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  1. 大分県議会 1992-03-01
    02月27日-01号


    取得元: 大分県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-13
    平成 4年 第1回定例会(3月)       平成四年           大分県議会定例会会議録(第一号)       第一回平成四年二月二十七日(木曜日)     ----------------------------- 議事日程第一号        平成四年二月二十七日     午前十時開会第一 会議録署名議員の指名第二 議席の一部変更の件第三 会期決定の件第四 第一号議案から第六八号議案まで   (議題、提出者の説明)     ----------------------------- 本日の会議に付した案件日程第一 会議録署名議員指名日程第二 議席の一部変更の件日程第三 会期決定の件日程第四 第一号議案から第六八号議案まで     (議題、提出者の説明)     ----------------------------- 出席議員 四十七名  議長  池田秀人  副議長 長田助勝      後藤国利      後藤利夫      安部省祐      佐藤 錬      阿部英仁      堀田庫士      中島和靖      川添由紀子      盛田智英      諌山秀夫      和田至誠      荒金信生      釘宮 磐      佐々木敏夫      麻生一三      岩尾憲雄      日野立明      古田き一郎      長尾庸夫      牧野浩朗      三浦良隆      佐藤佑一      安部紀昭      仲道俊哉      古手川茂樹      友岡春夫      壁村史郎      相良補三郎      阿南結城      本多睦治      永吉 凱      首藤健次      堤 隆一      麻植敏秀      山田軍才      宮本憲一      椛田博隆      緒方喜代美      内田淳一      相良勝彦      浜田 博      木許 晃      古屋虔郎      柴田 明      重野安正 欠席議員 なし     ----------------------------- 出席した県側関係者  副知事    飯田志農夫  出納長    橋本 晃  教育委員長  岸野晋一  公安委員長  赤松重明  総務部長   帯刀将人  企画総室長  吉田 哲  企業局長   千手章夫  教育長    宮本高志  警察本部長  岡郡宏泰  福祉生活部長 首藤 忍  保健環境部長 内田賢一  商工労働         飯田益彦  観光部長  農政部長   池辺藤之  林業水産部長 小野和秀  土木建築部長 松浦たかし  人事委員会         臼杵仲蔵  事務局長  監査事務局長 大嶋 稔  地方労働委員会         上鶴聡明  事務局長  総務部次長  魚返敬之  財政課長   橋本嘉一     -----------------------------     午前十一時八分 ○池田秀人議長 開会に先立ち、平松知事からごあいさつがあります。  〔平松知事登壇〕 ◎平松守彦知事 一言、ごあいさつを申し上げます。 このたびの私の入院に際しましては、県議会の各位を初め県民の皆さん方に大変なご心配とご迷惑をおかけいたしましたことにつきまして、深くおわびを申し上げる次第であります。 また、入院中には早々に池田議長さんを初め皆様方から温かいお見舞い、ご激励を賜りまして、わざわざ池田議長さん、議員の皆さん方を代表されまして大阪の病院までお見舞いに来ていただきました。また、公舎で静養中にもいろいろと温かいご激励を賜りましたことを、この席をかりまして厚く御礼を申し上げる次第であります。 おかげをもちまして、手術後の経過もようございまして今日初登庁いたしたわけでございますが、何といっても術後の静養が一番大切だと言われておりますので、ここしばらく公舎で執務という体制にさせていただきまして、一刻も早く完全復帰できますように努力してまいりたいと、このように考えておる次第でございます。この間、何かとご迷惑をおかけすることと思いますが、何とぞよろしくご理解のほどをお願い申し上げる次第でございます。 