• "各種基金条例"(/)
ツイート シェア
  1. 日向市議会 2002-06-01
    06月03日-01号


    取得元: 日向市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-04
    平成14年  6月 定例会(第2回)  議事日程                            第一号                   平成十四年六月三日午前十時十六分開会日程第一 会期の決定(議会運営委員長報告、質疑、採決)日程第二 市長提出報告第一号~第九号及び市長提出議案第三九号~第五一号審議(上程、提案理由説明)日程第三 市長提出議案第三九号~第四〇号(質疑、討論、採決)--------------------------------◯本日の会議に付した事件 一、会議録署名議員の指名 二、諸般の報告 三、会期の決定 四、市長提出報告第一号~第九号及び市長提出議案第三九号~第五一号 五、市長提出議案第三九号~第四〇号--------------------------------             出席議員(二十五名)                 一番  黒木敏雄君                 二番  清水稔久君                 三番  黒木円治君                 四番  (欠員)                 五番  片田正人君                 六番  鈴木富士男君                 七番  鈴木三郎君                 八番  近藤勝久君                 九番  日高一直君                 十番  黒木康弘君                十一番  奈須泰典君                十二番  赤木紀男君                十三番  岩切 裕君                十四番  河野俊彦君                十五番  河内政男君                十六番  甲斐敏彦君                十七番  黒木 優君                十八番  十屋幸平君                十九番  西村豪武君                二十番  松木良和君               二十一番  松本弘志君               二十二番  江並 孝君               二十三番  坂口英治君               二十四番  荻原紘一君               二十五番  那須和代君               二十六番  黒木万治--------------------------------      説明のための当局出席者            市長       山本孫春君            助役       弓削哲郎君            収入役      黒木國衛君            総務課長     黒木久典君            職員課長     鈴木一治君            企画課長     後藤 明君            財政課長     林 雄治君            契約管理課長   萩原義仁君            税務課長     黒木英一君            市民課長     柏田利弘君            港湾工業課長   黒木英信君            建設課長     田辺英雄君            監査委員     西澤司瓏君            監査委員                     武藤 司君            事務局長            教育長      宮副正克君            教育長      宮副正克君            教育次長     土工冨士夫君            社会教育課長   山本正志君--------------------------------      議会事務局出席者            局長       日高利夫君            局長補佐     中里光男君            議事係長     大久保雅登君            主査       柏田武浩君            主事       藤本一三君-------------------------------- △開議 午前十時零分 △永年勤続者表彰伝達 ○副議長(松木良和君) 開会に先立ち御報告します。 去る五月二十八日、東京において開催されました第七十八回全国市議会議長会定期総会におきまして、黒木敏雄議員が正副議長勤続四年以上の表彰を受けられました。さらには、黒木康弘議員西村豪武議員坂口英治議員黒木万治議員の四名の方が議員勤続十五年以上の表彰を受けられました。したがって、ただいまから表彰状の伝達式を行います。受賞者の名前の読み上げは局長が行います。 ◎議会事務局長日高利夫君) それでは、受賞者の方々のお名前を読み上げますので、御登壇の上、表彰状のお受け取りをお願いいたします。 まず、正副議長勤続四年以上表彰、黒木敏雄議員。    〔黒木敏雄議員登壇〕 ○副議長(松木良和君)        表彰状                         日向市 黒木敏雄殿 あなたは市議会正副議長として四年市政の振興に努められその功績は著しいものがありますので第七十八回定期総会に当たり本会表彰規程により表彰いたします。 平成十四年五月二十八日                   全国市議会議長会会長 小泉昭男    〔副議長より表彰状伝達〕〔拍手〕 ◎議会事務局長日高利夫君) 続きまして市長から記念品が贈られます。    〔市長より記念品贈呈〕〔拍手〕    〔黒木敏雄議員降壇〕 ◎議会事務局長日高利夫君) 次に、議員勤続十五年以上表彰、黒木康弘議員。    〔黒木康弘議員登壇〕 ○副議長(松木良和君)        表彰状                         日向市 黒木康弘殿 あなたは市議会議員として十五年市政の振興に努められその功績は著しいものがありますので第七十八回定期総会に当たり本会表彰規程により表彰いたします。 平成十四年五月二十八日                   全国市議会議長会会長 小泉昭男    〔副議長より表彰状伝達〕〔拍手〕 ◎議会事務局長日高利夫君) 続きまして市長から記念品が贈られます。    〔市長より記念品贈呈〕〔拍手〕    〔黒木康弘議員降壇〕 ◎議会事務局長日高利夫君) 同じく議員勤続十五年以上表彰、西村豪武議員。    〔西村豪武議員登壇〕 ○副議長(松木良和君)        表彰状                         日向市 西村豪武殿 あなたは市議会議員として十五年市政の振興に努められその功績は著しいものがありますので第七十八回定期総会に当たり本会表彰規程により表彰いたします。 平成十四年五月二十八日                   全国市議会議長会会長 小泉昭男    〔副議長より表彰状伝達〕〔拍手〕 ◎議会事務局長日高利夫君) 続きまして市長から記念品が贈られます。    〔市長より記念品贈呈〕〔拍手〕    〔西村豪武議員降壇〕 ◎議会事務局長日高利夫君) 同じく議員勤続十五年以上表彰、坂口英治議員。    