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09月11日-01号

  • "工業用地造成事業特別会計歳入歳出決算"(1/1)
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  1. 熊本県議会 2020-09-11
    09月11日-01号


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    最終取得日: 2024-09-10
    令和2年 9月 定例会               第 1 号              (9月11日)  令和2年   熊本県議会9月定例会会議録     第1号令和2年9月11日(金曜日)  ―――――――――――――――――   議事日程 第1号  令和2年9月11日(金曜日)午前10時開会 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期決定の件 第3 知事提出議案の上程(第1号から第55号まで) 第4 知事の提案理由説明 第5 監査委員の意見(第7号) 第6 議案に対する質疑(第35号から第55号まで) 第7 決算特別委員会設置の件 事件の付託(第35号から第55号まで) 委員の選任 第8 休会の件  ―――――――――――――――――本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期決定の件 日程第3 知事提出議案の上程(第1号から第55号まで) 日程第4 知事の提案理由説明 日程第5 監査委員の意見(第7号) 日程第6 議案に対する質疑(第35号から第55号まで) 日程第7 決算特別委員会設置の件 事件の付託(第35号から第55号まで) 委員の選任 日程第8 休会の件    ――――――○――――――出席議員氏名(49人)            前 田 敬 介 君            城 戸   淳 君            本 田 雄 三 君            南 部 隼 平 君            坂 梨 剛 昭 君            荒 川 知 章 君            西 村 尚 武 君            島 田   稔 君            池 永 幸 生 君            竹 﨑 和 虎 君            松 野 明 美 さん            山 本 伸 裕 君            岩 田 智 子 さん            吉 田 孝 平 君            中 村 亮 彦 君            大 平 雄 一 君            髙 島 和 男 君            末 松 直 洋 君            松 村 秀 逸 君            岩 本 浩 治 君            西 山 宗 孝 君            河 津 修 司 君            楠 本 千 秋 君            濱 田 大 造 君            前 田 憲 秀 君            磯 田   毅 君            西   聖 一 君            橋 口 海 平 君            緒 方 勇 二 君            増 永 慎一郎 君            髙 木 健 次 君            髙 野 洋 介 君            内 野 幸 喜 君            山 口   裕 君            早 田 順 一 君            渕 上 陽 一 君            城 下 広 作 君            鎌 田   聡 君            田 代 国 広 君            坂 田 孝 志 君            溝 口 幸 治 君            小早川 宗 弘 君            池 田 和 貴 君            井 手 順 雄 君            吉 永 和 世 君            松 田 三 郎 君            藤 川 隆 夫 君            岩 下 栄 一 君            前 川   收 君欠席議員氏名(なし)  ―――――――――――――――――説明のため出席した者の職氏名     知事     蒲 島 郁 夫 君     副知事    田 嶋   徹 君     知事公室長  白 石 伸 一 君     総務部長   山 本 倫 彦 君     企画振興部長 高 橋 太 朗 君     理    事 水 谷 孝 司 君     健康福祉部長 渡 辺 克 淑 君     環境生活部長 藤 本   聡 君     商工観光労働            藤 井 一 恵 君     部    長     理    事 寺 野 愼 吾 君     農林水産部長 竹 内 信 義 君     土木部長   上 野 晋 也 君     会計管理者  本 田 充 郎 君     企業局長   藤 本 正 浩 君     病院事業            吉 田 勝 也 君     管理者     教育長    古 閑 陽 一 君     警察本部長  岸 田 憲 夫 君     人事委員会            出 田 孝 一 君     委員長     監査委員   福 島 誠 治 君  ―――――――――――――――――事務局職員出席者     事務局長   吉 永 明 彦     事務局次長            横 尾 徹 也     兼総務課長     議事課長   村 田 竜 二     審議員兼            富 田 博 英     議事課長補佐    ――――――○――――――  午前10時開会 開議 ○議長(池田和貴君) ただいまから令和2年9月熊本県議会定例会を開会いたします。 