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  1. 宇佐市議会 2008-12-02
    2008年12月02日 平成20年第4回定例会(第1号) 本文


    取得元: 宇佐市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-29
    2008年12月02日:平成20年第4回定例会(第1号) 本文 (72発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード      ○ 会 議 の 経 過              開議 午前十時〇五分 ◯議長(浜永義機君)皆さん、おはようございます。  開会に先立ちまして、市長より発言の申し入れがありますので、これを許します。  宇佐市長 時枝正昭君。 ◯市長(時枝正昭君)皆さん、おはようございます。市長の時枝です。  本日、第一日の議事日程に入ります前に、議長のお許しをいただき、発言の許可をいただきましたので、私の今後の出処進退について御報告申し上げます。  私は、平成十二年四月、市長選において当選させていただきました。その後、二期目の一年後に宇佐市、安心院町、院内町の合併により三期目の選挙があり、来年四月二十三日に今期の任期満了となります。合わせて九年間、宇佐市長を務めることになります。九月の定例市議会において、中島議員から私の去就についてお尋ねがありましたが、そのときはちょうど大分国体を直後に控えていた時期でもあり、国体が終わってからゆっくり考えさせていただきたいと申し上げたところであります。  その後、熟慮を重ねた結果、私、今期限りで退任することに決意したのであります。第一に気力、第二に体力、第三に知力、とみに衰えてまいりました。市長としての職責を全うするための総合力が衰退し、この後四年間を務める自信がなくなったのであります。来年は後期高齢者の仲間入りをいたします。  八年半前、全くのど素人がいきなり政治の世界に飛び込んできて、それでも、多くの市民の皆さん、市議会の皆さん、市職員に支えられて、何とか今日までやってまいりました。おかげさまで、一市二町の合併、葬斎場の完成、行財政改革、企業誘致など幾分かの足跡を残すことができました。積み残した課題も幾つかありますが、いつかはこのような決断はしなければならないと思うのであります。何とぞよろしく御理解を賜りたいと存じます。  残された来春の任期までの数カ月間、私としても諸課題に向けて最大限の努力を重ねる所存であります。議員の皆様方の御指導、御協力に心から感謝申し上げ、私の次期不出馬表明の言葉とさせていただきます。  まことに、ありがとうございました。 ◯議長(浜永義機君)ただいま出席議員は二十九名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立をいたしました。  これより本日をもって招集されました平成二十年十二月第四回宇佐市議会定例会を開会いたします。  会議に先立ち、議会運営委員会の結果について報告を求めます。  議会運営委員長 尾島保彦君。 ◯議会運営委員長尾島保彦君)皆さん、おはようございます。二十二番の尾島でございます。  ただいま時枝市長から次期不出馬という表明があって幕を開ける十二月議会でございますが、平成二十年十二月第四回宇佐市議会定例会議会運営につきまして、去る十一月二十五日に議会運営委員会を開催し、執行部より提出議案概要説明を受けた後、協議をいたしました結果、会期は本日から十二月十八日までの十七日間と決定いたしました。本会議の議事日程及び各常任委員会開催場所等につきましては、印刷配付のとおりでございます。  次に、九月の定例会において、久保議員より本議会の中で協議の要望がありました、土地開発公社の業務に関する質問について協議をいたしました結果、土地開発公社への出資金や債務保証などの財政措置の適否、市長の監督権の行使の状況についてのみ質問できるものとし、土地開発公社の行う本来の業務に関しては、公社の理事会で十分な審議が行われており、市の事務と密接な関係はありますが、質問は差し控えることと決定いたしました。
     なお、この問題も含め、今後、質問・質疑のあり方について、本議会運営委員会で検討していきたいと考えております。  以上で報告を終わります。 ◯議長(浜永義機君)これより本日の会議を開きます。  議事日程印刷配付のとおりでありますので、御了承願います。    平成二十年十二月第四回                議事日程表    宇佐市議会(定例会) ┏━━━━━┯━━━━━┯━┯━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃日   次│ 月 日 │曜│開議時刻│    議  事  日  程   ┃ ┠─────┼─────┼─┼────┼─────────────────┨ ┃第  一日│十二月  │火│午前十時│○開 会             ┃ ┃     │   二日│ │    │日程第一 会議録署名議員指名  ┃ ┃     │     │ │    │日程第二 会期の決定       ┃ ┃     │     │ │    │日程第三 諸報告         ┃ ┃     │     │ │    │日程第四 議案一括上程      ┃ ┃     │     │ │    │日程第五 提案理由並びに議案説  ┃ ┃     │     │ │    │     明           ┃ ┃     │     │ │    │日程第六 議会閉会中の委員会付  ┃ ┃     │     │ │    │     託事項につき委員長報  ┃ ┃     │     │ │    │     告           ┃ ┃     │     │ │    │日程第七 委員長報告に対する質  ┃ ┃     │     │ │    │     疑・討論・採決     ┃ ┠─────┼─────┼─┼────┼─────────────────┨ ┃第  二日│   三日│水│ -  │                 ┃ ┠─────┼─────┼─┼────┤                 ┃ ┃第  三日│   四日│木│ -  │議案調査のため休会        ┃ ┠─────┼─────┼─┼────┤                 ┃ ┃第  四日│   五日│金│ -  │                 ┃ ┠─────┼─────┼─┼────┼─────────────────┨ ┃第  五日│   六日│土│ -  │                 ┃ ┠─────┼─────┼─┼────┤休日のため休会          ┃ ┃第  六日│   七日│日│ -  │                 ┃ ┠─────┼─────┼─┼────┼─────────────────┨ ┃第  七日│   八日│月│午前十時│日程第一 市政一般に対する質問  ┃ ┠─────┼─────┼─┼────┼─────────────────┨ ┃第  八日│   九日│火│午前十時│日程第一 市政一般に対する質問  ┃ ┠─────┼─────┼─┼────┼─────────────────┨ ┃第  九日│   十日│水│午前十時│日程第一 市政一般に対する質問  ┃ ┠─────┼─────┼─┼────┼─────────────────┨ ┃     │     │ │    │日程第一 議案に対する質疑    ┃ ┃第  十日│  十一日│木│午前十時│日程第二 議案並びに請願の委員会 ┃ ┃     │     │ │    │     付託          ┃ ┠─────┼─────┼─┼────┼─────────────────┨ ┃     │     │ │    │常任委員会            ┃ ┃     │     │ │    │ 総  務(開催場所 本庁第二委員┃ ┃第 十一日│  十二日│金│ -  │      会室)        ┃ ┃     │     │ │    │ 産業経済開催場所 本庁第三委員┃ ┃     │     │ │    │      会室)        ┃ ┠─────┼─────┼─┼────┼─────────────────┨ ┃第 十二日│  十三日│土│ -  │                 ┃ ┠─────┼─────┼─┼────┤休日のため休会          ┃ ┃第 十三日│  十四日│日│ -  │                 ┃ ┠─────┼─────┼─┼────┼─────────────────┨ ┃     │     │ │    │常任委員会            ┃ ┃     │     │ │    │ 