綾町議会 > 2005-03-25 >
03月25日-04号

  • "綾町農業集落排水事業"(1/6)
ツイート シェア
  1. 綾町議会 2005-03-25
    03月25日-04号


    取得元: 綾町議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-15
    平成 17年第1回定例会( 3月)平成17年第1回(3月)綾町議会(定例会)会議録平成17年3月25日再開       平成17年第1回綾町議会(定例会)が平成17年3月25日午前10時綾町役場議場に招集された。    出 席 議 員                                  ┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────┐│議席番号 │氏        名     │議席番号 │氏        名     │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│1    │福   田   正   照  │8    │畠   中   征   郎  │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│2    │吉   野   与   一  │9    │岡   元   克   彦  │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│3    │日   髙   憲   治  │10   │継   松   敏   夫  │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│4    │大   隈       寛  │11   │橋   本   由   里  │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│5    │押   田   和   義  │12   │入   船   康   紀  │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│6    │太   田   善   一  │13   │押   川       勝  │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│7    │英       健 二 郎  │14   │小   原   重   兎  │└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘    事 務 局                                    ┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────┐│局 長  │田   中   敏   彦  │書 記  │野   村   美   樹  │└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘    説 明 員                                  ┌──────────┬──────────┬─────────┬──────────┐│町長        │前 田    穰  │助役       │横 山  文 也  │├──────────┼──────────┼─────────┼──────────┤│収入役       │吉 野  重 春  │教育長      │玉 田  清 人  │├──────────┼──────────┼─────────┼──────────┤│総務税政課長    │畠 中  純 一  │教育委員長    │福 山  茂 男  │├──────────┼──────────┼─────────┼──────────┤│企画財政課長    │増 田  俊 男  │建設課長     │清 水  正 信  │├──────────┼──────────┼─────────┼──────────┤│福祉保健課長    │山 口  一 徳  │町民生活課長   │前 田  栄 一  │├──────────┼──────────┼─────────┼──────────┤│産業観光課長    │向 井  好 美  │社会教育課長   │          │├──────────┼──────────┤         │松 本  淳 資  ││農林振興課長    │松 田  典 久  │兼教育総務課長  │          │├──────────┼──────────┼─────────┼──────────┤│農業委員会事務局主幹│谷 口  俊 彦  │監査委員     │中 村  桂太郎  │└──────────┴──────────┴─────────┴──────────┘平成17年第1回(3月)綾町議会(定例会)議事日程平成17年3月25日再開        開    議   日程第1 議案第1号 綾町農業委員会の選任による委員の議会推薦委員に関する定数条例   日程第2 議案第2号 綾町電源立地地域対策交付金基金条例   日程第3 議案第3号 綾町課設置条例の一部を改正する条例   日程第4 議案第4号 特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例   日程第5 議案第5号 教育長の給与、旅費、勤務時間、その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例   日程第6 議案第6号 公の施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例   日程第7 議案第7号 綾町ふれあい公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例   日程第8 議案第8号 綾町敬老年金条例の一部を改正する条例   日程第9 議案第9号 綾町農業委員会の選挙による委員の定数条例の一部を改正する条例   日程第10 議案第10号 綾町水道事業給水条例の一部を改正する条例   日程第11 議案第11号 町道の路線変更について   日程第12 議案第12号 平成16年度綾町一般会計補正予算(第4号)   日程第13 議案第13号 平成16年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)   日程第14 議案第14号 平成16年度綾町老人保健特別会計補正予算(第2号)   日程第15 議案第15号 平成16年度綾町介護保険特別会計補正予算(第3号)   日程第16 議案第16号 平成16年度綾町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)   日程第17 議案第17号 平成16年度綾町水道事業会計補正予算(第2号)   日程第18 議案第18号 平成17年度綾町一般会計予算   日程第19 議案第19号 平成17年度綾町国民健康保険特別会計予算   日程第20 議案第20号 平成17年度綾町老人保健特別会計予算   日程第21 議案第21号 平成17年度綾町介護保険特別会計予算   日程第22 議案第22号 平成17年度綾町農業集落排水事業特別会計予算   日程第23 議案第23号 平成17年度綾町公共下水道事業特別会計予算   日程第24 議案第24号 平成17年度綾町水道事業会計予算   日程第25 承認第1号 専決処分の承認について   日程第26 発議第1号 綾町議会委員会条例の一部を改正する条例   日程第27 発議第1号 綾町議会議員定数条例の一部を改正する条例   日程第28 発議第2号 議会の議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例   日程第29 決議案第1号 地方分権に関する決議   日程第30 請願第6号 アメリカ産牛肉の輸入解禁に反対する意見書提出を求める請願書   日程第31 請願第7号 政府米の買い入れと、備蓄を充実させる意見書提出を求める請願書   日程第32 請願第1号 国民が安心できる介護保障を確立するために、介護保険の「見直し」法案の改善を求める請願書   日程第33 請願第2号 綾中学校の1学年3クラスの維持を求める請願書   日程第34 陳情第4号 「食料・農業・農村基本計画」見直しに関する陳情書   日程第35 陳情第5号 WTO・FTA交渉に関する陳情書   日程第36 陳情第1号 核保有国に「核廃絶の明確な約束」の実行と、核兵器廃絶国際条約の締結促進を求める意見書に関する陳情書   日程第37 陳情第2号 「市場化テスト」や「給与構造見直し」に反対する意見書の採択を求める陳情書   日程第38 市町村合併問題調査特別委員会中間報告   日程第39 議員派遣の件について   日程第40 各常任委員会の閉会中の審査及び調査について   日程第41 市町村合併問題調査特別委員会の閉会中の審査及び調査について   日程第42 議会運営委員会の閉会中の審査について会議に付した事件・議事日程と同じである。──────────────────────────────(再開午前10時00分) ○議長(押川勝君) おはようございます。本日の議事日程は、委員長報告、討論、採決となっております。議事進行については御協力をお願いいたします。 ただいまから本日の会議を開きます。────────────・────・──────────── △日程第1.議案第1号 ○議長(押川勝君) 日程第1、議案第1号綾町農業委員会の選任による委員の議会推薦委員に関する定数条例を議題といたします。 産業建設委員長の報告を求めます。英委員長。 ◎産業建設委員長(英健二郎君) おはようございます。それでは、報告をしてまいりたいと思います。 議案第1号綾町農業委員会の選任による委員の議会推薦委員に関する定数条例、審査期日が平成17年3月14日、説明者が農業委員会主幹。 主な内容としまして、議会推薦委員の定数を2名とする条例を制定するものであります。 主な質疑応答、この法律は農業委員会等における法律なのかということですが、そうですということでございます。 定数を3名削減することによってどのくらいの効果があるのかということで、1人当たり月2万1,000円の報酬、その12カ月と旅費、会議費を含めて、1人当たり約年27万円ほどの削減を考えているということでございます。この27万円は報酬も含んでかということですが、報酬、その他で27万円ということであります。 選挙委員の10人を7人にすることは、農業委員会で検討したのかということですが、検討しましたということです。 その意見の内容ということですが、改正法が組織のスリム化とか地方分権とかそんないろんな状況を踏まえて、農地の面積、農家戸数は以前と比べて減ってきているとか、農業委員会の果たす役割とか、そんなことを考えて削減すべきという意見が出てきた。また、公選制という制度をとっているから、選挙委員の人数を余り減らしてもいけないという意見も出てきた。農業委員会では、最終的に3名減ということになったということでございます。 議会推薦はなくてはならないのか、そんな法律があるのかということでございますが、議会推薦は学識経験者ということになっているということでございます。そんな法律があるのかということですが、推薦については推薦団体からするが、受ける方は市町村になるから、出たものにはそれを選任しなければならないということでございます。 議会推薦のない町村はないのかということですが、山田町、野尻町は置いていないということです。 議会推薦という制度はなくてはならないのかということですが、推薦を出す出さないかは議会の判断で、法的なものはないということです。 10名とされたことは農業委員会の中で議論されたのかということですが、農業委員会としてみずからの組織にかかわることから自主的に検討することになったと。 10名から7名になった定数減というものは、農業委員の自主的な削減ととらえていいのかということですが、委員会の中で10名を7名にしたということになった。 農業委員に関する条例の中で、議会推薦委員から推薦委員が3名から2名となるが、以前の条例の中には議会推薦委員は、3名ということは明確にしていなかったのかということですが、今までの法律の中では5名以内となっていた。5名以内から4名以内に変わった定数を4名より少なくする場合、条例を定めることになっているということです。 主な意見でございます。議案第1号については、議会推薦が今まで3名であったものを2名とすることの条例改正であるが、今までの時代の趨勢からして、当然後ほどの議案第9号と関連しますが、第9号では選挙による委員の定数10名を7名に改めるということですから、関連して討論をいたします。こういう状況でありますから、当然議会推薦を2名にすることが適切であると考える。もう一つは、町村の状況資料も若干とっておりますが、どこも今回の法改正で委員の定数の削減をしておりますし、さらには山田町、野尻町においては議会推薦委員を置かないという町もあるようである。したがって、議案第1号、第9号にとっては関連しているので、あわせて賛成の討論とします。 採決の結果、全員賛成で可決であります。 ○議長(押川勝君) 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(押川勝君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第1号の原案に反対の討論を許します。 ◎議員(継松敏夫君) 議長、継松。 ○議長(押川勝君) 継松議員。 ◎議員(継松敏夫君) 私は、農業委員会の議会推薦委員を減らすという議案、後で出てまいります同じ農業委員会に関する議案の第9号議案、選挙による委員の定数を減らす議案について、ともに同意できない理由を述べたいと思います。 理由の第1は、昨年5月19日、国会で農業委員会法などが改正されました。それは必置面積の算定方法の見直し、市街化区域を外すこととか、農業委員会の任意業務を農地関係と農業経営の合理化に重点を置くこと。また、ここに提案されているように農業委員の下限定数を廃止し、市町村の条例下にする。さらに、選任委員の選出方法を見直して、推薦に土地改良区を追加する。上限を5人から4人に引き下げるなどが骨子であります。 日本共産党は、この法律改正には現行制度からの後退となるものである、後退というのは後ろに下がるという意味でありますが、となるものであることから認められないという態度をとりました。 私ども綾町議員団で現状の農業委員会、綾町農業行政等について検討をいたしました。綾は国有林が多くて農地は少なく、どうしても平場地帯の宅地化は避けられず、まず40町歩近くが公共用地にされて、水田や畑が少なくなりました。住民の住宅も増え、宅地になって水田が減りました。私自身が住んでいるところももとは水田でありましたし、周囲もすべてそうでありましたから四枝の方から移住して50年以上になる間に、多くの平場の田畑が宅地化しました。その責任を感じながらも、時代の流れでやむを得ない面もあったのかなと自分自身、諦めもしているわけであります。 そういう中にあって、ではその分を高原地帯や中山間地に農地を広げる行政が進められなければならなかったのであります。しかし、現実は逆に、そういう高原地や中山間地帯の方も急速に農地が荒廃、離農などがふえ、変貌しました。開拓地がまた山林原野に戻りつつあります。これは高度成長政策という国の政治、さらには農畜産物の完全自由化政策の影響がとても大きいわけであります。 そういう時代の中にあってそういう農政の貧困の中にあって、先進地では、例えば町長も視察に同行していただきました高知県の馬路村や、町長が農協長をされていた時代から古くから交流を願っている大分県の下郷農協のように、綾町よりももっともっと営農条件のよくない山間、急峻な地帯であるのにいろいろな営農体系を開発して、農畜産物を多面的に増やし、農民みずからから加工し、軽くておいしい食材に変えて、そうして都市の消費者に毎日新鮮なものを届けるという、農業生活を豊かにして地域農業を多面的に発展させて生きている人々が、全国には数多くあることは、同僚議員、よく御存じのところであります。 せんだって、町の公費をいただいて、私は群馬県の上野村の自治体フォーラムに行きましたが、本当に奥深い山の中、日航機が墜落したあの御巣鷹山のふもとの山村でありますが、小さい奥山の村で畑を開き麦や大豆を増産しまして伝統のみそにし、これを売り出しています。また、開発したイノブタの肉をみそ漬けや缶詰に加工して出荷していました。地元の皆さんの生き生きとした姿に感動したところであります。夜の懇親会に数人の農家の御婦人が大きな鍋を持って接待に出てこられて、イノブタの豚汁を参加者に振る舞っていただいたのですが、それがごく自然で素朴、村役場の課長さんに伺いましたところ、役場から要請したものではないということであります。全くの自発的で、村ではお客さんを地元の料理でもてなそうという古くからの伝統、習慣が続いていて、心からの接待は全く感動そのものでありました。 振り返って我が綾町を見ますと、そういう村の共同体としての意識やそういう力、みずから取り組みみんなで知恵を出し合って、この山間地で生産と収入を高めていく力がないのでしょうか。そんなことはないと思っています。やはりこれは行政が余りにも補助金漬けにしているところに、持てる知恵と力を出し切れない弱さが根づいてしまっているのはないかと思っているところでありますが、いかがでしょうか。 綾町の農業発展に責任を持っているはずの農業委員会であります。その農業委員会の構成を変更するこの2つの議案であります。依頼心が育てられていったのではだめであると思いますし、今の農協でいいますと、何事をやるでもまず補助金となっていて、例えば私は責任上、農地保有合理化事業の監査を先日、行いました。担当の福岡君と話したところでありますが、トラクターもまた技能の高い技術員もお金も何もかにもそろっている農協が、何で預かる農地をフルに耕作できず、生産を上げ売り出し収入を増やすことができないのか。役場からの補助金を返上しなさい、と述べました。報告書にも書いたところです。 役場から補助金などをもらっていて恥ずかしいことはないのかと、話し合ったところですが、理事会はもらうのが当たり前だと。もらうべきはもらうべきだという態度でありますから困ってしまいます。悪いのは幹事が悪いということになっているわけでありますが、補助金をもらうのが当然だという経営者の認識から抜け出し切れないところに、私は根本的な問題があると思うのであります。私はここから脱却しないといけないと思うのです。 しかし、町内では、多くの自立をして大いに頑張っている生産者もいるわけであります。役場、行政を支え自治体に貢献するように指導していく、そんな農業委員会にしてほしいのであります。思い切って前田町長は、人員を減らすのではなく、人選を変えてほしいとつくづく思っていることを述べておきたいと思います。 もう一つ述べておきたいのは、前田町長は3月議会3日目の橋本議員の質問に答えられまして、農地の近くに生産者が住むようにするのが一番いいとおっしゃっていました。私は聞いていて全く同感であります。こうしてこそ生産は上げられる。特に、今日暖房を使い電気を使っているハウスなど施設農業は、これは絶対に放置できません。既に、ハウスでの火災が起こった例もあるし、電気が消えていて大変な目に遭ったというハウス農家の話も聞いていますが、そばにいてこそ管理ができるわけであります。管理が十分できてこそ生産が増やされる、これは理路当然であります。 四国で進めているように、必ず近くにプレハブや住宅、つまり管理者ですが、これをつくらせて生産者を住まわせる、生産増強に向けるべきなのに、綾の農業委員会ではやたらと権力的に、脇から見ますと、いばり散らして規制を強めているように思えてならないことが多々あるわけです。 農地や農業施設の近くに農民を住むのを押さえつけるのではなく、前田町長から激励を受けたととても喜んでおられる黒木謙さんという人がいます。宮崎から新規就農でもう既に数年になりますが、たばこなどの生産に一生懸命取り組んでいる黒木謙さんですが、同僚の吉野議員からたばこの特別な指導援助を受けて、本当に感謝しながら一生懸命に取り組んでおると思います。 錦原のかつて中薗さんが馬小屋を建てていたところ、現に馬小屋は建っているわけでありますが、ここを買い取り、今その馬屋のつちに住んで、馬屋のつちといったら何といったらいいですか、一般的には馬屋のつちといいますが、馬小屋の2階といった方がいいですか、現代言葉で言えば馬小屋の2階に寝泊りをしまして頑張っておられます。そこに待望の赤ちゃんが生まれました。綾町の少子高齢化を一端を崩してくれました。黒木さんは馬小屋のいわゆる馬屋のつちに親子3人暮らしていますが、近くその馬小屋の隣に小さい家を建てて、いわゆる作業所の脇にです、夫婦ともども農業に精出そうと構えているのですが、綾町農業委員会はやたらと規制の文句を並べ、家を建てさせない工面をしているようです。もってのほかであります。 農業委員会は、町長の御発言にあるように、黒木さんのような若い農業後継者にあらゆる手立てをとって支援せねばならないのであります。黒木謙さんはお金をくれと言っているんじゃないわけです。すべて自力の自立、自主の精神の旺盛な方です。なりふり構わずひげも剃らず、頭もこういう長髪にせずに坊主刈りで頑張っています。こういう人こそ、私は本当に激励し、励ますべきだと思っているわけです。押さえつけ、邪魔しようとすることなどはやめて、黒木さん、心配要りませんよ、あなたは精いっぱい農業に努めてください。いろんな申請手続はすべて委員会でやりますからと、こう言うべきではないでしょうか。町長の方針や黒木さんの激励に逆行しているのではないかと思っています。 そういう仕事をするのが、また綾町役場の公務員であるべきです。農業委員会事務局長の谷口主幹も同席しているので、しかと心得て直ちに黒木さんに伝え、奉仕するよう求めておきます。 前田町長は委員を減らされるのではなく、もちろん経費は節約し、日当制に改める。もともと日当制であったわけですから、これをまたもとに戻すとともに、本気で新規就農に取り組み、しかも少子高齢化に歯どめをかけつつある黒木謙さんのような人を激励する、例えば吉野議員のような親身に励ましてくれるような方を今度の改選ではぜひ農業委員に選任してほしいと、このことを日本共産党議員団の意見として述べ、討論といたします。 ○議長(押川勝君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(吉野与一君) 議長、吉野。 ○議長(押川勝君) 吉野議員。 ◎議員(吉野与一君) 討論に入ります前に、継松議員さんの討論に本当に個人的には感謝いたしたいと思いますが、やはり綾町の農業基盤を強固なものにしてくためには、私は、やはりそういった党派を超え思想を超えた後継者育成が、今後も必要になってくると思いますので、農業委員会になるならんは別にしてそういうつもりで、今後、農業振興には頑張っていきたいと、このように考えておりますので、皆さん方よろしくお願いを申し上げたいと思います。 それでは、議案第1号綾町農業委員会の選任による委員の議会推薦委員に関する定数条例について、賛成の討論を行います。 本議案は、法改正に伴う選任委員の選出方法の見直しであります。推薦主体である農業協同組合、農協、農業共済組合に新たに土地改良区が追加されることに伴い、議会推薦委員3人を2名に減ずる条例改正であります。近隣自治体には議会推薦委員を置いていない市町村もあり、今後、十分検討されるよう求めるものであります。 現在、農業を取り巻く環境は厳しいものがあります。今後、綾町の農業に対し、農業委員会の果たす役割は大きなものがあり、いろいろな角度から議論をし、本町の農業経営基盤の強化、安定に貢献されるよう求めて、討論といたします。 また、議案第9号綾町農業委員会の選挙による委員の定数条例の一部を改正する条例は、選挙委員の下限定数10人が今回の法改正で廃止されたことに伴い、10人を7人に減ずる条例の改正であります。このことにより、農業委員数が15人から12人となるものであります。関連議案でありますので、含めて討論といたします。 ○議長(押川勝君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第1号に対する産業建設委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立11名) ○議長(押川勝君) 起立多数。よって、議案第1号綾町農業委員会の選任による委員の議会推薦委員に関する定数条例は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第2.議案第2号 ○議長(押川勝君) 日程第2、議案第2号綾町電源立地地域対策交付金基金条例を議題といたします。 産業建設委員長の報告を求めます。英委員長。 ◎産業建設委員長(英健二郎君) それでは、議案第2号について報告いたします。 付託案件名が、綾町電源立地地域対策交付金基金条例でございます。 審査の経過及び結果でございますが、審査期日が平成17年3月14日、説明者、産業観光課長。 主な内容でございますが、電源立地地域対策交付金、平成17年から平成21年まで5年間交付される交付金を財源として積み立てるものであります。 主な質疑応答でございますが、平成17年から平成21年までかということですが、そうですということでございます。その後もあるのかということですが、交付金は17年から21年までの5年間、基金としては平成21年度まで積み立てるということでございます。 今までこの交付金はなかったのかということですが、今までもありましたということです。 一般会計に入っていたのかということで、一般会計に入ってきて公共施設の整備にしている、かなり長い期間続いているということでございます。 3条で有価証券にかえるということになっているが、こういったことは考えていないのかということですが、それはないと思うということです。 預け入れはどこかということですが、収入役の方で考えられていると思うということです。 公共用施設の整備目的に資するとしてあるが、基本的には吊橋の保全改修を考えているのかということですが、当初は千尋自然公園の目的基金としていたが、県の交付金の担当課と協議した結果、公共施設の整備と資する目的として設置する指示があったと。 これは定額かということですが、定額であるということです。5年間の定額かということですが、5年間定額になるかは確認していない、今まではほとんど定額できているということでございます。 主な意見でございますが、議案第2号について賛成の討論を行います。 この電源立地地域対策交付金、平成17年から21年まで5年間、公共施設の整備ということを目的として積み立てるものでございます。これは照葉大吊橋の改修に充てるという目的で積み立てることでございますけど、その吊橋の耐用年数等を考えてみますとそろそろ大幅な点検の必要性もあります。また、場合によっては危険を伴うとなれば、当然やりかえも検討しなければならない時期に入っているので、そのためにかなりの資金が必要になることが想定されます。そういった意味で、5年間の電源立地交付金をそっくりそのまま積み立てることは妥当な施策であると思うので、賛成であります。 採決の結果、全員賛成で可決であります。 ○議長(押川勝君) 委員長報告に対する質疑を許します。
    ◆議員(継松敏夫君) 議長、継松。 ○議長(押川勝君) 継松議員。 ◆議員(継松敏夫君) 英委員長に聞きますが、この平成17年からと書いてありますが、昨年の当初予算にも同じ金額の交付金が入っていたのではないかと思いますが、その点はどんなでしょうか。 ○議長(押川勝君) 英委員長。 ◎産業建設委員長(英健二郎君) 継松議員の質問にお答えいたしたいと思います。 一般財源として積み立てていたものをこの17年から、さらに今度はこういった形で積み立てるということで聞いております。 ◆議員(継松敏夫君) 議長、継松。 ○議長(押川勝君) 継松議員。 ◆議員(継松敏夫君) いや、私が聞いたのは、平成16年度の当初予算にも入っていたのではないかと、つまり交付金が入っていたのではないかと聞いたのですが、今までこの交付金はなかったのかという問いに、今までもありましたと書いてありますね、はい。 ○議長(押川勝君) ほかに質疑はございませんか。(なし) ○議長(押川勝君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第2号の原案に反対の討論を許します。 ◎議員(継松敏夫君) 議長、継松。 ○議長(押川勝君) 継松議員。 ◎議員(継松敏夫君) 電源立地地域対策交付金基金、こういう新たな条例をつくるという提案でありますが、日本共産党町議団としては同意できないと、こういう立場を述べたいと思います。 もともと観光施設は吊橋に限らずでありますが、その自体が収入確保に努め、その収入で自賄いをするのが原則であると思っています。減価償却に相当する積み立てを必ず行うようにすべきであります。したがって、こういう施設では、常に収入確保に努めなければならないと思っています。 日本共産党町議団はこの立場から、当初から吊橋での収入確保の取り組みを求め、幾つかの提案をしてまいりました。しかし、当初の郷田町政も、また前田町長にかわってからも今日までなかなか、私ども日本共産党の意見、提案には耳を傾けてもらえず、無視されてまいりました。日本共産党は嫌いじゃないという御答弁を、先日いただいたのですが、これからはぜひひとつ耳を傾け、また過去の提案にももう一度振り返ってひもといて欲しいのであります。 毎年入ってくるこの電源立地交付金1,059万4,000円でありますが、私ども日本共産党町議団は、綾で最も大切な宝は次代を担う子供たちであると思いますので、この金こそ育英事業にそっくり投入するのがいいのではないかと思っています。奨学資金、高校通学補助とかいろいろあると思います。また、小中学校のいわゆる税外負担、これも非常に増えてきています。さらに、学力の向上という論議もこの議会でもされていましたが、学力向上については、私は別な異論を持っていますけれども、きょうは省かせていただきます。 もう少し活性化協会について述べておきたいと思いますが、こういう基金をつくってしまいますと、ますます活性化協会は自助努力をしなくなるでしょう。もともと町長以下の幹部職員が理事者でありますから、抜本的改革はなかなか望めそうもありません。しかし、聞くところによると、アドバイザーとかいう人が入っているようであるということです。観光施設や宿泊施設は、今以上にコスト意識が求められているのではないでしょうか。 向井課長からいただきました資料によりますと、例えばことしの入場者を吊橋では18万5,000人と見ているようであります。言い方が的確ではないかもしれませんが、この18万5,000人を素手では帰さないと、お帰りになるときは記念品か産物をたくさん買ってもらうと、お帰りを願うと。こういういわゆる販売戦略を活性化協会理事である町幹部の皆さんの、いわゆる抜本的な意識変換をしていただいて収入確保に取り組んでほしいのであります。 せんだって、私はあの天然林から湧き出す水の販売のことについて触れましたが、これも御案内した観光客のお話を聞いて、なるほどと思ったのであります。また、もみじのあの吊橋の入り口にあるもみじのあの下には毎年たくさんの苗が発生していたのですが、最近はどういうわけか、苗がなくなっています。こういうものはもとが要らず、しかも価値観の高い記念品ではないかと思うわけです。売店ではいろいろ売っていますから売店で収入を上げればいいじゃないかという意見もありました。独自の収入確保を考え出してほしいと、先進地に学んでほしいと。  以上を述べまして討論といたします。 ○議長(押川勝君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(福田正照君) 議長、福田。 ○議長(押川勝君) 福田議員。 ◎議員(福田正照君) 議案第2号綾町電源立地地域対策交付金基金条例に賛成の立場で討論を行います。 この条例は千尋の照葉大吊橋の整備に資することを目的とし、電源立地地域対策交付金基金を設置するというものであります。照葉大吊橋の老朽化に伴い、今後の総点検、改修あるいは建てかえに備え、電源立地交付金を平成17年から平成21年まで5年間積み立てるというものであります。利用者数の多いことを考えると、その安全性には万全の対策が必要であります。また、この吊橋を永久に保存するということも重要でございます。 したがいまして、この条例に賛成といたします。 ○議長(押川勝君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第2号に対する産業建設委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立11名) ○議長(押川勝君) 起立多数。よって、議案第2号綾町電源立地地域対策交付金基金条例は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第3.議案第3号 ○議長(押川勝君) 日程第3、議案第3号綾町課設置条例の一部を改正する条例を議題といたします。 総務委員長の報告を求めます。岡元委員長。 ◎総務委員長(岡元克彦君) 総務委員会に付託されました議案第3号につきまして、委員会審査報告を申し上げたいと思います。 議案番号、議案第3号、付託案件名、綾町課設置条例の一部を改正する条例、審査の経過及び結果、審査期日、平成17年3月14日、説明者、企画財政増田課長、総務税政畠中課長であります。 議案の主たる内容でありますが、今回4月から公共下水道一部供用開始に伴って、各課の分掌事務処理を精査し、公共下水、上水道もメーター検針が同時に発生することから、町民生活課でまた技術的要素が大きい公共下水道の建設課所管で、また総務税政課で所管していた監査委員会を議会事務局とし、一段と機能充実を図るものであります。 施行期日は、平成17年4月1日であります。 主な質疑応答であります。今度の改正により、上水道、公共下水道とも一体的な維持管理を行うが、事務などふえることになるが、増員するのか。4月の異動で検討する。 監査委員会を議会事務局に移動をして、事務局で対応できるか、また事務等に影響はないか。現状のまま、何とか対応できると思う。 討論、採決、主な意見でありますが、賛成である。役割分担をして事務の効率化と機能充実を図り、経費削減につなげる。 賛成である。監査委員会を県内で2町が持っていなかったが、行革の一環で評価したい。 反対である。この改正は合理化は伺えるが、監査委員会を議会事務局に現状のまま置くのが具体的でない。上水道、下水道を分離して水道課をつくることが必要ではないか、あいまいである。 採決の結果、賛成多数で可決であります。 ○議長(押川勝君) 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(押川勝君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第3号の原案に反対の討論を許します。 ◎議員(継松敏夫君) 議長、継松。 ○議長(押川勝君) 継松議員。 ◎議員(継松敏夫君) 課設置条例改正について、同意できない立場で意見を述べることにいたします。 具体的にどうするかはっきりしていないことです。行政改革、事務の合理化の1つとして出されたものだとは思われますが、まず全体の方向をはっきりする必要があると思っています。こういう部分的な課改正だけではない方がいいと、こういう考えです。事務改善の方向をまずはっきり、町長は示していくべきだということであります。 私事ですが、1958年に初めて町会議員にさせていただきましたときに、無知であったと思っていますが、議員に年俸1万円が出ていたことを知りませんでした。もちろん議会事務局もなく、松元捨雄総務課長が兼務されていました。議員は18名でしたが、今日の変化はある意味では水膨れ的な面があると思います。住民こそ主人公、住民本意の町政を掲げている私ども日本共産党は、多くの面でもとに戻さなければならない、凝縮することが大事ではないかと考えております。行政サービスのあり方を改革し、住民サービスは逆に増やしていく、経費は減らすということであります。これは確かに難事業であると思いますが、ここをどうやっていくかということは職員各位の英知と決意だと思っています。 この意味と観点から、この課設置条例には同意できません。出直しされるよう求めます。 先日の委員会で説明者から、職員が仮に1.3倍ぐらい今より働くようにすべきではないかと。そうしたらもっと充実した役場が生まれ、経費も節約されるだろうと、こんな話も出ました。自分の命をかけた職務として、約90名の職員諸君が新しい部課の設置も編み出し、日本共産党町議団はぜひそうして欲しい、それはできるとこう思っています。何よりも明るい役場にしてほしいし、あいさつのできる職員を増やしていく。ここから始めてほしいと思っています。何しに来たのかというような顔、態度の職員、これは私の方のひがみかもしれませんが、どんどんそういう職場を変えてほしい。これはどうも私ばかりではないようであります。 そのことを述べまして、この部課設置条例の取り下げを求め、討論といたします。 ○議長(押川勝君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(日髙憲治君) 議長、日髙。 ○議長(押川勝君) 日髙議員。 ◎議員(日髙憲治君) 議案第3号についての賛成の討論をいたします。 綾町課設置条例の一部を改正する条例について、綾町課設置条例、昭和25年綾町条例第2号の一部を次のように改正する。第4号中、総務課税課の「選挙管理委員会及び監査委員会に関すること」の項を「選挙管理委員会に関すること」に改める。町民民生課の「水道に関すること」の項を「上下水道に関すること」に改め、衛生に関することの項の下に、「下水道の維持管理に関すること」を加える。建設課の都市計画に関することの項の下に、「下水道の建設に関すること」を加えることによる改革であり、事務的機能充実または総合力でスリム化し、町民の負託にこたえるための改正であり、賛成多数で可決いたしました。 附則、この条例は平成17年4月1日から施行するものとする。 以上です。 ○議長(押川勝君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第3号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立11名) ○議長(押川勝君) 起立多数。よって、議案第3号綾町課設置条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第4.議案第4号 ○議長(押川勝君) 日程第4、議案第4号特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 総務委員長の報告を求めます。岡元委員長。 ◎総務委員長(岡元克彦君) では、議案第4号の総務委員会の審査報告を申し上げたいと思います。 議案番号、議案第4号、付託案件名、特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例、審査の経過及び結果であります。審査期日、平成17年3月14、15日であります。説明者、企画財政、抜けておりますが、財政を入れていただきたいと思います。増田課長、総務課長、総務税政、税政が抜けておりますね。畠中課長であります。 議案の主な内容であります。今回の改正は、綾町の特別報酬等審議会に三役給与は一律1万5,000円の減額諮問を行ったが、審議会は16年度も5%減額を行っていることから据え置きの答申だった。しかし、財政状況から経費節減が重要で三役については月額1万5,000円、平均2.66が、「6」を入れていただきたいと思います。%とした改正であります。町長が「67万5,000円」から「66万円」、2.22%、助役「54万2,000円」から「52万7,000円」、2.77%、収入役が「51万1,000円」から「49万6,000円」、2.94%の減額であります。 施行期日、平成17年4月1日であります。 主な質疑応答は、ちょっとまことに申しわけございませんが、体調不良のため、お目通しをいただきたいと思います。 次の討論、採決でありますが、主な意見、審議会の答申は据え置きが適当であるということだった。答申を尊重することも大事で、ほかの職員に尾を引かないようにしてもらいたい。審議会は下げることについては、審議会は意味がないと思うということであります。 審議会の答申も尊重することが必要である。提案についても評価したい。 一律1万5,000円はどこから出たかわからないが、経費節減で賛成である。 行政改革、財政改革を考えると、県内でも最も低い方だがやむを得ない。 採決の結果、全員賛成で可決であります。 ○議長(押川勝君) 委員長報告に対する質疑を許します。 ◆議員(橋本由里君) 議長、橋本。 ○議長(押川勝君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) 申しわけありません。1点だけお伺いをしたいと思うんですが、今回、特別職と教育長の報酬の引き下げの提案をされたのですが、私たち議員の報酬については提案もなかったわけですけれども、委員会の審査の中で議員の報酬について、質疑とか説明とかなかったのかどうかお伺いします。 ○議長(押川勝君) 岡元委員長。 ◎総務委員長(岡元克彦君) 橋本議員の質問にお答えしたいと思いますが、今回は議員の報酬減額というようなことはなかったというようなことで、別に議論はしておりませんが、費用弁償の中でその形をとったということのいろいろな話は出ましたが、報酬についてはそういう議論はなかったと思っています。 以上であります。 ○議長(押川勝君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第4号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(押川勝君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(継松敏夫君) 議長、継松。 ○議長(押川勝君) 継松議員。 ◎議員(継松敏夫君) 共産党は反対ばかりしているという印象を持たれている方もいらっしゃるかもしれませんが、賛成することもあるということを御認識いただきたいのであります。特別職給与の1万5,000円引き下げ、4号、5号議案、教育長給与も含めてでありますが、賛成の理由を述べることにいたします。 前田町長は、3月9日の3月議会の冒頭に施政施策方針を朗読されました。1市6町の合併の方向はとらないで、自主自立のまちづくりを目指すことを表明されました。これは憲法第8章に定める地方自治の原則に沿ったもので同感であります。その表明の1つの具体化として、今回、町長以下四役給与支出を減らそうという提案であると受けとめ、この条例に賛成をいたします。 私ども日本共産党町議団は、後ほどの予算案についても率直に討論を行いたいと思っているところです。私は、日本で初めて政府・自民党・公明党の進める市町村合併の強行政策に反対を表明された福島県東白川郡矢祭町に、2年前に訪問しまして2泊させていただき、2晩です、根本町長や議会の皆さん、教育長のコンドウサダコ先生や行革推進グループ長の高信由美子さんら多くの方々と懇談していただき、その後も資料などの交換という交流を続けさせていただいているところです。 ここの特別職給与の発想は四役給、ここは収入役がないので三役給となっていますが、総務課長の年収にそろえるという発想です。町長、助役、教育長は月額53万3,000円であり、3人同一であります。三役は平等に責任を持とうという決意と伺いました。総務課長より余計働いているとも思えないという話もされていました。 かつて四国の香川町のフジモトという町長さんに会ったことがありますが、随分前ですけれども、ここでは総務課長よりも1,000円高い、こういうふうに収入役、そして1,000円高く助役、1,000円高く町長と、こういう給与体制をとっておられることを拝見したことがお話を聞いたことがあります。とても勉強になったわけです。どうしても上役が給与が高くないと権威がないかのような認識は、まだ綾町でも議会でも主流を占めていると思いますが、もう全くないということを思いますね。 無ほど強いものはないというのが仏教の教えでもあります。私ども、ここら辺の認識も変えねばならないことを深く学んでいるところであります。偉いということや労働の対価という点で本当に、私には根本町長やコンドウ先生が輝いて見えたわけであります。とても、もちろん美人の教育長先生でもありました。同時に、三役の責任の重さも改めて認識したところであります。誤解されるといかんのでありますが、議会議員給についてもう少し触れますと、議会でも階級性がとられている。議長は幾らと、その次が副議長、さらに委員長と、そして一般議員、こういうふうに4階級に分かれているわけであります。 同じ役場でありますが、年功序列はありません。私はこういう階級制は今の世の中ではやむを、給与の段階制、階級制というのはちょっと語弊があると思いますから訂正いたしますが、給与の段階、今の世の中ではやむを得ないのかもしれませんが、何で議員給与に差がつけられているのか、40年近い町会議員の経験からしましても、答えは出されないままであります。 もともと議員は名誉職と言えますし、以前はそうでありました。正直に言えば、議員は皆平等給に改め、議長や役づけは名誉職として位置づけた上で常々必要ないわゆる費用弁償、1日200円とか500円以内の手当をやるようにしたらどうなんだろうか。そうすると、随分経費も節約できるのではないかと、こういうふうに考えるわけであります。議長だから副議長だから委員長だから偉い人だとは、私は思っていません。特別にその方々が知識が豊富で、またよく発言し、町勢発展、町民の暮らし向上のために尽力しておられるとも思いません。どうか誤解のないようにしてほしいんでありますが、このことも率直に述べておきたいのであります。 今、自立を目指し、町長が決意を述べられましたように、財政節約、合理化、そして住民の協力を得て綾町の自治体をつくり上げていくと、こういう点から見ますと、どうしても綾町の小さい政府をつくろうというのは、これは議会議員としても絶対的な命題ではないでしょうか。先ほど、橋本議員も、議員の給与について何も出なかったのかと、こういう質問をされましたが、議員こそ、実は真っ先に町民にかわって真剣に取り組むべき時期であると思っています。 かつて、この議会でも発言したと記憶しますが、私が初めて議会に出していただいたときは、議員に報酬が出ていることを、私は知りませんでした。ある日、議会事務局長が兼務されていた、まだ元気でいらっしゃいます松元捨雄さん、この方に呼ばれまして、判をくださいと言って封筒を渡されました。年俸1万円の4分の1だとして四半期分をいただきました。今のような月給制ではなかったのです。期末手当もありませんでした。役場の記録を調べていただきますと一目瞭然でおわかりであります。名誉職であったわけですが、今は職業でいわゆる月給取りに変質しているわけであります。 町長以下、四役給の引き下げだけを賛成として言っているだけでよいのか、私は日本共産党議員団もこのことも含め、議会経費を節約することに真剣に取り組んでいることをここに表明しまして、繰り返しますが、誤解されないようにという条件で述べるものであります。 町長から私たち議員に向かって議員給与を下げよと、こういうことは町長は紳士でありますからおっしゃらない。私は日本共産党の議員でありますから、率直に述べます。合併しようが自立しようが小さい自治体政府のために取り組みをしなければならないのは、私ども日本共産党議員団だけではなくて、今ここに同席、在籍されている14名全員の議会議員の任務であると、改めて述べたいわけであります。 綾町四役給を含めて、職員給、パート給も含め、行政全般のむだをえぐり出し縮小し、町民への行政サービスは落とすのではなくて、逆にサービスを維持し、むしろ増やしていくと。行政経費を節減していくために、議員と職員各位が本気になって取り組む。心の持ち方を見直す。つまり、意識改革と言われる取り組みをしなければならないことは、総務委員会審議の中でも、説明してくれました幹部職員からも出ておりました。 仮に、今の月給制の議員報酬を、これは仮のことですよ、仮の。誤解しないようにしてほしいんですが、出役日当制にするとか、1958年当時のように年俸1万円としますと、綾町議会費は幾らになるか。計算機をお持ちの方はぱっぱとこうやって計算していただくとすぐわかると思うんです。1市6町の合併をしたとしたら、かって宮崎市の資料では、綾町は1人か2人の議員ですね、私が持っている資料では1人となっていますが、全区域制をとったとしたら1人もいなくなるかもわかりません。 私の娘が嫁いでいる東北の村は、新しい魚沼市に、魚沼米の魚という字とサンズイの沼、魚沼市になったのですが、合併をうまく進めるという作戦から県の合併推進室長さんから4つの町村、95人の議員を全部市会議員にしましょうと、初めに出してきたそうです。議員の皆さんは、日本共産党を除いて誰一人反対はしなかったそうです。多数決で可決、新しい魚沼市になりましたが、今、住民3万5,683人のうちの2万5,538名が署名をつけまして選管に、選管というのは選挙管理委員会ですが、議会解散の運動が起こっていることを手紙で知らせてくれました。ここに持っておりますが、近くそれが実現するのではないかと。一体何のための合併だったかと。こういうことが住民の知らないところでさあーと決まってしまう。これはもちろん宮崎県ではありません。新潟県のことであります。ここにちゃんと書いてある。 私はこういう点からも、議会としてもせっかく合併問題調査特別委員会をつくっておっているのでありますから、本来ならば特別職給与を1万5,000円引き下げのこの議案は、議会議員の費用弁償とかあるいは報酬、あるいはその他の経費等も含めて特別委員会をつくって、十分前田町長と対等、平等に論議すべきことではなかったのかと、このことを最後に述べまして賛成の討論といたします。 ○議長(押川勝君) ほかに討論希望はございませんか。 ◎議員(日髙憲治君) 議長、日髙。 ○議長(押川勝君) 日髙議員。 ◎議員(日髙憲治君) 議案第4号並びに5号について、関連いたしますので同じにして賛成討論をいたしたいと思います。 特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例、昭和41年綾町条例第3号の一部を次のように改正する。これは別の資料等に第1の表に改めてありますので、目を通していただきたいと思います。 次に、第5号議案、教育長の給与、旅費、勤務時間、その他の勤務条件に関する条例、昭和48年綾町条例の第7号の一部を次のように改正する。これも別の資料等のとおりでございますので、目を通していただきたいと思います。 今回の審議委員会等でも4回にわたり検討、議論がされた結果、諸般の情勢等を踏まえて据え置きに決定いたしましたが、あえて町三役、教育長、この申し出で減額提案に関する改正が出されました。なお、財政課長、総務課長等の話等も伺い、また県内の旅費に関することも伺い、総務委員会で十分検討した結果、全員賛成で可決いたしました。なお、今後、審議委員会を審議を重く受けとめることを求めます。 附則、この両方の条例は平成17年4月1日から施行するといたします。 以上です。 ○議長(押川勝君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第4号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立13名) ○議長(押川勝君) 恐れ入ります。再度御起立をお願い申し上げます。全員起立。よって、議案第4号特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第5.議案第5号 ○議長(押川勝君) 日程第5、議案第5号教育長の給与、旅費、勤務時間、その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 総務委員長の報告となっておりますが、総務委員長の報告はこの案件につきましては4号議案とほぼ関連がございますので、委員長報告をここで省略させていただきます。よって、委員長報告書に対する質疑を許します。(なし) ○議長(押川勝君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第5号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(押川勝君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(押川勝君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第5号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立13名) ○議長(押川勝君) 起立全員。よって、議案第5号教育長の給与、旅費、勤務時間、その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第6.議案第6号 ○議長(押川勝君) 日程第6、議案第6号公の施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 文教福祉委員長の報告を求めます。入船委員長。 ◎文教福祉委員長(入船康紀君) それでは、議案第6号であります。公の施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、審査の経過及び結果を報告いたします。 審査期日が平成17年3月14日から18日であります。説明者が松本課長。 議案の主な内容でありますが、綾てるはドームの次の項に「綾てるはふれあい広場」を加える条例改正であります。 主な質疑応答であります。公の施設の設置は「町内外者に対し」という表現は誤りではないかということでございますが、「町外者」と表現しないと、別表第2にある使用料の定めとの食い違いが出てくるものである。今回の場合は、特に中心市街地の活性化も視野に入れたものであり、町民はもとより町外者の利用も考えたものであるので、「町外者に対し」という表現は誤りではないということであります。 次であります。夜間のフェンス開閉はということでありますが、出入り口は5カ所あるが、散策路の2カ所が常時あいているということであります。 次であります。ふれあい広場の入場料は幾ら見ているかでありますが、49万6,000円試算しているということであります。 次であります。ふれあい広場場内の駐車はできるかでありますが、多目的に利用できる広場として駐車場としての利用も考えているということであります。 次に、主な意見であります。反対である。フェンスをつけた公園は不適切である。「町内外者に対して」の表現は、公の施設設置条例の目的からも反している。また、図書館の隣で球技をしなくても、別の場所にたくさんあるはずだ。入場料の50万円より、町民の憩いの場が大事だ。委員会として運営上の見直しを要望していただきたいということであります。 次の意見であります。賛成であるが、ふれあい公園として考えるとき、町民が自由に遊べる場所にしてほしかった。球技を目的にしたことでフェンスを張り、入場料まで規定しなくてはならなったと思う。今後、経過を見て対応も考えることもあるという意見であります。 次の意見であります。賛成であるが、条件をつけて、月の半分は開放日を設けて貸し出しはしないとか、また、フェンスのところに植木を植えるなど、今後、施設の目的エリアを明確にすべきであるという意見であります。 ここで、追加意見をさせていただきますが、その意見が、全体の委員会の意見として管理運営について見直しができないか、要望しますという意見であります。 採決の結果、賛成多数で可決であります。 以上です。 ○議長(押川勝君) 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(押川勝君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第6号の原案に反対の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長、橋本。 ○議長(押川勝君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 議案第6号公の施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例に対して反対の討論を行います。 まず、この提案そのものが公の施設の設置及び管理に関する条例の第2条、設置に反していると考えるものです。第2条は、町民の福祉を増進する目的を持ってその利用に供するため、別表第1のとおり施設を設置するとしております。議案第6号は、設置の目的として町内外者に対し、健康の増進と健全なレクリエーションの場を提供し、あわせて交流活動を促進するとしており、町外者への提供をうたっていることは容認することができません。 こうした姿勢は議案の別表第2を見ても明らかです。別表第2は利用料についての規定をしているわけですけれども、町民の利用に関しては原則料金を徴収しないことから、この料金の規定は、主に町外者から徴収するためのものになると考えるものです。建前としては、町民はいつでも自由にこの広場に入り、芝生で遊んだり寝転がったりできるという説明でした。しかし、平成17年度の使用料収入として49万6,000円を見込んでおり、その根拠として1日8,000円掛ける124日。その根拠から見ても1カ月の10日強は町外者が使う、つまりほとんどの土日は料金を払ったものが使うことになると見込んでいるようです。料金を払った人が球技などで使用している場合には、当然のことながら町民は自由に散策したり遊んだりすることはできません。この広場の設置目的が主にスポーツ、合宿に来られる、また試合に来られたりする方いわゆる町外者向けにつくられた施設だったということが明らかになったと思います。 委員会の審査の中でも、まさかフェンスが設置されているとは思わなかった。また、町内には球技ができる場所が何カ所もあるのに、なぜあの場所まで球技用にしてしまうのか。建設には賛成したが、まさかフェンスがつくられて球技に使うことになるとは思わなかった。また、休日の半分は町民向けに貸し出しをしないようすべきである、こういった意見が出されました。また、その上、必要なときには駐車場にも使えるということから金をかけて芝を張り、一回駐車場にしたら後が大変になる。予想外の施設になったという意見も出されました。 この駐車場にも使う可能性のある広場に冬芝も張る計画であるということも、委員会の中で明らかにされました。ましてや、町民図書館、静かな環境の必要な図書館のすぐ隣のほとんど離れていない場所で球技をすれば、図書館利用者への影響も懸念されるところでございます。いずれにしても、町民がいつでもゆったりと利用ができる空間としての広場であるべきであると思います。 町民の方からも、意外だったという声が多く寄せられていることを申し述べまして、また次の第7号の議案に対しましても、同等の理由から同意できないことを申し上げまして、討論といたします。 ○議長(押川勝君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(小原重兎君) 議長、小原。 ○議長(押川勝君) 小原議員。 ◎議員(小原重兎君) 議案第6号公の施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例に賛成の討論をします。 この改正は、もと貯水場跡地に綾てるはドーム、図書館を建設した残りの敷地に綾ふれあい広場を整備し、条例に加えるものでございます。建設費約1億2,000万円で整備したものであります。芝を張り、周辺をフェンスで張りめぐらし、5カ所の入り口に2カ所はいつでも自由に出入りできるようになっております。使用に当たりましては、先に申し込み、調整会で決めるものであります。また、使用料を徴収するものともなっております。 文教福祉委員会におきましては、今回の審査の中で現地にも行くことにいたしました。今後、一部芝も張り、フェンスを張りますならば、スポーツに使うのが目的ではないかと思ったところでもございます。子供たちが遊べる、また遊具もそろえ置かれ、町民が自由に使え遊べる広場でと思っておりましたが、また県立図書館の周辺のような広場の思いでもございました。しかし、綾てるはドームと一体となる野外施設も必要かとは思いますが、スポーツの施設は錦原、小田爪、上畑の松原公園とあるものでございますので、この広場をもう少し町民に開放された広場であってほしいと望むものでありますことを申し上げて、討論といたします。 ○議長(押川勝君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第6号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立11名) ○議長(押川勝君) 起立多数。よって、議案第6号公の施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第7.議案第7号 ○議長(押川勝君) 日程第7、議案第7号綾町ふれあい公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 文教福祉委員長の報告を求めます。入船委員長。 ◎文教福祉委員長(入船康紀君) 議案第7号であります。綾町ふれあい公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、審査の経過及び結果を報告します。 審査期日は、平成17年3月14日から18日であります。説明者が松本課長であります。 議案の主な内容でありますが、綾てるはドームや綾ふれあい広場の駐車場などとして整備したので、「西中坪ふれあい公園」を削る条例改正であります。 主な質疑応答であります。西中坪ふれあい公園は駐車場になったのかということでありますが、一部芝を張って自由に使える駐車場であるということであります。 次であります。ドーム周辺の駐車台数はでありますが、337台であります。 次であります。防犯対策はでありますが、夜間は2カ所へ施錠をするということであります。これは西の方と東の方だと考えております。 次であります。全体の名称は考えているのかでありますが、仮称であるが、綾てるは文化公園ということだそうであります。 主な意見であります。6号との関係で反対である。 次の意見であります。賛成である。西中坪の利用度合いから見て1カ所になったが、近くに広場もできたことから地区民の利用者もふえると思う。 採決の結果、賛成多数で可決であります。 以上です。 ○議長(押川勝君) 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(押川勝君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第7号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(押川勝君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(押川勝君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第7号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立11名) ○議長(押川勝君) 起立多数。よって、議案第7号綾町ふれあい公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。 ここで暫時休憩いたします。お昼は1時30分から開会をいたします。(休憩午前11時23分)………………………………………………………………………………(再開午後1時30分) ○議長(押川勝君) 休憩以前に引き続き会議を開きます。────────────・────・──────────── △日程第8.議案第8号 ○議長(押川勝君) 日程第8、議案第8号綾町敬老年金条例の一部を改正する条例を議題といたします。 文教福祉委員長の報告を求めます。入船委員長。 ◎文教福祉委員長(入船康紀君) 議案第8号であります。綾町敬老年金条例の一部を改正する条例について、審査の経過及び結果を報告をいたします。 審査期日が、平成17年3月14日から18日であります。説明者が山口課長であります。 議案の主な内容でありますが、支給の対象者について、「引き続き3年以上」を削るということと、支給額については80歳から87歳が「1万円」を「5,000円」に、88歳から99歳が「2万円」を「1万円」に改正することであります。 主な質疑応答であります。平成17年度の予定者数はでありますが、100歳以上が3名、88歳から99歳が182名、80歳から87歳が424名、合計の609名であります。 改正後の予算額でありますが、409万円であります。それと、改正後の歳出減でありますが、394万円であります。 主な意見であります。反対である。新年度の予算の中で削減は理解するが、いの一番に敬老年金を削ることに同意できない。削るべきは町民差別の住宅利子補給である。 次の意見であります。賛成である。経済状況から見て削減は妥当と考える。他町の年金額から見ても高い方である。受給者に理解していただきたい。 採決の結果、賛成多数で可決であります。 以上です。 ○議長(押川勝君) 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(押川勝君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第8号の原案に反対の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長、橋本。 ○議長(押川勝君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 議案第8号綾町敬老年金条例の一部を改正する条例について、反対の討論を行います。 高齢者の方から毎年の支給ではなく、節目のときだけでもいいのではないかとの御意見をいただきました。しかし、中には毎年楽しみにしておられるという方もいらっしゃいました。今回、町長は、提案理由の中で、町の財政が厳しい中で随分と思い悩んだ上で減額を提案させていただいた旨、述べられました。しかし、経費削減の真っ先に、こうした高齢者の皆さんに支給される祝い金を削るというやり方には同意することができません。町民の中に大きな不公平感を生んでいる、実に財政も圧迫しております後継者の住宅利子補給や補助金の見直しなど、また道路の新設など町民の要求に結びつかないこうしたむだ遣いを見直すことの方が、優先されるべきだと考えております。 ささやかな高齢者への、ましてやお祝いの支給を真っ先に削減することなく、長寿を敬う施策は続けられるよう求めまして、討論といたします。 ○議長(押川勝君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(押田和義君) 議長、押田。 ○議長(押川勝君) 押田議員。 ◎議員(押田和義君) 議案第8号綾町敬老年金条例の一部を改正する条例に賛成の立場で討論いたします。 この条例改正は、綾町敬老年金条例第2条の受給条件の「綾町内に引き続き3年以上居住」を削除し、適用条件を緩和することにより、適用者の増加を図ろうとするものであります。また、第3条の年金額の改正においては、100歳以上の5万円は据え置きとするが、それ以外のものにあっては現行の年金額の半額とするものであります。 この条例の長寿を祝福し、老人福祉の増進に寄与する目的からするといささか相反する改正の内容ではありますが、平成12年度3月末の65歳以上の高齢化率が24%、平成16年度3月末では26.2%と年々増加し、これからも高齢化率が上昇することも見込まれる中では適正な運営をお願いし、賛成といたします。 ○議長(押川勝君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第8号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立11名) ○議長(押川勝君) 起立多数。よって、議案第8号綾町敬老年金条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第9.議案第9号 ○議長(押川勝君) 日程第9、議案第9号綾町農業委員会の選挙による委員の定数条例の一部を改正する条例を議題といたします。 産業建設委員長の報告を求めます。英委員長。 ◎産業建設委員長(英健二郎君) 議案第9号綾町農業委員会の選挙による委員の定数条例の一部を改正する条例でございます。 審査の経過及び結果でございますが、審査期日が平成17年3月14日、説明者、農業委員会主幹。 主な内容でありますが、選挙による定数「10」を「7」名に変更するものであります。 主な意見、議案第1号で申し上げたとおりであるから賛成であると。 農業委員会で審議をしたのかということで、主幹に求めたところ、議論済みであるということで、この件には賛成であるということです。 採決の結果、全員賛成で可決であります。 ○議長(押川勝君) 委員長報告に対する質疑を許します。(なし)
