宇佐市議会 2022-09-09
2022年09月09日 令和4年第4回定例会(第5号) 本文
2022年09月09日:令和4年第4回定例会(第5号) 本文 (280発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード ○ 会 議 の 経 過 (五日目)
開議 午前十時〇〇分
◯議長(衛藤博幸君)皆さん、おはようございます。ただいまの出席議員は二十名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。
令和四年九月第四回宇佐市議会定例会を再開いたします。
これより本日の会議を開きます。
~ 日程第一 市政一般に対する質問 ~
◯議長(衛藤博幸君)日程第一、市政一般に対する質問を議題といたします。
通告がありますので、順次発言を許します。
市政一般に対する質問一覧表(令和四年九月九日)
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┃ 発言者 │ 発言の要旨 │ 答弁を求 ┃
┃ │ │ める者 ┃
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┃六番 │一、地域のために │市長および ┃
┃川谷光紹君 │ (1)空家情報提供事業(通称・
空き家バン │担当部課長 ┃
┃ │ ク)で、宇佐市担当課に対して、今ま │ ┃
┃ │ で貸主や借主からどのような相談を受 │ ┃
┃ │ け改善してきたのか。また、
トラブル │ ┃
┃ │ 防止のため、宅地建物取引業者の
仲介 │ ┃
┃ │ を勧めているが、仲介を希望しない理 │ ┃
┃ │ 由について市はどのように把握してい │ ┃
┃ │ るのか。 │ ┃
┃ │ (2)宇佐市がんばる団体応援事業の
希望者 │ ┃
┃ │ がとても多かったと聞く、コロナ禍に │ ┃
┃ │ 地域や各種団体の活性化に寄与してい │ ┃
┃ │ る取り組みの支援を増やすために、中 │ ┃
┃ │ 止になった補助金交付予定だった
イベ │ ┃
┃ │ ント等の予算を活用してはどうか。 │ ┃
┃ │ (3)コロナ陽性者が急増する中で、
救急隊 │ ┃
┃ │ 員の心労は計り知れない。現在の
新型 │ ┃
┃ │ コロナウイルス感染症に限らず、
団塊 │ ┃
┃ │ 世代が後期高齢者となる中で
救急搬送 │ ┃
┃ │ は今後も増加傾向にあると思われる。 │ ┃
┃ │ 患者への丁寧な対応と、適切な処置の │ ┃
┃ │ ためにも長時間勤務しやすい
消防庁舎 │ ┃
┃ │ の建設は急務である。現在の
検討状況 │ ┃
┃ │ は。 │ ┃
┃ │ (4)宇佐高田医師会病院について │ ┃
┃ │ 1)宇佐高田医師会病院が、宇佐市にお │ ┃
┃ │ いて果たしている役割は。 │ ┃
┃ │ 2)
宇佐高田地域成人病検診センター │ ┃
┃ │ が、宇佐市において果たしている役 │ ┃
┃ │ 割は。 │ ┃
┃ │ 3)在宅医療・介護連携推進事業の
目的 │ ┃
┃ │ と、宇佐市の取り組み状況及び
効果 │ ┃
┃ │ は。 │ ┃
┃ │ 4)宇佐市で必要とされている医療につ │ ┃
┃ │ いて、市の認識は。また、新病院で │ ┃
┃ │ はあたらしく創設される診療科があ │ ┃
┃ │ るのか。 │ ┃
┃ │ 5)宇佐高田医師会病院の移転新設にお │ ┃
┃ │ いて、宇佐市の関わり方について伺 │ ┃
┃ │ う。 │ ┃
┃ │ 6)宇佐高田医師会病院は民間であるも │ ┃
┃ │ のの、公立病院としての役割も果た │ ┃
┃ │ していると考える。全国の
公立病院 │ ┃
┃ │ の九七%は赤字経営と言われている │ ┃
┃ │ なかで、新設後の当初の経営も
赤字 │ ┃
┃ │ の予定になっていると聞く。
宇佐高 │ ┃
┃ │ 田医師会病院・
地域成人病検診セン │ ┃
┃ │ ター建設基本計画の財源のなかで、 │ ┃
┃ │ 国・県・市の補助金とあるが、
建設 │ ┃
┃ │ 当初に予定している補助金の
内容 │ ┃
┃ │ は。また、運営に継続的な
財政支援 │ ┃
┃ │ を行っていく考えはあるのか。 │ ┃
┃ │ (5)宇佐神宮のホームページを見ると、有 │ ┃
┃ │ 料駐車場として、
宇佐神宮表参道駐車 │ ┃
┃ │ 場、外苑駐車場、八幡駐車場の三ヶ │ ┃
┃ │ 所、無料の
宇佐神宮参拝者専用駐車場 │ ┃
┃ │ の計四ヶ所が紹介されている。通常の │ ┃
┃ │ 駐車場の数としては必要以上に確保さ │ ┃
┃ │ れていると判断する。宇佐市と
大分交 │ ┃
┃ │ 通が株主である
(株)宇佐八幡駐車場 │ ┃
┃ │ の経済的効果についての市の認識は。 │ ┃
┃ │ また、駐車場以外での活用を検討する │ ┃
┃ │ 場合の課題は。 │ ┃
┃ │二、子どもたちのために │ ┃
┃ │ (1)大分県食育推進計画により、子どもが │ ┃
┃ │ 遊びの中で食育について学べるように │ ┃
┃ │ 平成二十六年に食育かるたが配布され │ ┃
┃ │ た。各幼稚園や保育園でも好評で、子 │ ┃
┃ │ どもたちはボロボロになるまで遊ん │ ┃
┃ │ だ。宇佐市の子どもたちに、宇佐の魅 │ ┃
┃ │ 力や伝統・文化を伝え、地域愛の
醸成 │ ┃
┃ │ を図るために「宇佐市かるた」を
作成 │ ┃
┃ │ し配布しては。 │ ┃
┃ │ (2)令和四年度の大分県内の最低賃金が、 │ ┃
┃ │ 十月五日から三十二円引き上げられて │ ┃
┃ │ 八百五十四円となる。民間企業では、 │ ┃
┃ │ 「中小企業生産性革命推進事業」や │ ┃
┃ │ 「業務改善助成金」などの支援策を受 │ ┃
┃ │ けることができる。一方で、
運営委託 │ ┃
┃ │ 費が主な収入となる
放課後児童クラブ │ ┃
┃ │ は、折からの物価高騰のなかで厳しい │ ┃
┃ │ 財政状況の箇所も多い。そのなかで最 │ ┃
┃ │ 低賃金が上昇することで、運営が厳し │ ┃
┃ │ い児童クラブも出てきている。本来で │ ┃
┃ │ あれば、保護者の収入も増加するので │ ┃
┃ │ 利用料の値上げをするべきだが、
運営 │ ┃
┃ │ の厳しい児童クラブが多い周辺地域で │ ┃
┃ │ は、周辺地域で子育てをしやすい
環境 │ ┃
┃ │ を整えるために利用料を安く設定して │ ┃
┃ │ いるため利用料の値上げは厳しい。周 │ ┃
┃ │ 辺地域の少人数の小学校を維持してい │ ┃
┃ │ くのであれば、附随する児童クラブに │ ┃
┃ │ 対して宇佐市の独自支援策が必要では │ ┃
┃ │ ないか。市の考えを伺う。 │ ┃
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┃四番 │一、育児・介護休業法の改正について │市長、教育長┃
┃若山雅敏君 │ 令和三年六月の法改正により、出産・ │および ┃
┃ │ 育児等による労働者の離職を防ぎ、希望 │担当部課長 ┃
┃ │ に応じて男女ともに仕事と育児を両立で │ ┃
┃ │ きるようにするため、「産後パパ育休」 │ ┃
┃ │ などの制度が本年十月より施行される │ ┃
┃ │ が、地域社会の育休制度の取得促進に向 │ ┃
┃ │ けて制度を作るだけでなく、取得しやす │ ┃
┃ │ くするために、どう取り組んで行くのか │ ┃
┃ │ が大きな課題だと思います。 │ ┃
┃ │ (1)市内の育休取得の状況はどうなってい │ ┃
┃ │ るのか。今後、推進に向けてどのよう │ ┃
┃ │ に取り組んで行くのか。 │ ┃
┃ │ (2)男性の育休取得の推進に当たり、市役 │ ┃
┃ │ 所の育休取得実態と取り組みは、どの │ ┃
┃ │ ようなものか。その取り組みを、
市内 │ ┃
┃ │ 男性の育休取得の推進に向けてどう発 │ ┃
┃ │ 信していくのか。 │ ┃
┃ │二、引きこもりの対策について │ ┃
┃ │ (1)数年前の国の調査でも引きこもりの長 │ ┃
┃ │ 期化や高齢化等が報告されたが、
コロ │ ┃
┃ │ ナ禍の状況も踏まえ、引きこもりの実 │ ┃
┃ │ 態が増加しているとの報告もある。当 │ ┃
┃ │ 市の実態はどうか。対象者や引きこも │ ┃
┃ │ りに対する相談件数はどう推移してい │ ┃
┃ │ るのか。 │ ┃
┃ │ (2)以前の一般質問で関係各課が連携して │ ┃
┃ │ 取り組んでいるとの答弁に対し、
相談 │ ┃
┃ │ 窓口をきちんと定めたほうが市民に分 │ ┃
┃ │ かりやすいのではとの指摘があった。 │ ┃
┃ │ 現在、相談に対する担当課や体制及び │ ┃
┃ │ 取り組み状況はどうなっているのか。 │ ┃
┃ │三、ヤングケアラー等の相談・支援体制に │ ┃
┃ │ ついて │ ┃
┃ │ (1)ヤングケアラーや児童虐待・貧困の問 │ ┃
┃ │ 題等、子どもたちを取り巻く厳しい状 │ ┃
┃ │ 況が報告されている。十二月の
一般質 │ ┃
┃ │ 問でも、相談・支援体制の整備を
要望 │ ┃
┃ │ したが、その後の取り組みはどうなっ │ ┃
┃ │ ているのか。 │ ┃
┃ │ (2)各学校との協力関係は非常に重要であ │ ┃
┃ │ るが、あくまで課題の把握や解決は行 │ ┃
┃ │ 政主体で行っていくべきと考えるが、 │ ┃
┃ │ 市の認識は。 │ ┃
┃ │ (3)高校生に対する相談・支援体制は
十分 │ ┃
┃ │ か。また、各種相談事業の周知などは │ ┃
┃ │ 出来ているのか。 │ ┃
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┃十九番 │一、生徒数の減少対策として校区外からの │市長、教育長┃
┃中村明美さん│ 受入に取組んでいる学校(特認校)があ │および ┃
┃ │ るが、学校独自の特色ある学校づくりに │担当部課長 ┃
┃ │ 対して、どういう支援の手があるのか。 │ ┃
┃ │ (1)小学校は特に僻地にとっては大きな存 │ ┃
┃ │ 在感があり地域の宝でもある。そんな │ ┃
┃ │ 中にあって、特認校制度を活用して、 │ ┃
┃ │ 特色ある教育の実践校として色々な取 │ ┃
┃ │ り組みをしている学校があるようだ。 │ ┃
┃ │ 市内での特認校制度は、どういう状 │ ┃
┃ │ 況で取組んでいるのか。概要と評価を │ ┃
┃ │ お聞きする。 │ ┃
┃ │ (2)西馬城小学校での取り組みに、
校区外 │ ┃
┃ │ から興味を持っている方からの
問い合 │ ┃
┃ │ わせがあちこちから数件あるようだ │ ┃
┃ │ が、通学手段が大きなネックになって │ ┃
┃ │ いて、行きたくても行けないでいると │ ┃
┃ │ の事である。 │ ┃
┃ │ 市がスクールバスなどの支援などは │ ┃
┃ │ 出来ないか。 │ ┃
┃ │二、零細企業に対する行政の支援について │ ┃
┃ │ 先般、コロナ禍により消費者の
生活形 │ ┃
┃ │ 態も変わってくる中で、倒産した
零細商 │ ┃
┃ │ 店がある。聞けば、やりくりがきつくな │ ┃
┃ │ ったところに、市役所から再三の
租税 │ ┃
┃ │ (各種税金)の取立てが容赦なくあり、 │ ┃
┃ │ 取り付く島も無い状態になって、当人な │ ┃
┃ │ りに努力はしたものの継続を断念して結 │ ┃
┃ │ 局閉店でなく倒産という形で店を閉める │ ┃
┃ │ 事になったという。 │ ┃
┃ │ 要は、「泣きっ面に蜂」みたいな
役所 │ ┃
┃ │ の取立てのやり方に憤りを隠せない
思い │ ┃
┃ │ だったということである。 │ ┃
┃ │ 行政に責任転嫁するわけではないが、 │ ┃
┃ │ 市としてはこういう零細の商店等に対す │ ┃
┃ │ る対応に誠意や不備はないのか? │ ┃
┃ │三、駅館川拝田地区のカヌー場の建設につ │ ┃
┃ │ いて(その後) │ ┃
┃ │ (1)昨年十二月議会でのこの件の
一般質問 │ ┃
┃ │ の答弁では、「出来ないじゃなくて、 │ ┃
┃ │ 難しい」という趣旨の答弁であった │ ┃
┃ │ が、その後の庁議の中で検討したこと │ ┃
┃ │ はあるか? │ ┃
┃ │ (2)既に聞いていることだと思うが、大分 │ ┃
┃ │ 県カヌー協会から、十二月議会の
ネッ │ ┃
┃ │ ト配信を後日見たのか聞いたの
かし │ ┃
┃ │ て、議会事務局経由で面会の連絡があ │ ┃
┃ │ り、「話を聞いて現地を見てきた。こ │ ┃
┃ │ こに出来れば県下でまさに絶好のカヌ │ ┃
┃ │ ー場になる。建設するようであれば協 │ ┃
┃ │ 会として全面協力したい。」と、まさ │ ┃
┃ │ かのラブコールをいただいた。 │ ┃
┃ │ 建設費等の事を考えるとB&
G施設 │ ┃
┃ │ として、建設に前向きに取組むことが │ ┃
┃ │ 最良策と思うが、是非実現に向けた取 │ ┃
┃ │ り組みをお願いしたい。 │ ┃
┃ │四、ホテルリバーサイドの暫定運営の経過 │ ┃
┃ │ はどう把握しているか? │ ┃
┃ │ (1)現オーナーとの交渉の結果、行政の助 │ ┃
┃ │ 成金を受けて商工会議所会頭主導によ │ ┃
┃ │ る暫定営業が始まって早や二ヶ月が過 │ ┃
┃ │ ぎた。 │ ┃
┃ │ コロナ禍とはいえ国の進める
観光経 │ ┃
┃ │ 済政策に沿い旅行客も増え交流人口は │ ┃
┃ │ 宇佐市内でも増えていると思うが、そ │ ┃
┃ │ の中にあって宿泊のみではあるが
ホテ │ ┃
┃ │ ルとして利用状況や問い合わせなどに │ ┃
┃ │ ついて、市としてはどんなふうに把握 │ ┃
┃ │ し、分析評価しているか? │ ┃
┃ │ (2)向こう一年間の暫定運営の先に、光明 │ ┃
┃ │ はあると思うか。 │ ┃
┃ │ (3)歴史的にも価値のある場所でもあり、 │ ┃
┃ │ 隣接する素晴らしい庭園は宇佐の近代 │ ┃
┃ │ 史の象徴的遺産と思っているが、
ホテ │ ┃
┃ │ ルと一体となって活かせるよう存続す │ ┃
┃ │ る方向で更なる打開策を考えてほし │ ┃
┃ │ い。 │ ┃
┃ │五、平和ミュージアムの建設の今後の取り │ ┃
┃ │ 組みに対して(提言) │ ┃
┃ │ 平和ミュージアムの建設は延びに延び │ ┃
┃ │ て建設は中断しているが、この間にも零 │ ┃
┃ │ 戦の購入をしている。事業を否定するも │ ┃
┃ │ のではないが、以前、一般質問で、戦争 │ ┃
┃ │ の遺物を集積した展示施設に留まらない │ ┃
┃ │ 希望も見える施設としても建設してもら │ ┃
┃ │ いたいと言う思いで、零戦の
飛行イベン │ ┃
┃ │ トの提案をしたが、役所の見解は絶対出 │ ┃
┃ │ 来ないという前提でしか考えようとして │ ┃
┃ │ いない事があからさまな答弁を頂き一蹴 │ ┃
┃ │ されてしまった。 │ ┃
┃ │ しかし、一般的に財政悪化の
懸念材料 │ ┃
┃ │ と揶揄される文化施設の建設・運営にあ │ ┃
┃ │ たっては、集客度・利用度をあげる目玉 │ ┃
┃ │ 的コーナーやメニューを考えかつ地域全 │ ┃
┃ │ 体に経済効果が波及するような術を真剣 │ ┃
┃ │ に考えなければならないが、そんな試算 │ ┃
┃ │ や目論見はなされているのか? 動かな │ ┃
┃ │ い零戦を何台揃えたとしてもそうは行か │ ┃
┃ │ ないはず。 │ ┃
┃ │ (1)建設事業が施設内容の
パブリックコメ │ ┃
┃ │ ントまで済んでいるのに中断状態のよ │ ┃
┃ │ うにあるが、今後の見通しと維持収支 │ ┃
┃ │ 計画はどうなっているか? │ ┃
┃ │ (2)県は大分空港を宇宙港として推進し、 │ ┃
┃ │ 今年度に至っては、周辺の教育現場で │ ┃
┃ │ これを機にと宇宙に関わる新設学科を │ ┃
┃ │ 作っている。 │ ┃
┃ │ 当市はこの話が浮上する前に空に目 │ ┃
┃ │ を向けていたわけであるから、この期 │ ┃
┃ │ に乗じて、例えば自衛隊築城基地や大 │ ┃
┃ │ 学などとも連携して、『空飛ぶ零戦構 │ ┃
┃ │ 想』を、実体験(試乗)は無理なら、 │ ┃
┃ │ 「フライトシュミレーター・コックピ │ ┃
┃ │ ット」という形で施設内に追加できな │ ┃
┃ │ いか再検討して欲しい。今ならドロー │ ┃
┃ │ ン技術などが発達してきたから思うほ │ ┃
┃ │ どに事業費はかからないかもしれない │ ┃
┃ │ と思うが、前向きな見解を求める。 │ ┃
┠──────┼─────────────────────┼──────┨
┃十三番 │一、『地域と暮らしを守る。』 │市長および ┃
┃辛島光司君 │ (1)柳ヶ浦校区について、二区の江須賀中 │担当部課長 ┃
┃ │ 央線は、歩道も狭く側溝との段差もあ │ ┃
┃ │ り危険な通学路であり、早期の改善が │ ┃
┃ │ 求められるがどうか。また、柳ヶ浦高 │ ┃
┃ │ 校横の五百羅漢入口道路も傷みが進ん │ ┃
┃ │ だうえ水路が大きく危険な道路であ │ ┃
┃ │ り、早期の改善を求めるがどうか。 │ ┃
┃ │ (2)和間校区において、海岸沿いの地区で │ ┃
┃ │ は水門の改善を求めてきた。県との協 │ ┃
┃ │ 議で進展はないのか。また、海浜公園 │ ┃
┃ │ 前の道路の二車線化が止まっている │ ┃
┃ │ が、引き続きの整備が必要では。松崎 │ ┃
┃ │ 地区の東西への迂回道路整備状況と今 │ ┃
┃ │ 後の計画は。西大堀地区公園にテニス │ ┃
┃ │ コートの整備計画が発表されるが、今 │ ┃
┃ │ 後は施設利用者が急増することが予想 │ ┃
┃ │ される。周辺道路の安全確保の観点か │ ┃
┃ │ ら拡幅や歩道設置、街路灯などの整備 │ ┃
┃ │ が必要ではないか。 │ ┃
┃ │ (3)高齢者の健康増進の観点から、民間主 │ ┃
┃ │ 体で需要が活発な『グラウンドゴルフ │ ┃
┃ │ とカラオケ』に対して積極的な支援策 │ ┃
┃ │ を考えるべきではないか。 │ ┃
┃ │ (4)宇佐高田医師会病院の建設計画につい │ ┃
┃ │ て、グリーンパークうさ横の市有地へ │ ┃
┃ │ の配置計画を策定・公表する時点で、 │ ┃
┃ │ 宇佐市最大のスポーツ拠点エリアでも │ ┃
┃ │ ある総合運動場を練習や大会で使用す │ ┃
┃ │ る各種スポーツ団体との協議や、周辺 │ ┃
┃ │ 住民との協議と合意、取りつけ道や排 │ ┃
┃ │ 水などのインフラ整備の必要性など、 │ ┃
┃ │ 多岐にわたり協議や合意が必要だった │ ┃
┃ │ と思うが、ここに至るまで関係団体や │ ┃
┃ │ 周辺住民にどのような説明をしてきた │ ┃
┃ │ のか。 │ ┃
┃ │二、『子どもたちの未来を守る。』 │ ┃
┃ │ (1)小中学生の水泳の授業時間は、コロナ │ ┃
┃ │ 禍前と比較してどの程度減ったのか。 │ ┃
┃ │ 水に親しめないまま泳げないままに成 │ ┃
┃ │ 長していくことになる、どのような対 │ ┃
┃ │ 策を講じたのか。宇佐市民プールにつ │ ┃
┃ │ いて、市民プールの位置づけは。ま │ ┃
┃ │ た、今年度の運営状況は。以前、市民 │ ┃
┃ │ プールの排水が公共下水道から河川放 │ ┃
┃ │ 流に変更となった経緯や理由は。 │ ┃
┃ │ (2)定住・交流満足度において象徴的な誘 │ ┃
┃ │ 致が求められている。若い人たちに需 │ ┃
┃ │ 要がある商業施設、例えば“コスト │ ┃
┃ │ コ”や“アウトレットモール”などの │ ┃
┃ │ 誘致で、これまで積極的に動いてきた │ ┃
┃ │ 事例は。 │ ┃
┃ │ (3)通学路の危険箇所についての調査を実 │ ┃
┃ │ 施していると思うが、各方面から報告 │ ┃
┃ │ される危険箇所の情報(年度ごとの対 │ ┃
┃ │ 応状況も含めたもの)を学校・地域・ │ ┃
┃ │ 保護者にフィードバックし、共有すべ │ ┃
┃ │ きではないか。 │ ┃
┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┛
◯議長(衛藤博幸君)六番 川谷光紹君。
◯六番(川谷光紹君)改めまして、おはようございます。六番 求道会、川谷光紹です。
今朝、ニュース速報でイギリスのエリザベス女王が亡くなられたとの報道がありました。改めて敬意と弔意を表するものであります。
また、六月議会が終了してからこの九月議会までの間に、私にとってとても大切な方お二人が亡くなりました。一人は私を議会へと送り出してくださった仲間の中の中心的な一人です。もう一人はこの議会で私を我が子のように育んでくださった方です。そのお二人とも同じことを言われて亡くなられました。
お一方のほうの言葉を頂戴いたしますが、最後にお会いしたのは六月でした。私どもが運営します法人の評議員を務めてくださっていましたので、評議員会の御案内をお持ちしたときでした。「急いでますので」ということを言ったんですが、「いいから上がれ」と強い口調で言われ、いつもと違うただならぬ雰囲気に「分かりました」と上がりました。「おまえと話すのは今日で最後だと」言われての会話になりました。「最後に一つだけ頼みがある。この最後の頼みを聞いてくれるか」。その頼みは「残していく者たちが心配だ。俺は大丈夫だ。もし宇佐市のことで困ったことがあったら川谷君を頼るように言っていいか」「もちろんです、頑張ります」とお答えしました。それから亡くなられたのは一か月後のことでした。
亡くなられていく方は皆さん、残していく方の幸せを願って亡くなっていきました。今生きている私たちは、幸せになってほしいと願われた人たちです。その人たちが集まったこの宇佐市が幸せな宇佐市でありますように願いながら、今日の一般質問に入っていきたいと思います。
それでは、本日は通告が多いですが、よろしくお願いいたします。
それでは一項目め、地域のためにの一点目、空き家情報提供事業、通称空き家バンクで、宇佐市担当課に対して、今まで貸主や借主からどのような相談を受け、改善してきたのか。また、トラブル防止のため、宅地建物取引業者の仲介を勧めているが、仲介を希望しない理由について市はどのように把握しているのか。
二点目、宇佐市がんばる団体応援事業の希望者がとても多かったと聞く。コロナ禍に地域や各種団体の活性化に寄与し得る取組の支援を増やすために、中止になった補助金交付予定だったイベント等の予算を活用してはどうか。
