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06月26日-03号

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  1. 綾町議会 2013-06-26
    06月26日-03号


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    平成 25年第4回定例会( 6月)平成25年第4回(6月)綾町議会(定例会)会議録平成25年6月26日再開       平成25年第4回綾町議会(定例会)が平成25年6月26日午前10時綾町役場議場に招集された。    出 席 議 員┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────┐│議席番号 │氏        名     │議席番号 │氏        名     │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│1    │相   星   義   廣  │6    │畠   中   征   郎  │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│2    │福   田   正   照  │7    │日   髙   憲   治  │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│3    │日   高   幸   一  │8    │橋   本   由   里  │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│4    │押   田   和   義  │9    │大   隈       寛  │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│5    │入   船   康   紀  │10   │押   川       勝  │└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘    事 務 局┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────┐│局 長  │松   本   淳   資  │書 記  │湯   淺   邦   弘  │└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘    説 明 員┌─────────┬──────────┬─────────┬──────────┐│町       長│前 田    穰  │副   町   長│向 井  好 美  │├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤│総務税政課長   │松 田  典 久  │教育長      │玉 田  清 人  │├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤│企画財政課長   │黒 木  政 則  │教育委員長    │森 山  喜代香  │├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤│福祉保健課長   │谷 口  俊 彦  │産業観光課長   │蓮 子  浩 一  │├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤│町民生活課長   │橋 口    正  │社会教育課長   │児 玉  良 治  │├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤│農林振興課長   │中 薗  兼 次  │教育総務課長   │吉 川  直 毅  │├─────────┼──────────┼─────────┼──────────┤│会計室長     │吉 鶴  慶 久  │監査委員     │中 村  桂太郎  │└─────────┴──────────┴─────────┴──────────┘平成25年第4回(6月)綾町議会(定例会)議事日程平成25年6月26日再開        開    議   日程第1議案第42号一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例   日程第2議案第43号綾町税条例の一部を改正する条例   日程第3議案第44号綾町国民健康保険税条例の一部を改正する条例   日程第4議案第45号綾町廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例   日程第5議案第46号町道の認定について   日程第6議案第47号平成25年度綾町一般会計補正予算(第1号)   日程第7議案第48号平成25年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)   日程第8諮問第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて   日程第9意見書案第2号道州制に反対する意見書(案)   日程第10平成25年請願第1号所得税法56条の見直しを求める請願書   日程第11平成25年請願第2号年金2.5%削減中止を求める請願   日程第12平成25年陳情第1号少人数学級の推進などの定数改善と義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2014年度政府予算に係る意見書採択の要請について   日程第13平成25年陳情第2号綾幼稚園の移転新築に関する陳情書   日程第14議員派遣の件について   日程第15各常任委員会の閉会中の審査及び調査について   日程第16議会運営委員会の閉会中の審査について   追加日程第1 意見書案第3号 所得税法56条の見直しを求める意見書(案)   追加日程第2 意見書案第4号 年金2.5%削減中止を求める意見書(案)   追加日程第3 意見書案第5号 少人数学級の推進などの定数改善と義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2014年度政府予算に係る意見書(案)会議に付した事件・議事日程と同じである。──────────────────────────────(再開午前9時58分) ○議長(大隈寛君) おはようございます。本日の議事日程は、委員長報告、討論、採決となっております。なお、議事進行については御協力をお願いいたします。 ただいまから本日の会議を開きます。────────────・────・──────────── △日程第1.議案第42号 △日程第2.議案第43号 ○議長(大隈寛君) 日程第1、議案第42号一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例から、日程第2、議案第43号綾町税条例の一部を改正する条例までを一括議題といたします。 なお、委員長報告の後に、各議案ごとに質疑、討論、採決を行います。 総務委員長の報告を求めます。福田委員長。 ◎総務委員長(福田正照君) 議案第42号、付託案件名、一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例。審査の経過及び結果。期日、6月17日から21日。説明者、松田総務税政課長。 主な内容はお目通しください。 質疑。特別職の減額はないのか。ない。給与が下がった分、ほかの手当はないのか。ないが、期末手当は下げない。給与の地域的格差があるのに、一律の削減はおかしい。これに対する答えは、数値をはっきりつかめてないので何とも言えない、ということでございました。 主な意見でございます。生活給に手をつけるのではなくて、ほかの手だてをするべきである、がやむを得ない。町職員の給与は低い。国の命令に従えというのは納得できない。こういう押しつけは首長が阻止すべきである。国の給与が下がった分、ラスパイレスが上がった。ラスパイレスが下がったときもあったが、給与の上積みはなかった。 結果は、全員賛成の可決であります。 ○議長(大隈寛君) 福田委員長、続けて。続けて43号。 ◎総務委員長(福田正照君) それでは、第43号、付託案件名、綾町税条例の一部を改正する条例。審査の経過及び結果。期日、6月17日から21日。説明者、松田総務税政課長であります。 主な内容は、これもお目通しを願います。 質疑。今回の条例改正の主なものは。答え。税目に関する延滞金還付加算金の引き下げ、個人住民税に関する住宅ローン控除拡充東日本大震災の特例の期限が切れることに関する被災者への救済措置の延長などであります。町内に対象者はどれぐらいいるのかという問いに対しましては、いないと思われるという答えでありました。 主な意見でございます。特にない。国の見直しによる条文の改正である。復興特別所得税の創設など地方税の一部改正で、本町に特に影響はない。 全員賛成、可決であります。 ○議長(大隈寛君) まず最初に、日程第1、議案第42号一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例に対する質疑を許します。(なし) ○議長(大隈寛君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第42号の原案に反対の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長、橋本。 ○議長(大隈寛君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 議案第42号一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例に対しまして、反対の討論を行います。 この公務員給与の削減問題は、民主党野田内閣時代に、国家公務員給与の平均7.8%削減実施とあわせて、地方公務員の給与削減についても検討されていたものです。自民党も、昨年総選挙の公約で、公務員総人件費を国、地方合わせて2兆円削減することを掲げました。 そして、地方は、公務員給与を削減することを前提とした地方財政計画を閣議決定し、地方交付税の削減を前提として地方自治体に強要したものです。国家公務員の7.8%削減分を反映させたラスパイレス指数を新たに示し、綾町ではそれを上回る1.2%を、ことしの7月1日から来年の3月31日までの9カ月間実施しようというものです。 町長は、開会当日の質疑で苦渋の決断をしたと言われました。自治体が自主的に決める公務員給与への国の介入は、自治の根源に抵触する。また、地方交付税は地方固有の財源であり、国が政策誘導に利用することは許されないとした趣旨の抗議をいたしました地方6団体の立場、そして、町長が言われる、国と地方自治体は主従関係にはないという立場からすれば、町長がされた苦渋の決断は、国のいう方向ではなく、職員の側を向くべきだと考えるものです。 綾町の職員は、休日出勤も多く、地域の活動にもよく参加されています。給与水準も県内では低いほうであり、こうしたことも十分考慮すべきだと思います。綾町は1.2%の削減であることから、少額だから仕方がないという意見もありますが、そういった問題ではなく、国の公務員たたきといわれるこうしたやり方には、毅然とした態度を示すことが重要だと思います。 住民の所得こそ上げなければならない今、物価と消費税を上げることを決め、公務員の給与を削減するというのでは、道理には合わないことだということを申し上げまして、反対の討論といたします。 ○議長(大隈寛君) 次に、賛成の討論を許します。 ◎議員(畠中征郎君)  議長、畠中。 ○議長(大隈寛君) 畠中議員。 ◎議員(畠中征郎君) 議案第42号一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、討論を行いたいと思います。 本条例の改正につきましては、裏に東日本大震災の復興財源の捻出ということがございますから、不本意ではありますけれども、賛成ということでここに立ったところでございます。 第一番に、我が綾町は、自主、自立のまちづくりに向けて進められてきました。みずから職員数の圧縮を図ったり、職員の給与もあえてラス指数の90%前後に抑えた中で、職員は努力をしてまいりました。こういう経過がございます。 さらに、町長を初め、特別職の給与においても、今回は対象外でありますけれども、県下で最低水準といっても過言でない中で、エコパークの指定やら、あるいは、花のまちづくりなど、世界に綾町の名を発信できるまちづくりに努力をされております。 したがって、なかなか、町長あるいはそういう3役、特別職の給与が低いという中では、どうしても対町費からしますと、職員だけが上がるということはならんわけでありますから、そういう面で、あえて職員も低い水準の中で給与をもらっておるということだと思っております。 もちろん、議会におきましても、定数削減を初め、実費弁償等の条例も早くから廃止をしながら、他町村に先駆けて、こういう費用弁償の条例廃止等もとり行ったと思っております。微力ではありますけれども、そういう面で、議会も努力をいたしております。そのように、自助努力をしておる団体も、一律に国家公務員と合わせるというやり方には疑問を持つものであります。東日本の復興をという大前提がありますので、極めて不本意ではありますけれども、今回は賛成と、このように表明をしたところでございます。 以上で、討論を終わりたいと思います。 ○議長(大隈寛君) 反対の討論を許します。 ◎議員(福田正照君) 議長。福田。 ○議長(大隈寛君) 福田議員。
    ◎議員(福田正照君) 討論をいたしますけれど、その前に一言。 報告書に全員賛成、可決となっておりますけれども、これは、私が委員会の席で反対であるということを表明したんですけれども、各報告書を作成するに至っては、委員長は採決権がないと、委員長が参加できるのは、可否同数のときだけ参加することができるということになっておりますから、報告書の書き方としては全員賛成という形になっております。 ただ、私が申し上げましたように、これに反対という意見は、委員会のほうで表明しておりますから、反対の意見を述べさせていただきたいと思います。今回の財源を東日本大震災の復興に充てるということは、何と申しますか、復興は極めて大事なことでありまして、これは1日も早く復興しなければならないという思いは全く一緒でございます。 ただしかし、その財源の一部として、今回のようなやり方というのは、どうしても納得できないという思いがございます。百歩譲って、これでもう復興ほぼ終わりつつあるんだと、今回の財源の捻出で、もう全てほとんど完璧に終わりそうなんだということならまだしも、いたし方ないかなという気もするんですけれども、復興そのものは道半ばでございます。 極めて原発関係に関しては、全く手つかずと申しますか、家族離れ離れになったり、住めないところに財産があったり、住むというのは今後どうするんだろうかと。そして、廃炉ということは決定しているんですけれども、それまでの長い期間に対する維持、危険な水の処理のやり方だとか、最終的な廃炉に係る費用だとかというのは全く目に見えてこないと。 そういう中で、今回のようなやり方で、復興の一部の財源を、一部の人から求めるというのは、極めて計画性のないずさんさでありまして、到底同意することはできないと。この、職員の給与減額に関しては、以前にも人事院勧告だとかあったわけで、そのたんびに、町長も苦渋の選択をして議会に示し、議会は議会で苦渋の選択でのんできたと。それはなぜかと申しますと、これ、私個人かもしれませんけど、国に変に逆らうと、お上に変に逆らうと、何かしっぺ返しがくるんじゃないかと。そういう思いもあって、のんできたという面もあるわけでございます。  ただ、それをいつまでも繰り返しても切りがないと。町長も説明の中で、苦渋の決断だったんだと申されました。今回もまた、以前と同様で、その報告書を見てもらえばおわかりのように、意見としては、ほとんど反対の意見なんですね。ただ、いたし方ないというような判断です。私は、こういう苦渋の決断をするときには、弱いほうの側に立って判断すべきだと思っております。一度ぐらい、やるものならやってみろと、国がそういうしっぺ返しをする気があるならやってみろというような決断といいますか、勇気を持って反対をするというのは、極めて大事なことではなかろうかという思いに至ったところでございます。 そういうわけで、今回の給与の削減には同意できません。同僚議員の賛同を求め、討論といたします。 ◎議員(日高幸一君) 議長、日高。 ○議長(大隈寛君) 日高幸一議員。 ◎議員(日高幸一君) 議案第42号一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、反対討論をいたします。 今回の改正は、国が東日本大震災の復興財源のため、2012年度から2年間限定で国家公務員の給与を削減し、地方自治体にも同様の処置を要請したことに伴うもので、来年3月31日までの間において行う改正です。 まず、復興財源ということでありますが、政府は、被災地再生とかけ離れた事業に使われた可能性があるとして、国へ1,000億円程度の予算執行をとめ、国へ返還するよう求める方針を固めています。被災地、被災者にとりましては、今か今かと復興を待ち望んで、いまだに仮設住宅から出られることを夢見て、たくさんの被災者が住んでおられます。そのような中での政府のやり方など、なかなか進まない復興計画、うなずけるところであります。地方交付税を減らす方針で、その分を、財源を確保するということですが、まず、復興予算どおりに執行されているか、使途を明確にすることが、今回の場合、先決ではないでしょうか。 また、国家公務員の給与、地方公務員の給与が下がるということは、全国的に消費も下がるということで、景気回復を念頭に置いて実行されている新内閣としては逆方向ではないでしょうか。綾町の場合、地方交付税削減分は何なのか、町民にもわかっていただき、削減された分だけ、町の一般財源で工面をするといった施策のほうが、国、県に対してもいろんな意味で、メッセージとして成果があるのではないでしょうか。国の無駄遣いは棚に置いといて、取りやすいところから取る消費税アップ、削りやすいところから削る今回の給与削減など、そのような小手先だけの国の施策に対して反対討論といたします。 ○議長(大隈寛君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第42号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 6名) ○議長(大隈寛君) 起立多数。よって、議案第42号一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第2、議案第43号綾町税条例の一部を改正する条例に対する質疑を許します。(なし) ○議長(大隈寛君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第43号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(大隈寛君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(入船康紀君) 議長。