平成25年 12月 定例会(第5回)議事日程(第6号) 12月17日(火曜日)午前10時 開議 日程第1 議案第101号平成25年度小林市
一般会計補正予算(第7号)から議案第116号指 定管理者の指定についてまで (
委員長報告、質疑、討論、採決) 日程第2 請願・陳情の処理 (
委員長報告、質疑、討論、採決) 日程第3 議員派遣について
---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程のとおり
---------------------------------------出席議員(21名)
鎌田豊数議員 森田哲朗議員 柳 康美議員
山口弘哲議員 穴見嘉宏議員 牟田昭三議員 高野良文議員 窪薗辰也議員 時任隆一議員 福本誠作議員 坂下春則議員 海老原幹朗議員 蔵本茂弘議員 淵上貞継議員 溝口誠二議員 首藤美也子議員 杉元豊人議員
大浦竹光議員 中神義久議員 深草哲郎議員 赤下健次議員欠席議員(1名)
久保田恭弘議員---------------------------------------議会事務局出席者 内村明生
議会事務局長 松元総子 主幹 吉村鈴代 書記 池田慎一
書記---------------------------------------説明のための出席者 肥後正弘 市長 西川和孝 副市長 上谷和徳 総務部長 栗原一夫
総合政策部長 選挙管理委員会事務局長 宇都文昭
経済土木部長 倉園凡生
市民生活部長 酒匂重成
健康福祉部長 井上晃吉
須木総合支所長 馬氷明郎
野尻総合支所長 井上弘子
会計管理者 上原利秋 総務課長 畠中光男 財政課長 佐藤勝美
教育委員会教育長 椎屋芳樹
教育委員会教育部長 指宿敏郎
教育委員会学校給食対策監 川野隆志
監査委員事務局長 鶴田孝之
農業委員会事務局長 溝俣一郎
水道局長心得 角井孝志
市立病院事務部長 午前10時00分 開議
○
溝口誠二議長 皆さん、おはようございます。 これから本日の会議を開きます。 本日の会議は、議席に配付してあります議事日程第6号によって進めることにします。 日程に入るに先立ち、去る12月9日の議案質疑における答弁の訂正について、市長から発言の申し出がありますので、これを許可します。
◎
肥後正弘市長 まことに申しわけございませんが、12月9日の議案質疑の中で、蔵本議員の質疑に対し答弁しました内容について、訂正をお願いいたします。 就学援助につきましては、
国庫補助金の対象であると答弁いたしましたが、
就学援助費の中の要
保護児童生徒就学援助費と
特別支援教育就学援助費については
国庫補助対象となっておりますが、準要
保護児童生徒就学援助費、今回お願いしている部分については、
国庫補助金は廃止され、
地方交付税措置となっておりますので、訂正方よろしくお願いを申し上げます。 なお、議員の要望されましたことにつきましては、答弁で申し上げましたとおり、
教育委員会の要請等を踏まえて、今後取り組んでまいりたいと思っています。 以上、よろしくお願いを申し上げます。
○
溝口誠二議長 ただいまの訂正発言のとおりであります。御了承願います。 引き続き、当局から、資料5、小林市
コミュニティバスの管理に関する
基本協定書(案)の訂正について発言の申し出がありますので、これを許可します。
◎
栗原一夫総合政策部長 大変申しわけございません。ただいま議長の許可をいただきましたので、おわびと訂正をさせていただきたいと思います。 ただいまございましたとおり、今12月議会に提案させていただいております議案第115
号指定管理者の指定について、小林市
コミュニティバスに関連します小林市
コミュニティバスの管理に関する
基本協定書(案)を資料5として提出させていただいております。この
基本協定書(案)に文字の脱落が1カ所ございました。 お手元に正誤表をお示しさせていただいていますとおり、6ページでございますが、第25条
指定管理料の変更中、そのページの上から9行目の第3項「変更の要
否や変更金額等については」と記載すべき部分の「つ」の文字が脱落いたしておりました。正誤表のとおり訂正をお願い申し上げる次第であります。 今後、このような事案が発生しないよう、課内で十分精査し、提出させていただく所存であります。 ここに、深くおわびを申し上げ、訂正をさせていただきます。まことに申しわけございませんでした。
○
溝口誠二議長 以上の訂正発言のとおりであります。 なお、
総務文教委員会においては、ただいまの発言のとおり資料の訂正がなされたものとして審査願っておりますので、この点も含め御了承ください。 さらに、引き続いて報告します。 監査委員から、監第194号をもって定期監査(前期)の結果について、同第195号をもって定期監査の結果について報告がありましたので、その写しをあらかじめ送付しました。御了承願います。 それでは、これから日程に入ります。
---------------------------------------
△日程第1 議案第101号平成25年度小林市
一般会計補正予算(第7号)から議案第116
号指定管理者の指定についてまで(
委員長報告、質疑、討論、採決)
○
溝口誠二議長 日程第1、議案第101号平成25年度小林市
一般会計補正予算(第7号)から議案第116
号指定管理者の指定についてまで、以上議案16件を一括議題とします。 ただいま議題となりました議案について、付託されました
特別委員会及び各
常任委員会の委員長の報告を求めます。 まず、
予算審査特別委員会に付託してありました議案第101号について、委員長の報告を求めます。
◆
蔵本茂弘予算審査特別委員長 おはようございます。
予算審査特別委員会に審査を付託されました議案第101号平成25年度小林市
一般会計補正予算(第7号)について、その審査の結果を御報告いたします。 本
特別委員会では、審査の方法といたしまして、総務文教、経済産業、市民厚生の3
常任委員会を単位とする分科会を設け、その所管事項について細部にわたる審査を願い、本
特別委員会を去る13日、当議場において開き、各
分科会主査の報告を求め審査を行ったところであります。 以上、議案第101号についての討論はなく、採決の結果、賛成多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、審査の過程において、
総務文教分科会においては、 今回の
