串間市議会 2017-12-08
平成29年第6回定例会(第6号12月 8日)
平成29年第6回定例会(第6号12月 8日)
平成29年12月8日(金曜日)午前10時開会
第 1 市政総体に対する一般質問
日程追加 議案第131号平成29年度串間市
一般会計補正予算(第11号)から議案第
142号串間市市長等の給与に関する条例等の一部を改正する条例
(上程、提案理由説明)
第 2 報告第9号平成29年度串間市
一般会計補正予算(第7号)の専決報告につい
て及び報告第10号平成29年度串間市
一般会計補正予算(第8号)の専決報
告について、議案第100号平成29年度串間市
一般会計補正予算(第9号)
から議案第142号串間市市長等の給与に関する条例等の一部を改正する条例
(質疑)
報告第9号平成29年度串間市
一般会計補正予算(第7号)の専決報告につい
て及び報告第10号平成29年度串間市
一般会計補正予算(第8号)の専決報
告について、議案第101号平成29年度串間市
一般会計補正予算(第10号
)から議案第142号串間市市長等の給与に関する条例等の一部を改正する条
例
{委員会付託(議案第129号及び議案第130号省略)}
第 3 請願・陳情
(上程、委員会付託)
日程追加 議案第100号平成29年度串間市
一般会計補正予算(第9号)
(委員会付託、委員長報告、委員長報告に対する質疑、討論、採決)
〇本日の会議に付した事件
1.市政総体に対する一般質問
2.報告第 9号 平成29年度串間市
一般会計補正予算(第7号)の専決報告に
ついて
3.報告第 10号 平成29年度串間市
一般会計補正予算(第8号)の専決報告に
ついて
4.議案第100号 平成29年度串間市
一般会計補正予算(第9号)
5.議案第101号 平成29年度串間市
一般会計補正予算(第10号)
6.議案第102号 平成29年度串間市
国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予
算(第3号)
7.議案第103号 平成29年度串間市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号
)
8.議案第104号 平成29年度
串間市民病院事業会計補正予算(第1号)
9.議案第105号 平成29年度串間市
簡易水道特別会計補正予算(第3号)
10.議案第106号 平成29年度串間市
水道事業会計補正予算(第3号)
11.議案第107号 平成29年度串間市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2
号)
12.議案第108号 平成29年度串間市
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号
)
13.議案第109号 平成29年度串間市
漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1
号)
14.議案第110号 平成29年度串間市
介護保険特別会計(事業勘定)補正予算(
第3号)
15.議案第111号 平成29年度串間市
市木診療所特別会計補正予算(第3号)
16.議案第112号 串間市
移動通信用鉄塔施設の設置及び管理に関する条例
17.議案第113号 串間市
移動通信用鉄塔施設整備事業分担金徴収条例
18.議案第114号 串間市
職員退職手当支給条例の一部を改正する条例
19.議案第115号 串間市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例
20.議案第116号 市税条例の一部を改正する条例
21.議案第117号 串間市企業立地促進条例の一部を改正する条例
22.議案第118号 串間市都市公園条例の一部を改正する条例
23.議案第119号 公の施設に関する条例の一部を改正する条例
24.議案第120号 宮崎県
自治会館管理組合の解散に関する協議について
25.議案第121号 宮崎県
自治会館管理組合の解散に伴う財産の処分に関する協議
について
26.議案第122号 宮崎県
市町村総合事務組合への加入に関する協議について
27.議案第123号
日南串間広域不燃物処理組合の規約変更に関する協議について
28.議案第124号 公の施設の指定管理者の指定について
29.議案第125号 公の施設の指定管理者の指定について
30.議案第126号 公の施設の指定管理者の指定について
31.議案第127号 公の施設の指定管理者の指定について
32.議案第128号 公の施設の指定管理者の指定について
33.議案第129号
固定資産評価審査委員会委員の選任につき議会の同意を求める
ことについて
34.議案第130号
固定資産評価審査委員会委員の選任につき議会の同意を求める
ことについて
35.議案第131号 平成29年度串間市
一般会計補正予算(第11号)
36.議案第132号 平成29年度串間市
国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予
算(第4号)
37.議案第133号 平成29年度串間市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号
)
38.議案第134号 平成29年度
串間市民病院事業会計補正予算(第2号)
39.議案第135号 平成29年度串間市
簡易水道特別会計補正予算(第4号)
40.議案第136号 平成29年度串間市
水道事業会計補正予算(第4号)
41.議案第137号 平成29年度串間市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第3
号)
42.議案第138号 平成29年度串間市
公共下水道事業特別会計補正予算(第3号
)
43.議案第139号 平成29年度串間市
介護保険特別会計(事業勘定)補正予算(
第4号)
44.議案第140号 平成29年度串間市
市木診療所特別会計補正予算(第4号)
45.議案第141号 串間市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
46.議案第142号 串間市市長等の給与に関する条例等の一部を改正する条例
47.陳情第 5 号 中心市街地に建設予定の道の駅に関する規模縮小と市民への説
明会実施についての陳情書
〇出席議員(15名)
1番 内 藤 圭 亮 君 2番 菊 永 宏 親 君
3番 坂 中 喜 博 君 5番 木 代 誠一郎 君
6番 川 﨑 千 穂 君 7番 今 江 猛 君
8番 瀬 尾 俊 郎 君 9番 井 手 明 人 君
10番 中 村 利 春 君 11番 岩 下 幸 良 君
12番 黒 水 憲一郎 君 13番 門 田 国 光 君
14番 福 添 忠 義 君 15番 児 玉 征 威 君
16番 山 口 直 嗣 君
〇欠席議員(0名)
な し
〇説明のため出席した者の職氏名
市長 島 田 俊 光 君 副市長 佐 藤 強 一 君
教育長 土 肥 昭 彦 君 監査委員 吉 本 之 俊 君
病院事業管理者 黒 木 和 男 君 消防長 鬼 塚 豊 君
会計管理者兼会計課長 橋 口 保 光 君 総合政策課長 崎 村 司 君
財務課長 塔 尾 勝 美 君 総務課長 江 藤 功 次 君
税務課長 門 川 勇一郎 君 危機管理課長 田 中 孝 士 君
市民生活課長 田 中 浩 二 君 福祉事務所長 河 野 博 彦 君
医療介護課長 吉 田 寿 敏 君 農業振興課長 吉 国 保 信 君
農地水産林政課長 野 辺 一 紀 君
商工観光スポーツランド推進課長
高 橋 一 哉 君
都市建設課長 酒 井 宏 幸 君 東九州道・
中心市街地対策課長
津 曲 浩 二 君
上下水道課長 矢 野 清 君 学校政策課長 野 辺 幸 治 君
生涯学習課長 増 田 仁 君 市民病院事務長 遠 山 隆 幸 君
〇
議会事務局職員出席者
局長 平 塚 俊 宏 君 次長 川 﨑 信 子 君
庶務係長 河 野 伸 廣 君 主査書記 甲 斐 めぐみ 君
主任書記 中 村 太 地 君
(午前10時00分開議)
○議長(山口直嗣君) おはようございます。
これより本日の会議を開きます。
ただいまの出席議員は15名であります。
本日の会議は、お手元に配付してあります議事日程第6号によって行うことにいたします。
直ちに日程に入ります。
────────────────────────────────────────────
◎日程第1 市政総体に対する一般質問
○議長(山口直嗣君) 日程第1、昨日に引き続き一般質問を行います。
それでは、15番児玉征威議員の発言を許します。15番児玉征威議員。
○15番(児玉征威君) (登壇)おはようございます。最後の質問でありますので、元気いっぱい行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
市長の就任おめでとうございます。北朝鮮の弾道ミサイル発射の暴挙を強く糾弾します。甚大な犠牲と破滅をもたらす戦争は絶対に回避しなければなりません。国際社会が一致して、経済制裁強化と一体に、対話による平和的解決に取り組むことが北朝鮮問題を解決する唯一の方策です。
ティラーソン米国務長官も声明で、外交的選択肢は、現段階では引き続き可能であり、オープンである。アメリカは非核化に向けた平和的道筋の発展と北朝鮮による抗戦的行動の終結にコミットし続けていると述べています。危機打開のための直接対話はいよいよ急務です。核兵器禁止条約が成立、串間市議会は、核兵器禁止条約の署名、批准を求める意見書を採択しました。
意見書は、北朝鮮が無謀な核実験を強行、核拡散と核戦争の危機が強まる中、串間市は、非核自治体宣言の立場に立って意見書の採択を行いました。核兵器禁止に向けての市長の決意をお尋ねいたします。
憲法9条に自衛隊の存在を書き込むとの安倍首相の発言を受けて、改憲の動きが急速に強まっています。憲法99条は、政府や自治体の首長等に憲法を尊重し、擁護する義務を課しています。戦後70年以上にわたって日本が海外で戦争してこなかった大きな力は、憲法9条と市民の粘り強い運動でした。市長の見解を求めます。
TPPからトランプ政権が脱退、11カ国のTPP閣僚会議は、大筋合意が成立したと発表されましたが、予定していた首脳会議は開かれず、交渉継続項目が4つも残されるなど到底合意とは言えないものです。しかし、11カ国の閣僚会合の合意は、TPPの完全撤廃などの原則は変えず、アメリカが主張していた医薬品の開発データの保護やISDSなど20項目はアメリカが参加するまで凍結する中身となっています。11カ国の中には、米や小麦、牛肉、豚肉などの大生産国であるオーストラリアやニュージーランド、カナダなどが含まれており、日本への影響は避けられません。TPPは断念し、新しい協定の批准をやめて、経済主権に立った公正・平等な貿易ルールを確立することです。市長の答弁を求めます。
東京電力の福島第一原発の汚染水対策の切り札として345億円を投じて建設した凍土壁、大雨が降ると建屋に流れ込む地下水が急増するなど、頼りなさが露呈、汚染水は増加する一方で、汚染水は100万トン、大型タンク約800基になっていますが、増設には敷地にも限界があります。青森県六ケ所村の再処理工場は2兆円を投じましたが、23回も完成時期を先送り、さらに7,500億円の投資が必要ですが、完成の見通しはありません。容量3,000トンの貯蔵プールは、ほぼ満杯です。全国の原発の貯蔵プールの保管1万4,870トンと容量の7割、あと6年で満杯になります。地下300メートルより深く埋める最終処分場、政府は7月、国土の適正を4段階で評価した化学的特性マップを公表し、受け入れを検討してもらうための説明会を各地で開いていますが、候補地選定の調査受け入れを認める回答は現在ゼロです。串間市は、原発や最終処分場建設ではなく、豊かな太陽、水、森林、風を生かした自然エネルギーのまちづくりを進めるべきです。市長の答弁を求めます。
所信表明で、団結、継続、変革の信念のもと、真の地方創生、暮らしと心の豊かさ、串間人材の育成の3本の柱が必要と言っています。団結、継続、変革とは具体的に何を指すのでしょうか。市民が団結した市政とは、派閥のない公正・公平な市政のことでしょうか。若者定住と子育てしやすい環境を図り、人口減少対策に臨むとともに、交流人口の増加を推進する取り組みとは具体的に何を指すのでしょうか。議会と行政は車の両輪、同じ車輪の大きさで対等の立場を尊重し、議論を重ねると言っていますが、その鍵は、議会基本条例の徹底した情報公開ではないでしょうか。答弁を求めます。
10月16日に島田市長へ11項目の緊急申し入れを行いました。市長の所信表明の変革などに合致した申し入れになっていると思いますが、答弁を求めます。
高くて払えない国保税、28年度の滞納額は1億4,840万円、1世帯平均で4万2,000円にもなります。国保税は、子供にも1人3万2,000円が課税されています。これ以上の国保税の値上げは中止すべきです。子供に課税する均等割課税は廃止すべきです。30年度から、国民健康保険は県に移行されます。厚労省は、30年度に限って、法定外繰入のほか、財政調整基金の取り崩し額や保険料の算定方式、応能・応益割合、保険料の賦課限度額、個別の保険料減免などについて、財政責任の一端を担う市町村の立場で激変を生じさせない配慮を求めると言っています。法定外繰入を行い、国保税の値下げを求めます。
県は、国保運営に使う納付金を決めることになっています。納付金は、市町村が100%払うことが義務づけされています。標準的な収納率が示され、取り立て強化や医療費の削減などの圧力が心配されていますが、どうなりますか。来年度から、第7期の介護計画が検討されています。介護報酬改定や生活援助の利用制限などが検討されています。介護保険料は、毎期の値上げで払いたくても払えない介護保険料になっています。串間市の7期の計画はどうなっていますか。介護保険料の値上げは中止すべきです。市長の答弁を求めます。
後は、質問席から質問いたします。(降壇)
○市長(島田俊光君) (登壇)おはようございます。建設的な御質問ありがとうございました。
それでは、憲法改正について、御説明させていただきます。
我が国の平和と安全を維持し、その存立を全うするとともに、国民の命を守ることは、政府の最も重要な責務であります。また、そのことは普遍であるものと思っております。そのようなことを踏まえ、憲法改正につきましては、引き続き、国民的議論がなされるものと考えております。
次に、TPPの問題でございますが、
環太平洋経済連携協定につきましては、米国が離脱したことにより、現在、米国を除く加盟国による新協定で協議されているところでございますが、政府は、新協定の影響試算について、国内対策決定後に示すとのことでありますので、まずは、その結果を確認したいと思います。私としましては、串間市は、第1次産業が基幹産業であると認識しており、特に農業に対する影響につきましては、大きな懸念を抱いているところでございます。また、生産者の方々に不安を抱える中で、それぞれ経営安定に向けて努力されているわけですから、その不安を少しでも払拭できるよう対応してまいりたいと存じます。
次に、原子力発電所についての私の考えでございますが、原子力発電所については、私の考えでございますが、原子力発電は、日本の重要なベースロード電源として重要な役割を果たしているものと認識をいたしております。しかしながら、福島原発の事故以来、原発に対する安全性の信頼は大きく損なわれたものと感じております。風力発電やバイオマス発電をはじめとする
再生可能エネルギーへの転換が必要であると考えております。
次に、所信表明の団結、継続、変革についてのお尋ねでございますが、私の描く、市民が団結をした市政の実現のため、今後、注力する政策を3本の柱として申し述べさせていただきました。また、その実現のためには、団結、継続、そして変革の強い信念が必要であると認識しているところでございます。所信表明の中において、団結という言葉を多く用いてまいりましたが、地方創生の実現のため、市民と行政、そして市議会の皆さんと団結が不可欠であると考えております。また、野辺市長が推進した事業において、継続した取り組みを進めながら、懸案事項については、慎重な検討の中で変革を行い、迅速な事業推進を進めてまいりたいと考えております。
次に、所信表明において、市民が団結した市政の推進を訴えてまいりましたが、私は、この厳しい社会情勢を乗り越えるためには、市民の皆様の活力が必要であると考えております。地方創生の主役である市民の皆様が自分の住むまちをよりよく、そして誇りに思えるまちにしたいと思う機運の醸成のためにも市民の皆様が団結をして、行政と市議会の皆さんとともに新しい串間づくりを行っていかなければならないと考えているところでございます。
次に、所信表明の中で、議会と行政の立場をあらわす上での車の両輪に例えさせていただきましたが、地方創生を実現させるためには、議会と行政がバランスよく機能することが肝要ではないかと考えて用いたところでございます。
私は、就任当初、串間温泉いこいの里の年内再開のため、議長に対して全員協議会の開催をお願いしましたが、今後も案件によりますが、懸案事項につきましては、さまざまな形でお示ししたいと考えております。
次に、緊急申し入れの件でございますが、11項目の緊急申し入れにつきましては、その内容を真摯に受けとめ、行政運営に生かしてまいりたいと考えております。市民の声を真摯に受けとめることが私の掲げる変革の一つでありますので、今後も市民と行政がより身近に感じられる市政を推進してまいりたいと思います。
国民健康保険税でございますが、私もさまざまな課題は十分認識しているところでございます。これらの課題を解決するため、今回の制度改革による平成30年度から財政運営の責任主体が都道府県単位となり、市町村の格差是正が図られるほか、平成27年度から1,700億とあわせ、3,400億円に保険者支援制度の拡充が図られます。このたびの社会保障制度改革が国の責任において確実に実行され、被保険者の負担が軽減されるよう、引き続き、県・
市長会等関係機関と連絡しながら、国に対し、強く要望し、県とともに安定した国保運営を行ってまいりたいと思います。また、子供に課税する国民健康保険税の均等割課税につきましては、串間市独自の減免については困難であるところでございます。このことは制度上の問題があると認識しておりますので、今後も県・市長会等の機会を捉え、国、県等に要望してまいりたいと思っているところでございます。
