綾町議会 > 2022-03-23 >
03月23日-05号

  • "綾町国民健康保険特別会計予算"(1/6)
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  1. 綾町議会 2022-03-23
    03月23日-05号


    取得元: 綾町議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-15
    令和 4年第2回定例会( 3月)令和4年第2回(3月)綾町議会(定例会)会議録令和4年3月23日再開       令和4年第2回綾町議会(定例会)が令和4年3月23日午前10時綾町役場議場に招集された。    出 席 議 員┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────┐│議席番号 │氏        名     │議席番号 │氏        名     │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│1    │山   田   由 美 子  │6    │日   髙   憲   治  │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│2    │池   田   和   昭  │7    │兒   玉   千   歳  │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│3    │松   本   俊   二  │8    │日   高   幸   一  │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│4    │青   木       實  │9    │松   浦   光   宏  │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│5    │児   玉       信  │10   │橋   本   由   里  │└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘    事 務 局┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────┐│局 長  │高   松   俊   秀  │書 記  │野   村   美   樹  │└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘    説 明 員┌─────────┬──────────┬─────────┬──────────┐│町       長│籾 田    学  │副   町   長│中 薗  兼 次  │├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤│教育長      │日 高  和 典  │総務課長     │蓮 子  浩 一  │├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤│福祉保健課長   │佐 藤  光 久  │農林振興課長   │兒 玉  良 次  │├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤│総合政策課長   │松 下  栄一郎  │町民課長     │野 村    修  │├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤│建設課長     │中 原  修 一  │教育総務課長   │小 村  久美子  │├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤│社会教育課長   │森 園  由美子  │ユネスコエコパーク│入 田  賢 一  ││         │          │推進室長     │          │├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤│会計管理者    │吉 鶴  慶 久  │監査委員     │郷 田  五 男  │└─────────┴──────────┴─────────┴──────────┘令和4年第2回(3月)綾町議会(定例会)議事日程令和4年3月23日再開        開    議   日程第1議案第2号綾町職員定数条例の一部を改正する条例   日程第2議案第3号特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例   日程第3議案第4号一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例   日程第4議案第5号特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例   日程第5議案第6号議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例   日程第6議案第7号公の施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例   日程第7議案第8号綾町固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例   日程第8議案第9号綾町公民館の設置、管理及び職員に関する条例の一部を改正する条例   日程第9議案第10号綾町ねたきり老人等介護手当支給条例の一部を改正する条例   日程第10議案第11号綾町道路占用料徴収条例の一部を改正する条例   日程第11議案第12号綾町設置型合併処理浄化槽の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例   日程第12議案第13号綾町消防団条例の一部を改正する条例   日程第13議案第14号教育長の任命につき同意を求めることについて   日程第14議案第15号二反野・倉輪辺地に係る総合整備計画の変更について   日程第15議案第16号令和3年度綾町一般会計補正予算(第16号)   日程第16議案第32号令和3年度綾町一般会計補正予算(第17号)   日程第17議案第17号令和3年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)   日程第18議案第18号令和3年度綾町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)   日程第19議案第19号令和3年度綾町介護保険特別会計補正予算(第4号)   日程第20議案第20号令和3年度綾町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)   日程第21議案第21号令和3年度綾町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)   日程第22議案第22号令和3年度綾町浄化槽事業特別会計補正予算(第4号)   日程第23議案第23号令和3年度綾町水道事業会計補正予算(第3号)   日程第24議案第24号令和4年度綾町一般会計予算   日程第25議案第25号令和4年度綾町国民健康保険特別会計予算   日程第26議案第26号令和4年度綾町後期高齢者医療特別会計予算   日程第27議案第27号令和4年度綾町介護保険特別会計予算   日程第28議案第28号令和4年度綾町農業集落排水事業特別会計予算   日程第29議案第29号令和4年度綾町公共下水道事業特別会計予算   日程第30議案第30号令和4年度綾町浄化槽事業特別会計予算   日程第31議案第31号令和4年度綾町水道事業会計予算   日程第32諮問第1号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて   日程第33議員派遣の件について   日程第34各常任委員会の閉会中の審査及び調査について   日程第35議会運営委員会の閉会中の審査について   日程第36二反野地区メガソーラー建設計画等調査特別委員会の閉会中の審査及び調査について会議に付した事件・議事日程と同じである。──────────────────────────────(再開午前10時05分) ○議長(松浦光宏君) おはようございます。本日の議事日程は、委員長報告、討論、採決となっております。なお、議事進行については、ご協力をお願いいたします。────────────・────・──────────── △日程第1.議案第2号 △日程第2.議案第3号 △日程第3.議案第4号 △日程第4.議案第5号 △日程第5.議案第6号 △日程第6.議案第7号 ○議長(松浦光宏君) 日程第1、議案第2号、綾町職員定数条例の一部を改正する条例から日程第6、議案第7号、公の施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例までを一括議題といたします。 なお、委員長報告の後に各議案ごとに質疑、討論、採決を行います。 総務委員長の報告を求めます。児玉信委員長。 ◎総務委員長(児玉信君) おはようございます。冒頭、今回、私が審査報告書を作成したわけでございますけれども、内容が多々、私が確認した範囲が、見たんですけれども、若干、文字の修正が要るところもありまして、大変、申し訳ないと思っています。その都度、申し上げていきますので、よろしくお願いしたいと思います。 それでは、議案番号、第2号、付託案件名、綾町職員定数条例の一部を改正する条例につきましてでございます。 審査の経過及び結果につきましては、期日3月7日から3月16日、説明者は蓮子総務課長でございます。 主な内容といたしまして、職員定数を現在の定数95名から5名増員し、定数100名にするための改正でございます。 委員会審査で分かったこと。 1、令和4年度から2年間、宮崎県介護認定審査会に1名派遣する。 2、令和5年度から3年間、宮崎県後期高齢者医療広域連合に1名派遣予定。 3、女性職員の占める割合が4割に達し、産休、育児休暇の取得も増えている現状である。 4、職員の負担も増えている現状であるため、今回、定員を5名増員するもの。 5、教育委員会については、現状8名で対応して……。 「いるおり」となっておりますけれども、申し訳ありません。「いる」を消していただきたいと思います。申し訳ありません。 定数を13名から11名の2名減とするもの。 主な意見といたしまして、町民サービスが一番だと考える。職員が少なくても停滞感のない行政の対応をお願いする。 委員会採決の結果、全員賛成、可決でございます。 引き続きまして、議案番号、第3号、付託案件名、特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例でございます。 審査の経過及び結果はご覧ください。 今回、主な内容は、社会教育指導員及び教育相談員についてこれまで特別職の非常勤職員として取り扱っていたが、令和4年4月からは会計年度任用職員の位置づけとして配置するための改正。 また、新たに太陽光開発等に伴う環境社会影響調査の評価審査会の委員として環境社会影響評価審査会委員を追加する改正でございます。 委員会審査で分かったこと。 1、会計年度任用職員に位置づけることで、社会保険への加入、期末手当の支給等の処遇の改善を図ることができる。 2、環境社会影響評価審査会については、太陽光開発の綾町環境社会影響調査の評価審査を行うことを目的に有識者8名を委嘱予定。内訳は、防災、野生動植物、建築、水環境等の専門知識を有する方で、大学の先生方が想定される。 報酬は1回1万円であり、特別職非常勤扱いとなる。 適用日は、令和4年3月1日。現在対応中のメガソーラーの事業所による環境社会影響調査の調査報告書が提出される可能性があるためというようなことでございます。 主な意見としては特にありませんでした。 委員会審査の結果、全員賛成で可決でございます。 引き続きまして、議案番号、第4号、付託案件名、一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例。 審査の経過及び結果につきましてはご覧ください。 今回、国の人事院勧告に準じたもので、期末手当の割合を0.15か月分、0.075月掛ける2ということで、0.15月、減額する改正でございます。 委員会審査で分かったこととして、今回、人事院勧告に準ずる改正ということでありまして、今回、意見もありませんでした。 全員賛成で可決でございます。 引き続きまして、議案番号、第5号、付託案件名、特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例でございます。 審査の経過及び結果についてはご覧ください。 先ほども述べましたように同じようなことでございます。主な内容としまして、今回、減額の改正だということでございます。0.15か月分。 委員会審査で分かったこと。 人事院勧告に準ずる改正であります。 主な意見としては特別ありません。 全員賛成で可決でございます。 議案番号、第6号、付託案件名、議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例でございます。 審査の経過及び結果はご覧ください。 これも同じく人事院勧告で期末手当の割合を0.15月か分減ずる改正でございます。 委員会審査で分かったことです。 人事院勧告に準ずる改正でございます。 主な意見としましては特別ありません。 全員賛成で可決でございます。 議案番号、第7号、付託案件名、公の施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例につきまして、審査の経過及び結果、以下のとおりでございますが、主な内容としましては綾ほんものアイス工房を廃止するものでございます。 委員会審査で分かったこと。 1、令和3年6月に食品衛生法の一部が改正されたことにより現在のアイス工房の設備等が法改正後に適応していないことなどから廃止するもの。既存の施設は解体せずに現状のまま残す意向である。 2、アイス以外の食品については観光案内所での販売に向けて協議中である。 3、アイス工房の従業員、職員1名、パート1名は、ふるさと産直あやで引き続き雇用予定である。 主な意見といたしまして、隣接するほんものセンターは県内外から多く来場する一番にぎわう施設だけに、アイス工房廃止後も、景観などに配慮し、悪影響の及ばないように活用をお願いするなどの意見が出まして、全員賛成、可決でございます。 ○議長(松浦光宏君) 最初に、日程第1、議案第2号、綾町職員定数条例の一部を改正する条例を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許可します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第2号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(松本俊二君) 議長、松本。 ○議長(松浦光宏君) 松本議員。 ◎議員(松本俊二君) 議案第2号、綾町職員定数条例の一部を改正する条例につきまして、賛成の立場で討論いたします。 定数の変更をすること自体には賛成いたします。しかしながら、職員数に対する基本的な考え方や適切な業務改善への取組については意識改革を強く求めるものであります。 そもそも、職員の人数は、予算、すなわち事業の数や内容に伴う職員の業務量がベースとなります。これまで何度も提言してまいりましたが、事業の棚卸しを含めた整理、職員の業務における効率化への取組が十分に行われてきたかどうかは甚だ疑問であります。 総合政策課の新設や総務税政課から税務部門を分離するなど組織の改編だけで住民サービスや福祉の向上につながるわけではありません。町長には、単なる形式的な改革ではなく、中身である実際の業務内容や業務効率が重要だという基本的な意識が欠如していると思われます。 町長自身の意識改革を実践すると同時に真剣に業務の効率化に向けた総合的な取組を実行するよう強く求めて、討論を終わります。 ○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 ただいまの出席議員は8名であります。 採決を行います。議案第2号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名) ○議長(松浦光宏君) 起立全員。よって、議案第2号、綾町職員定数条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第2、議案第3号、特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許可します。 ◆議員(青木實君) 議長、青木。 ○議長(松浦光宏君) 青木議員。
    ◆議員(青木實君) 新しく、環境社会影響評価委員ですか、この方を8名ということで、これはどなたが選ぶんでしょうか。そして、既に決まっているんでしょうか。教えていただきたいと思います。 ◎総務委員長(児玉信君) 議長。児玉。 ○議長(松浦光宏君) 児玉信委員長。 ◎総務委員長(児玉信君) この組織に関しての8名の審査と審査会をどうやるかというようなことで、メンバーについては、課長から、どういうメンバーでいつやるのかとかいうことは、現実に、一応、お話があったかなと思うんですけれども、私はそこの部分はそれをそういう形を決めますということにとどまったと思います。 以上です。 ◆議員(青木實君) 議長、青木。 ○議長(松浦光宏君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 誰が選ぶのかというのも分からないんですか。 ◎総務委員長(児玉信君) 議長。児玉。 ○議長(松浦光宏君) 児玉信委員長。 ◎総務委員長(児玉信君) 誰が選ぶのかということでございますけれども、これは、結局、私たちということじゃなくて、そういう専門家になるためにユネスコエコパーク推進室でそういう人たちを選んでやるというようなことで聞いております。 以上です。 ◆議員(青木實君) 議長、青木。 ○議長(松浦光宏君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 今の話だと全く分からないんですよ。ユネスコエコパーク推進室長がそうすると選ぶんですか。それとも町長が選ばれるんですか。誰が選ぶんでしょう。肝心なところが分からないと私は賛成していいのか反対していいのか全く分からないんですけど、その辺の執行部の考えというのはなかったんですかね。 ◎総務委員長(児玉信君) 議長。児玉。 ○議長(松浦光宏君) 児玉信委員長。 ◎総務委員長(児玉信君) 申し訳ありません。この審査会の内容につきましては、今の時点では私が回答のあれを持っておりません。後日、青木議員にこのことを説明していきたいと思います。 以上です。 ○議長(松浦光宏君) 議場を閉鎖します。(議場閉鎖) ○議長(松浦光宏君) 再開いたします。 ◎総務委員長(児玉信君) 議長。児玉。 ○議長(松浦光宏君) 児玉信委員長。 ◎総務委員長(児玉信君) この案件につきましては町長が委嘱することになっています。そして、第1回目に、その旨、認定をしていくということになろうかと思います。 以上です。 ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第3号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(松本俊二君) 議長、松本。 ○議長(松浦光宏君) 松本議員。 ◎議員(松本俊二君) 議案第3号、特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、賛成の立場で意見を申し上げて討論をいたします。 社会教育指導員及び教育相談員については待遇改善につながり、環境社会影響評価審査会委員についてはメガソーラー建設計画等に対応する必要性を認めることから賛成いたします。 ただし、社会教育指導員及び教育相談員については、このタイミングで改正する特別な事情はないことから、昨年、令和3年4月に改正すべきであったと考えます。 また、環境社会影響評価審査会については、設置及び委員の選定が現時点では未実施であることから適用は令和4年3月1日ではなく社会教育指導員及び教育相談員と同じ令和4年4月1日からでも不都合はないと考えます。 これまでも条例等の改正及び施行や適用に関する時期については適正さを欠くケースが多々見られるが、残念ながら改善されておりません。改めて適正な時期での改正及び施行や適用の実行を強く求めて、討論を終わります。 ○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 ただいまの出席議員は8名であります。 採決を行います。議案第3号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名) ○議長(松浦光宏君) 起立全員。