平成 18年 9月定例会(第3回)杵築市告示第37号 平成18年第3回
杵築市議会定例会を次のとおり招集する平成18年8月30日杵築市長 八 坂 恭 介1.期 日 平成18年9月6日 午前10時2.場 所
杵築市議会議事堂―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―開会日に応召した議員渡 辺 隆 昭 君 加 来 喬 君吉 田 正 信 君 井 門 仙 一 君渡 辺 雄 爾 君 河 野 荘一郎 君磯 田 国 博 君 片 山 正 巳 君菊 池 武 好 君 上 野 辰 治 君竹 林 大 記 君 大 谷 淳 一 君糸 永 省 三 君 中山田 昭 徳 君河 野 幸 信 君 鶴 成 宏 君阿 部 洋 二 君 岩 尾 武 彦 君西 紀 子 君 堀 寿 満 君伊 藤 公 雄 君 河 野 有二郎 君岩 尾 保 文 君 河 野 正 治 君田 邉 公 一 君 田 辺 節 士 君岡 山 秀 夫 君 阿 部 辰 明 君小 春 稔 君 富 来 征 一 君神 鳥 修 行 君 小 川 成 人 君阿 部 直 瑞 君 二 宮 勝 行 君後 藤 春 義 君 上 杉 健 治 君鈴 木 六 朗 君 渡 邉 公 男 君阿 部 勝 君 衞 藤 明 和 君有 田 昭 二 君 阿 部 幸 市 君宮 川 岩 雄 君 阿 部 多 助 君真 砂 矩 男 君 ―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・― 9月12日に応召した議員―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・― 9月13日に応召した議員―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・― 9月14日に応召した議員―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・― 9月26日に応召した議員―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・― 応召しなかった議員―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・― 平成18年 第3回(定例)
杵築市議会会議録(第1号)平成18年 9月 6日(水曜日) 議事日程(第1号)平成18年 9月 6日午前10時開会 日程第1
会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 議案第151号から議案第184号までについて (一括上程・
提案理由説明・
決算審査意見報告) 日程第4 報告第27号 専決処分の承認を求めることについて及び報告第28号につい て (一括上程・
提案理由説明・
常任委員会審査付託省略・質疑・討論・採決、 報告)―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・― 本日の会議に付した事件 日程第1
会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 議案第151号から議案第184号までについて (一括上程・
提案理由説明・
決算審査意見報告) 日程第4 報告第27号 専決処分の承認を求めることについて及び報告第28号につい て (一括上程・
提案理由説明・
常任委員会審査付託省略・質疑・討論・採決、 報告)―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・― 出 席 議 員(44名) 1番 渡 辺 隆 昭 君 2番 加 来 喬 君 3番 吉 田 正 信 君 4番 井 門 仙 一 君 5番 渡 辺 雄 爾 君 6番 河 野 荘一郎 君 7番 磯 田 国 博 君 8番 片 山 正 巳 君 9番 菊 池 武 好 君 10番 上 野 辰 治 君11番 竹 林 大 記 君 12番 大 谷 淳 一 君13番 糸 永 省 三 君 14番 中山田 昭 徳 君15番 河 野 幸 信 君 16番 鶴 成 宏 君17番 阿 部 洋 二 君 18番 岩 尾 武 彦 君19番 西 紀 子 君 20番 堀 寿 満 君21番 伊 藤 公 雄 君 22番 河 野 有二郎 君23番 岩 尾 保 文 君 24番 河 野 正 治 君26番 田 辺 節 士 君 27番 岡 山 秀 夫 君28番 阿 部 辰 明 君 29番 小 春 稔 君30番 富 来 征 一 君 31番 神 鳥 修 行 君32番 小 川 成 人 君 33番 阿 部 直 瑞 君34番 二 宮 勝 行 君 35番 後 藤 春 義 君36番 上 杉 健 治 君 37番 鈴 木 六 朗 君38番 渡 邉 公 男 君 39番 阿 部 勝 君40番 衞 藤 明 和 君 41番 有 田 昭 二 君42番 阿 部 幸 市 君 43番 宮 川 岩 雄 君44番 阿 部 多 助 君 45番 真 砂 矩 男 君―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・― 欠 席 議 員(1名)25番 田 邉 公 一 君 ―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・― 欠 員(な し)―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―
