小林市議会 > 2013-09-12 >
09月12日-07号

  • "牟田昭三議員"(/)
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  1. 小林市議会 2013-09-12
    09月12日-07号


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    平成25年  9月 定例会(第4回)議事日程(第7号)                     9月12日(木曜日)午前10時 開議 日程第1 議案第73号平成24年度小林市一般会計歳入歳出決算の認定についてから議案第97号小林都市計画下水道事業受益者負担金に関する条例及び小林市農業集落排水事業分担金徴収条例の一部改正についてまで      (質疑、委員会付託)      1 議案第86号      2 議案第87号から議案第93号まで      3 議案第94号から議案第97号まで 日程第2 諮問第1号から諮問第3号人権擁護委員の候補者の推薦について      (質疑、委員会付託省略、討論、採決) 日程第3 議案第98号平成25年度小林市一般会計補正予算(第5号)及び議案第99号財産の取得について      (上程、提案理由説明、質疑、委員会付託) 日程第4 請願の処理      (委員会付託)---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程のとおり---------------------------------------出席議員(21名)       鎌田豊数議員       森田哲朗議員       柳 康美議員       山口弘哲議員       穴見嘉宏議員       牟田昭三議員       高野良文議員       窪薗辰也議員       時任隆一議員       福本誠作議員       坂下春則議員       海老原幹朗議員       蔵本茂弘議員       淵上貞継議員       溝口誠二議員       首藤美也子議員       杉元豊人議員       大浦竹光議員       中神義久議員       深草哲郎議員       赤下健次議員欠席議員(1名)       久保田恭弘議員---------------------------------------議会事務局出席者 内村明生   議会事務局長      菊村明広   書記 吉村鈴代   書記          池田慎一   書記 榎木隆博   書記---------------------------------------説明のための出席者 肥後正弘   市長          上谷和徳   総務部長                           選挙管理委員会事務局長 栗原一夫   総合政策部長      宇都文昭   経済土木部長 倉園凡生   市民生活部長      酒匂重成   健康福祉部長 井上晃吉   須木総合支所長     馬氷明郎   野尻総合支所長 井上弘子   会計管理者       上原利秋   総務課長 畠中光男   財政課長        栗巣野 弘  ほけん課長 佐藤勝美   教育委員会教育長    椎屋芳樹   教育委員会教育部長 川野隆志   監査委員事務局長    鶴田孝之   農業委員会事務局長 溝俣一郎   水道局長心得      角井孝志   市立病院事務部長                             午前9時59分 開議 ○溝口誠二議長 おはようございます。 これから本日の会議を開きます。 本日の会議は、議席に配付してあります議事日程第7号によって進めることにします。 早速これから日程に入ります。--------------------------------------- △日程第1 議案第73号平成24年度小林市一般会計歳入歳出決算の認定についてから議案第97号小林都市計画下水道事業受益者負担金に関する条例及び小林市農業集落排水事業分担金徴収条例の一部改正についてまで(質疑、委員会付託) ○溝口誠二議長 日程第1、議案第73号平成24年度小林市一般会計歳入歳出決算の認定についてから議案第97号小林都市計画下水道事業受益者負担金に関する条例及び小林市農業集落排水事業分担金徴収条例の一部改正についてまで、以上議案25件を一括議題とします。 昨日に引き続き議案に対する質疑を行います。 順次これを許可しますけれども、議案への質疑は本日までとなっておりますので、議事運営に御協力方よろしくお願いを申し上げます。特に、質疑者は一般質問のようにならないように、また答弁については、重複答弁は避けて要点のみを簡潔にお願いをいたします。 それではまず、議案第86号平成25年度小林市一般会計補正予算(第4号)について質疑を許します。 まず、福本誠作議員の質疑を許します。 ◆福本誠作議員 2点ほどお聞きしたいと思います。 まず、予算書33ページ、『未来を拓く戦略プロジェクトふるさとこばやし定住促進事業費の中の地域力創造アドバイザー委託料560万円減となっております。この理由をお聞かせください。 次、予算書57ページ、緊急雇用創出事業費チョウザメ養殖開発事業委託料が803万7,000円出ているんですが、この委託先と委託料をどの程度考えているのかお伺いいたします。 ◎栗原一夫総合政策部長 御答弁申し上げます。 若干、経過を申し上げさせていただきます。 当初予算におきましては、総務省の外部専門家活用事業、これは特別交付税措置を受けられる事業として、初年度560万円を予算計上させていただいておりました。職員の努力によりまして、総務省の地域力創造のための起業者定住促進モデル事業に応募しました結果、全国で7自治体のみの採択でありましたけれども、当小林市が内示額5,500万円を受けての採択をされました。この事業につきましては、補助金ではなく全額総務省の直接経費として支出されるものでありますけれども、一部市町村経費につきましても、一旦市が立てかえて雑入で受け入れる仕組みとなっているため、予算の組みかえを行うものであります。 以上でございます。 ◎宇都文昭経済土木部長 予算書57ページの真ん中ほど、緊急雇用創出事業費チョウザメ養殖開発事業委託料について御答弁申し上げます。6名の議員からいただいておりますので、ちょっと内容的に説明を申し上げたいと思っております。 まず、委託先はどこかということでございます。みやざき西諸チョウザメ普及促進協議会というところに委託をいたします。これは、小林市に4事業者がありますので、この4事業者の協議会に委託をするものであります。また、小林市では商工会議所が主体となってチョウザメを活用した御当地グルメ開発等を行っておりますし、メディア等いろいろ地域ブランド確立による定住促進事業においても、またいろんな面におきましてもチョウザメ活用というのが今期待されているところで、ビジネスチャンスにもなっているところでございます。まず、養殖開発には安定供給というのが必要不可欠になりますし、御当地グルメでチョウザメの弁当等が出て原材料がないということになると大変でございます。今回、この803万7,000円につきましては緊急雇用でございますので人件費を2分の1、382万7,000円、そして物件費ということでPR、その他水槽、ボンベ等に使うのに382万7,000円を使用したいと考えております。 緊急雇用の内訳でございますが、従事する労働者数については3名を半年間、10月から3月まで雇用をする予定にしております。 内容につきましては、事務職を1人と、あと2名を現場でお願いしたいと考えております。事務につきましては、PRとかインターネットとかいろんなもので事務所で作業をしていただくほかに、あと2名の方につきましては現場で作業をしてもらうわけですが、協議会に話を聞きましたら雄雌の判別等やら1キロぐらいずつ仕分けをしたり、そして飼料をこの協議会等で一括購入をしますので、その分配と合わせまして周りの環境整備等でお願いをしたいというようなことでございました。 あと、物件につきましてはPR用ののぼり、チラシ、パンフレット、あわせまして酸素ボンベ、水槽とか製氷機、氷をつくる機械ですね、それとかあとリース料としてトラックをリースしながら運営をしていきたいということでございます。 以上でございます。 ◆福本誠作議員 チョウザメにつきましては、部長が言われたように御当地グルメということで、試食会とか宮崎市内で行われたイベント等に出されていたみたいなんですが、その反応というのはどうやったのかお聞きします。 ◎宇都文昭経済土木部長 今の57ページの予算書の上に、みやざき西諸チョウザメ普及促進協議会の補助というのがありますが、ちょっと通告外でございますが、この部分をお願いいたしまして試食会の魚等を購入したいと考えております。今のところ予算が全然ありませんでしたので、支出がなかなかできない、事業者さんにお願いしているという状態でありました。 そして、先日行われましたMRT感謝祭につきましては、昨年は21位か20位だったのが、ことしはチョウザメを、シロチョウザメシベリアチョウザメ等を3貫握りとして出しましたら、今回は5位ということで大分躍進をして、大分チョウザメの知名度というのも上がってきていると認識しているところでございます。 ◆福本誠作議員 このチョウザメ、稚魚から成魚になるのに何年かかるのか、それと今後これをどのように展開していく考えなのか。 もう一つは、例えば何年後に需要をどのぐらいというふうな感じで、そういう計画というのはあるのか、お伺いします。 ◎宇都文昭経済土木部長 今、4業者で約7,000から8,000匹のチョウザメを養殖されているということでございます。大体、稚魚から1年ぐらいしたら食べられるという話でございますが、大体2年、3年ぐらいしてくるとある程度の大きさになりますので、成魚として食べられるんではないかなということで聞いております。 今後これをどうしていくのかということでございますが、今、4事業者さんでございますので、今回のこの緊急雇用を活用しながら、どうしても水が必要でございますので、そういう事業者さんにひっくるめてPRをしていきたいなと考えておりますし、またこの4事業者さんにつきましては規模拡大等もお願いをして、小林市の御当地グルメとひっくるめて推進していきたいと考えております。 ○溝口誠二議長 次に、高野良文議員の質疑を許します。 ◆高野良文議員 私は51ページの063、バイオマス産業化支援事業費229万8,000円について具体的に御説明をいただきたいと思います。 それと53ページ001、県単独土地改良事業費、がんばる農家収益向上整備事業費補助97万8,000円についても、もう少し具体的に御説明をいただきたいと思います。 57ページ002、ただいま福本議員の御質問もありましたけれども、先ほど4社とおっしゃいました。803万7,000円の内訳の4社の、できれば実名を挙げていただければありがたいかなと思っております。あとはもう全く異存ありません。 P59の001、商工業振興対策事業費360万円について、もう少し具体的に御説明いただきたいと思います。 同じくP59、013、緊急雇用創出事業農家民泊推進事業委託料420万3,000円についても御説明いただければありがたいと思います。 P69、004、自治公民館助成事業費32万1,000円。最後ですがP71、003、社会体育施設管理事業費(体育館)、297万6,000円についても御説明をいただきたいと思います。 ◎宇都文昭経済土木部長 予算書51ページのバイオマス産業化支援事業費についてお答え申し上げます。 小林市では、平成18年2月に小林市バイオマスタウン構想を策定いたしました。平成21年2月に改定いたしまして、また平成23年3月に再改定いたしまして、家畜排せつ物や間伐材、林地残材といったバイオマスが豊富に賦存することから、この利用に取り組んでおるところでございます。国で、平成22年に策定されましたバイオマス活用推進基本法に基づきまして、当市でもバイオマス活用推進計画の策定を目指しているところでございます。これはバイオマスタウン構想における取り組みを踏まえまして、取り組み効果の客観的検証に関する事項を追加し、バイオマス政策を一層推進させるものであります。 今回、補正予算で計上しておりますバイオマス産業化支援事業費につきましては、バイオマスタウン構想からさらに発展をさせまして、バイオマス産業都市構想を策定いたしまして、地域循環型のエネルギー強化と地域のバイオマスを活用した産業創出を目指すため、調査委託料を計上させていただいているものでございます。 続きまして、県単独土地改良事業費、予算書53ページでございます。がんばる農家収益向上整備事業費補助でございます。この事業の目的につきましては、条件の悪い水田の整備を図るものでございます。今回は2団体、市谷土地改良区と橘八重水利組合に補助するものでございます。市谷につきましては水田が2区画に暗渠排水、非常に水がたまりますので暗渠排水を実施するものでございます。そして、橘八重水利組合につきましては、水田が3区画あるのを、あぜを取っ払って1区画にする整備に補助するものでございます。県単独土地改良事業でございます。 緊急雇用創出事業費の4事業者につきましては、一応個人情報ということでございますので、この場では差し控えさせていただきたいと思います。 続きまして、商工業振興対策事業費でございます。 予算書59ページの空店舗活用新規創業者支援事業補助でございます。商店街の空き店舗に新規出店する方々に家賃補助を行うことにより、空き店舗の目立つ商店街を盛り上げるための事業でございます。中心市街地への交流人口を増加させることで市街地活性化に伴う経済効果が見込まれるということで、今回1事業者に補助をするものでございます。 続きましてその中の、まちなか商業再生支援事業費の内容でございますが、目的といたしましては、県単事業でございますが、地域の生活の核となります「まちなか商業」の活性化を図るため商店街と多様な主体及び市町村が連携し行う新たな振興策や起業への取り組みのための体制づくりや計画の策定のための事業、策定した計画の実施や商店街等が社会的課題を解決するための事業、中心市街地の活性化への取り組みのための事業に対し支援を行う市町村に対して助成を行うということでございます。 今回は、中央通り商店、小林市商店街、商店連合会加盟店を募集しながら、スクラッチカード等を使いながら当選者等を決めたりしているような事業を行いたいということでございます。 続きまして、緊急雇用創出事業農家民泊推進事業委託料でございます。 北きりしま田舎物語推進協議会は来年度には1,000名を超える教育旅行生を受け入れる予定であります。このことに備えるために、受け入れ農家数の増加と並行して新たに研修、講習会等を実施することにより、おもてなしの質を向上させ受け入れるお客様の満足度を上げる必要があるということで、今回2名の半年間の雇用をお願いしたいということで計上させていただきました。 以上でございます。 ○溝口誠二議長 このチョウザメの事業の委託先は、これは委託料払うんでしょう。協議会が払う、だからこれは委託料を払うわけだから、4業者はこれは個人情報にひっかかるのかな。      (「休憩」と呼ぶ者あり。) ○溝口誠二議長 暫時休憩します。                            午前10時17分 休憩                            午前10時22分 開議 ○溝口誠二議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ◎宇都文昭経済土木部長 申しわけありませんでした。会社が2会社、そして個人が2名でありますので、会社名だけ申し上げたいと思います。 株式会社いこいの家、代表取締役、坂本さんです。そして、株式会社フォーリーフ、代表取締役、萩野さんがされております。あと、個人の方が2名いらっしゃいます。一応、4団体でこの協議会を結成されております。 ◎椎屋芳樹教育委員会教育部長 続いて、予算書69ページでございますが、自治公民館助成事業費32万1,000円でございますが、自治公民館に対する補助につきましては自治公民館建設費補助金交付要項に基づき交付をしておりますが、今年度は自治公民館の建設、修繕の補助が非常に多くて、当初予算30万円に対して既に約21万円を支出している状況でございます。したがって、今後申請を予定している自治公民館もあることから、今回追加をお願いするものであります。 続いて、予算書71ページでございますが、社会体育施設管理事業費、その他備品であります。この備品につきましては、市民体育館を初め各地区体育館で備えつけてありますバレーボールあるいはソフトバレーの支柱が大変老朽化をしておりまして、競技団体や一般利用者から改善の要望が上がってきている状況でございます。具体的には、バレーボールの支柱12セット、それからアルミソフトバレーの支柱14セットをそれぞれ市民体育館用あるいは地区体育館用として購入するものであります。 以上です。 ◆高野良文議員 答弁ありがとうございました。 まず、51ページの063バイオマス産業化支援事業費229万8,000円、非常にいいことだと思います。