入船。 ○議長(大隈寛君) 入船議員。 ◎議員(入船康紀君) 議案第43号であります。綾町税条例の一部を改正する条例について、賛成の立場で討論を行います。 今回の改正案の内容は、現在の低金利の状況を踏まえ、納税者等の負担を軽減する観点から行われる国税の見直しに合わせ、延滞金並びに還付加算金の利率を引き下げるものであります。 なお、消費税引き上げに伴う影響を平準化する観点から、個人住民税における住宅ローン控除の対象経費については、所得税における住宅ローン減税の延長に合わせて、平成26年1月1日から平成29年末までの4年間、延長するとともに、控除限度額を拡充するものであります。 また、ふるさと寄附金についても、所得税の寄附金控除と個人住民税の寄附金税額控除により、寄附金額の2,000円を超える額から全額控除できることから、ふるさと納税が進むことを願っております。本町においては、今回の改正の影響はないとのことであります。 以上を申し上げ、討論といたします。 ○議長(大隈寛君) 討論を終結します。 採決を行います。議案第43号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(大隈寛君) 起立全員。よって、議案第43号綾町税条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第3.議案第44号 ○議長(大隈寛君) 次に、日程第3、議案第44号綾町国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 文教福祉委員長の報告を求めます。押田委員長。 ◎文教福祉委員長(押田和義君) 議案第44号綾町国民健康保険税条例の一部を改正する条例。審査の経過及び結果。6月17日より21日。説明者、松田総務税政課長谷口福祉保健課長。 主な内容としまして、国保税の算定に用いる基礎数値の確定による税率等の改正であります。応能応益につきましては、48対52の割合で算定をいたしております。6ページのほうに、保険税算定につきます基礎数値載せております。前年との比較も載せておりますので、ごらんをいただきたいと思います。 質疑。医療費の状況は。高い状況で推移をしている。5月請求分、3月診療分ですが、5,859万9,000円となっている。応能応益の割合としては、県内では標準なのか。いいえ、宮崎市などは資産割がない。基金の残は。7,551万2,000円である。国富町との比較を例に出すが、国富の医療費は伸びているのか。伸びている、県内で21位。綾町は24位であります。 主な意見。制度的には国の責任が十分果たされていない。高額医療費の伸びが医療費に大きく影響している。特定健診等の受診率のアップを望む。もう既に払える額を超えている。基金はもっと取り崩していいと思う。滞納者に対する正規でない短期証などの発行はやめてほしい。福祉の町にふさわしい対応と制度を強く望む。 採決の結果、賛成多数で可決であります。 ○議長(大隈寛君) 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(大隈寛君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第44号の原案に反対の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長、橋本。 ○議長(大隈寛君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 議案第44号綾町国民健康保険税条例の一部を改正する条例につきまして、反対の討論を行います。 今改定によって、国保税は後期高齢者医療支援分と介護保険分を合わせて、昨年比で1人当たり1,601円の引き上げの10万6,130円、1世帯では1,029円引き上げの18万6,416円となります。 例えば、夫婦と子供2人の4人家族の場合を例にしますと、夫婦が40歳を超えている場合、平均値で試算しても、平等割18万6,416円、夫婦2人分21万2,260円、子供2人分15万8,408円、合計すると56万7,084円になります。 綾町では、国民健康保険税は10期に分けて納入しておりますので、1期で約5万6,700円になります。また、子供が1人ふえるごとに、年額で7万9,204円加算されていくことになっています。国保税だけでもこの金額ですから、国保加入世帯の暮らしの大変さは、想像していただけるのではないでしょうか。 国はこうした状況を十分知っております。そのために、軽減することを認めています。平成25年度で見ると、国保世帯1,548世帯のうち862世帯、55.7%、被保険者数2,933人中1,542人、52.5%は減額の対象世帯です。減額の対象被保険者でもあります。このように、加入者の半分を超える被保険者が軽減される制度というのは、まさに異常だと思います。この大きな理由は、国の責任放棄だと思っています。 このような状況を放置するばかりでなく、国はさらに社会保障費を抑制し続け、社会保障は自己責任と言ってはばからない状況です。住民の命と暮らしに責任を持つべき綾町としては、国への要望を強める一方、今残っている基金は取り崩し、それでも不足する分は、一般会計からの繰り入れも行って、被保険者の負担を軽減することが、役割であり保険者の責任だと思います。 ましてや、このように負担の重い国民健康保険税を滞納した人への資格証明書や、短期保険者証の交付は容認できません。 以上の立場から、今議案には反対を申し上げます。 ○議長(大隈寛君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(押川勝君) 議長。押川。 ○議長(大隈寛君) 押川議員。 ◎議員(押川勝君) 議案第44号綾町国民健康保険税条例の一部を改正する条例に対し、本議案に賛成の討論を行います。 そもそも、国保税の税額は、昨年度の医療費に、今年度の医療費の伸び率を見越してプラスし、算出するものが基本であります。それには、いろいろな基礎となる条件、数値がございます。そのようにして、医療及び後期高齢者医療制度支援金分、さらに、40歳以上には介護保険分を加えて保険税を算定するものであります。ちなみに、本年度の見込み増は、昨年度より5.1%の増を見込んでおります。まだほかにも、いろいろな条件があります。こうして確定した税額を、1人当たりと世帯当たりとで徴収してまいります。これが国保税の大きな仕組みであり、基礎であります。 昨年度の月別医療費の総額は、約6,000万円ぐらいであります。毎年それが、約5%前後の増加の傾向にあるわけです。だから、国保税の高騰が続くのであります。今、綾町の総世帯数は2,892世帯であります。うち、国保税世帯は1,548世帯で、率にして53.52%であります。また、人口は7,260人で、国保被保険者は2,933人で、率にして40.4%であります。 このように、50%以上の世帯と、半数に近い町民が国保保険者の加入であります。半数に近い町民が、加入者が、このことを踏まえ、もっと国保税に関心を持って努力をすれば、きっと国保税の高騰を抑えることができると思います。それには、健康診断や特別健診など、いろいろな方法が考えられます。町民が個々に努力することも大切であります。加えて、執行部も目くばせ、気配りを行い、国保税の安定化、医療費の高騰抑制に尽力されんことを希望し、賛成の討論といたします。 ○議長(大隈寛君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第44号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名) ○議長(大隈寛君) 起立多数。よって、議案第44号綾町国民健康保険税条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第4.議案第45号 △日程第5.議案第46号 ○議長(大隈寛君) 日程第4、議案第45号綾町廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例から、日程第5、議案第46号町道の認定についてまでを一括議題といたします。 なお、委員長報告の後に、各議案ごとに質疑、討論、採決を行います。 総務委員長の報告を求めます。福田委員長。 ◎総務委員長(福田正照君) それでは報告いたします。 議案番号第45号付託案件名、綾町廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例。審査の経過及び結果。期日、6月17日から21日。説明者、橋口町民生活課長。 主な内容は、宮崎地方検察庁からの指導を受け、産業廃棄物の定義や罰則規定等を改正するものであります。 質疑。今まで罰則規定はなかったのかという問いに対しまして、あったのだが、問題点を改正したということでございます。今までよりも罰則規定の強化か、という問いには、そうであるということでございました。 主な意見といたしまして、条例の不備による条文の改正である。また、違反者に対する法的対応が適正化されたということでありました。 結果は、全員賛成の可決であります。 続きまして、第46号、付託案件名、町道の認定について。期日、6月18日。説明者、榎田建設課主幹であります。 主な内容は、里道から町道への昇格が1本。新規路線2本の町道認定であります。 質疑。それぞれの延長、幅員はという問いに対しまして、昭和公民館通り線は延長63.1メートル、幅員は4メートルでございます。川原元通り線は、これは新設でございますが、延長200メートル、幅員は8メートルでございます。ここは歩道を含んでおります。それから、尾立中尾線、延長47メートル、幅員6メートルであるという報告でございます。 