南島原市議会 > 2023-10-04 >
10月04日-06号

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  1. 南島原市議会 2023-10-04
    10月04日-06号


    取得元: 南島原市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-14
    令和 5年  9月 定例会(第3回)第6日 10月4日(水曜日)出席議員(19名)       1番  寺澤佳洋君    11番  隈部和久君       2番  松本添花君    12番  林田久富君       3番  日向栄司君    13番  松永忠次君       4番  井上修一君    14番  小嶋光明君       5番  田中克彦君    15番  黒岩英雄君       6番  末続浩二郎君   16番  井上末喜君       7番  永池充宏君    17番  吉岡 巖君       8番  酒井光則君    18番  田中次廣君       9番  中村哲康君    19番  吉田幸一郎君       10番  高木和惠君欠席議員(0名)説明のため出席した者の職氏名 市長        松本政博君    建設部長      柘植善和君 副市長       山口周一君    環境水道部長    溝田勝幸君 教育長       松本弘明君    教育次長      五島裕一君 総務部長      米田伸也君    総務秘書課長    隈部修司君 地域振興部長    山口篤弘君    財政課長      石川伸吾君 市民生活部長    北村哲也君    会計管理者     吉田英雄君 福祉保健部長    栗田一政君    農業委員会事務局長 小渕 忍君 農林水産部長    内田繁治君    監査委員事務局長  松尾修一君議会事務局出席者 局長        松藤義孝君 次長        高原 洋君 書記        永田麻真君第3回定例会議事日程 第6号 令和5年10月4日(水)午前10時開議 (委員長報告、質疑、討論、採決)日程第1 議案第28号 南島原市情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例の一部を改正する条例について日程第2 議案第29号 南島原市手数料条例の一部を改正する条例について日程第3 議案第30号 南島原市社会体育施設条例の一部を改正する条例について日程第4 議案第31号 令和5年度南島原市一般会計補正予算(第4号)日程第5 議案第32号 令和5年度南島原市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)日程第6 議案第33号 令和5年度南島原市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)日程第7 議案第34号 令和5年度南島原市水道事業会計補正予算(第1号)日程第8 認定第1号 令和4年度南島原市一般会計歳入歳出決算の認定について日程第9 認定第2号 令和4年度南島原市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第10 認定第3号 令和4年度南島原市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について日程第11 認定第4号 令和4年度南島原市水道事業会計決算の認定について日程第12 認定第5号 令和4年度南島原市下水道事業会計決算の認定について日程第13 請願第2号 地方財政の充実・強化を求める意見書採択のお願い (採決)日程第14 諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦について日程第15 諮問第4号 人権擁護委員候補者の推薦について (提案理由説明、質疑、討論、採決)日程第16 発議第3号 「地方財政の充実・強化を求める意見書」の提出について日程第17 閉会中における各委員会の継続調査申出について     午前10時00分 開議 ○議長(吉田幸一郎君)  おはようございます。 ただいまの出席議員数は19名であります。定足数に達しておりますので、これより議事日程第6号により、本日の会議を開きます。 日程第1、議案第28号「南島原市情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例の一部を改正する条例について」から、日程第13、請願第2号「地方財政の充実・強化を求める意見書採択のお願い」まで、以上13件を一括議題といたします。 最初に、決算審査特別委員会委員長から審査結果の報告を求めます。田中次廣委員長。 ◆決算審査特別委員長(田中次廣君) (登壇) 皆さん、おはようございます。 ただいまから決算審査特別委員会の報告をいたします。 去る9月14日に本会議で付託されました認定第1号「令和4年度南島原市一般会計歳入歳出決算の認定について」、審査の経過並びに結果を報告いたします。 決算審査特別委員会は、9月21日、22日、25日の3日間開催をいたしました。 審査に当たっては、執行部に対し、決算書、主要施策の成果などに基づく説明を求めるとともに、必要な書類を請求いたしました。 その上で、予算の執行が法令に従って適正かつ効果的に行われているか、また、施策や事業の目的が達成されているか、市民サービスや福祉の向上にどのように貢献したか等々の視点から慎重に審査を行いました。 初めに、令和4年度南島原市一般会計歳入歳出決算について、総務部から総括説明を受けました。 まず、歳入についてでございますが、一般会計の歳入総額は358億827万3千円で、前年度比24億22万9千円、6.3%の減となり、一方、歳出総額は337億4,232万7千円、前年度比22億7,397万8千円、6.3%の減です。 歳入総額から歳出総額を差し引いた形式収支は20億6,594万6千円、翌年度に繰り越すべき財源2億2,970万3千円を差し引いた実質収支は18億3,624万3千円となりました。 このうち主なものとしましては、地方交付税は131億6,108万3千円で1.1%の減となり、これは交付税を算定する単位費用や補正係数の見直しが主な要因になっています。 国庫支出金は65億4,554万円で前年度比1.6%減で、これは子育て世帯等臨時特別支援事業費補助金新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の減等によるものです。 市債は24億231万3千円で前年度比43.9%の減となり、このうち合併特例債は、学校給食関連施設整備事業社会体育施設整備改修事業等の減等により合計で23億1,130万円の減となっています。 過疎対策事業債は、自転車歩行者専用道路整備事業市道改良事業農道整備事業の増により、5億7,383万6千円の増となっております。 令和4年度の歳入決算額に占める自主財源と依存財源の構成比率は、市税などの自主財源が26.6%、地方交付税などの依存財源が73.4%となっています。 続いて、歳出の状況についてでありますが、義務的経費のうち、扶助費については64億7,565万3千円で前年度比8.0%の減で、主に住民税非課税世帯等臨時特別給付金臨時特別給付金の減並びに児童数の減少に伴う児童手当の減等が主な要因になっています。 投資的経費のうち、普通建設事業の決算額は47億681万円で前年度比22.0%の減となっており、これは学校給食関連施設整備事業社会体育施設管理整備事業、それから、システム管理費の減等によるものです。 災害復旧事業費は9億6,075万6千円で、71.9%の増になっております。これは令和3年8月豪雨に伴う公共土木施設災害、農地・農業用施設災害復旧事業等の増によるものです。 補助費等については47億492万7千円で、前年度比1.4%の減です。これは消費喚起クーポン券事業補助金や南島原市事業応援支援金、原油価格・物価高騰対策支援金などの増があった一方で、新型コロナウイルス感染拡大防止営業時間短縮協力金島原地域広域市町村圏組合負担金、南島原市事業継続支援金などの減によるものですとの説明がありました。 総括説明に対する質疑はありませんでした。 なお、これ以降の各部局の審査については、決算審査特別委員会が議長を除く全議員で構成された委員会でありますので、審査の過程での主な質疑について報告をいたします。 まず、総務部関係です。 質疑として、緊急物資調達で、自動パック式トイレとか、折り畳み簡易ベッド、保存食7,200食、保存水2,400リッターとあるが、保存食、保存水の賞味期限はどうなっているのか。また、財産の売払い計画をされているが、例えば、加津佐町の幼稚園跡など公売に出されているが、その価格が高いから売れない。周りよりも高いと感じているがという質疑でございました。これに対しまして、まず、旧加津佐幼稚園跡地は、公募をかけても応募がない状況です。売値の設定がどうかとの話もあります。土地を売買する前に公有財産評定委員会を開いて土地の価格を決定しますので、十分審議を重ね、適正な価格で公募し、買っていただき、活用できる方向に持っていきたいと思います。土地の価格については、今後、検討課題というところです。それから、自動パック式トイレ等の使用期間ということですが、安全性を確認した上で、使用に耐えられない状況であれば、適切に処理をしたいと考えています。仮に、使える状態であれば、必要な施設に声をかけ、有効に使っていただきたいと考えております。保存食、保存水は、賞味期限が近づいた分は、関係部署とか自主防災組織の会議とか研修のときに配布し、有効に使っておりますという答弁でございました。 また、質疑として、人件費で、支給職員の減に伴って下がっているという説明だが、特に時間外勤務が、恐らくコロナとかで非常にイレギュラー的な仕事が増えてきている中で、時間外手当も前年比減っているということだが、個人1人当たりの時間外の勤務が増えていないのかという質疑でございます。これに対しまして、1人当たりの単価は、令和3年度と比較した場合、時間的、金額的にも減となっております。時間外1人月当たりで24時間程度の減、金額で5万8千円程度の減となっています。令和3年度にコロナが発生し、時間外が増え、令和4年度は、ある程度落ち着き減となっていますという答弁でございました。 また、質疑として、シティプロモーション事業オリジナルドラマというのは、みそ五郎だったのか、また、どこで放映したのか、ドラマを流したことによる効果はという質疑がございました。これに対しまして、みそ五郎のドラマです。テレビ放映は、県内と福岡、熊本で放映をしております。動画の再生回数が100万回以上ということで、それと広告の費用として換算しましたら、5,700万円程度となっておりますという答弁でございました。 総務関係の質疑を終結し、次に、地域振興部関係です。 質疑といたしまして、地方バス路線維持費補助金5,483万4千円とあるが、例えば、どういった路線に幾らかとか、詳しい説明を。それと、南島原産そうめん小麦開発事業で、小麦の試作栽培を実施したとあるが、その成果はどうだったのかという質疑でございました。これに対しまして、全部で4つの補助金を出しております。まず1つが、生活バス路線運行対策費補助金として510万7千円、系統については、加津佐から北有馬経由の島原行きの分です。地方バス路線維持単独補助金3,127万4千円は、15系統ほどあり、主なものは、島原駅から須川港、雲仙有家線大屋早崎線、小浜、口之津線などです。地方バス路線維持単独補助金廃止代替は88万4千円、これは5系統に出しております。諫早から雲仙経由の島原駅行きの南島原の分になります。それと、諫早、諏訪の池経由の有家駅行き、諌早、小浜経由の口之津行きなどで、県営バスが運行していた分への代替の補助金となります。