事務局出席職員職氏名局長 牧 成 美 君 参事 長谷雄 菊 美 君次長 三 河 伸 治 君 書記 宮 本 展 克 君書記 後 藤 一 水 君 ―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・― 説明のため出席した者の
職氏名市長………………八 坂 恭 介 君 助役………………堀 田 幸 一 君教育長……………土 江 晃 弘 君 監査委員…………荻 本 宏 昭 君総務部長…………興 田 信 一 君
市民生活部長兼
大田振興局長………………………………………小 林 茂 君
産業建設部長兼
山香振興局長………………………………………金 高 英 俊 君
福祉保健部長……大 川 忠 夫 君 教育次長…………矢 野 省 三 君秘書課長…………市 村 孝 徳 君 総務課長…………宮 脇 正 直 君
総合政策課長……泥 谷 修 君 会計課長…………岩 尾 秀 則 君
生活環境課長……高 野 廣 志 君
上下水道課長……荷 宮 一 郎 君農林課長…………阿 部 光 孝 君
耕地水産課長……麻 植 数 広 君建設課長…………安 部 和 人 君 福祉課長…………浦 上 研 一 君
子育て支援課長…佐 藤 律 子 君
山香病院事務長…吉 田 隆 博 君
教育委員会管理課長…………………………………………………本 多 数 一 君
学校教育課長……豊 田 元 一 君 生涯学習課長……吉 廣 昌 典 君
総務課課長補佐…伊 藤 淳 一 君
総務課課長補佐…古 賀 秀 一 君
財政課課長補佐…尾 倉 良 明 君
財政課課長補佐…細 田 徹 君
総務課係長………佐 藤 剛 君 ―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・― ────────────午前9時55分開会────────────
○議長(真砂矩男君) 皆さん、おはようございます。定刻ちょっと前ですが、
全員おそろいでありますから始めたいと思います。 ただいまの出席議員は44名でありますので、本会議は成立いたしました。 これより平成18年第3回
杵築市議会定例会を開会いたします。 この際、諸般の報告をいたします。 お手元に配付してあります
事務報告書のとおりですが、詳細にわたりましては事務局に備えつけの書類により御承知いただきたいと存じます。 以上で諸般の報告を終わります。 日程に入る前に、執行部から報告の申し出がありますので、これを許可します。
興田総務部長。
◎総務部長(興田信一君) おはようございます。総務部長の興田でございます。お許しをいただきましたので、御報告を申し上げたいと思います。 本日の会議に、
大村財政課長が病気入院中のため欠席をしております。なお、大村課長につきましては、今議会中は出席できませんので御了承をお願いしまして報告にかえさせていただきたいと思います。 また、平成17年度の杵築市
歳入歳出決算書及び
歳入歳出事項別明細書の213ページに一部誤りがございます。本席に配付させていただいております正誤表に基づきまして訂正させていただきたいと思います。よろしくお願いしたいと思います。
○議長(真砂矩男君) これより本日の会議を開きます。 会議の議事はお手元に配付いたしております議事日程により行います。 これより日程に入ります。────────────
△日程第1
会議録署名議員の指名 ────────────
○議長(真砂矩男君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。 今回の
会議録署名議員は、会議規則第84条の規定により、議長において20番、堀寿満議員、21番、
伊藤公雄議員、22番、
河野有二郎議員の3名を指名いたします。────────────
△日程第2会期の決定 ────────────
○議長(真砂矩男君) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。
今期定例会の会期につきましては、さきの