三点目、コロナ陽性者が急増する中で、救急隊員の心労は計り知れない。現在の新型コロナウイルス感染症に限らず、団塊世代が後期高齢者となる中で救急搬送は今後も増加傾向にあると思われる。患者への丁寧な対応と適切な処置のためにも、長時間勤務しやすい消防庁舎の建設は急務である。現在の検討状況は。
四点目、宇佐高田医師会病院についての一点目、宇佐高田医師会病院が宇佐市について果たしている役割は。
二点目、宇佐高田地域成人病検診センターが宇佐市において果たしている役割は。
三点目、在宅医療・介護連携推進事業の目的と、宇佐市の取組状況及び効果は。
四点目、宇佐市で必要とされている医療について、市の認識は。また、新病院では新しく創設される診療科があるのか。
五点目、宇佐高田医師会病院の移転新設において、宇佐市の関わり方について伺う。
六点目、宇佐高田医師会病院は民間であるものの、公立病院としての役割も果たしていると考える。全国の公立病院の九七%は赤字経営と言われている中で、新設後の当初の経営も赤字の予定になっていると聞く。宇佐高田医師会病院・地域成人病検診センター建設基本計画の財源の中で、国、県、市の補助金とあるが、建設当初に予定している補助金の内容は。また、運営に継続的な財政支援を行っていく考えはあるのか。
五点目、宇佐神宮のホームページを見ると、有料駐車場として、宇佐神宮表参道駐車場、外苑駐車場、八幡駐車場の三か所、無料の宇佐神宮参拝者専用駐車場の計四か所が紹介されている。通常の駐車場の数としては必要以上に確保されていると判断する。宇佐市と大分交通が株主である株式会社宇佐八幡駐車場の経済的効果についての市の認識は。また、駐車場以外での活用を検討する場合の課題は。
二項目め、子供たちのためにの一点目、大分県食育推進計画により、子供が遊びの中で食育について学べるように、平成二十六年に食育かるたが配布された。各幼稚園や保育園でも好評で、子供たちはぼろぼろになるまで遊んだ。宇佐市の子供たちに宇佐の魅力や伝統文化を伝え、地域愛の醸成を図るために、宇佐市かるたを作成し配布しては。
二点目、令和四年度の大分県内の最低賃金が、十月五日から三十二円引き上げられて八百五十四円となる。民間企業では、中小企業生産性革命推進事業や業務改善助成金などの支援策を受けることができる。
一方で、運営委託費が主な収入となる放課後児童クラブは、折からの物価高騰の中で厳しい財務状況の箇所も多い。その中で、最低賃金が上昇することで運営が厳しい児童クラブも出てきている。本来であれば、保護者の収入も増加するので利用料の値上げをするべきだが、運営の厳しい児童クラブが多い周辺地域では、子育てをしやすい環境を整えるために利用料を安く設定しているため、利用料の値上げは厳しい。周辺地域の少人数の小学校を維持していくのであれば、附属する児童クラブに対して宇佐市の独自支援策が必要ではないか。市の考えを伺う。
以上、一回目の質問を終わります。明瞭簡潔な答弁をお願いいたします。
◯議長(衛藤博幸君)それでは、川谷光紹議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。
まず、宇佐市長 是永修治君。
◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。六番 川谷議員の一般質問にお答えをいたします。
一項目め、地域のためにについての四点目、宇佐高田医師会病院についてのその一、宇佐高田医師会病院が宇佐市において果たしている役割はについてでありますが、開放型病院として、地域の医療機関からの紹介患者を中心に、第二次救急医療機関やへき地医療拠点病院、災害拠点病院、第二種感染症指定医療機関など、多岐にわたっております。
特に、新型コロナウイルス感染症の大流行に対しては、北部医療圏における唯一の第二種感染症指定医療機関として、コロナ患者の入院治療はもとより、ワクチン接種に関しても市と連携の上、誠心誠意対応していただいており、改めて宇佐高田医師会病院の重要性を再認識したところであります。
その二、宇佐高田地域成人病検診センターが宇佐市において果たしている役割はについてでありますが、市民の健康増進や健康寿命の延伸を図るために、疾病の予防や早期発見のための各種がん検診や特定健康診査等が受診でき、要精密や要治療など必要な保健指導が受けられます。そのほか、巡回住民健診や学童検診、事業所健診も実施しており、宇佐市の健康づくりに必要不可欠な施設と考えております。
以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。
◯議長(衛藤博幸君)次に二項目め、子供たちのためにの一点目を、教育長 高月晴彦君。
◯教育長(高月晴彦君)皆さん、おはようございます。教育長の高月でございます。六番 川谷議員の一般質問にお答えいたします。
二項目め、子供たちのためにについての一点目、宇佐の魅力や伝統文化を伝え、地域愛の醸成を図るために、宇佐市かるたを作成し配布してはについてですが、子供たちが遊びの中でふるさとの歴史や文化財について学ぶことは、文化財愛護意識の高揚や伝統・文化を次の世代へ継承することにもつながると思われます。
現在、本市では、文化財保存活用地域計画を作成中です。この計画作成の背景には、全国的な過疎化、少子高齢化の進行により、豊かな伝統や文化が消滅の危機にあることが上げられます。そして、地域の歴史や文化、自然、景観、伝承等を継承する担い手の確保が必要とされています。
宇佐市かるたの作成につきましては、次世代を担う子供たちが、まずは宇佐のことを知り、そして関心を持つきっかけづくりとして、今後とも調査研究してまいりたいと考えております。
以上で答弁を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目め、地域のためにの一点目及び二点目を、総務部長 祥雲弘一君。
◯総務部長(祥雲弘一君)皆さん、おはようございます。総務部長の祥雲でございます。六番 川谷議員の一般質問にお答えをいたします。
一項目め、地域のためにについての一点目、空き家情報提供事業において、貸主や借主からどのような相談を受け、改善してきたのか。また、トラブル防止に宅地建物取引業者の仲介を勧めているが、希望しない理由を把握しているのかについてですが、本市では、市内の空き家等の有効活用を通して定住促進による地域の活性化を図ることを目的に、空き家等の売却、賃貸を希望する所有者から申込みを受けた情報を利用希望者に対して提供する空き家バンク事業を実施しております。
空き家バンクの役割としては、物件情報の提供を通して所有者と希望者を引き合わせることで、売買や賃貸の契約締結に関しては双方合意の上で行うこととしております。契約締結後において、家賃が支払われない、相手に連絡が取れないなど、トラブルに相当する相談を受けることがありますが、可能な限り協力することや関係機関を案内するなどで対応しております。このような事例もあることから、当初の契約締結時に、トラブルの未然防止の観点から宅地建物取引業者の仲介や司法書士への依頼などについて助言をしております。
なお、仲介を希望しない理由としては、経費がかかることが考えられます。契約額を抑えたいといった所有者と利用者の意向も理解できるところでありますが、双方の判断に委ねている状況です。
二点目、がんばる団体応援事業の希望者がとても多かったと聞く。中止になった補助金や交付予定だったイベント等の予算を活用してはについてですが、長引く新型コロナウイルス感染症拡大により、本市においても、七夕祭りや夏越祭りのステージイベント、安心院フェア葡萄酒まつり二〇二二など、長年市民から御愛顧いただいてきたイベント等が中止を余儀なくされております。
イベント等が中止になった場合、必然的に補助金の申請が取下げとなることから、所要額については執行残として処理することとしております。
また、新しい財源を基に補正対応により追加募集を行った場合でも、募集開始から交付決定まで三か月程度期間を要することから、申請者の事業執行期間を考慮すると、当初予算での対応が望ましいと考えております。
以上で答弁を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目め、地域のためにの三点目を、消防長 須摩政昭君。
◯消防長(須摩政昭君)皆さん、おはようございます。消防長の須磨でございます。六番 川谷議員の一般質問にお答えします。
一項目め、地域のためにについての三点目、コロナ陽性者が急増する中、救急搬送は増加傾向にあると思われる。長時間勤務しやすい消防庁舎建設の現在の検討状況はについてですが、新型コロナウイルス感染症は第七波に入り、コロナ関連の救急搬送件数が急増しております。
コロナ禍における救急活動は、感染症対策を実施しながら出動し、救急搬送病院の確定に時間を要するなど、活動時間が長くなっております。また、帰署後の消毒作業等も必要で、救急隊員の負担は大きいものとなっております。
このような中、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金等を活用し、庁舎の環境整備や救急資機材の整備を実施したところです。
しかしながら、アフターコロナも見据え、また、自然災害も頻発化していることから、救急及び災害対応の拠点施設である消防庁舎の建設は重要な課題であると認識しており、現在、市関係部署と消防庁舎建設に向け協議を開始したところです。
以上で答弁を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目め、地域のためにの四点目、宇佐高田医師会病院についてのその三からその六までと、二項目め、子供たちのためにの二点目を、福祉保健部長 垣添隆幸君。
◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(垣添隆幸君)皆さん、おはようございます。福祉保健部長の垣添でございます。六番 川谷議員の一般質問にお答えいたします。
一項目め、地域のためにについての四点目、宇佐高田医師会病院についてのその三、在宅医療・介護連携推進事業の目的と、市の取組状況と効果はについてですが、在宅医療・介護連携推進事業の目的については、医療と介護の両方を必要とする状態の高齢者が、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、切れ目のない在宅医療と介護の提供体制を構築するため、医療機関と介護事業所等の関係者の連携を推進することとなっております。
本市では、平成二十九年度に宇佐市医師会に委託し、市在宅医療・介護連携支援センターを設置しました。これまで、医療と介護については、多職種間の情報共有や連携に課題がありましたが、現在、市と医師会が連携して、医師や介護職等、在宅医療と介護の提供体制の構築に努めているところであり、多職種研修会や在宅医療に関する市民公開講座の開催なども行っております。
その四、必要とされる医療の市の認識は、また、新病院では新しく創設される診療科があるのかについてですが、本市としては、第二次市健康増進計画において、生活習慣病の発症及び重症化予防を基本方針に掲げ、五つの健康づくり戦略に取り組んでおります。また、第七次県医療計画では、特に心血管疾患やがん医療に重点を置くことが求められています。
このような中、新病院の診療科については、循環器内科や腎臓内科など、ほか五診療科に加えて、新たに内科、消化器外科、乳腺外科、心臓リハビリテーション科が開設される予定と聞いております。
その五、宇佐市の関わり方についてですが、宇佐市医師会が平成二十九年十一月に、大学、市議会をはじめとする地域社会の代表から成る宇佐高田医師会病院経営・施設整備構想検討委員会を立ち上げ、本市も参画いたしました。
その委員会において、医師会病院及び検診センターの移転建て替えを求める要望が決議され、新築移転支援に関する要望書が、宇佐市医師会長及び豊後高田市医師会長の連名で、令和元年六月に宇佐市長に、同年七月に宇佐市議会議長に提出されております。そのため、令和二年六月九日の全員協議会において、これまでの経緯や基本計画の進捗状況について報告させていただいております。
その後、令和二年六月二十五日には、宇佐市医師会長から、土地の無償貸付け等を要望する新築移転についての陳情書が宇佐市議会議長に提出され、宇佐市長にも同内容の要望書が提出されております。
その後、令和三年十一月三十日の全員協議会において、建設準備委員会で策定した建設基本計画の概要版を説明させていただいております。
宇佐高田医師会病院・地域成人病検診センター建設の実施主体は宇佐市医師会ですが、本市としましては、病院が有する公的機能及び移転予定地の立地の点から、今回の移転計画は、公的病院のない本市において有益かつ必要なものと考えております。また、そのための公的な医療体制を維持、充実させることは、市民の健康と命を守ることにつながることから一定の支援は必要であると判断し、土地の無償貸付けの議案を今議会に提出させていただいております。
なお、宇佐市医師会には、議会の承認がいただければ、自治区や関係団体への必要な説明会の開催について要望するとともに、市民の健康を守るために有益と思われるものや必要と思われる周辺整備等について協議してまいります。
その六、宇佐高田医師会病院・地域成人病検診センター建設基本計画の財源の中で、国、県、市の補助金とあるが、内容は。また、運営に継続的な財政支援を行っていく考えはあるのかについてですが、国、県の補助金には、救急医療対策事業に関する医療提供体制推進事業費補助金などがあり、運営については、市から救急医療施設運営費等補助金などがあります。これらは、いずれも公的な医療体制を維持、充実させるための補助金となっており、今後もこれらの趣旨に沿って必要な支援を行ってまいります。
次に二項目め、子供たちのためにについての二点目、令和四年度の大分県内の最低賃金が十月五日から引き上げられて、運営委託費が主な収入となる放課後児童クラブは運営が厳しいところも出ている。市としての独自支援策が必要ではないのかについてですが、支援員の賃金は、本市の委託料と保護者負担金の中で賄われております。今回、県内の最低賃金が三十二円引き上げられることで、来年の三月までの半年間で、最低でも約五万六千円の増額となっております。そのため、本市で調査したところ、最低賃金の増額分は、国の運営委託費が近年増額したことや支援員の方々の長年の運営努力等により、今年度は最低限賄えるものと考えております。
また、来年度以降の国の基準額や加算額については、現時点では不明ですが、今後とも国の動向を注視してまいります。
さらに、周辺地域六か所の児童クラブについては、国の小規模放課後児童クラブ支援事業を活用し、利用者十九名以下の児童クラブの運営を引き続き支援をしていきたいと考えております。
本市としては、今後も児童クラブ連絡協議会と連携、協力しながら、様々な諸課題を解決し、児童クラブの適切な運営と児童の健全な育成を図っていきたいと考えております。
以上で答弁を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)最後に、一項目め、地域のためにの五点目を、経済部長 出口忠則君。
◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)皆さん、おはようございます。経済部長の出口でございます。六番 川谷議員の一般質問にお答えします。
一項目め、地域のためにについての五点目、宇佐八幡駐車場の経済的効果についての市の認識は、また、駐車場以外での活用を検討する場合の課題はについてですが、御指摘のとおり、神宮駐車場は、八幡駐車場、呉橋駐車場に表参道駐車場、外苑駐車場が加わり、常時の駐車場としては必要以上の台数が確保されていると思われます。
そのような中にあって、市が五〇%出資する株式会社宇佐八幡駐車場は、北九州方面からの玄関口に位置し、コロナ禍にあっても純利益を上げており、本市としましては、市有地の貸付け料百八十四万八千円のほか、株式配当金を収受しております。
また、仲見世通りへの利便性が高く、誘客に有利なほか、大型バスの駐車場として、さらには年末年始の駐車場不足解消にも貢献しているものと考えております。
駐車場以外での活用を検討する場合の課題についてですが、駐車場面積七千五百九十二平方メートルのうち、大分交通株式会社の所有地が六千五百七十五平方メートル、市有地は千十七平方メートルであり、大分交通株式会社が大部分を占めております。そのため、用途を変更する場合は、大分交通株式会社の意向が反映されるものと考えております。
いずれにしましても、株式会社宇佐八幡駐車場の運営方針もありますので、観光客の利便性を考慮するとともに、大分交通株式会社をはじめ、宇佐神宮や仲見世の方々の御意見を伺いながら、慎重に対応してまいりたいと考えております。
以上で答弁を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)以上で、執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。
六番 川谷光紹君。
◯六番(川谷光紹君)それでは、順次再質問をしていきたいと思います。
まず、通称空き家バンクについてですが、今まで主なトラブルとして、家賃が支払われない、相手に連絡が取れない等の相談があったということですが、私が聞き及んだところによりますと、例えば、ペットは飼わないでほしいというお願いをしていたにもかかわらず複数のペットが飼われていたとか、貸し出すに当たっては地域の行事にできるだけ参加してほしいという条件を基にして格安で貸していたりとか、そういった貸主さん、地域のことを思っての貸主さんもいらっしゃるというふうに私は認識しています。そういったことについての相談等は受けていますか。
◯議長(衛藤博幸君)まちづくり推進課長。
◯まちづくり推進課長(時枝直美さん)川谷議員の再質問にお答えいたします。
そういった御相談は、一年に一、二度、受けております。ペットの部分につきましては、ちょっと具体的には私はお聞きはしてないんですけれども、当初、所有者と利用者の方で、そういった文言で合意をしたということはあるかと思うんですけれども、その後、そういった当初の合意形成とは違う方向に行ったということで、そういったトラブルになったと思われます。
最初の答弁にもありますけれども、この空き家バンクはマッチングをさせるということですので、なかなか市のほうがトラブルに介入ということはできない状況にはなっておりますが、地域の行事に出ないとか、そういった部分のトラブルにつきましては、こちらのほうもできる限り、地区の区長さんのほうに御相談をしたりというような対応はしておるところです。
◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。
◯六番(川谷光紹君)本来でしたら宅建業者に間に入っていただいて、仲介していただいて、それぞれの不動産というか、そういった業者を通しての相談に乗るというのが、あくまで民間と民間の契約ですので、市としては関われないとは思うんです。
ただ、それを紹介をしている以上は、今までこういったトラブルがありましたよ、なのでこういった点については契約で文言を入れておいたらどうですかとか、お互い民間と民間で、宅建業者を中間に入れずに契約をするときの気をつけておくような、何というんですか、ガイドラインというか、こういったところは気をつけて契約しましょうねという、何かマニュアルのようなものがあるとですね、お互い素人同士が契約をするので、その点は今後の参考になるかなと思うんですが、そういったものについての検討というのは、今まで相談を受けた中ではなかったですか。
◯議長(衛藤博幸君)まちづくり推進課長。
◯まちづくり推進課長(時枝直美さん)再質問にお答えいたします。
当課の中に、宇佐市ふるさと回帰支援センターがございまして、その中の三名でこの空き家バンク事業を行っております。取引に詳しい職員もおりますので、そういった部分では、利用者と所有者の方、契約をされる前に、空き家バンク事業の登録に来られるときにも、こういった事業の説明、そして、これまでのトラブルなども詳しい説明をしております。
そして、この空き家バンク事業の説明をする際にも、トラブルを回避するためには宅建の取引業者の仲介、または行政書士さんの仲介、そういった部分のお勧めも、ペーパーをお渡ししながら丁寧に行っているところです。
◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。
◯六番(川谷光紹君)ぜひですね、今後も、そういった取組をしている中でもトラブルが起きているということで相談を受けているので、ぜひきちんと確認をしていただいて、今までの取組をですね、継続しながら、さらに深めて発展していってもらえればなというふうに願っているところです。
借主、貸主とも、また地域の方もですね、皆さんが幸せになるような空き家バンクの制度を目指して頑張っていただけたらというふうに思っています。
それでは、次に入ります。
宇佐市のがんばる団体応援事業についてですが、今まで、財源が変わったことで、応募件数に対しての採択件数が減ってしまったというのが、今年度の一番の要因かなというふうに思っています。
今回、資料で、宇佐市がんばる団体応援事業に応募した方々の事業をいろいろ見ることができました。とても、どの団体も、宇佐市のことであったり地域のこと、これからの未来のことを考えた取組をされているなと感心していたところです。
ただ、その中で、やはりどうしても、採択件数が減ったことで絞らざるを得ないということで却下された、不採択となったところが多かったわけですが、ぜひ、今までのイベントの費用が流用できるのであれば、そこを活用していただいて、これ、来年度以降の繰越しでできるのかどうか分からないんですけれど、補助金事業として継続して提案してもらえればというふうに願っているところです。
ちなみにですが、所要額については執行残として処理するというふうにあります。これ、例えばなんですが、款、項、目、また節まで予算委員会や決算委員会では審議されるわけですけれども、基本的には目の範囲の中ぐらいまででいいのかなというふうには、私としては今までは認識をしていました。この、今、落とされた不用となった予算を具体的に、例えば目の中であったら比較的自由に使えるのかどうかについて、分かればお伺いいたします。
◯議長(衛藤博幸君)行財政経営課長。
◯行財政経営課長(岩男博文君)行財政経営課長の岩男です。再質問にお答えします。
今、目の中ではということでの御質問ではありました。同じ目につきましては、流用ということであれば予算上は可能にはなっております。