どんどん前向きにいただいているんですが、この調査委託料について、120万円についてもっと詳しくお尋ねしたいと思います。 それと、県単独土地改良事業費、2団体についての補助ということでわかりました。 それと、P57、002緊急雇用創出事業チョウザメ養殖開発事業委託料について803万7,000円でしたが、2社とお2人ということですので、西諸と書いてありますので、どこか高原か誰かおられるのかなと思うんですけれども、それについてお尋ねしたいと思います。 それと、商工業対策、空き店舗に対して60万円の補助がありますけれども、過去の実績をもう少し、去年おととしあたりに、それが実現されたのかどうかお尋ねしたいと思います。 それと、まちなか商業再生支援事業補助300万円ですが、先ほど御答弁いただきましたけれども、スクラッチ等々に使うということをおっしゃいましたが、私も頑張っておられますのでいいかと思います。まちなか再生ですから、大変失礼ですけれども今度の江南さんのこと一番ポイントだと思います。9月9日に会合があったとお聞きしましたが、あるという予定をおっしゃっていましたので、もしそこら辺がお答えできれば答弁をしていただきたいと思います。 それと、P59の民泊、緊急雇用創出事業推進事業委託料420万3,000円、これは本当にやっていただきたいと思います。4月、5月、6月でしたかね、400名の中学生が関西地区から来ました。恐らく大成功に終わったと思います。今回、来年1,000名を受け入れるということですが、受け入れ先が可能なのかどうか、そこら辺の推移をもし今わかっていれば、万全を期すためにも今の経過をお尋ねしたいと思います。 きのう西都市が、台湾でしたかね、外国の方を誘致しようということ、宮日に載っていました。行く行くは日本の方々、中学生を呼んで、余力があればそういった形で海外の方も大事かなと個人的に思っております。 それと、400名の中学生の「よかったよ」という、うれしい便りはないものかどうか。もしあれば御披露していただいて、7年後にはオリンピックがありますけれども、その中学生が20歳ぐらいになっていますので、ぜひまた小林市に行ってみたいという心を動かしてくれれば、成人ごろだと思いますので、そういうリターンしていただくような思い出づくりをさらにつくってもらえればと思いますので、部長の答弁を求めたいと思います。 それと最後、社会体育施設管理事業費(体育館)の297万6,000円ですが、私も大事だと思います。バレーボールの支柱、古いものはいっぱいありますが、どの判断で誰が決められるのか、そこら辺をちょっとお尋ねしたいと思います。 以上です。
    宇都文昭経済土木部長 バイオマス産業化支援事業費、予算書51ページでございますが、具体的にということでございます。バイオマス産業都市構想の基本方針といたしましては、未利用再生可能エネルギーの効率的利用と、魅力ある農村社会を構築するための社会基盤整備、そしてエネルギーの地産地消と人々が笑顔で行き交う農村社会の再構築の実施、そして地域未利用資源を活用した耕畜連携による競争力の高い農業生産体系の確立を目指すとともに、6次産業化に向けた取り組みの推進を目的としております。 具体的には、課題解決のために調査を行いまして専門家の意見等を取り入れながら、小林市バイオマス活用推進計画の策定、さらにはバイオマス産業都市構想を策定するということで調査委託をするものであります。 続きまして、緊急雇用創出事業のチョウザメでございますが、事業者については小林市の方が2事業者です。個人につきましては、小林市と須木区の方で1名ずつでございます。 商工業振興対策事業費の空き店舗の実績でございますが、この実績につきましては過去ずっとデータをとっております。平成14年度からこの事業を実施しておりますが、全く申請のなかった年というのが4年ほどありますが、平成24年度まで全体で13件の申請があり、その中に残念なことなんですが、4件しか創業をされていないというのが実情でございます。 しかし、平成25年度になりまして当初予算で2件計上をさせていただいておりますので、25年度については3件になります。 続きまして、まちなか商業再生支援事業で、スーパーマーケット江南についてでございますが、私は9月9日の会議に出席しておりませんので、ちょっと報告はまだ受けていないところなんですが、このまちなか商業再生支援事業の中で今、江南がシャッターを閉めているという状態でございますので、この事業を使いながら何とかシャッターをあける工夫をしたいということで話があったのは、このまちなか商業再生支援事業等でやっていきたいと考えております。 続きまして農家民泊でございますが、今の登録軒数というのは40軒ありますが、実際受け入れ可能は36軒しかないところでございます。今回、150名ほど一遍に受けたところは非常にいっぱいいっぱいで、もうちょっと50軒までふやせればということで今、事務所では頑張っているところでございます。ですから、来年は1,000名を超えるということでございますが、6校でございますので最大規模で受け入れは可能でありますが、余裕を持つためにも何とかこの西諸でもうちょっとふやせればということでいきたいと思っております。 あと、うれしい便り等については市のほうには来ておりませんが、各農家さんにはいろんな便り等が子供から届いているというのはお聞きしております。ちょうど農家民泊が終わって反省会を実施したんですが、皆さんすばらしい笑顔で、子供たちから元気をもらいましたというのは皆さんおっしゃっておられました。 以上でございます。 ◎椎屋芳樹教育委員会教育部長 今回、買いかえを予定しておりますバレーボールの支柱及びソフトバレーの支柱につきましては、昭和の終わりから平成の初めに購入したものでございまして、それを利用しております競技団体及び一般利用者から、ワイヤーの巻き取り機等の故障もあって早く新しいのに変えてほしいという要望があったために、今回買いかえるものでございます。 ◆高野良文議員 ありがとうございました。 じゃ、チョウザメのこの……。 ○溝口誠二議長 暫時休憩します。                            午前10時33分 休憩                            午前10時35分 開議 ○溝口誠二議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ◎宇都文昭経済土木部長 今の、まちなか商業再生支援事業につきまして、江南を借りてシャッターをあけるというようなこともということで御答弁申し上げましたが、この事業を提案する段階ではまだそのようなことを決定はしておりませんでしたので、そこの部分については削除をさせていただきたいと思います。 ◎肥後正弘市長 ただいま部長が申しましたが、このまちなか産業再生支援事業は商店連合会等がどうやってまちなか再生をするかということで、当初からいろんな検討をして、要求があって、県の補助をいただいて計上させていただいた。その後いろいろ補助金を引っ張り出すときはそういうことで計画をしていましたので、その後江南の破綻という問題が出ました。9月9日に管財人とお話しさせていただきましたが、今回追加議案を提案させていただいております。その中の質問の中で、そういう案件についてはお答えさせていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◆高野良文議員 わかりました。ありがとうございます。 それでは3回目ですが、このチョウザメの開発事業委託について2社とお2人ということで、非常にいいことだと思います。私はチョウザメ、キャビアは小林市が原点だと思っております。何十年前かにスタートしましたが、なかなか思うようにいかずに、いつの間にか県北のほうに情報だけ新聞をにぎわせていますけれども、私はチョウザメの原点は小林市だと思っておりますので、ぜひ、私も少し食べてみましたけれども、結構おいしいです。ですから、力を入れて御支援していただきたいと思います。後で市長の御答弁をいただきたいと思います。 それと、013民泊の推進事業委託料ですが、これもやはり事務局に任せるんじゃなくて、市独自でいろんな方面で御支援できないものか。昨今余りいい話がありませんので、この民泊に力を入れていただいて、やはり指導者により30年後は現状維持の人口を保つんだということであれば、やはり小林市に住みたい、行ってみたいという、そういう若い人々の好意をつかまないとなかなか難しいと思いますので、やはりもう一度、市長の取り組む意欲をお尋ねしたいと思います。 後は、わかりました。よろしくお願いいたします。 以上で終わります。 ◎肥後正弘市長 チョウザメにつきましては、本当に小林市に試験場がありまして、ここから発したものでございます。今後、県のフードビジネス関係でもありますが、発展する産業の一翼を担うんじゃないかと思っておりますので、力を注いでまいりたいと思っているところでございます。その第一弾として、今回こういうことをさせていただいたところでございます。 次に、農家民泊でございますが、これは本当に悲願でありました修学旅行受け入れがことし可能になったわけです。8年かかりました。その間ずっと支援を続けたわけですが、やっと日の目を見たなと思っております。今回もこういうことで、施設数をふやす、農家民泊ができるところの数をふやしていく、そして大規模な修学旅行生の受け入れができるような体制づくりをするということで、今回これを提案させていただいているわけですが、今後ともこれに力を入れていかなければいけないと思っているところでございます。 ○溝口誠二議長 次に……      (「議長、議事進行」と呼ぶ者あり。) どういう内容ですか。      (「チョウザメの対策費の4業者が言えないということについて、議会としてそれでいいのかということを」と呼ぶ者あり。) じゃ、暫時休憩します。                            午前10時40分 休憩                            午前10時44分 開議 ○溝口誠二議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 先ほどの柳議員の議事進行の件については、経済土木部長のほうから答弁をさせていただきます。 ◎宇都文昭経済土木部長 先ほどから、チョウザメの補助団体の個人名についてでございますが、この予算を認めていただきますれば、またこの協議会にお話を申し上げまして、公にしていいかどうか確認をさせていただいてから皆さんに御報告申し上げたいと考えております。 ○溝口誠二議長 そういうことで、一応予算が成立したときにはということでありますので……。      (「成立しない場合はどうするんですか」と呼ぶ者あり。) 暫時休憩します。                            午前10時45分 休憩                            午前11時06分 開議 ○溝口誠二議長 それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。 ◎宇都文昭経済土木部長 申しわけありませんでした。 まず、1つ訂正をさせていただきたいと思います。先ほどの江南の件で、私、削除をお願いしますと申し上げてしまいました。「訂正」にかえさせていただきます。申しわけありませんでした。 それと、議会運営委員会からの申し出によりまして、みやざき西諸チョウザメ普及促進協議会の名前を再度申し上げたいと思います。 株式会社いこいの家、代表取締役、坂本さん。株式会社フォーリーフ、代表取締役、萩野さん。そして個人が1名、佃秋雄さん、そして須木の方ですが、2人の方で1つのチョウザメを養っているということで、平野祐喜さんと山川伸さん、この方でございます。 以上でございます。 ○溝口誠二議長 以上であります。 次に、大浦竹光議員の質疑を許します。 ◆大浦竹光議員 それでは、補正予算について質問いたします。 51ページ、農産園芸振興対策事業費でございます。これについては資料をいただきました。これにはもう既に補助先も氏名も全て載っております。16事業のようでございますね。委員会でも何回も私、話をしたことがあるんですけれども、やはりこれだけの金額、今度は6,411万円という金、これはもちろん本人の負担もございますけれども、やはり毎年毎年これだけのいろんな機械を購入されていますけれども、これのいろんな追跡調査、事業効果というのはどのように評価されているものか、お聞かせください。 24年度も行政評価に載っています。ことしが3,500万円になっていますけれど、これよりかなりふえておるようでございます。これに載っているように、また畑かんの普及促進に向け農業振興課が一体となった取り組みが必要であるというぐあいに書いてございます。確かにそうです。だから、畑かんに向けて、今後の小林市の農業をどうするか、畑作をどうするかということについては、非常に重要な問題だと思います。やっぱり一過性の問題ではなくて長期的な展望に立ってやらないと、畑かんは来たが、何をつくったらいいかわからないということでは困るわけなんです。だから、そこ辺に向けてこういう補助事業というのは非常に大事だと思います。それをちょっとお聞かせください。 それと、チョウザメの件は57ページ、この803万7,000円、これは全額県の補助事業でございますね。いろいろ今もございましたけれども、今後この目標値をどのようにするか。この補助事業というのは、今後どのくらいの継続性があるんですか。その後については、市としてはどのように対応される予定なんですか。それで、ただいま4業者の方が公表されました。この方については、養殖の技術についてのノウハウはあるんでしょうか。それで施設、これはどこを使われる予定なんですか。そこ辺を教えてください。 チョウザメもこれは何とかしてやらなくてはいけないと思います。先月、私、何人か団体で試食会を行いました。唐揚げ、すし、刺身等、非常に好評でございましたけれども、これに一応20万円組んでありますけれど、やはり長期的な展望に立ってやらないと、なかなか小林市は、先ほども話が出ましたように、実際チョウザメの養殖については小林市が本家なんです。本家なんですけれども、非常におくれたなというぐあいに、鹿児島、県南、県北の業者が、かなりの方が先行投資でこれに力を入れていらっしゃるようでございます。小林市もやっとこれに何とか県の補助がついて始まったなというような状況でございます。そこ辺もちょっとお聞かせください。 それと、59ページ、緊急経済対策住宅等リフォーム促進事業費補助、これは非常に好評のようでございます。当初予算が1,500万円でしたか。去年はこの9月議会で500万円追加されて1,800万円でございましたね。ことしはその約倍になる3,000万円ぐらいになる予定でございますね。去年の9月現在で、小林が83件、野尻が17件、須木が1件でございました。現在の申し込みはどのような状況でございますか。小林、須木、野尻、その中において住宅が何件か、店舗が何件か、その辺を教えてください。それが積算根拠になっていると思います。 それと、要綱の第6条に基づいて補助金を出されるわけなんですけれども、金額的には大体、工事の金額というのはどの程度の金額が多いですか。それを教えてください。 この事業も、24年度の行政評価ではAランクで今後もふやしてくださいということが書いてあるわけですから、非常に好評でございます。非常に建築関係の事業も、非常に今忙しいようでございます。来年の消費税増税を見込んでの事業が非常に多いようでございますけれども、その辺を見込んでやられたものかどうか、そこ辺ちょっとお聞かせください。 一応、とりあえず1回目終わります。 ◎宇都文昭経済土木部長 まず、農産園芸振興対策事業費の件でございますが、確かに機械を導入されて、追跡調査については実施はいたしておりません。ただ、この内容につきましては全て自己負担が3分の2あるということで、その団体の方々が共同で使っていただく事業でございますので、大事に使っていただいていると確信をしているところでございます。そして、畑かん等の関連性でございますが、畑かんにつきましては、言われますようにいろんな作物、ホウレンソウ、ニンジン、ネギ、ゴボウ、いろんな作物を植えていただくことが大事でありますので、この事業が有効活用されるんではないかと考えているところでございます。 続きましてチョウザメについてでございますが、目標値につきましては今全体で7,000から8,000匹おりますので、各事業所さん、この部分を倍にしていただきたいなという希望は持っているところでございますが、何せ水槽、そして水等が必要になってきますので、今後事業者さんといろいろ協議をしながら、どこまでいけるのか目標値を定めてまいりたいと思っております。 続きまして、補助事業の緊急雇用でございますが、緊急雇用につきましては単年度事業で、また10月から3月までの期間の雇用ということになります。今後、市の対応ということになりますが、またこのチョウザメ協議会の皆様方といろいろ議論を重ねながら、どのような事業が出てくるのか、そしてどのようなニーズがあるのかというところは協議をさせていただきたいと思っております。