西都市議会 > 2005-06-23 >
06月23日-06号

  • "半額国庫負担制度"(1/2)
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  1. 西都市議会 2005-06-23
    06月23日-06号


    取得元: 西都市議会公式サイト
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    平成17年  6月 定例会(第3回)               平成17年6月23日---------------------------------------●議事日程(第6号)                         平成17年6月23日(木曜日)                              午前10時14分開議第1 発言の取り消しについて第2 陳情の撤回について 平成16年第3号 核保有国に「核廃絶の明確な約束」の実行と、核兵器廃絶国際条約の締結促進を求める意見書に関する陳情第3 議案第42号 監査委員の選任について第4 議案第43号 教育委員会委員の任命について第5 議案第44号 人権擁護委員候補者の推薦について第6 議案第45号 西都市常勤の特別職職員の給与の特例に関する条例の制定について第7 議案第46号 西都市教育長の給与の特例に関する条例の制定について第8 議案第47号 西都市乳幼児医療費の助成に関する条例の一部改正について第9 議案第48号 西都市国民健康保険税条例の一部改正について第10 議案第49号 西都市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部改正について第11 議案第50号 西都市火災予防条例の一部改正について第12 議案第51号 西都市文化財保護条例の一部改正について第13 議案第52号 平成17年度西都市一般会計予算補正(第1号)について第14 議案第53号 平成17年度西都市国民健康保険事業特別会計予算補正(第1号)について第15 議案第54号 平成17年度西都市簡易水道事業特別会計予算補正(第1号)について第16 議案第55号 平成17年度西都市営住宅事業特別会計予算補正(第1号)について第17 議案第56号 平成17年度西都市老人保健特別会計予算補正(第1号)について第18 議案第57号 市有財産の処分及び無償譲渡について第19 請願平成17年第1号 公立学校教職員の人件費半額国庫負担制度を中心とする義務教育費国庫負担制度の堅持に関する請願第20 請願平成16年第9号 「教育基本法の早期改正を求める意見書」の提出を求める請願第21 陳情平成17年第1号 「青少年の健全育成に関する基本法」の制定を求める意見書提出についての陳情第22 陳情平成16年第2号 国庫負担の増額で介護保険の改善を求める陳情第23 陳情の継続について(平成17年第2号)第24 議員提出議案第3号 道路整備促進のための道路特定財源制度の堅持を求める意見書(案)の提出について第25 議員提出議案第4号 地方六団体改革案の早期実現に関する意見書(案)の提出について第26 議員提出議案第5号 地方議会制度の充実強化に関する意見書(案)の提出について第27 議員提出議案第6号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書(案)の提出について第28 議員提出議案第7号 教育基本法の早期改正を求める意見書(案)の提出について第29 議員提出議案第8号 「青少年の健全育成に関する基本法」の制定を求める意見書(案)の提出について第30 常任委員会の所管事務調査について第31 農業委員会委員推薦---------------------------------------●本日の会議に付した事件 議事日程(第6号)に同じ 会期延長について---------------------------------------●出席議員(23名)     1番  橋口定幸君     2番  吉野和博君     3番  内藤邦弘君     4番  井上 司君     5番  中野 勝君     6番  浜砂松生君     7番  新名美穂子君    8番  松本良文君     9番  吉野元近君     10番  井上久昭君     11番  河野方州君     12番  井上照也君     13番  松浦幸男君     14番  池田明男君     15番  緒方敦男君     16番  弓削春男君     17番  池沢正博君     18番  野村隆志君     19番  黒木正善君     20番  浜砂一郎君     21番  浜砂百敏君     22番  狩野保夫君     23番  横山昭雄君---------------------------------------●当局出席者 市長        橋田和実君    助役        徳永碩男君 総務課長      鬼塚 薫君    財政課長      小森一三君 企画調整課長    大西秀邦君    企業誘致対策課長  黒木治定君 税務課長      松下和光君    活性化推進室長   森 康雄君 建設課長      井上 功君    建築住宅課長    荒川昭英君 都市計画課長    野村 透君    農林課長      甲斐克則君 農村整備課長    太田寛文君    生活環境課長    黒木良直君 市民課長      神田 守君    健康管理課長    清野知洋君 会計課長      関谷恒徳君    福祉事務所長    増田恵二君 水道課長      池沢哲尋君    教育長       黒木康郎君 学校教育課長    齊藤敦弘君    給食センター所長  島藤重利君 社会教育課長    井下敬三君    文化課長      伊達博敏君 スポーツ振興課長  緒方久己君    農業委員会事務局長 和田一男君 監査事務局長    迫 政光君    消防長       中武 但君---------------------------------------●議会事務局出席者 事務局長      阿万定治君    事務局次長     蓑毛幸一君 議事係長      中武資貴君    議事係       春日部なるみ君 議事係       村岡修一君                              午前10時14分 開議 ○議長(橋口定幸君) これより本日の会議を開きます。--------------------------------------- △発言の取り消しについて ○議長(橋口定幸君) まず、市長より発言の申し出がありますので、これを許します。 ◎市長(橋田和実君) 去る6月15日の新名議員の一般質問に対する答弁の中で、一部不適切な発言がありましたので、その箇所を削除させていただきますのでよろしくお願いいたします。 申し上げます。「-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------」、以上の部分を削除させていただきます。 ○議長(橋口定幸君) 本日の会議は、お手元の議事日程第6号によって進めることにいたします。--------------------------------------- △発言の取り消しについて ○議長(橋口定幸君) 日程第1、発言の取り消しについてを議題といたします。 5番中野勝君から発言の取り消しの申し出がありましたので、これを許します。 ◆5番(中野勝君) 先般、6月15日の私の質問時間内での教育長に対して、質問ではございませんが、教育長に対して不適切な発言をしたということで取り消しをしていただきたいというふうに思います。 「---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------」ということで発言いたしましたが、この部分を削除をお願いしたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(橋口定幸君) ただいまの中野勝君の発言の取り消しを許可することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 御異議なしと認めます。よって、中野勝君からの発言の取り消しの申し出については、これを許可することに決定いたしました。--------------------------------------- △陳情の撤回について ○議長(橋口定幸君) 日程第2、陳情の撤回についてを議題といたします。 (事務局長朗読) 平成17年6月18日 西都市議会議長 橋口定幸殿 宮崎市旭1-3-20 非核の政府を求める宮崎の会代表 成見幸子 陳情の撤回について 平成16年11月26日付をもって提出した下記の陳情は、国連のNPT見直し会議が終了しましたので撤回いたします。今後の情勢にあわせて、改めて陳情いたしたいと思いますので、その節は議会の承認が得られますようよろしくお取り計らいください。 記 1、受理番号、平成16年第3号 2、受理年月日、平成16年11月26日 3、件名、核保有国に「核廃絶の明確な約束」の実行と、核兵器廃絶国際条約の締結促進を求める意見書に関する陳情 以上です。 ○議長(橋口定幸君) ただいま議題となっております平成16年陳情第3号については、所管の総務委員会の継続審査に付されていた事件であります。撤回についてあらかじめ委員会の承認を得たところであります。 お諮りいたします。 平成16年陳情第3号の撤回については、これを承認することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 御異議なしと認めます。よって、お諮りいたしました平成16年陳情第3号の撤回については、これを承認することに決しました。