南島原市議会 > 2022-10-14 >
10月14日-06号

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  1. 南島原市議会 2022-10-14
    10月14日-06号


    取得元: 南島原市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-14
    令和 4年  9月 定例会(第3回)第6日 10月14日(金曜日)出席議員(19名)       1番  寺澤佳洋君    11番  隈部和久君       2番  松本添花君    12番  林田久富君       3番  日向栄司君    13番  松永忠次君       4番  井上修一君    14番  小嶋光明君       5番  田中克彦君    15番  黒岩英雄君       6番  末続浩二郎君   16番  井上末喜君       7番  永池充宏君    17番  吉岡 巖君       8番  酒井光則君    18番  田中次廣君       9番  中村哲康君    19番  吉田幸一郎君       10番  高木和惠君欠席議員(0名)説明のため出席した者の職氏名 市長        松本政博君    建設部長      柘植善和君 副市長       山口周一君    環境水道部長    溝田勝幸君 教育長       松本弘明君    教育次長      五島裕一君 総務部長      米田伸也君    総務秘書課長    隈部修司君 地域振興部長    菅 三郎君    財政課長      石川伸吾君 市民生活部長    山崎康徳君    会計管理者     笹田 勝君 福祉保健部長    栗田一政君    農業委員会事務局長 松尾 強君 農林水産部長    内田繁治君    監査委員事務局長  松尾修一君議会事務局出席者 局長        綾部洋一君 次長        松藤義孝君 書記        高原 洋君 書記        山口梨沙君第3回定例会議事日程 第6号 令和4年10月14日(金)午前10時開議 (委員長報告、質疑、討論、採決)日程第1 議案第37号 南島原市職員育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について日程第2 議案第38号 原状回復工事等請求事件に係る訴訟の和解について日程第3 議案第39号 市道の認定について日程第4 議案第40号 令和4年度南島原市一般会計補正予算(第4号)日程第5 議案第41号 令和4年度南島原市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)日程第6 認定第1号 令和3年度南島原市一般会計歳入歳出決算の認定について日程第7 認定第2号 令和3年度南島原市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第8 認定第3号 令和3年度南島原市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について日程第9 認定第4号 令和3年度南島原市水道事業会計決算の認定について日程第10 認定第5号 令和3年度南島原市下水道事業会計決算の認定について日程第11 請願第2号 地方財政の充実・強化を求める意見書採択お願い日程第12 請願第3号 ゆたかな学びの実現・教職員定数改善をはかるための、2023年度政府予算に係る意見書の採択要請についての請願 (採決)日程第13 諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦について日程第14 諮問第4号 人権擁護委員候補者の推薦について日程第15 諮問第5号 人権擁護委員候補者の推薦について日程第16 諮問第6号 人権擁護委員候補者の推薦について日程第17 諮問第7号 人権擁護委員候補者の推薦について (提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決)日程第18 議案第42号 令和4年度南島原市一般会計補正予算(第5号) (提案理由説明、質疑、受理)日程第19 報告第16号 専決処分の報告について(損害賠償の額の決定について) (提案理由説明、質疑、委員会付託省略、採決)日程第20 同意第3号 監査委員の選任について (提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決)日程第21 発議第2号 「地方財政の充実・強化を求める意見書」の提出について日程第22 発議第3号 「少人数学級・教職員定数の改善をはかるための、2023年度予算に係る意見書」の提出について日程第23 議員派遣について日程第24 閉会中における各委員会の継続調査申出について     午前10時00分 開議 ○議長(吉田幸一郎君)  おはようございます。 ただいまの出席議員数は19名であります。定足数に達しておりますので、これより議事日程第6号、本日の会議を開きます。 ここで追加議案について、議会運営委員長から報告を求めます。井上末喜委員長。 ◆議会運営委員長(井上末喜君) (登壇) 皆さん、おはようございます。 先ほど追加議案について、議会運営委員会を開催いたしましたので、その協議結果について報告をいたします。 市長から補正予算1件、報告1件、人事案件の同意1件、計3件の議案を追加提案したいとの申出があっております。協議の結果、追加議案とすることを決定いたしました。 なお、追加議案の取扱いについては、提案理由説明後、通告なしでそれぞれ質疑を行い、補正予算については、委員会付託を省略し、討論、採決を行います。また、人事案件の同意につきましては、慣例申合せにより、委員会付託及び討論は省略し、採決は無記名投票で行います。 以上が議会運営委員会の協議内容であります。報告を終わります。(降壇) ○議長(吉田幸一郎君)  日程第1、議案第37号「南島原市職員育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について」から、日程第12、請願第3号「ゆたかな学びの実現・教職員定数改善をはかるための、2023年度政府予算に係る意見書の採択要請についての請願」まで、以上12件を一括議題といたします。 最初に、決算審査特別委員会委員長から審査結果の報告を求めます。田中次廣委員長。 ◆決算審査特別委員長(田中次廣君) (登壇) 皆さん、おはようございます。 ただいまから決算審査特別委員会の報告をいたします。 去る9月26日に本会議で付託されました認定第1号「令和3年度南島原市一般会計歳入歳出決算の認定について」、審査の経過並びに結果を報告いたします。 決算審査特別委員会は、9月30日、10月3日、4日の3日間開催をいたしました。 審査に当たっては、執行部に対し、決算書、主要施策の成果などに基づく説明を求めるとともに、必要な書類を請求いたしました。 その上で、予算の執行が関係法令に従って適正かつ効果的に行われているか、また、施策や事業の目的が達成されているか、市民サービスの福祉の向上にどのように貢献しているか等の視点から慎重に審査を行いました。 初めに、令和3年度南島原市一般会計の歳入歳出決算について、総務部から総括説明を受けました。 令和3年度は、令和2年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症対策等に伴い、歳入歳出ともに、通常の年度と比較すると決算額が大きくなっております。 一般会計の歳入総額は382億850万2千円で、前年度と比較して7.6%の31億6,178万3千円の減となりました。 一方、歳出総額は360億1,630万5千円で、前年度と比較して7.3%の28億4,007万円の減になりました。 歳入総額から歳出総額を差し引いた形式収支は21億9,219万7千円で、翌年度に繰り越すべき財源5億451万4千円を差し引いた実質収支は16億8,768万3千円となりました。 まず、歳入関係で、地方交付税は132億9,843万4千円で、前年度と比較して6億4,341万2千円、5.1%の増となり、これは普通交付税のうち、地域デジタル推進費が新たに創設され、9,162万3千円の増となったほか、地方交付税を算定する単位費用や補正係数の見直しによるものです。 国庫支出金は66億5,276万2千円で、前年度と比較して31億7,665万6千円、32.3%の減で、これは新型コロナウイルス感染症対策として、子育て世帯等臨時特別支援事業費補助金10億8,535万1千円の増となった一方で、2年度に実施した特別定額給付金給付事業費補助金44億9,303万2千円が減となったことのほか、公立学校施設整備費国庫負担金循環型社会形成推進交付金の減によるものです。 市債は決算額42億8,447万7千円で、前年度と比較して15億5,902万3千円の26.7%の減になりました。 このうち合併特例債は、学校給食関連施設整備事業で7億5,520万円の増、社会体育施設整備・改修事業で3億3,800万円の増があった一方で、し尿処理施設整備事業、あるいは小学校施設整備・改修事業の減などにより、全体として16億9,160万円の減となっております。 過疎対策事業債自転車歩行者専用道路整備事業で、1億2,137万7千円の増、光情報通信基盤整備事業で6,780万円の増などにより、2,877万7千円の増となっております。 令和3年度の歳入決算額に占める自主財源と依存財源の構成比率は、市税などの自主財源が25.4%、地方交付税などの依存財源が74.6%となっております。 続いて歳出関係では、義務的経費のうち、扶助費は70億3,724万8千円で、前年度比10億4,246万1千円、17.4%の増で、これは主に新型コロナ関連経費で、住民税非課税世帯等臨時特別給付金5億2,960万円、臨時特別給付金、これは子育て世帯への給付金でございますが、5億3,430万円などの増によるものです。 投資的経費のうち、普通建設事業費での決算額は60億3,775万1千円で、前年度比15億2,597万7千円、20.2%の減となっております。これは自転車歩行者専用道路整備事業8億6,738万7千円の増、多目的運動広場整備事業4億7,904万3千円の増、光情報通信基盤整備事業4億7,815万6千円の増、学校給食関連施設整備事業3億3,790万5千円などの増があった一方で、し尿処理施設整備事業の減や有家小学校校舎建設事業の減などの要因により、全体としては減になっています。 災害復旧事業の決算額は5億5,877万8千円で、前年度比2億5,585万6千円、84.5%の増で、これは令和3年8月豪雨に伴う公共土木施設災害、農地・農業用施設災害関係の増によるものです。 補助費等は47億7,415万1千円の決算額で、前年度比44億8,783万1千円、48.5%の減です。これはコロナ対策に係る特別定額給付金給付事業の減が主な原因になっておりますとの説明を受け、質疑を行いました。 質疑として、会計年度職員が残業も認められ、通勤手当とかも支出されているが、この会計年度職員の時間外手当の金額はとの質疑に対しまして、報酬・手当ということで支給されていますので、時間外ということでの区分けは分からないが、会計年度任用職員に支給した金額は前年度と比較した場合に3,946万9,114円増えております。理由としては、会計年度任用職員が一般会計では17名増えておりますとの答弁でございました。 なお、これ以降の各部局の審査については、決算審査特別委員会が議長を除く全議員で構成された委員会でありますので、説明は省略し、審査の過程での主な質疑について報告をいたします。 まず、総務部関係です。 質疑といたしまして、CM、PR、広報紙についての説明をということでございました。これに対しまして、シティプロモーション事業の目的は、市の知名度・認知度の向上とシビックプライド来訪者増加、この3つを主眼に置いて始めております。事業は平成26年度から継続をしております。これまで南島原食堂の運営とか、観光ショートフィルムの「夢」「記憶の灯」、最近ではショートアニメ「巨神と氷華の城」などを制作して、知名度向上につなげています。令和3年度の実績では、テレビの広告換算費に直すと1億2千万円程度、事業費が2千数百万円ですので、それ以上の効果はあったのかと思っております。効果の検証については、ブランド総合研究所というところに検証をさせておりますということです。それから、広報紙1万7,200部は各世帯に配布するほか、図書館、市内各施設、長崎県庁や県内の各公共施設、コンビニ、福祉施設、美容室等に配布をしております。部数は、世帯数も減っているので、減らしているところですという答弁でございました。 次に、地域振興部関係でございます。 質疑といたしまして、施設貸付収入素麺倉庫分商工振興資金貸付金についての説明をという質疑です。これに対しまして、素麺第1倉庫が95万円、第2倉庫が240万円、ふるさと産品販売所が12万円、旧吉川小学校が13万6,170円、旧布津小学校第2分校は10万6,083円、旧長野小学校が5万5,571円です。商工振興資金貸付金の預託金2,500万円は、年度当初に市内金融機関2行に預けたものが、年度末にそのまま市に返ってきたものです。この2,500万円を原資に事業者が借入れをできるようになっています。令和4年度も同じ金額で予算を計上していますという答弁でございました。 次の質疑といたしまして、そうめん首都圏PR事業に関して5,300万円使って、成果のホームページ閲覧件数が、目標の20万回に対して6万回で達成率が30%となっている。やや低いと思うが、この点に関してどのように評価しているのかという質疑でございました。