これより本日の会議を開きます。    ――――――○―――――― 就任挨拶 ○議長(池田和貴君) まず、さきの人事異動で就任されました部局長から、それぞれ挨拶の申出があっておりますので、この際、これを許します。 理事水谷孝司君。  〔理事水谷孝司君登壇〕 ◎理事(水谷孝司君) おはようございます。8月21日付で理事兼企画振興部球磨川流域復興局長を拝命しました水谷でございます。球磨川流域の治水対策、令和2年7月豪雨からの復旧、復興に全力で取り組んでまいります。御指導のほど、よろしくお願い申し上げます。(拍手) ○議長(池田和貴君) 警察本部長岸田憲夫君。  〔警察本部長岸田憲夫君登壇〕 ◎警察本部長(岸田憲夫君) 警察本部長を拝命しました岸田でございます。熊本県の安全、安心のために一生懸命頑張りますので、御理解と御支援をお願いいたします。(拍手)    ――――――○―――――― △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(池田和貴君) 次に、日程に従いまして、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第121条の規定により、楠本千秋君、西山宗孝君、磯田毅君、以上3人を指名いたします。    ――――――○―――――― △日程第2 会期決定の件 ○議長(池田和貴君) 次に、日程第2、会期決定の件を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から10月8日までの28日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(池田和貴君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から10月8日までの28日間とすることに決定いたしました。    ――――――○―――――― △日程第3 知事提出議案第1号から第55号まで ○議長(池田和貴君) 次に、日程第3、知事提出議案第1号から第55号までが提出されましたので、これを一括して議題といたします。  ――――――――――――――――― 第1号 令和2年度熊本県一般会計補正予算(第10号) 第2号 令和2年度熊本県立高等学校実習資金特別会計補正予算(第1号) 第3号 令和2年度熊本県電気事業会計補正予算(第1号) 第4号 令和2年度熊本県病院事業会計補正予算(第1号) 第5号 専決処分の報告及び承認について 第6号 熊本県内部組織設置条例の一部を改正する条例の制定について 第7号 熊本県知事等損害賠償責任の一部免責に関する条例の一部を改正する条例の制定について 第8号 熊本県手数料条例の一部を改正する条例の制定について 第9号 漁業法等の一部を改正する等の法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について 第10号 熊本県球磨川水系防災減災基金条例の一部を改正する条例の制定について 第11号 熊本県食品衛生基準条例等の一部を改正する等の条例の制定について 第12号 熊本県安心こども基金条例の一部を改正する条例の制定について 第13号 熊本県食の安全安心推進条例の一部を改正する条例の制定について 第14号 熊本県控除対象特定営利活動法人を定める条例の一部を改正する条例の制定について 第15号 熊本県中小企業融資制度の損失補償に係る回収納付金を受け取る権利に関する条例の一部を改正する条例の制定について 第16号 熊本県職業能力開発校等で実施する職業訓練の基準等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 第17号 令和2年度農林水産関係の建設事業の経費に対する市町負担金(地方財政法関係)について 第18号 令和2年度農地海岸保全事業の経費に対する市負担金について 第19号 令和2年度県営土地改良事業の経費に対する市町村負担金について 第20号 令和2年度道路事業の経費に対する市町村負担金について 第21号 令和2年度流域下水道事業の経費に対する市町村負担金について 第22号 令和2年度海岸事業の経費に対する市町負担金について 第23号 令和2年度地すべり対策事業の経費に対する市負担金について 第24号 令和2年度都市計画事業、港湾事業、急傾斜地崩壊対策事業及び砂防事業の経費に対する市町村負担金地方財政法関係)について 第25号 工事請負契約の締結について 第26号 工事請負契約の締結について 第27号 工事請負契約の締結について 第28号 工事請負契約の締結について 第29号 工事請負契約の締結について 第30号 公共施設等運営権の設定について 第31号 