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12月20日-05号

  • "地区集会所建設事業"(1/1)
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  1. 臼杵市議会 2013-12-20
    12月20日-05号


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    平成25年 12月 定例会---------------------------------------平成25年臼杵市議会12月定例会会議録(第5号)---------------------------------------  平成25年12月20日   -----------------------------------    平成25年12月20日(金曜日)午前10時開議   ----------------------------------- 1.議事日程第5号  第1 委員長報告(付託諸議案)質疑、討論、採決  第2 意見書案第6号 上程、説明、質疑、討論、採決  第3 継続審査事件について臼杵市水資源調査特別委員長報告   ----------------------------------- 1.本日の会議に付した事件  日程第1 委員長報告(付託諸議案)質疑、討論、採決  日程第2 意見書案第6号 TPP決議の実現を求める意見書(案)       上程、説明、質疑、討論、採決  日程第3 継続審査事件について臼杵市水資源調査特別委員長報告   -----------------------------------出席議員(21名)       1番  奥田富美子         2番  大戸祐介       3番  若林純一          4番  長田徳行       5番  堀 孝則          6番  山下幸延       7番  久藤朝則          9番  足立善己      10番  土谷桂山         11番  大塚州章      12番  匹田 郁         13番  大嶋 薫      14番  林 壯一朗        15番  武生博明      16番  藤原一弘         17番  三浦正行      18番  加茂千恵子        19番  平川哲郎      20番  牧 宣雄         22番  西水忠夫      23番  吉岡 勲   -----------------------------------欠席議員(2名)       8番  内藤純孝         21番  首藤新一   -----------------------------------事務局職員出席者   局長          釘宮英二   次長          林 昌英   副主幹         小中洋一   主査          荒木 浩   -----------------------------------説明のための出席者   市長          中野五郎   副市長         田村和弘   教育長         齋藤克己   理事併福祉事務所長   西岡 隆   消防長         佐藤秀樹   総務部長        日廻文明   市民部長        稗田勝一   福祉保健部長      大戸徳一   ふるさと建設部長    吉野和宏   地域振興部長      川上作美                      学校教育課長   教育次長兼教育総務課長 原尻由紀子              小坂一弘                      兼人権同和教育室長   市民生活推進課長    芝田英範   財政企画課長      阿南俊二   総務課長        廣田誠一   消防本部次長兼警防課長 佐藤英敏   -----------------------------------          午前10時00分 開議 ◎事務局長(釘宮英二君) ただいまの出席議員は21名であります。 ○議長(吉岡勲君) ただいま報告のとおり定足数に達しております。 よって、本日の会議は成立いたしました。 これより本日の会議を開きます。 本日の会議は、お手元に配付しております議事日程表のとおり議事を進行いたしますので、よろしくお願いいたします。   ----------------------------------- △日程第1 委員長報告(付託諸議案)質疑、討論、採決 ○議長(吉岡勲君) 日程第1、第102号議案から第129号議案を一括議題といたします。 これより委員長の報告を求めます。 建設産業委員長。       [建設産業委員長 大戸祐介君登壇] ◆建設産業委員長(大戸祐介君) 建設産業委員長の大戸祐介です。 本定例会におきまして、建設産業委員会に付託を受けました議案8件につきまして、去る12月13日に委員会を開催し、執行部より説明を受け、慎重に審査いたしました。その審査の結果についてご報告申し上げます。 第105号議案 臼杵市公共下水道条例等の一部改正についてですが、平成26年4月1日から消費税率が改正されることから、使用料の額を改めるものであります。 本件は審査の結果、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第107号議案 臼杵市営住宅条例の一部改正についてと第108号議案 臼杵市特定公共賃貸住宅条例の一部改正についてですが、現在、市は直営で、住宅に困窮する低所得者向けの市営住宅559戸と中所得者の家族向けに供給される特定公共賃貸住宅15戸を管理しています。