それから、私道を町道として認定する場合の規定はあるのかという問いに対しまして、特にないということでございます。私道からの変更は規定を定めるべきだと思われるがという問いに対しては、そうだと思うという答えでございました。 主な意見といたしまして、町道として認定されたので、維持管理がしっかり保たれるということで、全員賛成の可決でありました。 ○議長(大隈寛君) 最初に、日程第4、議案第45号綾町廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例に対する質疑を許します。(なし) ○議長(大隈寛君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第45号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(大隈寛君) 賛成の討論を許します。(なし) ◎議員(相星義廣君) 議長。相星。 ○議長(大隈寛君) 相星議員。 ◎議員(相星義廣君) 議案第45号綾町廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例について、賛成の立場で討論を行います。 今回の改正は、宮崎地方検察庁から、起訴する場合等において本条例に不備があると指摘を受けたことから、綾町廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部を、宮崎地方検察庁の指導、助言により改正を行うもので、16条の4「町長が指定するごみ収集場については別に決める」と新設され、30条については、現行「罰金」として規定していたものを、「地方自治法の規定に基づき、行政上の軽い禁令を犯した者に対して科する金銭罰」としての過料としたことにより、改正を行うものである。条文の改正により、罰則が強化され、取り締まりなど厳格な対応が期待され、町民がリサイクルするように排出された資源ごみの売却益は、町の貴重な財源になるものである。 以上、討論といたします。 ○議長(大隈寛君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第45号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(大隈寛君) 起立全員。よって、議案45号綾町廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第5、議案第46号町道の認定についてに対する質疑を許します。 ◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(大隈寛君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) 委員長に1点お尋ねいたしますが、質疑のところで、私道を町道として認定する場合の規定について質疑、と答弁が書いてあるんですけど、これは里道じゃなくて私道なんでしょうか。私も、実は、先日、建設課のほうとお話したんですけれども、町内にある、たくさんある里道、いわゆる「さとみち」が、現状では個人の畑になってしまったり、花壇になってしまったりしてるという苦情がありまして、榎田主幹とも話したんですけれども、実際、売買とか、相続とか、測量が必要になったときには、そこが里道であることは図面上わかるので、それが全く個人の財産として売買の対象になったりはしないということはお聞きしたんですけれども、委員長報告に見ると、私道は「私の道」ですから、当然、町道にするには規定はあると思うんですね。買い上げるとか。だから、これは里道じゃなくて、私道ということでいいのかどうか確認したいと思います。 ○議長(大隈寛君) 福田委員長。 ◎総務委員長(福田正照君) はい、お答えいたします。委員会で検討したのは、私道、「私の道」のほうでございまして、考えられることとしては、例えば、例えばの話ですけれども、崎ノ田にある個人の住宅、かなり広いわけでして、その中に通している道は、これは完全な地主さんの私道でございます。そういう意味合いの私道ということで検討したところでございます。 ○議長(大隈寛君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第46号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(大隈寛君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(大隈寛君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第46号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(大隈寛君) 起立全員。よって、議案第46号町道の認定については、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第6.議案第47号 ○議長(大隈寛君) 日程第6、議案第47号平成25年度綾町一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。 初めに、文教福祉委員長の報告を求めます。押田委員長。 ◎文教福祉委員長(押田和義君) 議案第47号平成25年度綾町一般会計補正予算(第1号)。審査の経過及び結果。期日、6月17日から21日。説明者、吉川教育総務課長、児玉社会教育課長、谷口福祉保健課長。 主な内容としまして、議案書・所管資料をもとに審査をいたしました。スクールアシスタント補助金、奥誠司氏、週3回、19万円。委託料、昴塾、中学2年生、週2回から3回へ、81万円。中学校プール改築・解体の設計委託料、735万円。竹野のホルトノキ、国指定、補修に108万6,000円。 質疑。てるはドームで畳605枚を使う頻度は。年3、4回である。延べ10日間。畳台車増で、倉庫のスペースは大丈夫なのか。スペースはある。ホルトノキ、補修後の寿命は大丈夫か。寿命はある。国指定であり、延命保全指導があった。中学校の昴塾の受講率は。1年、71人中33人、46%。2年、70人中27人、39%。3年、68人中33人の49%。スクールアシスタントの仕事の内容は何か。不登校対策、いじめ対応対策である。現在の中学校の不登校は3名であり、うち1名は教室外登校である。福祉。障がい者用電動車椅子、国の補助2台分、100万円。保育士処遇改善臨時特例事業補助金257万8,000円。 質疑。電動車椅子は誰でも補助があるのか。障害者手帳所持者で、県の障害者相談センターが給付判定した方である。保育士処遇改善の257万8,000円は、1人の保育士の給与なのか。私立保育士全体の処遇改善のため、園児数の額で決定をする。 主な意見。民生費の保育士処遇改善では、給与が上がるよう望む。学力向上対策で、中学2年の学習教室増で一番大事なことは、下位の成績の生徒をどう引き上げるかだ。結果を期待する。子供たちの学力を上げる手段として、昴塾はよくない。検証していい時期に来ている。指導主事配置には反対しないが、その分、直接、子供たちに接する講師、町雇用をやめさせたのが残念である。てるはドームの備品購入が数多く出てくる。もう少し、じっくり見据えて取り組んでほしい。今回の提出資料で、国、県、町指定の木の少なさに驚いた。照葉樹林都市、エコパークの町として、十分、調査、検討をしてほしい。木に例えると、子供は枝葉である。しかし、幹の親や、根の社会がしっかりしていないと、大きくは育たない。小学校運動場側の職員や一般車両の進入道路を、数年前から整備の要望をしている。早目の整備をお願いする。 審査の結果、賛成多数で可決であります。 ○議長(大隈寛君) 次に、総務委員長の報告を求めます。福田委員長。 ◎総務委員長(福田正照君) 議案第47号平成25年度綾町一般会計補正予算(第1号)。審査の経過及び結果。期日、6月17日から21日。説明者、松田総務税政課長、黒木企画財政課長、橋口町民生活課長、蓮子産業観光課長、中薗農林振興課長、榎田建設課主幹であります。 主な内容でございます。今回の補正額の主なものが挙げてあります。お目通しをお願いいたします。 質疑でございます。総務税政関係のほうの質疑といたしまして、議案第42号が可決するとの前提で、今回の補正作成はおかしいのではないかという問いに対して、関連があるので上げているということでございます。それから、ふるさと納税の先進地研修はどこかという問いに、米子市、出雲市であるということでございます。農林振興関係でございます。肉用牛総合支援センター整備事業。一部宅地があるが、畑の値段で買うのかという問いに対しまして、地主がそれでよいとのことであるということでございます。国は農地の集積による大型化が目的、綾には適さないという問いに対しまして、地域性を考慮して、綾独自のものにするということでございます。 それから、町民生活課関係では、灰溶融施設の爆発の原因は調査中であるということでございます。裁判の見通しは、何とも言えないとのことでございました。それから、産業観光関連は、今回の補助事業内容はという問いに、起業10年未満の公社に委託し、公募による綾ツアーの造成に取り組む。その内容は、手づくり文化祭、雛山まつり等に対するツアーを計画するということでございました。 主な意見でございます。事業の効率的な執行を期待すると同時に、一過性にならぬよう実効あるものにしてほしいと。また、農林関係では、人・農地プラン人材の雇用は、地域の実情をよく知った人を選ぶべきだと。また、作物主体の農地集積が必要であるということでございます。商工関係の意見といたしまして、330万円の委託料は、実効性のあるものにしてほしいということでございます。町民生活課関係の意見として、エコクリーン裁判は早目の収束を望むということでございます。