しかしながら、先ほど答弁がありましたけど、予算執行に当たってということで、予算事務規則の第十条の規定によって、予算の適正かつ効率的な予算執行ということで、年度当初にですね、予算執行方針を発出しておりまして、総括的な事項として、最小限の予算で最大の事業効果を発揮するということで、また、かつ倹約をということでの配分された予算、本来の目的がなければ、答弁にあったとおり執行残とするということにしています。
その予算をどうかできないかということのあれですけど、一応、当課の判断、担当課の判断になりますけど、減額するのはそれぞれの課が減額する。それは三月の調整になるとは思うんですけど、そもそも、そのがんばる団体が必要であれば、担当課のほうからの予算折衝ということになると思いますが、最初の答弁にありましたように、その事業期間等を考慮して、現時点につきましては、当初のほうがふさわしいのではないかというような考えでやっています。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。
◯六番(川谷光紹君)ちなみに、これ、執行残となった場合、財政調整基金に繰り入れるということでいいんですか。
◯議長(衛藤博幸君)行財政経営課長。
◯行財政経営課長(岩男博文君)お答えします。
執行残については、全体的な執行残の中の一部になります。繰越しを除いた実質収支が決算上出てきますので、そのうちの、条例上、三分の一が財政調整基金、別の三分の一が減債基金、残りが翌年度の繰越金という財政上の処理になります。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。
◯六番(川谷光紹君)全体でまとめた上で三分の一ずつ大まかに分けるということですので、できれば。繰越金とは事業の繰越金のことも入っているんですか。そこを確認していいですか。繰越明許費の分も入っているということですか。
◯議長(衛藤博幸君)行財政経営課長。
◯行財政経営課長(岩男博文君)お答えします。
歳入歳出、差引きしたときの残で、繰越明許費、繰越事業に必要な一般財源については別で確保しまして、その残りが財政調整基金、減債基金、残りは繰越金ということで、繰越金とするかというのは特にひもつきがあるわけではございません。その予算、出てくるのは九月になりますので、今回の質問でいただいている申請件数に対する予算がいかほど必要かというのは、当初の段階での担当課との予算折衝になるのかなと考えます。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。
◯六番(川谷光紹君)ぜひ、今までのそういった財源とかもですね、活用をうまくしていただいて、来年度というか、来年度とは限らないんですけれど、皆さんの、市民とか国全体とかの中で、アフターコロナの、何というんですかね、皆さんが共感をしてもらえるような状況になったとき、イベントや取組等をしても皆さんが何も抵抗なく行けるような状況にもしなったときには、一年限定でいいと思うんです、今年はアフターコロナで、もう一度活気を取り戻すような予算づけを、そういった繰越しの中から、ぜひ捻出していただけたらなというふうに願っているところです。
というのもですね、いろんなイベントに私も地域の中の一人として関わっていますが、やはりイベントや行事をするときには非常に予算面が重要になってきます。この予算の中の主な収入はですね、これ、寄附金が多いんですよね。皆さん方から寄附を募ってのイベントというのが多い中で、今、何が一番ネックになっているかというと、感染症対策はもちろんなんですけれども、それだけではなくて、商業として疲弊している中で寄附のお願いに回りにくい、非常にというのが一番の理由になっているかと思います。
なので、そういった今の時期だからこそ厳しいところをぜひ市に後押しをしていただければと願いながら、次の項目に入っていきます。
三点目です。
消防庁舎の建て替えについてですが、ちょっと一点、以前視察をしたときにお伺いしたんですけれども、地震の際に、地震の警報アラートが鳴ったら、すぐに救急車両を庁舎の外へ出すのが一番最初にする仕事ですというふうに伺いましたが、それは実際今でも続いていますか。それとも、そういった活動は実際にしていますか。
◯議長(衛藤博幸君)消防本部総務課長。
◯消防本部総務課長(飯田修一君)消防本部総務課長の飯田です。再質問にお答えいたします。
実際ですね、地震、大小に限らずあった場合は、当直の者が素早く車両を出すようにしております。過去も現在も進行中でございます。
以上でございます。
◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。
◯六番(川谷光紹君)本来、救急隊員であるとはいえ、アラートが鳴ったら、まず自分の身を守るのが最初にしなければならない仕事だと思います。救急隊員だからこそ、自分の身を守る行動がまず一番最初に大事だというふうに私は理解しているんですけれども、なぜ、そういった中、急いで救急車両を外に出さなければならないのかについて説明を伺います。
◯議長(衛藤博幸君)消防本部総務課長。
◯消防本部総務課長(飯田修一君)再質問にお答えいたします。
やはり救急隊員、消防職員は、市民の安全安心を守るという責務があります。実際にですね、議員のおっしゃるとおり、救急隊が負傷しては元も子もない事案なんですが、まず車両の確保、それと救急出動ができる、火災出動ができるという体制を整えることが重要だと考えておりますので、車両を素早く出して災害に備えるというところをしております。
以上でございます。
◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。
◯六番(川谷光紹君)ちょっと非常に議場では言いにくいところなのかもしれませんけれど。要は、救急車両が地震の際に避難しなければならないような状況下で保管されているという認識でよいですか。
◯議長(衛藤博幸君)消防本部総務課長。
◯消防本部総務課長(飯田修一君)消防本部総務課、再質問にお答えいたします。
そうですね。議員のおっしゃられるとおり、消防庁舎がですね、新しければいいんですが、築、現在で約四十八年経過しております。ちょっと老朽化が著しいということで、やっぱりそういう体制を取らせていただいております。
以上でございます。
◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。
◯六番(川谷光紹君)現場の職員さん方は、そうやって市民の命を最優先に、自分の命もいとわずと言ったら、そこは語弊があるかもしれないですけれど、まずは市民の命を最優先に考え、ふだんから行動してくださっているということが、先ほどの答弁でも分かりました。
先日の吉田議員の一般質問の際に、市長がお答えしますというふうに言ってくださいましたので、ぜひ回答をお願いいたします。
◯議長(衛藤博幸君)宇佐市長 是永修治君。
◯市長(是永修治君)川谷議員の再質問にお答えをいたします。
消防の庁舎につきましてですけども、私が市長になりまして、公共施設の耐震化をですね、いの一番に進めようという形で、大きくいろんな戦略を立てました。
その中で、学校の施設とこの消防庁舎を、いの一番にやったんですね。消防庁舎につきましては、筋交いを入れて耐震性を確保するというような、あまり大がかりに全部やり替えるような工事ではありませんでしたけども、いの一番にやっている。ずっと学校を五か年計画ぐらいで全て耐震化を終えて、そしてあと、この庁舎もそうでしたが、安心院もそうでしたけども、あと残っているものが長洲の公民館と、それと糸口のトレセンなんですよね。今それに取りかかろうとしていますので、全体的な庁舎としましては、まずそれでおおむね全部完結するというような話なんです。
今度は建て替えはですね、だから、当座の耐震性は満たしているんだけども、今度はもういよいよ老朽化でどうするかという議論を、これ、今消防本部と始めたところですので、これから消防本部の意見をよく聞きながら進めていきたいと思います。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。
◯六番(川谷光紹君)ちょっと、ほかの質問もあるので、まずは回答ありがとうございました。
現状として耐震はできているんだと思います。見させてもらいました、耐震工事をしているところも。しっかりと躯体というか、本体はしっかりと残るんだけれども、やはり壁とか天井の崩落が心配だ、だからこそ救急車両をすぐに出すんだというふうに伺っていますので、当初のその計画からもう十年以上がたとうかと思っていますので、さらに見直す時期かというふうに思います。
今後さらに財政上厳しくなってくるときには、選択と集中というふうにいつも市長は言われていますが、やはり選択するに当たっては、欲しいものなのか、要るものなのか。市民が欲しがっているものなのか、市民が必要としているものなのか。消防庁舎は私は必要としているものというふうに思っていますので、ぜひ前向きに御検討いただけたらというふうに願っているところです。お願いいたします。
次いで、宇佐高田医師会病院についてですが、議第四十五号で今回提案をされていますので、詳しくは議案質疑や委員会でのところに任せたいと思うところですが、今現在よく聞くのがですね、急性期医療への対応ということが非常に宇佐市では求められているというふうに伺います。心筋梗塞や脳梗塞など、一刻一秒を争うときに大きな手術が必要であれば、中津市民病院でも対応することができずに、別府の医療センターや医大への搬送というふうに伺っています。
そういった点については、ドクターヘリが非常に重要な役割を果たすときもあるかなと思うんですが、ドクターヘリの現在の運用状況についてお伺いいたします。
◯議長(衛藤博幸君)消防本部消防長。
◯消防長(須摩政昭君)消防長の須磨でございます。川谷議員の再質問にお答えします。
ドクターヘリの運用状況ということで、昨年度は宇佐市から、要請は一応十八件、要請しております。今年度については、一応十九件の要請を行っております。
ドクターヘリの要請につきましては、市内で、緊急、それから重症度の高い救急事案が発生した場合に、消防本部のほうから、一応大分県ドクターヘリのほうに要請を行います。ドクターヘリを要請して、ここの河川敷に到着する時間がですね、要請してから約十二分から十三分で一応この河川敷の駐車場に到着するというような状況になっております。そこで、うちの救急隊とドクターヘリがランデブーして、患者さんを渡して、高度の医療施設へ搬送するというような状況です。
以上でございます。
◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。
◯六番(川谷光紹君)ドクターヘリがすごく重要なものというか、救命率の向上に役立つものというのが分かりましたけど、ただ、やはりドクターヘリで運ぶに当たって、心筋梗塞なのか脳梗塞なのかと判断するには、やはり医療関係の力も必要だと思いますので、ぜひそういったところも、新しい医師会病院を建設されるに当たっては、市としても重要視していくべきところかなというふうに思っているところです。
ちょっとこの質問については、一つだけちょっと回答いただいた中で疑問があって、この場で回答できるかどうか分からないんですが、令和二年六月二十五日に、宇佐市医師会長から土地の無償貸付け等を要望する新築移転についての陳情書が宇佐市議会議長に提出され、宇佐市長にも同内容の要望書が提出されていますとあるんですけれど、これ令和二年六月二十五日なので、今から二年以上も前にこの要望書が出されていて、改めて今この段階、九月議会になってこれが審議されるというか、議案として上がってくる。この二年間の間、どのような調整があったのかというのは聞きたいところなんですが、急に質問をしても難しいでしょうから、議案質疑のところで聞きたいと思います。ぜひ御回答の準備をよろしくお願いいたします。
それでは、次の質問に入りたいと思います。
宇佐神宮のホームページを見ると、たくさんの駐車場が準備されています。周辺駐車場の今後の動向についてお伺いいたします。どういうふうに市では把握しているでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)観光・ブランド課長。
◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)神宮の周辺駐車場の今後の動向ということで、特に今こちらのほうでこの駐車場をどういうふうにするという、民間も含めてですね、そういう動向情報を聞いているところではございません。情報は持っておりません。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。
◯六番(川谷光紹君)外苑駐車場と表参道駐車場の今後の方針については聞いてないということでいいですか。
◯議長(衛藤博幸君)観光・ブランド課長。
◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)お答えいたします。観光・ブランド課長でございます。
表参道駐車場につきましてはですね、以前、呉橋駐車場、今は参拝者専用駐車場というふうに神宮のホームページでありますけども、ここを平日無料化していると思います。そのときに御相談に、状況をお聞きしに行ったときに、将来的に無料化をしていくというような意向であることは伺っております。
以上でございます。
◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。
◯六番(川谷光紹君)今回この質問をしたのは、地方自治法第二百三十八条の二項、普通地方公共団体の長は、公有財産の効率的運用を図るため必要があると認めるときは、委員会もしくは委員またはこれらの管理に属する機関で権限を有する者に対し、公有財産の取得または管理について報告を求め、実地について調査し、またはその結果に基づいて必要な措置を講ずべきことを求めることが、あくまでできる、できる条項なんですけれど、宇佐市の八幡駐車場の五〇%の株が、宇佐市の公有財産だというふうに私は認識しております。そうなったときに、その土地が、株の価値がなくならないように必要な調査をして、現在から情勢を講じておく必要があるというふうに思います。
そうしたときには、最終的に、将来的には周辺の駐車場が無償化されていくというふうに、今、答弁でいただきましたので、その中で有料の駐車場として残していくというのはかなり難しいように思っています。
また、ここが宇佐市としての自主財源の部分であるんだとすれば、自主財源は、さらに国や県、それぞれの補助金事業を取るときの宇佐市の負担分として活用することで、一千万円が一億円の価値にもなるでしょうし、一億円が八億円、九億円、十億円という価値になることもあるでしょう。特に今、危険ため池とかも多いので、そういった分の市の負担分とかにも活用することができるでしょう。
なので、やはり自主財源を確保していくためにも、今後この駐車場についての有効な活用方法を今から検討しておく必要があると思いますので、ぜひ、株式会社宇佐八幡駐車場の社長としても検討をしていっていただければというふうに願っているところです。
それでは、次の質問に移りたいと思います。
宇佐市の中でのかるたについてなんですけれども、宇佐市かるたをぜひ作ってはどうかというふうに思っています。というのもですね、これ、思ったのが、私自身もそうなんですけれど、議員になって初めて、会派の視察で東大寺に行ったときです。手向山八幡宮の存在を知りました。手向山八幡宮って宇佐神宮の一番最初の分霊なんですね。そこに神様を運ぶためにできたのがみこしの発祥なんですね。なのに、宇佐市の中学生、私も含めてですが、修学旅行に行って東大寺は見ても、手向山八幡宮、え、そんなのあったというか、知らないまま帰ってくるんですよね。そこに重要なものがあるにもかかわらず、横を素通りしてしまう。もし、そこを、この東大寺を造るために宇佐神宮が、宇佐が果たした役割は大きいんだよということを伝えることができれば、宇佐の子供たちは非常に、宇佐にとって地域愛醸成が図られると思うんです。
同じように、今、南一郎平で頑張っています。でも、小学生、うちの学童保育の子供たちに聞きました。「南一郎平、知ってる」って言ったら「知らない」って言います。あそこに漫画があるから見てごらんって。市から頂いた漫画を見て子供たちには教えます。
やはり知らないということは、ないことと一緒なんですよね。なので、この宇佐市のかるたをすることによって、宇佐市の様々な魅力を子供たちに、再発見し、伝えていってほしいというふうに思っています。
できれば、これ、今、市子連で、今までドッジボール、コロナ禍でずっと中止が続いていますが、ドッジボールをしました。ただ、市子連の中で、私がPTA会長しているときに聞いているのは、もうチームを編成するのが難しい、指導するのに保護者がなかなか出られない。そういった中で参加校がどんどんどんどんと少なくなっていっていた状況を把握しています。これ、宇佐市のかるたの競技大会であれば、どこの小学校でも出場することができるし、全ての学校が自分の子供に対しての誇りを持つこともできると思うんです。なので、ぜひ、それにつながるように宇佐市のかるたを作って各校に配布するとともにですね、もうこれ、ふるさと納税の返礼品として、宇佐市の名所・旧跡や伝統文化等が載っているものとして、ふるさと納税品の一つに、返礼品に加えて、プラスで送ってもいいかなと思います。
またですね、お土産物としても、これ使えるんじゃないのかなというふうに思っているところです。ぜひこれを買って帰って、子供と遊ぶことで、宇佐市のことをですね、思い出しながら、小さな頃から皆さんが宇佐市の様々なことを知って、ぜひ行ってみよう、訪れてみよう、行ってよしの、まず最初になるのかなと思いますので、ぜひ宇佐市かるたについての要望をしながら、一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
◯議長(衛藤博幸君)以上で、川谷光紹議員の一般質問を終結いたします。
なお、再開は十一時十五分といたします。
ここで暫時休憩します。
休憩 午前十一時〇〇分
───────────────
再開 午前十一時十五分
◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き会議を開きます。
一般質問を続行します。
四番 若山雅敏君。
◯四番(若山雅敏君)皆さん、こんにちは。議席番号四番 市民れんごうの若山雅敏です。
それでは、通告に沿って、一般質問に関する事項、質問を行わせていただきます。
まず一項目め、育児・介護休業法の改正についてです。
令和三年六月の法改正により、出産・育児等による労働者の離職を防ぎ、希望に応じて男女ともに仕事と育児を両立できるようにするため、産後パパ育休などの制度が本年十月より施行されますが、地域社会の育休制度の取得促進に向けて、制度をつくるだけでなく、取得しやすくするため、どう取り組んでいくのかが大きな課題だと思います。
そのような状況の中で、一点目として、市内の育休取得の状況はどうなっているのか、今後、推進に向けてどのように取り組んでいくのでしょうか。
二点目として、男性の育休取得の推進に当たり、市役所の育休取得実態と取組はどのようなものか。その取組を市内男性の育休取得の推進に向けて、どう発信していくのかを伺います。
二項目めは、ひきこもりの対策についてです。
一点目として、数年前の国の調査でも、ひきこもりの長期化や高齢化等が報告されましたが、現在も、コロナ禍の状況を踏まえ、ひきこもりの実態が増加しているとも聞きます。当市の実態はどうでしょうか。対象者やひきこもりに対する実態把握や相談件数はどう推移しているのでしょうか、伺います。
二点目として、以前の一般質問で、令和三年の和気議員の質問だったと思いますが、関係各課が連携して取り組んでいるとの答弁に対し、相談窓口をきちんと定めたほうが市民に分かりやすいのではとの指摘がありましたが、現在、相談に対する担当課や体制及び取組状況はどうなっているのか伺います。
最後に、三項目めとして、ヤングケアラー等の相談・支援体制について伺います。
一点目として、ヤングケアラーや児童虐待、貧困の問題等、子供たちを取り巻く厳しい状況が報告されております。十二月の一般質問でも相談支援体制の整備を要望いたしましたが、その後の取組はどうなっているのでしょうか。
二点目として、各学校との協力関係は非常に重要ですが、あくまで課題の把握や解決は行政主体で行っていくべきと考えます。市の認識はいかがでしょうか。
三点目として、高校生に対する相談・支援体制は十分なのでしょうか。また、各種相談事業の周知などはできているのかを伺います。
以上、三項目七点についてです。簡潔明瞭な答弁をお願いいたします。
◯議長(衛藤博幸君)それでは、若山雅敏議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。
まず、宇佐市長 是永修治君。
◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。四番 若山議員の一般質問にお答えをいたします。
一項目め、育児・介護休業法の改正についての一点目、市内の育休取得状況及び今後の取組についてでありますが、県が令和三年六月に、産業規模別に一定の方法により抽出した千事業所を対象に行った労働福祉等実態調査によりますと、育児休業対象者の育児休業の取得率は、女性が九五・九%、男性が九・六%となっており、本市におきましても同様の取得率と思われます。
本市では、仕事と子育てが両立しやすい職場づくりに積極的に取り組んでいる企業を市が認証する宇佐市子育て応援企業認証制度を平成二十七年度から実施するとともに、今年度からは、父親が積極的に育児休暇を取得し、育児に参加することの重要性について理解していただくため、子育てパパ応援講座を開催しております。
さらに七月には、公益社団法人日本青年会議所九州地区大分ブロック協議会と宇佐商工会議所と本市とで、宇佐市ベビーファーストのまちづくり包括連携協定を締結し、その中で、男性育児休暇取得率の向上について意見交換しているところであります。
今後も男性の育休の取得促進について、国、県の動向を注視しながら、先進市の状況を参考に調査研究を進めてまいります。
以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。
◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目め、育児・介護休業法の改正についての二点目を、総務部長 祥雲弘一君。
◯総務部長(祥雲弘一君)総務部長の祥雲でございます。四番 若山議員の一般質問にお答えをいたします。
