竹田市議会 > 2010-12-22 >
12月22日-05号

  • "藤末健三"(/)
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  1. 竹田市議会 2010-12-22
    12月22日-05号


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    平成22年 12月 定例会(第4回)平成22年竹田市議会  第4回定例会会議録(第5号)                          平成22年12月22日(水曜日)---------------------------------------●議事日程 第5号 平成22年12月22日 午前10時4分 開議     開議 第1 陳情の取り下げ 第2 委員長の審査報告及び調査報告    ・総務常任委員会委員長    ・産業建設常任委員会委員長    ・社会文教常任委員会委員長    ・予算特別委員会委員長    ・議会改革調査特別委員会委員長 第3 委員長の審査報告及び調査報告に対する質疑 第4 討論・採決 第5 意見書案の上程 第6 意見書案に対する提案理由の説明 第7 意見書案に対する質疑 第8 意見書案に対する討論・採決 第9 追加議案の上程 第10 追加議案に対する提案理由の説明 第11 追加議案に対する質疑 第12 追加議案に対する討論・採決     閉議・閉会---------------------------------------●本日の会議に付した事件 議事日程に同じ (議案等) 議案第127号 平成22年度竹田市一般会計補正予算(第6号)について 議案第128号 平成22年度竹田市立こども診療所特別会計補正予算(第2号)について 議案第129号 平成22年度竹田市長湯温泉療養文化館特別会計補正予算(第3号)について 議案第130号 平成22年度竹田市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について 議案第131号 平成22年度竹田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について 議案第132号 平成22年度竹田市介護保険特別会計補正予算(第3号)について 議案第133号 平成22年度竹田市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)について 議案第134号 平成22年度竹田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)について 議案第135号 平成22年度竹田市浄化槽整備推進事業特別会計補正予算(第3号)について 議案第136号 平成22年度竹田市水道事業会計補正予算(第4号)について 議案第137号 竹田市特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について 議案第138号 竹田市水力発電施設周辺地区集会所条例の一部改正について 議案第139号 竹田市分担金徴収条例の一部改正について 議案第140号 竹田市立中学校設置条例等の一部改正について 議案第141号 字の区域の変更について 議案第142号 平成22年度竹田市一般会計補正予算(第7号)について 議会議案第4号 竹田市議会議員定数条例の一部改正について (請願) 請願第9号 TPPの参加に反対する請願 請願第10号 市道「下平田線」の取付けの変更と拡幅に関する請願 請願第11号 環太平洋パートナーシップ(TPP)協定交渉への参加反対を求める請願 (意見書) 意見書案第6号 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に関する意見書 意見書案第7号 国会議員議員定数等の見直しを求める意見書---------------------------------------●出席議員数(22人) 1番     阿部雅彦 2番     渡辺克己 3番     岩屋千利 4番     徳永信二 5番     佐田啓二 6番     日小田秀之 7番     河野泰浩 8番     井 英昭 9番     坂梨宏之進 10番     渡辺龍太郎 11番     森 哲秀 12番     加藤正義 13番     吉竹 悟 14番     本田 忠 15番     中村憲史 16番     伊藤孝信 17番     和田幸生 18番     後藤憲幸 19番     足達寛康 20番     大塚哲之 21番     阿部重幸 22番     荒巻文夫---------------------------------------●欠席議員(0人)---------------------------------------●職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名 事務局長            佐田 亨 次長兼庶務係長         