よって、議案第3号、特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第3、議案第4号、一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許可します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第4号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 ただいまの出席議員は8名であります。 採決を行います。議案第4号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名) ○議長(松浦光宏君) 起立全員。よって、議案第4号、一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。 日程第4、議案第5号、特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許可します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第5号の原案に反対の討論を許します。 ◎議員(松本俊二君) 議長、松本。 ○議長(松浦光宏君) 松本議員。 ◎議員(松本俊二君) 議案第5号、特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例につきまして、反対の立場で討論いたします。 議案第4号の一般職につきましては子育てを含む家庭環境等を考慮すべきと考えるが、コロナ禍における社会全体の厳しい状況を鑑みるとやむを得ない減額幅だと考えます。 しかしながら、議案第5号の特別職、いわゆる三役についてはコロナ禍における社会全般の情勢に加えて町民の生活を鑑みれば民間のボーナスに当たる期末手当だけでも減額幅を拡大するべきであり、反対といたします。 先の市長選挙で当選した清山宮崎市長は、期末手当だけでなく、給与そのもの、2年間、3割、減額を行っています。市民の痛みを分かち合うことを実践しているのは紛れもない事実であります。 一方で、町長は、町民が真ん中という言葉を口では繰り返し発していますが、町民と痛みを分かち合う姿勢は一度も示しておられません。また、実際にどれだけ綾町の経済に貢献しているのかも全く分からない状況ではその言葉に真実味はないと思います。 みじんでも町民に寄り添う気持ちがあるのであれば、期末手当の減額幅の拡大について報酬委員会に改めて諮り、実行することを強く求めて討論といたします。 ○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 ただいまの出席議員は8名であります。 採決を行います。議案第5号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 7名) ○議長(松浦光宏君) 起立多数。よって、議案第5号、特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第5、議案第6号、議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許可します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第6号の原案に反対の討論を許します。 ◎議員(松本俊二君) 議長、松本。 ○議長(松浦光宏君) 松本議員。 ◎議員(松本俊二君) 議案第6号、議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例につきまして、反対の立場で討論いたします。 議案第5号と同様、コロナ禍における社会全般の情勢に加えて町民の生活を鑑みれば期末手当だけでも減額幅を拡大するべきだと考えます。 本件についても、期末手当の減額幅の拡大について報酬委員会に諮り、実行することを強く求めて討論といたします。 ○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 ただいまの出席議員は8名であります。 採決を行います。議案第6号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 7名) ○議長(松浦光宏君) 起立多数。よって、議案第6号、議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例は委員長報告のとおり可決されました。 日程第6、議案第7号、公の施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許可します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第6号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(松本俊二君) 議長、松本。 ○議長(松浦光宏君) 松本議員。 ◎議員(松本俊二君) 議案第7号、公の施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例につきまして、賛成の立場で意見を述べて討論いたします。 綾・ほんものアイス工房を廃止することにつきましては、その理由が令和3年6月の食品衛生法の一部改正に伴いアイスの製造方法及び工程管理が厳しくなったことで現在の設備では対応できない状況であることから賛成とするものであります。 ただし、活性化協会の在り方につきましては見直しや是正を強く求めるものであります。 綾・ほんものアイス工房の廃止に伴い、綾・ほんものアイス工房で販売していたソフトクリームや焼き芋、かき氷など、今後は、観光案内所、現在、インディゴとして営業しておりますが、そこで取り扱うことを調整中とのことでありますが、綾・ほんものアイス工房や観光案内所は活性化協会が指定管理者となっております。 また、活性化協会は現在も馬事公苑や綾・国際クラフトの城や大吊橋等の各種公の施設の指定管理者にもなっております。綾川荘など宿泊3施設も昨年3月まで活性化協会が指定管理者として運営管理を行っていました。 町長は民間委託を形式的には実現しましたが、就任以降、活性化協会に対しても、また新たな指定管理者に対しても責任ある対応は全くしてこなかったと考えております。活性化協会は役員構成や資金面から見ても綾町そのものであるにもかかわらずであります。 その結果、民間委託をする前もその後も様々な問題が生じております。行政自ら不適切な状況を生じさせ、放置した結果、迷惑や損害を被るのは実際に運営している民間の事業者にとどまらず、町民はもちろん、最終的には綾町の信頼を著しくおとしめることになります。 したがって、活性化協会そのものの位置づけや実際に運営している先との関係及び契約状況については、いま一度、見直した上で早急に是正することを繰り返し強く求めて討論といたします。 ○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 ただいまの出席議員は8名であります。 採決を行います。議案第7号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名) ○議長(松浦光宏君) 起立全員。よって、議案第7号、公の施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第7.議案第8号 △日程第8.議案第9号 △日程第9.議案第10号 ○議長(松浦光宏君) 日程第7、議案第8号、綾町固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例から日程第9、議案第10号、綾町ねたきり老人等介護手当支給条例の一部を改正する条例までを一括議題といたします。 なお、委員長報告の後に、各議案ごとに質疑、討論、採決を行います。 文教福祉委員長の報告を求めます。橋本委員長。 ◎文教福祉委員長(橋本由里君) 委員会の審査報告をいたします。 議案第8号、綾町固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例につきまして報告いたします。 審査の経過及び結果についてはご覧ください。 主な内容を報告いたします。 固定資産評価審査委員会への審査の申出に係る審査申出書等への押印を廃止する改正でございます。 委員会審査で分かったこと。 令和2年の規制改革推進に関する答申により国に準じた改正を行うものです。税務手続の簡素化を図るものとなっております。 なお、実印によるものは対象外となっております。 採決に当たっての主な意見。 住民や職員の負担軽減のためにもっと早く取り組むべきだったという意見が出され、採決の結果、全員賛成で可決されております。 続きまして、議案第9号、綾町公民館の設置、管理及び職員に関する条例の一部を改正する条例につきましてご報告いたします。 審査の経過及び結果はご覧ください。 主な内容は公民館分館長報酬を5万円から10万円に引き上げるものでございます。 委員会審査で分かったことといたしまして、1つ、各自治公民館長は綾町公民館の分館長であり、準公務員として地方公務員法で位置づけられている身分でございます。 2、以前より報酬の引上げが求められておりましたが、前回の引上げは平成5年だったそうです。それが実現しなかったことから、公民館連絡協議会から、昨年、文書により要求が出されておりました。 3、近年、異常気象が続き、その対応の重要性と責任も重くなっていること。また、自治公民館への加入率の低下など、新たな事情もあるという説明でございました。 採決に当たっての主な意見を申し上げます。 1、分館長報酬の引上げは副館長や会計にも影響が及ぶものである。 2、館長会は、町から一方的に情報を伝達するだけではなく、協議の場にしてほしい。 3、副公民館長の手当も考慮すべきである。自治公民館制度を今後どうするのか具体策を持って根本的に真剣に議論することが大事。町長のリーダーシップが全くなく残念である。 4、地域のリーダーとして報酬引上げは妥当である。しっかり地域のための役割を果たしてほしい。 5、これを機会に館長会の在り方など、協議をしてほしい。 6、以前から要望が出ていたとのことだが、館長の業務が一昨年度と比べて大幅に増えたと言える状況にはなく、遅くとも昨年度の同時期に改正案を上程できたはずである。今回の見直しのタイミングには違和感がある。 7、分館長報酬の増額は、各公民館の館長や役員の報酬あるいは手当などにも影響があり、その点、行政が各公民館の考え方に耳を傾けたかどうかは疑問である。 8、本件に限らず、検討・協議が不十分なまま拙速に結論を出すケースが多過ぎる。思いつきで物事を決めたり、プロセスをないがしろにして進めることのないよう強く求める。 以上の意見が出されまして、採決の結果、全員賛成で可決いたしました。 議案第10号、綾町ねたきり老人等介護手当支給条例の一部を改正する条例につきましてご報告申し上げます。 審査の経過及び結果はご覧ください。 主な内容。 1、手当の支給要件に月7日以上入院した場合は支給しないことを書き込みます。 また、「町内に住所があり居住している場合に支給する」を加え、支給要件を明確化する改正となっております。 委員会審査で分かったことといたしまして、1、現行での支給人数は9名。ねたきり老人の方が1名、月2万円です。在宅介護の重度方が5名、月1万円です。在宅の重度心身障がい者の方が3名、月2万円となっております。 2、月をまたぐ入院もあるということです。7日間で退院になる例はまれであるということでございました。 採決に当たっての主な意見を申し上げます。 1、月7日以上にした理由が不明確であり、実態を考慮すると半月以上としたほうが合理的である。早期の再検討及び改正を求める。 2、在宅で介護をしてもらうのはありがたいことなので、このように厳しくしなくてもいいのではないか。 3、介護者の負担軽減対策を考えてほしい。 4、条文の表記に間違いがあることからも具体的な状況を想定した上で協議がなされたのか疑問が残る。事前の検討や協議を十分にやることがまさに行政の信頼につながる。 以上の意見が出されまして、採決の結果、全員賛成で可決されております。 以上、報告を終わります。〔報告中に池田和昭議員入場〕 ○議長(松浦光宏君) 先に、日程第7、議案第8号、綾町固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第8号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 ただいまの出席議員は9名であります。 採決を行います。議案第8号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(松浦光宏君) 起立全員。よって、議案第8号、綾町固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第8、議案第9号、綾町公民館の設置、管理及び職員に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第9号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。(なし) ◎議員(青木實君) 議長、青木。 ○議長(松浦光宏君) 青木議員。 ◎議員(青木實君) 議案第9号に対して賛成いたします。 副館長等の報酬も今後は考慮すべきだと思います。公民館長会ではあまり意見が出ないと聞きますが、自治公民館制度をどんな形にするべきか、具体策を持って根本的に真剣に考えるべきです。自治とは何か、行政との関わり、住民の未加入問題など山積しております。町長のリーダーシップが全くないのが残念であります。 ○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第9号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(松浦光宏君) 起立全員。よって、議案第9号、綾町公民館の設置、管理及び職員に関する条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第9、議案第10号、綾町ねたきり老人等介護手当支給条例の一部を改正する条例を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第9号の原案に反対の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長、橋本。 ○議長(松浦光宏君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 議案第10号、綾町ねたきり老人等介護手当支給条例の一部を改正する条例につきまして、反対の討論を行います。 居住の実態の明確化については理解できますが、月に7日以上の入院をしたら支給対象にしないという点については同意できません。 入院となれば、必要なものの準備、送迎、面会など在宅介護とはまた違った用事やお世話で介護者の負担が多くなるという上に心配という負担がまた増えるものです。 この制度で手当の支給を受けている町民は、委員長報告でも申し上げましたが、わずか9人です。町財政を圧迫するほどの人が対象ではありません。介護度の重い方を自宅で介護している人への手当であればむしろもっと緩やかに幅広い活用ができる制度として運用されてもよいのではないでしょうか。 もしどうしても入院日数を設定して支給対象を明確化したいのであれば月の半分以上とか3分の2以上とかにすべきだと思います。委員会審査でも7日くらいの入院で済む例はほとんどないとのことでした。制度をよりよきものにすべきであり、狭めては制度の存在意味がないと考えております。 以上、討論といたします。 ○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第10号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名) ○議長(松浦光宏君) 起立多数。よって、議案第10号、綾町ねたきり老人等介護手当支給条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第10.議案第11号 △日程第11.議案第12号 △日程第12.議案第13号 ○議長(松浦光宏君) 次に、日程第10、議案第11号、綾町道路占用料徴収条例の一部を改正する条例から日程第12、議案第13号、綾町消防団条例の一部を改正する条例までを一括議題といたします。 なお、委員長報告の後に、各議案ごとに質疑、討論、採決を行います。 総務委員長の報告を求めます。児玉信委員長。 ◎総務委員長(児玉信君) 議案番号、第11号、付託案件名、綾町道路占用料徴収条例の一部を改正する条例でございます。 審査の経過及び結果につきましては、3月7日から3月16日ということで、説明者は中原建設課長でございます。 主な内容といたしまして、地価の動向及び社会経済情勢の変化に伴い、国、県が3年ごとに占用料の額を見直すため、それに準じて改正するもの。 委員会審査で分かったこと。 1、法的根拠は道路法とのこと。綾町が3年で見直す規定はないが、前回改定は令和元年4月1日に行っている。 2、国、県が3年前に占用料の額を見直すため、改正時期については近隣の自治体に合わせたもの。 3、占用料額については、改正前が146万4,000円、改正後は139万4,000円となり、7万3,000円の減になる。 4、金額については国と同額とのこと。 5、電線共同溝の地下埋設分もこれに含まれているとのこと。 6、占用料額は、改正後、当初予算額から7万3,000円の減額になるとのこと。 7、これに該当する電柱の数は、九電柱が652本、NTT電話柱は436本とのこと。 8、広告塔の基準は表示面積1平方メートルにつき1年とのこと。 主な意見として、改正時期は国の情報を早めに入手して国に準じて実施すべき。 採決の結果、全員賛成で可決でございます。 続きまして、議案番号、第12号、付託案件名、綾町設置型合併処理浄化槽の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例でございます。 審査の経過及び結果についてはご覧ください。 主な内容といたしましては、設置を要望できる対象者の適格、それに関連して対象浄化槽の規模を見直すもの。 委員会審査で分かったこと。 1、綾町設置型合併処理浄化槽の名称を浄化槽と改定するもの。 2、浄化槽の規模を明確化するもの。 3、規模の変更は、10人槽より規模が大きい浄化槽設置については、15年が経過しようとしているが、相談もないため、町民への影響はほとんど生じないものと判断したため、改正するもの。 4、国の交付金の基準に合わせ、浄化槽の処理対象人員の算定方法が決められているが、11人槽以上は対象外とするものである。 5、法的根拠は、町独自の政策のため、存在しないとのこと。 主な意見といたしまして、現状に合った改正のため、特にありませんでした。 委員会採決の結果、全員賛成で可決でございます。 引き続きまして、議案番号、第13号、付託案件名、綾町消防団条例の一部を改正する条例でございます。 審査の経過及び結果につきましては、今回、説明者は蓮子総務課長でございます。 主な内容といたしまして、消防団員の定年延長(45歳から50歳)及び処遇改善を図るための改正。 委員会審査で分かったこと。 1、消防団員成り手不足もあり、団員確保が困難で定年延長を……。 「5歳引き下げ」となっておりますが、すみません。「引き上げ」に修正をお願いしたいと思います。 消防団活動の維持を図るため、改正するもの。 2、報酬見直しについては、団員への報酬額を増額し、処遇の改善を図るものである。 内容につきましては表をご覧ください。 3、従来は各部に支払っていたが、改正後は個人の口座に入金される。 主な意見。 団員確保に向け、今後の対応をさらに強化していくことが望まれる。 定年延長において、小さい自治体ほど負担が増しており、退職金の見直しなど検討していく必要がある。 報酬見直しは、今後の消防団の運営に影響が出てくる可能性もあり、個人口座に入ることになれば様々な弊害が生じることも考えられる。各部毎に取組を行い、正常な運営が保てるように望むなどの意見が出まして、採決の結果、全員賛成、可決でございます。 ○議長(松浦光宏君) 先に、日程第10、議案第11号、綾町道路占用料徴収条例の一部を改正する条例を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第11号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(松本俊二君) 議長、松本。 ○議長(松浦光宏君) 松本議員。 ◎議員(松本俊二君) 議案第11号、綾町道路占用料徴収条例の一部を改正する条例につきまして、賛成の立場で討論いたします。 国の見直しに準じた改正であり、賛成いたします。 国は3年ごとの見直しを行っており、前回が令和2年4月1日であることから次回は3年後の令和5年4月1日に見直すことになります。一方、県の見直しは国の翌年に実施しております。 なお、当町の条例におきましては特に3年ごとに見直すとの規定はないことから、委員長報告にもありましたように国の見直しに準じるのであれば遅くとも県と同じ翌年の見直しが適切な対応であると考えます。 先の質疑で次回から県の見直し時期に合わせるとの答弁がありましたが、そのとおり確実な実行を求めて討論といたします。 ○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第11号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(松浦光宏君) 起立全員。よって、議案第11号、綾町道路占用料徴収条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第11、議案第12号、綾町設置型合併処理浄化槽の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第12号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第12号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名) ○議長(松浦光宏君) 起立多数。よって、議案第12号、綾町設置型合併処理浄化槽の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第12、議案第13号、綾町消防団条例の一部を改正する条例を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) 1点だけ伺います。 総務委員長の主な意見の中に報酬が個人の口座に入ることになれば様々な弊害が生じることも考えられるというふうに記載されておりますけれども、どのような弊害が生じるのか、教えてほしいと思います。 ◎総務委員長(児玉信君) 議長。児玉。 ○議長(松浦光宏君) 児玉信委員長。 ◎総務委員長(児玉信君) この弊害というのは、そもそも、消防団員の今までの活動の中で、各部において、そういう部にも会計さんがいるんですけれども、結局、全ての人の団員の報酬がそこに入ることによって運営できたと。 しかし、今度はそういうことで個人口座に入るということになると、部に、全てが全て個人口座に入るわけですから、そういうことの弊害も起きてくるというふうなことです。結局、運営自体、非常に部としての運営というところにいろいろ弊害が出てくるということで書いております。 以上です。 ◆議員(橋本由里君) 議長、橋本。 ○議長(松浦光宏君) 橋本議員。