これらの管理を、大分県住宅供給公社に管理を代行させるための条例改正であります。管理代行の目的は、住宅管理の専門機関である公社が管理することにより、サービスを向上させ、市営・県営住宅の窓口の一本化を図り、住みかえ希望の対応をスムーズにする、また入居者の募集や営繕業務等を公社が代行することにより、市の財政改革にもよい効果をもたらせ、さらに家賃収納の安定的な確保を図るとの説明を受けました。 本件は審査の結果、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第110号議案 臼杵市水道事業及び簡易水道事業の設置等に関する条例の一部改正についてですが、川野簡易水道事業松原簡易水道事業が平成26年4月から上北簡易水道事業として供用開始されることから、名称を改めるものです。 本件は審査の結果、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第111号議案 臼杵市ほんまもんの里農業推進センター条例の一部改正についてですが、臼杵市ほんまもんの里農業推進センターの運営を効果的かつ効率的にするため、指定管理者を指定できるように条例を改めるものです。 本件は審査の結果、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第112号議案と第113号議案の新たに生じた土地の確認及び字の区域の変更についてですが、大字板知屋字前田大字諏訪字津留において、公有水面埋め立て工事が完了し、竣工認可を受けたことから、新たに生じた土地を確認し、字の区域を変更するのに議会の議決を求めるものであります。 本件は審査の結果、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第114号議案 字の区域の変更についてですが、県営農村振興総合整備事業によるほ場整備の竣工に伴い、字の区域を変更するのに議会の議決を求めるものであります。 本件は審査の結果、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 以上で建設産業委員会に付託を受けました議案8件についての審査結果の報告を終わりますが、議員皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(吉岡勲君) 教育民生委員長。       [教育民生委員長 山下幸延君登壇] ◆教育民生委員長(山下幸延君) おはようございます。教育民生委員長の山下幸延です。 本12月定例会において、教育民生委員会に付託されました議案3件につきまして、去る12月13日に委員会を開催いたしましたので、その審査経過と結果についてご報告申し上げます。 初めに、第102号議案 臼杵市歴史資料館条例の制定についてですが、臼杵藩ゆかりの貴重な文化財や歴史資料等を市民及び観光客の観覧に供するとともに、市民の生涯学習や学校教育に生かすため、臼杵市歴史資料館を設置する必要があり、条例を制定するものであります。 執行部の詳細な説明の後、委員から、入館者の予測、採算、展示物の入れかえ頻度、駐車場の確保、館内スロープの状況及び常設展示の有無、入館料及び名称などについて質疑がありました。特に、臼杵市歴史資料館という名称に決定するまでの経過については、館名に応募いただいた900件余りの中から、庁内の検討委員会で十分協議した上、有識者会議の意見等を参考に決定したとのことであります。 また、委員から、資料館の愛称を別に考えたらどうかとの意見に対し、今後検討したいとのことであり、審査の結果、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第106号議案 臼杵市営墓地条例の一部改正についてですが、近年、複数の墓地区画が返還され、空き区画が発生していることから、区画、使用料等を見直すものであります。具体的には、使用の許可を受けた後1年を経過しても墓地を使用しない場合は使用の許可を取り消すことができる旨の条項の新設と、植山墓地、戸室墓園の使用料を増額する改正であり、審査の結果、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第109号議案 臼杵市社会教育委員条例の一部改正についてですが、第三次一括法の施行に伴い、社会教育委員の委嘱要件を条例で定める必要があるということであり、委員の構成について「学校教育及び社会教育の関係者、家庭教育の向上に資する活動を行う者並びに識見を有する者の中から、教育委員会が委嘱するものとする。」との条項を新設するものであります。 審査の結果、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 以上、教育民生委員会に付託を受けました議案3件の審査経過と結果のご報告を終わりますが、議員皆様方のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(吉岡勲君) 総務委員長。       [総務委員長 久藤朝則君登壇] ◆総務委員長(久藤朝則君) おはようございます。総務委員長の久藤朝則です。 本12月定例会において、総務委員会に付託されました議案3件につきまして、去る12月13日に委員会を開催いたしましたので、その審査経過と結果についてご報告を申し上げます。 第103号議案 臼杵市庁舎等使用料条例等の一部改正についてですが、平成26年4月から消費税率が改定されることに伴い、税の転化を行っている使用料等の額を定める必要があるので、条例の改正を一括して行うものであります。 