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  1. 大分県議会 1991-07-01
    07月09日-01号


    取得元: 大分県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-13
    平成 3年 第2回定例会(7月)       平成三年           大分県議会定例会会議録(第一号)       第二回平成三年七月九日(火曜日)     ----------------------------- 議事日程第一号        平成三年七月九日     午前十時開会第一 会議録署名議員の指名第二 会期決定の件第三 議員提出第四号議案及び議員提出第五号議案   (議題、提出者の説明、質疑、討論、採決)第四 第六八号議案から第九九号議案まで   (議題、提出者の説明)     ----------------------------- 本日の会議に付した案件日程第一 会議録署名議員指名日程第二 会期決定の件日程第三 議員提出第四号議案及び議員提出第五号議案     (議題、提出者の説明、質疑、討論、採決)日程第四 第六八号議案から第九九号議案まで     (議題、提出者の説明)     ----------------------------- 出席議員 四十七名  議長  池田秀人  副議長 長田助勝      後藤国利      後藤利夫      安部省祐      佐藤 錬      阿部英仁      堀田庫士      中島和靖      盛田智英      諌山秀夫      和田至誠      釘宮 磐      佐々木敏夫      麻生一三      岩尾憲雄      日野立明      古田き一郎      長尾庸夫      牧野浩朗      三浦良隆      佐藤佑一      安部紀昭      仲道俊哉      古手川茂樹      友岡春夫      壁村史郎      相良補三郎      阿南結城      本多睦治      永吉 凱      首藤健次      堤 隆一      麻植敏秀      山田軍才      宮本憲一      川添由紀子      荒金信生      椛田博隆      緒方喜代美      内田淳一      相良勝彦      浜田 博      木許 晃      古屋虔郎      柴田 明      重野安正 欠席議員 なし     ----------------------------- 出席した県側関係者  知事     平松守彦  副知事    芳山達郎  出納長    安藤木六  教育委員長  清水喜徳郎  公安委員長  赤松重明  総務部長   帯刀将人  企画総室長  吉田 哲  企業局長   千手章夫  教育長    宮本高志  警察本部長  岡部宏泰  福祉生活部長 首藤 忍  保健環境部長 内田賢一  商工労働         飯田益彦  観光部長  農政部長   池辺藤之  林業水産部長 小野和秀  土木建築部長 松浦たかし  人事委員会         臼杵仲蔵  事務局長  監査事務局長 大嶋 稔  地方労働委員         上鶴聡明  会事務局長  総務部次長  魚返敬之  財政課長   青木信之  秘書課長   外山邦夫     -----------------------------     午前十一時三分 ○池田秀人議長 開会に先立ち、先般新たに監査委員に就任されました大戸邦夫君からごあいさつがあります。 監査委員大戸邦夫君。 ◎大戸邦夫監査委員 五月十八日付をもちまして監査委員に選任されました大戸邦夫でございます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)     -----------------------------     午前十一時四分 開会 ○池田秀人議長 ただいまより平成三年第二回定例会を開会いたします。     -----------------------------池田秀人議長 これより本日の会議を開きます。     ----------------------------- △諸般の報告 ○池田秀人議長 日程にはいるに先立ち、諸般の報告をいたします。 監査委員より、地方自治法第二百三十五条の二第三項の規定により五月及び六月の例月出納検査の結果について文書をもって報告がありました。 なお、調書は朗読を省略いたします。 次に、知事より、地方自治法施行令第百四十六条第二項の規定に基づく平成二年度大分県一般会計予算繰越明許費繰越計算書など五件の報告がありました。 