都城市議会 2006-12-05
平成18年第5回定例会(第1号12月 5日)
平成18年第5回定例会(第1号12月 5日)
平成十八年第五回
都城市議会定例会議事日程(第一号)
十二月五日(火曜日) 午前十時開議
第 一
会議録署名議員の指名
第 二 会期の決定
※ 議案の審議(
提案理由説明・質疑・討論・採決)
第 三 議案第二七六号 議決事項の訂正について
※ 議案の審議(
提案理由説明)
第 四 報告第 一一号 専決処分した事件の報告について
第 五 報告第 一二号 専決処分した事件の報告について
第 六 報告第 一三号 専決処分した事件の報告について
第 七 報告第 一四号 専決処分した事件の報告について
第 八 報告第 一五号 専決処分した事件の報告について
第 九 報告第 一六号 専決処分した事件の報告について
第一〇 報告第 一七号 専決処分した事件の報告について
大 浦 覚 君 徳 留 八 郎 君
岩 切 正 一 君 竹 森 隆 雄 君
楡 田 勉 君 村 吉 昭 一 君
永 田 照 明 君 永 田 浩 一 君
榎 木 智 幸 君 有 馬 吾 平 君
西 川 洋 史 君 植 村 浩 三 君
蔵 屋 保 君 橋之口 明 君
上 杉 順 市 君 児 玉 優 一 君
永 山 透 君 来 住 一 人 君
欠 席 議 員
な し
説明のための出席者
市長 長 峯 誠 君
助役 土 持 正 弘 君
収入役 前 田 公 友 君
山之口町自治区長 轟 木 休 五 君
高城町自治区長 上 東 正 治 君
山田町自治区長 蔵 満 勇 君
高崎町自治区長 佐 藤 忠 房 君
総務部長 七牟礼 純 一 君
企画部長 亀 沢 幸 治 君
市民生活部長 前 田 四一郎 君
環境森林部長 松 元 清 光 君
健康福祉部長 横 山 成 保 君
農政部長 長谷川 慈 弘 君
商工部長 高田橋 厚 男 君
土木部長 日 高 邦 晴 君
水道局長 縄 千 昭 君
消防局長 明 利 敏 博 君
大学設置推進事務局長 松 尾 久 丸 君
総務課長 田 爪 邦 士 君
教育委員会委員長 内 田 國 昭 君
教育長 玉 利 讓 君
教育部長 今 村 昇 君
農業委員会会長 穂之上 満 君
選挙管理委員会委員長 中 川 興 二 君
監査委員 宮 原 忠 人 君
事務局職員出席者
局長 日 高 裕 文 君
次長 長 倉 重 久 君
補佐兼総務担当主幹 小 林 貴 夫 君
議事担当主幹 稲 吉 稔 君
議事担当副主幹 中 島 恵利子 君
議事担当副主幹 永 盛 譲 治 君
議事担当副主幹 藤 崎 雄 三 君
議事担当主査 福 留 知 君
=開会 十時〇〇分=
○議 長(下山隆史君) おはようございます。
ただいまの出席議員は定足数に達しております。
これより平成十八年第五回
都城市議会定例会を開会いたします。
=開議 十時〇〇分=
○議 長(下山隆史君) これより直ちに本日の会議を開きます。
本日の会議は、お手元に配付いたしております議事日程第一号によって進めることにいたします。
◎日程第一
会議録署名議員の指名
○議 長(下山隆史君) 日程第一 「
会議録署名議員の指名」を行います。
会議録署名議員に、榎木智幸議員と宮元正文議員を指名いたします。
◎日程第二 会期の決定
○議 長(下山隆史君) 次に、日程第二 「会期の決定」を議題といたします。
お諮りいたします。
本定例会の会期は、お手元に配付いたしております会期日程のとおり、本日から十二月二十六日までの二十二日間といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(下山隆史君) 御異議なしと認めます。
よって、会期は本日から十二月二十六日までの二十二日間と決定いたしました。
◎日程第三 議案第二七六号 議決事項の訂正について
○議 長(下山隆史君) 次に、日程第三 議案第二七六号「議決事項の訂正について」を議題といたします。
◎
提案理由説明
○議 長(下山隆史君) 議題に対する市長の提案理由の説明を求めます。
○市 長(長峯 誠君) (登壇)おはようございます。
ただいま上程されました議案第二七六号「議決事項の訂正について」御説明申し上げます。
本件は、平成十八年三月二十九日に議決をいただいた議案第八一号「平成十八年度都城市
水道事業会計予算」の職員給与費について、数字の誤りがございましたので、これを訂正させていただきたく、議会の議決を求めるものであります。
以上で、提案理由の説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。(降壇)
◎委員会付託の省略
○議 長(下山隆史君) 提案理由の説明が終わりましたので、この際お諮りいたします。
