令和 6年 6月 定例会(第2回)第1日 6月18日(火曜日)出席議員(17名) 1番 寺澤佳洋君 10番 高木和惠君 2番 松本添花君 11番 隈部和久君 3番 日向栄司君 12番 林田久富君 4番 井上修一君 13番 松永忠次君 5番 田中克彦君 14番 小嶋光明君 6番 末続浩二郎君 15番 黒岩英雄君 7番 永池充宏君 18番 田中次廣君 8番 酒井光則君 19番 吉田幸一郎君 9番 中村哲康君欠席議員(1名) 17番 吉岡 巖君説明のため出席した者の職氏名 市長 松本政博君 建設部長 松尾利明君 副市長 山口周一君
環境水道部長 田口敏夫君 教育長 松本弘明君 教育次長 五島裕一君 総務部長 米田伸也君
総務秘書課長 黒島 啓君
地域振興部長 山口篤弘君 財政課長 山崎 誠君
市民生活部長 石川伸吾君 会計管理者 吉田英雄君
福祉保健部長 隈部修司君
農業委員会事務局長 小渕 忍君
農林水産部長 苑田和良君
監査委員事務局長 中村 健君
議会事務局出席者 局長 松藤義孝君 次長 岡野俊作君 書記 吉武洋謙君 書記 永田麻真君 書記 山口梨沙君第2回
定例会議事日程 第1号 令和6年6月18日(火)午前10時開議日程第1
会議録署名議員の指名日程第2 会期の決定日程第3 議長報告 (
提案理由説明)日程第4 承認第3号 専決処分の承認を求めることについて (南島原市税条例の一部を改正する条例について)日程第5 承認第4号 専決処分の承認を求めることについて (南島原市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例について)日程第6 承認第5号 専決処分の承認を求めることについて (南島原市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例について)日程第7 議案第21号
南島原市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について日程第8 議案第22号 あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について日程第9 議案第23号 長崎県
後期高齢者医療広域連合規約の一部を変更する規約について日程第10 議案第24号
南島原市過疎地域持続的発展計画の変更について日程第11 議案第25号 令和6年度南島原市
一般会計補正予算(第1号)日程第12 議案第26号 令和6年度南島原市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)日程第13 議案第27号 令和6年度南島原市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)日程第14 報告第10号 専決処分の報告について (南島原市
布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに
水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例について)日程第15 報告第11号 令和5年度南島原市
一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について日程第16 報告第12号 令和5年度南島原市
水道事業会計予算繰越計算書の報告について日程第17 報告第13号 令和5年度南島原市
下水道事業会計予算繰越計算書の報告について日程第18 同意第4号
農業委員会委員の任命について日程第19 同意第5号
農業委員会委員の任命について日程第20 同意第6号
農業委員会委員の任命について日程第21 同意第7号
農業委員会委員の任命について日程第22 同意第8号
農業委員会委員の任命について日程第23 同意第9号
農業委員会委員の任命について日程第24 同意第10号
農業委員会委員の任命について日程第25 同意第11号
農業委員会委員の任命について日程第26 同意第12号
農業委員会委員の任命について日程第27 同意第13号
農業委員会委員の任命について日程第28 同意第14号
農業委員会委員の任命について日程第29 同意第15号
農業委員会委員の任命について日程第30 同意第16号
農業委員会委員の任命について日程第31 同意第17号
農業委員会委員の任命について日程第32 同意第18号
農業委員会委員の任命について日程第33 同意第19号
農業委員会委員の任命について日程第34 同意第20号
農業委員会委員の任命について日程第35 同意第21号
農業委員会委員の任命について日程第36 同意第22号
農業委員会委員の任命について (
提案理由説明、質疑、
委員会付託省略、採決)日程第37 同意第23号
教育委員会委員の任命について (委員会付託)日程第38 請願の委員会付託 請願第1号
世界遺産センター建設中止に関する請願書 請願第2号 地方財政の充実・強化に関する意見書採択のお願い 請願第3号 県立千々石少年自然の家存続に関する請願 午前10時00分 開会
○議長(吉田幸一郎君) おはようございます。 今期定例会から、夏の省エネ対策の一環といたしまして
クールビズ対応といたしておりますので、よろしくお願いいたします。 ただいまの出席議員数は17名であります。吉岡巖議員から欠席の届けがあっております。 地方自治法第113条の規定による定足数に達しておりますので、これより、令和6年第2回
南島原市議会定例会を開会いたします。 それでは、初めに、去る4月1日付で市職員の人事異動が発令されましたので、本日出席しております幹部職員につきまして、副市長から紹介があります。山口副市長。
◎副市長(山口周一君) 皆様、おはようございます。 それでは、私のほうから、4月の人事異動によりまして、
議会出席職員に変更がありますので、紹介をさせていただきます。
市民生活部長、石川伸吾。
福祉保健部長兼福祉事務所長、隈部修司。
農林水産部長、苑田和良。 建設部長、松尾利明。
環境水道部長兼衛生局長、田口敏夫。
監査委員事務局長、中村健。
総務部総務秘書課長、黒島啓。
総務部財政課長、山崎誠。以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(吉田幸一郎君) 次に、
全国市議会議長会から表彰状の伝達を行いたいと思いますので、御了承をお願いいたします。
松藤事務局長。
◎
議会事務局長(松藤義孝君) 表彰状の伝達に先立ち、御報告いたします。 去る5月22日に開催されました第100回
全国市議会議長会定期総会におきまして、
松永忠次議員、
隈部和久議員が、議員として20年以上務められたことにより特別表彰を、田中次廣議員が10年以上務められたことにより一般表彰を受賞されました。なお、在職年数につきましては、町議会議員の在職年数の2分の1が通算されております。 また、
林田久富議員、故井上末喜議員が、正副議長として4年以上その職にあり、市政の振興に努められたことにより一般表彰を受賞されております。 これからその伝達を行います。伝達を吉田議長にお願いいたします。 受賞された方は、答弁席の前へ移動をお願いします。
松永忠次議員。
○議長(吉田幸一郎君) 表彰状。 南島原市、松永忠次殿。 あなたは、市議会議員として20年の長きにわたって市政の発展に尽くされ、その功績は特に著しいものがありますので、第100回定期総会に当たり、
本会表彰規程によって特別表彰をいたします。 令和6年5月22日。
