大分市議会 2020-09-15
令和 2年第3回定例会(第5号 9月15日)
令和 2年第3回定例会(第5号 9月15日)
第3回
大分市議会定例会会議録 (第5号)
───―────―────────────
令和2年9月15日
午前10時0分開議
───―────―────────────
出席議員
1番 穴 見 憲 昭
2番 小 野 仁 志
3番 松 木 大 輔
4番 倉 掛 賢 裕
5番 田 島 寛 信
6番 二 宮 博
7番 藤 田 敬 治
8番 安 部 剛 祐
9番 永 松 弘 基
10番 板 倉 永 紀
11番 足 立 義 弘
12番 仲 道 俊 寿
13番 長 田 教 雄
14番 秦 野 恭 義
15番 阿 部 剛四郎
16番 松 本 充 浩
17番 堀 嘉 徳
18番 井手口 良 一
19番 福 間 健 治
20番 岩 崎 貴 博
21番 斉 藤 由美子
22番 馬見塚 剛
23番 甲 斐 高 之
24番 帆 秋 誠 悟
25番 松 下 清 高
26番 宮 邉 和 弘
27番 髙 野 博 幸
28番 安 東 房 吉
29番 日小田 良 二
30番 スカルリーパー・エイジ
31番 三 浦 由 紀
32番 高 松 大 樹
33番 野 尻 哲 雄
34番 衛 藤 延 洋
35番 大 石 祥 一
36番 仲 家 孝 治
37番 荻 本 正 直
38番 高 橋 弘 巳
39番 橋 本 敬 広
40番 川 邉 浩 子
42番 泥 谷 郁
41番 国 宗 浩
43番 佐 藤 和 彦
44番 今 山 裕 之
─────────────────────
欠席議員
な し
───―────―────────────
出席した
事務局職員
局長 奈 良 英 治
総務課長 佐 藤 祐 一
議事課長 吉 野 宏
議事課政策監 水 田 美 幸
議事課政策調査室長 斉 藤 淳 一
議事課主査 椎 原 進 介
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説明のため出席した者の職氏名
市長 佐 藤 樹一郎
副市長 久 渡 晃
副市長 木 原 正 智
教育長 三 浦 享 二
上下水道事業管理者 三重野 小二郎
消防局長 針 宮 誠 司
総務部長 佐 藤 耕 三
企画部長 伊 藤 英 樹
企画部審議監 広 瀬 正 具
財務部長 西 田 充 男
市民部長 末 松 広 之
福祉保健部長 斉 藤 修 造
子どもすこやか部長 藤 田 恵 子
環境部長 大 石 晃
商工労働観光部長 永 松 薫
農林水産部長 加 藤 典 臣
土木建築部長 清 水 剛
都市計画部長 姫 野 正 浩
監査事務局長 佐藤 等
教育部長 佐 藤 雅 昭
教育部教育監 高 橋 芳 江
上下水道部長 板 井 隆
市長室長 井 原 正 文
財務部次長兼財政課長 吉 良 昌 昭
───―────―────────────
議 事 日 程 第5号
令和2年9月15日午前10時開議
第1 委員長の報告 質疑、討論、採決
第2 議第114号上程、審議(
提案理由説明、
委員会付託省略)
第3
意見書案第3号上程、審議(
提案理由説明及び
委員会付託省略)
───―────―────────────
本日の会議に付した事件
日程第1 委員長の報告 質疑、討論、採決
日程第2 議第114号上程、審議(
提案理由説明、
委員会付託省略)
日程第3
意見書案第3号上程、審議(
提案理由説明及び
委員会付託省略)
◇─────────────────◇
○議長(
野尻哲雄) これより会議を開きます。
午前10時0分開議
○議長(
野尻哲雄) 本日の議事は、お手元に配付の議事日程第5号により行います。
◇─────────────────◇
◎日程第1 委員長の報告 質疑、討論、採決
○議長(
野尻哲雄) 日程第1、去る10日の本会議において、各
常任委員会及び
地域活性化対策特別委員会に付託いたしました議第100号から議第110号までの議案11件、請願2件、陳情4件並びに令和2年第2回定例会から
継続審査となっております請願2件、陳情6件を一括議題とし、各委員長の報告を求めます。
最初に、
総務常任委員長。4番、倉掛議員。
○4番(
総務常任委員長 倉掛賢裕)(登壇) おはようございます。
総務常任委員長報告を行います。
さきの本会議において当委員会に付託されました
予算議案1件、
一般議案3件、陳情2件及び
継続審査となっておりました請願1件、陳情4件につきまして、審査いたしました経過並びに結果の御報告を申し上げます。
最初に、
予算議案の議第100号、令和2年度大分市
一般会計補正予算第5号、第1条