一項目め、育児・介護休業法の改正についての二点目、市役所の育休取得の実態と取組は、また、その取組をどう発信していくのかについてですが、まず、市職員における令和三年度の育児休業の取得状況は、女性職員は、出産後、全員が取得しておりますが、男性職員は一名のみの取得となっております。令和三年度において育児休業が取得可能となった男性職員は二十八名おりますので、取得率は三・六%となっております。なお、出産補助及び育児参加休暇については二十四名が取得しており、取得率は八五・七%となっております。
次に、育休取得推進の取組についてですが、令和三年度に策定した特定事業主行動計画において、男性職員の育児休業取得率を令和六年度末には一〇%にする目標を立て、出産・育児に関する休暇のリーフレットを作成し、所属長をはじめ全職員に制度の周知を図るとともに、毎年実施しております庶務担当者研修、新入職員研修においても休暇制度の説明をしております。加えて、本人もしくは配偶者の妊娠が分かった職員に対して個別に制度を詳しく説明し、積極的な活用を働きかけているところでございます。
このような中、議員御指摘のとおり、育児・介護休業法の改正により、本年十月から育児休業の取得回数制限が緩和されるなど、社会全体として休業の取得促進が加速されております。今後も職場全体の意識改革を図りながら、育児休業を取得しやすい環境づくりを進めるとともに、実際に取得した男性職員の体験記を市ホームページなどで発信することで、市全体の育休取得推進につなげてまいりたいと考えております。
以上で答弁を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)最後に、二項目め、ひきこもりの対策についてと、三項目め、ヤングケアラー等の相談支援体制についてを、福祉保健部長 垣添隆幸君。
◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(垣添隆幸君)福祉保健部長の垣添でございます。四番 若山議員の一般質問にお答えいたします。
二項目め、ひきこもりの対策についての一点目、対象者やひきこもりに対する相談件数の推移はと、二点目、相談に対する担当課や体制及び取組状況はについては関連がございますので一括してお答えいたします。
ひきこもりについてのコロナ禍の影響等については、現在把握はできておりません。また、ひきこもりの実態調査は行っておりませんが、必要性は感じております。
実態調査や支援方法について、他自治体の取組や、令和三年四月一日から施行されました属性を問わない相談支援、参加支援及び地域づくりに向けた支援の三つの支援を一体的に実施する、重層的支援体制整備事業を活用できないか、調査研究してまいります。
次に、関係各課との連携についてでございますが、昨年四月から庁内関係課、福祉課、健康課、子育て支援課、介護保険課、学校教育課で組織された市生活困窮者等支援会議を設置して、ひきこもり対策にも取り組んでおります。また、福祉課を相談窓口として、広報うさや市ホームページでもお知らせをしております。
なお、相談件数につきましては、令和三年度が五件、今年度は八月末時点で六件となっております。
相談内容については、相談者により様々ですので、関係行政機関等と連携して支援を行っているところでございます。
次に、三項目め、ヤングケアラー等の相談支援体制についての一点目、十二月の一般質問で、ヤングケアラー等の相談支援体制の整備を要望したが、その後の取組はについてですが、県では、ヤングケアラー相談窓口が開設されたことを周知するための啓発カードを作成し、七月上旬に、小学校四年生以上と中高生等に配布することで、早期発見しやすい環境づくりに取り組んでいます。また、専門相談員が二十四時間、三百六十五日相談を受け付けるヤングケアラー専用の電話相談窓口やSNS相談窓口を開設し、相談しやすい体制を整えております。
なお、本年八月末現在の利用状況は、電話相談が一件、SNS相談がゼロ件となっているとのことです。
二点目、各学校との協力関係は非常に重要であるが、課題の把握や解決は行政主体で行っていくべきと考えるが、市の認識はについてですが、本市では、ヤングケアラーの社会的認知度を高めることが重要と考えて、九月に市内の各学校へポスター、リーフレットの配布を行っております。
また、ヤングケアラーの早期発見、早期対応には、各学校との協力関係が非常に重要と認識しております。ヤングケアラーを発見した場合には、要保護児童対策地域協議会の中で対応を協議し、福祉部門や教育部門と連携し、支援してまいります。
三点目、高校生に対する相談支援体制は十分か、各種相談事業の周知はについてですが、高校生に対する各種相談事業は、県教育委員会を通じて周知に努めています。また、相談や支援については、県、スクールソーシャルワーカーと市が連携し、要保護児童対策地域協議会の中で対応を協議してまいります。
本市としては、今後も県や教育機関との連携を強化し、ヤングケアラーが直面する家族の複合的な課題を包括的に把握し、家族の状況に応じて、福祉、介護、医療など適正な支援機関につなげていきたいと考えております。
以上で答弁は終わります。
◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。
四番 若山雅敏君。
◯四番(若山雅敏君)それでは、順次再質問をさせていただきます。
まず、一項目めの育児休業等についてですが、一点目の回答の中で、県の調査で女性の取得率が九五・九%であったとありましたが、調査の詳しい内容を教えていただきたいと思います。
◯議長(衛藤博幸君)子育て支援課長。
◯子育て支援課長(西田洋子さん)子育て支援課長の西田でございます。若山議員の再質問にお答えいたします。
この実態調査は、県内の民間事業所における労働条件や労働福祉等について、その実態と動向を把握し、今後の労働施策を推進するための基礎資料を得る目的で、平成十八年度以降ですね、実施されております。その中で、育児休業制度の取得状況等についてもですね、知ることができます。
そのような中で、県の令和三年度の調査によりますと、女性で育休を取得した方が九五・九%で、しなかった方は二・九%、出産を機に退職した方は一・二%となっています。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。
◯四番(若山雅敏君)九五・九%が高い数字かどうか、高いとは思いますけど、女性の育休取得も女性の働きやすい職場づくり、そういった部分の関連性、子育てしやすい環境づくり、そういったものもですね、踏まえた法でありますけど、そういった県の調査の中で、これまで法ができて、当市の中でも育児休業取得に向けての取組において、女性の取得率が向上しているといった状況でよろしいんでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)子育て支援課長。
◯子育て支援課長(西田洋子さん)再質問にお答えいたします。
この調査をですね、平成十八年度からずっと確認していきますと、議員お見込みのとおり、女性の取得率は向上しているものと思います。この調査の結果とですね、宇佐市の状況も同様と考えております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。
◯四番(若山雅敏君)育児休業制度自体の導入、最初の頃のですね、について、女性の取得あるいは男性もそうですけども、取得しやすい状況に向けては、中小企業に対して支援対策等も打たれたと思うんですが、そういったものはあったんでしょうか。また、それにより、制度の拡充もできたと考えてよろしいんでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。
◯商工振興課長(中園浩一君)商工振興課長の中園です。再質問にお答えをいたします。
育児休業等に関する支援等につきましては、二〇二二年度におきまして、国の制度ですけども両立支援等助成金の制度がございます。これは、職業生活と家庭生活が両立できる職場環境づくりを推進するために、育児休業の取得であったり、仕事と育児の両立支援といったメニューが設けられているところでございます。
対象としましては、中小企業が対象となってございますので、今後こういった制度の周知に努めてまいりたいと考えているところでございます。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。
◯四番(若山雅敏君)そういった制度の周知に向けてですね、今後も取り組んでいただいて、一〇〇%の育休取得、女性についてはですね、目指していただきたいとも思います。
そして、調査でありましたように、男性の育休取得率がまだまだ低い状況であります。今回の法改正の部分で見ますと、男性の育休取得をしやすい状況をつくるということの法改正だというふうに私自身思っているんですが、今回の法改正の概要はどのようなものでしょうか。男性の育休取得率は、県の調査で九・六%と低い状況でしたが、取得向上に向けての今回の改正で課題解消となって、取得率は向上するというふうなことが期待できるのかどうかお伺いをいたします。
◯議長(衛藤博幸君)子育て支援課長。
◯子育て支援課長(西田洋子さん)再質問にお答えいたします。
今回の法律改正はですね、男女とも仕事と育児を両立できるように、産後パパ育休制度の創設や雇用環境の整備、個別周知、意向確認の措置の義務などを行っております。
例を申しますとですね、産後パパ育休につきましては、子の出生後、八週間以内に四週間まで取得することができる柔軟な育児休業の枠組みとなっております。そのようなことから、十月からの男性の育児休業がさらに取得しやすくなると思っております。
国はですね、約一〇%の取得率に対して、約三〇%を目指すような取組と考えておりますので、課題解決に向けて前進していると考えられます。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。
◯四番(若山雅敏君)今おっしゃったように、期待をするものでありますが、今回の改正について私なりにですね、改正の内容は大きく六点あるというふうに思っております。
まず一点目として、男性の育児休業取得促進のための子供の出産直後の月における柔軟な育児休業の枠組みの新設、創設ということ。二点目として、育児休業を取得しやすい雇用環境整備及び妊婦、新出産の申出をした労働者に対する個別の周知、意向確認の措置の義務づけ。事業者に対するものであります。三点目として、育児休業の分割取得、分割して二回まで取得することを可能にする。四点目として、育児休業の取得の状況の公表の義務づけ。これも、事業所に対し公表を義務づけるというものでありまして、五点目として、有期雇用労働者の育児休業取得要件の緩和、そして六点目として、育児休業給付に関する所要の規定の整備、雇用保険法等になってくると思いますが。
こういったものでですね、もっと育児休業が取得しやすくなって、子育てを通じてですね、女性の社会進出というか、男性の子供に対する、子供教育に向けての意識醸成とか、様々な部分が生まれてくると思いますので、ぜひともこういった部分を、事業所はもとより、一般の方々にもこういった法改正があるんだ、もっと取り組みましょうということも含めて、まずはそれが取得できる体制づくりをですね、事業者と併せてやっていく必要がある。意識づけもそうでしょうし、社会全体のですね、雰囲気づくりというか、取得しやすい雰囲気づくり、そういった部分も大変重要になってくるのかなと思っております。
そういった中で、市の男性の子育て支援に対する現状と今後の取組について、答弁の中にもありましたが、もう少し具体的な部分があればお願いしたいと思いますが。
◯議長(衛藤博幸君)子育て支援課長。
◯子育て支援課長(西田洋子さん)再質問にお答えいたします。
これまで本課ではですね、父子手帳の配付や、もうすぐパパママ教室の開催、そして、お父さん、お母さんともに子育て相談を行っておりましたが、今年度からですね、男性の育児参加の重要性についてですね、周知、啓発していきたいという思いからですね、宇佐児童館及び県事業を活用いたしまして、子育てパパ応援講座を継続的に開催しております。
また、七月にですね、ベビーファーストのまちづくりの包括連携協定を締結いたしまして、その中で、育児休業取得率向上に向けてですね、子育て世帯の方々の生のお声をですね、Zoomという会議でお伺いすることなどで事業のほうを実施しております。
育児休業取得がですね、パパの最初のお仕事と思っていただけるように、市として何ができるかということをですね、先進地の状況も確認しながら、調査研究してまいりたいと思っています。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。
◯四番(若山雅敏君)ぜひそういった取組を進めながら、女性のみならず、男性の取得率向上にも努力していただきたいと思いますが、一方で市のほうもですね、一つの事業所として、また、率先していくべき事業所としてですね、取組をお願いしたいということでの質問でありますが、今回の法改正により、それに沿っての整備は行っているのかお伺いいたします。
◯議長(衛藤博幸君)総務課長。
◯総務課長(後藤 優君)総務課長の後藤です。再質問にお答えいたします。
令和三年の法改正に基づきまして、これまでも国の施行日に遅れることなく、順次条例などの改正を行ってきております。今議会にも、育児休業に関する条例の改正を提案しているところであります。承認いただければ、また、条例に関する規則や規程も改正する準備をしているところであります。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。
◯四番(若山雅敏君)まだまだ市の男性の取得率については低い状況だということでありますが、取得率向上を推進していくための課題はどんなものだというふうに捉えていますでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)総務課長。
◯総務課長(後藤 優君)お答えいたします。
先ほど議員も言われていましたが、育休対象者を含め、うちで言えば全職員で、女性だけではなく、男性も育児休業を取得してもよいという意識づけや雰囲気づくりが当面の課題だと思っております。
そのためには、今回制度化されます産後パパ育休などの目的や制度を分かりやすく周知するとともに、まずは実績を積み重ねていくことが必要だというふうに考えております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。
◯四番(若山雅敏君)実績づくりという部分でありますが、そのためにはですね、制度を設けるだけでなく、スムーズにそれが取得できるだけの雰囲気や職場環境、人員等を含めてですね、職場環境の整備の取組も重要になってくると思います。それについてはどういった認識でしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)総務課長。
◯総務課長(後藤 優君)お答えいたします。
国が公表しています育児休業の取得状況を見ますと、その取得期間なんですけども、女性職員は一年超えが約七割となっているのに対しまして、男性職員は一か月以下の取得の方が五割以上となっております。このような短期間ではなかなか、育児休業の代替職員として会計年度任用職員を配置するのも難しいのかなと思っています。しかしながら、男性職員も女性職員と同じように一年以上を取得する権利も有しているわけですから、育児休業を取得したい期間や業務内容等を精査する中で、対象職場と協議しながら職場環境を整えていきたいというふうに思っております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。
◯四番(若山雅敏君)以前も、従前から出産補助、出産に向けて、男性の協力ということで、そういった制度は設けられていたわけですが、それをぜひですね、出産ということでなく、育児に関してですね、母親、父親が共に担っていくんだという意識の醸成づくりで、一気にということではないと思いますけど、行っていただきながら、その取組をまた市内に情報発信していただいて、市全体の取組につなげていただきたいと思いますが。
本当に、制度をつくるだけじゃなくてですね、それをいかに移行して、子育てしやすい宇佐市、女性が働きやすい宇佐市、そういった部分をつくり上げていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
次に、二項目めのひきこもり対策についてであります。
平成三十年度に国の調査が実施されたと認識していますけど、それ以降に調査等の具体的な動きはあったのでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)福祉課長。
◯福祉課長(土岐純哉君)福祉課長の土岐でございます。若山議員の再質問にお答えします。
平成三十年の国の調査以降ですね、その後、国で調査は行われてはおりません。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。
◯四番(若山雅敏君)なかなか非常に難しい、デリケートなというか、どういった定義で縛るのかとか、そういったことも含めてですね、調査が難しいというふうに国のほうも言っていたと思うんですが、ただ、当時の調査による推計でですね、宇佐市では、当時の答弁で四百四十人程度の該当者が見込まれるのではないかという答弁だったと思いますけど、それを当てはめると現在ではどういった形になるということでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)福祉課長。
◯福祉課長(土岐純哉君)お答えします。
当時の、平成三十年度の国の出現率で推計してみますと、今年の令和四年八月一日の住基人口で推計してみますと、約四百二十人と推定されます。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。
◯四番(若山雅敏君)推計ですけど、そういった方々がおられるかもしれないといった部分。
令和二年三月議会でですね、和気議員からそういった方々に対して、窓口の一本化や支援体制整備についての質問がされました。それに対し、窓口の充実と包括的な支援体制について調査研究していくとの答弁でありましたけど、その後、現在の支援、相談体制はどうなっているのか、お伺いをいたします。
◯議長(衛藤博幸君)福祉課長。
◯福祉課長(土岐純哉君)お答えします。
福祉課を相談窓口としまして、関係課、先ほどの回答の中にもありましたが、健康課や子育て支援課、介護保険課、学校教育課と連携しまして、複雑化、複合化したケースの共有や検討について行っていきたいと思っております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。
◯四番(若山雅敏君)先ほど答弁の中に、相談実態はなかなか件数としては上がってきていないということでありましたが、相談自体は、内容を含めて詳しくは聞くことはできないと思いますが、解決に至った部分があったのかとかですね、まだまだ継続的な、この問題かなりデリケートというか、一つの相談に対して答えがすぐ出るような話ではない、長く関わっていくべき事案が多いのかなと思うんですが、そういった相談実態についてはどうなっているのでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)福祉課長。
◯福祉課長(土岐純哉君)お答えします。
相談された年代については、二十代から五十代と、様々な年代で相談されております。
なかなか、いろいろ複雑な理由でですね、ひきこもりの問題が発生していると思いますので、今のところ、相談を受けていろいろ支援体制など、協議というかしておりますけども、終結に至ったケースは今のところございません。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。
◯四番(若山雅敏君)もう本当に深刻な相談が多いというふうには思うんですが、相談件数自体がそう増えていない、そういう中にはやっぱり相談しづらいとか、先ほど窓口の一本化とか支援体制の充実とかを答弁していただいたんですけど、それでもやっぱり相談しづらいと、解決しにくい問題を抱えて、相談に行ってもしようがないとかいう人がいる、多いんだろうなと。先ほどの集計の部分と相談件数を比べてみるとですね、そういったふうに、私自身考えるわけなんですが。そうなると、もう相談窓口を開けて相談あれば受けますよではなくて、来るのを待つよりも一歩踏み込んだ取組も必要かなというふうに思っております。
それに、八〇五〇、八十歳の両親なり保護する方が五十歳のひきこもりの対象者の面倒見るとか、そういった問題が言われ出して、もう今は、八〇五〇よりも、もう九〇六〇と、九十歳六十歳問題というふうにも認識され出しておりまして、もっともっと深刻な状態となっています。九〇六〇という状況になればですね、当然、もう言い方は悪いですけども、九〇のじゃなくて、六〇のひきこもりの方だけの状態、あるいは、もっともっと、そこまで行かずに、ひきこもりの方だけの、つまり、ひきこもりの人に対して関われる家族なりがいなくなって、単身状態になっている状況もあるのではないか。そうなれば、なおさらですね、個人の問題だけでなく、近隣とのトラブルにもなりかねない状況も出てきており、近隣住民からの相談も多くなるのではないかというふうにも思われるという話も聞き及んでおります。
それらを踏まえれば、一歩踏み込んだ、先ほど言いましたけど、取組も必要なのかなと。窓口の、こういった部分はこっちの窓口に、その対象者だけでなく広く市民に向けての周知と、早急な体制強化が求められると思いますけど、その辺の認識はいかがでしょう。
◯議長(衛藤博幸君)福祉課長。
◯福祉課長(土岐純哉君)お答えします。
なかなかですね、一歩踏み込んだ取組というのは必要だということは認識しております。まず、こちらから踏み込んでいくという部分で、どういった方がいらっしゃるかとかいう部分で把握するには実態調査などをしていく必要があるかと思いますので、他自治体等が実施している実態調査についての調査研究も含めて行っていきたいと思っております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。