文教福祉開催場所 本庁第二委員┃ ┃第 十四日│  十五日│月│ -  │      会室)        ┃ ┃     │     │ │    │ 建設環境開催場所 本庁第三委員┃ ┃     │     │ │    │      会室)        ┃ ┠─────┼─────┼─┼────┼─────────────────┨ ┃第 十五日│  十六日│火│ -  │予備日              ┃ ┠─────┼─────┼─┼────┼─────────────────┨ ┃第 十六日│  十七日│水│ -  │考案日              ┃ ┠─────┼─────┼─┼────┼─────────────────┨ ┃     │     │ │    │日程第一 委員長報告       ┃ ┃     │     │ │    │日程第二 委員長報告に対する質疑・┃ ┃第 十七日│  十八日│木│午前十時│     討論・採決       ┃ ┃     │     │ │    │日程第三 閉会中の継続審査及び調 ┃ ┃     │     │ │    │     査           ┃ ┃     │     │ │    │○ 閉 会            ┃ ┗━━━━━┷━━━━━┷━┷━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━┛   ~ 日程第一 会議録署名議員の指名 ~ ◯議長(浜永義機君)日程第一、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第八十一条の規定により、議長において、  十六番 永松 郁君  十七番 斉藤文博君  を指名いたします。   ~ 日程第二 会期の決定 ~ ◯議長(浜永義機君)日程第二、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は、本日から十二月十八日までの十七日間といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(浜永義機君)御異議なしと認めます。  よって、会期は本日より十七日間と決定いたしました。   ~ 日程第三 諸般の報告 ~ ◯議長(浜永義機君)日程第三、諸般の報告をいたします。  まず、宇佐給食センター運営委員会運営費私的流用に関する報告についてを、教育長 半田 剛君。 ◯教育長(半田 剛君)皆さん、おはようございます。教育長の半田です。  本日の議会開会に当たり、皆様に大変御心配と御迷惑をおかけしていました、このたびの宇佐学校給食運営委員会運営費私的流用の件につきまして、事のてんまつを御報告し、おわびを申し上げたいと思います。  さきに御報告いたしましたように、去る九月十七日、宇佐学校給食センター庶務係長本人の申告により判明した本件は、調査委員会を設置し、詳細な調査を行った結果、平成十六年四月から平成二十年八月までの間に、総額千四百六十九万九千四百八十八円が、給食運営費から私的に流用されていたことが確認されました。その後、私的流用されたすべての金は、十月十四日に本人より全額返納されました。  関係者の処分につきましては、平成二十年十月十三日の臨時教育委員会におきまして、宇佐学校給食センター庶務係長を懲戒免職、私、教育長は一〇%の減給三カ月、教育次長は五%の減給一カ月、宇佐学校給食センター所長は一〇%の減給一カ月、前宇佐学校給食センター所長である教育委員会管理課長は一〇%の減給一カ月の懲戒処分を決定し、当日付で教育委員長より処分辞令を交付したところです。  教育委員会といたしましては、今後二度とこのような不祥事が生じないよう職員研修を通して職員の倫理観、使命感の強化を図る。出納業務に携わる職員については、同一職場での勤務は上限三年を原則とし、異動を行う。出納業務は担当課内で分担し、すべての業務が一人に集中しないようにするとともに、適正な業務分担による責任の所在の明確化とチェック機能の強化を図る。監査を受ける前に、複数の事務局職員で前年度同時期の決算内容と比較し、確認を行う。年間六回、教育委員会課長係長会議を開催し、出納事務に関する各種決算等の報告を各課長が行う等の改善に取り組んでまいります。  さらに、十一月一日より給食センターの体制を一新し、二度と不祥事が起こらないように取り組みを進めてきたところでもあります。今後は、一日も早く市民の皆様の信頼を回復し、御期待にこたえられるよう教育委員会の全職員が一丸となって職務に邁進し、二度とこのような不祥事が発生することのないよう努めてまいりますので、何とぞ御理解を賜りますようお願いを申し上げます。今回は大変申しわけありませんでした。 ◯議長(浜永義機君)次に、山本浄水場改築工事の報告についてを、建設水道部長 西 時行君。 ◯建設水道部長(西 時行君)皆さん、おはようございます。建設水道部長の西でございます。  宇佐市水道事業山本浄水場改築工事についての御報告を申し上げます。  この契約は、地方公営企業法第四十条に基づき行う事項でございます。
     初めに、本工事への提案参加者は、西松建設グループハザマグループの二グループでございました。本工事の諮問機関であります山本浄水場建築工事検討委員会において、二グループの提案書に基づきまして、公正かつ公平な審査を行い、最優秀提案者の選定を行いました。  選定方法といたしましては、提案書による技術審査と入札価格による価格審査を行い、技術評価点六十点と価格評価点四十点の合計百点満点で評価を行っております。  その結果といたしましては、西松グループが、技術評価点四十三・五点、価格評価点三十七・六点、総合評価点八十一・一点でありました。一方、ハザマグループは、技術評価点四十三・五点、価格評価点四十点、総合評価点八十三・五点でありました。  この結果、検討委員会では、高得点であるハザマグループ最優秀提案者として市長に答申がありました。市はこの答申に基づき、庁内にて落札者選定会議を開催し、検討委員会答申どおりハザマグループを本工事の落札者と決定、昨日十二月一日付で契約の締結を行いました。なお、落札率につきましては、八九・三%でありました。  以上、報告を終わります。 ◯議長(浜永義機君)次に、閉会中に開催されました宇佐・高田・国東広域事務組合議会の報告を、十四番 佐田則昭君。 ◯十四番(佐田則昭君)皆さん、おはようございます。十四番の佐田です。  それでは、宇佐・高田・国東広域事務組合議会定例会の報告をさせていただきます。  平成二十年十一月二十一日午前十時から開会し、会期は一日でありました。  まず、岡本事務局長から諸報告がありました。  次に、時枝管理者から第十四号議案と第十五号議案の提案理由の説明があり、その後、松田代表監査委員から監査の結果について報告がありました。  第十四号議案は、平成二十年度宇佐・高田・国東広域事務組合会計補正予算(第一号)についてでした。補正額は六百六十二万四千円の減額で、累計予算額は三千六百九十九万五千円となっています。  第十五号議案は、平成十九年度宇佐・高田・国東広域事務組合会計歳入歳出決算の認定についてでした。歳入の決算額は一千七百九十九万三千二百四十七円、歳出の決算額は一千七百七十七万五千二百二十三円で、翌年度への繰越額は二十一万八千二十四円でした。提案された議案につきましては、原案どおりに議決並びに認定されました。  次に、一般質問では徳田議員から四項目の質問がありましたが、その中で、清掃工場完成までのタイムスケジュールについての質問に対し、時枝管理者より、基本計画等の策定業務は平成二十一年三月十七日までに完了し、この中で建設する施設の種類、建設に必要な用地面積が算定されるとのことでした。  次に、用地については平成二十一年度から二十二年度にかけて確保したいと考えており、用地の確保ができた時点で国から交付金を受けるために循環型社会形成推進地域計画書を提出し、国から承認後、建設等に必要な測量・地質調査・環境アセスメント並びに手続を行うことにしているとの説明がありました。機種の選定については、二十三年度中に選定を考え、着工を二十五年度、完成は二十七年度の予定で考えているとの説明がありました。  また、「土地取得の考え方について」と、「プロジェクト推進委員会の中身について」の質問に対し、岡本事務局長より、土地取得の考え方については、全国の取得事例から考えられる三つの方法についての説明がありました。  一つ目は、組合が主体になって組合の地域から数力所の候補地を選出して絞り込んでいく方法。  二つ目は、構成三市から候補地を一、二箇所ずつ選出してもらい、絞り込んでいく方法。  三つ目は、組合の地域から公募により提出してもらい絞り込んでいく方法が考えられるが、現在どの方法で進めるか検討中であるとの説明でした。  次に、プロジェクト推進委員会の中身についての質問の中の、構成メンバーについては、三市の環境衛生担当課長及び担当者、並びに現場の所長、それに支援業者の財団法人日本環境衛生センター、委託業者の国際航業株式会社と事務局で合計十八人との説明でありました。  