なお、定例議会に提出いたしました諸議案の提案理由につきましては、副知事より説明をいたさせますので、何とぞよろしくご了承のほどお願い申し上げまして、私のごあいさつにさせていただきます。どうもありがとうございました。(拍手) ○池田秀人議長 平松知事はここで退場をいたしますので、ご了承を願います。  〔平松知事退場〕     -----------------------------     午前十一時十分 開会 ○池田秀人議長 ただいまより平成四年第一回定例会を開会いたします。     -----------------------------池田秀人議長 これより本日の会議を開きます。     ----------------------------- △諸般の報告 ○池田秀人議長 日程にはいるに先立ち、諸般の報告をいたします。 まず、監査委員より、地方自治法第百九十九条第九項の規定により平成三年度の企画調整課ほか八十六カ所の定期監査の結果について、また、同法第二百三十五条の二第三項の規定により昨年十二月及び本年一月の例月出納検査の結果について、それぞれ文書をもって報告がありました。 なお、調書は朗読を省略いたします。 次に、知事より、地方自治法第百八十条第二項の規定により損害賠償の額の決定について専決処分一件の報告がありました。 なお、報告書は、お手元に配付の議案書の末尾に添付してあります。 以上、報告を終わります。     -----------------------------池田秀人議長 本日の議事は、お手元に配付の議事日程第一号により行います。     ----------------------------- △日程第一 会議録署名議員の指名 ○池田秀人議長 日程第一、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第百十六条の規定により、阿部英仁君及び浜田博君を指名いたします。     ----------------------------- △日程第二 議席の一部変更の件 ○池田秀人議長 日程第二、議席の一部変更の件を議題といたします。 お諮りいたします。この際、都合により、お手元に配付の変更議席番号表のとおり議席を変更いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○池田秀人議長 ご異議なしと認めます。 よって、議席は、お手元の変更議席番号表のとおり変更されました。 議席を変更された諸君は、それぞれの議席にご着席を願います。     ----------------------------- 変更議席番号表 議席番号  変更前     議席番号  変更後  八    盛田智英     八    川添由紀子  九    諌山秀夫     九    盛田智英 一〇    和田至誠    一〇    諌山秀夫 一一    釘宮 磐    一一    和田至誠 一二    佐々木敏夫   一二    荒金信生 一三    麻生一三    一三    釘宮 磐 一四    岩尾憲雄    一四    佐々木敏夫 一五    日野立明    一五    麻生一三 一六    古田き一郎   一六    岩尾憲雄 一七    長尾庸夫    一七    日野立明 一八    牧野浩朗    一八    古田き一郎 一九    三浦良隆    一九    長尾庸夫 二〇    佐藤佑一    二〇    牧野浩朗 二一    安部紀昭    二一    三浦良隆 二二    仲道俊哉    二二    佐藤佑一 二三    古手川茂樹   二三    安部紀昭 二四    長田助勝    二四    仲道俊哉 二五    友岡春夫    二五    古手川茂樹 二六    壁村史郎    二六    長田助勝 二七    相良補三郎   二七    友岡春夫 二八    池田秀人    二八    壁村史郎 二九    阿南結城    二九    相良補三郎 三〇    本多睦治    三〇    池田秀人 三一    永吉 凱    三一    阿南結城 三二    首藤健次    三二    本多睦治 三三    堤 隆一    三三    永吉 凱 三四    麻植敏秀    三四    首藤健次 三五    山田軍才    三五    堤 隆一 三六    宮本憲一    三六    麻植敏秀 三七    川添由紀子   三七    山田軍才 三八    荒金信生    三八    宮本憲一     ----------------------------- △日程第三 会期決定の件 ○池田秀人議長 日程第三、会期決定の件を議題といたします。 