○議長(
衞藤竜哉君) 9番、
吉藤里美君。
◆9番(
吉藤里美君) 分かりました。 以上で終わります。
○議長(
衞藤竜哉君) ほかに質疑の通告はありませんので、第86号議案の質疑を終わります。 次に、第87号議案
豊後大野市
国民健康保険条例の一部改正についてから第89号議案
豊後大野市
体育施設条例の一部改正についてまでの3案件については、質疑の通告がありませんので、質疑を終わります。 次に、第90号議案 大分市と
豊後大野市との間の
消防指令業務に係る事務の委託については、質疑の通告がありますので、発言を許します。 9番、
吉藤里美君。
◆9番(
吉藤里美君) それでは、第90号議案について2点質問します。 この業務を事務委託するに至った経緯の説明をお願いいたします。 2つ目です。第10条の規定の通信手段が損なわれた場合とは、どのような事象で、どのような場合を想定しているのか、お伺いいたします。また、その場合の代替手段はどのようにするのか、お伺いいたします。
○議長(
衞藤竜哉君)
西消防長。
◎消防長(
西宏一郎君) まず、この業務を事務委託するに至った経緯はについてお答えいたします。 救急や火災など119番通報を受信する指令業務は、迅速、的確に業務を処理する必要があります。したがって、
共同運用を行う
指令センターの運営方式は、強力なリーダーシップによる臨機応変な
組織的対応や
指揮命令系統の確立、責任の所在の明確化について一元化されていなければならないことから、令和2年3月30日、県知事と
県内市町村長との協議の場において、
消防指令業務の
共同運用に関する基本計画に基づき準備を進めていくことが合意され、
共同運用の運営は
事務委託方式で行うこととされております。 続きまして、第10条の規定の通信手段が損なわれた場合とは、どのような事象で、どのような場合を想定しているのか。また、その場合の代替手段はについてお答えいたします。 大分市は、自然災害で業務継続ができなくなることは、基本的に想定していないとのことです。人的な要因となるセンターの占拠や
爆発予告等による建物内からの退避等、
市町村消防の責任の観点から、一般的に想定することができないような事象を想定しています。早期に事態を収束させ、住民からの緊急通報の受付や情報の一元化が図れるよう、大分市と連携して復旧に向け取り組んでいきます。 しかし、想定外の事象に遭遇する可能性はゼロではありません。そのような場合に、住民の緊急通報を受け付けられるよう、
共同指令センター復旧までの間は、一時的に各
消防本部へ119番
通報分散受信を基本とすることとしております。
○議長(
衞藤竜哉君) 9番、
吉藤里美君。
◆9番(
吉藤里美君) 2点目について再質問いたします。 想定外が発生した場合は各
消防本部で分散受信ということですが、それに備えての訓練とか応対の準備などについてはどのようにお考えでしょうか。
○議長(
衞藤竜哉君)
西消防長。
◎消防長(
西宏一郎君)
共同運用開始に当たり、各
消防本部において、
通信指令システムの試験及び運用訓練を実施する予定となっております。
○議長(
衞藤竜哉君) 9番、
吉藤里美君。
◆9番(
吉藤里美君) 分かりました。 もう一つ、この規約の施行後は大分市が行うということですが、突発の事態が起こっても大分市の消防吏員で対応ができるのでしょうか、お伺いいたします。
○議長(
衞藤竜哉君)
西消防長。
◎消防長(
西宏一郎君) 先ほども言いましたように事前の
訓練等運用訓練を行いますので、突発事態が発生した場合でも職員は対応できるものと考えております。
○議長(
衞藤竜哉君)
吉藤里美君。
◆9番(
吉藤里美君) 分かりました。この規則は、令和6年4月以降1年以内に施行ということですので、まだ時間がありますので、最善の準備で行っていただきたいと思います。
○議長(
衞藤竜哉君) ほかに質疑の通告はありませんので、第90号議案の質疑を終わります。 次に、第91号議案 財産の取得についてから第97号議案 令和3年度
豊後大野市
浄化槽施設特別会計補正予算(第2号)までの5案件については、質疑の通告がありませんので、質疑を終わります。 お諮りします。 第93号議案を除く第85号議案から第97号議案までの11案件は、お手元に配付しております
議案付託表のとおり各
常任委員会に付託したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
衞藤竜哉君) 異議なしと認めます。 したがって、ただいま申し上げた11案件は、
議案付託表のとおり各
常任委員会に付託することに決定しました。 (巻末172ページに
掲載)---------------------------------------
△第93号議案の質疑、討論、採決
○議長(
衞藤竜哉君) 日程第12、第93号議案 令和3年度
豊後大野市
一般会計補正予算(第9号)を議題とします。 お諮りします。 本案については、会議規則第37条第3項の規定により
委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
衞藤竜哉君) 異議なしと認めます。 したがって、本案については
委員会付託を省略することに決しました。 それでは、第93号議案について質疑を行います。 第93号議案については、質疑の通告がありますので、発言を許します。 初めに、4番、
佐藤昭生君。
◆4番(
佐藤昭生君) 別冊3の
一般会計補正予算(第8号・第9号)
歳出説明書の7ページをご覧ください。 道の
駅等管理運営事業について、
指定管理施設緊急運営負担金として各駅に配分されていますが、原尻の滝だけ金額が突出している理由をお伺いします。
○議長(
衞藤竜哉君)
安藤商工観光課長。
◎
商工観光課長(
安藤久美子君) この道の
駅等緊急運営負担金は、
新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらも、
地域活性化及び観光の拠点施設として地域の雇用を維持するために、
感染防止対策や経費削減に努めながら営業活動を継続されている道の駅の事業を継続するために必要となる経費を負担するものでございます。積算の基礎につきましては、令和3年度の売上げの予想額と令和元年度のコロナ前の売上げの差額から積算しているところでございます。 原尻の滝の負担金が突出しているというご質問でございますが、原尻の滝は、
豊後大野市を代表する観光地として、年間多くの観光客が見えられます。でありますことから、原尻の滝のお客様は観光客の方が中心というところでございます。
新型コロナウイルスの影響によりまして、外出の自粛や年間約10万人訪れるチューリップフェスタの
イベント等の中止や
観光ツアー等もできなかったことで観光客が激減し、その影響で、売上げの激減もあるというところで、そういうことから他の道の駅と比べまして負担額が大きくなっているという状況でございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 4番、