森 日登美 議事係長            柴尾浩昭 庶務係副主幹          阿南裕彦---------------------------------------●説明のため出席した者の職氏名 市長              首藤勝次 副市長             梅木 純 教育長             吉野英勝 総務課長            佐々木成二 企画情報課長          児玉龍明 ケーブルネットワークセンター長 麻生宗洋 財政課長            後藤英一 税務課長            渡部 清 市民課長            清田武重 保険課長            佐伯次人 健康増進課長          藪亀洋一 環境衛生課長          釘宮恒憲 人権・同和対策課長       工藤省治 福祉事務所長          後藤 誠 農政課長            菅 孝司 畜産振興室長          渡辺英治 農林整備課長          菊池二郎 商工観光課長          木下郁雄 建設課長            阿南智博 入札・検査課長         工藤義彦 荻支所長            白石健一 久住支所長           内田賢一 直入支所長           志賀義治 会計課長            阿南 茂 教委総務課長          甲斐健三 学校教育課長          島田郁郎 生涯学習課長          阿南靖弘 文化財課長           吉野健一 中央公民館長          藤原誠一 学校給食共同調理場長      甲斐政徳 消防本部消防長         工藤克美 選挙・監査事務局長       那須英俊 農委事務局長          吉野冨士男 水道課長            工藤三郎 総務課長補佐          佐藤洋介 財政課長補佐          後藤俊治--------------------------------------- △会議の経過 午前10時4分 開議 ◎事務局長(佐田亨君) おはようございます。ただいまの出席議員数は22人で、定足数に達しております。 ○議長(荒巻文夫君) 皆さんおはようございます。ただいまから、平成22年竹田市議会第4回定例会5日目の会議を開きます。本日の議事日程は、お手元に配布してあります日程表により運営いたしますので、ご了承願います。日程第1、陳情の取り下げを議題といたします。陳情第2号、入湯税の使途に関する要望につきましては、提出者から取り下げたいとの申し出がありました。この件につきまして、付託先の総務常任委員会で協議の結果、これを了承すべきものとの報告をいただいております。お諮りいたします。陳情第2号の取り下げについて、これを承認することにご異議ありませんか。                         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(荒巻文夫君) ご異議ないものと認めます。よって、陳情第2号の取り下げについては、これを承認することに決定いたしました。議案第127号から第141号までの15案件、及び請願第9号から第11号までの3案件の合計18案件を一括議題といたします。日程第2、委員長の審査報告及び調査報告を行います。はじめに、総務常任委員会委員長に、付託案件に対する審査結果の報告を求めます。総務常任委員会委員長総務常任委員会委員長後藤憲幸君) 総務常任委員会審査報告書。去る12月15日の本会議において、本委員会に付託された案件につき、慎重審査の結果、次のような結論を得たので報告いたします。日時及び場所、12月16日午前10時、審査、委員会室。出席者、12月16日委員全員。付託された案件、議案第137号竹田市特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、議案第138号竹田市水力発電施設周辺地区集会所条例の一部改正について。継続審査中の案件、陳情第2号入湯税の使途に関する要望について。会議の結果、議案第137号及び第138号の2案件についてはいずれも原案のとおり可決すべきものと決定しました。また、継続審査中の陳情第2号については、12月15日に提出者から取下げの申し出があり、議長から審査中止の通知がありましたので、審査を中止し、取下げを了承すべきものと決定しました。 ○議長(荒巻文夫君) 次に、産業建設常任委員会委員長に、付託案件に対する審査結果の報告を求めます。産業建設常任委員会委員長産業建設常任委員会委員長足達寛康君) 産業建設常任委員会審査報告を行います。去る12月15日の本会議において、本委員会に付託された案件につき、慎重審査の結果、次のような結論を得たので報告いたします。日時及び場所、12月17日午前10時5分、審査、委員会室。出席者、12月17日委員全員。