教育関係、昴塾の予算は当初に計画すべきだという意見でございました。 全般といたしまして、アドバイザー、専門家の人たちと、議員との話し合いが必要だという意見がございました。 結果は、全員賛成、可決であります。 ○議長(大隈寛君) 各委員長報告に対する質疑を許します。 ◆議員(押田和義君) 議長。押田。 ○議長(大隈寛君) 押田議員。 ◆議員(押田和義君) 1点だけ、総務委員長にお伺いをいたします。 この質疑の中で、ふるさと納税先進地研修先はどこかとありまして、米子、出雲が出ておりますが、宮崎県内でも綾町は群を抜いて納税額が一番高かったと思っておりますが、納税額の面でいくと県内1位であったわけでありますが、この、先進地先に求める何か目的とか、具体化されておりましたらお知らせください。 ○議長(大隈寛君) 福田委員長。 ◎総務委員長(福田正照君) お答えいたします。おっしゃられるとおりであろうかと思います。 確かに、その面ではまさしく綾町も先進地でございますけれども、ほかにもやっぱり、それなりの成果を、成果と申しますか、それを上げているところはあるわけでございまして、この二とこは、今回研修するところは、また綾町とは違った取り組みがされているかもしれないと、先進地でございますから。県内でトップだから、もうこれでいいということでなくて、もう少しやり方を変えれば、もう少しよい結果が得られるんじゃなかろうかと、そういう思いもあって、一応、ほかの先進地も研修すべきということであったようでございます。 ◆議員(畠中征郎君)  議長。畠中。 ○議長(大隈寛君) 畠中議員。 ◆議員(畠中征郎君)  文教福祉委員長にお尋ねしたいと思いますが、この意見の中で、子供たちの学力を上げる手段として、昴塾はよくないと、検証していい時期が来ているということでございますが、具体的にゃまあ、どういうことがよくないという、何か害があるとかどうか、議論がされておればお願いしたいと思います。 ○議長(大隈寛君) 押田委員長。 ◎文教福祉委員長(押田和義君) これは、1委員が、当初からかたくといいますか、昴塾に反対の意思を示しておりまして、そういうことで、つけ加えられた昴塾反対の意見だと受けとめております。 ○議長(大隈寛君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第47号の原案に反対の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(大隈寛君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 議案第47号平成25年度綾町一般会計補正予算(第1号)に対しまして、反対の討論を行います。 反対の第一は、役場職員の給与削減が今補正予算に盛り込まれていることです。このことにつきましては、さきの議案第42号に対する反対討論で見解を申し上げましたので、ここで重ねては申し上げません。 反対の二つ目は、今もう、畠中議員から質問がありましたけれども、教育費の中の昴塾への委託料の増額が組まれていることです。余り何回も申し上げてしまっているので恐縮なんですけれども、子供たちの学力向上を望む思いに異議を唱えるつもりはありません。 しかし、その手段として、教育委員会が私塾に中学校の補習を担わせることにつきましては、同意できないものです。中学校の先生方との信頼関係や、子供たちへの思いを希薄にすると懸念するものです。 ましてや、生徒の参加は50%に満たず、学力向上の本来の目的である学習がおくれぎみになる子供への対策とはなっていません。年間1,000万円を超える昴塾への委託料の支出をやめるよう求めまして、討論といたします。 ○議長(大隈寛君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(日高幸一君) 議長。日高。 ○議長(大隈寛君) 日高幸一議員。 ◎議員(日高幸一君) 議案第47号平成25年度綾町一般会計補正予算(第1号)につきまして、要望を申し上げて、賛成の討論を行います。 今回、障がい者補装具費として、電動車椅子2台購入ということで、200万円の補正が組まれています。電動車椅子の中でも、キルト式普通型は最も高価で、身体機能を補完、代替する用具としての補装具だと思いますが、この支給制度の目的は、何といっても、社会人として独立、自活するための育成助長にあると思います。障がい者にとりまして、大いに期待するところであります。 また、教育費として、学力向上支援事業。主に、中2の学習教室増によるものとされていますが、この支援も数年前から行われていて、生徒への受講料一部支援もありますが、何といっても大きな目的は学力向上にあると思います。その成果も、随分、学力のほうも上昇しているということであります。この取り組みは、県下でも画期的なこととして注目されていますが、だからこそ、現在、学校で取り組まれている、先生を交えてのASS授業、または学びの共同体などは、さらに力を注いでいただけることを望むところであります。 中学校、本校舎建設事業のプール新設においては、今回の設計だけにとどまっていますが、プールの建設費はもちろんのこと、維持管理面から多額な費用を要すると聞いています。また、一方では、将来、部活、水泳部結成など、大きな期待があることも事実であります。綾町に合ったプール建設を望んで賛成討論といたします。 ◎議員(入船康紀君) 議長。入船。 ○議長(大隈寛君) 入船議員。 ◎議員(入船康紀君) 議案第47号であります。平成25年度綾町一般会計補正予算(第1号)について、賛成の立場で討論を行います。 今回の補正額は1億7,000万円であり、主なものは庁舎工事請負費8,500万円、上畑水窪水道工事3,230万円、肉用牛総合支援センター用地取得、畑かん工事1,071万円であります。 何点か、要望を踏まえて申し上げたいと思います。ユネスコエコパークに伴う教育ファーム体験については、実効性のある事業にしていただきたいと思います。生物多様性事業、宮大生に調査を委託されますが、町内には希少動植物が数多くあると思います。事業の効率を上げていただき、将来、観光資源になるように期待をいたします。エコクリーンプラザの貸付金については、いまだ裁判が続いておりますが、借入金の利息が高くなることから、早目の収束を望みます。きめ細かな人・農地プラン強化事業については、人材を雇用しますが、地域の実情に精通し、実効性のあるものにしていただきたいと思います。 また、今回、農畜産物価格安定基金の造成200万円が行われますが、経済不況の中、本町の基幹品目については、畜産を除き、すべて基金発動が行われております。特に、キュウリについては1月から3月末までの発動額が1,700万円であります。 このような状況からして、今後とも農家は厳しい経営が続くようであります。要望でありますが、3者の積立額の割合の見直しはできないか、現在、町50%、JA20%、生産者30%でありますが、これを、JA30%、生産者20%にならないか、JAについては、農畜産物の売り上げの手数料も生産者から取っております。運営委員会で検討をしていただきたいと思います。 最後に、学力向上支援事業、中学2年生の昴塾でありますが、当初に計画の読みはできなかったのか、考えるところであります。今回の一般質問の中でも、子供の教育については、執行者、担当部局の考え、思いは、現状を捉え、実効性のあるものと思ったところであります。みんなで知恵を出し合い、子供たちのために汗をかくように要望いたしまして、賛成の討論といたします。 以上です。 ○議長(大隈寛君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第47号に対する各委員長の報告は可決であります。各委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名) ○議長(大隈寛君) 起立多数。よって、議案第47号平成25年度綾町一般会計補正予算(第1号)は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第7.議案第48号 ○議長(大隈寛君) 日程第7、議案第48号平成25年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 文教福祉委員長の報告を求めます。押田委員長。 ◎文教福祉委員長(押田和義君) 議案第48号平成25年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)。審査の経過及び結果。期日、6月17日から21日。説明者、谷口福祉保健課長。 主な内容としまして、一般被保険者国民健康保険税922万9,000円の減です。退職被保険者国民健康保険税の77万1,000円の減。いずれも、1,000万円の基金繰り入れのための減であります。 質疑。職員の異動は誰か。新宮領主査から佐藤係長にかわった。柔道整復師整骨院の自己負担は、国が決めたのか。改めてお知らせするもので、新たな変更ではないと理解してほしい。 主な意見。職員の異動による補正であり、賛成。基金を取り崩し、保険税が下がることには同意する。願わくば、もっと基金を取り崩してほしい。 審査の結果、全員賛成で可決であります。 ○議長(大隈寛君) 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(大隈寛君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第48号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(大隈寛君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(日髙憲治君) 議長。