また、これまでの会議の中身については、ごみ処理基本計画を作成するために、三市のごみ処理の現況、将来の人口推計やごみ発生量の推計を協議しており、用地の選定方法や建設する施設の種類についても資料を配付して検討を行っているとの説明でありました。  以上をもちまして、宇佐・高田・国東広域事務組合議会報告を終わります。 ◯議長(浜永義機君)次に、大分県後期高齢者医療広域連合議会の報告を、三番 今石靖代さん。 ◯三番(今石靖代さん)三番 今石靖代です。  大分県後期高齢者広域連合議会二〇〇八年第二回定例会が、十一月十八日開かれました。主な議案は、空席となっていた副連合長の選任、四月から実施された後期高齢者医療制度ですが、六月十二日の政府・与党の決定した後期高齢者医療の円滑な運営のための負担軽減を実施するための条例の一部を改正する条例の専決処分、補正予算案、平成十九年度決算の認定、議員提出議案などでした。  討論は一括で、反対討論が一件ありました。予算条例改正は、うば捨て山制度と国民のごうごうたる批判のある制度を維持運営するための予算や政府の小手先の見直しを受け入れようとするもの。地方議会でも国会でも廃止を求めているという意見でした。しかし、賛成多数で可決をされ、決算については認定されました。  また、質疑・質問は、議案質疑三十分、一般質問三十分で、発言者は三名でした。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)次に、行財政改革推進特別委員会の報告を、二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)皆さん、おはようございます。二十番の高橋です。  先ほど時枝市長より突然の不出馬宣言が出されました。大変驚いています。申し上げる言葉もございませんが、長い間、御苦労さまでした。  それでは、行財政改革推進特別委員会の報告をいたします。  平成二十年十月二十八日午後一時三十分より、執行部から小倉総務部長藤花行財政改革推進課長のほか、江口財政係長行革推進課今井係長、後藤副主幹、計五名の出席のもと、第十三回行財政改革推進特別委員会を開催いたしました。  初めに、小倉部長よりあいさつの後、今井係長より、まず平成十九年度普通会計決算から見る改革効果についての、次のような概要説明がありました。  平成十九年度は行財政改革プランの三年目に当たり、改革の折り返しの年。厳しい財政状況の中、安心・安全なまちづくり合併関連事業国体開催経費の三施策を重点的に配分した予算で、一定の改革効果を上げているとのことであります。  まず、歳入歳出収支状況の説明があり、平成十九年度の決算は、歳入二百五十九億七千九百八十五万四千円、歳出が二百五十億四千二百九十五万七千円で、歳入歳出とも行財政改革プラン実行開始より連続して減少している。形式収支実質収支、単年度収支とも黒字となっており、単年度収支が黒字になったのは改革プラン開始後初めてということであります。  ただ、財政指標については、平成十九年度と平成十八年度決算で比較すると、経常収支比率は〇・六%改善し、九四・八%で、県下十四市中五番目に位置するが、一般的には七〇%から八〇%が健全な財政状況であるというところから、依然として財政の硬直化は否めない状況にあるとのことでした。  また、財政収支試算と決算との比較において、改革試算と決算を同一条件にするために三つの調整を行い、平成十九年度試算と平成十九年度再調整額を比べて、十六億九千四百四十四万二千円の改革改善効果があったとの説明もありました。  今後の財政運営につきましては、歳入面、歳出面を考慮すると、当分の間は、財政不足を基金の繰り入れや地方債の発行により収支調整を図るという厳しい財政状況となっており、今後も引き続き行財政改革プランをより推進する必要があると締めくくりました。この説明を受けた後、各委員より改革後のビジョンづくりや職員給与のラスパイレス指数削減問題、退職手当債等さまざまな提言や質問が出されました。  次に、後藤副主幹より宇佐市行財政改革プランの二十年度進捗状況について資料をいただき、今年度実施した施策の中から主なものの説明を受けました。これに対し各委員より、公民館利用の申請の簡素化、事務事業評価の第三者機関の導入、職員数の削減問題、支所機能の縮小問題等、大変有意義な提言が出されました。  いずれにいたしましても、宇佐市の行革の改革効果の背後には、市民サービスが低下したり、各種団体への一律補助金カット、人件費の削減など、住民や職員に厳しい痛みを強いている現実もあります。政治とはまさに予算配分と申しますが、国体も終わり、新たな施策に対する予算の重点配分を考える必要と同時に、厳しい改革の末に見える夢のあるビジョンを市民に提示することの重要性を再確認し、今後も次世代のための改革プランを粛々と実行していくことを求めたところであります。  以上で報告を終わります。 ◯議長(浜永義機君)最後に、議会事務報告及び議案の報告を、議会事務局長 市丸恒典君。 ◯議会事務局長(市丸恒典君)おはようございます。事務局長の市丸でございます。  議会事務報告及び議案の報告をいたします。  まず、九月定例会より今期定例会までの事務報告は、お手元に印刷配付いたしておりますので、これにより御了承をお願いします。     事  務  報  告        平成二十年十二月二日第四回宇佐市議会(定例会)  平成二十年九月定例会より今期定例会における間の事務報告を、次のとおりいたします。           記   十月 一 日 議会活性化特別委員会開催      六 日 議会活性化特別委員会開催      九 日 議会活性化特別委員会開催      十四日 大分県市議会議長会議長研修(~十六日)      十六日 議会活性化特別委員会開催     二十一日 建設環境常任委員会行政視察    ~二十三日 北海道函館市環境保全対策について          「環境美化促進地区における取り組み」ほか          青森県青森市都市計画について          「コンパクトシティの概要と事業内容」ほか     二十一日 文教福祉常任委員会行政視察    ~二十三日 北海道千歳市子育て総合支援について          伊達市伊達ウェルシーランド構想について     二十二日 産業経済常任委員会開催     二十四日 平成二十年度大分県市議会議長会議員研修会が大分          市で開催     二十七日 建設環境常任委員会開催     二十八日 北海道士別市議会総務文教常任委員会一行が「地          域再生計画について」調査・研究のため来市       〃  行財政改革推進特別委員会開催       〃  九州市議会議長会第3回理事会が宮崎市で開催  十一月 五 日 決算特別委員会開催      六 日   〃       〃  第七十五回九州市議会事務局長会が伊万里市で開          催      十 日 平成二十年度宇佐国見高規格道路建設促進期成会          通常総会が豊後高田市で開催       〃  文教福祉常任委員会開催      十二日 産業経済常任委員会行政視察     ~十四日 北海道美瑛町美しい農村景観を活かしたまちづ          くり          深川市新規就農、稲わら等によるバイオエタノー          ル      十八日 後期高齢者医療広域連合議会定例会が大分市で開          催       〃  宮崎県新富町議会総務常任委員会一行が「グリー          ンツーリズムについて」調査・研究のため来市      二十日 大分県十四市議会事務局職員協議会が日田市で開          催     二十一日 第三回宇佐・高田・国東広域事務組合議会定例会          開催       〃  平成二十年度大分県市議会議長会副議長研修会が          別府市で開催     二十五日 議会運営委員会開催 ◯議会事務局長(市丸恒典君)次に、今期定例会に市長から提出されました議案は、議第百十五号から議第百四十六号までの三十二件で、補正予算案十件、条例の一部改正案三件、一般議決案十七件、専決処分の承認案二件の外、報告が三件の計三十五件であります。また、お手元に印刷配付のとおり陳情が一件ございます。  以上で報告を終わります。   ~ 日程第四 議案一括上程(議第百十五号~議第百四十六号、
