臼杵市議会 > 2013-09-25 >
09月25日-05号

  • "水資源調査特別委員会"(1/3)
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  1. 臼杵市議会 2013-09-25
    09月25日-05号


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    平成25年  9月 定例会---------------------------------------平成25年臼杵市議会9月定例会会議録(第5号)---------------------------------------  平成25年9月25日   -----------------------------------    平成25年9月25日(水曜日)午前10時開議   ----------------------------------- 1.議事日程第5号  第1 委員長報告(付託諸議案)質疑、討論、採決  第2 意見書案第4号及び第5号 一括上程、説明、質疑、討論、採決  第3 第90号議案から第101号議案 一括上程、説明、質疑  第4 委員会付託  第5 決算委員長報告 質疑、討論、採決  第6 継続審査事件について臼杵市水資源調査特別委員長報告  第7 議員派遣について  第8 閉会中、各委員会からの継続審査(調査)について   ----------------------------------- 1.本日の会議に付した事件  日程第1 委員長報告(付託諸議案)質疑、討論、採択  日程第2 意見書案第4号 地方税財源の充実確保を求める意見書(案)       意見書案第5号 森林吸収源対策及び地球温暖化対策に関する地方の財源確保を求める意見書(案)       一括上程、説明、質疑、討論、採決  日程第3 第90号議案 平成24年度臼杵市一般会計歳入歳出決算の認定について       第91号議案 平成24年度臼杵石仏特別会計歳入歳出決算の認定について       第92号議案 平成24年度臼杵市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について       第93号議案 平成24年度臼杵市特定環境保全公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について       第94号議案 平成24年度臼杵市漁業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について       第95号議案 平成24年度臼杵市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について       第96号議案 平成24年度臼杵市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について       第97号議案 平成24年度臼杵市地域情報化推進事業特別会計歳入歳出決算の認定について       第98号議案 平成24年度臼杵市浄化槽整備推進事業特別会計歳入歳出決算の認定について       第99号議案 平成24年度臼杵市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について       第100号議案 平成24年度臼杵市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について       第101号議案 平成24年度臼杵市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について       一括上程、説明、質疑  日程第4 委員会付託  日程第5 決算委員長報告 質疑、討論、採決  日程第6 継続審査事件について臼杵市水資源調査特別委員長報告  日程第7 議員派遣について  日程第8 閉会中、各委員会からの閉会中継続審査(調査)について   -----------------------------------出席議員(21名)       1番  奥田富美子         2番  大戸祐介       3番  若林純一          4番  長田徳行       5番  堀 孝則          6番  山下幸延       7番  久藤朝則          8番  内藤純孝       9番  足立善己         10番  土谷桂山      11番  大塚州章         12番  匹田 郁      13番  大嶋 薫         14番  林 壯一朗      15番  武生博明         17番  三浦正行      18番  加茂千恵子        19番  平川哲郎      20番  牧 宣雄         22番  西水忠夫      23番  吉岡 勲   -----------------------------------   欠席議員(2名)      16番  藤原一弘         21番  首藤新一   -----------------------------------事務局職員出席者   局長          釘宮英二   次長          林 昌英   副主幹         小中洋一   主査          荒木 浩   -----------------------------------説明のための出席者   市長          中野五郎   副市長         田村和弘   教育長         齋藤克己   理事          西岡 隆   消防長         佐藤秀樹   総務部長        日廻文明   市民部長        稗田勝一   福祉保健部長      大戸徳一   ふるさと建設部長    吉野和宏   地域振興部長      川上作美                      学校教育課長   教育次長兼教育総務課長 原尻由紀子              小坂一弘                      兼人権同和教育室長   市民生活推進課長    芝田英範   財政企画課長      阿南俊二   総務課長        廣田誠一   消防本部次長兼警防課長 佐藤英敏   -----------------------------------          午前10時00分 開議 ◎事務局長(釘宮英二君) ただいまの出席議員は21名であります。 ○議長(吉岡勲君) ただいま報告のとおり定足数に達しております。 よって、本日の会議は成立いたしました。 これより本日の会議を開きます。 本日の会議は、お手元に配付しております議事日程表のとおり議事を進行したいと思いますので、よろしくお願いします。   ----------------------------------- △日程第1 委員長報告(付託諸議案)質疑、討論、採択 ○議長(吉岡勲君) 日程第1、第76号議案から第89号議案を一括議題といたします。 これより委員長の報告を求めます。 教育民生委員長。       [教育民生委員長 山下幸延君登壇] ◆教育民生委員長(山下幸延君) おはようございます。教育民生委員長の山下幸延です。 本9月定例会において、教育民生委員会に付託されました議案2件につきまして、去る9月13日に委員会を開催いたしましたので、その審査経過と結果についてご報告申し上げます。 まず、第76号議案 臼杵市子ども・子育て会議条例の制定についてですが、子ども・子育て支援法に基づき、子ども・子育て支援事業計画の策定に際して意見を求めることや、子ども・子育て支援に関する施策の総合的かつ計画的な推進に関し、必要な事項及びその実施状況の調査審議などをする、臼杵市子ども・子育て会議を設置するものであります。 また、執行部から、子ども・子育て会議は、地域の子育てに関するニーズを反映していくことを始め、地域や家庭の実情を踏まえて、子ども・子育て支援施策が実施されることを担保するなど、重要な役割を果たすことが期待されるとの説明がありました。 委員より、子ども・子育て会議の人選はどのように考えているかとの質疑に対し、執行部から、幼稚園や保育園の関係者、小中学校の先生、PTAなど保護者の代表、地域の区長、児童クラブやその他子育てに関係した方々などを中心に考えているとの説明があり、審査した結果、特に異議なく、全会一致で、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第78号議案 臼杵市ひとり親家庭等医療費の助成に関する条例の一部改正についてですが、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律の一部改正に伴い、所要の改正をするものであり、審査の結果、特に異議なく、全会一致で、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 以上、教育民生委員会に付託を受けました議案2件の審査経過と結果のご報告を終わりますが、議員皆様方のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(吉岡勲君) 建設産業委員長。       [建設産業委員長 大戸祐介君登壇] ◆建設産業委員長(大戸祐介君) 建設産業委員長の大戸祐介です。 本定例会におきまして、建設産業委員会に付託を受けました議案3件につきまして、去る9月13日に委員会を開催し、執行部より説明を受け、慎重に審査いたしました。その審査の結果についてご報告申し上げます。 第77号議案 臼杵市営駐車場条例の一部改正についてですが、稲葉家下屋敷前の市営駐車場において、買い物客や観光客等による中心市街地の活性化の目的で無料化を実施していました。しかし、目的外駐車が多いため、駐車場の無料化を廃止し、適正な利用を促進し、受益者負担を公平化するための条例改正であります。 審査の過程において委員から、3カ所の市営駐車場を機械化するにあたり観光客等にも駐車場の空き状況がわかるようなシステムは考えているかとの問いに、今は考えていないが、状況を見て検討していくとの説明があり、また、無料化廃止にあたり商店街等と協議をしたのかとの問いに、事前に説明会を行い、了解をいただいているとの説明がありました。 本件は審査の結果、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第79号議案 新たに生じた土地の確認及び字の区域の変更についてですが、佐志生漁港において公有水面埋め立て工事が完了し、竣功認可を受けたことから、新たに生じた土地を確認し、字の区域を変更するのに議会の議決を求めるものであります。 本件は審査の結果、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第80号議案 臼杵市土地開発公社の解散についてですが、現時点においては、公社による公共用地の先行取得の利点がなく公社の必要性がなくなったため、解散するにあたり議会の議決を求めるものであります。 審査の結果、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 以上で建設産業委員会に付託を受けました議案3件についての審査結果の報告を終わりますが、議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(吉岡勲君) 決算委員長。       [決算委員長 足立善己君登壇] ◆決算委員長(足立善己君) おはようございます。決算委員長の足立善己です。 本9月定例市議会において決算委員会に付託をされました議案1件、第81号議案 平成24年度臼杵市水道事業会計歳入歳出決算の認定について、去る9月17日に審査を行いましたので、その審査経過と結果についてご報告いたします。 審査に先駆け、監査委員より決算審査について、審査の結果、経営成績及び財政状況をあらわす財務諸表や附属書類などは、地方公営企業法に準拠して作成され、計数も正確で適正に処理されていることを確認したとの報告がありました。あわせて、平成24年度の水道料金の収入状況は、収入済額が約7億1,000万円となっており、収入率は88.73%と、前年度末に比べて0.72%改善している。平成25年度に繰り越す給水収益未収金は約8,919万円となっており、前年度末と比較し約844万円減少している。また、本年度の不納欠損処分は723件、約135万9,000円で、前年度と比較すると金額で約200万円減少している。減少の要因としては、不納欠損、未収金の減少に向け回収努力をした結果が一つと考えられ、今後も応益・負担の見地からも水道料金の収納率向上に向け、なお一層の努力を要望する。地方公営企業会計基準が見直しになり、平成26年度予算及び決算から、借入資本金の負債への計上や、補助金などにより取得した固定資産の償却制度の見直しなどがあり、経営状態が大きく変動する自治体も出てくる可能性があるので、事業の運営にあたっては、社会経済情勢の変化による需要の動向などを見据えながら、臼杵市として柔軟な会計基準を設け、健全経営に邁進して、公共性、経済性、独立採算制を堅持して、市民が安全で安心できる良質な飲料水の安定供給及び供給サービスの向上に向けて一層の努力を期待する。また、今後発生が予想される震災に備えた対応を確立することも期待するとの意見が付されました。 以上、監査委員の報告の後、執行部より、平成24年度臼杵市水道事業決算書に基づき説明を受け、審査をいたしました。 平成24年度末の給水戸数は1万6,304戸、給水人口は3万9,433人で、計画給水人口に対する普及率は88.02%となっています。年間総配水量は497万5,801立方メートルで、前年度より54万9,350立方メートル増加しています。年間総有収水量は430万1,158立方メートルで、年間総配水量に対する有収率は86.44%で、前年度よりわずかに減少しています。 主な建設改良工事は、蕨野浄水場膜モジュール交換工事、市道市浜本線配水管布設替工事、熊迫地区配水管布設工事野田浄水場送水ポンプ設置工事、国道217号線配水管布設替工事などです。 平成24年度の経営実績としては、上水道と簡易水道を合わせた総収益7億2,758万8,081円に対し、総費用は7億986万3,714円で、差し引き1,772万4,367円の純利益となっており、前年度の純利益3,061万1,051円と比較して1,288万6,684円減少しています。