この議案は、建設産業委員会教育民生委員会と関連があるため、3委員会による連合審査会を開催いたしました。委員より、端数処理の例外についての質疑がなされ、執行部より説明を受け、審査の結果、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第104号議案 臼杵市督促手数料及び延滞金徴収条例等の一部改正についてですが、地方税法の改正に伴い、延滞金の割合を改める必要があるので、所要の改正を行うものであります。 この議案は、建設産業委員会教育民生委員会と関連があるため、3委員会による連合審査会を開催しました。執行部より説明を受け、審査の結果、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第115号議案 新市建設計画の変更についてですが、合併特例債の発行が平成31年まで可能となることを受けて、東日本大震災の教訓を踏まえた防災体制の強化等を盛り込むとともに、計画期間の延長を行うため、市町村の合併の特例に関する法律に基づき、新市建設計画を変更するものであります。 執行部の説明の後、委員より、計画内容等についての質疑がなされましたが、執行部より説明を受け、審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 以上で総務委員会に付託を受けました議案3件についての審査経過と結果の報告を終わりますが、議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(吉岡勲君) 予算委員長。       [予算委員長 林 壯一朗君登壇] ◆予算委員長(林壯一朗君) おはようございます。予算委員長の林 壯一朗でございます。 本12月定例会において、予算委員会に付託されました議案14件につきまして、去る12月16日に委員会を開催いたしました。その経過と結果につきましてご報告をいたします。 第116号議案 平成25年度臼杵市一般会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出総額にそれぞれ3億313万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を204億2,804万6,000円とするものです。 総務部所管の歳入は、平成26年1月から下屋敷前駐車場並びに2月から臼杵駅前駐車場を有料化することによる収入と、地震・津波等被害防止対策緊急事業費補助金や地域の元気臨時交付金ふるさと活勢事業基金繰入金であります。 歳出については、人件費の給与4%カット分と職員減による減額、地区集会所建設事業補助金、自主防災組織・防災士連絡協議会等活性化事業補助金などであり、債務負担行為として、人材育成貸付金が平成26年度から29年度までの4年間5人分として770万円、子ども・子育て支援新制度対応導入業務委託料が平成26年度分で1,000万円を計上しています。 次に、市民部所管分の歳入は、市民税の個人・法人分の減額と、地方消費者行政活性化事業費補助金、固定資産税、都市計画税の歳入増によるものです。 歳出は、地方消費者行政活性化事業として、消費者庁のモデル地区指定による悪質な訪問販売対策として、防犯カメラの設置及び各戸への啓発シールの配布と法人税の修正申告に対する予算であり、債務負担行為として、ガラス瓶等運搬及び乾電池等選別委託料として平成26年度から29年度までの4年分2,579万2,000円と、福宗清掃センター改良工事費元利償還負担金が平成26年度から平成39年度までの14年分で1,624万6,000円を計上しています。 次に、福祉保健部所管分の歳入は、増額分は後期高齢者医療補助金障害者医療費負担金、大分県保育対策等促進事業補助金と、新規事業として市町村児童虐待防止対策強化事業費補助金となっており、減額分は児童入所施設措置費等負担金の利用者数の減によるものとなっています。 歳出は、不妊治療費助成金健康診査委託料更生医療給付費、訓練等給付費、相談支援給付費、病後児保育委託料等が治療者及び利用者数増による増額と、安生寮施設補修工事費ナースコール改修工事に伴う追加補正となっております。また、市町村児童虐待防止対策強化事業が、県の全額負担による新規事業として計上しております。 そして、債務負担行為として、人材育成貸付金が平成26年度から平成31年度までの6年分1,100万円、下南保育所指定管理料が平成26年分として1,774万8,000円を計上しています。 次に、ふるさと建設部所管分の歳入は、企業立地促進事業債の追加と飲用水供給施設整備事業債は事業費の減による減額補正です。 歳出は、公園改良や道路改修などの工事費や商店街空き店舗活用事業補助金英語版観光パンフレット等の印刷製本費が追加補正であり、工場適地周辺環境整備事業ほか4事業が事業費の組み替えであります。松ケ岳飲用水供給施設整備事業は、平成25年度と26年度の2カ年事業となるため、7,690万円の減額補正となっています。 次に、地域振興部所管の歳入は、各事業に対する国・県からの補助金や交付金及び小松製作所からの寄附金等であります。 歳出は、新規事業として、農地集積協力交付金黍野ごぼう生産組合に対する加工用原料産地拡大推進事業補助金、大分県環境緑化条例で指定されている特別保護樹木の保全にかかわる名樹とのふれあい事業委託料、水源の森基金を活用した水源涵養モデル地域保育間伐補助金であり、追加事業は、青年就農給付金有害鳥獣捕獲事業補助金等であります。 次に、教育委員会所管分の歳入は、学校施設整備事業債文化振興施設整備事業債であります。 歳出は、新規事業として、財務会計処理のネットワーク構築委託料、図書館改修に伴う施設改修費、旧丸毛家住宅白蟻防除事業で、追加事業は、福良ケ丘小学校増改築事業実施設計委託料や野津小、下ノ江小、下南小等の施設補修工事費、臼杵市ミュージアム整備事業費であります。 