〔坂口英治議員登壇〕 ○副議長(松木良和君)        表彰状                         日向市 坂口英治殿 あなたは市議会議員として十五年市政の振興に努められその功績は著しいものがありますので第七十八回定期総会に当たり本会表彰規程により表彰いたします。 平成十四年五月二十八日                   全国市議会議長会会長 小泉昭男    〔副議長より表彰状伝達〕〔拍手〕 ◎議会事務局長日高利夫君) 続きまして市長から記念品が贈られます。    〔市長より記念品贈呈〕〔拍手〕    〔坂口英治議員降壇〕 ◎議会事務局長日高利夫君) 同じく議員勤続十五年以上表彰、黒木万治議員。    〔黒木万治議員登壇〕 ○副議長(松木良和君)        表彰状                         日向市 黒木万治殿 あなたは市議会議員として十五年市政の振興に努められその功績は著しいものがありますので第七十八回定期総会に当たり本会表彰規程により表彰いたします。 平成十四年五月二十八日                   全国市議会議長会会長 小泉昭男    〔副議長より表彰状伝達〕〔拍手〕 ◎議会事務局長日高利夫君) 続きまして市長から記念品が贈られます。    〔市長より記念品贈呈〕〔拍手〕    〔黒木万治議員降壇〕祝辞 ◎議会事務局長日高利夫君) ここで副議長から御祝辞をお願いいたします。
    ○副議長(松木良和君) 本席から一言お祝いを申し上げます。 このたびの第七十八回全国市議会議長会定期総会におきまして、日向市議会から、黒木敏雄議員が正副議長勤続四年以上、黒木康弘議員西村豪武議員坂口英治議員黒木万治議員の四名の方が、議員勤続十五年以上という長きにわたり地方自治の進展に尽力された御功績によりまして受賞の栄誉に浴され、本日ここに表彰状の伝達式をとり行うことができましたことは、まことに喜ばしく、衷心よりお祝いを申し上げる次第であります。 この栄えある表彰を受けられました五名の方におかれましては、それぞれ市議会議員当選以来終始一貫して市政の発展と真の地方自治の実現のために貢献され、市民の負託に十分にこたえてこられました。その実績に対しまして、ここに改めて敬意と感謝の意を表するものであります。 どうか今後ともますます御健勝で、市民福祉の増進のためにより一層の御活躍をいただきますよう御祈念と御期待を申し上げまして、私のお祝いの言葉といたします。このたびはまことにおめでとうございました。 ◎議会事務局長日高利夫君) 次に、市長から御祝辞の申し出がありますので、お受けいたしたいと思います。 ◎市長(山本孫春君) 〔登壇〕おはようございます。 議長のお許しをいただきまして、一言お祝いの言葉を申し上げます。 このたび、全国市議会議長会から、黒木敏雄議長が正副議長勤続四年以上としての表彰、また、黒木康弘議員西村豪武議員坂口英治議員黒木万治議員議員勤続十五年以上の表彰をそれぞれお受けになりました。 今日までの長きにわたり、市民の負託を受け、市政に対する情熱をもって本市発展のために御尽力をいただき、その栄誉に浴されましたことに対し、心よりお喜びを申し上げる次第でございます。 黒木議長におかれましては、平成九年五月から現在に至るまで議長、副議長の要職にあられ、熱意あふれる手腕、御識見をもって市議会をリードされ、市政の円滑な運営と健全な発展に御尽力を賜っているところでございます。 また、十五年以上の永年勤続表彰を受けられました四名の議員の皆様方におかれましては、昭和六十二年五月に初当選以来、各常任委員会委員長、副委員長、各特別委員会委員長、副委員長などの要職を歴任され、それぞれ地方自治の進展と市民福祉の向上に多大なる御貢献をいただいているところでございます。皆様方のこれまでの御精進に対し深く敬意を表し、感謝申し上げる次第であります。 地方分権社会の中にあって、地方自治体を取り巻く状況は大変厳しいものがございまして、行政はもとより、議員の皆様方の果たすべき役割はますます重要になってまいっております。皆様におかれましては、議会活動を通じての豊かな経験と卓越した識見をお持ちでございますので、これからも市政のさらなる発展のために御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 このたびの栄えある受賞を契機に、健康に留意をされ、市民の信頼と負託にしっかりこたえていただく一層の御活躍を心から御祈念申し上げまして、お祝いの言葉といたします。本日、本当におめでとうございました。〔降壇〕謝辞 ◎議会事務局長日高利夫君) ここで、受賞者を代表して黒木敏雄議員から謝辞の申し出がありますので、これをお受けいたしたいと思います。 受賞者の方々は前の方にお進みください。 ○議長(黒木敏雄君) 〔登壇〕おはようございます。 受賞者を代表しまして一言ごあいさつを申し上げます。 このたび、黒木康弘議員西村豪武議員坂口英治議員黒木万治議員、あわせて不肖私が、市議会議員勤続十五年以上及び正副議長勤続四年以上のゆえをもって、日比谷公会堂におきまして全国市議会議長会表彰の栄誉を担わせていただきましたことは、まことに感謝にたえません。 このことは、市長を初めとする市御当局及び同僚議員並びに関係各位の永年にわたる格別の御指導、御鞭撻のたまものでございまして、衷心より厚くお礼を申し上げます。 さらには、先ほど副議長並びに市長から過分なる祝辞をたまわり、改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました。 今日、私たちを取り巻く環境は、バブル景気の崩壊後長い不況が続いており、なかなか出口が見えず、厳しい状況になっております。しかし、先ごろ政府は五月の月例経済報告で、依然厳しい状況にあるが、底入れしていると、景気の底入れを宣言いたしました。ぜひとも宣言のとおり本格的な、そして一日も早い景気の回復が待たれるところであります。 また、昨年のアメリカ同時多発テロ以来、世界の平和が脅かされていることも危惧されるところでございますが、ちょうど時あたかもサッカーワールドカップが日本と韓国で共同開催されており、この盛り上がりが世界平和につながれば、意義あるものと見ております。すばらしい大会になることを信じております。 一方、本市にとっては、ことしは市制施行五十一年目の年で、新たなまちづくりのスタートでもありました。先人の積み重ねてきました五十年の日向市の歴史に、私たちが新たなページを書き加えなければと思うところです。そのためにも、本日の栄誉を契機といたしまして、市政発展のためにより一層精進いたしたい覚悟でございます。 皆様におかれましては、今後とも御支援と御鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、極めて簡単でございますが、お礼のごあいさつにかえさせていただきます。まことにありがとうございました。〔降壇〕 ○副議長(松木良和君) 以上で表彰状の伝達式を終わります。 ここでしばらく休憩します。 △休憩 午前十時十五分-------------------------------- △開会 午前十時十六分 ○議長(黒木敏雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいまから平成十四年第二回日向市議会定例会を開会します。 直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(黒木敏雄君) 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員に、八番近藤勝久議員及び二十一番松本弘志議員を指名します。