歳入歳出予算の補正のうち、歳入についてであります。
これは、国・県支出金、繰越金及び市債等の補正であり、
補正総額は61億7,800万円となっており、異議なく原案を承認することに決定いたしました。
次に、歳出のうち第2
款総務費、第9
款消防費、第10
款教育費のうち
市民協働推進課関係、第11
款災害復旧費のうち
文教施設災害復旧費についてであります。
このうち、主なものといたしまして、第2
款総務費につきましては、市内全域における超
高速ブロードバンド環境の整備に係る経費のほか、市が所有する施設において、
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、
利用料金収入等が減少した
指定管理者に対する委託料の
追加計上、第11
款災害復旧費のうち
文教施設災害復旧費につきましては、令和2年7月豪雨により被災した
大分西部公民館の復旧費の計上であり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。
次に、第2条、
繰越明許費、第2表中、第2
款総務費につきましては、異議なく原案を承認することに決定いたしました。
次に、第3条
債務負担行為の補正、第3表中、
葬斎場改修等事業につきましては、葬斎場の非
常用発電設備更新工事費の計上であり、異議なく原案を承認することに決定いたしました。
次に、第4条、地方債の補正につきましては、異議なく原案を承認することに決定いたしました。
1つは、先ほど委員長のほうから、反対、賛成の国の動きだとか、現実離れしているとかそういう意見をお聴きしましたが、そのほかで反対、賛成意見で主立ったものはどういうものだったのか、改めてお聞かせをいただきたいというのが1点であります。
それからこの審議の中で、慎重審議をするために、
継続審議を求めるような御意見はなかったのかというのが2つ目です。
それから3つ目には、先ほど委員長の報告の中で、執行部から
学級編制等の
補足説明を受けたという報告がありましたが、そのほかの執行部からの
補足説明は、どのような内容のものであったのか。
以上、3点についてお尋ねをしたいと思います。
○議長(
野尻哲雄)
文教常任委員長。
○28番(
文教常任委員長 安東房吉)(登壇)
福間議員からの質疑にお答えいたします。
令和2年請願第3号につきましては、委員会において慎重に審査を行った結果、不採択とすることになりました。その内容につきましては、先ほどの
委員長報告のとおりでございますので、御理解よろしくお願いしたいと思います。
以上でございます。
○議長(
野尻哲雄)
福間議員。
○19番(
福間健治)(登壇) 初回の質問は3点お伺いをしたんですが、委員長の先ほどの御答弁では、1点目のことしか受け止められませんでしたので、2番の慎重審議するために、
継続審議の意見はあったのか、なかったのかだけを改めてお聞きします。
それと執行部からの
補足説明。先ほど言ったように、学級編制問題での説明がされたというふうな説明だったんで、それだけではなかっただろうと思うんですね。そのほかはどういう説明がされたのかということを聞いたんで、ぜひ改めて、お尋ねをしたいと思います。
この回答がなかったので、次に進みたいんですけど進めませんのでね。ちょっと改めて、この点だけお尋ねをしたいというふうに思います。
○議長(
野尻哲雄)
文教常任委員長。
○28番(
文教常任委員長 安東房吉)(登壇)
福間議員の再質問にお答えいたします。
継続を求める意見は一部ありましたが、採決を求める意見のほうが多数決で多くて、不採択のほうに決定をしたということであります。
執行部の説明については、主に今の基準、それから、学級数が20人にしたときにどのぐらい増えなければならないのか、倍近くの教室が必要だというようなことの説明が、そのほかとしてはあったと思います。
以上です。
○議長(
野尻哲雄)
福間議員。
○19番(
福間健治)(登壇) 御答弁ありがとうございました。3回までなんで、指摘をして質問を終わりたいというふうに思うんです。
私は、委員会での審議を通じて、現実からかけ離れているみたいな御意見もあったというふうに先ほどお伺いしたんですけど、
新型コロナウイルス感染症の拡大と、こうした新しい3密を避ける様式の中で、やはりこの少
人数学級というのは、必要不可欠な大きな課題だというふうに認識をしております。そういう点から、じっくりと審議をしてほしかったなと。
継続審査にしてじっくり審議をしてほしかったと。審議を尽くすべきだということを指摘して、質疑を終わりたいと思います。