◯四番(若山雅敏君)全国的にも少しずつ実態調査をする自治体も増えていますけど、なかなか、ひきこもりの捉え方自体がですね、一定してなくて、一自治体ではなかなか無理が、どういった部分でどう調査するちゅうのは無理があるのかなとも思いますし、その辺、県や国はどう考えているのか、また、これまでひきこもりに対する相談体制のマニュアル等、どのように示されているのか、あればお伺いしたいと思いますが。
◯議長(衛藤博幸君)福祉課長。
◯福祉課長(土岐純哉君)お答えします。
国において、マニュアルというか、厚生労働省のほうが、ひきこもりの評価・支援に関するガイドラインというのを出されております。また、大分県のほうでは、大分県ひきこもり支援対応マニュアルというものが出されております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。
◯四番(若山雅敏君)言い方悪いんですけど、国、県はマニュアルを出しますけど、実際それをやるのは末端の市町村。実態も把握できていない県や国がどうやってマニュアルをつくったのかなっちゅうふうに思ってしまうわけですけど。そうはいっても、国や県に働きかけてですね、全体を挙げての動きとしなければ、なかなか解決できないというか。大きな問題なのに何も手つかずな状態でずるずる行っている、今の状況が一番悪いと思いますので、何らかの対策を、国、県と一緒になって行っていただきたいというふうに切に思う次第であります。
答弁の中にも、財政支援等を含んだ重層的支援体制整備事業ということがありましたけど、これを少し具体的に教えていただきたいんですが。
◯議長(衛藤博幸君)福祉課長。
◯福祉課長(土岐純哉君)お答えします。
重層的支援体制整備事業につきましては、事業として、包括的相談支援事業、参加支援事業、地域づくり事業、アウトリーチ等事業、多機関協働事業及び支援プランの策定があります。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。
◯四番(若山雅敏君)財政的支援、そういった部分も含めて相談に乗れるという事業だということでよろしいんでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)福祉課長。
◯福祉課長(土岐純哉君)先ほど言いました事業について市が行う場合には、財政的に交付金等が出るというふうに聞いております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。
◯四番(若山雅敏君)何度も言いますけど、一自治体だけでなくてですね、そういった事業を、ぜひとも様々な事業を国、県へ要望しながら、実態把握とかそういった部分に努めて、相談体制の充実、相談しやすい、誰でも気軽にというとおかしいんですけど、誰でも来やすい相談体制、ぜひとも守っていただきたい、つくり上げていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。まずは相談に来ていただかなければ解決に結びついていかないと思いますので、よろしくお願いします。
最後に、三項目めのヤングケアラー等の相談支援体制についてであります。
国の報告でも、実態の把握や課題解決に向けて、ヤングケアラーに対する社会的認知度を高めることなどが重要というふうにうたわれております。市としての取組は行っているのでしょうか。お伺いをいたします。
◯議長(衛藤博幸君)子育て支援課長。
◯子育て支援課長(西田洋子さん)子育て支援課長の西田でございます。若山議員の再質問にお答えいたします。
市では、昨年の県実態調査を受けまして、県と連携して、児童・生徒への周知と啓発、適切な支援につなげられる相談体制を構築することとしております。そのため、市では啓発活動やポスター、リーフレットなどを、学校をはじめ、子育て支援団体等に配布しております。
本市ではですね、今のところヤングケアラーの相談はありませんが、県の調査によりますと、支援を要するヤングケアラーが千人程度存在すると言われておりますので、本市においてもですね、一定数いらっしゃるものと考えております。その中でですね、相談しやすい体制づくりについてですね、庁内でも関係づくり等、努めているところでございます。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。
◯四番(若山雅敏君)社会的認知度を高めていくという部分が一番、まず取り組まなければならないことかなと私自身思うわけなんですが、答弁の中にも、パンフレットの配布とか、そういった部分を書かれていましたが、あくまでも小中学校を中心ちゅうか、子供たち中心で、それ以外の部分、行政として具体的にそれ以外で取り組んでいることや今後取り組もうとしているものがあるのか、あればどんなものなのか教えていただきたいと思いますが。
◯議長(衛藤博幸君)子育て支援課長。
◯子育て支援課長(西田洋子さん)再質問にお答えいたします。
ヤングケアラーのですね、社会的認知度を上げていくことは大変重要と考えております。そのためですね、秋の児童福祉月間に合わせまして、うさ広報でヤングケアラーについての周知を行いたいと考えております。
また、ヤングケアラーがですね、家庭内のデリケートな問題であることから表明しづらいという問題もありまして、周囲の大人が気づいてあげる体制をつくるための周知として、地域で子育て世帯を見守っている方々に対してですね、そういったヤングケアラーについての周知を、会合等を通じて行っていきたいと思っております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。
◯四番(若山雅敏君)今言われたようにですね、地域への周知、児童委員さんたちをはじめとする、そういった子供たちに関わる方々を増やしていく、広めていくということが、もっともっと重要だろうと思いますし、ヤングケアラー自体がよく分からないと思います。私自身も、この問題が取上げられる前は、ああ、お手伝いをしよるな、いい子だな、そういう認識しかない、そういった人間でありましたし、少しでもですね、ヤングケアラーという問題を広めていただいて、子供たちにもっともっと地域で関心を持っていただく、そういった地域の目を醸成していただきたいというふうに思います。
そのためにというか、課題解決に向けての窓口や機関として、宇佐市では、宇佐市要保護児童対策地域協議会や子育て支援課家庭児童相談室が設置されていると認識しておりますが、それぞれの具体的な説明と、ヤングケアラーをはじめ、児童虐待や貧困問題などの課題にどう対応しているのかお伺いをいたします。
◯議長(衛藤博幸君)子育て支援課長。
◯子育て支援課長(西田洋子さん)再質問にお答えいたします。
まず、宇佐市要保護児童対策地域協議会につきましては、要支援事業等のですね、早期発見や適切な保護を目指し、関係機関が連携して取り組むための組織でございます。家庭での課題が複雑で多岐にわたるためですね、協議会にはですね、地域の代表の方々をはじめ、福祉や医療や学校関係など、市内の四十七団体の方々から構成されております。
次にですね、本課の家庭児童相談室につきましては、相談員が三名常駐しております。教員OBや保育士OBなどで、子供の問題や子育ての悩み等ですね、相談に応じております。
また、令和二年度からはですね、子供家庭支援拠点を配置しまして、児童家庭の相談員だけではなくて、母子・父子自立支援員や保健師等、様々な職員や関係機関と協力しながら、相談等対応しているところでございます。
そういった中で、ヤングケアラーをはじめ、児童虐待や貧困問題等はですね、一機関だけでは解決が大変難しい問題でございます。児童相談所をはじめですね、関係機関と情報を共有しながらですね、連携して、家庭訪問等も含めまして対応していきたいと思っております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。
◯四番(若山雅敏君)そのとおりだというふうに思います。連携を強めていただきたいと思いますが、いろんなところでいろんな連携をつくる、子供の部分での連携をということで聞くとですね、結果的に言えば、端的に言えば、学校に丸投げ。学校が子供たちの状況を把握してください、学校から連絡を待っています。逆を言えば、そういった状況としか聞こえない部分もあります。
学校自体、教職員の苛酷な勤務実態、八月十八日の大分合同新聞にも載っていましたし、昨今の新聞、ずっとそういった取扱いをしているところでありますが、そういった状況の中でですね、本当に子供たち一人一人に向き合って、小さなSOSを見逃さない、そういった状況に学校自体があるのかどうかお伺いします。
◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。
◯学校教育課長(都 昌子さん)学校教育課長の都です。再質問にお答えします。
議員御指摘のとおり、教員の業務がですね、多岐にわたるという状況にありますので、非常に学校現場も厳しい状況にはございます。しかし、その中でも学校はですね、一人一人の子供の実情に応じた対応とともに、ヤングケアラーも含めて、小さなサインを見逃さない取組ということにはもう本当に尽力しているところでございます。
しかし、スクールソーシャルワーカーに寄せられる家庭に関するような、それとか経済面も含めた、ヤングケアラーそのものではありませんけれども、そういう相談件数も非常に多くてですね、また、家庭に関わる問題については、このスクールソーシャルワーカーの相談もごく一部というところもあると思いますので、関係課や関係機関、それから地域の方との連携によって、また判明するものというものも現在ございます。
そういう現状を考えたときに、今後一層ですね、いろんな関係者との連携を強めていきたいというふうに考えているところであります。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。
◯四番(若山雅敏君)学校の勤務実態はよく分かるというか、よくお聞きするところであります。ぜひともですね、全体的な問題として捉えていただいて、行政が積極的に関わっていく。学校も逆にまた、オープンにというか、開けた学校を目指していく。そういった両者の部分がなければ、子供の問題解決にはですね、至らないというふうに思いますので、連携、お互いに丸投げするということではなくて、真の、行政が主体となって連携を強化していただきたいと思います。
そのためには、そういった相談室、先ほどひきこもりのときにも言いましたけど、体制だけつくる、窓口とか相談体制だけつくるということじゃなくて、それに関わるですね、何度も言いました、こういった問題、ひきこもりの問題、子供たちに関する問題、子供たちに関する問題と言いながら、結局そこは家庭の問題に広まっていくわけであります。問題解決に向けてはですね、その家庭の問題を解決しなければ解消しない。そういった部分でありますから、ぜひ、マンパワーを含めて、体制の充実をお願いしておきたいと思っております。それはもう一課だけでなく、全体的な取組としてお願いをしたいと思います。
最後に三点目として、高校生に対する相談や支援体制についてです。
高校生からの相談も時々耳にすることがあるんですが、ヤングケアラー等を含めてでも、どういった相談をしていいか分からない、高校にどうやって、どげな相談が、窓口があるんですかという部分もあります。
時間ないんですけど、生理の貧困で生理用品の配布に取り組んでいただきました。小中学校への配布、あと公的施設への配布等、市役所をはじめとする、配布を行っていただいたわけなんですが、高校についてはどういった取扱いになっているんでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)子育て支援課長。
◯子育て支援課長(西田洋子さん)子育て支援課長の西田でございます。再質問にお答えいたします。
高校のですね、ヤングケアラーの方々等の対応につきましては、高等学校が要保護児童対策地域連絡協議会のですね、構成メンバーでもあり、高校のスクールソーシャルワーカーとですね、市のほうがケースごとに支援について協議して、家庭訪問をするなどですね、対応しているところでございます。
今後もですね、通常の児童の要保護児童の部分であったり、ヤングケアラーの部分であったりと、様々な対応が求められておりますので、今後もですね、県やスクールソーシャルワーカーとまた連携して対応していきたいと思っております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。
◯四番(若山雅敏君)生理用品の設置についてお伺いしたんですけど、まあこういうことだろうなと、把握できてないんだろうなと。つまり、高校生が浮いた状態になっているんじゃないかという心配をしているところです。
成人年齢が十八歳に引き下げられたというか、そういった状況の中でですね、それに対し一番大事な時期に、市がなかなか絡めていけない、いっていない状況、そこが一番問題なのかなと。中学生で止まっているんです、市の絡み方として、行政の絡み方として。本当は、そこに県が関わって、どんどんどんどんやるべきなんですが、やっぱりそれぞれの市町村の実態となると、市も高校に関わるべきだろうと。十八歳の成人年齢を考えれば、本当に一番多感な時期で、そこにきちっと行政等が関わっていける、そういった行政を見せることがまた高校生たちに、行政の大事さ、ひいては選挙権の行使とか、そういった部分にもつながってくるわけで、もうちょっと高校生についての相談体制というか、そういった部分について考えていただきたい。
生理用品についてもぜひ早急にどうなっているのか。なければ、県立学校ですから、いっていない状況なら、市の対策として置けることができないのか、そういった部分も、取りこぼすことなくていう言い方おかしいんですけど全体的に、やっぱりいつも全体的に見ていただいて行政を進めていただきたい。そういった思いであります。
相談事業についても、何度も言いますけど、一朝一夕に、じゃあ、ここに行ってくださいで解決する相談事業はほとんど、福祉関係とかこういった子供の関係についてはありません。一件一件が時間かかる事業であります。ぜひとも、そういった部分で、マンパワーの充実も含めてですね、体制強化に努めていただきたいと思いますが、市長いかがでしょうか。最後に少しだけでも。
◯議長(衛藤博幸君)宇佐市長 是永修治君。
◯市長(是永修治君)若山議員の再質問にお答えいたします。
県と市町村の行政の違いみたいなところがあったかと思いますけども、県という行政はですね、広域的に何か処理するもの、それと大規模な公共事業をするもの、それと市町村間の連絡調整をするもの、これ、自治法に書いてあることです。
したがって、広域的に処理するというのは、いわゆる市町村域を越えてやるような、例えば高校を設置するとか、公衆衛生をするとか、広域的に農業の普及、改良をするとか、そうしたものは県の事務になっておりまして、県に当然財源も行くし、そこには県知事がいて、議会があって、意思決定機関もありますので、そちらのことは尊重しなきゃいけないと思います。
ただ、ほんなら全く市町村が関与しないのかというと、高校については、私のところはですね、市内四校長先生と定期的に、そういう協議の場を持っておりますし、そこでいろいろいただいたのは、市として単独事業でいろいろな御支援もしているところでありますので、議員御指摘のような点も含めてですね、そうした場でまた協議してまいりたいと思います。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。
◯四番(若山雅敏君)ぜひこれからも、そういった広い行政を目指していただきたいと思います。
これで私の一般質問を終わります。ありがとうございました。
◯議長(衛藤博幸君)以上で、若山雅敏議員の一般質問を終結いたします。
ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで昼食のため暫時休憩いたします。
なお、再開は十三時十五分といたします。
暫時休憩します。
休憩 午後零時十五分
──────────────
再開 午後一時十五分
◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続行します。
十九番 中村明美さん。
◯十九番(中村明美さん)皆さん、こんにちは。議席番号十九番の中村明美でございます。
先にお断りしておきますが、今回、六項目、十二点について通告をしましたが、六項目めの職員の事故補償に関する件は、昨日の中本議員の質問と重複してまして、その回答以上を聞くこともないなと思いましたので、割愛させていただきます。
それでは早速、質問に入らせていただきます。
一項目め、生徒数の減少対策として、校区外からの受入れに取り組んでいる学校、特認校制度がありますが、このための学校独自の特色ある学校づくりに対して、教育委員会としてはどういう支援の手がなされているのかということについてお尋ねいたします。
一点目、小学校は、特に僻地にとっては大きな存在感があり、地域の宝でもあります。過去に統廃合の話が打ち上がると、地域ぐるみで反対運動が起こり、スムーズに事が運ばなかったというのが、いずこでもあったと思います。そういう地域の願いや思いも絡み、くみ取る中にあって、特認校制度による少数生徒数の学校の存続を考え、宇佐市では西馬城小学校が指定されたのだと思います。
そこでは、特色ある教育の実践校としていろいろな取組をしているようですが、市内での特認校制度はどういう経緯で認定され、市全体としてはどういう推移状況で取り組んでいるのでしょうか。制度が発足してから十五年ほど経過していますが、概要と評価をお聞きします。
二点目、実は市内での特認校は西馬城小学校だけだということは、先日頂いた小規模特認校就学実施要綱を見て、一校だけだと初めて知りました。学校規模分類上は同様の極小校はほかにもあるので、ほかにもあるのかなと思っていましたが、私の認識不足でした。すみません。
さて、その西馬城小学校での取組に、平成十八年度から施行されているようですが、現場から話を聞く中で、ここに至るまでの取組が効を奏して、校区外から、とても興味を持っている方からの問合せが、あちらこちらから数件あるとお聞きしました。ですが、制度説明する中で、通年を通して保護者の責で送迎をしなければならないということになっているのが大きなネックになって、行きたくても行けないまま現在に至り、校区外からの児童数は結果的に成果はゼロということらしいですね。
特認校就学実施要綱の中には、通学支援のことについては何も明記されていませんし、申請書には通学手段についての条件は書かれていないように思います。普通に考えれば、通学に対し一番重要な事項だと思いますが、明記していないのは何か意図があるわけですか。
今までの市教委の見解は、特認校に対しては、交通手段については支援は考えていないとなっているとお聞きしましたが、義務教育における教育の機会均等を考えれば、校区外規制のたがを外した以上、市としてはスクールバスなり通学手当などの支援を考えられてしかるべきと思いますが、支援策はなぜできないのでしょうか。
二項目め、零細企業に対する行政の支援について、一点質問いたします。
先般、コロナ禍により消費者の生活形態が変わってくる中で倒産した、中小企業ではない零細商店があります。話を聞けば、地元の客がほとんどなのに、コロナ禍で様々な外出が控えられたり、リモート勤務などが増えたおかげで注文が激減し、かといって、設備経費等の支払いは待ってくれることなく、やりくりがにっちもさっちもいかなくなったところに、市役所から租税の取立てが容赦なく、再三にわたって取りつく島もない状態になり、努力のかいなく家業継続を断念して、結局、閉店ではなく倒産という形で店を閉めたとのことです。
要は、泣きっ面に蜂みたいな、役所の滞納金の徴収のやり方に憤りを隠せない思いだったようです。税金に不満や行政に責任を転嫁するわけではないのですが、対応は民間の取立て屋まがいに感じたということに対して、こういう零細の商店等に対する対応に不備はなかったのでしょうか。何らかの救いの手の相談などはされたのでしょうか。また、ないのかお尋ねいたします。
加えて、徴収対応マニュアルは恐らくあるはずと思うのですが、どういったものなのか、あれば、時間の都合上、手短に教えてください。
三項目め、駅館川拝田地区のカヌー場の建設について、その後で、二点質問いたします。
一点目、昨年十二月議会でのこの件の一般質問の答弁では、できないじゃなくて、手続的にいろいろな課題があり難しいという趣旨の答弁でありまして、ささやかな希望が持てたので、その後の庁議の中で検討したことはありますかという通告書にしましたが、先日、課長の話しぶりから、全くされていないのはよく分かりました。
二点目、通告以降に少し私の聞き間違いがあったので、訂正しながら話します。御理解ください。
実は、大分県カヌー協会に所属されている、業界では高名な方から、昨年の十二月議会のネット配信を、後日見たのか聞いたのかしたのだと思うのですが、議会事務局経由でその方から面会の連絡があり、話を聞いて現地を見てきました。とてもすばらしい場所です。ここにできれば、県下でまさに絶好のカヌー場になります。建設するようであれば、協会にも要請して全面協力したいと、まさかのラブコールをいただきました。話を聞くほどに、うれしくて、ぜひ実現したい、できてほしいという気持ちがますます湧いてきました。
話の中で、市内にもカヌー愛好者が何人もいるようで、職員にもいるということを聞きました。市にとって疎遠のスポーツじゃないんですよね。そもそもウオータースポーツとしてのカヌーを考えたのは、有用な河川を活かしたいというだけのつもりで提案したわけじゃありません。御存じのように、私は毎日拝田の物産館に行くわけですが、橋の下にとうとうと流れる駅館川を見るたびに、宇佐市が世界かんがい施設遺産に認定された矢先でもある中で、宇佐の玄関口でもあるここにこういう施設ができたら、条件としても問題ないし、愛好家たちが集まって大会も開催するようになれば、地元には新しい行楽地にもなるし、お店などもできることになるだろうし、経済効果も期待できると思ったからです。
建設費等のことを考えると、それ自体はさほどはかかるものではないらしいのですが、新規に取り組むとなれば手続や関係機関との協議が多々必要かと思います。それで、以前、安心院町にカヌー場があったことから昨年提案したわけですが、移転には不可だと聞かされました。しかし、過去のもろもろの経験を活かせることを考えたら、B&G施設として建設に前向きに取り組むことが最良策ではないかと思います。
できない相談でしょうか。ぜひ実現に向けた取組をお願いしたいので、一年前とは違う、さらなる前向きな答弁をお願いいたします。