佐藤昭生君。
◆4番(
佐藤昭生君) 9月の令和2年度
決算特別委員会のときに、
指定管理のことでも質問いたしました。そのときの答弁が、隣接の道路の交通量や観光地との距離によって、それぞれ違うんですと。ですから、観光地のないほかの道の駅については、そこで頑張っているので、
指定管理料をつけていますという表現でしたが、今の答弁と整合性をもう一度お伺いします。
○議長(
衞藤竜哉君)
安藤商工観光課長。
◎
商工観光課長(
安藤久美子君) 先ほど答弁申しましたように、お客様の中心が観光客というところでありまして、これは
新型コロナウイルスの対応につきましても国のほうから通達が来ておりまして、
指定管理者が自然的または人的な現象に対するリスクについては市が負担すると協定書の中でもうたっておりますことから、今回につきましては、
新型コロナウイルス感染症の影響を受けた道の駅等に対する負担金ということで支出するものでございます。
○議長(
衞藤竜哉君)
佐藤昭生君。
◆4番(
佐藤昭生君) なかなかよく理解できませんけれども、今回の支出に対しては、何ら不満があったり、よくないという意見ではありませんので、今後、道の駅、コロナが回復したら、しっかりまた運営に携わっていただきたいなと思っています。 以上で質問を終わります。
○議長(
衞藤竜哉君) 次に、9番、
吉藤里美君。
◆9番(
吉藤里美君) 私もどのように算定するのかというのをお伺いしようと思っていました。それと、各道の駅の方には、説明といいますか、協議等をされているのか。または、今後、説明をするのか、お伺いいたします。
○議長(
衞藤竜哉君)
安藤商工観光課長。
◎
商工観光課長(
安藤久美子君) この
運営負担金につきましては、
商工観光課が道の駅の社長にご説明をさせていただいて、今年度の売上げの予想額等もお聞きした中で、負担金を予算計上するとしております。最終的には決算書が出てまいりますので、それを見ながら、要綱に負担金の算定基準を決めておりますので、要綱に基づいて負担金を交付していきたいと考えております。 また、今回、議案を可決していただいた後には、また道の駅等に説明に上がって、今後の手続等についてはご説明したいと考えております。
○議長(
衞藤竜哉君) 9番、
吉藤里美君。
◆9番(
吉藤里美君) ただいま答弁で決算を見てということを言われましたが、これは何年度の決算ですか、令和元年度ですか。
○議長(
衞藤竜哉君)
安藤商工観光課長。
◎
商工観光課長(
安藤久美子君) 令和3年度の決算書に基づいて、令和2年度と比較をする形で負担金は交付していきたいと思います。予算の段階では売上げのほうで予算を積算しているところでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 9番、
吉藤里美君。
◆9番(
吉藤里美君) 何か今よく分からなかったんですけれども、令和3年度の決算って、まだ出ていないです。
決算見込みということですか。
○議長(
衞藤竜哉君) 川野市長。
◎市長(川野文敏君) 今、予算化している分は、概算払いということで、来年の3月までの売上げがどうなるかということを予測した予算でございまして、実際に決算で令和3年度分が確定いたしましたら、その決算額と予算額を調整して払い過ぎた分は返してもらうし、足らない分はまた調整するという考え方での今回の予算提案でございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 9番、
吉藤里美君。
◆9番(
吉藤里美君) しっかり精算があるということが分かれば、特に問題ありません。ありがとうございました。 それでは、別冊3の
一般会計補正予算の
歳出説明書の10ページです。
定住促進事業についてお伺いいたします。
空き家成約奨励金、それと
定住住宅補助金が増額補正となっておりますが、それぞれ何件分の補正なのか。また、今年度、現在までの実績と今年度の見込みをお伺いいたします。
○議長(
衞藤竜哉君)
河室まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(
河室晃明君)
空き家成約奨励金につきましては、11月末現在、14件で合計140万円でございます。今回、5件分の追加で、今後、合計で20件を見込んでいるところでございます。 続きまして、
持家取得補助金につきましては、11月末現在で合計13件の910万円でございます。今後、3件分の追加、約200万円を見込んでおり、追加の補正をお願いしているところでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 9番、
吉藤里美君。
◆9番(
吉藤里美君) 今の答弁で、結構空き家に入られている方が多いなと思いました。 今朝、市役所に来るときに、定期バスに
空き家募集という広告を載せているのも見ましたし、結構大野町でも新規就農の方とか空き家を探している方が多いので、
空き家バンクへの登録の確保も併せてお願いしたいと思います。 以上、この点は終わります。 それから、別冊3の11ページです。
ケーブルテレビ管理事業についてお伺いいたします。 今回、
県道改良事業や県中
山間事業等に伴う
伝送路移転工事請負費が2,705万7,000円増額をされております。そして、それの財源内訳については、
移転補償費が1,851万5,000円となっておりますが、その差額についてはどのようになるのか、お伺いいたします。
○議長(
衞藤竜哉君)
小野総務課長。
◎
総務課長(小野律雄君)
県道改良事業及び県中
山間事業等に伴う
伝送路移転工事の内訳につきましては、
県道改良工事によるものが3件、県中
山間地域総合整備事業によるものが2件、その他市道等によるものが2件です。 工事費から補償費を差し引いた854万2,000円の差額につきましては、主に
県道改良事業に伴う光ケーブルや
機器等設備の
移転補償費が財産価値の減耗分(減額分)の控除や
県負担割合が50%等により補償率が低くなり生じたものでございます。 なお、県中
山間事業等については、補償率はほぼ100%となっています。
○議長(
衞藤竜哉君) 9番、
吉藤里美君。
◆9番(
吉藤里美君) 分かりました。 では、次、19ページの
道路橋梁新設事業についてお伺いいたします。
市道木浦内線の
道路改良事業ですが、改良の箇所の延長が400メートルから800メートルの倍の距離に変更されておりますが、変更の内容をお伺いいたします。
○議長(
衞藤竜哉君)
後藤建設課長。
◎
建設課長(後藤泰二君)
