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平成22年第23回定例会(第6号12月17日)

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  1. 延岡市議会 2010-12-17
    平成22年第23回定例会(第6号12月17日)


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    平成22年第23回定例会(第6号12月17日) 議  事  日  程  ( 第 六 号 )  第二十三回延岡市議会(定例会)第十八日 平成二十二年十二月十七日(金)午前十時開議   第一    故内田喜基議員に対する敬弔決議 第二    議案第一〇八号 人権擁護委員候補の推薦 第三   1議案第 二七号 平成二十一年度延岡市一般会計歳入歳出決算の認定      2議案第 二八号 平成二十一年度延岡市国民健康保険特別会計歳入歳出決算               の認定      3議案第 二九号 平成二十一年度延岡市食肉センター特別会計歳入歳出決算               の認定      4議案第 三〇号 平成二十一年度延岡市老人保健特別会計歳入歳出決算の認               定      5議案第 三一号 平成二十一年度延岡市介護保険特別会計歳入歳出決算の認               定      6議案第 三二号 平成二十一年度延岡市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決
                  算の認定      7議案第 三三号 平成二十一年度延岡市水道事業会計決算の認定      8議案第 三四号 平成二十一年度延岡市下水道事業会計決算の認定               (決算審査特別委員会審査報告) 第四   1議案第 四五号 平成二十二年度延岡市一般会計補正予算      2議案第 四六号 平成二十二年度延岡市国民健康保険特別会計補正予算      3議案第 四七号 平成二十二年度延岡市介護保険特別会計補正予算      4議案第 四八号 平成二十二年度延岡市後期高齢者医療特別会計補正予算      5議案第 四九号 平成二十二年度延岡市水道事業会計補正予算      6議案第 五〇号 平成二十二年度延岡市下水道事業会計補正予算      7議案第一〇七号 平成二十二年度延岡市一般会計補正予算(二次分)               (予算審査特別委員会審査報告) 第五   1議案第 五四号 外国の地方公共団体の機関等に派遣される職員の処遇等に               関する条例の一部を改正する条例の制定      2議案第 五八号 延岡市過疎地域自立促進計画について      3議案第 五九号 辺地に係る総合整備計画について(上鹿川辺地)      4議案第 六〇号 辺地に係る総合整備計画について(下鹿川辺地)      5議案第 六一号 辺地に係る総合整備計画について(二股辺地)      6議案第 六四号 指定管理者の指定(延岡市島野浦島開発総合センター)      7議案第 六五号 指定管理者の指定(延岡市民協働まちづくりセンター)      8議案第 六六号 指定管理者の指定(三椪生活改善センター)      9議案第 六七号 指定管理者の指定(槇峰生活改善センター)     10議案第 六八号 指定管理者の指定(延岡市北方中部地区集落センター)     11議案第 七三号 指定管理者の指定(延岡市ETOランド速日の峰)     12議案第 七四号 指定管理者の指定(延岡市森林総合利用促進施設鹿川キャ               ンプ場)     13議案第 七九号 指定管理者の指定(延岡市浜木綿村)     14議案第 八〇号 指定管理者の指定(延岡市末越レジャーパーク)     15議案第 八一号 指定管理者の指定(延岡市道の駅北川はゆま)     16議案第 八二号 指定管理者の指定(延岡市ホタルの里休暇村)     17議案第 八三号 指定管理者の指定(延岡市祝子川温泉美人の湯)     18議案第 八四号 指定管理者の指定(延岡市祝子川森林レクリエーション施               設)               (総務財政委員会審査報告) 第六   1議案第 六二号 市道の路線廃止(三路線)      2議案第 六三号 市道の路線認定(十八路線)               (都市建設委員会審査報告) 第七   1議案第 五五号 延岡市国民健康保険北浦診療所条例の廃止      2議案第 五六号 延岡市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定      3議案第 六九号 指定管理者の指定(延岡市農産加工研修センター)      4議案第 七〇号 指定管理者の指定(延岡市家畜排せつ物処理センター)      5議案第 七一号 指定管理者の指定(延岡市黒仁田地区営農飲雑用水供給施               設)      6議案第 七二号 指定管理者の指定(延岡市共同作業場)      7議案第 七五号 指定管理者の指定(延岡市農産物直売・食材供給施設)      8議案第 七六号 指定管理者の指定(延岡市農林産物集出荷貯蔵施設)      9議案第 七七号 指定管理者の指定(延岡市下鹿川林業者健康増進用建物)     10議案第 七八号 指定管理者の指定(高齢者活動促進施設)     11議案第 八五号 指定管理者の指定(延岡市北川鏡山牧場)     12議案第一〇五号 専決処分の承認(民事調停の成立について)     13議案第一〇六号 専決処分の承認(平成二十二年度延岡市一般会計補正予算               )               (経済環境委員会審査報告) 第八   1議案第 五七号 延岡市出産奨励祝金支給条例の廃止      2議案第 八六号 指定管理者の指定(延岡市東海デイサービスセンター)      3議案第 八七号 指定管理者の指定(延岡市岡富デイサービスセンター)      4議案第 八八号 指定管理者の指定(延岡市島浦デイサービスセンター)      5議案第 八九号 指定管理者の指定(延岡市北方デイサービスセンター)      6議案第 九〇号 指定管理者の指定(延岡市曽木デイサービスセンター)      7議案第 九一号 指定管理者の指定(延岡市北浦デイサービスセンター)      8議案第 九二号 指定管理者の指定(延岡市養護老人ホーム若葉荘)      9議案第 九三号 指定管理者の指定(北老人福祉センター)     10議案第 九四号 指定管理者の指定(南老人福祉センター)     11議案第 九五号 指定管理者の指定(延岡市北方健康福祉センター)     12議案第 九六号 指定管理者の指定(延岡市北川老人福祉館)     13議案第 九七号 指定管理者の指定(旭児童館)     14議案第 九八号 指定管理者の指定(緑ヶ丘児童館)     15議案第 九九号 指定管理者の指定(延岡市母子生活支援施設ファミリーハ               イツ)     16議案第一〇〇号 指定管理者の指定(延岡ライトハウス盲人ホーム)     17議案第一〇一号 指定管理者の指定(延岡ライトハウス点字図書館)     18議案第一〇二号 指定管理者の指定(延岡総合文化センター)     19議案第一〇三号 指定管理者の指定(延岡市公会堂「野口記念館」)     20議案第一〇四号 指定管理者の指定(延岡市北方南部地区体育館)               (福祉教育委員会審査報告) 第九    報告第 一九号 専決処分の報告(車両損傷事故に伴う和解及び損害賠償額               の決定) 第十   1意見書第二九号 公共交通機関への支援を含む総合的な交通体系の構築を求               める意見書(案)      2意見書第三〇号 森林・林業・木材産業施策の積極的な推進を求める意見書               (案) 第十一   意見書第三一号 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉への参加に反               対する意見書(案) 第十二   意見書第三二号 三百五十万人ウイルス性肝炎患者の救済に関する意見書(               案) 第十三   意見書第三三号 免税軽油制度の継続を求める意見書(案) 第十四   請願及び陳情の処理 本日の会議に付した事件
    日程第一    故内田喜基議員に対する敬弔決議 日程第二    議案第一〇八号 人権擁護委員候補の推薦 日程第三   1議案第 二七号 平成二十一年度延岡市一般会計歳入歳出決算の認定        2議案第 二八号 平成二十一年度延岡市国民健康保険特別会計歳入歳出                 決算の認定        3議案第 二九号 平成二十一年度延岡市食肉センター特別会計歳入歳出                 決算の認定        4議案第 三〇号 平成二十一年度延岡市老人保健特別会計歳入歳出決算                 の認定        5議案第 三一号 平成二十一年度延岡市介護保険特別会計歳入歳出決算                 の認定        6議案第 三二号 平成二十一年度延岡市後期高齢者医療特別会計歳入歳                 出決算の認定        7議案第 三三号 平成二十一年度延岡市水道事業会計決算の認定        8議案第 三四号 平成二十一年度延岡市下水道事業会計決算の認定                 (決算審査特別委員会審査報告) 日程第四   1議案第 四五号 平成二十二年度延岡市一般会計補正予算        2議案第 四六号 平成二十二年度延岡市国民健康保険特別会計補正予算        3議案第 四七号 平成二十二年度延岡市介護保険特別会計補正予算        4議案第 四八号 平成二十二年度延岡市後期高齢者医療特別会計補正予                 算        5議案第 四九号 平成二十二年度延岡市水道事業会計補正予算        6議案第 五〇号 平成二十二年度延岡市下水道事業会計補正予算        7議案第一〇七号 平成二十二年度延岡市一般会計補正予算(二次分)                 (予算審査特別委員会審査報告) 日程第五   1議案第 五四号 外国の地方公共団体の機関等に派遣される職員の処遇                 等に関する条例の一部を改正する条例の制定        2議案第 五八号 延岡市過疎地域自立促進計画について        3議案第 五九号 辺地に係る総合整備計画について(上鹿川辺地)        4議案第 六〇号 辺地に係る総合整備計画について(下鹿川辺地)        5議案第 六一号 辺地に係る総合整備計画について(二股辺地)        6議案第 六四号 指定管理者の指定(延岡市島野浦島開発総合センター                 )        7議案第 六五号 指定管理者の指定(延岡市民協働まちづくりセンター                 )        8議案第 六六号 指定管理者の指定(三椪生活改善センター)        9議案第 六七号 指定管理者の指定(槇峰生活改善センター)       10議案第 六八号 指定管理者の指定(延岡市北方中部地区集落センター                 )       11議案第 七三号 指定管理者の指定(延岡市ETOランド速日の峰)       12議案第 七四号 指定管理者の指定(延岡市森林総合利用促進施設鹿川                 キャンプ場)       13議案第 七九号 指定管理者の指定(延岡市浜木綿村)       14議案第 八〇号 指定管理者の指定(延岡市末越レジャーパーク)       15議案第 八一号 指定管理者の指定(延岡市道の駅北川はゆま)       16議案第 八二号 指定管理者の指定(延岡市ホタルの里休暇村)       17議案第 八三号 指定管理者の指定(延岡市祝子川温泉美人の湯)       18議案第 八四号 指定管理者の指定(延岡市祝子川森林レクリエーショ                 ン施設)                 (総務財政委員会審査報告) 日程第六   1議案第 六二号 市道の路線廃止(三路線)        2議案第 六三号 市道の路線認定(十八路線)                 (都市建設委員会審査報告) 日程第七   1議案第 五五号 延岡市国民健康保険北浦診療所条例の廃止        2議案第 五六号 延岡市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定        3議案第 六九号 指定管理者の指定(延岡市農産加工研修センター)        4議案第 七〇号 指定管理者の指定(延岡市家畜排せつ物処理センター                 )        5議案第 七一号 指定管理者の指定(延岡市黒仁田地区営農飲雑用水供                 給施設)        6議案第 七二号 指定管理者の指定(延岡市共同作業場)        7議案第 七五号 指定管理者の指定(延岡市農産物直売・食材供給施設                 )        8議案第 七六号 指定管理者の指定(延岡市農林産物集出荷貯蔵施設)        9議案第 七七号 指定管理者の指定(延岡市下鹿川林業者健康増進用建                 物)       10議案第 七八号 指定管理者の指定(高齢者活動促進施設)       11議案第 八五号 指定管理者の指定(延岡市北川鏡山牧場)       12議案第一〇五号 専決処分の承認(民事調停の成立について)       13議案第一〇六号 専決処分の承認(平成二十二年度延岡市一般会計補正                 予算)                 (経済環境委員会審査報告) 日程第八   1議案第 五七号 延岡市出産奨励祝金支給条例の廃止        2議案第 八六号 指定管理者の指定(延岡市東海デイサービスセンター                 )        3議案第 八七号 指定管理者の指定(延岡市岡富デイサービスセンター                 )        4議案第 八八号 指定管理者の指定(延岡市島浦デイサービスセンター                 )        5議案第 八九号 指定管理者の指定(延岡市北方デイサービスセンター                 )        6議案第 九〇号 指定管理者の指定(延岡市曽木デイサービスセンター                 )        7議案第 九一号 指定管理者の指定(延岡市北浦デイサービスセンター                 )        8議案第 九二号 指定管理者の指定(延岡市養護老人ホーム若葉荘)        9議案第 九三号 指定管理者の指定(北老人福祉センター)       10議案第 九四号 指定管理者の指定(南老人福祉センター)       11議案第 九五号 指定管理者の指定(延岡市北方健康福祉センター)       12議案第 九六号 指定管理者の指定(延岡市北川老人福祉館)       13議案第 九七号 指定管理者の指定(旭児童館)       14議案第 九八号 指定管理者の指定(緑ヶ丘児童館)       15議案第 九九号 指定管理者の指定(延岡市母子生活支援施設ファミリ                 ーハイツ)       16議案第一〇〇号 指定管理者の指定(延岡ライトハウス盲人ホーム)       17議案第一〇一号 指定管理者の指定(延岡ライトハウス点字図書館)       18議案第一〇二号 指定管理者の指定(延岡総合文化センター)       19議案第一〇三号 指定管理者の指定(延岡市公会堂「野口記念館」)       20議案第一〇四号 指定管理者の指定(延岡市北方南部地区体育館
                    (福祉教育委員会審査報告) 日程第九    報告第 一九号 専決処分の報告(車両損傷事故に伴う和解及び損害賠                 償額の決定) 日程第十   1意見書第二九号 公共交通機関への支援を含む総合的な交通体系の構築                 を求める意見書(案)        2意見書第三〇号 森林・林業・木材産業施策の積極的な推進を求める意                 見書(案) 日程第十一   意見書第三一号 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉への参加                 に反対する意見書(案) 日程第十二   意見書第三二号 三百五十万人ウイルス性肝炎患者の救済に関する意見                 書(案) 日程第十三   意見書第三三号 免税軽油制度の継続を求める意見書(案) 日程第十四   請願及び陳情の処理 ◎午前十時 零分 ○議長(稲田和利君)  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしております日程表のとおりであります。 ◎日程第一 故内田喜基議員に対する敬弔決議 ○議長(稲田和利君)  日程第一 故内田喜基議員に対する敬弔決議を議題といたします。  去る十一月九日、内田喜基議員が御逝去されました。  この際、内田喜基議員の市政に対する御功績をたたえるとともに、弔意を表するために本市議会の議決をもって弔詞を贈呈し、内田喜基議員の御冥福をお祈りいたしたいと思います。  案文の説明及び追悼の辞については、河野治満議員にお願いいたします。      〔三二番(河野治満君)登壇〕 ○三二番(河野治満君)  延岡市政に大きな功績を残されました故内田喜基氏に対しまして、延岡市議会の議決により、謹んで弔詞を贈呈いたしたいと思います。  近年にない暖かさの続く、十一月九日正午、同僚内田喜基さんは決算審査特別委員会の審査中に突然倒れられ、再び帰らぬ旅に立たれました。  これからの本市の発展には、あなたのお力はぜひとも必要でありました。そのあなたが、私たちとは幽明境を異にし、不帰の客となられたことは、まことに信じがたく、この議場において、その温容に接するすべもないことは痛嘆この上もない悲しみであります。  あなたは、平成十一年四月の市議会議員選挙において、多くの市民の負託を受けて初当選されました。以来、経済環境委員会委員長総務財政委員会委員長、そして議会運委員会委員長などを歴任され、また、平成二十年五月からは議会選出監査委員に選任され、本市の行財政の健全運営に向け、卓越した識見と長年にわたり培った市職員の経験を遺憾なく発揮されました。  さらに、平成二十一年五月からは、副議長として議長を補佐され、議会活性化や円滑な議会運営に力を注いでこられました。  行財政改革、財政問題に熱弁を振るい、また、我が市の中心市街地の活性化に向け精力的に鋭い提言をされるあなたのお姿を、もはやこの議場で再び見ることは、かなわないのであります。  時として起こる政策論争や、いかなる対立であっても、一たん事が終われば、遺恨は残さない懐の深い方でございました。あなたのあの天真らんまんな笑顔が、いまだに脳裏に焼きついて離れません。  四年間座られたあなたの議席を見るたびに、「今日はまだ来られてないな、どうしたのかな」と思いながら、はっとして、あなたが亡くなられたという現実に引き戻されるのであります。  地方分権がますます進む中、本市においては三町との合併を終え、これから地域振興をいかに図っていくかも大きな課題となっております。また、農林水産業の活性化、中心市街地活性化や防災対策など、本市の将来を左右する問題が山積する中、新しい本市の姿を夢見ながら、道半ばにして倒れたあなたの無念を思うとき、残された私どもの責任の重さを改めて痛感する次第であります。  今、あなたの遺影に向かい、私たち議員一同は、あなたの志を謹んで受け継ぎ、延岡市のますますの発展と市民福祉の向上に、これまで以上に執行当局と連携しながら、一丸となって努力することをお誓い申し上げたいと存じます。  ここに、故内田喜基氏の生前の多大な御功績をたたえ、これまでの御労苦に深甚なる感謝の意を表しますとともに、謹んで哀悼の意をささげまして、次の弔詞を延岡市議会の名をもって議決いただきたいと思います。  弔詞を朗読いたします。        弔 詞  延岡市議会は、多年、市政のために尽力されました議員内田喜基君の長逝を哀悼し、謹んで弔詞をささげます。   平成二十二年十二月十七日                         延 岡 市 議 会 (降壇) ○議長(稲田和利君)  お諮りいたします。  ただいま河野治満議員から説明がありましたとおり、弔詞を決定することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  御異議なしと認めます。よって、故内田喜基議員に贈呈する弔詞は、ただいまの提案のとおり決定いたしました。  なお、この弔詞につきましては、この後、議場において御遺族にお渡しいたしたいと思います。  弔詞の贈呈のため、このまましばらく休憩いたします。 午前十時 七分 休憩     (弔詞贈呈式) 午前十時十四分 再開 ◎日程第二 議案第一〇八号 人権擁護委員候補者の推薦 ○議長(稲田和利君)  休憩前に引き続き会議を再開いたします。  日程第二 議案第一〇八号人権擁護委員候補者の推薦を議題といたします。  当局の提案理由の説明を求めます。      〔市長(首藤正治君)登壇〕 ○市長(首藤正治君)  故内田喜基議員の御冥福を心よりお祈り申し上げます。  それでは、ただいま議題となりました議案につきまして御説明申し上げます。  議案第一〇八号は、人権擁護委員候補者の推薦でございます。  本案は、人権擁護委員の井本喜代治氏が平成二十三年三月三十一日をもって任期満了となりますので、その後任候補者に、権藤久人氏を法務大臣あて推薦するものであります。  権藤氏は、昭和四十五年から平成二十年までの三十七年間、延岡市役所に勤務され、現在、北川町飛石区の区長及び延岡市北川町自治公民館連絡協議会の事務局長を務められております。  氏は、地域コミュニティ活動の先頭に立ち、地区住民の交流活動、また、地区のひとり暮らしの高齢者や児童生徒の見守り活動に積極的に取り組まれ、地域住民からの信頼も厚く、また、人権問題に対する深い理解と認識を持っておられます。  人格、識見ともに人権擁護委員として適任であると考えますので、推薦に御同意いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 (降壇) ○議長(稲田和利君)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  質疑なしと認めます。質疑を終わります。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第一〇八号については、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  御異議なしと認めます。よって、本案については、委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  討論なしと認めます。討論を終わります。  これより議案第一〇八号人権擁護委員候補者の推薦を採決いたします。  本案は、原案のとおり推薦に同意することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり推薦に同意することに決定いたしました。 ◎日程第三 1議案第 二七号 平成二十一年度延岡市一般会計歳入歳出決算の認定       2議案第 二八号 平成二十一年度延岡市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定       3議案第 二九号 平成二十一年度延岡市食肉センター特別会計歳入歳出決算の認定       4議案第 三〇号 平成二十一年度延岡市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定       5議案第 三一号 平成二十一年度延岡市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定       6議案第 三二号 平成二十一年度延岡市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定       7議案第 三三号 平成二十一年度延岡市水道事業会計決算の認定       8議案第 三四号 平成二十一年度延岡市下水道事業会計決算の認定 ○議長(稲田和利君)  日程第三 議案第二七号平成二十一年度延岡市一般会計歳入歳出決算の認定外七件を一括議題といたします。  