次に、地方バス路線維持単独補助金1,756万9千円、これも廃止代替となりますが、こちらは先日廃止になりました口之津柳谷経由の原山行き、西望公園入り口、口之津行き、早崎、口之津経由の西望公園行きとなりますという答弁です。 それから、南島原産そうめん小麦開発事業についてですけれども、令和4年度は、長崎県の推奨小麦であります、「長崎w2号」でそうめんを試作し、委員の皆さんに試食をしていただきましたが、一般的に使用している小麦粉と比べ作りにくく、生産者にとっては作ることが難しいかもしれないというようなことで、別の品種「ミナミノカオリ」の作付を行い、今年度試作品を製造することにしております。現在、試作の段階です。小麦粉のたんぱくが低いため、地元産100%でそうめんを作るか、外国産などと混ぜてそうめんを作るか、そういったことも含め検討をしていく必要がありますという答弁でございました。 それから、また、質疑といたしまして、手延べそうめんのPR事業をするということで、売上げが上がったという成果が見えたのか。それと、ふるさと納税を活用したアニメ「邪神ちゃんドロップキック」の制作放映業務委託についての成果とポテトミルク・セーキは、どこの事業者がされているのかという質疑です。これに対しまして、そうめんについては、PRを開始する前、ふるさと納税の全体件数の大体38.5%が、そうめんを含め麺類の件数でした。PR後、現在は8割程度まで麺類の件数が上昇しており、実施前の平成30年度が8,400万円程度の麺類の寄附額が、令和2年度以降は、毎年麺類の寄附額で2億5千万円という状況です。邪神ちゃんドロップキックの南島原編については、全国放送で3回、長崎放送、北海道文化放送でそれぞれ1回ずつ放映され、大勢の方が一斉に団体で訪れることはありませんが、放送され1年以上たっておりますが、今も口之津周辺には、リュックを背負ったチェックのアニメの衣装を着た方が来ているという情報は、口之津の方からお聞きしている状態です。今後も聖地巡りをされるものと思っております。 次に、ポテトミルク・セーキは、市内の事業者で販売を行っておりましたが、在庫はほぼゼロということで、今後、道の駅で製造をお願いする予定にしていますという答弁でした。 地域振興部の質疑を終了し、次に、市民生活部関係です。 質疑として、固定資産税を含め、今回、市税が増額になっている理由と、たばこ税も増額になっている要因は何かという質疑です。これに対しまして、税収が上がった要因として、市民税は、営業所得が若干減少したが、農業所得と給与所得の伸びが見られました。法人市民税も事業所数は横ばい傾向ですが、一部業種で業績が上がり伸びています。たばこ税は、令和3年10月に税制改正があり、その影響で4年度まで増えています。今年度は、若干落ちる見込みと思われますという答弁でした。 次に、教育委員会関係です。 質疑として、社会教育使用料で、コロナでいろいろな会議等や体育館など使用が少なかったと思うが、どのくらい使用料の収入が減少したのかという質疑でした。これに対しまして、生涯学習課の施設では、昨年度から約56万9千円増加、社会体育施設関係は約30万円の増加になっております。文化財課の主な施設で、口之津歴史民俗資料館は、令和2年5月にオープンし、令和2年度が4,091人、3年度は2千人台に落ち込みましたが、4年度は3,397人で、4年度は少し増加しておりますという答弁です。 次に、質疑として、教育費で、前年と比べ45%ぐらい減ということだが、箱物とかの部分で減っていると思うが説明を。それと、レンタサイクルは、教育委員会は無料で貸しているのか。無料で貸して修理をしていたら成り立たないと思うが、今後はどうするのかという質疑です。これに対しまして、約24億4千万円程度減っております。主な要因として、給食センター関係で約12億、多目的運動広場で約6億減っております。レンタサイクルは、真砂に10台、有馬キリシタン遺産記念館に10台配置しており無料です。今後は、観光振興課でもレンタサイクルを持っておりますので、協議して、有料化にする方向で検討したいと思っておりますという答弁でした。 また、質疑として、コロナ対策の中の、小学校・中学校はインフルエンザとコロナが流行している。学級閉鎖の3日間とか2日間というのは、どこで定義するのかという質疑です。これに対しまして、コロナの学級閉鎖、学年閉鎖の基準は、一応5日間程度という基準が出ておりますが、その地域の感染状況とか学校の状況など、学校医の助言をいただき、期間について決定しています。基準として、例えば、1つの学級の15%の人数が罹患していることが、一つの基準となりますが、学校医の意見も伺いながら15%という一つの基準も考え、全体的な様子、保護者のことも考え、学級閉鎖、学年閉鎖は判断していますという答弁でした。 次に、環境水道部関係です。 質疑として、衛生業務課の中で、督促手数料18万7,500円についての説明をという質疑です。これに対しまして、納付書を発行し期限内に納めていない方に対し、督促手数料100円を加算して、再度納付を依頼いたします。期限を過ぎた後に納付された方には、通常の使用料にプラスして督促分100円が加算されることになります。その積み重ねがこの金額になりますという答弁でした。 また、質疑として、個人型浄化槽補助金で、本年度、155基分の補助金を交付したとの説明であったが、近年の設置申込みの状況はという質疑です。これに対しまして、平成30年度が111基、令和元年度117基、令和2年度150基、3年度145基、4年度が155基となっておりますという答弁でした。 次に、建設部関係です。 住宅使用料未納についての中身はという質疑でした。これに対しまして、未納については、随時訪問し、徴収に努めておりますが、納付されていない状況です。その額が、現年度分433万2,500円、過年度分1,175万8,700円ですという答弁でした。 また、空き家対策事業費で、助言指導を76件行ったとあるが、どのような助言指導なのか。また、危険老朽空家除却支援事業で50万円を除却費補助として支出しているが、南島原に空き家がどの程度あるのか把握されているのかという質疑でございました。これに対しまして、空き家の指導助言を行った内容としましては、空き家の所有者等に対し、近隣からの苦情等を受け、適正管理通知を行います。どのような苦情かと申しますと、空き家の近隣の方から、空き家の敷地内に立木、草等が繁茂しているとか、瓦が飛んできそうだとか、自分のところに影響があるようなことに対しての苦情です。それに対し、所有者の方に通知をしているという状況です。また、空き家の戸数ですが、調査を実施し、現在市内に1,800件ほどの空き家を確認しておりますという答弁でした。 次に、福祉保健部関係です。 病後児保育の場合、保育士がその子供を預からなくて経営者が預かった場合、申請は可能なのか。それと、生活保護の所帯数、はり券とかタクシー券の受給者、児童扶養手当等の受給者も伸びているのか、減少しているのかという質疑でした。これに対しまして、病後児の対象児童は、保育園で預かるか、経営者が預かるかということは関係がなく、保育園で預かっている園児が、途中で体調が悪くなったときは、体調不良児の事業を使います。病後児は病院からの証明書も必要になります。それを提出していただいて、病後の児童を保育する事業になります。 それから、児童扶養手当は、実際は減っています。生活保護受給者は、過去5年間で減少傾向にあり、所帯で25件、人数で45名減になっております。タクシー券の交付状況は、コロナの影響のためか令和2年から減少傾向にあり、令和2年で46.1%、令和4年度は42.5%の交付率になっています。また、はり・きゅう券は、40歳以上の被保険者数で、交付率で昨年度が7.96%、令和3年度が8.25%と若干落ちていますという答弁でございました。 また、質疑として、避難行動支援者支援事業で対象者が1,313名ということで、個別避難計画作成数が19件で非常に少ないと思うが、どのような理由でこの数字になっているのか。また、今後、この個別避難計画の作成に向けての取組はという質疑です。これに対しまして、避難行動支援者名簿登録者数に対しての計画作成が少ないところはありますが、基本的に、ハザード区域における要支援の避難計画を作成したいということで、昨年度、システムの構築を行ったところです。それに伴い、ハザード地域にどれだけの避難行動要支援者がいるか、今年度分かりましたので、令和5年度と令和6年度で、この避難地域区域における計画作成の必要な人が約400名弱なので、2か年で個別避難計画の作成を終えるため、現在取り組んでいるところですという答弁でした。 また、質疑として、ICT化推進事業で、これは必要なシステムの改修等と記載があるが、26クラブ中、実績が2か所で、あとは必要がなかったのかという質疑でした。これに対しまして、ICTは、実際に導入をされているところがありますので、昨年度利用されたのが2か所ということですという答弁でした。 次に、会計課です。 質疑として、派出手数料165万円は、銀行職員に対する手数料なのかという質疑です。これに対しまして、本市の西有家庁舎の会計課に、指定金融機関の十八親和銀行から派出してもらい、税金等の収納をお願いしております。令和4年度から、その派出職員に対し1人当たり165万円の支出をしておりますという答弁でございました。 また、基金の利子があるが、基金は、どこに預けられているのか。基金の預け先は誰が決めるのかという質疑です。これに対しまして、基金は、現在、指定金融機関の十八親和銀行、農協、長崎銀行と地方債、長崎県債とかで運用をいたしております。定期預金は、基本的に3つの金融機関に、大体、均等的な割合で運用をしております。振り分けは、会計管理者の責任で、割合が大幅に増減がないように運用をしておりますという答弁でございました。 次に、農林水産部関係です。 質疑といたしまして、家畜飼料高騰特別対策事業補助金で、加入促進を図るとのことであるが、その制度に加入の農家がどのくらいなのか。それと、果樹のトレーニングファームの研修生2名は、今後どのような方向性を持っているのか。研修生の人たちが研修終了後、新規就農したいというときに、どのような手助けを市として行うのかという質疑でございました。これに対しまして、家畜飼料高騰特別対策事業補助金の加入率は180戸で、100件ほど加入され、加入率は55%です。トレーニングファームの今後ですが、現在2名が研修を受けておりますが、今後は、2年間の研修を終えた後、トレーニングファームの事業に参加をしていただいている各種生産団体の協力をいただき、事業継承がスムーズに動くように、全面的に協力をしていきたいと考えておりますとの答弁でございました。 以上で、認定第1号「令和4年度南島原市一般会計歳入歳出決算の認定について」の質疑を終了し、討論を行いました。 まず、反対討論として、まちづくり自治会活動交付金は、自治会長さんの口座があり、そこに入るが、自治会長委託金は個人の口座に入るということについては理解ができない。また、真砂について、3千万円の借金をした中で、補助金を毎年出されていました。また、今回補助金ということですので、令和4年度の決算に対しては承認できないということにいたしますとの反対討論でございました。 賛成討論はなく、起立採決の結果、賛成多数により、認定第1号「令和4年度南島原市一般会計歳入歳出決算の認定について」は、認定することに決しました。 結びに、委員会運営に御協力いただきました執行部の皆さん、熱心に審議を賜りました委員の皆さんに感謝の意を表して、決算審査特別委員会の報告といたします。(降壇) ○議長(吉田幸一郎君)  次に、各常任委員長から審査結果の報告を求めます。 初めに、総務委員長の報告を求めます。松永忠次委員長。 ◆総務委員長(松永忠次君) (登壇) 皆さん、おはようございます。 総務委員会における審査の過程並びに結果について御報告をいたします。 本委員会に付託されました議案について、9月15日に当委員会を開催し、審査を行いましたので、その概要について御報告をいたします。 なお、議案説明については、本会議で説明があっておりますので割愛し、各案件の結果及び主な質疑について御報告をいたします。 