--------------------------------------- △議案(第42号~第57号)及び請願(第1号・平成16年第9号)並びに陳情(第1号・平成16年第2号) ○議長(橋口定幸君) 日程第3、議案第42号から日程第18、議案第57号までの議案16件及び日程第19、平成17年請願第1号から日程第22、平成16年陳情第2号までの4件を一括して議題といたします。 これより各常任委員長の報告に入ります。 まず、総務常任委員長の報告を求めます。 ◆12番(井上照也君) (登壇)今期定例会において、総務常任委員会に付託されました議案について、その審査の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、議案第42号監査委員の選任についてでありますが、種々質疑の後、ある委員より「法律にも書いてあるように、監査委員は人格ともに高潔でという項目があるが、いろいろ話を伺ってみたところ、監査委員としては適格ではないと考える」との反対討論がなされました。 また、ある委員から「今回の提案は、本市で初めてとなる民間からの提案であるが、1、民間企業での常勤監査の経験を持っておられること、2、平成16年度決算の時期を控え、体制上の空白は避けるべきであり、一日も早く監査体制を整える必要があるという立場から賛成したい。監査委員の仕事は、地方自治法で規定するように、地方自治体の運営にとって極めて重要な責任と役割を持っており、杉原氏には、そのことを十分認識していただき、常に公平、不偏の態度を保持し、職務に専念されることを強く求めておきたい」との賛成討論がなされましたが、採決の結果、多数をもって同意すべきものと決しました。 次に、議案第44号人権擁護委員候補者の推薦についてでありますが、別段異議なく全員一致をもって適任とすべきものと決しました。 次に、議案第45号西都市常勤の特別職職員の給与の特例に関する条例の制定についてでありますが、種々質疑の後、関連があることから、議案第46号も含めて、ある委員より「前日野市長のときにも同じような条例が制定されているが、このことは職員に波及していく可能性があり、地域におけるいろいろな立場の方々にも影響していくことが考えられる。また、職員に波及することで市町村共済組合に非常に大きな影響を与え、組合の維持そのものが難しくなってくる。そういうことから、むやみにこのような条例は制定すべきではない」との反対討論がなされました。 また、ある委員からは「本案は、市長の給料を率にして20%、助役を10%、収入役を5.06%減額するものであり、財政が厳しい中で、三役みずからが我が身を削り、範を示すことは評価できることであり賛成したい。ただ、収入役については、前市政時代の平成16年9月議会の9日以来、空席になっており、長期化することは行政上も好ましいことではないので、いずれかの判断をされ、条例の整備を含め、早期に改善を図られることを要望しておきたい」との賛成討論がなされました。 採決の結果、多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第46号西都市教育長の給与の特例に関する条例の制定についてであります。本案は、さきに述べましたように、反対討論がなされましたが、採決の結果、多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第49号西都市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部改正について、議案第50号西都市火災予防条例の一部改正について、議案第52号平成17年度西都市一般会計予算補正(第1号)のうち、第1表歳入全款、歳出 開発推進費を除く総務費、消防費、第2表地方債の補正について、以上3件の議案については、いずれも別段異議なく全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、議案第52号のうち、意見、要望として、歳入 県支出金中、農林水産業費県補助金、農業費補助金のうち、地域水田農業確立条件整備事業については、「県の補助要綱で示された内容以外の指導が行われていることは、問題ではないか」との指摘があり、「これらについては、市当局として県に対して改善方を要望してほしい」とのことでありました。 また、総務費中、企画費の委託料、総合計画後期計画策定業務については、「施政方針と市長の答弁等を考えた場合、コンサルタントに委託するなど整合性が余りないように見える。せっかく市民と行政が一緒になって新しい総合計画の見直しを図ろうということであるので、ぜひその趣旨を尊重し、市民の声を十分反映したものを作成していただきたい」等がありましたので申し添えます。 以上で報告を終わります。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。(降壇) ○議長(橋口定幸君) 次に、文教厚生常任委員長の報告を求めます。 ◆15番(緒方敦男君) (登壇)今期定例会において、文教厚生常任委員会に付託を受けました議案及び請願並びに陳情について、その審査の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、議案第43号教育委員会委員の任命については、別段異議なく全員一致をもって同意すべきものと決しました。 次に、議案第47号西都市乳幼児医療費の助成に関する条例の一部改正について、議案第48号西都市国民健康保険税条例の一部改正について、議案第51号西都市文化財保護条例の一部改正について、議案第52号平成17年度西都市一般会計予算補正(第1号)についてのうち、付託を受けました第1表歳出 民生費、衛生費、学習等供用施設建設費を除く教育費、議案第53号平成17年度西都市国民健康保険事業特別会計予算補正(第1号)について、議案第56号平成17年度西都市老人保健特別会計予算補正(第1号)についてでありますが、以上6件の議案につきましては、いずれも別段異議なく全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、議案第53号については「国民健康保険事業の健全な運営のために、現年度分保険税の収納率向上はもとより、過年度分の滞納解消に向け、今後ともなお一層の努力をお願いしたい」との意見、要望がありましたことを申し添えます。 次に、請願第1号公立学校教職員の人件費半額国庫負担制度を中心とする義務教育費国庫負担制度の堅持に関する請願については、採決の結果、全員一致をもって採択すべきものと決しました。 続きまして、継続審査に付しておりました請願1件、陳情2件について申し上げます。 まず、平成16年請願第9号教育基本法の早期改正を求める意見書の提出を求める請願については、採決の結果、全員一致をもって採択すべきものと決しました。 次に、平成17年陳情第1号青少年の健全育成に関する基本法の制定を求める意見書の提出についての陳情は、審査の過程で、陳情者に字句の一部を変更することの了承を得たことから、採決の結果、願意妥当と認め、採択すべきものと決しました。 次に、平成16年陳情第2号国庫負担の増額で介護保険の改善を求める陳情については、陳情内容と現況がそぐわない点が見られるなどの理由から、採決の結果、賛成者なく不採択にすべきものと決しました。 以上で報告を終わります。よろしく御審議をいただきますようお願い申し上げます。(降壇)
    ○議長(橋口定幸君) 次に、産業建設常任委員長の報告を求めます。 ◆10番(井上久昭君) (登壇)今期定例会において、産業建設常任委員会に付託を受けました議案について、その審査の経過と結果を御報告申し上げます。 議案第52号平成17年度西都市一般会計予算補正(第1号)についてのうち、付託を受けました第1表歳出 総務費中、開発推進費、農林水産業費、商工費、土木費、教育費中、学習等供用施設建設費、議案第54号平成17年度西都市簡易水道事業特別会計予算補正(第1号)について、議案第55号平成17年度西都市営住宅事業特別会計予算補正(第1号)について、議案第57号市有財産の処分及び無償譲渡について、以上、4件の議案につきましては、いずれも別段異議なく全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、ある委員より、一般会計予算に関連して、「農林水産業費中、林道費において、単独の作業道路整備に係る予算計上が現在のところなされていない。したがって、中山間地の整備が十分図られないと考えられる。今後、予算計上されるよう検討をお願いしたい。(訂正後の形で掲載、発言の訂正270頁)」との要望がありましたので申し添えます。 以上で報告を終わります。よろしく御審議いただきますようお願いいたします。(降壇)     (「議長、議事進行について」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 暫時休憩をいたします。                              午前10時32分 休憩                              午前10時33分 開議 ○議長(橋口定幸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ◆10番(井上久昭君) 発言の訂正をお願いしたいと思います。 農業予算についてでありますが、一般会計予算に関連して、「農業水産業費中、林道費において、単独の作業道路整備に係る予算計上が現在のところなされていない。したがって、中山間地の整備が十分図られていないと考えられる。今後、予算計上されるよう検討をお願いしたい」との要望がありましたので申し添えいたしますというふうに訂正をお願いしたいと思います。 ○議長(橋口定幸君) 以上で委員長の報告を終わります。