次に、四項目め、宇佐ホテルリバーサイドの暫定運営への経過はどう把握しているかということで、三点質問いたします。
一点目、現オーナーとの交渉の結果、行政の奨励金を受けて、宇佐市商工会議所による暫定営業が始まって、はや二か月が過ぎました。コロナ禍とはいえ、国の進める観光経済政策に沿い、移動規制のない現在、感染者数はかなり増加はしていますが、交通量は増え、旅行客も増え、関係人口は宇佐市内でも増えていると思います。その中にあって、宿泊のみの営業ではありますが、ホテルとして再開してからの利用状況や問合せなどについて、市に対してどういう報告を受け、どんなふうに把握し、分析、評価しているのでしょうか。
二点目、向こう一年間の暫定運営の先に、経営者が変わったとして、引き続き営業する光明はあると思いますか。
三点目は、ホテル本体から視点を変えて、場所の価値についての質問です。
歴史的に見れば、奈良時代に始まる交通の要所になる駅館川のほとりで、上りに瀬社神社、下りに鷹居神社を配する、重要な宇佐の中心、中枢部であったところです。隣接する庭園は小面積ながらも趣もありすばらしく、屋形船の昇降口も含めた宇佐の近代史の象徴的な遺産なのではないかと思っています。この地の復興が、もしかすると宇佐市の今後の発展を左右するかもしれない重要拠点ではないかと思っています。
何せ東西をつなぐ最初の橋のたもとですから、神と仏をつなぐ瀬社橋ですから、防災の面からすれば、大洪水のときには厳しい場所として捉えられていますが、ホテルと一体となって活かせるような、存続する方向でさらなる打開策を考えてほしいものです。答弁をお願いいたします。
五項目め、平和ミュージアムの建設の今後の取組に対しての提言です。
平和ミュージアムの建設事業は延びに延びています。本体工事の建設は、一般説明会等を済ませ、工程を法定どおり入札にかけたところ、応札なしにより、それ以降は事業推進の方向が一般市民には不明解のままで今日に至っております。近隣住民は、なおさらのこと、今後の動向を心配しています。これまで、議会でも何度か問いただされていますが、その都度の答弁が、時の状況を見据えて財政的な観点からも再検討するみたいな内容だったと理解していますが、ややもすれば自然消滅してしまうような気配さえ感じられます。
ただ、一部の動きとして、中断しているこの間にゼロ戦の模型を購入しているようですが、その経緯はよく分かりません。私はこの事業を否定するものではなく、むしろ宇佐市にあるべき日本の歴史的有形・無形遺物、遺産の保管施設としても、加えて観光施設として収益性も見込めるものを建設してほしいと、かねがね願っていました。
その一つの提案として以前一般質問で、戦争の遺物を集積した展示物主体の施設にとどまらない、温故知新をもって、本来、希望が見える施設としても建設してもらいたいとの思いで、当時、売りに出ていたゼロ戦を購入し、飛行イベントを提案しましたが、執行部の見解は絶対できないという前提での答弁をいただき、一蹴されました。後日、市民の中で実際購入をしようと、動きもあったとお聞きします。
一般的には、財政悪化の懸念材料とやゆされる文化施設の建設、運営に当たっては、集客度、利用度を上げる目玉的コーナーやメニューも考え、かつ、地域全体に経済効果が波及するようなアイテムを取り入れることを真剣に考えなければならないはずですが、そんなもくろみは、試算はなされているのでしょうか。動かないゼロ戦を何台そろえたとしても、そうはいかないはず。
前置きはこのくらいで、二点お尋ねいたします。
一点目、平成三十年度に施設本体の入札を実施しましたが、応札がなく、当時はオリンピック前で資材高騰のあおりから業者からも敬遠され、事業そのものも中断したようになっています。私はそう認識をしております。今後の見通し予定と完成後の運営に係る維持収支計画はどう試算されているのですか。
二点目、私以上に皆さん御周知のことですが、今、県は大分空港を宇宙港として推進しています。広瀬知事にとって最後の大型プロジェクトじゃないかと思います。今年度に至っては周辺の高校でも、教育現場で、これを機にと宇宙に関わる新設学科を開設しました。
宇佐市は、見方を変えれば、宇宙港の話が浮上する前に、飛行場、そしてゼロ戦を通じて、空に目を向けていたわけです。空の向こうに宇宙があることを考えれば、この機を活かさない手はありません。例えば、自衛隊築城基地や大学などとも連携して、空飛ぶゼロ戦構想を提案したいと思います。実体験、試乗は無理なら、フライトシミュレーター、コックピットという形で施設内に追加できないか、提案したいと思います。
神奈川県の方で、プロのパイロットも利用しているという喫茶店があるという話を聞き、折を見て行ってみたいと思っていましたが、コロナ禍に入り行けずじまいです。この話をしていたら、羽田空港にはジェット機のフライトシミュレーター装置が設置されたと聞かされました。
ゼロ戦の設計者である堀越二郎氏は、戦う飛行機が造りたかったわけではなく、皆さん御存じの宮崎駿監督の映画「風立ちぬ」で、ユーミンが歌う歌詞のように、空に憧れて、鳥のように飛びたくて設計したのではないかという話を聞いて、ゼロ戦を単なる戦争の遺物としての展示ではなく、空への憧れをテーマの一つに加え、施設の再設計の検討をできないものでしょうか。
設計は終わっているものの応札がなかったわけですから、予算を含め、設計の見直しもあるだろうし、施工内容の見直しも再検討できるのではないですか。もう遅いでしょうか。今ならドローン技術などが発達してきていますから、バーチャルリアリティの世界で、精度の高い操縦感覚が楽しめるものができるのではないでしょうか。追加事業費はかさむでしょうが、ソフト部分が主ですから、思うほどに建築事業費はかからないかもしれないし、県においても支援してくれるのではないでしょうか。もし実現すれば、恐らく全国で唯一のコーナーとなるでしょうし、大きな目玉にもなり、収益事業にもなると思います。前向きな検討を求めます。
これで一回目の質問を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
◯議長(衛藤博幸君)それでは、中村明美議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。
宇佐市長 是永修治君。
◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。十九番 中村議員の一般質問にお答えをいたします。
四項目め、ホテルリバーサイドの暫定運営の経過はどう把握しているのかについての一点目、利用状況などについての現状把握や分析評価から、三点目、庭園とホテルの一体的な存続に向けた打開策については関連がありますので一括してお答えをいたします。
宇佐ホテルリバーサイドにつきましては、コロナ禍の影響等により、本年五月に閉館となりましたが、事態を重く見た宇佐商工会議所が、施設の所有者側からの委託により、暫定的に運営を行っております。宇佐商工会議所に伺ったところ、客室稼働率については、七月が五八%、八月が八一%と、堅調に推移しているとのことでありました。
ただ、新型コロナウイルス感染症の再拡大等により、下振れリスクも懸念されますので、市としましては、引き続き、観光やビジネス利用の動向について注視していきたいと考えております。
暫定運営後の見通しは現時点において定まっていないとのことでありますが、庭園を活かした存続も含め、宇佐商工会議所などと協議してまいります。また、ホテル業に係る企業立地奨励金を活用して、新たなホテルの誘致に努めてまいりたいと考えております。
以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。
◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目め、特色ある学校づくりに関する支援についてを、教育長 高月晴彦君。
◯教育長(高月晴彦君)教育長の高月でございます。十九番 中村議員の一般質問にお答えいたします。
一項目め、生徒数の減少対策として校区外からの受入れに取り組んでいる学校、特認校への支援についての一点目、特認校制度の取組の概要と評価についてですが、市教育委員会では平成十七年に、市立小学校小規模特認校就学実施要綱を制定いたしました。
本要綱では、緑豊かな自然環境に恵まれた小規模校で、心身の健やかな成長を図り、体力づくりを目指すとともに、自然に触れる中で豊かな人間性を培い、明るく伸び伸びとした教育を希望する保護者及び児童に対して行うことを目的として、西馬城小学校を小規模特認校に指定しています。
西馬城小学校では、西馬城太鼓、梅収穫体験、シイタケこま打ち体験等、自然と触れ合う体験的な学習やふれあい運動会等の学校行事において、地域と深くつながりを持ちながら、豊かな人間性を培う教育活動を実施しております。特認校制度の活用により、児童が地域とともにつながりながら伸び伸びと学べると、児童や保護者からも喜びの声が寄せられているところでございます。
二点目、通学手段について、市がスクールバスなどの支援などできないかについてですが、特認校への就学は児童や保護者の希望によるため、市立小学校小規模特認校就学実施要綱に基づき、保護者が責任を持って通学させるようになっております。また、スクールバスは、小学校及び中学校の統廃合、またはバス路線の廃止等によって通学に支障を来す地域の児童及び生徒について利用が可能となっております。
以上で答弁を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)次に、二項目め、零細企業に対する行政の支援についてを、市民生活部長 久保文典君。
◯市民生活部長兼市民課長(久保文典君)皆さん、こんにちは。市民生活部長の久保でございます。十九番 中村議員の一般質問にお答えします。
二項目め、零細企業に対する行政の対応と支援についてですが、本市では安定した市税を確保するため、適正、公平な課税、徴収に努めています。そのため、市税の納付が滞った場合、納付期限後に督促状や催告書を送付し、納付を促すとともに、個々それぞれの事情に応じた丁寧な納税相談に努めています。それでも納付に応じていただけない場合は、必要に応じて個別に訪問し、財産状況や生活実態等を把握するための調査を行っていますので、対応については誠意の欠落や不備はないものと考えています。
また、事業者等に対する支援については、飲食店をはじめとする全ての事業所支援と、個人消費の活性化を目的に本年九月二十五日から十二月三十一日までの間利用できるプレミアム商品券事業や、コロナ禍の影響により売上げが減少した市内中小企業者が受けた県の新型コロナウイルス感染症緊急対策特別資金特別融資の利子額を十年間補助する、市中小企業資金融資利子補助金により支援を行っています。
以上で答弁を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)次に、三項目め、駅館川拝田地区のカヌー場の建設についてを、経済部長 出口忠則君。
◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)経済部長の出口でございます。十九番 中村議員の一般質問にお答えします。
三項目め、駅館川拝田地区のカヌー場の建設についての一点目、カヌー場の建設を、その後庁議の中で検討したのかと、二点目、B&G施設として建設に前向きに取り組むことが最良策と思うが実現に向けた取組をについては、関連がありますので一括してお答えします。
駅館川拝田地区のカヌー場の建設についてですが、B&G施設といいましても財団が直接整備するものではございません。市がB&G施設として建設する場合の条件としまして、海洋クラブを組織した上で、財団の登録基準に基づいた審査を受ける必要があります。また、認定された場合であっても、現在はB&G施設の建設に対する助成制度はないというふうに伺っております。
市独自でカヌー場を設置する場合、河川管理者の許可が必要であることや、拝田橋付近における施設設置の可能性について、川の水深や流れ、川岸へのアクセスのほか、施設整備の経費等、様々な調査が必要であると考えております。そのほかにも、稽古や利用者のための更衣室、トイレといった環境整備や、河岸近くでの浸水の危険性がない場所での検討といった地理的条件の調査も必要となることから、現時点で庁内での協議は行っておりません。
今後は、国が進める河川環境の整備において、全国で支援制度を活用した取組事例があることから、駅館川流域において、こうした支援制度を活用できないか、調査研究してまいりたいと思います。
以上で答弁を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)最後に、五項目め、平和ミュージアム建設の今後の取組に対してを、教育次長 末宗勇治君。
◯教育次長兼教育総務課長(末宗勇治君)教育次長の末宗でございます。十九番 中村議員の一般質問にお答えをいたします。
五項目め、平和ミュージアムの建設の今後の取組についての一点目、建設事業の今後の見通しと維持収支計画についてですが、市平和ミュージアム(仮称)資料館につきましては、平成三十年度の建築主体工事の入札不調に伴い、開館時期が未定となっております。その後も入札不調の要因とされる資材の高騰や人材不足が続いており、ウクライナ情勢等によりさらに加速している状況であることから、建設業界の状況や社会、経済情勢を注視しつつ、市の財政状況も鑑みながら判断をしてまいりたいと考えております。
また、維持収支計画につきましては、現在、建設が中断の状態で、料金の決定には至っておりませんが、資料館建設の時期が訪れれば、建設準備委員会の中で料金等を決定していくようになります。ただ、設置目的から、公の施設であり、平和学習を行う社会教育施設となります。営利を目的とした施設とはなりませんので、一定程度の行政負担は必要であると判断しております。
二点目、空飛ぶゼロ戦構想の再検討と前向きな見解を求めるについてですが、最近建設された他市等の平和関連施設を見ますと、バーチャル、仮想空間での体験ということで、空襲体験等を再現する展示がございます。議員御提案の飛行体験につきましては、バーチャル空間で体験ができる展示と考えられ、戦争の悲惨さや平和の大切さ、命の貴さを感じる上で、その有効性について、市平和ミュージアム(仮称)基本構想基本計画に則り、今後も調査研究してまいります。
以上で答弁を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。
十九番 中村明美さん。
◯十九番(中村明美さん)一項目めから行きます。
西馬城小学校は今年度、放課後チャレンジ教室の活動を国に認められて、文部科学大臣賞を受賞されました。コーディネーター等の指導だけではなく、地域住民と一緒になって取り組んできた成果だと思います。こんな話を聞けば、校区外からの就学希望者が増えてくる可能性は大きいはずです。そして、小学校六年生まで、書道が二段、三段の認定が取れるそうです。そして、囲碁、将棋、そういうことをされるので、市外、県外からですね、希望者が多いということなんです。
でも、廃校されると、スクールバスとかが使えると言っておりましたけれど、廃校しては何もなりませんので、現時点でですね、スクールバスを出していただけるようなことはできないでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。
◯学校教育課長(都 昌子さん)学校教育課長の都です。再質問にお答えします。
宇佐市立小学校の小規模特認校ということですね、西馬城小学校は指定をしているんですけれども、この学校に関しては、その要綱に従って、今、運営をしているところがございます。
それで、この目的に関してですね、緑豊かな自然環境に恵まれているこの特認校にぜひ行きたいという保護者、それから子供が希望して行くということがございますので、送り迎えに関しては保護者が責任を持って行うというふうにして行っているところでございます。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)中村明美さん。
◯十九番(中村明美さん)では、絶対できないということですかね。
◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。
◯学校教育課長(都 昌子さん)お答えします。
これに関しましては、スクールバスが、先ほども申しましたように、統廃合等によって通学に支障を来すというような子供を対象としておりますけれども、まずはですね、学校では、小規模特認校ならではの魅力ある学校づくりについて、今、学校運営協議会等を通しながら、皆で今話しているところでございます。
まずは、その環境を整えるんですけれども、あとは、市内全体のバランス等を見ながらですね、今後ちょっと調査研究等をしていきたいというふうに考えております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)中村明美さん。
◯十九番(中村明美さん)何回もすみません。
この四月付で、サブタイトルに、少子化に対応した学校づくりに向けてと書かれた宇佐市立小・中学校における適正規模・適正配置に関する基本方針が、今まで学校運営委員会に委ねてきたのが、今度は内容が変わりまして、市教育委員会と市総合教育会議が主導するようにというように改正になっておりますから、その二者で、二つのその市委員会と総合教育委員会でできるんじゃないでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)教育次長。
◯教育次長兼教育総務課長(末宗勇治君)教育総務課の末宗でございます。
議員、今お話をいただいた内容といいますのが、小・中学校の適正規模・適正配置に関する基本方針ということでですね、今年の三月、併せて、今議会の初日、全員協議会のほうでですね、内容について御説明をさせていただきました。
これまではですね、学校運営協議会の中で、今後の学校の在り方を中心に考えていただきたいというような立てつけになっておりましたが、学校運営協議会で議論する中でですね、市総合教育会議あるいは教育委員会のほうで今後の方向性を出していただきたいと、出すのが筋だというような御意見をいただきましたので、今回見直したというような状況でございます。
この基本方針の中でですね、今後どういうふうにあるべきか、持続可能性を高める方策ということで、魅力ある学校づくり、どういうふうな形で存続させていくかというところからの議論というところでございます。こちらのほう市としてですね、市の教育委員会としましては、統合、魅力ある学校づくりということで、通学区域の弾力的な運用ということで、今は市立学校の通学区域に関する規則の中で指定校が決められております。西馬城小学校につきましては特認校制度が適用されますので、西馬城小学校区域以外のところからの通学も可能でございます。あわせて、今後もう少し柔軟な、通学区域の柔軟な見直しということもですね、検討材料の一つとしております。
もし仮にですね、統合せざるを得ない場合につきましては、通学距離が延びるということで、教育環境の不利を回避する意味でですね、そういったスクールバスということもですね、考えられますので、そういった交通手段、統廃合に伴う交通手段でありますとか、そういったところの選択肢というのはですね、全て排除するものではございませんので、いろいろな選択肢の中から統廃合に伴う部分については考えていきたいというふうに考えておりますが、現行の西馬城小学校の特認校の制度についてはですね、そういった特色ある西馬城小学校に通わせたいと希望する保護者あるいは児童に対しての制度でございますので、それは、他校区の小学校の児童あるいは保護者の皆さん方と、やっぱり教育条件としては不均一になるというようなことでございますので、現行の制度の中では、あくまでも希望者が西馬城小学校に通うというようなところでございますので、現行の立てつけの中ではですね、スクールバスを出すということは非常に厳しいのかなというふうには考えております。
以上でございます。
◯議長(衛藤博幸君)中村明美さん。
◯十九番(中村明美さん)二点目の再質問させていただきます。
先月の新聞に、昨年度の県下市町村税の徴収率が過去最高を更新したとありました。これに対し県は、県と市町村が連携し、増収確保のノウハウを年々蓄積した成果と自負していましたが、本市も成果にこだわり、徴収することに執着し過ぎて、人情味のない温厚な態度を、落ち度はなかったでしょうか。
特に、商売人は生かして何ぼですよね。倒産してしまったら元も子もないです。払わないということじゃなく、今は払えないというような場合はそれなりの対応を考えてほしいです。
◯議長(衛藤博幸君)税務課長。
◯税務課長(恵良由美さん)税務課長の恵良でございます。再質問にお答えいたします。
市税を納期限までに納めていない方には督促状や催告書を送付いたします。それでも連絡がない場合などには、必要に応じて電話催告を行っております。電話催告をしても納税ができない場合には、早期に納税相談をしていただくために、延滞金などの過料が発生しないように早期の納税相談を進めておるところであります。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)中村明美さん。
◯十九番(中村明美さん)話に聞くところによりますと、若い職員さんが何度も足を運んでお話をするということで、やっぱり大変な目に遭ったということをお聞きしましたけれど、その話は聞いていませんでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)税務課長。
◯税務課長(恵良由美さん)お答えいたします。
職員が何度も足を運んで訪問したということや電話で催告をしたということは聞いております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)中村明美さん。
◯十九番(中村明美さん)倒産するということは、もう本当一番最後ですよね。そこまでなるまでに、そういう方たちの御相談がなかったでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)税務課長。
◯税務課長(恵良由美さん)お答えいたします。
本課としましては、何回も電話をしたという理由としましては、早期に対応することにより、逆に納税者の方に税の負担が、例えば延滞金が日に日に増加で追加されます。そういった負担をなくすために早期に納税相談をしていただきたいために、電話で何度も催告をしたところでございます。