一生懸命、小林市の特産品として売り出すためにも頑張っていただきたいと思いますので、またいろいろ事業等を考えていきたいと思っております。 それと、この4事業者についてのノウハウということでございますが、2事業者さんにつきましては大々的にしていただいておりますので、十分ノウハウはお持ちだと思っております。あと個人さんにつきましては、まだはっきりしたノウハウはありませんが、協議会が中心になっていろんなことを指導されているところでございます。全部、この協議会の皆さんは自分のところでチョウザメを養っていらっしゃいますので、一応、池等についてはお持ちであるということでございます。 続きまして、緊急経済リフォーム事業についてでございますが、今議会で1,500万円増額をお願いいたしまして3,000万円にしているところでございます。平成25年度の地区割でいきますと、小林地区が112件、その中で店舗つきが6件あります。そして須木地区が6件、野尻地区が19件の合計137件、そのうち6件が店舗つきということでございます。工事額の平均でございますが、平成25年度におきましては150万4,000円の工事額となっております。平均の補助額といたしましては、1件当たり10万9,000円を補助いたしているところでございます。平成25年度の重立った分につきましては、一番多かったのがオール電化工事が48件、そのあと、家の内装工事が29件、風呂トイレ改修等が15件、そして屋根、瓦等の修理が12件と多種多様にわたっておりますので、小林市の経済に多大なる影響があると考えております。 以上でございます。 ◆大浦竹光議員 チョウザメの件、これはやはり単年度であれば先細りするんじゃないかなというような、いろいろ危惧をするわけなんです。だから来年の3月までということなんですけれども、相手は生き物ですから。何とか今後も、来年度以降も、市長はその辺はどういうお考えかお聞かせください。 それと、住宅リフォーム事業なんですけれども、去年より36件ほど今のところ多いんですけれども、現在の申し込みの件数の残、申し込み件数、予算執行したのが137件と書いてあるじゃないですか。そして、予算執行していない申込件数が何件ですか。ちょっと教えてください。 ◎肥後正弘市長 チョウザメで、今年度単年度ということで、今後どうなっていくかということですが、県の補助事業を、こういう委託事業がいつまで続くかということ等も、また県のほうと協議をさせていただきたいと思いますし、フードビジネス関係でチョウザメの占める割合、これに対してまた助成があるのかどうなのか、いろいろと検討させていただきたいと思っておりますが、市としましてはチョウザメの里づくり的な要素で、今後いろいろと行政施策を打ってまいりたいと思っています。当然いろんな施策を考える中で、事前協議の中でいろいろと協議をしながら、今後どういう支援ができるのかということを検討してまいりたいと思っております。 ◎宇都文昭経済土木部長 当初予算でお願いしました1,500万円については、8月時点で全部終わってしまいまして、今業者さんが来られても受け付けはしていないところでございます。今議会で予算がお認めいただければ、10月から受付を開始したいと考えているところでございます。 ○溝口誠二議長 次に、窪薗辰也議員の質疑を許します。 ◆窪薗辰也議員 予算書45ページでございますが、児童福祉施設管理運営費(臨時)についてはきのう首藤議員のほうから詳しく質疑があったところでございますので、これについては割愛させていただきます。 ○溝口誠二議長 次に、森田哲朗議員の質疑を許します。 ◆森田哲朗議員 予算書43ページ、市民後見推進事業委託料につきましては昨日、首藤議員の質疑で大体わかったんですけれども、この市民後見人というのも、やはりもともとは弁護士とか司法書士、社会福祉士、こういった方々が本来担うべき内容なんです。こういった方を養成していくということは、それなりのところに委託しなければいけないんだろうと。それで、今考えておられる委託先というのはどこになるものか、教えていただきたいと思います。 それから59ページ、まちなか商業再生支援事業費補助、ことしから始まった事業であると思いますが、これについての目的とか内容、それから対象、先ほどスクラッチカードとか何かおっしゃっていましたけれども、こういったものを含めてもう少しちょっと詳しく教えていただきたいと。 それから、予算書の63ページ、市単独整備事業費についての測量設計を4路線考えているということなんですが、この4路線というはどこになるのか、わかりましたら教えてください。 ◎酒匂重成健康福祉部長 お尋ねの市民後見推進事業委託料の委託先でございますが、NPO法人市民後見センターみやざきというところでございます。 以上です。 ◎宇都文昭経済土木部長 商工業振興対策事業費まちなか商業再生支援事業費補助でございますが、事業の目的といたしましてはモータリゼーションの進展により道路のインフラが整った影響もあり、小林市は郊外へ大型店舗の出店が相次ぎ、中心市街地は客足が郊外へ奪われ、商店数の減少とともに5つあった商店街組織も現在2つに減少していると。中心市街地としての機能を果たさなくなってきている状況になってきております。そこで、今年度商店街の垣根を越えて組織化されました小林市商店連合会と商工会議所及び小林市が連携しまして、中心市街地の再発見を目的に人の流れをまちなかに向けるということで行う事業でございます。 イベントを実施するということでございますが、一番の大きなものは先ほど申しましたが歳末イベントを打ちたいということで、1,000円の買い物券と500円、100円、50円という買い物券をスクラッチカードで、買い物をしていただいた方にお渡しいたしましてその場で当選がわかるというようなイベントを打ちたいと考えております。それにかかります印刷代、チラシ、ポスターそしてまたイベント等をいろいろ協議会のほうで考えていきたいと考えております。 続きまして、予算書63ページの市単独整備事業の内容でございます。3,550万円お願いしております4路線を申し上げたいと思います。 1番が西ノ川・伊東塚線ということで、これにつきましては市庁舎建設に伴います道路改良に伴う測量委託料でございます。庁舎の前を走ります旧NTTの建物や風月堂のある通りで都市計画道路になっております。庁舎の敷地の計画がいろいろございますので、それと連動して調査、測量設計をする予定でございます。 2路線目が石塚・今別府線でございます。現在、下刈目のほうに踏切がございますが、そこの部分を市道の拡幅工事をするということの測量委託料でございます。 3つ目が川無・前門塚1号線という路線でございます。この上町交差点から国道221号が渋滞することから、渋滞を避ける車がこの路線を走るということで、前に一般質問等でも出た道路でございます。その部分で大変危険だということで道路改良工事を予定しております。堤団地のほうから行きますれば商業高校に抜ける狭い狭隘の道路でございます。 4路線目につきましては、木場・岩瀬線でございます。通期時帯の朝夕のラッシュ時に混雑いたします国道221号と268号を連結する亀尾原交差点、大森内科からホームセンターやまさきに連絡する市道の渋滞緩和等やらひっくるめて交通量を分散するということで、木場・岩瀬線、せの内科から美人の湯に入っていく道路の測量委託料でございます。 以上でございます。 ◆森田哲朗議員 市民後見の講座なんですけれども、この講座の必要な、その講習の日数は大体どのくらいの日数、どういう内容の講義になるのか。そして、最終的に講義を受けて試験をやって面接をしてノミネートすると、それまでのトータルの期間といいますか、それはどのくらいかかるものか、それを教えてください。 それから、まちなか商業再生支援につきましては、わかりました。 市道単独整備、これにつきましては測量設計はそうでもないと思うんですけれども、実際土木作業になったときの、今非常に管理監督者が不足しているという話を聞きます。この辺による工事のおくれとか、そういったものは危惧されないのかどうか、その辺をちょっとお聞かせください。 ◎酒匂重成健康福祉部長 それでは、最終的に市民後見人の候補者リストに掲載されるまでの流れについて少し御説明いたしますと、昨日の質問にございましたように、まず一定の講習を受けていただいてその知識が得られたかどうかを判定するための認定試験を受けていただくということと、あわせて人物評価も兼ねての面接を踏まえた上で最終的に候補者リストに登載していくということになるかと思います。この講座のカリキュラムですけれども、平成24年度に国のモデル事業として鹿児島県の薩摩川内市がこの事業に取り組んでいらっしゃるようでございます。そうした資料を見てみますと、国の資料も含めて見てみますと、最終的に初級コースを上級コースがありましてトータルで50こまといいまして、50時間になるんでしょうか、50こまのカリキュラムを受けているということでモデル事業のほうは進めていらっしゃるようですので、そういったものを事例にしながらカリキュラムを組んでいく必要があるのかなと思っておりますし、今回の委託については、とても50こまは今年度はできませんので、まずフォーラムなり研修会なり踏まえた上で初級からのコースに入っていくのかなと思っております。 最終的にどれくらい期間がかかるかということですが、複数年かかるんじゃないかなと理解しております。 以上です。 ◎宇都文昭経済土木部長 業者さんの現場代理人さん等の数が少なくなっているがということでございますが、確かに長期雇用しないとなかなかいけないという法律等がありますので、この現場代理人さん、監督員さんが少なくなってきているのは事実でございますが、建設業法がありますので業法に基づきまして適任の数をどうしてもそろえてもらわないとだめだということでございますので、何とかお願いをしていきたいと考えております。 ◆森田哲朗議員 後見人なんですけれども、最終的には家庭裁判所が選任されるだろうと思います。その選任されたときの、ちょっと言いにくいんですけれども、これはあくまでも市民から選んだ後見人ということで、報酬のほうはあるのかないのか、もし報酬があるんであればそれはどこから出るものなのか、その辺のことを教えてください。 ◎酒匂重成健康福祉部長 市民後見人に選任されて、実際その方が後見人として業務をされるときには、その報酬ですけれども、原則としてその被後見人といいますか、高齢者御本人さんの財産の中からそれが支出されるとなっております。あくまでも原則ですけれども、そういうことになっております。 ○溝口誠二議長 次に、柳康美議員の質疑を許します。 ◆柳康美議員 議案第86号、予算書23ページですが、森林整備加速化・林業再生事業費補助金についてお伺いいたします。 東日本大震災の復興予算に関して、国が県などに返還を求めている問題が新聞等で報じられているわけですが、今年度は大丈夫なのかということをお伺いしたいと思います。 それから予算書45ページですが、児童福祉施設管理運営費(臨時)、保育士等処遇改善臨時特例事業補助、事業の内容は割愛させていただきます。 1つだけお伺いしますが、市内の私立保育園への待機児童はいるのかどうかという点ですが、この説明資料の事業細目等の目的、必要性及び提案に至るまでの経緯というところに、待機児童の解消などという部分が入っているんですが、これは小林市に当てはまるのかどうかというところをお伺いします。 それから予算書51ページ、酪農振興対策事業費、乳用牛導入支援緊急対策事業費補助100万円についてですが、説明資料の中で生乳計画生産の目標設定はどの事業体が行うのかという点と、単年度事業ということのようでありますが、来年度以降の施策及び事業はどうなっているのかという点についてお伺いいたします。 ◎酒匂重成健康福祉部長 市内私立の保育園の待機児童は、現在のところ調査した結果、待機児童はゼロということでございます。それで、今回の補助金の目的の中にいわゆる待機児童の解消ということがうたわれておりますけれども、これは今後、子ども・子育て支援新制度が早くて2年後にはスタートするわけですけれども、それに基づいて保育の量的拡大というのが見込まれておりますので、現在ではそういった待機児童は入れませんけれども、今後そういった制度を見据えていく中で量的拡大を踏まえるとこういうことも予想されるということから、現段階でそれを手当てしていこうという趣旨でございますので御理解ください。 ◎宇都文昭経済土木部長 予算書23ページ、森林整備加速化・林業再生事業費補助金についてお答え申し上げます。 当初予算の計画では、須木地区の坂元谷線というのを400メートル開設する予定でありました。今回、県から追加割り当ての内報がありましたため、平成26年度実施予定の250メートルを開設するために増額補正をお願いしたところでございます。 影響でございますが、県議会において既に議決されているもので、実質上執行済みと認められるものに該当いたしまして、平成25年度分についての交付決定には問題ないということでございました。ただ、平成26年度予定しております小林地区の千歳線という路線が約200メートル、事業費といたしまして500万円ができなくなる可能性があるのではないかということで、今、県と協議をさせていただいているところでございます。 続きまして、予算書51ページ、酪農振興対策事業費でございますが、生乳計画生産の目標設定はどの事業体が行うかという御質問でございますが、生乳につきましては社団法人中央酪農会議が各指定団体に割り当てを行います。当地域は、九州生乳販売農業協同組合連合会、九販連に属して、九販連には各県の代表者、宮崎県の経済連の副会長ほか、酪農振興会の会長が理事として出席をいたしております。中央酪農会議で定めました平成25年度の目標というのが、742万7,562トンあります。これを各団体に割り当てて、九販連につきましては66万519トンが割り当てをされました。そのうち宮崎県が8万7,000トンであります。そのうちJAこばやしに割り当てられた目標値が1万6,350トンでありますが、今現在95.6%と、ちょっと到達していないところでございます。 生乳生産につきましては、酪農会議が定めた目標数値を未達成、超過した場合でも、ペナルティー等が課せられますので、酪農家は一生懸命この計画生産に取り組んでいる状況であります。単年度事業ということでございますが、来年度事業以降の施策についてでございますが、生乳につきましては哺乳類、すなわち私たち人間が生きていく上で摂取しなければならない大事な食物の一つであることから、国は消費に応じた生乳生産の計画を毎年度実施しておりますが、酪農におきましても、高齢化、後継者不足により酪農家が減少しておりまして、現在小林市で酪農家は48戸でございます。今後も減少が見込まれますし生乳生産も厳しい状況が想定されていきます。来年度以降の生乳生産につきましてはJA経済連との協議が行われますが、結果を踏まえた上で再度協議した結果次第では、来年度以降についても対策を講じないといけないのかなと考えているところでございます。 以上でございます。 ◆柳康美議員 予算書51ページ、バイオマス産業化支援事業については答弁でよくわかりましたので割愛いたします。 その酪農の生乳計画生産について、48戸の酪農家の方々が一生懸命頑張っているということでありますので、来年度以降、後年度負担なしというような説明資料の書き方ではなくて、ぜひ積極的に支援していきたいというような心のこもった説明資料をぜひ提出していただきたいと思います。 終わります。 ○溝口誠二議長 次に、坂下春則議員の質疑を許します。 ◆坂下春則議員 予算書43ページ、認知症施策総合推進運営費、これについてはきのうからの質疑、先ほど森田議員の質疑もありましたが、昨日の部長の答弁で市民後見人の役割といいますか、専門職の負担を軽減するというような答弁でありましたが、後見制度には成年後見制度と任意後見制度とかあるわけですけれども、この市民後見人の仕事のいわゆる領域、ここはどこまで踏み込んでいるのか、まずそこをお聞かせください。 それと、児童福祉施設管理運営費(臨時)、予算書45ページですが、これもきのうの首藤議員の質疑もありました。対象保育士16園で329人ということでありましたが、これについてはわかりましたけれども、この保育士等の処遇改善事業の補助でありますけれども、現在の16園の保育園児と保育士の定数、それとそれに伴う実数を教えてください。 以上です。 ◎酒匂重成健康福祉部長 まず、市民後見人の役割ということで御質問だったと思いますが、先ほど今までの御質問でも答えたと思うんですが、今回の市民後見人でございますけれども、従来は成年後見人に就任する、本来は親族の方が就任していただければ一番ふさわしいのではないかなと思いますが、ひとり暮らしであったり、近くに後見人になる親族の方がいらっしゃらないという場合に、現在では先ほどの弁護士、司法書士などの専門職の方がその役割を担っていただいております。今回、そういった方々の負担を軽減するということで、市民後見人ということで枠を広げているわけですが、これは後見人に委嘱する事案ということで申し上げますと、例えば難易度の低い事案、具体的にいいますと日常的な金銭の管理とか安定的な身辺、身上の監護が必要、中心の事案ということで、特に家族間での紛争とかいろんなトラブルがない事案ということで必ずしも専門性を要求されないような、いわゆる一般的な事例として想定しているということでございます。 