専決処分の報告及び承認について 第32号 専決処分の報告及び承認について 第33号 専決処分の報告及び承認について 第34号 専決処分の報告及び承認について 第35号 令和元年度熊本県一般会計歳入歳出決算の認定について 第36号 令和元年度熊本県中小企業振興資金特別会計歳入歳出決算の認定について 第37号 令和元年度熊本県母子父子寡婦福祉資金特別会計歳入歳出決算の認定について 第38号 令和元年度熊本県収入証紙特別会計歳入歳出決算の認定について 第39号 令和元年度熊本県立高等学校実習資金特別会計歳入歳出決算の認定について 第40号 令和元年度熊本県港湾整備事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第41号 令和元年度熊本県臨海工業用地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第42号 令和元年度熊本県用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第43号 令和元年度熊本県育英資金等貸与特別会計歳入歳出決算の認定について 第44号 令和元年度熊本県林業改善資金特別会計歳入歳出決算の認定について 第45号 令和元年度熊本県沿岸漁業改善資金特別会計歳入歳出決算の認定について 第46号 令和元年度熊本県市町村振興資金貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第47号 令和元年度熊本県流域下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第48号 令和元年度熊本県高度技術研究開発基盤整備事業等特別会計歳入歳出決算の認定について 第49号 令和元年度熊本県のチッソ株式会社に対する貸付けに係る県債償還等特別会計歳入歳出決算の認定について 第50号 令和元年度熊本県公債管理特別会計歳入歳出決算の認定について 第51号 令和元年度熊本県国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第52号 令和元年度熊本県病院事業会計決算の認定について 第53号 令和元年度熊本県電気事業会計資本剰余金の処分、資本金の額の減少及び決算の認定について 第54号 令和元年度熊本県工業用水道事業会計資本剰余金の処分及び決算の認定について 第55号 令和元年度熊本県有料駐車場事業会計利益の処分及び決算の認定について 報告第1号 専決処分の報告について 報告第2号 公立大学法人熊本県立大学の経営状況を説明する書類の提出について 報告第3号 公益財団法人熊本県立劇場の経営状況を説明する書類の提出について 報告第4号 天草エアライン株式会社の経営状況を説明する書類の提出について 報告第5号 豊肥本線高速鉄道保有株式会社の経営状況を説明する書類の提出について 報告第6号 肥薩おれんじ鉄道株式会社の経営状況を説明する書類の提出について 報告第7号 一般財団法人熊本さわやか長寿財団の経営状況を説明する書類の提出について 報告第8号 公益財団法人熊本総合保健センターの経営状況を説明する書類の提出について 報告第9号 公益財団法人熊本移植医療推進財団の経営状況を説明する書類の提出について 報告第10号 公益財団法人熊本生活衛生営業指導センターの経営状況を説明する書類の提出について 報告第11号 公益財団法人水俣芦北地域振興財団の経営状況を説明する書類の提出について 報告第12号 公益財団法人熊本環境整備事業団の経営状況を説明する書類の提出について 報告第13号 一般財団法人熊本テルサの経営状況を説明する書類の提出について 報告第14号 公益財団法人熊本雇用環境整備協会の経営状況を説明する書類の提出について 報告第15号 希望の里ホンダ株式会社の経営状況を説明する書類の提出について 報告第16号 公益財団法人くまもと産業支援財団の経営状況を説明する書類の提出について 報告第17号 一般財団法人熊本起業化支援センターの経営状況を説明する書類の提出について 報告第18号 株式会社テクノインキュベーションセンターの経営状況を説明する書類の提出について 報告第19号 一般財団法人熊本県伝統工芸館の経営状況を説明する書類の提出について 報告第20号 一般社団法人熊本野菜価格安定資金協会の経営状況を説明する書類の提出について 報告第21号 公益社団法人熊本県畜産協会の経営状況を説明する書類の提出について 報告第22号 公益財団法人熊本県農業公社の経営状況を説明する書類の提出について 報告第23号 公益社団法人熊本県林業公社の経営状況を説明する書類の提出について 報告第24号 公益財団法人熊本林業従事者育成基金の経営状況を説明する書類の提出について 報告第25号 公益財団法人くまもと里海づくり協会の経営状況を説明する書類の提出について 報告第26号 熊本県道路公社の経営状況を説明する書類の提出について 報告第27号 一般財団法人白川水源地域対策基金の経営状況を説明する書類の提出について 報告第28号 公益財団法人熊本県武道振興会の経営状況を説明する書類の提出について 報告第29号 公益財団法人熊本暴力追放運動推進センターの経営状況を説明する書類の提出について 報告第30号 令和元年度決算に基づく熊本県の財政の健全化判断比率及び公営企業の資金不足比率の報告について 報告第31号 公立大学法人熊本県立大学の令和元年度に係る業務の実績に関する評価について 報告第32号 歯科保健対策の推進に関する施策の報告について 報告第33号 地産地消の推進に関する施策の報告について 報告第34号 熊本県教育委員会の点検及び評価報告書の提出について    ――――――○―――――― △日程第4 知事の提案理由説明 ○議長(池田和貴君) 次に、日程第4、ただいま議題といたしました議案に対する知事の説明を求めます。 