付託された案件、議案第129号平成22年度竹田市長湯温泉療養文化館特別会計補正予算(第3号)について、議案第133号平成22年度竹田市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)について、議案第136号平成22年度竹田市水道事業会計補正予算(第4号)について、議案第139号竹田市分担金徴収条例の一部改正について、議案第141号字の区域の変更について、請願第9号TPPの参加に反対する請願、請願第10号市道「下平田線」の取付けの変更と拡幅に関する請願、請願第11号環太平洋パートナーシップ(TPP)協定交渉への参加反対を求める請願。会議の結果、議案第129号、第133号、第136号、第139号、第141号の5案件については、いずれも原案のとおり可決、請願第9号から第11号までの3案件については、いずれも採択すべきものと決定しました。 ○議長(荒巻文夫君) 次に、社会文教常任委員会委員長に、付託案件に対する審査結果の報告を求めます。社会文教常任委員会委員長社会文教常任委員会委員長渡辺龍太郎君) 社会文教常任委員会審査報告を行います。去る12月15日の本会議において、本委員会に付託された案件につき、慎重審査の結果、次のような結論を得たので報告いたします。日時及び場所、12月20日午前10時、審査、委員会室。出席者、12月20日委員全員。付託された案件、議案第128号平成22年度竹田市立こども診療所特別会計補正予算(第2号)について、議案第130号平成22年度竹田市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、議案第131号平成22年度竹田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、議案第132号平成22年度竹田市介護保険特別会計補正予算(第3号)について、議案第134号平成22年度竹田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)について、議案第135号平成22年度竹田市浄化槽整備推進事業特別会計補正予算(第3号)について、議案第140号竹田市立中学校設置条例等の一部改正について。会議の結果、議案第128号、第130号から第132号まで、第134号、第135号、及び第140号の7案件については、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定しました。以上です。 ○議長(荒巻文夫君) 次に、予算特別委員会委員長に、付託案件に対する審査結果の報告を求めます。予算特別委員会委員長予算特別委員会委員長日小田秀之君) 去る12月15日の本会議において、本委員会に付託された案件につき、慎重審査の結果、次のような結論を得たので報告いたします。日時及び場所、12月15日午前10時8分、審査、議事堂、12月22日午前9時55分、審査、議事堂。出席者、12月15日委員全員、12月22日委員全員。付託された案件、議案第127号平成22年度竹田市一般会計補正予算(第6号)について。会議の結果、本委員会に付託された議案第127号については、各常任委員会単位の分科会でそれぞれの所管事項に関係のある費目について審査され、本日の全体会議で各分科会の委員長から別紙のとおり報告がありました。本委員会での採決の結果、議案第127号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。以上です。 ○議長(荒巻文夫君) 次に、議会改革調査特別委員会委員長に、付託事件に対する調査結果の報告を求めます。議会改革調査特別委員会委員長議会改革調査特別委員会委員長(伊藤孝信君) 議会改革調査特別委員会調査報告をいたします。平成21年6月25日の本会議において本委員会に付託された事件について、慎重に調査した結果、次のような結論を得たので報告いたします。日時及び場所、12月9日午後4時33分、審査、議会応接室、12月15日午前11時12分、審査、議会応接室。出席者、12月9日委員全員、12月15日委員全員。付託された事件、議会改革の推進についての調査。会議の結果、12月9日第11回特別委員会議会改革検討項目のうち、議員定数について協議を行いました。11月8日に市民との意見交換を行い、その後も各会派で検討を重ねておりましたが、各会派から検討結果の報告を受け、慎重に検討した結果、次回選挙における議員定数は18人とすべきとの結論で一致しました。12月15日にその他の検討項目とあわせて議長へ中間答申をいたしました。12月15日第12回特別委員会議会改革検討項目のうち、議会報告会研修報告会の開催(制度化)と議会基本条例の検討について協議を行いました。どちらも結論を出すまでには至りませんでしたが、各会派に持ち帰り、さらに検討をすることになりました。なお、議会改革の推進について、さらに調査研究の必要があるので、閉会中の継続調査といたしました。以上でございます。 ○議長(荒巻文夫君) 日程第3、委員長の審査報告及び調査報告に対する質疑を行います。はじめに、総務常任委員会委員長審査報告に対し、質疑はありませんか。                           (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(荒巻文夫君) 次に、産業建設常任委員会委員長審査報告に対し、質疑はありませんか。                           (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(荒巻文夫君) 次に、社会文教常任委員会委員長審査報告に対し、質疑はありませんか。                           (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(荒巻文夫君) 次に、予算特別委員会委員長審査報告に対し、質疑はありませんか。                           (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(荒巻文夫君) 次に、議会改革調査特別委員会委員長調査報告に対し、質疑はありませんか。                           (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(荒巻文夫君) 以上で質疑を終結いたします。ここで、暫時休憩いたします。     休憩 午前10時19分     再開 午前10時20分
    ○議長(荒巻文夫君) 再開いたします。日程第4、討論・採決を行います。討論は通告がありませんので、直ちに採決を行います。はじめに、総務常任委員会付託案件の議案第137号、及び第138号の合計2案件を一括して採決いたします。以上2案件に対する総務常任委員会委員長の報告は、議案第137号、及び第138号の2案件については、いずれも原案のとおり可決すべきものとなっています。以上2案件は、総務常任委員会委員長の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。                         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(荒巻文夫君) ご異議ないものと認めます。以上2案件は総務常任委員会委員長の報告のとおり決定いたしました。次に、産業建設常任委員会付託案件の議案第129号、第133号、第136号、第139号、及び第141号、並びに請願第9号から第11号までの合計8案件を一括して採決いたします。以上8案件に対する産業建設常任委員会委員長の報告は、議案第129号、第133号、第136号、第139号、及び第141号の5案件については、いずれも原案のとおり可決、請願第9号から第11号の3案件については、採択すべきものとなっています。以上8案件は、産業建設常任委員会委員長の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。                         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(荒巻文夫君) ご異議ないものと認めます。以上8案件は産業建設常任委員会委員長の報告のとおり決定いたしました。次に、社会文教常任委員会付託案件の議案第128号、第130号から第132号まで、第134号、第135号、及び第140号の合計7案件を一括して採決いたします。以上7案件に対する社会文教常任委員会委員長の報告は、議案第128号、第130号から第132号まで、第134号、第135号、及び第140号の7案件については、いずれも原案のとおり可決すべきものとなっています。以上7案件は社会文教常任委員会委員長の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。                         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(荒巻文夫君) ご異議ないものと認めます。以上7案件は社会文教常任委員会委員長の報告のとおり決定いたしました。次に、予算特別委員会付託案件の議案第127号を採決いたします。議案第127号に対する予算特別委員会委員長の報告は、原案のとおり可決すべきものとなっています。本案は予算特別委員会委員長の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。                         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(荒巻文夫君) ご異議ないものと認めます。議案第127号は予算特別委員会委員長の報告のとおり決定いたしました。次に、議会改革調査特別委員会付託案件議会改革の推進について、採決いたします。本件に対する議会改革調査特別委員会委員長の報告は、さらに、議会改革の推進について調査研究するため、閉会中の継続審査をすべきものとなっています。