この要因としては、平成22年度から平成23年度まで続いた異常渇水による節水及び給水制限などから回復したことで、有収水量は前年度より増加しているものの、本市を取り巻く少子高齢化の波と給水人口の減少に伴い給水収益が減少したことによるものと、また修繕費や委託料を初めとした営業費用が増加したことなどが上げられます。 平成24年度の資本的収入及び支出において、資本的収入額2,256万8,236円に対し、資本的支出額は4億1,691万8,863円で、資本的収入額資本的支出額に対し3億9,435万627円の不足が生じていますが、過年度分損益勘定留保資金当年度分損益勘定留保資金当年度消費税及び地方消費税調整額で補填しています。 剰余金計算書については、利益剰余金の部では、減債積立金及び建設改良積立金の当年度末の残高は前年度末と同額であり、積立金の合計額は2億4,000万円。未処分利益剰余金については、前年度分7,163万322円に当年度分1,772万4,367円を加えた額8,933万4,689円となっています。また、資本剰余金の部は、国庫・県補助金、他会計補助金、工事負担金、工事寄附金、受贈財産評価額などで、翌年度繰越資本剰余金は26億6,071万3,692円となっています。 以上のような執行部の説明を受け、審査した結果、委員から、未収金はどのようなことで生じているのか、資本的収支の支出に対する収入の不足が生じているが問題はないのか、地方公営企業の新会計基準に移行した場合、臼杵市の水道事業の運営は心配ないのかなどについて質疑が出されましたが、特に異議なく、全会一致、認定すべきものとして決しました。 これで決算委員会に付託を受けました議案1件についての審査経過と結果の報告を終わりますが、議員皆様方のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(吉岡勲君) 予算委員長。       [予算委員長 林 壯一朗君登壇] ◆予算委員長(林壯一朗君) おはようございます。予算委員長の林 壯一朗でございます。 本9月定例会において予算委員会に付託をされました議案8件につきまして、去る9月17日に委員会を開催いたしました。その経過と結果につきましてご報告を申し上げます。 第82号議案 平成25年度臼杵市一般会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出総額にそれぞれ1億1,561万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を201億2,491万2,000円とするものです。 総務部所管の歳入は、森林整備に活用していただきたいとの趣旨で有限会社100年の森からの寄附金や小規模集落・里のくらし支援事業費補助金防災施設整備事業債、繰越金などであります。 歳出は、稲葉家下屋敷前駐車場の有料化に伴う管理委託料、また、仮称ですが西南地区交流センターの設計委託料などであります。 また、24年度3月補正で国の経済対策による前倒しで計上した事業分の歳入歳出予算を減額計上しております。 次に、市民部所管分は歳出のみで交通安全関係の経費であります。 次に、福祉保健部所管分の歳入の主たるものは、地域介護・福祉空間整備推進交付金施設開設準備経費助成事業費補助金生活困窮者自立促進支援モデル事業費補助金、大分県保育士等処遇改善臨時特例事業費補助金国民生活基礎調査委託金などが新規事業として計上されています。 歳出は、地域介護・福祉空間整備推進交付金施設開設準備経費助成事業費補助金はこれから開設する複合型サービス施設認知症高齢者グループホーム施設への交付金、補助金であり、生活困窮者自立促進支援モデル事業は就労支援のための経費で、大分県保育士等処遇改善臨時特例事業補助金は私立公立の保育士の処遇改善に資するもので使途は賃金改善に要する経費に限定されています。 次に、ふるさと建設部所管分の歳入は、漁港渡船施設整備事業債工場適地周辺環境整備事業債道路改良事業債(合併特例債)であります。 歳出は、清水漁港消波ブロック設置工事費街路灯新設工事費、市道15号線などの道路改良工事費を初め新規事業として商店街に防犯カメラを設置するとともに、街灯のLED化を行います。また、横浜南部市場まつりにおいて臼杵映画祭が開催されるため、広告宣伝委託料を計上しております。そして、松ケ岳及び白岩地区における水道工事にかかわる経費と農業集落、公共下水、特定環境保全公共下水の特別会計に対する繰出金であります。 次に、地域振興部所管の歳入は、新規事業としてかんしょ共同育苗施設整備負担金農業水利施設保全合理化事業補助金、水源の森基金繰入金農道整備事業債であります。 歳出は、うすきツーリズム活性化事業定住促進補助金葬斎場運営負担金観光設備等修繕費王子川頭首工の保全整備にかかわる費用、100年ごはん宣伝広報に関する補助金、臼杵市鳥獣被害防止対策協議会への資材補助金、上北、川登地区における水源涵養間伐促進路網整備事業補助金、間伐による森林整備のための道路網整備補助金が新規事業で、追加事業は農業用施設整備工事費や農道用の生コン支給のための資材費などであります。 次に、教育委員会所管分の歳入は、新規事業として学校施設整備事業債地域振興事業調整費補助金で、追加分は文化財保存整備事業費補助金文化財保存事業債であります。 歳出は、川登小学校への寄附金を活用した事業、市浜小学校等施設補修工事費、野津中学校の補修工事費、うすき読書のまちづくり推進事業、全国大会・九州大会に出場する中学生に対する補助、それと仮称ではありますが臼杵市ミュージアム開館準備事業に対する県支出金の充当、臼杵磨崖仏法面補修事業であります。 次に、消防本部所管分久木小野耐震性貯水槽新設工事にかかわる測量委託料の歳出のみであります。 以上、執行部より詳細な説明を受けた後、質疑を行い、幾つかの質問が出されましたが、執行部の答弁を了として討論に入りました。第82号議案 平成25年度臼杵市一般会計補正予算(第2号)の討論の中で、一委員より、稲葉家下屋敷前駐車場の有料化に伴う管理委託料について機械化でなく人を置いて行うべきであるとの考えから反対討論が出され、第82号議案については起立採決を行った結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、83号議案から89号議案までの特別会計7件については、執行部よりの説明を受けた後、幾つかの質疑がありましたが、執行部の答弁を了とし、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 以上で予算委員会に付託を受けました議案8件の審査と結果の報告を終わります。議員皆様のご賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(吉岡勲君) 以上で委員長の報告を終わります。 これより委員長の報告に対する質疑を行います。       (なし) ○議長(吉岡勲君) 以上で質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 1名の議員から討論の通告がありますので、この発言を許可します。 若林議員。       [3番 若林純一君登壇] ◆3番(若林純一君) 3番議員、若林純一です。