    ○議長(押川勝君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第9号に対する反対の討論を許します。(なし) ○議長(押川勝君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(押川勝君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第9号に対する産業建設委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立11名) ○議長(押川勝君) 起立多数。よって、議案第9号綾町農業委員会の選挙による委員の定数条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第10.議案第10号 ○議長(押川勝君) 日程第10、議案第10号綾町水道事業給水条例の一部を改正する条例を議題といたします。 文教福祉委員長の報告を求めます。入船委員長。 ◎文教福祉委員長(入船康紀君) 議案第10号であります。綾町水道事業給水条例の一部を改正する条例について、審査の経過及び結果を報告します。 審査期日が平成17年3月15日から18日であります。説明者が前田課長であります。 議案の主な内容でありますが、10円未満の端数が生じたときは、その「端数金額は四捨五入」していたものを、その「端数全額は切り捨てる」条例改正であります。 主な質疑応答であります。改正の理由はでありますが、現在、水道料金の端数処理は10円未満を四捨五入で、公共下水道料金では切り捨てとなっているが、双方とも統一した方が住民にわかりやすいということで、今回、改正するものである。 次であります。個人への料金票は水道と下水道と別々になるのかということでありますが、料金票は別々となるということであります。 改正後の試算額はでありますが、年間8,000円の、これは「減額」とありますけれども、8,000円の「試算」をしているということであります。訂正方をお願いいたします。すみません、月に8,000円です。「年間8,000円の減額」を「月8,000円試算」をしているということであります。御訂正方をお願い申し上げます。 主な意見であります。水道料金の処理は、公共下水道と合わせることで同意する。消費税への転嫁には反対したが、端数の切り捨てによる職員の事務処理、払う方もよいという意見であります。 次の意見であります。賛成である。職員の事務処理効率化を願うという意見であります。 採決の結果、全員賛成で可決であります。 以上です。 ○議長(押川勝君) 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(押川勝君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第10号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(押川勝君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(押川勝君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第10号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立13名) ○議長(押川勝君) 起立全員。よって、議案第10号綾町水道事業給水条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第11.議案第11号 ○議長(押川勝君) 日程第11、議案第11号町道の路線変更についてを議題といたします。 産業建設委員長の報告を求めます。英委員長。 ◎産業建設委員長(英健二郎君) 議案第11号町道の路線変更について、審査の経過及び結果を申し上げます。 審査期日、平成17年3月14日、説明者、建設課長。 主な内容でありますが、町道27路線の起点、終点を変更するものであります。 主な質疑応答でございますが、町道は204路線が全部なのかということですが、そうですということです。 町道204路線のうち、今回27路線ということはということですが、当時担当者の事務段階で起点、終点を地番まで上げていたということでございます。 27路線以外はということですが、小字でとめてあるため、変更する必要がないということです。 町道の総延長は幾らかということですが、1万5,175.8メートルだそうでございます。 1月の何の指摘だったのかということですが、道路台帳の交付税検査のときに指摘を受けたということでございます。 459号線、錦原小田爪線、今度、新設する道路のことかということですが、12月に行った分も地番を伏していたということです。 新設の分はこれだけかということに、12月認定した465、466、467、468号線と459号線の5路線ですということです。 464号線の弥次川自転車歩行道2号線はどこになるのかということですが、中学校の真後ろ、北側になるということでございます。 主な意見としまして、今回の路線名変更については、道路交付税申請時に県の指導を受けての変更でありまして、ただ路線名から地番を排除するとのことでありますので、また別に道路の変更等ではないので賛成であります。 採決の結果、全員賛成で可決であります。 ○議長(押川勝君) 委員長報告に対する質疑を許します。 ◆議員(継松敏夫君) 議長、継松。 ○議長(押川勝君) 継松議員。 ◆議員(継松敏夫君) 委員長にお尋ねしますが、この総延長が15キロ幾らと、こう書いてあります。これはいわゆる基準財政需要額の算定基礎の数値でしょうか。 それから、もう一つは、町民から私たちに寄せられているんですが、実は私も知らないことが多いわけです。これは何路線だったかなとか、何号町道かなというのがわからんで、あの広い図面を見て答えたりするわけですが、そういうのの何というか、便利な、例えば議員必携みたいなものに、綾町会議員必携にというようなもの、金が要るからだめちゅうことになるかもしれんけど。そういうこの議案報告書がありますが、こういうふうな紙質のものでもいいですけど、何々の線はどこからどこ何々の線はどこからどこというようなやつを、議員に配ってもらったらいいなと思っているんですが、そういう議論は、せっかく町道の論議、これだけの議案が出たのになかったものでしょうか。 以上、2点です。 ○議長(押川勝君) 英委員長。 ◎産業建設委員長(英健二郎君) 継松議員の質問に答えたいと思います。 これは町道でございますので、当然算定になると思っております。 それから、2番目の質問でございますが、そういったことは協議しておりません。 ◆議員(継松敏夫君) 議長、継松。 ○議長(押川勝君) 継松議員。 ◆議員(継松敏夫君) 当然算定になるというけど、この数値はそうですかと、こう言ったわけです。そうでなけりゃ、ないと言って答えてください。 ○議長(押川勝君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第11号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(押川勝君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(継松敏夫君) 議長、継松。 ○議長(押川勝君) 継松議員。 ◎議員(継松敏夫君) 私はこの町道路線変更の議案を手にいたしまして、なかなか現地がこう頭に浮かばないわけでありまして、改めて一つ一つ道路地図表を見て、これが何号路線だな何号路線だなということを自分なりに認識したわけでありますが、先ほど触れましたように、できたら余り上等のあれでなくてもいいですけど、この報告書ぐらいの紙質のあれでもいいですが、建設課長から第何号、町道第何号、それはどこからどこちゅう概略のそういうやつを、こうわかればいいなと思っているところです。その点を要望しておきたいと思うんです。各大きな図面が、以前は議員に役場の方で配慮してもらって配られていました。だけど、最近は道路もふえ路線の変更もあったりしましたので、できたら新しいのをつくってほしいと。 以上、要望を述べまして、賛成の討論といたします。 ○議長(押川勝君) ほかに討論希望はございませんか。 ◎議員(福田正照君) 議長、福田。 ○議長(押川勝君) 福田議員。 ◎議員(福田正照君) この件につきまして、まず最初に、ただいま委員長の許可を得ましたので、若干訂正をさせていただきます。審査の経過及び結果の中の主な内容、「町道27路線の起点、終点」を路線名ということで、「町道27路線の路線名」を変更するというふうに御訂正をお願いいたしたいと思います。 それでは、議案第11号に賛成の討論を行います。 現在、207路線の町道認定をしておりますが、起点、終点の表示が統一されていませんでした。国の通達でも、地番等については表示を削除することが適当とされており、それに準じて県より、道路台帳の検査の場で統一するよう指導がなされたものであります。したがいまして、変更する必要のあった27路線の地番を削除し、地名を変更したものであります。町道の起点、終点の表示が統一されたものであり、賛成といたします。 ○議長(押川勝君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第11号に対する産業建設委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立13名) ○議長(押川勝君) 起立全員。よって、議案第11号町道の路線変更については、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第12.議案第12号 ○議長(押川勝君) 日程第12、議案第12号平成16年度綾町一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。 最初に、産業建設委員長の報告を求めます。英委員長。 ◎産業建設委員長(英健二郎君) 議案第12号平成16年度綾町一般会計補正予算(第4号)についての審査の経過及び結果を報告いたします。 審査期日が平成17年3月15日、16日でございます。説明者が農林振興課長、産業観光課長、建設課長、農業委員会主幹でございます。 主な内容、別冊補正予算書に基づき、所管事項について説明を受け、質疑により審査を行いました。 主な質疑応答でございますが、JAS認定の手数料、監査実績の減となっているがということですが、監査の件数が減った、当初新規の登録の見込みより申請農家が減ったためですということです。 製造業者はだれなのかということですが、大山食品ということです。小分け業者はということですが、農協で昨年12月認定されたということです。 宮原改良組合3戸とはということですが、上村義光さん、小田正広さん、入田有志さんだそうでございます。 新規就農者支援センターの使用目的で、使用目的の変更はできないのかということですが、事業を国庫事業の中で事業申請をしているので、中身の見直しは難しいということでございます。 例えば、繰り上げ償還とかやってもできないのかということですが、そこをやるなら「協力」としてありますが、これを「協議」に訂正してください。協議していかなければならないと、検討はしていないということでございます。 ハウス園芸宮崎と経営構造の補助金合わせて400万円ほどの減額はということですが、最終的には入札に伴う減額が一番大きいということでございます。 日向夏の防除は、なぜ皆しなかったのかということですが、町としても推進をかけましたが、時期が5月から8月ということで適期を外すと効果がないためですということです。全体的には3カ年事業でやっていくと。私もこれはやったわけなんですが、大変効果がありました。 OCR開発はどういったシステムになっているのかということでございますが、栽培記録管理簿の読み取り機ですということです。 生産振興総合の防風ネット、これは振興協議会の方から上がってきたものかということですが、振興協議会の方で発電機とネットが上がってきたが、発電機は補助事業には採用できないためということでございます。 新規就農者支援施設を出て、自立をした実績はということですが、3人ということでございます。 家賃は幾らかということですが、単身棟が1万8,000円、家族棟が3万円ですということです。 JAS監査は実績で16戸の人が受けたのかということですが、16戸ありますが、14戸の実績で、2戸は途中認定したため、今回は監査をしていませんということでございます。 全部受けていれば減ではないのではないかということですが、当初見込みで認定農家が当初見込みほどできなかったということであります。 優良種豚導入35頭が19頭しかいなかったのはということですが、最終年度で導入頭数がなかったためということでございます。 日向夏育苗は農協がやっているのかということですが、農協がしていたが、委託の方が安く上がるため、土屋農園に委託をしているということです。16年度本数が6,000本ということです。 経営構造対策は16年度で終わったのかということですが、終わっていないと、17年度予算で施設キュウリの選果機導入があると。 ハウスの面積はということですが、昨年が4.3ヘクタール、ことしが3.1ヘクタールと。 尾堂林道が、当初238メートルが125メートルになったことはなぜかということでございますが、15年度繰越事業でその分が延びたことにより、事業量が減ったためということでございます。 やすらぎの交流空間、宮崎創生事業補助金の45万円は何かということですが、補助対象事業費が当初700万円であったものが790万円になった、その差額の2分の1であるということでございます。 町内購売券事業は来年はどうするのかということですが、商工会としては他の方法でということで、17年度は計上していないと。 これにかわるものとして何かあるのかということですが、今のところはないということです。それなら、この事業は中止になるのかということですが、そうですということでございます。 太陽光発電機の譲り受けた先はどこかということですが、新エネルギー産業技術総合開発機構から無償で譲り受けたということです。 馬事公苑の馬場使用料だけがなぜ減額なのかということですが、町内の軽種馬の飼育者が減った、全体的に使用が減った、観光客の減もあるということでございます。 馬場の使用料は1周なのか時間なのかということですが、午前と午後で使用料が定めてあるということです。午前が幾らかということですが、午前が300円、1日600円ということでございます。 緊急地域雇用特別補助金、今のところは使っているのは2人なのかということですが、補助教員の人件費として小学校が1人、中学校が1人ということでございます。 これをふやすことはできないのかということですが、市町村事業は16年で終わりだそうでございます。 災害復旧時の職員の給料126万2,000円の増額は、職員がかわったのかということですが、事務費を人件費の方へ振りかえたということでございます。 公有財産の2万円は何かということですが、当初壊れたところを用地買収して工事をする計画を立てていたが、実施はしたが、そこまでかからなかったということでございます。 災害復旧の工事請負費で減額補正になっているが、これは工事箇所が減ったものではなく、工法が変わったのかということで、そうですということでございます。 集落農用地利用集積促進事業とは何かということですが、土地利用組合のことであるということでございます。 農地流動化地域総合推進事業とは、これは農地あっせんなどの事務費になるということでございます。 認定農業者は、今、何名かと、124名だそうでございます。認定農業者の活動内容はどういったものがあるのかということでございますが、総会での交流会、先進地への研修、普及センターでのパソコン研修などがあるということです。 主な意見としまして、賛成である。今回、補正は事業実績が主である。特に、所管事項としましては、農林予算につきましても事業実績あるいは事業量の増による補正が主であり、また商工関係におきましては商工補助金、いわゆる緊急地域雇用特別基金町村補助金が今年度限りで終了する。今後は広域的な面での補助金交付となることから、この制度は綾町において教育関係に及ぼす影響が出てくることから、今後は十分検討を加え、新年度予算に備えていただきたいと。 賛成であります。農林関係の事業実績に伴う減額の補正が集中的にあるわけですけど、せっかく予算づけをしても自然に左右されてできなっかたという面もありますけど、もう少しJAあたりと協議をして有効に活用していただきたい面も多々見られる。農業委員関係での大家畜経営維持資金の利子補給の償還ゆえに発生した金額は5万円ですけど、このあたりを考えると農協と話し合って経営指導をしていただきたいということでございます。 賛成である。この補正の中で際立った商工使用料等が軒並み減額であります。いろんな自然条件によって台風が何回も来たとか、吊橋に行く道路の拡張工事のためとか、このように減額になった原因はいっぱいあると。全体的には、特にクラフトの城あたりはPRの手段とか方法の手段とかないのか、議論をしてやっていくべきである。このPRの面では一生懸命やっていることはわかるが、外に出ていって営業活動をやることも、今後、考えていかないと金額が大きいだけに財源を求めて営業活動をやっていくことも、今後、考える必要があると思う。 採決の結果、全員賛成で可決であります。 ○議長(押川勝君) 文教福祉委員長の報告を求めます。入船委員長。 ◎文教福祉委員長(入船康紀君) それでは、議案第12号であります。平成16年度綾町一般会計補正予算(第4号)について、審査の経過及び結果を報告いたします。 審査期日が平成17年3月14日から18日、説明者が、松本、前田、山口課長であります。 議案の主な内容でありますが、歳入歳出の予算総額に7,897万円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ50億6,510万7,000円とすることであります。 所管事項の歳入歳出についてはお目通しを願います。 主な質疑応答であります。教育使用料の内訳はでありますが、学校施設使用料が当初予算額といたしまして17万5,000円と、今回補正が20万円、補正後が37万5,000円であります。体育館使用料が16万4,000円と35万円と51万1,000円であります。多目的屋内練習場が50万円と115万円、補正後が125万円であります。 次であります。積立金200万円についてでありますが、町民から図書購入として寄附があったものを公共施設等整備資金として積み立てるものであります。 次であります。備品購入費の減額はでありますが、図書館建設を実施したことから新規に予定した備品購入費の執行残であります。 次であります。東諸葬祭場の3町の年間施設管理費はでありますが、管理費と建設負担金で5,400万円であります。 次であります。墓地条例、墓地残数はでありますが、現在のところ条例は守られております。残数が54基であります。 次であります。合併処理浄化槽補助金はでありますが、5人槽が35万4,000円7人槽が41万1,000円、10人槽が51万9,000円であります。 次であります。小田爪のふろはどうするかでありますが、今のところ利用者があれば続けるということであります。 次であります。児童手当の人数はでありますが、5,000円が4,651名、1万円が1,905名であります。 次であります。寝たきり老人介護手当はでありますが、1人当たり月2万円であります。 次であります。綾保育園運営費補助はでありますが、主任保育士1人分の376万円であります。 次であります。地域福祉基金残高はでありますが、1億6,300万円であります。 主な意見であります。反対である。健康診査の減額がされることに同意できない。健康センター職員から町民への啓発もできない。寝たきり老人手当は町単独であるので、在宅介護を支えることからも緩やかに支援をしていただきたいという意見であります。 次の意見であります。賛成である。今回の補正は減額補正である。職員の給与減、現場で働いている方々の意欲を持たせることも大事である。健康対策は基本検診に力を入れてほしい。教育費の減額は入札残である。施設の管理運営を願うという意見であります。 採決の結果、賛成多数で可決であります。 以上です。 ○議長(押川勝君) 総務委員長の報告を求めます。岡元委員長。 ◎総務委員長(岡元克彦君) 総務委員会の審査報告は、副委員長の大隈議員がいたします。よろしくお願いします。 ○議長(押川勝君) 大隈副委員長。 ◎総務副委員長(大隈寛君) ただいまのようなことで、私の方がかわりまして御報告を申し上げたいと存じます。 議案第12号平成16年度一般会計補正予算(第4号)、審査の経過及び結果についてでございますが、審査期日が平成17年3月14日、15日、説明者が企画財政課長、総務税政課長。 議案の主たる内容については、皆さん、ごらんをいただきたいと思っております。 次に、質疑、そして応答でございますが、法人税割が970万円増えているが、雲海だけか。すべて雲海酒造だけではない。 一般寄付の1,000万円は久木山さんだが、あとの200万円はどなたか。立元診療所の医師である。 土地建物売り払い収入減額が大きい、減額4,500万円、PRが少し足らないのではないかということでございますが、永田分譲地が11区画の7区画売れて、残り4区画、元町分譲地が3区画、2区画、そして残り1区画で、今まではインターネット主体でやっていたが、ことしは宣伝も強化することを考えたいと。残り価格についてはごらんいただきたいと思っております。 次に、地方交付税はいつごろ入ってくるのか。全部入っている。今回の交付税の増388万4,000円の根拠は、国の補正予算によって地方交付税の総額が増加したことと、平成16年度分として交付すべき地方交付税の総額の特例に関する法律が施行され、昨年7月決定の際に、地方交付税、普通交付税、財源不足額に調整率を乗じて減額した復活予算である。 満期定期預金利子について伺う。10年前の定期預金が当時有利な利子であったためのもので、郵便満額定期預金によるもの、元金が800万円、利子が523万9,000円。 次に、住宅リフォーム補助減額について問う。11件あり、予定より少なかったということだ。この事業は20万円以上の10%補助で10万円が限度となる。 ことしも未収金が心配されるが、総括的にどのくらいあるのか伺う。納税は町民の義務であるが、平成17年2月末現在で次のようなことでなっております。ごらんいただきたいと思います。そして、現年分がトータルで1億1,088万5,000円、滞納分が1億6,107万9,000円、合計未収金2億7,196万4,000円。職員、徴収員が日夜努力をしているが減らない。今後も納税義務意識の高揚に努めていきたい。 次に討論、採決でございますが、主な意見、税、財源の確保には、特に全力を傾けてほしい。人件費、各種事業なども含め、結果から判断すれば当初の段階で数値目標を掲げるなどして、その対応を次年度に反映してほしい。 最終予算をもっと収入、支出内容を克明に示してほしい。繰り越しなどは明らかに財源の不足を明示し、隠し財源など真実を、不満がある。真実に不満があるということです。 例年にない減額が多い。予算計画の段階なので十分な措置、執行に当たっては検討してほしい。 採決の結果、賛成多数で可決であります。 以上です。 ○議長(押川勝君) 各委員長報告に対する質疑を許します。 ◆議員(橋本由里君) 議長、橋本。 ○議長(押川勝君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) 産業建設委員長に1点、お伺いをしたいと思います。 報告書の32ページで、町内購売券事業の問題に触れられております。質疑応答の中でです。予算には金額が出ているんですけれども、この町内購売券の質疑応答を見ると、余りかんばしくなかったのかなという印象を持っているんですが、私も購入はいたしませんでしたけれども、常日ごろ、町内で買い物をすうように心がけてはいるんですが、この券は買っておりません。もう少し実績、どのぐらい売れたのかという部分がちょっと見えてこないので、審議していらっしゃったらお伺いをしておきたいと思います。 それから、総務委員長の方、委員長の体調が悪いということですので、もしよろしければまた後に、後で文書でもいいかなと思っておりますが、2点お伺いをしておきたいと思います。 法人税の増税、要するに税金がふえたということでうれしいことなんですけれど、町長の方から実績のよい企業があったということで、今、委員長報告の方では雲海だけではないというふうに報告がありました。最近、宮崎交通への何か参入を、雲海が表明しているかのようなニュースもあったものですから、うちの実績がいいのは雲海だったなと、そのとき思ったところでしたけれども、こうした法人税が入ってくるというのは大体普通どのような流れで、例えば1年10回に分けて入ってくるとか、業績がいいということで一気に3月議会に入ってくるわけですが、もし途中で入っていればもっといろいろ使い道もあったのかななんて思ってしまうんですが、どの時点で法人税が増えるというのはわかるのか、教えていただきたいと思います。 それから、もう一点は、町の預金利子の問題で、元金800万円に利子が500何万ですよね、523万9,000円入ってきたということで、いつごろの預金が残っていたんだろうと、利子の高いときのが残っていたというんですが、この満期がいつだったのかも教えていただけたらと思います。 実は、けたが違うのでちょっと笑っていただける資料になってしまうかもしれませんが、私の母の名義の1万円の定期預金が満額になったという通知が、きのう来ました。10年定期だったようで、年利が1.85%となっているんです。私、余り利息をもらう貯金をしたことがないものですから、けさちょっと計算してみても、きっとこれは複利というやつなのかなと思ってよくわかりませんでしたけれど、それが10年たって平成7年に預け入れたみたいなんですが、1万円預け入れたのが1万1,616円になりますというふうに、きのうはがきが来ました。母は今で言う認知症なものですから見ることができないので、私がかわって開封したのですが、今、委員長報告を見たら10年前のって書いてあるので、こんなに利子が高いかなというふうに思っているところです。 こんな高い利子のお金がどこにあったのか、もしかすると1年に一度決算時にでしょうか、いただく財産の中に入っていたのかもしれませんが、何月何日の満期でこれだけの利子が入ったのか。10年前の預け入れだということが間違いなかったのか。すみません、大変けたの違う比較をして申しわけありませんけれど、よろしくお願いします。 ○議長(押川勝君) 英委員長。 ◎産業建設委員長(英健二郎君) 実績の方については聞いておりません。 ○議長(押川勝君) 岡元委員長。 ◎総務委員長(岡元克彦君) 橋本議員の質問に答えたいと思いますが、法人税が増えたということのどうしてかという質問でありますが、雲海だけではないということが書いてあります。その中で法人組織が増えたですよね、はい。そういうことのようでございます。これは税金対策として法人化が進んだと、こういうことのようであります。 それから、この郵便貯金がなぜこんなに利子が増えたかというと、私も何年の何月何日とは覚えておりませんが、10年ぐらいの満期だということは聞きました。その中でこれだけの利子というのは、私が想像するに当たっても複利計算でありますからこんなになるんじゃないかと。10年前の何年何月何日というのはわかっておりません。 以上であります。 ○議長(押川勝君) ほかに質疑はございませんか。(なし) ○議長(押川勝君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第12号の原案に反対の討論を許します。 ◎議員(継松敏夫君) 議長、継松。 ○議長(押川勝君) 継松議員。 ◎議員(継松敏夫君) あと6日で終わる平成16年度会計でありますが、その最終補正予算につきまして、日本共産党町議団ではいろいろ検討をいたしまして、同意できない立場で意見を述べることにいたします。 質問の中にも出ましたが、最終補正予算に法人税割970万円や町の預金利息523万9,000円、地方交付税のいわゆる決定に伴う調整額の388万4,000円が交付されることになったというような理由で増額構成されているわけでありますが、こういう財源は年度末の3月になって予算計上をし、議会に報告をするやり方ではなく、議会制民主主義に即して、財源が決まったらその段階で年4回も定例議会があるわけでありますから、即刻報告をしてほしいと。それでこそ民主政治ではないかと考えます。この点が第1。もっと率直に情報公開の立場に立たれて、町の条例でも積極的に情報公開をしようと、こういう規定がつくられています。 次に、例年、日本共産党町議団は主張している中に、残金として翌年度繰り越し、これは平成17年度当初予算、一般会計当初予算、後で出てまいりますが、この中であらわれます。同時の、しかも提案でありますから、17年度の一般会計当初予算に5,000万円の見込みが計上しています。一体この繰越金5,000万円は平成16年度、今、議題になっているこの最終一般会計補正予算のどこに含まれているのか、こういうのがまず初歩的な疑問であります。あるいはこの補正予算に、つまり最終の補正予算に計上しない金があるのではないかという疑問も出てまいります。 そこで、釈迦に説法でありますが、地方財政法を正直に受けとめてみますと、財政法は第3条であらゆる資料に基づいて、正確にその財源を補足し、つかまえですね、かつ経済の現実に即応してその収入を算定し、これを予算計上しなければならない、こういう義務規定が第3条にあります。同じ地方財政法の第4条では、適実かつ厳正に収入を確保せよと定めていまして、支出については必要かつ最少の限度を超えて支出してはならない、こういう厳密な規定をしているのでありますから、私ども日本共産党議員団は、常にこのことを頭に入れてこの補正予算の財源、つまり収入を見るわけでありまして、これは日本共産党に限らず、同席の全議員の共通な着眼点だろうと思うわけであります。 この補正予算の、いわゆる残るであろう財源として考えられるのは、まず予備費であります。予備費516万4,000円が残っていると財政課長から報告がありました。これは大体17年度に繰り越すだろうと、特別なことがない限り、あと6日の支出がこの予備費に向けられるということはないだろうと、こういうことでありますが、これを差し引きましても残り4,400万円は一体どこにこの補正予算、最終補正予算のどこにあるのだろうかと、こういうことで日本共産党議員団は2人でありまして、知恵を絞っていろいろ過去の経験から、また決算書をひもといてあれやこれや詮索をしているわけであります。 ここで、御承知のとおり、平成15年度のこの一般会計不用額は1億五千、約600万円、これは新あやの2,286号で載せた、明細をつけて発表したとおりでありますが、これは9月の決算で出された役場の資料に基づいたコピーであります。その面から見てもなかなかこれを私たち、つかまえることができないわけであります。後で出てまいります平成17年度の一般会計当初予算の討論の際にも、少し触れることにいたします。 いわばプロフェッショナルと言われる、しかもすばらしい有能な職員、これは前田町長の評価であります。そういう役場職員の皆さんが、いろいろの事務機器を駆使してこの補正や17年度の当初予算の財源を補足したと思います。ですから、議員は詳しいことは知らせんがと、適々に出しておけばいいがというようなことがあったのではないかと、想像をしておるわけであります。前田町長はお笑いでありますが、これは正直な気持ちであります。 かつて、一言触れますと、郷田町長のときでありましたが、何という答弁だったか、少し披露いたします。「そんなことを言いやんすが、あんたがやってみやんせ。なかなか難しかるぞ。言いやんすことはまことにそのとおりでやんすが」と、こういう担当課長が答弁をされました。どなたが言われたのか御想像に任せますが。 また寄付金1,200万円がこの補正に計上されています。ともすれば、せちがらい世の中にあって綾町の出身者から故郷に1,000万円という多額の寄付をされた、そういう新聞記事を読みまして、またこの提案を見て大変、私も感動をいたしました。お父さんが元海軍の准士官であったという先輩でありましたから、戦後かなりの間、私個人もいろいろおつき合いをいただきました。他県に出られていろいろ御苦労もあったと思いますが、地元に1,000万円という寄付を希望されるということは、これはなかなかなことだと思っているところです。よそに出られていろいろ伝えられるところでは、非常に財産をためておられるげなと。私の小学校の同級生の中にもそういうのが1人いるようでありますが、どうしてどうして地元に寄付など、もう話にも出せないような状況であります。 私は、こういう金は本人の意向が一番とは思いますが、ぜひ育英資金として綾町の現実、将来を担うそういうもののためにぜひ有効に活用してほしいと、こういうふうに思っております。 次に、支出について少し触れます。時間外手当の残が一般会計で約250万円残っているとのことでありますが、必要な職員への支給はけちることなく、十分保障してほしいと思います。 また、緑をふやすための生け垣補助31万円の構成でありますが、これは町内で家を新築された家庭もかなりあるわけです。私たちの概算的な調査でありますが、約50戸は誕生いたしました。そうしますと、その中でこの生け垣条例を申請され、補助をとられたというのは非常に少ないんだなということを、この補正を見て感じたわけです。 そこで、私はこの条例、実は私がときの町長に提案して、緑の多い町にしようじゃないかということで取り上げてもらい、条例化できた、これは規定であります。積極的に、いわゆる出前行政をしてもらいたいと思っているわけです。消化し、緑の多いまちづくりを、このこういう予算が出るようなやり方でなく、同じようなことは住宅リフォーム、これも橋本議員が前の議会で提案し、早速前田町政で取り上げてもらったものでありますが、かなりの残金となっています。こういうのも大いに、いわゆる出前行政を進めてほしいし、また町営住宅の補修ももちろんであります。今からでも町民に呼びかけ、ぜひ利便を図ってほしいと思っているわけです。 また、後継者住宅利子補給金が73万5,000円構成されていますが、これは当初から私ども、住民に差別を一層広げることになるので、全面的な廃止を強く求めてまいりました。また、一般財源の支出でありますから、情報公開にもっともっと積極的に取り組んでほしい。情報公開条例は、先ほども触れたように、積極的に努めるというふうに、町長に義務づけております。大いに取り上げてほしいわけであります。この住宅資金利子補給について、前田町長は約束だからやめられないと、こんなことを言われ、議事録にも載っているようでありますが、約束ということで揚げ足をとりますと、条例ではなかったけれども、要綱として告示し、町民に公表した、つまり約束事でありますが、それが中止された。その中止を知らなかった人がいろいろおりまして、役場に申請に来たという方もあります。 その一つが何回か引き合いに出しましたあの元町の那須さんのところであります。道越しの久保田さんのところには出ても、道越しの那須さんには同じ息子でありながら、同じ綾に後継者として居住しながら家をつくりながら出ないという矛盾が出ている。これは何回か、引き合いに出さしていただきました。今は財源難の時代ではありますし、一般財源であるし、直ちに中止し、約束の言葉一つをとっても矛盾の多い約束でありますから、中止されることを求めたいと思います。 また、補正予算の△の中に、先ほど報告にもありましたが、太陽光発電機のいわゆる無償譲渡、これも向井課長の説明を受けたわけでありますが、無償でもらえたと。