本件につきましては、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議はありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(下山隆史君) 御異議なしと認めます。
よって、お諮りいたしましたとおり委員会付託を省略することに決定いたしました。
なお、質疑、討論につきましては、通告を省略することにいたします。
議案熟読のため、午前十時三十五分まで休憩いたします。
=休憩 十時 三分=
=開議 十時三十五分=
○議 長(下山隆史君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
◎質 疑
○議 長(下山隆史君) これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(下山隆史君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○議 長(下山隆史君) これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(下山隆史君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議 長(下山隆史君) これより、議案第二七六号「議決事項の訂正について」の採決を行います。
本件は、原案を可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(下山隆史君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第二七六号は原案を可決いたしました。
◎日程第四 報告第一一号から 日程第四〇 議案第三〇五号まで
○議 長(下山隆史君) 次に、日程第四 報告第一一号「専決処分した事件の報告について」から、日程第四〇 議案第三〇五号「市道の認定及び廃止について」までの、以上八報告及び二十九議案を一括議題といたします。
◎
提案理由説明
○議 長(下山隆史君) 議題に対する市長の提案理由の説明を求めます。
○市 長(長峯 誠君) (登壇)ただいま上程されました議案等につきまして、順に御説明申し上げます。
まず、報告第一一号から報告第一八号までの「専決処分した事件の報告について」御説明申し上げます。
報告第一一号は、平成十八年八月二十五日午前九時三十分ごろ、福岡県筑紫野市二日市西一丁目八番十六
筑紫野市役所駐車場において、公用車が駐車中の乗用車に衝突し、当該乗用車を損傷した事故に関するものであります。
報告第一二号は、平成十八年八月十七日午前十一時二十五分ごろ、都城市妻ヶ丘町四十一街区
都城運動公園野球場の駐車場において、駐車中の乗用車の上に、折れた樹木の枝が落下し、当該乗用車を損傷した事故に関するものであります。
報告第一三号は、平成十八年九月二十九日午後二時三十分ごろ、北諸県郡三股町大字長田千二百七十番地社団法人八日会大悟病院の駐車場において、公用車がカーポートの屋根に接触し、カーポートを損傷した事故に関するものであります。
報告第一四号は、平成十八年六月五日午前七時ごろ、都城市高城町穂満坊千七百五十三番地二先市道において、方向転換中の公用車がブロック塀に接触し、ブロック塀を損傷した事故に関するものであります。
報告第一五号は、平成十八年九月十三日午後七時ごろ、都城市大王町千三十九番地先市道において、側溝ぶたの上を軽自動車が通過した際、側溝ぶたが割れ、当該軽自動車を損傷した事故に関するものであります。
報告第一六号は、平成十八年十月十六日午前十一時ごろ、都城市高城町穂満坊百十五番地一
高城中学校駐車場において、公用車が駐車中の乗用車に衝突し、当該乗用車を損傷した事故に関するものであります。
報告第一七号は、平成十八年八月二十日午前九時五十五分ごろ、都城市豊満町千八百五十番地三先市道において、市道を走行中の公用車と自宅出入口から出てきた乗用車とが衝突し、互いの車両を損傷した事故に関するものであります。
報告第一八号は、平成十八年九月十四日午後二時十分ごろ、都城市広原町十七号八番先市道において、交差点から飛び出してきた自転車が、優先道路を走行中の公用車の後部に接触し、転倒した事故に関するものであります。
これらの事故に係る和解の成立及び賠償金額の決定について、それぞれ地方自治法第百八十条第一項の規定に基づき専決処分いたしましたので、同条第二項の規定により御報告申し上げるものであります。
次に、議案第二七七号及び議案第二七八号の「専決処分した事件の報告及び承認について」一括して御説明申し上げます。
議案第二七七号は、健康保険法等の一部を改正する法律が平成十八年十月一日から施行されるに当たり、都城市乳幼児医療費の助成に関する条例ほか、関係条例中の用語を法改正の内容に合わせ変更することについて、