それと保育士のほうでございますが、まず保育士の定数ということの御質問でしたけれども、保育士の定数というのは特に園ごとに設けておりません。ただ、保育士の配置基準というのがございますので、そちらを御紹介させていただきたいと思います。 ゼロ歳児が3人につき1人、1歳から3歳未満が6人につき1人、3歳から4歳児が20人につき1人、4歳以上が30人につき保育士が1人という配置基準になっているようでございます。そして、実際の16園の現場での保育士数でございますが、主任の方を含めて常勤、非常勤を合計しまして234人の方が保育士ということになっております。 以上です。      (「園児数は」と呼ぶ者あり。) ◎酒匂重成健康福祉部長 失礼しました。園児数ですが、私立の16園の園児数ですが、総数が8月現在ですけれども、1,183人でございます。 ◆坂下春則議員 市民後見人制度ですが、先ほども森田議員の質疑でもありました養成講座の内容、スケジュール、日程等について部長が説明をされましたが、講座の周知、それから地域包括センターあたりとの連携がどうなのか、それをお聞かせください。 それと、児童福祉施設管理のほうですが、待機児童は先ほどの柳議員の質疑ではゼロということでありましたけれど、特に今の働く親がふえているということで、出産されてゼロ歳児の対応が非常に厳しいという話も聞くわけですが、待機児もいるという話も聞きますが、ここら辺の今、市がつかんでいるこの待機児の状況はどうなのか教えてください。 ◎酒匂重成健康福祉部長 市民後見人制度の周知ということでございますが、今でも先進地の事例などを見てみますと、やはり皆さん方が懸念されるように、そういった専門性も知識もない中で果たしてできるのだろうかという懸念もされることもありまして、なかなか一般公募しても来ていただけるのかなという不安も持っております。昨年のモデル地区の実施事例を見てみますと、定員を20名ということで設けていらっしゃるようですが、そういった先進地の事例とか人口規模などを考慮しながら定員を定めていきたいとは思っておりますが、まずは倫理観の高い、社会貢献度への高い意欲を持っている方の発掘に努めていって、一般公募はするとしてもそういった方々を何とか発掘していきたい、いかなければいけないと思っております。 それには、いわゆる包括支援センターなり、また西諸地域には成年後見ネットワーク西諸という、専門職の集まった方々のネットワークがございます。そういった方々に御相談を申し上げながら、人材の発掘というのを進めていきたいと考えております。 それと、ゼロ歳児でございますが、実際ゼロ歳児の、まずは入所待機児童の定義ということに少し触れてから御説明しますが、これは調査時点において入所の申し込みをされて要件に該当していると、それで入所していない者というのがその定義になっているわけですが、ただ、この中には幾つかの除外要件もあって、ただ申し込んだからそれで待機ということではないので、先ほど柳議員にお答えしたように、現在この定義に基づく待機児童はゼロということでお答えしましたが、この中には例えば保護者が休職中である場合とか、今現在入所しているけれども第一希望ではなかったので転園を希望されているとか、産休、育休で予定しているので入所の予約ということも除外と。ほかに希望する入所がないのであくのを待っている、ほかにあいているんだけれども入所したい園があいていないので待っているということについては除外するということになっておりますので、厳密にそういった方も含めると、御質問のとおりいらっしゃるのではないかなと思いますが、ただ統計上その定義に基づくと、そういったことを除外するとになっておりますので、厳密にどれだけいらっしゃるのかといのは現在のところ把握できていない状況でございます。 以上です。 ◆坂下春則議員 先ほどちょっと質疑が抜けていまして、この保育士の処遇改善、これは単年度事業なのか。もし、であるとすれば、この保育士の処遇改善の問題が解決、改善されるのか、どういうふうにお考えであるかお聞きします。 ◎酒匂重成健康福祉部長 今御説明いたしましたが、保育士の処遇改善ということで、国にあっては現在の水準、いわゆる国、地方の施策があってもなおまだ保育士の処遇が低いという現状を踏まえて、保育士の処遇を緊急に引き上げようということで、今回緊急応急的かつ特例な措置として国が今回措置したものでございます。そこで、市としましてもこういう処遇の改善をきっかけにして、補助金の交付をきっかけにしてそれぞれの事業所、園が処遇の改善を引き続き取り組んでいただけるようにということで期待をしている状況でございます。 ○溝口誠二議長 次に、時任隆一議員の質疑を許します。 ◆時任隆一議員 それでは、質問いたします。 高齢者住宅改造助成事業費補助の概要について。それから、件数について、実績についてお知らせください。 2番目、老人福祉施設等開設準備費補助、現在グループホームが何施設あって、何人の方がグループホームに入っておられるのか。特別養護老人ホームと、同じ介護度を受けてグループホームに入っている方、両方の方がありますよね。市民の方に聞きますと、利用料が違うということを若干言われるんですけれども、その違いがあるのかどうかお伺いしたい。それで、何人の方々が今グループホームに入っておられるのか、そして待機者が何人おられるのか、特養と重なる部分があるかもしれませんけれども、その辺についてお知らせいただきたい。 それからこの事業ですが、2施設となっています。どこの事業者なのか。それでその内容については、後で実施要項でいいですので、この事業の内容については後で実施要項をいただきたいというふうに思います。 それから、後見人ですけれども、小林市で実際に成年後見人で受けている方、何人おられるのか、その実態がわかっているかどうか、後見人としての財産管理等をお願いされている方がおられるのかどうか、わかっているのかどうか。わかっていなければいいですが、いろんな施設の中で自分のお金の管理ができない方がおられますけれども、その方々が例えば施設内での管理とかそういうのがされていることで、私も1回、本当にちゃんと管理されているのかということを相談を受けたことがあるんです、その家族の方から。だからその点での、施設内での金銭管理についてはどうなっているのか、それと後見人との関係ではどうなっているのかお伺いしたいと思います。 以上です。 ◎酒匂重成健康福祉部長 それではまず、高齢者等在宅介護支援事業費の実績ということでございますが、現在まで今年度ですが13件の助成をしたということであります。 それと、認知症グループホームの開設準備費用ですが、この事業所の予定者ですけれども、株式会社まきば、株式会社ふくじゅ、ということでございます。 それと、グループホームの入所者数でございますが、現在市内に15の事業所、23ユニットありますので、現在の入居者数ですが207名ということでございます。 それと、認知症グループホームと特養ホームとのいわゆる料金の違いということでありますが、基本的に介護保険料で適用する限度額は一緒なんですけれども、ただ特別養護老人ホームについては低所得者に限って食事、居室料についてはそれぞれの所得割合に応じて軽減措置が図られていますので、グループホームとするとかなりの低額になるんじゃないかと思います。一人一人条件が違いますので細かい数字は申し上げませんが、おおよそグループホームでは8万円から10万円の間ぐらいかなと。特別養護老人ホームについては3万円から5万円前後でしょうか、それくらいでしょうかということになりますので、所得の段階によっては全く違いますのでざっくりとした数字だとそういうことになるのかなと思います。 それと、被後見人の数ということでしたが、これについては家庭裁判所で審判されることですので、市では把握しておりません。しかし、先ほど言いました成年後見ネットワーク西諸に加盟されていらっしゃる専門職の方々のお話を聞くと、一人当たり数人後見人をしているとお伺いしております。 それと、グループホーム内での金銭管理ということでございましたが、基本的に後見人が審判されていない方については任意ということですので、当然本人がされるか、場合によっては事業所のほうで金銭管理についてアドバイスなりをされているんじゃないかなと思っております。 後見人が審判されているかどうかというのは、認知症の中にどれくらいそれがいらっしゃるかというのは把握しておりません。 以上です。      (「待機者数は」と呼ぶ者あり。) ◎酒匂重成健康福祉部長 失礼しました。特別養護老人ホームに対する待機者数ということで、今年度分の4月1日づけで県から資料をいただきましたが、ただまだ未確定ということですので、今後また数字が動くかもしれませんけれども、現在のところ304名ということが特別養護老人ホームの待機者になっているようです。 以上です。      (「グループホームは」と呼ぶ者あり。) グループホームについてはまだ調査中でございます。 ◆時任隆一議員 住宅改造の件については、こっちの高齢者のほうの改造の対応と、介護保険での対応がありますよね。合わせて大体年間どれくらいの住宅改造の申請があるのかどうか。補助率の違いについてもお知らせください。念のために。 それから、特養とグループホームでの料金の違いというのもある程度、所得によってとかいろいろ出てくるだろうと思いますけれども、なかなか厳しい状況の方々もおられるということも実情じゃないかと思います。 それで、グループホームの整備をするのもいいんですけれども、やはり特養についての施設の整備について、今後の計画といいますか、それはどうなっているかお伺いしたい。 それから、後見人ですけれども実態としてはわからないわけですね。そう理解していいですか、実態としてはわからないと。結局、福祉事務所が各特養とかいろんな施設の監査といいますか調査等々をされると思うんですけれども、その中で結局通帳を施設のほうに預けて、そしてその中から支払いをするとかいろんな方がされている状況があるんじゃないかと思うんですが、それについてのチェック体制というのはできているかどうか、調べておられるかどうかお伺いしたいと思います。 ○溝口誠二議長 この際、しばらく休憩にします。                            午前11時59分 休憩                             午後0時59分 開議 ○溝口誠二議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  答弁からです。 ◎酒匂重成健康福祉部長 それでは、まず高齢者在宅介護支援事業に係る対象件数と負担割合ということでございました。まず、介護保険で対応した分ですけれども、昨年度が265件、今回の高齢者の在宅介護支援事業については13件であります。介護保険の適用ですが、限度額は20万円で、原則負担割合が1割負担の9割補助であります。高齢者在宅介護については限度額50万円の、これは所得に応じて違いますけれども、10分の10から10分の6の補助という内容になっております。 続きまして、施設に入所されている方の現金、金銭の管理についてということで、通帳のチェックなどの御質問でしたが、基本的にこの御本人さんの金銭管理については特段の規定はございませんので、あくまでも任意で本人と施設側との契約といいますか、取り決めということになるかと思いますので、そのチェックに当たっては家族の方がされるのではないかなと思っております。 また、これが市なり県からの監査の対象になるかということですが、そういう制度がございませんので監査の対象にはならない。ただ、口頭ではお聞きする場合もあるということですが、監査の対象にはなっていないということであります。 そして、今後の特別養護老人ホームの整備計画でありますが、さきの一般質問でもありましたように、第6期の介護保険事業については、大きな改革ということで改正が予定されております。まだ内容がわかりませんけれども、その内容を見た上で検討していくことになるかと思いますので、現在ではその整備計画について全く白紙という状態でございます。 以上です。 ◆時任隆一議員 後見人についての施設等々の特別のそういうチェックというか、そういうのがないということでしたが、直接私のところにお金の使われ方がおかしいということで、家族の方が見えられたことがあるんですよ、前にですけれどもね。そこら辺でのチェック機能というのをやっぱりちゃんと、今いろいろ新聞報道やテレビ報道で問題が出たりすることありますので、その辺の調査といいますか、金銭管理の問題についてトラブルがないように対応をしていただきたいと思います。それについてお尋ねします。 ◎酒匂重成健康福祉部長 その金銭の取り扱いについて家族から御相談があったということですが、先ほども言いましたように、公式の監査対象にはなっていない状況ではありますけれども、場合によっていろいろ情報を得たときには、口頭なりでいろいろ説明を求めていきたいと思っております。 以上です。 ○溝口誠二議長 次に、山口弘哲議員の質疑を許します。 ◆山口弘哲議員 重なっているので削除いたします。 ○溝口誠二議長 それでは次に、杉元豊人議員の質疑を許します。 ◆杉元豊人議員 今回、議案第86号、4件の通告をしておりましたが、予算書57ページの緊急雇用創出事業費チョウザメ養殖開発事業委託料は、3人の方が質疑されましたので割愛いたします。そして、82ページの任期付短期勤務職員人件費の補正の内容についても割愛させていただきます。 そして、農産園芸振興対策事業費なんですが、先ほど大浦議員のほうから質疑があったわけですが、今回の補助事業の事業名、内容、そして件数は資料をいただきましたのでよくわかっているつもりでございますが、この事業の内容は県の補助事業で行っておりますが、目的が農業生産向上を図る意味ということで、今回16件補助を活用されて、所得向上につなげております。 そういった中で、小林市の農業の全体的な農業振興を図る上で、今後こういった県の事業を活用されながら当地域の農業振興を図っていかなければならないわけですが、その周知は今後どういった形で周知したら全体的にこの事業の内容が把握されるのか、それをひとつ伺ってみたいと思います。 そして、もう一件の緊急雇用創出事業費農家民泊推進事業委託料なんですが、これも受け入れ農家の協力のもとに北きりしま田舎物語推進協議会、これを核として組織を立ち上げられて、農家民泊を進められて、本年度405名の受け入れがあったと。さらに26年度、1,000人を超える研修生を受け入れる予定になっておると聞いておりますが、実は農家民泊の方から聞いた中で、協議会を通じてか旅行代理店を通じてかよく私にはわかりませんが、農家民泊の経費がそれなりにかさんできておると。今後、研修生を受け入れるためには、やはりもてなしも必要なんですが、そういった経費に協議会のほうか旅行代理店のほうかよくわかりませんが、保険とかが必要であって少ないという話を聞いております。そういったことを踏まえての今回予算なのか、緊急雇用ですのでその講習とかいろんな催すための人件費なのか、その内容的な説明を受け入れ態勢の手順がどんなふうになっておるのかをお聞かせください。 ◎宇都文昭経済土木部長 予算書51ページの農産園芸振興対策事業費の周知ということでございますが、機械自体が高額なものであるというのと、園芸振興に係る機械であるということで、普通、トラクターとかそういうのはなかなか該当をしないところでございますので、我々の周知している分については、認定農業者会とかあと各部会の総会等で前年に話をいたしまして、こういう機械が欲しいという相談を受けた時点で、次年度要求をしている状態でございます。今使うから今すぐどうにかしてくれと言われても、なかなか予算がないわけで、1年前ぐらいにある程度お話を聞かせていただいて、その分を県のほうに上げて予算をいただいているところでございます。 続きまして、59ページの緊急雇用創出事業費の経費の内容ということでございますが、今回補正予算をお願いしている分につきましては緊急雇用でございますので、人件費2名分を6カ月間お願いをする分と、あと今、本庁3階の商工観光課で事務をとらせていただいておりますが、そこに今2人の北きりしま田舎物語推進協議会の職員が2人おります。それにまた2人、そして非常勤で会長が来られますとなかなか手狭ということで、部屋を借りてこの6カ月間、来年の1,000名受け入れ態勢の充実を図りたいと考えているところでございます。それに係る賃借料、そしてあと使用料、パソコンひっくるめて今回補正をお願いしている分でございます。 各農家さんの経費がなかなかかさむというお話は、私もちょっと聞かせていただいて、まず登録する段階で結構お金がかかるようでございます。そこら辺の補助は何だかできればいいなと考えているところですが、まだそこまで至っていないところでございます。先ほど申しましたとおり、登録件数が36件ということでございますので、1,000人規模、もっと会長のお話をかりれば1万人ということを目指していけば、登録件数をふやすという施策も何か対策を打たなければいけないかなということは考えているところでございます。 ◆杉元豊人議員 先に農家民泊のほうからお聞きしたいと思いますが、26年度に1,000人、将来的に1万人の民泊を予定しておられるということなんですが、この農家民泊によって農家の副収入にもつながりますし、また地域の経済の波及効果にも大きく私はつながってくるというふうに思います。今後さらにその民泊農家の普及と、民泊農家に対しての対策も今後講じていただければ、地域の経済の波及効果にも大きく私はつながってくるんじゃないかなと思っています。 そして今回、農家への園芸の補助なんですが、私も農家ですのでよく耳にすることが、一部の人しかそういった事業を取り組めないという声をよく耳にいたします。特に今回たばこ耕作者の転換によって新たに取り組む人には、こういった機械の導入も図られると。しかし、それに取り組まない人はその事業に取り組めないという不公平な部分が出てきていますので、そこ辺を十分把握されて県のほうに申請するなり、次年度に向けてこの事業に対して申請していくということなんですが、市の申請内容によって補助が変わってくるわけですか。しかも、県のほうからこれだけの事業だからこれだけの人数、戸数、件数でしかないというふうにこの補助事業はなっているんですか。どちらのほうなんですか、教えてください。 ◎宇都文昭経済土木部長 一部の人しかもらっていないんじゃないかということでございますが、申請がなかなかその方々、大農家さんにはどうしてもやっぱり人もたくさんいらっしゃいますし、機械がどうしても必要だということで偏っている部分というのもあるかもしれません。しかし、同じ予算の枠というのがございますので、申請をとりあえず全部県のほうに上げさせていただきます。その中から、市のほうで昨年この方については補助、この団体については補助をしたということであれば後送りにしながら、新しい方々を前に持っていきながら補助をしていくということでございました。ですから、とりあえず前年度にどういう機械等が欲しいというのを農業振興課のほうに上げていただければ、それは100%県のほうには申請は出すようでございます。その中から県のほうで予算の範囲内で内示が来るということでございます。 ○溝口誠二議長 次に、鎌田豊数議員の質疑を許します。 ◆鎌田豊数議員 予算書57ページ、緊急雇用創出事業費チョウザメ養殖開発事業委託料についてですが、多くの方が質疑されましたが1点だけ。 元祖チョウザメの小林市ということではありますが、チョウザメの産業としての可能性をどのように考えておられるかということを1点お伺いします。 それから59ページ、観光施設維持管理費(臨時)工事請負費の内容説明を求めます。 ◎宇都文昭経済土木部長 予算書57ページの緊急雇用創出事業費チョウザメ養殖開発事業委託料でございますが、産業としてどう考えているかということでございますが、今、商工会議所で御当地グルメ等も開発をいたしておりますので、この部分やらひっくるめて十分産業として成り立っていくと思っております。ただし、チョウザメでございますので、水と池等が必要になってきます。きれいな水が必要だということになってきますので、限定がされますので、そこら辺をどのようにクリアしていくのかというのは今から必要だと思いますが、この御当地グルメと合わせていきますと、全体的にキャビア等がとれてくるようになればもっと生産性も上がるでしょうし、今のところは魚肉だけの販売ということでございますので、余り単価的には上がらないかもしれませんが、将来的には県も頑張っておりますので、ひっくるめて産業化していきたいと考えております。 ◎井上晃吉須木総合支所長 内容でございますけれども、すきむらんどにあります香りの散歩道の防護柵の工事費でございます。ちょうど城山公園からすきむらんどのレストランのほうにおりていく幅員5メートルの散歩道でありますけれども、四季折々の花が咲きますものを右手に見ながら、その管理道の防護柵を古いものを撤去いたしまして、新しく154メートルを新設するものでございます。 ◆鎌田豊数議員 香りの散歩道のほうですけれども、専決処分の5号のほうでキャンピングカーの屋根を損傷したという事故があったんですが、樹木の管理等はどんな管理ですか。どうなっているか。 それからチョウザメについてですが、チョウザメは高たんぱく低カロリーで透明感と歯ごたえが特徴ということで、食材としても非常にすばらしいと思いますが、九州保健福祉大学の研究でカルノシンという研究をされています。これが非常に多くチョウザメに含まれていて、この物質は脳血管性認知症や不眠と鬱の予防、改善効果があると、カルノシンにそういう効果があるということがあります。そして、専用飼料でこのカルノシンがさらにふえるんだと、そしてそれが実用化されているということもありますので、そのことも含めてその可能性あるんじゃないかと。そして、チョウザメにはコラーゲンが多いということで、乾燥重量の63.8%のマリンコラーゲンを含んでいて、化粧品や食品分野でも注目されているということもありますので、食材としてだけでなくそういった方面での産業としての可能性も大いにあるんではないかと思いますので、PRとかその辺の研究はどうなっているのか、どう考えているかお伺いします。 ◎宇都文昭経済土木部長 今、鎌田議員がおっしゃられますように、チョウザメはいろんな物質を含んでおりますので、本当に産業になってくるんじゃないかなと思っておりますし、今現在、いこいの家さんのほうで石けん等をつくられておられます。ただし、1個が高価なため市販はされているんですが出回ってはいないところでございます。使用されている方に聞いたところ、非常につるつる感が出て非常にいいということでございますので、今後この九州保健福祉大学、いろんな大学等がこういう発表していただくことによって、ますますチョウザメのよさというのが出てくると思いますので、いろんなメディアその他使いながらこのチョウザメを売り出して、また魚肉は魚肉ということで産業化して、また6次産業化ができてくればもっといいんじゃないかなと考えているところでございます。 ◎井上晃吉須木総合支所長 事故のことについて触れられましたけれども、特にやはり樹木等の管理は定期的に行っておるわけですけれども、これまで1件もそういう事故はなかったわけですけれども、今回発生をいたしましたので、特にそこらあたりは入念に管理をしてまいりたいと考えております。 ◆鎌田豊数議員 須木の香りの散歩道ですけれども、すばらしい名前がついておりますので、ぜひ観光、ウオーキング、それからイギリス発祥のフットパスという、小道を歩くというようなスポーツが最近盛んになっておりますけれども、そういったもの等でもPRして、ぜひ観光としても活用をお願いしたいと思います。 それからチョウザメについては、安定供給がひとつ大事な問題だと思います。需要と供給のバランスを考えていかないといけませんけれども、リーズナブルな値段で提供できるためには、やっぱり安定供給で生産者の確保というのが大事なんだなと思いますけれども、千谷公園なんかも非常にそういう候補地として、施設として挙げられるんではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。 ◎宇都文昭経済土木部長 まだ安定供給というところまで供給がない段階でございますが、御当地グルメ等が出てきまして安定供給が本当に大事なことになってくると思います。千谷公園が以前マス養殖、コイ養殖等でやられていたのは存じ上げておりますが、その後、土砂崩壊等いろいろあったり、あと水利権等の問題があるというのもお聞きしました。その後、民間の手に委ねられているようでございますので、もしその方がやりたいということがあれば、この協議会等で一生懸命していただければ問題ないと考えております。また、すばらしい水が出ますのでぜひ加わっていただきたいなという希望は持っております。 ○溝口誠二議長 以上で、議案第86号についての質疑は終わります。 次に、議案第87号平成25年度小林市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)から議案第93号平成25年度小林市水道事業会計補正予算(第2号)まで、以上、特別会計及び公営企業会計の補正予算関係議案7件について質疑を許します。 柳康美議員の質疑を許します。 ◆柳康美議員 議案第87号、予算書95ページです。簡易水道建設事業費375万5,000円、事業の内容をお聞かせください。 それから議案第88号、予算書109ページです。特定健康診査等事業費、保健指導業務委託料141万7,000円減の理由をお示しください。 議案第89号、予算書125ページ。農業集落排水施設更新支援事業費350万円、調査委託料の内容をお聞かせください。 議案第91号、予算書155ページ。特定地域支援事業費、成年後見人等申立委託料10万5,000円の内容をお聞かせください。 議案第93号、小林市水道事業会計補正予算書3ページから5ページです。資本的収支、支出、工事請負費717万2,000円の事業内容についてお聞かせください。 ◎溝俣一郎水道局長心得 それでは議案第87号、予算書95ページの簡易水道建設事業費の事業について御説明申し上げます。 まず初めに、鑑定手数料60万円でございますが、これ西部地区の簡易水道水源調査を今行っておりまして、当初、西部第3水源地内に掘削するということで想定しておりました。ところが、この掘削する間、同じ地区で掘削すると、その間、鬼塚系の西小林系の配水池で賄おうということで計画していたんですが、なかなか西小林の配水池系では賄えないということが判明しまして、同敷地内で一番最初は西小林で掘る予定で、その第3水源をとめて横で掘る予定にしていたんですが、どうしてもとめることができないということで、一緒に掘ると横で掘ったときに濁り水が入ってしまうということがありまして、どうしても100メートル程度は離れたところでボーリングする必要があるということが出ましたんで、今回、西部地区簡易水道の水源の、今1本しかないんですが、もう1つを掘るというところが、どうしても100メートル離れたあたりを水源地と考えまして、そちらにボーリングを予定しまして、そこの用地を取得する必要が出てきたということで、今回、一番上の土地鑑定手数料60万円と、一番下になりますが土地購入費150万円を計上させていただきました。 続きまして測量設計委託料なんですが、これにつきましては須木のヲドノ地区の低水圧解消ということで、当初、実施設計業務委託料を計上しておりました。ただ、6月の議会でもありましたように、ヲドノ地区が大変水圧が低いということで、日常生活にも困るということでしたんで、今回職員のほうでどうにかならないか検討しまして、ヲドノの住宅地の部分だけ何とか早急にこの委託料のほうから工事費に回して、ポンプが設置できないかなということで検討しまして、それが可能ということになりましたんで、1回この委託料を落とさせていただいて、工事のほうで低水圧の解消をしたいということを考えました。それで一応、一回、測量設計委託料482万8,000円を減額いたしまして、3番目の工事請負費でございますが、この中でヲドノの住宅の低水圧対策工事350万円ということで、加圧給水設備が設置できるということで工事のほうに使いたいと考えました。 あと、野尻町区の勝負潟地区というところがございますが、そこに住宅等が新築できまして、141メートル排水管の延伸ということで、これが248万7,000円。あと、野尻の宮ノ前地区というところの道路改良工事に伴いまして排水路の設置工事がありまして、湧水が出たということで暗渠排水をどうしてもしないといけないという状況が出まして、急遽そこの配水管布設がえということで、そのお金が126万8,000円。トータルの工事費が648万3,000円ということで今回計上させていただいております。 あと、議案第89号、予算書125ページでございます。 農業集落排水施設更新支援事業費350万円の調査委託料の内容はにつきましては、平成23年度に農業集落排水施設の長寿命化修繕計画ということで、最適整備構想計画を策定しております。今回この補正につきましては、この構想の実施に向けた詳細設計というのを組みまして、それをもとに来年度この事業認可をとりまして、27年から31年までの5カ年をかけまして国庫補助を受けながら農業集落排水施設の修繕を行っていくというものでございます。国庫補助が50%ということで、計画としましては、今年度、詳細設計及び計画書の策定を行いまして、来年事業認可をとります。27年度から5カ年で修繕計画を行う予定でございます。 議案第93号、予算書3から5ページ。資本的収支、支出、工事請負費717万2,000円の事業内容は、配水管布設替工事が500万円、これは細野の鳥居東地区というところで、九州グンゼ宮崎工場の南側の市道内にHIVPですね、塩ビ管の75、228.7メートル施工するものであります。あと落雷対策工事といたしまして183万円計上いたしております。これにつきましては、野尻町区のゆーぱるのじり裏にあります大塚原公園の高台にあります大塚原配水池、ここに避雷器を設置しまして、ここ一番浄水関係では野尻地区で大きいんですが、この野尻地区の配水池を落雷から守るということで、避雷器設置の工事費を183万円挙げております。トータルの683万円ですが、消費税を含めまして717万2,000円ということでございます。 以上です。 ◎倉園凡生市民生活部長 議案第88号、予算書109ページ。特定健康診査等事業費のうち、保健指導業務委託料141万7,000円の減額理由はというお尋ねでございます。 この委託料は、特定健診業務に携わる保健師を雇用するためのもので委託契約を行っておりましたけれども、この保健師が任期付短時間勤務職員採用試験に応募・合格し、採用、配属されることになったために、7月以降分を減額するものでございます。 以上です。 ◎酒匂重成健康福祉部長 私から、成年後見等申立委託料の内容について説明いたします。 市町村長は、高齢者や精神障がい者について必要があると認めたときには、家庭裁判所へ成年後見の審判を申し立てるということができるようになっております。そこで今回、そのような該当の案件の相談ということで今寄せられているところでございまして、それに係る費用ということの計上でございます。 その業務の内容ですけれども、申し立てに当たりまして申し立ての書類の作成、また必要な附属書類の準備、そして家庭裁判所までの出頭などの業務が発生いたします。それについて専門者であります司法書士に、その申し立ての一連の手続に係る業務ということで委託をするための費用ということでございます。内容ですけれども、1件当たり5万2,500円を今回2件分ということで計上させていただきました。 以上です。 ◆柳康美議員 それでは、介護保険事業特別会計補正予算の、その成年後見人等の申し立ての件です。現在までの状況というのは、どんなふうになっているのかお聞かせ願いたいと思います。 それと小林市水道事業会計についてですが、5ページで当年度純損失が54万4,000円ということの損益決算書が出ております。このことについての見解、それと今後の見通し、それについてお聞かせください。 ◎酒匂重成健康福祉部長 過去の市長の申し立ての案件の件数を御報告申し上げます。 23年度、24年度はございませんでした。22年度が1件、21年度は1件、20年度1件、18年度が2件ということでございます。 ◎溝俣一郎水道局長心得 当年の純損益54万4,000円減額についての見解ということでございます。 これにつきましては、給水収益が22年度が4億3,600万円、23年度が4億3,100万円、24年度が4億2,200万円と年々下がってきております。それから鑑みまして、水道の使用量が毎年下がっているということで、水道の使用量収益が毎年下がる方向にあるということは否めないのかなと。これから人口減という形に入ってくれば、どうしてもここ辺については下がる方向で考えておく必要があると思っています。また今まで、じゃどうするのかということで経費を削減する方向で、今までいろいろ検討してはきているんですが、低金利に借りかえをしたとか、あとコンビニ収納とか、いろんな面で上水関係に関しましてはやっているんですが、なかなかうまくいかないというところもありますので、昨日も大分お話があったんですが、有収率の向上をやはり努めていく、また事務効率を上げていくとか、またきのうお話ししましたが、新しいシステムの中で滞納整理等の計画もやっていく、滞納管理マニュアルも作成するという形をした上で、近い将来そういう料金のほうのお願いもしていかないと、なかなかちょっと難しいのかなと考えております。 以上です。 ◆柳康美議員 水道事業会計です。水道料金の値上げというのはもう最終的な手段だと思うんですが、それとあわせてインフラの更新という部分がどうしても重要な部分になってくるんですよね。それについての計画というのは実際どうなっているのか、そのあたりをお示しください。 ◎溝俣一郎水道局長心得 お答えいたします。 当然、水道の施設の更新ということもかかわってきます。