議会運営委員会におきまして、本日から9月26日までの21日間と決定を見ておりますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(真砂矩男君) 御異議なしと認めます。よって、
今期定例会の会期は、本日から9月26日までの21日間とすることに決定をいたしました。────────────
△日程第3議案第151号~議案第184号 ────────────
○議長(真砂矩男君) 日程第3、議案第151号から議案第184号までを一括議題といたします。 逐次、提案理由の説明を求めます。八坂市長。
◎市長(八坂恭介君) おはようございます。平成18年第3回
杵築市議会定例会の開会に当たり、提出いたしました諸議案につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 まず、議案第151号から議案第158号までの平成18年度各
会計補正予算について御説明申し上げます。 初めに、議案第151号平成18年度杵築市
一般会計補正予算(第3号)について申し上げます。 今回の補正は、決算に伴う繰越金の処分のほか、総務費、民生費、
農林水産業費、土木費、教育費が主なもので、補正額は4億8,249万3,000円の追加とし、補正後の予算の総額を153億9,502万7,000円といたしました。 主な補正の概要を、歳出から款を追って御説明申し上げます。 最初に、総務費であります。
総務管理費の
財産管理費で、前年度
決算剰余金処分に伴う
減債基金積立金1億5,000万円、また、今後増大する退職手当に備え、
職員退職手当基金積立金1億231万7,000円、
国体推進費では、
総合運動場横の
園内道路改良工事に2,200万円を新たに計上いたしました。 民生費では、
社会福祉費の
障害者福祉費で、
障害者自立支援法が10月から完全施行されることに伴い所要の改正を行うとともに、
障害者自立支援法の施行後の急激な
利用者負担増の緩和策として、10月より市と大分県で実施する
通所授産施設利用者に対する
就労継続サポート事業と
児童デイサービス利用者に対する
利用促進事業を新たに152万円計上いたしました。
老人保健事業事務費では、
国保連合会積立金処分分配金を財源に
地域福祉基金積立金2,057万1,000円を新たに計上いたしました。 また、
児童福祉費の
母子父子福祉費では、対象世帯の増加により
児童扶養手当を742万7,000円、児童館費においては、
登録児童数の増加により
児童クラブ運営費を380万円増額計上いたしました。 衛生費では、
保健衛生費の
母子衛生費で、10月から実施される大分県
乳幼児医療助成事業の制度改正に対応するための経費484万8,000円を増額計上するとともに、市独自の事業として3歳未満児の入院・通院にかかる
自己負担額を助成する経費として275万2,000円を新たに計上いたしました。
農林水産業費では、農業費の畜産業費で、補助制度の廃止に伴い
競争力強化農業生産総合対策事業を239万2,000円減額するとともに、本資金で実施していた
家畜導入事業補助金も237万円減額いたしました。
経営構造対策事業費では、
花卉団地施設等整備事業費に対する補助金2,750万円を新たに計上いたしました。 商工費では、
商工振興費で、杵築市商工会が行うお
買い物券事業に対する補助金200万円を新たに計上いたしました。 土木費では、
道路橋梁費の
道路維持費で、
市道維持補修工事費を1,000万円、
道路新設改良費では、
一般新設改良事業費を2,000万円増額計上いたしました。
都市計画費では、
都市下水道費で
公共下水道事業特別会計等の
起債借入額の変更により、
繰り出し金を4,775万6,000円減額いたしました。 教育費では、小学校費の
学校管理費で、各学校の
耐震化優先度調査委託料269万4,000円、
学校建設費では、
向野小学校耐震工事にかかる経費3,980万6,000円を新たに計上いたしました。中学校費では、
学校建設費で
山香統合中学校実施設計業務委託等にかかる経費として4,170万円を新たに計上いたしました。 以上、歳出について申し上げましたが、その財源は国・県支出金、繰越金、市債等であります。 補正予算第2条の地方債の補正は、
臨時財政対策債ほか10件の変更と
減税補てん債ほか1件の追加で、補正後の限度額を15億830万円といたしました。 次に、議案第152号平成18年度杵築市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきましては、補正額を3億8,340万円とし、補正後の予算の総額を39億7,104万4,000円といたしました。 主な内容としましては、
共同事業拠出金では、