介護保険でございますが、介護保険につきましては、3年間の計画期間に必要となる介護給付費などから、国、県交付金等を差し引いた残りを第1号被保険者で補う必要があり、仮に不足が生じた場合には、県の財政安定基金から借り入れを行わなければならない仕組みになっております。そのため、本市としては喫緊の課題である、県内でも高い認定率を少しでも引き下げるべき、元気な高齢者をふやすことで将来的な必要となる介護給付費の抑制を図りたいと考えております。これまでの実績などを踏まえながら、次期計画の中でも真に必要な給付金等を算定し、基金の活用も図りながら、必要な財源の確保に努めてまいりたいと思います。
あとの答弁につきましては担当課長がいたします。失礼いたしました。議員の質問に漏れがありましたので訂正してまた説明させていただきます。
核兵器の禁止の市長の取り組みでございますが、市は、非核原則を厳守し、世界の恒久平和の達成を目指すものとして、昭和61年に
非核平和都市宣言を議決をいたしております。その精神を踏まえ、
非核平和都市宣言の自治体の長として、機会あるごとに核兵器の非人道性などを訴えてまいりたいと思います。
高
レベル放射能廃棄物の最終処分でございますが、現在、本年7月に公表された科学的特定マップに関する意見交換会が全国各地で行われ、地層処分の仕組みや安全確保などの説明が行われているようでございます。マップによりますと、本市を含む県沿岸部、輸送面でも好ましい地域として示されているようでありますが、私としましては、最終処分場を受け入れる考えはないところでございます。
私がこれまで訴えてまいりました真の地方創生、人口対策でございますが、暮らしと心の豊かさ、串間人材の育成の3本の柱は、所信表明でもその一端を申し上げましたが、まずは、働く場を創出し、雇用の安定を目指すこと。次に、子供から高齢者まで全ての市民が安心、そして健康で豊かな人生を送れること、さらには、将来を担う若者を育成、確保することが私に課せられた最大の責務だと認識いたしております。そのため、これからの展開していくさまざまな政策を市民とともに着実に一歩ずつ進めていくことが少子高齢化、人口減少の克服につながるものと考えております。(降壇)
○15番(児玉征威君) それでは、一つ、市長は、廃棄物処理場については建設する考えはないという答弁でしたね。それで、串間は自然エネルギー、再生エネルギー、これに取り組んでいるわけですけど、32年からは風力発電も再開しますが、この時点で、串間の発電量、それと売電量、これはわかりますか。後でも結構ですから。
それと市長、これを観光に生かすということだったですね。それで、私も自然エネルギーの特別委員長としてまとめを行ったんですが、そのとき、まだ具体的にならなかったわけですけど、自然エネルギーのまち宣言を串間市としてはしたらどうかと。そして、やっぱり進んだところは自然エネルギーのマップをつくってて、どういうところにどういう自然エネルギーがあると。串間はそういう点では、市長が言われるように、市内全体に自然エネルギーのデパートみたいな状況になっているわけですから、それを観光の売り物にするという点でいけば、だから、それを見学できるような方向に整備するという形でしていくということになれば、そういう取り組みも必要になるんじゃないかと思うんですが、その点どうですか。
○市長(島田俊光君) ありがとうございました。そのような提案、非常に私もお願いするところでございます。議員言われましたように、串間は自然エネルギーのまちとして訴えていくことが産業観光につながる一つの要因だろうと思っております。また、このことについては、県のほうにも訴えて、看板になる言葉を今お願いをいたしているところでございます。その中で、広く自然エネルギーのまちとして訴えてまいりたいと思っております。以上です。
○15番(児玉征威君) 当時、宣言案というのは特別委員会でつくりましたけど、これは、宣言するというところまではいかなかったという状況がありますので、この点では意見は一致すると思うんで、行政のほうでもまとめていただいて、そして議会にも示していただいて、そういう宣言をして、串間のそういうものを一つの売り物にしていくということはぜひやっていく必要があるんじゃないかなと思いますので。
次に、国保です。市長は余り、これにはまだわからんかもしれませんけど、県に移行するんですけど、全国的に県に移行して国保税が上がるという、これは決算の報告でも、そういう心配があるということで、そういうものに対する説明等やっていくということを報告の中でも指摘しておりますが、国は、来年度に関しては激変が起こるようなことは避けるべきだということで、さっき1,700億円も含めてですが、これは財政調整基金とか具体的に示して、その値上げが起こらないような、これは市町村の責任としてということも言ってるわけですね。だから、当然これは県に移行になりますから、県もそういう立場で一定のそういう支援をする。それから市としても状況を見ては、そういう激変緩和に対しての一定の財政支援を行うと。これは国がそういうことを示しているわけですから、わかりますか。ぜひ検討して、これはいつも5月に国保税が決まる、これはもう県が決めますけど、標準的なやつは。あとは市町村が決めるということになってますので、この点、ぜひそういう方向でやっていただきたいと思うんですが、どうでしょうか。
○市長(島田俊光君) 国保税については、もう県のほうから、人口減少対策としてもいち早く取り組んで計算をしているという情報を聞いたんですが、やはり、そのことによりますと、なかなか厳しい状況にあると思います。議員おっしゃるように、串間の生活を守るため、あるいはまた、健康を守るためには市としては訴えてまいりたいと思いますので、今後とも御指導賜わりたいと思います。
以上です。
○15番(児玉征威君) これは担当課長ですが、国保実務10月2日付で、そういうことが示されていると思いますが、確認の意味で、間違いありませんか。
○医療介護課長(吉田寿敏君) ただいまの御質問につきましては、国保実務に記載してあります。
以上であります。
○15番(児玉征威君) 市長、そういうことですから、余り心配されんで、やっていただきたいと思いますが、いいですか。
○市長(島田俊光君) わかりました。御指導いただく中で進めていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
以上です。
○15番(児玉征威君) 次に、これは議案123号に関連してですが、いわゆる日南串間広域不燃物組合の規約変更、これは2市2町であったのが、合併によって2市になったということで、南郷、北郷分の均等割の部分を日南と串間で半分ずつに分けようということで、これを出したわけですね、9月議会に。ところがこれは全く今まで一言も議会にもそういうことは報告されなかった。私たちが改選になって広域議会に行って、初めてそういうことが示されて、しかもその示された資料が間違ってたというようなことで、これは9月議会で否決したわけですが、当時は、市長職務代理者が提案されたんですけど、これをそのままこの12月議会に出されてるんですね。これは広域議会で私もお聞きしたんですが、あそこは15年の寿命で、15年はもう終わったから建設費の負担はなくなったと。それで今後は経常経費の部分を2.5%、串間は。日南が7.5%だったのを5%、5%にするという、しかし、あと長寿命で30年延びるそうです、30年。じゃあ30年、どういう補修なり修繕なり、それから運営費がどういう形になるかと、この計画は全然まだできてないということで、そういうことを含めて検討して、負担割合を新しい状況に変わったわけですから、そうすべきだということで私は主張したし、9月議会でもそういう主張を述べて、串間議会は、そういう点が十分議論されてないと、広域圏の議会の中で。そして串間だけが、その結果、500万近い負担がふえると、日南はその分が減るというのは、余りにも議会無視だし、住民無視じゃないかということで否決したんです。だからこの問題は、日南市と串間市ですから、串間市長は、その否決したものを受けとめて、日南市長と交渉して、そして、その点がそのままでいいのかどうかを含めて、私は、その結果を添えて、もし出すのであれば、この12月議会にどういう結果になったということをするのが、でないと、同じ議案を串間議会が否決したのに、また、それをそのまま出すということは、これは車の両輪と市長は言われるわけですから、これはもう全く、議会の車輪のほうは、もうないのと一緒の状況になってるわけですよ。これは、広域圏から来て、我々5人の議員が説明受けたときにもそういって、これはちゃんと両市長と、串間が議長になってますから、協議して、その結果を出すということだったんですけど、それはどうなってますか。
○市長(島田俊光君) 広域不燃物処理組合負担の規約改正に伴う協議に係る件につきましては、就任後、担当課からこれまでの経緯等も含め、報告を受けたところでございます。また、日南市長からも表敬訪問された際に現状をお聞きしたところでございます。この案件につきましては、議員御指摘のとおりのさきの議会に提案し、同意を得られなかった案件であります。私もこのことは重く受けとめているところでございます。このような重要案件は、不燃物処理組合議会の場での議論が必要であると考えております。今後、施設を延命化するに当たり、長期ビジョンを含め、それぞれの議会を代表する議員の議論が反映されるよう、広域不燃物処理組合議会のあり方など、これまでの議員の皆様からいただいた御意見をもとに、日南市とともに十分協議してまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。
以上です。
○15番(児玉征威君) 市長は問題があるということは御認識があったということですよね。ただ議案としては、12月議会にそのまま提案されているんですよね。これでは串間議会としては同じ審議をまた12月議会でするということは、これはおかしなことになるわけですよね。だから、この15日までに日南の市長とこの問題は協議して、どうするかと。協議がまだまとまらないようであれば、一旦取り下げて、臨時議会なり開いて、後で提案するとか、そういうことになると思うんですが、どうでしょうか、そこは。
○市長(島田俊光君) 今、議員言われるように、この問題は、議員もそれぞれ検討していただいたわけですから、さらにまた必要な事項だけをまた協議していきたいと思います。これは日南市がもう決定しておりますので、また、いろいろと日南市長とも協議しなければならない問題ですので、その件につきましては、私も再度、日南市長に確認をいたします。よろしくお願いします。
○15番(児玉征威君) これぜひ、後で議案質疑もありますので、ひとつその程度にとどめておきます。
次に、市長は車の両輪ということ言われてますね。それで5年前ですか、串間議会は、平成25年3月に議会基本条例を制定しました。まだ、目は通されていますか、これ。
○市長(島田俊光君) まだ、職員から聞かされただけで、熟知していないところです。
○15番(児玉征威君) 所信で、車の両輪とわざわざ述べられたわけですから、私は、基本条例、斜め読みでも結構ですが、目を通されてないと今からの議論がかみ合わなくなるんですけど、これは基本条例の第9条で、一つは、7つの事項を市長は提案する場合、説明することを求めてます。一つは、政策提案の根拠、提案に至るまで検討した政策の是非を含めた経緯、他の自治体の類似する政策との比較検討、市民参加の実施の有無とその内容、総合計画との整合性、財源措置、最後に、将来にわたるコスト計算と政策効果と。これはなぜ基本条例つくったかといったら、議会不要論が非常に出てきたと、議会何してるかと。だから、議会のほうのタイヤが余りにも小さ過ぎると。これを二元代表の対等にしようということで基本条例をつくった。これはもう条例ですから、市長も当然この立場で、二元代表と言われるならば、これで執行していただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
○市長(島田俊光君) さらに私も熟知してやりたいと思います。また、お互いに二元代表制ということであれば、お互いに市民から選任された責任というのがあるわけでございますから、これもまた、私も熟知して取り組んでいきたいと思いますので、よろしくお願いします。
以上です。
○15番(児玉征威君) 次に、道の駅についてお尋ねしますが、中心市街地まちづくり事業として位置づけされていると、道の駅は。そういうことでいいでしょうか。
○市長(島田俊光君) はい、そういうことでございます。
以上です。
○15番(児玉征威君) 道の駅の目的は、何と書いてありますか。
○東九州道・
中心市街地対策課長(津曲浩二君) お答えいたします。
まず、道の駅の定義についてでございますけれども、道の駅というネームは、申請登録されて初めて道の駅というところでございます。その定義につきましては、24時間のトイレ、休憩機能、駐車場が備わっている施設でございます。
(発言する者あり)
○東九州道・
中心市街地対策課長(津曲浩二君) この道の駅につきましては、全国的には通常郊外に設置されているところでありまして、その交通の利用者の休憩の場所というところで設置されているところでございまして、今現在進めております串間市の道の駅につきましては、集客を核とする中心市街地の活性化を目的として整備を進めているところでございまして、その道の駅の機能といいますのが、情報発信施設、市民交流施設、物産飲食施設ということで、市民の交流でもあり、また、観光客がこちらに立ち寄っていただくような施設で進めているところでございます。
以上でございます。
○15番(児玉征威君) 市長もそういう認識ですか。道の駅の設置目的です。
○市長(島田俊光君) この道の駅については、自動車道を伴い、そして国道につながる結節点、そういう中で、市民の活性化の拠点として、これから取り組みたいという私の思いでございますので、そのようなことになってると思っております。
以上です。
○15番(児玉征威君) 道の駅は、一般道路を利用する人のためにつくるのが道の駅です。違いますか。
○市長(島田俊光君) もちろん、その道路に付随した駐車場、それに伴って、まちの地域の活性化につながるという目的があると思います。
以上です。
○15番(児玉征威君) 今から聞きますけど、道の駅、旧吉松家周辺事業の事業費と利用見込み、進捗状況はどうですか、今。
○東九州道・
中心市街地対策課長(津曲浩二君) お答えいたします。
中心市街地まちづくり事業の事業費についてでございます。まちなかの道の駅整備につきましては、国土交通省と串間市がそれぞれ費用負担し、整備する区分を設定し、それぞれが整備した施設を一体的に利用することで、道の駅登録を目指す整備を進めているところでございます。串間市が負担する事業費につきましては、道の駅エリアにつきましては14億円と見込んでいるところでございます。
次に、旧吉松家周辺につきましては、おおむね3億7,000万円と見込んでおるところでございます。また、利用見込みにつきましては、実施計画に示しておりますように、旧吉松家につきましては、平成30年の時点では1万3,800人、道の駅のエリアにつきましては、平成32年で約29万人の来訪者を目標にしているところでございます。平成32年には、中心市街地まちづくり事業として、道の駅エリアと旧吉松家周辺エリアを含めて約30万人というふうに目標を立てているところでございます。
道の駅整備進捗状況につきましては、本年度から用地取得に着手しております。現在、国の直轄施工区域を優先して、国土交通省と連携をとりながら、補償額等の算定が完了した地権者から順次用地交渉を進めているところでございます。
次に、旧吉松家住宅周辺の整備につきましては、旧吉松家住宅前広場の予定地の所有権移転も完了し、来年度には計画どおり周辺道路を含めた広場整備を実施する予定でございます。
以上でございます。
○15番(児玉征威君) 次に、松清ガードまでの歩道整備計画はどうなってますか。道の駅建設とあわせて。
○東九州道・
中心市街地対策課長(津曲浩二君) お答えいたします。
国道220号の歩道整備についてのお尋ねでございます。道の駅整備区域内におきましては歩道整備が事業化されており、本年度から用地買収に着手されているところでございます。
御質問の松清ガードまでを含む道の駅区域外の歩道整備につきましては、まずは、現在取り組んでおります道の駅整備区間について、早期整備に向け、用地買収等の協力を行い、次の段階につながるような要望活動は続けてまいりたいというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
○15番(児玉征威君) いつも問題になってますが、天神川の改修計画の進捗状況と完成年度はどうなってますか。
○都市建設課長(酒井宏幸君) お答えいたします。
天神川の改修につきましては、管理されます串間土木事務所に伺っておりますが、本年度は、国道220号に係る松清橋の下流側の護岸工事と、上流右岸側の暫定掘削工事に取りかかるということで、12月に発注予定と伺っております。その工事につきましては、来年の5月を完成目標とされてますが、本工事につきましては、議員御承知のとおり、一部、用地取得が難航しているところでありまして、土木事務所におきましては、引き続き用地取得に向けて鋭意取り組んでいくとのことであります。しかしながら、大変デリケートな問題でもございますことから、その改修計画の完成年度は見込めないと伺っております。
以上でございます。
○15番(児玉征威君) 次に、国道220号東側、ここは、歩道整備は今のところ計画がないということですが、ここの商店街、何件あって、空き店舗が何件あって、道の駅ができたときに、ここの商店街はどう活性化する計画ですか。
○東九州道・
中心市街地対策課長(津曲浩二君) お答えいたします。
道の駅計画エリアの前の店舗の状況でございますけれども、串間駅前交差点から市道上町鍛冶屋線、太陽銀行があるところでございますけれども、その交差点の国道220号東側沿道の状況でございますけれども、19ございまして、そのうち12が空き店舗の状況でございます。道の駅含むまちづくりにより通行型観光客等の市街地での滞留が生まれ、交流人口が増加されるところでございますので、市街地の交流人口が増加することで、国道沿道含む周辺商店での消費も促せる相乗効果が期待できるというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
○15番(児玉征威君) じゃあ旧寿屋跡地はどうなりますか。
○東九州道・
中心市街地対策課長(津曲浩二君) お答えいたします。
旧寿屋跡地の問題につきましては、現在のところ係争中でございますので、最高裁の判断を待って、このエリアについても今後将来に向けて検討していきたいというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