老朽管がありますので、計画的な更新及び耐震化の計画、これもしていかないといけないということで、今の経営改善計画等の中で幾ら事業費を、毎年幾らぐらいずつ事業費をかけていけばいいのかとか、何年ですればいいのかというのは計画しておりまして、それが出次第そういうのを勘案しながら料金の改定等もその様子を見ながら決めていくことになるかと思いますが、どうしてもまちがだんだん外に広がっていく中で、どうしてもインフラが広がっていくということで、維持管理費がふえていく、使用量が減っていくということで、相反する面ですごい難しい面があるんですが、街部のところを、今古いわけなんですが、そこ辺を今ある配水管をどういうふうに更新していくのかというのも、今例えば100入っているところを、人がいないんで50でいいのかとか、そういう関係の大小も含めながら検討する必要があるのかなと。だから、多いところへどんどんインフラを伸ばしていく関係、反対にやっぱりいないところに関してはインフラを縮小していくということも考えて、両方考えながら総体的な面でインフラ整備というのを考えていかないといけないのかなと考えております。 ○溝口誠二議長 以上で、議案第87号から議案第93号についての質疑は終わります。 次に、議案第94号小林市介護保険条例の一部改正についてから議案第97号小林都市計画下水道事業受益者負担金に関する条例及び小林市農業集落排水事業分担金徴収条例の一部改正についてまで、以上、議案4件について質疑を許します。 まず、時任隆一議員の質疑を許します。 ◆時任隆一議員 この4議案とも、延滞金の割合が特例で14.6%から7.3%に引き下げられるという内容だと思いますが、この特例についてちょっと説明をお願いしたいと思います。 それから、以前の延滞金に対しての割合とは以前のままで生きるのか、それとも新しい適用になるのかどうか、そして影響額についてお知らせいただきたいと。 それから96条ですが、市税外収入金の督促及び延滞処分に関する条例、市税外収入金というのはどういうあれなのか教えてください。 ◎上谷和徳総務部長 今お願いしています4件につきましては、おっしゃるとおり延滞金関係ということで、これにつきましては税法の考え方を用いていますので、それとの整合性を図るということでお願いしている部分でございます。それで、まず原則なんですが、納期限から1カ月、そしてそれ以降、納期限の1カ月までは延滞金については7.3%です。1カ月を過ぎたら14.6%です。これが大原則です。それで、それを今度は特例でやりますよということなんですが、それを特例の期間というのは当分の間ということでしているんですが、ここに示してありますように各年の特例基準割合と、それと今申しました7.3%等と比べてみてその割合が7.3%に満たなかった場合、まず最初の1カ月、本来は7.3%なんだけれども、そこには特例基準割合プラス1%でしますと。1カ月おくれたら14.6%なんだけれども、そこにつきましては特例基準割合プラス7.3%でやりますよという考え方です。それで、現在どのような状況であるかというと、これ今の割合でいきますと、1カ月間はこの7.3%というのが3%、そして14.6%に当たる部分が特例でいけば9.3%になるんではなかろうかということです。これについては来年の1月1日から施行ということで、今の期間については7.3%と14.6%がまだ生きていますという状況でございます。 それと96号ですか、この市税外につきましては条例の第2条の中で、市税外収入金とは分担金、使用料、手数料、過料その他市税以外の収入金をいうと明記されてますので、そういうものが当たるものと考えております。そしたらこれはどういうものかというと、地方自治法の第231条の3、第1項から第3項までの関係と関連するこういう分担金等であるということでございます。 適用につきましては、先ほど申しましたように、まだ今の現段階はこうですけれども、今度条例を認めていただいて施行するとなれば、この部分については来年からと。それが実際どのくらい影響あるかというのは、ちょっと私のほうでは把握していないんですが、ちょっと調べてみますと、24年度でいくと、この条例に基づくものについては余り影響がないんではなかろうかと思っています。 ◆時任隆一議員 26年度以降はどうなりますか。 ◎上谷和徳総務部長 今申しましたように、現に今発生している分については7.3%もしくは14.6%、来年の1月1日以降に発生した部分についてですので、26年度はこれが適用されると。この率が適用されるということになってまいります。 ◆時任隆一議員 26年度以降は7.3%になるということでしょう、だからそれの影響額は。 ◎上谷和徳総務部長 申しましたように、この割合が7.3%を超えるか超えないかということが一つの判断になってきますので、恐らく今のままでいけば来年度は7.3%以下だろうと思いますので、7.3%より低い割合が適用されるんじゃなかろうかとは推測しています。そしてその影響額につきましては、24年度の決算から見てみると延滞金というのはほとんど上がっていませんので、余りないんじゃなかろうかと思っております。 ○溝口誠二議長 次に、淵上貞継議員の質疑を許します。 ◆淵上貞継議員 今の説明で大方はわかりましたけれども、この特例基準割合、今の部長の説明でいくと恐らく2%かなと理解したところなんですけれども、この当分の間というのはいつまでのことか、そこ辺がわかっておればお知らせください。 ◎上谷和徳総務部長 当分の間というのは、字のごとく当分の間だと思うんですが、それはここにありますように、特例基準割合と7.3%を比べて、この特例基準割合というのは毎年示されますので、それが7.3%を超えない限りの期間ということでありますので、これがずっと7.3%を超えなければ「当分の間」がしばらくは続くということでございます。それと、先ほどもあったんですが、延滞金の影響なんですが、今この条例でお願いしている部分についてはほとんど影響はないと。市税等については既にこういう部分等がございますので、その分については当然影響が出てくるとは思っております。 ◆淵上貞継議員 それで、特例基準割合というのは、1年1年変動をしていくということですね。そのように理解していいですね。 ◎上谷和徳総務部長 そのとおりでございます。 ○溝口誠二議長 以上で、議案第94号から議案第97号までの質疑は終わります。 以上で、日程第1、議案第73号平成24年度小林市一般会計歳入歳出決算の認定についてから議案第97号小林都市計画下水道事業受益者負担金に関する条例及び小林市農業集落排水事業分担金徴収条例の一部改正についてまでの質疑は終結します。 これから、各号議案を委員会に付託します。 議案第73号から議案第86号までを除き、各号議案は議席に配付の議案付託表のとおり、それぞれの常任委員会に付託します。 お諮りします。 議案第73号から議案第85号までの各決算関係議案13件は、議長及び監査委員を除く全員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査したいと思います。これに御異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり。) ○溝口誠二議長 異議なしと認めます。したがって、議案第73号から議案第85号までの各決算関係議案13件は、議長及び監査委員を除く全員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。 この際、お諮りします。 ただいま設置されました決算審査特別委員会の正副委員長は、委員会条例により互選することになっていますが、この手続を省略し、議長において指名することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり。) ○溝口誠二議長 異議なしと認めます。したがって、互選の手続を省略し、議長において指名することに決しました。 それでは指名します。 決算審査特別委員長に蔵本茂弘議員、副委員長に坂下春則議員を指名します。 引き続き、お諮りします。 議案第86号は、議長を除く全員をもって構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査したいと思います。これに御異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり。) ○溝口誠二議長 異議なしと認めます。したがって、議案第86号は、議長を除く全員をもって構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。 この際、お諮りします。 ただいま設置されました予算審査特別委員会の正副委員長は、委員会条例により互選することになっていますが、この手続を省略し、議長において指名することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり。) ○溝口誠二議長 異議なしと認めます。したがって、互選の手続を省略し、議長において指名することに決しました。 それでは指名します。 予算審査特別委員長に蔵本茂弘議員、副委員長に高野良文議員を指名します。--------------------------------------- △日程第2 諮問第1号から諮問第3号人権擁護委員の候補者の推薦について ○溝口誠二議長 日程第2、諮問第1号から諮問第3号人権擁護委員の候補者の推薦についてを議題とします。 これから質疑に入りますが、ただいま議題となっております諮問第1号から諮問第3号までについての質疑の通告はありません。したがって、諮問第1号から諮問第3号までについての質疑は終結します。 お諮りします。 ただいま議題となっております諮問第1号から諮問第3号までについては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり。)
    溝口誠二議長 異議なしと認めます。したがって、諮問第1号から諮問第3号までについては、委員会への付託を省略することに決しました。 これから討論に入りますが、ただいま議題となっております諮問第1号から諮問第3号までについての討論の通告はありません。したがって、諮問第1号から諮問第3号までについての討論は終結します。 これから、諮問第1号から諮問第3号人権擁護委員の候補者の推薦について、以上、諮問3件を一括採決します。 諮問第1号から諮問第3号までは同意することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり。) ○溝口誠二議長 異議なしと認めます。したがって、諮問第1号から諮問第3号までは同意されました。--------------------------------------- △日程第3 議案第98号平成25年度小林市一般会計補正予算(第5号)及び議案第99号財産の取得について ○溝口誠二議長 本日、市長から議案2件が追加提案されました。 日程第3、議案第98号平成25年度小林市一般会計補正予算(第5号)及び議案第99号財産の取得について、以上、議案2件を一括議題とします。 ただいま議題となりました議案について、提案者の説明を求めます。 ◎肥後正弘市長 ただいま追加提案いたしました議案について御説明申し上げます。 さて、小林商業高校跡地の取得につきましては、平成21年7月に県教育委員会から買い受け希望の照会があって以降、取得の必要性、取得価格、部分的な取得の可能性、さらには広域的な災害拠点施設として無償での借り受けができないか等を含め、県教育委員会と協議を重ねてまいりました。しかしながら、無償貸し付けの可能性がないことから、耐震性に問題がない既存の建築物を生かすことを基本に、土地及び建物を取得することといたしました。そして、取得に至るまでの経過、利活用の目的等については、商業高校跡地利活用計画案として取りまとめ、本年3月、議会全員協議会で御説明させていただいたところであります。 以後、取得の具体的な手続について鋭意、県との協議を重ねてまいりましたが、今期定例会開会日の提案理由説明の折に申し上げましたとおり、取得予定地の国名義の一部の土地について、8月26日、県による取得がなされ、9月2日に県と本市の間で仮契約を締結する運びとなったことから、関係する議案を追加提案させていただくものです。 また、同じく今期定例会の一般質問の中でもお答えいたしました中心市街地の活性化対策でございますが、中心市街地の中核であった株式会社江南が7月31日に倒産して以降、小林商工会議所等と連携しながらその対応を検討してまいりました。そのような中、8月29日に中央大学の細野教授を交えて、関係機関等と協議を重ね、中心市街地を活性化するための方策を検討してまいりました。そして、中心市街地の中長期的な活性化のためには、中心市街地活性化基本計画を策定し、さまざまな施策に取り組んでいくことが必要であると判断したところです。その計画策定に向けて、前段となります調査分析事業に小林商工会議所が取り組むこととなりましたので、今回追加提案させていただくものです。 以下、議案について御説明いたします。 議案第98号平成25年度小林市一般会計補正予算(第5号)につきましては、歳入歳出それぞれ2,230万円を追加し、予算規模は234億135万2,000円となります。歳入につきましては、地方交付税及び市債を歳出経費の財源として計上いたしました。歳出につきましては、まず、小林商業高校跡地の取得関係でございますが、商業高校跡地利活用計画に基づきまして、総務費では取得を予定しております建物の調査委託料を、土木費では周辺道路の測量設計委託料をそれぞれ計上するものです。 また、中心市街地の活性化対策につきましては、平成26年度に策定開始を予定しております中心市街地活性化基本計画の前段となります調査分析事業を小林商工会議所が実施いたしますので、その調査等に係る費用の一部を助成するものです。 議案第99号財産の取得につきましては、小林市市有地等利活用方針に基づく市民ニーズの達成及び市有施設等について、市が抱える喫緊の懸案事項の解消を図ることを目的に、小林市堤108番1外5筆の土地及び建物を1億1,263万円で宮崎県から取得することについて、議会の議決を求めるものであります。 以上、よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○溝口誠二議長 以上で提案者の説明は終わりました。 ここで、議案熟読のため30分間ほど休憩します。                             午後1時54分 休憩                             午後2時25分 開議 ○溝口誠二議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいま議題になっております議案について質疑を許します。 ◆高野良文議員 先ほど市長から追加提案がありました議案第99号財産の取得について、ちょっとお尋ねいたします。 1億1,263万円という、私としてみれば莫大な金額だと思うんですが、市民にしても大事な税金だと思いますので、この1億1,263万円の根拠と、仮にこれを取得した場合、本当に地震対策が万全なのか、耐震が大丈夫なのか、その根拠をお示しください。 それと、土地と建物が4万6,349平方メートルと建物が7,121平方メートルですか、これも例えば重なるかわかりませんけれども、その金額等をわかっていればお知らせいただきたいと思います。 それと、すぐ思ったのは、私は市民のことです。病院もつくり、残念ながらドクターはいない、今度は市庁舎をつくる、仮に商業高校跡地を取得するとなると、何を考えておるんだろうと言われないとも限りません。そこら辺は十分考えて事を進めないと、大変なことになるかと思います。この前、日南市はある高校の跡地を民間に売りました。ある施設がやってきて雇用も発生し潤うというようなことをこの前新聞記事に載っていましたので、我々は逆ですよね。取得して市の財産とするということですので、非常に私は慎重にいかないと市民の理解は得られないと思いますので、そこら辺は十分検討してお答えしていただきたいと思います。 ◎上谷和徳総務部長 まず価格のほうなんですが、これにつきましてはいろいろと協議をしてまいりまして、最初、平成22年度その当時は2億2,900万円ということであったみたいです。それをいろいろと提案理由の中で申しましたけれども、いろんなことでこういう理由はできないか、こういうことはできないかといろいろしてきて、最終的に示されたのが今の1億1,263万円のところでお願いしているわけでございます。これにつきましては、22年度から比べると約半分ぐらいということでございます。ですので、いろんな協議を重ねてきて最終的に合意に至って、こういう金額になってきたということでございます。それと、これについては建物がないということで更地の状態での譲渡と、更地での評価での譲渡ということでございますので、建物が幾らとかそういうことはまた厳しいところでございます。それと耐震性です。これについては、ほぼ大丈夫だろうとは思うんですが、体育館についてはちょっと若干もう一度調査する必要があるのかなというのは考えているところでございます。 それと、おっしゃいますように、いろんな財政的支出が今後も続くということで、いろんなことを考慮しながらやっていかなくてはならないと思います。ですので、大きな金額が動くとなった場合は事前に議会の皆さん方にも十分おつなぎして、そして対応していくと。