-------------------------------- △諸般の報告 ○議長(黒木敏雄君) 日程に入ります前に報告します。 去る四月二十五日と二十六日の二日間にわたり第七十七回九州市議会議長会定期総会が佐賀市で開催され、平成十三年度の会務報告及び決算報告と、平成十四年度予算並びに各支部提出議案二十一件の審議が行われ、いずれも原案のとおり決定されました。 また、第七十八回全国市議会議長会定期総会提出議案として、九州部会から「鉛製給水管更新事業に対する財政援助について」「牛海綿状脳症(BSE)対策について」「九州における交通網等の整備充実について」の三件と、予備議案として「地方財政基盤確立のための税の地方への移譲について」の合計四件を提出することが決定されました。 なお、本定期総会で決議されましたすべての議案は、国会議員及び関係各省庁に対し実行運動を行うことになりました。 また、平成十四年度役員改選が行われ、会長に佐賀市、副会長に福岡市、監事に鹿島市と八代市がそれぞれ選出されました。さらに、宮崎県選出の理事に本市と延岡市が選出されました。 次に、五月二十一日と二十二日の二日間にわたり第百六十一回宮崎県市議会議長会定期総会が日南市で開催され、平成十三年度の会務報告及び決算報告と、平成十四年度予算等の審議が行われ、いずれも原案のとおり認定、可決されました。さらには、九市合同の要望事項の協議があり、「東九州自動車道の早期実現について」ほか七件を決定しました。 次に、五月二十七日、東京において九州市議会議長会第二回理事会が開催され、役員の補欠選任、実行運動次期理事会の開催等審議しました。 次に、五月二十八日に、同じく東京において第七十八回全国市議会議長会定期総会が開催されました。会議の内容につきましては、後日配付されます「全国市議会旬報」に掲載されますので、御参照いただきたいと思います。 さらに、五月二十九日、同じく東京で宮崎県市議会議長会臨時総会を開催し、県内共通懸案事項県選出国会議員に対する実行運動を行いました。 次に、市長から、日向市議会の議決に付すべき契約以外の建設工事について、平成十三年度繰越明許費繰越計算書等調書について、地方自治法第百八十条第一項の規定に基づき専決処分した事項について、日向青果地方卸売市場株式会社の平成十三年度事業報告書について、平成十三年度日向市土地開発公社事業報告書及び決算書について、財団法人日向文化振興事業団の平成十三年度事業報告書及び収支決算書並びに平成十四年度事業計画書及び収支予算書について、平成十三年度日向市水道事業会計予算繰り越しについて、監査委員から、平成十三年度定期監査等の結果について、それぞれ報告がありましたので、その写しをお手元に配付しております。 以上で報告を終わります。-------------------------------- △日程第一 会期の決定 ○議長(黒木敏雄君) 日程第一、会期の決定を議題とします。 この定例会の会期及び議事日程について、議会運営委員会の審査の経過並びに結果の報告を委員長に求めます。二十二番江並 孝議員。 ◆二十二番(江並孝君) 〔登壇〕御報告申し上げます。 本日招集されました平成十四年第二回日向市議会定例会の会期及び議事日程につきまして、去る五月二十七日議会運営委員会を開催いたしましたので、委員会における審査の経過並びに結果について申し上げます。 本定例会に提案されます議案は、報告九件、人事案件二件、条例六件、補正予算五件の計二十二件であります。 以上の議案につきまして、当局の関係課長から概要の説明を受け審査しました結果、会期を本日六月三日から六月十九日までの十七日間とし、議事日程につきましては、お手元に配付してあります案のとおり決定いたしました。 それでは、議事日程の内容につきまして、その概要を申し上げます。 まず、一般質問であります。一般質問は六月十日から十二日までの三日間を予定しております。質問順位は、先例によりまして、本日の会議終了後抽せんで決定することになります。 なお、一般質問通告書提出期限は、日程案にも記載してありますとおり、あす四日の正午までとなっておりますので、議会事務局へ提出願います。 次に、各議案の審議要領について申し上げます。 まず、議案第三九号及び第四〇号の人事案件につきましては、本日の日程第三として、委員会付託を省略し、一審議で採決まで行うことにしております。 なお、本案審議に当たりましては、先例によりまして、議題とした後、休憩し、全員協議会を開催することにしております。 次に、人事案件を除く報告第一号から第九号及び議案第四一号から第五一号までの各議案につきましては、十三日の本会議におきまして質疑の後、それぞれ所管の各常任委員会に付託の予定となっております。 次に、各議案及び請願等の委員会審査は、六月十四日、十七日及び十八日の三日間を予定しております。 次に、意見書、請願書等提出期限について申し上げます。日程案にも記載してありますとおり、提出期限は六月十一日の午後五時までとなっておりますので、議会事務局へ提出願います。 最後に、追加議案について申し上げます。当局から、本会期最終日の六月十九日に事件決議一件の追加議案を提出したい旨の申し出がありましたので、申し添えておきます。 以上、本定例会の会期及び議事日程につきまして、その概要を申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。〔降壇〕 ○議長(黒木敏雄君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木敏雄君) 質疑を終わります。 お諮りします。この定例会の会期は、本日から六月十九日までの十七日間とすることに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木敏雄君) 御異議なしと認めます。したがって、会期は十七日間と決定しました。-------------------------------- △日程第二 市長提出報告第一号~第九号及び市長提出議案第三九号~第五一号審議(上程、提案理由説明) ○議長(黒木敏雄君) 次は、日程第二、市長提出報告第一号から第九号までの九件及び市長提出議案第三九号から第五一号までの十三件、計二十二件を一括して議題とします。 市長に提案理由の説明を求めます。 ◎市長(山本孫春君) 〔登壇〕梅雨入りを控え、木々の緑も一段と鮮やかさを増してまいりました。 議員各位には、平成十四年度第二回日向市議会定例会に御参集をいただき、まことに御苦労さまでございます。 議案提案の前に二件ほど報告をさせていただきたいと存じます。 まず、一件目でございますが、四月二十日の日に県産杉材の中国向け輸出の第一便が細島港を出港いたしております。これは、二年ほど前から県において市場開拓の調査等が行われておりまして、今回ようやく第一回目の輸出便となったものでございますが、初出荷は耳川流域産の杉材(製材品六十立方メーター、原木四十三立方メーター、合わせて百三立方メーター)が選ばれております。市といたしましては、本年度新たに港湾工業課を設置し、細島港のさらなる利用促進を図っているところでございますが、今後とも県と市とが一体となって細島港を国際貿易港としてさらに発展をさせ、主伐期を迎えた本県の杉材の需要拡大とあわせて地域経済の活性化につなげてまいりたいと考えているところであります。 