○15番(児玉征威君) 交通センサスも出たと思うんですが、国道220号泉町周辺の車の通行量、あるいは通行者の人数、1日どの程度と、ふえてますか、減ってますか。
それからニシムタの1日の平均の買い物客、道の駅の酒谷、南郷、目井津、イルカランドの利用客の一番新しい数字はわかってますか。教えてください。
○東九州道・
中心市街地対策課長(津曲浩二君) お答えいたします。
国道220号の泉町付近の交通量につきましては、平成27年度実施されました、国が実施された交通量調査でございますけども、その数値で申しますと、1日平均、小型車6,273台、大型車1,016台、計7,289台でございます。これがふえたか減ったかという御質問は、平成22年度の交通センサスをしているところでございますけども、それに比べましたら、ふえている状況でございます。
また、通行者につきましては、直近のデータでは、平成29年2月に調査した数字でございますけども、1日平均110名でございます。
続きまして、周辺の道の駅等の利用状況でございますが、現在把握しています直近データによりますと、道の駅酒谷が平成27年19万7,826人、道の駅南郷が24万1,582名、港の駅目井津が38万3,895名でございまして、イルカランドにつきましては、平成28年度で14万2,188人でございます。ニシムタにつきましては把握してないところでございます。
以上でございます。
○15番(児玉征威君) 最初に戻りますけど、市長。まちづくりの主役は誰ですか。
○市長(島田俊光君) 今のところ行政のほうで、今、企画はさせているところでございます。
(発言する者あり)
○市長(島田俊光君) 主役は、もちろん地元住民でございます。
以上です。
○15番(児玉征威君) 私もそう思います。ただ、今の道は目的は何か。国道220号線を通行する利用者のためにつくるのが道の駅です。その人が主役なんですよ。道の駅は。先ほど言った点がもうはっきり出てるでしょ。一方の反対側は、空き店舗の商店街じゃないですか。それと、もともと寿屋跡地に計画していた、これ今裁判で係争中で、草ぼうぼうですよ。中心市街地の天神川、これはもう私が議員になったときから、あそこの問題になって、30年以上たってもまだ解決せんとですよ。
そこにもう一つは、そこに居住している49戸の住民の皆さんは、どこか出ていってくれということなんですよ。だから、中心市街地のまちづくりは、道の駅ではうまくいかないわけですよ。いくはずがないじゃないですか。49戸も住んでいる人を立ち退かせるということで、その隣の反対側の商店街は空き店舗のまま、何の計画もない。寿屋があったこの空き店舗、買いにかかったわけです、最初。しかし、今は係争中でしょ。街中を流れる天神川、この問題が解決しなければ、あの一帯の災害、水害問題は解決しないんですよ。そこに道の駅をつくるということでしょ。間違ってるんじゃないですか。一番合理的な中心市街地のまちづくりは、これはもう証明されてるんですよ、いろいろ問題ありますよ。区画整理事業なんですよ。串間市は、だから最初、私が議員になったときに中心市街地の区画整理事業をやろうとしたんですよ。うまくいかなかったんですよ。それで中央第一のほうにいった、そして今、東町をやったんですよ。それをやれば天神川の問題も歩道の問題も全部解決するんですよ。そして新しいまちができるんですよ。何か道の駅をやれば全部うまくいくようなこと言いますが、何ひとつ泉町のまちづくりは解決、できるなら言ってください。市長。
○市長(島田俊光君) 過去の問題の中で、夢を描いて計画したことだろうと思いますが、その条件がさまざまなことで今できない状況になっていることは事実です。このことについては、真摯に受けとめて前に進んでいかなければならないと思いますので、まずは、その交渉と説明であろうと思ってます。
以上です。
○15番(児玉征威君) 教えて道の駅、どんな道の駅になるんだろう。反対側は空き店舗、隣は寿屋の跡地の草ぼうぼう、天神川は災害問題が解決しない、歩道もない。そこに道の駅ができると、そういうことじゃないですか。
○東九州道・
中心市街地対策課長(津曲浩二君) お答えいたします。
議員御案内のとおり、ここの中心市街地は、昭和54年に全体的に区画整理事業の中の一つの西部地区の事業というところで計画をされた経緯もございます。そういった計画の中で、一番ネックだったのが歩道整備というところがございました。したがいまして、この中心市街地のまちづくり事業に関しましては、中心市街地が現在衰退化している状況でもございます。また、過去から懸案でありました歩道整備もされてないという状況でございました。これは国土交通省と連携してから、やっとそういうのがテーブルにその当時乗ったというところで整理を進めているところでございます。もちろん道の駅に集客を図るためにどのような取り組みをするかというのは、これからもっと議論していかないといけないという部分がございますけれども、そういったところを実施していきながら、慎重に検討していきながら、また計画していきながら、中心市街地のこの道の駅に多くの方たちがそこに交流していただく、訪れていただくというところの相乗効果も図っていくということで、近隣の、閉店されていますが、シャッターが閉まっている商店街側にいろいろと事業者さんが入っていただくというところで、全体的ににぎわいを取り戻したいということで、現在計画を進めているところでございます。
以上でございます。
○議長(山口直嗣君) しばらく休憩いたします。
(午前10時58分休憩)
(午前10時59分開議)
○議長(山口直嗣君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○15番(児玉征威君) 今、私の資料渡しましたが、その寿屋の問題ですよ。裁判になってますよね。それで、これは判決文も含めて私が整理しましたが、25年11月、寿屋が、カリーノ側が境界を確定して、寿屋を解体撤去しました。その前に、なぜ解体撤去したかということになると、その平成24年10月24日の時点で、串間市は境界を確定すれば残地及び建物敷地をすれば買い取る要請をしたと、これは判決文に出てるんですよ。それで、ところが25年8月、これは臨時市議会がありました。そのとき当時の副市長は、この寿屋との覚書はほごになったと、こうはっきり答えました。しかし寿屋は、その25年9月3日、そういう解体工事に入り、境界確定手続も進展していたころ、これはカリーノ側の反応ですが、串間市が買い取りに難色を示すようになった。これも判決文の25ページ。それで11月18日に境界確定、12月に寿屋が解体撤去したということで、覚書なり串間市の要請に基づいて、25年12月10日に株式会社カリーノに乗じて、この時点は、最初15年12月に9,000万円で当時の鈴木市長が提案しましたが、9,000万円での買い取りの要望書を出したわけです。これに対する回答はしなかったんです。
それで、26年1月14日に株式会社カリーノの代理人の三浦邦俊弁護士から、9,000万で購入する契約を正式に締結するように催告しますと。応じない場合は法的措置をとりたいとの催告書を出してきたんです。これで行政側はびっくりしたかどうかは知りませんが、弁護士がついてます。それで26年3月28日に、これがおかしいんですよ。都市建設課長名で三浦邦俊弁護士に行政財産として購入する目的が現在なく、先行投資として購入する手段がありませんので、購入する約束はできないと。こういう回答をしたんです。この意味は推察すると、この25年8月に、これは副市長が覚書は無効だと。こういう答弁をしているわけですから、当然、こういう回答をしたんじゃないかと。ただ、このとき最初の要望はカリーノの社長からです。すると、26年1月14日は、これは弁護士からの催告書なんですよ。だから、これは非常に重いわけですよね。最後にしかも、応じない場合は法的措置をとりたいということまで書かれているわけです。これに対して驚くのは、この回答は、これは9月議会の議事録に載ってるんですが、庁議にも諮らず、市長決裁で回答したと、こう答弁したんですよ。9月議会、その前の臨時議会かな。そういう答弁をしたんですよ。間違いないですね。
それで、なぜ、これはもう裁判が予測できたわけですよね。顧問弁護士もおるのに市長決裁で回答したのかというのが、こんな行政行為があるのかと。相手は弁護士ですよ。全く行政に瑕疵があったと言わざるを得ないんですよ。
それから、26年4月12日に予告どおりカリーノは一般民事調停申し立て、9,000万で買い取れと、こういう調停を申し立てたわけです。この中心市街地のまちづくりということなのに肝心の議会や地域住民には全く知らされてないんですよ、これは。そして、この5月19日にこの道の駅構想を庁議で決定したというわけですよ。これは言われている国会議員からの天の声があったと。6月議会に出さないと、この計画しかないということで、この5月19日、庁議で決定した。ただ、これも議会答弁で答えてるんですけど、寿屋の了解はとってないと。寿屋跡地に道の駅をつくるということなのに、寿屋の了解はとらずに、そして、あそこにつくるということを庁議で決定したというわけですよ。こんなことがありますか。そして、26年5月26日に全員協議会で、我々議員には、このとき初めてこの道の駅構想基本計画、これが示されたんですよ。そのときの事業費が11億円です。
それで、6月議会のときに、野辺市長は何と答えたかといったら、その臨時議会で、25年8月の臨時議会で森副市長が覚書は無効だと。こう言ってるところに、何で寿屋跡地に道の駅をつくるのかと、大丈夫かといったときに、旧寿屋跡地については、株式会社カリーノから串間が取得するよう、今調停がされていると、こういう答弁。
ただ一方、森副市長は、念書が証明したというのはカリーノが言ってきたんですよと。市長と副市長との答弁は微妙な食い違いがあるんですね。それで、選挙が始まる、7月6日、その前の7月1日にカリーノ側が9,000万から申し立て変更してくるわけです。それが解体撤去費などの5,559万400円というのを。そして市長選挙が終わった段階で提訴した。この間、全然住民にも説明はないんですよ。住民は全くかやの外ですよ。そして、今度は、この裁判の公判記録で、26年9月30日の第1回口頭弁論で買い取る意思がない。これを答弁して、道の駅計画全体が寿屋を外して今の計画に変わっていったわけですよ。だから、先ほど言ったような問題は全然議論されてないんですよ。歴代のずうっと市長は、区画整理で中心市街地のまちづくりをやりたいということで、何回もそういう予算を出しました。だからそういうことがあったんですが、じゃあ道の駅で、先ほど言ったような問題が解決するのかと、市長、団結というなら、この経過について、もう一回精査してみてください。私は質問通告で、26年5月19日の庁議の議事録を要求しましたけど、きょうの段階まで出てきてません。課長は、もうちょっと時間をくれということですけど、さっき言ったような点からいって。
それで、基本条例の最初言った、これに忠実に当てはめて、じゃあ今の事業計画はどうなのかと、利用客がちゃんと見込めるのかどうか。しかし今の答弁では、東側の空き店舗街も解決できない、寿屋跡地も解決できない、天神川も解決できない、道の駅では、しかもあそこに店舗に住んでる人は50人、2ヘクタールでしょ。私は、税務課長と水道課長に聞きましたが、あそこに住んでる人たちがいなくなれば、固定資産税と水道代、下水道代だけでも600万から700万、年間税収が、水道、下水道料金が減るんですよ。単なる建設に金がかかるだけじゃないんですよ。公共施設ですから、税金は一銭も取れなくなるんですよ、あそこは。どうですか。市長。
○市長(島田俊光君) このことについて、市民も一番心配しているところだし、また、泉町周辺の皆さん方も、その災害のたびに心配されることもございますので、それを解決する、模索のために天神川というものも改良されるということであろうかと思います。このことについては、また私も勉強していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
以上です。
○15番(児玉征威君) 市長、議会用語で勉強するというのは、せんということになるんですが。
○市長(島田俊光君) そういう意味で私が申し上げたことはありません。
以上です。
○15番(児玉征威君) これは、本当にそういう22億もかけるような大事業やるのに、最初からボタンのかけ違いがあるわけですね。そして、今の現状でこれを進めれば、これはもう禍根を残すということははっきりしていると思うんですよ、今までのやりとりで。市民から見れば。だから、私は全部総点検して、新しい市長ですから。なぜ庁議とか、そういう弁護士が来たのを市長決裁で回答すると。こんなやってはならないような行政行為がやられてるんですよ。だから、そこに一つはメスを入れて改革、それが改革ですがね、市長がいう。改革せないかんことじゃないですか、そういうところは。でないと、得られないですよ。教えて道の駅、これを見ると、私は提案があるんですが、市長は出るべきですよ。直接いろいろ意見を聞かれて、自分の思いも語って、私が言ったようなことは、問題点として、やっぱり議会で問題になるとこなどちゃんと報告するべきですよ。
それと、今度陳情出されましたね、あれだけの人たちが。このメンバーは、これはこれとしていいかもしれませんが、当然、ああいう陳情が出たわけですから、参加されるかはどうかは別ですが、要請して、これに参加してもらって、そういう人たちの思いも当然発表させる機会を与えると、これが市長がいう団結じゃないですか。どうですか、その点は。
○市長(島田俊光君) そのことにつきましては課長から聞いたわけでございますが、課長に御依頼があったということで、私は別にそういうことで、出席するしないということは言わずに、別に計画をいたしたところでございます。
以上です。
○15番(児玉征威君) これは丸々、市の補助金ですがね。私は、今度の決算でもいろいろ感じましたけど、この補助のあり方を含めてですね。今度の肝心の泉町の自治会長とか、あるいは泉町で営業している人たちとか、こういう人たちは、恐らく入ってないと思うんですよね。だから最初言ったように、住民が主体のまちづくりでしょ。あそこ泉町の自治会は180戸ぐらいですかね。その中の50世帯ぐらいが、全部があれじゃないですが、50棟ですが、商売している人が20店あると、営業してる。そういう人たちが全く抜けるわけですよ。自治会の維持を含めて大変なことになるわけですよ。それがまちづくりですか。
○市長(島田俊光君) 参加はオープンしていると思います。したがって、私のところに陳情来られた方たちも出席されると思います。そういう話は聞いております。
以上です。
○15番(児玉征威君) いや、市長が私も参加させてくれと言えば、断るような権限持ってるんですか。私はだから、今のようなことをいえば市長は出るべきだと。それからもう一つは、陳情上げた人の中からもパネラーなりで出て、そういう形でしないと、どういう方かわかりませんよ、考え方がどういう人たちかというのは、パネラーの中の人が。私知りませんけど、だからこの人たちが悪いという意味じゃなくて、そういう形で言われて、市長が初めてそういう団結とか言われているわけですから、それはぜひ検討して出るべきじゃないですか。それから反対というか、陳情上げた人たちも参加させると、それをやらなければ団結はできんですよ。
○市長(島田俊光君) 企画したところが違いますので、私も全く知らなかったんですけど、チラシを見て、担当課長にお願いしたところ、担当課長が講師として道の駅の企画を説明してくれということでございますので、講師に行きますということだけ聞いております。
以上です。
○15番(児玉征威君) もう私なんかには声がかからんですからね。講師で来てくれというふうな。だから、どうですか、市長、二人で出てやればいいことないですか。
○市長(島田俊光君) 企画したところと私も全く面識のないことでございますので、このことについては、また、ほかにも私どもが説明しなければならない義務がございますので、そのことにつきましては私も説明に上がりたいと思います。この件につきましては、全く私の承知していなかったところで、うちの課長が説明していくと思っております。
以上です。
○15番(児玉征威君) 私が提起した問題点は、ぜひ受けとめていただいて、先ほど、寿屋跡地の問題は、私は裁判、新しい市長がなられたんで、9月議会でも課長が言ってるんですよ。カリーノ側と感情的なしこりもある。ある程度、私はそこは理解できる面があるわけですよ。あそこに柵をつくったり、いろいろした結果でこうなっていったんですけど、だから、その点では市長、真っさらの目で、そのカリーノ側と会って、やっぱりここの問題と、それから天神川の問題、これは私は解決しなければ、今の現状のまま、それから野辺市長も言われたんですよ、49戸、どこかに移転させる人たちの生業という問題は行政が責任持って解決したいと。
それから、こちらの空き店舗の問題、これの解決をしないと、本当に私も議員になって30年超えましたが、やっぱり今回がチャンスだと思うんですよ。串間の中心市街地のまちをつくり上げていく点で。そういう点では、先ほど言った点から、どういう事業が本当に串間のまちづくりになるのかという点に視野を広げんと、もう道の駅ができれば、何もかんも全部解決するようなことが言われているわけです、今。その点どうですか。
○市長(島田俊光君) ありがとうございます。先般、指導受けたときに、やはり私が最初に行って、話をするべきだと思っております。それは考えております。そしてまた、長年かかってできなかった糸をどのようにほぐすかということも、私もまだ今から勉強していかなければなりませんので、そのほぐし方にも問題があろうかと思います。その中で、少しずつ過去の問題点を改善していきながら、やはり議員言われるように、道の駅が核になるような状況となるためには、やっぱりそこは一番必要だろうと思いますので、そのことについては、私も真摯に受けとめてカリーノ側とも接触したいと思っております。
以上です。
○15番(児玉征威君) 次に、30年度決算等の関連で、市民病院ですよ。これは同僚からも出ましたが、28年度で10億、29年度も2億から3億と。30年度、病院のこの計画でいえば、30年度は711万の黒字と。しかし、同僚議員の質問で、29年と同じ程度の赤字が、そうすると、15、6億ですかね、赤字が。一時借り入れが4億から5億と。これが7億、8億になると。もうこれは病院は存続できませんよ。ただ、その切迫感と緊張感というですか、対策が私はないと思うんです。病院長というか、管理者がきのうから来ておられましたけど、余り元気がないんですよ、はっきりいって。任せてくださいということじゃないような感じを受けましたが、市長、これは言われたように、いい医者を呼べば3億円、1人の医者で稼げるというようなことを事務長が言うわけですから、一つは、病院は医者ですよね。どう考えますか、ここは、だから管理者任せじゃいかんですよ。