○議長(
野尻哲雄) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
野尻哲雄) 以上で質疑を終結します。
これより討論に入ります。討論はありませんか。21番、斉藤議員。
○21番(斉藤由美子)(登壇) 21番、
日本共産党の斉藤由美子です。私は、
日本共産党議員団を代表して、各常任
委員長報告に対する反対討論を行います。
まず、議第100号、令和2年度大分市
一般会計補正予算第5号についてです。
令和2年度9月の一般会計補正額が61億7,800万円です。そのうちの
新型コロナウイルス感染症関連、令和2年7月の豪雨災害関連などの予算措置については賛同いたします。しかしながら、市民の願いに反する予算執行には同意できません。
まず、マイナンバー制度に係る予算措置についてです。
2
款総務費1項総務管理費4目企画費として、マイナポイントの利用促進に係る経費の
追加計上に1,126万3,000円、また、3
款民生費4項児童福祉費7目
児童手当費に
児童手当の給付に係る
システム改修委託料1,100万円が計上されております。これは消費税増税に伴う反動減対策を理由に、マイナポイントを付与するとして、マイナンバーカードの取得に誘導し、カード利用を拡大させようとするものです。また、
児童手当の給付に個人の年金データをひもづけするためのシステム改修を行うものであり、およそ3万6,000人が対象になると聞いています。
消費税増税、税金を使ったマイナンバーカードへの誘導、個人データのひもづけなど、マイナンバーカードを国民に押しつけるものであり、制度に反対する基本的立場から賛同できません。
また、議第102号、大分市
印鑑条例等の一部改正等について、議第104号、大分市
手数料条例の一部改正についても反対いたします。
これらは、これまで市民が利用していた印鑑登録カードなどによる証明書の
自動交付機を廃止し、マイナンバーカードの利用へと移行させるものです。
昨年度の
自動交付機での交付状況を見ると、合計1万4,203枚のうち、マイナンバーカードでの交付565枚に対し、今後
自動交付機での交付ができなくなる印鑑登録証などのカードによる交付は1万3,636枚です。明らかに利用者が多いカードの利用廃止は、マイナンバーカードへの誘導にほかならず、サービス低下の観点からも賛同できません。
次に、
企業立地促進助成金等に係る予算措置についてです。
7
款商工費1項商工費2目商工業振興費として、11億5,890万円が計上されております。そのうち
企業立地促進助成金9億167万8,000円、情報通信関連産業支援助成金2,422万2,000円、本社機能移転促進助成金5,300万円の措置についてです。
企業立地促進助成金の対象企業に、大企業であるフジボウ愛媛株式会社、また、情報通信関連産業支援助成金、本社機能移転促進助成金の対象企業に、株式会社オートバックスセブンが含まれております。200億円以上もの資本金を有する大企業への助成金は、新型コロナ感染症対策の財源として、地元の中小業者への助成や支援に組み替えるべきと考えます。
また同様に、1年の上限額を超えるとして、複数年に分けて助成するための
債務負担行為についても賛同できません。
以上の理由から、議第100号、令和2年度大分市
一般会計補正予算第5号について反対いたします。
なお、10
款教育費1項教育総務費4目教育センター費に31億800万円措置されている
GIGAスクール構想については、教員の負担増にならないよう人的支援を十分に行い、使用の強制はしないこと。ネットの危険性や健康被害のリスクには常に注意を払い、問題が生じないよう継続した対策を行うこと。ICT支援員の抜本的増員と必要な維持経費については、来年度以降も国の責任で行うよう財政措置を求めること。以上、3点を要望しておきます。
次に、議第106号、
大分市立幼稚園条例の一部改正についてです。
これは、大分市が定める休園・廃園基準を基に、市内の公立幼稚園である東大分、南大分、賀来、敷戸の4園を廃園するための条例改正です。
大分市においては、依然待機児童が解消されていないにもかかわらず、保育の受皿となり得る幼稚園を廃園にし、統廃合していく行政改革を進めています。
これまで我が党は、3歳以上児無償化に対応するための多年生保育への移行や、一時預かりの拡充、公立保育所や小規模保育施設への転用などで、待機児童解消に努めるよう求めてまいりました。入園児を増やすための対策を行うことなく、園児数の減少を理由に廃園することは、保護者の願いにも反します。