決算審査特別委員会委員長の審査結果の報告を求めます。      〔決算審査特別委員会委員長(河野治満君)登壇〕 ○決算審査特別委員会委員長(河野治満君)  決算審査特別委員会における審査の経過並びに結果につきまして御報告申し上げます。  ただいま議題となっております議案第二七号から議案第三四号までの平成二十一年度各会計決算の認定八件につきましては、さきの九月定例会において、議長及び監査委員を除く全議員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに審査を付託され、閉会中の継続審査の承認を得ていたものであります。  本特別委員会といたしましては、十一月九日から十一日にかけて委員会を開き、まず、全体会において、市長より、平成二十一年度決算についての総括を伺い、その後、本特別委員会に設置した四分科会において、一般会計歳出、各特別会計及び各企業会計の審査を行いました。また、十一日の全体会においては、各分科会長からの報告を受け、監査委員の審査意見等を参考にしながら審査いたしました結果、本決算につきましては、いずれも認定すべきものと決定いたしました。  これより審査の経過を御報告申し上げます。  初めに、議案第二七号平成二十一年度延岡市一般会計歳入歳出決算の認定でありますが、本決算の収支状況は、歳入決算額五百七十七億七千六百四十三万九千八百八十七円に対し、歳出決算額五百六十三億五千八百十七万六千七百円で、繰越明許費繰越額として翌年度に繰り越された事業の充当財源二億二百九十一万五千五百五十五円を控除した実質収支額は十二億一千五百三十四万七千六百三十二円の黒字決算となっております。
     まず、歳出について、各分科会長からの報告で、その主なものを申し上げますと、第一分科会では、「地域活性化・生活対策臨時交付金事業費と地域活性化・経済危機対策臨時交付金事業費の効果」に関する質疑がなされ、当局より「生活対策臨時交付金は、地域活性化等に資するきめ細やかなインフラ整備などを進めるため、国が創設したものである。また、経済危機対策臨時交付金は、地球温暖化対策、少子高齢化社会への対応、安全・安心の実現等を目的に、国が補正予算を創設したものである。今回の交付金事業では、きめ細やかな対応が対応ができたと考えている。また、通常なかなか予算化できない事業についても、前倒し分も含めて、かなり整備ができたと思う。地元業界にも経済効果は大きかったと考えている」との答弁がなされたのであります。  次に、第二分科会では、「橋梁長寿命化修繕計画策定事業に関する今後の取り組みについて」の質疑に対し、当局より「平成二十年度に橋梁についての点検を実施しており、二十二年度から二十五年度までに、その修繕計画を策定することとしている。その計画に基づいて、二十六年度から整備に取りかかる予定であるが、経済対策臨時交付金等の補助を受けていることもあり、その予定が早まる可能性もある」との答弁があったのであります。  次に、第三分科会では、「雇用対策費における取り組み全体で、最終的に約五百三十八万円の不用額が発生した理由と、こういった不用額を発生させないための今後の対応」に関する質疑がなされ、当局より「不用額が発生した理由としては、雇用者が自己の都合で事業に継続して従事できなくなった際に、その補充が行えなかったことなど、各課それぞれに、さまざまな要因が積み重なったためである。二十一年度は、事業費、新規雇用者数いずれも県内トップの実績であり、庁内一丸となって雇用対策に取り組んでいる成果があらわれたものと考えているが、不用額を最小限にする計画策定についても必要だと考えている」との答弁があったのであります。  次に、第四分科会では、「保健衛生費の補助金に関して、約一千万円の補正を組みながら、約一千五百七十七円の不用額が発生しているが、理由は何か」との質疑がなされ、当局より「医師会病院における医師確保や、脳梗塞救急患者の輪番での受け入れ体制に関する補助金を計上していたが、医師確保が進まなかったことや、脳梗塞輪番体制における薬剤補助において、当初見込んでいた分の薬剤が使用されなかったことなど、幾つかの条件が重なったことから、不用額が発生したものである」との答弁があったのであります。  続いて、全体会で審査した歳入歳出全般について論議されました主な質疑応答を申し上げますと、委員より「予備費については、過去五年間、毎年五百万円を計上しているが、今後もこの形でいいのか。今回の口蹄疫のような突発的な対応を考えておく必要もあるのではないか」との質疑に対し、当局より「予備費については、過去には、阪神・淡路大震災の見舞金や、国庫補助金の急な償還が出た場合などに充当させていただいたことがある。今回、口蹄疫関係で予備費の必要性を感じたところではあるが、基本的に、予算については補正や専決で対応させていただいている。今後は、インフルエンザなどの関係もあるので、予備費の額についても予算編成の中で検討していきたいと考えている」との答弁があったのであります。  また、委員より「時間外勤務手当については、努力次第でそれなりの縮減を図っていけると思うが、このことに対する見解」について質疑がなされ、当局より「二十一年度の時間外勤務手当については、主に衆議院議員選挙、市長選挙等があった関係で、前年比四千万円ほど増加している。時間外勤務に関しては、常日ごろから各課所に対して時間外勤務の縮減と適正管理に関する文書を通知し、縮減に努めている。具体的には毎月の時間外業務計画書により、所属長は職員の勤務状況を十分把握して、効率的に執行できるようにし、計画と実績についても分析しており、執行管理を徹底している」との答弁があったのであります。  さらに、委員より「毎日残業しなければならない業務が、年間を通じてどの程度あるのか。当初予算計上の際には、しっかりと精査した、絞り込んだ金額で計上すべきと思うが、このことに関する見解」について質疑がなされ、当局より「時間外勤務手当は、当初予算ベースでは、ある程度、絞り込んだ予算編成をしており、必要に応じて、適切な時期に補正をお願いしながら、適正な執行に努めているところである。委員の御意見を踏まえながら、今後、さらに徹底していきたいと考えている」との答弁があったのであります。  以上のような質疑応答を踏まえ、委員会といたしましては、採決の結果、本決算は賛成多数により認定すべきものと決定いたしました。  続いて、議案第二八号平成二十一年度延岡市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定から議案第三二号平成二十一年度延岡市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定までの各特別会計五件につきましても、各分科会長からの報告を受け、採決の結果、議案第二八号平成二十一年度延岡市国民健康保険特別歳入歳出決算の認定及び議案第三一号平成二十一年度延岡市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定、並びに議案第三二号平成二十一年度延岡市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定の三件につきましては、いずれも賛成多数により、認定すべきものと決定いたしました。  また、議案第二九号平成二十一年度延岡市食肉センター特別会計歳入歳出決算の認定及び議案第三〇号平成二十一年度延岡市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定の二件につきましては、いずれも全員異議なく、認定すべきものと決定いたしました。  また、議案第三三号平成二十一年度延岡市水道事業会計決算の認定及び議案第三四号平成二十一年度延岡市下水道事業会計決算の認定につきましても、分科会長の報告を受け、採決の結果、全員異議なく、認定すべきものと決定いたしました。  当局におかれましては、景気の低迷に伴う市税収入の大幅な減少など、依然として厳しい財政運用をしなければならない状況にありますので、委員会審査の過程で各委員から出されました多くの意見等を参酌されまして、今後とも効率的な予算執行に当たっていただきますことを申し添えまして、決算審査特別委員会における審査の経過並びに結果の御報告といたします。  よろしく御審議いただきますよう、お願い申し上げます。 (降壇) ○議長(稲田和利君)  ただいまの委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  質疑なしと認めます。質疑を終わります。  これより一括討論に入ります。討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  討論なしと認めます。討論を終わります。  これより、まず議案第二七号平成二十一年度延岡市一般会計歳入歳出決算の認定、議案第二八号平成二十一年度延岡市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定、議案第三一号平成二十一年度延岡市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定、議案第三二号平成二十一年度延岡市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定の四件を一括採決いたします。  本四件に対する委員長報告は、いずれも認定であります。  本四件は、委員長の報告のとおり、これを認定することに賛成の皆さんの起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(稲田和利君)  起立多数であります。よって、本四件は認定されました。  次に、議案第二九号平成二十一年度延岡市食肉センター特別会計歳入歳出決算の認定、議案第三〇号平成二十一年度延岡市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定、議案第三三号平成二十一年度延岡市水道事業会計決算の認定、議案第三四号平成二十一年度延岡市下水道事業会計決算の認定の四件を一括採決いたします。  本四件に対する委員長報告は、いずれも認定であります。  本四件は、委員長の報告のとおり、これを認定することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  御異議なしと認めます。よって、本四件は認定されました。 ◎日程第四 1議案第 四五号 平成二十二年度延岡市一般会計補正予算       2議案第 四六号 平成二十二年度延岡市国民健康保険特別会計補正予算       3議案第 四七号 平成二十二年度延岡市介護保険特別会計補正予算       4議案第 四八号 平成二十二年度延岡市後期高齢者医療特別会計補正予算       5議案第 四九号 平成二十二年度延岡市水道事業会計補正予算       6議案第 五〇号 平成二十二年度延岡市下水道事業会計補正予算       7議案第一〇七号 平成二十二年度延岡市一般会計補正予算(二次分) ○議長(稲田和利君)  日程第四 議案第四五号平成二十二年度延岡市一般会計補正予算外六件を一括議題といたします。  予算審査特別委員会委員長の審査結果の報告を求めます。      〔予算審査特別委員会委員長(河野治満君)登壇〕 ○予算審査特別委員会委員長(河野治満君)  予算審査特別委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  ただいま議題となっております議案第四五号平成二十二年度延岡市一般会計補正予算及び議案第四六号平成二十二年度延岡市国民健康保険特別会計補正予算外特別会計二件、議案第四九号平成二十二年度延岡市水道事業会計補正予算外企業会計一件、議案第一〇七号平成二十二年度延岡市一般会計補正予算(二次分)の合計七件につきましては、議長を除く全議員で構成する予算審査特別委員会を設置し、これに審査を付託されたのであります。  委員会といたしましては、十二月十日及び十五日に委員会を開き、市長を初め、関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  これより審査の経過を御報告申し上げます。  