私は第82号議案 平成25年度臼杵市一般会計補正予算案について反対の立場で討論いたします。 補正予算に、歳出の2款1項11目13節委託料に稲葉家下屋敷駐車場管理委託料として69万4,000円が計上されております。これは来年1月4日から稲葉家下屋敷前駐車場が有料化になることに伴い、機械式で管理を行うということに伴う予算であります。私は2点の理由により反対いたします。 まず1点は、機械式では全く来訪者に対するおもてなしができないということであります。稲葉家下屋敷駐車場は市街地の中心部に位置しており、臼杵市を訪れる方がまず車をとめる場所です。そこで、人を置いておもてなしの心を持ってご案内するということができれば、臼杵市に来た人に非常に好印象を与えることができます。この69万4,000円は、駅前駐車場と畳屋町と下屋敷前駐車場を3点セットで機械式にして管理をしてもらえば安く済むということで機械式ということになっています。しかし、私は稲葉家下屋敷前だけは人を置いて管理すべきというふうに思います。稲葉家下屋敷前駐車場に人を置くということになれば約44万円予算が多くかかります。しかし、44万円かかったとしても人を置いて臼杵に来られた方に対してご案内をする、あるいはおもてなしをするということができれば、その金額に比較にならないほどの大きな効果があると思うからです。 次に2点目ですが、これまで畳屋町も稲葉家下屋敷も過去において人で管理されておりました。そのときには約256万円ほど、それぞれの駐車場の管理委託料として市内の法人に支払われていました。今回全ての駐車場を機械化するということは、これまで市内の法人に支払われていた管理の委託料が全て市外に流れてしまうということになります。 そういう大きく2点のことから考えたときに、少なくとも稲葉家下屋敷は人を置いておもてなしの心を持って管理することが望ましいという立場から、今回の機械式での提案には反対いたします。 以上、議員各位のご賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(吉岡勲君) 以上で討論を終結いたします。 これより採決を行います。 第76号議案から第89号議案のうち、第82号議案を除く各議案について、委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(吉岡勲君) ご異議なしと認めます。 よって、第76号議案から第89号議案のうち、第82号議案を除く各議案については、委員長報告のとおり決しました。-------------- △議決結果 --------------          議案番号件名結果第76号議案臼杵市子ども・子育て会議条例の制定について原案可決第77号議案臼杵市営駐車場条例の一部改正について原案可決第78号議案臼杵市ひとり親家庭等医療費の助成に関する条例の一部改正について原案可決第79号議案新たに生じた土地の確認及び字の区域の変更について原案可決第80号議案臼杵市土地開発公社の解散について原案可決第81号議案平成24年度臼杵市水道事業会計歳入歳出決算の認定について原案認定第83号議案平成25年度臼杵市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)原案可決第84号議案平成25年度臼杵市特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)原案可決第85号議案平成25年度臼杵市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)原案可決第86号議案平成25年度臼杵市地域情報化推進事業特別会計補正予算(第1号)原案可決第87号議案平成25年度臼杵市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)原案可決第88号議案平成25年度臼杵市介護保険特別会計補正予算(第1号)原案可決第89号議案平成25年度臼杵市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)原案可決 ○議長(吉岡勲君) 次に、第82号議案 平成25年度臼杵市一般会計補正予算(第2号)については、委員長報告のとおり決することに賛成諸君の起立を求めます。       [起立せる者多数] ○議長(吉岡勲君) 着席願います。 起立多数であります。 よって、第82号議案については、委員長報告のとおり決しました。--------------
    △議決結果 --------------          議案番号件名結果第82号議案平成25年度臼杵市一般会計補正予算(第2号)原案可決   ----------------------------------- △日程第2 意見書案第4号及び第5号 一括上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(吉岡勲君) 日程第2、意見書案第4号及び意見書案第5号を一括議題といたします。 初めに、意見書案第4号について、提案者の説明を求めます。 久藤議員。       [7番 久藤朝則君登壇] ◆7番(久藤朝則君) 議席番号7番、久藤朝則です。 意見書案第4号 地方税財源の充実確保を求める意見書について、提案理由の説明をいたします。 地方財政は、社会保障関係費などの財政需要の増加や地方税収の低迷等により、厳しい状況が続いています。 こうした中、基礎自治体である市が、住民サービスやまちづくりを安定的に行うためには、地方税財源の充実確保が不可欠です。 よって、国においては、下記事項を実現されるよう強く求めます。 1.地方交付税の増額による一般財源総額の確保について。 (1)地方単独事業を含めた社会保障関係費の増など地方の財政需要を、地方財政計画に的確に反映することにより、一般財源総額を確保すること。 (2)特に地方の固有財源である地方交付税については、本来の役割である財源保障機能・財源調整機能が適切に発揮されるように増額すること。 (3)財源不足額については、臨時財政対策債の発行等によることなく、地方交付税の法定率の引き上げにより対応すること。 (4)依然として厳しい地域経済を活性化させる必要があることから、地方財政計画における歳出特別枠を維持すること。 (5)地方公務員給与の引き下げを前提として、平成25年度の地方交付税が削減されたが、地方の固有財源である地方交付税を国の政策誘導手段として用いることは、避けること。 2つ目、地方税源の充実確保等について。 (1)地方が担う事務と責任に見合う税財源配分を基本とし、当面、国と地方の税源配分を「5:5」とすること。 その際、地方消費税の充実など、税源の偏在性が小さく、税収が安定的な地方税体系を構築すること。 (2)個人住民税は、その充実確保を図るとともに、「地域社会の会費」という基本的な性格を踏まえ、政策的な税額控除を導入しないこと。 (3)固定資産税は、市町村の基幹税目であることから、その安定的確保を図ること。 特に、償却資産の根幹をなしている「機械及び装置」に対する課税等については、現行制度を堅持すること。 (4)法人住民税は、均等割の税率を引き上げること。 (5)自動車重量税及び自動車取得税は、代替財源を示さない限り、市町村への財源配分の仕組みを含め現行制度を堅持すること。 (6)ゴルフ場利用税は、ゴルフ場所在の市町村にとって貴重な税源となっていることから、現行制度を堅持すること。 (7)地球温暖化対策において地方自治体が果たしている役割を踏まえ、地球温暖化対策譲与税を新たに創設するなど、地方税財源を確保する仕組みを構築すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものですが、議員皆様方のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(吉岡勲君) 以上で意見書案第4号についての説明を終わります。 次に、意見書案第5号について、提案者の説明を求めます。 堀議員。       [5番 堀 孝則君登壇] ◆5番(堀孝則君) 議席番号5番、堀 孝則です。 意見書案第5号 森林吸収源対策及び地球温暖化対策に関する地方の財源確保を求める意見書(案)について、提案理由の説明をいたします。 地球温暖化防止のための温室効果ガスの削減は、我が国のみならず地球規模の重要かつ喫緊の課題となっており、森林の持つ地球温暖化の防止や国土の保全、水資源の涵養、自然環境の保持など「森林の公益的機能」に対する国民の関心と期待は大きくなっています。 また、わが国は、平成25年度以降においても、京都議定書目標達成計画に掲げられたもの(第1約束期間における温室効果ガス排出削減義務6%のうち、3.8%を森林吸収量で確保)と同等以上の取り組みを推進することとしています。 このような経緯も踏まえ、「地球温暖化対策のための石油石炭税の税率の特例措置」が平成24年10月に導入されましたが、使途は、CO2排出抑制対策に限定されており、森林吸収源対策及び地球温暖化対策に関する地方の財源確保については、「早急に統合的な検討を行う」との方針にとどまっております。 もとより、地球温暖化防止をより確実なものとするためには、森林の整備・保全等の森林吸収源対策や豊富な自然環境が生み出す再生可能エネルギーの活用などの取り組みを、山村地域の市町村が主体的・総合的に実施することが不可欠です。 しかしながら、これら市町村では、木材価格の暴落・低迷や林業従事者の高齢化、後継者不足など厳しい情勢にあり、その結果、山そのものが荒廃し、自然災害等の脅威に国民の生命財産が脅かされるといった事態が生じています。 これを再生することと共に、森林吸収源対策などの地球温暖化対策に取り組むための恒久的・安定的な財源確保を講ずることが急務です。 よって、国においては、下記の事項を実現されるよう強く求めます。 自然災害などの脅威から国民の生命財産を守るための森林・林業・山村対策の抜本的な強化をはかることに加え、二酸化炭素吸収源として最も重要な機能を有する森林の整備・保全等を推進する市町村の役割を踏まえ、「石油石炭税の税率の特例」による税収の一定割合を、森林面積に応じて譲与する仕組みの構築を強く求める。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書の提出をするものですが、議員皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(吉岡勲君) 以上で意見書案第5号についての説明を終わります。 これより質疑に入ります。       (なし) ○議長(吉岡勲君) 以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております意見書案第4号及び意見書案第5号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。 これにご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(吉岡勲君) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第4号及び意見書案第5号については、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。       (なし) ○議長(吉岡勲君) 以上で討論を終結いたします。 これより採決を行います。 意見書案第4号及び意見書案第5号については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(吉岡勲君) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第4号及び意見書案第5号については、原案のとおり可決されました。-------------- △議決結果 --------------          議案番号件名結果意見書案第4号地方税財源の充実確保を求める意見書(案)原案可決意見書案第5号森林吸収源対策及び地球温暖化対策に関する地方の財源確保を求める意見書(案)原案可決 ○議長(吉岡勲君) なお、各意見書案の取り扱いについては、議長に一任願います。   ----------------------------------- △日程第3 第90号議案から第101号議案 一括上程、説明、質疑 ○議長(吉岡勲君) 日程第3、第90号議案から第101号議案を一括議題といたします。 提案者の説明を求めます。 中野市長。       [市長 中野五郎君登壇] ◎市長(中野五郎君) おはようございます。ただいま上程されました第90号議案から第101号議案までにつきましてご説明申し上げます。 まず、第90号議案 平成24年度臼杵市一般会計歳入歳出決算の認定につきましてご説明申し上げます。 平成24年度決算につきましては、歳入総額198億2,424万6,650円、歳出総額194億5,052万5,593円で、歳入歳出差し引き額3億7,372万1,057円のうち翌年度へ繰り越すべき財源である4,162万9,000円を控除いたしました実質収支額は3億3,209万2,057円の黒字決算となっております。 平成24年度の全体的な特徴といたしましては、「希望・安心・活力の笑顔のゆきかうふるさとづくり」の総括として、真に安定的、持続的な行財政運営を目指すとともに、市民サービスの一層の向上を図るべく各施策に取り組んだところであります。 地方財政状況調査、いわゆる決算統計の分析では、医療や福祉といった社会保障関係経費が増加する一方で、安心・安全のための事業を中心とした各種投資的事業にも積極的に取り組んだところであります。 歳入の主な項目につきましては、まず市税全体で前年度比マイナス4.9%で、市税の総額では40億7,064万6,000円となり、個人市民税で前年度比プラス3.5%、4,655万7,000円の増となりましたが、法人市民税で造船業などの不振によりマイナス29.8%、1億4,897万1,000円と大きく減少いたしました。 また、地方交付税では、人口の減少による各費目の減少、地方が自主的、主体的に行う活性化施策を目的とした地方再生対策費などが減少したものの、地域経済の活性化や雇用機会の創出を図るために新たに地域経済・雇用対策費が新設されたことや、公共事業に充てられた地方債の元利償還金に対して算入される公債費が増加したことで、普通交付税は微増となりました。 また、元利償還金の全額が交付税で措置される臨時財政対策債が増加したことにより、財政運営において自由に使える経常一般財源は増加いたしました。 