              報告第十七号~報告第十九号) ~ ◯議長(浜永義機君)日程第四、議第百十五号から議第百四十六号までの三十二議案と、報告第十七号から報告第十九号までの三件を一括上程し、議題といたします。   ~ 日程第五 提案理由並びに議案の内容についての説明 ~ ◯議長(浜永義機君)日程第五、提案理由並びに議案の内容についての説明を求めます。宇佐市長 時枝正昭君。 ◯市長(時枝正昭君)市長の時枝です。  提案理由について御説明をいたします。  議第百十五号は、平成二十年度宇佐市一般会計補正予算(第四号)案でございますが、今回の補正額は五千八百万円の増額で、累計予算額は二百六十一億八千八百七十万円となります。  歳入補正につきましては、地方交付税四千八百五十六万七千円、国庫支出金二千二百五十三万九千円、県支出金八百八十九万五千円などの増額と、市債二千五百万円、使用料及び手数料二百八十六万一千円などの減額となっています。  歳出補正につきましては、総務費六千四百三十万五千円、民生費一千八百三十七万四千円、農林水産業費一千六百八十六万円などの増額と、教育費四千七百二十九万六千円、土木費一千六十万四千円などの減額となっています。  議第百十六号は、平成二十年度宇佐市国民健康保険特別会計補正予算(第二号)案でございますが、今回の補正額は二千九百四十五万二千円の増額で、累計予算額は七十八億四千七百二十九万一千円となります。  歳入補正につきましては、繰入金三千六十万円などの増額と、県支出金百二十四万八千円の減額となっています。  歳出補正につきましては、保険給付費六千五百七十八万二千円などの増額と、基金積立金三千六百三十四万八千円などの減額となっています。  議第百十七号は、平成二十年度宇佐市介護保険特別会計補正予算(第二号)案でございますが、今回の補正額は百六十四万円の増額で、累計予算額は五十九億四千二十万一千円となります。  歳入補正につきましては、繰入金八十三万六千円、諸収入五十五万四千円、国庫支出金二十五万円の増額となっています。  歳出補正につきましては、総務費百六十四万円の増額となっています。  議第百十八号は、平成二十年度宇佐市農業集落排水事業特別会計補正予算(第二号)案でございますが、今回の補正額は七十八万三千円の増額で、累計予算額は四億一千九百五十八万三千円となります。  歳入補正につきましては繰入金、歳出補正につきましては農業集落排水費、それぞれ七十八万三千円の増額となっています。  議第百十九号は、平成二十年度宇佐市簡易水道事業特別会計補正予算(第二号)案でございますが、今回の補正額は百五万九千円の減額で、累計予算額は六億二千五百八十四万一千円となります。  歳入補正につきましては、繰入金百五万九千円の減額となっています。  歳出補正につきましては、総務費九十九万四千円の増額と、簡易水道費二百五万三千円の減額となっています。  議第百二十号は、平成二十年度宇佐市公共下水道事業特別会計補正予算(第二号)案でございますが、今回の補正額は一千二百二十六万二千円の増額で、累計予算額は十四億三千二百八十六万二千円となっています。  歳入補正につきましては、分担金及び負担金二千五百三十七万一千円、使用料及び手数料七百三十八万五千円の増額と、繰入金一千三百八十九万四千円、国庫支出金三百三十万円、市債三百三十万円の減額となっています。  歳出補正につきましては、総務費一千三十一万一千円、公債費一千七万五千円の増額と、公共下水道費八百十二万四千円の減額となっています。  議第百二十一号は、平成二十年度宇佐市特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第二号)案でございますが、今回の補正額は百二十五万九千円の増額で、累計予算額は三億二千八百二十五万九千円となります。  歳入補正につきましては、繰入金七十八万九千円、使用料及び手数料四十七万円の増額となっています。  歳出補正につきましては、総務費百十一万五千円、公共下水道費十四万四千円の増額となっています。  議第百二十二号は、平成二十年度宇佐市介護サービス事業特別会計補正予算(第一号)案でございますが、今回の補正額は三十五万円の減額で、累計予算額は三億八千八十五万円となります。  歳入補正につきましては、繰越金五百八十三万九千円の増額と、繰入金五百八十四万円などの減額となっています。  歳出補正につきましては、サービス事業費二十二万六千円の増額と、総務費五十七万六千円の減額となっています。  議第百二十三号は、平成二十年度宇佐市後期高齢者医療特別会計補正予算(第一号)案でございますが、今回の補正額は六百五十一万一千円の増額で、累計予算額は七億四千百九十七万二千円となります。  歳入補正につきましては繰入金、歳出補正につきましては総務費、それぞれ六百五十一万一千円の増額となっています。  議第百二十四号は、平成二十年度宇佐市水道事業会計補正予算(第二号)案でございますが、今回の補正は債務負担行為の追加で、山本浄水場運転業務等民間委託ほか六件について設定するものであります。  議第百二十五号は、宇佐市支所及び出張所設置条例の一部改正についての件でございますが、これは平成二十一年三月三十一日をもつて宇佐出張所を廃止するため、改正を行うものであります。  議第百二十六号は、宇佐市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についての件でございますが、これは株式会社日本政策金融公庫法の制定による公庫の予算及び決算に関する法律の改正に伴い、改正を行うものであります。  議第百二十七号は、宇佐市手数料条例の一部改正についての件でございますが、これは昨年の建築基準法の改正に伴う建築物等の確認申請や完了検査などの審査の厳格化により事務量が増大したため、手数料を改定するなど所要の改正を行うものであります。  議第百二十八号は、市有財産の無償譲渡についての件でございますが、これは昭和五十四年度農林業同和対策事業及び昭和五十六年度大分県同和対策事業として建設した共同作業所(ライスセンター)について、上副米麦生産組合から譲渡の申請があり、この施設については関係法令等による基準に適合するため、これを無償譲渡したいので、議会の議決を求めるものであります。  議第百二十九号は、市有財産の無償譲渡についての件でございますが、これは昭和五十五年度農林業同和対策事業として建設した共同作業所(育苗施設)について、上副第一農事組合から譲渡の申請があり、この施設については関係法令等による基準に適合するため、これを無償譲渡したいので、議会の議決を求めるものであります。  議第百三十号から議第百三十九号までの十件、指定管理者の指定についての件でございますが、これらは指定管理候補者として選定しました団体に、平成二十一年四月一日から二十件の公の施設の管理をそれぞれ行わせたいので、指定管理者として指定することについて、議会の議決を求めるものであります。  議第百四十号は、宇佐市営土地改良事業の施行についての件でございますが、これは富山地区の可動堰改修工事を行うに当たり、議会の議決を求めるものであります。  議第百四十一号は、宇佐市営土地改良事業の計画変更についての件でございますが、これは杵築市の山浦土地改良区の解散に伴って駅館川地区の受益が減少したため、土地改良事業の計画を変更することについて、議会の議決を求めるものであります。  議第百四十二号は、土地改良事業の事務の受託の廃止についての件でございますが、これは杵築市から委託された土地改良事業の事務の受託を、平成二十年十二月二十五日をもって廃止することについて、議会の議決を求めるものであります。  議第百四十三号は、市道路線の認定及び廃止についての件でございますが、これは市道として新たに六路線を認定し、二路線を廃止したいので、議会の議決を求めるものであります。  議第百四十四号は、宇佐市の特定の事務を取り扱わせる郵便局の指定についての件でございますが、これは宇佐出張所の廃止に伴う代替措置として、北馬城郵便局及び封戸郵便局で戸籍等の交付ができるようにするため、議会の議決を求めるものであります。  議第百四十五号は、専決処分の承認を求めることについての件でございますが、これは市長及び副市長の給料を減額し、昨今の職員の一連の不祥事に対するおわびと自戒を示すため、宇佐市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部改正を専決処分したので、報告し、承認を求めるものであります。  議第百四十六号は、専決処分の承認を求めることについての件でございますが、これは公益法人制度改革に伴う、いわゆる特例民法法人に市民税の減免に関する規定を適用させるため、宇佐市税条例の一部改正を専決処分したので、報告し、承認を求めるものであります。  以上の議案を提案いたします。よろしく御審議のほどお願いいたします。  続きまして、報告について御説明をいたします。  報告第十七号から報告第十九号までの三件「専決処分の報告について」の件でございますが、これは道路管理上の瑕疵による事故に係る和解及び損害賠償の額の決定について専決処分をしたので、地方自治法第百八十条第二項の規定により報告するものであります。  以上をもちまして、報告の説明を終わらせていただきます。  終わります。 ◯議長(浜永義機君)補足説明はありませんか。  以上で、提案理由並びに議案の内容についての説明を終わります。   ~ 日程第六 委員長報告 ~ ◯議長(浜永義機君)日程第六、議会閉会中の委員会付託事項につき、審査の結果について報告を求めます。  まず、決算特別委員長 新開洋一君。 ◯決算特別委員長(新開洋一君)皆さん、おはようございます。六番の新開です。  決算特別委員会の審査報告をいたします。  さきの九月定例会において本委員会に付託され、継続審査となっていました、議第百一号 平成十九年度宇佐市一般会計歳入歳出決算の認定についてを、去る十一月五日、六日の二日間にわたり、松田代表監査委員、佐田監査委員及び担当部課長の出席を求め、本特別委員会で慎重に審査をいたしました。  本決算は、合併をして三年目の決算であり、一般会計の歳入総額は二百五十九億七千四百四十二万円で、前年度比二・六%の減、歳出総額は二百五十億三千九百四十万円、前年度比三・三%の減となりました。  審査に当たり、まず、執行部を代表し時枝市長のあいさつを受け、次に財政課長の総括説明では、一般会計の決算規模は歳入歳出とも前年度決算額を大きく下回り、実質収支額は九億二千三十三万円の黒字という報告がありました。  決算規模が前年度を下回った主な要因は、歳入では国庫支出金二・三%の減、県支出金一〇・九%の減。県支出金が減少した主な理由は、投資的経費である農業用施設災害復旧事業が減少したことによるものであります。  歳出では、普通建設事業費、災害復旧事業費などが大幅に減少したことが挙げられます。その後、各課長から担当決算に係る主要事業についての報告や予算の執行状況等の説明を受けながら審査を行いました。  審査に当たっては、各課の事業内容と投資効果、委託料、補助金、負担金の使途に関しまして、行財政改革の趣旨に沿ったものとなっているか等、質疑、意見が活発に出されました。  各課の審査終了後の討論では、副市長車、議長車や、生産調整未達成地区の農道を舗装していない、四日市の極楽通りの支出等について反対意見もありましたが、採決の結果、賛成多数で原案のとおり認定いたしました。  また、平成十九年度普通会計の決算全体では、市町合併後、初めて単年度収支が黒字になったことや各財政指数に改善が見られ、借金である地方債残高が減少し、貯金である基金残高が増加していることから、財政状況としては、着実に財政再建が進展しているが、今後も厳しい財政状況が続くことが予想され、より一層の自主財源確保と各種事務・事業の効率化が必要との報告もありました。  なお、審査中に各委員から出されました指摘事項、あるいは要望については、これを真摯に受けとめ、今後の予算執行並びに新年度予算編成に生かされるよう要望をいたしまして、決算特別委員会の報告を終わります。 ◯議長(浜永義機君)次に、議員定数に関する調査特別委員長 小野照義君。 ◯議員定数に関する調査特別委員長(小野照義君)おはようございます。二十五番の小野でございます。  平成二十年九月第三回宇佐市議会定例会において本委員会に付託され、継続審査となっておりました請願第十号 宇佐市議会議員の定数削減に関する請願について、去る十一月十七日に参考人招致を行い、請願に対する見解を求め、慎重審査をいたしましたので、その経過及び結果について御報告いたします。  この請願は宇佐市議会議員の定数の削減を求めるもので、請願の趣旨については理解をしているところでありますが、周辺部の意向及び定数について引き続き慎重に審査する必要があると認め、賛成多数で継続審査と決定いたしました。  以上で、議員定数に関する調査特別委員会の審査の報告を終わります。 ◯議長(浜永義機君)次に、文教福祉常任委員長 中島孝行君。 ◯文教福祉常任委員長(中島孝行君)おはようございます。四番の中島です。  先ほど市長から九月の私の一般質問に対するお答えをいただきました。大変残念でございますが、長い間、本当に御苦労さまでございました。敬意を表したいと思います。  それでは、文教福祉常任委員会の閉会中の報告をいたします。  平成二十年九月第三回宇佐市議会定例会において本委員会に付託され、継続審査となっておりました議案四件と六月議会より継続しておりました請願一件について、去る十一月十日、担当部課長の説明を求め、慎重審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、御報告いたします。  まず、議第百二号 平成十九年度宇佐市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてでございますが、これは、一般被保険者国民健康保険税などの歳入と保険給付費などの歳出であり、慎重審査の結果、国保税は県下でも高く、資格証の発行も多い、減免制度が十分とは言えず、予防医療についても検診率が低く、改善を求めるなどの意見が出ましたが、採決の結果、賛成多数により原案のとおり認定するものと決定いたしました。  次に、議第百三号 平成十九年度宇佐市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定についてでございますが、これは、老人保健の支払基金などの歳入と医療費給付費などの歳出であり、慎重審査の結果、原案のとおり認定するものと決定いたしました。  次に、議第百四号 平成十九年度宇佐市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてでございますが、これは、介護保険料などの歳入と保険給付費などの歳出であり、慎重審査の結果、県下一高い介護保険料と申請減免制度の利用の低さ、必要なサービスを受けられる実態にないなどの意見が出ましたが、採決の結果、賛成多数により原案のとおり認定するものと決定いたしました。  次に、議第百十一号 平成十九年度宇佐市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでございますが、歳入歳出とも適正に処理されており、慎重審査の結果、原案のとおり認定するものと決定いたしました。  最後に、請願第五号 後期高齢者医療制度の廃止と見直しを国に求めるものであります。委員から、「前回の廃止案は不採択としました。この案も廃止という文言を取り消さない限り、不採択が望ましい」「医療費削減のため年齢を区切り、医療を差別する問題を解決するには廃上は必要であり、市民の立場で意見を上げることは必要」等の意見が出されましたが、採決の結果、不採択と決定いたしました。  以上で報告を終わります。 ◯議長(浜永義機君)次に、産業経済常任委員長 筌口 孝君。 ◯産業経済常任委員長(筌口 孝君)十五番 筌口 孝です。  委員会審査について報告をさせていただきます。  平成二十年九月第三回宇佐市議会定例会において付託され、継続審査中でありました議案一件につきまして、去る十月二十二日に委員会を開催し、担当部課長の説明を求め、慎重審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、その経過及び結果について御報告いたします。  議第百十号 平成十九年度宇佐市家族旅行村「安心院」運営事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでございますが、歳入は一千四百万千百七十七円、歳出は一千三百九十九万六千七百円の決算となっています。  審査に当たっては、委員会の中で活発な意見等が出されたわけでありますが、歳入歳出とも適正に処理されており、慎重審査の結果、原案のとおり認定することに決定いたしました。  以上、産業経済常任委員会の審査報告を終わります。 ◯議長(浜永義機君)最後に、建設環境常任委員長 衛藤正明君。 ◯建設環境常任委員長(衛藤正明君)皆さん、おはようございます。十二番の衛藤正明でございます。  委員会の審査報告をいたします。  平成二十年九月第三回宇佐市議会定例会において当委員会に付託されました議案五件について、担当部課長の出席を求め、十月二十七日に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告いたします。  まず、議第百五号 平成十九年度宇佐市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでございますが、本会計は、歳入総額三億五千六百四十六万五千百十九円、歳出総額三億五千百六十七万八千七百十九円で、差引額四百七十八万六千四百円です。  歳入は、収入未済額が全体で五百七十七万六千四百四十円あります。これは、一款の分担金で加入分担金と滞納繰越分を合わせて四百八十七万七千五百円、二款の使用料で現年度分と滞納繰越分を合わせて八十九万八千九百四十円の未収です。  歳出は、不用額が全体で二百六十七万一千二百八十一円あります。主なものは、二款の農業集落排水費のうち、農業集落排水建設事業費で単独事業箇所の減により工事請負費五十五万三千二百円などが不用になったとの説明を受けました。  審査の結果、歳入歳出ともに適正に執行されていると認め、原案のとおり認定と決定いたしました。  次に、議第百六号 平成十九年度宇佐市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでございますが、本会計は、歳入総額一千百八十五万一千七百四円、歳出総額九百九十七万六千七百四円で、差引額百八十七万五千円です。
