委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名)
○議長(松浦光宏君) 起立多数。よって、認定第4号、令和3年度
綾町介護保険特別会計決算は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・────────────
△日程第18.認定第5号
△日程第19.認定第6号
△日程第20.認定第7号
△日程第21.認定第8号
○議長(松浦光宏君) 日程第18、認定第5号、令和3年度
綾町農業集落排水事業特別会計決算から日程第21、認定第8号、令和3年度
綾町水道事業会計決算までを一括議題といたします。 なお、委員長報告の後に、各認定ごとに質疑、討論、採決を行います。 総務委員長の報告を求めます。
児玉信委員長。
◎総務委員長(児玉信君) それでは、認定第5号、令和3年度
綾町農業集落排水事業特別会計決算につきまして報告いたします。 審査の経過及び結果、主な内容はご覧を頂きますようお願いします。 委員会審査で分かったこと。 ①使用料の現年度分の公共施設の使用料は、前年比227万3,760円の減額となっているが、これは、綾川荘奥座敷の使用料9か月分を減免した影響とのこと。4月から12月まで月額25万2,640円掛ける9か月分ということでございます。 ②一般世帯は、前年比3戸増とのことでした。 主な意見として、特にありませんでした。 審査の結果、全員賛成で可決でございます。 続きまして、認定第6号、令和3年度綾町公共下水道事業特別会計決算について報告をいたします。 審査の経過及び結果、主な内容はご覧になっていただきますようお願いします。 委員会審査で分かったこと。 ①加入率は70.4%となっている公共施設は39か所、一般家庭は1,249戸、前年比20戸増である。 ②不納欠損は、平成28年度消滅時効分で、対象者38人の212件、49万4,830円である。 ③公共マス設置工事は388万3,000円、内訳は8か所分。 ④備品購入費は、赤外線水分計、残留塩素計、複合機、高圧洗浄機をそれぞれ1台更新した62万4,580円でございます。 主な意見といたしまして、公共下水道加入率は、ここ2年間70%台をキープしているが、さらに利用を促していただきたい。 また、不納欠損額も増えている。条例を踏まえ、的確な措置をお願いする。 審査の結果、全員賛成で可決でございます。 続きまして、認定第7号、令──和がありません。和を入れていただくようにお願い申し上げまして──令和3年度
綾町浄化槽事業特別会計決算について説明をいたします。 審査の経過及び結果、主な内容はご覧になっていただきますようお願いします。 委員会審査で分かったこと。 ①今年度は5人槽の6基を整備した。 ②浄化槽使用分現年度分、内訳5人槽223基、7人槽57基、10人槽3基、合計283基で、収入済額は994万4,680円でございます。 主な意見。 浄化槽のメンテナンスは、産商に委託しているが、定期点検や浄化槽内の洗浄など、経費がかさむ現状であり、ブロアーや放流ポンプ修繕については、最低限の処置をするよう行政から指導してもらいたい。 審査の結果、全員賛成で可決でございます。 認定第8号、令和3年度
綾町水道事業会計決算について説明いたします。 審査の経過及び結果、主な内容はご覧ください。 委員会審査で分かったこと。 ①収益的収入及び支出は、差引き176万8,202円の黒字決算。 ②資本的収入及び支出は、差引き2,992万2,795円の赤字決算。 ③水道事業損益で、603万919円の赤字決算。 ④給水戸数は3,082戸、前年度から30戸増。 主な意見として、損益で赤字決算となっているが、主に減価償却費と漏水修繕費によるものであるが、老朽した配水管を計画的に整備することで、漏水修繕費を圧縮していただきたい。それに伴い、企業債も年々増えてくることから、水道料金改定についても、早めに議論をしてほしいなど意見がありまして、審査の結果、全員賛成で可決でございます。
○議長(松浦光宏君) 最初に、日程第18、認定第5号、令和3年度
綾町農業集落排水事業特別会計決算を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) 69ページのところです。委員会審査で分かったことの中ですけれども、減免したのが4月から12月までとなっておりますけれども、1月から3月は減免はしていないということでよろしいでしょうか。
○議長(松浦光宏君) 児玉信委員長。
◎総務委員長(児玉信君) よろしいです。
◆議員(青木實君) 議長。青木。
○議長(松浦光宏君) 青木議員。
◆議員(青木實君) 今のところですけれども、使用料9か月分を減免したということですけれども、これの理由は何でしょうか。
○議長(松浦光宏君)
児玉信委員長。
◎総務委員長(児玉信君) このことは、綾川荘の奥座敷を使用していなかったと私は認識しておりますけれども、そういうことだろうと思います。