高額医療費共同事業医療費拠出金で、拠出金の算出方法が改正されたことにより、1,497万7,000円を追加計上するとともに、本年10月より県内の
市町村国保間の保険料の平準化、財政の安定化を図るため、30万円を超える医療費について、県単位で行う市町村が連合会に拠出する
保険財政共同安定化事業が創設されることから、本事業にかかる拠出金2億3,191万3,000円を新たに計上いたしました。
基金積立金では、繰越金の一部と
国保連合会積立金処分分配金1,864万9,000円を財源に、
国民健康保険基金積立金7,799万9,000円を計上し、諸支出金では、平成17年度の精算による国及び
支払い基金への返還金5,809万4,000円を計上いたしました。 その財源は、
共同事業交付金、繰越金、雑入等であります。 次に、議案第153号平成18年度杵築市
介護保険特別会計補正予算(第1号)につきましては、補正額を2,667万4,000円とし、補正後の予算の総額を30億7,271万9,000円といたしました。 今回の補正は、平成17年度の精算による国、県、
支払い基金への返還金が主なもので、諸支出金の償還金で2,667万3,000円を計上いたしました。 その財源は、
基金繰入金、繰越金であります。 次に、議案第154号平成18年度杵築市
介護保険サービス事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、補正額を1,403万円とし、補正後の予算の総額を1億9,648万円といたしました。 主な内容としましては、
施設介護サービス事業費で、
産休代替職員等にかかる賃金730万円を追加計上し、
基金積立金として629万7,000円を新たに計上いたしました。 その財源は、繰越金であります。 次に、議案第155号平成18年度杵築市
ケーブルテレビ事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、平成17年度決算に伴う剰余金728万6,000円を基金に積み立てるものであります。 補正予算第2条の
債務負担行為は、
ケーブルテレビ宅内機器借り上げに伴う限度額の設定であります。 次に、議案第156号平成18年度杵築市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)、議案第157号平成18年度杵築市
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第158号平成18年度杵築市
特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、3
特別会計ともに
起債借入額の増加による歳入財源の変更のみであり、歳出の補正はありません。 以上、平成18年度一般会計並びに各
特別会計補正予算について、その概要を申し上げました。 続きまして、議案第159号から議案第172号までの平成17年度杵築市一般会計及び各特別会計並びに各
公営企業会計歳入歳出決算について御説明申し上げます。
今期定例会に提出いたしました決算は、合併後初めての決算であり、また通年の会計年度とは異なり、主に合併前の旧市町村で編成した予算の残部分を執行した半年分の決算となっております。
三位一体改革の影響等により、さらに厳しい財政運営を余儀なくされている状況でありますが、議員各位を初め、市民の皆様方の御理解と御協力により、各事業ともほぼ計画どおり執行することができました。ここに
関係者各位に対して厚く御礼を申し上げます。 初めに、議案第159号平成17年度杵築市
一般会計歳入歳出決算につきましては、歳入総額95億3,883万4,129円に対して、歳出総額は92億6,359万4,319円で、
歳入歳出差し引き額であります形式収支は2億7,523万9,810円の黒字となっており、翌年度への繰越財源1,545万258円を差し引いた実質収支も2億5,978万9,552円の黒字となっております。 決算の概要を歳入から申し上げますと、合併時の
打ち切り決算による旧
市町村歳計剰余金5億660万5,000円を加えた予算現額106億8,564万2,000円に対し、
歳入済み額は95億3,883万4,129円で、調定額110億5,715万2,821円に対する収入割合は86.3%、
収入未済額は14億9,137万2,754円となっております。 歳出につきましては、
支出済み額は92億6,359万4,319円、予算現額に対する執行率は86.7%で、翌
年度繰越額は
据場樋本線道路改良事業費、
総合体育館建設事業費等8億8,297万円であります。 主な事業としては、
園芸産地改革促進生産対策事業4,868万2,000円、
重油高騰対策事業559万9,000円、
経営構造対策事業1億7,170万7,840円、