まず、議案第四五号平成二十二年度延岡市一般会計補正予算でありますが、本案は、歳入歳出それぞれ五億一千十一万四千円を追加し、予算総額を五百四十九億二千百四十四万一千円とするものであります。  主な内容といたしましては、口蹄疫終息以降、いまだ回復に至っていない市内経済を立て直すために、本市独自の臨時経済対策事業を行うとともに、県の基金を活用した雇用対策事業などの施策に取り組むものであります。  そのほか、人件費の調整や実績の増に伴う扶助費の追加を行うなど、事業の緊急性、必要性を考慮し、計上しているものであります。  また、この補正財源として、地方交付税、国庫支出金、県支出金、繰入金等を追加計上しております。  審査において、委員より「風力発電施設管理事業については、今後も、設備が壊れた場合に、全額保険金で補てんされるのか」との質疑がなされ、当局より「加入している保険を運営する財団法人全国自治共済に、現時点で確認したところでは、今後も継続して保険加入が可能との回答をもらっており、今後の被害に際しても保険金で補てんされるものと考えている」との答弁があったのであります。  次に、委員より「認知症高齢者グループホームみのり園のスプリンクラー設備整備に対する補助基準はどうなっているのか。また、みのり園のほかに、スプリンクラー未設置施設がどのくらいあるのか」との質疑がなされ、当局より「みのり園の場合、施設面積一千平方メートル未満の施設になるので、補助額は一平方メートル当たり九千円と補助基準単価が定められている。また、スプリンクラー設置については、消防法令等で設置義務があり、市内の認知症高齢者のグループホームについては、本年九月の補正予算にも計上させていただいたが、法的設置義務施設も含め、今回の補正予算で整備は完了すると考えている」との答弁があったのであります。  さらに、委員より「商店街空き店舗活用支援事業を継続して実施しているが、新規出店した事業者が事業を継続して行っているか心配である。定着率はどのくらいか」との質疑がなされ、当局より「この事業は、平成十二年度から実施しており、これまでに五十八店舗に補助を行った。現在も営業しているのは三十一店舗であり、定着率は五三%である。ただし、最近三年間で見た場合には、定着率は約八〇%である」との答弁があったのであります。  さらに、委員より「店舗の定着率が大変重要である。今後、出店者が事業を継続できるように、積極的な支援が必要と考えるが、どのような対応をしているのか」との質疑がなされ、当局より「新規出店者が商店街に定着することは、中心市街地の活性化にも大きな影響を与えるものである。そのため、商店街との勉強会等も行い、市民の皆様に利用していただける店舗づくりを目指している」との答弁があったのであります。  以上のような質疑応答を踏まえ、本案につきましては、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  続きまして、議案第一〇七号平成二十二年度延岡市一般会計補正予算(二次分)は、国の円高・デフレ対応のための緊急総合経済対策により、子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進臨時特例交付金が創設されたことに伴い、早急に子宮頸がん予防ワクチン、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンの接種を行うもので、この財源として、地方交付税、県支出金を計上しております。  審査において、委員より「子宮頸がんワクチンは三回、ヒブワクチンと小児用肺炎球菌ワクチンは四回の接種が必要とされているが、接種回数がその回数に満たずに終わった場合の効果」について質疑がなされ、当局より「原則的には、それぞれのワクチンに定められた回数の接種を行うべきだが、接種回数が満たなくても一定の効果はある」との答弁があったのであります。  さらに、委員より「定められた回数を接種しないと、十分な効果が得られない場合があることや、ワクチン接種の受けられる医療機関などの情報を市民に正確に伝える必要がある。本事業は、平成二十三年一月開始であり、早急に行う必要があるが、どのような広報の方法を考えているのか」との質疑がなされ、当局より「広報については、広報のべおか一月号への掲載及び夕刊紙への広告掲載、並びに各新聞への記事掲載の協力のお願いを予定している。子宮頸がんワクチンについては、対象者の多くが学生であるので、学校を通した周知も行いたい。また、乳幼児に関しては、乳児健診を活用したり、定期接種を実施している医療機関の協力も得ながら周知をしていきたい」との答弁があったのであります。  次に、委員より「今回のワクチン接種事業が終了した後のワクチン接種は、どのように考えているか」との質疑がなされ、当局より「今回の事業は、平成二十四年三月三十一日までとなっている。平成二十四年度以降については、国において、現在、任意の予防接種と位置づけられているワクチン接種を、予防接種法に基づく定期予防接種に位置づける検討がされているので、その結果を受けて判断したい」との答弁があったのであります。  以上のような質疑応答を踏まえ、本案につきましては、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  続きまして、議案第四六号平成二十二年度延岡市国民健康保険特別会計補正予算は、事業勘定において、保険給付費、共同事業拠出金等を追加計上したほか、人件費の調整などを行っており、補正財源として、療養給付費等交付金、前期高齢者交付金、共同事業交付金などを計上しております。  また、直営診療施設勘定においては、人件費や診療所運営事業の調整を行うもので、診療収入などを減額しているものであります。  続きまして、議案第四七号平成二十二年度延岡市介護保険特別会計補正予算は、保険給付費を実績に合わせて追加計上したほか、人件費の調整などが主な内容であり、補正財源として、国庫支出金、支払基金交付金、繰入金等を計上しております。  続きまして、議案第四八号平成二十二年度延岡市後期高齢者医療特別会計補正予算は、健康診査事業費を追加計上したほか、人件費の調整が主な内容であり、補正財源として、諸収入などを追加計上しております。  続きまして、議案第四九号平成二十二年度延岡市水道事業会計補正予算は、人件費の調整に伴い、収益的収支において、収入額を二百四十三万一千円の減額、また、資本的支出においても、百二十五万五千円の減額をしているものであります。  続きまして、議案第五〇号平成二十二年度延岡市下水道事業会計補正予算は、収益的支出において、主に人件費の調整に伴い、八百五十八万一千円減額しており、また、資本的支出において、主に建設事業費の調整に伴い、六百二十万八千円増額しているものであります。  以上、議案第四六号から議案第五〇号までの特別会計補正予算三件、企業会計補正予算二件の計五件につきましても、それぞれ採決の結果、いずれも全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、予算審査特別委員会における審査結果の御報告といたします。  よろしく御審議いただきますよう、お願い申し上げます。 (降壇) ○議長(稲田和利君)  ただいまの委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  質疑なしと認めます。質疑を終わります。  これより一括討論に入ります。討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  討論なしと認めます。討論を終わります。  これより議案第四五号平成二十二年度延岡市一般会計補正予算から議案第五〇号平成二十二年度延岡市下水道事業会計補正予算までの六件、及び議案第一〇七号平成二十二年度延岡市一般会計補正予算の計七件を一括採決いたします。  本七件に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。  本七件は、委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  御異議なしと認めます。よって、本七件は原案のとおり可決されました。 ◎日程第五 1議案第 五四号 外国の地方公共団体の機関等に派遣される職員の処遇等                に関する条例の一部を改正する条例の制定       2議案第 五八号 延岡市過疎地域自立促進計画について       3議案第 五九号 辺地に係る総合整備計画について(上鹿川辺地)       4議案第 六〇号 辺地に係る総合整備計画について(下鹿川辺地)       5議案第 六一号 辺地に係る総合整備計画について(二股辺地)       6議案第 六四号 指定管理者の指定(延岡市島野浦島開発総合センター)       7議案第 六五号 指定管理者の指定(延岡市民協働まちづくりセンター)       8議案第 六六号 指定管理者の指定(三椪生活改善センター)       9議案第 六七号 指定管理者の指定(槇峰生活改善センター)      10議案第 六八号 指定管理者の指定(延岡市北方中部地区集落センター)      11議案第 七三号 指定管理者の指定(延岡市ETOランド速日の峰)      12議案第 七四号 指定管理者の指定(延岡市森林総合利用促進施設鹿川キャンプ場)      13議案第 七九号 指定管理者の指定(延岡市浜木綿村)      14議案第 八〇号 指定管理者の指定(延岡市末越レジャーパーク)      15議案第 八一号 指定管理者の指定(延岡市道の駅北川はゆま)      16議案第 八二号 指定管理者の指定(延岡市ホタルの里休暇村)      17議案第 八三号 指定管理者の指定(延岡市祝子川温泉美人の湯)
         18議案第 八四号 指定管理者の指定(延岡市祝子川森林レクリエーション施設) ○議長(稲田和利君)  日程第五 議案第五四号外国の地方公共団体の機関等に派遣される職員の処遇等に関する条例の一部を改正する条例の制定外十七を一括議題といたします。  総務財政委員会委員長の審査結果の報告を求めます。      〔総務財政委員会委員長(上田美利君)登壇〕 ○総務財政委員会委員長(上田美利君)  総務財政委員会における審査の経過並びに結果について御報告を申し上げます。  今期定例会において、本委員会に付託されました案件は、ただいま議題となっております議案第五四号外国の地方公共団体の機関等に派遣される職員の処遇等に関する条例の一部を改正する条例の制定外十七件であります。  委員会といたしましては、十二月十三日に委員会を開き、関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  これより審査の経過を御報告申し上げます。  まず、議案第五四号は、外国の地方公共団体の機関等に派遣される職員の処遇等に関する条例の一部を改正する条例の制定であります。  本案は、外国の地方公共団体の機関等に派遣される職員の処遇について、人事院規則の改正により、国家公務員の取り扱いが改正されたことに伴い、本市においても、国に準じて所要の改正を行うものであります。  本案につきましては、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第五八号は、延岡市過疎地域自立促進計画についてであります。  本案は、平成二十一年度までの時限立法であった過疎地域自立促進特別措置法の失効期限が六年間延長されたことに伴い、同法に基づく財政上の特別措置等を引き続き活用するため、新たに本市の計画を策定するものであります。  審査において、委員より「仮に、過疎計画に掲げたすべての事業を実施すれば、どれくらいの経費がかかるのか」との質疑がなされ、当局より「概算事業費を積み上げると、約一千億円となる」との答弁があったのであります。  さらに、委員より「国からの支援措置はあるのか」との質疑がなされ、当局より「これは過疎対策事業債を活用するものであり、充当率一〇〇%、そのうち交付税措置が七〇%となっている」との答弁があったのであります。  以上のような質疑応答を踏まえ、本案につきましては、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第五九号から議案第六一号の辺地に係る総合整備計画につきましては、各案とも、辺地とその他の地域との格差の是正を図ることを目的とした「辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律」に基づく整備計画について、同法第三条の規定により議会の議決を求めるものであります。  