次に、第五十六回宮崎県民体育大会が、今年度は県北地区を主会場に、三市十二町一村の五十一会場にて三十七競技が、先月の二十五日、二十六日の両日開催をされ、本市ではソフトボール、剣道、柔剣道、野球、なぎなたの五競技の会場となり、熱戦が繰り広げられたところでございます。特に総合開会式サンドーム日向で開催され、宮崎県知事を初めとする大会関係者や県内十七市郡を代表する選手、役員など、県内各地から約一千名の方々をお迎えして盛大に行われたところでございます。開会式に当たりまして本施設の概要の一端をPRさせていただきましたが、耳川流域の杉材を使用したドームのすばらしさとともに、施設を活用した本市の生涯スポーツ振興の積極的な取り組みの姿勢を市内外にアピールできたのではないかと考えているところでございます。 以上、報告を終わらせていただきます。 さて、本会議におきまして審議をお願いいたします議案は、報告九件、人事案件二件、条例六件、平成十四年度補正予算五件の合計二十二件でございます。 早速各議案の提案理由の概要について御説明を申し上げます。 報告第一号日向市税賦課徴収条例の一部を改正する条例の専決処分の承認についてでございます。 本条例は、平成十四年度の税制改革に関する答申を踏まえ、「地方税法の一部を改正する法律」、「地方税法施行令の一部を改正する政令」及び「地方税法施行規則の一部を改正する省令」が本年三月三十一日に公布されたところでありますが、これらの法律等のうち、本年四月一日から施行される規定があるため、関係する本条例の規定の改正について、地方自治法第百七十九条第一項の規定により専決処分をしたものでございます。 改正の主な内容といたしましては、地方税負担の軽減及び合理化等を図るため、非課税等特別措置の整理合理化等が行われたことに伴いまして、関係条文について所要の整備を行ったものでございます。 次に、報告第二号平成十三年度日向市一般会計補正予算(第六号)の専決処分の承認についてでございます。 補正予算の主な内容でございますが、条例で定められております退職手当積立基金ほか各基金において利子等が発生したことにより、積立金の追加補正を行ったものでございます。 また、事業費の確定に伴い、国県支出金、市債等に変更が生じましたので、財源の更正を行ったところでございます。 この結果、専決による補正額は六千二百二十七万五千円の追加補正となりまして、補正後の金額は二百四十八億八千六百五十一万四千円となるものでございます。 そのほか、地方債補正の専決処分について、歳入歳出予算補正とともに御承認をお願いするものでございます。 次に、特別会計でございます。 まず、報告第三号市営住宅事業特別会計補正予算(第四号)の専決処分の承認についてでございますが、市債の額の確定により財源の組み替えのみを行ったものであり、専決による補正額はゼロ千円の補正となるものでございます。地方債補正の専決処分について、歳入歳出予算補正とともに御承認をお願いをするものでございます。 次に、報告第四号亀崎土地区画整理事業特別会計補正予算(第二号)の専決処分の承認についてでございますが、さきの三月議会において議決をいただきましたとおり、本特別会計が廃止となることから、打ち切り決算を行うための歳入歳出予算補正であり、専決による補正額はゼロ千円の補正となるものでございます。 次に、報告第五号亀崎北土地区画整理事業特別会計補正予算(第二号)の専決処分の承認についてでございますが、これにつきましても、亀崎土地区画整理事業特別会計と同様に特別会計が廃止となることから、打ち切り決算を行うための歳入歳出予算補正であり、事業費の確定に伴う減額補正、また、土地売払収入の収入見込み増に伴いまして財源の組み替えを行ったところでございます。補正額は四百八十五万二千円の減額補正で、補正後の金額は九千五百九十六万円となるものでございます。 次に、報告第六号財光寺南第二土地区画整理事業特別会計補正予算(第一号)の専決処分の承認についてでございますが、これにつきましては、本土地区画整理事業の国道公管金協定がやむなく未締結となっていることによる事業費の減額補正でございます。補正額は一億一千三百九十三万一千円の減額補正で、補正後の金額は一千六百六万九千円となるものでございます。 次に、報告第七号下水道事業特別会計補正予算(第五号)の専決処分の承認についてでございますが、公共下水道整備交付金の追加交付決定がありましたので、条例により定められております基金への積立金の追加補正を行ったものでございます。 また、国の二次補正による事業費については、国庫補助金にかわってNTT無利子貸付金が交付されることになり、これについては地方債と同じ取り扱いとなるため、財源の更正を行ったところでございます。補正額は百万三千円で、補正後の金額は二十三億六千八百八十四万円となるものでございます。 次に、報告第八号農業集落排水事業特別会計補正予算(第三号)の専決処分でございますが、事業費の確定に伴い減額補正を行ったものでございます。補正額は二百八十四万円の減額補正で、補正後の金額は一億二千四百七十万五千円となるものでございます。 次に、報告第九号介護保険事業特別会計補正予算(第六号)の専決処分の承認についてでございますが、介護保険介護給付費準備基金等に利子が生じましたので、条例に基づき積立金の追加補正を行ったものでございます。補正額は十二万三千円で、補正後の金額は二十三億七千二百九十二万三千円となるものでございます。 続きまして、議案第三九号固定資産評価審査委員会委員の選任について御説明申し上げます。 今回、委員のうち河野初徳さんから、一身上の都合により五月三十一日をもって辞職したい旨の申し出がありましたので、これを受理し、その後任として黒木幹夫さんを選任したいとするものでございます。 河野さんは、平成八年十月一日から二期・約五年八カ月にわたり、本市税務行政の遂行に御尽力をいただいたところでございます。 御承知のとおり、固定資産評価審査委員会は、地方税法第四百二十三条の規定により、固定資産課税台帳に登録された事項についての不服審査請求事件の審査、決定をするために設置された地方公共団体の重要な機関でありまして、昨今の社会経済状況から税に対する関心も非常に高いものがあり、各般にわたり大変御苦労があったことと存じます。ここに改めて深甚の敬意を表する次第でございます。 後任といたしまして新たにお願いいたします黒木幹夫さんは、日向農業協同組合に三十九年余りにわたって勤務をされ、在職中には、金融関係部署、各支店長として農地取得資金等、国の制度資金の不動産関係融資審査決定業務に長年従事をされております。識見豊かであり、特に不動産価格など固定資産の評価に精通されておりますので、これらの豊富な経験と知識を本市の税務行政に生かしていただきたいと考えているところでございます。よろしく御同意を賜りますようお願い申し上げます。 次に、議案第四〇号人権擁護委員候補者の推薦についてでございますが、御承知のように、人権擁護委員は、国民に保障されている基本的人権を擁護し、自由人権思想の普及高揚を図る目的で設置をされているものでございます。 委員の推薦及び委嘱につきましては、人権擁護委員法の定めるところによりまして、市町村長が議会の意見を聞いて候補者を推薦し、法務大臣が委嘱することになっておりますが、本市では現在七名の方々に人権擁護委員として御苦労をいただいているところでございます。そのうち山本準一さんの任期が満了となりますので、その後任として新たに児玉禮儀さんを推薦したいと考え、御提案申し上げるものでございます。 山本さんは、平成十一年五月から一期・三年余り、人権擁護委員として御活躍をされ、人権の擁護に多大の貢献をいただいたところでございます。ここに厚くお礼を申し上げます。 