○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。認定第5号の原案に反対の討論を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。認定第5号に対する総務委員長の報告は可決であります。 委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 7名)
○議長(松浦光宏君) 起立多数。よって、認定第5号、令和3年度
綾町農業集落排水事業特別会計決算は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第19、認定第6号、令和3年度綾町公共下水道事業特別会計決算を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。認定第6号の原案に反対の討論を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。認定第6号に対する総務委員長の報告は可決であります。 委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名)
○議長(松浦光宏君) 起立全員。よって、認定第6号、令和3年度綾町公共下水道事業特別会計決算は、委員長報告のとおり可決されました。 日程第20、認定第7号、令和3年度
綾町浄化槽事業特別会計決算を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。認定第7号の原案に反対の討論を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。認定第7号に対する総務委員長の報告は可決であります。 委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名)
○議長(松浦光宏君) 起立多数。よって、認定第7号、令和3年度
綾町浄化槽事業特別会計決算は、委員長報告のとおり可決されました。 日程第21、認定第8号、令和3年度
綾町水道事業会計決算を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) 一点だけ伺います。今回の決算の水道料金、徴収した水道料金の中に消費税がどのぐらい含まれているか、委員会では審議されているでしょうか。いらっしゃったらお願いします。
○議長(松浦光宏君)
児玉信委員長。
◎総務委員長(児玉信君) 消費税については審議をしておりません。分かりませんので、また後日この用件はお教えしたいと思います。 以上です。
○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。認定第8号の原案に反対の討論を許します。
◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◎議員(橋本由里君) 認定第8号、令和3年度綾町水道事業会計に反対の立場で討論をいたします。 予算に対して、水道料金に消費税が課されていることを理由に反対をいたしました。同様の理由で決算にも反対です。 以前は、予算書、決算書には消費税額が括弧書きで書かれていたような気がするんですけれども、算数の苦手な私にはなかなか計算しづらくなっておりまして、消費税がはっきりしなくなりました。予算に反対するときには、一応私が計算した金額は申し上げたところでございます。 もう一つ申し上げたいのは、有収率の低下です。 令和2年度と比べて3.3%下がって79.7%になっています。 供給する目的でつくった水の20.3%は収入につながらないということを指していると思います。 先ほど、補正のところだったでしょうか、申し上げましたけれども、随分以前は有収率向上に必死になっていた時期がありました。申し上げましたように、私たち議員も漏水探知機を使っている現場に出向いて、職員の苦労も目の当たりにしていました。今、それを、私たちが現場に行かないことは申し訳ないことだと思っております。 管の老朽化が進んでいるということは、委員会の中でも、そして、委員長報告の中でもよく言われることですけれども、対策が進んでいるという話を耳にすることはないと思っています。 有収率100%を目指せとは申しませんが、有収率向上のための対策を立てるべきだと思っております。管の老朽化が原因であれば、その対策工事の計画も明らかにすべきではないでしょうか。 以上を申し上げまして討論とします。
○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。
◎議員(松本俊二君) 議長。松本。
○議長(松浦光宏君) 松本議員。
◎議員(松本俊二君) 認定第8号、令和3年度