市道木浦内線の改良計画についてでございますが、当初、未改良区間の現道拡幅を基本に延長400メートルの間の改良計画としていましたが、概略設計時の路線検討に当たり、現道の拡幅案では家屋の移転や長期間の通行止めを余儀なくされることから、実施は困難と判断し、バイパスルートでの改良計画に変更したいと考えております。 延長につきましては、バイパスから現道への接続等を考慮し、路線延長800メートルでの計画をしているところでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 9番、
吉藤里美君。
◆9番(
吉藤里美君) 木浦内線は、本当に幅員が狭いところに住宅があるところもありまして、結構交通量も多く、スピードを出して通る車が多く見受けられます。この変更は、とてもいいなと思います。 以上で質問を終わります。
○議長(
衞藤竜哉君) 次に、3番、高野辰代君。
◆3番(高野辰代君) 別冊3の12ページ、地域生活支援事業についてですが、地域生活支援事業委託料が358万7,000円増額になっております。増額についての説明と、訪問入浴サービス事業について、昨年の比較、そして日中一時支援事業について、同じく説明していただきたいと思います。お願いします。
○議長(
衞藤竜哉君) 朝倉
社会福祉課長。
◎
社会福祉課長(朝倉誠一君) まず、訪問入浴サービス事業委託料35万9,000円の追加についてでありますが、これは、4月から9月までの実績に基づき推計し直したところ、予算の不足が見込まれることから、今回35万9,000円の追加をお願いするものでございます。 追加の理由といたしましては、当初予算では、利用を週1回の月4回と見込み、利用者1名分の年間48回分を予算計上しておりましたが、利用者が4月から6月はありませんでした。しかし、7月が5回、8月が8回、9月からは毎月9回利用し、年間76回の利用の見込みとなることから、利用料単価1万2,790円掛け追加28回分の35万9,000円を追加するものであります。なお、令和2年度の利用実績はございません。 この事業の利用対象者は、市内に居住し、在宅で身体上の障がいのため日常生活を営むことに支障があり、かつ介護保険法の適用を受けられない方となっています。利用回数は、利用者及びその家族の希望、利用者の身体的状況及び当該世帯の状況等を勘案して定めます。また、利用負担額は、委託事業者の受託基準額の10分の0.5、所得状況に応じて限度額がございます。 次に、日中一時支援事業委託料322万8,000円の追加についてでありますが、これも4月から9月までの実績に基づき推計し直したところ、予算の不足が見込まれることから、今回322万8,000円の追加をお願いするものでございます。 追加の主な原因といたしましては、4月から9月までの実績を前年度と比べますと、利用者は3名の増加、送迎加算と利用加算は1.4倍、利用時間も1.2倍となっており、これに伴い支出額も1.5倍となっております。特に、6月の支出額が69万9,419円となっておりますので、10月から3月までの各月の支出額を70万円と見込み、322万8,000円の追加をするものであります。
新型コロナウイルス感染症の影響で、障がい福祉サービスの短期入所が一時中断されております。日中一時支援のニーズがそれによって高まりまして、増加に転じたものと思われます。 なお、日中一時支援事業とは、障がい者等を一時的に預かることにより、障がい者等の日中における活動の場を確保し、日常的に介護している家族の一時的な休息を目的としております。障がい者等に活動の場を提供し、見守り、社会に適応するための日常的な訓練等を行っております。 対象者は、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、それと難病患者等で障害者総合支援法に規定する短期入所の支給決定を受けた方、または同法に規定する行動援護の支給対象者に準ずる方となっております。負担する金額は原則1割ですが、所得状況に応じて限度額がございます。利用者数につきましては、令和2年度は20名、本年度は現在23名となっております。
○議長(
衞藤竜哉君) 3番、高野辰代君。
◆3番(高野辰代君) 丁寧な説明ありがとうございました。 地域生活支援事業ということで、在宅での生活、そして障がい者を持たれているご家族の支援ということで、また当初予算においてもしっかり予算組みしていただきたいと思います。 続きまして、別冊3の15ページでございます。農地中間管理事業です。 6,500万円ということで、農地集積・集約化促進交付金、園芸団地づくり推進交付金、園芸産地農地確保推進交付金がございます。最初の交付金につきましては、団体についてはどういう団体か。そして、2番目の交付金につきましては、高収益品目についてはどういうものか。3番目の交付金につきましては、推進対象品目とは何かということを知りたいと思います。そして、この3つの交付金につきまして、周知方法についてどういうふうに考えているのか教えていただきたいと思います。お願いします。
○議長(
衞藤竜哉君) 森下
農業振興課長。
◎
農業振興課長(森下志郎君) 農地中間管理事業につきましては、農業経営の規模の拡大、農用地の集団化、また、新たな農業経営者の参入促進等、農用地の利用の効率化を目的としているところでございます。 まず、農地集積・集約化促進交付金につきましては、地域が計画した集積・集約化の実績に応じて交付金を交付するものであります。そのため、交付対象につきましては、集落営農法人、集落営農組織、自治区等となります。制度の周知方法については、農地集積を進めようとする地区を中心に説明会を実施するとともに、農業委員や農地利用最適化推進委員への制度の説明を行う等の方法により、周知を図っているところでございます。 次に、園芸団地づくり推進交付金につきましては、水田に高収益作物を作付する場合に、農地の出し手に交付金を交付するものであります。対象となる高収益作物については、具体的には、ピーマン、里芋、カンショ、白ネギなどの園芸品目であり、主食用水稲などは対象外となります。制度の周知方法については、交付の要件が主として借手である耕作者の作付状況によることから、農地中間管理の実績等でリスト化をした水田畑地化を目指す担い手に対して、制度の説明を個別に行っているところでございます。 最後に、園芸産地農地確保推進交付金につきましては、本年度より取り組んでおります大分県の「ねぎ産出額100億円プロジェクト」に関するものでございます。対象品目は白ネギでございます。制度の周知方法につきましては、豊肥振興局に設置された農地集積の専門部署により、白ネギに適した農地のある地域での説明会や農業委員、農地利用最適化推進委員への説明と情報提供等により事業を推進しているところでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 高野辰代君。