全国市議会議長会会長、坊恭寿。 おめでとうございます。(拍手あり)
◎
議会事務局長(松藤義孝君)
隈部和久議員。
○議長(吉田幸一郎君) 表彰状。 南島原市、隈部和久殿。 あなたは、市議会議員として20年の長きにわたって市政の発展に尽くされ、その功績は特に著しいものがありますので、第100回定期総会に当たり、
本会表彰規程によって特別表彰をいたします。 令和6年5月22日。
全国市議会議長会会長、坊恭寿。 おめでとうございます。(拍手あり)
◎
議会事務局長(松藤義孝君) 田中次廣議員。
○議長(吉田幸一郎君) 表彰状。 南島原市、田中次廣殿。 あなたは、市議会議員として10年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第100回定期総会に当たり、
本会表彰規程によって表彰いたします。 令和6年5月22日。
全国市議会議長会会長、坊恭寿。 おめでとうございます。(拍手あり)
◎
議会事務局長(松藤義孝君)
林田久富議員。
○議長(吉田幸一郎君) 表彰状。 南島原市、林田久富殿。 あなたは、市議会議長として4年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第100回定期総会に当たり、
本会表彰規程によって表彰いたします。 令和6年5月22日。
全国市議会議長会会長、坊恭寿。 おめでとうございます。(拍手あり)
◎
議会事務局長(松藤義孝君) 受賞者におかれましては、答弁席へ移動をお願いいたします。 ここで、受賞者を代表して、
松永忠次議員からお礼の言葉がございます。
◆13番(松永忠次君) (登壇) 皆さん、おはようございます。 それでは、受賞者を代表いたしまして、お礼の言葉をいたします。 本日ここに、
全国市議会議長会の表彰を受けましたことは誠に身に余る思いであり、大変喜ばしく思っております。 私たちは市議会議員として、
地方自治発展のために、微力ながら尽くしてまいりました。図らずも今回、全国表彰という栄誉を賜ったことは、市民の皆さん、先輩議員や同僚議員の皆様をはじめ各位関係者の温かい御指導、御鞭撻のたまものであります。衷心よりお礼申し上げたいと思います。 本日のこの喜びを忘れずに、心新たに、南島原市の発展や住みやすいまちづくりをするために、より一層努力をしていく所存であります。 今後とも皆様方の御指導、御鞭撻、お力添えをいただきながら、今回のお礼の挨拶といたします。本日はありがとうございました。(拍手あり)(降壇)
◎
議会事務局長(松藤義孝君) なお、吉田議長におかれましては、
全国市議会議長会会長から、空き家・空き地問題に関する
特別委員会委員としての功績に対し、感謝状が授与されております。 以上で、表彰状の伝達を終わります。
○議長(吉田幸一郎君) 今回受賞されました議員におかれましては、今後ますます市政発展のため御尽力いただきますようお願い申し上げます。 これより、議事日程第1号により、本日の会議を開きます。 日程第1、「
会議録署名議員の指名」を行います。
会議録署名議員は会議規則第80条の規定により、3番
日向栄司議員、4番
井上修一議員を指名いたします。 日程第2、「会期の決定」を議題といたします。
議会運営委員長から報告を求めます。 田中克彦副委員長。
◆議会運営副委員長(田中克彦君) (登壇) 皆様、おはようございます。 令和6年第2回定例会に先立ち、6月10日と本日、本定例会の運営につきまして
議会運営委員会を開催しましたので、その協議結果を報告いたします。 市長提出議案は、承認3件、条例1件、補正予算3件、その他7件、人事案件の同意20件、合わせて34件となっております。 議案の審査の方法ですが、令和6年度
一般会計補正予算につきましては、所管の委員会で分割審査いたします。人事案件の同意につきましては、慣例申合せにより、委員会付託及び討論は省略することとしております。なお、同意第23号「
教育委員会委員の任命について」につきましては、任期を考慮し、本日審議することとし、議案説明後、通告なしで質疑を行い、委員会付託及び討論を省略し、採決は無記名投票で行います。そのほかの議案につきましては、所管の委員会に付託して審査することといたします。 次に、議案に対する質疑の通告は、6月20日の正午までといたします。 議案の審査は、所管の委員会で十分に審査していただくことにしておりますので、質疑につきましては概要のみにとどめていただきますようお願い申し上げます。 一般質問は13名の議員から通告があっておりますので、6月20日と21日は1日に5名、24日は3名の一般質問を行い、その後、議案質疑を行います。 そのほか、請願3件につきましては、所管の委員会に付託して審査し、陳情3件は配付のみとすることにいたしました。 以上のことを踏まえ、今定例会の会期は本日6月18日から7月5日までの18日間と決定いたしました。 以上が
議会運営委員会の協議内容であります。議論を十分に行い、円滑な議事運営をお願いし、報告を終わります。(降壇)
○議長(吉田幸一郎君) お諮りいたします。今期定例会の会期は、
議会運営委員長の報告のとおり、本日から7月5日までの18日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○議長(吉田幸一郎君) 異議なしと認めます。よって、会期は18日間と決定いたしました。 日程第3、「議長報告」を行います。 議長報告につきましては、印刷して皆様のお手元に配付しておりますので、報告に代えさせていただきます。 日程第4、承認第3号「専決処分の承認を求めることについて(南島原市税条例の一部を改正する条例について)」から日程第17、報告第13号「令和5年度南島原市
下水道事業会計予算繰越計算書の報告について」まで、以上14件を一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。松本市長。
◎市長(松本政博君) (登壇) 皆さん、おはようございます。 本日ここに、令和6年第2回
南島原市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様には御健勝にて出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。 このたび、
全国市議会議長会表彰を受けられました
吉田幸一郎議長、
松永忠次議員、
隈部和久議員、田中次廣議員、
林田久富議員に心から受賞をお祝い申し上げます。今後とも、市政振興のため、ますます御尽力賜りますようお願い申し上げます。 それでは、開会に当たり、前定例会以降、今日までの市政の重要事項について御報告を申し上げるとともに、当面する諸課題について所信を申し述べたいと存じます。 堂崎港埋立地につきましては、県から竣功認可の通知を受けて、新たに生じた土地の確認及び字の区域変更について、本定例会に議案を提出いたしております。令和6年度においては、各種手続について長崎県と調整し、令和7年度の土地の購入に向けて、速やかに進めてまいります。 令和6年4月から、これまで試験導入しておりました、小児科・
産婦人科オンライン相談を本格導入いたしました。 また、全ての妊産婦、子育て世帯、子供への相談・支援を一体的に、切れ目なく行うため、南島原市
こども家庭センターを南有馬庁舎に開設いたしました。 これまで以上に子供や保護者、子育て家庭に寄り添い、支援を行ってまいります。