日髙。 ○議長(大隈寛君) 日髙憲治議員。 ◎議員(日髙憲治君) 議案第48号平成25年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、賛成の討論をいたします。 今回の補正予算は歳入歳出それぞれ25万円を増額補正するもので、これは職員の人事異動に伴う増額分であり、総額11億6,550万円となります。 また、基金繰入金については、前年度末財政調整基金残高が1億3,512万円ありましたが、補正前の金額の取り崩し金額が5,000万円、そして、今回、財政基金より保険税軽減のため、1,000万円の基金を取り崩すことによって、上昇の緩和を行っております。来年以降は、基金残高も底をつくものと考えられ、現在の残高は7,551万2,000円となっております。保険運営費については、医療費の増加に伴って、保険税も上昇すると考えられます。今後、より一層、国保運営は厳しくなることを申し添えて、48号の賛成討論といたします。 ○議長(大隈寛君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第48号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。 委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(大隈寛君) 起立全員。よって、議案第48号平成25年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、委員長報告のとおり可決されました。 ここで暫時休憩いたします。(休憩午前11時02分)………………………………………………………………………………(再開午前11時12分) ○議長(大隈寛君) それでは休憩前に引き続き会議を開きます。 ◎文教福祉委員長(押田和義君) 議長。押田。 ○議長(大隈寛君) 押田委員長。 ◎文教福祉委員長(押田和義君) 訂正の許可をいただきたいと思います。 14ページ25年度の一般会計補正の部分ですが、14ページの2段目、委託料昴塾中学2年生の週2回から3回の部分を1回から2回への訂正でお願いしたいと思います。金額に間違いはございません。 以上です。────────────・────・──────────── △日程第8.諮問第2号 ○議長(大隈寛君) 次に、日程第8、諮問第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。 討論を行います。中村清久氏を推薦することに反対の討論を許します。(なし) ○議長(大隈寛君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(相星義廣君) 議長。相星。 ○議長(大隈寛君) 相星議員。 ◎議員(相星義廣君) 諮問第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて賛成の立場で討論をいたします。 中村清久氏は、昭和27年7月29日生まれの60歳で、現在、てるは図書館長として勤務いただいております。前職は、各県立高校教諭や中学校長として、さらには県教育委員会の指導主事などを歴任されるなど、幅広く学校教育の場で活躍されました。今回、人権擁護委員として人格、見識とも実にすばらしい方で、最適任者であると思われます。委員各位の賛同をお願い申し上げ、賛成討論といたします。 ○議長(大隈寛君) 討論を終わります。 採決を行います。採決は、無記名投票で行います。 議場の閉鎖をいたします。〔議場閉鎖〕 ○議長(大隈寛君) ただいまの出席議員は9名であります。 次に立会人の指名をいたします。綾町議会会議規則第30条第2項の規定により、立会人に、日高幸一議員、押田議員を指名いたします。 ただいまから投票用紙を配ります。〔投票用紙配付〕
    ○議長(大隈寛君) ここで念のため申し上げます。本案に賛成の方は賛成と、反対の方は反対と記載してください。なお、白紙については、綾町議会会議規則第79条の規定により、反対といたします。 投票用紙の配付漏れはありませんか。(なし) ○議長(大隈寛君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱の点検をいたします。〔投票箱点検〕 ○議長(大隈寛君) 異状なしと認めます。 ただいまから投票を行います。局長が議席番号と氏名を呼び上げますので、順番に投票をお願いいたします。〔事務局長点呼・議員投票〕……………………………………………………………………………… 1番 相星 義廣議員         2番 福田 正照議員 3番 日高 幸一議員         4番 押田 和義議員 5番 入船 康紀議員         6番 畠中 征郎議員 7番 日髙 憲治議員         8番 橋本 由里議員10番 押川  勝議員                   ……………………………………………………………………………… ○議長(大隈寛君) 投票漏れはありませんか。(なし) ○議長(大隈寛君) 投票漏れなしと認めます。投票を終わります。 開票を行います。日高幸一議員、押田議員、開票の立会をお願いいたします。〔開票〕 ○議長(大隈寛君) それでは、投票の結果を報告いたします。 投票総数9票、有効投票9票、無効投票ゼロ票。有効投票のうち、賛成9票、以上のとおり、全員賛成であります。よって、人権擁護委員に中村清久氏を推薦することに決定いたしました。 ここで、議場の閉鎖を解きます。〔議場開鎖〕────────────・────・──────────── △日程第9.意見書案第2号 ○議長(大隈寛君) 日程第9、意見書案第2号道州制に反対する意見書(案)を議題といたします。質疑を許します。(なし) ○議長(大隈寛君) 質疑を終わります。 討論を行います。意見書案第2号に対する反対の討論を許します。(なし) ○議長(大隈寛君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(大隈寛君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 意見書案第2号道州制に反対する意見書(案)につきまして、賛成の討論を行います。 先日、自治体問題研究会が出しております「住民と自治」に掲載されました前田町長のインタビュー記事を読みまして、議会も一体となって道州制導入に反対する意思を示したいと思ったところです。私も、副議長に賛成者になっていただくようにお願いして、意見書案を提出いたしました。同じ思いの両常任委員長からも提案されていたことから、今意見書案一本に絞ることに同意をいたしました。私たちの思いは、この案文に盛り込まれているとおりです。平成の大合併に応じた自治体から、または、その住民から合併してよかったという声は聞かれません。ましてや、道州制はさらに大規模な強制合併とも言えるものであり、到底納得できません。議員全員の同意をお願いいたしまして、賛成の討論といたします。 ○議長(大隈寛君) 討論希望者の方はいらっしゃいませんか。(なし) ○議長(大隈寛君) 討論を終わります。 採決を行います。意見書案第2号は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(大隈寛君) 起立全員。よって、意見書案第2号道州制に反対する意見書(案)は、原案のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第10.平成25年請願第1号 ○議長(大隈寛君) 次です。日程第10、平成25年請願第1号所得税法56条の見直しを求める請願書を議題といたします。総務委員長の報告を求めます。福田委員長。 ◎総務委員長(福田正照君) 議案番号平成25年請願第1号、付託案件名、所得税法56条の見直しを求める請願書、提出者、宮崎民主商工会婦人部部長杉田悦子氏でございます。 審査の経過、期日6月20日、主な内容、税法上では青色申告すれば給料を経費にすることができるが、同じ労働者に対して、青色・白色で差をつけるのは制度自体が矛盾しているので、これらの見直しを求めるものでございます。 主な意見でございます。前回、「56条の廃止を求める」とあったものを不採択として、請願者に対して「56条の見直し」とするように、指導したものであります。今回、見直しと訂正して再度提出されたものであります。中身は、前回もほぼ認めるというようなことでございました。今回、新たに提出されたものでございます。採決の結果、全員賛成で採択であります。 ○議長(大隈寛君) 委員長に対する質疑を許します。(なし) ○議長(大隈寛君) 質疑を終わります。 採決を行います。平成25年請願第1号に対する総務委員長の報告は採択であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(大隈寛君) 起立全員。よって、平成25年請願第1号所得税法56条の見直しを求める請願書は、委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第11.平成25年請願第2号 ○議長(大隈寛君) 次に、日程第11、平成25年請願第2号年金2.5%削減中止を求める請願を議題といたします。 文教福祉委員長の報告を求めます。押田委員長。 ◎文教福祉委員長(押田和義君) 平成25年請願第2号年金2.5%削減中止を求める請願。提出者、全日本年金者組合宮崎中央支部委員長伊地知孝氏、審査の経過、期日が6月の17日から21日、主な内容、請願書と紹介議員の橋本議員の説明をもとに、年金額の現状や各種の特別徴収される税の部分まで調査をいたしました。 ことし10月から3カ年で年金を2.5%削減する法律が成立する。