新しくお願いいたします児玉禮儀さんは、日向市役所に三十五年の長期にわたり勤務をされ、その間、学校教育課長、会計課長、農業委員会事務局長の要職を歴任され、行政事務に精通をされているところでございます。また、在職中にはケースワーカーの資格も取得をされ、幅広く相談業務にも応じておられます。現在は、宮崎県ソフトボール協会事務局次長や地域のリーダーとしても活躍されており、これらの豊かな知識と経験が、あらゆる人権問題に対し適切に対応いただけるものと期待をされることから、人権擁護委員として適任でありますので、推薦したいとするものでございます。よろしく御同意賜りますようお願い申し上げます。 次に、議案第四一号日向市退職年金の年額の改定に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。 恩給法等の一部を改正する法律が本年三月三十一日に公布され、本年四月分以降の退職年金及び遺族年金の最低補償額について改定がされましたので、この改定に準じ本条例の所要の整備を行うものでございます。 改正の主な内容といたしましては、実在職年六年未満の者に係る退隠料及び扶助料の最低補償額をそれぞれ一千円引き上げるものでございまして、本年四月一日から適用したいとするものでございます。 次に、議案第四二号日向市ひまわり基金条例等の一部を改正する条例についてでございます。 預金保険法の改正により、本年四月からペイオフの凍結が解除されまして、地方公共団体の公金預金についても、取引金融機関が破綻した場合は、元本一千万円とその利息を超える部分については保護措置がなくなり、自己責任による対応が求められているところでございます。 ペイオフ解禁に対して、地方公共団体がとり得る公金預金保護のための方策の一つとして、預金債券と地方債等借入金債務との相殺の方法がございますが、これは、基金に属する現金を歳計現金に繰りかえて運用し、この繰りかえられた歳計現金に係る預金債券と借入金債務を相殺する行為であることから、当該基金条例において繰りかえ運用ができる旨の規定を設けておく必要があるわけでございます。このことから、本市の各種基金条例において繰りかえ運用規定が設けられていない七件の基金条例について規定の整備を行うものでございます。 次に、議案第四三号日向市国民健康保険基金条例の一部を改正する条例についてでございます。 国民健康保険基金の設置目的は、国民健康保険事業の円滑な運営を図ることでございますが、この目的をより一層実効性のあるものにするために、基金の積立額及び処分の要件を見直すとともに、日向市健康づくり振興基金条例を廃止することを規定するものでございます。 健康づくり振興基金につきましては、設置当初は、その運用益を活用し保健事業を推進することにより、医療費の適正化と国保財政の安定化に寄与したところでございますが、近年の超低金利時代を迎え、その運用益を活用しての保健事業の推進は困難となってきているところでございます。このことから、健康づくり振興基金を廃止し、国民健康保険基金に健康づくり振興基金の目的を発展的に統合することにより、国民健康保険基金の基盤を強化し、国保財政の一層の安定を図るものでございます。 次に、議案第四四号日向市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。 市営新財市住宅の建てかえ事業につきましては、平成七年度から十五年度までの計画で事業を進めているところでございますが、このうち七期工事分、中層耐火三階建て一棟十二戸が八月末に竣工の予定であり、本年九月一日から当該住宅の供用開始を予定するものでございます。このことに伴いまして、当該住宅について本条例に規定するものでございます。 また、美々津駅前住宅の所在地番の変更に伴う改正についても、あわせて行うものでございます。 次に、議案第四五号日向市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本年三月十三日に公布され、本年四月一日から施行された「厚生年金制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁業団体職員共済組合法等を廃止する等の法律の施行に伴う関係政令の整備等に関する政令」によりまして、「非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令」の一部が改正されたことに伴い、本条例の一部改正を行うものでございます。 改正の内容といたしましては、農林漁業団体職員共済組合法が本年四月一日から廃止をされたことに伴う関係条文の整備を行うものでございまして、本年四月一日から適用するものでございます。 次に、議案第四六号日向市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。 「消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律施行令の一部を改正する政令」が本年三月二十五日に公布され、本年四月一日から施行されたことに伴い、非常勤消防団員に係る退職報償金支払い額の改正が行われましたので、本条例の所要の整備を行うものでございます。 改正の主な内容といたしましては、非常勤消防団員に係る退職報償金支給額を、各階級、各勤務年数ともに一律四千円引き上げるものでございまして、本年四月一日から適用するものでございます。 続きまして、議案第四七号から議案第五一号までの、平成十四年度日向市一般会計補正予算並びに特別会計補正予算につきまして、その主な内容を御説明申し上げます。 まず、一般会計補正予算についてでございますが、今回の補正予算につきましては、国、県等の補助の内示に伴う事業を中心に、緊急かつやむを得ない経費について補正をすることといたしております。 農林水産業費でございますが、ミカン農家の生産基盤整備として産地システム化推進対策事業を行うものであり、また、塩見城跡公園についても、コミュニティ助成事業助成金を活用することにより、史跡公園として整備を図るものでございます。 次に、土木費でございますが、(通称)八幡通りの名で親しまれております本町草場通線において、まちづくり総合支援事業により、自然石を敷き詰めた通りとして整備をするための事前測量調査を行うものでございます。 また、日知屋財光寺通線改良事業については、今年度から十九年度までの六カ年計画により、国道十号線から県道土々呂日向線までの財光寺工区について整備に取りかかることとし、また、財光寺南土地区画整理事業等それぞれ国の補助内示に伴い追加補正するものでございます。 次に、教育費でございますが、日本芸術文化振興基金助成事業として、伝建地区の五カ年の歩みを美々津町並み保存事業報告書として刊行し、並びにビデオの作成についてもあわせて行うものでございます。 今回の補正の財源でございますが、歳出に伴います国県支出金、市債のほか、平成十三年度の決算見込みによりまして、その剰余金の一部を計上いたしているところでございます。 以上の結果、補正額は五億五千二百十万三千円で、補正後の金額は二百二十五億二百十万三千円となるものでございます。このほか、地方債補正を歳入歳出補正予算とともにお願いするものでございます。 次に、細島東部住環境整備事業特別会計補正予算でございますが、補助事業に合わせて事業推進を図るため、代替地購入費用及び造成費用を追加補正をしているところでございます。補正額は四千五百九十九万円で、補正後の金額は八千六百九十九万円となるものでございます。 