新型コロナウイルスワクチンの接種につきましては、令和6年度から
季節性インフルエンザの予防接種と同様の定期の予防接種として、65歳以上の高齢者と60歳から64歳までの重症化リスクの高い方を対象に、秋冬に接種を行う方針が示されております。 本市では、今後、国から示される時期に接種を始められるよう地元医師会と協議しながら、接種体制の準備を進めてまいります。 なお、本定例会において、接種に関する所要の額を補正予算に計上いたしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 また、
帯状疱疹ワクチンにつきましては、公費助成を求める要望などを踏まえ、令和6年度から接種費用の助成を開始することといたしました。 この助成制度は、帯状疱疹の発症を抑制することを目的に、50歳以上の方を対象として、接種費用の2分の1相当額を助成するもので、
帯状疱疹ワクチンの接種に要する費用負担を軽減し、接種の促進を図るものでございます。 既に申込みをいただいているところでございますが、先着順ではなく、重症化するおそれがある高齢者の方から順に接種をしていただく予定としておりますので、助成を希望される方は、今月、6月28日までに申請をお願いいたします。 平成30年度から原城二ノ丸において実施をしている発掘調査につきましては、今回、多くの成果がありましたので、4月28日に現地説明会を開催いたしましたところ、市内外から約150人の参加がありました。 主な調査結果としましては、島原・天草一揆の際に、一揆勢が籠城したと思われる竪穴や火を使用したかまどのような施設が発見をされ、その近くで鋳型や鉛製十字架なども出土したことから、工房のような機能が備わっていたことが分かりました。 これらの成果につきましては、
有馬キリシタン遺産記念館においても
原城跡発掘調査速報展として7月3日まで開催をしておりますので、議員の皆様にもぜひご覧いただければと思います。 物価上昇の影響を受けた市民の皆様や事業者の皆様を支援するため、「南島原市を元気に!いーと
ばいキャンペーン2024」を5月13日から実施をしております。 市民の皆さん1人当たり3千円のいーとばいチケットや
MINAコインの配布を開始し、現在、6月17日までに、全体の94.7%、3万9千104人へ配布をしております。
キャンペーン期間は7月30日までとなっておりますので、期限内にお使いいただきたいと思います。このキャンペーンが、地域経済の活性化につながることを期待しております。 5月14日午前8時頃、令和3年に地滑りが発生した大抜地区において、同様の地滑りが発生をいたしました。被害の規模は、幅が約100メートル、長さが約200メートルに及びますが、幸いなことに建物被害や人的被害はあっておりません。 付近の市道に対して、通行止めの措置を取り、被害のおそれのある近隣住民2世帯に対して、警戒レベル3の
高齢者等避難を発令しており、現在も継続中でございます。 5月24日午後7時から口之津公民館において、最悪の被害が想定をされる範囲の住民の皆様に対して、被害状況や現状の対策等についての説明会を開催いたしました。 現在、県にお願いして、大型土のうの設置、
土石流センサー2か所、監視カメラ2台、これは県が1台、市が1台ということであります、警報装置2か所を設置するなど予防対策を行っております。 現在、昨晩の雨による被害は確認をされておりませんが、今後の雨の状況次第では、早めに避難指示等を発令するなど、本市といたしましては、関係機関と連携を図りながら、住民の安全を第一に万全を期してまいりたいと考えております。 ちなみに、昨日、夏吉地区で1時間当たり最大降ったのが14.5ミリ、総雨量で59.5ミリということであります。 次に、本年1月に発生をしました令和6年能登半島地震につきましては、石川県を中心に甚大な被害をもたらし、現在も多くの方が避難生活を余儀なくされております。 本市では、雲仙・
普賢岳噴火災害に際して、
石川県内自治体から御支援をいただいたことを踏まえ、被災された方々を支援するため、石川県及び珠洲市に災害義援金を送金いたしました。 このほか、被災地への支援として、義援金の募集を行っております。各庁舎に募金箱を設置いたしておりますので、市民の皆様の御協力をよろしくお願いいたします。 次に、6月6日に、
学校法人長崎総合科学大学と、デジタルを活用した脱炭素社会構築に向けた連携協定の締結式を執り行いました。
地球温暖化対策は、本市にとりましても喫緊の重要課題であることから、
長崎総合科学大学が有する専門的な知識や技術について、協力を得ながら取り組むために協定を締結したものでございます。 今後、相互の連携強化を図りながら、本市の特性を考慮した
再生可能エネルギーの利活用方策や、AI、人工知能等のデジタル技術を活用した脱炭素社会の構築など、本市が目指す2050年の脱炭素社会の実現に向けて、取組を進めてまいります。 このたび、
西有家地区老人クラブ連合会が、
地域環境美化功績者として
環境大臣表彰を受賞されることが決定をし、6月28日に長崎県庁で伝達式が執り行われます。 同連合会は、昭和39年の設立以来、長年にわたって道路清掃など地域の環境美化に取り組まれ、昨日も早朝より西有家町須川の国道251号及び市道臨港線の清掃活動を実施されておりました。
西有家地区老人クラブ連合会の皆様に、心から感謝とお祝いを申し上げますとともに、今後ますますの御活躍をお祈りいたします。 では、これより、本定例市議会に提案いたしました諸議案につきまして、その概要を御説明申し上げます。 今回、提案いたしました議案などは、専決処分による承認案件が3件、条例関係の議案が1件、令和6年度
一般会計補正予算のほか
補正予算関係議案が3件、人事案件の同意が19件、その他の議案が7件、合計33件でございます。 まず、
補正予算関係でございますが、一般会計を含む3会計の補正予算でございます。
一般会計補正予算(第1号)は、
定額減税調整給付金支給事業に要する経費、低所得世帯に対する
臨時福祉給付金事業に要する経費、
新型コロナウイルスワクチン接種事業に要する経費、
災害復旧事業に要する経費などを計上いたしております。 補正予算の総額は、一般会計で9億1,044万円の増で、これを現計予算に合算をいたしますと、一般会計336億4,450万5千円となります。 次に、議案第22号「あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について」は、堂崎港の埋立地の整備が完了し、新たに土地が生じたので、地方自治法の規定によって、その土地の確認と編入する字の区域変更について、議会の議決を経ようとするものでございます。 位置は、南島原市有家町大苑、面積は15万2,263.53平方メートル、編入する区域は字濱でございます。 このほかの議案といたしましては、専決処分した条例の承認、法改正等に伴う関係条例の改正、長崎県
後期高齢者広域連合規約の一部変更、
過疎地域持続的発展計画の変更、それから、議会において指定されている専決処分した事項の報告、令和5年度の
繰越明許費繰越計算書などの報告、
農業委員会委員の任命についてを提案いたしております。 以上、このたび提案をいたしました案件の概要を申し上げました。 各議案につきましては、この後、担当部長から説明をさせますので、何とぞよろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。以上でございます。(降壇)