初めに、議案第28号「南島原市情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例の一部を改正する条例について」防災課長から説明がありました。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第第28号は、原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第31号「令和5年度南島原市一般会計補正予算(第4号)」について、最初に、総務部から説明を受け質疑を行いましたが、質疑はありませんでした。 次に、地域振興部からの説明を受け、質疑を行いました。質疑、地域総合整備資金貸付金9千万円について、貸付金の上限はどうなっているのかとの質疑に対し、答弁、本市は過疎地域なので、融資比率が45%で、その上限額は決まっていますとの答弁があり、上限額の資料が提出され、13億5千万円であることを確認いたしました。 質疑、何年で返済するのかとの質疑に対し、答弁、期間は20年間で、5年間据置き、15年間で償還をしていく予定になっているとの答弁でありました。 質疑、借りる人の制限はないのかとの質疑に対し、答弁、融資を受ける者は、基本的に法人格を有する民間事業者となっており、中小企業のみならず、広く対象になりますとの答弁でありました。 質疑、既に、着工しているようだが補正予算成立前の事前着工は可能なのかとの質疑に対し、答弁、条件を満たしていれば、事業着手後であっても、貸付け対象事業とすることで差し支えはないとなっているとの答弁でありました。 質疑、この事業が地域に貢献するということで、審査が通った理由をとの質疑に対し、答弁、ふるさと融資制度は、1名以上の雇用を持たなければならない。地域に根差した企業を目指し、地域振興に寄与する部分を財団と市も認めており、今回の事業は、新規雇用者13名を雇用するよう予定がなっているとの答弁でありました。 質疑、観光地等周辺整備事業の原の館指定管理運営委託費について、累積赤字が2,500万円を超えており、これを補填するために計上したとの説明だが、今後、赤字が続くような場合、同じような補填が続くのかとの質疑に対し、答弁、今回の補填は、コロナ禍の影響に対する支援を考えており、今後コロナ禍が収まっていく中、通常営業での赤字の補填は考えていないとの答弁でありました。 質疑、こんな形で、ずっと補填をするのなら、経営責任というのはあってないようなものと考えるが、こちらはどうなるのかとの質疑に対し、答弁、コロナ禍前までは、指定管理委託料はずっとゼロ円であった。今回は災害や予期せぬコロナの拡大影響を受け支出している。改善計画も提出されていない中で、こういう形で予算を計上したことについては、反省をしているとの答弁でありました。 質疑、真砂の経営について、事業計画書はあるのか。実際この計画書どおりに進んでいるのか。計画どおりに進んでいなかったとすれば、役員会等で検討するなど、内容等を見直されているのかとの質疑に対し、答弁、毎年、株主総会時に事業計画書、次年度計画書は出されております。また、毎月1回、事業報告はなされていますとの答弁でありました。 質疑、どのような報告なのかとの質疑に対し、答弁、月の売上収支状況、利用者数、宴会の状況等の報告を受けている。計画どおり進んでいるかについては、今年度7月末、180万円ぐらいの赤字で、若干計画よりも低いところで推移をしていますとの答弁でありました。 質疑、コロナとか言葉だけの理由ではなく、なぜ赤字になったのか、金額を含め事前に資料を頂けないか、昨年も指摘した。何か資料はないのかとの質疑に対し、答弁、準備ができ次第、提出しますとの答弁でありました。 質疑、原の館管理運営委託料の補正を、万が一、我々が可決しなかった場合は、原の館はどういう状況になるのか。倒産するのか、それとも閉鎖する方向になるのかとの質疑に対し、答弁、倒産するおそれがあるということで認識している。取締役会の中で、どうするか判断する形になると思うとの答弁でありました。 質疑、白木野トイレ整備事業について、概要とどの程度の規模のトイレができるのかの質疑に対し、答弁、男子小便器2基、大便器1基、女子は2基、多目的が1基、面積的には20平方メートルぐらいを想定しており、北有馬日野江タワーのトイレぐらいの規模の計画であるとの答弁でありました。 質疑、トイレの整備の場所はどこかとの質疑に対し、答弁、南有馬町、白木野の広域農道沿いの市有地で、原城の聖マリア観音像が設置されている施設に隣接する土地になりますとの答弁でありました。 質疑、マリア像を見に来られた方のために、市がトイレを造るのかとの質疑に対し、答弁、世界遺産の周遊コースにマリア観音像の施設もあり、そういったルートを回られた方を対象に全体的に使っていただくために設置をするという答弁でありました。 続いて、議会事務局からの説明を受け、質疑を行いましたが、質疑はありませんでした。 次に、委員2名から提出された議案第31号「令和5年度南島原市一般会計補正予算(第4号)」に対する、修正を求める動議を議題とし、提案者から説明を受けました。 修正内容は、7款商工費、1項商工費、3目観光費のうち、原の館指定管理運営委託料2,500万円を削除いたすべく所要の修正をするものであり、理由としては、本補正予算は、赤字決済の補填に充てられるためであり、昨年度に引き続き、提出された補正予算である。改善計画なども提出されず、今後について説明を受けず、本議案、可否を下すことは困難であり、無責任である。一般企業であれば、このようなことはあり得ないことである。市民の代弁者の議会議員として、この補正予算の内容を精査した上でなければ判断できないとの説明がありました。 提出者から説明の後、動議に対する質疑を行いました。 質疑はなく、討論を行いました。原案に賛成する討論として、原の館指定管理運営委託料2,500万円は、真砂の内部的な問題もあり、今後改善をしていただきたいと思っているが、今回は、新型コロナ、電気料金等の高騰が主な要因であることから、原案に賛成しますとの討論でありました。 次に、修正案に賛成する討論といたしまして、改善もなかなか難しいと思う。今回も2,500万円をそのままやることに賛成しかねるため、修正案に賛成との討論がありました。 討論を終結し、議案第31号の修正案について、起立採決の結果、起立多数により、議案第31号の修正案は可決することに決しました。 次に、修正議決をした部分を除く原案について、採決の結果、修正議決をした部分を除くその他の部分については、原案のとおり可決することにいたしました。 次に、請願第2号「地方財政の充実・強化を求める意見書採択のお願い」について、討論はなく、採決の結果、請願第2号は採択することに決しました。 閉会中における委員会の継続調査申出については、議長に申出をすることに決定いたしました。 以上で、総務委員会委員長報告を終わります。(降壇) ○議長(吉田幸一郎君)  次に、文教厚生委員長の報告を求めます。中村哲康委員長。 ◆文教厚生委員長(中村哲康君) (登壇) 皆様、おはようございます。 ただいまより、文教厚生委員会の報告を行います。 本委員会に付託されました議案について9月19日、当委員会を開催し、審査を行いましたので、その概要について報告いたします。 なお、議案説明については、本会議で説明があっておりますので割愛し、各案件の結果及び主な質疑について報告いたします。 初めに、議案第30号「南島原市社会体育施設条例の一部を改正する条例について」生涯学習課長から説明を受けました。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第30号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第31号「令和5年度南島原市一般会計補正予算(第4号)」福祉保健部関係分について福祉課長から説明を受けました。質疑はなく、続いて、市民生活部関係分について市民課長から説明を受けました。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第31号のうち、文教厚生委員会に分割付託された関係分については原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第32号「令和5年度南島原市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」について健康づくり課長から説明を受けました。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第32号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第33号「令和5年度南島原市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」について健康づくり課長から説明を受けました。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第33号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、認定第2号「令和4年度南島原市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」健康づくり課長から説明を受けました。 質疑、疾病別費用額の中で、歯肉炎及び歯周疾患の割合が増えているが、その背景に何か理由はあるのかとの質疑に対しまして、答弁、国民健康保険事業の中で、歯周病予防健診をしており、その受診割合がとても低く、虫歯になってから受診される方が多いと思われますとの答弁がありました。 質疑、歯周病予防健診の受診率の低さから、対策の余地や費用額を下げる方策がまだ残っているならば、今後の検討課題ではないかとの質疑に対しまして、答弁、昨年度まで、特定健診受診券と一緒に同封していたため、市民の目に触れる機会が少なかったかもしれません。今年度は、自治会配布で周知をしており、いろいろな方法を考えながら行っていきますとの答弁がありました。 質疑、国保の令和4年度末の財政調整基金残高が9億円だが、感染症や伝染病が突発的に出たときに対応するために、国保の被保険者数に対して、本市の場合、基金はどのぐらい必要かとの質疑に対しまして、答弁、以前は、診療報酬の保険者負担分の3か月分が妥当だと言われており、15億円程度必要になるかと思われます。最近では、基金の状況が変わり、県が全体的な財政運営を担い、納付金で医療費を補うようになりました。基金につきましては、今後、保険の税率が大きく上がらないように、基金を取り崩しながら統一保険料に近づいていければと思いますとの答弁がありました。 質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、認定第2号は認定することに決しました。 次に、認定第3号「令和4年度南島原市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について」健康づくり課長から説明を受けました。 質疑、疾病別費用額の上位5つの中で、唯一、骨折のみが外傷であり、転んだり、ぶつけたりしない限り起こらない疾患である。骨折に対して、市として取組をしていることがあるのかとの質疑に対しまして、答弁、骨折につきましては、骨折予防事業や島原地域広域市町村圏組合、介護保険課で筋力アップトレーニングを実施しており、骨折しないように筋力アップを図っていますとの答弁がありました。 質疑、折れにくくなる体をつくるということで、人に対するアプローチが多いと思うが、例えば、軟らかい床や滑りにくい床に変えるという事業はあるのかとの質疑に対しまして、答弁、介護保険の事業において、住宅転倒防止の手すりや段差解消のための補助金はありますとの答弁がありました。 