また、公立幼稚園は、行政と連携した対応がしやすく、特別な支援が必要な子供や、家庭状況に配慮が必要な子供の重要な受皿にもなっています。今回閉園する4園の定員数を合わせると、390人分の保育が可能な施設を閉じることになります。市町村の保育の実施義務を果たすためにも、これら施設での保育を維持し、行革による公的保育の縮小はやめるべきです。
以上の理由から、議第106号、
大分市立幼稚園条例の一部改正について反対いたします。
次に、請願・陳情についてです。
請願第3号、国の責任による「20人学級」を展望した少
人数学級の前進を求める
意見書提出方について、
委員長報告は不採択です。
新型コロナウイルス感染症の拡大により、学校現場には新たな課題が突きつけられました。消毒作業を行い、3密を避け、一人一人に行き届いたきめ細やかな教育を保障するためには、少
人数学級の早期実現は不可欠です。現在少
人数学級は、自治体独自の取組で前進しており、自治体ごとの格差が生じている実態があります。教育の機会均等を保障するためにも、自治体に負担を押しつけることなく、国の財政措置を伴った少
人数学級の早期実現は急務です。
この間、文科省は、全国のPTAや小、中、高、特別支援学校の校長会、全国知事会、市長会、町長会など、15団体との意見交換を行っていますが、参加者からも少
人数学級の検討を求める声が上がっています。国会においては、総理大臣、文科大臣ともに、検討していくとの前向きな答弁が出ております。
もはや少
人数学級は、コロナ禍における新たな教育の検討課題として、政府関係者、学校関係者、多くの保護者などに共通する国民的な認識になっていると言っても過言ではありません。先ほどの
委員長報告では、そういった説明はされておらず、審議もされていないというふうに受け止めました。
これまで以上に少
人数学級の早期実現が迫られる中、その必要性を認めるならば、地方議会からもしっかりとその意向を国に示すことが重要であり、採択すべきものと考えます。
以上の理由から、請願の不採択に反対いたします。
以上で討論を終わります。
○議長(
野尻哲雄) 以上で討論を終結し、これより採決いたします。
最初に、反対討論のありましたうち、令和2年請願第3号、国の責任による「20人学級」を展望した少
人数学級の前進を求める
意見書提出方について、起立により採決いたします。
本案に対する
委員長報告は不採択であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
野尻哲雄) 起立多数であります。着席してください。
よって、本案は
委員長報告のとおり決定いたしました。
次に、同じく反対討論のありました議第100号、議第102号、議第104号、議第106号について、起立により採決いたします。
以上の案件は、
委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
野尻哲雄) 起立多数であります。着席してください。
よって、本案は
委員長報告のとおり決定いたしました。
次に、ただいま決定を見ました案件を除く、議第101号、議第103号、議第105号、議第107号から議第110号並びに請願3件、陳情10件については、それぞれ
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
野尻哲雄) 御異議なしと認めます。
よって、以上の案件は、それぞれ
委員長報告のとおり決定いたしました。
─────────────────
議決結果
議案
番号 件名 結果
議第100号 令和2年度大分市
一般会計補正予算(第5号) 原案可決
議第101号 大分市こころをつなぐ
手話言語条例の制定について 原案可決
議第102号 大分市
印鑑条例等の一部改正等について 原案可決
議第103号 大分市職員の
特殊勤務手当支給条例の一部改正について 原案可決
議第104号 大分市
手数料条例の一部改正について 原案可決
議第105号
大分市立エスペランサ・コレジオ条例の一部改正について 原案可決
議第106号
大分市立幼稚園条例の一部改正について 原案可決
議第107号 大分市
ふるさと水と
土保全基金条例の廃止について 原案可決
議第108号 大分市
過疎地域自立促進計画の一部変更について 原案可決
議第109号
公有水面埋立てについて 原案可決
議第110号 市道路線の認定及び廃止について 原案可決
請 願
番号 件名 結果
令和2年第3号 国の責任による「20人学級」を展望した少
人数学級の前進
を求める