○市長(島田俊光君) 議員言われるように、十分把握しております。この件につきましては、毎日300人ぐらい受診される方もいらっしゃるわけですから、問題は、言われるように、もうかる事業といいますか、病院の中でそういう事業を、言ったらいけないと思いますが、やはり病院運営につきましては、そのようなことで取り組まなければなかなかできないと思います。今、議員が心配されているように私も心配しているわけですから、このことについては、もう少し検討させていただきたいと思います。
以上です。
○15番(児玉征威君) これは3月議会までには、ある程度の管理者任せじゃなくて、市長がどうしたいという考え方というのをお示しいただけますか。
○市長(島田俊光君) 国のほうからも指定は受けているわけですから、先般、そのために宮崎大学のほうにも出向いていたわけでございます。私なりに案を持っているわけでございますが、その案が果たして成功事例になるのかというのが心配です。また、この市民病院というのは、市民に対して一番大切な拠点基地でございますから、このことは重点に置いて、さらに我々が努力していかなければならない問題、そして努力が可能になるのかという問題もあろうかと思います。このことについては、また研究しながら、その結果について、また議員の皆様方に御相談申し上げるようにしておりますので、よろしくお願い申し上げます。
以上です。
○15番(児玉征威君) 次に決算委員長の報告で、3つの指摘と提言を行ってますね。道の駅については、今までございましたから。この都井岬ですよ。これは会われたということですよね。私は前の市長にも言ったんですよ。一つは、米良電気が開発を渋っているのは、小水力の発電量全額買わないと。こういう対応があって二の足を踏んでいるということが一つあるということなんですよね。それで、先ほどの自然エネルギーのまち宣言ですね。課長、わかったら答えてください。これは相当串間は、これによって、これはもう財源というか、生産力としても大変な金額になるんですよね。串間では、年金が80億か90億、それから農家の所得、それと串間でいえば、何といっても福祉に働く人たちを含めて、介護、医療、福祉で1,000人ぐらい働いてて、これで全体として100億ぐらいのお金を予算として組んでるわけですよね。だから、これに自然エネルギーがなってく、ただ、これは設置者が全部懐に入れるようなシステムになってるわけですよ。これを串間の開発なりに協力してもらうということをしないと、これは何のメリットもないということになるんですよ。だから野辺市長は、九電に直接行って、小水力の6,000万ぐらいですよ、全額で。これを余りけちるなと。これは串間の都井岬の観光がかかってるわけだから、何とかしてくれと。風力発電に全面的に串間市は協力しているわけですよ。それを交渉することもあわせて、米良電気に迫っていくと。これをぜひやっていただきたい。前の市長は、そげえ言ったら、病気になられて。よう行かんかったわけですが、市長は元気だから、ひとつどうですか。
○総合政策課長(﨑村 司君) 先ほど御質問のありました風力発電の売電量、発電量ということでございましたが、私どもが把握しておりますのが出力の規模というところでございますので、これを答弁させていただきたいと存じます。規模が6万4,800キロワットということでございます。内訳としましては、2,850キロワットの23基分ということでございます。これは一般的な家庭で申し上げますと、おおよそ2万1,600世帯分の電力に相当するということで伺っております。発電量、売電量につきましては、申しわけございませんが、公表されておりませんので、答弁はできない状況でございます。
木質バイオマス発電施設につきましては、規模が1,940キロワットでございます。それから小水力発電施設につきましては、規模が450キロワットでございます。それから太陽光につきましては、何カ所かに分かれておりまして、トータルはしておりませんので、また後ほど、トータルしたものをお答えしたいと存じます。
以上でございます。
○市長(島田俊光君) 議員言われるように、串間は環境のまちと、エコまちということで、私も位置づけをして、これを大きく打ち出していきたいと思っております。議員が言われるように、できたときはいいんでしょうけども、固定資産税だけであると下がっていきますので、今、議員が言われたように、串間でエネルギー開発をしてもうかっている部分は、ある程度、市にふるさと納税として受け入れができないかということもお願いしたところです。その中では、やはり難しい問題があるわけでございます。その難しい問題については、逐一皆様方と協議しながら、また、お力添えを借りながらやっていきたいと思っております。
都井岬の問題は、言われるように、米良電気が1億6,000万ほど小水力の6分の1ができなければマイナスになるということは話を聞きました。でも、そのことをまだ、米良社長は一言も私にも言われないし、私もまた米良社長に具体的な都井岬の開発のことは言っておりませんが、ただ、米良社長の構想の中にある都井岬の観光開発というのは大きなものになっているようでございます。その中で、串間市がどのように協力できるかということも、これからの詰めになろうかと思います。そのときにはまた御指導賜わりたいと思います。
以上です。
○総合政策課長(﨑村 司君) 先ほどの太陽光の出力についてお答えしたいと思います。メガワット級の大きい出力についての合計でございますが、私どもが把握しておりますのは8.5メガ、8万5,000キロワットぐらいかなというふうに把握しているところでございます。
以上でございます。
○15番(児玉征威君) 市長、私がいう自然エネルギーのまちというのは、今、県から来られて、まだ間がないからですが、その串間の自然エネルギーでどれだけ実際売電量生産しているかと。これはそういう取り組みをやっているところをきちっと掌握しているわけですよ。そういうことを市民にも知らせて、そして、大体10年で償還するような投資で自然エネルギー、ただ太陽光などは売電料金がどんどん下がってきてますからね。ただ、風力とかバイオマスとか小水力というのはそう変わってないと思うんですよ。だから、大体、その規模をつくってすれば計算できるわけですよ。
それで私は、だから都井岬に米良電気が投資すると。こういう方向が串間の自然エネルギーの設置者がそういう考え方に立っていただくと。例えば風力発電でつくったウインドフィルが本城の温泉とか何か、あるいはスポーツキャンプ、こういうものをつくるのに一定の協力をしてくれと、そういう例になっていくわけです。しかし、今の九電がとってるような、せっかく串間のために協力しようというところにはいじめをすると。こんな九州電力じゃだめですがね。今は電力の自由化になったから、串間は、みんな九電からの契約をやめて、ほかのところと契約すると。そういうことだってできるわけですがね。市内でも幾つかの施設は九電との契約をやめて、やってるところもあるわけですから。だからもっと、そういうならしないとわからんですがね、我々もわからんでしょ、あちこちできてるけど、やってくれますか。
○市長(島田俊光君) そのことについては、会報などに記して説明していきたいと思っております。そしてまた、議員言われるように、交渉については、まだこれからの段階でございますので、議員のように積極的にまた話はしていきたいと思います。
以上です。
○15番(児玉征威君) 決算で見ると、現金預金が病院は800万円ぐらいしかないというようなことですが、大変です。一時借り入れをやっても。一方は水道は4億ある。現金預金が。それで今度の議会に簡易水道は30年度から上水道に統合するということになってきますが、それによって、予算も含めて変化があるのかどうか、どういう問題があるのか。その点お答えください。
○上下水道課長(矢野 清君) お答えいたします。平成30年度から簡易水道事業を水道事業へ統合するということを予定しておりますが、簡易水道事業に係る予算につきましては、水道事業会計のほうに合わせて計上することとなるものでございます。
(発言する者あり)
○上下水道課長(矢野 清君) 統合後の予算についてでございますが、水道事業会計の予算と簡易水道事業の予算の合計となるものでございます。
以上でございます。
○15番(児玉征威君) 市長、緊急申し入れでの具体的な答弁はなかったですが、子供の貧困が大きな問題になってますよね。学校給食を無料にしたり助成したり、こういうのがどんどんどんどんふえてますが、この点が1点と。それから学校の空調、小学校。中学校はもうできましたが、この空調設備と、それからトイレの洋式化、この点は子育て支援を重点に置かれてますが、どう考えていらっしゃいますか。
○学校政策課長(野辺幸治君) お答えします。
まず、学校給食費についてのお尋ねでございます。学校給食法により施設や設備費、職員の人件費等を学校の設置者である市が負担し、これら以外の経費として、食材費は保護者負担とされておりますので、現在のところ、市内小中学校の全児童生徒を対象とする無料化については考えていないところでございます。
次に、小学校の空調設備についてでございます。
教育委員会といたしましては、近年の夏場の猛暑等による児童への健康管理の面でも学校施設への空調設備は必要であり、保健室等の整備は完了したところでございます。今後、小学校の普通教室への空調設備の導入については、個別施設ごとの改修計画をする中で、建物本体の耐震年数等考慮し、非構造物部材の耐震化や長寿命化、または改築を含めた建てかえ等を含め、各補助金の活用を標榜していきながら、設備を検討してまいりたいと考えているところでございます。
次に、トイレの洋式化についてのお尋ねでございます。現在の生活環境の変化に伴い、本年度福島小学校を24基整備したところでございます。福島小学校以外の小学校につきましても、平成30年度に各学校の児童数、便器等の状況にあわせまして、合計で24基の洋式トイレを整備する計画でございます。
以上でございます。
○15番(児玉征威君) 次に教育委員会ですが、男女混合名簿というのが最近マスコミ等で取り上げられております。これは性的少数者の配慮という点からも、そういう、ただ、宮崎県が一番おくれているということで、何か新聞報道では、県教委も、県教育長の会議で、原則として、そういう名簿を使うようにということがあったというふうに聞いてますが、串間の現状と今後の取り組みについて。
それから、部活動について、教職員組合ですか、心労の疲労、休息不足が5割を超えて、公務が忙しくて指導できない。こういうアンケート結果も出てますが、串間の状況等、部活の休部、休みこういうことも実行がされている自治体ふえているようですが、その点どういうふうになっているのか、お答えください。
○学校政策課長(野辺幸治君) お答えします。
男女混合名簿についてのお尋ねでございます。現在、本市におきましては、小学校、中学校11校のうち、小学校1校が男女混合名簿を取り入れております。これにつきましては、男女混合名簿の導入の意義について承知しているところでございますが、事務処理上、男女別に取り扱う機会も多いことから、学校規模や児童生徒数により業務の負担となる状況がございます。これにつきましては、市として統一した取り扱いは指導しておらず、引き続き、学校の状況に応じて対応していきたいと考えているところでございます。
次に、部活動の休養日の設定についてでございます。串間市においては、本年度、串間中学校の開校において、スクールバス導入に当たって、日曜日及び祝日の運行はしないということで、各部の活動の状況に応じて週1回の休養日を設定しているところでございます。本市におきましても、長時間の練習による過度の疲労による生徒への影響、保護者の送迎等の負担や家庭、地域で過ごす時間の確保、教職員の長時間労働の是非を目的に、具体的な取り組みを検証し、串間中学校の部活動における休養日を設定の方針について定めたところでございます。現在、この方針に基づき、具体的な運用について、学校で準備を進めているところでございます。
以上でございます。
○15番(児玉征威君) 時間がありませんから、次にいきますが、保育所についてお尋ねしますが、今回で公立保育所を全て民営化するということになるようですが、選定も終わったというふうに聞いてます。ただ、保育関係者やら保護者の中からは、これまで慣例であったその地域の法人保育所が基本的には受託するという流れがあったんですが、今回は、そういうふうな選定になってないというところで、一つ公平・公正な選定かという点でのそういう声が上がっています。
それから、もう一つは、これまで公立と法人との串間の保育する保育会というのがありましたが、今回選定されたのは、この保育会にも入ってないというふうなことを聞きますが、そういう点で、なぜ串間の保育会に入って串間全体の保育の改善に取り組むという、そういうところから外れているところが選定になったのかと、そういう疑問の声が出てますが、そういう選定結果を含めて、どうなっているのか答えてください。
○福祉事務所長(河野博彦君) お答えいたします。
公立保育所の民営化につきましては、公平・公正を期すために今回公募により移管先法人を募集したところでございます。そして、申請のあった3法人の申請書類、そしてプレゼンテーションにより串間市公立保育所民営化移管先法人選定委員会、ここで、この委員が評価基準表の18項目の評価項目、これが設定されておりますけれども、その評価項目に基づいて評価をされ、そして選定委員会において選定されたということでございます。これまで、公平・公正だったかというようなことも言われましたけれども、前回の北方保育所の民営化につきましても、公募により行っておるところでございます。そして、保育会の加入、未加入、これについては、今回の選定の基準には入っていないところでございますので、その保育会の加入については今回評価をされてないところでございます。今回選定された候補者は、保育会には加入されておりません。
以上でございます。
○15番(児玉征威君) 保育会はどういうことをやってきてますか。
○福祉事務所長(河野博彦君) 保育会の活動としましては、まず、職員研修、そして、職種別の部会の開催、救急救命講習会、講演会等の開催のほか、人形劇の鑑賞、そして健康福祉祭での子育て支援コーナーの開設、秋祭りの絵画展の展示、そして、もうすぐ1年生がんばろう大会の開催、スポーツ交流会などを行っているところでございます。
以上でございます。
○15番(児玉征威君) それは、串間の保育水準を向上させるために保育会が果たしている役割は全然評価されないから、評価基準に入らなかったということでいいですか。
○福祉事務所長(河野博彦君) それぞれの保育施設につきましては、児童福祉法並びに保育指針を踏まえて、そしてさらに各保育施設の実情に応じた創意工夫を図りながら、よりよい保育に取り組まれているところであります。
保育施設の団結ということでございますけれども、これはこれまで、もうすぐ1年生がんばろう大会とかを開催されておりますが、平成28年度から、市の呼びかけた、一緒にがんばろう大会をやりましょうという、この保育施設に賛同いただきまして、市内全ての施設が参加して、この1年生がんばろう大会をするようになったと、こういう団結も図られているところであります。ですから保育施設は、それぞれの施設において努力をされております。よりよい保育については。ですから、今回選定については、保育会に入ってる入ってないは、評価の項目には入っていないということでございます。
保育会の加入、未加入をその選定の中に入れたというのではなくて、あくまでも千種保育所、市木保育所、この運営を安心・安全に経営していただくということが大前提でございます。子供たちが保育所で安心・安全に活動ができると、保育ができるということがまず大前提でございます。そして、そのためには、今回、募集要綱に評価基準を載せておりますけれども、18項目の評価項目を設定しまして、その評価項目で選定をされたということでございます。
以上でございます。
○15番(児玉征威君) 保育会は職員研修、それから4・5歳児部会、給食部会、主任部会、いろんな部会をつくって、いろんな取り組みをやっているわけですよね。今までは公立も含めて保育会に入って、串間の保育をどう水準を上げるかということで協力してやってきたわけです。だから、そういう点での一つの流れとして、例えば隣保館のときにはむつみが、それから大束中央の場合はやまびこが、そして、北方については南さくらが受けるというような形で結束が図られてきたわけです。ところが、ここは保育会を脱退して、だから、それに縛られないということで当然手を上げたと。だから、今までの流れから。だから、その保育のあり方というのは、一般の工事入札とかそういうものとは違うわけです。利潤を目的じゃないわけです。串間の子供たちがよりよい保育をやるという点で、お互いが集まって研修会を開いたり、子供たちのいろんな給食をどうするかとか、こういうことで、小さい園も大きい園もその中で研修してレベルアップをしていると、これがつくられた保育会の歴史的な経緯なんですよ。それを行政が認めないと、全然評価しないと、市長、最後ですが、こんなのは公平・公正と言えるんですか。そして、市長が言われる団結ですよ。保育の現場での団結というのが図られますか。私はそうじゃないと思うんですよ。市長の最後の答弁を求めて、私の質問は終わります。ありがとうございました。
○市長(島田俊光君) これも精査して、公平・公正にやったものと信じております。
以上です。
○議長(山口直嗣君) 以上で、15番、児玉征威議員の質問を終わります。
以上で、一般質問は全部終了いたしました。
一般質問を終結いたします。
昼食のため、しばらく休憩いたします。
(午前11時53分休憩)
(午後 3時01分開議)
○議長(山口直嗣君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
お諮りいたします。
ただいま市長より議案第131号から議案第142号が提出されました。
この際、本12件を日程に追加し、議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山口直嗣君) 御異議なしと認めます。
よって、この際、本12件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
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◎日程追加 議案第131号平成29年度串間市