なお、報告書は、いずれもお手元に配付の議案書の末尾に添付してあります。 以上、報告を終わります。     -----------------------------池田秀人議長 本日の議事は、お手元に配付の議事日程第一号により行います。     ----------------------------- △日程第一 会議録署名議員の指名 ○池田秀人議長 日程第一、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第百十六条の規定により後藤利夫君及び柴田明君を指名いたします。     ----------------------------- △日程第二 会期決定の件 ○池田秀人議長 日程第二、会期決定の件を議題といたします。 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から七月三十日までの二十二日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○池田秀人議長 ご異議なしと認めます。 よって、会期は二十二日間と決定いたしました。     ----------------------------- △日程第三 議員提出第四号議案及び議員提出第五号議案(議題、提出者の説明、質疑、討論、採決) ○池田秀人議長 日程第三、議員提出第四号議案及び議員提出第五号議案を一括議題といたします。     -----------------------------   議案提出書  議員提出第四号議案 大分県議会委員会条例の一部改正について 右の議案を別紙のとおり会議規則第十五条の規定により提出します。 平成三年七月九日            提出者 大分県議会議員 後藤利夫             〃          後藤国利            賛成者 大分県議会議員 和田至誠             〃          釘宮 磐             〃          古田き一郎             〃          佐藤佑一             〃          仲道俊哉             〃          相良補三郎             〃          永吉 凱             〃          首藤健次             〃          堤 隆一             〃          古屋虔郎            賛成者 大分県議会議員 柴田 明大分県議会議長 池田秀人殿     -----------------------------(別紙) 議員提出第四号議案  大分県議会委員会条例の一部改正について 大分県議会委員会条例の一部を改正する条例を次のように定める。  平成三年七月九日提出            大分県議会議員 後藤利夫   大分県議会委員会条例の一部を改正する条例 大分県議会委員会条例(昭和四十年大分県条例第十号)の一部を次のように改正する。 第三条の次に次の一条を加える。 (議会運営委員会の設置)第三条の二 議会に議会運営委員会を置く。2 議会運営委員会の委員の定数は、十三人とする。3 前条の規定は、議会運営委員会の委員の任期について準用する。 第五条第一項中「常任委員」の下に「、議会運営委員」を加える。 第六条第一項中「常任委員会」の下に「、議会運営委員会」を加える。 第十一条(見出しを含む。)中「特別委員」を「議会運営委員及び特別委員」に改める。 第二十六条の次に次の一条を加える。 (参考人)第二十六条の二 委員会が、参考人の出席を求めるには、議長を経なければならない。2 前項の場合において、議長は、参考人にその日時、場所及び意見を聞こうとする案件その他必要な事項を通知しなければならない。3 前三条の規定は、参考人について準用する。   附則 この条例は、公布の日から施行する。   理由 地方自治法(昭和二十二年法律第六十七号)の一部改正に伴い、議会運営委員会の設置及び参考人に対する意見聴取の手続に関する規定を設ける必要があるので提出する。     -----------------------------   議案提出書  議員提出第五号議案 大分県議会会議規則の一部改正について 右の議案を別紙のとおり会議規則第十五条の規定により提出します。  