○議長(吉田幸一郎君) 引き続き、各議案について担当部長から説明を求めます。 まず、承認第3号「専決処分の承認を求めることについて(南島原市税条例の一部を改正する条例について)」、承認第4号「専決処分の承認を求めることについて(南島原市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例について)」、以上2件について説明を求めます。
石川市民生活部長。
◎
市民生活部長(石川伸吾君) 承認第3号と承認第4号を続けて説明させていただきます。 承認第3号「専決処分の承認を求めることについて(南島原市税条例の一部を改正する条例について)」でございますが、これは、地方税法等の一部を改正する法律が、令和6年3月30日に公布されたことに伴い、関連する南島原市税条例の一部について所要の改正を行い、3月31日付で専決処分したものでございます。 なお、具体的な条文の改正に当たっては、国から示された改正例により行っております。 主な内容につきまして、新旧対照表により説明いたします。 新旧対照表の1ページから2ページでございます。 第51条、第71条及び第139条の3は、市民税、固定資産税、
特別土地保有税の減免について、対象者と申請方法を規定しております。 今回の改正では、職権による減免を可能とする規定を追加するもので、大規模自然災害の被災地における減免の手続に係る被災者等の負担軽減のため、市長がやむを得ないと認める場合に、申告なしに減免が適用できるよう規定を設けるものでございます。 次に、3ページから11ページにかけてでございますが、附則第7条の5から第7条の8は、物価高騰による国民の負担緩和を図るため実施されます定額減税に伴う個人住民税の規定を新設するものです。 今回の改正では、新たに特別減税を実施するため、適用要件や減税方法を定めるものでございます。 次に、11ページの中段でございますが、附則第8条、肉用牛の売却による事業所得に係る市民税の課税の特例について規定をしております。 今回の改正では、定額減税に伴う個人住民税の規定を新設したことに伴いまして、当該規定の適用後のものとなるよう読替規定を追加するものです。 次に、12ページをご覧ください。 附則第10条の2は、固定資産税の課税の特例を規定しております。 第7項で、
再生可能エネルギー発電設備のうち、一定のバイオマス発電装置については、特例割合を7分の6と定める規定を新設するものです。 第14項は、居心地が良く歩きたくなるまちなか創出のための課税標準の特例割合を2分の1と定める規定を新設するものです。 次に、13ページから15ページにかけてでございます。 附則第10条の3は、新築住宅等に対する固定資産税の減額の規定の適用を受けようとする者がすべき申告について規定をしております。 今回の改正におきましては、認定長期優良住宅に係る特例について、申告書の提出がない場合でも、一定の要件に該当すると認められる場合には特例を適用できることとする規定を新設するものです。 次に、15ページから16ページになります。 附則第11条の2は、令和4年度または5年度における土地の価格の特例について規定をしております。 今回の改正は、見出しの期間を令和7年度または8年度に改正し、負担調整措置等を3年間延長するものでございます。 次に、16ページ中段から19ページにかけてでございますが、附則第12条、附則第13条及び附則第15条は、固定資産税及び
特別土地保有税の特例について規定をしております。 附則第12条は宅地等、13条は農地、15条は
特別土地保有税についてでございますが、3年間延長するものでございます。 次に、19ページの下の下段のほうから23ページにかけてでございます。 附則第16条の3から第20条の3は、市民税の課税の特例について規定をしております。 今回の改正では、定額減税の算出において特別税額控除の対象となる所得割額について、上場株式等及び土地の譲渡等に係る分離課税分の個人住民税の所得割額を含める読替規定を追加するものでございます。 以上で、承認第3号の説明を終わります。 続きまして、承認第4号を説明させていただきます。 承認第4号「専決処分の承認を求めることについて(南島原市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例について)」でございますが、これは、地方税法施行令の一部を改正する政令が令和6年3月30日に公布されたことに伴い、関連する南島原市
国民健康保険税条例の一部について所要の改正を行い、3月31日付で専決処分したものでございます。 具体的な条文の改正に当たっては、国から示された改正例により行っております。 主な内容につきまして、新旧対照表により説明いたします。 新旧対照表の1ページでございます。 第2条ですが、国民健康保険税の課税額について規定をしております。 今回の改正では、第3項で後期高齢者支援金分に係る課税限度額を22万円から24万円に引き上げるものです。 第23条は、国民健康保険税の減額についての規定で、一定の所得金額以下の世帯は均等割額、平等割額が減額されるもので、1号で7割軽減、2号で5割軽減、3号で2割軽減について規定をしております。 今回、第1項で後期高齢者支援金分に係る課税限度額を第2条と同額の24万円とし、第2号で5割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得の算定において、加算する金額を被保険者1人につき金額を29万円から29万5千円に、第3号で2割軽減判定所得の算定において、加算する金額を被保険者1人につき金額を53万5千円から54万5千円に改正するものでございます。 以上で、承認第4号の説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
○議長(吉田幸一郎君) 次に、承認第5号「専決処分の承認を求めることについて(南島原市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例について)」、説明を求めます。米田総務部長。
◎総務部長(米田伸也君) それでは、承認第5号を説明させていただきます。 承認第5号「専決処分の承認を求めることについて(南島原市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例について)」でございますが、これは、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、令和6年5月27日に専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により、これを報告し、議会の承認を求めるものでございます。 改正点につきまして、新旧対照表の1ページを御覧ください。 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律によりまして、別表第2が削られることに伴い、第2条に「特定個人番号利用事務」及び「利用特定個人情報」について定義を追加いたしました。 また、第4条でございますが、番号利用法別表第2が引用されていた部分の語句の整理を行ったところでございます。 以上で、承認第5号の説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
○議長(吉田幸一郎君) 次に、議案第21号「