一般会計補正予算(第11号)から議案
第142号串間市市長等の給与に関する条例等の一部を改正する条例
○議長(山口直嗣君) 議案第131号から議案第142号の12件を一括して議題といたします。
これより本12件に対する市長の提案理由の説明を求めます。
市長。
○市長(島田俊光君) (登壇)提案理由の説明をさせていただきます。
本日、提案いたしました議案につきましては、その提案理由を御説明申し上げます。
議案第131号から議案第140号までの予算議案10件につきましては、議案第141号及び議案第142号と関連しておりますので、一括して御説明申し上げます。
今回の補正予算は、給与改定等に伴い、それぞれの会計ごとに歳入歳出の各款項の費目において、給与費等を計上したものであります。
まず、議案第131号、平成29年度串間市
一般会計補正予算(第11号)は、1,491万9,000円を追加し、この結果、予算の規模は136億1,856万3,000円となっております。
次に、議案第132号、平成29年度串間市
国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第4号)は、55万円を追加し、この結果、予算の規模は、36億1,181万9,000円となっております。
次に、議案第133号、平成29年度串間市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)は、9万7,000円を追加し、この結果、予算の規模は、7億2,296万6,000円となっております。
次に、議案第134号、平成29年度
串間市民病院事業会計補正予算(第2号)は、収益的支出において9万円を追加し、この結果、病院事業費は19億3,492万7,000円となっております。
次に、議案第135号、平成29年度串間市
簡易水道特別会計補正予算(第4号)は、5万7,000円を追加し、この結果、予算の規模は2億8,039万5,000円となっております。
次に、議案第136号、平成29年度串間市
水道事業会計補正予算(第4号)は、収益的支出において19万6,000円を、資本的支出において9万3,000円を追加し、この結果、水道事業費用は3億7,109万9,000円、資本的支出は2億5,125万6,000円となっております。
次に、議案第137号、平成29年度串間市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)は、4万9,000円を追加し、この結果、予算の規模は5,161万5,000円となっております。
次に、議案第138号、平成29年度串間市
公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)は、5万3,000円を追加し、この結果、予算の規模は9,825万6,000円となっております。
次に、議案第139号、平成29年度串間市
介護保険特別会計(事業勘定)補正予算(第4号)は、48万3,000円を追加し、この結果、予算の規模は27億3,146万7,000円となっております。
次に、議案第140号、平成29年度串間市
市木診療所特別会計補正予算(第4号)は、10万9,000円を追加し、この結果、予算の規模は6,213万9,000円となっております。
次に、議案第141号は、串間市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例であります。
これは一般職の職員の給与に関する法律の一部改正に伴い、一般職の職員について、月例給を平均0.15%引き上げるほか、12月期の勤勉手当の支給割合について、100分の85から100分の95に引き上げ、平成30年度以降につきましては、勤勉手当の支給割合を平準化するため、6月期及び12月期の支給割合をそれぞれ100分の90に改正するものであります。
次に、議案第142号は、串間市市長等の給与に関する条例等の一部改正する条例であります。
これは特別職の職員の給与に関する法律の一部改正に伴い、市長、副市長、教育長、監査委員、病院事業管理者及び市議会議員の12月期の期末手当の支給割合について、100分の170から100分の175に引き上げ、平成30年度以降につきましては、期末手当の支給割合を平準化するため、6月期の期末手当の支給割合について100分の155から100分の157.5に、12月期の期末手当の支給割合について100分の175から100分の172.5に改正するものであります。
以上、本日提案いたしました議案について、その提案理由を御説明いたしましたが、御審議賜わりますよう、よろしくお願いを申し上げます。
以上です。(降壇)
○議長(山口直嗣君) 市長の提案理由の説明はお聞きのとおりであります。
本12件に対する質疑は、さきに提案されております議案と一括して行うことにいたします。
しばらく休憩いたします。
(午後 3時09分休憩)
(午後 3時10分開議)
○議長(山口直嗣君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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◎日程第2 報告第9号平成29年度串間市
一般会計補正予算(第7号)及び報告第10
号平成29年度串間市
一般会計補正予算(第8号)、議案第100号平成2
9年度串間市
一般会計補正予算(第9号)から議案第142号串間市市長等
の給与に関する条例等の一部改正について
(質疑)
○議長(山口直嗣君) 日程第2、報告第9号及び報告第10号議案第100号から議案第142号の以上45件を一括して議題といたします。
これより、本45件に対する質疑に入ります。
それでは、14番福添忠義議員の発言を許します。14番福添忠義議員。
○14番(福添忠義君) 少しお尋ねいたします。
議案第100号ですけれども、いろいろな経緯がありましたわけですが、それは別として、方向づけができたわけですけども、この問題については、市長は、市長選等の中で、市民の要請が多かったと、早く再開してくれと。そういう形で、全協で、20日ごろには、もう年内にオープンしたいと、こういう意向が示されて、それは議会のほうも早くやれということでございますから、ある程度の合意ができて、それに向けて進んできたと、こういうふうに思っておったわけでありますが、なかなかそうなってないということですけども、私は20日、一旦、最高責任者は口に出したわけですから、これは20日に向けて、私はもう100%以上の力を結集して、私はしないかんと思うんですが、それに対しての反対する人誰もいないわけですけれども、そのためには、私はなぜこんなこと言うかといいますと、これは余計なことかもしれませんが、やはり正月は串間を離れている帰省客がおります。特に私も息子が、その家族がおりますけれども、毎回、正月に帰ってきたときには田舎の風呂に入るんじゃなくて、やはり本城温泉の大きな風呂に入って、串間に帰ってきたことを楽しみにしているわけです。これは個人的な意見ですよ。しかし、そういう方がおることも事実ですよ。だから私は、これは串間の市民もそうでありますけども、当然ですが、早く、これ20日に、何遍も言うようですけども、いろいろな職員採用、従業員の採用等もありますけれども、私は再開ができるように、早くなることについては誰も反対する人おらんわけですから、万全の体制で取り組んで、その言葉どおりに日にちがずれ込むと、そういうことがないように、それができるのか、そうしてほしいんですが、意見を聞かせていただきたいと思います。
それから、款21の歳入ですけども、雑入で初期夜間急病センター剰余金返還金が87万8,000円あるわけでありますが、この事業は、日南串間で夜間救急の事業だと思いますけれども、返還金があるということは、利用客が少なかったから、経費が要らなかったから、こうなるのか。できたら、串間市民の利用状況、特に小児がここには最初うっ立ちだったわけですけれども、どういう状況になっておるのか。利用が少なくなってきているのかどうなのか。それを聞かせていただきたいし、今後のこの方向づけというのがあると思いますから、聞かせていただきたいと思います。
それから、款3の国民年金、歳出の中で、年金費が追加補正をされておるわけです。この事業は、法定委任事務であって、昔から、超過負担の最たるものだというふうに国民年金事務はあったんですが、しかし法律が変わっておりますから、そうでないかもわかりませんが、現在はどうなっているのか。本年度はどうか。
そしてまた、国民年金は、非常に高齢化社会の中では重要視されていくわけですが、串間でも年金受給者はたくさんふえておりますが、平成28年度末での串間市の納付対象者、納めなければならない人の納付率は今、非常に悪くなったわけですけれども、28年度末では串間はどうなのか。
それからもう一つは、年金不納のために無年金者、年金をもらわない未年金者、受給ができない年金者は非常に老後の保障が厳しいわけですけども、それが生活保護に回っていくと、こういうような考え方が非常に心配をされて、そうなってると思いますが、串間市で、生活保護家庭の中で無年金者は大体どの程度おるのか。そのことが私はやっぱりどこかで救済はされていくわけですけども、しかし、そのことが年金の未納のそういうセーフティーネットであるけれども、そういうものがあるということも頭に入れなきゃならんと思う。そこらあたりはどうなっているのか。
それから、款6の商工費の観光費ですが、スポーツランド&カルチャーランド串間推進協議会事業に112万円の補正がされております。この中身は何なのか。
それから、スポーツキャンプはよくわかるんですけども、カルチャー部門の串間での状況といいますか、誘致というか、そういうものはどうなっているのか。聞かせていただきたい。
それから、年が明けたら韓国チームが入ってくるということであります。来られることには歓迎をしない人おらんですけども、一部、串間の事業主、いうならば畜産業者は、このことに物すごい神経をとがらせているわけです。これは非常に韓国あたりは口蹄疫もはやったし、鳥インフルも今猛威を奮っておると、こういう状況でありますから、その防疫体制の強化が私はもう今ごろからそういう関係者集めてやらないかん。特に串間には宿泊所が1つしかないから、だから、去年もそうだったんですけれども、新年会シーズンです。同じ屋根の下に、同じ棟の渡り廊下の中で、一方では韓国の人がおる、一方では畜産業者が新年会やっておるという、非常に私のほうからするならば、心配の状況があるわけでありますが、そこらあたりの防疫体制というのが本当に徹底をしなきゃいかんと。これは宮崎県の中でも、韓国のスポーツ団体がキャンプに入っているところは、もうある面では串間には行かんという人も、畜産業者の中ではおるわけですけども、そういうものの防疫体制、これは本当に私は手薄だと思うんです。去年も私は言うたつもりなんですが、言わななかなかしない。徹底がなかなかならんというのがありますが、そこらあたりをしていただかなきゃ、どうするのか。
それから、款7の都市計画費でありますが、市街地整備費が中心市街地まちづくり事業で補償金が1,700万減額をされております。中身は何かと。それから、減額、事業ですから、お金使うということはできんわけですけども、しかし、私は、この議会の中でも中心市街地まちづくりと道の駅の問題については、吉松家の問題等含めて、いろいろ市民はわかりづらいと。2カ所のところに吉松邸のあの広場のとこ見ました。こういう事業するときには、どこでも完成予想図というか、きれいな完成予想図が立って、ここはこういうふうに将来はなるんだと。いう形をどっちもなぜ立てないのか。そうすれば、私は、不安に思っている人がその完成予想図を見ながら、わくわくするものが出てくると思うが、そういうことができんのか、更地になってるだけ、何をするのかと、こうなるわけです、市民は。しかし、そういうきれいな専門家が描いた完成予想図でもあれば、ああなるほどと、こうなるわけですから、なぜ、それができないのか、ぜひ私はしていただきたい。
それから、もう一つ、予算減額、お金使えないことはわかるんですが、旧寿屋の跡地の雑草、私は一般質問でも言ったけれども、市は係争中ですから、できんけれども、どこかがこの草を払うとか、こういう知恵は浮かばんのか。これは市は市民総力戦とやるわけですけど、にぎわいも含めて、もうそれが残念で私はなりません。その考えはないのか。
それから、款9の小学校費の教育振興費、教育扶助費で104万2,000円の補正がされております。大束小学校のバリアフリーにも860万3,000円がありますが、100万は教育扶助費、何か、学用品、給食、そういうものだと思います。中学校も95万1,000円あるわけですが、それからもう一つは、学校建設費の大束小学校のバリアフリー改修費が863万円、これは障害児が特殊なことだろうと思いますけれども、市内の小学校はもう終わっているのか。そういう体制がとれてないのか。スポーツや何かでけがをしたりなんかするのは、そういうものが必要になるわけですけども、どういう状況に市内の小学校はなっているのか。
それから議案第112号、移動通信鉄塔、これは携帯電話だと思いますが、これで市内には、携帯電話の不通なところがあるわけです、それは機種によるところもありますが、全然つながらんとこもあったりするわけですが、それをいえば、事務局は、あっこには家はないと、こういう言い方をされた人がおりますが、そういうわけにはいかんわけですから、どういう状況に市内の中、解消されているのかどうか。解消されてないと私は思いますが、その解消される計画、今後の計画、それはどうなっているのか。
それから議案第117号、串間市企業立地促進条例の一部を改正する条例、これは大変結構なことですが、皆さん、この条例案を見て中身がわかる人おりますか。私は全然わからんですもんね。これはここにおられる人、この条例案で優遇措置がわかる人なら大したもんだと思うんですけども、それと、この案を見て、担当課長、提案した課長もなかなかわかりにくい、失礼な言い方ですけども、そんなことやと思いますが、これは市長、誰でもアンテナを高くして、串間に企業を一つでも誘致したいと、そういうこと、みんな市民が知っとらないかん。もう少しわかりやすく、そして、これは串間の法律ですから、こんな書き方でいいけども。資料としてはわかりやすく、できるだけ誰でもわかるような、市民がわかるように、ぜひ市報等を通じて徹底をしていただきたい。我々にはそういうこと、聞いたことももう忘れているような状況ですけども、わからんわけであります。
そして、それをぜひしていただきたいんですが、もう一つは、この中で、この企業誘致については、法律に基づいて誘致条例がつくられている部分はあるわけですが、その法律に基づいたものについては、固定資産税であったり減額したものについては補償措置があるわけですけれども、串間のこの優遇措置の中で、どの部分が補償措置があるのか、歳入として、串間の市独自の条例で補償の対象にならない優遇措置というのはどういうものか、それを聞かせていただきたいと思います。
それから、次に指定管理者の問題でありますけれども、議案第124号の市木デイサービスセンター、これについては附帯決議の中でいろいろありますが、昨年度、今年度ですかね、経営的に厳しいという形、年度途中、指定管理者に補助金が交付された経緯があります。これは補助金を出さなければ運営が厳しいからということですけれども、それなら、市木の住民がこの市木のデイサービスを利用せずに、市木外のデイサービスを受けている人がどれだけおるか。その全体のカバー率を市木のデイサービスがどのぐらいしておるのか。なぜ、こんなことを言うかいいますと、指定管理者に補助金を出すということは二重支払いという形で、これは法に抵触するという見方が一方であるわけです。しかし、それは裁判中で、判例等でいろいろ合憲、だめというのもあったりするわけですけれども、どういう形で市木はカバーされているのか。サービスが悪いために市外に全部行くようであれば、当然赤字が出るのは当たり前の話だけれども、そういう中で、5指定管理者は124から128、今回5案件出ておるわけですが、それぞれ附帯決議がついております。その理由は何なのか。そしてまた、その附帯決議は選定条件の中に入れなかったのか。そのことを聞かせていただきたいと思います。
それから図書館は、受託希望者が今までの受託希望者は今度は手を上げなかったと、応募しなかったという形で、新しい応募者が2人行かれて、されたわけです。何なのか、もう今までしている人がしなかった、これは非常にそれなりの理由があるんじゃないかと思うんですよ。だから、それが一つ。
それからもう一つは、新たに応募された2団体、NPO含めて。2団体は、初めての図書館の受託者になるわけですけれども、そういう中で、そういうことが点数はつけられているわけですけれども、そういう形の中のやっぱり新しい人たちのそういうものの評価というか、それが何をもってされるか。ぜひそれは、附帯決議の中に電子図書の導入、それから現職員の継続を考慮して安定運営を中心にというような附帯決議もされているわけですけれども、例えばこういうのは一番売りであるし、また、雇用の継続という形では、当局側の要請と、こういうのが一方は団体が売り、一方は当局に要請と、こういう形であるわけですけども、附帯決議、そういうものが。だから、そこらあたりはどういうふうな形で選定の中に入ってくるのか。
それから、議案の指定管理者の124から128号は全部5施設とも附帯決議の中では、どの施設も利用者増を図れと、こうなっているわけです。いうことは、各施設とも28年度の利用者数は減ってるんだねと、今、目的とすると、この委託者である串間市がお願いしておった、予想しとった数字よりは、その数を確保できないという状況があるだろうから、そういう形をしておると思うんですけども、指定管理者は、民間のノウハウを公の運営に生かしていく、そして経済性も持っていくと、こういうのがあるわけですから、そうなれば、5施設とも図書館は、今までの指定管理者やめたと、せんわけです。あと残り4施設は、希望者は今の人しかいないわけです。これはもう本当、経済性とサービス向上というのは、決して立派な施設の管理者になっておるわけですけども、私は、競争があって初めてそこにはステップアップがあると思うんですけれども、なぜ競争性がないのか、どういうふうに、それぞれの施設のしている方見ているのか、何かが問題があるから、せんとだろうと思うんですけれども、指定管理料が低いのか。指定管理料と利用料金制との中間であるのか、そういう問題等もあろうかと思いますけども、なぜなのか。だから附帯決議がついている、利用者増を図れというふうになっておりますけども、平成28年度の利用実績、その目標としておる、行政の目標と実績との乖離はどの程度あるのか。また、それぞれの施設の附帯決議について、指定管理者側は改善方法を私は回答しているだろうと思うんです。それぞれの施設ともに。その改善方法といいますか、改善案といいますか、それがどういうような形で依頼者は受け取っておるのか、そのことを聞かせていただきたいと思います。