平成三年七月九日            提出者 大分県議会議員 後藤利夫             〃          後藤国利            賛成者 大分県議会議員 和田至誠             〃          釘宮 磐             〃          古田き一郎            賛成者 大分県議会議員 佐藤佑一             〃          仲道俊哉             〃          相良補三郎             〃          永吉 凱             〃          首藤健次             〃          堤 隆一             〃          古屋虔郎             〃          柴田 明大分県議会議長 池田秀人殿     -----------------------------(別紙) 議員提出第五号議案  大分県議会会議規則の一部改正について 大分県議会会議規則の一部を改正する規則を次のように定める。 平成三年七月九日提出            大分県議会議員 後藤利夫  大分県議会会議規則の一部を改正する規則 大分県議会会議規則(昭和四十年大分県議会規則第一号)の一部を次のように改正する。 第十四条中「及び」を「又は」に、「行なう」を「行う」に改める。 第三十五条中「又は」を「若しくは」に、「若しくは」を「又は」に、「行なわなければならない」を「行わなければならない」に改める。 第三十九条第一項中「に付託し、又は議会の議決で特別委員会に付託する」を「又は議会運営委員会に付託する。ただし、常任委員会に係る事件は、議会の議決で特別委員会に付託することができる」に改める。 第五十条第一項ただし書中「通告したもの」を「通告した者」に改める。 第七十一条の見出し中「所管事務」を「所管事務等」に改め、同条に次の一項を加える。2 議会運営委員会が、法第百九条の二(議会運営委員会)第三項に規定する調査をしようとするときは、前項の規定を準用する。 第八十九条第一項中「常任委員会」の下に「又は議会運営委員会」を、「ただし」の下に「、常任委員会に係る請願は」を加える。 第九十七条中「議長」を「議会」に改める。 第百七条中「並びに」を「及び」に改める。   附則 この規則は、公布の日から施行する。   理由 地方自治法(昭和二十二年法律第六十七号)の一部改正に伴い、所要の改正を行い、及び規定を整備したいので提出する。     -----------------------------池田秀人議長 提出者の説明を求めます。 後藤利夫君。  〔後藤(利)議員登壇〕 ◆後藤利夫議員 ただいま議題となりました議員提出第四号議案及び議員提出第五号議案について、提案理由のご説明を申し上げます。 まず、議員提出第四号議案についてでありますが、地方自治法の一部改正に伴い、大分県議会委員会条例について、議会運営委員会の設置及び参考人に対する意見聴取の手続に関する規定を設ける必要が生じたため、ここに本案を提出した次第であります。 次に、議員提出第五号議案についてでありますが、地方自治法の一部改正に伴い、大分県議会会議規則について所要の改正を行い、あわせて規定の整備をしたいので、ここに本案を提出した次第であります。 案文は、お手元に配付されておりますので、朗読は省略させていただきます。 何とぞ、慎重ご審議の上、ご協賛賜りますようお願い申し上げる次第であります。 ○池田秀人議長 以上で提出者の説明は終わりました。 これより質疑にはいります。--別にご質疑もないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。両案は、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○池田秀人議長 ご異議なしと認めます。 よって、両案は委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論にはいりますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。 これをもって討論を終結し、これより採決いたします。 両案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○池田秀人議長 ご異議なしと認めます。 よって、両案は原案のとおり可決されました。     -----------------------------