質疑、自宅外で高齢者が集まる施設や病院に対する補助はあるのかとの質疑に対しまして、答弁、医療機関などに関する補助金は、今のところありませんとの答弁がありました。 質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、認定第3号は認定することに決しました。 最後に、閉会中における委員会の継続調査申出について、議長に申出をすることに決定しました。 以上で、文教厚生委員会の委員長報告を終わります。(降壇) ○議長(吉田幸一郎君)  次に、農林水産・建設委員長の報告を求めます。小嶋光明委員長。 ◆農林水産・建設委員長(小嶋光明君) (登壇) ただいまより、農林水産・建設委員会の報告をいたします。 去る9月14日の本会議で、本委員会に付託されました議案3件と認定2件につきまして、9月20日に当委員会を開催し、審査を行いましたので、その概要について報告いたします。 なお、議案の詳細については、本会議において説明されておりますので割愛し、各案件の結果及び審査の過程で出された主な質疑について報告いたします。 初めに、議案第29号「南島原市手数料条例の一部を改正する条例について」建設部、都市計画課長から説明を受け、その後、審議を行いました。 質疑、現在、この条例に該当する施設は南島原市にないということかとの質疑に対し、それを認定した分譲マンションはありませんとの答弁でした。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第29号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第31号「令和5年度南島原市一般会計補正予算(第4号)」について、最初に環境水道部から説明を受け、質疑を行いました。 堂崎港埋立の水源調査とは、ボーリングなのかとの質疑に対し、電気探査により、どういう地層があるのか調査する業務ですとの答弁に対し、質疑、調査はいつまで予定しているのかということと、堂崎港は単独で水を確保する考えで、今後に向けて調査をするのか。私は、市全体を調査し、今の水源を利用すると思っていたが、説明では、堂崎港内で水資源調査をして、そこで確保できれば、それを利用するという考え方なのかとの質疑に対し、答弁、調査は、今年度末まで終了するように契約をしている。水源の調査目的は、堂崎港ができたことにより、全体の水が不足するため、ボーリングを利用する計画で考えているとの答弁に対し、質疑、堂崎港でどれくらいの水が確保できるという調査なのかとの質疑に対し、調査目標水量は、日当たり1千トンで調査をしたいと考えている。現在、余剰水が600トンほどあり、合わせて1,600トンという考えで、口之津、加津佐方面の水供給が不安定な状況であるため、全体的な水量の見直しの調査と考えているとの答弁に対し、調査するエリアは、堂崎埋立地内での調査なのか、または、ほかの地域で調査なのかとの質疑に対し、答弁、予定として3か所ほど、堂崎から布津にかけて土地を調査できればと考えているとの答弁に対し、1千トンくらい使用するということで、水不足が予測されるため、新しくボーリングを掘る調査を実施という説明だったが、ある程度調査を実施した上ですると思うが、新たにボーリングをしたことにより、既存のボーリングの水量が減ったという事案もある。その点をどういうふうに考えているのか。既存のボーリングを使用されている方々の水量が減った場合、補償問題になると思うが、その辺も考えて調査をするのかとの質疑に対し、答弁、周りの個人のボーリングの影響調査も併せて実施する。また、揚水試験もボーリングのときには必ず行い、近隣のボーリングの水位が変化していないかどうか、その辺も検討しながら進めていきたいと考えているとの答弁に対し、する箇所を特定したら、その周りのボーリングは何か所あるのか。また、半径300メートルは調査しなければいけない。地下水は全部つながっていると思うが、その辺を後の工事まで考えてするのかとの質疑に対し、揚水試験を行ったときに、ほかの水源にどのような影響があるのか、当然調査をした上で、今後の事業を進めていかなければならないと考えているとの答弁に対し、質疑、堂崎港から余剰水を口之津、加津佐のほうにやるのに本管は、1キロ大体幾らかかるのか、また、本管をつなぐことにより、口之津、加津佐はダムから取水しなくていいのかとの質疑に対し、配管については、想定しているのが1.5キロぐらいで、約3億円の配管費用があればと考えている。また、口之津、加津佐の水源については、ダムの取水、湧き水を飲料水として水源にしていることから、年間平均日当たり300トンぐらい河川から取水を含めた計画となりますとの答弁でした。 そのほかの意見として、ボーリングをする箇所によって、水が枯渇するという話を聞いたことがある。ボーリングをする前に調査を十分行い、ボーリングにより水で困った場合は補償すると市民へ説明する必要がある。また、予算が成立し、発注、入札をしたけど、住民から反対されてできない場合もあると思うので、その辺を十分考えてやっていただきたいとの意見がありました。 続いて、建設部から説明を受け、質疑を行いました。 質疑、生活環境整備事業補助金は、補正で8件分の計上ということだが、まだ要望が残っていると思うが、今後の計画として、毎年どのくらい必要なのかとの質疑に対し、答弁、今年度の件数は、大体20件から二十二、三件になっているかと思う。一概に何件とは申し上げられない部分もある。全体で4,500万円程度の予算で行いたいと思っているとの答弁に対し、質疑、今後は、毎年4,500万円程度の予算を確保して事業実施をするということで理解していいのかとの質疑に対し、予算は、査定もあることから回答はできないが、努力はしたいと考えているとの答弁でした。 続いて、農林水産部から説明を受け、質疑を行いました。 質疑、農業次世代人材投資資金返還金は、外部から入ってこられた新規就農者なのか、親元就農者なのかとの質疑に対し、親元就農者は対象にならないため、外部から新規就農者になりますとの答弁。 質疑、ため池・井堰等の整備事業の関係で、ハザードマップを作るということだったが、昨年度末までの市内のため池調査を実施されたと思うが、調査結果で、危険度、改良計画、後年度の改良計画等があるのかとの質疑に対し、答弁、ため池の一斉点検は、令和4年度まで全て終了している。劣化状況では、ひび割れ80か所で、今回1件増えたとの答弁でした。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第31号のうち、農林水産・建設委員会に分割付託された関係分について、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第34号「令和5年度南島原市水道事業会計補正予算(第1号)」について環境水道部から説明を受けました。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第34号は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、認定第4号「令和4年度南島原市水道事業会計決算の認定について」水道総務課長から令和4年度の決算の状況について説明があり、質疑を行いました。 経営指標に関する事項で、ほとんどの指標が悪いほうの数字になっているが、その説明と今後こういう数字ではいけないと思うが、その辺はどのように考えているのかとの質疑に対し、答弁、経常収支比率は、健全経営水準で100%を上回っているので、経営的には何とかなるが、経費回収率は、料金回収で経費を賄っていない状況です。また、今後老朽管等の更新事業が必要となり、料金改定を見据えたところで経営をしていかないといけないと思っている。今年度中に審議会を開き、答申を受け、来年度議会に提出し、協議をしたいと思っている。めどとして、令和7年4月分から料金改定をしたいと考えているとの答弁がありました。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、認定第4号は認定することに決しました。 次に、認定第5号「令和4年度南島原市下水道事業会計決算の認定について」水道総務課長から令和4年度の決算の状況について説明があり、質疑を行いました。 経費回収率が54%となっているが、料金体系が異なっているのか、その部分を統一について考えはとの質疑に対し、答弁、料金体系は、下水道事業として、公共下水道事業、農業集落排水事業、一般会計でコミュニティプラントになっており、今後、合併当時の懸念事項となっていた料金統一を目がけて審議会を立ち上げようと考えている。それと、今後計画的に水道料金と合わせてしている関係もあり、検討したい。また、コミュニティプラントも合わせて料金体系を統一する方向で考えているとの答弁がありました。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、認定第5号は認定することに決しました。 最後に、閉会中における委員会の継続審査の申出について、議長に申出をすることに決定いたしました。 以上で、農林水産・建設委員長の報告を終わります。(降壇) ○議長(吉田幸一郎君)  以上で、委員長報告を終わります。 ここで、各常任委員会委員長報告に対する質疑をまとめるため、11時20分まで休憩いたします。     午前11時03分 休憩     午前11時20分 再開 ○議長(吉田幸一郎君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 10番、高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  今、私も総務委員会の委員なんですが、総務委員長の報告についてちょっと疑問があったので、委員長に聞いたんですけども、私たちの総務委員会では修正案が出ました。その修正案に対して反対討論があり、修正案に対して賛成討論があり、そして、起立採決で通りました、1人反対で、ほか。 そういうことであって、その後に原案に対してはどうですかというところで何もなかったので、異議なしということで、第34号の原案に対して賛成という結果ということを私は今ここで述べてみたいと思います。 このことについて、質疑をしてもらいたいと思います。このことも頭に入れて、議長も総務委員会の委員だったのでお分かりかと思います。先に修正案に対して結果を出しました。そして、修正案に対して起立採決で通りました。その後、原案については異議がなかったと思うんですが。 ○議長(吉田幸一郎君)  暫時休憩いたします。     午前11時21分 休憩     午前11時26分 再開 ○議長(吉田幸一郎君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 これより各常任委員会委員長報告に対する質疑を行います。 それでは初めに、総務委員長報告に対する質疑を行います。 林田議員。 ◆12番(林田久富君)  12番、林田です。 私は、総務委員長報告に対する質疑をしたいと思います。 議案第31号「令和5年度南島原市一般会計補正予算(第4号)」の中の原城温泉真砂の指定管理者である株式会社原城振興公社に対する指定管理委託料2,500万円についてであります。 3点ほど質疑をしたいと思います。 この議案は、コロナ禍による原城温泉真砂の存続に関わる議案と認識を総務委員会はされておると思います。それなのに、なぜ原城振興公社の社長以下責任者を呼んで、審議をされなかったのかということを、まず1点目にお聞きします。 2点目として、年度ごとの事業計画については作成してあるということでお聞きしておりますけども、提出を求めて審議はされたのか、お尋ねをしたいと思います。 3点目に、経営改善計画については、要請があれば作成すると言われておりましたが、いつ出せるかという確認はされたのか、以上3点をお尋ねします。 ○議長(吉田幸一郎君)  これより、答弁を求めます。 松永委員長。 ◆総務委員長(松永忠次君)  林田議員の質問にお答えいたします。 まず最初に、議案第31号、令和5年度のこの議案はコロナに対する原城の質問だと思いますが、公社の社長以下責任者を呼んで審査をなされたのかという質問ですが、呼んでおりません。そういうことで、(「なぜ呼ばなかったのか」という声あり)ほかの委員からそういう要望も何もありませんでしたので、今回呼んでおりませんでした。 次、いきます。 年度ごとに事業計画について作成してあるということであったが、提出を求めたのかということですが、先ほどの報告で、近いうちというか、準備ができ次第提出をしたいという答弁がありましたので、その辺で削除しました。 あと、経営改善計画についての社長の要請があればつくると言われたんですがということですが、これも委員会の終了後、担当部局に問合せしたところ、10月の中旬以降、役員会をして、そして一応提出をしたいというお話でしたので、近日中には提出できるものと確信しております。以上です。 ○議長(吉田幸一郎君)  林田議員。 ◆12番(林田久富君)  ありがとうございましたというか、非常に残念です。これだけ大きな審議をするのに、当事者を呼んで審議をされなかったというのは、非常に残念だなというふうに私は思っております。 それと、2点目の年度ごとの事業計画は、今の委員長の話ではつくると言われましたかね。副市長の話では、これはあるということだったから、あればこれの提出を求めて審議はしたのかという質疑をしたつもりですけども、その辺もう一度。 3点目の経営改善計画については分かりました。 2点目の委員長の認識は少し違うような気がしますけども、あるんだからどうして審議をしなかったのかという質疑をしているので、そこら辺について答弁をお願いします。 ○議長(吉田幸一郎君)  松永委員長。