議案第二七八号は、平成十八年十二月一日から県内市町村一斉に、
重度心身障害者の入院に係る医療費を現物給付として取り扱うこととなったため、都城市
重度心身障害者医療費助成に関する条例の一部を改正することについて、それぞれ地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき、議会を招集する暇がないと認め、専決処分いたしましたので、同条第三項の規定により御報告申し上げ、その承認を求めるものであります。
次に、議案第二七九号から議案第二八七号までの九条例議案につきまして、御説明申し上げます。
議案第二七九号「都城市
地域振興基金条例の制定について」は、合併後の都城市の地域振興を図るため、都城市
地域振興基金を創設することについて、地方自治法第二百四十一条第一項の規定に基づき、新たに条例を制定するものであります。
議案第二八〇号「都城市消防団条例の一部を改正する条例の制定について」は、合併に伴う例規整備において、不備のあった箇所を訂正するため、所要の改正を行うものであります。
議案第二八一号「都城市造林基金条例の一部を改正する条例の制定について」は、安久町にある部分林の
地上権設定契約が終了したことに伴い、条例別表中の当該部分林に関する箇所を削除するため、所要の改正を行うものであります。
議案第二八二号「都城市
志和池福祉センター条例の一部を改正する条例の制定について」は、これまで
身体障害者福祉法に基づき行われていた障害者に対する
デイサービス事業が、
障害者自立支援法の施行により、市の実施する
地域生活支援事業の一環として位置づけられたことに伴い、所要の改正を行うものであります。
議案第二八三号「都城市
高城勤労青少年ホーム条例の制定について」及び議案第二八四号「都城市
農村環境改善センター条例の制定について」は、施設の管理を指定管理者に行わせることができるようにするため、それぞれ現条例の全部を改正するものであります。
議案第二八五号「都城市高城公園条例の一部を改正する条例の制定について」は、観音池公園のリフト使用料及び高城運動公園の多目的広場等の使用料を改定するため、所要の改正を行うものであります。
議案第二八六号「都城市
地域農業活動拠点施設分担金徴収条例の制定について」は、
村づくり交付金梅北西地区の
地域農業活動拠点施設整備に要する費用の一部に充てるため、受益者から分担金を徴収することについて、新たに条例を制定するものであります。
議案第二八七号「都城市
高城地域交流センター条例の制定について」は、指定管理者が施設内において物品販売等を行う場合の目的外使用料を廃止するとともに、条文の整備を行うため、現条例の全部を改正するものであります。
次に、議案第二八八号「平成十八年度都城市
一般会計補正予算(第四号)」につきまして、御説明申し上げます。
今回、御提案申し上げました補正予算は、国・県支出金の決定または内示等に伴い、総務費、土木費、教育費等の
関係事務事業費を増額もしくは減額したのを初め、これら緊急に必要な経費十億九千百四十五万千円を追加し、予算の総額を六百五十七億五千九百九十七万六千円に補正しようとするものであります。
以下、款の順に従いまして補正予算の概要を御説明申し上げます。
第五款 議会費を三千三十六万九千円減額しましたのは、機構改革に伴う人件費を減額したものであります。
第一〇款 総務費に追加しました五億三千三百九万二千円は、合併後の地域振興を目的とした、果実運用型の
地域振興基金を新たに設けるための経費を計上するとともに、国・
県補助金等返還金及び
文書管理事務費を増額したものであります。
第一五款 民生費に追加しました八千七百七十六万二千円は、
知的障害者施設訓練等支援費を初め、十月から
地域包括支援センターに移行した
在宅介護支援センターの運営事業費、民生委員費等を減額する一方、
国民健康保険特別会計(事業勘定)に対する
職員給与費等繰出金、保育所事務費及び
障害者相談支援事業費等を増額したものであります。
第二〇款 衛生費に追加しました八千百六十五万五千円は、救急医療施設の
管理運営委託料等を減額する一方、結核予防費、
合併処理浄化槽設置費及び市指定ごみ袋の購入費を増額したものであります。
第二五款 労働費を七万三千円減額しましたのは、雇用促進事業に要する経費の確定によるものであります。
第三〇款 農林水産業費を四千四百二十八万四千円減額しましたのは、元気な
地域農業支援総合対策事業費及び
肉用牛生産奨励対策事業費等を増額する一方、事業中止に伴う
自給飼料増産総合対策事業費及び
農業集落下水道事業特別会計への繰出金等を減額したものであります。
第三五款 商工費に追加しました一千六百九十一万五千円は、事業費の確定による