    △日程第四 第六八号議案から第九九号議案まで(議題、提出者の説明) ○池田秀人議長 日程第四、第六八号議案から第九九号議案までを一括議題といたします。     -----------------------------第六八号議案 平成三年度大分県一般会計補正予算(第一号)第六九号議案 平成三年度大分県母子福祉資金特別会計補正予算(第一号)第七〇号議案 平成三年度大分県寡婦福祉資金特別会計補正予算(第一号)第七一号議案 平成三年度大分県林業改善資金特別会計補正予算(第一号)第七二号議案 平成三年度大分県沿岸漁業改善資金特別会計補正予算(第一号)第七三号議案 平成三年度大分県農業改良資金特別会計補正予算(第一号)第七四号議案 平成三年度大分県中小企業近代化資金特別会計補正予算(第一号)第七五号議案 平成三年度大分県立病院事業会計補正予算(第一号)第七六号議案 県有地の信託について第七七号議案 職員の特殊勤務手当支給条例等の一部改正について第七八号議案 法令等の規定に基き出頭し又は参加した関係人等に対する実費弁償条例の一部改正について第七九号議案 大分県恩給条例等の一部改正について第八〇号議案 大分県税条例の一部改正について第八一号議案 大分県税特別措置条例の一部改正について第八二号議案 町の境界変更について第八三号議案 大分県社会福祉振興基金条例の一部改正について第八四号議案 大分県心身障害者扶養共済制度条例の一部改正について第八五号議案 大分県看護婦等修学資金貸与条例の一部改正について第八六号議案 建物の売却について第八七号議案 平成三年度における農業水利施設高度利用事業に要する経費の市町村負担について第八八号議案 平成三年度における水環境整備事業に要する経費の市町村負担について第八九号議案 平成三年度における水産振興関係事業に要する経費の市町村負担について第九〇号議案 有料の国道一九七号(大手町駐車場)の料金の変更の同意について第九一号議案 訴えの提起について第九二号議案 工事請負契約の締結について第九三号議案 工事請負契約の締結について第九四号議案 工事請負契約の締結について第九五号議案 大分県立学校職員及び大分県市町村立学校県費負担教職員定数条例の一部改正について第九六号議案 平成二年度大分県立病院事業会計決算の認定について第九七号議案 平成二年度大分県立三重病院事業会計決算の認定について第九八号議案 平成二年度大分県電気事業会計決算の認定について第九九号議案 平成二年度大分県工業用水道事業会計決算の認定について     -----------------------------〔参照〕報第三号 平成二年度大分県一般会計予算繰越明許費繰越計算書について報第四号 平成二年度大分県一般会計予算事故繰越し繰越計算書について報第五号 平成二年度大分県電気事業会計予算繰越計算書について報第六号 損害賠償の額の決定について報第七号 損害賠償の額の決定について     -----------------------------池田秀人議長 提出者の説明を求めます。 平松知事。  〔平松知事登壇〕 ◎平松守彦知事 本日開会されます平成三年第二回定例県議会は、新しい構成で迎えます初めての定例会でございます。私といたしましても、四たび県政を担当いたします責任の重大さを改めて痛感し、身の引き締まる思いがいたしておるところであります。この際、県政十二年の実績を踏まえ、初心に立ち返り県民の声に謙虚に耳を傾け、地域において真に豊かさを実感できる物もゆたか心もゆたかな豊の国づくりに渾身の努力を傾注してまいる所存でありますので、格別のご支援を心からお願い申し上げる次第であります。 さて、ただいま上程されました諸議案の説明に先立ち、本年度における県政執行基本的考え方について所信の一端を申し述べたいと存じます。 一、県政執行基本的考え方補正予算編成方針 今日、加速する東京一極集中や過疎、高齢化問題、さらには農産物自由化高速交通体系整備への対応等、県政を取り巻く情勢は一段と厳しい局面を迎えております。 私は、二十一世紀までの十年間を地域構築の時代と位置づけ、経済社会の急速な進展に柔軟に対応できる個性ある地域の発展を目指し、活力と安らぎに満ちた豊かな郷土を支える基盤づくりを積極的に進めていかなければならないと考えております。 幸い、県下各地域に県民の真摯な地域づくりの努力が積み重ねられるとともに、大規模プロジェクトの推進を初め県勢も着実に発展してまいっております。 今後の県政執行に当たりましては、こうした努力と活力を源として、若者の定住と過疎からの脱却を目標に、交通体系整備への挑戦、過疎対策農林水産業再生への挑戦、快適な生活環境づくりへの挑戦の三つの挑戦を中心とし、福祉健康施策の充実、中小企業体質改善、文化・スポーツの振興など各般の施策に全力で取り組んでまいる所存であります。 具体的な施策の推進に当たりましては、第一、心の通う福祉の推進と県民の健康づくり、第二、均衡ある地域づくりと交通・通信網の整備、第三、新しい時代に即応した農林水産業の振興、第四、将来に展望のある商工業・観光の振興、第五、地域に生きる人材の育成と個性ある文化の創造の五つの柱を基本に、気配りのきいた積極的な施策を展開してまいりたいと考えております。 