○総合政策課長(﨑村 司君) お答えいたします。
まず、議案第112号の携帯電話の関係でございます。現在、上大矢取地区におきまして基地局を建設しまして、携帯電話の不通による不安を解消する事業を行っているところでございます。これにつきましては、平成20年代当初ぐらいでございますけれども、大手携帯電話会社に調査をしていただき、その結果、大手のどの携帯業者も感知しない箇所というのが市内で大きく2カ所上げられました。その2カ所に対しまして現地調査をしました結果、上大矢取地区だけが現地調査の結果、不感地帯に当たるということで、今年度事業を実施しているという状況でございますので、それ以外の地区につきましては、いずれかの携帯電話会社の携帯はつながるというふうに理解をしているところでございます。
それから続きまして、指定管理の関係でございます。附帯意見についての理由でございます。
総合政策課が取りまとめをしておりますので、代表して答えさせていただきます。
附帯意見といいますのは、今回の場合、公の施設の指定管理者の指定に関して附される公の施設の管理運営を行っていく上での意見や希望などを表明するものと認識しているところであります。選定委員会の中で、選定委員がそれぞれの施設をよくしてほしいと期待して込めた思い、意見等が出されたため、附帯意見として候補者に伝えるべきだと考え、お伝えしたものでございます。
それから、なぜ選定条件に入れなかったのかということについてでございます。
附帯意見は、公の施設を管理運営していく上で、より利用者の立場に立った、努力してほしい部分だと認識しております。各応募者の提案は、選定条件を十分満たしたものでありますが、選定委員がプレゼンを聞いた上で、さらに効果を上げるためのもの、あるいは候補者にエールを送るもの、仕様書にはないが候補者に期待したものなど、さまざまな意見を附したものでございます。これらの意見は、仕様書に盛り込むほどの必要性がないものや盛り込むことにそぐわないものなどがあるため、仕様書には盛り込んでいないと認識をいたしているところでございます。
それから、指定管理者の競争原理についての御質問でございました。本市におきましては、指定管理者の受け手が不足しているところであり、競争原理が働かないのではという御質問でございますが、これは実は、本市に限られたことではありませんで、地方の小規模自治体においても同様に指定管理者の受け手不足が目立っておりまして、その中で、指定管理者が固定化してしまうことでマンネリ化につながり、サービスの幅を狭めてしまう可能性も考えられるところであります。
一方で、長期的な視点での運営と考えた場合には、例を挙げますと、ノウハウの蓄積、引き受けていた指定管理期間において改善しなかった点の見直し、新たなサービスのアイデアを構築するなど、メリット・デメリットの双方があるものと考えております。こういった地方が持っておりますそういった課題がございますので、国においても、制度の見直しということもあり得るのではないかと考えておりますし、ほかの市町村の取り組みなどを見ながら、検討の余地があるものについては積極的に検討してまいりたいというふうに考えているところでございます。
各、公の施設におきまして、利用者増の御質問がございましたが、これにつきましては、各施設の担当課長から御答弁をさせていただければと存じます。
以上でございます。
○市民生活課長(田中浩二君) お答えします。
議案第101号の第3款民生費、第1項社会福祉費、第5項国民年金費についてでありますが、国民年金に係る業務につきましては、議員御案内のとおり、国からの法定受託事務というふうになっております。市町村が処理する具体的な事務につきましては、国民年金市町村事務処理基準に示されておりまして、被保険者からの資格の取得変更と市民への主な窓口業務を行っているところであります。
お尋ねの超過負担につきましては、平成28年度の決算で申し上げますと、歳出1,693万2,853円に対して、国からの交付金、国民年金事務費交付金と申しますが、これが529万1,268円となっておりまして、差し引き1,164万1、585円が市からの持ち出しということになっているところであります。
また、無年金者の受給者についてお尋ねでありますが、詳細については、今のところ把握できてないということでございますが、昨年度、受給資格の期間が短縮になったことによりまして、本年8月から申請がありました。現在、10月末で約90名の方が新たに受給者となられております。また、国におきましては、10年未満の方についても、今般、12月に対象者へ加入確認のお知らせを送るということになっておりまして、宮崎県では3,856人の方が交付の対象になっているということです。また、国民年金の収納率ですが、串間市は、都城年金事務所の管内でございますけれども、28年度末が72.7ということで、昨年度が71.4でございます。約1.3%増加というふうになっているところであります。
以上であります。
○東九州道・
中心市街地対策課長(津曲浩二君) お答えいたします。
中心市街地まちづくり事業のお尋ねでございます。第7款土木費、第5項都市計画費、第7目市街地整備費、第22節補償補填及び補償金のうち補償金の補正の内容につきましては、旧吉松家住宅前広場予定地の物件補償対象者に対し、契約時時点修正により、電気設備などの一部補償対象物件の増、建物の一部構造の見直しにより599万3,634円の増額があったことに対し、道の駅エリアにおきましては、国土交通省と協議により、年度間の用地取得の変更を行った結果、2,306万4,711円の減額があったことにより、1,707万1,000円の減額補正でございます。
続きまして、旧吉松家住宅前広場の予想図についてでございます。そこで、何が始まるかと思われる方も当然いらっしゃるというふうに思うところでございます。現在、スケッチ程度のイメージ図等はもう作成しておりますので、ただいま御意見いただきましたので、設置する方向で進めてまいりたいというふうに考えております。
続きまして、旧寿屋跡地の雑草対応についての問題でございますけれども、確かに景観的にも非常に悪い状況でもございます。また、火災等の防災面からも地域住民も心配するところでもありますことから、まず、このことについては、地権者のほうへ連絡をしたいというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
○
商工観光スポーツランド推進課長(高橋一哉君) お答えします。
まず、串間温泉いこいの里の再開の時期ということでございますけども、12月20日ということを目指して作業進めておりましたけれども、温泉営業に関する手続等に見込みよりも期間を要することなどもありまして、さらに精査をいたしましたところ、現在のところは、12月24日を再開のめどとして作業を進めているところでございます。
続きまして、議案第101号串間市
一般会計補正予算のスポーツランド&カルチャーランド串間推進事業の補正予算、事業補助金112万円につきましては、これは平成28年度と比べまして、11月の現在で16団体も合宿が増加をしているということ、それから今年度中の合宿予測見込み、これは予約等も含めた形でございますけれども、平成28年と比べまして、19団体、宿泊人数にいたしますと614人、延べ宿泊人数といたしますと、2,530人の増加が現在もう既に見込まれております。これに伴います宿泊助成金等が不足をするということでございまして、増額の補正をお願いしているところでございます。
次、同じくスポーツランド&カルチャーの中で、カルチャー部分の取り組みということでございますが、これにつきましては、平成28年度は1件の実績がございますが、29年度、これまで、まだないところでございますので、この部分もしっかりとPR等に関係団体と協力しながら進めていきたいというふうに考えております。
それから、企業立地促進条例の周知についてでございますけども、これにつきましては、大規模改正ということもありまして、内容が多岐にわたり、わかりにくいということもあります。また当然、誘致すべき企業の皆さんにもしっかりとわかりやすいように理解していただくためにも、ここは広報する際にはしっかりと工夫をして、せっかくの改正でございますので、PR浸透とともに取り組みたいというふうに考えております。
それから、国の補填があるのではないかということでございましたけども、これにつきましては、企業立地促進法に基づきまして、宮崎県地域産業集積活性化基本計画というのがございます。ここに一定の要件があるわけですけども、この一定の要件に該当する事業者が県に申請し、承認を受けた場合は、国から受け、なおかつ市がその企業を立地企業として指定した場合、地方税の課税免除等の措置を市町村が講じている場合、その課税免除した部分、減収した部分に関しまして、地方交付税による補填措置が受けられると。補填率が約75%の特別交付税措置が受けられるということでございますけども、本市におきましては、この一定の要件に該当する事業者がここ10年間ではいないということもあり、この補填措置というのは、ここ10年はないというところでございます。
それから指定管理者につきましては、附帯意見でございますけれども、アクティブセンターにつきましては、附帯意見といたしまして、独自性を発揮した管理運営に取り組むこと、2点目といたしまして、自主事業の周知等、情報発信に工夫を凝らしながら、利用者数の増加につなげることなどの2点の附帯意見がございました。
この附帯意見の理由といたしましては、今回の指定管理候補者が現在の指定管理者でもありますことから、これまでの管理運営経験を生かしつつ、アクティブセンターのさらなる利用促進に向けた創意工夫を促すために独自性を発揮した管理運営を附帯意見としたということ、それから、2点目の部分につきましては情報発信でございますけども、プレゼンテーションの中で、さまざまな自主事業の提案を受けておりました。そこで、情報発信をしっかりして、利用者の増にしっかりとつなげるようにという附帯意見でございました。
それからビジターセンターにつきましては、同様に2点の附帯意見がございます。1点目が串間市内の宿泊施設や都井岬
牧組合及び地域住民とさらに連携を深めることという点、それから2点目が平成30年に開催される全国草原サミットシンポジウムと連動した企画を図ることという附帯意見でございました。その理由といたしましては、串間エコツーリズムの登録メニューであります野生馬ガイド、それから岬馬と大自然満喫ウオーキングを実施しておりますので、岬馬を管理する都井岬
牧組合、観光客、地域住民と密接なかかわり合いがあり、連携することが利用者の増加にもつながることからということで、1点目の関係機関とか住民と連携することという附帯意見をさせていただいております。
そして2点目は、全国草原サミット、これは平成30年5月に開催予定であります第12回全国草原サミットシンポジウムでございます。これにつきましては、期間中の大きなイベントでございますので、しっかりとここと連動しながら、効果を上げるようにという附帯意見があったところでございます。
以上でございます。
○農業振興課長(吉国保信君) お答えいたします。
まず、議案第101号のスポーツランド&カルチャーランド串間推進事業の中で、防疫体制の御質疑がございました。このことにつきましては、昨年も宿泊地や市内のスーパー等にお願いして防疫マットの設置をしていただいたところでございます。また、運動公園内にも設置を行ったところでございます。本年度も今月に串間市自衛防疫推進会議を開催しますので、防疫マットの設置をお願いし、防疫の強化に努めてまいりたいと思っております。
次に、議案第126号公の施設の指定管理の指定について。串間市環境改善センターについてでございますが、その附帯意見として、11年以上の指定管理の実績から、管理運営に安定感があるが、利用者増の面でこれまで以上の努力を求められるという意見がございました。これにつきましては、自主事業の増加についてプレゼンがあったが、既に行っている自主事業の回数の増加であったため、新規自主事業の取り組みも含め、利用促進について努力を促すために附帯意見としたところでございます。
2点目として、市内全域に利用促進を周知してほしいという意見がございました。これにつきましては、利用者増の面で、地区外の利用者の積極的な獲得が重要であるという委員の意見があったことから、附帯意見としたところでございます。
また、平成28年度の利用者実績としましては、8,452人でございまして、前年度に比べると1,000人程度落ち込んでいるところでございます。理由といたしましては、利用されていたミニバレーボールの3団体が利用をやめたということでございます。
以上でございます。
○学校政策課長(野辺幸治君) お答えします。
議案第101号
一般会計補正予算、小学校費、中学校費の教育費扶助につきましては、教育費扶助のうち、平成30年度に小学校、中学校に入学する準要保護世帯などの児童生徒の新入学用品についての予算でございます。小学校、中学校の準要保護世帯などの新入学用品費の支給につきましては、本年3月31日付で、文部科学省から国の要保護児童生徒援助費補助金についての通知があり、援助を必要とする時期に速やかに支給が行えるよう、入学前の就学予定者の支給の改正が示されております。このことを受けて、平成29年度において、平成30年度入学前の就学予定者へ支給ができるよう補正予算としてお願いするものでございます。
次に、学校建設費、多様な教育的ニーズに対応する特別支援推進事業につきましては、大束小学校に、歩行が困難で車椅子での生活が必要な児童が平成30年度に入学予定でございます。学校生活や学習上の困難を改善、克服することができるよう、障害を持つ児童生徒が適切な教育を受けることができるようにするため、車椅子に対応した多目的トイレの整備と、1年・2年生教室棟の段差解消、体育館入り口のバリアフリー工事、そして教室棟間、職員室棟への段差解消をするための整備でございます。市内の学校につきましては、串間中学校では、施設整備にあわせて、普通教室棟についてですが、整備を行っております。また、一部ですが、小学校の屋内運動場の入り口にはスロープを設置しておりますが、多目的トイレの設置や学校施設間の段差解消とバリアフリーの対応ができていない現状でございます。
以上でございます。
○生涯学習課長(増田 仁君) お答えします。
議案第125号公の施設の指定管理者の指定について、串間市立図書館についてのお尋ねでありました。
まず、現指定管理者が応募しなかったけども、それは何か問題があったかということでしたけども、現指定管理者に確認をしましたところ、特段、理由はないということの回答でございました。
次に、提案のありました2団体は、いずれも図書館事業は初めてで、経験がないということでございます。候補者として選定した評価方法はどういった内容かということでございましたけども、計画書やプレゼンをもとに選定基準、10の審査項目、それから審査内容に基づきまして、審査委員が総合的に評価した結果、採点総括表のとおりとなったものであります。
次に、附帯意見についてでございます。附帯意見について2点ございまして、電子図書の導入計画について、国の補助金を前提としたプレゼン等がございました。そのため、意欲だけで終わらないように、努力を促すために附帯意見として記述をしております。
もう1点は、図書館の安定的な運営を心がけるためには、運営をよく熟知した職員の継続雇用も大事なことの一つであるという委員の意見がございましたので、附帯意見としているものでございます。
以上でございます。
○福祉事務所長(河野博彦君) お答えいたします。
まず、生活保護者のうちで無年金者ということでございます。10月末時点でございますけれども、生活保護の世帯が161世帯、189人でございます。このうち65歳以上が127人、そして、そのうちの46人が無年金者ということで、率にしますと、約36%でございます。そして60歳以上の方で見ますと、145名、そのうち62名が無年金者ということで、率にしますと、約43%となっております。
そして次に、市木デイサービスセンター、市木地区の利用者の御質問がございました。10月末の実績で申し上げますと、市木地区の方でデイサービスを受けて利用されている方が59名、そのうち市木デイサービスセンターを利用されている方が53名となっております。約9割の方が市木デイサービスセンターを利用されている。そして、残り6名の方が他の施設を利用されておりますけれども、その中の2名は、有料老人ホームに入所されている方で、その隣接している施設を利用しているというような方のようでございます。
そして、次に市木デイサービスセンターの現状といいますか、実績でございますけれども、平成26年度が延べ3,090人利用されております。27年度が延べ3,536人、平成28年度が延べ3,120人と、27年度から28年度にかけて、利用者がかなり減りまして、そして介護報酬単価の引き下げというようなことがありまして、経営が非常に厳しくなったところでございます。そこで6月補正で200万ほどの補正をお願いしたところでございます。
29年度の実績でございますけれども、10月末の実績、7カ月間の実績で申し上げますと、延べ利用者が2,006人、介護報酬額が1,131万530円ということで、利用人員、介護報酬ともに若干改善されているというふうなことが言えるかと思います。ただ、市木デイサービスセンターにつきましては、利用者の増減で経営に大きく影響があるということから、今後とも利用者数の動向を見ていく必要があると。社会福祉協議会とも情報共有等しながら、しっかり安定的な運営に努めてまいりたいと考えております。
また、附帯意見でございます。附帯意見は、地区の福祉拠点であるので、社協に頑張ってもらいたいと。あと地区住民のためには、引き続き社協が運営されることで、地域に喜ばれる。そして3つ目に、地区住民は、デイサービスの利用を楽しみにされているので、継続していただきたいと。これにつきましては、先ほど総合政策課長からもありましたように、委員の意見をまとめて、附帯意見という形で今回御報告させていただいたということでございます。
以上でございます。
○医療介護課長(吉田寿敏君) お答えいたします。
議案第101号平成29年度串間市