企業立地促進奨励措置費及び関之尾緑の
村施設改修事業費等を減額する一方、スポーツ大会・合宿の誘致に要する経費として
スポーツランド都城推進事業費等を増額したものであります。
第四〇款 土木費を一億九千七百十万三千円減額しましたのは、
高崎地区土地区画整理事業費、
狭隘道路拡幅整備事業費及び
公営住宅ストック総合改善事業費を増額する一方、
地方道路整備臨時交付金事業費及び
下水道事業特別会計への繰出金等を減額したものであります。
第四五款 消防費に追加しました八千八百三十四万六千円は、機構改革に伴う人件費を増額したものであります。
第五〇款 教育費に追加しました四億六千四百二十七万八千円は、私立幼稚園への
就園奨励補助金等を減額する一方、
学校法人大淀学園所有地取得に伴う
大学施設等整備費及び高城地区生涯
学習センター建設事業に要する経費を計上するとともに、
民俗文化財地域伝承事業費等を増額したものであります。
第五五款、災害復旧費を二千二百二十万三千円減額しましたのは、現
年発生林業施設単独災害復旧事業費を増額する一方、事業費確定に伴い現
年発生農地農業用施設災害復旧事業費等を減額したものであります。
第六〇款 公債費に追加しました一億一千三百四十三万五千円は、地方債の利子償還に要する経費を減額する一方、
地方債元金償還金に要する経費を増額したものであります。
以上の歳出予算に対する歳入予算としましては、今回決定のありました国・県支出金及び普通交付税等を計上いたしております。
第二表「継続費補正」から第七表「地方債補正」につきましては、今回の事業費補正に合わせて、それぞれ所要の措置を講じたものであります。
次に、議案第二八九号「平成十八年度都城市
土地区画整理事業特別会計補正予算(第一号)」から、議案第三〇〇号「平成十八年度都城市
水道事業会計補正予算(第二号)」までの十二議案につきまして、一括して御説明申し上げます。
まず、
土地区画整理事業特別会計に追加しました一千四百四十九万円は、繰越金の確定に伴い、
一般会計繰出金を増額したものであります。
下水道事業特別会計を三千三百三十七万円減額しましたのは、山之口処理区の
下水道建設事業費等を増額する一方、中央・都城処理区の
公共下水道事業計画の見直しに伴い、委託料等を減額したものであります。
なお、第二表「
債務負担行為補正」につきましては、
公共下水道施設管理業務等委託のため所要の措置を、第三表「地方債補正」につきましては、
事業費補正等に合わせて所要の措置を講じたものであります。
国民健康保険特別会計の事業勘定に追加しました三千九十三万八千円、
公設地方卸売市場事業特別会計に追加しました二百十二万三千円、老人保健特別会計に追加しました二百十六万七千円は、それぞれ一般管理に要する経費を増額したものであります。
農業集落下水道事業特別会計を二千九百九十万八千円減額しましたのは、高城地区(石山)の国庫補助対象事業の確定に伴い、工事費等を減額したものであります。
なお、第二表「債務負担行為」につきましては、農業集落下水道施設管理業務等委託のため所要の措置を、第三表「地方債補正」につきましては、
事業費補正等に合わせて所要の措置を講じたものであります。
介護保険特別会計を一千二十一万五千円減額しましたのは、介護認定を受けていない一般高齢者の調査に要する経費等を増額する一方、食の自立支援事業に要する委託料及び特定高齢者把握事業費等を減額したものであります。
御池簡易水道事業特別会計に追加しました百四十六万二千円は、維持管理に要する経費を増額したものであります。
簡易水道事業特別会計に追加しました二千五百二万四千円は、山之口地区の配水管整備事業費を減額する一方、山之口、高城及び高崎地区の管理等に要する経費を増額したものであります。
電気事業特別会計に追加しました三百四十万五千円は、財産管理事務に要する経費を増額したものであります。
山之口総合交流活性化センター特別会計に追加しました七百八十二万四千円は、一般管理に要する経費を減額する一方、事業基金積立に要する経費等を増額したものであります。
水道事業会計に追加しました八千十九万八千円は、定期異動等に伴う人件費及び高城地区の配水管修繕、移設工事等に要する経費を増額したものであります。
次に、議案第三〇一号「宮崎県
後期高齢者医療広域連合の設立について」御説明申し上げます。
本件は、健康保険法等の一部を改正する法律及び高齢者の医療の確保に関する法律の規定に基づく広域連合を設立するに当たり、地方自治法第二百八十四条第三項の規定に基づき、関係市町村との協議により規約を定めるため、議会の議決を求めるものであります。
次に、議案第三〇二号及び議案第三〇三号の「公の施設の指定管理者の指定について」一括して御説明申し上げます。