本課としましては、滞納者の方のためを考えながらも含めての相談催告でありますので、滞納者の方に市役所に来ていただいて、ゆっくり相談して納税計画を立てていただくための電話でございました。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)中村明美さん。
◯十九番(中村明美さん)それがですね、一回二回じゃないということで、そういう市役所に来ての相談になればよかったですけれど、家のほうにですね、若い職員の方が何度も足を運んでお話をするということで、とても苦痛だったらしいですね。だから、そういうことをなさらなくて、時間を空けてですね、日にちを空けて、やっぱりそういう対応をしていただきたかったと思います。
◯議長(衛藤博幸君)税務課長。
◯税務課長(恵良由美さん)お答えいたします。
大変なときにそうやって電話が数回もあったということで精神的な負担もあったかと思われますが、本課としましては早期に相談に来ていただきたいという意味がありましたので、訪問したり電話したりすることになったと思います。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)中村明美さん。
◯十九番(中村明美さん)徴収は分かりますけれど、再三にですね、そういうことをなさらなくて、時間を空けたり日にちを空けてですね、ゆっくりと対応していただきたいと思います。
◯議長(衛藤博幸君)税務課長。
◯税務課長(恵良由美さん)お答えいたします。
そうですね。また、そういった納税者の方に精神的な負担がかかったということがあったとなればですね、また担当同士でも話をして対策など考えたいと思います。
◯議長(衛藤博幸君)中村明美さん。
◯十九番(中村明美さん)カヌーの件は、前向きの答弁をいただきましてありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いをいたします。
◯議長(衛藤博幸君)中村明美さん。
◯十九番(中村明美さん)宇佐ホテルの件ですけれど、今、市長さんから答弁をいただきましたので、これからはうまくいくんじゃないかと思っておりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。
◯議長(衛藤博幸君)中村明美さん。
◯十九番(中村明美さん)じゃあ、これで終わらせていただきます。ありがとうございました。
◯議長(衛藤博幸君)以上で中村明美議員の一般質問を終結いたします。
ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで暫時休憩いたします。
なお、再開は十四時十五分といたします。
暫時休憩します。
休憩 午後二時〇二分
──────────────
再開 午後二時十五分
◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き、会議を開きます。
一般質問を続行します。
十三番 辛島光司君。
◯十三番(辛島光司君)皆さん、こんにちは。九月定例会一般質問、最終最後となりました。このたびは変則で、五、五、四ということで、大変、一日ずつ中身の濃い一般質問となりました。最終最後、私も少々疲れぎみではございますけども、自分でねじり鉢巻きを巻いて、しっかり頑張りたいと思います。皆さんも最終最後までお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。余計に力が入って行き過ぎた場面があれば、その都度御指摘をいただければと思います。最後までお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。
それでは一項目め、地域と暮らしを守る、一点目、柳ヶ浦校区について、二区の江須賀中央線は、歩道も狭く側溝との段差もあり、危険な通学路であり、早期の改善が求められるがどうか。また、柳ヶ浦高校横の五百羅漢入り口道路も傷みが進んだ上、水路が大きく、危険な道路でもあり、早期の改善を求めるがどうか。
二点目、和間校区において、海岸沿いの地区では水門の改善を求めてきました。これは、若山議員、多田羅議員とも、これまでも求めてきたと思います。県との協議ということですけど、現状の進展はないのかお伺いいたします。
また、海浜公園前の道路の二車線化が止まっている状況でございますけども、引き続きの整備が必要ではないかお伺いいたします。
松崎地区の東西への迂回道路整備状況と今後の計画をお伺いいたします。
西大堀都市公園にテニスコートの整備計画が発表されましたが、今後は施設利用者が急増することが予想されます。周辺道路の安全確保の観点から、拡幅や歩道設置、街路灯など必要となる整備があると思いますので、その必要性についてお伺いいたします。
三点目、高齢者の健康増進の観点から、民間主体で需要が活発なグラウンドゴルフとカラオケに対して、積極的に支援策を考えるべきではないかお伺いいたします。これについては、コロナ禍、アフターコロナ、ウィズコロナということを見越した上での質問ということになります。
四点目、宇佐高田市民病院の建設計画について、グリーンパークうさ横の市有地への配置計画を策定、公表する時点で、宇佐市最大のスポーツ拠点エリアでもあり、総合運動場を練習や大会で使用する各種スポーツ団体との協議や、周辺住民との協議と合意、取付け道や排水などのインフラ整備の必要性など、多岐にわたり協議や合意が必要だったと思うが、ここに至るまで関係団体や周辺住民にどのような説明をしてきたのかお伺いいたします。
二項目め、子供たちの未来を守る。
一点目、小中学生の水泳の授業時間は、コロナ禍前と比較してどの程度減ったのか。水に親しめないまま、泳げないままに成長していくことになります。どのような対策を講じたのかお伺いいたします。
宇佐市民プールについて、市民プールの位置づけは。また、今年度の運営状況は。以前、市民プールの排水が公共下水道から河川放流に変更となった経緯や理由についてもお伺いいたします。
二点目、定住・交流満足度において、象徴的な誘致が求められている。若い人たちに需要がある商業施設、例えばコストコやアウトレットモール等の誘致で、これまでに積極的に動いてきた事例があればお伺いいたします。
三点目、通学路の危険箇所についての調査を実施していると思うが、各方面から報告される危険箇所の情報、その後の年度ごとの対応状況も含めたものを、学校、地域、保護者にフィードバックし、その危険箇所についての情報を共有すべきではないかお伺いいたします。
以上、一回目の質問、二項目七点にわたり一般質問をいたします。よろしくお願いいたします。
◯議長(衛藤博幸君)それでは、辛島光司議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。
まず、宇佐市長 是永修治君。
◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。十三番 辛島議員の一般質問にお答えをいたします。
一項目め、地域と暮らしを守るの二点目、和間校区の水門改善についての進展は、また、海浜公園への道路整備、松崎地区の迂回路整備及び西大堀地区公園の周辺道路整備の必要性についてでありますが、まず、宇佐市の海岸には、設置者や管理者が不明な水門等が多くありました。そのため、護岸管理を所管する宇佐土木事務所、圃場関係を所管する県北部振興局、市の林業水産課、耕地課、土木課による協議を進め、今年三月には、和間海岸七樋門について管理区分が決定をされました。今後、管理者及び関係機関等による対応方針を協議し、安全対策に努めてまいります。
次に、和間海浜公園へつなぐ市道松崎・岩保線については、国の補助事業を活用し、六百四十メートルの区間を、幅員約七・五メートルに拡幅し、大型バスが離合可能な道路として、平成三十年度より工事に着手しております。今年度は、難所でありました堤防敷接続部の改修に着手をいたします。
次に、松崎地区の東西への迂回路整備につきましては、地区からの要望により、西に迂回が可能となる路線を昨年度より三か年計画にて整備をしており、来年度には完成する予定であります。
最後に、西大堀地区公園の周辺道路整備についてであります。隣接する市道西大堀・高森線には、現在、歩道設置及び拡幅計画等はありませんけども、公園施設及び広域ごみ処理施設が整備されることから、道路利用者の安全性や利便性などについて、地元関係者や関係機関と協議したいと考えております。
以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。
◯議長(衛藤博幸君)次に、二項目め、子供たちの未来を守るの三点目を、教育長 高月晴彦君。
◯教育長(高月晴彦君)教育長の高月でございます。十三番 辛島議員の一般質問にお答えします。
二項目め、子供たちの未来を守るについての三点目、通学路の危険箇所の情報を、学校、地域、保護者にフィードバックし、共有すべきではないかについてですが、市教育委員会では、国、県、市の道路管理者及び警察等で構成された市通学路安全対策推進会議が策定した市通学路安全プログラムに沿い、構成団体等と通学路の危険箇所の問題について情報共有し、解決に向けた協議等を行っているところでございます。
学校を通じて把握した通学路の危険箇所につきましては、対応を協議した後、各校へ一覧表にてお知らせし、学校からは、学校だよりや学校運営協議会等を活用するなど、学校の実情に応じて、地域、保護者に伝えております。また、市ホームページにも、交通安全プログラム要対策箇所として、毎年対策状況を掲載しております。
今後も、児童・生徒が安心して登下校ができるように、引き続き関係課や関係機関等と連携しながら取組を進めてまいります。
以上で答弁を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目め、地域と暮らしを守るの一点目を、建設水道部長 大木敏之君。
◯建設水道部長兼都市計画課長(大木敏之君)皆さん、こんにちは。建設水道部長の大木です。十三番 辛島議員の一般質問にお答えします。
一項目め、地域と暮らしを守るについての一点目、柳ヶ浦校区の江須賀中央線及び五百羅漢入り口道路の早期の改善をについてですが、市道江須賀中央線は、主に柳ヶ浦二区、三区、貴船団地、神子山地区からの主要な通学路であり、柳ヶ浦小学校北側で、車道幅員五・五メーター、歩道幅員一・〇メーター、南側では歩道が設置されていない路線です。
現在、県が整備中の都市計画道路黒川松崎線、柳ヶ浦工区の整備では、当路線と立体交差する計画になっていることから、地区とも協議を行い、歩道整備に重点を置いた通学路整備計画を立て、交付金事業を活用し、令和二年度から設計及び用地測量等に着手し、安全対策に取り組んでいるところです。
今後については、県事業及び道路内に埋設される公共下水道整備との連携を図り、令和六年度から工事に着手する予定です。
次に、五百羅漢入り口道路でもある市道江島一号線は、現道幅員が六・二メーターから五・五メーターある路線で、危険性のある路面の損傷などは当初見受けられませんでしたが、その後、隣接する水路とののり面など浸食を受けている箇所が見受けられましたので、路肩の補修などの対策を行うとともに、整備が進んでいる公共下水道事業との調整を図り、舗装などの再整備を行います。
以上で答弁を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目め、地域と暮らしを守るの三点目及び四点目を、福祉保健部長 垣添隆幸君。
◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(垣添隆幸君)福祉保健部長の垣添でございます。十三番 辛島議員の一般質問にお答えいたします。
一項目め、地域と暮らしを守るについての三点目、グラウンドゴルフとカラオケに積極的支援策を考えるべきではについてですが、全国の平均値を上回るペースで高齢化の進む本市において、高齢者の健康寿命延伸のための健康増進、介護予防の施策は大変重要であると認識しております。
そのため本市では、介護予防教室や認知症予防教室、生きがいづくりの高齢者サロンなど、きめ細かく展開しており、本年からは、加齢による虚弱予防を目的にフレイルチェックシートなども活用して、高齢者の健康増進と介護予防に努めているところでございます。
また、県では、県民の健康と生きがいの高揚を図り、触れ合いと活力のある長寿社会を推進する目的で、平成二年から豊の国ねんりんピックが開催されており、今年で三十三回目を迎えます。まず、五月に先行開催された美術展では、洋画の部と写真の部で本市から二名の方が入選されましたが、九月二十七日に大分市で開催される豊の国ねんりんピックについても、囲碁、将棋、卓球やグラウンドゴルフ等の各協会から選出された、十三種目、百二十六名の選手団を派遣する予定となっており、市では関係者と協力して準備を進めているところでございます。
多様化する社会においては多くの選択肢が必要となります。特定の競技等に限って奨励や支援を行うことは困難でございますが、グラウンドゴルフやカラオケに限らず、高齢になっても様々な楽しみを持ち、住み慣れた地域で生き生きとした生活を送っていただけるよう、今後も取組を続けてまいります。
次に、一項目め、地域と暮らしを守るについての四点目、宇佐高田医師会病院の建設計画に係る関係団体等への事前説明についてですが、宇佐市医師会が平成二十九年十一月に、大学、市議会をはじめとする地域社会の代表から成る宇佐高田医師会病院経営・施設整備構想検討委員会を立ち上げ、本市も参画いたしました。
その委員会において、医師会病院及び検診センターの移転建て替えを求める要望が決議され、新築移転支援に関する要望書が、宇佐市医師会長及び豊後高田市医師会長の連名で、令和元年六月に宇佐市長に、同年七月に市議会議長に提出されております。
そのため、令和二年六月九日の全員協議会において、これまでの経緯や基本計画の進捗状況について報告させていただいております。その後、令和二年六月二十五日には、宇佐市医師会長から、土地の無償貸付け等を要望する新築移転についての陳情書が宇佐市議会議長に提出され、宇佐市長にも同内容の要望書が提出されております。その後、令和三年十一月三十日の全員協議会において、建設準備委員会が作成した建設基本計画の概要版を説明させていただいております。
次に、関係団体や周辺住民への説明についてでございますが、宇佐市医師会が策定した宇佐高田医師会病院・地域成人病検診センターの建設基本計画によりますと、建設場所については、グリーンパークホテルうさ近隣への建設案が示されたものの、土地の使用条件やホテル建物の活用可否など不確定な要素があり、具体的な配置計画等には至らなかったと聞いております。そのため、関係者との調整についても、地元区長への説明程度にとどめざるを得なかったと伺っております。
今議会に提出させていただきました十年間の無償貸付け議案について、御承認をいただきましたら方向性が確定いたしますので、改めて医師会より地元に対して丁寧な説明をするように伝えてまいります。
また、関連するスポーツ団体や、排水、取付け道については、建物や駐車場の配置次第でその必要性が大きく異なりますので、ある程度基本設計が整った時点で、関係機関と協議、調整を進めることとしております。
以上で答弁を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)最後に、二項目め、子供たちの未来を守るの一点目及び二点目を、経済部長 出口忠則君。
◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)経済部長の出口でございます。十三番 辛島議員の一般質問にお答えします。
二項目め、子供たちの未来を守るについての一点目、小中学校の水泳の授業時間は、コロナ禍前と比較して、どの程度減り、どのような施策を講じたのか。市民プールの位置づけ、今年度の運営状況、また、市民プールの排水が公共下水道から河川放流に変更になった経緯や理由はについてですが、昨年、一昨年は、新型コロナ感染防止対策のため、水泳の授業を実施できていませんでしたが、今年度は全ての学校で実施しています。しかしながら、感染防止対策のために、少人数や時間差で更衣や授業を実施するため、多くの学校では時間数を削減しての実施となっており、学校間の差はありますが、全体としての授業時間実施率は八割程度となっています。
水泳授業の実施が三年ぶりであることや、時間数削減の中でも内容を充実させる必要があることから、低学年を中心に水に親しめるよう、段階的に水に慣れさせる指導や着衣水泳等、安全面を重視した授業を実施した学校が多くありました。
次に、市民プールの位置づけについてですが、市民プールは市民の健康増進や触れ合いを目的としたスポーツ施設として位置づけされています。また、近年のコロナ禍で学校での水泳時間が中止や縮小される中にあっては、市民プールは子供たちが水に親しむ場として提供できたと考えております。
今年度のプールの運営状況については、昨年に引き続きコロナ禍であったため、感染症防止対策として利用時間と人数制限を行いながら、二十九日間開設し、七千四百八十人の利用がありました。
また、市民プールの排水が公共下水道から河川放流に変更になった理由や経緯についてですが、プールの河川放流については、本来、プール単体の水は下水道に流す義務はありませんが、かんぽの郷宇佐及びはちまんの郷宇佐では、ホテル、体育館、プールが一体の施設であったため、一日当たりの総汚水排水量が恒常的に五十立方メートルを超えることから、下水道法の特定施設として全ての排水を下水道によって排除する必要がありました。しかし、平成三十年度より、体育館及びプールは市のスポーツ施設となったことから、グリーンパークホテルうさと体育館プールは別の経営体となり、体育館及びプールのトイレやシャワー等の汚水は五十立方メートルを超えないことから、汚水は下水道に流し、プール自体の水は河川放流が可能となったのであります。
二項目め、子供たちの未来を守るについての二点目、若い人たちに需要がある商業施設などの誘致で、これまで積極的に動いてきた事例はについてですが、大型商業施設等については誘致の推進を図ってきたところですが、人口要件や土地条件などが合致しないため進出には至っていません。
今後は、ニーズに合った商業施設の規模や場所の選定などを精査し、関係諸団体と協議しながら、本市に立地していただけるよう、県下でもトップクラスの工場等設置促進条例の奨励金などを有効活用し、さらなる誘致の推進を図りたいと考えております。
以上で答弁を終わります。大変失礼いたしました。
◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。
十三番 辛島光司君。
◯十三番(辛島光司君)順次再質問を行いたいと思いますけども、質問の関連上、一項目の一点、二点の後に、通学路の二項目めの三、通学路の危険箇所を行きたいと思います。よろしくお願いいたします。
まず一項目め、一点目、柳ヶ浦校区のまず江須賀中央線、これは水路から随分高い道路になっています。これは、この歩道が狭いと。どのような改良になるのか。これ、広くなるという認識でよろしいんでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)土木課長。
◯土木課長(熊埜御堂峰一君)土木課長の熊埜御堂です。辛島議員の再質問にお答えいたします。
まず、柳ヶ浦小学校の隣にあります路線ですけども、江須賀中央線につきましては、柳ヶ浦小学校から北のほうに向かって歩道が、今現在一メートルの歩道がございます。そちらにつきましては、拡幅工事の中で、歩道を二・五メートルに拡幅する計画にしております。
また、柳ヶ浦駅から南側については歩道がございませんので、そちらにつきましては、一・五メートルで、建物等もいろいろございますので、そちらと調整をして、今地元と協議の中で、一・五メートルを確保した歩道の整備をするようにしております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。
◯十三番(辛島光司君)ありがとうございます。
高いんで当然落ちないような、今は棒のようなものがありますけども、それもされると思います。
これ、四年前ぐらいですかね、私もこの危険な通学路、写真を撮って、これ、私も上げたことがあるんです。これ、巡り回って行っているとは思うんですけども。これがやっと松崎黒川線のほうと併せてうまく乗ってできそうだということで、大変うれしく思っています。
通学路でもあるので、これは、いつぐらいというのが計画できてましたかね、お願いします。
◯議長(衛藤博幸君)土木課長。
◯土木課長(熊埜御堂峰一君)もう事業は開始しておりまして、路線測量、昨年度終わりました。今年度、用地測量で用地の確定をしまして、来年度から用地買収のほうに向かっていく予定でございます。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。
◯十三番(辛島光司君)分かりました。ありがとうございました。
柳ヶ浦高校横の五百羅漢入り口の道路についてですけども、これ、大きな用水路があって、あそこ曲がりくねって、ちょっと道もですね。現時点ではあの用水路との関係、あれは土地改良区になるんですかね。それも含めて、どのような協議になっているのか、お願いします。
◯議長(衛藤博幸君)土木課長。
◯土木課長(熊埜御堂峰一君)お答えいたします。
今現在、隣にあります水路については排水路となっております。そちらについては、今後、公共下水道事業がその路線にまず下水道管の埋設等が入ってきます。そういった関係から舗装の打ち替えもありますし、今現在、幅員が約五・五から六メーター以上ありますので、拡幅が必要かどうかというところは、また地域と協議をしていきたいと思います。
ただし、昨日ですね、地元から、路肩が危ないのでということで、スピードを落として安全に運転をという看板を地元が設置したいということで、地元の自治区と今調整を行っているところです。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。
◯十三番(辛島光司君)地元とお話しされているということなんで。ちょうど入ってですね、くねくね曲がっているし、隣、確かに路肩で排水路が大きいということなんで、安全対策も含めて今後も協議を、改善できるところはしっかりしていっていただきたいと思います。
取り上げたこの道路は、周辺住民や子供たち、学生にとって重要な道路でですね、整備の必要性を取り上げてきましたけども、松崎黒川線で縦四車線、柳ヶ浦、大きく変わっていこうとしておりますので、今後も、処理場もできますしね、地域とよく話して、まず、やっぱり通学路とか、そういったところから整備、できるだけお願いしたいと思います。