    ◆議員(橋本由里君) 個人口座に入ることについてはたしか質疑の中で答弁いただいていたような記憶があるんですけれども、私は消防団員になったことがないので、よく分からないんですけど、これまでの、例えば、今回、出動手当などとか、夜警の方の日当というんですか、報酬が見直されるわけですけれども、今まで、よく、団長さんの手当とか条例でありますけれども、それも全て各部の会計のほうが管理していたということでいいのかどうかが一点。 それと、消防団、私の住んでいる麓は5部なんですけど、北麓と麓と久木野々で構成されておりますが、各自治公民館から消防団の活動費というのは出されていると思います。 それぞれ部によってとか地区によって費用負担というのは違うようですけれども、それでなくって、個人個人の手当、出動手当だったりした部分もないと団の運営が難しい実情があるというふうに理解してよろしいですか。 ◎総務委員長(児玉信君) 議長。児玉。 ○議長(松浦光宏君) 児玉信委員長。 ◎総務委員長(児玉信君) 後のほうからなんですけれども、そういうことがあるというようなことでございます。 それから、最初の質問なんですけど、全てが今までそうであったかということについては、私が全てそのことを、要するに報酬として頂いたときに、個人、部長さんだったりという部分については、私の記憶ではそこの部分はそのときは個人にということだろうと私は認識しております。 以上です。 ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第13号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長、橋本。 ○議長(松浦光宏君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 議案第13号、綾町消防団条例の一部を改正する条例につきまして、意見を述べて賛成の討論を行います。 消防団の出動手当を交付税単価の7,000円に引き上げるよう、過去、一般質問で、6回、質問をしてまいりました。これは、直接、総務省の職員から自治体はこれを補償すべきであると言われたからです。地方議員の皆さんからぜひ働きかけをしてほしいと言われたことがその始まりでした。 今回、消防庁から標準条例が示されたとのことで改正が提案されております。消防団活動は危険の伴うものであり、手当だけでその恩に報いることができると思っているわけでありませんけれども、今回、8,000円ということで引き上げられて実は胸をなで下ろしているところです。 今、委員長の報告を伺って驚いているんですけれども、私は個人口座に報酬が入ることは当然のことだと思っています。以前、消防団の団員のご家族から不満があるということをお聞きしたことがありました。 もし個人の出動手当などが個人口座に入ることで消防団の活動運営に問題が生じるということであればそれは今回の改正でなおなお活動を狭めることになると思いますので、実情をぜひ執行部は調べていただいて、そういうことが現実に起きそうであれば町が責任を持って条例改正と併せて対応すべきではないかと思っております。 少なくともこれまで交付税措置をしていると総務省から言われた部分が各団員の方の手元に入るということについては賛成いたします。 ○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第13号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(松浦光宏君) 起立全員。よって、議案第13号、綾町消防団条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。 ここで暫時休憩いたします。(休憩午前11時03分)………………………………………………………………………………(再開午前11時14分) ○議長(松浦光宏君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。────────────・────・──────────── △日程第13.議案第14号 ○議長(松浦光宏君) 日程第13、議案第14号、教育長の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。 討論を行います。 岩切康郎氏を選考同意することに反対の討論を許します。 ◎議員(松本俊二君) 議長、松本。 ○議長(松浦光宏君) 松本議員。 ◎議員(松本俊二君) 議案第14号、教育長の任命につき同意を求めることについて、反対の立場で討論をいたします。 本件の大きな問題点は町長の候補者を選定するに至るプロセスであります。したがって、候補者である岩切氏自身の能力や人間性を否定するものでないということを明確にした上で討論をいたします。 先日、三股町で教育長人事が否決されましたが、町内出身・在住者でもふさわしい人がいることが理由だと宮崎日日新聞に書かれていました。まさに綾町においても町民から同様の意見を多数聞いておりますし、私自身も町内にも適任者がいるとの考えを持っております。 もちろん町内以外の候補者を初めから排除するということではなく、町内・町外を含めた複数の候補者を様々な観点から検討するべきだと考えております。しかしながら、町長は町内の候補者をはじめから排除しています。 また、その理由を当初から町内とか町外とかという考え方をしていないとおっしゃっていますが、綾町には、現職の日髙教育長をはじめ、前教育長や元教育長、そして小中学校校長など教育関係者がいらっしゃるわけで、昨年10月8日に県に依頼する前にそれらの関係者に相談し、意見を求めることは至極当然であり、常識的な行動であります。そういうこともせずにいきなり県に紹介の依頼をすることは単純に県への丸投げであり、極めて無責任と言わざるを得ません。 また、県としても綾町内で必要かつ十分な検討をした上で県に相談してきたと考えるのは当然のことであります。県からの紹介をさもお墨つきを得たかのように振りかざすこと自体、極めて不適切であります。このようなプロセスから町長の綾町の教育に対する情熱や責任感はみじんも感じられません。 教育長は三役の一人で綾町の教育をつかさどる極めて重要な人事であり、経歴だけで判断できるものではなく、綾町に対する理解度や綾町の教育に対する情熱や責任感などが判断材料として重要であります。 岩切氏を候補者として議会に上程する以上は提案者である町長がそれらのことについて岩切氏と十分に話をした上で議会に提示し理解を得ることは最低限の責任でありますが、3回ほどしか会っていないのでよく分からないとの町長の発言は提案者として不誠実かつ無責任の極みであります。 そういう最低限の責任すら果たさず、議会からの強い要請にようやく応じる形で岩切氏のメモが議員に配付されましたが、その内容からは綾町に対する理解度や綾町の教育に対する情熱や責任感は残念ながら伝わってきませんでした。 また、上程後に先ほど言った学校関係者の一部といろいろ話をしたと町長は言われましたが、町長が話を聞いたという人に確認したところ、町長と教育長人事について具体的な相談や意見交換をしたことはないことが分かっております。 候補者個人の問題ではなく、行政の長が適切な手順を踏まないばかりか、そのことを正当化するために虚偽の説明を議会に対してすること自体、許されないことであります。 昨年3月議会で令和3年度一般会計当初予算を否決されたのも、町長就任以降、議会から出された附帯決議をはじめとする様々な提案や意見に耳を傾けず、無視同然の対応を続けてきた結果であります。 その際、町長自身が物事の進め方に問題があったことを認め、議会において陳謝した上で議会や職員をはじめ関係者とのコミュニケーションを十分図ることを約束したにもかかわらず適正なプロセスを無視した独善的かつ独裁的なやり方は一向に改まっておりません。 このような考え方や行動は、今、世界で起こっている憂慮すべき危機的な状況を引き起こした某大国の最高権力者の所業と同じと言っても過言ではありません。武力こそ行使はしておりませんが、町長の権力や権限を乱用したまさに力による一方的な現状変更とも言え、綾町における民主主義の危機であると考えております。これ以上、議会や町民をないがしろにした暴挙を、議会、そして議員また町民として決して見過ごしてはいけないと思います。 さらに、町長が適切なプロセスも踏まず、かつ独りよがりの発想と行動をすることで議会だけではなく町民の理解や納得が得られないばかりではなく、町外にも不信感を抱かせ、綾町の信用失墜、綾町の発展阻害につながることを町長自身が認識また理解していないことが極めて問題だと思います。そして、就任以来の言動から最終的には議会や町民に責任転嫁することは明らかだと言えます。 また、町長はグローバルな視点を強調されますが、既に綾町は他の自治体や学校と比較しても先駆的な取組をしており、人材も適切に配置されています。したがって、新しくグローバルな視点での教育をスタートさせるのではなく、これまでの取組を継続し、さらに発展させることが重要であります。その取組を十分理解している人材こそ町長が強調するグローバルな視点の教育を推進していく教育長として適任だと考えます。 岩切氏のメモはそのような綾町の現状を認識した上での内容とは言えませんでした。岩切氏としても、次期教育長として綾町の教育に対する情熱や責任感を十分に持っているのであれば、綾町の状況を把握するために、少なくとも、現教育長に時間を取ってもらい、意見交換をするぐらいの努力はしてほしかったのでありますが、実行されなかったことは極めて残念であります。 もちろん町長が綾町の状況を説明できる十分な情報や考え方を持っていて岩切氏と共有していればこのような事態を招かなかったと思いますが、残念ながら町長がそのような情報を持っていなかったことに加えて岩切氏が町長自身が探してきた人ではなく最初から県に丸投げした上で紹介された人であったため岩切氏に対する経緯や配慮が欠如していたことも今回の事態を招いた原因だと考えます。 民間でも転職をする際は必ず新しい会社のことを詳しく調べるわけで、公務員だからいってそのプロセスを省略することはあり得ませんし、そのプロセスを省略すれば当然のことながら希望する会社への転職は実現しないのであります。 また、人事案を否決されないように、候補者や紹介者に迷惑が及ばないように適切なプロセスを踏むことはもちろん、それらを踏まえて最大限の努力をすることが町長の最低限の責務であると考えます。 三股町議会の話に戻りますが、議長問題でごたごたしている状況の中で本日の宮崎日日新聞で新しい地元出身の教育長が選任されております。まさに議会の役割と責任を果たしたというふうに言えると思います。 議会に上程されてしまった人事だから賛成するとか否決したら候補者を傷つけてしまうとか4月からの新年度に間に合わないとかいったその場しのぎの考え方だけで判断するのであればまさに議会や議員の役割を放棄していることとなり、町民の信頼を失うのは明白であります。いずれにしても町長は町内の候補者を含めて早急に人選をし直し、新たな教育長の選任につなげるべきだと考えます。 議員各位の賛同を強く求めて私の討論といたします。 ○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長、橋本。 ○議長(松浦光宏君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 議案第14号、教育長の任命につき同意を求めることにつきまして、意見・要望を申し上げ、賛成の討論を行います。 町長に対する思いは、今、松本議員がおっしゃったこととほぼ同じでございます。原稿を作ってまいりましたので、読み上げさせていただきます。 町長は、議案として提案する前に、議員に対し、今回、提案されている岩切氏との面会の機会を設けられました。私は参加いたしませんでしたが、私はこれは尋常なやり方ではないと思っています。 また、町長は、綾町の教育長としての3つの条件を提示し、県の教育長に人選をお願いしたと言われました。そのこと自体は批判されることではないのかもしれませんが、ご自分の理想は示しても、自ら汗を流すことなく、いかにも人頼みであることは残念です。 そのようにして提案された岩切氏について私は綾の教育行政に対する思いを町長にお尋ねいたしました。松本議員も言われましたが、「3回、会った。その中でどれだけつかんだかは難しい」と言われ、さらに「岩切氏をよく知っている県の黒木教育長のお墨つきであり、間違いない」という話をされました。 町長は、安易な発言と発言への責任放棄で、議員の、そして町民の信頼を損なっていると考えています。もっと人の話に耳を傾けるべきではないでしょうか。自らを省みましょう。 町長の3つの要望の中には私は身勝手なものもあると思っています。国際感覚云々につきましても、教育長の事実上の上司である町長がどのような国際感覚を育てる教育施策を提案できるのかどうか、そのことが大事だと思っています。しかし、今回、町長の言動と岩切氏が教育長として適任か否かの判断は切り離さなければならないと考えました。 私は、これまでも人事案件につきましてはまず1期やっていただくことにしてまいりました。実は例外があったこともあるんですけれども、1期目は同意して働いていただこう、そういう思いです。 この教育行政を担っていただくことについて、岩切氏を選任することについては賛成いたしますが、申し上げました町長への批判、それは本当に重々受け止めていただくべきだということをさらに付け加えまして討論といたします。 ○議長(松浦光宏君) 反対の討論を許します。 ◎議員(青木實君) 議長、青木。 ○議長(松浦光宏君) 青木議員。 ◎議員(青木實君) この教育長人事については、反対いたします。 私たち議員は岩切氏と面会する時間を得ましたが、質問は許されませんでした。岩切氏がどんな人物なのか、町長の説明や当人の経歴、理念、抱負を書いた文章では人となりが分かりませんので、質問をさせてほしかったと思います。 しかし、町長の失礼に当たるという理由で拒否されました。失礼に当たるという理由は何なのかさっぱり分からないし、笑いぐさでもあります。人となりが分からないのに、盲目的に、白紙委任、賛成しろということなのでしょうか。 任命権者が町長にあるのは、十分、分かり切っていますが、それを認可するのは議会にあります。日頃から、自己中心、独善的な町長に対してこれを認めてしまえば議員としての役目は果たせません。 ○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。採決は無記名投票で行います。 議場を閉鎖いたします。(議場閉鎖) ○議長(松浦光宏君) ただいまの出席議員は9名であります。 次に、立会人を指名いたします。 綾町議会会議規則第30条第2項の規定により、立会人に青木議員、日髙憲治議員を指名いたします。 投票用紙を配ります。(投票用紙配付) ○議長(松浦光宏君) ここで、念のため申し上げます。 本案に賛成の方は賛成と、反対の方は反対と記載してください。なお、白票については、綾町議会会議規則第79条の規定により、反対といたします。 投票用紙の配付漏れはありませんか。(なし) ○議長(松浦光宏君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱の点検をいたします。(投票箱点検) ○議長(松浦光宏君) 異状なしと認めます。 ただいまから投票を行います。局長が議席番号と氏名を呼び上げますので、順番に投票を願います。(事務局長点呼・議員投票)……………………………………………………………………………… 1番 山田由美子議員      2番 池田 和昭議員 3番 松本 俊二議員      4番 青木  實議員 5番 児玉  信議員      6番 日髙 憲治議員 7番 兒玉 千歳議員      8番 日高 幸一議員10番 橋本 由里議員                ……………………………………………………………………………… ○議長(松浦光宏君) 投票漏れはありませんか。(なし) ○議長(松浦光宏君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終わります。 開票を行います。青木議員、日髙憲治議員、開票の立会いをお願いいたします。(開票) ○議長(松浦光宏君) 投票の結果を報告します。 投票総数9票、有効投票9票、無効投票0票です。有効投票のうち賛成5票、反対4票。 以上のとおり賛成多数であります。よって、議案第14号、教育長の任命につき同意を求めることについては、岩切康郎氏を任命同意することに決定いたしました。 議場の閉鎖を解きます。(議場開鎖)────────────・────・──────────── △日程第14.議案第15号 ○議長(松浦光宏君) 日程第14、議案第15号、二反野・倉輪辺地に係る総合整備計画の変更についてを議題といたします。 なお、委員長報告の後に質疑、討論、採決を行います。 総務委員長の報告を求めます。児玉信委員長。 ◎総務委員長(児玉信君) 議案番号、第15号、付託案件名、二反野・倉輪辺地に係る総合整備計画の変更についてでございます。 審査の経過及び結果についてはご覧ください。 主な内容。 二反野・倉輪地区の公共的施設を総合的に整備するために総合整備計画の一部を変更するもの。これまでの計画事業費等の一部の変更と合わせて尾原・田ノ平線道路改良工事を計画に加えるもの。 委員会審査で分かったこと。 1、辺地債の利用を経験しているが、今回の計画変更に伴い、財源が確保できたことにより新たに道路改良工事を追加し、予定額を計画変更するもの。 主な意見。 令和5年度までとなっている。期限内にできるよう改良工事を進めて返還金が発生しないようにお願いする。 採決の結果、全員賛成、可決でございます。 ○議長(松浦光宏君) 委員長報告に対する質疑を許可します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第15号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第15号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(松浦光宏君) 起立全員。よって、議案第15号、二反野・倉輪辺地に係る総合整備計画の変更については、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第15.議案第16号 ○議長(松浦光宏君) 日程第15、議案第16号、令和3年度綾町一般会計補正予算(第16号)を議題といたします。 文教福祉委員長の報告を求めます。橋本委員長。 ◎文教福祉委員長(橋本由里君) 議案第16号、令和3年度綾町一般会計補正予算(第16号)のうち文教福祉常任委員会に審査委任された分野につきましてご報告を申し上げます。 審査の経過はご覧いただきたいと思います。 