--------------------------------------- △質疑 ○議長(橋口定幸君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。 まず、総務常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 質疑なしと認めます。 次に、文教厚生常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 質疑なしと認めます。 次に、産業建設常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 質疑なしと認めます。 これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。--------------------------------------- △討論 ○議長(橋口定幸君) これより一括して討論に入ります。討論の通告がありますので、発言を許します。まず、3番内藤邦弘君の発言を許します。 ◆3番(内藤邦弘君) (登壇)私は、本議会に提案されました議案第52号平成17年度西都市一般会計予算補正(第1号)に賛成の立場から若干の意見と要望を申し上げ討論いたします。 本案は、農林水産業費に競争力強化生産総合対策事業費など7億2,073万6,000円、土木費に市道改良事業費など4億2,174万8,000円を増額補正しようとするものであり、歳入歳出それぞれ12億4,880万2,000円を増額補正しようとするものであります。 これらのものにつきましては、本市の現状をかんがみた場合、速やかに執行されるべきものと考えます。しかし、総務費中企画費、第3次総合計画の見直しに伴うコンサルタントへの委託料740万円につきましては、施政方針や市長答弁と整合性がとれていないのではないかと考え、意見を申し添えます。 市長は、施政方針の中で、市民の活力、企業や団体の活力を増進させ、かつてのにぎわいのあった西都市を取り戻すためには、時代に適応した新たな再生プランが必要である、そこで私は魅力ある元気なふるさとづくりを目指して、再生における課題を7つの分野に分け検討し、この計画を本市の総合計画の重要な柱として位置づけ、総合計画の見直しを行うと明言されております。さらに7つの分野の一番最初に、市民の力が存分に発揮される協働型社会づくりを上げられ、この計画を策定するために全庁的なプロジェクトを立ち上げ、市民の多くの意見や提言を聴取すると言われております。 また、一般質問での答弁においても、市民と協働で計画の見直しを図ると答弁されております。まさしくそのとおりであり、私自身も市長の掲げる改革と再生を成すためには、いくら困難であろうとも行政と市民と議会とが一体となって新しい西都づくりのために産みの苦しみを分かち合い、第3次総合計画の見直しを図るべきであると考えます。とすれば、なぜ高額のコンサルタントへの委託料が必要なのでしょうか。もちろん当局の説明を十分に聞き、理解したところではありますが、施政方針との整合性という点で大きな疑問を感じるのであります。 また、この私の疑問と同じ趣旨の質問がほかの議員より議案質疑でなされたところ、市長は担当課に責任を転嫁するような発言をなさいました。市長におかれましては、このようなあいまいな姿勢ではなく、みずからの責任でみずからの施政方針に基づき、それぞれの事業の趣旨に沿った予算執行をなされますよう強く要望し、討論を終わります。(降壇) ○議長(橋口定幸君) 次に、22番狩野保夫君の発言を許します。 ◆22番(狩野保夫君) (登壇)日本共産党はただいま議題となりました議案のうち、議案第48号、議案第53号、議案第57号の3件の議案については賛成できません。よって、私は賛成できない主な理由と若干の意見を申し上げ討論を行います。 また、今議会で結論が出される請願、陳情のうち、平成16年請願第9号については反対の立場から、平成16年陳情第2号については賛成の立場から討論を行いたいと思います。 まず、議案第48号西都市国民健康保険税条例の一部改正について、及び議案第53号平成17年度西都市国民健康保険事業特別会計予算補正(第1号)についてであります。本2件の議案は、関連する議案でありますので、一括して討論をしたいと思います。 議案第48号は、予算に見合う賦課を行うため、所要の整備をしようとするものであり、議案第53号は、それに伴う予算を補正する議案であります。私が本案に賛成できないのは、大幅増税となる今回の条例改正は、市民の命と健康、暮らしを守る立場から判断するとき、とても賛成できる内容ではないからであります。今回の改正では、平成17年度国保税の医療分、介護分を確定賦課するために、所得割、資産割、均等割、平等割等の改正提案がされています。 まず、医療分の改正内容を見ますと、所得割の税率100分の7.93を10.60に、資産割の税率100分の12.00を16.00に、均等割税額2万3,300円を2万6,600円に、平等割税額2万3,700円を2万6,900円に引き上げるというものです。 次に、介護分の改正を見ますと、所得割の税率100分の1.23を1.90に、資産割の税率100分の1.98を2.15に、均等割税額6,380円を7,900円に、平等割税額4,578円を6,680円に引き上げるというものです。 提案どおり条例改正が行われますと、医療分の平均税額は、被保険者1人当たりで前年度に比べ1万249円上がって6万9,152円に、世帯当たりで前年度より2万638円上がって15万1,601円になります。 また、介護分の平均税額は、被保険者1人当たりで前年度に比べ5,079円上がって2万3,429円に、世帯当たりで前年度より7,292円上がって3万2,790円になります。まさに大変な増税が市民の皆さんに賦課されることになる改正であります。 私は、国保税は市民の命と健康、暮らしを守る問題だと位置づけ、繰り返し減税を求めてきました。それは高い税負担が大変深刻な問題を引き起こしているからです。その一つが、払いたくても払えない世帯が増加しているということです。私は昭和53年に議員になりましたが、当時の累計滞納額は約1,370万円程度でした。その後、滞納は年々増加して、平成15年度決算における累計滞納額は3億6,600万円です。それも毎年数千万の不納欠損額を出しての数字です。これは世帯当たりにすると4万5,000円にもなります。その滞納世帯ですが、平成16年度の出納閉鎖日で1,527人もあります。同年度の被保険者世帯数は8,166世帯ですから、実に18.7%の世帯が滞納しているということになります。 もう一つの問題は、税金を滞納することにより、保険証がもらえない世帯が発生しているということです。平成17年度の保険証の更新日である5月1日には、被保険者世帯の17.7%に当たる1,453世帯が未交付世帯でした。その後、納税相談などで交付が進められましたが、それでも出納閉鎖時の5月末現在で509世帯が未交付世帯となっています。まさに金の切れ目が命の切れ目になりかねない深刻な状況にあるということです。このような状況になっている主な原因としては、長引く経済不況による倒産やリストラ、賃下げによるもの、また農業や商業の深刻な経営不振等があります。こういうときに大幅な増税を行うことは、市民生活にとっていかに大変なことであるかということです。 では、もっと減税の努力をできなかったのかということですが、私はできたと思います。それは予備費が8,000万円計上してあります。そして繰越金の中から3,000万円を積立金に回しています。また納税組合への奨励金1,600万円も計上されています。これらを合計しますと1億2,600万円にもなります。これは税額に換算すると、1世帯当たり1万5,000円になります。医療費を予測し、予算を立てなければならないという国保会計の問題点もわかりますし、国保会計の上から全額を減税対策に計上することは困難だということは理解していますが、しかし全額とはいかなくても、努力をすれば5,000円でも1万円でも減税を図ることはできたのではないかということであります。 また、市民の命や健康、暮らしを守る立場に立てば、予備費や納税奨励金等について、一般会計からでも繰り入れ、減税対策を図る、そういう努力が求められたと思うのであります。市長は市民が主役の市政を訴えられて市長になられました。そして、施政方針では、市政運営の理念は、生活者基点の姿勢だと述べられました。また、「えがおで元気に健康さいと」、「えがおで元気にすこやかさいと」の計画のもとに、健康づくりに取り組んでまいりますとの方針を示されました。私もぜひそうした市政を実現してほしいと思いますし、市民の皆さんも期待されていると思います。 しかし、税金を払いたくても払えない、保険証ももらえない、そのために病院も行けない市民がたくさんおられるときに、大幅な税金を上げて、どうして市民が主役、生活者基点の市政ができるというのでしょうか。私は疑問でなりません。財政が厳しいもとでの国保会計をどう運営したらよいのか、ぜひ検討していただき、税負担軽減の努力をしていただきたいと思います。とりわけ保険証の未交付世帯をなくし、市民だれもが安心して医療を受けられるような対策を図られることを条例改正に当たり、強く求めておきたいと思います。 次に、議案第57号市有財産の処分及び無償譲渡についてであります。本案は、東九州サングリーン企業団地に進出予定の誘致企業に、土地を処分及び無償譲渡しよとするものであります。賛成できない主な理由は、特定の企業への優遇措置は問題であり、広く市民の理解が得られるものではないと考えるからであります。 この件に関して、西都市は、さきの4月の臨時議会において東九州サングリーン企業団地に進出予定の誘致企業、岩乃鶴酒造株式会社の建設用地として、西都市土地開発公社から宅地6万4,190.22平方メートル、約1万9,452坪、山林3万6,656平方メートル、1万1,108坪の土地を取得しました。