南島原市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」、説明を求めます。隈部
福祉保健部長。
◎
福祉保健部長(隈部修司君) 議案第21号を説明させていただきます。 議案第21号「
南島原市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」でございますが、この家庭的保育事業等につきましては、主に都市部における待機児童の解消を目的として創設された制度でございます。 これは、保育者の居宅や小規模の保育施設などを、家庭的保育事業等として市町村が認可することにより、施設への給付を行うものでございます。 今回の改正でございますが、国が定める家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部改正により、所要の改正を行うものでございます。 新旧対照表を御覧ください。 第29条第2項第3号は、第28条で規定する小規模保育事業所A型の保育士の配置基準を改めるもので、満3歳以上満4歳に満たない児童おおむね20人につき保育士1人であったものを、おおむね15人につき保育士1人に改めるものでございます。 同項第4号につきましては、同施設の保育士の配置基準を改めるもので、満4歳以上の児童おおむね30人につき保育士1人であったものを、おおむね25人につき保育士1人に改めるものでございます。 同様に、第31条の小規模保育事業所B型、第44条の保育所型事業所内保育事業所、第47条の小規模型事業所内保育事業の保育士の配置基準を改めるもので、いずれも満3歳以上満4歳に満たない児童おおむね20人につき保育士1人であったものを、おおむね15人につき保育士1人に、満4歳以上の児童おおむね30人につき保育士1人であったものを、おおむね25人につき保育士1人に改めるものでございます。 なお、本市においては待機児童もなく、現在、該当する施設はございません。 以上で、議案第21号の説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
○議長(吉田幸一郎君) 次に、議案第22号「あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について」、説明を求めます。松尾建設部長。
◎建設部長(松尾利明君) 議案第22号を説明させていただきます。 議案第22号「あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について」でございますが、地方自治法第9条の5第1項の規定により、本市内に新たに生じた土地を確認し、同法第260条第1項の規定により字の区域を変更するものでございます。 新たに生じた土地の確認及び字の区域を変更する土地は、廃棄物処理護岸事業による護岸の整備により発生したもので、令和6年3月27日付で公有水面埋立竣功が認可され、南島原市有家町大苑字濱の地先公有水面に新たに土地が生じました。 資料を御覧ください。 位置図と今回、新たに生じた土地となる埋立区域を示しております。 区域の面積としましては、2工区の面積2万8,953.20平方メートル、3工区の面積12万3,310.33平方メートル、合計面積15万2,263.53平方メートルでございます。 埋立地の用途は、業務施設に供するものでございます。 以上で、議案第22号の説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
○議長(吉田幸一郎君) 次に、議案第23号「長崎県
後期高齢者医療広域連合規約の一部を変更する規約について」、説明を求めます。隈部
福祉保健部長。
◎
福祉保健部長(隈部修司君) 議案第23号を説明させていただきます。 議案第23号「長崎県
後期高齢者医療広域連合規約の一部を変更する規約について」でございますが、地方自治法第291条の3第1項の規定に基づき、長崎県
後期高齢者医療広域連合規約の一部を変更することについて、議会の議決を求めるものでございます。 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律附則第1条第2項に掲げる規定の施行期日が令和6年12月2日と定められ、現行の被保険者証は同日以降、発行されなくなることから、構成する市町において、行う事務について所要の整備を図るため、長崎県後期高齢者医療広域連合の規約を変更するものでございます。 改正点につきましては、新旧対照表を御覧ください。 長崎県
後期高齢者医療広域連合規約の別表第1中の「被保険者証及び資格証明書」を「資格確認書等」に改めるものでございます。 以上で、議案第23号の説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
○議長(吉田幸一郎君) 次に、議案第24号「
南島原市過疎地域持続的発展計画の変更について」、議案第25号「令和6年度南島原市
一般会計補正予算(第1号)」、以上2件について説明を求めます。米田総務部長。
◎総務部長(米田伸也君) それでは、議案第24号と議案第25号を続けて説明させていただきます。 議案第24号「
南島原市過疎地域持続的発展計画の変更について」でございますが、
南島原市過疎地域持続的発展計画は、令和3年第3回
南島原市議会定例会で議決を受けているものであり、有利な交付税措置がある過疎対策事業債を活用する事業実施に必要な計画であります。 今回の変更につきましては、まず新旧対照表の1ページから3ページに記載してありますとおり、第Ⅱ期南島原市総合計画後期計画の数値目標との整合性を図るものでございます。さらに、新旧対照表の3ページから5ページに記載のとおり、今後、実施が見込まれる公共施設等の除却解体事業などの財源として、過疎対策事業債を活用するための文言を追加するため、過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法第8条第10項の規定により、議会の議決を経ようとするものであります。 なお、本計画の変更案につきましては、長崎県との協議が済み、異議なしとの通知を本年4月30日にいただいているところでございます。 以上で、議案第24号の説明を終わります。 続きまして、議案第25号を説明させていただきます。 議案第25号「令和6年度南島原市
一般会計補正予算(第1号)」でございますが、今回の補正予算(第1号)は、物価高騰の影響を受けている低所得世帯の経済的負担を緩和するための
臨時福祉給付金事業及び定額減税を補足する給付として
定額減税調整給付金支給事業に要する経費を計上いたしました。また、令和6年度、秋・冬の定期接種に係る
新型コロナウイルスワクチン接種事業に要する経費のほか、令和6年3月豪雨による被災に伴う
災害復旧事業に要する経費、人事異動に伴う人件費等を計上いたしました。 今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ9億1,044万円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ336億4,450万5千円とするものでございます。 予算書の4ページをお願いいたします。 第2表、債務負担行為補正のページでございます。これは、し尿収集車の更新に当たりまして、納期が年度を超える見通しとなることから、当初予算において予算計上しておりました歳入歳出予算を減額し、今年度及び令和7年度に更新予定のし尿収集車2台分の更新に要する経費について、債務負担行為を追加するものでございます。 その次の5ページをお願いいたします。 第3表、地方債補正でございますが、新たに追加するものとして、まず財源組替えに伴うものとして、橋梁長寿命化事業(合併特例事業債)を2,480万円、小学校施設改修事業(防災・減災・国土強靱化緊急対策事業債)を1億6,020万円、中学校施設改修事業(防災・減災・国土強靱化緊急対策事業債)3,210万円をそれぞれ追加いたします。また、