次に、選挙管理委員会所管分の歳入は、野津土地改良区総代選挙負担金であります。 歳出は、野津土地改良区総代選挙に伴う報酬及び消耗品等であり、債務負担行為の変更として、平成26年4月20日に行われます臼杵市議会議員選挙ポスター掲示場委託料として672万円を計上しています。 次に、消防本部所管の歳入は、消防費補助金と公共施設再生可能エネルギー等導入推進事業補助金の交付決定額の確定による減額分であります。 歳出は、救急車両画像伝送装置等に対する器具費、消火栓補修工事負担金等が追加補正であり、監理委託料、消防ポンプ自動車購入費などは、入札の結果、額の確定による減額補正であります。 以上、執行部よりの詳細な説明を受けた後、審査を行い、質疑の中で幾つかの質問が出されましたが、執行部の答弁を了とし、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第129号議案 平成25年度臼杵市一般会計補正予算(第4号)は、歳入歳出総額にそれぞれ1,158万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を204億3,963万3,000円とするものです。 歳入は、地方交付税、分担金、県支出金などであり、歳出は、台風27号被害における災害復旧工事との説明について審査した結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第117号議案から第128号議案までの特別会計12件については、執行部よりの説明を受けた後、幾つかの質疑がありましたが、執行部の答弁を了として、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 以上で予算委員会に付託を受けました議案14件の審査と結果の報告を終わります。議員皆様のご賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(吉岡勲君) 以上で委員長の報告を終わります。 これより委員長の報告に対する質疑を行います。       (なし) ○議長(吉岡勲君) 以上で質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。       (なし) ○議長(吉岡勲君) 以上で討論を終結いたします。 これより採決を行います。 第102号議案から第129号議案については、委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(吉岡勲君) ご異議なしと認めます。 よって、第102号議案から第129号議案については、委員長報告のとおり決しました。-------------- △議決結果 --------------          議案番号件名結果第102号議案臼杵市歴史資料館条例の制定について原案可決第103号議案臼杵市庁舎等使用料条例等の一部改正について原案可決第104号議案臼杵市督促手数料及び延滞金徴収条例等の一部改正について原案可決第105号議案臼杵市公共下水道条例等の一部改正について原案可決第106号議案臼杵市営墓地条例の一部改正について原案可決第107号議案臼杵市営住宅条例の一部改正について原案可決第108号議案臼杵市特定公共賃貸住宅条例の一部改正について原案可決第109号議案臼杵市社会教育委員条例の一部改正について原案可決第110号議案臼杵市水道事業及び簡易水道事業の設置等に関する条例の一部改正について原案可決第111号議案臼杵市ほんまもんの里農業推進センター条例の一部改正について原案可決第112号議案新たに生じた土地の確認及び字の区域の変更について原案可決第113号議案新たに生じた土地の確認及び字の区域の変更について原案可決第114号議案字の区域の変更について原案可決第115号議案新市建設計画の変更について原案可決第116号議案平成25年度臼杵市一般会計補正予算(第3号)原案可決第117号議案平成25年度臼杵市水道事業会計補正予算(第1号)原案可決第118号議案平成25年度臼杵石仏特別会計補正予算(第1号)原案可決第119号議案平成25年度臼杵市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)原案可決第120号議案平成25年度臼杵市特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)原案可決第121号議案平成25年度臼杵市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)原案可決第122号議案平成25年度臼杵市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)原案可決第123号議案平成25年度臼杵市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)原案可決第124号議案平成25年度臼杵市地域情報化推進事業特別会計補正予算(第2号)原案可決第125号議案平成25年度臼杵市浄化槽整備推進事業特別会計補正予算(第1号)原案可決第126号議案平成25年度臼杵市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)原案可決第127号議案平成25年度臼杵市介護保険特別会計補正予算(第2号)原案可決第128号議案平成25年度臼杵市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)原案可決第129号議案平成25年度臼杵市一般会計補正予算(第4号)原案可決   ----------------------------------- △日程第2 意見書案第6号 上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(吉岡勲君) 日程第2、意見書案第6号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。 