また、先般、私は九州地方知事会の会長に選任されたところであり、今後とも九州は一つの理念のもとに、地方分権の推進、公共投資の地方への傾斜配分などを通じ、九州の一体的浮揚のため、なお一層の努力をしてまいる所存であります。 次に、補正予算編成方針でありますが、国の予算及び地方財政計画とおおむね基調を合わせることとし、将来を見通した財政の健全性にも配意しながら、21大分県長期総合計画を踏まえ、真に県民福祉の向上、県勢の発展に効果のある積極的な施策を数多く織り込んだ次第であります。 二、予算の概要 以上の基本方針に基づいて編成いたしました今回の補正予算は、一般会計におきまして七百二十一億四千七百三十一万六千円となり、既決予算にこれを加えますと、予算規模は五千七百七十七億九千二百三十一万六千円となります。これを前年度当初予算と比較しますと一三・七%の増となっております。 以下、新規重点事業を中心にその概要を申し上げます。 第一、心の通う福祉の推進と県民の健康づくり (福祉施策の充実) まず、女性が安心して働ける環境づくりとして、新たに三歳未満児の保育料の軽減を図るほか、乳児保育延長保育等助成措置を大幅に拡充するとともに、これらの保育に必要な施設の整備に対し助成することにいたしております。 次に、安岐町等の過疎高齢者生活福祉センターの建設及び、挾間町等に新しい型の軽費老人ホームを建設することに対し助成措置を講じております。 また、社会福祉介護研修センター実施設計を行うとともに、社会福祉振興基金に積み立てを行うほか、朝地町の地域福祉センター建設に対し助成することにいたしております。 次に、大分市に通所の精神薄弱者更生施設を、別府市に重症心身障害児施設を、また三光村に身体障害者療護施設をそれぞれ建設することに対し助成するとともに、糸口学園の移転新築に伴う所要の措置を講じております。 また、白内障による眼内レンズ挿入手術の負担を軽減するとともに、聴覚障害者文字放送受信装置つきテレビ等の購入に対し助成することにいたしております。 このほか、高齢者、障害者にやさしいまちづくり事業として、歩道や県庁舎などの改良を計画的に進めるとともに、公共施設等におけるこれらの整備状況を明示した福祉マップを作成することにいたしております。 (保健医療対策の推進) 新生児の健やかな成長を願い、乳幼児の医療費に対する助成措置を大幅に拡充し、三歳未満児の入院及び通院を対象にするとともに、地域の中核病院に未熟児等の救急搬送用保育器を整備するほか、引き続き豊の国すこやか赤ちゃん対策事業を実施することにいたしております。 また、寝たきり老人等車いす使用者の検診が可能な特殊レントゲン車整備並びに三重町における看護婦養成所の建設に対し助成するとともに、救急患者救命率向上のため、救急自動車と医師とのホットラインシステム等体制整備に対し助成措置を講じております。 このほか、宇目町等の保健センター建設に対し助成するほか、来年夏に開院を予定している新県立病院医療機器購入について所要の措置を講じております。 (県民生活安全確保) 最近、交通死亡事故が高水準で推移しておりますので、特に夜間やカーブの事故防止に効果のある道路標識等交通安全施設を計画的に整備するなど、交通事故防止交通秩序の維持を図ってまいることにいたしております。 次に、悪質巧妙化する暴力団を排除するため、財団法人暴力追放大分県民会議を設立し、啓発、相談活動等を強力に推進することとし、所要の措置を講じております。 このほか、急傾斜地の崩壊防止対策河川堆積土の除去等を積極的に進めるとともに、広域農地防災計画を策定することにいたしております。 第二、均衡ある地域づくりと交通・通信網の整備 (特性を生かした地域づくりの推進) 昨年の国勢調査で県人口が減少いたしましたので、今後の施策展開の参考とするため、人口流動要因の調査分析を行うとともに、出生率低下の対策について検討するほか、過疎地域巡回研究チームを編成し、地域の特性に応じた実効ある対策を研究することにいたしております。 次に、圏域の中心となる都市により魅力ある都市機能を持たせるため、中核施設の整備を進めることとし、その整備構想策定のため所要の措置を講じております。 また、地域振興事業調整費を大幅に拡充するとともに、地域総合整備資金による民間事業活動の促進を図ることにいたしております。 このほか、マリンカルチャーセンター運営のための財団法人を設立し、来年四月に予定されている開館の準備に取りかかることとしております。 (国際化、情報化時代への対応) 地域レベル国際交流を積極的に進めることとし、ジャパンフェスティバルの一環として英国ウェールズにおいて大分フェアを開催し、本県の産業、文化を紹介するとともに、韓国との交流を促進するための調査を行うことにいたしております。 