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から三月二十七日までの三十日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○池田秀人議長 ご異議なしと認めます。 よって、会期は三十日間と決定いたしました。     ----------------------------- △日程第四 第一号議案から第六八号議案まで(議題、提出者の説明) ○池田秀人議長 日程第四、第一号議案から第六八号議案までを一括議題といたします。     -----------------------------第一号議案 平成四年度大分県一般会計予算第二号議案 平成四年度大分県用品調達特別会計予算第三号議案 平成四年度大分県母子福祉資金特別会計予算第四号議案 平成四年度大分県寡婦福祉資金特別会計予算第五号議案 平成四年度大分県心身障害者扶養共済制度特別会計予算第六号議案 平成四年度大分県県営林事業特別会計予算第七号議案 平成四年度大分県林業改善資金特別会計予算第八号議案 平成四年度大分県沿岸漁業改善資金特別会計予算第九号議案 平成四年度大分県農業改良資金特別会計予算第一〇号議案 平成四年度大分県中小企業近代化資金特別会計予算第一一号議案 平成四年度大分県公害被害救済事業等特別会計予算第一二号議案 平成四年度大分県臨海工業地帯建設事業特別会計予算第一三号議案 平成四年度大分県土地区画整理事業清算事務特別会計予算第一四号議案 平成四年度大分県立病院事業会計予算第一五号議案 平成四年度大分県立三重病院事業会計予算第一六号議案 平成四年度大分県電気事業会計予算第一七号議案 平成四年度大分県工業用水道事業会計予算第一八号議案 職員の育児休業等に関する条例の制定について第一九号議案 特別職の常勤職員及び教育長の給与に関する条例等の一部改正について第二〇号議案 職員の特殊勤務手当支給条例等の一部改正について第二一号議案 大分県職員定数条例の一部改正について第二二号議案 大分県部設置条例の一部改正について第二三号議案 大分県地方行政機関設置条例の一部改正について第二四号議案 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について第二五号議案 大分県恩給条例等の一部改正について第二六号議案 大分県使用料及び手数料条例の一部改正について第二七号議案 当せん金村証票の発売について第二八号議案 全国自治宝くじ事務協議会を設ける普通地方公共団体の数の増加及び同協議会の規約の変更について第二九号議案 大分県税特別措置条例の一部改正について第三〇号議案 大分県統計調査条例の一部改正について第三一号議案 大分県収入証紙に関する条例の一部改正について第三二号議案 大分県警察本部の内部組織に関する条例の一部改正について第三三号議案 大分県地方警察職員定数条例の一部改正について第三四号議案 公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例の一部改正について第三五号議案 大分県母子休養ホームの設置及び管理に関する条例の廃止について第三六号議案 青少年のための環境浄化に関する条例の一部改正について第三七号議案 犬、うさぎ、野獣等の化製場に関する条例の一部改正について第三八号議案 危険な動物の飼養及び保管に関する条例の一部改正について第三九号議案 大分県大取締条例の一部改正について第四〇号議案 大分県給水施設条例の一部改正について第四一号議案 大分県自然環境保全審議会条例の一部改正について第四二号議案 大分県公害防止条例の一部改正について第四三号議案 大分県農業実践大学校の設置及び管理に関する条例の一部改正について第四四号議案 大分県改良普及員資格試験条例の一部改正について第四五号議案 平成四年度における農業水利施設高度利用事業に要する経費の市町村負担について第四六号議案 平成四年度における水環境整備事業に要する経費の市町村負担について第四七号議案 大分県木材業者及び製材業者登録条例の一部改正について第四八号議案 