一般会計補正予算(第7号)の財源として、
普通交付税について1億4,917万7,000円を増額するもので、補正後の額は84億2,429万8,000円となり、これにより平成25年度の留保額は4億9,706万3,000円となる。 また、国庫支出金の地域の
元気臨時交付金については、180万円を増額し、
市単独土地改良整備事業費に充当するものであり、補正後の額は5,280万円となる。 委員より、地域の
元気臨時交付金についての質疑があり、12月5日付で県から4億5,326万8,000円の交付決定があったものの、繰り越しができないため
投資的事業に充てることは今回が最後となるものである。残りの約4億円程度については3月補正で基金に積み立て、その後26年度予算で取り崩して充当していく予定である。 さらに、委員より、この約4億円の公共事業への使途についての質疑があり、この交付金は
起債充当事業にしか充当できないことから、単年度で市道の
整備事業等の公共事業に充てる予定である。
基幹系システム再構築事業に係る限度額2億1,167万円の
債務負担行為の追加については、
基幹系システムの更新に加えて番号制の導入に伴い、市単独のクラウドを構築するために必要な経費を計上している。その事業費の内訳は、現行のシステムから新システムへの
データ移行費が6,256万2,000円、新システムの構築費が1億4,910万8,000円となっている。 委員より、新システムに移行後の
運用コストについての質疑があり、新システムを構築の上、
現行システムとの並行稼働を終了した後は、システムの使用料に変わることに伴い、電気料、空調設備、人件費において年間2,000万円の経費節減が見込まれる。 さらに、委員より、
クラウド構築の補助及び他市の参加についての質疑があり、単独での構築は補助がなかったことから、今後は
運用コストのさらなる削減に向けて、本市のクラウドに他市の参加を促したいと考えている。
小学校就学援助事業費56万円及び
中学校就学援助事業費238万円については、準要保護児童で330人の見込みに対して11月末時点で342人、準要保護生徒においても207人の見込みに対して218人に増加したことに伴い、補正額を計上するものである。年度途中での申請要因としては、離婚、離職等による収入減が多くなっている。また、前年度の所得が基準となることから、民生委員の意見や生活実態を把握して
教育委員会で認定している。 委員より、ひとり親の家庭や失業、賃金の引き下げ、病気等の状況変化に伴い、準要
保護児童生徒就学援助は増加傾向にある。民生委員や
教育委員会で最終的な認定の判断をすることになるが、学校の教職員が家庭の状況を一番よく把握していることから、保護者に制度の周知を図るために教職員に対する
就学援助制度研修をぜひ実施していただきたい。 また、準要保護の認定基準については、自治体の財政状況により、1.1倍から1.5倍までの格差が生じている。小林市は1.2倍で弾力的な1.25倍の運用の余地があるものの、
生活保護世帯の収入と変わらない水準にあり、市長は、
教育委員会から要望があった場合は考慮すると発言しているので、
教育委員会でも認定基準の再検討を願いたい。 さらに、委員より、準要
保護児童生徒就学援助費に関しては、平成17年度より
国庫補助金から
地方交付税措置の対象に改められた経緯があり、財政状況の厳しい自治体では対応しがたい状況にあることから、当局は
国庫補助金に戻すよう市長会等へ働きかけるなどの特段の努力を願いたい。
経済産業分科会においては、
認定農業者等農地流動化支援事業費については、過去2年度分の決算をベースに当初予算を計上していたが、対象が初回の
利用権設定者に限られるため、対象者が予測しづらく、平成25年度は対象者が増加したことから増額するものである。 委員より、
対象者増加の理由についての質疑があり、
JAこばやしが事業主体となっている
農地利用集積円滑化事業により、無
許可賃貸借農地について、農地の集約・有効利用のため
利用権設定を推進したことが主な理由である。
農産園芸振興対策事業費の宮崎県
鳥獣被害防止交付金関係事業費補助については、平成25年度に実施を予定していた補助事業の一部が、平成24年度の国の
大型補正予算に伴い、県から事業主体に直接補助金が交付され、前倒しで実施されたため、県から
事業完了分が減額された内示があり、平成25年度予算の一部を減額するものである。
企業誘致対策事業費については、平成25年1月に操業を開始した指定工場の賃借料1年分を
企業立地助成金として交付するものであり、平成25年度から平成27年度まで交付を行う予定である。
市道補修事業費については、修繕計画に基づき、緊急性の高い箇所から優先的かつ計画的に改修しており、今回の補正予算では平成25年1月以降に判明した41カ所の修繕に要する費用を計上している。 委員より、インフラの維持については、市民生活に直接影響があるので、予算の確保に努力していただきたい。 九州電力の
電気料値上げに伴うのじり
有機センター管理事業費、
観光振興対策事業費及び
観光施設維持管理費の
指定管理委託料の増額について、委員より、増額の趣旨は理解できるが、今後は節電についても努力していただきたい。
市民厚生分科会においては、
還付等事業費の
税等還付金については、医療法人が行う
デイサービス施設に対する固定資産税の非課税規定の適用漏れによる還付金968万100円が主なものである。 委員より、地方税法の改正があった際は、改正点を十分理解し、今後このような多額の還付金が発生することのないよう注意すべきである。 障がい
者支援事業費の障がい
児施設措置費については、
児童発達支援事業と
放課後等デイサービス事業があり、
児童発達支援事業は、入学前の児童を対象に、日常生活における基本的な動作の指導や集団生活への適応の訓練などを行っている。市内には2施設が開設されており、利用者及び利用回数が増加している状況である。 委員より、発達障がいに気づいた時点で、早期に発達支援を行うことが重要であるため、保護者への事業の周知徹底を図っていただきたい。
福祉ショップ運営事業費については、市内の障がい
福祉サービス事業所が
福祉ショップを開設するため、のぼり旗の購入や
商品紹介用チラシ等の印刷を行うものである。 委員より、物産展方式で開設予定であるが、障がい者への理解と就労支援にもつながる事業であるため、早期に常設の店舗を検討すべきである。 子ども・