環境汚染を防ごうということが、今、大いに叫ばれている昨今でありますので、今後ともすべての公共施設に優先して、この太陽光発電あるいは風力発電、燃料電池発電、その他を大いに取り入れてほしいということをつけ加えておきたいと思います。調べてみますと、国、県の補助もあることですから、こういう補助はどんどん申請して活用してほしいものだと思っています。 扶助費の残30万円など、これはぜひ削るのでなく、先ほど橋本議員も文教福祉委員会報告の中にあるように大いに、例えば在宅介護の問題もそうですが、支援が必要という点を強調されております。議会では、不用額が総体的にはかなり出ております。この一つ一つをここで全部振り返って述べるわけにいきませんが、初めから計上すべきでなかったものもかなりあるんじゃないでしょうか。また、報告にあったとおり、災害による不用額もあるようでありますし、日本共産党の立場からすれば、もともと予算を組むこと自体が同意できないものであった点もあるわけです。 先ほど触れましたとおり、出前行政に徹して必要な、私はサービス、行政サービスを一層拡充するために、今後、取り組んでいただくことを求め、討論といたします。 ○議長(押川勝君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(大隈寛君) 議長、大隈。 ○議長(押川勝君) 大隈議員。 ◎議員(大隈寛君) では、議案第12号平成16年度綾町一般会計補正について、賛成の立場で意見を交え討論をいたします。 今回、7,897万円を減じて総額の50億6,510万7,000円にするものでありますが、歳入面については個人町民税、そして固定資産税は滞納繰越分に対する収入が見込められないと。また、一方では企業の業績により、結果として法人税の増につながっている。また、交付税に関しては国の補正により、総額が増加し、今年度、法の改正、省令に基づいて算出した財源不足額を今回、復活して交付を受けるものであります。引き続き、総額確保に頑張ってもらいたいと思っております。また、使用料収入についても減少傾向にあるのは、この点、否めない点がありますが、その対策もあわせてお願いしたいというふうに考えております。 次に、国、県負担金、補助金に関しても、主に事業実績等によるところの減であります。財産売り払いについても次年度につなげるような、その手立てを講じていただきたいと。そしてまた、農業関係目的の基金の中に、今回、繰り入れしますが、この事業の性格とはいえ、早くこういったシステム構築の確立などなどを図っていただきたいと思っております。 歳出についてでございますが、特に際立って目につくのが人件費、このことについては大変私も評価しますが、ややもするとこのことは職員の仕事に対する意欲の低下にもなりかねない、そういった側面もあるので、まずは働きやすい環境づくりもまた必要ではないでしょうか。畠中課長は、職員にそういったものはないといったような顔をしておりますが、十分そういったことで配慮していただきたいと思っております。 次に、民生費の中の特会の繰り出し金3,156万4,000円、これは支払基金交付金と国の負担金でルールどおり負担率ですが、95%ということでやっていたところが、いわゆるその5%相当分が不足するわけですが、これについては17年度精算の段階でまた入ってくるということでございます。 次に、商工費の購売券補助についても、先ほどありましたとおり、やっぱり昨年ですか、大変盛況だったということを、私は記憶しておりますが、今年度についてはいま一と、そういったこともあります。どこら辺にあるのか、そこらあたりをまた分析していただくといいがなと。 次に、土木関係についてでございますが、下水道に関しても過疎代行事業も終わり、いよいよ来年度から町施行工事のみと、そういうことで技術面あるいはまた管理面、さまざまな問題点が生じてくることも予測されます。関係職員の知恵と工夫をもって効率的な事業の推進に当たってほしいものと、こういうふうに思っております。 最後になりますが、教育関係についても諸施設のグランドオープンに向けて着々とその準備が進んでおりますが、特に年度末、そして年度初めについては民間についてもさまざまな行事がございます。そういうことで、課員一丸となってお互い協力をとりながらやってほしいと思っております。 最後になりますが、今年度もあと数日、そしてまた出納閉鎖までぜひとも職員の踏ん張りに期待して、討論といたします。 ○議長(押川勝君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第12号に対する各委員長の報告は可決であります。各委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立11名) ○議長(押川勝君) 起立多数。よって、議案第12号平成16年度綾町一般会計補正予算(第4号)は、委員長報告のとおり可決されました。 ここで暫時休憩いたします。(休憩午後2時37分)………………………………………………………………………………(再開午後3時00分) ○議長(押川勝君) 休憩前に引き続き会議を開きます。────────────・────・──────────── △日程第13.議案第13号 ○議長(押川勝君) 日程第13、議案第13号平成16年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 文教福祉委員長の報告を求めます。入船委員長。 ◎文教福祉委員長(入船康紀君) それでは、議案第13号であります。平成16年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、審査の経過及び結果を報告いたします。 審査期日が平成17年3月15日から18日でございます。説明者が、山口課長。 議案の主な内容でありますが、歳入歳出の予算総額に2,598万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ9億4,298万1,000円とすることであります。 歳入歳出についてはお目通しを願います。 主な質疑応答であります。介護納付金の減額はでありますが、16年度納付金の決定額が5,751万9,000円で当初予算で計上し、407万4,000円減じたための減額補正であります。 次であります。医療費の状況はでありますが、16年3月から10月までの1人当たり医療費は、一般が13万3,191円で35位、退職が26万6,425円で8位、老人が44万8,539円で36位、合計の37位であります。 主な意見であります。補正内容に同意する。保険証の資格証明、短期保険証はすべきでない。滞納問題は滞納者の暮らし、理由等の分析をする必要があるという意見であります。 次の意見であります。賛成である。増額補正は医療費の増であるため、町民の健康管理はもとより、保健事業に力を入れてほしいという意見であります。 採決の結果、全員賛成で可決であります。 以上です。 ○議長(押川勝君) 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(押川勝君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第13号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(押川勝君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長、橋本。 ○議長(押川勝君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 議案第13号平成16年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)に対し、意見を述べて賛成をいたします。 滞納額は2月末現在で現年、過年分合わせると1.3%、356万円昨年より増えているようです。まだ3月の1月がありますので、幾らかは納入されると思いますけれども、いずれにしてもさらに増えることになりそうな状況です。 19日の一般質問の中で、過年度分で滞納額が100万円を超える人が14人、50万円を超える人が25人いるという説明がございました。これはもう生活をしながら、さらに現年度分を払いながら過年度分も払っていくというのは、もはや至難の業と言わざるを得ない状況だと思います。中には生活が苦しい人ばかりではないという答弁もありました。そうした方には当然のことながら、納めていただくよう努めなければならないと思います。一方、本当に暮らしが大変な方々も多いのではないでしょうか。少なくとも執行部が支払い不可能と言われる18名については、監査委員とも協議をされ、不納欠損の手続もとる必要があるのではないかと考えるところです。 失業などによる収入の激減した住民への対策として、ぜひ国民健康保険法第44条の適用ができるよう条例や要綱も整備しておくべきだと考えます。滞納世帯への資格証明書や短期保険証の発行というやり方は、特に綾町のような小さな町では、役場に相談に来ることも証明書をもらいに来ることもはばかられる条件の1つになってしまっているのはないかと考えます。基本的人権をも脅かすこうしたやり方は容認することができません。 最後に、町民の健康への関心は高いものがあります。一方、自分の周りを見回しますとうつ病の方も、またコレステロールが高いとか体脂肪が多いとか血圧も高い、さらに骨粗しょう症、糖尿病だと持病を抱えた人もたくさんいらっしゃいます。検診も積極的に進めていただきながら、ぜひ健康講座にも取り組んでいただきますように要望をいたしまして、討論といたします。 ○議長(押川勝君) ほかに討論希望はございませんか。 ◎議員(小原重兎君) 議長、小原。 ○議長(押川勝君) 小原議員。 ◎議員(小原重兎君) 議案第13号平成16年度綾町国民健康保険特別会計(第3号)に賛成の討論をいたします。 今回の補正は、16年度最終補正で今までの実績見込みに基づく補正であります。予算に2,598万6,000円を追加し、予算総額を9億4,298万1,000円とするものであります。 補正の主なものは、一般被保険者の療養給付費の増と老人拠出金の増に、今後の医療費に備える予備費であります。いつものことでございますが、何といいましても医療費が増えないように心がけることが大切でございます。早期発見、早期治療、定期的な基本検診等を受診することが重要と思います。一般会計補正でも総合検診、がん検診等が計画されておりますが、受診件数も計画を下回る状況にあります。基本検診等の受診をすることが早期発見、治療ができるものと思います。町民の皆さんが健康に自信を持ち、元気で快適な生活を送ることができますよう、いま一度健康活動、医療に積極的な進展を図ることを望み、賛成討論といたします。 ○議長(押川勝君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第13号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立13名) ○議長(押川勝君) 起立全員。よって、議案第13号平成16年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第14.議案第14号 ○議長(押川勝君) 日程第14、議案第14号平成16年度綾町老人保健特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 文教福祉委員長の報告を求めます。入船委員長。 ◎文教福祉委員長(入船康紀君) それでは、議案第14号であります。平成16年度綾町老人保健特別会計補正予算(第2号)について、審査の経過及び結果を報告します。 審査期日が平成17年3月15日から18日であります。説明者が、山口課長。 議案の主な内容でありますが、歳入歳出の予算総額に4,988万6,000円減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ8億4,079万3,000円とすることであります。 歳入歳出についてはお目通しを願います。 主な質疑応答であります。医療給付費の減額はでありますが、当初予算で見込んでいた受給者数が33人減じたことと、1人当たりの医療費が当初見込みより1万9,852円減じ、約63万円となるため減額するということであります。 次であります。国の95%交付額の根拠はでありますが、支払基金交付金及び国庫補助金の交付については、老人保健給付費及び支給費が確定した後に交付額が決定し、現段階では全国の医療費の推計により、約95%で交付決定されるためということであります。 主な意見であります。補正の部分に同意する。老人の予防的な面でお達者クラブの活用、公民館へ楽しく集まる雰囲気づくりをひとり暮らしの方へ細やかな対応をしてほしいという意見であります。 次であります。賛成である。老人の引きこもりをなくすことからお達者クラブの充実を図るとともに、今後、予防の面から健康講座等の積極的な参加を呼びかけ、老人の医療保持に努めてほしいという意見であります。 採決の結果、全員賛成で可決であります。 以上です。 ○議長(押川勝君) 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(押川勝君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第14号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(押川勝君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長、橋本。 ○議長(押川勝君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 議案第14号平成16年度綾町老人保健特別会計補正予算(第2号)に対して意見を述べ、賛成の討論を行います。 前期高齢者が老人特別会計から国保へ移行していることもあり、被保険者の1人当たりの医療費も減額が予測されること、また交付が決定したことからの補正であり、同意するものです。 県内で見ますと、老人の医療費は36位となっております。医療費の減少の理由について、さらに詳しく分析する必要があると考えるものです。高齢者の皆さんに限らず、だれしも病気もけがもせず、天寿を全うしたいと願っています。しかし、きょうまで元気だった人があすには病人になるという条件も、まただれしもが持っているのではないでしょうか。高齢者の皆さんの窓口での一部負担金が値上げをされ、生活を圧迫している面も一方ではありますけれども、ぜひとも皆さんには早期発見、早期治療に努めていただき、また行政はその責任として、綾の高齢者の皆さんがどういう病気に罹患しているのか、詳しく分析していただき、健康への取り組みを機に努めていただきたいと思っております。 今、全国的には高齢者の方々の健康を守るためにいろんな事業に取り組みがされております。専門的な情報も十分収集しなければなりません。運動もやり過ぎたり間違った方法で行うと、逆に健康を損なうこともあると、最近マスコミでもよく取り上げられております。綾町でもぜひ専門家の指導も行って、根気よく高齢者の皆さんの健康づくりに取り組みをされるよう要望をいたしまして、討論といたします。 ◎議員(太田善一君) 議長、太田。 ○議長(押川勝君) 太田議員。 ◎議員(太田善一君) 議案第14号平成16年度綾町老人保健特別会計補正予算(第2号)について賛成の討論をいたします。 今回の補正は、歳入歳出ともに減額であります。減額された要因は、医療給付費、医療支給費の減額が見込まれることによる減額補正であり、賛成するものであります。 今後、一般会計、国保会計の圧迫の要因にならぬよう保健事業等を推進され、医療費の軽減に努められますよう求め、討論といたします。 ○議長(押川勝君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第14号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立13名) ○議長(押川勝君) 起立全員。よって、議案第14号平成16年度綾町老人保健特別会計補正予算(第2号)は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第15.議案第15号 ○議長(押川勝君) 日程第15、議案第15号平成16年度綾町介護保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 文教福祉委員長の報告を求めます。入船委員長。 ◎文教福祉委員長(入船康紀君) それでは、議案第15号であります。平成16年度綾町介護保険特別会計補正予算(第3号)について、審査の経過及び結果を報告します。 審査期日が平成17年3月16日から18日であります。説明者が、山口課長であります。 議案の主な内容でありますが、歳入歳出の予算総額に281万8,000円減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ5億8,004万4,000円とすることであります。 歳入歳出はお目通しを願います。 主な質疑応答であります。介護給付費は幾らかでありますが、総額で5億3,263万3,000円であります。 次であります。認定調査等費80万円の減額はでありますが、介護認定期間が最長2年になり、主治医の意見書の手数料と認定調査委託料が減じたためということであります。 主な意見であります。同意する。介護保険料の減免要綱があるのに1人も実績がないのは残念である。要綱の見直しをしてほしいという意見であります。 次の意見であります。賛成である。交付決定による減額補正である。重度介護者にならないように健康管理に注意して、自立した生活が維持できる心がけが大事だということであります。 採決の結果、全員賛成で可決であります。 以上です。 ○議長(押川勝君) 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(押川勝君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第15号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(押川勝君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長、橋本。
    ○議長(押川勝君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 議案第15号平成16年度綾町介護保険特別会計補正予算(第3号)に対して賛成の討論を行います。 歳入分の交付決定に伴う平成16年度の最終補正であり、同意をするものです。昨年15年度に引き続き、せっかく設けられました介護保険料利用料の減額免除の実績がなかったことは非常に残念です。そもそもこの要綱自体が対象者を想定できないというか、形式的につくられた要綱と言っても過言ではないと思われる内容となっております。綾町に限らず、近隣の町でもほとんど適用をされていないようです。町長はせんだっての一般質問に対して、1市6町で取り組んだことなので、今後、協議をする旨の答弁をされました。推測するに、1市6町どこでも条件が厳しいために適用になる人が非常に少ないことから、見直しをされるのであろうと考えました。 ぜひ再検討をされ、実効ある制度となる改善に期待を申し上げまして、討論を終わります。 ○議長(押川勝君) ほかに討論希望はございませんか。(なし) ○議長(押川勝君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第15号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立13名) ○議長(押川勝君) 起立全員。よって、議案第15号平成16年度綾町介護保険特別会計補正予算(第3号)は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第16.議案第16号 ○議長(押川勝君) 日程第16、議案第16号平成16年度綾町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 産業建設委員長の報告を求めます。英委員長。 ◎産業建設委員長(英健二郎君) 議案第16号平成16年度綾町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、審査の経過及び結果を報告いたします。 審査期日が平成17年3月16日でございます。説明者、建設課長。 主な内容、歳入歳出それぞれ5,873万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を5億2,528万5,000円とするものであります。 主な質疑応答でございます。国庫支出金の減額2,303万円の内訳はどう見ればよいのかということでございますが、当初事業費が3億4,000万円で、補助対象事業費2億9,394万円を引いた4,606万円の2分の1で、見込みより事業をしなかったということでございます。 県支出金減額の152万円になったことはということですが、補助対象分4,606万円、事業費として落ちたその3.3%分が152万円であるということです。 県交付金の3.3%分152万円は、町債の返済に充てるということかということでございますが、そうですということです。もう積んでいるのかということに対して、平成13年から積んでいると。 4月1日から供用開始の時点で利用できる世帯はということですが、対象世帯が235世帯がすぐつなげる状態になっていると。その中で「継いで」と書いてあるが、「つないでください」と訂正をお願いします。という世帯はわからないのかということでございますが、わからないということです。 公共施設はどのぐらいあるのかと。今度の予算に計上してある、今、6カ所でほんものセンター、体育館、図書館、公民館、デイサービス。もう一点訂正したいところを報告したいと思います。 供用開始に向けての地区はということですが、中央部から郷鴫にかけてということでございます。ほんものセンターなどとなっています。 主な意見としまして、本議案は当初3億4,000万円の事業費で計画されたものが、国の配分額がなかったことと、もう一つは県の代行事業でやる予定の終末処理場機械あるいは電気設備の工事の入札残が減ったために、町負担金の一部が減少したものでありますから、本補正については賛成であります。特に、国の割当配分の減につきましては、今後の事業の進捗状況に影響が出てくると思われますので、今後、十分に進めていただきたいということでございます。 採決の結果、全員賛成で可決であります。 ○議長(押川勝君) 委員長報告に対する質疑を許します。 ◆議員(橋本由里君) 議長、橋本。 ○議長(押川勝君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) 1点だけお伺いをしたいと思います。 新年度予算の公共下水道事業予算でもいいのかなと思うんですが、今、委員長報告に出ていますので、質疑応答の中で、4月1日の供用開始に向けて接続できる世帯数が235世帯あるうちの、4月1日の供用開始に向けてつないでいる世帯がわからないというところがよくわからないんですけれども、現時点で供用開始に当たって公共下水道に加入した世帯は何世帯になっているのか、御報告をいただきたいと思います。 ○議長(押川勝君) 英委員長。 ◎産業建設委員長(英健二郎君) 橋本議員の質問に答えたいと思います。 これからということで、その点についてはまだつなぎ込みをしていないので、その後のことはまだわからないということでございます。 以上です。 ◆議員(橋本由里君) 議長、橋本。 ○議長(押川勝君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) きょう3月25日ですから、あと1週間たたないうちにもう4月1日を迎えるわけですけれども、その時点で少なくともつないでいる個人世帯はゼロというふうに理解してよろしいでしょうか。 ○議長(押川勝君) 英委員長。 ◎産業建設委員長(英健二郎君) その時点ではゼロと思っております。4月1日から先にそういったつないでくれとか、そういったものが出てくるんじゃないかと思います。 ○議長(押川勝君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第16号の原案に反対の討論を許します。 ◎議員(継松敏夫君) 議長、継松。 ○議長(押川勝君) 継松議員。 ◎議員(継松敏夫君) 今、休憩時間に大急ぎで原稿をまとめましたので勘違いがあるかもしれませんが、その点はお許しをいただきたいと思います。 特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算及び17年度の同予算について、同意できない立場で意見を述べたいと思います。 前田町長は、大淀川の上流地域であり、家庭排水等を浄化して放流し大淀川をきれいにしたいと、こういう大義名分で国、県の補助や支援を受けてこの綾の中央地帯に下水道工事を進めてこられました。町長が進められることになぜ反対するのかという、そういう意見も、実は私どもに寄せられたことがありました。もちろん私ども日本共産党は、川の水をきれいにするなと言っているのではございません。当初から下水道工事に投入する費用とその効果を考慮して、不十分な頭ではありますが、橋本、継松、知恵を絞って、秋田県二ツ井町の現地調査をしたり、長野県のある町で公共下水道事業を途中で中止し、全町合併処理浄化槽工事に切りかえた、そういう村の経験等も学んでまいりました。 先ほどお断りしましたように、不十分な頭でありますし、また私は役場職員の皆さんに比べると随分年を取っております。頭の働きも鈍くなっていますが、私ども、どう計算しましてもほかの下水処理浄化方法、つまり下水を浄化する処理が大きく分けて3つあるわけであります。1つは、農林水産省の進めるいわゆる農業集落排水事業、もう一つは、国土交通省が進めるこの公共下水道事業、つまり特定環境保全公共下水道事業でありますが、さらにもう一つは環境省や厚生労働省が管轄しているいわゆる合併処理浄化槽事業、特に町営の合併処理浄化槽事業が今大きくクローズアップされ普及しつつあるわけで、県内でも特定自治体として残る佐土原町が導入するということを聞いておりますが、実際に行ってみて調べたわけではありません。 財政負担がとても高過ぎる。また町民のそれに伴う負担も大き過ぎる、こういう結論から、私どもはこの公共下水道事業には同意できないと、これやめた方がいいと、こういう結論をまだ持っているわけであります。 では、効果はどうかと、これは環境省も進める合併処理浄化槽やコミプラ、つまりコミュニティープラントですね、この方が処理効果も上等であるという明確なデータがあります。綾は、液肥もやっているわけでありまして、あわせて四万十川方式をこの流域排水路に取り入れるならば、これは万全とまではいかんにしても、もうほぼ完全な浄化がされるのではないかと。現に熊本県でも取り入れて今広がりつつありますが、投資が高くつき、その効果に、その投資に対する効果が町営の合併処理浄化槽事業の方がよいということになりました。 断っておきますが、昔は数学が私も好きでしたが今随分能力が落ちています。役場のすばらしいと言われるプロの皆さんがはじいた費用対効果の方が私どもの計算よりもすぐれているのかもしれないのですが、現段階では全国の自治体で起こっている公共下水道事業の見直し、中止、合併処理浄化槽事業への変換の方が、私は綾の場合とるべき道ではないかとこういうふうに主張するものであります。ましてや補助金を交付して合併処理浄化槽を設置しているかなりの各家庭、これを壊して公共下水道に直ちにつなげると、こういう強制は一般に言われる愚の骨頂と言えるのではないかと思っているわけであります。補助金をもらってつける、中にはまだほんの数年という人もあるようです。いわばどちらも政府機関が奨励しているものでありまして、片や厚生労働省、片や国土交通省、そして農林水産省、環境省がすばらしいと推薦している、どちらも言っているわけでありますが、環境省は、今いろいろ文書を分析してみますと、むしろ手っ取り早く一斉にできる。ところが、公共下水道は非常に長い時間かけなければでき上がらない。それは長い地下道を、地下水道をつくるわけでありますから暇が要るのは当たり前でありますし、また、農村地帯では点在していますからこれを一緒につなぐことはできない。それに比べると厚生労働省、環境省が推薦するこの合併処理浄化槽あるいはコミプラ、コミュニティープラントの方が最も手っ取り早く同時にこの浄化ができるっていう点で一層すぐれていることを環境省の文書でもはっきり出しておりますし、実は役場の入り口のロビーがありますが、あそこに──今はちょっとないようで、きょうも見ましたがないようですが、合併処理浄化槽のお勧めっていうようなのがあっこにあったんですが、ちょっと前田町長引っ込まさせたのかなあと思っているわけですが、そうでなかったら町長ひとつ勘弁してください。 私は、やっぱり効果をどう上げるかということになると、ここは最終的には財政法、あるいは地方自治法が定める、つまり最少の経費で最大の効果を上げるように努めなきゃならないと自治体にこの義務づけているわけですね。この法律が原則的決定権を持つものと思うわけです。今やられてる綾町公共下水道は、全部ではなく一部分のこの綾町地域でありますし、投資のやり方も町民サイドから見ますと不平等であると言えます。その点からしまして町営の合併処理浄化槽事業をぜひ綾町全地域同時に着工してほしい、こう願っているわけであります。 きょうは時間の関係で、そいじゃあ具体的な数字を出せと言われるとちょっと長くなりますのでやめておき、また後日機会を見たいと思いますが、おおよそ4分の1以下になると思っています。 以上を述べまして、住民負担の軽減、綾町自治体財政、特にこれから先厳しくなる財政であります。ずっと借金を払っていかなきゃならん、維持費を払っていかなきゃならないというそういうことを考えますと、これはやるべきでない。 私は、ちょっと数年前から懇意にしていただいておりますが、学問的指導も受けているわけですけれども、大学の先生、現在は山口の大学の方にいらっしゃいますが、前北九州大学におられた、綾にも視察に学生を連れておいでになった方でありますけれども、その方からの資料もいただいて、私はやっぱりこっちの方が正しいなあとこういうふうに思って主張しているわけであります。 なお、平成17年度公共下水道事業予算につきましても、同様の趣旨から同意できないことを述べまして、討論といたします。 ○議長(押川勝君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(畠中征郎君) 議長。畠中。 ○議長(押川勝君) 畠中議員。 ◎議員(畠中征郎君) それでは、議案第16号平成16年度綾町公共下水道事業特別会計補正予算につきまして、本議案に対して賛成であります。 今回の補正の内容は、当初計画の国の補助事業対象事業の配分の減少、さらに、終末処理場の機械及び電気設備関係工事の入札残が生じたために県代行負担が一部減少したものであります。 当初国の補助対象事業費は3億4,000万円でありましたが、2億9,394万円となり、当然減債基金として積み立てすべき県の交付金を152万円に減額となりました。したがって、970万円となるものであります。 さらに、繰越額が2,600万円あるわけでありますが、これは推進工法による掘削において大きな石が出たためでありまして、したがって、工法変更が生じたものであります。こういったことは不測の事態でありまして、やむを得ない事態であるというふうに考えております。 この下水道事業は4月から一部供用開始されますが、地域内に235世帯、6月までに28世帯が接続をしたいと。来年の3月までには77世帯が接続をしたいという希望があるようでございますが、加入率向上にさらなる努力を払われることを強く要望いたしまして討論といたします。 ○議長(押川勝君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第16号に対する産業建設委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立11名) ○議長(押川勝君) 起立多数。よって、議案第16号平成16年度綾町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)は委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第17.議案第17号 ○議長(押川勝君) 日程第17、議案第17号平成16年度綾町水道事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。 文教福祉委員長の報告を求めます。入船委員長。 ◎文教福祉委員長(入船康紀君) それでは、議案第17号であります。平成16年度綾町水道事業会計補正予算(第2号)について審査の経過及び結果を報告いたします。 審査期日が平成17年3月15日から18日であります。説明者が前田課長であります。議案の主な内容についてはお目通しを願います。 主な質疑応答であります。 建設改良費、これは崎の田でありますが、138万9,000円は12月補正分よりなぜ安いかということでありますが、今回は県道改良工事併用するために安いということであります。 次であります。受託工事箇所はどこかでありますが、東中坪、西中坪、昭和、南麓地区であります。 次であります。水道指定業者は町内はということでありますが、現状の8業者であります。 漏水はあるかでありますが、町民から連絡次第対応しているということであります。 主な意見であります。 補正に同意するという意見であります。 次の意見であります。賛成である、安定した運営がされている。今後とも安定した水の供給を望みます。 採決の結果、全員賛成で可決であります。 以上です。 ○議長(押川勝君) 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(押川勝君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第17号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(押川勝君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(押川勝君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 議案第17号平成16年度綾町水道事業会計補正予算(第2号)につきまして賛成の討論を行います。1点要望をつけて賛成したいと思います。 今回の補正は、入野橋かけかえに伴う工事費の入札残100万円を企業債の借り入れから減額しようというものと、崎の田の県道改良工事に伴う水道管の布設がえでありおおむね同意できるものと考えます。 委員会の審査の中で、井戸水を利用されている方の水質検査のことが論議されました。水質検査のことがありましたので、これにつけて要望申し上げたいと思います。 