    総務委員長(松永忠次君)  一応事前に、この内容の中でも、一昨年もそういう指摘をして、そういう中で委員会の内では出ていませんでしたけど、準備ができ次第提出しますということでしたので、ああそうですかというような流し方をしたと思っております。大変反省しております。 ○議長(吉田幸一郎君)  次に、林田議員。 ◆12番(林田久富君)  今の委員長の話では少し納得がいかないんですけども、実際、事業計画はあるんだから、ただ単純にそれの提出を求めて審議をしなかったのかというのが私の質疑なんです。準備ができ次第とか、私のお尋ねじゃないので、その辺は勘違いしないようにお願いします。 ○議長(吉田幸一郎君)  答弁はよろしいですか。総務委員会内ですので。 答弁。松永委員長。 ◆総務委員長(松永忠次君)  これも、毎年まずつくってあるというのを報告は受けたんですが、私たちの総務委員会の認識不足で、そこまで突っ込んだ討議をしていませんでしたので、本当に改めて御迷惑をおかけしたと思っております。反省しております。 ○議長(吉田幸一郎君)  ほかに質疑ありませんか。(発言する者あり)総務委員会の委員ですので。(発言する者あり)委員長に限られておりますので。よろしいですか。(発言する者あり)委員長報告の中で。(発言する者あり) 暫時休憩します。     午前11時33分 休憩     午前11時35分 再開 ○議長(吉田幸一郎君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 ほかに何か質疑ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  質疑なしと認めます。 これで総務委員長報告に対する質疑を終わります。 次に、文教厚生委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  質疑なしと認めます。 これで文教厚生委員長報告に対する質疑を終わります。 次に、農林水産・建設委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。 10番、高木和惠議員。 ◆10番(高木和惠君)  農林水産・建設委員会の委員長にお尋ねいたします。 多分、農林のこの委員会というのは13日の日にあったと私は思っているんですが、13日の日は、朝の9時か9時半頃、議運も開かれました。そして、環境水道部から追加議案の要請の議題が上がりまして、そこで、議運は提案を受け入れることに決定したんですが、同時間頃、10時から始まっていると思っているので、その場で、流用して省エネ家電の予算については810万円プラスの800万円の流用の財源も基にして1,576万円の受理をされておりますよね。だから、議題にはなかったかもしれませんが、そういう流れで環境水道部長からそういう発言があったかどうかというのを、私はお尋ねしたいと思います。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員、補正予算については一般質問の日で、農林の委員会の前には行われていないと思いますが、農林関係に対する質疑をお願いいたします。 ◆10番(高木和惠君)  追加議案は14日です。しかし、冒頭で市長が9月7日に言っているんです。流用または補正を組んで、それで10月31日を10月2日にということを言われているので、担当部署だから、そういうのがあったかどうか、簡単なんですよ。なかったらなかったで結構なんです。あったかどうかです。私たち議会軽視されているかどうかを確認したいと思っていますので。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員の質問なんですが、提案されたのが、議運は13日に行われて、14日にもう補正予算は議決をしています。農林委員会は20日にあっておりますので、質問の趣旨が分からないようなので。(「11日に決議を取るでしょう、1,576万で」という高木議員の発言あり)それは農林委員会の中で質疑があったのかということなんでしょう。(「報告があったということです、質疑をやっていたら」と高木議員の発言あり)本当ですか。農林水産・建設委員長。 ◆農林水産・建設委員長(小嶋光明君)  今の高木議員の質問にお答えいたします。 高木議員が質疑をしているのは、さきに条例で補正予算は認定をした後のことで、農林水産・建設委員会に来たのはその後のことで、議会から付託を受けた分だけですので、そのことに対しては、本人が一番分かっていると思っておりますけど。以上です。 ○議長(吉田幸一郎君)  ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  これで、農林水産建設委員長に対する質疑を終わります。 以上で、各常任委員会委員長報告に対する質疑を終結します。 これより順次、討論、採決を行います。 初めに、議案第28号「南島原市情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  次に、賛成討論を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  討論なしと認めます。 これより議案第28号を採決します。総務委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第29号「南島原市手数料条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  次に、賛成の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  討論なしと認めます。 これより議案第29号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第30号「南島原市社会体育施設条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  討論なしと認めます。 これより議案第30号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第31号「令和5年度南島原市一般会計補正予算(第4号)」及び修正案に対して討論を行います。なお、発言につきましては、原案及び修正案に反対、原案に賛成、修正案に賛成を明確にして発言してください。 討論は、初めに原案及び修正案に反対する議員の発言を許します。林田議員。 ◆12番(林田久富君)  12番、林田久富です。 私は、修正案に反対の立場で討論をしたいと思います。 ○議長(吉田幸一郎君)  林田議員、すみません、原案及び修正案に反対する、両方ともに反対する。(「修正案じゃない」という林田議員の発言あり)修正案に反対という討論……。 暫時休憩します。     午前11時44分 休憩     午前11時48分 再開 ○議長(吉田幸一郎君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 討論は、初めに原案及び修正案に反対する議員の発言を許します。高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  私は、総務委員会で、修正案については賛成いたしました。しかし、原案に対しては反対いたします。 なぜならば、原の館は修正案が出ましたので賛成いたしましたが。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  はい。反対討論よ。 ○議長(吉田幸一郎君)  暫時休憩します。     午前11時48分 休憩     午前11時50分 再開 ○議長(吉田幸一郎君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 討論は、初めに原案及び修正案に反対する議員の発言を許します。討論ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  次に、原案に賛成する議員の発言を許します。小嶋議員。 ◆14番(小嶋光明君)  私は、原案に賛成の立場で討論を行います。 今回の委託料2,500万円につきましては、コロナウイルスの蔓延による集客の減少等により経営状況が著しく厳しくなったため、指定管理料を交付するものであります。コロナ禍が始まる前まで、真砂が経営開始以来、旧南有馬町として南島原市から指定管理料を交付してきた事実はありません。つまり、真砂は指定管理者により安定的に適切に運営されてきたところであります。そもそも真砂は、放漫経営や指定管理者の責任により現在の状況に至ったわけではなく、いわゆる災害にも等しいコロナウイルスにより経営状況が厳しくなったと、各議員が確認されたものと認識しておりますので、議会としては、真砂は市にとってはなくてはならない存在でありますので、まずはこの危機を乗り越えるために必要な支援をすべきだと決断すべきではなかろうかと思います。 今回のこの2,500万円の委託料をゼロにするという修正案が上がっておりますが、この修正案を上げた理由が不明確であると考えております。さらに、この2,500万円をゼロにするというのは、真砂の経営破綻をさせるということを意味するものであります。キャッシュ・フローなどの状況を確認し、一定額を減額するという修正案であれば、まだ一定理解できますが、全額をゼロにするというのは全く理解できません。 これを原因として真砂の経営が破綻する、あるいはそこまでいかなくても、休業等の状況になったならば、議会の見識が問われ、議会の責任ともなります。その点を議員の皆様にしっかりと認識をしていただいた上で、私は修正案に反対いたします。 ○議長(吉田幸一郎君)  小嶋議員、原案に賛成しますということでお願いします。(「原案に賛成」という小嶋議員の発言あり)。 最後、原案に賛成ということでお願いします。小嶋議員。 ◆14番(小嶋光明君)  原案に賛成の討論といたします。 ○議長(吉田幸一郎君)  次に、修正案に賛成する議員の発言を許します。田中議員。 ◆5番(田中克彦君)  私は、修正案に賛成という立場で討論させていただきます。 