当然、市民の皆様にも説明責任があるだろうと思いますが、そういうことをやりながらやらせていただきたいと考えているところでございます。 ○溝口誠二議長 ほかございませんか。 ◆鎌田豊数議員 買い入れ価格ですけれども、通常の売買での平米単価での差額がどうなのか。それから15ページに宮崎県譲渡額減額適用になるということですけれども、これは先ほどの半額になったということでいいのかどうか。3つ目です。3点目は、県から災害時の拠点としての整備負担補助は出ないのかどうかお伺いします。 ◎栗原一夫総合政策部長 先ほど総務部長のほうでお答えいただきましたけれども、まず資料の1ページを見ていただきたいと思うんですが、実はことしの3月14日に議会全員協議会を開いていただきまして、その折に御説明を申し上げております。その時点と若干数字の変化がございましたので、若干申し上げておきます。まず一番上の施設の概要というところで、土地の面積が3月14日では、メモしていただくとわかると思うんですが、4万8,535.00平米でございました。下の建物につきましては7,084.41平米でございました。この数字の違いというのは県教委のほうから、土地につきましては再度不動産の再鑑定をした結果、この数字になりましたということです。建物につきましては工作物、いわゆる渡り廊下分が漏れておりましたということで、ここに増減が生じたということを御理解いただきたいと思います。それと平米単価につきましては、今、割り算してみますと、平米当たり2,428円という単価が出てまいります。単純に3.3を掛けた坪単価しますと、8,012円ということですので、当然近隣の土地の価格からしますと、随分安い価格になっていると判断をいたしております。 以上です。 ◆鎌田豊数議員 先ほど答弁漏れがあるんですけれども、緊急の災害時の整備補助は出ないのかということを質問しておりますけれども、答弁がありません。 ◎栗原一夫総合政策部長 申しわけございません。今後、一度6月の上旬に市長、それから溝口議長にも同席いただきまして、県知事への要望活動も実施いたしました。これに限らずほかの項目もございましたけれども、その中で今後の支援体制というものも国あるいは県からの支援体制をお願いしたいということも要望いたしておりました。今後のことまで約束はできないということでしたが、協力をできるところについては今後も御協力をいただけるということですが、今、御質問の趣旨に基づく回答というものは、現在はいただいていないところでございます。 以上です。 ○溝口誠二議長 ほかございませんか。 ◆赤下健次議員 利活用書類の13ページにもありますように、利活用案とありますが、この中でそれぞれの解消、懸案事項の解消とあるんですが、例えば百歳会館の解体等、これが言われているわけなんですが、西町区は1、2、3区合わせて敬老会とかイベント等、非常に利用されているわけですよね。この地元との協議というのはどのようにされるのか。こういうことは周知徹底はどのように進められるのかお聞かせ願いたいと思います。 それとあわせて、図書館も人口4万8,000人規模にしては手狭です。これらは全然考えていないんですか。あわせてお願いします。 ◎栗原一夫総合政策部長 今後の工程表ということで、資料の17ページをごらんいただきたいと思います。この中でも一番下から2番目、周知広報ということで、今回の一般質問でも森田議員からいただきまして、御答弁申し上げておりました。その中で、当然地元の区長さん方を中心に、再度また広報はすべきだろうということで、あくまでも今から議会のほうで御審議いただいて判断をしていただく案件でございますので、それ以前に地元との交渉もしくは各種団体との交渉、そういったものにつきましては、水面下ではある程度そういったものに活用できるんだという話はしておりましたけれども、取得後になろうということで判断して、詳細な説明まではいたしておりません。取得が可能になった場合には、係るべきそういった周知等も十分図っていきたいと考えております。 以上です。 ◎肥後正弘市長 ただいまここに皆さんにお示ししているのは、施設の利活用計画でございますので、廃止する分と購入する分とをいろいろうたっているわけでございます。図書館は今現在稼働していますので、これを現在建てかえるという計画は今のところしておりません。ですから、これは今後の課題ということで考えていますが、今のところまだこれは検討していない状況でございます。 ◆赤下健次議員 この利活用案によって、かなりの範囲で影響が出てきます。したがって、周知徹底というか、協議のほうを地元区長さん特にしっかりやっていただきたいと。そうでないと後から批判が来ますよ、絶対。この辺は慎重に確実に進めていただきたいとお願いしておきたいと思います。 ◆蔵本茂弘議員 議案98号、商工業振興対策事業費、中心市街地の問題ですけれども、一般質問でも取り上げられましたし、やはり江南の問題もあります。私もこの中心市街地、何とか再生をというふうに強い期待と願いがありますけれども、市長、その活性化基本計画をつくると、その前段の調査分析事業を商工会議所を中心にやってもらう。率直に言って、かなり私は難しいと思うんです、厳しい状況があると。他市の状況、宮崎市だって都城市だって中心市街地いろんな方策をとっていますけれども、なかなかという状況があります。それはいろんな要素が絡み合っています。やはり車、それから郊外、大型店の問題、人の流れ、それと小林市の場合には借地の問題がありますよね。あと、それに伴って後継者の問題があります。こういうもろもろの特殊的な事情も考えると、計画をつくって何とか再生をという期待はするんですけれども、現実的にかなりやっぱり厳しい状況があると思います。その見通しをどういうふうに市長は持っておられるのか、抜本的にやるんだったら考えの発想を根本から変えなくては、私はスローガンだけに終わってしまう、計画だけに終わってしまうということは、もう本当に明らかだと思います。例えば、この事前調査、分析調査の内容、これどういうふうにされるのかということも一つのキーワードだと思いますけれども、その辺のことはどういうふうに考えておられますか。 それから、同じく98号ですけれども、土地取得に伴って商業高校の周辺道路を拡張すると。確かに必要です、これは。ただし、周辺だけではなくて、例えば商業高校の奥のほうから川無に通じる道路がありますよね。あそこも非常に狭いです。一番近い道なんですけれども。そういうことについてはどういうふうに考えておられるのかということをお伺いしたいと思います。 それと99号については、一応、取得金額は1億1,263万円とわかりました。あと、今から建物の調査をされるということですけれども、改修も含めて総額幾らぐらいの見通しを持っておられるのか。それと同時に、私も先日見に行きましたけれども、かなり運動場も広いです。維持管理費がかなりかかると思います。それはどのくらいを予想されていますか。 それとあと一つは、利活用計画の中で取得するかわりに、例えば武道場をみどり会館の代替というふうに利活用計画では出されています。みどり会館は老朽化し、耐震化もということで危険だと。それは十分わかりますけれども、ひとつはみどり会館は中心地にあって、いろんな障がいを持った方々も含め利用があります。それと、小林市では一番歴史的な建物です。補修費がかかる、維持管理費がかかるということは十分承知していますけれども、私個人としては、でき得ればやはりああいう歴史的建造物は小林市のまちのシンボルとして残していく方法はないのかどうか。もし取得が決まったら、いずれ近々向こうに武道場そういうことも直して、あそこを取り壊すということに連動していく可能性がありますので、そこのところについてどういうふうに考えておられるのか、非常に悩ましい問題でもありますけれども、私の期待を込めてそういうふうに考えていますけれども、いかがでしょうか。 ◎肥後正弘市長 まず、中心市街地活性化計画の件でございますが、まず私はこれを分けて考えるべきだと思っています。今、江南がこういう状況になったときに、この江南の後をどうやって再生するかということをまずやらなければいけないということで、今回補正をお願いしております。その中で、江南がこうなった状況の中でどうやってニーズ調査とかいろんな調査、流れの調査等を今回、今提案しているので行いたいと思っています。それを受けまして、この段階ではまだその活用に係る調査の段階を今回お願いしているわけです。その後、問題意識の醸成とかそれから活性化への機運、これもう本当に行政だけを置いたって絶対だめです。ですから、商工団体とかいろんなところとお話をしながら、この機運が本当に高まるのかどうなのか、これがなければ中央市街地活性化できないというふうに思っていますので、この機運の醸成、そして活動主体をどうやっていくのか。最初平成12年に計画しました基本計画も、まちづくり協議会がもうできないという状況でだめになったということでありますので、そういうことのないように活動主体の整備もぴしゃっとしていかなければいけない。そういうこと等をあわせて関係者の合意形成をして計画策定をしていかなければ、これは絶対成功していかないと思っています。ですから、そういう手順を踏みながら今後はやっていきたいと思っているところでございます。 それから、今回の調査の内容としましては、ニーズ調査、マーケティング調査等を行っていくということになりますが、江南が破綻した中で中心的な商業施設の再生をどう図るのかということと、それからやっぱりこの地域の経済をどう動かすかということも十分必要になってきます。そのためには、農商工連携等を図りながらどう事業展開していくのか。もう何といいましても、今閉鎖してそのままいきますと、この流れが変わってしまいます。ですので、やっぱりイベント等を早急にやりながら、あそこを何とか利用できないのかということ等も考えて、今回調査事項とすることをやろうということで、今しているところでございます。 それから次に、この利活用計画に伴いますみどり会館等の取り扱いについては、ここに掲げているとおり、今利活用計画で考えております。ただ、これをすることにおいては、また今後住民の皆様、それから議員の皆様方といろいろと協議しながらやっていかなければいけないと思いますので、それぞれ例えばみどり会館に対する思いとかいろいろとあると思いますが、危険性を伴う、舞台にも今上がれない、2階も使えないという状況の中でどうやってしていくのかということ等も十分協議をしなければいけない。ただ、今の状況のまま武道館をそのまま置いているわけにはいきませんので、今回商業高校跡地購入ができればそっちに移そうと。その後の利活用について十分協議するということ等も考えているところでございます。その他の問題については、部長より答弁させていただきます。 ◎上谷和徳総務部長 取得した後の改修費ですけれども、実際は今、今回お願いしています調査委託料、この中では給排水等なんかが特に厳しいのではなかろうかと、そういうのも含めて調査いたします。その調査結果によっては若干移動があるとは思うんですが、今予想している維持補修費等につきましては、この跡地利用計画の15ページ、25年度、26年度になると思うんですが、ここの中の整備費用という項目がありますが、その中の施設改修7,000万円、解体1,803万4,000円、駐車場整備2,340万円ということで、おおむね1億1,000万円から2,000万円ぐらい、今のところ概算でこのくらいは必要じゃなかろうかとは見込んでいるところでございます。 ◎宇都文昭経済土木部長 12ページ利活用計画図を見ていただければと思いますが、今回、補正をお願いしておる分につきましては、この1周の測量委託をお願いしている分でございます。このちょうど真ん中から下におりる道路が、今、蔵本議員が言われた道路になるかと思います。私もあそこを通って何とかできないだろうかということで、抜ければ今回補正をお願いしております道路ともつながりますので、非常にいいがなと思ったところなんですが、ちょうど崖になっておりまして、単年度でできる状態ではありませんでした。ですから、今回についてはとりあえずこの旧商業高校跡地の拡幅工事がいっぱいかなということで、この部分だけ計上させていただいたところでございます。今後いろんな事業等があれば、時間をかけて取り組んでいく道路じゃないかなということは考えております。 ◎上谷和徳総務部長 大変申しわけございません。建物の修繕とは別に、今度はもう維持管理という問題が起こっておりますが、ここにつきましては、まだ今詳細については今度の調査の結果を見ないとなかなか言えないところでございますので、その結果を見て判断させていただきたいと考えておるところでございます。 ◆蔵本茂弘議員 中心市街地の件ですけれども、見通しとしては私非常に頑張らなくてはならない支援策、いろんな状況を環境整備をしていくということは大事だろうと思いますけれども、一つはそこで成功するかしないかというのは、例えば商工会議所、それから中央通り商店街、本町商店街も含めて、ここのところは結束しているかどうか、連携がとれているかどうか、行政と3者の間で。そしてここの一つ一つの商店がそういう意識を強く持っているかどうか、ここがポイントになってくる。やっぱり一番心配なのは、前からいろんな取り組みをされていますけれども、ここのところが鍵を握っているんじゃないか。最低限そうでないと、どれだけ計画をつくってもあるいは市が支援策を打ち出しても私は難しいと。そういう3者の連携なり、あるいは一致した合意形成として市長は言われました。商店街の合意形成も含めて、そこのところはできている状況かどうかお伺いしたいと思います。 それから、メンテナンスのこと、維持管理費のことですけれども、あれだけ広大な敷地と建物をもし購入するとすれば、例えば今運動公園、プールも含めて維持管理が大変です。つくるのはまあまあつくって何とかやるんですけれども、あと後年度負担といいますか、これは長い期間やっぱりかかるわけなんです。そこのところを一応きちんとした計画を立て、最小限に抑えるための改修なり計画を持っておかないといけないと思いますけれども、そこのところについてはきちんとした見通しなり考え方があるかどうかお伺いをしたいと思います。 ◎肥後正弘市長 議員がおっしゃるように、本当にあの中央通り、中央市街地を活性化するためには、本当にみんなの意思の疎通、そして合意形成が必要だというふうに思っています。この破綻を受けまして、その日のうちに商工会議所飛んでいきまして、連合会の皆様方とも協議をさせていただきました。そして、今後どうするかということ等を踏まえて、アドバイザーである中央大学の細野教授に来ていただいて、何とかここを活性化できるためにはどうしたらいいかということを十分協議させていただきました。今まではそういうことはなかったと私は思っていますが、商工会議所と行政と商店連合会の方々が一堂に会して会議をして、遅くまで協議を重ねてこうやろうというので、今回は提案をさせていただいているわけでございます。その中で今回、管財人とも9月9日に協議をさせていただいたわけです。それぞれ商工会議所の副会頭2名と課長さん、そして行政、商工会議所の副会頭の一人の方は、商店連合会の会長も兼ねていらっしゃいますので、それと行政とが一体となってどうしようかという話もさせていただきました。この破産管財人であります弁護士さんは、都城市の大丸百貨店、これの民事決定の代理人ということで、今のように築いていただいた方でございます。都城市との連絡もとりながら、本当に行政のことも考えながら、いろんな商店街のこと等も考えながらやっていただける方だということもお聞きしたところでございます。そういう中でいろいろと協議しまして、今後この破産管財人の方ともいろいろ協議しながら協力いただく、情報もいち早くいただくということ等もしながら、今取り組んでまいっております。ですから、どうしても合意形成を築かないと、今後まちづくりは私はできないという認識の中で動かなければいけないと思っているところでございます。 ◎上谷和徳総務部長 建物のいわゆる維持管理等に関連の問題ですけれども、おっしゃいますようにここについては今の建物を極力生かすと、この施設を極力生かすということで考えているところでございます。ただ、今回調査委託料をお願いしておりますが、それでの関係もあるんですけれども、基本的には今の施設を極力生かすと、そして今度はこれを取得しますと、やがてここに9ページの利活用案の中ではありますけれども、福祉・市民活動等複合施設ということで、こういうことであるならば公の施設、そして条例事項になってきますとなってくれば、いわゆる公共の財産になってきますので、その維持管理についてはどういうことをやったほうが極力そういう部分に対して節減ができるのか、そこあたりを十分議論して対応はしていきたいと考えております。 ◆蔵本茂弘議員 経済土木部長にお伺いしますけれども、さっき周辺道路のことはここで提案をされています。ここの施設はもし取得するとなれば、災害対応拠点施設にもなるわけです。それと、周辺は住宅街です。非常に最近ここ2、3年のうちに家も多くなりました。それと、ここには百歳会館も移ってくるとなれば、高齢者の方々が野尻からも須木からも市内からもたくさんおいでになる、利用される。