綾町水道事業会計決算について、賛成の立場で討論を行います。 先ほどの議案第53号の令和4年度
綾町水道事業会計補正予算の討論と同様、今後、老朽化した設備等の更新に伴う水道料金の改定は必至であります。将来の水道料金の値上げ等については、できる限り早く町民への説明を開始し、理解を得る努力が必要であることを繰り返し申し上げて討論といたします。
○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。認定第8号に対する総務委員長の報告は可決であります。 委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名)
○議長(松浦光宏君) 起立多数。よって、認定第8号、令和3年度
綾町水道事業会計決算は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・────────────
△日程第22.意見書案第2号
○議長(松浦光宏君) 日程第22、意見書案第2号、消費税のインボイスの実施の延期を求める意見書を議題といたします。 討論を行います。意見書案第2号に対する反対の討論を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。
◎議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。
○議長(松浦光宏君) 兒玉千歳議員。
◎議員(兒玉千歳君) 賛成討論をいたします。 インボイス制度導入まで約1年となっていますが、制度の周知は進んでいません。総務省の通知では、自治体の登録申請が進んでいないと指摘されています。綾町もまだでしょう。 町長が理事長を務めているシルバー人材センターでは、会員の消費税分を事務局費で負担する方向です。綾町商工会は、会員向けの勉強会を実施しましたが、綾町の農協は、組合員への説明会などを実施していません。登録業者になるのか、ならないのか、制度を理解した専門家が個別に相談に乗らなければ制度は複雑です。 売上げ1,000万円事業者を対象にしている若者の新起業者や、零細企業である高齢者の企業者は対象にもなります。今さら面倒くさい業務は本当に過酷であります。また、どちらを選択にしても、事務量は増えることになります。このまま拙速に施行すれば、混乱は免れません。 全国で明らかになった様々な問題を解決するためにも、インボイス制度導入の延期を求めるものです。 ちなみに、昨年1年間で97件だったインボイス関係の意見書は、今年1月1日から7月31日までに423件に上がっていることを紹介し、同僚議員の賛同を求めて討論といたします。 以上です。
○議長(松浦光宏君) 反対の討論。
◎議員(松本俊二君) 議長。松本。
○議長(松浦光宏君) 松本議員。
◎議員(松本俊二君) 意見書案第2号、消費税のインボイス実施の延期を求める意見書について、反対の立場で討論を行います。 令和5年10月1日から導入されるインボイス制度の目的は、複数税率導入に伴い、取引における正確な消費税額や税率を把握することに加えて、不正やミスを防ぐこと、また、現行法では納税義務がない免税事業者からの仕入れについても、仕入税額控除が認められており、いわゆる益税問題を解消することであります。 当該制度の登録申請は既に令和3年10月1日から可能となっており、令和5年10月1日から登録されるためには、原則として令和5年3月末までに申請をする必要があります。また、特別な事情がある場合は、令和5年9月末までの申請が可能であります。なお、それ以降も所定のルールにのっとり申請することは可能であります。 当該制度の導入の趣旨を鑑み、制度導入の延期ではなく、制度の内容や手続等に関する説明会の実施や相談窓口の設置などを、商工会やJAなどの関係団体と連携して推進することが必要であり、現実的だと考えて討論といたします。
○議長(松浦光宏君) 賛成の討論。
◎議員(日高幸一君) 議長。日高。
○議長(松浦光宏君) 日高幸一議員。
◎議員(日高幸一君) 消費税のインボイスの実施の延期を求める意見書について、賛成討論します。 インボイス制度は、小規模事業者への経営悪化を招き、あらゆる経済的取引から締め出すような危険性をはらんだ制度と言えます。 また、中小事業者に限らず、全ての事業者において事務負担が増大し、各種システム変更などによるコスト負担が生じるという問題もあり、システム改修に係るコストは各企業が負担することになります。 見切り発車的な制度が多くなっていて、極めて重大な問題です。 中小企業、事業者への負担を直接的、間接的に増大させるインボイス制度ですが、何よりもコロナ禍で社会全体が混乱、経済が疲弊している中でも、極めて問題点の多いインボイス制度を推し進めようとする政府の姿勢が極めて問題だと考えます。 インボイスの実施の延期を求める意見書について賛成といたします。