本件は、議会改革調査特別委員会委員長の報告のとおり承認することにご異議ありませんか。                         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(荒巻文夫君) ご異議ないものと認めます。本件は、議会改革調査特別委員会委員長の報告のとおり決定いたしました。日程第5、意見書案の上程を行います。意見書案第6号及び第7号の合計2案件を議題といたします。日程第6、意見書案に対する提案理由の説明を行います。はじめに、意見書案第6号について、産業建設常任委員会委員長提案理由の説明を求めます。産業建設常任委員会委員長産業建設常任委員会委員長足達寛康君) 意見書案第6号環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に関する意見書の提出について、次のとおり、会議規則第14条第2項の規定により提出します。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に関する意見書。我が国の農林業は、国民に安全・安心な食料を供給するのみでなく、国土や自然環境の保全、伝統文化の継承など多面的機能を有しており、国家の安定的発展に大きな役割を果たしています。しかしながら、今日の農林業を取り巻く状況は、担い手の減少や高齢化の進行、耕作放棄地の増加、価格の低迷など、構造的な課題を抱え非常に厳しい状況にあります。そのような中、政府は、農林業・農山村の役割を評価したうえで、先進国の中でも最低水準の40%台と低迷する我が国の食料自給率を平成32年までに50%まで引き上げることなどを柱とした、新たな「食料・農業・農村基本計画」を本年3月に閣議決定しました。しかし、その一方で、11月9日に環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)について、「情報収集を進めながら対応していく必要があり、国内の環境整備を早急に進めるとともに、関係国との協議を開始する」と明記した「包括的経済連携に関する基本方針」を閣議決定し、その動きを加速化している状況にもあります。TPPは、関税撤廃の例外を認めない完全な貿易自由化を目指した交渉であり、仮にこの交渉に参加し関税などの国境措置が撤廃された場合、完全自由化に対応できるほど構造改革が進んでいない我が国の農林業において、生産額や食料自給率は大幅に低下し、さらには農山村が有している多面的機能も損なわれ、地域経済に深刻な打撃を与えることは必至であり、当市においては地域崩壊の危険性さえも危惧されます。よって、我が国の食料安全保障と両立できないTPP交渉への参加について反対の意を強く表すとともに、次の事項について強く要望するものであります。記、1.経済連携協定(EPA)は、交渉参加国の相互発展と繁栄を本来の目的とすべきであり、我が国が、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉に参加しても、この目的は達成できない。したがって、我が国の食料安全保障と両立できないTPP交渉への参加は、断じて認めることはできないものであり、政府のTPP交渉への参加方針は、撤回すること。2.EPAの基本方針作成に当たっては、国家戦略の1つとして位置づけている「食料・農業・農村基本計画」の趣旨を踏まえ、食の安全・安定供給、食料自給率の向上、国内農業・農村の振興を損なうことが無いような内容とすること。以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。提出先、衆議院議長横路孝弘様、参議院議長西岡武夫様、内閣総理大臣菅直人様、外務大臣前原誠司様、農林水産大臣鹿野道彦様、経済産業大臣大畠章宏様、内閣官房長官仙石由人様、国家戦略担当大臣玄葉光一郎様。以上であります。 ○議長(荒巻文夫君) 次に、意見書案第7号について、10番、渡辺龍太郎議員提案理由の説明を求めます。渡辺龍太郎議員 ◆10番(渡辺龍太郎君) 意見書案第7号国会議員の定数等の見直しを求める意見書の提出について。次のとおり、会議規則第14条第1項の規定により提出します。国会議員の定数等の見直しを求める意見書。日本経済は、厳しい雇用情勢の中で、国民の暮らしとともに深刻の度を増している。国は大規模な緊急景気対策を行っているものの、景気回復までにどれだけの期間を要するか不透明である。また、高齢者の増加に伴い年金や医療費等の社会保障費が今後も増加することが見込まれ、国の借入金額は、さらに増え続け、国民の負担はますます重くなると思われる。このような国家財政の危機的状況下において、本市をはじめ全国の地方自治体においては、市町村合併に取り組み、平成11年に3,200あった市町村は1,460市町村が消滅するという行財政改革を断行し、議員、特別職を大幅に削減した。さらに合併後は、我々地方議会議員も定数削減や報酬削減を行うと共に、行政側でも新地方行革指針に基づき集中改革プランを策定し、事務事業の整理統合により、行政コストの抑制を図り、職員数の削減や給与カットを行うなど、国の三位一体改革に順応してきた。