     歳入は、収入未済額が全体で七億九千三百十五万三百五十四円あります。これは、三款の諸収入のうち、住宅新築資金等貸付金元利収入の元金で現年度分と滞納繰越分を合わせて六億七千八百四十二万九百八十円、利子で現年度分と滞納繰越分を合わせて一億一千四百七十二万九千三百七十四円の未収です。  歳出は、総額九百九十七万六千七百四円で、不用額は一千二百九十六円です。  議案の説明や質疑時の答弁で、担当課長より、平成十八年度までは一般会計から本会計に繰り入れして運営してきたが、十九年度より本会計から一般会計に繰り出ししている。平成二十年度の繰上償還によりすべての公債償還が終了。二十一年度からは特別会計ではなく、一般会計で処理していくことを検討している。また、今後の徴収については、従来の徴収体制を引き続き努力していくとの説明を受けました。  審査の結果、歳入歳出ともに適正に執行されていると認め、原案のとおり認定と決定いたしました。  次に、議第百七号 平成十九年度宇佐市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでございますが、本会計は、歳入総額六億一千六百四十二万六千八百十七円、歳出総額六億九百四十七万六百三十一円で、差引額六百九十五万六千百八十六円です。  歳入は、収入未済額が全体で一千六十二万七千七百八十円あります。これは、二款の簡易水道使用料の現年分と滞納繰越分の未収です。  歳出は、不用額が全体で四百十二万三百六十九円です。主な理由として、電気料の過大見積もり、臨時的に予定していた水質検査の減、入札残などによるとの説明を受けました。  審査の結果、歳入歳出とも適正に執行されていると認め、原案のとおり認定と決定いたしました。  次に、議第百八号 平成十九年度宇佐市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでございますが、本会計は、歳入総額十一億七千百九十九万一千七百二十円、歳出総額十一億五千四百三十九万一千二百三十一円で、差引額一千七百六十万四百八十九円です。  歳入は、収入未済額が全体で三千六百二十一万三千四十円あります。これは、一款の公共下水道事業受益者負担金で現年度分と滞納繰越分を合わせて一千四百五十九万一千五百四十円、二款の公共下水道使用料で現年度分と滞納繰越分を合わせて二千百六十二万一千五百円の未収です。  歳出は、不用額が全体で一千二百六十一万二千七百六十九円あります。主な理由としては、一款の総務費のうち、終末処理場管理費の委託料二百一万二千三百八十二円は、汚泥処分量が一定でなかったことや入札残によるもの。二款の公共下水道費のうち、公共下水道建設事業費の工事請負費二百四十万一千二百二円は、単独工事費の減によるもの。三款の公債費のうち、市債償還利子百七十三万四千二百五十四円は、一時借り入れを一般財源で補ったことによるものと説明を受けました。  一部の委員の意見といたしまして、公共下水道事業や農業集落排水事業には大きな投資を行っており、合併浄化槽で対応している両事業の区域外の市民との経済バランスを考慮されたい。また、将来において二重投資にならないよう配慮されたいとの意見や、柳ヶ浦地区、宇佐地区も早めに着手、完成させていただきたいとの意見がありました。  審査の結果、歳入歳出とも適正に執行されていると認め、原案のとおり認定と決定いたしました。  次に、議第百九号 平成十九年度宇佐市特定環境保全公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでございますが、本会計は、歳入総額三億三千六百二十五万一千四百六十一円、歳出総額三億三千四百十六万九千五百六十五円で、差引額二百八万一千八百九十六円です。  歳入は、収入未済額が全体で八十九万六千百円ございます。これは、一款の加入分担金五万円と二款の公共下水使用料八十四万六千百円の未収です。  歳出は、不用額が全体で八十九万六千四百三十五円あります。主なものは、一款の総務費のうち、終末処理場管理費の役務費十一万五百三十六円、三款の公債費のうち、市債償還利子で十一万四千五百二十七円が不用となったとの説明を受けました。  審査の結果、歳入歳出ともに適正に執行されていると認め、原案のとおり認定と決定いたしました。  以上で、建設環境常任委員会の審査報告を終わります。   ~ 日程第七 委員長報告に対する質疑・討論・採決 ~ ◯議長(浜永義機君)日程第七、ただいまの委員長報告に対する質疑・討論・採決を行います。  まず、議第百一号 平成十九年度宇佐市一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(浜永義機君)質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)皆さん、おはようございます。八番の日本共産党の用松でございます。  議第百一号 二〇〇七年度一般会計決算に当たり、反対の立場から討論を行います。  決算認定に当たり、市民の暮らしや福祉を守るための予算執行には積極的に賛成するのは当然でありますが、以下の部分について不同意を表明するものであります。  歳入では、財政健全化の問題です。対前年度比で若干改善されたとはいえ、収入未済額が約六億二千万円、不納欠損額も三千七百万円余に上り、これは悪質な滞納の場合を除き、深刻な不況の中、相次ぐ負担増で生活苦や営業困難が増し、高過ぎる税負担の反映であり、調定額そのものを見直すべきだと考えております。  歳出では、全体的な問題として、一面的な財政危機論による住民サービスの切り捨てや、無駄な不公正な行政が続けられている点であります。  具体的な点では、第一点で総務費の関係であります。その一つは、職員共済会の補助金であります。日本共産党は、労働者の生活と権利を守り、その福利厚生の拡充は当然支持するものでありますが、今日の経済情勢あるいは社会情勢のもとで、職員共済会に二名の市の職員を派遣し、その人件費を税金で賄った上、減額したとはいえ、補助金を一千四百十三万円も支出をしていることは、市民の納得が得られるものではありません。  第二点は、車両管理費の議長車や市長車、事実上の副市長車は黒塗りの高級車を廃して一般公用車とすべきであります。  第三点は、地域改善対策事業特別措置法が廃止されたもとで、公正で公平な市政運営に逆行する不公正な同和行政が、総務課や生涯学習課などで依然として残されている点であります。もしおくれている分野があれば一般施策で実施すべきであります。特に、特定の運動団体に対する団体補助金三百七十九万九千円は、他の団体に比べその額が法外であります。例えば昨年度、市P連、PTA連合会は補助金はなし、被爆者団体協議会が三万二千円、母子寡婦福祉協議会が八万円、宇佐市子供会育成連絡協議会が九万円、宇佐市身体障害者福祉会は二十二万五千円などと比較しても法外であり、使い方も必ずしも適切とは言えません。  第四点は、常駐SEの一人分の人件費が、年々減額されたとはいえ、一カ月六十九万九千三百円も支払われている点であります。  第五点は、土地開発公社の損失金六億円の補てんが支出されていることであります。市は、九年間あればもとがとれるからというふうに議会で説明をしておりましたが、企業との協定の中には、少なくとも九年間は宇佐市で事業を展開することも担保されておりません。場合によっては、アメリカ発金融危機のもと、撤退の危惧さえ懸念されるからであります。  第六点は、緊急通報システムの有料化が強行され、従来の利用者が利用の抑制を余儀なくされている点であります。  第七点は、住宅新築資金貸付事業についてであります。我が党は、当時の劣悪な住宅環境を改善するこの事業に反対してきたわけではございません。問題は、ずさんな融資や窓口一本化による不正常な事態の是正を厳しく求めるとともに、その後の回収に当たっても、焦げつきによる安易な市民の税金の投入を批判してまいりました。十九年度は一般会計に六百六十五万九千円繰り入れられており、今後は、中津市が昨年度だけでも二千三百三十二万六千円の国の助成を受けたように、宇佐市もこうした国の助成制度を全面的に活用し、市の財政の負担軽減、あるいは借りた人で生活困窮者の負担を軽くすべきだと考えております。  第八点は、現代のうば捨て山の制度と言われ、廃止しかない後期高齢者医療制度の負担金を広域連合会に三千百六十二万六千九百六十二円も支出していることであります。  第九点は、四日市町並み環境整備事業についてであります。我々は、この事業そのものに反対しているわけでもなく、商店街の方々が真摯な立場と精神でまちづくりに奔走し、活性化のために努力されている点は大いに評価するものであります。