まず、先ほど小嶋議員がおっしゃられたとおり、南有馬、原城温泉真砂は、市民にとっても憩いの場であり、なくてはならない存在だと認識しております。これは本当に間違いありません。 今回、2,500万円を削る修正案に賛成という立場なんですが、まずは私の立場の考え方としましては、きちんと経営改善を示していただいて、それで、これだったらいけるんじゃないかというところを確認したいというところです。恐らくここ3年間、令和2年に約1千万円、令和3年には約1千万円、令和4年には1,500万円、市のほうから管理費として与えております。また、借入金として、真砂のほうの運営公社が3千万円借り入れているというようなところの状況があります。 もちろんコロナ禍の中で厳しいことはよく分かります。だけど、周りのホテル業、旅館業の方々については、物すごい経営の考え方を改めながら経営改善に取り組まれて、今は物すごい集客をし、収入を得ているところもたくさんございます。私が思うには、しっかりとお客様のニーズ、マーケティングを行うことが大切かと考えます。今までどおり経営しても、このコロナのあった後に、団体客はなかなか来ない。そういうふうな人たちの移動の考え方が変わっていますので、今までのままではいけないと。きちんとお客様のニーズに応えるようなサービスを提供しなければならないということ。 それと、もう一つ、原城公社真砂は、どんなブランディングを持っているのか。会社の強みとは何なんだといったところをしっかりと自覚していただいて、従業員みんな全てが、よし頑張るぞというような意欲を持っていただき、それがいわゆる経営の改善になるかと思いますけど、そういったところが大切かと考えます。 その場合に、今月に役員会で改善計画を練るということでございましたけど、恐らく役員会で改善計画を練っても、いい案は出ないと思います。それはなぜかというとマーケティングがなされていないからです。実際にお客様の声を聞きながら、また、真砂が、泊まっていただいた方、お風呂を利用していただいた方のお客様アンケート等を取って、どんなところにニーズがあるのか、そういったことを把握しながら、だったらこういうふうに改善をしていきましょうというようなところが一つあるんじゃないかなと思っています。 ですから、真砂を潰すということで2,500万円を削ったわけではなく、今の経営陣に対して、こういうふうにきちんと私たちはやっている、こういうふうな目標を持って経営改善をやっていくというようなところを、意気込みを見せていただきながら、また次回、または次の次の回でも補正を組んでいただけると、納得した上で賛成できるところもあるかと思います。 ということで、私は、この補正予算の修正案について賛成という立場で討論させていただきました。 ○議長(吉田幸一郎君)  次に、原案に賛成する議員の発言を許します。田中次廣議員。 ◆18番(田中次廣君)  令和5年度南島原市一般会計補正予算(第4号)について、原案に賛成の立場から討論を行います。 原の館、通称原城温泉真砂は、開業してから25年になります。この間、地域にとってはなくてはならない施設として、これまで多くの市民の皆さん方に利用していただいております。開業以来、新型コロナウイルス感染症が発生するまでは、毎年黒字での経営でありました。コロナの影響を受けた令和元年度からの決算から欠損、すなわち赤字の状況になっております。 今回の原の館指定管理料、運営委託料でありますが、これは、先ほども小嶋議員から話がございましたが、新型コロナウイルス感染症により影響を受けたための委託料の計上であります。 国においてもコロナ感染症を災害と定義し、新型コロナ対策として、令和2年度から令和5年度までのこの4年間に、合計26億5,196万6千円が地方創生臨時交付金として南島原市に交付されました。この交付金を使って市においては、原油価格・物価高騰に対する支援、農業や農業用燃油高騰対策や非課税世帯への給付金の支給など、生活者支援あるいは事業者支援を行っております。 先ほども触れましたように、真砂の欠損は、新型コロナウイルス感染症により売上げの減少が大きな原因であります。新型コロナウイルス感染症は避けることができない災害であると認識をいたしております。 また、南島原市とコミュニティ原城及び原の館指定管理者の間で結ばれている基本協定書には、災害等による事業の中止等の場合、南島原市が負担するようになっております。 ただ、決算報告にもあるように、料理長の長期にわたる不在など、これは経営者の責任において対処すべきことであると思います。このようなことについては十分反省をしていただいて、また、今後においては、市からの繰入れを行うことなく経営ができるように一丸となり、さらに努力を行っていただくことを付言し、原案に賛成をいたします。以上です。 ○議長(吉田幸一郎君)  次に、修正案に賛成する議員の発言を許します。高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  今、賛成討論を聞きましたけども、私はその運営のやり方は今まで支配人が辞めたり、料理長がいなくなったり、いろいろあそこは問題点がありました。そこは上手に経営すれば赤字に至らない。そして、いろいろ賛成者が言われました、非常のときには一旦閉めればいいと私は思うんです。 まず最初に、私のこれに対する賛成討論。実は、私は協定書をもらいました。協定書をもらって読もうかと思って、読んだ後に委員会で話そうかと思ったんですが、この協定書が、ページ数がばらばらで読めませんでしたので、それで、そのことは委員会で話をしました。 まともな協定書をいただきましたが、ここを考えると、これは平成15年に指定管理ということで、委託管理を指定する指定管理の法律が改正されましたので、委託する立場が市役所、松本市長です。そして、受託者が株式会社原城振興公社なんですが、私も一般質問を利用して、あそこの取締役4人の方は市の充て職の方かと聞きました。充て職じゃないということなのに、株式会社原城振興公社の4人の取締役は、松本政博さんと山口周一さん、そして民間から2人、その中で、現在の副市長に当たりますけども、山口周一氏を社長としたという説明をいただきました。 補助金を要請する受託者が、委託が松本市長ですけど、受託者も委託者も共通して松本市長がいらっしゃいます。ということで、私は過去に補助金をやる団体ともらう団体を兼務する人はおかしいということで、今まで改善してきました、西有家のときから社協なんかを。 そういうことで、今回協定書をもらったところ、契約者の中に松本市長と一個人で山口周一氏の協定書が交わされております。このことを私は重く受け止めて、今回、その取締役会、いろいろ民間に依存して、民間のノウハウを利用して能力で運営するということが指定管理なんです。だから、今回はこの修正案に対して私は賛成いたしました。 それと、もう一つ、この議案に対しては、修正案に賛成すれば原案に反対ということですけども、もう一つ、私は松本市長が観光の名所になっておるマリア像に対する支援としては、直接な支援はできないが側面的な支援としてトイレを造ろうということを提案されておりますので、私は8年前にそのことは終わっておりますと。マリア像にやれないような決断をされておりますので、今回は、このトイレというのは3千万円近いトイレを造るのに市民の方もびっくりされておりますので、それぞれアートビレッジ・シラキノのとか、西望公園なんかにもトイレはあるそうなので、これをしなくてもいいということで、私は原案に反対の、修正案は今言いましたので、そのほかにも原案に反対を言いたいと思います。これで私は原案に反対です。 ○議長(吉田幸一郎君)  いや、最後は修正案に賛成ということで。何回も言いますが、原案に賛成、修正案に賛成ということなので、最後は修正案に賛成しますということで討論を終わってください。 ◆10番(高木和惠君)  原案に反対ということで言っているんです。 ○議長(吉田幸一郎君)  何回言えば……(「焼け石に水や」という声あり) ◆10番(高木和惠君)  ちょっとちょっと、私は、この原の館の予算だけじゃなくて、トイレの予算にも反対したいんです。(「それやったら最初に言えばいいやん」という声あり)そいけん最初に言いよったら言わせんやったでしょうが。 ○議長(吉田幸一郎君)  議事進行します。 次に、原案に賛成する議員の発言を許します。林田議員。 ◆12番(林田久富君)  12番、林田久富です。 先ほどはすみません。ちょっと私の勘違いで申し訳ありませんでした。 私は、原案に賛成の立場で討論をしたいと思います。 その理由としては、修正案の動議が出されておりますけども、資料が出ていない、今後の説明がないということで、審議ができないという結論を出され、動議を出されているが、総務委員会の審議は9月15日であって、今日までは20日間近くあったわけですから、当事者の原城振興公社を呼んで、十分審議することはできたと考えております。 2点目に、原城振興公社は、平成11年の設立以来、利益の半分を市のほうに寄附をされています。その金額は、令和4年度までのトータルで1億8,212万3千円、純利益が平成4年度までのトータルでマイナス2,558万2,057円となっております。これまでの功績で寄附をされてきた金額を考えると、原城真砂の存続のためにも、コロナ禍の影響がなくなるまでは手助けをするべきだと私は考えております。 以上のことから、私は原案に賛成の討論といたします。 ○議長(吉田幸一郎君)  次に、修正案に賛成する議員の発言を許します。1番、寺澤議員。 ◆1番(寺澤佳洋君)  1番、寺澤です。修正議案に賛成の立場で発言いたします。 最初に確認しておきますが、恐らくほかの修正議案賛成議員と同じですが、決して私も原の館真砂がどうなってもいい、倒産してもいいというわけではありません。むしろ存続していきたいと思っております。 というのも、私も入浴施設やサウナを利用した際に、市民の方々とお話をしたり、市民コミュニティの場としての役割がしっかりあると思います。観光拠点としてはもとより、こういうコミュニティの場というのは、健康寿命増進のためにも、医師の立場からとってもとても大切な場所、南島原市にとっても大切な場所、財産であると感じております。 一方で、今回の原案の補正予算に関しては、総務委員長の先ほどの報告でもありましたように、私を含めて議員側、行政側ともに十分な説明が不足しているという認識があるという方が多くいる状況だと思われます。補正予算の活用法や今後の改善策、見通しが見えない状況に疑問や不安を抱く市民の方もいらっしゃると思います。 以上より、現状の情報量では、原案に賛成することは可否困難で、さらなる審議の時間の場を通じて、今後、納得した上で原案に相当する案を協議したいと考えており、よって、現時点では修正議案に賛成いたします。以上です。 ○議長(吉田幸一郎君)  次に、原案に賛成する議員の発言を許します。松永議員。 ◆13番(松永忠次君)  すみません、私、総務委員長だったのでちょっと答弁できなかったもんですからここで、一応賛成討論ということで。 議案第31号「令和5年度南島原市一般会計補正予算(第4号)」の原案に賛成の立場で討論いたします。 原の館真砂の指定管理料2,500万円は、今回は新型コロナ、物価高騰など、電気代等の主な原因であり、過去、コロナ前は、指定管理料はゼロであった。1つ、安心安全なまち、住み続けたいまち、住んでみたいまちの骨格が揺らぐと思います。 次に、もし2,500万円の補正予算が否決されれば、倒産のおそれがあり、地域住民、民泊事業者、南島原市民の憩いの場がなくなり、市民サービスの低下であります。 今現在、本市は世界遺産センターに14億を投資し、自転車道に45億を投入しております。集客を望むならば、宿泊施設は絶対なくてはない事業であると思います。 特に、指定管理の委託料については、毎年、この南島原は莫大な委託料を払っております。特に、南島原市加津佐総合福祉センターに1,254万円、南島原深江ふれあいの家指定管理に1,125万9千円です。南島原布津福祉センター指定管理委託料に559万8千円。