平成四年度における林道関係事業に要する経費の市町村負担について第四九号議案 大分県マリンカルチャーセンターの設置及び管理に関する条例の制定について第五〇号議案 平成四年度における水産振興関係事業に要する経費の市町村負担について第五一号議案 大分県漁港管理条例の一部改正について第五二号議案 平成四年度における漁港関係事業に要する経費の市町村負担について第五三号議案 平成四年度における土木事業に要する経費の市町村負担について第五四号議案 工事請負契約の締結について第五五号議案 工事請負契約の締結について第五六号議案 工事請負契約の変更について第五七号議案 工事請負契約の変更について第五八号議案 普通河川取締条例の一部改正について第五九号議案 河川法第四条第一項の規定による一級河川の指定の変更に対する意見について第六〇号議案 工事請負契約の変更について第六一号議案 風敷地区内における建築等の規制に関する条例の一部改正について第六二号議案 大分県屋外広告物条例の一部改正について第六三号議案 大分県港湾施設管理条例の一部改正について第六四号議案 工事請負契約の締結について第六五号議案 工事請負契約の締結について第六六号議案 工事請負契約の締結について第六七号議案 職員のへき地手当等に関する条例の一部改正について第六八号議案 大分県生涯学習審議会条例の制定について     -----------------------------(参照)報第一号 損害賠償の額の決定について     -----------------------------池田秀人議長 提出者の説明を求めます。 飯田副知事。  〔飯田副知事登壇
    飯田志農夫副知事 本日、平成四年第一回定例県議会の開会に当たり、提出いたしました諸議案の説明に先立ち、新年度におきます私の県政執行に臨む基本的考え方について所信の一端を申し述べ、皆様方のご理解とご協力をお願いする次第であります。 一、県政執行基本的考え方予算編成方針 私は、二十一世紀までの十年間を地域構築の時代として位置づけ、東京一極集中や過疎、高齢化、農産物自由化、さらには生活の質的向上に対する要請の高まり等経済社会の急速な変化の中で、郷土の発展を支える基盤づくりに懸命の努力を重ねているところであります。幸い新年度には、九州横断自動車道北大道路の建設が進み、新たな開通が予定されるとともに、新県立病院マリンカルチャーセンターが完成し、また新県立図書館、コンベンションホール、工業技術センターが着工するなど、テクノポリス構想を初めとする各種プロジェクトの推進ともあわせ、県勢は大きく進展いたしております。 また、県下各地域において個性ある地域づくりにたゆまぬ努力が積み重ねられており、私は、こうした県民の努力と県勢の着実な進展とが相まって、地域において真に豊かさとゆとりを実感できる物もゆたか心もゆたかな豊の国を築くことができるものと確信いたしております。 そこで、県政執行に当たりましては、質の高い生活大県を目指し、「若者の定住と過疎からの脱却」を目標に交通体系整備への挑戦、過疎対策及び農林水産業再生への挑戦、快適な生活環境づくりへの挑戦の三つの挑戦を中心として、福祉健康施策の充実、中小企業、文化・スポーツの振興など各般の施策に全力で取り組む所存であります。 特に、県内経済情勢も減速局面を迎えつつあることから、公共事業の確保に努めるとともに、県単独事業を積極的に拡充し、景気の持続を図ってまいりたいと考えております。 具体的施策の推進に当たりましては、第一、心の通う福祉の推進と県民の健康づくり、第二、均衡ある地域づくりと交通・通信網の整備、第三、新しい時代に即応した農林水産業の振興、第四、将来に展望のある商工業・観光の振興、第五、地域に生きる人材の育成と個性ある文化の創造の五つの柱を基本に、気配りのきいた積極的施策を展開してまいる所存であります。 次に、新年度の予算編成方針でありますが、国の予算及び地方財政計画とおおむね基調を合わせることとし、将来を見通した財政の健全性にも配慮しながら、21大分県長期総合計画を踏まえ、真に県民生活の質の向上、県勢の発展に効果ある施策を数多く織り込んだ積極的年間予算を編成いたした次第であります。 なお、県政重点事業の新年度政府予算の実現方につきましては、交通体系整備促進森林災害復旧関係を初め農林水産業、商店街の振興、福祉施設の整備など、全国枠の確保によるものを含め要望いたしておりました事項についてほぼ満足すべき成果を得ることができました。 