△日程第6 第57
号議案 上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(
匹田郁君) 日程第6、第57
号議案 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。 提案者の説明を求めます。
中野市長。 [市長
中野五郎君登壇]
◎市長(
中野五郎君) ただいま上程されました第57
号議案 専決処分の承認を求めることにつきましてご説明申し上げます。 本議案につきましては、令和3年8月8日から9日にかけての台風9号の大雨による市道・河川・林道及び農業用施設の被災に伴う災害復旧費に係る補正予算であります。市民生活に支障を来し、緊急を要したことから、
地方自治法第179条第1項の規定により
専決処分したものであります。 この結果、補正予算総額は4,967万1,000円となり、令和3年度一般会計予算総額は213億442万9,000円となりました。 以上で説明を終わりますが、何とぞ議員皆様方のご同意を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
匹田郁君) 以上で説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 (なし)
○議長(
匹田郁君) 以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております第57
号議案については、
会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。 これにご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
匹田郁君) ご異議なしと認めます。 よって、第57
号議案については、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 (なし)
○議長(
匹田郁君) 以上で討論を終結いたします。 これより採決を行います。 第57
号議案については、市長提案のとおり承認することにご異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
匹田郁君) ご異議なしと認めます。 よって、第57
号議案については、市長提案のとおり承認することに決しました。--------------
△議決結果 -------------- 議案番号件名結果第57
号議案専決処分の承認を求めることについて(令和3年度臼杵市
一般会計補正予算 第5号)原案承認
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△日程第7 第58
号議案から第66
号議案 一括上程、説明、
陳情等4件報告
○議長(
匹田郁君) 日程第7、第58
号議案から第66
号議案を一括議題といたします。 提案者の説明を求めます。
中野市長。 [市長
中野五郎君登壇]
◎市長(
中野五郎君) ただいま上程されました第58
号議案から第66
号議案までにつきましてご説明申し上げます。 まず、第58
号議案 臼杵市
税特別措置条例の一部改正につきましては、本年3月31日をもって過疎地域自立促進特別措置法、いわゆる旧過疎法が廃止となり、新たな過疎法として、4月1日から過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法が施行され、引き続き本市が過疎地域に指定されたことに伴い、同法に基づく財政上の支援制度を活用するため、本市における固定資産税の課税免除制度に係る規定等を整備するものであります。 次の第59
号議案 臼杵市みんなで取り組む
認知症条例の制定につきましてご説明させていただきます。 臼杵市全体で認知症に関する取組を推進し、全ての市民が同じ地域社会の一員として、互いに尊重し、支え合い、認知症になっても安心して暮らせる臼杵市の実現を目指すため、条例を制定するものであります。 これまで本市では、産学官をはじめとする関係機関との連携により、生活習慣と認知症発症の関連性を解明する認知症予防研究事業など、独自の認知症施策に取り組むとともに、認知症の正しい知識の啓発、普及などに様々な取組を推進してまいりました。 今後も、この条例の理念を踏まえ、認知症の人とその家族の視点を重視しながら、認知症の人が尊厳と希望を持って、認知症になっても同じ社会で安心して暮らせる共生のまちづくりを推進してまいります。 次の第60
号議案 臼杵市
過疎地域持続的発展計画の策定につきましては、先ほど第58