次に、国内在住の有力外国紙記者等を招き、国際化に対応した地域づくりについて意見交換を行うとともに、国際交流センターを中心にローカル外交の促進や外国人への情報提供相談活動など各般の事業を推進してまいります。 また、ハイパーネットワーク社会について調査研究するとともに、地域情報化計画推進のため、所要の措置を講じております。 (交通体系の整備) さきの日韓航空交渉において、来年四月以降の大分・韓国線の開設が合意されましたので、韓国へのチャーター便の実績拡大を図るなど国際定期便の就航実現に全力を挙げるとともに、国際線の就航に備えた大分空港ターミナルビルの整備に対し助成するほか、国際貨客空港化に必要な施設について調査検討することにいたしております。 次に、九州横断自動車道や北大道路の早期完成に向け、その整備促進を図るとともに、日出バイパスや東九州自動車道についても、早期建設に向け、積極的に働きかけを行ってまいります。 一般の国・県道につきましても、県内六十分・圏域内三十分道路交通圏構想に基づき整備促進することとし、特に県単独の道路改良事業を大幅に拡充するとともに、新たにゆずりあい車線整備事業を実施するほか、県北部地域の道路網整備について調査することにいたしております。県北部地域は、中津-日田間を頭に置いているところであります。 また、現在不通となっておりますJR豊肥本線の早期復旧、一応八月十日前後をめどに復旧する予定でございますが、早期復旧を図るため、所要の助成措置を講じております。 また、佐伯港港湾計画の見直しに着手するとともに、超高速大型貨物船--スーパーライナーと呼ばれておりますが、の導入可能性について調査研究することにいたしております。 (社会、生活環境の整備) 快適な生活環境づくりのため、生活排水対策を積極的に推進することとし、まず、重点地域の生活排水対策推進計画の策定及びモデル市町村の生活排水処理施設整備計画の策定に対し助成するとともに、農業集落排水整備計画策定のための調査を行うことにいたしております。 また、下水道の整備、農漁村地域の集落排水事業及び小型合併処理浄化槽の設置を促進するため、県単独の助成措置を特段に拡充したほか、地域環境保全基金を活用し、水質保全等に関する普及啓発に努めることとしております。 次に、産業廃棄物広域処分場及び建設廃材の再資源化について調査するとともに、リサイクル一一〇番電話の設置や減量化、資源化によるごみの排出抑制を図ってまいることにいたしております。 また、県立病院移転後の跡地利用について調査検討するとともに、大分駅高架化のための総合的な事前調査及び周辺地区の総合整備計画策定に着手するほか、大分市、別府市の都市計画基本計画の見直しを行うこととし、所要の措置を講じております。 第三、新しい時代に即応した農林水産業の振興 (農業の振興) 新農業振興計画に基づき、農業の再生を目指して地域の特性に応じた施策を推進してまいります。 まず、農業後継者確保対策として、新たに青年農業者育成基金を設置するほか、農家出身の新規学卒者やUターン青年等の就農を促進するため、県、市町村一体となった活動を展開するとともに、新規就農者や経営規模拡大希望者の農地取得等に対し特段の助成措置を講じております。 また、施設園芸の振興を図るため、ハウス等施設整備に対する助成を大幅に拡充するとともに、温泉熱利用花き園芸試験場に種苗生産施設を整備し、花卉優良種苗の供給を促進することにいたしております。 次に、うまい大分米づくりを推進するため、有望品種の生産拡大や新品種の育成研究、集荷保管施設の整備等による品質向上対策を進めるとともに、自主流通米の県内消費拡大や関西地区等の販売促進など販路拡大に努めるほか、カボスの超早期加温栽培による早期出荷について研究することにいたしております。 また、肉用牛の増頭を図るため、繁殖牛及び肥育素牛の導入に対する助成を大幅に拡充するとともに、来年十月、湯布院町で開かれる第六回全国和牛能力共進会に向けて万全を期すため、開催予定地で県内大会--プレイベントでございますが、県内大会を開くほか、日田及び玖珠家畜市場の統合に伴う新たな市場の建設に対し助成措置を講じております。 次に、生鮮食料品の流通情報ネットワークを整備するとともに、青果物の品質表示や出荷規格の統一化を進めるほか、国内及び海外においてアンテナショップ等を設置するなど、販路の拡大、定着化を図ってまいります。 また、中山間地域の小規模土地基盤整備を推進するとともに、過疎地域基幹農道を県の代行により整備するための事業計画を策定するほか、農道離着陸場の本格利用に備え、野菜の試験輸送を開始することにいたしております。 