ここに、県選出国会議員県議会議長を初め県議会議員各位のご協力に対し深甚の謝意を表する次第であります。 二、予算の概要 以上の基本方針に基づいて編成いたしました平成四年度の予算総額は、一般会計におきまして五千九百六十一度一千百万円、特別会計におぎまして百九十五億八千七百六十四万一千円、企業会計におきまして二百四十一億六千八万二千円となっており、このうち、一般会計を平成三年度七月現計予算と比べますと三・二%の増となっております。 以下、一般会計予算案について、新規重点事業を中心にその概要を申し上げます。 第一、心の通う福祉の推進と県民の健康づくり (福祉施策の充実) まず、社会福祉介護研修センターの建設に取りかかるとともに、完成後の運営に備え、福祉人材バンクの設置や介護研修福祉機器の展示等を行うことにいたしております。 次に、ひとり暮らし老人等に対し緊急通報装置の整備を促進するため新たに県単独の助成を行うとともに、佐賀関町等の訪問給食サービスなど在宅老人日常生活支援事業に助成するほか、ホームヘルパーの大幅な増員及び処遇改善を図ることとしております。 また、痴呆性老人介護の負担を軽減するため、宇佐市等において毎日通所型デイサービスセンターを整備することに対し助成するほか、本匠村等に過疎高齢者生活福祉センター欠また天瀬町等に地域福祉センターをそれぞれ建設することに対し助成措置を講じております。 次に、大分市における身体障害者通所授産施設の建設に助成するとともに、通勤寮に精神薄弱者生活支援センターを設置するほか、新たに重度精神薄弱者が入所する更生施設に対し県単独の助成を行うことにいたしております。 また、高齢者、障害者に配慮した優しい環境づくりを推進するため、庁舎や歩道等の改良を進めるほか、社会福祉振興基金を大幅に増額し、これを活用して民間の公共的施設やバスの改良、リフト付きタクシーの整備に助成措置を講じております。 このほか、女性が安心して働ける環境づくりとして、新たに休日保育事業を実施することにいたしております。 (保健医療対策の推進) 八月に新県立病院が開院いたしますので、医療機器の整備等に要する経費を措置したほか、精神保健センターを移転新築するため、用地取得を行うことにいたしております。 また、成人病の予防と早期発見早期治療の徹底を期すため、特にがん検診受診率の向上を図るとともに、結核予防会循環器検診車整備に対し助成するほか、歯科保健について予防啓発活動を展開することとし、所要の措置を講じております。 このほか、三歳児健康診査を充実するほか、ナースバンクを拡充し、質の高い看護職員の確保を図ることにいたしております。 (県民生活の安全) 最近、交通死亡事故が高水準で推移しておりますので、特に重点地区において若年者、高齢者の事故防止等死亡事故抑止対策を推進するとともに、抜本的対策を展開するためハートフルおおいたプラン92を策定するほか、自転車歩行者道等の改修及びトンネルクリーン対策を実施するなど、交通事故防止交通秩序の維持を図ってまいることにいたしております。 また、昨年の台風十九号被害に伴う二次災害を防止するため、急傾斜地崩壊対策や道路への土砂等崩落防止対策土石流等危険箇所のダム及び雨量計の設置など、県単独事業を大幅に拡充し、積極的な対策を講じてまいります。 このほか、悪質巧妙化する暴力団を排除するための指定を行うほか、食鳥肉安全確保のため、検査体制を整備することとしております。 第二、均衡ある地域づくりと交通・通信網の整備 (特性を生かした地域づくりの推進) 圏域の中心となる都市に若者の定住を促す魅力ある都市機能を持たせるため、竹田市に中核施設を建設することとし、その基本計画を策定するとともに、山国町の過疎地域アメニティタウン構想策定に伴い、施設等整備基本計画の策定に対し助成することにいたしております。 また、引き続き過疎地域巡回研究チームを編成し、地域の特性に応じた実効ある振興策を研究するとともに、振興策実施のための財源措置として、市町村振興資金に無利子の貸付枠を設けております。 次に、若者によるまちづくりを進めるNEO運動を展開するほか、豊の国づくり塾の卒塾生を中心とした学習・実践グループの活動に対し助成措置を講じております。 また、テクノポリス開発構想の一層の推進を図るため、職・住・遊機能を備えたテクノ・エリアの開発可能性調査立地企業従業員等の住宅需要に対応したハイテク・ニュータウン建設基本構想の策定を行うことにいたしております。 (国際化、情報化時代への対応) 平成五年に日本・ポルトガル修好四百五十周年を迎えることから、歴史的に関係の深い本県で記念行事を開催するため、訪問団を派遣することにいたしております。 次に、増加しております外国人私費留学生を支援するため、図書券の交付及び国民健康保険料に対する助成を行うこととしております。 また、新たな民間テレビ放送会社の設立に対し出資するほか、地域経済情報センターにおける各種パソコン通信利用拡大に伴うホスト用コンピューターの設置及び久住町における携帯電話等移動通信用無線施設の整備に対し助成措置を講じております。 (交通体系の整備) 四月から大分韓国線国際定期便が就航することになりましたので、韓国との地域間交流等に対し助成するなどその利用促進を図るほか、国際化空港にふさわしい周辺景観整備を行うことにいたしております。 次に、新年度には九州横断自動車道別府-大分間が、また北大道路のうち宇佐道路及び院内丁速見インターチェンジ間が開通する予定となっておりますので、早期全線開通に向け整備促進を図るとともに、東九州自動車道につきましても、早期建設を積極的に国等に働きかけてまいる所存であります。 一般の国、県道につきましても、県内六十分・圏域内三十分道路交通圏構想に基づき整備促進することとし、新たに地方特定道路整備事業を実施するなど、県単独道路街路改良事業を大幅に拡充したほか、大野川大橋有料道路の拡幅に取りかかることにいたしております。 このほか、第二国土軸構想の実現に向けて努力するほか、臼杵港に係る地方港湾計画策定のための調査を行うこととしております。 (社会、生活環境の整備) 県立病院跡地高度利用について基本構想の策定等を行うとともに、大分駅高架化のための概略設計及び周辺地区総合整備計画の策定等を行うほか、大分市が行う大分駅前西地区市街地再開発事業に係る地区更新基本計画の策定に対し助成措置を講じております。 また、引き続き生活排水対策を積極的に推進することとし、重点地域の推進計画を策定するほか、下水道の整備、農漁村地域の集落排水事業及び小型合併処理浄化槽の設置に対する助成措置を大幅に拡充いたしております。 次に、公共関与による産業廃棄物広域処理体制の確立に向けて財団法人大分県環境保全センターを設立するとともに、民間処分場の計画的整備と適正処理を推進するほか、海上清掃船の代船を建造することにいたしております。 このほか、自動車の更新免許証即日交付体制を整備するほか、河川改修事業に合わせた環境整備、快適な海岸利用のための護岸等の改良を行うこととしております。 第三、新しい時代に即応した農林水産業の振興 (農業の振興) 十月に第六回全国和牛能力共進会が本県で開催されますので、出品牛対策など大会に向けて万全を期し、豊後牛の一層の銘柄確立を図ることにいたしております。 また、肉用牛の増頭を図るため繁殖牛及び肥育素牛の導入に対し助成するとともに、養豚農家の経営体質改善のため低コスト施設の整備、種豚導入等に助成するほか、大分県畜産公社に出資し、経営基盤を強化することにしております。 次に、新たに県単独による高速流通アクセス長道の整備を進めるほか、農道離着陸揚が完成いたしましたので、集出荷体制を整備し、小型飛行機による計画的試験輸送を行うことにいたしております。 また、企業的稲作農家の育成、推進品種の生産拡大等により商品性の高い銘柄米生産対策を進めるとともに、水田裏作の基幹作目として麦作を推進するほか、有機肥料による土づくりなど環境に優しい農業を進めてまいります。 次に、引き続きハウス等施設整備に対する助成を行い、施設園芸の拡大振興を促進するほか、露地野菜産地の活性化にも努めてまいることにいたしております。 さらに、ブドウ、ナシの施設化を進めるとともに、ミカン、中晩柑など県産主要果実の高品質出荷基準を策定し、特選ブランド化による販路拡大を図ることとしております。 次に、農協の広域合併を促進するため、今後の合併農協に対する営農指導強化のための新たな助成制度を設けるほか、花き等地方卸売市場の統合整備を進めてまいります。 また、農業実践大学校の名称を農業大学校とし、総合実験室の建設など教育内容を充実するとともに、農水産物加工総合指導センターを拡充整備することにいたしております。 このほか、農業生産法人化や農業人材バンクの整備等、今後の新しい農業のあり方をモデル的に実施するほか、アグリカルチャーパーク構想基本計画、アグロポリス構想基本方針を策定することとしております。 (林業の振興) まず、昨年九月の台風十九号により甚大な被害を受けた造林地の復旧計画と長期的観点に立った林業の振興指針を策定することにいたしております。 また、引き続き森林災害復旧事業、指定被害地造林事業などにより被害跡地造林等を進めるとともに、県外からの林業作業者の受け入れや貯木場の整備に対する助成、森林組合に対する運転資金の低利融資等を行うこととしております。 さらに、森林整備センターが予定を早めて高性能林業機械を導入するための出資を行うほか、森林害虫の発生を防止するため新たに薬剤散布に対し助成するなど、被害林復旧等の促進を図ってまいります。 次に、県単林道事業を拡充するとともに、佐伯広域森林組合の林業就労改善施設建設に対し助成することにいたしております。 また、県産材ブランドマークの作成や県外市場の整備、アンテナショップの設置等に対し助成するなど県産材の総合的販路拡大対策を推進するほか、新たに大型木造施設の建設等に対し助成措置を講じております。 次に、シイタケほだ木の安定供給を図るため、県推茸農協のほだ木生産供給事業に対し助成するほか、人工ほだ場におけるほだ化から収穫までの一元的施設栽培技術の開発を行うこととしております。 このほか、しいたけ栽培技術国際シンポジウムを開催することにいたしております。 (水産業の振興) 豊前海のアサリ等貝類資源が大きく減少していることから、モデルプラントを試作し、貝類種苗量産システムの開発研究を行うほか、城下かれいの里づくりを目指した日出町のマリンマルチセンターの建設、米水津村の水産物中核流通加工施設整備に対し助成措置を講じております。 次に、地域代表魚種の流通改善及び銘柄化を促進するほか、経営維持が困難となっている漁業者の固定化債務解消のため、利子補給による低利融資を行うことにいたしております。 このほか、内水面漁業振興のため、河川への種苗放流に対する助成を拡充するとともに、魚の遡上に適したいぜき等の改良を行うほか、マリンカルチャーセンターの開館を記念し、国際海洋シンポジウムを開催することとしております。 第四、将来に展望のある商工業・観光の振興 (商工業の振興) 工業技術センターの建設に取りかかるほか、日産自動車及びダイハツ工業の本県への進出が予定されていることから、関連産業への地場企業の参入や技術移転について対策を検討することにいたしております。 また、高度技術開発研究所の技術開発支援基金を計画的に拡充し、研究開発体制を強化するほか、中小企業の新分野進出を促進するため、県南地域の技術支援機関が技術指導を行うことに対し助成するとともに、産学官による新技術の共同研究や異業種の融合化を進めるなど、中小企業の技術開発力の向上を図ってまいります。 次に、地域振興整備公団が豊後高田市に中核工業団地を造成することに伴い県としても調査を行うほか、玖珠町及び犬飼町に内陸工業団地を造成することについて検討するとともに、大分市岡地区の開発構想を策定することとしております。 また、中小企業県制度融資を拡充するほか、魅力ある商店街づくりを進めるため、駐車場や街路整備など共同施設整備を積極的に促進することにいたしております。 次に、労働力確保対策として、新規学卒者県内確保対策やUターンの促進など各種事業を展開するため、新たに人材定住基金を創設するとともに、佐伯高等技術専門校にメカトロニクス科を新設するほか、職場環境の改善、労働時間の短縮など労働環境の整備にも努めてまいります。 このほか、中津市及び豊肥地域のシルバー人材センター設置に対し助成することにしております。 (観光の振興) コンベンションホールの建設に取りかかるほか、大分韓国線国際定期便が就航いたしますので、韓国国際観光展への出展など広報宣伝活動を充実し、積極的な観光客誘致活動を展開することにいたしております。 また、外国人観光客が増加していることから、外国語総合案内板等の設置を進めるほか、関西地区を重点に大型観光キャンペーンを実施し、本県観光の魅力を積極的に紹介してまいります。 第五、地域に生きる人材の育成と個性ある文化の創造 (活力ある人材の育成) 県立学校の整備につきましては、中津北高校の管理・普通教室棟などを改築するとともに、日田林工高校など十校の大規模改造を行うほか、舞鶴高校ほか一校のプールの建設、鶴崎工業高校のグラウンド用地取得等を行うことにしております。 また、宇佐養護学校体育館の建設、別府養護学校寄宿舎の大規模改造及び臼杵養護学校の校地取得等を行うこととしております。 