国においては、平成18年末より地方分権改革推進法への取り組みが始まり、今年1月に地方行財政検討会議を設置、6月には地域主権戦略大綱が閣議決定され、地域主権を強力に推進していく姿勢が明確に示された。国から地方への分権の流れは着実に加速している。より確実な真の地方分権を目指す上で、今後、国の中央集権的体制を見直し、国防、外交や国の専管事項を中心とした体制に移行していかなければならない。よって、国におかれては、消費税率の見直しなど、国民へのさらなる負担増に対して、国民からの理解を得るためにも、国会議員各位の確固たる決意のもと、まず一人年額3億円という経費を要する国会議員の定数削減を初め、時代の流れに的確に対応し、選挙制度等に対する地方の声も真摯に反映した国会改革に速やかに取り組まれるとともに、適切な措置を講ぜられるよう強く要望する。以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。提出先、衆議院議長横路孝弘様、参議院議長西岡武夫様、内閣総理大臣菅直人様、総務大臣片山善博様。以上であります。 ○議長(荒巻文夫君) 日程第7、意見書案に対する質疑を行います。はじめに意見書案第6号に対し質疑はありませんか。                           (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(荒巻文夫君) 次に、意見書案第7号に対し質疑はありませんか。7番、河野泰浩議員 ◆7番(河野泰浩君) 2点、質問をいたします。この意見書は大分県の中ではどこどこが提出をされているのか、お尋ねをしたい。2点目については、1人当たりの国会議員の3億円という根拠はわかるかどうか、2点質問いたします。 ○議長(荒巻文夫君) 10番、渡辺龍太郎議員 ◆10番(渡辺龍太郎君) お答えいたします。大分県で他に出されているかという部分については把握をしておりません。それから3億円の基礎となるものは何かということでありますが、2007年度、ちょうど参議院選挙が行われた年ではありますが、藤末健三参議院議員の質問趣意書の財務省の答弁の中から引用をさせていただきました。ちなみに、議員歳費、それから秘書給与、議会事務局の職員人件費、並びに当年が参議院選挙がありましたんで、参議院選挙の関係費、それから政党助成費、議員活動を補佐する国立国会図書館の費用、金額を申しますと、議員歳費、それから秘書給与、議会事務局職員人件費、これが衆議院654億、参院が420億、それから参議院選挙の関係費が580億、政党助成費が321億、議員活動を補佐する国立国会図書館の経費が229億、これが財務省が予算を組んだ総額約2,243億8千万円となっています。ちなみに、現在のところで申しますと、議員歳費、秘書給与等含めますと、大体平均的に他の部分を除けば1億円だと思います。以上です。 ○議長(荒巻文夫君) 7番、河野泰浩議員 ◆7番(河野泰浩君) 3億円の根拠についてはいろいろ詳しく説明がありましたが、最初の、大分県下のどこで出されているかということについては把握をされていないということでありますが、私も調べた中では、出しているところはないというふうに聞いております。そこで、この制度の定数問題だけに限らずですね、いろんな選挙制度にかかわる問題があるというふうに考えます。ですから、私は今まで何も討論もなしに唐突に今回意見書として出されたということでありますけれども、今後討論を深めていくために、できればこれは今回は取り下げてほしいというふうに思うんですが、そこら辺についてはいかがでしょうか。 ○議長(荒巻文夫君) 10番、渡辺龍太郎議員 ◆10番(渡辺龍太郎君) お答えします。定数削減に問うと謳ってあるんですが、本来であれば定数削減であれば選挙制度、並びに現状で審議されています2院制を1院制というような、超党派が組んでおります議員連合があります。その中でも議論がされているんですが、本来選挙制度、並びに2院制を1院制というものについては、国会議員そのものが定数削減を目的として、その中で議論されるべきものであろうと。当然、党利党略の中で議員定数削減についてはそれぞれの党派が、各党が意見を持っておりますし、当然、国会議員の中で議論をされていくものだと思っておりますが、当面、議員削減については地方の声として挙げていきたいというふうに思います。これを取下げて慎重に討論をしてはどうかというご意見には、もうここまで来ておりますのでお答えしにくいところがございます。以上であります。 ○議長(荒巻文夫君) いいですか。以上で、質疑を終結いたします。お諮りいたします。意見書案第6号及び第7号の2案件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(荒巻文夫君) ご異議ないものと認めます。以上2案件は、委員会付託を省略することに決定いたしました。ここで、暫時休憩いたします。     休憩 午前10時41分     再開 午前10時42分 ○議長(荒巻文夫君) 再開いたします。日程第8、意見書案に対する討論・採決を行います。意見書案第7号に対して討論の通告がありますので、発言を許可します。