その単価は、宅地が平方メートル当たり8,500円、山林が1,088円で、取得額は宅地、山林と合わせて総額5億8,549万8,598円でした。 今回の提案で問題だと思いますのは、取得した土地のうち、宅地については、平方メートル当たり8,500円で購入したものを2,450円値引きして6,050円で処分すること。また山林については、無償で譲渡することにあります。提案されている議案では、宅地を3億8,835万831円で処分するというものですから、取得時の価格との差額から見ますと、西都市は1億9,714万7,767円の負担をすることになります。優遇措置はこれだけではありません。土地購入等には限度額5,000万円の助成措置が講じられていますので、これらを含めますと、市の実質財政負担額は2億4,000万円を超えます。 私は、企業誘致に対する基本的な態度として、繰り返し申し上げてきておりますように、平和産業であり無公害企業、そして地元の人たちを雇用し、西都市の発展に貢献する企業であれば大いに賛成の立場であります。しかし誘致企業だからということで、土地を安く売り、設備投資に多額の助成措置を行い、市民から提供していただいた大事な財産を無償で提供することに対して、市民から理解が得られるか、疑問だと言わなければなりません。今財政が厳しいということが繰り返し強調され、福祉や教育市民サービスにさまざまな形で影響が出てきています。ところが特定の誘致企業には多額の税金を投入して、今回のような特別な優遇を行うことは問題だと思います。 以上の立場から賛成できないのであります。御理解をいただきたいと思います。 以上が議案に対する討論です。 次に、平成16年請願第9号教育基本法の早期改正を求める意見書の提出を求める請願について、反対の立場から討論を行います。 本請願は、平成16年11月30日に、西都市穂北川越佑一氏より提出されたものです。本請願に反対する主な理由は、日本教育改革のためと称して、伝統、文化の尊重と愛国心の育成、家庭の意義と家庭教育の重視、道徳、宗教的情操の涵養、教育行政の責任の明確化などの観点から、教育基本法の早期改正を政府に求めていますが、この改正のねらいとするところは、国を愛する心や公共の精神を強調し、有事立法や憲法改正の動きと一体となって、再び戦争する国づくり、人づくりへの道を開くものであると考えるからであります。 現行教育基本法は、教育の目的を、教育は人格の完成を目指し、平和的な国家及び社会の形成者として真理と正義を愛し、個人の価値を尊び、勤労と責任を重んじ、自主的精神に満ちた心身ともに健康な国民の育成を期して行わなければならないとされ、だれでも人として価値があり、個人の自己実現、個性の能力を育てることをうたっています。まさに世界に誇るべき崇高な法律であります。 請願の趣旨で述べている今日の社会が直面している深刻な現状をつくりだしている原因は、昭和22年以来改正されなかった教育基本法にあるのではなく、その精神を生かしてこなかった政治にあると言わなければなりません。そのことを正しく見ないで、教育基本法に原因を求め、改正を求めることは憲法の立場からも重大な問題だと言わなければなりません。よって、私は本市議会がこの請願を採択し、意見書を出すことには反対であることを強く申し上げ、反対討論とします。 次に、平成16年陳情第2号国庫負担の増額で介護保険の改善を求める陳情について賛成の立場から討論を行います。本陳情は、平成16年10月15日に宮崎県社会保障推進協議会会長小川和憲氏から提出されたものであります。 本陳情に賛成する理由は、陳情の趣旨また陳情項目は安心できる介護保険制度の充実を願う多くの国民、市民の願いと一致するものだと思うからであります。御承知のように平成12年4月からスタートした介護保険制度は、保険料が高い、利用料の負担が重くて利用できない。施設の入所を待っているがなかなか入所できないなど、多くの問題点を生み出し、保険あって介護なしという状況をつくり出していると思います。ところが現在国会で審議されている介護保険法改正案は、国民の願うこれらの問題の解決を目指すのではなく、特別養護老人ホームなどの施設利用者からホテルコストの名で居住費を徴収する、食費も現行の一部負担からの全額負担に拡大する、軽度の人が利用する介護サービスを制限する内容など、まさに改悪が行われようとしております。施設利用の居住費、食費負担の徴収は10月から予定ですが、年金収入が7万円ぐらいの場合、居住費、食費、利用料の合計が8万5,000円にもなると言われています。しかもこうした負担は、施設入所者だけでなく、在宅介護のショートステイやデイサービスの利用者にも負担させられます。10日間のショートステイなら入所者の1カ月の居住費、食費の3分の1の負担が求められます。在宅介護にも大きなサービス負担としてサービスの削減を強いているのがホテルコスト導入であります。これは、国の社会保障支出を削減するために、給付の削減と負担ばかりを押しつけるものであり、介護制度の改悪の名に値しないものだと言わなければなりません。頼みの介護保険が改悪されたら、介護を受けておられる方はもちろんのこと、それを支える家族にとっても大変なことになることは余りにも明白であります。 今回の陳情は、こうした介護保険の保険法の見直しが行われることを考えて、国庫負担を増額し、介護保険の改善を国に対して求めようとするものであります。具体的な陳情項目を見てみますと、①介護保険利用料を2割から3割に引き上げることをやめること、②住民税や非課税の利用料を3%とすること、③介護保険施設の部屋代、食費などの利用者負担をふやさないこと、④保険料の引き上げや20歳からの徴収をやめること、⑤国の制度として保険料の減免制度を設けること、⑥障害者支援制度との統合をやめること、⑦要支援介護度1のヘルパー利用料を制限しないこと、⑧施設や居宅サービスの整備を国の責任で進めること等であります。この陳情の趣旨、求めている項目こそ、だれもが安心できる介護保険制度の充実を願う多くの国民、市民の願いと一致するものではないでしょうか。そういう立場から、本市議会が介護保険制度の充実を願う立場に立つならば、今陳情を採択し、意見書を国に上げることは最も重要な責任と役割ではないかと考えるのであります。しかしながら、本陳情を審査した委員会では不採択との結論でしたが、本会議においてはぜひ全会一致での採択を要望して、賛成討論を終わります。 以上でありますが、討論を終わるに当たり一言申し上げておきたいと思います。今議会は橋田市長にとって施政方針を表明されるなど、重要な議会であったと思います。是々非々の立場で率直な意見を申し上げましたが、ぜひ市民の期待にこたえられ、市民の暮らしを豊かにし、市政発展に全力を挙げられることを心から願いまして討論を終わります。 以上です。(降壇) ○議長(橋口定幸君) 以上で、通告による討論を終わりました。 ほかに討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。--------------------------------------- △採決 ○議長(橋口定幸君) これより議案第42号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長の報告は同意であります。本案は委員長報告のとおり同意することに御異議ありませんか。     (「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。 本案に賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(橋口定幸君) 起立多数であります。よって、議案第42号監査委員の選任については、同意することに決しました。 ○議長(橋口定幸君) 暫時休憩いたします。                              午前10時56分 休憩                              午前11時01分 開議 ○議長(橋口定幸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これより議案第43号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長の報告は同意であります。本案は委員長報告のとおり同意することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 御異議なしと認めます。よって、議案第43号教育委員会委員の任命については、これに同意することに決しました。 ○議長(橋口定幸君) 暫時休憩をいたします。                              午前11時02分 休憩                              午前11時03分 開議 ○議長(橋口定幸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これより議案第44号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長の報告は適任であります。本案は委員長報告のとおり適任と認めることに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 御異議なしと認めます。よって、議案第44号人権擁護委員候補者の推薦については、これを適任と認めることに決しました。 これより議案第45号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 御異議ありますので、起立により採決をいたします。 本案に賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(橋口定幸君) 起立多数であります。よって、議案第45号は原案のとおり可決されました。 