次、和間校区の水門に関してでございますけども、管理区分が決定されたということで、今後、じゃあ管理区分に応じてそれぞれと協議して、改善の方法をまずは探っていくということに。今後どういう展開になるのか、分かる範囲で結構です、教えてください。
◯議長(衛藤博幸君)土木課長。
◯土木課長(熊埜御堂峰一君)お答えいたします。
今現在、関係機関と調整している中で、河川の中にある砂、また、海側にあります海砂、そういったものをしゅんせつしたときに、それを副産物として有効活用しようということで、農政関係で畑地化との関係も含めてですね、掘った土を持っていくところを今確保する、また、そういった調整をお互いに一緒になってやっていこうということで、県の振興局、また、管理をしていきます県の土木事務所、また、市の関係部署と、今調整を行いながら、無駄にならないように調整していっているところでございます。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。
◯十三番(辛島光司君)海岸部で田んぼをやられている方々、水没されるということで、そこのことも上がってきたんですけど、恐らく、区分がなった、今度それぞれで協議が進んでいくということですので、海岸部三地区、区長さんいらっしゃいます。それぞれ皆さん、そういった相談を、これまで何人も当たっている、いろんな人にされているので、また、都度都度、報告できることが決まり次第、分かり次第、区長さん、地元とも協議をして随時進めていっていただきたいと思います。お願いします。
岩保の海浜公園の近くの拡幅が真ん中だけできて止まっているところが、今度、海側ですね、のところができるという認識だと思うんですけども、今年度ということは、来年の春までには、ゴールデンウイークぐらいまでに完成するということでよろしいんでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)土木課長。
◯土木課長(熊埜御堂峰一君)お答えいたします。
まず入り口のところを一番最初にやりまして、真ん中を今やりまして、離合所がどんどんできて、最後に、今言われました一番奥の堤防のところ、こちらが一番難所でありました。それを今年度、来年の三月末までには終わらせる予定で、今、工事の発注をかけさせていただいておるところです。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。
◯十三番(辛島光司君)あそこは、市としてはやろうとしているんだけど、用買も含めて、いろいろ困難がありました。これからも随時、こうやってできるところからやっていっていただいているという認識でいます。地区としてもそういったものを求めていますので、ぜひまた今後も前向きにお願いいたします。
そして、和間校区において通学路の危険箇所といえば、もうほぼ松崎から蜷木の踏切、放生会線ですね、あそこが数多く上がるんですよね。これはもう今に始まったことじゃなくて、もう随分前からそうなんです。松崎の方、すごく狭くて、拡幅はまず不可能と、地元の住民はもうそういうふうな認識ではいるんですけども。ただ、やはり災害時も含めて、安全に子供たちも通学できるようにということで。危険箇所等でも頻繁に上がってくるんですけども、今年度の、何ですかね、やはり途中途中が狭いと、離合できるところとか結構飛ばすんですよね、朝夕が。その辺でなかなか、公安とも話す中で看板設置だとか、なかなか抜本的な解決策が近年も取れてないということで、どういったことが、何ですか、課題というか、なかなか難しいというところになるんでしょうか。教えてください。
◯議長(衛藤博幸君)土木課長。
◯土木課長(熊埜御堂峰一君)お答えいたします。
まず、放生会線の小学校の前のところから松崎に行くところについては特に狭くなっておりました。グリーンベルトを設置させていただいて、いろいろ公安とも協議をしながら、パトロールをしながらですね、大型車の交通規制やスピード等の規制をかけているんですけども、なかなか難しいところがあろうかと思います。
また、家が張りついておりますので、拡幅は困難、なかなかすぐには容易ではございませんので、途中で抜ける道等を今、地元と協議しながら調整をさせていただいているところでありますので、もし今後まだ危険を感じるようであれば、また公安とともにですね、いろんな協議の中で対策を練っていきたいと思っております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。
◯十三番(辛島光司君)蜷木の踏切に下りるほう、坂になっていましてね、あの坂の途中がやっぱり狭くなっていて、車同士の離合もちょっとスピード出すと危ないような状況で、前も質問で取り上げて、グレーチングでもできないかということもありました。あそこ、通学、歩道もね、それこそあるんですけど、やっぱり一メートルぐらいの狭い歩道でもあるのでということで。状況はもう把握されていると思うんで何とかまた、公安も含めて、土木で改良できるんであれば、また地元の区長さんとも議論して前向きに、危険箇所としての解消、よろしくお願いしたいと思います。
西大堀のところはですね、地域と関係者と協議したいということなので、しっかり、随時、議会でも含めて、決まっていったことに対して想定されることを地域としっかり話していただきたいと思います。これは、今、現時点で具体的に決まっているわけじゃないので、もう要望だけで結構です。また今後私も、地域の区長さんたちも含めて一緒に相談をさせていただきたいと思いますので、また今後もよろしくお願いいたします。
それでは、通学路の危険箇所に行きたいと思いますけども、これで行くと、学校の実情に応じて地域、保護者に伝えているということなんですけども、これは学校ごとに地域に対しての説明をお任せしているという認識でよろしいんでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。
◯学校教育課長(都 昌子さん)学校教育課長の都です。再質問にお答えいたします。
学校のほうに、お知らせの仕方というのは状況に応じてということで任せております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。
◯十三番(辛島光司君)毎年毎年、この対策状況も含めて、区長さんも替わる可能性もありますし、私が知る限り、皆、前区長さんが毎年のことを全部把握されているかというと、ちょっとどうかなと思うところもあるので、その辺は一度、もう一回精査していただいてですね、学校と保護者と地域、区長さん、民生委員、交通指導員さんとか、いっぱい出てきますので、そこでしっかり共有できるようにお願いしたいと思います。新しい区長さんが知らなかったりすることもあるように私には見受けられるので、学校を通して伝わるようにお願いしたいと思います。
それでは、一項目めの四点目はちょっと後回しにして、ほかを先に進めたいと思います。
二項目めの一点目、水泳に関してでございますけども、昨年と一昨年は水泳の授業、実施できていなかったと。今年が、約、資料を頂いたので見ると、時間数としてはですね、小学校が八五%、中学校が六一%、そして、この答弁書にもあるように、少人数で着替えたり、そういったことをすると実際に泳ぐ時間としてはもっと少ないと思うんですね。去年、一昨年と授業ができてなかったということで、二年間丸々、今の中学校二年生、だから、小学校五、六年のときに授業できなかった子が、もう今、中学生になっています。そういったことで水泳というものに、水泳を一番覚えるときにその授業がなかった。そのまま大人になっていく。先般、川で十六歳の痛ましい事故がありましたけれども、やはり子供の頃に泳ぎをある程度、海もあり川もある宇佐市でございますので、必要だと私は思うんですね。
その対策が小中で協力してできているのかということが主眼なんですけども、これなかなか、確かにコロナ禍の中でその分を全てフォローしていくというのは大変難しいことだということは分かっております。これを、何とかほかのところでカバーできないかということを。教育委員会だけでできるかどうかは別です。この市民プールというのと同じ質問で、私、上げさせていただいたんですけども。市民プールが今年、ありました、市民プール、子供が水に親しむ場として提供できたと考えていますと。
市民プール、私も子供を連れて各市民プールにも毎年行きますけども、親しむ場として提供できた、うん、まあ提供はしたんですけども、利用する側からしたら、宇佐市の市民プール、高いです。いや、超高いです。あの設備からすると、六百円、三百円というのは高いです。佐伯の市民プールでも、そんなにしません。大きなウオータースライダーがあるところですね、今年、田川の市民プールにも行きましたけれども、施設も立派になって、六百円、三百円もしません。そして、両方とも、市民割という、市民料金というものがあります。半額までなるかどうかは別として、大人でも四百円程度、子供だったら二百円か二百五十円かぐらい。そういったものもありますし、調べますと田川なんかは、子供の分は無料で、何回か無料券を配ったりとか。
そういったことを促して、親しむ場として提供するというのを行政としてやってほしいなと私は思うことなんですけども、その点いかが思われますか。
◯議長(衛藤博幸君)文化・スポーツ振興課長。
◯文化・スポーツ振興課長(香下秀美さん)文化・スポーツ振興課長の香下でございます。辛島議員の再質問にお答えいたします。
料金については高いというお話も伺うこともありますが、やはりそこについては経費等もありますので、そこを見据えた上での料金設定をしております。
田川のほうは確かに、大人が五百円で、中高生四百円、小学生以下が三百円というような設定になっておりまして、とても、写真を見るに充実した施設というふうに見受けられました。田川市のほうにお伺いしましたら、小学生に一回限り無料券を配布して、コロナ禍ということであって、水に親しむということで、そういったことの取組をしたということもお聞きしております。
水に親しむ施設として、各市町村いろんな取組をしております。回数券を配布したりとか、いろんなイベントをしたりとか、いろんな取組がありますので、宇佐市としても、この今の施設をどういうふうに活用して、夏の水泳の時期に水に親しむ施設として適正である、ふさわしい施設となるのかを庁内等で協議をして、今後考えていきたいというふうに考えております。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。
◯十三番(辛島光司君)ウオータースライダーを撤去してということで、エア遊具というんですかね、これは城島とかラクテンチとかにあるんですかね。そういったものをリースでもして。まあ、そういうものがあって、市外からも、特色があるもので来るような施設になれば、六百円、三百円で、市民料金が幾らか割引があってとかということだと、市民の方も親しみに来るんじゃないかなと。きっとそれで収益が少し。私はそういうものをすれば人も来ると思いますし、ぜひそういったことを、来年に向けて、ぜひ協議を進めていただきたいと。それに対して、財政課もぜひ協力をお願いしたいと思っております。
それと、二十五メートルプールがあります。そこを活用して、学校で授業が少なくてできなかった人、そこの状況を少しでも緩和する意味でも、そこの使用券、無料でも、使用券、二十五メートルのほうですね、そういったことも可能かなと思います。これは、教育委員会と文スポのことになろうと思いますけども。
そういったことでやはり、コロナ禍の中で足りなかった子供たちの部分を、そういったところで何か協力してできるようになればなと思っておりまして、今後の協議をぜひお願いしたいと思います。これ、要望で結構です。来年度に向けてお願いいたします。
それでは、次に行きます。
定住満足度においてのところですけれども、この大型商業施設等については誘致の推進を図ってきたところですがとありますけども、具体的に何点か挙げていただいたらと思って。どういうところに当たってみたんでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。
◯商工振興課長(中園浩一君)商工振興課長の中園です。再質問にお答えをいたします。
大型商業施設の誘致の可能性については、これまでも調査を行って模索をしてきたところでありますが、人口規模や立地条件、交通アクセス等でありますけども、これらの企業側の進出要件、それから都市計画や農地に関する規制などがありますことから、なかなか企業との協議のテーブルに着くまでには至っていない状況にあります。
一例ですけども、例えば御質問のコストコにつきましてはですね、進出要件については、企業が多い地域でありますとか、敷地面積が一万坪以上とか、そういった条件のほうがですね、やはり車のアクセスのよい物件等が条件となっているような状況でございます。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。
◯十三番(辛島光司君)ホームページ等、情報等で調べる範囲の条件に当てはまって誘致できるようなところというのは、ほぼないと思っております。ほとんど誘致がうまくいっているところは、何個か引っかかっているんだけど、そこは熱意と条件、交渉で誘致が成功しているというようなところが多くあります。これはもう熱意と、あとは条件、書かれていない条件の向こう側の交渉が、条件が合うかどうかということになろうかと思います。これが、各町とか村とかでも誘致がうまくいっているところの実態だと私は思っております。
だから、確かにホームページ等で条件があるんですけども、それに合致するところを探しているということになると、ほぼほぼ、なかなか大型商業施設というのはまず当てはまりません。ですので、実際動いて。条件は分かっているんだけど、こういったことで代替できないかとか、もうちょっと圏を広げたらこうだと、高速が、スマートインターがこうなってこうだって、いろんなこちらからの説明、そういったプレゼンテーションも含めて、熱意と誘致の姿勢で変わってくることもあろうかと思っております。
そういった意味も含めて、やっぱりぶつかっていって、相撲道ではありませんけども、真正面からぶつかっていって、下手を取る、上手を取る、いろんな交渉をして、それで精いっぱい前に進もうと思って、それで負けるんなら潔く負けたで、それはそれで致し方ないことだと思いますけども。大変なことですけど、ぜひそういったところも取り組んでいただきたいと。具体的にこういうところにぶつかってきたと。足かけ、ある程度期間、いろいろ交渉やったんだけど、やっぱりどうしてもここが引っかかって駄目だと。そういったものが、そうだね、どうしてもそこは無理だねってなれば、もうそれはしようがないと思いますので。今回取り上げましたので、今後を含めて、一緒になって私も頑張りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
それでは最後に、医師会の部分に行きたいと思います。
答弁書にもありますけども、経緯や基本計画の進捗状況について全員協議会において報告したといった答弁があります。要望書が提出されていますと、そういうことは私たちも把握しております。ただ、その先の協議とか議論とかがされてない。だから、ペーパーとかホームページで見れる分は私たちも分かっているんだけど、具体的なところは分かってないと。
三月議会で岡部当時の部長さんが、国、県、医師会から具体的なことの動向が特にないという答弁のまま、議会ではなってきたということなので、その間、かんぽの建物をどうするかということを、特別委員会も含めて、まずはそれを話し合いましょうということで、今回、今議会の開会日にも報告がありましたように、方向性がやっと決まったということが大きな流れですので、無償で十年というのが何を根拠に、どこからどういう要請が具体的にあって、どういうものができるから、どういう影響があるんだけど、こういう状況だから十年が無償化になったんだというその根拠とか、そこに至るまでのことが私たちには見えてない。議論も、議論してない、できてないと。
確かに要望書はありましたね、令和二年に。要望書はもうそれぞれが勝手にそうしてくれと言うだけなので、それはそれで結構なんですけども、今年度の三者協定の中では、土地建物については今後の協議でって、そこではそうなっているんですね。そこでは無償化ということも出てない。だから、実際は、具体的には何も進んでないんだろうという認識であったんですよね。
ですので、ましてや開かれた市政を目指して説明責任ということでやってきた中で、市民も含めて、市民に対しても、どういったものができて、どういった影響があって、いつどうなるのかも含めて、そういうのが周知できてないということの中での今のですので、その間、具体的に土地に関しての協議がどこでどう、市の中でしていたのかというのを知りたいんですね。
◯議長(衛藤博幸君)福祉保健部長。
◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(垣添隆幸君)福祉部長の垣添でございます。再質問にお答えします。
先ほど辛島議員がおっしゃったように、私どももいろいろ説明してきたわけなんですけど、皆様に十分御理解いただけるような説明ができなかったのは大変申し訳なく思っております。
市といたしましては、三月九日の庁議で、基本的にあのホーム周辺を当たるということで、市としては決定しました。それから、三月二十四日の三者協議で、まあ、あそこのところに集約しますよという合意ができたと。
私どものほうも、市といたしましては、総合計画等もろもろで、これまで医師会とずっと一緒に取り組んでおりまして、市民の命と健康を守るためには医師会と連携して取り組むという形の基本姿勢がございます。今回に当たりまして、私どもも、前の要望書も出ておりますので、それもむげにはできないなとは思っておりました。今、私どもの支援ができることが何ができるのかということで、当面三年間は基本設計に入って、実施主体の医師会の計画では、七年間は赤字、それはちょっと分かりませんよという形の収支の予定ではございましたので、当面私どもとしましては、今できることとして、十年間は無償で、毎年決算報告をいただきまして、経常的に黒字があるんであれば市民の有効な財産でございますので頂いてまいりたいと思っております。
以上でございます。
◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。
◯十三番(辛島光司君)恐らく時間が足りないので、議案質疑の、私、提出しておりますので、そこと連携していくと思います。今日は一般質問の中で、時間のある限りで行きたいと思いますけども。
その収支の中身も、私たち分からない。向こうが言うままで議論されているのかどうか、見てて、資料があるのかどうかも分かりません。基本計画自体は、あれはまず既存の施設を利用しないときの算定収支で出てますよね。その後、それ、変更があっているはずなんですよね。今のかんぽを利用するってなれば。だから、その辺の収支の中身も、私たちも分からないし、それは頂いているのかもしれません。部長たちには。
だから、その辺も含めて、議論が先に本来はあるべきで、ちゃんとその辺の収支もはっきり、ある程度、もうちょっと精査して、現実に照らし合わせ、正確な収支も分かった上で、収支に対して、じゃあ何年間とかという議論になるのかなって私は思っていたんです。
実際、土地を無償で、この協定のときには、さっきも言われた土地建物に関する権利の取扱い及び諸条件については三者で別途協議するというふうになっております。ここではまだ無償化が決まってないしということで。じゃあ、いつ、正式に無償化で借りたいというのを提出というか、申し込み、申請してきたんでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)福祉保健部長。
◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(垣添隆幸君)私どものほうに正式にあったのは、先ほど申しました要望書がスタートでございまして、それから、新たに無償化でお借りしたいというものは、正式なものはございませんが現状でございます。
◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。
◯十三番(辛島光司君)公共の何か土地とか借りるときは何か申込み、手順として、そういった申込みが要るんじゃなかったんですかね。市有財産を借りたい場合は。
◯議長(衛藤博幸君)福祉保健部長。
◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(垣添隆幸君)確かに借入れの申込書は当然必要になるかと思いますけども、私どもとしては、一応議会の議決を先にいただかないと、一歩前に進めないのかなと思っておりまして。
◯議長(衛藤博幸君)少し質問、修正しながら。辛島光司君。
◯十三番(辛島光司君)うん。申請がない。で、議会で先に貸すことを決めて、それから申請書を出してもらうちゅうのも。まあ、分かりました。もう、じゃあ、それはまた議案質疑等、今後の委員会等でもあろうかと思いますけども。はい。
まあ、そういったこともそうですし、今回の議案の中でも、貸そうとしていたところの名前が違っていたりとか、どうも詳細にわたって、私たちも。だから、出たもの、宇佐高田医師会病院に貸すものと思っていたんですけども実際は違ったというのも含めて、私たちもどれが、どこにどう貸すのか、どれが正解かも分かってない状態なので、その辺を踏まえて。
やっとグリーンパークうさのことが、今回の特別委員会の委員長の報告でもあったように、方向性が決まりました。それを受けて議論をして、ある程度市民に説明できるようにした上でというのが本来の、ちゃんとその申請の手続等も含めて、しっかりした上でということだという認識であったので。その辺はまた、議案質疑、委員会等を含めて、みんなでまた議論をしていくものと思っておりますので、私の一般質問ではこの程度にしておきたいと思います。
以上で一般質問を終了します。
◯議長(衛藤博幸君)以上で辛島光司議員の一般質問を終結いたします。
以上で本日の日程は終了いたしました。
次の本会議は十三日午前十時から再開し、議案等に対する質疑並びに委員会付託を行います。
それでは、本日はこれにて散会いたします。
この後、議会運営委員会を行いますので、委員の皆さんは会議室にお集まりをお願いします。
長時間にわたり御苦労でございました。
散会 午後三時十三分
宇佐市議会...