子育て支援事業費(臨時)については、平成27年4月から施行される子ども・
子育て支援新制度に係る
システム導入委託料である。 委員より、新制度については国が一律に基準を定めることになっているが、地方の実情が反映されるよう、地方から声を上げていく必要があるのではないか。 さらに、委員より、国の基準が決まり次第、委員会へ報告していただきたい。
健康増進対策事業費については、平成26年度から導入する
ポイント制度の準備経費及び
肝炎ウイルス・胃がん・肺がん・
前立腺がん検診の受診者増による委託料の増額である。 委員より、
ポイント制度導入により期待される効果についての質疑があり、健(検)診を受ける機運を醸成し、
市民総ぐるみの健康づくりを推進するものである。 さらに、委員より、保健所等の関係機関と連携し、健(検)診結果の分析を行い、保健指導に生かすことも必要である。また、保健指導が十分に行える体制づくりのための人員確保を図るべきである。 以上が、各分科会から出された質疑・答弁、意見であります。 続いて、各
分科会主査の報告に対する質疑に入り、 1、
市道補修事業費において、今年度の
修繕計画内容及びその他の要望箇所。 2、
福祉ショップ運営事業費の詳細な内容及び具体的な進め方。 について質疑があり、各
分科会主査からそれぞれ答弁がありました。 以上、報告を終わります。
○
溝口誠二議長 ただいまの
委員長報告について質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり。)
○
溝口誠二議長 質疑はないようでありますので、質疑は終結します。 これから討論に入りますが、討論の通告がありますので、これを許可します。
時任隆一議員の発言を許します。
◆
時任隆一議員 反対討論をしますので、私は、できれば議会の本質としては賛成討論もしていただきたいなと思います。 では、始めます。 議案第101号平成25年度小林市
一般会計補正予算(第7号)に反対の立場で討論を行います。 高崎市は、各学校に栄養教諭を配置し、自校式の給食を進めています。アナフィラキシーが問題になったが、子供のアレルギーは45万人と報道されました。高崎市は、
学校給食センターでは
食物アレルギー対策は難しいと答えました。 私は、一貫して
給食センター建設に反対しています。食育を進める学校給食の要求に逆行するものです。
学校給食センター整備事業費9万8,000円が計上され、建設を進めています。
パブリックコメントでも、アンケートをしてほしい、自校式を守ってほしいという意見がほとんどでした。 自校式の改築費は、宮崎市が改築した建築費の2倍で見積もっています。
小林小学校の給食室、現在195平方メートルを改築すると、ほぼ
東方小学校体育館の面積415平米になります。
中学校給食センターの厨房機器は、
株式会社アイホーです。市立病院の厨房も
株式会社アイホーです。
野尻学校給食センターも
株式会社アイホーです。
都城学校給食センターも
株式会社アイホーですが、都城市議会では談合ではないかと問題になりました。小学校改築やセンターの見積もりでは、会社の名前を幾ら求めても公表しません。まさかアイホーではないでしょうね。
プロポーザルの議事録を出すと9月議会で言いましたが、本会議で言ったことはうそだったのでしょうか。95項目の点数結果も公表されません。見取り図も公表できないということでした。市長は、本体工事を年明けにも着工すると言っていますが、12億円の入札方法も時期も明らかにしませんでした。こんなことでいいのでしょうか、何もかも謎だらけです。 土地購入では、
JA東方支所跡地を8,700
平方メーター、5,600万円、反当たり650万円で購入しました。同じ地域の田は、反当たり100万円です。しかも、JAの要求で、安いからということで川沿いの必要のない土地も反当たり60万円で買いました。ほとんど使われないのに、研修室や実習室もある豪華なものです。 宮崎市は、6,000食、1,865平米の建物の
給食センターを7億9,400万円で建設しました。新しい
給食センターは、2,700食で約半分、1,850平方メートル、9億4,100万円の建物です。建築総額は12億円になります。
中学校給食センターの2倍の面積です。
合併特例債の上限87億円を使うというから驚きです。 厨房会社が
プロポーザルで
株式会社宮崎アイホーになりましたが、
宮崎アイホーが140.5点、A社が141.3点であったのに、四捨五入で同点と発表しました。
見積もり価格の上限は2億2,000万円で、最初の
見積もり価格は、アイホー1億9,400万円、再見積もりでは1億5,840万円に4,000万円ほど下がりました。しかし、契約するときは2億2,000万円の上限ということです。こんないいかげんな再見積もりと契約はありません。疑惑だらけではありませんか。
プロポーザルによる契約は、随意契約です。随意契約が許されるのは、
地方自治法第234条第2項並びに同法施行令第167条の2第1項に規定されています。少額であること、性質または目的が競争入札に適さないことです。昭和62年3月20日の最高裁判決は、競争入札の方法による契約が困難な場合、多少とも価格の有利性を犠牲にしてもよいという判決が出ています。つまり、幾らか高くても、そのほうがいいと判断したときにできるわけです。
プロポーザルで選定するならば、点数の高いほうを選定すべきです。再
見積もり価格は数百万円の差でした。 この選定は、
地方自治法第234条第2項、同法施行令第167条の2第1項に違反しています。なぜなら、副市長も保健所の次長も他の委員も、3社ともほとんど変わらない技術能力を持っていることを認めています。教育部長は、どこも一流、しっかりやってくれる、差はないと言っています。そうであるなら、本来、競争入札にすべきです。
見積もり価格の
プロポーザルの点数は65点、アイホーは満点で0.8点の差がありました。
見積もり価格を除けば、A社が4.2点高くなっています。こんなでたらめな選定はありません。価格も含めた提案で選定すべきところを再見積もりで決めるなら、
プロポーザルは何の役にも立ちません。随意契約がどうにでもなることを示しています。 資料も公開しない、業者からの質問状が来たこと、
給食センター建設そのものが追い詰められているのではありませんか。
プロポーザルの選定の疑惑を指摘し、反対の討論とします。
○