○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。 意見書案第2号は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 6名)
○議長(松浦光宏君) 起立多数。よって、意見書案第2号、消費税のインボイスの実施の延期を求める意見書は、原案のとおり可決されました。 ここで時間の延長を行います。(時間延長午後3時51分)────────────・────・────────────
△日程第23.令和4年請願第1号
○議長(松浦光宏君) 日程第23、令和4年請願第1号、「水田活用の直接支払交付金」の見直しを中止し、すべての農家経営への支援策強化を求める請願を議題といたします。 総務委員長の報告を求めます。児玉信委員長。
◎総務委員長(児玉信君) 令和4年請願第1号、「水田活用の直接支払交付金」の見直しを中止し、すべての農家経営への支援策強化を求める請願でございます。 提出者は、宮崎県農民組合連合会会長有田辰二さんでございます。 審査の経過、期日9月12日から9月22日。 主な内容。国が制度見直しを明らかにしている内容は、田の地目で5年間のうちに一度も水張りが行われない農地については、今後、対象作物を作付しても交付金は受けられないことになる。 主な意見といたしまして、5年間に一度米を作らないといけない、転作をする意味で理解ができない。 それから、キュウリやカンショなどの作付者が約90名いる。産地交付金も約500万円に上る。したがって、何としても水田活用直接支払交付金は維持すべきである。 それから、ハウス農家は施設園芸のため、障害物が多くあり、5年に一度とはいえ水稲作付は困難を極める。 それから、畑作物において、今後、自給率を高めるための施策を考えてほしい。 採決の結果、賛成多数で採択でございます。
○議長(松浦光宏君) 委員長報告に対する質疑を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。令和4年請願第1号に対する反対の討論を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。
◎議員(松本俊二君) 議長。松本。
○議長(松浦光宏君) 松本議員。
◎議員(松本俊二君) 令和4年請願第1号、「水田活用の直接支払交付金」の見直しを中止し、すべての農家経営への支援策強化を求める請願について、賛成の立場で討論を行います。 現在、食料安全保障を議論しようというそのさなかに、耕作放棄地が出たり、耕作をやめる人が出るのは問題であります。政策としても整合性がないと考えます。 また、災害復旧基盤整備事業やブロックローテーションや水張りの確認等の観点からも、多くの課題が指摘されております。 当該見直しについては一旦中止し、食料安全保障を含めた今後の日本の農業の在り方についての議論を踏まえた上で、改めて内容を検討するべきと考えます。 以上で討論を終わります。
○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。令和4年請願第1号に対する総務委員長の報告は採択であります。 委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名)
○議長(松浦光宏君) 起立多数。よって、令和4年請願第1号、「水田活用の直接支払交付金」の見直しを中止し、すべての農家経営への支援策強化を求める請願は、委員長報告のとおり採択とすることに決定いたしました。────────────・────・────────────
△日程第24.令和4年陳情第3号
○議長(松浦光宏君) 日程第24、令和4年陳情第3号、バス停のベンチ設置についての陳情書を議題といたします。 総務委員長の報告を求めます。児玉信委員長。
◎総務委員長(児玉信君) 令和4年陳情第3号、バス停のベンチ設置についての陳情書。提出者は小野等さんでございます。 主な内容、高齢者や障がいのある人のためにバス停にベンチを置き、バスの待ち時間の負担を軽くするもの。 主な意見といたしまして、宮交バスの積極的に利用することを視野に、100円バスの導入もあるが、宮原路線は廃止になり、バス路線も極めて厳しい運行状況である。高齢者を含めて、公共バスの利用促進をお願いをしたい。 今回の陳情に対して、行政より5脚の長椅子が用意された。設置箇所は利用頻度により設置されるが、有効利用に心がけていただきたい。 審査の結果、全員賛成で採択でございます。
○議長(松浦光宏君) 委員長報告に対する質疑を許します。
◆議員(松本俊二君) 議長。松本。
○議長(松浦光宏君) 松本議員。
◆議員(松本俊二君) 行政より5脚の長椅子が用意されたというふうに記載されておりますけれども、これについてもう少し説明を頂きたいというのと、それから、バス停にベンチを設置する場合、平成25年3月6日に改正されたベンチ及び上屋の道路占用の取扱いに基づいた適切な対応が必要だというふうに考えますけれども、その辺については審査されたのかお伺いします。