◆3番(高野辰代君) 農地中間管理事業ということで、こういった事業が進められるということで、効率的な対象者への周知を考えられているようですが、そのほかにも平等な補助金等の周知が私的には必要かなと考えていますので、効率的な周知がいいかとは思っておりますが、平等な周知も今後考えていただけたらと思っております。 続きまして、別冊2の補正予算書(第9号)の35ページの新時代の水田農業低コスト化対策事業補助金のマイナス225万円の減額について、事業の内容と減額の理由について教えてください。
○議長(
衞藤竜哉君) 森下
農業振興課長。
◎
農業振興課長(森下志郎君) 新時代の水田農業低コスト化対策事業補助金の減額についてですが、5条刈りのコンバインの要望があったため、当初予算化をしておりました。正式に確定した事業の面積要件等により再度協議を行ったところ、最終的には農地の規模拡大が困難であったことから、事業を実施しないとなったことによる減額でございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 高野辰代君。
◆3番(高野辰代君) 事業の内容が当初とちょっと変わっているというか、分かりました。 以上で終わります。
○議長(
衞藤竜哉君) 次に、6番、原田健蔵君。
◆6番(原田健蔵君) 別冊3の主要
歳出説明書の11ページ、
ケーブルテレビ管理事業4,302万5,000円の増額補正についてであります。 これについては、この説明書の内容について詳しい説明を求めたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(
衞藤竜哉君)
小野総務課長。
◎
総務課長(小野律雄君) まず、委託料1,596万8,000円についてでございますが、九州電力柱及びNTT柱の移転に伴う伝送路移設施工費等の増額分999万5,000円及び支障木伐採等の工賃等の増額分597万2,000円を追加補正するものです。 次に、工事費2,705万7,000円につきましては、
県道改良事業に伴う移設工事3件1,309万9,000円及び県中
山間地域総合整備事業に伴う移設工事2件1,601万7,000円、その他市道等に伴う移設工事2件73万5,000円の総額から現在の予算残額279万4,000円を差し引いた額を追加補正するものです。
○議長(
衞藤竜哉君) 原田健蔵君。
◆6番(原田健蔵君) 補正前の額3億5,457万1,000円に対して12%ぐらいの増額補正となっていますけれども、今お伺いしたら、説明書にもありますけれども、電柱の移転や支障木の伐採を見込んだ額ということで理解してよろしいのか。そしてまた、これは本年度のみの一般的な増額であって、将来こういうことが可能性としてあるのかどうか、お伺いします。
○議長(
衞藤竜哉君)
小野総務課長。
◎
総務課長(小野律雄君) 今回補正した事業等につきましては、令和3年度で終了予定でございます。今後の来年度以降の予想についてでございますけれども、要因といたしましては、やはり支障木の伐採等が今後増えてくることが予測されますので、これに関連する事業につきましては、今後、支出が増額するものと見込んでいるところでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 6番、原田健蔵君。
◆6番(原田健蔵君) 理解しました。 ちなみに、もう一点だけお伺いします。これに関わることで、インターネットの契約数、受信世帯は各5年間でどのくらいの増減があったのかお伺いしたいんですけれども、よろしくお願いします。
○議長(
衞藤竜哉君)
小野総務課長。
◎
総務課長(小野律雄君) インターネットの加入者数につきましては、民間会社のケーブルテレコムのほうが把握しておりますので、私からはケーブルテレビの加入世帯数についてお答えいたします。 ケーブルテレビの加入世帯数についてでございますが、平成30年度より施設入所等による休止世帯を含まない加入世帯数を報告していますので、平成30年度よりお答えします。平成30年度が1万2,523世帯、令和元年度が1万2,526世帯、対前年度3世帯の増、令和2年度が1万2,660世帯、対前年度134世帯の増、令和3年度10月末現在で1万2,712世帯、対前年度52世帯増となっており、令和2年度、令和3年度につきましては、コロナ禍の巣篭もり需要により大幅に増加しています。
○議長(
衞藤竜哉君) 原田健蔵君。
◆6番(原田健蔵君) 次に、別冊3の
歳出説明書の19ページ、
道路橋梁新設事業。先ほど吉藤議員の質疑の中で木浦内線の詳細についてはお伺いしましたので、これに関連して1点だけお伺いします。 市道の改良・改修事業については、国道や県道との関係、そしてまた第一義的には地元住民の要望にて着手の運びとなると思いますけれども、建設課としては、その着手に関してどのような基準があるのか。分かる程度で結構ですので、お伺いします。よろしくお願いします。
○議長(
衞藤竜哉君)
後藤建設課長。
◎
建設課長(後藤泰二君) 道路の改良事業につきましては、議員おっしゃるように地元からの要望を受け、現地調査を行い、交通量、利便性、地域性等を考慮し、総合的に判断し、計画を立て、順次着手するようにしております。また、市道補修事業等につきましては、橋梁、トンネル等定期点検を基に長寿命化修繕計画を策定し、計画的に補修事業を行っているところでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 原田健蔵君。
◆6番(原田健蔵君) これで質問を終わりたいと思います。
○議長(
衞藤竜哉君) 次に、5番、春野慶司君。
◆5番(春野慶司君) 別冊2の補正予算書(第9号)の28、29ページです。 予防接種事業、コロナの予防接種事業ですが、2,925万7,000円、それから償還金、利子及び割引料を引いた2,789万1,000円。多分、純粋にワクチンのお金は一番下のほうの委託料2,164万円なんでしょうが、これは何人分が来ているんでしょうかという質問がまず1つ。 それから、第3回目の接種開始日は何月何日頃を予定していますか。何日まではまだ決まっていませんという場合は、大体いつ頃になりそうでしょうか。 3番目に、あくまで接種希望者ですが、3回目の全員が終了するのはいつ頃になりますか。 4番目、この1の人数分を打ち終わったら、次のワクチンが滞りなく届くようになっているのでしょうか。 5番目、これは参考までに教えてもらいたいのですが、1回目、2回目それぞれ打ち始めから終了まで、何か月と何日という回答になると思いますが、何日かかりましたか。 以上、お願いします。
○議長(
衞藤竜哉君) 羽田野
市民生活課長。
◎
市民生活課長(
羽田野宏章君) まず、この金額は何人分でしょうかということでございます。今回、補正額が2,789万1,000円ということでございます。そのうち、予防接種委託料が2,164万円となっております。これにつきましては、3回目接種分ということで、12月から3月までの接種見込者ということで1万8,400名ということで積算をしております。実質、この積算でいきますと、金額が高いんですけれども、当初予算で1、2回目のほうを組んでおります。その接種者数が減少しておりますので、その調整を行いまして、金額的には算出されております。 それから、第3回目の接種開始日はいつかということでございますが、一番早く接種を始めております医療関係者の方でございますが、12月8日から