教育委員会から申し上げます。 すみません。「主な内容」が2つ書いてありますので、1つ消してください。 教育総務課。 ほとんどが実績による減額補正でございます。 社会教育課。 1、債務負担行為の補正。 2、コロナ感染症により公民館大会や自治公民館の事業が中止となったための減額でございます。 委員会審査で分かったことといたしまして、教育総務課、1、時間外手当20万円追加は、12月議会でも増額を補正いたしましたが、コロナへの対応で時間外勤務が増えて追加せざるを得なかったということでございます。 2、計画されておりました農家民泊はコロナの影響で実施できなかったということでございます。新年度予算では計上されておりません。 3、就学援助につきまして報告いたします。小学校の分は72人で予算計上しておりましたが、50から60人で経過したそうです。中学校は37人の予算に対し36人だったとのことでございます。 また、修学旅行が中止になったなどのために減額が大きくなっております。年度後半は毎月のように就学援助の申請が上がってきており、生活が厳しくなっている状況がうかがえるということでございます。 4、中学校費のうち工事請負費の減額は体育館の屋根の防水改修工事ですが、全体足場での設計でしたが、入札時に昇降足場……。昇降足場というのは1か所で上り下りできるんだそうです。その対応が可能ということになって大きな減額となっているということでございます。 次に社会教育課です。 1、債務負担行為の補正はリールモアのリース事業で入札によって額が確定したためです。 2、歳入のうち教育使用料は12月議会で一旦減額補正をいたしましたが、一部増額になったための補正でございます。 次に福祉保健課です。 主な内容につきましてはご覧ください。 委員会審査で分かったこと。 1、会計年度任用職員の雇用ができませんでした。保育士、保育所の給食員です。 2、100円バスの利用を1月現在で報告しております。1,354人。バスカの申込みは427人。31.6%となっております。利用区間また利用年齢につきましてはご覧ください。 3、外出が少ないことで認知症が進んでいる状況が見られるという報告がございました。 4、私立保育園の運営費負担金の減額は園児数が減ったためでございます。 5、出生率向上対策の増額は、第3子が生まれた方が1人10万円、第4子が30万円となっております。 続いて、町民課について申し上げます。 主な内容はご覧ください。 委員会審査で分かったこと。 1、新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金は中小事業者の固定資産税の軽減分です。 2、出生一時金の減額は5人分となっております。 採決に当たっての主な意見を申し上げます。 教育総務課。 1、令和3年度はコロナウイルス感染症の影響で農家民泊の実施ができませんでしたが、継続して受入れをお願いしておく必要があるのではないかという意見が出されました。 2、中学校の体育館屋根の防水工事の当初見積りと施工実績との金額の差が大き過ぎる。この件に限らず適切な当初見積りによる予算計上を求める。また、資金の有効活用の観点からも適切な補正のタイミングが必要であるという意見が出されました。 次に社会教育課について申し上げます。 1、ここは「ふれあい公園剪定」と書いてありますけど、公園は剪定しませんので、「樹木」と入れていただきたいと思います。 ふれあい公園の樹木剪定での減額は公民館からの要望がなかったということでございました。これは、ぜひ各地区に減額する前に声をかけてほしいという意見が出されました。 2、てるはドームのジムのところですけれども、町民は無料にしてほしいという意見が出されました。 次に福祉保健課です。 高齢者の配食サービスでは見守りを含めた利用料金であったというふうに思っております。ぜひ安否確認をしてほしいという意見が出されました。 2、70歳からの100円バスの利用は最初から導入すべきだった。今となってはインパクトが薄れたという意見です。また、高齢者の交通手段の再考もあるべきであるという意見が出されました。 3、100円バス事業については実績を踏まえた検証が必須であるという意見も出されております。 4、コロナ禍において、不自由な生活を強いられている町民の生活や福祉の向上につながる予算措置や執行が適切にされたかというと甚だ疑問であるという意見が出されております。 町民課につきましては、特段、意見はございませんでした。 採決の結果、全員賛成で可決されております。 報告を終わります。 ○議長(松浦光宏君) 総務委員長の報告を求めます。児玉信委員長。 ◎総務委員長(児玉信君) 議案番号、第16号、付託案件名、令和3年度綾町一般会計補正予算(第16号)につきまして総務委員会の所管の部分について説明いたします。 審査の経過及び結果はご覧いただきますようにお願い申し上げます。 まず、総務課でございます。 主な内容。 1、寄附金、米良電機(株)、創立70周年ということで70万円。 2、コロナによる総会、研修会、消防各種大会中止、規模縮小のため減額補正。総務課関連736万円の減でございます。 委員会審査で分かったこと。 1、一般寄附金は地城福祉基金に積み立てる。 2、減額は執行残やコロナの影響による旅費等の不用額である。 主な意見。 特にありませんでした。 財政課。 主な内容。 1、公用車整備事業(7人乗り公用車)の繰越しはコロナの影響により工場出荷が遅れるもの。8月納車の予定。 2、立町団地外壁塗装改修工事の入札は、3月7日に執行、6月末完成予定。国の補助決定の遅れによる次年度への繰越し。 委員会審査で分かったこと。 1、地方交付税8,016万5,000円増の中で特別交付税の2,000万円減額は災害等が少なかったことなどである。 2、財政調整基金の令和3年度中積立額は3億3,290万円となる。 3、ふるさと綾サポート基金の今回積立額は4,257万3,000円で、年度末基金残は3億7,125万円になる見込み。 主な意見。 特にありません。 ユネスコエコパーク推進室。 主な内容。 1、ユネスコエコパーク費の工事請負費40万円の減額。 委員会審査で分かったこと。 1、イオンの森遊歩道案内看板設置の予算だったが、令和4年度事業で組み込むことになったため減額するもの。 主な意見はありません。 総合政策課。 主な内容。 ふるさと納税寄附金に5,000万円の歳入・歳出増額補正。 2、繰越明許費補正163万6,000円。ほんものセンター公衆トイレ設計業務委託でございます。 3、スポーツ合宿受入支援事業325万5,000円の減額でございます。 委員会審査で分かったこと。 1、ふるさと納税については顕著な伸びを示しており、今年度末で6億円を超える見込みである。 2、スポーツ等合宿受入支援事業は、新型コロナウイルス感染拡大の影響でスポーツ合宿等のキャンセルが相次いだため、減額となったもの。 主な意見。 特になし。 農林振興課。 主な内容。 1、畜産競争力強化整備事業補助金(経済連養豚センター)の6,739万2,000円の減額は実績によるもの。 2、農業支援センター運営補助金の450万円の減額は収支改善によるもの。 3、綾町農業経営安定基金の町費基金については横領被害の全額返還の目途がついたことによって8,300万円を町の一般会計に戻し入れる。 委員会審査で分かったこと。 1、畜産クラスター事業、養豚場整備事業は本年6月に完成予定。 2、農業支援センターは今後廃止になり、綾町産業活性化協会の事業としてふるさと納税業務を中心に運営していく。 3、執行残や実績による減額補正案件である。 主な意見。 1、農業委員会情報収集等業務効率化支援事業でタブレット端末導入もあるが、ICTは小学校でも取り入れられている。綾町農業の活性化に様々な角度からいろいろな場面に導入してもらいたい。 建設課。 主な内容でございます。 1、災害復旧国庫補助金、入札残、補助金対象事業費で914万9,000円の減など。 2、道路維持修繕費、工事請負費630万円の増額補正。 委員会審査で分かったこと。 1、千草通り線交差点改良工事については工法変更による遅延であるが、完成予定が令和4年10月末となっている。 主な意見。 災害復旧費で上畑地区土砂崩壊箇所(県が事業主体)がまだ終了していない。早急に工事に着手するように望む。 委員会採決の結果、全員賛成、可決でございます。 ○議長(松浦光宏君) 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第16号の原案に反対の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長、橋本。 ○議長(松浦光宏君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 議案第16号、令和3年度綾町一般会計補正予算(第16号)につきまして、反対をいたします。 今回の補正は公債費と予備費以外は減額補正が計上されています。基金繰入れの必要がなくなったための減額。ふるさと納税も予算と比べれば大幅に伸びています。そのためもあって2億4,400万円の積立金を積み増す予算となっています。 一方、町民のくらしはいよいよコロナ感染症の影響が顕著になってきています。私のところへの相談も増えてまいりました。町長や執行部の皆さんにはなかなかそのような情報は届いていないのでしょうか。今こそ補正予算を組んで綾町独自の政策を打たずにいては町民は真ん中にいない予算だと言わざるを得ません。 次に今予算には綾町農業経営安定対策基金残高清算金として8,300万円の歳入が計上されています。これは総合基金の綾町持ち出し分から裁判に使った費用などと農家へ返還した残りではありますが、監査委員も指摘しておりますし、財源を管理している委員会が認めていないものであり、正しい手順を経た上のものではなく、容認できません。 いずれも、町民や関係者の声、議会の声に耳を貸さない町長の手法の延長上にあるものだと思っています。このまま認めることはできないことを申し上げ、討論といたします。 ○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(青木實君) 議長、青木。 ○議長(松浦光宏君) 青木議員。 ◎議員(青木實君) 議案第16号について、年度末の各種の精算が主でありますので、賛成をいたします。 しかしながら、100円バスの対象年齢が70歳以上に引き下げられるとのことですが、当初からすべきことで、インパクトは薄れたと思います。免許返納者への対応、タクシー券、循環バスなど100円バスも含めて交通手段の再考もあるべきと思います。 また、中学校体育館の屋根の補修は当初予算から約1,500万円下がって最終請負額が1,375万円ということです。どうしたらこのようなことになるのか、不思議であります。十分、検証すべきことであると思います。 ○議長(松浦光宏君) 反対の討論を許します。 ◎議員(松本俊二君) 議長、松本。 ○議長(松浦光宏君) 松本議員。 ◎議員(松本俊二君) 議案第16号、令和3年度綾町一般会計補正予算(第16号)につきまして、反対の立場で討論をいたします。 全体としては実績に基づく補正でありますが、コロナ禍において不自由な生活を強いられている町民の生活や福祉の向上につながる予算措置や執行が適切になされたかというと甚だ疑問が残ります。 その中でも綾町農業経営安定対策基金(旧総合基金)や森林環境譲与税基金については極めて重大な問題が内在していると言えることから反対するものであります。 綾町農業経営安定対策基金については、基金清算金として8,300万円を雑収入で計上していますが、推進会議の承認なく町の補助金で積み立てられた資金から支出した弁護士費用等の訴訟関係費用128万円余りを差し引いて算出しています。議員や推進会議の委員や町民からの度重なる問題指摘に加え、監査委員からも指摘されていたにもかかわらずであります。 こうなるとミスというレベルを超えて法的問題に発展するような事象であり、行政としてあるまじき行為であります。行政をチェックする議会として、また町民の代表である議員として、到底、看過できるものではありません。このことを曖昧に済ませることは議会としても議員としてもその存在意義や責任を放棄することに等しいと言えます。 また、森林環境譲与税基金につきましては、令和2年度予算の総務委員会審査において林政アドバイザー採用者に関して委員から継続性をはじめ多くの疑問や意見が出されましたが、担当課長から継続性も問題ないとの説明があり、承認した経緯があります。 しかしながら、懸念したとおり1年で退職し、別の団体へ。驚くことにその団体も1年で退職し、今度は町長が会長である町から多額の補助金を受ける団体の要職に就くという状況にあります。結果として林政アドバイザーが1年間不在という状況になりました。このような計画性のないずさんな人事を行った挙げ句、森林環境譲与税が有効に使われていないことは極めて問題であります。 さらに、ふるさとサポート基金への積立金について、基金を積み立てること自体は否定しませんが、その大前提は貴重な寄附金をいかに有効に町民に還元するかという視点が大切であり、その意識が欠けていると思います。 個人の家計とは異なり、必要以上にためる、いわゆる貯蓄をするということは行政としての責任を果たしていないことにつながることを自覚すべきであります。こういうことは「町民が真ん中」や行政の信頼回復から真逆のことをしているという認識に立った上で猛省を強く求めて討論といたします。 ○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第16号に対する各委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 7名) ○議長(松浦光宏君) 起立多数。よって、議案第16号、令和3年度綾町一般会計補正予算(第16号)は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第16.議案第32号 ○議長(松浦光宏君) 日程第16、議案第32号、令和3年度綾町一般会計補正予算(第17号)を議題といたします。 総務委員長の報告を求めます。児玉信委員長。 ◎総務委員長(児玉信君) それでは、議案番号、第32号、付託案件名、令和3年度綾町一般会計補正予算(第17号)でございます。 審査の経過及び結果はご覧ください。 主な内容は繰越事業の追加でございます。 委員会審査で分かったこと。 1、農林水産業費、畜産クラスター事業繰越明許費補正5億9,149万7,000円でございます。今般の世界的な半導体不足により脱臭装置の納品に遅延が生じ、年度内工事完了が難しくなったもの。 主な意見。 特にありません。 全員賛成、可決でございます。 ○議長(松浦光宏君) 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第32号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第32号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(松浦光宏君) 起立全員。よって、議案第32号、令和3年度綾町一般会計補正予算(第17号)は、委員長報告のとおり可決されました。 ここで暫時休憩いたします。午後は1時半より再開いたします。(休憩午後0時03分)………………………………………………………………………………(再開午後1時30分) ○議長(松浦光宏君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。────────────・────・──────────── △日程第17.議案第17号 △日程第18.議案第18号 △日程第19.議案第19号 ○議長(松浦光宏君) 日程第17、議案第17号、令和3年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)から日程第19、議案第19号、令和3年度綾町介護保険特別会計補正予算(第4号)までを一括議題といたします。 なお、委員長報告の後に、各議案ごとに質疑、討論、採決を行います。 文教福祉委員長の報告を求めます。橋本委員長。 ◎文教福祉委員長(橋本由里君) 3件続けて報告をいたします。 議案第17号、令和3年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)からです。 審査の経過はご覧ください。 主な内容もご覧いただきたいと思います。 委員会審査で分かったこと。 1、コロナ関連の国保税の減免は、令和2年度が16世帯、約290万6,000円、令和3年度、2月末現在ですが、19世帯、約223万2,000円となっています。 2、国保税の収納65万円の減額は昨年度はコロナの関係給付金の支給条件が税の滞納がないこととなっていたために滞納を解消した納税者が多かったということです。今年度は給付金を申請する滞納者が減少したため、結果としては減収となっております。 採決に当たっての主な意見はありませんでした。 全員賛成で可決されております。 次に、議案第18号、令和3年度綾町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第3号)について報告いたします。 審査の経過及び主な内容についてはご覧ください。 委員会審査で分かったことを申し上げます。 すみません。「時間外など」という文言を削除してください。 担当が2年目に入って仕事にも慣れ、効率化ができたということで人件費が減額となっております。 主な意見は特段ありませんでした。 採決の結果、全員賛成で可決されております。 議案第19号、令和3年度綾町介護保険特別会計補正予算(第4号)について報告いたします。 審査の経過、主な内容はご覧いただきたいと思います。 委員会審査で分かったことを申し上げます。 1、任意事業の成年後見制度支援は3人の申立てがありました。 2、家族介護用品支給、紙おむつの支給ですが、令和3年度、100名の申請を見込んでおりましたが、12月現在で63名が利用しておりまして200万円の減額となっております。 3、高額介護合算療養制度とは何かということですけれども、医療保険と介護保険における1年間の医療保険と介護保険の自己負担の合算額が著しく高額であった場合に負担額を軽減する制度です。自己負担合算額は各所得区分に設定された限度額を超えた世帯が対象となります。 採決に当たっての主な意見です。 1、紙おむつはどこでも買えるようにすべきである。 2、家族介護用品支給事業は原則として現金支給とするなど被介護者の立場に立った事業内容の見直しが必要という意見が出され、採決の結果、全員賛成で可決されております。 ○議長(松浦光宏君) 先に、日程第17、議案第17号、令和3年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許可します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第17号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第17号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(松浦光宏君) 起立全員。よって、議案第17号、令和3年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第18、議案第18号、令和3年度綾町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許可します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第18号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第18号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(松浦光宏君) 起立全員。よって、議案第18号、令和3年度綾町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第19、議案第19号、令和3年度綾町介護保険特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第19号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第19号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(松浦光宏君) 起立全員。よって、議案第19号、令和3年度綾町介護保険特別会計補正予算(第4号)は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第20.議案第20号 △日程第21.議案第21号 △日程第22.議案第22号 △日程第23.議案第23号 ○議長(松浦光宏君) 日程第20、議案第20号、令和3年度綾町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)から日程第23、議案第23号、令和3年度綾町水道事業会計補正予算(第3号)を一括議題といたします。 なお、委員長報告の後に、各議案ごとに質疑、討論、採決を行います。 