7番、河野泰浩議員 ◆7番(河野泰浩君) 意見書案第7号国会議員議員定数等の見直しを求める意見書についての反対討論を行います。今、質問の中でも申しましたが、今までの討論、そういったものが不十分な中でこういったことが出されましたので、私はこの文言の中にいくつか問題点がありますので、そういったことを引き合いにして反対討論をいたします。1つは意見書の中に消費税見直しなど、国民へのさらなる負担増に対して国民からの理解を得るためにとあります。しかし、この消費税の問題に関して言えば、1989年に社会保障のためと言って導入されましたが、この10年間、私たちが納めた消費税は224兆円、大企業の法人税等の減税は208兆円と、社会保障・福祉のためでないことはこの数字を見れば明白であります。大企業のための消費税だった、このように言われても仕方がないというふうに思います。ちなみに、消費税導入前、70歳以上の窓口負担・外来、月800円であったもの、さらに入院費は1日1,400円であったものが、所得の高い人は今はすでに3割、さらに国民年金保険料は月に7,700円から1万5,100円というふうに引き上げられ、社会保障は大きく後退をしております。また一方で、日本の消費税は安いという声がありますが、国の税収に占める消費税の割合は、日本は22%です。イギリスと全く同じで、福祉大国スウェーデンと匹敵をいたします。これは今の5%で計算をした場合です。また、大企業には税金をまけてやらないと企業が海外へ出ていくという、そういった声もあります。しかし、経済産業省が調査をした中で、日産など海外移転の理由を聞いたら、現地での需要が多く見込まれる、これが70.5%。次いで、安い労力の確保ができる、これが26.5%で、税制の優遇措置があると答えたのは、わずか8%でありました。こうしたことから、消費税増税を容認をするようなこの文言について、まず反対であります。それから次に、国会議員の経費が高すぎる、そういったことの中で議員の定数削減ということになっておりますが、私どもはこの国会議員の経費を削減をするというのであれば、憲法違反の政党助成金、年間319億4,200万円、先ほど龍太郎議員は321億と言っておりましたが、若干違いがありますけれども、これは一昨日発表された数字でありますから間違いないというふうに思います。こういうことで政党助成金を削減をすればですね、仮に3億円、1人、かかったにしても、100人の国会議員が経費が賄えるというようなことになろうかと思います。国会議員の定数削減、それは今言われておりますように、比例区を削減をするということが言われております。今後は完全小選挙区制を狙って出されているというふうに言ってもいいと思います。これを許していけば、少数政党は切り捨てられ、全く国民の声が届かなくなってしまいます。そうなれば憲法改悪も、そしてまた今、防衛大綱も見直されておりますが、戦争に突入する危険すら危惧をされます。そういったことから、この意見書に反対をいたします。以上です。 ○議長(荒巻文夫君) 以上で討論を終結いたします。これより採決いたします。はじめに、意見書案第6号を採決いたします。本案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。                         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(荒巻文夫君) ご異議ないものと認めます。意見書案第6号は原案のとおり可決することに決定いたしました。次に、意見書案第7号を採決いたします。この採決は、起立により行います。本案は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                              (賛成議員、起立) ○議長(荒巻文夫君) 起立多数であります。意見書案第7号は原案のとおり可決することに決定いたしました。ただいま意見書案が議決されましたが、その条項、字句、数字その他の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(荒巻文夫君) ご異議ないものと認めます。条項、字句、数字その他の整理を要するものにつきましては、議長に委任することに決定いたしました。日程第9、追加議案の上程を行います。議案第142号、及び議会議案第4号の合計2案件を議題といたします。日程第10、追加議案に対する提案理由の説明を行います。はじめに、議案第142号について、市長に提案理由の説明を求めます。市長 ◎市長(首藤勝次君) 本日追加いたします案件は、予算案1件であります。以下、提案理由の説明を申し上げます。議案第142号 平成22年度竹田市一般会計補正予算(第7号)について 今回の補正額は、歳入歳出ともに536万円の増額で、予算総額は、169億9,283万2千円となります。以下、内容について、その概要を申し上げます。まず、歳出でありますが、保健衛生費では、予防接種委託料536万円を増額計上しております。