号議案の説明の際にも申し上げましたが、新たな過疎法に基づき、引き続き本市が過疎地域に指定されたことから、
過疎地域持続的発展計画、いわゆる過疎計画を策定しようとするものであります。 本市としましては、今後も過疎法に基づき、過疎対策事業債や国庫補助事業などの支援措置を活用し、地域における人材の確保・育成、雇用機会の拡充、住民福祉の向上など、過疎地域の持続的発展に関する施策を総合的かつ計画的に推進していく必要があることから、令和3年度から令和7年度までを計画年次とする過疎計画を策定することについて、議会の議決を求めるものであります。 次の第61
号議案 辺地に係る
公共的施設の
総合整備計画の変更につきましては、白岩地区は、辺地に係る
公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律に基づく辺地に適合し、本年3月
定例会において白岩辺地の
総合整備計画の策定について議決をいただきましたが、新たに、飲用水供給施設の整備に対し、財政上の特別措置の適用を受けるため、当該計画を変更することについて、議会の議決を求めるものであります。 次に、第62
号議案 令和2年度臼杵市
水道事業会計歳入歳出決算の認定及び第63
号議案 令和2年度臼杵市
下水道事業会計歳入歳出決算の認定につきましてご説明申し上げます。 令和2年度の水道事業会計の決算は、収益的収支において、旧水道庁舎の処分の影響により7,715万7,236円の当年度純損失となっており、前年度の繰越利益剰余金7億7,876万7,009円を足した7億160万9,773円が当年度未処分利益剰余金となっております。 また、資本的収支につきましては、建設改良費及び企業債償還金が主な支出で、収支不足額2億7,593万6,162円につきましては、過年度分損益勘定留保資金、当年度分消費税調整額で補填いたしました。 令和2年度中の主な建設改良工事といたしましては、下り松地区の県道臼杵津久見線道路改良に伴う配水管布設替工事のほか、祇園洲柳原線道路改良に伴う配水管移設工事、野津地区伝送装置改修工事等を行いました。 以上が水道事業会計の決算の概要であります。 次に、下水道事業会計につきましては、下水道事業の持続的で安定的な事業運営のため、令和2年度より公共下水道事業等の4事業を一本化し、地方公営企業法を適用した企業会計へ移行しました。 令和2年度の下水道事業会計の決算は、収益的収支において、当年度純利益がゼロ円となり、法適用初年度のため前年度繰越利益剰余金もゼロ円であるため、当年度未処分利益剰余金はゼロ円となっております。 また、資本的収支につきましては、建設改良費及び企業債償還金が主な支出で、収支不足額3億9,342万3,155円につきましては、引継金、当年度分損益勘定留保資金、当年度分消費税調整額で補填いたしました。 令和2年度中の主な建設改良工事といたしましては、公共下水道狭間第3雨水幹線築造工事のほか、公共下水道市浜汚水枝線築造工事、特定環境保全公共下水道移動脱水車オーバーホール工事等を行いました。 以上が下水道事業会計の決算の概要であります。 今後の経営につきましては、公営企業の原則であります公共性、経済性を基本に、今後も経営の効率化に努めるとともに、水道水の安定供給並びに下水道施設の適切な維持管理に努めてまいります。 次に、第64
号議案 令和3年度臼杵市
一般会計補正予算につきましてご説明申し上げます。 本議案につきましては、
新型コロナウイルス感染症の影響により、停滞している
市内経済への対策として、小規模事業者及び漁業者への支援と、現下の状況において大きな影響を受けておられる飲食業等を営む事業者への事業継続支援や、地域経済を守り、立て直すために必要な消費喚起対策に係る経費を計上しております。 まず、歳出のうち、
新型コロナウイルス感染症対策に対応する主なものといたしましては、総務費では、朝の通勤通学時に混雑する民間バス・臼三線の密集状態を軽減するための措置として、バスの増便を図り、
感染症の拡大防止や公共交通の利用促進を図るための経費を計上しております。 次に、農林水産業費では、
新型コロナウイルス感染症の影響により、水揚げ金額が大きく減少している漁業者に対し、事業の継続支援として、燃油費の支援を行うための補助金を計上しております。 次に、商工費では、
新型コロナウイルス感染症の影響により、大幅な売上げ減少が続いている小規模事業者等に対して、経営の継続を支援する取組を計上しております。 さらに、
新型コロナウイルス感染症の影響により、大幅な売上げ減少が続いている飲食業を中心とする、臼杵の