豊後大野市、接種を開始しております。一般の高齢者等の方々になっていくのは2月上旬頃という予定をしております。 それから、接種希望者全員が終了するのはいつ頃になりますかということでございますが、今、国の第3回目接種の事業の期間ということで考えますと、令和3年12月1日から令和4年9月30日までということで国のほうは計画をしておりますが、そうなってきますと現状1、2回目の接種の方が、1月末までに終わらないと、その基準内に入らないということになるんですけれども、1、2回目の接種の方につきましても接種期限が令和4年9月30日までということで延長されました。そうなってきますと、この終了につきましても延びていくという状況であろうかと。国のほうの事業も延長されていくと考えております。 それから、12月から3月までの接種見込者数でございますが、接種が終了したら次のワクチンが滞りなく届くようになっていますかということでございます。現在、3回目の接種分につきまして、議員ご指摘のとおり、12月から3月分までのものにつきましては、今、配分計画ということで市町村に示されております。4月以降のものにつきましては、まだ国のほうから配分計画等が来ておりません。順調に来ていただきたいという希望をしておるところでございます。 それから、2回目の接種を完了するまでに何日かかりましたかというご質問でございます。このことにつきましては、実は、先ほども答弁した中にありますが、1、2回目の接種の期限といいますのは、国の事業上、当初は令和3年度事業、令和4年3月までということで計画されておりましたものが、3回目接種と合わせる形になりますけれども、令和4年9月末まで延長されたという関係で、まだ1、2回目の接種については、現在も継続中ということでございます。 そして、
豊後大野市のワクチン接種の開始でございますが、令和3年3月中旬からということで始めております。国の当初の考えの中に、1、2回目の接種はおおむね11月で終了し、そして12月からは3回目接種というような考えがございました。そういったことで考えますと、11月というのは、ほぼ終了かなという時期でございますが、今の接種率が81%を超えておりますけれども、ほとんどの方が接種したということでいえば、その時期かなと思いますけれども、接種としての事業はまだ継続中ということで、令和4年9月30日まで実施されるということでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 5番、春野慶司君。
◆5番(春野慶司君) 4番は、そしたら、この1番の2,789万1,000円、1万8,400名分が終わって、滞りなくいいタイミングで来るか、ここははっきりしていないということの理解でいいですね。ひょっとしたらタイムラグが生ずるかもしれないというようなことですかね。 こういう質問をどうしてしたかというと、新しいオミクロン株ですか、これは、当初は3回目は8か月後でいいとか、6か月後でいいとか、いろいろ諸説ありましたが、どうも早ければ早いほどいいという説が大半を占めているようなので、できるだけ
豊後大野市も早く3回目に取りかかって、早く終わるようにしていただきたいと思います。
○議長(
衞藤竜哉君) ほかに質疑の通告がありませんので、第93号議案の質疑を終わります。 これから第93号議案について討論を行います。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第93号議案について採決します。 第93号議案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(
衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第93号議案 令和3年度
豊後大野市
一般会計補正予算(第9号)は原案のとおり可決されました。 ここで午前11時10分まで休憩します。 休憩 午前10時55分 再開 午前11時10分
○議長(
衞藤竜哉君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
---------------------------------------
△第98号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(
衞藤竜哉君) 日程第13、第98号議案 令和3年度
豊後大野市
一般会計補正予算(第10号)を議題とします。 本案について、提案理由の説明を求めます。 川野市長。 〔市長 川野文敏君登壇〕
◎市長(川野文敏君) それでは、今期定例会に追加提案いたします第98号議案につきまして、提案理由をご説明申し上げます。 第98号議案 令和3年度
豊後大野市
一般会計補正予算(第10号)につきましては、歳入歳出予算の総額に、それぞれ3億2,563万5,000円を追加し、総額292億2,609万7,000円とするものでございます。 歳入における補正といたしましては、15款2項2目民生費国庫補助金で子育て世帯等臨時特別支援事業費補助金1億7,970万円及び子育て世帯等臨時特別支援事務費補助金182万6,000円の追加。16款2項5目商工費県補助金で地域消費喚起プレミアム商品券支援事業費補助金6,670万円の追加。20款1項1目繰越金で7,740万9,000円の追加でございます。 歳出における補正といたしましては、3款3項1目児童福祉総務費で子育て世帯等臨時特別支援事業2億2,223万5,000円の追加。7款1項2目商工振興費で商工業振興事業1億340万円の追加でございます。 なお、補正の詳細につきましては、別冊の説明書を配付させていただいておりますので、お目通しをお願い申し上げます。 以上で、第98号議案につきまして、提案理由の説明を終わります。何とぞ慎重審議の上、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。 〔市長 川野文敏君降壇〕
○議長(
衞藤竜哉君) 提案理由の説明が終わりました。 お諮りします。 本案については、会議規則第37条第3項の規定により
委員会付託を省略し、直ちに審議したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
衞藤竜哉君) 異議なしと認めます。 したがって、本案については