答弁といたしまして、この目標は事業をやる前の数字であり、本来であれば目標に近づくように閲覧数を目指していましたが、なかなかそのホームページの閲覧には結びつきませんでした。ただ、そうめんの購入については、個人や問屋から、その認証マークのそうめんを欲しいというような問合せも多く来ております。特にふるさと納税については、麺類が占める割合が一気に増えたというところもあり、ホームページ閲覧件数自体は目標に達していませんが、一定の効果があったと考えておりますという答弁です。 次の質疑といたしまして、このホームページ、例えば閲覧回数を成果目標にするのであれば、実際ホームページを閲覧した人のうち、どれくらいの方がそうめんを買っているのかとか、その数値まで踏み込まないと、この数値が本当に間接的な数字になってしまうので、この成果目標としてあまりいい指標ではないのではないのか。今後そういった点に関しても検討いただきたいという質疑です。これに対しまして、販売までつながるような形の目標を定めたいと思っておりますという答弁でございました。 次に、MINAコインプレミアム商品券は一体化させるようなことを聞いているが、どのような計画があるのかという質疑です。これに対しまして、MINAコイン事業と商工会が行っているプレミアム商品券事業については、今年度までは今までどおりの事業としておりますが、令和5年度については、今商工会と協議をしており、プレミアム商品券事業MINAコイン事業と統合して、一本化で事業を進めるということで話を進めているところですという答弁です。 次に、市民生活部関係でございます。 固定資産税については、建物を新築した場合、1月1日に居住していなくても、固定資産税として建物に課税されるのかという質疑です。これに対しまして、固定資産税は1月1日現在で課税をしますが、新築家屋については、住める状態、完成した状態が1月1日かどうかで課税をしますという答弁です。 次に、教育委員会関係です。 質疑といたしまして、史跡跡購入事業費と、今回の豪雨で崩れた部分の維持補修の補助率はという質疑です。これに対しまして、史跡等購入事業は国の補助率が80%です。原城本丸が陥没した災害復旧についても国の補助率が80%ということになっております。あわせて、県の補助については国の補助残の40%となっておりますという答弁です。 次に、社会教育使用料で、図書館ホールとか年間で1,200円という非常に低いと思うが、何か目標値はあるのかという質疑でございました。これに対しまして、図書館並びに社会教育施設については免除規定があり、料金がなかなか上がらない部分があります。そのような状況ですので、使用料の目標値は設けておりませんという答弁です。 また、史跡の土地買上げの単価を教えていただきたいという質疑がございました。答弁といたしまして、不動産鑑定を毎年行っており、大体畑が2,910円、山林が1,940円となっておりますということです。 次に、教育委員会が所管する施設を使用する場合、それぞれ料金が決められているが、営利を目的とした企業等が使用する場合の規定はどのようになっているかという質疑です。これに対しまして、社会教育施設使用料ですが、公民館においては営利目的の団体の使用は認めておりません。また、市民会館、有家コレジヨホール等社会教育施設においては、営利を目的とするような会議の場合は使用料の約5倍、また、その場で販売等を行う場合は10万円程度の納付をするように規定されていますという答弁です。 それから、次に質疑といたしまして、要保護児童生徒援助補助金が小学校で1万2千円が治療費に、中学校では3万3千円修学旅行費に使われているが、どのような家庭の方が受けられる補助金なのかということです。これに対しまして、生活保護を受けられている家庭の方への補助をしておりますという答弁でございました。 また、次のような質疑がございました。奨学資金、これは南島原市に残った場合、市が補助するということになっているが、目標は9人だったが、4人しか実績がなかったのか。また、学校支援員の配置では、小学校で15人が12人、中学校では8人が7名しか配置できなかったのかという質疑です。これに対しまして、答弁として、奨学資金償還補助金事業の目標として、新規の補助対象者9名としておりましたが、実績が4名で、達成率は44.4%となっております。なお、新しく償還される方に関しては、償還の案内と一緒に補助金等の案内も送付していますが、目標に及びませんでした。学校支援については、御指摘のとおりの配置となりました。配置できなかった理由は、公募したが応募がなかったというのが原因という答弁でございました。 次に、学校給食関連施設整備事業で、この新センターの建設費及び全ての事業費が幾らになったのか確認したいという質疑です。これに対しまして、トータルで21億5,050万円程度となっております。その内訳は、設計管理費で5,624万6千円、本体工事費で15億571万4千円、厨房機器等購入で4億3,635万9千円、配送車両・食器食缶購入で1億2,775万7千円、その他費用として2,447万円で、合計で21億5千万円程度になっておりますという答弁です。 次に、環境水道部関係でございます。 質疑として、合併浄化槽は毎年何基までとか決まっているのかということです。これに対しまして、年間の限度については、今年度は180基を予定しております。来年度以降については、制度が変わったりすることがあり、内部のほうで何基にするのかを調整を図る段階で、今のところ何基とは言えない状況ですという答弁でございました。 また、質疑といたしまして、可燃物と不燃物のごみ袋1枚当たりの製作費は幾らか。また、製作枚数は増加しているのか。商工会に配達する職員は何名なのか。それから、不燃物も可燃物も量が増えているのかという質疑です。これに対しまして、答弁として、令和3年度の製作費は、ごみ袋の大が4.75円、小が3.49円。不燃物ごみ袋の大が8.62円、小が6.5円。大体、不燃物ごみ袋のほうが倍近く製作費がかかっています。製作枚数は、在庫による増減はありますが、平均すると可燃物ごみ袋で年間220万枚となっており、あまり変わっておりません。ごみ袋の配達は、1名の方にお願いをしております。それから、ごみの量は若干の増減はありますが、10年前からほぼ横ばいと考えていいと思いますという答弁でございました。 次に、建設部関係です。 質疑として、住宅の使用料の未収金について詳しい説明をということです。これに対しまして、収入未済額の内訳は、現年分が356万2,700円で収納率が97.8%、過年度分が1,068万5,900円で、収納率が16%となっておりますという答弁でございました。 質疑として、住宅の使用料の収入未済の所在数と、不納欠損はゼロになっているが、過年度分も含めて取れる見込みがあるのかという質疑です。これに対しまして、現年分の件数は176件で50世帯になっております。過年度分は、随時徴収に回って納めていただくように努力をしておりますという答弁です。 また、質疑として、自転車歩行者専用道路整備の事業費は35億円と聞いているが、現在どのくらい使っているのかという質疑でございました。これに対しまして、前年度までの事業費については、全体で26億円の事業費ですという答弁です。 次に、福祉保健部関係です。 質疑として、保育園に預けている園児が具合が悪くなって、働かれている女性が大変困ったという話を聞きましたが、島原では病院と連携をされているようなことですが、このような制度を取り入れられないのかということです。これに対します答弁として、これは病気中の児童・園児を預かっていただいて、そこで保育をしていただくという病児保育事業ですが、3年度までは利用できなかったのですが、4年度からは、南島原市の児童もこの病児保育を利用できるようになっておりますという答弁です。 また、質疑として、介護予防支援事業に関して、大切な分野とは思いますが、結果だけ見ると成果の指標では達成率が低いように思うが、どういった理由なのかということです。これに対しまして、昨年度についてはコロナの影響があり、その事業が実施できなかったということですという答弁です。 次に、農林水産部関係。 質疑として、時間短縮等の支援金について、農業の事業所の件数、事業所の数はということです。これに対しまして、答弁として、南島原市事業継続支援事業の給付件数は、現年分の支援金事業が16事業所です。繰越分の支援金10万円が10事業所、20万円が28事業所ですという答弁でございました。 また、質疑として、農業用廃プラスチック等適正処理事業で2千万円ほど支出してあるが、農業者が購入する廃プラマルチも含めて2千万円ということなのかという質疑です。これに対しまして、これはマルチの処理料だけで、購入費用は入っておりません。廃プラスチックを処理するための経費ですという答弁です。 それから、また質疑として、新規就農総合支援事業の中で、実績の24人は農業後継者なのか、それともこの中に移住で来られた新規就農者がおられるのか。それと、島原半島地域食肉センター整備事業の具体的な中身はという質疑です。これに対しまして、答弁として、移住で来られた方も含まれております。この24名については、5年間継続して受給している方も含んでおります。また、島原半島地域食肉センター整備事業負担金は、半島3市で食肉センターを建設しており、その建設費用について、3市の負担金となっておりますという答弁です。 次に、農家も人手不足ということをよく聞く割には、農援隊支援事業では、目標1,056人に対し実績が225人で、達成率21.3%となっております。この実績の少ないのは何か課題があるのかという質疑です。これに対し、これはJAが農援隊というのを雇い、必要な農家に派遣して農作業の支援を行っておりますが、実績が少ない理由は把握できておりませんが、農家側が雇いたいときに必要な人が来てくれるのかというのもあると思います。あと、農援隊の数自体にも限りがあり、農繁期に集中するというケースがあり、実績が伸びていないと思っておりますという答弁でございました。 質疑を終了し、その後、討論を行いました。 まず、反対討論として、給食センターのことが、いまだに市民の中には反対意見があっている。7つの安心・安全の給食センターに改修する事業は約11億円、新給食センターを建設するのに11億円、そしてアレルギー対策をするためにというような説明があって、議会は反対意見はなく、28年に説明があり、29年に予算が莫大に倍ぐらいになったということから、いろいろ質問が出ていました。最終的には21億円ぐらいになっていますけれども、これに対してはいまだに反対があります。また、龍石の人たちは大雨が降っても避難するところがない。そういうことも出ていますので、この予算に対しては納得できないという声に基づいて、反対をしますという反対討論がありました。 賛成討論はなく、起立採決の結果、賛成多数により認定第1号「令和3年度南島原市一般会計歳入歳出決算の認定について」は、認定することに決しました。 終わりに、委員会運営に御協力いただきました執行部の皆さん、そして終始熱心に審議を賜りました委員の皆さんに敬意と感謝の意を表しまして、決算審査特別委員会の報告といたします。(降壇) ○議長(吉田幸一郎君)  次に、各常任委員長から審査結果の報告を求めます。 初めに、総務委員長の報告を求めます。松永忠次委員長。 ◆総務委員長(松永忠次君) (登壇) 皆さん、おはようございます。 総務委員会における審査の過程並びに結果について御報告をいたします。 本委員会に付託されました案件は、議案第37号「南島原市職員育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について」外1件と請願1件でございます。審査に当たりましては、担当部局から説明を受け、考え方を聴取し、審査を行いました。 その結果、総務委員会に付託された案件については、全て原案のとおり可決することに決しました。 なお、請願1件については、採択することに決しました。 それでは、審査の過程において、特に議論となった点について順次報告を行います。 まず、議案第37号「南島原市職員育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について」であります。 改正内容は、育児休暇の取得回数を現行の原則1回から原則2回までに、子供の出生後8週間以内の場合の取得回数を現行の1回までを2回までに育児休業の取得回数制限を緩和するものとの説明を受け、質疑を行いました。 質疑、今まで条例で定めていたと思うが、今回の条例改正は法律の改正により、条例を改正したものか。届出はいつまで行うものか。また、男性の育児休業はいつまで取れるのかという質疑に対し、答弁、旧条例では特別な事情を条例に定め、2回と定めていたが、法律の改正により2回取得することができるようになった。申請については、従来、取得する1か月前に申請することになっていたが、子供が生まれて8週間以内の場合は、2週間前までに申請すればいいことになった。男性の取得期間については、子供が出生して、8週間以内で育児休業を取得することができる改正となっております。また、男性取得者は今年初めて1か月取得された事例があるとの答弁でありました。 質疑、育児休業期間中は給料は出るのかとの質疑に対し、答弁、育児休暇中は無給となるが、共済組合から約7割の育児休業手当が支給されるとの答弁でありました。 質疑、女性の産休は、産前7週、産後8週かとの質疑に対し、答弁、産前8週、産後8週ですとの答弁でありました。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第37号は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第40号「令和4年度南島原市一般会計補正予算(第4号)」について審査を行いました。 