対象となるものは、議案第五九号が上鹿川辺地の市道西の内線や市道今村線等の整備、議案第六〇号が下鹿川辺地の林道下鹿川〜上鹿川線等の整備、議案第六一号が二股辺地の市道二股石上線等の整備であります。  審査において、委員より「二股辺地の事業費について、ここの地域だけ特定財源がないのはなぜか」との質疑がなされ、当局より「他の辺地には、事業主体に宮崎県施行分があるためである」との答弁があったのであります。  これら三議案につきましては、採決の結果、いずれも全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第六四号から議案第六八号及び議案第七三号から議案第七四号、並びに議案第七九号から議案第八四号の合計十三件は、いずれも指定管理者の指定であります。  本十三件は、地方自治法第二百四十四条の二第六項の規定に基づき、島野浦島開発総合センターなど十三の公の施設の指定管理者を指定し、その管理を行わせるものであります。  それぞれの審査における主な質疑内容を申し上げますと、まず、議案第七三号のETOランド速日の峰の指定管理者に関する審査の中で、委員より「ETOランドのような施設は、公募を図るべきである。いろんなノウハウを持った業者は、ほかにもいると思う。競合させなければならないところは競合させて指定管理者を選ぶのが、本来の指定管理者制度ではないのか」との質疑がなされ、当局より「第三セクター施設見直しの基本方針により、平成二十四年度まで集中的改善期間となっており、今回は非公募で選定したところである」との答弁があったのであります。  次に、議案第七九号の浜木綿村の指定管理者に関する審査の中で、委員より「この施設の指定管理者である北浦総合産業株式会社は、市長が社長になっている。本市の首長が社長になっていては、指定管理者を外すことはできないと思う。競争の原理が生きてこないのではないか」との質疑がなされ、当局より「指定管理者制度の導入趣旨は、効率性あるいは経費削減を含めて市場競争を取り入れ、競争原理を働かせて公共サービスの向上を図ることである。今後とも、所管課を含めて対応するよう努力していきたい」との答弁があったのであります。  さらに、委員より「将来的には、首長を代表から外していく考えはあるのか」との質疑がなされ、当局より「制度の趣旨から言えば、今後、検討を要するものであると思われる」との答弁があったのであります。  次に、議案第八一号の道の駅北川はゆまの指定管理者に関する審査の中で、委員より「他の施設は指定管理者の契約期間が五年なのに、この施設だけ三年になっているのはなぜか」との質疑がなされ、当局より「指定管理者とあわせて第三セクターの経営改善計画があり、その中で、この施設については完全民営化を目指すという指針が出ている。高速道路の開通が間近に迫っており、営業時間等の延長や地場産品の振興等も含めて、なるべく早目に民営化を進めたいということで、今回の契約期間を三年と計画している」との答弁があったのであります。  以上のような質疑応答を踏まえ、本十三件につきましては、採決の結果、いずれも全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、総務財政委員会における審査結果の御報告といたします。  よろしく御審議いただきますよう、お願い申し上げます。 (降壇) ○議長(稲田和利君)  ただいまの委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  質疑なしと認めます。質疑を終わります。  これより一括討論に入ります。討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  討論なしと認めます。討論を終わります。  これより議案第五四号外国の地方公共団体の機関等に派遣される職員の処遇等に関する条例の一部を改正する条例の制定、議案第五八号延岡市過疎地域自立促進計画についてから議案第六一号辺地に係る総合整備計画についてまでの四件、議案第六四号から議案第六八号及び議案第七三号から議案第七四号、並びに議案第七九号から議案第八四号までの延岡市島野浦島開発総合センター外十二件の公の施設に係る指定管理者の指定、計十八件を一括採決いたします。  本十八件に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。  本十八件は、委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  御異議なしと認めます。よって、本十八件は原案のとおり可決されました。 ◎日程第六    1議案第 六二号 市道の路線廃止(三路線)          2議案第 六三号 市道の路線認定(十八路線) ○議長(稲田和利君)  日程第六 議案第六二号市道の路線廃止外一件を一括議題といたします。  都市建設委員会委員長の審査結果の報告を求めます。      〔都市建設委員会委員長(平田信広君)登壇〕 ○都市建設委員会委員長(平田信広君)  都市建設委員会における審査の経過並びに結果について御報告を申し上げます。  今期定例会において、本委員会に付託されました案件は、ただいま議題となっております議案第六二号市道の路線廃止外一件でであります。  委員会といたしましては、十二月十三日に現地視察を行った後、関係部課長の出席を求め、委員会を開き、慎重に審査いたしました結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  これより審査の経過を御報告申し上げます。  初めに、議案第六二号は、市道の路線廃止であります。  今回廃止する路線は、路線整備による平原八号線など三路線、総延長八百十五・二メートルであります。  また、議案第六三号は、市道の路線認定であります。  今回認定する路線は、路線整備による平原四〇号線など十四路線と道路用地寄附による大貫六九号線など四路線の合計十八路線、総延長三千三百二十八メートルであります。  両議案につきましては、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、都市建設委員会における審査結果の御報告といたします。  よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。 (降壇) ○議長(稲田和利君)  ただいまの委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  質疑なしと認めます。質疑を終わります。  これより一括討論に入ります。討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  討論なしと認めます。討論を終わります。  これより議案第六二号市道の路線廃止、議案第六三号市道の路線認定の二件を一括採決いたします。  本二件に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。  本二件は、委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  御異議なしと認めます。よって、本二件は原案のとおり可決されました。 ◎日程第七 1議案第 五五号 延岡市国民健康保険北浦診療所条例の廃止       2議案第 五六号 延岡市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定       3議案第 六九号 指定管理者の指定(延岡市農産加工研修センター)       4議案第 七〇号 指定管理者の指定(延岡市家畜排せつ物処理センター)       5議案第 七一号 指定管理者の指定(延岡市黒仁田地区営農飲雑用水供給施設)       6議案第 七二号 指定管理者の指定(延岡市共同作業場)       7議案第 七五号 指定管理者の指定(延岡市農産物直売・食材供給施設)       8議案第 七六号 指定管理者の指定(延岡市農林産物集出荷貯蔵施設)       9議案第 七七号 指定管理者の指定(延岡市下鹿川林業者健康増進用建物)      10議案第 七八号 指定管理者の指定(高齢者活動促進施設)      11議案第 八五号 指定管理者の指定(延岡市北川鏡山牧場)      12議案第一〇五号 専決処分の承認(民事調停の成立について)      13議案第一〇六号 専決処分の承認(平成二十二年度延岡市一般会計補正予算) ○議長(稲田和利君)  日程第七 議案第五五号延岡市国民健康保険北浦診療所条例の廃止外十二件を一括議題といたします。  経済環境委員会委員長の審査結果の報告を求めます。      〔経済環境委員会委員長(大西幸二君)登壇〕 ○経済環境委員会委員長(大西幸二君)  経済環境委員会における審査の経過並びに結果について御報告を申し上げます。  今期定例会において、本委員会に付託されました案件は、ただいま議題となっております議案第五五号延岡市国民健康保険北浦診療所条例の廃止外十二件であります。  委員会といたしましては、十二月十四日に、関係部課長の出席を求め、委員会を開き、慎重に審査いたしました結果、いずれも原案のとおり可決及び承認すべきものと決定いたしました。  これより審査の経過を御報告申し上げます。  初めに、議案第五五号は、延岡市国民健康保険北浦診療所条例の廃止であります。  本案は、現在、直営により運営されております北浦診療所の運営体制を、来年四月一日より公設民営化することに伴い、条例を廃止するものであります。  審査において、まず、委員より「現在雇用されている看護師の処遇はどうなるのか」との質疑がなされ、当局より「民営化後に再就職する可能性もあるが、現在、臨時職員については、別の福祉施設などへの就職をあっせんしている。また、正規職員については、他の部署に異動となる」との答弁があったのであります。  次に、委員より「民営化後に無償貸与を予定している備品類の明細を示すことはできるか」との質疑がなされ、当局より「本条例案可決後、現在進めている貸与品の仕分け協議が終了し、所長との契約が完了した段階であれば、示すことは可能である」との答弁があったのであります。  以上のような質疑応答を踏まえ、本案につきましては、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  続きまして、議案第五六号は、延岡市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定であります。