委員会付託を省略し、直ちに審議することに決定しました。 それでは、第98号議案について質疑を行います。 第98号議案については、質疑の通告がありますので、発言を許します。 7番、後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) まず、3款3項1目子育て世帯等臨時特別支援事業について伺います。 先ほど市長から上程がありましたが、昨日、上程がある前に、まず、ホームページに支給しますというのが流れ、その後、LINEにも流れてきました。この件に関して、上程も終わっていないのに流した理由についてお尋ねします。
○議長(
衞藤竜哉君) 安東
子育て支援課長。
◎
子育て支援課長(安東礼子君) すぐに出せるように準備をしておりましたところ、誤って公開してしまいました。決して議会軽視をしているものでございませんでした。大変申し訳ありませんでした。
○議長(
衞藤竜哉君) 後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) こういうのは、やっぱりちょっと、議会軽視しているわけではないというわけで、その後、訂正して、準備中という形で再度流し直したという状況はありますけれども、その辺はしっかりやっていただければなと思います。 続いて、国会でも今話題になっていますし、全国の自治体が、一括で10万円支払うとか、5万円の残りをクーポンではなく現金にする等、いろいろと話題になっておりますけれども、本市は今日上程した段階ですので、これを一括10万円で支給するというお考えはないのか、お尋ねいたします。
○議長(
衞藤竜哉君) 安東
子育て支援課長。
◎
子育て支援課長(安東礼子君) 今回の補正第10号に提出させていただきました子育て世帯臨時特別給付金給付事業につきましては、国の制度として、児童1人につき5万円の給付を行いたいとしているものでございます。中学生までの児童手当の受給対象児童が2,800人、高校生、公務員家庭、出生・転入児童が1,600人で計4,400人分です。このうち、中学生までの対象児童2,800人については、ご承認をいただいた後、10月支給の児童手当のシステムをカスタマイズし、年内に現金で支給したいと考えております。 議員から通告をいただいております一括10万円給付にすべきではについてでございますが、10万円を2回に分けて5万円ずつ給付するよりも、一括での支給を望まれる声もありますことから、可能な限り現金一括給付できるよう既に準備を進めているところでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) 今の話でいくと、準備をしているということは、年内に10万円出せると理解してよろしいんでしょうか。
○議長(
衞藤竜哉君) 安東
子育て支援課長。
◎
子育て支援課長(安東礼子君) 少なくとも国の補正予算成立後、22日以降となりますが、国の方針を確認した上での対応と考えております。今回の第10
号補正予算と併せて、年内に一括で支給の準備を同時並行で進めながら、可能な限り速やかに対応したいと考えております。年内一括で10万円給付を実現したいと考えております。
○議長(
衞藤竜哉君) 後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) すばらしいお考えだと思います。市民もたくさんの方は一括で10万円を希望されていると思いますので、ぜひ、よろしくお願いいたします。 そこで、所得制限がございますけれども、この所得制限にかかる人数はどのぐらいいらっしゃるんでしょうか。
○議長(
衞藤竜哉君) 安東
子育て支援課長。
◎
子育て支援課長(安東礼子君) 33名の親御さんが所得制限にかかっております。
○議長(
衞藤竜哉君) 7番、後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) これも昨日から話題になっていますけれども、所得制限を外して単費で出す自治体の首長の声もたくさん上がっております。
豊後大野市、33名ということですから、10万円仮にこの所得制限を外しても330万円ということですけれども、これを単費で出すお考えはないんでしょうか。
○議長(
衞藤竜哉君) 川野市長。
◎市長(川野文敏君) 先ほど安東課長のほうから答弁させていただきましたとおり、今回のこの給付金は、国の制度で実施するものでございまして、国が所得制限を設けている以上、本市もそれに従って国の制度として実施する予定でございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) 国の制度は分かりました。では、これにかかわらないですけれども、追加もしくは1月に臨時でもいいですし、市長の専決になるのかもしれませんけれども、単費で所得制限以外の方に10万円を支給するというお考えはいかがでしょうか。
○議長(
衞藤竜哉君) 川野市長。
◎市長(川野文敏君) 所得制限を外しての10万円の給付ということでございますが、これは国がコロナで落ち込んだ子育て世帯を支援していこうという制度でございますので、市単独の制度ではございません。ですので、国の制度として実施するということでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) いやいや、国の制度ではなくて、市長の考えというか、市の考えとして、新たな事業費として所得制限がかかった方に関して出すということなので、今回の国の制度に合わせてというわけではなくて、今はなくても、今後考えていくとか、そういうところでも、何とかこの部分を出すお考えはないですか。 何でこれを言っているかといったら、
豊後大野市では、この4,400名出す以外にその所得制限がかかっている方々というのは、33名しかいない。この方たちは、所得が高い、イコール市民税をしっかり払ってくれている方々なんですよね。だから、そういう方々にも公平に出すべきではないかというところで、もう一度お尋ねいたします。
○議長(
衞藤竜哉君) 川野市長。
◎市長(川野文敏君) ご質問にお答えいたしますが、この制度自体、国がつくったものでありまして、いや、聞いてください。そもそもこの制度自体が、本当に10万円給付が今必要なのかということも世論調査で言われている点もございまして、制度自体がどうだという根幹に関わる問題もございます。ですので、私どもは国の制度として実施するという考えで今のところ進めております。
○議長(
衞藤竜哉君) 後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) ちょっと相違というか、国の制度としてなかなかちょっと……。市長の考えは分かりました。 続きまして、7款1項2目商工業推進事業です。 まず、県の事業も絡んでいますけれども、プレミアム商品券、この発行総数は今までにない枚数ですけれども、これの根拠についてお尋ねいたします。
○議長(
衞藤竜哉君)
安藤商工観光課長。
◎
商工観光課長(