総務委員長の報告を求めます。児玉信委員長。 ◎総務委員長(児玉信君) 議案番号、第20号、付託案件名、令和3年度綾町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)でございます。 審査の経過及び結果、主な内容についてはご覧ください。 委員会審査で分かったこと。 1、主な減額の要因は施設修繕料の執行残及び委託料の公営企業会計適用業務量が予定より少なかったことによるもの。 2、第2表繰越明許費補正の農業集落排水事業費はポンプ2基の修繕工事に伴うもので、繰越理由は半導体不足による製品の入手難による納期遅延とのこと。 主な意見としては特にありませんでした。 全員賛成で可決でございます。 引き続きまして、議案番号、第21号、付託案件名、令和3年度綾町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について報告いたします。 審査の経過及び結果、主な内容についてはご覧ください。 委員会審査で分かったこと。 1、主な減額の要因は委託料の公営企業会計適用業務量が予定より少なかったことによるものと工事請負費の減額によるもの。 2、第2表繰越明許費補正の公共下水道建設事業は撹拌機インバーター更新工事に伴うもので、繰越理由は半導体不足による製品の入手難による納期遅延とのこと。 主な意見。 施設更新及び機器更新については計画どおりの更新を望む。 採決の結果、全員賛成、可決でございます。 引き続きまして、議案番号、第22号、付託案件名、令和3年度綾町浄化槽事業特別会計補正予算(第4号)でございます。 審査の経過及び結果、主な内容についてはご覧いただきますようお願い申し上げます。 委員会審査で分かったこと。 1、主な減額の要因は工事請負費の設置基数が当初計画より10基少ない実績見込みによるものでございます。 主な意見としては特になし。 全員賛成で可決でございます。 引き続きまして、議案番号、第23号、付託案件名、令和3年度綾町水道事業会計補正予算(第3号)でございます。 審査の経過及び結果、主な内容についてはご覧いただきますように次のページもお願いしたいと思います。 委員会審査で分かったこと。 1、収益的支出の主な増額の要因は漏水修繕費が10件増えたこと及び動力費が増えたことによるもの。 2、資本的収入及び支出の主な減額の要因は配水管工事の入札残と配水管工事を次年度に変更したこと及び中継ポンプの更新が半導体不足で納期時期が不明確だったため取りやめたことによるもの。 主な意見。 漏水工事実績について、令和3年度見込みで90件となっている。毎年、件数が増えていく傾向にある。給水配管の老朽化が進んでいる。早急な検討をお願いする。 委員会採決の結果、全員賛成、可決でございます。 ○議長(松浦光宏君) 先に、日程第20、議案第20号、令和3年度綾町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許可します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第20号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第20号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名)
    ○議長(松浦光宏君) 起立全員。よって、議案第20号、令和3年度綾町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第21、議案第21号、令和3年度綾町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許可します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第21号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第21号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(松浦光宏君) 起立全員。よって、議案第21号、令和3年度綾町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、委員長報告のとおり可決されました。 日程第22、議案第22号、令和3年度綾町浄化槽事業特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許可します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第22号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第22号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名) ○議長(松浦光宏君) 起立多数。よって、議案第22号、令和3年度綾町浄化槽事業特別会計補正予算(第4号)は、委員長報告のとおり可決されました。 日程第23、議案第23号、令和3年度綾町水道事業会計補正予算(第3号)を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許可します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第23号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第23号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(松浦光宏君) 起立全員。よって、議案第23号、令和3年度綾町水道事業特別会計補正予算(第3号)は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第24.議案第24号 ○議長(松浦光宏君) 日程第24、議案第24号、令和4年度綾町一般会計予算を議題といたします。 文教福祉委員長の報告を求めます。橋本委員長。 ◎文教福祉委員長(橋本由里君) 報告いたします。 議案第24号、令和4年度綾町一般会計予算について申し上げます。 審査の経過はご覧ください。 初めに教育委員会から報告いたします。 主な内容。 教育総務課。 1、本庄高校コミュニティ・スクール事業30万円。 2、会計年度任用職員1名増。 3、育英会補助100万円。 4、綾中学校特別教室長寿命化屋根防水改修工事。これは特別教室ですね。今の教室の一番堤防側にある建物です。 社会教育課の主な内容です。 1、ふれあい公園整備。二反野ふれあい公園のトイレ整備事業。 2、郷土史編さんコンサル業務委託。 3、生涯学習受講対象者を町外者に拡大するという内容となっております。 委員会審査で分かったこと。 教育総務課。 1、昴塾は、現在の2年生とその保護者にアンケートを実施し、令和4年度は休止としたということです。成果を論じるのはなかなか難しいということでした。 2、育英会への100万円の補助のうちシステム化に約80万円程度かかるということから、実質、原資に回すのは……。 すみません。そこにも「約」を入れていただけるといいです。 約20万円となっております。 奨学金は大学生分を月3万円から4万円に増額しておりますが、中には返済も考えると4万円は多いとの声もあり、2万円、3万円、4万円から選択することにしているということです。 今回、代議員からの要望もありまして、令和4年度は代議員制度をなくすこととしています。 3、高校生へ就学支援金月3,000円は197人を対象者としておりますが、高校への進学をしない生徒もいるということで予算上は180人となっております。 4、小学校校舎のリース、プレハブ校舎ですけれども、令和4年度で終了する予定でしたけれども、延長することを考えているということでした。令和4年度中に子どもの数などを考慮して何年延長するかを決めたいということです。 5、小学校のトイレの洋式化は令和4年度に女子トイレは終了の予定です。 6、令和5年度の……。 すみません。これは令和4年度だと思います。4年度の小学校新入児は41人の見込みとなっています。(発言する者あり)5年でいいんですか。失礼いたしました。5年度でいいそうです。 小学校新入児は41人の見込みです。 小中学校の就学援助に要する費用は交付税で措置されているために予算書では一般財源となっているということです。 次に社会教育課について申し上げます。 1、海外ホームステイ事業は令和4年度の実施が困難との判断から予算計上しておりません。 2、学校支援地域本部事業は、支援ボランティアヘの謝金ではなく、学校運営協議会の人件費となっています。 3、綾城に展示している田中國広の刀を含む2振りは、現在、足利市に貸出し中となっているということです。4月には返還される予定だそうです。 4、子ども駅伝大会は参加する子どもが少ない地区は合同チームで対応したいということでした。 5、てるはドームの屋根を利用した太陽光発電パネルのリースは17年間のリース契約が令和9年度で終了することとなっています。 売電契約ですけれども、当初の10年間が終了して令和3年3月からは売電単価が変更になっております。1キロワットというのでしょうか。1キロワットアワーというのでしょうか、24円が7円に変更になっています。 6、綾町文化芸術協会は令和4年度に協会設立をする計画だということでした。 7、生涯学習は、町公民館講座は8人以上、保護者と一緒であれば小中学生も参加ができるそうです。回数は1回の単発でも可能ということです。自治公民館のほうの講座は1講座参加者は5人以上。 なお、竹野、倉輪、割付、二反野、久木野々は3人以上となっています。これまで子どもは参加できないなど、いろんな現場での混乱もございましたので、今回、ここに記載させていただいております。 次に福祉保健課です。 主な内容を申し上げます。 1、傾聴ボランティア事業はボランテイアの養成と報償費となっております。 2、歩行浴プールの改修。 3、子ども家庭総合支援拠点事業。 4、保育士・幼稚園教諭等処遇改善臨時特例事業。 5、がん検診事業を記載しております。 委員会審査で分かったこと。 すいません。「傾聴」の「傾」が抜けております。 傾聴ボランティア事業は安否確認の役割を持ち、10人程度、養成したいということです。 2、単独高齢者福祉事業、タクシー券の扶助のうち、障がい者、資料には重度となっておりますが、重度は3級以上、年齢制限はないということです。 3、歩行浴プールの改修は、ろ過ポンプの取替え、ボイラーの修繕、塩素注入配管の修繕となっています。 4、保育士・幼稚園教諭等処遇改善臨時特例事業は処遇改善のための事業で、収入の約3%、国の算定では月額9,000円程度、値上げされることになっております。保育所調理員や病児・病後児施設の会計年度任用職員も対象となるということです。会計年度時給の3%をアップするということです。 5、子ども家庭総合支援拠点事業の拠点としては南俣保育所や中坪保育所も想定されているということです。 6、特定不妊治療・一般不妊治療が令和4年度からは保険適用となることになっておりますけれども、詳細は未定だそうです。 次に町民課について報告いたします。 主な内容は、生活系一般廃棄物戸別収集モデル事業実施とごみ分別アプリ導入ということでございました。 委員会審査で分かったことといたしまして、1、生活系一般廃棄物戸別収集モデル事業は、宮原地区で5月の1か月間実施し、その後、アンケートを取ることとなっています。戸別収集に移行すれば業者の委託になる可能性もあります。委託料の費用等は今後検討するということでした。 ごみ分別アプリはスマートフォンでごみ収集方法などの検索を可能にして町民の利便性を高めるものということです。 2、生ごみの堆肥化事業は令和4年度も変更はありません。 3、エコクリーンプラザみやざきの改修計画、ボイラー本体、過熱器、給じん装置、ストーカ油圧装置、排ガス分析計などもあり、綾町の負担は335万5,000円です。計画は、令和5年度、6年度もあることとなっているようです。 採決に当たっての主な意見を申し上げます。 教育総務課。 1、育英会の100万円は原資として受け入れ、システム化経費は綾ふるさとサポート基金を活用してほしい。 2、育英会の代議員制度の廃止は、会費という言い方もするんだそうですけれども、寄附の額にも影響する問題なのにそれに代わる対策がない。町長は教育第一と言ったが、言葉だけだ。 3、育英会の代議員制度廃止は受け入れられない。 4、学力向上対策として長年実施してきた昴塾予算が計上されておらず、その影響を把握してほしい。 5、ICT支援業務委託はさらなる整備を望む。育英会補助金については、システム導入費が含まれており、原資が増えるには至らない。育英会運営については、町の役割と責任を果たすべく抜本的な見直しが必須。 6、小中学校の給食調理業務の大幅な予算減額分については、給食費の負担軽減につなげるべき。 社会教育課。 1、体育施設に係る費用が多額で6,000万円の赤字となっている。町長自身、就任前から指摘していたことだが、全く改善されていない。ふれあい芝生広場など、有料での貸出しも必要ではないか。 2、語り部の会への支援が必要。 3、てるはドームの太陽光パネルは、リース代、年483万円の17年間、売電料は年168万円で、?年240万円の赤字だ。リ-ス終了後は年40万円の黒字だが、元を取るのに100年かかる。 4、スポーツ関係に比べて文化的活動への支援が不十分。さらなる充実を図るべき。 次に福祉保健課です。 子ども家庭総合支援拠点事業、次世代育成支援事業、病児・病後児保育所など、乳幼児……。 「乳幼児」の「児」がすみません。次の「自動」は「児童」ですね。 乳幼児・児童関係の部署や事業は多岐にわたる。整理・統合して町民に分かりやすくしてほしい。 令和4年度の保育所入所希望者数は、中坪が52人、南俣が27人。町の将来に大きく関わる問題だ。町の姿勢も問われる。 3、民生費の予算額が減っており、少子高齢化に逆行している。 4、タクシー券や100円バスなどで高齢者の健康増進に寄与するとは思えない。100円バスの対象年齢を70歳に引き下げると言うが、利用者へのアンケートなどが必要。 5、100円バスの年齢引下げは、75歳以上の利用者が少なかったことが理由だが、事業を開始時、議会としても事前の調査・分析をしっかりやるようにとの附帯決議を可決したにもかかわらず、それを無視して強引に実行した結果である。 今回も検証や分析を十分に行わないまま予算を計上しており、公金の使途としては不適切。高齢者をはじめ交通弱者に対する施策については改めて様々な観点から協議すべき。 6、配食サービス事業は安否確認も含まれている。安否確認の徹底と報告義務を果たすよう求める。 次に町民課です。 1、ごみ収集は新年度からの戸別収集を計画しているが、現実的に対応できるか心配。費用や従事者の不安なども聞き、よく協議しないと頓挫するのではないかと心配だ。生ごみの堆肥化も意味がない。戸別収集は持っていくことが困難な人などへの対応とし、ほかは従来どおりでよい。 2、ごみの戸別収集事業については実証実験の予算計上がされているが、事業内容等に係る事前の情報収集や検討・協議が不十分であり、拙速感が否めない。実現すると現在の1,900万円の倍以上の費用が必要となる可能性もあり、費用対効果を含めた慎重な対応が必要。 以上の意見が出されまして、委員会採決で可否同数となったために委員長採決となり、否決されております。 以上、報告を終わります。 ○議長(松浦光宏君) 総務委員長の報告を求めます。児玉信委員長。 ◎総務委員長(児玉信君) 議案番号、第24号、付託案件名、令和4年度綾町一般会計予算、総務委員会所管の部分の説明を行います。 審査の経過及び結果についてはご覧ください。 総務課でございます。 主な内容。 1番から3番まであります。ご覧ください。 委員会審査で分かったこと。 1、町制施行90周年記念事業の内容は、功労者表彰、記念講演、花火大会を予定している。開催予定日は10月23日。 主な意見。 町制施行90周年記念事業は、町民に対し機運を高めるため、参加しやすい記念事業となるようにお願いする。 引き続きまして、財政課でございます。 主な内容についてはご覧いただきたいと思います。 委員会審査で分かったこと。 1、庁舎維持管理費、無線式ピーク電力制御システム整備は、本庁舎の空調の出力を無線でコントロールし、電気の基本料金を下げるため、導入するものでございます。 2、公用車整備事業、令和4年度は、軽自動車2台、四輪駆動中古車を1台購入予定。 3、住宅管理費、東中坪住宅2号棟屋上防水改修事業、郷鴫住宅駐車場区画線工事、宮原住宅側溝蓋掛け工事他を行い、住環境の整備・充実を図るもの。 主な意見といたしまして、1、無線式ピーク電力制御システム整備工事は、次年度以降、他の施設にも拡大をお願いする。 2、公用車整備事業の車購入は、納車時期が遅れることも考慮し、早めに対応を望む。 3、住宅管理について老朽化が進んでいる町営住宅が多い。計画的に沿って、順次、改修を行ってほしい。 引き続きまして、ユネスコエコパーク推進室でございます。 主な内容はご覧ください。 委員会審査でわかったこと。 1、イオンの森整備保全事業は令和4年度より森林環境譲与税充当事業として取り組む。 主な意見。 イオンの森整備保全事業は里山の活用を図ることにより過疎地域の活性化にもつながる。遊歩道の整備により観光客の集約にもつながる。 続きまして、総合政策課でございます。 主な内容。 1、町民提案型ゆめ応援プロジェクト支援事業でございます。500万円。 2、若者移住定住促進支援事業550万円。 それから、3番、ふるさと納税寄附額見込み4億5,000万円ということでございます。 1と2につきましては新規事業でございます。 委員会審査で分かったこと。 1、町民提案型ゆめ応援プロジェクト支援事業は町民からの事業提案を受けて30万円を上限に補助金を交付するもので、2、若者移住定住促進支援事業は、住宅補助を行い、子育て世代の定着化を図るものなど。 住宅購入の場合、内容が下記のとおりにありますので、ご覧いただきたいと思います。 3、ふるさと納税は2万件の寄附を見込んでいる。 4、てるはの森の宿内装及び外壁改修工事1億3,104万2,000円。 5、綾川荘奥座敷西館耐震診断550万円。 6、県水上スキー連盟運営補助金20万円。 主な意見。 1、町民提案型ゆめ応援プロジュクト支援事業については連合審査を総務委員会と文教委員会で行いました。その中で、要綱の修正やこの事業に関して内容等に不明確な部分もあり、申込み段階での相談窓口として総合政策課が対応することとした。申請者に対して懇切丁寧な説明をお願いする。 2、ふるさと納税は令和3年度は約6億円の実績があった。返礼品についても好評のようだ。返礼品業務に無理が生じないよう注意し、引き続き、納税者に対し、満足が得られるような取組をお願いする。 3、綾川荘奥座敷西館耐震診断が予算化されているが、建物自体、老朽化が目立っている。耐震補強工事もしくは建替え、いずれにしても工事費が多額になる可能性がある。今後、西館をどのようにしていくのか、早急な検討を行い、方向性を見いだしていただきたい。 4、宿泊施設の指定管理者に対し、今回、委託料1,500万円が計上されているが、令和3年度は委託料が2,500万円であった。重要課題であった民間業者に初めて委託をし、今日まで運営している。令和3年度の指定管理者の経営についてはコロナウイルス感染拡大の影響で当初計画より厳しい環境にあることは否めない。 せっかく民間業者が名乗りを上げ、この厳しい局面で鋭意努力されていることも理解すべきと考える。3年度決算を早急に確認し、指定管理者とも協議の上、4年度委託料を再考していただきたい。 5、水上スキー事業については、これまでボートの査定にも多額の費用をかけている。以前は倉輪地区の活性化につながるとのことであったが、費用対効果から見ても廃止の方向で議論されてきた。今回、水上スキー連盟への運営補助金20万円については再考されるよう要望する。 農林振興課。 主な内容でございます。新規事業でございます。 1、みどりの食料システム戦略緊急対策事業。 それから、2、ジビエ加工施設整備事業でございます。 委員会審査で分かったこと。 1、みどりの食料システム戦略緊急対策事業について、新規事業であるが、綾町が全国的にもいち早く有機農業に取り組んできたものが国の政策の一部として提案されたもので、この事業に先陣を切って取組を行うもので、様々な内容をクリアし、令和4年度中にオーガニックビレッジ宣言を行うもの。 2、ジビエ加工施設整備事業について、ジビエを食肉利用等施設の整備に対しての補助事業で、町費が300万円、猟友会200万円ということで計500万円の事業費で行うということでございます。 主な意見です。 1、ジビエ加工施設整備事業については旧1部詰所を利用するとのことだが、特に中堂地区の周辺地域の理解も必要となってくる。ジビエ解体どきの血などの処理など、環境に十分配慮した苦情のない施設運営をお願いする。 2、堆肥工場の在り方について、堆肥の売上状況、6万円ではあるが、在庫増となっている。施設に対する補修も行われている。施設の環境問題、生ごみの問題と合わせ、町民課と一体となって費用対効果も含めて検討を早急にお願いする。 3、水産振興費、稚魚放流事業補助は90万円となっているが、令和3年度同様、アユの稚魚放流などには100万円の予算が必要とされている。