意見書提出方について 不採択
令和2年第4号
認可外保育施設に通う第2子以降の
保育料助成を求める請
願 閉会中審議
陳 情
番号 件名 結果
令和2年第5号 荷揚町
小学校跡地に建設する
庁舎等複合公共施設
に関する陳情 閉会中審議
令和2年第6号
市営荷揚中央駐車場の再整備に関する陳情 閉会中審議
令和2年第7号
中央通りの整備に関する陳情 閉会中審議
令和2年第8号 市道「顕徳古国府線」の約700m区間の道路拡張及
び歩道設置に関する陳情 閉会中審議
閉会中審査案件の結果
請 願
番号 件名 結果
平成30年第4号
公的年金制度の改善についての
意見書提出方について
閉会中審議
令和2年第2号
加齢性難聴者の
補聴器購入に対する
公的補助制度創設を求
める
意見書提出方について 閉会中審議
陳 情
番号 件名 結果
平成29年第15号
複合型防災訓練センター(仮)建設に関する陳情
閉会中審議
平成29年第17号 大分市への
科学館設置に関する陳情 閉会中審議
令和元年第8号 明野支所の建設に関する陳情 閉会中審議
令和2年第2号
中央通りの整備に関する陳情 撤回
令和2年第3号 荷揚町
小学校跡地庁舎等複合公共施設整備事業に
関する陳情 撤回
令和2年第4号 大分市の情報公開に関する陳情 撤回
─────────────────
◇─────────────────◇
◎日程第2 議第114号上程、審議(
提案理由説明、
委員会付託省略)
○議長(
野尻哲雄) 次に参ります。
日程第2、本日提出されました議第114号を上程いたします。
─────────────────
議案
番号 件名
議題114号 人権擁護委員の推薦について表形式にて
─────────────────
○議長(
野尻哲雄) この際、提案理由の説明を求めます。佐藤
総務部長。
○
総務部長(佐藤耕三)(登壇) ただいま上程されました議第114号、人権擁護委員の推薦について、御説明申し上げます。
これは、来る12月31日をもって任期が満了いたします石井久子氏、伊東祥子氏、市ヶ谷洋子氏、中山陽介氏の4名の方の再任について推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の御意見を頂こうとするものでございます。
なお、各氏の略歴につきましては、議案に添付いたしておりますので、説明を省略させていただきます。何とぞ慎重御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
野尻哲雄) お諮りいたします。
ただいま上程いたしました議案は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに審議いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
野尻哲雄) 御異議なしと認めます。
よって、本案は委員会付託を省略し、直ちに審議することに決定いたしました。
それでは、議第114号、人権擁護委員の推薦についてを議題といたします。
本案に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
野尻哲雄) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
野尻哲雄) 討論なしと認めます。
これより採決いたします。本案は、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
野尻哲雄) 御異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。
─────────────────
議案
番号 件名 結果
議題114号 人権擁護委員の推薦について 原案同意表形式にて
─────────────────
◇─────────────────◇
◎日程第3
意見書案第3号上程、審議(
提案理由説明及び
委員会付託省略)
○議長(
野尻哲雄) 次に参ります。
日程第3、議員提出の
意見書案第3号を上程いたします。
─────────────────
意見書案第3号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書の提出について
上記意見書を衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官、財務大臣、総務大臣、経済産業大臣、経済再生担当大臣、まち・ひと・しごと創生担当大臣あて提出いたしたく、会議規則第14条の規定により提出します。