一般会計補正予算、第21款諸収入、第5款第5項雑入、第1目雑入、第21節雑入の初期夜間急病センター剰余金返還金87万8,000円についてでございますが、平成28年度の利用者総数は2,577人で、このうち串間の利用者が176人でございます。過去5年間の利用実績で申しますと、平成24年度が185人、平成25年度が189人、平成26年度が168人、平成27年度が170人、先ほど言いましたように、平成28年度が176人と、平均177人で推移しているところでございます。
今後の運営状況につきましては、現在、医師、看護師数名により診察から薬の処方までを行っておりますが、インフルエンザの流行時期など来院者が多い時期には、現在の体制では休みもとりにくいという状況を聞いております。このことから、人員増の要望もありますので、その分の経費の負担増も見込まれているところであります。
以上でございます。
○14番(福添忠義君) ありがとうございます。大体わかったんですけども、指定管理者は大体5年ですから、3年か5年かですからね。そうすると、たった後、次のときは、もう担当者はいないわけです。担当外れておると、異動がありますから。だから、附帯決議は、毎年、決算書なんかで出てきたときには、附帯決議あたりの達成度といいますか、そういうものは、常に指定管理者と当局のほうで協議がされて、毎年これが附帯決議があるわけですから、立てるような体制が私はぜひ必要だと思うけども、これは議案質疑、要望じゃないですけども、そうあるべきと思いますから、頭に入れといていただきたい。監査は、そういう形で、私は監査はぜひしていただきたいというふうなことを強く意見を附しておきました。
それから、競争の原理が働かないのは、地方はどこも一緒だと。そしてまた、競争がないのがメリット・デメリットいずれもある。何か、私は指定管理者制度を導入した意味が、どこか別のところにあるような感じがしてならんわけですけども、それは何か原因があるはずですね。地方独自の串間ばっかりじゃないぞという、何か責任逃れのような言い方を答弁があるわけですけども、私は、そんなことだったらならんと思うんですが、これも答弁は要りませんが、私はそうあってはならんと、何か問題があるからこそあるわけですから。ぜひ、そういう形がないようにお願いをしておきます。
それから防疫マットですけれども、マットを敷けば済むという問題ではないと思うんです。真剣に私は、今議会の中でも出たように、これは本当深刻な問題なんです、はっきり言うならば。出てしまえば終わりですよ。はっきりいってスポーツランドの誘致、そんな問題じゃない、出てしまえば。もうそれは一遍に吹き飛ぶわけです、何年も。だから、これはもう一担当課だけの問題じゃないと思うんです。これはもう全市、全組織が串間挙げて取り組まなければならない問題だと私は思っておりますから、市長、ひとつ頭に入れて対応していただくようにお願いします。
それから道の駅にも、私は完成予想図を立てて、旧吉松邸だけじゃないですよ。立てて、ここは、いろいろあるけど、こういうのができるのですよと。皆さんの意見をくださいと。こうなるように、市民がある面ではわくわくできるような、そういう夢と希望がインプットができるような、市民に、別にそんな変な意味じゃないんですよ、誤解すると困るわけだけども、そんなのがなけりゃ、更地にして、家は、今度、今年から取り壊すわけですから、泉町のところ、これは一時は空き地になるわけですよ。何かできると。こうなるわけですから、それはもう当然私は急いでいただきたい。
それから、旧寿屋の跡地、今からやりますと、それは行政は、裁判沙汰をしているわけですから、それはなかなか言いにくい。だから、違うところから、一つの例が会議所あたりが向こうと連絡、誰かとって、会議所の職員が刈るとか、だから、そんな形でせにゃ、寿屋は、串間が困ってる、刈るもんかというような調子でけんかしているわけですから、そういう形。ぜひ、そのことを強くお願いをして、質疑を終わります。
○議長(山口直嗣君) 以上で、14番福添忠義議員の発言を終了いたします。
次に、5番木代誠一郎議員の発言を許します。
○5番(木代誠一郎君) 私も質疑をさせていただきます。
議案の番号順に上からさせていただきたいと思いますが、まず、議案第100号、いこいの里でありますけれども、こちら私どもがいただいた詳細の資料で、需用費の消耗品費、こちらが64万7,000円を計上いたしておりまして、担当課に確認したところ、主にシャンプーやボディソープを設置するための費用だというふうにお伺いしましたが、シャンプーやボディソープ以外にどういった備品ないしは消耗品費がどれだけ計上されるのか。そこをお伺いしたいと思います。
そして、同じくいこいの里の燃料費のところなんですけれども、灯油代として515万2,000円が計上されておりまして、私ちょっと不安に思いましたのが、今、中東情勢が非常に今きな臭くなっておりまして、不透明さを増しております。今、エルサレムの問題であったり、あるいはイエメンの内線、サウジアラビアの国内情勢、そしてイエメンの内戦はサウジアラビアとイランの代理戦争だとも言われておりまして、非常に中東情勢が不安定で、今、油の値段が高騰しております。そしてガソリン代もずうっと今、右肩上がりで高騰しておりまして、原油価格が上がっているものですから、おのずと、灯油の価格も今上がっております。そして、今、この設計段階といいますか、予算を組んだ時点の灯油代といいますか、今の灯油代というのが恐らく違う、また、温泉が再開されれば、また、これはわかりませんけれども、今よりもさらに上がっている可能性がありまして、この灯油代515万2,000円、これで果たして大丈夫なのかどうか、大丈夫だと言われれば、それまでなんですが、そういった予算を組む段階で、ある程度の余裕といいますか、幅を持たせてあえて計上しているので、大丈夫なのかどうか、そこをまず確認をさせていただきたいと思います。
次に、議案第101号の
一般会計補正予算のところでありますけれども、第3款の民生費、第2項児童福祉費、母子及び父子家庭等医療費助成事業、これが333万5,000円計上されておりまして、この内容というものは、具体的にどういう内容なのか、そして、この時期、12月の時期に補正に至った理由というのは、どういったものがあるのか。ここをお尋ねを申し上げたいと思います。
それから同じく第2項児童福祉費においての一時預かり、幼稚園型事業、一時預かり事業であります。こちらが277万6,000円を計上いたしておりまして、一時預かりというのは、保護者が病気等、そういったさまざまな理由から児童を見ることができないためにそういった保育園といいますか、認定こども園といいますか、そちらに一時的に預けるものなのかなとは思うんですが、同じくこれもどういった内容になるのか。そして、この12月のこの時期に補正に至った理由、そちらをお尋ねをしたいと思います。
それから同じく児童福祉費のところなんでありますけれども、教育保育施設措置費、これが非常に大きな金額でありまして、1億3,178万円、こちらは、12月定例会が始まる際に事業説明ということで、大まかでありますけれども、説明が書いてある資料いただいたんですが、もう少しわかりやすく、かつ詳しくこの内容、そして、今回のこの措置費、1億3,000万円の措置費によって、どのように保育環境、あるいは、現場で働く方々がどのように具体的に変わるのか。ここをお尋ねをしたいと思います。
そして今、安倍内閣が保育の支援、子育て支援を全面的にずっと打ち出しておりますけれども、この措置というものが串間市だけの措置なのか、あるいは日南や近隣自治体でも同じような時期に同じような措置がなされているのか。そこをお尋ねしたいと思います。
同じく児童福祉費になりますけれども、公立保育所運営事業、こちらが光熱水費と修繕費といたしまして、70万1,000円計上いたしております。こちらが千種保育所か市木保育所、あるいは、どちらかになるわけですけれども、この予算の内容、そして、この12月補正に至った理由、そこをお聞かせください。
それから第5款農林水産業費であります。第1項農業費、6次産業化総合支援事業、宮崎の6次化産地育成事業、これは75万6,000円計上されておりまして、この補助の内容、そして、どこへ支援するのか、支援先。そして、この補助事業、支援をすることによって、どのような効果が生まれるのか、そこをお尋ねしたいと思います。
それから同じく農業費の串間農畜産物次世代オリジナルブランド創出事業、こちらがブランドアドバイザー業務委託といたしまして、こちらがマイナス補正100万円になっております。ちょうど切りのいい数字でマイナス100万円というふうになっているわけですが、ここのマイナス100万円の補正に至った理由、どういったものがあるのか。そして引き続き、来年度もオリジナルブランド推進協議会は立ち上がったままといいますか、同じように、オリジナルブランド推進のために来年度も事業やるというふうに私は思っているんですけれども、来年度もこのようなブランドアドバイザーの業務委託、これを考えていらっしゃるのか、次年度のことになりますが、今の段階でわかっていれば、お聞かせいただきたいと思います。
まず、1回目は、こちらでお願いします。
○
商工観光スポーツランド推進課長(高橋一哉君) お答えします。
議案第100号平成29年度串間市
一般会計補正予算の串間温泉いこいの里管理運営費のうちの需用費のうちの消耗品64万7,000円についてでございますけれども、今御質疑にありましたように、シャンプー、ボディソープのほかにはかみそり、ハンドタオル、サウナマット、その他のお風呂用品、トイレ用品、事務用品等に関する経費でございます。
同じく燃料費515万2,000円でございますけども、この補正予算を上げる際に積算していたときと比べまして、現在灯油がちょっと高騰しているということもございます。けれども、なるだけ経費節減に努めながら、この予算の範囲内で執行したいというふうに思っておりますが、今後これ以上、社会情勢が激変しまして高騰となると、若干不足する場合が出てくるかなということもちょっと考えているところでございます。
以上でございます。
○農業振興課長(吉国保信君) お答えいたします。
議案第101号平成29年度串間市
一般会計補正予算(第10号)、第5款農林水産業費、第1項農業費、第3目農政企画費、第19節負担金補助及び交付金、6次産業化総合支援事業の75万6,000円の内容につきましては、県の補助事業を活用しまして、本市における6次産業化を推進するため、6次産業化に取り組む法人が実施する農業機械等の導入の支援として、総事業費163万5,000円に対し、補助率2分の1以内となります75万6,000円を増額補正するものでございます。事業内容としましては、株式会社くしまアオイファームがワイヤレスセンサーネットワークシステム機器を導入する際の支援となっております。事業主体が管理する9カ所の貯蔵庫に機器を設置し、事務所内で、6次産業化商品の原料であるかんしょの貯蔵庫内の温度、湿度、CO2濃度をモニター管理できることで、異常値の早期発見や最適な貯蔵環境が分析できることから、原料の高品質化と腐敗対策等が図られ、所得の向上につながるものと考えております。
次に、同じく第13節委託料、ブランドアドバイザー業務委託料の補正内容につきましては、農林水産物のオリジナル化に向け、外部専門家招聘事業を活用する計画でありましたが、当初想定していたアドバイス内容に対し、現在、他事業等を活用しながら対処できる状況から減額するものです。具体的には、まず、地理的表示保護制度の申請に関する助言につきましては、専門的な知識を有するプランナーを調査したところ、費用が伴わないプランナー派遣事業を紹介いただき、現在、助言、指導をいただいております。また、6次産業化の推進につきましても、串間市市政活性化アドバイザリー事業を活用し、助言、指導をいただいておるところでございます。
また、農林水産物のPRに係るポスターやパンフレット作成、串間オリジナル推進協議会のホームページに関しても地域おこし協力隊と取り組みながら減額させていただきます。次年度以降につきましても、この事業は継続する考えでございまして、アドバイザリー事業につきましては計上しない方向で考えております。
以上でございます。
○福祉事務所長(河野博彦君) お答えいたします。
議案第101号の民生費でございます。母子及び父子家庭等医療費助成事業でございます。この事業につきましては、ひとり親世帯の医療費の助成を行う事業でございます。ひと月当たり、1人1,000円の自己負担を除いた医療費を助成を行うものでございます。この補正の理由でございますが、本年の4月から10月までの実績額におきまして、当初の見込みを大きく上回って推移をしております。前年度比にしますと、約26%増ということでありますので、不足する額を見込んで増額補正をお願いするものでございます。特に入院にかかった医療費助成の申請件数が増加、そして1件当たりの平均助成額も約2.5倍というところで、今回補正をお願いするものでございます。
次に、一時預かり幼稚園型事業でございます。これにつきましては、幼保連携型認定こども園の教育標準時間認定の児童に対して、通常の教育時間の前後、あるいは長期休暇期間中の預かり保育を行うというものでございます。補正の理由につきましては、今回、利用児童数の見込みの見直しと、そして国の制度改正がありまして、長期休業日、夏休み等でございますけれども、この取り扱いの変更によりまして、今回補正をお願いするものでございます。
続きまして、教育・保育措置費1億3,178万円でございます。これにつきましては、いろいろ理由がございまして、まず、保育士等の経験年数や役割に応じた処遇の改善に関する新たな加算が追加されております。そして、全職員を対象とした従来の処遇改善加算の加算率が増となっております。そして、国が定める施設給付費の単価の改定が行われております。さらに、平成29年度人事院勧告に伴う単価の増加を見込んでおります。そして、各施設の運営状況によって決定する加算額を見直しております。そして、入所児童数の実績を踏まえまして今後の新規入所児童数の見込みを勘案しております。こういったことから不足額が見込まれますので、その分を増額をお願いするものでございます。
続きまして、公立保育所運営事業費でございます。これにつきましては、修繕料と光熱水費ございますが、70万1,000円。これは修繕料につきましては、毎年公立保育所の遊具、これを点検をしております。今年10月に点検しておりますけれども、その際にすべり台などの遊具について補修が必要というふうな指摘がありまして、今回補正を行うものでございます。あと光熱水費、これも夏場の長雨とか猛暑、そういった時期にエアコンやシャワーの使う量がふえたと。そして6月には市木保育所の外壁の一部に塗装工事を行っておりますけれども、その際の洗浄作業などに多くの水を使いまして、10万円ほどの予算が不足するというふうな、こういったことから公立保育所の運営事業について補正をお願いするものでございます。
以上でございます。
○5番(木代誠一郎君) わかりました。次に、同じく議案第101号の
一般会計補正予算の第6款商工費の第1項商工費、経常経費のところに当たります商工観光課庁費ですね。この35万8,000円、これはどういった中身になるのか。そして、この時期に補正に至った理由といいますか、そこをお伺いをしたいと思います。
そして同じく起業・企業支援プロジェクト、こちらが40万円の組みかえというような形になっておりまして、起業・企業支援プロジェクトがマイナス40万円、そして記念品として40万円になっておりますので、こちらの内容、そして、この組みかえになった理由、こちらをお聞かせいただきたいと思います。
そして一部、同僚議員の質疑で理解したものは割愛をいたします。一つ、学校政策課ですね。これが、先ほど同僚議員の質疑でありました大束小学校のバリアフリーの改修工事863万円なんですが、内容はわかったんですが、一つ質疑でお尋ねしたいのが、これが12月の補正、そして議決を経れば、これから改修工事という形になるんですけども、恐らく3月までには終わらさなければいけない改修工事になると思うんですが、間に合うのかどうか、間に合わせますと言われればそれまでなんですが、発注して、実際に工事にかかるわけなんですけれども、金額自体が比較的大きな863万円という工事になりますので、しっかり児童が4月に入学する際には間に合うのかどうか、その点を確認をさせてください。
それから、議案第118号、こちらのトレーニングルームの開設に伴う条例の改正でありますけども、こちらの利用料金について質疑をさせていただきたいんですが、この個人利用料金、そして専用利用料金設定をされております。この金額が高いとか低いとか、そういう話じゃないんですが、この金額の妥当性、ほかの自治体のトレーニングルーム、こういった施設を参考に、どういったところを参考にしたのか。そして、この金額の価格設定、どのような形で決定に至ったのか。この点についてお聞かせいただきたいと思います。
○
商工観光スポーツランド推進課長(高橋一哉君) お答えします。
議案第101号平成29年度串間市
一般会計補正予算の商工費、商工総務費のうちの経常経費の商工観光課庁費のうち35万8,000円の増額の補正をお願いしている部分につきましては、内訳といたしまして、消耗品費が25万3,000円、燃料費が6万7,000円、通信運搬費が3万8,000円となっております。いずれも事務量等が増加しておりまして、その関係での経費が増額したということで、これ以降の使用料というのを積算をいたしましたところ、不足するということで増額をお願いをしているところでございます。
それから、第2目商工振興費の起業・企業プロジェクト事業の事業補助金から記念品へ40万円の予算組みかえをいたしておりますけれども、内容につきましては、起業・企業支援プロジェクト事業補助申請等を9月締め切りとしており、起業・企業支援プロジェクト事業補助申請者12事業者、就労奨励金交付対象認定申請が14名あったところでございます。事業補助金において、12事業者の補助申請額を鑑み、補助限度額を執行した場合においても不用額が発生することが確認されましたことから、当初予算にて就労奨励金として10名分計上しておりました報償費に4名分を追加するために組みかえを行うところでございます。記念品の内容につきましては、新卒者等就労奨励金交付要綱に基づきまして、1人につき10万円の串間市共通商品券の交付を予定しているところでございます。
以上でございます。
○都市建設課長(酒井宏幸君) お答えします。
議案第118号串間市都市公園条例の一部を改正する条例についてお答えいたします。