大戸議員。       [2番 大戸祐介君登壇] ◆2番(大戸祐介君) 議席番号2番の大戸祐介です。 意見書案第6号 TPP決議の実現を求める意見書について、提案理由の説明をいたします。 本年4月、我が国のTPP交渉への参加にあたっては、衆議院及び参議院の農林水産委員会は、「米、麦、牛肉、豚肉、乳製品、甘味資源などの農林水産物の重要品目について、引き続き再生可能となるよう除外又は再協議の対象とすること」、「交渉により収集した情報については、国会に速やかに報告するとともに国民への十分な情報提供を行い、幅広い国民的な議論を行うよう措置すること」、「聖域の確保を優先し、それが確保できないと判断した場合は、脱退も辞さないものとすること」などを内容とする決議を採択いたしました。その後、国民の不安や懸念が払拭されないまま交渉参加を決断しましたが、国権の最高意思決定機関である国会決議に忠実な交渉結果を出すことは、政府が担う極めて重い責任です。 しかし、我が国の交渉担当者は、秘密保持契約を理由に、交渉内容が公表できないとし、十分な情報提供も国民的議論もいまだになされておりません。こうした状況のもとでTPP交渉の年内妥結を拙速に行うことは大きな問題であり、民主的な進め方ではありません。こうした中で、自由化率を上げるなどのなし崩し的な譲歩のための環境整備を行うことは、国益を損なうことにもなりかねず、政府は、国民の食と暮らし・命にかかわる問題だと認識した上で交渉を進めていかなければなりません。 しかも、政府統一試算に基づく本県の影響額は、農林水産部によると、米や畜産を中心に被害があり、県内農業総算出額は23%減少します。農地の集約化による規模拡大が難しい中山間地を中心とする農村部の地域社会崩壊につながるおそれがあります。また、このことは、食料の安全保障とともに、地下水の涵養や洪水の防止などの多面的機能も失われることになります。 政府は、本年6月に閣議決定した日本再興戦略において、「今後10年間で農業・農村全体の所得を倍増する戦略を策定する」としておりますが、現時点では、TPP交渉によって、食料自給率の向上や将来の農業経営の安定に悪影響をもたらすことは避けられません。 よって、TPPに関する国会決議の実現に向けて、次のとおり政府に強く求めます。 (1)交渉にあたっては、2国間交渉にも留意しつつ、自然的・地理的条件に制約される農林水産分野の重要5品目などの聖域の確保を最優先し、それが確保できないと判断した場合は、脱退も辞さないものとすること。 (2)TPP交渉には、守秘義務規定があるが、公表できることは、TPP政府対策本部のもとで、政府全体として、状況の進展に応じて速やかに公表すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものですが、議員皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。
    ○議長(吉岡勲君) 以上で説明を終わります。 これより質疑に入ります。       (なし) ○議長(吉岡勲君) 以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております意見書案第6号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。 これにご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(吉岡勲君) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第6号については、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 1名の議員から討論の通告がありますので、発言を許可します。 若林議員。       [3番 若林純一君登壇] ◆3番(若林純一君) 意見書案第6号 TPP決議の実現を求める意見書(案)について、反対の立場で討論いたします。 TPPについては、国において、国益にかなう最善の道を追求するとして交渉が行われています。市場開放によって、長期的に競争力がある分野に生産要素が移り、国の成長力が高まることが期待されます。しかし、競争力が弱いからといって、日本の農業が衰退するようなことがあってはならないことも事実です。とはいえ、現在の高率関税を維持することだけでは農業を守ることはできません。長期的には、担い手となる農家や農業生産を関税とは別の手法で保護する手段を探り、実現していかなければなりません。 本意見書案では、「重要5品目などの聖域の確保を優先し、それが確保できないと判断した場合は、脱退も辞さないものとすること。」とされています。TPP交渉は、全品目の関税撤廃が大前提の交渉であり、かたくなに重要5品目の聖域の確保を優先し、関税維持を主張するだけでは、そのことが弱点となり、日本の交渉力は落ち、真の国益を追求することの妨げになると考えます。 以上の理由から、本意見書案については反対いたします。議員皆様方のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(吉岡勲君) 以上で討論を終結いたします。 