総務部関係の歳入関係で主なものは地方債の変更で、当初予算で計上していた水産物供給基盤機能保全事業の財源を過疎対策事業債から合併特例債に変更し、合計30億760万円から140万円減額し、30億620万円に変更するもの。 次に、地方特例交付金407万8千円の減額及び地方交付税2億8,768万8千円の増額は、交付額決定に伴うもので、財政調整基金繰入金2億2,094万8千円の減額は、地方交付税などの交付額決定に伴い財源組替えを行ったもの。 また、減債基金繰入金の増額は、繰上償還の財源として増額するものとの説明を受けました。 次に、歳出関係で主なものは、施設の電気料金727万8千円の増額は、ロシアによるウクライナ侵攻などにより、原油や液化天然ガス等が国内において調達不足になっており、電気市場の価格が高騰していることから予算不足が見込まれるため、予算要求をするものとの説明がありました。 公債費元金14億9,524万円は、銀行等資金の繰上償還を行うため、増額補正を行うものとの説明を受け、質疑を行いました。 質疑、合併特例債の残高は幾らかという質疑に対し、答弁、令和3年度末で約22億円残っているとの答弁でありました。 質疑、ミナサポとの電気契約は施設ごとに契約をするのか、もしくは市で一括して契約をするのかとの質疑に対し、答弁、市で一括契約ではなく、施設の所管課ごとに契約をするとの答弁でありました。 質疑、電気契約については、総合的な比較検討が必要ではないかとの質疑に対し、答弁、試算をして総合的に判断をしていくことになる。現在でも九電とミナサポを比較した場合、九電よりもまだ有利という状況ではあるが、今後は比較検討しながらやっていくことになると思うとの答弁でありました。 質疑、地方特例交付金の減額や過疎債を合併特例債に振り替えた理由はとの質疑に対し、答弁、地方特例交付金については、令和4年度から自動車税の減額補填分と軽自動車税の減額補填分が不交付になったため。また、過疎債については、要望額が12億円に対し、一次協議において9億円余りの提示により、財源調整を行ったものとの答弁でした。 質疑、過疎債の要望額と提示額の価格3億円は、協議で増えるものなのかとの質疑に対し、答弁、例年二次協議があるので、可能性はあるとの答弁でありました。 質疑、過疎対策事業債は年間どのくらい申請をしているのかとの質疑に対し、答弁、近年は自転車歩行者専用道路分が大きくなっているが、令和元年度分は7億5千万円程度、令和2年度は5億3千万円、令和3年度は10億9千万円、今年度は要望額を12億円であるとの答弁でありました。 次に、地域振興部関係の歳出について説明がありました。 世界遺産ガイダンス施設維持管理事業費28万1千円は、有馬キリシタン遺産記念館の電気料金の増額であるとの説明を受け、質疑を行いました。 質疑、市はミナサポと九電の両方を使用しているという説明があったが、具体的な説明をとの質疑に対し、答弁、今年度に関しては、高圧の電気代が560万円程度、ミナサポのほうが安く電気を供給できるということで精査し、計算をしているとの答弁でした。 質疑、公共施設の電気使用料に要する経費3,675万3千円の九電分とミナサポ分の内訳は幾らかとの質疑に対し、答弁、各課で計算をし、予算計上をしているが把握していない。後で調べて報告するとの答弁があり、委員会終了後、資料提供がありました。 質疑を終了し、討論はなく、議案第40号のうち、総務委員会に分割付託された関係分については原案のとおり可決することに決しました。 次に、請願第2号「地方財政の充実・強化を求める意見書採択のお願い」についてであります。 質疑、討論はなく、採決の結果、請願第2号は採択することに決しました。 最後に、閉会中における委員会の継続調査申出について、議長に申出をすることに決定いたしました。 以上で、総務委員会の委員長報告といたします。(降壇) ○議長(吉田幸一郎君)  次に、文教厚生委員長の報告を求めます。中村哲康委員長。 ◆文教厚生委員長(中村哲康君) (登壇) 皆さん、おはようございます。 ただいまより、文教厚生委員会の報告をいたします。 本委員会に付託されました議案について、9月28日に当委員会を開催し、審査を行いましたので、その概要について報告いたします。 なお、議案説明については、本会議で説明があっておりますので、説明の要点及び各案件の結果並びに主な質疑について報告いたします。 初めに、議案第40号「令和4年度南島原市一般会計補正予算(第4号)」教育委員会事務局関係分について、教育総務課長から、歳入については、教育寄附金1件分15万円の増額である。 歳出については、ロシアによるウクライナ侵攻などの影響により、電気料金が値上がりしていることから、小学校管理費の光熱水費709万円と中学校管理費の光熱水費433万7千円を増額補正するものである。 市民会館等管理費の光熱水費210万9千円、公民館管理費の光熱水費301万4千円、図書館管理費の光熱水費133万6千円、アートビレッジ・シラキノ事業の光熱水費22万4千円については、各社会教育施設における電気料金を増額補正するものである。 資料館等管理費の光熱水費41万6千円についても、口之津歴史民俗資料館の電気料金を増額補正するものであるとの説明を受けました。 質疑、光熱費が上がってきており、今回の補正額は約1,867万円のプラスとなっているが、来年度はその辺も見据えて予算組みをするのかとの質疑に対しまして、答弁、現状の電気料金の単価や推移を見守りながら、来年度の当初予算については、その辺を反映させた上で要求を行っていきたいと考えているとの答弁がありました。 質疑、アートビレッジ・シラキノ事業は、今回どのように組んであるのかとの質疑に対しまして、答弁、アートビレッジ・シラキノにも空調機があり、その分の増ということであるの答弁がありました。 質疑を終了し、続いて福祉保健部関係分について、福祉課長から、歳入について、保育対策総合支援事業費補助金25万円は、北有馬こども園における新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策経費に対する県の補助金で、補助率は2分の1である。 歳出について、福祉センター管理費22万5千円の増額は、電気料金が値上がりしたことから、ふかえ勤労者会館の不足額を増額補正するものである。 公立こども園運営事業費50万円の増額は、北有馬こども園の感染対策に必要な物品を購入する経費であり、職員が使用する感染防止のための抗原検査キット、高機能空気清浄機の購入費である。 保健衛生総務費73万7千円の増額は、健康づくり課の産休代替職員の経費である。 保健センター管理事業412万7千円の増額は、市内4か所の保健センター管理等に要する経費であるとの説明を受けました。 質疑、保育対策総合支援事業費補助金を使って公立の北有馬こども園を補助されているが、ここ以外で補助はないのかとの質疑に対しまして、答弁、公立だけでなく、この補助事業は民間の私立の保育園のほうにもある。実際に、この事業を活用してコロナ感染防止対策の事業をやっているところがあるとの答弁がありました。 質疑、その事業をやっている補正予算は今回は組み込まれず、次回以降に組み込まれるのか、それとも他のところで上げているのかとの質疑に対しまして、答弁、他の民間の保育園については当初予算で計上しており、実施をしているとの答弁がありました。 質疑、北有馬こども園の消耗品費で、職員の検査キットやマスクとなっているが、職員はどのぐらいの頻度で検査をしているのかとの質疑に対しまして、答弁、抗原検査キットは定期的にではなく、家族が濃厚接触者になったとか、感染者と接触したとか、そういう不安があったときに使っているとの答弁がありました。 質疑、例えば公立学校や市役所の職員でも接触して不安な場合があると思うが、なぜこういうのがこども園だけあるのかとの質疑に対しまして、答弁、北有馬こども園の場合は、感染した場合には休園措置となると保護者が困る場合があるので、そういうのを避けるために検査キットで検査している。市職員の分は、健康づくり課で抗原検査キットを500セット確保している。濃厚接触者となれば勤務を一定期間休むが、改めて出勤するときに検査できるように確保しているとの答弁がありました。 質疑を終了し、続いて市民生活部関係分について、市民課戸籍班長から、歳入について、社会保障・税番号制度システム整備費補助金567万円の増額は、マイナンバーカード普及促進を目的としたマイナンバーカード交付時の郵送費や集客のための経費に対する補助金である。 歳出について、戸籍住民基本台帳費1,857万円の増額は、南島原市民へのマイナンバーカードの普及促進を目的とし、議会議決日から令和5年2月末までにマイナンバーカードを受け取った方に、先着5千名限定でMINAコインポイント3千円分のQRコードチケットを進呈するものであるとの説明を受けました。 質疑、MINAコインポイント3千円分は、既にマイナンバーカードを持っている方はどうなるのかとの質疑に対しまして、答弁、基準日を今年の10月1日以降に申請をされた方に限定させていただきたいと考えているとの答弁がありました。 質疑、国の事業が延びて9月いっぱいで申し込んだ方にはないが、10月1日以降で申し込んだら3千円プラスになるという情報を知らない方がいると思うが、そういう広報はしないのかとの質疑に対しまして、答弁、国が延ばした段階で窓口に申請に来られた方には、議会で議決された場合は、そういう取扱いをさせていただくということを伝えているとの答弁がありました。 質疑、3千ポイントで新規加入を促すのは、一見よいように思うが、粘ればもっと高くなるのではないかと考える方もいると思う。これが最初で最後の補助ですよと銘を打っておいたほうがいいのではないかとの質疑に対しまして、答弁、我々もこれが最後だと考えている。周知の仕方もその辺を付け加えて、申請率の向上に努めていきたいと思っているとの答弁がありました。 質疑、先日の9月26日の議会の件で、実際は議決していない状態で、10月14日が最終決断で議決される予定の件を10月1日から実行されるという形の言い方だったと思うが、その辺はもっと注意を払って言ってもらわないと、議会を軽視していることになりかねないので、以後こういうことがないように注意していただきたいとの質疑に対しまして、答弁、大変反省をいたしておりますとの答弁がありました。 質疑を終了し、討論はなく、議案第40号のうち、文教厚生委員会に分割付託された関係分については原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第41号「令和4年度南島原市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」について、健康づくり課長から、歳出について、後期高齢者医療広域連合納付金は、令和3年度の出納整理期間に保険料の納入があった分を令和4年度に繰り越して広域連合へ納付する分、後期高齢者医療広域連合保険料負担金として194万6千円を増額補正するものである。 歳入については、繰越金は、歳出の後期高齢者医療広域連合納付金の後期高齢者医療広域連合保険料負担金として、繰越分194万6千円を増額補正するものであるとの説明を受けました。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第41号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、認定第2号「令和3年度南島原市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」健康づくり課長から説明を受けました。 質疑、討論はなく、採決の結果、認定第2号は認定することに決しました。 次に、認定第3号「令和3年度南島原市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について」健康づくり課長から説明を受けました。 質疑、歳入の諸収入とは具体的にどういった収入なのかとの質疑に対しまして、答弁、諸収入は還付金が発生したもので、特別徴収分、普通徴収分として、一旦高齢者に還付したものを広域連合から受け入れたものであるとの答弁がありました。 質疑、後期高齢者医療の関係で、1人当たりの医療費が96万円、これは一時的なもので、前年が99万円であるが、他市の場合、例えば島原市や雲仙市は大体どのぐらいなのかとの質疑に対しまして、答弁、他市の分は調べておりません。南島原市の後期高齢者の医療費の推移ということで、国保と後期高齢者1人当たりの医療費の推移を示している。後期高齢者に関しては、ここ数年、1人当たり約100万円前後で推移しているといった内容の答弁がありました。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、認定第3号は認定することに決しました。 次に、請願第3号「ゆたかな学びの実現・教職員定数改善をはかるための、2023年度政府予算に係る意見書の採択要請についての請願」を議題とし、審議を行いました。 意見、35人学級など、そういったところは、今の時代いろんな子供がいるという中では絶対必要なところであって、教員不足もあるが、教員は手厚くしていかないといけないというところで賛成するとの意見があり、討論はなく、採決の結果、請願第3号は採択することに決しました。 最後に、閉会中における委員会の継続調査の申出について、議長に申出をすることに決定いたしました。 以上で、文教厚生委員長の報告を終わります。(降壇) ○議長(吉田幸一郎君)  次に、農林水産・建設委員長の報告を求めます。小嶋光明委員長。 ◎農林水産・建設委員長(小嶋光明君) (登壇) ただいまより、農林水産・建設委員会の報告をいたします。 去る9月26日の本会議で、本委員会に付託されました議案3件と認定2件につきまして、9月29日、当委員会を開催し、審査を行いましたので、その概要について報告いたします。 