問題は、極楽通りの用地取得額約一千二百万円と、補償金及び賠償金の約五千九百万円について、極めて不透明で、公正さに欠く点であります。  前者の土地取得費は二名の地権者に支払われた形になっておりますが、総面積三百五十二・一二平方メートルのうち、一名が約その九七%を占め、もう一人の地権者はわずか十平方メートルに過ぎません。この九七%の土地の所有者は、土地の先行取得の疑いが極めて濃厚であり、必ずしも利ざやを稼いでいないということは断定できない不透明な状況にあるからであります。  後者の補償金及び賠償金約五千九百万円の内訳は、決算委員会の報告では、移転補償費四千四百七十九万七千九百円、内装補償費一千十一万七千円、営業補償費百四十七万五千円、営業補償額二百六十五万二千四百円となっておりますが、数字も定かではない。しかも、この九七%の土地の所有者が、この五千九百万円の圧倒的な部分を受け取ったと言われております。市は、こうしたことを覆い隠すかのように、私が決算委員会で、支払った者の氏名とその金額を公表するよう厳しく追及したにもかかわらず、これを拒否し続けていること自体、疑惑をますます深める結果となっております。  最後の点は、公債費が三十七億九千七百四十四万二千円余りが支払われ、このうち利子だけでも約五億三千万円余り、一日にして約、利払いだけで百四十五万円の税金が支払われている点であります。今後とも、さらに繰り上げ償還や低利の借りかえなどを推進すべきであり、また、今後不必要な市債の借り入れを厳しく戒めるよう求めるものであります。  以上で反対討論を終わります。 ◯議長(浜永義機君)賛成討論はありませんか。ほかに討論はありませんか。   (「討論なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(浜永義機君)討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  これより議第百一号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は認定であります。  お諮りいたします。  本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ◯議長(浜永義機君)起立多数であります。  よって、議第百一号は原案のとおり認定されました。  次に、議第百二号 平成十九年度宇佐市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(浜永義機君)質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  三番 今石靖代さん。 ◯三番(今石靖代さん)三番 今石です。  議第百二号 平成十九年度宇佐市国民健康保険特別会計決算の認定に反対の立場で討論いたします。  宇佐市の国保世帯の所得は県下でも低く、加えて増税や物価高騰、就労の不安定化で暮らしは大変厳しくなっています。その中で、高い保険税は生活への重い負担となり、生活困窮が理由による滞納、不納欠損が依然多くなっています。特に問題なのは、十九年度の資格証の発行は三百五十七件もあり、その中には育ちゆく子供も正規の保険証を持たず、病院に行けない実態があることです。  そんな中で、十九年度決算は約一億二千万円の黒字となっています。市民の多くが加入し、命と健康を守る国保が、逆に社会的弱者を排除している実態や、依然として県下でも高い保険税が市民の生活を圧迫していることを考えれば、基金の取り崩しや一般会計の繰り入れをして、国保税を下げるべきと考えます。  そして、資格証の発行が命と健康を脅かしている以上、滞納処理の手段にするべきでなく、もっと丁寧な、弱者に寄り添う徴収方法の改善を求めます。特に、未来ある子供のいる世帯には特別に、すぐに保険証を渡すことを求めます。まだまだ十分でない保険料の減免、一部負担金の減免についても拡充すること、また高齢化が進む中、保健予防活動の拡充を求め、反対討論といたします。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)賛成討論はありませんか。ほかに討論はありませんか。   (「討論なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(浜永義機君)討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  これより議第百二号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は認定であります。  お諮りいたします。  本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ◯議長(浜永義機君)起立多数であります。  よって、議第百二号は原案のとおり認定されました。  次に、議第百三号 平成十九年度宇佐市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(浜永義機君)質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。   (「討論なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(浜永義機君)討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  これより議第百三号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は認定であります。  お諮りいたします。  本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(浜永義機君)御異議なしと認めます。  よって、議第百三号は原案のとおり認定されました。  次に、議第百四号 平成十九年度宇佐市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(浜永義機君)質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  三番 今石靖代さん。 ◯三番(今石靖代さん)三番 今石です。  議第百四号 平成十九年度宇佐市介護保険特別会計の決算の認定について反対の立場で討論いたします。  十八年度からの国の介護保険制度の改定によって、多くの高齢者が公的な介護サービスを受けられなくなり、第三期の介護保険料の値上げで、さらに高齢者の負担は重くなっています。要介護一以下の軽度の高齢者は、原則として車いすや介護ベッドなどの貸与が受けられなくなり、また事業者に支払われる介護報酬の改悪や、要支援一、二と判定された方の利用限度額も大幅に引き下げられ、ホームヘルパーなどの利用時間や回数が減らされるケースが出ています。  その結果、十八年度に引き続き十九年度も約三億円の黒字となっています。老老介護を初め、家族介護の深刻な実態を考えるとき、公的な介護制度は改善や充実こそ求められます。サービス削減ではなく、必要な方が十分なサービスを受けられるよう市独自の支援策を求めるものです。  また、より実効性のある減免制度の拡充を求めます。高齢化が進む中、ひとり暮らしのお年寄りへの支援や予防介護など地域包括支援センターの役割が大変大きくなっています。地域包括支援センターへの予算措置やさらなる機能強化を求め、反対討論といたします。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)賛成討論はありませんか。ほかに討論はありませんか。   (「討論なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(浜永義機君)討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  これより議第百四号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は認定であります。  お諮りいたします。  本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ◯議長(浜永義機君)起立多数であります。  よって、議第百四号は原案のとおり認定されました。  次に、議第百五号 平成十九年度宇佐市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(浜永義機君)質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。   (「討論なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(浜永義機君)討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  これより議第百五号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は認定であります。  