溝口誠二議長 以上で通告による討論は終わります。 以上で討論は終結します。 これから採決します。 議案第101号平成25年度小林市
一般会計補正予算(第7号)を採決します。 この採決は起立によって行います。 議案第101号は
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○
溝口誠二議長 起立多数であります。したがって、議案第101号は原案のとおり可決されました。 次に、
総務文教委員会に付託してありました議案5件について、委員長の報告を求めます。
◆
柳康美総務文教委員長 総務文教委員会に審査を付託されました議案第110号、同第111号及び同第113号から同第115号までについて、その審査の結果を御報告いたします。 当委員会におきましては、12月10日、第1委員会室において、まず審査日程について協議し、日程を10日の1日間と決定し、審査を行いました。 以上の議案5件については、討論はなく、採決の結果、議案第114号については賛成多数をもって、議案第114号を除く議案4件については全会一致をもって、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、審査の過程において、 議案第110
号小林市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について、 野尻地区における大塚団地の移転建てかえにより、新たに夜川松団地を設置することに伴い、関係条例について所要の改正を行うものである。 なお、平成25年度3月中に16戸全てが完成予定のため、今回の補正予算において、現在大塚団地に入居している10名に対する「引越手数料から補償金」への
予算組み替え・増額を計上している。 委員より、建物の面積及び夜川松団地への入居見込みについての質疑があり、
一般世帯住宅が74平米(22.5坪)、
高齢者住宅で54平米(17坪)である。また、大塚団地から夜川松団地への入居は、現在4戸が確定し最終的には6戸程度の入居を見込んでいる。残り10戸に対して募集を要するが、既に問い合わせが来ている状況にある。 さらに、委員より、夜川松団地の入居募集に際しては、住宅使用料の増額に伴う入居者への影響も想定されるところであるが、全戸数入居に向けて特段の努力を願いたい。 議案第111号小林市
社会教育委員設置条例の一部改正について、 地域主権第3次一括法の公布に伴い、
社会教育委員の
委嘱基準等を定めるため、所要の改正を行うものである。 委員より、
社会教育委員活動において、緊急に自治公民館の
アンケート調査を要し、委員がみずから切手代を負担することを容認した事例があり、今後必要な経費については予算措置を願いたい。 さらに、委員より、
社会教育委員の定数は15人以内であるが、現在11人に委嘱し、その内訳は男性6人、女性5人で、平均年齢は57歳となっている。 社会教育の重要性を鑑み、社会教育の経験だけに偏ることなく、積極的に若い世代の意見を幅広く取り入れながら市民との距離感をなくすべきである。
社会教育委員の次期改選に当たっては、ぜひ公募を実施していただきたい。 議案第114
号新市まちづくり計画の変更について、 旧小林市と旧須木村との合併にかかわる
合併特例債の
活用期間延長に伴う財政計画の見直し等により、所要の変更を行うものである。 なお、変更に際しては、事前に宮崎県及び
須木地域協議会の承認を得た上で計画期間を2年間延長するものである。 委員より、
合併特例債の庁舎建設にかかわる償還期間についての質疑があり、平成44年度までの償還となる。 さらに、委員より、
合併特例債の償還に際しては、行財政改革に努めながら、財政計画を踏まえて適切な対応を願いたい。 議案第115
号指定管理者の指定について、 小林市
コミュニティバスについては、これまでの
指定管理者を引き続き指定し、指定期間を3年間から5年間に改めるものである。 委員より、指定管理の取り消しに至った場合の対応及び宮崎交通の経営状況についての質疑があり、指定管理が取り消された場合の受け皿として、他の事業者が考えられるが
指定管理者選定委員会での協議を要する。また、バスセンターの利用、宮崎交通との共同使用になっているバス停についても考慮しなければならない。 また、宮崎交通の経営状況については、選定委員会の税理士の見解では、問題ないとのことである。 さらに、委員より、
コミュニティバスの安全運行が保障されることが大前提であるが、今後は
指定管理者選定委員会においては、公募を行うことを検討していただきたい。 などの質疑、答弁及び意見がありました。 以上、報告を終わります。
○
溝口誠二議長 ただいまの
委員長報告について質疑を許します。 質疑はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり。)
○
溝口誠二議長 質疑はないようでありますので、質疑は終結します。 これから討論に入りますが、ただいま議題となっております議案5件についての討論の通告はありませんので、討論は終結します。 これから順次採決します。 まず、議案第110
号小林市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正についてを採決します。 議案第110号は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり。)
○
溝口誠二議長 異議なしと認めます。したがって、議案第110号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第111号小林市
社会教育委員設置条例の一部改正についてを採決します。 議案第111号は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり。)
○
溝口誠二議長 異議なしと認めます。したがって、議案第111号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第113号小林市常勤の特別職の職員の給与に関する条例の一部改正についてを採決します。 議案第113号は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり。)
○