最近、浜の子の水をくんでおられる方を何回か見かけました。あそこの水は以前は綾小学校でも利用されていたと記憶しておりますが、飲用不適になった時点で飲み水としての飲用を控えるような看板が立ったように記憶しております。最近、また継松議員は竹野の方で沢水をくみに来ておられる町外者を見かけたそうです。わき水だと思ってくんでおられる方があちらこちにあるようです。綾は、水の名水百選の町ということで、町内外に広く名をとどろかせていることもあって、いろんなところで綾の水はきれいなんだと信じて疑わない方が多くいらっしゃるように思います。少なくとも浜の子の水は役場からも近く、人の目につきやすい場所にありますので、もし今飲用できるのであればできるように、できないのであればできないように表記をされるのが町としての責任ではないかと思います。このことを要望いたしまして、簡単ですが討論といたします。 ○議長(押川勝君) ほかに討論希望ございませんか。 ◎議員(太田善一君) 議長。太田。 ○議長(押川勝君) 太田議員。 ◎議員(太田善一君) 議案第17号平成16年度綾町水道事業補正予算について賛成の討論をいたします。 今回の補正は248万2,000円で、主なものは公共下水道に伴うもので、収益収支では西中坪、東中坪、昭和、南麓受託工事費と、資本的終始では入野橋入札減と排送水設置工事費、崎の田地区の工事費等が主であります。これからも有収率を高め水道事業の健全な運営を望むものであります。 また、これは執行部への要望ですが、水道料金の未納者に対しての対策として、水をとめることは私は絶対に行ってはいけないと思います。なぜならば、生きる権利を剥奪することに通じると思うからであります。 以上、要望も交え、賛成の討論といたします。 ○議長(押川勝君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第17号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立13名) ○議長(押川勝君) 起立全員。よって、議案第17号平成16年度綾町水道事業会計補正予算(第2号)は委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第18.議案第18号 ○議長(押川勝君) 日程第18、議案第18号平成17年度綾町一般会計予算を議題といたします。 最初に、産業建設委員長の報告を求めます。英委員長。 ◎産業建設委員長(英健二郎君) 議案第18号平成17年度綾町一般会計予算について、審査の経過及び結果を報告いたします。 審査期日が平成17年3月16、17日でございます。説明者、農林振興課長、産業観光課長、建設課長、農業委員会主幹でございます。 主な内容としまして、別冊予算書により所管事項について説明を受け、質疑により審査を行いました。 主な質疑応答。残留農薬で今まで分析の結果でおかしい面はなかったのかということですが、今までしていますがそういったことはありませんということです。 土壌分析システム60万円はということですが、開発センターで分析したものを電算への委託料ということです。 育苗センター施設使用料5,225万円は、使用料として役場に入れて管理委託料5,050万円を払うのですかということですが、そうです。残り175万円が償還財源になりますということでございました。 飼料用稲わらで20ヘクタール農家が個人的にやっているのはないのかということですが、個人でもやっている人もいる。──個人でやっている人もいる。これは次年度対策ということで、24ヘクタール買わないと種がなくなるためということでございます。 優秀肉用牛一貫体制事業で実績はいくらかということでございます。一回15年度で終わりましたが、16年度は補正で上げましたがまだ実績は出ていません。 高齢牛の更新は綾独自のものかということでございます。そうです。綾が6.9歳、高岡が6.8歳、国富が6.7歳だそうです。 和牛繁殖農家経営安定対策基金、これも綾独自のものかと、そうですって、ほかにはないということでございます。 和牛繁殖牛舎施設整備事業の規模と場所はということですが、頭数が30頭で場所は家の前ということでございます。 SAP会議の会員は何名かということですが、8名ということでございます。 有機農業の消費者モニターは直接的には効果があるのかということですが、新しい販路開拓の中で、消費者の方に綾の取り組みを知ってもらうモニターの効果はあるということでございます。 有機農業生産拡大推進事業手当の単価は幾らかということですが、支部長が3万5,000円、推進員が1万5,000円ということです。 経営構造対策で、キュウリの選果機はということですが、バラコン、平箱、共選と三通りある中で、共選の部分で今の選果機ではいぼ落ちがするということでございます。 液状堆肥工場、今2人いるのかということですが、そうですということで、施設管理が長池さん、散布で岡元さんということでございます。 農業高度情報システムでリースは毎年なのかということですが、機器のリース代224万2,000円は毎年計上されるということでございます。 JAS認定手数料、認証手数料の考え方として、JASの認定農家を増やしていくという考え方なのかということですが、そうですということです。 工芸コミュニティー事業の240万円は工芸祭りだけに使うのかということですが、工芸コミュニティー協議会に補助し、主に工芸祭りと工芸者の研修に使うということです。 昨年、前の体育館、武道館でするときには幾ら要っていたのかということですが、全体で340万円から350万円くらいついていたということでございます。 合宿センター整備で浴槽改修となっているが、浴槽を新しくつくるのかということですが、そうです。現シャワー室を改修し浴槽をつくるということでございます。 ポニーが6頭いるが数を減らすわけにはいかないのかということで、乗馬関係が非常に落ちているということで、いろんな形で検討していく必要があると思うと。 中小企業者特別融資事業、これはことし1,000万円組んでいるが、累計で幾らになっているのかと。預託事業であるということでございます。 崎の田地区用水路整備、これは地元負担はないのかということですが、ないということでございます。用水路が終わってポンプアップの電気料は要るようになるということでございます。 町営住宅の公共下水道のつなぎ込みは何箇所かということですが、西中坪住宅と東中坪住宅と。 前平地区側溝は何メートルかということです。25メートルということでございます。 町単の崎の田線舗装50メーターは、出水さん方から福永さんの方かということです。そうですということでございます。 新規就農促進総合支援事業、これはどういったことをするのかということですが、農業委員の相談業務ということで、報償の事務経費、相談の中で就農の相談も受けていると。 認定農業者農地流動化推進事業補助金の内容はということですが、認定農業者、今124名認定を受けているその方たちが、賃借を結ばれた場合には借り手の方が認定農業者であれば10アール当たり1万円助成を出すということでございます。 作目には関係ないのかということですが、ないということでございます。 新規就農者に対する農地取得、賃借料助成の9名の営農形態はということですが、前田さんが露地野菜、中橋さんがドラゴンフルーツ・マンゴー、鈴木さんが露地野菜ということで……と米ですね。杉江さんが施設イチゴ、上川さんがトマト、園田さんがたばこと露地野菜、黒木さんがたばこ、油田さんが露地野菜、福重さんが露地野菜ということです。 8.3ヘクタールで所有権移転はということですが、田んぼが42アール、畑127アールということでございます。これは毎年くれるのかということで、5年間の補助事業であるということでございます。 主な意見、所管事項について申し上げます。 非常に厳しい財政の内容であります。特に観光費につきましては、一生懸命に活性化協会の皆さんが頑張っていただいているが、自然条件やらいろんな要素から景気低迷により、事業実績は下降線をたどっている。したがって、これから事業をどう伸ばすか積極的な誘致活動をやるべきだと考えている。これから施設の整備等にも資金を投入し、プロの選手の方が綾川荘、ターミナル等にも宿泊できるように誘致活動をしていただきたいと考えている。 農業予算にしても厳しい中ではありますが、他の町村にはない綾独自の予算も組んでいただいているところでございます。また、農業委員会費でありますが、認定農家を中心とした予算のようであります。これから認定農家を育成のため、指導、助言、支援をもっと積極的にやるべきであります。 以上述べて討論といたします。 今回の予算は、大変厳しい財政の中での予算編成であることが目につく。所管事項の中で、特に農林関係の予算であるが、毎年のように利子補給面の予算が組まれているようでありますが、綾町の農業健全育成という面の指導をもう少し強固なものにしていくことが補助効果という面からも必要になってくると思う。そういったことから、今後農業委員会、農協などが一体となって、農家の安定に寄与されることを希望して賛成の討論とします。 今年度の農林水産業費の予算額は、前年に比べて10数%減額になっているようですけど、大きな要因としては2カ年で事業を行いましたハウス新設関係の減額が大きいのかなと思っている。新年度事業は農業高度化事業で、機械リースは毎年発生するということであるが、高度情報化システムに予算化された金額は大きいけど、システムを順調に活用達成するためには、各農家の管理記録簿を的確に出していくことが一番の条件になってくる。農協とも協議をして──それから、管理と「的性」、提出となっていますが、その「的性」を適当の「適」に「正しい」という字に訂正をお願いします。──そして、「管理、適正、提出」を「管理記録簿の適正な提出」と変更していただきますようお願いします。──管理記録簿の適正な提出を求め、賛成とします。 採決の結果、全員賛成で可決であります。 ○議長(押川勝君) ここで時間の延長を行います。(時間延長午後3時55分) ○議長(押川勝君) 文教福祉委員長の報告を求めます。入船委員長。 ◎文教福祉委員長(入船康紀君) それでは、議案第18号であります。平成17年度綾町一般会計予算について報告をいたします。 審査期日が平成17年3月14日から18日であります。説明者が松本、前田、山口課長であります。 議案の主な内容でありますが、歳入歳出の予算総額をそれぞれ39億3,000万円とするということであります。前年度より9億1,000万円の減額であります。 所管事項の主な内容についてはお目通しを願います。 主な質疑応答であります。 学力向上対策の取り組みはでありますが、小学校では教室に2人の教師がつく授業や、少人数指導に当たる非常勤講師1名を雇用し、児童の学力向上に取り組むということであります。中学校では少人数による習熟度別学習を行うための非常勤講師2名を雇用し、基礎学力の向上を図るということであります。 次であります。図書館管理運営5人はだれかでありますが、籾田館長、渡辺氏、日高氏、西川氏、それと臨時対応であります、職員の弓削主事であります。 次であります。自治公民館整備補助金280万円の内訳はでありますが、公共下水道180万円が西中坪、神下、元町、八日町公民館と通常改修の1,000万円であります。 次であります。NHKのど自慢566万円の内訳はでありますが、カーペット、折りたたみいす、机、舞台、照明、グランドピアノ、間仕切り等のリース代、その他の看板、整理券印刷等であります。 次であります。大瀬町の処理センター開始はでありますが、供用開始は17年11月であるが、6月から試験運転を開始するということであります。 次であります。古布の取り扱いはでありますが、回収したものをリサイクル業者が持っていく、であります。 次であります。河川排水路水質検査はでありますが、上畑、崎の田、川久保の3カ所であります。河川が年2回、排水路が年1回の6カ所であります。 次であります。ケアハウスの入居状況はでありますが、現在26名、うち、町内から10名、町外16名であります。 17年度福祉関係で力を入れた事業はでありますが、16年度まで実施してきた事業を住民のためにより役立つように行っていきたいということであります。 次であります。寝たきり老人介護手当2万円の増額はできないかでありますが、県内でも実施している市町村の中でも高い方であり、現在のところ増額の予定はないということであります。 次であります。不登校の状況はでありますが、小学校が1名、これは1年生ということであります。中学校が6名で1年生に5名、3年生に1名、それと中学校で時々来る生徒が3名ということであります。 次、主な意見であります。 反対である。町長の施策方針を見て教育面でもスポーツの振興には力を入れられているが、学校の現場はどうか、福祉の現場はどうかというと思いが薄いと考えられる。本当の意味での予算になっていない。私たちの予算要求の回答を見ても読み取れないという意見であります。 次の意見であります。賛成である。福祉分野では前年度並みの取り組みがなされている。教育関係では学力向上対策、校舎改築など、教育文化の町にふさわしい取り組みがある。大いに期待する。 採決の結果、賛成多数で可決であります。 以上です。 ○議長(押川勝君) 総務委員長の報告を求めます。岡元委員長。 ◎総務委員長(岡元克彦君) 総務委員会の委員会報告は、副委員長の大隈副委員長がやります。よろしくお願いします。 ○議長(押川勝君) 大隈副委員長。 ◎総務副委員長(大隈寛君) 議案18号平成17年度綾町一般会計予算、審査の経過及び結果について申し上げます。 審査期日が平成17年3月15、17日、説明者が企画財政課長、総務税政課長。 議案の主たる内容については、歳入歳出予算の総額はそれぞれ39億3,000万円と。予算書並びに予算説明書によって説明を受け、そして質疑、審査を行っております。 主な質疑応答でございますが、法人税について問う。16年度は138法人、17年度は141法人、職員研修の16年度の実績について、一般研修9名、能力開発研修6名、専門研修1人、町内の企業などで職員の接遇研修をしたらどうかと。接遇は大事なことであるし、ぜひ検討をしてみたい。 次の「職員」とあるのを「議員」ということで訂正をお願いしたいと思います。 定数についてどう考えるか、綾町の人口、財政規模、面積割等の客観的な判断からすると、同規模の町村と比較して多い感はする。 職員数について、財政厳しい中、現状ではいけない。自主、自立を目指すんであれば節減を図らなければいけないが、現在の職員数は何名かと。職員数が89名、パート、その他89名、職員削減については「みんなで考えよう市町村合併」、これにも示してありますとおり10年後を目途に80人前後まで削減します。 町営住宅の公共下水道へのつなぎ込みと、南麓中央住宅設計委託の補助はと。16年度実施した住宅マスタープランを策定したことによって、それの2分の1の地域住宅交付金が受けられます。 活性化協会について、委託料を支払って使用料を取っているが育苗センターも同じ。全面的に民間の活力で企業的感覚を取り入れるようにしたらどうかと。全面的に民間委託することは、町づくりの基本である地産地消の取り組みができなくなる恐れがある。従業員一同、町も一体となって接客サービスや営業活動に取り組みますと。 活性化協会の理事には役場の課長がついている、いろんな面で指導していかないと自立していけなくなる。機会あるごとに指導し売り上げ増につながるように今後も努力したい。 次、活性化協会の宿泊施設は定員何名か。綾川荘70人、ターミナル70人、合宿所60人程度である。3つ合わして200人になろうかと思います。 広域消防について。負担金は交付税が減額のため16年度より333万8,000円少ない8,434万9,000円負担する。佐土原と田野が宮崎市に合併するため、現在1市6町での枠組みを8月ごろから検討し直す予定である。 主たる意見ですが、例年にない緊縮予算である。自主、自立に向かって、特に投資事業についてはその目的を正確に把握し効果が上がることを願う。 住宅利子補給差別を広げているだけ。 税の未納が多い。徴収員、職員一体となって徴収に努力してほしい。 ふるさと交流会がことしも東京で計画されているが、やめるべきだ。 綾町活性化「センター」とありますが、ここを「協会」ということで訂正をお願いしたいと思います。──独立採算で経営方針を変えるべき。 農業関係の補助金を考えないと、農家は補助金に頼って自立できないのではないか。 歳入歳出とをにらみ合わせてだろう、過疎債、大型事業がなくなったことであろう。財政がどのくらいで今後やっていけるか示してほしい。汗をかき、泥をかぶって頑張らないといけない。まだまだ減額予算でないと自立の道は険しいと思う。 採決の結果、賛成多数で可決であります。 以上です。 ○議長(押川勝君) 各委員長報告に対する質疑を許します。 ◆議員(福田正照君) 議長。福田。 ○議長(押川勝君) 福田議員。 ◆議員(福田正照君) 入船委員長に1点だけお尋ねをしてみたいと思います。 65ページの質疑応答の中の自治公民館整備補助金が書いてあります。下の方に、1に、西中坪、神下、元町、八日町とこう書いてありますけれども、この180万円という金額はかかる費用のすべてでしょうか。あるいは、例えば公民館建設等に当たってはおおむね半額の助成ということになるんですけれども、かかる費用の半額というのを合計ととらえた方がよろしいんでしょうか。この180万円のもうちょっとこう具体的に説明していただけませんでしょうか。 ○議長(押川勝君) 入船委員長。 ◎文教福祉委員長(入船康紀君) この180万円は2、4、4カ所の公民館でありますから、この180万円がすべて全額か半額かはまだ、これ大変申しわけありませんけれど聞いておりませんから、後で担当の方に聞いて御連絡いたします。 以上です。 ◆議員(福田正照君) わかりました。 ○議長(押川勝君) ほかに質疑ございませんか。(なし) ○議長(押川勝君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第18号の原案に反対の討論を許します。 ◎議員(継松敏夫君) 議長。継松。 ○議長(押川勝君) 継松議員。 ◎議員(継松敏夫君) 少し私の討論が長過ぎるという意見が寄せられましたので、できるだけそれに沿って要点を述べたいと思います。 さきに総務委員長が──失礼。総務副委員長が報告いたしました委員会の審査の結果という部分で、私の要約した意見をとられております。大まかな点ではその点に尽きるわけでありますが、それでは余りにも短過ぎますので、少し心して述べたいと思います。 まず、平成17年度一般会計予算につきましては、私ども日本共産党町議団は、1月の中旬に予算要求書に──予算要望書にまとめまして、前田町長と横山助役に直接お会いし説明をしたところであります。回答もいただきましたが、残念ながらその趣旨はこの予算にはほとんど盛られていないんじゃないかと、こういうふうな認識を持っております。 3月9日、この3月予算議会の冒頭に、前田町長は施策方針を述べられました。これがそのコピーでありますが、施策方針は率直に言っていろいろ住民の暮らしについては触れておられない。政府自民党、公明党がこの平成17年度綾町民を含めた国民にどんな負担をかぶせようとしているか、この点についてはもう全くと言っていいほど触れられておりません。 しかし、綾町自治体を構成する者は7,600のこの町民の暮らし、これが一番でありまして、私どもは入るを増やして出るを制すと、これが一般的に自治体予算編成の基本だというふうに認識をいたしますが、残念ながらこの前田町長のことしの歳入は住民負担を増やすとこういう面が主体になっているそういう予算であると思います。 反対に、出るを制すというその面は福祉面を大きく削る。例えば金額は小さくても老人に対する年金ですね、これを削ると。これはここにこの姿勢があらわれていると思うわけであります。金額的には少ないかもしれませんが、考え方は実によくあらわれていると思っております。一方、出る方はどうかというと、公共下水道とかあるいは体育館に関することとか、直接町民に関係のない、つまり企業が、あるいは土建業が喜ぶような支出を大きく効かそうとされていると思うわけであります。 全国的には自民党、公明党の小泉内閣が、国民に負担増を押しつけるのは7兆円であります。ことし平成17年と18年に分けてやるわけでありますから3兆5,000万円を、これは明確になっておととい参議院でその国家予算が通過してしまいました。賛成したのは自民党、公明党の議員だけであります。 例えば綾町民の、今度は老齢者控除の廃止、個人住民税の増税、公的年金の控除の廃止による、例えば205万3,000円の年金を持っておられる方から課税される。奥さんにも今まで非課税だったものにこの県税・町税がかけられるという、合わせて4,000円の負担をかけるとこういうことになります。 私は、2月末で綾町のこの税と負担のつまり未納、期限内に納められない額として現年度分が1億1,000万円、過年度分が1億6,000万円、合わせて2億7,000万円であることを報告されていますが、この町予算が執行される平成17年度は一層ふえてくる。今現年度となっている分が即過年度分にそのままはね返る危惧をしているものであります。 私ども省略してくれますが、例えば町民に不平等を押しつけている、ますます格差を広げるあの住宅利子補給、これ700万円以上計上していますが、これなどは即刻廃止すべきだと思っています。 地方財政法の、つまり最少の経費で最大効果を上げると、こういう立場から見ましても、また自治法が定める平等の原則からいっても、これは間違っているということを重ねて主張したいわけであります。 それから、もう一つ触れておきたいのは、つまり費用対効果ということがよく言われます。基準財政需要額、つまり標準的な行政は約24億円と、これが綾町の財政規模だと。 しかし、それでは収入が5億円そこらしか基準収入として見ていませんから不足します。その分を地方交付税に頼るという形になっているわけですが、政府はいろいろな形で減らしている。 そこで、どういうふうにして財政を確保していくか、またどういうふうにして支出を抑えていくかということになると、住民サービスを減らせばこれはもう元も子もありません。逆に住民サービスは増やす、窓口の対応、こういうものを増やす。 例えば矢祭町では、職員に協力を願って出張役場制度というこれを既に実施しています。 また、フレックスタイム、今先進地では大きく取り上げられているわけで、これも綾町ではぜひ導入してほしい。 また、広域消防という形で主に救急車でありますけれども、8,000万円以上宮崎市に取られている。これなど皆さん、どうしてこれが改善できないのか、私はどう計算いたしましても先進地に学ぶならば4,000万円以下、2,500万円ぐらいで済むんじゃないかとこういうふうに考えるわけです。広域消防で救急車出動の年間の統計は見ております。それに伸びを加えてもその経費はそんなにかかるはずはありません。私は、こういう点にも大きくメスを入れるべき思っているわけです。 長くなりますので省略いたしますが、水膨れしているという表現を先ほどいたしましたが、嘱託職員の人数、こういうものもやっぱり減らしていくべきじゃないかと。総務委員会の審議の中で役場の担当職員との話し合い、懇談も行ったんですが、1.3倍、つまりその3割今職員が頑張るならば、この嘱託職員、約80人以上いるわけですが、これを減らして合理的なこの行政ができるんじゃないかと。 しかし、前田町長は、この人件費を減らすリストラ、こういうふうにとらえられておりますけれども、これはこの膨れたものを凝縮するという私は言ってるんで、つまりむだな部分が私ども共産党議員団から見ますとたくさんある。これを減らそう。 さらに、報告の中にも出ましたが農協への補助、農業団体への補助、これは自主、自立原則なのに一層欠けておるわけです。 例えば一つの例として述べますが、綾町農協は、平成15年度ですね、町長御存じのとおり、また、財政担当の増田課長御承知のとおり、法人税だけでも1,050──失礼。1,098万3,800円納めておるんです。法人税を納める、この多額の法人を納める企業に厳しいという財政から何で補助金を出さなきゃあいかんのか。これは、的が外れているかもしれませんが、前田町長がやっぱり農業団体の支援を受けて町長になられている、そういう結果でないかと、そういうことが常に頭にあるんじゃないかと。結果はどうなるかというとかえって自主、自立を阻害して、あくまで補助金に頼るというようなそういう町民性、町の農業情勢、農業団体の意識から脱却しきれないでいるわけですね。こういう町民の意識なりあるいは役場職員の意識では自主、自立の町づくりは絶対にできないと思っています。 日本共産党は、前田町長の3月9日のこの自主、自立を目指すというその基本点については、日本国憲法第8章を忠実に守るという立場からも、日本共産党議員団もその点では支持するところでありますが、では具体的にどうやって自主、自立を進めていくかという段になりますと多くの点で一致いたしませんし、この点ではもっともっと率直に出し合って論議を深め事実に照らして、町民、役場と町民、そして議会の総力を結集して自主、自立の要請、財政確立に取り組まなきゃあならないと思っています。やっぱり若い者の働く場をつくる、優良な企業の誘致、これにはぜひ全力を注いでほしいわけであります。 これは仮の問題として出したいと思うんですが、貯木場開発に今15億円以上かけた体育館、あるいは図書館等が新築されました。前田町長の方針提案は中心市街地活性化につながるとこういう立場でありますが、私どもは財政負担こそふえ決して住民の益にならないとこういう立場をとっています。それを置きかえて、例えば工場、あるいは現下で住宅として売り出す、若者の定住を促進する、そういう方策に置きかえていたとすれば、私はもっと違った立場、町財政にとっても町経済にとっても生きてくるんじゃないだろうかと、こういうふうに私たちははじいているわけであります。 また、今回前田町長は、小学校の校舎の改築に3億円近い予算を計上されています。私どもは綾町のこの財政が地域でいかに還流するかということは、この山間僻地の自治体のやっぱり原則的私は命題だと思うんです。ところが鉄筋校舎をつくるということになっています。私は、どんな理由があっても木造の校舎にして、現にお城の脇に古い木造の校舎が残っています。100年以上たってもまだ使えそうな建物であります。前田町長は、提案の中で、校舎の内部はふんだんに木材を使う、こういうふうにおっしゃいました。私どもの立場から見ますとこれは弁明にしか聞こえないわけでありますが、そうじゃなくて思い切って、町内の大工さんやそういう建築の業者の方を総動員して、そして後世に誇れる、また、地域の経済還流にもつながる木造校舎の改築に切りかえてほしい。時間たくさんとりますのでやめることにいたしますが、この当初予算の撤回、組みかえを求めまして討論といたします。 ○議長(押川勝君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(大隈寛君) 議長。大隈。 ○議長(押川勝君) 大隈議員。 ◎議員(大隈寛君) それでは、議案第18号平成17年度綾町一般会計予算について、意見、要望を交え賛成の討論を述べてみたいと思っております。 17年度予算については近年にない超緊縮型予算というふうに私は解しております。これを予算ベースで過去と比較してみますと、平成元年が40億5,000万円、今年度が39億3,000万円ですから、ほぼ似通った予算じゃないかと思っておりますが、ちょっと私なりに当時をひもといてみますと、投資事情については式部谷公園、今の小田爪周辺ですが、この整備、文化ホールの建設、そして郷鴫団地、一番東側になりますが、ここの公営住宅の建設、そしてまた、主な出来事はといいますとほんものセンターのオープン、それと皆さん既に御案内のところでありますが、我々の一般結納に当たる納采の儀をされました紀宮様が7月に見えております。ちょうどそのときは、もうここにおられる幹部の職員の皆さんはもう十分御承知でありますが、ちょうど台風の通過後であって、それこそ全職員を挙げてこのことに当たったことを私も記憶しております。 さて、本論に入りますが、まず歳入の大きな税についてでありますが、このことについては昨年並み、そしてまた、交付税については前年度並みには確保できるというふうに私なりに思っております。これも今後は段階補正もなくなっていくやに聞いております。そしてまた、交付税の振替措置の臨時対策債、これも発行規模が抑制されておりますが、この17、18年度までは継続して保障されておる。そしてまた、そういうふうに思っております。このことも含めて財政シミュレーションに基づいて、もちろん今後運営がなされるものと私は思っております。引き続き税財源確保にはひとつあらゆる手段を講じていただき頑張っていただきたいと思っております。 次に、歳出関係についてでありますが、総務関係の職員研修についてでありますが、これも16年度実績からしてももう少し積極的な参加を促していただき、不足すれば私なり考えますと、もう少し追加でもしてぜひともお願いしたいというふうに考えています。 また、職員への健康はもちろんのことケアにも十分配慮していただきたいと思っています。町長の言う少数精鋭主義の町長の姿勢ですのでお願いしておきます。 そしてまた、少子化対策の観点からニューマイホーム推進についても現在日髙さん一人でやっておられるようなことで私も理解しておりますが、ここあたりもこのことを考えればもう少し拡大も視野において、この役割は私は大変大きいと思っておりますので、推進員の拡大なりはまたお願いしたいと思っております。 次に、保険事業の検診についてでありますが、もちろん自分の健康は自分で守るとこういうことから粘り強い推進に当たっていただいておりますが、担当の話を聞きますと、40代ちょうど初めとして、いわゆる働き盛りの参加が極めて低いと、このあたりいろんな見方もあるんでしょう。自信を今後促す意味からも、例えば強化指定を幾らか、この4ブロックの中から一つぐらいそういった意味の指定をするとか、あるいはまた、特別に強化月間を設けるとかさまざまな手法を取り入れて、一人でも多くの方の参加をお願いしたいというふうに考えています。 このことはある種私は学校教育等と似通ったところがあるような思いがしますが、町長はどう思われるでしょうかね。 次に、商工関係では各施設の利用者数の減少、もう少しここあたりを新たなやっぱり攻めの営業展開をする時期ではないかと、もちろんそういう時期に来ていると思います。 次の農業関係においてでありますが、新規の繁殖和牛増頭推進3カ年事業。現在状況を見てみますと1,000頭を割り込んでおります。このことからしてもこの対策としてのまた役割、一助になるものと私は思っておりますが、またこれに似通った継続事業も二、三ありますが、なぜこのような事態になっているのか、そこあたりも分析もまた課長は課長なりしていただく必要があると思っております。 そしてまた、継続事業も17年度が最終年度でありますから、このことにつきましては生産量の拡大でありますとか、もちろんこの大きな品質管理に始まって、所得の今後の向上でありますとか販路の拡大等々コスト、農家にとりましてもコスト削減につなげるとこういうふうに思っております。 そしてまた、今回、先ほども英委員長の方から報告がありましたとおり、JAS農家の負担軽減になります小分け業者の認定を農協の方が取得しましたことは、私は大変意義が深いものと思っております。そしてまた、JAS農家の拡大につなげると思っております。 次に、建設関係でございますが、下水道事業も本格的な面的整備に向かって進んでいくわけですが、特に住民とのコンセンサス、信頼を保ちつつ、さらにはまた、財政計画に沿ったその推進に当たっていただきたいと思っております。 次に、教育関係についてでありますが、もちろん町民みんなが期待しました、そしてまた注目をされる施設のオープン、要は利用者側の視点に立って物を言えば、いわゆるそれをまた管理する側は、そのことをやっぱりしっかりした考えに基づいてまたそれに向かって進まなければ、またその効果は決して生まれてこないとこういうふうに私は思っております。 そしてまた、学校教育については学力に、向上に向かってあらゆる施策が講じられております。まずは教育の原点は家庭にあると思っております。もう皆さん既に御承知のとおり、岡山県の尾道の土堂小学校の百ます計算を初めとする独自の学習で成果を上げておられる陰山校長先生いわく、「一日の計は朝食にあり」と。まさに私はこのことに尽きると思っております。今後とも教育長、校長先生方の力量はもちろんのことでありますが、何はともあれ現場の先生方のやる気、そしてまた取り組み、そういった姿勢がなけりゃこういうことには私はつながらないと思っております。 最後に、自主、自立に向かっての、職員一人一人がそのことを常に認識し、そしてまた目的に向かって頑張っていただき、また来月より、先ほど条例の改正もありましたとおり、実施される事務分担、その役割がスムーズに移行できるよう、また職員の環境づくりに合わせまして、議会事務局にも特段の配慮をお願いして討論といたします。 終わります。 ○議長(押川勝君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第18号に対する各委員長の報告は可決であります。各委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立11名) ○議長(押川勝君) 起立多数。よって、議案第18号平成17年度綾町一般会計予算は委員長報告のとおり可決されました。 ここで暫時休憩いたします。(休憩午後4時32分)………………………………………………………………………………(再開午後4時40分) ○議長(押川勝君) 休憩以前に引き続き会議を開きます。────────────・────・──────────── △日程第19.議案第19号 ○議長(押川勝君) 日程第19、議案第19号平成17年度綾町国民健康保険特別会計予算を議題といたします。 文教福祉委員長の報告を求めます。入船委員長。 ◎文教福祉委員長(入船康紀君) それでは、先ほどの予算の中で福田議員が質問されたことにつきましてお答えいたしますが、自治公民館整備補助金でありますか、ここに4地区しか上がっておりませんけど6地区であります。あと2カ所が東中坪と南麓公民館の6地区でありまして、事業費が60万円の50%補助率で180万円ということでありまして、1館当たり30万円ということであります。 以上です。 それでは、議案第19号であります。平成17年度綾町国民健康保険特別会計予算について報告をいたします。 審査期日が平成17年3月16日から18日であります。説明者が山口課長であります。 議案の主な内容でありますが、歳入歳出の予算総額をそれぞれ9億3,978万9,000円とすることであります。前年度より1億45万4,000円の増額であります。 歳入歳出についてはお目通しを願います。 主な質疑応答であります。 療養給付費交付金退職者分はでありますが、退職者分については、退職者にかかりました医療費等から退職者分の国保税を控除した残り金額を、社会保険診療報酬支払基金が交付するルールとなっております。 次であります。現在の滞納額はでありますが、滞納分調定額が7,430万8,000円、2月末収納額といたしまして552万円、2月末現在で6,878万8,000円であります。 