これより議案第46号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 御異議がありますので、起立により採決をいたします。 本案に賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(橋口定幸君) 起立多数であります。よって、議案第46号は原案のとおり可決されました。 これより議案第47号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 御異議なしと認めます。よって、議案第47号は原案のとおり可決されました。 これより議案第48号を起立により採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(橋口定幸君) 起立多数であります。よって、議案第48号は原案のとおり可決されました。 これより議案第49号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 御異議なしと認めます。よって、議案第49号は原案のとおり可決されました。 これより議案第50号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 御異議なしと認めます。よって、議案第50号は原案のとおり可決されました。 これより議案第51号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 御異議なしと認めます。よって、議案第51号は原案のとおり可決されました。 これより議案第52号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 御異議なしと認めます。よって、議案第52号は原案のとおり可決されました。 これより議案第53号を起立により採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(橋口定幸君) 起立多数であります。よって、議案第53号は原案のとおり可決されました。 これより議案第54号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 御異議なしと認めます。よって、議案第54号は原案のとおり可決されました。 これより議案第55号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 御異議なしと認めます。よって、議案第55号は原案のとおり可決されました。 これより議案第56号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 御異議なしと認めます。よって、議案第56号は原案のとおり可決されました。 これより議案第57号を起立により採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(橋口定幸君) 起立多数であります。よって、議案第57号は原案のとおり可決されました。 これより平成17年請願第1号を採決いたします。 お諮りいたします。 本件に対する委員長の報告は採択であります。本件は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 御異議なしと認めます。よって、平成17年請願第1号はこれを採択することに決しました。 これより平成16年請願第9号を起立により採決いたします。 お諮りいたします。 本件に対する委員長の報告は採択であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(橋口定幸君) 起立多数であります。よって、平成16年請願第9号はこれを採択することに決しました。 これより平成17年陳情第1号を採決いたします。 お諮りいたします。 本件に対する委員長の報告は採択であります。本件は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 御異議なしと認めます。よって、平成17年陳情第1号はこれを採択することに決しました。 これより平成16年陳情第2号を採決いたします。 お諮りいたします。 本件に対する委員長の報告は不採択でありますので、原案について採決いたします。本件は、これを採択することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(橋口定幸君) 起立少数であります。よって、平成16年陳情第2号はこれを不採択とすることに決しました。--------------------------------------- △陳情(第2号)の継続について ○議長(橋口定幸君) 日程第23、陳情の継続の件を議題といたします。平成17年陳情第2号については、閉会中の継続審査に付されている事件でありますが、所管の常任委員会において目下審査中のため、委員長からさらに閉会中の継続審査の申し出があります。 お諮りいたします。 本件は委員長からの申し出のとおり、さらに閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 御異議なしと認めます。よって、平成17年陳情第2号については、さらに閉会中の継続審査に付することに決しました。--------------------------------------- △議員提出議案(第3号) ○議長(橋口定幸君) 10番井上久昭君から所定の賛成を得て議案の提出がありますので、事務局長に朗読いたさせます。議案はお手元に配付を終わっております。 (事務局長朗読) 議員提出議案第3号 道路整備促進のための道路特定財源制度の堅持を求める意見書(案)の提出について 標記のことについて、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出いたします。 平成17年6月20日 西都市議会議長 橋口定幸殿 提出者 西都市議会議員 井上久昭 賛成者 西都市議会議員 浜砂百敏  〃     〃    吉野和博  〃     〃    中野 勝  〃     〃    松浦幸男  〃     〃    弓削春男  〃     〃    野村隆志  〃     〃    横山昭雄 (提案理由) 道路整備促進のための道路特定財源制度の堅持を求めるため意見書を提出しようとするものである。--------------------------------------- △議員提出議案(第3号)上程 ○議長(橋口定幸君) 日程第24、議員提出議案第3号を議題といたします。 議案の朗読は省略いたします。--------------------------------------- △提案理由説明 ○議長(橋口定幸君) 提出者に提案理由の説明を求めます。 ◆10番(井上久昭君) (登壇)意見書(案)を朗読することで、提案理由にかえさせていただきます。 道路整備促進のための道路特定財源制度の堅持を求める意見書(案) 道路は、活力ある地域社会を形成し、真に豊かで潤いのある生活の実現を図るうえで最も基本的な社会資本である。 特に、本県においては、道路交通への依存度が極めて高いにもかかわらず、道路の整備が立ち遅れていることから、道路の整備促進は市民が等しく熱望するところである。活力ある地域社会を形成し、市民生活の利便性や福祉の向上を図るため、東九州自動車道をはじめとする高規格幹線道路から国道、県道、市町村道に至るまで、道路ネットワークの整備による「県内一時間構想」の早期実現が緊急かつ最重要課題である。 道路特定財源制度は、受益者負担や原因者負担の理念に基づく、極めて合理的な制度であり、道路整備促進のための財源を、安定的に確保していく上で不可欠な制度である。 また、道路特定財源については、一部の使途拡大がなされ、今後さらなる使途拡大や一般財源化についての議論が再燃することが懸念されるところである。 よって、遅れた地方の道路整備を着実に推進するため、道路特定財源制度の堅持を求め所要の道路財源を確保するとともに、下記の事項について、強く要望する。 記 1.自動車重量税、揮発油税、軽油引取税等の道路特定財源制度を堅持し、一般財源化や他の用途に転用することなく、その全額を道路整備に充当すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成17年6月23日 宮崎県西都市議会 (提出先) 内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、国土交通大臣殿 以上、よろしくご審議いただきますようお願いいたします。(降壇)--------------------------------------- △質疑 ○議長(橋口定幸君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。--------------------------------------- △委員会付託省略 ○議長(橋口定幸君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議員提出議案第3号については、会議規則第37条第2項の規定により、常任委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 御異議なしと認めます。よって、お諮りいたしました議員提出議案第3号は常任委員会の付託を省略することに決しました。--------------------------------------- △討論 ○議長(橋口定幸君) これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。