知事蒲島郁夫君。  〔知事蒲島郁夫君登壇〕 ◎知事(蒲島郁夫君) 今回の定例会に提案しております議案の説明に先立ち、最近の県政の動向について御説明申し上げます。 まず、令和2年7月豪雨への対応についてです。 令和2年7月豪雨発生から2か月が経過しました。 改めまして、亡くなられた方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、被害に遭われた皆様に心からお見舞いを申し上げます。 現在、900人を超える方が避難所での生活を余儀なくされています。県では、被災者の方が安心して暮らせる生活の場を一日も早く提供するため、20団地、737戸の仮設住宅の建設を進めています。既に、7団地、156戸が完成し、入居が開始されています。 引き続き、市町村と連携し、スピード感を持って取り組んでまいります。 これからは、応急対策から本格的な復旧、復興へとフェーズを進めていく必要があります。 このため、8月21日には、復旧、復興のための施策を県庁の各部局が一体となって迅速かつ強力に推進するため、私を本部長とする復旧・復興本部を設置しました。また、復旧、復興に取り組む専任組織として球磨川流域復興局を設置し、体制の強化を図りました。 今後、球磨川流域の復旧、復興を進めるに当たって、国、県及び流域市町村が連携して、今回の豪雨災害に関する検証を速やかに進めていくことが重要です。 そのため、8月25日に、第1回の令和2年7月球磨川豪雨検証委員会を開催しました。委員会では、国から豪雨災害の概要や人吉地点の推定流量などの報告を受けるとともに、流域市町村長から率直かつ貴重な御意見をいただきました。今後も、時間的緊迫性を持って検証をさらに深めてまいります。 また、8月30日には、くまもと復旧復興有識者会議を開催し、五百旗頭座長をはじめとする有識者の皆様から様々な御意見や御提案をいただきました。その中で、将来にわたって流域住民の生命、財産を守り、安全、安心を確保しながら、球磨川流域の豊かな恵みを享受し、持続可能な地域の再生を目指すグリーン・ニューディールという新たな哲学を示していただきました。 今後、検証委員会や有識者会議の議論を踏まえ、球磨川流域の創造的復興の方向性を示す復旧・復興プランについて、11月を目途に策定、公表できるよう、全力で取り組んでまいります。 また、7月末に閣議決定された被災者の生活と生業の再建に向けた対策パッケージを踏まえ、総額917億円の補正予算について、議会の御理解もいただきながら、8月に専決させていただきました。対策パッケージに盛り込まれたなりわい再建支援補助金などを活用し、被災地域の復旧、復興を促進してまいります。 次に、新型コロナウイルス感染症への対応についてです。 県内においても、大規模なクラスターの発生が確認されました。厚生労働省クラスター対策班の指導の下、積極的疫学調査を進め、関係者への迅速なPCR検査や医療関係者の懸命な御尽力により、現在は収束しています。 一方、今も県内各地で新たな感染者の確認が続いており、中でも、家庭内や飲食店における感染が増加するなど、警戒が必要な状況です。 引き続き、新型コロナウイルスが身近な危機であることを県民の皆様に認識いただき、基本的な感染防止対策を徹底していただけるよう、取組を進めてまいります。 県では、これまで、PCR検査体制の充実と医療提供体制の強化を両輪として取り組んでまいりました。 検査体制については、PCR検査センターの設置に取り組むとともに、医療機関における検査機器の導入等により、各地域において検査を受けられる体制構築を進めています。 また、医療提供体制については、大規模クラスターの発生に伴い、宿泊療養施設における軽症者等の受入れを開始するなど、体制を強化しています。 今後の感染拡大局面も見据えて、引き続き、各体制の強化を進めてまいります。 新型コロナウイルスの影響が長期化する中、人々の生活様式や価値観、消費活動は変わってきており、事業者にも、働き方やビジネスモデルの転換、生産性向上のための取組が求められています。 事業者のテレワークの導入支援や新しい生活様式に合わせた商店街づくりの支援など、国や商工団体等と連携し、事業者の取組を全力で支援してまいります。 また、本県農林水産物についても、落ち込んだ需要の回復に向け、インターネット通販サイトを活用したキャンペーンなど、需要喚起や販路拡大などに引き続き取り組んでまいります。 今後も、感染拡大防止と地域経済や県民生活の回復という2つの目標のベストバランスを目指してまいります。 次に、阿蘇へのアクセスルートについてです。 8月8日に、JR豊肥本線が全線開通しました。 出発式当日、私も、阿蘇駅まで「あそぼーい!」に乗車しましたが、各駅での沿線の皆様の歓迎を目の当たりにし、早期の復旧を願っていた県民の皆様の喜びをひしひしと感じました。 そして、10月には、いよいよ国道57号北側復旧ルート及び現道部が全線開通します。