安藤久美子君) 議員がおっしゃられましたように、本事業は大分県が県下18市町村を補助対象とした大分県地域消費喚起プレミアム商品券支援事業で実施するものでございます。 ご質問の発行冊数につきましては、本市で発行してきた枚数の中では、これまでは2万冊というのが一番多かったんですけれども、今回につきましては3万冊という形で大分県からの配分が来ているところでございます。市内の事業者の経営や域内の経済喚起、または市民生活にも好影響をもたらすと判断いたしまして、本市の販売枚数を3万冊と考えているところでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) 飲食店の3割というプレミアムはついていますけれども、一般の商品券で30%ついたのは今までに記憶がないので、かなり人気を呼ぶのではないかなと思いますけれども、この販売方法と、まず1世帯というか、1人というか、幾らずつ買えるのかという点についてお尋ねいたします。
○議長(
衞藤竜哉君)
安藤商工観光課長。
◎
商工観光課長(
安藤久美子君) 販売方法につきましては、
新型コロナウイルス感染症の対策や購入される方の平等性、公平性を考えまして、今年度実施いたしましたように応募券による抽せん方法での対応を考えているところでございます。 1人当たりの上限等、また具体的な販売方法につきましても、可決いただいた後に具体的な話を商工会と検討してまいりたいと考えておりますが、今、事務方の打合せの中では、1人当たり10冊まで、10万円までを上限にしていこうという考えであります。
○議長(
衞藤竜哉君) 後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) 10万円だと、行き渡る方というのが狭まって、かなり不公平感が出るんではないかなということもありますので、その辺はもう一度考えていただいて対応していただければなと思います。 続きまして、この事務費につきましてです。今まで大体150万円、200万円、多くて300万円ぐらいの事務費でしたけれども、今回1,340万円の事務費についてはどういう内訳になっているのか、お尋ねいたします。
○議長(
衞藤竜哉君)
安藤商工観光課長。
◎
商工観光課長(
安藤久美子君) これまでに比べて金額的に事務費の割当てが多いというところでございますが、まず、この事業をこれまでどおり商工会のほうに補助事業という形で事業を委託するように考えております。ちょうど販売時期が商工会の確定申告の時期と重なるということもございまして、この事業につきまして、商工団体のほうからも意見等をいただいているところでございます。そして、大分県が商工会等の事情等を考慮して、人件費に充てられる事務費が、これまでよりも人件費部分の配分が少し多くなっているというところと、あとは通常に比べまして、県の委託事業ということもございまして、プレミアム商品券の販売に係る取扱手数料や換金手数料というものが今回の事務費の中に組み込まれているところでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) 人件費の具体的な内容を教えてください。
○議長(
衞藤竜哉君)
安藤商工観光課長。
◎
商工観光課長(
安藤久美子君) 今回の人件費の主な内容ですけれども、人材派遣会社に依頼いたしまして、パートの方をお雇いするという形で考えております。その方の1か月当たりの旅費等を含めた27万円に、商工会の支所が7か所、期間が4か月のところと、あと、三重町と緒方町と大野町につきましては、取扱件数が多いということから延長して、5か月という形で掛けて、人件費を積算しているところでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) 総額幾らでしょうか。
○議長(
衞藤竜哉君)
安藤商工観光課長。
◎
商工観光課長(
安藤久美子君) 失礼いたしました。総額837万円で積算しているところでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) そもそも、先ほど確定申告の時期に重なるので、人が必要ということですけれども、ではこれは、4か月とか5か月間販売するんですか。
○議長(
衞藤竜哉君)
安藤商工観光課長。
◎
商工観光課長(
安藤久美子君) 県からの指導といたしましては、最長4か月という認識でおります。
○議長(
衞藤竜哉君) 後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) そもそも、県から指導があって、4か月置かなきゃいけない。さらに換金等々という話ですけれども、毎日、何十人、何百人も、当初は来ますよ、はがきの当たった人、みんなが換金に来ると思うんですけれども、本当に4か月、5か月そんなに置く必要性があるのでしょうか。ましてや、換金に来るのは商工会の会員の方だと思いますけれども、商工会の会員の方であれば、この日とこの日というか、聞くところによると、三重町以外のところは1人しかいなくて、午前中しかいないとか、午後からしかいないとか、いろいろ何かあるみたいですけれども、そういうのは午前中しかいませんとか午後からしかいませんと言えば、商工会の人で対応できるのではないでしょうか。4か月も5か月もこんな837万円もかけて人を雇う必要性が本当にあるのでしょうか。
○議長(
衞藤竜哉君)
安藤商工観光課長。
◎
商工観光課長(
安藤久美子君) 議員おっしゃられましたように、各支所において職員の勤務状態等も変わるところでございますけれども、概算で事務費等を補助金として交付いたしました後に、人件費等につきましては実態に応じた形で精算をしていただくように考えているところでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) いやいや、実態に応じてというのも理解できるんですけれども、もう予算を組んでいたら、この人を雇うでしょう。そもそも、これは派遣会社に頼むからかもしれませんけれども、パートに月27万円も払うというのはどういう考えなんですか。
○議長(
衞藤竜哉君)
安藤商工観光課長。
◎
商工観光課長(
安藤久美子君) この27万円につきましては、人材派遣会社に確認をしておりまして、その金額となっているところでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) 27万円、ちょっとびっくりなんですけれども、派遣会社に頼まなきゃいけないんでしょうか。逆に言うと、これは派遣会社はどのぐらい取るんですか。
○議長(
衞藤竜哉君)
安藤商工観光課長。
◎
商工観光課長(
安藤久美子君) 商工会とも相談いたしまして、この時期、なかなか急にパートの方が集まらないのではないかということで、大分県内にあります人材派遣会社に問合せをしているところでございまして、派遣会社につきましては事務費を1割程度だとお聞きしております。
○議長(
衞藤竜哉君) 後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) しつこくなりますけれども、人材派遣会社が1割取った、そしたら24万円はパートの人に行くわけですよ。1か月24万円のパートって