基盤整備促進事業5,467万4,000円、
杵築小学校校舎等改築事業及び
山香小学校校舎解体工事等に4億6,933万6,602円、
県施工工事業負担金2億7,667万5,000円、
各種災害復旧工事2億1,068万3,139円等であります。 以上、一般会計の決算について、その概要を申し上げました。 我が国の景気は随分と回復し、戦後最長の「いざなぎ景気」をも上回ると言われていますが、地方を取り巻く財政状況は依然として厳しい状況にあり、今後の
三位一体改革による財源確保の不透明さ、さらに、
公債費残高が累積していることから、今後とも徹底した行政改革の推進に努め、新市の将来像であります「歴史と文化の香り高き豊かな感性があふれるまち」の実現に向けて全力を傾注する所存であります。 次に、議案第160号平成17年度杵築市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算につきましては、歳入総額24億4,366万5,735円に対して、歳出総額は23億1,246万2,315円で、
歳入歳出差し引き額であります形式収支は1億3,120万3,420円の黒字となっており、
実質収支額も同額となっております。 本会計は医療費の動向に大きく左右されますので、今後とも保健事業の推進と疾病予防に努め、健全な財政運営に努力する所存であります。 次に、議案第161号平成17年度杵築市
老人保健特別会計歳入歳出決算につきましては、
歳入歳出総額ともに27億1,472万514円で、
歳入歳出差し引き額であります形式収支は0円となっております。 本会計においては、今後とも老齢人口や医療費の増加が予想されますので、適正受診による医療費の抑制を図るための啓発等を行い、健全な運営に努める所存であります。 次に、議案第162号平成17年度杵築市
介護保険特別会計歳入歳出決算につきましては、歳入総額17億1,500万9,245円に対して、歳出総額は17億1,013万1,213円で、
歳入歳出差し引き額であります形式収支は487万8,032円の黒字となっており、
実質収支額も同額となっております。 次に、議案第163号平成17年度杵築市
介護保険サービス事業特別会計歳入歳出決算につきましては、歳入総額1億4,153万6,553円に対して、歳出総額は1億2,750万5,542円で、
歳入歳出差し引き額であります形式収支は1,403万1,011円の黒字となっており、
実質収支額も同額となっております。 本会計は
特別養護老人ホーム瑞雲荘にかかる運営経費を計上しております。 次に、議案第164号平成17年度杵築市
ケーブルテレビ事業特別会計歳入歳出決算につきましては、歳入総額2億7,779万7,852円に対して、歳出総額は1億7,209万6,813円で、
歳入歳出差し引き額であります形式収支は1億570万1,039円の黒字となっております。翌年度への繰越財源は9,841万4,000円を差し引いた
実質収支額も728万7,039円の黒字となっております。 本年度より山香・
大田地区ケーブルテレビ整備事業に着手いたしましたが、13億7,396万4,000円繰り越ししたことにより、県補助金4億3,315万円、市債8億4,240万円が
収入未済額として計上されております。 次に、議案第165号平成17年度杵築市城下町
保存対策事業特別会計歳入歳出決算につきましては、
歳入歳出総額ともに303万5,708円で、
歳入歳出差し引き額であります形式収支は0円となっております。 本年度は
歴史的遺産保存事業に対する補助2件を行うとともに、202万9,816円を保存基金に積み立ていたしました。 次に、議案第166号平成17年度杵築市
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算につきましては、
歳入歳出総額ともに1億2,590万8,980円で、
歳入歳出差し引き額であります形式収支は0円となっております。 本年度は、
山浦簡易水道の
水源拡張ボーリング工事、
豊洋簡易水道の予備水源削井工事、各施設の配水管布設がえ工事等を行いました。今後とも引き続き安全な飲料水の確保・供給に努力する所存であります。 次に、議案第167号平成17年度杵築市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算につきましては、
歳入歳出総額ともに1億3,383万4,815円で、
歳入歳出差し引き額であります形式収支は0円となっております。 本会計は旧山香町立石地区及び旧大田村で実施しておりました
農業集落排水事業特別会計を統合したものであります。両施設とも整備事業は完了し、現在は
維持管理経費のみの計上となっております。 次に、議案第168号平成17年度杵築市