溝口誠二議長 異議なしと認めます。したがって、議案第113号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第114
号新市まちづくり計画の変更についてを採決します。 この採決は起立によって行います。 議案第114号は
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○
溝口誠二議長 起立多数であります。したがって、議案第114号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第115
号指定管理者の指定についてを採決します。小林市
コミュニティバスであります。 議案第115号は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり。)
○
溝口誠二議長 異議なしと認めます。したがって、議案第115号は原案のとおり可決されました。 次に、経済産業委員会に付託してありました議案3件について、委員長の報告を求めます。
◆坂下春則経済産業委員長 経済産業委員会に審査を付託されました議案第102号、同第106号及び同第112号について、その審査の結果を御報告いたします。 当委員会におきましては、12月10日、第2委員会室において、まず審査日程について協議し、日程を10日の1日間と決定し、審査を行いました。 以上の議案3件については、討論はなく、採決の結果、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、審査の過程において、 議案第102号平成25年度小林市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)について、 簡易水道管理事業費については、留保していた繰越金及び消費税還付金を財源として、九州電力の
電気料値上げに伴う影響額を増額するものである。 議案第106号平成25年度小林市水道事業会計補正予算(第3号)について、 施設修繕費については、上半期の実績から試算して不足が見込まれるため、増額するものである。 委員より、修繕内容についての質疑があり、漏水が原因による修繕が主なものである。 さらに、委員より、漏水対策についての質疑があり、まだ検針員との協議が調っていないが、平成26年度に全戸検針を実施する方向で予算を計上したいと考えている。 新水道料金システム導入業務について、現在の料金システムは、企業会計システムとの連動や滞納整理業務に対応できていない状況であるため、非常に効率が悪く、また、現行のシステムの契約期間も満了を迎えることから、平成26年度に新たな料金システムを構築し、業務の効率化を図るとともに、滞納についてもシステム管理を行う予定としている。 なお、今回の補正予算では、導入前のシステム調査業務に要する委託料を計上している。 議案第112号小林市水道事業給水条例の一部改正については、民営の竹山簡易水道及び夷守簡易水道を公営の細野簡易水道に統合し、南部地区簡易水道として新たに設置し、平成26年4月から供用開始することに伴う改正であり、南部地区簡易水道の水道料金を北部地区簡易水道、西部地区簡易水道等と同様の取り扱いとするものである。 などの質疑及び答弁がありました。 以上、報告を終わります。
○
溝口誠二議長 ただいまの
委員長報告について質疑を許します。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり。)
○
溝口誠二議長 質疑はないようでありますので、質疑は終結します。 これから討論に入りますが、ただいま議題となっております議案3件についての討論の通告はありませんので、討論は終結します。 これから順次採決します。 まず、議案第102号平成25年度小林市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)を採決します。 議案第102号は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり。)
○
溝口誠二議長 異議なしと認めます。したがって、議案第102号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第106号平成25年度小林市水道事業会計補正予算(第3号)を採決します。 議案第106号は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり。)
○
溝口誠二議長 異議なしと認めます。したがって、議案第106号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第112号小林市水道事業給水条例の一部改正についてを採決します。 議案第112号は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり。)
○
溝口誠二議長 異議なしと認めます。したがって、議案第112号は原案のとおり可決されました。 次に、市民厚生委員会に付託してありました議案7件について、委員長の報告を求めます。
◆高野良文市民厚生委員長 市民厚生委員会に審査を付託されました議案第103号から同第105号まで、同第107号から同第109号まで及び同第116号について、その審査の結果を御報告いたします。 当委員会におきましては、12月10日、第3委員会室において、まず審査日程について協議し、日程を10日及び12日の2日間と決定し、審査を行いました。 以上の議案7件については、討論はなく、採決の結果、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、審査の過程において、 議案第103号平成25年度小林市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)について、 退職被保険者等高額療養費の増額についての質疑に対し、100万円以上の医療費が平成24年3月から10月は9件で最高額は173万円であったが、平成25年度3月から10月は16件で最高額は648万5,000円であったため、高額療養費に不足が見込まれるため、増額するものである。 委員より、高額療養費につながる生活習慣病の重症化を防ぐことが重要であり、健(検)診結果やレセプトの分析を行うなど、関係各課が連携して取り組んでいただきたい。 議案第107号平成25年度小林市立病院事業会計補正予算(第7号)について、 資本的支出については、リハビリテーション施設の増築と院内保育施設の整備に係る実施設計委託料である。 委員より、院内保育施設の整備については、設置目的である医師招致や看護師の新規採用・離職防止につながっていくように、ハード面だけでなくソフト面の整備も進めていただきたい。 議案第108号小林市税条例の一部改正について及び議案第109号小林市国民健康保険税条例の一部改正について、 地方税法の一部改正法の施行により、公的年金等に係る所得に係る個人の市民税の特別徴収については、市外転出者も特別徴収を継続することや年金所得に係る仮特別徴収税額の算定方法の見直し及び公社債等の利子・譲渡損益に対する課税方法の見直し等が行われたことに伴い、条例の改正を行うものである。 議案第116