残りの10万円は、稚魚放流の時期から考え、6月の補正では間に合わない。早急に増額をお願いする。 4、環境保全型直接支払等推進事業は、空き地が多く、管理が不十分だ。実績から考え、単価の見直しなど、周辺景観などにも配慮していただきたい。 建設課でございます。 主な内容についてはご覧いただきます。 委員会審査で分かったこと。 1、道路舗装については1年当たり5地区を重点的に行っていくもの。 2、道路草刈り業務委託はシルバー人材センターなどを利用する。 3、道路維持管理事業では6路線の舗装補修を計画している。 4、花壇展開プロジェクト事業は、花壇の植栽を単年草から多年草へ転換し、年次計画に基づき整備をしていくもの。 5、町単独道路整備事業では8路線の改良工事を計画している。 主な意見として、宮崎・須木線については、県道であるが、道路改修すべき箇所が見受けられる。綾町の主要幹線道路であるので、県に強く要望し、維持管理の強化をお願いしたい。 採決の結果、全員賛成、可決でございます。 ○議長(松浦光宏君) 委員長報告に対する質疑を許可します。 ◆議員(松本俊二君) 議長、松本。 ○議長(松浦光宏君) 松本議員。 ◆議員(松本俊二君) 農林振興課のみどりの食料システム戦略緊急対策事業570万円についてですけれども、これについては570万円が上限だったのかどうか。それから、この事業の内容、570万円の振り分けについては確認されているか、お聞きしたいと思います。 ◎総務委員長(児玉信君) 議長。児玉。 ○議長(松浦光宏君) 児玉信委員長。 ◎総務委員長(児玉信君) この上限の振り分けについては、振り分けの詳細、明細については後ほどお知らせしたいと思います。 ◆議員(兒玉千歳君) 議長、兒玉。 ○議長(松浦光宏君) 兒玉千歳議員。 ◆議員(兒玉千歳君) ページ67の公用車整備で四輪駆動中古車を1台となっておりますけど、車の種類が分かれば教えていただければと思います。 ◎総務委員長(児玉信君) 議長。児玉。 ○議長(松浦光宏君) 児玉信議員。 ◎総務委員長(児玉信君) パジェロです。 ○議長(松浦光宏君) 買い換える車がパジェロです。建設課の。中古の内容は決まっておりません。 質疑を終わります。 討論を行います。議案第24号の原案に反対の討論を許します。 ◎議員(松本俊二君) 議長、松本。 ○議長(松浦光宏君) 松本議員。 ◎議員(松本俊二君) 議案第24号、令和4年度綾町一般会計予算について、反対の立場で討論いたします。 議会からの要請に応じる形でバス通学の高校生等に対する定期券購入費の4分の1を支援する事業や町民の自主的かつ主体的な企画に基づくみどりの食料システム戦略緊急対策事業やジビエ加工施設整備事業を新たに予算計上したことについては評価しております。 しかしながら、それ以外はこれまでの延長線上で、綾町の未来に向けたビジョンや戦略に基づく町民の生活や福祉の向上に資する予算措置は極めて不十分であると考えます。 令和3年11月4日に令和4年度当初予算編成方針が議会に示されましたが、人口減少対策、交通弱者対策、自治体DX、防災・減災対策、民間による地域経済の底上げ、事業の選択と集中については極めて不明確かつ不十分な予算措置となっております。また、重点施策に挙げている事業についても拙速に予算計上がなされております。 まず、ごみの戸別収集事業についてであります。 実証実験の予算計上がされておりますが、仮に綾町でごみの戸別収集を実施した場合、先ほど委員長報告にもありましたとおり現在の約1,900万円の倍以上の費用が必要となる可能性や、収集車が入っていけない家の対応、それからカラス対策、出し手不明のごみ対応など費用対効果を含めた諸問題に対する慎重かつ十分な検討が必須である。 その検討なしにごみの戸別収集を前提としていたずらに実証実験を実施し、宮原地区の人に負担を強いることは、これもまた拙速かつ無責任だと言わざるを得ません。 実際に今の戸別収集の充実や生ごみ対策や各公民館における役員負担軽減など個々の課題の解決や緩和を行政に求める声があります。事業そのものの見直しを強く求めるものであります。 次に町民提案型ゆめ応援プロジェクト支援事業についてであります。 委員会連合審査の中で示された実施要綱は当該事業について十分に検討・協議したとは言えない内容であり、議会から修正点が数多く指摘されました。 そのような状態で予算を計上すること自体、ごみ戸別収集事業と同じく拙速かつ無責任であり、事業そのものの見直しを強く求めるものであります。 次に100円バスの年齢引下げについてであります。 委員長報告にもありましたが、75歳以上の利用者が少なく、さらなる利用促進のためとの理由ですが、本当に町民が求める事業であったのか、極めて疑問であります。 事業を開始するに当たって議会として事前の調査・分析をしっかりやるようにとの附帯決議を可決したにもかかわらず、それを無視して強引に実行した結果でもあります。そして、今回も十分な分析を行わないまま予算計上していることは極めて遺憾であり、公金の使い方に疑問を呈さざるを得ません。 当該事業そのものの見直しを強く求めると同時に高齢者をはじめ交通弱者に対する施策の協議も強く求めます。 次に水上スキー連盟の補助金の増額についてであります。 この事業については過去の総務委員会審査において補助金の終了に加えて連盟から使用料等を徴収するなど町からの支出を止める策を講じるように要求した経緯があります。 しかしながら、その委員会審査の報告を無視した上に増額をするとは、ここの事業についても真剣に検討や見直しがなされていないことの表れであります。改めて当該事業の見直しを強く求めるものであります。 次に宿泊3施設の指定管理者に対する委託料の大幅変更についてであります。 年間2,500万円の委託料を1,500万円に減額しておりますが、委託料については町と指定管理者が協議の上で1年ごとに設定することになっております。 当初予算に計上するに当たり提出された月次試算表を基に令和3年度の経営状況を把握し、事前の協議を重ねた上で指定管理者の同意を得られることが条件であります。補正予算での対応をほのめかし、減額の同意を得たとしても補正予算での対応は議会での承認が必要となり、現時点で確約されていることでもありません。 すなわち商取引における信義則に反するものであります。民間に委託するということはこういうことを守ることが最低の常識でもあります。また、行政がそれを守らないとなると極めて大きな問題となります。 ましてや、令和3年度においてはコロナ禍の厳しい環境が続く中、また活性化協会からの引継ぎも不十分な状況で運営をスタートせざるを得なかったことに加え、町からの支援も不十分であったことから収益的にも厳しいことは容易に想像できます。 令和4年度においてもコロナ禍は続いており、ジモ・ミヤ・タビキャンペーンの延長やGoToキャンペーンの再開など期待できる要素はあるものの、エネルギーや食材など様々なコスト増の影響が懸念されております。 そのような状況を考えると根拠のない委託料の1,000万円の減額は運営する側としては極めて大きな問題であり、まずは令和3年と同じ委託料に戻した上で支払う時期や都度の金額について改めて指定管理者と協議すべきであると考えます。 そのほか、育英会補助金については、システム導入費を除くと令和3年度比で実質減額となっており、育英会運営においては町が果たすべき役割と責任を明確にするなど抜本的な見直しが必要だと考えております。 また、小中学校の給食調理業務については、大幅な減額をするのであれば給食費の負担軽減につなげるべく検討を実施していただきたいと考えます。 そして、文化的活動への支援については、スポーツ関係に比べて不十分であり、さらなる充実を強く求めます。 このように現町長になって3度目の予算編成であるにもかかわらず極めてずさんな予算案となっていることに大変失望しております。町長はこれまで報酬の話をした際の答弁で報酬以上の仕事をすることで責任を果たすと繰り返し言われてきましたが、本当に、この3年間、何をされてきたのか、全く分かりません。 コロナや1期目を言い訳にせず、コロナ禍であるからこそできることがあるし、1期目でも、謙虚に周囲の提案や意見に耳を傾け、周囲の協力を得ながらスピード感を持って町政に当たることはできたはずです。いや。できますし、やらなければいけないと考えます。 先ほどの討論でも話しましたけれども、町民は、貯金をする、すなわち財政調整基金を積み増すために税金を払っているわけではなく、生活や福祉の向上に資するために、有効に使ってもらうために納税をしているということを町長は肝に銘じるべきであります。 最後に、全体の予算を編成し直すのは現実的ではないと考えますが、令和3年度の当初予算を個人としても反対し、議会としても、否決された後に町長の今後の議会や職員への対応や補正を含めた予算措置を信じて同じ内容の予算案を賛成し、可決したにもかかわらず、町長の不誠実な対応や予算措置に改善は見られませんでした。 その反省を踏まえ、今、指摘した事業の中で、ごみ戸別収集事業、100円バス事業、水上スキー連盟の補助金については予算案から削除すること、宿泊3施設の指定管理者に対する委託料については令和3年と同じ2,500万円に修正することを強く求めて、討論を終わります。 ○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(日高幸一君) 議長、日高。 ○議長(松浦光宏君) 日高幸一議員。 ◎議員(日高幸一君) 令和4年度綾町一般会計予算について、賛成討論をします。 新型コロナウイルス感染拡大が始まって2年がたち、感染防止のため、社会経済活動は依然として制約された生活が続いています。そういう中での一般会計当初予算編成であったかと思います。 前年度と比べますと減額予算ではありますが、農林水産業費の1事業の繰越事業の結果で、ほぼ昨年並みでスタートといったところではないかと理解しております。 そこで、町民の暮らし、引き続き新型コロナ対策を取りながらどう生活を支えていくか、とてもこの困難を乗り越えなければと考えます。当初予算48億9,800万円の町長の言葉で町民が真ん中という視点で果たして反映されているのでしょうか。 まちづくりの理念をしっかりと維持して、自然と調和した維持可能な活力のある綾町、郷土のまちづくり、町長は記念すべきこの年をVISIT AYA YEAR 2022(綾町産業観光の年)と銘打ち、今年、スタートしました。 まさにブレーキを踏みながらアクセルも同時にというところであると思いますが、その中で特にお願いしたいことが社会教育総務費で、文化財史跡調査事業が予算化され、史跡管理等も含めて文化財保存は綾町の最たる責務であり、先に延ばすことのできない現状ではないかと思います。 とにかくバランスの取れた予算執行ができますよう願って、賛成討論といたします。 ○議長(松浦光宏君) 反対の討論を許します。 ◎議員(青木實君) 議長、青木。 ○議長(松浦光宏君) 青木議員。 ◎議員(青木實君) 令和4年度綾町一般会計予算に対して、反対の立場からお話ししたいと思います。 まず、子ども家庭総合支援拠点事業、いわゆる妊娠から児童虐待までという触れ込みの事業です。次世代育成支援事業、子ども・子育て計画ということです。それらや病児・病後児施設、保育所など乳幼児・児童関係の部署・事業は多岐にわたりますが、整理・統合して町民に分かりやすくしたらどうでしょうか。国もこども庁を設置いたしました。 令和4年度の保育所の入所予定者は、中坪が64人から52人に、南俣が37人から27人に減るということですが、町の将来に大きく関わる問題で、見過ごせません。日頃の町の姿勢も厳しく問われることです。 スポーツ施設管理費、ドーム、野球場、サッカー場など、この費用は約6,800万円で、収入は約900万円程度だそうです。差引き、毎年6,000万円の赤字ということです。 籾田町長は就任前から指摘されていたことですが、全く改善されておりません。収入アップのためのアイデアを持った人の助言を聞かず、町長自身の考えも全く示されておりません。今後も続くと思うとぞっといたします。怠慢以外の何物でもないと思います。 ドーム上の太陽光パネルはリース代483万円、年。売電料が168万円で、差引き、毎年240万円の赤字だそうです。リース終了後は40万円の黒字ということですが、元を取るのに単純計算で100年かかると。これはどういうことでしょうか。 ごみ収集は令和4年度から戸別収集を予定しているそうですが、現実的対応ができるか心配しております。費用の問題、従事者の不安感などを考えると、皆でよく話し合って行わないと頓挫するかもしれません。生ごみの堆肥化もするということですが、意味はないと思います。収集場所に持っていけない高齢者などへの戸別収集をし、ほかは従来どおりがいいと思います。 町民提案型ゆめ応援プロジェクト支援事業は、どんなものが対象になるのか、よく分かりません。審議会をつくるそうですが、最終決定者は町長と思います。町長の目玉政策と思いますが、覚悟を持ってやってほしいと思います。 まちづくりのために、以前、総務省の招聘事業に500万円の予算をつけ、国の補助が得られず自己費用となったところでわずか1年で活動を休止しました。町長自らの具体的ビジョンも提示できずに行えば他人任せの町政と言われます。 当初の説明では、上期・下期それぞれ1,000万円、計2,000万円の予算を組むと言いながら現実は500万円です。覚悟のなさは前途多難で、また1年で終わるのでしょうか。応募も4月いっぱいと聞きます。常識を疑います。 育英会については心配しております。代議員制廃止なら集金額に関係してくる問題と思います。それに代わる対策がありません。町長は教育が第一と言いましたが、言葉だけが踊っております。 商工費の中の観光費、委託料6,000万円の中に宿泊3施設を運営するトピカへ1,500万円が入っております。3年度に2,500万円プラス420万円。これは、前に指摘した工事、これを委託料として払っておりますので、420万円を支払い、4年度も1,500万円とはどういうことでしょうか。 民間に任せれば赤字改善になると町長は主張されました。施設の修繕費も2年間で約2億円の巨費を投じております。町長が拙速に進めた事業ですが、先々の見通しが全くついておりません。 町長が言った経営ノウハウがあるミネックスからの手助けは全くありません。ノウハウがない当のトピカはどんな小回りの仕方をするのだろう。トピカが撤退ならその責任は町長にあります。 同じくトピカ関連ですが、420万円の流れるプール管理棟の修繕工事については私の一般質問で追及いたしました。町長の行動は、地方自治法232条の3支出負担行為に違反し、刑法247条背任に当たります。これらを指摘しても何らの反省もなく、自己処分もしておりません。犯罪を放置することはできません。潔く辞職すべきと思います。 既に町民・職員など常識ある人々は町長から心が離れております。綾町の没落を止めるために町長になった籾田氏ですが、その責任を全く果たしておりません。逆にその流れを助長しております。 尾立養豚センターの汚染問題の件も事故と明言されました。どこが町民真ん中の政治と言えるんでしょうか。 よって、令和4年度当初予算案に反対いたします。 ○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 反対の討論を許します。 ◎議員(兒玉千歳君) 議長、兒玉。 ○議長(松浦光宏君) 兒玉千歳議員。 ◎議員(兒玉千歳君) 令和4年度綾町一般会計予算、反対の立場で討論いたします。 大方、皆さんと一緒になっておりますけど、自分なりにまとめたことを報告いたします。 就任4年目の年は結果を求める事業と継続事業に分けて予算化すべきであり、宿泊3施設の指定管理料の減額は理解できない。3施設がフルオープンして経営が安定して町民が安く安心して利用できる施設に指導して、町民に憩いの場を提供すべきではないか。黒字幅だけが経営ではない。町民のためにもっと努力すべきである。 また、防災面での備蓄品の管理は町の中心部のためであり、予測できる事態には対応できるけど、瞬時に起こる地震等には郊外・山間部も対応できるよう対策を立てるべき。 また、綾町育英会事業も、事業管理軽減のための80万円のシステム導入費用は理解できるけど、代議員制度の廃止は逆に職員、町民、会員に負担を発生させる。今までの町民参加型を崩す行為は絶対理解できない。 今年の小学生の新入生は40人足らずである。真剣に少子高齢化対策を急ぐべきであり、キャンパスミニも全高校生対応に内容を見直すべきで、また町民提案型ゆめ応援プロジェクトも回を重ねるごとに内容が変わる。事業内容の信頼性の高さを求め、反対といたします。 ○議長(松浦光宏君) 反対の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長、橋本。 ○議長(松浦光宏君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 議案第24号、令和4年度綾町一般会計予算につきまして、反対の討論を行います。 1点、評価する点について申し上げます。都市計画の見直しのために一歩踏み出す予算が計上されていることを評価したいと思います。 郷鴫交差点に関係するもので、現在の都市計画では鍛冶屋さんをやっておられた谷崎さんのお宅の東のほうに交差点を造ることとされております。何度も県と交渉してまいりましたが、綾町の都市計画を見直さなければ郷鴫交差点の改良はできないということでこれまでも何度も一般質問でも取り上げてまいりました。やっとという感があります。 反対の理由を申し上げます。 ごみ問題について、または水上スキーの問題については同僚議員とほぼ同じ見解ですので、その点は省くことにいたします。 私は新年度予算の新規事業として8万円の予算の計上のある介護予防手すり設置事業について意見を申し上げます。 生活に不安があり、玄関やお風呂、トイレなどに手すりを作るために介護保険制度の利用を申し込んで認定を受け、手すりが設置された後、それ以上のサービスを利用しない場合が多いことからこの新規事業で対応するというものでした。 しかし、材料費を個人負担にして設置工事費のみをこの予算で見ましょうという事業です。なぜか設置工事はシルバー人材センターに限定されています。 説明によりますと、介護保険を利用するよりも、1件当たり2万4,000円程度、削減できるそうです。しかし、2万4,000円削減できるのは介護保険会計であり、利用する町民ではありません。 40歳から介護保険料をかけ続けています。いざサービスを受けようとしたら手すりだけならばこっちでと利用者が材料を負担するってどういうことでしょうか。被保険者の権利の侵害だと私は思いました。 介護保険サービスでは、残念ながら1割の利用者負担はありますが、材料費を負担することはありません。介護保険制度は、40歳になったら保険料を納め、おおむね65歳からサービスを利用することができる制度です。 そして、実際にサービスを受けているのは対象者の2割弱です。この新規事業によって予算上さらに20人の利用を減らす計画です。介護保険制度が行き詰まっていることを証明するものだと考えます。 令和4年度の綾町の介護保険料収入は65歳以上の1号被保険者分だけでも1億6,854万8,000円が計上されています。年間、この金額を納めて手すりの設置が必要な人に材料代を負担させる根拠は一体どこにあるのでしょうか。 このような考えを取り入れて新規事業であると予算に計上するのであれば材料費も含めて一般会計で見るべきです。それができない綾町財政なら、介護保険制度では、1人、一生涯で20万円のこうしたサービスを利用できるのですから、当然のこととして介護保険制度内で取り組むべきだと考えます。 予算書によりますと、今、申し上げた手すり関係予算を入れて13項目の新規事業が盛り込まれていますが、コロナ感染症の影響で暮らしが厳しくなっている町民への施策は全くありません。 例えば、学校給食費の支援。例えば、医療費無料化の対象年齢を高校生まで広げる。これは、今、全国で実施する自治体が増えています。そして、国保税の負担軽減のために均等割をなくす。高校生への通学費補助は自転車通学やスクールバスの生徒、あるいはやむなく保護者が送迎している場合も支援するなど幾らでも施策は打てるものと思います。 農業者支援もありません。コロナ関連での事業所支援のとき、町長はJAに聞いたら農産物で価格が下がっている品目はないということだったと事業所支援から農家を外しました。しかし、今議会ではキュウリはキロ100円ほど下がっていると答弁しています。 キュウリの価格はご存じでしょうか。1キロ1,000円も2,000円もしているうちの100円の下落ではありません。平均したら200円、300円のうちの100円です。 燃油高騰対策もぜひJAと協議して支援してほしいと一般質問に通告いたしました。できれば令和3年度の最後の補正で組んでほしいという思いで質問通告書は随分早く提出もいたしました。しかし、一般質問の答弁では協議すらしたという答えはありませんでした。 農業は基幹産業だと言いながら農業支援センターは廃止する。今、増えているふるさと納税の返礼品発送業務のみにすると言います。ふるさと納税が減ってきたらこれもなくなるでしょう。 昨日の審議会の総会では価格補填の基金制度を廃止するという報告があったと聞きました。基幹産業であるという農業に対して私はひどい仕打ちだと思っています。 ごみ対策については先ほど申し上げましたが、割愛いたします。 