令和2年9月15日
提出者 大分市議会議員 仲 道 俊 寿
髙 野 博 幸
秦 野 恭 義
阿 部 剛四郎
日小田 良 二
高 橋 弘 巳
今 山 裕 之
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める意見書
新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、我が国は、戦後最大の経済危機に直面している。地域経済にも大きな影響が及び、本年度はもとより来年度においても、地方税、地方交付税など一般財源の激減が避け難くなっている。
地方自治体では、医療・介護、子育て、地域の防災・減災、雇用の確保など喫緊の財政需要への対応をはじめ、長期化する感染症対策にも迫られ、地方財政は巨額の財政不足を生じ、これまでにない厳しい状況に陥ることが予想される。
よって、国においては、令和3年度地方財政対策及び地方税制改正に向け、下記事項を確実に実現されるよう、強く要望する。
記
1 地方の安定的な財政運営に必要な地方税、地方交付税などの一般財源総額を確保すること。その際、臨時財政対策債が累積することのないよう、発行額の縮減に努めるとともに、償還財源を確保すること。
2 地方交付税については、引き続き財源保障機能と財源調整機能の両機能が適切に発揮できるよう総額を確保すること。
3 令和2年度の地方税収が大幅に減収となることが予想されることから、思い切った減収補填措置を講じるとともに、減収補填債の対象となる税目についても、地方消費税を含め弾力的に対応すること。
4 税源の偏在性が小さく、税収が安定的な地方税体系の構築に努めるとともに、国税・地方税の政策税制については、積極的な整理合理化を図り、新設・拡充・継続に当たっては、有効性・緊急性を厳格に判断すること。
5 固定資産税は、市町村の極めて重要な基幹税であり、制度の根幹に影響する見直しは、土地・家屋・償却資産を問わず、断じて行わないこと。先の緊急経済対策として講じた特例措置は、臨時・異例の措置として、やむを得ないものであったが、本来国庫補助金などにより対応すべきものである。よって、今回限りの措置とし、期限の到来をもって確実に終了すること。
6 事業所税は、都市の重要性が高まる中、都市環境の整備・改善に関する事業の費用に充てる目的税として、都市運営に欠かせない貴重な財源となっており、制度の根幹に影響する見直しは断じて行わないこと。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和2年9月15日
大 分 市 議 会
─────────────────
○議長(
野尻哲雄) お諮りいたします。
本案は、会議規則第38条第3項の規定により、
提案理由説明及び委員会付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
野尻哲雄) 御異議なしと認めます。
よって、本案は
提案理由説明及び委員会付託を省略することに決定いたしました。
これより本案に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
野尻哲雄) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
野尻哲雄) 討論なしと認めます。
これより採決いたします。
意見書案第3号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
野尻哲雄) 御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決定いたしました。
◇─────────────────◇
○議長(
野尻哲雄) 以上で、本日の日程を終了いたしました。
お諮りいたします。
明日16日から24日までの9日間は、決算審査等のため本会議を休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
野尻哲雄) 御異議なしと認めます。よって、明日から24日までは本会議を休会することに決定いたしました。
次の本会議は、25日午前10時に開きます。
本日は、これにて散会いたします。
午前10時51分散会
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する
令和2年9月15日
大分市議会 議 長 野 尻 哲 雄
署名議員 小 野 仁 志
署名議員 甲 斐 高 之...