本二議案は、都城市ウエルネス交流プラザ及び中央地区立体自動車駐車場並びに都城市食肉センターの指定管理者を指定することについて、地方自治法第二百四十四条の二第六項及び各施設の設置条例の規定に基づき、それぞれ議会の議決を求めるものであります。
次に、議案第三〇四号「
市営土地改良事業の施行について」御説明申し上げます。
本件は、夏尾町の馬渡地区において、平成十九年度から土砂崩壊防止のための土地改良事業を施行することについて、宮崎県知事に対する認可申請を行うに当たり、土地改良法第九十六条の二第二項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
次に、議案第三〇五号「市道の認定及び廃止について」御説明申し上げます。
本件は、堂山工業団地内の路線の変更及び県道の改良工事による市道取りつけの変更に伴い、市道の認定及び廃止について、議会の議決を求めるものであります。
以上で、提案理由の説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。(降壇)
○議 長(下山隆史君) 提案理由の説明が終わりましたが、質疑は二十日に行うことにいたします。
なお、質疑の通告は十九日の午後五時までにお願いいたします。
なお、一般質問の通告は本日の正午までにお願いいたします。
進行によっては終了後三十分までといたします。
◎日程第四一 議案第二四五号から 日程第五七 議案第二六一号
○議 長(下山隆史君) 次に、日程第四一 議案第二四五号「平成十七年度都城市
一般会計歳入歳出決算の認定について」から、日程第五七 議案第二六一号「平成十七年度都城市
水道事業決算の認定について」までの決算議案十七件を一括議題といたします。
◎
提案理由説明
○議 長(下山隆史君) 本件について、決算特別委員長の報告を求めます。
○決算特別委員長(今村美子君) (登壇)さきの九月定例会において閉会中の継続審査に付されました、議案第二四五号から議案第二六一号までの平成十七年度決算議案、平成十八年一月一日から平成十八年三月三十一日までの十七件につきまして、決算特別委員会の審査の概要と結果を御報告申し上げます。
本特別委員会は、去る十月十七日から十月二十四日までの実質六日間にわたり、審査を行ったところであります。
審査に当たっては、予算の執行状況、投資効果等を中心に、各部・局長に決算の総括的な説明を求めるとともに、決算説明資料に基づいて、各所管課の説明を受けました。
今回審査した平成十七年度決算一月から三月には、旧団体歳計剰余金や借入金返済金が歳入・歳出として含まれているため、前回審査した平成十七年度決算四月から十二月との合算額については、平成十七年度の決算全体をあらわす数字としては適当ではないため、報告では省かせていただきます。また、対前年度比等の数字においても年度途中の合併ということから、同様に省かせていただきます。
平成十七年度の本市の財政状況を指標で見た場合、経常収支比率は八八・五%、公債費比率は一七・五%、また、公債費増加の抑制措置として二〇%以上になると一定の事業に係る地方債の発行を許可しないとする指標である起債制限比率は、一一・〇%となっております。経常収支比率、公債費比率はともに危険ゾーンにあります。
こうした状況の中、今後も厳しい財政運営が求められており、財政の健全化に取り組む必要があると判断いたします。
以下、会計ごとに順次御報告申し上げます。
なお、決算額等の金額は、すべて千円単位で申し上げますので、御了承ください。
まず、議案第二四五号「平成十七年度都城市
一般会計歳入歳出決算の認定について」申し上げます。
本決算は、歳入決算額が、二百八十一億二千七百十九万一千円、歳出決算額が、二百六十八億八千八百九十九万二千円、差し引き十二億三千八百十九万九千円の黒字決算となっております。歳入歳出差し引き額から翌年度に繰り越すべき財源一億一千百一万八千円を差し引いた実質収支は、十一億二千七百十八万一千円の黒字となっております。
また、不納欠損額は四千六百六万五千円、収入未済額二十億七千六百五十五万七千円となっております。
採決の結果、本議案は、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。
次に、議案第二四六号「平成十七年度都城市
食肉センター特別会計歳入歳出決算の認定について」申し上げます。
本決算は、歳入及び歳出決算額が同額の一億八千二百二十万八千円で、実質収支はゼロ円となっております。
採決の結果、本議案は、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。
次に、議案第二四七号「平成十七年度都城市