--------------------------------------- △採決 ○議長(橋口定幸君) これより議員提出議案第3号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 御異議がございますので、起立により採決いたします。 本案に賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(橋口定幸君) 起立多数であります。よって、議員提出議案第3号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議員提出議案(第4号) ○議長(橋口定幸君) 16番弓削春男君から所定の賛成を得て議案の提出がありますので、事務局長に朗読いたさせます。議案はお手元に配付を終わっております。 (事務局長朗読) 議員提出議案第4号 地方六団体改革案の早期実現に関する意見書(案)の提出について 標記のことについて、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出いたします。 平成17年6月20日 西都市議会議長 橋口定幸殿 提出者 西都市議会議員 弓削春男 賛成者 西都市議会議員 野村隆志  〃     〃    井上久昭  〃     〃    河野方州  〃     〃    緒方敦男  〃     〃    黒木正善  〃     〃    浜砂一郎 (提案理由) 地方六団体が提案した改革案の早期実現を求めるため意見書を提出しようとするものである。--------------------------------------- △議員提出議案(第4号)上程 ○議長(橋口定幸君) 日程第25、議員提出議案第4号を議題といたします。 議案の朗読は省略いたします。--------------------------------------- △提案理由説明 ○議長(橋口定幸君) 提出者に提案理由の説明を求めます。 ◆16番(弓削春男君) (登壇)意見書(案)を朗読することにより説明にかえさせていただきます。 地方六団体改革案の早期実現に関する意見書(案) 地方六団体は、「基本方針2004」に基づく政府からの要請により、昨年8月に地方分権の理念に沿った三位一体の改革に実現すべく、地方六団体の総意として、その改革案を小泉内閣総理大臣に提出したところである。 しかしながら、昨年11月の「三位一体の改革について」の政府・与党合意の税源移譲案は、その移譲額を平成16年度分を含め、概ね3兆円とし、その約8割を明示したものの、残りの約2割については、平成17年度中に検討を行い、結論を得るとし、多くの課題が先送りをされ、真の地方分権改革とは言えない状況にある。 よって、国においては、平成5年の衆・参両院による地方分権推進に関する全会一致の国会決議をはじめ、地方分権一括法の施行といった国民の意思を改めて確認し、真の「三位一体の改革」の実現を図るため、残された課題等について、地方六団体の提案を十分踏まえ、改革案の実現を強く求めるものである。 記 1.地方六団体の改革案を踏まえた概ね3兆円規模の税源移譲を確実に実現すること。 2.生活保護費負担金及び義務教育費国庫負担金等の個別事項の最終的な取り扱いは、「国と地方の協議の場」において協議・決定するとともに、国庫負担率の引き下げは絶対認められないこと。 3.政府の改革案は、地方六団体の改革案の一部しか実現されておらず、地方六団体の改革案を優先して実施すること。 4.地方六団体の改革案で示した平成19年度から21年度までの第2期改革案について、政府の方針を早期に明示すること。 5.地方交付税制度については、「基本方針2004」及び「政府・与党合意」に基づき、地方公共団体の財政運営に支障が生じないよう、法定率分の引き上げを含み地方交付税総額を確実に確保するとともに、財源保障機能、財源調整機能を充実強化すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成17年6月23日 宮崎県西都市議会 提出先につきましては、下記の記載のとおりであります。 よろしくご審議くださいますようお願いいたします。(降壇)--------------------------------------- △質疑 ○議長(橋口定幸君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。--------------------------------------- △委員会付託省略 ○議長(橋口定幸君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議員提出議案第4号については、会議規則第37条第2項の規定により、常任委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 御異議なしと認めます。よって、お諮りいたしました議員提出議案第4号は常任委員会の付託を省略することに決しました。--------------------------------------- △討論 ○議長(橋口定幸君) これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。--------------------------------------- △採決 ○議長(橋口定幸君) これより議員提出議案第4号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第4号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議員提出議案(第5号) ○議長(橋口定幸君) 16番弓削春男君から所定の賛成を得て議案の提出がありますので、事務局長に朗読いたさせます。議案はお手元に配付を終わっております。 (事務局長朗読) 議員提出議案第5号 地方議会制度の充実強化に関する意見書(案)の提出について 標記のことについて、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出いたします。 平成17年6月20日 西都市議会議長 橋口定幸殿 提出者 西都市議会議員 弓削春男 賛成者 西都市議会議員 野村隆志  〃     〃    井上久昭  〃     〃    河野方州  〃     〃    緒方敦男  〃     〃    黒木正善  〃     〃    浜砂一郎 (提案理由) 地方議会制度の充実強化を求めるため意見書を提出しようとするものである。--------------------------------------- △議員提出議案(第5号)上程 ○議長(橋口定幸君) 日程第26、議員提出議案第5号を議題といたします。 議案の朗読は省略いたします。--------------------------------------- △提案理由説明 ○議長(橋口定幸君) 提出者に提案理由の説明を求めます。 ◆16番(弓削春男君) (登壇)意見書(案)を朗読することにより提案理由といたします。 地方議会制度の充実強化に関する意見書(案) 平成5年の衆参両議院における地方分権推進決議以降、地方分権一括法の施行や市町村合併に伴う地方自治にかかる地勢図の変化など、地方議会を取り巻く環境は、近時大きく変化してきている。 また、今日、三位一体の改革などが進められる中で、税財政面での自己決定権が強まれば、それに伴い議会の執行機関に対する監視機能を強化し、自ら住民のための政策を発信していかなければならないのは必然である。 このような中、二元代表制の下での地方議会の役割は一層その重要性を増していることから、住民自治の代表機関である議会の機能の更なる充実と、その活性化を図ることが強く求められている。一方、各議会においては、自らの議会改革等を積極的に行っているところであるが、これらの環境に対応した議会の機能を十分発揮するためには、解決すべき様々な制度的課題がある。 こうした課題は、現行の地方自治法が制定後60年経過し、「議会と首長との関係」等にかかわる状況が変化しているにもかかわらず、ほとんど見直されておらず、議会にかかる制度が実態にそぐわなくなっていることから、議会制度全般にわたる見直しが急務である。 21世紀における地方自治制度を考えるとき、住民自治の合議体である「議会」が自主性・自律性を発揮してはじめて「地方自治の本旨」は実現するものであり、時代の趨勢に対応した議会改革なくして、地方分権改革は完結しないと考える。 よって、国におかれては、現在、第28次地方制度調査会において「議会のあり方」を審議項目として取り上げ、活発な審議が行われているところであるが、地方議会制度の規制緩和・弾力化はもとより、①議長に議会招集権を付与すること、②委員会にも議案提出権を認めること、③議会に付属機関の設置を可能とすることなど、地方議会の権能強化及びその活性化のため、抜本的な制度改正が図られるよう強く求める。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成17年6月23日 宮崎県西都市議会 提出先は記載のとおりであります。 よろしくご審議をいただきますようお願い申し上げます。(降壇)--------------------------------------- △質疑 ○議長(橋口定幸君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。--------------------------------------- △委員会付託省略