○議長(松浦光宏君) 児玉信委員長。
◎総務委員長(児玉信君) この長椅子につきましては、寄附をされたというふうに聞いております。それから、今回の、このバス停に置くということに関しまして、県の歩道になるために県の許可も要るということで、また、ベンチを置くことで通行の妨げにならないようにするなど検討していくように、既に建設課がそういう申請に上がっておりまして、その段階でございます。 以上です。
◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
◆議員(橋本由里君) 今回、陳情が議会に出されたということで、早速、5脚の椅子が用意されたということですけれども、これで終わりということなのかどうか、また今後、法的な問題だったり、使用頻度の問題だったりはあると思いますけれども、今後も増やしていくような担当課からの説明があったのかどうか伺いたいと思います。
○議長(松浦光宏君)
児玉信委員長。
◎総務委員長(児玉信君) 今後のことについては、聞いておりません。 以上です。
○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。令和4年陳情第3号に対する反対の討論を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。
◎議員(松本俊二君) 議長。松本。
○議長(松浦光宏君) 松本議員。
◎議員(松本俊二君) 令和4年陳情第3号、バス停のベンチ設置についての陳情書につきまして、賛成の立場で討論を行います。 先ほど述べたように、バス停のベンチ設置については、平成25年3月6日に改定されました、ベンチ及び上屋の道路占用の取扱いに基づいた適切な対応が必要であると認識しております。 ベンチ設置自体は、バス利用者だけでなく、高齢者等の交通弱者も利用できることから、積極的な設置について賛成であります。 ただ、対応につきましては、まず、設置、占用、管理の主体は宮崎交通であったり、綾町であったり、それから公民館などがなり得るというふうに認識をしております。 なお、道路占有の許可に対しては、関係法令に基づいて、関係機関との十分な調整の上、適正な処理が必要かと思います。 2番目に、設置場所については、原則として歩道の幅からベンチ分を引いた幅が、2メーター以上必要ということでありますが、それ未満の場合でも歩行者等の交通を妨げなければ可能というふうな理解をしております。 3つ目に、構造についてですけれども、原則として、固定式とするなど安易に移動することができないものとし、十分な安全性及び耐久性を備えたものであること等記載されております。 最後に、管理について、いわゆる占有者があらかじめ管理規定等を策定し、その管理に万全を期す必要があるということも、この取扱いに記載をされています。そういうものにきちんと対応をした上での設置、推進を望みます。 以上で終わります。
○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。令和4年陳情第3号に対する総務委員長の報告は採択であります。 委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名)
○議長(松浦光宏君) 起立全員。よって、令和4年陳情第3号、バス停のベンチ設置についての陳情書は、原案のとおり採択することに決定いたしました。────────────・────・────────────
△日程第25.議員派遣の件について
○議長(松浦光宏君) 日程第25、議員派遣の件を議題といたします。 議員派遣につきましては、
綾町議会会議規則第120条の規定により、別紙のとおり派遣いたしたいと思います。また、計画の一部変更等については、議長に委任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。(異議なし)
○議長(松浦光宏君) 異議なしと認めます。よって、議員派遣につきましては、別紙のとおり決定いたしました。────────────・────・────────────
△日程第26.各常任委員会の閉会中の審査及び調査について
○議長(松浦光宏君) 日程第26、各常任委員会の閉会中の審査及び調査についてを議題といたします。 各常任委員長より、各常任委員会の所管事項について、閉会中の審査及び調査事項にいたしたいとの申出がありました。 お諮りいたします。各委員長より申出のとおり、閉会中の審査及び調査とすることにご異議ありませんか。(異議なし)
○議長(松浦光宏君) 異議なしと認めます。よって、各委員長から申出のとおり、閉会中の審査及び調査とすることに決定いたしました。────────────・────・────────────
△日程第27.