なお、議案の詳細については、本会議において説明されておりますので割愛し、各案件の結果及び審査の過程で出された主な質疑について報告いたします。 初めに、議案第38号「原状回復工事等請求事件に係る訴訟の和解について」でありますが、建設部、建設課長から説明を受け、その後質疑を行いました。 今回、こういう問題が生じたということで、再発防止を何か考えているのかとの質疑に対し、答弁、今回の問題を踏まえ、隣接の境界など触らない場所についても、同意書について印鑑を必ずもらって事業をするように今徹底しているとの答弁がありました。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第38号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第39号「市道の認定について」建設部、管理課長より説明を受けました。 質疑、討論はなく、採決の結果、議案第39号は原案のとおり可決することに決定しました。 次に、議案第40号「令和4年度南島原市一般会計補正予算(第4号)」について、まず最初に環境水道部から説明を受け、質疑を行いました。 光熱費について、電気代の契約先はどこかとの質疑に対し、答弁、契約先はミナサポですとの答弁がありました。 質疑を終了し、続いて建設部から説明を受けました。 質疑はなく、続いて農林水産部から説明を受け、質疑を行いました。 質疑、新規養殖実証事業補助金のアサリの分について、場所はまだ決まっていないとのことだったが、これは予算が通ってから場所を探すというような考えかとの質疑に対し、今のところ、各漁協にアサリがいそうなところを調査している。これから、そこがいいのか漁協と協議をさせてもらいたいと思っているとの答弁に対し、質疑、それでは、この事業を始めたという発端は何から始まったのかとの質疑があり、答弁、今、漁場環境が大変な変化をしている。漁獲量自体が伸び悩んで減少している。そういった中で、捕る漁業から育てる漁業を考え、漁業者の所得向上につながるということから、この事業を考えた。また、ウニについても、磯焼けの原因として捕獲して全部潰しているが、豊富にあるワカメの茎とか、残った葉っぱを餌として、駆除するウニをお金にしようと、今回実証実験を行う事業であるとの答弁がありました。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、議案第40号のうち、農林水産・建設委員会に分割付託された関係分について、原案のとおり可決することに決定しました。 続いて、認定第4号「令和3年度南島原市水道事業会計決算の認定について」水道総務課長から令和3年度の決算の状況について説明があり、質疑を行いました。 質疑、コロナ禍やウクライナ侵略などの影響により、水道の部品で繰越しとか影響はないのかとの質疑に対し、答弁、価格については3割ぐらい高騰している。部品の納入の状況では、電気部品の中に一部納入が遅くなっているものがあるが、配管類に関しては通常どおりであるとの答弁がありました。 次に、動力費で1億円余りの支出があるが、今後も電気料金の値上げがあると思うが、電力費の抑制について検討はされているのかとの質疑に対し、答弁、現在、高圧電力はミナサポと、ほかの一般電力は九電との契約をしている。今のところ比較は行っていないが、今後の状況を踏まえていきながら比較を急いで進めたいと考えているとの答弁がありました。 次に、質疑、キャッシュフローを見ると、現金が去年より減少している。料金については平成23年に改正されて、随分期間が過ぎている。日本水道協会の指標では、3年から5年が料金の検討の期間となっているが、検討をしているのかとの質疑に対し、現在の経営戦略が平成30年に策定されているが、投資的経費の財源は全くなしでとの考え方であった。しかし、令和3年に簡水統合などによる水道事業への負担増により、投資的経費に一般会計から繰入れ及び過疎債が充当できるようになり、それを活用しながら現在経営している。現在の経営状況に合わせて検討しているところである。料金の見直しについては、物価高騰があり、コロナ禍でもあるので、皆さんの負担をシビアに考えながら、今後料金改定を考えていきたいとの答弁がありました。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、認定第4号は認定することに決定しました。 次に、認定第5号「令和3年度南島原市下水道事業会計決算の認定について」水道総務課長から令和3年度の決算の状況について説明があり、質疑を行いました。 経費回収率が去年より急激に23%ほど落ちているが、何か理由があるのかとの質疑に対し、答弁、令和3年度において、特別な経費として公共下水道の事業認定変更の作成委託が発生した。この分が経費として増えたため、回収率が減っているとの答弁がありました。 次に、質疑、下水道料金については幾つかの事業があるが、その中で料金が統一をされていない状況である。その料金の統一についてはどのように考えているのかとの質疑に対し、答弁、下水道事業には3つの体系があります。料金に違いがあり、見直しについて、去年から改定に向けて検討している。利用者から料金は据え置いてほしいとの要望もあり、時間がかかっている状況である。統一を先に進めていくべきと考えているので、検討を図っていきたいとの答弁がありました。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、認定第5号は認定することに決定しました。 最後に、閉会中における委員会の継続審査申出について、議長に申出をすることを決定いたしました。 以上で、農林水産・建設委員長報告を終わります。(降壇) ○議長(吉田幸一郎君)  以上で委員長報告を終わります。 ここで、各常任委員会委員長報告に対する質疑をまとめるため、11時30分まで休憩いたします。     午前11時09分 休憩     午前11時30分 再開 ○議長(吉田幸一郎君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 これより各常任委員会委員長報告に対する質疑を行います。 それでは、初めに総務委員長報告に対する質疑を行います。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。 これで総務委員長報告に対する質疑を終わります。 次に、文教厚生委員長報告に対する質疑を行います。高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  文教厚生委員会の委員長にお尋ねいたします。 これは私も議案質疑をしていたので、どうなるかなと思って、ちょっと委員長報告を聞きました。報告はよく分かったんです。MINAコインで3,000ポイント支給するという考え方というのは、9月に国の2万円が終わるんだと。自分たちがちょっと成績が悪いということで、このように3,000ポイントをMINAコインでやろうということを提案者したと、このことについては、私も予算前だったから知らなかったんですが、再度聞いてみたら、新聞等で読んだという声を聞いたんです、新聞等でそれを知ったんだということで。 今回、委員長報告で、反省はしていますということでしたが、あくまでも10月1日から新たに初めて申請した人に対しては、2万円プラスのうちの3,000ポイントということでした。9月までにした人はどうなるのかといったら、この予算の後、10月14日からは、申請してもらえば3,000ポイントということのようですけども、それで間違いないのかということ。 この後の14日後の3,000ポイントの手続の方法というのを教えていただきたいと思います。 ○議長(吉田幸一郎君)  中村委員長。 ◆文教厚生委員長(中村哲康君)  先ほどの高木議員の質問に答えたいと思います。 先ほども私が委員長報告でいたしたとおり、とにかくそういうふうな形で10月1日に交付すると言っておられた件に対しては、後から補足で、10月14日、議決後に支払いを行いますという、おわびというか訂正が入りましたので、先ほど説明したとおりと思います。 今回、10月1日以降の人をどうするかということですね。(発言する者あり) ○議長(吉田幸一郎君)  中村議員、もう一回……。 ◆文教厚生委員長(中村哲康君)  そうですね、もう一回その辺を詳しく、いいですか、すみません。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員、簡潔に質問をお願いします。
    ◆10番(高木和惠君)  簡潔にしたら分からないので。9月までに終わった人、今回3,000ポイントを支給してもらう人、初めてマイナンバーカードの申請をされた人は10月1日から受け付けて、手続上、流れでやってやると。しかし、9月までで終わられた人はどうするのかといったら、この予算が通って、10月14日以後に受け付けますということだったと思うんです。その方法としてはどうするのかを教えていただけますかということです。 ○議長(吉田幸一郎君)  中村委員長。 ◆文教厚生委員長(中村哲康君)  方法は、QRコードか、窓口でもらえるような形の書類が多分あったと思うんですけども、そちらのほうを窓口で言っていただければ多分できたと思います。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  私の質疑を聞かれて、その辺のところを求められたときに、反省しておりますということを言われていますよね。委員会としては反省でいいということで了解されたと思うんですが、それに間違いありませんか。 ○議長(吉田幸一郎君)  中村委員長。 ◆文教厚生委員長(中村哲康君)  そうです。反省しているということで、間違いありません。 ○議長(吉田幸一郎君)  ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  質疑なしと認めます。 これで文教厚生委員長報告に対する質疑を終わります。 次に、農林水産・建設委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  質疑なしと認めます。 これで、農林水産・建設委員長に対する質疑を終わります。 以上で、各常任委員会委員長報告に対する質疑を終結します。 これより順次討論、採決を行います。 初めに、議案第37号「南島原市職員育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  討論なしと認めます。 これより議案第37号を採決します。総務委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本件は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、議案第37号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第38号「原状回復工事等請求事件に係る訴訟の和解について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  討論なしと認めます。 これより議案第38号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、議案第38号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第39号「市道の認定について」討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  討論なしと認めます。 これより議案第39号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第40号「令和4年度南島原市一般会計補正予算(第4号)」について討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。 10番、高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  すみません、お昼の近くなっているので、おなかも減っていると思いますけども、発言させていただきます。 40号ですね、ただいまのMINAコインの予算がここに計上されていると思いますけども、報告はちゃんと聞いたんですけども、やはりこのことは市民の方に伝わっておりますので、9月までに国の説明によって手続をした人が、10月1日からの人は2万円と3,000ポイントというのは非常に不公平があるということでした。それにも増して、国が9月で終わるということをうのみにしてこういうことをしたということで、国が継続して、今年いっぱいですか、来年までですか、継続されているので、ここで一生懸命頑張られたら成績は伸びると私は思うんです。 今回、このように反省はされたんですが、議会としては、予算に対して、議員は賛成か反対かしかできませんので、この3,000ポイントが不公平感があるという市民の声が出ていますので、今回これは、本来ならば、よく市長が使われる保留ですか、国が終わってから、この3,000ポイントをされればどうだったかなということで、今回は、私は不公平感が出る、これには5,000人ということが決まっておりますので、5,000人に漏れた人に対しても申し訳ないということもありますので、今回は予算を確保しないままにこういうのをしたということは、すみませんでは済まないと思います。 農林あたりは、これが通ってからするという事業の説明はもらっていますので、そういうのを考えたら、職員がこれは大変な間違いだというので、おわびじゃなくて、ちゃんと取り下げるか修正をしてほしかったということで、反対討論とさせていただきます。 ○議長(吉田幸一郎君)  次に、賛成討論はありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  討論なしと認めます。 これより議案第40号を採決します。各常任委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は起立によって採決します。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(吉田幸一郎君)  起立多数です。よって、議案第40号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第41号「令和4年度南島原市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」について討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  討論なしと認めます。 これより議案第41号を採決します。文教厚生委員長の報告は原案可決です。お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、議案第41号は原案のとおり可決されました。 次に、認定第1号「令和3年度南島原市一般会計歳入歳出決算の認定について」討論を行います。 討論は、初めに認定することに反対する議員の発言を許します。 10番、高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  委員長報告にもありましたように、この決算の認定に対しては、私も簡単に述べておりました。今回、認定できない理由として述べさせていただきます。 この決算書には、先ほど委員長報告にもありましたように、大型給食センターの決算額21億5,050万円ということでした。これに対しては、当初、既存している給食センターの安心・安全の改修事業の合計額が約11億円、そして大型店舗を龍石に1つ建てるのにも同額ぐらいの11億円というような説明がありました。 それが、1年ぐらい放置した後に議会のほうに出てきたのは、倍以上の20億円、これで相当市民の関心が高まりまして、この議会でも相当紛糾したときがありました。 新人さんが、今回は多くいらっしゃいますが、そのときここにお集まりの議員の中には、その当時、8人はおかしいということをずっと言われておりましたので、そこの筋を私は通していただきたいとは思うんです。 それと、大型給食センターに対して認定できないという理由と、今、コロナ禍で、補助金とか交付金が支給されております。身近な問題としては、自治会の会合なんかも全くありません。そして、自治会長会議も本年度も計画されておりましたが、延期されて、結局はしておりません。令和3年にはあっておりますが、そういう形で不用額とか、事業がされていない。自治会活動補助金ですから、活動があればと思うんですが、ほとんど総会も開かれておりません。 そういう形であって、不要なものはやはり返していただきたい。私たち自主財源も少ない中で、一生懸命新しい事業をされると思いますので、その辺のところはやはりちゃんとして、要らない金は返還してもらうというようなことをしてほしいなと思う。無駄が多いような感じがしました、今回は。そして、私も、決算委員会で質疑が少なかったので何回かしてみましたけども、今回は資料が手元にないということで御理解いただきたいと、後からもらった資料もあります。 その中で、キリシタン遺産記念館、これで僅かな20万4千円という料金に対しての内訳を求めてみました。この中には、電気代、ガス代、水道代、それと清掃委託料というのが9,464円だったんですが、私、これ消費税が入っていると思って計算したんですが、割り切れません。自分で考えたら、8,600円が清掃委託料、それに860円を足すと9,460円です。しかし、決算額としては、9,464円となっています。この辺も説明がもらえません。合計額が20万4,700円であったんです。それを1千円以下は切捨てということで決算に上がっています。やはり決算ですから、円単位までは計上させていただきたいなということを述べさせていただきます。 そういうことで、もう終わった問題かもしれませんが、私はこれを認定ということにはできないので、その旨発言させていただきました。よろしくお願いします。 ○議長(吉田幸一郎君)  次に、賛成討論を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  ほかに討論ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  以上で討論を終結します。 これより認定第1号を採決します。決算審査特別委員長の報告は認定すべきであるとするものです。本件は起立によって採決します。認定することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(吉田幸一郎君)  起立多数です。よって、認定第1号は認定することに決しました。 次に、認定第2号「令和3年度南島原市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」討論を行います。 討論は、初めに認定することに反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  賛成する議員の討論を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  ほかに討論ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  討論なしと認めます。 これより認定第2号を採決します。文教厚生委員長の報告は認定すべきであるとするものです。本件は委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、認定第2号は認定することに決しました。 次に、認定第3号「和3年度南島原市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について」討論を行います。 討論は、初めに認定することに反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  討論なしと認めます。 これより認定第3号を採決します。文教厚生委員長の報告は認定すべきであるとするものです。本件は委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、認定第3号は認定することに決しました。 次に、認定第4号「令和3年度南島原市水道事業会計決算の認定について」討論を行います。 討論は、初めに認定することに反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  討論なしと認めます。 これより認定第4号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は認定すべきであるとするものです。本件は委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、認定第4号は認定することに決しました。 次に、認定第5号「和3年度南島原市下水道事業会計決算の認定について」討論を行います。 討論は、初めに認定することに反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  討論なしと認めます。 これより認定第5号を採決します。農林水産・建設委員長の報告は認定すべきであるとするものです。本件は委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、認定第5号は認定することに決しました。 次に、請願第2号「地方財政の充実・強化を求める意見書採択のお願い」に対する討論を行います。 討論は、初めに原案を採択することに反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  討論なしと認めます。 これより請願第2号を採決します。総務委員長の報告は採択です。本件は採択することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、請願第2号は採択することに決しました。 次に、請願第3号「ゆたかな学びの実現・教職員定数改善をはかるための、2023年度政府予算に係る意見書の採択要請についての請願」に対する討論を行います。 討論は、初めに原案を採択することに反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」と言う声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  討論なしと認めます。 これより請願第3号を採決します。文教厚生委員長の報告は採択です。本件は採択することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、請願第3号は採択することに決しました。 次に、日程第13、諮問第3号「人権擁護委員候補者の推薦について」を議題といたします。 本件は討論を省略し、採決いたします。本件は同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、諮問第3号は同意することに決しました。 日程第14、諮問第4号「人権擁護委員候補者の推薦について」を議題といたします。 本件は、討論を省略し、採決いたします。本件に同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、諮問第4号は同意することに決しました。 日程第10号、諮問第5号「人権擁護委員候補者の推薦について」を議題といたします。 本件は討論を省略し、採決いたします。本件は同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、諮問第5号は同意することに決しました。 日程第16、諮問第6号「人権擁護委員候補者の推薦について」を議題といたします。 本件は、討論を省略し、採決いたします。本件は同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、諮問第6号は同意することに決しました。 日程第17、諮問第7号「人権擁護委員候補者の推薦について」を議題といたします。 本件は、討論を省略し、採決いたします。本件は同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、諮問第7号は同意することに決しました。 日程第18、議案第42号「令和4年度南島原市一般会計補正予算(第5号)」を議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) それでは、本日追加提案をいたしました議案第42号につきまして、その概要を御説明申し上げます。 議案第42号「令和4年度南島原市一般会計補正予算(第5号)」は、3億4,697万7千円を増額し、総額を340億1,620万7千円とするものでございます。 今回の補正予算(第5号)は、令和4年9月20日に閣議決定をされた住民税非課税世帯等に対する1世帯当たり5万円の給付金を速やかに支給するため、電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金事業に要する経費を計上いたしております。 内容につきましては、この後、担当部長から説明をさせますので、よろしく御審議くださいますようお願いを申し上げます。以上でございます。(降壇) ○議長(吉田幸一郎君)  引き続きまして、担当部長から説明を求めます。米田総務部長。 ◎総務部長(米田伸也君)  議案第42号を説明させていただきます。 議案第42号「令和4年度南島原市一般会計補正予算(第5号)」でございますが、今回の補正予算(第5号)は、令和4年9月20日、令和4年度新型コロナウイルス感染症及び原油価格物価高騰対策予備費使用が閣議決定され、住民税非課税世帯等に対する給付金の支給に必要な経費が措置されたことを受け、市内在住の住民税非課税世帯等に対し、1世帯当たり5万円の給付金を速やかに支給するための経費について計上いたしました。 歳入補正の主な事項について説明いたします。予算に関する説明書の3ページをお願いいたします。 15款2項2目民生費国庫補助金は、今回の給付金事業の財源として3億4,697万7千円増額するものでございます。 次に、歳出補正について御説明いたします。4ページをお願いいたします。 3款1項1目社会福祉総務費は、この給付金、6,800世帯分3億4千万円、その給付金の支給に要する事務費として697万7千円、合わせて合計3億4,697万7千円を増額するものでございます。 以上で、議案第42号の説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(吉田幸一郎君)  これより質疑を行います。10番、高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  説明はよく分かりましたけども、3ページに、今、市長も、部長も、住民税非課税世帯の6,800世帯ですか、それに事務費を入れて計上されたという説明でした。1世帯に5万円。非課税世帯だから1世帯ですね、すみません。 ここには子育て世帯と書いてある。説明の中の3ページ、子育て世帯等臨時特別支援事業費補助金と、子育てという名前が入っているんですけど、等ということで、これもう少し詳しく、この子育てという名前が何で入ったのか、住民税非課税ということだけじゃなくて、子育て世帯等と入っているんですが、この辺のところ何か特別に説明があればしていただきたいと思います。 ○議長(吉田幸一郎君)  福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(栗田一政君)  高木和惠議員の質疑にお答えをさせていただきます。 今回の財源に充てております子育て世帯等臨時特別支援事業費補助金、これにつきましては、国のほうがこういった名前をつけておりまして、今回の事業だけではなく、その他これまで実施しております子育て世帯への給付金あたりにも活用するということで、こういった名前を総合的な名称としてつけられているというところでございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  10番、高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  子供に対して、今までのものも含めてということですが、この名前は国がつけた名前ということですよね、支援金の。ただ、その子育ての支援のところを、詳しくもう少し分かれば教えていただきたい。 ○議長(吉田幸一郎君)  福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(栗田一政君)  今回の予算に関係ございませんでしたので、申し訳ございません、その他の分については、ちょっと資料を持ち合わせておりませんので。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  3回で終わりますけど。例えば、子育ての独り親家庭なりに案外これが関係するかなと思ったんですけども、後で結構ですけども、その辺のところを教えていただきたいと思います。 ○議長(吉田幸一郎君)  福祉保健部長。(「後でよか」という高木議員の発言あり) ほかに質疑、3番、日向議員。 ◆3番(日向栄司君)  先ほどの議案第42号について質疑をしたいと思います。 総務部長より補正予算の概要について説明がございましたけども、もう少し市民の皆様方に分かりやすく、今回の補正予算に計上されている電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金というふうに先ほど高木議員が言われた子育て世帯も書いてありますけども、こういう給付金と書いてありますので、その目的と対象となる世帯の条件とか想定する世帯数、それと今後のスケジュールはどうなっているのかをお尋ねいたします。お願いします。 ○議長(吉田幸一郎君)  福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(栗田一政君)  日向栄司議員の質疑にお答えをさせていただきます。 本日お配りをさせていただいております別冊でございますけれども、補正予算(第5号)の概要をご覧ください。 1枚めくっていただいて、1ページ目の右側の欄をご覧ください。電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金事業の目的でございますけれども、電力・ガス・食料品等の高騰による負担増を踏まえ、特に家計への影響が大きい低所得世帯に対し、その生活を支援し、もって対象世帯の生活の安定に資することを目的といたしております。 事業費は3億4,697万7千円で、全額国の子育て世帯等臨時特別支援事業費補助金により賄われることとなっております。 それから、対象世帯の条件でございますけれども、①の住民税非課税世帯と、②の家計急変世帯に分かれております。 ①の住民税非課税世帯は、基準日の9月30日現在において南島原市に住民票があり、同一の世帯に属する人全員が令和4年度分の住民税均等割が非課税になっている世帯が対象となります。 なお、世帯員の全員が別世帯におられる親族等の住民税が課税されている方から扶養されていた場合、この場合はちょっと対象にならないということになってございます。 また、②の家計急変世帯でございますけれども、令和4年度分の住民税が課税となっている世帯のうち、職をなくされたとかいうふうな理由で、予期せず、令和4年、今年の1月以降の収入が減少をして、世帯全員が住民税非課税相当となった世帯が対象となります。 該当する世帯数につきましては、住民税非課税世帯を6,750世帯、家計急変世帯を50世帯、合わせて6,800世帯を見込んでいるところでございます。 今後のスケジュールでございますが、11月上旬までに必要なシステムの導入を終えまして、中旬には、想定される住民税非課税世帯にプッシュ型で給付金の御案内を郵送して、同封の確認書を返送いただいた後、早ければ11月中に給付金の支給を開始したいということで考えております。 また、令和4年1月以降に住民税非課税相当となった家計急変世帯には、プッシュ型による個別の案内ができませんので、給付金申請書の提出をしていただくことが必要となります。このため、市のホームページあるいは広報紙により制度の内容を周知するようにいたしております。 なお、確認書や給付金の申請の期限は、令和5年、来年の1月31日までとなっております。以上でございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  ほかに質疑はありませんか。3番、日向議員。 ◆3番(日向栄司君)  先ほど福祉部長が言われました、ホームページと広報紙だけで通知をされるんでしょうか。それと、令和5年1月31日までに提出が、もし通知が来たと分からない方とかがいらっしゃって、その期日を過ぎた場合はどうなるんでしょう。 ○議長(吉田幸一郎君)  福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(栗田一政君)  周知につきましては、非課税世帯につきましては、先ほど申しましたとおり、プッシュ型で給付金の御案内をまず郵送させていただくということで、それでも確認書を提出されないという方につきましては、時期を見てもう一度御案内をさせていただきたいと思っております。 それと、家計急変世帯については、市のホームページと広報紙でお知らせをするようにしておりますけれども、広報紙につきましては、11月号、12月号、1月号の3回、お知らせをするようにいたしておりまして、そのような形で周知をするようにいたしております。 なお、先ほど申しました提出期限の令和5年1月31日を過ぎますと交付ができませんので、必ず1月31日までに申請をしていただくということが必要になってまいります。以上でございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  質疑なしと認めます。 これで、議案第42号の質疑を終わります。お諮りいたします。議案第42号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  次に、賛成討論の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  討論なしと認めます。 これより議案第42号を採決します。お諮りします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、議案第42号は原案のとおり可決されました。 日程第19、報告第16号「専決処分の報告について」を議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) それでは、追加提案をいたしました報告第16号につきまして、その概要を御説明申し上げます。 報告第16号は、地方自治法第180条の規定により、議会において指定されている事項について9月16日に専決処分をいたしましたので、本定例会において報告をするものでございます。 内容につきましては、この後、担当部長から説明をさせますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(吉田幸一郎君)  引き続いて、担当部長から説明を求めます。溝田環境水道部長。 ◎環境水道部長(溝田勝幸君)  報告第16号を説明させていただきます。 報告第16号「専決処分の報告について(損害賠償の額の決定について)」でございますが、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、議会において指定されている事項、損害賠償の額の決定について、令和4年9月16日に専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定により報告するものでございます。 令和4年8月17日午前9時30分頃、上下水道課の会計年度任用職員が深江町の水質検査のために採水を終え、衛生センター庁舎へ帰庁するために国道251号線を走行中、南島原市有家町大苑20番地10地先において、前方不注視により、右折車待機のため停車中の相手方の車両に追突した事故について損害賠償の額を決定したものでございます。 賠償の額は26万5,122円、賠償する相手につきましては記載のとおりでございます。 なお、損害賠償の額につきましては、全国自治協会自動車損害共済の対象となっております。 以上で、報告第16号の説明を終わります。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(吉田幸一郎君)  これより質疑を行います。質疑ありませんか。11番、隈部議員。 ◆11番(隈部和久君)  今説明を受けました。この損害賠償は、全国共済会からですね。この後ろに1枚ぺらっとついていますけれども、公用車の修繕料43万4千円、これの財源はどのようなところから捻出するのか、まず1点。 ○議長(吉田幸一郎君)  総務部長。 ◎総務部長(米田伸也君)  公用車の修繕料も、同じように全国自治協会自動車損害共済の対象となっております。そこから全額補填されます。 ○議長(吉田幸一郎君)  11番、隈部議員。 ◆11番(隈部和久君)  分かりました。保険で出るからいいということではなくて、前回、我々の委員会、私は文教厚生ですけれども、委員会の中でも前回も同様の議案が出されて、今回は管轄が違う部局ですけれども、やはり我々も議会として多いなという感じはするし、そういう声も出るけれども、毎回このような報告を受けて、しようがないかみたいな感じで、別にこれは罰則とかもないわけでしょう。 前回の委員会でもお話ししたんだけれども、こういうことの積み重ねが大きな事故、事案につながると。まだ今のところ、人身事故とか死亡事故等がありませんけれども、これだけやはり多いなと我々が感じるほど、それぞれの様々な部局であっておれば、その都度注意したり、職員の意識改革云々と言っても、これは続いていくんじゃないかなと思うし、大きな事故につながる前に、その罰則なり何なりをするとか、もう少し緊張感を持って……。大体が前方不注視、前方不注視、ひょっとしたらスマホをしよっていたかもしれん。そういうことは自分では証言しないかもしれないけれども、昔は前方不注意て言ったけど今は前方不注視という言葉に変わっているけれども、とにかく公務中であっても、運転するときにはやはりある程度緊張感を持ってしなければならない、さらには、やはり公務員として、市の職員として、仕事中に事故を起こしたりして、市民に、本人も含めてだけれども、重大事故につながるようなことがあったら、今までこれだけずっとあって、何でこれを防止できなかったのかという非難も受けるはずですので、我々議員として、毎回、毎回受けて、ああそうですかで済ますわけにはいかないから、もう少し強制力を持った対応をする。 この件数が多いのか少ないのかというのは、例えば、直近5年間のこういう事故のそれを全部調べ上げて、あとは南島原署に、本市の所管の南島原署の交通課あたりで、市内の事故件数がどれだけあるのか、それに対して、うちのこういう事故が多いのか少ないのかということも数字として出して、もう少しやはり、我々も同じですけれども、緊張感を持つように対策を、指導だけじゃなくて、意識改革だけじゃなくて、罰則も含めたことも考えてほしいと要望的に言いますが、答弁ができるならお願いしたいと思います。 ○議長(吉田幸一郎君)  答弁、副市長。 ◎副市長(山口周一君)  今の隈部議員の御質問にお答えしますけども、基本的に重過失等がなければ罰則を科することはできないということになっておりますので、どういうふうな格好で職員に周知をして、事故防止を今まで以上に図っていくかというようなことになっていくと思うんですけれども、市としては定期的に、ここはちょっとやっていませんけども、南島原警察署にお願いしまして講習会をしたりとか、そういうこともやっております。こういうような機会を捉えて、こういうような事故が発生するたびに、また、職員に対しては、注意喚起を促すような格好を人事課のほうから文書で通知をしているということもやっておりますけども、なかなか減らないというのは委員御指摘のとおりだと思いますので、今後、内部で、どういうふうなことをやったらより効果的な防止策ができるのか、さらに検討していきたいというふうに思っております。ありがとうございました。 ○議長(吉田幸一郎君)  隈部議員。 ◆11番(隈部和久君)  行政のその仕組みというか、通例、慣例で、重過失等の事案じゃなければ罰則できないということ自体を、少し条例が法を超えることはできないことは分かっていますけれども、重過失等があってからでは遅い。それを未然に食い止めるためには、やはりもう少し……。 車に乗った瞬間にリスクは、0コンマ数%から、運転するということは、そういうリスクは当然みんな持っているのは分かっておりますけれども、やはりこれはテクニック、運転技術の問題じゃなくて、多分、運転中の意識の問題ですよ、前方不注視とか。