     本案は、来年四月一日より北浦診療所を公設民営化することに伴い、条例に規定してある保健事業の見直しを行うなど、所要の改正を行うものであります。  本案につきましては、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  続きまして、議案第六九号から議案第七二号及び議案第七五号から議案第七八号、並びに議案第八五号の合計九件の議案は、いずれも指定管理者の指定であります。  本九件は、地方自治法第二百四十四条の二第六項の規定に基づき、延岡市農産加工研修センターなど九つの公の施設の指定管理者を指定し、その管理を行わせるものであります。  それぞれの審査における主な質疑応答を申し上げますと、まず、議案第七五号の農産物直売・食材供給施設(通称)よっちみろ屋の管理者指定に関する審査の中で、委員より「本施設における今後の公募の可能性」についての質疑がなされ、当局より「本施設の場合、地元生産者とのつながりが非常に重要であり、全く関係のない団体が運営してうまくいくのかという懸念や、これからの経営改善状況などを総合的に含めながら、公募については、今後検討していきたい」との答弁があったのであります。  次に、議案第七八号の高齢者活動促進施設の管理者指定に関する審査の中で、委員より「高齢者クラブが管理するような施設については、管理する負担の面から見ても、区において管理運営する方がよいのではないか」との質疑がなされ、当局より「個別的には、地域の実態に合った形での管理運営がベストだと思う。そういった中で、今回は実際の利用者が管理することになったが、この問題に関しては、引き続き地域の中でも協議してもらいたいと考えている」との答弁があったのであります。  次に、議案第八五号の北川鏡山牧場の管理者指定に関する審査の中で、委員より「第二次審査が二回行われている理由は何か」との質疑がなされ、当局より「今回の選定会議において、第三セクターについては、特に慎重に審査する必要があるとの判断から、二回目の審査において、第三セクターだけを集中的に時間をかけて審査したためである」との答弁があったのであります。  また、今回の指定管理者の指定に関する審査におきましては、各施設に共通する質疑もあり、その中で、委員より「審査においては、職員が採点しているようだが、客観的に見る観点も必要である。本制度が形骸化することのないよう、第三者からの採点など、審査方法の検討が必要ではないか」との質疑がなされ、当局より「御指摘の件は十分考えていかなくてはならないと思うし、第一次審査の所管課においても、そういった部分に配慮した採点を心がけている。また、選定会議の中でも、今後は必要に応じた専門的見地の活用などを含め、十分考慮しながら進めていきたい」との答弁があったのであります。  なお、審査におきましては、「今回指定することにより、施設の管理については、今後三年ないし五年の期間、管理を任せることになるため、採点において経費節減に関する評点が低かった部分については、ぜひ改善計画を提出してもらうなり、指導を行うようにしてほしい」との意見が出されたことも、あわせて申し添えておきます。  以上のような質疑応答、意見を踏まえ、本九件につきましては、それぞれ採決の結果、いずれも全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  続きまして、議案第一〇五号は、民事調停の成立に関する専決処分の承認であります。  本案は、平成二十一年十一月二日に南一ヶ岡一丁目市道上において発生した、本市職員が運転するじんかい車と相手方車両との交通事故に係る民事調停を成立させることに伴い、緊急を要するため、地方自治法第百七十九条第一項の規定より専決処分を行い、その承認を求められたものであります。  本件につきましては、六回の調停が行われた結果、本市が損害賠償金として六百七十七万八千八十一円を相手方に支払うことで合意に達し、最終的に、十一月八日の第七回調停において調停が成立したところであります。  また、議案第一〇六号は、平成二十二年度延岡市一般会計補正予算に係る専決処分の承認であります。  本案は、議案第一〇五号における本市のじんかい車と相手方車両との交通事故に係る民事調停におきまして、相手方に支払う損害賠償金が確定したことに伴い、歳入歳出それぞれ二百四十三万七千円を追加し、予算総額を五百四十四億一千百三十二万七千円とするものであります。  両議案につきましては、関連する議案でありますので、一括して審査いたしましたところ、委員より「今後、相手方に後遺障がいが生じた場合の等級認定は、だれが行うことになるのか」との質疑がなされ、当局より「後遺障がいに関する等級認定については、自賠責の方で認定することになる」との答弁があったのであります。  以上のような質疑応答を踏まえ、両議案につきましては、採決の結果、いずれも全員異議なく、承認すべきものと決定いたしました。  以上、経済環境委員会における審査結果の御報告といたします。  よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。 (降壇) ○議長(稲田和利君)  ただいまの委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  質疑なしと認めます。質疑を終わります。  これより一括討論に入ります。討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  討論なしと認めます。討論を終わります。  これより、まず、議案第五五号延岡市国民健康保険北浦診療所条例の廃止、議案第五六号延岡市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定及び議案第六九号から議案第七二号、議案第七五号から議案第七八号並びに議案第八五号延岡市農産加工研修センター外八件の公の施設に係る指定管理者の指定、計十一件を一括採決いたします。  本十一件に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。  本十一件は、委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  御異議なしと認めます。よって、本十一件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第一〇五号専決処分の承認、議案第一〇六号専決処分の承認の二件を一括採決いたします。  本二件に対する委員長報告は、いずれも承認であります。  本二件は、委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  御異議なしと認めます。よって、本二件は承認されました。 ◎日程第八 1議案第 五七号 延岡市出産奨励祝金支給条例の廃止       2議案第 八六号 指定管理者の指定(延岡市東海デイサービスセンター)       3議案第 八七号 指定管理者の指定(延岡市岡富デイサービスセンター)       4議案第 八八号 指定管理者の指定(延岡市島浦デイサービスセンター)       5議案第 八九号 指定管理者の指定(延岡市北方デイサービスセンター)       6議案第 九〇号 指定管理者の指定(延岡市曽木デイサービスセンター)       7議案第 九一号 指定管理者の指定(延岡市北浦デイサービスセンター)       8議案第 九二号 指定管理者の指定(延岡市養護老人ホーム若葉荘)       9議案第 九三号 指定管理者の指定(北老人福祉センター)      10議案第 九四号 指定管理者の指定(南老人福祉センター)      11議案第 九五号 指定管理者の指定(延岡市北方健康福祉センター)      12議案第 九六号 指定管理者の指定(延岡市北川老人福祉館)      13議案第 九七号 指定管理者の指定(旭児童館)      14議案第 九八号 指定管理者の指定(緑ヶ丘児童館)      15議案第 九九号 指定管理者の指定(延岡市母子生活支援施設ファミリーハイツ)      16議案第一〇〇号 指定管理者の指定(延岡ライトハウス盲人ホーム)      17議案第一〇一号 指定管理者の指定(延岡ライトハウス点字図書館)      18議案第一〇二号 指定管理者の指定(延岡総合文化センター)      19議案第一〇三号 指定管理者の指定(延岡市公会堂「野口記念館」)      20議案第一〇四号 指定管理者の指定(延岡市北方南部地区体育館) ○議長(稲田和利君)  日程第八 議案第五七号延岡市出産奨励祝金支給条例の廃止外十九件を一括議題といたします。  福祉教育委員会委員長の審査結果の報告を求めます。      〔福祉教育委員会委員長(湯浅啓祐君)登壇〕 ○福祉教育委員会委員長(湯浅啓祐君)  福祉教育委員会における審査結果について御報告を申し上げます。  今期定例会において、本委員会に付託されました案件は、ただいま議題となっております議案第五七号延岡市出産奨励祝金支給条例の廃止外十九件であります。  本委員会といたしましては、十二月十四日に委員会を開き、関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  これより審査の経過を御報告申し上げます。  まず、議案第五七号は、延岡市出産奨励祝金支給条例の廃止であります。  本案は、子ども手当の創設など、国による次世代育成対策等に向けた動きが活発になる中、本市の子育て支援・少子化対策事業の見直しを図り、新たな行政需要に対応していくため、これまで取り組んできた出産等に対する奨励祝金支給制度を廃止するものであります。  審査において、委員より「県内他市における制度の有無と今後の状況」について質疑がなされ、当局より「祝金を支給しているのは、日南市と小林市のみとなっている。日南市においては、合併前に南郷町で実施していた制度を合併後の全市で実施することとしたもので、当面は継続するようであるが、小林市においては、子ども手当等、国の動向を見ながら、見直しに向けた検討を行うようである」との答弁があったのであります。  次に、委員より「庁内において、廃止に伴う再編について検討する中で、例えば、第一子から地場産品を支給するなど、出産を奨励する新たな施策に対する意見等は出なかったのか」との質疑がなされ、当局より「庁内において検討してきた中で、さまざまな意見が出されたが、最終的には、子ども手当の金額や支給対象年齢がともに拡充されたことや、出産・育児一時金の増額、あるいは乳幼児医療費助成の拡大など、出産・子育てに関する経済的支援が拡大したことなどから、より多くの子供たちの健やかな育ちに資する政策への転換を図るため、子宮頸がん・ヒブ・小児用肺炎球菌ワクチンの予防接種の助成に取り組むこととしたものである」との答弁があったのであります。  以上のような質疑応答を踏まえ、本案につきましては、採決の結果、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  続きまして、議案第八六号から議案第一〇四号までの合計十九件の議案は、いずれも指定管理者の指定であります。  本十九件は、地方自治法第二百四十四条の二第六項の規定に基づき、東海デイサービスセンターなど、十九の公の施設の指定管理者を指定し、その管理を行わせるものであります。  それぞれの審査における主な質疑応答を申し上げますと、まず、議案第八六号の東海デイサービスセンターの指定管理者指定に関する審査の中で、委員より「指定管理者制度は、民間活力の導入による経費縮減等が期待できることから導入されたものであるが、今回、公募により選定することはできなかったのか」との質疑がなされ、当局より「今回の六件のデイサービスサービスについては、ほとんどが介護保険制度創設以前から設置されているものであり、それぞれの法人は、地域との強い結びつきの中で、今日までさまざまな事業を展開してきている経緯がある。これまでの高齢者福祉サービスの提供についても、大きな実績と高度なノウハウを有していることから、今回は非公募として選定したものである」との答弁があったのであります。  また、委員より「運用方針の規定からすれば、施設によっては、五年後も同様に非公募となる可能性が高いことから、指定期間中における管理体制の問題等について、市からの監査など、チェック体制を強化する考えはないか」との質疑がなされ、当局より「個人情報や危機管理等の取り扱いも含め、施設の管理体制については、協定書や仕様書、また、要綱等の中で細部にわたって取り決めを行っている。このため、期間中においては、この取り決めに基づいて報告を求めるなど、さまざまなチェックを行うこととしているが、常に適正な運用を心がけることが必要であると考えている」との答弁があったのであります。  次に、議案第九七号の旭児童館の管理者指定に関する審査の中で、委員より「非公募とし、同じ団体を引き続き指定管理者とするのであれば、利用者の声をより十分把握し、サービスの向上や施設の改善に反映させていく必要があると思うが、その方策は」との質疑がなされ、当局より「審査基準において、利用者の満足度や要望の把握等に関する項目があり、相談や苦情には、相手の立場を理解し、できるだけ行き届いたサービスによる対応を行うようにしている。具体的には、児童館を利用している子供たちの連絡ノートを活用したり、保護者への直接的な聞き取りなどによって要望等を把握することにより、改善に向けた取り組みを行うようにしている」との答弁があったのであります。  次に、議案第一〇二号の延岡総合文化センターの管理者指定に関する審査の中で、委員より「採点結果において、減点されている項目についての主な原因は何か」との質疑がなされ、当局より「利用者の満足度や要望の把握に努めるため、現在、苦情対応マニュアルを作成中であり、その完成が求められることと、経営状況において、昨年度は黒字であったが、十九年度、二十年度においては約二十万円の赤字となっていることから、減点としているものである」との答弁があったのであります。  また、今回の指定管理者の指定に関する審査におきましては、各施設に共通する質疑もあり、その中で、委員より「選定基準及び採点表において、施設によって配点が異なる理由は何か」との質疑がなされ、当局より「配点基準は、運用方針において定められており、専門的高度技術あるいはノウハウ等を必要とする施設と、貸館的な提携型の施設とで配点を区別している。