このほか、アグリカルチャーパーク--農業公園構想でございますが、アグリカルチャーパーク構想について調査検討することにいたしております。 (林業の振興) 県内の豊かな森林資源を保護育成していくため、引き続き間伐促進対策を総合的に実施するとともに、林道整備に対する県単独の助成措置を大幅に拡充いたしております。 特に、林業労働者の減少、高齢化が進み、また、昨年七月の竹田を中心とする大雨被害の多くが多量の流木によってもたらされたことにかんがみまして、財団法人森林整備センター(仮称)を設立するとともに、林業労働基金を設置することとし、高性能機械の導入による主間伐を積極的に推進してまいることにいたしております。このため、機械操作技能者の養成や施業の団地化を進めるとともに、団地内林道の整備を促進することとしております。 次に、グリーンポリス構想--日田・玖珠・下毛圏でございますが、グリーンポリス構想を推進するために高度総合木材加工団地の実施計画策定に助成するとともに、耶馬渓町に林業労働者就労促進施設を建設することに対し助成措置を講じております。 また、ハウス等生シイタケ生産施設の整備に対し新たな県単独の助成制度を設けるとともに、天瀬町にヒラタケ生産施設を整備することに対し助成するなど、特用林産の振興を図ってまいります。 このほか、森林組合の広域合併を引き続き推進することとし、合併組合の施設整備等に対する助成を拡充いたしております。 (水産業の振興) 平成十二年度を目標とする水産振興計画を策定するとともに、水産関係団体が設置する漁業振興基金に出資を行うことにいたしております。 また、音響給餌によるマコガレイの中間育成試験を行うほか、日出町における城下カレイの養殖、遊漁施設等の整備のための調査を支援することとし、所要の措置を講じております。 次に、豊前海漁業の振興を図るため、アサリの増殖実証試験を行うとともに母貝団地の造成に対し助成するほか、姫島村地先において海中緑化技術の開発を行うことにいたしております。 このほか、プレジャーボートに対する漁場秩序の普及啓発に努めるとともに、水産試験場に気象衛星「ノア」の受信装置を設置し、より精度の高い情報を提供するほか、内水面漁業の振興を図るため、モクズガニの放流試験等を行うこととしております。 第四、将来に展望のある商工業・観光の振興 (商工業の振興) まず、魅力ある商店街づくりを進めるため、アーケードやポケットパークなどの共同施設整備を積極的に促進することとし、特段の助成措置を講じております。 また、中小企業の情報化を推進するため地域経済情報センターに基金を設置するとともに、最近の県内景気を勘案し、制度資金を大幅に拡充したほか、直川村商工会の会館建設に対し助成することにいたしております。 次に、国際技術交流拠点整備の可能性調査を行うほか、大分県・工業技術院研究交流センター等において企業の技術開発に取り組む研究者を養成するとともに、全国一の生産量を誇る珪藻土の高度利用技術開発に対し助成するなど、中小企業の技術水準の向上を図ってまいります。 また、過疎地域工業団地等整備可能性調査を行うとともに、立地企業に対する融資を拡充し、県内企業をも対象とすることにいたしております。 次に、労働力確保対策として、新規学卒者の県内就職やUターン就職を促進することとし、特に東京での広報に力を入れるとともに、若年労働者の中長期的な需給バランスを調整する雇用マップ--雇用地図を作成することにいたしております。 このほか、建設業のイメージアップ等による若年建設労働者の確保を図るほか、臼津地域及び宇佐市のシルバー人材センターの設置に対し助成することとしております。 (観光の振興) 最近増加しております韓国からの観光客誘致に特に力を入れることとし、観光ミッションの派遣及び国際観光振興会ソウル事務所に大分県観光宣伝担当者を配置することに対し助成することにいたしております。 また、コンベンションホール--別府市でございますが、コンベンションホールの実施設計を行うとともに、人気の高まっているオートキャンプ場を中心とした野外レクリエーション施設の適地調査を行うこととし、所要の措置を講じております。 このほか、本県への観光客の多い福岡において大分の観光資源や味覚、特産品等を広く紹介してまいるとともに、恵まれた自然と発展する大分の姿を新たに観光宣伝資料として作成することとしております。 第五、地域に生きる人材の育成と個性ある文化の創造 (活力ある人材の育成) 県立学校の整備につきましては、中津北高校校舎を改築するため所要の措置を講じるとともに、杵築高校の体育館、大分商業高校の水球プールを建設するほか、国東農工高校など八校のグラウンド用地取得または整備を行うことにいたしております。 