    ○議長(橋口定幸君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議員提出議案第5号については、会議規則第37条第2項の規定により、常任委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 御異議なしと認めます。よって、お諮りいたしました議員提出議案第5号は常任委員会の付託を省略することに決しました。--------------------------------------- △討論 ○議長(橋口定幸君) これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。--------------------------------------- △採決 ○議長(橋口定幸君) これより議員提出議案第5号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第5号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議員提出議案(第6号) ○議長(橋口定幸君) 15番緒方敦男君から所定の賛成を得て議案の提出がありますので、事務局長に朗読いたさせます。議案はお手元に配付を終わっております。 (事務局長朗読) 議員提出議案第6号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書(案)の提出について 標記のことについて、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出いたします。 平成17年6月23日 西都市議会議長 橋口定幸殿 提出者 西都市議会議員 緒方敦男 賛成者 西都市議会議員 松本良文  〃     〃    井上 司  〃     〃    吉野元近  〃     〃    河野方州  〃     〃    池田明男  〃     〃    池沢正博  〃     〃    黒木正善 (提案理由) 教育の機会均等と教育制度の維持向上を図るため、義務教育費国庫負担制度を堅持するよう意見書を提出しようとするものである。--------------------------------------- △議員提出議案(第6号)上程 ○議長(橋口定幸君) 日程第27、議員提出議案第6号を議題といたします。 議案の朗読は省略いたします。--------------------------------------- △提案理由説明 ○議長(橋口定幸君) 提出者に提案理由の説明を求めます。 ◆15番(緒方敦男君) (登壇)意見書を朗読することにより提案理由とさせていただきます。 義務教育費国庫負担制度は、教育の機会均等と教育制度の維持向上を図る制度として完全に定着しており、現行教育制度の重要な根幹をなしている。 しかし政府は、1985年度以来、義務教育費国庫負担制度の「見直し」を行い、義務教育諸学校の旅費・教材費・恩給費・共済追加費用・退職手当・児童手当の一般財源化を進めてきている。 これらは、教育の機会均等とその水準の維持向上をうたった「負担法」の趣旨を後退させる制度改革にほかならない。 さらに今後、学校事務職員および学校栄養職員だけでなくすべての教職員の給与費を義務教育費国庫負担制度から適用除外する方向であると伝えられている。 このような国の財政事情による地方への負担転嫁は、地方財政に大きな影響を与えるだけでなく、義務教育の円滑な推進に支障を来たすものである。 よって、政府においては、義務教育費国庫負担制度を堅持されるよう強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成17年6月23日 宮崎県西都市議会 提出先は記載のとおりであります。 よろしくご審議をいただきますようにお願い申し上げます。(降壇)--------------------------------------- △質疑 ○議長(橋口定幸君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。--------------------------------------- △委員会付託省略 ○議長(橋口定幸君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議員提出議案第6号については、会議規則第37条第2項の規定により、常任委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 御異議なしと認めます。よって、お諮りいたしました議員提出議案第6号は常任委員会の付託を省略することに決しました。--------------------------------------- △討論 ○議長(橋口定幸君) これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。--------------------------------------- △採決 ○議長(橋口定幸君) これより議員提出議案第6号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第6号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議員提出議案(第7号) ○議長(橋口定幸君) 15番緒方敦男君から所定の賛成を得て議案の提出がありますので、事務局長に朗読いたさせます。議案はお手元に配付を終わっております。 (事務局長朗読) 議員提出議案第7号 教育基本法の早期改正を求める意見書(案)の提出について 標記のことについて、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出いたします。 平成17年6月23日 西都市議会議長 橋口定幸殿 提出者 西都市議会議員 緒方敦男 賛成者 西都市議会議員 松本良文  〃     〃    井上 司  〃     〃    吉野元近  〃     〃    河野方州  〃     〃    池田明男  〃     〃    池沢正博  〃     〃    黒木正善 (提案理由) 時代の大きな変化の中で、日本の教育を新しい時代にふさわしく再構築するため、教育基本法を早期改正するよう意見書を提出しようとするものである。--------------------------------------- △議員提出議案(第7号)上程 ○議長(橋口定幸君) 日程第28、議員提出議案第7号を議題といたします。 議案の朗読は省略いたします。--------------------------------------- △提案理由説明 ○議長(橋口定幸君) 提出者に提案理由の説明を求めます。 ◆15番(緒方敦男君) (登壇)意見書を朗読することにより提案理由とさせていただきます。 わが国の教育は、民主的で文化的な国家の建設を目指した教育基本法のもと半世紀にわたり、目覚しく普及し、発展するとともに、社会経済の発展にも大きく貢献してきた。 しかしながら、戦後約60年(訂正後の形で掲載、発言の訂正289頁)を経て、社会情勢は大きく変化し、子どもの問題行動や社会性の希薄化、さらには家庭や地域社会における教育力の低下や、伝統・文化の尊厳の欠如など、教育の在り方そのものが問われている。 こうした中、昨年11月、文部科学大臣の諮問機関である中央教育審議会は、教育基本法の抜本的な見直しが必要とした中間報告をまとめたところである。 わが国の次代を担う子どもたちが、将来に夢や希望を抱き、生きる力を持ってたくましく育って行くには、今こそ、新しい時代の教育の基本像を明確に提示するとともに、それを確実に実現していくことが重要である。 よって国においては、社会の存立基盤である教育の新しい時代における在り方を真剣に検討し、中・長期的視野に立ち、教育施策を総合的かつ計画的に推進し、「人材・教育大国」の実現に取り組むとともに、歴史や伝統文化を尊重し、郷土や国を大切にする心、そして社会の形成者としての公徳心や国際感覚を併せ持った人材を育成する観点から、次期国会に教育基本法改正案を提出し、早期に改正されるよう強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成17年6月23日 宮崎県西都市議会 提出先は記載されたとおりであります。 よろしくご審議をいただきますようにお願い申し上げます。(降壇)     (「議長、議事進行について」と呼ぶものあり) ○議長(橋口定幸君) 暫時休憩をいたします。                              午前11時39分 休憩                              午前11時45分 開議 ○議長(橋口定幸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ◆15番(緒方敦男君) ただいま指摘がございました、戦後50年を経てという言葉を訂正させていただきますが、これは60年が、ことしの8月15日で60年になるそうでありますので、この文言の訂正を「戦後約60年」とさせていただきたいと思います。「社会情勢は大きく変化し」に直させていただきます。 以上です。--------------------------------------- △質疑 ○議長(橋口定幸君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。--------------------------------------- △委員会付託省略 ○議長(橋口定幸君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議員提出議案第7号については、会議規則第37条第2項の規定により、常任委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 御異議なしと認めます。よって、お諮りいたしました議員提出議案第7号は常任委員会の付託を省略することに決しました。