号指定管理者の指定について、 須木歯科診療所については、これまでの
指定管理者を引き続き指定するものである。 委員より、1日の患者数の質疑があり、平成24年度は1日平均4.5人であるが、
指定管理者は今後在宅診療も実施したい意向である。 さらに、委員より、交通手段のない高齢者に在宅診療で口腔ケアを行うことは、歯科疾患の予防だけでなく、食べる機能を維持回復し栄養改善にもつながっていくため、実施に向けて検討していただきたい。 などの質疑、答弁及び意見がありました。 以上、報告を終わります。
○
溝口誠二議長 ただいまの
委員長報告について質疑を許します。
◆柳康美議員 議案第107号平成25年度小林市立病院事業会計補正予算(第2号)です。 院内保育施設整備の実施設計委託料ですが、最終的には建築費としてどれぐらいかかるのか、それから保育児として何人ぐらいを見込んでの建物を建てようとしているのか、その辺の審査がされたのかどうか、お聞きいたします。
◆高野良文市民厚生委員長 逆になりますが、2番目ですね、定員数につきましては15名までを考えております。 そして、建設が、当局の答弁は、来年度の6月で補正を組んで、7月に着工し、26年度内に完成したいということで、まだ総額については求めておりません。 以上です。
◆柳康美議員 15名程度の子供を受け入れたいということですが、保育料の徴収をするのかどうかという議論はされたのかどうか、お聞きします。
◆高野良文市民厚生委員長 保育料につきましては、園児1人につき月額2万円プラス給食代300円、おやつ代100円掛ける日数で試算されています。それと、一時利用につきましては、日額2,000円と実費を想定されています。 以上です。
○
溝口誠二議長 よろしいですか。 ほか、ございませんか。 質疑は尽きたようでありますので、質疑は終結します。 これから討論に入りますが、ただいま議題となっております議案7件についての討論の通告はありませんので、討論は終結します。 これから順次採決します。 まず、議案第103号平成25年度小林市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)を採決します。 議案第103号は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり。)
○
溝口誠二議長 異議なしと認めます。したがって、議案第103号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第104号平成25年度小林市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)を採決します。 議案第104号は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり。)
○
溝口誠二議長 異議なしと認めます。したがって、議案第104号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第105号平成25年度小林市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)を採決します。 この採決は起立によって行います。 議案第105号は
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○
溝口誠二議長 起立多数であります。したがって、議案第105号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第107号平成25年度小林市立病院事業会計補正予算(第2号)を採決します。 議案第107号は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり。)
○
溝口誠二議長 異議なしと認めます。したがって、議案第107号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第108号小林市税条例の一部改正についてを採決します。 議案第108号は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり。)
○
溝口誠二議長 異議なしと認めます。したがって、議案第108号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第109号小林市国民健康保険税条例の一部改正についてを採決します。 議案第109号は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり。)
○
溝口誠二議長 異議なしと認めます。したがって、議案第109号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第116
号指定管理者の指定についてを採決します。須木歯科診療所であります。 議案第116号は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり。)
○
溝口誠二議長 異議なしと認めます。したがって、議案第116号は原案のとおり可決されました。
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△日程第2 請願・陳情の処理(
委員長報告、質疑、討論、採決)
○
溝口誠二議長 次に、日程第2、請願・陳情の処理の件を議題とします。