これは国の補正予算(第1号)で措置されたヒブ、小児用肺炎球菌及び子宮頸がんに係る予防接種費用であり、ヒブ、小児用肺炎球菌のワクチン接種については、0歳から4歳の乳幼児を対象に、子宮頸がんのワクチン接種については、中学1年生から高校1年生の女子を対象に3回の接種を全額公費負担するものであります。一方、歳入では、地方交付税268万円、県補助金268万円をそれぞれ増額計上しております。予防接種には、全額助成される定期予防接種と任意の予防接種があります。任意接種のうち竹田市では、平成19年7月から「みずぼうそう」と「おたふくかぜ」の2種類を全額公費負担しております。今回これに加え、平成23年1月からヒブ、小児用肺炎球菌、子宮頸がんの3種類のワクチンも全額を公費で負担することになります。計5種類の全額公費負担は、北海道の幌加内町(ほろかないちょう)のみで、市では全国初となります。 以上をもちまして、今回提出いたしました議案の説明を終わります。何とぞ慎重審議のうえ、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(荒巻文夫君) 次に、議会議案第4号について、議会改革調査特別委員会委員長提案理由の説明を求めます。議会改革調査特別委員会委員長議会改革調査特別委員会委員長(伊藤孝信君) 議会議案第4号 竹田市議会議員定数条例の一部改正について この案は、竹田市議会議員の定数について、平成21年6月に設置された議会改革調査特別委員会において検討を重ねた結果、22人となっている議員の定数を18人とすべき結論に達したので、竹田市議会議員定数条例の一部を改正するものであります。 ○議長(荒巻文夫君) 日程第11、追加議案に対する質疑を行います。はじめに、議案第142号平成22年度竹田市一般会計補正予算(第7号)について、質疑はありませんか。                           (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(荒巻文夫君) 次に、議会議案第4号竹田市議会議員定数条例の一部改正について、質疑はありませんか。                           (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(荒巻文夫君) 以上で質疑を終結いたします。お諮りいたします。議案第142号及び議会議案第4号の合計2案件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。                         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(荒巻文夫君) ご異議ないものと認めます。以上2案件については、委員会付託を省略することに決定いたしました。ここで暫時休憩いたします。     休憩 午前10時56分     再開 午前10時57分 ○議長(荒巻文夫君) 再開いたします。日程第12、追加議案に対する討論・採決を行います。討論は通告がありませんので、直ちに採決を行います。はじめに、議案第142号を採決いたします。本案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。                         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(荒巻文夫君) ご異議ないものと認めます。議案第142号は、原案のとおり可決することに決定いたしました。次に、議会議案第4号を採決いたします。本案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。                         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(荒巻文夫君) ご異議ないものと認めます。議会議案第4号は、原案のとおり可決することに決定いたしました。次に、お手元に配布してありますように、議会運営委員会委員長から議会運営について会議規則第104条の規定により、閉会中も継続して調査したい旨の申し出がありました。これを承認することに、ご異議ありませんか。                         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(荒巻文夫君) ご異議ないものと認めます。この件については、議会運営委員会委員長の申し出のとおり、これを承認することに決定いたしました。これをもちまして本定例会に付議されました案件は、すべて議了いたしました。平成22年竹田市議会第4回定例会を閉会いたします。                              閉会 午前10時58分地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 竹田市議会議長  荒巻文夫 会議録署名議員  吉竹 悟 会議録署名議員  本田 忠...