もう一つ、町長の軽はずみな発言で期待を裏切っているのが住宅リフォーム事業予算です。 住宅リフォーム事業はそもそも事業者の仕事確保が第一義的な制度ではありません。町民の生活環境の向上に資するとともに、多岐にわたる業種に経済効果を与え、町内産業全体の活性を図ることを目的とすると条文でうたってある制度です。 綾町は国富町と比べれば事業者も事業種も随分少ないです。しかし、工務店もあります。畳屋さんもあります。水道工事屋さんも建設業者さんも造園業者さんもいます。そして、塗装業者さんもいらっしゃいます。 このことでは、昨年の秋、業者の方と一緒に町長に懇談を申し込みました。その席で私が持参した国富町の住宅リフォーム制度のチラシを町長はもらえませんかと言われましたので、差し上げました。説明もいたしました。その上で12月議会で一般質問を行い、新年度予算に増額計上となるよう求めました。 その答弁で、町長は、事業の目的、先ほど紹介した条文を読み上げた上に「確かに金額的には130万円、150万円とわずかなものです。今後、増やす方向で考えたい。国富町と比べても予算的にかなり少ない。1桁違う。そこはしっかり見直していきたい」。これは町長の答弁そのままの文です。 当然、期待しますよね。町長、公的な場での発言ですよ。約束をしたと言っても過言ではありません。ところが、新年度予算書では自らわずかと言った150万円の予算です。容認できるわけありませんよ。 再質問に対して補正で組むと答弁しました。その姿勢が行政の信頼を損ねているのです。150万円の当初予算の事業に200万円も300万円も補正を組むでしょうか。質問時にも申し上げましたが、信用できません。実現した折には謝罪させていただきます。 ねたきり老人の介護手当資金については、先ほど条例改正でも申し上げましたが、介護者のご苦労に敬意と感謝の意を表そうという思いやりが全く感じられません。 最後にタクシー券について要望を申し上げて終わりにしたいと思います。障がい者の区分の中に精神障がい者が入っておりません。速やかに改善されるよう求めて討論といたします。 ○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第24号に対する文教福祉委員長の報告は否決であります。総務委員長の報告は可決であります。したがって、原案について採決します。原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 5名) ○議長(松浦光宏君) 起立多数。よって、議案第24号、令和4年度綾町一般会計予算は、原案のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第25.議案第25号 △日程第26.議案第26号 △日程第27.議案第27号 ○議長(松浦光宏君) 日程第25、議案第25号、令和4年度綾町国民健康保険特別会計予算から日程第27、議案第27号、令和4年度綾町介護保険特別会計予算までを一括議題といたします。 なお、委員長報告の後に、各議案ごとに質疑、討論、採決を行います。 文教福祉委員長の報告を求めます。橋本委員長。 ◎文教福祉委員長(橋本由里君) 3件続けて報告をさせていただきます。 すみません。討論と間があまりにも時間がなくて慌てておりますが。議案第25号、令和4年度綾町国民健康保険特別会計予算について報告いたします。 期日、説明者はご覧ください。 主な内容もご覧いただきたいと思います。 主な内容がたくさんありますけれども、予算審議をしたし、質疑もした問題ですので、ご覧ください。 委員会審査で分かったこと。 1、国保加入者が減少する一方で1人当たりの医療費は増加しております。 2、医療費の順位といたしましては県内26自治体中23位となっています。 3、疾患別医療費順位は、1位が悪性新生物。一般的にがんと言われるものですね。2位が循環器系疾患です。高血圧なども入ると思います。 4、予算算出は、被保険者の数の減少、医療費の伸び率、新型コロナウイルス感染症による受診控えによる反動も勘案しているということでございました。 採決に当たっての主な意見です。 1、国保税は重税感がある。国への働きかけを望む。 2、滞納分の繰越しが多い。回収に力を入れてほしい。 3、1人当たり平均の国民健康保険税……。 「現年」はすみません。「原」じゃなくて「現在」の「現」です。 現年課税分は10万6,544円となっており、当初予算時点では令和3年度比で116.7%となっています。今年5月の本算定の状況次第では基金繰入れによる適切な対応が必要。 4、新型コロナウイルス感染症に対する不安で受診控えがあれば医療費の伸びが心配。 以上の意見が出されまして、全員賛成で可決されております。 続きまして、議案第26号、令和4年度綾町後期高齢者医療保険特別会計予算について報告いたします。 期日、説明者、主な内容はご覧ください。 委員会審査で分かったこと。 1、後期高齢者医療制度の保険料は2年に一度の改定ですけれども、平成28年度から変更がなく、所得割9.08%、均等割4万8,400円、賦課限度額66万円に改定されております。 2、今年10月から医療機関での窓口負担が1割から2割に倍増します。対象者は括弧書きで示しております。 3、広域連合の基金、保険準備基金81億6,000万円、次に財政安定基金23億4,000万円に令和3年度決算繰越予定の27億1,000万円を追加し、50億5,000万円の見込みでございます。このうち34億7,000万円を取り崩し、令和4年度、5年度の保険料を据え置くこととなっています。 4、健診は希望によっては国保被保険者と同じ集団で実施することも可能になります。町の集団健診が11月までとなっておりますが、12月以降に希望の場合は宮崎市にあります宮崎県健康づくり協会で実施日が合わせることができれば健診を受けることも可能となるそうです。 採決に当たっての主な意見です。 健診の推進に力を入れてほしい。 2、令和4年度以降、団塊の世代が75歳以上となり始め、医療費の増大がさらに見込まれ、後期高齢者の医療費への現役世代の負担が拡大していくことから、令和4年10月から一部の窓口負担を2割に見直すこととなる予定だが、町民にしっかり対象となることの周知徹底が必要。 以上の意見が出されまして、採決の結果、全員賛成で可決です。 続きまして、議案番号、第27号、令和4年度綾町介護保険特別会計について委員会報告をいたします。 期日、説明者はご覧ください。 内容もお読みいただければと思います。 委員会審査で分かったこと。 1、前年度比の主な増額の要因は、委託料の公営企業会計適用業務の資産評価及び整理業務に加え、移行支援業務を追加したことによるものです。 2、歳入の使用料が前年比4万7,000円の増額となっていますが、一般家庭が3戸増えたことによるものです。 主な意見。 施設の維持・補修については計画的に行っていただきたいという意見が出されまして全員賛成で可決されております。 以上、報告といたします。(発言する者あり)ごめんなさい。読んでいて自分の書いたのと違うなと思っておりました。すみません。私、事前に頂いちゃったので。委員会審査で……。どっから違ったか。ちょっと待ってくださいね。これは、あまり時間制限がないので。すみません。どっちが私のだった。 すいません。委員会審査で分かったところからやり直しをさせてください。 1、重度化防止の効果が出ており、認定者数は増えていない。 2、今年度は介護認定調査を受ける人が多い年になる。これは切替えの時期が重なるということでございました。 3、今年度は第8期事業の2年目になり、第9期事業に向けた調査を実施することとしております。アンケートは、株式会社ぎょうせいという事業者に委託する予定だそうです。 4、家族介護用品、おむつの支給は、令和3年度に要介護3以上で本人非課税の場合、月7,000円から5,000円に引下げが行われました。要介護2で本人非課税の場合は月5,000円から3,000円に減額されています。 採決に当たっての主な意見です。 被保険者数は増えているが、介護認定者が横ばいです。ミラクルジムなど、体を動かすことによる健康維持対策が今後も大事である。費用も軽微で効果的だという意見が出されました。 2、令和3年度補正予算でも提言しましたが、家族介護用品支給事業については原則として現金支給とするなど、被介護者の立場に立った抜本的な見直しが必要であるという意見が出され、採決の結果、全員賛成で可決されております。 以上、報告といたします。大変、失礼いたしました。 ○議長(松浦光宏君) ここで暫時休憩いたします。(休憩午後2時55分)………………………………………………………………………………(再開午後3時05分) ○議長(松浦光宏君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 先に、日程第25、議案第25号、令和4年度綾町国民健康保険特別会計予算を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許可します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第25号の原案に反対の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長、橋本。 ○議長(松浦光宏君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 議案第25号、令和4年度綾町国民健康保険特別会計予算に対して、反対の討論を行います。 綾町の国保会計は、被保険者が減少する一方、医療技術の進歩などの理由から1人当たりの医療費は増加し、国保制度は大変厳しい状況ですというのが今回の予算の根底にあります。これは綾町に限らず全国どこの自治体も同じだと思います。 国保加入者は今や非正規雇用と無職の人とで8割に上ると言われています。つまり、一部の例外を除き相対的に所得が低いため、集められる保険税には限界があるのが現状です。 一方、平均年齢は高いですから病気やけがをする人は多く、医療費はたくさんかかります。加入者の構造上の問題から他の健康保険に比べると国保の運営は厳しく保険税は負担が重いという状況になります。 平成30年度から国保財政の安定化という懸案事項を解決するために都道府県を制度の運営主体とした制度改革を実施いたしました。これで町村の国保会計は改善される、市町村の負担、そして被保険者の負担増は軽くなると私たちは勘違いをさせられました。相変わらず重税感は改善されていません。 人口規模も財政規模も小さな市区町村による運営は遅かれ早かれ財政的に行き詰まることは、当時、制度づくりに関わった人たちも予想できたはずです。市町村は保険者として少しでも重税を軽くするために法定外繰入れを実施してきたのです。 国は制度を改善せず、市町村と被保険者に負担を押しつけ、法定外繰入れをしたらペナルティーを科すということになっております。私はとんでもないことだと思っています。 現在も綾町の担当職員は本当に大変な思いをしていることは認めます。しかし、県が剰余金を投入し、県下市町村の納付金を減額することをありがたがる必要はないと思っています。 今予算では2億3,231万3,000円を被保険者から国保税で徴収しなければならない予算となっております。5月の本算定で基金の繰入れを行っても引上げになるものだと私は思っています。 このコロナ禍、ぜひ国保税引下げのために……。資産割は新年度は0円になる計画のはずです。綾町でも他の自治体に見習って法定外繰入れを実施されるよう強く求めて、反対討論といたします。 ○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第25号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名) ○議長(松浦光宏君) 起立多数。よって、議案第25号、令和4年度綾町国民健康保険特別会計予算は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第26、議案第26号、令和4年度綾町後期高齢者医療特別会計予算を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許可します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第26号の原案に反対の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長、橋本。 ○議長(松浦光宏君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 議案第26号、令和4年度綾町後期高齢者医療特別会計予算に反対の討論を行います。 後期高齢者の被保険者の健診がこれまで全て個別健診だったものから集団健診もできることになり、6月末から始まることになったことは一定の評価をしたいと思っております。 反対の理由は、令和4年度10月から医療機関での窓口の支払いが1割から2割と倍増することです。 現在は75歳以上と65歳以上74歳未満の一定の障がいがあると認定された人は窓口負担が1割です。現役並みの方は3割負担となっています。今回、2割負担になる人の所得に一定の条件はありますが、制度の財政運営が困難になると被保険者に負担させる安易なやり方には同意できません。 そもそも、高齢化社会に向けてこの制度を創設し、お年寄りはお荷物だという認識を国民に押しつけ、高齢者が増えるほどに保険料が引き上げられる仕組みの制度をつくっています。 2年に1回の保険料見直しが行われる仕組みですが、ここ数回は宮崎県の広域連合は引上げを行っておりません。被保険者への思いやりではなく、広域連合の基金、つまり余った保険料を積み立てている中から出して引上げをしないということです。 広域連合の予算も決算も基金の額や使い方もわざわざ聞かなければ報告もありません。高齢者を他の保険から切り離し、差別するものであり、同意することはできません。 ○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第26号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名) ○議長(松浦光宏君) 起立多数。よって、議案第26号、令和4年度綾町後期高齢者医療特別会計予算は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第27、議案第27号、令和4年度綾町介護保険特別会計予算を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第27号の原案に反対の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長、橋本。 ○議長(松浦光宏君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 議案第27号、令和4年度綾町介護保険特別会計予算に反対の討論を行います。 反対の理由は、議案第24号、一般会計予算で申し上げたことが第一です。 この制度の行き詰まりを改善する手だても予算もありません。高齢化が進めば介護を受ける人は間違いなく増えています。国はそれを見通してこの介護保険制度をつくりました。 根底にあるのは国の責任ではなく国民から保険料を徴収して賄ってもらおうというのがこの介護保険制度です。それが当初から分かっておりましたので、日本共産党はこの制度創設に反対をいたしました。今になれば、綾町で見ても被保険者の2割の利用で四苦八苦しています。 職員がいろんなことを考えて一生懸命取り組んでおられることは理解できます。しかし、この制度のしわ寄せを被保険者に与えてはいけないと思っています。 介護者へのせめてもの手当を制限する、サービスの一部を制度から外せば、同意することができません。 ○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第27号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名) ○議長(松浦光宏君) 起立多数。よって、議案第27号、令和4年度綾町介護保険特別会計予算は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第28.議案第28号 △日程第29.議案第29号 △日程第30.議案第30号 △日程第31.議案第31号 ○議長(松浦光宏君) 日程第28、議案第28号、令和4年度綾町農業集落排水事業特別会計予算から日程第31、議案第31号、令和4年度綾町水道事業会計予算までを一括議題といたします。 なお、委員長報告の後に、各議案ごとに質疑、討論、採決を行います。 総務委員長の報告を求めます。児玉信委員長。 ◎総務委員長(児玉信君) 議案番号、第28号、付託案件名、令和4年度綾町農業集落排水事業特別会計予算につきまして報告いたします。 審査の経過及び結果、主な内容はご覧ください。 委員会審査で分かったこと。 1、前年比の主な増額の要因は、委託料の公営企業会計適用業務の資産評価及び整理業務に加え、移行支援業務を追加したことによるもの。 2、歳入の使用料が前年比4万7,000円の増額となっているが、一般家庭が3戸増えたことによるもの。 主な意見。 施設の維持・補修については計画的に行っていただきたい。 採決の結果、全員賛成、可決でございます。 引き続きまして、議案番号、第29号、付託案件名、令和4年度綾町公共下水道事業特別会計予算について報告いたします。 審査の経過及び結果、主な内容についてはご覧いただきたいと思います。 委員会審査で分かったこと。 1、前年比の主な増額の要因は、委託料の公営企業会計適用業務の資産評価及び整理業務に加え、移行支援業務を追加したことによるものと工事請負費の大型機器更新工事によるもの。 2、歳入の使用料については前年比44万7,000円の増額となっているが、全体の使用者数は前年比40世帯増の1,300世帯を見込んでいるとのこと。 3、大型機器更新工事の主なものは浄化センターの処理状況や排水状況を監視するメインコンピューターのこと。 4、令和2年度から産商と包括管理業務を締結しているが、検証した結果、費用も330万円減額できており、また人的負担も大幅に減じていること。 5、綾浄化センターには最終沈殿池が2基設置してあるが、現状は1基のみの稼働だが、もし2基の稼働が必要となってきた場合は計画的に機器等の導入を行うこと。排水量が当初計画時からして減少傾向であるため、1基で十分対応できる。 主な意見は特別ありませんでした。 全員賛成、可決でございます。 引き続きまして、議案番号、第30号、付託案件名、令和4年度綾町浄化槽事業特別会計予算でございます。報告いたします。 審査の経過及び結果、主な内容についてはご覧いただきたいと思います。 委員会審査で分かったこと。 1、前年比の主な増額の要因は職員1人分の人件費と委託料の公営企業会計適用業務の資産評価及び整理業務に加えたことによるもの。 2、令和元年から浄化槽の当初予定基数は20基としているが、これは国庫事業である循環型社会形成推進交付金の前提となる循環型社会形成推進地域計画に基づいているとのこと。 3、歳入の使用料については前年比7万5,000円の減額となっているが、この事業は、平成19年度から開始し、15年が経過しようとしているが、2軒程度の休止を見ているとのこと。 主な意見として特別ありませんでした。 採決の結果、全員賛成、可決でございます。 続きまして、議案番号、第31号、付託案件名、令和4年度綾町水道事業会計予算でございます。 審査の経過及び結果、主な内容はご覧いただきたいと思います。 次のページ、予算について、資本的と書いておりますが、ここもご覧いただきます。よろしくお願いします。 委員会審査で分かったこと。 1、収益的収入の主な減額の要因は消費税還付金によるもの。 2、収益的支出の主な増額の要因は動力費によるもの。 3、資本的収入の主な増額の要因は建設改良費に伴う国庫補助金によるもの。 4、資本的支出の主な減額の要因は建設改良費の増額だが、企業債償還金によるもの。 5、資本的収入で国庫補助金を予定しているが、これは補助金の交付要件に合致する内容の配水管工事を行うもの。 6、配水管更新及び新設工事として5地区を予定しているとのこと。5地区とは、神下、西中坪、南麓、割付、杢道地区でございます。 主な意見として、1番、施設等の更新工事で多額の経費が伴うため、料金改定を含めた財源の確保は重要と考えている、そのために町民の理解も必要であるため、早期の情報提供及び内容を示してほしい。 2、滞納対策も頑張っていただきたいなどの意見が出まして、採決の結果、全員賛成、可決でございます。 以上、報告いたします。 ○議長(松浦光宏君) 先に、日程第28、議案第28号、令和4年度綾町農業集落排水事業特別会計予算を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許可します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第28号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第28号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(松浦光宏君) 起立全員。よって、議案第28号、令和4年度綾町農業集落排水事業特別会計予算は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第29、議案第29号、令和4年度綾町公共下水道事業特別会計予算を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許可します。 ◆議員(松本俊二君) 議長、松本。 ○議長(松浦光宏君) 松本議員。 ◆議員(松本俊二君) 議案第28号にも関連することなんですけれども、85ページの委員会審査の①の前年比の主な増額の要因についての説明なんですけれども、確認です。 委託料の公営企業会計適用業務の資産評価及び整理業務に移行支援業務を追加したことと工事請負費の大型機器更新工事によるものという理解でよろしいでしょうか。何に追加したというのがさっきのところも分からなかったんですけど、ご説明を頂ければと思います。 ◎総務委員長(児玉信君) 議長。児玉。 ○議長(松浦光宏君) 児玉信委員長。 ◎総務委員長(児玉信君) この表現につきましてはそのような解釈でよかろうと思います。 ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第29号の原案に反対の討論を許します。(なし)