その辺が本当にあってからでは、人身事故等を起こしてからでは、成績に云々よりも、その対象者がおると、けがをさせられたり、亡くなるような対象が出ることを、とにかく未然に防ぐ意味で、ここでどうする、こうするは出ないかもしれないが、とにかくもう少し今と違った対応を考えてほしいと要望しておきます。以上です。 ○議長(吉田幸一郎君)  ほかに質疑ありませんか。高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  私も同等なような考え方もありますが、ちょっと変わったところで質問させていただきます。 今回は修理が載っていますよね。前回も乗れないような状態でしたよね。そういうときには、今まで事故が度々起きていますが、修繕代は出ます。60万円ぐらいの金額まで出ましたけども、あなたたちは、ここ近々あった事故に対しては、新しく車を買われたのか、もしもその車が乗られないときは、あなたたちは度々新車を買われると思いますが、中古車を買うということもあるんですか。その辺のところをちょっとお尋ねしたいと思います。事故して使えない車の代わりとしては、絶対に新車ですか、それとも壊した車と同等の中古を買われるかというところの説明を求めます。 ○議長(吉田幸一郎君)  答弁、総務部長。 ◎総務部長(米田伸也君)  通常であれば、修繕して使うというところでございます。使われない状態、廃車した状態になれば、その車の代わりが必要となるかどうかというところも含めて、どういう車種が適切なのかを含めて、新車ということになろうかと思います。 新車の値段も、軽を中心に値段が高い状態でもありますので、その辺を見極めながら適切な新車を購入していくというところでございます。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。 ◆10番(高木和惠君)  この事故の件数に対しては、前回、南島原署に呼びつけられて、事故が多い、注意せよと言われたということでしたね。また、あれが終わった途端、すぐこれが来たんですが、私も度重なってこういうのが度々来れば、何しよっとかと、議員もですけど、職員に対してもね。 私も言ったんですが、被害者の名前が載っていますが、加害者の名前は載っていませんよね。その担当の部長がここでされますから、大体部署は分かりますけども、そういうのを書いてもらえないかと言ったんですが、個人情報ですということですが、名前が書いてあっても、私たちはここで口に出しませんよね。そういうのは度々考えていますけども、被害者の名前は載っていて、加害者の名前が載っていない、これが個人情報と。 この事故に対しても、飛び出して事故に遭った場合はやむを得ないと思いますよね、事故というのは相手もあることだから。しかし、このように度々100%、100・ゼロですよね。そして、相手にもけがをさせているじゃないですか。 今、隈部議員もおっしゃったんですが、これ、口で言って、いや国家賠償法、国家賠償法と。職員に科せられた場合は、地方自治体がしなければならないんですよと、その賠償を。そういうことなんで、自分たちの立場で物をおっしゃっているんですが、じゃ、事故を減らすようにすればと言うけれども、そこら辺も全然分からない。少しはねやはり、職員だって立派な車に乗られていますよね。自分の車だったら大事に扱われるって、これは市民の方がおっしゃるんです。はだしで乗ったり、大事に。そういうことを考えて、もう少し、とにかく次からは名前も公表してもらえば、ここでしゃべりませんよ。しかし、そういうのをしなければ、本人が分からない。そういうところは皆さんがおっしゃっていますので、次、検討していただきたいと思うんですけれども、どうですか。絶対そういうのはできないとおっしゃるのか、その辺を市長、お願いします。 ○議長(吉田幸一郎君)  総務部長。 ◎総務部長(米田伸也君)  先ほどおっしゃる、まず氏名の公表は、個人情報のこともございまして、公表する予定は今のところないと思っています。 事故が多いというのは、確かに私も感じています。注意喚起を再三行ってはいるんですが、その都度、事故の報告が上がっていますので、この辺は私も残念に思っているところです。だから、その辺はしっかり、どういうやり方でその意識を変えていけるのかというのを悩んでいるところでありますが、できるだけ減るように周知徹底を図りたいということを申し上げるしか今のところないので、その辺はいろいろ考えて、事故を減らすように進めていきたいと思っております。以上です。 ○議長(吉田幸一郎君)  高木議員。
    ◆10番(高木和惠君)  そういうことはもう何回も聞きました。あなたたちは言葉だけだから、そういうことにすると、どういうことをすればいいかと思いますかって聞いても出てこない。たまたまこげんして、名前を少し公表してみたらと言っても、それはできませんと。 市長にと言っているのに、市長が、あなたの使っている職員で、職員が職員のことをできますか。トップで協力していかなければならない。あなたは指導者なんでしょう、指導する立場で、恥ずかしいと思いませんか。南島原市は事故が多い、気をつけろと。ここでは、保険で出ます、保険で出ますという説明ですよね。そういうことについて一度ぐらいは答弁をお願いしたいと思いますけれども。 ○議長(吉田幸一郎君)  答弁、松本市長。 ◎市長(松本政博君)  職員の事故について、大変指摘をいただいておりまして、先ほどから隈部議員、そしてまた高木議員からも、これは発言はございませんけど、皆さん方も多分そういう思いはしておられるだろうというふうには思っております。 かねがね、そういう事故がないように、職員に対しては、しっかりした運転をするようにというふうなことは折を見て言ってているわけでありますが、毎日、毎日、そういうわけにはいきませんのでね。そういうことで市の職員も、しっかり自重といいますか、緊張感を持って運転をしてもらわなくては、今のような、議員の皆さん方がおっしゃるような、そういうそしりを受けるような形になりますので、今後、やっぱりこういう形で議会でもしっかりと指摘をいただく。皆さん方の声も、議員の皆さんじゃなくて、職員の皆さんも、やっぱり受け止めていただかなければいけないわけでありますので、これからも職員に対しては、そういうことを伝えながら、しっかり運転には気をつけていかなければということを言っていきたいというふうには思っております。 ○議長(吉田幸一郎君)  ほかに。井上議員。 ◆16番(井上末喜君)  私も、あまりやかましく言いたくはないんですが、こういう事故が再三あっていますね。私も再三言っているように、前に勤めていた会社で、この前も申しましたけど、事故が多発して、これが死亡事故につながったらいかんということで役員会議を開いて、どうしても避けられない事故、飛び出しとか、でもこれは100・ゼロで、明らかに運転手のミスですから、そういう事故は半額の修理代を出させると、相手の弁償も半額。事故が全然1件もなくゼロになったんですよ。そういうやり方もあるし、それに似たような何かの方法でしなければ、事故をした相手方には、むち打ちで後遺症も残る、気の毒なきつい目を受けさせにゃいかんから、そういう事故は決してしないように、極力減るように、朝からの朝礼で毎回注意するとか、それで、必ず車に乗る場合は点呼をさせて、点検、点呼して、安全運転ができるような体制を取って、必ず毎朝、朝礼で、どこの会社も朝礼でみんな注意して事故のないように努めているんですよ。市役所だけ、朝礼をされているのかどうか分からないけど、事故が減りません。 ということで、再三、同じことばかり言っていますけど、これだけは注意してもらいたいと思います。これが今度死亡事故につながる可能性が十分あります。このままいって死亡事故にいった場合は、誰が責任を取りますか。亡くなられた家族、本人はもちろんですけど、家族とか身内の人は大変だろうと思います。そういうことを踏まえれば、毎朝朝礼で言ったり、みんなに呼びかけをして、事故のないように努めていただきたいと思います。以上です。答弁は要りません。 ○議長(吉田幸一郎君)  林田議員。 ◆12番(林田久富君)  ちょっと確認をさせていただいてよろしいですか。 この事故のときには、今までも一緒ですけども、職員は1人がほとんどですか。それとも、今結構ほら、いろんなことで職員を呼んだりなんかしたときには、2人来られるとか、県職員なんかはタクシーとか、公用車が多いんですけども、市の体制とすれば、今回も前回も一緒ですけども、こういう事故のときは1人の運転がほとんどですか、それとも、2人乗っているときもあるんですか。その辺のまず確認からお願いします。 ○議長(吉田幸一郎君)  環境水道部長。 ◎環境水道部長(溝田勝幸君)  林田議員の御質問にお答えいたします。 今回のこの事故に関しましては2名乗車で、助手席に同乗しておりました。 運転者が、エアコンの吹き出し口に水がついていたんで、それをちょっと気にして、前方不注意という形になっております。その辺は、本人たちにも厳重注意という形で注意をしております。以上です。 ○議長(吉田幸一郎君)  林田議員。 ◆12番(林田久富君)  もう1点確認します。多分事故に対して、警察はもちろんですけども、市の部長あたりも聞き取りをされると思うんですけども、運転者と同乗者は別々に聞き取りをしているんですか、それともそういった部分はどうなんですか。 ○議長(吉田幸一郎君)  環境水道部長。 ◎環境水道部長(溝田勝幸君)  同時にはやっておりません、個別にやっております。 ○議長(吉田幸一郎君)  林田議員。 ◆12番(林田久富君)  そしたら、個別に聞き取りをしても、同じような聞き取りの結果だったということですか。 もう3回ですので終わりますけども、やっぱり皆さんが言われるように、2名乗せても事故をするんだから、何かを考えないと、これ終わらないです。そこははっきり言えると思います。私は、1名で乗っているときに事故が多いのかなと思っていたんですけど、2人乗っていて事故となれば、何か手だてを考えないといかんと思いますけども、副市長はどうですか、その手だての部分について。それと、その聞き取りの部分は、部長にお伺いします。 ○議長(吉田幸一郎君)  環境水道部長。 ◎環境水道部長(溝田勝幸君)  個別に話を聞いても、結果として同じでございました。ただ、同乗している人間に対して、前方をしっかり注意していなかったというのも一つの原因かなというので、その辺も注意をしたところでございます。(発言する者あり) ○議長(吉田幸一郎君)  マイクを……。 ◎環境水道部長(溝田勝幸君)  2人、別々に聞き取りをした結果は、内容的には同じでございましたけれども、同乗者も前方をしっかりと注意して、運転手にアドバイスするようにということで指導いたしました。 ○議長(吉田幸一郎君)  副市長。 ◎副市長(山口周一君)  今、議員の皆様から、交通事故防止についていろいろ御指摘をいただきました。 毎月、部長会議がございます。その中では、総務部長が、特に多いということを意識して注意を喚起しております。それで、部長会議の資料にも、交通事故防止についての標語的なものを書いて配付をいたしております。そういうような努力をやっております。ただ、それでもまだ減らないということでございますので、今後、どういうことが事故防止につながるのか、人事課を中心に検討を行って、より具体的な対策ができるよう今後進めていきたいというふうに考えているところです。 ○議長(吉田幸一郎君)  ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  これで報告第16号の質疑を終わります。 報告第16号につきましては、地方自治法第180条第2項の規定により議会に報告するものでございますので、以上の報告をもって御了承をお願いいたします。 ここで暫時休憩します。     午後0時35分 休憩     午後0時36分 再開 ○議長(吉田幸一郎君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第20、同意第3号「監査委員の選任について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) それでは、同意第3号を説明させていただきます。 同意第3号「監査委員の選任について」でございますが、宮崎太氏を引き続き監査委員に選任をいたしたく、地方自治法第196条第1項の規定によって議会の同意を求めるものでございます。 なお、宮崎太氏は、別紙経歴のとおり、旧南有馬町役場に入庁後、市の総務部長を最後に退任され、平成34年10月18日から南島原市監査委員として本市行政運営等に携わっていただいております。 以上で、同意第3号の説明を終わります。何とぞ御同意賜りますようよろしくお願いを申し上げます。(降壇) ○議長(吉田幸一郎君)  これより同意第3号「監査委員の選任について」の質疑を行います。質疑ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  質疑なしと認めます。 これで同意第3号の質疑を終わります。お諮りいたします。同意第3号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、同意第3号は委員会付託を省略することに決しました。 討論を省略し、これより同意第3号を採決します。この採決は無記名投票をもって行います。投票準備のため、暫時休憩します。     午後0時39分 休憩     午後0時40分 再開 ○議長(吉田幸一郎君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいまから無記名投票を行います。 議場の閉鎖を命じます。     〔議場閉鎖〕 ○議長(吉田幸一郎君)  ただいまの出席議員数は18名であります。 投票用紙を配付させます。     