災害復旧事業の財源として、現年発生補助
災害復旧事業(公共土木)430万円、現年発生単独
災害復旧事業(公共土木)8,210万円、現年発生補助
災害復旧事業(農業施設・農地)970万円、現年発生単独
災害復旧事業(農業施設・農地)590万円をそれぞれ追加いたします。合わせて7件、3億1,910万円を追加するものでございます。 その下の表、変更するものといたしましては、過疎債ソフト分の発行限度額の増加に伴いまして、過疎地域持続的発展特別事業(過疎対策事業債)を120万円増額、し尿収集車購入事業の歳出予算減額に伴いまして、清掃運搬施設等整備事業債を750万円減額、財源組替えとなりましたもので、橋梁長寿命化事業(防災・減災・国土強靱化緊急対策事業債)を2,610万円全額減額、島原地域広域市町村圏組合負担金の歳出予算減額に伴いまして、消防防災施設整備事業(過疎対策事業債)を5,850万円全額減額、また、財源組替えとして小学校施設整備・改修事業(学校教育施設等整備事業債)を1億6,110万円から1億4,420万円減額して1,690万円へ、中学校施設整備・改修事業(学校教育施設等整備事業債)を1億470万円から2,890万円減額して7,580万円へ、合わせて6件の分を、38億2,030万円から2億6,400万円減額し、35億5,630万円に変更するものでございます。 次に、歳入補正の主な事項について御説明いたします。 予算に関する説明書の3ページをお願いいたします。 まず、15款1項3目災害復旧費国庫負担金では、令和6年3月豪雨災害に伴う公共土木施設
災害復旧事業の財源として、公共土木施設
災害復旧事業費負担金を867万1千円増額。 2項1目総務費国庫補助金では、物価高騰の影響を受けている低所得世帯に対する低所得世帯支援給付金に要する経費及び定額減税を補足する給付金の財源として、物価高騰対策重点支援地方創生臨時交付金を6億7,638万8千円増額。 4目土木費国庫補助金では、老朽危険家屋の解体に係る費用を補助する空家除却費補助金に要する経費の財源として、
住宅・建築物安全ストック形成事業補助金を400万円増額するものでございます。 16款2項8目災害復旧費県補助金では、同じく、令和6年3月豪雨災害に伴う農地等
災害復旧事業の財源として、農業用施設
災害復旧事業費補助金を5,090万円増額するものでございます。 19款2項1目財政調整基金繰入金では、今回の補正予算の財源として3,820万9千円増額するものでございます。 4ページをお願いいたします。 21款5項3目雑入では、
新型コロナウイルスワクチンの令和6年度秋・冬の定期接種へ費用助成に要する財源として、ワクチン生産体制等緊急整備基金助成金を7,968万円増額。 中学校部活動の地域移行の促進を目的に、公益財団法人スポーツ安全協会の助成事業の採択を受け、モデル事業を実施する団体への補助に要する経費の財源として、スポーツ活動等普及奨励事業助成金を250万円増額するものでございます。 22款市債につきましては、先ほど説明したとおりでございます。 次に、歳出補正の主な事項について説明いたします。 6ページから7ページにかけてでございます。 2款1項1目一般管理費では、所得税、個人住民税の定額減税に伴い、減税し切れない額を給付する
定額減税調整給付金支給事業に要する経費として、定額減税調整給付金4億4,954万円に事務費を加えた4億5,866万2千円を増額。 6目地域振興費では、令和6年7月からチョイソコみなみしまばらの運行形態を拡充し、運行日の増加、運行時間の延長及びエリア間の乗り継ぎが可能となるように利用者の利便性を図ることに要する経費として、南島原市地域公共交通活性化協議会負担金を672万1千円増額するものでございます。 9ページをお願いいたします。 3款1項1目社会福祉総務費では、低所得世帯支援給付金1億9千万円及び低所得世帯支援給付金(こども加算分)2,350万円に事務費を加え、臨時福祉給付金支給事業に要する経費として2億1,773万1千円増額。 10ページをお願いいたします。 2目社会福祉施設費では、入浴施設利用を休止している深江ふれあいの家のボイラー設備と、ろ過設備の更新に要する経費として、測量設計監理委託料を83万1千円、機械器具購入費を525万9千円増額するものでございます。 11ページをお願いいたします。 4款1項3目予防費では、
新型コロナウイルスワクチンの秋・冬への定期接種の費用助成に要する経費として、予防接種委託料を1億3,351万7千円増額するものでございます。 12ページをお願いいたします。 4款2項1目清掃総務費では、先ほど、第2表債務負担行為補正で説明いたしましたとおり、し尿収集車の購入に当たり、納期が年度を超える見通しとなるため、債務負担行為を設定することから、自動車購入費1,197万円を減額するものでございます。 14ページをお願いいたします。 一番下のほうですが、8款6項1目住宅管理費では、老朽危険空き家の解体に係る費用を支援する空家除却費補助金について、申請件数の大幅な増加が見込まれることから、空家除却費補助金を800万円増額するものでございます。 15ページをお願いいたします。 9款1項1目常備消防費では、島原地域広域市町村圏組合における消防指令システム更新事業におきまして、当初、構成3市の負担金による事業実施の計画でしたが、事業内容及び財源の変更によりまして、負担金が不要となったことから、島原地域広域市町村圏組合負担金を5,860万7千円減額するものでございます。 16ページをお願いいたします。 10款5項1目保健体育総務費では、公益財団法人スポーツ安全協会の助成事業のモデル指定の採択を受けまして、中学校の部活動の地域移行の促進を目的に行政と連携して取り組む団体への補助に要する経費ということで、総合型地域スポーツクラブ支援補助金を250万円増額するものでございます。 17ページをお願いいたします。 11款1項1目農業用施設災害復旧費では、令和6年3月豪雨により被災した農地21か所、水路や道路の施設3か所の
災害復旧事業などに要する経費として、農地等
災害復旧事業を6,650万円増額。 2項1目土木施設災害復旧費では、同じく令和6年3月豪雨により被災した河川6か所、市道11か所の
災害復旧事業に要する経費として、公共土木施設
災害復旧事業を9,190万円増額するものでございます。 以上で、議案第25号の説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
○議長(吉田幸一郎君) ここで11時15分まで休憩いたします。 午前11時05分 休憩 午前11時15分 再開
○議長(吉田幸一郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、議案第26号「令和6年度南島原市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」、議案第27号「令和6年度南島原市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」、以上2件について説明を求めます。