土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について」申し上げます。
本決算は、歳入決算額六千四百五十二万円、歳出決算額三万円で、歳入歳出差し引き額六千四百四十九万円の黒字決算となっております。また、実質収支は、歳入歳出差し引き額と同額となっております。
採決の結果、本議案は、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。
次に、議案第二四八号「平成十七年度都城市
下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」申し上げます。
本決算は、歳入決算額が二十五億七千四百四十四万一千円、歳出決算額が二十五億五千五百八十三万四千円で、差し引き一千八百六十万七千円の黒字決算となっております。また、この歳入歳出差し引き額から翌年度へ繰り越すべき財源の繰越明許費繰越額一千三百二十三万二千円を差し引いた実質収支は、五百三十七万五千円の黒字となっております。
採決の結果、本議案は、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。
次に、議案第二四九号「平成十七年度都城市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について」申し上げます。
まず、事業勘定は、歳入決算額が六十三億二百六十八万七千円、歳出決算額が五十九億四千五百七十八万五千円、差し引き三億五千六百九十万二千円の黒字決算となっております。また、実質収支は、歳入歳出差し引き額と同額となっております。
次に、診療施設勘定は、歳入及び歳出決算額が同額の一千五百八十五万四千円となっております。また、実質収支は、ゼロ円となっております。
採決の結果、本議案は、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。
次に、議案第二五〇号「平成十七年度都城市
公設地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算の認定について」申し上げます。
本決算は、歳入及び歳出決算額が同額の五千六百九十八万一千円となっております。また、実質収支は、ゼロ円となっております。
採決の結果、本議案は、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。
次に、第二五一号「平成十七年度都城市
老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について」申し上げます。
本決算は、歳入及び歳出決算額が同額の五十八億六千百五十九万九千円となっております。また、実質収支は、ゼロ円となっております。
採決の結果、本議案は、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。
次に、議案第二五二号「平成十七年度都城市農業集落
下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」申し上げます。
本決算は、歳入決算額が三億三千四百七十二万六千円、歳出決算額が三億三千二百十六万八千円で、差し引き二百五十五万八千円の黒字決算となっております。また、実質収支は、歳入歳出差し引き額と同額となっております。
採決の結果、本議案は、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。
次に、議案第二五三号「平成十七年度都城市
整備墓地特別会計歳入歳出決算の認定について」申し上げます。
本決算は、歳入及び歳出決算額が同額の一億六千六百六十八万五千円となっております。また、実質収支は、ゼロ円となっております。
採決の結果、本議案は、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。
次に、議案第二五四号「平成十七年度都城市
都市開発資金特別会計歳入歳出決算の認定について」申し上げます。
本決算は、歳入及び歳出決算額が同額の六千九十八万二千円となっております。また、実質収支は、ゼロ円となっております。
採決の結果、本議案は、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。
次に、議案第二五五号「平成十七年度都城市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について」申し上げます。
本決算は、歳入決算額が三十五億八千五百六十万一千円、歳出決算額が三十五億八千五百四万二千円で、差し引き五十五万九千円の黒字決算となっております。また、実質収支は、歳入歳出差し引き額と同額となっております。