歳出では、職員数や退職手当の削減により人件費を抑制することができたものの、扶助費や繰上償還に伴う公債費が増加したため、義務的経費においては前年度比プラス2.6%、2億6,303万5,000円の増となりました。 また、普通建設事業では、前年度比マイナス11.8%、4億1,122万8,000円の減少となっております。これは、社会資本整備総合交付金事業の道路整備事業費の減少、リサイクル推進施設が完成したことに伴う整備事業費の減少、また野津中学校の改築工事が昨年度で完成したことなどが主な原因となっております。 一方、防災対策としては、防災拠点施設整備や、臼杵公園の避難路3カ所の整備、川登小、豊洋中学校の耐震化事業を実施したほか、市民の皆様から非常に要望の多い身近な生活道路、下水路などの整備事業について昨年度に引き続き積極的に取り組んでまいりました。 その他の経費では、公共下水道特別会計や国民健康保険特別会計、後期高齢者医療特別会計といった各特別会計への繰出金が前年度比プラス3.6%、8,230万3,000円の増加、また減債基金につきましては公債費の繰上償還の財源として2億5,000万円を取り崩しましたが、施設の老朽化に対する準備として市有施設整備基金に2億4,000万円を積み立てました。 次に、財政指標の分析について説明申し上げます。 まず経常収支比率ですが、歳出において一般財源を充当する人件費や公債費、補助費が減少したものの、扶助費や特別会計に対する繰出金は増加いたしました。 また、歳入においては、先ほど申し上げたとおり臨時財政対策債の増加による経常一般財源が増加したことで、前年度対比0.2ポイント改善し、93.2%となりました。また、実質公債費比率は13.4%、将来負担比率は38.9%で、ともに改善いたしました。引き続き、財政の健全性と安定的な財政運営を目指した公債費対策に取り組んでいきたいと考えております。 次に、第91号議案 平成24年度臼杵石仏特別会計歳入歳出決算の認定についてご説明申し上げます。 歳入総額は6,023万8,900円、歳出総額は5,125万7,026円となり、歳入歳出差し引き額は898万1,874円となりました。 なお、歳入のうち観覧料収入につきましては5,191万6,875円で、前年度と比べると204万1,720円の減となりました。これは、長引く景気低迷と昨年7月に発生した九州北部豪雨災害などが影響しているものと考えております。 次に、第92号議案 平成24年度臼杵市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定につきましてご説明申し上げます。 事業内容といたしましては、汚水事業に係る面的な整備として神崎地区、下田地区、西福良地区などの整備のほか、臼杵終末処理場の全体能力を見直す事業に対する実施設計を行いました。これにより、平成24年度末の供用開始区域は前年度よりおよそ7ヘクタール増え、公共下水道の処理区域は454ヘクタールに拡充しております。また、雨水事業として浜地区雨水排水ポンプ整備に向けた設計業務を行いました。 その結果、歳入総額は11億8,717万2,468円、歳出総額は11億6,055万1,595円となり、歳入歳出差し引き額2,662万873円のうち、翌年度に繰り越すべき財源である1,678万5,000円を控除いたしました実質収支額は983万5,873円となっております。 次に、第93号議案 平成24年度臼杵市特定環境保全公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてご説明を申し上げます。 事業内容といたしましては、昨年度に引き続き本村地区における面整備を実施いたしました。これにより、平成24年度末の供用開始区域は前年度よりおよそ3ヘクタール増え、公共下水道の処理区域は118ヘクタールに拡充しております。 その結果、歳入総額は1億9,566万2,096円、歳出総額は1億8,424万1,088円となり、歳入歳出差し引き額1,142万1,008円のうち、翌年度に繰り越すべき財源である527万6,000円を控除いたしました実質収支額は614万5,008円となっております。 次の第94号議案 平成24年度臼杵市漁業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定につきましては説明を省略させていただきます。 次に、第95号議案 平成24年度臼杵市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定につきましてご説明を申し上げます。 歳入総額は1億1,981万8,610円、歳出総額は1億1,670万5,298円となり、歳入歳出差し引き額の311万3,312円が翌年度への繰越金となりました。 事業内容といたしましては、王子地区及び深田地区の農業集落排水施設の維持管理並びに深田地区枡引き工事などを実施いたしました。 平成24年度末の水洗化率は、王子地区90.8%、深田地区32.9%となっており、今後ともさらなる水洗化の促進に努めてまいりたいと考えております。 次に、第96号議案 平成24年度臼杵市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定につきましてご説明を申し上げます。 事業内容といたしましては、東神野簡易水道と中臼杵簡易水道の維持管理及び昨年度に引き続き平成25年度末の供用開始に向けた上北簡易水道整備事業として上通、下通、松原地区の浄水施設及び配水施設整備を行いました。 その結果、歳入総額は1億3,462万432円、歳出総額は1億3,088万8,185円となり、歳入歳出差し引き額373万2,247円のうち、翌年度に繰り越すべき財源である201万9,000円を控除いたしました実質収支額は171万3,247円となっております。 次に、第97号議案 平成24年度臼杵市地域情報化推進事業特別会計歳入歳出決算の認定につきましてご説明申し上げます。 事業内容といたしましては、第2コミュニティチャンネルを放送するための整備を行い、平成24年6月1日から12チャンネルにおいて文字放送、第2うすき市民チャンネル、お天気チャンネルの放送を開始いたしました。ケーブルテレビの加入数はおよそ1万1,800世帯、加入率はおよそ76%となっており、加入状況はほぼ横ばいの状況となっています。 その結果、歳入総額は4億4,081万476円、歳出総額は3億9,940万6,985円で、歳入歳出差し引き額の4,140万3,491円のうち、翌年度へ繰り越すべき財源である993万5,000円を控除いたしました実質収支額は3,146万8,491円となっております。 次の第98号議案 平成24年度臼杵市浄化槽整備推進事業特別会計歳入歳出決算の認定につきましては説明を省略させていただきます。 次に、第99号議案 平成24年度臼杵市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定につきましてご説明を申し上げます。 歳入総額は60億4,752万2,368円、歳出総額は59億6,771万4,731円となり、歳入歳出差し引き額の7,980万7,637円が翌年度への繰越金となりました。 歳入においては、長引く景気低迷による個人所得の減少などにより、保険税の収納額は前年度比でマイナス1.92%、2,002万2,014円の減少となりましたが、収納率は1.92ポイント改善いたしました。 