豊後大野市内にありますか。
○議長(
衞藤竜哉君)
安藤商工観光課長。
◎
商工観光課長(
安藤久美子君) 旅費も含めた形の中で、最高額が27万円と伺っておりますので、実際には、市内の近い地域の方に登録をしていただければ、その点の旅費、金額等については変わってくると思うんですけれども、時給大体1,000円程度ぐらいかと思っております。
○議長(
衞藤竜哉君) 後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) ちょっと計算します。時給1,000円、8時間、1日8,000円。三八、24。30日、土日も祝日も出勤するんですか。
○議長(
衞藤竜哉君)
安藤商工観光課長。
◎
商工観光課長(
安藤久美子君) ごめんなさい。詳細の時給は、金額は間違いがあるかもしれませんけれども、キャリアバンクに伺った金額が27万円というところで算定をさせていただいているところでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) 本当に適当だなと思っています。 次、県の委託だから、取扱手数料、換金手数料がかかります。今まで市の場合はかかっていないのに、何で県がやる場合は、この換金手数料、販売手数料がかかるのか、その理由を教えてください。
○議長(
衞藤竜哉君)
安藤商工観光課長。
◎
商工観光課長(
安藤久美子君) これまでの事業につきましては、商工会のほうからも要望等がありまして、一緒になって事業を行ってきたというところでございます。しかし、今回につきましては、県の委託事業というところから、大分県の補助金の中でも換金手数料、販売手数料につきましては、事務費の経費ということで見込まれているところでございますので、県の事業という形でこちらと合わせて、今回の事業につきましては換金・販売手数料についても計上させていただいているところでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) それは、あくまでも県がこの換金手数料や販売手数料も事務費として見ていいですよという話ですよね。これを使いなさいという強制ではないのではないですか。
○議長(
衞藤竜哉君)
安藤商工観光課長。
◎
商工観光課長(
安藤久美子君) 事務費として、大分県のほうから2分の1が補助されること等も勘案して、また、商工会のほうは申告の時期等もあるということで、委託事業として必要となる経費については事務費の中に含ませていただいているところでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) 何でこれをこんなに言うかといったら、今までだって200万円から300万円、市でやっている分に関しては、それぐらいしかかかっていないわけですよ。今回、2分の1、県から事務費が出るといっても、うち、概算とはいえ670万円、2分の1負担しなきゃいけないわけですよ。これを取りあえずは一般財源で出して、その後、コロナの補正で財源変更すると財政課長が議案学習会のときにもおっしゃっていましたけれども、670万円別にコロナで使える部分がある、今まで200万円とか300万円でできているんであれば、こんな無駄なお金を使う必要性はないんではないですか。
商工観光課長、どうですか。
○議長(
衞藤竜哉君)
安藤商工観光課長。
◎
商工観光課長(
安藤久美子君) 今回の事業につきましては、県下統一の地域消費喚起プレミアム商品券事業というところでございますので、本市といたしましてもそれに倣った形で事業を実施してまいりたいと考えております。
○議長(
衞藤竜哉君) 後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) いやいや、県下統一といっても、竹田市は県のプレミアムは今定例会に出ていませんし、話も出ていません。佐伯市も多分しないだろうと言っていました。臼杵市は県のプレミアムはする。杵築市は今のところ話はない。津久見市は県の方針が決まってからやる。別府市は、今定例会には上程しないけれども、今独自でやっているからやらないという話もあるわけですよ。 無駄をなくしてほしいんです。これが商工会の会員に平等に公正に670万円の事務費が何らかの形で落ちるんであればいいんですけれども、あくまでも商工会の事務の部分に関してこんなにお金を使うのはどうかなと思うんですけれども、お考えはいかがでしょうか。
○議長(
衞藤竜哉君)
安藤商工観光課長。
◎
商工観光課長(
安藤久美子君) 県下の状況につきましては、本定例会、12月定例会で上程しているところが本市を含めて5市ありまして、今後、12月以降に対応するということもお伺いしているところでございます。 今回の事業につきましては、市内、域内の経済対策というところもございまして、30%のプレミアム商品券の事業を実施したいというところでございます。
○議長(
衞藤竜哉君) 後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) いや、30%のプレミアム商品券はいいんですよ。ただ、私が言っているのは、事務費が到底納得できないので、今ずっと聞いているんですけれども、事務費を見直すというお考えはないのでしょうか。
○議長(
衞藤竜哉君)
安藤商工観光課長。
◎
商工観光課長(
安藤久美子君) 事務費の内容につきましては、現在、金額を上程しておりますけれども、中身につきまして、実施に当たりましては、より無駄のないような形での事務を行っていくことについては、商工会と協議をしてまいりたいと考えております。
◆7番(後藤雅克君) もういいです。
○議長(
衞藤竜哉君) 通告による質疑は終わりました。 ほかに質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
衞藤竜哉君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから第98号議案について討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。 7番、後藤雅克君。
◆7番(後藤雅克君) 反対の立場から討論いたします。 先ほどから言いました子育て世帯に関してでは、10万円一括給付という形ですので、大変賛成はしておりますし、このプレミアム商品券の30%部分に関しても賛成ではございますが、事務費が到底納得できませんので、反対討論とさせていただきます。
○議長(
衞藤竜哉君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
衞藤竜哉君) 他に討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