--------------------------------------- △討論 ○議長(橋口定幸君) これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。--------------------------------------- △採決 ○議長(橋口定幸君) これより議員提出議案第7号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 御異議がありますので、起立により採決をいたします。 本案に賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(橋口定幸君) 起立多数であります。よって、議員提出議案第7号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議員提出議案(第8号) ○議長(橋口定幸君) 15番緒方敦男君から所定の賛成を得て議案の提出がありますので、事務局長に朗読いたさせます。議案はお手元に配付を終わっております。 (事務局長朗読) 議員提出議案第8号 「青少年の健全育成に関する基本法」の制定を求める意見書(案)の提出について 標記のことについて、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出いたします。 平成17年6月23日 西都市議会議長 橋口定幸殿 提出者 西都市議会議員 緒方敦男 賛成者 西都市議会議員 松本良文  〃     〃    井上 司  〃     〃    吉野元近  〃     〃    河野方州  〃     〃    池田明男  〃     〃    池沢正博  〃     〃    黒木正善 (提案理由) 青少年の健全育成に対する基本理念や方針などを明確にし、一貫性のある、包括的、体系的な法整備が必要であると考えるため、「青少年の健全育成に関する基本法」を制定するよう意見書を提出しようとするものである。--------------------------------------- △議員提出議案(第8号)上程 ○議長(橋口定幸君) 日程第29、議員提出議案第8号を議題といたします。 議案の朗読は省略いたします。--------------------------------------- △提案理由説明 ○議長(橋口定幸君) 提出者に提案理由の説明を求めます。 ◆15番(緒方敦男君) (登壇)意見書を朗読することにより提案理由とさせていただきます。 明日の社会を担う青少年の健全育成はすべての国民の願いである。しかしながら、今日、わが国の青少年の荒廃は、深刻な事態に直面している。青少年の荒廃の背景には、急増する離婚、児童・幼児虐待などに象徴される家庭崩壊の問題、倫理・道徳教育を軽んじ、知識偏重教育に偏り、人格形成の場としての役割を充分に果たしてこれなかった学校の問題、地域社会においては、4兆円を上回る性産業の氾濫などによって増大する有害環境の問題など、我々大人が「青少年を守り、育成する」という当然の義務を、果たしてこなかった結果といわざるを得ないのである。 これらの問題に対して、各都道府県では、青少年健全育成条例を設けて対処してきたが、今日の危機的な社会状況に充分対応しているとは言い難く、また、全国民的課題である青少年問題に対して、各都道府県単位で対応する限界性は以前より指摘されている。一方、国においても、従来それぞれの分野における諸法規により対処してきたが、いずれの法規も限られた分野での対症療法的な内容に留まっており、青少年の健全育成に関する包括的な法律は、いまだに整備されていない。平成11年に発表された、第15期青少年問題審議会(総理大臣の諮問機関)の答申においても、「青少年育成基本法」の必要性について言及されているところである。青少年を取り巻く環境の悪化が危惧される今日、いま、求められているのは、「家庭の価値」を基本理念に据えた、一貫性のある包括的、体系的な「青少年の健全育成に関する基本法」の制定と考える。 よって、政府におかれては、次の内容を含めた「青少年の健全育成に関する基本法」を早急に制定されるよう強く要望するものである。 記 ①「家庭の価値」を重視した青少年健全育成に関する基本理念・方針を定める ②家庭の責務、学校の責務、地域社会の責務を明確化する ③有害図書類(雑誌・ビデオ・パソコンソフト・CD-ROM等)の販売、貸出しは専門店のみで扱う ④有害図書類の自動販売機での販売禁止、広告の制限 ⑤テレビ番組のランク付けを義務化する「Vチップ制度」を導入し、有害番組の規制システムをつくる ⑥インターネット・パソコン通信等のわいせつ性、暴力性の高い画像などを規制する ⑦青少年を性犯罪から守るため、淫行処罰規定を法律として定め強化する 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成17年6月23日 宮崎県西都市議会 提出先は記載のとおりであります。 よろしくご審議をいただきますようお願い申し上げます。(降壇)--------------------------------------- △質疑 ○議長(橋口定幸君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。--------------------------------------- △委員会付託省略 ○議長(橋口定幸君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議員提出議案第8号については、会議規則第37条第2項の規定により、常任委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 御異議なしと認めます。よって、お諮りいたしました議員提出議案第8号は常任委員会の付託を省略することに決しました。--------------------------------------- △討論 ○議長(橋口定幸君) これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。--------------------------------------- △採決 ○議長(橋口定幸君) これより議員提出議案第8号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第8号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △常任委員会の所管事務調査について ○議長(橋口定幸君) 日程30、常任委員会の所管事務調査の件を議題といたします。 各常任委員長より、議席に配付いたしておりますとおり、所管事務調査のため、次期定例会まで閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。 本件は、申し出のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 御異議なしと認めます。よって、お諮りいたしました各常任委員会の所管事務調査につきましては、これを許可することに決しました。---------------------------------------農業委員会委員の推薦 ○議長(橋口定幸君) 日程31、農業委員会委員の推薦についてを議題といたします。 本件に関し、市長から推薦の依頼を受けておりますので、事務局長に朗読いたさせます。 (事務局長朗読) 平成17年5月26日 西都市議会議長 橋口定幸殿 西都市長 橋田和実 西都市農業委員会委員の推薦について(依頼) このことにつきまして、農業委員会等に関する法律第12条第2号に規定する選任による農業委員の任期が来る平成17年7月19日に満了となりますので、議会推薦の学識経験を有するもの4名以内の推薦をしていただきますようお願いいたします。 ○議長(橋口定幸君) 本件につきましては、議会運営委員会にお諮りいたしました結果、農業委員会等に関する法律第12条第2項の規定により、学識経験を有する4名以内の推薦については、議長において指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 御異議なしと認めます。よって、西都市大字茶臼原417番地4、原田初子氏、西都市大字上三財597番地、篠原友子氏の2名を議長において指名いたします。 お諮りいたします。 ただいま指名いたしましたとおり、2名を推薦することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 御異議なしと認めます。よって、原田初子氏、篠原友子氏を議会推薦の農業委員会委員として決定いたしました。--------------------------------------- △日程追加(会期延長の件) ○議長(橋口定幸君) お諮りいたします。 会期延長の件を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 御異議なしと認めます。よって、会期延長の件を議題とすることに決定いたしました。--------------------------------------- △会期延長の件 ○議長(橋口定幸君) 会期延長の件を議題といたします。 今期定例会の会期は、本日までと議決されておりますが、議事の都合により、6月24日まで1日間延長いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(橋口定幸君) 御異議なしと認めます。よって、会期は1日間延長することに決定いたしました。 以上で、本日の会議は全部終了いたしました。 次の本会議は、24日午前10時開議、議事日程は追って配付いたします。 本日はこれをもって散会いたします。                              午前11時57分 散会...