たまたまこの令和2年度は、コロナの影響の補填として1,151万2千円を投入しております。南島原老人福祉センター4か所分2,301万6千円、また、その他南島原多目的広場委託料953万4千円、これだけの収入がない毎年のこれが南島原の市民のための負担金なんです。 今回、特にこういうのをした場合、過去にも南島原鉄道の廃止は議員が決めたと前々理事者から言われて、我々の(発言する者あり)いやいや、議員が決めたということを前々理事がおっしゃったことによって、我々議員はそうじゃなかったんです。議員は存続していただきたいというお話だったんです。 だから、今回の補正も、議員に責任をかぶせるんじゃなくて、この今回の補正予算は原案を可決しながら、あとは理事者側に委ねるということで、私は以上のことを提案し、原案に賛成の討論といたします。 ○議長(吉田幸一郎君)  次に、修正案に賛成する議員の発言を許します。7番、永池議員。 ◆7番(永池充宏君)  原の館の指定管理運営委託料については、コロナの影響が確かに長引いているとは言われますけれども、具体的な経営計画も示されず、現在の経営改善の状況が詳しく分かりません。先ほどもあれですけれども、周りの経済が上向いてきている中では、やはりここは経営改善をどうするのか、急務だというふうに私たちは思っております。 そういった中で、そこら辺を最優先して経営の立て直しを図るという意思が明確に見えない中で、この時期に委託料の金額が出されたということに関して、もちろん私たちも、真砂の運営については地域にとっても愛される施設であり、南島原にとっても重要な施設であるということは十分認識をしておりますけれども、そういう今後の経営の立て直し、大事な経営の立て直しが明確に示されないまま指定管理料を計上されましたので、それについては同意するにはあまりにも判断の材料が少ないんじゃないかということで、今回、修正案に賛成をいたします。 ○議長(吉田幸一郎君)  ほかに討論ありませんか。(「うち、賛成よ」という黒岩議員の発言あり)原案に賛成する議員の発言。黒岩議員。 ◆15番(黒岩英雄君)  今まで賛成意見、反対意見、原案に対しての意見が出ましたけれども、大きいこと、小さいことを皆さん言われましたけども、基本として真砂はやっぱり南有馬町から始まっているその地元に対しての貢献度というのはまず基本に私は考えないといけないと思う。そうした場合、今の南有馬町に、市になりましたからそうじゃないですけど、地元の人にとっては非常に喜ばれている。また今後も絶対続けてもらいたいと、そういう意見が大半と思います。だから、会計報告は毎年出ているわけですから、その都度説明をしております。 本当はコロナ禍の大変なときにでも市が援助して内装なんか改装してやれば、もっとこのコロナが終わったら一気に黒字になるんじゃないかと思っておりましたけども、そういった意味で、市の皆さんであそこは運営していってもらいたいということを思いまして、私はそういう意見で賛成討論とさせていただきます。 ○議長(吉田幸一郎君)  次に、修正案に賛成する議員の発言を許します。討論。吉岡議員。 ◆17番(吉岡巖君)  修正案に賛成の立場で意見を述べさせていただきます。 みんな立派なことをおっしゃっておりますが、コロナが緩和されてもレストランは十分な稼働はされとらん。また宿泊の予約も取れないという状態で、職員の中でもごたごたやっている。だから、去年から改善計画を出しなさいと。 それで、南島原のシンボルとして真砂は存続しなければいけない。真砂を基にして全国各地に原城、日野江城、この世界遺産のあれも真砂があって、広がって宿泊して泊まってもらう、そういう拠点づくりをやっていかなければいけないのに、職員はごたごた予約は断るで、こういうまた内部のこと言えばいっぱいありますけども、我々はそれを改善するために、今度は、原案に対しては反対。しかし、改善計画をきちっとされれば、真砂を存続させるには、いつでも賛成する用意はできております。 そういうことでございますので、真砂を存続させるために、修正案に賛成ということで意見を述べさせていただきます。 傍聴者の方々、議員があれが反対、真砂をという勘違いがある。今のような形態で続けておれば、真砂は重荷になってしぼんでしまうわけで、今のうちにちゃんと改善計画を立てて拡張して、南島原のシンボルとして育てるために、ぜひともこれは改善計画をやって真砂を存続させていただきたいと思います。以上です。 ○議長(吉田幸一郎君)  次に、原案に賛成する議員の発言はありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  修正案に賛成する議員の発言もありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  ほかに討論ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  討論なしと認めます。 これで討論を終結します。 これより議案第31号を採決します。総務委員長の報告は修正可決であります。文教厚生委員長及び農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。 まず、修正案を起立により採決いたします。修正案に賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(吉田幸一郎君)  起立多数です。よって、委員会の修正案は可決されました。 次に、ただいま修正議決した部分を除く原案について、起立により採決いたします。修正部分を除くその他の部分を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(吉田幸一郎君)  起立多数であります。よって、修正議決した部分を除くその他の部分は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第32号「令和5年度南島原市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」について討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  賛成討論を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  討論なしと認めます。 これより議案第32号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、議案第32号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第33号「令和5年度南島原市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」について討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  討論なしと認めます。 これより議案第33号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、議案第33号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第34号「令和5年度南島原市水道事業会計補正予算(第1号)」について討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  討論なしと認めます。 これより議案第34号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、議案第34号は原案のとおり可決されました。 次に、認定第1号「令和4年度南島原市一般会計歳入歳出決算の認定について」討論を行います。 討論は、初めに認定することに反対する議員の発言を許します。高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  認定第1号「令和4年度南島原市一般会計歳入歳出決算の認定について」、私は反対討論いたします。 令和2年から自治会まちづくり交付金として自治会の口座に約5,500万円入っております。それと、令和2年から始まった自治会長に委託金ということで、自治会長個人の口座に4,500万円、決算では両方合わせて約9,700万円、これに対して交付金ということで、補助金とは違った形で申請されていると思っておりますけども、いまだに補助金のときと同じような、交付金と同じように、自治会のほうから使った金の申請をさせられているということなので、これに対しても、補助金と交付金の違いで私は聞いておりますけども、交付金だったらやりっ放しだという答弁を何回ももらっておりますので、そのように自治会長さんに負担をかけないようにしていただきたい。 自治会長個人の口座に入れる委託金としてはどういうのがあるかということを聞きました。そしたら、初めて出てきた問題ですが、私は、配付物というのは全自治会長さんが行われておりますので、配付物のことと思っていたんですが、今回は、ごみステーションの管理を自治会長に委託しているという説明をもらいました。このことについて、自治会長にそこまでごみステーションの管理を委託しているというのは、私、初めて聞きましたので、これを2つ合わせて、今回、認定しないということにいたします。 ○議長(吉田幸一郎君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  ほかに討論ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  以上で討論を終結します。 これより認定第1号を採決します。決算審査特別委員長の報告は認定すべきであるとするものです。本件は起立によって採決します。認定することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(吉田幸一郎君)  起立多数です。よって、認定第1号は認定することに決しました。 次に、認定第2号「令和4年度度南島原市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」討論を行います。 討論は、初めに認定することに反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  討論なしと認めます。 これより認定第2号を採決します。文教厚生委員長の報告は認定すべきであるとするものです。本件は委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、認定第2号は認定することに決しました。 次に、認定第3号「令和4年度南島原市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について」討論を行います。 討論は、初めに認定することに反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  討論なしと認めます。 これより認定第3号を採決します。文教厚生委員長の報告は認定すべきであるとするものです。本件は委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、認定第3号は認定することに決しました。 次に、認定第4号「令和4年度南島原市水道事業会計決算の認定について」討論を行います。 討論は、初めに認定することに反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  討論なしと認めます。 これより認定第4号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は認定すべきであるとするものです。本件は委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、認定第4号は認定することに決しました。 