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算につきましては、歳入総額4億2,794万5,266円に対して、歳出総額は4億2,548万8,266円で、
歳入歳出差し引き額であります形式収支は245万7,000円の黒字となっており、翌年度への繰越財源245万7,000円を差し引いた
実質収支額は0円となっております。 4,995万7,000円を翌年度事業として繰り越したことから、市債4,750万円が
収入未済額として計上されております。 次に、議案第169号平成17年度杵築市特定環境保全
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算につきましては、
歳入歳出総額ともに2億3,499万7,571円で、
歳入歳出差し引き額であります形式収支は0円となっております。 次に、議案第170号平成17年度杵築市水道事業会計歳入歳出決算でありますが、収益的収入及び支出につきましては、水道事業収益2億441万8,000円に対して、水道事業費用は1億8,453万6,000円で、収支差し引きでは当年度純利益1,704万2,000円となりました。 次に、資本的収入及び支出につきましては、収入額3,658万4,000円に対して、支出額は1億2,761万3,000円で、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額9,102万9,000円については、当年度分損益勘定留保資金66万8,000円、当年度分消費税資本的収支調整額276万6,000円、引き継ぎ補てん財源8,759万5,000円で補てんいたしました。 以上、決算の概要を申し上げましたが、今後の水道事業の運営につきましては、企業経営の現状を十分認識し、健全財政維持のための事業の効率化・民間的経営手法の導入などの経営改革を推進していくとともに、安全な水の安定供給と市民サービスの向上に努めていく所存であります。 次に、議案第171号平成17年度杵築市工業用水道事業会計歳入歳出決算でありますが、収益的収入及び支出につきましては、工業用水道事業収益837万4,000円に対して、工業用水道事業費用は619万9,000円で、収支差し引きでは当年度純利益217万5,000円となりました。 次に、資本的収入及び支出につきましては、収入額5,000万円に対して、支出額は364万4,000円となりました。 以上、決算の概要を申し上げましたが、今後も企業経営の現状を的確に把握し、経営の効率化を図り、安定した工業用水の供給に努めていく所存であります。 最後に、議案第172号平成17年度杵築市立山香病院事業会計歳入歳出決算でありますが、収益的収入及び支出につきましては、病院事業収益13億8,317万6,000円に対しまして、病院事業費用は12億4,195万5,000円で、収支差し引きでは当年度純利益は1億4,122万1,000円となりました。 次に、資本的収入及び支出につきましては、収入額1億9,363万4,000円に対して、支出額は2億4,719万1,000円で、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額5,355万7,000円については、当年度分損益勘定留保資金4,657万2,000円、当年度分消費税資本的収支調整額698万5,000円で補てんいたしました。 以上、決算の概要を申し上げましたが、新市誕生により市立病院となり、平成18年度事業として健診・背骨センターの建設に着手いたしました。人口3万4,000人余りの市民の保健予防と最先端の医療を提供できる身近で親しみやすい病院として、完成と同時に事業をスタートさせるべく、職員一丸となって研さんを重ね、市民に信頼され、愛される病院づくりに取り組んでいく所存であります。 以上、平成17年度一般会計及び各特別会計並びに各公営企業会計の歳入歳出決算の概要を申し上げましたが、今後とも財政運営に創意工夫を凝らしながら、健全かつ効率的な予算執行に努める所存であります。 続きまして、議案第173号から議案第184号までの条例議案及び一般議案について御説明申し上げます。 初めに、議案第173号杵築市循環バス条例の制定につきましては、現在、杵築・山香・大田地域を無償で運行しておりますが、本年10月1日より有償運行とするために循環バス利用料等を定めた本条例を新たに制定するものであります。 次に、議案第174号から第175号杵築市地区グラウンド条例及び杵築市スポーツ施設条例の一部改正につきましては、同施設について指定管理者による施設管理を行うため、同条例について所要の改正をするものであります。 