物価スライド、特例水準の解消を理由としている。 主な意見、公務員給与引き下げにも反対。今、景気をよくするといいながら、企業優遇を優先し、雇用をふやし民間が潤う流れに逆行するものである。よいことは一つもない。各種税金は上がり、年金だけが下がり、福祉国家といえるのか、弱者救済の方法が必要である。 現状では、若者の加入者はさらに減り、制度が成り立っていかない。消費税も上がりとありますが、上がると訂正させてください。消費税も上がると消費の落ち込みは目に見えている。 審査の結果、全員賛成で採択であります。 ○議長(大隈寛君) 委員長に対する質疑を許します。(なし) ○議長(大隈寛君) 質疑を終わります。 採決を行います。平成25年請願第2号に対する文教福祉委員長の報告は採択であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(大隈寛君) 起立全員。よって、平成25年請願第2号年金2.5%削減中止を求める請願は、委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第12.平成25年陳情第1号 ○議長(大隈寛君) 次、日程第12、平成25年陳情第1号少人数学級の推進などの定数改善と義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2014年度政府予算に係る意見書採択の要請についてを議題といたします。 文教福祉委員長の報告を求めます。押田委員長。 ◎文教福祉委員長(押田和義君) 平成25年陳情第1号少人数学級の推進などの定数改善と義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2014年度政府予算に係る意見書採択の要請について、提出者、宮崎県教職員組合中央支部長松岡秀行氏、教育事務ユニオン宮東支部支部長村橋誠氏。審査の経過、期日が6月17日から27日。主な内容、今後の学級編成及び教員定数に関する国民からの意見書では、約6割が26人から30人を挙げている。保護者も30人以下学級を望んでいる。いじめ、不登校等の解決に向けても計画的な定数改善が必要である。 主な意見、賛成。人数は少なくしてほしい。小学校の本の読み聞かせに行っても特に感じる。現在の義務教育の考え方は、本来の義務教育からかけ離れている気がする。今、6人に1人が貧困の子供とも言われている。せめて義務教育の間は無償に近づけてほしい。 審査の結果、全員賛成で採択であります。 ○議長(大隈寛君) 委員長に対する質疑を許します。(なし) ○議長(大隈寛君) 質疑を終わります。 採決を行います。平成25年陳情第1号に対する文教福祉委員長の報告は採択であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(大隈寛君) 起立全員。よって平成25年陳情第1号少人数学級の推進などの定数改善と義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2014年度政府予算に係る意見書採択の要請については、委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第13.平成25年陳情第2号 ○議長(大隈寛君) 次、日程第13、平成25年陳情第2号綾幼稚園の移転新築に関する陳情書を議題といたします。 平成25年陳情第2号につきましては、委員長より閉会中の継続審査の申し出がありました。 お諮りいたします。委員長申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。(異議なし) ○議長(大隈寛君) 異議なしと認めます。よって、平成25年陳情第2号綾幼稚園の移転新築に関する陳情書は、閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第14.議員派遣の件について ○議長(大隈寛君) 日程第14、議員派遣の件についてを議題といたします。 議員派遣につきましては、綾町議会会議規則第113条の規定により、別紙のとおり派遣いたしたいと思います。 また、計画の一部変更等については議長に委任願いたいと思いますが、これに御異義ありませんか。(異議なし) ○議長(大隈寛君) 異議なしと認めます。よって、議員派遣につきましては、別紙のとおり決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第15.各常任委員会の閉会中の審査及び調査について ○議長(大隈寛君) 日程第15、各常任委員会の閉会中の審査及び調査についてを議題といたします。 各常任委員長より各常任委員会の所管事項について、閉会中の審査及び調査事項にいたしたいとの申し出がありました。 お諮りいたします。各委員長より申し出のとおり閉会中の審査及び調査とすることに御異義ありませんか。(異議なし) ○議長(大隈寛君) 異議なしと認めます。よって、各委員長から申し出のとおり閉会中の審査及び調査とすることに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第16.議会運営委員会の閉会中の審査について ○議長(大隈寛君) 日程第16、議会運営委員会の閉会中の審査についてを議題といたします。 お諮りいたします。議会運営委員会の所管事項のうち、次期定例会及び臨時会の会期日程等、議会運営に関すること及び議長の諮問に関することについては、閉会中の審査事項とすることにいたしたと思います。これに御異義ありませんか。(異議なし) ○議長(大隈寛君) 異議なしと認めます。よって、議会運営委員会の所管事項のうち、次期定例会及び臨時会の会期日程等、議会運営に関すること及び議長の諮問に関することについては、閉会中の審査事項とすることに決定いたしました。 ここで暫時休憩いたします。そのままお待ちください。(休憩午前11時31分)………………………………………………………………………………(再開午前11時32分) ○議長(大隈寛君) それでは、休憩に引き続き会議を開きます。 お諮りいたします。本日、ここに意見書案3件が提出されました。これを日程に追加し議題といたしたいと思いますが、御異義ありませんか。(異議なし) ○議長(大隈寛君) 異議なしと認めます。────────────・────・────────────追加日程第1.意見書案第3号 ○議長(大隈寛君) 追加日程第1、意見書案第3号所得税法56条の見直しを求める意見書(案)を議題といたします。 提出者の説明を求めます。福田委員長。 ◎総務委員長(福田正照君) それでは所得税法56条の見直しを求める意見書(案)でございます。 中小業者は地域経済の担い手として、日本の経済の発展に貢献してきた。 その中小業者を支えている家族従業員の働き分(自家労働賃)は税法上所得税法56条「配偶者とその家族とその親族が事業に従事したとき、対価の支払いは必要経費に参入しない」、条文要項により必要経費としては認められていない。 事業主の所得から控除される働き分は、配偶者の場合は86万円、家族の場合は50万円です。家族従業者はこのわずかな控除が所得とみなされるため、社会的にも経済的にも全く自立できない状況となっている。家業を手伝いたくても手伝えないことが、後継者不足に拍車をかけている。税法上では青色申告すれば給料を経費にすることはできるが、同じ労働に対して、青色、白色で差をつける制度自体が矛盾している。 ドイツ、フランス、アメリカなど世界の主要国では、自家労賃を必要経費としている中、大きな見直しの声も上がっている。税法上、民法、労働法や社会保障上でも、家族従業員の人権保障の基礎をつくるためにも、所得税法56条の見直しを求めるものである。 以上、地方自治法第99条の規定により意見を提出する。 提出先でございます。内閣総理大臣、財務大臣、法務大臣でございます。 ○議長(大隈寛君) 質疑を許します。 ◎議員(日高幸一君) 議長。日高。 ○議長(大隈寛君) 日高幸一議員。 ◎議員(日高幸一君) 毎回言ってることでありますが、提出先が3人方となっております。地元選出国会議員というのをつけて加えていただきたいと思います。 ○議長(大隈寛君) 今の案件については、議長にお任せしていただきたいと思います。 質疑を終わります。 討論を行います。意見書案第3号に対する反対の討論を許します。(なし) ○議長(大隈寛君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(大隈寛君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 意見書案第3号所得税法56条の見直しを求める意見書(案)につきまして、賛成の討論を行います。 所得税法は、戦後まもなく成立したもので、もともと1人の事業者が事業も家族の生活も支配している、そうした状況を想定して立法化されたものです。 当時と異なる夫婦や家族の事業形態では、公平性を保つことはできなくなっていると思っております。この56条の矛盾の1つは、家族従業員の給与を経費として認めないとすること、すなわち実際働いている人間の正当な対価を税法上否定していることです。2つ目は、青色申告なら例外を認めるという点では、申告形式をもって認めるとか認めないとかを判断することは、この56条の目的との間に整合性がありません。そして、整合性がないものの、青色なら認める理由として言っております記帳義務につきましては、1984年から白色申告者にも義務づけております。つまり、56条の目的は既に意味をなさず、働く人間の正当な対価を評価しないという差別条項になっていると考えます。家族従業員の正当な評価と社会的経済的自立は、女性の地位向上、家族従業員の社会的評価にもなるものです。同僚議員の賛同をお願いいたしまして、討論といたします。 ○議長(大隈寛君) 討論を終わります。 採決を行います。意見書案第3号は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(大隈寛君)  起立全員。よって、意見書案第3号所得税法56条の見直しを求める意見書(案)は原案のとおり可決されました。────────────・────・────────────追加日程第2.意見書案第4号 ○議長(大隈寛君) 追加日程第2、意見書案第4号年金2.5%削減中止を求める意見書(案)を議題といたします。 提出者の説明を求めます。押田委員長。 ◎文教福祉委員長(押田和義君) 年金2.5%削減中止を求める意見書(案)。 国会は昨年、2.5%削減を含む、国民生活に直結する重要法案を成立させました。 その中でも、とりわけ2.5%削減の実施は、深刻な状況と生活苦の中にある高齢者の生活を圧迫し、悲惨な結果を招くことが危惧されます。 6段下がりまして、このような事態を踏まえて、高齢者の生活と地域経済を守るためにも、地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出します。 要請事項としまして、年金2.5%削減を中止すること。提出先、内閣総理大臣、厚生労働大臣、先ほど、前件にも上がりました、地元国会議員もつけ加えたいと思います。 以上、議員全員の賛成をよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(大隈寛君) 質疑を許します。(なし) ○議長(大隈寛君) 質疑を終わります。 討論を行います。意見書案第4号に対する反対の討論を許します。(なし) ○議長(大隈寛君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(大隈寛君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 意見書案第4号年金2.5%削減中止を求める意見書(案)につきまして、賛成の討論を行います。 日本共産党は、全ての国民に月5万円の年金を保障し、それぞれが掛けてきた年金に応じて上乗せをする最低保障年金制度の創設を提案しているところでございます。綾町の年金受給者の方々の平均月額は、おおよそ4万円から5万円ではないでしょうか。その中から、介護保険料や65歳になりますと国民健康保険税も天引きされております。こうした事態を多くの高齢者は嘆いています。さらに、3年間で2.5%削減するというのは無慈悲過ぎると思っています。安倍内閣は、物価を2%上げると公約しておりますが、国民の所得を上げる目標は示しておりません。年金を下げ消費税を上げるでは、この先夢も希望もないというのが多くの高齢者の実感です。今回の2.5%の削減は、物価スライドにするのが原則だから、過去の物価引き上げのときに年金を下げなかった特例基準の解消だといっていますが、そもそも物価スライドは、請願書にも記載してあるとおり、物価が上がったときに実質年金の目減りが起きないようにつくられた制度です。削減の手段ではありません。こうしたことも御理解いただきまして、議員各位の同意をお願いするものです。 ○議長(大隈寛君) 討論を終わります。 採決を行います。意見書案第4号は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(大隈寛君)  起立全員。よって、意見書案第4号年金2.5%削減中止を求める意見書(案)は原案のとおり可決されました。────────────・────・────────────追加日程第3.意見書案第5号 ○議長(大隈寛君) 次、追加日程第3、意見書案第5号少人数学級の推進などの定数改善と義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2014年度政府予算に係る意見書(案)を議題といたします。 提出者の説明を求めます。押田委員長。 ◎文教福祉委員長(押田和義君) 意見書案第5号少人数学級の推進などの定数改善と義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2014年度政府予算に係る意見書(案)。 35人以下学級について、小学校1年生、2年生と続いてきた35人以下学級の拡充が予算措置されていません。 日本はOECD諸国に比べ、1学級当たりの児童生徒数や教員1人当たりの児童生徒数が多くなっています。一人一人の子供に丁寧な対応を行うためには、1クラスの学級の規模を下げる必要があります。 文部科学省が実施した今後の学級編成及び教職員定数に関する国民からの意見募集では、約6割が小中学校の望ましい学級規模として、26人から30人を挙げています。このように、保護者も30人以下学級を望んでいることは明らかです。 社会状況等の変化により学校は、一人一人の子供に対応するきめ細かな対応が必要となっています。また、新しい学習指導要領も本格的に始まり、授業時数や指導内容も増加しています。日本語指導などを必要とする子供たちや障がいのある子供たちへの対応も課題となっています。いじめ、不登校等生徒指導の課題も深刻化しています。こうしたことの解決に向けて、計画的な定数改善が必要です。 子供たちが全国どこに住んでいても、機会均等、一定水準の教育を受けられることが憲法上の要請です。しかし、教育予算について、GDPに占める教育費の割合はOECD加盟国の中で日本は最下位となっています。また、三位一体改革により、義務教育費国庫負担制度の負担割合は2分の1から3分の1に引き下げられ、自治体財政を圧迫するとともに、非正規雇用者の増大に見られるように教育条件格差も生じています。 将来を担い、社会の基礎づくりにつながる子供たちの教育は極めて重要です。子供や若者の学びを切れ目なく支援し、人材育成・創出から雇用・就業の拡大につなげる必要があります。 以上のような理由から、義務教育費国庫負担制度を堅持するとともに、国の負担率を2分の1に復元し、30人以下学級の実現を強く要望します。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。 提出先といたしまして、内閣総理大臣、内閣官房長官、文部科学大臣、総務大臣、財務大臣、地元国会議員に提出をいたします。議員各位の賛同を宜しくお願い申し上げます。 ○議長(大隈寛君) 質疑を許します。(なし) ○議長(大隈寛君) 質疑を終わります。 討論を行います。意見書案第5号に対する反対の討論を許します。(なし) ○議長(大隈寛君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(大隈寛君) 討論を終わります。 採決を行います。意見書案第5号は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(大隈寛君) 起立全員。よって、意見書案第5号少人数学級の推進などの定数改善と義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2014年度政府予算に係る意見書(案)は原案のとおり可決されました。────────────・────・──────────── ○議長(大隈寛君) 以上で本日の議事日程の全てを終了いたしました。 議員各位には、会期中、熱心なる審議をいただき、ありがとうございました。さらには、スムーズな議会運営に御協力を賜り重ねて厚く御礼を申し上げます。また、執行部の皆様には誠意ある御説明、御答弁を賜り、ありがとうございました。大変お疲れでありました。 ここで町長の挨拶をお願いいたします。(町長挨拶) ○議長(大隈寛君) これをもちまして、平成25年第4回定例会を閉会いたします。(閉会午前11時53分)──────────────────────────────│                                         ││                                         ││                                         ││   会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。    ││                                         ││                                         ││      平成25年 6月26日                        ││                                         ││                                         ││                  議  長 大隈  寛             ││                                         ││                                         ││                  署名議員 畠中 征郎             ││                                         ││                                         ││                  署名議員 日高 幸一             ││                                         ││                                         ││                                         │...