歳出では、医療費が前年度比で一般被保険者ではプラス1.10%、退職被保険者ではマイナス6.23%で、医療費全体では1,597万1,255円の微増となっております。また、介護納付金、後期高齢者支援金などの増加により、歳出合計ではプラス3.0%、1億7,384万3,298円の増加となりました。 財源といたしましては、一般会計からの事務費繰り入れや、特別調整交付金特別事情分の交付金、退職者医療療養給付費交付金の過年度分清算により確保できたものの、国保運営を取り巻く状況は極めて厳しく、今後も厳しい財政運営が続くものと思われます。 このような状況を踏まえ、医療費分析の結果による保健対策事業を強化するとともに、保険税収納率向上対策を重点課題とし財源確保に努め、健全運営を目指してまいりたいと考えております。 次に、第100号議案 平成24年度臼杵市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定につきましてご説明を申し上げます。 歳入総額は38億8,465万6,418円、歳出総額は37億4,080万2,280円となり、歳入歳出差し引き額の1億4,385万4,138円が翌年度への繰越金となりました。 まず、歳入では、介護保険料が7億2,915万2,040円で、前年度に比べ16.7%増加いたしました。現年度分の介護保険料徴収率は98.7%となっております。 一方、歳出では、保険給付費が35億8,616万9,190円となっており、前年度に比べ微増となっております。 主な内容は、居宅介護サービス給付費として19億8,535万8,832円、地域密着型サービス給付費として2億803万9,977円、施設介護サービス給付費として11億9,094万8,685円などであります。 次に、第101号議案 平成24年度臼杵市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定につきましてご説明申し上げます。 歳入総額は5億5,034万2,253円、歳出総額は5億4,976万980円となり、歳入歳出差し引き額の58万1,273円が翌年度への繰越金となりました。 前年度と比較いたしますと歳入歳出ともに微増となっており、そのうち歳入においては保険料が前年度比プラス6.76%、2,506万830円の増加となっています。歳出においては、後期高齢者医療広域連合納付金が前年度比プラス6.41%、3,298万2,134円増加しております。これは、高齢化に伴い後期高齢者医療制度へ移行する方が増加したことによるものと考えております。 以上をもちまして、提案いたしました諸議案の説明を終わりますが、何とぞ慎重なご審議の上、ご賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(吉岡勲君) 以上で提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。       (なし) ○議長(吉岡勲君) 以上で質疑を終結いたします。   ----------------------------------- △日程第4 委員会付託 ○議長(吉岡勲君) 日程第4、これより委員会付託を行います。 ただいま議題となっております第90号議案から第101号議案については、決算委員会に付託いたします。 ここでしばらく休憩いたします。          午前10時57分 休憩   -----------------------------------          午前11時04分 再開 ○議長(吉岡勲君) 再開いたします。   ----------------------------------- △日程第5 決算委員長報告 質疑、討論、採決 ○議長(吉岡勲君) 日程第5、第90号議案から第101号議案までの決算認定12議案について、決算委員長の報告を求めます。 決算委員長。       [決算委員長 足立善己君登壇] ◆決算委員長(足立善己君) 決算委員長の足立善己です。決算委員会の審査報告を申し上げます。 先ほど本会議におきまして当委員会に付託をされました第90号議案から第101号議案の決算認定12議案について、休憩中に委員会を開催し、審査いたしました。その結果、審査に相当の日時を要するため、いずれも閉会中の継続審査にすべきものとして決しました。議長に閉会中の継続審査の申し出を提出いたしましたので報告をいたします。 以上で報告を終わります。 ○議長(吉岡勲君) 以上で決算委員長の報告は終わりました。 ただいま報告のとおり、決算委員長から議長に閉会中継続審査の申出書が提出されております。                         平成25年9月25日  臼杵市議会議長  吉岡 勲様                        決算委員会委員長  足立善己           閉会中継続審査の申出書  本委員会は、審査中の事件について、下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定しましたので、会議規則第111条の規定により申し出ます。                記  1.事件 平成24年度決算認定12議案の審査について    (第90号議案から第101号議案)  2.理由 継続して審査する必要があるため ○議長(吉岡勲君) お諮りいたします。 決算委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(吉岡勲君) ご異議なしと認めます。 よって、決算委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。   ----------------------------------- △日程第6 継続審査事件について臼杵市水資源調査特別委員長報告 ○議長(吉岡勲君) 日程第6、継続審査となっております臼杵市水資源調査特別委員会の報告を求めます。 臼杵市水資源調査特別委員長。       [臼杵市水資源調査特別委員長 大嶋 薫君登壇] ◆臼杵市水資源調査特別委員長(大嶋薫君) おはようございます。臼杵市水資源調査特別委員長の大嶋 薫です。 水資源調査特別委員会の調査経過についてご報告申し上げます。 7月23日から24日の2日間で、宮崎県日向市へ水源涵養の森づくりについて行政視察に行ってまいりました。委員会として水源確保のための水源涵養の森づくりは切り離せないものと考えており、日向市の行政と地域との連携の手法並びに先進的に事業実施している造成地の現地調査を行いました。日向市では、過去に山が荒廃し下流域で渇水時の著しい水不足が深刻な問題となっていましたが、市民の要請と協力により治山治水を目的とした事業実施を行った結果、今では植栽木の成長に伴い水不足も解消しているとのことです。日向市の事例は臼杵市としても習うべきところであり、今後の事業の継続性なども含め、さらなる国、県の機関並びに地元森林組合、林業課との密なる連携のあり方の重要性について考えさせられたところであります。 8月27日に第9回の委員会を開催し、水源かん養の森づくりモデル整備事業進捗状況についてと昨年9月に水道事業に関する所管事務調査を行って、以後の状況説明を受けました。