    ○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第29号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(松浦光宏君) 起立全員。よって、議案第29号、令和4年度綾町公共下水道事業特別会計予算は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第30、議案第30号、令和4年度綾町浄化槽事業特別会計予算を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許可します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第30号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第30号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名) ○議長(松浦光宏君) 起立多数。よって、議案第30号、令和4年度綾町浄化槽事業特別会計予算は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第31、議案第31号、令和4年度綾町水道事業特別会計予算を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許可します。 ◆議員(橋本由里君) 議長、橋本。 ○議長(松浦光宏君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) 2つ伺います。最後の90ページの委員会審査で分かったことの⑥ですけれども、配水管の更新及び新設工事として5地区を予定しているということですけれども、先ほどの補正でも出たと思うんですが、漏水が多いということで管の老朽化が進んでいるというのは毎回の議会で水道会計が出るたびに報告されることですけど、ここでいう配水管更新というのはそうした老朽化した配水管の更新時期が来ているものを順次更新しているというふうに理解してよろしいのかどうか、伺いたいと思います。 それと、もう一つですけど、この5地区あるんですが、半年ぐらい前にお聞きしたような気がするんですけど、杢道地区は、昔の北浦、要するに浦ノ田用水の流れている上のほうから水を取っているのが杢道地区で、水にぬめりがあるというような意見が役場のほうに寄せられて、配水池から割付を通って杢道に給水するという話を当時伺った記憶があるんですけど、それで杢道が新設工事というふうに入っているのかどうか、確認させていただきたいと思います。 ◎総務委員長(児玉信君) 議長。児玉。 ○議長(松浦光宏君) 児玉信委員長。 ◎総務委員長(児玉信君) 先ほどの5地区とは計画的に順次こういうことをやっていくということでございまして、漏水した箇所、その部分をという話じゃなくて段階的にやっていくということであります。 それから、先ほどの杢道地区の関係なんですけれども、これにつきましては、私も杢道地区のぬめりという部分では認識しておりませんので、建設課課長に一回聞いてまたお知らせしたいと思います。 以上です。 ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第31号の原案に反対の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長、橋本。 ○議長(松浦光宏君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 議案第31号、令和4年度綾町水道事業特別会計予算につきまして、反対の討論を行います。 私は、毎年、新年度の水道会計予算には反対してきております。それは、ただ一つです、理由は。水道料金に消費税が転嫁されているということを理由に反対しております。 今回も、以前は予算書に消費税が明記されていたんですけど、ここ数年、消費税が明記されなくなっておりまして、今年の水道料金に幾ら消費税が含まれているのか計算するのにちょっとてこずりました。水道料金収入で見ると864万円の消費税になると計算いたしました。合っているという自信はありません。 ただ、少なくとも水がなければ人間が生きていけないという水道料金に消費税を加えて利用者から徴収しているという事実は変わらないと思いますので、同意できません。 職員の方また漏水に対応されている関係者の皆さんには非常に感謝しております。ただ、消費税が入っているということのみで反対させていただきたいと思います。 ○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第31号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名) ○議長(松浦光宏君) 起立多数。よって、議案第31号、令和4年度綾町水道事業特別会計予算は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第32.諮問第1号 ○議長(松浦光宏君) 次に、日程第32、諮問第1号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。 まず、諮問第1号のうち早川ゆり氏の推薦について採決いたします。 先に討論を行います。諮問第1号のうち早川ゆり氏の推薦について、反対の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決は無記名投票で行います。 議場を閉鎖いたします。(議場閉鎖) ○議長(松浦光宏君) ただいまの出席議員は9名であります。 次に、立会人を指名いたします。 綾町議会会議規則第30条第2項の規定により、立会人に兒玉千歳議員、山田議員を指名いたします。 投票用紙を配ります。(投票用紙配付) ○議長(松浦光宏君) ここで、念のため申し上げます。 本案に賛成の方は賛成と、反対の方は反対と記載してください。なお、白票については、綾町議会会議規則第79条の規定により、反対といたします。 投票用紙の配付漏れはありませんか。(なし) ○議長(松浦光宏君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱の点検をいたします。(投票箱点検) ○議長(松浦光宏君) 異状なしと認めます。 ただいまから投票を行います。局長が議席番号と氏名を呼び上げますので、順番に投票を願います。(事務局長点呼・議員投票)……………………………………………………………………………… 1番 山田由美子議員      2番 池田 和昭議員 3番 松本 俊二議員      4番 青木  實議員 5番 児玉  信議員      6番 日髙 憲治議員 7番 兒玉 千歳議員      8番 日高 幸一議員10番 橋本 由里議員                ……………………………………………………………………………… ○議長(松浦光宏君) 投票漏れはありませんか。(なし) ○議長(松浦光宏君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終わります。 開票を行います。兒玉千歳議員、山田議員、開票の立会いをお願いします。(開票) ○議長(松浦光宏君) 投票の結果を報告します。 投票総数9票、有効投票9票、無効投票0票です。有効投票のうち賛成9票、反対0票。 以上のとおり全員賛成であります。よって、諮問第1号のうち早川ゆり氏を推薦同意することに決定いたしました。 次に、諮問第1号のうち月野一昭氏の推薦について採決いたします。 討論を行います。諮問第1号のうち月野一昭氏の推薦について、反対の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 採決は無記名投票で行います。 立会人は、先ほどと同じく兒玉千歳議員、山田議員を指名します。 投票用紙を配ります。(投票用紙配付) ○議長(松浦光宏君) ここで、念のため申し上げます。 本案に賛成の方は賛成と、反対の方は反対と記載してください。なお、白票については、綾町議会会議規則第79条の規定により、反対といたします。 投票用紙の配付漏れはありませんか。(なし) ○議長(松浦光宏君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱の点検をいたします。(投票箱点検) ○議長(松浦光宏君) 異状なしと認めます。 ただいまから投票を行います。局長が議席番号と氏名を呼び上げますので、順番に投票を願います。(事務局長点呼・議員投票)……………………………………………………………………………… 1番 山田由美子議員      2番 池田 和昭議員 3番 松本 俊二議員      4番 青木  實議員 5番 児玉  信議員      6番 日髙 憲治議員 7番 兒玉 千歳議員      8番 日高 幸一議員10番 橋本 由里議員                ……………………………………………………………………………… ○議長(松浦光宏君) 投票漏れはありませんか。(なし) ○議長(松浦光宏君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終わります。 開票を行います。兒玉千歳議員、山田議員、開票の立会いをお願いいたします。(開票) ○議長(松浦光宏君) 投票の結果を報告します。 投票総数9票、有効投票9票、無効投票0票です。有効投票のうち賛成9票、反対0票。 以上のとおり全員賛成であります。よって、諮問第1号のうち月野一昭氏を推薦同意することに決定いたしました。 議場の閉鎖を解きます。(議場開鎖)────────────・────・──────────── △日程第33.議員派遣の件について ○議長(松浦光宏君) 日程第33、議員派遣の件についてを議題といたします。 議員派遣につきましては、綾町議会会議規則第120条の規定により、別紙のとおり派遣いたしたいと思います。また、計画の一部変更等については議長に委任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(松浦光宏君) 異議なしと認めます。よって、議員派遣につきましては、別紙のとおり決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第34.各常任委員会の閉会中の審査及び調査について ○議長(松浦光宏君) 日程第34、各常任委員会の閉会中の審査及び調査についてを議題といたします。 各常任委員長より各常任委員会の所管事項について、閉会中の審査及び調査事項にいたしたいとの申出がありました。 お諮りいたします。各委員長より申出のとおり、閉会中の審査及び調査とすることにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(松浦光宏君) 異議なしと認めます。よって、各委員長から申出のとおり、閉会中の審査及び調査とすることに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第35.議会運営委員会の閉会中の審査について ○議長(松浦光宏君) 日程第35、議会運営委員会の閉会中の審査についてを議題といたします。 お諮りいたします。議会運営委員会の所管事項のうち、次期定例会及び臨時会の会期日程等、議会運営に関すること及び議長の諮問に関することについては、閉会中の審査事項とすることにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(松浦光宏君) 異議なしと認めます。よって、議会運営委員会の所管事項のうち、次期定例会及び臨時会の会期日程等、議会運営に関すること及び議長の諮問に関することについては、閉会中の審査事項とすることに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第36.二反野地区メガソーラー建設計画等調査特別委員会の閉会中の審査及び調査について ○議長(松浦光宏君) 日程第36、二反野地区メガソーラー建設計画等調査特別委員会の閉会中の審査及び調査についてを議題といたします。 お諮りいたします。二反野地区メガソーラー建設計画等調査特別委員会の閉会中の審査及び調査については、閉会中の審査事項とすることにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(松浦光宏君) 異議なしと認めます。よって、二反野地区メガソーラー建設計画等調査特別委員会の閉会中の審査及び調査については、閉会中の審査事項とすることに決定いたしました。 ◎議員(松本俊二君) 議長、松本。 ○議長(松浦光宏君) 松本議員。 ◎議員(松本俊二君) ここで動議を提出いたします。 綾町農業経営安定対策基金事業における支出を含む事務手続等に関する百条委員会を設置し、これに付託して審査することを望みます。 ○議長(松浦光宏君) 動議につきましては、綾町会議規則第15条に、法または綾町会議規則において特定の規則がある場合を除くほか、ほかに1人以上の賛成者がなければならないと規定してあります。よって、ただいまの動議について1人以上の賛成者が必要であると考えます。 ただいまの動議に賛成の方はいらっしゃいますか。口頭で結構ですので、賛成者は賛成と意思表示してください。 ◎議員(兒玉千歳君) 兒玉です。賛成です。 ○議長(松浦光宏君) 賛成という発言がありましたので、ただいまの動議は成立しました。 それでは、動議提出者の提案説明を求めます。 ◎議員(松本俊二君) 議長、松本。 ○議長(松浦光宏君) 松本議員。 ◎議員(松本俊二君) それでは、提案説明を述べさせていただきます。 綾町農業経営安定対策基金、いわゆる旧総合基金の運営につきましては支出を含む事務手続等に重大な問題があることを、会長である籾田町長に対して、同事業推進会議内部においても、また議会においても町民や同事業推進会議の委員による請願に加えて一般質問等を通して指摘した上で適正化を図るよう再三要求してまいりましたが、問題の解決に至っておらず、適正化も図られておりません。 よって、綾町農業経営安定対策基金の(1)事務手続に関する事項、(2)支出及び監査に関する事項について、地方自治法第100条及び委員会条例第5条の規定により綾町農業経営安定対策基金の運営に係る調査等特別委員会を設置し、これに付託して調査するものであります。 綾町農業経営安定対策基金の運営につきましては次のような重大な問題があります。 1、同事業実施要綱、これは令和2年3月30日制定に制定されておりますが、この改正手続及び内容について、①令和2年7月15日開催の推進会議で改正されておりますが、同事業推進会議設置要領(令和2年3月30日制定)第6条9号で規定されている総会での議決を得ていない。 2、改正内容が町費基金の使途に基金運営事務に要する経費を加える内容になっているが、推進会議の委員からは適切な説明がなされていないとの指摘があり、その後の議事録改ざん問題、そして、推進会議委員による意見書や請願の提出につながっている。 3、改正内容については同事業の監事2名による令和3年4月30日付の監査報告書に適正と認め難いとの記載がある。 さらに綾町監査委員2名による令和2年度財政援助団体等監査報告書においても同様の記載がある。 次に同事業の支出について。 ①要網を改正したとしても支出する場合は金額及び目的等を推進会議で明示した上で推進会議での承認が必要となることは当然であるが、目的及び金額等の承認は得られていない。 2、令和3年10月7日開催の推進会議で提出された収支報告書には事後報告として弁護士費用等の金額が記載されたが、それらを除いた上で収支報告は承認されている。 3、弁護士費用等の支払決済については、副会長、JA綾町組合長に決裁稟議書が回ってきたが、副会長は意見書を添付した上で決裁印を押していない。 さらには、昨日22日に開催された推進会議では2月25日付で坂元組合長から籾田町長宛てに各振興協議会の全てで基金事業の継続をお願いするとの報告書が出されていることが確認されたが、推進会議での議決を経ていないのにもかかわらず籾田町長は基金の廃止を一方的に決めて報告した。このようなことが許されるはずもなく、驚くべきことであります。 このような重大な問題を見過ごすことは、当該基金だけの問題にとどまらず、様々な事案に対して悪しき前例をつくることや行政への信頼が損なわれるばかりか自治体として機能不全につながりかねません。また、二元代表制の一翼を担い、行政のチェック機能としての議会の責任を放棄するに等しいとも言えます。 最後に本件が生産者への弁済の返還を求めるものでないことを申し添えて提案理由といたします。 ○議長(松浦光宏君) ただいまの動議に関する質疑、討論、採決を行います。 まず、動議に対する質疑を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 質疑を終わります。 討論を行います。まず、この動議に反対の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 次に賛成の討論を許します。(なし) ○議長(松浦光宏君) 討論を終わります。 これより採決を行います。この採決は起立により行います。綾町農業経営安定対策基金事業における支出を含む事務手続等に関する百条委員会を設置する動議に賛成の議員の起立を求めます。(起立 3名) ○議長(松浦光宏君) 起立少数。よって、綾町農業経営安定対策基金事業における支出を含む事務手続等に関する百条委員会を設置する動議は否決されました。────────────・────・──────────── ○議長(松浦光宏君) 以上で、本日の議事日程の全部を終了いたしました。 ここで、町長の挨拶をお願いいたします。(町長挨拶) ○議長(松浦光宏君) これをもちまして、令和4年第2回綾町議会定例会を閉会いたします。(閉会午後3時53分)──────────────────────────────│                                         ││                                         ││                                         ││   会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。    ││                                         ││                                         ││         令和  年  月  日                     ││                                         ││                                         ││                     議  長 松浦 光宏          ││                                         ││                                         ││                     署名議員 松本 俊二          ││                                         ││                                         ││                     署名議員 日髙 憲治          ││                                         ││                                         ││                                         │...