次であります。給付費の増額の根拠はでありますが、前期高齢者として75歳になるまでそのまま国保会計にとどまるため、前期高齢者(70歳から75歳未満)の医療費の国保負担が9割である関係で増額が見込まれるということであります。 主な意見であります。 反対である。今回の保険税が抑えられていることに評価する。今ある制度の中で、町民の負担をどう軽減するか努力が足りない。要綱の見直し、また資格証明書、短期保険証の発行中止をという意見であります。 次の意見であります。賛成である。町民の健康づくりの予算となっている。今後、さらに、町民の健康増進のため早期発見、早期治療による医療費の抑制対策、納税意識を高める啓発活動に努力を願うという意見であります。 採決の結果、賛成多数で可決であります。 以上です。 ○議長(押川勝君) 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(押川勝君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第19号の原案に反対の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(押川勝君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 議案第19号平成17年度綾町国民健康保険特別会計予算に反対の討論を行います。 初めに、国民健康保険制度に対する認識について述べたいと思います。滞納問題を論じる中で、最近よく相互扶助の制度だからとか、相互扶助のこの制度が維持できなくなるなどなど、社会被保険者同士の間での助け合い制度であるという認識が主流になってきているように感じることがたびたびあります。 しかし、本当にそうでしょうか。昭和33年12月27日に施行されたこの法律、この年は、この33年12月27日に施行されたこの法律ですけれども、この年の8月に私の父は病死をしております。その当時はまだみんなが健康保険に加入している時期ではありませんでしたので、今考えれば1週間ほどの入院で済むような簡単な手術で治る病気でしたけれども、保険がなかったために入院もままならず、くしくもこの年の8月に亡くなっております。 もちろんこの法律、ここに御参列の皆さんは御存じだと思いますけれども、第1章の第1条、この法律の目的では、「この法律は、国民健康保険事業の健全な運営を確保し、もって社会保障及び国民保健の向上に寄与することを目的とする。」とうたっております。どこにも被保険者で助け合いなさい、助け合いなさい、国は関係しておりませんとはうたっておりません。社会保障だとしているのです。 さらに、国及び都道府県の義務として、第4条では、「国は、国民健康保険事業の運営が健全に行われるよう努めなければならない。」としております。また、同じく第4条の2では、「都道府県は、国民健康保険事業の運営が健全に行われるように必要な指導をしなければならない。」としております。こうして国の責任、都道府県の責任を明記しております。 今の綾町の国保事業は健全でしょうか。町民の暮らしはますます苦しくなり、滞納問題解決には明るい兆しが見られません。このような状況がなぜ起こっているのか。大きな原因は国の責任放棄です。法律の精神を正しく理解し、責任を全うしていれば自治体の国保財政、ひいては被保険者の負担はここまで重くはならなかったはずです。ここをきちんと正していかない限り負担の重い状況から被保険者は開放されません。もともと低所得者の占める割合の高い国保制度です。国の負担は当然です。国は、みずからの責任を放棄しておきながら、滞納者に対して資格証明書や短期保険証の発行を半ば強制しているのは許すことができません。綾町の被保険者の暮らしが苦しいという状況は法定減免の世帯数を見ても明らかです。平成15年度と比較してみますと7割軽減世帯が673世帯から682世帯と9世帯の増、5割減免が107世帯から132世帯の25世帯の増加、2割減免は215世帯から204世帯と11世帯の減少となっておりますが、この2割軽減世帯の減少は5割軽減、7割軽減に移行したか、あるいは減免対象から外れた可能性があります。 しかし、いずれにしろ平成16年度で見れば、被保険者が1,958世帯ですから、52%と半数以上の世帯が法定減免世帯という異常事態です。滞納問題も含め、いまや自治体の努力だけでは解決できない状況だと思います。相互扶助などと被保険者に責任を転嫁するだけではなく、ぜひ保険者である町も議会も、国に対して国の負担をもとに戻すよう強く求めていくべきだと思っています。 さらに、この法律44条の申請に対応できるよう、条例や要綱の整備をされることもあわせて求めまして、討論といたします。 ○議長(押川勝君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(小原重兎君) 議長。小原。 ○議長(押川勝君) 小原議員。 ◎議員(小原重兎君) 議案第19号平成17年度綾町国民健康保険特別会計予算に賛成いたします。 17年度の予算総額は9億3,978万9,000円と前年度より増額予算となっております。一般被保険者の1人当たりの医療費は県内でも低い位置にありますが、前期高齢者の増加で医療費総額は大きく伸びております。 主な原因は、70歳以上で老人医療に該当しない前期高齢者が国保に残ることと、老人拠出金が増えたことにあります。保険税につきましては医療費と老人拠出金の伸びで、医療費で1.4%、介護分で2.6%の増にとどめております。 老人拠出金では平成14年度をピークに減少傾向にありましたが、17年度におきましては増加いたしております。介護保険納付金も増加の傾向にして──増加しておりますことから医療費等も年々ふえることが予想されます。 何といいましても町民の皆さんが健康であることが一番であります。本年度も事業の取り組み、いろいろな事業の取り組みがなされております。行き届いた保険事業の推進を図り、各事業にはみずから積極的に参加いただきたいと、そして健康な快適な生活を送れるよう望むものであります。 また、最後に、保険税の未収等が発生いたしております。滞納等の徴収にもお願いを申し上げまして討論といたします。 ○議長(押川勝君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第19号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立11名) ○議長(押川勝君) 起立多数。よって、議案第19号平成17年度綾町国民健康保険特別会計予算は委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第20.議案第20号 ○議長(押川勝君) 日程第20、議案第20号平成17年度綾町老人保健特別会計予算を議題といたします。 文教福祉委員長の報告を求めます。入船委員長。 ◎文教福祉委員長(入船康紀君) それでは、議案第20号であります。平成17年度綾町老人保健特別会計予算について報告をいたします。 審査期日が平成17年3月16日から18日であります。説明者が山口課長。 議案の主な内容でありますが、歳入歳出の予算総額をそれぞれ8億300万円であります。前年度より7,945万円の減額であります。 歳入歳出についてはお目通しを願います。 主な質疑応答であります。 老人医療費給付費受給者はでありますが、1,250人で前年度より70人減であります。 次であります。医療給付費、医療支給費の内容はでありますが、支給費は保険診療に伴う給付費、それと支給費は整復師による診療、医療装具等の費用であります。 次であります。整復師による診療の個人負担はでありますが、1割が個人負担であります。 主な意見であります。 反対である。老人医療費が上がった中で医者に行けない方々がおられる。行政として訪問なり相談に乗ってほしい。医療費の一部負担の軽減にも町村会長として力を入れてほしい。高額医療の窓口委任払いに努めてほしい。また、町として要望のための町独自の事業も取り入れてもらいたいという意見であります。 次の意見であります。賛成である。17年度の施策方針に保健福祉の町づくりのための取り組みが見られる。高齢者が健康で長生きができる各種事業の推進を図り、生涯現役として自立した生活が送れるように保健活動の充実に努めてほしいという意見であります。 採決の結果、賛成多数で可決であります。 以上です。 ○議長(押川勝君) 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(押川勝君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第20号の原案に反対の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(押川勝君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 議案第20号、平成17年度綾町老人保健特別会計予算に対して反対の討論を行います。 制度の改定に伴い平成19年までは老人特別会計の方は段階的に被保険者が減少するため、平成17年度予算は16年度より70人減少するという予算になっております。医療費も現在は予算時からすると若干下がっているようですが、平成17年度の予算の基礎としては昨年度と同額並みの見込みをしているということでした。 医療費の軽減のためにも、今全国で健康なうちから一定継続的な運動に取り組み、筋力や柔軟性の後退に歯どめをかけて、転倒によるけがや寝たきり予防に取り組む自治体がふえています。 2つの自治体を紹介しますと、1つは、徳島県三加茂町、ここでは町でフィットネスジムをつくり、専門の指導者を置いて、40歳以上の町民を対象にした取り組みを初めています。 もう一つは、新潟県の加治川村で、大学と協力して転倒予防の体操をつくり、町民みんなで取り組んでいるというものです。 この2つの自治体とも高齢化率が25%を超えているということからこうした事業に取り組んでいると紹介をされておりました。 綾町でも温水プールをつくり健康増進を進めておりますけれども専門的な指導には至っておりません。こうした自治体をもぜひ参考にしていただき、素人判断ではなく、正しい運動を指導するよう取り組みを求めたいと思っております。 この後の予算にもなります介護保険にも影響のある問題ですので、ぜひ予防事業に取り組まれるよう求めます。 また、今町内で取り組んでおりますお達者クラブの取り組みも、すべての公民館に広げ、指導については公民館や高年者クラブ任せではなく、ここでも行政の責任で指導されるよう要望したいと思います。 町内の高齢者の方々とお話する機会が時々ありますけれども、やはり窓口の一部負担金がふえたために病院に行くことを控えていらっしゃる方もおります。また、最近お話をした90歳代の男の方ですが、役場に迷惑をかけたくないから、もらった薬は時々、調子の悪いときだけ飲んでいるという方もいらっしゃいました。 また、せんだっては、今自分の楽しみは死ぬことだけだという方もいらっしゃいます。お年寄りの方々が本当に心穏やかに暮らしていけるよう適切な施策を求めたいと思います。 以上、討論を終わります。 ○議長(押川勝君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(太田善一君) 議長。太田。 ○議長(押川勝君) 太田議員。 ◎議員(太田善一君) 議案第20号平成17年度綾町老人保健特別会計予算について、賛成の討論をいたします。 平成17年度予算は、委員長の報告にもありました。歳入歳出ともに8億300万円に定めるものであります。前年度より7,945万円減額予算であります。主なものは医療諸費の減額で、これは老人保健年齢の引き上げの過渡期であるためであります。 私は、一般質問で取り上げました産業観光、観光産業のボランティアを提案しましたが、この提案が受け入れられれば老人の参加が多数手が挙がると思います。私のいる久木の丸班でも二人の手が挙がりました。老人の生きがいを提供することも、回り回れば保健事業の推進になると思います。 以上、要望を加えまして討論といたします。 ○議長(押川勝君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第20号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立11名)
    ○議長(押川勝君) 起立多数。よって、議案第20号平成17年度綾町老人保健特別会計予算は委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第21.議案第21号 ○議長(押川勝君) 日程第21、議案第21号平成17年度綾町介護保険特別会計予算を議題といたします。 文教福祉委員長の報告を求めます。入船委員長。 ◎文教福祉委員長(入船康紀君) それでは、議案第21号であります。平成17年度綾町介護保険特別会計予算について報告いたします。 審査期日が平成17年3月16日から18日であります。説明者が山口課長であります。 議案の主な内容でありますが、歳入歳出の予算総額をそれぞれ5億8,424万2,000円とする。前年度より1,365万5,000円の増額であります。 歳入歳出についてはお目通しを願います。 主な質疑応答であります。 繰入金についてでありますが、保険給付費繰入金は、納付見込み額の12.5%の6,924万5,000円を一般会計から負担をするということであります。 次であります。保険料の軽減はでありますが、要綱で保険料の減免ができるようになっていますが、現在対象者はいない。保険料の計算上50人見込み設定しているということであります。 次であります。計画策定委員会費についてでありますが、平成17年度が高齢者福祉計画、介護保険事業計画策定の年であり、検討する委員会の費用であるということであります。 主な意見であります。 反対である。町独自の減額制度が実効あるものにしてもらいたい。ことしが介護保険の見直しの年である。利用者が利用しやすいように町としても介護の目的が外れないように要望してほしい。予防のため町独自の事業も大事だという意見であります。 次の意見であります。賛成である。このままいけば介護人口が増加していく。今、国が10カ年計画して健康維持のために行うトレーニングであるが、町も取り組んでもらいたい。介護者が全国で10%伸びるのを5%に抑えようとしている。町としてもそのような指導者をぜひ考えてほしいという意見であります。 採決の結果、賛成多数で可決であります。 以上です。 ○議長(押川勝君) 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(押川勝君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第21号の原案に反対の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(押川勝君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 議案第21号平成17年度綾町介護保険特別会計予算に反対の討論を行います。 今年度は制度見直しの年です。今、通常国会で審議中ですが、おおむね利用者の負担増と給付費の抑制に力を入れた改悪となっていると思います。町長は一般質問に対し、改悪とは認識していない。この制度を継続するための改正だという内容の答弁をされました。 しかし、入所をしている人も在宅でサービスを受けている人も負担がふえることは間違いのない事実です。負担がふえ、今受けているサービスが受けられなくなる人が出てくることは間違いありません。結局その分を家族が負担するのかサービスを減らす以外にはないのです。 一般質問をした日の夜私のところに相談の電話がありました。現在、在宅でお母さんの介護をしているという女性の方からでした。排せつが難しくなりつつあるけれども、まだ尿意も便意もあるので昼は何とか介助して用を足している。しかし、夜はおむつをしてやらないと自分たちが眠れないということでした。 ところが、本人はトイレでないと排せつができないといって自分でトイレに行こうとする。しかし、間に合わないという状況が生まれる。おむつが濡れる、濡れれば気持ち悪いのでまた新しいのに取りかえる。私のところに電話をくださった前の晩は、一晩で10枚ものおむつを使ってしまったということでした。今、老健施設の入所も勧められていて、希望すれば入所もできそうだけれども、入所した場合利用料を払った上におむつや食費を払うということになると年金ではおぼつかない、今度の改正が決まったらどのぐらい負担増になるのかという相談でした。  特老ではありませんので、老健入所となればまたおむつ代は別途要るのではないかというお話をしたところです。 だれしも願わくば親は自宅で見てやりたいと思っております。介護保険の改悪は施設入所者を減らすというのも大きな目的ですけれども、どうして入所を希望する人が多いのか、そこを知り解決しなければ入所希望者が減ることはないと思います。 私自身もそうでしたけれども、施設が不足しているために、いずれ来る在宅での介護が難しくなったときのために入所の申し込みをしました。申し込まなければ入所はできませんし、いつ入れてもらえるのかわからないのですから当然だと思います。いつ入所の連絡が来るのだろうかと一方では首を長くして待ちながら、今度入所の番が来ましたと言われたときに少しも嬉しくはありませんでした。ここでまた改めて悩むからです。もうしばらく家で見られそうな気がする。本当に入所させていいのだろうか、本人は入所を望んでいるのだろうか、私自身は入れたら楽だと安易に考えていないだろうかと自問自答もいたしました。 しかし、悩んだあげく私は入所を選択したのです。なぜならこれを断ったら、今度いつ順番がやってくるのかわからないためです。もし頑張ってみてください、いよいよ困ったらいつでも入所はできますからという条件整備ができていたなら、もう少しは家で介護したかったです。しかし、その方法を選択することはできませんでした。 今認知症と呼び方が変わりましたけど、痴呆症の人が在宅介護で一番問題になるのは排せつです。これが入所か在宅かの分かれ目だと思っております。 ここに御同席の皆さんは経験があるでしょうか。自分で排せつができないならおむつをしてやればよいとお考えなら大間違いです。おむつをされてじっとしているならだれも入所を選択する必要はありません。汚れたおむつを自分で外し部屋中に汚物をくっつけたり、体中が汚物まみれになる光景、こうなった光景を見たことがあるでしょうか。入所を介護保険制度の行き詰まりの根源のように言うのは思いやりがなさ過ぎます。 今回の改定は、在宅の人と入所の人との間の格差をなくすため改定すると言いながら、在宅の人のサービスも制限し利用料の負担も増えることになります。デイサービスでは昼食代として月二十日間利用すると8,000円が保険から外され新たな自己負担となりますし、入所者でも家賃と食費が全額保険から外され自己負担となり、現在入所している人の中でも退所を余儀なくされる状況が生まれてくると予測されます。 このほかにも低所得者への経過措置だった軽減も、当初3%が6%となり、今年度からは10%の負担となります。補正に対する討論でも申し上げましたが、これまで自己負担軽減のためにと私ども日本共産党が全国で要求してまいりました保険料、利用料の減額免除の制度、綾町でも平成15年度から始まりましたけれども、今日まで全くその効力を発揮しておりません。これは綾町に限ったことではなく、協議して取り組んだ1市6町も同様の状況にあります。町長答弁によりますと、平成17年度も昨年同様の予算化をされているものの、1市6町で協議するということになっております。ぜひともこの要綱を前向きに見直されるよう求めたいと思います。 老人保健の特別会計でも申し上げましたが、スポーツのためではなく本当の意味での予防介護のためにこそ筋肉トレーニングできる施設、また機材を整備して、専門家も配置をされるよう改めて求めて討論といたします。 ○議長(押川勝君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(太田善一君) 議長。太田。 ○議長(押川勝君) 太田議員。 ◎議員(太田善一君) 議案第21号平成17年度綾町介護保険特別会計予算について、賛成の討論をいたします。 平成17年度歳入歳出の予算は前年度より1,365万5,000円増の5億8,424万2,000円と定めるものであります。 今、政府も介護予防10カ年計画を初めました。日本全国老人世帯が毎年1割増であります。それに対して、これを政府は1割増を5%増、5%増にしようと必死です。これからの介護対策として執行部の予防検診の強力な推進、お達者クラブと保健事業の充実を図り、また、高齢者が生きがいを持ち、活動できる地域にこの綾町がなることを要望し、討論といたします。 ○議長(押川勝君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第21号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立11名) ○議長(押川勝君) 起立多数。よって、議案第21号平成17年度綾町介護保険特別会計予算は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第22.議案第22号 ○議長(押川勝君) 日程第22、議案第22号平成17年度綾町農業集落排水事業特別会計予算を議題といたします。 文教福祉委員長の報告を求めます。入船委員長。 ◎文教福祉委員長(入船康紀君) それでは、議案第22号であります。平成17年度綾町農業集落排水事業特別会計予算について報告をいたします。 審査期日が平成17年3月16日から18日であります。説明者が前田課長であります。 議案の主な内容でありますが、歳入歳出の予算総額をそれぞれ1,496万8,000円とする。前年度と同額予算であります。 歳入歳出についてはお目通しを願います。 主な質疑応答であります。 委託はどこが行っているかでありますが、産商であります。 次であります。処理水の検査はでありますが、産商で毎月行い報告を受けておるということであります。 未加入者は、一般家庭の2戸であります。 集排能力はでありますが、計画といたしまして処理人口が1,320人、1日最大汚水量が436トン、15年度、これ実績でありますが、処理人口が1,178人、1日処理量が181トンであります。 主な意見であります。 同意する。昨年の9月決算にも賛成した。今後、地域の環境も変わる中で人口増も考えられる。処理能力はあるとのことだが、離れたところからのつなぎ込みは経費から見ても合併浄化槽にすべきである。地域住民に配慮した施設としての運用に努めていただきたいという意見であります。 次の意見であります。 賛成である。健全な運用がなされている。今後、住宅も増えてくる。加入促進に努力を願うという意見であります。 採決の結果、全員賛成で可決であります。 以上です。 ○議長(押川勝君) 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(押川勝君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第22号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(押川勝君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(押川勝君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 議案第22号平成17年度綾町農業集落排水事業特別会計予算について、意見を述べて賛成をしたいと思います。 平成16年9月議会で、私ども日本共産党町議団は、平成15年度の農業集落排水のこの会計に同意をいたしました。この事業導入時には事業費がかかりすぎること、この事業の受益のほとんどは2つの公共施設であり、いずれも前郷田町長が念を入れてつくったと言っておりました合併浄化槽が既に整備されていたこと。当時河川を汚すような水がこの地域から排出されていなかったこと。また、住民から要望が出ていた事業ではないことなどがその大きな理由でした。 しかし、年数が経過した上、現在特段問題が起きていないことから今回同意をするものです。 ただ、今議会の委員会審査の中で担当課から、現在造成している地域に家が全部建ったとき処理能力があるかどうかわからない旨の発言があったことから、当時建設を担当した建設課にも伺ったところ、処理人口でいえば現在89%に達しておりますけれども、一日最大処理能力でいえば41%ということでまだ余裕はあるとのことでした。 しかし、法華岳への道路整備の計画もあり、今後宅地化の可能性も大きい地域ですので、能力を超える場合や距離があり過ぎる場合には合併浄化槽や、またコミュニティープラントなどで対応されるよう求めます。 また、合併浄化槽地域への浄化槽設置につきましては、以前から日本共産党町議団が要求してまいりました町設置型の合併浄化槽事業に取り組み、公共下水道事業の地域との公平を図るよう強く求めて討論といたします。 ○議長(押川勝君) ほかに、賛成討論希望ございませんか。 ◎議員(押田和義君) 議長。押田。 ○議長(押川勝君) 押田議員。 ◎議員(押田和義君) 議案第22号平成17年度綾町農業集落排水事業特別会計予算に賛成の立場で討論いたします。 現在、大きな修繕等もなく順調に運営されております。処理能力にも余裕があり、今後予想される住宅増加にも十分対応ができると考えます。処理水の検査等も徹底されており、さらに水質浄化の維持に努めてほしいものです。 ○議長(押川勝君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第22号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立13名) ○議長(押川勝君) 起立全員。よって、議案第22号平成17年度綾町農業集落排水事業特別会計予算は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第23.議案第23号 ○議長(押川勝君) 日程第23、議案第23号平成17年度綾町公共下水道事業特別会計予算を議題といたします。 産業建設委員長の報告を求めます。英委員長。 ◎産業建設委員長(英健二郎君) 報告する前に、先ほど公共下水道補正予算の中で、質疑応答の中で、今度予算に計上してある公共施設の6カ所というものがあるということでございましたが、ほんものセンター、体育館、図書館、公民館、デイサービスと、もう1カ所は中坪保育所をつけ加えていただきたいと思います。 それでは、議案第23号平成17年度綾町公共下水道事業特別会計予算についての審査の経過及び結果を報告したいと思います。 審査期日が平成17年3月17日、説明者、建設課長。 主な内容。別冊予算書により説明を受け、質疑により審査を行いました。 主な質疑応答ですが、事業認可変更申請で現在82ヘクタールにどのくらい追加するのかということでございますが、追加を60ヘクタール見込んでいるということでございます。 もう2期工事に入っているのかということですが、申請して認可が出るのは来年になるということでございます。 今度新しく供用開始することで需用費が出てくるのかということですが、料金徴収等が入ってくるので若干はここに入ってくると、主に委託料の方がウエイト的に大きいと。 補助対象事業の2億円は主として幹線管渠ですかっていうことでございます。枝線の大きい部分であるということでございます。 町単独事業で7,000万円ですが、末端の部分で面積によって違うと。 公共施設を見込んで30%はかたいのかということでございます。はい。ということでございます。一般家庭150戸、公共施設は別になりますということでございます。 使用料の徴収は水道料金と一緒に徴収するのかということですが、納付書は別々、水道メーターを検針するから、その検針をもとに課の設置条例が通れば町民生活の方で徴収すると。 特別会計の担当の課はどうなるのかということですが、「分、分」と書いてありますが、「別々」に直していただきたいと思います。 下水道法の中で何年間のうちにつなぐことがうたわれていなかったのかということですが、くみ取りのところは3年以内、ほかは速やかにとなっているということでございます。 主な意見としまして、本年度の公共下水道特別会計予算は、需用総額を3億930万円見込んでの予算である。一方、その中で事業といたしまして幹線工事延長が3,000メートル、さらには、事業認可変更申請が予算計上されております。このことは、現在82ヘクタールを140ヘクタールに拡大する申請である。このことは、進捗状況がどんどん進んでいくというあらわれであり、予算総括するものである。今年度より供用開始も始まり、使用料、手数料、こういったものも徴収に入ってくる。まずは加入率の促進並びに未徴収などの発生等が出ないよう十分努力されることを求めて賛成の討論とします。 採決の結果、全員賛成で可決であります。 ○議長(押川勝君) 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(押川勝君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第23号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(押川勝君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(吉野与一君) 議長。吉野。 ○議長(押川勝君) 吉野議員。 ◎議員(吉野与一君) それでは、議案第23号平成17年度綾町公共下水道事業特別会計予算について、賛成の討論を行います。 平成17年度綾町公共下水道事業特別会計の予算は、歳入歳出それぞれ3億930万円と定めるものであります。 歳入につきましては、本年度より使用料及び手数料の徴収も始まり、滞納額が発生しないよう求めるとともに、加入率の向上へ努められますよう求めます。 歳出につきましては、事業費の2億400万円が主であります。 本年度事業認可変更申請がなされ、今後処理区域が拡大されます。事業推進に当たっては地区内住民との話し合いを十分に行い、加入率の低下につながらないよう求めます。 今後の管理運営につきましては、一般会計への圧迫とならぬよう健全な管理運営を求め、公共下水道の持つ役割、目的等が達成されますよう求め討論といたします。 ○議長(押川勝君) ほかに討論希望、ございませんか。(なし) ○議長(押川勝君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第23号に対する産業建設委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立11名) ○議長(押川勝君) 起立多数。よって、議案第23号平成17年度綾町公共下水道事業特別会計予算は委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第24.議案第24号 ○議長(押川勝君) 日程第24、議案第24号平成17年度綾町水道事業会計予算を議題といたします。 文教福祉委員長の報告を求めます。入船委員長。 ◎文教福祉委員長(入船康紀君) 大変お疲れでございます。議案第24号平成17年度綾町水道事業会計予算について報告いたします。 審査期日が平成17年3月15日から18日であります。説明者が前田課長。 議案の主な内容についてはお目通しを願いたいと思います。 主な質疑応答であります。入野橋の設計委託メーター数はでありますが、368メートルで150ミリ管の布設であります。 次であります。年間の有収水量はでありますが、年間給水量の75万5,000立方メートルであります。 次であります。水道会計の滞納状況はでありますが、平成17年3月7日現在2,785万9,508円で、15年度決算時より146万5,630円の増額であります。 検針員はだれかでありますが、落合光雄さんと二見洋子さんであります。 主な意見であります。 反対である。国の制度として水に消費税をかけるのは同意できない。漏水問題に力を入れるべき。滞納対策に給水停止はすべきでない。命の源である。下水道との絡みで職員の負担も考えられる。上下水道課として独立をした方がよいという意見であります。 次の意見であります。賛成である。安定した運営がされている。給水停止はしなくてよい。町民の生活のもとである飲料水を取り扱う水道事業の健全な経営を願う。 採決の結果、賛成多数で可決であります。 以上です。 ○議長(押川勝君) 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(押川勝君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第24号の原案に反対の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(押川勝君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 議案第24号平成17年度綾町水道事業会計予算について、反対の討論を行います。 毎年水道会計の予算の提案がされるたびに水道料金への消費税の添加のことを、我ながらお題目のようだと思うぐらい言ってまいりました。しかし、今国の財政が厳しいということから自民、公明、民主は既に消費税増税を視野に入れています。消費税は御存じのように所得の少ない人ほど負担が重くのしかかる制度になっております。そもそも税金というのは所得の多い者は多く、少ない者は少なく、また生きていくために必要な生計費には税金をかけないというのが大原則であり、水道料金に消費税を添加するなどもってのほかと言わざるを得ません。 もう一つは、やはり毎回申し上げます企業債の繰り上げ償還の問題です。現在、若干ではありますが黒字会計ということになっております。しかし、大きな修理などが起これば水道料金にはね返ってくることになるわけです。借り入れの条件のとおりに利率の高いものから償還すべきだと思います。 水道料金の未納者への供給停止についても一言申し上げます。現在停止をされて生活するのに困っている方はいらっしゃらないと聞いております。しかし、担当課の考え方として停止を否定しない、つまり停止もあり得るような発言もありました。水のない暮らしは生存権をも脅かすものであり容認することはできません。 もう一点申し上げたいことは、町民生活課の水道係の過重負担です。これまでも担当課から2人の職員は24時間365日拘束されているようなもので、気の毒だという発言がありました。今回さらに、下水道についても町民生活課での管理となり、職員の増員もまだ決まっていないということですので、過重負担がさらに増幅するのではないかと懸念されます。 私ども日本共産党町議団としましては、下水道の供用も開始されることから、むしろ上下水道を一緒にし、水道課として独立させるべきではないかと考えるものです。 さらに、漏水対策には万全を期し、有収率を上げる努力をあわせて求めまして、討論といたします。 ○議長(押川勝君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(押田和義君) 議長。押田。 ○議長(押川勝君) 押田議員。 ◎議員(押田和義君) 議案第24号平成17年度綾町水道事業会計予算に賛成の立場で討論いたします。 主なものに、入野橋かけかえに伴う工事費、また中継ポンプ取りかえなどがあります。資金繰り上問題なく運営できるというふうに考えます。料金も値上げされることなく、17年度より下水道料金にあわせ10円未満の切り捨てにより、わずかでありますが値下げともとれると考えます。 しかし、依然滞納額2,785万9,508円と多いことから、今後も引き続き回収に努力をお願いし、賛成といたします。 ○議長(押川勝君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第24号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立11名) ○議長(押川勝君) 起立多数。よって、議案第24号平成17年度綾町水道事業会計予算は委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第25.承認第1号 ○議長(押川勝君) 日程第25号、承認第1号専決処分の承認について、綾町税条例の一部を改正する条例を議題といたします。 討論を行います。承認第1号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(押川勝君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(押川勝君) 討論を終わります。 採決を行います。承認第1号の原案に賛成の方の起立を求めます。(起立13名) ○議長(押川勝君) 起立全員。よって、承認第1号専決処分の承認について、綾町税条例の一部を改正する条例は原案のとおり承認することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第26.発議第1号 ○議長(押川勝君) 日程第26、発議第1号綾町議会委員会条例の一部を改正する条例を議題といたします。 本発議第1号につきましては、委員長より閉会中の継続審査の申し出がありました。 お諮りいたします。委員長申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。(異議なし) ○議長(押川勝君) 異議なしと認めます。よって、発議第1号綾町議会委員会条例の一部を改正する条例は閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第27.発議第1号 ○議長(押川勝君) 日程第27、発議第1号綾町議会議員定数条例の一部を改正する条例を議題といたします。 本発議第1号につきましては、委員長より閉会中の継続審査の申し出がありました。 お諮りいたします。委員長申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。(「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり) ◎議員(畠中征郎君) 議長。畠中。 ○議長(押川勝君) 畠中議員。 ◎議員(畠中征郎君) 本議案につきましては、文教福祉委員長からの報告では継続審査ということでありますが(「総務委員長」と呼ぶ者あり)──あっ、総務委員長──総務委員長からの報告では継続でございますが、本町にとっては議員みずから改革に取り組むというふうに書いてございますが、委員会の主な具体的な意見というのはどういうことであったのか、ひとつお聞きをしたいと思います。 さらに、当初提案の中でも申し上げましたように、特にこの発議の提出につきましては、町民の皆さんやらあるいは、これ県内だけでなしに全国的にもこの議員の定数削減ということについてはもうどこも一生懸命取り組んでおるわけでございまして、特にこういった情勢から見ますと、町民のだれもが今回の議会の最も注目しておる点ではないかとこのように考えております。 したがって、今回、今議会中にぜひとも採決をやっぱりすると、そういうことで明確にしたいとこのように考えておりますので、改めて採決をしていただきますように申し入れをする次第でございます。 まず、委員会での具体的な意見もお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(押川勝君) いや、ちょっと待ってください、岡元議員。 今の御意見は継続審査に反対ということで受けとめてよろしゅうございますか。 ◎議員(畠中征郎君) そうです。はい。 ○議長(押川勝君) 賛成議員がいらっしゃいますか。 ◎議員(吉野与一君) 議長。吉野。 ○議長(押川勝君) 吉野議員。 ◎議員(吉野与一君) 実は、今回の発議でございますが、私はこの発議の内容等につきましては理解を示しておるわけでございますけれども、やはり今議会での採決となりますと、やはりその財政基盤の強化等も十分理解しておるわけでございますが、そういった効果やあるいはまた町民の意見、こういった等も十分にそれを聞いておるわけでもございませんし、検討すると思っておるわけであります。 また、この発議につきましては、提出者であります畠中議員も、実は提出前にお話をさしていただいたんですが継続審査となるだろうと、こういうようなことも提出者の方からも聞いておりますし、そうであればやはり同意できる面もあるなあと、このように現在では理解しておるところであります。そういった面からこの本議会──今議会では継続審査にし、そして住民あたりとも十分意見を交わして審議に当たると、これが妥当ではないかなとこのように私は考えておりますので、委員長報告に賛同するものでございます。同僚議員の賛同もさらに求めたいと思っております。 以上です。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(押川勝君) ちょっと待ってください。同じような意見だろうと思います。よって、今畠中議員から出されました、継続審査に同意できないということについて賛成する議員が必要なんですけれども、いらっしゃいますか。 ◎議員(太田善一君) 議長。太田。 ○議長(押川勝君) 太田議員。 ◎議員(太田善一君) 私は、この発議に賛成の立場で、いいですか。 ○議長(押川勝君) そしたら、継続に反対ということで、畠中議員に賛成ということですか。 ◎議員(太田善一君) まあそれ、内容がちょっと違いますけど。──同じです。結果は一緒ですね。 ○議長(押川勝君) はい。そしたらよろしいですか。賛成議員と認めて。畠中議員。 ◎議員(畠中征郎君) はい。 ○議長(押川勝君) はい。そしたら太田議員を賛成議員と認めます。お座りください。 ただいま畠中議員の方から発議第1号について賛成議員が太田議員であるということが認められましたので、この動議につきまして、賛否について決をとりたいというふうに思っております。 継続審査という意見が委員長の方から出ておりますが、今畠中議員から出ました、採決によって──起立によって行いたいと思いますので、継続でないと、即決することに賛成の方の起立をお願いいたします。(起立7名) ○議長(押川勝君) 継続であって、即決することに反対、継続ということに賛成の方の起立を求めます。(起立6名) ○議長(押川勝君) はい。ありがとうございます。ただいまお諮り申し上げましたところ、継続に反対という御意見の方が7名、それから、継続に賛成が6名でございましたので、継続審査を却下──継続審査ということでなく採決を行いたいと思います。 それでは、採決を行います。発議第1号綾町議会議員定数条例の一部を改正する条例を議題といたしますが、委員長報告を求めます。岡元委員長。──前で……。 ◎総務委員長(岡元克彦君) 畠中議員からの意見に委員会の主な意見をということでありましたから、この委員会の主な意見を報告いたしたいと思います。 特別委員会をつくってほしい、委員会制度と一緒に議論してほしい。継続すれば町民からの意見が出てくると思う。その意見も聞きながらということであります。特別委員会で十分検討することが必要。町内状況から見て先行きは変わらないと思うが議論も大切だ。綾町が今回、自主、自立の選択をすれば、財政全般にわたって節減を図らなければならない。定数削減は議会議員として当然のことだ。綾町の財政規模、人口割、面積から見て当然である。自主、自立の上に立っていろんなことを模索し、議会でやれることは議会議員みずからやっていくことが必要である。町内各地から定数14人から10人で4人減という声が強く、町民から納得、理解が得られるとすれば4人減は避けて通れない。合併も視野に入れて町民アンケート調査を実施することも必要ではないか。定数減となれば議会活動機能が心配される。また、町民の負託にこたえられるか、財政改革はほかにある。議員定数10人でできるか、役割分担も増えると思うが、という意見が出たところでございます。 報告をいたします。 ○議長(押川勝君) 委員長報告に対する質疑を許します。 ◆議員(福田正照君) 議長。福田。 ○議長(押川勝君) 福田議員。 ◆議員(福田正照君) 委員長にちょっとお伺いしておきますけれども、委員会で継続審議という結論を出されました。これは総体的、全員がそういう意見だったのか、あるいは賛否をとってそういう形があらわれたのかよく存じ上げませんけれども、継続審査と前回されて、今度ただいまの即決ということにふうに変わられた議員さんがおられるでしょうか。 ○議長(押川勝君) 岡元委員長。 ◎総務委員長(岡元克彦君) はい。ただいまの福田議員の意見にお答えをしたいと思いますが、委員会としてはその時点では継続審査にしようじゃないかというほとんどの議員でありました。その後、私も大隈議員も変わりましたが、それはもちろん情勢の変化っていいますか、町内のいろいろな角度から御意見が寄せられ私も、私たちも苦しい立場に追い込まれながら、町民にいろいろ説明のしようがない、理解を得られるにはどうすればいいかというようなことをここ何日かいろいろと考えてまいりました。このようなことから心境の変化といいますか、やはり委員会の採決としてはいろいろとその時点までは余り、継続でいってまたいろんな意見を聞きながらという長い目もありましたが、しかしながら、その後の考え方っていいますか意識の変化、これが出てきたところでございます。 以上であります。 ◆議員(福田正照君) 議長。福田。 ○議長(押川勝君) 福田議員。 ◆議員(福田正照君) それでは、とらえようとしてそのときの審査が足りなかったと、こういうとらえ方をされて、して結構でしょうか。 ○議長(押川勝君) 岡元委員長。 ◎総務委員長(岡元克彦君) 今の意見でありますが、足らなかったということではございません。一生懸命真剣になって慎重に審議はしてまいったところでございますが、ただいまあの話の、私が話したように、いろいろとここ何日かのやはり町内の情勢、何でお前ら早う決めんとかと、いろいろな意見が寄せられております。私もそのようなことで、もうこれは先行きは一緒やということであれば、あんまり町民にいろいろな動揺を与えないようなそういう覚悟をしたわけでございます。 ○議長(押川勝君) なにか答弁漏れがありますか。 ◆議員(福田正照君) 議長。福田。
    ○議長(押川勝君) 福田議員。 ◆議員(福田正照君) こんなことをここで発言していいのかどうかわかりませんけれども、それには期間が17日に審議を一生懸命真剣にやったということでございますから、きょうの日にちまでそうさして期日があるわけじゃないんですけれども、その以降にまた一生懸命自分なりの判断をされてこういう結果になったということ、それは理解できないわけではないんですけれども、吉野議員も言われましたように、当初は削減をするということには大方の議員が賛成でございました。ただ、この人員が10名とするのか、あるいは12名とするのかというようなことで、もうしばらく審議した方がいいんじゃないかというような大方の皆さんの意見だったと私はとらえておりました。であるとすれば、やっぱり最初そういう意見が多かったわけですから、これはあくまでも個人の考えに基づくものですから、こういうこと言うのもどうかなあと思うんですけれども、やっぱり私たちにも教えてほしかったなあと。今になってこう急展開したと申しますか、私個人としては非常に残念な思いでございます。 以上でございます。 ◆議員(吉野与一君) 議長。吉野。 ○議長(押川勝君) 吉野議員。 ◆議員(吉野与一君) まず、委員長に対しての質問でございますから、先ほど申し上げましたように今回のこの10名の根拠、それと、それが及ぼす効果とか影響、こういったものを議論されたのかどうかお伺いしたいと思いますが、それから、これは議長の許可がいただければ発言者に質問をさしていただきたいと思いますが。 ○議長(押川勝君) 今、委員長に対する質疑ですので、その後にお願いしたいと思います。 ◆議員(吉野与一君) じゃあ、後で質問を求めたいと思いますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。 その効果、そういうものをどう議論されたのか、額の問題等も含めて検討されたのか。例えば1,000万円減額ならばその1,000万円がどのような綾町のその財政基盤等に及ぼすのか、影響を及ぼすのか、それがどう住民の負担と受益関係、そういったものも議論されたのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(押川勝君) 岡元委員長。 ◎総務委員長(岡元克彦君) ただいまの意見にお答えしたいと思います。 14人が10人になって10人減ということになりますと、1人当たり360万か370万円と、おおよそなそうでありまして、1,400、1,500万円の減額と、節減ができるということでありまして、この使い方いろいろ、効果についてはですね、それはまた予算措置の中で出てくるでしょうから、そこ辺のところは私もわかりませんが、そういうことで御理解をいただきたい。こう思うわけでございます。 10人の根拠というのはどういうことからかといいますと、これは…… ◆議員(継松敏夫君) 議長。議長。 ○議長(押川勝君) 継松議員。 ◆議員(継松敏夫君) 委員会の報告をするわけでしょう。どうなんですか。討論ですか。 ○議長(押川勝君) いや、今委員長に対する質疑になっております。 ◆議員(継松敏夫君) いや、だから、委員会で論議、そんなことしてませんよ。委員会では。 ○議長(押川勝君) ああ、じゃあこりゃあ、ちょっとそれ…… ◆議員(継松敏夫君) だから、委員会でどういうことを審議したっちゅうことを報告すりゃあいいんじゃないんですか。 ○議長(押川勝君) はい。そう願いたいんですが……。 ◎総務委員長(岡元克彦君) 今話が出ましたように、私もついつい一緒になって答弁をしているところでございますが、委員会ではそこまでは議論はしておらないということでございます。 ◆議員(吉野与一君) 議長。吉野。 ○議長(押川勝君) 吉野議員。 ◆議員(吉野与一君) はい。わかりました。やっぱりそういうものを確かに確かめておかないと、今後、私が先ほど申し上げましたように、町民にどういうふうにそれを理解してもらえるかというのもございますし、委員会の審査内容については十分また、会議録も見ながら町民に伝えていきたいと思うんですが、先ほど議長お願いしました発議者に対しての質問を許可いただけないでしょうか。 ○議長(押川勝君) 許可いたします。 ◆議員(吉野与一君) 議長。吉野。 ○議長(押川勝君) 吉野議員。 ◆議員(吉野与一君) それでは、発議者にひとつ質問させていただきたいと思いますが、この発議提出前って先ほど申し上げましたが、提出してその後とこのように訂正さしていただきたいと思いますが、実は、うちに提出者がお見えになりまして、いろいろと議論あるいはまた考え方なりを話した記憶がございますが、その中でやっぱり本議案は、今回の3月議会に提出をし継続審査することによっていろいろと住民の反応も見、そして我々はやはりその今厳しい財政状況の中なんだから、そういった議論をしながら、やはりそういったこの今後議員みずからが示さなくてはいけないと、このようなことを私と一緒に話した記憶がございますが、そうである中でなぜここに来て、そのここでこの継続審査をせずにここで採決を求められるのか、その意見をもう一度詳しく聞きたいと思います。 ◎議員(畠中征郎君) 議長。畠中。 ○議長(押川勝君) 畠中議員。 ◎議員(畠中征郎君) 私もそのようにかなり時間がかかるであろうということを予測をいたしておりました。 しかし、9月──失礼しました。議会開催が3月9日であったと思いますが、そこ議案が、これ名前出して失礼ですが、継松議員の方から出ております赤旗新聞に出まして町民の関心は一挙に高まったようでございまして、何回か電話が来ましたし、けさがけさまで電話が来ました。 なぜ町民の方はそんな継続審査になったことを何で知られたのかなあと思っておりました。これも赤旗新聞で報道いただきましたんで、掛けると継続の「継」とこう書いてありました。私もうっかりして見ておりませんでしたが、これはどういう意味かと、掛ける継、継続の継は継続ちゅうことはせんとかということでございましたし、そのけさがけさまでそういう電話が来ました。 私もかなり電話なりあるいは直接、皆さん方あんまりそういう話はされるのかどうかわかりませんが、今度は議会の10人、4人削減というのは結論を出せよと、いつまでも引っ張っちょっち効果あるかという話をかなり私は言われてきました。もちろん提出者でありますからそのようなことに──そのような意見が強く、私には特別あったとこのように感じておりますけれども、皆さん方も、議員の皆さん方もそういった意見は全く耳にされなかったのかどうかですね。そういう状況を踏まえて、9日からけさに至るまちするまでかなり町民の皆さんの意見やらを聞きましたし、さらには新聞やらでけさも2町村、どこやったか記憶をいたしておりませんが、2町村議員の定数を削減したと。さらには、議会中でありましたが、高鍋町が18を14ですか、もう一つは、三股町が18を12にしたとか、もういろんな報道の中でそういうものが出ておりますし、そういうマスコミを通じて町民の皆さんもかなりやっぱり、今回私は提出をしたことでかなり関心が高まったとこのように感じたところでございます。 そしてまた、もう一つ私が感じましたのは合併問題調査特別委員会、これも結論を出さないままに3月議会を終わろうとしております。しかも合併、もう合併の期日は3月31日でもうあと四、五日、1週間ぐらいで切れるわけですが、そういった中で、もちろん新しい新法ができますからその中でまた議論をしていきますけれども、私は合併の問題も今回の議会でやっぱり結論を出してですね、期限が切れるわけですから、しかも国富はもう合併をしない、自立ということを表明しておりますし、高岡は御承知のようなことでありますから、どこともこのことを先延ばしをしてもどことも議論をする時間というのはもうないわけでありますから、当然この3月議会で結論を出すべきじゃったというふうに考えております。しかし、それは先送りになっております。 さらには、今回の私が提出しましたこの問題もまた先送りにするということになりますと、これは町民から見た場合に本当に真剣にそのことを議論したのかどうかということになると思ったから、これはどうしても今回もう一回最終のこの討論の中でお願いをせにゃあいかんと、このように腹を据えたとろでございます。 先ほど吉野議員からありましたように、町民の理解ということが出ましたけども、これは私個人の見解でありますけれども、町民の理解をとるべき問題ではないと、議会内部の問題でありますから、経費節減あるいは町長が表明いたしましたように自立を向けていくということでありますし、先ほど申し上げましたように、どのようにどこと合併を議論するかっちゅうたって現時点ではないわけでありますから、自立の道を模索せざるを得んと思っております。 したがって、これはこの議案が可決されたとしても2年先からでありますけれども、やっぱり議員もこういうことに取り組んでおるということだけはやっぱり示す必要があると、こういう判断の中で先ほど採決を求めたところでございます。 以上です。 ◎議員(吉野与一君) 議長。吉野。 ○議長(押川勝君) 吉野議員。 ◎議員(吉野与一君) すみません、議長。こういうことを本会議場でどうかなあと私も感じておるんですけれども、実はこういったこの全協の中でもやりたいんですけれども、ひとつ議長のお許しをいただきましたのであえて──あえてというよりもありがたく感謝しておるところでありますが、やっぱ畠中議員の今言われたそこ辺が私と若干の考えの違いだとこのように考えておるんですが、やはり住民の意見の大切さっていうものは、やはりここが議員みずからこれは議員の問題だという時点よりも、やっぱりこの議員定数っていうことは住民がどう行政に参加してくれるか、その範囲の問題も含まれておりますから、私はやっぱり、自分はいいんですけれども住民の、町民の方々にもやっぱり打たせる必要があると、これはやはり我々がずっと生涯、あるいはまた永遠に議員をやっているわけではございませんし、そういった参加面、行政参加面についての、やっぱりあなたたちのことでもありますよと、こういうことも私は議論する必要があると思うからであります。それが一つと、やはり何かこう、マスコミ等も今ちょっと畠中議員の方は言われましたけれども、我々の町は我々の町で議論するのが当たり前だと思っておりますから、他町村とはこういう定数の問題は若干の関連はありますけれども、やはりみずからの町をどうするかと、そういうものを真剣にとらえてやっぱりやっていかないといけない。この内容はよく私も理解を示しておるんですから、やはりここはやっぱり畠中議員が当初私とお会いしたときのその心境に私は返るべきだと。で、あすからの閉会中の恐らく審議になると思うんですから、あすからでも審議すればいいことでありますから、今回は私はこれを、継続審査を強く求めるものであります。 今後、またこういうことがございますならば、お互いの委員会でもありますし、いろいろとお話をさせていただくように、先輩議員でもございますから、ひとつ御指導も含めてお願いを申し上げたいと、このように考えているところです。 以上です。 ○議長(押川勝君) ほかに質疑ございませんですか。 ◆議員(継松敏夫君) 議長。継松。 ○議長(押川勝君) 継松議員。 ◆議員(継松敏夫君) ちょっと混乱していますが、特別委員会、議長──特別して、総務委員会では議長も一緒でしたが、私の意見も違ったんですけれども全会一致でじゃあこりゃあ継続と、私はむしろ特別委員会をつくってやるように何で議長しなかったんですかとこう言ったんですけど、いや、そりゃあ委員会で、運営委員会で出たんだというようなことが話し合われたんですよね。だから、そこ辺を岡元委員長の報告がこの委員会の状況をそのまま報告せずに、岡元議員個人の意見をこう述べるもんだから、委員会報告なのか岡元討論なのかよくわからんようになっちまったんですが、委員会の記録がここにないもんだから、ここに書いてないもんだから、どういう意見があった、だれがどうしたどうした、採決の結果継続になったというふうに書い……いわゆる普通の報告のようにね、採決の結果賛成多数あったとかっていうふうに委員長報告が、継続の場合はもう実に簡単ですよね。もう書き方も一、二行しか書いてない。だからそれをいろいろ書くと今のようにどんな意見があったのかっちゅうやつが出てくる。だから、今のあれではこう、ひとつこの報告をね、やっぱり継続になったら継続になったで、何も言わんかってぱっと継続したわけじゃないわけだから、そこの辺のところを書くように議長ひとつこれから指導をして、やったらいいんじゃないですか。 ○議長(押川勝君) もう今の時点で継続を外れております。継続を外れてもう採決に入らなければならないという時点に至っておりますので、委員長報告が確かに、ここは継続審査としか書いてございませんので、それぞれの議員さん不満をお持ちかと思いますけれども、動議が出ましてその動議に賛成の方が多数いらっしゃったわけでございます。よって、継続審査ということは外れて、この第1号、発議第1号につきましては採決を行わなければならないというふうに御理解いただきたいと思います。(発言する者あり)──何ですか。(発言する者あり)質疑ですか。質疑ですよ、今。委員長に対する質疑です。もう何ぼうやっても一緒でしょう。(発言する者あり)──だれの答えですか。(「そりゃあ私」と呼ぶ者あり)いや、質疑、自分で自分に質疑しちゃったですか。(「いや、意見に対してのあれです」と呼ぶ者あり)継松議員のですか。(「はい」と呼ぶ者あり)はい、どうぞ。 ◎総務委員長(岡元克彦君) ただいま継松議員からいろいろ話がございましたが、これは継続にして意見としてほんのわずかじゃないかということでございますが、これは継続の関係でこうした文書をつくった。その中で、私は意見はですね、今登壇して述べたように1、2の皆さんの意見を皆さんに伝えたとこういうことでございます。そういう軽々しいことではございません。 以上であります。 ○議長(押川勝君) ほかに質疑ございますか。(なし) ○議長(押川勝君) 質疑を終わります。 討論を行います。発議第1号の原案に反対の討論を許します。 ◎議員(継松敏夫君) 議長。継松。 ○議長(押川勝君) 継松議員。(発言する者あり)──はい。反対の討論です。 ◎議員(継松敏夫君) 私は、一般質問の中でも町長の見解をお伺いいたしました。日本共産党町議団といたしましては、議員定数を減らすというやり方をとらず、議員定数は当初自治法は綾町の場合20人と定めていました。それを条例で次々に減らしまして、18から16、そして14、さらに自治法の改正によって綾町自治体自体の条例で14とこういうふうにして今日に至っているわけでありますが、私は議会制民主主義を──この町長の答弁にもありましたが、少し引用する面もありますけれども──議会制民主主義を本当に守っていくためには定数はできるだけ多い方がいい、こういうふうに思っています。議会経費を減らすっていう点では全く同感であります。その一つの例として、私が当初議員に選出させていただいたとき、議員の報酬は年俸であったと。つまり、議会経費の主要な部分を占めるのが議員の報酬であります。先ほどの論議を聞いていましても定数が4人減ったらどうなるという、金額がどうだとかっちゅうようなことを、岡元議員でしたかだれでしたか何か発言されておりましたが、そういう議会経費の主要な部分を占めていますから、なるほどそういう面はあると思います。この点で、町長は定数を減らすことでそれなりの一定の効果はあるかもしれないけど、そのことよりもむしろ議会制民主主義、こういう自治体、行政の根幹をなすところがマイナスになってはいかんと、こういうような意味合いの答弁をされたというふうに私は理解したわけであります。なぜかなれば議員というのは各議員──失礼。各住民、各階層を代表してここには出ておられると思うんです。で、私自身も日本共産党の政策、つまり住民こそ主人公、住民本位の町政と、こういうふうに集約してできるだけむだな経費を省いて住民の負担を軽くする。逆に住民福祉サービスは大きくふやしていこうと、こういうのが端的に表現する日本共産党の自治体政策の根幹であります。また、議会の要素は逐一住民に知らせていく、そしてまた議員は住民の声をこの議会に反映して、町長の提案、批判、さらには議会の自身の提案、そういうものを行って住民福祉の増進に貢献する。つまり地方自治法の規定を実現するために、町長ないしは議会のそれぞれの任務をそれぞれに発揮していこうと、こういうふうな議会制民主主義だとこういうふうに思っています。 だから、経費を減らすことと同時に、議会の数を減らすこととはある意味ではそりゃあ一定の一致点があるかもしれませんが、基本的な点は違っていると思うんです。議会経費、当初述べましたように議員の報酬は年俸でありました。先ほどの討論の中でも少し触れたと思いますが、現在14人のこれを仮に1958年当時のいわゆる年俸1万円に置きかえたら、計算機をお持ちの方はひとつ計算してみてくださいというような意味のことを述べたと記憶しているわけでありますが、それは誤解されるといかんけども、極端な意見かもしれないわけであります。私は、長くなってもいけませんから、要は総務委員会でも述べましたように、ひとつ特別委員会をつくって、2年先ということでありますから十分論議して、経費節約、つまり私たちが言っているように経費節約の方が先だと、議員定数を減らすことは反対、減らしてはならないとこういう意見を持ってるわけでありますからそういう意見。今のところ日本共産党の議席は2でありますから2しかないかもわかりません。そういう意見は。しかし、それも十分論議して、また住民の声も聞き、特別委員会をつくって参考人を呼ぶとかいう形の方が、むしろより民主主義の個性、住民の意思を十分結集した形の結論じゃないかとこういうふうに思うわけであります。 日本共産党は議会議席が2名でありますが、前回の選挙の得票は約680票だったかと思います。だから少なくとも綾の有権者の大体1割ぐらいは日本共産党に投票していただいたということになりますから、残りの9割は自民党、公明党の皆さんの得票、採決したら1割の方が負けるわけでありますけれども、しかし、必ずしもそうばかしやないんじゃないだろうかとこういうふうに見ております。そういう意味で本日採決されるというのは、総務委員会の趣旨にも反しますが、私自身の共産党としても同意できない。特別委員会をつくってそしてやってもらおう。その点で大体総務委員会は日髙議員、押川議員──議長ですね。大隈議員同意のもとにあの報告書ができたとこういうふうに私は理解しておりますので、その点を守ることもまた一つの議会制民主主義だと思います。急にここでそれをひっくり返すちゅう真意はこれは理解できません。そういうことを述べましてきょう採決することには反対であります。(拍手) ○議長(押川勝君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(太田善一君) 議長。太田。 ○議長(押川勝君) 太田議員。 ◎議員(太田善一君) 私は、この発議に賛成の立場で討論いたします。 本年1月町長との予算要求の場において、私は綾町の自主、自立の道を選択するならば、町民の要求もあり議員定数を10名にすることを町長に伝えました。また、町長を初め三役の退職金の半額にすることを要求しております。このことは地方の財政も厳しいことから、議員みずからも行財政改革が必要不可欠と考え本発議に賛成であります。 以上。 ◎議員(吉野与一君) 議長。吉野。 ○議長(押川勝君) 吉野議員。 ◎議員(吉野与一君) 先ほどはどうもありがとうございました。私もこの継続審査に同意するものでありますから、先ほど述べましたようにまだまだ住民との話し合いを進め、そして議員としての確たるものをつくり上げたいとこのように考えております。なぜならば、私も期間がございましたから、地域の人たちには声をかけてみたんですけれども、こうこうして継続審査というような考えをおれは持っとるとこういうことも聞きましたし、それを私は述べた、それを貫く、これが私議員の議員としての使命であろうとこのようにも考えております。要は住民の声を聞いてから、先ほど申し上げますように、行政参加という一つの町民参加というものがございますから、そういうものも十分議論をして、そして結果を出すべきだと。趣旨については理解を示しているものであります。 しかし、きょうここで採決するのは反対であります。 以上です。(拍手) ○議長(押川勝君) お断り申し上げておきますけれど、発議第1号議案に対しての賛成、反対の討論を行っております。しかし、今お聞きしますと、皆さんの御意見は定数を減らすこと自体においては反対ではないと。しかし、時期尚早ではないかということに対して反対だということでやっておられますので、どうかその点を御理解いただきたいというふうに思います。 ほかに討論御希望ございませんか。 ◎議員(大隈寛君) 議長。大隈。 ○議長(押川勝君) 大隈議員。 ◎議員(大隈寛君) 私は、さきの委員会審議をもうかなり日もたっております。もちろんこの委員会に当たる前ももちろんいろんな方と確かに会って、考え方も話し、また返ってくる言葉ももちろん聞いております。そういう中でも、まずそもそもこの、このことの起こりを考えた、またそしてここまで至った経緯をもう一回自分なりに整理しながらまた自分なり考えたときに、果たしてこのまま先送りしたときにどうなるのかと。そしてまた、今日のさまざまな状況から判断しても、どうしてもやっぱり避けて通ることはできないと、そういったことでこのことに対してはやはり議員みずから提案したことこそ私は意義は大きいと。それが我々に課せられたいわゆる役割と責任であると私はそういうふうに思っております。 そういうことで、この発議については私は同意するものでございます。 ◎議員(福田正照君) 議長。福田。 ○議長(押川勝君) 福田議員。 ◎議員(福田正照君) この件を提案されました畠中議員さん、私にも一応相談に見えられました。そのときの私の考えは、それもありだわなと。しかし、みんなで協議せにゃあいかんと。やっぱりその……、私がその前に二、三の人に聞いてたら10とか12とかで非常にばらつきがあったと記憶しております。それは、その人なりの考え、もちろん地域の人たちの意見も聞いた上でその人の考えに基づいたばらつきであったというとらえ方をしております。私個人にいたしましても、削減という面では同じでございます。しかし、私は、それをどの程度にするのかと、自分の能力と照らし合わせても削減される、仮に4名削減ということになりますと、その責任を4名減らされた分の責任と申しますか、カバーできる能力はあるのかというようなこともいろいろ考えていたところでございます。 しかし、要するに、このことが決まったといたしましても、改正後の、から実施されるということであろうと思います。そしてまた、吉野議員が先ほど申しましたようにそう延ばしてはならんと言い方をされますがあしたから始めてもいいわけでございます。そう延ばすことができないということならば、特別委員会をあしたからまた立ち上げると。そして、結論をそう長く引き延ばさんうちにいろんな論議をして結論を出すという方向もあろうと思います。 以上でございます。 ○議長(押川勝君) ほかに討論希望いらっしゃいませんか。 ◎議員(小原重兎君) 議長。小原。 ○議長(押川勝君) 小原議員。 ◎議員(小原重兎君) 私もこの発議につきましては畠中議員と定数削減等については賛成するものでございますけれども、この議会でこれを採決するということについて若干同意できないものがあるわけでございます。 ただいまいろいろとそれぞれの町がこの合併問題、また定数問題についても十分協議し、またテレビ、新聞等でもそこ2つほった、8人、なら4人ほしたと、それぞれ定数削減等が議論されてるものが報道されてるわけでございますから、町民におかれましてもやはりそういう点も真剣に考えておられるものであろうと。 しかし、私たちも今ここに提案されたものを即決議を出すわけじゃなくて、十分に協議しながら、また町民の意見等も聞き、聞き正しながら、またもちろん今の時点でも私も耳にいたしております。