トレーニング室使用料につきましては、串間市使用料手数料設定基準及び近隣自治体の利用区分、時間、料金等を比較した上で算出したところでございます。個人一般利用料金は、2時間当たり税抜き200円、税込み210円で設定いたしておりまして、近隣自治体の平均は230円で、最も高いのが県武道館の360円となっております。利用区分は、個人利用と専用利用に分けておりまして、専用利用は、10名以上の団体利用とし、キャンプ利用者等の団体が利用しやすいよう配慮したところでございまして、隣接する市内体育施設とあわせたサーキット練習が可能となるところでございます。
近隣自治体では、清武総合運動公園が専用利用という制度を導入しておりまして、税込み1時間1,540円でありまして、串間市では、2時間当たり2,160円、税込み2,160円、1時間当たり1,080円となるところでございます。料金の設定につきましては、生涯学習課並びに商工観光スポーツランド推進課のほうと協議しながら決めたところでございます。いずれにおきましても、この施設が市民に利用しやすく、また、本市の地理的条件を踏まえ、キャンプ誘致活動等に寄与できるよう設定したところでございます。
以上でございます。
○学校政策課長(野辺幸治君) お答えします。
大束小学校バリアフリー改修工事についてでございます。予算議決をいただいた後、早急に入札契約を行う予定でございます。また、今回の改修工事は、教室棟の改修が含まれることから、授業等の学校運営に支障がないよう進めていく必要がございます。工程の調整を行いながら、学校の協力をいただき、受注者と協議を行いながら、3月末までに工事を完成する計画でございます。また、工事内容で時間を要する部分としましては、建具、ステンレス製の手すり等があり、工場の製作加工等で注文してからの納期が2週間から1カ月と確認しておりますので、工事受注者が決まりましたら、すぐに打ち合わせを行い、発注するよう調整を行うところでございます。
以上でございます。
○議長(山口直嗣君) 以上で、5番木代誠一郎議員の発言を終了します。
次に、15番児玉征威議員の発言を許します。
○15番(児玉征威君) 簡潔にお聞きしますけど、一つは、100号の温泉ですが、先ほどの議会運営委員会、全協で24日にオープンという、これはクリスマスイブの日で、いろんな点からいうと、いいタイミングだと私は思います。それで、これは必ず、それでオープンするということで確認したいと思いますが、それと、これは温浴だけだということで、あと、あそこに売店とか休憩所がありますね。これは、どういうふうになるのか、使えるのか使えないのかというのが2点目。
それから、当然休憩所などが使えれば、あそこに今までは飲食、食堂があったわけですから、持ち込みは禁止ということだったですが、利用者が持ち込んで食べたりすることはできるのかどうか。その点が3点目です。
それから、オープンの日の行事は何か考えていらっしゃるのか。私は、西米良の温泉に行ったときに、あそこはボランティアを組織して風呂の掃除とか何かを協力した人は、その入浴料を無料にするというような制度を取っておりますが、10人確保するということですが、特に本城地域の振興会とか、そういう人たちと協力して、温泉を支える会みたいなのができて、そういう人たちに支えてもらえれば、そういう人たちは無料で利用できるようにするとか、そういうことが必要だと思いますが、まだ出したばっかりですから、考えてないかしれませんが、そういうのを早急にとっていただきたいと思いますが、どうでしょうか。
それから次に、公の指定管理ですが、今回5つ出てます。それで先ほど同僚議員も言いましたが、例えば市木デイサービスは、これは社協がずっとやっとって、これは公募じゃなくて、採点もつけてないわけですね。そして補填をすると。これはもう完全に指定管理制度とはもうなじまない施設になってると。それから、あとの農村環境センターはシルバー人材、アクティブは元気になろう会、都井ビジターは観光物産、これもほとんどもうこれは固定してますよね。だから問題は、指定管理の目的は収支比率だと私は思います。利用料金制度をとっている以上は。これが実際どうなっているのか。そこの分析をされて検討されたかどうか、この点。
特に決算委員会で指摘をしましたように、文化会館は、前のNPOがしておりましたが、これは裁判になったんですね。だから、そういう問題が串間では今回は温泉と続いているわけですよ。だから、そこら辺でいけば、やはりリスク管理とか、こういうものが当然、抜本的に検討されて、改善策が本来ないというところに一番の問題点があると思うので、これは総合政策課が指定管理の担当であれば、指定管理制度全体がそれの法の趣旨に沿って行われているかどうか、そういうことも含めて一度検討して、やっぱり改善策を議会にも示すということをぜひやっていただきたいと思うんですが、そういう考えがあるかどうか、以上お尋ねします。
○総合政策課長(﨑村 司君) お答えいたします。
収支比率等につきましては、各施設で答弁をさせていただければと思うんですが、全体のリスク管理、あるいは法の趣旨に沿っているのかということでございます。
議員御指摘のとおり、非常に受け手が少ない、1カ所あればいいほう、多くても2カ所の手が上がるのが精いっぱいという状況が続いているわけでございます。これは人口規模、あるいは団体等の少ない状況にあること等々が原因だろうと思いますが、私どもの指定管理者の指針におきまして、この応募ができる団体というのは、市内の事業者に限っているというものがございます。そうしますとそういう弊害が出てくるわけでございますが、ではこれを市外に広げれば手を上げてくれるかと、それは、やってみないとわからない部分ありますが、それでは市内の事業者が雇用を、5つの施設ですと、少なくとも十数人の雇用は生まれているわけでございまして、こういった状況からしますと、今の状況を打破するためには、市外にも公募をかけるということになるのが一番実効率の上がるやり方だろうと思いますけれども、ただ、それをやってしまいますと、地域経済に影響があるという状況でございますので、先ほど答弁させていただきましたけれども、ほかの市町村でいい取り組みをしているところがあれば、そういったところを少し勉強させていただいて、検討すべき余地があるところにつきましては積極的に検討したいという気持ちはありますので、そういう方向で検討を進めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
○
商工観光スポーツランド推進課長(高橋一哉君) お答えします。
まず、議案第100号の串間温泉いこいの里の関係でございます。これにつきましては、先ほども御答弁いたしましたように再開期日を12月24日、今ありましたようにクリスマスイブということを目標に今作業を進めております。不測の事態等が起きなければ、ここでオープンということで、今作業を進めているところでございます。
それから、以前売店といいますか、そういったところを担っていた場所などの有効活用はしないのかということでございますけれども、これにつきましては、広く市民の方々もしくは関係団体といいますか、物産その他の団体の方にもお声がけをして、そこでいろんな商品の販売でありますとか展示でありますとか、そういったことで、広く活用していただきたいなというふうに考えております。
それから持ち込み飲食につきましては、現段階では、今回の場合は、それは可能ではないかというふうに思っております。これまでは、いこいの里のほうで独自に提供していた飲食と持ち込んだ物とが区別できずに、どこで、例えば何か問題が発生したときに、どちら側に責任かというのが明確に判断できないということで、保健所さんの指導によって、持ち込みはしないということでしておりましたけども、今回、こちら側で飲食を提供するということは、市側、市の直営によって提供するということはありませんので、可能じゃないかと考えておりますけれども、最終的には保健所に確認をしたいというふうに思っております。
それから、オープン時の行事でございますけれども、クリスマスイブのオープンということを今目指しておりますので、来られた方、初日には、限定何名かには特産品等のプレゼント、それから来られた小学生以下のお子様にはクリスマスプレゼントというのを来られた小学生以下の方には全員クリスマスプレゼントで差し上げたいなというふうに思っております。
その他のサービスといたしましては、初日は、現在のところ、無料での入浴ということでさせていただきたいということで今計画をしております。そのほか、26日を風呂の日として定めて、入浴料半額デーの対応をしたいというようなこと、それから、たくさん温泉を利用していただく方、10回入っていただいたら、1回は次無料で入浴できるなどのサービスを展開したいということで、今計画を詰めているところでございます。
指定管理の関係でございますけれども、これにつきましては、アクティブセンターにつきましても、平成28年度の収入といいますのが、231万170円でございます。これは指定管理料と比べますと、相当な開きがあるわけですけども、これにつきましては、収益施設というような位置づけではなく、広く市民の皆さんに健康増進でありますとか文化の振興でありますとかに利用していただく施設ということで、この利用料につきましては、市のほうに直接歳入として入る分ということでございます。同じくビジターセンターにつきましても、平成28年度で申しますと、利用料、入館料収入が208万7,470円でございます。指定管理料と比べますと、やはり差はありますけども、これは資料館としての役割、それから広く都井岬及び串間市の観光全体をPRする場所としての利用ということで、その収支バランスという点でいうと、そこはちょっと収益施設であります施設とはちょっと違うのかなというふうには考えているところでございます。
以上でございます。
○農業振興課長(吉国保信君) お答えいたします。
公の施設の指定管理者の指定について、串間市農村環境改善センターについてでございますが、環境改善センターについても、使用料につきましては市の歳入となっております。昨年が70万6,250円ということで、運営につきましては、指定管理料の範囲の中で行っております。
以上でございます。
○15番(児玉征威君) 全然、総合政策課長はわかってないですよ。図書館をするときにもNPOなどにさせたんですね。そのNPOをさせることによって、NPOの活動が活発化して、そこを拠点にして。そして、その使っている施設の利活用がふえていく。こういうことを説明したんです。図書館もこの前、今度、そこが手を上げなかったということはあれですが、コーヒーショップとかいろいろやって、スポーツ関係や障害者関係をいろいろ使ったような、そういう構想で、これは次もやっていただくようなそういう説明だったわけです。そういうところが実際は1期で辞退すると。ここの分析が、だから育てないかんわけですよ、育てんと、そういう事業を。そして、例えばアクティブセンターもですが、NPO元気になろう会ですよ。じゃあ、このNPOが実際に自主事業とかそういう取り組みをやって、NPOとしての自主事業というのが広がっているのかどうか。広がっていれば、こういう施設の利用率が上がるわけですよ。じゃあ、だから、そういうところをどこが援助して、指導して、相談に乗っていくのかと、それがないじゃないですか。だからだめなんですよ。
それから市木のデイサービスですよ。隣には診療所があるんですよ。デイサービスはバスも持っているわけです。ここをこれはいろいろありますが、診療所と一緒になって運営するような形をできるかできんかわからんですよ。そういう形にしていって、市が直営なら直営でやるとか、そうしないと、指定管理でやっとって、足らんからといって今年200万、それが指定管理の制度ですか。そういう議論がされないというところに、今の串間の市政の問題点があると私は思いますよ。市長、もう市長は答弁せんでいいですが、問題点を一つ把握していただいて改善やっていただきたいと思うんです。
それから、温泉は、これは串間の宝であると同時に、本城、串間の人たちにとっても自慢の施設だと思うんですよ。だから、あそこの、前は商店街があったですけど、今、商店街というのは、本城商店街というのはあるのかどうか知りませんが、そういうところに、例えば今度温浴だけでやるなら、あと、そういうところを開放させて使わせてあげるとかいう形で、温泉利用者が温浴に行って、そこで、そういうものを使えるようなことを考えていって、全体として利用者をふやして、運営経費も減らしていくと。こういうことを発想として考えなければ、あとで委員会で審議になるかしれませんが、温泉の入浴料、頭から赤字でしょ。だから、そこを減らすためには、そういう取り組みをやって、ボランティアなんかを組織していけば、入浴者もふえるし、経費も減らすことができると思うんですよ。ぜひ、そういう方向でオープンを目指して頑張っていただきたいと思うんですよ。知恵はたくさんあげますから。終わります。
○議長(山口直嗣君) 以上で、15番児玉征威議員の発言を終了いたします。
次に、12番黒水憲一郎議員の発言を許します。
○12番(黒水憲一郎君) 私も質疑をしたいと思っていたんですけども、あらかた出ましたので、質疑はやめます。
○議長(山口直嗣君) 以上で、12番、黒水憲一郎議員の発言を終了いたします。
本日の会議は、議事の都合により、あらかじめ、これを延長いたします。
以上で通告による質疑は全部終了いたしました。
質疑を終結いたします。
委員会付託
○議長(山口直嗣君) ただいま議題となっております報告第9号及び報告第10号議案第101号から議案第128号、議案第131号から議案第142号までの以上42件については、お手元に配付しております議案付託表のとおり、それぞれの所管の常任委員会へ付託いたします。
────────────────────────────────────────────
◎日程第3 請願・陳情
(上程、委員会付託)
○議長(山口直嗣君) 日程第3、請願・陳情を議題といたします。
今期受理陳情第5号については、お手元に配付しております請願・陳情文書表のとおり、所管の常任委員会へ付託をいたします。
お諮りいたします。
議案第100号について、本日、委員会付託から採決まで行うことを日程に追加し、議題としたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山口直嗣君) 御異議なしと認めます。
よって、この際、本件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
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◎日程追加 議案第100号平成29年度串間市
一般会計補正予算(第9号)
○議長(山口直嗣君) ただいま議題となっております議案第100号について、お手元に配付しております議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。
それでは委員会審査のため、しばらく休憩いたします。
(午後 4時46分休憩)
(午後 6時15分開議)
○議長(山口直嗣君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより議案第100号について、各委員長の報告を求めます。
まず、総務常任委員長の報告を求めます。5番木代誠一郎委員長。
○総務常任委員長(木代誠一郎君) (登壇) 委員長報告を申し上げる前に訂正がございます。
表題の第5回串間市議会となっておりますけれども、正しくは、第6回でございます。そして、もう1つ、5行目に串間いこいの里となっておりますけれども、正しくは、串間温泉いこいの里でございます。訂正をいたし、おわび申し上げます。
本日、当総務常任委員会に付託を受けました議案につきまして審査いたしました結果を御報告申し上げます。
議案第100号平成29年度串間市
一般会計補正予算(第9号)については、串間温泉いこいの里の再開に係る経費及び管理運営費を予算措置したものであり、全会一致をもちまして、原案のとおり可決することに決しましたが、次のような意見がありました。
いこいの里の再開日は、12月24日で説明を受けたところであるが、一日も早く再開できるよう努めていただきたいとの強い意見がありました。
以上をもちまして、総務常任委員会の報告を終わります。議員各位の賛同方、よろしくお願いいたします。(降壇)
○議長(山口直嗣君) 次に、産業建設常任委員長の報告を求めます。10番中村利春委員長。
○産業建設常任委員長(中村利春君) (登壇) 本日、当産業建設常任委員会に付託を受けました議案1件につきまして審査いたしました結果を御報告申し上げます。
議案第100号平成29年度串間市
一般会計補正予算(第9号)について、当産業建設常任委員会に分割付託を受けました関係部分につきましては、全会一致をもちまして原案のとおり可決することに決しましたが、次のような意見がありました。
串間温泉いこいの里は、今後成功していくためには、今回の再開期間が極めて重要である。今回の再開期間において、市民に喜んでもらえるようなサービスを提供することはもちろん、市外の利用者からも高い評価を受け、市内外からの集客となるような事業の展開と情報発信を行うべきとの意見やいこいの里の設置目的を改めて認識し、目的を実現できる方向性を3月までに検討した上で、さらなる事業展開を行うべきとの意見がありました。
以上で、産業建設常任委員会の報告を終わりますが、議員各位の賛同方、よろしくお願いをいたします。(降壇)
○議長(山口直嗣君) 以上で各委員長の報告は終了いたしました。
委員長報告に対する質疑
○議長(山口直嗣君) これより各委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山口直嗣君) ないようでありますので、質疑を終結いたします。
討 論
○議長(山口直嗣君) これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山口直嗣君) ないようでありますので、討論を終結いたします。
採 決
○議長(山口直嗣君) これより採決をいたします。
議案第100号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。
本件は、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(山口直嗣君) 起立全員であります。
よって本件は、原案のとおり可決されました。
以上で、本日の日程は全部終了いたしました。
各常任委員会は12月15日の正午までに審査を終了願います。
次の本会議は、15日午後1時から開きます。
本日はこれにて散会いたします。
(午後 6時20分散会)...