次に、議案第176号杵築市職員の給与に関する条例等の一部改正につきましては、国家公務員の給与法の一部を改正する法律が平成18年4月1日より施行されたことに伴い、本市職員の給与制度についても権衡の原則にのっとり、同条例について所要の改正をするものであります。 次に、議案第177号杵築市乳幼児医療費の助成に関する条例の一部改正につきましては、大分県乳幼児医療費助成事業の制度改正に伴い、3歳未満児一部自己負担金について杵築市独自で助成するため、同条例について所要の改正をするものであります。 次に、議案第178号杵築市土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例の一部改正につきましては、大分県土砂等のたい積行為の規制に関する条例が制定されたことに伴い、同条例について所要の改正をするものであります。 次に、議案第179号杵築市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の一部改正につきましては、住民ニーズに対応し、不燃物ごみ袋小並びに資源物ごみ袋小を新たに作成する必要が生じたため、同条例について所要の改正をするものであります。 次に、議案第180号杵築市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正につきましては、本市の一般廃棄物収集運搬業務は委託業者が行っておりますが、現行条例では家電4品目を収集運搬できないため、同条例について所要の改正をするものであります。 次に、議案第181号杵築市国民健康保険条例の一部改正につきましては、健康保険法等の一部を改正する法律の施行に伴い、出産一時金の支給額について現行30万円から35万円に引き上げるため、同条例について所要の改正をするものであります。 次に、議案第182号杵築市堆肥化処理施設条例の制定につきましては、県営中山間地域総合整備事業において整備された同施設が、平成18年度中に本市へ譲渡されることから、「杵築市公の施設の指定管理者の指定の手続き等に関する条例」に基づき、同施設について指定管理者による施設管理を行うため、本条例を新たに制定するものであります。 次に、議案第183号訴えの提起につきましては、市営住宅の家賃を長期にわたり滞納している入居者等に対し、市営住宅の明け渡し及び滞納家賃等の支払いを求めるため、訴えを提起するものであります。 最後に、議案第184号杵築市特定環境保全公共下水道事業山香浄化センター建設工事委託に関する協定の締結につきましては、山香浄化センターのOD槽及び沈殿池の建設工事について日本下水道事業団に委託するため、地方自治法第96条第1項第5号並びに杵築市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。 以上、
今期定例会に提出いたしました予算議案8件、決算議案14件、条例議案10件、一般議案2件について御説明申し上げました。 何とぞ慎重審議の上、御可決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(真砂矩男君) ただいま議題となっております議案第159号から議案第172号までの決算認定について、監査委員の決算審査意見を求めます。荻本代表監査委員。
◎監査委員(荻本宏昭君) おはようございます。監査委員の荻本でございます。どうぞよろしくお願いします。 今回の決算審査に当たりましては、新杵築市が誕生してからの平成17年10月1日から平成18年3月31日までの6カ月間の決算となっております。通常の事業年度と比較して半年余りの期間の決算であるため、過年度との比較や分析等は原則として行わず、決算の正確性や予算の執行状況、財産、基金の管理運営状況を確認することを中心に、片山委員と審査を実施いたしましたので、その結果を報告いたします。 では最初に、杵築市公営企業会計のうち、水道事業会計について報告いたします。 経営状況は、総収益1億9,477万7,023円に対し、総費用1億7,773万4,581円、差し引き1,704万2,442円の純利益で、利益剰余金も同額となっています。 審査の結果、決算書及び関係諸帳簿は正確であり、帳簿相互間の計数も一致していました。 次に、杵築市公営企業会計の工業用水道事業会計について報告いたします。 総収益は797万5,272円に対し、総費用580万644円、差し引き217万4,628円の純利益で、利益剰余金も同額となっております。 審査の結果、決算書及び関係諸帳簿は正確であり、帳簿相互間の計数も一致しておりました。 次に、杵築市公営企業会計の杵築市立山香病院事業会計について報告いたします。 総収益13億8,317万6,280円に対し、総費用12億4,195万5,533円、差し引き1億4,122万747円の純利益で、当年度末未処分利益剰余金は前年度の利益剰余金4億2,430万6,000円と合わせ、5億6,552万7,147円となっています。 審査の結果、決算書及び関係諸帳簿は正確であり、帳簿相互間の計数も一致しておりました。 続きまして、一般会計、各特別会計歳入歳出決算及び基金の運営状況につきまして審査を行いましたので、その結果を報告いたします。 審査対象は、新市になってからの平成17年度10月1日から平成18年度3月31日までの杵築市一般会計及び各特別会計における歳入歳出決算並びに基金の運用状況であります。審査の方法は、各会計