次に、下水道事業特別会計補正予算でございますが、平成十三年度の国の二次補正措置により、平成十四年度計画額の一部を前倒しをしたことにより減額補正するものでございます。補正額は二千六百七十一万八千円の減額補正で、補正後の金額は二十四億八千二十八万二千円となるものでございます。 次に、国民健康保険事業特別会計補正予算でございます。今回の補正は、保険税の税率決定に伴う財源の更正と、法改正により本年度は療養給付費が十一カ月予算となるため減額補正を行うこととし、また、健康づくり振興基金につきましては、条例の改正により国民健康保険基金に統一化を行うものでございます。補正額は七千七十五万四千円で、補正後の金額は五十四億一千七十五万四千円となるものでございます。 次に、老人保健事業特別会計補正予算でございます。今回の補正は、平成十三年度決算見込みによりまして超過受け入れとなっております支払基金医療費交付金、支払基金審査支払手数料、国・県医療給付費負担金の返還金を計上いたしたところでございます。補正の財源は平成十三年度からの繰越金でございます。補正額は四千五百二十五万七千円で、補正後の金額は五十七億三千三百二十五万七千円となるものでございます。 以上、二十二件についてその概要を御説明申し上げましたが、詳細につきましては担当課長をして説明いたさせますので、よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。以上です。〔降壇〕 ○議長(黒木敏雄君) ここでしばらく休憩します。 △休憩 午前十時五十一分-------------------------------- △開議 午前十一時五分 ○議長(黒木敏雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ◎総務課長黒木久典君) それでは私の方から、報告第一号、議案第三九号及び第四〇号を除く議案第四一号から第四六号までの、報告一件、条例六件につきまして、市長の提案理由に補足説明をいたします。 まず、報告第一号専決処分の承認について、日向市税賦課徴収条例の一部を改正する条例について御説明を申し上げます。 提案理由につきましては、先ほど市長が御説明申し上げたとおりでございます。改正条文につきましては、議案書の三ページから四ページのとおりでございますが、改正の概要につきましては、お手元の議案参考により御説明をいたします。 議案参考の一ページをお開きください。日向市税賦課徴収条例の一部を改正する条例の新旧対照表でございます。 第二十四条第二項の改正は、個人市民税均等割を課税する際の合計所得金額の非課税限度額、つまり税金のかからない限度額を規定したものでございまして、控除対象配偶者または扶養親族を有する者の加算額を十五万二千円から十九万二千円に改め、四万円引き上げるものでございます。 次に、第三十六条の二第一項の改正は、地方税法施行規則で定める申告書の様式第五号の四に別表の挿入があったことによる条文の整備でございます。 次に、二ページをお開きください。附則第五条の改正は、個人市民税所得割を課税する際の合計所得金額の非課税限度額を規定したもので、控除対象配偶者または扶養親族を有する者の加算額を三十二万円から三十六万円に改め、四万円引き上げるものでございます。 次に、附則第十条は、地方税法による固定資産税非課税措置の廃止に伴う読みかえ規定の改正でございまして、法附則第三十八条の削除に伴う所要の改正でございます。 三ページをお開きください。附則第十五条は、地方税法の一部改正による特別土地保有税非課税措置の廃止に伴う読みかえ規定の改正で、法附則第三十一条の二第三項の削除及び法附則第三十八条の削除による所要の改正でございます。 附則第十五条の二第八項は、地方税法附則第三十一条の三の改正により、特別土地保有税の税額の減額措置について、適用期限の延長のために新たな項を追加するものでございます。 次に、四ページをお開き願います。附則第十七条は、長期譲渡所得に係る個人市民税の課税の特例の改正でございます。課税長期譲渡所得金額八千万円を超える部分の税率を廃止するものでございます。 次に、附則第二十条は、特定中小会社が発行した株式に係る譲渡損失の繰り越し控除等及び譲渡所得等の課税の特例の規定でございますが、租税特別措置法の改正に伴う条文の整備を行うものでございます。 施行日は平成十四年四月一日としておりますが、附則におきまして、個人市民税、固定資産税、特別土地保有税に関する経過措置を規定しております。 次に、議案第四一号日向市退職年金の年額の改定に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。議案参考八ページをお開きください。 第二条第一項の表で、実在職年六年未満の退隠料及び扶助料について、平成十四年四月分以降それぞれ千円ずつ引き上げるものでございます。 次に、議案第四二号日向市ひまわり基金条例等の一部を改正する条例について御説明いたします。議案参考九ページをお開きください。 市長の提案理由でも申し上げましたが、繰りかえ運用の規定のなかった七件の条例につきまして、同趣旨の改正内容でございますので、まとめて一件の条例として提案をするものでございます。 まず、第一条は、日向市ひまわり基金条例の一部改正、第二条は、日向市図書購入基金条例の一部改正、第三条は、日向市文化スポーツ振興基金条例の一部改正。続いて十ページをお開きください。第四条は、日向市うるおい福祉基金条例の一部改正、第五条は、日向市ふるさと農村活性化基金条例の一部改正、第六条は、日向市下水道事業債償還基金条例の一部改正。続いて十一ページをお開きください。第七条は、日向市奨学金貸付基金条例の一部改正でございます。繰りかえ運用の規定をそれぞれ一項ずつ追加しており、条例の施行は公布の日からとしております。 次に、議案第四三号日向市国民健康保険基金条例の一部を改正する条例でございます。議案参考十二ページをお開きください。 第二条は、基金積立金額の上限額の規定でございますが、現行では、積み立ての基準を前年度に要した保険給付費と規定しておりますが、改正案では、保険給付費のほかに老人保健拠出金、介護納付金の合算額とするよう改正するものでございます。 第六条は、基金の処分の規定でございますが、第一項で基金を処分できる条件を明確にしたこと、また、第二項で第一項以外の目的で基金の処分をする場合の要件を第一号から第三号にかけて規定したものでございます。この条例は公布の日から施行することとしております。 また、附則第二項で、日向市健康づくり振興基金条例の廃止の規定を置いております。廃止の理由は、市長が先ほど提案理由で御説明申し上げたとおりでございます。 次に、議案第四四号日向市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例でございますが、議案参考十三ページをお開きください。 第三条関係の別表の改正でございまして、新財市住宅の新築分について、供用開始をするに当たり条例に規定するものでございます。また、美々津駅前住宅の所在地番の変更も行うものでございます。 なお、この条例は公布の日から施行することとしておりますが、新財市住宅の改正規定は平成十四年九月一日から施行することとしております。 次に、議案第四五号日向市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例でございますが、議案参考十四ページをお開きください。 