〔投票用紙配付〕 ○議長(吉田幸一郎君)  投票用紙の配付漏れはありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。     〔投票箱点検〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異状なしと認めます。 念のため申し上げます。本件に賛成の議員は賛成と、反対の議員は反対と、点呼に応じて記載台の上で記載の上、順次投票を願います。 なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票は、会議規則第72条第2項の規定により反対といたします。 点呼を命じます。綾部事務局長。     〔議会事務局長の点呼に応じ投票〕 ○議長(吉田幸一郎君)  投票漏れはありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 これより開票を行います。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に7番、永池充宏議員、8番、酒井光則議員を指名いたします。よって、両議員の立会いをお願いします。     〔開票〕 ○議長(吉田幸一郎君)  投票の結果を報告いたします。 投票総数18票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。 そのうち、賛成  18票      反対   0票 以上のとおり、賛成が多数であります。よって、同意第3号は同意することに決しました。 会場の閉鎖を解きます。     〔議場開鎖〕 ○議長(吉田幸一郎君)  日程第21、発議第2号「地方財政の充実・強化を求める意見書」の提出について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。松永忠次総務委員長。 ◆総務委員長(松永忠次君) (登壇) 皆さん、お疲れのところもうしばらくお待ちください。 発議第2号「地方財政の充実・強化を求める意見書の提出について」説明をいたします。 今、地方公共団体には、急激な少子・高齢化の進展にともなう子育て、医療・介護など社会保障制度の整備、また人口減少下における地域活性化対策、脱炭素化を目指した環境対策、あるいは行政のデジタル化推進など、より新しく、かつ極めて多岐にわたる役割が求められつつあります。 しかし、現実に地域公共サービスを担う人材は不足しており、疲弊する職場実態にある中、新型コロナウイルス、また近年多発している大規模火災への対応も迫られています。これらに対応するための地方財政について、政府は「骨太方針2021」において、2021年度の地方一般財源水準を2024年度まで確保するとしていますが、それをもって、増大する行政需要に十分対応し得るのか、大きな不安が残されています。 このため、2023年度の政府予算と地方財政の検討に当たっては、コロナ禍への対応も勘案しながら、歳入・歳出を的確に見積もり、地方財政の確立をめざすよう、政府に10の事項の実現を求め、別紙の意見書を提出するものであります。 なお、提出先は、御手元に配付しております意見書提出先に記載のとおりであります。 以上、提案の趣旨を御理解いただき、議員各位の御賛同を賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇) ○議長(吉田幸一郎君)  これより、発議第2号「地方財政の充実・強化を求める意見書」の提出について」質疑を行います。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  質疑なしと認めます。 これより討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  ほかに討論ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  討論なしと認めます。 これより発議第2号を採決します。本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、発議第2号は原案のとおり可決されました。 日程第22、発議第3号「少人数学級・教職員定数の改善をはかるための、2023年度予算に係る意見書」の提出について」を議題といたします。中村哲康文教厚生委員長。 ◆文教厚生委員長(中村哲康君) (登壇) 発議第3号「少人数学級・教職員定数の改善をはかるための、2023年度予算に係る意見書」の提出について説明をいたします。 2021年の法の改正により、小学校の学級編制標準は段階的に35人に引き下げられることになっていますが、今後は、小学校だけでなく、中学校、高等学校での早期実施も必要であり、きめ細かい教育活動を進めるためには、少人数学級の実現が必要です。 学校現場では、貧困・いじめ・不登校など、解決すべき課題が山積しており、子どもたちのゆたかな学びを保障するための教材研究や授業の準備の時間を十分に確保することが困難な状況となっています。また、新型コロナウイルス感染対策にともない新たな業務も発生しており、ゆたかな学びや学校の働き方改革を実現するためには、加配教員の増員や少数職種の配置増など職員定員数改善が不可欠です。 よって、国会及び政府において、地方教育行政の実情を十分に認識し、地方自治体が計画的に教育行政を進めることができるよう、政府に4つの措置を講じることを強く要請いたします。 別紙意見書を提出するものでございます。 なお、提出先はお手元に配付しております意見書の(案)の文末に記載したとおりであります。 以上、提案の趣旨を御理解いただき、議員各位の賛同を賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇) ○議長(吉田幸一郎君)  これより、発議第3号「少人数学級・教職員定数の改善を図るための、2023年度予算に係る意見書」の提出について」の質疑を行います。何か質疑ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  質疑なしと認めます。 これより討論を行います。 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  ほかに討論ありませんか。     〔「なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  討論なしと認めます。 これより発議第3号を採決します。本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、発議第3号は原案のとおり可決されました。 日程第23、「議員派遣について」を議題といたします。 本件については、地方自治法第100条第13項及び会議規則第158条の規定により、議員の派遣について決議しようとするものであります。お諮りいたします。お手元に配付しております資料のとおり議員を派遣することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、お手元に配付しております資料のとおり議員を派遣することに決しました。 日程第24、「閉会中における各委員会の継続調査申出について」を議題といたします。 各委員長から会議規則第103条の規定により、お手元に配付しておりますとおり、閉会中の継続調査の申出があっております。お諮りいたします。各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決しました。 以上で、今定例会に付議されました案件の調査は全て終了いたしました。お諮りいたします。今定例会における議決事件について、その条項、字句、数字その他の整理を要するものにつきましては、会議規則第43条の規定により、この整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(吉田幸一郎君)  異議なしと認めます。よって、これらの整理を要するものにつきましては、議長に委任することに決しました。 閉会前に、市長から挨拶の申出があっておりますので、これを許します。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 このたびの議会は、9月15日から本日までの30日間にわたって開かれましたが、議員の皆様におかれましては、本会議並びに各委員会を通じまして慎重なる御審議をいただき、厚く御礼を申し上げます。 この際、会期中及び今後の主な動きについて御報告を申し上げます。 第2回定例会において関連予算の議決をいただきました原油価格・物価高騰対策支援金事業は、新型コロナウイルス感染症の拡大や世界情勢の変化に伴い、原材料、燃料及び光熱水費の価格が高騰したことで事業に影響を受けた中小企業事業者に対し、事業の継続に必要な支援金を交付するものでございます。 当初、対象要件を4月から9月までの連続する三月の原材料等の経費の一月平均額が前年または前々年の一月平均額と比較して15%以上増加した事業者としておりました。しかしながら、市内事業者の状況等を調査いたしましたところ、該当する事業者が想定していた数より少なくなることが見込まれたため、増加率を15%から10%に要件を緩和することとし、先日、議員の皆様にも説明をさせていただいたところでございます。申請日は12月28日までとなっておりますので、より多くの事業者の皆様に申請をしていただきたいと思います。 昨年8月の豪雨によって発生をしました南有馬町夏吉地区の地滑りの影響により被災をした市道山洞夏吉線につきましては、長崎県の御尽力によりまして地滑り対策工事が進んでいることから、市道の災害復旧事業に向けた手続が可能となり、現在、測量設計を進めているところでございます。来年9月頃の工事着手を予定しており、地域の皆様も早期復旧を望まれていることから、できるだけ早い完成を目指し取り組んでまいりたいと考えております。 10月1日、地域おこし協力隊として、そうめん製造研修生1名を任用いたしました。高齢化等により減少する島原手延べそうめんの製造技術者を確保し、伝統産業を未来につないでいくための取組でありまして、市内の製麺所でそうめんの作り方や技法を基礎からじっくり3年間研修を行います。研修終了後は、産地を牽引する担い手としての活躍を期待しているところでございます。 次に、10月3日、有家蒲河地区高齢者研修センターにおいて、果樹トレーニングファームの開所式及び南島原市果樹農業研修第1期生の入所式を執り行いました。これは、特に高齢化率が高く後継者が少ない本市の果樹農業後継者の確保、育成を図るため、市独自で果樹に特化した農業研修を実施するものであります。 このたび、市内外から2名の研修生を迎え、10月からトレーニングファームの指導員の下、ミカン栽培管理技術や農業経営及び販売について2年間の研修を行うこととしております。この取組を通して果樹農業への新規就農を促進させるとともに、本市農業の活性化を図ってまいります。 新型コロナウイルス感染症の影響で、受入れができていなかった農林漁業体験民泊でありますが、10月5日、3年ぶりに修学旅行の受入れをいたしました。久しぶりの民泊受入れで笑顔いっぱいの交流ができ、本市の魅力をじかに感じていただけたものと思っております。これを機に、本格的な再開に向け、南島原ひまわり観光協会と連携し、民泊事業を推進してまいりたいと考えております。 10月11日から全国旅行支援「ながさきで心呼吸の旅キャンペーン」が実施されております。それに合わせて、本市においても独自の宿泊キャンペーンを同日の10月11日から開始をいたしました。 2千円の宿泊補助に合わせて、市内のお土産品店などで利用いただける1千円のクーポンを配布するキャンペーンを実施いたしております。県民の皆様に多く利用していただき、多くの方々に南島原市を訪れていただきたいと思っております。 次に、10月16日、日曜日、午前10時から、ありえコレジヨホールにおいて、令和4年南島原市表彰式を執り行います。今年は、地方自治、社会福祉、教育文化など、市の発展に大きく寄与された個人37名並びに1団体の皆様方を表彰いたします。議員の皆様には、既に御案内をさせていただいておりますが、ぜひ御出席をいただきますようにお願いを申し上げます。 新型コロナウイルス感染症につきましては、9月29日から、県内の感染段階がレベル2-Ⅱの特別警戒警報から、レベル2-Ⅰの警戒警報に、また、10月7日にレベル1の注意報に引き下げられたところであります。 しかしながら、市民の皆様には、引き続き、場面、状況に応じたマスクの着脱、手洗い、消毒、3密の回避、こまめな換気などの基本的な感染防止対策を実施していただきますようにお願いを申し上げるところであります。 また、10月3日から、オミクロン株に対応した新たなワクチンの接種を始めております。御自身の健康や御家族の大切な人を守るために、ぜひともワクチン接種をお願いいたします。 このほか、会期中に皆様からお寄せいただきました数々の貴重な御意見、御提言などにつきましては今後の市政に反映させてまいりたいと存じます。引き続き、皆様の御協力をよろしくお願いいたします。 さて、清々しい秋を迎え、皆様におかれましては何かと御多用のことと存じますが、健康には一段と御留意いただきまして、ますます御活躍いただきますようにお祈りを申し上げまして、閉会の挨拶といたします。皆様ありがとうございました。(降壇) ○議長(吉田幸一郎君)  これで本日の日程は全て終了いたしました。 これにて、令和4年第3回南島原市議会定例会を閉会いたします。     午後1時06分 閉会上記、会議録を調製し署名する。南島原市議会議長    吉田幸一郎会議録署名議員    田中克彦会議録署名議員    末続浩二郎...