貸館的な要素の強い施設では、事業計画に関する事項の配点を低く抑え、経費縮減に関する事項の配点を大きくしている」との答弁があったのであります。  以上のような質疑応答を踏まえ、本十九件につきましては、それぞれ採決の結果、いずれも全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、福祉教育委員会における審査結果の御報告といたします。  よろしく御審議いただきますよう、お願い申し上げます。 (降壇) ○議長(稲田和利君)  ただいまの委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  質疑なしと認めます。質疑を終わります。  これより一括討論に入ります。討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  討論なしと認めます。討論を終わります。  これより、まず議案第五七号延岡市出産奨励祝金支給条例の廃止を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の皆さんの起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(稲田和利君)  起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第八六号延岡市東海デイサービスセンターに係る指定管理者の指定から議案第一〇四号延岡市北方南部地区体育館に係る指定管理者の指定までの十九件を一括採決いたします。  本十九件に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。  本十九件は、委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  御異議なしと認めます。よって、本十九件は原案のとおり可決されました。 ◎日程第九 報告第一九号 専決処分の報告(車両損傷事故に伴う和解及び損害賠償額の決定)
    ○議長(稲田和利君)  日程第九 報告第一九号専決処分の報告を行います。  市長の報告を求めます。      〔市長(首藤正治君)登壇〕 ○市長(首藤正治君)  専決処分につきまして御報告申し上げます。  報告第一九号は、和解及び損害賠償の額を決定することにつきまして、地方自治法第百八十条第一項の規定により専決処分をいたしましたので、同条第二項の規定により、これを報告するものでございます。  本件は、本年十一月九日午後五時四十分ごろ、大貫町五丁目の民家敷地内におきまして、本市職員が共用車を後進させようとしたところ、誤って前進させ、前方に駐車していた相手方の車両に接触し、損害を与えたことにつきまして、相手方に対して四万六千七百八十八円の損害賠償金を支払ったものでございます。  今後は、安全確認を十分行うよう指導を行ったところでございます。  以上で、専決処分の報告を終わります。 (降壇) ○議長(稲田和利君)  ただいまの報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  質疑なしと認めます。質疑を終わります。  以上で、報告を終わります。 ◎日程第十 1意見書第二九号 公共交通機関への支援を含む総合的な交通体系の構築を求める意見書(案)       2意見書第三〇号 森林・林業・木材産業施策の積極的な推進を求める意見書(案) ○議長(稲田和利君)  日程第十 意見書第二九号公共交通機関への支援を含む総合的な交通体系の構築を求める意見書(案)外一件を一括議題といたします。  提出者の提案理由の説明を求めます。      〔議会運営委員会委員長(佐藤 勉君)登壇〕 ○議会運営委員会委員長(佐藤 勉君)  ただいま議題となっております意見書第二九号公共交通機関への支援を含む総合的な交通体系の構築を求める意見書(案)及び意見書第三〇号森林・林業・木材産業施策の積極的な推進を求める意見書(案)の二件につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  まず、意見書第二九号は、公共交通機関への支援を含む総合的な交通体系の構築を求める意見書(案)であります。  本意見書は、国が現在進めている高速道路等の無料化や安価な料金設定の影響を受けるJR、バス、フェリーなどの公共交通機関に対して、その維持と存続のため、国に対して、来年度予算編成において公的支援を含む総合的な交通体系の構築に向けた各種施策を要望するものであります。  次に、意見書第三〇号は、森林・林業・木材産業施策の積極的な推進を求める意見書(案)であります。  本意見書は、低迷し続ける木材価格や野生鳥獣による被害が深刻化するなど、取り巻く環境が一段と厳しい状況に陥っている我が国の森林・林業・木材産業の活性化に向けて、国に対して、木質バイオマスの利用や公共建築物への国産材利用など、森林・林業・木材産業施策の積極的な推進を要望するものであります。  以上、意見書の案文及び送付先につきましては、お手元に配付しているとおりでございます。  よろしく御審議の上、御賛同いただきますよう、お願いいたします。 (降壇) ○議長(稲田和利君)  これより一括質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  質疑なしと認めます。質疑を終わります。  これより一括討論に入ります。討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  討論なしと認めます。討論を終わります。  これより意見書第二九号公共交通機関への支援を含む総合的な交通体系の構築を求める意見書(案)及び意見書第三〇号森林・林業・木材産業施策の積極的な推進を求める意見書(案)の二件を一括採決いたします。  本二件は、原案のとおり決するに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  御異議なしと認めます。よって、本二件は原案のとおり決定いたしました。 ◎日程第十一 意見書第三一号 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉への参加に反対する意見書(案) ○議長(稲田和利君)  日程第十一 意見書第三一号環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉への参加に反対する意見書(案)を議題といたします。  提出者の提案理由の説明を求めます。      〔経済環境委員会委員長(大西幸二君)登壇〕 ○経済環境委員会委員長(大西幸二君)  ただいま議題となっております意見書第三一号環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉への参加に反対する意見書(案)につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  本意見書(案)は、今期定例会において、経済環境委員会に意見書の提出を求める請願により付託されたものであります。  現在、政府が関係国との協議を開始しようとしている環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)は、関税撤廃の例外を認めない完全な貿易自由化を目的とするものであり、仮に締結されれば、我が国の農林水産業が壊滅的な打撃を受けることは明らかであります。  また、本県においても、年間農業生産額の約半分に当たる約一千五百億円以上が未来永劫喪失し、関連産業や多面的機能の喪失を加えますと、その影響額は、はかり知れないところであります。  さらに、本市もその例外ではなく、農林水産業における影響や関連産業を含めた雇用環境の悪化により、地域経済が深刻な影響を受けることが懸念されるところであることから、国に対して、我が国の食料、農林水産業・農山漁村を守るために、TPP交渉への参加に反対することを求めるものであります。  以上、意見書の案文及び送付先につきましては、お手元に配付しているとおりであります。  よろしく御審議の上、御賛同いただきますよう、お願い申し上げます。 (降壇) ○議長(稲田和利君)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  質疑なしと認めます。質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  討論なしと認めます。討論を終わります。  これより意見書第三一号環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉への参加に反対する意見書(案)を採決いたします。  本案は、原案のとおり決するに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。 ◎日程第十二 意見書第三二号 三百五十万人のウイルス性肝炎患者の救済に関する意見書(案) ○議長(稲田和利君)  日程第十二 意見書第三二号三百五十万人のウイルス性肝炎患者の救済に関する意見書(案)を議題といたします。  提出者の提案理由の説明を求めます。      〔福祉教育委員会委員長(湯浅啓祐君)登壇〕 ○福祉教育委員会委員長(湯浅啓祐君)  ただいま議題となっております意見書第三二号三百五十万人のウイルス性肝炎患者の救済に関する意見書(案)につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  本意見書(案)は、今期定例会において、福祉教育委員会に意見書の提出を求める請願により付託されたものであります。  我が国には、B型・C型肝炎感染者・患者が三百五十万人もおり、その大半は、血液製剤の投与、輸血、集団予防接種における針等の使い回しなどによる感染など、国の責任による医療行為が原因で生じた疾患とされております。  肝炎患者の大半は、インターフェロン治療の助成以外は救済策がなく、病気の進行、高い治療費負担、生活困難により、毎日百二十人ほどの患者が命を奪われております。  このような肝炎感染の経緯を踏まえ、平成二十一年十一月には、国内最大の感染症被害をもたらしたことに対する国の責任が明記され、すべての肝炎患者を救済することを国の責務と定めた「肝炎対策基本法」が制定されておりますが、国の肝炎対策基本指針の策定や必要な個別法の制定、予算措置等がなければ、患者の救済は進まない状況にあります。  このようなことから、国に対しまして、肝炎患者を早期に救済するため、必要とされる施策を強く要望するものであります。  以上、意見書の案文及び送付先につきましては、お手元に配付しているとおりでございます。  よろしく御審議の上、御賛同いただきますよう、お願い申し上げます。 (降壇) ○議長(稲田和利君)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  質疑なしと認めます。質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  討論なしと認めます。討論を終わります。  これより意見書第三二号三百五十万人のウイルス性肝炎患者の救済に関する意見書(案)を採決いたします。  本案は、原案のとおり決するに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。 ◎日程第十三 意見書第三三号 免税軽油制度の継続を求める意見書(案) ○議長(稲田和利君)  日程第十三 意見書第三三号免税軽油制度の継続を求める意見書(案)を議題といたします。  提出者の提案理由の説明を求めます。      〔一三番(大西幸二君)登壇〕 ○一三番(大西幸二君)  ただいま議題となっております意見書第三三号免税軽油制度の継続を求める意見書(案)につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  本意見書(案)は、今期定例会において、経済環境委員会に意見書の提出を求める請願により付託されたものであります。  これまで、農林水産業経営に貢献してきた免税軽油制度が、地方税法の改正により、平成二十四年三月末をもって廃止される状況にありますが、本制度が廃止されれば、現在でさえ困難な農林水産業経営の負担は避けられず、軽油を大量に使用する農林水産業への影響は深刻なものとなります。  そのため、国に対し、引き続き本制度を継続するよう要望するものであります。  以上、意見書の案文及び送付先につきましては、お手元に配付しているとおりであります。  よろしく御審議の上、御賛同いただきますよう、お願い申し上げます。 (降壇)