次に、昨年開催された全国生涯学習フェスティバルの成果を受け継ぎ、大分県生涯学習審議会を設置するとともに、第一回おおいたまなびピアを開催することにいたしております。また、放送大学ビデオ学習センターの誘致を進めるとともに、女性の活動拠点となる女性センターの基本計画を策定するほか、小中学校の基礎学力向上対策や高校における習熟度別指導など学力向上を図るため、所要の措置を講じております。 次に、第十二回国民体育大会九州ブロック大会が本県で開催されますので、各種施設設備の整備を行うほか、県立春日浦野球場のサブグラウンド等用地を購入することにいたしております。 このほか、香々地少年自然の家のプラネタリウム館、九重少年自然の家の天体観測棟をそれぞれ整備するとともに、県立芸術文化短期大学の学科増設に伴い、その運営に要する所要の措置を講じております。 (個性ある地方文化の創造) 新県立図書館の建設に取りかかるとともに、図書等資料を充実するため、計画的に整備を進めてまいることにしております。 また、地域に根差した文化の創造を目指し、一村一文化推進事業を拡充するとともに、平成五年秋に文化庁芸術祭地方公演が本県で開催されますので、その前年祭を開催するほか、芸術会館開館十五周年を記念して海外オーケストラ演奏会等特別企画事業を開催することとし、所要の措置を講じております。 このほか、芸術会館に大型ハイビジョンを設置し、世界の名画を紹介することにいたしております。 (私学の振興) 私立学校の健全な育成発展を図るため、引き続き運営費等に対する助成を拡充してまいることにいたしております。 また、私立専修学校及び各種学校の教育内容の充実、向上のため、設備整備に対し助成するとともに、新たに私立専修学校の教材費に対する助成措置を講じております。 以上が予算案の概要でございますが、主な財源といたしましては県税千二十億円、地方譲与税百十二度六千二百万円、地方交付税千八百二十五億円、国庫支出金千四百七十七厘九千九百余万円、繰入金三百五十五億四千余万円、県債五百三十三億二千二百余万円であります。 このほか、予算関係では債務負担行為四十五件、特別会計予算議案十二件、企業会計予算議案四件を提案しておりますが、説明は省略させていただきます。 三、予算外議案 予算外議案につきましては五十一件を提案いたしておりますが、いずれも議案の末尾に提案の理由を付してありますので、そのすべてについての説明は省略させていただき、主なものについて申し上げます。 第一九号議案特別職の常勤職員及び教育長の給与に関する条例等の一部改正につきましては、大分県特別職報酬等審議会の答申、一般職職員との均衡、各県の改定状況を考慮し、特別職職員の報酬等の額の引き上げ等を行うことについて、所要の改正をするものであります。 第二六号議案大分県使用料及び手数料条例の一部改正につきましては、経費の増大及び施設の新設等により使用料及び手数料の額の引き上げ等を行うことについて、所要の改正をするものであります。 なお、県立尚等学校等の授業料を引き上げることにいたしておりますが、これは地方財政計画に授業料の改定が織り込まれたことなどから実施するものであり、急激な負担増を避けるため、段階的に引き上げていくことにいたしております。 第三六号議案青少年のための環境浄化に関する条例の一部改正につきましては、青少年の健全な育成を図るため、指定された有害図書等の陳列場所の制限及び立入調査をすることができる者の範囲の拡大等を行うことについて、所要の改正をするものであります。 以上をもちまして、提出いたしました諸議案の説明を終わります。 何とぞ、慎重ご審議の上、ご協賛賜りますようお願い申し上げる次第であります。 ○池田秀人議長 これをもって提出者の説明は終わりました。     -----------------------------池田秀人議長 以上をもって本日の議事日程は終わりました。 お諮りいたします。明二十八日、二十九日及び三月二日は、議案調査のため休会といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○池田秀人議長 ご異議なしと認めます。 よって、明二十八日、二十九日及び三月二日は休会と決定いたしました。 なお、三月一日は県の休日のため休会といたします。 次会は、三月三日定刻より開きます。 日程は、決定次第通知いたします。     -----------------------------池田秀人議長 本日は、これをもって散会いたします。     午前十一時四十五分 散会...