総務文教委員会に付託いたしました請願第5号防災無線設置に関する請願書については、議席に配付してあります写しのとおり、請願者から訂正の申し出があり、議長においてこれを許可いたしましたので御報告いたします。御了承願います。 それでは、各
常任委員会に付託してありました請願・陳情について、委員長の報告を求めます。 時間の都合上、ここで10分程度休憩します。 午前10時56分 休憩 午前11時07分 開議
○
溝口誠二議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ここで、先ほど高野市民厚生委員長より、市民厚生委員会
委員長報告の中の発言について、訂正の申し出がありますので、これを許可します。
◆高野良文市民厚生委員長 大変申しわけありません。 先ほど登壇して報告した中で、8ページであります、上から12行目の、ちょっと先から読むんですが、「100万円以上の医療費が平成24年3月から10月は9件で最高額は173万円であったが、平成25年度」という、ここで「平成25年」というところを、私がくせで「平成25年度」と言ってしまいました。正しくは「平成25年」です。申しわけありません。 ちょうど真ん中です。「議案第107号平成25年度小林市立病院事業会計補正予算(第2号)」が本当なんですが、「第7号」と発言したそうです。訂正方お願いいたします。すみません。
○
溝口誠二議長 ただいまの訂正発言のとおりであります。御了承願います。 それでは、
総務文教委員会に付託してありました請願について、委員長の報告を求めます。
◆
柳康美総務文教委員長 総務文教委員会に審査を付託され、継続審査となっておりました請願第5号、また今期定例会において、審査を付託されました請願第7号及び同第8号について、その審査の結果を御報告いたします。 当委員会では、以上の請願3件について、採決の結果、請願第5号及び同第7号については、願意を了とし、全会一致をもって採択の上、市長に送付すべきものと、また同第8号については賛成少数をもって不採択とすべきものと決しました。 なお、審査の過程において、 まず、請願第5号防災のための弱者への緊急手段に関する請願書については、本年6月定例会において、当委員会に付託されて以後、緊急連絡手段にはさまざまなツールがあるため、費用対効果の観点から、継続審査として慎重審査を重ねてきたところである。 今回、請願者から「防災無線に限定しない」旨の訂正に伴い、願意を了として全会一致を見たところである。 次に、請願第7号旧県立小林商業高校跡地をグラウンド・ゴルフの大きな大会が使用できその他各種団体の多目的利用が可能な施設に整備してほしいについては、紹介議員の説明を受けた上で、グラウンド・ゴルフは高齢者のスポーツ人口が最も多く、西諸市郡大会などを開催できるよう駐車場整備を含めて施設整備を切望している請願の願意を理解すべきである。 次に、請願第8号川内原発の再稼働中止を求める意見書提出請願書については、 一 現在、全ての原発が停止し、電気料金が高騰している現実はあるが、廃炉にするために莫大な処理金額を要する現状があり、再稼働中止を求めるべきである。 一 国が進めるエネルギー基本計画素案の中で、原子力は安全性の確保を大前提に引き続き活用していく重要なベースと位置づけており、再稼働を認めるべきである。 一 原子力規制委員会によって、安全性が確認された原子力発電所については、再稼働を認めるべきである。 一 我が国は、核廃棄物を受け入れる所もない現状を初め、根本的なことから考え直す必要性はあるものの、電気料金の高騰が及ぼす影響が懸念されるため、再稼働を認めるべきである。 一 一旦事故が起きた場合は、汚染地域に住めなくなる危険性を認識する必要がある。 実際、川内原発では汚染度の低い衣料等を施設内で焼却して大気中に排出している現状がある。 また、福島第一原発4号機で使用済み核燃料を取り出そうとしているが、廃炉まで40年ほどの相当な期間を要することなどから、再稼働を中止すべきである。 などの意見がありました。 以上、報告を終わります。
○
溝口誠二議長 ただいまの
委員長報告について質疑を許します。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり。)
○
溝口誠二議長 質疑はないようでありますので、質疑は終結します。 これから討論に入りますが、討論の通告がありますので、これを許可します。
時任隆一議員の発言を許します。
◆
時任隆一議員 賛成討論をいたします。 12月15日、薩摩川内市において、1,800名の参加で反対の集会がありました。ますます運動が広がっているのが現状です。 川内原発の再稼働中止を求める意見書提出請願書に対する賛成討論を行います。 福島原子力発電所の事故から2年9カ月が経過しました。政府は収束宣言を行いましたが、国民の大多数は収束したと思っていません。それは、溶け出した核燃料が現在どうなっているかもわからない中、汚染水が300トン以上も毎日流れ出しています。安倍内閣は、完全にコントロールされている、汚染水は0.3平方キロメートル以内に完全にブロックされていると発言しましたが、国民の8割の人が信じていません。 福島原発の4号機が、今、一番世界各国から懸念されています。それは、使用済み核燃料が保管されていた4号機内のプールが地震で壊れ、補修したものの、非常に脆弱な状況にあるからです。再度、マグニチュード5ないし6の地震が起きれば、プールが崩れ、水が漏れ出し、首都圏を含めた関東以北の日本には人が住めなくなる大惨事を引き起こすことになります。 東電は、その燃料の取り出しを始めました。しかし、順調にいっても1年以上かかります。しかも、プール内には瓦れき等が落ちていて困難をきわめます。作業中の何らかのアクシデントが起これば、東日本が大惨事に見舞われることになるのです。 このように、原発は、一旦事故を起こせば取り返しのつかない状態になるのです。 この小林市から約70キロのところにある川内原発が事故を起こせば、西風に乗って放射性物質がこの美しい小林市に確実に飛んできて、ここは住むことができない土地になります。川内原発は、その近くにある活断層だけの問題ではなく、50キロ圏内にある桜島、新燃岳を含む霧島連山の噴火、火砕流も危険であることが言われています。 南海トラフ大地震も予想されている中、余りにも危険な原発を再稼働させるわけにはいきません。あの原発を推進してきた小泉純一郎元総理も、人類はまだ原子力を完全に扱えないと、原発再稼働反対にその考えを変えられたではありませんか。 小林市議会の議員の皆さん、電気料が高くなるという理由で原発再稼働を認めないでください。原発のない沖縄電力と九州電力の料金は変わらないのです。今、日本中の原発が全てとまっています。しかし、電気は足りているではありませんか。九電のおどしに乗らないでください。 小林市民の安全を守ることが一つの任務である議員の一人として、議員の皆さんに訴えます。再稼働反対の意見書提出に賛成することが市民を守ることになるのではありませんか。再稼働反対が正しい判断だと思います。どうか力をおかしください。 そのことを訴えて、賛成討論とします。