食文化を支えている事業者等に対し、経営の継続を支援する取組に要する経費を計上しております。具体的には、他の自治体との差別化を図るため、臼杵の強みである
食文化を前面に打ち出した事業を展開します。 次に、消防費では、
新型コロナウイルス感染症が拡大する現下において、救急隊員の
感染予防、感染防止対策を強化するため、救急隊の被服や感染防止衣専用の除菌及び菌の繁殖を抑えることができる洗濯乾燥機を整備するための経費を計上しております。 次に、教育費では、
新型コロナウイルス感染症の影響により、市内中学2年生の修学旅行先変更により発生するキャンセル料に対して、補助を行うための費用を計上しております。 これら
新型コロナウイルス感染症対策関係経費として、補正予算額としましては1億3,941万3,000円を計上しております。 次に、
新型コロナウイルス感染症対応以外の主な歳出につきましては、総務費では、旧野津高校跡地を農業の振興や地域振興につながる施設整備を行うため、改修に係る工事費等を計上しております。また、ふるさとづくり事業では、ふるさと納税寄附額の増加に伴う返礼品等に係る経費を計上しております。その他としましては、
地方自治法の規定に基づき、令和2年度決算に係る実質収支の2分の1を積み立てる財政調整基金への積立金などを計上しております。 次に、民生費では、本市第8期介護保険事業計画に基づいて公募した認知症
高齢者グループホームの新設について、事業者が決定したことから、建設等に対する補助金を計上しております。 次に、衛生費では、上水道が未普及である出羽地区の水源を確保するための施設整備に要する経費を計上しております。 次に、農林水産業費では、戦略品目であるピーマン、カンショ、イチゴ等の生産技術高度化施設等の整備及び産地強化対策に要する費用を助成する補助金を計上しております。 次に、土木費では、東九州自動車道4車線化工事の早期着工・早期完成に向け、本市で確保する必要のある残土処分場設置に係る実施設計等に要する経費を計上しております。 次に、消防費では、防災力の充実強化、大規模災害への備えを進めるため、社会基盤整備・災害支援センター内に備蓄倉庫等の防災設備の整備を行うため、建設に係る経費を計上しております。 次に、教育費では、令和2年度に一斉に整備しました小・中学校タブレット端末について、大分県の指導に基づいて、通信環境を向上させるため、県が新たに整備したタブレット専用回線への切替え及びウイルス対策ソフトの導入に要する経費を計上しております。 以上、今回の補正に要する財源といたしましては、市税、普通交付税、国庫支出金、県支出金、繰越金及び市債などを計上いたしました。 この結果、補正予算総額は8億1,450万2,000円となり、令和3年度一般会計予算総額は221億1,893万1,000円となりました。
新型コロナウイルス感染症対策につきましては、対応が長期化することを念頭に入れ、引き続き市民生活と
市内経済の影響に目を配り、全力を挙げて迅速果断に対応してまいりたいと考えております。 つきましては、度重ねてになりますが、今後も状況に応じ、緊急に補正予算を組むことや
専決処分をする場合があることについて、議員皆様方のご理解とご協力をお願い申し上げる次第であります。 次の第65
号議案及び第66
号議案につきましては、説明を省略させていただきます。 以上をもちまして、上程されました諸議案の説明を終わりますが、何とぞ慎重なご審議の上、ご賛同を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
匹田郁君) 以上で提案者の説明を終わります。 陳情・要望等については、お手元配付のとおり4件が提出されております。 朗読は省略し、報告に代えます。--------------
△陳情・要望等報告 --------------番号件名1号 陳情書
●「辺野古新基地建設の中止と、普天間基地の沖縄県外・国外移転について国民的議論を行い、憲法に基づき公正かつ民主的に解決するべきとする意見書の採択を求める陳情」の提出について2号 陳情書
●「核兵器禁止条約への政府の署名と国会の批准を求める意見書」を国の機関に提出することを求める陳情3号 陳情書
●人道的見地から、沖縄防衛局による「沖縄本島南部からの埋め立て用土砂採取計画」の断念を国に要請すること4号 陳情書
●令和4年度理科教育設備整備費等補助金予算計上についてのお願い
○議長(
匹田郁君) これをもって、本日の日程は全て終了しました。 本日は以上で散会いたします。 午前10時51分 散会
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