お諮りいたします。  本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(浜永義機君)御異議なしと認めます。  よって、議第百五号は原案のとおり認定されました。  次に、議第百六号 平成十九年度宇佐市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(浜永義機君)質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  三番 今石靖代さん。 ◯三番(今石靖代さん)三番 今石です。  議第百六号 平成十九年度宇佐市住宅新築資金等貸付事業特別会計の決算の認定に反対の立場で討論いたします。  平成十九年度決算は、やっと市税の投入がなくなりました。しかしながら、これまでつぎ込んできた血税約十億円など、この事業は同和対策でありながら、特に団体の圧力に屈した窓口一本化によるずさんな貸付など、多くの問題を引き起こしました。まだ、滞納額も約八億円残っています。市民に説明のできない内容もまだまだ含まれています。生活困窮者へは国の利子助成や償還助成を十分活用し、生活の立て直しも含めた支援を求めます。  また、真相の究明、滞納処理については法的な対応も含めた対応を求め、本決算の認定に反対をいたします。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)賛成討論はありませんか。ほかに討論はありませんか。   (「討論なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(浜永義機君)討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  これより議第百六号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は認定であります。  お諮りいたします。  本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ◯議長(浜永義機君)起立多数であります。  よって、議第百六号は原案のとおり認定されました。  最後に、議第百七号から議第百十一号までの五件を一括して議題といたします。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(浜永義機君)質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。   (「討論なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(浜永義機君)討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  これより議第百七号から議第百十一号までの五件を一括して採決いたします。  本案に対する委員長の報告は認定であります。  お諮りいたします。  本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(浜永義機君)御異議なしと認めます。  よって、議第百七号から議第百十一号までの五件は原案のとおり認定されました。  続いて、請願を採決いたします。  請願第五号 後期高齢者医療制度の廃止と見直しの国への意見書提出を求める請願を議題といたします。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(浜永義機君)質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  八番 用松律夫君。
    ◯八番(用松律夫君)八番 日本共産党の用松です。  請願第五号 後期高齢者医療制度の廃止と見直しの国への意見書提出を求める請願の不採択に対して、怒りをもって反対討論を行います。  御承知のように後期高齢者医療制度は、医療費の削減を目的に、七十五歳になったら、今度市長がなるそうですけども、なったら、子供の扶養や国民健康保険からも強制的に離脱させられ、別立ての保険に囲い込み、二年ごとに引き上げられる保険料も年金から天引き、滞納すれば資格証明書、さらに、病気になっても必要な医療を制限する差別医療そのものであり、世界に例のない稀代の悪法と言わざるを得ません。  舛添厚生労働大臣自身も、我が党の参議院の小池 晃議員の追及に対し、みずから作成したパネル、これですね。なかなかうまいパネルをつくっていますけれども、これを示して、制度の根本的な矛盾を認めました。県単位、七十五歳専用バス、いいバスだと思ったんだけど、こんなに不満があるんだな。料金も勝手に天引きされるし、年寄り向きに工夫されていると思うけど、行き先はうば捨て山かな。早く死ねと言うのか。  こういうイラストを、本人自身が書いて、制度の根本的な欠陥を認めたわけであります。国民の世論と運動の高まりとともに、参議院での野党四党の廃止法案が可決されるなど、文字どおり国民の怒りは頂点に達しております。六百万人を超える反対署名、三十五の日本医師会での反対決議、あるいは見直し決議、全国の自治体の三分の一を超える約七百の自治体が反対もしくは廃止の決議を行っております。今回、文教福祉常任委員会の不採択の決定は、こうした流れを真っ向から否定するものであり、国の言いなりの追従者の役割を果たしたものと言わざるを得ません。本議会での皆さんの賢明な、そして良識ある判断を期待して、反対討論といたします。 ◯議長(浜永義機君)賛成討論はありませんか。ほかに討論はありませんか。  二十七番 広岡利公君。 ◯二十七番(広岡利公君)二十七番 広岡です。  私は、この委員会の不採択に対する問題で、反対の立場で討論します。  けさほど冒頭に市長の退任声明がございました。九年間という長期にわたるこの不況の時代に就任された市長の御苦労に対し、心から市長の、御苦労と思います。どうも長らく御苦労でございました。  私も九年間、市長に対して毒舌を述べながら批判をしてまいりましたが、恐らくことし、今期、来年三月いっぱいで市長は退任されるわけです。もう、毒舌も効かなくなりました。非常に残念でありますが、今後ひとつ大いに羽を伸ばして、宇佐市のために後押ししていただきたいと思います。よろしくお願いします。  余分なことを申しましたが、後期高齢は、市長も来年度は七十五歳になられると。私も同年ですから、来年度から年金から天引きされるわけです。これは、国会でも民主党を初め社民、共産、国民新党と大多数の議員がこのことを反対をしておるわけであります。私たち国民の一人として、国政において過半数に近いような国会議員が反対をしておるわけであります。その反対に私たちは同意せざるを得ないわけであります。国民の一人として。  先ほど共産党が強く抗議をしておりましたが、共産党だけがこのことを反対してはならんと思うんです。どうか、宇佐市の議会の皆さんもこぞって、国に対して私は反対をしていくべきだと。私は当初からこのことを反対しております。決して同意をしたわけではありません。暴挙と言わなければならない後期高齢者制度、これに付随して、反対せんほうがおかしいと思うんです。  恐らく、今度の国会においては、解散は先送りされましたが、いずれかは政権が逆転されると私は思っております。その折にはこの後期高齢者という問題が廃止されるんじゃないかと期待を持っております。そういう意味から、今後もこの後期高齢者制度に対しては、あくまでも反対の立場で、討論といたします。  終わります。 ◯議長(浜永義機君)ほかに討論はありませんか。   (「討論なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(浜永義機君)討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  これより請願第五号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は不採択であります。  お諮りいたします。  本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ◯議長(浜永義機君)起立多数であります。  よって、請願第五号は不採択と決定いたしました。  以上で本日の日程はすべて終了いたしました。  明三日から七日までは、議案調査のために本会議を休会いたします。  休会明けの本会議は十二月八日午前十時から再開し、市政一般に対する質問を行います。  本日はこれにて散会いたします。大変御苦労さまでございました。  なお、この後、全員協議会を開催いたしますので、議員の皆さんは議員控室に移動願います。              散会 午前十一時四十五分 宇佐市議会...