議会運営委員会の閉会中の審査について
○議長(松浦光宏君) 日程第27、
議会運営委員会の閉会中の審査についてを議題といたします。 お諮りいたします。
議会運営委員会の所管事項のうち、次期定例会及び臨時会の会期日程等議会運営に関すること及び議長の諮問に関することについては、閉会中の審査事項とすることにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。(異議なし)
○議長(松浦光宏君) 異議なしと認めます。よって、
議会運営委員会の所管事項のうち、次期定例会及び臨時会の会期日程等議会運営に関すること及び議長の諮問に関することについては、閉会中の審査事項とすることに決定いたしました。────────────・────・────────────
△日程第28.二反野地区
メガソーラー建設計画等調査特別委員会の閉会中の審査及び調査について
○議長(松浦光宏君) 日程第28、二反野地区
メガソーラー建設計画等調査特別委員会の閉会中の審査及び調査についてを議題といたします。 お諮りいたします。二反野地区
メガソーラー建設計画等調査特別委員会の閉会中の審査及び調査については、閉会中の審査事項とすることにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。(異議なし)
○議長(松浦光宏君) 異議なしと認めます。よって、二反野地区
メガソーラー建設計画等調査特別委員会の閉会中の審査及び調査については、閉会中の審査事項とすることに決定いたしました。 ここで暫時休憩いたします。そのままお待ちください。(休憩午後4時03分)………………………………………………………………………………(再開午後4時05分)
○議長(松浦光宏君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 お諮りいたします。本日ここに、意見書案1件が提出されました。これを日程に追加して議題といたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。(異議なし)
○議長(松浦光宏君) 異議なしと認めます。よって、意見書案1件を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。────────────・────・────────────追加日程第1.意見書案第3号
○議長(松浦光宏君) 追加日程第1、意見書案第3号、水田活用の直接支払交付金の見直しをやめ、
農家経営支援強化を求める意見書を議題といたします。 提出者の説明を求めます。
児玉信委員長。
◎総務委員長(児玉信君) 水田活用の直接支払交付金の見直しをやめ、
農家経営支援強化を求める意見書案でございます。 コロナ禍の長期化で農畜産物の需要が減少し、農畜水産物価格が低迷しています。大暴落した原因はコロナ禍という未曽有の災禍で生まれた過剰在庫の隔離を政府が拒否し続けたことにあります。 過剰在庫の市場隔離、食料支援の実施などを求める声が大きく広がる中、政府は15万トンの特別枠による市場隔離を行うこととなりましたが、不十分と言わなければなりません。 そのことで、ここ数年、ムギ、ダイズ、ナタネ、ソバなどの戦略作物の価格の暴落は深刻です。輸入収入の安定供給も危ぶまれています。こうした中で交付金がカット削減されれば、営農が根底から危ぶまれ、定着させてきた転作が困難になることは明らかです。 その結果、離農が加速され、地域経済にも重大な影響をもたらすことになります。地域農業を維持し、食料の自給率向上を確実に高めるには、交付金の削減ではなく、施策の充実と予算の拡充が求められます。 政府におかれましては、水田活用直接支払交付金の見直しを中止して、食料自給率が低い畑作作物などへの支払額の増額を行うことを求めます。 以上、地方自治法第99条の規定による意見書を提出する。宮崎県綾町議会。 提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、農林水産大臣でございます。 議員の賛同をお願いします。
○議長(松浦光宏君) 質疑を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。意見書案第3号に対する反対の討論を許します。(なし)
○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。 討論を終わります。 採決を行います。 意見書案第3号は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名)
○議長(松浦光宏君) 起立多数。よって、意見書案第3号、水田活用の直接支払交付金の見直しをやめ、
農家経営支援強化を求める意見書は、原案のとおり可決されました。────────────・────・────────────
○議長(松浦光宏君) 以上で、本日の議事日程の全部を終了いたしました。 閉会に当たり一言ご挨拶を申し上げます。 議員各位には、会期中熱心なるご審議を頂きありがとうございました。 本定例会は、9月6日に開会し、本日までの23日間という長い日程でありました。提案されました
綾町議会議員及び綾町長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例をはじめ、多くの案件を熱心にご審議頂き、本日ここに、その全議案を終了して閉会の運びとなりました。 ここに、改めまして厚くお礼申し上げます。また、執行部の皆様には誠意あるご説明、ご答弁を頂きありがとうございました。 残念ながら、令和3年度
綾町一般会計決算については否決となりましたが、補正予算をはじめ、可決しました各議案の執行に当たっては、審議の中で出されました意見や要望等を十分尊重していただき、町政発展のために一層のご尽力をお願い申し上げまして閉会の挨拶といたします。大変お疲れさまでした。 ここで、町長のご挨拶をお願いいたします。(町長挨拶)
○議長(松浦光宏君) これをもちまして、令和4年第6回綾町議会定例会を閉会いたします。(閉会午後4時12分)──────────────────────────────│ ││ ││ ││ 会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。 ││ ││ ││ 令和 年 月 日 ││ ││ ││ 議 長 松浦 光宏 ││ ││ ││ 署名議員 橋本 由里 ││ ││ ││ 署名議員 山田由美子 ││ ││ ││ │...