福祉保健部長。
◎
福祉保健部長(隈部修司君) 議案第26号と議案第27号を続けて説明させていただきます。 議案第26号「令和6年度南島原市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」についてでございますが、今回の補正予算につきましては、歳入歳出それぞれ124万8千円を増額し、歳入歳出予算の総額を78億900万4千円とするものでございます。 それでは、予算に関する説明書で御説明いたします。 最初に、歳出ですが、最後のページを御覧ください。4ページになります。 1款1項1目一般管理費、11節役務費につきましては、令和6年度国民健康被保険者証の一斉更新を行うに当たり、これまで普通郵便で発送していたものを特定記録郵便で発送することになったため、124万8千円を増額するものでございます。 次に、歳入ですが、前のページ、3ページを御覧ください。 6款1項1目一般会計繰入金、4節職員給与費等繰入金につきましては、歳出予算で説明いたしました国民健康被保険者証の一斉更新に伴い、特定記録郵便で発送する郵便料の124万8千円を増額するものでございます。 以上で、議案第26号の説明を終わります。 続きまして、議案第27号を説明させていただきます。 議案第27号「令和6年度南島原市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」についてでございますが、今回の補正予算につきましては、歳入歳出それぞれ155万2千円を増額し、歳入歳出予算の総額を8億2,628万円とするものでございます。 それでは、予算に関する説明書で御説明いたします。 最初に、歳出予算、最後のページ、4ページを御覧ください。 1款1項1目一般管理費、11節役務費につきましては、令和6年度後期高齢者医療被保険者証の一斉更新を行うに当たり、これまで普通郵便で発送していたものを特定記録郵便で発送することになったため、155万2千円を増額するものでございます。 次に、歳入でございますが、前のページ、3ページを御覧ください。 3款1項1目事務費繰入金、1節事務費繰入金につきましては、歳出予算で説明いたしました後期高齢者医療被保険者証の一斉更新に伴い、特定記録郵便で発送する郵便料の155万2千円を増額するものでございます。 以上で、議案第27号の説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。
○議長(吉田幸一郎君) 次に、報告第10号「専決処分の報告について(南島原市
布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに
水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例について)」、説明を求めます。田口
環境水道部長。
◎
環境水道部長(田口敏夫君) 報告第10号を説明させていただきます。 報告第10号「専決処分の報告について(南島原市
布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに
水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例について)」でございますが、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、議会において指定されている事項(既設条例の趣旨に変更を及ぼさない程度において、引用法令の改廃に伴う当該法令の題名、条項若しくは用語に係る規定の改正又は字句の修正をすること。)について、令和6年5月27日に専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により報告するものでございます。 改正点につきまして、新旧対照表を御覧ください。 水道法等の改正により、水道整備・管理行政に関する権限が厚生労働大臣から国土交通大臣へ、水質または衛生に関する水道行政に関する権限が厚生労働大臣から環境大臣へそれぞれ移管されたことに伴い、第4条第1項第6号中の「厚生労働大臣」を「国土交通大臣及び環境大臣」に改めたものでございます。 以上で、報告第10号の説明を終わります。よろしくお願い申し上げます。
○議長(吉田幸一郎君) 次に、報告第11号「令和5年度南島原市
一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について」、説明を求めます。米田総務部長。
◎総務部長(米田伸也君) 報告第11号を説明させていただきます。 報告第11号「令和5年度南島原市
一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について」でございますが、本件は、令和6年度へ繰り越した令和5年度一般会計予算の繰越明許費について、地方自治法施行令第146条第2項の規定により議会へ報告するものでございます。 令和5年度
一般会計補正予算で計上しておりました繰越明許費70件のうち、7件が年度内に終了したことから、繰越明許費の件数は63件、総額では26億5,887万3千円となっております。 主な事業につきまして、款ごとに1つ、2つ説明いたします。 2款の総務費では、地域総合整備資金貸付金事業8,800万円、3款民生費では、低所得世帯支援給付金支給事業(住民税均等割のみ課税世帯分)3,892万4千円、低所得世帯支援給付金支給事業(こども加算分)1,992万7千円、4款衛生費では、衛生センター排水改修事業1,310万6千円、6款農林水産業費では、貝崎漁港農山漁村交付金事業6,755万円、7款商工費では、白木野トイレ整備事業2,679万2千円、8款土木費では、橋梁長寿命化事業8,678万1千円、自転車歩行者専用道路整備事業5億950万4千円、9款消防費では、防災行政無線整備事業1億4,481万2千円、10款教育費では、世界遺産センター整備事業9,258万2千円、11款災害復旧費では、公共土木施設
災害復旧事業9,120万5千円などでございます。 繰越財源の主な内容は、国庫支出金が5億3,779万1千円、県支出金が6,942万2千円、地方債が18億2,250万円、分担金等が4千円、既収特財が2,475万円、一般財源が2億440万6千円となっております。 なお、繰越明許費の事業計画につきましては、別添資料に記載のとおりでございます。 以上で、報告第11号の説明を終わります。よろしくお願い申し上げます。
○議長(吉田幸一郎君) 次に、報告第12号「令和5年度南島原市
水道事業会計予算繰越計算書の報告について」、報告第13号「令和5年度南島原市
下水道事業会計予算繰越計算書の報告について」、以上2件の説明を求めます。田口
環境水道部長。
◎
環境水道部長(田口敏夫君) 報告第12号と報告第13号を続けて説明させていただきます。 報告第12号「令和5年度南島原市
水道事業会計予算繰越計算書の報告について」でございますが、本件は、地方公営企業法第26条第1項の規定により予算の繰越しを行いましたので、同条第3条の規定により議会へ報告するものでございます。 繰越計算書を御覧ください。 予算の繰越しの内容につきましては、有家~北有馬自転車道路関連布設替事業、西有家町市道休場棚石1号線布設替事業、南有馬町市道向小屋線、曲ノ手線、吉川下潟線布設替事業、南有馬町No.1大江配水池送水ポンプモーター取替事業の4件で合計9,980万7千円でございます。 以上で、報告第12号の説明を終わります。 続きまして、報告第13号を説明させていただきます。 報告第13号「令和5年度南島原市