特に北側復旧ルートは、約4キロメートルのトンネルの建設を含んだ延長が約13キロメートルという大工事でありながら、震災後4年半という異例のスピードで開通することになりました。これまで復旧、復興に全力で取り組んでいただいた国土交通省や関係者の皆様の御尽力に改めて深く感謝申し上げます。 鉄道と道路の開通によって、阿蘇地域へのアクセスは、飛躍的に向上します。通勤通学の利便性回復はもとより、地震で大きな影響を受けた阿蘇地域の観光、経済の再生に向けた絶好のチャンスとなります。 阿蘇地域の再生が、熊本地震、新型コロナウイルス、今回の豪雨災害と、トリプルパンチに見舞われている本県にとって、明るい希望の光となることを期待しています。 続いて、今定例会に提案しております議案について御説明いたします。 まず、一般会計補正予算は、新型コロナウイルス感染症対策豪雨災害関連のほか、このような状況下においても、県として継続的な取組が必要な事業などを計上しています。 この結果、877億円の増額補正となり、これを現計予算と合算しますと、1兆604億円となります。 また、今回の補正予算は、財政調整用4基金を全て取り崩して編成しております。基金残高は、一旦ゼロになりますが、今後、復興や新型コロナウイルス対応、その他の県政の課題への対応に当たっては、前年度からの繰越金や国からの支援なども活用することで、財政運営に支障が生じないよう取り組んでまいります。 このほか、今定例会には、条例案件や決算の認定なども併せて提案しております。 また、今会期中には、人事案件についても追加提案する予定です。 これらの議案について、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。    ――――――○―――――― △日程第5 監査委員の意見(第7号) ○議長(池田和貴君) 次に、日程第5、ただいま議題といたしました議案のうち、第7号につきましては、知事等の損害賠償責任の一部免責に関する条例案であり、地方自治法第243条の2第2項の規定により、監査委員の意見を聴く必要がありますので、ただいまから監査委員の意見を求めます。 監査委員福島誠治君。  〔監査委員福島誠治君登壇〕 ◎監査委員(福島誠治君) 本議会に提案されました議案第7号につきまして、監査委員の意見を申し述べます。 本議案は、漁業法の一部改正により、海区漁業調整委員会の委員の公選制が都道府県知事による選任制に変更されたことに伴い、当該委員会委員の県に対する損害賠償責任を免れる額の算定方法を見直すものであります。 その内容は、知事により選任されている内水面漁場管理委員会の委員等と同様の取扱いとするものであり、また、地方自治法施行令で定める基準にも沿ったものであることから、適当であると考えます。    ――――――○―――――― △日程第6 議案に対する質疑(第35号から第55号まで)
    ○議長(池田和貴君) 次に、日程第6、議案第35号から第55号までにつきまして、一括して議題とし、これに対する質疑を行いますが、ただいままで通告はありません。よって、質疑なしと認めます。    ――――――○―――――― △日程第7 決算特別委員会設置の件 事件の付託(第35号から第55号まで) 委員の選任 ○議長(池田和貴君) 次に、日程第7、決算特別委員会設置の件を議題といたします。 お諮りいたします。 令和元年度各会計決算認定等審査のため、12人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに議案第35号から第55号までを付託することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(池田和貴君) 御異議なしと認めます。よって、12人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに議案第35号から第55号までを付託することに決定いたしました。 お諮りいたします。 ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、議席に配付の選任一覧表のとおり指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(池田和貴君) 御異議なしと認めます。よって、決算特別委員は、議席に配付の選任一覧表のとおり選任することに決定いたしました。  〔選任一覧表は付録に掲載〕    ――――――○―――――― △日程第8 休会の件 ○議長(池田和貴君) 次に、日程第8、休会の件を議題といたします。 お諮りいたします。 14日から17日までは、議案調査のため、休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(池田和貴君) 御異議なしと認めます。よって、14日から17日までは休会することに決定いたしました。 なお、明12日及び13日は、県の休日のため、休会であります。    ――――――○―――――― ○議長(池田和貴君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 次の会議は、来る18日午前10時から開きます。 日程は、議席に配付の議事日程第2号のとおりといたします。 本日は、これをもって散会いたします。  午前10時16分散会...