そうした中でどうするのかというような意見もございまして、ここにお話をいろいろと話す中で、今後十分検討しながら、今回は継続にしてでも将来は次の改正どおりに決まったらやはり10名か12名に、10名になるであろうと、そういう方向が強いんじゃあないかなあと、そのようなお話もしてきとるわけでございますから、ここで今ただいまこの合併特別委員会でもまだ途中で中間でございますから、それとあわせてこの件についても十分協議することも必要ではないかなとこのような思いを持っております。きょうここで採決することについて同意できないことを申し上げておきたいと思います。 ○議長(押川勝君) ほかに討論希望ございませんか。 ◎議員(入船康紀君) 議長。入船。 ○議長(押川勝君) 入船委員長。 ◎議員(入船康紀君) それぞれの議員からいろいろと話がありました。このこれにつきましては私も当初段階的、全協の中でも段階的に2名はもう仕方ないというような考えでありましたけれど、ここに至っていろいろと、9日が開会でありまして発議で出ました。そのときに提案者の畠中議員の方から文面にいたしまして14が10というようなことでありましたから、そのとき私は賛成議員になってくれということでございましたから、畠中議員から直接私と二人に話したときには、私はもうその10はいけないと、12にしてくださいというようなことでありましたから、即、議運の中でその私の賛成議員は撤回をして、議運の中で指名をされたわけであります。 その中できょうに至るまで、ようと私も私なりにといいますか、役場内である方にも会いましたけれども、「入船さん、今度の発議の議員定数はどうなっていますか」と言われましたから、「14が10になるというようなことでありますから、当然こらあ今議会で採決しなければならないでしょうね」と言いましたら、「そりゃあもう今10名にしなければ──いろいろと先ほど話がありますように──他の地域はもうどんどんやっておるじゃないか」と、特に先ほど話がありますように綾町は自立でいくならば当然のことだということでありました。 私もいろいろとそういう観点から、以前からっていいますか、町の執行部の方にもいろいろと議会の反省会等がありますから、その中でいろいろとこのことにも話をしてきたわけでありますけれども、やはり先ほど言いますように12名、そりゃあやっぱり10名でも厳しいと、町の財政からすれば8名ぐらいでもいいっちゃというようなことをやはり言われますから、ああというようなことを考えまして、私は今回継続でいいと思ったわけでありますけれども、やはりここに来て、やはり継続をして町民が、継続というのはまだ段階的に審査を先だということが町民みずからがわかってない方もおられるんではないかと、まあ大変これ失礼な物の言い方でありますけれども、私はやはり今議会にぴしゃっと決断をした方がいいというような思いに立ちました。 そういったことで、やはり大変苦しい選択でありますけれども、やはりきょうこの議会でやはり採決をした方がいいというようなことに立ち返ったわけであります。 以上であります。 ◎議員(押田和義君) 議長。押田。 ○議長(押川勝君) 押田議員。 ◎議員(押田和義君) 私は、先ほど畠中議員っていいますか、それに賛同する形で即決という判断を先ほどしましたけれども、多少の迷いがあることは正直言ってあります。 そもそもこれを問題を自分なりに抱え受けとめたときに、本年度予算も示されて承認もされ、また町三役並びに教育長についても給与減額というような形がとられたわけでありますけれども、そういった流れの中でやっぱりみずからが、議会みずからが自分たちのみずからの姿勢を正して、行政改革といいますか積極的に削減に取り組む姿勢を見せなければ、これから厳しい予算を執行していく中で町民にも議会として、あるいはそれを執行する者として強くお願いなり執行が踏み切れないんじゃないかなあという判断も持っております。 ここで本当に迷っております。しかし、時代の流れ、単なるそういう簡単な判断でありませんけれども、やはり綾町独自の考え方があっていいとも考えましたけれども、やっぱここはタイムリーといいますかこの座で決着をつけるといいますか、決議するのが自分も正しいというふうに考えます。 以上です。 ○議長(押川勝君) ほかに討論希望ございませんか。 ここで暫時休憩いたします。(休憩午後6時28分)………………………………………………………………………………(再開午後6時48分) ○議長(押川勝君) 休憩以前に引き続き会議を開きます。 大方討論が終わったようでございますが、ほかに討論御希望ございませんか。(なし) ○議長(押川勝君) それでは、私も討論をさしていただきたいと思いますので、議長席を副議長に譲りたいと思います。副議長、よろしくお願いいたします。 ○副議長(小原重兎君) それでは、討論希望者はございませんか。 ◎議員(押川勝君) 議長。押川。 ○副議長(小原重兎君) 押川議員。 ◎議員(押川勝君) 議長席では討論ができませんので御了承いただきまして、副議長にかわっていただきまして討論さしていただきたいと思います。 本案件につきましては、いろいろな方が申し述べられたようでございますけれども、私も考えの一端がございまして申し述べさしていただきたいと思います。 まず第1に、うちの総務委員会で審議したわけでございますけれども、わずかそこに二、三十分の審議でこの条例提出削減案が継続という形になったところでございます。わずかこの14を10にする議案を二、三十分の時間において決議した、継続としたということを非常に残念に思っております。今となりましては。と申しますのは、継続が全員賛成でございましたのでおいおい審議をしていけばよろしいというような観点に立ってそういった結論を出したというふうに私は理解をいたしておりました。それで、約束的にも6月の議会では結論を出しましょうというとこまで委員長と打ち合わせをしたところでございます。その前に委員長もお見えになって継続審査じゃ困ると、それは議会開会前でございましたけれども、困るという御意見でございました。 しかし、これはわずか3月議会に発議が出て、即結論を出すべき問題ではないと、そのわずか6月までの3カ月間に町民の声を聞き、みんなの反応を見て、それから決めても遅くはないんじゃないかと、議員の定数を削減することにはだれも反対はしないと。 あえて言わせていただければ共産党継松議員さんは反対でございました。橋本議員さんも反対ということでございますが、議員定数に削減することには共産党町議団は反対という形でございましたけれども、今までの流れを見ると継松議員さんは議会が結論を出したことには往々にして従ってていうか賛同をいただいております。それなりに民主主義を貫いております。こういった中で継続審査という、わずか二、三行の中で結論を出して、委員長報告も我々は意見を申し上げました。委員会で。 しかし、その委員会が文書としてあらわれておりません。これをいかにするかということが僕は大事じゃないかなというふうに思っておるんですけれども、いかんせんそれが叶わないという事態になっております。この第1号──発議第1号につきましては、賛否で結論を出さなければならないということになります。 しかし、我々が反対──私は別でございますけれども、反対することが議員削減に反対ということではないということは十分お含みおきをいただきたいと。継続で望んでたものが議員削減反対につながるのかということもお考えをいただきたいというふうに思っております。 3カ月間待てないのかというのが私の意見でございます。まして、総務委員会で審議を二、三十分しかしてないのに結論を早急に出さなければならない。我々も結論は見えてると思っております。思ってるけれども、やはりそれは審議をしていかないと、わずか……高岡と一緒じゃないですか。高岡議会が発議で出て、いきなり決議を出したっていうのがございます。我々はその当時高岡ちゅうとこはどういうもんかというふうに笑っておりました。ところが、現実的に綾で起こったということはこれ私にとりましては大変嘆かわしいことであるというふうに理解をいたします。どうかひとつ各位の良識あると申しますか、議員としての立場を御理解いただきまして、この問題に慎重に対処していただきたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○副議長(小原重兎君) 議長の討論が終わりましたので、議長席をかわりたいと思います。 ○議長(押川勝君) それでは採決を行いたいと思います。発議第1号につきまして、賛成の方の起立をお願いいたします。(起立 7名) ○議長(押川勝君) 賛成多数。よって、発議第1号は可決されました。────────────・────・──────────── △日程第28.発議第2号 ○議長(押川勝君) 日程第28、発議第2号議会の議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 総務委員長の報告を求めます。岡元委員長。 ◎総務委員長(岡元克彦君) では、発議第2号の審査報告を申し上げたいと思います。 議案番号発議第2号、付託案件名、議会の議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例について。 審査の経過及び結果でありますが、審査の期日、平成17年3月17日、議員報酬とは別に本会議及び各委員会に出席した際、費用弁償として1日1,000円が手当として支給されている。財政改革で議員みずからが率先して取り組むことである。 主な意見でありますが、支出削減を図り財政改革を図るべき。当然のこと、現状では一丸となって取り組む時期だ。町職については昨年12月定例議会において、宮崎市及び宮崎郡における日当を支給しないことを議決している。費用弁償を0円にすることは当然だ。 採決の結果、全員賛成で可決であります。 報告を終わります。 ○議長(押川勝君) 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(押川勝君) 質疑を終わります。 討論を行います。発議第2号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(押川勝君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(大隈寛君) 議長。大隈。 ○議長(押川勝君) 大隈議員。 ◎議員(大隈寛君) 発議第2号議会の議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例、ついて同意をいたしますので、以下述べまして討論といたします。 この提案理由にもありますとおり、また職員の方も来月の1日から実施されます。そういうことからも、今議会として、私どもですが何ができるかを考えるときに、また、そしてまた議員みずから率先して経費の削減を図るべきと思っております。 以上でございます。 ◎議員(継松敏夫君) 議長。継松。 ○議長(押川勝君) 継松議員。 ◎議員(継松敏夫君) この議員のいわゆる日当支給は当初から日本共産党議員団はやるべきでない、やめろということを主張してきましたが通らなかったわけであります。 報酬会計がたびたび議会に出されるたびに、日本共産党議員団は一度も賛成をしたことはありません。今回議員定数が14から10に減ると、まあもちろん2年後でありますが、そういうことになりますとかなりその辺でも議会経費が減ることになるし、この議員の日当1,000円を廃止することによっても、まだそれにプラスして議会経費が減ることになります。これは小さいいわゆる自治体政府をつくるっていう立場からは一定の評価がされますが、私ども日本共産党は議員定数を減らすことには反対、先ほど表明したとおりであります。議員定数が減って報酬を下げないという形になると、これはやっぱり片手落ちになると思うんですね。論理が成立しないと思うんです。私たちは議員定数はやっぱり減らさず、そして住民の代表それが増えると、そっちの方がいいと。経費は減らす。で、こういう点でこれまでずっと18から16になるときも反対をしました。16から14になるときも反対しました。14からきょう10になるときも反対をしたわけです。 しかし、議会経費を下げるちゅう点では何回も引き合いに出すように提案をしてきたわけです。その一貫として議員報酬のうちの日当の部分を削る、こういうことが出ておりますので、もちろんこれには賛成であります。 ○議長(押川勝君) 討論を終わります。 採決を行います。発議第2号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立13名) ○議長(押川勝君) 起立全員。よって、発議第2号議会の議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例は委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第29.決議案第1号 ○議長(押川勝君) 日程第29、決議案第1号地方分権に関する決議を議題といたします。 質疑を許します。(なし) ○議長(押川勝君) 質疑を終わります。 討論を行います。決議案第1号に対する反対の討論を許します。(なし) ○議長(押川勝君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(大隈寛君) 議長。大隈。 ○議長(押川勝君) 大隈議員。 ◎議員(大隈寛君) 地方分権に関する決議について、以下のとおり理由を述べまして、そしてまた採択に当たり討論をいたします。 平成12年、地方分権一括法により自治体の裁量権は飛躍的に大きくなっております。また、三位一体改革により税源移譲に伴って財政力格差が非常に拡大するので、地方交付税の財源保障機能等々の強化をする必要もあります。さらにはまた、地方財政計画策定についても、この案にありますとおり1番から3番、そして先に合意をした04もあわせて遵守していただくように、ここにこの決議をするものでございます。 以上です。 ○議長(押川勝君) ほかに討論希望ございませんか。(なし) ○議長(押川勝君) 討論を終わります。 採決を行います。決議案第1号は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立13名)
    ○議長(押川勝君) 起立全員。よって、決議案第1号地方分権に関する決議は原案のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第30.請願第6号 ○議長(押川勝君) 日程第30、請願第6号アメリカ産牛肉の輸入解禁に反対する意見書提出を求める請願書を議題といたします。 本請願第6号につきましては、委員長より閉会中の継続審査の申し出がありました。 お諮りいたします。委員長申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(押川勝君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) 委員長に紹介議員として伺いたいと思います。 たしか昨年の9月議会に提案したと記憶しております。間違っているかもしれません。6月議会だったかもしれません。追加日程で入れていただいたということで、当時英委員長の方から、審議するのに十分な時間がなかったので継続審査にしましたというお話をいただいたように記憶しております。 今アメリカ産の輸入牛肉の輸入再開の圧力っていうのが日増しに高まっている状況を毎日のようにテレビ、新聞で報道されております。ライス国務長官が尋ねてきたということもあって、なお日本の立場は悪くなっているように私は思っております。 今回これを継続審査にせずに結論出していただくという意味では最後のチャンスではなかったかなと思っております。この3月議会までには結論が出るようなお話をいただいていたように記憶しているんですが、今回どういう意見の中で継続審査になったのか報告を求めたいと思います。 ○議長(押川勝君) よろしいですか。英委員長。 ◎産業建設委員長(英健二郎君) 橋本議員の質問にお答えしたいと思います。 現在、日米の防衛事項について、国においてまだ審議されている最中であるために継続審査とさせていただきました。協議の結果、そうさせていただきました。 ◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(押川勝君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) 請願の紹介議員になる立場からいたしますと、請願人の意向っていうのはやっぱり極力大事にされなければいけないなと思っております。国の中で、国の方での結論が出る前だから請願の意味があるのであって、国が結論出してから請願出しても何の効力もないわけですから、やはり付託された委員会としては請願人の意思というものを十分尊重すべきではないかと思っています。 そういう意味でいくと英委員長の報告にありました、国が今審議中だからというのは私は継続審査にするには正しくない結論ではないかなと思っております。 ◎議員(継松敏夫君) 議長。継松。 ○議長(押川勝君) 継松議員。 ◎議員(継松敏夫君) やはりここで非常に、これでもおくれたぐらいだと思うんですよ。世論も70%が反対です。特に綾は畜産を振興する立場をとっています。これはぜひ継続でなくてここで採決をしてほしい。橋本議員の提案に賛成する。 ○議長(押川勝君) ただいま──継松議員でよろしいですか──継松議員の方から請願第6号について継続審査でなく採択をしてほしいという御意見がございました。この動議は1人以上の賛成者がありますので成立をするということで認めていただきたいというふうに思っております。 継松議員の動議を議題として採決を行います。継続審査に付することに──動議について賛成の方の起立を求めます。(起立 2名) ○議長(押川勝君) 起立少数。よって、動議を却下いたします。 ほかに御異議ございませんか。(異議なし) ○議長(押川勝君) 異議なしと認めます。よって、請願第6号アメリカ産牛肉の輸入解禁に反対する意見書提出を求める請願書は、閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第31.請願第7号 ○議長(押川勝君) 日程第31、請願第7号政府米の買い入れと、備蓄を充実させる意見書提出を求める請願書を議題といたします。 産業建設委員長の報告を求めます。英委員長。 ◎産業建設委員長(英健二郎君) それでは、報告いたします。 請願第7号政府米の買い入れと、備蓄を充実させる意見書提出を求める請願書、提出者が宮崎県農民組合連合会会長落合幹雄氏でございます。 審査期日が平成17年3月18日でございます。 主な意見でございますが、米の状況というのは、今自由にどこでもだれでも売れる時代である。食管法がオープンになっているわけである。綾町の状況を見ると、おおむね綾町の生産量が960トン、そのうち商品として売られているのが400トンと、売られたうちの農協に農家が売った分が177トンと聞いている。しかも、農協に売られた177トンは、もう自由販売ということで農協がそれぞれ全商連とか民間とか、そういったとこで販売しているようである。したがって、割合からいくと生産量の農協が出荷した分は18%である。商品として売った中で農協が取り扱った分は44%しかないわけで、半分以上は農家自身がそれぞれ販売をしている状況である。米の問題で、今大きな影響を綾町の農家が及ぼしているという実態は考えられない。したがって、安全性の高い物、おいしい物であれば個人個人でかなり有利な価格で売れている。今後安全性とおいしいという面で綾町は努力すべきであると考えている。したがって、この請願は、不採択がふさわしい。 採決の結果、全員反対で不採択であります。 ○議長(押川勝君) 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(押川勝君) 質疑を終わります。 採決を行います。請願第7号に対する産業建設委員長の報告は不採択であります。請願第7号を採択することに賛成の方の起立を求めます。(起立 2名) ○議長(押川勝君) 起立少数。よって、請願第7号政府米の買い入れと、備蓄を充実させる意見書提出を求める請願書は不採択とすることに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第32.請願第1号 ○議長(押川勝君) 日程第32、請願第1号国民が安心できる介護保障を確立するために、介護保険の「見直し」法案の改善を求める請願書を議題といたします。 本請願第1号につきましては、委員長より閉会中の継続審査の申し出がありました。 お諮りいたします。委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。(異議なし) ○議長(押川勝君) 異議なしと認めます。よって、請願第1号国民が安心できる介護保障を確立するために、介護保険の「見直し」法案の改善を求める請願書は閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第33.請願第2号 ○議長(押川勝君) 日程第33、請願第2号綾中学校の1学年3クラスの維持を求める請願書を議題といたします。 本請願第2号につきましては、委員長より閉会中の継続審査の申し出がありました。 お諮りいたします。委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。(異議なし) ○議長(押川勝君) 異議なしと認めます。よって、請願第2号綾中学校の1学年3クラスの維持を求める請願書は閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第34.陳情第4号 ○議長(押川勝君) 日程第34、陳情第4号「食料・農業・農村基本計画」見直しに関する陳情書を議題といたします。 本陳情第4号につきましては、委員長より閉会中の継続審査の申し出がありました。 お諮りいたします。委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。(異議なし) ○議長(押川勝君) 異議なしと認めます。よって、陳情第4号「食料・農業・農村基本計画」見直しに関する陳情書は閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第35.陳情第5号 ○議長(押川勝君) 日程第35、陳情第5号WTO・FTA交渉に関する陳情書を議題といたします。 本陳情第5号につきましては、委員長より閉会中の継続審査の申し出がありました。 お諮りいたします。委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。(異議なし) ○議長(押川勝君) 異議なしと認めます。よって、陳情第5号WTO・FTA交渉に関する陳情書は閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第36.陳情第1号 ○議長(押川勝君) 日程第36、陳情第1号核保有国に「核廃絶の明確な約束」の実行と、核兵器廃絶国際条約の締結促進を求める意見書に関する陳情書を議題といたします。 本陳情第1号につきましては、委員長より閉会中の継続審査の申し出がありました。 お諮りいたします。委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。(異議なし) ○議長(押川勝君) 異議なしと認めます。よって、陳情第1号核保有国に「核廃絶の明確な約束」の実行と、核兵器廃絶国際条約の締結促進を求める意見書に関する陳情書は閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第37.陳情第2号 ○議長(押川勝君) 日程第37、陳情第2号「市場化テスト」や「給与構造見直し」に反対する意見書の採択を求める陳情書を議題といたします。 本陳情第2号につきましては、委員長より閉会中の継続審査の申し出がありました。 お諮りいたします。委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。(異議なし) ○議長(押川勝君) 異議なしと認めます。よって、陳情第2号「市場化テスト」や「給与構造見直し」に反対する意見書の採択を求める陳情書は閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第38.市町村合併問題調査特別委員会中間報告 ○議長(押川勝君) 日程第38、市町村合併問題調査特別委員会中間報告を議題といたします。 お諮りいたします。市町村合併問題調査特別委員会の中間報告を求めたいと思います。御異議ありませんか。(異議なし) ○議長(押川勝君) 異議なしと認めます。よって、市町村合併問題調査特別委員会の中間報告を求めることに決定いたしました。 市町村合併問題調査特別委員長。小原委員長。 ◎市町村合併問題調査特別委員長(小原重兎君) お疲れさまでございます。市町村合併問題特別調査委員会の報告をさせていただきたいと思います。 少子高齢化の進行により国、地方におきましては厳しい財政状況であり、市町村を取り巻く情勢は大きく変わろうとしている中にあって、本格的な地方分権時代に対応できる健全な行財政運営能力が求められております。行財政基盤の強化を図ることは綾町にとっても極めて重要な課題であります。国、県におきましては、合併推進に有効な解決策の一つとしてさまざまな財政支援を講じながら、自主的な市町村合併を推進しております。各自治体ではそれぞれの考えで市町村合併問題に取り組んでおります。綾町におきましては、1市6町の広域連携発展型にも参加せず、東諸県郡3町の市政移行型にオブザーバーとして参加したことは議員各位も御承知のとおりでございます。 しかし、オブザーバーとしての参加では合併についての情報も乏しく、綾町の将来を考えるとき市町村合併を議論せずには避けて通れない状況にあり、綾町議会では平成15年9月12日に市町村合併問題調査特別委員会を設置して議員全員で協議することに決定いたしたところであります。 当委員会の設置後6回の特別委員会を開催いたしました。開催内容を報告いたします。 第1回、平成15年11月27日、現状について、全国議長会、県議長会、東諸県郡議長会等について報告であります。説明者は押川議長でございます。福島県矢祭町、合併しない宣言をした町の資料説明でございます。説明者は継松議員でございます。資料提供も継松議員にいただいております。 第2回、平成15年12月22日、綾町の財政状況についてでございます。説明者、福留参事でございます。地方交付税段階補正についてでございました。 第3回、平成16年4月30日、財政シミュレーションについてということでございます。説明者は綾町長前田町長でございます。国富、高岡町の任意協議会の数値をもとにコンサルタントにつくらせたということでございます。 第4回を平成16年5月28日、全国地方財政危機突破総決起大会の報告でございます。説明者、押川議長でございます。総決起大会は5月25日、日本武道館でございました。全国6団体7,000名の参加ということでございます。 第5回、平成16年8月の2日、県内の状況についてということでございます。説明者、県町村会事務局長の宮原氏と主任の杉山氏でございます。県下の合併の進行状況及び法定協の動きということでございました。 第6回を平成17年2月18日、合併か自立で行くかということで各議員の意見等をお聞きしたところでございます。 以上の内容の特別委員会を開催いたしました。今後の特別委員会のあり方は、行財政を含めた自主自立、合併を視野に入れた特別委員会の方向づけとなるものと思っております。 以上、市町村合併問題調査特別委員会における中間報告とさせていただきます。────────────・────・──────────── △日程第39.議員派遣の件について ○議長(押川勝君) 日程第39、議員派遣の件についてを議題といたします。 議員派遣につきましては、綾町議会会議規則第112条の規定により、別紙のとおり派遣いたしたいと思います。 また、計画の一部変更等については議長に一任願いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(異議なし) ○議長(押川勝君) 異議なしと認めます。よって、議員派遣につきましては別紙のとおり決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第40.各常任委員会の閉会中の審査及び調査について ○議長(押川勝君) 日程第40、各常任委員会の閉会中の審査及び調査についてを議題といたします。 各常任委員長より各常任委員会の所管事項について、閉会中の審査及び調査事項にいたしたいとの申し出がありました。 お諮りいたします。各常任委員長より申し出のとおり閉会中の継続審査及び調査とすることに御異議ありませんか。──御異議ありませんか。(異議なし) ○議長(押川勝君) 異議なしと認めます。よって、各委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査及び調査とすることに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第41.市町村合併問題調査特別委員会の閉会中の審査及び調査について ○議長(押川勝君) 日程第41、市町村合併問題調査特別委員会の閉会中の審査及び調査についてを議題といたします。 特別委員会委員長より、市町村合併問題調査特別委員会に付託している諸問題については、閉会中の審査及び調査活動といたしたいとの申し出がありました。 お諮りいたします。委員長より申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査とすることに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)異議なしと認めます。 ◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(押川勝君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 異議ではないんですけど、さっきの小原特別委員長の報告の後に何か意見言う機会があるのかなと思ってたもんですから、タイミング逸しました。 私のちょっと記憶なんですけど、合併問題調査特別委員会には「など」っていう字が入ってませんでしたか。私は最初は「合併問題等調査特別委員会」だったと記憶しているんですが、きょうの書類見たらどれも入ってないんで、たしか全員協議会で決めるときにそれを入れた方が幅広く調査できるということで、正式な名前には「等」が入ってたように記憶しておりますが。 ○議長(押川勝君) しばらくお待ちください。 ◎議員(橋本由里君) はい。 ○議長(押川勝君) 今ちょっと調べますけれども、後ほどそれについては御報告をさしていただき、もし「等」が入っておればそのように取り計らいをさしていただきたいというふうに思っておりますが、異議ございませんか。(異議なし) ○議長(押川勝君) ありがとうございます。それでは、そのようにさせていただきたいと思います。 それでは、継続審査及び調査とすることに御異議ありませんか。(異議なし) ○議長(押川勝君) 異議なしと認めます。よって、委員長より申し出のとおり閉会中の継続審査及び調査とすることに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第42.議会運営委員会の閉会中の審査について ○議長(押川勝君) 日程第42、議会運営委員会の閉会中の審査についてを議題といたします。 お諮りいたします。議会運営委員会の所管事項のうち、時期定例会及び臨時会の会期日程等議会運営に関すること及び議長の諮問に関することについては、閉会中の審査事項とすることにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(異議なし) ○議長(押川勝君) 異議なしと認めます。よって、議会運営委員会の所管事項のうち、時期定例会及び臨時会の会期日程等議会運営に関すること及び議長の諮問に関することについては閉会中の審査事項とすることに決定いたしました。────────────・────・──────────── ○議長(押川勝君) 以上で、本日の議事日程の全部を終了いたしました。議員各位には会期中熱心なる御審議をいただきありがとうございました。また、執行部の皆様には誠意ある御説明、御答弁をいただきありがとうございました。大変お疲れさまでございました。 ここで町長のあいさつをお願いいたします。(町長挨拶) ○議長(押川勝君) これをもちまして平成17年第1回定例会を閉会いたします。(閉会午後7時32分)──────────────────────────────                                             │                                         │  │                                         │  │                                         │  │   会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。    │  │                                         │  │                                         │  │      平成17年 3月25日                        │  │                                         │  │                                         │  │                  議  長 押川  勝             │  │                                         │  │                                         │  │                  副 議 長 小原 重兎            │  │                                         │  │                                         │  │                  署名議員 入船 康紀             │  │                                         │  │                                         │  │                  署名議員 橋本 由里             │  │                                         │  │                                         │  │                                         │...