政令の一部改正により、附則第五条第二項の表、括弧書きの所要の改正をするものでございまして、本年四月一日にさかのぼって適用することとしております。 次に、議案第四六号日向市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例でございます。議案参考十五ページをお開きください。 別表の退職報償金支給額表の額を、各階級、各勤務年数とも一律四千円引き上げるものでございます。 この条例は公布の日から施行することとしておりますが、適用は本年四月一日にさかのぼることとしております。 また、四月一日から施行日の前日までの間に支給されている退職報償金につきましては、内払いとみなすこととしております。 以上で補足説明を終わります。 ◎財政課長(林雄治君) それでは、報告第二号から第九号までの専決処分によります平成十三年度日向市一般会計補正予算及び各特別会計補正予算につきまして、市長の提案理由の補足説明をさせていただきます。 別にお配りいたしております予算参考資料に基づきまして御説明申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。 一ページをお開きいただきたいと思います。Ⅰの「今回の各会計の補正額」並びにⅡの「補正後の予算額」は、お示しのとおりでございます。 二ページをお開きいただきたいと思います。それではまず、Ⅲの一般会計補正予算の「今回補正の主なもの」につきまして、款ごとに御説明を申し上げます。 総務費の補正額は二千七百五万二千円でございまして、うち二千五百二十三万二千円につきましては、将来の退職手当の平準化を図るため、長期計画に基づきまして積み立てるものでございます。また、減債基金積立金、公共施設整備等資金積立基金の利子が確定いたしまして、現計予算より増となりましたので、それぞれ追加して積み立てるものでございます。 次に、民生費の補正額は五百五十二万八千円でございますが、助成対象者の増によります人工透析者交通費助成事業補助金十二万三千円の追加補正と、入所児童数の措置実績によりまして、法人立及び管外公立保育所運営費五百四十万五千円の追加補正を行うものでございます。 衛生費につきましては、人件費四十五万四千円の追加補正でございます。 次に、農林水産業費につきましては、補正額が七万五千円で、主なものといたしましては、農業集落排水事業特別会計繰出金が十四万円の減額補正でございます。 商工費につきましては、補正額が七十一万円で、人件費の追加補正となっております。 続きまして、土木費でございますが、補正額が減額の八百十二万八千円でございまして、土地開発基金の利子確定によります差額分を積み立てますとともに、公営住宅事業特別会計への繰出金三百十万円の減額補正を行います。このほか亀崎土地区画整理事業特別会計など、それぞれ各特別会計への繰出金となっております。 消防費につきましては、補正額が三千六百五十八万四千円で、広域消防経費の精算に伴う消防事務財政調整積立基金積立金三千四百十七万三千円が主なものでございます。 また、教育費及び災害復旧費につきましては、補正額はございませんが、起債の額の確定によります財源更正でございます。 このほか、地方債の補正につきまして専決処分を行っているところでございますが、事業費の確定等によりまして起債の額が決定をいたしておりますので、地方債の補正を行ったところでございます。 なお、内容につきましては、恐れ入りますが、後ほど予算書の七ページをごらんいただけたらと思っております。 続きまして、予算参考資料三ページをお開きいただきたいと思います。Ⅳ、各特別会計の補正状況につきましては、市長が提案理由で申し上げましたとおりでございますので、省略をさせていただきます。 続きまして、議案第四七号から議案第五一号までの平成十四年度日向市一般会計補正予算及び各特別会計補正予算につきまして、市長の提案理由の補足説明をさせていただきます。 恐れ入ります。四ページをお開きいただきたいと思います。一般会計補正予算の歳出につきましては、款ごとにその主なものについて御説明申し上げます。 まず、一行になります。款一議会費でございますが、補正額が九十九万五千円でございまして、内訳としましては一般事務費でございます。 次に五行目、款の二総務費でございますが、補正額が二百五万一千円でございます。主なものといたしましては、八行目の外国青年招致事業八十二万五千円でございまして、国際交流員の任期満了による帰国旅費、それから赴任旅費となっております。 次に二十一行目、款の三民生費の補正額が六百二万七千円となっております。補正の主なものといたしましては、五ページをお開きいただきたいと思いますが、二十九行目の地域リハビリテーション事業の二百八十万円でございまして、下の方になります。三十七行の衛生費、老人保健事業(機能訓練)経費との組み替え補正でございます。この機能訓練経費につきましては、これまで老人保健対象者だけであったものを、民生費に組み替えることによりまして対象者枠を広げまして、多くの市民の方の利用を促進するものでございます。 次に四十二行、款六農林水産業費につきましては、補正額が八百四十八万二千円でございますが、まず、主なものといたしましては、市長の提案理由にもございましたように、四十五行、産地システム化推進対策事業五百八十八万二千円でございまして、ミカン園の改植や高接ぎ、それから土壌改良等の小規模土地基盤整備に対し助成をするものでございます。また、四十七行目の塩見城跡公園整備事業につきましては、コミュニティ助成事業補助金を活用いたしまして休憩施設を設置するものでございます。 次に、四十九行の款八土木費でございますが、補正額が五億二百三十七万七千円でございます。主な事業といたしましては、五十四行のまちづくり総合支援事業が三百万円でございまして、内容につきましては市長提案理由のとおりでございます。 続きまして六ページになりますが、財光寺南土地区画整理事業の追加補正といたしまして、行数で五十八行、五十九行、六十行の三事業を合わせまして二億円の追加補正となります。 それから、日向南町土地区画整理事業につきましては、六十一行から六十六行までの補助事業の追加補正が一億五千万円となっております。それぞれ事業の進捗を図るものでございます。 次に、六十七行から七十行までの駅周辺土地区画整理事業につきましては、補助制度の組み替え補正でございます。 続きまして、七十二行の日知屋財光寺通線改良事業につきましては、市長が申し上げましたとおりでございまして、本年度は建物・測量調査、移転補償等を実施するものでございます。 七十九行の細島東部住環境整備事業につきましても、国の内示に基づくものでございまして、四千九百三十五万六千円の追加補正を行うものでございます。 次に、消防費につきましては、最後の行になりますが、百十五万円の追加補正でございます。 七ページをお開きいただきたいと思います。八十四行の自主防災組織等の育成強化に要する経費百万円につきましては、自治総合センターのコミュニティ助成事業補助金を活用いたしまして、堀一方地区の防災備品等の整備に対する助成でございます。 次に、八十七行の教育費でございますが、補正額は二千四百七十万三千円でございます。まず、九十六行目の各校整備事業として五百九十万円の追加補正を行っておりますが、これにつきましては田の原分校ののり面等の補修工事費でございます。百四行目の日本芸術文化振興基金助成事業につきましては、市長が提案理由で申し上げましたとおりでございまして、補正額が八百七十八万九千円となっております。 八ページをお開きいただきたいと思います。