採決の結果、本議案は、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。
次に、議案第二五六号「平成十七年度都城市御池
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」申し上げます。
本決算は、歳入決算額が一千二百六十七万円、歳出決算額が一千二百六十一万円、差し引き六万円の黒字決算となっております。また、実質収支は、歳入歳出差し引き額と同額となっております。
採決の結果、本議案は、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。
次に、議案第二五七号「平成十七年度都城市
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」申し上げます。
本決算は、歳入決算額が一億一千七百七十二万九千円、歳出決算額が八千九百七十七万二千円、差し引き二千七百九十五万七千円の黒字決算となっております。また、実質収支は、歳入歳出差し引き額と同額となっております。
採決の結果、本議案は、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。
次に、議案第二五八号「平成十七年度都城市
電気事業特別会計歳入歳出決算の認定について」申し上げます。
本決算は、歳入決算額が三千六百九十六万八千円、歳出決算額が三千三百五十六万一千円、差し引き三百四十万七千円の黒字決算となっております。また、実質収支は、歳入歳出差し引き額と同額となっております。
採決の結果、本議案は、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。
次に議案第二五九号「平成十七年度都城市
山之口総合交流活性化センター特別会計歳入歳出決算の認定について」申し上げます。
本決算は、歳入決算額が九千百万六千円、歳出決算額が七千三百九十四万七千円、差し引き一千七百五万九千円の黒字決算となっております。また、実質収支は、歳入歳出差し引き額と同額となっております。
採決の結果、本議案は、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。
次に、議案第二六〇号「平成十七年度都城市
高城健康増進センター等管理事業特別会計歳入歳出決算の認定について」申し上げます。
本決算は、歳入及び歳出決算額が同額の八千八百四十四万四千円となっております。また、実質収支は、ゼロ円となっております。
採決の結果、本議案は、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。
次に、議案第二六一号「平成十七年度都城市
水道事業決算の認定について」申し上げます。
本決算の収益的収入及び支出につきましては、消費税及び地方消費税抜きで収入額六億三千四百八十一万九千円、支出額六億七千百五十三万二千円で、差し引き三千六百七十一万三千円の純損失となっております。なお、打切り決算時の純利益三億九千八百二十七万六千円と今回の純損失を合計した平成十七年度一年間の経営成績は、三億六千百五十六万三千円の純利益となり、健全な経営状況となっております。
一方、資本的収入及び支出につきましては、消費税及び地方消費税込みで収入額六億六千八百三十万七千円、支出額六億六千九百八十六万円で、差し引き百五十五万三千円の不足となりますが、これは当期消費税及び地方消費税資本的収支調整額で同額を補てんしております。
採決の結果、本議案は、全会一致で認定すべきものと決定いたしました。
ここで、決算特別委員会としての意見・要望を申し上げます。
まず、住宅新築資金等貸付金について申し上げます。
本制度は、旧都城市において昭和五十二年に導入され、約三十年を経過しておりますが、いまだに収入未済額五億円余りと多額に上っている状況であります。行政においては、公平・公正の原則からも、このような状況は打開していくべきで、弁護士や法制担当とも協議しながら、徴収への取り組みを強化すべきであります。
次に、保育料、住宅使用料等の徴収及び税等の徴収について申し上げます。
本件においては、旧市の住宅使用料など徴収強化について積極的に取り組まれているものもある一方、総合支所では徴収強化に向けた取り組みがまちまちであったり、使用料の種類によっては市全域においても徴収強化への取り組みがまだまだ弱いものもあります。収入未済額が多い状況を打開するために、また、公平負担の原則からも、徴収強化へ向けた最大の努力をしていただきたい。なお、徴収強化に当たっては、一律に徴収率を上げるというようなものではなく、生活困窮者などの弱者に対しては配慮をしていただくよう望みます。