下水道事業会計予算繰越計算書の報告について」でございますが、本件は、地方公営企業法第26条第1項の規定により、予算の繰越しを行いましたので、同条第3項の規定により議会へ報告するものでございます。 繰越計算書を御覧ください。 予算の繰越しの内容につきましては、口之津処理区開田雨水ポンプ場改築・更新事業、南有馬処理区南有馬浄化センター改築・更新事業の2件で、5,107万8千円でございます。 以上で、報告第13号の説明を終わります。よろしくお願い申し上げます。
○議長(吉田幸一郎君) 日程第18、同意第4号「
農業委員会委員の任命について」から日程第36、同意第22号「
農業委員会委員の任命について」まで、以上19件を一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。松本市長。
◎市長(松本政博君) (登壇) それでは、同意第4号から同意第22号までの「
農業委員会委員の任命について」を一括して説明させていただきます。 南島原市
農業委員会委員の任期が令和6年7月31日をもって満了することに伴って、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により、次の19人を
農業委員会委員に任命いたしたく、議会の同意を求めるものでございます。 同意第4号、南島原市深江町、内田一郎氏。同意第5号、南島原市深江町、濱本康弘氏。同意第6号、南島原市布津町、山崎伸吾氏。同意第7号、南島原市布津町、山下勝也氏。同意第8号、南島原市有家町、浅田修弘氏。同意第9号、南島原市有家町、神崎好史氏。同意第10号、南島原市有家町、中川繁憲氏。同意第11号、南島原市西有家町、伊崎美代子氏。同意第12号、南島原市西有家町、石橋浩昭氏。同意第13号、南島原市西有家町、楠田耕三氏。同意第14号、南島原市北有馬町、寺田健蔵氏。同意第15号、南島原市北有馬町、水田勇氏。同意第16号、南島原市南有馬町、植木健太郎氏。同意第17号、南島原市南有馬町、馬場正国氏。同意第18号、南島原市口之津町、金子初夫氏。同意第19号、南島原市口之津町、寺田俊秀氏。同意第20号、南島原市加津佐町、太田香代子氏。同意第21号、南島原市加津佐町、相良栄一郎氏。同意第22号、南島原市加津佐町、宮崎陽一氏。 以上19人の方々は、別紙経歴のとおり、人格・識見ともに優れ、適任の方であると存じます。 以上で、同意第4号から同意第22号までの説明を終わります。何とぞ御同意賜りますようよろしくお願い申し上げます。(降壇)
○議長(吉田幸一郎君) 日程第37、同意第23号「
教育委員会委員の任命について」を議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。松本市長。
◎市長(松本政博君) (登壇) それでは、本日、追加提案をいたしました同意第23号を説明させていただきます。 同意第23号「
教育委員会委員の任命について」でございますが、瀬川百合氏を新たに
教育委員会委員に任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。 瀬川百合氏は、別紙略歴のとおり、布津小学校教諭を最後に退職され、教育者としての経験も豊富で、人格・識見とも卓越した方で、現在は人権擁護委員としても活動されておられます。 以上で、同意第23号の説明を終わります。何とぞ御同意賜りますようよろしくお願い申し上げます。(降壇)
○議長(吉田幸一郎君) この議案につきましては、
議会運営委員長の報告のとおり、直ちに審議を行います。 これより、同意第23号の質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」という声あり〕
○議長(吉田幸一郎君) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。同意第23号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○議長(吉田幸一郎君) 異議なしと認めます。よって、同意第23号は委員会付託を省略することに決しました。 討論を省略し、これより同意第23号を採決します。 この採決は無記名投票をもって行います。 投票準備のため、暫時休憩いたします。 午前11時34分 休憩 午前11時36分 再開
○議長(吉田幸一郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいまから無記名投票を行います。 議場の閉鎖を命じます。 〔議場閉鎖〕
○議長(吉田幸一郎君) ただいまの出席議員数は16名であります。 投票用紙を配付させます。 〔投票用紙配付〕
○議長(吉田幸一郎君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。 〔「なし」という声あり〕
○議長(吉田幸一郎君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。 〔投票箱点検〕
○議長(吉田幸一郎君) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。投票用紙に賛成または反対と記載の上、点呼に応じて順次投票をお願いいたします。 なお、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票は、会議規則第72条第2項の規定により反対とみなします。 点呼を命じます。
松藤事務局長。 〔
議会事務局長の点呼に応じ投票〕
○議長(吉田幸一郎君) 投票漏れはありませんか。 〔「なし」という声あり〕
○議長(吉田幸一郎君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 これより開票を行います。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に18番、田中次廣議員、1番、寺澤佳洋議員を指名いたします。よって、両議員の立会いをお願いいたします。 〔開票〕
○議長(吉田幸一郎君) 投票の結果を報告いたします。 投票総数16票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。 そのうち、賛成 16票 反対 0票 以上のとおり、賛成が多数であります。よって、同意第23号は同意することに決しました。 議場の閉鎖を解きます。 〔議場開鎖〕
○議長(吉田幸一郎君) 日程第38、請願の委員会付託を行います。 請願第1号「
世界遺産センター建設中止に関する請願書」、請願第2号「地方財政の充実・強化に関する意見書採択のお願い」、請願第3号「県立千々石少年自然の家存続に関する請願」以上請願3件については、お手元に配付の請願文書表のとおり、それぞれの常任委員会に付託いたします。 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 次の本会議は、6月20日定刻より開きます。 本日はこれにて散会いたします。 午前11時44分 散会...