○
溝口誠二議長 以上で通告による討論は終わります。 以上で討論は終結します。 これから順次採決します。 まず、請願第5号防災のための弱者への緊急手段に関する請願書を採決します。 請願第5号は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり。)
○
溝口誠二議長 異議なしと認めます。したがって、請願第5号は採択することに決しました。 次に、請願第7号旧県立小林商業高校跡地をグラウンド・ゴルフの大きな大会が使用できその他各種団体の多目的利用が可能な施設に整備してほしいを採決します。 請願第7号は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり。)
○
溝口誠二議長 異議なしと認めます。したがって、請願第7号は採択することに決しました。 次に、請願第8号川内原発の再稼働中止を求める意見書提出請願書を採決します。 この採決は起立によって行います。 請願第8号に対する
委員長報告は不採択でありますが、この採決は請願第8号を採択することについて行います。 請願第8号は願意を了とし採択することに賛成の議員の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○
溝口誠二議長 起立少数であります。したがって、請願第8号は不採択と決しました。 次に、経済産業委員会に付託してありました陳情について、委員長の報告を求めます。
◆坂下春則経済産業委員長 経済産業委員会に審査を付託されました陳情第1号市道211号線堅田原7号線の道路拡幅について、現地踏査を行い、陳情者からの説明を受け、審査しましたので、その審査の結果を御報告いたします。 当委員会では、陳情第1号について、採決の結果、願意を了とし、全会一致をもって採択の上、市長に送付すべきものと決しました。 なお、審査の過程において、 本路線は災害時に近隣住民が避難所へ避難する際に通行する路線であるので、安心・安全なまちづくりの観点からも拡幅を検討するべきである。 などの意見がありました。 以上、報告を終わります。
○
溝口誠二議長 ただいまの
委員長報告について質疑を許します。 ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり。)
○
溝口誠二議長 質疑はないようでありますので、質疑は終結します。 これから討論に入りますが、討論の通告はありませんので討論は終結します。 これから採決します。 陳情第1号市道211号線堅田原7号線の道路拡幅について採決します。 陳情第1号は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり。)
○
溝口誠二議長 異議なしと認めます。したがって、陳情第1号は採択することに決しました。
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△日程第3 議員派遣について
○
溝口誠二議長 日程第3、議員派遣についてを議題とします。 お諮りします。
地方自治法第100条第13項及び会議規則第167条の規定により、議席に配付のとおり議員を派遣したいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり。)
○
溝口誠二議長 異議なしと認めます。したがって、ただいまお諮りしましたとおり、議員派遣は決定しました。 この際、お諮りします。 ただいま決定されました議員派遣の内容に今後変更を要するときは、その取り扱いを議長に御一任願いたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり。)
○
溝口誠二議長 異議なしと認めます。したがって、変更を要するときの取り扱いは議長一任ということに決しました。 なお、ただいま決定されました議員派遣一覧表は、会議録にも記載します。 昨日、柳康美議員から、一般競争入札方式と
プロポーザル方式についての市の見解について緊急質問の申し出があり、本日、議会運営委員会に議事運営についてお諮りしたところ、質問は10分以内、回数を3回までとすることの確認がなされました。 なお、緊急質問申出書の写しを議席に配付いたしました。 ここで、緊急質問申出書熟読のため30分間休憩としますが、午後1時より会議を再開します。 午前11時24分 休憩 午後1時00分 開議
○
溝口誠二議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 これから起立によって採決をします。 柳康美議員からの緊急質問の申し出に同意の上、日程に追加し、追加日程第4として発言を許すことについて賛成の議員の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○
溝口誠二議長 10人であります。 次に、起立者が半数のため、反対表決を行います。 反対の方、起立をお願いします。 (反対者起立)
○
溝口誠二議長 可否同数であります。 以上のとおり、採決の結果、賛成・反対が同数でありました。したがって、
地方自治法第116条第1項の規定によって、議長が本件に対して裁決します。 緊急質問の件については、議長は否決と裁決します。したがって、緊急質問の申し出は否決されました。 以上で今期定例会に付議されました案件は全て議了しました。 これで平成25年第5回小林市議会定例会を閉会します。 午後1時03分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 小林市議会議長 溝口誠二 署名議員 坂下春則 署名議員 海老原幹朗...