障がい者の相談施設なり支援室もできるという予定になっていますね。障がい者の方なんかも来られる。となると、やはり全体的にアクセスの安全性、そういうことを考えていかなければ、一挙にはできないと思いますけれども、まず周辺を拡幅してということが提案されていますけれども、将来にわたってそういうことについてはどういうふうに考えておられるか。じゃないと、先ほど言いましたように、本当にこの施設が安全な市民の交流の場ということが保証されない危険性があるので、やはり取得の段階、計画の段階からそこの考え方を持つべきだし、ある程度方向性を出しておくべきだ。ただ取得するかしないかというだけではなくて、そういうふうに思いますけれども、どういうふうに考えておられますか。 ◎宇都文昭経済土木部長 今の商業高校跡地のところにつきましては、大きな道路というのは国道221号線から入ってくる、市立病院から入ってくるあの道路と、あと沢牟田・北八反線のほう、吉都線のところから上がってくる道路が主体になっております。先ほど議員が言われました路線がちょうど川無から上がってくるとなると、本当に両方からなりますので、あそこの整備が本当に緊急の課題じゃないかなとは思っているところでございます。交通アクセスを考えれば、一点じゃなくて両方から入るというのが一番いいとは思ったんですが、今回の事業がどうしても単年度事業ということでございましたので、そのところまでやり終えることができないと。工期的な問題、あと用地買収ひっくるめてできないということで、今回は見送りをさせていただいたところでございます。ここの場所は災害拠点、そして高齢者施設というようなことになってくれば、言われるように安全面考えれば道路整備というのもアクセス道路の整備というのは緊急の課題じゃないかなとは思っております。 ○溝口誠二議長 ほかに質疑はありませんか。 ◆時任隆一議員 簡単に。商業高校跡地、財源についてお示しいただきたいと。 それから多目的活用広場、あそこを見てみましたら、今は草ぼうぼうですごいグラウンドの状況だと思うんですけれども、商業高校、整備されましたか、商業高校のグラウンド。今すごい草ぼうぼうの状況でしょう、それの使用目的についてちょっとお伺いしたいと思います。 それから、あともう1回だけで済みますが、江南を含めた商店街の開発ですけれども、100万円の予算をつけたわけですが、具体的な調査の内容とかそういうのはどういうものなのかお伺いします。 ◎上谷和徳総務部長 この取得に対する財源としては、ここにありますように土地取得の分が大部分ですので、土地開発基金を使ってやっていくという部分でございます。残りの次年度以降になるかもしれませんが、そういう改修費についてはまだ今のところはいろんな起債等も使えないか、そのあたりも十分調査してやっていきたいと。極力そういう有利な起債、そして先ほども言いましたけれども補助金等、そういうものはまだ今後の課題でいろいろと模索しないといけない部分が残っているところでございます。 それと運動場のほうですけれども、確かに長く施設自体が使われていないということで、傷みぐあいがやっぱり相当あるんじゃなかろうかと思っています。今その運動場につきましては、ここの11ページにお示ししてあるように、多目的活用広場として活用させていただきたいと考えているところでございます。 ◎宇都文昭経済土木部長 調査はどういうことかということでございます。 先ほど市長も申しましたが、まずニーズ調査といたしまして、商工会議所が最終的には事業主体ということで行っていく予定でございますが、その申請書を手元に持っておりますのでお話し申し上げますが、中心市街地に来ていただいた方々にワークショップ形式でヒアリング調査等を実施するというようなことで外部委託をしたいというようなことが1つ、それとマーケティング調査ということで、やはり外部委託をするわけでございますが、街頭インタビュー等を実施したり、あと通行量調査等をその中で行っていくと。そして機能状況調査といいまして、空き店舗再生に係る採算性ですか、そこら辺のところを調査をしたいというようなことで考えているところでございます。 ◆大浦竹光議員 商業高校跡地について御質問いたします。 この件については、いつになるかと思って一応心待ちしておったんですけれども、校舎内に記念碑、記念樹等がいっぱいあるんです。これについてはどういうぐあいにして撤去されるか、交渉されるか、そこ辺は具体的にもう計画性はできておるから煮詰められたと思いますが、どういうぐあいな状況なんですか。図書館、これは跡地が商業高校の図書館、これが百歳会館老人クラブが利用するということなんですけれども、2階建てなんですよね。今のところは非常に手狭でなかなか総会しても思うようにいかないというようなことで、2、3カ月に1回開いてやらせているんですけれども、今度、図書館の跡地を使われた場合2階になるんですけれども、その辺は老人クラブ連合会との折衝は、話し合いどのようにされていましたか、お聞きいたします。 道路について何年か前に、中野県議、宮原県議と、特に南側が手狭であるということで、建設課と折衝してお願いをしたところだったんですけれども、これは払い下げるからもうちょっと待ってくださいということだったけれども、やっとできるようなことだったんですけれども、6メーター道路が通るということなんですけれども、特に東側のほうは6メーター道路を通すことということになってきますと、プールになってきますけれども、そこ辺のところは調べられたんでしょうね。それと北側、ここも6メーター道路を通すことになりますと、体育館の階段のぎりぎりになってくるだろうと思いますけれども、それと図書館の跡地ですね、商業高校のです、あそこでもぎりぎりになってきますけれども、そこ辺のところはどうなるんですか。それと、商業高校跡地の多目的広場、これはグラウンドゴルフが利用できるようにぜひしてくださいという要望が私も二、三人の方から受けておりますが、その辺はどうなるんでしょうか。 以上です。 ◎栗原一夫総合政策部長 やっと今議会のほうに仮契約書を提案できる状況になりましたけれども、記念樹が植栽されているというのは、今私も初めて知ったようなことでございます。それと、老人クラブの方々との協議がどうなったのかということですが、当然この議決をいただいた後に協議すべき事項だろうと考えておりますので、当然どの場所にどの団体が入って活動していただくというのは、議決後に協議を進めていくということになろうかと思います。それと、グラウンドゴルフ場につきましても、もろもろ関係者ともいろんな協議をしながら、当然競合する部分も大いに出てくる可能性がありますので、十分に精査をしていきたいと考えております。 以上です。 ○溝口誠二議長 よろしいですか。 ◎宇都文昭経済土木部長 プールのあたりとか体育館のあたりのところが狭いんじゃないかということでございますが、ちょっと私もまだ詳細に詰めていないところでございます。また今後、測量調査をいたしまして、工法等でできるのか、はたまたどうにか対策を考えないといけないのか、反対側の民地と相談しないといけないのか、そこら辺については今後測量調査をさせていただいてから検討させていただきたいと思っております。 ○溝口誠二議長 いいですか。ほかございませんか。 ◆窪薗辰也議員 いろいろ意見が出ているところですが、この15ページの費用の試算でございますが、購入費が1億1,263万円ということです。それに伴います道路周辺の道路等の整備が1億5,000万円と、買ったのよりこっちのほうが高くなっているということですが、トータルで3億8,000万円ということです。そのほかいろいろまた修理、建物なんかのも入ってくるのかなと思いますが、この道路についてはいろいろ補助事業等があると思いますが、こういうものを活用されるのかどうかお聞きしたいと思います。 それと、この中で先ほどからもう何回となく出ているところなんですが、7ページにプロジェクトチームの調査結果がここにいろいろ出ているところです。コミュニティ施設やらいろんなセンター、市民活動センターとかもちろん福祉施設関係でございますが、そのほか体育館、武道館とグラウンドの貸し出しということですが、こういった建物のこの維持管理というのは非常に私は今後問題になってくるだろうと思います。建物があれば、場所があれば、それは管理しないといけないと。管理するには人が要る。人が要ればお金が要るということになると思いますが、これが想像したときに、どうも負の遺産といいますか、そういったのにつながるような気がするんですよね。皆さんそうだと思います。そういったことを考えたらちらっと思いますが、買うのは私は何も異存はないわけです。非常に単価も安うございます。どっちみち小林市が買わなければいけない場所だろうと思っています。広さからみても。問題は、これをどう今後生かすかということだろうと思いますが、先ほどから今グラウンドゴルフの話やら出ておりますけれども、こういったものが、こういった維持管理費を将来どういったふうにやっていかれるのか、また建物ですと老朽化します。また建てかえも出ます。そういったことも含めてやっぱり考えていかないといけないのかなと思っているところでございます。そのあたりについてお伺いしたいと思います。 それと、中心市街地活性化でございますが、なかなかこれも今江南が一番拠点だったところがなくなって、非常に厳しい状況だろうと思います。いろいろ調査をされるということでございます。そういった調査をされるのも結構でございますが、調査してもそれをどうするかということが問題だろうと思います。ですから、私は先ほど出ましたように、やっぱりこのまちづくりは商業地としての再生が不可能であれば、やはり抜本的にこれを商業地等ではなくて、人が寄る場所とかコミュニティの場所とか、そういったものに私は考えたほうがよりいいのかなと。なかなか商業地としては宮崎市も都城市も空洞化が進んで、なかなか活性化が進んでおりません。ですからそういった中でなかなか厳しいかなと思っていますので、そういった分析するのは結構ですが、なかなか見通しの立たない部分があると思いますので、抜本的な改革をお願いしたいと思っておるところです。 ◎上谷和徳総務部長 まず、施設の維持管理ですけれども、先ほども申し上げましたけれども、今の施設を極力生かすということで基本的には考えているところでございます。今、特に心配されるのが、今のところはやっぱり給排水あるいは耐震性です。若干そこあたりはやっぱり十分な取り組みというか、それは必要だろうと思っています。施設となると、いわゆる公の施設として位置づけられると、そうしたら公の施設だったらどの手法が一番維持管理費を抑えられるのか、そのあたりをやっぱりしっかり取り組みながらやっていきたいと思っています。 それと、15ページ関係のいわゆる財源関係ですけれども、ここにつきましては、先ほども申しましたが、一つはやっぱり防災ということもありますので、いわゆる防災関連の借り入れ、起債。この部分ができないかどうか、これについては交付税算入も今のところ約70%ぐらいでございます。ですので、そういう活用はできないのか。そして、こういうことに取り組むに当たって、いろんな補助金の活用はできないのか。そしてことし2月の補正予算計上に伴って、元気交付金というのを4億からいただくことになっています。これにつきましては26年度まで使えます。ですので、そのあたりもうまく活用できないか、そういうことを考えながら極力一般財源の持ち出しについては抑制に努めていきたいと考えているところでございます。 ◎栗原一夫総合政策部長 重複しますけれども、私のほうからも若干御説明申し上げます。 お尋ねの15ページの、周辺道路の拡幅を今回1億5,000万円、延長が1,000メーターということで挙げておりますが、本年の3月14日の全協の説明時には、入り口部分だけの道路の拡幅をやろうということで、延長が190メートルで3,500万円を計上させていただいておりました。しかし、周囲の道路が非常に手狭だということから、車の離合にも支障を来すということから、いずれ周辺道路の整備が必要だろうということから、今回は周囲約1,000メーターを全て幅員6メートルに拡幅しようということで1億5,000万円となったものです。ただいま総務部長のほうから有利な起債ということでございましたけれども、当然市としましても、今申し上げました起債として、緊急防災減災事業債というものがございます。これを土地取得にも充当できないのかということで、関係機関との協議も重ねてまいりましたけれども、土地取得については該当しないということのもとに、ただいま申し上げましたその起債を利用して周辺道路の拡幅には充当できそうですので、それを充当させていただいて、土地取得は先ほど総務部長が申し上げました土地開発基金を有効に活用させていただきたいということを補足させていただきたいと思います。 以上です。 ◎肥後正弘市長 今、財源の問題がありましたが、私は今九市市長会の副会長をしております。会長と一緒に要望活動に行った折に、防災・減災、これが商業高校跡地に使えないかどうか、用地取得は使えないかどうか、総務省の次官に直接談判をいたしました。職員、それから議員の皆様方から捻出したお金でこの防災減災基金が使えるわけですので、それをあの土地購入に充ててほしいなという要望をいたしましたが、残念ながらこれはできないということでございました。それで施設整備に充てられるということでありましたので、そのような活用を図りたいと思ったところでございます。 それから、中央通り活性化の問題で、いろんな人の集まる施設ということもこれは大事なことだと思っていますが、今、江南が破綻した中で一番問題になっているのは何かといいますと、買い物難民の問題でございます。この買い物難民の方々をいち早くやっぱりどうにかしてやらないといけないということがありますので、遠くに買いに行ける若い人たちはいいんですが、そうでない人たちをどうするのかというのがやっぱり急務であると思っていますので、今どうしたらいいのか、例えばイベントしながらもいろんなことでやらなければいけないのかなということ等も踏まえて検討しなければいけない。そしてそれに輪をかけて、中心市街地活性化の中で人の集まるようないろんな施設もできないのかどうなのかというのを相対的に検討しなければいけないと思っております。ですから早くやらなければいけない部分、長期にわたってしなければいけない部分、十分検討を重ねていきたいと思っているところでございます。 以上です。 ◆窪薗辰也議員 今のまちなかの活性化のお話ですが、この地権者との面談といいますか、そういうのはあったんですか。それと、地権者は今度なくなりますと収入もないというようなことですが、非常にあそこのあたりは地価も高いというところですけれども、固定資産税あたりはどうなるんでしょうか。お聞かせください。 ◎肥後正弘市長 地権者とは私は直接会っていませんが、商工会議所の関係者はお話をされたということでございます。いろんな形で協力したいということを言われているということですが、まだなかなかそこまで詰めが行っていないということから、管財人であります弁護士といろいろと協議を重ねたところでございます。その中でいろんなことを考えなければいけないですよねということから、今後商工会議所の希望すること、関係者の希望すること、行政の希望すること、いろんなことを合わせながら管財人の方も地権者と交渉をしてもらえるということですので、そういう情報等をいただきながら、今後定期的にやっていきたいと思っているところでございます。 ○溝口誠二議長 ほか、ございませんか。 ◆中神義久議員 具体的なものを聞きたいんですが、10ページ、11ページに利活用計画があります。これの建築年数ですね、いつできたのか。何年たっているか、その辺が全然資料として載っていないんですが、後で資料としていただきたいんですけれどもお願いします。今わかっていれば答えてください。 ○溝口誠二議長 わかりますか。後で資料をください。よろしいですか、中神議員。後で資料もらうということで。 ◆中神義久議員 はい。 ○溝口誠二議長 ほか、ございませんか。質疑はございませんか。      (「なし」と呼ぶ者あり。) ○溝口誠二議長 質疑は尽きたようでありますので、議案第98号及び議案第99号についての質疑は終結します。 これから、各号議案を委員会に付託します。 議案第99号は、議席に配付の議案付託表のとおり、総務文教委員会に付託します。 お諮りします。 議案第98号は、先ほど設置されました予算審査特別委員会に付託の上、審査したいと思います。これに御異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり。) ○溝口誠二議長 異議なしと認めます。したがって、議案第98号は、予算審査特別委員会に付託の上、審査することに決しました。--------------------------------------- △日程第4 請願の処理(委員会付託) ○溝口誠二議長 日程第4、請願の処理の件を議題とします。 今期定例会において受理しました請願1件は、議席に配付の請願付託表のとおり、市民厚生委員会に付託します。 以上で、本日の日程は終了しました。 本日はこれで散会します。                             午後3時19分 散会...