次に、認定第5号「令和4年度南島原市下水道事業会計決算の認定について」討論を行います。 討論は、初めに認定することに反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  討論なしと認めます。 これより認定第5号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は認定すべきであるとするものです。本件は委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、認定第5号は認定することに決しました。 次に、請願第2号「地方財政の充実・強化を求める意見書採択のお願い」に対する討論を行います。 討論は初めに、原案を採択することに反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  次に、賛成討論の発言を許します。末続議員。 ◆6番(末続浩二郎君)  6番、新風南島原、末続です。 地方財政の充実・強化に関する意見書の採択について、賛成する立場で討論をさせていただきます。 現在の地方財政は、急激な高齢化に伴いまして恒常的に社会福祉費が増加する、そのような性格を持っています。これに加えまして、脱炭素化、デジタル化の推進、そして、コロナ禍はもとより、ロシアによるウクライナ侵攻以降につきましては物価高騰に対する対応をするなど、地方自治の仕事が大変増加をしております。今までどおりの地方財政を維持するだけでは、今までどおりのサービスを受けられるか疑問に思うところであります。 それで、今回の請願におきましては、地方自治体が自由に使うことのできる固有の財源としての地方交付税の増額を求めるものであり、この採択によって、現在と変わらぬサービスが受けられるというふうになるというふうに思っております。 現在、市の税収が10%程度、そして、国・県の支出金、そして地方交付税に財源の60%余りを依存している本市にとっては、この請願は大変必要なものと思っております。 以上で、賛成意見とさせていただきます。 ○議長(吉田幸一郎君)  次に、ほかに討論ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  討論なしと認めます。 これより請願第2号を採決します。総務委員長の報告は採択です。本件は採択することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、請願第2号は採択することに決しました。 日程第14、諮問第3号「人権擁護委員候補者の推薦について」を議題といたします。 本件は、討論を省略し、採決いたします。本件に同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、諮問第3号は同意することに決しました。 日程第15、諮問第4号「人権擁護委員候補者の推薦について」を議題といたします。 本件は、討論を省略し、採決いたします。本件に同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、諮問第4号は同意することに決しました。 日程第16、発議第3号「「地方財政の充実・強化を求める意見書」の提出について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。松永忠次総務委員長。 ◆総務委員長(松永忠次君) (登壇) 発議第3号「「地方財政の充実・強化を求める意見書」の提出について」説明をいたします。 いま、地方公共団体には、急激な少子・高齢化にともなう、医療・介護など社会保障制度の整備、子育て施策、人口減少下における地域活性化対策はもとより、デジタル化、脱炭素化、物価高騰対策など、極めて多岐にわたる役割が求められております。 しかし、現実に地域公共サービスを担う人員は不足しており、疲弊する職場実態にある中、新型コロナウイルス、また多発する大規模災害への対策も迫られております。 これらに対応する地方財政について、政府は「骨太方針2021」において、2021年度の地方一般財源水準を2024年度まで確保するとしていますが、それをもって増大する行政需要に十分対応し得るのか、大きな不安が残されています。 このため、2024年度の政府予算と地方財政の検討に当たっては、歳入・歳出を的確に見積もり、地方財政の確立をめざすよう、政府に10の事項の実現を求め、別紙の意見書を提出するものであります。 なお、提出先は、お手元に配付しております意見書提出先に記載のとおりであります。 以上、提案の趣旨を御理解いただき、議員各位に御賛同を賜りたいと思っております。よろしくお願いいたします。(降壇) ○議長(吉田幸一郎君)  これより発議第3号「「地方財政の充実・強化を求める意見書」の提出について」質疑を行います。何か質疑はありませんか。     〔「なし」という声あり〕
    ○議長(吉田幸一郎君)  質疑なしと認めます。 これより討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  討論なしと認めます。 これより発議第3号を採決します。本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、発議第3号は原案のとおり可決されました。 日程第17、「閉会中における各委員会の継続調査申出について」を議題といたします。 各委員長から会議規則第103条の規定により、お手元に配付しておりますとおり、閉会中の継続調査の申出があっております。お諮りいたします。各委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決しました。 以上で、今定例会に付議された案件の審議は全て終了いたしました。お諮りいたします。今定例会における議決事件について、その条項、字句、数字その他の整理を要するものにつきましては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、これらの整理を要するものにつきましては、議長に委任することに決しました。 閉会前に市長から挨拶の申出があっておりますので、これを許します。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 このたびの議会は、9月7日から本日までの28日間にわたりまして開かれたところでございますが、議員の皆様におかれましては、本会議並びに各委員会を通じまして御審議をいただき、御礼を申し上げるところであります。 この際、会期中及び今後の主な動きについて御報告を申し上げます。 このたび、本市のイチゴ農家で、西有家町の本多衛治さん、裕子さん夫妻が、令和5年度ながさき農林業大賞のトップファーマー施設野菜部門において最高位の農林水産大臣賞を見事、受賞されたところであります。ながさき農林業大賞は、地域の特性を生かした先進的な活動を展開し、成果を上げている農林業者を表彰するもので、長崎県が主催をいたしております。 本多さんは、イチゴ栽培において大規模面積でありながら、環境制御技術の導入により全国でもトップクラスの収量を達成し、かつ高品質なイチゴを生産されております。また、高設栽培導入や遊休ハウス活用による低コスト化など、経営の効率化等が高く評価をされまして、受賞されることとなりました。 また、株式会社高田牧場が、トップファーマー畜産部門において長崎県知事賞を、そして、葉たばこなどを栽培されている深江町の高柳善幸さん、法子さん、善伍さんが、トップファーマー特産部門において運営委員会長賞を、それぞれ受賞をされたところであります。 今回の受賞の知らせは、本市にとりましても大変光栄なことでありまして、今後も受賞された皆様のような強い経営理念を抱く経営者が増えることを心から期待いたしております。 地域の特色を生かした先進的な水産業を展開し、成果を上げている県内の漁業者や団体を表彰するながさき水産業大賞において、深江町漁業協同組合のクルマエビ養殖場が優良経営部門で特別賞を受賞されたところであります。深江町漁協は、ICT水質監視システムや出荷用水槽へのマイクロバブル発生装置の導入によって、安定したクルマエビの活魚出荷を実現されております。また、販売面でも、ネット販売の強化によって販売単価が向上するなど、地域の活性化にも貢献をされております。 今回の受賞が、本市の水産業の発展につながることを期待しているところであります。 それから、9月22日から25日まで、漁獲量の減少が続いている有明海や橘湾の海洋生物の生態系や海底の状況を調べるため、本市と国立研究開発法人海洋研究開発機構の合同で海底調査を実施いたしました。 調査箇所は、加津佐、西有家、有家、布津、深江の沖合の5地点で、小型の深海探査機により水深20メートルから40メートルの海底を調査いたしました。今回の調査により、これまで確認できなかった海底の状況を確認することができたため、今後の水産業振興に役立ててまいりたいと考えております。 それから、9月24日、本市が協賛をした福岡ソフトバンクホークスの阪神タイガースとのウエスタン・リーグ公式戦が福岡県筑後市のタマホームスタジアム筑後において開催をされました。当日は、本市の子供たちを招待して選手とのサイン会や写真撮影会などに参加してもらい、ふだん接することのないプロ野球選手と間近で触れ合うことができたところであります。 また、会場ではそうめん流しを行い、多くの方々に喜んでいただきました。あわせて、物産の販売やパンフレットの販売を行うなど、3千人を超える来場者の方々に本市の魅力をPRすることができました。 当日は私も参加をいたしまして、それぞれ流しそうめんを食べていただいた皆さん方にどこかと聞きましたら、福岡のどこだと、佐賀のどこだとか、そうおっしゃる皆さん方が本当においしいですねというふうなことで笑みを浮かべて話をしていただいたこと、大変ありがたく、またうれしく思ったところでもありました。 次に、物価上昇の影響を受けている市民の皆様や事業者の皆様への支援を行うため、「南島原市を元気に!いーとばいキャンペーン2023」を実施いたしております。8月23日からいーとばいチケットやMINAコインの配布を開始し、現在、10月3日までに全体の約95%、3万9,800人へ配布をいたしております。キャンペーン期間は11月6日までとなっておりますので、使い忘れがないようにお願いをいたします。 新型コロナウイルス感染症の発生動向でありますが、県が発表する定点報告による島原半島内の感染者数は、8月中旬以降、全国及び長崎県の平均を上回る値が続いておりましたが、9月中旬から減少し、現在は、県の平均と同レベルとなっております。 また、インフルエンザの感染者数は、8月下旬以降、全国及び長崎県の平均を上回り、注意報レベルが続いております。 市民の皆様には、引き続き感染防止に注意をいただくとともに、生後6か月以上の方を対象とする新型コロナワクチンの無料接種と65歳以上の方、中学生以下の方を対象とするインフルエンザ予防接種費用の助成を行っておりますので、ワクチン接種の検討をお願いをいたします。 このほか、会期中に皆様からお寄せをいただきました数々の貴重な御意見、御提言などにつきましては、今後の市政に反映させてまいりたいと存じます。引き続き、皆様の御協力をお願い申し上げます。 ようやく暑さも和らいで、皆様におかれましては何かと御多用のことと存じますが、どうか健康には一段と御留意をいただきまして、ますます御活躍をいただきますようにお祈りを申し上げまして、閉会の挨拶といたします。どうも皆様方、ありがとうございました。(降壇) ○議長(吉田幸一郎君)  これで本日の日程は全て終了いたしました。 これにて、令和5年第3回南島原市議会定例会を閉会いたします。     午後0時47分 閉会上記、会議録を調製し署名する。南島原市議会議長    吉田幸一郎会議録署名議員    松永忠次会議録署名議員    小嶋光明...