最後に、不用額のあり方について申し上げます。
執行額を抑え、不用額を残す方向で執行していただくのは、本市の財政状況を踏まえた上では非常に望ましいことであります。しかし、一方、住民等から要望のある道路修繕費、地区体育館施設等や学校関係の修繕費、さらには学校の教材費などについては、要望があるのに不用額が残っている現状であります。このような費用においては、要望等にできるだけこたえられるよう不用額が残らないような執行をお願いしたい。
以上、三つの意見・要望をお願いし、決算特別委員会の報告を終わります。(降壇)
◎質 疑
○議 長(下山隆史君) 決算特別委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(下山隆史君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○議 長(下山隆史君) これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(下山隆史君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議 長(下山隆史君) これより、決算議案十七件について採決を行います。
議案第二四五号「平成十七年度都城市
一般会計歳入歳出決算の認定について」、議案第二四六号「平成十七年度都城市
食肉センター特別会計歳入歳出決算の認定について」、議案第二四七号「平成十七年度都城市
土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、議案第二四八号「平成十七年度都城市
下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、議案第二四九号「平成十七年度都城市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について」、議案第二五〇号「平成十七年度都城市
公設地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、議案第二五一号「平成十七年度都城市
老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について」、議案第二五二号「平成十七年度都城市農業集落
下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、議案第二五三号「平成十七年度都城市
整備墓地特別会計歳入歳出決算の認定について」、議案第二五四号「平成十七年度都城市
都市開発資金特別会計歳入歳出決算の認定について」、議案第二五五号「平成十七年度都城市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について」、議案第二五六号「平成十七年度都城市御池
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、議案第二五七号「平成十七年度都城市
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、議案第二五八号「平成十七年度都城市
電気事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、議案第二五九号「平成十七年度都城市
山之口総合交流活性化センター特別会計歳入歳出決算の認定について」、議案第二六〇号「平成十七年度都城市
高城健康増進センター等管理事業特別会計歳入歳出決算の認定について」及び議案第二六一号「平成十七年度都城市
水道事業決算の認定について」の、以上十七件を一括して採決を行います。
本件はいずれも委員長報告のとおり、これを認定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(下山隆史君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第二四五号、議案第二四六号、議案第二四七号、議案第二四八号、議案第二四九号、議案第二五〇号、議案第二五一号、議案第二五二号、議案第二五三号、議案第二五四号、議案第二五五号、議案第二五六号、議案第二五七号、議案第二五八号、議案第二五九号、議案第二六〇号及び議案第二六一号は、いずれもこれを認定いたしました。
◎散 会
○議 長(下山隆史君) 以上で、本日の日程はすべて終了いたしました。 次の本会議は、十二月十三日の午前十時から開くことにいたします。
本日は、これをもって散会いたします。
=散会 十一時二十六分=...