9月3日に第10回、9月11日に第11回の委員会を開催し、協議した結果、以下の3点について協議研究を深め、政策提言に向けた検討を行っていくとの結論となりました。 1点目は、近年前例のない異常気象による渇水及び集中豪雨、俗に言うゲリラ豪雨などによる山の土砂災害とそれに伴う流木による被害の拡大など、水源涵養林整備による治山治水の取り組みは、水源確保や防災面も含め、今後は必要不可欠であると再認識しました。今後その対策についてさらに協議を進めたいと思います。 2点目は、野津地域の上水道は臼杵地域と異なり、河川の表流水を水源としていることから、今後の渇水対策として、予測できない水位の低下による水不足が考えられ、対策として地下水を活用した対応ができないか協議、検討を行いたいと思います。 3点目は、以上2点の現状を憂慮し、安心・安全な水は臼杵市の子供たちに永久的に引き継ぐべきものであり、対策は単年で完了できるものではなく事業の継続性が必要であり、それに伴う原資の確保も考慮していかなければならないと考えています。現在主なものとして、水源の森基金を活用し水源涵養林整備等を行っています。この基金は、水道事業の純利益1,000万円以上が確実な場合、積み立てるものですが、給水人口の減少に伴う料金収入の減少は歯どめがきかない状態であります。現在の方法では今後水源の森基金積み立ては困難であると考え、水源確保に対する資金調達の方法についても重要課題であるとまとまり、今後協議、検討を深めたいと考えております。 以上で本特別委員会の調査結果及び経過報告を終わります。 ○議長(吉岡勲君) 以上で臼杵市水資源調査特別委員会の報告を終わります。   ----------------------------------- △日程第7 議員派遣について ○議長(吉岡勲君) 日程第7、議員派遣の件についてを議題といたします。 お手元に配付しております一覧表のとおり、議員派遣の申し出があります。          議員派遣の件(平成25年9月定例会)●議員派遣(団体名等)  副議長 藤原 一弘●目的  平成25年度大分県市議会議長会副議長研修会●場所  佐伯市●期間  平成25年10月10日の1日間●議員派遣(団体名等) 臼杵市議会議員  奥田議員 大戸議員 若林議員 長田議員 堀 議員 山下議員 内藤議員  足立議員 土谷議員 大塚議員 匹田議員 大嶋議員 林 議員 武生議員  藤原議員 三浦議員 加茂議員 平川議員 牧 議員 西水議員 吉岡議員                               以上21名●目的  平成25年度大分県市議会議長会議員研修会●場所  大分市●期間  平成25年10月28日の1日間 ○議長(吉岡勲君) お諮りいたします。 大分県市議会議長会の副議長研修会及び大分県市議会議長会の議員研修会については、議員派遣の申し出のとおり決定することにご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(吉岡勲君) ご異議なしと認めます。 よって、大分県市議会議長会の副議長研修会及び大分県市議会議長会の議員研修会については、申し出のとおり議員派遣することに決定いたしました。 なお、やむを得ない事情による変更または中止については、その決定を議長に一任願います。   ----------------------------------- △日程第8 閉会中、各委員会からの継続審査(調査)について ○議長(吉岡勲君) 日程第8、閉会中、各委員会からの継続審査並びに調査についてを議題といたします。 総務委員会、建設産業委員会及び教育民生委員会から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付しております申出書のとおり、閉会中継続審査並びに調査したいとの申し出がありました。                         平成25年9月13日  臼杵市議会議長  吉岡 勲殿                         総務委員長    久藤朝則                         建設産業委員長  大戸祐介                         教育民生委員長  山下幸延        閉会中継続審査(調査)の申し出について  下記常任委員会は、その所管事務のうち、次の調査項目について、閉会中もなお継続審査(調査)を要するものと決定しましたので、会議規則第111条の規定により申し出ます。              記 [総務委員会]  1.継続審査(調査)事件 ①市民活動応援補助金について                  ②乗合型デマンドタクシーについて  2.場所  神奈川県小田原市・茨城県桜川市  3.期間  平成25年11月6日から11月8日までの3日間 [建設産業委員会]  1.継続審査(調査)事件  ①「信州千曲ブランド」による地域の産業振興について                   ②鳥獣害対策の取り組みについて                   ③6次産業化への取り組みについて  2.場所  長野県千曲市・長野県大町市・長野県松本市  3.期間  平成25年10月16日から10月18日までの3日間 [教育民生委員会]  1.継続審査(調査)事件  ①地域安心ふれあい事業及び介護予防事業について                   ②子育て支援について  2.場所  埼玉県行田市・山形県東根市  3.期間  平成25年10月29日から10月31日までの3日間 ○議長(吉岡勲君) お諮りいたします。 ただいま総務委員会、建設産業委員会及び教育民生委員会から申し出のとおり、閉会中継続審査並びに調査することにご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(吉岡勲君) ご異議なしと認めます。 よって、総務委員会、建設産業委員会教育民生委員会から申し出のとおり、閉会中継続審査並びに調査することに決定いたしました。 お諮りいたします。 今期定例会で議決されました事件につきまして、その条項、字句、数字その他の整理を要するものにつきましては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。 これにご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(吉岡勲君) ご異議なしと認めます。 よって、議決されました事件についての条項、字句、数字その他の整理につきましては、議長に委任することに決定いたしました。 以上で、今期定例会の日程は全て終了しました。 これをもちまして、平成25年臼杵市議会9月定例会を閉会いたします。          午前11時14分 閉会   -----------------------------------    平成25年9月25日 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。              臼杵市議会議長    吉岡 勲                〃  副議長   藤原一弘              会議録署名議員    土谷桂山                 〃       大塚州章...