    ○議長(稲田和利君)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  質疑なしと認めます。質疑を終わります。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております意見書第三三号については、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  御異議なしと認めます。よって、本案については、委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  討論なしと認めます。討論を終わります。  これより意見書第三三号免税軽油制度の継続を求める意見書(案)を採決いたします。  本案は、原案のとおり決するに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。 ◎日程第十四 請願及び陳情の処理 ○議長(稲田和利君)  日程第十四 請願及び陳情の処理を行います。  請願第一〇号三百五十万人のウイルス性肝炎患者の救済に関する意見書提出を求める請願外八件の請願及び陳情が委員会審査を終了しておりますので、本九件を一括議題といたします。  初めに、経済環境委員会に付託されておりました請願第一二号免税軽油制度の継続を求める意見書の提出に関する請願及び請願第十四号TPPの参加に反対する意見書の提出を求める請願の二件、また、福祉教育委員会に付託されておりました請願第一〇号三百五十万人のウイルス性肝炎患者の救済に関する意見書提出を求める請願の計三件の請願につきましては、先ほど同一趣旨の意見書(案)がそれぞれ可決されましたので、本三件の請願につきましては、採択されたものと決定いたします。  次に、総務財政委員会委員長の審査の結果の報告を求めます。      〔総務財政委員会委員長(上田美利君)登壇〕 ○総務財政委員会委員長(上田美利君)  総務財政委員会における審査結果について御報告を申し上げます。  今期定例会において、本委員会に付託され、審査を終了しました案件は、ただいま議題となっております陳情第三三号くらし支える行政サービスの拡充を求める意見書の提出に関する陳情外一件であります。  委員会といたしましては、十二月十三日に委員会を開き、関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、まず、陳情第三三号くらし支える行政サービスの拡充を求める意見書の提出に関する陳情につきましては、地方分権が政府の方針として現在推進されており、国と地方の協議も進められていくことなどの理由から、全会一致により、不採択にすべきものと決定いたしました。  次に、陳情第三七号漏水調査業務の入札制度見直しについてにつきましては、設計価格が適正な価格で積算されていること、競争性の原理を確保する必要から、最低制限価格を設定する必要のないこと、業者登録を既に明確に区分していること、業者選定が業務内容と実績を考慮して適切に行われていることなどの理由から、全会一致により、不採択にすべきものと決定いたしました。  以上、よろしく御審議いただきますよう、お願い申し上げます。 (降壇) ○議長(稲田和利君)  ただいまの委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  質疑なしと認めます。質疑を終わります。  これより一括討論に入ります。討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  討論なしと認めます。討論を終わります。  これより、まず陳情第三三号くらし支える行政サービスの拡充を求める意見書の提出に関する陳情を採決いたします。  本陳情に対する委員長報告は、不採択でありますので、本陳情は採択の可否についてお諮りいたします。  本陳情を採択することに賛成の皆さんの起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(稲田和利君)  起立少数であります。よって、本陳情は不採択と決定いたしました。  次に、陳情第三七号漏水調査業務の入札制度見直しについてを採決いたします。  本陳情に対する委員長報告は、不採択でありますので、本陳情は採択の可否についてお諮りいたします。  本陳情を採択することに賛成の皆さんの起立を求めます。      〔起立者なし〕 ○議長(稲田和利君)  起立者はありません。よって、本陳情は不採択と決定いたしました。  次に、経済環境委員会委員長の審査結果の報告を求めます。      〔経済環境委員会委員長(大西幸二君)登壇〕 ○経済環境委員会委員長(大西幸二君)  経済環境委員会における審査結果について御報告申し上げます。  ただいま議題となっております陳情のうち、まず陳情第二九号市単独土地改良事業に関する補助率増額についての陳情につきましては、お手元の審査報告のとおり、趣旨妥当と認め、採択すべきものと決定いたしました。  続きまして、陳情第三四号最低保障年金制度の制定を求める意見書の提出を求める陳情につきましては、お手元の審査報告のとおり、平成二十一年十二月議会において、同趣旨の陳情を不採択としており、最低保障年金制度の制定に当たっては、消費税も含めて検討されるべきであるとの理由から、不採択すべきものと決定いたしました。  続きまして、陳情第三五号後期高齢者医療制度の廃止に関する意見書の提出を求める陳情につきましては、お手元の審査報告のとおり、現在、国において本制度見直しの方針が示された中で、本制度を廃止し、老人保健制度に戻すことは、制度自体に混乱を来すものであるとの理由から、不採択すべきものと決定いたしました。  以上、よろしく御審議いただきますよう、お願い申し上げます。 (降壇) ○議長(稲田和利君)  ただいまの委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  質疑なしと認めます。質疑を終わります。  これより一括討論に入ります。討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  討論なしと認めます。討論を終わります。  これより、まず陳情第三四号最低保障年金制度の制定を求める意見書の提出を求める陳情を採決いたします。  本陳情に対する委員長報告は、不採択でありますので、本陳情は採択の可否についてお諮りいたします。  本陳情を採択することに賛成の皆さんの起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(稲田和利君)  起立少数であります。よって、本陳情は不採択と決定いたしました。  次に、陳情第三五号後期高齢者医療制度の廃止に関する意見書の提出を求める陳情を採決いたします。  本陳情に対する委員長報告は、不採択でありますので、本陳情は採択の可否についてお諮りいたします。  本陳情を採択することに賛成の皆さんの起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(稲田和利君)  起立少数であります。よって、本陳情は不採択と決定いたしました。  次に、陳情第二九号市単独土地改良事業に関する補助率増額についての陳情を採決いたします。  本陳情に対する委員長報告は、採択であります。  本陳情は、委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  御異議なしと認めます。よって、本陳情は委員長の報告のとおり採択と決定いたしました。  次に、福祉教育委員会委員長の審査結果の報告を求めます。      〔福祉教育委員会委員長(湯浅啓祐君)登壇〕 ○福祉教育委員会委員長(湯浅啓祐君)  福祉教育委員会における審査結果について御報告を申し上げます。  ただいま議題となっております陳情第三六号認定こども園への安心こども基金による財政支援に関する陳情につきましては、十二月十四日に委員会を開き、関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、安心こども基金は、平成二十三年度までの時限的な基金であり、恒久的な制度ではないことや、また、現在、本市においては待機児童はおらず、特定の保育園を指定しなければ入所可能であることから、新たな保育施設については、緊急性や必要性が認められない。さらに、現在、国においては、幼保一体化を含む新たな次世代育成支援のため、包括的・一元的なシステムの構築についての協議が進められており、今後の保育事業のあり方について、これらの動向を踏まえて検討していく必要があるとの理由から、全会一致により、不採択にすべきものと決定いたしました。  以上、よろしく御審議いただきますよう、お願い申し上げます。 (降壇) ○議長(稲田和利君)  ただいまの委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  質疑なしと認めます。質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  討論なしと認めます。討論を終わります。  これより陳情第三六号認定こども園への安心こども基金による財政支援に関する陳情を採決いたします。  本陳情に対する委員長報告は、不採択でありますので、本陳情は採択の可否についてお諮りいたします。  本陳情を採択することに賛成の皆さんの起立を求めます。      〔起立者なし〕 ○議長(稲田和利君)  起立者はありません。よって、本陳情は不採択と決定いたしました。  お諮りいたします。  総務財政委員会に付託されております請願第九号自営商工業に携わる女性を守り、地位向上を図るための施策の充実及び所得税法第五十六条廃止に関する意見書の提出を求める請願書につきましては、請願者から取り下げの申し出があっております。  本件については、これを承認することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  御異議なしと認めます。よって、本件については、取り下げを承認することに決定いたしました。  お諮りいたします。  総務財政委員会に付託されております請願第一一号及び経済環境委員会に付託されております請願第一三号につきましては、お手元に配付いたしております閉会中継続審査一覧表のとおり、それぞれの委員長から閉会中継続して審査したい旨の申し出がありました。  本二件につきましては、委員長の申し出のとおり、これを承認することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  御異議なしと認めます。よって、本二件については、委員長の申し出のとおり承認されました。
     お諮りいたします。  各常任委員会の委員長から特定の所管事務調査のため、お手元に配付いたしております一覧表のとおり、閉会中継続調査の申し出がありました。  本申し出を承認することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  御異議なしと認めます。よって、本申し出は承認されました。  次に、議員派遣についてお諮りいたします。  地方自治法第百条及び会議規則第百六十二条の規定による議員派遣につきましては、お手元に配付いたしております議員派遣一覧表のとおり決定いたしたいと思います。  なお、閉会中、これとは別に議員派遣の必要が生じた場合には、議会運営委員会においてこれを協議し、議長において派遣の決定をしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(稲田和利君)  御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたします。  以上で、今期定例会における付議事件の審議は、すべて終了いたしました。  いよいよ二〇一〇年も残すところわずかになりました。新しい年が延岡市にとりまして、また、本議場に御参集の皆様方にとりまして、幸多いすばらしい年になりますよう心から御祈念申し上げます。  以上で、第二十三回延岡市議会定例会を閉会いたします。  長い間、大変御苦労さまでした。 午前十一時五十一分 閉会...