また、新生養護学校の移転新築用地及び石垣原養護学校のプール建設用地を取得するとともに、鶴見養護学校の管理棟を増築することにいたしております。 次に、中学校及び高等学校の連携を深め、学力の向上、進路指導等の充実を図るほか、女性の活動拠点となる女性センターの整備基本計画を策定するとともに、新おおいた女性プランの普及推進を図ってまいります。 また、スポーツ推進計画を策定するとともに、本県スポーツの競技力向上のため優秀な指導者や選手の養成及びジュニア選手の育成に助成するほか、来年度本県で開催される国民体育大会九州ブロック大会に備え、新たにライフル射撃場--庄内でございますが、ライフル射撃場を建設することにいたしております。 このほか、青少年健全育成に資するため、有害コミックス対策に地域ぐるみで取り組むことといたしております。 (個性ある地方文化の創造) 地域に根差した文化の創造を目指し、一村一文化推進事業に新たに、文化活動等に対する助成措置を講じております。 また、県立図書館移転新築のための実施設計及び用地購入を行うとともに、県下図書館等とのネットワークの構築など利用者のサービス向上を図るため、図書館業務の電算化に着手することにいたしております。 次に、韓国との交流の一環として、新羅と古代の大分に関するシンポジウムを開催するほか、大分・ソ連友好バレエ公演に助成することにいたしております。 このほか、美術館相互の交流事業として、世田谷美術館の収蔵品展を開催することといたしております。 (私学の振興) 私立学校の健全な育成発展を図るため、引き続き運営費に対する助成を拡充するとともに、過疎地域幼稚園に対し、経営安定のための新たな助成措置を講じております。 また、私立専修学校及び各種学校の教育内容の充実、向上を図るため、設備整備に対し助成することにいたしております。 以上が予算の概要でございますが、歳出予算に対する主な財源といたしましては、県税百三十億五千万円、地方交付税百三十六億円、国庫支出金百六十六億四百余万円、繰入金七十六億八千百余万円、県債百三十八億七千三百余万円であります。 このほか、予算関係では債務負担行為二十八件、特別会計予算議案六件、企業会計予算議案一件を提案いたしておりますが、説明は省略させていただきます。 三、予算外議案 予算外議案につきましては二十四件を提案いたしておりますが、いずれも議案の末尾に提案の理由を付してありますので、そのすべてについての説明は省略させていただき、主なものについて申し上げます。 第七六号議案県有地の信託につきましては、インテリジェント・ビルを建設し、これを賃貸するため、大分市東春日町のソフトパークのあるところでございますが、大分市東春日町の県有地を信託するものであります。 第八〇号議案大分県税条例の一部改正につきましては、地方税法等の一部改正に伴い、長期譲渡所得に係る個人県民税の税率の引き上げ、優良住宅地の造成等のために土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得に係る個人県民税の税率の引き下げ等を行うことについて、所要の改正をするものであります。 第八一号議案大分県税特別措置条例の一部改正につきましては、山村振興法等の一部改正に伴い、振興山村区域における県税の不均一課税を行い、及び新産業都市区域等における県税の不均一課税の適用期間の延長を行うことについて、所要の改正をするものであります。 第九二号議案から第九四号議案工事請負契約の締結につきましては、大分臨海工業地帯六号地の土地造成--日産の誘致に係る分でございます、土地造成に係る工事請負契約の締結について、議会の議決をお願いするものであります。 以上をもちまして、提出いたしました諸議案の説明を終わります。 何とぞ、慎重ご審議の土、ご協賛賜りますようお願い申し上げる次第であります。 ○池田秀人議長 これをもって提出者の説明は終わりました。     -----------------------------池田秀人議長 以上をもって本日の議事日程は終わりました。 お諮りいたします。明十日から十二日まで及び十五日は、議案調査のため休会といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○池田秀人議長 ご異議なしと認めます。 よって、明十日から十二日まで及び十五日は休会と決定いたしました。 なお、十三日及び十四日は県の休日のため休会といたします。 次会は、十六日定刻より開きます。 日程は、決定次第通知いたします。     -----------------------------池田秀人議長 本日は、これをもって散会いたします。     午前十一時三十七分 散会...