百十四行目の款十一災害復旧費でございますが、補正額は九百十一万八千円でございまして、農地・農業用施設災害復旧事業費の過年災でございます。 以上、一番最後の行になりますが、一般会計の補正総額は五億五千二百十万三千円でございまして、補正後の総額は二百二十五億二百十万三千円となるものでございます。 続きまして、予算参考資料の九ページからは、細島東部住環境整備事業特別会計ほか各特別会計が続きますが、市長の提案理由で申し上げましたとおりでございますので、詳細につきましては省略をさせていただきたいと思います。 以上で、平成十三年度の専決補正予算並びに平成十四年度の一般会計補正予算及び各特別会計補正予算の補足説明を終わらせていただきます。 ○議長(黒木敏雄君) 以上で提案理由の説明を終わります。-------------------------------- △日程第三 市長提出議案第三九号~第四〇号審議(質疑、委員会付託省略、討論、採決) ○議長(黒木敏雄君) 次は日程第三、市長提出議案第三九号及び第四〇号を議題とします。 ここでしばらく休憩します。 △休憩 午前十一時二十六分-------------------------------- △開議 午前十一時三十一分 ○議長(黒木敏雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいま議題となっております議案第三九号及び第四〇号について質疑に入ります。質疑はありませんか。二十四番。 ◆二十四番(荻原紘一君) 私どもは、人権擁護委員の候補者の推薦につきましては、関連していつも基本的なことについてのみお聞きしております。今回も二点について市長のお考えをお聞きしておきたいと思います。 まず、第一点は、今回の人権擁護委員を推薦されるに当たりまして、その選任される基本的な点、どういう点が今は推薦するに当たっては重要だというふうにお考えになっておられるのかということについて伺っておきたいと思うんです。 それから二番目にお聞きしたいのは、先ほども市長の方から国民に保障されている基本的人権云々というような説明もございました。確かに世界人権宣言でも、また、一連の世界的な人権を保障しているいろんな、子どもの権利条約なども含めてでございますけれども、そういうような世界的な面からも、また日本国内においては、世界に誇るべき日本国憲法が保障している三十条にも及ぶ豊かな人権規定、これが盛り込まれている。しかし実際には、その人権というものがどういうふうになっているのかというそういう面から、最近の人権をめぐる問題ということで、人権擁護委員の皆さん方もお骨折りになっていらっしゃるわけでありますが、どういうような具体的な人権上にかかわる問題点というものが出されてきているのか、この点について伺っておきます。 ◎市長(山本孫春君) ただいまの二十四番議員の質問にお答えいたします。 候補者選考に当たっての基本的な考え方ということでありますが、人権擁護委員は、国民の基本的人権を擁護し、自由人権思想の普及高揚を図るために設置をされているわけでございまして、基本的人権が侵犯されることのないように、また、侵犯された場合は適切な救済措置をとり、常に自由人権思想の普及高揚に努めなければなりません。したがいまして、候補者の推薦に当たりましては、まず人格、識見が高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護について理解ある方をお願いをいたしたところであります。 なお、いろんな最近の事例等についてのお尋ねでありますが、その前に憲法に触れられての二十四番議員の質問もありましたので、基本的なことを申し上げますと、憲法が保障している基本的人権ということで、国民の基本的な人権は、御承知のように侵すことのできない永久の権利として日本国憲法はこれを保障をしております。また、行政をつかさどる公務員等は、日本国憲法を尊重し擁護する義務がございます。私は行政の基本は、憲法が保障している国民のいろんな権利を尊重し擁護しながら、具体的には個々の法律等にのっとって住民の福祉の増進に努めるべきであると、このように考えております。 なお、最後の最近の事例等についてでありますが、ちょっと古い資料になるかもしれませんけど、最近三カ年の間に人権侵犯事件等の関係について、これは平成十一、十二年度の延岡支局で取り扱った件数が手元にありますので、御紹介を申し上げておきますが、酷使、虐待、いわゆる家族間におけるもの、これが圧倒的に多くて、平成十一年は六件でありましたが、平成十二年は二十七件発生をしております。それから、特に相隣関係におけるもの、向こう三軒両隣ほど人間関係大事なものはありませんが、そういう中に相隣関係におけるプライバシー等の侵害等に関する事件というのが、平成十一年度は二件でありましたのが、平成十二年度六件、あと居住の安全に対する侵犯だとか強制圧迫、こういった事犯等もあるようであります。トータル的には十一年度は二十件、平成十二年度は五十三件、平成十三年度のトータル的な数字も出ておりますが、十三年度は十一件ということで、最近は少し人権侵犯事件については減少の傾向にあるかなと、このように判断をするものであります。以上でございます。 ◆二十四番(荻原紘一君) わかりました。具体的には憲法等が保障している生存権とか労働権とか教育権とか、三十条に盛り込まれと言いましたけれども、憲法に則してみても、実態というものは、平成十二年度で五十三件と言われましたけれども、非常に切実、いろんな人権上の問題が起こってきているということが、市長の今の答弁の中でも明らかになっていると思いますので、これ以上は質疑はやらないことにしたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(黒木敏雄君) ほかにございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木敏雄君) 質疑を終わります。 お諮りします。ただいま議題となっております議案第三九号及び第四〇号については、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木敏雄君) 御異議がありませんので、そのように決定しました。 討論に入ります。議案第三九号及び第四〇号について討論を許します。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木敏雄君) 討論を終わります。 採決します。議案第三九号は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木敏雄君) 御異議なしと認めます。したがって、議案第三九号は原案のとおり同意されました。 続いて、採決します。議案第四〇号は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木敏雄君) 御異議なしと認めます。したがって、議案第四〇号は原案のとおり同意されました。 ここでお諮りします。あすから六月九日までの六日間は議案熟読のため休会したいと思います。御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木敏雄君) 御異議がありませんので、そのように決定しました。 次の本会議は六月十日午前十時に開き、個人制の一般質問を行います。質問順位は抽せんで決定します。通告書は六月四日の正午までに議会事務局に提出願います。 以上で本日の日程は全部終わりました。 本日はこれで散会します。 △散会 午前十一時三十九分...