歳入歳出決算書、同事項別明細書、実質収支に関する調書並びに基金運用状況について、関係帳簿との照合検査により計数の確認を行うとともに、予算の執行状況、資金管理の状況、財産及び基金の状況について審査をいたしました。 審査の結果、各会計の
歳入歳出決算書及び附属書類は関係法令に基づいて作成されており、その計数は正確でありました。 すべての詳細につきましては、既にお渡ししてある意見書のとおりでありますのでごらんいただき、御理解願いたいと思います。 このたび平成17年10月1日から新杵築市としてスタートいたしましたが、地方財政を取り巻く環境は極めて厳しい状況にあります。今後の財政運営については、自主財源の確保に努力するとともに、限られた財源の中で効率的な事業の執行と行政事務の合理化を推進しながら、市政発展のために努力されることを要望いたします。 以上で監査報告を終わります。────────────
△日程第4報告第27号・報告第28号 ────────────
○議長(真砂矩男君) 日程第4、報告第27号専決処分の承認を求めることについて及び報告第28号を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。八坂市長。
◎市長(八坂恭介君) 続きまして、報告第27号から報告第28号までの専決処分について御説明申し上げます。 まず、報告第27号平成18年度杵築市水道事業
会計補正予算(第2号)につきましては、昭和57年度に借り入れした高利率の企業債が、上水道高金利対策借換債に該当することとなったことから、企業債借入申し込みに伴い、早急に予算措置が必要となったので、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により議会に報告し、承認を求めるものであります。 最後に、報告第28号専決処分の報告につきましては、市道杵築港線の道路管理に瑕疵があったため、通行車両が側溝排水路上の鉄板をはね上げ、車体に損害を与えたもので、その損害賠償額の決定について地方自治法第180条第1項の規定により専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により議会に報告するものであります。 何とぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(真砂矩男君) お諮りいたします。ただいま議題となっております報告第27号につきましては、会議規則第40条第2項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(真砂矩男君) 御異議なしと認めます。よって、報告第27号については委員会付託を省略することに決しました。 これより報告第27号の議案の質疑に入ります。御質疑ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(真砂矩男君) 御質疑がないようでありますから、これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。御意見ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(真砂矩男君) 意見もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。 これより報告第27号を採決いたします。本案は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(真砂矩男君) 御異議なしと認めます。よって、報告第27号については原案のとおり承認することに決しました。 なお、報告第28号は、議会に対する報告でありますので御了承ください。────────────
○議長(真砂矩男君) これをもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。再開は9月12日の火曜日、午前10時からです。 本日はこれをもって散会いたします。御苦労さまでした。────────────午前10時35分散会────────────...