これより採決を行います。 意見書案第6号については、原案のとおり決することに賛成諸君の起立を求めます。       [起立せる者多数] ○議長(吉岡勲君) 着席願います。 起立多数であります。 よって、意見書案第6号については、原案のとおり可決されました。-------------- △議決結果 --------------          議案番号件名結果意見書案第6号TPP決議の実現を求める意見書(案)原案可決 ○議長(吉岡勲君) なお、意見書の取り扱いについては、議長に一任を願います。   ----------------------------------- △日程第3 継続審査事件について臼杵市水資源調査特別委員長報告 ○議長(吉岡勲君) 日程第3、継続審査となっております臼杵市水資源調査特別委員会の報告を求めます。 臼杵市水資源調査特別委員長。       [臼杵市水資源調査特別委員長 大嶋 薫君登壇] ◆臼杵市水資源調査特別委員長(大嶋薫君) おはようございます。臼杵市水資源調査特別委員長の大嶋 薫です。 水資源調査特別委員会の調査経過についてご報告申し上げます。 9月25日の9月定例会本会議終了後に第12回委員会を開催し、昨年開催した水資源を考える講演会開催の際に自治会に協力要請したこともあり、自治会連合会に対し本委員会の経過報告を行う必要があるとの考えから、自治会へ報告することを決定しました。 10月9日に、自治会連合会正副会長会において、特別委員会の活動経過を報告するとともに意見交換の場をいただきました。自治会役員の方には、本特別委員会の活動の趣旨を十分ご理解いただき、よい意見交換ができたと思います。 10月10日に第13回、11月18日に第14回の委員会を開催し、自治会との意見交換や今までの研究結果などをどのような形で市へ報告するか最終段階の取りまとめを行い、政策提言として市長へ報告することを決定いたしました。 また、第14回委員会では、水源涵養森林の森林整備を行っている中ノ川地区の現地調査も行い、農林振興課農林基盤整備室と地元関係者の方々より現状の説明を受け、水資源確保に対する市民協力の重要性を再認識したところであります。 9月定例会以後に3回の委員会と自治会への報告、現地調査を行い、政策提言書として取りまとめたものを、12月3日の全員協議会で市議会議員全員へ説明と報告を行いました。 これまでの議論を踏まえ、水資源の確保に向けた事業展開について、「水資源を守る臼杵市を創るための提言」と題し、大きく3項目の柱としてまとめ、12月11日に市長に対し政策提言書を提出いたしました。 3項目の柱の1項目めとしては、水源涵養森林整備を各部署を超えて協議を行うことと、水資源確保に向けた環境教育、生涯教育の実施を図ることとしています。 これは、幼少期から水資源に対する興味、関心を持ってもらうとともに、植林などボランティア活動への参加や林業経済活動の活性化支援など、多種多様な手法で、市民、地元企業、団体と行政とが連携し、かつ行政の各部署が意思疎通を図りながら取り組みを進めることが必要であります。水資源確保に対する取り組みは、市民、地元企業、団体の意識向上と協力は不可欠であり、市民全体で水源涵養森林の重要性を認識し、共有できる土壌づくりが必要であるとの考えからであります。 2項目めとして、水資源確保のための事業実施に資する基金の検討を行うこととしております。 今後は、さらに行政機関の各部署で横の連携、協議を密に行うとともに、長期的展望に立った水資源確保に向けた事業実施を行うためには、資金調達の手法について検討が必要と考えたからであります。 3項目めとして、渇水に強い給水体制の構築に向け検討を行うこととしております。 雨不足が続き、河川の水位低下を引き起こすことは、近年の異常気象から見ても、今後、対策を図る必要性があり、緊急時のことも考慮し、井戸による飲用水の確保に取り組むことを求めています。井戸の数、深さなど、地下水に関する専門的見地に立った調査を行うとともに、関係者を交えた協議と深井戸の整備を進め、水源の確保を行う必要があるとの考えからであります。 今回、市議会として提出した3項目の政策提言に対し、臼杵市が実現を目指し、早急に地域住民、地元企業関係者などと共通認識を図り、真摯な検討が開始されるよう望んでおります。 以上で本特別委員会の調査結果及び経過報告を終わります。 ○議長(吉岡勲君) 以上で臼杵市水資源調査特別委員会の報告を終わります。 お諮りいたします。 今期定例会で議決されました事件につきまして、その条項、字句、数字その他の整理を要するものにつきましては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。 これにご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(吉岡勲君) ご異議なしと認めます。 よって、議決されました事件についての条項、字句、数字その他の整理につきましては、議長に委任することに決定しました。 以上で、今期定例会の日程は全て終了いたしました。 これをもちまして、平成25年臼杵市議会12月定例会を閉会いたします。          午前10時37分 閉会   -----------------------------------    平成25年12月20日 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。              臼杵市議会議長    吉岡 勲               〃 副議長     藤原一弘              会議録署名議員    林 壯一朗                 〃       武生博明...